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【短文】ここだけネポック魔法学校・十六限目【推奨】

1カメリア◆Wb0oWmK/22:2018/07/05(木)23:29:12 ID:bVq()
ここは人里離れた森の奥
そこには、国一番の魔法学校『ネポック魔法学校』が存在する
そこでは、魔導の道を極めんとする若き才能たちが、日々勉学に励んでいるのでした
これはそんな魔法学校の案内状です
入学手続きは簡単
名前を書き、門をくぐるだけ
ネポックの扉は、等しく開かれているのです

こちらは、短文推奨スレとなります
セリフ一行、地の文は多くても三行を意識して書いていきましょう
特にセリフが増えれば、それに返信しての繰り返しでどんどん大きくなるため、一行推奨です
また、凍結、置きレスもグダグダになる原因になるため、可能な限り非推奨です

前スレ
【短文】ここだけネポック魔法学校・十五限目【推奨】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1528042956/l10
スレwiki
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次スレを建てるのは>>980の人にお願いします
2レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/06(金)22:49:56 ID:em8
>>999>>1000
「甘い方が良かった? 今度は考える」

甘酸っぱさを残すべきかと思っていたようだ。食べてもらえたことには少しだけ嬉しそうな表情に変わっていた。
かなり分かりにくいが、翼耳もぱたりと反応したのが強調されてるか。

「可愛いが理由なら、エリー大人気」
「……好みの問題?」

アップルパイを取り出してモグモグすると、レオナは甘い方が良いと言っていたことに合わせて。多分可愛いより優先する要素があるのかもしれないと。


/たておつであります
3タニス ◆p01m289DEw :2018/07/06(金)22:49:56 ID:T7o
昼時の購買は戦争である。
午前という苦難を乗り越えた者達が午後の英気を養うために、我先と戦利品を求めて集う。
本日の限定というレアものを欲する者もいれば、なんでもいいからとにかく食い物を寄越せ、などという者もいる。
各々の目的に差異こそあれど、しかしこの戦争には一つの鉄則があった。
即ち『早い者勝ち』と。
この争いに敗れた者は皆誰であろうと、空腹に苛まれながら己の未熟さを噛みしめるより他にないのだ。

「……やらかした」

さてお昼ラッシュも落ち着いた頃、購買の前で佇むローブ姿。
でかでかと掲示された『完売』の二文字に顔を両手で覆い、がっくりと肩を落として呆然と。
すっかり空っぽになった食品コーナーがどこか虚しい。ぐう、と控えめな腹の音が鳴った。
4レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/07/06(金)22:57:26 ID:1Ym
>>1000>>2
「甘い方があたしは好き!!大好き!!」

ブランコでめっちゃ揺られてそう叫ぶ

「それに!あたしは世界一可愛いから告白してこない方がおかしいじゃん!」

と、そう言って騒ぐのです。だから爆発魔なんてry
5エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/07/06(金)23:00:14 ID:Ral
>>3
そんな喧騒をよそに廊下をやってくるのは妖精の少年。
後ろに紙袋を乗せた『星』を従えて。

「やあ、一体どうしたんだい?」
と、ローブ姿に声をかける。


>>1
//スレ立ておつかれさまーっ
6アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/06(金)23:00:19 ID:pSU
>>2
>>4
「……あまくてもいいな」

一方アラスミシア、甘くなくても大丈夫らしい。食欲魔人だしね

「せかいいち?」
「……世界一なの?」

言葉を鵜呑みにして思いっきりガン見!
そりゃあ穴が空くほど見詰めます、世界一だもんね!
7レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/06(金)23:04:52 ID:em8
>>4>>6
「参考にする、ありがとう」

アップルパイ完食後、指についたパイ生地ペロリ、お行儀悪い。甘いアップルパイがレイヴン内のメニューに加わった。

「世界一…………世界一…………」
「なら他に何かあるんじゃ?」

ジーっとレオナを見つめてます。その間に3m内の気温を1℃ダウン。少し陽射しが暑い。
そしてさらりとレオナに刺さるような台詞が飛んでいく。
8タニス ◆p01m289DEw :2018/07/06(金)23:10:16 ID:T7o
>>5
「はぁ……おうち帰ろうかな……」

心底からの気落ちを含ませてぶつぶつと、帰宅すら考えているあたり、一体どれだけショックだったのか。
しかしエストレラの声に気がつけばようやく顔を上げ、オッドアイでそちらを一瞥。

「ああ、えっくんかぁ……」
「いや大した事じゃないんだけどさ。お昼ご飯買おうと思って……」

あとはご覧の通り、とばかりに『完売』の二文字を指差す。
まあつまるところ、彼女は昼飯争奪戦に敗れた、ただそれだけの話だ。
言ってしまえばよくある話、しかし午後に備えて空腹を満たせないのだから本人からすればとんだ不幸には違いない。
9レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/07/06(金)23:10:44 ID:1Ym
>>6>>7
「当然じゃん!ほら!超可愛いでしょ!?これが世界一じゃなかったらどーなんの?」

ふふんとした表情で鼻高々の馬鹿、こいつは真剣に自分が世界一可愛いと思っとる!視線も気持ちいいようだ!!

「で、ほかに何か?……うーん、なんだろう……そーいや同級生の男子とかまぁ、女子もだけどあたしにびびってる?気がする」

ふと呟きます、だって小3からエクスプロージョン覚えた爆発魔だった訳で、同級生ならばその凶暴性の被害はよーく受けて来たはずだから
10アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/06(金)23:17:02 ID:pSU
>>7
>>9
「まえに、クリームが入っているのをたべたことがある……」

あれもよかった、とアップルパイに関しては

「んー?……あー、うん……」
「びびる……あぁ、なんかこう……」

曖昧に頷き応じる!ある意味ひどい!
そしてビビりの話題だが成る程、なかなかエキセントリック女子が多いし仕方ないね
11レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/06(金)23:20:24 ID:em8
>>9>>10
「クリーム……盲点……!」

雨乞いの傍ら料理の腕前、どう両立してるのかは謎だがアラスミシアの感想に感心したのかギュッと手を。

「……あ、爆発。多分それ怖い。あと」

そういえば爆発魔だとかなんとか、よく聞いた気がするとあたりをつけて。

「秘密すぐ喋りそうだから?」

冒頭の発言から取ってきた。なんでこういうところだけ敏感なのか。
12レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/07/06(金)23:24:34 ID:1Ym
>>10>>11
アラスの反応、そして爆発、秘密をすぐ喋る、そのことにギクギクギクゥと三本の矢が刺さったかのように反応する

「あ………あたし……」

流石に言葉に詰まると、涙目になりました

「う………うぅ………」

そしてブランコは止まり、またしゅんとした
13エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/07/06(金)23:26:12 ID:Ral
>>8
「ふむふむ、そんなことが…
食堂はここからだと割と遠いから、今の時間だとちょっと微妙かな」
多くの生徒が食堂を使うが、校舎の1階にある購買に比べちょっと距離があるので
購買での争奪戦はいつになってもなくならないのである。

「とりあえず、中庭で一緒にどうだい?
一人で食べるのも味気ないしさ」
そう言ってタニスを誘うのであった。
14アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/06(金)23:31:26 ID:pSU
>>11
>>12
「あのアホもつくれるみたいだから……」

なんなら聞いてみるといいとの事、意外とミズハは料理が出来る!

「……ま」
「いつかできる」

慰めが下手!なんならポンと肩を叩こうと腕を伸ばしながらサムズアップ!ダメだこりゃ!
15レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/06(金)23:34:19 ID:em8
>>12>>14
「……アホ?」

――――初対面のレイヴンがアラスミシアのミズハの呼び方を知るはずがなかった。

「…………あぅ、泣かないで」

ある一件があり泣かれると弱いためか、少しオロオロしかけたレイヴン、しかし僥幸かアラスミシアがとった行動を見た!

「……いつかできる……!」

アラスミシアが叩かなかった方の肩をポンしてサムズアップ! 追い討ち!
16レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/07/06(金)23:39:12 ID:3df
>>14>>15
「ちなみにあたし料理もできない………」

くすんとしながら、よく考えたら外見着飾る以外の女子力こいつ0だ

「………レオナちゃんはね、頼り甲斐があってイケメンで優しくて包容力のある人がいいの」

理想も高いな!ダメだこりゃ!!

「ダニエル君なんかは良かったんだけどね……」

ここで驚きの一言。確かにあの時は頼り甲斐があって、行動もあってイケメンに見えてただろう、そして彼の女子への扱いは優しくて包容力あるようにも映ったようだ
17タニス ◆p01m289DEw :2018/07/06(金)23:39:38 ID:T7o
>>13
「そうなんだよねぇ、食堂も今の時間は混んでるし」
「講義が終わるのが遅れなければなぁ……はあ……」

昼時のラッシュなど購買も食堂も似たようなものだ、その混雑状況は想像に難くない。
購買と違ってブツは確実にある。しかし食堂では毎日のように席取り合戦が勃発しているのだ、それはそれでまた多大な労力を要する訳で。
過ぎた事を後悔しても仕方ないのだが空腹とは強大なデバフ効果、先程から主張の激しいお腹をさすってため息を一つ。

「……もしかして、えっくんって案外意地悪?」

エストレラの誘いに何を勘違いしたか、むうと唇を尖らせて拗ねた素振り。
このままでは昼飯にありつけないどころが食事シーンを眺めるだけで終わってしまうとでも思ったのだろう、僅かに悲壮な表情を浮かべた。
18アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/06(金)23:44:01 ID:pSU
>>15
「……アホ」

頷き応じる。剣を腰にぶら下げてー、みたいなジェスチャーで伝えようとしている所を見ると名前を覚えられていないねミズハ

「りょうりは、できたほうがいい……」
「ぎうどんとか作れると、サイコーだ」

かんっぜんに趣味混じりのアドバイス!
しかし実際ぎうどんを美味しく作るには煮込みの何たるかを理解する必要もあり実用的なのだ!結果オーライ!
19アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/06(金)23:44:28 ID:pSU
//>>18>>15-16です
20レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/06(金)23:48:21 ID:em8
>>16>>18
「…………………………ジャージの?」

悟ってしまうのは果たして喜ぶべきかそれとも草葉の陰で泣くべきか。ミズハ次第。

「…………練習、する?」

レオナにそんな言葉で手を差し伸べる。レイヴンとしては少しの料理なら教えられるわけで。
近々作る相手も居るし、腕を整えるには良いだろうと。

「ぎうどん…………あ、シャシャが作れるかって聞いたご飯……」

アラスミシアの言葉についてはレイヴンは違うことを思い出していたのであった。

「…………まずは、ゆで玉子あたりから」

まずは基本から、とばかりに。
21エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/07/06(金)23:52:04 ID:Ral
>>17
「結構いい席を探すのも大変なんだよね。
友達が一緒ならいいけど、そうでない時に知らない人と相席するのも、ね」
そんなわけで、食堂でテイクアウトできる菓子パンとかデザートとかを買い込んでから、
適当な場所を探して食べるのが日常になってるのである。

「…じゃあ、意地悪をした方がいいかい?」
悪戯心か加虐心か。
ともかくそんな感情が湧いてきたので、悪戯っぽい笑みを浮かべながらそう言う。
22レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/07/06(金)23:56:25 ID:3df
>>18>>20
ジャージの?その一言でミズハの事を言ってるのがわかった

「ちょっとミズハ先生アホとか失礼じゃない?」

そこは強く言います

「確かにあたしも前までは、頼りなくてチョロくてアホな先生と思ってだけど」

散々な言いようである

「でも!ちゃんと頼りになる大人って分かったんだよ!!」

ビシッと指差して、こないだのテラ騒動からはそれなりに敬意を持ったようだ

「あと料理教えて」

恥ずかしそうに小さな言葉で呟いて
23タニス ◆p01m289DEw :2018/07/07(土)00:03:03 ID:4m4
>>21
「人が多いと気疲れするしね。だから大抵はこっちで買ってるんだけど……」

その結果がこれである。
一度挫折してしまったら立ち直るのは難しい、ここから食堂まで行くのもなかなかに気力がいるもので。
席取りしてくれる友達?そんな事聞くだけ野暮というものだ。

「それは困るなぁ、ごめんって。是非ご相伴に預からせてくださいな」

エストレラの反応にようやく真意を悟ったか、微かに肩を撫でおろして苦笑い。
が、ここで機嫌を損ねられたらどうしようもない。ぱんっと両手を合わせておねだりの姿勢。
24アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/07(土)00:03:04 ID:tcA
>>20
>>22
「そう……アホ」
「……え? 失礼かな……?」

頷き応じてツッコミには小首を傾げる。多分ナチュラルに鬼畜なのだアラスミシアは

「ゆでたまご……」
「……モソモソするからな……あまり……」

好きじゃないらしい、嫌いでもないけど
さてはてともあれレオナ、レイヴンからお料理を教わる事になるのだろうか

「……ぎうどん作れたら、味見する」
25レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)00:08:49 ID:KR4
>>22>>24
「………………ミズハ先生、もしくは……ミィ先生」

とっても静かにアラスミシアの耳元で小声で提案。ナチュラル鬼畜にはナチュラルクール。

「問題ない、暇なときならいつでもいける」

キラーン、と無表情染みた顔なのに目元が光った気がする。これが無表情ドヤ。

「……半熟のが好き? それともぷるぷるの?」

後者は所謂温泉卵的なやつである。ぎうどんに乗っけるならアレが適しているかも?

「……シャシャとも一緒に作る? アラスも」

ぎうどんについてレオナともあるが、相談された相手の名前も出す程度に。

雨乞い衣装でなければきっと先輩風みたいになったのに。
26エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/07/07(土)00:14:07 ID:I4z
>>23
「僕みたいに飛べるのならまだしも、走っていくのって、大変だよね。
…あと、こっちは一度酷い目に遭ってからはお昼に来るのは止めてるかな」
以前に魔法で撃ち落とされてからは、購買での昼食の購入は止めようと心に誓ったのである。
なお、エストレラを撃ち落とした生徒は教師によって反省室送りになったとか。

「うん、いいよ。
それに、一緒に食べるご飯は美味しいけど、見つめられながら自分だけ食べるのは、ね…」
当然一緒に食べる予定だったのであっさりと許すことにした。
27レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/07/07(土)00:15:26 ID:SO1
>>24>>25
「まぁ、あの一件終わって日常に戻るとミズハ先生はやっぱり
頼りなくてチョロそうでアホっぽくてあんまりああはなりたくない反面教師な所多いよね
あの時は頼りになったんだけど……なんなんだろあの落差」

やっぱり酷い!!これをミズハ先生が聞いたらどう思うやら


「あたしはねー!何も料理は作れないよ!」

ドヤ顔、威張って言う事かよ

「レイヴンは料理得意なの?」

ドヤ顔に対してキョトンとして
28アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/07(土)00:21:16 ID:tcA
>>25
>>27
「あー……」
「……頼りに?……うーん……」

そういえばそんな名前だったか、と思い出したように
んでもって頼りになるなんて聞けばどうにも首をかしげる事しか出来ないアラスミシアなのでありました

「かたまってないのがいいな」
「……ぎうどんに乗せるとおいしいやつ」

リクエストとしてはそれだ!

「……つくりたくはあるけど……」
「とどけもの、忘れてた……まだ今度、たのむ……」

懐からロウ印された封筒を取り出し溜息、何やらお使いの途中だったらしい
じゃ、とマイペースにのんびり歩いて職員室へ向かうのでありましたとさ

//すみませんがこの辺でお先に落ちますっ!ありがとうなのでしたー
29レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)00:25:55 ID:KR4
>>27>>28
「…………そうかな」

レイヴンとしてはイイ先生の認識。……まあ最初がどんぶらこっこなので抜けてる、というところを否定はしないが。
とはいえ雨が好きな人は皆友達であるため些細なことである。

「得意、というよりできてた。大抵は作れる、ので問題ない、はず」

すぅ、とドヤをやめて正確正直なお返事。まあ郷土料理とかでもない限りは作れるので嘘ではない。

「ん、わかった、なら予定にしておくね」
「またね、アラス。おつかい頑張って」

倒れないように、と呼び掛けながら、アラスミシアを見送るのでした。今度作るぎうどんには温泉卵も加えよう、と決心して。

「……レオにゃん、今からなにか作る?」

と、レオナに向き直るとそんな提案。
30タニス ◆p01m289DEw :2018/07/07(土)00:28:37 ID:4m4
>>26
「飛べるっていいよねぇ……ずっと羽パタパタさせて疲れたりしないのかな」
「そういえばもう身体は大丈夫そう?」

タニスは羽を持たない、故に飛行と二足歩行との単純な比較はできない。
けれど地を歩くしかない種族としては、やはり空中を移動手段とするのに憧れを抱かざるを得ない。
エストレラの言うひどい目にはなんとなく想像がついたらしい。ああ、と曖昧に唸って同情の眼差しを向ける。
昼時の購買はほとんど戦争のようなものだから、負傷者が出るのもそう珍しくはないのだ。とっても殺伐。

「ありがたきありがたき……下級生に借り作っちゃったなぁ」

なむなむと拝む仕草で感謝の念、ぱっと見ではとても怪しい。
実年齢で見れば圧倒的にタニスが年下なのだが、そこはやはり上級生の意地とでも言うべきか。
へらっと申し訳なさそうな笑みを浮かべ、エストレラの提案通りに連れ立って中庭に向かおうと。
31レオナ◆rwDSHkQLqQ :2018/07/07(土)00:30:51 ID:SO1
>>28>>29
「あ、アラスちゃんまたね」

そう笑顔で言うと、アラスへと手をフリフリとして見送って

「それじゃあ……一緒に寮に帰って何か作ろっか」

レイヴンの方を見て、そう言った
もし、彼女がこれに乗ると、これから一緒に寮に帰ってから
レオナの料理センスの無さに驚愕を受ける事になるだろう
火加減分量水の量何もかも無茶苦茶な上に砂糖は大量に使う

恐ろしい料理と言えぬ何かを作るはずだ、きちんと指導しなければ
そんな悍ましい物を作ったか作らなかったかは、レイヴンの料理指導によるとしか、言えないのだが

//それではこれで〆で!ロールありがとうございましたー!!
32レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)00:35:34 ID:KR4
>>31
「そうしよう、一緒に頑張る」

ぐっ、とサムズアップしてレイヴンは共に寮に帰り――。

「……………………」

レイヴンすら絶句するレオナの行動に珍しく強く出ていた。
それはもう、止めて基本に立ち直らせようとするほどであり。失敗に突き進むにしろ成功に至るにしろ味見、実食ではレオナと共に食べることになるだろうと。

「レオにゃん――――せめてレシピ通りに作るべし――!」

レオハルト、リナ、何故止めなかったとレイヴンは珍しく思ったという。


その指導が実を結んだかどうかは、やはりというかレオナ次第である。
33エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/07/07(土)00:42:55 ID:I4z
>>30
「飛ぶ速度にもよるけど、大体歩いたり走ったりするぐらいのと同じぐらいかな。
早く飛べばその分疲れるんだけどね」
魔力的なもので浮くのが主体で、翅の羽ばたきは補助のようなものなので
思ったよりも疲労はしないようだ。

「ああ、身体の方はもう大丈夫だよ。
ロイコ先生に治癒の魔法をかけて貰ったりとかしたからね」
すっかり治った翅をタニスに見せながら。

「それなら、テストの前にでも勉強を教えてもらうことにしようかな」
そう言いつつタニスと中庭の方へと移動する。
そうやって移動する二人の後を追うように紙袋を乗せた『星』が飛んでいくのは
ある意味メルヘンな光景かもしれない。
34タニス ◆p01m289DEw :2018/07/07(土)00:57:25 ID:4m4
>>33
「あれ、そんなに変わらないんだ。それでもやっぱり羨ましいけどねぇ」

飛行そのものの労力が歩くのとたいして変わらないのならば、その利点は地形をほぼ無視できる事にあるだろう。
廊下をすれ違う人々や階段を総スルーできるというのはやはり垂涎モノだ、目を細めてエストレラの翅を見やる。
以前の痛ましさは何処へ、完治したそれにうんうんと安堵の頷き。

「それだけならお安い御用ってね。初等部と言わず、高等部くらいまでなら遠慮なく聞いて構わないよ」

勉強の面倒を対価に出せるのは上級生の強み、悪戯っぽい笑みで要求に応じる。
そんなこんなで到着した中庭、じりじりと太陽が照りつけるが日陰であれば煩わされる程の暑さではなく。
木陰にある空いたベンチを見つけたならば、そちらに腰を落ち着けることになるのだろう。
35エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/07/07(土)01:11:12 ID:I4z
>>34
「まあ、その分使えなくなると苦労するんだけどね…」
翅が傷付いて飛べなかった時の苦労を思い出しながら。
もっとも、そのおかげで『星』の応用法とかも得意になったのではあるが。

「ちょくちょく中等部や高等部に混じってる僕としては有り難いかな。
さて、それじゃあ食べようか」
木陰のベンチに座ると、『星』を二人の前に移動させ、机代わりにしつつ紙袋の中身を広げていく。
中身は菓子パンやケーキと言った甘い物が多く、飲み物も何種類か入っていたりする。
36タニス ◆p01m289DEw :2018/07/07(土)01:27:04 ID:4m4
>>35
「あーなるほど……確かに歩かないと筋肉も落ちるし、ほどほどにしないとね」

ちょうど翅が傷ついていた時期を知っている事もあり、エストレラの言う苦労にも簡単に納得がいく。
結局のところ、そううまい話などほいほい転がっていないのだ。

「ええ……それ高等部の内容理解できてる?大丈夫なの?」
「ん、それじゃあいただきます」

勉学は積み重ねていくものである。
基礎から学び、それを土台として少しずつ応用として広げていくのが一般的な流れだろう。
それをすっ飛ばして初・中・高と同時に学ぶとなれば、特に高学年の内容などは基礎が追いついていないのではないかと。
紙袋から広げられた品々に喉を鳴らし、どれにすべきかと手が宙を彷徨う。
タニス基準では明らかに一人分の量ではないのだが、以前エストレラの胃袋の大きさを目にしているためにすんでのところでツッコミは控えた。
さてタニスのチョイスはチョココロネ、これでお腹いっぱいになるのだからとんだ少食である。
37エストレラ◆C8tqkppUPe3U :2018/07/07(土)01:51:31 ID:I4z
>>36
「うんうん、飛んでばかりじゃなくちゃんと歩いたりするのも大事だよね。
…持久走なんかは苦手なんだけどなぁ」
普段から歩いたり走ったりするのが普通な他種族とは違い、空を飛ぶのが基本な
妖精からしてみれば、瞬発力はともかく持久力に劣るのは致し方がないことであろう。

「まあ、面白そうだから受けてるだけだから、まだまだ内容は怪しいかな…」
面白そうという理由で自身の学年よりも上の授業に紛れ込む辺り
妖精らしい好奇心を発揮しているといえよう。
もっとも、無茶をすると自分だけではなく他人にも迷惑をかけるというのは
理解しているので、そうそう暴走はしないのだが…

「さてさて、どれから食べようかな…」
そう言いつつ、最も近い位置にあったジャムパンを取り、口へと運ぶ。

そんなこんなで、昼休みの時間は穏やかに過ぎていくのであった。

//ここらで〆にしたいと思います
お付き合いありがとうございましたー
38タニス ◆p01m289DEw :2018/07/07(土)02:03:46 ID:4m4
>>37
「そこは向き不向きがあるからねぇ。なんならそっちも一緒に鍛えようか?」

種族が違えば必要とされる能力も異なるものだ、苦手意識には生まれもってのものもあるのだろう。
とはいえ改善できないものという訳でもなし、エストレラが克服したいのあれば手を貸すのは吝かではないと。

「気持ちは分かるけどね、ちゃんと理解できたらもっと面白いと思うよ」

学びの場において好奇心は重宝すべきものであり、断じて否定するような代物ではない。
故に咎める姿勢ではなく、ただどことなく惜しむような。
せっかく授業を受けているのだ、ものにしなければもったいないとばかりに。
まあ彼女の授業態度も、決して真面目とは言いきれないのだが。
そんなこんなで屋外でのランチタイム、エストレラの相変わらずの食べっぷりにまた目を白黒させたとかなんとか。

//こちらこそありがとうございましたっ!またよろしくお願いしますー
39エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/07(土)21:55:12 ID:Oii
「んーっと……」

校庭の一角の地面にぺたんと座り込み、何やら悩ましげな様子のエリシア。
地面をぺたぺたと触りながら手を泥まみれにして、何やらもぞもぞとやっている様子。
端から見れば、単に砂遊びに興じる幼子のように見えるだろう。

しかして実態は、カメリアから習った錬金術の練習。土を液状化させたうえで成形しようとしているのだ。
時折、杭のような円錐の一部が顔を出しては崩れ、その様子を眺めてこてんと首を傾げるのだった。
40レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)22:05:52 ID:KR4
>>39
「? エリー……どうしたの?」

見た目、砂か土遊びに夢中だった様子のエリシアを見かけた手提げ篭持ちのレイヴン。
そのままならば邪魔をしないようにこっそり見守ってから離れるつもりだったが何かに悩んでそうな様子だった。
友の悩みくらい聞いてあげて、できれば力になりたいと思ったからかそのまま近付き声をかけた。

正面に回り込もうとするレイヴンだったが、地面の範囲次第では足を取られているかもしれない。
41エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/07(土)22:14:39 ID:Oii
>>40
「あっ、レイヴンー!」

地面に座り込んだままぶんぶんと手を振って、レイヴンを目で追うエリシア。
同時にぱしゃっと崩れた土の円錐が、エリシアの背中に隠れて見えなかったか回り込むのが間に合ったか。
ともあれ、レイヴンが正面に回り込もうとすれば、はっと何かに気付いて声を掛けるだろう。

「レイヴン、おちるよ……!」

液状化した地面に立てば落下する。自明ではあるが何人か落としてしまっている分学習している。
幸いにして液状化している範囲はそう広いものではないが、レイヴンを待つ結末はどんなものだっただろうか。
42レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)22:24:38 ID:KR4
>>41
「?」

崩れた土の錐が一瞬目に入る。そうなればやはり疑問は浮かぶものであるがその前に来るのは己への危機。

「――え、あっ――――せーふ」

踏み出していた足は草履ごと液状化土に沈み、ぐらりと倒れそうになったその一瞬でレイヴンは足捻る勢いで無理矢理方向転換し――被害は片足の膝ともう片足の爪先が沈み、泥を少し被った程度に収まった。
エリシアの声かけが功を奏した――と言って良いのかは謎だがレイヴンとしてはセーフの範囲らしい。
篭は無事だし、羽衣も無事。上半身は平気だが髪の端についた泥が多少気になる程度か。

「エリー、さっき何かしてた?」

その体勢のまま話を切り出そうとするレイヴンのメンタルは強くなった。
43エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/07(土)22:30:26 ID:Oii
>>42
「おーっ、すごーい……?」

それがセーフと言えるかは、エリシアでも疑問符を浮かべるところ。
普段泥に潜ったりしているエリシアだが、今まで落ちた人たちは膝まで浸かってさあ大変といった反応だったのだ。
だがまあ、レイヴンが良さそうならいいのだろうと、寄せた信頼から疑問は立ち消えてしまったようで。

「んーっとねー、こうやって…… なんかつくる!」

そしてレイヴンが嵌まりかけた泥の水たまりを指さして何やら集中すれば、ずずずっと浮き上がる円錐の先端。
しかし、いまはまだその程度のようで、ぷはっと顔を上げればたちまちそれは崩れてしまうのだった。
44レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)22:39:06 ID:KR4
>>43
人知れず雨の日に繰り出すレイヴンは泥にはまったり沼にダイブしたり川に落ちたりは慣れっこなのである(よいこは真似するな)。
ずるずると草履ごと足を引っ張り出せばふぅ、と一息。

「おぉ…………土の魔法? ……そういえば前もこの泥作ってたけど……」

水の球体に草履を入れてシャバシャバさせて泥を落としながらその光景を一から終わりまでしっかり。
そして拍手をしながらその正体について聞こうとして、以前ディアナに怒られた時のことも思い出してかなり今更ながらの反応。

一方で篭の中からは香ばしい甘い匂いが漂っていた。
45エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/07(土)22:48:58 ID:Oii
>>44
「れんきんじゅつだってーっ、カメリアせんせーにおしえてもらった!」

エリシアが土を使っているのは身近な物質として挙げられたから。本来は土以外でも機能するはずの魔術だ。
カメリアもこれが数名の膝下を泥だらけにするだなんて思ってはいなかっただろう。無邪気ゆえの無遠慮がなせる業である。

「だかられんしゅーしてた!……お?」

そしてこの土の柱の形成は、液状化とは真逆の固形化。一度溶かした土を思った形に固める練習だ。
さて、それはそれとして漂う香りに気付いたのだろうか、レイヴンの方を見て首を傾げたエリシアだった。
46レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)22:55:43 ID:KR4
>>45
「レンキン……錬金? ……すごいの習ってるね、エリー」
「カメリア先生…………」

レイヴンのイメージでは錬金術とは高度なもののはず。そのためエリシアのことをすごいと褒めてよしよし、と触角と共に撫でる。
さて、レイヴンは実はSBRの時に見かけた程度、それこそあとは影法師から聞いた程度である。となればあまり心当たり無さそうだ。

「練習、えらいね。上手くいった? ……――あ、食べる?」

練習ということだが、今までとは違いレイヴンでは上手いアドバイスができるかどうか。そのためレイヴンはそれ以外のところで。
新しく作り出した水の玉の中に手を入れて洗い、エリシアの方にスイー、と動かせば泥だらけの手を綺麗にと。

そうすればエリシアには切り分けられた断面から甘く煮たリンゴが見えるアップルパイが渡されるだろう。ちなみに甘さ重視の作品。
47エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/07(土)23:03:07 ID:Oii
>>46
「そうなの?……えへへーっ」

レイヴンの称賛にきょとんとした様子で答えるエリシア。
魔法に対して余計な先入観がなく、またカメリアの教え方もよく噛み砕かれているためにその高度差に対する実感はないのだ。
頭を撫でられれば嬉しそうにはにかみ、レイヴンの手に寄せるように首を動かして感触を享受する。

「んー、まだむずかしい…… たべるー!」

さてさて、魔法も慣れが必要とはいえ、液状化と異なり中々難航している様子。
それはそれとして思わぬ間食に目を輝かせて、水球で手を洗いアップルパイを受け取ったエリシアだった。
歯のないエリシアでも噛み切れるかどうか。本人はそんなことも気にせずぱくっと頬張ろうと口を開く。
48レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)23:11:40 ID:KR4
>>47
「私も少しはやろうかな……雨降りに使えるなら」

そうぼそりと。行き着くところは一貫しているが興味を持つタイミングは色々である。
レイヴンは儀式などを調べてる時に召喚術や錬金術などのさわりを見ているために若干認識の差があるのだ。
変わらない感触にレイヴンも微笑み、暫くしてちょっと名残惜しそうに離した。

「どうぞ」と手渡して、さて甘さを重視したそれがどう思われるかを待つ待つ。ちなみにその生地、崩れやすく唇だけでも噛みきれて中で崩れるほどのものである。
がっつけばポロポロ生地が落ちてしまうほどだ。

「そっかー……どんなところが難しい?」

エリシアが落ち着いた頃か、自分もアップルパイをもくもく食べて聞いてみる。難しいのはどこかわかるなら対策もあるはずと。
49エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/07(土)23:18:07 ID:Oii
>>48
「んー、カメリアせんせーにきいてみるー?」

降雨に使えるか否かはどうなのだろう、実際液体を作れる以上何かしらの使い出はあるかもしれない。
まだまだ錬金術の深淵は知らないエリシアは、そう言ってアップルパイをもきゅもきゅと頬張る。

「んー、ほわほわーっ!
 ……えーっとねー、ぎゅーってやるのと……」

脆いとすらいえるほどの生地と甘さの組み合わせを、そんな風に表現するエリシア。
レイヴンの聞いた錬金術の難しさに関しては、なんだかわかるような分からないような抽象的な言葉で返すのだった。
50レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)23:24:08 ID:KR4
>>49
「そうする、…………」

もしタイミングが合えば一緒に、とも言いたくなったが無理もいけないとレイヴンはちょっと遠慮した。
そもそも習う目的が違うのだし、レイヴンにはレイヴンへのやり方もあるだろう。この遠慮は培ってきたものか。

「…………よかった」
「……ぎゅー? …………他は?」

残念がってる様子も見えないので多分好評とポジティブ変換。
そして伝えられる難しさは――ちょっとわかんなかったのかイメージとして手で固めてる図を浮かべながら他のも聞いてヒントを得ようとしていた。
もくもくもくもくゴックン。
51エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/07(土)23:30:47 ID:Oii
>>50
「……?」

何だかレイヴンの返答に違和感を感じたのだろうか、こてんと首を傾げるエリシア。
しかしロイコほど感情の機微に鋭い訳でもないので、レイヴンの遠慮には気づかなかったようだ。
それに、口の中にはふわりと甘く少しだけ酸っぱい風味が広がっている。そんな味覚に感じた違和感は吹き飛ばされてしまったのだった。

「んー…… ぎゅーってやるの……」

言葉は同じだが発音が違う。とはいえニュアンスは伝わらないだろう。
要は好みの形に押し固めて成形することとそれを維持することが難しいということなのだが、それらを同じ擬音で表現してしまうのはなかなかイメージの伝達が厳しい。
52レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)23:37:19 ID:KR4
>>51
もしかしたらカメリアが気を利かせるかもしれないし、どこかのタイミングで合うかもしれない。
今は、あるかもしれない未来に期待である。レイヴンも無遠慮さは習得しつつあるのだ。……雨の日除き。

「…………もう一度、やれる?」

エリシアではよくあることだ。それならばレイヴンも慣れている。
同じ言葉で発音の差があるならば、エリシアには少々辛いかもしれないが実演してもらうのが一番だ。

「ぎゅー、として、ぎゅー、だよね?」

アップルパイも食べ終わった頃に言うので、問題はないだろう。……エリシアさえ良ければ、だが。
53エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/07(土)23:42:01 ID:Oii
>>52
「もういっかい?わかった!」

再び固形化の練習をすることは、もう少し続けるつもりだったエリシアに異論はない。
ちゃぷんと地面に手をついて、目を瞑って作る形をイメージして。

「んー……」

この辺りで気づくかもしれない、悩ましげな様子は成形のイメージを固めていた姿だったのだと。
しばらくしてズズズっと水面から顔を出した円錐の先端。イメージはカメリアの作り出した無数の杭だ。
さて、実は成形の大部分は泥の中で行われているので、これだけ見てもなかなか何をしているのかはわかりづらいだろうが果たして。
54レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/07(土)23:54:58 ID:KR4
>>53
膝を抱えてじっくり観察。エリシアが何をしようとしてるのかを見逃さないために。
が、レイヴンに透視能力はないので内部で行われてることはイメージに過ぎなかった。
 
「……んー」

(ぎゅー、っていうのは多分形……? でもあれ一本なら……エリーならもう出来る気がするけど……)

「エリーは、こんな形をひとつ作りたいの?」

レイヴンは暫し考えたが、習っているというなら一本の円錐ならばエリシアには既に出来そうな気がしてレイヴンは確認した。
手に出しているのは水の魔法で作り出した円錐だ。だがエリシアのイメージとは異なるところがあるだろう。だって一本のみだ。
55エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)00:01:55 ID:IGF
>>54
「んーとね、これと、これとー……」

そう言って例くんの出した水の円柱に手を伸ばし、層になる様に少しずつ切り分けて指定するエリシア。
カメリアの言っていたように固形を突き出すようにするには、先端から徐々に成形することで実現しているのだ。
結果、ただ一本のイメージではなく異なる形状のものを生み出し続け、なおかつそれらを結合、維持することが求められる。
カメリアが最後に見せた方針は、実はなかなか工程と手間がかかるのだった。

「いっぱいぎゅーってやるのは、むずかしいから……」

そして一気に成形しようとするにしても、まだまだ難しい様子。
さて、これは何かしらのイメージによって改善が見られたりなんてケースがあるのだろうか。
56レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)00:16:36 ID:00f
>>55
「………………」

積み上げていく、ということだろうか。層にして切り分けていくエリシアを見て、水の円錐が輪切りになるのも黙って見ていた。

となれば、エリシアがしたがっているのをレイヴンなりに思考する時間に入る。

(多分、さっき出てきた先っぽ。あれが出てくるようにエリーは作ろうとしてる……)
(でも、それなら層にする意味は……そういう手法だから? でもエリーはまだ難しいって……)

「……うーん」

レイヴンとして浮かんだ案はひとつある。しかし今のエリシアの気を削がないか、それだけが心配だったが…………まあ嫌がられたらそれまでとすることにした。

「エリー、どうしても大きいのがダメならまず、小さいのから作っていって慣れてみたら?」

……コツコツと、大きなものが難しいならまず一層ずつ増やしていくのではどうだろうか、という提案だった。

「……もしかして、これを固めてる?」

なぜ、言った後で泥で作ってることを聞くのか。単に勘違いだと申し訳ないからである。
57エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)00:27:43 ID:IGF
>>56
「……ちいさいの?」

きょとんとするエリシア。その発想は無かったといったところか。
考えることはそこそこする割に言われたことは愚直に受け取るのは、エリシアの良いところでもありこのような欠点もある。
そして今回は、あの時カメリアが見せてくれたものを勝手に基準にしていたのだ。急に規模の大きいものに注力しては、難航するのは自明というもの。

「んーっと……じゃあー……
 え?そうだよー!」

言いながら泥を手で掬いじっと見つめる。水たまりでやっていたことを、手のひらの上でやろうということか。
レイヴンの最後の質問に笑顔でそう答えてから、むむむっと再び手元を凝視。
かくしてお椀のようにした手の中からたけのこのように、円錘状が顔を出すのだった。
58レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)00:34:25 ID:00f
>>57

「うん」と言いつつも提案して良かったものか。何はともあれ、勉強においては基本とも言えようか。
例えば小さく複雑なものを作る際にはまず大きなものを大雑把に整えてから、だったり、大きなものならまず小さなものを作って色々確認。
レイヴンが知らぬことではあるが、教師カメリアが行えたものとはいえエリシアがすっと出来るかどうかはまた別……なのかもしれない。

「……そっか、だから手も……」

泥んこにしてたのはそれが理由か、と納得。しかし大きな液状化土から作り上げる大きさとはそれなりだろう。
でも、エリシアがどうやら受け入れてくれたようで良かった、と胸を撫で下ろすとレイヴンはその光景を微笑ましそうに見ていた。

「……できた?」

エリシアが肯定したなら、レイヴンはぱちぱちと拍手を贈るだろう。
59エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)00:47:48 ID:IGF
>>58
カメリアと違って、物の状態をよくイメージする必要がある錬金術をエリシアはまだ起点指定で行うことができない。
手が泥だらけになっていたのは、何かしらの形で接触している必要があったから。レイヴンにも納得がいっただろうか。

「おーっ、できたよー!」

手のひらから針を突き出させて掲げ、レイヴンに見せるエリシア。
まあまあ危なげな行為ではあったが、刺さらない程度の高さではあるしぶつかると折れてしまう程度には脆弱だ。
もっと密度を高めて硬質にといったことはまだらしいが、とりあえず成形の段階はうまくいったということらしい。

「なんかつくろー!いろいろやってみるといいんだってー」

様々な形に挑戦してみることは、造形の訓練に最適と言うことらしい。
レイヴンの拍手で少しはしゃぐように、新しく作る形のアイデアを聞くのだった。
60レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)00:58:05 ID:00f
>>59
「おー、エリー凄い……!」

ぱちぱち拍手を贈りながら手のひらの針から目を逸らさないレイヴン。
目に入ると流石に危ないだろうとはいえエリシアもそんなヘマはするまいという信の表れ。
……ちなみに硬質化についてはレイヴンも少しわからない。

「……おー、作るもの? …………タマゴ?」

なぜ浮かんだのが卵なのか、それは最近気にかけてるからである。雨は少し難しいのだ。こう、物的に。
それを言った後のレイヴンはちょっとだけ首が傾いていた。……まさかとは思うが、自分も作れ、と言われてるのではないか? と考えたのである、エリシアの語調的に。
61エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)01:06:51 ID:IGF
>>60
「たまご?わかった!」

二人の間で卵と言われれば、連想するのはあのグリフォンの卵だ。
幸いにしてほぼ球状で成形しやすいこともあるだろう、早速とばかりに錬金術で卵の形をだんだん作っていく。

「どう?できてる?
 つぎー!もっともっとつくるー!」

そしてしばらくしてできたのは、多少歪ながらも立派な泥団子。
上下のカーブに若干の違いがあるあたりは、卵と形容してもいいだろう。
エリシアの言葉にレイヴンも一緒にという意図はなかったらしく、次のリクエストを聞きに掛かるエリシア。
こうして魔力が尽きるか飽きるまで、二人そろっての泥遊びは続くのだろう。
62レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)01:16:41 ID:00f
>>61
「おー、そっくりそっくり」

出来上がった泥団子ならぬ泥タマゴ。単純な形から練習するのはやはりこういったものの常。
ぱちぱち拍手はなお続き、翼耳もぱたぱたと動いて喜びの表現。
とりあえずエリシアからのお誘いはないので安心半分もやっと半分でリクエスト要求にはまたちょっと考えて。

「――――じゃあ」

りょーくん、いきなり上がったハードルを果たしてエリシアがどうしたか。レイヴンもちょっと泥を捏ねて泥団子を作りながら楽しんでいたことだろう。
もちろん、帰るときは水の玉で泥をある程度落としてから……。
63エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)01:27:45 ID:IGF
>>62
「りょーくん?……んーっ」

さて、円錐形とほぼ球状からいきなり四足獣へのランクアップ。頭でイメージを練るエリシア。
身近さで言えば先のどれよりも親しみ深いとはいえ、単純な造形の問題で頭を悩ませているのである。
もっとも、実はこれでもマシな方と言えなくも無い。軟体質ゆえに毛並みや色々な器官が省略されているから。

「……お、レイヴンもやる?」

泥を手にしたレイヴンに少し嬉しそうに言うエリシア。そのまま二人で泥と戯れることに。
ようやく猫に見えなくもない形を作り上げた頃には、すっかり日も傾いていたのだった。
64レイヴン◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)01:36:53 ID:00f
>>63
レイヴンとしてもイメージとして共通になりそうで、二人の中で関わり深いもののひとつであったからだ。
遠い昔でないのに懐かしく思う。エリシアと一緒に召喚して成功した時のことは。りょーくん軟体質だったけど。

「ん、少しだけ、ね」

エリシアのように思うだけで作れるわけではないので、捏ねて団子にしたり、皿のようにして積んだりと。

「ん、近付いてってる……けど、今日はこれで帰ろっか」

そのなんともいえない猫の形にいけばレイヴンは素直に褒めていく。この調子なら完成は近いはずだ。
というところで日の傾きを見たレイヴンは泥団子などは空っぽになっていた篭の中に入れようとして、そう言うのだった。

帰る時はいつものように――
65ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/07/08(日)21:03:55 ID:LhP
【風の様に傘を駆り駆けり行く者あり】
【腕に春画大量にしっかとばかり抱けり】
66シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)21:14:10 ID:00f
>>65
あ、ウィルくーん…………何抱えてるのー?

【少年、抱えて温めているものはなんだ、とばかりに影から視線を送るシャディ】
【まだ怪しんでる様子なく、何を隠してるのか程度だ】
67ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/07/08(日)21:20:14 ID:LhP
>>66
おいちょっと!そこに見えないかい?風紀がいる……まずいぞ
【書かれていない側を外に向けているので、ウィルから引き剥がさないと何が書いているかは分かるまい】
【遠く離れたところに腕章付きの生徒を見つけた少年は焦り、静かにとジェスチャー】
【こちらとそちら、どちらの風紀委員にしましょう?】
68シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)21:25:24 ID:00f
>>67
え? あ、向こうからも来てるんだよねー……え、不味いの?

【ジェスチャーを見て少年は口に手を被せてこくこくと頷き、必要ならば影に潜もうとするだろう。顔を隠す息子のように】

<……おや?

【別方向からやってきたのは腕章をつけた金髪の青年、ウィルが顔を隠せと言うならシャディも隠している都合、そちらの風紀委員と顔合わせになるか】
69ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/07/08(日)21:35:13 ID:LhP
>>68
そこの生徒来なさい!貴方何隠しているの?
今ならまだ怒らない、事情を組む余地がある
【声でこちらを向いた光を一切反射しない髪の持ち主はいぶかしむ】
【遠いから帽子で髪が隠れた少年をまだウィルと認識していないので、何をこそこそしているの?あの二人となっている様です】

シャディ?シャディ?!聞こえるか!
風紀がこっち来そうだ!
【まだリエードには気付かずなウィル少年】
【僕も隠せないかい?とジェスチャー】
70シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)21:48:08 ID:00f
>>69
ひゃい!? び、びっくりしたー……
(え、そんなに不味いの!? ……触れる?)

【いきなりなので驚いたシャディはいぶかしむ相手に向き直りながら首を傾げている】
【何したんだろうウィル、と思いながらマントを影の手で広げて何も隠してないアピール&ウィルに手を差し出す】
【もしウィルが握ったらその瞬間影の中に落とされることでしょう、――バレなきゃいいのだが】

<何をしているので? 皆さま方

うぇっ!?

【やっべ忘れてたとばかりの反応ですね、混乱している節が見えなくもない】
71ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/07/08(日)21:58:15 ID:LhP
>>70
貴方一緒に来なさい用意はとうに出来ているわ
何を隠したか教えなさい?誰か隠したの見えていたわ
【ウィルは影に落ちました、が、顔を向けていた風紀委員がいることを忘れてはならない】
【こそこそしている不審者(ウィル)を隠した生徒を怪しいと判断したディアナが遠くから歩いてきますよ】

(シャディ……シャディ……聞こえますか……?今貴方の脳内に直接語りかけています……)
(向こうにも風紀委員が……)
【焦りすぎて別の言語が出るも魔法で翻訳されるため少し丁寧な話し方に】
【影の中からなので、音が伝わるか判断できなかったためテレパシーのような魔法で意思の伝達を試みるウィル】
【推定ディアナ以外の風紀委員、リエードをようやく認識したウィルはどうしようと困り顔】
72シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)22:07:24 ID:00f
>>71
【あちゃー、とシャディはテンパったことを後悔。世の中上手くいかないね! と半分現実逃避してる】
【仕方ないのでディアナに向かっていこうとしたシャディですが】

(あー、そういえばリエード君忘れてたー……!)
何をって言われても人としか……何かあったの?

【テレパシーでウィルが読み取れるならそんな声が聞こえるでしょう。表の声は言い訳より話の転換しようと必死。このことから影の中と外は声が伝わり合うこともわかるでしょう】
【状況的には二人に挟み撃ちされた二人の少年、しかも両方時と場合によって厳しくなるパターンの二人】

<シャディ君に、ディアナさんと……あと一名? 何かあったんですかねぇ

(あ、ウィル君前に飲んでた薬みたいなので変わらないの!?)

【テレパシー(伝わるか不明)で思い付いたけどディアナとの関係知らないみたいですね】
【というかこの場合、ウィルが影の中にブツ置いて出てきた方が早い可能性もある】
73ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/07/08(日)22:16:04 ID:LhP
>>72
(ナイスアイデア、シャディ!)
【さて影に潜むウィルはシャディの提案で魔法薬による変装を試みる】
【ディアナはウィルが女体化した場合、もしくは女装した場合の姿ならば間違いなくウィルと確信するから駄目だと】
【ならば、あの時うっかりシャディが飲んだ例のアレしかあるまいと服用す!】

そこの怪しい生徒、無駄なあが……?!
【そして影の中から出てくる筋骨隆々にしてガチムチ、ブーメランなマッチョが這い出てくるぞ!】
【ディアナはその姿に怯んでいる!】
【ところでリエード君は覚えているだろうか?あの時のリンボーダンスしていた不審者を】
74シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)22:21:55 ID:00f
>>73
(褒めてもお菓子しか出ないよ!)

わぁお…………だから隠れてたんだ……

【都合良く解釈するなら何らかの事情で筋肉萎んでた人が変身以下略で怪しまれぬ以下略で隠してもらってた的な】

<待てい以前の不審者ァ!

【バッチリ覚えてたリエード君、カツカツと歩くようなモーションで地面にくっきり足跡つくレベルで踏み進んでくる】
【彼視点からすると取り逃した人がシャディの影から出てきた状況だから仕方ないね】

え、知り合い!?

<顔見知りという意味ですね! ディアナさんは大丈夫で!?

【怯むディアナにマッチョなウィルに伏兵に驚くシャディと迫るリエード】

(あ、持ってたやつは隠したの?)

【カオスですね、さてどう乗り切るこの状況】
75ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/07/08(日)22:36:05 ID:LhP
>>74
(やっべ、あの時の!)
【服を着ていた不審者からブーメランパンツな水着一丁の不審者にランクアップしているという事実はどうするのだ!】

我が名はポール!拳闘士にしてかっ……
(シャディ、シャディ……風紀委員が今……僕を掴んで連れていく……あっ、何か聞かれても僕の名前は出さないで!抱えていたものは影の中に服で包んであるから開かず僕の部屋に届けておくれ!)
【怯みながらも闇の魔法を飛ばし、筋肉モリモリマッチョメンな変質者を脱力させたディアナはリエードが運ぶならリエードに任せることだろう】
【名乗りの途中なのにディアナ卑怯流石ディアナ卑怯】
【テレパシーでシャディに伝えるべきを伝えきるとぐったりとウィル(自称ポール)は気絶するのでした】
76シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)22:56:04 ID:00f
>>75
<やっと名前聞き出せましたねえ……見事な手腕で
【捕まえるという事実がよりリアルになるだけではないだろうか】
【リエード、ディアナの思いきりの良さに感心。こいつがやると不意にシャディに当たりかねないので仕方ない】

(う、うん、ポールってことにしたらいいんだね! ……うんわかった!)

【開けるなと言われたら開けたくなる衝動ってあるよね? ってなるけどどうしたものか。開けたら何がわかるのやら】

【とりあえず体格的にリエードが鎖で縛って担ぎ上げることになるでしょう】

<……ところでディアナさん、シャディ君も連れていきます?

え、えーと…………

【シャディ、人指し指の先同士をつつき合わせながらディアナとリエードの顔を見たり見なかったり】
【事情聴取的な意味合いでリエードは言ってるので連れてくとなればシャディも連行されるでしょうが果たして】
77ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)23:10:26 ID:IGF
「さてと、次となると……」

夏の日差しの下にいるというのに、周囲を薄暗くしたロイコ。
シャディがいつしか持っていたという携帯式の影の効果を実感しながら、思い当たる人物を探す。
対象は、ロイコがボビンを手に入れた一件。バルドイードの結界の中でフェレスと対峙した者たちだ。
現状ロイコとボビンを繋ぐ出来事と言えば、これくらいしか思い浮かばないから、なのだが。
78ウィル◆MzJ4jbQMxni1 :2018/07/08(日)23:10:48 ID:LhP
>>76
そうね……迷うところだわ
怪しさの筆頭は捕まえたし、いいんじゃないかしら
【ディアナはシャディを連れていくつもりは無いようですよ】
【開ければ卑猥な絵が沢山出てくることでしょう】
【自称ポールはウィルと言うことを知られずに後に脱走するのでした】
79シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/08(日)23:21:21 ID:00f
>>78
<だ、そうです。今後見知らぬ筋肉男を影に入れたりしないように……

は、はーい、お仕事お疲れさまー……!

【恐らく状況を初めから見ていただろうディアナがそうならそれでいい、とリエードもシャディに注意をするとディアナと共にポール(ウィル)を連行していったでしょう】

【そして夜中、誰も居ない部屋の前でシャディは】

……ちょっとくらいな――――!?

【ぺろん、と包みを少し開けて見えた一枚に慌てて取り落としそうになり、本気の手腕で包み直した】
【そしてウィルの部屋にそれを届けると――悶々とした気分でまた寝床に着くはめになったとか、ならなかったとか】
80アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/08(日)23:21:31 ID:RQR
>>77
「……あづい、あづい……」
「……ん?おっ!……んんっ……?」

ぐてーんとぐでたまめいて両腕を下げてのっそのっそ歩く真黒少女
何やら日陰を見つけてひゃっほいと喜び勇んで飛び込めば、何やら見た顔がすぐ近くに

「……なにしてんの……?」

汗だくでロイコの傍に座り込み、見上げるのであった
81ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)23:31:01 ID:IGF
>>80
「お、丁度いいところに。涼んでいくかい?
 ついでに良ければだが、軽く汗も流すといい」

座り込んだアラスミシアに合わせて屈んで頭を撫でれば、熱を持った黒髪の感触。
そして彼女の前にちょうど顔を洗えるくらいの水球を浮かべて、暑い盛りには魅力的な提案。
いつものロイコの飄々とした感じは、やはりエリシアとは似ても似つかない冷静さを持っていた。

「少し、この間の一軒絡みで調べたいことがあってね……
 そう言えば、呪いの後遺症はもう大丈夫かい?」

バルドイードの頼みである人物の討伐に加担したメンバーを探していたのだというロイコ。
思い出したように、呪いを無理やり断ち切ろうとして共に反動を受けたアラスミシアの状態に言及するのだった。
82アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/08(日)23:40:33 ID:RQR
>>81
「すずむ、ながす……」

べちゃっと水球に顔を埋めてご満悦、しばらくそうしていて息苦しくなったのか現実に戻る

「ぷはぁ……ん?のろい?」
「……あぁ、余裕ー」
「そっちは?……ケガとか」

すっかり完治なのであった、痕跡すら注視せねば分からない程に
何を調べているのか、と目線と小首を傾げる所作で尋ねながら日陰で涼むのであった
83ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)23:47:08 ID:IGF
>>82
アラスミシアが顔を上げれば、水球をぺしゃっと地面に捨ててしまう。
日光の下だがここは日陰。一度とった涼がすぐにふいになってしまうことは無いだろう。

「あぁ、おかげさまでこっちも大丈夫だよ。ほら。
 ……それで、だ。あの時から何か、心当たりのないアイテムが手元にあったりしたかい?」

呪いを受けた直後は、血管のように暗い魔力の後が残っていたが、今はすっきり綺麗な腕を見せて。
率直に本題にと、ロイコは自分に宛がわれたらしい赤い糸のボビンを取り出しながら言うのだった。
84アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/08(日)23:51:32 ID:RQR
>>83
「……そっか」

よかった、と口には出さないが心からの安堵が所作に現れていた
なんだかんだアラスミシアは、自身の思う『いいヤツ』を失う事を恐れているのだ

「あ」
「……あぁ、これが刺さってた」

と、懐から取り出すのはハサミである。非常に斬れ味が悪く扱いに困っているという
85ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/08(日)23:58:45 ID:IGF
>>84
「ッ……!そうか、君が……」

アラスミシアのぶっきらぼうな態度とは裏腹に、すっと出されたハサミに目を見開くロイコ。
ダリアに言われていたボビンとのセットアイテム、それがまさにハサミの形を取っていると聞き及んでいたからだ。
思えばアラスミシアとロイコは、あの戦闘においてバルドイードの呪いに立ち向かった組み合わせである。
縁のあるアイテムがこの二人に割り当てられる、そのほうが自然なのかもしれない。

「そうだな、ひとつ…… この糸を切ってみてくれるかい?」

そしてそれが本当にセットアイテムの片割れなのかは、この場で確かめればいい。
アラスミシアが言う様に切れ味の悪いらしいハサミでは、通常この糸は切れないだろう。
……しかし、平然とハサミが通るようであれば。これは赤い糸をボビンから切り離す、その役目も持ったアイテムに相違ない。
86アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/09(月)00:05:33 ID:U1r
>>85
「?……なに?」
「え、いやたぶん……切れないとおもう……」

全然なんだ、と唇を尖らせながらアラスミシア。一応キチンと指を入れて、テコの原理で刃を合わせる
恐らく、いやきっと、ほぼ確実に
軽い鋏鳴と共に赤糸を切り離す事であろう
87ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/09(月)00:13:55 ID:rz1
>>86
しゃきん、と。軽快な音が響き。
はらり、と。ロイコの摘まんだ糸の中間がだらりと垂れる。

「……当たり、だねぇ。ありがとう」

一本の赤い糸をつまんで眺め、アラスミシアの頭を撫でるロイコ。
ダリアの話を聞いた時から、こんなにも早くセットアイテムが見つかるとは思っていなかったのだ。
ひとまず所在が明らかになったことに安堵して、労わる様にアラスミシアの頭に手を添わせるのだった。

「うん、僕の持っているアイテムの対存在は君が持っていてくれたのか」

とりあえずやるべきことは終わったとばかりに、ひんやりした手をアラスミシアの顔に這わせたりしながら。
少しばかりの緊迫感があったロイコの質問のトーンは、この瞬間を持ってすっかり和らいだのだった。
88アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/09(月)00:28:06 ID:U1r
>>87
「……?……、ん、ど、どーも……」

さてはてアラスミシア、事をイマヒトツ理解出来ていない模様
ただそれでも、両方のアイテムから感じる魔力の酷似性は察する事が出来たしそして何よりも

「……べつに、なにも……してないけど……」

褒められるのが嬉しくって、思わずそっぽを向いたまま口元はニヤけるのでありました
89ロイコ ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/09(月)00:39:24 ID:rz1
>>88
「……っと、少しは説明しないとね。
 どうも僕のこの糸は、何かで手を加えておかないと後々不味いことになるらしい。
 だから加工の一手段であるそのハサミを探してたんだ」

状況を掴めないアラスミシアに、ダリアから知りえた事情を話して。
ついでに糸の方は自分と他者を繋ぎ魔力や負担を受け持つアイテムであること。
その対となるらしいハサミの方は、恐らく逆にそうした影響を断つためのアイテムだと考えられること。
もっと詳しいことが知りたければ、司書であるダリアに聞けば分かるだろうということを伝えたのだった。

「さて、少し気が楽になったところで、何かしたいことがあれば聞くよ。
 ……その前に、もう数本これを切っておいてくれるかい?」

ひとまずこの件は一件落着とばかりに、アラスミシアの希望を聞いたロイコ。
ついでにもう数本だけ、糸車から赤い糸を切り離してくれるよう頼むのだった。
90アラスミシア◆AzVIDnz.P1nq :2018/07/09(月)00:46:14 ID:U1r
>>89
「ふー、ん……?」

ちょきちょきちょきんっ
頷きながら言われるままにハサミを動かし糸を断つ

「したいこと……?」
「……ん、ん……」
「つめたい、からな……」

手を取ろうと伸ばして、そうしたならば自身の頭にぽてっと乗せさせる事だろう
要するに撫でろって事だ、素直に認められないお年頃ではあるのだけども
初夏の風はぬるく、湿度を運び吹き抜けて消えた。蒼空の彼方入道雲が見える、やがて夕立が降るだろう

//すみません、眠気が…!この辺で締めにさせて下さい、ありがとうなのでしたっ
91エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/09(月)23:48:49 ID:rz1
レイヴンと一緒に練金魔法の練習をしたエリシアにはある気付きがあった。
それは、泥溜まりに手を入れて操作するよりも、掬った泥を操作する方が楽だったということ。
つまり、より近しく触れている方が操作もしやすいのだという結論に至ったのだ。

「んー……こうかな?」

細い柱を泥だまりから何本か伸ばして、その中心にぷかりと浮かぶ若草色の触角。
次いで浮かんできたのは、泥への潜伏を可能とする薄汚れたペストマスクだ。
92シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/09(月)23:59:21 ID:EvQ
>>91
黒いマントと真紅の外套を半々に羽織ったシャディは謎の泥だまりを見つけた。しかも柱が浮いてくるもの。
そんなものを見れば当然ながら向かうしかない、だって気になる。

「お、やっぱりエリッ!? 誰!?」

若草色の触角から連想した相手とあたりを付けて向かえば突然出てくるペストマスク。そりゃ硬直だってする。
いつかのレースを思い起こす細い柱と連想する触角と謎のペストマスク、彼が驚くには十分だった。
93エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/10(火)00:06:15 ID:Se1
>>92
シャディの驚いた声にペストマスクが視線を向ける、と同時に崩れる泥の柱。
その奥の視線が見透かせないため、あたかも獲物に狙いを定めたかのような威圧感を与えるだろう。

「おーっ、シャディーっ!」

そんな異様な姿は、しかして彼が最初に思い浮かべたとおりの声で手を振るだろう。
多少くぐもってはいるが、彼に安心感を与える一つの判断材料となるはずだ。
いつもと何だか違う配色の彼の姿に、こてんと首を傾げる様子もまた彼の知るだろうエリシアの反応。
94シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/10(火)00:15:13 ID:9Xv
>>93
比較的結構狙われやすいシャディだが異質な目線にはやはりビビる。そもそも今は周囲に人が居ないのだ、前提が違う。

「え? なんで僕のな…………えーと」

ビクッ、と名前を呼ばれたことにまたビビるシャディ。だがしかし、その仕草に見覚え。
声も聞いたことがある気がするし、触角も健在……思い付く相手が一人しか居ない。

「エ、エリーちゃん……? どしたのそれ……」

お互い、被る質問に先手を取ったのはシャディだった。
95エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/10(火)00:21:48 ID:Se1
>>94
泥の中からさらに浮き上がり、その全身が露わになる。
首には金のロケットと銀のネックレス、皮のウエストポーチに葉っぱの服のような表皮。
顔のペストマスクさえなければ、見間違いようもないだろう。そのあまりに個性的な格好は。

「……?どれ?」

シャディの問いに周囲をきょろきょろ見回して、分からないとばかりに首を傾げる。
いままで何度もペストマスクについて同じ状況で効かれただろうに、自覚は無いようだ。

「シャディも…… なんか、あかいね!」

そしてエリシアの方はと言えば、彼の恰好を単なるイメチェンのようなものと捉えたのだろうか。
ふよふよと近づいて赤い外套を近くで眺めれば、泥だらけの手を伸ばすだろう。
96シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/10(火)00:32:28 ID:9Xv
>>95
「あ、うん、エリーちゃんだ」

聞きそびれてる気がするロケットを除けばどれも十分エリシアの持ち物とわかるもの。やっと確信できた。

「顔、ていうかマスク? それそれ」

周囲を見ても顔にあるのだからわからないだろうと思いつつシャディは自分の顔を指すことでジェスチャー。
それにしても見れば見るほど……なんだか怖い。

「ん? あ、これー? …………いいでしょー」

危うくロイコの名前を出しそうになったせいで間があるが、シャディはギリギリ言わずに済んだ。
と同時、泥まみれの手には影の手が伸びて先にハンカチで拭おうとしているだろう。泥さえ落とせば適温を感じさせる外套に触れること叶うはず。
97エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/10(火)00:39:42 ID:Se1
>>96
「かお?……おー、もらった!」

シャディが自分を指すものだから、彼の顔に手を伸ばそうとするエリシア。
が、マスクとまで言われれば理解したようで、また何とも具体性に欠ける返答をした。

「うん!それも、もらった?」

そしてシャディが何とか呑み込んだ言葉は気にも留めず、その来歴も聞いてみる。
98シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/10(火)00:44:40 ID:9Xv
>>97
「お、もらったんだー……被ってるといいの?」

というか、いつ外すんだろうとシャディは思っていた。ペストマスクの効果は知らないし、エリシアがもらうということは悪いものではないと思ってるようだが。
シャディの聞き方もやけにざっくりだが、エリシアに伝わるだろうか?

「うん! 貸してもらってるんだ! ――さっきの細いのなにー?」

しまった、とシャディは口に出してから思った。このままだと恐らく誰に? と聞かれかねないと踏んで即座に話題を変えた! ずるい!
99エリシア ◆13VxAhN3EKTU :2018/07/10(火)00:52:30 ID:Se1
>>98
「うん!」

残念、伝わらない。実際泥に潜るときに呼吸を実現するペストマスクは便利だ。
まあ泥から上がれば要は無いのではあるが、効果を知らないシャディではその指摘は出来まい。

「そっかー!……お? これねー、れんきんじゅつ!」

そしてシャディの言葉に先程までやっていたことを思い出せば、再び泥へと潜り込み。
再びむむむっと集中すれば、ゆっくりとせりあがる土の柱。
100シャディ◆L1x45m6BVM :2018/07/10(火)01:00:13 ID:9Xv
>>99
「そっか!(わかんない!)」

謎のペストマスク、その謎解明の時はこの日のうちに来るだろうか。
そもそもシャディ自体ペストマスクなんて滅多に見たことないので正確な用途すら曖昧。

「れんきん……錬金術? お、おー、おー! エリーちゃんそんなことできるんだ! カメリア先生に教えてもらった!?」

泥の中に潜るエリシアをしゃがみこみながら見守って少し、土の柱を見ればパチパチ拍手を贈って錬金術に繋がる人物の名前出して。
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※スレ主は1005まで投稿できるよ。次スレ誘導とかに使ってね


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