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ここだけ現代異能学園都市 No.10

1名無しさん@おーぷん:2018/07/15(日)20:03:10 ID:WCl()






──通知書 ■■■様
この度、貴方は審査の結果に基づいて、当学園の学生候補者名簿に記載されましたので、お知らせします。






●概要
 舞台は、都内に設けられた「異能学園都市」で、人口の七割を学生が占める異能力の研究・教育機関となります。
貴方はこの異能学園で生徒、または教師、あるいはそれ以外の誰かとして生活を送っています。

●校則(ルール)
 従来のなりきりの原則に基づき、確定ロールまたは著しく対処が困難なロールは禁止です。
また、これらの問題に付随し、ロール相手がアクションを拒否した場合、そのロールは破棄してください。
 本スレの進行は短文、中文が好ましいですが、強制ではありません。
なお、最後のレスから丸一日間、反応がない場合は、ロールを破棄して頂いて構いません。
 R18またはR-18Gは、良識の範囲でお願いします。

●キャラシート
 本スレにおいてキャラクターを作成される方は、以下のキャラシートをご活用ください。
ただし、必ずしも「記入しなければならない」といったものではありません。
なお、極端に対処が難しいと思われるキャラクターはイベントの扱いと同様(下記に記載します)に周囲からの裁定を受けて頂く場合がございます。
 キャラクター作成に際し、版権・非版権を問わず既存のキャラクターを流用するのはおやめください。

【名前】(難読漢字を使用する場合、フリガナも記載)
【性別】(特殊な属性を持つ場合はこちらに記載)
【学年・職業】(年齢もこちらに記載)
【容姿】(キャラクターの容姿など)
【性格】(概要に記載する場合は省略可)
【能力】(確定又は対処困難となる能力は不可)
【概要】(生い立ちや学園都市での立ち位置などがあれば記載)

●その他
 なにか困ったことや中の人の相談などは@wikiの議論フォームをご活用ください。
https://www65.atwiki.jp/inougakuentoshi/

●前スレ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1531135237/
954名無しさん@おーぷん :2018/07/23(月)22:10:19 ID:F3H
>>948

冷や汗が止まらない少女。なんとか誤魔化そうとしているが、相手の怪しむような目にタジタジである。

「き、気のせいじゃだと思います。えっ!?いやですねもう…人間だとか吸血鬼を棺に入れて持ち歩く人なんていませんよ、漫画の見過ぎじゃありません?」

棺を持ったまま逃げる事は不可能。このまま上手く言いくるめて帰ってもらいたいが、自分には無理だとわかっているのかその目には涙が浮かんでいる。
955楠木シンラ :2018/07/23(月)22:17:19 ID:RGT
>>888

『へーえ……プロフェッショナルなんだろうけど、英国紳士としてそういうの、どうなのさ?』

【シンラの肉体を人質に取ったピーターへ、ベルっちはテレパシーで毒づきながら、たらりと冷や汗をかく】
【この戦いで使える能力の2枠は、「マッド・ドレス・アップ」と治癒能力で埋まってしまった】
【一つ一つは元の能力の劣化版、それ故にシナジーを活用するのが肝要なのだが、この2つの間にそんなものは欠片もない】
【必然、ほぼ前者の能力で戦うしかない訳だが、先程のようにはいかないのは火を見るより明らか。何せ相手はまだ能力さえ出していないのだから】
【打開を諦め、シンラの精神を肉体へ戻せば『ごつごうしゅぎ』によって死ぬことはないだろう】
【しかし、目的は「死なずに生き残る」ことではない。「この場を突破し、地下へ進むこと」だ】
【シンラ自身に異能力者としての戦闘能力はない。経験豊富なピーターにまともにかかっていっても勝ち目はないだろう】
【ベルっちから見れば、極めて手詰まりに近い。そんな状況だった】

(おいシンラちゃん、いつまでボヤっとしてんのさ、不味いぞ)
(……ごめん、考え事してた。ねえ)
(何さ)
(アドリブって、得意?)

【その問いと同時に、脳内で作戦概要が共有される】
【素人の即興品、お粗末だが、可能性はある】
【そして何より、「シンラはまだ諦めていない」】
【思わず、ゲコリとベルっちは笑った】

「嫌……嫌!死にたくない!死にたくないよまだ!助けてベルっち!」
『おい、落ち着けよ!命惜しくねえんじゃなかったのか!?』
「こんなことになるなんて、思ってなかったし!」
『なっさけねえ……おい、似非紳士!放さなきゃ、もう一回オイラのキックをぶちかますぞ』

【意識をシンラ自身の身体へ戻せば、間髪入れずにピーターの腕から抜け出そうともがき、暴れる】
【それに合わせるように、ベルっちも大げさにリアクションをとり、動くなという警告を無視して跳ねる】
【始まったのは、一世一代の茶番劇】
【シンラには、攻撃能力はない。だが、『この世界』の存在にとって最大級に理不尽な能力にして、最高級の初見殺しがまだ一つだけある】
【狙うのは、最大級のサプライズ】
【もしも殺したはずの相手が、回復した様子もなく傷一つない状態で突如復活したならば】
【いくら熟練の相手であっても、シンラがつけこめるだけの隙が生まれるのではないか……胸にあるのはそんな期待】
【即興の演技で果たして騙せるのか、そもそも殺してくれるのか、殺されたとして隙はできるのか、隙が出来たとしてその僅かな間に有効な一手は打てるのか】
【疑問や問題は山積、しかし唯一、シンラが導き出した賭けるに足る道だ】

//遅くなりました……!
956夢野薫◆2E1eDx.7oE :2018/07/23(月)22:20:14 ID:Swg
>>954
「漫画の登場人物みたいな能力持ちの人間だらけの街で何言ってるんですか、そんなの何も珍しくありませんよ」

漫画の見すぎ、と言われてもこの街自体漫画に出てくるような人間しかいない。吸血鬼なんかいても不思議じゃないし、何も誤魔化しになっていない。

「“そういう能力“なんじゃないですか?いい加減白状してくださいよ。ここで何をしてたんですか?棺には何が入ってるんですか?」

もはや言い逃れは不可能とでも言わんばかりに少女をジト目で問い詰める。もしも、それが悪い事ならば夢野は少女を捕まえなければならない。
957ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/23(月)22:22:49 ID:sY2
>>951

総帥殿に逆らえば、そうなる事は分かっていたはずだろう!!

(地面を蹴り、巨大な赤龍の鉤爪に飛び乗る)
(低空飛行で雷の着弾地点から離れ、天壌に接近していく)

見つからんのだ、「本物」が!!70年だ、70年も生きて、本物の家族に出会った事が無い!!
ようやく見つけられたと思った、君達に!!歌姫!!

どうしてだ、どうしてだ、どうしてだ!!
私では何にもならないか!!君の苦しみを埋められはしなかったのか!!

(腹を焼かれ苦悶の声をあげるグリフォン)
(それは、間違いなく「生物」の声に他ならない)
(次の瞬間、天使の背後には「黒い龍」が現れる)
(大きな翼で天使を叩き落そうと)
958影結 語理◆1l7w67iV.c :2018/07/23(月)22:25:12 ID:9vE
>>952

【ぴたり、と少女は歩みを止めて、くるり、と振り向いた】
【その表情には反省の意思も犯行の意思もなく、ただ少しだけ楽しそうに微笑んでいるだけ】

【───印象のない少女であると、そういう印象を抱くことになるだろう】
【それは没個性の域を通り越して、少しでも意識を別の方向に瞬間に、その顔を忘れてしまいそうなまでの】
【その風貌は、不吉な予感を貴方に齎すだろうが──今はまだ、それだけである】

おや、先生では在りませんか────こんばんは、こんな時間にこんな場所で、奇遇ですね
尤も唯一無二の教師に対して、有象無象の生徒の私
きっと、私の顔も名前も知らないでしょうから──高等部一年生の、影結 語理です
どうぞお好きなように呼んでいただければ───何ならフランクに“かたりちゃん”と呼んだって構いませんよ────

【きっと、その名前もその顔も、貴方が正確に認識するのは今が初めてだろう】
【同じ学園にいるのだから、少なくとも一度くらいはすれ違ってもいいものなのだが──この少女に限って、そのような形で誰かの記憶に残ることはまずあり得ない】

【そんな風に名乗りながら、少女は側にあったゴミ箱に腰を下ろす】
【明滅する電灯に照らされて、少女がポケットから出したのは一冊のノートであった】

何をしていたかと言いますと────何の変哲も無い、フィールドワークですね
ネットに頼らず、自分の足で調べる───前時代的ではありますが、これはこれで楽しいものですね────
959天壌聖良◆n/BGU9F4eo :2018/07/23(月)22:31:55 ID:ugg
>>957
黒い龍による攻撃、天使は咄嗟に振り返るのである、そして剣でその一撃を受けようとするが弾かれる!!
そしてそのまま両肩を叩きつけられる事となる!!
天使の感覚は聖良とリンクしている、当然彼女にもその衝撃は伝わり

「………痛ッ!!」

思わず両肩を抑えて片膝をつく事となるが、そのまま地面に左手を当てて
まず、天使を消滅させる!!
流石に三体目の幻獣まで出されたら不利になる、一刻も早く一体でも消さなければと考える

「"大地の女神は地上に在りし穢れを決して許す事は無い"」

すると、広範囲の地面が黄土色に光輝く!!そして

ガイアブレイク
「大 地 崩 壊!!!」


その光輝く地面全てから、無骨な、鈍器のような土柱が無数に形成され出す!!
それらの土柱はグリフォンを!黒龍を!!そして赤龍とローマンへと襲いかかって行くだろう!!
更に、近接戦闘をし難い地形に作り変える狙いも込めて

「私の苦しみはね、総帥が生きてる限り癒される事は無いのよ……」

そんな現象を引き起こしている間にそう呟いて
960名無しさん@おーぷん :2018/07/23(月)22:35:40 ID:scP()
//次スレです。>>1001に再掲致します
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1532352752/l10
961ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/23(月)22:44:35 ID:sY2
>>959

(家族には、憩いの場がいるだろう)
(皆で集まって、他愛のない話が出来る場所が良い)
(――丁度「歌姫」もいる、居心地が良い場所になるはずだ)

(喫茶店には、「希望」という名を付けた)

君の歌は素晴らしいものだ!!
あれを流した日は、いつもより店が賑わった!!

(土柱に翼を打たれたグリフォンは、錐揉みしながら落ちていく)
(空中で徐々に、粒子に姿を変えながら)

飛べ赤龍!!

(鉤爪から飛び降り、土柱の影から飛び出してきたユニコーンの背に乗る)
(赤龍は天高く飛び上がり、ユニコーンは土柱の上を軽快に飛び移っていく)
(天使を叩き落した黒龍は、身体を土柱に叩かれながらも、口を開け、炎の息吹を天壌へと吐き付けた)
962不動 幸作 ◆fOD50tbLBI :2018/07/23(月)22:45:25 ID:T8e
>>958

「……かたりちゃ――――影結。」

当然、教師がフランクにかたりちゃん等と呼べる筈も無い。
不動は"影結"と彼女を呼び、腕を組んでゴミ箱に腰を下ろした彼女を困り顔で見た。

「フィールドワークってなぁ……お前、こんな時間にこんな所を歩いていたら危ないぞ?」
「近頃は組織が活発化してるだの、何かよからぬ噂が流れまくってるじゃないか。治安も悪化してる。この辺は治安真っ赤っ赤だぞ?」

とは言ったものの、彼女がこの程度で容易く帰るとは思えない。
彼女が何か面倒事を起こして心労が増すのと今彼女を家に帰して比較的清々しい気分で家に帰るのと。何方が良いかと天秤に掛ければ当然後者だ。
不動は疲れ切った心に鞭打つと、彼女と少し話をする事にした。

「……そうだなぁ。フィールドワーク、ねぇ。」
「フィールドワーク……うーん、そのノートがそうなのか?先生、夜の世界には疎いからなぁ……。」

「……あー、えっと……先生にもわかり易く話して貰えないか?」

不動は影結に懇願する。思春期特有の妄想だろうか。或いは所謂"厨二病"の類だろうか。
それならば話は早い。この手の子供は自分の世界を認めてくれた人間に信頼を置くものだ。
彼女の世界観を聞き、それを認めて。そして家に帰って貰おう。
そんでもって、自分は清々しい気分でゴー・トゥー・ザ・ベッド。

――――完璧じゃないか。
辞めようと思っていた教師だが、案外向いていたのかもしれない。

不動は既に半ば解決した気分で肩から力を抜き、彼女の解説を待った。


当然、不動は知らなかった。彼女の正体も、その能力も――――。
963影結 語理◆1l7w67iV.c :2018/07/23(月)22:54:06 ID:9vE
>>962


都市伝説がこの街には溢れています
そして、夏だからでしょうか────その供給も少々飽和気味でして、選別には現地調査が欠かせないのですね
ああ、言い忘れていましたが……これが私の趣味なのです、つまりは都市伝説の蒐集ですね

【そう言いながら、語理は教師にも見えるように、ノートのページをパラパラとめくる】
【其処には彼女が調べたのであろう、この街の都市伝説や迷信に関する内容が、詳細に記されているのが確認できる】
【明滅する電灯の明かりだけが頼りであり、その内容を読み取ることは不可能だろうが────彼女の趣味が半端な遊びでないことだけは理解できるだろう】

【なるほど確かにオカルトについて調べるのであれば、夜の街を歩くというのは当然だろう】
【そして少女は教師が関心を示したのを確認すれば────やや饒舌気味に、今宵己が調べているものについて語るだろう】

夜の街に蔓延る脅威、この暗闇の中に潜む殺人鬼、そんな噂話にしたって、私にとっては興味の対象です
それは“紅翼の少女”や“髑髏面”等────……タイムリーな噂ですと、“悪食なる路地裏の怪人”という話も聞きますが

然し、この街における殺人鬼の噂を談るならば────……先ずはこの名前を挙げるべきでしょう
それが今宵、私が調べようとしている都市伝説でもあるのですが────


【ここで少女は、一旦間を置く】
【会話の溜めに過ぎないが────ただし、感が良ければその続きが何であるか、予想できたかも知れない】
【それはこの街を恐怖に陥れた者の一つ、未だ模倣犯を生み出すほどの、恐怖のカリスマ】
【その、名は】




……────────“鋏女”


先生も少しなら、耳にしたことがあるんじゃないでしょうか?
鋏を持った少女の殺人鬼の噂────……恐ろしくも愛おしい、その都市伝説を


【遠くに聞こえる、夜の街の喧騒】
【その中に混じって、何かが聞こえたような気がするだろう────それは、まるで】


【“じょきり”、“じょきり”、と。大きな鋏を開閉するような】
【それは、気の迷いだろう。聞き間違いか、思い込みに過ぎない】
【その筈なのに────不気味な予感が、不吉な気配が、貴方の心を確かに苛んでいく】
964天壌聖良◆n/BGU9F4eo :2018/07/23(月)22:57:35 ID:nWH
>>961
黒龍による伊吹が迫って来る、まずはそれの対処が最優先となるか
そう思いながらも

「……そう言ってくれるのは素直に嬉しいわ……でも……私の目的は最初から総帥を殺す事……8年前のあの時に決めた事なの、今更引き返せないのよ!!」

そう言いながら、水の球状の幕を貼るのであるが、完全には防ぎきれなかった、炎の熱により水は蒸発されていく
その熱を水は奪い、威力を減衰させる事には成功するのであるが
もちろん、その顔は熱さにより、キッと歯をくいしばるようにしていて
上には赤龍、土柱の上にユニコーン、そして黒龍、グリフォンは倒れたか、そう考えながらも
今のこの地形でやるべき事は………あれしか無いと考えて

「"海原の主は何もかも洗い流す海の怒りを具現する"!!!」

すると大量の水が其処に現れだして、それは次第に一箇所を中心に、周回して行く事となる

メイルシュトローム
「海 竜 逆 鱗!!!」

そして、それらの水は大渦を作り出した!!!大量の質量を誇る大渦がこの凸凹とした場所で荒れ狂う!!
聖良本人は空へ上がった龍へも気にかけて

「ソード!」

彼の攻撃を防ぎきれるか分からないが、五つの光の剣を展開しておくのであった
965椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/23(月)22:59:20 ID:scP()

──はぁ、はぁ

【側頭部から血を流しながら、ぐったりとビルの外壁を背靠れにして座り込む少女】
【煤けた塗料と「体液」が、彼女の白かった制服を更に茶褐色に汚す】

【皺くちゃの地図には、赤い罰が幾つも書かれており、そしてまた、一つの地形に罰を印す】
【どうやら、また外れのようだ。自分が情報を得る度に、「何か」が零れ落ちていく】
【血濡れた鋏をスカートの裾で拭い、傷んだツインテールを解かして髪を真っすぐに下すと、ふっと、空を見上げた】

【傍から見れば、不良少女、または身寄りのない哀れな人間に映るだろうか】
966 :2018/07/23(月)23:06:00 ID:BGw
>>965
【『ひょうひょう』、と風が鳴いた】
【何かの鳴き声のようにも聞こえる音、風を切る音、突然に聞こえたその音は、少女の正面から距離を詰めて来て】

……なんやそれは 鋏女の真似事かい

【歩み寄るは黒い影、顔を深い闇で隠した男の姿】
【風を切るような不気味な音は、彼がその身に纏っている】
967椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/23(月)23:08:11 ID:scP()
>>966
【きん、と金属が跳ね上がるような、不気味な音がしたかと思えば】

────誰やあんた

【既に相手の首元に、鋏の切っ先が向いていることだろう】
【ぎらぎらと、目の奥で敵意が光る。だが、当然のこと殺意はなく、ただ、“向けているだけだった”】
968不動 幸作 ◆fOD50tbLBI :2018/07/23(月)23:08:52 ID:T8e
>>963

「……ゴクリ」

"紅翼の少女"、"髑髏面"……。当然聞いた事はある。
だが。いや、まさか。そんな昭和のヒキ子さんだの花子さんだの口裂け女だのの様な噂話が実在する訳が無い。
都市伝説も幽霊も信じない不動だったが、彼女の巧妙な話し方につられて徐々に背筋から嫌な汗が滲み出る。

「は、ははは……。」
「成程ね……フィー、フィールドワークってのは都市伝説の情報収集だったんだな……。」

額を汗が伝う。少しばかり身体が震える。
ああ、何だ、この感覚は。まるで背筋に氷を入れられたかの如く不動は寒気を感じていた。
だが―――馬鹿馬鹿しい。そんなものが実在する訳ないのだ。自分は口では彼女を肯定すれば良いだけ。そして彼女を家に帰せば良い。
なのに、何故。


何故、震えが止まらないのだろう。


「そ、そりゃあ知ってるとも!!鋏女なんて有名な話じゃないか!!」
「最近はすっかり聞かなくなったけどな、先生も大学生の頃は友達と――」

「――真偽を……」


「――確かめる、為、に……。」

「ハ、ハハハハ……影結……わかった、わかったから今日はもう帰りなさい……ハハ、ハハハ……。」

―――その時の俺は恐怖で頭がどうかしそうでした。
―――だから必死に自分に言い聞かせました。これは疲れから来る幻聴だと。
―――でも、本当はわかってたんです。


―――"本当にその鋏を開閉する様な音は聞こえていたんだ"って。
969 :2018/07/23(月)23:15:25 ID:BGw
>>967
───誰でもない

【杏子が冷静な判断を下せる状況であれば、その立ち振る舞いに既視感を感じたかもしれない、その声に聞き覚えがあると感じたかもしれない】
【それでも、その男は自らを何者でもない存在だと答えて】

……やるか?ええで、来いや
威嚇で人は殺せんぞ、なあ───〝杏子ちゃん〟

【ハサミを向けられた時点で身動き一つ取らない、剥き出しにされた敵意を受けて、逆に挑発するように右手の人差し指をくいと曲げて見せ】
【そして、彼女の名前を呼んだ】
970椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/23(月)23:21:03 ID:scP()
>>969
【頭のどこかで、心の奥底で、「彼」が何者であるかを理解していた】
【だが、拒絶する。今の自分は「椚瀬杏子」であって「クヌセキョウコ」ではないのだから】

ウチを無差別殺人鬼と勘違いしてへんか?もしあんたがウチの知る「誰か」なら、ウチの職務くらい把握してるやろ
【しゅらん、と鋏を腰に仕舞い、じっと、相手を見つめた】
【見れば見るほど、いや、相対せば相対すほど、「心が痛み」、それを必死に制御しようとした】
【落ち着け、落ち着け、落ち着け落ち着け落ち着け】

【ウチは強い、強くならなあかん。誰も死なせない、誰も失わないための「力」が、それなのだから】
971ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/23(月)23:22:24 ID:sY2
>>964

嵐に、雷、大地を割り、次は洪水……!!

(――これほどの力を、隠しぬいてきたのか)

海龍ッ!!

(ユニコーンは水流に呑まれ、粒子となって消えていった)
(黒龍もそうだ、泳ぐ能力を持ち合わせていない、)

『ギュルロロラララララララァアアアアアアア!!!』

(その時、ドラゴンの足元から、水面を切り裂いて青黒い「海龍」が姿を現す)
(その背に立ち、濁流の中で何とか体勢を保つ)

(カタ)
(杖を、仕込み杖を握る手が震えた)

(空高く、曇り空を背景に)
(大きな翼を広げた赤龍は、天壌目掛けて口から熱線を放つ)
972影結 語理◆1l7w67iV.c :2018/07/23(月)23:23:03 ID:9vE
>>968



【──────“じょきり”、“じょきり”、“じょきり”、“じょきり”】



【耳鳴りのように、音は鳴り続ける。微かな音に過ぎなかったソレは、確実に近づいている】
【だが、決してあり得ない筈なのだ。何故なら彼女の犯行は既に途絶えており、“鋏女”という殺人鬼の存在は今や一つの都市伝説に過ぎない】
【だから、その存在が今となって現れるというならば、それは都市伝説が姿形を得たものであり、迷信からの降臨に他ならない】



【────── “じょきり”、“じょきり”、“じょきり”、“じょきり”、“じょきり”、“じょきり”】


【然し、都市伝説とはそういうものである】
【それが本来、どのような存在であったのかという、真実は重要ではない】
【人から人へと語り継がれ、畏れられ、そうして怪異は成立する】
【決して本物の“鋏女”ではなく、然し“鋏女”という都市伝説から産み出された、都市伝説の具現としての“彼女”は】









【もう、既に。貴方の後ろに、立っていた】


【血の滴る巨大な裁ち鋏を引き摺った、血濡れの少女が】
【大きく裂けた口で、悪魔のような笑顔を作って】


【大きく開かれた鋏が、貴方の首に向けて、それを切り落とさんと】
【もしも、避けるのが間に合わなければ、一秒後には貴方の首から上は地面に転がることになる】





【────────── “じょきり”】
973ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/23(月)23:25:12 ID:sY2
>>964
//次の更新は少し遅れます。
974椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/23(月)23:27:12 ID:scP()
>>970
//上から三行目を「ウチを知る「誰か」なら」に訂正します。
975 :2018/07/23(月)23:29:02 ID:BGw
>>970
───そうかい、じゃあ見逃してくれるんかいな

【杏子がハサミを仕舞うのと同時に、男は顔を隠すフードを脱ぐ】
【露わになったその顔は杏子も良く知っているだろう───その顔は、ファクトリーで彼女に相対した男、マシラの顔であった】

えらい助かるわ、にしても不思議やな
無差別殺人鬼でもなく、組織の人間も見逃すんやったら、お前は何のために血塗れになっとるんや?

……なあ、教えろや
お前は何の為に、汚れとる?

【見ようによればよく似た別人にも見える、しかし今ここにいる男はマシラと同じ顔───『そちらの要素が強く出ている』と言った方が正しいか】
976椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/23(月)23:35:14 ID:scP()
>>975
【ぐらり、と眩暈に襲われる。頭が酷く痛い。全身が痛い。古傷が痛い。痛い、痛い】

【ふー、ふー、と荒い息を立てながら、ぎろり、と明確な敵意を露にして睨む】
【そして、気付けば、再び腰に差していた鋏を片手に持ち、ただ、睨む】

──“まだ”殺してへん。殺したら、“あんたら”と同じになるからな

【だが、暴力や脅し、時には拷問紛いの尋問さえ行った】
【全ては、奴らを根絶やしにするために。この学園都市を、平和にするために】
977天壌聖良◆n/BGU9F4eo :2018/07/23(月)23:40:14 ID:EQm
>>971
海竜が現れる、それを見ると思うのであった、矢張りこの老人は強敵であるとーーーそして思わずニッと笑うのであった
そして天高くから迎え撃ってくる熱線、雲を背景にしたそれへの対応は遅れてしまう!!
光の剣が五本、彼女を守るように動く!!更に左手を掲げて、氷の盾を形成するが矢張り潰されてしまい、熱線を受ける!!
その熱線の中から声が聞こえてくるだろう

「"冷徹なる女王が支配する世界は溶ける事の無き永遠の輝き"」

そして熱線が冷めた中から出てきた彼女は、多少は防御したとは言えそれを受けたのであったので
その服はぼろぼろになり、所々焼けてしまって、崩れていた、素肌も露出している
そんな状態で、片膝をつきながら息を切らしていて
だが、洪水を巻き起こした今だからこそ有利になる筈の一手を繰り出す!!
先程までとは違いその声は少し小さな物である、これまでのダメージの蓄積があるので当然なのだが、矢張り先程の熱線のダメージが大きかった


アブソリュートゼロ
「絶 対 零 度」


すると、その周辺は極寒の空気が流れ始め、白い世界を作り出して行く
そして、洪水の水も当然ながら凍り付いて行き、氷柱も形成されて行く!!
鋭く尖ったそれらが狙うのは、ローマン本人!!!

そして、聖良の目はまだ戦意を残していて、キッとローマンを見据えていた
私はいずれ来る、最終決戦でキングを倒さなければならない、そう思って
こんな所でやられる訳には行かないと考えていたのだった

「………魔女の継承者の名前は伊達じゃないわよ」

そう呟いて
ーーー純血の龍神家の古代種と言うわけではないが、彼女、天壌聖良は能力使用に関しては天才であった
故にこの若さでこの称号にたどり着いた人物だったのだ。
978 :2018/07/23(月)23:44:19 ID:BGw
>>976
『殺してない』から違う……か

【杏子のその言葉を聞いて、マシラはニヤリと嫌らしく悪どい笑みを浮かべた】
【間違った答えを自信満々に言う人間を見るような、そんな笑み】

〝同じ〟も〝違う〟もあるかい、手出した瞬間にお前も『こっち側』や
まともに生きる事はもう出来ん、まともを繕うことしか出来ん、お前はそういう世界に足を踏み入れとるんや

【殺していない───だから何だ?『その感情』を持って他人を傷付けたのならば、最早その程度は違いになどならない】
【一歩踏み出した時点で二度と戻れぬ三千世界の血の海、そこにお前は足を踏み入れたのだと、その目は語る】

───ちゃんと、全部捨てて来たか?

【そして、その場所に入り込むのなら、それ以前の何もかもを捨て去らなければならない、捨て去る覚悟が無ければならない】
【それが出来なければ、心はやがて錆び付き朽ち果てる、それはそれはとても憐れに】
979椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/23(月)23:49:47 ID:scP()
>>978
【杏子は、それを否定しない。いや、できなかった。目の前の「彼」の、その生き様を見せつけられたから】
【ぐっ、と鋏を握り緊め、決意を固める。今更、この程度で止まれるものか】

……あんたには感謝しとる。この世界で最も「無駄なもの」を、ウチに教えてくれた
それは「優しさ」や。世の中は弱肉強食、情けを掛ければ容赦なく食い殺されてまう

【全てはあのとき、心をへし折られ、大切なものを同時に二つも奪われた、その日から】

そうや、ウチの敗因は、弱さの原因は、全ての根源は、あの甘ったるいまでの「優しさ」だったんや
……そんなモンで救われるヤツなんか、おらんのにな

────せやから

くたばりぃや!!

【たん、と右腕が撓り、「彼」の腹部を突き刺そうとする】
【そこに一切の躊躇いはない。もはや慣れてしまった。あまりに容易い】

【だが、ぴたり、と咄嗟に鋏が止まった。そういえば、「彼」は「どっち」だ?】
980不動 幸作 ◆fOD50tbLBI :2018/07/23(月)23:53:13 ID:T8e
>>972

ド  クン   ドクン  ドクン ドクン
「     」

不動は声にならぬ声を上げた。まさか。そんな。大きくなる音に不動は恐怖した。
今までの人生で感じ得なかった恐怖。一秒毎に十年もの時間が凝縮されて、彼の脳細胞を確実に破壊する。
恐怖。いや、音が彼の背後に迫った時に感じたものは最早そんな生温いものではなかった。

―――ドクン ドクン ドクン ドクン ドクン
「       」

数秒で数十年もの時間を過ごした彼の脳味噌は壊れ、精神は既に常人のそれではなかった。
眼が泳ぐ。
息が荒くなる。
髪が白く染まり抜け落ちる。

ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン

壊れる。
981不動 幸作 ◆fOD50tbLBI :2018/07/23(月)23:53:17 ID:T8e

「      あ」

彼が涎を垂らしながら振り返った時、真後ろに立つ恐怖の根源と目が合った。
破れた口に釣られて彼の口角も極限まで釣り上がる。嗚呼。恐怖。これが死か。今、自分は。不動 幸作という一人の人間は死んだのだ。

走馬燈が光の速さで駆け抜けた。江戸より続く百姓の家である不動家の次男に生まれた彼は能力者という理由で謂れなき迫害を受けながら育ち。
高校は進学校を卒業。大学は九州の有名大学の文学部に二浪の後に進学した。だが、就職は見付からず。やっと見つけたのは学園都市の教師という仕事。
そんな胸を膨らませて進学した彼を待っていたのは激務に次ぐ激務。心は病み。鬱を患い。実家が恋しくなり、退職を考えていた。
来週、辞表を提出しようと思いながら学校を出た。実家の農作業を手伝おう。これからは親孝行しながら生きていくんだ。自然の中で。

―――彼女との邂逅はそんな矢先の出来事だった。

「――――。」声にならぬ笑いを「――――。」声を上げながら「―――。」彼は白目を剥いて一目散に逃げ出した。
彼女の脇を抜けて路地裏の奥へ、奥へ。

ヤクザだの組織だの。そんなものは鋏女の恐怖と比べれば安いものであった。
その反射的とも言える、彼が認識するよりも早く全身の運動神経に下った電気信号によって彼の身体は跳ね、幸いして首が刎ねられる事は避けられた。
駆ける。駆ける。嗚呼、駆ける。

何処までも、壊れた狂人は路地裏の奥へと駆けて行った。
最早それは獣の四足歩行の様に。チーターの様な駆け方だった。

「                                 !!!!!!!!!!」
「                                 !!!!!!!!!!」
―――"鋏女が出たぞ。"そんな声にもならぬ声を上げながら、その男は闇を掛けた。
口角は釣り上がり、左右の眼は明後日の方向を剥いて。通りすがりをドン引きさせながら。
オホホホホホホホホ、アハハハハハハハハハ。壊れた彼の笑い声が夜の都市に響き渡った――――。

――――翌日、彼は学校に姿を現さなかった。その翌日も。そのまた翌日も。
彼は行方不明者として捜索願が出される事となった。

時を同じくして新たな都市伝説が街で囁かれる事になったが、それはまた別の話―――。

//此方からはこれで〆で……!
//ロールありがとうございました!
982天壌聖良◆n/BGU9F4eo :2018/07/24(火)00:00:42 ID:Ojt
>>973
//了解ですよー!
983影結 語理◆1l7w67iV.c :2018/07/24(火)00:05:14 ID:ynq
>>980>>981

【“鋏女”が如何に恐ろしい殺人鬼であったとしても、その正体は異能力者であり、つまりは人間であった筈だ】
【ならば、この街では有り触れた存在の一つであり、少なくとも正体不明の未知に対する恐怖は抱く必要がない】

【その、筈なのに】
【貴方の目の前に立っていた彼女は、巨大は鋏を引き摺りながら嗤う彼女は】
【“違う”と理解するだろう。貴方の目の前にいる存在は────人ですらないのだと】


【────“都市伝説・鋏女”】
【人ならざる新たな怪異が、今此処に存在を確立したのだ────】





【……鋏を開閉する音は、もう聞こえない】
【たった一人だけになった路地裏で、影結 語理はノートに記す】
【今宵、蒐集し終えた一つの都市伝説を。そして新たに芽吹いたもう一つの都市伝説を】

────それじゃあ先生、御機嫌よう
いつの日か、先生が為した都市伝説も、蒐集したい所ですね────……


【全てを見届けて筈の少女は、然しそれを誰かに語ることもなく】
【彼女は相も変わらず、日常の中に潜む非日常を愛で続けるのだ────】


//こちらこそ、ありがとうございました。もしも展開で不快にさせたのであれば、申し訳ありません…
984 :2018/07/24(火)00:06:55 ID:qPZ
>>979
───………

【『この世で最も無駄な物』、彼女にそれを教えたのは誰だ、彼女にそれを教えたのは自分だ】
【そう、自分が教えてしまった、自分が彼女に求めていた物を、自分が否定したのだ】

【全ての責任は自分にある、彼女の道を狭めてしまったのは自分のせいだ】
【その責任は取らねばなるまい、それがどちらに転ぶにせよ───それがせめてもの、〝彼女〟に捧げる禊だ】

……どうした、刺さんのか

刺せや、オレはここから動いとらんぞ、武器も抜いとらん

【僅かな距離でピタリと静止したハサミを見て、それから杏子の顔に視線を移し、語り掛ける】
【ここで彼女が自分を刺せば、自分を殺せば、迷いの一つは断ち切り一歩進む事が出来る】
【そこから先は戻れない血に濡れた道だ、しかし一歩戻ればもう一つの道はある───まだ戻る事はできる】

一つ訂正しとくわ、『優しさで救われる奴なんかおらん』っちゅうのは間違いや
お前の優しさで救われた奴は確かにいた、〝アイツ〟の優しさで救われた奴も確かにおる
お前が勝手に思い込んどるだけで、案外役に立っとるモンや

【───彼女の底抜けの優しさに触れ、自分もそうあろうと決意した者がいた】
【───決意を抱いた者の優しさで、恐怖から救われた者がいた】
【きっとそれだけじゃないかもしれないし、それだけかもしれない、しかし確かに言える事は、あって】

それを捨てるか、拾うか、今ここで決めろ、杏子ちゃん
キミの出来る『守る』行動は、本当にこれが最善なんか?

【その表情は、確かな信念と決意を持った、杏子の良く知る〝もう一人〟のその顔で】
985不動 幸作 ◆fOD50tbLBI :2018/07/24(火)00:08:01 ID:mqE
>>983
//いえいえ!全然大丈夫です!
//キャラが発狂する系のロールは十八番なので楽しかったです……!
986星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/24(火)00:13:15 ID:DMC

「こんな時だからこそ…怯えず、恐れず、楽しもう。
怖いものなんて無いんだ。そう恐れるような場所じゃないさ」

敢えて、学園都市の路地裏に顔を出す。1人の少年がいた。
カラカラと車椅子を鳴らし、鼻歌交じりでゆっくりと…
日本人離れした綺麗な金髪は路地裏でとても目立つ。
キラキラと星が散りばめられたような碧眼はさらに彼を目立たせる。

「さ、君達なんて怖くないぞ?僕たちはエンジョイしてるのさ。
見ているなら出て来てもいい。君達なんて……そのうち潰してやるさ!
なんてね…僕にそんな力はない!過ぎた願望だよねはっはっは!」

はははと大笑い。その周りには幾人かぶっ倒れた怪しい人がいて…
なんだかこちらが悪役っぽい。
987椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/24(火)00:18:17 ID:qIk()
>>984
【ぴたり、と固まったまま、ただ、逡巡した。躊躇った。相手は打倒すべき“敵”だというのに】
【もしも相手が神だったなら、この迷いこそ「死期」だと、彼女を詰っただろうか?】

【刺せ。どんな理不尽も捻じ伏せる「力」を持て。そうだ、捻じ伏せろ!捻じ伏せて、己が「信義」を圧し付けろ】

【────あれ?「椚瀬杏子」の信義って、なんやったっけ?】

【ぽたり、ぽたり】
【杏子の目から、一滴、一滴、弱さの証が零れ落ちる】

【確かに、杏子の決意は本物だった。ある時は力の象徴でさえあった亜主羅神とさえも互角に渡り合っていた】
【だからこそ、ここで決めなければ。亜主羅神の叱咤激励を思い出す。そうだ、ここで決めろ!】


【────からん、と「力の象徴」が床に落ちた】
988黒い幼子◆ClSVHWuVMw :2018/07/24(火)00:22:28 ID:dh4
>>986
「よーよーろじうらによー」
「びくびくしながらうろうろしてるそこのおにーちゃん」
「みせもんじゃねーぜとっととごーほーむ」

突如、彼の目の前の地面が真っ黒い闇の壁によって盛り上がり
黒い外套だけをまとった小学生くらいの幼子が現れるだろう
茶髪のトリプルテール、底のしれない真っ黒い闇の瞳を湛えた彼女は無邪気ににっこにっこと微笑んで毒を吐く

「おっくいもんはっけん」

床に打ち捨てられた生ゴミのバナナを拾っては口に放り込みながら
989 :2018/07/24(火)00:29:05 ID:qPZ
>>987
ええか、人を傷付ける〝暴〟を持つ人間が強いんやない
本当に強い人間っちゅうのは、決断して、信じる事が出来る人間の事を言うんや

そしてな、ええか、ここからが重要や
───『弱い』っちゅうのは、必ずしも忌むべきモンやない
その弱さこそが必要とされる時もある、そう言う時はただ強い人間こそが何も出来んくなってまうんや

キミがどっちを目指しとるかはわからん、でもな


───あんまり、人の事傷つけちゃダメやで

【涙を落とす杏子に語れるのは、結局の所ごたごたと分かりづらい言葉を並べるよりも、そんな感情論に帰結する】
【誰かを守りたいと言う気持ちは正しい、戦おうという決意も正しい、それでも、人を無闇に傷付けるのはいけない事なのだ】
【矛盾ばかりの感情論、それでも人と人であるなら漠然として理解出来る筈のそれを、何処かで折り合いをつけなければならない】
【その基準線を決める事こそが、真に個人に託された正義の定義なのかもしれない】
990星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/24(火)00:33:56 ID:DMC
>>988

「な、なにぃ!?誰だ君は?僕ちょっと怖いよ?」

あわわと車椅子ごとひっくり返りそうになる。手を振り回し、なんとかバランスを保つ。

「おっとっと…ふん!僕はこの通り!全くビビってないぜ!」

そういうと腕を組み…自慢してみせるが…今は車椅子に乗っているためやたらと体高が低い。
幼女と同じくらいの目線で、全くもって威厳がない、

「ちょっと待てい!そりゃ食ったらダメなもんさ!これを食うんだ!これを!」

そういうと慌ててカバンから棒付きのキャンディーを取り出し1つ目の前の幼女に向ける。

「にしても君こそ…とっととごーほーむした方がいいのでは?君小学生だろ?なんでこんな時間に外出してるのさ!」

少し叱るように、威嚇してみせるが、やはり威厳はない、
991椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/24(火)00:40:29 ID:qIk()
>>989

 あわあわと、唇を震わせ、だが、決して崩れ落ちることもなく、ただ「耐え」ていた。
崩壊しそうになる自我を、徹底的に鍛え上げ、苛め抜いた強靭な「精神」で、食い止めていたのだ。

「────本当に」

「ずるいわ」

 杏子は、床に落ちた鋏を拾い上げ、そして腰に差した。それは「力」との決別ではなく、また「優しさ」との決別でもなかった。
ただ、混乱していた。混乱し、混濁し、その先の道さえも、進むべき方向さえも、失ってしまった。

「────少し、落ち着いてくる」

 ふらふらと、茫然として、彼に背を向けるだろう。もし止めようとすれば、それこそ、力なく振り払って。
ただ、一人になりたかった。眠りたかった。休みたかった。けれども、投げ出すことは許されなかった。

//そろそろ締めでしょうか?
992黒い幼子◆ClSVHWuVMw :2018/07/24(火)00:42:48 ID:dh4
>>990

「とわれてなのるもおこがましいが!」
「ろじうらにひそむやみのようじょとはあたしのことよ!」
「いんやーびびってるねおにーちゃん、あたしのうむをいわさぬあくのはくりょくにしょうじきぶるってんだろ!」
「いのちごいをしろ!さんぷんかんまってやる!」

まくし立てるようによく喋る幼女、トリプルテールをぶんぶん揺らしながら同じ目線の高さの彼をじいとみつめて

「そんなこといわれてももうくっちゃったし、お、なんだそれくれんの?もらう」
「にゃにいってんのおにーちゃん、あたしのいえはここだよここ、ママはいないけどパパはいるんだよ、ろじうらほーむだぜだぜ」

棒付きキャンディーをひったくるように受け取るとぺろぺろと舐めて
敵意や殺意は感じられず、ただ単に星導を見かけたから話しかけてきたようだ
よく見れば白い肌や外套はゴミで煤けているのがわかるだろう
993 :2018/07/24(火)00:47:20 ID:qPZ
>>991
……すまんな、本当にすまん

【謝るしか出来なかった、これ以上どんなに言葉を綺麗に並べ立てようと、きっと今の言葉以上に言えるべき言葉はないのだから】
【自分の意志は伝えた、後は彼女が歩む道である、無責任なようだがこれ以上の干渉は逆効果でしかない】
【せめて、その先が彼女の幸せに通じている事だけを願って】

───会長の事、支えてやってくれな

【ふらふらと歩み去る杏子の背中にそう言い残すと、彼の気配は消える】
【もう振り向いた所でそこには誰もいないだろう、物悲しい空っ風が渦巻いた】

//こちらはこれで〆させて頂きます、お疲れ様でしたー
994ドラゴン◆wglGXjqBPM :2018/07/24(火)00:47:33 ID:IQW
>>977

……さらに、冷気。

(これが、本質か)

……捨て置けん。そうだ、捨て置けん。

(報告を、しなければいけない)
(――言い訳だ)

(クイーンは力を隠していた、これ程の力の持ち主だった)
(総帥殿に、幹部全員に通達をせねば、彼らに危険が及ぶ。これは私の義務だ)
(――――言い訳だ)

(海龍が凍り付き、動きを封じられる)
(粒子となって消える海龍の背から氷ついた地面に降り立ち)
(襲い来る氷柱を、仕込み杖の一閃で断ち切る)

……捨て、置けん、そうだ……報告をする為に、帰還せねば。

(――――――言い訳だ)

……エスポワールで、いつもの様に、待っているさ……帰って来てくれ、歌姫よ……。

(次の瞬間、氷の大地を突き破り、銀の龍が姿を現した)
(言葉は続かない、顔を逸らす、片眼鏡は光を反射し表情を隠す)
(龍の背に乗り、飛び上がる)
(降下してきていた赤龍は、いつの間にか小型犬程の大きさに姿を変えていた)

(言い訳だ、言い訳に過ぎない)
(組織に入って、初めて、「仕事」を放棄した)

(……どうしようもなく、苦痛だったのだ、家族と戦う事が)
(それが相手から、偽物の絆だったと断じられたとしても)
(「本物」への「憧れ」は、捨てられなかったのだ)

……私の「本物」は何処にあるのだ、同胞達よ……。

//勝手ながら、〆でお願いします。
995一之瀬侑李◆ysp4J1dwSE :2018/07/24(火)00:53:54 ID:iVQ
>>953
/まだいらっしゃいますか?
996天壌聖良◆n/BGU9F4eo :2018/07/24(火)00:55:22 ID:RHz
>>994
ドラゴンを見据えていた、このまま決着がつくまで戦う事になると思っていたが、彼は去って行った
報告される事となるだろう、そう思って

「……ヒーリング」

その場で自身の傷を癒す、これはあまり多用したくない魔術であるのだが
そして、去り際の彼の表情や言葉に少しばかり、暗い顔になる

「………私も貴方の事は嫌いじゃなかったわよ」

そんな一言を呟いて、その場を立ち上がって、周囲を見渡して

「ミツキちゃんには悪いことしちゃったな」

ミツキが住んでいた廃墟地区に一端が自分とドラゴンの戦いによりめちゃくちゃになっていたのでふとそんな言葉を発して
そして、今日はここに居てもミツキには会えない、そう思って歩きだしたのであった

「あーあ、差し入れももうめちゃくちゃ」

差し入れに買ったシュークリームとカフェオレも、買い物袋ごと原型を留めていない

//お疲れ様でしたー!ロールありがとうです!!
997白ジャケットの不良◆uj6Bxdmutc :2018/07/24(火)00:57:56 ID:rjL
悪い癖、なんだと思う。関わらない方が良い、何もしない方が良い、わかってるんだ。けど。
別に、なんてことのないビルだ。ちょっと迷惑なガキになるだけだ。ちょっとちょっかいかけて、何もないから。そのまま帰ればいいんだ。
きっと何も起きない。気のせいだから、そう思って。階段を上った。屋上に来た。視界に入るのは――――

「――――――あんた、それ。」

見間違えるはずがない。傷の一つ一つ、全部、覚えているんだから。焼き付いてるんだから。
どれだけ時間がたったって、絶対に忘れないだろうそれは――――――

「何処で手に入れたんだ。おい。」

その感情は、何と呼べばいいのだろう。とてつもなく熱いものであるのは確か。滾り狂っていて間違いない。
今にも暴発しそうで、溢れ出して零れそうで、まるで、マグマのような。
彼の握る拳、真っ赤に輝く指の隙間から。溢れ出す、異能の欠片が地に落ちて、コンクリートを焼いた。

//もしよろしければっ……
998白ジャケットの不良◆uj6Bxdmutc :2018/07/24(火)00:58:15 ID:rjL
>>997
>>950
//安価抜けです……
999亜主羅神 :2018/07/24(火)00:59:58 ID:k3C
>>995
居ますよー
1000星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/07/24(火)01:01:15 ID:DMC
>>992

「僕は今…凄い場面に出くわしてるのでは…?」
「路地裏の…闇の幼女……?確かに………確かに凄い迫力だね!」

こうなると…逆にノリに乗ってみたら…面白いのかもしれない。

「ぐぬぬ……どうか命だけは!助けてもらえませんか!」

とか言ってみる…が語尾についているようないないような…
命乞いにしてはやけに元気に、無駄にノリ良く言ってみる。

「ふふふ…僕も命が惜しいからね…君にお菓子をあげて助けてもらおうという寸法さ!
さぁさぁ…助けてくれるかな?君は優しいから助けてくれるよね?ね?」

無駄にテンションを上げながら、逆に問い詰めていく。

「お父さんがいるのか?どんな人だ?教えてくれないか?」

学園都市において、路地裏で生活している人間というのは耳にしなかった。
最近現れた住人か…それとも巷で噂の都市伝説なのか…彼女の正体が気になった。

「にしても君…汚れているね…普段はなんだい?地中で生活でもしているのかい?」

ありえないだろうが気になる疑問をぶつけてみる。
1001椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/07/24(火)01:05:27 ID:qIk()
>>993

 杏子は振り返ることもなく、ただ、歩いた。もはや向かうべき場所など、どこにもないというのに。
半端もの、どちらに振り切ることもなく、ただ、ぐずぐずと立ち往生していただけの「雑魚」だった。

 優しさで人は救えない。でも、救われる者も確かにいた。護るために力が必要だ。でも、それは時として傷つける刃となった。
何が正しくて、何が間違っていて、何が必要で、何が要らないか、なんて、直ぐには決められなかった。

 だから、とにかく時間が欲しい。ゆっくり立ち止まって考えるだけの、休息が欲しい。
でも、自身にそんな贅沢を言う資格はなかった。優しくされる資格も、優しくする資格も、強さを得る資格も、力を捨てる資格も。


────杏子は、寮にも、学園にも立ち寄ることなく、何処へと姿を消した。


//締めです!ロールありがとうございました
1002名無しさん@おーぷん :2018/07/24(火)01:06:02 ID:qIk()
//次スレです
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1530636045/
1003名無しさん@おーぷん :2018/07/24(火)01:07:14 ID:qIk()
//申し訳ございません。正しくはこちらのURLです
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1532352752/
1000 : Over Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
※スレ主は1005まで投稿できるよ。次スレ誘導とかに使ってね


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