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ここだけ現代異能学園都市 No.8

1名無しさん@おーぷん:2018/07/04(水)01:40:45 ID:I57()






──通知書 ■■■様
この度、貴方は審査の結果に基づいて、当学園の学生候補者名簿に記載されましたので、お知らせします。






●概要
 舞台は、都内に設けられた「異能学園都市」で、人口の七割を学生が占める異能力の研究・教育機関となります。
貴方はこの異能学園で生徒、または教師、あるいはそれ以外の誰かとして生活を送っています。

●校則(ルール)
 従来のなりきりの原則に基づき、確定ロールまたは著しく対処が困難なロールは禁止です。
また、これらの問題に付随し、ロール相手がアクションを拒否した場合、そのロールは破棄してください。
 本スレの進行は短文、中文が好ましいですが、強制ではありません。
なお、最後のレスから丸一日間、反応がない場合は、ロールを破棄して頂いて構いません。
 R18またはR-18Gは、良識の範囲でお願いします。

●キャラシート
 本スレにおいてキャラクターを作成される方は、以下のキャラシートをご活用ください。
ただし、必ずしも「記入しなければならない」といったものではありません。
なお、極端に対処が難しいと思われるキャラクターはイベントの扱いと同様(下記に記載します)に周囲からの裁定を受けて頂く場合がございます。
 キャラクター作成に際し、版権・非版権を問わず既存のキャラクターを流用するのはおやめください。

【名前】(難読漢字を使用する場合、フリガナも記載)
【性別】(特殊な属性を持つ場合はこちらに記載)
【学年・職業】(年齢もこちらに記載)
【容姿】(キャラクターの容姿など)
【性格】(概要に記載する場合は省略可)
【能力】(確定又は対処困難となる能力は不可)
【概要】(生い立ちや学園都市での立ち位置などがあれば記載)

●その他
 なにか困ったことや中の人の相談などは@wikiの議論フォームをご活用ください。
https://www65.atwiki.jp/inougakuentoshi/

●前スレ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1530267750/
2名無しさん@おーぷん :2018/07/04(水)01:41:02 ID:I57()
●イベントシート
 本スレにおいてイベントを作成される方は、以下のイベントシートをご活用ください。
なお、イベントロールに際してのルールは、上記のルールに抵触しないように気を付けてください。
また、大規模なものを予定される場合は、必ず周囲の承諾を得てください。
 @WIKIにありますイベントフォームからの投稿も可能ですが、本人確認のため、こちらのスレで告知をお願いします。

【イベント名】(可能な限り分かりやすい見出しを記載)
【主催者】(イベントを計画された方の名前を記載)
【参加想定人数】(想定している人数を記載)
【概要】(イベントの概要や注意点など)
【ルール】(あればその旨を記載)
3名無しさん@おーぷん :2018/07/04(水)01:41:45 ID:I57()
●ロゴタイプ

4名無しさん@おーぷん :2018/07/04(水)01:42:10 ID:I57()








──「結び祭り」、それは学生が学生たる青春の一頁である。



 学生たちは思い思いの「縁(えにし)」を紡ぎ、二度と色褪せることのない思い出を結ぶ。
果たしてそれは、殺伐とした異能学園都市に、束の間の平穏と心の潤いを齎したに違いなく──


────だが、その裏で、偉大なる目的が遂行される準備が着々と整えられつつあった。
「神の飲料」の名を拝した「それ」は、運命の歯車を大きく狂わせるに足る毒素を孕んでいるのだろうか。
5名無しさん@おーぷん :2018/07/04(水)01:42:23 ID:I57()
//8スレ目です
//中の人同士の会話は、このようにスラッシュをお付けください
6一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/04(水)15:14:19 ID:m4f
>>990
「……これかぁ」

【自分がたった今ポケットの中に突っ込んだ薬物――それを追ってきたということは】
【売人か、それとも中毒者か、或いはただ単に好奇心か……様子を見ていると、3つ目が一番近そうだろうか】

「止めときなよ。こんなものに関わることはないし……」
「こちらとしても、渡すわけにはいかないし」

【風紀委員として、こんなものを生徒に手渡すことも、また情報を渡すことも出来はしない】
【関わらせろ、と言われてもそうする訳にはいかない。そうするには、あまりに危険が過ぎるだろう】

/>>1乙です!
7星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/04(水)15:41:56 ID:RE0
前スレ>>992

グサっという音がしたかもしれない…気のせいかもしれないが…
しかし…目の前の男は若干口から血が垂れている。

「頼りないとかひどい!いや実際そうだけれども!」
「分かってくれたかな…?でもね、そんな僕にも襲いかかってくるやついるからね…
変な薬やってたやつとか!ほんとどうしようもないくらいイかれてるやつとか!」

ふんっと少し怒ったような顔を見せるが…それが冗談であることはすぐ分かるかもしれない。

「まぁそんなわけだから…最低限身を守る力をつけることだけは心がけてる。
口八丁でもいい。ただ守れればそれでいい!人間自分が大事だからね!いちばん大事!」

「そうか…それが君の弱さか…でも履き違えちゃダメだ。別に戦いを求めることは悪いことじゃない。
問題はそれとどう向き合うかさ。戦うことは好きじゃないけど一概に悪いことじゃない」
「様々な戦いがあっての今だ。争いが僕達を進化させたのは紛れも無い事実だからね」

ふっふっふ…と少しドヤ顔。

「ぼちぼち深夜ってやつだぜ…って君誕生日だったの!?マジで?
しかも超いきなり!そんなわけだ…僕には何も………」

そう言うと言葉に詰まったような様子を見せる…が…

「無いはずがない!こんな時のため…ではなくたまたまではあるけれども!
これを…用意した…そう!昨日は1日…赤○もちを知っているかね?
その…三重県とかその辺にある…本場の…それを両親に取り寄せてもらったのさ…」
「これ!めっちゃうまい!だからね…あげる!誕生日おめでとう!」

無駄にテンションを上げて…カバンから土産袋を取り出す。
この男のカバンにはお菓子か何かしか入っていないのだろうか…

「男は…メシだぜ…亜主羅くん!これ食って元気出そうぜ!」

無駄に格好をつけてムカつくドヤ顔を披露する。
8亜主羅神 :2018/07/04(水)16:28:29 ID:yeu
>>7

「……お前それ、単に持ち合わせてただけじゃねーかッ!」


さしもの神も今回ばかりは突っ込んだ。尤も、ほとんど冗談でモノをもらえたと言うのは何とはなしに嬉しくおもっている。
ので、有りがたく。赤○もちを頂いてべりべりと包装を剥がすと、一口で飲み込んでしまう。

「めっちゃ甘いなこれ」

もらったくせに文句を言うな。

「でも、こう言うときに食うと、なんでだか知らんが結構食えるもんだな」

――普段はべっこう飴程度しか甘味を嗜まない神がそう言うのだから、多分、タイミング的にも気持ち的にも、星導の贈り物はどんぴしゃりでハートを掴んだに違いない。

「……てかお前まさか、そのバッグには全国のご当地お菓子が入ってたりするのか……?」
「なんにせよ、うむ。かなり楽しかったぞ、今回は。いいヤツに恵まれてる様だ、俺は」

なんだかんだと神の背中を押してくれた後輩しかり、きちんと自分のことを仲間と見てくれている風紀委員長しかり、星導しかり。
やんごとなき青春のともがら達は、確かに神の心に大きな影響を与え――――。

(うむ)

道は定まりつつあり――――。

「……うお!?」


全く予想だにせず、神のオーラは新たな色を宿したのである。
与えられてきた様々な色を混ぜることなく統一させる方法はたった一つ。神が彼らとの青春を守りたいと思うことだけだった。その一言によって塗りつぶすことなく内包する。

――――純白の、オーラが。

神の意思とは関係なく、体から吹き出した。

「…………」

神はそれに微笑し、ふ、と固まった己の心に頷けば、そのオーラはしゅうと消え去り。

「……ありがとな、星導」

そう笑って、公園を後にするのだった。

//長らくお付き合いありがとうございました……!
//これで〆させていただきます!
9亜主羅神 :2018/07/04(水)16:55:54 ID:yeu
/キャラシ更新です……!


【名前】亜主羅神(あすら・しん)
【性別】男
【学年・職業】16才/一年生
【容姿】メンズのベリーショートに学ラン/サンダル履き/身長178㎝/基本は仏頂面だが最近は微笑や苦笑が多くなった/顔だけ見ると三年生に見える
【性格】修行好きの闘争マニア/習字や囲碁将棋を嗜む一面も/闘争ならば一対一から集団まで顔を出したがる癖がある/好きなものはお吸い物とお茶、べっこう飴/最近はコンビニのご飯なんかも好み始めている模様
【能力】

【気(オーラ)】
空気を読む、言わずして悟る、見ずして受け止める等の、人間の無意識が産み出す潜在能力を束ねて高めた異能。
シンプルなエネルギーであり、サイコキネシスに限りなく近いものとされる。
しかし、サイコキネシスはそれ単体で攻撃手段となりうるが、オーラはなにがしか物体を通すことでその真価を発揮する。元を正せば物体の保有する分子の底に眠る力を解放する物だからだ。さらに、最も『個人の精神的性質』が浮き出る異能としても知られる。

これに加え、オーラを通すことでエネルギーの長刃を発生させる特殊な刀/もちろん普通の居合刀としても使える/をくわえ、さらには噴出や摩擦係数減少等のオーラの細かい操作を駆使し、神速の抜刀を行うのが基本の戦術。

オーラは『空間』に干渉し、防御の難しい(必ずしもできないと言う訳ではない)威力を斬撃に付与したり、『断空(だんくう)』と銘打たれた空間切断・亞空間解放によって任意の物体を転移させたりすることが可能。
今のところ断空は一戦闘に一度しか使用できない。

オーラの色の変遷(赤→紫→白(現在))を経て、心が定まり、色的な変化は頭打ちと思われる。ここからは空間干渉の性質の上昇が行われるのみだろう。

修行中の身であるため、本来の力を出しきっているとは言いがたい。
まだまだである。
【概要】
実家が寺、と言うこと以外は過去をあまり語らない。
がしかし、闘いへの心持ちが変わり、最近では修行ばかりではなく友人との関わりも重視するようになった。
10紅枝小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)17:45:01 ID:HjQ
前スレ>>1000


【嘘だ】
【人を助けようと言うものが、そんな歪んだ笑みを浮かべるものか】

【似たようなことは、幾度か言われたことがある】
【例えば、一之瀬侑李から。例えば、白雪玲華から。けれども目の前に立つ彼女は、それらとは決定的に何かが違う】
【この誘いを受け入れてしまえば、待っているのは破滅であると言う予感があった。否、予感を通り越して、最早確信に等しい】

【……それでも、紅枝小鳥は彼女を拒絶することはできない】
【それほどにまで、この少女が有する「もう一度あの子に会いたい」という願いは、巨大で切実なものであった】
【永遠に叶わないと思っていた願いが、もしかすると叶うかも知れないのであれば】



………………………小鳥。紅枝 小鳥(べにしだ ことり)


【長い、長い沈黙の後、少女は己が名前を彼女に告げる】
【それが答えだった。小鳥は悪魔の提案を受け入れた】

【破滅に導かれようとも構わない。ただ、もう一度だけあの子に会えるなら、あの時言えなかった言葉を伝えられるなら】
【その為ならば、悪魔に魂を売ってもいい。それは大切な人を救えなかった自分が為すべき食材でもあるのだから】
11亜主羅神 :2018/07/04(水)19:05:15 ID:yeu
――――依然、ソーマについての確とした情報は集まらない。

昼下がり、図書室――――神は如何ともし難い手詰まりの感覚に唸った。
普段はまるで読まない類いの本まで引っ張り出して、ソーマに『類似』した薬物を調べているのである。ゼロからイチが生じることは滅多にない。ソーマとて元が必要だ。

薬品と言う物品の観点からしても、何がしかの薬物の発展、或いは傍系だと思うのだが。
……しかし、馴れもしない名前ばかり見ていたってなにも発展しないのだ……。

――時計を見ると、既に授業が始まっている時間だった。
知ったことかと言う気分で鼻を鳴らし、神は机に突っ伏してしまう。いい加減飽きが来たので一眠りしたい気分だったのだ。
12東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)20:24:33 ID:HjQ
【保健委員長・東雲五十鈴、現在絶賛欠席中】
【欠席の理由は“夏風邪”だそうだが、当然ながらそんなものは嘘である訳で】


【学園都市北部・技術開発特区 『高度医療開発センター』】
【異能に関する最先端の医療が行われている純白の施設、その一室に彼女の姿があった】

【ここ数日、ある症状の患者達が極秘裏にこの施設へと搬送され続けていた】
【それは『ソーマ』と呼称される薬物を服用した者達であり、彼等の治療の為に五十鈴はここ数日、治療室に篭り続けていた】


……異能が神によって齎された奇跡なら、その暴走を齎すのは神の薬
神は人を試すものというけれど、きっとこれを作った人間は相当な捻くれ者よねぇ……

【異能の暴走を引き金とし、最終的に発狂死にまで至らせる、余りにも悍ましいその副作用】
【然し五十鈴の『生体調整』であれば……人体と異能の両側面から干渉と調整を可能とする彼女の異能であれば、その治療が可能であった】
【治癒能力としては最高峰の力を有する、彼女だからこそ可能な役割。そして患者の治療と並行して、彼女はもう一つの思惑を進めていた】


【……そのサンプルは既に完成していた】
【ビーカーの中に保存された、薄い赤色の液体に与えられた名前は『ヒドラ』】
【神の毒という物騒な名前が与えられたこの薬品の効果は単純にして明快】



【『ソーマ』によって齎される作用、副作用の完全中和】
【神の薬が齎す脅威の全てを、封殺するが故の神の毒】



毒を盛って薬を制す、これで保健委員長としての意地は見せたことになるわねぇ
ソーマを生み出した誰かさんには悪いけど、悪い企みは五十鈴ちゃんが許さないわよぉ~なんて

問題はここからよねぇ……サンプルがあっても、本生産が間に合わなきゃ意味がないし
それまでここの存在がバレてしまったら、その時点で全部お終い。我ながらヒヤヒヤする話よねぇ……

【これは最終防波堤。ソーマを食い止める凡ゆる試みが失敗した時に、学園の住民を薬害から救う為の切り札】
【故に万全を期す必要があり、存在の漏洩を防ぐ為にも、この薬品の生産を知る者はこの施設のスタッフに東雲重工、そしてその協力関係にあるヤジマ・システムズの極一部のみ】
【因みにその関係から、高度医療開発センターの周辺には、一般人に偽装されたエインヘルアルが配備され、平凡を装いながらも最上級の警戒態勢が敷かれていた】
【また、生徒会や風紀委員会といった学園側の組織にも、この計画は伝達されていない。そもそも東雲五十鈴の生徒会に対する信頼は、先日の一件で既に喪われているのだが】

【実際、幾ら機密を敷いたところで、情報はどうしても漏れてしまうもの】
【だからこそ組織に此処の存在が嗅ぎ付けられる前に……あるいは既に知られている可能性も充分にあるのだが、その上で最善を尽くす必要があり】


【そんな訳で保健委員長の暗躍は現在進行形で続いていく】
【彼女の“夏風邪”が治るのは、もう暫く先の話になりそうだった】


//ソーマ関係のソロールです
13片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)20:34:47 ID:Ghd
>>11

(机の上を闊歩する紺色の猫)
(まるで当然の様に授業をさぼっている片海である)



(ふと、机に突っ伏す神の姿が目に留まった)
(とすとすと近づくと、顔を覗き込む)
14亜主羅神 :2018/07/04(水)20:37:23 ID:yeu
>>13

ひゅぱっと神の手がしなり、その首の皮をつまみ上げるだろう。そうして顔の前までもってきて至近距離で目を合わせる。

「なにやってんだ片海、授業中だろうが」
「寄ってきたってチャオチュールの持ち合わせはねーぞ」

人のこと言えないだろうって突っ込みはさておき、一応は人間でもある詩音に酷い言い草である。
15ミュゼ◆6lwy2fkM6c :2018/07/04(水)20:38:56 ID:yaN
おもちゃ屋のショーウィンドウを覗き込む一人の女子高生。
可愛らしい熊のぬいぐるみがお目当てのようだがお金は持っていないらしい。

「このぬいぐるみを買うにはお金を稼ぐ必要があるのにバイトは上手くいかない、どうしたらいいの……」

女子高生はバイト先をつい先日クビになったばかり。これまで人とは明らかに違う人生を歩んで来た彼女は上手く社会に馴染めなかった。
肩を落として溜息。俯いたまま歩き出して学園の方角へと向かうのだった。
16片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)20:42:46 ID:Ghd
>>14

にゃ゛っ!!

(首をつまみ上げられ、ばたばたと前足を動かした)
(たまらず変身を解除。ぼふんと発生した煙と共に人の姿に戻ると、神が片海の制服の後ろ首をつまみ上げている様な状態になる)
(……傍から見れば勘違いを生みそうな光景だ)

……じっと机に向き合う科目は苦手だからさ、抜け出してきたんだよー。
というか神君こそ、姿が見えないと思ったらこんなところで何してるのさ。
え、調べ物でもしてるの?あの神君が?

(失礼だ)
17龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)20:46:51 ID:Bd1
//前スレ>>996に絡み待ち置いてますー
18亜主羅神 :2018/07/04(水)20:47:03 ID:yeu
>>16

「いっ!?」


まさかこんな簡単に変身が解除されるとは思ってなかった。慌てて首根っこから手を離し、自分でつまみ上げといて肩をぐいっと押して膝の上からのけと意思表示。

「……失礼なヤツだな。これでも鉱物とか銃器とか、神話とか。サブカルチャー系の本は嗜んでるんだけど」

この男はわりに読書家なのである。当然詩音の言葉には青筋をひくつかせていた。

「……いやな。まあ、色々あんのさ」

片海の場合、何事かに巻き込まれたときの保証はしがたい。今街で出回ってる薬物の件について調べていたのだとは言わなかった。
19シアン・エル・シズル :2018/07/04(水)20:52:18 ID:FLC
>>15

ショーウインドウから目を離して歩き出す、丁度その瞬間。
前方を歩く一人の少年。髪を結い、少女チックな顔立ちで体は小柄。ヤンキー的な雰囲気はない。

丁度彼も視線はショーウインドウの中。考え事でもしているのか、少女に気づく様子はない。
二人の軌道は重なって。何もなければ、このままぶつかるだろうか。
20マシラ :2018/07/04(水)20:54:34 ID:Kn8
アホやなあ……ほんまにあいつらはアホや

【郊外のショッピングモール跡地、崩れ倒した棚の上に腰掛け、マシラは呟いた】
【『ソーマ』と名付けられた薬物、それがまだ名も無きただの失敗作であった時から、着々とそれを広めて来た】
【誰も知らぬ所で、誰にも知られず、闇の中からその爆弾を仕掛けていた】

【───それが爆発してから明るみに出た、それではもう遅い事をマシラは知っていた】
【故にマシラは嘲笑する、お前達は手遅れだと、そして目の前の事しか見えていないのだと】

【『ソーマ』の流行は最早止まらない、マシラは既にその在庫の幾つかを金を求める落伍者に流し彼らを売人と仕立て上げている】
【売人はさらなる小売を産み、見る見るうちにそのルートは複雑に枝分かれし絡み合う、そしてそれは現在進行形で複雑化していく】

……さてと、無色の奴の不良品整理もえぇとこ確立してきたし
そろそろ〝切っておく〟か

【売人ですら真の元締めが理解出来なくなって来た頃合いを見計らい尻尾切りを行う、そうすればこちらまで調査が及ぶ事はない】
【学園都市に混沌を呼ぶ工作員、彼は一つの目的に執着しない】
21片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)20:58:09 ID:Ghd
>>18

はいはーい。

(膝から降りると、棚から本を一冊適当に抜き取り、近くの椅子に座る)
(食べ物の本だ)

あー、なるほどなるほど、武器とかは何か神君っぽいねー。

(うんうん、と、頷く。片海の脳内には、刀と拳銃を手に人の遺体の山の上に立ち、高笑いをする神の姿が思い浮かんでいる)
(漫画の読み過ぎだ)

色々?うーん。
私、今暇だし、何か手伝えることがあったら手伝うよ?

(今は授業中である)
(勿論、普通の学生は暇では無い)
22亜主羅神 :2018/07/04(水)21:02:21 ID:yeu
>>21

人間の状態でも猫ぐらいしなやかに動く片海に呆れたような視線を向けたあと、神は机に頬杖をついた。

「っても、使う予定がある訳じゃないけどな。そもそも俺の得物は刀だし、銃なんて無粋な武器使ったら体がナマる」

脳まで筋肉らしい高説を垂れた。

「……なんでもねーよ、アホ。たかが図書室で調べ物してるだけで手伝うも糞もあるもんか」

――片海の申し出を、神は苦笑と共にやんわりと退けた。

「しかし暇なのは事実だな。どうする、いっそこんな湿っぽいとこ抜けて食堂で茶でもシバくか?いや、すると教師に見つかるかな」
23龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)21:10:44 ID:Bd1
//絡み待ちと書いて放置は辛いです
24片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)21:11:41 ID:Ghd
>>22

んー?んー……。

(考えて)

私が、食べる予定が無くても食べ物の本を読むのと一緒かな?

(なんとなーくずれた事を言いながら)

何だー、人が折角親切心を発揮してあげたってのに。
お!食堂ですか!良いですねー、ついでに私に甘いものを奢ってくれると嬉しいです!!

(そして、図々しいのだ)

あ、先生に見つかったら私猫になって逃げるから。
25亜主羅神 :2018/07/04(水)21:19:23 ID:yeu
>>23
//平日ですからねーあんまさくっと絡める人はいないのかなー
//なんならマシラさんに絡んでしまうと言うのは……?


>>24

「じゃねえかな?使う予定とかなくったって見てるだけでも楽しいものなんかワンサカあるしな」

例えがあんまりで、なおかつ彼女らしいので、思わずその言葉には笑いが混じった。

「なぜ当たり前のように俺が奢る流れになっとんじゃいシバくぞてめえ」

……がしかし、図々しい様を見てしまうと苦笑も崩れ。怒りマークを浮かびそうな分かりやすいおこフェイスでそう言ったのであった。

「……貸しな?貸しでいいならこの場限りは建て替えてやる」
と言いつつも期限は定めない。奢ってるのと事実上は変わらないのであった。

「――――で、なに食うの」

食堂についた。神は無料のサーバーから湯飲みに茶を注いで、それを一口啜ったあと詩音に問いかけるのだった。食券機の前で。
既に札が投入されてるので、好きな商品のボタンを押して出てきた食券をカウンターに持っていくだけでいいのだった。
26鬼久墨音 :2018/07/04(水)21:20:49 ID:9M3
前996
>>23
…む…龍神麗華…じゃなかった、龍神会長

【いつぞやの邂逅時にフルネーム&役職で呼んでいたのを訂正した冬服の女生徒鬼久墨音】
【お買物帰りなのだろう、業務スーパーの袋をぶら下げ公園を通りかかりその人物を目にした】
【さてはてどう話しかけようかと悩んだ挙句、取った手段は真ん前に仁王立ち!コミュ障だからね仕方ないね】

//のんびりペースにはなりますが、よろしければ…!
27片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)21:25:32 ID:Ghd
>>25

言い出しっぺが奢るというのは世の常。

(何処の世にそんな常があるのかは知らないが)

やったー!神君ありがとー!いつか返すね!いつかね!

(こちらも期限を明確にはしない)
(本当に図々しい)

(食堂に着き、食券機の前でうーむむと唸ると)
(うん、と頷きプリンのボタンを押した)
(券が出てくると素早く受け取り、喜び勇んでカウンターへ)

(食堂のおばちゃんは、こんな時間に何やってるんだかという表情で二人を見ていた)
(まあ、特に咎める気は無いようだが)
28ミュゼ◆6lwy2fkM6c :2018/07/04(水)21:26:23 ID:yaN
>>19

「あっ……ごめんなさい、余所見してた」

ぶつかって尻餅をついた女子高生は少年を見上げて謝罪。それからすぐに立ち上がって頭を下げることだろう。

「どこか怪我してたら言って。すぐに手当する……」

その女子高生は肘を擦ったようで血が滲んでいるが、それよりも少年の身を案じている様子。
29龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)21:27:55 ID:5eR
>>26
【声をかけられ、顔を上げるとこの前会話した少女、鬼久の顔が見えた】
【手に持った買い物袋を見つめて、帰り道なのかなとも思ったが】

久しぶりだな、鬼久だっけな

【とりあえず一言、ニッと笑ってそう声をかけて、それから、この鬼久に昨日伊集院と会話した件を語るかまず考える】

……麗華もしくは龍神でいいよ、呼びにくいだろ?

【なんて苦笑いしながら。前も言ったっけなとか思いながら】
30名無しさん@おーぷん :2018/07/04(水)21:29:14 ID:fBE
かまってちゃん龍神
31亜主羅神 :2018/07/04(水)21:30:35 ID:yeu
>>27

「猫なのにプリンを食うのか……白身魚のフライとか単品で食べるのかと……」


お釣りのレバーを下ろしながら呟く神もなんか妙な固定観念に縛られていたようである。
そりゃ人間体の体の調子もあるのだからよくよく考えりゃ猫っぽいもんばかり食ってる筈がないのだが……。

「……食堂のおばちゃんめっちゃ見てんな。チクられたりしないかなあれ……」

尤も、チクられた所で痛くも痒くも無いが。
如何せん、一応は教師のもとへ顔を出しにいかなきゃならなくなるのが面倒なようだった

「授業サボるのって何となく楽しいよな。近くに友達がいるとひときわよ?」
32鬼久墨音 :2018/07/04(水)21:33:32 ID:9M3
>>29
…あぁ、合っている、鬼久墨音だ

【どでーんと目の前で腕を組み直立】
【ちっちゃいのに妙な威圧感、多分尊大な態度から来るものだろう】

む…いや、しかしだな…まぁ、ならば会長と呼ばせて貰おう
…どうした、こんな所で

【こんな所、どんな所?公園のベンチ】
【即ちそこまで不自然ではない、しかし何となくの所作、気配、雰囲気、表情】
【全てを統合して、何かしらの思考の最中であったのだと推察している】
【相変わらず仁王立ちしたまま、目を細めついでにタメ口で尋ねる】
33八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)21:34:02 ID:bJ9
>>10

「小鳥ちゃん……ボクを信じてくれてありがとう♪」

ニコリと笑う八八。だが、その笑みには何処か隠し切れない気味の悪さが滲み出ていた。
彼女は紅枝の肩に置いた手を離すと一歩後ろへ下がる。
全ては八八の思惑通りに事が進んでいた。

「じゃあ、早速ボクをその子の所へ案内して欲しいな♪」
「死者蘇生の能力の条件にはそのヒトの遺体、或いは遺骨が必要だからね♪」

「……逆に言えば、それさえあれば誰でも生き返らせるコトが出来るんだ。」
「ああ、その前にもう一つ。魂の所在を特定する為に必要なプロセスがあるんだけど――――」

そう言いながら八八は紅枝を横目に見る。

「……少し辛いかもしれないけど、この紙にその子の情報を書いて欲しいな。」

八八が懐から取り出したのは折り畳まれた一枚の紙。そしてペン。
紙にはそれぞれ「名前」「能力名」「能力内容」「生前の情報」を書く欄があった。
別にそれは書いても書かなくても結局は一人芝居をやるだけなので結果は変わらない。
これを書かせる本当の理由は魂の所在の特定ではなく、八八が色々と助かるからである。ペインからの任務や学園に潜入した目的。後は個人的な物欲を満たす事に。

「死後間もなければ、さっきみたいにすんなり生き返らせられるけどキミの友人の場合は確実に一週間以上経過しているよね?」
「だからこれ、書いて貰いたいんだ♪魂の特定をする所から始めなきゃいけないからね♪」

「……たまに嘘を書く馬鹿も居るけど、それやられても違うヒトの魂が入るだけだからちゃんと書いてね。」
「最悪名前と生前の情報……死因とかさえ合ってれば良いよ。」

少し胸が躍った。まだ中学生の彼女が此処まで闇に堕ちる程にその大切な人の死は辛いものだったのだろう。
それを今一度思い出させるのだ。
彼女はどんな表情を見せてくれるのだろうか?八八は楽しみで仕方が無かった。

「無能力者なら能力関係の欄には書かなくて良いよ。」
「……それじゃあ、それを書き終わってからでも良いからその子が眠ってる場所にボクを案内して欲しいな。」

八八は彼女の顔をまじまじと見つめながら彼女がその紙に過去の事を書き終えるのを待つ。
別に言葉で喋って貰っても良い筈だが、八八としては絶対に紙にペンで自ら書いて欲しい理由があった。

その理由は紙にペンで書いた方が辛い記憶をより鮮明に、感情移入して思い出し易いであろうから。

少しずつ崩れつつあるとは言え、八八は彼女の変化の少ない表情が決定的に変わる瞬間をこの目で見たかったのだ。

//すみません、遅くなりましたが返信です……!
34シアン・エル・シズル :2018/07/04(水)21:37:33 ID:31v
>>28
少年には特に外傷は見当たらない。ブレザーに長ズボンの学園制服が、少し擦れたぐらい。
そもそも当たって少し怯んだだけであるし。

「……ああ、貴女こそ。
 どうにか愚かな僕を許してほしい。天使に傷をつけてしまったようだ。」

少年が少女の傷口を見れば、寧ろ彼こそ慌てて膝まずき
芝居がかった口ぶりで捲し立てる。

「贖罪が必要ならなんだってしよう。
 この罪が、洗い流せるのなら」

訳:なんでもするから許してほしい。
妙なテンションだが、とにかく謝罪の意思はあるようだ。
35龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)21:37:40 ID:5eR
>>32
会長…まあそれでいいよ

【その呼び方に納得したようでそう返した後に】

……なぁ、この街で今、暴徒が多発して、それで最後に死に至るって事件が起こってるの知ってる?

【まずは、最近多発してるソーマ事件から語り出す】
【これにどんな反応を見せるのか、恐らくはそれを見るつもりなのだろう】
36火々里◆itOWld5gb6 :2018/07/04(水)21:38:13 ID:LJY
(時刻は夕方。空は黄昏に染まって少しずつ人が少なくなってくる時間帯)
(そして、僅かに陽の光が入る路地裏に爆発音が響く。しかし音はあまり反響せず、音に驚いて人だかりが出来るなんてことはない)
(だがもしかすればその音が聞こえた者も居るかもしれない)

………なんなのよっ…こいつ…

(そこには乱れた息を整えている火々里と気絶しているらしい人影が倒れていた)
37片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)21:38:17 ID:Ghd
>>31

失礼だなー、神君。そりゃお魚も好きだけど、一番好きなのは人の姿で食べる甘いものだよ。

(皿に乗せられたプリンとプラスチックのスプーンを手に戻って来る)

大丈夫大丈夫ー!おばちゃんは良い人!私がさぼってても神条先生に黙っててくれるし!
うーん、分かる分かる。私がさぼる時は一人の時が多いからなー、さぼり仲間がいると心強いよ。

(暗に「共犯者だから怒られる時は一緒に怒られようね」と言いながら)

にひひー、しかし、神君の口から「友達」なんて単語が出るのは意外だね!
あ、これ言っちゃ悪かったかな。

(椅子に座って、プリンをスプーンで掬って口に運ぶ)
(甘い。美味しい)
38鬼久墨音 :2018/07/04(水)21:43:42 ID:9M3
>>35
…ワタシの事は鬼久と呼んでくれて構わないぞ

【もう呼んでますね】
【この辺の会話のヘタッピさから、やっぱいコイツちょっと変な奴だと察するには容易であろう】

…、あぁ、ウワサ程度ではあるがな…凄惨なものだと聞いている

【目線をナナメ下に向け、視線を合わせずに】
【虚実だ、どうやら既にその手の輩と接触を果たしているらしい】
【そして墨音が無事でいるという事は、そういう事なのだろう】
39亜主羅神 :2018/07/04(水)21:44:26 ID:yeu
>>37
「そうなのか……人の状態でもポテチみたいに猫用カリカリ貪ってる印象だったわ……」

クッソ失礼であった。

「……バレたら二人揃って呼び出されんだろうなあ……あーめんどくせ……」

しかし、そこで思わぬ一言が。

(あ……)

そう言えば――――。

「ははッ、確かに、意外だな。どうしちまったんだろうな。当ててみるか?」

ごく自然に溢れた年相応の笑いと共に、そんな軽口を叩く。友達、なんて。そんなの意識したこともなかったが。ごく自然にその一言が口をついて出たのである。
40龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)21:49:56 ID:5eR
>>38
はは、前も思ったけど変わった奴だなおまえ

【そして、そんな墨音にまず笑うのであった】
【視線を合わせない、このタイミングで少し不自然に映ったかもしれない】

………それらはさ、組織って連中の仕業ってあたしは思うんだよな

【そしてそう言って、組織の名前を出す。前に学園を襲撃して来た存在、そして寮大破も、そいつらの仕業だ】
41片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)21:51:54 ID:Ghd
>>39

神君ってけっこー酷い事言う人だよねー。

(ぶーぶーとブーイングをしながら、プリンをぱくぱくと)

神条先生は厳しいよー。

(苦笑いと、乾いた笑い)
(と、神の言葉を受けて今度はにっと無邪気な笑みを見せる)

心境の変化でもあった?
にひひ、良いと思うよ、今の神君の方が親しみやすい感じがあるよ。
42亜主羅神 :2018/07/04(水)21:55:26 ID:yeu
>>41

「親しみやすい、って……」

いまいち自分を省みるタイプではない、こればかりは聴いてみないと解らなかった。

「大して変わってないだろ。入学当初だって話すヤツとは普通に話してたし」

なお。

「まあ、睨んでもないのに怖がられたり、イキがってるだのなんだの言われたりは、多かったけど。あれだって俺にそんなつもりはなかったしな」
「ま、お前がそうやって笑うなら良いことなんだろう。……祭りは色々あったが」

一瞬目に影が射した。

「楽しかったな。もう来年が楽しみだ。そう思わんかね片海クン」
43鬼久墨音 :2018/07/04(水)21:58:43 ID:9M3
>>40
…むぅ、会長もそう言うのか…

【とは以前数少ない友人である重坂天音にも似たような事を言われた故である】

…!?
…組織、組織…!成る程…

【ここで墨音に遂に天啓が注いだ!】
【今までの多くの強襲者たる謎の異能者達、それらの存在を統括する何かしらがあると踏んでいた段階であったのだ今迄は】
【しかし、しかしこうして他人からその存在の核心を得たのである!】

…組織、な…あぁ、分からなくはない…

【彼等ならばその程度の非道を行うであろう、頷いた】
44ミュゼ◆6lwy2fkM6c :2018/07/04(水)22:06:10 ID:yaN
>>34

「……?」
「街中でそんなことしたら変な目で見られるよ、いいから立って……」

少女は困惑した様子。誰だって困惑せずにはいられないだろう。周りの人の目も気になるので、少女は少年に立つように言った。

「……気にしなくていいよ。大したことないし、こんなのすぐに治るから」

なんだってするという少年の言葉に少女の視線がショーウィンドウに飾られた熊のぬいぐるみに向いたが、すぐに少年に戻される。
出会ったばかりの相手にいきなり買って欲しいなんて言えるはずがない。
45龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)22:06:12 ID:5eR
>>43
学生寮爆破事件、選挙の時の襲撃も組織の仕業ともう情報は入ってる

【そう言って、はっきりと学園は狙われてる事を告げて】

だからさ、昨日、あたしと伊集院っつー新聞部の奴と話して、一つ決めた事があるんだよ

【昨日伊集院と決めた事、それは】

学園の大人も、というか上層部もはっきり言って信頼できねぇ

【これはエリナDの事を指しているのであるが】

そこで、学生も自衛の為に纏まる必要があるんじゃねーかってな

【それはもう生徒会とか、委員会とか、不良とか真面目とか、そんな枠組み関係無しに、一つの学生組織を立ち上げようと言う話であった】
46片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)22:06:30 ID:Ghd
>>42

うーん、なんというか、最初は少し雰囲気が怖い感じがあったかなー。
神君にその気があったかは別だけど、ちょっと壁があるというか。

(プリンの残りをちゅるんと口に含み、もむもむと咀嚼)
(飲み込んでから)

時間が経ったからかなー、最近はそういう壁も無くなってきたかなって思う。
あ、でもね、勿論ちょっと前の神君の、「求道者」な雰囲気も嫌いじゃあ無かったよ?

(慌てて手を振り、誤解を生まない様に)

自分から見た自分と、他人から見た自分って、結構差があるものなんだよね。
私もよくサボり魔だと勘違いされちゃうの。

(当たりだ)

……うん?神君お祭り、何かあったの?

あ、うん、来年も楽しみだね。でも今年だってまだまだ楽しい事はいっぱいあると思うよ!!
47亜主羅神 :2018/07/04(水)22:14:08 ID:yeu
>>46

怖い――。

その一言を聴いて、神の眉間に皺が寄る。

「……そっか……」

戦いと有らば赤子でも斬る。
そんなことを常日頃から思っていれば、他者を寄せ付けない空気が発散されるのも当たり前なのだ。今でも気を抜くと気分が張り詰めて戦いの事しか考えられなくなりそうで。

――押し止めてくれる、片海をはじめとした学園のみなに、心のなかで感謝をうたった。

「……今だって求道してるさ。単純な強さからは、大分進路がずれたけどね」

ただ強いでは価値がない。だからもっと己の弱さを知り価値のある強さを手に入れる。それが今の神の行くべき修羅の道。
血道に屍を積み重ねていくのではなく、なにかを守るために血道を歩く。

「……あ、ウン。まあ、ちょっとね。青春に一つまみ混ざる後味の悪い苦味っつか……」

ははっと乾いた笑いで。

「……確かに?夏休みとかどうするか。いっそのこと何人か巻き込んで海でも行くか?」
48シアン・エル・シズル :2018/07/04(水)22:14:11 ID:31v
>>44
周囲の視線は、明らかに奇異のものとして向けられていた。
彼にそれを気にする様子はない(寧ろ目立てているとか思ってるかも)が、少女に言われれば立ち上がる。

「遠慮の必要は何もない。
 僕は、貴方のために生まれたのだから。」

「学園の危機に降り立った、この僕こそが救世主!
 暗幕立ち込めるこの学園に、君の笑顔を取り戻せるなら。僕は何だってしようとも。」

聞いているだけで恥ずかしい何時もの口上。テンションが上がってちょっと声が大きい。

「……欲しいのかな?」

視線の先にはショーウィンドウ。すでに財布を取り出している。
49片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)22:19:22 ID:Ghd
>>47

何だか、ちょっと顔が晴れやかになったよ。

(自分の分のお茶を啜って)

ふーん、青春、苦み……。

(何か思い当たる節があるが、にやりとするだけで留めておく)
(これは恐らく、自分が邪魔しちゃあいけない事だろうと、勘が告げていた)

おお、海!良いねー海、夏っぽいね!!
集めよう集めよう、一杯集めて海に行こう!ついでにホテルとかにも泊まろうよ!

(旅行旅行!と、楽し気に)
50亜主羅神 :2018/07/04(水)22:24:18 ID:yeu
>>49

「そりゃ楽しいからな、晴れやかにもなる」

にやりとした片海を見て、それ以上突っ込んではいけないと目線で牽制しつつ。

「だよな海行きてえよな。実は俺の地元島なんだけどそこ連れてっても良いかなとは思ってんだよね、ウチ泊めればホテル台もかかんねえし」
「寺だからバカ広いし、部屋は余ってるぐらい。ゴリゴリマッチョの修行僧が沢山いることに耐えられるなら悪いところでは無い」

誰がいきたがると言うのだろうか。

「でもどうせなら南国行きたいよな。俺、パイナップルってやつ一回食ってみたいんだよね。カンヅメのとかじゃなくて生の」
51鬼久墨音 :2018/07/04(水)22:24:34 ID:9M3
>>45
…そこまでの事をしでかすのか

【成る程、と墨音】
【爆破事件は知識としか知らないが、そもそも彼女の潜入は選挙警備の為なのでその辺は存知である】
【それらが一直線に繋がるとなると、実際問題相当な規模の敵と見ていいだろう】

自衛…ね
…あぁ、それはいいように思えるな
ただ、大人は信頼するしないではなく、必要なものとして扱う事を勧める
52片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)22:28:44 ID:Ghd
>>50

お寺に泊まるっていうのは案外良いかもしれないけど……。

(後半を聞くと、苦笑する)

うーん、それは何というか、夏の暑さとは別の意味で暑そうというか、暑苦しそうというか……。

良いねー!南国!飛行機とかに乗って海外に行く!?
旅費は高そうだけど……うーん、どうにか割り勘で安く済ませて……。

(顎に手を当てて、うーんうーんと考える)

(そんな会話をしていると、チャイムの音が鳴った)
(どうやら授業は終わったらしい)
53龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)22:30:35 ID:5eR
>>51
もちろん大人でも、信頼できる人は居るさ。神条センセとかには出来れば協力して欲しい
ただエリナDにゃあまりこっちの動きは悟られたくねーなと思ってな

【そう言って、別に大人の全てを否定しているわけでもないのを伝えて】

てもまぁ、今はあたしと伊集院だけ、まだまだ人集めの段階だけどなぁ。組織に対抗する意志のある人間を探してる段階さ
そのチーム名は『サラマンドラ』……まぁこれはあたしが昔やってたチームの名前そのまんま流用なんだけど

【そこまで言ってから、墨音の方を真っ直ぐに見つめて】

………鬼久は、組織と戦う意志とか、あるか?

【そう問いかける】
54亜主羅神 :2018/07/04(水)22:35:13 ID:yeu
>>52

「暑苦しくてむさ苦しいな。ここに来るまで俺はそんなやつらと雑魚寝してたんだ」

今では二度としたくない……と言うわけでもないのだが、一人の部屋の良さになれると多少は忌避感も出てくるものである。

「海外か。随分と大きく出たな!行ってみたくはあるな、見聞が広がる……」
「旅費はそうだな、各々バイトとかで稼ぐしか無いだろ。そこまで含めて楽しいじゃん」

――――すると、水を指すようにチャイムがなった。神は残念な気持ちで嘆息し、残った茶を飲み干すと立ち上がる。

「さて、さすがに次は出ねえとな。――ところで旅行の話だが、お前誘いたい奴とかいる?いっそクラス全員とか?」

同じクラスなのだから、足並み揃えて教室に戻ることになるのだろう。

/そろそろ〆で!
55矢島大聖◆ysp4J1dwSE :2018/07/04(水)22:36:45 ID:m4f
【社長室にはズラリと、成人用のウェディングドレスを着せられたマネキンが並んでいる――】
【その社長室内で、矢島大聖はそれらを吟味しながら一人そう言った】

異能を暴走させ、死に至らしめる薬『ソーマ』。ひたすらナンセンスだが、その癖タチだけは非常に悪い。
これを考えた人間はセンスのない神様気取り、それも絶望的に性格の悪い……勘弁していただきたいね!!!
『オフィサー』の件で未だにこちらに疑いをかける者がいるんだよ、弁明に時間を割かせるのも含めてタチが悪い!!!

【ここ最近、ヤジマ・システムズは疑いをかけられ続けている】
【エインヘルヤル然り、オフィサーの件然り……疑うな、という方がおかしいのかもしれないが】
【その件において、真っ先にヤジマ・システムズに問い合わせが来たことに関してはあまりにも辟易としていた】

だがまあ――私としてもこれは見過ごせんよ。当然の話だがね。

【チェアにどっかりと腰を下ろして、キーボードを叩く】
【社内通話用の秘匿回線を起動すると、自身の秘書へと繋ぎ】

矢島製薬の日本工場、シンガポール工場、中国工場、全てに伝達しなさい。
『新薬の生産』の為に、『新たなラインを設置する』と。ああ、秘匿の必要はない。かと言って、外側に喧伝する必要もない。
社員に災害対策の徹底と警備の増強もだ。ああ、それと――

【トントン、と指先が叩くのは、彼女が残していった『連絡先』】
【ちらりとそれに視線を落とすと、何となくそれを鼻で笑いながら】


――東雲の御令嬢に伝えてくれ。『後はそちらで上手くやりなさい』と。


【これで、今回の件における……“ヒドラ”についての役割は終わりとする】
【回線を閉じると、立ち上がって再度並べられたウェディングドレス達の前に立ち】


……どれが似合うかな~!!!!????
56片海詩音◆wglGXjqBPM :2018/07/04(水)22:39:23 ID:Ghd
>>54

よーし、ちょっと頑張ってお金貯めようかな!
……しばらく甘いもの我慢しないと。

(苦渋の決断である)
(ぴょんと立ち上がり、お皿を返却口に返して)

火々里ちゃんとか杏子ちゃんは、まあ確定だよねえ。
うん、しかし、クラス全員誘うのも楽しそう。
よーし!計画建てるぞ!考えるぞー!

(本当に、本当に楽しそうに笑いながら、神と一緒に教室へ向かう)

(……途中すれ違った神条に、二人は注意をされた)

//お疲れ様でした。
57鬼久墨音 :2018/07/04(水)22:40:13 ID:9M3
>>53
エリナ教頭に、か…ふむ…

【実際墨音は彼女の事をそこまで詳しくは知らないが、抜け目無い人物であるとの評価は耳にする】
【若くして異能学園の重役を勤める偉人…そして様々な方面へ顔が効く人物】
【成る程影があったとてなんら不自然はないか、と納得の様子】

サラマ…え?…いや、そりゃ、まぁ…結果としては…

【反芻し呑み込もうとした矢先、組織と敵対する意思確認】
【実際墨音はそりゃあ無くはない、というより学園都市内の異能者全てが仮想敵なのだからそりゃそうだ!】

無くは、ないが…

【故に肯定、頷きを返す事に相違はない】
58黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/04(水)22:40:20 ID:2vX
【このところ、少なくとも5日は学園に足を運んでいない】
【彼女にしては珍しいことではなかったが、原因は最も別にあるわけで】

【皺だらけのシーツに横たわる彼女を、斜めに切られた大きなガラス窓から射し込む月光が静かなる目覚めに誘う】

「……………………………………。」

【身体を起こして月を見上げた。今日も、自分は時間に置いていかれたのだろうか】
【たまには外に出なければ。無意識に行動を拒む身体をまた別の無意識が推し出すようにして、朦朧とした面持で自宅から近くの公園へと這い出した】

―――――――――――――――――――――――――――――――

【広さはそこそこ、寂れた遊具の整然と並ぶ敷地内は、月の灯だけにひんやりと包まれている】
【顧みると、入り口近くのブランコを、数まばらな街頭が周りの暗闇をスポットのように引き裂いているのが見えた】
【どこか親しげな孤独に導かれるようにして腰を掛けると、錆びた懐中時計を取り出して見た。時刻は午前0時を回っており、人影などもそんな郊外の公園にあってはさすがに猫さえも見えず】

「…………………………………あぁ」


【ブランコの鎖を揺らし、百回目かもしれないため息を吐いた】

【この空白はどこに行った、もう、戻ってはこないのか】

【もう、彼女の心は半分に欠けてしまっていた】

【悩みゆく人。雨の香りがしたときには、一歩も動けない】
59龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)22:46:00 ID:5eR
>>57
そっか、なら、おめぇも協力してくんね?

【にっこりと笑ってそう言った】

もう、組織による被害に対して受け身になるのは辞めだ、情報集めて、強くなって、こっちからーーー叩く

【その決意は固く、その瞳にも強く現れていた】

まぁ、あたしもちっと強くならねぇといけねぇし、お家の異能修行真面目にしようかなって思ってたんだよ
あー、あとパソコンとかの機械類得意?
60亜主羅神 :2018/07/04(水)22:48:26 ID:yeu
>>58

(待て――――――――)



ひくっ、と。頬がひきつった。ガラにもなく足が笑って冷や汗が吹き出してくる。
大体理由は似たようなもので、イマイチ寝付けない気分を振り払うようにべっこう飴をくわえて部屋を出てきた神は、いつぞやにある男と語り合ったその公園へ足を運んだのである。
するとどうだろう。ブランコを嗜む女の後ろ姿を目の当たりにして、特定も実に簡単で。運命のいたずらを呪いたい気分にもそりゃあなる。

「……」

帰ろうかとも思ったが。

――いや、と思い直し、いかにも上の空と言わんばかりのその肩を軽く叩く事になる。


「――――――その節は、まことに」
「もうしわけございませんでした……」


振り向けば、震える声でそういいながら全力の土下座をかます神の姿が見えるだろう。
61鬼久墨音 :2018/07/04(水)22:53:38 ID:9M3
>>59
きょ、協力…!?
…いや、正直ワタシが手伝える事など…

【何をバカな、である】
【墨音は異能者と戦う為に送られて来たのだ、スロートスライサー隊の名誉を守るという使命もある】
【故にそれに対する答えなどひとつだ、逡巡など無用】

……

【ふ、といくつかの顔がまぶたの裏に浮かんだ】
【それは今までであれば隊の仲間達であったはずだ、しかし今はそれに取って代わる友人達がいる】
【彼等はこの学園都市で生活している、つまりここで起こる暴力的な事柄に巻き込まれる危険性がある】

…いいだろう…

【墨音は墨音自身、思いもよらぬ返答をしている事に内心で驚愕していた】
【何故、何が彼女に心変わりを起こさせたのか】
【側から見れば瞭然のそれも、不器用な墨音には気付けるはずもない】

…パソコン?…人並みだ

【胸を張ってドヤ顔!何故!】
62シアン・エル・シズル :2018/07/04(水)22:56:18 ID:31v
>>20
異能を暴走させる薬物。それは決して、小さな反社会集団が偶然生み出せるものではない。
根が複雑に広がり、その主根に至るには余りにも膨大な労力が必要になる。
だが、広がりきる前なら――――――

「――――――にしても、苦労したんだけど。」

一人売人を見つけたら、自身の能力にて成り替わる。たどって、また一つ上の”根”になり替わる。
地道な潜入捜査の果て。初めてソーマの存在を聞いた時から繰り返した作業の末。
唯一手に入った、”主根”らしき存在がここに出入りしているという情報。当たりを引けるかは駆けに近かったが。

「無粋な薬を見るのは”二度目”なんだ。
 死に方は選ばせてあげるよ。苦なく逝きたいなら、わかるだろう?」

//まだいらっしゃいましたら。
63龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)23:00:16 ID:5eR
>>61
そっか、協力してくれるか!!

【その返答を聞くと表情は明るくなる】

これであたしと伊集院とおまえの三人だ……とりあえず、今街を騒がせてる薬の大元は間違いなく組織の仕業……
その元凶を突き止めて叩くのが最初の活動になるのかな
あ、おめぇからも組織と戦う意志のある人間見つけたら勧誘してくんね?

【そして、これからの、第一の行動方針と、勧誘のお願いをして】

パソコン人並みか~…できればそっち方面強い奴も欲しいんだよなぁ
と言うのもな、仲間内だと情報を共有してぇ。だからなるべく秘匿性の高い通信手段欲しいんだよ

【パソコンとか機械類に強いかどうか尋ねた理由も明かすのでした。情報を共有しなければ組織として意味が無い】
64東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)23:07:10 ID:HjQ
>>33

【烏間 茜】

【小鳥にとっては幼馴染の親友であり、生きていれば同い年であった筈の少女】
【きっかけは言いがかりに等しい理由から始まった虐めだった。その苦しみに耐えきれなかった彼女は、今から一年前に自ら命を絶った】
【彼女が少しずつ追い詰められていった時、小鳥は彼女を助けることができなかった。唯一の親友でありながら、手を伸ばすことができなかった】

【彼女の死こそが、紅枝小鳥という少女を縛るものの正体である】
【救えなかったなら、せめて謝りたい。あの時に言えなかった言葉を、どうしても伝えたい】
【だからこそ、小鳥は全てを記して彼女に渡した。裏があると察しながらも、八八の指示に従った】
【その間、小鳥は己の表情を決して彼女に見せようとはしなかった。きっと、余りにも酷い顔をしていただろうから】

…………余計なことは言わないし、聞きたくもないわ
……だから、早く、本題を済ませて……

【不吉な予感を感じながらも、それでも小鳥は親友との再会を選択した】
【ずっと、彼女への贖罪の為に殺人を続けてきたのだ。もしも彼女に再開できるというならば、何だってできる】
【否、『できる』ではなく『するしかない』。小鳥という少女が背負っているものは、そういうものだった】



【ーーーーー学園端部に存在する共用墓地。それが彼女の眠る場所】
【小鳥も、彼女も、同じ施設出身の人間であり、天涯孤独の身だった】

【もしも、この前何事もなかったなら】
【教養墓地へと辿り着き、彼女の遺骨が納められた場所へと、辿り着くことだろう】
【その足取りは、余りに慣れたもので。きっと小鳥はこの場所に何度も通い詰めているのだろう】


//こちらこそ、遅くなり申し訳ないです
//死者の異能や容姿等のステータスに関しては、もし必要な場面になればそちらで決めてくださいな
65紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)23:08:44 ID:HjQ
//名前ミスです
66黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/04(水)23:12:35 ID:2vX
>>60

「…………………………アスラ。」

【ゆっくりと振り返り、その姿を目に据える】
【名前は口に出ているというのに、彼が誰なのかを理解するのには凍るような暫くを要した】

「……………………………。」

【何故だ、理解の及ばない烈情が溢れ出して、頬に一筋の涙が伝ってくる】
【黒鳶は土下座の体勢である彼に対して何も言わずわずかに唇を震わせているだけだった】

【何か言わねばならないのに、言葉が出てこないのだ】
【答えは出ている筈なのに、自分にはどう伝えてよいか分からないのだ】

【彼女は今すぐこの場から立ち去りたい衝動に駆られた。人として有るまじき己の弱さを見せるのが怖かったから――――】
【否、自分の心を支配しているのは、そんな下らないものではない。そんな事はとっくに知っているのに】

「うぅっ…………うっ………………すまない………っ」

【行き場のない感情は、いつしか嗚咽となっていた】
【膝を抱えて、詫びる。すまない。私が聞きたいのはそんな言葉じゃない】
67星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/04(水)23:20:13 ID:RE0
>>8

「あはは…ごめんね…知ってたらもっといいもんあったんだけどなぁ…」

とても申し訳なさそうな表情を浮かべる。

「甘味だから当たり前だろう!でも気に入ってもらえたようでよかったよ!」

こう元気よく食べている姿を見るとこちらも嬉しくなってしまう。ついついにやけてしまう。

「そいつはトップシークレットだぜ…1つ言えることは…お菓子の万国博覧会さ。楽しみにしておくといい…」

不気味な、意味深な様子を見せて…笑みを浮かべる。特に怪しいものはない。本当に

「僕善人だからね!幸運EXってやつだよ!ツイてるねぇ…」
「僕もすごい楽しかった。また会おうよ。ゆっくりね」

ふふっと微笑み。まるで保護者のように見つめる。

「うおっ…早速変化の兆しあり…ってか。良かったじゃないの!ひとつ成長だね」

いきなりオーラを噴出した神に驚いたが、とても嬉しそうな表情を浮かべる。

「はっはっは!感謝を言われるようなことはしていないさ。
僕は先輩として当たり前のことをしたまでだよ。変わるのは君自身の力だ。僕は何も関係ないさ」

いつも以上に穏やかな神を見送る。軽く手を振って別れを告げる。

「羨ましいなぁ…本当に」

少しほっこりする、星導であった

//こちらこそありがとうございました!すごい楽しかったです!
//ロールお疲れ様でした!
68鬼久墨音 :2018/07/04(水)23:22:58 ID:9M3
>>63
…ま、まぁ、出来る範囲でだがな…

【勧誘】
【コミュ障&ボッチ(友達少ない!)な墨音にはなかなか難易度が高い!】
【まぁそれでも何とか頑張ろうとするのは彼女の美徳でもあった】

通信?
………

【通信と聞けばしばし押し黙る、何かを考えている様にも見えた】

……ならばこれを使うといい、数はそうないが

【取り出したのは、スロートスライサー隊に支給された小型通信端末である】
【特殊な周波数(次世代通信相当らしい)による通話は成る程、盗聴の可能性を徹底的に排除している。同軍内であろうと他部隊に情報を漏らす訳にはいかない特殊部隊の内情があるのだ】
【これを墨音の所持しているモノと合わせて4つ、取り出して手渡す】
69八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/04(水)23:29:55 ID:bJ9
>>64

「茜ちゃんかぁ……♪」
「可哀想な境遇だね……♪」

八八は紅枝に渡された紙を眺めながら呟く。
虐めで一年前に命を絶ったという少女、茜。自殺に至った経緯は悲惨なものだ。その場に居合わせられなかった事は非常に残念である。
八八がその場に居れば彼女もまた、その絶望から人形としての価値を見出してコレクションに加える事が出来ただろうに。

紅枝の表情が見えなかったのは残念だがきっと見せられない様な表情をしていたのだろう。それはそれで妄想が膨らむというものだ。
本題を済ませろと言う紅枝の容貌に答えて、八八は紙を懐に仕舞うと彼女の後を追った―――。


――――学園端部の共用墓地。
やがて、その一端の茜の遺骨が納められた墓の前に辿り着いた。

「じゃあ、始めるね♪」

そう言うと、八八は墓の中を非常に手慣れた手付きで漁ってほんの十秒程度で茜の骨壺を取り出した。
名前まで刻まれており、どうやらこの遺骨が茜本人の物で間違い無い様だ。
紅枝にとっては骨と化した親友だなんて見たくもない姿だろう。なので八八はわざと骨壺の蓋を開いて紅枝の目の前でその遺骨を影の中に落として見せた。

―――――影の中に落ちたとほぼ同時に、骨をベースとした生前の姿形の修復作業が始まった。
非常に再現度の高い細胞の一つ一つが影糸によって縫合され。臓器。筋肉。皮膚。その標本めいた骨は徐々にヒトの姿に戻る。
衣類に関しては無難に中等部のものを着させた。可能な限り生前の姿を再現する為に。

―――ほんの十秒程度だった。

「――――帰って来たよ。茜ちゃん。」

俯いていた八八は顔を上げると、たった一言だけ紅枝に告げる。

「心の準備は良い?」

笑みを崩さぬまま帽子の下で両目を細めて紅枝に問うた。
焦らす。少しでも心の準備をする時間を与えるだけで彼女の緊張は高まる筈だ、と。
徹底して性格の悪い彼女は紅枝の弱みを更に晒した姿が見たくて中々影の中から茜の死体を取り出そうとしない。

//了解しました……!
70亜主羅神 :2018/07/04(水)23:30:46 ID:yeu
>>66

――――あまりに長く沈黙が続くので、もう反応すらされないのかと絶望的な気分で顔をあげたら、彼女は泣いていて――――。

「……えっ、ちょっ、ええッ……!!??」


驚愕、狼狽。女性が本気で泣く姿なんか始めてみたし、ましてその始めてが、自分の師匠だなんて思っても居なかったから。
もう慌てきって、今にも転んでしまいそうなぐらい危うい足取りで立ち上がって……。

「…………その……あの、……さ……」

でも、どうしたらいいのか解らなかった。言葉なら幾らだって出てくる。すまないとか、俺を殴ったって文句は言わないとか。

――――お前が――。

(……あぁッ、くそッ…………!!!)

気にしてられるか、そんなこと。そう思ったから。こんなときにそんなことを思ってしまうぐらい、この男は不器用だったから。
言葉でなくて体で思いきり表現するしか知らないのだ。人の感情が極まったとき訪れる号泣のように常に生きてきたから、剥き出しの魂で生きてきたから。だから、今回も。

――――奔流にしたがって、その背中を抱いた。

「……お前が泣いてると……こんなときなのに涙も出てこない自分をブチ殺したくなる……!焦ってどうしようもなくまとまらない頭に腹が立ってしょうがない……!!」
「……どうしようもねえんだよ……!俺はそういう男なんだ……!お前を泣かして置きながら、焦ってこんなことしかできない……!!」

自分だって泣きたい位の心持ちなのに、彼女が泣いていると言う事実が押し止める。

「――お前が近くにいると、こういうことばっかりしたくなるんだよ……!……ごめん……!」


自分が泣くなら、いくら泣いたって構わない
それで涙が収まるのなら、死に至るまで泣いてやろう。赤ん坊のように。だが、彼女が泣いていると言う事実だけは、看過できなくて
どうにかしてそれを止めてやりたいと思って

――――でも、こんなことしか思い付かない……!

「……お前が……好き……だから……!」

//すいません、次の返信遅れます……!
71龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)23:32:38 ID:5eR
>>68
おう、任せたぜ?まぁあたしも出来る限り勧誘頑張るけどよ

【にっこり笑って、立ち上がり墨音の肩を叩くのであった】
【そして、彼女から手渡された通信端末を渡されると】

……すげぇなこれ……つーかこんなん持ってるって、何者だ?

【などと呟いて】
【まじまじと渡された通信端末を見つめていた】

とりあえず一個は伊集院の奴に渡して、もう一個か……まぁ、ありがたく使わせてもらうかな
とりあえず最初はこんなけありゃいいだろ、人数増えて来たらそん時またかんがえるとして
72星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/04(水)23:40:13 ID:RE0
>>36

//まだいらっしゃいますか?
73鬼久墨音 :2018/07/04(水)23:42:20 ID:9M3
>>71
…あまり期待はするな、何せワタシには友達が少ない

【遠い目でシニカルに笑みを浮かべる。虚しい】

細かい事は気にするな
…ただ、貸しただけだ。絶対に無くすなよ?

【ぶっちゃけそれらは全滅した部隊員の形見みたいなモノなのである】
【墨音はそれを相当大切にしているはずだ、キチンと手入れもされている】
74紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/04(水)23:45:39 ID:HjQ
>>69

【八八の心遣いによって、小鳥は親友の“成れの果てた姿”を直視することになる】
【その瞬間、彼女がどのような感情は、言葉に変換することさえ度し難いものだった】

【ただ、彼女は親友を直視する。何かを堪えながら、真っ直ぐに見据える】
【大切な人の墓を暴く。それも自分の願望によって。それがどれだけ許されざる行為であるかなんて、小鳥自身理解している】
【それでも、小鳥は彼女に再会することを望んだから。それが彼女に対する贖罪であると、必死に信じて】


……………………………っ


【目の前にある影の中で、果たしてどのようなことが起きているのか】
【それを小鳥に知るすべはなく、ただ一瞬とも永遠とも感じられる時間が経過して、その時は訪れた】

【“帰ってきた”と告げられて、その表情は明らかな動揺を浮かべる】
【自分は取り返しのつかないことをしてしまったのではないかという後悔、そして恐怖が胸に溢れるが】
【この心臓の高鳴りは、きっとそれだけではない。あの影の向こうに、“あの子”がいる。もう少しで、また会える】
【恐怖と後悔、それらの感情と同じか、それ以上に…………少女は、それを待ち焦がれていた】


【心臓がはち切れんばかりに鼓動を刻む。頰を汗が伝い、身体は震えが止まらない】
【それでも、小鳥は己の体を必死で奮い立たせる。そして長い、長い沈黙を得て】



…………………………………………………お願い


【振り絞るような声で、そう告げた】
75龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/04(水)23:47:48 ID:5eR
>>73
まぁ、変わってるもんな、わかる気がする

【笑顔で言い放った、結構酷いかも知れない!】

ああ、ありがたく使わせてもらうさ

【そして、彼女に微笑みかけると、その場から歩みを進めて】

んじゃまぁ、あたしはこれからちょっくら街を騒がしてる薬ってのの調査してくるわ
……そーゆーのの重要情報入手したら、その場合も連絡頼むぞ?もちろんあたしからも連絡するしな

【と、彼女に情報共有を頼むと、そのまま街の方へと繰り出すだろう】
【これでまた対組織活動が一歩一歩、進み出したのかも知れない】

//こんな所でこちらからは〆にしますよー!ロールありがとうでしたー!!
76鬼久墨音 :2018/07/04(水)23:51:48 ID:9M3
>>75
…変わってるか?

【無自覚!変だよ!】

…あぁ、気をつけろ
使い方は…まぁ見れば分かるな
…じゃあ、な……

【実際通信端末の使い方はカンタンであり、不便する事はないだろう】
【去り行く背中を見ていて、果たして自分が何をしたのかを再認識】
【これは隊の機密事項であるし、仲間達の遺品を冒涜する事実でもある】

……

【…だというのに】

…変わってる…か、まぁ…確かにな

【ぽりぽりと後頭部をかきながら、お買い物袋をぶら下げて帰路につくのでありましたとさ…】

//こちらこそありがとうございました!お疲れ様でしたっ
77八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)00:00:13 ID:2ce
>>74

「――――♪」

――――彼女の葛藤する様子を見た八八の顔は今にも笑いそうで、笑いそうで。
だが、辛うじて元々も笑みのままで堪えた。
全部嘘だと今知ったら彼女は何を思うだろう。好奇心が増す。だが、まだ言わない。
八八はほんの少しばかり口角を更に釣り上げると右腕を前に出した。

「―――おいで。茜ちゃん♪」

八八が呟いた直後、影の中から一人の少女が姿を現した。その姿は紅枝の知る「烏間 茜」そのものであろう。
ぎこちない動きで茜は紅枝の顔を見上げる。
八八は内心興奮し紅枝の様子を飢えた獣の様な様子で黙って観察していた。嗚呼、全てを打ち明けたい。
でも、今は我慢だ。我慢した分だけ見返りは大きい。

「――――。」

茜は口を開く。声は出せないものの、口の動きだけで何と言っているのか推測出来るだろう。

彼女は紅枝の名前を口にしたのだ。

安心した様子で微笑みながら茜は紅枝に手を伸ばす。

「―――♪♪」

空気を読むフリをして、八八は数歩後ろへ下がる。

――――当然ながら此処に茜の魂は無い。
あるのは形だけ修復した死体。紅枝を最高の玩具に仕立て上げる為の引換券。
それを巧みに操る八八の性格の悪さ、或いは狂気が垣間見えた。彼女は玩具を買い与えて貰う前の子供の様な表情で二人を見る。

(―――茜ちゃんの能力も割と面白い能力だよねぇ♪)
(死体の状態だからボクが使えるかどうかわからないけど……今度試す価値はあるかな♪)

使い終えた死体は消える。……と、普段彼女は言っているがそれは出鱈目だ。
実際は死体は消滅しておらず彼女の影の中にストックされているだけで何時でもまた呼び出せる。
当然ながら死体を残してやるつもりはない。一通り終われば茜の死体も彼女のものだ。
78天壌聖良◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)00:02:18 ID:ULR
【相次ぐ学園都市の事件、寮爆破、襲撃に続き薬騒ぎ】
【この事により、昼間麗華から連絡を受け、彼女が表立って組織と相対しようとしてる事を察した彼女は】
【非常に不機嫌な表情になっているのであった】

………面白く無い……と言うかせっかく私が安全は確保してあげてるのにこれ本末転倒じゃん

【そして、微妙に焦りの感情が出てきてしまう、このままでは彼女が組織と直接戦って死にかねないと】
【ましてや今の薬について、辿って行けば最終的にジョーカーに行き着く可能性もある】
【彼の能力を知っている彼女は、麗華に一つのメッセージを送るのであった】

『とりあえず昼間の件だけど、より能力使いこなせるようになるなら、元素同士の"合成"を覚えなさい』

【そんなアドバイスを麗華に送った後、彼女が組織と本格的に戦おうと思ったきっかけ、今回のソーマの首謀者であるジョーカーに一言、『馬鹿』とメッセージを送りましたとさ】

//これはソロールですよー!
79黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/05(木)00:06:49 ID:Y95
>>70

【神が震える黒鳶の背中に飛びつく。ブランコの振り子は揺り籠のように揺れ始めた】

「っ…………………あ、すら…………っ!」

【優しく包まれた身体から絶え絶えの声を漏らしながら、ぎゅっと身を縮める】

【それまでは、こんな時なのに涙しか出てこない自分の首を絞めたくなる思いで一杯だった】
【今、いや、あの時から、彼と心が繋がれて分かった。二人は方向は違えど同じ弱さを抱えている事を、もうあの時に知ってしまったのだ】

【彼女はもはや迷うこともなく、それが答えなのだと知る。
 なぜなら、今こうして身体を震わせている感情は、ずっと求めていた欠落が満たされるような充足に他ならなかったのだから】

「知ってる………………知ってるんだ…………………」

【顔を上げず、自分の身体に回された神の無骨な手をそっと握る】
【知っている。同じだから、知っている。彼の抱いた苦しみを、悶えを、慈しみを】

「私も………………………だから」

【消え入りそうな声で呟く】
【それが、愛しているということなのだと。今度は彼女の方から告げた。】
【二人の足元に点を落とすのは、初めて感じる、嬉しさの涙だった。今まで、愛がこんなものだなんて知らなかったから――――――――】
80夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)00:19:52 ID:ozk
ここはどこだろう。
夢野は謎の施設にいるようだった。ここがどこだか、どうやって来たのかは分からない。しかし、何故か懐かしい気持ちになる。
施設には様々な機械と、実験器具のようなものがたくさんある。何かの研究施設だろうか。
何やら周囲が騒がしい。警報が鳴り響き、慌ただしい声と足音が聞こえる。

「『マキナ』を逃がすな!」
「こっちにいたぞ!捕らえろ!」

マキナとは何の事だろう。足音はこっちに向かってくる。そして、兵士と思わしき集団が自分に銃を向けてきた。かなりの重武装である。
直後、ドクン、と心臓が脈打った。そして、意識が黒い衝動に包まれる。殺せ。目に映る全てを破壊せよと。意識が何かに飲み込まれそうだ。強大な力。嗚呼、消える。消えてしまう。自分がなくなる。

「■■■■―――!!!」

赤い。真っ赤な景色。燃えている。何もかもが焼き尽くされている。立っているのは自分ただ一人だけ。その身は、全身が血で汚れていた。燃えろ。もっと、もっと―――


「うわあああぁ!!」

そこで夢野は目が覚めた。どうやらいつの間にやらベンチで眠ってしまっていたらしい。

「……また、この夢だ」

最近、悪夢にうなされる事が多くなった。恐ろしい、地獄のような夢だ。目覚めは最悪であった。

//絡み待ちです
81紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)00:23:39 ID:NMC
>>77


(ーーーーーーーーーあぁ)


【その姿を見た瞬間、不安や疑念といった感情は全て吹き飛んだ】
【八八の存在も、ここに至るまでにあったことも、その全てが、目の前の光景を目の当たりにしたらことで、思考の外へ追いやられた】


【そこには彼女が“いた”】
【生前と何も変わらぬ、親友の姿がそこにはあった】

【彼女が口を動かした。例え声がなくとも、何と言っているかは理解できる】
【彼女が、自分の名前を呼んでいた。それは昔と同じように】

【その微笑みも、昔と変わらない。何も違わない。彼女が、確かに存在している】
【二度と会えないと思っていたのに、少しでも、手を伸ばせば、その手に触れられる場所にいる】
【悪魔の囁きは、決して嘘偽りではなかったーーーーーー】


……………あ、茜………!!


【笑えばいいのか、泣けばいいのか、どうすればいいのかも分からない】
【けれども、茜の呼びかけに答えるように、自分も彼女の名前を震える声で呼んだなら】


【彼女が伸ばした手を、両手で包み込む。あの時、掴めなかった手を、ようやく掴むことができた】



ーーーーーーごめんね、ごめんね……!!
私、あなたを助けられなかった!!あなたが苦しんでいたのに、手を差し伸べられなかった!!!
ずっと、ずっと、謝りたかった!!茜……ごめんなさい、ごめんなさい……ッ!!!


【涙を堪えることなんてできなかった】
【ただ、あの時言えなかった言葉を、ようやく彼女に伝えることができた】

【涙でぐちゃぐちゃになった顔で、それでも彼女は微笑んだ。それは大切な人と再会できたことを、心の底から喜ぶもの】
【そこには、紅翼の悪魔と呼ばれた殺人鬼の姿など存在しない】
【大切な親友を喪ったことを悲しみ続けてきた、一人の少女がいるだけだった】
82八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)00:51:15 ID:2ce
>>81

「―――。」

茜は首を左右に振った。そして、彼女もまた小鳥の手を両手で包み返した。
死体から戻ったばかり故にそこまでの力は無かったものの、彼女は出来得る限り強く、強く、握った。

『わたしこそ ごめんね』

口を動かしてニコリと笑う茜。両目を見開いて口角を釣り上げる八八。ドス黒いものが彼女の瞳の奥を交錯する。
感情的になった小鳥の姿に興奮し、だが、操作に支障が出ない様にと必死に、必死に堪えた。

夢はやがて終わるもの。二人の時間はそう長くは残されてはいない。
やろうと思えば何時間でも二人を一緒に居させてやれるが、そうすれば彼女が今まで学園内で話して来た「能力」と矛盾が生じてしまう。
故に茜を消すまで残り一分程度、と言った所か。

「―――こ、とり、ちゃん。」

優しい笑みを浮かべながら茜は小鳥の名を継ぎ接ぎの様な声で呼んだ。
その手を紅枝に差し伸べる。徐々に夢の終わりが近付いているのか、茜の身体は影に呑まれつつあった。

「わたし、たち、ずっと、ともだち、だよ、ね――――」
「また、あえて、よかった―――」

そう言うと、茜は影に呑まれて消えてしまった。やがて、その握り締めた手の感触も消えるだろう。
死体を操作していた当の八八は紅枝の様子を見て笑いを抑えるのに必死だった。
高揚した精神により、一時的に継ぎ接ぎめいた不自然な声ならば発させる事が可能となっていたがその感動や成長の喜びを欲望が上回る。

ああ、ネタバラししたい。全てを言いたい。

「……小鳥ちゃん、時間だよ。」

何とか顔を基に戻すと消えた茜の背後から悲しげな表情を"作った"八八が顔を覗かせる。

「……ごめんね、黙ってて。これがボクの能力の対価なんだ。生き返らせる事を無条件で出来るなんて都合良い話があるわけないよ。」
「生き返らせた人間は全てが終わるとこの世から遺体が消えて無くなってしまう。」

「……キミを騙した事は事実。だから殴られようと、罵られようとボクは受け入れる。」

「――――でもっ!」

「キミを救いたい、この気持ちは本当だったんだ!ボクと同じ境遇にあって闇に堕ちてしまったキミを救う方法はこれしか思いつかなかった!」
「一緒に学校に行こう?小鳥ちゃん。もう人殺しなんてやめて、彼女の分も生きていこうよ!?」

「孤独が寂しいならボクがキミのトモダチになってあげるから!」
「ボクがキミを絶対に守るから!だから――――――っ……!」

茜の両手を握っていた紅枝の両手を、今度は八八が両手で握ろうとした。
涙を流しながら必死に八八は彼女に訴え掛けた。
その涙を流す少女の仮面の下には高揚の余り高笑いを挙げる悪魔の顔があった。
83亜主羅神 :2018/07/05(木)01:03:30 ID:Emd
>>79

――――――それは、思わぬ一撃で。

「…………あ………………?」



神は、事ここに至り、己の欠落を埋めるピースを彼女と見ていたことを理解した。
そして、それはまた彼女も同じく。神が一見鋭い眼の奥底に寂しさを抱えていたのと変わらず、彼女も紅く暗い瞳の奥底に、欠落を埋めてくれるなにかを探していたのだ。

いや――もしかしたら、出会ったとき――。

漆黒の目と、真紅の瞳が、食い違いから敵意をもって交わされたときから――――。
お互いの欠けた心は、断面を埋めてくれる何かとして、距離を縮めはじめていたのかもしれない。

「……すまん……その……」

神の顔は見えない。と言うか、絶対に見せたくないのだろう。しゃがみこんで、黒鳶の肩に額を押し付けて顔を隠し、ぼそりと言った

「…………ありがとう」

ちゃんと言ってくれて。
つたえてくれて、全部ストンと附に落ちた。



「――――暫く離したくないんだけど、どうすれはいいかな、これ」

神の顔の熱さは、肩を通じて黒鳶にも伝わるに違いない。年相応の、少年らしい、羞恥。
それでも震える声で、巻き付けた腕からの脱却をしないでくれと懇願する。

「……と言うか、もうずっと離したくない……」


自分がこんな情けない声で、すがり付くようなこと言うなんて、神は思ってなかった。
でも、事実口は語ってしまう。惹き付けられた存在に、必死に思いを伝えてしまう。止められない心の決壊が、訪れていた。
84古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)01:18:46 ID:pGN()
>>80
【気付けば、そのベンチの隣で突っ立ったまま遠くを眺める一人の男】
【起きた薫に気だるげな眼を向ける】

──ああ、お目覚めかい。余りいい夢を見ているとは思えなかったが、起こしたほうが良かったか?
85古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)01:19:08 ID:pGN()
!aku30
アク禁:>>30
86紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)01:27:11 ID:NMC
>>82

【それは、永遠のような一瞬】
【叶うはずがない再会は、奇跡のように叶えられて】


【小鳥は最後の瞬間まで、親友の手を握り続けていた】
【彼女の姿が影の中に消えてしまった後も、その場所に在ったものを確かめるように、小さな手を伸ばし続けた】


【ーーーそこに茜はいたんだ。そして私の言葉を届けることができた】
【謝ったところで、彼女は帰ってこない。そんなことは分かっていた。自己満足に過ぎないことだと】
【けれども、彼女は、私を友達だって言ってくれた。会えてよかったと、言ってくれた】

【それは、紅枝小鳥という少女にとっての救いだった】
【自分自身が救われることを決して許さなった少女が、唯一救われる方法だった】


【真紅の翼は、最早その力を喪った】
【彼女に残された異能は、かつて“ガーネットクロウ”と呼ばれた力の残滓のみ】
【けれども、それで構わない。その力は小鳥自身の後悔と絶望によって生まれた力なのだから】
【彼女が救われた今、その力が喪われるのは当然のこと。紅翼の悪魔としての力は今の彼女にとって必要ない】


………………友達だって、茜は言ってくれた
まだ、私達、友達でいられたんだ……私、ずっと間違ってた


…………………………ありがとう、ハ八さん


【泣き腫らした顔で、それでも小鳥は微笑みを浮かべて】
【心からの笑みを浮かべるのは、何時以来だろうか。ずっと停滞していたものが、動き出すような感覚を覚える】

【両手を包み込む温もりを感じながら、少女は静かに瞳を閉じる】
【まだ、心の整理はできてないけれども。それでも親友の為にも、前に進んでいくべきだろうから】
【 小鳥にとっては、二人目の“親友”と呼ぶべき彼女の、八八の両手の温もりに包まれながら……それでも、今はもう少しだけ、茜の名残を確かめ続ける】



【かくして、紅枝小鳥という少女は救われた】
【例え、それがまやかしに過ぎない救いだったとしても、今の彼女にそれを知る術などない】


//では、こちらからはこれでラストでしょうか……?
87黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/05(木)01:29:39 ID:Y95
>>83

【糸が切れたように羞恥する神に対して、黒鳶はすれ違いが解消されたのち普段どおりの落ち着きを取り戻していた】
【涙したのはむしろ、そもそも彼女が芯が強い女性だったからだろう、こういう人間は、自分の弱さにはとことん弱い。】

「人の意識は、自らの限界にしか囲まれてはいない――――――――」

【自らの肩に授けられた彼の頭をそっと撫でる、想い人として、あるいは母の優しさように】

「だからこそ、他人と繋がった事を、そうしてできる事を理解したとき……………」

【そして、熱を帯びた神の頬に心地よく冷たい指先が触れると】

「そいつ無しじゃ、生きられなくなる」

【ぞくりとする吐息を吹きかけて、最後に耳元で囁く】
【恥ずかしがるその姿を見てふふっ、と笑うと、冗談混じりに離せよ、と言い放ち身体に回った腕を解いて立ち上がる】

「私たちはそんなベタベタくっつくような間柄じゃないだろう?」

【照明と月明かりの混じった夜霧のような光に照らされた横顔は、いつも通りの不敵な表情を浮かべていた】

「まぁ、お前がそうたいのなら…………………構わんが」

【少し気恥ずかしそうに背を向ける、そう言う彼女の顔は、きっと赤い】
88夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)01:31:39 ID:ozk
>>84
「あ…」

目覚めたら、見知らぬ男が立っていた。聞かれていたのだろうか、恥ずかしい。

「その、凄い怖い夢を見て…あの、あなたは…?」

男は一体誰なのかを聞く。
89古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)01:34:41 ID:pGN()
>>88
んン、俺は古牧だ。学舎で生物学の教師をやっているんだが……
【ともすれば、薫は授業かどこかで見覚えがあるかもしれないが、果たして】

ま、大抵は自習か、小テストくらいしかやってないしな
──あんたは、学生か?
【立ったまま、そう質問を投げかける男】
90亜主羅神 :2018/07/05(木)01:47:31 ID:Emd
>>87

――完全にヤられてる。


神はそう思わざるを得なかった。なにより不味いのはそう自覚していながらも抗う気が全く起きないと言う事であり。
鮟鱇の雄にでもなった気分で、耳への吐息に一瞬びくんと体を震わせ。囁きに声になら無い何事かを呟いた。

「…………そりゃな、甘え合うような関係じゃないだろうな、多分。お前はそういう女だもの。甘えてなんかくれないだろうな」

腕が離されてしまうと、未だ赤みの残ったしかめ面を押さえて立ち上がり、嘆息し。
しかしながら――すたすたと歩いて近寄り、その肩を掴んで――――。

「……だから俺は、思いきり甘える事にする」

こっちを振り向かせて、いつぞやのようにその唇を奪ってやろうとした。そうして黒鳶が逃げるのを躊躇うぐらいの強い力で抱擁し、抵抗しても暫く離さない。

最初に唇を奪ったときと同じで。
そうしたいから、そうする迄の事。
もうどうせ完全にヤられちまってるんだから、今さら我慢する理由は微塵もなかった。
91夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)01:49:00 ID:ozk
>>89
「古牧…あっ、生物の!」

古牧といえば生物の授業の先生だった。思い出した。まともな授業をしないから記憶から忘れ去られていたが。

「僕は中等部の夢野薫です」

自己紹介をする。それにしても、教師にこのような場を見られてしまうのはとても恥ずかしいものであった。
92古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)01:54:12 ID:pGN()
>>91
薫か、ふむ。──ところで、先ほど「怖い夢」を見たといっていたが
【濃紗は少し溜め、そして再び口を開いた】

薫はなにか、トラウマでも抱えているのか?──いや、言いたくないならそれで構わないが
ただ、悪夢はPTSDと深く関係があってな、興味本位で聞いてみただけだ
93八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)02:01:24 ID:2ce
>>86

「……。」

静かに涙を流しながら、八八は唯々彼女の両手を握っていた。

嗚呼、これが"トモダチ"。

素晴らしいものだ。
――――――壊す時が楽しみで仕方が無い。

彼女と築いたこの親友という関係。その最後を思えば胸が躍って止まない無いのだ。
これからの学園生活、自分が我慢した分だけ何時か大きな見返りが来るだろう。
自分が真実を打ち明けるのを我慢した分だけ彼女の玩具としての価値も上がり続けるだろう。

「……良かった。」
「やっと見れた、キミの笑顔♪」

八八もまた、泣き腫らした顔で微笑んだ。心からの笑みを浮かべるのは一体何時以来だろうか。
いや、割と頻繁に浮かべていた。カメレオンや鬼久との出会い。蚯蚓との邂逅。黒野との接触で知った兵器の魅力。
だが紅枝。彼女とのそれは今までのものとは比較出来ぬ程に素晴らしいものだった。
間違いない。自分は最高の玩具に成り得る存在と出会ったのだ。

「小鳥ちゃん……これからよろしくね……♪」

彼女の異能"ガーネットクロウ"。その力が失われたのとは対照的に八八の能力"影衣糸人形(マリオネット・シャドール)"の力は増していた。
人形操作の精度は精神の高揚と共に上がり、とうとう発声までが可能となっていた。
そんな自分の成長にも"一人芝居"が終わって今更気付いた八八は心中で歓喜する。

「――――ねぇ、小鳥ちゃん。」

「ボク達はもうトモダチだよね――――?」

――――雲間に月が顔を出す。紅枝は影に隠れ、八八は月明りに明るく照らされた。
涙が滲んだ眼を擦ると、八八は少し体勢を低くした。
路頭に迷った一人の少女を救った恩人は彼女の瞳の奥底を覗き込むとニコリと笑みを浮かべた。

八八は嗤う。何時か来る、少女の破滅の時を夢に描きながら――――――。

//自分からはこれでラストで……!
//二日間&遅くまでロールありがとうございました……!
94夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)02:02:20 ID:ozk
>>92
「いえ……特には。全く身に覚えのない映像が流れるんです」

夢野に、これといってトラウマになっている記憶はない。悪夢で見る光景は、全く身に覚えのない映像。リアリティのない、三文ホラー映像のようなもののはずだった。
95紅枝 小鳥◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)02:03:21 ID:NMC
>>93
//こちらこそ、ありがとうございました…!
96古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)02:10:19 ID:pGN()
>>94
(……「防衛機制」か、あるいは──)
【と一瞬だけ思考しかけるが、しかし即座に中断し】

──ま、ないならないに越したことはないが、余りに頻繁するようなら一度、医師に診てもらうことをオススメする
【ありきたりな言葉で濁しつつ、しかし適切な助言をする】

それか……まぁ睡眠が浅いのも原因としてあるかもしれん。こんなとこで寝るより、自宅でしっかりと休息をとれよ
ともあれ、あんたの身になにかあったワケでないのなら、俺としても取り越し苦労で済むわけだしな
97黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/05(木)02:11:30 ID:Y95
>>90

「ああ、だからまた明日から………」

【鍛錬の再開だ、という言葉は、彼の行いによって遮られる】

「お前というやつは―――――――――もうっ」

【好きにして良いと言った手前とはいえ、直後にいきなり接吻を迫られるとなれば戸惑う】
【軽く身体で抵抗はする。しかしそれは、彼の希望に期待に応えるのにある意味必要な反応としてのものであり】

「んんっ………」

【そのキスはあの時のような一瞬のそれではなく、互いが相手を求め合うような、深いものだった】
【色気で気がやられてしまいそうな芳香が、黒鳶の間近にはある。その自覚があるからこそ、彼の判断が本能に任される事が少し怖かったのだ】
【だけれど彼女の両腕は自然と、神の背中へと回っていた。色に疎いのは黒鳶もまた同じこと、まともにそんな行為をした経験がないゆえに、恐る恐る、抱擁を強める】

「もう………やめてくれ…………………断れそうにない」

【一旦唇を離すと、神の肩を弱々しく手で掴んでそう言う】
【神が好きだ。だから彼の意思をはねのけるような事はしたくない。だが、それを許してしまう事が、まだどこか恐れていて】
【単純な男としての彼に対しては、まだ純真な女性としての恐怖があったとも言える】
98夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)02:19:13 ID:ozk
>>96
「何かそういう病気なんでしょうか…ここ最近、ずっとなんです」

結び祭りが終わった直後あたりから、頻繁に悪夢を見るようになった。これはただの、疲れのせいだろうか。疲労による睡眠障害の一環なら、どれだけ良い事か。しかし、あの光景はどこか、懐かしさも感じるのだ。

「あ、はい…ご心配かけてすみません…」

どうして寝てしまっていたのかも思い出せない。そんなに眠かったのだろうか。
99古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)02:24:42 ID:pGN()
>>98
──さあ、俺は医師でも、カウンセラーでもないからな。はっきりしたことは言えん
【白衣のポケットに出を突っ込み、遠くを眺める】

気にするな。元を辿れば、気になって顔を突っ込んだ俺に責任があるからな
──そういえば、なにやら裏で怪しげな「クスリ」が取引されていると聞く。あんたも、そういうのには騙されんようにな
【そう言い残し、濃紗はすたすたと去ることだろう】
100亜主羅神 :2018/07/05(木)02:28:55 ID:Emd
>>97

――ちょっとは弱々しいところが見れて胸がすいたと言うところか、未だ筆舌に尽くしがたい官能的な触感が残る唇を舐めて、神は一度自分の心を落ち着ける意味でも、離れた。
本能と言うやつが、どうしようもない存在なのだと今になってよおく知れる。

「……すまん、謝る。ちょっと頭に血が登ってた。帰って寝る」

そう言って踵を返し、歩き出すのだが。しかし途中でピタリと足を止めて、黒鳶を見た。


「…………うち来る?」

ぽつりと、妙なほど落ち着いた顔で、そう問うた。
101夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)02:45:33 ID:ozk
>>99
「はい…ありがとうございます」

やはり、一度ちゃんと診てもらうべきだろうか。
最近、自分の事がよく分からなくなってきている。能力も分からないし、身に覚えのない悪夢を見るしで、まるで正体不明の人間にでもなった気分だ。
怪しげなクスリとやらにも気を付けなければなるまい。それよりも、組織との戦いに備えてもっと強くならなければ。
去っていく古牧を見送り、夢野もまた踵を返した。

//これで〆ですね、ありがとうございました!
102椿◆ClSVHWuVMw :2018/07/05(木)02:55:54 ID:3fl
【紅枝とラムネの邂逅、椿はそれをずっと見ていた、気づかれないように気配を断ち、視界にとらわれないほどに遠くで】

……凄まじい、わね

【この一言に尽きる、ラムネは少量の毒を垂らし紅枝を引き付け、そこから徐々に、まるで絡めとるように紅枝の奥深くまで"犯して"いった】
【その手練手管は尋常では無い、それこそ、凄まじいの一言では表せない、久しく感じていなかった、背筋に氷の棒を差し込まれたような底冷えのする感覚】
【一筋の冷や汗が顎を伝って、地面に染みを作る、あれは気を抜けばこちらさえも飲み込みかねない、自分やもう1人の直属"楓"はともかく現在不安定な陽炎様はあれに飲まれてしまう可能性すらある】
【いい拾い物をしたと、ラムネを拾った当時はそう思った、今もその思いは変わらない、だが……】

……あんなものを、御しきれるのかしら

【生まれるのは一抹の不安、感情を映さないその表情が……歪む】
【自分にとって大事なものは既にこの世に2つしか残っていない、もしもその2つのどちらかでもラムネに利用された時、その瞬間地を這っているのは――】



//小鳥さんラムネさんのロール凄まじかったので反応しちゃいます
103古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)02:58:06 ID:pGN()
>>101
//ありがとうございました!
104マシラ :2018/07/05(木)07:37:38 ID:4ia
>>62
…………

【その場に現れたシアンの姿を、猿の面が振り向く】
【それから小さく溜息を吐いた】

たまにこういうアホがいるから堪らんわ、スーパーマン気取りかお前
オレを殺す気なら声掛ける前にやらんかい、そもそももうオレが消えた所で『これ』は止まらんけどな

【その場に座ったまま話し掛ける、シアンの言葉が本心か脅しかは分からないが、それに対するハッタリも混ぜて】
【ソーマの供給はまだ完全にマシラの手を離れてはいない、故にここでマシラが死ねばこの薬物は幾らか流通が滞るだろう……幾らかは】

……まあ、アホやけどオレまで辿り着いたのは評価したるわ、せやから褒美をくれたる

【そう言いながらマシラは自分が椅子にしている棚の下、自分によって陰になっている所に手を入れる】
【───ここは彼の拠点の一つでもある、勿論襲撃だって想定した仕掛けを施している】

【次の瞬間、シアンの右方で爆発が起こる、それによって吹き飛ばされた鉄の棚が、シアン目掛けて向かってくるだろう】

//申し訳ありません、寝てしまっていました
105シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)12:59:51 ID:HV4

「気取ってるつもりはないよ。そのものだし―――っと」

砲弾と化した鉄棚。自身の体から放出する、陽炎のようなエネルギーがクッションとなり受け止める。
だが勢いは止まらない。そのまま周囲の棚を突き飛ばしてその中に沈む。ダメージはそれなりに受けたが、しかし。
ばら蒔かれた棚が煙幕として機能し、マシラの視界から少年が消える。

そして彼が飛ぶと同時に、猿の周囲四方より沸き上がるエネルギーの腕。声をかける寸前、足元に展開、潜伏しておいた彼の能力。
マシラが少年を追おうとするなら、その隙に腕がマシラの四肢を掴み拘束を狙う形になる。
殺したいのは本音、でも狙うべきはそうじゃないとする程度にはまだ理性がある。
エネルギーの正体は彼の生命エネルギー。修羅場慣れしている人間なら、ある種の気配を感じる事も可能か。

(ペテンだらけだけど……勝てば良い。
少なくとも今は変なことに拘ってる状況じゃないし。)

続く彼の攻撃。彼が沈んだ本棚の中より三つの影が飛ぶ。その一つ一つが人形であり、彼と同じ姿をしている。最短距離でマシラへ向かう者、迂回して回り込むもの。そして飛び上がり空から狙うもの。
エネルギーを人形に形成し、自身の記憶を張り付けて作った張りぼて人形。姿形は概ね同じだが、決して見抜けないほど精巧には作れない。
また、それはあくまで囮の人形。たどり着けば拘束の補助にはなるだろうが、殴れば霧散する程度の耐久力であり致命を狙う火力もない。
今見分ける術があるとすれば、衣服。先程の攻撃で一部が裂けた制服を、迂回する影のみが纏っている。

(わざわざあんなものを使ってくるなら、恐らく火力は無い。
近づけたら、そのまま行けるっ)

だが、それもフェイクとして用意された情報の可能性。
先程の攻撃で裂けたにしては、埃を纏う様子もなく、まるで新品の制服を引き裂いたかのような違和感。
記憶を張り付けるなら、傷を隠す事だって出来る。
真に見分けようとするなら、呼吸。張りぼて人形は当然呼吸をしない。
ある程度接近すればわかるかもしれない。人間らしい呼吸をしているのは、空より迫る一人だけ。
106マシラ :2018/07/05(木)14:04:21 ID:vXe
>>105
【轟音、爆音───閉ざされた広い空間に反響する音が鼓膜を震わせる】
【棚の雪崩に呑み込まれたシアンを見て、然しマシラはその場に座ったままにも関わらず気を張った】
【『能力者がこの程度で終わる訳が無い』、相手を常に上に見る事が最善の秘訣である】

【迫り来る4つの腕、マシラは後方に跳び棚の上を連続バック転で移動して回避、尚且つその最中で曲芸師めいた器用さで鉄棒を組み立てていた】
【最終的に椅子にしていた棚の上から跳び上がると空中で鉄棒を振るい腕を纏めて叩き落す】

小賢しいわ

【地面に着地し構えた瞬間から視界には3つの影、分身か虚像か、どちらにせよ対処は必須】
【どれが本物かを見切るまでも無い、全てを叩き落すまで】

【先ず最短で向かってくるシアンに向けて鉄棒で突きを放つ、腹部に鉄棒が突き刺さり霧散する】
【その動きから繋げて鉄棒を払い遠心力を掛けた所で回り込むシアンを叩く、弾き飛ばされ霧散する】
【残る最後、上空より向かってくるシアンに対しては、払った鉄棒で自身後方の地面を突き、それを支点に自分の体を跳ね上げ、宙返りしつつの蹴りを持って迎撃を計る】
107シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)15:12:26 ID:HV4
>>106
振り上げた右手に能力を、霧散したエネルギーも再度集めて展開。形成するは龍の腕。

「悪手かな、それ。」

少年は口角を上げた。
張りぼてとは違う、明確な破壊力として形成されたそれを、迎撃の蹴りに振り下ろす。それがただの蹴りであるならば、そのまま押し潰すに足る威力。

近距離戦であれば彼の間合いだ。展開する能力がそのまま手数になりうる。
丁寧に張り巡らされた迎撃装置に、薬を流す工作員としての動き。相手は恐らく、正面切って戦闘する能力が高い訳ではない。
当然まだ能力もなにも見えちゃい無い、隠し玉は想定するべきであり、だからこそ決して、今の距離を逃してはならない。

振り下ろすと同時、左手より展開する腕。先にマシラを捉えようとした4本と同じもの。それが二つ。
左右に走り、背後から捉えようと動く。その軌道はマシラを円形に囲む結界のように。

//さっき入れ忘れてました……
//寝てたことに関してはこっちも遅れてから見に行ってるので気にしないでくだせぇ
108マシラ :2018/07/05(木)15:21:21 ID:vXe
>>107
チィッ……!

【蹴り上げた足が竜の顎に阻まれる、元より下から上への攻撃と落下の勢いを込めた攻撃では対応されると勝ち目が無い】
【弾き返されるようにマシラの体は地面へと、しかし素早く下半身を下に向けて捻り、地面に膝立ちで着地する】

【脚が痺れているが気にしている暇はない、視界の端に回り込む腕が見えたマシラは、膝を伸ばして体を跳ね上げ、バック宙で背後から迫る腕を回避、シアンと距離を取る】
【距離を取ると言ってもそれ程離れた距離ではない、こちらの得物が届くギリギリの、自分が一番得意となる距離だ】

【そこからマシラが狙うのは鉄棒での突き、着地した瞬間のシアンの、右足を狙って鉄棒を突き出す】
【しかもそれは打ち下ろすような動きで、シアンの脚を床と鉄棒で挟んで拘束を狙った動作だ】
109ジョーカー :2018/07/05(木)15:21:32 ID:Emd


――――調子外れの拍手だった。

やがて、ぴたりと女のそれよりもなよやかな合わさって、停止する。ディスプレイを見つめる目が、その内側を覗くのが困難なほどに細められ、三日月のような狂気を描いた。

「――こういうのも悪くないな。長らく生かしておくあたりが、気にくわないけど」

ラムネは影が薄く、それにともなって人との関係も希薄になりがちであったから。
それを埋めようとする気持ちが今回のような喜劇を産み出したのだと考えると、ジョーカーは人の精神が引き起こす複雑怪奇な果ての様に感嘆せざるを得ない。なぜなら彼の精神はともすれば昆虫より単純で、誰から見ても分かりやすいものだったから。

「こんなに良いものなのに、数多の構成員の中に埋もれちゃうってのァ、可哀想……」
「でもないのかな。目立たない方がやり易いだろうし……」

はたして、誰が送ったものか。
ジョーカーがいつもの通り安楽椅子に腰かける室内では、銃を持った刺客が居て。
しかしその頭部だけが床にたてられ、まるで理解ができないのうな面をして口をパクパクさせているのである。

「――なんで生きてるのか?って顔だね。なんの事はない。そういう異能もあるってこと」
「蜥蜴の元手盗り(ライフスナッチ)っつってね。相手の体から切り離した部位を支配下に置けるんだ。今君はおれの意思によってのみ生存を許されている水槽の脳ってわけね」

誰かを破壊するときに、一々感情を省みたことは無いけれど。ラムネを見ているとそれもまた一興かと思える。精神の崩壊を、死に様の断末魔を堪食する。そんな試みを、ジョーカーはふとしてみたくなったのだ。

「ちなみに、切り離す直後は相手に一切痛みはないんだけど、能力を解除して死に至るまでの数秒、筆舌に尽くしがたい痛みが起こることになる。そりゃそうだよね、傷みってだけで人は死ぬんだから……」

ぱちん、と、指がなった。

瞬間、首の断面が立てられた床にどろりと血が広がり、瞬く間に床を濡らしていく。
そのときの顔と来たら!苦悶などと言う一言では到底語り尽くせない。本来なら即死するほどの痛みを、能力解除の特性として失血死するまで彼は味わい続けなければいけないのだ。

瞼が痙攣し、口からぼこぼこと血と泡の混ざりものが吐き出され、涙は止めどなく溢れ。
やがてそれは、死に至り。完全に動きを止めた。


「つまんね」


――――やっぱぼしゃっと弾けさせた方が楽しいや。

そう考えながら、安楽椅子の上でやがて寝息をたて始める。生首は後でペインにでも片付けさせようと思いながら……。
110シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)16:47:42 ID:HV4
>>108
振り下ろす鉄棒は、そのまま彼の足を地へ縫い付けるだろう。抵抗らしい事はなにもしなかった。
彼はマシラの予測する軌道通りに動いて、着地するだろう。ただ

「君は優秀で、賢明な人間なのだろうね―――」

彼が回避した腕は弾丸ではない。回避すればそのまま突き抜けていく様な物じゃない。

「ああ、だが、しかし。僕を相手にするには少し、足りないらしい。」

宙に飛び、着地し、振り下ろす。それだけの動きがあれば、再び捕縛する事は可能。
回避した腕は再びマシラを狙う。鉄棒を振り下ろし拘束が成功する、丁度その刹那にてマシラを捕らえるだろう。
即座に反応すれば、抵抗の猶予はある。

追う腕は一本。もう一つの分は別の出力に。
両足に纏わせたエネルギーをバネとして、鉄棒の狙いが足からそれた瞬間に飛び出す。鉄棒がギリギリ届く距離、であれば彼の間合いに戻るまでのまた一瞬。接近が許されるなら、未だ消えぬ龍の腕にてマシラを地面に縛り付けようと。

//すいません遅くなりました……
//ここからは安定して返せると思います
111天音◆itOWld5gb6 :2018/07/05(木)16:59:11 ID:OgX
――――ちッ…ハズレか
やっぱ末端ごときじゃあ何も引き出せねェな

(路地裏の周囲に焦げ臭さを撒き散らしながら、彼女は悪態を吐く)
(その髪は腰ほどまで伸び、可愛らしい容姿とは裏腹にその口調は酷く荒々しく、身体にはピリピリと電気が走っている)
(彼女の前には二人ほど男が倒れ伏しており、どちらも身体をピクピクと痙攣させて身体が焦げ付いてしまっている)

両方殺すなんて阿保な真似はしねェよ、これは"挑発"なんだからなァ……
まァ片方は"殺す"が…精々"組織"に私のことを伝えろ

(そう吐き捨てれば彼女が纏う電気は搔き消え、その場を去ろうとする)
112マシラ :2018/07/05(木)17:05:32 ID:vXe
>>110
【突き出した鉄棒がシアンの脚を突く、しかしそこから追撃に出る前に、エネルギーの腕がマシラの肩に掴みかかる】
【そのせいで体制が崩れ追撃も反撃も遅れた、眼前に迫る竜の顎にも対応が出来ない】

【───鉄の棒が地面に転がり甲高い音を立てる】
【砕けた床、仰向けに転がるマシラ、竜の顎がそれを地面に縫い付ける】

……っぐ……!糞が……

【強い衝撃で地面に叩きつけられたマシラは、呻き声を上げながらもシアンに悪態を吐く】
【武器も取り落とし、身動きも取れないように見える、シアンから見ればまな板の鯉だ】
113龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)17:23:02 ID:2ce
>>111

「……これはアナタがヤったのネ?」

路地裏の奥の闇より姿を現したのは中華風の意匠が施された外套に身を包んだ一人の男。
男は焦げた二人の末端を見下ろしながら天音に問うた。
その瞳には静かな怒り。男の名は龍王(ロン ワン)。組織の構成員の一人である。

「……一つ教えて欲しいのネ。」
「この二人が何か堅気に迷惑掛けるコトしたってのならワタシも詫びるヨ。」
「でも、そうじゃないなら――――。」

龍王はギロリ、と険しい表情で天音を睨む。末端二人は龍王との面識は多少なりともある男達だった。
彼等は死んでいない、とは言えど手を出されたのならば彼女には如何なる形であれど落とし前を付けて貰わねばなるまい。

龍王は吸殻を持った左手を腰辺りまで降ろすと天音を睨む。

その身体から漏れ出した、殺意を乗せた紫色のオーラが路地裏を覆わんとした。
114シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)17:24:07 ID:HV4
>>112
―――――妙だ。
敵を地面に縛り付け、反撃の兆しはない。勝利した、そう言って良い状態の筈なのに、不安が消えない。
この男はまだ、能力の欠片も見せちゃ居ない。

情報を引き出さなきゃならない。殺しちゃいけない。なのに、今すぐにでも殺してしまわなきゃいけない様な。
違和感は警告になる。早く殺せとがなりたてる。

「―――抵抗は考えない方が良いと思うよ。
残念ながら僕に拷問の技術も無いし、吐くとも思ってない。
このまま学園に連行する。」

彼を押さえつけていた竜の腕が変形し、縄のように彼を縛る。
両手を胴体に縛り付け、足も当然拘束。首にもそれが巻き付いているのは、いつでも殺せるという意味だろう。
勘だけで、このチャンスを逃すわけにはいかない。不安を振り切り、彼は拘束を選んだ。

「所属、目的、工場の場所。
一切全部、直接体に聞かせて貰う。学園ならその手段も有るだろうし。」

縄は彼の腕に繋がっている。このまま何もなければ彼を引きずり、歩き出すだろう。
115マシラ :2018/07/05(木)17:33:35 ID:vXe
>>114
【───現在の自分の状況を考える、縄によって首、体、脚を簀巻きにされた状態、当然ながら腕は体に縛り付けられ、脚も両方が伸びるように縛られている】
【その縄が繋がる先はシアンの腕、先程からの彼の能力を見ると自身の形質変化、もしくは自身から発したエネルギーを物質として具現化する能力者だろうか】
【戦闘した時の手応えからして単純な運動能力も高い、そこに応用力の高い能力とくれば厄介としか言いようがない】

【だが、甘い】

───ままならんなあ

【シアンがマシラを引きずろうとした刹那、シアンの体は思い切り引っ張られる、それはシアンに繋がる、マシラを縛る縄を介して】
【瞬時に縄を解くか断ち切るか出来なければその瞬間にシアンは建ち並ぶ鉄の棚に叩き付けられるだろう、何列も並んだそれを薙ぎ倒すようにぐるりと体を旋回させられる】
【その中心にいるのは間違いなくマシラである、体を縛られているにも関わらずどうやってか立ち上がり、体全身のバネを使ったただそれだけの動作で、シアンの体をあろう事かぶん回したのだ】

ままならんわ、お前程度じゃ
116天音◆itOWld5gb6 :2018/07/05(木)17:35:28 ID:OgX
>>113

……この状況でむしろ他に誰がいるよ?

(突然現れた新手に対し警戒心を露わにする)
(やっとまともな奴が出てきたか、と不敵な笑みも浮かべて)
(だがその後の男の言葉を聞けば不快感を露わにした)

あァ…?てめェ、それ本気で言ってんのか?
堅気に迷惑?それに、なんだそりゃァよぉ…私に怒ってんのか?

――――ふざけるなよ?

(ダンッ、と地面に思い切り脚を振り下ろせば青白い閃光が迸り)

てめェらはこれまでも今からも迷惑掛けまくってるだろうがよ……
それを…何仲間の死に怒り露わにしてんだよあァ?てめェらにそんな人並みの感情が許されるわけがねェだろうがッ!!

(その殺意に向かい討ったのは激しい怒り、いや憎悪だった)
(周囲に激しい電撃が走りそれは龍王ごと焦げ付かさんと迫り来る)
117龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)17:55:01 ID:2ce
>>116

「……若いネ。」

龍王は両目を細める。出来れば戦いなんてしたくはない。
それなりの理由があるのであればこのまま彼女を見逃していた。だが、彼女のそれには理由なんて無い。唯の感情論。
ならば話は別。このまま力あるだけのガキを放っておいて組織の人員が削られるのは嬉しいものではない。
無力化して少し大人しくなって貰おう。

――――直後、龍王の身体を電撃が覆った。
激しい衝突音と共にその姿は見えなくなった。が、その雷撃が失せた所に残されていたのはほぼ炭と化した吸殻である。

「……。」

龍王は懐から四本の畳針を素早く取り出すと天音目掛け投擲する。

彼の所在は雷撃の着弾地点よりも少し離れた後方。即ち天音との間合いは更に広がった。

雷撃による黒煙が晴れぬ内に放たれた四本の畳針が天音目掛けて煙の中から姿を現すだろう。

――――雷撃使い。厄介だ。
勝てたとしても無傷で勝てる異能者ではないだろう。
龍王は次の一手を警戒しながら何処からともなく鉄扇を取り出す。

彼の得物。それは鉄の親骨に鉄の短冊を重ねた金属製の扇であった。
118シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)18:00:35 ID:QWw
>>115

「――――――!?」

動きの一切を封じたはずだ。関節も何も動けないようになっている筈だ。

(身体能力強化、にしてもおかしいッ……
動きの原理が分からない、これがあいつの能力なのか!?)

人型をしている限り、その体の構造が人である限り考えにくい動き。
来るはずのない衝撃に彼の体は浮き上がり、しかし縄を緩めることはなく。
ダメージと引き換えに手放すには重すぎるチャンス。
だが

「ぐっ……がっ……」

一つ、二つ、なぎ倒していく棚の三つ目。彼は頭部からたたきつけられる事になる。
それなりに頑丈に鍛えてある体だが、しかし脳に響くダメージは無視できない。
彼を覆っていた能力が剥がれて。隠していた青い打撲跡、破けた制服が露になる。
足場が無かろうが、能力による拘束は緩まない。だがしかし、縛れと念じている頭に直接ダメージが入れば別。縄の拘束が少し緩んだ。
然し彼もそれは自覚している。逃がすぐらいなら殺す。そこに迷いはない。
首に仕掛けた縄を思い切り締めようとするが、今だ曖昧な頭はうまく能力を使えない。
中途半端に力の入った縄は首からずれて、丁度仮面を引き剥がすような動きをするか。
119天音◆itOWld5gb6 :2018/07/05(木)18:06:24 ID:OgX
>>117

てめェら組織とかいう連中は今まで何人殺した?あァ?
それとも何だ?自分たちは殺してない、上の連中が殺したから関係ないとでも言いたいのか?ンなこといわせねェよ
それを見過ごしてるてめェら全員同罪だ、てめェらが語れることなんざ何一つねェんだよッ!!

(雷で仕留めきれていなかった時点で天音は次の行動に移っていた)
(身体に電気を纏わせ、無理矢理に身体能力を底上げしての跳躍。先ほどまで天音がいた場所には龍王が放った畳針が通過する)

(そして跳躍した天音は――――そのまま空中で突如向きを変え黒煙を超えて龍王へと上空から迫る)
(もう一つの能力を使い、それを空中の足場として使用した移動方法だがはたから見ればまるで空中を蹴るかのようにして進行方向が変わるその姿はどのように見えるだろうか)

いいかよく聞けェッ!てめェらの中には誰一人として生きてて良い人間なんざ居ねェんだよォッ!!

(そのまま空中からかかと落としを放つだろう)
(その脚には雷が迸り、もしも龍王がその蹴りを受け止めたのならばそれと同時に電撃がまるで爆発したかのように弾けるだろう)
120マシラ :2018/07/05(木)18:16:05 ID:vXe
>>118
【シアンがダメージを負った事で緩む拘束、それをマシラは見逃さなかった】
【瞬時に全身に掛ける力の流れを制御し、まず脚を、それから腕を、体を縄から抜いて行く】
【目にも留まらぬ早業、次の瞬間には今までマシラがいた場所には、彼の着ていたジャケットと、猿のマスクだけが残されていた】

───ふぅぅぅぅぅぅぅぅ…………

【マシラという支えを無くしたシアンの体は遠心力によって投げ出されるだろう、その最中に見えるだろうか】
【両脚を確りと地面につけ、腰を落として息を吐くマシラ、そして何よりその貌が】
【刈り上げた髪、丸い眼鏡、その顔にシアンは見覚えがあるだろう───違いがあるとすれば、その険しい表情と、顔に刻まれたX字の傷跡くらいか】

シィッ!!

【そしてそれを認識している間も与えないと、マシラはシアンへと駆け出した、『視界から一瞬で消える』という化け物じみた速さではないが、人間の括りで言えば十分に速い】
【シアンへと接近したマシラは飛び上がり、落下の勢いを付けた右脚での踏み付けを放つ】

【───マシラという男は戦闘において能力を使う事はない、否、『能力を使う事が出来ない』】
【能力者ではあるがその能力は奥の手も奥の手、使う事が出来ない能力である事を自覚しているが故に、それを補う為の戦闘力を訓練によって手に入れた】
【単純な肉体の練磨と戦闘知識、そして各種格闘技と武術の技、それがマシラを工作員とは言え組織構成員として成り立たせている理由である】

//申し訳ありません、飯落ちします
121龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)18:23:21 ID:2ce
>>119

「―――確かにそうかもしれないネ。」

龍王は脳裏にジョーカーを思い浮かべた。あの狂人を放置する組織もまた同罪かもしれない。
現に『ソーマ』という形で一般人達にまで大きな被害が出てしまった。それは最早取り返しの付かない程に拡散し―――。

迫る天音の踵落としを龍王は回避を試みたものの、地面と衝突した踵より爆ぜた電撃が龍王を襲う。
彼は感電し苦悶の表情を浮かべたが素早く鉄扇を構えると右脚を踏み込み、鉄扇による刺突―――
と、見せ掛けて、真の狙いはその手に握られた三本の針。鉄扇が虚空を突くと同時にその手を針が離れる。

至近距離から放たれた針の一本は天音の喉元を目掛けて。もう一本は右目を、最後の一本は左目へと向かう。

「―――見ざる。言わざる。」

龍王はニタリと笑った。
まずはやかましいその声を奪う為の一手。
何かが顔へ飛んできた時に人は反射的に眼を守ろうとする。即ち眼に意識が集中し、喉元の守りが疎かになる事を狙った。
例え当たっても命に別状はない。暫く声帯が潰れる程度の傷。
122龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)18:30:23 ID:GMn
【元素の合成と言うアドバイスに対して、あまり良く分からない様子で】
【右手に風を、左手に水を出しながらそれを合わせる、すると水が風に吹かれて飛び散るだけである】

元素の合成ってこれの事じゃねぇよなぁ

【そんな事を呟きながらたどり着いたのは、例の薬による暴徒が暴れて死んだ場所】
【其処に到着したならば両手をポケットに入れながらその場に佇み、周囲を見渡す】
【今更こんな所へやって来ても、有益な情報を入手できるとは思わないが】

……はぁ、あたしは情報収集って苦手なんだよなぁ

【そんな事を言う。対組織勢力『サラマンドラ』の方の仲間集めもしなければならない】
【そちらもまだ、伊集院と墨音と自身の三人だけなのだから】
【組織へと迫る事と、戦力を集める事。やる事は多い…】
123天音◆itOWld5gb6 :2018/07/05(木)18:37:12 ID:OgX
>>121

(鉄線による刺突。それを避けようとしてふと違和感に気付く)
(龍王の動きは確実にこちらを狙ってきている、しかしそれはまるで――――)

ッ…!!

(気付いた時にはもう遅い。鉄扇が虚空を突き、すぐさま龍王のもう片方の手を握ればそこに握られていたのは針だった)
(――――だがここで龍王が気付いていない"もう一つの異能"があるということが龍王のその攻撃を妨げる)
(両眼に飛んで来た針、普通ならば避けるか手で防ぐかの行動をとるだろう。だが天音にはそんな必要はない)
(ただ壁を作るだけで良い)
(目に飛んできた針はまるで壁にぶつかったかのように空中で弾かれ地面へと落ち、そしてその隙に喉元を手で覆うことで喉元への針も防ぐ)

――――私にばっかりかまけるのは良いが…そこの転がってる二人に飛び火しても良いのかねェ?

(手に針が刺さり鮮血が舞うがそんなものは御構いなし、その至近距離で全力で自身を中心に電撃を周囲に放つ)
(しかしそうなれば当然天音自身も少なからず電撃のダメージは受けることになるだろう。そして、その一撃は今は気絶している先ほどの構成員のところまで範囲内であり、何かで覆い被さるか何かしなければその電撃をモロに食らってしまうかもしれない)
124シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)18:55:19 ID:QWw
>>120
投げ出された体を起こす。朦朧とした頭はどうにかはっきりしてきたが、頭部の熱は消えない。
血を流していた。ちょっと、まずい。

「艮辰美……っていうのは、ちょっと、安直か?」

それは願望に近かった。記憶のまま、あまりにも一致している。
朦朧と、この貌。立ち直りを少し遅らせて。目に見えない速度ではないはずだが、接近を許してしまう。

「ぐっ……!?」

両手にオーラを展開して受け止める。そうしなければ死が見えた。
動きが違うのか、それとも自分の動きが鈍り始めたか。

展開したオーラを肥大化させ、疑似的な爆発のようにしてマシラを突き飛ばす。
現状できる精一杯の抵抗がこれ。立ち直るにはまだ時間がかかるか。

//すいません、私も遅くなりました
125蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)18:55:33 ID:Emd
>>122

――――麗華の背後から、ずるりと。

身の毛もよだつような殺気が放たれた。


――それに反応して振り向けば、そこには漆黒のロングコートを身に纏い、花弁のような口を趣味悪く開くモンゴリアンデスワームのマスクを被った男がたっているだろう。

『どうも、龍神麗華さん』

マスクに仕込まれたマイクがそうさせているのか、放たれる声は機械的なノイズが混じる
夕焼けが思わず目をしかめたくなるような血の色を垂れ流す街路の光景の中、それは麗華たちの世界とは生き方を異にした闇のじめつきを纏って、ただ静かに立っていた。

『早速なんですが、ちょっとうっとうしいのでくたばって頂けますか?』

懐から取り出されるはソードオフモデルの狩猟用ショットガン。轟音と共に背後から散弾が襲う。しかも、それに触れた瞬間、麗花の皮膚は爛れて、酸に焼かれたような激痛が傷口を襲うことになるだろう。
126龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)19:01:35 ID:2ce
//レスが吸われたァァァ!!!
//すみません、少しお時間頂きます……!
127龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)19:03:22 ID:GMn
>>125
【ぞわり、そんな感覚が背中を過ぎった】
【そして振り向けば、変なマスクに変声期……思えば組織の人間はこうして"顔"を隠していた】
【恐らくビンゴであろう】

テメェが組織の連中か!!

【そして、右手を振るうと麗華の目の前に現れたのは火柱、ショットガンの、麗華に命中するであろう弾丸はそれに侵入し、彼女に触れる前に爆発した】

いきなり襲って来るたぁいかにも悪の組織らしいやり方じゃねぇか

【そして、左手を振るうと、多量の水を発生させながら、蚯蚓へと、その水を飛ばす】
【それで致命傷は与えられないだろうが、ショットガンのような火器と言うか、火薬は水に濡れると機能しなくなるのは感覚的に知っている】
【そして、得体の知れない相手、その行動をしながら後方へ跳び、距離を取る】
128マシラ :2018/07/05(木)19:06:54 ID:lAp
>>124
ほう、あいつの顔見知りかい……まあ、学園にいるなら知っとるか

【シアンのオーラを踏み付け、マシラは彼の言葉に耳を傾ける、それくらいの余裕はあった】
【爆発するオーラの衝撃を逆に利用しマシラは上方へと跳び上がる、そしてあろう事か彼は天井に〝着地〟した】

【そこから更にマシラは跳ぶ、重力加速度を更に両脚の瞬発力で強化して狙うは今よりも強化されたストンピング……ではない】
【マシラが跳んだ方向は鋭角に、シアンではなく周囲に立つ鉄棚を足掛かりに蹴って真横からシアンを強襲する】

ま、ここで死ぬお前にゃどうでもええことや

【撹乱を兼ねた角度変化を用いた飛び蹴り、それはシアンの左方から迫る】
129龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)19:17:55 ID:2ce
>>123

何が起こったのか。彼女の目に迫った針がまるで壁に当たったかの如く地に堕ちた。
雷撃の能力の他にもう一つの能力を持っているのだろうか。
だとすると――――

("二重能力者"――――。)

厄介だ。能力の正体が掴めない以上は慎重に攻めるべきか。
天音が放つ電撃、その範囲には構成員達も含まれている。此処で彼らを庇いに行くべきか、否か。
龍王は彼らの命と自分の命を天秤に掛けた。もしも彼らを庇いにいって自分が深手を負えば、自分はこの女を止められない。

この女は彼らと自分に留まらず多くの末端構成員を狩るだろう。その力のままに。
―――ならば、今は彼等よりも自分の命を優先すべきだ。

それは天音にとっても少々予想外の行動だったかもしれない。龍王は可能な限り飛び退き、電撃の威力を最小限に抑えた。
全身に電流が流れ、だが、強く歯を噛みしめて堪えて着地。
一方の構成員達は電流の波に飲まれた。

「―――ワタシが取捨選択出来ない程マヌケだとは思わない方が良いヨ。」

龍王は放電後の彼女の硬直を狙った。今、攻撃を叩き込むならば今しかない。
接近すれば電撃。とは言え、離れての飛び道具は影に防がれる。
壁の強度は不明だが、あれは鉄並の硬度を持っていると仮定して動くべきか。

「派手で嫌いなんだけどネ、ワタシの能力……。」

出し惜しみして勝てる相手ではない。

「―――死なないでネ。」
一言。

龍王はスウ、と息を目一杯吸い込んだ。――――そして、一気に吐いた。
吐かれた息は黒煙と化して龍王の前方を漂う。
それは唯の煙ではなかった。微かに赤熱を帯びたそれは炎を同等の温度を持ち、即ち高温の蒸気の様なもの。

その黒煙に対して龍王が鉄扇を一振りすると黒煙は熱を帯びた竜巻と化し、天音目掛け一直線に突き進む。
物体に衝突すればその衝撃で火の粉が四方八方に飛び散るだろう。
130蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)19:18:10 ID:Emd
>>127

――人間の体は本来、急激な加速を行えるようにはできていない。しかし、蚯蚓は腐っても構成員であり、肉体はその実、凄まじいまでの鍛練によって練り上げられている。


――――震。

その一瞬、世界が揺れたようだった。本来ならば拳撃に際して行う震脚を、あろうことか移動のための急加速に利用する手管。
地面を踏み締め脚への反力が発生するまでの一瞬の空戟を利用し、上体を前方に傾けまるで蛇のように低空を疾走する。

『舐めちゃいけない――あ、これ欲しかったですか。あげますよじゃあ』

龍神が銃を潰そうとしたことに気づいて居たのだろう。そんな軽口と共に手の中で銃を回し、熱された銃身を握り混む。手袋をつけているゆえの無謀な持ち替えの果て――。

『――――――せーの』

停止――否、踏み込み。疾走の勢いをそのまま振り回す遠心力に変えて、龍神の膝を横からへし折らんと銃床による打撃を狙い。
しかしそれすらもほぼブラフ。回避するか防ぐかを行った時には、蚯蚓の体は再び震脚を利用した加速によって疾走し、至近に立ち。



『――――そるァッッッッッッッッッっっ!!』

身長差を利用した、高高度からのチョッピングライト――即ち打ち下ろしの拳によってその顔面を狙うだろう。そして当然、これに当たれば麗華の顔はぐずぐずに腐ってみるに耐えない様になってしまう。しかし、それを予測できるようなオーラは、拳にはなく。

あくまでもただの拳として写る。蚯蚓の異能の特性であった。
131龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)19:18:11 ID:2ce
//遅くなってしまい申し訳ないです……
132シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)19:29:53 ID:QWw
>>128
思考はいったん捨てる。あとで考えればいい。今はとにかく、もう一度捕らえる事だけを考える。
幸い目で追えない速度じゃない。天井に着地する、それらの不可解な動きはともかくとして狙いは明白。
―――近接戦闘。であれば、こっちの分はまだある。

「――――――殺せると、」

強襲は確かに、飛び蹴りは確かに彼の体を捉えた。そのまままた棚に叩きつけられる。
吐血。砕けた内臓からあふれる血がこぼれる。が

「思うかよッ……」

彼の全身から展開されるオーラが無数の腕となって、またとらえようと。
意識はまだ保つ。であれば体はどうにでも動く。少しでもマシラが引く素振りを見せれば、彼は攻勢に回る。
砕けた骨も、壊れた内臓も、オーラを纏わせて強引に動かせばいい。殴打。顔面に向けた一撃がマシラへと飛ぶ。
133龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)19:31:34 ID:GMn
>>130
【後方へ跳んだが……すぐさま距離を詰めて来た相手、この相手は強い、腐っても組織構成員と言った所か】
【そして放たれた足を狙った一撃……その一撃は彼女の足に当たる前に、何かに阻まれるだろう】
【それは、彼女の左側から来た一撃に対し、地面を能力により盛り上がらせて防いだ】
【即席の、防御壁である。そして、麗華も組織の相手となると、その表情は普段とは違っていた】

……こうやってテメェらは、うちの学園の連中を殺してきたのか

【脳裏に浮かぶのは、寮破壊、学園への襲撃】
【その顔つきは、現在生徒会長として穏やかになった彼女のものではない】
【かつて、『竜姫』と呼ばれ恐れられた彼女の姿そのものであり】

覚悟は出来てんだろうなぁぁぁぁぁああああ!!

【迫り来る右拳?のチョッピングライトに対して、顔を右にヘッドスリップさせて空を切らせ、そして左手でその右手に被せるように。クロスカウンターの一撃をその顔目掛けて放つ!】
【左手には火の異能の力を纏い、もしヒットすれば、その打撃部位に爆発を起こすだろう一撃】
【異能により、掠った左肩の服が腐って崩れたか】
134龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)19:33:17 ID:GMn
//顔を左にヘッドスリップです
135龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)19:33:45 ID:GMn
//何度もすみません、右で良かったです
136マシラ :2018/07/05(木)19:44:43 ID:lAp
>>132
思っとらんと脅しでも殺すなんぞ言わへんわ、お前らとは覚悟も経験も違うねん

【顔面に迫る殴打、それが自分の射程範囲に入るまでマシラは微動だにしない】
【着地して体制を立て直した所から、拳が一定の距離まで来た所を蹴り上げる】
【真っ直ぐに向かって来た攻撃を下から蹴りで弾いた、ただそれだけの行動、180度近く開き頭上へと片脚を向けた姿勢がシアンには見えるだろう】

まさかお前、未だにオレを捕まえる気でいるんやあらへんよな?
まだオレを生きたままで倒せるとか考えてないやろな?

せやったら、甘いわ

【頭上に伸ばした片脚の膝を曲げ、そのまま突き下ろす、震脚によってマシラの周囲ごく狭い範囲が揺れた】
【そこから、足元に転がっているクーラーボックスを3つ蹴り出してシアンへと飛ばした、ボールのように軽く蹴り出す動作は驚異的ではあるが、飛ばす物自体はただのクーラーボックスだ】
【それなりの重さはあってもスピードも速くはない、防御も回避も容易だ】


【……が、クーラーボックスが防御により弾かれようと回避されようと、衝撃によって開いたその中身からは白い煙が流れ出すだろう】
【僅かな空気の揺らぎに振れながら地面に停滞する煙、果たしてそれは害となる物か否か】
137天音◆itOWld5gb6 :2018/07/05(木)19:45:55 ID:OgX
>>129

………そうそう、それでいいんだよ
そうやって見捨ててる方がてめェららしい

(電撃を浴びた構成員二人は息も絶え絶えで虫の息…だが辛うじて生きてはいた)
(天音の方は身体がところどころ火傷のようになっていたが未だ戦える状態で)

黒煙…?

(龍王が吐き出した黒煙。それは見た目だけで高温を帯びているというのが分かる)
(いわゆる火砕流のようなものだろうか。それが鉄扇の一仰ぎで竜巻へと変わりたちまちに破壊の権化と化す)

ふざけた異能だなァ…なら張り合ってやるよッ…!!
――――『雷霆(ケラウノス)ッ!!』

(まるで雷を手で掴むように、いや事実掴んでいた)
(高出力の雷はみるみるうちにその大きさを増していき雷の束となる)
(そしてその雷の束を横薙ぎに振れば黒い竜巻とぶつかり合って凄まじい轟音と光が飛び交う)

//お気になさらず!
138蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)19:46:19 ID:Emd
>>133

『ッとォッ!?』


――――――素早く右手を引き戻し、返す刀の左バックハンドブローで腕の部分をパリング、進路を反らされた拳が頬を掠り。
そのまま左ジャブを二発顔面に向けて放り、その反応を見ることもなく下がっていた右半身を一気に前につき出す様に前進して。

『覚悟なんてもんはありませんけどね、こっちとしても仕事なもんで。ぶっちゃけ糞五月蝿いガキが百人死のうが万人死のうが知ったこっちゃないんですわ』

――――一瞬のけぞり上がった上体が溜めた力は、バネが解き放たれるように斜めの軌道を打ち上げる拳へ伝達された。スマッシュ!
至近距離で使う拳ではないとはいえ二人の間には大正義の体重差が存在する。顔面のど真ん中を狙うそれに当たれば多分、容易く紙屑のように、麗華の矮駆は吹き飛ぼう。
139ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)19:48:07 ID:pcq

(喫茶エスポワール店内にはクラシック音楽が流れている)
(時刻は午後5時半を過ぎた頃だ)

(――今日は珍しく客が多い日だった)
(食器を片付けながら、ドラゴンはそんな事を思う)

(時折客が口にしていたのは、「今日はあの男の子はいないんですか」という言葉だ)
(ガロウズから聞いている。この間、自分が店にいる時にも来たあの少年の事だろう。確かに今思えば、中々整った顔立ちをしていた)
(やはり容姿というのは大きな武器か、と考えてしまうものだ)

(エスポワールは時折店員が変わる)
(ドラゴンがどうしても外せない用事等で外出している時には、「黒龍」の構成員が代わりを務めるのだ)
(だが、今日の様にドラゴンが店にいる時は、ドラゴンのみで対応している)

……ふむ、そろそろ閉めるか?

(時計を見て呟いた)

(アンティーク調の店内。木製の丸テーブルが二つ。それを囲む椅子が四つずつ、それにカウンター席)
(メニュー表には簡素な文字で、飲み物類や軽食類の名称が一通り)
(隅には、控えめな音量で流れるテレビが一台)

(喫茶エスポワール、今日はもうすぐ閉店。しかし、まだ店は開いている)

//絡み待ちです。
140龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)19:55:45 ID:GMn
>>138
【左手のカウンターは弾かれ、クリーンヒットとはいかなかっただろうが、掠った、当たりはしたのだ。その瞬間に小規模な爆発はしただろう】
【そして迫り来る左ジャブ、ちっと舌打ちしながらも右手で、腕の手首辺りを弾いて起動を逸らしつつも、上体を動かして回避するが】
【その次に迫り来るスマッシュには反応が遅れる】

くそったれが!!

【左腕を前方にしたクロスアームブロックにより、スマッシュを受けるが、その一撃を全て受け切るには麗華の体重は軽い】
【そのまま後方へと飛ばされるーーーが】

テメェも吹き飛びやがれ!!

【後方へ飛ばされながら右腕を振り下ろすと、発生するのは風の刃、所謂カマイタチである】
【激しい風の暴力である、それが数本、波打つように蚯蚓へと迫る!!】
【そして麗華は着地すると、そのまま左手を地面について、蚯蚓の次の行動に備える】
141天音◆itOWld5gb6 :2018/07/05(木)20:00:25 ID:OgX
//次の返信遅れます…!
142蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)20:08:22 ID:Emd
>>140

(はい、回避は無理)

――――蚯蚓が淡白にそう思った瞬間、全身を暴風が吹き飛ばし、肉体の節々が裂けて血が舞った。マスクがある顔面だけは守ったものの、決定的とも言えるダメージが刻まれる。

――――決定的?

(いいや、これからだね)

末端の手管は未だ健在。地面を転がり様落ちていたショットガンを拾い直して。
立ち上がって跳躍すると、窓ガラスの中へ突っ込み、ビルの内部へ待避。

(アニメやゲームなんかだとあっさり流されがちだけど、残念ながらリアルだとこいつが欠かせないプロセスなのよね)

銃身を折って解放し、弾を抜いて、今度は熊狩りなどに使われるスラッグを装填。
これにより腐食と高威力のシナジーが発生し、並みの装甲なら貫ける効果を得る。

――がしかし、まだ撃たない。蚯蚓は龍神を振り替えることをせず、その場から身を翻してビルの内部を駆け始めた。その背中位は見えるだろう、追うか追わないかは自由だが――。

(逃げたと思われるならそれはそれでめっけもんだよな、隙ができるもの)

そう思いながら、蚯蚓はマスクの内側でペロリと舌なめずりしているのだった。
143龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)20:09:46 ID:2ce
>>137

――――竜巻は雷と衝突し激しい発光と共に相殺した否、貫いた。
竜巻の向こう、龍王の右肩を光の如し一撃が穿つ。それと同時に龍王の身体を強い電流が流れ―――。

「カハッ……」
身体が焼ける。筋肉が動かない。

「―――まだヨ……。」

―――衝突の際の未だ止まぬその光の中で龍王は既に構えて次の一手を打っていた。それは"呼吸"。
再び吐き出される息は徐々に何かを形成する。
やがて―――光が晴れる頃には黒煙が立ち上るのみで龍王の姿は其処には無かった。

「――――だからこそ。」
「ワタシがここで負ける事は"許されない"……。」

龍王の声が響く。見れば、その黒煙は何か蛇の様な腹を形成していた。否、蛇ではない。
黒煙が形成していたもの、それは"龍"であった。
龍王はその龍の頭の上から未だ身体が動かぬ故にへたり込みながら天音を睨み下ろし、震える右手で鉄扇を天音に向けた。

「此処で無力化する。アナタを。組織の為に。犠牲になった彼等二人の為にも。」

「――――『紫焔の龍』。」

龍王が紫色のオーラを込めて鉄扇を微かに振るうと龍は咆哮を上げながら天音に食らい付いた。
路地裏をその烈火の如し体温で焼きながら、彼女を骨のみにせんとして。
どうやら龍は炎の塊の様なもので、例外的に龍王が接触出来ているだけで他の一切のものはすり抜ける様だ。

それら全てのトリガーとなっているのは恐らくはあの鉄扇である。

仮に命中しても命を奪うつもりはない。
"無力化"。それが一貫して龍王の目的だったからである。
既に龍王は鉄扇を片手に"能力解除"の構えを取っていた。彼女に命中すれば少し炙った後にすぐに解除され、龍は霧散して消えるだろう。
144シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)20:10:40 ID:QWw
>>136

「忠告どうも……」

弾いたのが右腕のみならば、まだ腕は残っている。殴打の前に伸びたエネルギーの腕。
振り下ろされた足を掴んだ。捕らえた。

「自分の身を、心配すればいいと思うけどッ!」

弾かれた腕ともう一つ、もう片方の腕に龍の腕を展開する。
耐性は崩れているが、それはそういうものじゃない。如何なる状態であれど、意のままに動くもの。
であればただ腕を突き出す、それだけの動作だが、その竜腕は変わらぬ破壊力を保つ。
それは正面から飛ぶクーラーボックスごと、マシラの体に叩きつけられるだろう。

恐らく、傷の数は彼の方が多いか。頭部にダメージを負ったのが致命的だろう。
だが、それでもあきらめた様子はない。あがき続ける。

(……死ぬつもりは、ないんだけど。)

撤退するとしても、まだ推せる、動ける範疇。それが判断ミスで無くば良いが。
145典宮陽梨 :2018/07/05(木)20:10:45 ID:foD
>>139
ちらりちらーり…

【コソコソと何やら店内を覗き見る怪しげぐるぐる眼鏡女!アヤシイ!】
【どうやら先日通り掛かった時にコワモテの店員さんにビビって帰ったのだが、やっぱり気になってやって来た模様】

…や、やってるすかー…?

【ようやく意を決してご入店、まるで肉食動物の領域を侵犯する野ウサギが如し!】
146龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)20:15:13 ID:GMn
>>142
【迫って来るかと思うとビルの方へと退避する蚯蚓にちっと舌打ちし、その場で立ち上がるとビルの方へと翔ける】

逃すかよ!!聞きてぇ事は沢山あんだよ!!

【そう言いながら、ビルの内部へと侵入するだろう】
【全周を警戒しながらも、蚯蚓を探していて、ビルの内部を動き回る】
【さて、彼女とクイーンである聖良は親戚、即ち何処かその顔つき等からは面影は感じるかも知れない】
147ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)20:15:40 ID:pcq
>>145

うん?ああ、いらっしゃい。

(カウンター裏に立つドラゴンがそう声をかける)
(今日はドラゴン一人だけだ)

まだやってるよ。もうすぐ閉めるがね。……なんだね?何かあったのかね。

(やけにビクビクしている典宮の様子に首を傾げ乍ら、コップを手に取ると氷を入れ、水を注ぐ)

兎に角座りなさい。好きな席に。
148デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/05(木)20:15:59 ID:RG4
>>139
「こん、にち……」
「は……ッと」

ドアを開け、人目を忍ぶように入ってくる男。
脱色したぼさぼさの髪を持つ男、デステロは黒いレザースーツで姿を現した。
どかっと音を立ててテーブル席に着くと、メットを脇に置いて足を組む。

「コロンビア」

そして素っ気ない口ぶりで、短く溢すのであった。
149デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/05(木)20:16:22 ID:RG4
/被ってました!なので退きます
150デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/05(木)20:16:58 ID:RG4
>>149
/「後なので」です。脱字失礼しました
151ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)20:17:09 ID:pcq
//私は3人でも平気ですが、典宮さんは如何でしょう。
152東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)20:19:15 ID:NMC
【東雲五十鈴、夏風邪から復帰して久しぶりの登校】
【まあ、明日には夏風邪が再発してまた休みが続くことになる予定なのだが】

【ソーマ関係のアレコレで、研究室に篭りっきりだった彼女】
【患者の治療が一段落したことで得られた束の間の平和、息抜きを兼ねて学校に登校したのだった】
【そうして現在は放課後、彼女はというと屋上に一人寛いでいるのだった】

……ヤジマの社長さんには感謝しないとねぇ
今度、菓子折りを持っていかないとねぇ~。それとも手作りの方が喜ぶかしらぁ?

【通信端末にてメールの確認を終えたなら、彼女は息を吐きつつフェンスに背中を預ける】
【ここ数日は寝る間もない状態が続いていたせいか、こうして息を抜いた途端に眠気が襲ってくる】
【偶には、そういうのも悪くないと思えば、夏の風を肌で感じつつ、五十鈴は瞳を閉じるのだった】

【普段であれば、何だかんだで本当に油断した姿なんて決して晒さない彼女】
【けれども今は屋上にただひとり、小さな寝息を立てる保健委員長の姿は、とても珍しいものだった】
153天壌聖良◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)20:20:55 ID:GMn
【TVではこの人が札幌ライブを終えた所であろう】
【ライブが終わった所で、現地アナウンサーと会話をしていた】

「札幌のお客様はどうでした!?」

いや、とってもノリも良くて楽しかったですよぉ♪私この街好きになっちゃったかもぉ

「札幌と言えばここら辺どっか巡ってみたり?」

それがねぇ、お馬さん沢山居るじゃないですかぁ、だから乗馬してみたんですよねぇ、そしたらお馬さんに振り落とされて危うくライブできなくなる所でしたぁ

「それ、シャレになってませんよね」

【そんなインタビューの様子が映っていた】

//ただのTV中継です
154典宮陽梨 :2018/07/05(木)20:22:10 ID:foD
>>147
…おっ、なーんだ今日はふつーのおじさん…

【ほっと一安心、お邪魔しまーすと歩を進める】

もう閉店なんすか、一杯だけいいすか?

【なんて言いながらもちゃっかりカウンター席に腰掛けていた、頼む気満々!】
155典宮陽梨 :2018/07/05(木)20:23:00 ID:foD
>>149
>>151
//ペースはのんびりになりますが、こちらも別に大丈夫ですよー
156ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)20:23:49 ID:pcq
//では、次私がお二人へと返します。
//以降、デステロさん→典宮さん→私、という順番で。
157マシラ :2018/07/05(木)20:23:53 ID:Prs
>>144
【蹴り足を掴まれる、片脚立ちという状態となり、思うように動作が不可能となる】
【拘束、同時に高威力の攻撃───単純ながら強力で完成された動作、これが確定した時に切り抜けられるかどうかが手腕を試される所だ】

【マシラという男は、それが出来る】

【マシラが動かすのは拘束されている方の脚ではなく、床についている軸足の方、片脚を掴むシアンの腕を支えに利用しふわりと体を浮かせると、放たれた竜の腕を正面から足裏で蹴りつける】
【その瞬間炸裂する閃光、そして衝撃───シアンの放った竜腕の威力に匹敵する衝撃が真正面から叩き付けられた】
【マシラの隠し持つ隠し武器の1つ、シークレットブーツの底に仕込まれている爆発機構が、絶好の機会とばかりに披露された】

【爆発の衝撃により竜腕を弾き返し、更に反動で距離を離す、着地したマシラとシアンの周囲には既に白煙が漂い始めていた】

……あーあ、やっちまったわまったく
本当は違う所で使う積りやったんやけどなあ、この『毒ガス』

【周囲を漂う、クーラーボックスから放たれた白煙、それらを眺めながらマシラはシアンに不敵に笑ってみせた】

ま、えぇわ、オレは耐性付けておいたしお前よりは長生きするやろ
なあ、息苦しくなって来たならさっさと逃げた方がえぇで?背中は刺さんでおいたるわ

【見せ付けるのは余裕、戦闘によるダメージとスタミナの減少をひた隠しこちらはまだ万全に近いと見せかける】
【白煙は、徐々にその濃度を増していく】
158蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)20:26:08 ID:Emd
>>146

――蚯蚓は思いの外早く追ってきた龍神に舌打ちしつつも、なり振り構わず全力疾走。
もっとも、肉体から垂れる血痕を辿れば彼のあとを追うのは容易かろう。

必死ゆえに頭が回ってないのかもしれない、彼はそれを消すこともせずに二階へ上がり、トイレへ駆け込むと、個室の中に入り――。



――――意味ありげに、微笑んだ。

ここまで追ってくるのは容易いだろう。そして、男子トイレに駆け込み、彼のロングコートの血濡れた裾が、トイレの個室に挟まって除いているのを見つけるのも。
159ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)20:30:43 ID:pcq
>>148

む。いらっしゃい。

(氷水が入ったコップを目の前に)
(棚から豆が詰まった紙袋を取り出して、ミルにセットする)

>>154

……別の店員の時に来たかね。
生憎、私が店長でね。基本は私一人だよ。

(カウンター席にもう一つ氷水のコップを置き)

構わんよ、丁度もう一人客も来た所だ。

二人共ゆっくりしていくと良い。
160天音◆itOWld5gb6 :2018/07/05(木)20:31:08 ID:OgX
>>143

――――龍退治ってかァ…?

(目の前に広がったのは巨大な龍だった)
(黒煙で形成された龍は天音の小柄な身体に対してあまりに巨大過ぎた)
(しかし見上げる天音のその瞳には諦めなど微塵なく、むしろ憎悪の色がより濃くなったのが分かるだろうか)

殺す…てめェら組織は、絶対に…全員ッ…!!

(身体に再び雷を纏う。出力は最大に、それと同時に身体にかかる負荷もまた多大なものに変わっていく)

てめェらはッ…!生きてちゃいけねェんだよォッ!!!

(苦痛に顔をしかめながらも憎悪を力に変え、そして一筋の稲妻となって天音はその龍へと飛び込んで――――)

(身体が熱い、いや焼けそうだ)
(そんな痛みが身体全身に届いた瞬間にその龍は消えてしまった)
(そしてあまりの熱さに気を失ったのか、天音はそのまま地面へと墜落しピクリとも動かない)
161龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)20:35:35 ID:GMn
>>158
【蚯蚓を追って、そして血痕を辿ると、到着するのは男子トイレの中】
【流石に侵入を躊躇う場所であり、ちっと舌打ちする】

おいこら、追い詰めたぞおい、いい加減出て来たらどうだ?

【しかし反応が無い、覚悟を決めて侵入するしかないかと思考】
【しかし、入り込んでる場所が場所、罠の可能性も考慮する】
【普通に考えれば、女子が男子トイレに入る等、逆にこちらが犯罪者に仕立てあげられかねない】

(そんな事も考えてられねぇか)

【そして、近くに居た警備員に、ここに犯罪組織の人間が逃げ込んだと説明して、入るぞと断りを入れてから男子トイレに侵入】
【すると、コートの切れ端が見える、其処に居るのかと思い】

おい、其処に居るんだな?もう観念しろや、テメェらの目的はなんだ?なんで学園を狙う?洗いざらい吐いてもらうぞ

【罠の可能性もある、迂闊に近づかずに、そうその個室に向けて呼びかけて】
162デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/05(木)20:41:15 ID:RG4
>>156
/すみません今気が付きました。急いで書いてきます
/典宮さんもおねがいしますー
163蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)20:42:33 ID:Emd
>>161

――――個室から返ってくるのは無言ばかり。


(こう言うとき、僕ってかなり辛抱強いんだよね)

――――結論から言ってしまえば、この時蚯蚓は既に個室の中には居ない。床を崩せばばれかねないと言うことで、便器の中に手を突っ込んで本体内部を腐食させ空間を形成し、便所の地下、排水のための管が密集したごく狭い空間に辛うじて匍匐していた。


――だが、冷静にみれば粗は多い。意を決して個室に飛び込んで見ても中には誰もいず、罠らしきものも見えないだろうが。
僅かに縁を崩れさせた便器を開け放てば、まるで酸にでも溶かされぽっかりと開いたかのように漆黒の空間をあけた便器の内部が丸見えになるだろう。が……
164デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/05(木)20:47:03 ID:RG4
>>159
「おやっさん、今日はあのボウズはいねェのか」

隣のテーブル席に腰掛けている女性に目をくれると、興味無さげに逸らす。
デステロは痛い程に冷えた水を一口に呷ると、静かに問いかけた。

水の入ったグラスを置くと、デステロはもみあげの短い毛を撫ぜた。
顎鬚を剃ってしまってから、どうにも顎に触れる度、手が寂しいのだ。
そして今では色の暗いもみあげを触るような癖がついてしまっている。

「スタッフは多いに限るぜ、商売敵からの忠告だ」

その分サボれるからな、そう短く付け加えると自嘲的に嗤う。
むせかえるような掠れた笑い声に続き、眼を見開いて突如咳き込む。
口元を拭う手は、薄く掠れたような赤で汚れていた。

「いけね、ナプキン頼むわ……紙のヤツ」
165蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)20:47:10 ID:Emd
//あ、かきわすれですがコートは脱いでドアに挟んでただけです
166龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)20:48:50 ID:GMn
>>163
【返事も無く、個室の中を見ると、怪しげな便器】
【それを見ると、内部が腐って崩れ落ちている】
【あくまでも警戒は絶やさない、奴はまだ、何か企んでいる、そう思って】
【左手には火の力を溜めておく】
【そして便器の中をーーー便器の上から覗き込んだ】
167典宮陽梨 :2018/07/05(木)20:53:11 ID:foD
>>148
>>164
(…コワイ!チンピラ!)

【後に続いたお客さんをチラリ、コワイ!】
【カウンターの隅っこでこじんまりと縮こまるぐるぐるメガネの女であった】

(…コロンビア…)
(案外、見た目に依らず…)
(って血反吐!?瀉血!?)

【しかし注文を聞けば成る程、マイルドなヤツがお好みの模様】
【ほへーっと視線を向けて、しかしいけないものを見てしまったとハッとしてまた戻すのである】

>>159
多分、そうすねー
めっちゃコワイな感じの人だったすよ

【んふふーと笑いながら】
【さてはてご注文、棚に並ぶ豆達を眼鏡の奥の瞳をじっと細めて見詰める事刹那】

…お店のブレンドはどんなお味?
それくださいな

【ブレンドコーヒーをご注文!まいどあり!】
【尚オーダーの仕方として奇妙な点が存在する】
【ブレンドの味の傾向を尋ねた、だのにその返答を聞かぬ内に注文した】
【つまり趣味趣向の問題ではなく、店のブレンドそのものに興味を持っている事になる】
【つまりは、そう、珈琲屋をやっていれば時たま出逢うであろうタイプの客…】
【すなわち!この典宮陽梨は自称コーヒー通の面倒臭い客なのだ!】
168シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)20:53:57 ID:QWw
>>157
火薬の衝撃に竜腕が霧散する。その衝撃をもって掴んでいた腕も消える。

「………」

毒ガス。それがハッタリでないなら、間違いなく詰めるのは得策ではない。
どうあがいても呼吸は必要であり、ならばそれは間違いなく体を侵食する。
まだ濃度は薄い。決断は少なくとも今しかない。
ドラッグを生産できる相手、ハッタリとは考えづらいが。

「随分まあ、余裕がなさそうに見えるけど。」

毒ガスならば、効果が明確になるまで黙っていればいい。
態々宣言する意味はない。……余裕がないのはお互い様で、こっちは隠せてもいないが。

「……じゃあ、忠告は素直に貰っておこうか。今回は。」

距離を詰めた時と同じ要領で、足にオーラのバネを纏わせ後方へ、白煙の射程外へ。
当然それは広がり続ける、故に彼は後退を続けなければならない。

「これは礼と思って。受け取ってもらえると嬉しいかな。」

同時にぱちん、と指を弾けば。二人の間に、周囲に霧散していたエネルギーが集中し、疑似爆破を再び。
どうせ逃走するならと、残ったエネルギーを上乗せしてある。威力はそれなり。
毒ガスに耐性がある。無効化はできないのであれば、少しでも闘争を遅らせれば処理できるかもしれない。なんて。

//次で〆ますー
169黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/05(木)20:56:48 ID:Y95

>>100

「まったくお前は………………………」

【乱暴に求めれたというのに、痺れる唇に指を触れれば、どこかうっとりとした気分にならざるを得ない】
【神の顔を見詰めてなんとなく、何時にないその表情に打ち負かされた気がして】

「………………こっちの方が近い」

【落ち着いた雰囲気の彼の手を、振り返らずにそっと引く】
【学園都市の郊外にあるこの公園からは、黒鳶に自宅は少し歩けば辿り着ける距離だった】

【今夜は互いと一緒に過ごしたい―――――そんな何とない気持ちが二人の足を動かした】

―――――――――――――――――――――――――――――

【平らな立地にぽつん、ぽつん、といかにも高級そうな住宅が立ち並ぶ都市最北のエリアに、彼女の家はあった】
【足元だけが街頭に照らされた静かな歩道を歩くうちに、漆黒のZ1000SXが入り口に駐車された一軒に足を止めると、黒鳶は神を招き入れる】

【ただただ広いその家の中に、人の気配はなく。玄関横から続く階段を幾つも昇ると、やがて気付けば、彼は一つの広大な部屋へと導かれるのだった】
【慣れない女性の豊かな香りと共に、唐突とも言える開放感が神を包む】

【およそ体育館ほどはあるのでないかというその立方面積に、斜め掛けの屋根に月明かりが射し込むガラスの天井は見上げる位に高いものだ】
【入り口と対面する壁の一面もガラス張り。吹き抜けになった室内には二階とでも呼べるスペースがあり、ベッドや本棚、雑多なCDラックが覗いている】

「どこかで寛いでいてくれよ……ココアでも入れるから、さ」

【一階の中心に置かれたゆったりとしたソファを、身体の雰囲気でそれとなく示す】
【そう言って黒鳶は、モザイクのような小洒落たデザインの壁に遮られた、恐らくキッチンと思われる場所に姿を消すのだった】

【寝転がれば眠気に襲われそうなふっくらとした白いソファの対面には、映画鑑賞に最適であろう大きな液晶テレビが据えられている】
【まだ今しばらく彼女が戻ってくる気配はない。そのままクッションに身を横たえて適当な番組に目を傾けるのも、二階に上がって彼女の音楽や読書の私的な趣味を覗くのもいいだろう】

//昨夜は寝落ちしました、申し訳ありません… 返信は今のロールが終わってからで構いませんのでー
170蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)20:58:11 ID:Emd
>>166

(覗いたなッッ!!!!!!!)


その瞬間、便所内のある一点から濃密な殺気が放たれた事に、龍神は気づくだろうか。
排水口である。一世代前のトイレの場合、掃除の際、必然的に水を多く使用する。今は雑巾による掃除だけで済むところが多いが。

さて、その場合、トイレの床を満たしていた水が流れ落ちるところは――――。

そう、排水口である。

トイレの中心に設置されたそれは匍匐の位置取り次第では丁度、蚯蚓が駆け込んだトイレを正面に覗く事ができた。そして、その視線は今麗華の背後を中止している。

便器を覗き込む、麗華の背中を、である。


「くたばれ」

そのまま腕を持ち上げると、当然銃身は狭い床下の天井に当たるに終わるのだが。
問題は弾の質だ。腐食の効果と、スラッグによる威力増強。その二つを兼ね備えた弾丸は――――――。

容易く床を腐らせ貫き、麗華の骨肉を抉ってやろうと肉薄するのだ――――。


銃声が轟き、床を腐らせて斜めに飛び出したスラッグが、龍神の片脚を狙って放たれた。
もしそれに当たれば、当然、片足は引きちぎられた上に腐り落ち、その断面ゆえに治療も困難な傷を刻まれることになるのだが。
171龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)21:00:22 ID:2ce
>>160

―――龍が消失した。消失したのは龍王の解除が理由ではない。
天音の纏った雷のエネルギーが龍王の形成した龍の力を上回り、打ち消したからであった。

「……これ程とは……。」

龍王は辛うじて立てる様になった両足で地面に着地すると、その場に倒れ伏した天音を見下ろす。
生殺与奪の権は龍王にある。後は畳針でも鉄扇でも。いつでも彼女の命を断てる状況。即ち勝利である。
だが、無力化という当面の目標は果たした。これで終わりである。

「……意識があるかわからないけど、大丈夫ヨ。アナタの火傷は大したものではない。」
「手当てすれば良くなるネ。」

龍王は懐から携帯を取り出すと、『路地裏に人が倒れている』と言って救急車を呼んだ。
いずれ救急車は路地裏に到着するだろう。故に彼女がこのまま野垂れ死ぬ事は無い。
龍王としてはこれを機に彼女にはこのまま組織との関りを一切断って欲しかった。

もしも今日、彼女と会ったのが自分でなければ彼女はその強力な力を警戒されて殺されていただろう。
下手に強力な力を持つ、というのも考え物である。何故ならば力が強ければ強い程、相手の容赦も無くなるからだ。
次に彼女がリベンジに燃えて同じ事をやっても会うのが自分とは限らない。

―――もう一つ。不安な事があった。

「……意識があるならワタシの言葉聞いてネ……。」
「良い?負けたコト悔しくても……力が欲しくても……今流行ってる薬物……ソーマには手を出さないで……。」
「敵のワタシが言うのもおかしな話ネ……。でも、これだけはお願いヨ……。」

幾ら対策を練っても止まらないソーマの流れ。恐らくその根源に居るのはジョーカー。
あれだけ自由な時間を持ちながらその初動に気付けなかった。完全に自分の責任でもあった。
これ以上のソーマの被害者は一人でも多く減らさねばなるまい。

今の龍王に出来るソーマへの対策はそれだけだ。
ジョーカーを自分の手で仕留める謂れが無い以上はデステロや学園側の動きを待つしか出来ないのである。

「……。」

龍王は天音を一瞥すると彼女に背を向け、片足を引きずりながらふらふらと路地裏の奥の闇へと向かおうとした。
172龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)21:03:55 ID:GMn
>>170
//すみませんそんな後遺症酷すぎるのは流石に直撃は喰らえません、ちょっと何かしら緩和できますか?
173享楽泥酔/イダテン :2018/07/05(木)21:05:58 ID:JgS
 昼間。ーーー学園都市南部。とおる漁業

 頭部に純白の包帯を巻き、更には重々しいギブスを片脚に装着している男。港がある漁港にて地を降ろし退屈そうに欠伸をしていた。

その理由とは云うに、海にて釣竿をわざわざ購入し試しがてらに釣糸を垂らしてみも一切釣れずただ永く遠い時間だけが経つ。

 『享楽隊長、今何処に居るのd』

 携帯電話から届く、怒号。慌てて切る。

 「えい天気じゃ…」


 横に置いてある茶袋から林檎を取り出し咀嚼すれば新鮮かつ瑞々しい音が響き渡る大量にあった林檎も数少なくなり。
英気を養う為に、釣りをしているのだが、如何せん『当たり』無いっ!
174名無しさん@おーぷん :2018/07/05(木)21:06:12 ID:Rcz
//じゃあ戦わなきゃいいじゃん、もしくは避けたらいいのに
175キザっぽい金髪◆ClSVHWuVMw :2018/07/05(木)21:06:21 ID:3fl
>>152
【屋上の扉がゆっくりと開かれる、五十鈴が気づくか気づかないかは分からないが】
【現れるのは短い金髪にやや胸元を着崩した男子用の制服に身を纏い、その口元にはきざったらしく赤い薔薇を咥えた、一人の人間】

……おや、異能学園の屋上にはとても美しい眠り姫がいらっしゃったのですね
起こしてしまったでしょうか?


【見ようによっては軽薄そうにも見えるその人間は、夏の風に金髪を稲穂のように揺らしながら、五十鈴の方にゆっくりと歩いて来るだろう】
【その佇まいには敵意も警戒心も何一つ感じられない、純粋に目の前の五十鈴に対する好奇心だけで近寄っているとすぐに分かる】
176蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)21:08:24 ID:Emd
>>172
//あ、一応設定上は異能による治療でならあっさりと治ると言うことにしてはありますー
//狙いもしっかり定めた訳ではないので案外当たらなかったりもするんじゃないかなー
177マシラ :2018/07/05(木)21:09:53 ID:Prs
>>168
…………

【実の所、こんな煙は毒ガスでも何でもない、ただのドライアイスから発生する二酸化炭素だ、ある物を運ぶためにクーラーボックスに詰めておいた】
【それを使ってのハッタリでしかない、相手としては真偽半々と言った様子、しかし少しでも心に揺らぎを作れれば───】

(それでえぇ)

【撤退を選んだシアンを見てマシラはほくそ笑む、ああ、これだけ激しく戦ったんだ、少なからず退く理由が欲しいと心の何処かで芽生える筈だ】
【人の心など能力が無くともある程度は操作出来る、心理を読み取れば後は道具と行動だ】

【……ああそうだ、相手は冷静を保ちたいようだがついでに少しばかり突いておくか、個人的に腹が立つし】

あばよ、無能力にボコられた口だけの雑魚

【何とも子供じみた捨て台詞のようだが、これが中々効く、『そんな挑発には乗らない』という態度こそがその証拠】
【マシラの嫌らしい笑みがシアンの起こした爆発に消え、巻き上がる土埃が収まる頃にはそこはもぬけの殻だった】
178ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)21:18:55 ID:pcq
>>164

何、趣味でやっている店なのでね。
別に他店と競争しようだなんて考えていないさ。

(言いながら、紙ナプキンが入ったスタンドを差し出して)

忠告は受け取っておくよ。で、大丈夫かね。

>>167

ああ……スキンヘッドだったかね?
アレは見た目は良くは無いが腕は確かだ、そう怖がらんでやってくれ。

(「怖い見た目」と言われて、最近店を手伝わせたのはガロウズだ。すぐに思い至る)
(苦笑いをして)

すっきり目だ。モカをベースにしている。私が好みでね。

(紙袋を取り出し、ミルに豆をセット)

//遅くなりました。申し訳ありません。
179龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)21:19:51 ID:GMn
>>172
【後方からの、銃を動かした時の物音がする、そして、発生音】
【咄嗟に真横に飛びつくが、放たれた弾丸は狙われた左足を掠めるだろう】

ちぃ!!

【その掠めた場所が腐食する、そして、立てなくなる】
【その場で座り込む事になるのだが】
【左手を、弾丸が飛んで来た方へと向ける】
【まさかの用意周到にされた罠により、これではもう、動く事も叶わないだろう】

……でも、こっちもこれで終わる訳には行かねぇよ

【向けた左手から放たれるのは炎の光線】
【それを弾丸の飛んで来た方向へと放つ!!】
【最後に一撃と言った所か、この後はもう立つ事は叶わないので、救助を待つしかないのだが】
180東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)21:26:59 ID:NMC
>>175

【そもそも五十鈴がここ数日の間、睡眠の暇がなかったという比喩でも何でもない】
【押し寄せる眠気は自身の異能によって排除し続けるという、相当な無茶を彼女は連日に渡って続けていたのだから】
【そのような無茶を成立させてしまうのが、東雲五十鈴の異能なのだが、兎も角】

【彼女の睡眠は非常に深いもので、近くに人が寄ってきた程度では覚めはしない】
【普段であれば彼女に付き添っているであろうエインヘルアルの少女も、別の役目があってここにはいない】

………………ん…ぅ………

【そんな調子で、眠り姫は無防備な姿を晒し続けたま爆睡中】
181蚯蚓(みみず) :2018/07/05(木)21:28:35 ID:Emd
>>179

(あァくっそ、仕留めらんなかったか)

――――蚯蚓はフッ、と微笑んだ。そこには拭いきれない諦めの感情が存在していた。
彼は格落ちだ。所詮本当に強い異能者に比べれば、いくらでも変わりが居るような。

(……やっぱ、ダメだったんかなぁ……一回ぐらいさぁ……勝ちたかったんだよ、強いやつに)

今回、蚯蚓は組織からの使令を受けたわけではなかった。完全なる独断で、自分の存在を自分自身で否定したくなかったから、龍神麗華と言う強者に挑んだのだ。


けど。小賢しさも、何もかも。この女に通じることはなくて。弱さを噛み締めバカにされるだけだった人生は、ある意味更なる突き放しによって、奈落に落ちた。


(……あー、ちっくしょう)



――視界が滲み。


(強くなりたかったなぁ…………)


その瞬間、蚯蚓の額を、光のレーザーが撃ち抜いた。



そうして、最後の最後まで底を這いずった蚯蚓と言う男は、本当のどん底で、必死にあがいた末、越えられぬ現実の前に朽ち果てる。


誰も悲しまないような、下劣な死――――。

――――レーザーで溶けた床の下に、諦めたように微笑んで息耐えた一人の男が見える。
学園の非常勤講師、土暮善慈の顔を取ったそれはやがてぐしゃりと腐って、消えていった
弱い彼ができたのは、最後にそうして組織に繋がりかねない情報を抹消することのみだったのだ。
182天音◆itOWld5gb6 :2018/07/05(木)21:29:11 ID:OgX
>>171

(もはや消え入りそうな意識の中、龍王の声が微かに耳に響いてくる)

っ…け…な……

(ふざけるな)
(しかし口を開くことが出来ない。身体がもはや限界なのだ)
(龍王のそんなお願いを聞いてなお、天音の瞳の憎悪は緩まない。むしろそれはより深みを増し増大していく)

(ふざけるな、ふざけるな、ふざけるな)
(組織のお前がそんなことを語るな。私の心配なんかするんじゃない)
(お前らが、そんな…まるで人間のように人を心配するな)

(ならなぜあの時、"グリーンカラー"を…"ブルーム"を殺した。私を助けてくれた…救い出してくれたあの人を)

(天音の脳内にはいくつもの感情が浮かんだが、それもまた搔き消えそして意識は途絶えたのだった)

//ではこちらはこれで〆ます!ロールありがとうございました!
183シアン・エル・シズル :2018/07/05(木)21:31:10 ID:QWw
>>177

(……格好つかねー。)

首を取るチャンスだったはずだ。それを逃した。
得られたものとしては”顔”と、もう意味がないであろう相手の拠点の位置。戦果としては最悪。

恐らく互いが見えなくなった辺りで、無言で壁を殴りつける。オーラ付き。結構音が響く。
彼が冷静を取り繕えていたかはともかくとして、それなりに感情を隠そうと努力はしていた。
捨て台詞は聞こえる距離で、それに対する答えがもう一度響く殴打の音。

聞くな。聞く必要はない。うろたえるな。繰り返し反復する言葉が煽りの答えに近い。
何時しか耐えきれなくなって、響く音は多分マシラの方まで届くだろう。

//お疲れ様でした!
//ちょくちょくこちらの行動がそちらの描写に反映されてなかった事がありますので、そこだけ気を付けてくださいなー
184デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/05(木)21:32:13 ID:RG4
>>167
「何見てんだコラ」

流石にジロジロと視線を向けられていては、図太い神経のこの男も落ち着いていられない。
鬱陶しそうに眉を顰めながら、視線を典宮へ向けて凝視するなと威嚇する。
特にデステロはウジウジしていたり根暗だったりする人種がとてつもなく苦手だった。

「失せろ……」

舌打ち混じりに視線をグラスへと戻す。
それでもめげずによくよく見てみれば、男が浅黒い肌を持つ、ラテン系の顔付きであることが分かる。
南米出身者か、もしくはそこにルーツを持つのだろうか。

>>178
「ま、何事も趣味程度が一番楽しいんだけどな」
「こちとらおまんま食ってくにゃ、それなり必死になッちまうさ」

デステロは生計を立てる為、そしてより多くの情報が集う社交場とするためにハウスを経営している。
ゆえに経営は至って真面目であり、学生を取り入れることで大きな組織をなんとか維持していた。
大変だが、それなりに楽しい。デステロの人生はいつだってそうだ。

「……大丈夫だ」
「おやっさんよか長生きするさ」

スタンドから一枚紙ナプキンを受け取ると、口元を拭ってそれを見つめる。
血は黒く、痰が混じっていた。おそらく内臓、肺からの出血だろう。
喧嘩でこのような傷が出来るはずもなく、デステロもまだ傷を負う程鈍ってはいない。

「ところでおやっさん、コイツを知ってるか」

続きデステロが取り出したのは、『ソーマ』が込められたアンプルだった。
何故ここで、何故いまになって?その答えは彼の瞳に宿っている。
185龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)21:35:33 ID:GMn
>>181
//何か、すみません……

【一瞬見えたその顔は、見覚えのあるような顔であったが、しかしあまり非常勤講師との接触は無かったのか、それが結びつく事は無かった】
【そして、追い詰められた後の彼の行動、その用意周到な攻撃に、改めて組織の恐ろしさを垣間見るのであった】

やっぱ……組織って奴は恐ろしいな……あれが幹部であって欲しいけど……

【そんな事を呟いて、ただ、腐食する足を抑えていた】
【彼女はこの後トイレへとやってきた警備員により、病院へと運ばれる事となるだろう】
【そして、蚯蚓の亡骸は消えて行った、組織の情報は彼の執念とも言える行動に守られただろう】
186典宮陽梨 :2018/07/05(木)21:36:42 ID:foD
>>178
あ、そうそう、その人すね
…せめてもう少し、見た目が大丈夫ならよかったんすけどー…

【同じくして苦笑、腕が良くても見た目が怖すぎてビビるのだ】

…モカ…へー…あ、本当だ華やか~

【モカ。成る程店の看板ブレンドにするにはやや珍しい】
【実際名前として通りが良く華やかな香りのモカではあるが、その実そこそこ味の点で好みが分かれる】
【付け加えるなればその大半がオーガニックであり、欠点豆の多さ=ハンドピックの手間も掛かるのだ】
【それを看板にしているとなれば…この店大当たり、若しくは…と判断!期待が膨らむ!】

>>184
(…めっちゃコワイ!)

…う、失せないすよー、来たばっかすもんー

【目線を向けないようにしながら必死の反論!】
【まぁでもガン見したのはこっちが先だ、謝らないとね】

いや、まぁ…じーっと見たのはごめんなさいすけどー
…、

【彼がソーマを取り出したら辺でふいっと向いて、おやそれはと言った具合に眼鏡の奥の目を広げるのであった】
187龍 王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/05(木)21:36:45 ID:2ce
>>182
//了解です!では自分からもこれで〆という事で……!
//此方こそロールありがとうございました!
188ジョーカー :2018/07/05(木)21:37:46 ID:Emd
ジョーカーは、興味無さげにパソコンの画面から消えた生体反応を見て、メッセージを打つ

『蚯蚓が死んだよ』


たったそれだけの、淡白で、興味なさげな。

――――物悲しい、宣告だった。

>>185
//あいえいえおきになさらず!元々そんな長生きさせるつもりはなかったもんですから。
//所詮悪組織のしたっぱですしねー
//ロールありがとうございました~!
189天壌聖良◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)21:40:21 ID:GMn
【ライブを終えて、ホテルで次の、仙台行きの準備をしていると、組織の端末に連絡が入る】
【蚯蚓が、麗華に挑んで死んだという情報である。それに少し複雑な表情になる】

………なんで麗華ちゃんと戦ってんの?

【まず第一声がそれ、そして】

あのドブネズミも死んじゃったのね……揶揄う相手が減っちゃったわねぇ……

【どことなく寂しそうにそう呟いて、窓の外へと火魂を飛ばす】
【それは天高し飛んで行った。死者の魂のように】

ま、せいぜい地獄で眠りなさい、蚯蚓ちゃん

【そんな事を最後に呟いたとさ】
190龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)21:41:04 ID:GMn
>>189
//こちらこそロールありがとうございますー!!
191キザっぽい金髪◆ClSVHWuVMw :2018/07/05(木)21:42:46 ID:3fl
>>180
…………寝ていらっしゃるようですね
貴女のような見目麗しいお方がこのような所で無防備を晒していては……危ないですよ?
と、言っても聞こえないのでしょうが……

【そんな五十鈴の事情は梅雨とも知らぬこの男、そもそも今日転校してきたばかりな上に先程までクラスの質問攻めにあっていた身である】
【興味を持たれるのは嬉しいがあまり大多数の人間に迫られても疲れるだけだ、と屋上で羽を休めようとしていたのだが】

…………しかし相当おつかれなようですね
【普段であれば、目の前の彼女ほどに麗しい存在に声をかけないのは失礼だが……】

……いや、しかし保健室に運ぶべきか、はたまたそれとも……
【いつの間にか金髪は五十鈴のすぐ近く、彼女の寄りかかるフェンスに左手をつき、その肩を優しく揺り起こそうとするだろう、果てしなく近いその距離のままに】
192マシラ :2018/07/05(木)21:45:52 ID:49O
>>183
───アホやなあ、アイツも

【もう用はない廃墟、既に痕跡となる物は消し去った後だ、誰がどこを探そうと何も見つかりはしない】
【背後に廃墟を眺めマシラは呟く、これで自分の目的は達成したと】

【別に戦闘に勝つ事は、自分が強いと証明する事は目的では無い、そんなものは幹部の連中からすれば誇るだけ失笑物だ】
【今回の目的はソーマの情報を相手にいかにして与えないかという事、自身が捕縛されたり、これ以上の追跡をさせないという事が一番であった】
【故に、この勝負は自分の勝ちだと、マシラはほくそ笑む】

……はあ、にしてもそろそろデカくなりすぎて重荷やな
蚯蚓辺りにでも押し付けるか

【そろそろソーマ案件は自分の手に余るようになって来た、引き際を見極めるのも生き残る為にはまた必要だ】
【どうでもよくて、それなりに仕事をこなせそうな奴に市場を全部渡してしまおうか、などと目論みながら、マシラは学園都市の夜に消えていった】

//お疲れ様でしたー
//申し訳ありません、処理すべき情報量が多くなるとどうしても見落としが多くなってしまいまして…
193ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)21:47:16 ID:pcq
>>184

……あまり客を脅かさんでくれるかね。

(典宮に「失せろ」などと言い放つデステロに、注意を)

ああ、長生きしたまえ。で、ミルクと砂糖はどうするかね。

(コーヒーを淹れて、デステロに差し出しながら、入れ替わりにアンプルをしげしげと眺める)

ん……何かねこれは?

(見た事が無いという表情だ)
(まあ、勿論、本当はそれが何なのか知っているのだが)
(……60年も、薄暗い世界で生きていれば、それを相手に悟らせない事くらいは朝飯前である)

>>186

ふ、言っておこう。
化粧でもしておくようにとな。

(くつくつと笑い、挽いた豆でコーヒーを淹れて差し出した)
(コクがありながら、後味がすっきりとした、軽い飲み口のコーヒーだ)

お気に召すと良いがね。
ミルクと砂糖は入れるか?
194ジョーカー :2018/07/05(木)21:48:47 ID:Emd
//すいません黒鳶さん、返信かなり遅れます~
//深夜になると思いますので気長にお待ちください……誠に申し訳ない……!
195黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/05(木)21:50:13 ID:Y95
//全然大丈夫です、お構いなく~
196東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)21:54:50 ID:NMC
>>191

……………ん……?

【肩を揺らされること数回、次第に微睡みから引き戻される】
【微かに声を上げたなら、眠り姫は薄っすらと目を開けた】
【そうして非常に距離の近い、異性の顔を直視すると、彼女は柔和に微笑んで】


………………んん……あと五分………

【すやぁ】
197カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)22:00:54 ID:0DH
「あーア、蚯蚓クンはおっちんじまっカァ」

蚯蚓が死んだ。その報告を聞いてカメレオンは一人呟く。
生徒会長の龍神麗華を独断先行で襲い、返り討ちにあったという。

「下手に手ェ出すからこうなるんダ。情報を守った事については百点満点だガナ」

指示もないのに勝手に襲撃した挙句、返り討ちにあって死ぬなど、カメレオンから言わせれば自業自得である。情報をしっかり守った事に関しては評価するが。

「しかシ、やはりあの生徒会長は油断できない存在ダ。放置しておけば更に力を付けて脅威となるかもしれナイ…今の内に纏めてかかって潰すべきカ?幹部に提案してみるカ…」

末端とはいえ、蚯蚓を殺すとは油断ならぬ存在である。カメレオンは龍神が今後脅威になるであろうと予見する。ならば、力の付いていない今のうちに殺すべきだ。
しかし、単体で挑めば蚯蚓の二の舞になるかもしれない。ならば、集団で襲いかかって抹殺した方が合理的である。

カメレオンは端末を操作し、幹部達に一斉にとあるメッセージを送る。『龍神麗華抹殺について』―――龍神を、複数人で襲って確実に消さないかという提案である。幹部達がこれを受け入れてくれればいいのだが…

//反応ソロールです
198キザっぽい金髪◆ClSVHWuVMw :2018/07/05(木)22:04:33 ID:3fl
>>196
【肩を優しくゆさぶれば、その距離の近さのために漂ってくる目の前の女性の香り】
【ほんのりと寝惚けた声に警戒心の薄い反応】
【五十鈴を自らの影で覆いながら、向けられた柔和な笑みに見蕩れて】

……か、可憐だ……
こほん……い、いえ
起きないと、その唇にキスをしてしまいますよ?眠り姫
【まだ行動には移さない、そっと彼女の耳元でそう囁けば、彼女の滑らかな頬を人差し指で擽るように撫でて】
199クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)22:13:36 ID:nhk
>>197
【カメレオンからのメッセージに対して聖良はカメレオンに返答する】

『総帥の指示を仰ぎなさい』

【その一言だけである、しかしこの人は札幌のホテルにて、かなり渋い表情をしていたであろう】
【蚯蚓を倒したとなれば、こうなる事は予想できた事であるのだから】
【彼女の組織入りの時に総帥とした約束事があるのである、相手がそれを守るかどうか】
【彼女はその端末を今は見守る事しかできないが】
200デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/05(木)22:16:45 ID:RG4
>>186
>>193
/すみません。複数では返せそうにないのでやはり退かせていただきます……
/本当申し訳ないですが、私だけロール破棄という事でお願いします
201ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)22:17:45 ID:pcq
>>200
//了解です。お疲れ様でした。
202東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)22:18:23 ID:NMC
>>198

それは駄目♪

【むにっ】

【彼の頬を人差し指と中指で押し返す】
【幾ら眠気が強烈であろうとも、流石に接吻は五十鈴にとってNGであったらしく】

【欠伸を手で抑えたなら、五十鈴はゆっくりと立ち上がる】
【艶やかな髪を風に揺らしながら、羽織っただけの白衣を整え直す】
【その顔に眠気の面影を残しながらも、五十鈴は目の前の彼をじっと眺めたなら】

…………無防備な女の子に勝手に触れるなんて、大胆ねぇ?

【からかうようにそう言って、柔和に微笑んだ】
203典宮陽梨 :2018/07/05(木)22:23:00 ID:foD
>>193
あ、ブラックでー
…そうね、樽美酒くらいの化粧ならコワイのも平気かも

【要するにふつーの化粧じゃキビシイ!と言ったところか】
【コーヒーはブラックで頂きます…うん、美味しい!なのである】

あー、美味しいー
…ブラジル?コロンビア?…いいすねー

【ブレンドの中身を当てようとしている!つくづく嫌な客だなおい!】

>>200
//分かりました、お疲れ様ですっ
204キザっぽい金髪◆ClSVHWuVMw :2018/07/05(木)22:26:29 ID:3fl
>>202
おふぇ……

【先程までのキザったらしさはどこへやら、頬をぷにっと押されればそんな情けない声を上げて、なびく金髪の下の顔は頬を押されて多少崩れ】

っ……と、申し訳ありません
余りにも貴女が魅力的に映ってしまい
このような場所で寝ていたら危険が危ないと……保健室へ運ぼうと……いや
ああいえすみません、本音を言えばあのまま貴女が寝ていてくれれば……と思ってしまいました

【取り繕うのをやめた、正直である、こちらを見つめ返す五十鈴の、やや眠たげで柔らかな笑みを受けながら】
【ああ、一瞬だけでも触れた彼女の頬は柔らかかったなと、風に揺れる彼女の髪を眺めながら考えるのである】
205ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)22:28:00 ID:pcq
>>203

ん、いっそ変装した方が良いな。

(ガロウズがケバケバしい化粧をした姿など、想像しただけで笑えて来る)

企業秘密だ。
当てるのは自由だがね。

(肩を竦めて、自分用に淹れたコーヒーを一口)

気に入ってもらえたなら何よりだ。いつでも来たまえ。
……店員がスキンヘッドの時でもな。
206典宮陽梨 :2018/07/05(木)22:34:33 ID:foD
>>205
えぇ、それなら気軽に入れるすね
…まぁ、ほかのお客さんはどーかは知らないすけど

【そりゃそうだ、苦笑である】

ちぇー
…あ、ここって豆も売ってたりするんすか?

【秘密なのなら仕方ない、唇を尖らせて残念そうに】
【しかし結構気に入ったのか、豆売りの有無を尋ねてみる】
207龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)22:37:28 ID:jVg
で、また病院(ここ)か

【彼女は左足を包帯ぐるぐる巻きにされて、病室のベッドの上に居た】
【そして、異能の本を読みながら過ごして居たのであった】

そういえば非常勤講師が一人消えたって聞いたな……土何ちゃらとか言う…

【そんな事をぼやきながら】
208ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)22:38:49 ID:pcq
>>206

やれやれ、難儀だな。

(笑い、そして顎に手を当てる)

ん、そういうサービスは考えた事が無かったな。
……いや、しかし。良いだろう、少し分けてあげよう。
そこまで気に入ってくれたのならな。

(そう言うと、紙袋を取り出して)
(別の紙袋に少し豆を移す)

代金はいらんよ。サービスだ。ただしやった事は内緒にしておいてくれ。
あまり大勢の客に分けられるほどの量は蓄えていないからな。

//この辺で〆という事でお願いします
209東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)22:38:57 ID:NMC
>>204

【うつらうつらと目を瞬かせながらも、五十鈴はじぃと目の前の男子生徒の顔を見つめる】
【ぐいと顔を近づけて、じっくりと確かめるように。顔の距離が縮まることに関しては、眠気もあって気にしない】
【そのように暫しの間、彼女は彼を見つめたまま、無言で思案に耽るのだったが】

【やがて、納得したような表情を浮かべて】


…………もしかして、転校生の人かしらぁ~?

【無言の間に行われていた思考は、目の前の生徒が誰であるかを思い出す作業であった】
【そうして記憶している学生の中に、彼と一致する顔がなかったので、その結論に至ったのだが】

はじめまして、保健委員長の五十鈴ちゃんよぉ。東雲 五十鈴
それで、どうかしらぁ。この学園には馴染めそう?

【微笑みを浮かべたまま、彼女は尋ねる】

【因みに彼の告白については不問扱い、自ら告白したので当然といえば当然だったが】
【それに、魅力的と言われて悪い気はしない。その証拠五十鈴はほんの少しだけ、普段よりもご機嫌そうなのだった】
210典宮陽梨 :2018/07/05(木)22:42:10 ID:foD
>>208
え、いいんすか?
…やったぁ、今度また来るすね
もちろん、ヒミツにしとくすからー

【と、コーヒー一杯代より少し多めのお金を置いて店を後にするだろう】
【ほんのりな閉店間際の駆け込みの迷惑代と、豆代のつもりだ】

…んふふー、得しちゃったー♪

【そんな訳でご機嫌に、帰路につく教育実習生なのであったとさ】

//ありがとうございました、お疲れ様でしたー
211エリナD/陰謀教頭 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/05(木)22:43:16 ID:wHk
>>207

「失礼するわよ……」

【つかつかと個室の病室に入ってきたのは――】
【サングラスをかけた長身の女】

「学園都市内で襲撃されたと聞いたわ。まったく警備員たちは何をしているのかしら……
 命に別条はなくて?」

【お見舞いの花束を抱えている】
212ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/05(木)22:45:37 ID:pcq

(蚯蚓が死んだという知らせが届いたのは、店を閉めた直後であった)

(――美しい夜だな)

(都市を一望する展望台の屋根に腰かけて、ドラゴンはそう独りごちる)
(その傍らに、彼に擦り寄る様にして一匹の赤い龍が居た)
(その姿は西洋の龍に酷似しており。今は、小型犬程の大きさだ)
(カロロ、と、小さな声で吠える赤龍の頭を右手で撫でた)

……大義等どうでも良いのだ。

(ゆっくり立ち上がり、左手の杖の先で展望台の屋根を小突く)

赤龍(チーロン)、私は、組織の目的や大義等どうでも良いのだよ。
命じられた事を命じられたままに遂行する。今も昔も、私のその在り方に違いは無い。
だがその私が、一つだけ明確に自分の意志で成したいと思っている事がある。

(カツリと、もう一度杖を突く)
(チーロンと名付けられた龍が羽ばたいた)

この街の人々が、同じこの街の人々を守ろうとしている様に。
私もまた、私の同胞達を守りたいのだよ。

……蚯蚓。我が同胞よ、気休めにしかならんかもしれんが、今日はこれを手向けとしよう。

(羽ばたく小さな龍は、展望台を壁面沿いに地上へと落ちていく)
(そしてその姿は、路地の一角へ吸い込まれ、不幸な一人の通行人を口から吐いた炎で焼き殺した)

御機嫌よう学園都市、同じ穴の狢達よ。精々人々を守り給え。この美しい夜を守り給え。

……お互いに頑張ろうじゃないか、諸君。

(その日から)
(人々が、路地裏で「見た事も無い獣」に襲われる事件が頻発し始めるのである)

//ソロールです。
213龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)22:46:47 ID:jVg
>>211
【入って来たその者に若干顔を顰める。色々黒い噂が絶えない上に、直接桐襲に組織襲撃を、学生の意志を無視して行おうとしてる人物であるからであった】

ま、まぁ命に別状はねぇよ……

【そう答えて本をパタンと閉じる】
【そして、花を受け取ると、ベッドの脇に置いて】

まさかあんたがお見舞いに来るとは思わなかったぜ

【そう伝えて】
214楠木シンラ :2018/07/05(木)22:47:55 ID:akG
>>6

「別に欲しいわけじゃないけどさ、そのネタには絡んどきたいんだよね。いい加減、アタシの『ストーリー』進めたいし」
「欲しくなったら、適当に売人なりなんなり探すからご心配なく」

【今の学園都市内は、売人や暴走した生徒がどこに現れてもおかしくない】
【そもそも生徒をターゲットにばら撒こうとしているのだ、異能を使わずともちょっと噂を探れば入手はそこまで難しくないだろう】
【受け取り方によっては、風紀委員や警備部隊の仕事ぶりを揶揄しているようにも聞こえるだろうが、テンションは相変わらずつまらなさそうなまま】

「……真面目なものね。そんなに自分の役割に忠実でいたいわけ」

【まるで教えてくれそうな気配のない少女へ、そうぽつりと】

//すみません、昨日は疲れ果てて返信できませんでした……
215エリナD/陰謀教頭 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/05(木)22:51:16 ID:wHk
>>213

「心配したのよ。あなたはわが校を代表する、生徒会長……それに龍神財閥の令嬢ですもの。
 あなたの命を狙う悪党も多い……」

【エリナは本当に心配しているようだった】
【龍神本人の命というより、「龍神財閥の令嬢に死なれるとマズい」という事ではあるが……】

「不良グループを一掃した時も、大怪我を負ったとか……。
 あなたは学園の代表であり象徴なの。くれぐれも危険に身を置くことは……控えていただきたいわ」

【しかし今回は、……また龍神本人に伝わっているのかはわからないが、”学園の教師に成りすましていた刺客”だったという事が内偵で分かっている】
【エリナはその事を龍神が知っているのか。もし知っているのなら、口外しない様釘を刺しに来たらしい】
216キザっぽい金髪◆ClSVHWuVMw :2018/07/05(木)22:54:09 ID:3fl
>>209

うっ……
【触れるほどに近い距離、そもそも自分から距離を詰めたこともあり自業自得でもあるのだが……不味い、何がまずいのかといえば】
【女慣れしていない訳では無い、健全な男子高校生故それなりに女も居たわけではあるのだが】
【目の前の整った彼女とくらべれば月とすっぽんもいいところ、漂ってくる甘い香りと靡く絹糸のような髪は理性と目に毒である、多少の動揺は五十鈴にも伝わるかもしれないが】

っ……と……はじめまして、そうです、今日転校してきたばかりで……質問攻めにあって疲れたので屋上で休もうと思ったら白雪姫を見かけましたので
申し遅れました、レディ、私は1年の冴羽準と申します
【1歩だけ下がり、恭しく一礼すれば】

そうですね……来たばかりなのでまだ分かりませんが……
少なくとも貴女に出会えた今日の事は忘れない思い出になると思います
宜しければお友達からお付き合いをさせていただきたいのですが……

【やや手馴れた動きで五十鈴の手をとろうとして、取れたのならばその甲に口づけるだろう】
217リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)22:54:20 ID:pGN()
──流通の凍結を確認。データが纏まり次第、こちらへ寄越すように
【暗いネオンが投げつけられる路地裏で、白髪の女は電話相手に短くそう告げ、通話を切る】

(各局面が、大きく動き出した──それぞれが、それぞれの思惑通りに。
しかし、やがて一つの「結末」に終着する。それが、「組織」の目指す「標」だから)
【女は黒いロングコートを翻し、かつこつと高い音を響かせ、歩き始める】
【そして女は、右手に例の劇薬「ソーマ」の入った小瓶を持ち、来訪者を静かに待つだろう】

【それが学舎の関係者か、それとも同業者か、またはそれ以外かは──現時点では神のみぞ知る】
218龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)22:56:31 ID:jVg
>>215
危険に身を置くなっつっても………見過ごせるかよ、あんたはどうせ知ってんだろ?あたしを襲ったあいつが組織の人間だって!
それに、学生寮大破事件や、選挙の時の襲撃も、同じく組織の人間って事がよ!

【剣幕を立てて、そうエリナへ伝えて】
【いかんせん非常勤講師とはあまり関わってなかったので、蚯蚓が土暮であったとは知らないが】

しっかし、組織の方からあたしに関わってきたのは初めてだったな…

【そう呟いた。何故なら龍神家関係者は8年前から、組織には一切狙われて居ないのだ】
【それは、その関係者である天壌聖良が総帥と取り引きに近い約束事をして組織入りしているからである】
【自身が組織に入る代わりに、龍神家関係者を狙うな】
【そう言う約束事を】
219ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/05(木)22:57:40 ID:3fl
……蚯蚓ちゃん

【組織内で苦労人だった彼、ドラゴンの喫茶店で一緒にお茶を飲んだ彼、30時間耐久電話をかけてきた彼】
【ペインは気に入っていたのだ、勿論異性としてではなく仲間として、どこか不器用でギラギラしていた彼の事を好いていた】
【たかが構成員1人と思うかもしれない、だが思い出深い蚯蚓の死はそれとは別で、どこか卑屈な笑みを浮かべていた彼が脳裏によぎる】
【――一之瀬という光に触れて感傷的になりすぎているのを自分でも感じるのだ、過去の自分なら悲しみこそすれ引きずる事など有り得なかった】
【そう、それこそカメレオンの提案した龍神麗華抹殺作戦に独断で向かおうとしてしまっているくらいには】

……こういうの、弱くなったって言うのかしらね、悪役が人間性なんかを持ってしまうと致命的よね

【どこか疲れたようなため息は一人きりの執務室にこだまして】
【意気消沈したままジョーカーの部屋の『掃除』に向かうのだった】
【余談だがやや落ち込み気味のペインは、彼のいない間にうっかり薬瓶を何本か割ってしまったとか】

//色々反応です
220エリナD/陰謀教頭 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/05(木)23:03:28 ID:wHk
>>218

「組織……」

【その言葉を聞き、エリナは顔を曇らせる】

(あの不良グループ騒動を単身で乗り込み鎮圧するほどの衝動――
 このままでは、昨今学園内を騒がせている薬物事件にも首をつっこみかねない……。
 「組織」の力は強大、龍神のご令嬢が生徒会長をやっているから、学園は財閥から多額の献金を受けられる。
 これは困ったわね……)

「「組織」については、学園でも対策は進めている。あなた発案のヤジマの警備員による防衛もその手段の一つ。
 とはいえ、今回の件で、その警備体制も改める必要がありそうね」

【なんとかして、「教師に成りすましていた組織員に龍神の令嬢が怪我を負わされた」という事実を隠蔽したいエリナではある】

「……ところで、龍神会長も三年生。
 進路は、何か決めたのかしら? 担任からは特にまだ進路希望を聞いていないのだけれど……」

【話を変えながら、エリナは鞄から何やら資料を出している……】
【「学園グループ・役員理事待遇」と書かれた封筒だが……】
221龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)23:09:56 ID:jVg
>>220
だからって、黙って見てられるかよ!あたしには……自惚れかも知れねぇけど戦う力があるんだよ!

【そう言って、そう、彼女の異能は強力な物である。魔法使い、そう言ってしまってもいいだろう【
【何故なら、その異能は昔からずっと受け継いで来た、魔女の一族の力なのだから】
【まだ、完璧に物にしてる訳ではないが。恐らくその域に到達するには数年間の修行が必要であるのだが】

あん?進路?まだ決めてねぇよ、家の会社で働く事になるんじゃね?

【そんな事を呟きながら差し出された物を受け取ると、それには驚く】

……これって

【そう言って、考え込む事になる】
222オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)23:10:05 ID:0DH
>>217
「……貴様、組織の人間だな」

そこに現れたのは真っ黒な警備隊の服を着た男だった。既に戦闘システムは起動しており、アーマーと武装が展開されている。

「その怪しげな薬を広めているのはお前達だろう。お前達の目的はなんだ」

ガトリングの銃口を突きつけ、問う。
返答次第で、銃口から火が吹き出る事となる。
223東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)23:11:36 ID:NMC
>>216

【手の甲に触れる感触、今時の男子にしては珍しいキザっぷり】
【いや、今時なんて表現をしたが、そもそも一昔前によく存在したという話も聞かないが】

【彼の髪をじっと眺める。果たして髪染めか、それとも地毛か】
【もしも地毛だったら、きっとイタリア系の血が流れているんだろうな、なんて考えつつ】

あらあら、随分と変わった転入生さんねぇ
情熱的で積極的。けれど、あんまり歳上をからかっちゃ駄目よぉ~?

【ぴん、と彼の額を軽く叩く】
【彼の緊張を見抜いてか、対する五十鈴はというと普段と変わらぬ悠然とした笑みを浮かべたまま】
【決して、異性慣れしている訳でもない彼女。然しただ単純に隙を見せない。笑顔の下の考えを読ませない】
224リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)23:15:55 ID:pGN()
>>222
【女は何も答えず、真っすぐ相手を見据える】

──いいえ?私はこれの流通には直接携わってないし、関わる気もないわ
それに、「これ」の流通はもう凍結したはずだから、あまり神経質にならなくていいわよ

……特効薬も、できてるみたいだしねぇ?
【不気味に笑いつつ、女は全く動じることなく、小瓶をくるくると弄ぶ】
225エリナD/陰謀教頭 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/05(木)23:18:40 ID:wHk
>>221
「龍神麗華……。あなたの能力の本質は、戦いではなく”創造”にあるのではなくて……?」

【エリナはなだめるようにそう語る】

「エレメントマスター……。地水火風の活性化による、「無から有」を産む奇跡――
 あなたはそれを専ら戦いにのみ特化させているけれど……
 本来であればその力は、大地を耕し、水を清め、火を焚き照らし、風により広げる――
 今ある文明をより前進させるために使われる、やさしい力のはず……」

【資料を広げる】
【細かな文字がびっしりと書かれている……】

(龍神財閥の娘が学園に「人質」のように存在すれば……財閥の財産は学園の思うがまま。
 いま、財閥の援助がなくなれば、わたしの研究が途絶えてしまう……。)

「あなたを、学園グループの役員に迎え入れる準備があるわ。
 学園に籍を置いてもらい、後輩や教師たちに異能アドバイザーとして後見してもらうと同時に、異能そのものの訓練や開発も継続してもらう。
 この国で、異能の研究や訓練ができるのは、この場所において他にはないわ。
 もちろん、学園理事としての報酬や、社会的立場は保証するわ……」

【エリナの野心として……龍神を「安定した未来」に閉じ込め、骨抜きにしようという野心がある】

(異能持ちの若者はみな、将来に不安がある……。安定した未来のポジションこそ、人を堕落し、その力を削ぐことができる……
 この娘を学園に縛りつけさえすれば……龍神財閥から無限の援助を引き出せる……)

【エリナは笑顔で、その資料を見せる】

「学園の運営をバックアップをしながら、あなたの力を次の世代のために――”創造”に使ってみませんこと?」
226オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)23:24:09 ID:0DH
>>224
「そうか。とにかく、その身柄を拘束てもらう。抵抗するのならば殺害も厭わない」

もはや薬は組織の手を離れ、既に関係のない売人達に渡っているという事か。
だが、組織の人間を見逃すわけにはいかない。
オールドマンは更に銃口を近づける。投降しないのならば、容赦なく攻撃を開始する。
227龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)23:28:41 ID:jVg
>>225
【まさかの勧誘に、暫し思考する麗華。もしこれを受け入れれば、学園上層部の闇を、内部から変えて行けるのではないか?と思い】

……まぁ、考えるだけ考えてやるよ

【そう言って、しかしエリナは一つ誤算している、彼女には異能持ちが社会に溶け込めないなどと言った概念は存在しない】
【龍神家はファースト以前からの異能持ちの家系である。それに、異能持ちが社会に出て活躍している例を彼女は知ってるのだ】

でも、報酬も社会的立場にあたしは別に惹かれねぇかなぁ、ただ、この街を、学園を安全な街、学園に出来たらそれで良いんだ

【ふっと笑ってそう返すのである】
【しかし、エリナの創造と言う単語、言葉の降りはは一つのヒントになったようである】

………元素の合成ってそう言うことか

【ふと漏らしてしまった言葉】
228リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)23:30:42 ID:pGN()
>>226
──ふうん、随分と強気ね?貴方が何処に所属しているか──ま、その装甲見れば明かなんだけれど
内部がごたついているのに、更に問題を抱えて複雑化させたいのかしら?
【当然、この女は抵抗をするのだろう。全身からは彼女の異能力と思しきオーラが輝く】

ま、腐敗した「組織」にはお誂えのシチュエーションね。お互い、泥仕合と洒落込もうかしら
【しかし、女はこと緊迫したこの状況でなお、自ら攻撃はしかけない腹積もりだ】
【飽くまで、先手は相手に譲るということらしい】
229キザ金髪◆ClSVHWuVMw :2018/07/05(木)23:32:39 ID:3fl
>>223
【そうして五十鈴の柔らかい屈んだまま手の甲に口付ければ、にっこりと頬笑みを浮かべて彼女を騎士のように見上げて】
【感じるのは頭に感じる視線、彼にとってはもはや慣れたものでもあるそれ】

地毛ですよ、レディ、と言っても日本で生まれ日本で育ったので日本人のようなものです
そしてからかっている訳ではありません、私は本気で貴女とお友達から清い交際をはじめようと……いてっ

【ぺちんと額からのいい音、いつもいつもいい所、絶妙なタイミングで五十鈴は何かしらを仕掛けてくるのである】
【のらりくらりと隙を見せないミステリアスな女に男は惹かれるもの、悠然としたその表情を崩してみたくもあるが……あまり初対面で推しすぎるのもよくはない、引き際をわきまえてこそのキザでもある】

……では、贈り物をするくらいなら許していただけるでしょうか?
230オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)23:35:36 ID:0DH
>>228
「俺は俺の仕事をするまでだ。警備舞台としてのな」

異能のオーラを感じる。どうやら、投降するつもりはないらしい。
ならば、もはや容赦など不要。ガトリングのシリンダーが回り、火を噴く。
放たれた弾丸の雨は、女に一斉に降りそそぐだろう。
231エリナD/陰謀教頭 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/05(木)23:37:27 ID:wHk
>>227
「ふふ……。あなたの異能はこの学園でもトップクラス。
 ゆえに、今回みたいに突発的に襲われる事もある。
 あなたにはヤジマに言って専属の警備員でもつけさせてもらう様、手配してみるわ」

【もっとも、警備員が手薄のため、この手配が配備されるのは時間がかかるようだ】
【しかもそれは、テイのいい監視でもある……】

「学園を? ふふ……小さいわ、会長。
 全世界を、安全な街にしていくのよ。
 それが強大な能力を授けられたあなたの使命――でしょ?」

【そういいつつ、手ごたえがあったのか――エリナは自身の誤算に気づかないまま、龍神を篭絡できたと思い込む】

(これで……龍神はすくなくとも、今回の薬事件には手は出さないかしらね。
 てっきり何か動きがあったかと思ったけれど、それは思い過ごしの様……。
 安定した未来が保証されている以上、ヒトは危険を犯さないモノ……)

【立ち去ろうとしたとき、ふと「元素の合成」という言葉を聞く】

「例えば――強大な火と、強大な水の力が合わさるとき――『極大消滅』が起こる事は異能研究で知られているわ。
 では、強大な地の力と、風の力の合成は……。

 って、そうね、……あなたなら、旧来の研究以上の何かを、異能として発現できるかもしれないわね……

 期待しているわ、あなたの未来に。」

【そういうと、エリナは病室から去ろうとする】
232リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)23:41:10 ID:pGN()
>>230
────あ、そ
【たん、と女は身軽に横へとステップし、弾丸の雨をいとも容易く躱した】
【機関銃は高い貫通力を持つが、その分、反動が大きく、弾丸一発一発の命中度は低い】
【故に、相手が重力の壁に阻まれる限り、リーダーはヒットアンドアウェイの戦法を採択する】

【女はそのまま、一気に相手の詰めた「間合い」に滑り込み、装甲の隙間を蹴ろうとする】
【もし生身で受ければ、それは通常の威力より数倍は高いダメージを食らうことになるが、果たして】
233龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)23:43:44 ID:jVg
>>231
ヤジマの護衛!?余計な事すんじゃねーよ!!

【そうエリナへと叫ぶように言うだろう、そして、続く彼女の言葉に対して溜め息混じりに反応する】

全世界ってそりゃまた………はぁ、まぁ、スケール大きいのは嫌いじゃねぇけどよ

【そう呟いて】
【極大消滅と言った言葉を聞くと息を飲むが】

まぁ、勝手に期待しててくれや、言っとくけどあたしはまだ決めた訳じゃねーからな!

【そう吐き捨てる、そして、彼女には言わないといけないと思った事が一つある】

ーーーあ、そうそう、無理矢理生徒を徴兵して、組織に襲撃させるって本気で言ってんのか?

【まっすぐ、エリナを見つめながらそう問いかける】
234オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/05(木)23:45:19 ID:0DH
ガトリングの雨は悠々と躱され、間合いに詰め寄られる。

「……!」

空いた片方の腕で蹴りを受け止める。かなりの衝撃が走った。オールドマンは相手の戦闘能力は高いと判断。
その腕から高周波ブレードが展開され、そのまま横薙ぎに払う。足をそのままにしていれば、容易に切断されてしまうだろう。
235エリナD/陰謀教頭 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/05(木)23:50:38 ID:wHk
>>233
「ヤジマの警備はあなたの発案よ……。学園は学生を守る。そしてあなたも学園の生徒……。
 そして今回、あなたは襲われてしまった。学園として対策をするのは当然のこと」

【ピシャリ、と言い放つエリナ】

「かまわないわ。自身の進路の事だもの。思い切り悩みなさい」

【しかし一方で、教師でもあるエリナ。自然と顔は柔和になる】
【だが――】

「徴兵……?」

【不意に顔が曇る】

「まず、徴兵とは、戦う意思のない人間を徴発する行為。
 異能とは、自身の感情やモチベーションにその効果が左右される。
 「組織」対策でそのような策を取る者がいたら……ずいぶんと下策ね。」

【と、そう言いつつも……】

(戦う意思ではなく、戦わざるを得ない状況に追い込めばいい事だけれどもね……)

【内心ではそう思いながら、険しい顔を演じてみせる】

「あなたがなぜそんな風なデマを信じたのかは分からないわ。
 もしそんな言葉を軽率に言う者がいたら――学園として不穏を煽る者として、処分する必要がある。
 退院したらそのあたりの事をしっかりと聞かせてもらうわ」

【そう言葉を吐きつつ、この手の機密を語ったであろう人間を考えてみるエリナ】
236リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/05(木)23:50:47 ID:pGN()
>>234
【当然、みすみす自身の攻撃を許す相手ではないことをリーダーは把握していた】
【身の熟しから察するに自身と同業者──つまり軍人上がり】

【一撃が彼の腕に阻まれると、そのまま弾かれたように宙返り、続く薙ぎを躱しつつ──】
【間髪入れず、片足が接着するや、浮いた足で相手の頤を粉砕せんと、蹴り上げようとする】
【読み通り、近接戦ではその愚鈍な重火器が仇となっているようだと、リーダーはほくそ笑んだ】
237東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/05(木)23:53:24 ID:NMC
>>229

ほら、そういうところよぉ?
貴方は一年生で私は三年生、加えて貴方は転校してきたばかり
なら贈り物があるとすれば、私から貴方に、でしょう?

【そんな調子で、五十鈴はマイペースに微笑むのだった】
【とは言っても、今は手元にプレゼントできそうなものは何もない訳で】
【敷いて言うなら財布の中には現金はあるけれども、それはちょっと色々駄目な気がするので】

贈り物じゃなけれど、何かあったら保健室に来なさいなぁ
困りごとがあったら、色々と相談に乗ってあげるから

色々とややこしい時期に転校してきて、何かと大変だとは思うけど、無理しないようにねぇ?
あ、それからさっきみたいな態度、ちゃーんと相手を選ぶようにねぇ?この学園の女の子って、怖い人が多いからぁ~♪

【最後の一言は、戯けるように言いながらも真剣味を帯びたもので】
【この学園の女子はたしかに恐ろしい子が多い。多分、下手に接し方を間違われてセクハラ認定されたら、軽傷では済まないかもしれない】

【これでも割と、心配しているのだ】
【そうして、いつでも保健室に来ていいと言ったなら、彼女は屋上を後にするだろう】
【……まだ、若干ふらふらとした足取りで。平然としているようで、やっぱりまだ眠たいらしい。保健室の布団が呼んでいる】
238龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/05(木)23:55:26 ID:jVg
>>235
へーへー、そーですか、あたし以外にも襲われてる奴はいるんだけどなぁ

【ヤジマの護衛の件に関してはプイッとして、不貞腐れたようにそう言うだろう】
【そして、徴兵に関しての返答を聞くと】

………とりあえず、その言葉は、信じるとするけど、無理矢理、戦う気もねぇ奴を、生徒を組織と戦わせようとしたら、その時はあんたもゆるさねぇぞ

【そう言って、ベッドにて横になる、そしてゴロンと背中をエリナに向けるだろう】
239エリナD/陰謀教頭 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/06(金)00:00:01 ID:u5C
>>238

「そうね。”戦う気のない”人間は、戦うべきではないわね。戦場では最も不要な者は、意思のなき者。
 意思なき者は、死んでいるのも同じよ」

(そう……戦わざるをえない状況においこめばいいのよ……)

【背中を向けた龍神を見て、エリナは出ていくだろう】
【エリナは、龍神が「サラマンドラ」を組織し戦おうとしていることなど、まったく気がつくことはなく……】
【龍神はその疑いの目からは逃れる事が出来たようだ】
240龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)00:03:16 ID:ysD
>>239
そっか、ならもうあたしから言う事は何もねェよ

【そんな一言を最後に、エリナが出て行った事はドアが閉まった事により確認する】
【そして、そのまま目を瞑り、今日はもう眠りにつく事になるだろう】

………なんか甘い物食べたい

【そんな事を言いながら】
241オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/06(金)00:03:46 ID:zEW
>>236
「!」

ブレードが躱され、まずいと直感。すぐにブースターを起動し、空中に飛び立つ。それにより、女の蹴りは空を切る事となる。

(相手は身軽に動ける…ならば、重火器は不利か)

この状態では、明らかにガトリングが邪魔となっている。こちらも接近戦に特化した武装に切り替える必要がありそうだ。
オールドマンはアーマーの中にガトリングを収納する。その代わりに、もう一つブレードが装備される。両腕がブレード装備となり、かなり身軽となった。
そして、ブーストにより空中から高速で女を強襲する。女の側面の方から突っ込み、ブレードを振るうであろう。
242龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)00:04:02 ID:ysD
//ロールありがとうございましたー!これでこちらからは〆になりますー!
243エリナD/陰謀教頭 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/06(金)00:04:17 ID:u5C
>>242
//乙でしたー
244キザ金髪◆ClSVHWuVMw :2018/07/06(金)00:09:07 ID:LMe
>>237

……む
いえ、しかし……
【手強い、とそう感じる、結局彼女の悠然とした表情は崩れることはなく、なんとなく掌の上で転がされて終わったような、密かな敗北感があった】
【カバンの中に密かに仕込んでいるいくつかの女の子への贈り物もその用をなすことは無く】

……わかりました、困り事
そうですね、相談したい事もできたらおねがいします

あ、ええ……お気遣いありがとうございます
【恐ろしい子が多い……と言われてもピンと来ないのである、ほかの学校よりは見目麗しい女子が多かったのは認めるところなのだが……】
【だが、心配してくれているその一言には感じ行ったのか、しっかりと頷いて】

貴女こそおつかれのようでしたので無理をなさらぬように……
って……
……流石にその足取りでは見逃せません、保健室までお連れ致します

【フラフラとおぼつかない彼女に近寄り、抵抗がないのならそのまま保健室のベッドまでお姫様抱っこで抱えて、そっと寝かせるだろう、断られたのなら屋上に1人佇むことになるかもしれない】
245リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/06(金)00:09:58 ID:kOD()
>>241
【相手が飛翔したスキを突き、リーダーは路地裏を疾駆する】
【当然、背後がお留守となるので、立体的な動きで相手の標準を狂わせつつ】

【彼女はポケットにソーマを仕舞い、徐々にだが人気の多い場所へと誘導するかのように──】

────
【後ろを具に警戒しつつ、側面からの攻撃を咄嗟に伏せ、斬撃を躱す。彼女のコートの切れ端が宙を舞った】
【低姿勢のまま、相手が完成の法則に従い次の攻撃への準備をする間】

【リーダーは攻撃することを諦め、ただひたすらに逃げることを選択した】
246オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/06(金)00:19:04 ID:Md8
>>245
「逃がすか!」

攻撃を躱され、体勢を立て直している隙に距離を取られる。
このまま逃がしてはたまるか、と再び飛翔し、空中から追いかける。
さて、女は気付いているだろうか。オールドマンの肩に何か武装が増えている事を。よく見れば、それがミサイルポッドだと分かるかもしれない。そして、それが今にも自分をロックオンし、発射されそうになっていると。
247リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/06(金)00:25:14 ID:kOD()
>>246
──こんな遮蔽物の多い市街地で、よくそんな重装備が通用すると思ったわね
【リーダーはちら、と相手の装備を侮蔑しつつ、背後を警戒したまま疾駆する】
【どうやら、誘導弾でも放つ心算らしいが、相手の目的は自身の捕獲に外ならず】

【街の破壊が目的ならまだしもと、リーダーは嘲笑い──】
【相変わらず、じぐざぐに動き、相手の標準がぶれるように画策する】
248東雲五十鈴◆1l7w67iV.c :2018/07/06(金)00:28:01 ID:lb2
>>244

あら~、じゃあお願いしちゃうかしらぁ~……ふぁあ~……

【もしもエスコートを申し出られたなら、五十鈴は躊躇いなく甘んじるだろう】
【抱き抱えられたことに対しても、一切抵抗を見せることなく。その時点で寝息を立て始めていて】

【普段は何を考えているかも分からない、不敵な彼女】
【然し気まぐれなのか、単純に眠たいだけなのか、今日の彼女は普段よりも無防備で】
【そんな感じで保健室のベッドに乗せられたなら、彼女は布団を抱きしめてすやすやと寝息を立て始める】

【そんな調子で保健委員長の普段は見れない、いや、案外よく観れるかもしれない姿が見れた訳で】
【因みに布団の温もりに包まれた彼女が次に眼を覚ますのは、日が沈んでからのことであったという】

//では、これでラストでしょうか。ありがとうございました!
249キザ金髪◆ClSVHWuVMw :2018/07/06(金)00:35:20 ID:LMe
>>248

【断られるかも、とは思ったが案外素直に五十鈴は腕の中で寝息を立てていて】
【警戒心がない……訳では無いだろう、それはいままでのやりとりから痛いほどに伺えたが】
【もしかして少しは信頼してくれているのかも、と思うと下手に手を出すことも出来ないのだった】

……こんな無防備を晒して襲われても文句言えないと思うんですけどね

【すやすやと寝息を立てる彼女にくすりと微笑めば】
【今度は勝手に触れることなく保健室を出ていくのだった】

//ですね、ありがとうございましたー!
250オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/06(金)00:38:27 ID:j42
(ミサイルを使えば都市に被害が出るか…だが、俺には関係のない事だ)

オールドマンの任務は学園を守る事であるが、組織が相手となれば、都市の被害は二の次であった。何故なら、その為にここに送り込まれてきたのだから。最優先は治安の維持。そして、組織の撃滅である。それが任務だ。
照準がずれ、ミサイルのロックが安定しない。これでは発射は不可能。
ならば、相手よりも速く動けば良いだけの事。どれだけ速くとも、生身には限界がある。だが、機械ならば肉体の限界など簡単に超えられる。

オールドマンは更にブースターの出力を上げる。そして女に追いつき、一旦は追い越す。その後、しばらく真っ直ぐに進んだ後に旋回してUターン。女の疾駆する逆方向から飛来し、鋭いブレードの一閃を喰らわせようとするだろう。
251Ca/21GlF.Y :2018/07/06(金)00:45:42 ID:IF5
【名前】天塚 みのる/ヴィジョン
【性別】男
【学年・職業】17歳
【容姿】
群青色の髪に同系色の髪。学生時代に着用していた眼鏡は外し、外に出る際には顔面すべてが覆われるよう、のっぺらぼうのようにツルッとした起伏のない面を着用する
衣服は青色を基調としたお伽話の貴族が着るような豪奢なロング丈のもの。失踪前の"ブルー"が着ていたものをそのまま使っている。

【性格】
一見すると人当たりがよくお人好しなどこにでもいるような少年。組織の幹部としてはやや頼りなさげ。
殺戮や戦闘などを嫌うことから覚悟もなくふらふらとしている半端者、という評を得ることもある。

他の何よりも妹のことを優先するなど若干、というかかなりシスコン気味。

【能力】

天帝の魔眼《サイト・プロヴィデンス》

天塚みのるの両目に宿った異能、魔眼。
表向きはただの視力強化ということにしているが、実際にはそれは能力の一部分である。
実際にはオーラや能力発動の残渣や兆候、機械から発される電波や信号、空気の流れなどの不可視のものから、果ては生物の持つ筋肉の微小な運動に至るまでを視覚として感知・識別が可能。
この能力を戦闘に用いることができれば接近戦で多大なアドバンテージを得ることが出来る。
だが、如何せん元がただの高校生である彼の戦闘能力自体が低いためその道のスペシャリストには遠く及ばない。
最近は筋トレしたり格闘術を独自に学んだりしているようだ。

【概要】

元々は学園の高等部に通う普通の男子生徒だったが、先日の襲撃事件の際に組織に誘拐・監禁される。
誘拐の理由は、彼がすこし前に失踪した組織の幹部『ブルーカラー』と瓜二つであったため。
外見だけではなく性格から能力に至るまで一致する、という不自然さに只事ではないと感じたみのるはその真実を掴むため、そして生きて妹の元へ帰還するために組織の幹部『ブルーカラー』として活動を開始するのだった。
組織内では記憶喪失になって帰ってきた『ブルーカラー』として通っており、元学園の生徒であるということはあまり知られていない。
主な担当は雑務。殺しの任務など血腥い仕事は下手糞な言い訳でのらりくらりと回避する。トイレ掃除などの雑用は喜んでする。

/兄のほうの組織幹部版キャラシート出来たので投げるだけ投げておきます……!
252リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/06(金)00:54:52 ID:kOD()
>>250
────ふうん、そう来る気なの
【相手のブーストが加速──しかし、地面に居りてくる様子は見られず】
【そのまま自身の真上を通過し、今度は対面する形となる】

【ここまで、リーダーに“動きはなかった”。あるとすれば、彼がこちらに猪突猛進した瞬間だった】
【リーダーは、相手の“顔面及び鎖骨の一部”が、自身の“腕”に相当するように、差し出したのである】

【彼は相当な推力と速度を出している。故に、停止した物体に少しでも触れただけで、大きなダメージとなる】
【仮に機械が無事だとしても、彼の「生身の部分」が無事ではないだろう】

【とにかく、リーダーはそのまま衝突し、その腕と肋骨の一部が弾け飛んだ】
253亜主羅神 :2018/07/06(金)00:55:56 ID:ClB
>>169

「そっか。じゃあそっち行く」

なんだかここ数分で語彙が偉く消し飛んだ気がしつつも、神は頷いて従う事にした。
手を引かれていると、まるでリードに繋がれた犬のような気分になるが、黒鳶が相手だと不思議とそれも嫌でない。むしろ自然と口元が緩み、なんとも言えぬ充足感に満たされるまま足並み揃えて辿り着いた家屋――――。

――――を見たら、流石に度肝を抜かれた。

(……デカイ。なんだこれは。ブルジョワが金を湯水のように使って出来た退廃的なエコノミーのナニかだ…………)

訳のわからないことを脳内で呟きつつ僅かに眉間に皺を寄せた真顔で室内に入り、包み込む女性らしい香りにどきりとしながらも、不思議とこんなにも広い家のなか、黒鳶以外の気配が全く感じられないのに疑問を抱く。

――ん、と。黒鳶へ頷き、台所へいくその背中を見送るのだが。寛ぐと言ったって今入ったばっかの人ン家である。一応礼節を重んじる心は結構なものの神は、ソファーに身を沈めるものの、なんだか表情は固かった。

やがて、返ってきた黒鳶に、神は問う。

「……独り暮らしなのか?こんなデカイ家に?」
254リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/06(金)00:56:34 ID:kOD()
>>252
//申し訳ございません。確定描写のようになってしまったので最後の一分を訂正します。
//【若し、相手が避けきれなければ、リーダーはそのまま衝突し、その腕と肋骨の一部が弾け飛ぶだろう】
255オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/06(金)01:10:12 ID:j42
>>252
「――――!!!」

女は攻撃を避けようとはしなかった。いや、むしろ、自ら当たりに来た。それも、ブレードの方ではなく、高速接近する自分の体と。
オールドマンは女の意図に気付いてブレーキをかけようとするが、もう遅い。間に合わないと悟ったオールドマンは防御体勢を取る。
言うなれば交通事故のようなものだ。高速で動く機械の塊と、生身の人間。衝突すればただでは済まない。
直後、大きな衝突音が響く。オールドマンは吹き飛び、地面を這う。
衝撃によって装甲は大きく損傷する。ブースターは故障し、使い物にならない。視界が暗転し、意識が飛びそうになるが、なんとか堪える。
辛うじて立ち上がると、相手もまた大きく損傷していた。生身でこれだけのダメージを受けたなら、相手もまともに立ってもいられないはず。

「……どうだ、そろそろ投降したらどうだ?」

片腕を欠損してまともに戦えるはずもないと、オールドマンはもう一度投降を呼びかける。もちろん、まだ抵抗するのならば変わらず攻撃するが。
256黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)01:19:05 ID:Y12
>>253

【優しい洗剤の匂いがカバーから漂うそのソファベッドは、身を乗せた瞬間に体重をするりと吸い込んだ】
【足の低いテーブルは丁度寝転べば頭の位置の高さ。黒鳶はテレビを見ながら眠ってしまうことも多いのだろう】

【暫くの後、戻ってきた彼女の両手には、暖かに湯気立つマグカップが握られていた】
【独り暮らしか、と、その質問を、何となく聞かれることを予感していたかのように、机に神の分を置きつつ何気なく応える】

「ああ………………母さんが亡くなってから、ずっとな」

【少し熱いくらいのココアを音を立てず啜ると、温まった胸から息を吐く】
【どこか無理に笑ったような黒鳶の横顔は、心の奥底にある哀しみを彼に見せまいとしているようにも見えた】

「この部屋以外は使っていない。というよりは、使う必要がない、と言ったほうがいいか」

【言いつつ神の隣に腰を下ろす彼女は、気付けば肩が触れるくらいの距離に居た】
【おそらくそれは態とだろう、少し彼の方へ身を寄せると、片目を薄目に開けて悪戯っぽく横目に見るのだった】
257リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/06(金)01:22:45 ID:kOD()
>>255
────へえ、まだ立ち上がれるのね
【リーダーは血に伏したまま、しかし全く痛がる様子もなく、相手の様子を淡々と述べた】
【唯一、リーダーが助かった点と言えば、自身の腕を彼が“鋭利な物体”で切り落とした点だろうか】

【もし、只の突進であったなら、その身体ごと吹き飛び、即死していただろうが──】
【リーダーもまた、立ち上がる。流血が激しいが、あと数分は持つだろう】

【相手に一切目もくれず、再び歩き出す。当然、遺体も資源であると考えるリーダーの目指す先は】
【人気の多い通りに近い、ちょうど路地裏と表通りの境界線のような場所だった】
【先ほどの、相手の大胆な行動のおかげで、何人か野次馬が路地裏に足を踏み入れている】
【女は小瓶を投げ捨て、やがて「かちり」と奥歯を噛んだ。無論、仕込みの毒薬である】

【これで、自身の遺体の回収まで手は回るまい】
【あとは──■■に任せればよいのだ、とリーダーは内心ほくそえみ、生命活動を停止させた】
258亜主羅神 :2018/07/06(金)01:30:59 ID:ClB
>>256

「そうか……」

笑みの奥底には悲しみがうっすらと見える。
神はそれ以上踏み込むことをしなかった。
過去の瘡蓋を無分別に剥がしていくような男だと思われては堪らない。
今まで腰かけたこともないような上質な感触のソファにさらに深く身を落とし、珍しく寛ぎの表情を見せるのだった。

「……さて」

――ココアを一度も啜ったことのない神は、目の前に置かれた瞬間、眉間に寄せた皺をさらに濃くしてその茶褐色の液を睨んだ。

(……)

啜ってみると、非常に甘い。

「甘味まみれか、お前の生活。よく体ブッ壊さないもんだな……」

お茶のが良かったなんて我が儘抜かせる筈もなく、また彼女が隣に座ったことで何となく自己を主張するタイミングを逃し。
神は再びふかりとソファに背中を沈め、いたずらっぽくこっちを見てくる様に――――。

「……何、もう……ジロジロ見んな。あんま近くによってくると何するかわかんねーぞ」

それは半ば冗談であったが。まさか親御の一人も居ないとなると歯止めの要因が無くなる
時たま意識を離れる自分の行動を、神は強く危惧しているのだが……かといって離れられたくもないというジレンマがあるのだった。
259オールドマン◆2E1eDx.7oE :2018/07/06(金)01:45:15 ID:j42
>>257
オールドマンは女を追いかける。野次馬もちらほらと見え始めている。これ以上騒ぎになるのはまずい。

「何………!?」

そして、女は自ら命を絶った。野次馬がザワザワと騒ぎ出している。何も情報は引き出せなかった。

「おい、警備隊だ!どけ!」

群がる野次馬を退かしつつ、女の遺体を見下ろす。警備隊として、転がっている遺体を放置するわけにもいくまい。ましてや、組織の人間のものならば尚更だ。
警備隊の権限を以て回収しておく必要がある。それに、解剖すれば何か分かるかもしれない。

「……こちらオールドマン。組織の人間と思わしき人物の遺体を回収してくれ」

オールドマンは本部に連絡を取り、遺体回収の為の人員を回す。しばらくすれば、回収の為にヘリがやってくるだろう。

「……手酷くやられたな」

戻ったら、体を修理してもらわなければならない。ヘリが来るまでオールドマンは待つ事にした。それまで、野次馬には無言の圧力で近付けさせないようにする。

その後、遺体は然るべき安置所に保管される事になるだろう。それを奪いに来るかどうかは、また別の話であるが…

//これで〆ですかね?遺体の方は不都合でしたらソロールで勝手に奪取してもらって構いませんので!
260黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)01:52:40 ID:Y12
>>258

【一応、家で飲むためのココアは苦味と甘味に拘ってある】
【渋みは風味と直結するし、甘みもミルクの分量が違えば次の一杯が進まない。そこら辺は、相当な甘い物好きが考えないと分からない】
【しかしそれは修行僧にも近い生活を送ってきた人間が初めて口にするにしても、納得の一品であった筈だ】

「そう言えば、身体の事を心配したことはなかったな……………」

【神の想像した通り、黒鳶の食生活は糖分、糖分、糖分の三拍子が揃っている】
【勿論、ゴミ箱にはコンビニやスーパー、様々な種類のメロンパンのパッケージが詰まっていたが、どうあっても美しく成長するのは吸血鬼の性か】

「ふふっ………すまない。お前をからかうのが楽しいんだ」

【そう言いながら二の腕をつっついて、彼の筋肉の感触を確かめる】
【彼が普段見せない戸惑いの様子を鑑賞するのは案外楽しいもので、やめられない】

「…………………アスラの家族は、どんな人たちなんだ?」

【ふと気になって尋ねる。あんな戦闘狂―――今はマシだが―――を育てた人物たちとは、一体どんな生き様をしていたのだろう】
261リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/06(金)02:03:44 ID:kOD()
>>259
【パシャパシャ、と野次馬は好奇心からその光景を撮影する。SNSに拡散し始める者もいるだろう】
【こうなると、彼の圧ももはや機能しておらず、となればこれは大規模な戦闘を繰り広げたオールドマンの失態と言えるだろう】

【そのまま、女は「大学病院」に回収され、剖検されるに違いなく、その結果もすぐに警備部隊に届くだろう】
【──だが、その結果は目を疑うようなものだっただろう。女からは“異能力の痕跡が検知されなかった”のだ】

【やがて、研究の名目で、その遺体は正当な手続きの元、大学──つまり学園側に保管されることになった】
【その遺体がどうなったかは、オールドマンの与り知るところではないだろう】


────久しぶりに「死んだ」わねぇ、私
【とぷん、と保護液から解放された「リーダー」は伸びをしながら、ぺたぺたと敷地内を歩き回る】
【まずはシャワーを浴びて、それから服に着替えて──あとは、総帥の指示を仰ぐとしようか】


//こちらは〆で!ロールありがとうございました
//一応、エインヘルヤル化を防止する意図で人目のつく場所へと移動した流れになります
262黒野 一天 :2018/07/06(金)02:32:23 ID:LpW

【夜の路地裏】
【不運な男は、尻餅をついて怯えていた】
【その視線の先には、数mはある巨大な翼を持つ竜】
【噂は聞いていた。嘘だろうと侮ったのが、運の尽きだった】
【生暖かい竜の息を感じる。もうだめだ。そう思い、男が目をつぶったその時】

「神理顕現、時間軸神渉装置、作動」

【普段を知るものが聞けば、非常にテンションが低い声とともに、赤い波動が一帯に広がる】
【その瞬間、怯える男も、巨大な翼竜も、ぴたりと制止する】

「全く……神理を得た人間にやらせる仕事ではなぁいぞぉ……」
「折角の新たな神理も、こぉれでは試しがいがなぁいではないかぁ……」

【ジェットで落下スピードを落としながら、空中へ磔となった翼竜の前へ降りていくのは、神機・一天】
【時間軸神渉装置は、作動してしまえば能力者とその時それに直接触れているもの以外の時間を停止させる】
【いくら見たこともない生き物でも、止まってしまえばどうということはない】
【それゆえ今回の様な件の対処には最適ではあるが、折角新たに改造した成果を使うまでもないためか本人は不満なようだ】
【竜の前へたどり着けば、ただ作業的に腕へ装着された細い槍を急所へ数回突き刺す】
【そして装置を解除すれば、竜は唐突に受けた致命傷に何もできぬまま消滅し、その場へ残るのは襲われていた不運な男と神機・一天のみ】
【訳の分からないことの連続に怯えっぱなしの男へ、視線をむけると】

「喜ぶがいいぃ……キミは今、神の理の一端を目にしたんだ」
「黒野一天の名前を覚えておくといい……神理によって、新たな世界をいずれ導くのだからなぁ……あーひゃっひゃっひゃあ!!」

【呆然とする男を前に、一天のささやかなストレス解消の演説が路地裏へ響くのであった……】

//>>212への反応ソロールです、置きにはなりますが絡んでくださっても大丈夫です
263カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/06(金)02:48:55 ID:j42
「龍神麗華、ねェ…」

カメレオンは龍神麗華を強く警戒していた。いずれは組織の大きな脅威になるであろうと。

「龍神といえば龍神財閥…なーんカ裏がありそうなんだよなァ。ちょいと調べてみますかネ」

龍神財閥……財政界の巨大な財閥である事は有名だが、古くから続く一族の家系でもある。そんな財閥の令嬢が、偶然強力な能力を持っている。果たしてそれは偶然で済まされるのだろうか。
敵の事を知るべく、カメレオンは龍神家について徹底的に調べる事にした。何か大きな秘密がある、そんな気がしたのだ。

「総帥から許可も出たし、俺様モそろそろ多方面にちょっかいかけてみようかナァ」

さて、カメレオンはここに来て総帥から「好きに動け」という指示を貰った。これで、自分の行動が諜報活動のみに縛られる事はなくなったのだ。
もちろん諜報は続けるが、これである程度自由に動ける。

「クケケケケ……見えねえってのは怖いよなァ?」

様々な策謀が頭を過ぎる。
こうして、今まではただの傍観者であったカメレオンもついに動き出すのだった。

//ソロールです
264牧野 葛葉◆1l7w67iV.c :2018/07/06(金)06:59:08 ID:lb2
…………さてさて、こんなところッスかねぇ


【深夜、街の光さえも届かない路地裏の奥】
【一人の少女がそこにいて、カメラを手にしながら溜息を溢していた】

【牧野葛葉。彼女が何をしていたかというと、一言で表すなら盗撮である】
【然し普通の盗撮ではない。いや盗撮という行為自体、全く普通とは言い難い犯罪行為なのだが】
【彼女が撮影したのは取引現場。そこで行われていたのは、近頃噂のヤバい薬の売買】

【『ソーマ』と呼ばれる薬の販売人の撮影、それが彼女の目的である。その為に彼女はここ数日、夜の街を駆け回っていたのだったが】
【そうして、実際に何人もの売人を密かに撮影することに成功したのだった。それも彼等に着いて徹底的に調べ上げれば、薬の大元にも辿り着けるかもしれない量を】
【そんな感じで、今宵も今宵とて盗撮を完了した帰り道。小物らしくコソコソと、彼女は路地裏を出る為に進んでいく】

…………言われた通りに撮影はしてみたものの、そろそろ潮時ッスかねぇ
というか、売人が複数人いる時点で相当な厄ネタッスよねコレ。間違っても私みたいな素人が首突っ込んでいいネタじゃないッスよ今更ッスけど

それじゃあクライアントに写真送りつけて、報酬貰ってさっさと終わり。それに決まりッス!

【星の光も月の光も届かない路地裏の闇の中を、彼女は慣れた足取りで薄汚い道を歩んでいく】
【既に危険な場所は離脱したので、緊張の糸を解きながら。然しながら、一寸先の闇に誰が潜んでいるかなんて、彼女にも分からないのだ】


/置きになりますが、絡み待ちです
265亜主羅神 :2018/07/06(金)08:31:15 ID:ClB
>>260

「まあ、不味かない。礼に今度あったときは俺が茶でも点ててやる」

習字や茶道(こっちに関してはうろ覚えだが)はある程度母親から仕込まれている。
味は折り紙つきである。この男、常に栄養バランスを考えに考えた料理を作り、あまり外のものを口にしないよう心がけているから。

「……ふざけんなぃ、からかわれるこっちの身にもなってみろ。毎度毎度心臓がブッ潰れそうな心持ちなんだ。この野郎」

異種返しとばかりに、黒鳶の艶やかな髪の毛を乱暴にかき回そうとするだろう。
もっとも、そのあとは手櫛である程度整えてやるぐらいの優しさを発揮してしまうのだが

「……俺の両親はな……。親父は俺が生まれてからすぐ死んだと聴いてる。だから覚えてないが、お袋はかなり厳しい人だよ。実家にいた頃は一日一回かならず説教食らったもんだ」

やれ、組手の時のあそこの動きがどうの。
やれ、最近気が弛んでるから顔がどうの。
よくもまあこんなにも思い付いたもんだと今になっても思うぐらい、尼僧である母の口からは説法が事あるごとに飛び出していた。
しかし、それは神を思っての事。間違いなくそれはある程度の実を結んでいて、神は滅多に気を抜いたりは全くしなくなったのだ。

「……まぁ、そう。ちょっとお前に似てるかな」
266八八(やならび) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)11:28:42 ID:pmA
――――今日は良い天気だ。花壇の整えられた花。綺麗なアーチを描く噴水。小鳥達の囀りを聞きながら、八八は中庭の木陰で優雅に鼻歌を歌っていた。
時刻は午後一時を過ぎた頃。もう目の前を通る生徒を見ても何とも思わない。彼等の中から最高の玩具を探し出そうだとか微塵も思わない。
何故ならば先日、彼女は最高の玩具となり得る少女を見付けたからである。そのせいもあってかそこらの玩具達に対する物欲もすっかり失せていた。

(―――後はいつ壊すかだなぁ♪)
(最高のタイミングを見計らわなくちゃ……♪)

そんな事を考えながら影の中から取り出した手帳を眺める。手帳に記された「欲しいものリスト」。
最高の玩具がもうすぐ手に入るとは言え、彼等の中の何人かは退屈な時や戦闘時の為にも手にしておきたいのは変わらない。

じゃあ"どれ"を自分のモノにする?生徒会?カメレオン?鬼久?それとも兵器系?
選り取り見取りだ。

傍から見ればメモ帳片手に優雅な午後を過ごしている少女にしか見えまい。八八はメモ帳を影の中に放り投げるとグイ、と背伸びをした。
イマの彼女の頭の中は紅枝 小鳥との関係を、いや、彼女そのものを壊すタイミングを考える事で一杯だった。

「うーん……♪」
「……そういえば。」

八八は思い出した様に懐から小瓶を取り出す。『ソーマ』。巷ではどうやら流行っている様で、新聞部でも話題の筆頭に挙がったネタで気になってはいた。
入手は簡単だった。彼女が浮世離れしていただけでどうやら大流行している様で、路地裏で普通に購入出来た。
噂によると飲めば異能増強の恩恵を得る対価で狂って死ぬらしい。

(……薬に溺れて狂うだけ、壊れるだけかぁ。それじゃつまらないなぁ。)
(ボクが見たいのは感情の動き……。ヤク漬けにして、ボクに依存させて……それからそれから?)

(……小鳥ちゃんを壊したら次の玩具の為に定期的に購入するのもアリかな……?)

八八は小瓶の中の液体を眺めながら笑みを浮かべた。
2673t05sh..yw :2018/07/06(金)11:48:16 ID:AKg
//もう以前にネタバレしてしまってるので天壌聖良/クイーンの能力を更新です

『言霊の支配者《ソニックランデヴー》』
声、物音等、彼女自身が発した音に『精神操作』の力を込める事が可能で、文字通り『洗脳』してしまう事すらできる
それはCD等の媒体を通しても発動可能であるがその場合、力は減少する
ただし精神干渉系の欠点としてやはり強い精神力、意思を持った人間ならば跳ね除ける事が可能である
更にこれは声のみの効果となるが、特定のワードを発するとそのワードその物の現象を起こす事も可能。もっぱら戦闘用能力は其方になる。


と言う事にしているのだが、彼女の生まれ持った異能は麗華と同じ『四大元素《エレメントマスター》』である
ただし麗華とは違い、四大元素は物質を構成すると言われていたとおりにそれを元に様々な物を形成可能な段階まで使用可能
それに『言霊』の力も用いてより強力な現象を『魔術』として起こせるのであり、組織の人間が知る『ソード』、『バースト』、『ヒーリング』、『エンジェル』と上記の能力はその一部である
この段階まで能力を使いこなした者の『四大元素《エレメントマスター》』は『魔女の継承者《ウィッチマスター》』と呼ばれる

簡単に言うとゲームやフィクションにある『魔法使いそのものな能力』
268名無しさん@おーぷん :2018/07/06(金)12:10:58 ID:V4k
//やりすぎないように程々にお願いします
戦闘ロールで自重が必要だと思う描写が龍紙さんには散見されるので
2693t05sh..yw :2018/07/06(金)12:12:41 ID:0tF
//了解しました、気をつけます
270黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)12:18:23 ID:Y12
>>265

「何だ、お前は茶が分かるのか。………まぁ、茶渋みたいな顔してるもんな」

【神の顔をあらためて見て、ぷふっと吹き出す】
【今度はほっぺたをつついてやろうかと思って手を伸ばせば、仕返しとばかりに頭を掴まれて阻まれたので、くすぐったく笑う】
【そのまま自分のペースで身体を横たえると、神の膝に頭を置いてやった。逆膝枕というヤツだ】

「逆だな…………私の父さんは甘すぎて胸焼けしそうなくらいだよ。まぁ、こんな学校の学園長だとしたら、そんなものか…………」

【ここで黒鳶は何気なく明らかにしたが、彼女の父親は小中高の部門を管轄している、大分な重鎮だ。こうして彼女がセレブな生活をしているのも腑に落ちるだろう。】
【とはいえ彼女自身が彼に甘えている訳ではない、黒鳶の父親はあまり懐いてくれない娘に胸をやきもきしているだけなのだった】
【だがそれもまま当然と言える、怪物と呼ばれた自分や母のような存在を救ってくれたのは、実際父の研究ではなかったのだから】

「ふふ、じゃあ、お前はマザコンなのか?」

【相変わらず小馬鹿にした言い方だが、似ている、と言われて悪い気はしないような人物だった】
【寝返りを打って、彼の顔を艶っぽく下から眺める】
271亜主羅神 :2018/07/06(金)14:05:53 ID:ClB
>>270

「うるさいぞ。そんならお前は砂糖でドロッドロのコーヒーみたいな面だ」

そりゃ普通より渋い感じではある。目はいつも何かを睨めつけるように鋭いし唇は真一文字。仏頂面ここにあり、って感じで。その頬を今、黒鳶の指がつついている。

いやしかし……。

茶渋はあまりにも心外極まると言うものだ。

……そんな毒気も自然に膝の上に頭をのせられて、すぽんと抜かれてしまうのだが。

「……いや、こんな家に住んでるし、普段の高そうな服から見ても、俺にスマートフォンなんてべらぼうに金がかかるものを与えた所から見ても……予想はしてたが」

大体予想はしてたのだが。

「……にしたって、学園長かぁ……」

気後れがじわじわと広がってきた。まさかそこまでやんごとなき相手だったとは。
と言うか、無理矢理キスしましたなんて言ったらこの溺愛具合だと……そんなことを考えるたまらず身震いをしてしまった。

「マザコン………………………………かもな」

五歳迄は寝るときも母の床でなければままならなかったような、朧気な記憶。
今でも会いたいとは思うのだし、なにより唯一の血縁である母は、当然、神にとって深く愛すべき対象なのであるから。

「多分。マザコン……つったって、常軌を逸した感情は抱いてる訳ではないが」

と、真顔で答えた。膝の上で艶めく微笑む黒鳶の姿に、猫、とイメージをあてはめ乍ら。
272狗飼総司◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)14:31:42 ID:bSA
>>264
【葛葉が歩いた先には銀髪の男が見えるだろう、その男はソーマにより暴徒と化した一人の男を倒した直後であり、身体の各所に怪我を負っていた】
【そして、やってきた葛葉の気配に気付くと其方を睨み、正気でありそうだと分かると表情を緩めた】

なんだ、また変な薬ジャンキーが来たのかと思ったぜ

【そう言って、倒れた男を放置して其方の方へと歩いて行く】

あんまこんな夜中に路地裏なんざうろうろしてたら、死ぬぜ?

【そう彼女へ伝えて】
273黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)14:55:25 ID:Y12
>>271

「なっ、その言い方はなんだ」

【ムっとした表情で胸裾をつまむ】
【茶渋という絶妙に侮辱的な表現を持ち出した彼女の責と言えばそれまでだが、神が言い放ったそのフレーズにも劣らず自尊心を辱められるのだった】

「学園長と言ったって、父さんは訳のわからない研究をしているだけで、私も出処の分からない金でだらけているだけだよ」

【自嘲気味な溜め息を言葉に含めながら語る】
【彼女には地位を鼻にかけるつもりも、目立つつもりもない。その証拠に、こうして今まで自分の身分は隠していたし、姓は母のものを名乗っている】
【むしろそれどころか、甘やかされる事をよしとする自らをどこか哀れにまで思っているまであったのだから】

「そうか、寂しいな…………………………」

【二人の距離が縮まったからだろうか。何となく、神の心情が胸にそのまま落とし込まれるような感覚でいた】
【目を閉じて、身体に額を当てる。】

「なぁ、アスラ…………」

【黒鳶の母は、異形の能力者として一生を過ごした。醜い姿から父と娘以外の誰にも愛されず、それでも常に他人のことを思いやっていた人だった】
【そんな母が無能力者による異能排斥運動に遭って命を落としたときの自身の荒れ狂い様といったら、今になって思い返せば凄まじいものだったろう】
【とはいえ、自分も今ではまるで飼われた猫みたいに戯れ付いているな、と眠たげに瞼を開けながら】

「もう一度、好きだと言ってくれ………………」

【今まで好きだった人が、目の前を去っていくのがずっとずっと怖かった】
【恋人としての愛をこれほど迄に痛切に感じたことなどない。愛という物を信じて良いのだろうか。彼の事を好きになれば好きになるほど、淡い不安は高まっていく】
274亜主羅神 :2018/07/06(金)15:34:28 ID:ClB
>>273

「やんごとないなあ…………」


『訳のわからない研究』とか『出所のわからない金』とか。気後れを促進するようなパワーワードの連続に思わずそう呟く神。
全くやんごとない女である。教頭エリナに出会ったときもそうだったが、大した地位にいるものほどそれを隠したがる癖があるらしい

一般人としてはいつ地雷を踏むかわからない故にできれば常に明かしておいてほしいが。
……良い立場に立てば立つほど、己のそのものの精神性はその看板に覆い隠される。それを防ぐのに最も簡単で確実なのは隠してしまう事と言うのは、理解はできた。

……実際、神だって最初から学園長の娘だと聞かされて、こう接することができたかどうか

「あ?」

甘えるように額を擦り付けてくる黒鳶の目は、一見すれば何時ものように幽玄な美しい光を讃えているばかりなのだが。
しかし言葉はそうでない。心当たりは全て言葉のなかに浮き出すし、心情だってそうだ。

今一度、その言葉を求めると言うのは。
すなわち、彼女がそれに不安を感じていると言うことで。実体を捉えかねてると言うことで。

それなら神は、確りともう一度掴ませてやる必要があるのは、間違いない。

「……好きだよ、綺咲」

――――普段はまあ、ちょっと気が引けるけど。
二人きりのとき位はこう呼ぼうと、思った。
275黒鳶 綺咲◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)15:58:54 ID:Y12
>>274

【帰ってきたその暖かい言葉の確かさを噛みしめるように、腰をぎゅっと抱きしめる】
【身を寄せる姿はいつもの彼女ではなく、一人の淡い恋心を抱く少女としての弱々しさが奥底から感じられた】

「なんか………くすぐったいな」

【自分から求めておいてなんだが、下の名前で呼ばれるのは何だか妙な気分だ】
【もっと若いときに感じておくべきだっただろうこの甘ったるさは、僅かな余韻のうちに十分堪能しておく】

「何年ぶりだろう、そういう風に呼ばれたの…………………」

【甘い確証の安堵からだろう、彼女の閉じられた目にはするり涙が伝っている】
【朧げな月明かりだけが照らす薄暗い室内で、綺咲と呼ばれた少女は眠たげに呟く】

「好き………………………だ、し………ん」

【夏夜の蝉の声に消えてしまいそうな告白が途切れ、寝息へと変わっていった】
【彼の愛に包まれ、彼女は夢見ごこちな眠りに落ちたのだった】

【黒鳶の腕は意識を失った後も、甘え付くかのように神の身体から離れない】
【今夜は朝まで、二人で過ごすことになるだろう―――――】

//長くなりましたが、これで〆です。恋愛ロールは初めてだったので乗ってしまいました。
//お付き合い頂きありがとうございます。
276亜主羅神 :2018/07/06(金)16:11:16 ID:ClB
>>275

――――泣くほどか。


神はそう思いながら、眠りに落ちた綺咲の頬を親指で拭った。

――――好きだと言われて泣いてしまうほど、こいつの人生は孤独だったのか。

……考えずには居られない。言ってしまえば好きなんて言葉は十代の間なら軽重含めて幾らでも聴けるような言葉だのに。彼女はラブレターを貰ったことだってあるだろうに……。

それでもなお、近くにしっかりと血肉をもって存在する「愛する人」と言う温もりと共に放たれた言葉には敵わなかった。
孤独を解せたなんて自惚れは言わない。彼女の人生には未だ孤独があり続ける。神はただの人間で、彼女は……人間ではないのだから。
それを拭いきることはできまい。神は虚無的な心でそう考えて、すぐに苦笑した。


「……好きなんてもんじゃないんだ、多分」

……その一言を、口にすることは無かったけど



「お前のためなら、死んだって良いよ」

眠り姫には聞かれたくない、虚無の奥底に眠る愛の言葉。

それを最後に二人の夜は更けていく。

――――なによりもプラトニックに。


――――それでいて――――――。


//いえ、こちらこそ長い間お付き合いありがとうございます……寝落ちしまくりで誠に申し訳ない……ほんと……。
//まーキャラ的に無器用であれな奴ですがこれからも宜しくしてやってください
277龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)16:55:54 ID:pmA
「―――。」

まだ傷が癒えない。先程の天音との戦いで受けた電撃の後遺症か、全身の筋肉の感覚は未だに戻らなかった。
龍王は朦朧とする意識を醒ます様に自身の腿に運動に支障が出ない程度に畳針を突き刺した。

煙草が吸いたい。

懐から煙草を取り出す。

「―――ハァ……。」

それでも肺活量は健在。一息で煙草一本を吸うと建物の屋根の下に隠れる様に壁に凭れ掛かり、降り始めた雨を見上げた。
予報では明日は晴れ。少し休憩がてら此処で休んでから再び施設を目指して歩き始めるか、と二本目を取り出すと吸った。
自分の技も錆びついてしまったものだ。若い頃ならば幾ら強力な能力者と言えどもあの小娘一人に苦戦する様な事は無かっただろうに、歳は取りたくないものである。

「―――そろそろ、引退……ネ。」
「これが、終わったら……。」

ふと龍王は独り言ちた。
自分がいつ寿命で死ぬかもわからないが、確実に身体に限界は表れ始めていた。
自分も総帥直属という立場を活かして今まで色々と自由にやって来たが、この様子では当分まともに動けそうにもない。良くて車椅子、最悪の場合ベッド生活。
移動範囲も限られてしまう。今まで通り活動する事は困難だ。

「……。」

こんな事をしている場合ではないのに。この間にもジョーカーは次に何を起こすか考えているかもしれないのに。

頭ではわかっていても老いて疲弊した身体は動かなかった。

龍王は雨降る路地裏の建物の屋根の下で煙草を吸った。

//絡み待ちです……!
278GUOXgOFDZ2 :2018/07/06(金)17:16:50 ID:Ndd
>>277
/置き気味でよろしければ!
279一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)17:18:00 ID:LMa
>>214
「うーん……私にはそういう、ゲーム? の話はよく分からないよ、ごめんね」
「キミの言っていることはよくわからない、危険だとかそういう話以前の問題かも」

【申し訳ないと苦笑いしながら】

「そりゃあそうだよ、私にはこれしか出来ないんだもの」
「出来ないことはどうやったって出来ないんだから、私は出来ることをただやっていくだけさ」

【一之瀬に出来ることと言えば、所詮その程度】
【大したことのない身体強化能力で、自分はただの学生で子供。やれることといえば限られている】
【だから余計なことは考えずに、自分のやるべきことをやるだけ――それも、徹底できているかと言われれば、口を噤んでしまうが】

「……そろそろかな」

【サイレンの音がこちらへと近づいてくるのが分かるだろう】
【警備部隊がやってくる。後片付けは、彼等にお任せだ】
280龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)17:19:50 ID:pmA
>>278
//大丈夫ですよ!是非是非お願いします……!
281ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/06(金)17:21:26 ID:LMe
>>277
「こんなものを吸っていたら」
「引退した後長生きできないわよ?」

ぱちゃぱちゃと水っぽい靴音が路地裏に響く
龍王がそちらに注意を向ければ、真っ黒い傘をさしつつ彼のいる建物の屋根の下まで歩いてくるメイド服の女が目に入るだろう
ニコニコと微笑みながら、左手にはもう一本の傘を携えつつ、彼のパーソナルスペースを侵すくらいに接近して
そっとその咥えたばこを奪い取ろうとするだろう

「ご苦労さま、例のあの子の確保に随分骨をおられたようね」
「貴方のその様子だと、組織の実験台だったあの子は想像以上に力をつけたってところかしら……」

降りしきる雨音をBGMにしながら龍王の隣に並ぶように壁に背をつける、話題の種は彼が確保した天音の事、組織の被検体として管理され、組織の隙をついて逃げおおせた彼女の事
どこか疲れたようなため息を吐きながらそう問いかける
282ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/06(金)17:22:23 ID:LMe
//っと、あ、ごめんなさい先客の方がいたんですね、引いておきます
283龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)17:22:56 ID:pmA
//おおう……
//自分は三人ロール出来ますが如何しましょうか……?
284ジョーカー :2018/07/06(金)17:25:56 ID:ClB


――――簡単な話だと思ったのだ。



――――ソーマの流通がリーダーによって凍結され、ジョーカーの本来の計画はひっそりと成功を迎えた。

ソーマによって暴走死した人間の血液を末端に集めさせ、それによって作り上げた血清が、彼の懐には納められている。

「…………」

だからと言って飲む気も起きない。今はまだ、本来の計画に沿ったピースが無い。
必要なものはあと二つ。オリジナルスと、エリナの生体素材。その二つさえ揃えば――。

そう考え込むジョーカーは、今宵は珍しく外に出て、深夜の静けさが満ちる街路を裸足でひたひたと歩いていた。
服装は変わらずウェディングドレスで、いったいなんのつもりかレースの拵えられた傘を携え、時おり手遊びのようにくるくる回す。

「……あぁめーーーーん……じぃーーーんぐれぇーーいす…………」

調子外れの歌を響かせながら、ひたひたと、ひたひたと。
あまりにもはっきりとした狂気は歩む。暗いくらい夜の中を……。
285ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/06(金)17:28:50 ID:LMe
//大丈夫ですよー、今回は大人しく引いておきます、また機会があればぜひ
286龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)17:29:36 ID:pmA
//了解しました……!
//ペインさん、また機会がありましたらその時は是非ともよろしくお願いします!
287デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/06(金)17:33:58 ID:Ndd
>>277
「よォ」

張り裂けんばかりのエキゾーストを鳴り響かせながら、路地裏に侵入する一台のバイク。
痛快なほどに吹け上がるレース仕様のエンジンは、愛情と手が掛かっている。
やがてクラッチを切ってゆるやかに、獰猛な野生を抑えながら鉄の馬は蹄を止めた。
シートを跨ぎ降りたレザースーツの男は、あの時と比べて少し髪を切ったデステロであった。

「餞別だ、老いゆく隣人にな」
「俺ァ『中華』派だが」

ヘルメットをハンドルに引っ掛けるとポケットから細長い箱を取り出し、龍王へと投げる。
それは以前彼が愛飲していた銘柄、冬虫夏草と書かれたパッケージは独特のものだ。
デステロはそれを投げると、今度は自分のものであろう、赤と金のパッケージを取り出す。
高級感あふれる装いの箱の中からは、少し甘酸っぱい中国・国煙独特の香りが漂う。

「学園には割と楽に侵入できたぜ、デンデンムシの御蔭でなァ」
「道化野郎の尻尾も、掴みかけてる」

共に紫煙を燻らせながら、音もなく降りしきる雨の中。
時が流れていることすら忘れそうな静寂。
屋根に溜まった雫が水たまりに落ちた。その音を皮切りに、デステロは再び口を開く。

「そういえば、アンタの名前……聞いてなかったな」
「コードネームとか、あンだろ」
288デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/06(金)17:34:56 ID:Ndd
/ペインさん申し訳ないです。またお願いします
289一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)17:36:02 ID:LMa
【土砂降りの雨が降る】

【独り、ソーマを使用して発狂死した少女がいた】
【一之瀬にとっては可愛い後輩だった。ただ、助けてほしいとだけ書かれたメールを見て、辿り着いたときには遅かった】
【ただこの雨の降り頻る中を、ひっそりと、誰にも気付かれることはなく、身体を冷たくして、横たえていた】

「……お疲れ様」

【その遺体を、一之瀬は抱き上げて、抱き締めた】
【たった一人、後輩の抱えていた悩みにも気づけなかった自分が酷く情けない】
【誰にも気付かれること無く。血の繋がった両親も、それどころか友人にすらも看取られること無く去っていった彼女を】
【雨に濡れながら、静かに労った。それくらいしか、出来なかった】

/置き気味になりそうですが、絡み待ちです……!
290ジョーカー :2018/07/06(金)17:44:07 ID:ClB
>>289

――それは、ずっと見ていた。

ソーマを投与し、新しい力に打ち震えるその存在を、ずっと見ていた。

降りしきる雨のなか、頭のなかをかきみだす発狂のノイズに悶え苦しむ様を。
身をよじらせ、頭皮が剥がれるくらいにかきむしる様を。
よだれをたらし、失禁し。誰に向けたかも解らない怨搓の思いを吐き続ける様を、ずっと見ていたのだ。


「……哀しい、カナシイ……求められたから与えてあげたよ……君に強さは相応しくない、面白く死ぬだけが人生だって現実を」

退屈すぎて眠りそうだったのだろうか。レースの拵えられた傘をくるりと回して雨の波紋を造りながら、あくび混じりにそれは言う。
一之瀬の背後から、気だるげな、それでいてその肉の薄皮の内側、内臓の具合まで見透かすような濁った眼を向けるのだ。

「……それ、いらないなら貰って良い?死体って結構、いーいサンプルになるんだよね」
「眼球の血走り具合で部分投与した場合の効果が解るし」

一之瀬の抱いた死体を見ながら、その人生には興味もないのがありありと解る声でそう言った。
291龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)17:51:28 ID:pmA
>>287

「……アナタだったネ。」

龍王は一瞬警戒したがそれがデステロだとわかるや警戒を解いて彼が投げた煙草を受け取った。
『冬虫夏草』。龍王が最も好む味の煙草だ。タール量もしっかり12mg。
龍王は疲れた顔でニタリと笑みを浮かべた。

「……上手くやってくれてるみたいネ。」
「謝謝。……中国の煙草も良いものでしょ?」

一口で煙草を吸うと足元に吸殻を捨て、靴で踏み潰して火の後始末をした。
静寂の後、デステロの問いにそういえば自分からは名乗っていなかった事を思い出す。
彼にコードネームは無い。龍王(ロン ワン)。彼のそれは偽名ですらない本名だ。

「―――龍王(ロン ワン)。ワタシのはコードネームじゃないヨ。」
「……向こうで生まれた時からずっと裏社会を生きて来たネ。」
「向こうのマフィアに居た頃も有名人でも何でもなかったから名前で探られて困る事は何も無いヨ。」

組織でも龍王はかなり異質な存在だった。
彼はコードネームだらけの組織の中でも有数の本名で活動する人間。

「……。」
「サポートは当分出来なくなるから、代わりにアナタのサポートが出来る人間を雇った方が良いネ……?」

龍王は激痛の走る脇腹を押さえた。先程まで影になって見えなかった部位。
外套に空いた穴と焦げた龍王の皮膚が一体何があったのかを物語った。
龍王は苦悶の表情を浮かべる。
292星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/06(金)18:05:37 ID:LMW
「真面目なのは久しぶりだよね…」

ふぅ…と一息つく少年が、学園都市の夜の路地裏にいた。
見た目は優しそうで…普段は車椅子に乗っているが、今日は杖をつき立っている。
その周りには幾人か、気絶した人間が倒れていた。


「暴力的な解決は好みじゃないけど…正当防衛だししょうがないな」
「まぁ…学園に散々手を出してきたわけだしね。子供にちょっかいかけたらやり返されるのは当たり前のことだ。
まさか大人がそれに気付かないはずがないだろう…でもちょっとやりすぎちゃったかな?」

聞こえているはずがないのに1人で話す。反応の無い倒れた人間を冷たく、しかし哀れんで見下ろす。
行動とは裏腹に雰囲気はとても和やかだ。少し屈んで、倒れた人間の懐から『あるもの』を取り出そうとする。

「ふむふむ…これが近頃話題のソーマってやつか。なんか嫌な見た目してるよねー」
「凶暴な人間って怖いよね…僕もいつ死ぬかわかったもんじゃ無いね!あはは!」

そういうと、ソーマをお手玉のように弄んで、近くにポイと投げ捨てるだろう。

//絡み待ちです!
293牧野 葛葉◆1l7w67iV.c :2018/07/06(金)18:05:55 ID:lb2
>>272

いやぁ、全くもってその通りッスねぇ
ちょうど暴漢に遭遇して、今まさに死ぬかもしれないって状況ッス

【けらけらと言いながらも、速攻で逃走準備】
【立ち止まる。距離を確認する。ポケットの金銭に手を触れる】
【普段と変わらぬ表情を浮かべながら、最上の警戒をもって】
294デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/06(金)18:09:06 ID:Ndd
>>291
「……そォか、龍王ね」
「昔は狼王(ロボ)って呼ばれてた……遠い昔の話だ」

「が、身元はバラしたくねェモンでな……アシがつかねェように俺のこたァ麒麟て呼んでくれ」
「黄道の……チーリンの麒麟だ、キリンさんのキリンじゃねェからな」

自らの名前を打ち明けた龍王。デステロはそれにつられるように、ほんの少しだけ自分の過去を語った。
狼王、馴染みのない名前だが、裏社会に精通していれば異国の情勢として耳に挟んだことがあるだろうか。
詳しく聞けば龍王にだけは、デステロは彼自身の過去を打ち明けてくれるかもしれないが。
そんな話題を流すように、自分はコードネームを用意してきたと自慢げに告げる。

「それにしても、こっぴどくやられちまッたなァ」
「……俺の顧客をこんな目に遭わせる悪い子は誰だ?」

傍眼に見て酷く傷ついている龍王の肩に拳を強く打ち付けると、喉を鳴らして嗤う。
彼の笑みはどこか含みのあるものだったが、龍王とは友人に近い感情を抱いている事は確かだった。
ゆえに龍王の傷を見過ごすことはせず、そしてそれはもう一つあることを意味する。
龍王が止めなければ、デステロは天音の存在を嗅ぎ付け、殺してしまうだろう。

「心配ねェよ、長い間独りだったし……これからだってずっとそォだ」

龍王からの支援は望んでいない。孤独な仕事だということは重々承知の上、狼達もいる。
前線は自分一人いれば十分だと自負できるほどに、デステロには実績があった。
295ボロボロの女性◆itOWld5gb6 :2018/07/06(金)18:10:12 ID:QZr
(組織アジトの地下)
(まるで独房のようなそこの奥の檻の中。そこにはひとつの人影があった)

………さて…もう此処に来てどれくらい経ったでしょうか

(それは女性だった。ボロボロでいなければ綺麗であろうその姿は見るに哀れな様子であった)
(両手両足には重りがついた足枷と手枷が付けられ、その上で鎖で繋がれている。異能を行使する体力など残っておらず常にギリギリな状態だった)

――――天音…ちゃんと逃げられたでしょうか…

(もう何度思ったか分からないそんな問いを今日も空を見ながら呟いていた)
296一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)18:11:59 ID:LMa
>>290
【抱えていた遺体を、『ごめんね』という呟きとともに、そこに横たえさせる】
【着ているジャケットを脱ぐと、彼女の上にかける――首元を覆うタイを、二、三、指を通して左右に引っ張ると】
【スルリと抜けたタイを放り捨てる。左の掌を、何度から閉じて、開いてを繰り返す】
【手元を覆うグローブを引っ張り上げて、その手の形にピッタリと合わせる】

【ガシャン、という機械音が鳴り響く】

【クリスタル・ブーツが音を立てて展開した】
【排熱機構が迫り上がり、蒸気を噴出する。落ちる雨粒がそこに触れると、じゅう、という音を立てて蒸発していく】

【言葉を発さない。一言たりと、唇は固く閉じて】
【ただその赤熱は、煌々とそこにきらめいていた。その雨空を裂くには、酷く頼りなく小さいものであったが】
【ゆっくりと左の掌が握り込まれていく。ギチリ、ギチリ、と骨がなるような音が響き渡る】

【言葉など、無くとも分かるだろう】
297狗飼総司◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)18:13:14 ID:mBT
>>293
あん?安心しろや、別に取って食いやしねぇよ

【警戒を強める葛葉を見ると、溜め息混じりにそう言って】
【やれやれとジェスチャーするだろう、そして倒れた男に視線を移し】

こりゃ最近流行りの例の薬を飲んだのかいきなり襲いかかってきやがったから返り討ちにしただけだ

【そう言って安心させようとする。しかしドヤンキーな強面男が居たらそりゃ警戒するのも無理は無いだろう】

おまえはこんなところで何やってたんだ?
298ジョーカー :2018/07/06(金)18:19:59 ID:ClB
>>296


「…………」


いままで一貫してつまらなそうだった表情が、くしゃりと破顔した。ああ、良い。
歓喜の皺を顔全体に刻んで、唇を限界まで引き伸ばして、溢れそうな笑いを必死に堪えても堪えきれず。く、く、と漏れてくる。

「良いよ、その目。スッゴク良い。俺をぶっ殺したくて仕方ないってその目が大好き」

無言を貫き通す一之瀬に対し、ジョーカーもまた一徹して雄弁を通す。

「辛いよね、苦しいよね。でもそれを表に見せちゃあ負けみたいなもんだ。だって君は正義なんだもの。可哀想な運命にさらされた子羊の弔いを履行する、正のともがら」

傘を投げ捨て、雨のなかにその身を晒す。つき出された手のひらの前にめぐるましく回転する白黒のルービックキューブが形成され。
全身からひたすらに目を背けたくなるような殺気が放たれた。無言で固まっていくような一之瀬のそれとは対照的にそれはあまりにも分かりやすく願い望んだのだ。

――――こいつを、ブッ壊したいと。

「おいで、ベイビィフェイス。至高の狂気(ヒール)がお相手する」
299牧野 葛葉◆1l7w67iV.c :2018/07/06(金)18:20:53 ID:lb2
>>297

いや別に全くもって安心する要素じゃねえッスからね?
そっちが強面暴力ヤンキーってことには何一つ変わりないッスからね?
薬うんぬん関係なしに関わったらダメな人種だって流石に見たら分かるっすよ?

【笑顔を浮かべたまま、少女は毒のような言葉を吐く】
【まあ、これが警備隊や風紀委員であれば兎も角、ただの不良である】
【気を許す理由も警戒を解く理由も一切ない訳で】

あー、取材ッスよ。新聞部の取材
少なくとも暴力ヤンキーよりはよっぽど健全な理由ッス
だから勘違いして殴りかかってきたら容赦しないッスよ?
300狗飼総司◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)18:28:41 ID:1Ym
>>299
【強面ヤンキー云々と言われてグサリグサリとなり、顔がヒクついている】
【しかしまぁ、言ってる事は事実であり、何も言い返せない訳ではあるのだが】
【そして両手をポケットに入れながら、歩み寄ってくるだろう】

はぁ、何もしねぇっつってんだろ

【そう言って、片手をポケットから出して頭をくしゃくしゃとかきながら】

ところで取材っつったなぁ…おめぇ、もしかしてこの薬の事を調べてんのか?
ちょうど俺も修行ついでにここら辺うごきまわってんだがよ

【そう問いかける】
301牧野 葛葉◆1l7w67iV.c :2018/07/06(金)18:33:47 ID:lb2
>>300

【たんたんたんと後退する】
【彼が近寄ってきたならば、同じだけ後ろに下がって、一定距離を保ち続ける】

【これは葛葉の経験則であるが、この手の相手には拳の届く範囲にいてはいけない】
【何を引金として殴られるか分かったものでないのだから、小物は小物なりに徹底的に警戒を続行する】

あ、守秘義務につき回答は差し控えて頂くッス

【今回の調べ物は依頼人があってのこと】
【報酬氏が発生している以上、その内容を口外しないだけの常識が彼女にはあった】
302龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)18:37:00 ID:pmA
>>294

「麒麟(チーリン)……良いコードネームネ。」

"狼王"という言葉に少し龍王は反応を示した。

「……そうネ。その娘は電気を扱う、多分学園の生徒ネ。組織の末端を狩ってたから少し怖い思いをさせてやろうとしたのヨ。」
「けどしくじって、このザマ。ま、それでもワタシが病院送り程度に十分お仕置きしたからもしアナタが彼女を見付けても監視程度に留めて欲しいヨ。」

「―――二度と組織に関わらない様に……ネ。」

此処であの少女の事を伝えるべきか正直迷った。自分が伝えればデステロは彼女を殺しに向かうだろう。
龍王としては一貫して"殺し"に発展する事態は避けたかった。殺しとはそれだけ足跡の付く行為なのだ。
―――とは言え、あの強気な少女がこのまま大人しく引き下がり組織の末端狩りをやめるとも考えられない。
出来ればデステロには彼女の監視だけ頼みたかったのだ。

「まぁ今回の件に関しては完全にワタシのミス……。ワタシも老いたものネ……。」

歳は取りたくないものだ、と煙草を吹かしながら龍王は遠い目で呟いた。
自分はまだまだ現役でやれると思っていたが、どうやらそうでもないらしい。
今の自分ではあの小娘一人を無力化するのが精一杯。これでは前線で活躍する事も出来ないだろう。唯の足手纏いだ。

デステロを横目に見る。
案の定彼は自分の提案を断って来た。ニタリと笑う。

「……良いネ、若いヒトは……。 ……流石はあの"狼王(ロボ)"ネ。」
「アナタはこっちでも噂が流れる程度には有名だったヨ。」

「……狼王……いや、今は麒麟だったネ。まさかアナタが学園都市に潜伏しているなんてネ。」

龍王は箱から煙草を取り出すと口に咥え、遠回しに何があったのかと龍王は経緯を問うた。
空へと上がって行く煙を見送りながら。
303一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)18:39:32 ID:LMa
>>298
【口を開けばどれだけ汚い言葉が飛び出ていくか、どんな怒号が飛び散るのかが自分でもわからない】
【だから黙れ、黙れ、黙れ。今はこいつを“倒す”ことだけを考えなければならない】
【その身分の予測は付いている。此奴が張本人でなかったとしても、それに手を貸した一人であることは間違いないのだから】

「――ッ!!!!!!!!」

【奥歯が砕け散りそうだった。きっと今自分は恐ろしい顔をしているのだろうなと、なぜだか冷静にそれが分かってしまった】
【構える。放たれた殺気を相殺し、食い殺すかのように一之瀬からもそれが見て取れるほどだった】
【揺れる熱気は、それが形になったかのように。殺す、殺すな、ああでも、殺したくって仕方がないと逸る気持ちを抑えるように】


「――」


【く、ら、え】
【小さく、声を発さずに、口だけを動かして、足元の地面に爪先を“叩きつけた”】
【アスファルトは容易く粉砕され、破片は散弾銃の如く面の制圧を開始する――それに、乗るように】
【残る片足で地面を蹴った。一之瀬の身体が砲弾の如く飛び出していく。そしてその右脚は、彼の腹部へと突き刺さらんと放たれる】

【焦燥、抑圧、膨張、激怒、憤怒、憤怒、憤怒、憤怒。頭の中を埋め尽くしていく思考に必死に抗えはすれども】
【その思考能力はガクリと落ちる。努めて冷静であろうとしながら、その動きは、初手で切るには余りに無謀か】
304狗飼総司◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)18:42:00 ID:1Ym
>>301
ち、そうかよ、話す気はねぇってか

【軽く舌打ちすると、ポケットからタバコを取り出し、口に咥えてそれに火をつけ、近くの段差になった所に座るだろう】

ならもういい、行けや

【そう言って、ただタバコをふかして】

あ、そうそう、まだまだ街にゃ薬の影響で暴れてる奴がわんさかいるから気をつけるこったな

【警戒は解かない、秘密主義で情報を漏らす気もない、そんな存在にこれ以上問い詰めても無駄と判断したのだろう】
【そのまま、これ以上問い詰める気も無くし、ただ明後日の方向へ向いてタバコをふかしていた】
305ラビット◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)18:46:22 ID:Y12
>>295

【彼女は重要なサンプルであった被検体の天音を組織の手が届かない学園の手に渡してしまった】
【それを手助けしたのが構成員とあろうものなら、裏切れば即、死という最悪の罰が待っている】
【グリーンカラーの彼女には、幹部として首の皮一枚の生存が与えられているに過ぎない】

【がたん、と鉄格子を掴む音】

「『ブルーム』………………」

【視線を上げたそこには、陰鬱とした地下牢の空気感にそぐわない、奇抜な彩色に彩られた人影が浮き上がった】

「久し振りだね」

【どこか感情を抑えた声で語りかけるその姿を捉えて、少しひるむかも知れない】
【その少女は他でもない、彼女の処罰を執行した組織の忠兎、ピンクカラーのラビットその人であったのだったから】
306牧野 葛葉◆1l7w67iV.c :2018/07/06(金)18:52:18 ID:lb2
>>304

【相手が自分に関心をなくしたことで、葛葉ようやく緊張の糸を解いて、楽しそうに笑うのだった】

【まあ、そもそも言える筈がない】
【如何にもカタギじゃない人間に、薬の取引現場を抑えるように依頼されて、その撮影の帰り道だなんて】

あ、未成年の喫煙は駄目っッスよ?
薬と度合いは違えども、犯罪に変わりはないからご注意するッスよ、狗飼先輩?

【そもそも、知らない筈がないのだ】
【仮にも新聞部で情報に精通する彼女が、学園における有名人の顔と名前について】
【その悪評を知っているからこその、この警戒っぷりである訳で】
307ボロボロの女性◆itOWld5gb6 :2018/07/06(金)18:54:51 ID:QZr
>>305

……ラビットですか

(その姿を見た女性はあまりに冷静だった)
(それもそのはず、あのときからもう未練は無かった。いつ殺されてもおかしくないこの状況)
(もはや自分の命はあのときに失ったもの同然なのだから)

どうしましたか、ついに私の処刑の通告ですか?

(彼女に優しく笑いかけて、自分のこれからを聞いてみる)
308ジョーカー :2018/07/06(金)18:55:26 ID:ClB
>>303

「いいよ、食らったげる」


いくらでもそれを制圧することは可能だった
単調な初手、単調な特攻。ジョーカーにとってはあまりにも良い餌で。だがそれゆえに。


いとおしい。

――――ジョーカーの細身が石の弾丸に撃ち抜かれる。貫きこそしなかったがそれが逆にとてつもなく絶望的だ。凹凸の激しい破片が己の皮膚に沈んで肉の内側でとまる感覚がまるで口のなかにねじ込まれるスプーンのように脳髄をおかしそれに歓喜し呻く間もなく――――――。

――――――――吹き飛んだ。

「あぁっは――――」

空をから回る細身。血の混ざった胃液が空中に降りしきる雨を濁らすように放たれ。

「あっははははははははははははははははははははははははははははははは
ははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
ははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははァーーーーーーーー!!!!」

なんて皮肉な話だと。空に後を引く狂気的な爆笑と共にジョーカーは思った。

地面に跳ねて転がり様、ピルケースが懐から滑り出て。浮くように溢れたカプセルを地面に口をつつけて啜るように接種する。
噛み砕いて、訪れるトリップに痛みを、預けて、目からこぼれる涙をこすった。


「痛ェな、おい♪」


――――曇りきった空、訪れるはずの無い現象。
うっすらと地面にたまった雨の下、ジョーカーの足元へと巨大な影が出現する。現れるのは筆舌に尽くしがたい形容の虫、虫、虫。

あるものは人間状の目を持って、あるものは羽の背中に人の顔を張り付けて、あるものは、あるものは、あるものは――――。
ジョーカーという存在の本質、心のなかに広がる内的宇宙の一端を示すような超現実の光景。


「おんなじぐらいいたがってくんなきゃな」

――そして、それらは一斉に行動を開始した。稲に群がる蝗のようにうごめき騒いで、羽音を立てて一斉に一之瀬の肢体へ殺到する。
一体一体は容易く叩き落とせよう。毒もない。しかし長時間放置しておいたら骨までしゃぶり尽くすような人食い虫の集団。

『暗い穴より来るもの(アポリオン)』
309狗飼総司◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)19:00:30 ID:1Ym
>>306
な、テメ!良いんだよ別に俺ぁ勝手に自分(テメェ)に悪いことしてるだけだがんな!

【いきなり名前を呼ばれ、そう言われると、ゲホッゲホッと噎せながらそう言うのであった】
【そして、そのタバコをトントンとしながら灰を落としながら】

………やれやれ、やっぱ、『組織』を追うっつーのも俺と舎弟どもだけじゃ限界があんなぁ

【ふとそんな言葉を漏らす。彼はこの薬騒動を組織の仕業と睨んでいるのであった】
【そして、組織のマシラには襲撃事件の時の借りがある、組織を追うためにこんな所で情報収集をしていたらしい】

おめぇ、新聞部って言ったよな、今から言うのは別に積極的に調べなくていい、たまたま情報を入手したらでいい
………組織っつー奴等の情報を入手できりゃ教えてくれや

【そんな事をふと呟くのであった】
310デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/06(金)19:06:13 ID:Ndd
>>302
「……なンだ、それなら……部外者が口を挟む義理はねェな」

龍王が傷を負った理由が組織絡みと分かれば、デステロは歯噛みした。
それは組織と天音の問題であり、デステロが腹を立てることは筋が取らないからだ。
個人的に友とみなしている男が痛めつけられたのは気に入らないが、黙るほかなかった。
ただ天音が雷を扱うと聞けば、少しだけ興味を持ったように唸りながら、デステロは話題を変えた。

「中国にまで名前が広がってるとはな、恐れ入ったよ」
「どうやらこの分じゃ、この街で名前を出さねェ方が良さそォだな」

彼の立ち上げた犯罪組織『ハウス・オブ・ウルヴズ』はメキシコの麻薬カルテルだ。
一介の小さなクランから始まり、すぐに国を牛耳るほどの大きな組織へと泡のように膨れ上がった。
しかしある時期を起点に組織の結束は解け、急速に分裂、やがて瓦解。
一体何が起こったのか、それはHoWの生き残り達と彼しか知らない。

唯一つこの場でハッキリしていること、それは狼王と呼ばれた男と今のデステロの乖離だった。
雷を降らせ、国を揺るがし、10万の狼達を統率するメキシコの蒼い稲妻。
今の希望を失った彼からは、かつての栄光なぞ微塵も感じとることはできなかった。

「夢破れたヤツらは……みーんなこう、思いがけねェ場所にいるモンさ」
「あいつが居れば、俺も……変われたのかもなァ」

かの麻薬王エスコバルの腹心、ホセ・ゴンサロ・ロドリゲス・ガチャは彼の子をロボと呼んで育てた。
しかしその最愛の息子の命は警察によって奪われ、直後に自分も果てることになる。

アーネスト・シートンで有名な狼王ロボは魔物と言われるほど凶悪な狼の群れを引き連れていた。
しかし最愛の妻『白狼(ブランカ)』を殺され、生きる気力を失い、無残に死んだ。

彼もまたそうだった。愛する者を失い、組織を離れ、直後にHoWはDEAと警察により解体された。
今の彼はもはやロボではなく、この街で腐ってゆくのを待つだけの存在だった。

だからこそ黒社会で生まれ日陰で死にゆくこの男に、同族のようなにおいを感じ取り惹かれたのかもしれない。
311牧野 葛葉◆1l7w67iV.c :2018/07/06(金)19:11:01 ID:lb2
>>309


情報が欲しいなら、ちゃーんと先立つものを用意することッスね♪

【それはもうとてもいい笑顔で】
【牧野葛葉はそういう少女である。有能無能以前に、根本的に性根が腐っている】

【現在の依頼を引き受けた理由にしても、状況的に断れなかったことに加えて、何より多額の報酬があったからこそ】
【知りたいなら、金を払え。情報屋としては当然のスタンスであるのだが、彼女の場合それが際立つというか】

まあ、ぶっちゃけ、私はもう関わりたくないッスけどねえ
学生の範疇を明らかに超えてますし、私は正義感を押し通すことよりも自分の命の方が惜しいッスから

先輩はどれだけ強い能力を持ってるのか知らないッスけど、精々火傷しないように気をつけるッスよー
まあ、火傷で済まない可能性の方が高い訳でもあるッスけど

【葛葉は屑であるが、一生徒に過ぎない】
【だからこそ身の丈を弁えているし、自ら地雷原に飛び込む勇気も必要としない】

【小物なのだ。しかしそれ故に彼女は危険を察知する能力に関して、誰よりも秀でている】
312ラビット◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)19:14:52 ID:Y12

>>307

「…………………………」

【ラビットはまだ幼い。わずかに震える唇、不安そうな瞬き。努力して無表情を繕おうとしているのがすぐに分かった】
【物言わず指紋認証のドアに手を掛ければ、ぎぎ、と錆びた音を立てて鉄格子が開く】
【震えた足取りでゆっくり彼女の眼前に歩み寄り】

「…………………これ」

【ラビットが取り出したのは、ベルト状の黒い、無骨な装置】

【――――――――――"バジリスク"。】

【装着時に登録された以外での用途で異能を使用すれば、異能のデータを吸い上げた挙句本人を死に至らしめる狂気の装身具】
【ジョーカーによって開発されたそれ………これが差し出された意味は、幹部である彼女には容易く理解が及んだ筈だ】

「……………付けるよ」

【ぼろぼろになった衣服をたくし上げ、覚束ない手付きでそれを彼女の腰へと巻きつけ始める】

【彼女は、"解放される"のだ。】
【死にたくなければ、指示通りに異能を使わざるを得ないという、もはやそれは死よりも重い罰ですらあった】
313狗飼総司◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)19:18:06 ID:1Ym
>>311
先払いかよ!?

【思わずそう口にするのであった、またゲホッゲホッと噎せるだろう】

たくよぉ、で、そりゃいくらくらい必要なんだ?

【そう言って、いくら必要なのか問いかけるのである】
【そして、続く彼女の言葉に対して】

へ、別に正義感の為にやってる訳じゃねぇよ、あの日、あの選挙の時に舐め腐った事してくれた連中に借りを返してぇだけだ
ーーーーそれに、たかが一不良の俺が死んだ所で悲しむ奴よりも喜ぶ奴の方が多いだろうがなぁ

【そんな言葉を口にする。しかし、もし彼女が麗華やマンバと狗飼の関係を知っているのなら、悲しむ人間が居る事は分かるだろうが】
314一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)19:23:55 ID:LMa
>>308
【気持ちが良いと言えるくらいに突き刺さる右脚、クリスタル・ブーツが衝撃を緩和する感覚】
【確かに本気の一撃を叩き込んだ。その上、相手は“牽制であったはずのアスファルトの散弾”すらも、回避行動をとること無く受けきっている】
【下手をすれば、これで死ぬ一撃だ。だが何と言った、相手は】

【「いいよ、食らったげる」】

【舐め腐っているにも程がある】
【如何に単調な身体強化能力であろうと、全力開放された状態でこれを受けてノーダメージでいられる存在など到底在りはしないはずだ】
【そしてその通りに、男は宙を待った、血を吐きながら、“狂笑”と共に】

【余りにも不快感を煽る】
【負け惜しみか、いや違う。聞いていないか、そんな感覚ではない。では何か――再生能力でもないならば】
【つまるところただ“無理をしている”だけか。ばら撒かれた薬を飲む姿で、酷い嫌悪感を催しながらもそれに納得した】


【まだ立ち上がると言うのであれば、徹底的に痛めつけるまでだ】
【徹底的な強制執行、これが相手ならば余程のことがない限り咎められることはないだろう。委員長も上層部も納得するはずだ】
【再度両の拳を握り締める。もう一度、一歩一息にその距離を詰めようとして、その脚が止めざるを得なかった】

【――あれは、虫か?】

【それが能力か――そこに広がっているのは、確かに“虫”だ】
【だが違う。蜚?という様相でもなく、であれば飛蝗や蛾の類ですらない】
【――人面に見えるカメムシの話ならば大昔に聞いた覚えはあるが、果たしてそんな風に、“人体を貼り付けたような”生き物がこの世界に在るものか】


【向かってくる虫を、回し蹴りで叩き落とす】
【耐久性は高くない。それほど無理をせずとも落とすことが出来た――虫の体液が付着するのも、この大雨が洗い流していってくれる】
【だが、これはさっさと止めなければならない。姿勢を落とし、目前を睨みつける――ふと、右腕に違和感。視線を落とせば】


「――いっ、た」


【まるでなんでもないかのような、思わず出てきたつぶやきだった】
【そしてそこで性質を理解した。やはりというべきか、これは人肉を啜る害虫――既にその右腕からは、ちらりと白いものが見えていた】
【左の腕でそれらを叩き潰した。最早そこまでいけば、痛いという感覚すら一定値から麻痺していた】

【そして、その左腕を掲げる】
【目前には透き通る、『盾』が展開された。そしてそれを振るって、一気に虫たちを叩き落としていく】
315ボロボロの女性◆itOWld5gb6 :2018/07/06(金)19:28:37 ID:QZr
>>312

………ラビット、あなたはまだ若い
無理して作る必要はありません、感情的になって良いのですよ。子供は我慢をするものではありませんから

(これでも彼女のことはよく知っている)
(閉じた瞳は開くことはなく、女性の両目が開くことはない。それでも彼女…ラビットがどんな表情を浮かべているのかくらいは分かる)

これは……

(それを装着されればやっとその装置が何なのか判明する)
(――――"バジリスク")
(死くらいは覚悟していた。だが…これを付けられ死ねば自分の異能は完全にあの男の手に渡ってしまうかもしれない)
(自らの異能が知らないところで振るわれそして命を奪う。そんなことは想像すらしたくない)

…………私は、もう殺しはしません
ですが…それ以外のことならば致し方ありません…しかし、もしもこの身が誰かの命を殺めることになれば――――

私は迷いなくこの命を断ちます
316牧野 葛葉◆1l7w67iV.c :2018/07/06(金)19:41:42 ID:lb2
>>31

借りを返す為って聞こえは良いっすけど、その実暴力の言い訳以外の何物でもないッスよねえ
あ、ぶっちゃけ私は若干喜ぶであろう人間なんで、これ以上のコメントは控えさせて頂くッスよ

【身も蓋もないし、相変わらず性根が腐っている】
【どうやらこの少女、一度敵と認識した相手に対しては、その印象をずっと抱き続ける部類であり】

【にっこりと微笑んだから、たんと地面を蹴って踵を返す】

……真面目な話、情報が欲しいなら私じゃなくて部長に頼むことッスねえ
あっちの方がまだ誠実な対応をしてくれると思うッスよ?まあ、私も報酬さえあれば誠実な対応はするッスけども

それじゃあ、私はそろそろお暇するッス
先輩も危ない遊びに勤しむのは程々にして、補導されないように注意するッスよー

【少しだけ真面目なアドバイスに、不真面目な台詞で締めくくったらなら】
【彼女はやはり慣れた足取りで、路地裏の中へと消えていくのだった】

//すいません、時間が厳しいのでこの辺で。ありがとうございました
317狗飼総司◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)19:46:08 ID:1Ym
>>316
へ、そうかい

【自身が死ぬと喜ぶ、そう聞くとふっと笑いながらそう言って】
【そして、アドバイスのような言葉を聞くと】

部長っつーとあの2年の奴か、オッケーわーったわーった、そっちの方に聞いてみるわ
ま、サンキュな

【そして去りゆく彼女を見送りながら】

やれやれ、帰り道でもエスコートしてやろうと思ったがあの様子なら必要ねぇな

【そんな事を呟いたと言う】

//お疲れ様でしたよー!ロールありがとうございましたー!
318龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)19:46:10 ID:pmA
>>310

「……そうみたいネ。」
「……ワタシも。まさかこの歳になる頃に日本のマフィアに所属して活動しているだなんて思いもしなかったネ。」

あの狼王(ロボ)と呼ばれた男も今は祖国を離れて異国に漂流した。
自分も似た様なものだ。祖国を追われ、異国に流れ着いて。

―――もう何十年も前だ。彼はマフィアのボスの三人目の息子として生まれた。
ある時、彼の所属していたマフィアと中華の武装警察部队との衝突が起こった。
その切っ掛けとなったのは民間企業の襲撃。何十人、何百人もの堅気の連中を一人の狂人が葬った事件。
狂人は捜査の末に当時龍王が所属していたマフィアとの関与が発覚。
マフィアは警察に多額の賄賂を支払っていたが民間人に被害が出た以上は警察でも隠蔽は不可能となった様で。

結果、マフィアは解体。所属していた龍王は指名手配され追われる身となった。

祖国を追われ、当時はまだ高度経済成長期だった東京に逃げ込んだ龍王だったがそこでクソみたいな汚れ仕事ばかり請け負った。

用心棒から殺しまで、生きる為に何でもやった。

何年も経って、最後は野垂れ死にそうな所を組織に救われた。
そして今日に至るまで生きて来た。―――思い返してみれば、環境に流されるばかりの人生だったかもしれない。

―――彼はジョーカーが憎い。
あの男は組織が「社会に生かされている存在」だと気付いていないのだ。
今頃も何処かで極悪非道な行為を続けている事だろう。だから、誰かがあの男を止めなければならない。

「――――結局。」
「ワタシ達、社会の裏で生きる人間達は社会に生かされているだけなのネ。」
「組織だって結局同じヨ。民間人への被害が拡大すればいつか警備隊に潰されるヨ。」

吸殻を足元に捨てて踏み潰すと俯きながら呟いた。

「……デステロ。ジョーカーの一件は完全にアナタに任せるネ。」

呟く。

直後、脇腹の傷を押さえながら龍王は壁に背凭れしたままそのまま力無く座り込んだ。
傷が余程酷いのか。或いは電撃を受けたが故に全身の筋肉に力が入らないのか。
龍王は両目を閉じながら疲れた様子で煙草を取り出して吸った。
319ラビット◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)19:46:32 ID:Y12
>>315

【バジリスクを彼女に身に着けさせるのは、上層部にとってもっとも合理的な判断だったと言える】
【ブルーム自身、その能力を悪用を望んではいないはずだった】
【かと言って、彼女が命令に背けば能力は奪われ、その上命まで落とす事になる】
【その二重苦の板挟みは、死よりも重い足枷だと言えるのだ】

「………っぐ、うっ……ぅ………っ」

【慰めるような彼女のその声に、ラビットの堪えていた熱い涙が静かに目の端から溢れ出す】
【ラビットは幼いながらに理解していた。ブルームは、彼女は、優しすぎるのだ………だから、罰せられたのだと】

「ごめん…………ごめんね……………でもね、ラビットがやらなきゃ……」

【苦しみの間で悶ていたのは、ラビットとて同じ。】
【家族とまで慕った人間を、また別の家族からの令によって、その手で死へと一歩、導かなければならないのだから】
【ひくついた身体で何とかブルームを縛る拘束具を解除すると、彼女へと抱きついた】

「………言うこと聞こ………?ブルーム…死んじゃうなんて、いやだよぉ………」

【組織という存在は、どこまでも非情なものであった】
【彼女に対する処遇の執行にラビットが選ばれたのも、一つとして、ブルームの持つ優しさ…慈母心に対して訴えかける意味合いが強かったのだから】
【無意識にそれに従わされる幼い少女の姿の如何に哀れなものか、現実の無情さを見るものに痛切に感じさせた】
320龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)19:47:05 ID:pmA
//デステロちゃう……‼麒麟です!ついうっかりやってしまった!麒麟に訂正します!
321ジョーカー :2018/07/06(金)19:47:06 ID:ClB
>>314

「――――本当、まるで自分を疑わないねェ」


ジョーカーはもはや戦闘不能と言っても良いレベルの負傷を負っていた。
それでも立つ。笑う足を、震える体を無理矢理に、トリップした脳味噌に物を言わせて。

「何故かな。何故君はそんなにも怒りを通り越してしまっているのかな。いや、それは充分魅力的ではある。君は男っぽいし、女だとしても許せちゃうね、俺は♪」

ごきっと首をならし、その直後、体はやじろべえのようにふらついた。
どべしゃあと再び地面を舐める羽目になり、あははははと笑うジョーカーは、立ち上がることは諦めたようだった。

「狂気と常識の境は解るかい」

一之瀬が虫を祓う様をじっと、興味もなさげに見つめながら、辛うじて胡座の体勢になったジョーカーは、地面に落ちた泥水だらけのカプセルをもうひとつつまみ上げて噛み潰す

「『自覚』しているかいないかだ。社会に置かれた正義はその実、自分達のコミュニティを守るためのエゴイズムに満ちている。
テレビのなかでヒーローが振るうスーパーパンチはその実そこらのチンピラと変わらない意味合いしか無いし、サスペンスで刑事が犯人を批判するなんてのは持っての他だ」
「――――俺と虫にさしたる代わりはない。けど俺は人間だ。ヒト科ヒト目、霊長類。そしてなにより、己の狂気を自覚している」

「併し可笑しいね、狂気を自覚し、正しく生きている筈の俺を君は当然のように殴った」

無理をしていると一之瀬は形容した。確かにその見方は間違っていない。戦闘不能に陥った肉体を動かすのは精神力ただそれだけ。
事実ジョーカーは泣いている、いたがっている、どうしようもなく苦しくてしかたない。
痛みを機械的に処理できるような、強靭な肉体では無いのだから――――――。

「そんなのはどうでもいいか」


――――ただただ、どうしようもなく。


『どうでもいい』

「いつまでお茶を濁してるつもりだい」

前後の云々も、死に行った者達の命も、一之瀬の考察も、己の狂気すら本質的には。

ただ、ただ、ただ、ただ、ただどうでもいい。
そこにあるのは、痛みを機械的に処理してしまった一之瀬を越えた無色。一見は高揚したような狂気の奥底にさらに潜んでいた、二段構えの無色透明、哲学の死人。


「こっちにおいでよベイビィフェイス。なんなら、その虫消してあげようか?」

流石にもう叩き落としきれるほどの物量ではなく、まだ大分残った虫が一之瀬の首にとまり服に潜り込み目を狙ってありとあらゆる部位に集ろうと猛威を振るっている。

「開いてやろうか、ヴァージンロード」
322クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)19:59:59 ID:1Ym
【ツアーライブで今は仙台にいるはずの彼女、しかしツアーライブと言っても現地に到着してすぐに仕事に取り掛かるわけではない】
【まだ、仙台開催まで時間はある。そんな中、蚯蚓が命を落としたビルの手前にやって来ていたのだった】
【蚯蚓は良くからかっていた相手、多少なりとも情は移ってしまったのは確か】
【そしてそれを倒したのはよーく知ってる麗華。そんな状況で複雑な表情になってその場に立っていたのであった】

………ま、お花くらいは添えてあげようかな

【そう呟き、左手に握った手を広げると一輪の菊の花が現れて、それをビルの片隅に置くのであった】
【そして振り返って、伸びをして】

さーって、仙台に戻って……牛タンでも堪能しますかねぇ

【などと言って】
323ボロボロの女性◆itOWld5gb6 :2018/07/06(金)20:01:40 ID:QZr
>>319

………それは保証できません
私はもう…誰も殺したくない…だから、また同じ過ちを犯すくらいならば私は自分を殺します…

(抱きついてくるラビットの頭を撫でそんな覚悟を語る)
(もう誰も殺したくないのだと、その為ならば死さえ厭わないと)
(だがこれにラビットを選んだのはまさに適役と言えるだろう。自分の為に悲しむその姿は、彼女にとってとても放っておけるものでは無い)

ラビット…私たちがしていることは悪なのです…
何があっても、人を殺めるという行為は許されるものではありません…それをどうか分かってください…あなたはまだ戻れるはずです

(今の体力でも異能の行使は少しくらいはできるはず)
(優しい声でラビットに語れば、女性の足元の地面から一つの植物が伸びてきてラビットの目の前で花を咲かせる)
(その花を摘み取ればラビットの髪に飾ってあげて)
324デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/06(金)20:06:00 ID:Ndd
>>318
「……」

力なく崩れ落ちた龍王の隣に、デステロもまた腰掛けてスーツを汚す。
そんなことは気にも留めず、二本目の中華を取り出し、ライターでじっくりと炙った。
甘酸っぱい黄色い煙が立ち上がる中で、デステロは沈黙の中、煙を口の中で転がす。
ただ二人の男の間には沈黙という共感が満たされ、しとしと降り注ぐ雨だけがそれを見守っている。

「昔はテッペン取って、すべてが俺の思う通りになったと思った」
「だが違った、裏家業ッてのは……アンタが言う通り、社会が支えてくれなきゃ成り立たねェ」

静かにそう告げるデステロは、龍王の言葉の意味をしっかりと噛み締めながら目を閉じていた。
彼の永劫にも感じる苦しみの中で得た教訓、それはデステロにとって真理に等しい。

「さんざ社会から欲しィものばっか借りて……若さと愚かさが無くなった今だから、俺ァ気付いたんだ」
「……それを教えるのが、俺達の役割ってヤツだよなァ……」

「だから、断言する……」

学園で組織を狩る動きが活発化しているのはデステロも掴んでいた。その中核を為すのがエリナと神水だということも。
最初はそれに便乗するつもりだった。しかし教育実習生として学園に足を踏み入れ、彼等の笑顔を見てしまった。
それがデステロの心を変えた。彼らの笑顔を護りたい、そして……龍王が忠義を尽くした組織を護りたい。

故に。

「俺に、任せろ」

静かに溢されたその一言はデステロの想い全てが込められた重厚な、彼の魂の言葉。

もう一度彼に視線をくれてやることがあれば、先ほど纏う気魄が根底から変わっているのが見えるか。
その顔つきは覚悟に引き締まり、瞳に宿る炎は意志の熱に燃え、それでいて精神は後悔と反省に冷めていた。
再び悪に墜ちる、悪に染まる。デステロはこの日この時から、新たなる狼の群れを統べる王となる事を決意したのだった。
325マシラ :2018/07/06(金)20:07:47 ID:nhA
【───コンクリートに這い出て干からびたミミズを踏み潰す、目の前に口を開けた廃ビルの闇に身を踊らせて階段を降りた】
【地下室の扉を開くと、簡素なベッドと棚、薄暗い照明が迎える】

…………

【『蚯蚓が死んだ』という情報と、リーダーによってソーマの流通が止められつつあると情報を受けた】
【蚯蚓の死は何かこの世界にもたらしただろうか、蚯蚓の生き様は爪痕を残しただろうか】
【蚯蚓に限らない、以前に死んだフルフェイスは、グリフォンは、その死に生に何か意味を持っていたのだろうか】
【否、否である、自分の視点から見れば彼等の死は学園都市や組織に影響を与えたとは思えない】
【自分の起こした行動もまた、一瞬のムーブメントを起こしただけであろう事か上の立場の人間によって揉み消される】
【無駄な行動だ、無駄な死だ、無駄な生だ、無駄だ、無駄無駄無駄無駄、きっと自分の命すら無駄───】

───違う

【マスクを投げ捨ててベッドに腰掛け、痛み止めの薬品を注射しながら頭の中の言葉を掻き消す、そんなはずは無いと】
【自分の生は無駄ではない、例え作られた命だとしても、変えの効く末端だとしても、無駄ではない、無駄にはさせない】

【少し疲れた、そろそろ休もうか……そう言えばここに入る時に後ろに誰かが付いてくる気配がしていたような気もしたが、どうでもよくなってきた】
326クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)20:19:26 ID:1Ym
>>325
【マシラの前に姿を現した彼女に驚くかも知れない、何故なら彼女は今、仙台にいる筈であるのだから】
【そして、ゆっくりとマシラのほうへと近寄ると、サングラスとマスクのお陰でわかりにくいが微笑んでいて】

……マシラ君、こんばんはぁ

【そう言って、彼に語りかけるだろう】

今、何を考えていたのかなぁ?

【そう言って、無防備な状態で近寄って行き】
【仙台へ帰る途中、たまたま見かけたマシラの後をつけて来たのであろう】
327ラビット◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)20:20:38 ID:Y12
>>323

「あ……………だめだよ………」

【死の淵に伏した彼女が今、能力を使うことは命に関わることだ】
【慌てて手を取り制止しようとするも、それでもブルームは綺麗な花を一つ咲かせて見せて】

「…………………きれいな、花だね」

【ブルームが咲かせた花はラビットの髪に鮮やかに飾られる】
【彼女の明るい髪によく似合う、くすんだ黄色の花だった。そっと触れて、花弁の優しげな感触を確かめる】

「わかんない………ブルームのいってること………ラビットにはわかんないよ……」

【でも、人を殺すことは楽しい。一つしか無い物を賭けて戦う事は楽しい。何もない自分が、唯一つ認めてもらえることが何より嬉しい――――――】
【優しく語りかけるブルームに、ラビットは混乱していた。彼女が語るように人殺しが無駄だとすれば、自分の今までの人生を否定することになるのだから】
【胸に顔を埋め、涙は止まらない】
328マシラ :2018/07/06(金)20:24:01 ID:nhA
>>326
……面倒な奴が来よった、そう考えとったわ

【マスクを剥ぎ、上半身の服を脱ぎ捨てた状態のマシラ、筋肉質な肉体にくまなく刻まれた傷跡が痛々しい】
【目の前に現れたクイーンの姿に驚く事もなく、悪態を吐いて返す】

芸能人が男の住処に来て何しに来よった、命令があるなら端末でせぇや

【面倒臭そうに顔を伏せ、クイーンとは決して眼を合わさずにマシラは続ける】
【例え相手が幹部であってもこの態度を崩す事はない……ある程度の人の好みもあるが】
329一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)20:24:29 ID:LMa
>>321

「私は禅門答をしにきたんじゃない」

【――そうだとも、どうでもいい。そこに関する見解は一致しているだろう。そんなことは、どうでもいいんだ】
【ダラダラと止め処無く溢れ続ける血液が、雨に紛れて溶けていき、横たわる遺体にそれが染み込んでいく】
【社会正義、狂気の在り方、そんな事はどうでもいい。自分がエゴイズムの塊であることなど百も承知だ。都合のいい人間であることなど、百も承知だ】
【突き詰めれば正義なんてのは自己中心でしか無いことなんて、とっくの昔に知っている。そんなこと、今じゃヒーロー番組ですらテーマにするくらいだ】

「理由づけして、そうであるように振る舞って。痛々しい、無理をし過ぎだ、何がヒールだ」
「自分が自由であると思い込んで、その実お前は外側と内側に雁字搦めのくせに」

【そんなもの、自覚しているかどうかの話じゃない。結局、そう言って自分を誤魔化しているだけだと、吐き捨てた】
【馬鹿に見えるか。それでも良い。阿呆に見えるか。それでも良い。目の前に居るそれと同じになることよりは、何倍もマシだ、何倍も何倍もマシだ】
【突き詰めればどんなものだって、無意味に見えるだろう。だからそんなものに絶望しちゃいられないんだ。“自分”は、ここにいるんだから】

「残念だけど、私には“花嫁になってほしい人がいる”」
「お前なんかとヴァージンロードを歩くなんて、世界が百回転んだってお断りだ」

【虫が群がってくる――自分の能力は対人戦闘に特化しているようなものだ。これらを全部殺し切る手段を持ち合わせてはいない】
【ぶち、ぶち、と潰しながらも。キリがないことは分かっている。それでも抵抗はしなくちゃあならない。ただ、殺されるのならば――】
【スカートのポケットから、小さなカプセルを一つ握り込んだ。こいつを呑めばどうなるか――まるで思い通りになるみたいで、余りにも腹が立つが】

「自分が馬鹿なことなんて、自分が一番分かってるくせに」

【そうだとも。自分が馬鹿なことなんて、自分が一番分かっている】
【錠剤を口の中に放り込んだ。ガリッ、とそれを噛み砕いた。もう後戻りは出来ない】
【――こんなところで、終わりか。そう思った。友達との思い出がグルグルと頭を駆け回る。あの祭りの、あの時の熱が胸の底から湧き上がってくるようだった】


「三文芝居でどこまでやれるつもりだ。殺ってみなよ、クソヒール」


【――脚部が変形していく】
【否、変態、と言ったほうが良いか――脚を覆うクリスタル・ブーツが、有機的な変形を行っていく】
【僅かに見えていた、自身の足と装着部位の境目が急速に溶け合っていく。まるで生物の爪か何かであるかのような】
【洗練された機械のデザインが、ぐずり、ぐずりと。何か、凶悪なものを混ぜ合わせたかのような形状へと変わっていく――】


【――こんなところで、折れてたまるか】
330龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)20:27:39 ID:pmA
>>324

「……。」

眼を閉じたまま、龍王はニタリと笑った。
声には出さなかったが龍王は心底思った。"この男に依頼した自分の目に狂いは無かった"と。
デステロの顔こそ視なかったが龍王には先程とは彼が纏う気魄が変わっていた事はその返事を聞くだけで十二分理解出来た。
見るまでもない。

―――例え。例え、自分の命が尽き果てようとも、自分の意志は彼に受け継がれた。
龍王は懐から取り出した煙草を吸う。最後の一本。だが、もう一箱ある。デステロが渡してくれた煙草だ。
彼は心置きなく煙草を咥えた。

「……麒麟。相手は狂人とは言えど組織幹部。相当な実力者ネ。」
「一対一でまともにやって勝つのはきっと、厳しい――――。」
「この世には意志の力では埋められない"力の差"ってのがあるネ。だから、これを―――。」

龍王はデステロに右手で触れんとした。その右手よりデステロに己の持てるありったけのオーラを注ぎ込まんとする。
緋色のオーラ。龍王の持つ炎の性質を持ったオーラだ。
これが如何に彼に作用するかはわからないが、一度彼の身体に触れたならばそれは彼の異能の力を高める事に違いないだろう。

「……元々は無関係だったアナタに大役を担わせてしまったお詫びヨ。手傷を負ったワタシに出来る、精一杯……。」

「―――――麒麟。」

「――――――――我把它给了你(後は任せた)。」

そう呟いた彼の口からポロリと煙草が零れ堕ちた。
オーラを失った龍王の身体は止まった時が動き出したかの如く衰え―――徐々に老いた老人の姿へと変わって行く。
年相応の姿だろうか。

以降、彼は眠ったかの如く何一つ言葉を発する事は無かった。
331クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)20:29:14 ID:1Ym
>>328
面倒とか酷い事言うのねぇ、たまたま見かけたものだから、せっかくだから直接会って行こうかなぁって思っただけなのに

【ふふっと笑うとそんな事を言った後に】

……蚯蚓ちゃん、死んじゃったわねぇ

【まずそう呟くのであった、そしてその表情は少し寂しそうに移るかも知れない】

特に何も褒められる事も無く、使い捨てのように、寂しく死んでいった

【そして、マシラの方を見ずに顔を横に向けて】
332ボロボロの女性◆itOWld5gb6 :2018/07/06(金)20:40:57 ID:QZr
>>327

……でしょう?ラビットに良く似合っていますよ

(ラビットの頬を優しく撫でて微笑んで見せる)
(――――が、体力を消耗したのか少しふらついてしまって)

今はまだ…わからなくてもいい…でもいつかそれが分かるときが来たその時は……
私の言葉を、覚えておいてください
ラビット、あなたは決して一人じゃない……あなたの近くには、きっとあなたを正しい方へと導いてくれる人が居るはずです

(悲しいのは、それはきっと自分ではないということだろう)
(自分にラビットを導く資格などない。だから、まだ幼い彼女にその道を示してくれる誰かが必要なのだ)
(人を殺すことは罪だ。しかし、ラビットのような幼子ならば…戦災孤児として拾われた彼女ならばまだ、捕まったとしても釈明の余地はあるはずだと)


(――――かくしてグリーンカラー"ブルーム"は再び地上へと姿を見せた)
333マシラ :2018/07/06(金)20:43:18 ID:nhA
>>331
…………

【俯くマシラは、右手をベッドのマットレスの下に挿し入れ、その中の物を取り出す】
【拳銃である、オートマチック式のハンドガンを取り出すと、取り出した流れでクイーンに銃口を向けた】

何が言いたい、ンな追悼の言葉はオレやなく奴の墓にでも言ってやれや
……さっさと本題を言え、オレは疲れとるんや、冗談に付き合う時間も惜しいねん

【クイーンを見詰めるその目は、苛立ちの炎を瞳の中に燃やし、人差し指は拳銃の引鉄に掛けられる】

//飯落ちしますー
334デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/06(金)20:50:05 ID:Ndd
>>330
「龍(ロン)……」

デステロは龍王が自分に触れようとする手を止める事なく、ただ黙って受け入れていた。
しっかりとその手が触れ、そこから流れ込む生気にデステロは眼を見開いて、彼の遺志を悟る。
否、気が付いていた。彼が最早永くないことには。最初に煙草の箱を投げ渡した、その時から。

龍王のオーラは薄虹色の輝きを以って、炎のようなゆらぎを見せながらデステロの内に流れ込む。
そしてそこから彼の生きざま、覚悟、そして何よりも彼の願いを確かにその身に受け取って。
彼の手が干からび、皺だらけの弱々しい手になる頃には、デステロはその手を握り締めていた。

「――受け取ったよ」
「こいつは……持ってってくれ。彼岸(あっち)じゃ……ゆっくり吸えよ」

龍王の手をそっとその身体から離すと、壁にもたれて腰掛ける彼の身体を冷たい地面に横たえる。
雨は済んだ水たまりを形作り、龍王を癒すようにさらさらと、彼の疵口にまとわりついて。
デステロは彼の両手に『冬虫夏草』を握らせると、彼の身体の上で両手を組ませ、外套を直した。

「カニちゃん……弔って欲しいヤツがいる」
「そいつの眠りを……誰にも邪魔されないように」

仕事用の携帯を取り出し、連絡先のうちの一つである死体処理業の少女へ連絡。
金はいくらでも積むから、丁重に弔って欲しい人物がいると暗い声色でそう囁く。
すると、電話越しに聞こえる少女の声は『食肉の仕入れ』の話ではないと知り、残念そうにトーンを落とした。
けれど真摯に頼み込むデステロの熱意に負けてか、渋々と云った声色で特例的に許しを出す。
すぐに迎えがやって来て、龍王を確かに冥途へと旅立たせるだろう。誰にも彼の眠りを妨げられぬよう。

最後に一度だけ名残惜しそうに、外套に包まれた龍王の顔へ視線を向けて。

「……快点了、麒麟」

小さく呟くと鉄馬にまたがり、雨の中へと駆けだしていった。

/ロールありがとうございました、楽しかったです
/もしご存命であれば蟹江のくだりはなかった事にしていただいて結構ですので!
335龍王(ロン ワン) ◆fOD50tbLBI :2018/07/06(金)20:54:03 ID:pmA
>>334
//いえ、このままで大丈夫です……!
//ロールありがとうございました……!楽しかったです!
336ラビット◆fAiBro2NmQ :2018/07/06(金)20:56:39 ID:Y12
>>332

【瀕死状態での能力の使用すれば、姿勢を崩すのも無理はない。ラビットはその肩を力強く支えて】
【彼女の力は、子供のそれとは思えないほど頼りがいがある。そうしてブルームを背負うようにして牢の外へと導いていくのだった】

「うん………………ラビットは………一人じゃ、ない」

【ラビットはブルームもきっとその自分を導いてくれる一人だと確信している】
【幼い少女の心は人生を打ち崩す勇気はないほどに小さく脆かったが、それは大切な家族の言葉として深く奥底に刻み込まれた】
【命の価値を分からない哀れな少女にもいつか、正義が芽生えるのだろうか】

「だから………一人に、しないでね」

【体力を使い切って、ブルームが眠りに落ちたであろう頃を見計らって呟く】
【目が覚めるとその時には組織が最先端の技術を誇る医療技術の手にかかった後で、容態は回復していることだろう】

//〆ですかね………!欠けていた幹部たちが続々と登場ですね
337クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)20:57:12 ID:1Ym
>>333
あらあらぁ、辞めてくれるかしらぁ、今は大事なお仕事の途中なのよ

【マシラに対して顔を横に向けた状態である、そこで、拳銃を取ったマシラの方を向き】

要はね、所詮末端の命なんて、もしかしたら私達幹部の命も、"あのお方"にとっては使い捨てでしか無いのかなぁって思ってしまうわねぇ

【まず言い放つのはそんな言葉であった、そして、そのままマシラの顔を見つめると】

私達の命が失われて行く、あ、そうそう、余談だけど昨日リーダーも"一人"死んだそうよぉ?
オリジナルスも手中に収めたのに、まだ"あの方"は姿すら現さないじゃない、そう思ってしまうわよねぇ
ま、ブルームのようになるのは嫌だからそれでも従うしか無いんだけどねぇ

【そう呟き、クスっと笑うのであった】

でね、何でまだ"あの方"が姿を現さないか……計画の為にはオリジナルスだけでは足りないからよ?
………詳しくはわからない、でも、全ての異能の発端となった"物"がまだ手に入っていない、学園の地下に隠し持ってるって言われるそれがね
で、本題なんだけどぉ、近々、学園から組織への襲撃があると言うじゃない

【時に悲しそうな表情を、時には考えるような表情を浮かべながら語って行き】
【そして、本題の話になるとニッコリとして、ジェミニより流された情報、学園による組織襲撃の事をまずは言うのである】
338ボロボロの女性◆itOWld5gb6 :2018/07/06(金)20:58:21 ID:QZr
>>336
//お疲れ様でした!他の幹部たちとの絡みが楽しみです…!!
339夾竹桃◆itOWld5gb6 :2018/07/06(金)20:59:03 ID:QZr
【名前】夾竹桃 翠(キョウチクトウ ミドリ)/ブルーム
【性別】女
【学年・職業】23歳『組織』幹部「グリーンカラー」
【容姿】常に瞳は閉じていて、カールがかった黒色の長髪。
夾竹桃が描かれた和服を着用し、いつも時代錯誤の赤い和傘を差している。

【性格】心優しく争いを好まない。
そもそも人殺しをあまり良く思っておらず、自分が組織にいることをずっと疑問視していた。

【能力】叢生化
植物を活性化させ急速成長、それを意のままに操ることができる。植物の種であっても対象内であり、故にいつも様々な植物の種を持ち歩いている。
またただの成長ではなく、異常発達させることも可能でありこれにより戦闘に特化した植物を生み出すことができる。

【概要】
とある異能犯罪により両親が死亡、そして彼女自身は両目の視力を失ってしまう。身寄りのなくなったところを組織に拾われそのまま構成員として育てられる。
何の愛情も与えられぬまま組織に所属し続け、そしてそんな自分に疑問を抱きながらもただ淡々と任務をこなす毎日。

そんなある日、被験体の観察及び管理という任務を任された彼女は初めて重坂天音と出会う。
両親を殺されて無理やり連れて来られた彼女の苦しみ、呻き、魘される様子をずっと近くで見続けた彼女はいつしか天音を自分と重ねていた。
――――そして、ついに決意した彼女は天音を組織から逃がそうと画策する。その計画自体は成功した、しかし組織を裏切った彼女は捕らえられ殺されることなく組織の地下に幽閉された。
340ジョーカー :2018/07/06(金)21:00:21 ID:ClB
>>329

「はっは、なにいってっか良く解んないな。別に無理にこっちのレベルに合わせて来なくて良いよ」

よっこいせ、と立ち上がるジョーカーの顔からは、完全に一之瀬への興味が消失していた
そこには壊れて弾けていく皿を見つめる瞬間のような……ア~ア……と言わんばかりの呆れたような表情があるだけだった。

「……くすねてたのね、ソーマ。君ってつくづくエゴイストだなあ……今ものすごく皮肉な姿だぜ。結局そいつに頼るってことは別方向の狂気に変わることでしかない」

……とは言っても。
それで良いのかもしれない。
――――この少女が、ただ違い続けようとする事に本気であるのなら。
――――その為に己の命すら省みないと言うのなら。


「……そいつは中々に、破壊的だ」


くしゃり、と。破顔が蘇る。その瞬間、一之瀬の周囲から虫が砂のように砕けて消失した
ああ、面白さがぶり返して来るじゃないか。震えがよみがえって来るじゃないか。こんなものを見れるなんて思っても見なかった。
――――そしてヒールと呼ばれたからには。
この戯曲の役柄、貫き通さねば意味は無し。

「おいおい、頭悪いんだなほんとに。俺が来いつったんだぜ。君は威勢良く殴りかからなくっちゃダメだろう、ベイビィフェイス」

「でもま、良いでしょう――それじゃあ、とくとご堪能あれ」


――――そして、今まで見せていなかったもうひとつの能力のストックが、明かされた。

――――わたしのいたみはあなたのもの(ペインバッカー)

――――その手の甲に写し出されるは、ロザリオに磔にされた、メイド服の女性だった。
まるでひとつの絵画のように、美しい筆体でジョーカーの肌に刻み込まれていて――思わず、一之瀬の目を奪うだろう。

――瞬間、ジョーカーの掌から素早くエネルギー弾が三つ放たれ、一之瀬の頭部を狙った。
そこに秘められたるは一之瀬が初弾でジョーカーに叩き込んだダメージと全く同等の威力。
着弾した瞬間、その部位は散弾に当てられたかのように幾つもの穴が空き、へこみ潰れるだろう。
すなわち、自分が喰らったダメージをそっくりそのまま相手へ返す、異能。
――速度は銃弾より遥かに早いが、今の一之瀬には物足りないかもしれない、そんな不安は拭いきれないとは言え。

――破顔するジョーカーの表情は相も変わらず、実情を知らせない狂気のフィルタがかかっていた。
知っているのかも知れない。知らないのかも知れない。どちらにせよ、これは一之瀬のために誂えられた殺し技だった。
――――愛する人からコピーした能力で、殺されるかもしれないなんて。こんな皮肉は中々無い。

//一応、ペインさんにはロール内で能力コピーの許可は頂いております!念のため!
341デステロ◆GUOXgOFDZ2 :2018/07/06(金)21:06:53 ID:Ndd
【能力】羊狼雷来(ユーオンリーリブワンス)
電気を操る。自分自身をも電気に変換し、高速で移動したり金属を通り抜けることができる。



【能力】セントエルモの火
龍王の力を借り、狼王(ロボ)が本来の力を取り戻した結果の産物。
電気を操るほか、物体を電気化・復元できる異能。自分自身の電気化も可能。

さらに龍王の力を継いだことによりプラズマの操作も可能となり、任意で超高温プラズマを生成・操作することが出来る。
プラズマはオブジェクトの溶断や破壊に特化しており、対人戦闘でも大きな威力を発揮するが、
電撃と異なり物体のプラズマ化は不可能であり、雷撃よりも燃費と取り回しが悪い。

薄紫のプラズマは、こころなしか龍王がいつも燻らせていた紫煙と、そして紫焔の色に似ている。

/能力を後者のものへ変更します。
342マシラ :2018/07/06(金)21:12:11 ID:nhA
>>337
【話の内容に応じてコロコロと表情や抑揚を変えるクイーン、流石に役者であるとマシラは思った、故に彼女の言う事が信用に足らない理由が固まる】
【組織の人間は日毎にどこかで死んで行く、そんな当たり前の事を今更言われた所で何も響かない、顔見知りでもない者が知らぬ所で死んだとしても知った事ではない、人間誰しもがそうだろう?】

あの女は何万回殺しても死なんやろ、気持ち悪い事にな

【特にリーダーが死んだと言うのは本当にどうでもいい情報だ、彼女に死という言葉程似付かわしくない物はないだろう】

……だから、何が言いたい、オレは早押しクイズをしたい訳やないんや
誰が何処に姿を現してどんな講釈を垂れようとどうでもええわ、オレはただ命令に従うだけでそんなもん知りたくもない
……で、その計画がどうした?
343ミュゼ◆6lwy2fkM6c :2018/07/06(金)21:20:00 ID:oqQ
>>48

「私の、ため……あ、えっと……でも私は貴方みたいな立派な人に見合う人間じゃ……」

そんなことを言われたのは初めてで、不意に体温が高くなったような気がした。少年のそれを愛の告白だと思っているようである。

「えっ、そうだけど悪いから……自分でお金を貯めて買うよ」

欲しいのは間違いないが、少女の中では少年に対する申し訳無さが勝っている。だから少年が買おうとするのを拒む。

//お待たせしてすみません……
344ミュゼ◆6lwy2fkM6c :2018/07/06(金)21:20:17 ID:oqQ
>>48

「私の、ために……あ、えっと……でも私貴方みたいな立派な人に見合う人間じゃ……」

そんなことを言われたのは初めてで、不意に体温が高くなったような気がした。少年のそれを愛の告白だと思っているようである。

「えっ、そうだけど悪いから……自分でお金を貯めて買うよ」

欲しいのは間違いないが、少女の中では少年に対する申し訳無さが勝っている。だから少年が買おうとするのを拒む。

//お待たせしてすみません……
345クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)21:22:36 ID:1Ym
>>342
学園側が攻めてくるとなると、チャンスだと思わない?あなたにはねぇ、お得意の"工作"をお願いしたいのよ

【にっこり微笑むと、そう言って】

そうねぇ、何処か、攻められても"損害の少ない"私達の施設、そのチョイスは貴方に任せるわぁ

【そう笑顔で言うと、またクスっと笑う】

そこをさも組織の本部かのように情報を拡散させる
ーーー当然、それに釣られた学園は、そんな大した事のない施設に必要以上の戦力を割く筈よ?もしかしたらあの邪魔臭い教頭もやってくるかも知れないわねぇ
それで、学園は手薄になる………あとはこちらから選んだ別働隊で地下に侵入して、異能の発端となった"物"を頂くと……どう?なかなかいい作戦でしょう?

【そんな話をして、マシラにウインクを一つ向けるのであった】

ま、実際に実行するかどうかは貴方の判断に任せるわぁ、私はあくまで資金調達がお仕事で作戦立てたり実行的な事は本業じゃないからねぇ

【などと言って、やれやれとジェスチャーを行う】
346マシラ :2018/07/06(金)21:38:27 ID:nhA
>>345
───無理やな、いくら工作員とは言え出来ることと出来ない事がある、アンタのは理想だけの理論や

【クイーンの語った作戦は確かに有用だ、被害の少ない施設を囮に本命を狙う、それは基本的ながら完成された作戦である】
【……だが、それは『出来たら』の話であって、現状でそれを行うのは不可能、故に掃いて捨てるレベルの持ち掛けだ】

まず、オレ一人では捨てる施設を重要だと思わせるには足りん、情報にしろ見聞にしろ、複数人で見せかける必要がある
そして、少なくとも1つは施設を捨てる事になる、その許可をオレみたいな末端では得る事は出来ん
それと、これが一番の理由や

ただの囮だとわかっていながら迎撃に参加する奴が、今の組織にどれだけいる?

【その作戦が不可能であると考えた理由を、指折り数えてクイーンに語る、もう片方の手元では下ろした拳銃を弄び】
347一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)21:39:50 ID:LMa
>>340
【ハザード、オン】

【メーターを振り切る危険域。或いは死への道行、狂い切る暴走、終点へと向かう暴走特急】
【エゴイズム、成程上等だ。でなければ、風紀委員も、正義の味方も、暴力の肯定だって出来やしない】
【そのオペラ、踊り切ってやる。ただし役柄を決めるのは私、その結末を決めるのも私。――例えこの身が朽ち果てようと】

「――勿論、そのつもりさ」

【ズキリ、と心臓を刺すような痛みが襲った】
【その痛みは神経を這いずり回り、ゆっくりと上へ上へと登っていく。心臓を駆け上がり、喉を昇っていき、脳味噌を焼き切って崩壊させようとする】
【それを、耐える。理屈じゃない、そこにある気力だけで、必死に“耐える”。手放さないように、逃さないように】
【狂える力に飲み干されないように。こんな姿、女の子には見せられないなと自嘲して――】

「――『壱速』」

【――両脚部の脛から、怪物じみた“刃”が現れた】
【生体器官のごとく……否。正しく、一之瀬という人間の体の一部として、鮮血に塗れながらその刃が展開された】
【――少々、足りないか。まだまだ、この男を潰すには……『壱』では物足りない】
【湧き上がる闘争本能を御せているのか、それとも――その闘争本能と、今自分がやるべきことが合わさったことによる奇跡的な復号か】

「――『弐速』」

【それが『シンデレラの靴』であった時と酷似した、赤熱】
【だがそれは更にエネルギー量を増大させ、排出された膨大な熱量は周囲の水音を一瞬蒸発音で掻き消すほどにもなった】
【『爪』が、地面を思い切り『握り締めた』。次だ、次で――“仕留めてみせる”】


「……『参速』!!!!!!!!!!」


【弾け飛ぶかのような“爆動”。その速度――“亜音速”にすら達する】
【拳銃弾程度の速度であれば、否それをすら上回る高速戦闘機じみた速度である――通常であれば。放たれた弾丸も、迎撃できたかも知れない】


「――――――――――」


【目を奪われた。意識を食われた】

【そんなものに気を取られるなんて、本当ならば“あり得ない”。似てるだけだ、ただ……思い起こさせる、それだけ】
【だが、闘争本能と共存していた現在に、それは余りにも重たかった。一瞬だけ取り戻した“正気”に、飲まれてしまった】
【咄嗟に、左手のシールドを起動する。速度を僅かに緩めて、顔面に着弾することだけは避けさせた――だが、その一つが一之瀬の腹部に着弾した】

【――ぶつり、と何かが途切れるような感覚とともに、何かがこみ上げてくる】

【それでも、止まることはなかった。左の拳を固めて、その先に小規模なシールドを作り出した】
【両脚は速度の維持のために使う。故、主に使用されたる武器はその拳になる】
【放たれる拳は、その胸を狙っていた。速度を乗せた強力な一撃。最も――初速の維持はできず。手傷を負って放たれるものであったが】
348クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)21:49:54 ID:1Ym
>>346
【ふぅっとまずそう溜め息を一つすると】

迎撃に参加する末端なら、軽~く用意できるわよぉ?

【そう言って、ボイスレコーダーをマシラへと飛ばす】

まぁ、ソーマとそう変わらないわねぇ、それには私特性の"洗脳音声"が入ってるわぁ?
……まぁ、兵隊を増やすくらいなら訳ない話よ

【それを拡散させて兵隊を増やせと言う話であった】
【音声の中身はボイスレコーダーで変声されているが、勿論効果はある。あまり協力な能力者には効かないだろうが】

洗脳された兵隊なら、使い捨てても問題無いでしょう?
んで施設のチョイスだけどぉ、マシラ君に一存したのは私、マシラ君の行動の責任なら私が取ってあげるわよぉ?

【こんな事を語りながら内心思うのであった、女狐だなと】
【しかし、昨日の蚯蚓の件から、龍神麗華抹殺計画が打ち立てられていた】
【もう、上を引きずり出す為に手段は選んでいられない】
349クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)21:53:09 ID:1Ym
//変声はボイスチェンジャーです
350ジョーカー :2018/07/06(金)22:00:49 ID:ClB
>>347

――――――壊れる、と言うことの意味。

(あぁ――――――――)

断言しよう、そんなものはない。
壊れたならただ壊れ、その後に無限の虚無があるだけ。
思えばこの出会いから虚無的であって、二人は果てしなく平行線だった。

出会いは初めから破壊的で、どちらかが死ぬことでしか終わりを迎える事はなかった。

(……なんて――ああ……なんて……)

一之瀬が意識を奪われたように、ジョーカーもまた。破壊されていく一之瀬の様に、心を完全に奪われてしまったのだ。
陶酔の息が漏れた直後、その心臓をすさまじく加速された拳が貫いた。最後の一瞬、放ちかけた弾を放つことなく、彼はそれを受け入れてしまったのだ。

その美しさゆえに。
その――――破壊的な様の、美しさゆえに。

「…………いいなぁ………………」

ごぼり、と。口から血の泡が溢れて。

「……本当に、いいなぁ……そう言うの……愛する人のために壊れられるのとかさ……」
「俺、全然そう言うの、解んねぇんだ。愛も何も、あったもんじゃなくて。壊したときにしかそこにある実感を得られない……」

至近距離、その頬に手を当てて。

「君はいるんだね、そこにいる。そして俺も死んでようやく、ここにいる」
「はっはァ……ついぞ、愛だのなんだのは理解できなかったけど……なるほどなぁ……」

真の意味でハートをむしり取られたその体から一之瀬の腕が抜ける。自然と倒れ、天を仰ぐ事になった。

「……これが……破壊(あい)か……」


「ペイン……君は実に……見る目がある……」
「大事にしなよ……大事に……壊しな……」

――――濁った目から、生気が消えていく。
その刹那。


「愛してるぜ、名も知らないベイビィフェイス……壊してくれて……破壊(あい)してくれて、ありがとう……」


そういって、ジョーカーは事切れた。

――――これを境に、皮肉にも組織の行動は過激さを急激に削がれる事になる。悪をより悪にしていた原因が消えたことによって。
351マシラ :2018/07/06(金)22:03:51 ID:nhA
>>348
───ハン、ただの人間を洗脳させたくらいでどれだけ役に立つかね

【クイーンの投げたボイスレコーダーを受け取り、それを眺めて悪態を吐く】
【彼女の能力はよく知っている、これを不特定多数に聞かせれば駒の数くらいは増やせるだろう、あくまで頭数だけだが】

……しかし、アンタからこんな作戦を申し出るとは、随分と熱心やな、こういうのには興味無いんやなかったか?
───何を焦っとる?

【わざわざクイーンが末端構成員の前に出て、明確な作戦を命令、しかもバックアップまでしてくるなど、今までの彼女の態度から考えれば異常とも言える態度の違いである】
【ただの気まぐれや気の迷いでそんな事をするとは思えない、気になるのはこの話より前の話題、彼女はこの作戦の先に何かを狙っていると考えて】
352クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)22:09:35 ID:1Ym
>>351
【焦っている、その一言に一瞬だけ表情を歪めるが、また横へ顔を向け、そしてまたマシラの方へと顔を戻す】

焦ってる?そう見えるのね……別に、なんでもないわよ

【そしてそう一言呟くのであった】
【そう、胸に秘めている事は誰にも悟られる訳には行かないのである】

………まぁ、実行するか否かは任せるわ、あと、迎撃組には私直属の部下でも参加させるわねぇ

【そう言って、その場から立ち去ろうとする】

まぁ、お話はそれだけよ、それじゃあ私はもう、仙台への終電が無くなるかも知れないしぃ?あっちに帰るわね?

【そう言って、まるで都合の悪い話題からは逃げようとするように、去ろうとするだろう】
353マシラ :2018/07/06(金)22:19:11 ID:nhA
>>352
……フン、まあええわ
ソーマの方もええとこやったし、そろそろ手放そうと思ってた所で丁度ええ
アンタの命令に乗ってやる、精々期待せず待っとけ

【語りたく無い、と言う態度は見て取れた、ならばそれでいい、『語りたく無い』という態度こそが答えになる】
【彼女が何を考えているかを知る必要はない、幹部として命令されたとしたなら、それに従うだけだ】

……しかし、流石にこれだけじゃあ戦力も人員も足らんわな

【クイーンがその場から去った後で、部屋に残されたマシラはボイスレコーダーを眺めながら呟いた】
【人を洗脳する声、しかしそれは強力な精神力を持つ者に効果は期待出来ない、本当に必要な人員は手に入らないのだ】

しゃあない、また少し人数借りるか

【テーブルの上にボイスレコーダーを放り投げると、その手で組織用のとは違う端末を手に取り、何処かへと通じさせる】
【数度のコール音、繋がった通信相手に、マシラは言った】

───『アッシュカラー』に繋げてくれ

【それは、白にも黒にもならない中間、寒々しい灰色の異名】

//こちらからはこれで〆にします、お疲れ様でしたー
354クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)22:25:12 ID:1Ym
>>353
ふふ、期待せずに、ね。ありがとうね、マシラ君

【そう呟くと、見返りしてまた一つウインクをして、その場から去って行くだろう】

………目的の為には手段は選んでいられないのよ、それがあの時私が決めた道
………その為には悪にでも、なってやるわ、そして全て終わった後にはーーー

【そう言うと、オルタナスの方向へと顔を向ける】

(私もそっち側の人間になるからね、尤も、私の場合は地獄の方と思うけどねぇ)

【何処か物哀しそうな顔で、そう思って、その場を後にするのであった】

//こちらこそロールありがとうございますー!
355一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)22:44:07 ID:LMa
>>350
【――終局、至れり】

【拳、心を射る。即ち――また一つ、命が消える】
【左の掌をゆっくりと広げていく。ベッタリとへばり付いた血液と肉片が雨に洗われていく】
【命の終わりを、そこに立って見下げていた。ソーマに蝕まれているはずの身体は、なぜだか――妙に、冴え渡っていた。冴え切っていた】

「私はキミを許さない。“私は”キミを絶対に許さない。例え、死んだって」

【それが一之瀬侑李の、彼に対する感情だ】
【その素性なんて分からない。ただ、このソーマをばらまいた一人――否。その言動を手繰ってみれば、彼が正しくその張本人だった可能性もある】
【だから許せない。そこにいる後輩を殺したのも彼だ。だから絶対に許さない。一之瀬侑李は――の、話ではあるが】

「――だけど」

【特に、感慨があるわけではない。それは、一之瀬という人間の性質だ】
【そこに横たわる少女の身体を、ゆっくりと抱き上げた。いつしか、土砂降りの雨は少しだけ勢いを弱めていて】
【ただその雨は変わらず、彼の身体に雨音を落としていく。それは、一之瀬にも、死に至らしめられた少女にも、同様に】


「――どんな形であれ、愛するという気持ちは、否定したくないと思ってる」


【異性への愛、同性への愛、動物への愛、物体への愛、或いは――破壊という名の愛、か】
【一之瀬侑李はいつだってそれを肯定したいと思っている。きっと理解が及ばないし、その行為が人を傷つけるならば、止めなければならないときもある】

【――だが、愛する気持ちだけは誰にあっても良いものだ】

【それが、あの男に出来る唯一の肯定だった】
【感傷的だとか、そういう気持ちじゃなくて。ただ一之瀬の論理として、理屈として、唯一それが彼を肯定できる要素だったから】
【死体は、捨て置く。本当はもっと適切にどうにかしたいところだけれど、今はもうこうしているだけで精一杯だった】
【後から連絡すれば、何処かが適切に回収してくれるだろうと信じたかった。げほっ、げほっと、咳き込むと、血の塊がまた一つ】


「――じゃあね、クソヒール。今度は私じゃない誰かを、愛せるといいね」


【両足の、飛び出た刃がボロボロと崩れ落ちていく。ゆっくりと視界が半分になっていくのが分かった】
【理性の維持は、ただ苦しみと雨の冷たさだけで保たれていた。息は酷く荒く――ああ、全く。ここで死ぬかもしれないな、なんて】
【自嘲と共に歩き続ける。ズル、ズル、と身体を引きずるように――醜く変貌した、『シンデレラの靴』が、酷く鬱陶しかった】

【“ペイン”、一度だけ口走られたその言葉が、頭に重たく残っていた】

/絡みありがとうございました……!!
356亜主羅神 :2018/07/06(金)22:47:29 ID:ClB
>>355
//ありがとうございました……
//殺された相手に人生で唯一の肯定をしてもらえるとは皮肉な話ですね……いや本当に楽しかったです
357カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/06(金)23:12:15 ID:j42
「……おいおイ。嘘だロ?」

ジョーカーが死んだ。組織の幹部である、あのジョーカーが。
カメレオンは事切れた、先程までジョーカーであった肉の塊を見下ろす。

「まさか幹部の中でもあんたがやられるとはナ…さすがに意外だゼ」

末端が殺されるならばまだしも、幹部が死ぬのは想定外だ。組織に動揺が走る事は間違いない。
ジョーカーは優秀な男だった。性格面は破綻していたが、それを補って余りある程の実力の持ち主だった。能力者として、研究者として、これまでに組織に寄与してきた功績は大きい。

「だガ、あんたの体は有効に活用させてもらおウ。そういえば、ヤジマで死体を活用するテクノロジーがあったっけなァ…」

カメレオンはジョーカーの遺体を回収する。幸いにも、遺体は綺麗だ。まだ、彼は“使える“。それも、今度はもっと有用な方向に。
死体を動かす技術――ヤジマ・システムズで活用されているらしいそのテクノロジーを持ってすれば、破綻した性格を書き換えて、更に使えるようになるはずだ。

「あんたにはまだ働いてもらおウ…死して尚も、組織の為ニ。今は、少し休んでいナ」

ヤジマのデータさえあれば、組織の技術力を持ってすれば簡単にその再現ができるだろう。データなど、盗めば良いだけの事。
今は、眠らせておいてやろう。来たるべき時まで。再び目覚められるようになる、その時まで。

//ソロールです
358ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/06(金)23:19:15 ID:LMe
【日の差し込まない執務室、齧り付くように、書類を眺める赤い双眸のメイドと一人の忍が重苦しい雰囲気を漂わせている】
【構成員、蚯蚓が死んだ時よりも重い重い沈黙、当然だ、中核となる幹部が1人やられたのだから】

「……ジョーカー様が死亡、殺ったのは学園の生徒でもある……"例の"」

……そう

【落ち込む、というレベルではない、弱りかけていた精神に畳み掛けるように思い出深い2人の死、さらにペインの頭を悩ませているのは】
【ジョーカーを殺ったのは一之瀬であると言う事実】
【当然血の気の多い構成員の事だ、もしくはラビット、ドラゴンあたりは報復に行きかねない、ジョーカーに勝てたとはいえ他の幹部に目をつけられて一之瀬が無事でいられる保証はない】

……ジョーカーちゃんを殺ったのは"異能学園の生徒"それ以外は分からない、良いわね?

「……宜しいのですか」

【情報の隠蔽、それは常に書類に忙殺されていたペインだからこそできる物、すぐさま幹部達には『ジョーカー死亡の連絡、殺害相手は異能学園の生徒であること以外は不明』との連絡が行くだろう】
【続いて書類の改竄、山のような書類を捌きながら、普段の冷静さもどこへやら、粛々とペンの走る音だけが響き渡る】
【だがその彼女らしくない慌てた改ざんの跡は、見るものが見ればすぐに手を加えたと分かるようなちゃちな細工】
【ともすれば組織への裏切り行為とも取られかねない危険な綱渡り、『総帥への復讐』という当初の目的すら果たせなくなりそうな危険なもの、ジョーカー殺害の現場を見ていたものがいれば不審に思う不自然な隠蔽】

……もう侑李ちゃんとも、大手を振って会えなくなるわね

【大切なものはいつだってこの両手から零れ落ちていく、蚯蚓もジョーカーも、下手をすれば一之瀬さえも】
【色濃い疲労を浮かべながら、キリキリと痛む胃を抑えて、広い執務室に何度目かのため息が響いた】

//反応です
//すごいロールだった……!
359亜主羅神 :2018/07/06(金)23:30:20 ID:ClB
――誰が死んだ、彼が死んだ。
――何が死んだ、かにが死んだ。
――あれが死んだ、これが死んだ。


ここ最近、そんなニュースばかりが耳を突く
ビル街の街頭ヴィジョンで放映される組織幹部の死亡ニュースを聞きながら神は思った。

(……こう言う奴が死ぬ時ってのは、本当の満足を手に入れた時なのかな……)

クラウン・「H」・カーター。
前科不定。殺人、死体玩弄、麻薬所持、放火、殺人未遂。まるで犯罪の見本市のような男で、息をするように人生に業を溜め、焼け突くように散っていった。

(……どうでもいいか、気にしても始まらん)

そうしてしぺたりとサンダルを鳴らしながら踵を返し歩き出そうとするのだが、少し上の空だ。誰かと肩がぶつかるかもしれない。
360クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)23:31:02 ID:3df
>>358
//絡んでる大丈夫ですか?短くなりそうで会話だけの味気ないのになりそうですが!
361星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/06(金)23:36:14 ID:LMW
//>>292
//一応まだいます…
362ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/06(金)23:40:20 ID:0ep

(見渡す限りの、血の海)
(路地裏に、建物一つ分の空間がぽっかりと空いている)
(今、瓦礫の山と血の海が広がっていた)

『……グゥロロロロロ……』

(瓦礫の山の頂点)
(巨大な翼を折り畳み座り込む一匹の赤い龍)
(その背に、一つの人影を背負う)

……これでは足りんよ。

(ペストマスクを顔に着けた老人は)
(ぼそりと小さな声で、そう呟く)

……何故この老体を置いていくばかりなのだ。

(幾千人も殺してきた)
(幾万人の死を見てきた)
(それでも、近しい者達の死は、胸に重く圧し掛かるのだ)
(ましてやそれが、家族の様に愛する者達ならば、猶更)

弔いきれんよ、同胞達よ。

//ソロールです。
363ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/06(金)23:44:31 ID:LMe
>>360
//ごめんなさい返信おくれました
//時間に余裕もあるので大丈夫ですよー
364名無しさん@おーぷん :2018/07/06(金)23:46:19 ID:3df
>>361
//並行でよろしければ行きます

>>363
//ありがとうです!それでは投下しますねー!
365星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/06(金)23:47:27 ID:LMW
>>364

//もしよろしければお願いします!
366一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/06(金)23:48:38 ID:LMa
【――病室】

【“ソーマ”を使用した患者のための特設病棟、その中でもより頑強な“個室”へと一之瀬侑李は押し込められていた】
【どういう状況で、どういう為に、“ソーマ”を使用したかの説明は終了している】
【抱えていた死体を明け渡し、そして自身が仕留めた“誰か”について説明をした直後、ソーマの効能が一之瀬を一気に蝕み始めた】

「ぁぁァあああ、アあァああ、あぁァァァァァ!!!!!!!!!!!!」

【特殊武装『ガラスの靴』は変質し、一之瀬侑李の体の一部として両足に組み込まれてしまった。無論、そんなものがまともに機能するはずがない】
【今まで、ここまで歩くことが出来た事自体が奇跡のようなものだった。機械と混ざり合い、不可思議な変質を遂げたそれは最早動かすことすらままならない】
【ただ、上半身だけが暴れ回った。ボロボロの右腕から思い切り血を滲ませて、頭を抱えて叫べば、枕を破って布団を引き裂いた】
【一之瀬の能力は、身体能力強化である。その異能が暴走したということは、全身の力が制御できなくなる、という意味でもあり】


「ん、ッ、ぐっ……かっ、はっ!!!」


【腹部――内臓への損傷は軽度であったが、それでも“ソーマにより狂わされた”状態と合わされば】
【暴れる度に修復した傷口が開く。這々の体で銀色のボウルに顔を突っ込むと、思い切り逆流してきた血液を吐き出した】
【そのタイミングを狙って、医師が鎮静剤を注射するとそこでようやくベッドの上に力なく倒れ込んだ】

【薬はまだか、薬はまだかと医師が騒ぎ立てるのを遠く聞きながら。虚ろな瞳で】
367クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)23:49:20 ID:3df
>>358
【そんなペインの携帯端末に、着信があるだろう】
【その相手は、クイーンの物である】
【それにペインが出たなら彼女の第一声はこうだ】

陽炎ちゃん、情報見たわよ?……本当に殺った相手はわからないの?……そんな重要情報入手できないなんてらしく無いんじゃない?

【そう、問いかけるだろう】
368龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/06(金)23:52:54 ID:3df
>>292
【今回の入院は長くはなかった、病院から出て来ると、そのまま、考え事をしていた様子で街を歩いており】
【そして、路地裏から音がするのでそちらの方へと顔を出したのであった】
【すると、珍しい人物が珍しい事をしている様子に気づいて】

……おいおい、らしくねーんじゃねぇの?

【そんな事を言いながら、星導へと近づいて行くだろう】
369ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/06(金)23:57:13 ID:LMe
>>367
【その着信音にびくりと、まるで悪い事をした子供のように執務机の上で体を跳ねさせる】
【着信画面には……クイーンの文字、彼女の第一声を聞いた途端に、息を呑む音が聞こえるだろう、それは常日頃から演技をしている彼女には簡単に見抜けるものだ】

っ……
……っ、ええ、残念ながら……
ごめんなさいね聖良ちゃん、部下が到着した時にはもう、ジョーカーちゃんの遺体しか無かったそうよ

【他の幹部であったなら騙し通せたかもしれない、だが"天壌聖良"相手にそんなものは通用しないだろう】
370クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)00:03:48 ID:SO1
>>369
【ペインからの言葉を聞くと、暫しの沈黙が続いて、そしてふうっと一息聴こえてくるだろう】

………まぁいいわ、ジョーカーが死んだ、これは組織にとっても大事件、多分ジョーカーを殺した相手には誰かしら報復に行くかも知れないわねぇ

【そう悲しげに彼女に言うと、ゴクリと一息つく音が聞こえてくるだろう】
【そう、これからの話はペインだからこその話になるのだ】

ところでぇ、陽炎ちゃんもジョーカーが死んでさ、ちょっと悲しさもあるでしょ?私が今仙台なの知ってるよね?
………とりあえず、また普段通りに仕事に専念できるように、まぁ……こっち来て落ち着かない?

【それは、暗に大事な話をしたいからこっちに来てと言っている一言であった】
【この前、ペインが総帥の話をした途端に表情を変えた、その姿を見せた、そんなペインだからこそ一つ、話そうと思ったのだろう】
【そして、そんな事をしようとするのは彼女も焦っているからに他ならない】
371星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)00:08:02 ID:IWL
>>368

「…………」

声がして、振り返った時のほんの一瞬だけ、警戒した目つきで、普段の大らかな彼からは想像もつかない
張り詰めた雰囲気、刺すような視線が感じられるかもしれない。

「おぉ!会長か!久しぶり!また怪我してるじゃないか!」

さっきの様子は何処へやら…にっこり朗らかな雰囲気が辺りを覆う。
しかし状況はそう暖かいものでもなんでもないのだが…

「らしくない……かな?流石に僕も逃げられない状況になったら戦うしかないだろう。
危険な薬物もあるしね!僕そういうの嫌いだからあんまり横行して欲しくないし!ちょっとだけやっちゃったね!ははは!」

この男は良い意味でも、悪い意味でも変わらない。

「そうそう…会長もこの危ないやつ知ってるの?異能を引き出すぜってやつ!」

思い出したかのように問いかける。
372龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)00:11:49 ID:SO1
>>371
………あぁ、知ってるよ、あたしもそれについて調査してた所なんだよ

【頭をぽりぽりとかきながらそう言って】

ちなみにあたしの怪我はさ、組織って所の奴と一戦交えてさ

【そう言うとふぅっと一息して】

つーか、おまえもやっぱ戦闘能力あったんだなぁ

【そして倒れた男へと視線を向けるとそう言うだろう】
【今は一人でも多くの協力者が欲しいのだ……組織と戦う為の仲間が】
373八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)00:15:59 ID:aVo
>>357

「……カメレオンかな?あれは。」

土砂降りの中、合羽を着込んでその光景を眺めていた少女が一人。
彼女もまた、ジョーカーの死体を狙っていた。だが、どうやら先を越されてしまったらしい。怒りを露わにした表情でジョーカーの死体を担ぐ透明な影を睨んだ。
ああ、カメレオン。彼の死体も欲しかった。これは丁度良い機会だろうか、と八八は口元を舐めた。

(♪)

ジョーカーの死体を持つカメレオンを殺す。そのカメレオンの死体とジョーカーの死体を得る。
正に漁夫の利。小鳥を確実に壊す為にも戦力の増強は必要だ。
一方のあの女子生徒にも中々面白いものを見させて貰った。『ソーマ』。これさえあればあの化物を作れる。作った後に殺せば、きっと身体はそのまま残って―――――――。

「……良い薬だなァ♪」

八八は右手を振るう。直後、影の中から出て来た一匹の鳥がカメレオンを追跡せんと雨の中を羽ばたいて行く。

「……ヤジマ?」

雨音で聞こえなかったが、カメレオンはそんな事を独り言ちていた。
ヤジマ。"ヤジマ・システムズ"。真っ先に思い浮かぶのはあの企業だ。あの企業に何があるというのだろう。
好奇心を抱いた八八はカメレオンを殺す前にその行き先を追尾せんと彼女もまた、鳥の後に続いてカメレオンを追跡した。

―――――ジョーカー。

―――――カメレオン。

(彼等二人の死体はボクのモノだ……♪)

例え裏切り者の刻印を押されても、忠誠心の薄い彼女にはそんな事は大した問題ではない。寧ろ自分の物欲を満たせる事の方が重要なのだ。
八八は欲望を露わにした様な表情でカメレオンを追跡した―――――。

今宵、八八はカメレオンを殺したかった。願わくば。願わくばであるが。

//ジョーカー殿の死とカメレオン氏への反応です……!
374ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)00:16:03 ID:wh7
>>370
……

【明らかにバレている、それはペインでも電話先の相手の反応からわかる事】
【演技や腹芸で彼女にかなうわけがないのだ、そしてそれを黙認されたということは、必然的に自身は弱みを握られている事になる】

……ええ、だからできるだけ早いうちに襲撃相手を割るつもりで居るわ

【嘘である、ペインは襲撃相手が一之瀬であると知っている、そしてできる限りの情報操作をこれからもするつもりでいるのだ、そう、こんな白々しい嘘が彼女にバレていると知りながらもそう言うしかない】

っ……ええ、そうね……
折角の聖良ちゃんのお誘いだもの
明日か明後日にはお伺い出来ると思うわ

【弱みを握られている以上彼女の言葉に従うしかない、弱みを弱みとして彼女が使うかはまた別として】
【緊張を孕んだその声にいつものペインらしさはない、"いつものおねだり"すらしようとしないのだ】
375診澤忌 樞子◆fAiBro2NmQ :2018/07/07(土)00:16:33 ID:6cL

>>366

「どきなさいどきなさいっ!!!!!!!あんたら能力も使えない無能でしょ!!!!!!!」
「ほら!!!!!!!どいたどいた!!!!!!!!!!!!」

【ガチャン!とドアが壁に当たる音が病室にとどろき、寝台に群がる医師たちを掻き分け進む人影が】
【それは凄腕の闇外科医、診澤忌樞子だった】

――――――――――――――――――――――――

「これは困ったわねェ…」

【医療用マスクに覆われた顎先を人差し指でトントンとつっつきながら雇われ医師ミサワギは飄々と天井を眺めていた】
【一般医療でありえる限りの対処療法を探ってみても、彼女の発作を止めるにはいたらなかった】
【―――――――――何より麻酔が効かないのだ。まるで体内にある成分の全てを食い尽くすたちの悪いがん細胞のように、"ソーマ"の副作用は一之瀬の体内を蝕み続けている】

「ほーらほーら落ち着くのだわよぉ~、お気は確かかしらぁ~」

【目の前で患者が暴れ回っているというのに、ちっとも感情の起伏が感じられない調子で医者の基本事項、意識確認を行う】
【こうなれば、相手の確認などとってはいられない。彼女は周りの医師たちへどくようにおもむろに大声で怒鳴ると、医療用手袋の嵌まった両手を挙げ、電撃を迸らせた】

【そのままクロスチョップを彼女の眉間に叩き込むと―――――――――悲鳴が止まるだろう】
【彼女はこういう人智の及ばない手合の患者に対して、『脳を一時的に身体から切除する』というとんでもない荒業をやってのけるのだ】

【そうやって強制的に痛覚を遮断することで、一之瀬の身体はピクリとも動かなくなるだろう】
【まずは暴走を止めて、安定して外科手術を行う環境を整えなければならなかった。いくら彼女とて、暴れ狂う患者を相手に手術を施行するような芸当は不可能なのだ】

「さて……………………まずは腹部の臓器の裂傷を回復、その後は―――――――――脚部の切除ね」

【ときおり医療器具の名称を傍らの看護婦に怒鳴って寄越させながら、彼女のオペは淡々と物凄い速度で進んでいく】
【医師たちは息を呑む。その桁外れの技術と、何より"ゾディアックオーガン"が見せるコピー・アンド・ペーストの気味の悪い光景に】

【綿糸のように線を引く電流が数学図形のような軌道を描きながら、傷口は次々に縫い合わされ、彼女の能力によって閉じ合わされる】
【急なオペの連絡で代用のパーツは持ってきていなかったが―――――取り敢えず、"もう使い物にならない"両足は切除して断面は塞いでおいた】

「………………ふぅ、お目覚めになって、一之瀬さん?」

【一通りの作業が終わり、汗が滲んだその額に優しく触れると、頭蓋骨の中でぷかぷかと浮かんでいた脳髄を再び連結する】
【傷は全て塞いだし、一番の腫れ物である同化した脚部は斬り落としたので多少は落ち着いているだろう、まだまだ意識はソーマに支配されているとはいえ、この処置ならあと数週間ほどは持つ筈だ】
376星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)00:21:47 ID:IWL
>>372

「そうか!やっぱり情報回るの早いね。まぁ…最近落ち着いて来てるらしいけど
学園内の生徒の被害はそう少ないものじゃないからな…お互い気をつけないとね」

流石だと拍手を送る。生徒会という役柄…情報はすぐ集まるらしい。

「何…?組織?狙われてなかったんじゃないの?どういう吹き回しだ…」

先日した会話を思い出す。確か龍神は組織と関わりがなく、また会長自身にもこれと行った接触がなかった…はず。

「なりふり構っていられなくなったのかな…それともこれから起こる攻勢の狼煙かな?」

珍しく真剣な表情をして話す。自分の身の回りにも関わりのあることだ。敏感にならざるを得ない。

「そうでもないよ?彼らは判断力を失っていたから対処がしやすかっただけさ。僕自身は何もしていないさ」

ニコニコといつもの笑顔。いつもこうであるから…ちょっと怖い。

「なんだか思い詰めているようだけど…僕に何か用?それとも何か言いにくい悩み事でもあるのかい?」

何か思うところを感じたのだろうか…少し探りを入れる。
377クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)00:23:04 ID:SO1
>>374
実はね、多分、私とあなた、同じだと思うのよ

【そんなペインの不安そうな声に、らしさの無い言葉には気付いて、そんな一言を言う、落ち着かせようと言うのだ】
【そして、これは私も総帥に対して腹に一物抱えている、婉曲的にそう伝える一言になるだろう】

だから大事なお話よ?……それじゃあ明日にでも仙台空港で待ってるわねぇ、大丈夫、旅費は私が出すわよ

【そう明るい拍子で語りかけるのであった】
【そして、自身の事を誰かに打ち明けるなら、学園都市から離れた場所に居る今が好機と思ったのである】

まぁ、ジョーカーが死んで大変な時だけど、マシラに新しい指示は送ったし、うまくいけば学園が、襲撃を仕掛けて来た時に出し抜けるはずよ?ちょっとくらいならいいでしょ

【そう言って】
378龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)00:25:48 ID:SO1
>>376
それがなぁ、なんでかねぇ、急に襲いかかって来たんだよなぁ

【そう、蚯蚓の独断行動であったのだ】

なぁ、星導、オメェの能力って結構強力じゃねぇか……組織と戦う気ってあったりする?

【下手な駆け引き等は苦手な彼女、そうストレートに言うのであった】
379ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)00:34:25 ID:wh7
>>377
…………同じ?

【同じという重い一言、その言葉で思い当たるのは……】
【――そうだ、彼女が明らかに気づいていながらついぞ触れることの無かったあの時の】
【『総帥』への復讐心を表情に出してしまった時の事】
【……なるほど、合点が行った、バレている隠蔽に対して何も言わないのも納得が行く】

……ん、そう、分かったわ
ね、もし私が予想した通りのお話をするのだとしたら
聖良ちゃんが歌う時に浮かべていたすごく綺麗な表情を向けてくれるのかしら

【ペインはクイーンが組織に対して心を開いていないのを知っている、忍び込んだ学園祭で綺麗に歌う彼女を見たからだ、そして】
【大きな目的のためにお互いに協力する、共謀者となるのなら、その仮面を脱いでほしいと、暗にそう伝えている、綺麗な笑顔が見たいという本音も伝わるだろう】

ふふ、じゃあ当日はお忍びデートと洒落こみましょうか

【ほんのりと明るさを取り戻した声でそんな軽口】
380一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)00:38:47 ID:zVp
>>375


【意識が戻った一之瀬は、ゆっくりとその瞳を開けた】
【身体……と言うよりかは、思考と言うべきか。頭の中をズタズタに引っ掻き回していた訳の分からない何かが、消えていた】
【全く、というほどではなかったが。それでも意識はそれなりにはっきりしていた。ぼやけていた視界も、ゆっくりと開かれていく】


「――わっ、ミサワギセンセ」


【ビクッ、と身体を震わせる】
【ようやくその顔見知りの先生の姿を知覚した――左腕を切断した際にも世話になった、凄腕の雇われ外科医先生】
【なんだか趣味が悪い広告とか、その外観とか……敬遠しがちな要素はたくさんあるが、それでも何だかんだ言って優秀で優しい】
【……彼女がいる、ということは】


「……うわぁ、またお世話になっちゃったかぁ……ごめん、先生」


【薄い布団を少しだけ持ち上げて、ちらりと覗き込んだ】
【太腿の中途からがバッサリとやられている……丁度、『ガラスの靴』で覆われていた部分が切除された、ということだろう】
【まあ、仕方ないと言えば仕方ない……ああなって、自分でも使い物になるとは思っていなかった。いなかったが……やはり、少し衝撃を受けて】

【少しだけ青褪めた顔で、診澤忌を見上げて、申し訳無さそうな顔でそういった】
381星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)00:38:58 ID:IWL
>>378

「急に…か。恨み持っての独断行動か?何かは得られたのかい?
それとも逃げられたのか?捕縛できた方がいいと思うけど…」

動機が分からない…それとは別に折角得た組織との接触…これを機に何か情報を得られたのかどうか…
気になるところではあるが、その相手が死んでいることを彼は知らない。

「褒め言葉かな?ありがとう。組織と戦う気か…あるのはあるけど、あまり大胆な行動はとりたくないな。
協力するのすごいウェルカムなんだけど、僕はあまり目立ちたくない。僕は君達のように強い人間じゃないからね」
「組織と戦うのもそうだけど、僕は一度内部を見直す必要があると思う。学園内のどこに裏切り者がいるかわかっちゃいないし
あまりそうオープンに人を信じられるほどの肝じゃないんだよね…だからできるだけ能力は秘匿しておきたい」
「君のような一部の人間に知られてはいるけど、ほとんどの人間は僕の本当の能力を知らないからね。隠しておくことがいざという時に役に立ちそうでもあるし」

うーんとだいぶん悩んでいる様子で、顎に手を当てて考える。

「協力はしたいけど、あまり表立ってはしたくないかな…」

あははと少し苦笑い。
382クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)00:42:22 ID:SO1
>>379
【その言葉の意味を汲み取ったのか、ふふっと笑う声が聞こえて来るだろう、そして実は蚯蚓が死んだ時に一度学園都市に戻って来てた】
【彼女は今、新幹線の中に居るのである、そんな中で、新幹線の音も一緒に聞こえて来るであろう】

……あらぁ、よーく分かってるじゃないの

【そんな一言を少し明るい拍子で語るだろう】

ならねぇ、約束よ、貴女に対してはそうなるかも知れないわね

【ペインが自分の予想通りに、同じような物を抱えて居るのならば、全てを語って打ち明けられる人が出来たなら、どんなに気持ちは楽になるだろう、そう思って】

ーーー待ってるからね

【そう小さな事で呟くと、電話を切るだろう】
【そして、その後は新幹線にて、流れる夜景を見つめながら】

バイバイ、ガイキチ

【一応、死に行くジョーカーに対して申し訳程度にそう言ったのであった】
383クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)00:42:58 ID:SO1
//書き忘れ!これでこちらからは〆になりますよー!
384龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)00:48:25 ID:SO1
>>381
いや、それがさ……

【苦笑いしながら、頭をかきながらそう一言言って】

仕留めた上に情報は何も無かった

【倒した事は倒した、しかし情報は最後の執念とも言える行動によって、妨げられたのであった】
【あまり表立ってはしたくない、その一言に対して彼女は】

それでもいい、今の協力者は……墨音って奴と伊集院だけ、そんで伊集院の奴は言った
各人が出来る限りの事をすれば良いと、簡単な話だ、学園の上層部もイマイチ信用ならねぇ
あたし達信用出来る人間同士まとまって、情報なんかも共有して……組織に立ち向かおうって腹積もりだ……まぁ、まだ三人、おまえが協力してくれたら四人って事になんのかな

【あははと笑いながらそう伝えるのである】
385――――精神科医の供述 :2018/07/07(土)00:50:49 ID:4H8

――――つまりですね、彼は普通に世界をとらえているようでいて、その実全く物事が認識できていなかったんですわ。

収監されたとき、目の前にマッチの炎をちらつかせて見たことがあります。手元が狂ったふりをして睫毛を軽く焼いてみたんです。
してもなんの反応もない。ほんの少し目を動かしてこちらを一瞥するだけでした。

つまりね――クラウンと言う人間は、誰かと会話しているようでいて、その実自己も含めて何者をも認識できていなかった。

哲学的ゾンビ、と言うやつですな。

麻薬や殺人に耽溺したのもそれが理由です。強い刺激があれば一瞬とはいえ実感がありますからね、それを求めるために必死に――。
もはや義務感に近いものだったのでしょう。
彼は『世界』を認識するために、どうしてもそうしなくてはならなかった……。


もっとも、結局のところそんな存在が社会のなかで生きていけるわけもない。
結果としては、因果応報、と言うこと何でしょうなあ。



……いやしかし、気が滅入る。

//ソロールです
386ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)00:54:16 ID:wh7
>>382

【……なるほど、なるほど、彼女が味方になってくれればどれだけ心強い事か、この局面でクイーンの助力は願ってもいないもの】
【耳朶をくすぐる柔らかい笑い声がそれを証明している、久方ぶりにこちらもくすりと小さな笑を零して】

……ふふ、それは嬉しいわね
ね、私聖良ちゃんの事、友達として好きよ
歳が近いから一緒に居て落ち着くもの

【今言うにはおかしいかもしれない、だが共謀者となる前に伝えておきたかったのだ、貴女が仮面をかぶっている頃から友情は感じていた、と】

……ええ、また明日

【通話が切れる、喜ぶ……にはまだ引き摺るものが多すぎるが】
【もう彼の、ジョーカーの部屋を『掃除』することもないのだと思うと喪失感が胸を締め付けた】

//こちらも〆です!ありがとうございましたー!
//隠蔽への反応結構嬉しかったり
387診澤忌 樞子◆fAiBro2NmQ :2018/07/07(土)00:55:36 ID:6cL
>>380

「オハヨォ、一之瀬さん。コリャまたメチャクチャにやったわねぇ」

【医師の巷では話題になっている非合法異能強化薬物"ソーマ"。副作用は芸術的なまでの致死率9割を記録している】
【それが流通してからと言うもの、学園都市で随一の医療機関、この中央大学病院に運ばれる患者の数はもちろん右肩上がり。そしてその殆どがまともな治療を受けられず死に至るのだった】

「ワタクシは出来ることをやらせてもらっただけだわよ。マ、礼を言うのなら大金積んだ親御サンに感謝することだわね~」

【オペが終わった事を告げ、もはや見物客とかしていた医師たちを退散させる。部屋は二人と後片付けをする看護師数人だけに】
【礼を言われれば、医療用マスクをずらして微笑む。彼女の気持ちは一応素直に受け取っておいた】

「……申し訳ないけれド、両足に関してはどうにもできなかったワ。あのまま放っておいたら………まぁ、"腐ったミカン"ってところかしラ」

【病み上がりに直接言うのは憚られるので、それらしい比喩を用いて経過を説明した】
【それにしても、ここまで身体と同化するとは『あの靴』も常軌を逸した生体技術が用いられているものだ】
【医療器具の鉄棚の下部に転がされたソレを見ながら、興味深いサンプルになる分劇薬に侵されているのが何より惜しいなぁ、と想いながら】
388>>ALL :2018/07/07(土)00:55:54 ID:4H8
【ジョーカー本人が死んでも、彼が生きている時に集めさせた脳や、造り上げた様々な物品は『遺産』として異局跡地に残り続けている】
389星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)01:01:39 ID:IWL
>>384

「え……?まさか殺してはないだろうね?
情報がないのはまあしょうがないとして…殺したとなれば…また話は変わってくるよ」

大いに動揺する。普段の彼からは全く想像がつかないくらいのリアクションをする。

「やれる範囲でやれることをやればいいわけか。なるほどわかりやすい。なら賛成だ。
しかし…何故そう信用できると確信したんだい?」
「僕のこともそうだけど2人のこともそうだ。上層部が信用にならないのはまあわかるけれども
生徒であるからといって確実に信用できるわけではないだろう?」
「何かしら根拠がないとおかしいだろう?」
「僕なんかほら隠しまくってるし、むしろ怪しい部類だろうにそこが気になるね」


あくまで用心深く聞いてみる。
390龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)01:09:04 ID:SO1
>>389
ん、殺した……な

【そうはっきりと告げた。組織の人間は本物の犯罪者集団である、出来れば殺さないように、そんな甘い気持ちでいると、こちらが殺される】
【昨日の蚯蚓が末端か幹部かはこちらからは分からない、が、もし末端に過ぎないのであれば、殺さずに制する、そんな考えが通用する相手とは思えない】

じゃないと、こっちが殺されてた

【そして小さな声で、その現実を突きつける、殺さずに、制する、そんな夢見心地の良い理想を語るのはお終いだ、出来ればその方が良いのではあるが、彼らは死の直前まで戦意も無くさないだろう、そう思って】

一人はまぁ、まずこの話を持ちかけたのがそいつなんだよな
でも、その目を見て分かった
んでもう一人はな、簡単だ、あいつは嘘はつけねぇ、そう言う人間だ

【そして、信用した理由を語って行って】

んでおまえなんだけど……どっからどー見ても善人にしか見えねぇよ、ま、ただの勘なんだけどな

【何処か人懐っこい笑顔でそう言って】
391一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)01:20:18 ID:zVp
>>387
「……あはは、まぁ……ちょっと必死で……」

【あの時、本当に自分は必死だった。彼処で自分が“ソーマ”を呑んでいなければここで笑ってなどいられなかっただろう】
【……少し複雑な気分だった。組織がばら撒いた薬のおかげで、組織の人員を打倒し、そして今一之瀬侑李はここで生きていられるのだから】
【生け捕り、なんて考える暇はなかった。……そう言えば、あの死体は一体どうなっただろうか。……今は、良いか】

「父様と母様が……あー、迷惑かけちゃったなぁ」

【久々に、両親の存在を認識した】
【別の親子仲が悪いというわけではないのだが、一之瀬自身と、両親の忙しさから、随分長い間、彼等には遭っていない】
【仕送りもあまりしなくていい、と言ってある――だが、そんな話ではない。色々とすれ違い自体はあるが、偶には会わなきゃな】
【暢気にそんなふうに考える】

「……まあ、仕方ないですよ……寧ろ、今までよく頑張ってくれたというか」

【――“ガラスの靴”が自分と一体化するなど予想外の事態だった】
【だから彼女のことを責めたりはしない。寧ろ切除してくれたということに感謝したい――あれが腫瘍として体を蝕むのは】
【“あれ”としても本望ではないだろう。そう言い聞かせながら】


「……それで、その。足は――どうにか、出来ますか?」


【いちばん重要なのはそこだ】
【恐ろしいのはそれが“戻らない”こと。義足でも何でもいい、兎に角――風紀委員として、復帰しなければならない】
【出来るならば戦える状態で、移植でも、細胞培養でも、機械移植でも。なんでもいいから、どうにかしなければ】
392星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)01:25:59 ID:IWL
>>390

「ふむ……そうか。なら君は優先して狙われるだろうな。
無論甘い相手ではないということは承知しているが、身分が割れた状態で殺したとなれば…
かなり危険だぞ?身の回りにもう少し注意を向けた方がいいと思うよ。ま、分かってるだろうけど」

かなり真剣な表情で、重くのしかかるような物言いで話す。

「やられたから…やり返すこれで倒していくには限度があると思う。相手の怨みを買うだけだ」
大攻勢をかけられたら流石の君もまずいだろう?常に複数で行動するか、大人の目の届くところで日々を過ごすことを推奨するね」

冷静に、心配と対策を提案する。ここで彼女に死なれたら正直どうしようもない。

「また随分とアバウトだな…でも悪くない。そこまで自信があるのなら信じるとしようか」
「ははは!善人か!それは嬉しい!間違いではないとも!多分僕は善人さ!」

はっはっはと共鳴するように笑う。ここまでまっすぐに物を言われれば疑う方が失礼だ。

「これから勧誘しようと思ってる人はいるのかい?外道院さんとか真っ先にやりそうだと思うけど」

そう笑って聞いてみる
393龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)01:35:22 ID:SO1
>>392
あぁ……そうだな、狙われそうだなぁ、堂々と、思いっきりあたしが倒したとも多分知られてるだろ、勘だけど

【そう言うと表情は重くなる、そして、誘おうと思う人員については】

………まずは外道院、それと黒鳶、至にハゲ……狗飼に学園の生徒じゃねぇけどマンバに生徒会の面々かな
とりあえず今思い当たるのはそんなもんか

【指折りそう言って数えて行く、そして】

でも一つ問題があってな、襲撃があってから、あたしには警備部隊の護衛をつけるとかあのエリナの野郎が言い出したんだ
………だからあたしは動きにくくなると思う

【そして新たに生まれた懸念事項も伝えるのであった】
394診澤忌 樞子◆fAiBro2NmQ :2018/07/07(土)01:35:45 ID:6cL

>>391

「電話越しだけど、オトーサンなんか血相変えてたわよ?…………あぁッ、愛されるって羨ましいわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

【落ち着いていた口調が唐突に荒々しいものに変わったかと思うと、彼女は肌に飛んだ血を拭うための布巾を口に咥えてぐいぐいと噛みしめだした】
【……腕は確かだし医者として義も通っているが、情緒不安定なのが玉に瑕だ】

「エエ、足のスペアについてはお任せチョウダイ。だけど―――――――――ー】

【しかし医者側の診澤忌にとって、一番問題なのはそこではない】
【札束を積んでもらえばいくらでも手でも足でも異性のアレコレだってくっ付ける。そんな樞子の手の及ばない領域―――】

「………まだヤクの副作用が残ってるのが、ね。」

【それは一之瀬の身体を未だ釈然と蝕んでいる―――――――"ソーマの残り血"だ。】

「ワタクシの見立てだと…………今のアナタ…、持って2ヶ月よ。
 "東雲"が抗薬を急いでるっていう噂も小耳に挟んだけど、医者としてこの先までは保証できない、というのがホンネ―――――――。」

【深刻な面持ちで若竹色の頭巾を外しながら、診澤忌は言う】
【今彼女を治せば、それこそきっと無理をするはずだ。そうすると残されたタイムリミットも自然と縮む……樞子の渦巻いた瞳の間隙には、戸惑いの思惑が明確に存在していた】
395馬場万億/ソーマ所持 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/07(土)01:44:08 ID:3Tf
「もうダメだ……おしまいだ……」

【学園都市南西部のゴーストタウン】
【廃屋の中で、膝をかかえてガクガク震えている男子学生……】

【野球のユニフォーム姿だが、もう何日も自宅に帰れていないのか、ぼろぼろのぐしゃぐしゃである】
【彼は数日前、路地裏で薬品『ソーマ』を違法購入】
【その現場を風紀委員に見られて以降、お尋ね者となってしまった……】

【今、彼の目の前には、ソーマの入った小瓶が置かれている】

「いっそ……これを使って、強盗でもするしか……。
 いや、今自首すれば……
 だめだ、そんなことしたら、学園を退学させられてしまう……
 でも、もうこの状態じゃ学園にも戻れない……
 あああああ……」

【がっくりと頭をかかえ、うなだれる】
396星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)01:45:21 ID:IWL
>>393

「おそらく回っているだろうね。警戒の対象にもなるだろうね
しかしもう過ぎてしまったことだ。対処するしかない」

しょうがない…と哀れんだ表情を浮かべる。

「そうなると…戦闘力に関しては問題はなさそうだね。みんな強いね。僕いらないじゃん!あはは!

「あぁ!あの超怪しそうな女の人!そりゃそうしそうだね!君の能力は貴重だし
生徒会って役目もあるし、白昼堂々危険な目に晒すわけにはいかないだろう。君の財閥は優秀なサポーターでもあるしね。
副会長の時のように、さらわれたなんて話が出たらとんでもないさ」

はっはっは!と大笑い。間違いなく学園で一番黒いであろう人物だ。
先手を打っておいたかと素直に感心する。

「君が動かなくなるデメリットはあるが…君が挙げた面々を本当に誘致できるのなら
まぁ…問題はないんじゃないかな。でもさ…具体的に何すればいいんだい?僕にもやることがないと動きようがないからね」

率直にやるべきことを聞いてみる
397亜主羅神 :2018/07/07(土)01:51:35 ID:4H8
>>395

思えば。

この学園に来て一番最初に出会ったのは、彼だった。


「――――馬場」

背後からかけられる固い声。しぺたりと地面を踏みしめるサンダルに、油断なく切られる手の中の刀の鯉口。

すでに風紀委員全体に通達が行き、神もまたそれを聴いて、一刻も早く彼を救い出さねばならないと考えていた一人だった。

「そいつを捨てろ。――今ならまだ、お前は学園を退学になるだけですむ。そのあとの人生は間違いなく保障されるんだ」

だが、彼は悪を行ったとはいえ――。
それは軽度だ。暴行にとわれるかも怪しい揉み合いと、違法薬物の購入。少なくとも人生が終わるほどの罪ではない。

「……もう一度言うぞ。そいつを捨てて、俺と一緒に戻るんだ。お前が退学になら無いよう頭を下げてやる気だってある。――最初に出会ったよしみでな」
398龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)01:53:18 ID:SO1
>>396
まぁ、まずは仲間集めかな、この際何ちゃら委員だとか、不良だとかんな枠組みは全部どーでもいい
本当に信頼できる仲間を集める事と、組織についての情報収集
んで、後はまぁ通信手段かな、今は墨音が渡してくれたこれがあるけど、人数少ないからって面もあるからなこれ
出来ればこれを複製できる技術ある人間も欲しい

【そう言って、墨音から渡された特殊端末の残り一つを星導に渡す】

とりあえず、今言った面々にも声かけて欲しいけど、それ以外にも信頼できると思って人間にゃ声かけてくれていい、ま、言うなら学園内の組織って所かな

【その組織と言う言葉に苦笑いしながら】

エリナのお陰であたしが表立って戦う事も難しいだろうなぁ……ま、そうなっちまったのはしょーがねぇけどよ

【ポツリと力無くそう呟くのであった】
399馬場万億/ソーマ所持 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/07(土)01:55:05 ID:3Tf
>>397
「だれだッ!!」

【大きな声で反応し、ソーマを手にする馬場】

「君は……」

【学園で出会った、変なハゲ……。だが今や顔つきも精悍になり、髪の量も増えたようだ】

「簡単に……”退学になるだけ”なんていうな……!!
 異能持ちが社会に居場所がないなんてこと……お前だってわかってるだろ!!
 だれが俺の人生を保証してくれるんだ!! 誰も、誰も異能を持った人間になんて、相手されないんだぞ!!」

【ガラガラの声で絶叫する】
【ここ数日、一人でうめき声を上げてきたのだろう】
【眠れていないのか、目も真っ赤だ】
400一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)02:01:54 ID:zVp
>>394

「うぉぉ……」

【いきなり付近を噛み締めだす彼女に、普通に驚きつつ、ドン引きしつつ】
【普段はお見合いお見合いと言ってくる父親が、血相を変えていた、なんて言うほどであると――やっぱり少しくらいは帰らないとなぁと】

「……まだ、私の中にあれが」

【――そんなに、上手い話はないということは分かっている】
【事実として、今も小さな焦燥感や不安感が心には残っている――引っかかる程度に、ではあるのだが】
【それが何時膨れ上がるのか分からない。残されたそれが、どれだけの作用になるのか――少なくとも、その最大の意味は、すぐに分かった】


「――二ヶ月、ですか」


【流石に面と向かって言われると、動揺もする――それに呼応するように、心臓がズキリと傷んだ】
【右手で胸を鷲掴み、顔を歪ませる。僅かに息は荒くなったが、すぐに整った】

「……“東雲”……サン、が薬を作ってるなら、問題ないでしょう」

【急ピッチで作っているならば、二ヶ月も時間があれば生存としては十分可能な域だろう】

「大丈夫、今回みたいな無茶はしません。足の接合、お願いします――先生」

【“それは、安静にしていた場合の話”】
【無茶はしない、一之瀬としては嘘を言うつもりはないが、然しその性質を第三者が見れば――嘘を付いているように、見えるだろう】
【そして、一之瀬を動かせば結果としてやはり“その通り”になる。どうしても、一之瀬という少女は“そういう点で歯止めが効かない”】
401亜主羅神 :2018/07/07(土)02:02:14 ID:4H8
>>399

「……ッ……」

――――神は本来、大声を張り上げるようなタチではない。
しかし、今回ばかりは話が違った。仏頂面がみるみる燃えるような怒りの表情に変わり。


「馬鹿野郎ッッッッッッッッッッッ!!!」

爆発した。馬場へ一気に距離を詰め、その手からソーマを奪い取ろうとするだろう。
そして、喝を入れるために張り手を一発放ってもやるだろう。

「なんて様だ、テメエ、なんて様だ!!!」
「俺を部活に引き入れようとしたあの明るさは何処に行った!!!お前はそんな面をしてていい人間じゃねえだろう!!!こんなもん持ってていい人間じゃねえだろう!!!」

「居場所がない?ふざけるな、退学になろうが俺はお前に変わらず接する。俺だけじゃない、学園にいる風紀委員の殆どは、お前が揉めた筧だってそこは変わらねえ筈だ!!」

社会に居場所がない、誰にも相手にされない
それは確かに悲しいことだ、想像するだけで身の毛がよだつ話であるが、しかし。

「これを飲んだら、それすら失うぞ」





「――全部失う。お前はもう退路がないが、確かにまだ、お前を許そうとしているやつは大勢いるのに、それすら失っちまうんだ!!」
4021l7w67iV.c :2018/07/07(土)02:04:23 ID:YJL
>>394>>400
//もし宜しければ、乱入しても構わないでしょうか…?
403馬場万億/ソーマ所持 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/07(土)02:08:33 ID:3Tf
>>401
「アッ……!」

【近距離戦闘に長けた亜修羅の踏み込みに、馬場は反応できない】
【それでもかろうじて薬だけは守ろうと胸で庇うが、張り手を食らってしまう】
【吹き飛ぶ馬場。ゆらゆら起き上がり、距離を取る】

「……お前に言われる筋合いはない……
 お前は俺の何を知ってるんだ! だいたい、お前みたいに力を振りかざすような風紀委員が……、この学園の平和を守れてるのか?
 俺みたいな小物をみんなで追い回して、退学に追い込んで……」

【睨みつける馬場】

「俺の力が……弱いからか……?」
「俺に力がないいから、すべてを失う、なんて言われるのか……」

「なら――」

【小瓶を開けるッ】

「お前らみたいに、力を持った人間に、許されようだなんて思わない――
 全てを失う代わりに俺は――唯一無二の力を、得る!!」

【その「ソーマ」を飲み干した!!!】
404一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)02:10:21 ID:zVp
>>402
/私は構いませんよー!
405星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)02:13:14 ID:IWL
>>398

「ま、僕の方でも良さそうな人がいたら誘ってみるよ。
軋轢が起きない程度のゆるーい人材だけどねー」
「特殊端末…これの複製か…あるに越したことはないけれども、
複製は…僕ら学生には難しいと思うよ」

もう大分落ち着いて…いつものゆるい雰囲気で話を進める。

「組織に対抗するには組織じゃあないとね。子供だってたまにはやるんだぞってのを見せつけないとね」
「そのためには色々と準備が必要だね。僕も今までみたいにゆっくりやってる暇はないみたいだねー」

言い得て妙だと笑顔を見せる。交戦が起こってしまった以上、学園に被害が及ぶのは時間の問題。
どうにかして、最小の被害で食い止める必要がある。

「退院したばかりだ、ちっとは大人しくしててもいいと思うよ。逆に言えば君の安全が保障されているんだ。
警備部隊も教頭も信用できないけどね。でも彼らの力は本物だから君の安全が守られているということはアドバンテージだ」
「教頭側に組織が目を向ける可能性はある。その時になったら君は抜け出して存分に暴れたらいいさ」

ふっふっふと怪しい笑みを浮かべる。

「まぁ…こういう風に、いざとなったら戦うさ。そもそも君は大将だ。動くべき人間じゃない」

そう言うと五本の剣を虚空に創り出すだろう。どれも様々な色に光り輝く高出力のエネルギーの塊で、言わずもがな彼の戦闘能力を示すことになるだろう。
406診澤忌 樞子◆fAiBro2NmQ :2018/07/07(土)02:16:11 ID:6cL
>>400

「はぁ……………………」

【バカは止めても無駄。長い間様々な相手の診療をし続けてつくづく思い知らされた事だった】
【そして同時に知ってもいた、そんなバカが物事を動かしていくのだと】

「まぁ、"東雲のあの子"なら或いは――――――――」

【ふと、その名字に思いを馳せる】
【まだ現役でフリーの外科医をやっていた頃、初等部で保健室の担当をしていた事があった】
【いろんな生徒の世話をしていたが、その中でも仲良くなったその子の事を思い出す】
【東雲五十鈴―――――、人を治すのが得意な子で、将来はお医者さんだとかお家付きの機関で異能医学研究の道に進みたいとか言っていたっけ、と】
【あれから十年以上。あの能力を活かして、抗薬の貢献していても不思議ではない】

【賭けてみるのも悪くないか、と諦めに近い感情に陥り、一之瀬に向かって小指を差し出す】

「ヤクソク。無理はしないことなのだわよ。」

【破られると分かっている約束こそ、結ぶ意味がある。】
【何故ならそれは、事実以上に二者間の信頼関係の確証を得る意味合いでも効力を持つのだから】

【そんな子指と子指が結ばれるであろう直前、ドアをノックする音が背後で聞こえ】

>>402
//ばっちこいです、お次にどうぞ!
407亜主羅神 :2018/07/07(土)02:17:33 ID:4H8
>>403

「……馬場ァ……!!」


――――畜生、と神は心中で叫んだ。
彼を歪めてしまったのはなんだ。異能を認めない社会か、序列を着ける学園なのか。
皆彼を許そうとしている。まだ引き返せた筈だったから。飲みさえしなければ。


――――――――それを、飲みさえ――――――!!

「…………いいんだな」

――刹那、肉体からは純白のオーラが噴いた。

「お前は……覚悟が、あるんだな?」

説得する事を諦めてはいない。飲んでしまった時点である意味、一線を越えてはいるが。
それでもまだ、それでもまだ。神は心のどこかで信じている。彼が戻ってくることを。


「……俺だって力を振るいたい訳じゃねえ……。だが、お前が覚悟をもって俺を打ち倒す為にくるのなら」

――純白の闘気の中、修羅は笑わず。

歯を噛み締めて、一滴の涙を流した。


「――――尋常に、立ち会ってやる迄の事」
408龍神 麗華◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)02:21:14 ID:SO1
>>405
はは、頼りにしてるぜ?

【そう言って、星導の能力を見ると、その強力さを肌で感じてニッと笑う】

ま、あたしゃ動きたくても動けねーからな、じゃーなしだぜ?とりあえず溜まってるだろう生徒会の仕事もしとかねーと

【そんな事を言って】

んじゃ、そろそろ夜も遅いし星導も一緒帰るか?

【一人で居ると組織に襲われた時にまた辛くなる一緒に帰ろうと彼を誘うのであった】
【もしそれに応じれば、そのまま一緒に帰る事ななるだろう】

//ではこんな所で〆で!ロールありがとうでしたー!!
4091l7w67iV.c :2018/07/07(土)02:22:44 ID:YJL
>>400>>406
//ありがとうございます。では書かせていただきます…!
410馬場万億/ソーマ所持 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/07(土)02:25:33 ID:3Tf
>>407
「ぐおおお、ぐおおおおおおおお……!!!」

【ソーマが体の中に染みわたってくる……】
【身体の中の異能因子が、ソーマを触媒に過剰に暴走する――】

【馬場の肉体は膨れ上がり、ユニフォームははじけ飛び、3メートルを超す巨人となった】

「これが……力か……。
 ははは、ははははははは!!!
 小さい、小さいぞ! 世界はなんとちいさい物か――
 俺の名は、万億。この名の現すがごとく、万億の人間どもの頂に立つ者。
 貴様のようなハゲに、この俺が――」

【だが……】

【ショポン!】
【という音と共に……】

「え?」

【そのまま、白い煙が肌という肌の穴、鼻の穴、尻の穴から吹き出し……】
【抜けた空気のようにヘナヘナと戻っていく】

「……ナンデ?」

【……ソーマは「元々の異能の力が強いと全く効かず、ただメチルアルコールっぽい味の液体」となる】
【馬場の能力因子は、本人が認識する以上に、強力な物だったのだろう】
【それでも何らかの変調はもたらすのかもしれないが……】

【とりあえず馬場は、元に戻った】
【全裸である】
411星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)02:30:30 ID:IWL
>>408

「任せたまえ。僕はやる時にはやる男だ。
本当にその機会が来るのなら、僕はやるべきことをやるまでだ」
「ま、争うのは嫌いだからほっとんど戦わないけどね!あはは!」

笑顔に応えるようにこちらも笑顔で返す。

「そうだそうだ!祭りもあるし入院もあるしでほぼ手ついてないだろう。
お互い今はやるべきことをやるしかないのさ」

「そうだね…夜更かしは肌の敵だ。僕は人一倍弱いからね!早く寝たい!」
「何より、会長いたら超心強いし気を張らなくて済む!無論一緒に帰る!」

はっはっはと高笑い。まあ色々理由もあるけれどやっぱり女の子と一緒に帰るのは男として楽しいのであろう。
帰り際に無駄にテンションを上げながら…

「おっと忘れていた…これは潰しとかないとね」

そう言うと投げ捨てたソーマを能力の光線により粉々に破壊した。

//こちらこそありがとうございました!
412亜主羅神 :2018/07/07(土)02:31:35 ID:4H8
>>410

「万億の頂点に立つ――?」


神は刀を抜き、巨人の面に切っ先を向けた。
刃はさながら、定められた心の光を鋭さを比喩されたかの如くにぎらりと輝き。

「随分と自惚れた物だな。良いだろう、教えてやるぜ、血ヘド吐いた果てに漸く立ち到った本当の力ってやつをな――――!」

がしかし。

……万億はすぐさま普通の人間に戻ってしまう
観るに後遺症なども存在せず、ごく普通にボケを噛まして居るではないか。こいつを切らねばならないと言う可能性に涙すらした神は一瞬ポカンとその光景を見つめ。

……万億の元へ歩みより。

「とお」

と首筋にチョップを放った。慈悲はない。
413馬場万億/ソーマ所持 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/07(土)02:32:39 ID:3Tf
>>412

「ぐふっ」

【慈悲のなチョップに、全裸の万億は倒れる】
414和泉 渚◆1l7w67iV.c :2018/07/07(土)02:36:46 ID:YJL
>>400>>406



【ーーーそれは凡ゆる意味で、“場違い”な少女だった】
【子供に間違いない小柄な体躯も、何故か着用しているメイド服も、そして何より“屍体のように澱んだその目”も】

【然し、メイド服の上から羽織った白衣の、胸元につけられたバッヂを確認したならば、この少女がどういう立場であるのか理解できるだろう】
【“保健委員会”、そして“東雲重工”。その二つの立場に所属している彼女が、誰の使い走りであるかは言うまでもない】
【保健委員長・東雲五十鈴の手足として働いている“エインヘルアル”。それがこの風変わりな少女の正体であり】


ソーマを服用した自殺志願者が風紀委員会のメンバーにも出たと聞きましたので、保健委員会から急遽派遣されました
そもそも本来ならば、私のご主人様である東雲五十鈴がここに訪れるべきなのでしょうが
しかし彼女、先日とうとう過労でぶっ倒れて現在休息中なので、代わりに私が派遣された次第です。あ、因みに私もその時休憩中だったんですけどね

そんな感じで、保健委員会の使いっ走りこと和泉渚です。では早速本題なのですが…………

【そこまで一方的に淡々と告げたならば、屍体のような少女は室内をじっと見つめる】
【既に室内にいた二人のシリアスな空気、そして今正に結ばれようとしている小指と小指】


【死人でも分かることだ。このタイミングでの登場が、どれだけ間が悪かったかなんて】


……………………………………

【屍体の少女は表情筋を一切変化させないまま、側のテーブルにケースをそっと置く】
【そのケースの中身こそが、彼女がこの部屋を訪れた理由なのだろうが、しかし屍体なりに気まずさを感じている彼女は何も喋らない】

【そんな、珍妙な来客が突然訪れた訳だが、果たして】


//では、よろしくお願いします
415亜主羅神 :2018/07/07(土)02:39:33 ID:4H8
>>413

「…………」

――――神は刀を納め、ため息をひとつした。

「よかったな、馬場。なんかよくわからんが、お前かなり運がいいと思うぜ」

意識もうろうとしているか、あるいは気絶しているかも知れない馬場にそう語りかけ、ワイシャツを脱ぐと体に羽織らせてやった。
タンクトップ一枚になった神はその体をおんぶして学園へと戻るだろう。

「…………」

めでたしめでたし……とはいかないが。
悲しい展開になるよりは良かったな、と神はその道中、小さく苦笑するのだった。
ちなみに、馬場の処遇は、神をはじめとする風紀委員達の全力の謝罪によって、停学一ヶ月まで減刑される事になったかもしれない。

//これで〆でしょうか、ありがとうございましたー
416馬場万億とエリナ ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/07(土)02:49:04 ID:3Tf
>>415

【きが】【つく】【とわ】【たし】【は……】

【学園の中の、治療室らしき場所に寝かされていた馬場。】

「……クサっ……この臭いワイシャツ、誰のだ?」

【身を纏っていたワイシャツには、「亜主羅神」と書かれている】

「……そうか……。」

【噛み締めるようにつぶやくと、馬場はそのワイシャツを脱ぎつつ、天井を見上げる】

「返しに行かなきゃな、これ……」

・・・・・・・・・・

『……『ソーマ』には、いくつかの効能が見られるようですな。制作した人間の底意地の悪さがうかがえるようです』

『被験者「B」は、発見した風紀委員の方谷によりますと、一時的な身体増強の後、しぼんだように体が小さくなったとか』

『さまざまな見立てが可能ですが……ソーマ因子と能力因子が適合し、安定した状況になったといえるでしょう』

『「ソーマ」と適応した異能の身体……貴重なサンプルといえます。彼の体のデータをヤジマや東雲重工に渡せば高く売れますかな』

【白衣の研究者たちのそうした声を聴き、ふと立ち上がる女がいる】

「……せっかくの適合者を、小銭稼ぎのために渡すなんてもったいない……
 彼は、貴重な異能のサンプル。
 「学園」のために……死体になるまで利用し尽くしましょう……」

【エリナDはそういうと、含み笑いを残して研究施設から去っていった】


///こんな感じでシメで!
417一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)02:54:06 ID:zVp
>>414
>>406
「……あはは、指切りげんまんとか久し振りだなぁ」
「じゃあ、まあ――」

【呆れられているのは分かる。恐らく、そう判断したのは、ほぼ諦めたようなものなのだろう】
【ただ、それでもだ。それでも、彼女が自分を信頼してくれる、ということが一之瀬は嬉しかった】
【間違いなく、自分が約束を破るであろうことはバレているのだろうが。――それでも、一之瀬は同じように小指をすっと差し出して】

「……」

【ノックの後に、人が入ってきた――全く予想外だった。その行動の気恥ずかしさに全く対応が取れていなかったのだ】
【立ち入ってきた少女は、一応自らの素性を語っていった。……まるで“死体”のような瞳をしている、何処か機械的なものを感じられる、が】
【少なくとも、自分が見たことのある“死体のようなそれ”とは一線を画するようでもあった】


「……」


【……だって死体は愚痴とか吐かないし、微妙に何か此方に対する嫌味なものを感じるような】
【この現状を目の当たりにして、彼女は本題に入る前に有ろう事か口を閉ざしてしまった】
【場に起きるのは、小さな静寂である――それから、彼女の足音と、ケースを置く音だった】

「メイド服……」

【何処か感慨深げに、そう呟いた】
【とある一件から、メイド服には思うところがある。とは言え、それ単体でつぶやけば明らかにおかしい人なのだが】


「――あの……本題、どうぞ……」


【……そして何処と無く遠慮がちに、一之瀬はその沈黙に耐えることが出来ずに、彼女……和泉渚へと、その続きを促した】
418闇業者の男 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)02:59:27 ID:aVo

――――『記憶処理』『証拠隠滅』『情報の売買』『死体処理』。
全てをこなすスペシャリスト、人は彼を『闇業者』と呼んだ。彼の仕事の四本の柱はこの四つである。
だが、何もそれだけが仕事ではない。『暗殺』『潜入』『用心棒』……。
カネさえ積まれれば何だってやる。それが『闇業者』の極意だ。

「……フッ……組織が何だって?俺に掛かれば朝飯前よ……。情報戦じゃ俺は負けなしさ。」

今回の依頼は組織の殲滅。
能力『闇業者の極意』―――彼の闇業者の四本の柱はこれ一つで十二分賄える強力な能力だ。
だが、これで終わりではない。
第二の能力が彼にはあった。即ち彼は二重能力者(ダブルホルダー)だ。

「この指先に掛かれば組織なんざ当然イチコロ……ってな!」

第二の能力『王者の指先』――――それは指先で触れた物体に『命令』する力だ。
例えば此処に木刀がある。これに『意のままに動け』と命ずるとその通りに木刀は動くのだ。
……但し命令出来るのは非生物。加えて自分の体重以下の物に限られる。同時に命ずる事が出来るのは10個まで。即ち指の数まで、だ。

―――この二つこそが『闇業者』の彼の能力だ。
他にも手榴弾!ナイフ!トンファー!数多の武装をした彼に最早組織なんて小物集団は敵ではない!
反社会的存在の集団である『組織』を殲滅せよ!

「何処からでも掛かって来な!俺は逃げも隠れもしないぜ!」

―――土砂降りの雨に打たれながら、サングラスの男は構えて組織の目撃情報があったという都内のとある路地裏で組織の構成員を待ち受けた。


//こんな時間からですが絡み待ちです……!
//睡魔もあるので多分持ち越しになると思います……!
419診澤忌 樞子◆fAiBro2NmQ :2018/07/07(土)03:01:58 ID:6cL

>>414 >>417

「じゃあ、ユビキリゲーンマっ…………」

【一之瀬と結びかけた指切りの手が止まる】

「…………………………………………………………アナタ」

【ぞっとするようなねっとりとした身のこなしで、現れた少女を振り返る】
【その顔色は薄い灰色に染まり、身体の表面は縫合線だらけで"ゾンビよりも死体らしい"。】
【屍である彼女にすら恐怖を与えるほど異常な首の角度でひん剥いた目を向けたまま、ズイッと横っ飛びに目の前まで駆け寄る】

「――――――――――――――――――――カワイイわね♡」

【細長い身体をしならせて、少女の肩に手を置くと、身体の感触を確かめるようになでなでとして】

「…ふぅん、じゃあアナタがエインヘルヤルって奴なのね。初めてお目にかかったのだわよぉ~~………」

【彼女が少し触っただけでその少女は既に"死んでいる"事が分かるのは、単純に長年の医療経験が実をなしたことから来る慧眼と言える】
【診澤忌は渚のことをとても気に入ったらしく、口が裂けるほどの表情にこにこしながら目の前まで顔を持ってきて暫く眺めまわす。シンパシーだろうか。】

「アラッ!!!!!!!!!!ワタクシとしたことがお嬢ちゃんに見惚れいるばかりでお話を聞いていなかったワ………"東雲"の名前が出たことは記憶しているのだけど?」

【茶目っ気たっぷりに首をかしげたつもりが、ぐきりと75度ほど横に傾斜が付いてしまい、むしろ恐怖を与えてしまう事になるのだった】
420和泉 渚◆1l7w67iV.c :2018/07/07(土)03:17:32 ID:YJL
>>417>>419

【エインヘルアル 、ヤジマシステムズが開発した、屍体を素材とする兵器】
【その一個体が東雲重工の令嬢に仕えているという事実そのものが、二つの大企業が現在結んでいる関係を象徴する記号でもある】
【しかし、和泉渚という個体は他のエインヘルアル と比較しても“生き生き”している。それは当然ながら、東雲五十鈴が色々と調整を施した結果なのだが】

【急接近する診澤忌の顔面を直視ながらも、渚は一切微動だにしない】
【そして彼女か可愛いと言われても、やはり何かしらの感情を発さないのは、流石屍体というべきか。最も】

なんでこの人死人よりも死人らしい姿形しているですか?
ただでさえ屍体ということで色々と苦労しているのに、私から死人であるアイデンティティさえ奪おうとするの止めてくれませんか?


【無表情のまま、淡白なまま、然し彼女が感情豊かであることだけは確かなようで】
【どうやら、自分よりもよっぽどホラーな彼女に対して、対抗心を燃やしているらしいが、然しいつまでも雑談に花を咲かす訳にもいかない】

【一ノ瀬に澱んだ目を向けたなら、彼女はケースの蓋を開く】
【その中に納められていたのは新品の注射器が一つ、その中に薬と思わしき赤い液体が既に込められていて】


……『ヒドラ』、それがこの新薬に与えられた名前です
神の薬であるソーマに対抗するのは、神の毒であるヒドラだと、その製作者である東雲五十鈴はちょっぴり得意げに語っていましたが
しかしその直後に『毒の名前を薬に付ける行為自体ナンセンスでは?』と指摘してみたところ、涙目になって落ち込んでしまいました
あの人、強かに見えて意外と繊細なんですね。あ、因みにその後八つ当たり気味に晩御飯を抜きにされました。酷いと思いませんか?


……はい、本題に戻ります
まだ本生産には至っていませんが、そもそもこのヒドラはソーマの特効薬として産み出されたものです
その効能はソーマがもたらす作用、副作用の完全中和……言ってしまえば、そこの貴方が今一番必要としているものですね

【ケースに手を置いたまま、屍体の少女は機械的に、事務的に、途中脱線しつつも淡々と説明する】
【それが、東雲五十鈴が開発した新薬であると、現状でソーマの薬害を克服する為の唯一の手段であると】

【しかし、説明は一区切りしたものの、彼女は全てを話し終えたといった風でもなくて】
【ここまで何か質問は?という風に渚は首をちょこんと傾けるのだった。ちなみにその仕草自体はあざといものの、澱んだ目が全て台無しにしていたり】
421馬場万億と「ミート」 ◆75K3Hhwgi2 :2018/07/07(土)03:22:52 ID:3Tf
「ええ、あの、ですから……すねえ、学園の路地裏に、売人がいて……それで……
 異能ですか? だから、あの、薬飲んでから、イマイチ反応がおかしくて……なんか、クローンが上手くできなくて……後遺症っていうか……
 あの、何回俺はこの話すればいいんですか? あの、なんですか、俺……やっぱ学園退学なんですか?
 あと、パンツくらい、履かせてもらいたいんですが……」

【白く、清潔なガラス張りのクリーンルームに、裸ワイシャツのまま閉じ込められている馬場。下半身はフリーである】
【スピーカーからの質問に、何度も答えている馬場……】
【ここは学園の、旧校舎・地下5階に相当する場所】
【学園名誉会長・神水の語りが真実であるならそこは――「異能人類開発局」の一部であり、学園はその研究所の隠蔽のために建てられた施設である】

「あと……あのいいですが。隣の部屋の人、あの、……怖いんですが」

・・・・・・

【馬場の部屋の、ガラス壁を隔てて隣には……】
【巨大な肉の塊のような存在が、十字の台座に磔にされていた】

「ころしてくれ……ころしてくれ……ぇぇ」

【神条と黄金の二人の活躍により、拘束された「ミート」である】
【彼は「死なない体」を持つ異能であった。しかしその体は今や全身を、ミートの細胞が変異したガン細胞に侵されている】

【それでも彼は、死ななかった】
【ガンがミートの体を蝕むが、その蝕みを自身の再生能力で歪に回復させてしまう】
【その永遠の鼬ごっこ……ミートは全身に耐えがたい苦痛を、24時間受けている】
【眠ることも許されない。まるで、その異能を持った罰のように、激痛は永遠である】

【だが、その口に……】

【天井上部から点滴のようなマシンが下りてきて、「ミート」の口に数滴液体がほどこされる】
【すると――!】
【ミートの肉体は突如膨れ上がり、部屋全体に肉が押し広がる!!!】
【だが、次の瞬間……、肉はジュウジュウと音を立て、消滅していく】
【「ミート」は最後まで死ぬことはなかった。彼は死すら値しない。ただ、消滅した】
【彼を消滅せしめたのは、神の名を持つ劇物「ソーマ」であった……】

・・・・・・

「―――ぃっ!」

【隣の部屋で見ていた万億は震えあがる】
【万億は思った】

【「このままここに居たら、俺は殺されるんじゃないか――」】

【だが万億には、ここがそもそも「学園」なのか。どこに居るのかすらわからない……】
【学園の地下の研究施設で、モルモットのように飼われている万億。抜け出すことはできるのか……】

//「ミート」消滅のソロールでした
422一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)03:40:34 ID:zVp
>>419
>>420
「エインヘルヤル……あっ、そうか」

【風紀委員として、一応説明を受けていた覚えがある】
【警備部隊に導入された新兵器、エインヘルヤル……とは言え、目の前の少女は自分の知っているそれとは大幅に違っているように見えた】
【なんというべきか、感情が豊かすぎるというべきか……いや、確かに機械的ではあるのだが】

「……まあ、その人はほら、特別だから……」

【こんな風に対抗心を燃やすなど、死体ならば無いだろう――少なくとも、機械的な、兵器として一般導入されているそれには】
【どうどう、とでも言いたげに。二人に向けて落ち着いてくださいと両手を前に出すジェスチャーで止めるように】
【一之瀬がこうして場を止める役割になるというのは珍しいことでもあった――ここにいる、濃い二人に飲まれないように頑張らないといけない】

「……あんまり、保険委員長を虐めないであげてほしいなぁ……」

【彼女の話を聞いていると、少しだけ可哀想になってしまった】
【こう、なんというか、表面上は機械的で淡白に見えて、その実、ある意味では人間よりも表情豊かなのではないだろうか?】
【これの相手をしている委員長、東雲五十鈴は……率直に言って凄く大変なのでは? と思いつつも】
【実務の面では有能なのは確りと伝わってくる。秘書として……或いは使いパシリとしては、非常に優秀だと】


「――って、つまりはこれで私は生き延びれるってこと?」


【思ったよりも、遥かに早い中和薬の登場だった】
【ともあれ、生き延びることが出来る事はめでたいことだ】
【これならば、診澤忌先生を心配させること無く、両足をつなげることが出来るだろう――思わず、本当に中途までしか無い足をバタバタとさせながら】

「……でもまあ、確かに可愛いかも……」

【小首をかしげる渚を、まじまじと見ながら】
【実際その顔立ちは可愛らしいもので、淀んだ瞳と無表情は、その仕草の可愛らしさと齟齬を生み出しつつも、逆にそれが“良い”と感じるような】
423診澤忌 樞子◆fAiBro2NmQ :2018/07/07(土)03:45:12 ID:6cL
>>420 >>422

【表情さえ微動だにしない屍少女を見て、ネクロフィリア気味な闇医者の異常な感性は尚更に興奮を高めるのであった】
【"生きているのに死んでいる"。それはまさに、殆ど死体に近い様相を持ちながらも、年頃の愛嬌を覗かせているといった実態を併せ持っていた】
【今まで色々な屍を集めてきたが、これほど芸術的に思った死体は無い。正直言って診澤忌は胸の中が爆発しそうだった。勿論、爆散してもくっ付けるのではあるが】

「ほんとにカワイイわぁ…………♡ねぇ、ナギサちゃん、ウチのクリニックで働かないかしら~?」

【触手がごとくしなる両腕で、まるで真珠磨きのように渚の頭をあちこちから撫で回すのだった】
【"五十鈴ちゃん"が関わっているのなら、昔の好(よしみ)で一人くらい助手として譲ってもらおうかと考えながら】

「アラぁ、そうは言うケド案外違うのだわよ?違いを例えるならそう、『ゾンビサイボーグVSフランケンシュタイン』………………って、なんだかB級タイトルみたいだわね、ホホホホホホホ…」

【………2つのミーニングは換言に近いものであまり説得力はなかった】
【話の合間合間にはずっとふざけた調子でいたが、きっちり話は聞いていたようで】

「じゃあ渡りに船じゃないの!!!!!!!良かったワね一之瀬サン!!!!!!!!!!!!」

【渚が持ってきたケースに入っているのがソーマに対する対抗薬と聞くや否や、やたら熱苦っしく一之瀬の方へと大声を飛ばす】
【語られる所によれば『ヒドラ』と呼ばれたそれもまた毒であるという話だったが、そもそも抗菌剤の原点というのはそういうものだ。最初は微量の菌の投与で患者に免疫を付ける方法を取ったように。】

【ご主人様にご飯を抜かれたという話を聞けば、可哀想に可哀想にと言いながら撫でる速度をいっそう早める。肌がめくれてしまいはしないだろうかというほど早い】
【そしてどこから取り出したかも分からないぐるぐるキャンディーを目の前でちらつかせながら、自分の方がよっぽどあなたを慈しむ心があるという露骨に誘うようなアピールを】
424和泉 渚◆1l7w67iV.c :2018/07/07(土)03:57:55 ID:YJL
>>422>>423


【診澤忌に撫でられながらも、渚は一切抵抗する素振りを見せないだろう】
【だが、がっちりと診澤忌に拘束されたまま、一ノ瀬をじっと見つめるその目は、まるで撫でられることを心底嫌がる野良猫のような眼をしていた】

屍体に対してここまで偏執的になれる方の元で働くなんて、想像するだけでもゾッとしますね
そもそも屍体にも人権は認められるべきですし、職業選択の自由もあるべきだと思うんです
つまり何が言いたいかというとですね、おのれヤジマ・システムズ

【閑話休題】
【一時、和んだ空気は、いつのまにか元の温度にまで戻っていた】
【そして屍体の少女は淡々とした口調で、ヒドラに関する説明を続けていくーーーここからが、本題なのだ】

……では、続きに戻ります
ソーマの服用者を救う目的で開発されたこのヒドラですが、この新薬の開発における命題は「ソーマによる薬害から命を救う」というものです
そしてソーマがもたらす影響は非常に強力で、そして悪質でした
神の薬は異能そのものに干渉するが故に、その完全なる治療法の確立は非常に困難を極めました

もしも時間があれば、薬害を完全に克服する新薬を開発することもできたでしょう
しかしソーマは時限式の爆弾、服用者に残された時間は非常に僅かで、開発において優先順位を設ける必要がありました
そして東雲五十鈴は「ソーマによる薬害から命を救う」という目標を最優先事項として設置し、結果としてヒドラは完成しました


【そうして、渚は一旦黙り込む。無表情のまま二人の顔を確認したなら、淡々とその続きを説明する】
【ここからが、肝心な部分だった。ここからを説明する必要があるからこそ、渚は此処に赴いたのだから】

……確かに、この薬であなたの命を救うことはできます
然しこの薬はソーマによって歪んだ異能が、あなたの命を蝕むことを防ぐために、あなたの異能そのものへと強引に干渉して、それを食い止めます



結論を言いますと、これを使えばあなたは異能を失います。あなたの生存と引き換えに、ですね
いえ、運が良ければ異能の残滓程度は残るかもしれませんが、それでも能力者としての適性は死人同然の域にまで低下するでしょう

……これを安い代償と見るか、重い代償と見るかは、あなた次第ですね。まあ、それでも死ぬよりは絶対マシです、死人が言うんですから間違いありません


【ヒドラ、それは神の毒の名を冠する薬】
【ソーマによって蝕まれた、本来ならば助かるはずのない命を救う奇跡。然しその代償は、決して安くない】
【だからこそ、五十鈴はこの薬に毒の名を冠したのだろう。これは決して、薬のように優しいものではないのだから】

【使えば、救われる。然しその異能は全て喪失するか、全てではなくともほぼ全てを喪失することになる】
【渚は澱んだ目で、一ノ瀬をじっと見つめて。そして、注射器の入ったケースを差し出した】
425リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)04:02:26 ID:8Xh

「蚯蚓と龍王が死んだ」

────こつん、真白髪の女は、その繊細な指で、盤上の駒を進めた。白と黒のシンプルな盤上は、女がやや不利であった。
相手は女との対局を、あたかも今までの「結末」について、ある意味では確認作業のように、粛々と行った。

「そして、無彩色も死に、代わりに青と緑が加わった。ええ、知っているわ。彼はとても優秀だったもの。
確かに、筋金入りのろくでなしではあったけれど、形骸化した異局を立て直した功績は甚だ大きいわ」

────こつん、ころろ、駒が仆れ、床に転げ落ちる乾いた音が広がった。煤けた樫の床である。
 女の表情に変化はなく、同胞を労わることも、そして自身が劣勢に立たされることさえも、全てが無であった。
室内には暗い影が落ち、相見える両者を照らすのは、壁龕に掛かった一本の釣燭台だけである。
426リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)04:02:52 ID:8Xh

「結果的に、こちらには「情報」と「環境」が残り、かつ厄介者も同時に処理できた──となると。
あとは、我々が目指す「標」に従い、「組織」を体系的に統合編成し、「衝檄」に備えるだけ。──ああ、本当に、長かったわ」

 女は陶然と得々と口を軽やかに滑らせ、やがて駒を握る。「チェック」と、一言、無慈悲に相手に告げた。
と、ここへきて、女の通話機が静かに鳴り響いた。女は相手に断りを入れ、やや苛立ったように席を離れた。

「──なに、■■?今 いいところだったんだけれど。ふうん、私の遺体は回収できたのね、それはよかった。
じゃ、今度はジョーカーの死体を取りに行って頂戴?構成員二人の遺体もあれば尚のこと好し」

 女は相手の声をじれったく聞きつつ、しかしそれが自身の命じた仕事の報告であると知り、少し機嫌を取り戻す。
「部下」とは、こうでなくてはならない。無言の裡に仕事を完遂し、見返りさえも求めない忠臣である。

「──全く、貴方って本当にどうしようもない人間ね。──だからこそ、組織としては重要なんだけれど。
ええ、分かったわ。それじゃあ、ここは大人しく貴方の意見に乗っかりましょうか。

オリジナルスの回収と、使えそうな「駒」の調達──できれば、名誉会長の暗殺もお願いしようかしら」

 電話の相手は、短く二つ返事で承諾した。元より、彼には拒否権もなければ抵抗する意思もないのだった。
ただ、木偶として、また一介の草臥れた哀れな研究者の末路であると嘲るかのように、引き受けしかなかった。
女はその後、具体的な指示を彼に下し、通話機を閉じようと────
427リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)04:03:23 ID:8Xh


「それじゃあ、またあとで掛け直すわね、濃紗?」


 気が付けば、蝋燭の火は消え、あとには女の敗北を決定付ける局面が、盤面上に出現していた。
すなわち、「チェックメイト」であった。女は「ふう」とわざとらしく溜息をつき、相手を睨んだ。

「分かったわよ、私の負けでいいわ。あーあ、現実世界もこれくらい、単純明快で複雑怪奇なら嬉しいんだけれど」

 そう言い残し、かつこつと仕事場へと引き返す。黄の作成書類を一通り目にし、仕事の雑さと矛盾を指摘しつつ。
あの女が誰を庇っているのか、具体的には分からないが、不和を齎す存在であることに変わりはない。早いところ、手を打たねば。
外の雨は、全ての魂を召し上げる鎮魂歌のように、重く、「組織」の枢機を濡らすのだった。
428リーダー◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)04:03:31 ID:8Xh
//ソロールです。そろそろスレとしての設定及び伏線が複雑化してきたため、一本化してみました
//少しスレとしての方向性を固めるために、もしかしたら議題を上げるかもしれないです
429一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)04:18:34 ID:zVp
>>423
>>424
【『ヒドラ』、『ソーマ』によって奪われる命を救う新薬】
【成程――薬学における専門的な物を持っているわけではないが、この短期間でこれを形にするのにどれほど壮絶な研究開発があったかは想像に難くない】
【これを使えば、一之瀬侑李は“生き残ることが出来る”。出来る、が――】

「――やっぱり、そう上手くはいかないか」

【確かに、診澤忌が言う通りに、これは渡りに船とでも言うべきものである】
【強い能力を求めて、『ソーマ』を服用した人間が、『ヒドラ』によって能力を失いながらも生き残る――なんていう】
【皮肉なものに見えた。最も、そんなものを服用した人間が悪くて、生き残るだけでも御の字】
【死体の彼女が言うように――死ぬよりは、遥かにマシだろう。不正の代償としては、遥かに安く感じる、が】

「――先生。私の身体は、このままだと保って二ヶ月、だっけ」

【診澤忌へと視線を送って、確認するようにそう問い掛けた】
【二ヶ月――絶望的な数字だ。だが、『ヒドラ』を服用すればまた寿命を取り戻すことが出来る】
【だが、特に『一之瀬侑李という人間』にはその代償はあまりにも大きかった。ともすれば、自身の死すらも飛び越えてしまいかねないほどに】
【少しだけ、俯いて何かを考えた――答えはすぐに出た。というよりは、最初から決まっていた、と言ってもいいだろうが】

「渚ちゃん?」

【それから、その問い掛けの方向はそちら側へと移る】
【彼女の淀んだ瞳を、見つめ返す】


「――薬を使用して、効果が現れるまでに、どのくらいかかるか……いや」
「もっと率直に聞こうか。致死圏内――どれだけこれを使うのを渋ったら、私は“死ぬ”のかな」


【一之瀬は、残された命を限界――徹底的に切り詰めて、それでも尚その力を使うつもりだった】
【無論、今ここでその薬を使うことと比べれば、その危険性が跳ね上がることは理解している――だが、それでも】
【自身の役目を全うしたいと――その役目はまだ終わっていないのだと、信じたかったのだろう】
430診澤忌 樞子◆fAiBro2NmQ :2018/07/07(土)04:36:40 ID:6cL
>>424 >>429

「えぇ………だけれど一之瀬サン、受けなさい、この話」

【彼女は一切その判断を迷うこと無く、釈然として言い放った】
【最も優先されるべきは、人命。数秒の間に生命が常世と苑世を行き交う交差の現場で叩き込まれた、何よりも上に据えられる矜持だ―――――ー―】

「………………と、言っても、まあ無理だわね」

【それでも、医療の場において最も優先されるべきは、患者の意志なのだと、本当の医者は知っている】
【一之瀬の瞳に秘められたその熱がさっきから少しも変わっていないことを、彼女はしっかりと察知していたのだ】

「……………彼女には"二ヶ月"あるわ。その間になんとかより良い"新薬"の開発を探れないかしら」

【人が変わったような冷静に引き締まった面持ちで、渚に鋭い視線を送った】
【今の彼女の形相を表現するならまさに、"生き返った"だろう。彼女は生前の記憶を思い出すかのように、知性が冴え渡るかの名外科医の過去を垣間見せる】

「私も異能力の"ストック"に関しては協力できる。こちらとしても、患者さんの要望に沿うために、どうにかお願いしたいところよ………………」

【彼女が夜な夜な学園の地を這って掻き集めたコレクションの数々は、研究者すら唸るほどの種類の多様性と数を持っている】
【ときたま、研究機関からサンプル提供の依頼をしぶしぶ受ける事もあったのだから、その事は伝わっている筈だ】
【勿論、それらは異能に及ぼす影響のことを考えて作る新薬の開発には、大いに役立つことだろう】

【そして渚の前で見せつけるように、「戦いたいんでしょう?」と確かめるような熱いまなざしを一之瀬と交わしてみせる】
431和泉 渚◆1l7w67iV.c :2018/07/07(土)04:57:27 ID:YJL
>>429>>430

【澱んだ瞳には、どのような感情も宿らない】
【屍体であるのだから当然である。彼女は既に死んでいるのだ、一ノ瀬とは違って】

……ここに来たのが東雲五十鈴ではなくて私で、本当に良かったですね
あの人なら貴女の意見を聞いた上で、微笑みながらも躊躇いなく注射器を使ってますよ

然し私は彼女ほど他人の生命に執着している訳でもありませんから、敢えて何も言いません
まあ、そもそも他人の生命以前に自分の生命さえないんですけどね、私の場合

【屍体らしいジョーク(?)をかませば、少女は少しだけ黙り込む】
【それはもしかすると、上手いことを言ったつもりで、ちょっと誇らしげになっていたのだろうか】
【然し屍体である彼女の表情筋からは何も読み取れず、再び一ノ瀬に視線を向ければ、彼女は淡々と必要な情報を告げていく】

一ヶ月、それがあなたの生存限界です。それでもかなり希望的観測ですが
もしてソーマによる意識障害も考量するなら、あなたが正常でいられる期間は二週間。これが実質的なリミットですね
……二週間を過ぎた時点で、あなたは耐え難いほどの狂気に侵され始めるでしょう。それこそ“死んだ方がマシ”レベルの

【正常でいられる期間は、僅か二週間。狂気に襲われながらも、生存が許される期間は一ヶ月】
【それは彼女にとって、余りに短いか、それとも充分と呼べるものか。果たして】

【そして、新たな新薬の開発について、診澤忌から尋ねられたなら】
【渚は無感動に、視線を彼女に向けると、やはり機械的に、淡々と告げていく】

そもそもご主人様が現在過労でぶっ倒れているのも、新薬開発の所為ですね
当然、もう開発は始めてます。けれども流石は万年人材不足の保健委員会、兎にも角にも人手が足りてませんね

という訳で、これはご主人様から頼まれていた言伝でもあるのですが
保健委員会の外部顧問という席を既に用意しています。なので、どうか力を貸してほしいーーーとのことです
というか、私からもお願いします。猫の手でも、屍体の手でも、ゾンビの手でも、借りたい状況が続いているので

【そういって、渚はぺこりと頭を下げた】
432一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)05:22:41 ID:zVp
>>430
>>431
「あはは、うん、無理だ」

【その通り、診澤忌の言う通り――“無理”だ】
【時間があるならば、ギリギリまでそれを使って戦う――正気の沙汰じゃない、とでも思われるかもしれない】
【それでも、だ。一之瀬は己のエゴイズムのために、己の信じる正義の為に戦う。その生命が滓になるまで戦い続けなければならない】
【その身が崩れて落ちることが、分かっていようとも】

「一ヶ月――」

【正直に言えば、短い。実質、満足に使える期間は二週間――更に短くなってくる】
【出来ることならば、もっと欲しい。いや――それよりも、と考えて頭を振った。元より、無かったものが今、手に入ったのだ】
【この新薬開発が間に合うならばそれで良し。間に合わないならば――或いは、自分で何か克服できる方法も探してみるのもアリだろう】


「――分かった。大丈夫、“きっとなんとかなる”」


【今までだってそうしてきた。先の戦闘だって、そして今だって、なんとかなってきたのだから】
【そんな酷く楽観的な――死体であり、機械的な彼女からすればあり得ないような言葉を吐いて、そしてそれでも笑顔とともに】
【受け入れてみせた。その時間を、精一杯努力して、生き抜いて見せてやる、と】

「おお、とうとう診澤忌センセもフリーを卒業して就職かな?」
「私も応援しますよー? 私の命もかかってるわけですからね――ッ、う」

【診澤忌が、保健委員会の協力者になる――そうなると、保健室を訪ねた生徒が凄い顔を思想になりそうだなぁ、と思いつつも】
【その最中に、ズキリ、と脳髄を裂くような痛みが奔る――大分軽減されているとはいえ、“ソーマ”の影響は明確にそこに残っている】

「……あはは、ちょっと横にならせてもらうよ。じゃあまた足の方もお願いしますよ、センセ」
「渚ちゃんもありがとう……五十鈴さんにもそう伝えてくれると嬉しいな。あと、出来れば今度一緒に食事でも、と」

【頭部を抑える素振りを一瞬だけしてみせると……誤魔化すような笑いとともに、ごろりとベッドに横たわる】
【そんな軽口を言いながらも、少しだけその双眸は虚ろだった――まだ疲れも取れきっていないのだろう、それ自体は純粋な眠気によるものだったが】
433診澤忌 樞子◆fAiBro2NmQ :2018/07/07(土)05:38:22 ID:6cL
>>431 >>432

「カノジョもまだまだ甘ちゃんなのねェ、患者の意向を優先するのが医者魂のホンカイだと言うのに」

【結局は見抜かれていたか、と感心にも似た渚に対する呟きを心の中に留めおく】
【二ヶ月、というのは彼女に心の余裕を持たせるためのサバ読みだったのだが、こうもすぱっと言ってくれるのは正直助かるところではあった】
【まぁ遠慮がないというか、機械的というのか。微妙に人工物っぽいところがまた可愛いのではある】

「勿論引き受けるのだわよ。頭なんて下げても撫でられるだけヨ?安心しなさい、医師の肩書に代えても、間に合わせてみせますから…」

【提案にはにこりと笑って快諾。下げられた渚の頭には言われた通りゾンビの手を貸して(撫で置いて)】

「まさか、この年になって保健室に戻ることになるとは、ねぇ」

【感慨に浸って天井を見上げ、顎を触る。もうかれこれ十年以上五十鈴とは遭っていないが、あれからどのくらい成長したのだろうか】
【そうか、今あの部屋はあの子が管理しているのか、とふとどこか懐かしい思い出が蘇り】
【診澤忌が養護教諭に復帰すれば、保健室は日中お化け屋敷と化すだろう】

「………ホント、無理は勘弁してよね」

【一之瀬が痛みに呻けば、医者の本能が反応してさっと駆け寄り】
【本人の意向とあればそれを良しとしなければならない医者の方も辛いのだ、というささやかな想いを込めて、離れ際に優しく彼女の寝床を整えておく】

「ヨシ、そうと決まればこの一秒が惜しいのだわ!では早速ワタクシは、これから五十鈴ちゃんに目の覚めるブラックコーヒーを入れて上げに行くのだわよ、フフフフフフフ……………」

【言うが早いか、診澤忌は周辺に散らかった自分の荷物を纏め始める】
【暫くすれば、誰にも取り合わずに我先と部屋を飛び出していくだろう】


【後日、学園の人事課にはインパクト抜群の証明写真とファンタジーめいた内容の履歴書が送られることになるのだが…………】
【紆余曲折を経て結局は能力の高さが認められ、晴れて養護教諭として復帰した彼女が居座る保健室は、サボりに訪れる生徒の数がガクンと減ったらしい】

//〆です。久々の登場でキャラを忘れてましたが、楽しかったです。お疲れ様でした
434和泉 渚◆1l7w67iV.c :2018/07/07(土)05:47:04 ID:YJL
>>432>>433

【ある意味で死刑宣告に等しいそれを、しかし一ノ瀬は笑顔で受け入れた】
【それを見届ける渚の表情は、やはり死人同然の無表情のままであり、それでも何か思うところがあったのか】
【暫しの沈黙の後に口を開いたなら、それは今までのものよりも、ほんの少しだけ優しい口調で】

なら、“なんとかしてみて”ください
屍体である私が、感情的な言葉を使うのもおかしな話ですが

それにいざとなったら、強引に意識を奪ってでも薬を打ちに行きますから

【最後に若干、脅迫めいた台詞を残しつつも、結局はそれも患者を心配してのことなのだろう】
【機械的な屍体であるようで、感情的な面も確実に残しているこの少女は、最後にじっと一ノ瀬の寝顔を見つめたなら、病室を後にする】


【診澤忌に頭を撫でられても、やはり渚は無表情】
【けれども、やはりどこか、嫌がっている気配というか、そんなオーラを滲ませて】

……ところで、このままでは保健委員会の屍体キャラという唯一無二の個性が奪われてしまうのでは?
ひょっとして私は今、とりかえしのつかないアイデンティティの喪失を経験してしまったのでは?

【なんて、淡々と饒舌に喋りながらも、仕事を終えた彼女もまた、元の居場所へと帰るのだった】
【現在、東雲五十鈴が篭って新薬開発を続けている、研究施設の警備。本来の任務に戻る為に】


//では、私からもこれでラストで。乱入させていただき、ありがとうございました!
435一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)05:51:41 ID:zVp
>>433
>>434
/お疲れ様でした!!朝方までありがとうございました!
436カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)11:11:05 ID:Uyj
「……なーんか付けられてる気がするなァ」

ここは組織のとある地下施設。正確に言えば、“ジョーカーの研究施設だった“場所である。
ジョーカーの遺体はそこに厳重に保管した。ついでに、ジョーカーの遺産も一部持っていく。彼は有用な物を開発してくれた。使わない手はない。
ところで、ここに来るまでにカメレオンは誰かの視線をずっと感じていた。“後を付けられている“。そう直感する。

「隠れんぼは終わりにしてもう出てこようゼ?なァ?」

誰もいないはずの空間で、そう言い放つ。聞こえるのは自分の声の反響のみ。
ここでその誰かが現れるのか、または別の人物か、はたまた杞憂なのか。

//ソロールでもあり絡み待ちでもあります…
437享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)11:42:35 ID:wxB
>>436

 カツン。カツン。
態とらしく反響する靴音。ゆっくり、と。現れる濃い影だけが姿を見せる。

 「いやはや、…流石。流石。
わしの尾行なんてお見通しって事じゃな?」
 「尻尾を出したらすぐに消えーーー正に名は体を顕す『カメレオン』そのものじゃのぉ…。きさん。」

 「お陰で時間が掛かってしもうた。」

 その声の主はイダテンであった。妙な特徴的な天狗の面を被り仮面越しから分かる程に。にやり、と。ほくそ笑み。刀に手を添える。

 「悪いのお…そんの“死体”。利用されると困る者が増えてしもうてな。ーーじゃけん、きさんには、……死体と並んで貰うかのぉ?」
 「ーーーわしを怨め。」

 ─── 刹那。
飛び出る影と重なる様に。合わさる様に。穿つ『刀の突き』が正確無慈悲に首をを狙う
438クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)11:59:36 ID:zB2
【仙台空港、そこの出口付近のベンチにて、スマホを弄りながら人を待つのであった】
【麦藁帽子にサングラス姿で、紫色の私服に身を包んで】
【スマホで行なっている事は相変わらずソシャゲであるのだが】

………この、足引っ張ってんじゃないわよ何この寄生……はぁ

【マルチプレイで他プレイヤーに足を引っ張られたのが不満なのかそんな愚痴をこぼしていた】
【兎にも角にも、ペインは早く来ないかな?そんな事を思いながら、時間は過ぎて行く】
439カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)12:04:44 ID:Uyj
>>437
「おっト」

後ろにバックステップし、突きを躱す。
天狗の面、確かイダテンと言ったか。ジョーカーの死体を利用されたら困ると。つまり。

「なるほド……裏切り者。いヤ、スパイかナ?」

組織に潜入したスパイであろう。組織に潜り込もうなど、良い度胸をしている。しかし、これでカメレオンもようやく本来の仕事に取り掛かれる。裏切り者の粛清。“執行人“としてのその役割を。

「なラ、“執行“しなきゃなァ?」

カメレオンは疾駆し、イダテンの側面に回り込み、投げナイフを2本投擲する。足音も立てず、姿も見えないのでどこから攻撃が来るのかを予測するのは難しいであろう。攻撃の瞬間、僅かに放たれる殺気を感じ取りさえすれば、前もって反応できるかもしれない。
440八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)12:06:51 ID:aVo
>>437
>>439

―――八八もまたカメレオンを尾行していた。

(……良かった、ボクは気付かれてないみたい……?)

八八は影の中から息を潜めてカメレオンを冷や汗を流しながらジト目で見た。
そう、気付かれたのはあの気配も消せない男。いや、消すつもりも無かった、と言うべきか。
何にせよ、あの男がカメレオンを殺してくれれば自分が戦う手間が省ける。飽くまでも自分はカメレオンの身体だけが目的。

ジョーカーの死体があの男に回収されようとも、カメレオンの死体が手に入れば万々歳だ。

(……まぁ、カメレオンの死体も回収されそうになったらボクが出て、あの男を殺す……。)
(……そしてあの男の死体。カメレオンの死体。ジョーカーの死体。ボクが全部貰う。)

(――――良いんじゃない?♪)

八八は口元をペロリと舐めた。
漁夫の利だ。まるで天が自分に味方してくれているかの様な展開。
八八は二人の戦いを物陰の、更に影の中から観戦していた。

//1レスだけ反応です……!
441享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)12:21:45 ID:r0X
>>439

 「“裏切り者”?笑かすのはやめぃ…。
わしは元々きさん等の仲間だと思うてないがのぉ?」
 「そうじゃのぉ……“表返った”と言う表現が正しい」

 首狙った正確な鋭き突きを後方へ回避されると、慌てず此方も対処を進める為に、摺り足で移動していく。ーーー笑みを崩さず。
伊達や酔狂に組織に籍を置いていた訳では無く。末端なりに情報を集めていた。勿論『執行人』のカメレオンの能力でさえ。

 「(消えた か、……。)」
 「きさんを屠れば、かの総帥様に会えるんかのぉ?」

 しかし、情報を持っていようが対処が出来無ければ意味も無い。改めてその異能の恐ろしさを実感する。自身の加速して駆ける…。その様な異能がおままごとの嘲笑うかの様に『消えた』のである。
「もう1つの刀」を抜き両手に日本の刃を持てばーーー構える。

 「~~~ッ!!!」

 ーーーー風すら起こる強い振り。
二本のナイフは微風により方向が逸れ、イダテンが首を横に傾ければ通り過ぎていく。
442ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)12:41:14 ID:wh7
>>438
【同時刻、仙台空港にて】

さて……聖良ちゃんは……っと
あ、いたいた、サングラスしてても目立つわねぇあの子
また携帯にかじりついてるわねぇ……

【荷物を何も持っていないそのメイドは影を残して消え去り、瞬く間に彼女への後ろへ現れて】

だーれだっ

【掛け声とともに彼女の両目を手のひらで塞ごうとするだろう、余談だがペインはゲームをしないのでこの行為が大変迷惑である事は理解していない】
443クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)12:50:28 ID:zB2
>>442
ひゃあ!?

【目を覆い隠されると、そんな声をあげて驚いていて】
【そして右手でその片方の腕を降ろそうとするだろう、そして振り返りながら】

もう、いきなりこんな事してくるから驚いたじゃない……

【じっとそう言って、スマホのゲーム画面を見るとゲームオーバー】

あーーー!!………私のせいで全滅してる……

【少しガクッとしてからゲームを切ります、そして携帯はカバンへとぽいっと入れて】

ま、別いいんだけどねぇ………こんにちは、陽炎ちゃん

【そう微笑み、軽く挨拶の言葉を言うと立ち上がって】

んじゃ、軽くお昼でも行こっか?個室に分かれてる良いお店あるのよねぇ、ま、そこでなら会話も出来るでしょ

【そして、歩を進め出しながら彼女へとウインクを飛ばすのであった】
444ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)13:07:05 ID:wh7
>>443
うふふふっ、可愛い反応ご馳走様♪

【驚いたのと同時に両手は離して、こちらをじっと覗いてくるサングラス越しの視線に頬に手を当ててころころと微笑みながら】

げーむおーばー……?

【と、なにやら分からないらしく銀髪を揺らしながら小首を傾げる】

ええ、こんばんは……と、こんな衆人環境の中で貴女の名前を言うのはまずいかしらね
ふふ、エスコートありがとう

【もちろん先程までのやり取りで多少人目は集めているのだが、人でごった返す空港にはあれ、もしかして……芸能人……?と感づき始めている者もいるようで】
【そんな聖良の横に友人のようにぴたりとくっついて歩いていく】
445クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)13:16:36 ID:zB2
>>444
【周囲の様子を確認すると、ため息一つして】

もう慣れたけど~、これじゃまともに話は出来ないしね

【そんな事を言って足速にその場から立ち去って、タクシーに乗る事になるだろう】
【そして運転手に有名料亭の名前を告げる】

「了解ですよー……てええ!?」

あ、プライベートなんですよぉ、だからあんまり言いふらさないでくださいね

【運転手にはまた、左手人差し指を口元に当てながらそんな事を言って】

まぁ、目立つのは好きなんだけどぉ、こうめんどくさいのは考え物よね

【苦笑しながら呟いた】

そーいや片倉に言われたのよねぇ、派手好きなのは私もアイツと変わらないって、アイツの派手好きと一緒にすんなって言ったけどぉ

【アイツとはジョーカーの事、片倉とは彼女の部下であり、よく運転手を務めている組織の末端である】
【タクシー内部ではそんなくだらない話をして、次第にその料亭へと近づいて行くだろう】
446ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)13:27:05 ID:wh7
>>445
ふふ、仕方ないわよ、変装しててもひと目でわかる位に綺麗だもの、私も空港に降りてすぐに貴女を見つけられたくらいよ?

【あっ!という人々の声に振り返ってぺろりと舌を出す、気づくのが遅いのよと言わんばかりに、大衆に見せつけるように腕を組んで】
【そのまま彼女と共にタクシーに乗り込めば】

仕方ないわよ、有名税って奴?それに聖良ちゃんはオーラがあるから普段でも目立つでしょう?変装してもあんまり意味無いんじゃないかしら

【タクシーという密室内で正体もばれているなら名前を隠す必要もなく、大変ねぇと言いたげな声色で】

んー、まあ……そうね
……そうねぇ

【無論ジョーカーの事だとは理解しているの、だが、彼の死に少なからずショックを受けている現状、ふっ、と寂しそうにタクシーの窓に目を向けてそれ以上言葉を発せられなかった】
447クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)13:39:03 ID:zB2
>>446
まぁ、あっちでいる時はもうマスクまで付けてる事多いかなぁ、あ、でも二人程、学園の子と話して連絡先交換とかしちゃったわねぇ

【一人は火々里でもう一人は白百合。白百合にはこちらから話しかけたのであるが】

オーラがあるって……ま、一応お嬢様な生まれだしね

【お嬢様、その一言で若干ふふんとするだろう。本質的にはわがまま、自己中、気まぐれ……ゲームが好きなのもそう、結構精神年齢は幼い所があるのです】
【そしてジョーカーの話をして、寂しそうにするペインを見ると失言したと思ったのか、その肩を叩いて】

元気出してね?

【そう伝えるのであった】
【そして、料亭へと到着すると、二人はそのまま個室のスペースに案内されるだろう。案内の店員にはまたお決まりの対応を繰り返して】
【とりあえず会席コースの料理を注文していて】

……とりあえず、呼んだのは私だからぁ、私からお話するべきよね?こー言う場合

【そうペインに伝える】
448ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)13:52:52 ID:wh7
>>447
それでも私は聖良ちゃんを見つける自信があるわよ……?って
……大丈夫なの?それ、もしかしたらいずれ敵対した時に……
【その相手と戦えるのかという問い、自らもクイーンと同じように学園の生徒とふれあい、心を分け合ってしまったゆえの苦悩】

……ふふ、平気よ、悲しいけれど仕方の無いことだもの、いずれは私も"そうなる"んだから、ジョーカーちゃんとは遅いか早いかの違い
【ふふんとした聖良をみて、子供っぽいところもあるのだなと、慰められたのも合わせて】
【そして流されるままに料亭、聖良の対面に座り】

と……そうね……それじゃあまず共通の意志として
『総帥』に関する事、よね?
【ここで聖良がそうだと言わなければ窮地に立たされるのは自分、反旗を翻す前にもう一度確認の意味を込めて】
449カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)13:58:10 ID:Uyj
>>440
(もう一人“居ル“…)

誰かは分からない。しかし、カメレオンはもう一人がこの場に潜んでいる事に気付いた。あぁ、面倒だ。

>>441
「俺様を殺したところデ、貴様らは何一つ有益な情報など得られなイ」

カメレオンは組織の情報を何も漏らすつもりはない。いや、知らないと言った方が正しいか。総帥がどこにいるか、カメレオン自身も知らないのだ。

(面倒だナ…ここは手っ取り早クやるカ)

二刀流は面倒だ。ならば、その動きを封じるまで。
次はイダテンの反対側に回り込み、片手に2本ずつ、両手で4本の投げナイフを投擲する。
2本はイダテンの右腕、2本は右脚に。
さて、このナイフには神経毒が塗られている。少しでも掠ればその部位は瞬く間に動かせなくなるであろう。

//すみません、遅れました…しばらく返信安定しません
450亜主羅神 :2018/07/07(土)13:59:25 ID:4H8

――――休日でも、なんとなく学校に顔を出す。

それが亜主羅神と言う男の毎日の習慣であった。
無理もない。彼がしっている娯楽は鍛練か読書くらいか闘い位のものだ。
鍛練は決めた数をこなせば終わってしまうし読書だっていつまでもやってれば飽きが来る。
まして闘いともなれば今では自分一人の体ではないのだから楽しむ余裕などそんなにない。残念なのか、喜ばしいことなのか……。

とにもかくにも、ある女性と懇意になってからも彼の人生が淡泊なのに変わりは無かった
今日もまた、マスを埋めるように14時きっかりに、がらんどうの学校へ脚を踏み入れる。

静寂を極めた校内を歩き、階段を登り。
やがてたどり着くのは、曇り空が広がる屋上。

「…………」


結び祭りの直後から畳み掛けるように頻発する問題にさらされ、少し疲れていたのかもしれない。
誰もいないのを良いことにその場にねっころがって天を仰ぐ。思ったるい曇天を仰いで、何とはなしに心中で呟いた。

(……これから、もっと人が死ぬかもしれない)

――――組織との闘いは、幹部の死を切っ掛けに激化を極める。そんなの大して深くは関わってない人間でもわかることだ。

(……俺は、どうすればいい?守るために剣を振るうと決めはしたものの、組織の奴等の尻尾をつかむ事なんかいまだにできてない)
451クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)14:00:45 ID:zB2
>>448
まぁ、敵対した時は、その時考えるかな

【その苦悩に対して、闘えるのかと聞かれるとそう伝えて、上手くやろうと考えているのだった】
【いずれ、ジョーカーと同じように……この組織で8年過ごして来た自分にも言える事だろうと思い】
【そして、店内での本題に対して、まず『総帥』、その言葉に反応する】
【お茶を飲んでいる途中であったのだが、その時に、一瞬目つきがが鋭いものとなる】

そうね、私は、私達一族の、平穏な暮らしを乱した『総帥』を

【そこで言葉が詰まる、感情的になり、お茶碗を持つ手にも少し力が入る】

ーーーー殺す、その為に組織に加入したの

【そして、ついにずっと胸に秘めて居た事を、他人に、その一族の人間にすら秘密にして居た事を暴露するのであった】
【ちなみに、同族には自らが組織に入っている事すら言っていない、多方面に嘘を、隠し事をしていたのであった】
452ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)14:17:02 ID:wh7
>>451
……そう

【これに関しては何も言うまい、彼女ができるというのならそれは"できる"のだろう、残念ながら自分はそれを出来そうにない、素直に彼女が羨ましいと感じて】
【――ふ、と、店内の雰囲気が凍る、見たこともないような彼女の表情、普段飄々としている彼女は絶対に浮かべる事の無い、顕になった瞳に隠された激情】
【口を挟まずに、静かに待った、そして】

……そう、貴女のそんな表情、初めて見たわ、ずっとずっとそれを秘めて組織に属していたのね、辛かったでしょう?
ふふ、そんな所でも同じなのかしら、私の目的はね、聖良ちゃんあいつに復讐すること
最高の痛み(ペイン)を与えてぶち殺す事よ

【瞬間、押さえつけていた濃密な殺気がどろりと部屋を埋め尽くす、この話をするのは彼女が最初で最後だろう、隠し通してきたそれをペインも吐き出した】
【前菜を持ってきた店員はクイーンとペインの発する雰囲気に死にかけになりながらもテーブルにそれを置き】
453火々里◆itOWld5gb6 :2018/07/07(土)14:29:15 ID:C8o
(侑李が重体だということを聞いて、火々里は会いに行くことはしなかった。いや出来なかったと言うべきか)
(会いに行く勇気が無かったのだ。あの時の侑李の涙を思い出して、そしてあんなことを言っておきながら自分は何もできなかった)

……………くそッ…!

(路地裏のゴミ箱を思い切り蹴り抜く)
(自分の惨めさが泣けてくる。何もできない自分の無力さが浮き彫りになってしまったようで)
(自分には、誰かを救うことは出来ないのかと。あのときの侑李の涙に応えることが出来なかったと――――)
454クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)14:33:25 ID:zB2
>>452
陽炎ちゃんのそんな様子も初めて見るわよ?……そう言うあなたこそ……ね
……本当はあの時、何と無くは気付いてたんだけど……確信は持てなかったから言い出せなかったのよ

【その、普段のペインは決して見せない殺意と復讐と言う重い言葉、それに気圧される事無く、むしろ同調して】
【店員はそんな雰囲気に耐え難くなり、足速に、そそくさと用事が終わると去って行くだろう】
【しかし何故このタイミングでこんな事をカミングアウトしようとしたのか、やはり焦りがあったからで】

……私は色々嘘と隠し事で固めてるのよ、例えば異能とかね……私達の一族はね、ある異能を血筋として受け継いでるのよ
50年前、世界に異能が広がるもっと昔からね
異能ヲタクのジョーカーなんかは気付いていたかも知れないけどねぇ

【そして、やはり同類だと確認しあったペインである、自らの異能に関して嘘を語る】
【『言霊の支配者』と言う異能は口から出任せで名付けた嘘(ブラフ)と言う事を】
【ジョーカーが気付いていたかどうかは知らないが、もう確認しようの無い事なのだが】
455享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)14:35:12 ID:r0X
>>449

 「かかっ、…そうかえ。」

 少し残念そうな声音で、態とらしく溜め息を吐く。『総帥』の情報を抜き出せない事は今仕方無しと割り切る方向に向ける。

 「(必ず、“先手”を討たれるとは厄介のもんじゃのう…。)。」
 『────二速。』

       聴覚を。
       視覚を。
       嗅覚を。
ーーーーすべての感覚を研ぎ澄ませ。

 「(彼奴の性格的に同じ位置に留まることは考え難い。…だと、したら確実に“死角”を狙うじゃろな。)」
 「悪いのお、……わしには、きさんが“見えちょる”」

 先程の投擲によって位置は把握した。移動するならば、己の背後か、もしくは側面。
勿論『見えてる』と言うのは嘘だが、虚勢と言えどここまで大胆に強気に出れば、相手も多少の焦りは出るだろう。という算段だが、さてはて…。
暫し、無言が続き─────駆けるっ!

 「(ちぃ、……何か仕込んじょるがか…ッ!)」
 「……かか、『王手』じゃあぁぁぁっ!!」

 猪突に駆けるイダテンの右肩にナイフが掠り、血飛沫が飛び散る。それと同時に鈍い刀を落としたナイフの音が響く。ーーー“肉を切らせて骨を断つ。”同時に加速した脚が急旋回する。

ナイフの投擲した位置は確認した。ならば「残っている刀」で刃を振るうだけの簡単の仕事である。
虚空に向かい『その位置』に居るであろうカメレオンの胴体に向かって刃を薙ぎる。
456眼鏡のツインテ女子 :2018/07/07(土)14:38:45 ID:x8r
>>453

あーあー、そんな風に蹴っちゃ可哀想っスよー。
何があったのか知りませんけど、モノに当たるのはよくないですって、ね?

【何の関係もない通りすがりだが、その只事ではない様子を見逃せなかったのか、
蹴飛ばされたゴミ箱を慌てて元に戻しながら諭すように口を開く】


何かあったんでスか?
話くらいは聞くっスよ?
【火々里よりは年上だろうか、それを感じさせない口調と身長で語りかけてくるツインテールの眼鏡女子】
【語る通り、一ノ瀬の入院等々の事情は一切知らないだろう、それを一蹴する事も自由だ】
457ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)14:49:24 ID:wh7
>>454
っと……ごめんなさいね
怯えさせちゃったかしら……あの子
どうしても総帥の事になると自分を抑えきれなくて
……ふふ、流石聖良ちゃん、演技ではやっぱり貴女に叶わないわね

【彼女が焦っているのと同様にペインも焦っていた、当然リーダーには書類の改ざんはバレているだろう、となるとあの女がこちらへアクションを起こしてくる可能性もある】
【そうなるといつまでも幹部の席についているのは難しいかもしれない、それゆえの焦り】

……ふむ、ふむ、異能が始まる、前から既に
一般的に、というか、組織の認識としては異能が広まったのは"星が落ちた日"とされているけれど
聖良ちゃんの一族の事は知らなかったけれど
異能がはるか昔からあると言うのは知っていたわ、そして、隕石落下を機に爆発的に異能というものは増えた、そして私達一族は触れてはいけないものに触れ、総帥に一族諸共壊滅させられたのよ

【彼女が自分のことを語るのと同様に自らも手札をオープンにする、少しずつ、】
【……しかし異能を血筋として受け継ぐというのはペインも初めて聞く様な事柄である】

……血筋としてってことは、一族全員に同じ異能が備わる……ということかしら
458火々里◆itOWld5gb6 :2018/07/07(土)14:49:50 ID:C8o
>>456

…………

(ふと声が聞こえた方を振り向けば、そこに居たのは見知らぬ女子だった)
(訝しげに思うも相手が一体誰なのかは一切分からないため少し警戒する)

………あなたには…関係ない…

(そんな風にぶっきらぼうに答えてしまう)
(こんなことを他人に話しても仕方がないだろう。これはいわゆる自分の問題。自分の弱さが原因なのだから……)
459眼鏡のツインテ女子 :2018/07/07(土)14:54:56 ID:x8r
>>458

まー、そりゃアタシには関係ないっスよねー……

【相当イラついているのを察したのだろう、見知った仲ではない事も加味して少し距離を置く】

で・す・け・ど、そんな状態でモノに当たる以外の何ができるんスか?
どうせ自分ひとりじゃ解決もできないんでしょーし、見ててコワイしカワイソーなんで声かけたんでスけど……

【完全なる上から目線、人となりを感じさせるような口調で詰め寄る】
【気を使うというよりは見ていられないという感情から話しかけてきたのがありありと伝わるだろう】
460火々里◆itOWld5gb6 :2018/07/07(土)15:00:36 ID:C8o
>>459

だからって、人に話して解決するものでもない…!

(彼女の言葉に反応し怒りを露わにする)
(可哀想、なんてそんなことを言われる謂れはない。今必要なのは同情なんかじゃない)

そもそも、あんた誰よ…ただのお節介焼き?
461クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)15:01:57 ID:I4B
>>457
組織に入ってからね、実は女優も行けるかもとか思ってるのよねぇ

【冗談めかしてそんな事を言うと微笑みかけて、お茶碗を置いて前菜に手をつけ出して】

………一族もろとも……やっぱり、とんでもない、生かせては置けない罪人よね……尤も、私達が他人に悪党なんて言うのはもう笑い話なんだけど

【総帥の事を罪人呼ばわりしながら、自虐的に、自分達ももう悪党だとも言って】

触れてはいけない物……それは"例の流星のかけら"か、始まりの地の事?

【触れてはいけない物、それについて問いかける、そして異能の事に聞かれると】

そう言う事ねぇ、私の異能の本当の名前はね、『魔女の継承者』で、でもそれはその生まれつきの異能を使いこなした者に送られる称号みたいなもので
その生まれつきの異能の名前は『四大元素』って言うのよ

【そして蚯蚓の死に関して雑務処理を行ったペインなら気付くかもしれない】
【蚯蚓を殺した相手、龍神麗華ーー『四大元素』はその相手の異能と同じ名前なのだ】
【もし、そこまでの情報を入手しているなら、彼女とクイーンが同族であると辿り着くのは容易だろう。相手は学園の生徒会長、その異能の情報を入手するのも……】
462眼鏡のツインテ女子 :2018/07/07(土)15:10:01 ID:x8r
>>460

あっはは、確かにそーっスよねー

【何も知らないでスしね、と頭をポリポリと掻く】
【その言葉通り、お互いがお互いの事を全く知らない】

でスけど、人に悩みを打ち明けるってのは効果のあることなんスよ?
心理学ナメちゃダメっス。
だって、人間って自分で出来もしない事はさっさと諦めちゃいまスから。

【怒りを向けられなお飄々とした態度で、しかし誠実な論理を以って話を続けていく】

悩んでらっしゃるんでしょ?
だったら、それの方向性キメたり自分の中で整理をつけたりって意味でもヒトに話すのは徳っスよ?
今なら嫌な話なら忘れてあげちゃうオプションもつけてお値段なんとこれっぽっち、王様の耳はロバの耳ーって吐き出す捌け口になったげようかなーって話っスよ。

【お判りでスか?
と親指と人差し指で輪を、無料を意味する形を作る】
【無論、語りたくなければ語る必要などないがその代わりしつこい尋問を受けるだろう。
眼鏡の下の瞳がそう物語っていた】
463火々里◆itOWld5gb6 :2018/07/07(土)15:13:24 ID:C8o
//次の返信遅れます…!
464眼鏡のツインテ女子 :2018/07/07(土)15:14:38 ID:x8r
//了解しました!
465ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)15:23:31 ID:wh7
>>461
あら……そうなの?ふふ、応援するわよ?それだけ綺麗なんだもの、ドラマやらなにやらでオファーが殺到するんじゃないかしら
さて、聖良ちゃんのビジネスキスは誰が最初に奪うのかしらね

【くすくすと茶化すようにそう言って】

ふふ、私の一族も江戸時代……かもしくはその前から続く情報を取り扱う一族だったのよ、昔は忍者の格好してお城に忍び込んだりしたそうよ?そうして現代まで家業を続け……スーツでパソコンに向き合うようになって全世界の情報を取り扱うようになり……とまあ、簡潔にいえばそういう事
ふふ、そうね……出てない情報として、この世界には50年前落ちた隕石の粒子が漂っている事、そしてその空気に含まれる粒子を一定数取り込み、なおかつ才能があるものは異能者になる事
また……『総帥』は高濃度の粒子で他人に無理やり異能を埋め込むことが出来る、という所かしら、私の異能もあいつに埋め込まれたものよ、そして実験台として『組織』に飼われた
……勿論流星の欠片、始まりの地に関しても、調査していた、1気に3つのパンドラの箱を開けてしまったのね

【自分の部下が忍びの格好をしているのはそういうのも含めてペインの指示したコスプレでもある】

……魔女の継承者、四大元素
……待って、一族で同じ異能が現れるという事は
あの学園の生徒会長も聖良ちゃんの血縁という事……?
466一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)15:33:24 ID:zVp

【――目覚めてすぐに感じたのは】
【兎に角喉が乾いていることと、腹が減っていること、そしてコンタクトを付けっぱなしにしていた事だった】
【医師のアドバイス通りに、なんとか角膜を傷つけること無くコンタクトを取り外すと、次に要求したのは食事と水だった】
【ペットボトル数本分の水を飲み干し、実に三人前にも及ぶ食事を平らげる】
【普段であれば、体型維持のためにそれなりにカロリーコントロールをしているのだが、今回ばかりは抗いがたい空腹であった】

「――ふぅ、食べ過ぎた……」

【ソーマによる効力なのは間違いないが……恐らくは自分の異能の特性によるものだろう】
【異能が単純な身体能力強化である分、使用するエネルギーも単純明快と言ったところだろう。そしてそれが暴走して過剰に消費された】
【メカニズムとしては単純で分かりやすいが、これならばブドウ糖でも注射してもらったほうが良かったのではないだろうかとあとになって思う】

「それにしてもどうしようかな……出来れば早く動きたいところだけれど」

【残された時間はあまり長くはない】
【出来れば今すぐにでも飛び出したいところなのだが、現在は経過観察と両脚接合までの待機中】
【それも早めに終わらせるという話ではあるが……それを置いておくとしても】
【バタバタと太腿の中途までしかない両脚を何となくばたつかせる。内部のコンビニにもいけないものだから、また暇を持て余しているところだった】
467クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)15:41:34 ID:I4B
>>465
う、女優だとそ~言うのもあるのね……

【などと言うと、うげっとなって】

陽炎ちゃんの一族は忍び、忍者の一族なのねぇ、私は魔女の一族……まるでゲームのパーティみたいに組めそうね、私達

【肩肘つきながらクスっと笑い、お茶碗を揺らす】

なるほど………隕石の粒子……そんな所まで調査してたなんて、流石忍者の末裔ねぇ
そして、あいつに無理矢理異能者にさせられたと……まぁ、私達が狙われた理由はその、強力な異能を利用しとうとしていた事と……私のおばあちゃんは異能研究に関わってたわ
昔、まだ隕石が落ちる前から、モデルとして研究者達に協力していた、始まりの地でね……だから私はその場所の行き方も知ってるし、この前もお忍びで行ったのよね
………まぁそのおばあちゃんのお墓が其処にあるから……だからあいつには教えたく無い場所、組織に協力はしてるけど、この情報はあいつには絶対に伝える気は無いわ。

【其処は隕石が落ちた場所……その取り出されて居ない欠片も沢山眠っているだろう。故にその場所への通路、行き方は組織としても欲しい情報なのだろう】
【そして、生徒会長と血縁と尋ねられると、静かに頷く】

麗華ちゃんと私は従姉妹よ?……8年前、麗華ちゃんが総帥直属の男に誘拐されてね、私がそれを殺して、助けた……それからかな、歌に軽く『精神干渉』を使い出したのは。大抵の人間は気付かないレベルの微弱な
でも、強力な異能者なら気付くはず、案の定あいつはそれに気付いてね、従者を介して連絡してきたわ
それで組織に入ったのよ……『私が加入するから一族には手を出すな』って条件をつけてね

【しかし、カメレオンがこの前連絡してきた計画、彼女を焦らせる理由はそれである】
【ここまで語るとふうっと一息して、お茶をまた口にして心を落ち着かせて】
468火々里◆itOWld5gb6 :2018/07/07(土)15:43:34 ID:C8o
>>462

…………大切な恩人の力に、なることができなかったのよ…

(どうやら観念したのか、ぽつりと呟く)

何か出来たかもしれないのに…私は、何も出来なかった…もしもそのとき、私がそこにいれば……

(今のような状況にならなかったのだろうか)
(それは火々里自身にも分からない。自分一人が居たところで侑李が今のような惨状にならなかったかどうかは分からないのだ)
(もしかすれば何も変わらなかったかもしれない。それでも……)
469ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)16:03:20 ID:wh7
>>467
あら、嫌なの?かっこいい男の人かもしれないわよ?
ふふ、現代では忍としては生きていないけどね、ただ身体能力に関しては脈々と受け継がれてきたそれと、おじい様の訓練で『それなり』にはなっているんだけれど

【前菜に手をつけながら、以前彼女を抱えた時の身体能力の正体はそれである】

そうね……大元はその始まりの地の隕石
くしくも聖良ちゃんの生い立ち、いや、お祖母様か、それと私も関わっているのがなんだか不思議な縁かしら
……そうね、始まりの地、それに関しては教えない方がいいわ、いや、知らないふりを貫き通すべきなのかしら、それこそ組織は喉から手が出る程に欲しているもの、そうね……聖良ちゃんがそのまま『鍵』になる
『総帥』への反逆の『鍵』にもなり得るわね、このタイミングで貴女と共謀できるのは正直助かるわ
……そして私は貴女も知っているとおり、先日の隠蔽で目をつけられる日も近い、時間もあまりないのよ

【彼女と同じくペインも時間は残されていない、なにしろ証拠を隠滅する時間すら満足に取れなかった、それこそジョーカー殺害の現場を見ていた構成員がいたとしたら間違いなくゆすられる種になる】

……総帥に直属の部下、その男だけなのかしら
他にもいるとしたらそこからあいつに……
……なるほどね、聖良ちゃんは守るために悪に身を落としたのね、ふふ、聖良ちゃんはいい子ねぇ

【一つ年下の彼女にだけ言える大人のような言葉、彼女は復讐の為にここにいる自分と違い根っからの悪ではない、『いい子』という言葉は自然に漏れてきてしまって】
470クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)16:16:24 ID:I4B
>>469
カッコ良い……まぁそんなシーン共演するような男ならカッコ良いんだろうけどぉ、この界隈の男たちってチャラいのが多いのよね

【そう言ってため息を一つ】

この前の身体能力がそれなり?………うーん……

【そして、以前見せた身体能力に関してそれなりと表現するのは首を傾げるのであった】

隠蔽って言うとあのアメーバババア(リーダー)なら気付いててもおかしくないわね

【まずそう言ってから、またお茶を飲んでそれを置いて】

でね、その事をなんだけど、貴女も学園の生徒と"関わっちゃってる"のよね?多分、こないだライブの時、となりに居たメイド服の子?

【まずそう問いかけて】

いっそ、その子の事を信じて、情報を少しずつ明かして行ったらどう?……仮にもジョーカーを倒す程の能力者、それに、それによってその子の成長に繋がるかも知れないし……

【ここで一つ、そう提案する、情報さえ出せばリーダーも黙るのではと考え】

不自然にならないように少しずつ、少しずつ情報を改竄して、自然体に戻す作業になるけど
それと総帥直属の部下と言うと昨日死んだ龍王、多分あいつがそうだったんじゃ無いかな?
あと

【あと、と言った後に目を細めてじっとペインを見つめる】

いい子ってなんかこの歳になって子供扱いされてる気がするんだけど、全然良い子じゃ無いし、昨日もマシラに無関係な人を巻き込むような"物"を渡したし

【何処かしら拗ねてるような表情でそう言って、この仕草からはやはり精神年齢は本来は幼い、そんな所がわかるだろう】
471艮 竜美 :2018/07/07(土)16:37:08 ID:dSW
>>466
いっえーい一ノ瀬ちゃん元気ーぃ!?

【病室のドアを開け開口一番呑気な声、町内会のゴミ出しカレンダーがプリントされたTシャツを着たアホがやって来た】
【手にはお土産のショートケーキを持って笑顔を浮かべていたが、ベッドに座る一ノ瀬の姿を見ると徐々にテンションが下がっていった】

……あー……うん…

───具合はどうや?一ノ瀬ちゃん

【知り合いが重傷を負ったと聞いてお見舞いに来たはいいが、どれ程の怪我かは聞いていなかった、面会が出来るらしいので意識はあるとは思っていたが】
【まあ、流石に今の一ノ瀬の様子を見ればしおらしくもなる】
472ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)16:37:10 ID:wh7
>>470
あら……そうなの?
お茶の間でテレビを見てる私の夢が壊されてしまったわ……でもたしかに私が男の子なら聖良ちゃんと共演して声をかけない自信が無いわね
ふふ、それなりよ、だって……身体能力に関しては部下の2人の方が上だもの

【ころころとなんでもないように微笑んで】

……ぷふっ!わ、笑っちゃ悪いけどアメーバババアって……ぷっ!くふふっ!!ごほっごほっ!
【と、彼女の軽口に笑って咳き込む】

……流石ね本当に、心の中まで読まれてしまって居るみたいだわ、そう、たしかにその通り……さっき貴女に学園と敵対した時って話したのがそれよ
…………そう、かしら、少しずつ……いや、でも……あの子は『ソーマ』を服用してしまった、もう、戦えるとは思えないのだけれど
……これを使えばもしかしたら

【ことりと、テーブルの上に2つのアンプルが置かれる、ラベルには粒子と書かれており】

龍王…が直属の部下っていう証拠はあるのかしら……
ふふ、いい子よいい子、私なんかよりよっぽどいい子よ貴女は、そんなに拗ねないの、ふふふ、可愛いんだから
【重い話をしていてもたまに見せる彼女の素がとても可愛らしい、母親のようにころころと微笑みながら子供をあやす様に優しく声をかけて】
473クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)16:49:46 ID:O77
>>472
まぁ、チャラいのは軽ーくあしらってるわねぇ、まぁ、私とそんな中になってもその人が不幸になるだけでしょ?

【そう呟いて、そこでまた品が運ばれて来るだろう、そしてその定員は先程との雰囲気の違いにほっとして去って行ったとか】

だってアメーバみたいでしょ?無限に湧いてるし、今頃どっかで1アップキノコ取ってまたアメーバみたいに残機増やしてんじゃ無いの?

【アメーバに笑うペインに対して、ニヤニヤしながら、またゲーマーそのものな例え話を持ち出して、このネタは有名だからゲーマーじゃなくても分かるかも】

ソーマ飲んだの!?

【その一言には思わず声を上げるしまった、そこでこほんと咳き込んで】

でも対策はあるのねぇ、それをその子に渡す……難しいわね、立場的に……うーん、私の知ってる子が繋がってたら良いんだけど、ちょっと聞いてみようかな

【ふと火々里と白百合の事を思い浮かべるが、そんな都合の良い事は無いだろうとあまり期待していない様子】

龍王はね、こないだ話した時、やたらと『俺のバックには総帥がついてるぞー』って態度をしてきた訳

【龍王が総帥と繋がってると言う確証にはならないだろうが】

それと陽炎ちゃん?私もう25よ?そ~んな扱いされても全然嬉しく無い……

【ムスッとしましたね】
474ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)17:01:50 ID:wh7
>>473
あ、やっぱり声かけられるのね
……自分じゃなくて相手の不幸を考えられるのは聖良ちゃんのすごい所よね、優しさが滲み出てるわ

【今日一日で随分彼女の事をしれた、僅かに剥がれた仮面の内側はいつも見せる掴みどころのない雰囲気ではなくそれこそ優しいお姉さんのようで】

ちょっ……ぷ……くふふっ……た、たとえが秀逸すぎるわよ……!や、やめておなかがよじれる……!こ、こんな話もしリーダーに聞かれてたらお仕置きものよ……?ぷくくくっ……!
はあっ……はあっ……!し、シリアスな空気がぶっ飛んだわね……
ふぅ……そう、これはさっき話してた隕石の粒子、2つだけなんとか確保してあるのだけれど
……ソーマは元々強い異能に対しては無力、メチルアルコールのようなものだとジョーカーちゃんが言っていたの
つまりあの子の異能の力を引き上げてさえしまえば体内のソーマは途端に害をなさなくなる……のだけれど
そう、聖良ちゃんの言う通り、今の私があの子に会うことは出来ない
……本当?聖良ちゃんの知り合いがその子と繋がってたら助かるの……だけれど
【そのアンプルをふたつ、彼女に渡して】
1つは聖良ちゃんに上げるわ、依頼料みたいなものとしてね

……龍王、確証としては薄いけれど死んでしまっているのならどうしようもないわね
ふふ、でも聖良ちゃん?私の方が一つ年上のお姉さんなのよ?
【ムスッとする彼女に対し胸を張って】
475カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)17:11:38 ID:eo0
>>455
(見えていル…?そんなハッタリに乗る訳ガ…)

自分の位置が見える、そんなはずは有り得ない。カメレオンはただのハッタリだと思った。思っていた。

「うオッ!?」

咄嗟にナイフを取り出し、刀を受け止めるも、得物の大きさに対抗できるはずもなく、力負けしてカメレオンは後ろに吹き飛ぶ。

「……中々やるじゃねエカ」

地面を這ったカメレオンは何とか立ち上がる。大丈夫だ、まだ戦闘に支障はない。対して相手は片腕に毒を貰っている。まだ、こちらが有利。さて、ここで仕掛けをしてやろう。

「クケケケ、だガ、どうやら神経毒が効いているようだナ。早く解毒しないといずれ全身に回って二度と身体を動かせなくなるゼ?マ、持って2,3日といったところカ。今ならまだ見逃してやるヨ。その間抜けな、尻尾を巻いて学園なり警備隊に逃げる様ヲ」

姿の見えないカメレオンの声だけが響く。挑発的に、攻撃を誘うように。

「まダやる気なら乗ってやるゼ?ほラ、アンタの目の前にいるゼ。来いヨ」

カメレオンはあたかも目の前にいるように、イダテンの攻撃の攻撃を誘う。
だが、よく気を研ぎ澄ませば、その場に僅かに残っている殺気を読み取れれば、目の前にカメレオンの姿はなく、別の方向―――頭上の天井から僅かにその殺気が放たれている事が分かるはずだ。
その余裕を持たせない為の神経毒であり、挑発なのだが。
476一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)17:13:25 ID:zVp
>>471
「病院では静かに」

【以前入院したときも同じことを言った気がするが】
【病室のドアが開けば見慣れた顔が飛び込んでくる――見慣れたダサいTシャツを着た彼に、人差し指を立てて注意しながら】
【ただ、一之瀬のその様子に怪我を気負っている様は見えず……寧ろ周囲が意気消沈するのを見て困る、というのもまた同じ経験をしたような】

「うん、まあ大分良くなったよ……昨日までは本当に酷かったけどねー」
「暴れ回るし血は吐いたし……あーほんと酷い目にあった」

【とは言え、実際酷いものであったのも確かであるし……両足はシーツを被せてはいるものの、明らかに中途で途切れているのが分かる】
【何処か他人事のような語り口はできるだけ重たくならないようにするためのものだろうか】
【そして未だに、外には出さないが、ソーマの後遺症は残り続けている――本人は、そのショートケーキを早く早くと待ち構えているのだが】
477クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)17:15:13 ID:O77
>>474
優しいとか言ってるけど、私組織にお金流して活動援助してる上に不特定な一般人洗脳して無理矢理殺しとかさせてる極悪人だけどね

【またそんな事を言い放つのであった】

ふふ、たしかに……そろそろ辞めてあげよっかな

【にっこり、笑顔を見せながらそう言って】

これを私に?……ん、わかった……しっかしこんなの隠し持ってたなんて抜け目無いわねぇ

【微笑んでそう言うのであった】
【そしてそのサンプルを受け取って】

じゃあ、その子の名前教えてくれる?私も……火々里ちゃんか白百合ちゃんに聞こうにも、相手の事を知らないとどーしようも無いしね

【そして、ペインの大事な、ジョーカーを倒した人物の事を聞こうと。自分だけ隠すのも不公平と思い、自分が知ってる人物の事を伝えて】

一年とか誤差じゃん……なんか普段と立場逆転された気がする……

【ついに溜め息をして言いました】

あ、そうそう……"ブルーム"、釈放されたって?

【そしてブルーム、幹部のグリーンカラーの事をふと言い出した】
【幹部なら彼女の事は良く知ってる筈だ、その経歴も】
【こんな話をしてた時にその名を言い出した理由は他でも無い】
【"巻き込める"んでは無いかと言う事である】
478艮 竜美 :2018/07/07(土)17:26:10 ID:dSW
>>476
さよか、まあ元気そうでよかったわ、命があるのが一番やからな

【そう言って艮は申し訳なさそうに笑い、ショートケーキの箱をベッド脇の棚に置く】
【これで一ノ瀬が意識不明にでもなっていたら、こんな事だって言えない、脚が無くなろうと生きているだけで儲けモノだ】

【───などと、呑気な事を言っていられるか】

……一ノ瀬ちゃん、キミ前も自分の腕無くしとったろ、ほんまに体の一部無くすの好きやな
───アホちゃうかキミ、一歩間違えば死ぬとこやぞ

【艮はきっと、初めて明確に他人に対して罵倒を吐いた】
【冗談で言うようなそれではない、心の底からの怒りとかそういう感情をもって、無表情で一ノ瀬の顔を見詰める】

キミがどんな理由で、どんな気持ちでそこまでやったかはオレは確かに知らんし知りようもないわ、でもな
親から貰った体やろ、そんな風にめちゃくちゃになるまでする理由があるんか?

【これは一ノ瀬に対する怒り、己を厭わない事への説教───表面からはそうとしか捉えようがない】
【だがそれは、艮自身が理解出来ない他人の気持ちの答えが欲しくて出た言葉でもある、何かの為に命まで危険に晒す理由が彼にはわからない】
【何故彼女はこうなってまで戦ったのか、何故逃げなかったのか、自分の命が惜しくないのか……どちらにせよ、艮のその言葉は自分勝手でしかない】
479ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)17:28:02 ID:wh7
>>477
だって、"そうせざるを得ない"のでしょう?私は"そうしなくてもいい"ものをわざわざしているんだもの、この両手だって自らの意思で血塗れよ
……まあ、そんな人間が今更1人に固執しているのもおかしなものだけどね

【万感のこもったため息を吐き】

ん、このふたつで最後よ、この"粒子"は異能者の体内に入ることでデメリットなく異能を増強できるもの、『総帥』の持つ濃い粒子には匹敵しないとはいえ
ふふ、聖良ちゃんも飲んでみる?それとも可愛い従兄弟に差し上げるのかしら

【――この粒子は祖父から受け継いだもの、量産は不可能な形見とも呼べる品、これを渡すということは彼女を全面的に信頼するということでもあり】

一之瀬侑李ちゃん……よ、内緒だからね?他の幹部に言ったら私の首とんじゃうんだから
彼女が回復できれば私も徐々に情報を開かせる、タイムリミットは他の幹部にアクションを起こされるまで……と言ったところかしら

……ブルーム、ね引き入れられるかしら
まず彼女と話してみないことには何とも……ね
【組織に堂々と反旗を翻した人間と接するにはデメリットの方が多いかもしれない、自分たちも反逆を目論んでいると見なされないからだ】
【ぽつりぽつりと料理に箸をつけながら】
480クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)17:39:21 ID:O77
>>479
まぁ、本来の目的を見失ったら訳ないしね、これくらいの穢れは覚悟済み……「総帥」が動くまで、殺せる機会が来るまではあくまでも組織として動くべきだからね

【釣られるようにそう言って】

でもぉ、貴女も一人を大切って思えるなら良いんじゃないの

【そうペインに伝えるのであった】

それで、一ノ瀬ちゃんね、了解……次の公演は神奈川だからまぁ、直ぐに学園都市とは行き来出来る場所だからねぇ、仙台とか札幌と違って

【そして任せてとウインク、とりあえず、火々里、白百合、どちらかが深く関わっていると良いのだが】

まぁメッセージくらいならもう送っとこうかな
『一ノ瀬って子知ってる?』

【そしてそんなメッセージを二人に送信して】

ブルームは本格的に、表立って反逆したからねぇ、引き入れたならそこら辺はちょっと謹んで貰った方が良いんだけどぉ

【以前、堂々と反逆した事に対してそんな苦言を言って】
【そう、総帥への反逆、これはあくまでも内密に行うべきなのだ】
【他の誰にも知られる訳には行かない】
481享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)17:42:54 ID:r0X
>>475

 「ーーーー。」

 右腕に妙な違和感はやはり推測通り“神経毒”であった。右半身に痺れが肢体を侵し、感触を確かめる様に掌を握ったり、開いたりして確認する。
握力がまるで機能しないが、対して『問題は無い。』それより対策を練る事を専念しなければならない。幸いな事にこの痺れは、一瞬で体内に廻るモノでは無いらしい。ーーーならば。

 「かかっ、……愚問じゃ。」

 ぴしゃり、と、一喝。

 「わしはこの程度の“死線”を何度も何度も潜り抜けてきた。きさんこそわしと最後まで―――死合う『覚悟』あるのか?」

 『────三速。』

 最早、無駄な問答だ。と言わんばかりに冷淡に応えれば刀身を傾け、十二時の方向を向ける。それはまるで“カメレオン”が居る位置を図る様に。

 「言うたハズじゃろ?ーーー“見えちょる”と。」

 ーーー刹那。

イダテンの姿は消失した。否。飛翔した。その強化した脚で力強く地を踏めば、地面に亀裂が走りひび割れる。砂煙が充満し、煙の中から濃い影がカメレオンに高速で近付くのが解るだろう。
肢体を撓らせて、天狗の面越しから狂気の笑みを魅せる。頭蓋骨を割るかの様な悪魔的な破壊力を持つ蹴りを浴びせようとする。
482一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)17:44:06 ID:zVp
>>478
「元気も食欲も凄いからね、今は」

【あれだけ食べてデザートは別腹、とでも言うか】
【ベッド脇にショートケーキが置かれると、満足気に頷いた】
【いっそ今すぐに食べてしまおうかとも思った、そしてそれを実行に移した――ガサガサと箱を広げて、包み紙を取っ払う】

「――そんな、別に好きでやってるわけじゃないよ」

【プラスチック製のフォークの包みを開きながら、艮の皮肉に対して笑ってそう答えた】
【無論、それが皮肉であることなど理解している。その上で敢えて、そう言って退けたのだ――さくりとそれを一口、切り分けて】

「そうだね、私だって出来れば戦わずに居たいし……怪我しないでいられるなら、そうしていたいんだけどね」

【ケーキを口に運びながら、天井を見ながら考える素振りを見せる】
【ふわふわとしたスポンジの如く、思考も何処か上の空……彼の言葉に対して、明確に、こうだから、こうだ、と言い切ることが出来ない】
【確かに、あそこで逃げればよかったかもしれない。それが一番安全で、そうしていたならばここにはいなかったかもしれない】


「……でもまあ、エゴを貫き通すのに、自分が傷付くのは当然だとは思わないかい?」


【ぴしっ、とフォークの先端を彼に向けてそう言った】
【自分のエゴ、自分の正義、自分の理想論、自分の感情。それを主張して、その通りにするために戦うのは当然だと】
【実際、あそこで自分が戦ったのは殆ど“怒り”によるもの、“正義”によるもの。そしてそれを以て戦うのならば、自分が傷付くのは当然だと】

【一之瀬自身、何処か螺子が外れている部分がある。ある意味、破綻者の理屈でもあるが】
483ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)17:55:41 ID:wh7
>>480
ふふ、その点は私も同意、聖良ちゃんみたいに上手くはできないけどね
みんな結構ド派手に動くから後処理がほんっっっっっっとうに大変なのよ!
後処理が楽なのはマシラちゃんとドラゴンさんくらいよまったく
【ぷりぷりと怒ったように料理を口に運び】
……大切、なのかしらね、もう届かない光に憧れているだけなのかもしれないわよ


……お願いするわね、この件が片付けば私も多少は動けるようになる
あいつを引きずり出すためのアクションも起こしやすくなるわ
ブルームに関してはやっぱり話してみるしかないわね、時間があって彼女に会えそうなら私も接触してみるわ、こういう交渉ごとは聖良ちゃんの方が上手そうだけどね
……他に引き入れられそうなのは"ブルー"くらいかしら

【失踪し、記憶喪失となっているブルー、そもそも記憶喪失なのか、全くの別人なのか、現時点で判断するすべはないが……幹部の癖に血なまぐさい仕事は決して請け負わないところから見ると、彼も組織に思うことはあるのかもしれないとあたりをつけて】
484クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)18:03:30 ID:O77
>>483
そうねぇ、でも千尋ちゃんとかもやる事過激だったりするしぃ?その点は同情するわね

【そんな事を言って、ニコニコしてます】

私はまぁ、こーやって楽しく歌って全国巡ったりTV局で撮影したりするのが組織としての仕事でもあるから楽なんだけどぉ

【とか言って、羨ましいでしょと言わんばかりの表情になってます】
【思いっきり腹を割った者同士、もはや仮面は無い】

私も機会があれば、ブルームと接触してみるわね

【と、ブルームについてはそう言って】
【続くブルーに関しては少し表情が曇る】

"ヴィジョン"ね……記憶喪失…もしくは別人の可能性があるけれど……
記憶喪失ってならまぁ、良いんだけどね、もし、もしもの話よ?

【そしてもしを強調して】

別人ってならきっと、こんな世界とは無縁な生活だったんじゃ…そうであるなら、悪業に染まり切る前に足を洗わせてやった方がいいんじゃないかしら
ま、ホントに記憶喪失ってんなら遠慮する事無いけどねぇ

【最後の一言はクスっと笑い】
485艮 竜美 :2018/07/07(土)18:06:46 ID:dSW
>>482
【『エゴを貫き通すため』、一ノ瀬の語った理由を、やはり艮は理解出来ない】
【自分が信じた事を貫く為なら傷付いたって構わないのなら、『傷付きたくない』というエゴを貫くにはどうすればいい?】
【自分に置き換えて考えるとそんな矛盾が生じる、やはりわからない】

───やっぱり意味がわからん、一ノ瀬ちゃんもそうやけど、他の人たちもや
組織の奴らだってそうや、なんであいつらは人を簡単に殺せる?自分の命を投げ出せる?
普通に学校行って、普通に仕事して、普通に生活してたら何も危なくないし、傷付く事やって少ないのに
……普通に生きるってそない難しいもんなんかなあ?

【これを言っては元も子もない話になってしまうが、それでも言わずにはいられない、それくらいに彼の精神は今不安定に揺れている】
【単純に、普通に日常を過ごしていれば他人を傷付ける事はないし自分も傷付かずに済む、それを自分だけでなく他の人も理解しているものだと思っていた】
【いや、他の人もそれくらいは理解しているのかもしれない、分かっていても尚譲れぬ理由があって、戦わざるを得ないだけで】
【でも、自分にはそれがない、命を捨ててまで戦えるような譲れぬものがない】

こんな事、怪我人の一ノ瀬ちゃんに言う事やないかもしれんけどな
───オレな、死ぬのが死ぬ程怖いねん

【結局の所これまでの話は、艮が窓の外を眺めながら語ったこの言葉に集約される、彼は自分が死ぬのが怖いのだ】
【だから、自分の身が危険になれば逃げるしそもそも危険を避けて生きたいと願っている、何かを守る為に戦う事なんて出来ないと思っている】
【でも、彼が見てきた学園都市の人々はどうにもそうではないように見えて、反転して自分のその考えこそが異常なようで───それが、とてつもないコンプレックスだった】
486ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)18:12:59 ID:wh7
>>484
……でも千尋ちゃん可愛いわよね
つい甘やかしたくなる気持ちは聖良ちゃんもわかると思うの
私知ってるのよ!聖良ちゃんがこそこそと大金をあげてるの!だめよ!お小遣いは月3000円までよ!
【先程の冷たい空気はどこへやら、ラビット可愛がりクラブの本領発揮である】

……っく、羨ましいわね
私が書類に殺されているあいだに……
それにこの間の学園祭のステージの聖良ちゃんすっっっっっっごく綺麗に笑ってて楽しそうだったし
【彼女の思惑通り思いっきり悔しがってます】

………………
【一通り彼女のブルーに対しての意見を聞けば】
【ほら、やっぱり優しいんじゃないと言いたげな生暖かい視線を送って】

ふふ、そうね、"優しい聖良"ちゃんの言う通り、もし別人だったなら……その通りね
リーダーあたりは許してくれなそうだけど……
【つい先程のアメーバを思い出して含み笑い、しばらくペインの笑いのツボになりそうである】

//もうそろそろ〆でも宜しいでしょうか?
487クイーン◆3t05sh..yw :2018/07/07(土)18:21:56 ID:O77
>>486
え?3000って……少な過ぎない?私の幼少期もそんくらいっつかあれ買ってこれ買ってとか言ったらなーんでも買って貰ってたしお小遣いも4桁って……

【そして金銭感覚バグってる反応を示すのであった】

実際組織入りする前からやってた事だしねぇ、歌とゲームだけは本当に大好きなのよ

【そしてにっこりと満面の笑顔になって言いました。実は遠征荷物にはちゃっかりネトゲ用のノートパソコン持ってきてたりします】

ま、ヴィジョンについてはまず確認からね……ぷっ

【そう言ってそしてアメーバのくだりを思い出したペインに釣られて思い出して、釣られる笑い】

それじゃあ、今日は本当に来てくれてありがとうね?誰かに打ち明けるってそれだけでとっても楽になるのねぇ

【そう言って、この後は楽しく、この料亭で食事をしながら会話して、そして別れたであろ】
【その頃には一つスッキリとした顔になっていたのであった】

//ではこちらからはこれで〆で!長々とありがとうございます!!陰謀打ち明けロール楽しかったですよー!
488亜主羅神 :2018/07/07(土)18:27:36 ID:4H8
//>>450に絡み待ちがあります~
489ペイン◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)18:29:06 ID:wh7
>>487
いやいやいやいやいやいや
それは聖良ちゃんがお嬢様だからよ!
実際千尋ちゃんの年で月3000円は高いくらいなのよ!?
【まるで子供の教育方針を語り合う夫婦のようである、だんっ、とテーブルを叩けば料理が揺れて】

げーむ……は私はやらないわね、部下の楓がげーむぼーい?っていうぴこぴこをやってたのはしっているんだけど……
【ピコピコと表現するあたりゲームに関してはおばあちゃん並みの知識がないと伺えるだろう】

ふふ、ええ、私もだいぶ楽になったわ、聖良ちゃんにお世話になっちゃったし、例の件よろしくお願いするわね?
それに仮面の下の聖良ちゃんが優しいってこともしれたしね?ふふ

//こちらもこれで〆で、私も楽しかったです!打ち明けロールもですが聖良さんが可愛かった……!
490カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)18:41:51 ID:eo0
>>481
「ナニッ!?」

カメレオンは天井に張り付いていた。イダテンが目の前に攻撃を仕掛け、空を切ったところで頭上から仕留める―――そんな手はずだった。
しかし、イダテンはカメレオンの居場所を見切り真っ直ぐにこちらに飛んできたのだ。
カメレオンは申し訳程度に、イダテンを迎撃しようとこちらもナイフを一閃。が、敵の速度にこちらの反応が間に合うはずもなく、直後にその強烈な蹴りを右肩に受ける。こちらのナイフにも神経毒が塗ってあり、少しでも掠りさえすれば毒が回るはずだが、それを確認する暇もない。

「グアアアッ!」

ぐしゃりと骨が砕ける音がした。カメレオンは天井から叩き落とされ、地面に落ちる。そして、そのダメージによって能力は解除され、姿を現す。
カメレオンの面を被り、男にしては白い肌、細い体躯、長い髪。その姿を見たものは、どこかアンバランスさを感じるだろう。

「クソ…侮ったゼ…」

力なく立ち上がる。右肩からは血が溢れ、右腕がだらりと垂れる。
姿を晒した以上、カメレオンの負けである。それは、自らが一番把握していた。

「良いだろウ、俺様の負けだ―――おイ、そこに隠れている奴。ジョーカーの死体はくれてやル。後は任せたゾ」

戦闘の継続は不可能。カメレオンは意地に任せて突っ込むような真似はしない。引き際というものを心得ている。だから、ここは戦略的撤退を選択する。後の事は、隠れているもう“一人“に任せるとしよう。
無事な左腕で、体に忍ばせてあったフラッシュグレネードをイダテン目掛けて投げつける。瞬間、フラッシュによって視界は真っ白に染まり、一時的に視界は奪われるはずだ。
視界が開けた時には、もはやカメレオンの姿はなくなっているだろう。“もう一人“という不穏な言葉を残して。

//こんな感じで、後は八八さんにお渡しするというのはどうでしょう…?
491八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)18:49:45 ID:aVo
//ではこの流れで乱入させて頂いてもよろしいでしょうか……?
492享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)18:51:17 ID:g1x
//大丈夫ですよー
/順番どうしましょうか?
493八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)18:52:47 ID:aVo
//カメレオン殿が撤退なさったのでこれはイダテン氏と自分との一対一……かな?
//次に自分→イダテン氏というのは如何でしょうか……!
494カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)18:53:03 ID:eo0
//あ!自分はここで引こうと思っているので後はお二人でやってもらえれば良いかと!
495古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)18:53:42 ID:8Xh
>>450
んン……?
【もし後ろを振り向けば、白衣の男がそこに立っているだろう。生物学の教科担任である】
【手には廃盤となった銘柄の莨を持ち、今まさに吸おうというところである】

あんたは確か、風紀委員だったな、最近入った──
結び祭りの実行委員といい、例の薬物事件の対応といい、大変だな
【そして、遠慮したように、莨をポケットに戻し、代わりに棒キャンディーを咥える】
496享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)18:53:53 ID:g1x
//了解しました!
/すいませんが投下お願いします!
497亜主羅神 :2018/07/07(土)18:56:07 ID:4H8
>>495

「ああ……で、あんたは生物学のせんせいき」
498亜主羅神 :2018/07/07(土)18:56:25 ID:4H8
//すいませんまちがえました……
499亜主羅神 :2018/07/07(土)18:58:34 ID:4H8
>>495

「……ああ、そしてあんたは生物学の先生か」

ばっと起き上がり、神もまたポケットから取り出した棒つきのべっこう飴をくわえた。

「授業ではいつも寝てて済まないね……ところで、聴きたい事があるんだが。良いか?」
500古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)19:01:03 ID:8Xh
>>499
……いや、寝るのは別に構わんさ。それに、俺の授業は殆ど自習だしな
【なんとも、教師意識の低い教師もいたものである】

ああ、俺に答えられる範囲でならな。それで、どうした
【濃紗は飴を加えつつ、ぱたぱたとサンダルを鳴らして神に近づいた】
501カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)19:03:30 ID:eo0
//レッドカラーがまだ使われてないので使用したいのですが、組織の幹部ってまだ増やしても大丈夫ですかね…?
502古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)19:03:57 ID:8Xh
>>501
//大丈夫かと思われます
503八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)19:05:46 ID:aVo
//すみません、ジョーカーの死体がどんな感じで保管されているのか教えていただけましたら幸いです……!
504亜主羅神 :2018/07/07(土)19:06:04 ID:4H8
>>500

「……今、『組織』と『学園』の闘いは、どの局面にある?」

神が知りたいのはまずそれだった。
一度構成員と刃を交えた事は有るものの、それ以降は全く関わることが無くなっている。
水面下で進んでいく闘いに、神が酷く歯痒い思いをしないわけがないのだ。

「聴きたいのはあんただけじゃない。『組織の奴等』にも、幾つか質問があってね」

……その質問の内容は、明かさずに。刀を杖のようにして体を立ち上がらせると、向かい来る小牧と相対する形になった。
505カメレオン◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)19:10:50 ID:eo0
>>503
//奥の部屋にある棺の形をした死体保存容器に入れて保管されている感じです!
506八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)19:11:16 ID:aVo
>>505
//了解しました……!ありがとうございます!
507古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)19:12:00 ID:8Xh
>>504
────その質問に答えるには、まず「組織」という相手について定義しなければならない
それは、一般的に言う非合法な活動を取り仕切る「組織」を指すのか?それとも、東雲重工やヤジマシステムズのような企業も包含するのか?

と、まぁ難しい話の様ではあるが、実のところ「不透明」であると言わざるを得ない
そういえば、風紀委員の侑李が負傷したそうだな。その相手こそが、あんたの言う「組織」の構成員なのだろうか?
【そして、その相手が「薬物」の流通に携わっていたという情報についても、神に教えつつ】

ただ、単純な防衛面では、学園には穴が多い。それこそ、付け入るスキなどどこにでもあるだろう
508亜主羅神 :2018/07/07(土)19:20:52 ID:4H8
>>507

……飴を噛むことでなんとか抑えたが、舌打ちをしてやりたい気分になった。

「はぐらかすような物言いだな。あんたと話したことはそんなにないが、そう言うタイプだったのか。一番最初の奴に決まってる」

――――さておき。

「……一之瀬が負傷、ね。そいつに関しては初めて聴いたよ……。幹部が死んだことはもう表にも駄々漏れで、一般人の死傷者も増えてきてる。そんなときにアイツが賭けるのははっきり言って痛すぎるな」

不良風紀委員――尤も神とてまともな活動はあまりしてないけれども――の顔を思い返し。
神はやはり、深くためいきしたのだった。

「……あるだろうね。教師として潜入するとか」

つい最近、非常勤の教師が行方不明になったと聞いている。時期が時期だっただけに、そう言うことなんだろうと神は解釈していた。

「ぞっとしないね。――今目の前にいるあんたまで、疑ってかからなきゃいけないような空気になりつつあるぜ」
509八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)19:23:38 ID:aVo
>>490

―――強い光が生じた。
その中を一つの影が横切り、得物のシルエットが振り下ろされるのが見えるだろう。
それが向かう先はカメレオンが居たであろう場所だ。

「……ん?」

光が晴れる。
同時に、八八は眼を覆っていた得物を持たぬ手を退けた。釘バットが破壊したのは床であった。
カメレオンの撤退を許さぬ一撃を放ったものの、どうやら外してしまった様だ。
八八は舌打ちをする。

「あーあ……外しちゃった。」
「……まぁ、ボクとしてはこっちが手に入るだけでも良い収穫なんだけどね。」

呟くと影を軽く操作―――直後、数多の腕を繋ぎ合わせた波が伸び、ジョーカーの死体を目指す。
腕はジョーカーの死体が安置された奥の部屋目掛けて真っ直ぐに伸びて行く。
八八もそれに合わせて奥の部屋を目指して歩き出した。先程の追跡でカメレオンが入力したパスワード等は暗記済み。
パスワードの入力は死体の腕の操作で済ませて、自分は死体の下まで歩くだけ。

「―――さてと。キミ、中々の実力だったけどどうする?」

八八はイダテンの方を振り返らずに彼に問うた。
このままでは八八がジョーカーの死体に辿り着くのも時間の問題である。

「……好きな方を選ぶと良いよ♪戦うか、それとも帰るか……ね。」

「ボクの"欲しいモノ"の順位はカメレオン、ジョーカー、そしてキミだ。」
「だからキミが望むなら見逃してあげても良い。」

イダテンはカメレオンとの連戦になる。その上、彼の手の内は先程の戦いである程度見ている。
刀の使い手。加えて、あの地面に亀裂を作った脚力から身体能力系の能力を有していると見た。
全てにおいて自分の方がイダテンよりも有利だ。

生殺与奪の権は自分にあるものと確信した八八は彼に二つの選択肢を示したのだ。
510古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)19:26:23 ID:8Xh
定義づけはとても大事だ。下手に曖昧なことを言って場を混乱させるよりも、実に合理的な判断だと思うがね
ともかく、学寮爆破、生徒会襲撃、違法薬物の蔓延──
いずれも連携的な破壊活動が伴っている点から、「組織」単位で活動しているのは、客観的に見ても明らかだろう
①と③は、学園の勢力を削るための行動に思える。②も同様だが、今までの敵対行動と違い、明確な意図を感じる

これから、その局面がどうなるのか、俺にも分からない。勿論、内部工作員もいることだろう
────教師の中にも、生徒の中にも。というか、事実としていたんだがね
【淡々と、ただ、淡々と。濃紗は事実のみを口にする。表も「裏」もない、平坦な口調】
511古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)19:26:49 ID:8Xh
>>510
//安価が外れました。>>508宛です
512眼鏡のツインテ女子 :2018/07/07(土)19:34:06 ID:x8r
>>468

大切な恩人……ふむふむ。

【話を聞いて1人頷く】
【悔恨に満ちた告白、その全てを理解することなど出来はしないが】

まー詳しい事はわかりませんけど、出来るかもしれない事をしなかったから後悔してるわけでスよね?
それじゃ、今ここでウダウダしてるのってその繰り返しじゃないっスか?

【言ったのちにお説教臭いっスね、と苦笑しながらのアドバイス】

しない後悔よりする後悔とは言いますし、ドーンと行ってみては如何でしょう?
……で、その大切な御仁って誰なんでス?

【いい話の直後、野次馬根性が全てを台無しにする】
【この女、かなりにミーハーであった】

//ごめんなさい、今度はこちらが遅れました!
513享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)19:38:35 ID:r0X
>>508

 すたり、と地に着地する。
それと同時に肢体を揺らせば、酷い嫌悪感と激しい嘔吐感に脳内を侵食されていく。過度な運動により“神経毒”が体内を巡りに、進行を深めていく。
額を抑え、視線を泳がせる___。

 「悪いのぉ。ーーー怨め。」

 勝敗は決した。ならばこれ以上の恥を掛けるのも礼に反するだろう。幽鬼の様にゆらゆら、と。カメレオンの元へ歩を進める。


 「(……)」
 
 “それ”は、一瞬で合ったが視界を覆う純白の世界が瞼に侵入し、それに不純する黒き影の主。
視界は晴れ、その姿を漸く視認する。

 「かかっ、えい度胸じゃ。ーーーわしの実力は“見て”たんじゃろ?
黙って見とりゃ、見逃したんだがのぉ……。」
 「『勇敢』と『無謀』は履き違えるな。」

 奴が黙って見て居て何もしないなら此方側も何もしなかったが。流石にこの状況は看過できない。
イダテンは一瞬の内に駆ける。素早く落とした刀を掴み取り、直ぐ様柄を蹴り、八八に向かって恐ろしく速いスピードで一直線に飛来する。
514亜主羅神 :2018/07/07(土)19:42:40 ID:4H8
>>510

「そうだな、全くもって同意だよ」

その点については、なげやりに。

「……事実として、居た。か……」

思えば、神がこの学園に来たのはちょうど学生寮の爆破された時の頃であった。
あのときはただ住み家を破壊されたことに嘆いていたモノだが、今思えば……。

「根が深いな。――そして、その事実を受けていろんな人間が動いていながらも、いまだ全容を掴むには至っていない」
「……エリナ教頭までも、二の足を踏んでる。あの人は俺に『組織の施設を探せ』と吹き込んだ。尤も、未だに掴めてないがね……」

「……まさかとは思うが、なにか繋がる情報でも持ってないか?」
515古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)19:49:38 ID:8Xh
>>514
【濃紗はなにも言わず、ただかぶりを振って神の方を見る。相変わらず、生命が希薄そうな顔である】

──教頭センセからは、俺も伺っている。組織のアジトと思われる拠点一覧もな
ただ、これだけはハッキリと言っておくぜ。ああいう手合いと関わってろくな人生は歩めないとな
病院から侑李の容態は伺ったんだが、持ってあと数カ月だそうだ。両脚も切断されて、今はないと聞く
恐らく、例の薬物に手を出したんだろう。──全く、学生にとってはいい迷惑だな
【そして口の中から、棒だけになった残骸を吐き捨てる】
516八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)19:51:48 ID:aVo
>>513

「『勇敢』も『無謀』も同じだよ。今のキミが何より体現しているじゃないか♪」
「カメレオンと戦った身体でそのまま連戦だなんて『勇敢』であると同時に『無謀』だと思うなぁ―――。」

笑みを崩さぬまま、八八は軽やかな身の熟しで跳躍するとイダテンの接近――恐らくは斬撃をすれ違う形で回避。
イダテンと背中合わせに着地すると少し振り返る。
手は奥へと伸び、パスワードの入力に入ろうとしていた。

「――――『影衣糸人形(マリオネット・シャドール)。』」

「おいで、ボクの玩具達……♪」

八八が纏うピンクに近い紫色のオーラ。影から立ち上った紫色の糸。それは彼女の能力の発動を意味していた。
直後、八八の影から三匹の烏が飛び出した。烏はまるで振り回されるかの如く、だが、嘴だけはイダテンに向けながら猛スピードで彼に迫る。
狙いは腹部と胸部、そして頭部だ。パスワード入力に割いているのでコントロールは雑だが人程の大きな的に当てるにはそれでも十二分。

それだけではない。八八は振り返りざまに握り締めた釘バットをイダテン目掛けて振るう。

(――――壊れちゃえ♪)

潰されたトマトの様に音を立てて陥没するイダテンの頭を想像しながら、八八は彼に殺意を向けた。
517ヴィジョン◆Ca/21GlF.Y :2018/07/07(土)20:06:04 ID:svS
組織アジトの執務室。
普段は『イエローカラー』が作業を行っているその部屋だが、彼女は現在不在。
代わりに『ブルーカラー』がその椅子に座り、整然と纏められた書類に目を通していた。

「組織構成員と学園生徒が殺し合い、ねえ。
 組織が学園都市と対立関係にある、ってのは知ってたけど……」

ペインの為した工作により、ヴィジョンにはジョーカーを殺害した人物の名前までは分からない。
知り合いじゃあじゃないだろうな、という考えもあるが、まあ可能性は低いだろう。
いずれにせよ、ふたつの勢力の対立関係はより一層深まることだろう。それが自分にとって良いか悪いかは、まだわからないが。

「……って、今調べたいのはそれじゃないんだよな。」

呟くと、持っていた書類の束を一旦机の上に置き。
続けて手にするのは、組織構成員のプロフィールが纏められたファイルだ。

それぞれのコードネームや本名、能力、経歴、そして顔写真などが、メンバーによっていくらかの空欄があるものの、記載された個人情報の塊。
それをペラペラと捲り、そして目当ての一枚に辿り着く。

「――――――――」

その人物も、他の多くの構成員と同じように経歴は空白だらけで。
しかし、記載された数少ない情報だけで絶句するには十分すぎた。

・自分と全く同じ顔。
・能力、『視力強化』。
・コードネーム、"ヴィジョン"。本名―――天塚みのる。

「――――何者なんだよ、お前は……!」

なんとか絞り出した声は呻き声にも似て。自分と同じ顔の無表情の写真をただ睨みつけるだけだった。
518享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)20:13:02 ID:r0X
>>516

 「よく回る口じゃ。…“舌”、噛んでも文句は受け付けんぞ?」

 兎に角、この状況。実に“最悪”と呼んでも差し支えないだろう。
軽業師の様な身のこなしで接近する八八。一歩、大きく後退し。鋭い眼孔で全ての動作を探る様に観察を開始していく。

 「かかっ、成程成程、と。達者なのは口だけは無いという訳か?
じゃが、ーーーわしの間合いを履き違えるなよ。」

 三段回目まで強化された脚力で地を砕き、岩盤が地に浮けば真っ直ぐと中点を、狙い定め更に蹴り砕く。
 岩盤の礫が鳥を襲い相殺しようと飛来する。余波がこの場に広がり砂煙が舞う。

 「きさんのスピードじゃ、わしに追いつく事はできんじゃろ?」

 床を蹴り。摩擦で地を焦がす。その場で瞬間で消え。お返しと言わんばかりに背後に回り込めば、頭蓋骨目掛け蹴り上げ___

ずに。時が止まった様に寸分狂い無く脚が静止する。体内の神経毒に侵食され一瞬だが、身体が鈍らせる。
しかし、その時間も僅か。狙いは変更され脇腹を鋭い蹴りを浴びせようとする。
519亜主羅神 :2018/07/07(土)20:20:41 ID:4H8
>>515

――さすがに、目眩がした。

「……そうか……一之瀬が……」

まるで、現実を突きつけるような報告。

――ソーマとは組織そのものを形容した薬品に思えて仕方なかった。関わることを受け入れれば必ずその身に害を及ぼし、果てには。

命を奪う。

「……教えてくれてありがとう。あいつの好み的にも、こんなんじゃ不満だろうが。タイミングがあったら会いに行ってみるよ」

そして。

「……組織についてもそうだ。俺は聴きたい。――昨今、俺は道を見直す機会があった。道を違えそうな友を見た。今なおも道を間違い続けているやつが、それこそ俺の知り合いのなかにもいるのかもしれない」

見過ごせない、なんて甲斐甲斐しい性ではなかった筈なのだが。

「……元々、録な人生じゃないんだ。なんの間違いか女までできちまった。その分なんか、苦しまなきゃ採算がつかないだろ」
「どいつもこいつも苦しんでるのに、俺だけぬるま湯に浸かってろなんて。ふざけた話だとは思わんか?」

……そして、いままで仏頂面を固めていた顔には苦笑が滲むように映った。

「それでも死ぬ気なんか、欠片もないけどな」
520古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)20:30:39 ID:8Xh
>>519
ああ、そうするといい。彼女に必要なのは薄っぺらい同情などではなく、強い「心」だ
生物学的に「心」というものを具体化できないのは些か不便だとは思うが、ま、そういうことに違いはない
【珍しく濃紗が人間味溢れることを言ったかと思えば、またいつもの調子に戻り】

────あんたの「彼女」は、あんたが傷つくのを望んでいるのか?
風紀員という役柄上、関わるなというのは難しいだろうが、無理に顔を突っ込む必要も薄い
いいか?守ることと攻めることを履き違えてはいけない。微温湯に浸かることもまた、正しい戦術の一つだ
ただ闇雲に敵対心を持つな、一般論でそれを「蛮勇」という。相手を知り、そして己を知れ。

現状を素直に把握し、それぞれで適切な対処を取れば、誰も失わず、自分も傷つかなくて済む
最良の手本とは、つまりそういう戦術のことだ
【そして、ふう、と息をつき、再びポケットから棒キャンディーを取り出す】

──いるか?
521火々里◆itOWld5gb6 :2018/07/07(土)20:46:48 ID:C8o
>>512

…………

(ドーンと行ってみる)
(……そんなことができれば苦労はしない。相手は組織だ。今まで何人もの人間を殺してきた殺人集団)
(――――いや、これは逃げているのだ)
(無理だからと、敵わないからと最初から)

(なら――――)

……それを言うわけないでしょ、こういうのは言わないから相談できるの
でも……ありがとう、なんだか分かった気がする

(もう立ち止まるのはやめにする)
(自分から動いて、そして反撃するのだ)

//お気になさらず!
522亜主羅神 :2018/07/07(土)20:48:34 ID:4H8
>>520

「ははは……」

神が笑ったのは、小牧のその姿に、かつての自分を重ねてしまったからだった。


「 心 か」

なんともあやふやな言葉だ。確かに小牧が語る通り、確たる形を持たない不便な言葉だ。
だが、だからこそ。――故にこそ。

「俺のこいつが答えなんて自惚れるつもりはないけど、多分心ってのは『この世の意味がないと思えることの総体』だよ。サンプルにでも取っておけば」

あいつを愛したことに理由なんて無かった。
そこには間違いなく、心があった。

「――ああ、元々闘いたいから首を突っ込む訳じゃない。俺はただ、知りたいだけさ。場合によっては闘うことすら無いかもな」

神は未だ、求道の心を失ってはいない。
戦い一徹から変わり、それは人生観の見直しにまで発展している。間違いなく小牧との語らいはその一助になっていた。

「蛮勇を誇らず、かといって案山子にもならず、適切な行動を。――了解したよ。あんた割と、人にものを教えるのがうまいな。自習なんてしてるの勿体無いぜ」
523八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)20:52:19 ID:aVo
>>518

―――舞う砂煙。八八が振り下ろした釘バットが虚空を抉り取った。
その場から消えたイダテンを眼で追う―――だが、追い切れる筈も無い。相手は身体能力を強化しているのだから。
肉眼でも軌跡しか捉えられぬ動き。振り返る頃には既にイダテンの脚が目と鼻の先に迫っていた。

―――直後。その脚の動きが一瞬止まる。

「……♪」
八八はその隙に彼の脚をしっかり肉眼で捉えた。先程のカメレオンとの戦いで受けた毒が効いているのだろう。
回避は不可能だが守りの体勢を作るには十二分。
脇腹へと向かう蹴りを上げた左脚と左腕で受け止めたが、受け止め切れずにそのまま蹴り飛ばされ壁に衝突した。

「う、ぐぅッ……!」
鈍い痛み。彼女の口の中が切れて彼女の口から微かに血が滲み出る。
守ってもこの威力なのだから身体能力を強化する能力者は厄介だ。
だが、着実に彼の身体はカメレオンに受けた毒に蝕まれている。自分の有利は変わりない。
長期戦になればなる程、自分は更に有利になる。同時にそれは相手が短期決戦を挑んで来る事を意味していた。

「……良いスピード♪でも……身体能力の強化は玩具にした後は使えないからなぁ……。」
「……やっぱりキミは戦闘(バトル)担当の玩具としての価値すら薄いね、可哀想に……。」

「―――――そうだ♪」
八八は口元の血を擦るとイダテンを見て嘲笑った。
同時に彼女の影に波紋が走る。

「……次の玩具だよ♪」
――――八八の足元の影の中から糸に引き摺り出される様に三匹の犬の頭が飛び出した。
否、それは犬ではない。頭部、右手、左手にそれぞれ犬の頭が移植された人間である。
その制服を見るにベースとなったのは学園中等部の女子生徒であろうか。

「ヒカリちゃん―――そいつを食い殺せ♪」
その命令と同時に影糸に操られた"ヒカリ"と呼ばれた女子生徒は三つの狗の頭で一斉にイダテンに噛み付かんと飛び掛かった。
同時に八八はその身の熟しを以て素早い跳躍を重ねながら"腕"を回収。パスワードの解除が済んだ奥の部屋の扉の中を目指す。
あの男はどうやらジョーカーの死体を誰にも渡したくないらしい。ならば、追って来る事に違いは無い。

少しでも時間を稼ぐのだ。奴の身体に神経毒が回る時間を。運動に支障が出るまで。
そんな事をする理由は勝つ為というのも当然あるが、もう一つあった。
それは『神経毒に蝕まれる彼の変化を観察したいから』。彼の苦痛に歪む顔を見てみたいのだ。

(――――少しでも"価値"を見つけてあげないと可哀想だよね?)

八八は後方に視線を向けつつ走りながらもイダテンに計八匹もの烏を先程同様に仕向けた。

//すみません、次の返信遅くなりそうです……。
//急用ですが0時頃には戻れると思います、
524八八 ◆fOD50tbLBI :2018/07/07(土)20:52:47 ID:aVo
//(続き)遅くなってしまいそうで本当に申し訳ないです……。
525亜主羅神 :2018/07/07(土)20:53:17 ID:4H8
//すいません、飴は受け取ったと言うことで
526眼鏡のツインテ女子 :2018/07/07(土)20:55:38 ID:x8r
>>521

ありゃ、お見舞いに行く行かないの話かと思ってたらかなり深刻なアレでス?
こりゃ失礼しました~……なんて

【火々里の深刻そうな顔を見るや、自分がなんかとんでもない後押しをしてしまったかのように反省】

ちぇー、人の色恋沙汰はいい妄想のタネなんでスけど……
残念っス、まぁお役に立てたなら何よりでスけど!

【むくれてみせたり、微笑んでみせたりとコロコロ表情を変える様は無邪気という言葉を想起するだろう】
【しかし勘が鋭ければ、あるいは洞察力に優れていれば気付くだろう】
【今の話の間に誰も入院云々の話をしていない、だというのにお見舞いという単語が出るその違和感に】
527古牧 濃紗◆lTlfuInPquXm :2018/07/07(土)20:59:20 ID:8Xh
>>522
確かに、この世に意味なんて存在しない。結局のところ、精子と卵子が結びついた結果、俺たち動物は誕生する
その過程を問えば、何かしらの意味は当人同士で行われたかもしれないが、生まれた本人の意思はそこに介在しない

だからこそ、それを与えられるのが、複雑な感情と思考能力を持つといわれる、万物の霊長たるヒトの役割だろう?
心というのも、その思考の複雑性から生まれた機構の一部であると俺は捉えているが、実際は、さて

【濃紗は飴を渡すと、ただ闇雲に足を突っ込むのではない神の姿勢に安堵しつつ】
【言う意べきことを言い終えたと、そのまま屋上から去るだろう】

──ま、俺も上からの指示で天手古舞でな。現状、学園が置かれている状況は、抽象的な一言で表せば「拙(まず)い」に尽きる
正直、授業どころではないというのもあるが、その上で、あんたたちに迷惑をかけることがあるかもしれん
ただ与えられた「役割」はしっかりこなす心算だ。そこは安心してくれ
【それだけ伝えつつ、濃紗はふらりと、いつものように姿を消すのだった】

//この辺で〆ですかね。ロールありがとうございました!
528鬼久墨音 :2018/07/07(土)21:01:47 ID:tcA
【藍色の空、半分に笑う月が照らす学園都市】
【危険地帯の路地裏にあった隠れ家を、最近リノベーションされた学生寮に移して以来久しく訪れていなかった闇領域】
【放棄された建設現場の赤い鉄骨が向こうに見えた、ベンチだけの公園が佗びしげに来訪者を待ち望んでいた】

(…割となんだろうな、治安が回復しているのだろうか)

【かつてであれば立ち入れば即荒事に巻き込まれていたようなここも、少なくとも今はそんな気配に満ちてはいない】
【祭りの時に出会ったけいびくんのキグルミの中身を思い出した、彼が上手くやってくれているのだろう】
【そういえば手合わせの約束を果たしていない、今度コンタクトを取ってみるのもいいかななんて思いつつも】

(…『組織』の情報が欲しい時に限って接触が出来ない…)
(上手くいかないものだな…)

【溜息ひとつ、夜の路地裏を行く冬服の女生徒】
529楓◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)21:03:47 ID:wh7
>>517
あらあら、陽炎様がお留守の間にコソ泥が
なぁにをなさっていらっしゃるのですか?ヴィジョン様ぁ?

【甘ったるい声とともに執務室のドアがそっと開かれる、彼が視線をこちらによこせば、黒髪の、まさに女と言わんばかりの色気を放つ忍び装束の女が目に入るだろう、ペイン直属の部下2人目"楓"】
【そう、彼がその姿を視認した途端にその女はぶれて消え去り】
【執務室に座る彼の頭の上に豊満なふたつの胸を載せて乳置き場にしようとするだろう】

椿ちゃんも陽炎様について仙台に行っちゃったし暇なんですよぉ、何見てたんですかぁ?

【記憶喪失の彼からすれば名前も知らぬこの女に馴れ馴れしく話しかけるも、初対面を装うのも自由】
530亜主羅神 :2018/07/07(土)21:07:07 ID:4H8
>>527

「くっく、どうだかな。そう言うこと考えるのはあんたの仕事さ――ま、精々次話すとき迄には思考の一助になるようなことを仕入れておくつもりだ、楽しみにしておいてくれ」

「気にするな。――生徒が教師の足かせになってはたまらないからな」

存外、神は小牧との語らいを気に入ったらしく。
新たなる語らいを楽しみにする姿勢を見せつつ、去っていく小牧を見送った。

「――――さて」

神は一度、気持ちを落ち着け。小牧からもらった飴を貰うと、口にくわえた。
口のなかに広がる甘さを堪能しながら、先ずは――共通の意思を探さねばならない、と思った。

「……よし」

――――道は定まる。神もまた、肩を刀の峰で叩きながら、ほどなくして屋上を去った。
531火々里◆itOWld5gb6 :2018/07/07(土)21:07:36 ID:C8o
>>526

そもそも色恋沙汰なんかじゃないっての

(何を勘違いしたかは知らないが自分と侑李はそんな関係ではない)
(そもそも自分にはちゃんとした相手が……)

じゃあ私は寄るところが出来たからこれで失礼するわ
あんたも色々気を付けてね

(――――誰かを守る。この学園に来てからその気持ちはより一層強くなった)
(色々な人の心に触れて、それを手放したくないと思い)
(だがやはり、どうしようと今の彼女は無理をしていた。組織に対抗するなんていうことを思いついてそれを実行に移すとしてもそれはあまりに無謀というものだろう)
(だが焦りと、次はもしかすれば杏子かもしれないという不安が火々里を駆り立てる)
(それは勇敢ではない、しかしそれでも止まることはない)

(そうして路地裏から立ち去ったところでふと違和感に気付くのだった)

………あれ…?入院、って…私、言ったっけ……

//ではこのあたりで〆ということで…!
途中離席してしまい申し訳ありません…!ロールありがとうございました!
532亜主羅神 :2018/07/07(土)21:07:40 ID:4H8
//からみありがとうございました!
533楠木シンラ :2018/07/07(土)21:08:56 ID:UuE
>>279

「ゲーム……。ふっ、ふふふふっ……!……ええ、そうね、間違っちゃないわ」

【言い得て妙な表現に、思わず笑いだしてしまう】
【そうだ、この世界はゲームなのだ】
【「誰か」に作られた盤上で、駒(キャラ)をいかにうまく操るかのゲーム】
【自分も、少女も、その駒なのだ。そう思うと、可笑しくて、嗤えて……】

「……そうよ、ゲームなのよ……分からない方がいいわ、こんなこと」

【とてつもなく、虚しくなる】
【目の前の少女は誰かの駒ではあるかもしれないが、やるべきことを、やれるだけ、懸命に行っている】
【この世界に、確かに生きている】
【対する自分はどうだ。盤上の闘いを俯瞰するだけで、ゲームには何一つ干渉できていない】
【『ストーリー』を組み上げようにも、当座の指針となる目的がシンラにはない】
【こんな行き当たりばったりで、出来ることなどありはしない】
【故になんの影響も及ぼすこともできない。この世界においては、死んでいるのも同然ではないか……】
【そんなことを思っているうちに、警備部隊がやってくる】
【今宵の邂逅は、ここらでお開きだろう】

「……アタシに出来ること……何かあるのかな」

【この世界の物語は、何かしらの一区切りへ向け動き出しているのだろう】
【その渦を眺める少女は、誰へ向けるでもなく、そうポツリと呟いた】

//気づくのが遅れてしまい申し訳ありません、絡みありがとうございました
534亜主羅神 :2018/07/07(土)21:09:29 ID:4H8
>>528

「よう、何やってんだ」

墨音の前にずんと立つのは、存外に背の高いベリーショートの男である。
口に棒つきの飴をくわえている。――手持ち無沙汰気味に刀で肩を叩きながら、次いでいった。

「危ないぜ、この辺は」
535鬼久墨音 :2018/07/07(土)21:18:22 ID:tcA
>>534
むっ!?
…う?…うーん、うーん…
いや、もしかして…あーでも第一声の感じ…多分違う気がするなぁ…

【声を掛けられればすわと身構える少女、何故か表情が微妙に嬉しそうだ】
【しかし目の前の存在の顔付だとか気配だとか色々鑑みて悩み、ギリギリ違う部類の人間ではないだろうかとの判断。いきなりシツレイ!】

その危険を探しているんだ
…問題はない

【栗色のショートヘアの前髪を掻きあげながら謎のドヤ顔】
【言動から、ちょっとアレな部類だと判断するには容易であろう。この暑い夜に冬物の制服を着ているし】
536雲喰 龍之介 :2018/07/07(土)21:20:34 ID:vVX
路地裏で息を潜める影が一人。
灰色の黒雲めいたマフラーと濃灰色のパーカーを纏った少年は名は雲喰 龍之介という。

彼は路地裏にて悪漢どもを(不意討ちで)成敗することを好んでいた。
今宵も日課のために足を運んだのが、最近、犯罪者どもはめっきりと姿を見せない。
一時的な平和は彼にとっての苦痛であった。彼は刺激を求めているからだ。それも鬱屈とした現実を忘れられるような。とびきりの。

「ならば俺が直々に悪漢に、か。 バカな考えだ。僕はそこまで落ちぶれてない」
537亜主羅神 :2018/07/07(土)21:25:12 ID:4H8
>>535

「……あ?」

墨音の様子に疑問を抱きながらも、続く言葉に

「そうか、血気盛んで良い事だな!!」

と、仏頂面を至極嬉しそうな顔で微笑みに変えるのだった。墨音と同系統でズレている。

「しかしこの時期の危険と言うと、なかなか危険なのが多いぜ。まさかお前……相手が『組織』でも事を構えるつもりか?」

煽り立てるような言葉だが、心には全くそんなつもりはなく、単なる確認だった。

「……あと、悪いが俺はお前を襲うつもりなんか欠片もないぞ」

大体嬉しそうだった様子の理由に予想がついたので。
538ヴィジョン◆Ca/21GlF.Y :2018/07/07(土)21:31:02 ID:svS
>>529

「―――陽炎?ああ、ペインのことか。いなかったからつい、な。」

コードネームのほうが覚えやすいためそちらで呼んでいると、本名の方を忘れてしまいがちだ。
しかし楓の放つ言葉から彼女のことだろうと当たりをつけて。
ちなみに彼自身、アジト内の現在使っていない部屋を借りて生活しているため、ペインとはちょくちょく顔を合わせる機会があるとか。

「見てたのは組織の名簿だよ。構成員の名前、覚えなきゃいけないからな。
 別に、閲覧禁止ってわけでもないんだろう?仮にも立場的には『幹部』なわけだし」

幹部が部下の名前覚えてないなんて話にならないからな、なんて笑うが、これは『嘘』。
実際には他の構成員のことなんてあまり興味はなく、今調べていたのは己の過去のこと。
記憶喪失であるということは公言しているのだし、別に嘘をつく必要などはなかった。
それでも嘘をついたのは、たった今発見した衝撃の事実に動転してか、或いはそれが会話に出てこないようにするためか。


消えた、などとは驚かない。
彼の眼なら、単純な体術ならばどんな速度でも見逃すことはない。そういう自負が彼にはあって、
あるいは彼女からの挑戦だろうか、とも考えながら。ナメんな、と瞳を青く発光させて楓の姿を視線で追う。

「――――の、乗せるな……!」

しかし彼女の取った行動は完全に想定外で、困惑と含羞の混ざった抗議の声を上げるのだった。
ついでに、自然と背後を取ることになった楓からは、机の上、彼の見ていた書類が見えることになって。
当然、一瞬で彼の嘘は見抜かれることになるだろうが、追求するかどうかは彼女次第だ。
539鬼久墨音 :2018/07/07(土)21:33:21 ID:tcA
>>537
…ん?なんだ、オマエも知ってる側なのか…
……もしかして、ワタシ結構遅れてたのか…?

【組織】
【案外あっさりその言葉が出て来る事に対して少々不満気に】
【それもそうだ、墨音は全くのゼロから襲撃者の存在だけを頼りにようやくその影を掴んだだけなのだから】
【それでも、龍神生徒会長からもたらされた情報と統合する事で割といい感じに理解出来て来たのがつい先日】
【ぶっちゃけかなりスローペースな展開であった事は否定出来ない事実なのである】

分かっている
…というか、そもそもワタシも組織でもないヤツと事を荒立てるつもりもない

【ふん、と鼻息荒く】
【学生鞄からかにのカタチのパンを取り出し、突然食べ始める】
540亜主羅神 :2018/07/07(土)21:40:14 ID:4H8
>>539

「知ってると言うほど深く関わってはないよ、一回構成員と闘ったぐらいだ」


ここ最近に、己の意思を以て関わろうとしたと言う所で、墨音と神には共通点がある。

「そう残念そうな顔をするな。組手程度ならあとで付き合ってやらんでもない」

あからさまに沈んだような墨音の様子がおかしかったのか、くっくと笑いながら。

「……しかしそうか。ありがたい話だな、俺以外にもそう言った行動を起こそうとしているやつがいると言う事実は、心強い」
「いつまでも組織にやられっぱなしってのも、全くムカつく話だもんな」
541原初の色◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)21:42:21 ID:eo0
「―――まさか、この私が引き摺り出される事になるとはな」

一人の人物が、立ち尽くしていた。もはや忘れ去られた廃墟群。底辺のチンピラが屯するぐらいしか用途のない、朽ち果てた土地。そこに、圧倒的なオーラを放ち、立ち尽くしていた。
暗闇でその顔は伺い知れないが、その人物の前には、地を這うミミズ、ゴキブリ、ドブネズミ、そして、何か、黒い炭のような物があった。
その炭は、よく見ると人間の形をしているようにも見える。苦悶の表情を浮かべ、絶叫しているように。
ぐしゃり、と顔だった部分が潰され、チリチリと地面に振り撒かれる。

「ジョーカー…亡くすには惜しい男だった。だが、安心しろ。貴様の行えなかった破壊を、“キング“たる私が成し遂げてやろう」

この炭が生前どんな人物であったのかはもはや伺い知る事はできない。学園の生徒だったのか、ここを根城とする不良か、はたまた組織の構成員か。だが、この人物によって殺されたのは明らかである。黒焦げの炭という、無残な姿になって。
その人物は、自らをキングと名乗った。

「全ては組織の為に。この私が、総帥の敵を全て赤く染め上げてやろう」

直後、周囲に膨大な力が迸る。赤く、紅く、辺り一帯が染まっていく。そして、同時に熱が発せられる。赤熱し、瞬く間に融解していく。
それは、小さな太陽だった。その人物の頭上に、そうと形容すべき巨大な火球が形成されていた。そして、それはゆっくりと地面に落ちて行く―――



「……ふむ、リハビリはこんなところか。あぁ、久しいな。この感覚は…」

廃墟群は、ただの消し炭と化した。燃えたのではない、“溶けた“。燃える暇もなく、あっという間に融解点を超え、溶け去った。火球は廃墟群の全てを飲み込んだのだ。
後に残ったのは、その男ただ一人のみ。虫も動物も、そこにいたあらゆる生命が消え去った。

「―――さぁ、染まれ。染まれ。赤く、真っ赤に、真紅に染まれ。我が太陽は凡ゆる道を照らし、そして凡ゆる敵を討ち滅ぼさん。全ては我らが主の為。主の悲願の為。我は“皇帝“を守護する“王“也。さぁ、染まれ。染まれ…」

歩く。誰もいない土地を、主を讃えながら歩く。
それは、長らく表舞台に姿を現さなかった色。原初にして、最大の色。
総帥直属の精鋭にして、幹部の中の幹部。
名をキング―――――あるいは、レッドカラーと呼ぶ。

//レッドカラーお披露目ソロールをば…
542楓◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)21:46:27 ID:wh7
>>538
あらあら、だめですよぉ
記憶喪失、と仰っていた割には覚えが早いですねぇ

【陽炎……ペインからは彼の動向に気を配れと命令されている、それは彼を心配するものか、はたまた監視の意味でか、伺いしれないが】

勤勉、勤勉ですねぇ、皆さんコードネームと本名があるから覚えづらいんじゃないですかぁ?
そりゃあまあ閲覧禁止などとは言いませんけどぉ?半ば陽炎様の私室になっている部分もあるのでぇ?ほぅら、脱ぎ散らかした下着とかあるかもしれないじゃないですかぁ?

【こちらも嘘である、彼の動向を監視した上で自らの主の居城でもあるこの部屋に足を踏み入れたのだ、だがあくまでも監視しているとは悟られないように】
【色ボケしたような会話の中でもニコニコと微笑む瞳の奥は笑っておらずに"ヴィジョン"という人間を見つめて】
(……あらぁ、完璧に見切られちゃってますねぇ、私の動き)
【密かな感嘆とともに重い脂肪を彼の頭に置くと】

――ご自分の書類をご覧になっていたんですかぁ、ふふ、可愛い顔してますねぇ♪
【そのままやや安堵したような声色で囁く、直近に主が改ざんした書類を見ているのかと危惧していたのだ】
543享楽泥酔/イダテン :2018/07/07(土)21:47:20 ID:r0X
>>523

 「……く、そ……っ」

 “神経毒”は身体を蝕み。徐々に意識が遠退いていく。嫌な脂汗が身体を包み気持ち悪い感覚を垂らしていく。ーーー少しでも、気を抜いたら悪魔に魂を持って行かれる様な感覚が常に身に纏う。
がくり、と。不意に片膝が崩れる。瞳がぼんやりと霞んでいき少女の姿が、朧気に写る。確かな“蹴り”の感触だが、その感覚は掴めずに居た。

 「か、かかっ、……えい、…具合に外道じゃのぉ。きさ、…ん。
仲良し小、吉の……組織幹部共には、きさんの…爪でも、舐めて、……死んで貰いたいものじゃ。……“躊躇はせん”」

 異形の姿となった人間に瞬の苛立った言葉遣いで、眼孔が血走るのを何とか制御すれば。ーーーゆっくりと瞳を綴る。屈んだ姿のまま鞘に刀を収めれば、殺気を放つ。『居合斬り』の構えである。

 「悪いのお……救ってあげられのうて。」

 閃光の薙払い。胴体に打ち込まれた峰打ち。モロに喰らえば例え改造人間でも、動きは一瞬だけ停止するだろう。ーーーその“一瞬”さえ在れば、イダテンに取っては十分である。
肢体を旋回させ、背後に回り込めば女子生徒の首筋に渾身の蹴りを打ち込むだろう。…せめて一瞬で逝ける様にイダテンなりの情けであろう。

 「ーーーーこンのぉ、邪魔じゃアァぁああぁっッ!!」

 鬼気迫る迫真の叫び。
一匹、また一匹と蹴りや抜刀で対応していく__が、流石の数の暴力に襲われ、肢体を揺らし。刃が崩れ様が。折れ様が。その勢いは留まる事は知らない。ーーー両手に痺れが達して日本刀が落ちる姿が、視認する。

 天狗の面がヒビ割れ、素顔が露わとなる。髪が赤い血の鮮血に絡む姿は正に『鬼』である。

 『ーーー四、……速ッッ!』

 口に鉄分の違和感が感じる。視界が……暗転、す、……る…。

 「~~~~ッ!」

 目にも留まらぬ速さで壁や地が綻んでいくのが解るだろう。韋駄天の如く速さで縦横無尽に蹴りで破壊していく。その姿は“点”で捉える事は不可能の領域に近いだろう。
一瞬、この空間に静寂が訪れる。ーーー束の間。八八の背後に迫る鬼々とした表情のイダテン。素早く脚を上げ。踵落としを浴びせようとする。

//了解です!お待ちしてます。!
544眼鏡のツインテ女子 :2018/07/07(土)21:49:25 ID:x8r
>>531

ハイハイ、恋する乙女はみーんなそう言うんスよねー

【ニヤニヤと、最早取りつく島もないといった様子で恋だと決めつけている】

ええハイ、私も気をつけまスよって。
なにせこの辺り超危険っスからねー。

【去って行く火々里を手を振って見送る】
【その間にもう片方の手で携帯端末を取り出すとポチポチと弄り始める】

────組織のスパイがいたり、とか♪

【誰もいなくなった事を確認すると、声色の違う呟きと共に立ち上げていたゲームアプリを終了しホーム画面を映し出す】

しっかし、ジョーカーをヤった奴を探し当てろとか……私アレめっちゃ苦手だったんでむしろ花の一輪でもお送りしたいくらいなんでスけど。
というか今回の件ではペインちゃんが信用出来ないからって私みたいな木っ端まで使いまスかねフツー。

【そう言いながら桃色の髪を弄ると、それは何本かのケーブルと化して携帯端末に突き刺さる】
【異物を挿入された端末は、しかして壊れる事なく今得た物を含めた情報を入力され続ける】
【そして、その入力が終わりケーブルを引き抜くと何事もなかったかのように同じ画面を映し出していた】

最近入院した風紀委員の一ノ瀬ってのが怪しいけど確証は無し……。
はー、なんで私こんな組織入っちゃったんでしたっけ。
そりゃ能力的には諜報ハッキングなんでもござれでスけど、もっとニンジャ的な動き出来る人にこの能力があればよかったのになー……って。

【ケーブルと化した髪をくしゃくしゃと弄りながら元に戻しつつ愚痴る】
【諜報員ゴーゴン、それが彼女に付けられた名前であった】


//こちらこそ途中で長期離席してしまって申し訳ありません!
ロールありがとうございました!
545鬼久墨音 :2018/07/07(土)21:50:14 ID:tcA
>>540
…同じ程度だな、特別提供出来る情報がある訳でもない

【もっちゃもっちゃとかにぱんを食べながら墨音】
【情報の共有と言う意味ではお互い知り得るそれは少ない、敵対した相手の異能の覗き見た片鱗程度だろうか】

ふーむ、まぁ悪くはない…ただここでやるのは場所が良くないな
…そう、な…まぁ、同じ意思があるのはいいとは思う
ただ、なんだ…危険が伴う、オマエは学生だろう…
546黒衣の少女◆6lwy2fkM6c :2018/07/07(土)21:54:23 ID:yb2
牢獄に入れられてから数日が経過した。
今まで一切の飲食を絶って来た少女は死にそうな程の飢餓に襲われている。
それでもその目は生きることを諦めておらず、自らの異能を発動して黒衣を全身に纏うと鎖が巻かれた左腕を鉄格子に伸ばして。

「これでようやく脱獄できる……あぁ、まずは何か食べないと、本当に死んじゃうわ」

鉄格子を素手で赤子の手を捻るように軽く捻じ曲げて、少女は外に出る。
異変に気づいてやって来た看守をその拳の一撃で殺め、黒衣にその血をわざと浴びせるとそこに居た看守を次々に殺し、少女は監獄から出て行った。

「誰も彼も、私を見下して苦しめようとする。私を酷い目に合わせる人はみんな殺さなくっちゃね……」

切れかけの街灯に照らされる夜道を店を襲って盗んだ飲食物が入った袋を持って歩いていた少女は、そこに腰を下ろすと僅かな明かりを頼りにパンを手に取って食べ始めた。

「美味しい……この味も、目を通じて入ってくる景色も全てが生きていなきゃ味わえないもの。なんとしてでも生きなきゃ……生きていれば今はドン底の私でも、きっと幸せになれるよね……」
547一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)21:57:30 ID:zVp
>>485

「……無理に命賭けて戦う必要はないと思うよ」

【ショートケーキを切り崩していく】
【彼が言うことは何でも無い。それが“普通”だ。死ぬのは怖いし、普通に生きたい、そう出来ない人間が理解できない――】
【実際にズレていると言わざるを得ない一之瀬からも分かるくらいに一般的で、標準的で、だからこそ……まあ、戦闘員には向かないだろう】
【だから、一之瀬はそう言った。馬鹿にするわけでもなく、かといって過度に称賛するわけでもなく】

「私だって組織の人間は理解できないよ。あんなに簡単に人を殺せるなんて、私には考えられない」
「だから理解できないものを無理矢理咀嚼して、自分のものにしようとする必要はないのさ。分からないものは、分からないでいい」

【理解できないならば、理解できないままでも良い】
【一之瀬自身もそうしている――ただ】

「重要なのは、“そういう人間が居る”と認識することさ」
「そういう脅威がある、或いはそういう味方がいる……その上で自分がどう動くかどうか」

【――艮竜美が、死ぬのが怖いというのであれば】
【何も、無理をして戦う必要なんて無い。死にたくないならば、そうならないようにすればいいし、それでも力になりたいなら】
【死なない範囲で、誰かの手伝いをするなり、戦うなりをすればいい――戦わないという選択は、決して罪なわけではないのだから】

「……結局私は私なりにしか動くしか出来ないから。キミもキミなりに、動けばいいと思うよ?」

【学園都市の人々がどうであろうとも、彼は彼だ。別に一之瀬侑李を真似る必要も、他の誰かを真似る必要もない】
【個人は、個人なりに。画一的な誰かになる必要など何処にもないのだから】

/すみません、遅くなりました……
548亜主羅神 :2018/07/07(土)22:03:04 ID:4H8
>>545
「ま、何もないってのはつまるところとる手段は腐るほどあると言うことだ。共有する情報は無くとも、連絡を共有する事はできる」

そう言うと、神はスマートフォンを取り出した。

「連絡先、交換しようぜ。正直ちょうど協力者がほしかった所ではあるんだ」

伴う危険に関しては既に了承済み。答えることもなく

「オメーだってそうだろ。そこを知った上で顔を突っ込むことを良しとした。違うか?」
549夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)22:04:22 ID:eo0
>>546
「あ……」

夢野は立ち止まった。
血を浴びて、パンを貪る女性。その様子に、バッタリと出くわしてしまった。

「だ、大丈夫…ですか…?」

ところが、夢野は何を間違えたのか相手の心配をする。暗がりのせいで、女性が怪我をしているのだと勘違いしたのだ。
しかも、女性は酷く飢えているように見える。

「あの…良かったら、これ食べますか…?」

そして、夢野は持っていたおにぎりを1つ差し出すだろう。
善良、いや、一周回って馬鹿。夢野は、そういう人間だった。
550ヴィジョン◆Ca/21GlF.Y :2018/07/07(土)22:07:45 ID:svS
>>542

「これでも努力してるんだぜ?さっさと復帰しないと、他の幹部にドヤされないか、とか考えたりするしな
 名前まではちょっと対応しきれてない部分もあるけど、まあコードネームくらいは、な。
 こういうリストがなかったら顔とコードネーム一致しなくて絶対覚えられなかったと思うよ」

彼にとって、『ブルーカラーは記憶喪失である』という嘘が見抜かれるのが一番不味い。
それは学園都市での彼の生活に、ひいては妹の生活にすら影を落とすことになりかねないからだ。
それゆえに内心冷や汗をかきながら、しかし表向きは可能な限り押し殺して、いつもの調子で応じる。

「いやだからやめような?一応俺健全な男子……。
 ……ペイン、そんなズボラな人には見えないけど。」

(下着……だと……!?)

表向き無関心を装いつつも、内心は、やはりというか、年頃の男子高校生そのもので。
あのメイド服に隠された、下着。それがこの部屋に……!
楓が背後にいることをいいことに、顔は楓の胸で固定されたまま、視線だけをキョロキョロと泳がせる。

「……あ、ああ。プロフィールでも見ればなにか思い出すか、なんて思ったんだけど……まともなこと書いてなくて拍子抜けだよ。
 ま、本名がわかったのは収穫かな。」

自分の顔写真への反応に、つい「そっくりだよなあ」なんて本心からの返答をしてしまいそうになるが、既の所で飲み込んでかわりにまた嘘。
ペインが手を加えた書類も先ほど目を通していて、机の隅においてあるのだが、素人では改竄による違和感に気付くことは出来なかったようだ。
551鬼久墨音 :2018/07/07(土)22:12:09 ID:tcA
>>548
…まぁ、そうだが…ワタシは…
…いや、愚問か…いいだろう

【これでも墨音は軍人である】
【そしてそれはつまり、覚悟やケツイの宿る…意志の力の宿る眼差しを知っている】
【どうにもここ(学園都市)ではその類の輝きを見る事が多いなと内心苦笑、ともあれスマートデバイスを鞄から…】

ただまぁ、正直ワタシにそこまで期待をするなよ
ご覧の通り行き詰まって、割と暴力的な手段に出ようとしていたくらいだ
…で、これどうやるんだ?

【…取り出したところで硬直!何せ墨音、友達が少なくまた連絡先の交換などほとんどした事がない!】
【まっさらなデバイスの画面、ホームすら初期設定のアレである】
552黒衣の少女◆6lwy2fkM6c :2018/07/07(土)22:18:07 ID:yb2
>>549

「だめよ、だめ……他人に差し出された食べ物なんて口に出来ないわ。毒が入ってるに決まってるもの」

ゆらり、と立ち上がった少女は夢野に近寄るとおにぎりを手で払ってそのままその首を掴むだろう。
少女とは思えない腕力。そして地面に夢野をその力を持って叩きつけようとする。

「ああ、痛いわ。右腕の怪我がまだ治ってないの……貴女のせいよ。貴女が私を殺そうとするから、私は身を守る為に戦わないといけないの」

少女の人格が破綻していると分かるだろう。極度の被害妄想で、少女には周りの人間が敵にしか見えていない。
553亜主羅神 :2018/07/07(土)22:19:53 ID:4H8
>>551

どうやら意思が固まっている事を理解してくれた墨音に、微笑する神。
同じ志を持つものとしてのシンパシーに近いものが、あったのかもしれない。

「暴力的な手段か……悪くないかもな、それ」

ニッ、と神の顔に笑みが浮かんだ。
何事か考え付いた事があったようだ。

「……おま、なんと言うか……色々想像できるな……」

墨音のスマートフォンを見た感想。しかし神とて彼女を馬鹿にできるような立場ではない
周囲の助力が無ければ、彼女と対して変わらない立場に居たのかもしれないのだから。

「電話番号教えて。ワンギリする……電話帳開けば見れるから」

必要に応じて画面を指で示したりして教えてやるのだろう。そうして二人の連絡先交換は終わるはずだ。
554楓◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)22:22:14 ID:wh7
>>550

大丈夫ですよぉー、幹部の皆様は基本的に自分以外のことには興味ないのでぇー
なのでぇー会議とかになるとまとまりがなくなって大変なんですよぉー、それは貴方もご存知……
記憶喪失でしたねぇ?ごめんなさぁーい
ふふー、気になった子はいましたかぁ?

【彼が記憶喪失か否か、それはペインもクイーンも疑っていたことである、それ故に色ボケした会話の中に、自然に、探るような毒を忍ばせて】
【"頭の弱い痴女"のような演技、だが今まで彼の反応をおってみても不自然な点は見られない、演技しているのかはたまた……】

……あらあら、我が主の下着にご興味がおありですか?仕方ないですよねぇーまだお若いですもんねぇー、ああ、ちなみにヴィジョンさまぁ?陽炎様は貴女に"書類仕事の補佐"をおねがいしたいそうでぇー、お受けしてくれますかぁ?

【ひとまず彼が自らの書類を見ていたことに多少の不信感は覚えつつもそれは追求しない、そして例の件は乱雑に置かれた書類を見れば気付かれていないことがわかる】
【彼の頭の上で双丘をぽよんぽよんさせながら、"ついでに"ペインの負担を和らげられるかと独断で補佐を提案】

お受けしてくれるならぁ、私を"使って"くれてもいいんですよぉ?
【……やや含みのある言い方だが、彼に指示されたとおりに情報を持ってくる駒として動く、それを補佐の対価として】
555夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)22:27:12 ID:eo0
>>552
「え…?がっ…」

首を掴まれ、そのまま地面に叩きつけられる夢野。何が起こったのか理解が追い付かない。ただ、頭を叩きつけられた衝撃だけが走る。血も出ている。

「な、何を…僕はあなたを傷つけるつもりなんて…!落ち着いて、落ち着いてください!大丈夫ですから!」

一瞬で意識が飛びそうになるが、堪える。相手は明らかに錯乱している。夢野は尚も少女を説得しようとする。
556鬼久墨音 :2018/07/07(土)22:31:41 ID:tcA
>>553
…最終手段ではある、あまりマネしない方がいいとは思うぞ…

【墨音はその知識の中に、人体に取って致命的な部位とそれに必要なキズの深さなどを持ち合わせている】
【つまりは逆も然りなのだ、必殺の一撃とは相反する体に問い掛ける事も得意とする】

ふむ…ふむ…ワン…なんだって?
…これでいいのか?…切るぞ?

【さてはてしばしあってようやく電話番号を開いて教える】
【そのまま神が電話を掛ければ超絶反射神経で通話をタップ、電話越しにお話。何故こうなる】

…あぁ、鬼久。鬼久墨音…ワタシの名前だ

【そんなこんなで番号交換の後に、思い出したように名乗った】
557艮 竜美 :2018/07/07(土)22:35:44 ID:dSW
>>547
……オレはオレなりに、か

【結局はそこに帰結する、他人が理解出来ずともいい、迎合せずともいい、決まった生き方など存在しない】
【自分の気持ちを尊重して生きる、言ってしまえば『エゴ』でしかないそれが、彼女の語る指標なのか】
【自分には理解出来ない人間がありふれている事を自覚しながら自己を強く持つ、そんな事が出来るのだろうか】

自分が死ぬのは怖いけど、他の人が死ぬのも怖い、知り合いが死ぬのはもっと嫌や
……一ノ瀬ちゃんならそういう時、自分の事を二の次に出来るんやろうな

【他人と自分の命を天秤に掛けて、どちらかを決断出来る者は強い、それがどちらを選ぶにせよ決定出来る事自体が】
【艮はそれを決断する事が出来ない、どちらを救いどちらを捨てるか、その決断を迷いに迷い決められない、そうなった時の結果は最悪である】
【その事を自覚しているが故に自己嫌悪するのだ、他人を思うようでいて結局の所それは見せ掛けだけのものでしかない】

オレはな、一ノ瀬ちゃん、本当は一ノ瀬ちゃんみたいな人に憧れてるんや……あ、変な意味やないで?
こう、な……誰かの為に身を打って戦えるような人、カッコええなって
オレも本当はそういう風になりたいねん、なりたいけど、無理やねん、だってオレは自己犠牲が理解出来ないんやもん、自分が大切なんやもん

【何かの為に命まで危険に晒す精神は理解出来ない、しかしそういう行動を取れる人間には憧れを抱く、漠然とした───子供がヒーローに憧れるような感情】
【彼は今それより少し進んだ状態だ、憧れていた存在と自分の剥離、高潔な精神と比べて酷く矮小な心を自覚して沈んでいる】
【本当はまだ、心の何処かではそうなりたいと思っているのに】

……なあ一ノ瀬ちゃん、オレってダサいやろ?

【何にもなれない、何も出来ない、やるべき事からも逃げようとしている癖に他人を助けたいと願う】
【矛盾しかない今の自分を、せめて誰かがこき下ろしてしてくれれば笑い話にはなると】
【艮はおちゃらけた笑顔を浮かべて一ノ瀬を見た】
558亜主羅神 :2018/07/07(土)22:36:22 ID:4H8
>>556

「違うよ。単に捕まえて聞きだす、ってだけじゃない。揺さぶって――願わくば、組織の奴等が直々に此方に来なきゃならないような状況を造り上げるのが俺の目的だ」

シンプルな聞き込みで情報が集まるとは思えない。なにせ、闇のさらに深いところに潜んでいる奴等なのだから。

「――俺はそうするつもりだが、どうする?お前も乗ってみるか?聴くだけでも損はない」

今でこそ量は下り坂に達しているものの、未だところによっては流通している『ソーマ』にこそ、その鍵が存在している。
通話越しの会話に苦笑しつつも、そこには確実に組織を惹き付けられる自信があるようだった。
559黒衣の少女◆6lwy2fkM6c :2018/07/07(土)22:36:48 ID:yb2
>>555

「そんなの信じられないわ、前の警察の男も私の為に動いてくれたのは一瞬でそのあとは……他人なんて私にはそんな存在」

説得は少女には通じない。
反撃しない限り少女は夢野が死ぬまでその手を止めることはないだろう。

「苦しんで泣き叫んでよ、私と同じ苦痛を味わって絶望して死んでいって」
560眼鏡のツインテ女子 ◆3X5g7jefJQ :2018/07/07(土)22:38:40 ID:x8r


【名前】蛇道院 霙(じゃどういん みぞれ) /ゴーゴン
【性別】女性
【学年・職業】高等部2年/組織構成員・諜報担当
【容姿】明るいピンク色のふわっとしたツインテール、
アンダーリムタイプの眼鏡をかけた金目は、縦に長い瞳孔を持つもののいつも気怠げに開かれ覇気というものを感じさせない。
制服は着崩さず着ているが見咎められるほうが面倒といった理由から。
身長はやや低めではあるが出るとこ出たトランジスタグラマー、自覚アリ。
表立って組織の一員として活動することはあまりないが、そういった際には石膏の女神像のような仮面を被る。

【性格】ものぐさ・怠惰といった単語のよく似合うぐうたら娘。
要領は良く、面倒を回避する事に長けている。
所謂オタクであり、それを隠している……つもりだがつい喋りにセリフなどが出る、鞄にチャームを着けているなど隠れていない。
実際には無慈悲というか冷酷というか、とにかく自分が労力を費やす事になる原因を出来うる限りローコストで排除したがる。
ソシオパスとまではいかないものの他人に対する関心が希薄、興味を示したとしても人間としてというよりエンターテイメントとして見ている節がある。

【能力】蛇髪憑き(ゴルゴネイオン・コーマ)
髪をケーブルに変化させ伸縮させたり自在に操る能力。
先端に端子を持ち、それを突き刺す事で対象の情報を抜き取る・情報を流し込むといった事が可能。
人体や機械などに幅広く使うことができ、所謂DoS攻撃のような真似は出来なくとも人体機能に干渉し動きを鈍らせたり、
虚偽の情報を流し込む事で目の前にいようとも自分を認識させない、逆に違う人間を自分や標的として認識させるといった芸当も可能。
ケーブルは頑丈かつ断熱効果の高い絶縁体に守られておりそのまま振り回したり、腕のように束ねるなどして物理的な武器としても利用可能なほか
首さえ負荷に耐えられれば移動手段としても使える。

【概要】ごく普通の、少し裕福な家庭に生まれ過ごしてきたごく普通の女子高生。
強いて違いを挙げるとするなら生まれてこの方まともに叱られた事がないといった所。
異能学園に来たのもただ単に異能発現の可能性云々で推薦があり、それにより入試云々をサボるためだった。
しかし目覚めた異能を有用視した"組織"によりスカウトを受け学生兼諜報員として活動する事に。
組織には存在そのものが平穏を脅かす事や、多額の報酬が支払われる事もあり表向きは従順。
内心では当然諜報など面倒なのでやりたくないと思っている。
一応学園を陥れる事への罪悪感も無くはないがリスクとリターンを考えて切り捨てられる程度のもの。
561鬼久墨音 :2018/07/07(土)22:46:48 ID:tcA
>>558
…成る程?…ふゥむ、試す価値は充分だな

【実際下っ端数人を締め上げたり所でどれだけの情報が得られるモノか】
【ならばそれらを上手く利用し、上位者を引き出し、更に上手く利用し…の連続】

あぁ、無論だ

【乗らせて貰おう、と頷いて応じる】
562ヴィジョン◆Ca/21GlF.Y :2018/07/07(土)22:47:56 ID:svS
>>554

「そうなのか?ラビットなんかは、割と親しげに話しかけてきてたけどな。
 気になった、というか……リスト見てると年齢層の幅が広いっていうか、俺より年下も多いんだな、とは思ったよ」

そのラビットが自分が幹部になる原因を作った者であるので、年下の中でも特に気になる存在ではある、のだが。
相手をしているとどうしても妹を想起させられるので、気になる以上に苦手な存在でもあった。
ドラゴンのところへ頼らずアジトで生活をすることにしたのも、その辺りが関係しているようだ。

……見ぬかれている――――否、疑われている?
そんな直感を得るが、しかし、だからといってどうすることも出来なくて。
せめて確信を与えることのないよう、注意した言動を心がけようと。

「いやあ、ハハハ……。
 んん、補佐?勿論、やれることならやるけど。
 これから学園への対応が忙しくなりそうだから、ペイン以外に情報を纏められる者を立てておこう、って魂胆か?」

背後からでもあっさりと目線の動きを看過されたことには笑って誤魔化して。
先ほどの最新の書類を見るに、今後戦いが激しくなっていくことは容易に想像がつく。
そんな局面で前線に送り込まれるよりは云百倍マシだ。そう考えて了承する。

「使う……っていうのは、俺がほしい情報を持ってきてくれるってことか?例えば……学園内のことでも?」

幹部が許可なしに学園に近寄ることはあまり好まれないらしい。
そんな中で学園の情報が得られるなら、まさに願ったりだ。
563夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)22:49:34 ID:eo0
>>559
「ぐっ…」

ギリギリと首を絞められる。このままでは、殺される。
生命の危機を感じた夢野は反撃する事を決意する。

「だから、落ち着いて……ください!」

首を絞める少女の手を掴み、そして、溢れんばかりの力で投げ飛ばさんとする。このままでは、説得のしようがない。
564亜主羅神 :2018/07/07(土)22:51:45 ID:4H8
>>561

「この作戦の肝要は、兎に角数をこなすことだ」

具体的には、残留するソーマの流通源を徹底して潰しまくる。腐りかけの利権に群がってるチンピラヤクザや路上の売人。
それらを探し当てて徹底的にぶちのめす。それが神の語った作戦内容だった。

「一人二人なら、組織だって反応はしないだろう。しかし十人二十人と重なっていったら話は別だ。その分微細な情報を襲撃者はかき集めて組織に近づいてるって事になる」
「情報を集めつつ、更には残ったソーマの害を掃除することも狙える。一石三鳥」

ま、うまくいくかどうかは別だが。

「単純な掃除と捉えても、組織への抵抗としては充分だからな。『ソーマの売人』限定で片っ端から見つけて締め上げろ。殺さない程度にな」
565鬼久墨音 :2018/07/07(土)22:56:26 ID:tcA
>>564
ふむふむ…
…成る程、地道だが確実だ

【実際ソーマの被害は大きく、先日墨音もそれの被害者に襲われる事があった】
【流通を断つ事は先決だし、それが未だ全貌の見えぬレヴィアタンの巨躯の尾を掴む事に繋がると言うのならば重畳】

…ワタシをなんだと思ってる、大量殺人鬼じゃないんだぞ

【殺さない程度、との但し書きに苦笑で応じる】
566楓◆ClSVHWuVMw :2018/07/07(土)23:01:25 ID:wh7
>>562
あのお方は特別ですよぉー
幹部を家族とおもっていらっしゃるのでぇ、生い立ちも合わせてぇー陽炎様は可愛がっておいでなのですぅー

【そもそも記憶喪失が嘘、もしくは成り代わっていると断定できないのはラビットの"嗅覚"が彼をブルーだと判断したからだ、家族に飢えているラビットが家族の匂いを違えるはずがない、確率的には"ほぼ"ブルーと見て間違いないのだが】
【それ故の監視、また彼に補佐を願うことは主の負担を軽減するとともにすぐ近くで彼を探れるからでもある、一石二鳥なのだ】
【しかしここまで楓の独断である】
(若い身空にしては中々ボロをこぼしそうにもありませんしねぇー……)

ふふ、その通りです、しっかりお勉強されてて偉いですよー?
それに私の動きを見切るくらいのその異能……書類整理にぴったりではないですかぁ?
うふふ、それに陽炎様とお隣同士でくんずほぐれつ……なんちゃってぇ?

【いかにも男子高校生がつられそうな口説き文句もセットに】
【――だがこの少年、愚鈍ではない、会話してみて頭の回転もよく察しもいい、能力と合わせてやはり"ブルー"なのか……ここで初めて影を残し、彼の執務机の向こう側に移動、彼の頭の上の重りは消え去り】

そのとおりでぇす、そのご様子だとなにか探ってきてほしいものがあるのではないですかぁ?
567黒衣の少女◆6lwy2fkM6c :2018/07/07(土)23:02:01 ID:yb2
>>563

「うっ……いたいよ」

投げ飛ばされて地面を転がる少女。すぐに立ち上がると、纏う黒衣を汚している血がパキパキと音を立てて結晶化。そしてそれを夢野の方へと放り投げる。

「私は落ち着いてる、貴方という脅威を排除して身の安全を手に入れるの。正当防衛だよ?」

地面に触れた瞬間、結晶は爆ぜる。その破片が夢野に一斉に襲いかかるだろう。
568亜主羅神 :2018/07/07(土)23:06:00 ID:4H8
>>565

「オーケイ、じゃ、その作戦で行くぜ」
「――俺としてはお前の人となりにも興味がある、暇を見つけて話でもしようや」

ここ最近、他人との会話を心底楽しんでいる自分がいるのを無視できなかった。

「……じゃ、そろそろ行くぜ。必要に応じて連絡を入れてくれ。LINEは入れてるか?番号登録すれば勝手にアカウントも登録されるから便利だぜ」

そう伝えて、通話を切ると踵を返し背を向けて。

「――――亜主羅神だ。よろしく頼むぜ、鬼久」

手を上げてヒラヒラと手を振りつつ、神は路地裏から去っていった。

//この辺で〆でしょうか。ありがとうございました!
569星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/07(土)23:09:35 ID:IWL
//いきなりですが…組織幹部ってもう1人増やしてもいいんでしょうか…?
570鬼久墨音 :2018/07/07(土)23:11:51 ID:tcA
>>568
あぁ…わかった
…む、構わないが…そこまで面白いものではないぞ

【墨音は自分が面白味のない人種だと理解していたが、どうにも学園都市の中では微妙に違う捉え方をされている気がしてならない】
【どうにも釈然としないが、まぁ別に良しとしよう】

ん…じゃあな、気をつけろよ

【言って、彼女もまた帰路につくのであったとさ】

//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
571夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/07(土)23:13:40 ID:eo0
>>567
「正当防衛なのはこっちの方だ!」

地面を蹴り、横に避けて襲いかかる結晶を躱す。

「ちょっと痛いですけど…ごめんなさい!」

そして、そのまま少女に向かって突っ込み、勢いのまま右ストレートを喰らわせようと拳を振るう。
まずは相手を無力化しなければ。しかし、今の夢野は実質無能力者。能力者である彼女とは分が悪い。なんとかカバーできるだろうか。
572亜主羅神 :2018/07/07(土)23:19:44 ID:4H8

――――拳が肉を打ち、深奥に達して骨をへし折る。

混ざりあった嫌な音がバーの中に響き渡り、聞くに耐えない絶叫が響き渡った。

「根性がないな」

つまらなそうに神はそういって、脇腹を抑える男を蹴り退け、カウンター席に腰かける。
うすぐらい店内は正しく地獄。打ち据えられたチンピラ達はみな体の何処かを手酷く壊され、呻いているのが現状だった。

「テメエ……なんのつもりだッ……!!」

元気そうなのが居るな、と神は微笑み。

――――その襟首を掴み上げる。単純な腕力に於いても成長期である彼は既に成人以上の域に達しつつあった。片手で軽々とつり上げられた現実受け入れられず目を白黒させる売人の一人を、変わらぬ微笑で見据えて。



「見りゃわかんだろう、ここから先は学園(おれら)のターンだ」

――――ぞくりとした。売人は口をつぐみ、気絶しそうなその殺気に震え始める。

「とりあえず吐けよ。どんなやつからソーマを仕入れたのか。そんでもって、お前ら以外の売人は何処にいるのか。――吐かないのは自由だが、変に茶を濁すと二度と注射器が持てない手になっちまうぜ?」

//ソロールです……!
573一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/07(土)23:22:19 ID:zVp
>>557
【――難しい話だと思う。憧れるということは、自分が持っていない物を欲しがるということ】
【そしてそれが手に入るかはその人間次第――下手に手を伸ばせば、下手をすればその身を焼く――太陽の光が蝋の翼を溶かすが如く】
【ただ、一つだけ言えることは在る】

「……自己犠牲は尊いかも知れないけど、必ずしも正しくはないと思うよ」

【それは第三者からすれば輝いて見えるかも知れない――だが、それは決して正しい行いではないのだ】
【自らの命を断ってまで誰かを助けること。自分を擲つこと。命をベットしてギャンブルをすること――本来ならば、それは憧れるべきではない】
【自分がいいかどうか、という話ではない――ここが一之瀬が未熟な子供である点なのだろう。成熟していないからこそ、考えなしというか】

「決して良いことじゃない。こうして私が傷付けば、それだけ誰かに迷惑をかける事になる。心配をかけることになる」
「だから本当ならば、もっとスマートな方法を取るべきなんだろうけれど……まあ私には難しいなぁー」

【結局の所、そうするしか手段がないから、一之瀬はそうしている、というだけのこと】
【他にもっと安全な手段があるならば、確実な手段があるならば、それを取ったほうが良いし――そうしなければいけない辺り】
【結局のところ、無力。前線で命を削りながら戦う以外のことが出来ない……それこそ、矮小だ】


「うん、ダサいね。Tシャツが」


【――彼の笑顔に対するように、一之瀬は敢えてそう言った】
【笑って誤魔化す、は一之瀬もよくやることであるが。やられるからこそ、自分の前でそれはさせない、という意味もあった】

「逃げることは負けじゃない。死は敗北じゃないけれど終わりだ。私は、自分を大切に出来る人に憧れてるよ」
「――これはきっと私が言ってどうにもなることじゃない。だからせめて……こう言わせてもらうよ」

「悩んで、悩んで、悩んで、それでも生きていけ、少年!」

【生きてるだけで丸儲け、だ】
【彼の悩みはきっと人間の誰もが持ち続けるものだ。容易には解決できず、かと言って誰かにヒントを貰うことは出来ても答えは自分で“決める”】
【だから、せめてその答えを決められるまで生きろ。自分が、その命を投げ出してまで戦うかはどうかは、それから決めろ……と】