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【短文】ここだけネポック魔法学校・七限目【推奨】

1AzVIDnz.P1nq:2018/02/11(日)23:15:44 ID:RFS()
ここは人里離れた森の奥
そこには、国一番の魔法学校『ネポック魔法学校』が存在する
そこでは、魔導の道を極めんとする若き才能たちが、日々勉学に励んでいるのでした
これはそんな魔法学校の案内状です
入学手続きは簡単
名前を書き、門をくぐるだけ
ネポックの扉は、等しく開かれているのです

こちらは、短文推奨スレとなります
セリフ一行、地の文は多くても三行を意識して書いていきましょう
特にセリフが増えれば、それに返信しての繰り返しでどんどん大きくなるため、一行推奨です
また、凍結、置きスレもグダグダになる原因になるため、可能な限り非推奨です

前スレ【短文】ここだけネポック魔法学校・六限目【推奨】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1517238086/

スレwiki
https://www65.atwiki.jp/magic_xx01/sp/pages/1.html

次スレを建てるのは>>980の人にお願いします
951バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/22(木)23:12:10 ID:y6R
>>948
「……ん、誰だ? またアイツでも来たのか?」

扉より鳴るノック音。その音に答えるように、現在の部屋の主であるバーラントが扉に手をかける。
この部屋の存在を知る者はそう多くない。中にはあまり気に入らない人物もいるが、そう簡単に情報を漏らすとは思わない。
見知った、死霊術に関心のある人物の来訪と信じ、古ぼけた扉を開く。

「今度は何だ? 使役術も知りたくなったの……」

扉の先には、あの少女の面影を感じる、しかし全く異なる別人であった。
しかもこの顔には覚えがある。少なくとも生徒ではない、彼が最も苦手なタイプの一人。

一度は開かれた扉が、再び凄い勢いで音を立てて閉じられる。しかも鍵をかけたような音まで。
分が悪いと判断したのか、籠城という手段に出たのだ。とはいえ彼女程の実力の持ち主なら、こじ開けるにも苦労はしないだろうが。
952ナイア=レンブラント◆BEhqgBJpNU :2018/02/22(木)23:17:56 ID:rd4
>>950
…怒ってばっかりだと怖いお顔になっちゃうよ?もっと人生楽しまないと!
避けられなかったら…うーん。一緒に踊る!皆で!
ノーコメント‥言葉に出来ない程良かったって?なんだか、照れちゃうよ~

【そんなのやめて皆で踊ればハッピーじゃない?みたいな能天気ぶり。
全て良いように捉えている。照れ笑いしながら頬を掻いている。】

‥ん!旗色がヤバそう!
面舵逃げろー!
【くるっと回転、猛ダッシュで逃走!】
953リエード・リオーナ◆L1x45m6BVM :2018/02/22(木)23:20:29 ID:sZG
>>952
ハハハ、ポジティブなのは良いことですが……少しは反省しなさい!!

【ジャララ、という音と手首から共に伸びる鎖!! 走って追いかけてもいるが足は少し遅いようだ!】

逃げるくらいならば初めから謝罪の一つでもしてください……!

【しかし伸びてくる鎖はナイアのお腹辺りに巻き付こうと勢いよく伸ばされていた!】
954ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/22(木)23:24:35 ID:sAg
>>951
「やあ…… おっと、ご挨拶だねぇ」

扉の先にいた人影に軽く手を上げて声をかける。
が、返答の間も無く即座に閉められた扉。やれやれと呟いた言葉にガチャリと相槌が響く。
もともとこの様なところに籠るような人間だ。教員用のローブを見ればこんな反応も無理はない。
おまけに、ロイコはエリシアよりもずっと人に近い擬態を行なっている。面影程度ならまだしも、連想できるほど近い姿ではないのだ。

「さて、あまり手荒な真似はしたくないから…… っと」

教室には前と後ろに二つ扉がある。ロイコはその逆側へと歩いた。
そして扉の隙間から水魔法を差し込むと、触手のように操って扉の裏へ。
扉の構造を知っているから、魔力操作だけで解錠まで漕ぎ着けられる。そうして開いた扉から、ロイコは無遠慮に押し入った。

「ふぅ。そっちから呼んでおいて、随分な歓待じゃないか?」
955ナイア=レンブラント◆BEhqgBJpNU :2018/02/22(木)23:31:08 ID:rd4
>>953
私何も悪い事してないもん!
皆、どいてどいてー!

【犬の獣人故に走りは早いが通行人を避けながら走っている為少しスピードは落ちている。】

だって、リエードお兄ちゃんが苛めるんだもん!!逃げるしかないよ!
へへーん!そんなんじゃ私は捕まえられないよ♪っ‥とぉ、わぅう!?

【腹部に伸びる鎖の気配を察知し、ジャンプして避ける。しかし着地に失敗し派手にコケるナイア…これからどんな目にあわされるやら。】
956リエード・リオーナ◆L1x45m6BVM :2018/02/22(木)23:35:47 ID:sZG
>>955
苛めではありません、断じて! 他の生徒を無差別に誘惑するのは見逃せないだけですよ!

【亜人好きではあるが、そういうところは譲れない……いや、交渉材料になるから譲らないだけかもしれない】

……まったく、逃げてもこうなるだけですよ。怪我はしていませんか?

【追い付いてきたリエードはそう言うわりに首根っこを掴んで持ち上げようとする。力持ちだ】
【そして耳元で囁くだろう】

反省、していますか?

【低音】
957バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/22(木)23:39:03 ID:y6R
>>954
「クソッ! どこから漏れた!? アイツが来るなんて聞いてないぞ!?」

最初から付いていた鍵に自前の鍵の二段構えの扉の前で、招かれざる客の来訪に狼狽する。
着用していたあのローブ、あの面構え、あの雰囲気。間違いない、ヤツは……。

ガチャリ。バーラントのいる扉の後方から、この現状において一番聞きたくなかった音が鳴る。
そして扉から顔を出したのは、先ほどの忌々しき人物。

「お、お前を呼びつけた覚えはない! ていうか此処の存在をどこで知った!?」

カーテンも執拗に閉じられ、ランプの灯りのみが照らし出す、暗い室内で、彼は酷く動揺していた。
追い出すためなら実力行使も問わない彼が、現状において手下も呼ばず迎え撃つのは、部屋を荒らしたくがないため。
今の彼には、ただ彼女を睨みつけたまま出方を伺うしかなかった。

「ボクの部屋をどうする気だ……」
958ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/22(木)23:46:36 ID:nje
>>957
「へぇ、中々凝ってるね……」

動揺するバーラントを尻目に、ロイコはラボと化した元教室をぐるりと眺める。
書物の数々、徹底した照明。なるほど、死霊術を追求する場所だけはある。
あまりこの分野の魔術体系は教育の現場でも扱われず、ロイコにもさして深い知識は無いのだが。
それでも独力でこれだけの環境を整える、バーラントの並々ならぬ探求心は伝わった。

「……心当たりが無いのかい?まあ、あの子が連絡をまめにするとも思ってなかったけど。
 そうだな、これを見てくれればあらかた事情は掴めるだろう」

そう言ったが早いか、薄暗い照明にしっとりとした軟体質の表皮が映し出される。
葉のような緑に髪を、もとい頭部を変えて。薄暗い中に立つその表情は今にも舌なめずりをしそうなもの。
959ナイア=レンブラント◆BEhqgBJpNU :2018/02/22(木)23:47:36 ID:rd4
>>956
嘘だ!痛い事する気なんでしょ!?
無差別じゃなければ良いのか!なーるほどっ♪

【絶対叩かれる…痛いのは嫌だ!‥そうか!個人を対象にすれば良かったのか!明日は誰の机の前で踊ろうか…と考えている。】

‥外なら絶対逃げれたのにー!
ちょっと、おでこ打った…なでなでして?

【運が悪かったとジタバタして悔しがる。転んだ際に頭を少し打った以外には怪我はないようだ。】
ひぃ…!うん。わりと…わりと反省しました!

【半分反省、まだ自分は悪くないと思っている。】
960リエード・リオーナ◆L1x45m6BVM :2018/02/22(木)23:51:24 ID:sZG
>>959
……特定でも他人の行動を邪魔することもいけませんよ?

【なーるほど♪ で抜け穴を見つけたか、と判断したのか即座にピシャリ】

なら外で許しをもらって踊れば良かったのでは? ……子供ですかあなたは

【身体に当たっても結構固いことがわかるだろう、鍛えているためか。ちなみに要求には従っておでこ撫でています】

ならば良いでしょう。このままなら……指導室行きも考えますが

あなた、何の獣人ですか?

【風向きが変わってきた】
961ナイア=レンブラント◆BEhqgBJpNU :2018/02/23(金)00:01:38 ID:zqx
>>960
えー、つまんなーい!
やだ!お外寒いし!
えへへー♪
まだまだ発展途上だけど、いつか素敵なレディになるよー

【個人もダメなのか…少しガッカリした様子。今日は外は寒く、行きたくないらしい。撫でられて少し嬉しそうに尻尾を左右に揺らしながら、
目をキラキラさせ未来の自分を思い描いている。】

指導室…行ったら生きて帰ってこれる?
私?犬の獣人だよ!
962バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)00:04:47 ID:A5u
>>958
「そりゃボクが理想の環境を作ったからな。この程度出来て当然だ」

相変わらず距離を置きながらも、褒められたことに関しては素直に受け取る。
自分の望むモノのためなら努力を惜しまないのが、彼の性格なのだ。

「何を言ってる! どうせお前もヴァン辺りから、此処の存在を知って……」
「……その顔、その姿、まさか……お前……?」

しかめっ面が驚嘆に変わる。彼女の姿は間違いなく、先日より死霊術を教え込んでいる少女のモノで。
彼の脳内で複雑に散らばっていたパズルのピースが埋まって行く。あの二人の関係が。

「アイツの言っていた『ろこねぇ』は……お前だったのか……?」
963リエード・リオーナ◆L1x45m6BVM :2018/02/23(金)00:05:50 ID:7qh
>>961
今のように身勝手なままでは素敵なレディなど夢のまた夢です

【その夢をぶった斬りに行く容赦のなさ。ナイアが裏を返すことができればいいのだが】

生きては帰れるでしょう、ただし明日以降元気に踊っていられるかと言われると無理としか言えませんね
……なるほど。ではナイアさん、提案があります

【目が笑った。碧眼が妖しい】

あなたの尻尾か、もしくは耳。他に犬の部分があるのならばまたはそこを少し触らせていただきたい
もし良いのでしたら今回の件で指導室行きはなかったことにしてあげましょう

【……事実上の一択では? という質問には答えません】
964ナイア=レンブラント◆BEhqgBJpNU :2018/02/23(金)00:14:25 ID:zqx
>>963
わぅー!なるもん!!絶対なるもん!!

【頬を膨らまして少し怒った表情だ。夢を諦めない!】

うわー‥噂、本当だったんだね。
提案?‥心ゆくまで堪能して下さい!
でも、痛くしないでね?

【指導室行きになった生徒の噂は耳にした事はある。身震いするナイア。提案を受け入れるしかない…恥ずかしそうにリエードの前に尻尾を差し出す。】
965ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)00:18:00 ID:jZn
>>962
「そう言うことだ。妹が世話になっているよ。 ……よろしくね」

バーラントが理解したことを確認したならば、ロイコは再び擬態を始める。
解除した時とは違い、その変化は徐々に。頭部が黒髪の人間のものに戻っていく様は、なんとも不思議な光景。
なぜか握手とばかりに左手を差し出したのは、まだ右腕が再生しきっていないから。
とはいえ、アミュレットの力もあり肘から先と少しまでは回復しているのだが。

「場所のチョイスも中々だと言いたかったが、ヴァン先生にバレちゃってるのかい?
 ……まあ、あの人が知っているんだったら、僕から特に言うこともないかな?」

そうして適当にあった椅子に無遠慮に腰掛けて、再びラボを見渡して。

「で、だ。君から僕に聞きたいことがあるんだって、エリィから聞いているんだけど」
966リエード・リオーナ◆L1x45m6BVM :2018/02/23(金)00:22:00 ID:7qh
>>964
おやおや、尻尾とはありがたい。なかなか触れ合えないんですよねえ、この部分には……おぉ

【まず、降ろす。制服も伸びかねないのでとのことだろう。そしてリエードはその尻尾の先を手で包み込む】
【毛の一本一本の隙間に硬い指を通したり、優しく押してみたりして毛並みを堪能するだろう。一分ほど】

……本当ならばもう少しと言いたいですが、あまり時間は取らせられませんのでここまでとしましょう
ではナイアさん、今度は風紀委員に見つからぬように。または邪魔にならないところを探しましょう
それと、今回の件は絶対秘密です。言うのも書くのも駄目ですよ? 破ったら一緒に指導室行きになりますからねえ

【さらりと解放したその顔は満足そうだ。これがリエード・リオーナである。自分の嗜好を満足させると恩情を与えるその様、うん風紀委員ではない】
967バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)00:30:31 ID:A5u
>>965
「……とにかく、お前たちがどういう種族なのかは若干掴めてきた」
「別にアイツがどうこう合った訳じゃない。他人の弱みを握る事に関しては、アイツの技は一級品だからな。そこだけは、な」

さらりと別の教師の存在をうっかり暴露しながらも、観念したかのように、数少ない椅子を手元に引き寄せて座る。
握手には顔を背けて拒否。まだ完全には警戒は解かれていないようで。

「まさか教師を直接呼び込まれるとは思わなかったが……まあいい」
「今日ここで聞きたいのは、お前が他人の精神を支配できる、と聞いたからだ」

いつの間に生成した泥人形を自身の傍に待機させたまま、今回の本題を進めていく。
二人の座る椅子の距離は、以前として開いたまま。

「確固とした意志を持っている魂を掌握できるなんぞ聞いたこともないし、考えられん。ボクの学んだ死霊術の範疇ではな」
「どのように魂の衝突を回避しているのかを知りたい。それを操る術士としての意見をだ」
968ナイア=レンブラント◆BEhqgBJpNU :2018/02/23(金)00:37:39 ID:zqx
>>966
そう…だよね、なかなか触れないよね。
‥なんだか力が抜けちゃうよ~

【尻尾は心を許した者にしか触らせない…でもナイアの場合は、触らせてとお願いすれば簡単に触らせてあげるかも?リエードに触られ脱力気味。ナイアの弱点は尻尾。】
あ、もういいの?
うん!見つからないようにする!
わぅ…誰にも言わないから許してー!
それじゃ!私は帰るからねー

【今度はもっと画期的な暇潰しを考えねば!
リエードに手も振らず、逃げるように退散するナイア。
これから風紀委員を目撃したら逃げるかもしれない…】
969リエード・リオーナ◆L1x45m6BVM :2018/02/23(金)00:41:25 ID:7qh
>>968
ええ、あなたが言わないならば自分が言う理由はないので御安心を

ではまた、ナイアさん

……午後の授業、サボってはいけませんよー?

【元々逃げられ退散には慣れているのかにこにこ笑顔だ!】
【しかしキッチリ時間帯を見てそう言ったのであった……ナイアに昼からの授業があるかはさておきとして】

さてと……では今日も頑張っていきましょうかねえ

【……え、今から? なことを呟くリエードであった。尻尾を触って満足したリエードはこの日無駄に上機嫌だったという】
970ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)00:44:15 ID:jZn
>>967
差し出した手に顔をそむけるバーラント。つれないなぁと呟いて手を下ろす。

「まあ、あの子に非は無いんだけどねぇ。
 何せ僕が教育実習に来てるなんて、エリィには言ってないから」

さらりと言った言葉からは、何となく「内緒にしておけ」といった意図を感じるだろうか。
苦笑のようなその表情からは、秘密を持つことを楽しんでいる印象も受ける。

「っと、じゃあ始めようか。まず最初に断っておくが、僕は死霊術師じゃない。
 君の期待には応えられない可能性もあるから、そこはよろしく頼むよ」

ありきたりな前置きを述べて、椅子から立ち上がり。
ラボの空いたスペースを歩き回るようにして、ゆっくりと話し始める。

「僕の魔術は残念ながら生まれつきのものだから、あんまり理詰めの話はできないよ。
 だから魂の衝突に関しては、確たる理由なんかは調べてみなきゃ分からない。

 そして、僕の魔術は主導権の掌握や使役のようにコントロールを奪えるわけでもない。
 あくまで同じ体に魂を並び立たせ、囁き、誘うことしかできないよ」

つかつかと歩いた先は、バーラントの拵えた泥人形。ロイコがその肩に手を置けば、部屋にぼんやりとした明かりが新しく灯る。
しばらくすると、霊魂の入った泥人形は左右にゆらゆらと揺れ始めるだろう。魂にそうせよと囁き続けた、ロイコの言葉によって。
971バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)01:02:51 ID:A5u
>>970
「その演説のような口調、どうも教師という人種は好きになれん」
「死霊術の講義までこのやり口だったら、今頃ボクはこの学園にはいなかったな」

普段、彼が授業になかなか赴かない理由が語られたところで、話は進んでいく。
彼女の意図が彼にも伝わったかどうかはわからない。だが、その程度理解できないような男ではない、ということは分かってくれるだろうか。

「成程、あくまでも誘導が限界か。それならボクの知る理論に当てはめても理解できる」
「しかし、まだ理解できん箇所が……ってオイ、何をしている。そんな行動を命令したつもりはないぞ」

ところどころ一人で頷きながらも、話は進む。が、急に控えていた人形の様子が明らかにおかしい。
この人形の取りうる行動は無駄の一切存在しないもの。不規則な揺れを観測するなんぞ考えられない。
なるほど、これが彼女の魔術か。この程度なら分からなくはない、などと考えつつ。

「……話を戻そう。ボクの魂操作は、一度拠り所を失った魂を支配下に置くことで、初めて操ることが出来る。今のコイツのようにな」
「だがお前のソレは結び付きの強い魂と肉体を持つ物にも可能なのか? 例えば、生きているモノのように」

調子の狂わされた人形を指差しながら、さらに疑問をぶつけていく。
この人形の支配権はかなり薄くなっている。侵入を続ければ、支配下に置くことも視野に入るやもしれない。
972ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)01:15:51 ID:jZn
>>971
バーラントの悪態もどこ吹く風。理解が追い付くのならば言い立てる事もない。
ふっと意味ありげな笑みだけを返して、続けてつらつらと言葉を並べた。

「そう、支配ではなく誘導だ。直接に強く干渉しないからこそ既存の魂と衝突せずに済む。
 ……だが、言葉というものは存外に強力だ。意識に直接ともなれば影響力は計り知れない。
 たとえ肉体と魂が強く結びついていても、自分で思い込みに没入してしまえば関係ないね。……試してみるかい?」

ロイコが泥人形の肩から手を離せば、揺れは収まりすっと大人しくなる。
魂と衝突しないが故に、術を解けば干渉した結果も解ける。
そして、言葉よりも理解が欲しいかい?なんて問いながら。再びバーラントに手を差し出した。
973バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)01:26:32 ID:A5u
>>972
現状自身の知る死霊術の構造に擦りこませても、ロイコの理論に綻びが生じるモノは無い。
だからこそ納得がいく。理解も出来る。だとしても納得できないモノがある。

「……フン、ボクがお前の術中に陥るとでも? 舐めないでもらおうか」
「ボクが今までどれほど魂と接して来たと思っている。擦りこみ程度に屈するとでも思っているのか」

今の彼の身体は、本来の結びつきの強い肉体とは異なる、偽物の身体。
肉と比べれば結びつきが薄いのは事実だろう。だが、彼にもプライドがある。死霊術士としてのプライドが。

「やれるものならやってみるがいい。この死霊術士に、な」

差し出された手に答えるかのように、彼の手を上に乗せた。
血の通っていない冷たい無機物の腕。彼もヒトから遠ざかってしまった事を示す物。
974ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)01:37:25 ID:jZn
>>973
「じゃあ、遠慮なく。お邪魔するよ」

血の通わない手が乗せられて、ロイコの瞳と触覚がぼんやりと光る。
そうすれば、バーラントの義体に芽生えるもう一つの自我。その声が、身体に反響するように響く。

『……へぇ、この身体はこんな感覚なのか。
 視覚、触覚…… なるほど、よくできてる』

そうして生身ではない感覚を堪能するように呟く。その声もまた意識に反響してゆく。
ロイコの魔術は時間経過によって強制力が強まっていく。そのためのさりげない時間稼ぎ、というわけではないが。

『さて、まずは感想を聞こうか。生霊術ともいうべきこの魔術、受けた感覚はどうかな?』

まるで心の奥底から声が聞こえるように、内側に響く声。
しかしてその魂自体は混ざる様子もなくしっかりと切り離されている様は、死霊術師にはどのように映るだろうか。
975バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)01:51:47 ID:A5u
>>974
「ッ!? 何だ……この感覚は……・お前がボクの中に……入っている……?」

現在の身体は、バーラント本人が独自に人体を学習して創り上げた、現状では最高に近い人形。
眼、鼻、口……物を使役するには、対象の構造を理解しなければならない。もちろん、この場合は人間だ。

「理解できん。魂が混合することもなく、各自が異なる意志を持って動く……」
「やはり、この魔術は死霊術の範疇には入らない。このボクの知識では、これの解明は不可能だ……」

もう一人の自分に語りかけられるような感覚。このような経験は初めて。
普段使役している魂たちも、同じような状況に置かれているのかもしれない。立場が異なっているだけであって。
頭の中では把握できていたとしても、心の奥底では、分からないという感情が何重にも渦巻いていた。

この手法は、彼の範疇を超えていた。たった一つの明確な答え。
976ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)02:04:40 ID:jZn
>>975
『そうか。やっぱり種族固有のものだけあって、中々難しいみたいだね。
 もしかしたら、僕たちの種族が固有で魂に衝突回避の保護でも掛かっているのかもしれないね』

一つの身体に二つの魂、混合も衝突もせずに各個が確固たる自我を持って。
そんな現象は、やはりバーラントが知る死霊術の常識は無いらしい。
生来のものだけあって手足と同様に使っていたが、分析するとなるとそれなりに好奇心もあったロイコ。
しかし、この魔術の深淵に踏み込むことになるのはまだまだ先のようだ。

『まあ、魂は今は二つあるわけだが、身体の主導権は君にある状態だ。
 僕がいくら一人で念じたって、指先の一本も動かすことはできない。
 だから、この声伝手に君にお伺いを立てるわけだな。……右手を上げようか』

バーラントの嫌う理屈っぽい喋りが、心の内側から湧き出るのはいかほどの感覚だろう。
ともあれ、一先ずの分析と解説を終えたロイコは、右手を上げるようにバーラントの精神に囁いた。
977バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)02:18:40 ID:A5u
>>976
「保護……保護か。確かに緩衝材は必要になるだろうな。これが無ければ今頃自分の意志は無いだろうしな」
「まだ学ぶべき事は多いようだな。今日のところは感謝するとしよう」

これだけ容易に他者の精神に、少しとはいえ介入出来るのなら、本来なら自我が失われていてもおかしくはない。
それを防ぐためのプロテクトシステムが備わっている、と考えることが、現状においては一番筋が通る答えだろうか。
だが、死霊術の概念からすれば、あまり認めたくはないのが本音。

「オイ、もう検証は終わったんだ。いい加減ボクの中から出ていってもらえないか」
「そんな簡単にボクが動くとでも……待て、何でそんなに素直に応じるんだ! 勘弁してくれ!」

他人が中にいる感覚は正直おぞましい。早く終わらせたかったのだが、彼に拒否権は存在しない。
彼女の囁きに応じるが如く、彼の右手は意志とは別に空へと上がる。
彼の表情が、初めて恐怖に歪んだ瞬間でもあった。
978ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)02:29:49 ID:jZn
>>977
『ふふ、そっちから煽っておいて随分な態度じゃないか?』

虚しく空を切った右手の、空気を切る感覚。
それを確かに感じながら、バーラントの精神に居座ったロイコはくすくすと笑う。

『ちなみに、僕の憑依魔術は接触が不可欠な魔法になっている。
 だから、手を振りほどいてくれれば直ぐにでも解けるよ。
 そうだな、「やれるものならやってみる」といいさ』

そして啖呵を切った時のバーラントの口調を真似てそう囁く。
ロイコの裏がありそうな口ぶりとは裏腹に、なんともあっけなく手は放すことができるだろう。
この魔術を有効に使うためには、相手を拘束するなどして自分の身体を離れさせない手段が必要なのだ。
979バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)02:38:27 ID:A5u
>>978
「ボクがこんな術に屈する訳がない……ないんだ……・」
「魂を分かってるボクが……どうして……」

いとも簡単にあげられる右手を、この世の終わりを見ているような表情で見つめる。
魔術には各々得意分野がある。理解できていない人間が、熟知している人間の分野に踏み込んだのなら、当然の結果である。

「クソッ……ボクが……負けるはずがないッ!!」

「…………ハハッ! 動いた! 動いたぞ!」
「もうわかった。これ以上はボクで試さなくていい。やるならそこの人形にでもやってくれ……」

必死の形相で振り抜かれた左手は、思った以上にあっさりと離れる。本当にあっさり。
思わず歓喜の表情と声が上がるが、すぐに我に返り、いつものような無愛想な表情に戻る。
そしてやはり警戒した様子で、人形の元へと戻っていくのだ。
980ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)02:47:12 ID:jZn
彼にミスがあったとすれば、それはロイコに時間を与えすぎたことだろう。
バーラントが検証と称して魂を眺めたこと、ロイコが解説と称して滔々と憑依魔術を語ったこと。
そうした下積みが無ければ、頑として抵抗の意思を見せたバーラントをこうも容易く唆すことはできなかった。

そして、手が離れたことに喚起するバーラントを微笑みと共に見守るロイコ。
はしゃぐ様、我に返った瞬間、無表情を取り繕う様。一連の動作を表情を変えずに、ただただ見守ってやった。

「まあ、そんな感じだ。参考になったかな?
 一応、エリィもこんな魔法を持っているよ。あの子のはここまでじゃあないけどね。
 言えばあの子も協力してくれるだろう。今日のことを伝えておこうか?」

そして人形には目もくれず、エリシアも同様の精神憑依術を持ち合わせていることを語る。
もっとも、エリシアのそれはロイコには到底及ばないものなのだが、魂の混濁が無いという面では一緒だ。
そして悪戯気に付け足された最後の言葉。バーラントにとって先の一連の出来事は、苦い思い出なのだろうが。
981バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)03:02:12 ID:A5u
>>980
「もうこんな経験をするのはこりごりだ。アイツにも絶対させないようにする」
「それと、このことは内密にな。お前が教員として此処にいることをアイツに言わない代わりにな」

人形の身体のわりに表情はしっかり出る。主導権を取られて疲労困憊しているのが分かりやすい例。
この身体には、肉体的な疲労よりも精神的な疲労の方が、ダメージが大きいらしい。

「今日はこれで終了だ。用事は終わったからさっさとここから出ていってくれ。お前が居れば何をされるかわからん」
「さっきの話が交換条件の一つだからな。バラされたくなければ、この部屋の事も言わないし、アイツにも魔術の事は言わない。いいな?」

とにかく今日の用事は全て済んだ。余計なちょっかいを出される前に、ロイコを部屋から追い出そうと必死になる。
控えていた人形まで総出で、彼女を部屋の外まで押し出そうとするだろう。

「最後に一つ。……今日は悪くない話を聞けた。そこだけは感謝する」
「さあ終わりだ終わり! もう二度と来るなよ!」

最後に一言だけ素直な気持ちを述べて、ぴしゃりと扉が閉じられる。
今日一日は、二つの扉の中で泥人形たちが鍵を見張っていたという。
982ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)03:13:36 ID:jZn
>>981
「ふふ、大丈夫だよ。あの子の憑依は全然強制力も働かないかな。
 ああ、君がそう言うならそうしておこうか」

一応、エリシアの憑依のか弱さだけは言っておく。エリシアにできるのは、せいぜい気分を変えることくらいだ。
そして、バーラントの出した提案に首を縦に振る。揶揄うのはこの程度にしておこうかといった意図だろうか。

なにがしかの秘密を持っているということは、今回のバーラントのような手合いには効果的に働く。
即ち、交渉材料として利用させることで相手の自尊心をそのままに折り合いがつけられるという点だ。
実際にはエリシアに教員であることを秘密にしているのは大した理由ではないのだが、そこに納得さえ生れれば良いのだ。

「そう心配しなくとも、生徒の探求心に水を差すような真似はしないさ。
 今日のところはこれで失礼しようか。……ふふ、また用があったら呼んでくれ」

そうして泥人形の腕が伸びる前にドアまでたどり着くロイコ。
閉じられた扉を見届けてから、ロイコは外へ向けて歩き出す。
その後の彼の様子は、エリシアから聞いていこうか。などと考えながら、かぜに教員用ローブを揺らして。
983{『彼』と『彼女』のお話}◆m7hEgzNtKY :2018/02/23(金)19:59:50 ID:Qmu




     ━━━━━━名を失った少年は尋ねました



       「君は、本当にそれで幸せなの?」



       「さあ、私にももう分からないわ」



     名を捨てた少女は答えました━━━━━━
984{The Existence of Outcast}◆m7hEgzNtKY :2018/02/23(金)20:00:23 ID:Qmu
━━━━━━その洋館は、太陽高く昇ったその時も尚昏く、尚悍ましい雰囲気を孕んでいた。
その洋館は存在を失った者にのみ見える、校庭に出現した洋館も、その扉の前に集った君達も、校庭を行く人々の目線を一欠片も集めない。
自分の存在が消えたことを自覚するには、嗚呼、この学園は最適な場所だと言えるだろう……だが君達は、その事実に膝を抱え真実から目を背け、泣き寝入りするような可愛らしい性格はしていない筈だ。

蝶番が軋む音が重く響き渡り、その洋館は一人でにその扉を開くことだろう、恰も君達の来訪を歓迎するかのように。
中は真っ暗闇で塗りつぶされており、その内装を確認することが出来ない……さぁ、その闇の中に自身の存在を探しに行く勇気はあるか?
ある、というのならば……闇の中に飛び込んでみるといい、少しの浮遊感の後に君達は洋館に招かれ、怪しくも荘厳なその内部を現すことだろう━━━━━━
985ダニエル◆Wb0oWmK/22 :2018/02/23(金)20:10:37 ID:xHk
>>984
「なんでぇなんでぇどいつもこいつも俺のこと無視しやがってバーローコンちくしょうめッ!」

一人やさぐれるダニエル少年。それもそのはず、男子も女子も教師に至るまで、まるで彼のことを道端の石ころかのように見てもくれないのだから。何度かぶつかりそうになったりもしたし。
いやしかし、果たしてこの学校の生徒が、先生が、なんの意味もなくそんな陰湿ないじめめいたことをするだろうか。自分は何者かの魔術攻撃を食らってしまったのではないだろうか。心当たりは、まあ、うん。腐る程ある。
このままではいかんぞと術者を探してさまよっていると、校庭にて謎の洋館を発見。

「なんだぁ? あのでっかい洋館は?」

見れば誰もこの洋館を気にもとめていない。
見るからに怪しい。外からは暗くて中見えないし。
それでも、立ち止まっていてはいつまでも透明人間だ。
彼は意を決して、中に入るのであった。
986シャディ・マリウント◆L1x45m6BVM :2018/02/23(金)20:10:40 ID:7qh
>>984
何故か床やベッドに散乱していた彼の所持物の数々。それを見て朝一番の叫びをかましたところで彼は違和感に気付いた。
……影がない。普段から影と共にあるような彼だからこそその気持ち悪さにはすぐに気が付いた。まるで自分の手足が無くなってしまったかのような錯覚だ。
これはなんで? と思って彼は校舎内で様々な相手に声をかけたことだろう。しかし彼を構う者は見当たらなかった。見てすらくれなかった。

「うー…………うわ!? なにあれ……――」

不満げに地団駄を踏むも数秒、校庭を見れば見知らぬ洋館が見つかった。……いやありえないでしょ、なんて思いも浮かんだが、周りの生徒や教師は気にした様子もない。
だから彼は洋館に向かったのだ。だってそこが怪しい以外の何物でもないのだから。
真っ暗闇で塗り潰された内部を見てもシャディは一切臆することなくその中に飛び込み――

「誰か居るのー? ――うわ、すごっ……」

そんな言葉を口に出すのである。
987エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)20:14:26 ID:jZn
>>984
「おぉー……!!」

エリシアが学校に赴けば、一夜にして聳えた巨大な洋館。
首を精いっぱい上げてそれを眺め、小さく歓声を上げた。

「……あれ、何だろう?」

傍らの軟体質の猫に問いかけても、応えはおろか反応すら帰ってこない。
どうやらエリシアの使役霊であるそれも、所有物と見做され存在を消されてしまったようだ。
つるつるの表皮に影が差さないことに、気づくまでは行かずとも違和感を抱きながら。
周囲を見渡しても、だれも目を向けるそぶりもない。そんな不思議な洋館に、俄然興味がわいてきた。

「よーし、いくぞー!おーっ!」

相変わらず不愛想な猫を連れて、てててっと門へ駆けるエリシア。
そんな若草色の小さな姿を目で追うものは、誰もいない。
988シャミル◆UFH2tocGt. :2018/02/23(金)20:16:31 ID:fRF
>>984
洋館の前にシャミルが着いたのは学園中を自分が見える人を探し回ってから。
だが誰一人として自分に気付く者はおらず、この洋館が何か関係があると考えて勇気を振り絞ってやってきた。

(無理、私には無理だ……なんでこんなことに)

朝起きたら影はないし誰も自分には気づかないしで相当追い詰められている。それでも自分と同じ存在がいることに少し安堵して、一人でいるのは心細いと洋館に入っていく面々のあとに恐る恐る着いていくのだったわ、
989バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)20:18:07 ID:A5u
>>984
この異変に気付いたのは、校庭に不つり合いな洋館があることを認識した時だろうか。
ふと見れば、自身の姿が他人のどの目にも映らなくなっているかのような反応。
別にそれによって大きな不都合が生じる訳ではないが、困る事がない訳ではない。
誰においても、不都合よりは、意味のない正常を心のどこかで望んでいる。そんなものだ。

「別に他人から感知されずとも困ることはない、寧ろ好都合なんだが……」
「このままよく分からん屋敷に大きな顔をされ続けるのは、ボクとしても気に入らんのでな」

バーラントは洋館の前に居た。この中の謎を解くために。
一夜にして見慣れぬ巨大な建造物が組み上がれば、第一にそれを疑うのが自然の摂理であろう。
彼もまた、並の一般人と同じ考え方をしていた。ここに至るまでは。

「しかし、魂からはボクの事を認識出来ているのか? 一度試したほうがいいかもしれんな」
「それにこの中から、何かを感じる。これを魂と呼んでいいかは分からんが……」

等身大の泥人形をその場で組み上げる。
これが主人を見限っているのならば、彼の力は大幅に減少されることになるが、果たして。
990シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/02/23(金)20:22:11 ID:iZZ
>>984
「…………」

明らかに異様、そうとしか言えなかった。
今まで異様な事態が無かったかといえば首を横に振るが、今回はそれ以上に異様だった。
まず、誰もが自分の事を認識していなかった、これはこちらからの接触に何も反応されなかった事を実証している。
そして、元から色々と建造物とか不可思議な動物とかが出現するネポック校内において、謎の洋館が出現していた。
この洋館、どうやら今の自分と同じく殆どの者に認識されていない様子───となれば、何らかの関連がここにある。

「……まあ、わざわざ入る必要もないのですけれどね」

正直言えばシェルミー自身この事態に動揺はすれど、理解してしまえば余り悪い事とは思っていなかった。
自分の姿が認識されないのなら色々な写真を撮り放題、きっとそのうち誰かが解決するから、それまでに好きなだけ写真を撮っておくべきだ。
……が、しかしシェルミーは吸い込まれるように洋館の前に立っている、何故かは自分すらもわからないのに、まるでそういう因果があるかのように。
991The Existence of Outcast◆m7hEgzNtKY :2018/02/23(金)20:26:00 ID:Qmu
>>985-988
僅かな暗黒、僅かな浮遊感、その後君達の視界には、古風な装飾があちこちに見られるエントランスホールが映ることだろう。
シャンデリアとレッドカーペット彩る荘厳なそのエントランス、されどその雰囲気はシャンデリアに照らされていて尚暗く、尚不気味である。
確認できる限りでは、右方と左方に扉が一つずつ、右側の小綺麗な扉は応接室に繋がるのだろう。
そして君達の前方には半円状に展開された階段が二つ、その階段を登ってすぐの場所にも扉が一つずつ。
君達の来訪を祝してか、ボーンボーンと響く音は柱時計、目前の漆喰の壁に二つ、九時丁度を示すものと、十一時四十分頃を示すもの。

九時を示すものは針を進め、十一時を示すものは動かない、そして……それを確認した途端、君達の目前の壁に赤色の文字が浮かび上がることだろう。
「針が十二を示した時、この物語は終わりを告げる」……と。

【1F:エントランスホール】
【接続場所:1F右方の扉、1F左方の扉、2F右方の扉、2F左方の扉】
【時計は九時丁度を指している】

>>989
組み上げられた泥人形は、問題なく君の意思に合わせて動いてくれることだろう。
どうやらその魂たちも君の所有物として扱われているようだ、存在を失ったからという理由で自身の四肢を自由に動かせなくなる人が居ないのと同様に。

>>990
その洋館は恰も君を歓迎するかのようにその扉を開いたまま、その中身の暗黒は非常に恐ろしいものであるはずだが、存在を取り戻したいと願う者達は既にその中に姿を消していた。
さて、君はこのまま洋館の前に立っていてもいいし、洋館の中に入ってもいい、このまま存在が無い状態で写真を撮り続けるのもいいだろう。
……ちなみに、存在を失っている最中に行ったことは、存在を取り戻してから大抵無かったことになるので御理解していただきたい。
992シェルミー◆ad0pqhq94ohW :2018/02/23(金)20:35:19 ID:iZZ
>>991
学校内の人間はみんな自分の事を認識しておらず、顔見知りですら自分の存在を忘れていた。
きっと、今まで会話を交わした者達も自分の事を忘れている。
だから、どうという事はないのだが───

「……全く、ここまで来たら行くしかないじゃないですか」

そう呟いたシェルミーは遅れて洋館の中へと入り、エントランスを確認する。
怪しげな物は……というか何もかもが怪しい、怪しくない物があれば逆にそれが怪しいと断定出来るくらいだ。

「針が十二を指した時……これはタイムリミットとかですかね」

壁に刻まれた赤い文字を読んでその内容が示す所を予測する、この時間が過ぎてしまえば状況はどう転ぶのか、余り良い予感はしない。
兎に角この場にずっといてもしょうがない、そう判断したシェルミーは1Fの左方にある扉をなんとなく選び、誰に相談するでもなくゆっくりと開いて中を確認しようとする。
993シャディ・マリウント◆L1x45m6BVM :2018/02/23(金)20:37:48 ID:7qh
>>985>>989
不思議とその二人には見覚えがある。そんな気がする。一人はからかい倒し、もう一人……も確かからかいまくったような、そんな認識。

>>987>>988>>990
そしてその二人以外は突然現れたような感覚だった。そのうち一人には……似たような人を知っている気がするが。

>>991
「……え、えーと皆僕のこと見えてる……? まあ見えてなくても仕方ないかー……」

そんな呟きを溢してシャディはカーペットをその場で踏みつける。慣れない感覚を思い出すような、変なぎこちなさを以て。
周囲を見渡しても扉や階段があるばかりで、時計を目に写してやっと気付くのだ。……どういう意味だろう? と思ったが、こんな館だ……終わりまでになんとかしないと不味いかもしれないと確信する。

「ねえねえ、もし聞こえてたらだけどさー、部屋の中見てみよーよ。僕は彼処の部屋見に行くけど……だ、誰か……居た!」

1階左方の扉へ進んでいきながらも無能力同然の彼は提案しつつも尻込み激しい。
いくらメンタルが煽りで強くても、スルーされるのは辛いものがある。……ある意味その最中で知らないとはいえ一緒の人が居たと言うのは心強いのだろう。
彼は額の帯を外して部屋の中を照らしてみようとするはずだ。
994シャミル◆UFH2tocGt. :2018/02/23(金)20:40:42 ID:fRF
>>991

赤色の文字、こんな状況だからかシャミルはそれを血だと思ってしまっている。早くも逃げ出したくなるが、この洋館の外で待っているのも同じくらい恐ろしい。

「ひいっ!?お、終わりってなんですかぁ……?」

この洋館に自分達が永劫に閉じ込められるとか、魂を抜かれるとかそんな最悪の想像ばかりが次々に浮かんでくる。
それが当たっているかはさておき、その終わりを避ける為に探索は避けられないという確かな予感があって、一番向かう者が多い部屋にシャミルは行くだろう。
995エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)20:42:58 ID:jZn
>>991
「! バーラントーっ!シャミルーっ!」

館に入れば見知った顔を発見し、ぶんぶんと手を振って声をかける。
彼らが存在を消されているが故に返答ができる状態なのは、不幸中の幸いといってよかっただろう。

「んー、へやー?」

そしてシャディの腰が引けつつも出した提案に首を傾げるエリシア。
さて、あの人物はどこかで見覚えがあるようなないような。そんな既視感と共に。

「んー、どうしよう、ねぇ?」

とりあえず周囲を見渡しながら、居合わせた面々の顔を見回して。
誰についていくかどうか、見繕っているのだろうか。床に丸まった軟体質の猫があくびを零した。
996バーラント◆LKb8SwtQMk :2018/02/23(金)20:43:09 ID:A5u
>>991
人形はバーラントの指示通りの動きを再生した。魂からこちらは識別出来ているらしい。
となれば、今回影響を及ぼしているのは、一般的な肉体を持つ人間だけ、と考えるのが現状は正しいのか。
どちらにせよ、モヤシの無力な魔術師一人が取り残される、という結末は避けられた、ということだ。

人形と共に闇へと足を踏み入れ、たどり着いた先はエントランスホール。
外装と中身は一致しているらしい。概ね見た目通りであり、異空間という訳ではなさそうで。
一通り中を一覧し、少し考え込む。

「タイムリミットといい、導き方といい、なかなか凝った造りをしているじゃないか」
「どちらにせよ、進む以外に道は無さそうだしな。行くしかないだろう」

左側の階段を、人形の背に乗ったまま昇り、すぐそばの扉の前へ。
扉があれば開けてみたくなるのが人の性。人形が扉を蹴破り、中への道を切り開こうと重い右足を上げる。
997カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/02/23(金)20:47:38 ID:Jeu
>>991
「え、なに、みんな左側の扉に行く感じ? あ、ちなみに俺ダニエルッつーんだけど」

皆ではないものの、一部の生徒についていく形で左側の扉をくぐるだろう。
>>993
「あ、お前シャディだっけ? なに、お前も4変な魔術かけられたわけ? いたずらもほどほどにしろよ」

ついていくメンバーにいたシャディにそう声をかける。なお、聞こえているかどうかはまだわかっていない。
998The Existence of Outcast◆m7hEgzNtKY :2018/02/23(金)20:50:23 ID:Qmu
>>992-993,997
その扉を開けた先は、光源が弱く非常に薄暗い……だが、シャディの額から生まれた光があれば十分に探索することが可能だろう。
明るくなったその室内で真っ先に確認できるのは左右に設えられたオークの本棚、びっしりと詰められた本……どうやらこの場所は書斎のようだ。
本を読むためのものだろう黒檀の机には一つ、精霊の装飾が彫られた燭台があり、蝋燭のか細い光が机の上を俄に照らしている。
窓が無い故の密閉感……いや、それ以上にこの場所にはどこか息苦しい雰囲気がある、これがスクイバコの悍ましさなのだろうか?

【1F左方の扉:書斎】
【両端に多量の本が詰められた本棚、奥に引き出しの無い黒檀の机、その上には燭台が見える】

>>994
一番向かうものが多いのは……シェルミーとシャディ、ダニエルが向かった1F左方の扉だろうか。
君もそこに向かうのならば、描写は上と同じ、つまり書斎だ。

>>995
さて、エントランスホールからでも開けられた扉の内部は何となく確認できる。
三人、或いは四人が向かった書斎か、或いは今まさにバーラントが向かっている2F左方の扉か。
いずれにせよ情報はある、好きな方を選んでみるといい。

>>996
2F左方の扉、それを蹴破ろうとした君の背に、非常に嫌な予感が怖気として走る。
何だろう、この扉を無理やり開けてしまうと、何か取り返しのつかない状況を呼んでしまうのではないか、そんな予感が君の頭をよぎるだろう。
それでもその扉を蹴破るというのならば……その扉は簡単に、その泥人形の手によって……厳密には足によって蹴破られるはずだ。
999シャミル◆UFH2tocGt. :2018/02/23(金)20:55:41 ID:fRF
埋め
1000エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/02/23(金)20:55:47 ID:jZn
うめ
1000 : Over Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
※スレ主は1005まで投稿できるよ。次スレ誘導とかに使ってね


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