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異能世界ロールスレ1

1jDbjAhT.fA:2018/01/13(土)00:03:22 ID:i91()
ここは、私達が住む世界とは少し違った世界。
能力、魔法、人や人ならざる者が不思議な力を使い、それが当たり前のまま文明が形作られてきた世界です。
この世界ではありとあらゆる超常が日常に紛れ込み、時として驚異的な出来事が目の前で起こるかもしれません。
ですが、裏を返せば貴方も超常の一員になれると言うこと。自ら望み飛び込めば、世界は快く貴方を受け入れるでしょう。
どこかの路地裏で能力者同士が死闘を繰り広げるかもしれない。どこかの国で悪い魔術師の野望を食い止めるかもしれない。どこかの都で妖の首魁を追って戦うかもしれない。
どこかを決めるのは貴方であり、何をするかを決めるのも貴方。
そんな世界で誰かに出会い、誰かと物語を紡げたのならば、それはとても幸福なことでしょう。一つの世界が、そこに生まれるのでしょう。
それでは、良い旅を。

キャラクター作成テンプレート
【名前】
【年齢】
【性別】
【容姿】
【性格】
【能力】
【装備】
【経歴】
【備考】

・無敵、対応不可能な能力、確定描写は禁止
・グロ、性的な表現は過激すぎない程度、一般的なライン
・強制的にセクハラ行為を行うことはやめましょう
・自分も相手も楽しく遊べるように心がけましょう
2シエラ・エリザベート◆3r6lrFiimM :2018/01/16(火)00:25:47 ID:R3F
とあるアパートの一室。
アパートの外見はごく普通にも関わらず、その部屋はやけに豪華に見える。
赤を基調としたカーペット、小さなシャンデリアのような間接照明、洋風の机には花の柄が描かれたティーカップ。部屋主の趣味が見てとれる。
部屋主は小さな少女。彼女の名はシエラ・エリザベート。
シエラは浮いた半透明の板に腰を下ろして何か考え事をしている様子だ。

「んぅ……」

シエラの夢は自分がお姫様の王国を造る事。
そのための力は持っていて、故郷の自立支援のおかげでとりあえずの拠点もある。
王国を造るための次なる行動を考え込んでいるようだ。

「……まずは執事とメイドね…!!」

まず側近が必要だという答えに辿り着いた。それが正しいかは判らないが…。

________________________________


シエラは早めの行動を取り外へ出て行った。
外は真夜中でシエラのような少女が出歩くにはだいぶ危険であるが、シエラには"力"がある。
執事とメイドになり得る人間を探すべく未来のお姫様、シエラは杖を握りしめ真夜中の街を歩く。
3エア=ディアルロス◆iNpJkaMvfE.s :2018/01/16(火)22:05:12 ID:8lh
>>2
真夜中の街、とは多くの危険を孕んでいるのが常である。
暴力、強盗はまだまだ優しい方だろう。場所によっては殺人、なんて事も珍しくは無い筈だ。
異能持ちによって行われる其れは並大抵の人間では歯が立たない。
――――不幸な事に、今まさに未来へ向かって歩き出した少女の向こう側から歩いてくる一人の女。
所々が血に濡れ、肩に槍を掛けながら歩く姿は危険人物の他にあるまい。

「ったく……最初から胡散臭い依頼だとは思っていたけど何人も隠れてたのは流石に予想外だって」
「ただの雑魚だったから痛い目見せる程度で済ませたけど能力持ちだったら仕留めなきゃいけなかったわね……」

複数人を相手に争ってきた。そして女には返り血こそあっても傷の一つも見えない。
この事から少なくとも穏やかな人物で無い事は察する事が出来るであろうし何よりもある程度の実力も測る事が出来る。
少女に無関心のまま横を過ぎると思うが――……数歩手前で、足を止め。

「アンタ、独りでこんな場所を歩いてたら襲って下さいって言ってるようなモンよ」
「道に迷ったなら、取り敢えず明るい場所までは連れて行ってあげるけど?」
「――――……ああ、別にアタシは騙してどっかに連れていく気も無い……とだけは付け足しておくわ」

急に、言葉を投げ掛ける。……の、だが。
容姿が容姿である。彼女の事を知っているならば安心して対応も出来るだろうがそうでなければ如何にも……な人物にしか見えない。
警戒させないためだろう。一応はその数歩分の距離を保ったままで小首を傾げて答えを待ち。
4シエラ・エリザベート◆3r6lrFiimM :2018/01/16(火)23:23:19 ID:R3F
>>3
向こう側から血に濡れた女が歩いてくる。女は特に負傷した様子はないため、付いている血は返り血だろう。
そして目を引くのが肩に担いだ槍。明らかに普通ではない人物だが…。

「貴女、私を子ども扱いしているのかしら?だったらやめていただける?」
「私は誰に襲われたって対抗できるの。それが複数人だろうが武器を持っていようが、ね」

シエラが一番気になったのは忠告の言葉。プライドの高いシエラは杖を軽く女に向け、高圧的な態度で言葉を返した。

「ふぅん……貴女強そうね…。今、私は私の側近となる者を探しているの」
「ここで会えたのも何かの縁。私の側近とかメイドとかにしてあげてもいいわよ?」

数歩先にいる彼女に近づき、その姿を品定めするように見つめる。
彼女に付いた血は返り血、彼女自身に傷は見当たらない。彼女は戦闘に慣れていて、かなりの実力者の可能性が高い。
そして凛とした雰囲気はシエラにとっての側近の理想像に近いものがあった。
高圧的な態度は崩さぬままに、唐突に勧誘を始めた。
5エア=ディアルロス◆iNpJkaMvfE.s :2018/01/17(水)21:18:02 ID:noX
>>4
断られる事に対しては驚きもしなかった。何と無く予想していたから、ということもあるのだろう。
それじゃ、気を付けて――――後ろ手を振りながらそんなお別れをしようと思う……間も無く。
続く言葉に対して直ぐに答えが返す事はせず。そのまま矢継ぎ早に言葉を並べる事が無ければたっぷり数十秒の間があった筈だ。
今までに色々な組織からの勧誘はあったが、その悉くを蹴ってきた。
だが……流石に今までメイドになれ、なんて言葉を聞いた事は無い。漸く少女の言葉の意味を理解して出した答えは……

「嫌。お断りよお断り。元々アタシはそんな柄じゃないし、もしそうであったとしても何でアタシがついさっき会ったばかりのお子ちゃまのメイドになんてなんなきゃいけないのよ」
「大体にしてね、アンタ。何が『してあげても良いわよ』……よ。どれだけお金を積まれようとそんなのは願い下げよ」

至極当然の答えだった。その後はマシンガンの様に言葉の羅列、羅列、羅列。
元々不機嫌そうだった表情もより一層険しく見えるのは……見間違い、でも無い。
プライドが高かろうと子供扱いされるのが嫌だろうと平気でそんな地雷を踏み抜くのがこの女の性なのだろう。
はあ、と溜息を一つ吐いて調子を取り戻し。

「――――で。もう一度念の為にいっておくけどお断り」
「それについさっきアンタ自身が言ってたじゃない。誰に襲われたって対抗出来る、とか何とか」
「だったら態々側近だ何だと要らないでしょ?まぁ、もし本当に必要なら家政婦でも雇うなりギルドの伝手でも辿ってみる事ね」

取り付く島も無いとは正にこの事だろうか。一蹴だけでは済まさず更に駄目押し。
とは言え、ソレだけでは終えずに。必要であればそれらの組織を訪ねてみろとはこの女なりの優しさなのだろう。
――果たしてその優しさが伝わるかは分からないが。
6シエラ・エリザベート◆3r6lrFiimM :2018/01/18(木)01:16:47 ID:dUW
>>5
帰ってきた答えは当然のもので、最初にシエラはそれが予想できてなかったかのような表情を見せた。
お子ちゃま呼ばわりやら、様々な地雷を踏み抜いていく女。
次第にシエラは眉をひそめ、歯をギリリと鳴らし杖を掴む手に力が入る。

「もう!!うっせぇですわね!!!」

女の優しさなど微塵も伝わっておらず、湧き出る怒りを抑えられなくなったシエラは自分勝手にそれを爆発させた。

「私はお姫様なのよ!!?歯向かったら処刑なんだから!バカ!!
王国を造るために側近が要るって言ってんのですわ!!」

女にとっては訳の分からないであろう言葉が夜風に響く。
側からみればかなりヤバイ奴か子どもが駄々をこねているようにしか見えないだろう。
一頻りめちゃくちゃな言葉遣いで怒った後、肩で息をしつつもとりあえず落ち着いた模様。

「ふ、ふんっ……まぁ考えてみればそんな返り血にまみれて危なっかしくて、殺し屋か殺人鬼か判らない貴女を雇おうなんて間違っていましたわっ」
「何をされるか分かったもんじゃありませんですもの~」

シエラは女に詰め寄って返り血を指し、次に彼女の槍を指し、呆れたような素振りを見せた。
断られたという事実が悔しいのか、あくまで上の立場であると誇示しようとする。
7エア=ディアルロス◆iNpJkaMvfE.s :2018/01/18(木)22:02:32 ID:ifP
>>6
喚き散らす少女に対して黙って去るのが大人、というものだろう。
それが心優しければ、この場だけでも合わせて表へと誘導する人も居る筈だ。
――だが、この女は違う。そんなに優しい人種では無い。危ない訳では無いが……意地悪ではある。

「ああ、そう。それは失礼しました、現在側近を大募集している上に一人のメイドも居ないお姫様」
「――――ん?王国を造る為にとなると、お姫様と言うよりはまだ一般庶民が頑張ってる感じかしら?」
「あー……伝えて置くけど。狭い部屋に従者だ側近だと住んでいたら、それは王国じゃ無くてただの共同生活よ?」

からかい半分、と言った所か。クツクツと笑いながら言うのだから尚更質が悪い。
嫌みったらしく言葉を並べた上に駄目押しとばかりに仮に見つかったとしても、と続けるのだ。
しかし続く言葉は女の機嫌を損ねるには十分だったのだろう。
ふーん、と言葉を漏らしながら槍をその場に落とす――と。

「よく分かってるじゃ無い。でも、アンタはそんな何をされるか分からない様なヤツを相手にこうも長々と話して居る訳」
「――――運が無かったわね、どっかのお姫様?貴女が今宵出会ってしまったのは悪魔何かよりももっと怖い存在」
「後悔するなら……いえ、今更の後悔も遅いわよ」

ニィ、と吊り上げられる唇の端。戦闘慣れレていない者には、それだけで十分な威圧を感じさせるだろう。或いは、竦んでその場から動けなくなる事すらあるだろうか。
……刹那、少女を抱え上げようとする筈だ。と言え、傷付ける為では無い。
もし対応する俊敏さや腕力が無ければ、そのまま脇や首を擽られる事になるのだ。
抱え上げられ足も着くことを許されず、こちょこちょ……と。
8シエラ・エリザベート◆3r6lrFiimM :2018/01/18(木)23:47:50 ID:dUW
>>7
少しでも悔しがってくれればそれで多少は気分が晴れたというもの。
しかし女は悔しがるような様子はなく、ただ機嫌を損ねたようで。
女は肩にかけていた槍を地面に落とす。徐々に女が纏う空気が変わっていくことにシエラは気がついた。

「な、なによっ…!やろうっての…!?」

明らかに今までと違う雰囲気を醸す女にシエラは警戒し、数歩距離を取る。
そして杖を構えたシエラが見たものは、あやしく笑う女。
その見えない圧力にシエラは戦闘態勢のまま一瞬固まってしまった。その一瞬が戦闘においては命取りなのだ…。

「きゃあっ!!?ななな、何するのよーっ!?」

女はシエラとの距離、数歩分を瞬時に肉薄。そしてシエラの身体を抱え上げようとした。
俊敏さも腕力もなく、かつ一瞬の隙を見せてしまったシエラに抵抗の術は無い。シエラの小さな身体は軽々と宙に浮かされてしまった。
このまま投げ飛ばされる…?抱えられたまま暴行を加えられる…?シエラの思考は巡る。
だがその全てが否。女の手はシエラの脇や首を絶妙な力加減で走った。

「_____っ!!?」
「ひゃぁっ!!やっ…!!や、やめなさ…!きゃんっ!」
「ひゃっ…!うひぃ!ぁはははっ…!ば、バカ!いい加減にしなさいですわー!!」

シエラの身体はビクン…!と跳ね、想像していなかった感触に顔を紅潮させ間抜けな声を上げる。
拒絶して身体をくねらせ暴れるも特に有効な抵抗にはならなかった。
次第に杖を落とし、間抜けな声に笑い声が混じり、目に涙を浮かべる。もうなすがままである。
やがて擽りがやめばシエラは息を切らしてぐったりした後、話す元気を取り戻すまで女をギロリと睨みつけることだろう。
9エア=ディアルロス◆iNpJkaMvfE.s :2018/01/19(金)19:35:53 ID:y28
>>8
どれだけの時間その拷問が続いたかは定かでは無いが、少なくとも少女が立ち上がるのに時間を要するまで弱らせたのは確かである。
やっと解放した頃にはきっとその通りの姿。勝者の笑みを浮かべた顔が、街灯に憎たらしく浮かび上がるだろうか。
槍へと手を延ばすと、呼応するかの様に手元へと飛んで行き。

「まっ、これに懲りたらこれからは誰彼構わず声を掛けるのは止める事ね」
「アンタが何処のお姫様になろうと知った事じゃ無いけど、迷惑を被る人だって居るんだから」

ふふん、と得意げに鼻を鳴らしながら獲物を肩に掛け――少女に背を向けて歩き出す。
ストレスの発散も出来たし忠告も出来た。女としてはこれ以上に無い戦果だ。……女からすれば。
しかし、途中でピタリと足を止めて。

「――そうそう。アンタがどんな力を持ってるのかは知らないけどそれを悪事に使うようならアタシは容赦しないわよ」
「逃げようと隠れようと、殺す。――――……アンタはそんな事をする程性根が腐っているとは思わないけどね」

そして、最後に本当の警告。その言葉は冷たく、鋭く。
それじゃあ建国頑張ってね。茶化すような言葉と共に、次第の女の姿も闇夜の中へと紛れて消える事だろう。
10シエラ・エリザベート◆3r6lrFiimM :2018/01/19(金)20:19:13 ID:jFd
>>9
「ぐぬぬ……偉そうに…!」

大きな屈辱を味わったシエラ。目の前の憎たらしい顔に今すぐにでも復讐してやりたいが、今は疲労が激しくそれは叶わない。
女の忠告を聞き入れることはなく、ただ悔しさを睨みに変えて女に突き刺すのみ。

「ぅ………そ、そんなことしないわよっ…」

女の最後の忠告、冷たく鋭利な言葉で創られたそれはシエラに再び見えない圧力を感じさせた。
真っ向から闘うことになったら勝てる気がしない。言葉や表情にこそ出さないが、気圧されたシエラが女に対して思った事である。

女の姿は見えなくなり、シエラは杖を拾い上げて帰路につく。
建国はまだまだ先の事のようだ…。
11『ハナ』◆HSKoxfT5S6w. :2018/01/20(土)11:11:07 ID:WOn
路地裏、そこはこの都市の闇が多く集う場所である。
闇取引、殺人、そして能力による抗争がよく起こるそこは、命が惜しい者は絶対に近づいてはいけない場所として有名である。
しかし、家の無き者達や身を隠す必要がある者達がよく集う為、一種のスラムと化している場所もあるのだ。

トタンで出来た仮小屋や、ダンボールの寝床の並ぶとあるスラム。
ぼろ布を身にまとう、はだしの少女がぺたぺたと足音を鳴らしながら深夜の真っ暗な道を歩いている。
少女の肌は色素が無いと言えるぐらい真っ白で、眼は青く、髪は乱雑に短く切られてぼさぼさ、と言った風貌――
どうも人間と違うような"それ"は、空腹の音を大きく鳴らし

「うゥ……ゴハン……おなカすいたー……」

などと呟きながら、何処かに食べれる物は無いか探し回っていた。

彼女の名は『ハナ』、ここのスラムではそこそこ有名な少女である。
6年と数ヶ月前、"長老"と呼ばれる老人が彼女を拾い、以来ここのスラムで世話になって来た。
いつもであればここを通りかかればご飯を分けてくれるはずなのだが、生憎全員眠ってしまっているようで――
こうして、ご飯を貰えずにずっとウロウロ歩き回っているのだった。

ご飯を求めて彷徨い歩くうち、『ハナ』はスラムを抜け出してしまい段々と繁華街へと進め始める。
自身の鼻を犬の物に変化させて、微弱な風で流れてくる"うまそうな匂い"を嗅ぎつけたのだ。
本能で動くその少女は、ゆっくりと、確実に表の世界へと歩みを進める――――
12エア=ディアルロス◆iNpJkaMvfE.s :2018/01/20(土)20:51:29 ID:Y6q
>>11
繁華街に近付くに従い、匂いが強くなりつつあるのが分かるだろうか。いや、仮に足を止めたとしても更に匂いが強くなる――――
となると、恐らくはその匂いの主が繁華街から路地裏へと歩いているのだろう。
間も無く月明かりに照らされるのは眩い金髪の女。手には匂いの元となる食べものが数個。
今まさに食べて居るのは……中華まんだろうか。子供の拳よりも多少大きい其れ。

「…………?」

向こうから歩いてくる少女が『ただの少女であれば』恐らくは危ないからと繁華街に連れて行ったことだろう。
そうでなければ然るべき場所に保護させるか、取り敢えずは自宅で朝まで保護するか。
しかしながら、その身形からして異様。更には鼻も人間のソレで無いとなると話は変わる。
凶暴には見えないがかといって安全な存在とも断定しがたい相手。少し考えた後に少女の行く道を遮るようにして進路に立つ。

「――アンタ、この先に行っても余り良い事は無いわよ?」
「特に今日は見回りも多かったし……と言っても分かるかしら」

女とて腕には自信がある。だからこそ逃げもせずに怖じ気づく事無く真っ正面から告げるのだが……
そんな事を言いながらもまた一つ新しい中華まんを手にして齧り付くのだ。
少女からすれば一つ一つ食料が目の前から消えていくようなもの。その言葉が耳を通っているだろうか。
路地裏と繁華街との境目。或いは此処が丁度分岐点となるのだが――――
13『ハナ』◆HSKoxfT5S6w. :2018/01/21(日)01:45:12 ID:Kmy
>>12
「ゥ…? すんすん……」

"うまそうな匂い"をひたすら辿り続ける少女の目の前に現れたのは一人の金髪の女性。
その手には見るからに美味しそうな中華まん。少女も何度か食べたことがある物だった。
自然と視線は中華まんへと釘付けになり――

「ア…おいしソう……ッ!」
「それ、クわせロ…!くワせろぉッ!」

空腹の獣は、貴女へと向かって走り出すだろう。
その目はもう中華まんしか目に入っていないようで、一直線に向かってくる。
掴みかかったならばぐいーっ、と手を伸ばして横取りしようとするだろう。

まだ少女の容姿は"犬の鼻"しか変貌していない。
振り解こうと思えば解けるし、逃げようと思えばその場から逃げれる。
ただ、少女は易々と目の前の"食料"を見逃す筈は無いだろう――。

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