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ここだけ現代異能学園都市 No.7

1名無しさん@おーぷん:2018/06/29(金)19:22:30 ID:XKl()






──通知書 ■■■様
この度、貴方は審査の結果に基づいて、当学園の学生候補者名簿に記載されましたので、お知らせします。






●概要
 舞台は、都内に設けられた「異能学園都市」で、人口の七割を学生が占める異能力の研究・教育機関となります。
貴方はこの異能学園で生徒、または教師、あるいはそれ以外の誰かとして生活を送っています。

●校則(ルール)
 従来のなりきりの原則に基づき、確定ロールまたは著しく対処が困難なロールは禁止です。
また、これらの問題に付随し、ロール相手がアクションを拒否した場合、そのロールは破棄してください。
 本スレの進行は短文、中文が好ましいですが、強制ではありません。
なお、最後のレスから丸一日間、反応がない場合は、ロールを破棄して頂いて構いません。
 R18またはR-18Gは、良識の範囲でお願いします。

●キャラシート
 本スレにおいてキャラクターを作成される方は、以下のキャラシートをご活用ください。
ただし、必ずしも「記入しなければならない」といったものではありません。
なお、極端に対処が難しいと思われるキャラクターはイベントの扱いと同様(下記に記載します)に周囲からの裁定を受けて頂く場合がございます。
 キャラクター作成に際し、版権・非版権を問わず既存のキャラクターを流用するのはおやめください。

【名前】(難読漢字を使用する場合、フリガナも記載)
【性別】(特殊な属性を持つ場合はこちらに記載)
【学年・職業】(年齢もこちらに記載)
【容姿】(キャラクターの容姿など)
【性格】(概要に記載する場合は省略可)
【能力】(確定又は対処困難となる能力は不可)
【概要】(生い立ちや学園都市での立ち位置などがあれば記載)

●その他
 なにか困ったことや中の人の相談などは@wikiの議論フォームをご活用ください。
https://www65.atwiki.jp/inougakuentoshi/

●前スレ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1529308352/
951黒野 一天 :2018/07/03(火)23:54:27 ID:AQf
>>843

「ふっふっふっふっふ……あ~ッひゃっひゃっひゃあ!!分かったようでなぁによりだぁ!!」
「その通~り。ボォクの神理によって、今この一帯は異能力者以外の時間が完全に止まっている。何故異能力者に効かないのかは、さらなる研究が必要になるだろうが、いずれ突き止めて見せるともぉ」

【スピーカーから響く、ご満悦な声】
【具体的な理屈がわからずともいい。神理がいかに偉大かを分かれば、十分】
【見る限り、少女の脳味噌へそれを叩きこむことには成功したようだ】
【この偉大なる新時代の兆しに触れたことを、一生忘れることはできないだろう……(と本人は思っている)】

「覚えておくといい……ボォクの名前は黒野一天」
「いずれ完全な神理を手にし、時間と空間、そしてすべてを超越し……」

【溜めの後、今日最高に悦に入った声で】

「────世界を、変える科学者だ」

【身分を示すうえでは、何の説明にもなっていない。が、これでいい】
【きちんと今の状況を説明するためには、あの馬鹿(ヤジマ)に触れなければいけなくなる】
【そんなのはまっぴらごめんだし、神理が完成してしまえばすぐにでも叩き潰せる(と本人は思っている)】
【そして、それも遠くはないだろう。ならば、説明する必要はない】

「あひゃひゃぁ!なぁかなか、いい気分転換になったよぉ。いずれまた会おうじゃないか……神理が導く、新たな世界でね」

【そういえば、再びジェットへ火が点る】
【ひとしきり笑い、リフレッシュできたためか、新たな神理を顕現させる方法を思いついたのだ】
【笑い声と共に去っていけば、間もなく時間停止は解除されるだろう】

//こんな感じで〆でどうでしょう……?
952伊集院学◆2E1eDx.7oE :2018/07/03(火)23:56:35 ID:GEs
>>948
「……ありがとうございます」

そうだ。もはや生徒会も委員会も不良も、そんな垣根は関係ない。そんなものは飛び越えて、協力しなければならないのだ。

「人集めの方は僕も信頼できる人間を集めます。エリナ教頭の事も気にはかかりますが…スパイにだけは気を付けてください。間違いなく、ここの中に紛れていますから」

人を集めるにあたって、絶対に表立ってはいけない。学園に潜入しているスパイに知られるかもしれないからだ。全ては秘密裏に事を運ばなければ。
953祝園 祷 :2018/07/04(水)00:02:30 ID:fvx
>>949
そうですよぉ、あれぇ?言ってませんでしたっけぇ?

【『エインヘルヤル』───それは警備部隊が有する現時点最高峰の戦力と言っても差し支えない】
【死体を原料としているが故に人智を超えた肉体スペックを引き出してかつ死を恐れない兵隊達、個体差はあれど往々にしてその力は───】
【単純な近接戦闘であれば、恐ろしく高い戦闘能力を誇る】

あぁそうだぁ、私気付いたんですよぉ、貴方の能力なんですけどぉ
最初は身体強化か速度上昇かなぁ?って思ったんですぅ、でもよく見てるとぉ、足は速くなってるけど攻撃自体の速さは高くなってませんよねぇ
だからぁ、きっと貴方の能力はぁ、『脚力強化』なんじゃないかなぁってぇ

【息を荒げ、それを整えようとするイダテンの姿を眺めながら少女は語る、これまでの戦闘中に能力と打ち合いを交わし見切った情報の集積を】
【それら集めた情報から判断したイダテンの能力をつらつらと悪気無く語る、それが正解であれ間違いであれどちらでもいいことだが、イダテンに揺らぎを作れればそれでいい】

それじゃぁ、脚が速くても関係無い切り方で行きますねぇ

【脇差を鞘に納める、左手は鞘を掴み、右手は脇差の柄を撫でるように優しく添わせる、所謂居合の構えに近い】
【脇差などという短い得物での居合、本来ではあり得ない事だが、しかしそれを敢えて行うという事は何かがあると言う事である】

【───風が流れる、少女はその場から動かず、その機会を見切る為に】
【そして、次の瞬間『それ』は起こった】

【〝ぐぎゅるるるるるるるるぅぅ〟】
【まるで怪物の唸り声のような恐ろしい音、その音の発信源は少女の腹であった】

……お腹がぁ、空きましたぁ

【……そんな事を呟いて、少女は構えを解いてお腹を撫でる】
【完全に、その場の空気が破壊された】
954龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)00:03:39 ID:KwF
>>952
そうだな……んじゃ、スパイに気をつけて……つってもそのスパイを見つけるのが難しそうだがなぁ

【そう、彼らが学生として生活している以上、それを知る術は無い】

とりあえずあたしの心当たりは狗飼の奴の他には艮、雹道にハゲに黒鳶、あとは至か。そいやもう学園の生徒じゃねぇけどマンバっつー元舎弟も組織に対抗しようとしてるって聞いたなぁ

【と、心当たりある人間を挙げていく。まずはそこら辺から声をかけて行こうと言うのだ】

出来れば東雲とかにも協力を仰ぎてぇな。インテリヤクザは子供が戦う事には賛成しそうにねぇから無理そうか
955天壌聖良◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)00:09:41 ID:KwF
【同じ頃、北海道のホテルのベッドで目覚めた】
【偶然にも麗華と同じ夢を見ていて、そしてスマホを弄ると時刻は22時】

………あれから8年、まーだ目的の影も掴めず……な~にやってんだろうねぇ、私は……悪人にまでなってねぇ

【そう呟いてベッドでゴロンと寝返りすると、また落ちた。ズドーンと音を立てて派手にベッドから落ちて】
【頭を抑えながらむくりと起き上がる】

………いたたた……もう、なんなの

【勝手に落ちたにもかかわらず不機嫌になり、そしてイラッとした彼女は】
【心の中でこの日本横断ツアーが終わったらまたペインを罵倒しに行こうと思ったのでした】
956伊集院学◆2E1eDx.7oE :2018/07/04(水)00:15:22 ID:VMF
>>954
「とにかく、思いつく限りの人間を集めましょう。しっかりと形になるまでは内密に」

とにかく、お互いが信頼できる人間にひたすら声をかけていくしかない。数打ちゃ当たる戦法だ。
サラマンドラが組織として形になるまでは、とにかく秘密裏に行動しなければならない。

「できる事なら僕が記事を書いて大々的に宣伝するんですけどね」

伊集院は苦笑する。記事を書いて人を集められたらどれだけ楽か。
957龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)00:20:30 ID:KwF
>>956
あぁ、出来ればあのキナ臭ぇ教頭にも悟られたくねぇ、できるだけ内密に、な

【ニッと笑って伊集院を見つめて】

それじゃあ明日から早速行動するぞ……あー、なんかパソコンかネット技術に手厚い人間…は艮で十分か
……情報の共有の為に、チーム内だけの通信手段とか欲しいしな、外部に傍受されない奴が

【そんな事を言って】

まぁ、今日はもう遅ぇから、本格的な始動は明日から、あたし達二人からスタートだな

【伊集院の前まで歩くと、にっこりしながらその胸を軽く叩くのであった】

//なんとなく良いムードになった所で〆でどうでしょう?
958ラビット◆fAiBro2NmQ :2018/07/04(水)00:26:37 ID:2vX
>>950

【復帰したい、その言葉を聞いたとき、そっと顔を上げる】
【たくさんの涙に濡れたラビットの表情が、徐々に明るくなっていくのが分かった】
【その瞳には何よりも純粋な、希望の色が灯っていていた。】

「…………うれしいっ!」

【そう言ってまた、強く腕を抱きしめる。ただ兄と呼べる存在の帰りを喜ぶ姿は、人殺しなどしているような組織の人間のものとは到底、思えなかった】
【彼の傍で暫くそうしていると、やがて立ち上がり】

「相談してみる!多分大丈夫だよ!なんたってラビットも幹部なんだから!」

【自信たっぷりに両手を腰に当てて、小さな胸を張る】
【どこか覚悟に満ちた彼の顔を見ると、懐かしくてくすっと笑ったのだった】

「おかえり、"ブルー"!」
959伊集院学◆2E1eDx.7oE :2018/07/04(水)00:36:51 ID:VMF
>>957
「……えぇ、よろしくお願いします」

かくして、対組織の為の学園の組織「サラマンドラ」が結成された。麗華をリーダーして今後、学園を守る為に独自に活動していく事となる。
二人からのスタートだが、とにかく人を集めなければならない。それも、組織に悟られないように。
今この瞬間から、組織との戦いは始まっているのだ。

//これで〆で!ありがとうございました!
960享楽泥酔/イダテン :2018/07/04(水)00:38:39 ID:gmQ
>>953

 「(警備部隊の上層部は何を考えとるんじゃあ…。こんなの『兵器』と変わらんぞ…。)」
 「(これ程迄に『過剰な力』はいつか身を滅ぼすぜよ。……それに、わしはコイツ等を信頼置けるとは思わんのぉ。)」

 享楽はエインヘルヤルに対して、余りにも酷い不信感を抱いていた。ーーーとある日の警備部隊の会議でエインヘルヤルの情報を目を通した事があった。
 “死人を利用する”禁忌の兵器。享楽の印象は最初は感じだった。ーーー然し、調べていく内にやけにきな臭い話が耳を擽る。警備部隊に強化人間を提供する『ヤジマ・システム』

 学園警備部隊が一枚岩じゃないと言われる所以である。


 「・・・えい読みじゃのぉ。察しの通り。わしは只、速いだけの男ぜよ。けんど、わしには『“奥の手”』がもう二つ程ある。」

 「ーーーかかっ、残念だがわしがおんしを殺すのは難しいじゃろ。じゃけんな、……刺し違える事ぐらいは出来る。」

 左手の刀を鞘に収め、懐の『ソーマ』を片手に取ると大胆不敵に嘲笑う。

 その嗤いは、死を覚悟した者特有の、失う物が無い。そんな笑いであった。それにもう一の奥の手の四段回階目の“加速する”事も可能である。風が揺れ、身体を冷やし緊張感がピークに差し掛かる。

決死の覚悟を決め、小瓶が唇にふれ、ーーー

 「……は?」

沈黙を破ったのは、彼女のお腹の音。幸いな事に『ソーマ』飲む前に思い留まる。はぁ、と。溜息をつき空を仰ぐ。夕闇が空を覆う。門番の時刻はすっかり過ぎていた事に気付く。

 「どうやら、わしの仕事は終いじゃ。ーーー取引は成功らしいのぉ。……これで、おんしと戦う理由も無くなった訳、だ。」
 「かかっ、この勝負お預けにでもしてもらおうかのぉ?」

 瞬間。韋駄天の名の如く。姿は夜に消えていた。
倉庫をこじ開けても人っ子一人として居ないモノケの空だろう。

//すいません眠気がきてしまったので
/きりがいいここで〆させていただきます。ありがとうございました!!!
961祝園 祷 :2018/07/04(水)00:51:34 ID:fvx
>>960
お腹が空いては力が出ません、追い掛けたくても追えませぇん……
任務失敗ですぅ……

【しょぼくれ顔で空きっ腹を撫でる少女、その隙にイダテンが退散してしまうのを見ていても見逃してしまう】
【しょうがないので自分もこの場を離れる事にした、GPS反応を本部に送り、調査を別働隊に任せる】

今日はぁ、牛丼が食べたいですねぇ

【非人道的兵器エインヘルヤル、しかしそんな少女の呟きは、何処か兵器らしからぬ物だった】

//お疲れ様でしたー
962祝園 祷 :2018/07/04(水)00:52:30 ID:fvx
【名前】祝園 祷(ほうその いのり)
【性別】女
【学年・職業】学園都市警備部隊 生体兵器
【容姿】
肩までの黒髪を切り揃えたおかっぱ頭の、白磁のように肌が白い少女、首に赤いリボンを巻き、赤いアンダーリムの眼鏡を掛けている。
ロングスカートの黒いセーラー服を着ており、脇差を腰に吊り下げている。
普段は瞳が黒く無表情だが、戦闘が激しくなると瞳が赤く染まり笑顔になって行く、これは本人の意思や感情とは別に起きる変化らしい。
【性格】
何を考えているかわからないと良く言われる、それくらい普段はボンヤリとしている。
間延びした敬語で話し、会話途中で急に話題が切り替わったり人の図星を容赦無く突いてきたりする為に他人の神経を逆撫でする事が多い。
【能力】
『大太刀回り』(ソードオフ)
見切る能力。自身の周囲半径4mの範囲内にある物に対する感覚が鋭敏となり、見る・聞く・嗅ぐ・触れる事なく位置と形状、動きを察知出来る。
祝園に近付くにつれて効果は上がり、複数に囲まれた際に背後からの攻撃に対処したり、相手の動きの僅かな初動を見切って攻撃を読む事も出来る。
ただし察知出来たとしても対処出来るかはまた別の話、体が追い付かない程のスピードやパワー、初見の動作などには対応出来ない。

『エインヘルヤル』
新型のナノマシンの採用によって誕生した、新型の生体兵器。それが祝園 祷の正体である。
人間の死体に対して自己増殖するナノマシンを投入することによって、ナノマシンが遺されたデータを再現しつつ肉体を再構築することによって生み出される。
人間を有に超える身体能力、ダメージの影響を受けない痛覚遮断、自己増殖させたナノマシンによる身体構築能力、急速なものではないが高い自然治癒能力を持つ。
彼女の場合は元人格の我が余りに強過ぎた為に記憶を抹消する事で制御している、そのせいか能力にも変異が生じた。
また、ナノマシンの栄養補給としての手段に食事するという方法が取られている、これは普通の人間として偽装する運用方法の試験的な機能である。
その為に激しく動くと空腹になる事が多くエネルギー切れを起こす可能性も高い、燃費の悪い兵器となってしまった。

【装備】
『脇差』
武器として所持する脇差、分類的には脇差としては大きい方。
切れ味鋭く、また隠し機能として刃が分割し伸びる、蛇腹剣としての機能を隠し持つ。

【概要】
警備部隊の生体兵器として、学園都市の悪を切る死体の少女。
最近になって配備された者で、いくらかの現状を知ってはいるが世間知らず。
淡々と任務をこなし、悪と見なせば容赦無く切る、それだけの存在。
963Ca/21GlF.Y :2018/07/04(水)00:52:35 ID:rNW
>>958

ああ、よろしく頼むな。


【自信満々な表情を浮かべるラビットに微笑みかけて、その頭を撫でようと手を伸ばす】
【今後の方針がはっきりしたことで、少し余裕ができた。】
【その余裕をラビットに費やしてやるのも、悪いことではないだろう。】
【慕ってくれるのは純粋に嬉しいのだ。今後は"ブルー"として振る舞うのだから。】

あ、でも幹部の仕事はほんとにちょっとずつでいいからな……!

【さっきの話を聞く限り、何をさせられるかわかったものではない。】
【最初は簡単なものからお願いしたい。両手を合わせる形でそう懇願して。】

……ただいま、ラビット。

【本当の帰るべき家は他にある。これからの暮らしは、自分にとっては仮初のものだ】
【だが、だからといって、少女を悲しませる気にはどうしてもなれなかった】
【例えこの《家族ごっこ》が、どのような形で幕を下ろすとしても。】

/こんな感じで〆、でしょうか?まさか幹部になることになろうとは……
/楽しかったです、ありがとうございましたっ!
964亜主羅神 :2018/07/04(水)01:06:35 ID:yeu
雹道と別れた後、再び神は夜の町を歩き始めた。
何時しかネオン街の人影も勢いを弱め、蛾のような光もちらほらと消え始める。
深い深い言葉にするも難しいような深さをたたえた深夜が、ゆっくりと空から降りてきていた。

やがて神は公園にたどり着き、すっかり息を潜めた噴水の淵に腰を落とす事になる。

(……今夜は……無理か?)

あの後もいくらかの路地裏や、ごろつきの溜まり場、違法賭場などを渡り歩いたのだが――当然好奇の目線には晒されまくったし、幾度か荒事もあったりはした――『ソーマ』の新しい情報が手に入る事はついぞなく。
売人が接触してくることもない。横に立て掛けられた居合刀が、外灯にその鞘をつやめかせ、寂しそうに俯いているようだった。

(俺は……強い生き物になりたい……)
(……それは未だに変わっちゃいないんだ……強くなりたい……比類なき存在に……一週間あったら……学園都市全ての強者を殺して回れるのだろうか……そうすれば俺は……比類無き……)

「――――何を考えているんだ?」


自分のその思考に、おぞけが立った。

「……そんなことはしない……してたまるか……」

//持ち越し前提のからみまちどす~
965八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)01:10:30 ID:bJ9
>>951

「へぇ……♪黒野一天かぁ……覚えておくよ♪」

少なくともこの男は既に時間を超越している。この調子ならその内空間も超越しそうではある。
八八は「武器や兵器は誰が使っても強くて無個性」という理由からあまり好きではなかった。
だが、この男の発明程の水準に達すれば中々面白いものである。この手の兵器も能力で操作は出来ないが、コレクションに加えるのも悪くは無いかもしれない。
操作方法とかは技術者を脅して説明させれば良いだろう。

「ボクも良い気分転換になったよ♪」
「また会おうね♪……ボクらが会うのはそう遠い未来の話じゃないと思うよ。」

最初のダウナー気味な様子から一転。黒野の発明を見て新たに「兵器」に興味を惹かれる様になった八八は笑顔で彼を見送る。
ジェットに点火、空へと昇って行くのを見届けた直後、周囲で破裂音の様なものが一斉に鳴り響いた。
時間停止中に八八が殴り飛ばした通行人達である。彼等は血反吐を吐きながら何が起こったのかも理解出来ぬままダウンした。

そんな阿鼻叫喚の地獄絵図を背景に彼女は指をパチリ、と鳴らす。同時に彼女の影から虚ろな目の女子生徒が姿を現した。

「メモ、お願いね♪雫ちゃん♪」

彼女の言葉と共に雫と呼ばれた女子生徒はメモにペンを走らせる。『欲しいものリスト』。
「生徒会役員、鬼久墨音、カメレオン、組織幹部」と書かれたその下に雫は『兵器』と書き足す。
そして『黒野一天』の名も書き足した。

「良い出会いだったなぁ♪唯の糖質かと思ったけど、お陰でボクも兵器の面白さに気付けたし♪」

再び影へと沈む雫。
今回の出会いは正に転機であった。同時に技術者達にとっては不幸がまた一つ増えるものでもあったかもしれない。

「―――"神理"かぁ……♪彼のアレが完成したらボクのものにしちゃおうかな?」

明るい表情で笑みを浮かべながら、八八は警備隊が現れる前に公園を後にした――――。

//返信遅くなってしまってすみません……!
//自分からもこれで〆で!ありがとうございました……!
966ラビット◆fAiBro2NmQ :2018/07/04(水)01:19:21 ID:2vX
>>963

「ふふっ。」

【頭に乗る手の感触に表情をほころばせるラビット。】
【嬉しさから、彼女と一体化したウサミミがゆらゆらと揺れる】
【懐かしい思いに浸る。かつての"ブルー"も、こうやって頭を撫でるのが好きだったのだから】

「???………わかったよ?」

【仕事についてはそこそこを懇願する"ブルー"にはてなマークを浮かべながら首をかしげた】
【まぁ、記憶が覚束ないのだから仕方ないかと思いうんうんと頷いて】

「………………うん、おかえり。」

【ラビットは穏やかな声色でもう一度呟く。こうして奇しくも、ブルーカラーとしての、ラビットや他幹部との日々が始まったのであった―――――――】


【どうやらかつての"ブルー"は必要以上に身元を明かさない人物であったらしく、―――まぁ組織の人員としてはそれ自体珍しいことではないのだが―――】
【記憶喪失という扱いになった以上は、その住まいもままならないということで】
【そんな彼には幹部共通の蒼い端末が与えられるのだった。暫くはアジト内のペインの世話になるか、ラビットとドラゴンの住む喫茶エスポワールに泊めてもらえ、という指示が下ることだろう】
【そしてアジト内部で彼にそれとなく仄めかされたのは、幹部が許可なしに学園とその近辺に近寄ることはあまり好まれないらしいことだった】

//こちらこそ、こちらの展開にお付き合い頂きありがとうございます……(感謝感激)
//コードネームは勝手に考えて頂けるとうれしいですー
967星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/04(水)01:21:41 ID:RE0
>>964

「何をしちゃダメなんだい?そんなに悪いことなの?それ」

思い耽っている神の耳に突然入ってくるであろう声は、一度聞いたことのある声…かもしれない。

「らしくないじゃないか。そんな思い詰めて…以前とは様子が違うようだね。
祭りの実行委員会で骨を折られたのかい?まぁ…あれはしんどかったろうね…同情はしようかな!」

いつものように笑い飛ばして、いつものように変な様子で現れる。
車椅子に乗り常に笑顔を垂れ流す。一度会ったことのある人間だ。

「君が思い詰めるということは…よほど深刻な事態なんだろうね!はっはっは!」

あくまで対照的な態度で接する。
968亜主羅神 :2018/07/04(水)01:25:16 ID:yeu
>>967

「……お前か」


――――ここ最近、人の有り難みを知る機会が多い。
初対面のときはやや濃すぎて呆れていたこの男のキャラも、いざこういうときに現れてくれると実に――そう実に……助かるものだ。

「……バカな話でな……今町に出回ってる薬を飲んだら、誰よりも強くなれるんじゃないかって、ちらりと思っちまったのさ」

そんなのは嫌だった。理由は解らないが、とにかく『嫌だ』。

「でも、多分そんな強さに価値はないんだろうな」
969紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)01:29:07 ID:HjQ
【紅い翼が大気に霧散する】
【忌々しげに小さく舌打ちを溢したなら、紅枝小鳥は脱力するように路地裏の壁に凭れかかった】


……ほんっと、ままならない

【彼女の異能の名は『ガーネットクロウ』、真紅の翼を創造する力】
【あらゆる局面に対応可能な柔軟性、そして閃光による大火力砲撃を可能とする応用力に秀でた異能】

【その異能の出力が、現在不安定な状態にあった】
【例え高出力で翼を作り上げたとしても、暫く経てば自身の意思に関係なく霧散してしまうという有様】


【何となく、理由は解る。ここ最近、多くの人と出会い、多くの言葉を告げられて】
【自分の中にある、復讐心や破滅願望といった、今まで原動力としてきたものに、大きな揺らぎが生じていた】
【この異能は復讐の為に発現した力であり、根幹にある憎悪の感情が薄れてしまえば、やがては喪われるということで】

……………ああ、ほんとにくだらない
今更、何を考えたところで、何かが変わる訳でもないのに

【だからといって、やることは今までと変わらないが】
【立ち上がった少女は、足元に転がっている、能力者だった者の屍体を一瞥すれば、夜の路地裏を歩き出した】

//凍結挟みますが、絡み待ち
970八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)01:42:17 ID:bJ9
>>969

「――――おや?キミは確かボクと同じ中等部二年の……。」

夜の路地裏でばったり出くわしたのは、彼女と同じ中等部二年の少女である八八であった。
お互い話した事は無いだろう。だが、転校生が一時期中等部で話題になったので彼女の事は知っているかもしれない。
暗い表情を浮かべた少女に八八は面白いものを感じて近付いて来たのだ。

「ボクが言えた事じゃないけどさー♪」
「こんな時間にこんな所を歩いてたらキミ、襲われちゃうよ?この辺性犯罪も多いしさー♪」

口角を釣り上げた笑みを浮かべながら帽子の鍔に触れながら八八は彼女の顔を覗き込む。
八八のゾッとする様なその禍々しい瞳が彼女の瞳を覗き込まんとした。

顔を近付け、八八は彼女に問う。

「―――ここで会ったのも何かの縁。そこの死体については敢えて何も聞かないよ♪」
「何か悩みがあるならボクで良ければ相談に乗るけど……どう?」

彼女の足元に転がる死体。能力者の死体だ。八八は両目を細めてその死体を見下ろす。
何の能力かはわからないが復元してみる価値はあるだろうと、八八は口元をペロリと舐めた。
971星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/04(水)01:42:26 ID:RE0
>>968

「何!?超冷たい!僕泣いちゃうよ?」

思いっきりショックを受けたふりをする…がそれは冗談で…

「はっはっは!それは強くなれるかもね!僕もさっき薬飲んだやつに襲われて死にかけたしね!
それとは別に、世界が見えなくなるからね…誰も彼も見失えば、まあ君が誰よりも強くなるのだろうね。君の中だけで」

と少し真剣な表情を浮かべる。

「まぁ…強くなるのは努力あるのみだよね!とはいえ…能力に出来ることは限りがある。かと言って、地力を鍛えても…勝てないケースは絶対にあるよね」
「しかし…なぜそこまで強さにこだわるのかな?守りたいものでもあるのかい?それとも強くなることそのものが目的かい?」
「それとも…強い生き物になりたいからかな?まぁ…強い生き物って例えばアバウトすぎると思うけどね」

矢継ぎ早に質問を投げる。
972筧 夕夏◆lTlfuInPquXm :2018/07/04(水)01:42:56 ID:I57()
//次スレです。>>1001に再掲します
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1530636045/l50
973亜主羅神 :2018/07/04(水)01:48:07 ID:yeu
>>971

「……違うんだ……」

――嘗ては、星導の言う通りだった。

「……もう、俺個人の強さなんかどうだって良いんだよ。それこそ、本気で好いた人間になら無抵抗で殺されたって文句は言わねえ」
「そんなんじゃねえんだ。……もう、ただ戦うための強さなんか要らねえよ……」

いつも、意識して固く引き締めてきた言葉が、今ばかりは弱々しい、年相応のものになった。

「……でも……なんでそうなったのかわかんねーんだ」
「わかんねーから、振り払いたい。このモヤモヤをぶっとばしたい。だから、そんなこと考えてるんだと思う」

――――――今まで迷いはなかった。
けど、結び祭りのなかで交わされてきた様々な事柄が。青春が。酷く神を迷わせている。


「…………強い生き物って…………なんなんだよ…………」

そんなの、自分でいってたことで。他人に聞いたってわかるわけないのに。思わず神はそう問いかけて居たのだ。

「……強くったって……好きな女の気持ち一つ……手に入りゃしねえのに……」
974一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/04(水)01:50:12 ID:m4f
「こちら風紀委員一之瀬。鎮圧完了しましたー」
「警備部隊の到着を確認次第帰投しまーす、お疲れ様でしたー」

【路地裏、沈黙した暴走能力者を一瞥するとその場に座り込んで、壁に凭れ掛かった】
【全身が切り傷にまみれていた。油断していた、という部分もあるにはあったが――ここまでなったのは、久々だった】
【サボり続けていた一之瀬にまで強制出頭の要請がかかったのは、無論あの薬のせいだ。“ソーマ”、命と理性を引き換えに異能を強化する薬】

「……全く、よくこんなものを思いつくよ」

【小さな袋に小分けされた端末を、指先で摘んで揺らしていた】
【こんなものを思いついて、量産し、ばら撒くことが出来る倫理観の無さ……大方、どこが出何処かは予想がつく】
【ついたところで、それだけだが。実態もなにも分からない相手に殴りかかること出来る人間など、いるものか】

(それにしても、一度の服用であれだけ強化されるって……)

【――一般の生徒がこんなものを使うなんて言語道断だ】
【風紀委員でだって許されない。ならば――自分は?】
【使命を負った自分は、いずれ強大な何かと相対することが運命付けられている。生と死の間を生きることが約束されている】

(――選択肢としては、アリなんじゃないか?)

【――綺麗で居てもらいたいもの】
【そんな言葉が頭を過った。そう在りたいし――そう在るために。だから、これはただの“最後の手段”だ】
【制服の内ポケットに“ソーマ”を突っ込んだ】


「――私、悪い子かなぁ」


【血塗れの手を頭の後ろで組んで、より深く。路地裏の壁に凭れ掛かった】
975紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)01:53:16 ID:HjQ
>>970

【こんな時間に、こんな場所に、一人でいる時点で碌でもない人間であることは確かなのだ】
【それが、屍体を見て笑みを浮かべるような人間であるなら尚更】

…………。

【学園には暫く足を運んでさえいなかったので、転校生について知ることは何もなかったが】
【それでも、一言二言聞いただけでも解ることはある。彼女が果たして、どういう部類の存在か】
【それは自分と同質、言ってしまえば悪人。そして、彼女が悪人であるならば】


【殺すことを躊躇う理由は存在しない】


悩みなら、確かにあるわ
あなたみたいなロクデナシが、殺しても殺しても次から次へと湧いてくるっていう悩みだけど

【そう告げると同時、一瞬にて巨大な真紅の翼が作り出される】
【小鳥の背中から生えたその翼は、大質量を以って真っ直ぐに八八に向けて振り下ろされる】
976八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)02:07:08 ID:bJ9
>>975

「おっと、怖い怖い♪」

振り下ろされた翼。轟音が路地裏に響き渡ったが、八八の姿は振り下ろされた翼の下には無く。
翼の衝突と同時に紅枝の背後、影の中から八八は直立したまま姿を現した。
一切の不敵な笑みを崩さぬまま、ドス黒いものに満ち溢れた視線を紅枝に向ける。

「ロクデナシ……ねぇ。」
「悩み相談に乗ってあげようっていう人間を一方的にロクデナシ認定して殺しに掛かるだなんて、キミこそロクデナシじゃない?♪」

「今のキミは唯の殺人鬼。」

挑発する様に笑みを浮かべると彼女の影はその後方に伸びた。
同時に影より這い出た数多の手が、紅枝が殺した能力者の死体の足を掴みズルズルと影の中に引き摺り込むと再び姿を消す。
影の中で一体何が起こっているのかは定かではないが、メキメキと嫌な音ばかりが路地裏に響いた。

「うーん……これはハズレかな?」

八八は人差し指を顎先に当てる。直後、影の中から能力者の死体が放り出されて建物の外壁に叩き付けられた。
その頭部は潰れたトマトの如くグチャリという嫌な音と共に凄惨な状態と化す。
が、八八は気にも留めずに紅枝の顔を見る。

「……そうじゃないんだよね♪キミがこんな事をするのには何か理由があるに違いない。」
「キミの心にはきっと何か大きな蟠りがあるハズなんだ……それをボクに打ち明けてくれたらキミも楽になるんじゃないかな?」

「――――知りたいなぁ、ボク♪ねぇ、教えてよ♪」
「キミの闇を♪フフッ―――♪」

月明りを背景に、絶妙に影になった彼女の笑みはより一層不気味なもので。
彼女の狂気を紅枝に伝えるには十二分であろう。
977星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/04(水)02:15:34 ID:RE0
>>973

「そっか…違うか」

ふふっと優しく微笑む。

「ふむ…そうだな…僕は君が変化や迷いを恐れているように思う。
君には変化が訪れようとしているんだ。所謂ターニングポイントってやつだな」
「ここをどう乗り越えるか、どう捉えるかで、君の今後が変わってくる。と言っても過言ではないだろうね」

語る彼はいつになく真剣な表情で…

「僕たちはひどく変わっていく生き物なのさ。どれだけ固く決めたことも人との出会いですぐ変わる。
ほら…多感な時期って言うじゃないか。僕らなんざ何色にでも染まるガキンチョさ」
「君はおそらくここ数日でいろんな色をもらったんだろうな。それが混ざりに混ざって何も見えなくなってるのさ。
そりゃ…戸惑うよね。当たり前だ。赤に青を混ぜられたら誰だって困る。新しい色は見つかるけどね」

くるくると指を回して、いろいろ思案して、閉じた目も開けて、言葉を繋ぐ。

「強い生き物…それは君の起源だろう。君がまず最初に追い求めたものだ。
そんなもの、僕は知らない。君が自分を見つめ直さないと見えてこないだろう」

ふぅ…と少し溜息をつき

「迷いなく生きられるほど人間うまくできちゃいないぜ…」
「ていうか君!傲慢だね!人の気持ちを捕まえることってめちゃくちゃ難しいんだぜ?
なめすぎだと思うよ。僕はそう思う。強くなることより何倍も難しいぞ…人の心を手に入れるってのは」

はっはっはと少し笑う。

「いいなぁ…青春してて。そこまで人を好きになれるのってそうそうないよ?
僕はそれを強みだと思っていいと思う」

羨ましそうに人を見つめる。

//遅くなりました…申し訳ございません。
978楠木シンラ :2018/07/04(水)02:22:12 ID:QE8
>>974

「へ~え、それが噂の」

【そこへかけられるのは、女の声】
【振り向けば、小柄なボブカットの少女の視線と目が合うことだろう】

「ホント同感。思い付きを片っ端から形にするのはいいけどさ、祭りだの恋愛だのでほんわかしたいのか、陰謀巡らせて殺伐したいのか、どっちかはっきりしてって言いたくなるわ」
「そうしてくれなきゃ、アタシも動くに動けないし」

【気だるげに、微妙に噛み合わないことを愚痴るように話しかける】

//1,2買い替えしたら凍結ということになりそうですが、それでもよろしければ……
979紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)02:27:39 ID:HjQ
>>976

ええ、元から殺人鬼のロクデナシよ。それがどうかした?

【殺人鬼と罵られたところで、それは小鳥にとって今更分かり切ったことである】
【自分が殺人鬼であることも、ロクデナシであることも、誰よりも理解しているし、だからこそ救いようがないことも知っている】

【まるで氷のように冷え切った目を相手に向ければ、小鳥は淡々と翼を展開する】
【紅翼の悪魔と恐れられるこの力、それが殺人鬼の武器でなくてなんだというのか】

仮に私が悩みを抱えているとして、あなたのようなサイコパスに打ち明けたら楽になる理由が一切分からないわね
私は既に死んだ人間に対する興味はないけど、屍体を玩具にする人間を嫌悪する程度に良識は残ってるの

【もし仮に、悩みを誰かに打ち明ける機会が訪れたとしても】
【小鳥がそれを伝えられる人間なんて、余りにも限られており、それは断じて目の前に立つ彼女のような人間ではない】
【小鳥は救いようのない悪人であるが、同時に悪人を強烈に嫌悪する。だからこそ、彼女の言葉には耳を傾けず、静かな殺意のみで応じた】


【パチリと、真紅の閃光が迸る】
【次の瞬間、彼女の翼から解き放たれた一筋の光線が、相手の体躯を消し飛ばさんと射出された】
980亜主羅神 :2018/07/04(水)02:33:06 ID:yeu
>>977

暁斗の言う通りで、神は大きなターニングポイントを迎えていた。自分はどうすればいいのか、純粋な強さに価値を感じなくなりつつある今、何を求道すれば良いのか。

「……お前の言う通りさ。俺は怖いんだ。ずっと強いことにだけ価値があると思ってきたけど、それが揺らいでいる今、他のものを見つけなきゃいけなくて」
「でも、それを極めることはできるのか、果たして俺はそんな資格があるのかと、考えてしまう。強さにしか興味のなかった男が、今さら迷いなんか抱いて良いのかと」

何万人だって切って捨ててやれるつもりだった。
何億回だって己の肉体を痛め付けられた。
何兆回だって闘うこともできたはずで、実際それは、未だって望んでいるはずで。

でも――――それに、自己嫌悪を、強く抱く。

「ああ……いろんな色を貰って、どう混ぜたものか、本当に決めあぐねてる」

持ち上げた左手に、ぽうと紫のオーラが灯った。
今ではその色も、所々薄く、所々濃く。混ざっているのに混ざりきれていない、生半可な紫になってしまっている。

「……守りたいのか、壊したいのか、手に入れたいのか、いっそ死にたいのか……」
「愛し合いたいのか、愛を押し付けたいだけなのか、それともただ表面にのみ惹かれてるのか……」

淡い色。
固まりもせず、混ざりもしない。

「そうだよな……。他人に聞いたって、わかるわきゃないんだ……。じゃあ質問を変えるよ」
「星導、お前にとって強さとはなんだ?」

青春してるのは、事実かもな。そう思った神は会って初めての苦笑を浮かべた。
とても苦くて、なんだかにえきらなくて、はっきりとしなくて、胸が辛くなるけれど。
青い春には間違いない。こんな苦悩、年を食ったら感じたとしても黙殺するしか無くなるだろうから。
981一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/04(水)02:38:37 ID:m4f
>>978

「――キミは――」

【ふと気配を感じると、声を掛けられた。片目を開いて、その姿を見上げると、一人の少女が立っている】
【いつもならば、立ち上がって幾らでも甘い言葉をかけるところであったが、今日は……少々余裕が無かった】

「こんなところにいたら危ないよ。私がエスコートしたいところだけど……」
「……いや、だったらここにいたほうが安心かな。じきに警備部隊も来る」

【帰るように促そうとして、止めた】
【一人で帰すよりは、自分が近くにいたほうが。更に言えば、警備と共に帰ったほうが良いだろう、と】

「……キミは、なんだか、とてもつまらなさそうにしゃべるんだね」

【血を流しているせいか。あまり直接的な事を、一之瀬は言わないのだが】
【思わずそんなことを口走った】
982八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)02:42:21 ID:bJ9
>>979

「―――♪」

ニヤリと笑うと同時に八八の身体は跳ねた。

―――まだ、まだ足りない。壊す程の玩具としての価値が、彼女には。

直撃は免れたものの彼女のカーディガンの丈の先が光線に呑まれて灰と化す。
それは即ち彼女がこの一撃に呑まれれば即死していた事を意味していた。
壁に写った影の中に両足を潜航させる事で、壁に立っているかの状態で紅枝の顔を舐める様に見る。

「……もしかしてさ。キミ、過去に誰か大事な人を失ってたりする?」
「それが原因で"こっち"に足を踏み入れちゃったとか?」

笑みを未だ崩さぬ八八は両目を細め、彼女に問うた。この問いはこの街に住む人間であれば大体の人間に通じるネタである。
故に玩具探しの際には最初に彼女が相手に対して問い掛ける言葉である。

その人間の心の闇に手早く触れるには脆い部分を探るしかない。その中でも"身近な人間の死"とは最高の近道だ。
次の一手を警戒した彼女は一足早く影の中に引っ込むと、そのまま今度は紅枝の背後へと移動し再び姿を現す。

「能力を教えてあげるよ。ボクの、ね。」
「ボクの能力は"死者蘇生"。キミがお望みともあれば、キミが会いたい人に会わせてあげられるかもしれない。」
「その対価として君はボクに心の闇を打ち明けてくれればいい。……悪い話じゃないだろう?」

彼女の背後から響くであろう甘美な、然し冷酷さを孕んだ悪魔の囁き――――。
紅枝にはまだ壊すに値するものが足りない。その心の中を探る様に、八八は紅枝に問う。
983星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/04(水)02:57:31 ID:RE0
>>980

「強くなるためには色々なものを見なければならない。
迷わずに力を得るなんて傲慢だよ。迷って、苦悩して、耐えて
初めて強さを得られる。強さに完成形はない。未だ全て発展途上さ
強さを極めること自体が僕は間違いだと思うな」

口では笑いつつも言っていることは真剣で、彼なりにまっすぐ向き合おうとしている。

「うーん…強さか。強さ…ね。弱さと向き合うことかな。受け入れること…でもいいね」
「人間弱くて当たり前だ。僕なんてその極致だ。身体弱いし、血吐くし、でも、こうして笑っていられる。僕は無敵で無敗なんだ。
だって、敵対する人間がいないからね」
「僕といると、アホらしくて喧嘩する気起きないでしょ?敵対する人間がいなければ、戦わずに済む。つまり負けずに済むわけだ。僕めっちゃ強いよね」
「でもこれは僕が弱いから出来たことなんだ。弱さを見つめて、考えて出した答えだよね。逃げてもいい。戦わずに済む。じゃあ負けないし」

「自分を鍛えることも、自分を弱さから守ろうとする防衛反応さ。漠然とした弱さを見つめようとした結果、
漠然と強くなろうと思うんだ。弱さも向き合い方次第だ。明確に弱さを見つけられるのなら、自ずと強さを見つけられる
アホなりの答えさ!」

あっはっは!と今日一番の大笑い。
984楠木シンラ :2018/07/04(水)02:58:31 ID:QE8
>>981

「それはどうも」

【口ではそういいつつも、たいして感謝してないのが見え見えだ】
【化け物に八つ裂きにされようが、ここら一帯が唐突に爆発して吹き飛ぼうが「ごつごうしゅぎ」でそれらの展開を破棄してしまえばいい】
【或いは、自分がやらなくても「誰か」が勝手にやるだろう、などと思っているのだから】
【────「誰か」に、飽きられるまでの話だが。そのことを意識してしまい、ため息を一つ】

「貴女はこの状況が楽しいわけ?だとしたらとっても羨ましいわ」

【じっとりとした目線が向けられる】
【それは、部外者の目だ】
【例えるならば、ヒーローショーに「中身」がいることを知って、それを眺めているませた子供、といったところか】
985紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)02:58:49 ID:HjQ
>>982

【紅枝小鳥という少女の行動原理の根底にには、常にある人物の影がある】
【それはかつて小鳥の親友であった少女のことであり、現在において既にこの世には存在しない者である】
【つまり八八の問いは、小鳥という少女のウィークポイントを暴くに当たって、この上なく効果的な台詞だった】


ーーーーーー。

【小鳥の瞳が、ほんの一瞬だけ丸くなる】
【それは余りに微かな変化であり、然し確かに彼女が動揺した証であった】

【“死者蘇生”というワードに対して、この少女は確かな反応を示していた。示してしまった】


…………そうやって、人の心を掻き乱すのがあなたの戦い方という訳ね
ああ、少し考えたら解ることなのに。ほんと、癪に触る

【そう、少し考えたら分かることだ】
【幾ら異能が超常を実現するとしても、死者の蘇生など見たことも聞いたこともないのだから】
【つまり、ハッタリに過ぎない。人の心を掻き乱す為に、都合の良い言葉を並べただけに違いない】

【一瞬でも、ほんの一瞬でも、揺らいでしまった自分が馬鹿らしい】


【地面を蹴ったなら、踵を返す。戯言には耳を傾けないと言わんばかりに】
【そして振り向くと同時に翼が横に薙ぎ払われ、八八の胴を両断せんと放たれる】
986一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/04(水)03:12:12 ID:m4f
>>984

「そうだね、私も楽しくはないかな」
「でも、つまらないとも少し違う」

【こういう状況というものは、“そういうもの”だろう】
【たしかに楽しくはないけれど、決してつまらないという感覚を抱くでもない……抱く暇もない、というのが正しいか】

「……どうしてキミはこんなところに来たんだい」
987八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)03:16:34 ID:bJ9
>>985

「―――フフッ♪」
―――彼女の一瞬の変化を八八は見逃さなかった。
彼女の闇に深く関わるものが"身近な人間の死"である事を確信する。
後少しで彼女の心の牙城へと迫れるだろう。紅枝の言う通り、これが八八のやり方であった。
だが、その心を搔き乱して隙を作るというよりもその行動原理には「玩具としての価値を高める」という目的がある。

―――直後の翼の横薙ぎ。後方へと飛び退いたものの、躱し切れずに彼女の胸元を横一字に掠る。

(―――何、この感覚は―――。)

紅枝の翼の短時間だけ狂わせるという性質が彼女の精神に作用した。
だが―――。

(フフフ……アハハハハ!!!何これ!!凄い楽しい!!気持ち良い!!)

―――彼女は恍惚の表情を浮かべる。狂気が快感として元々狂っていた彼女に作用し、その気分を更に高揚させた。
そのまま影に潜航すると影の中で彼女は考えた。

(―――この子は今壊すには惜しい♪)
(もっと、もっともっともっともっと、価値を高めてから"壊そう"♪熟れた果実をもぎ取る様に―――♪)

再び彼女が姿を現したのは先程頭部を潰した能力者の死体の傍である。その瞳に宿る狂気が紅枝の翼に触れた事で一層増した様に見えた。
サッと八八が手を払うと影から伸びた手が死体を影の中に引き摺り込む。
直後、先程同様の嫌な音が響いた後に両目を開いた、死体"だった"能力者が姿を現す。

「……これがボクの能力♪死体を修復してほんの数分間だけ死者を生き返らせる力♪」
「死後硬直で会話は出来ないけど此処に居るのは確かに彼"本人"。言葉を離せば彼に届くよ。」
「―――同じやり方で、当然キミが会いたいヒトに想いを伝える事だって出来る。」

――――八八は紅枝の目を見る。同時に、能力者の死体を操作し憎悪を乗せた眼差しを紅枝に向けさせた。
無論、ここにあるのは唯の死体。彼女の言葉は全て嘘八百だ。
直後、死体がギチギチと音を立てながら紅枝に飛び掛からんとした。

「おっと♪」

―――だが、八八が軽く手を振るうと死体は壁に叩きつけられて再び動かなくなる。が、その視線は紅枝に向いたまま。
今のは紅枝に『本人の魂が宿っている』と思わせる為の一人芝居。人形劇の様なものである。

「ごめんごめん♪このヒト、余程キミの事を怨んでるみたいだね……♪大丈夫、もう動かないから。」

紅枝を横目に見ながら八八は口角を釣り上げた笑みを見せた。
988紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)03:22:09 ID:HjQ
//すいません、眠気が限界なので凍結お願いします
989八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)03:23:03 ID:bJ9
//了解しました……!
//夜遅くまでありがとうございました!では、また後日……!
990楠木シンラ :2018/07/04(水)03:38:23 ID:QE8
>>986

「……まあ、そうよね」

【シンラと目の前の少女は、立場に決定的な差がある】
【目の前の少女は、正真正銘「この世界」に生きる人間であり、この世界での立場があり、この世界で守りたいものがあるのだろう】
【対するシンラは、半分「別の世界」へ行ってしまった人間だ。この世界での立場も、さえない同好会の会長というだけだ】
【「この世界」の綻びや裏が見えてしまえば、守るどころかまともに向き合うのもバカバカしくなってしまう】
【目の前の少女のように、日々を懸命に生き、つまらないと思う暇すらもない生活】
【きっともう、少女には手に入らないものへ、また大きなため息を一つ】

「えーっ、と……それを追ってきた、って言えばあながち間違っちゃないかな」

【人差し指で、少女のポケットの中の薬物を示す】
【追っていた、といっても正義とか、悪とかそういった目的に基づくものではない】
【実際、「最近この世界を騒がせているものがある場所」を「きゃっかんし」して、時間や場所的に手頃だったから少女の元に向かったのだ】
【その理由は「活発な流れを巻き起こしているものにかかわれば、自分自身の物語も進むかなと思ったから」……つまるところ、物見遊山に近い】

//すみません、そろそろ凍結お願いします……
991一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/04(水)03:49:22 ID:m4f
>>990
/了解です、私もそろそろ眠たいので返信はお昼ごろになるかと……一旦おつでしたー
992亜主羅神 :2018/07/04(水)08:41:18 ID:yeu
>>983

(――――あ)

そうだ、ちょっと考えれば解りそうな物だ。
強さを『極める』等と言うよまい言は、本当なら決してあり得ない、いやさあり得てはいけない事象なのだと言うことに。
それを証明するためには、切らないものまで切る必要が出てきて。相手が例え赤子でも切り捨ててしまわなければならなくて。そうしたら神は、殺人鬼と何が違うと言うのか。

もし、極め極めた先にあるものがそれだとするなら。
――――自分は酷く、恐ろしいものを目指していたな、とポツリと思った。

……若さゆえなのか。神は今まで気づけなかった己の思想の盲点に、漸く気づいたのだった

「そうか……確かに、お前は俺が思わず送ることを申し出ちまうぐらい、どっか頼り無い」
「もしそれが強さだと言うなら間違いはないだろう。無敵で無敗だ。だってそもそも、闘う意味その物がお前にはないんだもの」

――――聖人を見るような。
そんな感覚に陥っていた。

「……弱さと向き合う、か」

――神の弱さとはなんだろう。血気盛んな所なのか、闘いの一線を越えかける事なのか。
また、常に何か張り積めている事なのか、或いは、鍛練を過剰に貸さなければ己の精神を保てない事なのだろうか……。

いいや、その全てはきっと部品に過ぎない。
間違ってはいなくとも、真理ではない。

「……『戦いを望むこと、そのもの』」
「――――多分それが、俺の弱さだ」

それが答えの終着点なのかは解らない。でもこれから刃を振るうなら。星導のようなやつのアホみたいな笑顔を守るために振るいたい
神は心の奥底で、ぼんやりとそう思ったのだ

「……日が回ったな」

公園の時計が、何時しか零時を指している。

「別に言うことでもないかもしれないから黙ってたんだが、今日――もう昨日か。俺、誕生日だったんだよね。だから、16歳」
「…………プレゼントとかくれないか?」

真面目一徹だったここまでの空気を打ち崩すように、神は笑いながらそう言ってみた。
993ジョーカー :2018/07/04(水)11:21:44 ID:yeu

(異能と言う存在を語るに於いて――――)

ジョーカーはいつもの通り、薬品の瓶が無作為に転がる部屋の中でがりごりとチョークを蠢かせていた。

(……どうしても、かならず、どんな数式を重ねてもどんな理論を打ち立てても、絶対にぶち当たる壁がある……)
(……『超常の始まり』……ビックバン……超新星爆発……それを推す理論にも言えること……)

『世界にはそれを引き起こす力はない』
『筈なのに、眼に見えない何かが切欠を作った』

――――ビックバンと言う世界の始まり自体、眼に見えたわけでもない仮説に過ぎないが。
もしそれがあったのなら、確実に引き起こす原因となった『意思ある何か』がある筈で。
しかしながらビックバンが起こる前の世界に於いては、そんなものは存在し得ない、一切の存在が否定された暗黒しか無かった筈で。

「『何か』――――」

「…………いや、『誰か』――?」

知覚し得ない。

――――この『世界』の人間には知覚しえない。

そんな何かが、ジョーカーの脳裏に広がる闇の中で、深々と息づいている気がした。

(……候補には、入れとこ……)

チョークが『Who』と単語を刻む。

乱雑に絡まった空想、理論、数式のサークルの中心に、ぽっかりと。

//色々かるーく触れていくソロールです
994紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)11:28:40 ID:HjQ
>>987

【戯言だ、聞くに耐えない】
【相手の本質は理解している筈だ、アレは弁舌こそを真の武器とする部類の人間だ】
【愚弄し、誘惑し、破滅に導こうとする。ならば、耳を塞いだまま圧殺すればいいだけの話】
【能力の殺傷力は確実に此方が上なのだから、このまま砲撃を続けて、磨り潰してしまうことが最適解であると理解できるのに】


【彼女の言葉が、するりと心に入り込んでくる】
【ずっと後悔を抱き続けてきた心の中を、確実に蝕んでいく】

…………聞くに耐えない

【地面を蹴り、後方へと跳ぶ】
【間合いを確保したならば四枚翼を展開、真紅の翼が一斉に鮮烈な輝きを発する】
【大出力による一斉砲撃の態勢、解き放てば逃げ場ごと相手を焼き払う一撃と成り得るだろう】

【小鳥は眼前の敵を睨む】
【不気味に笑う相手と、その側で蠢く屍体を一瞥し、明確な敵意を露わにする】

……それが死者蘇生だなんて、失笑ものね
ゾンビに言葉を伝えることが、私の望みだとでも?

次に私と、“あの子”を愚弄するなら
死よりも悍ましい結末をあなたに与えてあげる

【生殺与奪の権利は、自分にこそあるのだと】
【吐き捨てるように呟いた小鳥は、しかし自分がすでに相手の嘘に囚われていることに気がつかない】
995八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)12:00:46 ID:bJ9
>>994

(――――その眼だよ、その眼♪)
(淡々とボクを殺しに来ていた時よりも今のキミの方が余程"壊し甲斐がある"♪)

――――ゾクリ、と背筋に走った快感に八八は鳥肌を立てながら、だが、露骨な笑みを浮かべる事を堪える。
既に彼女は何か大技を仕掛けて来ようとしていた。展開された四枚の翼。
あの輝き、先程のあの光線を最大級の出力で撃って来るのだろう。当たれば八八は消し灰と化す事は必至。

(―――でもまだ駄目、まだ壊したくない♪)

「―――――ボクもキミと"同じ"なんだ。家族という大事な人達を失い、憎悪に囚われて色々な人を傷付けて来た。……この力でね。」
「……本当はね、キミからはボクと同じ臭いがしたんだ。だからキミに話し掛けたんだ。」

「キミを闇から救ってあげる為に、ね。」

よくもまぁこうも嘘を言えるものだ。
八八は四枚の翼を広げる彼女に怯む様子も無く、一歩、また一歩と歩み寄る。

「……だから、その翼はもう消すんだ。ボクがその子と会わせてあげるからさ……♪」

八八は紅枝に少しずつ歩み寄り、同時に彼女に語り掛ける。
表情には一切表さないものの、彼女は思わず息を荒げそうな程に精神が高揚していた。

後一歩。
後一歩で彼女の心の扉の先へ行ける筈だ。
こんな上玉も珍しい。どんな対価を払ってでも、彼女は自分の玩具に加えたい。

―――だが、まだ壊すには早いのだ。
今の彼女は青い果実。もっと良い色になってから収穫した方が絶対に美味しい。
996龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)12:22:22 ID:2ur
あたしも本格的に、お家の異能修行しようかねぇ……つってもさんざん拒否ってサボってた手前今更どー言えば…….やっぱ姉さんにお願いするしか……でも全国ツアーか……

【本格的に組織と、学生で対抗するに当たって個人的にも修行は必要と感じ、呟きながら街を歩く】
【まぁ、そもそもサボってた自分が悪いとか考えて、そしてスマホを取り出して、メールを送る、天壌聖良に】
【学園を狙う組織の事、それと対抗したい事、そして修行を見て欲しいとの事】
【すると帰って来たメールを見て、ガクッとなる】

『組織ぃ?フィクションの世界の住民になり過ぎじゃないのぉ?そーんな下らない事考えてないで普通に子供らしく暮らしなさい
つーかんな危険な事にガキが首突っ込むなそーゆーのは大人に任せてたら良いの、厨二病みたいな妄想する前に勉強しろアホ!!』

………いくらなんでも言い過ぎだろ

【そんな呟きをしてスマホを閉まって、公園のベンチに座る、そしてどーすっかなと考えているのであった】

//絡み待ちです!夕方まで置き進行になるもしくは返せないかもですが!
997紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)12:35:12 ID:HjQ
>>995

【耳を傾ける必要などない】
【この真紅の翼が次に輝いた時、相手は塵芥に帰す。それで全てがお終い】
【何時もと同じように悪人を殺す、ただそれだけ。そこに躊躇う余地など何もありはしない】


【瞳に宿る狂気を見れば解る。言葉に宿る悪意を聞けば解る】
【彼女が自分を救いたいだなんて、白々しい嘘にも程がある。アレは悪意によって笑みを浮かべる、そういう人種だ】

        
『だから、その翼はもう消すんだ。ボクがその子と会わせてあげるからさ』


【次の瞬間、真紅の閃光が弾けた】
【然しそれは、光撃が放たれたことによるものではない】

【真紅の翼が、ガーネットクロウという名の異能が、弾けるように霧散したことによるものだった】
【異能の出力が一時的に不安定になった結果、その形を保てなくなったが故の翼の消失。それは小鳥にとって最悪のタイミングで起きた】
【然し、それは偶然ではなく必然だ。小鳥にそれだけの揺さぶりを与えたのは間違いなく、『もう一度あの子に会える』という誘惑なのだから】



…………………………え?


【動揺を隠すことはできなかった。翼が霧散したことも、それほどにまで自分が揺れ動いてしまったことも】
【何もかもが小鳥にとっては理解が追いつかなくて、自分が本当は何を望んでいるのかさえも分からなくて】

【…………いや、本当に望んでいることなんて、たったひとつだ】
【あの子にもう一度会いたい。助けられなかったことを謝りたい】
【何度、そう願ったことか。だから、目の前の彼女が言っている言葉が、嘘偽りに過ぎないのだとしても】
【きっと、一瞬だけでも、思ってしまったのだ。「本当に、もう一度あの子に会えるのなら」と】


……………ふざけないで……誰がそんな、見え透いた嘘に……!!!

【そう、絞り出すように言い捨てれば、小鳥は出力の低下した異能を強引に行使する】
【生み出したのは翼の形すら保てない、真紅のエネルギーの奔流。それを強引に相手に向けて、叩きつける】
【だが、その威力も規模も、先程までとは比べものにならない程低下していて、回避も防御も余りに容易】
998八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)12:56:49 ID:bJ9
>>997

「―――キミは今、心と体のバランスが崩れているんだ。」
「キミのその紅い翼は感情がトリガーの能力なんでしょ?それが消えたって事はつまりそういう事だよ。」

「キミの中からボクに対する敵意が消えた――――。」

―――鈍い音が響く。
迫る真紅のエネルギーの奔流。躱すも防御も容易い一撃を、八八は頭で受けた。
頭からポタリ、ポタリと鮮血が滴るがその笑みはやはり崩れぬまま。
紅枝の瞳から眼を一切逸らさない。歩みも止めない。

「……大丈夫だよ。怯えないで。」

そしてもう一度言う。

「ボクがその子に会わせてあげるからさ……♪」

紅枝の攻撃の間合いに入った八八は顔を流れる血液を気にも留めず、紅枝を抱擁しようとした。
抱擁したら彼女の耳元でこう囁くだろう。
彼女の死角に置かれた顔は両目を見開き、笑みを浮かべ、快楽の波に呑まれながら。



「――――ボクはキミ味方だよ?」
999紅枝小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)13:23:03 ID:HjQ
>>998

【抱擁を振り解くべきなのは理解している】
【これは悪魔の囁きであると、後悔する心を弄ぶ悪意であると】

【分かりきったことである筈なのに、小鳥は彼女の抱擁から逃れることはできなかった】
【真紅の異能は再び霧散し、今や彼女に対して殺意を形としてぶつけることさえ叶わない】
【ただ、目を離すことができない。実力によって得た優位は、既に小鳥の元からは失われていた】

離……して……!!
そんな、そんな嘘に……!!


【ごちゃ混ぜになった感情の中で、小鳥には何が正しいのかさえも分からなくて】
【その瞳には、明確な“怯え”の感情さえも露わにして、彼女から離れようともするも腕に力が入らない】
【息が上がる。微かに震える。彼女の言葉が甘言であると、少し考えれば分かるはずなのに、どうしても逃げられない】

【それほどにまで、小鳥にとって死者との再会は、重い意味を有するものだった】
【紅枝小鳥という少女を縛るのは過去の事象、親友の死を止められなかったという、決して拭えぬ後悔】
【だから、もしもその親友にもう一度会えることができるなら、ただ一言、「ごめんなさい」と言えるなら】


【その機会に手を伸ばさないという選択肢を、小鳥は選ぶことがどうしてもできないのだ】



……………………何が、望みなの
あの子に会うために……私は何をすればいいの

【例え、騙されていると理解していても】
【その希望を提示されてしまった以上、小鳥はそれに縋るしかない】

【少女は抵抗を止めたなら、恐怖と、混乱と、憎悪と…………そして微かな“期待”の宿った瞳を、相手に向けた】
【例えその期待が、必ず裏切られるものだとしても】
1000八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)13:41:10 ID:bJ9
>>999

―――素晴らしい。
彼女の中で揺れ動く感情。負の感情の中に微かながら宿る期待。
既に玩具としての壊す価値は十二分だが、此処から更に"これ"の価値は上がるだろう。これ以上は完全に未知の領域であった。
こんな素晴らしい玩具を手に入れてしまったらもう自分は他の玩具で満足出来ないのではないかという大きな不安―――。

出来る事なら今直ぐこの抱き締めた柔らかな身体を壊して、自分だけのものにしたい。

――――が、八八はグッと堪えると荒ぶる心を制して彼女に語り掛ける。

「……何もしなくて良いんだよ。」
「キミはもう十分頑張って来ただろう?強いて言えばその子の遺骨がある所にボクを連れて行ってくれたら良い。それだけだよ♪」
「そしたらさっきの能力者みたいにボクがその遺骨からその子を生き返らせてあげる。伝えたい事を全部キミの口から直接伝えさせてあげるよ♪」

甘い言葉を囁く。彼女の世界に入り込む様に。彼女の荒んだ心の傷口からその内部を侵す様に。
きっと彼女はもう抗えない。例え頭では騙されていると思っていても、だ。
"大切な人にまた会いたい"という感情はそう抑えられるものではないだろう。

「ボクの望みは――――」

(キミをボクの玩具にする事♪)
「キミを助ける事だよ―――。」

「ボクの名前は八八(やならび)。キミの名前を教えて欲しいな……。」

八八は彼女に名を問うた。抱き締めた身体を少し離し、彼女の弱弱しい瞳の奥を覗き込みながら。
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