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「くっ・・・助けてくれ・・・ッ!!」から、壮絶な物語を連想するスレ!

1名無しさん@おーぷん:2017/11/20(月)15:37:29 ID:Qb0()
「くっ・・・助けてくれ・・・ッ!!」 
どう繋げる?
2名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)15:46:32 ID:Ty6
そんな寝言と共に俺は目を覚ました。
その悲痛さが夢の内容を物語っている。
しかし、それは近いうちに現実のものになるのではないか--そんな不安が、べっとりとした汗と共に背中に張り付いていた。
3名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)15:57:03 ID:dqn
「まずはこれをどうにかしないとな」

そう言って俺は立ち上がり、
足元に転がる死体の山を蹴り転がす。
一昨々日に六人、一昨日は八人、
そして昨日は五人。
この仕事にもずいぶんと慣れてはきたが、先程の夢をみる限り
少なからず今の俺にも罪悪感の欠片は残っているらしい。

「洗濯物も畳まないと溜まる一方だからなぁ」
4名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)16:59:00 ID:Qb0()
床に広がった血をそこにあった雑巾で拭いてゆく
俺がこんな状況になったのは、ほんの一週間前のとある出来事からだった_________
5名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)19:48:30 ID:Gq0
その日も俺はバイト先からの帰路についていた
普段通りの一日になるはずだった
しかし今にして思えば、それからの俺の運命を呪うような鴉の鳴き声がありありと思いだされる
6名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)19:56:15 ID:F6p
それは悲鳴だった。いや、悲鳴のようなものだった。
耳を劈くような不快な音調。
聞いているだけで頭痛がしてくる、早くその場から立ち去らなければならないと脳が警告する。
しかし身体は恐怖で動かず――いや、むしろその悲鳴のようなものの方へと引き寄せられていた。
7名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)20:29:00 ID:MdB
有り体に言えば、地獄だった。
目を覆いたくなるような、悲惨で陰惨な赤。罪人の末路として用意されているあの世の責め苦を再現したのなら、きっとこんな光景になるんだろう。
血が滴り、肉が削げおち、断絶魔をあげる女の姿は、一体なにをしでかせばこんな罰を受けることになるんだろうと思うほどに壮絶だった。
8名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)20:43:27 ID:hM7
それが、その地獄みたいな女が、今にも取れて転げ落ちそうな首をこちらに向けた。
睨むでもなく、笑うわけでもなく、ただ虚ろにこっちを眺めている。
俺は蛇に睨まれたカエルみたいに、その場に立ち尽くす。
この女はもう息も絶え絶えで、すぐ死ぬだろうに。
俺はそれにぼうっと見られているだけなのに。
ともすれば自分は殺されてしまうんじゃないかという恐怖が、俺の中を満たしていく。
9名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)21:01:06 ID:Gq0
そして女は、それが女の口から発せられたのが信じられないようなおぞましく反響する声で俺に語った





――――ワタシニイケニエヲササゲロ・・・
――――デキナケレバオマエヲノロイコロス・・・
10名無しさん@おーぷん :2017/11/20(月)21:34:14 ID:mhA
「あっ…」

俺は理解した。
恐ろしいのは、血みどろの見てくれじゃなかったんだ。
中身…きっと、俺の理解の及ばない存在。
女はそこにもういなくて、『なにか』に乗っ取られている?
なんにせよ、ここから一歩も動けず生贄を連れてこれない俺こそが、次の生贄__________
11名無しさん@おーぷん :2017/11/21(火)07:40:10 ID:d6X
そこまでのところで俺の視界は暗転した。
目が覚めたら部屋に居て、まるで何事もなかったかのように朝を迎えていた。
あれは夢だったんだろうか。しかし、あの光景が今でも脳裏を離れない。脳に焼き付いて気を抜いたらあの光景がフラッシュバックしそうな気がしてくる。
とりあえず頭をスッキリさせようと俺は洗面所へと歩いていく。いつもの光景、いつもの部屋。
だが、なぜかその部屋はどこか異界じみたものさえ感じてしまっていた。
そして、洗面所に立った瞬間――その鏡にそれは写った。
昨日の、血みどろの女。そこに立っていたのは俺ではない、女だ。
………だがそれは一瞬のことで、再び鏡を見たときにはいつもの冴えない俺の姿があった。
12名無しさん@おーぷん :2017/11/21(火)08:25:32 ID:Pl5
冷や汗が止まらない。
今にもへたり込んでしまいそうなのに、俺はなにか、義務を果たすように自室へ上がった。
そこには手紙と、あの女の死体。
恐る恐るその手紙を開いて、中身を見てみる。
『おまえは生贄、贖罪の山羊。おまえの仕事は、何もせず死体を殺した奴の罪を被ること。或いは、死体を処理すること。』
俺はその手紙に従い、死体を処理し始めた。
さっさと逮捕されてしまえば楽になれたかもしれないのに。
13名無しさん@おーぷん :2018/02/22(木)23:12:13 ID:WNC
そこに警察がやってきた、その警察は全てを見通しているようで俺に迫ってきた。
14名無しさん@おーぷん :2018/02/22(木)23:19:43 ID:CN3

「お前も『家族』だ」

突如として放たれた警官のグーパンチにより俺は失神。
気づけば腐った肉らしものがあたりに散らばった部屋のど真ん中にいた。
そしてその惨状を見て一言呟く。

「ウチと大差ねえな……」

自宅も死体まみれである為、不快感はなかった。
15名無しさん@おーぷん :2018/02/23(金)00:41:34 ID:2S8
「よぉ、兄弟…」

この部屋に来た警官が言った。

「お前は誰だ、なぜ俺を兄弟と呼ぶ」

そう俺は尋ねる。
警官は

「お前はクローンだ、伝説の兵士のな。そして俺も同じ、伝説の兵士のクローンだ」

と言う。俺が…クローン?

「じゃあなんで伝説の兵士のクローンが兵士をやってるんだよ」

俺は疑問を口に出す。警官は

「この国は独裁政権だ。政府は反乱をすぐに鎮圧するために伝説の兵士のクローンを警備に付けてるんだよ」

と、衝撃の事実を口にしたのだった。
16名無しさん@おーぷん :2018/02/23(金)18:15:47 ID:7wl
さらにその警官は
「お前が一番伝説の兵士の力を受け継いでいる、成功品だ」
と話して来るのだった
17名無しさん@おーぷん :2018/02/24(土)05:43:00 ID:0Op
まったく訳がわからない。
いきなり死体処理の仕事をさせられたと思えば今度は伝説の兵士のクローン?馬鹿馬鹿しい夢でも見ているのだろうか、俺は。
しかし、こいつの言うことが真実かもしれないと薄々感じていた。
何故ならば俺は幼い頃の記憶が殆ど朧げで、ほとんど無いに等しかった。
普通の人は少なくとも幼稚園児や小学生の頃の思い出はいくつかすぐに思い出せるだろう。だが俺は違った。
生まれてから高校生くらいまでの記憶がほぼ欠如しているのだ。高校生活も何してたかと言われても答えることができない。

そしてもう一つは目の前の男。多少の差異はあるものの、まさしく俺の顔に不気味なほどそっくりだった。
生き別れの双子なのかとも言えるような程そっくりな男。これも全てクローンなら説明が付いた。
しかし、いくつもの疑問が残る。

「仮に俺がその兵士のクローンだとする
じゃああの女はなんなんだ?あの死体の山は?
それにこの部屋の腐った肉はなんだよ?おまえがやったのか?
そもそも伝説の兵士ってだれなんだよ?…分からないことだらけだ」
18名無しさん@おーぷん :2018/02/24(土)06:41:38 ID:YdG
「あの女は敵国の…生物兵器だ。女の形をした、殺人兵器だ…」
な…あいつが兵器…!?
「奴らはこの国にスパイとしてあの兵器を送り込んでいるらしいな…」
そ、そんな…じゃあ、あの呪い殺すって言うのは、あの兵器の…警告…?
「それにな、この腐った肉は…俺たちの同胞の成れの果てさ。」
…これ、全部…が…俺って言うのか…!?
「クローンたちの中に謎の疫病が流行りだしてな…そのせいで俺たちクローン警官隊の3割が消し飛んだ。…その血清になるのは、お前しかいないんだよ、成功品?」
そんな、バカな…
「じゃあ、あの女の言っていた生贄って…」
「ああ、奴らは血清であるお前を奪い俺たちを全滅させるつもりだった。まあ、手遅れにはならなかったが…」
くっ…このままじゃ俺は政府に利用されるだけってことかよ…政府に反抗するためにあんなことを始めたって言うのに…
「それに、あの死体の山は…」
さらに語り始める、警官。聞いてもいないのに、聞きたくない残酷な事実を突きつけて来る。
19名無しさん@おーぷん :2018/02/24(土)13:24:35 ID:uMe
しかしその言葉は、玄関扉をノックする金属質な音によって遮られた。
「…?ちょっと待ってろ」
玄関に向かう警官。いきなりドアを開けるほど無警戒ではなく、覗き穴越しに来客の正体を確かめようとした。
次の瞬間乾いた銃声が響き、警官の頭が弾けた。こぼれた脳漿に混じって、撃ち抜かれた魚眼レンズの破片が散らばった。
俺は息を呑んだ。悲鳴をあげることさえ忘れて、ただ、部屋の奥へと無様に這った。
ドアの向こうの恐るべき来客から逃れんとしたのだ。
やがてドアの奥から低い音が漏れ始めた。エンジン音だ…そう考えた刹那、ドアに亀裂が入り、火花が噴き出した。
機動隊がドアを切断して中へ突入する映像を思い出し、俺は失禁せんばかりに震え上がる。
火花は淡々とドアを切り裂いていき、やがて大きな長方形を描いて止まった。
来客がそこを蹴破り、姿を現した。
軍服に似た服を着た、筋骨隆々の男。
無言のまま大きな金属カッターを放り捨て、自動拳銃に持ち替える。
俺はやっと自分の生命の危機に思い至り、泡を食って部屋を見回した。
逃げ道は!?武器になるものは!?
20名無しさん@おーぷん :2018/02/25(日)11:58:51 ID:SFA
どうやらこの家はクローンの俺の隠れ家の様なものだったらしい
奥の部屋は数人分のベッドと戸棚、机の上にはまだ熱の冷めないホットコーヒーの入ったコップが置いてあった
侵入者に気づかれぬように戸棚を調べると、数発の弾が込められた拳銃とサバイバルナイフが一本見つかったが、生憎使い方はよく分かっていない
そうこうしているうちに足跡がゆっくりとこちらへと近づいてくるのが分かった、もうやるしかない
真正面から戦ってはすぐに殺されてしまうだろう、どこか奇襲を仕掛けられる場所はないだろうか?
21名無しさん@おーぷん :2018/03/04(日)15:48:35 ID:04L
瓶の蓋を捻ったら、いちごジャムに蜂が溺死していた。液晶のような赤のプールには既に発芽能力を喪失した種粒が点在し、続く連想はどういうわけか死でしかない。
とりわけ蜂にまとわりつくジャムには、藻搔いただろう痕跡が、ちぎれてしまった細い足や薄羽として残留している。もう、瓶ごと廃棄は確定した。
(不幸、ご愁傷さま)
都会の狭間に咲くような草紋にあしらわれた皿に、ひとつ載ったクロワッサンを見つめる。テーブルに備え付けのスプーンで、いちごジャムを蜂を避けて掬い、薄く引き延ばすように塗る。
朝の不明瞭な味覚の口いっぱいに広がるのはジャムだけで、蜂の味わいはゼロのまま、食べ尽くされた。
コーヒーを啜ると、近くに通りかかったウェイトレスさんに、どことなく一声をかける。
「どうされましたか?」
「いや、あの、あまり大きな声ではいえないんですけどーー」

耳にすまさせてもらうことになった。
「ジャムの瓶に蜂がいまして、いちごなんですけど」
「...大変失礼しました!」

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