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【短文】ここだけネポック魔法学校・十三限目【推奨】

1L1x45m6BVM:2018/04/25(水)23:54:58 ID:6UC()
ここは人里離れた森の奥
そこには、国一番の魔法学校『ネポック魔法学校』が存在する
そこでは、魔導の道を極めんとする若き才能たちが、日々勉学に励んでいるのでした
これはそんな魔法学校の案内状です
入学手続きは簡単
名前を書き、門をくぐるだけ
ネポックの扉は、等しく開かれているのです

こちらは、短文推奨スレとなります
セリフ一行、地の文は多くても三行を意識して書いていきましょう
特にセリフが増えれば、それに返信しての繰り返しでどんどん大きくなるため、一行推奨です
また、凍結、置きレスもグダグダになる原因になるため、可能な限り非推奨です

前スレ
【短文】ここだけネポック魔法学校・十二限目【推奨】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1523110449/

スレwiki
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次スレを建てるのは>>980の人にお願いします
2エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/26(木)00:50:01 ID:ZGY
>>999
「んー……わかった!」

誰に聞けばいいのかは分からないながら、他を当たれということは理解したようで。
こくこくと頷いて見せると、それ以上の追及はやめにしたようだ。

そして思いのほか雑だった判定ながら、その規定も知らなければ疑うこともしないエリシア。
彼からの太鼓判にこちらもサムズアップで返し、その腕を上機嫌にぶんぶんと振った。

「レース?いいよー!またねー!!」

そのまま別れの挨拶とばかりに手を開いて腕を振る。
小さくなる彼の背中に、そういえば名前を聞いていなかったなどと思い出すのは当分先だろう。
3レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/26(木)00:56:58 ID:om2
>>前1000

「あはは、ルビーちゃんが努力すれば史上最速なれるよ」

なんて言って立ち上がる

『ええ、ルビーちゃん、ですね・・・見事な魔術でしたわ』

鳥は頭をぺこりとして、挨拶に答えます

「実際、箒にここまで付いてくるのは凄かったよ、それに・・・まぁ・・・あはは、あたしスピードあげる為に精霊の力借りてたよーなもんだし」

と、食堂でも言ってたが、あくまでも契約精霊の力を借りてこのスピードで飛んでた事を暴露しましたね

「・・・いたたた・・・まぁでも楽しかったかなー、またやろっか~」

にししと笑いながら、ルビーを見つめて言います
4ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/04/26(木)01:10:26 ID:6Ua
>>3
「うっす! 今からでももう特訓するっすよ!」

めっちゃやる気十分。

「いやぁ、それほどでもないっすよ!

ぺこりとこちらもお辞儀で返し、そう答える。

「それも込み出の実力っすよ。自分も、宗教系の魔法を使ってるから似たようなもんすし」

知った上での敗北だ、とルビーは語る。そして自分も、似たような力を使って、それでも負けたのだ、と。

「自分ももちろん楽しかったっす! でも今度やるときは、絶対負けないっすよ!」

そして、ルビーも負けないくらいに底抜けの笑顔を向けながら、そう言うのであった。
その時、あたりに響く予鈴の音。楽しい語らいあいも、そろそろ終わりが近いらしい。
5レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/26(木)07:25:12 ID:om2
>>4
「それじゃ、そろそろ帰ろっか~」

聞こえてくる予鈴を聞くと、そう呟いて

「あ、あたし寮には入って無いからこのまま帰るや」

『それではわたくしはこれで・・・』

精霊は左手の指輪に吸い込まれるように消えて行き
レオナも箒に乗りました

「そんじゃーねー」

そう言って、箒でふわふわと、ゆーっくりと飛んで行きます
箒は紅く光ってる、完全フラムに箒操作させて去って行きましたとさ
6ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/04/26(木)18:06:13 ID:6KX
>>5
「そうっすね」

去りゆくレオナを、消えゆくフラムを見送りながら、ルビーは大きく手を振る。

「また会おうっす! んでんで、その時は今日のリベンジっすよー!」

レオナが見えなくなるまで、ルビーはいつまでも手を振って見送っているのであった。

「ところで、午後からの授業はいいんすかね?」

見送ってからふと気がついた。だって、昼食の後だったわけだし。
でも、学部が違うから、きっとカリキュラムも違うんだろうなーと楽観的に考えながら、次の授業へと向かうのであった。
その真相を知るのは、レオナのみ……
7レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/26(木)22:10:34 ID:om2
修練場、ここはネポックの学生が自らの魔術を強化する為に練習をする場所である
そこに、145センチ程の身長しかない、長い髪に赤いリボンを付けた緑目の少女が訓練人形と向かい合っている
周囲には箒がふわふわと浮いて居て

「・・・サンダーソード」

少女の左手には雷属性の剣が現れる、それを持って人形に近寄り

「・・・や!」

人形を横に斬ろうとするが、非力な少女の力では食い込むだけで人形はきれなかった

「・・・やーっぱあたしはこー言うの、向いてないのかなー」

そう呟いて、雷属性の剣は消えて行きます
8エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/26(木)22:25:13 ID:ZGY
「んー……」

財布と思しき革袋を片手に、もらった金貨をもう片手に。
じーっと金貨を見つめるように顔の前にかざして、何やら考えているような表情。
金貨一枚、初等部の生徒がぽんと手にするには若干高い金額な気もするが。

「おー……」

宙でくるくるとゆったりと回りながら、考え込む……何か考えているのか?
9いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/26(木)22:30:30 ID:yCJ
>>7
これからの未来を担う若い才能達が己の力を試し、鍛えるために存在する修練場は、今日も絶賛営業中。
しかし昼間は賑わうこの場所も、お日様が沈んだ今となっては静かなもので。
1号は静かな場所を好む、"表"の世界が眩しい少年にとって夜のこんな場所は絶好の穴場と言えるだろう。

「う・・・わっ・・・!」

突如響いた雷鳴にピクリと肩をはねさせて、なんとも情けない声を上げて顔を持ち上げれば、そこにはこの騒音の原因となった少女が一人。

「・・・それ・・」

どんな魔法?突然投げ掛けられた、平坦で、起伏に欠いた言葉の主に目を向ければ、身長は同程度の、黒いローブに金髪が映える、そんな小さな少年(少女?)が立っていることだろう。
無表情にも見える彼の顔から発せられる視線には、ちょっぴりいやーな感じがしたような気がした
10シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/26(木)22:31:29 ID:xHq()
>>8
実に不思議な物を見るものだ。とくるくる回る若草色の存在を見たものはそう感じる。
そして、今回それを見つけた者は興味によってそちらに引き寄せられるのである。興味深そうに、そして手の中にある光を見つけるのだ。

「お? お小遣い貰ったのー? エリシアちゃーん」

呼び掛けてくる声は下から。影に沈み込み、まるで水面に仰向けで浮いてるように地表を浮かぶ黒髪の少年であった。
11レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/26(木)22:36:43 ID:om2
>>9
じっと見て居た視線に気づいてそちらを振り返って

「ん?どしたのー?あたしが可愛すぎて見とれちゃった?」

まずこんな事を言い出したが、それ、どんな魔法?と尋ねられると

「・・・んー、雷属性の剣を出して、それを伸ばして刺したりして、その後に電撃をお見舞いする魔法よ」

と、そう答えます

「でねー、普通の剣として使えたりするんだけど、いかんせんあたし剣使えないからここら辺はあーんま使いきれないんよね」

と、案外応用力はありそうだけど剣術の心得が無いとそこら辺は結局使えない
魔法剣士向けの魔法だったりしますね

「あたしはもっと派手に攻撃する魔法が得意なんよねー」

と、聞かれてもないのに自分の得意な物を語り出したよ
12エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/26(木)22:41:11 ID:ZGY
>>10
「もらったー!」

欠けられた声に上機嫌そうに、シャディの方を向いて。
それから目線を合わせるべく、地面を液状化させて顔だけ出して。
合わせるも何も、見ている方向が全く違ってしまっているが。

「きらきら!」

果たして金銭としての価値を、理解しているかどうかは分からないが。
13シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/26(木)22:47:19 ID:xHq()
>>12
エリシアがそのような行動を見ればシャディはまるで水上であるかのように横、または目線が結ぶ方向に向いて半身か首から下を沈めるだろう。

「おー、良かったねー。そのきらきらしてるので何か買うのー? ……それ何かはわかってるー?」

そういえば子供は金貨に限らず、硬貨をあまり深く価値を考えないことが多い気がしてそんなことを言う。
実際、明確な価値が印されてはいないその金貨をエリシアは下手すると口に含みそうだから不安なのだ。前に影をぱっくんしたくらいだし。
14エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/26(木)22:53:46 ID:ZGY
>>13
「んー……かえるー?」

エリシアは実は一度だけ買い物をしたことがある。いつかの食堂でのことだ。
ただ、その時はロイコに十分だろうお金を渡されて、食堂の人に計算をしてもらっていたのだ。
つまり何かというと、金貨で一体どのくらいのものが買えるのかはエリシアは分かっていないのだ。
……ただ、発言を聞くと買い物そのものが理解できていないかのようにも聞こえそうだが。

「おー、みずみたい!」

そんなことは置いておいて、液状化した土のように振舞うシャディの影に触れようとするエリシア。
それが可能なら、水のようにパシャパシャと手で掬っては飛ばすような動作で。
15いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/26(木)22:53:55 ID:yCJ
>>11
「使い方、なってない」
「それ、立派な魔法」
「使いこなせてない・・・だけ」
「力がないなら、体重を乗せて、または・・・伸ばす勢いを利用して」
「それが・・・戦い・・・方」

勿体無い、実に勿体無い、仮面のような表情の下、1号は妙な歯がゆさのような物を感じていた。
何故ならば、五大属性の一つである雷を操れるほか、実体剣として形にする事もできる。そんな良い魔法を持て余しているレオナが、ほんの少しいじらしかった。

1号は魔法の事となるとまるで人が変わったようになってしまう、それは生来からの性格というもので、なかなか直すのが難しい。ゆえに、断片的な言葉を次々と投げつけてしまった、相手の事を考えもせずに。

「ごめんな・・さい」

出過ぎた自分の不敬を悔いれば、ぺこり、体を45度曲げて最敬礼、レオナからしてみれば突然の事であろう。

「それと・・・見てなんか、な・・・い・・・」

最初に投げかけれたレオナの問いに忘れていたかの様にそう言えば、プイッとそっぽを向くのであった
16シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/26(木)23:00:50 ID:xHq()
>>14
「カエル? ……じゃないね、うん。……まあ大体のモノは買えると思うよ?」

聞き間違いにもほどがあることが一瞬脳に入ったが、様子からするにそういう意味ではないだろうと。
これでも人と関わりまくってるだけにある程度の意図を読むことはほんの少しながらできるのだ。とはいえ回答が曖昧なのはエリシアから聞くためだが。

「あはははー、エリシアちゃんのも水みたいじゃない?」

影は掴めたかと思えばまさに水のようにエリシアの指の間から抜けていくだろう。距離などの都合上、土と影が重なり合う箇所から伝わる感触でシャディは感想を返す。
モノは試し、と影の縄が一本、その液状化した土に突っ込まれようとするだろう。
17レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/26(木)23:02:44 ID:om2
>>15
「む~・・・あたし剣の類は素人同然なんだから仕方ないじゃん~・・・」

なんて言ってため息ですね

「基本的に遠距離から攻撃するのがあたしの主体なんだけど、もし接近されたらーって思って練習してみてたのよね~」

と、そう言ってます

「て・・・」

ごめんなさいを受けてポカーンとします

「嘘でしょー、この世界一可愛いレオナちゃんに見とれてたってはっきり言いなさいよー」

自分の事を世界一可愛いとか堂々と言いますよ
18エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/26(木)23:07:55 ID:ZGY
>>16
「おーっ……ごはんは?」

大体のものと聞いても思い浮かぶものは食堂のメニューくらいしかない。
見ればあの時の硬貨よりも今の金貨の方が明らかに派手で豪華なのだが、そのあたりの違いは分かっていないようだ。

影の触手を差し込まれた土は、抵抗なく液状化部分に吸い込まれるだろう。
多少粘度はあるものの、感覚は水そのもの。水を混ぜているのではなく、分子をほぐしているからこその手触りだ。

「えりーもはいるー!」

それはそれとして、エリシアはシャディのように影に潜りたいご様子。
思えば影と泥とが交錯している地点は、どうなっているのか気になるところである。
19シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/26(木)23:14:35 ID:xHq()
>>18
「買える買えるー、食堂のものなら買えるんじゃないかなー? ……そういえばこれなに?」

後で行ってみる? なんて言いつつ、シャディはその後の様子を少し考えてみた。……お釣りでお金が増えた、とか言いそうだなあ、なんて思う。

影の縄は液状化土を混ぜるように蠢いた。この感触でシャディはどこか似たようなものを知ってる感覚に覚えるのだった。

「おー? それならちょっと待ってねー……はい」

縄を引っ込めて、その分拡大したのか影のエリアを広めて泥に被せる。感触を伝えるならば、シャディと触れなければ泥の表面に近くなるだろう。
シャディが手を出しているのはそのためだ、まず触れないと入れないらしいが、それをエリシアは察するだろうか? この時、片手は額の帯を掴んでいた。
20エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/26(木)23:22:00 ID:ZGY
「いこいこー!ごっはんーっ」

いつの間にやら一緒に行くような会話になっているが、気にしてはいけない。
そして泥に似た感触の影が近づいて来れば、まっすぐそれに向かって手を伸ばし。
特に変わらない感触と反応に、首を傾げて不思議そうにした。

「んー?えりーはだめ?」

術者以外は影には入れないのだろうかと、シャディに向き直って問う。
片手を額にやった彼に向けて、改めて首を傾げるのだった。
21いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/26(木)23:22:14 ID:yCJ
>>17
「欠点を補うのは、いい・・・使い方、と僕は肯定します」

中距離以遠の戦闘が主体なら、近付かれる事自体が既に危険、然し遠距離能力でありながら、素早く近接戦闘にシフト出来るのは相手に対して大きなアドバンテージとなる。

「僕は・・・自分の立場をかえりみず、貴女様に失礼な態度を取ってしまいました
不敬を働けば、謝罪するのは・・・当然
ゆえに僕は謝罪します、ごめんなさい」

唖然とするレオナに、またもう一度深く上体を倒せば、これ以上に無いくらい、強い謝罪の念を表すだろう。
ちぐはぐな感情表現といい、毎度のこの突飛な行動と言い、少年を形成する根っこの部分はかなり歪に捻れているようだ。

「はい・・・貴女様はとても可憐で、麗しいと、僕は肯定します」

だからきっと、こういう事を恥ずかしけもなく言えてしまうんだろう。
22レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/26(木)23:28:16 ID:om2
>>21
「うん・・・剣術とか習ってみようかな、まぁ欠点補う為だから程度くらいでいいんだけどね」

少女はそんな事も考え出したようで、剣を使える人とか誰が居るかなーとか考えてます

「て、ちょっとちょっとちょっと!そこまでかしこまらなくていいって」

あんまりにも丁寧に謝罪してくるものだから逆に焦ります、更に

「お、君わかってるじゃん!!でしょでしょ!?もっと言って~、てか君もよーく見たら可愛いね、なんて言うの?」

そりゃもうここまで言われたら超上機嫌になりますよレオナちゃんは

「あたしはレオナって言うのー、高等部の一年よ」

と一応名乗る、この身長で高等部です
23シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/26(木)23:30:16 ID:xHq()
>>20
まあ別に断る理由もなかったりするので、いこいこー、と気軽に乗っかった。色々済めば二人は食堂へGOだ。

「あはは、やっぱりそう思う? ちょっと不思議でねー、僕に触ってれば一緒に入れるよー?」

これは事故の防止か、と思うかもしれないが実態はエリシアの通りだ。そもそも術者の影が対象である以上、術者しか潜れないのは当然。
そして、ある意味それの抜け道としてあるのが術者に触れることである。そのための手であり、入るなら握って、と言うだろう。
握れば一声かけて影に潜り――エリシアがその中を見ようとすれば真っ暗な空間で繋いだシャディの手でしか存在を視認しづらいことになるだろう。
土が泥になっているためなのか、少し涼やかな空間だった。
24エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/26(木)23:34:45 ID:ZGY
>>23
差し出された手をしばし見つめて、何を思ったかかぷっと口へ運ぶ。
ルビーとの少し抜けたやり取りの中で生まれてしまった、これは『挨拶』なのだ。
もっとも、一般には突拍子もない行動。流行らないし流行らせてはいけない。

「んー、おー……?」

そうこうしているうちに潜り込んだのは、影のように真っ暗な空間。
片手でシャディの指を握りながら、空間に満ちた影に触れようと手をぱたぱたと振った。
25シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/26(木)23:43:46 ID:xHq()
>>24
「んん!?」

なんで口に入れた!? なんて思うが、もしかして触れるイコール口に入れるのか? と思い始める。尻尾だったら危なかった。

やはり、と言うべきだろう。空間に満ちる影も壁も地面もすべて曖昧な感触。触れてるようで触れてない、考えるほどわからない感触。ちょっと上を見れば出口らしき部分と地上の様子が見えていた。

「怖くないー? 平気ー? あともう離しても良いけど、触り直すと出ちゃうから気を付けてねー」

指を包む手を他の指で握りながら、そう言い終わる前にシャディの額からは閃光が走る。エリシアの目にはどう見えてしまうだろうか?
もしかしたら、驚いてしまうかもしれないが、その閃光は正しく額の目から発していた。――光で見えないのはご愛嬌。
26いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/26(木)23:47:20 ID:yCJ
>>22
「いいえ、僕の様な下等な生き物は、地に這う蛆虫程の価値も無いと、僕はそうご主人さまに躾けられています」
「ですから、貴女様に対する僕のこの行動も、必然であり、当然の報いであると」
「・・・・・・そう、僕は肯定します」

レオナの制止する言葉を振り払い、淡々と、そして平然と自分を卑下する内容を紡いでいく1号。
しかし最後に少しの沈黙を置いて、肯定した1号の顔にほんのだけ少し現れたのは、悲嘆、そんな色だった。
どうも彼の言葉の裏には複雑な事情が見え隠れしているようで、それに踏み込むか否か少女次第。

「はい、異論はございません。レオナ様。見つめては居ませんが、レオナ様はとても美しくございます。」

超絶おだてまくりである。見つめては居ない、そう前置きしたのは置いといて、どうやら嘘は付いてはいないようだ。相変わらず無表情だが。

「僕は魔法科初等部、名前は・・・」

彼女の自己紹介を静かに聞けば、片膝を付いてそれに応じる。

「名前は・・・わかりません」
27エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/26(木)23:51:35 ID:ZGY
>>25
「おー、わかった!」

言うが早いか手を離し、宙を浮きながら影の中を進むエリシア。
加速のルーンを刻んで、いったいどこまでの広さなのかと遠くへ遠くへと飛んでみる。
影の中は泳いでいると言えそうで言えなさそうな、不思議な感触。
液体と期待の中間というべきか、別の何かというべきか。呼吸に問題が無いのもなんだか不思議な感覚である。

「シャディーっ!……おーっ!」

そうして振り返れば、見えたのは額から光を出すシャディだ。軽く歓声を上げるエリシア。
シルバーバレットレースの時にも見たからか、それとも視覚の問題か。驚きはせずとも、魔法だからとのいつも通りの興味は持ったようである。
28レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/26(木)23:52:50 ID:om2
>>26
「あー、もう!んじゃ許してあげるって!許してあげるからもう謝るのはやめなさいって」

と、そう言ってため息ひとつ

「つーかご主人様・・・とか言って執事かなんか?・・・名前も無いなんて・・・」

と、レオナは何やら考えているが

「・・・ま、ここまで言ってくれる後輩はなかなか居ないし~、初等部なのね・・・普段なんて呼ばれてたりするのー?」

と、頭ナデナデして、そんな事を尋ねる
29シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)00:01:33 ID:ynZ()
>>27
「あ、気を付けてねー、限界があるかちょっとわかんないからー」

そう、影はシャディに付いて回るもの。そのためシャディは範囲の外側を触れることが困難。なのでエリシアが、それこそ離れていこうとすると。
上に見える景色が切れてる辺りで止められるだろう。いや、明確な壁はないが進んだ感じがしなくなるのだ。現に上の景色の見え方は変わらなくなるだろう。

「これは魔法になるのかなー? って眩しくはないんだね。それでどう?」

流石に食べさせる訳にはいかないが。何はともあれ何やら歓声をあげてくれてるので自然と笑ってしまう。さて、エリシアは影の中にどんな感想を示してくれるだろう?
30エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)00:06:51 ID:EL3
>>29
「んー、はーいっ」

そう言われれば大人しく飛ぶのをやめて、シャディの元へ帰ってくるエリシア。
どういう訳かは分からないが、何となくこれ以上進まなくなったことを悟ったのかもしれない。
勢い余って見えない壁に衝突、なんてことにならなくて幸運だったと思うべきだろうか。

「んー、ちがうの?んーとね……あっ」

額の光に関するシャディの見解に、首を傾げながら。
それが目だなんて露知らず、額に向けてぺたりとした手の平を伸ばし。
……そして触れたのは瞼河岸休暇、はたまた別のものか。ともあれ再びシャディに触れたエリシアは、気づけば影から出ていたのだった。
31いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/27(金)00:07:58 ID:grg
>>28
「お見苦しところをお見せしてしまいました
しかし、レオナ様がそう仰るのであれば」

1号の顔に浮かんだ悲痛な色はすぐさまなりを潜め、いつもの無表情、無感情を取り繕う、大丈夫、いつもの事だから、そう自分の心に嘘をついて。

「肯定します、僕は森の外れのお屋敷にて、ど・・・
いえ、お仕えさせて貰っている身でございます」

奴隷、そう言いかけた少年は、わずかに顔を横にふるふると動かして。当たり障りのない言葉を選んでいく、これ以上に迷惑を掛けてしまってはいけない、もし何かあれば"お仕置き"が待っているのだから。

「『おい』や『おまえ』それから『1号』、そう呼ばれています」

頭に置かれた柔らかな感触を感じ、瞳を閉じて身を委ねてしまいそうな安心感に抗いながら、一つずつ"呼び名"を答えていく。
レオナからしてみれば彼が屋敷でどんな扱いを受けているのか、彼の並べていく言葉を聞いただけでは、想像も付かないだろう
32シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)00:12:41 ID:ynZ()
>>30
素直な子だなー、と何度思ったかわからない感想を抱いてシャディは笑っていた。
実際どうであれ、言えば素直に従ってくれる子は貴重である。色々な意味で。

「これはなんていうかー、体質? だか……あっ」

説明のためにふと額を見るように瞳を上に向けたために気付くのが遅れて、反射的に閉じて触れた瞼に気付くと外に出されていたエリシアを見上げるのであった。
きっとエリシアからはぽつーん、と黒い円が地面に見えていることだろう。その中からはこう聞こえてくる。

「もう一回入るー? それとももう出るー?」
33レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)00:19:18 ID:Ktb
>>31
「・・・そう」

一号やおい、おまえと呼ばれてると少年から聞いた、更に先程ど・・・と言って止まった
ひとつ疑惑が生まれるが、確信は持てないので心に秘めておく

「んじゃ・・・一号君って呼ぼっかなー」

そう言ってにっこりと微笑んで、少年の顔を見つめるます

「・・・あー、そろそろ用事がある時間だから・・・帰らないといけないけど~」

少女はそう言うと、何やら考えてます

「あー、あたしはよくここで、魔法の練習したりしてるからまたいつでも見かけたら声かけてよー、また色々お話したりしよ?」

そう言って、また頭をぽふっと触り、にっこり笑顔になりました

「んじゃ、あたしはもう帰るからー、またね」

などと言うと、少年に手をふって、修練場を後にしていきました
34エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)00:19:55 ID:EL3
>>32
体質、と言うことはエリシアで言う物質変換のようなものだろうか。
確かにエリシアとて、これを魔法科と言い切れるかと聞かれれば微妙なところである。

「おー…… えりーだよ!」

そして地面に空いた黒い穴は、さっき内側から見えていた天井なのだろうか?
だとしたら、今エリシアが覗き込んでいる間はきっとアップでエリシアの顔が映っていることだろう。
そう考えるとなんだか楽しくなってきたのか、穴の底に向けて大きく自己紹介だ。気分は谷底にやっほーと叫ぶ心地。
自分からは特に何も言わないが、迎えに来れば迷わずまた手を取る程度には興味は残っている。
35シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)00:25:39 ID:ynZ()
>>34
考えてる通りである。目から光を放つだけとはいえ、わりと有用である。普段隠してるのはちょっと面白いからだが。
あと三つ目は結構引かれたりするのである。眩しいし。

「おー、シャディだよー」 

エリシアの作る影もあってか若干暗がりがあるが元々暗いし、閃光があるので問題ない。しかしアップで映るエリシアも新鮮である。
問題は向けられた音がそのまま聞こえることである。耳に響きそうになるためちょっと耳を塞ぎ。

「よいしょ、と。そういえば鳥のことは進んだー?」

ピカッ、と光る額からにゅー、と出てくると身を乗り上げて腕で支えるような姿勢で出てきた。また取れば、すんなりと影へ。
36いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/27(金)00:35:28 ID:grg
>>33
「1号くん・・・1号くん・・・
1号・・・くん」

レオナの屈託のない笑顔、次いで1号を呼んだその言葉、何度頭の中で反芻したことだろう。ただ自分の存在を表す為だけにあったその言葉が、初めて意味を持って、命を持って、その名を読んでもらえた気がした。

「・・・ええ、承知しています、お付き合い頂きありがとうございました」

深々とお辞儀をすれば、頭から離れてゆく温かみに若干の名残惜しさを感じながら、それを振り払うように、淡々と1号を演じた。

「かしこまりました、"1号くん"は肯定します。夜道にお気を付けください
機会があれば、また・・・」

もう一度ぺこりと体を軽く倒せば、小さくなっていく背中へと、そう言葉を投げかけるだろう。「また会いましょう」出かかったこの言葉だけは飲み込んで。そう、自分は奴隷、身に余る幸福など望むべきではない、彼女との邂逅に、一時の喜びを見出した自分を戒めて。

「"1号くん"・・・」

最後にもう一度だけそう呟いて

「帰らなきゃ・・・」

力なく歩き出す。主が居る、あの屋敷へ、僕を囚えている、あの牢獄へ・・・
37エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)00:36:00 ID:EL3
>>35
文字通り蚊帳の外なエリシア、中の様子など窺い知ることもできす。
返答されたことにキャッキャと喜んでいると、現れたシャディの手を迷わず口へ。
これではエリシアにとっての『触れる』が口に咥えるのがデフォルトと思われても仕方ない。

「んー?まだー!レオナにきいてーっ、グリフォンみてー……」

そして進展はないながらも展望は立っているらしい。
何やら空中でぱくぱくと口を動かしているのは、影を食べようとしているのか水中呼吸のイメージか。
38シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)00:41:38 ID:ynZ()
>>37
「んん……ねえエリシアちゃん。なんで一回くわえるの?」

流石に疑問である。まあ痛いわけではないのだし、気にしなくてもいいのだろうけどやっぱり気になるものである。くわえ続けているなら指が少し動いたことだろう。

「おー、レオナちゃんにも聞いたんだねー。見たって何で? ……あと多分食べられないよ」
「……これだと紙になるだけかな?」

目処は立っているようで何よりである。知り合いの名前が出るのは当然と言えば当然か。
影のなかで口を動かすエリシアに苦笑いしながらマントの下から取り出したのは、白い鳥――に見立てた紙であった。カメリアと作ったものとはまた別だし、食べても紙、良くて錬金術の基礎中の基礎が入るだけだろうが……。
39エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)00:49:58 ID:EL3
>>38
「あいさつ!」

ルビーとのやり取りで生まれたものだが、説明がなさ過ぎて種族的な慣習と思われてしまいかねない。
実際は全くそんなことは無い。教育実習生が呆れ顔になるのが目に見えるようである。

「んー、まだ!これからきいて、みるのー!
 ……お?なにこれ?」

さっきまで述べていたのは、あくまで予定。試すのはこれからである。
そしてシャディが取り出した、紙の鳥に意図を図りかねて首を傾げたのだった。
40シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)00:56:07 ID:ynZ()
>>39
「…………誰との?」

これが挨拶だとすれば教育実習成も癖でしようとするかもしれないし、そもそも以前はしてこなかったのだ。疑いを持つのも当然だろう。

「あ、予定なんだ。ごめんごめん。気を付けてねー?」
「……これ? カメリア先生との勉強で作ったんだけどさー、鳥の形にしたから参考になるかなー、って。羽って難しいよねー」

む、と少し集中した様子を見せると、羽に当たる部分がわずかに動いた。実態としては折ることで作ったそれの羽の部分を折り、そして直すイメージで動かしたのだ。
飛ばないとはいえ、その動きを……とは思うがそもそも紙だ。飛ばすなにかがあれば良いのかもしれないが、まだそれはわからない。
ひとまず何もなさそうならシャディはしまい直すだけだ。
41エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)01:01:12 ID:EL3
>>40
「ルビーと!」

そこまで聞かれればあっさりと白状。本来その二人の間でしか伝わらないものであった。
巻き添えを回避した実習生がとおくでほっと一息ついていそうだ。

「おー……」

シャディの動かす鳥の動きをじっと見つめるエリシア。
……これを言うと彼には酷な話だが、エリシアが知りたいのは構造の方なのである。
もっと言えば、動きの方なら実物が隣にいるので間に合っている。顔を上げたエリシアが元気に言い放ったのは――

「わかんない!」

これ以上ない諦めの宣言であった。
42シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)01:06:42 ID:ynZ()
>>41
「そっかー……ルビーちゃんかー……」

会ったことがある。そして彼女の性格のことだ……きっと何かの拍子にエリシアが手をくわえ、それをルビーが勘違いしていった結果……なんて光景が想像できた。
真偽はともかくとして。

「だよねー、まあこれでわかったら苦労してないかー」

意外や意外か。シャディの反応もまたどこかわかりきっていたような反応である。
まあ広い学園である、それこそ鳥そのものを捕食しなければならない事情がある(?)エリシアの悩みをこれで解決できるなら某雨乞い娘の翼飾りでも食べさせろって話である。  

「変に期待させてごめんねー、今からどうしよっか?」

マントに紙の鳥を突っ込んだ後、シャディはうっかりなのか手を差し出してそう聞いた。癖でくわえたりしたらまあさっきの繰り返しになるのに。
43エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)01:11:56 ID:EL3
>>42
シャディの推測は大正解だ。誤解が生まれてしまえば、それを止められる二人でもない。
某雨乞い娘の耳もシャディの影も食べられかけたが、何も進展していないのが現状である。

「んーとね…… もっとおよぐー!」

何とも言い難いこの影の感触を、エリシアは『泳ぐ』とするのが近いと思ったようだ。
土を液状化させた泥よりも、海で泳ぐ感覚に近かったりするのだろうか。相応に影の中を気に入っているように見える。
44シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)01:17:36 ID:ynZ()
>>43
なにせあの子、シャディを影から引っこ抜くと下半身が生えてきたとか言う子だ。見たままを言うような気がするのだからそりゃ納得する。

「お? そうする? ……明かりいるー?」

照らす前から積極的に動いていたエリシアだ。もしかしたら暗い方が良かったりするのだろうか? なんて思っての質問。
いらない、とでも言えばシャディは光量を抑えて自分の手元のみを照らすだろう。暫くの間見守るためにシャンメリーとシュークリームを取り出して。
ご飯の前に間食なのはいただけないか。
45エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)01:22:19 ID:EL3
>>44
「んー……だいじょーぶ!」

別に暗いところでもエリシアは大丈夫だ。何せ深海には光が届きづらいのだ。
そうした環境にも身を置くことができる種族として、暗い中での活動は問題ない。
かといって表皮で光合成をしたりするあたり、別に明かりが嫌いという訳でもない。
この相反する二つの性質がなぜ共存しているのかは、また別のお話へ。

「おー…… かげ、たのしーね!」

服に見える表皮を波打たせるように動かして、影中遊泳を楽しむエリシア。
いまはゆったりとしているが、そのうちシャディが何か食べているのを見つけた時にはまた彼に寄っていくことだろう。
46シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)01:29:33 ID:ynZ()
>>45
「そっか」とだけシャディは返した。
さて光量を抑えてから少し思う。自分も不思議な体質だと。
影に特化してるような本体と光を宿す目。酷使しすぎると血を流すし、何かしらの影響で血涙も出る。現状知られているのは『炎』の影響のみ。
お互い不思議な身体なのは間違いなかった。

「でしょー? あ、そういえば影の魔法のこと前に言ってたねー」
「……食べる?」

以前した約束のようなものを思い出しながら、なんとなく意識を感じてか半分ほど残ったシュークリームを差し出す。食べればふわっとした生地とあまーいカスタードクリームが口に広がることだろう。
ちょっと間違えるとクリームが漏れそうなほど多かった。
47エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)01:36:45 ID:EL3
相反する性質を持ち、更に火に弱い。
言い方の妙であるかもしれないが、意外に共通項が多い二人かもしれない。

「たべるー!」

そして影のことはもう良いのか、嬉々としてシュークリームを受け取るエリシア。
影から弾き出されないように気を付けて受け取りながら、大きく口を開けてかぶりつく。
しかし歯のない口が故だろうか、噛み切れないのでクリームが持っている手の方へ盛大にあふれ出し。

「うぅー、ふめふぁーいっ」

べたべたになった両手も気にせず、中身の減ったシュークリームの皮を引っ張る様に食いちぎった。
48シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)01:41:12 ID:ynZ()
>>47
それこそ違いと言えば……寒さに対する耐性程度かもしれない。

「わーお、ちぎってあげた方が良かったかな……?」

そうだ、痛くないということは歯がないのだ。渡すにしてももう少し小さくするべきだったかと今さら悔いる。

「大丈夫? ちょっと苦しいならこれで拭く? 何かで切った方が良かったかなー」

食いちぎる様子を見てとりあえずどうしたものかと思いながらも、手についたクリームを拭かせるためかタオルを取り出す。
とはいえ、そのまま舐め取っても大丈夫なはずだが、そこはエリシア次第だろう。
49エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)01:47:41 ID:EL3
>>48
「んー?なにが?」

シャディがタオルを差し出したころには、エリシアは手首を口に咥えていた。
ずるっと手を引っ張り出すと、付いていたクリームを綺麗さっぱり舐めとってしまったようだ。

「こっちのがあまいねー!」

仕方ないとはいえ、皮とクリームを分けてしまうとそんな感想にもなるだろう。
嬉々としてもう片方の手も口に入れ、クリームはほぼ無くなってしまった。
50シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)01:51:34 ID:ynZ()
>>49
「……この子切り替えが早いっ」

恐ろしい子! なんて言いたげであった。ちなみにタオルを出したのはなんとなく「冷たい」と嫌がってたのかな? って思ったからである。
以前に氷の件で少し怖がらせたこともあるし。まあ聞き間違いなのだろう。

「まあクリームは甘いよねー。エリシアちゃんだとこっちの方が食べやすかったかな?」

と皮をどうするかはエリシア次第として、また取り出したのは先程のシュークリームが一口サイズになったようなお菓子だ。
といってもベビーシュークリームである。一口で食べられるはずなので、エリシアでも問題無さそう……と思うが?
51エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)01:56:09 ID:EL3
>>50
エリシアが駄目なのは氷点下になってから。同じ『冷たい』でも差があるのだろう。
海の底の温度などは相応に低いので、普通の冷たさならむしろ素に近いのだ。

「これもさっきのー?」

先程もらったものをそのまま小さくした様な見た目に、手にそれを乗せてじっと観察。
一口でぽーんと口に入れると、今度こそシュークリーム本来の組み合わせを堪能したのだった。
……手にはさっきのシュークリームの残骸、クリーム濡れの皮を持ったまま。
52シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)02:01:47 ID:ynZ()
>>51
「さっきの、シュークリームってお菓子のちっちゃいやつだよー、食堂でもあったと思うよ?」

頼んだ場合数個ほどで出てくるが、そこはサイズ感のためだろう。クリームが漏れるのが嫌、なんて人は頼むらしい。
他にも口が小さかったり、それこそ噛むことに慣れてない一部の亜人用に。

「……そっちどうする?」

さてシュークリーム残骸くんはどうなるだろう。エリシアに食べてもらえるのか、シャディに返還されるのか。少ない光は皮を照らしているのだった。
53エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)02:05:15 ID:EL3
>>52
「ほんと?じゃあじゃあいこー!」

そういえば最初にそんな話もしていた気がする。
この食べ物が食堂で扱っているとわかれば、さっそく行こうとシャディを誘い。

「んー……はぐっ」

すこしシュークリームの皮を見つめてから、一気に口に投げ入れたエリシア。
噛み切るのではなく歯舌で削るしかないため、しばらく口に入れておく他ないだろう。
無論、その間はまともには喋れない。身振り手振りからエリシアの感情は推し量るしかなさそうだ。
54シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)02:15:52 ID:ynZ()
>>53
「おっ、じゃ行こっか! あ、僕は自分で払うけどエリシアちゃんさっきので払う?」

金貨以外にもお小遣い的なものが残ってるなら、そちらで払う方が結構スムーズなこともあるし、という思いからだ。
さて、行き先が決まれば影で行くか、それとも外に出るかを聞くだろう。その際に手を出すのは。

「入ったままならそのまま頷いてー、出るなら触れてね」

そう言ってシャディは、エリシアに任せるだろう。外に出ればシャディも半身を出して泳ぐように食堂に向かい、中に居たままならエリシアは上の景色がシャディが進むことで変わっていく様子を見ることになる。ちょっとした乗り物気分だ。

食堂に着いた時、シャディは一際巨大なシュークリームを頼んでいることだろう。ベビーシュークリームも頼んでる辺り、甘いものは別腹思考なのであった。
55エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)02:22:58 ID:EL3
>>54
「うん!そのまま?……おーっ!」

さて、そこで選択肢が提示されたことそのものに首を傾げるエリシア。
食堂に行くのならば出なければならないんじゃないのかと、そんな疑問はやがて打ち消され。
小さな窓から景色が変わっていく様を興奮気味に眺め、もっと近くへと渦の方に近寄っていく。
シャディが止めないのならば、また別パターンの不慮の事故で影から飛び出してしまうだろう。

そうしてやがて食堂に辿り着く二人。凄惨のときにおつりが大変なことになったのは、それからすぐのことであった。
56シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)20:24:44 ID:ynZ()
学校近くを穏やかに流れてる川の岸辺。鳥のさえずりや草葉の靡く音に混じって大きな謎の音が微かに聞こえてくる。
そこで一人、端が地に広がるほどのマントを羽織った少年が恐る恐るとした様子で指先を見ていた。と、ぽう、と小さな火が灯された――

「…………あつっ……!」

――瞬間、過剰過ぎるリアクションをするとそのまま川へダイブした。
57ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)20:29:51 ID:8q7
>>56
「えぇっ!?」
「……ななな何事ですかっ!?」

突然の水音に驚愕、大慌てで駆け付ければ足を滑らせ転がり落ちるシャディの姿が!(勘違い)
ジャージの上を素早く脱ぎ捨てれば下には長袖インナー、ナイスなフォームで川に飛び込みレッツレスキューである
58シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)20:35:12 ID:ynZ()
>>57
「ぷぁ、何事!?」

指先の火を鎮火して顔を出せばレッツレスキューに来る先生であり師であり友達(主観)の人物が目の前に。
このタイミングで顔を出して手を出すと、焦るそちらにはもがくように見えるかもしれない。少年は予想外の来訪者にビックリしている。
ともあれ、攻撃する訳でも妨害するわけでもないのでわりとあっさり救助されるのは間違いない。少年は軽すぎた。
59ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)20:39:33 ID:8q7
>>58
「大丈夫ですかっ、動かないで、安心ですからっ!」

着衣水泳で更に軽いとはいえ人ひとりを抱きかかえてのそれは通常至難である
しかもここは川なのだ、流れがあり無謀この上ない!
それでも脚力と体幹を活かし無事岸へと運び終えるのであった

「……ゼェゼェ、だ、大丈夫ですか……?」
60シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)20:42:49 ID:ynZ()
>>59
確かに安心である。大丈夫と言われれば大丈夫だし、動くなと命じられれば動かない。まるで借りてきた石像のごとくシャディはされるがまま。
その様子からなんとなく察せられるのだ。自分がダイブしたのが入水なアレに見えたのだろうと。

「え、えーと……うん、大丈夫、だよ? ミズハ先生ー」

今さら指先の火を熱がってダイブしたとは言えないおかげで若干歯切れが悪かった。
61ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)20:49:42 ID:8q7
>>60
「もうっ、どうしたんですかー!」
「ダメですよ、水場は注意して歩かないと……」

少しあって息が整い、ちょっぴり咎める様に
どうやら不注意で転んで川に落ちたのかと勘違いしている模様

「へっくし!」

まだ風が冷たい季節、くしゃみをひとつ
62シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)20:54:24 ID:ynZ()
>>61
「えーとそのー……ちょっと火魔法の練習してたら熱かったからつい川に」
「って大丈夫? 僕よりむしろミズハ先生のが危なそうだけど」

マントから水をだばー、と流す。濡れた髪も手もあるのにまるで寒くなさそう。いや、たまにぶるりとしているがくしゃみがない。
さて事情を聞けばミズハは不思議に思うだろうか。何せミズハが感じられるほどの火なんて使われた形跡がないのだから。
そんな中、シャディは何故か濡れてないタオルを差し出すのであった。
63ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)21:00:40 ID:8q7
>>62
「え」
「……え?」

おっと、ウッカリだった事に気が付いてしばし固まる
普段はゆるふわっとなっている青髪はぺったりと張り付き、大きめのジャージやインナーもまた然りであった

「あ、ど、どーも……」
「……って、スミマセン、てっきり足を滑らせて川に落っこちたのかと……」

タオルを受け取り一礼、髪を拭いていく
64シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)21:06:16 ID:ynZ()
>>63
(あ、これミズハ先生が気まずいやつだ……)

「でも頭から落ちちゃったし……助けてくれてありがとねーミズハ先生ー」

実際半分ほど事実。生存率の上昇という意味では間違っていない。きっとそうだ。
びっしょりした服を端から絞って水を排出しながらお礼を述べた。

「……まー、転落は事実だし、うん。びっくりしたし」

ペッタリした髪はそのままにしてマントを外して処理してる辺り優先度が低いのかもしれない。
65ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)21:11:14 ID:V4J
水を炎で蒸発させ、気体にし……更に熱を加えて膨張させる
そしてそれによる気流の流れをコントロールすることで、風魔法を擬似的に再現する事が出来る……か
【ここは放課後の修練場】
【右手に水の魔力を、左手に炎の魔力を纏っている少年がいますよ】
【ぶつくさ何か呟きながら、魔法の練習をしているようですね】
66ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)21:12:10 ID:8q7
>>64
「え?あ、い、いえいえっ!無事でよかったですー」

フォローを間に受けちょっと誇らしげ、単純(バカ)

「……びっしょりですね……一応、服なら魔法でなんとか」

氷魔法で水分を気化させる事が可能だという、髪の毛とかは流石に痛む故にそれは出来ないが
シャディの許可が下りれば彼の服に網目状の氷を投げる様に放ち、濡れた衣服をスッカリひんやり乾燥させるであろう
67レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)21:15:15 ID:kau
>>65
「あ、ウィル君じゃん」

後ろから声をかけるのは長い髪の小さな少女、後ろで手を組んで、若干上身を傾げて声をかけます

「なーにしてんの?」

にっこりと、少女の後ろでは例によってリボン巻かれた箒がふわふわ浮いてます
68シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)21:17:58 ID:ynZ()
>>66
「……熱くないなら! ――おー、乾いてる!」

とことんまでそこに拘る。と言いつつ両手は広げてるため準備万端。というのも今までのことから氷魔法の応用だとわかるのだろう。
そして氷投網式乾燥を受けると「わー」なんて珍しそうな様子で見ながらひんやり乾燥に両手を上げた。

「乾燥もこれでやった方がいいのかなー……そういえばミズハ先生いつも下にそれ着てるの?」

頭の濡れ具合は艶やかになっているがらこしこしと小さなタオルで拭いていったのだった。
69ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)21:19:38 ID:V4J
>>67
やあレオナ!風の魔法を禁じられた場合に使う魔法の模索中でね?
【ウィルが両手を合わせ、前に突き出すとぽんと乾いた音が盛大に響き】
【水の爆風が外に広がりすぎないように的へ向かいます】
【見た目は前に突き進む竜巻的な風魔法な感じですね】
70レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)21:22:16 ID:kau
>>69
「なるほど・・・て、そんな状況なら水とか火の魔法に切り替えた方が早くない?」

と、少女は、無理矢理風に拘らなくても・・・的な事を言いました

「あたしは火が一番得意だけどー、とりあえず火が封じられたら光か風も得意だからそれ使うかなー」

とか言ってますよ
71ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)21:24:39 ID:8q7
>>68
「ふふ、便利でしょう?」

戦闘向けのモノが多い彼女の魔法の中で、数少ない実用的なそれを自身にもかけて服を乾かした

「……まぁ、あとでキチンと洗って乾かした方がいいですけどねー」
「ん?あ、え、えぇ、そうですよ?」

ハッとして気付いていそいそとジャージの上を着込む
咄嗟の事とは言えシャツっぽいけどインナーなわけで、即ち肌着なわけで、羞恥心がないわけでは決してないのである
72ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)21:27:45 ID:V4J
>>70
使い慣れた要素があるってのは、僕にとっては重要な事さ
【炎を飛ばす、とか水を飛ばすという方法で戦闘はしない(というかしたことない)人であるが故に】
【風を発生させる方がウィルの場合有効である】

なんというか、動かし方や使い方をイメージしやすい?
73シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)21:29:56 ID:ynZ()
>>71
ミズハの生活魔法はいくつか見てきたが、どれも便利だとシャディの中に刻まれている。
ちなみに一度フリーズドライさせようとしたらみかんを木っ端微塵にしたことがあるが。

「でも熱いの嫌だしー……あ、ごめんなさい。暑かったりしないの?」

よく(自分の不注意で)助けられるため、隠した意図を察したのか不躾にも見ていたことをぺこりと。そして普通の人間なら信じられないだろう質問を飛ばす。
74レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)21:31:55 ID:kau
>>72
「・・・使い慣れた・・・かー、そーゆーもんなのかな~」

と、少女はそういってキョトンとしてます

「まぁあたしも爆発系とビーム系が使い慣れてるっちゃ使い慣れてる・・・かも」

よーく考えてみると、エクスプロージョンやクリムゾンフレア、スピリチュアルレイの使用頻度確かに高いかもと思ったようです
75アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/27(金)21:35:39 ID:ISh
「ジルさ~ん?ジル先生~~?」

教職員棟の廊下の突き当たりにその部屋はあった。
他の部屋のドアと違いやけに薄汚く、所々ささくれたそのドアに、アマリリンがコツコツとノックをしている。

「ジルジェンターナ先生~、定例会の議案魔術報告書、まだ出してもらってないんですがー」

「ジルさ……あれ?鍵が開いてる…」

アマリリンがドアノブに手をやると、ギィ、とやけに軋む音でその扉が半開きに音を立てる。

「ジル先生~?……いるんですか~?」

部屋の中は真っ暗。灯りを付けようにもその灯りすら分からない程の漆黒が中に広がっていた。
76ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)21:37:43 ID:V4J
>>74
それらは使いやすいから使うのだろう?
禁止されたときに、それらに近い魔法を再現できるのならばそれを使いたいと思わないかい?
【好きな系統もしくは得意な系統の魔法】
【それを使うなと言われても使いたくなるときがあるのがウィル】
【故に、ウィルの場合今練習しているように水と炎の魔力を組み合わせることで再現するのだぁ!】
77ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)21:40:27 ID:8q7
>>73
「前に見せたフリーズドライはこれの応用みたいなモノですね」

原理は同じです、と人差し指を立てて
即ち、凍らせて空気を抜く(真空化)事をした食物がフリーズドライなのだ

「……え?」
「あー、まぁ……これからの時期は薄手のにしますしー……」

ハッキリと否定しなかった以上まぁぶっちゃけ暑いのでしょう、長袖の上に長袖だもんね
78レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)21:43:08 ID:kau
>>76
「うーん・・・」

少女は考えてます
そして、左手に雷の剣、サンダーソードを出したかと思えばそれを消して、指パッチンすると、人形に尖った土が下から襲いかかり、そして土は崩れる

「あたしの場合は水と氷以外は中級以上の魔術習得してるから、色んな手持ち試すかなー・・・水と氷も最近ちょっと熟練度上げてきてるし~」

と思ったらこんどは手を人形に向けると、そこに集まる闇のエネルギーで人形をズタボロにしていきます
水と氷も、ロイコ先生からマナを学んだお陰で最近練習の成果が出てきてる様子

「ただ、水氷限定とか言われたらまだきつい」

と、苦笑いします
79シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)21:45:38 ID:ynZ()
>>77
「今やったら服がダイヤモンドダストしそう」

未熟者がやってはならないこと。少なくとも今やろうとしなくて良かった……だろうか?

「……あ、長袖なのは変わらないんだー。暑いのいやだよねー……僕生きてるといいけど」

ここまで深刻そうなため息と真面目な雰囲気で台詞を吐くだけに火魔法の練習は彼にとってちょっと危ないものなのだろうか、と思わせるかもしれない。

「……そういえばミズハ先生、なんでいつも長袖?」
80ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)21:46:09 ID:EL3
>>75
そんな彼女の姿を遠目に見かけて、何やら少し困った様子でも感じ取ったのか。
つかつかと歩み寄れば、そばに来た時にはアマリリンが扉を開けたころ。

「どうかしましたか?」

嗅ぎ慣れない芳香を感じながらも、彼女越しに扉の向こうを垣間見る。
扉の片隅から飛び出た部屋番号は、以前講義を受けたジルジェンターナのもの。
さて、前回見たような異界絡みの線もあるのかと、一応気を張って。
81ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)21:49:18 ID:V4J
>>78
まあ、それが一番なのだろうね
使いこなせるならば、様々な物を試した方が有効なものも多いだろうさ……
【ウィルの場合、他の属性魔法を発動するのは容易いのですが】
【風を使いすぎて、他の属性だとどういう風に使うと有効的になるのかが未だに馴れないのです】

だが!知識として他の属性を再現する魔法というものは応用の余地があるはず!
【負けず嫌い】
82ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)21:51:03 ID:8q7
>>79
「……今度、練習してから使いましょうね?」

苦々しく笑い、ともあれ次の個人レッスンの課題は決まりだと内心

「あはは、そ、そこまでなんですね……」
「ん?あー……それは、まぁ、そのー……」

火の魔法もそうだし夏季のたびに大変そうである
長袖の理由としてはちょっと言葉を伸ばし逡巡、けれども彼に対しての信頼はミズハからすれば大きい

「……ケガの痕がね、目立っちゃってー……」

故に肩を竦めて苦笑ながら、少し袖を捲り大きな裂傷痕をチラリと覗かせた
83レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)21:54:53 ID:kau
>>81
「属性間にも似てるのとかあるよねー、火と光と雷とか・・・雷で重力魔法みたいな事も出来そうだし」

と、ウィルの言う事を聞いていると、ふとそんな事も思ったようです

「氷魔法を火の魔法で溶かしたら水とかも余裕で再現出来そうよね」

とか確かに色々出来そうと思ったようで、いつか役に立つ時も来るかもと考えてます
84アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/27(金)21:57:07 ID:ISh
>>80

「ひぇっ!?」

後ろから突然かけられた声に少々びくつきながらも、ガチャン!とドアを閉じてロイコに向き直るアマリリン。

「あっ、すいません…いえ、その、ジル先生に用事があって来たんですけど……」

もう一度ギィー…とドアを開けて中を灯りで照らすが、やはり真っ黒で何も見えない。
彼女は髪をゆるく布で纏め、片手には香炉を持ち、寝巻きのようなゆったりした格好をしている。
困り気味に眉を下げてロイコに問いかけるように見つめているが……

「……もしかして貴方もジル先生に何か?困ったなぁ、今日先生非番なのかなぁ……」

定例会の日まではそう長くないはずだ。
仮に部屋に篭っているとしたら引きずり出すべきだし、鍵が開いているのだから入られたとしても文句は言いっこなしだろう。
85シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)21:58:13 ID:ynZ()
>>82
「はーい」と元気よく返事。氷山の件もあるし、なんだかんだで危ないことは大人と一緒にやろう的な考えがあるらしい。
大騒動での怪我? アレはノーカン。

「うん、暑いのごめん。雪山のがいい」

ここは真顔である。はてさて夏場の彼を見られるかどうか。見られればその時はこの意味がよくわかるだろう。

「? ……これ、まだ痛む? 大丈夫? 魔法薬や薬草ならまだ確か……」

悩む理由に首を傾げるのも束の間、怪我というには大きいそれを見るとシャディは恐れもなく近付いて撫でようとする。
声をかけながら続く内容は大きさと痕ゆえの気なのだろう。

「……ありがとねー。多分これ、教えたくなかったんでしょ?」
86ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)22:02:28 ID:V4J
>>83
四大元素的に考えて、例えば熱で水分を蒸発させ湿った……つまり風を、水分を冷して固めた……土だね?と合わせると風の水分が冷えて水となる……ってのもあるぜ
【乾いている、湿っている】
【熱い、冷たい】
【それらの要素をこじつけて魔法にしてしまえばそういう魔法の合成的応用をという論を唱えているのです】

水の魔力が必要なときに、風と土を合わせて作った水を水の魔法に足したら強そうじゃない?
87ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)22:04:26 ID:8q7
>>85
「ん、よしよしっ」

素直なお返事を前に満足そうに胸を張った、教師っぽい!

「あー……雪山……」
「ん、あ、いえ、もう痛みは全然ー……、……」

そこまでか、と苦笑
キズの痛みは無論もう皆無である、これは置き去りにした過去の残滓なのだ
触れられれば少し強張り、それはすぐに柔らかな気配に変わる

「そうですねぇ……でも、マリウントくんは誰にも言わないでしょうし、大丈夫……かなって」
88レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)22:06:10 ID:kau
>>86
「ふむふむ・・・なるほど」

と、納得したようです、そしてウィルの顔を見ながら

「ウィル君て、案外色々考えてたのね、なんか意外~、よく風魔法でスカート捲るとか聞いてたし」

なんて笑顔で言いました、つーかそんなん誰に聞いたんだろうね
89ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)22:09:07 ID:EL3
>>84
「ええ、少しレポートの方を……
 失礼ですが、アマリリン先生でよろしかったですか?」

おどおどとした相手に対して、確信が無いので下手に回って訊くロイコ。
ローブもあって教員団であることは分かるだろうし、お互い名前くらいは聞く機会があったかもしれない。
しかし面と向かって話をするのはこれが初めて。相手の方はロイコのことを知っているだろうか。

「それにしても…… ただ部屋がもぬけの殻、という訳では無さそうですね」

まるで光を吸っているかのように暗い部屋に向けて、そんな憶測を一つ。
用事と事の重大性によって突入の可能性もあるが、判断は目上のアマリリンに任せるといったところか。
90ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)22:10:43 ID:V4J
>>88
おいおい、それは事実だぜ?
なんなら捲ってみせようか?いや見せてください
【あっさりスカート捲りを行程してますよこいつ】
【そしてすげえ爽やかな笑顔で下着を見せてくださいと要約できる台詞を吐きますね】
91レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)22:12:50 ID:kau
>>90
「ふふん、やれるもんならやってみなさい」

と、レオナは余裕の表情で、まるっきり無防備です、そしてなんかドヤ顔してる
めくろうとするだけならば簡単であろう
92シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)22:14:55 ID:ynZ()
>>87
「そう? でも一応、はい」

もし痛めば、という意味からだろう。何が原因で傷が痛むかわからない。強張る気配を感じても離れないのは慣れによるものか。

「うん、言わないよー。隠してること教えてくれてるのに言い触らしたら、それって信頼裏切ってるもん」

人の名前をこぼすことはあるかもしれない。しかし、この場合は別だ。ミズハのジャージの下は? なんて質問が来てもはぐらかす、誤魔化す程度の考えはある。まあ聞かれないのが一番だ。

「……でもそっか、普通怪我って見せないんだねー。僕もよく怪我してるけど、悪いことしたなー」

他のところにも、ある? と言いたげだったがそれはミズハが見せられるようになれば、で良い。というかそれ言ったら変な話、変態になる。
93ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)22:18:01 ID:V4J
>>91
では僭越ながら……《マ・リリン・モン・ロゥ》
【レオナの足元から上へ突き上げる様な風が発生しますよ】
【詠唱は必要がないのですが、この場合わざとらしくスカートをめくるという意思表示をするという趣味です】
【さて、どう対処するのでしょうか?】
94レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)22:20:25 ID:kau
>>93
レオナは動かない・・・が!!

「ドヤァ!!」

ドヤ顔でドヤって言ったよ!!
そう、スカートの裏側にお得意ルーン文字で細工したのだ!重力魔法を習得した時から!

スカートに、上方向、捲る方向へ力が加わると、打ち消しあう用に下方向に重力の力が働くようにと!

つまりレオナちゃんのスカートは!動きません!!
95ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)22:21:14 ID:8q7
>>92
「ありがとう、嬉しいです……とっても」

大きなケガ痕を気味の悪いモノと扱われなかった事も、信頼に答えてくれる事も、気を遣ってくれる事も
どれも心からの感謝を込めて頭を下げるに値する事情であり、薬草なりなんなりを受け取り微笑む

「……ん、あー、まぁなんていうんでしょう……」
「私自身はそんなに気にする事ではないんですけど、やっぱり余り……世間体?として良くないでしょうー……?」

他にも沢山、と苦笑しつつ
96ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)22:24:46 ID:V4J
>>94
ほう……その魔法、発動のタイミングに誤差は無いだろうね?
【ウィルの風魔法は、人くらいなら余裕で持ちあがる】
【やろうと思えばフィギュアのパンツをチェックするが如く、レオナを持ち上げて足をこちらに向けさせようとすることも出来るだろう……が!今はしない!】
【純粋に!風でスカートを捲る!その為に風の威力を人体が持ち上がらないギリギリの強さまで高めますよ!】
97アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/27(金)22:25:32 ID:ISh
>>89

「はい、確かに私が幻術学のアマリリンです……」
「えーっと、教育実習生のクローディアさん……でしたっけ?」

アマリリンもうろ覚えながらになんとかロイコの名前を思い出しながら返す。
お互い何かしらの集まりで名前だけは確認しているがこうサシで話すのは恐らく初めてだろう。

「うぅ……正直あの人の部屋なんて私もあんまり足を踏み入れたくないんですけど……」
「ええい、ここは私も心を鬼にしますよ…!いきましょうクローディアさん!先生ー!!入りますよ……っ」

バキッ!!と、腐った床板を踏み抜くような音がした。

「おわっとっとっと……!?!あぁぁぁああぁ~~~~~……!」

どうやら内部は下り階段になっているようで、アマリリンは不幸にもその一段目を踏み抜いて転げ落ちてしまった。
暗闇の中にアマリリンの燈した明かりが下へ下へと吸い込まれていく。

アマリリンを追って底へたどり着くと、下は苔むした石煉瓦の廊下になっている。
所々牢屋のような鉄格子の嵌った部屋があり、また壁の一部を照らしたところ「まっす ぐ すす む」と赤い文字で書かれているのがわかる。
98シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)22:28:35 ID:ynZ()
>>95
「……うぅ、そう言われると……あ、約束」

照れるのもあるが、罪悪感がある。始まりは好奇心だったのが強い。魔法薬を渡しつつもちょっぴり顔を逸らしてしまった。
はい、と続けて出しておく小指は子供の間でよく伝わる、例のヤツ。

「そういえば目や脚に怪我した時も保健医さんとか見せるのすっごい止めてたなー……」
「僕はなんでこんな怪我したのか知らないから、ちょっと無責任かもしれないけど……怖がらないからね?」

さらっとどこの傭兵がする怪我だと言えそうな部位のことを言いながら、強調のために手をとる。
人の隠し事を暴く時、その時はそれ相応の信頼と意思を見せなければならないのはどこでも同じである。
99レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)22:31:35 ID:tT0
>>96
「ふふん、発動のタイミングはオートよ!オート!!スカートに上方向への力がかかったらそれがトリガーなのよ!!」

と、ドヤ顔で言っています!!

そう、上方向への力と同量の力を下方向に発動させています!
上限は地面がべこんと少しなるくらいまでの重力ですが

レオナちゃんのスカートは重くならないのか?と思うだろうが・・・

「あくまでも・・・同量の力を、違う向きで発生させてるの、つまり、打ち消し合ってるだけでプラマイ0!重くないの!!」

レオナちゃん、勝ち誇った顔でホホホホと笑ってます!
100ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)22:35:15 ID:EL3
>>97
「ええ、クローディアです。よろしくお願いしますね。
 あはは…… あの人も中々な評判ですからねぇ。……失礼しまーす」

軽い自己紹介を終えて、ジルジェンターナの部屋に踏み入ることに嫌悪を露わにしたアマリリンに苦笑い。
そして突入を決めた彼女の背中を追って、一応の挨拶と共に部屋の奥へ。

「うわ……ッ!大丈夫ですかー!」

踏み割られた床板の底を覗き込んで、声を張って安否を確認しようと。
何かしらの反応が返ってきたなら、道中に水球を発生させて落下の衝撃を殺しながら降りるだろう。

「……文字?」

そして不自然に描かれた、血文字のような一行。その壁に手を添わせながら、意図を図ろうと考えこんだ。
101ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)22:36:10 ID:V4J
>>99
つまり、いきなり風を消してもスカートが脱げるということもないのか……
【結構残念そうにしていますね】

そうだなあ、風で物を浮かすときに併用する魔法がある……使ってもいいかい?
【と、前フリを】
102レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)22:38:19 ID:tT0
>>101
「・・・風で浮かす時に併用する魔法?」

気になったようですね

「それってどんな魔法なの?」

と、興味深々に聞いてみます
103ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)22:39:15 ID:8q7
>>98
「ん、約束です」

呑気な歌が響いて、絡ませあった小指がやがて離れる
キッカケがどうであれ、その結果としてミズハの喜ばしい方向に至ったのだから良いのだ

「でしょうー?」
「……ふふ、ありがとうね……マリウントくんは優しいから、いつも甘えちゃうなぁ」

触れ合う手の温もりが心地良い、麗らかな薫風が川面を撫でる
104ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)22:43:04 ID:V4J
>>102
物ってさ?重力が軽いほど、持ち上げやすくなるよね?
【説明台詞】

重力魔法、使っても?
【レオナのスカートの重力魔法がマイナスとするならば、ウィルがかけるそれはプラスぅ!】
【マイナスとプラスの重力魔法で相殺するならば、残るエネルギーは風のプラスだぁ!】
105シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)22:47:09 ID:ynZ()
>>103
シャディにとっての安心はこれで溝が出来なかったこと。仲の良い相手と遠巻きになることは結構寂しいものがある。

「優しいって言われるとイタズラしたくなる……! でも甘えてくれても良いよ! 悪い気はしないから!」

影の手がひっそりと出てくるが今回ばかりは手に重なるだけに済む。それだけでも驚くかもしれないが、胸を張って言うことはそれなりに立派である。
川の上流から微かに聞こえる激音……とはいえこの中、そして用意的に本日はそれに至らなさそうか。
106レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)22:48:50 ID:tT0
>>104
「なるほどね」

レオナはまたニヤリと笑います

「あたしの細工はねー!あくまで上方向に向かってくる力に対して発動するのよ!重力で上方向にした後に風で上方向、今ウィル君がやってるのはそれでしょ」

力とは、同じ方向に向かってたならそれは合力となるもの
つまり、重力魔法で打ち消しあうように重力が発動した後に、風で上方向にまた力を加えて来たら、その分また打ち消し用の力が増えると言った理屈ですよ!

「上方向に複数の力を後出しで加えても無駄無駄無駄ぁ!!」

なんかスカート捲り対策語りに熱くなってるような
107ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)22:53:25 ID:V4J
>>106
確かにそれもそうだな……よし、くらえっ!《風の吊り下げ!》
【ウィルは、レオナ自身を風魔法で持ち上げようとしますよ】
【具体的に、レオナの頭を下にするようにですね】
【スカートが地面と逆向きになった場合にも対応しているのか気になったようですね】
108アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/27(金)22:56:08 ID:ISh
>>100

「あいててて……メガネメガネ……はっ!?香炉!私の香炉はっ!」

ご存知の通りアマリリンは香炉が無いと幻覚発作でパニックを起こす。
というのは教職員の間でも既知の事実。あたふたと眼鏡をかけ直しながら湿った床を這いずり回る。

「あっ良かったあった、割れてない……!はぁー……あっ、クローディアさん、無事でしたか?」

「……私達が居たの3階ですよね……?ここどういう構造なんでしょうか……」

まっすぐ進むとは書いてあっても、そもそも廊下は一本道でどこかに曲がりそうな所は無い。
牢屋の中を照らしてみるが、鎖で繋がれた簡単なベッドがあるだけで、中にめぼしい物は見つかりそうにない。
とりあえず突き当りまで進んでみると、また赤い文字。

『それは肉?』

とだけ書かれている。廊下は右に続いている。進みますか?▽
109レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)22:57:39 ID:tT0
>>107
「ちょ!!!そこまでするーー!?」

全くの無防備なのでレオナは普通に吊り下げられました、そして普通にスカート抑えてます!!

あくまで上方向へ、スカート捲るように力が向かった場合に働くのでレオナ本人持ち上げとかには無意味!!

スカート捲りには風魔法だろうが直接手だろうが対応しますよ!
110ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)23:00:54 ID:V4J
>>109
焦ろ!恥じらえ!その感情こそが僕が好む感情だあ!
【ウィルは、ただスカートの中身を鑑賞したいんじゃない!】
【捲れ上がった上で、見られたという事に対しての恥じらいこそが!ウィルが好むシチュエーション!】
【なので、ぶっちゃけ中身が見えてなくてももうこの時点で満足していますね】
111ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/27(金)23:03:32 ID:8q7
>>105
「えー、イタズラはやめて下さいよー」

そういえば、と思い出したようにシャディのヤンチャさが想起された
ともあれ言葉と裏腹、実際嫌がる程ではなくまたその内容としてもあくまでイタズラの範疇に収まっているのだから嫌悪など一切無いのであるが

「……ん……ありがとう」

影の手を緩やかに撫で、浮かべる笑みは朧月
年齢や立場ではなく、事実としての関係性を重んじるミズハからすればそれこそシャディとの間柄は稀有な例であり喜ばしい
穏やかな日常の、幸福な時間は尚聴こえる滝の音と共に
112レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)23:05:54 ID:tT0
>>110
「む、むーー!!とりあえずきついから降ろしてーー!!」

なんて顔真っ赤になってます、必死ですね

「ぐぬぬぬぬ・・・スカート捲りへの執念を甘くみてた・・・」

などと言って、涙目になってウィルをじっと見てます
113ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)23:06:31 ID:EL3
>>108
「……それ、大事なものなんですか?」

教職員の間では周知の事実とはいっても、その内情までは知らなかった様子のロイコ。
つまり持っていた情報は「アマリリンは香炉を肌身離さず持っている」程度のものだったのだ。

「内観もネポックのそれとは違う……?
 ここは構造物の内部というより、異界と考えた方が良いかもしれませんねぇ。
 それとも……アマリリン先生、幻覚魔法の痕跡などは見当たりませんか?」

かつてジルジェンターナが見せた、異界への扉に似た現象だろうかと推測するロイコ。
それとは別の可能性として、専門家であるアマリリンに「ここそのものが厳格である可能性はないのか」と確認を取り。

「……『それは肉』?」

さて、何を問われているのだろうか。問いの解が分かったとして、何に使えばいいのか。
もしかすれば何かのアナグラムかもしれないが、今のロイコにはそれを窺い知ることもできず。
とりあえず文字の書いてある壁を、廊下と逆の左側の壁に触れてみて。異常が無ければ廊下を右へ進むだろう。
114ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)23:10:29 ID:V4J
>>112
いやはや、満足さ
【ゆっくりと、自分のほうに足側が向かないようにレオナを着地させようとコントロールします】
【スカートの中身を見ないようにするための配慮ですね】
【もう本当に、いかにも満ち足りた感じの表情を浮かべていますよ】
115シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/27(金)23:11:27 ID:ynZ()
>>111
「えー」なんてにこやかに。とある教師からの教えにあるイタズラは最後に皆が笑ってこそなのだと。
それに伴いシャディの中には相手の反応次第では謝るという考えもあった。それが今良い方向に働いて何よりだ。

「どーいたしまして!」

返す笑みは性質に反して明るく満面。曇りの一転もなくそこに咲く。
今のミズハが幸福ならば、今のシャディもまた幸福なその時間は続き、紡がれていた。
116レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)23:13:30 ID:tT0
>>114
「ぐぬぬぬぬ・・・まさか浮かせてまでしてくるとは思わなかった・・・」

なんて言って、ドヤ顔とか勝ち誇った表情は無くなってますね、完全に涙目で顔真っ赤

「・・・でも、一般的なスカート捲りには効果ありとわかったからこっちも良しとしよう」

なんて言ってます、まさかここまでするような奴はそうそう居ないと考えてるようです
117ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)23:16:39 ID:V4J
>>116
ううむ……そうだな、あえて言うなれば君の下から覗きこむパターンにも弱いんじゃないか?
つまりあれだ、スカートの中を闇魔法で覆って完全に中身を見られないようにする対策を足すのはどうだろうか!
118レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)23:20:33 ID:tT0
>>117
「あ、あたしの下に潜る・・・?」

145センチのレオナの下に潜るとはとか考えたけど

「・・・シャディとか油断ならないね確かに」

納得しました

「それ採用!今日帰ったら早速スカートに細工するよ!」

ビシッとウィルを指差して言いますね
119アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/27(金)23:22:02 ID:ISh
>>113

「大事と言うか……お恥ずかしながら私はこれが無いと持病の発作が抑えられなくて……あはは」

苦笑いをしながら消えた香炉に再び火を燈すアマリリン。
すぅーっ、と煙を吸いながら幻覚かどうかを確かめるように壁や鉄格子を触るアマリリンだが。

「……いえ、これが幻覚とは思えません」

「幻覚には……再現がとても難しい分野があるんです。質量と、エネルギーです。」
「この石畳や鉄格子にはちゃんと「重さ」も「硬さ」もあります。これを幻覚で再現するのはちょっと……」
「不可能ではないですが、掛かるコストを考えるとあまりにも非現実的です。やはり幻覚ではなく異常空間の類でしょう」

幻術士としての知識をフル回転させて周囲を調べるアマリリン。
だが、流石にこの廊下一帯が全て幻覚ということは考えにくいようだった。

さて、ロイコは天邪鬼に、曲がる廊下とは反対側の壁をまさぐってみる。すると、ゴリ、と一瞬石と石が擦れるような音がした。

「……?ロイコさん、そこ、何かあるんですか?」

押してみると、徐々に壁が沈み込み……それは、隠された反対側の通路を開くだろう。
その通路は、今までの廊下とは違い、一面血で彩られたように真っ赤な色をしていた。いや、違う。本物の血だ。靴の裏にべっとりとそれが着いているのがわかる。

赤い通路は幾つかの扉が両脇に並んでいた。鍵は掛かっていないようだ。どこかに入ってみますか?▽
120ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/04/27(金)23:26:22 ID:V4J
>>118
僕なんかもスカート関係なしに、スライディング的な蹴りをすることがあるからね……見上げれば見えるだろうさ
【やる前にそんなことを言いますね、今日はもうやりませんが】

とりあえず僕は、合成魔法の練習を続けることとしよう……いやあ、悪かったね?変にチャレンジして
121レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/27(金)23:30:36 ID:tT0
>>120
「・・・ま、まぁ許してあげる・・・よ、あはは」

なんて苦笑いして、人形を見ると、とりあえず
「・・・クリムゾンフレアー!!」

魔方陣描いて発動させた火と光の合成魔法の爆発で人形をバラバラにしました。バラバラの破片が黒く焦げてます

「よし、これでスッキリ!」

にっこり笑顔になって

「んじゃあたしそろそろ帰るねー、またね、ウィル君」

そう言って、手をふりふりすると修練場を去っていきます、レオナの後を箒もふわふわと浮かんでついて行きましたとさ
122ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/27(金)23:34:36 ID:EL3
「なるほど…… ありがとうございます」

香炉の機能と幻覚への見解にひとまずの納得を得たロイコ。
軽く礼を言うと左側の壁をぺたぺたとまさぐり、ふと何かが沈むような感触。

「隠し通路ねぇ…… 果たしてこれは見ていい空間だったのかな」

壁に触れて赤色の液体を指先にとり、親指とくっ付け合わせて感触を確かめる。
独特の粘性、乾いて固まりかける様子。そして鉄の匂いが、それが人をはじめとした生物の血液であることを示していた。

「『それは肉』…… まだ分からないな。
 不用意に扉を開けるべきではないかもしれないが…… 並ぶ扉は……」

色々と考えを巡らせ、とりあえず判断材料がないと始まらない。
指に付いた血を水魔法で除きながら、それぞれの扉に覗き窓が無いか、扉越しに音が聞こえないかを確かめていく。
123アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/27(金)23:55:35 ID:ISh
>>122

「何か……気味が悪いですねここ……私達入る部屋間違えたんでしょうか……?」

「ジル先生~?いるんですか~?」

アマリリンがコツコツと一つ一つ部屋をノックしているが、返事は無い。
それ以上に、扉に書かれている文字がこれまた奇妙である。

『肉』『肉蠢??』『肉閹オ閾』『肉閻ク』 などと訳の分からない文字が書かれている。
そのうちの『肉蠢??』には覗き窓があった。
中を見てみると、肉の塊のような物がびっしりこびりついた部屋で、その肉塊がドクドクと脈動しているように見える。

廊下の突き当たりには、両開きの扉があり、中からは何か物音が聞こえる。
そこにジルジェンターナが居るのだろうか?

『謇玖。謎クュ』

そう書かれた、赤く光る文字が上に書かれている。

「あれ?ポケットの中に何か入ってる……あっ、そうだ、ジル先生から研究室の場所を書いてもらったんだった」
124ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)00:10:18 ID:v1l
>>123
「……悪趣味だな」

そこに『あった』のは、生体由来ではあるだろうが生物であるかは分からない、塊。
何故、わざわざこれだけが『見える』ようになっているのか。設計の意図を窺い始めるロイコ。
考えられるのは、何かしらの実験経過の観察か、危険存在の監視かと言ったところか。

「先にそれ、確認しましょうか。案外この異空間の地図だったりするかもしれませんよ。
 学内であれば、部屋は番号で事足りますからね」

そしてわざわざ地図を書いて寄越したらしいジルジェンターナのメモを、先に確認しようと。
ひょっとすると、奥の部屋から見える場所で留まるのもまずいかもしれないと、『それは肉?』の角の手前まで戻ることを提言して。
125アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/28(土)00:31:07 ID:Qtx
>>124

「えーと、メモメモ……これですね」

『665号室 ジルジェンターナ・サテュリスキ』
『廊下の突き当りですぐに分かると思うが、もし更に「666号室」があった場合は―――
―――絶対に入るな』

とだけ書かれている。

「あっ……ロイコさん……ここって……」

そう、アマリリンは見間違えていたのだ。あのやたらと薄汚れたドアの部屋には確かに

「666号室……!!!」

そう書かれていたはずだ。

直後、何かがゴリゴリゴリ!!!と音を立て、ガコン……と嵌る音が鳴る。
何が起きたかは想像しなくても分かる。あの石の壁が閉じたのだ。

その直後、メモの文字がぐにゃぐにゃと蠢き始めた。いわゆる伝聞魔術の一つだ。

『これは考えられうる限りなく面倒臭い事態の一つだが、まず「赤い通路」に入った場合の脱出経路を教えておく』
『左から二番目、「膵臓」の部屋に小さいオルゴールがある。中に猫の胎児の死体が入れてある』
『その死体を手術室に放り込み、物音がしなくなったら手術室に入り、一番奥の緑色のレバーを引け。そうすれば扉が開き戻れる』
『あの空間には「ミリゲート」という肉裂き怪人が封じ込めてある。なるべく出会わないことを祈る』
126ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)00:55:00 ID:v1l
>>125
「あーええと、まずは引き返してから読んだ方が……
 ―――はは、不味いな」

硬いものが削れるような音と共に、退路が断たれたのを肌で感じる。
仮にロイコに人間の習慣があれば、迷わず舌打ちを零していたことだろう。
直後、この状況を予期していたかのような文章に目を走らせて即座に部屋の構造を確認する。

「『膵臓』…… この部屋か」

ジルジェンターナが述べるには、あの赤い光文字の空間は『手術室』で執刀医は肉裂き怪人『ミリゲート』。
部屋の名前の一つが『膵臓』なのを見るに、大方生物を連れ込んでは解体、部屋に分けているということか。
だとすれば内部のあの肉塊は、切り取られた膵臓が折り重なったものであるのか。
今から行うのは、猫の胎児を執刀させることでミリゲートを手術間のインターバルに持ち込み、その隙に扉を開けろということか?

「一応、メモではこの部屋に関する注意はありませんが警戒していきましょう。
 オルゴールを取ったらすぐに通路に戻ります。アマリリン先生は私の後ろから警戒を」

自身の背後や周囲の警戒をアマリリンに任せ。扉に聞き耳を立てた後に、『膵臓』の部屋の扉に手をかけた。
127アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/28(土)01:15:28 ID:Qtx
>>126

なるべく軋みを立てないように『膵臓』の部屋をゆっくりと開く。

中はあの小窓の部屋と同じように、幾らか肉片が部屋の四隅で蠢いている。
しかし、まだ家具のような構造物が残っていた。

音を立てないように戸棚の一つ一つを開けていく。
一段目……目ぼしい物なし。二段目……おっと危ない、大量の金属類で音を建てるところだった。
三段目……に差し掛かったところで、アマリリンが青ざめた表情で一緒に部屋に入ってきて、ドアを閉めた。

「(いっ……いますっ、いまっ……!)」

廊下から、微かなうめき声。地鳴りのように低い、くぐもった声。
その声の主が膵臓の部屋の隣、『心臓の部屋』に入り、何かガサゴソと取り出した後、手術室の扉がまた閉まる音がした。

「はぁぁぁ……あの小窓の部屋に入ってたら今頃……」
「すーっはーっすーっ、ここはお菓子の部屋ここはお菓子の部屋ここはお菓子の部屋……」

アマリリンはあまりに切迫した状態に、幻覚剤を多めにキメて現実から逃れようとしている。
メモの文字がまたぐねぐねとうねる。三段目。オルゴールと思しき箱だ。音を立てないように隙間から猫の胎児の死体を取り出そう。

『猫の胎児を取り出したら、手術室の扉の隙間から投げ入れるように入れろ。あくまで奴には気付かれるな』
128ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)01:37:18 ID:v1l
>>127
まさか、あれら肉塊の中からオルゴールを探せというものでもないだろう。
藻星い構造物、戸棚に手をかけて目当てのものを探すロイコ。
二段目の金属は、手術道具か何かだろうか。三段目になってようやく、オルゴールを発見し。

「なっ……!」

すわ非常事態か、逃げ込んだアマリリンへ振り向いて。
その呟きから何が起きたかを推察すれば、どうやらミリゲートが手術室から出てきたらしい。
奴に視覚があるかは分からないが、覗き窓なんて存在するのだ、きっとあるのだろう。
兎にも角にもできることと言えば、大人しくジルジェンターナの導きに従うことくらいだ。

「手術室の扉の隙間、ねぇ……
 正直僕はあの扉に手をかけるのはごめんですよ、先生」

トリップするアマリリンを余所に、この場にいないジルジェンターナに呪詛のような言葉を呟く。
水魔法で包み込むように、器用に箱を解体し。取り出した猫の胎児に小指の第一関節を埋め込み自切した。

「……さあ、居てくれるなよ……!」

膵臓の部屋の扉の向こうにも、あのミリゲートがいるとも限らない。
慎重に聞き耳を立てて様子を探り、怪人の不在を確かめると扉の外へ猫の胎児を投げてまた膵臓の部屋にこもる。

ロイコの憑依魔法は、『自身の身体が接触している物体に対し自分の人格を入れる』というもの。
その気になれば無機物にだって憑依することは可能だ。ただ、殆ど意味がないだけで。
その点で言えば、今の憑依先は死体とはいえ感覚器官がある。猫の胎児の死体を通じて、光景も音も把握できる。
手術室の扉に隙間さえ空いていれば、張り付いた血を媒介にした水魔法で死体を送り込めるのだが……?
129アマリリン◆W3ePL.iLgs :2018/04/28(土)01:52:34 ID:Qtx
>>128

乾き気味で泥のような質感の血糊は、進みづらくはあるが全く水マナが無いというわけではない。
猫の死体にかりそめの命が宿る。水魔法の導きを貰いながら、胎児の死体がネズミのように這い回る。

胎児の目は見えづらいが、廊下に怪人はいないようだ。そのまま手術室の扉に近づく。

中からは何かネチャネチャとした音と、金属の擦れる音が聞こえる。
扉は――――――しめた。僅か鼻先を入れられる程度のスペースだが、隙間が開いている。

胎児の死体を手術室に送り込む。ミリゲートの足元が見えるが、見上げる気にはならないだろう。
これ以上胃に優しくない映像を見るのはごめんだ。

『ヤツはそれが大好物だ、部屋に戻って一服している間にレバーを引け』

ロイコは、もしかしたらアマリリンもだが、くぐもった低い音で驚くように声を発し、胎児に冷たい血だらけの手をかけるのが分かるだろう。
そのまま奴は手術室の奥の部屋に入っていった。

「すーっはーっ………よし、大丈夫です、見つかりそうになったら私の幻術で何とか目をくらませますから……!」

アマリリンも決意ができたようだ。意を決して手術室に入る。膵臓や心臓の部屋と同じようにやたらとスプラッターな部屋だ。
手術台は見ない。どうせグロテスクなものしか乗っていないだろうから……
数十の蝋燭で燈された灯りの向こうに、何個かのレバーがあった。暗くて色がよく分からない。とりあえず一番「らしい」レバーを引こう。
もしくは全部引き倒してもいい。
130ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)02:06:41 ID:v1l
>>129
元素と物質を結びつけるならば、風が気体で土が固体、もちろん水は液体だ。
残った火が何に対応しているかは今のところ不明だが、おおよそそのように区分することが出来る。
つまり、適してはいないとはいえ部屋一面に水魔法の触媒があるということ。
深海という住環境もありもっともそれを得意としているロイコにとっては、魔法を行使するには悪くない場所だった。

「ふ…………ッ」

怪人の手の感触に思わず身体を引き攣らせて、即座に人格のリンクを切る。
ジルジェンターナのメモを見るに、どうやら今の行動は「手術」とはまた別のものらしい。

「ええ、よろしくお願いします……!」


自分が人間でなくてよかったと、この時ばかりはそう思った。
これが同種の血と肉だったなら、今よりも底冷えするような恐怖に見舞われていただろうから。
組成も血の色も違う生物の死体なら、まだいくらか冷静に見ることが出来る。これは非情さとはまた違う、根本的な脅威の直感に関する問題だ。

奥に数本のレバーが並ぶ、部屋の照明はとても十分とは言えない。
しかし、蝋燭が灯っているということは火魔法の媒介はあるのだ。
それぞれからほんの少しずつ火種を貰う様にごく小さな火球を作ると、レバーに近づけて色を確認する。
……全部動かしてみる?この不可思議な空間で信頼できる情報が少ない以上、不用意な行動などできるはずもないだろう?
131アマリリン、ジル◆W3ePL.iLgs :2018/04/28(土)02:25:21 ID:Qtx
>>130

レバーは全部で4本。うち一番左のレバーが緑色だった。
赤、黄色、青、緑の順で並んでいて、それぞれに「警告」「電源」「開閉」「入出」と書かれていた。
……のだが、それらも全て暗号化されていたので、普通に見る分には訳の分からない文字列にしか見えなかった事だろう。

とにかくジルの忠告どおり緑色のレバーを引き倒す。
取っ手のねちゃぁとした粘液の感触はアマリリンには耐え難いものだったが、幻覚剤の作用で何とか持ちこたえた。

「(ロイコさん、とにかく、とにかくここから出ましょう……!!!)」

幻覚剤が上手く効いてないのか涙目になり鼻水を垂らしながらロイコにすがり付くアマリリン。
手術室の奥からは、ぺちゃぺちゃ、くちゃくちゃという音と共に、地響きのような吐息が聞こえてくる。

「はぁっ、はぁっ……!ジル先生を殴るまで死ねないっ……!!!」

石の壁が開き、学校へ戻る通路が開ける。赤い通路を全速力で駆け抜ける。苔むした石畳に足を滑らせながら走る。
あの腐った板を踏み抜いた階段も全力で駆け上がる。もはや彼女を突き動かしているのはジルへの怨念だけだった。

「で……出れたぁぁあぁぁ………!」

バタァン!と扉を開けてロイコとアマリリンが教職員棟の廊下へと飛び出すだろう。
それと同時に、ギィィー………と後ろの扉が開いた音がした。

「………こんな所でなにしてんの?あんたら」

暢気に煙草をモクモクと吹かした、見慣れた不良教師の胸元の開けたスーツを、見上げることができるだろう。
部屋番号は665。666の部屋は……どこかへ行ってしまった。
132ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)02:37:36 ID:v1l
>>131
「(ええ、同感ですよ……!)」

アマリリンほど動揺していないとはいえ、ロイコとて平静ではいられない。
単純な脅威度か何かしらの理由があるからなのかは分からないが、あの怪人はジルジェンターナに存在を認知されたうえで生かされている。
つまり遭遇して戦闘になってしまうことは、極力回避すべきと言うことではないだろうか。

「ははっ、僕からも一言くらいは言ってもいいですかね……!」

アマリリンの何とも暴力的な感情に、同調するように呟いて走る。
最初の方から一人称が変わっているのは、公人として目上に対する振る舞いを保つ余裕は無くなったと言うことだ。
そうして全力で引き返した後に、見慣れた廊下の光明が見えて。
すぐさま襤褸の扉――666号室だった部屋の扉を閉めて、くたりと廊下の壁に背をもたれさせ座った。

「……あはは、どうも」

現れたジルジェンターナに、気の抜けた声で片手をあげて。
ロイコの教員用のローブに付着した血が、先程の出来事が虚構ではなかったことを証明していた。
133アマリリン、ジル◆W3ePL.iLgs :2018/04/28(土)03:03:45 ID:Qtx
>>132

「う……うぁ……」

「あああああーーー!!ふみ゛ゃーーーーーー!!」

ぐるぐるパンチでジルをぼかぼか叩くアマリリン。
恐ろしいやら気持ち悪いやらでない交ぜになっていた感情がその元凶を目の前にした途端爆発し、
もうわけもわからず泣きながら殴り倒していた。

「えっ!?何!?ナニ!?僕様何か泣かすようなことしちゃった!?何がどうしちゃったわけ……?」

元々この手の悪夢じみた現実には弱いのか、取り乱して泣きゲロまでする始末のアマリリン。
ジルはアマリリンを部屋で快方しながらとりあえずロイコも部屋に入れる。
アマリリンの手足にべっとりついた血糊や、ロイコのローブに付いた血糊で、ようやく事のいきさつを知ることになるのだった。

―――――――――――

「あぁ……『赤い部屋』に入っちまったのか……せっかく隔離してあったのに……コーヒーでいい?」

仄かにチョコっぽい香りのするシャレオツなコーヒーが淹れられる。
ジルの研究室は少し散らかってはいるが、転がるグッズのそれぞれが何ともスカした趣味の小物ばかりだ。
逆さ十字架に巨大な角の生えた頭蓋骨。ジャラジャラとした鎖飾り……

「666号室はな、元々縁起が悪い数字ってんで欠番になってた部屋でね」

元はと言えば、歴代の教員がその部屋番号を便利ボックスとして使い出したのが始まりらしい。
そして666号室は増築を繰り返されどんどん迷路のような構造になっていき、手に負えない大迷宮と化していったらしい。
いつしか666号室は空間魔術で呼び出す事それ自体が禁じられる結界が張られた。
それ以来ジルの隣の部屋、つまり666号室は時空ごと存在しない扱いになったとのことだ。

「……っていうのが何十年も前の話で、実際はもう結界はボロボロらしいんだよね」
「まぁ……ミリゲートは……すまんな、あそこに人が入るとは思わなくて」

「しかしミリゲートなんてよく知ってるね?結構マイナーな怪人なのに。それにもっとズタボロになって出てくると思ったよ」
134ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)03:14:34 ID:v1l
>>133
自分よりも動転しているものがいるとき、かえって冷静になれるという。
思うままに感情を爆発させるアマリリンを見て、ジルジェンターナへと乾いた笑いを零すばかりだった。

――――――――――――――――

「ええ、大丈夫です。……ほう、これは」

ジルジェンターナに出されたコーヒーは、少し洒落た変わり種。
そのまま香りを楽しむロイコだったが、吹き冷ますばかりでまだ口はつけない。

「流石に僕も聞いたことは無かったですねぇ。そんな曰く付きの場所が……
 ――あれ?ミリゲートのことを教えてくださったのは貴方のメモ書きではなかったですか?」

様式からネポック内ではないと思しき空間だと思っていたが、元は学園の一室だとは驚いた。
空間魔法により切り離されたことで、多少は変異しているということかもしれないが。
そして、感心するようなジルジェンターナの言葉に違和感を覚え、その疑問をぶつけ返した。
もちろんロイコにはあの怪人に関する事前知識などなかった。彼の置き書きによって出られたものとばかり思っていたが。

そしてようやく飲める温度になったのだろう、コーヒーにやっと口を付けてほっと一息。
135???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)03:24:50 ID:7l1
夜も更けた学生寮……

談話室の隅っこで、人目を避ける様にもそもそと遅い食事を取っている人影。
あまり見慣れぬ、水色の髪と瞳、色白の少女だ。
136シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)03:29:30 ID:DNL()
>>135
隅っこにひょっこりと現れる謎の影。黒い円から出てくるのは黒い髪。
遅れて登場の青い瞳の中性的な顔立ちの少年はその姿を見てひっそり近付き、声をかけた。

「美味しい? なに食べてるの?」

マントの衣擦れに気付いていれば、そう驚かない……か?
137???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)03:33:34 ID:7l1
>>136
「………!!!!」
声を掛けられると、椅子から飛び上がらんばかりに驚く少女。
手にしたサンドイッチを危うく取り落とす所であった。

「え、あ、うー……お、おいしゅうございます………」
やたらとどもりながら、ぼそぼそと掠れた声を返す。
138シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)03:37:45 ID:DNL()
>>137
「わー、良い反応」と小声でクスリと笑う少年。心臓に悪い。
サンドイッチを見て、果たして具はなにか? なんて気の抜けることを考える。

「美味しいならよかったねー、どこのやつ?」

当たり障りないような会話。遅い時間において彼の影はいやに広がって周囲にカーテンを作ろうとしていた。
139アマリリン、ジル◆W3ePL.iLgs :2018/04/28(土)03:38:03 ID:Qtx
>>134

「うーん……お菓子の部屋……あれはお菓子の部屋……」

ジルのベッドで香を焚きながら撃沈しているアマリリンをよそに、ジルもコーヒーを啜る。

「え、うん?赤い部屋からの脱出法……?そんなの書いた覚えはないけど……」
「っていうか僕様、ミリゲートくん封印してから一回も入り直したことないぜ?はぁ、猫の胎児?知らないねぇ……」

おや?話が食い違う。ではあの蠢くメモの文字は誰がやったのだろう?
……どうやら、666号室にはまだ他の関係者がいるらしい。

「いやー肉裂き怪人の名は伊達じゃないさ、僕様だってあそこに閉じ込めるまでにスーツを2着駄目にしたんだから」
「それとも、また666号室に入ってみるかい?今度は僕様がエスコートするよ……なんてね、へっへっへっへ……」

とにかく、午後のひと時は、何とかジルの小洒落たコーヒーで終える事ができたのだった。
140???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)03:40:23 ID:7l1
>>138
「ば、売店……の、やつ……」
決して目を合わせようとせず、
身体を縮こまらせてもそもそとサンドイッチに齧りつく。

「……こ、こ、こんな、遅くに、なにしてる、のだ……?」
141シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)03:44:16 ID:DNL()
>>140
「おー、君は何が好きー?」

対して少年はじっと見ている。時々その視線の先に回りたくなるのは性分というものだ。
こう、逸らしてる相手の先に行くと反応が面白く思うのだ。

「それは君にも言えると思うよー? ねえ? ……なんて呼んであげたらいい?」
142???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)03:48:28 ID:7l1
>>141
「う、うー……つ、つ、ツナサンド………」
何か許されざる大罪でも告白するかのように打ち明けると、
顔を真っ赤にしてうつむく。

「……ぅ、ぁぅ………。
 ……ほ、放っておいて、く、くれ………。」
143シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)03:52:43 ID:DNL()
>>142
「ツナかー、マヨネーズあると美味しいよね」

うつむく相手にこれまた対照的にはっきり顔をあげて同調するように。タマネギは好みだ。

「そうは言っても気になるじゃない、普段と違う姿で見たらさ」
「ね、フレズちゃん、……部長?」

部員に隠し事? なんていう立場を利用するような。今宵の彼はちょっと意地悪。
144???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)03:57:46 ID:7l1
>>143
「さ……魚が、好き………」
ペンギンだから、である。

「…………。」
名前を呼ばれ、さらに恥ずかし気に縮こまる。
もともと小柄な体がさらにちっこく見える。

「………本体は……修理中……」
彼女に言わせれば、着ぐるみの方が本体という衝撃の事実。
145シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)04:01:34 ID:DNL()
>>144
「サーモンとかは?」

さてペンギンの主食にサーモンなんてあるのか。縮こまる相手にこっそり夜闇に紛れる影の手を伸ばした。

「へー、あっちが本体…………じゃあ君ってどういう部分で……!?」

向こうが本体とすれば今その本体から離れて動く目の前の少女はなんなのか。深刻そうな顔に反して目の前にシャンメリーを置く辺り考えが分かりにくくなるだろう。
146???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)04:09:03 ID:7l1
>>145
「………お、美味しい、です、ね………」
鮭も好きな様子。
……割となんでもよく食べるのである。

「………せ、生体、コアとでも、言うか……」
そう言いながら、さりげなく置かれたシャンメリーにちゃっかり手を伸ばして一口。
147シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)04:12:37 ID:DNL()
>>146
「今度行くとき持っていこうか? ツナも一緒に」

相手を完全に特定の人物と見ている時の言い方である。結構前からそうだったけど。

「……コアかー。それって本当にそうなの? ……言いたくない?」

ツナとシャンメリーが合うのかはさておき、キィと背もたれを鳴らして一呟き。
影の手はゆっくりと頭に乗ろうとしていたのだった。
148???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)04:18:48 ID:7l1
>>147
「…………。」
こくん、と遠慮深げに頷く。

「……ぼ、僕は、元々、そのために造られたホムンクルス……
 ………く、詳しくは、言えない、けど……」
言いたくない、と言うよりは言えない。
機密保持のために刻まれた紋章で情報統制されているのである。

そして、影の手には全く気付いている様子は無い
149シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)04:22:11 ID:DNL()
>>148
その返事には良かった、と言いたげな笑みを浮かべていた。

「ホムン……クルス……? ……えっと、造られた人間だっけ? そうは見えないけどなー」
「言えない、かー。それって書くのとかもダメなの?」

これはただのずるっ子理論。言うなと言われたら書いて伝えろ、なものである。そしてドタバタまでがワンセット。
影の手は髪の毛をつつー、と撫でようとしていた。曖昧な手のひらで。
150???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)04:31:01 ID:7l1
>>149
「……驚異の、魔導技術……
 ……ほとんど、人間と同じ………」
と、言いかけ……
「……いや、ペンギンだけど。」
そこは本当に譲らない。

「……だ、だめ……それも、できない……」
151シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)04:33:57 ID:DNL()
>>150
「でもコアは人じゃない? ……まさか実は僕らもペンギン的な?」

どんな逆転現象なのか。事実だとしたら天地がひっくり返るだろう。事実じゃないけど。

「そっか、結構厳しい約束なんだねー……って僕が知っても良いのかって思うこともあるけど」

踏み込んでいい場所なのか、と思うようだ。何分シャディは……図書館のことに関わってはいないのだから。
152???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)04:41:38 ID:7l1
>>151
「……君が、、望む限り……
 ……誰もが、ペンギンなのだ……!」
……もはや良く分からない謎理論

「……関わらない方が、良い……
 ………知り過ぎると……迷惑が及ぶ、可能性もある……」
153シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)04:45:33 ID:DNL()
>>152
「そこまで望んではないかなー」

なんという無情な答えか。よく見ればシャンメリーの瓶の横に真っ黒な小さなペンギンが立っていた。

「……心配してくれてるんだねー、フレズちゃん。でもさー」
「僕まだ、知り過ぎるって言うほど知らないと思うんだ、なんで言えないの、とか」

シャンメリーの気泡の音が、心地よく響く夜の卓上。
154???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)04:55:59 ID:7l1
>>153
「………!
 ……それは……残念………」
目に見えてがっかり、と言った表情

「……!!」
そして、影のペンギンが目に入り少し表情を明るくさせる。

「……ぼ、僕は……
 とある国から、この学園に収められた魔導書を、盗みに来た工作員なのだ。
 ……ここに来る前も、あまり人に言えない任務を、していたりもした……。」
155シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)05:02:19 ID:DNL()
>>154
「ほら、今の僕ってペンギンの友達君しか居ないし……」

周囲もペンギンになると疎外感がすごい、的な理由である。
黒いペンギンには模様も目もない。生きたペンギンに墨でも浴びせたらそうなりそうな見た目で瓶の回りをぐるぐるよちよち歩いていた。

「……へー、そんなフレズちゃんも今では立派な農業部の部長さん……本当どうなるかわかんないね!」

小声でもはっきりと。シャンメリーに口をつけて。

「でも、そのとある国って戻ってこいとか言ってこないの? ……人に言えない方は言えるようになったらでいいよ」

その辺りはきっと、シャディの浅い人生経験のためだ。任務に失敗した人物への処遇など、良い方向にしか考えられない。
156???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)05:09:23 ID:7l1
>>155
「………!!!」
歩き回るペンギンに目を輝かせる。
……少し緊張が解けてきたか。

「立派か……は、分かんない、けど……
 ……確かに、僕が農業を、とは考えもしなかったのだ……。」


「……他にも着ぐるみ…じゃなかった、カエルとかクマとかいるだろう……?
 ……奴ら、僕を連れ戻しに来た戦闘ホムンクルスなのだ。
 ……失敗して、僕同様ここに居候しているが……。」
157シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)05:16:33 ID:DNL()
>>156
問題としては、あくまでペンギンはシャディの知る範囲の動きしかできないことだろう。歩き方は誰を真似たのか。

「そういうものだと思うよー。僕もちょっと予想してなかったし」

事の成り行きはシャディがフレズベルクの本体をパージしたから。そこから農業部……なのだが、もし農業部がなかったとしたら、どうなっていたのやら。
それこそ、今植えようとしている種も少ないものだっただろう。

「居たね、牛君に関してはあの子任務とかわかってるのって今思うけど。……あと着ぐるみって言いそうになったよね?」
「……もう皆でこっちに居れば良いんじゃないかなー、あんまり居心地良くない? ……それとも戻らないと不味いとか?」

ぺとり、と影の手がフレズの頬に触れようとする。
158???◆TcpDr0LVJg :2018/04/28(土)05:25:15 ID:7l1
>>157
「ミノタウロスは……ぼんやりしているから、な……
 ……でも、あれでも僕らの中で一番素早い……。」

「……着ぐるみでは無い……!
 ……いずれも凶暴な獣なのだ……!」
ちなみに、中身は皆フレズと瓜二つのホムンクルスなのである。

「……出来れば……このままここに……
 任務に失敗した今、戻れば良くて再教育、悪ければ処分……」
そう言った所で影の手がひんやりとした頬に触れ、
びくんと飛び上がって椅子から転げ落ちた。

「………!!!
 ……ぅ、ぁ…………くぅっっっ!!!」
醜態をさらして顔を真っ赤に染めると、全速力でどこかへ逃亡していった。
159シャディ◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)05:30:15 ID:DNL()
>>158
「確かに手際は良かった…………あ、うん。獣のわりには……」

よく言うこと聞いてくれるよね、なんて思ったが言わないことにした。多分皆素直なのだと。

「あはは、ごめんごめん。……って、あー……行っちゃった。見つからなきゃいいけど」

驚かしたのは自分だが、助け起こす前に逃げられてしまった。不覚と反省して真っ黒のペンギンを消した。 

「処分が嫌なら、居て良いと思うけどなー……」

難しいところはわからない。ただあるのは居たいところに居れば良いじゃん、なんていう菓子のように甘い考えだった。
160ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)16:23:06 ID:HoI
>>139
「そうなんですか?……うーん」

てっきり被害状況に合わせた文章が浮き上がるジルジェンターナの仕込みだと思っていたが、当てが外れたようだ。
であれば他の者の仕込みであるか、もしくは状況を俯瞰していた別の者のメッセージということか。
今回はこれに助けられた…… そう思ってはいるが。謎が謎のまま残るのは、ロイコとしてはあまりすっきりとしない。

「ええ、その時は…… お願いするかもしれません」

てっきり『二度と御免だ』なんて言うかと思いきや、意外にも彼のジョークに正面から答えたロイコ。
ロイコたちにあのメッセージと伝えた者の意図は、少しばかり気にかかるのだ。
それが陰謀であれば挫く必要もあるかもしれないし、善意であれば礼くらいはしたほうがいいだろう。
そんなことを考えながらまた一口、コーヒーの味が今落ち着いたこの状況を確かめさせてくれた。
161エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)20:02:34 ID:HoI
「《こーる・すぴりっと》!」

授業の終わった放課後、人のまばらな校庭でばっと手を挙げて。
この呪文は召喚術式であると同時に、対象が使役済みなら手元に呼び寄せることもできるのだ。
しかし、例えば生身の霊を日なたに読んだりすると道中で消えてしまうので注意が必要だが。

そして程なくして揃った一羽と一匹を抱えて、何やらきょろきょろと周囲を見渡すのだった。
162レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)20:05:50 ID:SNz
>>161
放課後、校庭をたまたま通りかかると見知った少女?が居るのに気づく

「あ、エリシアちゃんじゃない~、なーにしてんの?」

エリシアの前まで行くと、前屈みになってにっこり笑顔で話しかけます
相変わらず周囲を箒がふわふわと飛んでいて
163エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)20:11:12 ID:HoI
>>162
「あっ、レオナー!」

いつも通りにぶんぶんと手を振ろうとして、両手が埋まっていることに気づき。
軟体の猫の方を地面におろして改めて手を振った頃には、すでにレオナが屈んで目線を合わせたあたりだった。

「レオナーっ、とりみせてー!」

そしてにっこりと言い放ったのは、何やら突拍子もない言葉。
精霊のせの字もないそんな頼みに、レオナは答えに行き着けるだろうか。
164レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)20:16:05 ID:SNz
>>163

「え?・・・鳥?・・・」

そんな突拍子もなく鳥と言われるときょとんとしました

「えーっとまぁ・・・鳥・・・うん・・・鳥か~・・・」

等と考えてると、左手から光球が出てきます、それが鳥の形になって

「・・・こんなのでどう?」

そう言ってにっこり
165エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)20:20:52 ID:HoI
>>164
「おー…… あれ?」

光り輝く鳥が現れると、感心したような声を上げるエリシア。
腕に抱えられた鷹は眩しそうに目を細め首を背けたが。
しかし少ししてから、何か思っていたのと違うと考え直す。その理由は。

「……火じゃないの?」

エリシアが聞いていたフラムと言う名の精霊の特徴は、炎の鳥だと言うことだったから。
166レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)20:26:03 ID:SNz
>>165
「上手いもんでしょー」

なんてドヤ顔になって言ってるとエリシアからの疑問を聞き

「火・・・?火の鳥・・・ってもしかして・・・」

とレオナがきょとんとすると、レオナの左手の人差し指、そこの指輪から声がします

『わたくしの事じゃありません・・・?』

「うん、今思った・・・エリシアちゃん、もしかして、あたしの契約してる精霊の事を言ってる?」

と、エリシアにそう聞きます
167いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/28(土)20:34:12 ID:RmU
ついに、ついに手に入れてしまった。
この学校でしか手に入らないと言われる惣菜パン、お昼の熾烈な争奪戦を制した者のみが食す事を許される伝説の!

「焼きそば・・・パン」

である!

元々食に対する欲求が極めて希薄な1号が数多の飢えた捕食者達の群れを掻い潜り、本命の物とは別にたまたまこれを手に入れたのはなんというか、ものすごく奇跡というレベルである。

てなわけで暖かな昼下がり、食堂にてポツンと席に座る一人の少年の姿。女の子にでも間違われそうな綺麗な金髪をゆらゆら揺らして、テーブルの上にちょこんと置かれた伝説のアレを無表情なままにジーっと見つめている。
168エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)20:35:46 ID:HoI
>>166
光の鳥は光の鳥で、エリシアの興味を引いてはいる。
眩しそうな鷹をそっちのけで手に取ろうとするが、触れられるようなものだろうか。

「たぶん!リエードがいってた!」

きっとそうだと思いながら、そんな風な漠然とした答え。
声が聞こえた指先に向けて、覗き込むように顔を向けた。
169レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)20:42:34 ID:SNz
>>168
光の鳥はただの光なので痛くもなんともないけどすかすかで触れないと思いますよー

「なるほど、リエードに教えてもらったのね」

と、レオナは言うと

「んじゃまぁ・・・出てきてあげなさいよ」

『わかりましたわ』

そんなやり取りの後、レオナが左手を天に掲げると
その指輪から赤い光が飛び出して、次第にそれは燃え出し
鳥の形に凝縮されていき、3mはあるであろう火の鳥の姿になりました

『初めまして、わたくしは炎の精霊フラムですわ。このレオナ様と契約しています』

鳥はエリシアにぺこりとして

「へへ、アレフ火山って所にリエードと行って、契約したんだよー。地図には無い未開のルート通って見つけたの」

とレオナは笑顔で言います
170リエード◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)20:44:39 ID:DNL()
>>167
一方、食堂の別の場所では片手の平でトレイを持っていたリエードが空席を探していた。
今日はやけに人が多い。そしてそのほとんどは談笑を楽しんでいる。そこに割り込もうとは問題行動でもない限り思わなかった。
そのため、今回は相手にとって不運だったのかもしれない。

「失礼、相席させてもらいますよ……おや、食べないのですか?」

断りもなく、がたり、と椅子を引いて真正面に座る金髪の青年。身長は170に届かないほどか。碧眼は今は伝説のアレに向いていた。
一方彼のトレイに乗っていたのは――カツ丼(特盛)、ミニサラダが三つ、そして親子丼であった。ミニサラダである意味は傍目にはわからない。
さて、いきなりとも言えるこの青年は少年にどんな印象を与えるだろうか。
171ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)20:50:53 ID:v1l
>>169
「おー、こんにちはー!」

顕現した火の鳥に大きく首を上に向けて、手を振って挨拶するエリシア。
ところで、炎の精霊となれば熱くは無いのだろうか?気温の上昇具合によっては、エリシアはダウンしかねない。

「どこどこ?すごーい!」

言われた場所は知らないながらも、何やら凄そうな冒険をしてきたのだろうということは伝わる。
あまりに体格の違う、けれども大方同じ姿をした炎を見上げて鷹も鋭い視線を向けた。
172レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)20:54:50 ID:SNz
>>171
こんな所で出てきたから、一応精霊は温度を抑えて気温には影響しないように配慮しています

『ふふふ、可愛いですわ』

と、エリシアに言うが、鳥はとある視線に気づく、そう、鷹の鋭い目線である

『・・・ひ、ひい!!わ、わたくしそんなにお、美味しくありませんわ!!』

そう、フラムはビビリなのです

「はぁ、まーた出た」

レオナは呆れた感じにやれやれとジェスチャーすると

「こいつ、こんな図体して、めっちゃヘタレなのよ」

なんてため息混じりに言います
173エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)21:00:11 ID:v1l
>>172
フラムにそんな怯えの声を出されると、同じ視線のまま首を傾げる鷹。
別に睨んだりしている訳ではなく、こればかりは身体構造の問題なのだから仕方ないだろう。

「こっちきてー!……おいしくないの?」

精霊と言うことで身体を縮めたりできないのだろうか。そんな意図があるかは知らないが、火の鳥に手招きして。
そしてふと彼女の口から出た逃げ口上に、まともに取り合った疑問がぽつり。
174いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/28(土)21:02:17 ID:RmU
>>170
「どうぞ、構いません、僕は肯定します」

椅子に座り、姿勢を固めてからどれくらいの時間が経ったのだろう。
少なくともリエードに声を掛けられて、相席を求められるまでピクリとも動かなかったのは間違いない。
ようやく伝説のアレから目を引き離せば、深い青に輝く双眸を彼へと向けるだろう。
片手に支えられ銀のトレーをちらり、すぐさま視線を彼へと戻すも、やはりその量に思う所はあったようで。

1号は口に出して言う事はないだろうが、彼にあとほんの少し勇気と積極性、そして一握りの野蛮さあればきっとこんな事を言っていただろう「いったいどれだけ食べるんだよ・・・」と

「いえ・・・僕は・・・」

否定もしないなら肯定もしない、コレを手に入れたのもたまたまで、元々お昼を食べるつもりも無かった。
ゆえにいつもの日常に現れたイレギュラー(焼きそばパン)をどうすればいいか頭を悩ませていたのである。
これも食という欲求に対して無頓着な彼独特の悩みである。
175レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)21:04:29 ID:SNz
>>173
『お、美味しくありません・・・わ、わたくしはただの精霊なのです・・・わ!!そ、そもそもた、食べれません!!』

必死に言います

「あはは、ごめんねエリシアちゃん、ビビリで。ま、こーんな燃えてる鳥そもそも誰も食べないっての~」

なんてレオナは笑いながらエリシアに言います
176エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)21:08:16 ID:v1l
>>175
「そっかー……」

少し沈んだ声のトーンは、何かに少し落胆したような。
さて、出てきた議題なんてフラムが美味しくはないなんて事くらいなのだが。

「んーとね…… はねみせてー!」

それはそれとして、重力魔法で浮き上がってフラムの羽根を観察しようと。
構造が同じだとすれば、拡大された分だけ見やすいかもしれない。言葉も通じるので分からない点も質問ができるだろう。
ただ、近寄ってしまうとどの程度の厚さになるのか。変温動物には厳しいかもしれないが。
177レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)21:12:27 ID:SNz
>>176
『羽根・・・ですか・・・?まぁ、それくらいなら・・・』

精霊はそう言って、要求に応じると翼を広げる
その翼はよくある白鳥類のような構造になってます

「エリシアちゃんは鳥に興味あるのー?」

レオナはエリシアにそう尋ねます
178リエード◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)21:13:33 ID:DNL()
>>174
最後の言葉に少し違和感を覚える。構いません、のところで肯定という意思なのだからわざわざ付けたのは何の癖だろうか、と。
向けられた双眸には柔らかな眼差しで応じた。そのためか、視線の動きに気付くのは容易かったか。もしくは聞かれ慣れてるのか。

「量が気になりますか? ご安心を、これで腹は八分目まで溜まります」

それはそれでどうなんだ、と言われそうなことを言ってから少年の様子に、ふむ、と思考した。
なぜ食べないのか。その疑問としていくらか判断要素はある。買ったということは食べるため、しかしそれでも食べないのは――

「……あ、もしかして開け方がわかりませんか? それならば自分が開けてさしあげましょうか」
「美味しいですよ、このパンは。食べずに放置しておくのは色々よろしくないかと」

少し周囲を見れば焼きそばパンに手をつけない少年を見て、あわよくば貰えないかと考えるちょっと空腹気味の生徒も居たようだ。
さて、リエードは否定を受けなければ焼きそばパンの袋を開けようとするだろう。
179エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)21:19:33 ID:v1l
>>177
「おー…… なんでとべるの?」

可能ならばぺたぺたとフラムの翼に手を這わせ、手元の鷹と見比べたりしながら。
羽ばたいても無いのに浮いている彼女にそう聞くのも不思議な気がするが、翼の構造について本人(本鳥?)に話を聞こうと。

「うん!バーラントが、がんばれって!」

鳥への一連の興味は、バーラントの実験の一環と言ってもいいだろう。
憑依融合なんて特異なことを成し遂げたエリシアが、果たして別の霊体でも同じことが出来るのかといったことである。
が、そんなことは全然気にしていないエリシアは、切っ掛けこそあれ単純な興味であることを否定しない。
180レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)21:25:13 ID:SNz
>>179
『なんで飛べる・・・うーん、わたくし、姿こそ鳥ですけれど精霊ですから・・・魔力で浮かんでいるような物ですわ・・・』

フラムはそう言って、ごめんなさいと言うが

「ふーん、つーか鳥が飛べる理由、かー、エリシアちゃんそれに興味があるのね」

レオナはなるほどと言っていて

『でも、一般的に鳥類が飛べるのは・・・まず条件として体重が軽いってのがありますわね』

フラムはとりあえず一つ答えます
181いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/28(土)21:32:35 ID:RmU
>>178
発言の後、その言葉の真意や意味を付け加えるのが癖になっているようだ、彼の抱いた違和感は間違ってはいない。

「そう、ですか・・・八分目・・・」

リエードの言葉を心の中で一つずつなぞっていき、静かに反芻すればそこには信じられない発言が。
1号であれば三分の一でも食べられるか怪しいという、そんな量ですらリエードに取っては腹八分目だと言う。どうにも信じがたい、彼の体はいったい何で出来てるんだろうか。そんな事を思ったりして。

「はい、お恥ずかしながら。僕は肯定します」

開け方もわからないと決め付けるとはなんて失礼なやつだ、何故分かった。

焼きそばパンに手を付けない理由はそことは別にあるのだが、開け方が解らないのもまた事実、だってこんなもの見たことないんだもん、だから仕方ないんだ、そう心に言い訳をした。
独特な言い回しでそれを認めれば、軽く1号は頷いてリエードが袋を開けていくその様をじっと見つめていることだろう。
182エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)21:33:55 ID:v1l
>>180
「うーっ、そっかー……
 そうなのー!なんでかなー?」

フラムからも手掛かりを得ることは出来そうになく、またもやや落胆したような声。
しかしレオナからの助け舟に、顔を輝かせて頷いて。
鳥、特に猛禽の飛行速度は目を見張るものがある。興味の方向性によってはレオナを乗せることもできるだろうが。

「……かるい?」

いつの間にやらフラムの背中に乗っかるようにしたエリシア、炎と若草色の顕著な体格差が映える。
両手で自分の鷹を持ち上げながら、レオナの口にした大前提を確かめて。
183レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)21:40:41 ID:SNz
>>182
『そうですわ、まず、飛ぶと言う事は重力に逆らう必要があります』

と、フラムは言うと、レオナが口を挟みます

「その重力ってのが重さに比例して強くなる力だからねー」

そう言うと、魔法ででかい土の塊と小さな土の塊を並んで出してそこにズドーンと落ちる

「だから・・・プレス!!」

その土の塊両方巻き込むように重力強化空間を展開すると、大きな土の塊側だけがべこんと地面にめり込み出した!!

『まぁ、こうなってしまいますわ・・・鳥類が飛べる理由・・・それだけでもありませんけれど』

「ちなみに鳥って骨の中がスッカスカだから軽いんだよー」

なんてレオナは鳥が軽い理由も言いました
184リエード◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)21:41:02 ID:DNL()
>>181

「満腹では動きにくかったり、眠くなったりもしますからね」

少年の呟きからなぜ満腹までいかない? と思ってるとリエードは思ったのだろう。そう付け加えた。
とはいえ理由としては納得できるだろうか? ちなみに彼の身体の大半は人と同じものでできている。別に剣で出来てたり魔素で出来たりはしてない。

「普段器に盛られた物やそのままで食べられる物に慣れるとこういうものは難しいですからね、いいですか? まずはここを――」

次からは自分で開けられるように、という気遣いからだろう。リエードは一つ一つ説明していき、袋の口を破った。
焼きそばの香りが鼻腔を通り食欲を刺激してくるがこれは少年の物。取る気はしないと中程まで袋を裂くとそれを差し出す。
袋を持ち手にすると汚れませんよ、と付け加えた。

「では、食べましょうか。自分はリエードと申します。いただきます」

自己紹介のタイミングがおかしいながらも、手を合わせてそう言った。
185エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)21:50:54 ID:v1l
>>183
「おー、かるいのー……」

重量差で地面を窪ませるかどうかが分かれるのを見ながら呟く。
たとえ羽根の構造が分かったからと言って、飛ぼうと思えば軽量の素材が必要だということか。
そういった複合的な要素を満たすには、やはり頭だけの理解では足りないか。

「ほね……?」

そしてレオナの披露した知識には、いまいちわからないといった調子で首を傾げる。
エリシアには、ついでにりょーくんにも。軟体生物であるが故に骨は持ち合わせていないのだ。
その分ぎっしりと詰まったゼリー状の体組織で、体格の割にそれなりに重いことだろう。
186レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)21:58:05 ID:SNz
>>185
『骨とは・・・レオナ様等の人々の体内にある・・・土台みたいな物ですわ、わたくしにはありませんけれど』

フラムも言います、こいつは精霊、炎の魔力の塊に意思が宿ってるような物です

「エリシアちゃんは骨とか無いのかなー、まぁ骨は鳥が軽い要素の一つだけど~、まぁ鳥は軽いって事をわかってたらいいよ」

と、レオナは言いました

『そして、その軽い身体で大きな翼を羽ばたかせて・・・空気を切る事によって鳥は飛べるのです』

筋力とか必要とか揚力の発生の為には連続の法則やらなんやら小難しい理論を理解する必要があったりするけどそこら辺はすっ飛ばしてズバリ結論だけ言った!

「・・・まぁ、人間が翼持っても飛べないんよねー」

等とレオナは言いました
187いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/28(土)22:01:31 ID:RmU
>>184
「なる・・・ほど・・・?」

表面上では納得しているように見えるものの、最後に疑問符がくっついてる辺りリエードの考えもあながち間違ってはいないのかもしれない。
そもそもそんな量が腹に収まるのだろうか、とさえ思える程の料理の数々、だがそれでさえ腹八分目とさえ言ってのけた彼には驚きしかなかった、いやはや世界は広い。1号は思わぬ所で己の見識の狭さを恥じる事となった。


さて、ようやく意識が焼きそばパンに向いた所なのだが、1号にはまだ知らなくてはならない事がある。
リエードから袋の開け方からレクチャーを受けている1号は、たまに頷きながら一つ一つそれをなぞるようして頭の中でそれをトレースする、カルチャーショックとはこの事だろう。
あいもかわらず無表情、しかし心の中では今まで見た事もないそれに興味津々だ。

「・・・ありがとう、ございます。感謝します」

リエードの袋の開け方講座の後、差し出された焼きそばパンを左手で不器用に受け取れば、右手は隠しつつお行儀が悪いながらもぱくりとそれを一口。

「おいしい・・です」

感動という感情はきっとこういう物を指すのだろう、これが美味しいという物なのだろう、舌を通して初めて感じた感覚に、体のざわつきを感じながらも、ゆっくりとそれを口に運んでいく。

つつ・・・透明な液体が一筋、絹のような1号の肌を通っていった。
188エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)22:06:48 ID:v1l
>>186
「どだい? うー……あっ……」


何とかイメージしようと頭を回転させていると、よく考えれば見たことがある気がする。
死霊術師のバーラントの部屋に入り浸っているのだから、心当たりがあるのは当然と言えば当然か。

「うーん、かるいのとはねとー……」

重力魔法で体重を軽くして、腕を『翼』のように変える。
まあ翼と言っても、腕にびっしりと木の葉を生やしただけで鳥のような形状とはやや言い難いのだが。
そうして頑張ってはばたくと、まあ魔法で重量がほぼ0だけあって浮いて動くことはできる。
それでも今しがた腕の中から抜けだした鷹のように、素早く綺麗に飛ぶことは当然できないのだった。
189リエード◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)22:08:36 ID:DNL()
>>187
少年がリエードのような例は比較的少ない例だということを知るのは少し後の話になるだろうか。大半の人物は丼飯二杯がいいところだろう。

無表情なところをリエードは好意的に解釈する。集中だろうと。少なくとも目を逸らしたり、露骨に覚える気がない態度でないのは印象がいい。

まさか食べ方まで……とはいかなくて良かった。今手元にちょうどいいものがないので表現が伝わるか不安だったのだから。

「…………泣くほど、ですか?」
「失礼、苦手な物が入ってないか確認しましょうか?」

確かに、焼きそばパンはおいしいもの。カツ丼をガツガツとかっこみ始めながらもリエードは同意した。しかし、一度丼を置けば相手は一筋通している。
咀嚼と飲み込みを済ませると懐からハンカチを取り出してそれをぐし、と拭おうとしていた。
ちなみにカツ丼は既に半分ほど無くなっていた。恐ろしい。
190レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)22:16:51 ID:SNz
>>188
『ふふ、その翼の、上面を少し、ほんの少しだけふっくらさせて見るとより飛べるようになりますよ』

なんて、フラムは少しアドバイス

「つっても・・・翼で飛ぶってめっちゃ力が必要みたいよー、胸とかのー」

とレオナも言います

「箒で飛ぶ・・・でいいかなー、あたしは」

続けて言う
191エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)22:24:33 ID:v1l
>>190
「んー?……むぅ、やってみる……!
 《すぴりっと・ぽぜっしょん》!」

フラムの言う様に翼の形状を変えてみて、物は試しと呪文を一つ。
ものに魂を宿らせる魔法を自分に向けて発動する、術者と使役霊を一体にする憑依融合だ。
引かれるようにエリシアの背中に潜った鷹。……が、一瞬で両者が反発するように弾き出される。

「きゅう……」

そのままぺしゃっと地面に仰向けになったエリシア、落ちる前に羽ばたいて姿勢を整えた鷹。
霊を留められるほど適合度の高い依代にはまだなれず、まだまだ鷹との憑依融合には程遠いようだ。
192レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)22:32:06 ID:SNz
>>191
「あらら・・・エリシアちゃん、大丈夫~?」

と、エリシアの頭をなでなでしますね

『・・・後はまぁ・・・翼の形状をよーく覚えて再現すれば良いかと思います』

フラムはそう伝えました

「・・・なんか良くわかんないけど、あんまりこの僕は役に立てなかったみたいでごめんね」

なんて苦笑いでエリシアに言うレオナ
193いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/28(土)22:32:38 ID:RmU
>>189
「わかりません・・・あれ・・・どうして・・・」
「肯定・・・できません。こんな、こんなこと・・・っ」

苦手な物が入っていたのかと、そんな優しい問を投げかけるリエードに軽く首を振って否定する。
例え嫌いなものが入っていても、眉一つ動かさず飲み込む事など1号には造作の無いこと、そうして生きてきたし、そう育てられた筈だった。
わからなかった、この想い、この痛み。胸の奥でちくちくと突き刺してくるような痛みがどこから来ているかなんて。

「僕の・・・視神経にエラーが起こったのでしょうか?リエード様」
「前が見えないんです。それに、この感情が一体なんなのか、わかりません・・・・教えてください、リエード・・・様・・・」

彼が拭っても拭っても、その雫は止めどなく溢れてくるだろう、それは更に勢いをまして。
己の身に初めて起こった出来事に困惑しているようで、一口食べるほんの少しの間に消えていた丼の中身について考える余裕もないようだ。
まるで縋るように、自らの身に起きた正体不明のエラーの原因を探るべく、途切れ途切れの言葉をリエードに投げ掛けるだろう、理由を知らない者たちが見れば、まるでいたいけな少女を泣かせているようだ。
194リエード◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)22:41:24 ID:DNL()
>>193
流石に一拭きならまだしも、止めどなければ今の体勢は少々辛くリエードは一度席を立って回り込む。流石になにもしてない相手が泣いている前で飯を食えるほどではない。

「自分に様付けは必要ありませんよ、リエードで構いません。……そうですね」
「まず、なぜそんな感情になってしまったのか考えてみなさい? 自分は読心術は無いので、まず出どころを探さねばなりません」

「見たところだけで言うなら、自分が恐ろしいか、食事で何か感じたか、または思い出したか、でしょうか?」

何か、合致しそうなところ。近いものはありますか? と雫をハンカチで抑えながらリエードは囁く。
いかんせん端から見れば視線が刺さりそうな様子だがそこはリエードという青年。その程度の視線は慣れっこらしく気にしないかのように。

「前が見えぬのは涙のせいでしょう、ならばその涙は何をもってして出てしまったか……わかりますか?」 

さて、少年の返答は――。
195エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)22:42:49 ID:v1l
>>192
「ふみゅうー……っ」

地面にのっぺりと伏せったままレオナに撫でられれば、より蕩けた様に脱力する。
楽し気に頭を振って撫でられるのに甘んじている間は、立ち上がることはないだろう。
……腕にはスター歌手よろしく、吊り下がる様に葉っぱを生やした姿のまま。

「んー、だいじょーぶ!……おいでーっ」

さてさて、何かが失敗したとはいえエリシアにそれを気にする様子も無い。
寝そべったまま両手を伸ばして、空中にいるフラムに呼びかける。
また違う存在であると知っているとはいえ、やはりエリシアには使役霊たる鷹と似たような扱いになってしまうのだろうか。おいでと声をかけるのも不思議なものであるが。
196レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)22:50:35 ID:SNz
>>195
「あはは、おいでだってさ」

レオナは笑ってフラムの方を向きます

『ふふふ、わかりましたわ、エリシア様』

等とフラムが言うと、そのまま降りて来て、エリシアの前で着地
地面に立つと立った白鳥のように翼を畳んでます

「うっわ、こいつが立ってるの初めて見た」

なんてレオナは言ってますね
197エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)22:58:51 ID:v1l
>>196
降りてきたフラムにてててっと駆けよれば、首元に抱き着くように触れる。
小さな子供が触れるとあって、温度は抑えてくれているのであろう。その感触はいかほどのものか。

「たかじゃないね!」

そのままフラムに触れながら、自分の使役霊と見比べて。
同じ鳥でもこうして同じ姿勢で見れば、中々に姿が違うことが分かるだろう。
198レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)23:04:53 ID:SNz
>>197
その感触は暖かくて、ふわっとしてるでしょう

『そうですわね~、わたくしはうーん・・・白鳥と言う鳥に近い姿をしていますわ』

フラムはそう答えて


「何々?エリシアちゃんは鷹に会いたいのー?」

と、レオナは尋ねる
199いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/28(土)23:05:59 ID:RmU
>>194
「理由・・・っ?僕が・・・僕をそうさせてる理由・・・ぐす」

僕が今日初めて感じた事、思った事、知ったこと。
見た事、聞いた事、食べた事。
その一つ一つを、リエードに諭されるがままにぐちゃぐちゃの頭を整理して並べていく。
するとどうだろう、思わぬ発見があった。
今日見聞きして、体験した事はどれもこれもが初めての出来事だった。そして焼きそばパンを食べた時、言いようの無い感覚が襲って来たのを思い出した。

「怖くは・・・ありませんでした、ですが・・"これ"は僕が知らない感情です、知らない気持ちです」
「パンを食べた時、胸が・・・痛くなりました、奥から何かが込み上げてくる感覚がして・・・・・・」


「リエード・・・様の言う、涙が溢れてきました」

リエード、彼をそう呼んで、しかしハッとしたように"様"と後付する。本人から許されたにも関わらずそう呼ぶあたりこれも1つの癖になっているようだ。

「涙とは一体何故出てくるものなのですか?こんな気持ちの時・・・溢れてくる涙は、なんて名前なのですか・・・?」

だいぶ落ち着いてきたようで、紡ぐ言葉はだんだんと流暢になっていくがやはり頭の中は混乱しているようで、しきりに彼に質問を投げかけては自分の中に住み着く、自分自身をこうさせている謎の感情の正体を、探ろうとしていた。
200エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)23:12:23 ID:v1l
>>198
言われれば確かに優雅で首の長い、白鳥というのが近い姿だ。
羽毛と読んでも差し支え無さそうな感触を楽しみながら、レオナの質問を聞き取って。

「うん!だからねー、グリフォン見に行くのー!
 えーっと、かみが金色でー、目が青いの!」

だからこそ、エリシアにはそれに似た予定がある。普通に鷹を捕まえろというツッコミはこの際無しだ。
以前誰と行くかを確認されたときの記憶からか、勝手に同行予定者の姿を続けて描写するのだが……
まあ、説明不足は健在である。急に何事か口走りだしたエリシアに、果たしてどう思うだろうか。
ただ、レオナがその人物を知っていて、なおかつエリシアの話法に慣れつつあれば。件の人物が氷のお嬢だと、もしかすれば分かるかもしれない。……もしかすれば。
201リエード◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)23:13:49 ID:DNL()
>>199
怖くはなく、しかし知らないという。パンを食べて泣きたくなる感情とは果たしてなにか。しかし、リエードには心当たりがある。
そう、劣悪な環境におかれた物が初めて温かい食事を取った時の感情。しかし、目の前の人物がそれを?
そう考えれば辻褄は合うが、それを決めつけるのはいかがなものか。箱入りの可能性もあるが……いや、知らない予測をぶつけるよりは、失礼でも知る答えを出すのが良いだろうとリエードは巡らせた。

「……さん、でも良いですよ、あなた」

「本来、涙は色々な事で出てきます。代表的なのは悲しくて出る涙、しかし欠伸で出ることもあれば、笑いすぎて出ることもあります」
「しかし敢えて言うなら――――」

その間は決めつけに等しき行為にならないから。人というのは負より正の答えを出すときほど躊躇うもの。

「……嬉し涙、ですかね? それ、美味しかったのでしょう?」

耳に囁くのは果たして悪魔か、リエードか。他の誰にも聞こえぬようにそう囁いた。
その笑みは、何に見えるか。
202レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)23:19:09 ID:SNz
>>200
「・・・グリフォンを・・・!?それはまた・・・危ないんじゃないの・・・?」

と、グリフォンに会いに行くとエリシアが言うと流石に心配になったようです

『・・・髪が金色で目が青い・・・同行者、でしょうか』

等とフラムは呟くと

「金髪で青い目、ねぇ・・・リエード君かアーニャちゃん?」

と、考えつつ言ってます
203エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)23:26:14 ID:v1l
>>202
さすが精霊!なんて賛辞ははたして妥当なのか。
フラムの推測によって何とか意図が伝わったエリシアの言葉。ここまでくればもう一声。

「リエードじゃないよ!でもなまえはきいてないの!」

何だかなぞなぞみたいではあるが、エリシアはいたって真剣かつ率直に伝えているつもり。
男女の性差についても骨と同様の認識なため、自発的に言えるのがこのくらいと言うことだ。
そもそも出会ったのが図書館であり、得意魔法なんかの特徴を知らないことも人物特定から一歩遠のかせているが。
204レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)23:35:41 ID:SNz
>>203
「リエード君じゃないとなるとアーニャちゃんかなー」

とか考えてます、しかしまぁ、金髪で青い目なんて沢山居そうなものだし、全く知らない人物の可能性もあるが
一応アーニャの特徴を話してみる

「その人ってさ、わたくしはアーニャと申しますわ、みたいな話し方してなかった?言葉の最後に~、ですわっとか付けて話すの」

何て言います

「あー、このフラムみたいな話し方ね」

てのいい参考な奴がおったと気づく

『わたくしの・・・話し方でしょうか・・・』

いきなり振られてキョトンとする精霊
205いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/28(土)23:42:29 ID:RmU
>>201
ぞくり、僕の背中を撫でるのは、背徳の感触。
耳元で聞こえるは魔の囁きか。
奴隷という下等な存在に身を落とした僕が、本来ならば一生知り得るはずの無かった感情を、今この目の前に居る青年が教えてくれた。

そう、僕は嬉しかったのだ。初めて知ったこの味が、もう一つ僕の知らない感情を教えてくれた。

「これが・・・嬉しい?
僕は・・・これを肯定します、人間の感じる幸福とは、このような気持ちを齎すのですね・・・」

そうだ、思い出した。自分は前に一つだけこの感覚を覚えたことがあった、いつかの夜。修練場である少女との出逢いに、これと似たような気持ちを見出したことがあったのだ。

「ありがとう・・・ございます。リエード、さん
僕の知らない僕を初めて知る事が出来た気がします、出来ることなら僕の持つ全てを貴方に捧げたい、しかし・・・」

ゆえに理解するまでは早かった。
すっと立ち上がり、体を倒して深く礼をする。自分の様な存在に優しくするばかりではなく、この感情を教え、名前を付けてくれたリエードに。

「・・・生憎僕は、何も持たない身です」

ゆえに歯痒かった、何も持たない自分を、持つ事を許されていない自分自身に、言いようの無い気持ちを覚えたのだった。
206エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/28(土)23:44:20 ID:v1l
>>204
「ですわ?……いってたー!
 あとねー、グリフォンおいしいって!」

丁度いいサンプルの存在もあって、エリシアは当のアーニャの口調を思い出したようだ。
同時にそれが人物特定の鍵となったことは間違いないだろう。
ついでのように、また誤解されかねない情報を置いていくが、決してわざとではないのだ。

「アーニャ?で、いいのかなー?」

さて、果たしてエリシアの話す人物はその名であっているのだろうか。確認とばかりに今一度レオナに問う。
207リエード◆L1x45m6BVM :2018/04/28(土)23:50:31 ID:DNL()
>>205
「ええ、ちなみに涙以外にも笑う、飛び跳ねたくなるなど喜びには色々あるらしいですよ?」
「知ることができたならそれは何より、力になれたなら幸いですよ」

とはいえ立ち上がってまで礼をしてきた少年には少し不思議さを覚えている。

「…………? あなた、仕える相手を探しているとか、そういう目的あります?」

別にそれ自体は気にするものではない。魔法学校へ来る目的なんて様々なのだし、主君を見つけるための人物が居てもおかしくない。
 
「ははは、別に構いませんよ。自分はあなたに見返りを求めてしたわけでもありませんし」
「ああ、でもそうですね。あなたを呼ぶにはなんと呼ぶといいか、それが聞きたいですね?」

それは少し酷なこと。されどリエードは真っ直ぐ見ている。
少年の答えを求めている。果たしてなんと答えるだろう。何も持たぬ少年は本当に何も持たないのか? と。
208レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/28(土)23:52:11 ID:SNz
>>206
「あー、アーニャちゃんで間違い無さそうね」

と、レオナはそう答えるが同時にちょっと心配そうにしてます

「うーん・・・グリフォン美味しい・・・は置いといてあの子闘えるのかな~・・・」

とか呟いて、本人は話した事あるが、グリフォンと闘えるのかどうかはわからないようですね

「グリフォンとなると・・・風魔術はあんまり効かなさそうだし~・・・」

海賊の時エリシアが、ウインドカッターを使ってるのを見た、でもそれよりはファイアボールの方が効果的かなーとか思ってる様子ですね
209エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)00:00:21 ID:k2B
>>208
「わかった、じゃあアーニャだ!」

審議はさておき、これからはグリフォンの件を話した相手はアーニャと呼称することに。
実際間違っていないから問題は無いのだが、なんとも思い切りのいいことである。

「ん?……んー?」

そしてどうやらレオナは戦う段のことを考えているのだろう。
アーニャとの会話では食べるだのなんだのの話ばかりで、あまりそのあたりの対策はしていなかったように思う。
そのため横からレオナに口を出せることもなく、ただうんうん唸って考え込む様子を見せるばかりになってしまうのだった。
210レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)00:07:51 ID:TxE
>>209
「グリフォンとなると・・・それなりに大きいし・・・ファイアボールくらいだと耐えるよね・・・」

と、レオナはうーんと考えてますね

『まぁ、大人のグリフォンはなかなか強い魔物ではありますわねぇ』

と、フラムも言っていて

「・・・エリシアちゃん、電気の魔法とか興味ある?」

ふとこんな事をエリシアに言いました
211エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)00:12:07 ID:k2B
>>210
エリシアを置いて進むグリフォン対策会議。首を傾げるままのエリシア。
そういえば、そのあたりアーニャはどう思っているのだろう、なんて思いを馳せていると。

「……でんき?」

電機、というのは特に直感的に分かりにくい属性の一つだろう。
具体的な実例はあまり身近ではなく、それも種類が少なすぎる。
更に海で生まれ育つ種族のエリシアにとって、はたしてどれほどの関りがあるものかも不明だ。
問いらえずよく分からないと言わんばかりに、また首を傾げて反応した。
212レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)00:16:37 ID:TxE
>>211

「電気って分かりにくいかー、こー言う奴よ」

と、左手を前に出すと

「・・・ライトニング」

その左手から走る紫色の光、電撃です!
それがそこら辺の木にぶつかり、その当たった部分を焦がす

「グリフォンのような鳥にはこー言う電撃が効果的なんよね~、これも熟練度上げたらねー」

今度は魔法陣を描いて

「サンダーボルト!」

すると、先程出した土の大きな塊に、ビシャァァァァアア!と雷が落ちました、そしてその土塊はそのエネルギーで破壊されます

「こーんな事ができるよ」

と、説明
213エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)00:25:15 ID:k2B
>>212
「おー…… ぉ?」

レオナの指から溢れた電撃が、周囲にあった木の一本を打ち据える。
自身が苦手だとわかっているのだろう、エリシアの鷹は低空飛行でレオナから離れていった。
そして、それを気に掛ける余裕もないエリシアも、なんだか少しだけ怖い気がした。

「ぴっ!?」

そんな風に構えていた時に、突如の轟音にさっとレオナの影に隠れるエリシア。
音が止んでしばらくしてから、そーっと顔を出すと土塊が崩れているのが見えて。
エリシアは崩れた土が焦げるような匂いの中、すこし呆然とするだけだった。
214いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/29(日)00:28:04 ID:jU1
>>207
応えるべき相手には最大の礼節を持って応える、それが今まで1号に与えられた主の躾け、過酷な環境の中身に着けてきた数少ない"生きる術"ゆえに1号のその所作には一片の迷いもない。

「人とはそうして喜びを表現するするものなのですね」
「また一つ、人間について知る事ができました」

未だ目は少し赤く腫れているものの、先程までの様子が嘘のように無表情、起伏の感じられない無感情な話し方に戻っていた。先程まで感情を表に曝け出していたとは思えない変貌ぶりだ。
人でありながら人を知らない、そんなちぐはぐな生き物の様にリエードには感じられるだろう、1号の言動を聞けば尚更だ。

「いえ、僕は既にあるお方に仕えている身です。ゆえに貴方に僕の何かを捧げる事は許されないのです、申し訳ありません」

明朗快活に笑うリエードは見返りを求めていないと言う、それに甘えるわけではない、ならば仕方が無いと自分を許せる程器用じゃない。
だが笑って許してくれたリエードの優しさがほんの少しだけ1号の抱える感情を和らげてくれたのは、彼だけの秘密。

「僕・・・ですか?僕には貴方に呼んでもらえるようなよい名は・・・

いえ、一つだけありました」


その言葉は背徳の証、1号には、それを口にする事は許されていない、主の銘に背き、その言葉を告げる事は。
だがしかし、答えなければ、告げなければ、礼節を持って応えるという主の教えに背く事となる。
どちらに進んでも彼にとっていい結果にはならない。
しかし悩んだ末に、1号は選択した。初めて主を裏切る道を。

「"1号くん"、そう・・・"あの人"は呼んでくれました」

ざくり、右手に刻まれた刻印に、強い痛みが走った。
215レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)00:31:21 ID:TxE
>>213
「まぁこんな感じの魔法なんだけどー、あ、怖かった?ごめんね」

なんて言ってエリシアの頭をまたなでなでとします

「まぁ、弱点属性の魔法なら、下級魔法でもかなりダメージ与えられると思うから、グリフォンに出くわしても効果的に闘えるはず・・・」

と、レオナは言ってます

『むしろレオナ様もついていけばいいのでは?』

と、フラムは言いますが

「あたしも絶対ついていけるって保障もないしー、エリシアちゃんに魔法教えといた方が確実じゃん」

等と言ってます

「んーっと、指先から、放電するイメージでこうバチバチバチって出せる?」

何て言って、左手の人差し指の先にバチバチバチと音を立てて電気が出てます
216エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)00:38:59 ID:k2B
>>215
レオナに頭を撫でられると、少し気持ちが落ち着いてくる。
じんわり暖かい、それでも熱くない。手の感触に次第に考えがクリアになっていく。

「……バチってしない?」

それでも自分の指の先となると怖いのか、おずおずとレオナに聞くエリシア。
レオナから肯定が得られたなら、恐る恐るエリシアは魔力を指先に集めイメージをかき集めることだろう。
217リエード◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)00:39:25 ID:35H()
>>214
「人間に限りませんよ、色々な種族が居ますが大方の種族は同じように喜びを表します。もし相手の感情が読めぬなら、思い切って聞くと良いでしょう」
「なので、人間ではなく、人、と言うといいですよ。それには当然」

あなたも含まれます。とまでは言葉にしなかった。それは恐らくリエードが言うことではない。教えられるか、気付くか。
それが少年への宿題。自分が胸を張れるまで少年には色々あるだろうが。

「おやおや、それはそれは知らぬとはいえとんだ勘違いを。……良き相手なら、いいですね」

最後には感情は込めなかった。わかっているというように。少年に負担をかけぬように。

「――1号くん、ですね。あの人が誰かはわかりませんがでは自分も先人にあやかるとしましょう」
「……口頭が辛い場合は、文字を使うとよろしいですよ。たまに見かけますから」

そう言うとリエードは背を向ける――と思いきや席を回って最初の席に腰を落ち着けた。

「では1号くん。食事を再開しましょうか。とはいえ自分はすぐに終わりますのでご安心を。用事があるなら構いませんよ」

そう言ってリエードは再びカツ丼をかっこみ始めた。たまにサラダを流し込み、カツ丼の丼を空にすれば残る品も同じくかっこみ。
恐るべきことに、すべてを完食するのに10分で済ませた。さてその時にもまだ1号が居たなら、リエードは付け加える。


「ではまた会いましょう、1号くん」

再会を約束して彼は席を立っただろう。
218レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)00:43:15 ID:TxE
>>216
「大丈夫よ、前火魔法教えた時に作ってあげたリボンあるでしょ?あれの効果、火限定じゃないから。氷出しても冷たくないし雷出してもパチっとしないよ」

と、レオナはにっこり微笑んで言います

「だからまあ、安心していいよ~」

と、少女はエリシアに諭すように話していきますね
219エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)00:50:23 ID:k2B
>>218
「ほんと?じゃあ……うーっ」

まだ恐れは残っているが、拙いながらもイメージを固めだすエリシア。
愚っと突き出した指の先に、先程のレオナと同じ紫色の光が集まっていく。

「……んー?」

ぎゅっと瞑った目を片方だけ開けて見れば、電気というには何か物足りない光が集まっているという印象。
イメージを固められるものがさっきの電撃だけ、びっくりしてしっかり見えていないともなれば再現はこの程度が限界か。
220レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)00:56:12 ID:TxE
>>219
「うーん・・・」

その光を見ると、今度はレオナは両手の人差し指を向かい合わせます
すると、その人差し指と人差し指を繋ぐように電気がパチパチパチバチと現れます

「エリシアちゃん、よーく見て、これが電気って奴よ」

なんて言ってます、まぁ直接見せてイメージを持たせようって腹ですね

「うーんと、魔法で使う電気って放電って現象が多いんだけど、放ってくらいだから放出する感じ・・・内に溜まったこのパチパチを外に解放してやるって感じかなー」

と感覚的な説明をしてます
221いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/29(日)01:00:52 ID:jU1
>>217
人の優しさとはこういう物なのか、そして、なんて温かいのだろうか。
自分と相対し、優しく言葉を紡いでいく青年がどれくらいこちらの事を見抜いているのかはわからなかった。
その言葉の節々に隠れた本当の意味に気付ける程1号は器用ではなかった、考えても分からぬ彼の言葉の真意をいつか知ることが出来るのだろうか、そんなことを考えたりして。


「いいえ、リエードさんが気に悩む必要は御座いません、僕にしてくれた事に比べれば、小さな事でしょうから」

そう言って、貴方へとまた小さくお辞儀をする、この心にある温かみを忘れない内に。

「はい、僕は肯定します。お手を煩わせ申し訳ありませんでした
リエードさん」

忘れていたかのようにまた食べ始めるリエードを遮る物は今度こそ一切ない。信じられない速さで丼を空にしていく様を、いつもの無表情のまま、それを眺めていた。

「はい、もし機会があるのならば
と、僕は肯定します」
「ありがとうございます、リエードさん」

やがて立ち上がるリエードを見れば1号もまたその所作を繰り返す、そして一度深々とお礼をすれば、人の居なくなってしまった食堂から彼が消えてしまうまで、静かにその背中を見送るだろう。

「・・・・痛・・・・っ!」

徐々に広がっていく右手の痛みを、その不変のポーカーフェイスの裏に隠しながら。
222エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)01:07:18 ID:k2B
>>220
レオナの指先に弾ける紫色の電気を、やや恐怖を感じながらも見つめるエリシア。
そしてしばらく見てから、やがて意を決したように振るえる指先をそれに伸ばして。

「ぴゃやぁああ……ッ」

恐らく出力を抑えてくれたのであろう、ごく微弱な、しかしエリシアが痺れるには十分な電気を肌で感じ。

「……よしっ!」

若干三十秒ほどぐでっと地面に付してからまた気合を入れなおし、再び指先に魔力を集めるのだった。
223レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)01:13:19 ID:TxE
>>222
「・・・大丈夫?ポーションあるからよかったら飲んでね?」

等と言って、側に置いておきます

「よし、頑張れエリシアちゃん!」

と、応援してます

「自然界にある電気って言ったら雷くらいしか無い・・・か」

と、ふとそんな事を呟いて
224エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)01:19:00 ID:k2B
>>223
「ん、だいじょーぶ!」

エリシアが受けたのはダメージというよりショックだったらしく、ポーションはどうやら必要ないようだ。
見た目、感触、その二つを感じ取ったエリシアは、先程よりも強固なイメージで魔力を固めていく。

「うぅー……っ!」

レオナの言うような雷すら、海中では縁遠い出来事。
そのためかは分からないが、そんな呟きを気にするより先に雷を作ることに集中しているようである。
まあ、広い海を探せば電気を使う生物もいるかもしれないが、少なくともエリシアが知る限りにおいてはいなかったようだ。
225レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)01:26:32 ID:TxE
>>224
「よーし!その調子だよ!!」

と、レオナはそう言って、パチパチして来たエリシアの魔力を見て言います

「んーっとそのまんま、魔力増やしていって、こんな感じにまでなったら」

と、レオナの左手からバチバチバチと電気が大量に溜まってます

「ただ放つだけ」

と、さっきの木にまた放つ、木に向かって電撃が線のように飛び、直撃する

「電気ってのは何かにぶつかるまで勝手に飛んでくから、火球の時みたいに届かない~って事は無いと思うよ~。その点は簡単になるとかなー、このライトニングは」

と、さらっとその雷属性下級魔法の名前を言いますね
226エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)01:33:36 ID:k2B
>>225
「わかった!」

後は当のレオナに教わった通り、あの時の火球と同じ要領。
それももう少しやることが減るとなれば、そこから先を失敗する要素はほぼ無くなった。

「お?……《らいとにんぐ》!」

そういえば、いつかフローラに教わった。攻撃魔法は味方への警戒呼びかけも兼ねて、名前を言ってからの方が良いと。
レオナの呟いた魔法の名前を宣言すると、やがて指先から適当な木へと向けて電流が流れるだろう。
227レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)01:38:14 ID:TxE
>>226
「お!いい感じ!!後はほんのすこし、気持ち多めに魔力込めて放ったらグリフォンにも有効打になると思うよ!!」

と、エリシアが無事、木に向かって電流を放ったのを見て嬉しそうに言って、頭なでなでします

「あ、この魔法の名前はライトニングって言うの。雷属性下級魔法よ」

と、教えますね
228エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)01:47:55 ID:k2B
>>227
「ほんと!?……んっ!」

魔法が上出来そうだとわかり、レオナに目を輝かせて振り返り。
そのまま頭を撫でられれば、レオナの手に両手を乗せて嬉しそうにはにかむエリシア。

「うん、らいとにんぐ!!」

新たな魔法の習得と言うものは、いつになっても喜ばしいものである。
はしゃぐようにレオナに教わった魔法の名を繰り返し、感覚を忘れないうちに今一度適当な木へと放った。
229レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)01:56:28 ID:TxE
>>228
「よっし、あ、フラムー?あんたの羽根ある?」
何ていきなり言うと

『ええ、ありますけれど・・・』

そう言うと、小さな羽根ペンサイズの羽根が一つ落ちて来て

「ふっふーん、後もう一個いいのあげちゃう」

そう言って、結構な量の魔力をそれに込めました

「炎の精霊の羽根が媒体ならね、火属性魔法を閉じ込める事ができるマジックアイテムみたいな効果があるんだよ」

そして、それに魔法を閉じ込め終わったらエリシアに差し出します

「グリフォンが強くて、どーーーしても無理って時はこれをグリフォンに投げつけるといいよー、何が起こるかは使ってからのお楽しみ
あ、でも一回使ったらこれは散って行くからそこ要注意ね」

と言ってレオナちゃんお得意エクスプロージョン入り羽根を渡します
対グリフォンの最終秘密兵器に使ってねって事でしょう
230エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)02:08:31 ID:k2B
>>229
降ってきた羽根に目をぱちくりさせるエリシア。
何をするのかが分からないということに加え、やっぱりこの羽食べられそうだと考えを新たにしたからだ。
まあ、実行に移しも口に出しもしないのだが。大人しく羽根を受け取って。

「??……わかった、さいごにつかう!」

何が何だか分からないが、お守りのようなものを託されたようだ。
素直に過ぎるエリシアはレオナの言葉に疑問も挟まず、ただこくりと頷いて見せた。
231レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)02:13:43 ID:TxE
>>230
「よーし、これでグリフォンに襲われても安心・・・かな」

等と言うと、フラムも頷いて

「んじゃフラム~、そろそろ戻って~」

『了解ですわ』

するとフラムは赤い光になり、レオナの左手の指先へと吸い込まれるように消えて行きました

「んじゃ、あたしはもう帰るけど~、グリフォンの谷?に行く時気をつけてね」

と、エリシアの頭をぽふっと触ってにっこりと微笑んで言いました

そして、振り返ると手を振って、その場を去って行くでしょう
232エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)02:19:19 ID:k2B
>>231
「ん!レオナありがとー!」

羽根をポーチにしまい込んで、ニコニコとほほ笑むエリシア。
ぽふっと頭に手を乗せられれば、その頭が楽しげに左右に揺れる。

「レオナーっ!フラムーっ!ばいばーい!!」

去っていくレオナの背中に向けて両手を頭上でぶんぶんと振って別れを告げる。
ようやく戻ってきた鷹を抱きかかえて、エリシアもまた寮へと戻るのだった。
233アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/29(日)21:09:11 ID:uhn
「ふぅ……少しずつ暑くなって参りましたわね……。」
夕暮れ時の学園の中庭
いつものように、自前のテーブルとイスを勝手に広げて紅茶を嗜むお嬢の姿。

学園は連休に差し掛かり、一旦実家に帰る生徒も多い時期。
お嬢はと言うと、特に予定も無く学園内で暇を持て余しているのであった。
234レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)21:19:37 ID:8P6
ネポック修練場
騎士が持つような剣を両手持ちにしている茶髪の緑目、優男な風貌の青年が人形と向かい合い、精神を研ぎ澄ませている

「・・・・はぁ」

青年が魔力を解き放つと、周囲には雪が降り注ぎ、剣にも氷の魔力が宿り
駆け出すと、雪は人形へと吹雪き始め

「・・・秘剣・・・雪嵐」

剣で人形を斬り、通り抜け、その剣を腰の鞘に納めると


人形に、雪が集中し、氷の魔力の剣で斬られた事もあり、大きな氷、雪に人形は閉じ込められた

「・・・ふぅ、まぁまぁの出来・・・かな」

と、その人形を見て呟いた
235いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/29(日)21:24:38 ID:gyc
>>223
だんだんと日が落ちて、暁に染まる空をバックにティータイムに勤しむお嬢様。
場所が場所なら非常に絵になっていた、しかし残念ながらここは学校の校舎の一角である。煉瓦造りの建物の影を生徒たちが疎らに通るその一帯で紅茶を楽しむには少々窮屈では無いだろうかと思案を巡らせる。
更に勝手に椅子などを持ち込んで、果たして注意とかされない物なのか、等々。

「ウズ・・・」

しかしよもや邪魔などする訳がない、ましてやそれを口に出して咎めようなどと思いもすまい。
だから木の陰からジッと彼女を見詰めるだけ、今の状況を文字に起こすとしたら、齢にして12程の黒ずくめの少女(中身は男)が少し離れた場所からお嬢様を眺めている、そんな状態か。
問題はそのお嬢様から丸見えの位置にいることだろうか、しかしそんな事など1号はこれっぽっちも気付いていないように見える。

はてさてこの赤い空の下、彼女の座るテーブルの前に、席はもう一つあるのだろうか。
236レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)21:28:01 ID:35H()
>>234
たまたま、本当にたまたまである。
とある事情から修練場に足を踏み入れた亜麻色の髪に月桂冠を被った少女は青年の行動を見た。
そしてその姿にかなり薄いながら見覚えがある。アレがアニキなる人物だ。

鈴と黒い翼飾りの付いた杖を握った少女は青年の近くまで歩いてくると。

「あなた、レオにゃんとリナリナのお兄さん、でいい?」

多分、その名前を聞いてすぐに答えを出せるなら青年はとんでもない探偵である。
237レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)21:34:41 ID:8P6
>>236
声を掛けられると其方を見て

「・・・どうしたんだい?お嬢さん、僕に何か?」

等と言い、微笑みかける
言われた二つの名前については分からずに思案する

「僕は確かに、"レオ"ナと"リナ"の兄だが・・・ん?」

言われた名前は"レオ"にゃんと"リナリナ"、妹が一人なら分からなかっただろうが二人でかつ両方の呼び名に共通点があるなら特定も出来た

「それは、二人のアダ名かな?」

その少女に言います
238アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/29(日)21:35:14 ID:uhn
>>235
「はぁ、お友達も皆、御家へ帰ってしまいますし……退屈ですわ。
 ……せっかくですし旅行にでも行こうかしら……。」
アンニュイなため息交じりに紅茶を啜るお嬢。

「ねぇ、そこの貴女もそう思いませんこと?」
ふいに、自らに視線を注ぐ少女(?)へと声をかける。

「……こちらへいらっしゃい。
 本日のアールグレイも、上々の香りですことよ?」
初対面にも関わらずやたらと馴れ馴れしく、茶の席へと誘ってきた。
239レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)21:38:31 ID:35H()
>>237
「やっぱり、見覚えあった。その通り」

保健室の一件でかなり短い時間ながら顔を合わせた。勝手に納得している。
アダ名に関しては肯定していたが、果たして青年からはどう思われるのやら。

「あなたに用がある。雪の降らせ方、雨のために教えてほしい」

杖を横にして頭上に両手で掲げて、気の抜ける効果音でも出そうな様子でいきなり頼み込んだ。
普通、頭を下げるものだが。
240レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)21:46:25 ID:8P6
>>239
「なるほど、と言うことは君は、アダ名をつけるくらい、僕の世界最大級に可愛い妹達と仲良くしてくれているんだね、ありがとう」

と、微笑みながらレイヴンの頭をぽふっと触ります
そして妹に対してこの言いよう、レオナが自分の事を世界一可愛いとか言ってるのは多分こいつのせい

「で、雪の降らし方か・・・なるほど・・・」


顎に手を当て考えて

「・・・それを誰に聞いたんだい?あぁ、教える事は教えるよ、妹のお友達の頼みだ、拒否はしないよ」

そう言って、澄ました表情をします優男

「一応自己紹介しておこう、僕はレオハルト・フォースフィールド、知っての通りレオナとリナの兄だ」

自己紹介しておきます
241いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/29(日)21:55:19 ID:gyc
>>238
しまった、完璧に隠れていたはずなのにバレていたのか、内心そんな事を思いつつ、隠れていない体をひょこっと出せばぺこりと一礼。
姿勢、タイミング、身体運び、その所作を見る限り、礼儀作法は結構なレベルで身に着けていると、良家の出であるであろうアーニャには推察できるだろう。

「バレていたのなら仕方がありません
僕にはを覗き見する趣味は御座いませんが、往来で見掛けた貴女様の事が少し気になりましたので」

上品に腰掛けるアーニャに対し、テーブルを挟んで静かにそう語り掛ける。無表情で無感情、そして淡々と。

「アールグレイですね、柑橘系の爽やかな香りと共に、ダージリンやディンブラと並んで香り高い紅茶の一つと知られています」
「僕は紅茶についてはあまり広い見識は持っておりませんが、貴女様は良い趣味趣向をお持ちであると、僕はそう思います」

屋敷で礼儀作法を学ぶ際、紅茶についていくつかの基本的な事を学んだつもりではいるが、生憎生粋のお嬢様である彼女と紅茶について語り合う程の知識は持ち合わせていない。
だがそれでも、紅茶に対して深いこだわりと愛情を持っていると推察できた、ゆえに1号は本心から彼女を褒め称える。
242レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)21:55:53 ID:35H()
>>240
「友達、仲良くするの、当たり前じゃないの?」

その乗った手を気にもせず、するりと首を傾げた。髪質は非常によく指を通そうとすれば引っ掛かりもないとわかるだろう。

「レオにゃん。でも雨はともかく雪ならあなただと。わーい」

あっさりと名前を出してしまうのはどうしたものか。悲しいことに口止めされてないから言ってしまうのだ。素直。

「レオハルト……レオレオ? ……ハルハル?」

その自己紹介で真っ先にぶちかまされるのはアダ名、しかも二つだったとさ。また首を傾げたが、傾げたいのは相手だろう。
243レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)22:05:53 ID:8P6
>>242
「はは、確かにそうだね、その通りだよ」

と、そんな事を言って笑顔になり

「なるほど、レオナが僕を頼ってくれたのか・・・これは全身全霊で教えないといけないね」

そう言ってやる気満々になりましたよ

「・・それは僕のあだ名かな?・・・いいよ、好きに呼んでくれ、えーっと・・・」

レイヴンの名前が出てこないで考えてます
244アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/29(日)22:09:50 ID:uhn
>>241
「あら……貴方、行き届いていらっしゃる事……。」
思いの他礼儀作法の心得がある少年に感嘆するお嬢。

「ふふふ……紅茶を嗜むのに見識は必要ありませんわ。
 ……美味しく淹れて、美味しくいただく……ただそれだけですもの。」
そう言いながらカップに琥珀色の液体を注ぎ、一号へと渡す。
さらに何処から取り出したのか、イチゴのショートケーキも。
245レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)22:10:24 ID:35H()
>>243
「…………頼ってる?」

果たしてレオナが頼ってると言えるのだろうか、とレイヴンは思ったのだった。なんとなく該当する相手を出した。というだけの気がする。
とはいえ教えてもらえるからいいか、とすぐに首を真っ直ぐに。

「じゃあ……レオレオ。私はレイヴン・アインスコール。好きに呼んでもレイレイでもいい」

と、あっさりその疑問の答えを出すと杖を両手で握って。

「雪の降らせ方、どうするの?」

ずい、と。
246レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)22:15:23 ID:8P6
>>245
「ふふ、よろしく、レイヴンちゃん」

そう言うと、またレイヴンの頭を撫でてスキンシップしますね

「と、雪の降らせ方だね、まずは一度見せよう、よーく見るんだよ」

青年がそう言うと、氷の魔力を解放する
全身から解き放たれたそれは、上空へと行くと、キラキラキラと輝く雪となり、大体直径10mくらいの範囲で降り注ぎます

「とまぁ、こんな感じだよ、僕はこれを剣技と合わせて使ったりするね」

と、答える、先程人形に披露していた秘剣、雪風がそうだ
247いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/29(日)22:24:17 ID:gyc
>>244
「確かに、そう言う考え方もあるのかもしれませんね。僕は肯定します」

彼女の言葉を聞いて小さく頷けば、黄金色の綺麗な紅茶がカップを満たしていく様を静かに見つめ。ショートケーキと共にその2つが自らの方向に差し出されるのを見るやいなや。

「・・・?これは?」

ちらり、未だテーブルの前に立つ1号に向けてゆっくりと置かれたそれを見下ろして、一番最初に感じた疑問を一つ。
どうやら彼女が自らの眼前に紅茶とケーキを用意した真意を推し量ることができないようで、普通に考えれば、この優雅な一時を共に過ごそうと考えたアーニャの計らいであることは言うまでもないのだが、どうも1号の考えは世間一般とずれているらしい
まあそれもこれも、複雑過ぎる彼の"家庭環境"ゆえの物なのだが。

後ろにいる誰かに向けた物なのだろうか、そんな事を考えて振り返ったりする1号の様子は、果たして彼女の目にはどの様に映るのだろうか。
248レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)22:24:31 ID:35H()
>>246
「ん、よろしく」

月桂冠に触れそうになると避けますがそれ以外ではわりと無反応に等しかった。

「…………氷? ……確かに雪」

輝く雪を直接触りに行って実感しようとしています。危ないとかそのあたりはあまり考えないようです。

「剣技? それも儀式かなにか? ……さっきのは氷でしか成立しないの?」

彼女にとっては攻撃とかは基本二の次に当たってしまうようでとんちんかんなことを聞いている。
人形の様子をあまり見ていないのだろうか。更に言えば早速雪から外れそうな事も言ってるわけで。
249アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/29(日)22:30:01 ID:uhn
>>247
「おや、どうなさいましたの?
 ……さぁ腰掛けて、遠慮なさらず召し上がって下さいな♪」
何故かあらぬ方を向く一号に、笑みを浮かべたまま首を傾げるお嬢。

「それとも……こっちの方が好み……?」
と、言いながら、これまた何処からか取り出したのは、
パンケーキの様な生地に、小豆を甘く似たものを挟んだ……
東方の国では「どら焼き」と呼ばれているという菓子。
250レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)22:32:26 ID:8P6
>>248
「ああ、雪と月と花・・・とある東洋の方では風情があると親しまれている自然の風景、物、それを剣技に応用しているのさ」

と、青年は剣技についてはこう語ります

「で、氷でしか成立しないの?との事だけど、雪と言うのは雨が凍りついて、出来ているものだからね、氷でしか成立しないよ。仮に水の魔力で同じようにすると、それは・・・雨になってしまう」

青年は説明します、しかしレイヴンの目的にはそっちの方が好都合のような気もするが
251レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)22:36:48 ID:35H()
>>250
「……あとでそっちも見せてほしい」

何を考えたのか、そう言う。なぜかと言うと、剣技のその応用の仕方から雨への舞いに使えるかもと思ったからである。ブレはしない。

「……水でやれば雨に……!」

気のせいとか心なしかとかじゃなく本気で目がキラキラしてます。
とはいえまずは、と咳払い。

「まず、さっきのはどうやってやったの? そこを知らないと、私使えない」

まあ、好都合とはいえそもそも手段を知らないので結局は雪降らしから入るのであった。……雨降らしから入らないのは性格からか。

「……他の魔力でやると変なものになるの?」
252いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/29(日)22:45:00 ID:gyc
>>249
「これを僕に?しかし・・・」

これは自分に向けられたもてなしだと漸く理解した1号は「しかし」と前置きしつつ、それは受けられないとなんとか断ろうとするだろう。

「貴女様と僕、同じテーブルを挟んでこの時間を共に過ごしては趣に欠けてしまうというものでしょう
・・・ご一緒させて頂くには僕は、あまりにも場違いです」

発言の理由は置いといて、実際問題1号の言う事もあながち間違いではない。絢爛豪華な装束に身を包み、それに相応しい知識と教養を身に着けた彼女と自分ではあまりに違いすぎた。
黒ずくめの見すぼらしい人間が、校舎の一角という条件にありながら上品ささえ感じさせるこの空間に、自分のような人間が割り込んでしまっては些か気品に欠けるというものだ。
そして何より自分が彼女の優雅な一時を邪魔していると思っているようで、そこに割って入った自分がどうしようもなく許せない、そう感じて居るようだった。
253レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)22:46:06 ID:8P6
>>251
「まぁ、僕は水はあまり得意ではないから残念ながら水の魔力で同じ事は出来ない・・・かな」

と、苦笑いしながら言います

「で、方法だね」

そう言うと、全身に魔力を集める、それも結構な量の魔力です、中級魔法クラスはあるだろう

「まずは、これだけの魔力が必要になる。自然現象の一つを再現しようって言うからまぁ、仕方ないかなこれは」

と、そう答えています。更にそれだけの魔力を操るとなるとやはりそれなりの、その属性への熟練度や適性も必要だろう

「後は、魔法で大事なのはやはりイメージだよ。これから雪を降らせると言う現象をイメージして、氷の魔力を天に全てを解き放つ」

そしてそれを上空へと解き放つと

「後はまぁ、上空でその氷と化した魔力を霧散させると、それらが周囲の水蒸気なんかを含み、雪となって降り注ぐと言うわけだ」

そして、先程と同じように雪がまた降り注ぐ

「うーん・・・まぁレオナなんかはディザスターって魔法で大きな炎の塊を隕石のように降らせたりするね、他にも土の雨なんかもできるんじゃないかな」

と、青年は答えます
254アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/29(日)22:53:32 ID:uhn
>>252
「むむむ……?
 ……つまりは……このわたくしのケーキが食べられないと……!?」
終いには、タチの悪い酔っ払いみたいな絡み方になってきた

「さぁ、細かい事は置いておいてまずは腰掛けなさいな。
 ……今日のケーキは自信作ですのよ!!」
確かにお嬢は生い立ちの良い娘ではあるが、
しかし特に茶の相手や場所など、あまり気にはしない性質なのである。
美味しく、そして楽しければいいのだろう。

「あ、もちろんどら焼きも自信作ですわ……!」
と、付け加える。
255アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/29(日)22:54:44 ID:uhn
>>74
しかし全然起きないお嬢……!
256レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)22:55:35 ID:35H()
>>253
「残念」と眉を垂れ下げた。まあ方法さえわかればレイヴンは自分で試してみることだろう。それに満足するかどうかはレイヴン次第。

「…………魔力、集める……」
「そしてイメージ……うん、そこはバッチリ」

そう言うとレイヴンは全身に魔力を巡らせ始め出した。冷気が伝わるだろうか……。

「……雷とか、風でやるとどうなるの?」

そのあたりは純粋な興味なのだろう。仮にも魔力を集め出していると言うのに余裕な様子である。
レイヴンの適正において、水と氷は得意な方に入る。と言うのも固有魔法自体が温度に関わるからだ。水は完全に個性だけど。

氷の魔力を集めて少しして、レオハルトよりは小さな規模で構成された魔力が出来上がっていた。
257レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)23:00:26 ID:8P6
>>256
「いいぞ、その調子だ」

青年はそう言って、レイヴンの質問に対して

「雷でやると、僕はこれは攻撃魔法として使ってるんだが、同じ範囲に雷の嵐を起こす事ができる・・・サンダーストームって魔法だね」

フォースフィールド家出身だけあって魔法剣士寄りの騎士なのでした

「風でやると・・・大した事も起きそうに無いね・・・風では不向きな感じかな、はは」

風に関しては大した事が起きないし不向きだろうと言ってますね
258レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)23:07:30 ID:35H()
>>257
「……わかった、気を付ける」
「……何も起きないの?」

とある事情から雷は目的を行うときは絶対に使わないと決意した。そして風のことになると本当に何も発生しないのかと。
小さなことでも聞きたいのだろう。その意図は表情からは察するには難しいほど顔の筋肉が動いてないが。

「…………えい」

同じように上空へ放った氷の魔力。それは解き放たれると同時に水蒸気を含み――

「アレ?」

なぜか雪に混じって氷の小さなトゲも降っていた。当たっても皮膚に負けてすぐに砕け散るが。
多分、これは熟練の差だろう。初めてにしては上出来だ。
259レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)23:12:46 ID:8P6
>>258
「風を降らせるとなっても・・・まぁ若干風が強い日・・・くらいの事が起きる感じになるだろうね」

と、風に関しては本当に大した事が起きそうに無いみたいです
そして、レイヴンの結果を見ると

「うん、初めてにしては上出来じゃないか。後は練習あるのみだよ」

そう言って、微笑んでます、
260いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/29(日)23:13:15 ID:gyc
>>254
「・・・そこまで、貴女様が仰るのであれば」

「分かりました」と付け置けば、そっと椅子を引いて静かに着席、勢いに押され渋々ながらもその動きはまさに紳士のそれ。

「頂きます」

紅茶とケーキ、そして異国の菓子どら焼き、それらを前にしてまずはこの一時を提供してくれたアーニャに小さく礼を。
利き手はテーブルの下に隠して左手で、作法に通じて居ると彼女からは思われているであろう1号の所作はあまりには上品とは言い難い、もしかしたら疑問に思う事もあるかもしれないが。

「(まずはケーキ、色合い、香り良し。腕のいい職人が居るのでしょう。
デザートに自身がありますが、普段僕が作っている物と比べても遜色のない出来。もしやそれ以上かもしれません)」

左手でぎこち無くフォークをケーキに突き立てて、切り分ければそれを口へと運んでいく。
美味しい、一言で言えばこうだろう。むしろこの至高の逸品にそれ以外の無駄な装飾を付け加えることなど寧ろ失礼に値する。

「(次に紅茶。
アールグレイの豊かな香りと、柑橘系の爽やかな刺激が甘いケーキの後味を消して鼻を愉しませてくれる。これもやはり最高の逸品ですね)」

「美味しい・・・ええ、美味しいです
僕が今まで味わってきたどの紅茶やケーキよりも、今貴女様と一緒に食べるこれはまさに格別、そう僕は肯定します」

これは1号の心の底からの言葉、今まで無表情を貫いてきた彼の口元が、ちょっとだけ綻んだ、そんな気がした。
261レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)23:17:03 ID:35H()
>>259
「風が起こせる…………ん、ありがとう。……雲はできるの? 雨や雪以外も」

先に結果がわかる分にはいいものだと。そして聞くのは発生する予兆などはあるのだろうか、ということだ。

「ふふふ……それなら、これで雨もできる……!」

微笑みの言葉を聞くとそう言い出していきなり水の魔力でやろうとしています。特に止めたり、疑問を聞きもしなければそのまま水で同じことを始め出す気配がプンプンだ。
262レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)23:20:17 ID:8P6
>>261
「雲・・・か、まぁ水の魔力で行うとまず、上空で雲になるだろうね」

青年は雲に関しての質問にそう言って
そして、レイヴンの行動を止めようとはしない

「雨・・・なるほど、雨も降らせてみたいんだね、やって見るといいよ」

と、ただそれだけ言ってレイヴンの行動を見てます
263アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/29(日)23:21:36 ID:uhn
>>260
「ふふふ……そ、そんなに褒められるといかにわたくしでも照れますわね……!」
と、ちょっぴり顔を赤く染めて満更でもない様子のお嬢。

「でも、満足して頂いた様でよかったですわ。
 今朝から張り切って作った甲斐がありましたわ!」
どうやらケーキはお嬢自ら作っているらしい。
……確かに味は一級品……プロレベル、と言っても差し支えは無い。

「時に、貴方の立ち振る舞い……只者ではありませんわね?
 ……名を聞かせて頂いてもよろしくって?
 失礼、挨拶が遅くなりましたわ。
 わたくし、アーニャ=アヴァランシェと申しますの。」
264レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)23:24:06 ID:35H()
>>262
「火とかだと、起きない?」

雲が必要な天候といえば雷や雪、雨がほとんど。風や火、土となるとどうなってしまうのだろうか。
そんな考えがあるようだ。

「……むー……」

心なしかさっきより真剣に見える。もしかしてこっちが本命だったのでは? と思えるほどだ。
そしてレイヴンは雨に関しては恐らく一般人を遥かに凌駕するイメージ映像を持つことができる。そのため。


「……えいっ」

解放した魔力は上空に雲を形成していた。最早結果は言わずもがな……だろう。
265レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)23:28:20 ID:8P6
>>264
「うーむ、レオナの魔法を見る限りだと・・・火だと出来ないだろうね・・」

そう青年は言って、レイヴンの様子を見ている

「・・・なるほど、本当は雨を降らしたかったんだね、君は」

なんてまた微笑んで言いますよ、そして降ってきた雨に濡れながらも

「やるじゃ無いか」

と、拍手してレイヴンを褒めます
266レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)23:34:26 ID:35H()
>>265
さて、拍手と感想を述べるレオハルトを尻目にレイヴンはと言うと。

「おー! 降った! 本当に降った! 雨降った! キャッホー!」

最早雨降り時の定番と化している豹変であった。あんなに固かった表情筋はゆっるゆるに笑顔を作っている。
範囲が問題なので、その場でくるくると回っているだけだが自ら濡れに行ってるその様子は困惑を生むかもしれない。
だってさっきとテンション違いすぎるのだから。

問題は持続時間。

「レオレオありがとう! 雨……降らせられた」

礼を言う途中で雨雲は散ってしまい雨が止まったために物凄い落ち着きを取り戻していた。
267レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)23:38:57 ID:8P6
>>266
「あはは、君はなかなか変わった子だね」

なんて言ってその様子を眺めてますよ

「まぁ、授業料とかそう言うのはいい、君がレオナやリナと、ずっと仲良くしてくれれば僕にとって、それが一番のお礼になるからね」

ありがとうと受けて、こんな事を言ってます

「特にレオナは・・・ああ見えて敵を作りやすくもある・・・からね・・・」

そんな事を言って、心配なようですね
268いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/29(日)23:40:17 ID:gyc
>>263
「そうですか・・・これは貴女様ご自身が・・・」
「であれば僕は心より敬意を持って貴女様を称賛します、きっと将来有望なパティシエになれることでしょう」

スイーツ作りに長けた職人が居るのだろうと思ったが、よもやそれが目の前にいる高飛車そうなお嬢様だとは思うまい。
食後のデザートならぬデザート後のどら焼きを口に運ぶ手を止めて、語るは心からの称賛、そして尊敬の意。恐らく人の上に立っているであろう彼女が、これ程までに見事な逸品を作り上げようとは。

「・・・名乗る程の者でもありません、僕はあるお屋敷に仕える愚鈍な召使いの一人でございます」

「しかし強いて言うのならば、"1号くん"人は僕をこう呼びます。アーニャ=アヴァランシェ様」

最早卑屈とも言える自己紹介の後、立ち上がって"名のような物"を答えると同時に胸へと左手を当てて深く礼をする。これは相手が目上のものであった場合など、立場が高い相手に対する最上級の例である。

「(ふっ・・・くっ!また・・・)」

再び面を上げてその少女のような顔をアーニャに晒すまでのほんの一瞬の間、右手に走る言いようの無い激痛に顔を歪めていた。
269アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/29(日)23:47:15 ID:uhn
>>268
「あ、いえ、将来わたくしは世界で最も偉大な魔導士になるのですわ!」
間違いなく、料理の道に進めば一流になれる……
そんな才能が彼女にはあるのだが、勿体ない話である。

「あぁ、執事の方でございましたのね!
 ……それで、ずいぶん行き届いてらっしゃると思いましたわ……!」

「いちごう君でございますのね。よろしくおねがいしますわ!」
不自然なその名とも言えぬ名……だが、お嬢はあまり深く考えず本当の名前と思い込んでいる様だ。

「あら、いつごう君、どうなさいましたの?
 ……具合がよろしくなさそうですわ……?」
不意に激痛に悶える一号、心配げに顔を覗き込むお嬢。
270エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/29(日)23:51:01 ID:IcY
「えーっと……《ライトニング》!」

先日習った魔法に慣れようと、校庭の隅の木々に電流を飛ばすのは小さな若草色の姿。
エリシアは修練場のことを知らないために、確かに練習するとしたらそこなのだが…… 何とも迷惑だ。
そんな調子なので今日は傍らには猫も鷹もいない。一人での魔法練習である。

「やーっ!」

バシーンとまた一撃、木の表面を焦がし確かな手応え。
この修練を咎める者、付き合う者、眺める者は。果たして現れるだろうか。
271レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/29(日)23:51:19 ID:35H()
>>267
「…………それでいいの?」

正直な話、レイヴンは誰かと仲悪くなることが想像できない娘である。というのもまず仲良くなる相手が優しいおかげだが。
あとはそう、レイヴンがある意味で単純な思考を持つため軌道修正がしやすいせいだろうか。今のところ向かい合って「バカ!」とか言われても首を傾げるレベルである。

「…………爆発お嬢様だから? でも私、助けられてるから大丈夫」
「あの子、悪い子じゃない」

てーん、と効果音が付きそうな杖を掲げての主張だった。
272フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/29(日)23:56:23 ID:BPc
>>270
「ん、な、なんだ……?」
「……やぁ、エリーだったな。 こんな所で特訓していると危ないぞ」

浅黒い肌、青紫の切れ目、そして流れる銀糸の長髪の少女フェルゼフィード
偶々通りかかった付近で落雷めいた音にビックリ、ヒョコッと覗いて声をかける
いつぞやの海賊退治の時に簡単な挨拶を交わした程度の仲だと記憶していた
273レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/29(日)23:59:57 ID:8P6
>>271
「爆発・・・もあるが、魔法の才能もあって疎ましく思われたりも・・・ね、あの子は魔術の名家であるうちからしても、才能が凄くて実は両親なんかもその才能にびびってたりするんだよ」

そう言って、少し深妙な表情になります

「まぁ、昔、生まれたばかりの時はその潜在的な魔力が原因で熱を出したり、それで命の危機になって入院した事があったりしたんだが・・・」

意外にもそんな過去があったようです

「まぁ、退院した後はそんな様子もなりを潜めた訳だけど・・・あ、これは別に関係無い話だったね」

と、そう付け加えて言いました
274エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/30(月)00:00:41 ID:9yp
>>272
「あっ………… フェルゼ!」

やや間があったのは、名前を思い出していたからだろうか。
5日の海賊戦で出会った少女の名前をなんとか捻り出して、手を振って挨拶。

「あぶない?ダメなの?」

エリシアは修練場を知らない。それ以前に、この魔法を教わったのもここだったのだ。
そんなに魔法を振り回していい場所ではないとは露知らぬエリシア、首をこてんと傾げ不思議そう。
275いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)00:03:11 ID:rJm
>>269
「そうで居られましたか、それがアーニャ様の征く道なのだとしたら、きっと大成するでしょう。僕は肯定します」

そう、ここは魔法学校、魔導の道を志す者に、その道を照らす場所。ならばここに通い魔術を学ぶ彼女も、その者たちの一人なので、我ながら愚言であったか。

「はい、よろしくお願い致しますアーニャ様。その様に呼んで頂ければ、僕の心も晴れるというものです」

ここにきて彼女の天然な性格が良い方向に働いた。"1号"なんて、まず聞いたら怪訝に思うほうがほとんどだろうか。今回は彼女の爛漫さに救われた。

「うっ・・・い、いえ何でもございません、僕の事などお気になさらずに
それよりアーニャ様、そろそろ辺りも暗くなってきました、これ以上長居されてはお体に障りましょう」

大丈夫、礼をしている間なら見えない、そう思っていた。その気の緩みが仇となってしまった。
初めて1号が焦った素振りを一瞬見せれば、話を逸らそうとして不自然に上辺だけの言葉を並べていく。痛む右手をぎゅっと強く握って背中に隠し。

「(耐えなきゃ・・・気付かれては、いけない)」

そう自分に心の中で強く訴えた
276フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/30(月)00:04:35 ID:yEY
>>274
「多分ダメではないとは思うけど……」
「ただ、ほら、樹木が泣いている」

焦げた木の肌に触れて微笑みながら
無論実際に泣いているなんて事はなく、表現としてはグジ族の天然自然に対する意識的な物言いに近い

「こっちに修練場があって、そこなら安全に魔法も幾らでも使って大丈夫だ」
「ちょうど行く所なんだ、よかったら案内するよ」
277レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/30(月)00:07:52 ID:1PX()
>>273
「才能があるのはいいこと。私はそれを……うとま? しく思う理由はわからない。教えてほしいとは思うけど」

「……えっ、レオにゃん大丈夫? ……何か冷えるものあげた方がいいの……?」

過去や事情を聞いてもほとんど変わらない様子だが、心配していたり師事を頼むような気があるのは悪く思えないから。
そもそもレイヴンは雨が第一。それ以外は基本的に気にしないか良い方向に捉えるために嫉妬自体が生まれにくいのだ。
ただ、もしいつでもどこでも雨を呼び寄せられる人物が居たとしたらその相手には嫉妬するかもしれないが。

「構わない。聞けただけいい。…………リナリナは?」

レオナで何かがあって、リナはどうだったのだろう? と思うのは当たり前のことなのかもしれない。
278エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/30(月)00:09:11 ID:9yp
>>276
「ほんと?うぅ……ごめんなさぁい……」

慈しむように木の肌を撫でるフェルゼフィードの言葉にショックを受けた様子。
完全に言葉通り間に受けたエリシアは、木に向けてぺこりと頭を下げて謝った。

「うん、いく……」

すっかりシュンとしてしまったエリシア、フェルゼフィードの行く先に大人しくついていく。
彼女が言うにはきっとそこなら、練習で木を泣かせてしまわなくても済むのだろうから。
279レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)00:13:21 ID:DXG
>>277
「いや、今はもうそんな事はないから冷やす必要はないよ」

あははと笑いながら、そう答えます

「リナか、リナの方はまぁ、そんな事も無く健康だったから。そしてあの子は大人しいしレオナみたいに爆発やらを起こすなんて事も無いから、そこら辺はあまり心配はいらないかな」

と、そう答えて

「まぁ、やはり同じ家族だけあって魔術の才能はやっぱり、高いから疎まれたりはするかも知れないけどね」

まぁ魔術の名家出身だけあって才能はやっぱり高いです、そしてこんな事を言うとなると本人もそんな経験があるのかも知れませんね
280アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)00:14:13 ID:1vE
>>275
「わたくしの身体の心配をする前に、まずご自身の心配をなさりなさいな。
 ……何処か痛みますの?
 ………その手が痛むのですわね??」
背中へとかばった動作が、裏目に出た様だ。
それに、お嬢はこういう時に無駄に勘が良さを働かせる傾向にある。

「……何か……知られたくない病でもあるのです?
 ………いえ、ごめんなさい……少々不躾でしたわね……。」
281フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/30(月)00:15:39 ID:yEY
>>278
「しょげなくても大丈夫だよ、樹木は私達よりずっと強い」
「ただほら、彼等は何があってもガマンしてくれてしまうからな」

それでも素直に非を認め頭を下げられるというのは美徳と感じられた

「……ほら、ここだ」
「訓練用のカカシとか的もあるし、ここなら周りも危なくない」

さてはて急ではあるが場面転換、修練場なう
手頃な的目掛けて雷閃を放って見せ、周囲にも同じような訓練中の生徒達が沢山だ
なんか向こうの方でカカシに喋りかけてるジャージ女がいるが、きっと春の陽気にやられてしまった可哀想なアレである故気にしないでいいだろう
282レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/30(月)00:19:22 ID:1PX()
>>279
「…………でも念のため」

倒れていた、とあれば不安割増なのは仕方ないか。レオナが風邪を引いては元も子もないが。

「…………そう、良かった。リナリナは普通。元気が一番」

そう言うレイヴンの表情はどこか優しげ。よく元気いっぱいの友人と居るからだろうか。

「気にしても仕方ないのに。私はずっと友達、だから大丈夫。他の皆も大丈夫、だと思う」
「そこまで心配するのは、やっぱり兄だから?」

と、唐突に聞いてきます。
283エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/30(月)00:19:52 ID:9yp
>>281
「ん!わかった!」

フェルゼフィードの慰めもまた素直に受け取って、元気を取り戻したエリシア。
さて、修練場には様々な魔法が飛び交っているが、フェルゼフィードのそれを見ておおっと歓声をあげる。

「えりーも!《ライトニング》っ!!」

パッと見て現象は同じだから、同じ者だと思い込み。
雷属性の下級魔法である電撃を案山子に飛ばし、にこにことフェルゼフィードに向き直る。
284フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/30(月)00:28:15 ID:yEY
>>283
「ん、いいじゃないか」

ライトニングの魔法を見て頷いて微笑む
実際その微細な操作がフェルゼフィードは苦手なのだ、彼女の扱う魔法ではどうしても焼き尽くしてしまう

「……雷のは他に何か使える?」

例えばこんな、と付け加えて雷の束を放り投げればそれは地を這う蛇が如くカカシに殺到し焦がす!
285レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)00:29:49 ID:DXG
>>282
「そうか、良かった」

少女に対し、また笑みを浮かべると、そのまま歩き出して

「ああ、僕は二人の妹の事が大好きで、幸せになって欲しいと願っているからね。心配もするさ」

と見返るとそう言って

「まぁ、何故か二人には避けられたりする訳だが・・・」

少し声のトーンが落ちましたよ

「もう、リナはこないだルッコラなんて言うスカート捲り魔と話してたりしてるのを見たし、レオナもウィルって言うヒョロイのとエルリアって言う余所者の男と仲良くしてるのを見たし・・・やはり男関係も心配だ・・・
あぁ、他にはジルジェンターナ先生と授業で二人共関わったりするな・・・あれも心配だ・・・そう言えば・・・」


なんて一人ぶつぶつ話してる、その内容見ると避けられる理由もわかるだろう
はっきり言って他人ならこう言われるくらいなんか知っとる、"ストーカーかよ"って
いや、兄だとしても思われるかも知れない、そこまで重度なシスコンっぷり
286いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)00:29:54 ID:rJm
>>280
「申し訳ありません、これは・・・」

主により不忠を罰する為に掛けられた呪いです、なんて1号には言えるわけがなかった。ゆえに、気付かれているとは知りつつも、その正体を言えずにいた。

「い・・・いえ、アーニャ様に責任など・・・
全ては・・・っ。この僕の不忠が招いた事、お気になさるこ・・・あぅ・・・ぐっ!」

彼女が謝る必要など無い。先の出来事に引き続き、2度も不忠を働いたとあってはこのようになるのは必然の事。心配ない、そう彼女へと言を飛ばすも痛みは更に強まっていく。
先日の食堂での件からまだほとんど経っていない、連続した不義はそれだけ刻印の拡大を早め、それ相応の痛みを持って罰してくるのだ。
それに耐えきれなくなった1号は膝を付き、ついにそれを曝け出してしまった、鼓動のように脈々と波打つ右手の刻印を。

「僕に構わず・・・行ってください、放っておけば、治りますから・・・」

息も絶え絶えに、1号はアーニャへとそう言う。彼の言葉を信じ、彼の望んだその通りにするか、はたまたその逆か。彼女が選ぶべき道は、2つ
287エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/30(月)00:33:49 ID:9yp
>>284
「おぉーっ、すごいねー!」

フェルゼフィードの魔法は海賊の一件でも見たことがあるが、やはり眼を見張る威力だ。
まだまだ木の表面を焦がす程度しかできないエリシアには、それが輝いて見えた。

「かみなり?んー、まだ!」

雷属性に関していえば、習得しているのは《ライトニング》ひとつきり。
もっとノウハウを組み合わせて行けば他のこともできるのかもしれないが、生憎とそうした挑戦は今までしていなかった。
288レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/30(月)00:36:54 ID:1PX()
>>285
「………………」

「…………」

流石のレイヴンも不穏な気配は感じたようでどう答えたものかと珍しく首を左右へゆらゆら。
というか、よくもまあそこまで把握できてるなあ、と感心している。でもなぜだろう。レイヴンでも不自然に思う。

「その人達、レオにゃんやリナリナと一緒に会った?」

影から見守ってる、的なアレなら多分それが理由としか思えないけど、決めつけはダメだとそう聞いた。

「ルコルコもウィルウィルも、いい人のはず。うん。他にも誰か?」

エルリアとジルジェンダーナは知らないので何も言わない。そこはハッキリしている。
289フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq :2018/04/30(月)00:40:50 ID:yEY
>>287
「ふふ、これしか脳がないからな」

口でそう言いながらも少し嬉しそうなのは隠せない

「……これは原理はカンタンだよ、さっきのアレが出来るなら練習すれば似たようなのが出来るはずだ」

なんて言いながらグジ族口伝魔法のひとつ『トコカーナ(蛇稲妻)』の感覚を伝えてみる
フェルゼの言うように割と単純であり、才気次第ではあるが行う事自体はそう敷居が高くはないであろう
290レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)00:41:00 ID:DXG
>>286
「いや、直接会ってはないよ」

きっぱり言いましたよ!影から見てるを思いっきり白状した!!

「他か・・・まぁ、他は女の子だったり小さな子だったりするからあまり心配は無いね・・・ああ、リエード君は・・・レオナは心配だな・・・」

そこまで知ってんのかよと言ったレベルですね、ちなみにシャディは・・・小さな子枠に入れられてるみたいです
291アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)00:45:45 ID:1vE
>>286
「いえ、それは放っていい類の痛みでは無さそうですわ?
 ……ほら、よく見せてごらんなさい……!」
そう言うと一号へと歩み寄り、痛みが走る右手を取る。
もし、本当に放っておいた方が良いのだとしても、それを知る由は彼女には無く……。
292エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/04/30(月)00:47:58 ID:9yp
>>289
「むー…… やってみる!」

フェルゼフィードから感覚を聞いて、何度か雷を放ってみるエリシア。
単純とはいえ民俗固有の概念、一度の見聞だけではなかなか再現まで行かず。

「うーっ、もーいっかいみせて!」

こうなったら火がついたエリシア、フェルゼフィードに何度か魔法を見せてもらいながら練習を繰り返すエリシア。
さて、習得が先だったか魔力が尽きるのが先だったか。やがて疲れを覚えたなら、無理せず休みに帰るエリシアだった。

「フェルゼ、ばいばーい!」
293レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/30(月)00:48:40 ID:1PX()
>>290
「それが原因だと思う」

スパーンと言いましたね。一緒に会えばなんとかなるはず理論であるが、もうそれがまず成立しないところまで行ってることは知らない。

「……リエリエは怒らせなければ大丈夫、だと思う。あとすぐ謝る。これ大事」

リエードにはたまに見つかって注意されて、その度に耳触られるので対処法を熟知したらしいですね。
レオナの性格上、ひどいことにはならないと伝えてるつもりらしいです。

遠くで二人ほどくしゃみをしたのは気のせいだ、多分。
294レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)00:55:58 ID:DXG
>>293
ガガーンとショックを受けます、多分背景では雷が落ちてる

「そ・・・そうか・・・なるほど・・・ははは・・・気をつけるとするか・・・」

あと、レイヴンはレオナから、公衆の全面でほっぺスリスリされるとも聞いてるからそれも言ったらいいかも知れない

「そうか・・・あの子はその、暴力風紀委員として有名だからね・・・まぁ、そうなら良かった」

青年はその噂は聞いていたようで
295いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)01:01:41 ID:rJm
>>291
痛みと焦燥、様々な感情でごちゃまぜになっている1号は、本来振り払うべきであったアーニャの手を受け入れてしまう。
1号の腕を取り、袖口を捲ればそこにあるのは凄惨たる光景、まるで己の身体を縛り付けるかのように印は蠢いて、腕を触れば感じるザラザラとしたその触感は全て生々しい傷によるものだ。

「・・・失望してしまいました・・・?アーニャ様
僕はこの汚れた身体で貴女に名乗り、貴女と過ごしました。」
「表向きは普通の人間を演じながら、僕はこの呪われた身体で・・・貴女と言葉を交わしたのです」

まさに狂気、矢継ぎ早に1号の口から飛び出して行く言葉は何れも常軌を逸していた。

「同情・・・なら・・・必要ありません。貴女様が本気で、僕を哀れんでいる・・・のだとしたら、僕を・・・何処かに行かせてください」

いつの間にかアーニャの名を口にする事をやめ、まるで顔も合わせられないといったように顔を背ければ、右腕を引っ張るだろう、その所作のなんと非力たるや。
296レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/30(月)01:01:43 ID:1PX()
>>294

「あと、頬をスリスリ? が嫌だって言ってた。人が嫌がることはしない方がいい」
「……本当にしない方がいい……」

どうやらこの点でとんでもないトラウマがあるのか物凄く重い感じに言います。実際現在は親友である相手をこれで泣かせてるのだから実体験者なのである。
ついでに状況を言わないのはただ抜けただけである。

「暴力…………どうなんだろう、それは」

見たことがないわけでもないらしいですがわりとドライなところがあるので知らない相手を深く気にしたことがないようです。

「…………えい」

また、氷の魔力を小規模で集めるとレイヴンは上空へ放った。……レオハルトのものと比べると半分もない規模。
しかし確かに雪は降っていた。そして。

「教えてくれて、ありがとう。今度は剣技、教えて」

彼女が持っているのはまごうことなき杖です。
297レオハルト◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)01:10:31 ID:DXG
>>296
「そうか・・・わかった・・・」

そう言われるとギクギクギクとなったようですね、orzの姿勢になって言ってます
そして、レイヴンが起こした雪を感じると立ち上がり

「・・・ああ、わかった、約束しよう・・・その前に、剣も用意しないと行けないね」

フッと笑いながらそんな事を言うと青年は

「それじゃあ、そろそろ僕は帰るとするよ、レイヴンちゃん、また」

レイヴンの頭をまたぽんっと触ると、振り返って、出口へと向かいながら、右手を軽く上げてひらひらさせましたとさ
298アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)01:14:18 ID:1vE
>>295
「………!」
その悍ましい有様に、眉を顰めるお嬢。

「えっと……少々分からないのですが、何故いちごう君が謝るのでしょう?
 ……恨むべき、憎むべきは貴方を苦しめるこの傷、呪いでございますわ……!」

「申し訳ございませんわ、わたくしにはこの傷を癒す術を持ち合わせていないですの。
 ……ですが、わたくしで良ければ助けにはなりますわ……!」
そこまで告げると、少年の腕をいったん離す。

「……もしよろしければ……これはどういった傷、呪いなのか、教えて頂けないかしら?」
299レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/04/30(月)01:17:44 ID:1PX()
>>297
「……元気出す」

起き上がる前にぽんぽんと頭のアレをお返ししたようだ。
気分は失敗した人を元気付けるおねえさん。

「…………軽いもので、お願い……あ、自前で買えば」

真剣は使えないし、相手に選ばせるよりは自分で用意した方が良いだろうと。とはいえ、この修練場には木剣もあるので困らないだろう。

「ん、ばいばいレオレオ。ちゃんと二人に謝ってね」
「ありがとう」

最後にそうお礼を言うとレイヴンは少しの間、修練場に残っていたという。
近くに居たもの曰、水の魔法も練習していたとか……。
300いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)01:38:58 ID:rJm
>>298
突き放そうとしても尚、彼女は己の身を案じて引き留めてくる、やがて観念したかの様に力無くアーニャの顔を見上げれば。

「罰、ご主人様はそう仰っていました。もし・・・手元から離れて何処かに行こうとすれば、手に刻んだ焼き印が僕を殺すと・・・
そう教えられました」

彼はそう言った、これは仕える主から賜ったものだと。それは彼と主君との関係が、ただの主従関係を越えた何かだという事を示していた。

「僕が知るのはこれだけです・・・」
301アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)01:52:26 ID:1vE
>>300
「……いちごう君、君の主とやらは、一体何処のどなた……?」
そう少年に問うお嬢の瞳の奥には、微かに熱を帯びている。
……それは、怒りの焔か。

「……この様な惨い仕打ち……果たしてこれは何に対しての罪?
 ……君の主は、果たして主たり得るでしょうか……!?」

「……一言言わなければ気が収まりませんわ!!
 案内して頂戴、君の主の元へ!!」
思い立ったら止まらない、暴走お嬢……!
話は非常にややこしくなってきた気がする。
302いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)02:13:53 ID:rJm
>>301
「すみません・・・それはっ・・・」

言わない、それとも、言えない?ここまで話した1号も、主の正体を問われれば、静かに項垂れて言葉に詰まらせてしまう。

「・・・っ!いけません!そんな事をしては・・・
貴女様に何かあっては、僕は・・・」

1号は弱い、自分の手で誰かを傷付ける事が嫌いで、自分のせいで誰かが傷付いてしまうのはもっと嫌いだった。

「僕だけが耐えれば・・・それで良いんです、僕なんかが傷付くだけで済むなら・・・
だから、だからこれ以上僕を貴女様に近づけないで下さい・・・・・」

だからこの時ばかりは強く引き留める、きっとアーニャはやり場の無い怒りに苛まれる事になるはずだ、しかしそれだけで済むのならどんなに良いだろう、少なくとも彼女を危険に晒さなくて良いのだから。

力無く立ち上がる、そして一歩、また一歩、出来る限り距離を取ろうと後退っていくだろう。アーニャを、己という不幸の元から引き離すべく。
303アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)02:27:12 ID:1vE
>>302
「待ちなさい!!」
遠ざかろうとする一号に、凛とした声で一喝。

「ごめんなさい、わたくし、少々頭に血が昇り過ぎてたようですわ。
 ……貴方の事情も知らず、ずけずけと……良くないクセですわね。」
そう言いながら、ティーポットを手に取り紅茶を一杯継ぐ。
華やかな香りが、気分を落ち着ける……。

「……君だけが傷つけば良い、はずもありませんわ。
 誰一人傷ついて良い者などいないのです、いちごう君。」

「苦しみ者が居ればその助けになるのは、アヴァランシェの娘の責務ですわ。
 ……だから、是非ともわたくしに貴方の身に何が起きているのかを教えて頂きたいのです。」
彼女の行動理念、ノブリス・オブリージュ。
ともすれば偽善とも傲慢とも言えるその理念が、少年の助けとなる事を望む。
304いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)02:51:49 ID:rJm
>>303
ぴしゃり、彼の耳を打ったその一言で、後退って行く1号の動きをピタリと止めてしまった。
何故にそこまでして肩入れするのか1号分からなかった、ただ同じテーブルでほんの一時を過ごしただけなのに、まるで古くからの親友のように、彼を気に掛け救済を望んでいた。
黙って見過ごせばそれでいつもの日常に元通り、そうなるはずだったのに。

「貴女様は・・・っ。一体どれ程僕の心に近付けば気が済むのですか・・・」

鼻腔を擽る香りが少し、逆立った心を落ち着けさせて、だんだんと右手の痛みを和らげていく。

「・・・・一つ、僕は奴隷です
2つ、僕は人間ではありません、作られたマガイモノです
3つ、この呪いは、僕を縛る枷であると同時に、命を繋ぐ防波堤です
ゆえに僕はご主人様は逆らえず、またそれを受け入れている理由の一つでもあります」

やっと平静を取り戻せた1号は、何もかもぶちまけてしまおう、そう思った。己だけの秘密を、誰かと共有する事ができたら、その誰かが自分を助けようとしてくれる、そんな人だったらきっと楽になれると思ったから。

淡々と語って行く事柄の一つ一つが、恵まれた環境に置かれたアーニャにとってはとても理解し難いことだろう、そして

「貴女様のお気持ちはよく理解することができました。ありがとうございます
でも今は耐えて、そうでなければ、僕は僕でいられなくなってしまいます、ご主人様の手によって」

それがどうしようもない程に絶望的であった事も。
305アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)18:21:30 ID:iDH
>>304
「……造られた……と、いうと、例えばホムンクルスと呼ばれる者なのでしょうか?
 その呪いがあるが故に、貴方は生きていれると……そういう事?」
一号の話を、彼女なりに理解するが、そういう事情で良いのだろうか。

「教えて頂いて感謝いたしますわ、いちごう君。
 ……なにやら、複雑でお辛い事情を抱えていらっしゃいますのね……。
 どうにか、貴方をその呪いから解き放つ手立ては無いのでしょうか。
 そうすれば、貴方はその主から自由になってしまっても構わないのでしょう?」
306いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)20:07:33 ID:Olf
>>305
「・・・肯定します。僕はヒトであってヒトならざる生き物、ホムンクルスとして知られる人工生命体です」
「そして、呪いという形で僕の力を強引に抑圧する事で、魔力の暴走を防いているのです」

彼女の想像は概ね当たりだ。1号はホムンクルスと呼ばれる生物で、通常ありえない手順から創造されたまさに命に対する冒涜の象徴のような存在であった。

「ご主人様さえ認めれば呪いを解くことは出来ると思います、しかしそうしてしまえば、いずれ歯止めの効かなくなった力が僕の中で暴走を始めてしまうでしょう
人の身体が生命活動を維持する為に寝食を必要とする様に、僕が生きる為には魔力が必要です
力の使い方を知らない内に呪いを解いて暴走してしまえばいずれ僕は活動を停止します
どうする事も・・・出来ないのですよ」

そこらの平凡な魔術師が一生を掛けても補えない程の莫大な魔力が1号の身体を渦巻いていた、それの扱い方を知らないまま呪いを解けば空気の入れ過ぎた風船の様に爆発してしまう。
呪いは1号を生かし、それと同時に彼を縛る枷の役割も同時に果たしている。恐ろしい程に合理的な仕組みだった。

彼を救う唯一の方法は、このまま彼を救わないこと。1号の救済を求むアーニャにとって、それはなんと残酷なことなのだろう。
307アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)20:21:25 ID:iDH
>>306
「難儀なものですね……。
 奇跡の技術で世に生れ出た代償がそれとは……。」
ふと、知り合いの他のホムンクルスも同じような業を担っているのだろうかと
思いを馳せるが、それはまた別の話。

「……そうなのですね………ふむむ……。
 ……魔力の暴走……呪い……。
 ……困りましたわ、わたくしの頭では、貴方をお救いする良い方法が思い浮かびません……。」
頭を抱えて、心底困った様な表情を浮かべるお嬢。

「……一度、貴方のご主人にもお話を伺えないものかしら?
 もしかすると、いい考えが思い浮かぶかもしれませんわ……。」
お嬢にはまだ十分な知恵は無いが、諦めも悪いのであった。
何処かに手がかりは無い物だろうかと、懲りずに考えをめぐらす。
308いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)20:45:34 ID:Olf
>>307
「・・・それは少し、考えさせてください
ご主人様は確かに僕を生かしてくれています、ですがそれは僕が"実験材料"としての価値があるからです
そこに優しさはありません。それに、僕が貴女様をご主人様に引き合わせるという行為は、それだけで"罰"を与える理由に足りえます」

頭を抱えるアーニャに右腕を差し出せば、そこには変わらず蠢く痛々しい刻印が。
1号の主人が掛けた呪いを解こうとする事は、それ自体が主の望みに反する行いになる。そうすれば直ぐ様"罰"を与えんと、右手の刻印が動き出すだろう。
ゆえにそれを出来ないでいた。

「ご主人様は残酷なお方です、もし必要と判断すれば僕など簡単に棄てられます
だからどうか、今日の事は胸に秘めておいて頂けませんか?
・・・・・・・それに、僕なんかを救おうとしてくれた人がいた、
それだけで僕は十分なのですよ」
309アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)21:04:33 ID:iDH
>>308
「ふむ……
 ……やはり、君の主は少々許しがたい御方かもしれませんわね……!」
一号の話を聞き、再び瞳の奥に怒りを灯すお嬢。

「……やはり、わたくしはまだまだ無力なのですね……。」
しかし、今はまだ何もなす術が無い。
無力感を噛みしめながら、ため息を一つ。

「……分かりました、迂闊に動けない以上今は手を引くしかない様ですわ。
 でも、わたくし簡単にはあきらめません事よ……!」

「それと…『僕なんか』、などと悲しい事をおっしゃらないで。
 呪いを背負って尚、君がこの世界に生まれた意味と言うものは、きっと素晴らしいものなのですから。」
310いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/04/30(月)21:32:53 ID:Olf
>>309
「諦めが悪いお人です

・・・・でも、嫌いではありません」

どう足掻いても絶望、そんな状況でもなお彼を救うことを諦めない。無謀とも言える彼女のその行いを、まるで少し笑うかのようにチクリと、しかし何処か優しげに小さく呟いた。

「・・・・そうですね、僕の事をこんなにも思ってくれる人が居るのなら、僕の人生も意味があったのかもしれません」

「アーニャ様のおかげで、僕は僕が少しだけ好きになれました。
貴女様と出会わせてくれた運命に感謝します、ありがとう」

1号はそう言ってぺこり、初めて浮かべるぎこち無い笑顔と共に礼をした。願わくば、貴女様の征く道に幸あらん事を。
ティーカップに満たされたすっかり冷めたアールグレイに映る満月、宵闇に浮かぶ綺麗な丸い光は、奇妙な巡り合わせで出会った二人を静かに照らしていた。
311レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)23:10:36 ID:DXG
ここは図書室、レオナはそこで今日の授業で出された課題をやっていた

「・・・はぁ、大学部の授業に潜り込んだりしてみよかな」

と、すらすらすらすら、まるで答えを写すかの如くペンを走らせていってあっという間に終わらせてしまいました

「・・・終わっちゃったし、うーん、今日はこれから何しよ、水魔法の練習しよかな」

机に突っ伏して、ペンを左手でくるくる回す
312アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)23:13:02 ID:iDH
>>311
「あらレオナ様、お暇そうですわね。」
たまたま傍を通りかかった、もう一人のお嬢様。
彼女も図書室に勉強に来ていたが、そろそろ切り上げようかと思っていた所。

「水魔法、ですか……
 ……それよりも氷魔法とか如何でしょう……!!?」
と、自分好みの属性を嬉々として勧めてくる。
313レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)23:18:06 ID:DXG
>>312
「わ!びっくりした・・・て、アーニャちゃんじゃん、やっほー」

完全無警戒の所声をかけられてびっくりしました、そしてにっこり挨拶

「うーん・・・氷魔法はね~・・・ここら辺雪山とかないじゃん、マナの力を借りる練習できないから後回しかなーって思って・・・あたし水と氷が苦手なのよ・・・」

ため息混じりに言いました、そしてふとアーニャ嬢が目の前に、いる事に気付いて

「あーーーー!!そー言えばアーニャちゃんに聞きたい事あったんだった!!」

なんていきなり言います、図書室ではお静かに
314アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)23:22:42 ID:iDH
>>313
「あら、そうなのですね。残念ですわ……。
 確かレオナ様は炎がお得意ですものね。
 ……わたくしは炎が苦手ですから、今度教わりたいものですわ。」
属性的に正反対に位置していそうな二人なのであった。

「あら、なんでございましょう?」
何か聞かれる様なことなどあっただろうか、
ときょとんとするお嬢。
315レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)23:27:20 ID:DXG
>>314
「うん、あたしはもう炎魔法ならばっちこいよ!まぁ得意不得意は適性とかもあるからね~・・・」
にっこり笑顔で返しますね、でも後半部分の時はちょっとしんみりした表情

「あのさー、エリシアちゃんとグリフォン食べに行くのって・・・アーニャちゃん?あ、これはエリシアちゃんから特徴聞いて、その特徴からアーニャちゃんかなーって思って」

と、エリシアの言う特徴からアーニャなのかほぼ特定できたけど、やっぱり本人から確認してみたかったようです
316アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)23:32:19 ID:iDH
>>315
「あぁ、そうですわね。
 エリーちゃんと、気が満ちたらグリフォンを狩りに行こうと、お話をしましたわね。」
レオナの推測通り、エリシアの話の相手はお嬢であった様だ。

「……グリフォンを、食す……い、一体どうなるのでしょうか……?」
果たして本当に狩れるのか、
狩れたとして、その味は一体……!
317レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)23:36:00 ID:DXG
>>315
「うーん・・・グリフォンって案外強い魔物だけど大丈夫?」

と、心配そうに言ってます

「まぁ・・・エリシアちゃんがグリフォン捕まえに行く~なんて言うから、一応雷属性下級魔法教えといたんだけどね~、あーゆー鳥って電気に弱いじゃん」

と、一応エリシアにはグリフォン対策を仕込んだ様子です
318アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)23:41:10 ID:iDH
>>317
「正直言って不安で仕方ないですわ!!」
胸を張り、何故かドヤ顔で言い張るお嬢。
……確かにグリフォンは気高く凶暴なモンスター、
大人の狩人が相手でも下手すると命を落としかねない

「あら、それはつまり……レオナ様もご一緒してくださる、という事?」
319レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/04/30(月)23:50:28 ID:DXG
>>318
「やっぱり不安なのね・・・」

と、ため息混じりに言うと

「んー、あたし一緒に行けるかどうか、確実じゃないし・・・んじゃグリフォン対策考えよ!」

レオナはそう言って

「一応エクスプロージョン発動する魔道具をエリシアちゃんにはあげたんだけど、一回きりなんよね~、効果」
320アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/04/30(月)23:55:48 ID:iDH
>>319
「やはりグリフォンの恐ろしさは、あの鋭い嘴と爪、
 そして飛行能力と俊敏性だそうですわ……!」

「そこでわたくし、得意の氷結魔法で動きを封じられればと思っておりますの。」

「猛禽の様な鋭い目は、狙った獲物を消して逃がさないそうですが、
 裏を返せばそこが弱点……視覚を奪えば、こちらに利が生まれるのでは……」
お嬢にしては珍しく、意外とまともに対策を考えている……!
321レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/01(火)00:02:59 ID:xzX
>>320
「氷魔法使えるなら、翼を凍らせれば奴の動きの大半を封じ込めれるかもね!」

と、ピンポイントで翼を凍りつかせるのは難しそうにも思うが

「あとはエリシアちゃんがライトニングを上手くヒットさせれば奴は痺れるはず・・・鳥は雷に弱いもんだし!」

と、そんな事を言った後に

「なんだ、結構対策考えてるじゃん、なら心配なさそうで良かった~」

と一安心しました
322アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/01(火)00:06:37 ID:mV0
>>321
「ふふふ、理論的には万全ですわ!!
 ……ただ、わたくし狩りの経験はありませんし、エリーちゃんはまだ幼いですし、
 正直不安だらけですわね……!!」

「ですが、レオナ様も来て下さるのなら安心ですわ……!
 ……わたくし、きっと究極のグリフォン料理を作ってみますの……!」
323レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/01(火)00:15:35 ID:xzX
>>322
「いや、行くとは・・・ただ心配だっただけでさ・・・ほら、アーニャちゃんも闘えるのかなー?とか思ってたし~」

と、案外ズバッと思った事をすぐ言うのがレオナだったりします

「グリフォン料理って・・・美味しいのかな・・・」

そっちも心配なのか苦笑い
324アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/01(火)00:18:45 ID:mV0
>>323
「あらレオナ様、わたくしだってやる時はやりますわよ?
 ……毎日特訓も欠かしておりませんわ……!」
学園で茶を飲んでは飯を作って食ってばかり……
と、言う訳でもない様だ……!

「それは……分かりませんわ……
 ……多分、鶏肉に近いのだと思いますが、何分記録も乏しくて……」
325レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/01(火)00:23:19 ID:xzX
>>324
「なるほど!なら安心、エリシアちゃんが無理しないように守ってあげてね」

と、ウインクして言いました

「でもグリフォン料理ちょっと気になる・・・かも・・・できたらあたしにも食べさせてよ~」

と、レオナはにっこりとそう言って
326アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/01(火)00:26:24 ID:mV0
>>325
「えぇ、分かりましたわ!!
 エリーちゃんの身の危険は必ずや振り払って見せますの。」
しかし、そういうお嬢も無茶しそうである……!

「もちろんでございますわ!
 ……グリフォンは巨体ですもの、一人二人では到底食べきれませんわ……。」
327レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/01(火)00:31:04 ID:xzX
>>326
「さってと・・・なら、グリフォン対策は問題無いって分かったし~、あたしはちょっと街はずれの泉でも行こっかなー」

と、レオナは安心したら伸びをしましたよ

「あー、でももし危なかったら逃げた方がいいよー、もし二人で無理だって言うんならその時はあたしでも他に誰かなり誘って再チャレンジすればいいし!」

とか指差して言いますね

「ま、エリシアちゃんには秘密兵器渡してるし心配ないか、グリフォン料理楽しみにしてるよ」

レオナはまた笑顔になって
328アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/01(火)00:35:48 ID:mV0
>>327
「んー、でもそれでしたら、やはりレオナ様も最初から一緒に……。」
一人より二人、二人より三人……
……やはりなんとなく、レオナも巻き込んでいくお嬢である

「ところで、泉になんの御用ですの、レオナ様……?」
329レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/01(火)00:41:10 ID:xzX
>>328
「うーん・・・でも確かにエリシアちゃんは心配・・・よね~・・・わかった、んじゃ一緒に行こ!」

と、断れそうに無いし折れました!!案外折れるのは早かった


「泉だと水のマナが豊富だからさ、水のマナの力を借りる能力が養えるわけよー、あたし水の適性は高く無いからマナの力を借りる能力鍛えないと」

そう言って泉に行く理由を説明します。水魔法の練習する時は修練場ではなく泉に向かうそうです
330アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/01(火)00:51:44 ID:mV0
>>329
「流石レオナ様ですわ♪
 ……一緒に頑張りましょうね!」

「ああ、なるほど。魔法の修練でございますのね。
 ……熱心でございますわ、レオナ様。」

「わたくしはそろそろ失礼しますわ。
 ……今晩の食事の準備をしませんと……。
 ではごきげんよう、レオナ様!」
別れを告げると、寮の方へと去っていくのであった。
331レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/01(火)00:58:11 ID:xzX
>>330

「ん、もちろん!!冷静に考えたらグリフォンと戦うのもいい経験になりそうだし!」

「あ、アーニャちゃんまたね」

にっこり笑顔、手をふってアーニャを見送ると

「さって、いちいち外出るのもめんどーだし」

図書室の窓開けてそっから箒で飛んでいきましたよ!!
332エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)01:30:36 ID:UAd
昼休みの中庭で、木陰に座り込みもくもくと食事を頬張るエリシア。
いつも球形の植物を個地にしているが、今日も今日とてキャベツの食事である。

「んぁーっ、んぐんぐ……」

右に軟体の猫、左に鷹をそれぞれ侍らせながら。何とものどかな昼下がり。
333レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)01:35:35 ID:nSB()
>>332
「……エリーもお昼?」

昼休みの中庭はレイヴンもたまに来る昼食スポット。キャベツを食べていても驚かないのは慣れか。
レイヴンは近くに座ると自前らしい弁当を開けて、はむ、とプチトマトを頬張った。

そして飲み込んでから。

「エリー、リュネスに会った。いい人だったよ」

近況報告。
334エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)01:44:58 ID:UAd
>>333
「あっ、レイヴンーっ!」

別に約束をしている訳ではないが、昼食時に落ちあうことが多い二人。
どちらも食堂や購買を利用しないためか、それとも環境の好みが似ているのか。


「リュネス?えりーもいきたい!
 えりーはねー、まほーのべんきょーしたよ!」

そういえばしばらく会っていない猫好きの彼女とも、また出会いたいななんて思いながら。
近況報告に乗っかる形で新しく習得した魔法をレイヴンに伝える。
レオナから火と雷を、そしてフェルゼフィードから雷の威力を高める使い方を。
色々と世話を焼いてくれる人が周囲に多いエリシアは、こうして教わることには事欠かないのだ。
335レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)01:50:32 ID:nSB()
>>334
名前を呼ばれるとやはり嬉しいのかほんのり口角がつり上がる。
恐らく両方か。何せレイヴンは自前で作ることが多いし、こういうちょうどいいところは好みに当たる。

「りょーくんも連れてくと多分、喜ぶ。屋上でも会えたよ、リュネス。小雨も降らせてくれたし、いい人」

その場合サボりが多いという真実をレイヴンは知らない。そして小雨の後にドン引きされてたことも知らない。無知は幸せである。

「……火に、雷…………エリー、大丈夫だった? ……あと」

どっちも苦手そうなイメージがあるのだが、よく考えると海賊船で両方使ってるし杞憂なのだろうか。とも思いつつレイヴンは疑問に思う。
そう、エリシアの種族、とある教育実習生の情報から自然と推測できる得意分野……?

「……水魔法って、エリー使える?」
336エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)01:57:02 ID:UAd
>>335
「うん、リュネスはりょーくんもすきだって!
 でもでも、えりーもまたきてねっていってた!」

人間嫌いで猫好きな傾向があるリュネス。たとえ軟体でも例に漏れずカバー範囲のようだ。
さらに言うと、軟体猫と憑依融合を果たした状態のエリシアもまた、リュネスの愛でる対象になりえるらしい。
学生としての態度軟化は、エリシアもまた知るところではない。無知は幸せであった。

「レオナがだいじょーぶって!
 ……みず?」

レオナの用意してくれたリボンによって、自分が魔法を使う限りにおいて影響を受けることは無くなったようだ。
そして以外にも、水魔法と訊いて首を傾げたエリシア。さてさて、種族上苦手と言うことはなさそうだが……?
337レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)02:02:00 ID:nSB()
>>336
「おー……よかった。仲良しは良いこと」

リュネスと会った時エリシアについてなにか言ってた気がするがきっと照れただけだとレイヴンは物凄いポジティブな考えへ。
まあ多分、間違ってはないのだろう、色々な意味で。

「………………もしかして、まだ覚えてない? こんなの……」

そう言って弁当箱の蓋を一度閉めると指先に魔力を集めて渦巻くように水球を作り出した。形を形成するとちゃぷんとした球体になった。
しかし意外そうな表情、様子。エリシアならてっきり我先に習ってるかと思っていたのだが……?
338エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)02:06:48 ID:UAd
>>337
「うんっ!」

満面の笑みで頷くエリシア。何だかんだ良くしてもらったという印象が強いのだ。
それとも、憑依融合によって芽生えた猫としての本能が、リュネスを好ましいものと捉えているのが大きいのかもしれないが。

「おー!みずだね!」

そしてレイヴンが生んだ水球に手を伸ばして、ぱしゃぱしゃと遊ぶエリシア。
そろそろ初等部も高学年、水魔法も基礎くらいはやっているだろうが。
少なくとも攻撃や操作に熟達するほど、水魔法に関しては深めていないように見受けられるだろう。
339レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)02:12:03 ID:nSB()
>>338
こんな言い方も微妙かもしれないが、エリシアはリュネスの目的らしい宣伝もきっちり行っていた。悪いようには思わない……はずだ。

「うん、水。……船で撃ってた魔法みたいにできる? エリー」

水球は正しく水である。通り抜けるし飛沫と波紋も立つ。和むような表情で言いつつ空いていた片手に同じような水球を作ると……木の葉っぱに向かって撃ち出した。葉っぱを一枚だけ正確に狙い撃ちし、落とした辺りコントロールは精密だ。
キャベツをまだ食べてたであろうが、そう聞くのはやはり興味からだ。それに攻撃目的以外にも使える。
そう、エリシアが乾燥しそうになった時のなけなしの水分だ。まずそうならなければいいのだが。
340エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)02:17:23 ID:U6b
>>339
「んー…… まだ、かなー?」

ひとしきり考えてから、それをするには少し練習も必要かと判断したエリシア。
姉のロイコは水球をいくつも自在に生み出し、それぞれに術式を刻み込んだりもよくするのだが。
水の形状を維持すると言う概念が自然からは離れていることもあり、まだまだ練習の余地もあるようだ。

「ねー、レイヴンおしえてくれるー?」

しかしやはり興味が無いわけではない。気心知れた関係から、甘えるような期待するような視線を向けて。
341レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)02:21:21 ID:nSB()
>>340
「……意外」

口に出てしまうほどだ。しかしどこから教えるべきか。と考えそうになるが単純だ。
まずは実践させるのが早い。としたところでエリシアからの視線を食らって緩い笑みを浮かべた。

「当たり前、教える……!」
「……まず、水の魔力を集めてみて。……上手くいかないなら、火の玉を作るときのやり方を水に変えるといいかも」

といってレイヴンは最初の水球を地面に吸わせて、両手を器のようにくっつけてその上にまた渦巻く動きで出来上がる水球を作り出した。お手本である。
342エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)02:26:19 ID:U6b
>>341
「ほんと?ありがとー!」

喜び勇んでレイヴンにキュッと抱きつくと、即座に切り替えて水魔法の習得へ。
さて、レイヴンと同じように両手を器のようにして、すっとなみなみの水を作り出し……

「わわっ……!」

作り出しすぎて手の器からかなり溢れさせながらも、なんとか球状にまとめようと。
レオナの教えてくれた魔法攻撃のイメージも本来の適性もあり、球状に保つところまで素直に行き着いたようだ。
343レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)02:33:54 ID:nSB()
>>342
大事な友達に喜ばれて頼られて嬉しくない者が居るだろうか、いや居ない。というか若干エリシアに対して力不足では、なんて不安もあったので尚更である。

「…………ん、上手。溢れたのは仕方ない、やったことないならむしろ上出来」

才能、適正、そして経験からだろう。固定化させる技術は結構難しいのだ。形を固めずにそのまま垂れ流しにしたり、ある程度波打たせるものとは違うのだ。
エリシアの腕前には感心して、器用に片手にその水球を維持して頭を撫でる。

「今度はこれの形を変えてみる。……これが良いかな?」

ゆっくりと形を変えていく水球は一つの大きなトゲのような形に。そして見上げると――真上の葉に向かって発射し、撃ち落とした。
そしてエリシアに顔を向けると、やってみて、なんて簡単に言った。
344エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)02:39:55 ID:U6b
>>343
しっとりとした頭部を撫でられれば、上機嫌そうな笑顔がさらに喜色に染まる。
その勢いで次のステップに挑もうとしたところ、少しイメージを纏めるのに混乱しているようだ。

「……むぅ」

水を針状に、というのもなかなかイメージの難しい話である。
というのも、炎や雷はそれ自体が触れるだけで危険なエネルギーであったため、維持ではなく攻撃のために形を変えるということを今までしなかったためだ。
それでも一生懸命形作ったのは、エリシアの触覚にも似たラグビーボールを引き伸ばしたような形状。

「やーっ!」

レイヴンに倣って真上に飛ばせば、木の葉に当たって形を保てなくなって。
葉っぱの乗ったエリシアの頭に、すぐそばのレイヴンの頭に。砕けた水が雨のように降り注ぐのだった。
345レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)02:47:17 ID:nSB()
>>344
「……あ、そっちのがわかりやすかったかな」

これは失敗した、とレイヴンは思った。イメージは近いものからが通説であるのにトゲのないエリシアにトゲをイメージさせるのはミスであると。
このあたりは……教える技術の不足である。悲しいことに今まで勉強で頼られたことがほとんどないのだから――。

「――――ん! エリーはアレでいい! 飛ばす時の形は自由でいい。イメージしやすいものが一番」
「……他の形や使い方もあるし。例えば……こんな風に」

一瞬雨に似た滴に耳がパタリと跳ねてちょっとだけ片鱗が出たが量が量。すぐに治まった。濡れたことは気にしない様子だ。
そしてレイヴンが次に行うのは、光景だけで言うなら水で作り上げた小さな丸い盾、壁とも言える障壁だ。よーくそれを見ると水が渦潮のように一定の方向に流れていることがわかるだろう。

「……身を守れるけど、規模は小さいから避けられない、時用」
346エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)02:55:12 ID:UAd
>>345
「そう?わかった!…………あっ」

レイヴンから太鼓判を貰えば、これでいいのかと自信を持った様子。
だが、途中で何かに気付いたかのような声を上げたが、その内容はまだ語られず。

「……んー?」

一瞬水を皿のように薄く広げただけかと思いきや、触ってみると流れがある。
渦潮のような海流をそこから連想させれば、エリシアにとってはイメージは簡単だったようだ。

「こうかなー?」

生成された盾は中々出来がいいと言っていいだろう。
ただ、渦潮をイメージしたためか場所が頭上、おまけに真ん中に穴があるのが難点だが。
347レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)03:01:31 ID:nSB()
>>346
「……?」

どうしたの、と聞きたくなるがそれは後だ。まだまだお昼休みは長い。それに一度にやってはエリシアも混乱するだろうと。

「……ふふ、形と作り方はばっちり。あとは穴を塞げばいい」
「……あと、手とか守れるように頭の上以外にも出せるように……あ、移動させられる?」

小規模にすると若干小回りを効かせられる、と前に出していたそれをスイーと移動させて頭の上に。
達人ともなれば極小サイズの障壁で連続攻撃を捌き切るなんて逸話もあるほどだ。レイヴンはできない。

その結果を見てからレイヴンは先程のことを聞くことにした。

「さっき、何かわかった?」
348エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/01(火)03:06:14 ID:UAd
>>347
「おー!えーっと……」

形状を保ちながら前方に移動させることは、何とか。
意外にも苦戦したのは中央の穴を塞ぐ方で、それでも試行錯誤しながらなんとか塞ぎ切った様子。
まだまだ反射で出すには熟練度が足りないが、ひとまずは渦の盾の使い方を覚えたようだ。

「んーとね、フェルゼが木がないちゃうって……」

思い出したのは先日の、雷魔法を木に向けてバシバシ撃っていた時のこと。
修練場ではなく校庭の片隅で魔法を練習するエリシアに、フェルゼフィードはそう言って窘めたのだった。
349レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/01(火)03:15:12 ID:nSB()
>>348
「おー……やっぱりエリー上手い。さっきのもグリフォンに水かけておくと雷がよく通るかも、だから当たらない時は使ってみて」

教えたことをできるのはやはり素晴らしいとレイヴンはぱちぱち拍手。それで盾を維持しているところを見るとこれも一種の才か。
盾としてだけではなく、グリフォンに浴びせる手も教えたのはやはりそういうことである。火と混ぜてもえらいことになる気がするがそこは多分わかってない。

「…………そっか。じゃあ、後で……修練場、一緒に行こっか?」

レイヴンはそう言った。フェルゼが言った教えもちゃんと思い出せるエリシアと、友達認定済みのフェルゼの教えとあればレイヴンも受けるのは当たり前。
そしてレイヴンは背もたれにしていた木に頭を下げたのだった。ごめんなさい、と言いながら。
そして弁当を食べながらそう提案した。――修練場の場所はお互い知っているし、迷いはしなかっただろう。
今日教えられるのは基礎、初級レベルの水の魔法。得意分野らしいレイヴンはたまーに感覚派特有の教えをしながらエリシアに喜んで師事したことだろう。
350カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/01(火)23:56:04 ID:KjX
時刻は放課後。ここはおなじみカメリア先生の実験室。
今日呼び出したるは、ロイコ先生の妹であるエリシアだ。
一緒にお菓子作って食べようぜ! という誘い文句である。
材料をバーっと用意して、機材もザーッと並べて、あとはただ、エリシアが訪れるのを待つのみといった具合だ。
351エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)00:00:01 ID:78D
>>350
いつか一緒にお菓子を食べようと言っていたが、ようやくその日が来たようだ。
カメリアに声を掛けられてやってきた実験室の扉の前に、わくわくを抑えきれない表情で浮かぶエリシア。
こんこんと扉をノックしようとするが、骨の通っていない手では音が鳴らないのである。

「すぅ…… カメリアせんせー!!」

少しばかり苦戦したエリシア、ついに廊下から大声に叫ぶという手段に出る。
手を物質変換してノックの音を出せるようにとの決断にまでは頭が回らなかったようだ。
352カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)00:07:26 ID:rJQ
>>351
「おおっ!? 元気だなークローディア。入ってくれー」

と言って、扉を開く。ちょっとびっくりした。
さて、エリシアが扉をくぐれば、そこには見知ったカメリアの研究室がある。
机に置かれているのは、牛乳、砂糖、卵黄、小瓶に入った液体。
それから銀色のボールと泡立て器だ。

「今日呼び出したのは他でもねえ。ただお菓子を食べるだけじゃなく、一緒に作って食べようぜ!」

と、いうことらしい。
353エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)00:14:42 ID:78D
>>352
「こんにちはー!」

扉を開けてもらえば、手をばっと上げて元気な挨拶。
時制も状況も気にせずまずはこんにちはの挨拶から入る、元気印の態度である。

「おー!なにつくるのなにつくるのー!?」

そして作って食べようとなると俄然テンションを上げて、フラスコに顔を近づけ問うエリシア。
料理と言うものはだいぶ久しぶり、おまけに経験もまだ浅いが。そんなエリシアでも作れそうな、カメリアの見繕ったメニューは何だっただろうか。
354カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)00:24:12 ID:JeH
>>353
「おう、こんにちは」

挨拶には挨拶を。しかしエリシアの元気のいい挨拶に、癒しを感じるカメリアなのであった。

「めっちゃ近いな! 今回作るのは、特別感があって、なおかつ簡単なお菓子……パフェだぜ!」

とのこと。確かに作ること自体は簡単かもしれない。
そういえば、エリシアはパフェという単語に覚えがあるのだろうか。
355エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)00:28:09 ID:78D
>>354
「ぱふぇ?」

エリシアに物を聞くときは、大概が知らないものと思ってもらった方が正しい事が多い。
しかし、この時ばかりはそうでもなかったようだ。というのも、メニュー自体は食堂にもあるものだから。
といっても食べたわけではなく、そんなものがあるなーと聞いたことがあっただけなのだが。

「ぱふぇって、どんなの?」

名前だけ知っていることを、エリシアは知っているとは言わないので一緒なことだった。
こてんと首を傾げて軟体質な毛先(?)を揺らし、フラスコの中のカメリアに問うた。
356カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)00:36:49 ID:JeH
>>355
「っと、パフェを知らなかったか……」
「簡単に言えば、フルーツや甘いクリームをいっぱい盛りつけたお菓子だぜ! あ、フルーツはあとで何がいいか選ばせてやるからなー」

その言葉から細かいニュアンスまでは読み取れなかったものの、それはエリシアが求めていた答えのはず。

「じゃあ早速作っていこうぜ! まずはホイップクリームだ……っと、その前に」

そういって、カメリアは牛乳に連金術を発動する。そうすると、牛乳は二つの白い液体に分かれた。
もしその二つをなめてみるなら、こってりした牛乳とあっさりした牛乳というイメージを持つだろう。
357エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)00:42:01 ID:ilm
>>356
植物食なエリシア、やはり果実も好きな方。
カメリアの説明に一層期待を膨らませて、今か今かとパフェづくりを待ち構えている様子。

「んー? おー……」

そして牛乳を見た目のそれほど変わらない二種に分けたのを見てこてんと首をまた傾げる。
いや、そもそも持っている錬金魔術が生来のそれと液状化のみなので、何をしているのかも理解していないかも知れない。
カメリアに一言いってから舐め比べてみると、なんだか違う味な気もするが。

「……せんせー、これなに?」
358カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)00:51:22 ID:JeH
>>357
「これは、生クリームと脱脂乳……なんていってもわかりづらいか……」
「あー、牛乳のおいしい部分を錬金術で分けてみたんだ。今回は、料理と錬金術の関連性についての授業でもあるんだぜ!」

授業なんて言い方をしているが、まあこれは生徒を研究室に呼び出す言い訳に過ぎない。興味を深められれば御の字くらいのものだ。

「で、だ。この濃い牛乳をこっちのボールに流して、砂糖を入れて、こう、シャカシャカシャカ!」

カメリアは器用にも浮遊魔法を使って泡だて器で生クリームを混ぜている。

「という感じだ! クローディア、こんな感じでしばらくかき混ぜてみてくれ!」

さて、エリシアがいうとおりにしばらくかき混ぜたのなら、それはふわっとした半固体の何かに変わる。
そう、甘ーいホイップクリームの完成だ!
359エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)00:55:25 ID:78D
>>358
「ん!えりーもがんばるー!」

授業と言われても、それもまた興味の対象であるエリシア。
一層気合を増した様子でカメリアから泡だて器を受け取って、泡立てる作業を試みるも。

「んー……?」

これが意外と難しい。ぐるぐると渦を巻くようにかき混ぜてみても、それでは泡立たない。
手首のスナップを利かせてシャカシャカと泡立てるということを何度かカメリアから学んでようやくクリームの完成にこぎつけて。

「できたー!」

感性に喜び泡だて器を持ったこぶしを突き上げれば、少しばかりクリームが垂れてきて。
そんな風に出来上がったばかりのクリームを鼻の頭に乗せたりしながら、パフェづくりは次のステップへ。
360カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)01:05:26 ID:JeH
>>359
「どれどれ……うん! いいホイップだ! クローディアも少しなめてみな!」

浮遊魔法で少しだけ浮かせてすくって、エリシアの口元にフヨフヨ飛ばす。つまみ食いは手作りの特権だ。
さて、食べる食べないにしても次のステップへ。

「次はアイスクリームだ。また生クリームと、砂糖と、卵黄と、最後にこいつ、バニラエッセンスだ!」

といって、材料を次々にボールへと流し込む。
そして今度は、また別のボールに氷を詰め込んで、材料の入ったボールを氷の上に乗せる。

「じゃあ、こっちもさっきと同じように混ぜ混ぜだぜ! 時々指を入れて、食べるのにちょうどいい冷たさになったらとめてくれ」

もちろん、それくらいの冷たさでアイスクリームはできやしない。
カメリアの目的とは
361エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)01:11:10 ID:78D
>>360
「はむっ、んーんー…… ふわふわ!」

浮かんだホイップをぱくっと口に入れて、そんな風に評価する。
拙いながらもカメリアの指導で形にはなった泡立ては、それなりにきめ細かい泡を作ることが出来たようだ。

そして次の行程、氷の冷たさに気を付けながらさっきと同じノウハウでまぜまぜ。
氷点下は苦手なエリシアだが、「食べるのにちょうどいい温度」がエリシアにとっての適温だったことはお菓子作りにおける幸運であっただろう。

「あまーい!」

ちょくちょく指で温度を確かめては、指に付いた分をぱくっと舐めとって。
カメリアの意図など露知らず、温度移動などの横着もせず。言われたとおりに嬉々として泡立てをこなした後、きらきらした目で次の指示を待つ。
362カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)01:20:48 ID:JeH
>>361
「よーし、ここからはちょっとした授業だぜ。さっきのホイップクリームは、クリームに空気を混ぜ込んで、半固体となった」
「でも、ものが凍るのは空気を混ぜるだけじゃだめだ。冷やすことで、スペルマタを収束させて結晶にする必要がある」

近くの黒板に、小さな粒が密集している絵とばらけている絵を書く。それぞれには固体、液体と書かれている。

「まあ逆に言えば、結晶にさえなれば冷たさなんて関係ないんだけどな」

と言って、カメリアはアイスの原液に錬金術を使う。するとどうだろう。原液が固まっていくではないか。
それをまたすくって浮かして、エリシアの口元へ。食べてみれば、あの程よい冷たさのまま、滑らかで甘いアイスクリームが、口の中でとろけていく。
363レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)01:26:01 ID:hbj
この日の修練場、普段より一際煩かった・・・それもそのはず

ドカァァァァァアアアン!!

黄色の爆発で人形が四散する!!

「よっし、今度はちょーっと形にこだわってみようかなっと」

手で魔法陣を描き、横に設置して置いた人形を爆発させた!!

その爆煙はきのこ雲の形状になりましたね

「うーん、やっぱり爆発させるって気持ちいい」

爆発させる事で和んどる。こんな調子で今日は50もの人形をダメにしてます
364エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)01:29:15 ID:ilm
>>362
ちょっとした授業と聞いて、つまみ食いに緩んだ頬をキリッと引き締めるエリシア。
さてさて、これから必要なのは今作ったものを固体にすることだと言うが……

「……んー?」

エリシアは今書かれている図に見覚えがある。それは積み木を液状化させる魔法を習った時だ。
ものの基になる小さな粒を切り離すのが液状化。であれば固体化はとなると、自ずと答えも固まってくる。

「おーっ、おいしーねー!」

程よく崩れる食感を実現した錬金魔術。ついでにエリシアが凍えない温度になってくれたと言うことも嬉しい副産物だ。
同じ答えにたどり着いたことを嬉々として報告しながら、牛乳の甘みがとろけるアイスクリームをもうひと掬い。
365リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)01:30:42 ID:raz()
>>363
通りがかって爆音爆音、また爆音。また私闘か? なんて思うのは仕方ないこと。
修練場に来てみれば見知った相手が居るではないか。少なくとも今は人形相手らしいので怒る気もないが。

「何かストレスでも抱えてますか? だとするならまあ良き発散方法ですね」

最後の台詞を聞いて何か溜まってたんだろうと判断してそう言いながら人形の残骸を鎖で集め始めましたね。

「貴女、最近落ち着いてきたのはこれをしてるからですか?」

残骸を集め終えたところでリエードはそう切り出していた。
366レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)01:36:29 ID:hbj
>>365
「・・・この声は」

声をかけられると振り向いて

「やーっぱりセバ・・・リエード君じゃん」

なんか言いかけたけどスルーでいいと思う

「ん?ストレスはまぁ・・・最近はあんまりないかなー」

と、ストレス発散って訳じゃ無かったようだ!

「色んな色とか形とか試して、より芸術的な爆発追求してみてんのー」

にっこり笑顔で爆発に芸術性求めてた事を暴露した!
367カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)01:42:17 ID:JeH
>>364
「だろー? 錬金術で固体を液体にできるなら、液体を固体にすることだってできるわけだ。今回は、ちょっとアレンジ加えてるけどな」

今回カメリアは、アイスクリーム特有の口解けを再現するために、魔術式を少し改良した。
その結果、魔力で固体化したアイスを、粘膜摂取することにより魔力を吸収。
そして魔力を少しずつ失っていくアイスは溶けるように液体へと戻っていく、という寸法だ
なので、わずかではあるが魔力回復の効果があるポーションとしても利用可能な代物なのだ。

「さ、あとはこいつらと、フルーツを盛り付けていくだけだ。フルーツは何がいい?」

といって、保冷魔術庫を開く。
中には、イチゴ、オレンジ、りんごなど、この季節に収穫できるフルーツが並んでいる。
368リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)01:46:26 ID:raz()
>>366
「今なんと言いかけました?」とは一度聞きますがしらを切れば諦めるでしょう。

「おや、そうでしたか? 充実してるようで幸いです」

ストレスがないことを聞くと安心したように笑って軽く手を叩いた。

「おやおや、それはそれはまた殊勝なことで。しかし念のため言いますよ?」

目に宿ってる感情を察することができるならば半分信頼の色が宿ってることがわかるでしょう。
まあ所謂建前上、的なことだ。

「その研究心はとやかく言いません。周りを巻き込まぬようにすることと……後始末だけは忘れないように」

これです、と人形の残骸を指差して器用に作り上げた鎖と土の合作らしい器でそれを専用のボッシュート地点に投棄。すると新たな人形が生成されていた。

「このように、便利な場所もありますしね」とにこやかに振り向いた。
369エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)01:50:12 ID:ilm
>>367
「んーとねぇ……」

選択を委ねられて、色とりどりのフルーツに目を走らせるエリシア。
まだクリームの味が残っているらしい指を咥えながら、何となくで果実を手にしていく。

「これとこれとー、あとこれー……」

少し早めの桃、瑞々しい梨に手を伸ばし、もう一つ選んだのはサクランボ。
何とも薄味な選択だったが、あとは柑橘系の果物の中から一つを決めるのに迷っているようだ。
370レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)01:53:18 ID:hbj
>>368
「いやー・・・あんたほら、敬語語りで小言多いじゃん、だからセバスチャンって呼んでやろーかなーとか前思ったの」

あはははと笑いながら言ってます、前とはエルリア君絡みで反省文書かされた時の事を指してる様子

「む、人聞き悪いなー、そんくらいちゃーんとするよー!あたしだいったいここの人形破壊してるしー」

人形を壊しまくる事は自覚してる様子ですね

「まぁ爆発系の魔法ってやっぱり見た目も派手だし威力も高いからあたし好きなんよね~、知ってる?この世界って爆発から始まってるんだよ!!」

なんて言ってます
371カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)01:57:21 ID:JeH
>>369
(ほっほー、クローディアのやつ、見る目があるな……)

なにせパフェはクリームの甘さがあるわけで。
であるのなら、濃い味のものよりもあっさりとしていたほうがしつこくなく、フルーツとクリームのハーモニーを味わえるというもの。
将来有望だ。

「こっちのグレープフルーツなんて、さわやかな風味とさっぱりとした甘さで、クリームに合うと思うぜ?」

カメリアなりにおすすめをしてみる。
372リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)02:00:12 ID:raz()
>>370
「出す紅茶がすべて市販品でも良ければそう呼んで使っても構いませんよ?」

にこにこしてるしトゲも無さそうな言い方。そこまでアダ名を嫌ってる様子も無さそうでそれで通しても良いかもしれない。

「念のため、ですよ。中には少し見逃すと疑いを持たれる場合がありますからね」

それでも今のレオナの回答を聞けば周りも安心するだろうとリエードは考えていたようです。

「まあそれは普段の行いや噂などを聞けばわかりますが。……ほう? それは興味深いですね、お邪魔でなければ概要だけでもお願いできますか?」

ビッグバン説か? と考えるがこれだとしてもレオナなりの見解がありそうなので興味を示したようだ。ちなみに風紀の腕章はついてないですね。
373エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)02:03:51 ID:ilm
>>371
密かに感心されているエリシアだったが、当の本人にそんな意識はない。
ただただほんのりとした甘い香りに誘われて、気の向くままに選んでいるだけだったりする。

「ほんと?じゃあそれにするー!」

なのでカメリアの提案とあれば、何の言葉も挟まずにそれを掴み取り。

「切るの?えーっと……」

いつかの豪雪の村でやった事がある料理経験を活かしながら、お手の物……と言うほどではないにしろ食材を切っていき。
それなりの大きさに切り分けていけば、さあ後は盛り付けだ。
374レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)02:06:46 ID:hbj
>>372
「市販品か~・・・それは勘弁願いたいからやっぱ却下・・・でも小言多い・・・敬語語りまでは惜しいよね~」

レオナの中での執事は小言多いらしいです。つまりレオナは実家の執事によく小言言われてるんだろう

「念の為って言うんならもういいけど~」

と、溜め息混じりにそう言いますね

「まだなーんも無い時にいきなり爆発が起こって、その爆発で色々産まれて、そこで産まれた物でこの世界が形成されたーーって話だよ~、つまり爆発はこの世界の根源って事よね!!」

レオナが語るそれはまぁありがちな話でしたと
375リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)02:12:01 ID:raz()
>>374
「すみませんねえ、これでもあまり器用ではないのですよ。あと小言ではなく説教です」

鎖操ったりしてますけどこの生徒、根が荒い上に色々あるらしく不器用に入るらしいですね。

「まあこれも身のためです。例えば貴女が自分に取り入ってるとも思われたくないでしょう?」

ありえませんが、と笑い飛ばしているあたりは本当にそうならないのだろう。主にリエード側がそれ突き放すので。

「ほうほう、そういうものですか。それですと自分はこんな話を聞いたことがありますね、爆発に近いですが」

「無だった場所に神がヒビを入れ、そこから溢れ出た無数の産物が世界を作ったなんてものもありますよ、それにしてもレオナさんは博識ですねえ?」
376カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)02:12:29 ID:JeH
>>373
その真相に気づくはずもなく、ひそかに関心し続けるのであった。

「おー! クローディアうまいじゃねえか! じゃ、あとはこいつらを盛り付けていく。ここは何も考えず、食べたいように盛り付けるのが正解だぜ!」

といって、お手本を見せるように盛り付けていく。フルーツとクリームを層のように重ねていき、てっぺんにアイスとホイップを盛り付ける。

「で、こいつを乗せれば完成だぜ!」

最後にカメリアは、ウエハースとミントを添えるのであった。
さて、エリシアはどんな盛り付けを見せてくれるだろうか。興味心身だ。
ちなみにウエハースとミントはエリシアの分も用意されている。
377レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)02:21:50 ID:hbj
>>375
「・・・小言も説教も同じじゃん」

レオナの感覚だとそー見たいです!

「そんなだっさい事しないってー!このレオナちゃんが他人に媚・・・うーん、それに利点があればするかも」

以前泣き落とししようとした事思い出した

「神様?創造神って奴になるのかなそれは~・・・でも神なんて本当に居るのかなー、居たらあってみたいなー、それは」

と、冗談めいて言ってます

「んま、お勉強も得意だからねあたし。高等部一年だけどもう大学部の本とかたまーに・・・兄貴からパクって読んだりしてるし~」

ちなみにその本はこそっと返すらしい

「魔法も天才的で頭も良くて世界一可愛い、天は三物与えるよね」

出た、レオナお得意のドヤ顔で自分の事をあげあげ台詞
378エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)02:23:42 ID:ilm
>>376
「おーっ、がんばるーっ!」

いよいよパフェづくりも大詰め、盛り付けの段階だ。
カメリアの身体とエリシアの丸呑みが基本の生態からか、通常よりも小さめに切られたフルーツが並ぶ。

「あいすー、あいすーっ♪」

自身の適温に近い、それでも冷たすぎないアイスがよほど気に入ったのだろうか。
一番下にアイス、そして上にフルーツを種類を気にせず重力魔法でバラバラと。そんな途中でカメリアの方を見て、クリームの必要に気づく。
気付けばフルーツを浮かせて投入しながら並行してクリームを入れると言う、カメリアの綺麗な層状と対照的にクリームに果物が沈むようなパフェが出来上がる。

「あいすー!……と、ひゃーってするー!」

そして最後もカメリアを真似てアイスをてっぺんに。
ウエハースは素直に乗っけたものの、草食性のエリシアにとってミントの葉は美味しそうに映ったらしい。
堪えずに口に放り込むと、ひんやりとした清涼感にまた顔を綻ばせるのであった。
379リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)02:29:58 ID:raz()
>>377
「小言は牽制、説教は本気と捉えましょう」

何のありがたみもない講座だった。

「泣き落としは通じませんとわかっていますでしょう?」

そしてその時、利点と言えば精々誤魔化せたことくらいだろうか? リエードはそれすら知るよしもないが。

「創造神とはまた違うと聞かされましたね、神がなにかを作る話はよく知られてますよね? あれを世界に置き換えた、とも言えるでしょう」
「会ったとしても、案外気付けないものかもしれませんね。神様は下界に来るときは化けるものと言いますし」

あくまで説の一つに過ぎないが、空間にヒビを入れる神も中々居るまい。

「おやおや、それは羨ましいことです。自分は頭がそこまで良くないものでして……どうしましょうね、追試になりそうなら教わるのもありでしょうか?」

「兄貴……その人、まさか妹のためにどこからともなく出てきそうな人ですかねえ?」

そういえば見たことあるなあ、って感じですね。

「しかし身長は与えてくれませんでしたね」

その自信を真っ向から破壊しそうな一言と頭を撫でる動作。
380カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)02:32:21 ID:JeH
>>378
(こ、これは!)

その時カメリアに、電流が走る!
一見無秩序に盛り付けられたクリームとフルーツ。しかしそれらは、クリームによってフルーツ一つ一つがコーティングされていると言う意味でもある。
そしてアイスとウエハースはオーソドックスに。しかし最後に食べたミント。これがポイントだ。
ミントを食べることで、口を整えるだけでなくさっぱりとした刺激で精神をもしゃっきりさせるのだ。
まさしく、万全なパフェ!

「やるじゃねえか、クローディア……!」

勝手に深読みして感心するカメリアであった。


というわけで、机の上を片付けて、席について、いざ実食。カメリアは、固唾を呑んでエリシアがそれを食べる瞬間を見守る。
食べてみるなら、それらを別々に食べていたときとは一味も二味も違うことに気づくはずだ。
ホイップとアイスが、フルーツとホイップが、それら三つすべてが、いろんな組み合わせで、まったく別の味わいが生まれる。
それはまさに夜空。無限に広がる星空。パフェとは天かけるミルキーウェイのごとく、無限の味わいが詰め込まれているスイーツ……!
381レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)02:40:04 ID:hbj
>>379
「なるほど・・・」
そう言って納得しました
「あんたには泣き落としは通じないよね~、でもさー、例えばミズハ先生とかならチョロそうじゃない?他には・・・思いつかないけど、兄貴はあたしのイエスマンだから論外として」

具体的に名前挙げて言ったよ

「創造神では無い・・・となると~、同じような世界が沢山あって、その別世界の神とかになるのかなー、それも空間を操る~って類の奴」

「化ける、ね~・・・化けてなかったらどんなんなんだろ」

その話を聞いて色々と考察してます

「つかあんた学年何年生?・・・まぁ高等部のお勉強くらいならいいけど~、後輩に教わるって恥ずかしい気がする」

ジト目でそんな事を言い

「兄貴は・・・あたし直接会いたくは無いんよねー、抱きつかれてほっぺスリスリされるし、あと身長については言うなーー!!」

若干凹んでチョーップ
382エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)02:42:23 ID:78D
>>380
カメリアの思った通り、ミントを食べたことで摘み食いで甘ったるくなった口内がさっぱりと引き締まるだろう。
冷たい食べ物の直前に食べることでより清涼感を引き立てるという意味でも、それは新鮮に映ったかもしれない。
カメリア唯一の誤算は、別にエリシアは何も考えていなかったという一点に尽きる。

「いただきまーす!」

カメリアからスプーンを受け取って、いよいよ頑張って作ったパフェを口にする時。
ざくっとアイスに深く突き刺したそれを掬い上げれば、クリームにまみれた種々のフルーツが一緒に溢れ出る。

「!! ~~っ♪」

声を上げこそしなかったが、その表情でカメリアは全てを察することが出来ただろう。
綺麗に成分で別たれた牛乳が生むクリームの濃密な甘み、ほんのりと淡くそれを引き立てる梨と桃の風味。
甘くやわらかなサクランボの身の触感に、それらを引き締めるグレープフルーツの酸っぱさ。

「……おいしーねー!!」

たっぷり十数秒、うっとりとそんな味を楽しんでから、改めてカメリアに笑顔で報告。
しばらく食べ進めるうちに、やがて互いの出来を確認するべく一口ずつからの交換なんかもして。
383リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)02:47:32 ID:raz()
>>381
「まあ泣いてる時は自然体になりますからね。………………そこはノーコメントでお願いします」

ミズハ先生のチョロさの噂は知ってるせいか気まずそうだ! こいつの場合とある一件から会ってないせいでもあるが。

「まあ寄り添う気があるだけ良いですよ、貴女だって助けてくれる人の方が良いでしょう?」

ちなみにレイヴンは案外通じる、なんて言ってますね。

「そもそも無の空間とは誰が無としたのか、なんて考察もありますから説の一つにするのが今は安心ですよ」
「基本的には人を象ってると言いますね、パーツはどうあれ」

振っといてアレなのだが頭を使うのは苦手らしく考察が滞りやすいのがリエードである。

「高等部二年ですよ? 一応。別に自分は後輩だからと思う気もありませんし」

そもそも高等部の授業は難しいんですよ、と言い訳も入った。なんで進級できてるのだろうか。

「……………………頑張りなさい」

スッ、とチョップの手を自分の腕でガードしつつ兄貴への感想を聞いて暖かい目とエールが送られた。
384カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)02:52:35 ID:JeH
>>382
真実は闇の中。
しかし、そんな深読みも、この笑顔を見ればどうだって良くなると言うもの。おいしそうに食べる様子を見るだけで、胸がいっぱいになる。
もちろん自分のパフェは食べるが。

「うまいだろー? 自分で作って、みんなで食べるお菓子は、格段にうまくなる。魔力を使わない魔法みたいだよなー」

そして、カメリアもまた笑顔をほころばせてパフェをパクリ。

「お? 味見させてくれるのか? あーん。ムグムグ……うん、うまい!」

エリシアにも、イチゴにアイスを乗せて、アーンをする。
こうして、パフェは見る見るうちに二人のおなかへと納まっていくのであった。
385レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)02:59:30 ID:hbj
>>383
「・・・まぁ、助けてくれない人よりは助けてくれる人の方が良い・・・かな」

と、ちょっと恥ずかしそうにしつつもこんな事を言って

「ま、そうよねー。つーか爆発の話からなんでこんな話になったんだろ」

レオナはまたそう言って笑ってます

「ふーん・・・気にしないってんならいいけど~・・・つーか高等部のお勉強も超簡単じゃん!大学部に飛び級したいと思うもん、生徒会で規則改正出してよってバルドイード先輩に言ったら却下されたけど」

レオナは腕組んでブーたれてます、そして溜め息

「むー!防ぐなー!!」

魔法陣描いて、クリムゾンフレア発動させて人形をまた爆散させて木っ端微塵にしました

「初等部低学年くらいの時は優しいお兄ちゃん程度にしか思ってなかったけどー、高学年になってからは流石に恥ずかしいって」

これもまたブーたれて言ってます
386エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)02:59:44 ID:78D
>>384
「あーん…… んー、これもおいしー!」

全体的にまったり薄めの甘み、グレープフルーツがアクセントなエリシアのパフェ。
対してカメリアが差し出したイチゴの入ったパフェの一口は、単体で甘酸っぱさが映える。
そんな味の違いを感じて、しかし同じ言葉と笑みで表現して。

「ごちそうさまでしたー!」

夢中になってすっかり空になったパフェのグラスが二つ机に並んで。
ほっぺたや鼻の頭にまたクリームを付けたエリシアは、満足げに座ってにっこりとした表情。
387リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)03:07:57 ID:raz()
>>385
「そういうことです。……動いてくれる人は大事にしなさい?」

泣き落としもほどほどに、と暗に言うような眼差しだった。

「芸術は爆発という議題からでは? そこから貴女が爆発の素晴らしさとして一例に出したビッグバン説からこんな話になったかと」

多分この二人テスト勉強してたら脱線していくコンビだ。

「それこそ貴女と他は違うということですよ。貴女が簡単と思ったことが他人でも簡単と捉えないことです。貴女にも苦手なことはあるでしょう?」
「それを相手に『簡単だろ?』と言われるのは中々辛いものになるはずです。まあ貴女の場合嫌みはないのでセーフとしますが」

つまり嫌みがあったらアウト案件だったようだ。とっても厳しい人。

「清々しいほどに木端微塵ですね、自分に向かなくて良かったものです」

これはガードする方が危険かとリエードの中で決まったようだ。

「それも一つの愛情でしょう。自分には兄弟も姉妹も居ないのでわかりませんが、親愛は貴重ですよ」
「他とは違って失うと手に入りませんし、対面ではなくとも何らかの手段で連絡はしてあげなさい。……でないと」

「いつか噴火しますよ?」

溜め込んだ愛情大爆発、になったら面白そうとか思ってるので笑ってる。
388カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)03:10:11 ID:JeH
>>386
「クローディアのやつもなかなかだぜ!」

おいしそうに食べてもらって、カメリアも大満足だ。
二人の作ったパフェ。それら二つは、やはり別の、しかしながら完成したスイーツなのであった。

「お粗末さま……って、クリームがついてるぜ?」

よっぽど夢中で食べたのかと、クスリと笑みをこぼし、ハンカチでふいてあげる。

「うまそうに食べてくれて、アタシ様も満足だ」
「が、それはそれとして、宿題としてクローディアには、今回のことを『錬金術』と言う言葉を含んだ感想文にして提出してもらうぜ」

一応お題目とはいえ今回は勉強の一環。と言うわけで、ちゃっかり宿題も用意していたカメリアなのであった。
389エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)03:16:07 ID:78D
>>388
「ふみゅっ…… とれたー?」

ハンカチでぐいぐいとクリームを拭き取られると、少し潰れた様な声を零し。
そのまま拭われた箇所をぺたぺた手で確かめながら、顔にクリームが残っていないかをカメリアに確かめてもらい。

「かんそーぶん……?えーとねー……」

寝耳に水だったのかは分からないが、すこしきょとんとした様子のエリシア。
そのまま何かを喋ろうとしているのは、どうもこの場で感想を口にしようとしているらしい。
さて、引き留めてやらないと宿題が持ち帰られることは無くなってしまうそうな気もするが。
390レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)03:18:14 ID:hbj
>>387
「ま、先輩の有難いアドバイスって受け取っとく」
と、これまた恥ずかしそうに言いました

「なるほど・・・まぁなんて言うか・・・爆発は良いものだよね」

無理矢理纏めたよ!!

「まぁ苦手な物くらいはあるけど~・・・あたし実は料理とか超苦手なんよね~、こないだチョコ作ってみようとしたら、チョコ消滅してたし」

チョコに関してはいわゆる失敗して小さくなるを繰り返し過ぎて消滅させたらしいですよ

「・・・こんなん人に向けないってー、一応あたしも直接人に当てないように爆発させてんのよ?木は倒したりするけど」

と、人には当てないようには心掛けてる様子、よーするに威圧目的でやるらしい、決闘とかじゃない限り
後木は倒したりとかは間違いなく失言

「噴火はやだな・・・はぁ、家に居るときとかは好きにさせてあげよかな・・・」

噴火するかも知れませんよ?にびびった
391カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)03:23:30 ID:JeH
>>389
ごしごしぐいぐい。エリシアの柔肌が傷つかないように、丁寧にぬぐう。

「おう、きれいになったぜ! って、おいおい!」

この場で感想を言おうとするエリシアに待ったをかける。

「いや、ここで言うんじゃなくって、一旦部屋に戻ってから、紙に今言おうとした感想を書いてきてほしいんだぜ」
「それを、そうだな……一週間くらいしてからまたこの部屋に持ってきてくれよな」

少等部だし、感想文の宿題くらいは出てるかなーと思ったが、どうやら当てが外れたようで。とにかく宿題についてはそう説明する。
392リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)03:25:40 ID:raz()
>>390
うむうむ、と頷いていた。どこか含んだような笑みで。

「そうかもしれませんね、ああフラムさんは元気そうですか? 羽根は良いものですとお伝えください」

爆発からフラムにシフトしたリエードはなかなかのくせ者……?

「なぜかチョコが木端微塵になる場面が浮かびましたが違ったようですね。自分も料理は苦手ですよ、自分は食べる専門ですし」

果汁絞る時だけ活躍したりするけど。

「…………木、ですね? 今後犯人探しが加速する前に貴女がまたしてしまったのなら自首しなさい?」

なんだかんだ木を大事にする人や、育ててる先生も居るかもしれない学校では危ない行為だとリエードは進言した。

「境界線をつけると良いでしょう。頬スリスリはともかくとして、ここまでならセーフ、ここからはアウト。それだけでも十分かと」

要は触れ合えないから起こりうるわけで、多少でもガス抜きできれば大丈夫だろうとリエードは考えたようです。
393エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)03:33:02 ID:78D
>>391
もちもちの、と言うよりぷにぷにの、むしろぐにぐにの。
人間のような見た目ながら軟体質な触感のほっぺたが、きれいさっぱり汚れを落とし。

「いっしゅうかん……わかった、かいてくるー!」

そしてカメリアから説明を受ければ、今からでも作文に取り掛かりそうな勢いで席を立つエリシア。
ちなみに感想文の課題自体は初等部でも当然出ている。
出ているのだが、何かしらの形でやることを紐解いて伝えてくれる者がいるせいで、単語と意味が結びついていなかったのだ。

「カメリアせんせー、ありがとー!」

そして液状化の練金魔法を習ったときの事を思い出して。
あれがカメリアなりの挨拶なのかと思い至ったエリシアは、フラスコに手を回してぎゅっとほっぺたをくっつける。
魔法の発動に成功した時、自分も喜びながら褒めてくれた「フラスコ越しのハグ」をこちらから、といった感じだ。

そして感謝を伝えた気になれば、実験室の扉に手をかけてカメリアへとぶんぶんと手を振るだろう。

「またおかしつくろーねー!ばいばーい!」

先生に対してというより、まるで友達に対する挨拶。
良くも悪くも同じ目線で相手をしてくれるカメリアは、エリシアにとってそんな距離感の存在なのだろう。
394レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)03:33:17 ID:hbj
>>392
「フラムー?元気よ元気、こないだエリシアちゃんに見せたし~、ルビーちゃんとかリュネスも見てるね~」

案外出してるようですね、リュネスの時はフラムが勝手に出たわけだけども
リュネスだけ呼び捨てなのはまぁ喧嘩したからだろう

「料理で爆発魔法は流石にしないって・・・」
なんて呆れ顔で言った後に

「・・・しまったーーー!!」

焦る、そして必至に言い逃れを考えるがさっきの発言は自白したようなもん、溜め息して、しょぼんとして

「・・・こないだリュネスと大喧嘩になって・・・そのネポック敷地内にある彼女の邸の庭にある木を・・・3本」

白状しました、しかも3本です

「・・・なるほど・・・ちょっと家で会ったら話してみよっかな・・・ほっぺスリスリは・・・学校では絶っっっっ対やだ」

頬スリスリは断固拒否ですよ
395リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)03:37:40 ID:raz()
>>394
「お元気でしたら何より。精霊であるが故に環境による差が出てないかと」

火の精霊が火山でない場所に居て力は大丈夫か、なんて思うこともあるみたいです。

「まあ料理でしたらたまに調理室か寮にでも居る人に聞いてみなさい」

「………………はあ。その場合はリュネスさんと相談ですね、そこは正確には校外とも校内とも言えてしまいますし当事者で穏便に解決してください」

素直過ぎるところはまあ嫌いではないが、自白するまではまだしもそこから罪を告白するところからリエードはなんとなく不安感を抱いているようです。

「話すのも辛い場合は手紙から始めましょう」

思春期の文通か。
396レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)03:44:35 ID:hbj
>>395
「環境?なんで?」
きょとんしてます、それもそのはず指輪を通じて会話もできる、召喚も可能だが
フラムが居るのはあくまでも火山、指輪はフラム専用の門のような物に過ぎないのです

「ま、料理はそうする~・・・後リュネスと相談は・・・無理そう、あの子あったらいきなりあたしのこの超プリチーで世界一可愛い顔を見て、馬鹿っぽい見た目の女とか言ってきたし!」

そう言って声荒げてます。ぷんぷん!って状態ですね

「まぁ・・・もーすぐ実家の方にあたしも兄貴もリナも一回帰る用事あるからそん時にでも話してみる・・・かな」
397カメリア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/02(水)03:45:23 ID:JeH
>>393
何とか伝わったようで、ほっと一安心。

「おう、がんばってこいよー……わわわ!?」

ありがとうと言ってくれるエリシアに、にこやかな笑みを浮かべていると、突然のはぐが。
びっくりこそしたが、自分の感情表現を覚えていてくれたのかと、少し嬉しい気分。彼女も、フラスコ越しにぎゅーッとハグを返す。

「おーう! 今度もおいしいお菓子、一緒につくろうな!」

こちらも、ぶんぶんと手を振りながら見送る。
そのありさまはやっぱり、生徒と教師と言う関係よりも、もっともっと親しげな見送りであった。
398リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)03:50:31 ID:raz()
>>396
「いえ火山の感覚で炎を飛ばして周りを大炎上させないかと」

フラムをなんだと思っているのでしょう。
羽根をお守り代わりに持っているあたりは優しいのだろうが臆病さからどうなのかと思ったりもしてる。

「人の美なんてその人の価値観次第ですし自分が自信を持ってればそれで良いんですよ。見方が違うとも言いますかね?」

そう言ってフォローを加えつつ嗜めようとしてるのかまあまあ的な手の動き。

「話せる時に話しておくと後悔はしませんよ、後から問題になるより良いかと」
「それに身内の近況を知りたいだけなのかもしれないでしょうしね」

そう言ってリエード、すごい自然に周囲を見回し始めました。……今居たりするのだろうか、と。
399レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)03:57:23 ID:hbj
>>398
「大丈夫大丈夫!むしろあたしの爆発を止めたり・・・」
テヘッて感じに言ってます

『そうですわ、レオナ様はエクスプロージョンの術式組み上げるの早いからもう静止するのも大変です・・・』

「・・・余計な事言うなっつーの」

『ひ、ひぃぃ!!す、すみません・・・』

こんなやり取りを左手の指輪としましたよ

「それにこの超天才レオナちゃんに馬鹿馬鹿言ってくんのよー!む~~」

と、そう言って。一応さっきよりは宥められたからか落ち着いてる

「うーむ・・・まぁそうする・・・まぁあたしとリナも仲あんま良くないんだけどね~」

これまた妹とも仲良く無い発言でましたよ
周囲には・・・こないだレイヴンに言われた事で反省してるのか居ないようです
400リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)04:03:18 ID:raz()
>>399
「おや、会話も可能でしたか。フラムさん。……どうか本当に不用意な時のエクスプロージョン等は止めてくださいね」

レオナが問題起こして大騒ぎになるのもリエードとして、風紀委員としても避けたいのか指輪に向けて頭を下げながら切実な様子で言いましたね。

「まあ何も言うことがない時にバカを使うと言われるくらいですし受け流すのもよろしいかと」
「どちらにせよ熱くなりすぎてはいけません」

子供の口喧嘩でバカの応酬になるのは相手への悪口が浮かばないから、なんて説もあるのだとか。

「多分初見だと貴女方を姉妹と結びつけるのも難しいかもしれませんねえ……自分は怪我を治してもらった以上不思議ですが」

リエードからしたら何故仲が悪いのか? となってしまう様子です。木端微塵にされた人形の残骸を今更回収しつつ土で固めて放り投げて――ボッシュート地点とは全然違うところでぐしゃってなりましたね。
401レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)04:11:06 ID:hbj
>>400
『でも、バルドイードと言う方と話してからはレオナ様も、少しは我慢するようになって居ますのよ』

レオナが最近丸くなってきたのはバルドイードがきっかけのようですね

「・・・すぐ爆発させて相手を威圧するような奴は世界一の大魔導士にはなれない~・・・とか言われたからね」

そう言ってプイッとしてますね

「・・・そっか~・・・まぁ今度・・・前の悪口は会ったら許してあげよっかな」

そう言って大人しく言う事は聞こうとしてますね

「ほら、あたし達性格全然違うじゃん、だからリナはあたしの事を嫌ってる感じだし~、あたしは基本嫌われたらその人嫌いになるし~」

案外自分から人を嫌いになると言う事は無い、レオナが人を嫌いになる場合は大体、受け身で嫌いになるって感じなのです
402リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)04:21:03 ID:raz()
>>401
「……ほほう。なるほど彼には中々参考にするべきことが多いですね」

知ってる人物らしく、実に感心と言わんばかりの様子だ。……まあ、リエードが少し落ち着いてるのも彼が一因の一人だったりするわけだが。

「もしくは、その相手と仲良さそうな相手から何がダメなのか、を確認するのもいいかもしれませんね」

これらの台詞から察せるかもしれないが、リエードはまだリュネスを知らない。知ったら知ったで生粋の癖から恐らくレオナ以上にリュネスと溝をいれそうな予感がするが。

「おやおや、姉妹だから仲が悪いのか、それとも姉妹なのにと言うべきなのか迷うところですねえ」
「しかし、レオナさんもリナさんも、お互い知らないところが多いだけでは? ……いつか仲良くなれることを祈っておきますよ、陰ながらね」

そう言うとリエードは投げた土と人形の残骸を華麗に放置して踵を返し始めました。

「それではレオナさんフラムさん、自分は少し残してきた用事があるので、本日はこれで失礼します」
「爆発の芸術が更に磨かれること期待していますよ?」

そうやって笑いかけるとリエードは修練場から立ち去っていきましたとさ。……やっぱり残骸は放置して。
403レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)04:31:59 ID:hbj
>>402
「まぁ・・・あいつは悪い奴じゃないよね・・・」

先輩をあいつ呼ばわりした!

「仲良し・・・ね~・・・居るのかな・・・」

これはボソッと一言言いました

「まぁ・・・んー、まぁ昔いじめ過ぎたかも知れない・・・」

あははと苦笑いしてこんな事言い出したよ!多分初等部くらいの時、レオナちゃんはお姉ちゃんとしては0点娘なのです

「あ、もう帰るのねー、またねー」

にっこりして、リエードを見送った、その後は残骸集めてボッシュートに入れて

「・・・爆発の芸術・・・そろそろできたりするかな・・・あれ・・・試してみるかな」

『あれ?試すって?』

そんな会話を精霊とすると、詠唱を始めて

「我が血、我が名に於いて命ずる
遥か高くに聳える数多のーーー」

何かの魔法を行おうとしたが、不発に終わったようですね

「・・・考えてみたらさっきまで爆発させまくってたし魔力残ってるわけないや、帰ろっと」

そう言ってこの場を後にしていきました
404ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/02(水)21:42:51 ID:1Ea
姉さんには何よりも速さが足りないっ!
【修練場の一角にて】
【向かい来る和服な女性に対して少年がハイキックを繰り出しブーツの魔法を起動】
【靴底から発生する暴風の爆発により、天高く少年(ウィル)曰く姉が真上に吹っ飛んでいきますよ】
405ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)21:47:30 ID:hbj
ネポック屋上にて、寝転んで居る少女が一人
今は授業の真っ最中、詰まる所サボりである

「は~あ、授業・・・体育とかかったるいよね~・・・こー言う時はサボりに限る・・・」

ショートボブの金髪に青い瞳の少女はそう呟くと、天を仰ぎながら

「平和だな~」

なんて言ってます
この少女、体育とか授業とか大嫌いって言うか良く寝るサボるで有名なのでよくある光景なのだろう
406シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)21:47:57 ID:raz()
ウィル君には遠慮が足りないと思うんだー、お姉さん(?)頑張れー

【どこから出てきたかシャディ少年、観客気分でそんな声援。中性的な容姿ですが男です】
【とりあえず応援先が友人ではなく相手なのは不利と思ってるからでしょう。遠慮のなさは色々知っていることもあるので】

ところであの人飛んでったけど大丈夫なのー?

【もし不味ければ影のクッションを作り出して受け止めるでしょうが】
407ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/02(水)21:52:07 ID:1Ea
>>406
はっはっは、大丈夫さ……天に召されたって問題ない
【十字を切るとか合掌だとか念仏を唱えるとかに相当しそうなジェスチャーをしています】
【が、姉も一応風使い……見上げれば遠くに扇二つ構えた姿で落下中ですね】

やあシャディ、元気かい?
【農業部以外で会うなんて珍しいなって言いたげな感じ】
408シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)21:57:31 ID:raz()
>>407
わあ鬼畜ぅ。お陰様で元気元気ー、これから辛いけどね!

【もしかしたら先生から伝わってる可能性もありますが熱さに弱ーいシャディはこの先が深刻】

そういえばここでウィル君と会うの初めてかなー? たまに僕も来てるんだけど
何してたの?

【何気にここに出没してるのだがタイミングの問題でしょう。そう言いながらシャディの視線は見上げて扇使いの姉の姿を】
409ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)21:59:13 ID:78D
>>405
「やあ。こんな時間に何してるんだい?」

そんな少女を咎めるでもなく、ゆったりと隣に腰掛けるのは教員用のローブの姿。
彼女と同じくごろんと寝転んで、空を仰いでくつろいでみる。

「何か不満があるのかい?休憩ついでに話くらい聞くさ」
410ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)22:02:38 ID:hbj
>>409
「こんな時間にってわかるっしょ~・・・サボりよサボり~・・・」

そこまで言った所でその声に、そして恐る恐ると顔をそちらに向けて

「げっ・・・ロイコ先生・・・じゃない・・・あはは、こんちは~」

とか言って焦って上体を起こして苦笑い

「不満って言うか・・・身体動かすのが怠いって感じで~」

よーするにぐーたら
411ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/02(水)22:04:01 ID:1Ea
>>408
魔石とか確保して涼む手段を用意しとくと良いんじゃないかな?
【先生からではなく、レオナの魔法とかに対してのリアクションを思い出す形で察したウィル】
【魔道具でも魔法でもなんでもとりあえず気温を調節する手段の確保すれば?って意見をのべますよ】

いやあ、姉の稽古?母親に頼まれていてね?
【和服といってもくノ一然としたやつなので、褌ライクな下着が見えてしまうかも……やったねシャディ君!パンツじゃないけど!】
【ウィルの姉の着地にはまだまだ時間がかかりそうですね】
412シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)22:09:04 ID:raz()
>>411
魔石って高くない? お菓子とか買えなくなる!

【典型的ダメ人間みたいなところが垣間見えましたね。そういえば涼む魔石とはおいくらくらいなのでしょう】

それ普通お姉さんが頼まれて弟にやるやつじゃないの? どんな稽古ー? 吹き飛ばしても慌てない訓練?

【ウィル視点だと首を傾げつつもなんだか拳をグッてしたシャディが見えたことでしょう。さてここでウィルに視点を移して本人の予想を述べる】
413ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)22:11:04 ID:78D
>>410
「ふふ、随分と堂々としたものだなぁ?」

こちらは寝転がったまま、体を起こしたルナを下から除くように。
先程までとは視線の関係性が入れ替わった形で、その悪びれない態度に笑みを零した。

「疲労や睡眠不足であれば、保健室で休んでいる方が適切だと思うが……
 どうも、君は前科も多いみたいだからね。少しは改善の努力はしているのかい?」

実際に授業を受けられないほど気怠いというのであれば、今いるべきは屋上ではなく保健室だろう。
そんな風にルナを揶揄いながら、ともすれば何か気怠さに原因があるのかもしれないとさり気なく探りをかける。
414ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)22:15:38 ID:hbj
>>413
「う・・・改善の努力って言うか・・・」

目を泳がせる!!なんとか切り抜けようと考えを巡らせています

「元々の性格の問題だから改善のしようがないと言うか・・・」

苦し紛れの言い訳です

「・・・ほら、先生、人間16時間は睡眠が必要って言うじゃない」

右手の人差し指立ててそんな事言ったよ!
猫かよと言いたくなるレベルの言い訳言いました
415ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/02(水)22:16:55 ID:1Ea
>>412
低品質な水系統か氷系統……いや、いっそ炎系統の魔石で出力は十分な気がするから魔法を学ぶ学生らしく自分で確保すれば良いんだよ!
【市販のそういうものだと、アクセサリー性が強いもので(ウィルが知っているものだと)教師の月の給料の半分くらい?】

自分よりも上手の風使いとの戦闘訓練って名目かな
姉さんのほうがパンチとかは強いけど、風魔法なら僕の方が実力は上さ
【さて、そのガッツポーズが見えていたウィルの姉は少し扇を動かして軌道修正】
【そしてそのまま動かなければシャディ君の頭に軽やかに着地することでしょう……下駄で】
416シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)22:24:02 ID:raz()
>>415
使い捨てじゃないのあったかなー……拾えってこと?

【シャディは確保、という面から拾ってこいと思ったみたいですね。ちなみに炎だけでも苦手なので菓子を作る時は同伴者が居たりします】

おー、お姉さんよりウィル君のが上手いんだ。涼しくなりそう

……………………

【風魔法の腕を聞いて何故涼むという考えに至るのかはシャディの頭を覗かないとわかるまい。四六時中くっつきはしないだろうが】
【そして下駄で着地されると地面に作った影の中にゆっくりと沈んでいきますよ。止めなければ下駄から沈んでいくかもしれません】
417ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)22:25:45 ID:78D
>>414
「性格かぁ。つまり体に異常があるわけではないんだね?」

しどろもどろなルナの僅かな言葉から言質を取ったロイコ。
つまり自覚する限りにおいては持病でも呪いでもなく、単に気分で授業をサボっているということだ。

「へぇ、16時間かぁ。それはかなりの足枷だね。
 今まで他の魔物に寝込みを襲われずに生き残れたのが不思議だねぇ」

なおも言い訳を続けようとするルナに、くつくつと笑いを浮かべながら。
それで?と彼女に向き直り、それ以上何かあるならどうぞと言わんばかりの表情。
418ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)22:29:59 ID:hbj
>>417
「やだなぁ先生・・・この安全なネポック敷地内で魔物なんかに襲われたりしないよ・・・」

そう言うと、両手を挙げて、階段のあるドアの方はと向かって後退りを始めた!!

(こーなったら仕方ない・・・逃げるが勝ち・・・)

そんな事を考えながら、雷の魔力を溜めて
419ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/02(水)22:32:42 ID:1Ea
>>416
そうそう、駆け出しの冒険者位の実力は間違いなくあるだろう?
年中雪が積もっている様なところに棲む魔物とかから魔石を集めればってのが現実的かな?
【そして緩やかに魔石から魔力を放出させる仕組みを組み込んだものにつけとけば涼しい冷気が出る、OK?って言いたげ】

『死ねウィ……っ!』そのまま、そうだな……国の外まで吹っ飛べ!
【シャディ君の頭を踏み台に、首の骨を刈り取るような払う蹴りをウィルの姉が放とうとします】
【が、それよりも早く軸足に使い捨ての傘の持ち手を引っかけて風魔法で姉を星のようにしてしまいました】
420シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/02(水)22:37:41 ID:raz()
>>419
剣とか使えないけどね! ……ウィル君そのあたりに用事ない?

【シャディの実力はそのくらいあるでしょう、あとは相性面であり氷属性と錬金術のシャディは雪山との相性は良いとも言えるし悪いとも言えちゃう】 

人の頭の上で危うくハゲちゃいそうなことしないで!?
ていうか二人とも仲悪いの……?

【その一連の出来事でシャディ君の髪の毛が一、二本ほどパラパラと舞い、シャディは頭を抑えて抗議しました】
421ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)22:38:14 ID:78D
>>418
「あぁ、基本は無いだろうねぇ。
 だが油断は禁物だ。ここはそう言った研鑽を積む場所だからね。
 何、そのための授業が必要ないのだと思う位だ。何が起きても楽勝、だろう?」

ネポックは多くの生徒を預かる場、そういった事件事故が起こらぬよう気を配るのは教師の仕事だ。
しかし、生徒が自営や自立ができるようにと気を配るのもまた重要な仕事の一つだ。それをないがしろにするなら、生徒には重要性を教えねばならない。

脱兎のごとく駆け出すだろうルナの背中を、しかし身一つ起こさず送り出す。
雷を身に宿してドアへと駆けだすルナを扉の向こうで待っているのは、ロイコが詠唱もなく用意した水の壁。
そのまま不注意に突っ込んでしまえば、自分の電流が拡散し通電して痺れてしまうことだろう。
そうでなくとも、単純に水がそこにあることで動きにくいだろうことは間違いない。
422ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)22:45:27 ID:hbj
>>421
ロイコ先生が話してる時に、少女は今だ!!っと感じたようで
全身に雷を宿し、その身体強化魔術を駆使し、物凄い初速で走り出した
その初速はかなりのもので、達人と呼ばれる人にも劣らぬ瞬発力であったが
この超人的な瞬発力を得る代償にこの魔法は持久力がない
故に、もう大丈夫と思ってすぐに身体強化を解いて、走りながら

「んじゃまたね!ロイコ先生!!」

そう言って前を見ると・・・

「・・・へ?水!?」

キキーーッと止まりますよ

「・・・うーん・・・やっぱ先生から逃げるのは無理・・・か~」

そう言ってしょぼんとなって座り込んで

「ごめんなさい」

めっちゃしゅんとして言いました
423ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)22:50:35 ID:78D
目視を伴わない起点指定の魔法は、正確な座標をイメージする点で難易度が高い。
にもかかわらず待ち構えたような魔法を無詠唱で準備して、ルナに注意を促そうとしたところではあったが。

「あはは、気付かれちゃったか。
 その状況判断力に免じて、担任の先生には僕からちょっとだけ口添えでもしておこうか?」

中々の奇襲だと思っていたが、とっさの判断で動きを止めたルナに称賛の言葉を送り。
サボり行為を肯定こそしなかったが、少しばかりの恩赦くらいは与えてもいいだろうとそんな風に。
立ち上がりルナへと歩み寄って、座り込んだ彼女の頭をぽんぽんと撫でた。
424ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)23:02:36 ID:hbj
>>423
頭をポンポンと叩かれると、上を向いて

「へ?ほんとに?・・・ありがとうロイコ先生!一生ついて行くから!」

がしっと抱きつきました!

「しっかし先生の魔法・・・凄いね・・・無詠唱で、あっちの方を一切見ないであんな壁用意するなんて」
そう言って、感心するのでした、流石教育実習生であると

ちなみにこの少女、二本の短い剣を腰に提げてたりします
戦闘となるとこの二本の剣と、先程の魔法で所謂軽戦士職の闘い方をするのです
425ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)23:14:24 ID:78D
>>424
「まあ僕にできるのは口添えまでだけどね。
 その後の処遇はその先生に任せるしかないから、あまり期待しないようにね」

思ったよりも大胆な反応。やはり授業に出ないことによる評価には思う所があったのか。
ともあれ逃げられないことはロイコとしても都合がいい。頭を撫でるのを続けながら、無詠唱の魔法を紐解いて。

「放出系と違って起点指定型の魔法には少し癖があるね。
 だが、意識することで出現地点を変えることが出来る魔法と言うものは意外に沢山あるんだ。
 後はそう……感覚を掴んで、慣れる事かな」

憑依魔術という特異な固有性質のおかげか、自分の外側に意識を遣るという行為に慣れ親しんでいるロイコ。
集中せずとも自然に起点指定の魔法を扱える裏には、そんな事情があったのだった。
426ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)23:20:14 ID:hbj
>>425
「・・・ま、まぁそこは熱出してたとか言ってくれれば」

ロイコから離れると、そんな事を言って苦笑いしてます

「放出系とか起点起動系・・・うーん・・・私はそーゆーのより、剣に魔力宿したりさっきみたいに身体強化とかして直接斬るってのが得意・・・なんだけどね」

そう言って、直接攻撃魔法ってのはあまり得意では無いと語ってます

「・・・んまぁ、こーんなレベルのは流石に習得してるけど」

指を上に向けると、上方向へライトニングを放つ
427ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)23:27:45 ID:78D
>>426
「うーん、虚偽の報告はしたくないんだけど……」

ルナの苦笑にこちらも苦笑。曖昧な答えを返しておく。
そして先程の瞬発性能や剣を持っているだけあって、体術や剣術を補助する形での魔法使用が多いらしいルナへ向けて。

「ああ、放出型の一番基本的な魔法の一つだね。
 魔力を纏わせる付与型や自分以外から魔法を形成する起点指定型よりも、イメージが掴みやすい魔法だ」
「でも、さっきのみたいな魔法の使い方だったら、付与型の方が得意なのかな?
 ……だったら、少し意識してごらん。僕の動かす魔力の流れを」

身体に魔力を纏わせる魔法が先天的に得意ならば、魔力の流れを意識することも得意な傾向にある。
適当な空中にずおっと魔力を集めていく、ロイコの魔法で生まれたその感覚を感じ取る事はできるだろうか。
428ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)23:32:57 ID:hbj
>>427
ロイコの話を聞き、しばらくはその仕草に見入っていて

「な、何この変な感覚」

その魔力の方を見る

「・・・もしかしてこれ、さっき先生が出した水の壁と同じような原理で出した感じ?」

と、尋ねますね
429エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)23:38:45 ID:ilm
>>428
「そう言うこと。放出や付与が自分の中で魔力を練るなら、これは外の魔力をかき混ぜる感じだね」

要は何もない空間を自分の手足のように、感覚で魔力やマナの力を引き出しているのだ。
ルナに感覚を伝えるためにずいぶん過剰に集めた魔力が、バチバチとした音を立てて光を形作る。

「はい、サンダーボルト。起点指定型のライトニングと言うべきかな?」

そのまま真下の屋上に向けて、バシッと電撃が叩きつける。
430ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/02(水)23:45:20 ID:hbj
>>429
ピサャァァァアアと落ちた雷に目を向けて

「・・・凄い・・・私もやってみようかな」

そう呟いて、魔力を集中させ始める
雷属性は適性が高いので、ロイコに見せて貰った感覚からイメージはしやすいのだろう

「狙いは、さっきと同じ所・・・で」

ロイコが落とした場所と同じ場所を狙って、するとその上に魔力がパチパチとし出してます

「サンダーボルト」

すると、少しズレた場所にそれは落ちた

「・・・外しちゃったか・・・でも・・・できた!」

若干嬉しそうになってますね
431ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/02(水)23:53:52 ID:78D
>>430
「何、目標がいたなら当たっていたさ。
 ライトニングもそうだが、適当に放てばある程度目標に向かってくれるのが雷属性のいいところだ。
 特にサンダーボルトの場合、相手が周囲のものより高ければ当たりやすいからね」

導電性の高いところに向かう雷属性は、拘束ながら狙いをつけるのは楽な方の魔法だ。
特に落雷は高いところに落ちるので、発生させる高ささえ間違えなければうまく使えるだろう。
つまり、今のルナの魔法は十分に及第点。嬉しそうなルナの頭をまた撫でて労う。

「今のがさほど集中せずに撃てるようになれば、剣を使った近接戦闘でもそれなりに役に立つんじゃないかな。
 当たらずとも相手の動きを制限したり、目潰しにも使えるかもしれないな」
432ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/03(木)00:01:59 ID:kIV
>>431
「ふーん・・・確かに雷の性質ってそんな感じって聞いたことはある・・・」

呟いて、頭撫でられると嬉しそうにしてます

「・・・そっか、私的にはこの二本の剣さえ使えれば~とか思ってた所もあったけど・・・ちょっとこの魔法練習してみよっかな」

ルナはにっこりと笑ってそう言うと、ロイコにぺこりとする
すると時間がきたのか予鈴が鳴り

「・・・あー、さっきの授業終わったか~・・・しょーがない、ここはロイコ先生の顔立てて、次の授業は出席しよーかな」

溜め息混じりにそう言って、ロイコの顔をちらりと
433ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/03(木)00:16:53 ID:ENW
>>432
そんな素直な反応にどこかエリシアの姿を重ねて微笑ましく見守る。
すこし反応を見て見ようと、力や場所を変えながらしばらくルナを撫でていた。

「折角の魔法学園なんだ、使えるものは使わないと勿体ないだろう?
 自分のスタイルを見つめなおしてみることも大切だしね」

言いながら二人の周囲には、いつの間にか無数の水球が。
あらかじめこうして触媒を用意しておきながら臨機応変に対応する、これがロイコの戦闘準備態勢。
水魔法のように置いておくことはできないかもしれないが、一例としてこういうスタイルもあると伝えながら。

「ああ、そうしてもらえると教員としては助かるかな。
 授業の中でもさっきみたいに、使えるものを探してみるのも楽しいしね」

軽く視線を向けてきたルナの肩を、激励するようにポンとたたいて。
434ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/03(木)00:22:35 ID:kIV
>>433

「うっわ・・・水だらけ・・・」

その光景を、見ると、そう呟いて言葉を失ったようだ
そして、ロイコ先生に激励を受けると

「ま、起きてられたらね~」

なんて事を軽く口にくると

「んじゃ、まぁ教室に戻るよ~、ありがとうね先生~」

そう言って教室に向かって行きました

でも階段降りる直前にあくびしてたりもしました
435ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/03(木)00:34:01 ID:ENW
>>434
ルナのそんな驚いたような呟きの後、弾けるように消えた水球。
垣間見せたそんな光景は、いつかルナに何かしらの影響を与えてくれるだろうか。

「ま、それでもいいさ。行っておいで」

この際寝てしまうかもなんて言葉は、授業に出てくれるだけ十分だとしよう。
あとは担任か担当の教師に任せてしまって、ロイコは手を振ってルナを送り出した。
436ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/03(木)18:34:51 ID:G5m
>>420
依頼かい?護衛なら高いよ?
【そんなことを言いますね】
【配達があったとて序でに寄っ てすぐ移動になりかねませんので】

そこまで悪くはないさ、ただ……僕にこうしてあしらわれている間は母から一人前と認めて貰えない様でね
【シャディ君の旋毛を見つめています】
437シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)18:58:18 ID:rdr()
>>436
買うのと雇うのだとどっちが安いー……?

【主語が抜けてますが、魔石とウィルをそれぞれの前につけてください】

あー……だからお互いに遠慮のなさを……ハゲてない?
あと、なんであの人僕の頭に乗ったんだろ

【旋毛は幸いにも髪の毛で覆われていますがちょっとくしゃっとなっていますね。見上げてから後半の疑問ですよ】
438ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/03(木)19:11:47 ID:G5m
>>437
君をそこまで運ぶのか移動手段を用意してっての方が手間だし、そしたら魔石の方が安いね
手に入ったら声かける感じで良いかい?
【馬車とか確保するのもお金かかるでしょうし、ウィルに担がれて飛んで護衛しつつ魔石集めとなればさっさと自分でやった方が早い】
【なのでウィルはそんな提案をしますよ】

僕も姉さんも視力は悪くないからね……君のガッツポーズが気に食わなかったんじゃないかな?
ああ大丈夫、今はね
【見 た な 的な態度だったのでしょうね】
439シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)19:22:25 ID:rdr()
>>438
そっかー……あ、それ良いかも! じゃあそれで!
ありがとねー、ウィル君!

【シャディの場合は担がれる方が該当するでしょう。ウィルの提案にはあっさりと乗っかりましたよ】
【でも連絡は? って顔をしてますね】

……もしまだ気にしてたらいつでもどうぞって言っといてー
あーよかったー……今はッて将来的にはハゲるみたいに言わないで!?

【見たことに関する反省とかはあるのかそんな伝言を頼んだ。ハゲてないと言われると安心……からのツッコミ】
440ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/03(木)19:31:00 ID:G5m
>>439
農業部にたまには顔出すようにしているから、その時に居たらだろうなあ
【それで大丈夫なのか?って疑問を浮かべる顔にプランAを】

見られたのをしばくために追い回すような奴じゃあないさ、多分?……光る範囲が増えるだけさ!問題ない!
441シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)19:39:14 ID:rdr()
>>440
オッケーわかったー。そういえばウィル君って甘いもの好きー?

【プランAでも大丈夫と思ったのかシャディはそれでゴーサイン。と質問】

その謎の信頼はなんなの。まあそれなら安心したような申し訳ないよーなー
問題大有りだよ! 目光っても絶対「ハゲの光が増してらー!」なんて風に笑われるじゃん!

【本人の発想が若干貧困。そして抗議の主張なのか額の帯を外して第三の目フラッシュをウィルに向けましたよ】
442ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/03(木)19:46:11 ID:G5m
>>441
蜂蜜やそれを使った飴を常に所持している位には甘いもの好きだよ僕は……支払う物としての交渉かい?
【それならそれで僕は構わないよ?といった態度ですよ!】

大丈夫さ、いざとなったら毛を生やす薬とか伸ばす薬を僕の変装用の魔法薬から出してあげよう
【ウィルは瞳を閉じるという人ならざる些か地味な方法で光をシャットアウトしますね?】
443シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)19:50:45 ID:rdr()
>>442
蜂蜜飴美味しいよねー……うん、ぶっちゃけお金よりは持ち合わせてると思うからー
……あれでも何なら釣り合うんだろ……ミスティックホロウのお菓子とかかな?

【安定したお金を払えるならそもそもウィルに今取りに行って、なんてことも言えてしまうし、ということですね。出てきた名前は霧と魔術の街で有名なあそこです】

それ効果時間大丈夫なの……?

【ピカーと照らしたまま怪しんでいますね。以前の薬が効果時間ありだったのもあります】
【そしてシャットアウトされたのを感じると影の手で思いっきりウィルの旋毛をぐりっ、てしようとしましたね】
444ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/03(木)20:01:57 ID:J3U
>>443
そこは深く考えなくていいさ、序でに寄って序でに確保してくるだけの事だからね……程度の低い魔石よりもコストが嵩張っても困るだろう?
【オチがそうなっても困る、とウィルは高級なものじゃなくていいと率直に言いますね】

効果時間は大丈夫だけど、薬の効果で伸びたらそのままだし毛に付くと枝毛になるのが難点だな……
【ウィルは風を感じて影の手をスウェーで回避しますよ】
【※今のウィルの表情は瞼は開いていますが、瞳は閉じている状態の上で真顔】
445シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)20:06:54 ID:rdr()
>>444
あ、ほんとに? ……ま、まー確かに。じゃあお言葉に甘えておくねー

【首を傾げたりして一考してからウィルの言うこともわかったようだ。魔石の価値をそこまで深く理解してない感じもするが】

やっぱりハゲない方がいいじゃない、ウィル君もハゲたくないでしょ?

【あれこの人人間かなあ? って思いながら影の手は影に戻してシャディは額の瞼を閉じて帯を巻き直して光を無くしましたね】 
446ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/03(木)20:12:30 ID:J3U
>>445
まあね、僕の場合年取ってもスキンヘッドは似合わんだろうし……はあ
【男らしい顔だったら、それはそれでハゲても味のある感じだったのだろうかと深くため息をつきますよ】
【その身に流るる血の半分は暗殺者の、そしてもう半分は旅人(の半分は魔族)といった構成ですね】

今日はもう姉が戻ってくる頃には門限近いだろうし、個人的な用事というか副業に勤しむことにしようかな……じゃ、またね!
【ウィルは止められることがなければ、傘でどこかへ飛んでいくことでしょう】
【……飛ばした姉の方向とは真逆に】
447シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)20:19:52 ID:rdr()
>>446
スキンヘッドは僕も合わないと思うし……だからほら、ハゲても変わらないとか言わないで……

【シャディも現時点を見る限りマッチョも似合わない顔立ちなので傾向は違えど似合わないというところは共通しています】
【なぜかはさておきとしてウィルに別の仲間意識っぽい目を向けていましたよ】

どこまで飛ばしたのさウィル君……見つかって怒られないようにねー
またねーウィル君ー、農業部でも会おうねー

【そんなことを言ってウィルを見送るとその反対側の空も見てまだ帰ってこないのを見るとシャディは影で作り出した剣をブンブンと振り始めましたとさ】
448いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/05/03(木)21:19:43 ID:ciZ
木漏れ日が綺麗な暑い昼下がり、ネポック魔法学校の校舎の一角に1号はいた。
校舎というよりどちらかと言うと飼育施設だ、ウサギ、豚、鶏といったありがちな動物から、何処で捕まえてきたのか複数の動物が入り混じった混合種やドラゴンの卵なんて神話の生き物までもがここでは触れ合える対象として存在している。

見る人が人なら卒倒物だろうな、なんて心の中でポツリと呟いて。

「ほら・・・」

右手に袋を持ち、鉄格子の奥に左手を突っ込んで開けばパラパラと舞い落ちる餌、そこにわさわさと集まってくるのは大人の腕ほどの体長を持つ有翼類。所謂ワイバーンである。
穀物を砕いて出来たそれを食べんと集まってくるワイバーン達。
金糸の如き鮮やかな金髪を揺らし、無感情にも思えるハイライトの消えたブルーの眼差しで、1号はそっとそれを見守っていた。
449レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)21:28:05 ID:rdr()
>>448
餌を味わったワイバーン達が歓喜の鳴き声をあげる時、やけに軽い草履の足音が後方から聞こえてくるだろう。

「……あ、先客?」

視線に敏感ならそれは一つではない。三つ、四つほど感じたことだろう。なぜならそこには。

「餌、少し分けて」

亜麻色の髪に月桂冠を被った、サラシと腰簑姿の奇抜な少女が肩と頭にやけに艶やかな羽毛の鳥をそれぞれ乗っけていたのだから。
痛くないのだろうか、とか、なぜそんな格好を? とかツッコミどころはあるだろうが、今の彼女は1号の持つ袋の中身を要求していた。
450いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/05/03(木)21:41:49 ID:ciZ
>>449
触ろうとするわけでもなく、だからといって声をかけて見るわけでもなく、ただひたすらにじっと見つめていた1号は、石造りの床を鳴らす異質な足音を聞き逃さなかった。

ぺこり、振り返った1号は、少女と目が合えば軽く体を倒してお辞儀をするだろう、気の利いた挨拶だとか、何か気分が良くなるような言葉をかけてやれば良かったのかもしれないが、生憎そこまで1号は器用ではなかった。
まあ、やけに露出の多い、よくわからない格好の彼女になんて言えばいいのか分からなかったというのもあるだろうが。

「はい、でしたらこちらをどうぞ」

あまりにも奇抜に過ぎる格好をした少女の唐突な言葉に1号は静かに、そして丁寧に答えれば、がさがさ、左手をもう一度突っ込んで取り出したのは何と鳥の死体。

「ワイバーンとは本来肉食性の生物です、穀物を砕いた雑多な餌よりもこちらの方が喜ぶでしょう」

誓って言うがわざとでは無い、肩に鳥を乗せているからとか別にそんなんではない。ただの善意である。
451レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/03(木)21:45:20 ID:WWl
そう言えばイベント伏線用のソロールって有りだったりします?
452レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)21:48:05 ID:rdr()
>>450
カァーーーー。
鳥の死体を見て、レイヴンに頭に乗っていた鳥が鳴いた。怒っているというより食っていいのか、みたいな感じだが。

「……ダメ。…………私はこの子達の餌のつもりだった」

しきりに首を傾げる鳥はそのままに死体を受け取るとなんだが複雑そうな表情を浮かばせてワイバーンの檻に慎重に入れた。
そして足早に距離を取ると1号を陰にして餌を食べられる様子を直視しないようにしつつ、レイヴンは再び手を出す。

「穀物の餌でいい、取っていい?」

さっきので伝わってなかったことを理解したのだろう。どうやら両肩と頭に乗っている鳥は飼育されてる鳥らしい。
なつかれてるように見えるのは彼女にある小さな黒い翼に似た耳が理由かもしれない。
453いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/05/03(木)21:59:40 ID:ciZ
>>452
「なるほど、それは失礼しました
構いません、僕は肯定します。どうぞ」

鳥の死体が投げ込まれ、久々の肉だと言わんばかりの大きな鳴き声を連ねるワイバーン。猛烈な勢いで集まってきた彼らは一瞬にして大きめの鳥を片付けてしまった。

1号はそれを背に、彼女の問い掛けに独特の言い回しでそれを認め、紙袋をそのまま両手で突き出した。
もしそれに手を差し入れたのなら、穀物のサラサラとした手触りの中に時々交じる不思議な感覚を味わうことだろう。
それは鳥の羽の様な物であったり、ネズミの毛のような物であったり、中にはまだ生きているのかモゾモゾと動く謎の物体まで。
・・・これに顔色一つ変えず手を突っ込んでいるのだから、1号は何処かおかしいのかもしれない。

「動物、お好きなんですね?」

きっと今まさに1号の差し出した袋から餌を取り出しているであろう少女へ抑揚のない一言。
454レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)22:06:41 ID:rdr()
>>453
「あと、あんまり死体、出さない方がいい。興奮しちゃうから」

自分が、ではなく動物が、という意味だ。1号は慣れているのかもしれないが時にはそうでない者が来るかもしれないし、それで興奮してトラウマを植え付けるのも微妙だろうと。

わりとその辺にはドライなのか穀物の餌をぎっしり片手に掴むと混じっていた毛やツメなどはとりあえずお帰り願った。
顔色が変わってるのか変わってないのかはよくわからないが、突っ込めたということは耐性はあるのだろう。多分。

「嫌いじゃない。でも襲ってくるのは別」

二歩下がってその場にしゃがみ込んで、何かの合図と共に手のひらに広げた餌を鳥に食べさせていく。群がる三羽の鳥は羽毛ひとつ抜くことなく啄んでいた。
知能は高いのか手のひらをつついたり大っぴらに鳴くこともないその姿は動物としては少し意外かもしれない。

「今日はあなたが当番だったの? ……えっと」

食べさせてる間に顔だけ振り向けるとそう聞いた。
455いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/05/03(木)22:26:14 ID:ciZ
>>454
「・・・そうですね、今後気を付けると致しましょう」

少なくとも目の前の少女は、これくらいの事ではノーダメージという事か、しかし相手が相手なら今頃こだましていたのは動物ではなく人間の叫び声だっただろう。
確かに、といった素振りを見せればそれを肯定します、深く反省すると共に今後は気を付けようと心の中で自分を戒めた。

「そうでいらっしゃいましたか
・・・いえ、警戒心の強い鳥類が肩に止まっているのを見て、余程心を通わせているのかと
そう思った次第で御座います」

実際問題、犬や猫と違って鳥という生き物は極めて警戒心が強く、鳥を飼育するだけではなく、肩に留められる程に心を開かせるというのは非常に難しいのだ。
1号はそれをみて、動物に深い愛情を持って接していると感じたのだろう。

「いえ、僕がここに居るのは、あくまでも僕個人の趣味嗜好による物です」

特に餌やり役に定められている訳ではなく、言うなれば"来たいから来た"そんなところだろうか、つまるところ、彼は動物が好きなのである。

「申し遅れました、僕は・・・
1号、1号です、そうお呼びください」

肩のお友達に餌をやる間、1号へと言葉を飛ばし、しかし次の言葉を詰まらせた少女へとそう名前を告げた。いつもの様に無感情に。
456レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)22:35:50 ID:rdr()
>>455
「ん」と戒めの言葉を聞けばレイヴンもそれ以上は責めないとばかりの頷き。こんな奇怪な格好の少女に言われるのは微妙かもしれないが。

「餌付けは一番。あとは害しないことさえわかれば十分。特に烏は頭がいい」

もしかしたら元々警戒心が薄い可能性もあるが鳥は本当に種による。一切なつかない種も居れば鳩のように定期的に餌を撒くだけで集まり出す種など多い。
それに加えてレイヴン自体は危害の無さを主張している様子。それもひとつの愛情……なのだろうか?

「そう、なら言い聞かせる。ワイバーンが期待して暴れ出さないように」

これも動物には重要。躾と思えばいい。

「いちごう……? ……いちいち? いっちゃん?」

恐らく、名乗りに痛みを走らせてもレイヴンは音がないと判断できない。視点は鳥と1号の間を行ったり来たりだからだ。
だからこそ、なのだろう。突拍子もないワードがそちらに飛んでいくのは。
457いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/05/03(木)23:01:28 ID:ciZ
>>456
「動物はとてもいい・・・正直で、嘘を付きません
犬、という生き物は主人の為に怒り、悲しみ嘆く事が出来るそうですね、人類最古の友とは、まさに的を得た言葉です」
「僕に無いものを、彼らは全て持っている。」

まるで自分とは対照的だ、例えに出した"犬"という生き物はまさにその象徴のようなものだった。ゆえに、自分はそんな存在に憧れているのかもしれない、嘆き、怒り、誰かの事を思える存在に。
すっと格子の間に手を差し伸べれば、バサバサと集まってきたワイバーン達は、思い思いに1号の手を突っついたり、頭を擦り付けていたり。
元々神話にも登場する伝説の生き物の末裔だとは、この様子を見ては誰も思うまい。

「だから僕は動物が好きなのかもしれません」

そういって彼女へと静かに顔を動かせば、深いネイビーブルーの瞳が彼女を射抜くだろう、そして嬉しそうに?餌を啄む鳥達を一瞥すれば、また視線を元に戻す。
いびつに歪んだそれは動物に向ける愛情とはとても言い難い、しかしそれを愛情と感じている辺り、何処か異質な部分があるのかもしれない、彼女はどう感じるのだろうか。

「ご自由にお呼びください、貴女様が呼びやすいように」

彼女に名乗ったのはあくまでも主人が使う自分に対しての"呼び名"。ゆえにその手に痛みは走らなかった、視線をあっちこっちに飛ばしながら、思い思いのワードを並べる少女にそう言を飛ばした。
458ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/03(木)23:12:09 ID:WWl
放課後のネポック、金髪でショートボブの髪型、青目の少女修練場の隅っこにて

「zzz」

寝ていた
同じ修練場では、長い髪の少女がドカーンドカーンと人形をぶっ潰しまくってるので、結構うるさいと思われるがそんなのを御構い無しに寝ていた
459レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)23:12:41 ID:rdr()
>>457
「…………? 気付かないだけ。どんな生き物もそう。怒るし、泣くし、その表現が違うだけ」
「中には排泄で愛情表現するのも居る、人と比べるだけ間違いだし、別に犬と争う必要もない」
「…………それともあなた犬の人? 動物が好きなのはいいこと、飼育係もあったはず」

唐突な爆弾ワードをぶっ放して話を台無しにするのはどうかと思うが、真剣な目をしている。だからなお悪い。
1号の耳や頭を見て犬耳を確認しようとするあたりは器用というべきか。鳥は餌がなくなりかければ首を傾げて片翼を上げた。羽毛も散らさずにだ。

「あと、あなたのそれ、好きじゃなくて、憧れ、じゃないかな?」

一度目の許可を二度目にも適用させてるのか再び餌袋に手を突っ込み、またもっさりと穀物の餌を取り出した。
そして地上に降りて集まる三羽烏にそれを与えては呟くのだ。

「んー…………じゃあ、いちいち、よろしく。私はレイヴン」

さて、レイヴンに対してどう呼んでくるのかは1号次第。ひとまずレイヴン側からの呼び名はいちいちで固定されたようだ。単純。
460エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/03(木)23:31:35 ID:Qab
>>458
同じく修練場の片隅では、妖精の少年が自分の周りにいくつもの『星』を浮かべて操作する練習をしていた。

「この前はこれぐらいの数が限界だったから、もう少しだけ数を増やしてみよう」

そう言うと、周回していた『星』の外側にさらに数個の『星』が現れ、周回の中へと紛れていく。
しばらくの間は少年の意図した通りに周回していたが、集中力が持たなかったのか、
周回していた『星』はコースから外れ四方八方に散らばっていく。

「…とととっ」

慌てて『星』の軌道を修正し、他の生徒に当たらないようにしていくが、その中の一つ、ちょうど彼から見て
死角になる位置にあったものが修練場の隅っこで寝ている少女の方へ向かって飛んでいく。

…もし、当たったとしても柔らかめの雪玉を当てたぐらいの衝撃で、怪我をするようなものではないが。
461ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/03(木)23:35:43 ID:WWl
>>460
飛んできた星が・・・そのまま・・・少女の額に激突して

「・・・ふぁ?」

寝ぼけた表情で目を擦ると、大欠伸
そして、ジーってエストレラの方を見つめる

「・・・ね~・・・今の星・・・君~?」

気だるそうにスカートのポケットに両手を入れて、たまーに欠伸しながら近づいてきてそう尋ねる
ちなみに小さな剣が二本提げられてたりする
462いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/05/03(木)23:37:10 ID:ciZ
>>459
いや、どういう事だよ。真面目に話していたのに、いつの間にか犬人間の容疑が掛けられていた。無反応な1号の代わりにツッコミを入れるならこんな所だろうか。

「いえ、僕はその」

どうやら返答に困っている様子、犬容疑が掛けられている彼は、ふと視線を彼女から外して思案を巡らせ、この場合どのように答えるのがいいのかとベストな選択を探る。

「・・・よく、分かりません・・・」

そしてようやく出たのがこの言葉、ややうつむきながら出した答えは犬人間に対してか、それとも動物に対する歪んだ愛情への出処か。
格子の向こうのワイバーンを見る、普通の人間はこれをどう感じるだろう。例えば、"格好いい"だったり、"怖い"、"大きい"感じ方は千差万別、正反対にもなり得る。
しかし1号のそれは全く異質。ワイバーン達はこの建物の中で暮らしているが、逆に言えばここは彼らを閉じ込める頑丈な檻とも言える。
このまま行けば、きっと彼らは外の世界を知らずに生を終えるだろう、そこに自由はない。
まるで自分のようだ。ある動物には自分が持ち得ない物を感じ、またある動物には自らに似た境遇を見出し。そしてそれを全てひっくるめて動物への愛情と表現している。
ゆえに分からなかったのだ、ならば一体これはなんなのか、その問の答えが。

「"いちいち"ですか・・・別に僕は構いませんよ、レイヴン様」

対する彼もまた単純、名前+敬称。特別な例外を覗いて基本的にはこんな呼び方。独創的で親近感の湧くようなあだ名をつけるレイヴンに対し、1号は堅苦しい呼び方と友にぺこりと丁寧にお辞儀。
初めてそんなふうに呼ばれたな、そんなことを考えながら。
463エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/03(木)23:41:36 ID:Qab
>>461
「あっ」

彼が振り向いたときにはもう手遅れで、飛来した『星』が少女の額に激突し、
ばらばらに砕けた後、光の粒子となって消えていくところだった。


彼がやったものかと問う少女の質問に

「すまない、ちょっと制御に失敗してしまってね…」

と、素直に謝罪する。
464レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/03(木)23:44:45 ID:rdr()
>>462
代わりに説明しよう。種類の違う犬を羨ましがる1号をレイヴンは犬に近い存在、つまり犬の人と思ってしまったわけだ。
雨以外での考察は結構ポンコツになるぞ、この娘は。

「…………そう。気が向いたら許可をもらいにいくといい、連れ出すお許し」
「たまにはワイバーンも外で飛ばないと翼が弱る。そうなってはワイバーンを育ててるのではなく、虐めてる、って聞いた」

実際のところ、ここでのワイバーンはたまには飛ばされているか、調教中の個体の可能性が高い。もしくは繁殖期か、身籠っているか。
1号の思う以上に学園はわりと自由だ。きっと教師か、それに近い権限を持つ相手に頼めばワイバーンとぶらり空中遊泳もできるはず。閉じ込めるのは制するに容易い。
しかし、それでは退化していく一方になるのだから。現に今のレイヴンもそれをしているのだろう。
まずは、鍵を開けること。それが必要なことかもしれない。

「……私はレイヴンでいいのに。様いらない。じゃあいちいち、よろしく」

さっきまで烏に啄まれてたせいかちょっとべたつく右手を差し出してるレイヴンに悪気はない。気遣いが足りないだけだ。
ちなみに烏は満足したのかワイバーンの檻に近付いてまた片翼をあげて挨拶のようなものをしていた。
465ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/03(木)23:47:26 ID:WWl
>>463
「あぁ、いいよいいよ~・・・ちょっと訓練風景でも眺めてよっかな~と思ったらいつのまにか寝てたし・・・」

その少女、やっと意識もはっきりしてきたのか、目覚めてきたのか欠伸もしなくなってきて

「とゆーか・・・妖精さんじゃん、初めて見た・・・」

物珍しそうにエストレラを眺めて、その羽根にそろ~っと手を伸ばします
466エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/03(木)23:58:36 ID:Qab
>>465
「確かにここは割と快適な温度に保たれているみたいだし、見ているだけだったら眠くなるのも仕方ないかな」

この学校の修練場には環境を保つ為の魔法がかけてあり、一定の温度や湿度を保つようになっている。
理由としては、炎や氷の魔法で室温が極端に上下するのを防ぐのと、室内を快適に保つことにより
季節による高温や低温で体力を無駄に消耗しないようにするためである。


「僕みたいな大妖精は森から外に出てくることは稀だからね」

と、自慢そうに胸を張る。
翅に伸ばされた手には気付いているのかいないのか―――
467ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/04(金)00:05:36 ID:Kq1
>>466
「そーだね・・・あっちの方で、めっちゃ炎属性の魔法でドカンドカンしてるの居るけど・・・温度かわらないもんね・・・」

あまり大きくない声でそう言って、指を指すとそっちの方ではエストレラも見た事あるかもしれない長い茶髪のちびっ子が人形を爆散させてますね

「て、なんも言わないけど・・・羽根触っていいの?」
「あと、森から出て来るのが稀って言うけどここの生徒なら、毎日ここに来てるんじゃないの?」

羽根について聞いてみる+森から出てくるのが稀なら出席とか大丈夫?と突っ込む
468いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/05/04(金)00:07:12 ID:pdR
>>464
「そんな事が・・・」

出来るのですか、小さく後に続いたその言葉には軽い疑問符が一つ、一生徒が有翼類を、しかもワイバーンを連れ回せるのだろうか、そんなことを考えているようで。
しかしどうだろう、それを聞いた1号は中身の少なくなった餌やり袋を手放した代わりに格子を両手で掴み、羽ばたくワイバーンをじっと見つめた。とうやら僅かではあったがレイヴンの言葉が響いたようだ。

「そう言う訳には行きません、下等な僕が、自らより立場の高い相手に敬いを込めてお呼びするのは当然であり、義務。僕はそう教育を受けています
ですからレイヴン様もお気になさらず、本来僕に名前など過ぎた過ぎた代物ですから」

一体どうしてこうも簡単に、すらすらと己を卑下する言葉が出てくるのだろうか、顔色一つ変えずに淡々と言う彼にはどうも複雑な環境があるらしい。

「・・・」

突き出されたレイヴンの手を見て、答えようと1号も手を差し伸べるも、気付いたかのように手を引っ込める。
出されたのは右手に、ならばコチラも右手を出さなければならない。そして焼印は右手に刻まれている、つまりはそういう事だ。
右手をさりげなく背に隠し、彼は左手を差し伸べるだろう。断じて手に触るのが嫌だったとかそういう事ではない。

「よろしくお願いします

・・・僕は行きたい所が出来ました。良ければこれは差し上げます」

ちらり、足元にある餌袋を一瞥すれば、次に視線が向かう先はワイバーン。連れ出しの話が出てから妙にソワソワしている、考えてる事は一目瞭然だった。
469レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)00:19:53 ID:vxK()
>>468
「ん、不安なら先生に付き添ってもらうとか、まずは一匹から色々ある。ただ、何か起きたら報告大事。小さなことでも伝えないと後が大変」

そう告げた。それは学園の決まりとしては当たり前のことだろう。ただし聞いている限り同時には一匹が限界だろう。まあそれでも実績を詰めばなんとかなるはず。
手放された袋を見ると鳥を制止、多分これ以上食べると鳥が肥えるのだろう。
ワイバーンの目はどことなく1号を見ているように見えるだろう。どことなく連れ出すのは自分を、みたいな目だ。

「そう、なら私も遠慮なくいちいちと呼ぶ。嫌って言っても呼ぶ」
「でもあんまり下等とか言わない。相手に失礼」

レイヴンはそれに少し苦言を申すとレイヴンは左手に向けて右手を反転させてガシッと握手しつつ左手で鼻をつつく近さで指ビシッ。
というかレイヴンは左手もべたついてるので一緒である。烏三匹に片手は足りなさすぎる。

「…………ん、頑張る。優しい先生に聞くといい。皆優しいけど。……頑張れ、いちいち」

餌袋の口を閉めるような手つきで取るとレイヴンはサムズアップで1号を見送ろうとするだろう。ワイバーンも檻越しに頭を擦り付けるようにしているだろう。
さて、その相談の結果はどうなるものか。レイヴンは餌袋を片手に少しそこでワイバーンを見つめているのだった。
470エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/04(金)00:20:28 ID:5Al
>>467
「この前は別の生徒が大規模な氷結魔法を使ってたけど、魔法の範囲外ではちょっと涼しくなってたぐらいだし。
…それにしても、彼女は頑張っているみたいだね」

派手に標的人形を爆散させているのにも関わらず、
恐れとか呆れとかを感じさせない柔らかな笑みを浮かべている。
どうも口調からするに、彼の知り合いであるらしい。


「ん?乱暴に扱おうとか言うのでなければ特に拒んだりはしないよ。
少々触ったぐらいで駄目になるようなものでもないしね」

どうやらこの手の反応には慣れているのか、あっさりと許可を出す。


「ああ、それに関しては僕みたいに変わり者でもなければ森の外には出てこないって意味さ。
今までに、僕ぐらいの大きさの妖精を見たことは、あるかい?」

と、悪戯っぽい笑みを浮かべつつ。
471ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/04(金)00:26:36 ID:Kq1
>>470
「あぁ、あの煩い子知ってるんだ」

ルナはそう言って、どうやらこの子もその少女は知ってるらしい
同学年なら尚更知っててもおかしくない・・・と言うか知らない方が珍しそうではあるが

「・・・それじゃ遠慮なく」

そう言って、右手で羽根をなでなでしながら、変わった感触と思ったようで

「・・・一切無いね。と言うか妖精自体初めて見たかな」

悪戯っぽい笑みに対して冷静にそう言う
472エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/04(金)00:40:32 ID:5Al
>>471
「確かに騒がしいところはあるけど、根はいい子だよ?」

どうやら、彼は彼女にそんなに悪い印象を持っているわけではないようだ。
…明らかに外見が幼い男の子である彼がするような評価ではないのは気のせいではないだろう。


「と言うことは、僕が初めて見る妖精ということになるのかな。
…それで、実際に見てみてどう思ったかな?」

と、聞いてくる。
473いちごう◆78s6D/Ey2M :2018/05/04(金)00:42:53 ID:pdR
>>469
「なるほど・・・了承しました」

いくら小さいといえど相手は肉食、さらには檻から解放した途端、何処かへ飛んで行ってしまうということもあり得る。
ならばやはり教師がそれに付き添うのもおかしくは無い話だ、なるべくそういう事態は避けたい、彼女から聞いた言葉を一言一句そのままに、忘れないように記憶に書き留めるのであった。

「しかし・・・・いえ、分かりました。僕は肯定します」

握られた左手にベタつく嫌な感覚、1号はそれをいつもの無表情で受け止めれば、鼻先に止まったレイヴンの指先を見つめ、観念したように彼女へと視線を戻せば、もどかしい言い方で2重に肯定。
押しには結構弱いらしい。

「それでは失礼します、レイブン様、気の利いたお話が出来ず申し訳ありません
しかし可及的速やかに、迅速に片付けなければいけない用事ができてしまいしたので」

ぺこり、最初と変わらず丁寧にお辞儀をすれば、見届けんとするレイブンを背に足早にそこを去っていくだろう。

さんさんと輝く太陽の下、生い茂る芝生の上をワイバーンとは共にふらふらとふらついているのをレイブンが見掛けるのはそう先の話では無かった。
474ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/04(金)00:48:06 ID:Kq1
>>472
「・・・そう、でも魔法の才能とか、頭の良さとかは私も認めてる」

少し、目の前の妖精が、まるで自分達より歳上のように語ってるのが気になったのか
でも妖精だし、精霊とかそこら辺みたいに長寿なのかと思い返した

「実際に見てみて・・・?」

そう尋ねられると暫し考えて

「・・・思ってたよりも話しやすい感じがするね・・・イタズラばっかりするとか、もーちょっと子供っぽいのかと思ったら。君は妙に追いついてるしね」

ポケットに両手を入れて、クールな感じで話します

「あ、そういや自己紹介してなかったね。私はルナ・・・高等部一年、あの有名人レオナと同級生ね」
475レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)00:51:19 ID:vxK()
>>473
場合によっては、生徒会役員や風紀委員などがつく可能性もあるだろう。噂によっては鎖を持つあの青年とか。

「ん、よろしい。気を付ける」

事実、謙虚は悪いことではないが相手の前で卑下し続けるのは接する相手への遠回しな侮辱もあり得る、というのが礼儀の基本。
複雑な出とはいえ、それが普通と思うし、レイヴンはそもそも卑下することがほとんどないのだが。

「気にしなくていい、餌はもらえたし、私は満足。じゃあね」

その背中を見届け、しばらくワイバーンと見つめ合っていたレイヴンは自然といつしか足を遠ざけていた。
三羽の烏の時間でも来たのだろう。ぺこりとワイバーンにお辞儀をして去って、近い日。

おー、と見かけた1号の姿をいつもと変わらぬ様子でほのぼのと見ていたか、または向かって困らせたかは、まだ定かではない。
476エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/04(金)01:09:34 ID:5Al
>>474
「うん、確かに才能はあるし、努力もしているみたいだね。
まあ、僕から見ればまだまだ経験が足りないかな?」

幼い者が大人ぶっているのではなく、それなりに年を重ねてきたと
いうのがわかる落ち着きを感じさせる口調で。


「まあ、大体の妖精はノリと勢いで突っ走るのが基本だしね。
僕自身、かなり変わり者だという自覚はあるけど」

妖精の標準からすると、彼は変わり者であるらしい。


「僕はエストレラ。 エストでもエスエスでも好きなように呼ぶといい」

と、ルナの自己紹介に答えて。
477ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/04(金)01:16:26 ID:Kq1
>>476
「まぁ、妖精ならもう何年も生きてるんだろうね」

これはあくまでも予測であるがそう言って

「てことは、イメージ通り子供っぽいのとか、イタズラばっかりするようなのがオーソドックスな妖精って事なの」

「わかった、エストレラ・・・さて・・と、私はそろそろ眠くなって来たし・・・寮に帰って寝るとするかな」

エストレラにそういうと、手を肘から上げて

「それじゃ、またね」

そう言って振り返ると、修練場から出て行きました
478エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/04(金)01:26:03 ID:5Al
>>477
「大体そんなところだね。
どれぐらい生きているのかは、君の想像にお任せするよ」

「その認識で大体合ってると思うよ。
まあ、女王とかだとまた別になるけど」

流石に森を治める女王とかだと、それなりに責任感を持っているらしい。


「うん、それじゃあ気を付けてね」

そう言ってルナを見送った後、また魔法の練習をするのであった。
479レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)21:03:14 ID:vxK()
「……うーん……あっ」

敷地内にある森の中、短い間だが降った雨でちょっぴりぐずった地面に膝をついて木の根元を探っていた。

「……あったー」

探し物でもしてたのか亜麻色の髪は毛先も地面につけて泥をつけたかと思えば急に顔をあげて手を掲げていた。その手にはなんらかの卵らしいものが――。
480ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)21:12:53 ID:UcM
>>479
「……っと、君か。どうした?何か探し物かい」

そんなレイヴンの近くを通りかかった、教員用のローブの姿。
妹と良くしてくれているだけあって相手の姿は良く覚えており、背中から声をかける。

「まああったのなら良かったけど、泥の方は早いところ落としてしまった方が良いかもね。
 ……ところで、それは?」

なにやら夢中になって何かを探していたらしいレイヴンにそんな風に。
481レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)21:22:56 ID:vxK()
>>480
「……あ、ロコちゃん先生、こんにちはー」

声をかけられてちょっと驚いたのか慌てた様子で振り向くと知ってる相手と気付いてぺこりと。
卵は薄い水色の殻であり、普通の鳥の卵ではないことは見た目でわかるだろう。

「泥……ん、わかった。……これは濡れ烏の卵。雨の後に産むこと多いから探し――あ」

泥のついた毛先を確認して頷くと、説明を始めたレイヴンだったが掲げた卵が急に消え失せた。ロイコからは右から左へ走った残像が見えるだろう。
さてその先を見ると……卵を抱えた毛並みが黒いリスの姿が。
482ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)21:29:05 ID:UcM
>>481
「相変わらず雨に関連したものが好みなようで……
 おや、盗られてしまったねぇ」

彼女が探していたものは、らしいと言えばらしいアイテム。
掲げられたそれを眺めようとして、小さな黒い影を目で追ってのんびりと。
所詮は小動物、今すぐロイコが対処すれば簡単に取り返せそうものだが、ここはゆっくりと構え。

「さて、あれは貴重なものなのかい?」

けして一から十まで世話を焼くことばかりが教育ではない。レイヴンに視線をやって、そんな含みのある言い方。
483レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)21:34:17 ID:vxK()
>>482
「……数だけで言えばそこまで。でも見つけにくい」

立ち上がってなぜかその場を動かない黒いリスを見るとレイヴンはそうロイコに伝えた。膝から下についた泥を見ると言っていることは伝わるはずだ。
というのも木の上等ではなく根元の中に生んでいるようだ。タイミングはわかってもどの木か、というものがあるのだろう。

「……返して」

じりじりと近付いたレイヴンは黒いリスに向かってまさかの飛びかかりで捕まえようとしていた。ロイコが特に阻害しない限りこのリスはレイヴンの頭を蹴って木の上に飛ぶだろう。リスなのに。
484ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)21:41:00 ID:UcM
>>483
「……じゃあ、頑張らなきゃね」

ぴょいっとレイヴンの頭を踏み台にしたリスが、水の球に突っ込んで勢いを削がれる。
そのままぱしゃぱしゃと、いくつかの水球を経由してぽふっと地面に降りたリスは、はたして状況が理解できているだろうか。

つまり、ロイコは水の球によってリスを一定の範囲内から逃がさないように調整しているのだ。
もっとも、最後に捕まえるのはあくまでレイヴンの仕事。ロイコとしてはお手並み拝見とでも考えているのだろうか。

「ほら、少しは手伝ってあげるから。早いところ捕まえて、彼を逃がしてやるといい」
いつまで経ってもレイヴンが捕まえられない場合、哀れなリスは延々と水球の囲う場所にとらわれることになるだろう。
485レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)21:50:20 ID:vxK()
>>484
ズザー、と豪快に顔面から突っ込んだレイヴンだったがロイコの台詞ですぐに起き上がって頭を振って泥を飛ばした。逞しい。
一方リスはといえばその水で濡れたならば一度身体を震わせながら辺りを見回す。卵はしっかり持ったままで。

時同じくして再度お互いの様子を確認した両者、お互いに状況を半分理解してない感があるが仕方ないのだろう。

「……ん、ありがとうロコちゃん先生」

そう言って浅い飛びかかりで捕まえようとしてまた地面を滑ったレイヴン、そして哀れにまた避けて水球に囚われるリス。繰り返しかと思われたが三度目はなかった。
立ち上がってスカートの泥を払って拳を握る。

「……たー!」

態勢戻して飛びかかる――と見せかけたレイヴンはどこから出したか杖を伸ばしてリスを翼飾りで遮った! そして哀れにもまた水球に囚われたリスをレイヴンは悠々と捕まえたのであった。

「やったー……!」

卵も取り返して勝利宣言だがリスはぐったりしてる。かわいそうに。
486ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)21:58:14 ID:UcM
>>485
「うん、お疲れさま。……君もね」

よもや終始物理的な手段に出るとは思っていなかったが、結果こうして捕まえられたなら良いのだろう。
卵を取り返したレイヴンに、そして突き合わされたリスに。労いの言葉を送り、レイヴンが持つリスの頭を指先で撫でてやる。
軽い治癒魔法を仕込んで撫でたことで、逃げるだけの元気を取り戻した様子のリス。レイヴンが手を離せば、今すぐにでもどこかへ行ってしまうだろう。

「自力だけで無理そうなら周囲や道具を使う。単純だが理に適っているね。
 まあ自前でどうにかできるに越したことは無いが、君の機転は評価しよう」
487レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)22:05:25 ID:vxK()
>>486
「…………あ、ごめん」

流石にリスの様子にも気付く余裕ができたのかロイコの癒しが加わって元気にもがく様子を見るとレイヴンも手を放した。
リスは時折チラチラ見ながらも逃げていく。もう追ってこないよな? みたいな意思が伝わったかもしれない。

「……助かった……凍らせても温めても……卵……」

脇で持っていた杖をリスを掴んでいた手に持ち変えて縮め納めると卵を見つめてそんなことを。まあ盗まれたものがもの、という理由があるのだろう。
それこそ船で使った水弾でも吹き飛ばして割る場合もあるので、ロイコの助けがなかったら諦めた可能性が高い。

「……今のってやっぱり魔法?」

身体の前面にぺったりついた泥が気になるのか、スカートは払い、上着は脱いでパンパンと片手で振っていた。
489ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)22:12:12 ID:UcM
>>487
去っていくリスに手を振って別れを告げる。その意思は彼に伝わっただろうか。

「確かに、衝撃にも温度にも弱いからね。やり方は限られてくるね」

一応その辺冷静に気を回していたらしいレイヴン。自分の実力をわきまえているのならそれ以上言うこともあるまい。
レイヴンが掃う上着をそっと受け取って、彼女にローブを肩から掛けてやりながら。

「今の、と言うとこれかい?もちろん魔法だよ」

思い当たるものは水球と治癒魔法程度。使用の規模からロイコは水球の方だと判断したようだ。
また周囲にぷかぷかと十数個の水球を浮かべてみせて。
490レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)22:20:48 ID:vxK()
>>489
リスは最後に尻尾を一往復させたのを見せて去っていた――。

「ん、もっといい手はあるんだろうけど、私にはまだできない」

雨にかかりっきりだったツケなのか風魔法でさらうなどといった器用なやり方はできない様子、基礎の中では得意らしい水でもまだまだロイコのようにはいかないようだ。
上着を受け取られると「いいの?」なんて顔をしながらローブを掛けられると……あるはずもない眼鏡を直すようなしぐさをひとつ。

「おー……これって全部操ってるの? ……それとも一部は放置?」

言い方は悪いが、操作する数を決めているのか、そうでないのか、ということである。
水球のひとつに指を入れてみようとするあたりは好奇心は人並みか。
491レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)22:21:09 ID:vxK()
!aku488
アク禁:>>488
492ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)22:27:08 ID:UcM
>>490
なぜか眼鏡をクイッと直す仕草をするレイヴンを微笑ましく見守りながら。
レイヴンの上着を適当な水球に投げ込めば、ぐるぐると攪拌されて泥が落ちてゆく。

「あはは、流石に全部に気を割くのは逆に融通が利かなくなるからね。基本は出したっきりさ。
 でも、とっさにどれでも使えるように、位置だけは覚えるようにしているね。
 後はこう…… 数個をまとめて動かしたりなんかは出来るかな」

レイヴンが水球に触れても、何の変哲もない水である。
しかし、周囲の水球のうち3,4個ほどがレイヴンの触れたものに突っ込んでいき、水球のかさを増した。
493レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)22:35:41 ID:vxK()
>>492
気分は研究者か教員だ。ローブにはそんな魔力があると誰かが言った。
泥が落とされていく上着を見ればレイヴンは便利、なんて呟く。

「位置だけ……ん、ありがとう……! ……おー、増えた。ある程度、向きが決まっていれば動かしやすい?」

かさを増した水球を見るとレイヴンは手を突っ込んだ。まるで中をまさぐるかのように。痛みなどがないとわかると泥のついていた卵もぱちゃぱちゃと洗うだろう。
遠慮はないのだろうか、この娘。
さて、一通り終えるとレイヴンは再びロイコを見た。

「エリーにはなんで教えてなかったの?」

気になっていたらしく、結構真面目な顔をしている。不思議、という感想が強いのだ。
494ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)22:43:10 ID:UcM
>>493
「何なら今練習してみるかい?それなら僕が見ててあげるよ。
 ああ、すべてを右にとかここに集めるとか、目標や方向がしっかりしていればその分楽だね」

レイヴンの問いの中に学習意欲を見出したロイコは、惜しげもなくその質問に答える。
彼女が卵を洗う間にも上着は汚れも大体落ち、あとは乾くのを待つばかり。

「気になるかい?そうだな、なんて言ったらいいか……
 エリィには自分に何が必要か、考えてから学んで貰いたかったからかな。
 それに、身内の僕に頼りっきりになるよりも、こうして関係を広げていく方が色々と良いからね」

要は自分だけに頼ってほしくなかった、受け身なだけになって欲しくなかったと。そう言うことらしい。
495レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)22:50:56 ID:vxK()
>>494
「…………ん」
「……やっぱり目標は大事」

ちょっと長い間があったが、返事は肯定の印。
卵を持ったままでは不味いと思ったのか木の裏に置いてあったらしい籠に入れてから戻ってきた。布までかけて。

「………………ほー…………ロコちゃん先生、すごい」

何がすごいかは明言できなかったようだが、ロイコのおかげで今の関係があると思えばその考えは正解だったということだろう。
少なくともレイヴンにとってはとっても良い結果なのだから。上着については返してもらった場合杖を向けて温めていくことだろう……。

「私は、二つまでなら動かせる……」

とりあえず上着の処遇はどうあれ、両手にひとつずつ水球を作るとふよふよ浮かせていた。
496ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)22:57:09 ID:UcM
>>495
先程リスに盗られたことを考えれば、布をかけてやるのは当然の対策だろう。
乾燥も少し手を出そうと思っていたのだが、何となく視線を感じて上着を返してやる。

「ふふ、まあそんな所だ。
 そうだな、そこまでできるなら…… もう一つ水球を作って、二つを同時に動かせるかい?」

そうしてレイヴンの実力を軽く確認すれば、次のステップになる様に課題を用意してやる。
他の水球を維持したまま複数を動かしてみる、その最小単位である。
497レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)23:05:17 ID:vxK()
>>496
その優しさにちょっと鈍いのが今のレイヴンの欠点だろうか? 自前で乾かせるのはいいのだが、やり方の問題で少しだけ臭うところがある。
もっともロイコの嗅覚が鋭敏でなければ近付かないと感じられないほどだが。
制服に向けていた杖をしまい、綺麗に畳んで籠の上に置いておき。

「……む、むむ…………やってみる」

まず最初のステップである三つの水球の生成維持だが、これは容易く成功させた。ロイコが正面から見ればそれぞれが三角の頂点になる配置にあるだろう。
次のステップについては……やや難しい顔をしながら上にある一つをそのままに、左右の頂点を作っていた水球をそのまま上にあげて、逆三角形を作るように動かした。
教えの通り、まずは二つを上に動かすという単純な目標で行ったことがよくわかるだろう。
498ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)23:13:04 ID:UcM
>>497
「単に温度を上げるだけでなく、風通しを気にしてやるといい。
 湿気た空気が内側に籠ってしまうからね」

そんなレイヴンのある意味力押しの手法に気付いたようで。
下から仰ぐように風魔法でサポートすれば、いくらか仕上がりはマシになっただろうか。

「うん、良いね。そこを超えられれば後は何とかなるんじゃないか?
 とりあえずはその二つを一緒にでも好きな方向に動かせるように、練習してみるといい」

言いながら浮かんだ十数個のうち三つを自分の元に手繰り寄せ、レイヴンのように二つを動かしてみせる。
少し慣れたらロイコが見せるとおり、二つを別々に動かしてみるのがいいだろう。
499ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/04(金)23:19:32 ID:tmU
雨だ。
予言部たちによる予言新聞天気予報欄がはずれ、幾多もの生徒たちが呆然と降り注ぐ雨を眺め、あるいは決死の覚悟で雨に飛び込んでいく。
ルビーは前者だ。いくら空を走れても、雲より高くは流石に無理だ。

「……誰か、傘持って来てないっすかねぇ」

あわよくば相合傘させてくれる人はいないだろうか。
それが無理でも、この憂鬱な雨の時間を共に過ごす人はいないだろうか。
今はただ、誰かが来たらいいのになーと待つばかり。
500レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)23:19:33 ID:vxK()
>>498
「……風通し……? ……内側、広げるとか?」
「……おー、いつもよりいい感じ」

そんな風に聞き返しているとサポートに気付いて仕上がりを見てどこか満足げ。臭いはせず、あたかも太陽の下で乾かしたような仕上がりである。

「ん、頑張ってみる……! ………………あっ」

どこか自信がついたような顔でロイコの手本を見ながら動かそうとした……矢先に動かしてなかった一つが地面に向かって落下した。
失敗か、と思えばレイヴンはなんとそれを膝の高さ辺りで止めてみたではないか。
――代わりに二つの水球が手に落下したのでプラマイマイナスになってるが。
501ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/04(金)23:25:59 ID:yJe
>>499
「ふふふ………
 ……今日はついてるッス、持ってきた傘が盗まれていないなんて……」
何やら世知辛い事を呟きながら、黒髪眼鏡の幸薄そうな少女がやってきた。

「……ふんふふーん……」
古びた傘を広げてルビーの前を通り過ぎ、寮の方へ。
その後ろ姿が見えなくなったかと思うと……

「……にょわあああああ!!!!」
情けない叫び声をあげて、先ほどの少女が走って戻ってきた。

そのやや後方から、先ほどの傘……
いや、傘の姿をしたモンスターが、彼女を追ってきているのであった。
502ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)23:27:43 ID:UcM
>>500
「ん…… いいアフターケアだ」

一個の落下を防ぐために二個の落下をもたらしたその行為を、しかしロイコは良しとした。
魔法の中で一番操りやすいのは、接触や放出と言った自分の身体に関わるもの。
二個を確実な制御下に置いたうえでもう一つを操る行為そのものは、理に適っていると言えるだろう。

「その意気で続ければ直にものにできるだろう。なかなか筋がいいじゃないか」

少し離れた距離にいるため頭を撫でてやることは叶わなかったが、上出来だとレイヴンに微笑みかけてやって。
503ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/04(金)23:32:46 ID:tmU
>>501
「おおー! 忘れ物対策の傘っすか!?」

嫌味ではない。どうやら本当にそう思っているようだ。
傘と人の奇妙な追いかけっこをするニャモミールに、並走する形で駆け寄るルビー。
二人揃って雨中の追いかけっこだ。
504ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/04(金)23:35:43 ID:yJe
>>503
「た、助けてッス、ニャモの傘が化けて襲ってきたっスよぉ……!!」
ばしゃーん、と派手に水たまりでずっこけると、
傘は容赦なく少女に襲い掛かり、傘の柄で少女を突っついたり、
生地の裏から伸びた不気味な舌でべちんべちんと少女を叩いたり……
505レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)23:35:58 ID:vxK()
>>502
「……よかったの?」

レイヴンはその落下を失敗と認識したために不思議そうだ。手の水球も弾け飛んでないのは親和性が高いからだろう。
褒められたと思ったのかちょっとだけ気を楽にして膝の高さから水球を徐々に上昇させ、口の高さでまた止めた。

「ふふー……わーい……」

非常に分かりにくい、自信に満ちた息を吐いてレイヴンは微笑みかけに小さな笑顔を見せた。機嫌をよくした影響か、今度は固さもなくふよふよと水球を漂わせた。
そして固定した水球の上下をそれぞれ通過させるような進路でレイヴンは二つの水球を入れ替えてまた自慢げ。
506ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)23:42:21 ID:UcM
>>505
実際その対応は褒めているので、レイヴンの解釈は間違っていない。
重要なのは失敗しないことではなく、失敗した時にどうフォローするかなのだ。

「おぉ、調子が出てきたな。
 僕が教えることもあんまり無かったかな?上出来だよ」

一種曲芸のようでもあるレイヴンの水球操作はこの一瞬でなかなかの練度に達していた。
対して助言をすることもなかったロイコは、その呑み込みの早さにレイヴンの後ろに歩み寄って頭を撫でてやるのだった。
507ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/04(金)23:46:06 ID:MiP
>>501
「あ、モンスターだったんすか?」

早とちりだったよてへぺろと舌を出し、傘のモンスターに向き合う。
できたら壊さずに傘として再利用したいところ。
とにかくまずは無力化だ。風のエンチャントで加速してからの膝蹴りを、傘の化け物に放つ。
508レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/04(金)23:48:56 ID:vxK()
>>506
「…………んーん、ロコちゃん先生言わなかったら多分私、試したこともなかった」

実際、レイヴンはほぼ水魔法は単発でしか使っていない。複数を操る発想はしたことがなかったのだ。そして今練習できたのは幸い。
口には出してないがエリシアに教える機会が再びあった時にまた教えられるのだから。

「……ふふふ、この調子――あー……」

頭を撫でられると特に嫌がりもせず満足げ。月桂冠に当たった時にやたら瑞々しいことがわかるかもしれない。
さて間抜けな声がした理由はひとつ。調子に乗ってもうひとつ増やした途端に中心の一つが地面にバシャァンと着弾したからである。……今は三つまで、ということだろうか。
509ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/04(金)23:50:52 ID:yJe
>>507
「にゃ、ニャモの、傘だったはずなのに……!
 ……突然化けやがったッス……!!」
水たまりにうずくまりながら、激しい傘からの攻撃を受けて悲鳴を上げる少女……

そこへぶちかまされる、加速のついた膝蹴り。
もともとそれほど頑丈ではないタダの傘、まともに喰らって骨の2、3本が折れる。
傘お化けは、なんとも奇妙な悲鳴をあげると、
ルビーに標的を変更して襲い掛かってくるが……
510ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/04(金)23:57:01 ID:UcM
>>508
「ふふ、そう言ってくれると助かるな。
 ……まあ、まだまだ研鑽の余地はありそうだ。また何か困ったら言ってくれ?」

四つ目に挑戦して見事玉砕したレイヴンの頭をぽんぽんと叩くロイコ。
なぜかやたらつやつやした月桂冠の葉をつまんで眺めながら、その挑戦心だけを今は買っておく。

「まあ、3つが4つになるのもそこそこに難しいからね。
 個数を増やす前に、次は3つを同時に操る方で慣れた方が良いね」

植物食だからかは分からないが、とにかくいい植物と言うものは本能レベルで気になるものなのだろうか。
月桂冠を指先で弄びながら、そんなアドバイスだけは抜かりなく飛ばして。
511ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/04(金)23:58:31 ID:MiP
>>509
「さっきの傘が? 最近の傘は高性能っすねぇ」

モンスターになって持ち主を襲うわけがないのだが、そこは気づかない。

「まーまー落ち着くっすよ。これ以上骨が折れたら大変すよ?」

と、今度は手にエンチャントをまとい、もち手を握ろうと狙う。
一応心配するような口ぶりのルビーだが、果たして思いは通じるか。そして、持ち手を握れるか。
512レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)00:03:42 ID:xeL()
>>510
「…………うん、お願いします……」

自信は玉砕水球は破砕、大きかったショックだがロイコの手で若干緩和された。
月桂冠の葉はまだ活き活きとして微かな芳香も漂わせていた。本当に接近しないとわからないレベルだが。

「……ん、わかった。頑張る……増やせばエリーも喜んで……仮の雨ももっと広く……!」

行動のほとんどはやはり雨らしい。仮としている辺り時間が短いのだろう。
指で弄られた月桂冠に気付くと頭を動かせないからかふよふよと水球を三角形に配置してから。

「…………食べちゃダメ、だから」

レイヴンにしてはなかなか辛辣な一言が飛ばされた。
513ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/05(土)00:05:17 ID:k6x
>>511
「た、ただの古い傘ッス!
 ……きっと古すぎて化けたッス……」
泥まみれになりながら、ふらふらと立ち上がる少女。

きしゃぁぁぁ!!!
と、奇怪な鳴き声を上げ、ルビーにとびかかってくる傘!
しかし、恐らくはルビーの素早さならば、狙い通り持ち手を取れる事だろう。
514ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)00:13:24 ID:dxJ
>>512
エリシアのためと頑張ってくれているのを見て、当然悪い気がするはずもなく。
微笑ましくレイヴンを眺めながら、やはり月桂冠が気になる様子で。

「ん?いや、妙に活きがいいと言うか…… この頭冠、何かあるのかい?」

冠にされていると言うのに、なぜだか生き生きとしているように感じられる月桂冠。
その辺りの機微は装飾性ならではの感性か、釘を刺しにきたレイヴンに逆に問い返した。
515ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/05(土)00:13:27 ID:61f
>>513
「古くなって化ける? そんな御伽噺じゃないんすからー」

またまたご冗談をと言わんばかりの様子。実際東方のほうにもツクモガミなどの物がモンスターになる事例があるのだが、もちろんあんまり授業を聞いていないルビーが知るよしもなく。

兎にも角にもあの化け傘だ。この手が届くなら、もち手をぎゅっと握り締め。

「とったどーっす!」

握った獲物を天高く掲げ、力強く宣言する。傘の化け物はいったいどんな反応を示すか。
516レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)00:20:24 ID:xeL()
>>514

「頭冠……? ……あ、これ? ……被ってると落ち着く。多分魔力吸ってる」

何かあるのか、と聞かれれば被ってる理由も聞かれたと思ってるらしくいつも外さない理由から説明。他の教師にも聞けばどんな授業でも外してない事実がわかるだろう。
そして活きの良さについては魔力を説明に出した。レイヴンに親和性が高い水の魔力を栄養源にしてると聞けば納得するだろうか?

「……気になる?」

そういえば以前種族について聞かれたし、もしかして種族の充てにされたのかな? と思ったようだ。だとしたらかなりややこしい要素になること必至だが。
517ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/05(土)00:21:43 ID:k6x
>>515
「おお、すごいッスね君。
 ……捕まえちゃったっすよ……!」
見事化け傘を捉えたルビーに、感心した様な表情の少女。

傘は柄を取られて自由を失うが、バサバサと上半身(?)を揺すって暴れまくる……!
……閉じてしまえば、大人しくなりそうな気がする……
518ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)00:27:54 ID:dxJ
>>516
「魔力を?……なるほどねぇ」

まあ種族的にも気にはなるが、そもそもロイコは魔法植物学も修めているのである。
こういった特殊な性質を持つ植物は、総じて研究対象だったりもするのだ。

「そうだね、少し切って栽培なんかも試みたいところではあるが…… ちなみに、それはいつから?」

学術的な興味を示しながらも、その来歴を一先ず聞いてみることに。
519ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/05(土)00:33:26 ID:61f
>>517
「いやー、それほどでもあるっすよ!」

鼻高々と言った具合にドヤ顔だ。手では傘がバサバサしているが。
そしてバサバサしている傘。バサバサして暴れるなら、閉じてしまえばいいんじゃないかな?
というわけで、閉じてみることにしよう。ただでさえもうぼろぼろだし、これ以上壊れないように、気持ちやさしめに閉じようと試みる。
520ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/05(土)00:36:13 ID:k6x
>>519
骨が少々歪んで閉じるのに抵抗があったが、
ばしゃん、と傘が閉じられると途端に大人しくなった。

「……あ、ありがとッス……怪我とか無いッスか……?」
泥まみれ、ずぶ濡れの少女が割れた眼鏡を片手に礼を言うのであった。

「……どうしよっかなこれ……
 ………解呪とかすれば、元に戻るんだろうか……。」
521レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)00:36:27 ID:xeL()
>>518
さて見た目は月桂冠……つまり元は月桂樹の葉であるとすべきなのだろうがこの世界だ。樹なのかにさえ疑い持つかどうかはロイコ次第。

「……切る……? …………ずっと小さい頃から」

切るというワードに少し不満げな様子、理由は断たれるほど切られると思ったからである。前の言葉を聞いてないのだろうか。
来歴を聞かれると少なくとも子供時代から着けているらしいことを答える。さてこれを今も昔も同一の物と見るかはロイコの見解次第。
522ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)00:46:42 ID:dxJ
>>521
さてこの月桂冠、得意な魔法植物と見るかマジックアイテムと見るか。見る限りは前者に近そうだと言うのがロイコの見解である。
マジックアイテムとは、物品がそういった効力を発揮するように造られたものになる訳だが、術式のようなものは見当たらなかったからだ。

「あはは、悪かった。だからそう機嫌を悪くしないでくれ」

とりあえずその不満げな様子を、月桂冠を少しでも傷つけられるのを嫌ったととったロイコ。
気を悪くさせてしまったかもしれないと、改めて頭を、ついでに耳元を撫でてみる。
さて、レイヴンは「多分魔力を吸っている」と答えたが、ともすればそれは拘束具とも取れないだろうか。
もしレイヴンの本質を封じ込めるためのアイテムなのであれば、一つ気になることが。

「それ、外そうと思えば外れるものなのかい?」
523レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)00:55:27 ID:xeL()
>>522
「ん、……無断でやったらいくらなんでも怒る」

ぷぅ、と膨らんだ頬は不満が消えた証だろう。本当に怒ってたりするとそんなことする余裕もないし。
頭髪は指がよく流れ、耳は相変わらず艶やかな羽根の感触……にちょっと混じっていた泥。

「……外せる。外した方がいい?」

ゆっくりロイコの顔を覗くレイヴンは不安などはないが、疑問ありげな顔である。水球を一旦地面に落として染み込ませた辺り集中が切れかかったのだろう。
524ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/05(土)00:57:12 ID:61f
>>520
「やー、自分は大丈夫っすよ? それよりも、君は大丈夫っすか?」

だってべしゃーって倒れてたし、眼鏡割れてるし。
骨のいくつかが折れた傘をなでりなでりしながらも、心配する。

「んー、解呪するのも、なんかかわいそうすねー。傘君傘君、君は何であの子を襲うんすか?」

争いだけでは何も生まない。対話で解決できるなら、そうするのか文化的な人類である。
525ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)01:02:21 ID:dxJ
>>523
「ああ、肝に命じておくよ」

レイヴンの肩に肘を置くようにして、彼女の両頬を人差し指でぷすーっとつついてやる。
まだ残っていた泥を軽く払ってやりながら、後ろからレイヴンの顔を覗き込んで。

「お願いできるかい。それでそうだな、さっきの水球操作、もう一回やってみてくれ」

月桂冠が水の魔力を抑制するなら、それが水魔法の歯止めになっているなら。外して行使してやることで何か変化があるかもしれない。
異常があったところで、月桂冠をかぶせてやればいいと言う対処が分かっている分安心もできようと言うもの。
ともすれゔぁシャディの時のように憑依も必要になるかもしれないと、レイヴンの方に手をおいたまま促した。
526ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/05(土)01:03:02 ID:k6x
>>524
「あー、見ての通りニャモは無事ッス」
無事とは一体何なのか。
泥まみれで眼鏡はわれ、どう見ても被害甚大。


『キシャアア!!キシャァアアアア!!!』
閉じられたまま弱々しく震えつつ、奇怪な叫び声を上げる。
……何を言ってるかははっきり言ってサッパリ分からない。

「ははぁ……モンスターとコミュニケーション取ろうとか、君変わってるッスねぇ……。」
527レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)01:11:13 ID:xeL()
>>525
当然頬を押されれば中の空気は唯一開く口からぷしゅーと抜けていく。

「………………わかった」

まるでずっと被ってた帽子と別れを告げるかのような雰囲気で月桂冠を外したレイヴン。瞬間レイヴンの髪がフワッと広がった。
やや広がった状態の髪を諦めたようにそのままにすると月桂冠を手にもったまま始めようとする。勿論預かるといえば預けるだろう。

「…………んー…………」

水球は問題なく三つ生まれ出た……のだが中がどこか暴れているように見えなくもない。表面に時々波紋ができたりしているのをそのままにレイヴンが動かそうとすれば。

「わっ。…………アレ?」
 
水球同士をすれ違わせようとした途端にくっついてそのまま破裂して周囲に水を撒き散らしていた。本人も予想してなかったのか、やったことがなかったのか不思議そうに首を傾げていた。
ゴボゴボと唸り始めた水球を尻目に。
528ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/05(土)01:12:13 ID:61f
>>526
「んー、怪我は、なさそうっすね?」

大丈夫問いなら大丈夫かな? と思いつつ、
でも泥まみれなのは気になる。カバンからハンドタオルを取り出して、ぬぐってあげる。

「うんうん、ほーうほーう……傘君なんか怒ってるっすね!」

ビックリマークの数だけで判断した感じがプンプンだ! とにかくなだめるためになでりなでり。

「人間話し合えばなんやかんやうまくいくものっすっよ? 何もいわずにはい消去は、やっぱり理不尽すよー」
「それで傘君、なにか待遇に不満があるんすか?」

対話さえあれば通じ合える。本気でそう思っているふしがある。なに言っているのかわからないくせに、対話は続けるようだ。
529ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/05(土)01:15:26 ID:k6x
>>528
「あぁ、こりゃ申し訳ない……
 ……ニャモはほんと大丈夫ッスから、お気遣いなく……。」
泥を軽く拭われ、申し訳なさそうな少女。

『ショァアアアア!!!フシュアアアア!!!』
「……相変わらず、何言ってるかさっぱりッスよ……。」
荒ぶる傘、そもそもルビーの言葉も通じているのかいないのか……

「も、もし良かったら……
 ……その傘君にあげるッスよ……?
 …いや、モンスターなんか押し付けられても迷惑だろうけども……。」
530ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/05(土)01:21:19 ID:61f
>>529
「自分が勝手にやってることだから、気にしなくていいっすよー」

ぬぐわせてくれるのなら、ニャモミールについた泥はあらかた落とすことができるだろう。
さすがに、制服の汚れは洗濯の必要がありそうだが。

「うむむ、もはや聞く耳を持たないって感じっすね」

やはり魔物は魔物。人と心を通じ合わせることは難しいのだろうか。

「え、いいんすか!? 傘なくって困ってたんすよ~。君いい人っすね!」

なんと迷惑がるどころか非常に喜んでいる!
531ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)01:21:38 ID:dxJ
>>527
(……お?)

月桂冠を取った瞬間、ふわりと広がった髪。今の今まで月桂冠がこれを抑えていたことの証左だろう。
一言言って月桂冠を預かりながら、レイヴンが魔法を発動させるのを眺めていると、どうも勝手が違っている様子。
そのまま目と触覚を淡く光らせてレイヴンの精神に潜り込み、魂魄的な異常が無いかを調べながら一緒に魔法の手綱を握ろうと。

『一旦落ち着いて。さっきまでみたいにもう一度、あれを制御できそうかい?』
532レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)01:29:16 ID:xeL()
>>531
それを髪留めとせず、そう判断できるのはロイコの知識と見解というべきか。レイヴンとしては髪が広がるのを見られるのが嫌だったせいもあったりするが。

魂魄にあるレイヴン自体に異常は見当たらないだろう。しかし、そのレイヴン自身に何か膨らむような違和感がある。
ゴボゴボと唸る水球に気付くとアワアワとしそうになるがロイコの言葉にびっくりしたりと今日のレイヴンは落ち着かない。

「え、えーと…………多分、無理っ」

ゴボ、と唸りを一瞬押さえた……ように見えたが余計に暴れ出した水球を見て凄い諦めの早さであった。どういうわけかサイズまで一回り増した。
そのせいかレイヴンはロイコの制止も聞くことなく空にそれを打ち上げて――水球自体を四散させた。
周囲に滴が降り注ぐのを見上げてレイヴンはなるべく安全な場所を選んだはずだが……ロイコが怒らないかという思いでそちら見た。
533アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/05(土)01:34:51 ID:cAp
>>530
「い、いや、ニャモは良い人なんかじゃ……
ってか、それもはや傘としては機能しないっスよ!?
襲われるっス!!」
相変わらず奇声を放ちもぞもぞ蠢く傘、再びさそうものならまた持ち主に襲いかかってくる事だろう。
534ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)01:36:13 ID:dxJ
>>532
『わかった、後は楽にしてくれ』

そう心に語りかけたのを最後に、レイヴンの頭に月桂冠をかぶせなおして。
憑依している間は心は読めずとも体の感覚や魔力の流れは感知できる。どのように魔力が勝手に流れ出しているのか、ともすれば本人よりも冷静に客観的に眺めることができるのだ。
さて、そんな風に情報を収集しているうちに、上空へと水球を逃して破裂させたレイヴン。制御不能なものからの対比としては実に適切であり、制止する理由もない行動だ。

「どうした?制御できなかった力が不安かい?」

まさか怒られると思っているとはつゆ知らず、キョトンとした顔でレイヴンを見返した。
535ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/05(土)01:43:49 ID:61f
>>533
「ニャモ(仮)ちゃん、それは違うっす。信じることで、うち溶け合えるんすよ……」

あろうことか、本当に傘を開いてしまうルビー!
何か奇跡でも起きない限り、そのままニャモミールがされた行いを受けてしまうことだろう。

『あやあああぁぁぁ…………!』

そしてこだまするルビーの悲鳴。
信頼していた相手からの裏切り、すなわち不意打ち!
今はなすすべなく打ちのめされるばかり。
536レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)01:44:15 ID:xeL()
>>534
魔力の流れは暴れるように、身体の感覚はどこか鋭敏に。
魔力の流れる大元からは栓でも外されたかのように多い魔力が注がれていたのだった。レイヴン本人も無自覚に抑え込もうとしているようだが。

楽にしてくれと言われれば気が抜けたかのようにへたりと座り込んで被った月桂冠に手をやった。
ぎゅ、と抑えれば髪もいつもの真っ直ぐさを取り戻し、まだロイコが精神に居たならば魔力の一部が月桂冠に流れているのがわかるだろう。

「…………怒るかと、思ってた。……やっぱり外したくない……髪も広がるし……」

制御云々よりまさかの髪の心配。両性(?)で髪の毛もないロイコにそれが伝わるかは不明だが、月桂冠は両手で抑えてるのであった。
537ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)01:55:16 ID:dxJ
>>536
さて、情報を整理しよう。
月桂冠を外したことによって溢れ出したのは、ロイコと似た水属性の適性の高い魔力だった。
物心ついた時には被っていたと言う月桂冠は、それを抑えるために与えられたと考えていいだろう。
そしてこちらもほぼ生まれつきと言っていた雨好きも、適性が水に偏っているのならば種族的特性とも……

「ん?何でだい?」

そこまで考えて、レイヴンの懸念に意外そうな表情。
被害がおよばないように適切に魔法を逃したレイヴン。制御が難しい中やり遂げたと言うのに、何を咎めることがあろうか。
どうやら髪を気にしているらしいレイヴンに、手櫛のように梳いてやりながら。まあ、髪型に関して共感は特にできないのは想像の通りなのだが。
538レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)02:02:11 ID:xeL()
>>537
さて、敢えてロイコに提示することと言うと月桂冠はどこから生まれでたものなのか。だろうか。
種族特性面はその見解でほぼ問題ない、とだけ。

「……危ない魔法になりかけた。から」

意識こそしてなかったとはいえ、あのまま膨れ上がらせていたらどうなったやら。水の爆発は近いと十分に危ないものだし、誰かに教えるときにこんなことが起きれば問題だろう。
手櫛で通せばやはりよく通る。そしてよく通るほどだからだろう、広がるのは。魔力か、単なる静電気か、広がる謎はそのままで。

「……気を付ける」

自発的に月桂冠を外す可能性は、低くなったと言える。
539ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)02:15:13 ID:xw8
>>538
「それをさせたのは僕だろう?だから君は気にしなくていいよ」

レイヴンを安心させるように後ろからぎゅっと抱きすくめる。
そもそもロイコの興味本位でもたらした結果だ。責任を負うべきは間違いなくこちらである。
だから、少しでも自責の念にとらわれさせているのだとしたら、それは非常に心苦しいのだった。

「それに、よくあの状態で被害を抑えるために頑張ってくれたね。
 実力の中で出来る範囲で最善と言えただろう。誇りこそすれ悔やむことは無い」

まあ、いつも通り月桂冠を付けてさえいれば問題ないのだ。
そう言って慰め、彼女の調子が戻ることを願った。
540レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)02:23:08 ID:xeL()
>>539
「…………ん」

言葉か行動かはわからないがレイヴンは安心した様子で一息吐いた。 
レイヴンとしては興味はあれど、危ないものは使いたくなかった。まずは同じような状態の魔法を制することが可能になってからである、

――――危ないことより雨乞いしたい、という本音がボソッと漏れたのは聞こえるだろうか。

「……わかった、じゃあもう平気。今度から危なくならないようにする」
「…………そういえばロコちゃん先生、最近嵐が過ぎた海域って知ってる? あったらそこで捕ってほしいのがある」

立ち上がって、おー、と両手を上げたかと思えば話の内容変わりすぎな質問が飛んでいった。
541ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)02:30:17 ID:xw8
>>540
レイヴンが納得してくれた様子を見ると、そっと彼女の肩から離れる。
まあ三つの水球を使っての制御も今日始めたばかりである。将来的には制御もできるようになるだろうか。

「ああ、応援しているよ。
 ……っと、唐突だね。南の方かい?それとも西?」

そして唐突な話題の転換に、少し驚きながらも対応するロイコ。
なまじ海を知っているだけに、それだけではどこの海域か特定できない様子だ。
542レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)02:37:58 ID:xeL()
>>541
「南か、西? ……どちらでも大丈夫、そう言うってことは、あった?」

レイヴンのこの問いでわかるだろうか。レイヴンは「この場所なんだけど知ってる?」ではなく「どこで発生したかわかる?」という意味で聞いている。
早い話、レイヴンはどこで嵐が起きたとか現在把握してないのだった。

「通り過ぎてるなら、そこに青い海老、居るはず。……捕ってきてほしい」

食用なのか供物なのかは今言ってないがレイヴンの目的はそれらしい。というか、聞き方によっては体のいいパシりのようである。
543ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)02:43:01 ID:xw8
>>542
「まあ言ったわけじゃないから断言はできないけど……
 時期的にはどっちに来ててもおかしくないからね、調べればわかるだろう」

つまりレイヴンの出した条件は別に問題にならないということ。
ロイコはそれを軽い採集だと解釈し、首を縦に振った。

「エリィも世話になってるし、喜んで引き受けよう。
 そうだな、何か聞いている特徴や注意点なんかはあるかい?」
544レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)02:51:24 ID:xeL()
>>543
「おー、良かった」

受けてもらえたことを安心。説明からしても発生時期が限られてるのだろう。

「青くて、あと嵐が通り過ぎてて静かになってる海域……あと尻尾の先……羽? が大きめ。もし跳ねられてると痛いって」
「流れてきた餌を取りに行く個体と、髭だけ出して砂に隠れて餌を待ち伏せしてる個体が居る、ってあった」

さて、レイヴンはどちらの個体でも構わないらしい。つまりロイコの捕りやすい方で良いのだろう。
ちなみにレイヴンは出さなかったが前者より後者の方が大きめになるらしい。
545ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)02:59:25 ID:xw8
>>544
「なるほど、じゃあそうだな…… 一週間後には獲ってくるよ。
 そうだ、出来るだけ新鮮な方が良いのかな?なんなら生け捕りにしてくるよ」

とりあえず事の詳細を聞いて、改めてことを了承するロイコ。
最後に獲物の生死を問うかどうかを聞いてから、レイヴンに掛けたローブを少し引っ張って。

「それじゃあ、僕はここらで失礼しようかな。
 早いところ制服に着替えて、ローブを返してほしいかな」

レイヴンに恥じらいが無いからとローブだけ返されても、とりあえずロイコはレイヴンが上着を着るまでは見届けるだろう。
そうしてローブが手元に帰ってくれば、それを羽織って職員棟へと足を進めるのだった。
546レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)03:06:00 ID:xeL()
>>545
「ん、できたら新鮮なのが良い。可能なら凍らせても平気」

レイヴンははっきりと言った。保存状態の面があると思わせる。氷付けに関してはレイヴン自体が解かせるので問題ないとしているようだ。


「ん、ローブありがとう。……? ……」

案の定レイヴンはローブを返すと少しの間制服を着ずに見送ろうとしていたが、動かないのを見てサラシの上に上着を着るのであった。
そして職員棟に帰るロイコを見届ければレイヴンは籠に入った供物らしきものを持ってご機嫌な様子で寮に戻っていった。
547??? :2018/05/05(土)20:35:16 ID:J2f
此処はとある氷山の麓、そこの洞窟の奥
一人のフード姿の男が青いオーブを拾い、ニヤリと笑う

「これが絶望・・・これで・・・残り3つ・・・」

そのフードの男は高笑いとともにその言葉を呟く、また別の水晶を取り出し、魔力を送るとそれは光りだす

「あやつの状況はどうだ・・・兆候は見られたか?」

水晶に向かい語りかける男、どうやら水晶を媒体として遠距離を魔力により繋いで会話する魔法のようであり、水晶の向こうからも声がする

『滅びと災いは感じた・・・暴虐の確認は出来てないけど恐らく習得済』

水晶の向こうから伝わるその声は変声器を使われたような声で、男女かどうかすらわからない状態であった

「そうか・・・その3つのオーブは邸で管理されている、盗み出すのは恐らく無理だ・・チェロとソーレに伝えろ・・・時は来た・・・あやつを回収する・・・お前は暫く監視を続けておけ・・・」

『わかった、伝えておく・・・それと、成功したのなら約束は果たしてもらうから』

「・・・ふん、好きにしろ。貴様ら失敗作の最後の仕事だ。それが終わったなら、解放してやるよ」

そこでオーブの光は途絶えて男は空を見上げる

「・・・やっと、やっとだ・・・ヒヒヒヒ」

怪しく笑うその声が雪山には木霊していて・・・
一つの悪意が今動き出した
548ステラ◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/05(土)22:20:53 ID:H8n
『あの、我が主様?図書室は決して教師が惰眠を貪る場所ではないと私は記憶しているのですが?』
うるさいですよぉ……zzz
【ここは放課後の学園の図書室】
【魔法薬学の教師は本を山積みにしながらうとうとと眠そうにしていて】
【その教師の使い魔である黒髪黒目なメイドさんが窘めるという光景が広がります】
549リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)22:26:41 ID:xeL()
>>548
「おやおや……お困りのようなら叩き起こしますよ? ほら、教師なら正しき場所でお眠りくださいな」

【小脇に本を抱えてメイドさんにそんなことを言う金髪碧眼の青年】
【もしメイドさんが肯定した場合教師の肩を揺すろうとするでしょう、本が倒れてこないようにしているつもりだが、大丈夫なのやら】
550ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/05(土)22:31:40 ID:J2f
>>548>>549
基本的に静かな図書室、その場所はこの少女にとっては楽園のようで
別の机で爆睡中だった少女はふと目を覚まして

「・・・うるさいな~・・・図書室では静かに・・・でしょ」

寝ぼけ全開の表情でそう呟き、メイド、リエードをじっと見る
551エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)22:36:07 ID:xw8
>>548
>>549
>>550
図書館の一角で、何やらにぎやかな雰囲気。
基本的に静かであるべき場所にあって、こう言った空気は良く伝わるものだ。

「おー、なになにー?」

ふとそれが気になったエリシアがふよふよと近寄ると、何やら本の山の中で寝るステラとそれを咎めるリエードの姿。
あと一人知らない人物がいるの見えたが、何にせよエリシアのやることは変わらなかった。気持ち声を潜めた挨拶だ。

「おー、こんにちはー!」
552ステラ◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/05(土)22:38:31 ID:H8n
>>549
『起こしてくださるのなら是非、ただし叩くのはお勧め出来ませんね……』
【主を害するのはちょっと……とメイドさん】

>>550
『これは失礼しました』
そうですよぉ……図書室では静かにするべきで……zzz
【寝ぼけてそうな口調でステラ先生が小さな声でぼやきます】

>>551
あら、こんにちはぁ……
【自分の口元に指、静かにーってジェスチャーする怠惰なステラ先生】
553リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)22:40:27 ID:xeL()
>>550>>551>>552
「あなたもですか……静かにするとは言っても寝てて良い場所とも言い難いのですよ」

「……こんにちは、エリシアさん。いつも元気でよろしい」

五人のうち二人が眠りに近いために相対的にエリシアが元気に見えるのは仕方ない。そしてメイドさんの苦言を聞くとふむ、と一考えして。

「司書に言いつけましょうか?」

図書館利用者に結構こわーい人として知られてる人をステラの耳元で口に出した。
554ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/05(土)22:45:44 ID:J2f
>>552>>553>>554
「さっすが・・・ステラ先生はわかってる」

めっちゃロートーンで、ステラ先生を讃えるが

「だってこんな静かな場所・・・寝る為にあるようなもん・・・」

リエードに対してはめっちゃクールぶった口調で言いますよ!

「・・・て、そこのちっさい子・・・静かにして」

元気よくおはよー!と言ったエリシアにこんな一言を言いました!
555エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)22:49:47 ID:xw8
>>552
>>553
>>554
三人にとってエリシアは「ちょっと騒がしいちびっ子」程度の感覚だろうか。
ステラとリエードの返答に手を振っていると、横から挟まれた少しきつめの言葉。
確かにここは図書館。本来静かであるべき場所だ。かといってここは寝床ではないのだが……

「……だれ?」

それよりも何よりも、エリシアは彼女のことを知らない点が気になったようだ。
556ステラ◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/05(土)22:52:30 ID:H8n
>>553
司書がどうしましたぁ……?
【太古の魔女(17歳)は特に恐れていないようですね】
【本を汚してもいないしと割と強気】

>>554
魔法を学ぶ時ぃ……疲れてくるとつい眠くなってしまいますしねぇ……zzz
【17歳なので頭を働かせ過ぎると眠くなるのです】

>>555
んー、学園の生徒ですよねぇ……?ルナさん……zzz
【ステラ先生(17歳)が説明できる範囲の紹介である】
557リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)22:55:34 ID:xeL()
>>554
「いえ、本を読むためですからね? もしくは集中したい時かと。……寝ることに集中したいとかは言わないでくださいよ?」

クールぶる彼女には結構手厳しい台詞。しかし、困らせてないだけまだルナはマシなのだろうか、とも思っちゃってる。

>>555
「そういえば誰なんでしょうね? 何か見た気はするのですが」 

なんと、リエードもわかってなかったようだ、役立たず。声を抑えて挨拶した様子だったので褒めるべきちびっことして頭を一撫でした辺りそういう感覚。

>>556
「……ダメだこの大人。ああ、あの方はルナさんでしたか、ありがとうございます」
「ところで二人揃ってなぜ図書館をわざわざ? しかも先生に至っては本まで積んでますし」

せめて部屋で寝るか仮眠室でも作ってから寝てくださいよと言わんばかり。そしてさらっと大人扱いしてため息ですよ。
558ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/05(土)23:01:03 ID:J2f
>>555

「・・・私はルナって言うの」

素っ気なく名前だけ名乗ります

>>556
「・・・そうそう、優秀な先生は仕事も多くて大変よね・・ステラ先生とは仲良くできそ」

などと言ってステラ先生の事はめっちゃ上げ上げですよ

>>557
「・・・寝る事に集中したい」

思いっきり言った!どストレートです

「・・・自室に帰る前に疲れたからちょっと休憩に・・あと、仮眠室とかそー言うの・・作るために動くのめんどい」

ぐーたら全開です
559エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)23:04:39 ID:xw8
>>556
>>557
>>558
「わかった、ルナ!」

ステラと本人からの紹介でとりあえず名前を覚えたエリシア。
が、あいさつもそこそこに二人はグダグダと寝入ってしまうではないか。

「……?」

頭を撫でられながら、リエードの方を不思議そうに見て。
少し困っていそうなメイドさんの方をもう一回見て、一体どうしたことだろうと首を傾げる。
もし二人を起こそうというのなら、エリシアは素直に加担するだろうが。
560ステラ◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/05(土)23:07:45 ID:H8n
>>557
…………まあ17歳にもなれば大人ですから見逃しましょう、生徒のために翻訳の魔法に対応していない魔法を載せた書物を生徒でも利用できるように……zzZZ
『写本を作りに来た……のですが』
【微睡んでいて作業が進まないなあとメイドさんは呆れ顔】

>>558
こうして今だらけている私が言うのもなんですがぁ……眠気があるときは意見が合いそうですよねぇ……
【真面目?(主に生徒に毒を飲ませたり、けもみみ生やさせたり)に授業をやっているときは今の現状と性格違いすぎると自覚しているせんせー(17歳)】

>>559
『どうしましょうか、起こそうとしてみますか?』
【メイドさんは、何もかかれていない羊皮紙の束(束の厚さは1mを超えるものの揺れません)を構えていますね】
561リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)23:12:03 ID:xeL()
>>558
「………………」

人の怠惰とはここまで来るものか、とリエードはむしろ感心したように頷いていた。彼の場合は暴食。

>>559
「……? ……あ、えーとですね、ステラ先生とルナさんを起こしたいんですよ、このままですと……」

「あ、冷えて風邪を引くかもしれないでしょう? 風邪になると熱くなったりして大変なんですよ」

そう言ってエリシアにもわかりやすいように伝えてみる。必要以上に危機感を煽った気がするのは多分わざと。

>>560
「では自分も大人になるのですかねえ、……そんな大事な作業を前によく寝られますね……」

リエードもメイドさんの構えを見て少し考えたのか指をゴキゴキ鳴らし始めましたね?
562ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/05(土)23:17:43 ID:J2f
>>559
「・・・君の名前は?」
そう言えばこのちびっ子の名前知らないなと感じ取ったのかそんな事を聞く

>>560
「・・・普段の先生が嘘みたい・・・こんな一面あって親近感湧いた」

そんな事を言う少女は普段の授業中は居眠りの常習犯

>>561
「・・・人間1日16時間は寝るのよ」

そして、そんなリエードに対してめっちゃぶっ飛んだ自論を曝け出した
563エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)23:25:41 ID:xw8
>>562
「お……?えりーだよ!」
名前を聞かれれば即座に。自己紹介がてら軽く手を挙げて。

>>561
「!! たいへん……!」

変温動物にとって体温が上がりすぎてしまうことが、いかに重大か。
リエードの意図よりかなり過剰に伝わった危機感、きっとエリシアの血色が人間のそれなら顔が青ざめていただろう。

>>560
そしてまずはステラにしがみ付いて、ゆっさゆっさと揺すって起こそうと。
エリシアの種族が持つ精神感応術によって、ただならぬ危機感が心に直接伝わってくるだろう。
とはいえ、エリシアのそれはさほど強力でもない。力も弱いため振り払うことは容易、なのだが。
564ステラ◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/05(土)23:30:12 ID:H8n
>>561
『一つ補足をしましょう、我が主は今痛みを与えられたら間違いなく叫びます』
【そうなると、うるさい原因の一人としてリエードさんも咎められてしまいますからとメイドさん】

>>562
生徒のためを思って、授業はしっかりとしているのですよぉ……zzz
【半分以上は毒とかを飲んだりする生徒のリアクションを楽しむためであるが】
【生徒にちゃんと実践による経験を積ませてあげたいという感情からステラ先生の授業は実技が多い】 

>>560
?!
【ステラ先生がビクーン、と何か嫌な予感がしたかのように上体を持ち上げるというか跳ね起きるような動きをしますね】
【顔はびっくりしている様な表情でもありそうですが、未だ眠たげでもあります】
565リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)23:33:12 ID:xeL()
>>562
「では余った八時間を今使いなさい。何、朝から夜ご飯までは持つでしょう?」

その持論をそのまま投げ返したぞこの風紀委員。しかもタイミングの問題で今は指ゴキゴキの最中だ。

>>563

「ええ、大変なんです。風邪は万病の……とちょっと煽りすぎましたかね?」

エリシアには少し申し訳ないことをしたが、仕方ないことだろうと。いっそステラもルナも放置して別の教師を呼びつける方法もあったが風紀委員なりに対応はしたかったのだ。
結局エリシア頼ったけど。

>>564
「いえデコピンしようかと思っただけですよ? それでもダメというなら……おやお目覚めみたいですね」
「メイドさん? 今少しの痛みを与えた場合は?」

起きたステラ先生を見て笑うと、もう完全に手がデコピンの構えしてますよこの金髪青年。
そしてエリシアには同じようなやり方でルナにも試せるか? と伝えるのだった。
566ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/05(土)23:39:34 ID:J2f
>>563
「そう・・・エリシーちゃん・・・いい子だからそのまま・・・」

エリシアにそんな事を言ってると

>>564
ステラ先生が飛び起きた音にビクッと反応してました

>>563「あ、はは、私には勘弁して貰えるかな・・・?」

エリシアにこんな事言って苦笑いです

>>565
「・・・有名な暴力風紀委員さん・・私も起きたし~・・その~・・暴力は勘弁してもらえる?」

若干焦りつつ、両手をパーに広げてリエードに言います
表情は苦笑い
567エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/05(土)23:49:16 ID:xw8
>>564
「……!おきた!」
揺すった位置から、跳ね起きたステラの肩にしがみ付くような形になりながら。
ひとまずステラを起こせたことでほっとリエードを見て。

>>565
「わかった!」
やはりこの場での睡眠は危険だと思っているのか、次いでルナのもとに向かおうとして。

>>566
「おー、ルナもおきた!」
何もせずとも今は目が覚めている様子のルナ、これでいいかとリエードにきらきらした目を向けた。
568ステラ◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/05(土)23:50:55 ID:H8n
>>565
『ほら、あの我が主様の顔をご覧ください……何かされたら暴漢扱いをしようという決意に満ちた目をしている様に見えませんか?』
【ステラ先生はびっくりしているのと、眠そうなの位しか今の表情にはありませんが】
【このメイドさん割と主人にたいして無礼なときがあるので】

>>566
>>567
凄くびっくりして、何というか心臓に悪いですよこれ!
【エリシアに使われた魔法の感想である】
【何の危機感かが伝わらなかったのか、何かすごい嫌な予感がした後な感じの顔ですよ】
569リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/05(土)23:57:17 ID:xeL()
>>566>>567
「おや、起きたようですね、偉い偉い」
「ええ。エリシアさんよくやってくださいました、あとで何か、野菜でもあげましょうか?」

起きたのならばルナにデコピンする理由はないので安心しなさい、的な雰囲気でにこやかに。
そしてエリシアが向けたキラキラした目にはまた優しい眼差しで返した。
報酬として普通子供に与えるものかは周りからすれば微妙に見えるか。

>>568
「眠そうな教師を起こしたら暴漢扱いされたと自分が抗議した場合、ただの泥沼になると思いますよ? そもそも自分これですし」
「それにメイドさん? を困らせるのもダメでしょう、色々な意味で」

メイドとステラにだけ見える角度で腕章をチラ見せしてこれまたいい笑顔で。
とりあえず指ゴキゴキは収めてくれたが、よく考えたら唯一の男子なので周りの視線が色々来る。好奇心とかヒソヒソ的なやつが。
570ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)00:02:40 ID:6Wx
>>567>>568>>569
「ふぁ~あ・・・目が覚めちゃったや・・・」

あくびしてそんな事を言うと、目を擦り

「・・・ちなみにリエード君、周りからなんか白い目で見られてるよ、男子は辛いね」

クールぶってそんな事をリエードに言う

「・・・エリシーちゃん、私にはほんとやめてね」

ステラ先生の感想を聞くとエリシアにそう言って

「ステラ先生も・・・とりあえずおはよ」

何て声をかけたら良いか分からず、とりあえずの挨拶
571エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)00:08:53 ID:0xF
>>568
「……?」
そして当のエリシア、自覚もあまりなかったようである。
事を重大だと捉えていたから、憑依魔術がにじみ出てしまったようだ。

>>570
「ん、わかった? えりーにも、おはよー!」
自分がいまいち何をしたか分かっていないので、返答もそんな風にあいまい。
それでもルナが起きてくれたようで、起床の挨拶を元気よく、しかし声は控えめに行った。

>>569
「ほんと?なにくれるの?」
そしてリエードの報酬の言葉にふよふよと近寄って、期待に満ちた視線を向ける。
572ステラ◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/06(日)00:13:06 ID:wd0
>>569
乱暴された……力づく……無理矢理……寝惚けているときに
【この内容を叫びましょうか?といった感じの状態ですねステラ先生】
【風紀委員と言えど、教師がそんなくくりを恐れるはずもなく】

>>570
おはようございます、ルナさん
【少し困ったような笑顔を浮かべて、軽ーく会釈しています】

>>571
何をしたのですか?エリシアさん
【17年(自称)生きていて余り使わない系統の魔法だったのは確か、と疑問を浮かべているようですね】
【分かってなさそうでも、興味からつい聞いてしまいます】
573リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)00:19:18 ID:idZ()
>>570
「慣れたことです、むしろ今の方がまだマシですよ」

恐怖の視線とかよりはマシなようです。リエードが視線を確認しても怖がるのではなく白い目になるのがマシってなんだろう。
 
>>571
「ふむ、ほんのりと甘いキャベツなどはいかがでしょう? 野菜に好みはありますか?」

キャベツ以外にもくれるらしい雰囲気でそう告げた。ちなみに他にはアスパラやじゃがいも等があるが、葉ではないので食べにくさがあるかもしれない。

>>572
「ハハハハ、それ、バレたらあなたの立場が悪くなるだけですよ? お互いここは引きません?」

確かに困ることには困るが、そんな内容で反省房にでも行くことになるだろうがその後に事情聴取や捜査などあれば相対的にひどくなるのはステラだろうと。
というかそこまでいくとエリシアの教育的にアレな気がしてヒソヒソ声でそう提案した。ぶっちゃけリエードまだ肩揺することしかしてないから悪くない。
574ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)00:25:16 ID:6Wx
>>571
「・・・無邪気な子供っていいな」

そんな様子のエリシアを見てふと呟く

>>572
「災難な目にあったね・・・ステラ先生」

ステラ先生に笑いながらそう言う
自分が先じゃ無くて良かった的な

>>573
「開き直ってるし・・・そんなんじゃ彼女とかできないよ」

淡々とそう言って、リエードにため息ですよ
575エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)00:31:48 ID:clZ
>>572
「んー?えっと…… びびびーってやつをー……」
何と言っても生まれつきの能力なので説明しづらいのだ。
ロイコならばしっかりと説明できたのだろうが、エリシアの説明はなんとも要領を得ない。

>>573
「はっぱ!……あまい、キャベツ?」
お菓子は食べる、キャベツも食べるが、その二つの組み合わせというものは寡聞にして聞いたことがない。
こてんと首を傾げてなんとか想像を膨らませているようだが……?

>>574
そんなエリシアの姿を眺めて、もしかすると誰かの面影に気づくかもしれない。
とはいえ、かたや軟体でかたや人間へ擬態した姿。おまけに性格も似通っているとも言い難い。
この条件、ノーヒントである二人を結びつけることは、非常に難しくはあるが。
576ステラ◆MzJ4jbQMxni1 :2018/05/06(日)00:40:11 ID:wd0
>>573
私はなにも悪いことをしていませんよ?
【すこーし機嫌が悪そうにしながらステラ先生はそういいますね】
【デコピン含めて、痛みを伴う方法をつかわなればいいのです】

>>574
痛い方法じゃなかっただけマシと考えましょう
【困ったような笑顔を浮かべたままそんな風に言いますね】

>>575
ごめんなさい、私には良く分かりませんので……
【後で、ロイコ教育実習生に聞いてみようと決意するのでした】

折角目も覚めましたし、私はやるべき仕事をすることにします
『我が主様が失礼しました』
【ステラ先生はひたすら、山積みにした本を魔法で写本にするのでした】
577リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)00:44:13 ID:idZ()
>>574
「彼女は居らずとも友人が居るので。まあ評判が悪くなるのは確かに困りますが」

ははは、と笑いながら流した。動揺一つ無いのはどうしたものやら。
とはいえ悪評自体は困るらしいですね。悪評だらけの風紀委員も面倒になるのでしょう。

>>575
「あ、甘いと言っても菓子ほどは甘くないですよ? 少しだけ、という感じです」
「ミルクは飲んだことありますか? ない場合は食べてからのお楽しみとしましょうか」

エリシアにとっては混乱しそうな情報であるかもしれない。エリシアがミルクを知っているか、にもよるし知らない場合は未知の味だろう。

>>576
「メイドさん困らせてたでしょうに」
「いえいえ、こちらも困らせたようですみません」

多分、この二人の相性はちょっと悪いのだろう。リエードはにこやかなままメイドも困るようなことを言うと仕事に戻ったのを見て満足そうに。
そして一旦、ルナの居る机側に移動するのだった。
578ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)00:55:47 ID:6Wx
>>575
「・・・なーんか似てる気がするんだけどね」

エリシアを見つめながらふと考えるが、まさかねっと思い、ロイコ先生との関係性には気づかないようだ

>>576

「そっか、んじゃ先生頑張ってね」
ステラ先生には労いの言葉を一つかけて視線をリエードへと移す

>>577
「友達居たんだ・・・あ~、そーいやレオナと話してる姿たまーに見かける・・・」

ふと飛び出した名前、でもまぁ彼女は誰にでも馴れ馴れしい所もあるかと思ったようで
579エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)01:03:51 ID:clZ
>>576
「そう?ばいばーい!」
伝わらないものは仕方ない。さほど未練もなかったようで手を振って別れを告げる。
もちろん、それなりに声をひそめることも忘れない。

>>577
「んー…… クリーム?」
エリシアの知識から出てきたのは、牛乳から作った生クリーム。
最近カメリアとお菓子づくりをした時の印象がやはり強いのだろうか。

>>578
「……お?レオナ?」
そしてなんとなく視線を感じて振り向くと、何やら知っている名前が聞こえて。
また首をこてんと傾げ直しながらそう聞いた。
580リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)01:08:00 ID:idZ()
>>578
「ええ、仲良くしてくださる方は存外多いものですよ。あなたはレオナさんとご友人で?」

飛び出した名前には食いついてくるらしく、彼女との関係性をエリシアと二人して聞くような状態になっているだろう。

>>579
「ふむ、砂糖を入れてなかったのならそれが近いかと。そのクリームは美味しかったですか?」

思い出させるのもまた良いだろうと。問題はキャベツの方はちょっと甘味が控えめなところだ。そのためか付け足すのは。

「そのクリームの甘さを更に控えめにしてると、思ってくださいね」
581ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)01:11:57 ID:6Wx
>>579>>580
「エリシーちゃんもレオナ知ってるのね」

少し意外そうな表情になって

「あ~・・レオナとは中等部の時実習の授業でたまたま同じ組になって、それ以来馴れ馴れしくされてるよ・・・ま、別に良いんだけどもうちょっと静かにして欲しい」

と、そう言う
別に嫌いじゃないけど煩いのは辞めてって感じですね
582エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)01:19:52 ID:clZ
>>580
「うんっ、ふわふわ!」
要は感覚としてはあれに近いと知り、より期待値が増した様子である。
そんなエリシアはリエードの隣の椅子に座り、期待に首をゆらゆら左右に揺らしている。
連動してふらふらと揺れる触覚が、リエードの位置からだと気になるだろうか。

>>581
「レオナ、まほーいっぱいおしえてくれるのーっ」
出会ったのは最近であるが、何かと色々教えれくれる人物という印象があるレオナ。
知的好奇心の塊だけあって、そんな風に気にかけてくれるレオナにはそれなりに懐いている様子である。
583リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)01:24:40 ID:idZ()
>>581
「おやおや、それは良い仲ではありませんか。まあ彼女の元気さも良いものですよ」
「それに最近は落ち着いてきてるのでは?」

最近レオナが控え目になってることは噂で知っているらしくそんなことを言いながら小脇の本をそろそろと机に置きました。

>>582
「……ふわふわ、ですか」

少しだけ苦笑い。食感はキャベツが強いので期待外れになりやしないかと思ったようだ。そしてリエードには教育になった。
ゆらゆらしているエリシアに連動するようにリエードもなぜかゆらゆらしていた。

「レオナさんは仲が良い人が多くて良いことです、これからも仲良くしてあげなさい?」
584ルナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)01:31:42 ID:6Wx
>>582
「魔法を・・・?ふーん、良かったじゃない」

嬉しそうなエリシアを見て、頭を撫で撫でしてあげる

「私は魔法あんまり使えないから、そこまで教えられないよ、ちょっとレオナが羨ましいかな」

撫でながら、淡々とそう言って微笑む

>>583
「所構わずドカーンってやるのは無くなったけど、性格的に煩いってのは変わってない」

リエードの問いにはこう答える
爆発は確かに落ち着いてきてるがやっぱり落ち着きが無い性格は変わらないようですね

「ふぅ、んじゃ、私も十分休憩できたし寮に帰るかな・・・」

そう言って立ち上がると

「んじゃまたね、リエードにエリシーちゃん」

二人に手を振ると、図書室から出て行きました
585エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)01:40:22 ID:clZ
>>583
もとが草食性なので、食感が葉っぱでがっかりという事は無いだろう。
確かにエリシアの中で、クリームというものはあまあまふわふわなイメージが固まってしまっているが。
合わせて揺れるリエードには気づいていない様子で、期待感に揺れるエリシア。レオナと仲良くするようにとの言葉に一も二もなくこくこくと頷き。

>>584
「おーっ♪」
頭を撫でられれば心地好さそうに、にっこりと目を細める。
髪とは違う軟体質のぺったりひんやりとした触感が不思議に感じられるかもしれない。
「ルナも、ばいばーい!」
どうせ寮に帰るなら、早く帰って寝るのが良かったのではないか、なんて考えも浮かばない程度に素直なのである。
両手を大きく振って、去っていく彼女の背中を見送った。
586リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)01:47:38 ID:idZ()
>>584
「まあその点は直接言って差し上げるしかないでしょう」

リエードは元気の良さをなるべく考慮したいらしく、ルナに任せるとばかりに。
怠惰は許さず、賑やかなのは許すという結構個人的な思想が見えてるような。

「ええ、またどこかで会いましょう、ルナさん」

図書室で寝ることさえなければ問題はないとリエードは振り返して見送る。

>>585

「さて、それではエリシアさん。自分達も行きましょうか? 早速そのキャベツをご馳走しますよ」

揺れるリエードはピタリと止まって本の表紙……タイトルからはどうやら一匹の獣と一人の人間がメインらしい物語のそれをなぞるとエリシアに笑いかけて立ち上がった。
エリシアの素直さには学ぶべきところあり、と勝手に判断してリエードは席からまた立ち上がると購買へと足を進めようとするだろう。どうやらその本は借りたてのようだった。
さて、ここから購買へ向かった場合、リエードはついでとばかりに香辛料のまぶされた串焼きも買っただろう。そして白い色合いのキャベツをまるごとエリシアに渡す光景になったことだろう。
587エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)01:53:01 ID:0xF
>>586
「んっ!たべるー!」

想像が独り歩きして待ちきれなくなった様子のエリシア。
今から食べるとなれば喜び勇んで浮き上がり、リエードの後をふよふよとついていく。

さて、そんなエリシアの隣で別の食べ物を買ったとなれば興味を隠さないだろうことは目に見えているが。
結果それを貰えたかどうか、そしてどのような反応を返したか。それはまた別のお話なのであった。
588邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)20:18:00 ID:6Wx
その部屋は安っぽいアパートの一室のような部屋で、水晶が白く光って居る

『もう行くつもりですか?チェロ、真っ直ぐから向かうとは少し考えが無さすぎでは?』

水晶の向こうから声が響くと
チェロと呼ばれた筋肉質で身体の大きな男はニヤリと笑い

「け、作戦なんざまどろっこしい事ァ必要ねぇんだよ。直接、俺の圧倒的なパワーであいつの言う成功作とやらをぶちのめして持って帰ってやるぜ・・・この俺がなぁ」

チェロと呼ばれた男は腰をかけていたベッドから立ち上がると、また水晶から声が響く

『ふふふ、実に良い特効係ですね。せいぜい頑張って下さい・・・まぁ、その考え無しの無能全開な貴方の行動、到底成功するとは思いませんが。期待せずに待ってますよ』

そこで水晶の白い輝きは消えて行く

「テメェッ!」

煽られたチェロは、青筋を顔に立てて、水晶に拳を振り下ろし破壊した

「はぁ・・・はぁ・・・必要ねぇんだよ・・・今の俺にはこいつがあるからな・・・こいつがあれば俺は無敵だ・・・首を洗って待っていやがれ・・・」

チェロの手には茶色い、禍々しいオーラを放つ卵大のオーブがあり
それを懐へと仕舞うと壁を殴り、その壁には大きな穴が開く

「平和ボケもここまでだ・・・レオナ・フォースフィールド」
589邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)20:21:03 ID:6Wx
今日はネポック本校から少し離れた場所、景色が綺麗な山
学校も休みに入っていて、そこでレオナが数人誘い。みんなでBBQをしていた

「あーー!!ルナちゃんその肉あたしが育てたやつーー!!」

「・・・早い者勝ち、おしゃべりに夢中になってるのが悪いし」

ルナがレオナの育てた肉を皿に移してそんな会話がされてます
周囲には知人が数人居るようで

「たまにはこー言う休みもいいよね」

レオナは笑顔で言ってます
590アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/06(日)20:25:12 ID:sgG
>>589
「うまうま、うまうま……」

さてさて、どうやってかおいしいおにくの気配を嗅ぎ付けてこっそりひっそりやって来た漆黒の少女アラスミシア
シレッと参加しておいしいおにくをもっさもっさ。野菜?ノーサンキューである!
誰かしらに誘われたのかもしれないし、或いは闇の中からニュルリンと出でたのかもしれない
ともあれ彼女は今こうして、結構図太い神経でおにくの山盛りあげぽよなのだ!
591ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/06(日)20:28:23 ID:Pga
>>589
「お肉おいひーっす!」

和気藹々としたこの空気は、やっぱりいいものだ。
学外での活動と言うこともあって、ルビーは私服での参加だ。私服であるがゆえに、スカートはなく普通にズボンを着用。
そしてもぐもぐむしゃむしゃとお肉も野菜もバランスよく食べていた。

「やー、お誘いいただきありがとうっすよレオナ先輩!」

負けず劣らずまぶしい笑顔で、レオナにお礼を言う。
592ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)20:33:03 ID:0xF
>>589
さて、バーベキューにしては少し野菜が充実気味な違和感に気付いたなら、その原因に行きつくだろうか。
半分監督官のつもりで、もう半分は純粋に楽しむべく。ローブのかわりに薄手のコートを着たロイコである。
アラスミシアが肉に偏っている分、ロイコの存在で収支のバランスが取れているといった感じか。

そんなロイコ、一応生徒間の触れ合いは邪魔すまいと少し大人しくしているようだ。
少し周囲を見回して全体を見渡しながら、それとなく見守っているようである。
593リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)20:33:47 ID:idZ()
>>589
「うむ、美味ですね」

少し離れた位置で皿に移した肉を葉野菜で巻き付けて食すのはリエード。
なんで来たのかはと言うとある人物の口添え、というか匿い所。

「……それにしても自分が居て良かったんですかねえ?」

変に警戒されるのも本人としては気まずいところもあってか、時々そう呟いたリエード。今回ばかりはリエードも風紀の腕章はつけてないが。
ちなみに本来は黒マントの子が来るはずだったが熱でダウンしたらしい。弱すぎる。
594エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/06(日)20:36:18 ID:jQk
>>589
「うん、たまにはこういうのもいいね」

バーベキューコンロの横で、持ち込んでいた小さなフライパンを使い、
次々とパンケーキを焼いては皿に積み上げていく。

「それにしても、なかなかいい素材を使ってるじゃないか」

パンケーキを焼きつつも、密かにバーベキューの食材を取っては食べているのであった。
595邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)20:47:22 ID:6Wx
>>590
ル「うっわ・・・めっちゃ肉ばっか食べてるよこの子」

ルナが呆れた感じにアラスミシアを眺めていて

>>591
レ「もっちろん!!超美味しいっしょ!高級なお肉だからね!」

そう、肉はレオナちゃんも用意しました。そしてレオナちゃんはお嬢様、つまりそう言う事です

>>592
レ「ロイコ先生も楽しんでね」
にっこりと、笑顔で先生に言います

>>593
ル「・・・こー言う機会に仲良くなって、暴力野郎の誤解解いた方がいいんじゃない?」
ルナがしれっとこんな一言を

レ「つーか何変に警戒してんの?」

>>594
レ「あったり前じゃん!!あたしを誰だと思ってんの!!こー見えてもフォースフィールド候の長女よ」

ル「・・・世も末よね」

エストレラに話しかけて更にこんな会話


そんな楽しいひと時が流れていた所、ザッと身長180センチはありそうな筋肉質の男
髪はスポーツ刈り、緑のジャケットを素肌に着て、屈強な筋肉をさらけ出した男が少し離れた所に現れた
その男、ネポックでは見かけない男であった

「・・・・そこのチビがレオナって奴か・・・なるほど、間抜けな顔してやがる」

低い声で

レ「・・・誰かの知り合い?つーかあたしを何で知ってんの?ストーカー?」

レオナは肉を食べながら皆に聞きつつその男をディスる
596アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/06(日)20:51:04 ID:sgG
>>595
「……ん、んんっ……?」

見知った顔も見知らぬ顔も、軽い挨拶であとは食べる食べる。花より団子、団子よりおにく!ルナの蔑みの視線にもたじろがない!
尚、甘いのも好きだからエストレラのパンケーキにも手を付けている可能性が!
さてはて、そんな中で奇妙な気配を察知したのかネコ科の肉食獣がそうするように顎を少し上げて鼻を高く掲げスンスンと鳴らす
直後視認した男に対して警戒の睥睨。おにくおいしい
【様子から、アラスミシアの知人ではない事を察するのは容易であろう】
597リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)20:53:50 ID:idZ()
>>595
「いえまあそうなんですが信じてもらえるんですかねえ?」

普段見せてる面より暴力面が際立つ都合上、逆不良状態なイメージを植え付けてるリエードは周囲を見ながらもしゃもしゃと肉を頬張っていた。

「それにしても顔見知りが多いのは幸いですね、あ、辛いものってありますか?」

エストレラなどにそれがいくと不味かろうという問いかけをしてるとレオナも知らない相手にリエードは皿を置いて首かしげ。

「いえ自分もまったく、あなたはどこの誰でしょう? あ、串焼き食べますか?」

相手が相手なためかまずは別の皿に乗っていた肉と野菜を交互に刺した串を差し出しながら堂々と前に出た。身長差実に20㎝近いが、さて男の反応やいかに。
598エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/06(日)20:55:15 ID:jQk
>>596
「あ、そこにワタゲバチの蜜があるからそれをかけるといいよ」

パンケーキを取ろうとしているアラスミシアに、ワタゲバチの蜜が入っている小瓶を指で指し示す。

「美味しいからって、一人で全部食べちゃダメだよ」


>>595
「なんで自分が馬鹿だと気付いてない人ほど、自分が馬鹿だって声高に叫びたがるんだろうね」

と、妖精の少年が男に声をかける。
口調からして男を挑発しているのは明らかであろう。
599ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/06(日)20:56:47 ID:Pga
>>595
「さっすがリッチなお肉、ベリーデリシャスっすよ!」

素直なお肉の感想をレオナに言う。
食べるだけではない。リエードを筆頭に、ルビーは知り合いに対してじゃんじゃん挨拶をしていく。知らない人にもじゃんじゃん挨拶していく。
しかしどうにも、その屈強な男のことは知らないようで。

「おっちゃん? お兄さん? どもっす! あ、お肉食べるっすか?」

誰かはわからないが、レオナの知り合いだからここにきたのだろうと思い、肉や野菜がバランスよく刺さった串を一本、人懐っこそうな笑顔とともに男に差し出す。
600ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)20:57:47 ID:0xF
>>595
どうやらミズハの姿が見当たらないので、アラスミシアの世話を焼くのはロイコの仕事になるのだろうか。
ほっぺたに付いたタレを拭ってやっていると、にとアラスミシアが何かを嗅ぎつけたようだ。

「ん……?」

さて、相手の言葉とレオナの反応から見るに、厄介ごとと見て間違いないだろう。
とはいえ生徒たちは自力で対応しようとしているあたり、横から口をはさむのもいかがなものかと。

「ほら、これだ。何ならかけてあげようか?」

エストレラの指し示したワタゲバチのハチミツの瓶を手に取って。
一応、即座に反応できるようにと周囲の地面にじわりと密かに水たまりを作った。
601邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)21:05:57 ID:6Wx
>>596-600
男は目の前にて皿を差し出したリエードとルビーを一瞥する

男「名前くらいは名乗ってやるか、俺はチェロってんだ・・最強」
などと言ってる所で

レ「それにこのあたしの世界一可愛い超絶プリチーな顔が間抜けッてどー言う事よ!!」
ル「またでた顔馬鹿にされた時のお決まりの文句」
そんな中、レオナが割って入って文句を言って、ルナはめんどくさそうにお茶を飲んで居ると

男「ああ、間抜け面だ・・・平和ボケした間抜けな面って言ってんだよぉぉぉおお」

男の懐から、茶色の禍々しい魔力が解き放たれ、その魔力は男の全身を覆いつくし、そしてその勢いで左手をルビーに向け、地面の土を盛り上がらせて

余った右手はーーーーリエードの顔面へ向けて放たれるッ!!
602リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)21:12:17 ID:idZ()
>>601
「あの、レオナさん。相手の自己紹介は止めてあげないでください」

その諌めもきっと間抜けに映ることだろう。最強が何についてなのかわからないが、名前はわかったのでひとまずOK。
としたところで禍々しい魔力にリエードは手から土の鎧を形成させる。

「――突然の攻撃行動、理由は説明していただけますかねえ?」

身長差を利用してリエードは膝を曲げてしゃがみ込んだかと思えば、そのまま戻る勢いで土籠手のはまった右腕でチェロの顎に向けてアッパーをぶちかまそうとした。

「ルビーさんの安否はどうですか!」
603エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/06(日)21:12:47 ID:jQk
>>601
「…ッ!」

相手の魔力、それも攻撃的なものを察知した時点で、エストレラの手元にあった唯一の武器―――
焼きたて熱々のパンケーキを男の顔面目掛けてフライパンからそのまま投擲する。
604ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/06(日)21:15:13 ID:Pga
>>601
「おっちゃんって言ったのそんなにまずかったっすか!?」

速さとはすなわち、反射力でもある。盛り上がる土、なんかやばそーな魔力つきの左手。
野生の感に訴えかける危険な雰囲気に、ルビーはその場でジャンプすることで対応した。
もちろん、足には黄色い風のエンチャントがまとわれている。
この回避行動がうまくいったのなら、幾分か高い位置でルビーは空中にたたずみ、様子を伺う。
605アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/06(日)21:15:31 ID:sgG
>>598
「ミツ……わかった」

あーんと大口を開いて数枚をもっちゃもっちゃ、上を向いてミツをだばー
色々ダメだこりゃ、なのであったとさ

>>600
「んまんま……」

ミズハから、アラスミシアには涎掛けを用意しておいてね、と伝言があったであろう
実際それは正解であり、もう色々とアレだ!
尚ミツに関しては上記参照。叱るなら彼女の世話役を(責任転換)

>>601
周囲を舐める殺気!闘気!アラスミシアは手に携えていたばーべきゅう串に己が闇の魔力を集中させ……

「……フゥッ!!」

気合一閃!悪魔の三又槍めいた禍々しきオーラを纏ったそれを大地に突き刺す!
せり上がり迫る土津波をそれにより生じた結界にて拒絶!

「……やっかいごと?」

呟き微かに片頬を吊り上げ跳躍!
チェロの上空に至れば指し示すカタチで右手を突き出し放つ闇の炎!
たべるの大好き!でもこういったイザコザはもっと大好き!
【黒曜の追憶、アラスミシア・クレメンティアス!】
606ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)21:19:13 ID:0xF
>>601
膨れ上がる魔力を背中で感じながら、ちらりと視線だけを向ける。
襲撃を一番に受けたのはルビーとリエード、彼らならあの攻撃はまずはしのげるだろう。

「そうみたいだね。……少し頼めるかい?」

アラスミシアの食事中のものを少し机へと片付けながら、立ち上がる彼女をけしかける。
今ロイコがするべきは、ここで割って入って仲裁することではない気がする。
相手は目的意識を持って行動しているようなのだ。後のためにまずは、情報を収集する方が良いだろう。

水たまりを周囲で練り上げるだけに留まるロイコ、しかし僅かに向けた視線は相手を鋭く見据える。
607邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)21:31:00 ID:6Wx
>>602>>603
「ハッやるじゃねぇか!!テメェも愉しませてくれそうだぜ!!」

アッパーに対して左手を顎に戻してガードすると飛んでくるパンケーキ
それに対しては右手で払う

>>604>>605>>606

飛んで逃げたルビーに対してはとりあえず無警戒な所で、上から降り注ぐ闇の炎
レ「・・・せっかく楽しんでた所を邪魔したし、もう許さないよ」

レオナも魔法陣を描き、エクスプロージョンで追撃をする
闇の炎とエクスプロージョンの直撃を受けたチェロは

「ハッハァ!!いいね!!この高揚感!!サイッコーに滾るゼェ!!!」

プスプスと所々焦げた感じになり、ダメージは受けて居るが元気そうにしている
禍々しい、全身を覆う魔力が抵抗を高めている様子である!

レ「・・・あの魔力・・・まさか」

レオナはその魔力に心当たりがある様子で」

「それにしても、成功作の力はこんなモンかよぉ!!温い、ヌル過ぎるわ!!!こんなモンだと連れてくのも簡単そうだぜ!!!」

男は右手を振り上げると、地面を思いっきり殴る!!
ドゴォォォオンとその地面は小さなクレーターのような窪みを作り、衝撃波がその場で巻き起こるだろう

ル「これは・・・やばい感じ・・・戦えそうにない子はついて来て」

そしてルナは戦えそうにないその場に居た生徒達を引き連れて遠くへ離れ出します
608アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/06(日)21:38:09 ID:sgG
>>607
「ふぅ……ん?」

着地、爪先から小規模に拡がる闇の波紋!
左手を浮き上がらせるように仰ぎ、立ち昇らせたそれで衝撃波を防ぐ!
だが完全防御とはいかず皮膚を幾分か突き破り、鮮血舞い飛び散り……

「……ず、あぁぁっっ!!」

それの一滴が地に堕ちるよりも速く!
召喚し携えた鋸巨鎌を振り翳し一足飛びにて迫る!
本能的に試みたのだ、魔法耐性が確認出来た以上次は物理!
609ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/06(日)21:39:27 ID:Pga
>>602
「こっちは大丈夫っす! よくわかんないけど、あのお兄さん悪い人っすね!」

おバカなルビーでも、ここまで荒らしまくられたのでは相手が御呼ばれしてきたわけでないと言うのはわかる。
>>607
「助太刀するっすよレオナ先輩!」

爆発がやんだところで、ルビーは空気を蹴り、加速度的に落下!
筋力重力魔力が合わさった、斜め四十五度の角度からのとび蹴りを、相手の胴体に向けて放つ。
空中からの攻撃なら、衝撃破は関係ないだろうとふんでの近接攻撃だ。
610ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)21:42:02 ID:0xF
爆炎と黒炎を受けて、僅か相手を焦がすばかり。
しかし、逆に言えば一応ダメージは通っていると言えよう。何度魔法を撃てばよいか分からないほどではあるが。

「ふむ、成功作か…… 君はどうやら心当たりがあるみたいだね」

チェロと名乗った男の言葉を信用するなら、おそらくレオナが「成功作」と言ったところか。
彼の身を護るあの魔力の根源を探れば、撃退もできるだろうとレオナに近寄って声をかけた。

「……っと、それはそれとして支援もしなきゃね」

そしていよいよ放っては置けまいと、戦場にいくつもの水球を浮かべる。
足場にするなり魔法の足しにするなり、生徒たちが上手く使ってくれればいい。
もちろんチェロが手を出そうとすれば、その球だけ即座に術式を構築して起爆させる算段である。
611リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)21:44:49 ID:idZ()
>>607
「何かレオナさんとご関係でも?」

追撃の爆風を避けるために一歩下がって腕をクロスさせてのガードを行えば、続けて飛んできた衝撃波には地面に描いた魔法陣からの土壁で阻止!
ただし上半身に来ていた場合は受けることになるが、その体には既に上半身鎧を纏った姿になっていた。

「怪我をした方は無理せず下がるように、誘拐目的が見えますので制圧させていただきます!」

ルビーの安否確認を済ませればそう言ってリエードは突き出した右腕の手首から鎖を射出! 
鎧の発生源らしき懐を狙ってアンカーを撃ち込むように放たれたそれは着弾した瞬間巻き取りを開始し、リエードが接近してくるものとなるだろう。
612エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/06(日)21:50:39 ID:jQk
>>607
「これは、厄介だね…
まあ、僕はいつも通りやるだけかな」

そう言って、数多くの『星』を展開して周回させる。
その中にいくつか飴を核にしたものを混ぜつつ。

「さて、こういうのはどうだい?」

そして、いくつかの『星』を他の人の攻撃に合わせ、
相手が認識しにくい方向から突撃させる。
613邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)22:12:51 ID:6Wx
>>608>>609>>610>>612
「物騒なモン振り回してんなぁおい!」

その鎌の一撃に対して、咄嗟に土盾を左手から出して、ガードするが、咄嗟に出した者なので、土盾は斬れる
多少、起動はずらせたのか男の左手の一部を鎌は切り裂くだろう!
更に大量の星による攻撃に、ロイコの出した水球に気を取られたのもあり、ルビーから繰り出された蹴りには対応できずに腹
「ぐっは!!」
男はたじろぎ、後退りをする
ルビーが離れたのを確認すると

レ「あたしも負けてらんないっての!!クリムゾンフレアーーーーーーー!!!」

先程のより強力な、炎+光属性の爆発を起こす、その爆炎にチェロは飲まれ


レ「うん・・・うちの実家にも三つある、八邪龍ってのの魂を宿したオーブがあるんだけど、それの放つオーラに似てるんだよね・・・」
レオナはロイコの、心当たりがあるようだね?の問いにそう言って

>>611
「ううん、ぜんっぜん知らない、無関係」
レオナはリエードに答えます

爆炎から出てきたチェロは多少ふらつき
リエードのアンカーが、ジャケットの裏に隠されたオーブにあると感じたのか、咄嗟にアンカーによる攻撃に対して土壁を出現させて
アンカーには必死になり対応した
614邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)22:13:02 ID:6Wx
流石に群れられるとうざっテェな・・・こいつを使うか、まとめて蹴散らしてやんよぉぉ!!!」

懐から禍々しく輝くオーブを取り出した男は詠唱する

「血の盟約により、太古より蘇りし邪なる龍よ、我が呼び声に応じやがれぇ!」
その詠唱にリエードは心当たりがあるだろう、何時ぞやの火山でレオナが披露した物と同種の物である

レ「あれはやばい!!!みんな!!全力で防御に魔力を回して!!!」

地面に大量のひびが入り出して
「其の者は神話に出し、神々をも捕捉し、呪いを齎す者!」

そこから顔を出すは、四足歩行、牛のような容貌をした大きな竜であった
「破壊を司るかの者は、この地を揺るがす!!そして、その大地の呪いより!!逃れる術はねぇ!!!」
その竜は、出現するとなると、前足を大きくあげて
「ーーー呪いの邪龍(ファフニール)!!!」

そのまま地面を前足で叩きつけると、地面は激しく揺れ、そしてそこから無骨に幾つもの土柱が形成されていき、それはその場にる者達に襲いかかる!!!

「はっはぁ!!スンゲェ威力だぜ!!!この魔法はぁぁあ!!」

チェロはその威力に調子に乗っている、竜は、地面を揺らした後に魔力の粒となり霧散して消えていく
そしてレオナは必至に魔力で、球状の魔力壁を作り凌ごうとするが、完全には凌ぎきれずに吹き飛ばされ、倒れ、上体を起こす

しかし、魔法の威力に目を奪われてるチェロは気付いて居ない
その魔法を放った事により、自らを纏うオーラは消えている事に
そして、そのオーブも輝きを失った事に
そう、オーブの力を短時間で使い過ぎたのだ、つまり、今そこに居るのはただの人間!この攻撃さえ凌げていればーーーチャンスなのだッ!!

※なんとか凌いで凌げた後は確定有りのフルボッコにして下さい!!
615アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/06(日)22:22:57 ID:sgG
>>613
「……!」
「こりゃ……マズイ」

そも、アラスミシアの操る魔術に根本として防御に適したそれは皆無である
先の結界なども、単なる出力的な勝負で強引に相殺したに過ぎない
詰まる所、大出力の大魔法に対しては極めて不利な展開とならざるを得ない

「……!!」

ただ、それでも、だからといって
単にやられっ放しで終わるかと言えばそれもまた違う!
諦める事よりも足掻く事の有意義さをかつての追憶の片隅に夢見る幾多のモノ達の勇姿から学んでいるのだから!

「……借りる、返さないけど」

ロイコの水球に手を伸ばし、それを闇色に染め上げる!
大鎌を振り乱し刹那十二連斬!闇の水球は幾重にもカットされ周囲に飛散!
その合間合間に蜘蛛の糸めいて魔力を張り巡らせ……

「……!!!」

無数の土柱の防衛網とした!柔軟性を持ったそれは直撃を防ぐ役割を果たした!
それでも、だがそれだとしても!衝撃力は彼女の胴体の骨の致命的なものではないいくつかを粉砕!

「げ、ほ……」
「……痛っ、たぁぁ……い、なぁっ!!」

着地、俯き揺らめき直後憤怒と共に睥睨!
黒曜の稲妻を纏い薙刀へと変形を遂げた武器を構え突撃!連続刺突六連!
616リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)22:28:22 ID:idZ()
>>613
「ではストーカーの可能性が高いですね、あとで尋問しましょう」

アンカーは土にめり込むとそのままリエードをそこまで運ぶために巻き取られた。

>>614
「……虚偽ではないですね、守りが手薄な者は各人協力しなさい!! もしくは空へ!」

詠唱に覚えありのリエードは自身を起点に堅牢さを重視した半球体状の土壁を生み出して柱を凌がんとする。とはいえ弾かれ、揺れるその中。
防ごうにもヒビは入りそれを補填するのに迫られるために攻勢には出ることができなかった。ついには自分が居た箇所を砕かれて土柱に襲われる――。

「………………あの少年やレオナさんに劣る力でよくもまあ…………調子に乗りましたねぇ?」

ゴギィという音はしたが、リエードはダメージを負った箇所を鎧に包んで駆動可能になるように施して、土の壁を崩して現れた。
もし、彼の表情を見ることができたものがいるなら……笑いながら青筋を立てて歯を見せているという近寄りがたい表情になっているのがわかる。

ゆーっくり、チェロの恐れを煽るかのような牛歩で近寄ると……土の籠手を纏った腕で思いっきりボディブローを放ち、よろけたならそこにチョップすら甘い拳骨を落とすことだろう。脳筋である。
617ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)22:29:17 ID:0xF
>>614
「土属性上位魔法…… 周囲の物質を触媒にするタイプか。なら……」

隆起する大地、突出する土柱。それらは元々そこにある土を利用しているようだ。
当然それはロイコが準備した、水たまりのあった周辺の土も。
ならば、多少はやりようがある。相手が作った土柱のうち、ロイコの水魔法が染み込んだものを内側から崩壊させる。

「オーブか。破壊するのが手っ取り早そうだが、邪龍を封じているともなればそうもいかないか……
 っと、その必要も無くなったようだね」

レオナの背後にいたために、吹き飛ぶ彼女を何とか受け止めるような格好になって。
そして先程の魔法でオーラが霧散しているのを見ると、そんな風に感想を呟いただろう。
618エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/06(日)22:39:42 ID:jQk
>>613
「うわっ!それは、ちょっと、反則っ!」

慌てて大きなサイズの『星』を呼び出し、それに掴まって上空に離脱しようとするが、
石柱と砕けて宙に舞う岩の破片に阻まれ低空での回避を強要される。
そして、避けそこなった石柱に『星』を砕かれると、そのままの勢いに地面を激しく転がり、
まだ無事であった木に激突してようやく止まる。

「いたたたた…
どうやら防護の魔力も切れたようですし、あれだけの集中攻撃を受けてはひとたまりもない、と言ったところかな」

身体を起こして男の方を見ると、ちょうど男に攻撃を仕掛けたもの全員の一撃が
集中して叩き込まれたところであった。
619ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/06(日)22:40:32 ID:Pga
>>614
「うっはー! 特大のウォリアーダッシュ(障害物競走)っすね!」

襲い掛かる土柱。それらはのた打ち回る土の竜とも受け取れるほどに、圧倒的な存在感とともにそこにいるみなを襲う。
しかし、ルビーは恐れない。それもまた、自分を成長させる障害に過ぎないとポジティブに考えている。

【イア・イア・ハスタァ……】

足を覆っていた黄色い風が、全身を包み込む。
そしてそのまま、あろうことか背を向けて、土柱はびこる戦場から離れていく。

【ハスタァ・クフアヤク・ブルグトム・ブグトラグルン・フグルトム/……】

それは敵前逃亡か? いいや違う。その証拠に、一定の距離を離れたルビーは、膨大な力に酔いしれるチェロを、睨み付けているのだから。
黄色い風は、次第に大きく膨れ上がっていく。
両手を地面につけ、前傾姿勢。片方の足は膝を立て、片方の足は膝をつける。いわゆるクラウチングスタートの姿勢だ。
そして、これ以上にないほどに黄色い風が膨れ上がったとき、彼女は腰を上げた。

【アイ・アイ・ハスタァァァッッッ!!!」

風は爆発し、ルビーはまっすぐ駆け抜ける。
それはまさしく、黄色い嵐。大自然の怒りを思わせる一矢。
勢いそのままに、彼女は跳び蹴りを放つ。
襲い来る土柱を貫き、なおも勢い衰えない黄色い暴風は、まっすぐにチェロへと向けて突き進む!
620邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)22:54:08 ID:6Wx
>>615-619
「ドォだぁぁあ!!テメェら!!俺のち・・・何!?」

その魔法を凌がれた事に驚き、たじろぐチェロ
そして、そんな中まずチェロを襲ったのはアラスから放たれた雷撃の一撃であった!
「グッハァァァァァア!!!」

レ「・・・はぁ・・・はぁ・・・とりあえず、あのクソ坊主をまず、公開処刑よ!」
各所が痛む身体を起こして詠唱を始めるレオナ


堪らず膝をついた所に風を纏い、繰り出されたルビーの渾身の一撃の追撃、それが腹部へと直撃し、吐血、吹き飛ぶ、ドサァと倒れ、意識朧げで立ち上がった所に

レ「・・・ブレイズノヴァ!!」

チェロの両脇から立ち上る火柱が、軌道をチェロへと向けて、そのまま飲み込んだ!!
そして、炎がやんだ所でリエードが近寄って来て、腹に強烈な一撃を喰らい、また吐血し、身体をくの字に曲げると頭を殴られ、そのままその場に倒れた

「・・・ち、ちくしょうが・・・ガハッ・・・所詮俺は・・・失敗作だって・・・言うのか・・・よ・・・」

そんな事を言ったチェロは、失敗を感じたとなると・・・

「・・・捕まる・・・訳にはいか・・・ねぇ・・・んだ」

指を動かすと・・・チェロの真下から盛り上がるのは尖った土柱!!
そのままチェロの腹部を完全に突き刺して!!大量の血が舞い散る!!
そしてその巨漢はーーー息を引き取った
621リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)23:00:28 ID:idZ()
>>620
「……ッ、待ちなさッ!! …………」

距離的にはもっとも近い位置に居たリエードは必然的に血を浴びる。そうなればリエードの表情は更に変化した。
ロイコは見たことがあるかもしれない。激昂に等しきものに。

今リエードがしたのは他もしたかもしれないが、土による隠蔽。その身体を土の膜にて覆い尽くして即席の棺桶に包み込もうとしていた。手慣れた様子で。

「すみません、止められませんでした」

棺桶の一部を開けて、力の残骸が残っているならそれを抜き取ろうとしながら、誰に言ったのかわからない言葉を言った。
その表情はいまだに青筋を浮かべて、その瞳にぶつける場所をなくした激情を秘めた無愛想な顔で。
622アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/06(日)23:03:56 ID:sgG
>>620
「……ふぅーっ、……」

長い吐息を白く煙らせ、それは宙に溶けて消えた
亡骸を見下ろすその瞳は侮蔑とは正反対の感情を孕んでおり、誤魔化すように小さく鼻を鳴らした

「……」

薙刀の柄を握り潰すように圧迫すればそれは闇の魔力となって陽炎めいて四散
体が今になって痛みを強く訴え始めたが、気合いと根性でなんとか堪えた

「……どうする」

ロイコの方を見やり小さく呟く
それはつまり、彼の亡骸を、という事である
ネポックは魔法学校だ、その生徒に対する襲撃とは即ちそれに対する宣戦の布告といえる
死人に口はない、しかし仮にそれを単なる死人でなくす術があるとしたら話は異なるであろう
そしてネポックにはその道の魔術の詠み手だって確実に存在しているのだから
【死とは、絶対の安寧ではない】
623ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/06(日)23:09:28 ID:Pga
>>620
>>621
「リエード先輩が謝ることじゃないっすよ。その謝罪を受けるなら、ここにいる全員が同罪っす」

悲しみはしない。悔しがることでもない。怒りなんてわくはずもない。
ルビーの心を満たしていたのは、疑問。なぜ彼は自決してしまったのか。
戦士としての誇りか、敗北の屈辱に耐えられなかったか、そういう命令の元行ったことなのか。
本人が命を断ってしまった以上、その答えを知ることはできない。
ただただ、分かり合うこともなくすべてが終わってしまったことに、ルビーは深いむなしさを覚えた。
今は、土の棺桶に収まるチェロを、眺めるばかり。
624ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/06(日)23:17:06 ID:0xF
>>620
「自決、か……」

追い詰められ自ら命を絶つことを選んだ男の亡骸を見遣って呟く。
だくだくと流れる血液を見る限り、治療は間に合うことは無いだろう。
せめて、傷は塞いでおこうと。治癒魔法で大きな裂傷は治しておく事にした。

「どうするかなぁ。一応学園までは連れて行きたいところだけどねぇ……
 ……そうだな、少し試してみるか」

アラスミシアの問いに、やはり同じようなことを考えていたのだろう。
学園まで連れて行けば他の手段での尋問もできるかもしれないが、その場合はある程度手続きが掛かるだろう。
ならば、ひとつ試してみるのもいいかもしれないと、亡骸に向けて憑依を試みる。
彼の魂が体に残っているのならば、魂同士での対話も試みることが出来るかもしれない。
625エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/06(日)23:17:40 ID:jQk
>>620
「まさか、ここまでするとはね…」

その言葉に苦々しいものを滲ませながら。

>>621
「君が止められなかったのなら、ここにいる他の誰にも止められなかっただろう」

と、リエードに。
626邪龍に惹かれし者◆rwDSHkQLqQ :2018/05/06(日)23:28:21 ID:6Wx
>>621-625
「むぅ・・・まさか・・・死ぬなんて・・・」
レオナは彼の亡骸に対して

「・・・でも・・・なんであたしが」

何時もは傍若無人なレオナだが流石に今回狙われたと言う事実に関しては怖いと感じたのだろう
これがきっかけで彼女は学生寮へと入るのはこの直後の話

そして、憑依されはしたが・・・彼の魂はもう既に離れて行っただろう
その場には、茶色く輝くオーブだけが残っていて

「・・・これは、学校の方で保管した方が良さそう」
そのオーブを見つめて言います

果たしてこれからどうなっていくのか、それは誰にもわからない
to be continue
627リエード◆L1x45m6BVM :2018/05/06(日)23:32:34 ID:idZ()
>>622>>623>>624>>625
「念のためにお尋ねしますが、気分を悪くした方などはいらっしゃいませんか? もし、そうであった場合は少し付き添っていただくといいかと」

誤魔化すかのように、死を直視したメンバーに対しての言葉を投げ掛けた。これはもちろんレオナにも。

>>626
「レオナさんが狙われてるとわかった事実は悪くも助かります。今後なるべく一人で居ることは避けるように」

レオナにそう忠告するとオーブの輝きを見て何かを思うように息を吐く。

「そうしますか、ロイコ先生、こちらお願いします」

リエードが抜き取ったオーブはそのままロイコに渡された。土の棺桶を運ぶのは、リエード自らが引き受けたことだろう。その頃には表情もいくらか、落ち着いたものになっていたのだった。
628アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/06(日)23:41:38 ID:sgG
>>626-627
「あぁ、気分がわるい」

ひょいっと挙手なアラスミシア
最もそれはたんまり食べた直後に激しい運動&結構なケガをしたが故である
他人の生死に関して、そこまで鋭敏になれる性格をしてはいない
オーブをチラリと一目、手のひらの黒曜の稲妻の残滓を握り潰し空を仰いだ
雲は流れそのカタチを変える、人々の営みなどまるで意に介さぬように
一陣の風が吹いた、戦士を弔う熊風が如き強い緑風
629エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/05/06(日)23:45:28 ID:jQk
>>626
「流石に僕らだけじゃあ荷が重すぎる。
学校の先生、できれば学園長に対応を相談してみたいところだね」

普段はお気楽な少年も、この事態を深刻に捉えているようだ。


>>627
「旅をしてた時にそれなりに見てきてるからね。
…別の意味でなら、とても気分が悪いけど」

その瞳に写るものは怒り。
男が自ら命を絶つように仕向けた者への。
630ルビー◆Wb0oWmK/22 :2018/05/06(日)23:45:56 ID:Pga
>>626
「レオナ先輩、大丈夫っすか?」

多かれ少なかれ、恐怖の顔を見せるレオナに、ルビーは寄り添う。

「これは、もうバーベキューって空気じゃないっすね……」
「怪我した人は来て欲しいっす! 魔術的な治療はできないっすけど、陸上部で勉強した応急処置には自身あるっすよ!」

悪い空気のときほど元気よく。自分の役割と思い込むほど傲慢ではないが、おバカな自分までもが暗くなっていたんじゃ、お葬式だ。
ルビーは努めて明るく振舞い、できる限りのことをしようとした。
>>627
「自分は、大丈夫っすよ。リエード先輩こそ、ちょっと顔、怖かったすよ?」

少しおどけるように、場を和ませるように。
なんにしても、そういう彼女は、言葉の通り堪えていないように見えた。




オーブとか、つかまるわけにはいかないとか、失敗作とか。難しいことはルビーにはわからない。
それでも今は、自分の大切な人たちが死ななかったことを、神に感謝しよう。

(イア・イア・ハスター……)

小さな小さな声で、この奇跡への感謝を、そして死した魂が無事にあの世にいけるよう、彼女は祈りをささげるのであった。
631ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/07(月)00:19:17 ID:AL0
>>627-630
「ふむ…… 周到なようだね。
 きっと次もあるだろう。その時は命を絶つ前に捕らえたいものだが……」

自決を選んだことから、今回のレオナ襲撃は組織的なものであることが分かる。
今しがた死した彼の単独犯行であれば、これ以上情報を隠すことに意味がないからだ。
であれば、こちらも相応の対策を用意せねばなるまい。一先ずレオナには、後でこちらから住居について打診しようと。

「ああ、任された。こっちは学園で預かっておくことになると思うよ」

そして邪龍のオーブをリエードから受け取ると、保管の展望をそんな風に話す。
ルビーが怪我人の治療に回るのを見て、こちらも生徒のケアに回るのであった。

「とはいえ、ある程度重症となると君だろうな。……じっとしていてくれよ?」

そうしてアラスミシアの隣に座り込んで、治癒魔法を交えながら具合を確認していく。
頭の片隅では再度の襲撃を警戒しながら、そして一連の謎について考察しながら。そんな戦後処理は続くのであった。
632シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)16:58:10 ID:RBF()
マントの端も沈ませて影から上半身を出した少年がやって来たのは保健室。天井から逆さになっているのはただのイタズラ心だ。

「まだ居るのかなー?」

カラララ、と扉を開けて中を確認するシャディの目的は先日の怪我人。なぜ知っているかといえば金髪青年に感想を聞きに行ったらいつになく真面目にざっくりとした顛末を聞いたから。
その中に居た友人が怪我をしていたと聞けば心配するのもお見舞いに来るのも当然。さて真っ黒な少女は……そもそも保健室に居るのだろうか? 
居なさそうなら、おーい、と呼んだり周囲の探索に入るたろう。
633アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/07(月)17:14:13 ID:ar1
>>632
「……?」

目線が合うのは漆黒の少女、割と元気そうなアラスミシアである
さてはて、なぜ目線が合うかというと彼女も天井のライトにぶら下がり逆さまになっているからなのだ

「……なにか、用事?」

一応怪我人らしく、医療着を来ていてその裾がぺろーんと捲れているのだがその辺は気にしていない模様
634シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)17:18:23 ID:RBF()
>>633
ひゅー、とシャディはビックリしたのかそのまま地面へと落ちていった。なに、アラスミシアが見逃しても地面に映った影に入り込むので大事にはならない。
そして影から顔を出したか、またはアラスミシアに掴まれてるかの状態でマントからエクレアなる菓子を取り出して。

「えーと、うん。怪我したって聞いたからお見舞いに来たんだけど元気そう? アラスちゃん」

食べれる? と言ってそう言うのだった。あと、と付け足して医療着の裾を影の手に直させるのはなんとなくである。
635アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/07(月)17:57:02 ID:ar1
>>634
目の前で落ちて行く姿に、突然過ぎて対応出来ない!
ついでに言うと支えようとしたら骨折がものすごーく痛むでしょう

「……あー、」
「不便はしてる……うごきにくいし」

そのまま続きスタッと着地、食べるのは問題ないと付け足した
636シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)18:12:23 ID:RBF()
>>635
「やっぱりかー、そのわりには……」

さっきまで居た天井のライトを見て手を挟みながらよく登れたよね、なんて言いたげに。
包装を破って皿に乗せると細長いシュー生地に生クリームを挟んでチョコの糖衣が被せられたエクレアをアラスミシアに差し出す。

「まあでも意識不明とかじゃなくて良かったよー、いくら元気でも気を付けなきゃダメだよー?」

動きにくいと漏らされるのはわりと珍しいと思ったからなのか、よしよしと頭を撫でながら。多分人に言える立場ではない。
637アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/07(月)18:29:12 ID:ar1
>>636
「……ま、コツかな」

謎のドヤ顔は、元々表情が少ないが故に控えめであった
差し出されたエクレアを受け取り一口!おいしい

「んー……動いてたほうがなおるきがする……」

撫でる髪は艶やかでミズハと同じ整髪料の香り、食べるのに夢中で拒否の様子はない
638シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)18:38:36 ID:RBF()
>>637
「コツかー……そういう習い事してたとか?」

その様子に微笑ましくもあり、危ないことはあんまり、な気分になるシャディだった。
シンプルエクレアの美味しさは満足感。

「んー、まあそういう体質かもしれないけど……あ、そういえばミズハ先生のとこに居るんだっけ」
「またイタズラしてきたとか?」

距離も近ければ感じられて、まだするということはお世話されていると思いながら荒れない程度によしよしと。
イタズラの発想は普段の様子から、だろう。
639アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/07(月)18:53:03 ID:ar1
>>638
「ならいごと?」
「……ぶら下がる?」

無論そんな事などなく、小首を傾げる結果となる

「……あぁ、うん」
「今はしてない、ずっとここ」

今は、つまり普段はしているのだ、彼女らの追いかけっこは既に日常茶飯事な風景として溶け込んでいる
小動物めいて撫でられながら見つめ返した、これはきっとエクレアのお代わりを所望だ!
640シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)19:09:30 ID:RBF()
>>639
「……曲芸?」

彼女の故郷でなにかなかったのか、なんて思ったがこの様子だと思い出してないのだろうか。

「あははは、よく聞くよー? 黒い女の子とジャージの女の先生が追いかけっこしてるって」
「ほどほどに……するまでもないかな?」

愚痴は聞かないし、いい関係なのだろうと解釈した。シャディは当然そういう視線はよく見る。
そのためマントの下からどこに持ってたやらエクレアをもうひとつ! 包装を破って皿に乗っけた!
ちなみに外面は同じだが、クリームがカスタードに変わっていたりする。さてお気に召すだろうか。
641アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/07(月)19:20:20 ID:ar1
>>640
「きょくげい」
「……そういうのは、あのアホのほうが得意……」

ミズハの事であろう、確かに結構アクロバティックな動きをしたりしている

「むぅ……」
「……ん、まぁ……そこはな?」

ウワサになっているのかと知れば微妙そうな表情、多分ちょっと気恥ずかしいのだろう
エクレアをまたひとくちで頂きながら、ほどほどにとクリームの付いた口角を片方だけ吊り上げた。こっちもおいしい(単純感想)
642シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)19:31:03 ID:RBF()
>>641
「アホって……二人揃えばもっとすごいことできそうだね」

おっちょこちょいとかならわかるけど、な気分であろう。アクロバティックなイメージがある二人は案外観客も楽しいおいかけっこをしているのかも?

「恥ずかしい? それとも怒ってる?」
「そうそう、ほどほどに、ね?」

そういうシャディもイタズラっ子の系統。見えないところから黒板消しや突然の白い塊などお手のもの。
クリームついてるよー。と指で指摘しつつも、まだ食べる? とありそうな雰囲気で。保健室に居る事情が事情なら教師に怒られそうだ。
643アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/07(月)19:54:24 ID:ar1
>>642
「……見世物じゃない」

そもそもの目的が別段そうなのだ、仕方ないね
実際窓から飛び降りたり登ったりで観客が出たりする

「……たべる」

露骨に恥ずかしがっているのを誤魔化すように
エクレアをもっさもっさと頂くのでありましたとさ

//すみません、ちょっと離席になりそうなので締めでお願いしてもいいでしょうかっ…!
644シャディ◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)20:01:36 ID:RBF()
>>643
「……ん、わかったー」

ほのぼのと見ていたりもするので、とりあえず見世物気分の噂だけはやめておこうと思うのだった。
たまに見かける賭け事はチクるとしよう。

「いっぱい食べれば元気も出るしねー、たーんと召し上がれー♪」

ぎうどんはさすがになかったが、シャディのマントからはチョコ以外にもイチゴやキャラメルの糖衣で彩られたエクレアをアラスミシアの前に出していくのであった。

//了解ですよー、ありがとうございました!
645バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)20:44:27 ID:Bl8
……その日は随分と平凡な一日であった、気象上では晴れの日なのに、太陽は雲に隠れて出てこない。
空は明るいお陰か薄暗いと言うことはないものの、いつも程の爽快感の無い屋上は珍しくも閑散としていた、そこに佇むはただ一人。

「……やべぇ、俺かっけぇ……左目になんか封じてる……やべぇ……」

設えられたベンチに腰掛け、鏡を掲げて自身の顔を確認、彼が格好いいとか宣っているその顔は、いつもとは違う何かが存在した。
それは隠すにはあまりに目立つ……所謂眼帯、またの名を中二病御用達アイテムその一、見せたくないものを隠すための黒色は、どうやら青年の琴線に触れてしまったらしい。
……まぁ、鏡を見て自身を形容するという恥ずかしい行為は、周りに誰も居ないことを確認した後だから出来るものだったのだが……さてはて。
646レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)20:53:52 ID:RBF()
>>645
屋上の塔屋、その裏手に少女は居た。そう、居たのだ。
太陽は雲隠れ、それでも明るい空は少女にとっては迷うものだ。雨を降らすか降らせまいか、と。
そして、迷った挙げ句に拳を握り、雨乞い衣装に身を包んで表に出てきた少女は――不思議な行動をしている青年を見つけた。
首を傾げて、ススキ飾りの揺れる非常に小さな音を鳴らすとなぜか足音を立てずに近付いて――。

「それ、どうしたの? ……封じたって、魔眼になった?」

鏡の後ろから突然問い掛けるのだった、しかも追撃まで加えて。彼女が魔眼に繋げた理由、それは影の少年のせいである。
647バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)21:01:57 ID:Bl8
>>646
「うぎゃあ!?あっ、やばっ、っだぁぁあ!」

突然かけられたその声に対して青年の反応は顕著であった、それはもう突発的な叫び声が隠れた太陽まで響くくらいに。
思わず取り落としそうになった手鏡を幾度か両手でお手玉、そのまま前方に転げ落ちあわや割れて大惨事……なんてことにはならず。
持ち前の運動のセンスを以てして宙を舞う手鏡に飛びつき、頭から豪快なスライディングを決めつつ見事その手鏡を再び掴み取る、ずざざざという無駄に臨場感ある音が虚しく屋上に響いた。

「ほっ、本当に封じてるわけねーだろ!ただの冗談だっつーの!」
「つーか見てたんなら普通に声かけろよ、ふつーに!人を驚かせるのがそんなに楽しいかよ!」

閑話休題、屋上の地面にスライディングの体勢のまま、青年は顔だけを少女の方に向けてそんな風に不満を叫ぶことだろう。
どうやら冗談だったらしい、となればこの眼帯はただのファッションか、それとも本当に見せたくないようなことになっているか。
648レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)21:08:57 ID:RBF()
>>647
太陽にまで響くとなれば当然近くに居る少女の耳にはそれ以上に反響する。
当然ながら驚いて尻餅を付くと、少女は目の前で繰り広げられた臨場感のある一部始終を見ればなぜか拍手を送っていた。

「……じゃあなんで? 目痛めた?」

まず冗談と言われて今度は別の心配である。このときには姿勢を直して立ち上がって腰簑をぱんぱんとはたく。

「……ちょっと楽しいって思った」

そして楽しいか、と聞かれると非常にわかりにくい口角の吊り上げを見せてスライディング姿勢の青年にそう言いながら近付くのだ。
小さなイタズラ心を刺激されると優等生ほどハマるというが、この場合はどうなのだろうか。

「でも、本当に大丈夫?」

近付くこと叶えばそのまま眼帯越しに目元を撫でようとするだろう。怪我の心配である。
649バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)21:16:57 ID:Bl8
>>648
「あぁ、ちょっとドジっちまってな、まぁこんなもんはすぐ治る……よっと」

ため息交じりにその眼帯の下には傷跡があると迂遠ながらに説明、その全身に軽く力を込めれば倒れていた体を立ち上がらせて。
半分人外たる青年は傷の治りもどうやら速いようで、軽く言ってのける青年の様子からは重要なことではなさそうだと伺えることだろう。

「性格の悪いやっちゃなぁ……そんなこと言ってて酷い目にあっても俺は知らねぇぞ」
「って、おいおい、触んじゃねーって、まだ治りきってねぇから痛いだろ!」

そのまま腕組み仁王立ち、向ける視線はじっとりと、抗議をふんだんに盛り込んだ視線で自省を促していくスタイルで。
相手の手がそのまま眼帯に伸びるのを確認すれば、即座にその手頸を掴んで触られまいと僅かにその手を自身の目から遠ざけることだろう。
なるべく痛くない程度の力加減で、裏を返せば、ちょっと隙を突けば振り払える程度の力ではあるが……痛いといっているものに触れるのは、あまり行儀のいい行いではないだろう。
650レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)21:33:01 ID:RBF()
>>649
「性格悪い…………」

面と向かって言われたことがないためか珍しく、ズーーンという雰囲気を出した少女。その顔はただしくショックを受けたようなものだった。
まさかこの程度のことで……という恐れもあってらしいが。

「……ん、ごめんなさい」

手首が掴まれてまで止められた上に痛いと聞けば流石に触る気もなくなるようで手を下げると手首の輪で繋がる羽衣がふわりと揺れる。
そして謝るべきとわかっているからか、ぺこりと頭を下げながら謝りの言葉を伝える。ススキ飾りまで垂れてきてるのが玉に瑕。

「あんまり酷いようなら保健室の人達にも頼った方がいい、私は――――回復使えないけど」

力になろうとした様子だが、悲しいことに少女はそのあたりにまだ慣れていない様子。水の適正は高いのでその方面の治療魔法は習得の兆しがあるのだが……。
651エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/07(月)21:42:20 ID:AL0
バーラントから鷹の死霊を受け取ってから、それなりの時間が経った。
未だ身体構造の再現までは至っていないが、いよいよ今日その一歩を踏み出そうという時だ。

「んーっとぉ……」

校門のそばでリュックのような装備を背負い、きょろきょろとあたりを見回す小さな若草色の姿。
もちろん手のリボンや金のロケット、ウエストポーチといつもの装いも欠かしてはいない。
いつかアーニャと約束した、グリフォン探しの冒険へ。どうやらその後、レオナもついてくるように言っていたが。
そして約束の姿を見つければ、エリシアは彼女らに向かって元気よくぶんぶんと手を振るだろう。
652バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)21:43:42 ID:Bl8
>>650
「あー……まぁ、何だ、つまりだな……そう、人にはやってほしくないことってのが少なからずあるもんなんだよ!」
「だから、あんまり人の不意を突くのはオススメしねーってこと!うん!」

傷つけてしまった、気まずそうな表情で視線を彷徨わせ、言葉を探す青年は恐らくフォローするための方法を必死に詮索していたのだろう。
結果として出てきたのはフォローと言うより、何でこんなことを言ったのかの説明になってしまっているが、その引き攣った笑顔に免じて今回は見逃してやってほしい。

「謝るようなことじゃねーよ、気になるのは分かるしな……まぁ見せねぇけど」
「ん?そうなのか、そりゃ意外だな……適性がないのか?それともまだ習ってねぇのか?」

速く治んねぇかなとため息交じり、頭の後ろに手をやりその視線の先は空へ、理解を示しているのか示していないのか分からない言葉と共に。
相手の言葉に僅かに首を傾げつつ、青年はそんな風に続けて問うだろう、ちなみに青年は前者である、誰かに頼らざるを得ない。
653ニャモミール◆TcpDr0LVJg :2018/05/07(月)21:46:44 ID:VEl
>>650
「御機嫌ようエリーちゃん……!」
いつもの制服姿とは一変、サファリジャケットにブーツ、
大きなバックパックを背負った重装備お嬢がやってきた。

「さぁ、参りましょう……と、レオナ様はまだいらっしゃらないかしら?」
もう一人の待ち人の姿は無いかと、辺りを見渡す。
654レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/07(月)21:51:28 ID:FK5
>>651>>653
「ごめんごめん遅くなった~」

そう言って箒に乗って現れたのはどこか元気の無いレオナです
まぁ気をとりなおして今日は気晴らし気晴らしっと思ってるようで
リュック背負って
ヒラヒラしたローブを着て学生寮の方からやってきました

ちなみに袖が振袖みたいになってるローブです
655レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)21:51:47 ID:RBF()
>>652
「……ん、わかった。不意を突くのは、やめる」

青年は不思議な空気を感じることだろう。このままだと研鑽の試合の時すら不意を突かなくなる危険性が含まれたことに。
良くも悪くも素直な様子の彼女。勉強ではそれを利用されたりするのだが。

「私も別に見る気はなかった。魔眼なら別。傷なら別に」
「習ってない。今まで基礎以外を習ったこと、あんまりない。雨降れば良かったから」

雨は正義、旗でもあればそれが書かれたものをあげそうなまでの信念がある少女は雨乞い部として非常に活動的だった。
活動的過ぎて授業サボったり雨降ったら窓から逃げ出したり勝手に降らせたりする問題もあるが。
そんな理由なのか、はたまた今まで治癒魔法の重要性を見てなかったのかはわからないが、青年の問いには後者だと。

「……回復、難しい……」

それは魔法学校にはよくある、新しい魔法の難しさへの悩みである。
656エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/07(月)21:55:13 ID:AL0
>>653
>>654
「アーニャーっ!レオナーっ! ……?」

二人を見つけてぴょんぴょんと跳ねながら、事情で大きく両手を振るエリシア。
何となく、レオナの調子がどことなく沈んでいるのが気にかかった様子で。
こてんと首を傾げるも、それ以上は踏み込めなかったのだろうか。ひとまず約束していた行動を先にすることにしたらしい。
前日のうちに用意してもらった地図をリュックから取り出して、ばっと二人に向けて広げた。

「このへん、だっけ?」

学園からやや離れた渓谷地帯を指さして、二人に確認を取る。
これからの指針に間違いが無ければ、さっそく二人を連れ立って現地へと向かうだろう。
657アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/07(月)21:59:23 ID:VEl
>>653
>>655
「皆様お揃いの様ですわね……!」

「ええ、その辺りに恐らくグリフォンの巣が……。
 厳しい道のりとなりそうですわ。皆さま、準備はよろしくて……!?」
靴ひもを結び直し、準備万端なお嬢。

「お弁当は抜かり有りませんわ!
 お腹が空いたら遠慮なく申し出て下さいまし……!」
658バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)22:00:12 ID:Bl8
>>655
「おう、それがいい、そういうのは必要な時にだけやるもんだからな!」

少なくとも、沈んだ様子からは回復したか、相手の様子を伺いながらそんな風に判断すれば、青年はにっと笑顔を浮かべて言うだろう。
自分の言葉を鵜呑みにされたと予想することくらいは青年にも出来る、必要な時にと付け足したのは一種の防御案ということだろう、つまり、場合を選べと。

「あー、別の属性だもんな、そりゃあ難しいよな……」
「よし、そんじゃあ俺がいっちょコツを教えてやろう、先輩らしくな!」

語り口から見るに、才能はきっとあるのだろう、青年のように理論は分かっていてもその通りに魔力を使えない存在とは違う、分かっていれば使えるであろうと判断すれば。
腰に手を当て偉そうに、ふとそんな風に提案することだろう、自分では使えないくせに。
659レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/07(月)22:04:27 ID:FK5
>>655>>656
「よーし、んじゃレッツゴーね!」
そう言うと箒から降りる、無駄な魔力消費を避ける為だろう

「お弁当ってめっちゃ気が聞いてるじゃんアーニャちゃん!!」
アーニャの用意したお弁当に対して笑顔になりました

「んーっとまぁ・・・グリフォンをぱっぱとやっつけて目的終わらそー!焼きグリフォンにしてあげるよ~」

燃やす気満々
660レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)22:06:28 ID:RBF()
>>658
「必要な時? わかった」

何のアピールか両手をあげて、おー、と受け入れる。誰から移ったのかはわからない。
必要な時ってどういう時だろう、と思って考えるのはまた別の話。そのあたりは少女自身が判断すべきものなのだから。

「本当に? ……あ、先輩だった」

何が言いたいのか、と言えば背丈の問題で先輩という認識から外れていたらしい。彼女は彼女で160もないのだが、それすなわち青年とはあまり差が……。

「それで、どうしたらいいの?」

そんな失礼な発言かましたことにも気付かず、ずい、と迫ればやけにキラキラした目で詰め寄っていくのだった。
661バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)22:19:16 ID:Bl8
>>660
「おう、ま、覚えとけよな」
「……アンタが何を見て判断してたかは敢えて聞かねーけどよ、一応俺は高等部だからな」

青年の背が低いのは何より青年自身がよく知っているわけで、まるで改めて確認したかのような相手の台詞に青年は見るからに不機嫌になるだろう。
アンタよりもずっと先輩だと、要するにその身分証明はそう言いたいのだろう、別に相手の年齢を知っているというわけではないが、それはともかく。

「あぁ、んーっと……治癒の魔法に必要なのは『元の形に戻そうとする意志』なんだ」
「だから、元の形を想像しながら、その形に戻すために魔力を使うイメージを持つと扱いやすいと思うぜ」

少し説明の仕方に迷うような沈黙、その後に青年の口からはそんな風なアドバイスが語られることだろう。
その手のひらに生み出されるは、所々がボロボロになった土で出来たコイン、そのボロボロになった場所を補うように魔力が動けば、綺麗なコインの形になる、イメージはこんな感じだと。
662エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/07(月)22:28:05 ID:AL0
>>657>>659
「おーっ!!」

いざ出発、三人は連れ立って校門から学外へ歩き出す。
グリフォンのいる渓谷までは、学校近くの森を一度突っ切る必要がある。徒歩だとそこそこに長旅である。
とはいえ、学校の周辺と言うこともあって魔物は強くなく、初等部高学年の授業に使われる程度だ。
色々な魔法を学んだエリシア、そして上級生が二人もいれば軽いピクニック感覚であろう。

「やくー?あげるー?
 えりーもバチバチーってやるよーっ!!」

いつの間にかエリシアの両隣に陣取った、軟体の猫と鷹の姿が。
そのうち今回の主目的でもある鷹の方をばっと捕まえて、胸元で抱えるエリシア。
他愛もない雑談などしていれば、程なくして渓谷の入り口に差し掛かるだろう。
663レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)22:31:59 ID:RBF()
>>661
「せ…………私はギリギリ中等部」

もう15歳なのだが中等部。中等部ったら中等部。なにか言いかけた感があるがきっと気のせいだ。
本当に? の部分は教えてくれることに対しての台詞だったが繋がりが繋がりなので仕方ない。

「…………指が切れてたら、それをくっつける。耳が取れてたら、耳を生やす、みたいに?」

手のひらに出せたのは小さな土の玉。コインほど精巧ではないが、これは習熟の差だろう。それを欠けさせると見よう見まねながら少女は土の玉を元の形へと戻して。
そして怪我の仕方にもよるが、イメージの変え方として合ってるのか、なんて質問を向ける。土を砂にして地面に落とせば、生み出したのは水のコインだ。
664バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)22:38:51 ID:Bl8
>>663
「ほおら俺の方が三年も先輩だ!本来ならもっと敬意を向けるべきじゃねぇの!?」

相手の回答を聞いて非常に面倒な、言うなれば年取ってれば偉いと思っている残念な老害のような主張をおっぱじめる青年。
まぁ青年はこの理屈を半ば冗談で言っているものの、後輩に背の事を突かれれば流石にちょっとイラッと来るのだろう。

「そうそう、そんな感じ……あぁ、アンタは水の魔法が得意なんだよな」
「そんならもっと分かりやすい例えがあるぜ、ぽっかり空いた穴に水を注ぎ込んで埋めるイメージだ」

土のコインが更に形を変え、今度はまるでコップのような形になり、その中を産めるようにちょろちょろと水が空中から流れ込む。
何にせよ、欠けたものを修繕する、それが治癒魔法を扱うための一つの考え方なのだろう……彼は使えないが。
665レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)22:47:47 ID:RBF()
>>664
「ごめんなさい、今から気を付けます。許してください先輩」

そして素直に謝って少女は急にですますを付け始めるだろう。
これをイタズラ心とかでもなく本心でやっているのでその点が微妙にたち悪く感じることでしょう。

「……あ、そっちがあった」

そのお手本を見てそう言うと少女は急に屋上の塔屋の裏へと走り出した。何か取りに行ったのだろうか、と思うか戸惑うか。
しかし特に時間がかかったわけでもなく、少女はタタタと塔屋の裏手からまた出てくる。白い丸い実を手にもって。
ちなみにふにゃ、としているので中身はないようだ。よく見れば頂点に穴も空いている。

「こんな、感じ?」

中の空洞を穴から見せると少女は穴に指を翳すと魔力を流し始めてまたほんの少しして――指を離すとその穴の中には水が満たされていた。
果たして青年として、この解釈は合ってるのやら。
666バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)22:56:35 ID:Bl8
>>665
「お、おう、アンタ愚直だな……そこまで畏まる必要はねーからな」

少し困ったように頬を掻き、視線を逸らして思わず言う、畏まられれば畏まられたで距離が遠くてなんか嫌という我儘である。
何より後輩に意図せぬ行動を強制するのは青年の主義に反する、なまじ自分が言い出した事故にかなりぎこちない言葉にはなってしまうが……。

「おー、完璧だ、そんな風に考えながら治癒魔法も唱えてみろよな!」
「何なら今試してみてもいいぜ、丁度ちっさい擦り傷が出来たとこだかんな」

水で満たされた空洞にからからと笑いながら、青年はそれならすぐに治癒魔法も使えるだろうとお墨付きを一つ。
ちなみにその擦り傷というのは先ほどのアクロバティックな手鏡キャッチの代償である、右膝に僅かに血が滲んでいる。
667レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)23:04:39 ID:RBF()
>>666
「えー、わがままな先輩」

そう言われるとまたしても畏まりをなくす少女。表情そのものは変化に乏しいのに様子だけコロコロ変わるとは別の意味で厄介だろう。
とはいえ青年の目的としては、これでいいのだろうか?

「……ん、わかった。……あ、……ごめん、なさい」

その傷の出どころを考えると謝ってしまうのは当然なのだ。元々は驚かせたのが自分なのだ、これを止めてしまうのもどうかと青年にはわかるはず。
そして傷の治療にはその謝りも含めて行う。膝をついてしゃがみ込んでその傷を見ると――左膝のズボンもまくりあげようとするだろう。
理由を聞けばこう答える。「元の膝がどんなものかを確認するため」と。
そして傷に指先を向けて、血を止めて皮膚が修繕されるイメージと共に水の魔力を使った治癒魔法を試そうとする。
少しだけ青年にも水の力が感じられるだろう。……それが青年に害でなければいいが。
668バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)23:14:57 ID:Bl8
>>667
「男ってのはわがままなもんなんだよ、覚えといたらいいさ」

あまつさえ自分の残念さを男全体の残念さにすり替えて誤魔化す始末、得意げに語る青年はやはり非常にわがままだ。
ともあれ、一歩下がったような相手の様子から普通の様子に戻ったのは青年にとっては喜ばしいことである、それは青年の雰囲気から何となく想像できるだろう。

「んあ?アンタは悪くねぇよ、擦れたくらいで血ぃ出す俺の膝がわりぃんだ」
「それに、治してくれたじゃねぇか、そんなら怒る要素なんて全くないね」

暴論、僅かながらも確かに傷ついたその膝を見せながら青年はそんな風に言う、フォローでも何でもない、本気だ、本気でこの暴論を語っている。
流した水の魔力は少女の想像通りに、つまりは左の怪我していない膝と同じような見た目に、傷も塞がり血も止まり、治療されることだろう、効果としては初級だろうが、十分すぎる程の出来である。
669レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)23:25:34 ID:RBF()
>>668
男はわがまま、という今後の価値観に影響を及ぼすこともレイヴンは先輩の言葉として受け取った。特に疑う理由もない。
相手の青年は会ったことがある事実とその時の会話内容からそんな考えに至るのだ。

「…………治った……良かったー……」

今は擦り傷が限界かもしれないが少女の魔法は確かに効いてくれて少女はそれに安心したように息をついた。
暴論に返す余裕もなかったのは内緒の話である。怪我が治って両方同じ見た目になった膝を見れば――だばーと水を穴から流す先程の実に気付いて拾い上げていた。

「……ありがとう、これでもしもの時も――安心。ふふふ……」

その目、なんか怪我の治療以外の意図を持ったような印象を受けるだろう。さっきまで見ていた青年にはそれを感じられる……はずだ。
670バルドイード◆m7hEgzNtKY :2018/05/07(月)23:33:10 ID:Bl8
>>669
「あぁ、こんだけの説明で使えんだから、アンタにゃ才能があるんだろうよ」

チクリと胸の奥に小さな棘が突き刺さる、彼には治癒魔法が使えない、それは一つの劣等感を青年に抱かせていた。
そしてその劣等感を表に出すことなく、相手の所業を称賛して笑うことにも青年は慣れていた、違和感を与えることはない……はずだ。

「……もしもの時はないのが一番なんだけどな」
「ま、過信はすんなよー?治癒魔法は便利だけど、その分面倒なとこもあるんだから」

まぁあくまでも治癒、使い方如何で問題になることはないだろう……そう楽観的に考えて青年はそう苦言を呈するにとどめた。
頭の後ろに手をやり屋上の扉へと歩みを進め出ていこうとする、そんな最後のアドバイスで先輩としての行動はお終い、そういうことだろう。
671レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/05/07(月)23:45:12 ID:RBF()
>>670
「…………才能……?」

そう言われると少女側も複雑な思いはあるようで。
これって才能なのだろうか、という思いである。それだと雨乞いにも才能があるのだろうか、と。
いや、多分それはない。降っている実績があるのだから絶対にない。才能で片付けない、と無駄に決心していた。

「大丈夫、これで吹っ飛んでも川に流れても指を切っても平気……ふふふ」
「…………ん、気を付ける。治るからって怪我はよくない」

どう考えても今の治癒魔法ではどうにかならないものがある気がするが、そのあたりは青年には伝わっているかもしれない。時々変な儀式をしているということが。
指に関しては料理や洗い物の時に起こることなのでちょっとだけ平和なものなのだが。

「じゃあね、バルバル。目、治るといいね」

ふりふり、と手を振りながらレイヴンは彼に勝手につけたあだ名で呼び掛けながら見送っていく。
そしてバルドイードが扉に手をかけた頃に、鈴の音を鳴らしてレイヴンはその場で謎の舞踊を始め出すのであった。それはただしく、彼女の雨乞いの基本だった。
672名無しさん@おーぷん :2018/05/07(月)23:45:39 ID:lRA
>>659
>>662
「ふぅ、結構歩きましたわね!
 ……しかしここからが本番、皆様気を引き締めて参りますわよ……!」
重そうな荷物を担いでるわりに、結構元気そうなお嬢。
……案外体力はあるのだ、お嬢様のくせに。

しかしここからは道のりも厳しさを増す渓谷に差し掛かる。
一歩間違えれば滑落の危険性もあるし、生息するモンスターも森と比べて一段と強力になるだろう。
673レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/07(月)23:51:19 ID:FK5
>>662>>672
森に居たモンスターにはビッビッビッと白い指先ビームで対応して居たようだ
そしてとうとうたどり着いた渓谷で
「アーニャちゃん・・・案外体力あるね・・」

こいつは普段飛んでるから結構体力なかったりするのか疲れてる様子です

「ん~、まずグリフォンの巣を探すのが先決・・・かなー」

周囲を見渡して、それらしいモンスターを探すが・・・
674エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/08(火)00:01:40 ID:xbx
>>672>>673
「えりーもやるーっ!」

道中のモンスターに、レオナの後から火魔法や水魔法で応戦するエリシア。
この程度の攻撃魔法でも十分に進んでいける程度には、この森は平和なのである。

「んーとねー、がけ?のとちゅうか、上のほうだって!」

そしてグリフォンの巣を探すなら、目安となるのは二ヵ所。
切り立った崖の途中にあるが、山の頂上に居座っているかである。
場所からすると山頂一択に思えるが、山の頂を陣取れるグリフォンと言うものは強力なことが多いという。
さて、二人はどちらのルートを選ぶのであろうか?
675アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/08(火)00:09:24 ID:MhS
>>673
>>674
「淑女たる者、まず体力からですわ!(?)」
それは、アヴァランシェ家に伝わる(意味が良く分からない)格言。

「なるほど……
 山の頂上……空の覇者たるグリフォンの玉座に相応しいですわね!
 こちらに向かいましょう、皆様!」
まだ体力が有り余るお嬢が選んだ目的地は頂上。
遥か上方に聳える頂への道のりは、まだまだ遠い。
676レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/08(火)00:12:23 ID:djD
>>674>>675
「・・・ま、分かりやすいのは頂上よね~、崖の途中とか戦い難そうだし」

そう言うと、ふわふわ浮かぶ箒に乗って

「・・・ここまで来たらオッケーっしょ~、もう乗る~・・・しんどい~」

そう言って完全にへばってますレオナちゃん
スタミナは無いようだ!
677エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/08(火)00:20:05 ID:xbx
>>675>>676
「おーっ、アーニャすごーい!」

元気溌剌な方のお嬢に称賛の声を送るエリシア。
なお、エリシアは重力魔法でふよふよと移動するのがすっかり基本になってしまったため肉体的疲労はほとんどない。
まあ、それができるのも戦闘をサポートしてくれるであろう二人のおかげなのだが。

「やまのぼるー?じゃあいこー!」

そして満場一致で山頂に向かうことに決まれば、岩肌を歩いて登っていくことに。
宙に浮いている二名はともかく、不安定な足場は相応に体力を持っていきそうである。
さて、山頂にはその山のグリフォン間の競争を勝ち残った個体やそのつがいが居るようだが。
きょろきょろと周囲を見回したあたりで、それらを見つけられるだろうか。
678アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/08(火)00:26:00 ID:MhS
>>676
>>677
「では……参りますわよ、あの頂へと……!!」
意気揚々と、山頂へと向かう一行。

少しずつだが、確実に上へ上へと昇っていく。
険しい山道に、流石に息を切らすお嬢。

「……ふぅ、ずいぶん登りましたが……そろそろいますでしょうか、グリフォン……?」
679レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/08(火)00:30:12 ID:djD
>>677>>678
「・・・そろそろ居るんじゃないの~?」

そう呟き周囲を見渡す、左手をメラメラとさせてます
グリフォンに対して、戦闘準備完了と言った感じですね

「ま、いつ出てきてもいいよ~、速攻で爆発ぶちかましてあげるから」

とか言ってます、焼きグリフォンにする気満々
680エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/08(火)00:35:21 ID:xbx
>>678>>679
「…………お?」

ふと腕の中の鷹が身を震わせて反応する。
その視線の先を見ると、バッサバッサと翼を震わせる翼長2m程の姿が遠くに見えるだろう。
これが山頂に住まう巣の主、と言うことになるだろうか。猛禽の瞳は三人を見逃すことなく睨みつけて。
まずは小手調べとばかりに、空中で翼を震わせてつむじ風のような気流を三人に放った。

逃げて巣だけを探すにしても、いずれこの個体との戦闘は免れないだろう。
ならば相手が単体であるうちに、戦ってしまうのが得策のようにも思えるが。
681アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/08(火)00:41:34 ID:MhS
>>679
>>680
「はっ……皆様、あちらを……!」
鋭い眼光の威圧感に、山頂の主の存在を察知する一行。

「……ふわっぷ……!!」
放たれたつむじ風は、遠方からとは言え強力な風量。
間近でまともに喰らえば立ちどころに崖下へと落とされかねないだろう。

「……ど、どうしましょう皆様……?
 ………やりますか?やっちゃいますか……!?」
初めての狩りを前に、少々浮足立つお嬢なのであった。
682レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/08(火)00:48:45 ID:djD
>>680>>681
開幕に爆発ぶちかます気満々だったレオナはその風が飛んで来ると
「あーっ!」

と、箒から振り落とされかける、なんとか箒に捕まりそのまま着地すると

「・・・もち、やるっきゃないっしょ!」

左手首を縦に動かすと

「・・・こっちもまずは小手調べよ」

レオナの周囲に現れたのは10個の火球、バッと手を出すとそれを三個グリフォンに飛ばす!!残りはふよふよ~っとグリフォンの前後の方へと向けて動かして
683エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/08(火)00:57:06 ID:xbx
>>681>>682
「わわわっ……!」

重力魔法で軽くなっているエリシアは、風に煽られるのは非常に苦手だ。
少し遠くまで飛ばされながら、なんとか加速のルーンで逆方向に進んで相殺し、態勢を立て直したようだ。

「えーっとえっとぉ……」

いつの間にか手から鷹は離れている。どこかに潜んでいるのだろうか。
ともあれまずはレオナに教わった、グリフォンに有効であるらしい雷魔術を組み立てようとあくせくしている様子だ。


さて、その間にグリフォンは、まずは攻撃を仕掛けてきたレオナに標的を絞った様子。
彼女に向けて急降下しながら、小手調べの小さな火球の三つを羽ばたきで吹き散らした。
甲高い一声。何もしなければ、鋭い足の爪の餌食になることは間違いあるまい。
684ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/08(火)01:00:55 ID:Cp1
「……、、、!」

修練場の片隅のドージョー。その室内を満たす静寂の中、花風の一陣が小窓の外に木々のざわめきを生んだ
凛然と背筋を伸ばしたまま下ろしていた瞼を瞬時に開くとほぼ同時、袈裟斬りにした剣を捻り振り上げた格好で固まるミズハ

「……うーん、なぁんか違うんだよなぁ……」

戦闘訓練向けの訓練という色々難題的なアレにぶち当たりスランプ、取り敢えず行なっている剣技は今ひとつそれの脱出に役に立ちそうにはない
685モニア◆Wb0oWmK/22 :2018/05/08(火)01:09:35 ID:2QY
>>684
「大学部の人ー?」

スランプに陥り気味なミズハのもとに現れたのは、水色ショートヘアな寝癖の少女、モニアだ。今日も全身鎧をガショガショいわせている。

「組み手の相手なら手伝うよー? それとも、別のお悩みかなー?」

その本質は訓練の訓練という少々厄介な事情。組み手でそれが晴れるかはわからない。
とにもかくにも、お困りの様子を見て、何か力になりたいと思っているのは間違いない様子。
686アーニャ◆TcpDr0LVJg :2018/05/08(火)01:11:42 ID:MhS
>>682
>>683
「で、ですわよね!
 やるっきゃないですわ!!!」
いち早く戦闘態勢に入ったレオナに引き続き、
お嬢も魔法のステッキを取り出して魔法の詠唱に入る。

「グリフォン対策その1……『その翼を封じよ』!!」
ステッキを華麗に振って繰り出す氷結の呪文。
放たれた魔弾が標的を掠めれば、それは炸裂し強烈な冷気が周囲を凍結させるだろう。

まずは翼を凍らせて、獲物の機動力を削ぐ魂胆だ。
687レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/05/08(火)01:12:39 ID:djD
>>683>>686
急降下してくるグリフォンを睨みながら呟く

「サンダーソード」

左手に現れたのは雷属性の魔力で作られた剣
その切っ先をその猛禽類へと向けると・・・伸びる!!
もし突き刺されば電撃が剣に流れ出すだろう!

「・・・だけじゃないんだよね」

更に先程出現させた残り7個の火球はレオナから見てグリフォンの左に4個、右に3個
右手を動かして・・・左右からグリフォンへと襲わせる!!
688ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq :2018/05/08(火)01:19:04 ID:Cp1
>>685
「え?あ、いえ、私は……鎧っ!?」
「あ、は、はいっ、どーも……」

声を掛けられ教師と名乗ろうとしたが、ツッコミが優先されるのはモニアの出で立ちからすれば仕方ない事であろう
序でに、その申し出に対して頷くのも全くの、要するに色々空気に呑まれているからに他ならない!

「……あ、でも実際助かるかもしれないですね……」
「宜しければ少し、お付き合い願えませんでしょうか」

ふぅむと唸り、剣に刃引きの魔法を施して一礼、半歩身を引いてナナメに構えて相対!
689エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/05/08(火)01:19:51 ID:xbx
>>686>>687
アーニャの氷弾を横目に見遣るにとどめたグリフォン。その大きさから脅威ではないと判断したのだろうか。
が、それは誤算だったようだ。羽根を掠めた瞬間に膨れ上がった魔力に、一部凍り付いた翼。空中での動きがやや精彩を欠いたものになり。

「―――『とこかーな』っ!!」

特別タイミングを合わせたわけではないが、ほぼ同時にグリフォンへと殺到する二本の稲妻。
グリフォンはそれを両前足で撃ち落としたが、電撃によるダメージはそれなりに通っただろう。

翼での制