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【ヴァルハラウズ地下大聖廟 外界活動記録】

1セーブメーカー◆IdG3iw5EtQ:2018/03/10(土)22:47:00 ID:kuW()

※このスレは【ヴァルハラウズ地下大聖廟 一族活動記録】のロールスレです。
 一族としての参加、起床は前述の一族活動記録スレにてお願いします。


『クエストテンプレート』

【クエスト名】
【目的】
【参加人数】
【フェイズ】
【概要】


【クエスト名】――作戦内容の名称を記入してください。
【作戦目標】――現時点での作戦の目的、達成した時点でクエスト成功とみなす結果を記入してください。
【参加人数】――最低限必要な参加人数、そして参加可能な最大人数を記入してください。
【フェイズ】――作戦目標の達成に必要なクエスト数を記入してください。
      一度のクエストで目標が達成可能な場合は「無し」で構いません。
【概要】――作戦概要を記入してください。
2セーブメーカー◆IdG3iw5EtQ :2018/03/10(土)22:52:23 ID:kuW()

【クエストについて】

【このスレッドでは外界での活動、つまり「ロール」は事前に発令する「クエスト」を行う形で始めます】
【「クエスト」は長期にわたるものから短期で完了するものまで、自由に設定が可能です】

【クエストの長さは「フェイズ」の数によって示します】
【長期クエストとして「フェイズ4」のクエストを発令する場合】
【作戦の最終目標を設定、その後「フェイズ1」の作戦目標を提示し、クエストを発令します】
【フェイズ1を達成後、後日同クエストのフェイズ2を発令、という形で進行していきます】

【ややこしい部分になりますので、疑問等あれば遠慮なく墨カッコを用いて聞いてくださって大丈夫です】
3セーブメーカー◆IdG3iw5EtQ :2018/03/10(土)22:55:12 ID:kuW()


【クエスト名】メオト村急襲
【作戦目標】メオト村の防衛、および帝国軍の殲滅
【参加人数】1~2人(一人の場合はシルクが参加)
【フェイズ】無し
【概要】
 ヴァルハラウズ西方の村へ、ミランドロオク帝国のものとみられる軍隊が接近しているとの情報を捉えた。
 これを撃滅し、メオト村及びミランドロオク帝国にヴァルハラウズが名を示せ。

 ――この世界へ転移して以後、初の外界での作戦行動である。
 相手は人間だが、その力は現時点では未知数。警戒を怠らぬように。
4セーブメーカー◆IdG3iw5EtQ :2018/03/10(土)23:19:20 ID:kuW()
『メオト村急襲 導入』

彼らにとっては、いつも通りの朝であった。
陽が登ったので目を覚まし、井戸水で顔を洗い、作業着に着替えて畑の様子を見に外へ出る。
薬草を採りに森へ行くものも居れば、起きがけの散歩に足を運ぶ者も居た。
いつも通りの朝、いつもと同じ日――その日を過ごすメオト村へ、その者たちはなだれ込んだ。

「全軍前へ。――進路をふさぐ王国の村だ、踏み潰せ」

「隊長。村民の処遇は?」

「皆殺せ。王国の血など一滴たりとも残させてたまるものか」

戦乱とは全くの無縁であるその村の日常は、その一瞬にして崩れ去った。
革の衣服を着た村人を、鋼鉄の鎧を纏った兵士が斬り殺す。最初の一太刀を受けた者は、何が起こったのかを理解する間もなく、
血飛沫を散らして地面へと倒れ伏し――
一拍置いて、知人が、友人が、旦那が妻が子供が殺されたのを見た者が悲鳴を上げた。
家屋を倒し、畑を踏み荒らし、緑豊かなその地が鮮血の赤へと染められていく。

「――待て、待ってくれッ!!私たちが一体何をしたというんだっ!!?」

……帝国軍の襲撃にいち早く気付いたある一家では、夫婦が二人の子供を匿いながら、剣を振りかざさんとする帝国兵へ対話を試みていた。
妻と二人の子供を庇いながら前に立つのは、一家の父。その彼と相対する帝国兵は、言葉を受けてわずかな時間腕を止めた、が――

「決まっている。呼吸だ」

「……――は……!?」

「それと脈動。我らが帝国が統べる地にて、誰の許可も得ず生命活動を行っている。それだけで貴様らクロニス人は――」
「……ッッ逃げろ、三人ともぉおッ!!!」
「――万死にッ!!値するゥウッ!!!」

対話などはじめからするつもりもないと、帝国兵はその切っ先を振り下ろし、男――父の肩から腹部までを切り裂いた。
父の言葉に背中を押され、二人の子供と母親が背を向けて走り出す。視界の端に映る、斬り殺されていく知人たちの姿をはっきりと視認しながら、
首を振り、ぎゅっと目を閉じて、ただひたすらに前へ、前へ――
――進み、進み続け、未だ開拓されていない村の奥地へたどり着いたところで、子供のひとりが木の根につまづき、倒れ伏した。

「イーサンッ……!!!」

つまづき倒れた彼の名を呼び、振り返る母親。その眼に、血に濡れた剣を手にしながら、
ゆっくりとこちらへ歩き寄る帝国兵の姿が映った。
父が、夫がしたように、二人の子供の前へと震える足で走り出る母親。
帝国兵が一歩ずつ、着実にこちらへ近づいてくる。背後は林、自分が殺されている内に、せめて二人だけでも――

――その林の向こう側に、ヴァルハラウズは存在する。

【導入、ここまで。三名の命の危機を救う形でクエストを開始します
5スピーナ◆vJuzgYpmhc :2018/03/11(日)00:20:12 ID:J5Q
>>4

「――――穢らわしい」

声が聞こえてきたのは、帝国兵のすぐ背後だった。
先ほどまでは何も無かった、誰も居なかった。しかし現にそれは居た。
――女、そう女だ。しかしその服装はあまりに場違いなもので村の人間ではないことは明らか。しかもその腰には鞘に収められた刀らしきものが備えられていたが、女性が持つにしては巨大でとても扱えるようには見えない。

「意味の無い殺戮、なんと愚かで醜く…あぁ直視するだけでも忌々しい」

ゆらり、ゆらりと帝国兵へと歩み寄る。
それはまるで先ほどまで母親たちへと歩み寄ろうとしていた帝国兵とまるで同じで。

「そう、まさに……――万死に値する」

それがまさに、これから起こることを暗示しているようで。

【気づくの遅れました、よろしくお願いします】
6シルク◆BTZKfIqmVQ :2018/03/11(日)00:46:31 ID:ucJ

「……あ?何だ、一体誰が──」

その声を聞き、振り返る帝国兵。
この者の身に降りかかる惨劇の意趣返しは──ここに記す必要もなく。


「……お怪我はありませんか?」

ざく、ざく……土を踏み鳴らし、母親のもとへシルクは歩み寄った。
その表情や佇まいは、聖廟で見せている普段の姿とは真逆のものであり、着ている服も軍服ではなく、フリルをあしらった青と白のドレスコート……
その姿はまさしく、「姫君」という言葉がふさわしいものだった。

「ぁ…………貴女がた、はっ……??」

そう母親が問いかけるが早いか、殺害された帝国兵を追って来たらしい他の兵士たちもこの場所へと駆けて来た。
単体ではなく複数人である。無論、それがどうしたと聞かれたところで、答えられることなどないのだが。

「ご心配なく。我々は帝国のものではありません」

シルクは母親、そして二人の子供に向け、聖廟内でも見せたことのないような少女らしい笑顔を見せて。

「……旅の者です。──スピーナッ!」

振り返り、今度は長姉としての声を張り上げ、彼女の名を呼んだ。

「……ぁれはっ!?やられてるぞ、フリオの奴!?」
「あいつらがやったのか……!?畜生、王国の犬風情がぁッ!!」

そう吠え、剣を構えてスピーナへ襲い掛かる帝国兵たちを見据えながら。

「村の中心へと進む。道を、開けろ」

そう一言、命じてみせた。

【兵士のような雑魚は遠慮なくばっさばさと殺しちゃって大丈夫ですので】
【力量の差故、そういった連中相手なら確定ロールも全く問題ではありませんー】
7スピーナ◆vJuzgYpmhc :2018/03/11(日)01:01:45 ID:J5Q
>>6

「――御意…スピーナ・ルーデルトガーデン、任務を遂行いたします」

シルクの方を向き直り、宣言するや否や今まさにスピーナへと襲いかかろうとしてくる帝国兵たちを一瞥。

「犬…?貴様ら人間如きよりはまだ犬の方が愛らしいというもの…貴様らは最下層の下等生物ということを知れ」

複数の兵士に囲まれているというのに涼しい顔で悪態を吐くと一歩踏み出し、手を翳せばそこに力の奔流が迸る。
それは青白く発光し、時折バチバチと音を立ててまるで周囲を圧するが如く。

「往ね、私の前から……電撃球(エレクトロ・スフィア)」

それを帝国兵たちの中心へと飛ばされるとバチリという音と共に眩い光を発しながら破裂。広範囲に電撃を飛散させる。
無論、それはただの人間が耐えられるものではなく、身体をピクピクと痙攣させ中には口から泡を吹きながら一人、また一人と絶命していく。
そうして残ったのは僅か一人。偶然魔法の射程範囲外に居た故に助かったのだろう。しかしそれはもはや悪夢以外の何者でもなく……

「あら、一人残してしまいましたか…こいつを捕らえるというのも良いですが………」

顎に手を当て僅かに思考し、再び顔を上げる。

「――――まぁ、殺しておきましょう」

一閃。
腰に携えれた大太刀。それを軽々振り回し文字通りあと一人の帝国兵を"両断"した。

「シルク様、辺りの殲滅、完了致しました。村への道はこれで開けたかと」

【了解しました】
8シルク◆BTZKfIqmVQ :2018/03/11(日)01:22:23 ID:ucJ
>>7

「何だと……!?女ごときが、偉そうな口をッ──!!?」
「待て、様子が変だっ、うかつに近寄──」

「「「ぁあぁぎゃぁぁぁあァアァアァアッッ!!!!!」」」

青白い閃光が爆ぜ、電撃に身を焼かれた兵士たちが悲鳴の合唱を響かせて悶絶する。
放たれた雷撃が命を奪うに至るまで、地獄のような苦しみを味わい尽くす間、絶えず悲鳴をあげていた兵士たちがぴたりと声を止ませて絶命した。

「ひっ…………!?」

わずかに遠方に居たため、辛うじて助かった者も居はしたが、目の前で仲間が苦しみ悶えて死に逝く様を見せつけられた者が冷静でいられるはずもなく。腰を抜かし、その場にへたりこんだまま身動きが取れなくなっていた。

「たっ…………!!助け、助けて、たすけて、たすけてっ…………!!!」

その命をどうしたものかと思案するスピーナへ、涙と鼻水を流しながら救いを懇願する──が。
その願いが聞き届けられることはなく、無情にも巨大な刃が眼前へ迫り……

「ああ、あぁあぁああああ!!!嫌だ嫌だ嫌だぁあぁあぁああっっ!!!!」

悲鳴を響き渡らせ、命であったものは鎧ごと真っ二つに裂けて絶命した。

「ああ、ご苦労。……さて、では──」

「ぁ……あ、待って、待ってください、あのっ……!!」

踏み出そうとしたシルクの足を、母親が呼び止めた。
普段ならば煩わしいと無視を決める所だが、その気持ちをぐっと抑え、シルクは振り向く。

「……助けていただいて、ありがとうございます……!!名を、せめて名だけでも、お聞かせ願えませんか……!?」

「……」

花咲くような笑顔を見せて、シルクは答えた。

「──シルク・ドムラ・プレムリアス。シルクで構いません。そしてあちらの彼女が、スピーナ・ルーデルトガーデンです」

名乗りながらシルクは魔法陣を展開──したように見せ、自身の領域より一匹の狼を呼び出した後、スピーナのもとへと歩き出した。

「しばらく、彼のもとを離れないでください。彼があなた方を護ってくれますから。……さて、待たせて悪かったなスピーナ。行こう」
9シルク◆BTZKfIqmVQ :2018/03/11(日)01:23:48 ID:ucJ
【本日はここでちょっと中断をばっ】
【次は村の中心部にて帝国兵側の描写から始めますね】
10スピーナ◆vJuzgYpmhc :2018/03/11(日)01:35:46 ID:J5Q
>>8

「お姉様、煩わしい声をお聞かせしてしまい申し訳ありません」

既に死に絶えた帝国兵たちを前に行うのはその悲鳴をシルクに聞かせたことに対する謝罪である。
人を殺めたことに対して全く何も感じていない。それが彼女…いや彼女たちにとっては普通のこと。
それくらい、そこら辺の羽虫を潰す程度のことなのだ。故にそれに罪悪感など湧くはずもない。

シルクが名を名乗ったのを見るとスピーナも軽く会釈。そして言葉を告げることなくシルクと共に歩いていく。

「………人間如きがシルク様に名を聞こうなどと本来ならばあまりに無礼な行為…普段であれば斬り殺していたところです」
「この鬱憤は向こうの人間で発散するとしましょう……」

【了解しました
ではまた次回に…!!】
11シルク◆BTZKfIqmVQ :2018/03/11(日)22:24:05 ID:vDC
>>10

「気にするな。いい合唱が聞けた、今からアンコールを訴えに行こう」

死に絶える悲鳴を歌と聞き、ほんの僅かに頬をほころばせてシルクが返す。

「……まぁ、特例だな。顔はもとより、名前も覚えて貰わねば、ここに来た意味が無い……裏返りそうになる内臓を、どうにか抑え込め」

「──その通り。これから好きなだけ、鬱憤ばらしができるのだからな…………」


【続きます!】
12シルク◆BTZKfIqmVQ :2018/03/11(日)22:40:42 ID:vDC


村の中央部──普段ならば催し事や、村全体への連絡を行う際に使用される、大きく開けた広場。
殺されず、捕らわれた村民たちはそこに纏めて放り出されていた。両手だけを拘束され、両足は自由なまま。
捕らわれているのは主に子供と女性であり、屈強な男は捕らえる前に殺されていた。

戸惑い怯えるその様子を、黒い鎧の男が眺めていた。男の背には数人の兵士。村中へ散った他の帝国兵とは違う、黒い男を護衛する立場にある者である。

「これで全部か?」

「今のところは。老人や男連中は、下っ端の連中に処理させているところです、隊長」

部下の返事を聞いた男、隊長は声をあげる。兵士、そして村民へ向けて。

「よし。なら、殺すか。数少ない『娯楽』の機会だ、たっぷり楽しめよ、てめぇらッ!!」

「はははははっ、待ってましたよぉお隊長おぉっ!!持ち帰っていいのは何人までっすかぁア!?」

「抱えきれるだけに決まってんだろ、欲張んじゃねぇぞぉ!!!」

そうして駆け出す兵士達。悲鳴をあげる村民達──
次の瞬間には散るであろう鮮血と命が飛び散る前に、先に兵士たちの動きが停止した。

「…………あ?えっ……あれ、なんだ。うごか、えっ……………」


「抱えきれるだけときたか」

彼らの動きを止めていたのは、他でもない、彼ら自身の影。それが彼女の領域とつながり、支配下に置かれた影は、支配者たる彼女の「待て」という命令に……従っていた。
一人残らず動きを停止させられた兵士たちに待つのは、村民ではなく……

「さ。奏でてくれ、スピーナ」

……自分たちが吹き上げる、鮮血であった。
13スピーナ◆vJuzgYpmhc :2018/03/11(日)23:04:02 ID:J5Q
>>11

「御意に」

身動きが取れない兵士たちの元へスピーナは歩み出る。
一歩、また一歩。悠然と歩く姿には艶美さを感じさせ、まるでそこに似つかわしくない雰囲気を醸し出していた。

「お姉様の命令に忠実に従うその姿…まぁ当然のこと、その忠実さに免じて……」

そして、ひとまず一人……
気付けば身動きができない兵士たちのうちの一人の首から上が丸々無くなっていた。
首の断面からは血が噴き出し、しかしシルクの支配は未だ解けず首から上が無いままその場に未だ立ち尽くしていた。

「えぇ、甘美なる悲鳴をお姉様へと披露させていただきます」

………そして、蹂躙が始まった。
14シルク◆BTZKfIqmVQ :2018/03/11(日)23:32:43 ID:vDC
>>13

「え…………あ、ああ、ぁぁああぁあ!!?!?」

一歩たりとも足は動かせず、さらには目すら動かせない。そんな状態で、視界の端にかろうじてその姿を──
仲間の首がごろりと落ちる様を見た一人が、満足に動かせない口で悲鳴だけは上げた。ただしくは、上げさせられた。
そして、来るべき自分の番が来れば、奏でていた悲鳴はぴたりと止み、恐怖に染まった顔がごとりと地面に落とされる。

「ふ、ンむ。もう少しボリューミーな方が耳に馴染むが……及第点かな」

「なっ……にを、しやがった、貴様らぁぁあああッ!!?!?」

最後の一人の首がはねられるその前に、駆け出していた隊長の剣先がシルクの首めがけ振りかざされる──が。

「…………貴様。」

寸でのところで、その剣がぴたりと空中に静止した。
……彼の足が、シルクの影を、領域を踏みつけていた。それに反応したシルクは、自身の領域よりある眷属の手だけを召喚し、伸ばされたそれが隊長の腕を掴み、停止させていた。

「誰が、土足で、踏み込んでいいなどと、口にした?」

「……あ……ぁ、あっ、がっっ!?ぁが、が…………ぁぁあぁああッ!!?」

領域より伸びた手は、みしり、ごきりと音を鳴らさせながら、隊長の腕を歪に歪めながら、握った剣の先を彼の顎の下へと向けさせ。

「……興をそぎやがって。鳴いて詫びろ、糞溜まり」

「──ギャァァアァァァアアアァアぁぁぁぁぁああアァァァァァアッッ!!!!!!」

剣の先が、顎下から脳天までを貫き、人であったそれは絶叫を鳴らすだけのオーディオへと変貌した。

「そちらもそれで済みか、スピーナ?……隊長の悲鳴を聞いた兵士が逃げる前に、捕縛する奴を見繕わねばな」
15スピーナ◆vJuzgYpmhc :2018/03/11(日)23:48:22 ID:J5Q
>>14

「……死の瞬間ですら煩いなど、まったく人間は場を弁えない…」

一人ずつ首を落としていきながらそんな愚痴をぽつりと零す。
どうせならばもっと素晴らしい声をあげてほしいものだ、とそんな風に考えながらもスピーナの手は止まりはしない。
やがてシルクへと無謀にも飛びかかった隊長が絶命するとスピーナの方も粗方終わりシルクの元へと。

「えぇ、全員煩い口ごと頭を落としましたので、私はこれで満足です」

血が滴る大太刀を振るい、その血を飛ばしてから鞘へと戻す。
ひとまず、この場の敵は殲滅は完了した。だがここに居るのが全員だというわけではないはず。

「では、私は周囲に監視の目が無いかどうかの偵察に向かいましょうか?」
16シルク◆BTZKfIqmVQ :2018/03/12(月)00:11:48 ID:ZTg
>>15

「頼む。俺──ぁぁいや、私はここで、彼らと軽く話をさせてもらう」

そう言うとシルクは、自身の影と拘束された村民たちの影とを繋ぎ合わせ、小さな眷属たちに彼らの腕を縛る縄を斬らせ、拘束を解いた。

「ぁ、あっ……!ぁりがとう、ございますっ…………!!ぁ、あなたがたは、いったい……っ??」

泣きながら頭を下げ、感謝を口にする者へとシルクは問いかける。

「……シルク・ドムラ・プレムリアス。旅の者です。相棒──の、スピーナ・ルーデルトガーデンもこと共に、ここで休息をと思い、立ち寄ったのですが…………」

「どうやら、それどころではなさそうだ。……彼らはいったい?」

真っ先に礼を口にした女性が、あたりを見回すシルクへ答える。

「……おそらく、ミランドロオク帝国のものです……ここはル・クロノス王国の領土内、敵国の地に違いはありませんが……それでも、今までこのような虐殺じみたことなど、なかったはずなのに…………」

シルクと女性が話をする中、その場へ遠方より弓を構える数人の帝国兵。
──殺された隊長の敵討ちでもするつもりなのか、いずれにせよ、シルクないし女性を狙っているのは確かである。
その姿を、偵察へと向かったスピーナが逃すはずもなく。


【兵士の捕縛が済んだあたりでクエスト完了といたしますゆえ】
【最初のクエストということもありますし、駆け抜けちゃいましょー】
17スピーナ◆vJuzgYpmhc :2018/03/12(月)00:31:25 ID:dV4
>>16

「――――お姉様の会話の途中に水を差そうとは劣等種如きが大きくでたな」

放たれた矢が目標に到達することはなかった。
矢を放った瞬間、目の前を何かが通過したと思った瞬間帝国兵のうちの一人が絶命していた。
そして聞こえてきたのがこの声である。

「そうだな…そこのお前とお前…それとお前だな…貴様らで良いだろう。後の劣等種は皆殺しだ」

スピーナの手には放たれたはずの矢が握られており、それらをへし折って。
今回の任務は村を救う、そして捕虜の確保だ。村を救うことは完了した、ならばあとは捕虜の確保ということだ。

悲鳴、叫喚、祈り。

様々なものが飛び交うその場は、さながら地獄絵図を体現したかのような一部始終。
その後、捕縛した数人の帝国兵はヴァルハラウズ地下大聖廟へと送られていくのだった。

【ではこちらはこれで〆な感じでしょうか?】
18シルク◆BTZKfIqmVQ :2018/03/12(月)00:52:19 ID:ZTg
>>17

「……ふ、む?虐殺がはじめて、という情報は、何が由来なのです?」

いつのまにか帝国兵の死体は影に飲まれて消え失せ、その場にはシルクと村民たちが残された。
夫や父を失った者達は、すがる物が何もない今、ただ視線だけをシルクへと集中させていた。

「ぁ……わ、私は、商人です……この村より……王都へ、そして帝都へも、さまざまな街へ足を運んでいます…………由来を問われれば、私の、耳……としか言えぬのですが……」

「帝国は……障害となりえないものに対しては、何の対処もすることなく、通りすぎることが常、なのです。来るべき戦いに向け、力を温存する……それこそが帝国の戦い方であり、強さの一因であると…………帝国の兵士より、聞きました」

「……それが本当ならば、この村などはまさしく眼中にあるはずもないというわけか……。何らかの精神支配を受け、より暴虐的になった、と考えるべきか……?」

話をしながら、シルクは自身を狙っていた帝国兵がスピーナにより捕縛されたことを確認する。

「いずれにしろ、より深く話を聞かせてもらう必要がありそうですね。……兵を失った奴らがおとなしくしているはずもない」

スピーナへ向け、念話を可能とするスキルを使用し、シルクは言葉を残す。

『予定通り、俺はこちらに残って情報収集を行う。先に帰っていてくれ、スピーナ──今日はありがとう』

『……やはり、この世界においても、人間は所詮人間らしい。その旨、皆に伝えてくれ』

【と、なかなか中途半端な切れ方になっちゃいますが、クエスト完了ですー】
【お次はどうしたものかな……いろいろ考えておきますので、また時間があればよろしくお願いしますねっ】
19名無しさん@おーぷん :2018/05/03(木)14:47:18 ID:25o
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