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【短文】ここだけネポック魔法学校・四限目【推奨】

1シャミル◆M8EHcMaI7Y:2017/12/29(金)22:31:42 ID:toO()
ここは人里離れた森の奥
そこには、国一番の魔法学校『ネポック魔法学校』が存在する
そこでは、魔導の道を極めんとする若き才能たちが、日々勉学に励んでいるのでした
これはそんな魔法学校の案内状です
入学手続きは簡単
名前を書き、門をくぐるだけ
ネポックの扉は、等しく開かれているのです

こちらは、短文推奨スレとなります
セリフ一行、地の文は多くても三行を意識して書いていきましょう
特にセリフが増えれば、それに返信しての繰り返しでどんどん大きくなるため、一行推奨です
また、凍結、置きスレもグダグダになる原因になるため、可能な限り非推奨です

前スレ【短文】ここだけネポック魔法学校・三限目【推奨】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1512917983/

スレwiki
https://www65.atwiki.jp/magic_xx01/sp/pages/1.html
951カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/01/17(水)18:56:39 ID:1J5
>>950
「まあそれは、わかるけどよー?」

実際彼女の手そのものを使って作ったことはないためどこまで疲れるかは分からないが。

「あー、そうなのか……デリカシーない質問しちまったな……」

勤めて明るく言っているが、その顔はどこか悲しそうに見えて。
どうやらまたしてもかさぶたに触れてしまったようだ。

「だー! やめだやめだ! アタシ様から振っておいてなんだが、こんなしんみりした空気はガラじゃねえぜ! ほら、もっと食ってくれ! 他の味も美味いぜ?」

彼女は種族の特性上恋愛感情がわからない。
それでも、その感情が大切なものだというのはわかっているわけで。
だから、今回のことはちょっと反省。
空気を明るくしようと、他の味を進めつつ、自分もモッモッモッモッとケーキを食べていく。
952ミズハ・メルクリオ :2018/01/17(水)19:10:12 ID:1Oa
>>951
「でしょう?」

ふふふ、と小さく笑う姿からは余り想像出来ない程のカオスな光景になるのだ、彼女の調理は
最も、完成品の出来栄え自体はそこまで酷くもなくふつーなのだが

「ん……いえいえ、すみません、ありがとうございます」
「えぇ、頂きますね」

またも気遣いに感謝しつつケーキを頂きます、相変わらず美味しい

「……あ、あの、よかったら今度……」

先程から切り出そうとしていた話を、今度一緒にお料理を、と口に出来るまで、あと数秒の事だ

//すみません、ちょっと次がかなら遅れちゃいそうなので〆させて貰ってもいいでしょうかっ
//わがまま言ってごめんなさいっ
953カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/01/17(水)19:24:47 ID:1J5
>>952
軽い茶飲み話程度のリアクションだし、テーブルが汚れる程度なのかも? と好意的な解釈。
真実はまだ、闇の中。

「モグモグ……ん? お菓子作りか? もちろんいいぜ!」

学校で教師をやっている以上、人にものを教えるのは好きなわけで。
(錬金術抜きのレシピもちゃんと考えないとなー)
そんなことを考えながら、二人でどんなお菓子を作ろうかと話に花を咲かせるのであった。

//わがままなんてとんでもない! 了解でございますー
//ではこれで〆とさせていただきます。ロールおつきあいいただきありがとうございました!
954ネレイネ=クナップハウザー◆BEhqgBJpNU :2018/01/17(水)19:43:45 ID:pkN
>>944
うふふ…
あっ、お礼を渡さなきゃいけないわね!

【シャミル手を握ったまま、二人でキノコ狩りに行く妄想を膨らませている…ハッ!と我に帰る。偶然通り掛かった部員に部室から「例の物」を取ってくるよう指示する。】

‥お待たせ!
さあ、どうぞ…気に入ってくれたら良いのだけれど。

【駆け足で戻って来た部員から「例の物」受け取り、シャミルに渡す。
本日活躍した者のみに配られるネレイネお手製のキノコクッキー、キノコピクルス、キノコチップスの詰め合わせ。】

じゃあ今日はこれで解散ね。
私は一旦部室に戻るから…
お疲れ様、シャミルさん!

【シャミルに手を振り、部員と共に部室へと戻るのだった。】

//これで〆で!ありがとうございました!
955シャミル◆UFH2tocGt. :2018/01/17(水)20:02:53 ID:qk0
>>954

「ありがとうございます……ネレイネさんも、お疲れ様でした」

それを受け取り頭を下げるシャミル。ネレイネが去ったあと少しして立ち上がって。

(ネレイネさんみたいな明るい人と一緒に部活……なんか楽しそうだよね)

本気で入部を考え始めるシャミルであった。
956ステラ :2018/01/17(水)20:20:31 ID:DfQ
思ったより、やることが増えたなあ……
【時は放課後、場所は職員室】
【自分の使い魔兼アシスタントであるメイドに給仕をさせながら書類仕事をしている先生が何か言ってますよ】
【最近発足された農業部の為に頑張っている様です】
957L・V・ファウスト◆m7hEgzNtKY :2018/01/17(水)20:28:34 ID:g16
>>956
コトリ、そんな彼女の机の上に不意に置かれるは、湯気と馨しい香りの立つマグカップ。
香りからするにどうやら紅茶らしいその飲み物、そんなささやかな差し入れを齎したのはモノクルを掛けた一人の初老の男性。

「農業部は順調ですかな、ステラ先生?」

彼は微笑みをその皺の刻まれた顔に湛えながら、そんな風に相手に尋ねた。
958ステラ・メディオーリ :2018/01/17(水)20:35:28 ID:DfQ
>>957
ありがとう、ファウスト先生
これから生徒が頑張れる様に環境を(ウィルをパシらせて)調えているのだけど……
【土地は学校に、ステラ先生が持っていた所を空間的に繋げて確保】
【部員集めはそれなりにフレズベルグさんが頑張っている様子】
【そして放課後に酷使される少年の安息の日は何処?】

ああ、ファウスト先生にお願いがあるのです!
【そういえば、と声を上げますよ】
959L・V・ファウスト◆m7hEgzNtKY :2018/01/17(水)20:41:04 ID:g16
>>958
「……あまり生徒をこき使わないであげてくださいね」

括弧内の言葉を何となく察したのか、見知らぬ少年に同情するかのように言葉を吐く男性。
とはいえ生徒の活動出来る場所を整えるというのは賛成なのか、その言葉は非常に控えめであった。

「ふむ、私に?私に出来ることなら何でもやるつもりですが……」

何を求められるかにわかに想像しつつ、なんでしょう、そう首を傾げつつ彼は尋ねる。
960ステラ・メディオーリ :2018/01/17(水)20:49:03 ID:DfQ
>>959
あの子は後倍やることを増やしても『くたばれババア!』と吐きながらやってみせる根性あるから平気よ
【生徒に謎の信頼を向けるステラ先生】
【壊れない程度に加減しているつもりらしいですよ】

初心者でも育てやすいような薬草とかありませんか?
育ちすぎて放置していても雑草位酷くなるのも避けるとなると中々思い付かないんですが
【この人はこの人で学園に魔法薬学用の薬草畑(一部趣味混ざった家庭菜園あり)を持っているけど】
【生徒にいきなり育てろと指導して成功しそうなものはなく】
【はじめての薬草栽培キット的なものを作るとしたらなにが良いのかなーって結構迷っているようです】
961L・V・ファウスト◆m7hEgzNtKY :2018/01/17(水)21:00:58 ID:g16
>>960
「はははは、ステラ先生をババアと呼べる気概がある内は大丈夫ですな」

からからと軽い笑いを見せながら老人はそんな事を嘯く。
レディにババァだなんて御法度、そんな綺麗事以上に目の前の相手を怒らせてはいけないという認識があるようで。

「ふむ……育てやすさなら、こんなものは如何ですかな?」

少し考えた後に手にある杖で地面をコツコツと二回、そこに生えた薬草を抜き取り相手に示す。
くすんだ赤色の細長い葉を持つその薬草は、軽い火傷に効く薬草として僅かに知られているものであった。
962ステラ・メディオーリ :2018/01/17(水)21:08:34 ID:DfQ
>>961
ほんと失礼ですよね、17歳をババアだなんて
【ぽいっと自覚なき地雷を投げてますよこの人】

そちらの薬草って、どの様に育てるのでしょう?
私、薬草畑の管理はこの娘達に任せてるから……知らない事も多くて
【魔法薬学の授業では材料として薬草を扱うこともある】
【が、授業としてやることはあくまで栽培ではなく調合など】
【夜食になる野菜を除いて、薬草畑の大体ステラ先生の後ろに立っている悪魔なメイドさんが育てているのだ!】
963ダニエル◆Wb0oWmK/22 :2018/01/17(水)21:17:41 ID:1J5
ネポックにおける昼食は、主に三つの分類に分けられるだろう。
一つ目は持参の弁当。自分で作った、あるいはパートナーに作ってもらったあんちくしょうが食べる一種の特権階級。
二つ目は食堂。一般的な家庭料理から見たこともないゲテモノまでさまざまに揃えるカオスキッチン。
そして三つ目。生徒たちの戦場購買部である。

「おばちゃんカツサンドくれぇぇぇッ!!」

叫びながら人の海に突入する男子生徒は、ご存知ダニエル・レオンハート。
しかし、身体強化や浮遊の魔法すら使ってくるつわものどもに敵うはずもなく、あえなく撃沈した模様。
足跡まみれになって売り切れと書かれた張り紙の前で倒れ伏している。
964L・V・ファウスト◆m7hEgzNtKY :2018/01/17(水)21:19:42 ID:g16
>>962
「……生徒達にとっては17歳も55歳も等しく老人なのでしょうなぁ」

さらりと流したように見えて、挟まれた沈黙は隠しきれず、彼の困惑を表明していた。

「種を蒔いて、土が枯れないように水をやれば問題なく育ちますよ」
「ただ、非常に強い他感作用があるので、他の植物と育てることは出来ませんな」

その作用は凄まじいもので、植えているとその薬草ですら近くに生えなくなるので間引きが必要無い。
もはや他感作用ではないが、ともあれその薬草なら放置していても増えすぎて困る、ということは無いのだろう。
965ステラ・メディオーリ :2018/01/17(水)21:25:44 ID:qxF
>>964
……うふふ
【ステラ先生は今の間はなあに?と凄く良い(嫌な)笑顔になりました】 

あら、それなりに簡単そうですね
その他感作用って、強すぎると不毛の土地になったりしないかしら……?
【説明を聞いて、結構不安そうにしてますよ】
966ルーシェ◆UFH2tocGt. :2018/01/17(水)21:32:53 ID:qk0
>>963

「わーっ、わーっ!君大丈夫!?今保健室に運んであげるからねー!」

自分で作った普通のお弁当を片手に歩いていたルーシェ。足跡まみれで倒れているダニエルを見つけると慌てて担いで保健室へ急行。

「先生助けてください!重傷です!って、あれ……先生がいない!」

保健室の扉を勢いよく開けて中に入る。教員に診てもらうつもりだったがその教員がいない。ダニエルをベッドに寝かせるとその手を握って励ます。

「痛いの痛いの飛んでけー!」

それをダニエルが目覚めるまで何度も繰り返す。発想が子供である。
967L・V・ファウスト◆m7hEgzNtKY :2018/01/17(水)21:33:35 ID:g16
>>965
「はっはっは……」

にっこりと温和な笑みを浮かべて誤魔化そうとする老人、表情を隠すのが得意で本当に良かったと思ったことでしょう。

「余程の事がない限りはその畑から流出することはありませんが……」
「緊急時には魔力の篭った水を与えることですな、その物質には魔力分解性がありますから」

逆に言えば、同じ畑に違う作物を育てることは出来ないし、収穫後に別の作物を育てる為には一処理が必要。
その部分だけが面倒な所、そう考えれば初心者向けと言えなくもないが……。
968ステラ・メディオーリ :2018/01/17(水)21:41:51 ID:qxF
>>967
なるほど……
(鉢植えを用意してそこで育てる分には大丈夫そうなのかしらね)
【いっそ土とかを容器で区切ってしまえば被害はそう出ることもあるまいと認識】
【水に魔力を込めるのは魔法薬学の得意分野なのでそこも大丈夫】

ねえ、ファウスト先生?乙女は感情の機微に敏感なんですよ?
【沈黙、そして笑ってごまかそうとしてる時点でステラ先生的にギルティ】
【掘り返すと結果的に自滅する部分があるのに、よくやりますよねこの人】
969ダニエル◆Wb0oWmK/22 :2018/01/17(水)21:47:12 ID:1J5
>>966
「ありがとう、君のおかげで痛みは遥か彼方へと吹き飛んだよ!」

いつもの美少年モードで目覚めるダニエル。
寝起きとは思えない切り替えの良さだが、今気がついたのは間違いない。しかしその心の中には煩悩でいっぱいだ。

「恩人である君に報いたい。君の名前は、なんていうのかな? ちなみに僕はダニエル・レオンハートさ!」
970L・V・ファウスト◆m7hEgzNtKY :2018/01/17(水)21:47:45 ID:OPy
>>968
「間違っても、この薬草を育てた土壌と他の土壌を混ぜないように」

最後にそんな警告だけ、つまるところ、薄めれば効果弱くなるんじゃね!?みたいな考えは役に立たないと言うことだ。
より具体的に言うなら、混ぜた土壌諸共植物の育たない死の土壌になる。

「痛い程痛感しておりますよ、妻子を持っても人間性は成長しないものですなぁ」

痛いところを突かれたと言わんばかりに苦笑いしながら、その老人は自戒のように呟いて。
971ルーシェ◆UFH2tocGt. :2018/01/17(水)21:58:46 ID:qk0
>>969

「うわあっ!無事でよかった……」

そんなダニエルの顔を心配そうに覗き込む。そして手を離すと自分の膝の上に乗せたお弁当箱を開けて。

「私はルーシェ!ってそんなことよりまだ寝てて!お昼ご飯買いそびれたんでしょ?私のお弁当食べさせてあげるから!」

中身はトルティーヤ。スパイシーな香りが食欲をそそり、とても美味しそうである。
972ステラ・メディオーリ :2018/01/17(水)21:59:13 ID:qxF
>>970
部員にしっかりと言い聞かせますね
【魔力で動いているペンが、羊皮紙にファウスト先生のアドバイスをメモしていますよ】
【農業部に間違いなく活きる事でしょう】

…………うふ
【XXX17歳に年齢に関する大ダメージ入ってますよ】
973L・V・ファウスト◆m7hEgzNtKY :2018/01/17(水)22:07:35 ID:g16
>>972
「えぇ、まぁ、それさえ気を付ければ実を結ぶのも速い、簡単な作物でしょう」
「それに、より育成の難しい薬草への橋渡しにもなり得ると思いますよ」

剣呑なことも言ったが、勧めると言うことは即ちオススメであると言うことだ。
薬草の生育に慣れればきっとさらに難しい薬草も作れるようになる、その第一段階としてその薬草は非常に優秀だ。

「……おおっと、私もそろそろ仕事を終わらせねばなりませんな」
「また何時でもお呼びください、私の出来る範囲でお助けしましょうぞ」

自分がぶっ刺した相手の様子にタジタジとしながら、彼が選んだ選択は逃走。
そんなことを言いながら自分の机に向かおうとする老人、その動きはいつもの彼より僅かに迅速に見えた。
974ダニエル◆Wb0oWmK/22 :2018/01/17(水)22:09:31 ID:1J5
>>971
「いいのかい? 何から何まで申し訳ないな……」
(ウッヒョー! 女子の手作り弁当! 役得だぜこりゃあよお!)

普段のガサツな自分を抑え、お上品にパクリと一口。

「うまい!」(うまい!)

建前もへったくれもない素直な一言である。
975レイヴン :2018/01/17(水)22:10:12 ID:WxV
亜麻色の髪に月桂冠をはめた少女、レイヴンが此度訪れたのは中庭。
珍しく他の生徒や教師の姿はパット見見えないため、レイヴンの姿は結構目立つかもしれない。

「……誰も……居ない……かな?」

布にくるんだ何かを置いてキョロキョロと辺りを見回してる姿を見かける者は果たして居るだろうか?
976ルーシェ◆UFH2tocGt. :2018/01/17(水)22:18:30 ID:qk0
>>974

「休み時間の間はここで横になってたほうがいいと思うな。一人にはしないから安心してね!」

彼が立とうとしても心配性な少女は許さないだろう。休み時間の間はダニエルの側を離れず話し相手になるのだった。

「よかった!私は君が喜ぶ姿でお腹いっぱいだから全部食べていいよ!」
977ステラ・メディオーリ :2018/01/17(水)22:20:34 ID:qxF
>>973
育てる薬草のステップアップで農業だけでなく、薬草の道を志す生徒が部活を通して現れたらファウスト先生に紹介させていただきますよ
【ステラ先生はアドバイスに感謝しているようです】
【お礼が少し変かもしれませんが、教育者としての部分がですね】

本当、ありがとうございました
(後でどうしてくれようかしら)
【妻子←17歳になりたての頃から暫くはそれはそれは恐ろしい魔女として扱われて男性と付き合うとかの経験もなく】
【そして17歳の頃に何故か古の魔女として扱われていて】
【今も17歳とはいえ、経験がありすぎて口調とかが磨耗してたりする位人間性がバグを……一先ずはファウスト先生を泳がす、ごほん解放するのでした】
978シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/17(水)22:22:00 ID:WJr
>>975
中庭の草むらの中、葉っぱと枝に包まれてシェルミーは息を潜める。
何故そんな事をしているか?当然、レイヴンから自分の姿を隠す為である。

(誰かと思えば奇行で有名な雨乞い部の人じゃあないですか)
(なーんか珍しい写真でも撮れますかねえ)

彼女が胸に抱くのは黒い期待、何か面白い事でも起きないかとカメラを手に持ち事の成り行きを見守る。
979ダニエル◆Wb0oWmK/22 :2018/01/17(水)22:23:49 ID:1J5
>>976
(女神だぁ……女神はネポックにいたんやぁ……)

うまいうまいと涙を浮かべながら、ルーシェお手製のトルティーヤをパクつき、談笑を楽しむダニエル少年であった。

「ありがとう、ルーシェちゃん。このご恩には必ず報いるよ。あ、これ俺の部屋番号ね。フクロウかハトを送ってくれたら、いつでもどこでも駆けつけるよ!」

この男、ちゃっかりしている。
美少女に介抱され、美少女の手料理を食べ、保健室に来た時よりむしろ元気になったダニエルは、感謝と青少年スマイルを送って彼女と別れた。
980レイヴン :2018/01/17(水)22:30:22 ID:WxV
>>978
奇行で有名とは雨は知ってても本人は露知らず。レイヴンはその視線に気付くことなく布を広げた。
シェルミーの位置からでもバッチリわかるだろう、ススキのような飾り二本に、腰簑一着、羽衣らしきもの一枚。草履は既に履いている。
これに加えてスカートの下よりかなり短い杖――雨乞いの奇行を見たものなら目にしたであろう翼飾りと鈴のついた杖のミニチュア版のようなものを取り出した。

「忘れ物……ない……。……では、今日も……始めよう――!」

ススキ飾りを月桂冠と髪の間に挟んだところで察しがつくだろうか、彼女が今から始めることが。
981シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/17(水)22:39:54 ID:WJr
>>980
「あー……あーーー………」

何をするかと思えば大体予想通り、予想通り過ぎて一つ一つ準備が進む度に声があがる。
そしてとうとう目の前には準備万端のレイヴンの姿が出来た。

「……って事は雨乞いですかね、部活動程度で天候変えるってどうなんですか」
「…ま、成功する訳ないですけど」

もしここで雨なんか降られたら、傘は無いしカメラは濡れるし全くもってろくな事がない。
でも成功するなんて思えないし、と頑としてその場から動かないシェルミー、人それをフラグと呼ぶ。
982レイヴン :2018/01/17(水)22:46:00 ID:WxV
>>981
「……ん?」

静かな中庭で他の声が聞こえたような。とはいえ気のせいのレベルで済ませて良いものだろう。
制服上を脱げば既にサラシは巻かれており、両腕に羽衣を通せば残るは腰簑。
どう着るかと思いきや、腰簑を上に着けてその下からスカートを脱ぐという着用法。写真としても甘いか。

「先日の豪雨……とまではいわない……降ればいい……!」

なお雨乞い部の中ではポンコツな方であるレイヴン、雨乞いの手段は至ってバラバラだが、今回は祭壇などが無いので舞踊方式である。
先にいうと、まだ雨乞い儀式は完了しておらず、天気は晴天である。実に晴れやかである。
983シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/17(水)22:55:14 ID:WJr
>>982
「うーん…周りに人もいないのにガードが固いですね…」
「あの服装も需要があると言えばありそうですけど……」

などと、目の前で行われるレイヴンの動作を確認しながらぶつぶつと品定めを呟く。
シェルミーはシャッター音で居場所がバレるのを警戒し、ここぞというとき以外写真を撮らない気でいる。
その気分はまるで標的を狙うスナイパー、息を潜めチャンスをジッと待つ。

「それにしても……」
「眠くなりそうなくらい良い天気ですねえ…」

欠伸を噛み殺しながらシェルミーは、レイヴンの舞を眺めていた。
984レイヴン【50】 :2018/01/17(水)23:03:21 ID:WxV
>>983
さて、行われる舞いの内容は無駄に凝っている。
杖で地に落ちてきた雲を混ぜるかのような動きをしたかと思えば、鈴を鳴らしながらまるで雨を避けるかのようなステップを踏む。
腰簑や羽衣が翻り、広がるほどの動きを誰も見てないとしているのに見せつけるように披露していく。
途中で枯れた葉っぱが頭に落ちようが気にも留めず、杖先で周囲を一閃するかの如く一回転を披露すれば最後に天に杖を掲げた――。

「…………ふー……」

此度の舞は特に呪文などはなかった。そして結果と言えば――曇ってきた。

/80以上なら小雨となり、それ以下なら曇りのままレイヴンが四つん這いで項垂れます
985シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/17(水)23:13:14 ID:WJr
>>984
「それにしても…あの踊りで本当に雨なんて降るんですかね?」
「なーんも魔力とか感じないんですけど、本当に祈祷じゃないですかあれ」

シェルミーも魔術師として才がある訳ではないが、それでも魔法学校に通う以上ある程度の知識は持っている。
それを以って見たレイヴンの雨乞いは『単なる祈祷』以上の何物でもないとシェルミーは捕らえた、魔術的要素の何一つない、ただの自然信仰。
信仰の力がまったく無力であるとは思えないが、しかしそれが実を結ばないのなら同じ事。

「……おや?」

そう思っていたが、しかし何か様子がおかしい、今の今まで晴天だった空が雲に覆われ始めた。
ふいに暗くなる空にシェルミーは不思議に思い、まさかとレイヴンの様子を伺う。
そこには、雨が降らずに項垂れるレイヴンの姿があった。

「……いやいや、ただの偶然ですよね、偶然」
986レイヴン :2018/01/17(水)23:23:30 ID:WxV
>>985
曇り。曇天。晴れを好む者ならこれでもちょっと憂鬱になる天気。
しかし雨一筋のレイヴンにとってはその天気も敵である。雪すら許さないのだから。

「曇り……なぜ……期待させるような……ことを……!!」

静かだが後ろに鬼でも浮かんでそうな怒気が漂ってくる。シェルミーにすら届くくらいの怒気だ。
バッ、と項垂れていた身体を再び起こし、次に行うのは――

「……曇り!! 嫌い!!」

太股が見えるほど腰簑が翻る震脚からの祈りもクソもない杖を掲げてのただの叫びだった。周辺温度がひんやりしてきたのは気のせいではない、レイヴンがそれを引き起こしているのだから。
――その瞬間だ、レイヴンの頬と、シェルミーが空に向けていた身体のどこかに冷たい滴が落ちてきた。それが予見するのは。
987シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/17(水)23:34:10 ID:WJr
>>986
「あの人どんだけ悔しがってるんですかねえ…」

たかだか雨乞いが失敗したくらいで酷い落ち込みようだ、天候を変えるなんて言う失敗して当然の事象で何故そこまで本気で落ち込めるのか。
シェルミーにはまったく理解が出来なかった、その必死さにドン引きしているのもあるが、何かに一生懸命打ち込める人間の気持ちを忘れてしまっていたから。

「はーあ、余り面白くもないですし、あれでもいいから写真に撮って帰りますかね」
「あんな見た目でも狭い需要は……ん?」

もうこれ以上面白い物はないだろう、とこの場を切り上げて離れようと考えたシェルミー。
ふと曇り空を見上げると、ポツンと眉間に水が当たった。
988レイヴン :2018/01/17(水)23:41:59 ID:WxV
>>987
レイヴンの頬とシェルミーの眉間に当たった水に続き、ポツポツと雫の数は徐々に増えていく。
額に落ちたり、腕に落ちたり、地面について染みを作ったりして、秒で数は増えていく。
もしこの時、シェルミーに余裕があるのならレイヴンの方を見てみるといいだろう。

「……雨ッ!! やはり雨には舞踊と祈祷の併せが効果的!! 報告、は後!」

サー、と降ってきた小雨にたいしてさっきのダウナーはどこへ? と言いたくなるようなテンションの変わりようだ。
その姿のまま駆け出して、転けるのでは? と言いたくなる角度で舞い始める。そしてその行き先は偶然か、シェルミーの元へ。

「キャハハ! 冷たいの気持ちいい!!」

本当に誰だろうってレベルの満面の笑みと濡れた身体である。シェルミーにそれを見る余裕があるかはさておき。
989シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/17(水)23:51:13 ID:WJr
>>988
「えぇ……マジですか…」

ポツポツと降り始めていた雨が、段々と強くなりやがて雨と言っていい降り方に変わっていく。
まさかのにわか雨にシェルミーは眉間にしわを寄せるが、それがレイヴンの雨乞いのせいだとは思いたくない。

「……って、そんな事をしている場合じゃない、カメラが濡れちゃいます」

シェルミーの持つカメラに防水機能なんて物は無い、カバンと服も濡れてしまう前に早い所室内に戻らなければと立ち上がる。
丁度その瞬間である、レイヴンが接近して来たのは。

「え」

テンションが上がりまくったレイヴンが突然目の前に表れたシェルミーを認識する隙があるのなら、正面衝突という最悪のケースは免れるだろう。
990レイヴン :2018/01/17(水)23:59:45 ID:WxV
>>989

「わっ!?」

突然目の前に入る姿にびっくりするのは反射というものだろう。笑みが崩れて驚きの表情を見せるレイヴンだった。
が、その軽い足取りは止まらない、止められない。故にレイヴンは身体を捻ってシェルミーの真横に移動し――肩を掴もうとした。

「見て見て!! 雨! 冬なのに雨! ところでなんでこんなとこに!?」

掴めたらその場でまあどこの平原の少女? と言わんばかりにシェルミーと雨降る中庭をぐるぐる回ろうとすることでしょう。いい迷惑である。
991シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/18(木)00:11:19 ID:HpG
>>990
何だか最近運が悪いというか、事あるごとに寄生を上げる事になっている気がする。
今回もまたどうせ正面衝突するんでしょう?あーハイハイ分かってますよシェルミーちゃんその程度予想済みですから。

「……ってあれ?」

「───ぬヒィッ!?新パターン!!?」

……と、思っていたのに、華麗な身のこなしでレイヴンに肩を掴まれそのままダンスに巻き込まれてしまった。
今までこんな訳のわからない状況に巻き込まれた事のないシェルミーは、当然ながら困惑する。

「こんな所って…それはアタシの台詞ですよ」
「ていうかあなたさっきと人が違ってませんかねえ?この雨へんな成分でも入ってんですか?」
992レイヴン :2018/01/18(木)00:17:35 ID:kLd
>>991
知らない人がオフレコで見たならば雨の中でアハハハウフフフしてるようなダンスである。
この変わりよう、実は雨乞い部の中でもまったく理由がわからないとされている。雨好きの種族というわけでも無さそうなのに。

「さっき? さっきっていつ!? 雨は雨! 変なのあったらあなたもおかしいはず! だから普通!」
「あなたはだあれ? 私レイヴン! ……! あなたも雨浴びに来た同志!?」

ぐるぐるしながら畳み掛ける早口っぷり。この雨の名前がハッピーシャワーとかでもきっと信じられるほどの高揚感に満ちたレイヴンはシェルミーに対して見当違いもいいとこの予想をつける。
よく見る余裕あればだが、翼のような耳がピコピコしてることから冗談ではなさそうだ。
993シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/18(木)00:29:05 ID:HpG
>>992
「さっきはさっきですー、黙秘権を行使しますー」
「ていうか何もないならただの雨でそんな風になってるんですかあなた、その方がよっぽど理解不能なんですけど」

本気で訳がわからない、一体全体何故レイヴンはただの雨でこんなに喜べるのか、どうして自分は一緒になって踊っているのか。
ドン引きするシェルミーは、レイヴンとは決して目を合わせようとはせずに言葉を返す。

「いえいえアタシはそんな高尚な趣味は持ち合わせていません」
「アタシはシェルミーと言うものです、ただの写真家……写真……」

「───あっ」

すっかり忘れていた、気が付いたシェルミーはレイヴンの手を振りほどき、首から下ろしたカメラの様子を見る。
この雨の中くるくると踊り回っていれば当然の話であるが、カメラは水に濡れてビショビショになっていた。

「ほぎゃあああああああああああああああああ!!!!」
994レイヴン :2018/01/18(木)00:39:02 ID:kLd
>>993
「私、雨が好き! だから降ると嬉しい!」

実に単純明快な答えであった。合わない目を見ようとしつつも、晴れの日の太陽のように輝く目は雨雲を見つめては緩みに細まる。

「……そっか……」
「シェルミー? シェシェ……シェルシェル? どっち!? 写真撮ったの? わぅ……」

同志でないと聞くと残念そうにテンション低下……してもやっぱり持ち直す。雨のパワーはレイヴン限定で偉大だ。
テンション高く盗撮された可能性も考えないまま振りほどかれるとカメラを見て叫ぶシェルミーを見てビクッとなった。

「カ、カメラ濡れてる? 拭いたら直る? 大丈夫?」

雨音と共にかかる言葉はなんというか事の次第を察したようなものである。雨乞いしたせいでこうなったのかそれとも自然に雨が降ったのか。
どちらにせよ、であるがレイヴンはシェルミーの身体をわりと強引に屋根の下に引っ張ろうとしていた。着いたとしてもレイヴン自身は中庭に居るままだが。
995シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/18(木)00:48:38 ID:HpG
>>994
「あわあわわわ……は、早く乾かさないと…いやまず動作確認しなければ…」

びしょ濡れのカメラを見て慌てるシェルミー、とにかくレイヴンに連れられ玄関の屋根の下に入り、雨を逃れた。
だがしかし、濡れたカメラはシャッターを押しても無反応、全く動作しないカメラを手にシェルミーは魂の抜けた様な表情になって立ち尽くした。

「…………ふぁーーーーーーーー…」
996レイヴン :2018/01/18(木)00:56:18 ID:kLd
>>995
「パシャ、ってならない? ならない……?」

雨以外に興味なさそうなレイヴンでも流石に電子機器の動作不良等は理解できる。それらがわからなかったら生活しようもないし。
魂が雨天に持ってかれたような相手を見てレイヴンは杖についた鈴をシャンシャン鳴らして目を閉じて祈りを捧げるように振る舞った。……黙祷すんな。

「……あっ! 細かいとこ乾かしたら?」

雨になると冴えるのか? 実際濡れたカメラは細かい部品の水滴を処理し、自然乾燥させると復活するとかなんとか――。雨に濡れまくるレイヴンなので物が濡れた時の安直な対処法は心得てるのだ。
……本人完全にビッショビショの姿で立っているが。
997シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/01/18(木)01:04:37 ID:HpG
>>996
「……トリアエズ アタシ ヘヤニモドリマス」

商売道具であるカメラがお釈迦になってしまったのだ、このダメージは非常に大きい。
出来損ないのオートマタのようなぎこちない動きと喋りで、シェルミーは中庭から校内へ戻っていった。

とはいえ元はと言えばレイヴンを盗撮しようなどと考えていたのもあり、今回の件は天罰とも言える。
シェルミー本人は未だにレイヴンが雨乞いに成功したのだとは微塵も思ってはいないのだが。
998レイヴン :2018/01/18(木)01:09:44 ID:kLd
>>997
「風邪引かないようにね!」

その喋りにはまるで触れなかった。部屋に戻ると聞いて直すあてがある、もしくは予備があるとポジティブ思考になったようだ。

レイヴンの雨乞いはどうにも幸運になることが少ない。本人がしたくてしてることだが、天候という都合仕方無いものだが。

その後しばらく……具体的には止むまでレイヴンは中庭で踊り続けていたという。
999バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/01/18(木)22:20:20 ID:ntm
「……あー……」

昼休みの屋上、爽やかな風が吹き抜け太陽の柔らかな光が差し込むそこは、とても過ごしやすいお昼寝に最適な空間で。
そんな居心地のいい空間には、生徒の規範としてあるべき生徒会の一員である青年も、ごろりとベンチに寝ころびぼんやりと空を眺めていた。

「……恋愛、してぇなぁ……」

まぁその頭の中は、非常に下らない欲求で占められているわけなのだが。
1000クレーザー◆dE1JBA1NTw :2018/01/18(木)22:33:59 ID:g0I
>>999
バタリ、と重く分厚い扉が開かれる。青い空、吹き付ける新鮮な太陽の光、たまには屋上に行って全てを忘れてしまいたい気分になる

「あぁ、めんどくせぇ...」

小綺麗で中性的な顔に長く伸ばした髪をチャームなリボンのついたゴムで留めている。ベンチの上で恋(?)にふけっている彼にはぴったりなお客だ
1000 : Over Thread
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
※スレ主は1005まで投稿できるよ。次スレ誘導とかに使ってね


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