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ここだけ現代異能学園都市 -再生- No.4

1名無しさん@おーぷん:2018/10/02(火)23:04:58 ID:vNK()






──通知書 ■■■様
この度、貴方は審査の結果に基づいて、当学園の学生候補者名簿に記載されましたので、お知らせします。






●概要
 舞台は、都内に設けられた「異能学園都市」で、人口の七割を学生が占める異能力の研究・教育機関となります。
貴方はこの異能学園で生徒、または教師、あるいはそれ以外の誰かとして生活を送っています。

●校則(ルール)
 従来のなりきりの原則に基づき、確定ロールまたは著しく対処が困難なロールは禁止です。
また、これらの問題に付随し、ロール相手がアクションを拒否した場合、そのロールは破棄してください。
 本スレの進行は短文、中文が好ましいですが、強制ではありません。
なお、最後のレスから丸一日間、反応がない場合は、ロールを破棄して頂いて構いません。
 R18またはR-18Gは、良識の範囲でお願いします。

●キャラシート
 本スレにおいてキャラクターを作成される方は、以下のキャラシートをご活用ください。
ただし、必ずしも「記入しなければならない」といったものではありません。
なお、極端に対処が難しいと思われるキャラクターはイベントの扱いと同様(下記に記載します)に周囲からの裁定を受けて頂く場合がございます。
 キャラクター作成に際し、版権・非版権を問わず既存のキャラクターを流用するのはおやめください。

【名前】(難読漢字を使用する場合、フリガナも記載)
【性別】(特殊な属性を持つ場合はこちらに記載)
【学年・職業】(年齢もこちらに記載)
【容姿】(キャラクターの容姿など)
【性格】(概要に記載する場合は省略可)
【能力】(確定又は対処困難となる能力は不可)
【概要】(生い立ちや学園都市での立ち位置などがあれば記載)

●その他
 なにか困ったことや中の人の相談などは@wikiの議論フォームをご活用ください。
https://www65.atwiki.jp/inougakuentoshi/

●前スレ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1538268516/
2名無しさん@おーぷん :2018/10/02(火)23:05:14 ID:vNK()
●イベントシート
 本スレにおいてイベントを作成される方は、以下のイベントシートをご活用ください。
なお、イベントロールに際してのルールは、上記のルールに抵触しないように気を付けてください。
また、大規模なものを予定される場合は、必ず周囲の承諾を得てください。
 @WIKIにありますイベントフォームからの投稿も可能ですが、本人確認のため、こちらのスレで告知をお願いします。

【イベント名】(可能な限り分かりやすい見出しを記載)
【主催者】(イベントを計画された方の名前を記載)
【参加想定人数】(想定している人数を記載)
【概要】(イベントの概要や注意点など)
【ルール】(あればその旨を記載)
3名無しさん@おーぷん :2018/10/02(火)23:05:42 ID:vNK()
●ロゴタイプ

4名無しさん@おーぷん :2018/10/02(火)23:05:59 ID:vNK()








──異能学園都市



 ごく僅かな人間に突如として発現した「異能力」が世間を騒がせたのが、今から五十年以上も前──
政府は「異能力の学術的な研究と教育」を目的に、都内の特別区から新たに「異能力研究教育特別区域」を策定した。
これを皮切りに、国内の名立たる企業や研究・教育機関が特区に進出し、現在では世界有数の「学園都市」として発展を見せる。


 舞台は、都内に設けられた「異能学園都市」、人口の七割を学生が占める異能力の研究・教育機関である。
貴方はこの異能学園で生徒、または教師、あるいはそれ以外の誰かとして生活を送っている。
5名無しさん@おーぷん :2018/10/02(火)23:06:16 ID:vNK()
//4スレ目です
//中の人同士の会話は、このようにスラッシュをお付けください
6喧嘩代行屋◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)16:45:30 ID:gOx
前スレ>>944

「――――――ちょぉぉおおおおっと待っ、た……
あれ?終わってね?」

喧しいシャウトと共に、勢いよく瓦礫を蹴っ飛ばして現れる男。
プリン気味アシンメトリーの金髪、髑髏のTシャツに白の革ジャン。これでもかと言う程に分かりやすい不良styleであった。

「遅かったか。しょうがねぇ……
"喧嘩代行 古賀陽幸"、託された拳を懸けて、タイマン張らせてもらうぜ!!!」

彼女の拳に幾らの不良が散ったのか。きっとどいつもロクデナシに違いはないが
しかし拳に思いを懸けた馬鹿共ならば。敗北の雪辱は想像に難くない。その思いが積もり積もって、この喧嘩代行として現れた。

宣誓は済んだ。であればこれより対話の手段は道具に無く。
その両手に付属する、解除不能のド根性武装"拳"のみが二人の世界を形作る。
脚は肩幅、両手を胸の高さに。描くファイティングポーズ。

「よっ………しゃ来いよォ!!!!」

指先を二度、手招きすれば。ゴングはもう鳴ったも同然。
――――――さあ、存分に!!!!!


//いちおつです
//こちら絡み文再掲です
7花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)16:59:50 ID:zyF
前スレ>>999

【軽々と抱き上げられ、身体をコートで包まれても、少女はじーっと白のことを見つめ続けていた】

「はく…………白、かな。…ふふ、そのまんま」

【千尋は自分の手と比べてもぜんぜん血の通っていない彼女の頬を優しく撫でながら、名乗られた白という名前を指先の冷たさに噛みしめる】
【そうして暖め合って二人の表情が紅潮してからようやくの後、少女は「ちひろはちひろだよ」と、白に添うように小さく、自らの一人称に紹介を重ねたのだった】


「おといれ……いきたい…このまま、連れてってほしい…」

【僅かなうちに雪のような冷ややかな佇まいの白だが満更でもない気配を感じたらしく、抱き上げられたまま子供っぽく身体を縮ませてお願いする】
【見たところ、先程まで一人で夜勤シフトに勤めていたコンビニの店員は何らかの用事でレジから姿を消しているようだ。やるなら怪訝に扱われる前に済ませた方が良いかも知れない】
8科学者風の老人◆2E1eDx.7oE :2018/10/03(水)17:03:34 ID:S1X
>>964
「フン、貴様が脱走してすぐにワシもNoahを辞めてやったのだ。元々、あんな所はワシの理論を積み上げる為の踏み台に過ぎん。
それに、ここへ来る事は最初から決めておったのだ」

老人は鼻を鳴らしてそう言った。
今の彼はNoahの所属でもなんでもなく、ただの、一介の科学者に過ぎない。故に、元よりそんなつもりもない。
Noahなど、所詮は老人が自身の理論を積み重ね、そして実証する為の実験場にしか過ぎなかった。そして、それが達成された今、そんな所にもう用はない。

「貴様なんぞに手を出すつもりも興味もないが、そうだな……どうせ、住む場所もロクにないんだろう。ワシの計画に協力してくれれば、最低限の生活が出来るようにしてやっても良いが」

このまま捨て置いても良かったが、このA-07は利用できる、と老人は考えた。
取り引きだ。住む場所もなく、ただ宛もなく逃げ惑って放浪するだけのA-07に、計画に協力してくれさえすれば住処と安全を保証するというもの。当然、この老人が碌な事を考えているはずもない。協力するには、それなりの覚悟が必要であろう。
彼は、一体どうするのか。
9科学者風の老人◆2E1eDx.7oE :2018/10/03(水)17:04:06 ID:S1X
//>>1乙です
10薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)17:07:14 ID:xFW()
>>7
……そのまんまで悪かったわね
【つん、といつもの調子で返すと、周囲に誰もいないことを確認し】

【走らず、だが急ぎ足でコンビニまで駆け込み、そしてレジに誰も立っていないことを確認しつつ】
【ひとまずトイレまで連れてきたのでゆっくりと、彼女を下した】

用くらい一人で足せるでしょ。じゃ、終わったら呼んで
【つっけんどんに突き返すと、自身は書架に近づいて立ち読みを始めた】
【だが、この千尋という少女が気になるのか、そわそわとトイレの方を確認しつつ】

【そして、呼ばれるまで、ジャンプを立ち読みしているだろう】
11花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)17:25:42 ID:zyF
>>10

【普通ならそう当たられると良い気持ちはしないのだろうが、千尋と名乗った少女は何故だか暖かく微笑んで白を見続けていた】

「…うん」

【千尋は頷いて、一人でトイレの方まで歩いていく。明るい場所に入って分かったが、彼女は兎耳が付いたスリッパを履いており、片方はどこかに脱げていた】
【……洗浄音から間もなくして、目をこすりながら千尋は再び漫画を手にする白の前に姿を現す】

【ウサミミヘッドフォンを首に掛けた彼女は何事かを言うのに戸惑った様子で、少し店内に視線を遊ばせてから口を開いた】

「帰りたいけど……ここからおうちのみち、分かんないや。」

【千尋は白にとても申し訳なさそうに一瞥した】

【彼女は無意識のうちに家を飛び出したので、ミュージックプレイヤーくらいしか持っていないのである。】
【なので必然的にこの夢遊病少女に残された選択肢は唯一つ、今晩だけ白の家に泊めてもらい、後日学校に付いてから両親に連絡を……という、完璧に頼りきる形となってしまうのだった】
12名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)17:28:25 ID:Ybn
轟生はオリジンでありゴミ溜め常習犯のカス。のうのうとここでロールする裏で参加者を批判する人間のゴミ。お前が夜那とシンラ叩いた事実は言い逃れできないぞ。
13薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)17:28:48 ID:xFW()
!aku12

アク禁:>>12
14名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)17:30:41 ID:lmv
オリジン撲滅委員会は止まらない。ゴミ溜めの総帥轟生を許すな。オリジンは消えろ。
15薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)17:30:50 ID:xFW()
!aku14

アク禁:>>14
16薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)17:37:12 ID:xFW()
>>11
……はぁ?な、なんで私がそんなことまで……
【帰り道が分からないという千尋に対し、白は年甲斐もなく声を荒立て責め詰った】
【だが、その申し訳なさそうな顔を見、白はぐぬぬと、言いかけた言葉を飲み込んで】

分かった、分かったわよ!あーあー、私はいつから保育士になったのかしらねー!
【半ばヤケクソ気味に一人でそう嘆き、漫画を置いてずかずかと千尋に近づいた】
【そして、再びその身体を抱き上げようとするだろう。もちろん、身体を冷やさないようにコートを掛けて】

……もう、今日は遅いから。ひとまず私の家に泊まりなさい
勘違いしないで、私はあんたみたいに、いいヤツでもなんでもないから。日が昇った瞬間、ベランダから放り出すわ
【だが、口ではそういうものの、彼女の心音はとても穏やかで】

【同時に、人との繋がりを避けようという恐怖心が、僅かに籠っていた】
17狼森 克 :2018/10/03(水)17:39:56 ID:4YU
>>956
……あァ?

【攻撃が来ない、手を止めて語り掛けてくる漆葉に、不機嫌そうな声を返した】
【いきなり何を言い出すのかと思えばそんな事、しかし相手が問答しようとするならば、それに答えるふりをして体力の回復を計れる、好都合だ】

……お前よォ、生きてりゃ一度二度じゃねェだろ?『あーこいつマジでムカつく、ぶッ殺してェ』って思うの
俺はそれを我慢しねェで、思うだけで留めねェで行動に移してるだけだ
だってよ、腹立つだろ?やりたい放題人の事バカにしといて、何の根拠も無しに自分は安全だと思ってる、あのツラがよォ

【だから、殺す───ほんの僅かな苛立ちや怒りに任せて、心を乱す存在を排除する為に】
【単純で、簡単で、子供じみた理由、誰だって懐くような感情に素直に行動しているだけ】

そンでよォ、そういう奴らぶち殺すとさ

めッッッッッッッッッちゃスカッとすんだよ、『ざまあみろや』って感じでな

【武器を拾う、先程自分が殺した男のバット、重さを確かめるように素振りして、肩に担いだ】

……なァ、テメェも今同じ気持ちなんじゃねェのか?
俺に対して『こいつぶッ殺してえ』ってよォ、思ってんじゃねェのか?

素直になれよ、そうしたら───少しはテメェの事、好きになッてやるぜ

【そして彼は、自分の感情を理解出来る他人を欲している、いたとしても絶対に相容れる事は無いが】
【心置き無く憎しみあい、殺し会える存在が欲しい】
18狼森 克 :2018/10/03(水)17:40:13 ID:4YU
//>>1
19神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)17:48:41 ID:gYm


――――ぐん、と、硬直に震える剛腕が持ち上げられ。


 地面にみっともなく這いつくばっていたチンピラの顔面をアスファルトと同化させた。地震とみまごうほどの振動がびりびりと周囲を駆け巡り、出来上がったクレーターの中心で、顔を醜く凹ませた成の果ては沈黙する。
 くさった馬鈴薯を彷彿とさせる形と色だった。まあ、死にゃあしないだろう。この都市の医者は優秀だ、多分障害も残らない。のこったとしてもどうでもいいが。

「ッ……はぁ……」

 腹が減った。

 月下の路地裏、乾く喉にふかく空気を吸い込んで。
 血濡れた蝕種は何か、この退屈な幕間を埋めてくれる何かを探していた。
20名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)17:48:55 ID:d7A
◆itOWld5gb6変面は糞ブスの醜面な上に気持ち悪いレズ直結死ねw
徳善寺は鬼灯で八月はクイーンだから騙されるなよw
21薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)17:49:02 ID:xFW()
!aku20

アク禁:>>20
22灰色髪の少女◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)17:55:43 ID:XQi
>>6

【────『黒鉄』というチーム名を冠するの不良集団が存在する】
【彼等はただ純粋に力のみを追い求め、日々喧嘩と暴力に明け暮れる、この街切っての武闘派集団であり】
【そのグループの総長の座を、力尽くで我がものにした少女がいた。彼女の名は────】


────『黒鉄』総長、阿良暮 子鉄(あらくれ こがね)ッッ!!!
立ち塞がるってならお望み通り────スクラップになるまで打っ壊してやるよ!!!

【言葉は不要、語るならば力を以って。其処には理由も理屈も必要ない、只闘志のみが在れば成立する】
【逃げるか、戦うか────そんなもの、言うまでもない。少女は期待と興奮と、闘争本能に身を委ねれば】

【地面を蹴る、前へと駆け出す。固く握り締められた拳には、只々相手を殴り倒すという闘志を籠めて】
【これまで何十何百という人間を殴り倒してきた拳、其れは暴力の吹き荒れるこの世界に置いて、何よりも勝る牙】
【獰猛な眼光をギラつかせながら────少女は拳を振り翳し、同時に己が“異能力”の名を吠え叫ぶ!!!】


────“破壊機構”!!!真っ直ぐ行って、ぶっ飛ばす!!!!

【次の瞬間、彼女の両腕を強い光が包み込み────鋼鉄装甲の機械腕が装着される。それは宛ら、敵を殴り潰すことに特化した鉄塊の拳】
【これこそが彼女の異能───“破壊機構”。破壊活動にのみ特化した機械鎧を召喚装着する、黒鉄の戦乙女が如き力】
【そして彼女は宣言通り、相手へと目がけて真っ直ぐに突っ込んで────岩をも砕くその拳を、全力で叩きつける!!!】

//よろしくお願いします…!
23花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)17:57:11 ID:zyF
>>16

「………ごめんなさ………あっ」

【八方美人が少々過ぎるほどの千尋とて、初対面の相手にここまでさせてしまうのは申し訳が立たない。しかし、そんな俯きがちだった彼女の身体をやけくそ気味なくらいの抱擁が包んで】
【そうして白の顔を再び間近にして、彼女の性格がなんとなーく理解できたような気がした】

「…ほ、ほんとっ?……やったー、おとまりだぁ………」

【渋々に白から許可が下りて、千尋は思わず手を合わせる。不慮の事故が転んだ話とはいえ、おとまりは11才の少女にとっては大イベントである】
【瞳をきらきら輝かせて、親しげに期待を込めた眼差しを向けながら、千尋はゆったりと白の胸に身体を預ける】


【二人の少女以外、息の根が止まったような夜の街。】
【定期的に彼女らを照らす街頭の下……そんな永遠にも思われる道のりの中で、千尋はどこかでこう問いかけた】



「白お姉ちゃん。白お姉ちゃん。白お姉ちゃんは、夜がすき?」


【秋の肌寒い風と対照的に暖かい白の体温。浮かぶように揺れる千尋の身体は、夢ごこちな航海を錯覚していた】
【それはまさに夢のように、何の意味も考えもなく放たれた言葉だっただろう】
24薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)18:08:37 ID:xFW()
>>23
……
【きらきらと目を輝かせる千尋とは裏腹に、呆れたような顔で天を仰ぐ白】
【親し気な眼差しから逃れるようにそっぽを向くと、彼女を抱きかかえたまま、店外へ】

【しんしんと、秋の静けさと寒さを湛えた夜空は、街灯の光に囲まれた都会でも僅かに覗く星空に囲まれていた】
【だが、そんなロマンチックな風情など、白にはどこ吹く風である。すたすたと、真っすぐ帰路に就いた】

好きか嫌いかで言ったら、嫌いじゃないわ
だって、人が少ないんですもの……余計なものを“見ず”に済むのはとても助かるわね
【少女の何気な問いかけに、白もまた、何気ない答えで返す】
【その何気ない答えは、しかし、決して日の目を浴びることができない白という人間の、一種の究極的な答えで合って】

千尋は、夜より昼の方が好きなんでしょう?
そりゃあ、そうよねぇ、この年のガキなんて、外で日の光をいっぱい浴びて、馬鹿みたいにはしゃぐくらいしか取り柄がないんですもの
【なんとも歪な考え方、だが、そこに悪意は全く含まれていない、むしろ、羨んでいる節すらあったが】
【そのまま、上の空で話を聞きながら、やがて家の前に到着する。白は慣れた手つきで、誰もいない寮を開けた】
25天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)18:14:39 ID:ZcI
【黒髪をウニのように逆立てた、陰気な眼の男、天地繋は屋上にいた】
【普段の彼ならば髪型と陰気な目と暗雲めいたストールなんていかにもなキャラ付けがあるのだが】
【今日の彼にはそれがない。奪われたのだ。得体の知れないなにかに】


『チューーー…………』


【陰気な目をしたハリネズミが、天地を睨む】
【中空に浮遊する謎のハリネズミを、陰気な男がじろりと睨む】

「…くびないだろ……! いらないだろうが………! 」

【お日様のした、屋上の扉が開かれれば彼か彼女が目にするのはそんな光景】
26漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)18:17:50 ID:MIT
>>17

(この行為が馬鹿な行動であることは分かっている。本当ならばここで更に追い討ちをかけるほうが賢明だ)
(相手が手練れ、それも明らかに自分よりも実力が上なら尚更である。今だって戦えているのはこちらの異能が相性がいいだけに過ぎない)
(だがどうしても聞きたかった、もしかすれば何か他に理由があるのかもしれないと)

まぁ…そうだな、腹は立つぜ
他人を一方的に嬲ったりしてる奴らには特にな、テメェら全員地獄に墜とすって何度も思ったさ
何度殺意を抱いたか数えられねぇよ

――――でもなぁ…!

(ダンッ、と地面を踏み鳴らす。その拳は強く握られフルフルと震えている)

殺しちまったら同類なんだよ…その最低な連中の仲間入りだ
今でもてめぇが憎くて煩わしくて仕方がねぇ、殺してやりてぇなんて思う、でも殺さねぇ
私は"お前"とは違う、死んでも誰かを殺したりなんかはしねぇ

さぁ……再開だ

(地面を蹴り、距離を詰める)
(そうして拳を振りかぶり――――殴るのではなく頭を出して頭突きを放つ)
(全力だ、全身を最大限に硬化させて放つ一撃は強烈極まりない。だが同時に体力をごっそりと持っていかれ、この後には派手な硬化はもう難しいだろう)
27神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)18:27:07 ID:gYm
//>>19に絡み待ちあります
28花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)18:35:22 ID:zyF
>>24

「きらいじゃないってことは………好きってことじゃ、ないの?」

【回り道な言い方をするなぁ、と首を傾げつつも頬を笑わせる彼女は、どこか素直でない白よりもある意味では大人びているだろうか?】
【人の営みを余計なもの、と切り捨てる意見に何か言い返すため、コートの中で腕を組んで少し考えにふける】

「むむっ!ちひろはばかじゃないよっ!………ちひろは…あさひとゆうひがすき、だよ?」

【少々尖った事を言われた千尋は頭からぷんぷんと白煙のエフェクトを小さく出して怒る】


「"両方混ざりあったら、きれいだもん"」

【そしてそう、小さく呟く。 以来はずっと目を閉じて、夜の静けさに耳を澄ませていた】
【上の空な白に、彼女の方も家に付くまでは何も口にしないでいた――――――】



「わぁい!白お姉ちゃんのおうちだぁ!…………くんくん」

【今までの夢から醒めやらぬような態度はどこへやら。扉が開かれた瞬間、千尋はものすごい勢いで腕から飛び降り、駆け出してそのままソファにダイブした】
【しばらくは鼻をクッションに押し付けて、『家』の匂いを嗅いでいる。そのさまと来たらまるで散歩帰りのペットである。】
29喧嘩代行屋◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)18:38:58 ID:DTW
>>22

喧嘩の勝敗は誰が決めるのかと言えば、それは当然自分が決める。
勝ったと、完膚なきまでねじ伏せたと思えば勝ちと言えるだろうし。
負けたと、敵わないと思ってしまえばもう負けだ。たとえどれだけ肉体的に優位であっても、負けたと思えば負けだ。
要するに喧嘩とは泥臭く飾らない肉体と肉体のぶつけ合いであり、即ち心臓と心臓のぶつけ合い。ハートの殴り合いなのである。

「うぇいくあっぷ――――――」

拳と拳を合わせる。響く音は、まるで金属をぶつける様な。
赤い線が躰を走る。全身に血管が浮かび上がる。文字通り、滾る。

「――――――バーニンッ!!!!」

(微妙な発音の)その叫びと共に、彼の能力が起動する。
それは純粋とも言えない、ただただ単純な身体強化に値する。赤く染まる、異常な熱を纏う体こそがその証拠。
体には過剰なエネルギーが迸り、それは物理的に滾っていた。血管を走る液体はまさに熱血と化していた。
零れ落ちる汗は即座に蒸気と化し、まるで彼の体こそ機械の様。だがその一切のエネルギーが身体能力に充てられれば――――

「――――――っっぉぉおおおおおおおおおお!!!!」

盾として差し出した腕に、機械腕が叩きつけられる。
その衝撃のままに彼の体は大きく後退。靴のラバーが焦げる匂いを醸しながら、少女の拳は男を壁にまで叩きつけた。が

「………………効いて、ねぇなぁ」

断裂した筋肉が血を吐いていた。骨にまで衝撃が響く感触があった。骨が折れる音がした。
岩よりは頑丈であったらしいがしかし、それは全く酷い一撃だったという訳で、つまりは全く効きまくってるという訳で。
しかしそれを口に出すはずもなくば、彼は未だ、そのハートの部分が折れていないのだから。
”効いてない”と口にする。

「この程度なら」

そして盾にした腕は片腕。もう片方の腕は空いている。攻撃が出来る。

「負ける気がしねぇッ!!!!!」

手段は単純。シンプル。純粋この上ない。故にこそそれが最強の手札。振るう拳。純粋な殴打。


//確認遅くなりました、よろしくお願いします!
30砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)18:39:09 ID:iQp
//>>1乙です


>>19

なんてひどい奴だ

【傍の建物の屋根から、嫌悪を含んだ声が掛かる】

弱いものいじめして楽しいかい?
いや、楽しんでるって顔じゃないな

【タイトなライダースジャケットにマイクロミニスカ】
【顔をベネチアンマスクで覆った紫髪の女】
【今しがた不良を潰した彼を見下ろし、仮面の下で眉を顰める】

道端のガムでも踏んづけましたって顔だ。
……キミ、風紀委員だろ。なんでそんなことしてるのさ

【灯火のような怒りに少しの疲労を混ぜた胡乱な目付き。膝を曲げ、僅かの躊躇いもなく屋根を蹴りーーふわりと地に降り立つ】
【3mはあった建物から跳んで、些かの着地音もないのは少々異常だったが。足元を注視すれば煙のようなゆらめきが立っているのが見えたろう】
31狼森 克 :2018/10/03(水)18:41:02 ID:4YU
>>26
───あァ、そう

……つまんねェの

【漆葉の返答を聞いた狼森は、一瞬にして至極つまらなさそうな表情を見せ、憂いを帯びた声色で呟いた】
【ここまで目の前で傍若無人に振る舞っても殺す気にはならないと言うのか、ならばこの女は何処までも、不殺などと生温い事を言うのだろう】

【これじゃあ、殺しの高みに登る事は望めない】

【漆葉の振りかぶる拳に合わせてバットを振り上げ、先手を取る様に両手の力を込めて振り下ろす】
【硬化するという能力に対してはナイフでの攻撃よりバットでの打撃の方が向いている、リーチの差を最大限に利用して頭部を叩こうと狙った】

【───が、そこで漆葉が頭突きという予想外の行動に出る、それによってバットでの攻撃が逸れ、……】
【ごしゃ、という鈍い音が鳴って、狼森は仰け反った】
32薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)18:44:55 ID:xFW()
>>28
【千尋の質問には答えず、やがて、ゆっくりと、彼女を下ろそうと──】

……はぁ、これも全部、私の責任ですねぇ……
【途端、腕の中から飛び出し、ソファやらクッションやらを駆けずり回って匂いを嗅ぐ千尋に対して】
【白は呆れともなんともつかぬ曖昧な表情を浮かべて、コートをハンガーに掛けた】

それじゃあ、私はシャワー浴びてくるから。あんたはその辺でテキトーにくたばってなさい
【そう言ってテキトーにタオルとブラ、ショーツを引っ掴んで、トイレ兼洗面脱衣所へと消えた】
33神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)18:47:49 ID:gYm
>>30

「マーベルオタクが頑張ってコスプレしましたって見た目だな。ちなみに俺はハルクが大好きなんだ」


 ゆらりと立ち上がる182㎝の巨躯。飽きたような、緩んだような、形容しがたい気抜けがその立ち姿にはある。

「あとゴーストライダー、デッドプール……アイアンマンは設定が好きだけど、中身が微妙。それでも差し置いてハルクが好きなのは、やっぱり親近感があるからかなあ……」

 彼は常に怒っている。そして目の前の彼もまた常に何かに怒っている。爆発するのではなく常に燃焼している己を薄皮のような理性で包んでそこにいる。
 ゆらりと滑る鉄錆色の瞳のなかに溜まる形容しがたい感情を、朧はどう捉えるか。

「風紀委員=俺じゃあないし、俺が風紀委員に所属してるのは社会生活を首の皮一枚保たせる以上の意味は無い。あっちもそれを理解しているようでね、回ってくるのは人殺してヘラついてるようなやつばっかだ。まともじゃあないよな」
34花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)19:00:51 ID:zyF
>>32

【昔から、人の見分けは香りでするほどに鼻が効く千尋。白の身体からした香りと、家具に付いた匂いの両方を敏感に感じ取り】

「あーすごい!自分の匂いが好きなひとはさびしがりやさんなんだよ、テレビで言ってた!」

【冷蔵庫の中身やテレビリモコンのボタンごとに濃さの違う香り、果てはクローゼットの白'sレパートリーまでいろいろと詮索】
【呆れて先に脱衣所へと入った白にもその騒音は心配になるほど聞こえてくる】



「ねーねー、ちひろもお風呂入りたいよー!」

【…と、そんな中、ふと飛び出たのはそんな聞き捨てならない一言だった】

【確かにお風呂は寝る前に入ったし、道中は寝入りそうな程の体温にも暖められた。だが何分、夜風に曝された身体の芯が冷えてしまっていたのだ】
【スモークがかったガラスに映る千尋の人影。しかし所詮子供の我儘だ。断ったとして特別にべもないという事ではないが】
35霧亡柘榴 :2018/10/03(水)19:02:48 ID:pai
>>25
「ん……んー……?」

校舎内から屋上へと出て、降り注ぐ陽の光に思わず目を細める。
鈍色の髪は中途半端に光を呑で煌めき、赤香のパーカーは太陽を映した淡い色合い。
琥珀色の瞳で珍妙な光景を捉えた少女は、ふらふらっとそちらに歩み寄ると。

「かわいい……アニムス?」

恐れ知らずにも、不思議なハリネズミの頭を撫でようとそっと手を伸ばすのであった。
36砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)19:02:54 ID:iQp
>>33

そうかい。ボクは専ら快傑ゾロとバットマン派だ。
下手なコスプレで悪かったね。ヒーロー見習いは貧乏なんだ

【10歩の距離まで近づけば、もう見上げる高さ。弛緩していても肉体の持つ覇気が幻圧として肌を叩く】
【相手より頭一つ小さい女ーーキリカは、しかし僅かの恐れも見せず腕を組んだ】

ハルク好きのくせに社会的立場気にしてんじゃねー、って言ったら怒るかい?
嫌いだ。善人の皮を半端に弄ぶ狂人は。
守るものがない奴が、鬱憤晴らしに暴力振るう理由つけるなよ

【ヒーローを自称するキリカだが、どちらかと言えば必要以上の暴力は避ける傾向にある】
【公の正義を暴力の言い訳にする事は、自身の目標たるヒーロー像を汚されたように感じて】
【思わず指を突き出し言葉を荒らげる】
37漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)19:11:49 ID:MIT
>>31

……つまらねぇくらいが丁度いいんだよ

(漆葉は確かに甘い、気に入らない奴には容赦なく食ってかかるというのに最後の最後で詰めが甘い)
(故にお礼参りなんてしょっちゅうだし、それにやり返されることもある)
(それでもなお続けるのは彼女がそういう生き方を自ら選んだからだ。傷つきつつもなお進み続ける。そんな愚直な道を自ら選んだから)

(そのバットは狙いがそれて肩へと命中する。当然硬化していても痛みは走る、それでもその身体は止めることはない)
(頭突きが決まり、仰け反るその隙をついてその顎めがけて鋭いアッパーを繰り出す。しかしさきほどの肩の痛みは未だ響きその動作はあまりに大きくなっている)
(付け入る隙はあるだろう、もしかすればこれが勝負の大きな分け目となるかもしれない)
38薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)19:13:57 ID:xFW()
>>34
【髪の毛を丁寧に洗い、そして体を洗おうとした折】
【まさかの千尋のワガママに、白はぎょっとした】

【このまま黙っていれば、きっと彼女もあきらめてくれるだろうか。うん諦めるだろう】
【再びシャワーの蛇口を捻ってお湯を出そうと──】


……ふん、勝手にすれば
【別に、好かれようという気も、懐かれようという気も、白には微塵もなかった】
【故に、自分でも何でこんなことを言い出したのか分からなかった】

【ただ、なんとなく。この太陽のように明るい少女と、まるで湿った日陰者のような自分を対比して】
【許せなかった、このまま腐るのが、どうしようもなく悔しかった】

【がちゃりと鍵を開け、ほわほわと煙が漂う中で、白は彼女を不愛想に手招きした】
39『カタゾウムシの怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/03(水)19:14:00 ID:94Q
/スレ建て乙です……!!

>>914

「ォォオオオオ!!!! 見たかぁ!!!!」

【その膂力と甲殻による突進によって、出雲八子が窓の外へと吹き飛んでいく】
【両手を振り上げて咆哮し、最早勝利は確定したと言わんばかりに叫ぶ】
【最早負ける要素などない、と言わんばかりの状況――――“そう、傍から見たならば”】


「これでトドメだ――――真実と共に、闇に葬り去ってやる」


【外にいた生徒が悲鳴を挙げる。然し今の姿は“怪物”……素顔は見えていない】
【生徒指導室から出てきたことも、幾らでも言い訳がつく。彼女を早急にここで始末すれば、それで終わり】
【カタゾウムシは、その甲殻の強度により飛ぶことが出来ない……故に。そこから“脚力で飛び上がり”】


「死ねェ――――!!」


【空中で、握り固めた拳が叩きつけられようとしていた】


/遅くなって申し訳ない、お返しします……!!
40神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)19:15:13 ID:gYm
>>36

「言葉もないな、確かに俺のあり方は矛盾している」


 それだけだ。己の有り様を弁舌で覆い隠す事もなければ、怒りを露にして拳を振るうこともなかった。
面倒なやつ、と言わんばかりの感情がその眼に灯っている。簡潔な答えは本当にそれしか言うことがなかったというよりも、噛みついてきたやつをさらっといなすような意味合いのもと放たれたのかもしれない。

「だが矛盾なんてのはこの世にはごまんとある。お前の大好きなバットマンが死ねばジョーカーも消えるだろうにあいつは死なず生き続ける。結果として善の存在に誘引され悪がやってくる。そんなフリークの軽口をみたことは?」

 ヒーローものは嫌いじゃあないが、普通のヒーローは大嫌いだ。結局やってることは喧嘩が強いやつが矢面にたってぶん殴ってるだけのスーパーマンとか吐き気がする。
 それなら……『復讐』と言うあり方を受け入れ、決して何者をも許さないゴーストライダーや、怒りという業のもと発散し続けるハルクの方が、好きだ。

「ヒーローものの世界に矛盾がないのは紙とペンで書かれてるからだ。おきれいなテンプレートを並べるつもりなら対してお前に言ってやれることは無いぞ」
41名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)19:15:56 ID:Brl
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1529308352/
オリジン轟生の致命的ミスはここの>>209に一つある。
エリナ・D・フォースフィールド。大概の住民は変な名前間違いと思うだけのミスだろう。これはクイーン、レイス、墨音、夜那、一条の中身はピンと来るだろう。
ネポックでのクイーンのキャラの名前がレオナ・フォースフィールド。オリジン轟生はネポックに参加していた紛れも無い証拠と言える。



http://awabi.open2ch.net/test/read.cgi/net/1525703359/
そしてオリジン轟生はここの>>861で発言している。ネポではいつでも消えれるように旅フラグ立てていたと




オリジンはネポックに参加していた事をゴミ溜めで自白している。
そしてネポックのルッコラと言うキャラがその旅フラグを立てて消えたキャラである。オリジン轟生の証言そのまま。
ここから導き出される答えは、オリジン=ルッコラ=轟生である。
42薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)19:16:08 ID:xFW()
!aku41

アク禁:>>41
43天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)19:17:58 ID:ZcI
>>35

【扉の開かれる音に一人と一匹は暗い視線をやった】
【彼女が目にしたのは明るいのか薄暗いのか、朗らかなのか陰険なのか】
【いいものとわるいものが、適当に放り込まれたような光景】


「失礼なことをいうな……誰がそんな陰気な生き物、能力にするか…………!」
「俺のアニムスはソイツが巻いてるストールだ。いつのまにか奪われてた」


【陰気な男が挨拶もなしに声を返した】
【暗いハリネズミはぱちぱちと静電気のようなものこそ発しながらも抵抗なく彼女に撫でられて】
【高いのか低いのか曖昧な鳴き声で「ヂュー……」と鳴いた】


「会ってすぐにあらすじみたいな話を聞かせて悪いが、悪さのついでだが、そいつから奪い帰してくれないか」
「俺はあんたにも、あんたとの関わりにも興味はないから、金をやる……好きなものを買って、一人で食っていいから、なあ」
44灰色髪の少女◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)19:23:42 ID:XQi
>>29

【喧嘩の場にルールもジャッジも存在しないならば、勝敗を決定するのは当事者に他ならない】
【だからこそ圧倒的に一方的に暴力的に叩き潰す────それこそが阿良暮 小鉄という少女の流儀である】
【肉体も精神もスクラップに化すまで壊し続ける。求めるのは血湧き肉躍る闘争であり、大義も正義も存在しない殴り合い】


────この程度、だって?

【少女は笑う。それは決して嘲笑ではなく、心の底から嬉しそうな】
【だって、そうだろう。間違いなく全力を籠めた一撃を受け止めて、明らかに酷いダメージを喰らっていて】

【それでも、負ける気がしないと相手は言ったのだ。彼のハートは未だに熱く燃え滾っており】
【簡単には消せない、壊せない。だからこそ、この喧嘩が楽しくて仕方がないものになる】
【何度、殴れば壊れるだろう。何度、壊せばスクラップになるだろう────ギラリ、と少女の眼に獰猛な光が宿る】


────だったらスクラップになるまで、何度だってぶっ壊してやるよッッッ!!!!

【繰り返すのは同じ動作。真っ直ぐに向かって、全力でブン殴る】
【この喧嘩には小細工も駆け引きも必要ない、ただ相手の心を真っ向からへし折った方の勝ち────至ってシンプルな喧嘩の形】

【相手の放った拳が迫る。それがどうした。同時に少女も拳をぶっ放す】
【ミシ────と、右肩が悲鳴を上げる。彼の放った一撃は、少女の右肩を正確に捉え、その衝撃は骨にまで到達し】
【然し、少女は止まらない。獰猛な笑みを浮かべながら、お返しと言わんばかりに鉄塊の如き拳を、再び男に向けて叩きつける!!!】
45狼森 克 :2018/10/03(水)19:26:16 ID:4YU
>>37
【へし折れたバットが手から取り落とされ、再び徒手となった狼森】
【だが、その眼は一切の諦めも、虚脱も示していなかった】

いッ───


───てェンだよボケナスがァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!

【ギラリと光る眼、再び怒りに染まった表情を見せた狼森は、漆葉のアッパーに合わせて更に大きく仰け反る事で拳を回避しつつ、右の肘を顔面へとカウンター気味に放つ】
46霧亡柘榴 :2018/10/03(水)19:28:54 ID:pai
>>43
「あれ、違うの?かわいいのに……」

陰気な視線にも負けずふわっとした言動、初対面の相手に対してともすれば失礼な。
身長差が10cm近くもあるのだ、実年齢より幼く見られがちな彼女であるから不遜な態度と見られてもおかしくはない。
喜んでいるのか曖昧な、おとなしく撫でられているあたりおそらくそうであると思いたいがとにかく。
指に触れたハリネズミの柔らかな毛並みに、へにゃっと顔を綻ばせた。

「ああ、これ?お金は、別に、いらないけど……わかった」
「ほら、人のもの、とっちゃ駄目。ちゃんと、返して」

頷いてあっさりと了承、ハリネズミに優しく咎めるように声をかけながらストールに手をかける。
そのまま抵抗されなければハリネズミからストールをゆっくりと奪取、本来の持ち主へと手渡すだろう。
47花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)19:28:57 ID:zyF
>>38

【普通ならば小学生が起きていない時間。知らない人の家……】
【それだけ書くと何かと如何わしい雰囲気も漂うが、千尋にとってはわいわいはしゃぐに十分な状況であった】

【二人がその時何を思ったか、恐らく後からではお互いに理解できないだろう。本当に何となくで、一緒にお風呂に入る運びになったのだから】

「~♪」

【鼻歌混じりにパジャマを脱ぎ捨ててからおそるおそる扉を開いて、お邪魔しますと一言言って白の隣へ】
【そもそもが一人暮らし用に繕われたユニットバスルームである。嫌でも身体は密着してしまうが、千尋の方は寧ろ笑顔な位で】

「白お姉ちゃん、本当に真っ白だね……………」

【頼まれてもいないのにボディーソープを掌に落として身体を洗うのを手伝いつつ、年頃の少女には恥ずかしいであろう身体についての率直な感想を】
【手首に残る傷跡に気付いくと少し目を逸らして、誤魔化すようにくすくすと笑う】
48砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)19:32:49 ID:iQp
>>40

開き直るのは議論がしたくないからだろ。
生か死か、常にその二択しかないなんて獣と同じだ。
それとも俺は獣同然だ、なんてまた開き直るかい?
本当のヒーローは人を殺さない。それ以外のあらゆる方法で悪人を懲らしめるんだ……!
それは画面の向こうもこっちも変わらない筈だよ

【逃げられた、と感じた。話すことは幾らでもあるのに、数合打ち合っただけで矛を収める相手】
【許せないのはそのくせ、自分が勝ったとも負けたとも思ってないようなその顔だ】
【キリカとて頭のどこかで、この追及が身勝手な意見の押しつけという意識はある】
【それでもつかつかと詰め寄って、息のかかりそうな距離で強く睨むのだ】

世の中矛盾ばかりなのは知ってる。でもキミは自分の矛盾を解消する気がまるでないみたいだ。
自分の形(カタチ)に疑問を感じなくなったら、それはヒトって言えるのかい?
そんなのが、たとえ形だけだとしても正義の象徴たる腕章を付けるなんて……狂ってる

【彼が、だけではない】
【彼を正義の執行者として認める風紀委員会も、彼を咎めないこの街の大人も】
【込み上げる悔しさと歯痒さ。足元を見詰めて唇を噛む】
49名無しさん@おーぷん :2018/10/03(水)19:34:42 ID:S42
お前ら気を付けろよ。もうクイーンも鬼灯も潜伏してるからな。徳善寺が鬼灯で八月がクイーンだ。
50薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)19:34:53 ID:xFW()
!aku49
アク禁:>>49
51漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)19:39:06 ID:MIT
>>45

がッ…!?――――――こっちのォォ…セリフだァァァッッッッ!!!!

(そのカウンターは見事に漆葉の顔面へと命中する)
(硬化はもはや解けている、その一撃は漆葉に強烈なダメージを与えるには十分で、その鼻からは鼻血を垂れ流し顔を苦悶に浮かべる)
(恐らく鼻が骨折したのだろう、だがそれでもここでまだ倒れるわけにはいかない)

(左の拳に力を込めて、もう狙いも定まらないままそのまま振り抜こうと振りかぶる)
(力の最後の一滴まで絞り出し、正真正銘最後の一撃を放とうと――――)

(――だが、そこで時が止まった。いや、そう感じた)
(瞬間身体中の力が抜け、まるで糸が切れたマリオネットのようにその場に崩れ落ちる)
(もはや限界だったのだ、戦う力はもう残っていない)
(意識は辛うじて残ってはいるものの身体を動かす気力はもう無いだろう)
52瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/03(水)19:39:30 ID:udr
休日と言えば瀬崎は決まって公園に足を運び、日が沈んで暗くなるまでそこで遊ぶ子供達や空をぼんやりと眺めて過ごす。
それは学園で風紀委員として活動する彼女の様子とは全く異なり、気迫というものが欠けていた。

「……」

公園に来る途中で買ったサンドイッチを一口小さな口で食べる。今の瀬崎を彼女を少しでも知る者が見たらきっと驚きを隠せないだろう。

//絡み待ちです。
53神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)19:39:40 ID:gYm
>>48

「…………」


 ああ、本当に面倒なのに絡まれた、と修は思う。どうしよう、手を出してしまおうかなとも感じる。
でもこいつの性質的に手を出したら余計に増長するからなあ――――とも。

「解った解った、で、どうするんだ? 狂ってるんだろ? その在り方が気に入らないんだろ? それならお前はどうするべきなんだ、ヒーロー気取り」

 そよ風を受けた顔のようでありながら、ポケットの中の手は即座に放てるよう抜き手の形を整えた。

「ヒーロー物の世界で問答だけで話が終わることはあるのか?――――無いな、最後は結局どうなるんだ?」
54薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)19:40:24 ID:xFW()
>>47
……ふ、ふん、誉め言葉として受け取っておくわ……い、一応
【言いつつ、自身もまた、スポンジにボディソープを染込ませ、身体を洗う】
【恨めしそうに、そして気恥ずかしそうに何度か千尋を睨みつつ、シャワーでさっと泡を弾いた】

【病弱なほどに白い肌、それは湯気によって朧げに、消えかかっていた】
【ただ、両手首に刻まれた、痛ましい“傷痕”を除いて】

……気になる?これ
【説明する気は毛頭ないが、気にしたように目を伏せた彼女に、白は目敏く聞いた】
55出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/03(水)19:41:41 ID:zqB
>>39

か、は──ッ!
【口内に溜まった血や胃の内容物を吐き出し、頭を振る事で意識をマシなものにする】
【このまま何もしなければ、間違いなくあの拳を叩きつけられ地面とキスしてジ・エンドだ】
【明白な現実、そして空中に有りてワイヤーを引っ掛けられる"場所"もないとなればこのまま重力に身を任せている他ない】

助かり、ました……
貴方が、来てくれたおかげで……
【無茶な体制のまま、巻き上げたワイヤーを怪物の頭目掛け発射する】
【頭に巻きついたならば、待っているのは可愛らしい程度の体重とえげつない電撃】
【拳を躱そうと空中で身を捩る、順調にワイヤーが巻きつけばそのまま怪物が振り上げた腕とは反対側へと逃れる流れとなるだろう】

安心して、ください……即死"は"しません、から……
【怪物の攻撃を避けつつ電撃を見舞い、失神させつつそのままの体制で地面に叩きつけ自分は無事に着地する魂胆だが、果たして】

//大丈夫です、むしろこちらが次の返信遅れるかもしれません!
56喧嘩代行屋◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)19:43:55 ID:DTW
>>44
喧嘩代行。その少年は決して喧嘩に快楽を見出すタイプではなく。
ただ自分には戦えるだけの力がある。そして自分に戦いを託す誰かが居る。だから戦う。
それが理由、の筈なのだが。どうにも。結局のところ性と言ってしまえばいいのか。
邪魔な物の一切がない、ただただ純粋なこの舞台においては、体だけでなく心臓までを滾らせてしまってしょうがない。

「何度だって、受けてやるァァアアア!!!」

血肉から悲鳴を上げて。沸騰する血液が、防御した腕から赤い蒸気と化して立ち上る。
骨に致命的な傷がある。辛うじて動くだけのそれ、を、強引に動かして。繰り出すのはパンチとすら呼べない一撃。
それは当然少女の一撃にひねりつぶされ、正面から喰らわれ一撃は彼の肩まで達する。
当然、そうなるに決まってるのだから、この次を用意しない筈もない。

肩に達した時、酷く間抜けな音がした。拉げた腕、それが肩から外れた音。
それはもう、この場において正真正銘使い物にならなくなった合図。これで彼は一つ、手札を失った。
――――――代償としては十分。肩に叩き込まれた衝撃のままに、彼は回る。飛ぶ。

「ブチ、かますッ!!!」

一度逸れた視線が再び交差する時、少女の首を襲う回し蹴り。一閃。
57天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)19:45:59 ID:ZcI
>>46

「……動物好きにありがちなパターンだな。よくみろよそいつの目」
「絶対に人間のことを見下してる……俺にはわかる」

【なんていいながらも、彼はハリネズミと彼女とのやりとりに陰気な表情を緩ませかけている】
【陰気なハリネズミの態度こそ最悪だが、動物にも真摯な対応をみせる彼女の〝平等〟な姿勢からくるやりとりが愛らしい】
【ハリネズミも彼女の誠実な態度が気に入ったのかストールを剥がす手にも抵抗はなく】
【するりとストールが抜け落ちると、ハリネズミは雲のように掻き消えて──】


『チュー…………』


【再び彼女のもつストールの中に現れる】
【まるでストールと一体化しているように】

「なんで、だよ……! 」

「…………あんた……ミスコンの人だろ……初っ端から吹っかけて悪かった……」
「金がいらないならな……俺のカバンがそこにある」
「適当に財布をとって、飯でも買ってくれていい……さっきのは嫌味だが、これは、感謝だ…………わかるか……? 」

【彼は地べたにへたりこみながら、地面に数回の頭突きをかましたあと】
【吹っ切れたように冷静になり、彼女に目を向けた】
【わかるか、なんて急に聞かれても普通は困る。そんなことは彼だって知っていて】

「別にわからなくていいんだ。かっこいいと思って、言ってみただけなんだ……わかんないよな……なにいってんだ……」
58狼森 克 :2018/10/03(水)19:55:57 ID:4YU
>>51
───………

【漆葉が倒れたのと、狼森が倒れたのはほぼ同時であった】
【怒りに染まった瞳、しかしそれを見せていた時にはもう体は限界だった───意地と怒りの感情だけで、体を動かしていたのだ】

【やがて漆葉は警備部隊の人間に揺り起こされるだろう、誰かの通報を受けてやってきたようだ】
【既にその時には狼森の姿はなく、警備部隊が来る前にその場を去っていたらしい】

【何処までも怒りのままに、争いと諍いを求める憤怒の罪人、しかしそれが真に求めているのは闘争などではなく、怒りを鎮めてくれる拠り所なのかもしれない】

//お疲れ様でしたー
59『カタゾウムシの怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/03(水)19:56:44 ID:94Q
>>55

「なんだ――――こんな糸くず、力づくで……!!」

【頭に絡んだワイヤーをその手で無理矢理引きちぎろうと――――直後。奔る電撃】


「――――――――ぐひゅ」


【言葉を発することすら出来ないほどに全身、内側を焼き尽くしているその大威力の電撃によって】
【空中の巨体は、そのまま失神する――――その自慢の甲殻は、一度たりと傷つけられることもないまま】
【地面へと、叩きつけられる。そしてそれと同時に、胸の鏡に罅が入り――――】


「……く、くそぉ……!!!」


【そこには、見慣れた社会科教師の姿と、傍らには割れた“鏡”が落ちている】
【衝撃によって意識は取り戻したが……勿論、まともに動けるほどの身体ではない】

/了解です!お待ちしてますねー!
60花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)19:56:58 ID:zyF
>>50

【友だちとお風呂に入ったことが無いわけではないが、やはりどうしても新鮮な体験で、気が乗ってしまう】
【恥ずかしがる白を何だか愛おしく思いつつ誂うように精力的に身体を洗い続けてみる】

【やがて二人が身体を洗い終わった頃、風呂場に入ってから今までずばりと気にしていた事を時間差で突かれて、千尋は露骨に身体を硬直させた】

「え………」

【千尋は一瞬、とても迷った】
【だが………本当に気にしているなら、訊いて来る事もないだろうと思い】
【何より、自分に素直であろうという生来の性格の働きかけが彼女にそうさせた】

「…うん」

【そうしてできるだけ何気なく、しかし真剣な風も同時に装って問うた】
【浴槽の縁に腰を置いて、濡れた前髪の向こうに白を見上げる】
61花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)19:57:25 ID:zyF
//>>54です!
62漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)19:58:09 ID:MIT
>>58
//お疲れ様でしたー、ロールありがとうございました
63砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)19:58:21 ID:iQp
>>53

……いい加減にしろよ。
こんな時まで取り繕うのか?
そこまでしてその正義(みせかけ)の上っ面が大事かい?

【俯いたまま、低い唸りを発する】
【頭の奥で、ぶちんと切れた音がした】

ボクはアンタの挑発になんか乗らないよ。
気に入らないだって? 「ボク」がアンタを殴るんじゃない。ボクを気に入らない「アンタ」が、ボクを殴るんだ。
臆病者のことだ、どうせ殴れっこないだろうけどね

【仮面の下の燃える眼差しで、しかして絶対零度の嫌悪とともに口元を皮肉げに歪める】
【遂にはキミ、という二人称までかなぐり捨てて】
【本当はキリカだって拳を振り上げたいのを、全身全霊で堪えているくらい】
【語尾の震える声は形ばかりの平静を保つのに必死で】
【腕を広げてさあこいと。怖くないはずがない。だが負けたくない、精一杯の矜恃】
64霧亡柘榴 :2018/10/03(水)20:02:49 ID:pai
>>57
「そんなこと、ないよ。かわいい目、してる」
「いい子、いい子……あれっ」

どことなく陰気な雰囲気を漂わせていてもやはりハリネズミ、つぶらな瞳は変わらない。
彼女的には十分可愛らしいものらしく、勝手な思いこみに少しだけ口を尖らせた。
無事手の中に収まったストールにほっとしたのも束の間、超常現象めいてその中にまた現れたハリネズミに惚けた声を漏らす。
不思議そうにしばしハリネズミを眺めて首を傾げたが、結局ストールごと抱えるようにしてまた指で優しく撫で始めた。

「えっと……本当に、お金は、いらないから……その、落ち着いて?」
「感謝っていうのは、分かるけど……だったら、お金より、もうちょっとだけ、この子、触らせてほしい、かな」

目の前で急に自傷行為に走る少年に当然ながら困惑の眼差し、怪しいものを見る目ではないのがまだ救いか。
むしろ先程の嫌味の意の方が伝わっていなかったらしく、どちらの意図にせよ金銭目的で彼女が助けようと思ったわけではないのには変わりはない。
ハリネズミをストールと一緒に抱きすくめて戯れながら、困ったようで朗らかな笑みを浮かべた。
65神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)20:06:03 ID:gYm
>>63

「臆病者はお前なんじゃあないのか。主義主張だけは一丁前、その癖行動は欠片も伴わない」


 ついにそのポケットから鋭く揃えられた手刀が飛びだ――さなかった。戦いができなかったのは多少残念だが。まあ、気取ってそこらをほっつき回ってるやつなんかそんなもんだろうと思った。
 そして、口に出さずともその意は小さく口角をあげた口の端に出ている。

「そんなのでヒーローを語るなんておこがましいんじゃあないのかな。まあ俺は『風紀委員』だから、善良な『一般市民』様には手を出さない位の理性はある。臆病者と言われても鼻で笑う程度の理性もな。
 お互いアテがハズレて残念だったってことにしとこうか。……それで、まだなにか言うことは?」
66漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)20:09:53 ID:MIT
…………ちぃ…調子狂うな…

(昨日のことなのに未だに少し頭がぐらぐらする、が日常生活に支障はないだろう。少し足がフラつくくらいだ)
(その鼻柱にはガーゼのようなものが施されているがその他は特に変わらない。医者に念のために一日入院をと言われたが突っぱねた)
(手にはもはや見慣れたおしるこの空き缶が握られていて)

……あぁくっそッ!!

(思い出しただけで腹が立つ。あそこで倒れるなんて馬鹿でしかない)
(もしかすれば殺されていたかもしれない。自分の力の無さに腹が立ち、思わず手に持っていた空き缶を思い切りどこにともなく投げつける)
(もしかすればその空き缶が人に当たることもあるかもしれない)
67八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)20:17:26 ID:Is2
>>66
放課後、桃髪の少女は私服姿となり街中を歩いていた。
学園都市に来て日が浅い、だから散策していた所であった。
キラキラと目を輝かせ、新しい発見に心踊る。その時であった。
何処からともなく飛んでくる空き缶。それが思いっきり頭に当たる。

「あいたーーーーー!!」

思わず叫び、その場でしゃがみ込み頭を抑えている。
目は涙目となり、空き缶を睨みつける。

「な、なんなんや!いきなり空き缶がなんで飛んでくんねん!」
68灰色髪の少女◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)20:19:53 ID:XQi
>>56


【鉄腕に伝わる確かな手答えは、人間の四肢を潰した際に得られる確信めいたもの】
【これで彼の腕はこの喧嘩では使い物にならない。それ以前にこれだけの重傷を負って、尚も喧嘩を続ける者がどれだけいるか】
【このままスクラップに変えてやる────そう思った刹那、男と視線が交錯する】

【その瞬間に理解した。彼は一未だに一切諦めていないのだと】
【これだけのダメージで壊し尽くせると考えてしまった、少女自身が浅はかだったのだと、理解すると同時に】

……っっっあああああッッッッ!!?!?


【────蹴りは少女の首を正確に捉え、その小柄な体躯を吹っ飛ばした】
【瓦礫の山の一角に、彼女の身体は叩きつけられ、その衝撃によって口からは胃液の混じった血が溢れる】
【首────最悪のダメージは防いだが、吹き飛ばされたことで全身を殴られたような衝撃に苛まれる】

【飛びそうになる意識を根性で保てば、血で汚れた口元を拭って立ち上がる────そして再び、拳を構える】
【その瞳は未だ闘志が衰えることなく、憤怒と興奮と愉悦の入り混じった感情を以って、少女は獰猛な笑みを浮かべて】


…………………ハッ、効かないなあその程度ッ!!!!

【折れていないのは少女も同じ。つい先程、彼に言われた台詞をそっくりそのままお返しすれば】
【鉄腕の装甲が展開し、幾つものスラスターが展開する。握り締めた鉄の拳は、今正に“射出される為の形態”へと変化する】


……けれども、認めてやるよ。ここまで痛い一撃を喰らうなんて、随分と久しぶりだ
だから、お前は────僕の全力で、粉々のスクラップに変えてやる!!!

【久方ぶりの大ダメージ、これに少女は己の“必殺技”を以って応えることを決意した】
【其れは少女が彼に送る最大の返礼であり、全力を以ってスクラップに変えてやるという最後通告に他ならない】
【────そう、これが機械の腕であるならば、そこから放たれる必殺技なんて、たった一つに決まっている】
【スラスターが火を噴き出し、圧倒的な推力が生み出される。そして次の瞬間には、鉄の拳は拘束を解き放たれ────────】


────────必殺!!!!盧傑屠(ロケット)拳(パンチ)ッッッッ!!!!!


【その決め台詞と同時、鉄拳は凄まじい速度にて打ち出される】
【ジェット噴射による加速を以って、ロケットパンチ────否、盧傑屠拳は男へと真正面に向かい、そして────!!!】
69天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)20:21:06 ID:ZcI
>>64

「べつに……そいつは俺のじゃない……ストールは、俺のだが…………」

【目の前の少女とハリネズミの交友は眺めていて心が安らぐものがある】
【それはいわゆる『萌え』だとか『かわいい』だとかの稚拙な感情が由来なのだろうが】
【彼にとってはそんな感情をよく知りもしない初対面の人間に向けるなんて浅ましく惨めな行動で】

「かわいいのはあんたのほうさ……あんたが2位になれた理由がわかる……」
「あんたの、ぼくとつなはなしかた、雰囲気……キャラクター……穏やかで……わかりやすくて……ちょうどいい」

「喋りかたの、拙さが……弱さにみえるんだ……弱いヤツらは自分より弱いやつがすきだ……守りやすくて、ちょうどいい……捨て犬みたいに」

【けれども彼は酷く落ち着いている。不思議な感覚だ】

「あんたをバカにしてるわけじゃない。ほめてるんだ。あんたは気持ち悪いやつらに好かれるだろうが、いいやつなんだろうな……なぁ……これはあんたをほめてるのか……? 」

【彼女に抱きしめられたハリネズミが苛立たしげに『ヂュヂュ……』と鳴いた】
【この言葉は彼女を褒めるものであれ彼女の仲間、応援するものをこけにする】
【彼女もまたハリネズミのように苛立つ権利はあるはずだ……】
70漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)20:22:21 ID:MIT
>>67

あぁ?

(何やら素っ頓狂な声が聞こえてくる。その方を見てみれば何やら少女が蹲っていて)
(どうやら頭を抑えて痛がっているようだがどうかしたんだろうか)

……あ

(そこでようやく気付く。さきほど投げた空き缶、あれが命中していたのだ)
(闇雲に投げただけあってどこに飛んでいったなんて気にしていなかったがまさか人に当たるとは思っても折らずに)
(少女の元へと歩いていけばバツの悪そうな顔で話しかける)

えぇと……すまん、投げたの私だ
71黒髪おさげの中学生◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)20:26:38 ID:9JT
>>52

そんな気迫のない少女は、ラジカセをもった中学生くらいの少女が、正面から近づいてくることに気づくだろうか
彼女は手にしたラジカセをその場に置くと、てこてこと少女へ向けて近づいてくる
おさげが風邪に揺れ、ぱっちりした大きな黒目が少女を捉えた

「えーっと、『はなす』っと」
「お姉さん、何してるの?元気がなさそうだけどHP減ってる感じ?」
「あたしと遊ぼうよ!」

少女は制服のポケットからカセットテープを取り出し、花が咲くような笑顔を見せた
72八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)20:28:18 ID:Is2
>>70
「…あんたか!なんかうちに恨みでもぉ……ごめんなさい」

謝罪の言葉を聞くと、漆葉の顔を見上げ、怒りの表情を露わにするのであるが。
漆葉のヤンキー然とした容姿にビクッとなり、声も次第に小さくなり謝った。

(こ、こっわ!なんやこの人ヤンキーやんか!ヤバ!カツアゲされる!殴られるっ!!)

直接声は出さない。声を出して言うと余計に怒られそうだから。
だが心の中で必死に叫んでいた。

「べ、別にうち怒ってへんから許してーな」

頭は痛いのでそのまま抑えて居るのであるが、いかんせん漆葉に畏怖してしまった。
彼女はそのまま引き攣った顔で笑顔を作り許しを乞う。
73薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)20:33:07 ID:xFW()
>>60
……そ
【と余りにあっけなく返事をすると、ゆっくりと、立ち上がった】
【慣れた手つきで自身の髪の毛をかき上げて、涼し気な瞳を、千尋に投げかけた】

これは事故の痕。……今のあんたに教えられるのは、それだけ
さ、風邪をひく前に上がりましょう
【それだけ告げて、白はバスルームから溶けるように姿を消した】
【そして、千尋が出てくれば、首にタオルを掛け、ショーツだけ履いて鏡の前に立つ白が待ち構えており】

……んっ
【ばさり、と千尋にバスタオルを投げて寄こし、自身はしゃこしゃこと歯を磨き始めた】
74薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)20:33:18 ID:xFW()
//遅れてすみません……!
75漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)20:35:13 ID:MIT
>>72

……?

(なぜか謝られてしまった。怒っているのではなかったのだろうか)
(というかこちらに気付いてから様子がどうもおかしい)

おい、私が何を許すんだよ?話すならはっきり話せ
というか私が投げた空き缶が当たったんだろ?なんであんたが謝ってるんだよ

(呆れた顔で少女を見る。しかしその表情は少女にはどのように映るだろうか)
76瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/03(水)20:35:36 ID:udr
>>71

「特に何も……していません。ですが強いて言うのならば、そうですね。空を見ていました」

声を掛けられたところでようやくその中学生に気づいたようである。空から視線を中学生へゆっくりと移して。

「遊ぶ……ですか?構いませんが一体何をして遊ぶのです?」
77砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)20:37:02 ID:iQp
>>65

ッ、ッ……!

【かっと視界が赤く染まる。眼球の毛細血管が切れたような鮮烈さ】
【頭に血が上りすぎて手足が冷えた感覚に陥る】
【振りかぶった手でーーーー叩くのは己の頬】
【ぱちんと1つ音が鳴る】

……喧嘩が好きなんだろ。アンタの土俵では戦ってやらない
でもアンタが社会的立場から物事を語るなら、まずはその足元を崩して、狂った上っ面を被れなくしてやる……!

【深呼吸をひとつして、一歩後ろへ】
【これも彼からすれば負け犬の遠吠えに過ぎないのだろう。それはそうだ。切った張ったの世界の常識では口より先に手が出る者こそ尊ばれる】
【手を伸ばした先はアスファルト上の不良。意識があるかも定かでない男に、肩を貸そうとする】

この人は病院へ連れていく。文句ないだろ?

【肩越しに呟くように。問いかけの形だが最早答えを聞くつもりは無い。膝を曲げれば二人分の体重はふわりと浮いて】
【足元に煙をたなびかせながら、屋根の向こうへ消えていくだろう】
【所詮ヒーローにも満たない一市民の幼稚な叫び。暫くは公安ものの映画が嫌いになりそうだった】

//この辺で〆でしょうか、ありがとうございました! 楽しかったです!
78黒髪おさげの中学生◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)20:39:36 ID:9JT
>>76

「お空見ても雲くらいしかないでしょ!くしゃみ出るよくしゃみ、ぶぇぇぇぇっくしょぉぉぉぉぉい!ってね」

彼女は芳しい反応が貰えた事が嬉しかったようで、唇がにへらと三日月を描く
見ればこちらを見る少女は整った顔立ちをしており、ちょっと強そうだ
クールっぽいところも少女のお気に召したらしい

「遊ぶと言ったらバトルだよお姉さん!ばとるしようぜ!」

その少女はどこまでも笑顔で、どこまでも楽しそうに語る
79霧亡柘榴 :2018/10/03(水)20:40:32 ID:pai
>>69
不満そうなハリネズミの腹を宥めるように擽りながら、首を傾げて考えこむ。
本来なら一蹴すべき問いなのだろうが、真剣に答えを探してしまうのも彼女の取り柄と言えるのだろう。

「……そうなの、かな?褒められるのは……ちょっと、恥ずかしいけど、嫌じゃ、ないよ」

少年の言葉はひどく婉曲した表現だ。それでもそこに害意があるかないかくらいは分かる。
ふにゃっと気の抜けた笑み、しかしそれはすぐに引っ込められる。

「でも、顔、知らなくても、わたしを、応援してくれた人を、馬鹿にされるのは、嫌」
「弱いとか、気持ち悪いとか。知らない人のこと、そういう風に言うの、よくない」

代わって微かに頬を膨らませ、どこか拗ねた声色で諭す。
僅かに、琥珀の瞳に怒りに近い激情がちらつく。けれどそれは自分のためのものではなく、他人のためのものだ。
見知らぬ他人を中傷されたことに対する本心からの。
80八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)20:41:22 ID:Is2
>>75
「だ、だってあんた…ヤンキーやろ?……機嫌損ねたらカツアゲとかされそ……あ!」

目が涙でうるうるとしている。其処でついうっかり口を滑らせる。
そして自分が今何を言ってるのか気づいて、焦って両手で口を塞ぐ。

「……ごめん、許して殴らんといてカツアゲはやめてー!」

そして一人で勝手に騒ぎ出した。
ここまで来るとなんとなく漆葉も気付けると思う。
この少女は、不良っぽい漆葉にびびっているのだと。
81漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)20:47:31 ID:MIT
>>80

……………一つ、あんたは勘違いしてる
私は確かに不良とか言われてるがんな理不尽なことはする気はねぇ

(ようやく漆葉も彼女が自分を怖がっているということを理解する)
(確かに常識的に考えればこの状況はどう見ても不良に絡まれているとしか思えないだろう)

そういうことだ、だから泣くのやめろ!周りの目がやべぇだろ!?
とりあえず落ち着け!

(この状況はどう見ても漆葉が彼女に絡んで泣かしているようにしか見えない)
(しかし他人を落ち着ける手段など持っているはずもなく、ただそうやって言うことしかないのだ)

あぁくそ…何かジュースでも奢ってやるからとりあえず落ち着いてくれ…

(そしてひとまず物で釣ることにしたようだ)
82伏木霞 :2018/10/03(水)20:47:59 ID:acr
先日の夜は慣れないことをしたものだ、お陰で今更疲れが来た。

なんと心の中でモノローグを入れながら学校のベンチを占拠して寝転ぶ伏木霞。眩しい太陽から目を背けて寝返りを打って欠伸をひとつ。

「…………あっ」

と同時にベンチから転がり落ちるその身体。そのまま落ちればきっと呻いていることだろう。そんな間抜けな一幕を目撃する人は居るだろうか。
83神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)20:48:34 ID:gYm
>>77


「…………」


 まぁ、別に。必ずしも彼女の道自体を否定しているわけでもなかったし、別に其処まで怒ること無いんじゃないのかなあとは思ったけれど。
 けれどもまあ、そういう風に言われるなら、そう言うことなんだろう。と修は思った。

(ま、勝手にしろやとしか言えないよな)

 スタンスが根本から違いすぎる。欲望を満たすために社会を生きるからこそ上っ面を一応は求めておく修と、上っ面を隠し誰に頼まれた訳でもないヒーロー業務に精を出す朧とでは。
 平行線だ。交わることもないし、だからこそ、修は怒りもせず余裕を保って居られた。なぜならその言葉も、例え根底から叩きのめされても。己のあり方は変わらないという自負にも近い確信があったからだ。

(帰ろう)

 欲のためにそこにいる。何がいけないのか。
 そう決着をつけて、漆黒の風紀は歩き出す。血に飢えた獣は、今日も皮を被って待ちを行く……。

//ありがとうございましたー。こちらこそたのしかったですよー
84喧嘩代行屋◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)20:50:17 ID:DTW
>>68
この一撃を以て空いた二人の距離。この位置こそが唯一の安全圏。どちらかが一歩踏み出せば、決着が尽く。
少女が踏み出した。その拳から、爆炎を噴き出した。対して彼は、動かなかった。

「まだ、まだ行ける……」

腰を深く落とし、残る片腕を体の側面に構える。必殺の一撃を、受け止める体制。
一撃のぶつけ合いじゃ、悔しいけど勝てない。だったら、あの一撃を受け止めて、無防備な状態にぶち込んでしまえ。
イメージするのは最強、折れない体。戦車砲だって受け止めると豪語しろ。

「……俺の体はまだ滾るッ!!!」

能力なんて結局のところハートの問題だ。否、能力なんてなくたってハートさえあればどこまででもいける。
想像する。ただ信じる。体中のエネルギーを胸に、あの一撃を受け止める。
拳が胸に叩き込まれる。伝う感触、抵抗は一切なく一撃が届いたと知らせる。
全身を駆け巡る衝撃、四肢が千切れ飛ぶようだ。脳症が目から耳から口から飛び出しそうだ。
致命に等しい、夥しい量を吐血する。だが、しかし

「――――――俺の」

まだ立っていた。意識を保っていた。ハートは負けて居なかった。
腕に籠る渾身の力。勝利への確信。

「――――――勝ちィッ!!!!!」

ふりぬく拳。少女の胸目掛け、渾身の一撃。それは――――――

ぽすっ

という間抜けな音を立てて、衝撃すらなく少女の胸に届くだろう。
そのまま、糸の切れた体は少女に向けて倒れこむ。

「ここ、で、かよ……畜生。
 まだ俺は…………言い訳する方がかっこわりぃか……」

もう体に込められる力は残ってなかった。その拳を、少女に届ける力すら。

「戦車ぐらいなら耐えられんのに……それよりつえぇとかよぉ……
 あー……こりゃ金返さなきゃな……」

それが、今の意識で離せる最後の言葉で。
85喧嘩代行屋◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)20:50:38 ID:DTW
>>84>>68
//この辺りで〆でどうでしょう?
86瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/03(水)20:53:55 ID:udr
>>78

「……空を眺めて雲を観察するのが趣味なんです。雲を見ていたらくしゃみが出るなど聞いたことありませんが」

そんな趣味はない。瀬崎は適当に言っただけである。

「拒否します。貴方とバトルする理由が私にはありません。そもそも遊びでバトルなど以ての外、ありえませんね」

ふいっと少女から顔を背けて、瀬崎が戦うのは風紀委員としてのみ。特に問題を起こしていない少女と戦うなど例え遊びでもあり得ない話だった。
87鈎取 吉音 :2018/10/03(水)20:56:06 ID:4YU
ふぃー大量大量っと、今日はどっかに飲みに行くかなー

【スリという物にも色々ある、雑にポケットに突っ込まれた財布を抜き取るとか、鞄をいつの間にか持って行くとか、レベル的なアレ】
【それで言えばこの男はかなり上位だと言えるだろう、例え背負ったリュックに財布を入れていても、一瞬すれ違う隙に気を取られれば財布だけを抜いて行く】
【いつしか築いたこの技術、他に食って行く手段に使えないかと考えた事もあったが、結局はスリをするのが一番稼げるのに気が付いた】

【そんなこんなで、今日は『大量』だった為に懐が少し暖かかった】
【上機嫌に鼻歌を歌い、くわえ煙草で夜の街をひた歩く、その眼は前を向いているのに、前が全く見えてはいない、何しろ調子に乗ってるから】
88八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)20:58:07 ID:Is2
>>81
「……え?ほんまに?理不尽な事なんもせーへんの?」

漆葉からの言葉に目を丸くして、呆気にとられた様子。ポカーンと効果音が聞こえそうな表情となる。
ただ、落ち着けと言われても、まだ動悸はするし、冷や汗もたらりとなるのだが。
次の言葉で一転する事となった。

「ほんまか!?奢ってくれんの!?やった!見た目怖いけどいい人やん!ありがとう!」

奢ってやる。関西人はお金が絡む事には弱い傾向が強い。
彼女もその言葉使いから予想出来るだろう、関西出身なのだ。
当然、ちょろく、軽くその文句に釣られる事となる。

「なんやー、どうなるかと思ったわ!あんた学園通ってるん?うち最近転校して来たばっかやねん!
いやー、転校して日が浅いうちにカツアゲとかされたりヤキ入れられたらどーしよ思ったわ!」

其処でやっと白い歯を見せて微笑み、明るい調子を戻す。
89永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/03(水)20:59:28 ID:R7v
>>891
御茶漬とハンドル・ママが稼ぎ出した1分。
奮迅の激闘を演じた二人のオーラが尽きかけた、その時。

船長が、嵐から生み出された莫大なオーラを代償に呼び出したのは、
そう、まさに 海賊船 だった!!

≪なんだよこれ!?どうしろってんだぁッ、オイ!!??≫
サメの群れも、巨大な船の前には弾かれて文字通り歯が立たない。


更に、鮫島にとっては最悪のタイミング!
海賊船が総火力を持って砲撃を放とうとするその瞬間であった。

嵐は台風の目に入り、風も雨も嘘の様に晴れ上がる。
鬱陶しく湧き上がるサメもあっけなく消え失せる。

空には月、出航には最高の夜!

≪ッざけんなァァァァァッッッ!!!!≫
鮫島の断末魔は、砲撃の轟音に飲まれて消えた。
放火の後には、もみくちゃになり、眼鏡は無残に割れ、地に倒れた無様な敗者が残されていたのであった。


//またも1日空いてしまいましたが、またよろしくです!
90天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)21:01:25 ID:ZcI
>>79

【一瞬だけ陰気な目と激情を揺らめかせる琥珀が交差した】
【あるいはその怒りは気のせいかもしれない。客席のファンが壇上のアイドルと目が合ったなんてのたまうような】
【自分も少し特別なものに触れたのでは、なんてよくある願望に近い】
【だってハリネズミのお腹を優しそうに撫でる彼女のいったいどこにそんな怒りがあるのだろうか】

「……そうか。723人のなかの一人に紛れ込んだって、あんたはそいつのために怒ってくれるんだな」
「報われるだろうな。そいつらは」


「俺も人を褒めるのは大っ嫌いだし、ミスコンで優勝を狙えるようなやつらもたいがい嫌いだよ、霧亡柘榴」

「だが、あんたみたいに、正直に生きてるやつは、対等に優しいやつは、嫌いじゃない」

【男はふらりと立ち上がった】
【ハリネズミは形容しがたい小動物特有の鳴き声で彼女の腕のなかうにゃうにゃと身をよじる】
【素直なペットのように…………】

「だから、俺はあんたの名前を知ってるが。俺は霧亡柘榴に名乗らない」
「724人の中の一人、バカにされたら、適当に怒っておいてくれ」

「じゃあな。あと、それでもそのハリネズミは絶対に性格が悪い」
「俺は、目を見ればわかるんだ」

【そういって男は屋上から立ち去るだろう】
【最後まで好き勝手に身勝手に語り倒して気まぐれに】
【置いていかれたストールとハリネズミも少しの時間彼女とじゃれつけば、ふわりと雲のように消えてしまうはず】
91黒髪おさげの中学生◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)21:02:57 ID:9JT
>>86

「ちっげーよ太陽見てたらくしゃみでるじゃん!」

彼女はもう話を聞いていなかった、少女から離れてラジカセに触れ、カセットテープをセット
ウキウキで再生ボタンを押そうとし

「どうして戦わないの?あ、もしかして『非戦闘NPC』なの?」
「でもこういう場合って強引に攻撃すれば敵対するってゲームで学んだんだよなー、ダークソウルなんだよなー」
「それとも問題起こしたらバトルしてくれんの?」

彼女の前に現れるのは黒い穴、そこへと手を突っ込み、戻した時に握られているのは龍が描かれている小さな短剣
その刃を、少女へと向けた
少女はそれを子供の戯れととるか、排除しにかかるか
行動如何によって結果は変わるだろう
92漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)21:04:25 ID:MIT
>>88

しねぇよ、あんま人を見た目で判断すんなよ?

(まぁ怖がられることはよくあるのでもう仕方ない。それに今回はこちらに全体的に非があるのだから何も言えないだろう)

見た目怖いは余計だっつの…まぁ良いや、ついてこい

(そのあまりの豹変様に少しばかり呆気にとられるもまぁ結果オーライだろう)
(近くの自販機まで歩いていけば雑にポケットに手を突っ込めば小銭を取り出す)

ほら、好きに選べ
…………あぁそういやお前名前はなんて言うんだよ?
私は漆葉架鐘、高等部の二年だ
93花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)21:09:09 ID:zyF
>>73

「事故……………って?」

【一言一句、一挙一動見逃すまいとしていた千尋は拍子抜けに呟いて、白の後へ数瞬遅れがちに続く】
【熱気に浮かされてぼーっとしてその意味を考えていると、バスタオルが飛んでくる】

【千尋は白に比べればまったくと言っていい程物を知らないし、幼い。だが、そこに遺った痕がどういう意味なのかは、本能的に予想が付いていた】
【自分で付ける以外には仕様もないその場所への、直感に近いものだったが】

「…………………………」

【彼女は緩急のない胴体にバスタオルを纏い、手にとったドライヤーを点けるでもなく、ただ鏡の前に立ってそれを眺めていた】


「……ちひろね、お姉ちゃんが"いた"んだ」
「…だから、憧れちゃうな、こういうの!」


【そう言うとむっと口を噤んで、白の言葉を塞ぎ込むようにドライヤーのスイッチを前回にすれば、ずぶ濡れの桃髪へと当てた】


【―――――――傷の形は人それぞれだ。】
【傷から身を守るために進化したハリネズミは、暖め合うよりも、独り癒えるまで待つ事を選んだ。】
【傷から逃げるために志を変えた白ウサギは、醜い形振りに構わず、誰かと暖め合う事を選んだ。】

【だが、それがどうした?】
【臆病者の彼らにだって、傷を舐め合う事は出来た筈だ】


――――――――。


「白お姉ちゃん、フルーツ牛乳、あるかな?」

【結局、何も起きなかった。】
【千尋はいつもどおり悪戯っぽい表情で、明るい調子で、白へと火照った顔を向けた】
94灰色髪の少女◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)21:11:08 ID:XQi
>>84

────────ッッ!!?


【必殺技────つまりは必ず殺す技】
【その名を冠するからこそ、其の一撃は必ず相手を叩き潰す一撃でなくてはならない】

【だからこそ、其れを回避するのではなく、真っ向から受け止めても尚、立ち続けていられた相手に対して】
【少女はその一瞬、攻撃の反作用と驚愕によって、たしかに無防備な状態を晒してしまった】
【眼前に迫る拳は、彼に勝利を齎すのだろう────そう理解して、結末を受け入れようとするが】


……………………あぇ?

【想像していた衝撃はいつまで経っても伝わらず、代わりに力の抜けた拳が少女の胸を叩いて】
【何が起きたのかを理解すれば────少女は小さく溜息を零して、異能と戦意を消し去るのだった】

【敗北を受け容れようとした瞬間、その結末は何処かに零れ落ちた】
【倒れ込んでくる彼を必然的に抱き抱える形になってしまうが、どうしたものかと暫くその姿勢のまま固まる】
【一度、闘争の熱が冷めてしまった以上は、このまま投げ捨てる訳にもいかなくて】


…………勝ちを譲るってなら、ちゃんとスクラップにさせろっての

ただ、まあ────喧嘩なら何時でも大歓迎だから
今度はちゃんと、最後までぶっ壊させてよ?

【そう言って、締まらない勝利宣言を行ったなら】
【改めて、冷静になった頭で周囲の惨状を確認して────どうしたものかと、軽く頭を抱えるのだった】
【そんな、喧嘩と闘争に明け暮れる若者達の、ある日の一幕】

//では、こちらからはこれで締めで…ありがとうございました…!
95八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)21:12:29 ID:Vsu
>>92
「んじゃうちはこれや!」

指差したのは『モンスター』。炭酸エナジードリンクの一つで、他のジュースは130円なのに、これは180円。
遠慮なくそんな物を指差し、無邪気な笑顔を見せつける。

「二年の漆葉架鐘……うちとタメやん!貫禄あるし三年の人かな思た!」

そんな時、漆葉の自己紹介を聞くと一転して驚く。
どうやら彼女の事は歳上だと感じていた様子で、同い年という事に驚いたようだ。

「うちの名前はなー、これや!」

バンッと原付の免許証を見せる。其処には『八月朔日 楓』と書いているだろう。

「なんて読むと思う?」

また無邪気な笑顔を見せて、ワクワクとしながらクイズみたいに尋ねる。
96瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/03(水)21:14:50 ID:udr
>>91

「私は別に平気ですが……そういえばそんなのもありましたね」

そんなことより何故ラジカセを持ち歩いているのかという疑問。それに何の意味があるのだろうか。

「NPC……?貴方は何を言っているんですか?ここはゲームの中ではありません」
「……そこまでにしておきなさい。私は歳下が相手でも手は抜きませんよ?」

立ち上がった瀬崎の手には大きな氷の弓。
こんな街中で短剣を向けてくるような相手に説得は無駄な気がするが風紀委員として、戦闘は可能な限り避けねばならない。
97霧亡柘榴 :2018/10/03(水)21:17:53 ID:pai
>>90
褒められているような貶されているような、どちらともとれるようでその実片方にしか傾いていない言葉。
やはり自分が持ち上げられるのを苦手とする彼女は、どこか所在なさげに指先でハリネズミと戯れ続ける。

「ずるいよ、そんなの。わたしだけ、名前、知らないのは、ずるい。わたしだって、ちゃんと、名前で呼びたい」
「だから、きみの名前も、教えてほしいな」

去り際の背中に声をかける。
平等を振り翳した、彼にとっては少し小狡い要求かもしれない。
けれど彼女は誰にでもそうあろうとするから、やはりそれはどこまでも真摯な言葉なのだ。
例え彼が答えずとも、無理に追い縋ろうとはしない。
その時は少しだけ寂しそうな眼差しで、その背が消えるのを見送るだけだ。
呼ぶべき名を教えてくれたのならその時は、名前を呼んできっとこう言うのだ。

「じゃあね。また、その子、触らせてくれたら、嬉しいな」

これは彼が去って一人きりになってからの話。
723人。その意味に気がつくのに少しの時間を要し。
更に724人の中の一人の真意を遅ればせながら理解して、知らず気恥ずかしさに頬を仄かに赤らめたとか。
98漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)21:18:52 ID:MIT
>>95

へいへい…遠慮ねぇなお前…

(まぁこれくらいをケチるほど器は小さく無い。要望通りその『モンスター』のボタンを押せば出てきた缶を取って少女へと渡す)
(自分はと言えばもう最初からおしるこのボタンを押して買うことだろう)

タメってマジかよ!?……なんか、勝手に一年かと思ってたわ、頼りねぇし

(そんな失礼なことを言いながらおしるこを空けて一口)

…………はちがつ…そ…ひ…?これ本当に名前か…?偽名とかじゃねぇだろうな…?

(余談だが漆葉は頭が悪い)
99天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)21:20:34 ID:ZcI
=97
//ロールありがとうございました……! 癒し……!
100天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)21:21:46 ID:ZcI
『世界は狂ってる』

〝えー! あたしとあそびたいの? いいよ。オセロね!! 〟

『誰も弱者を帰りみな、』

〝あたしのおうち? えー! 秘密! 〟
〝えー! あたしの秘密が知りたいの? 教えてアイちゃんってつぶやいて! 〟

『俺の秘密を聞いてくれ』

〝えー! あたしとあそびたいの? いいよ。しりとりね!! 〟

【さ夜中の公園。地べたに落ちたスマートフォン】
【這いつくばる男。不気味な音声入力】
【すぐそばには中空に浮かぶ陰気な瞳のハリネズミ】
101霧亡柘榴 :2018/10/03(水)21:23:21 ID:pai
>>99
//いえいえ、こちらこそありがとうございました!
//楽しかったです、またよろしくお願いしますっ
102黒髪おさげの中学生◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)21:24:29 ID:9JT
>>96

「なんだと、太陽見てくしゃみでないやつがいるなんて…」

彼女の頭には漫画じみて!マークが二つ
そうして彼女は少女の反応に肩を竦め、手にした短剣を放り投げた
からんと乾いた音が路上で鳴る

「そうだ…なんか最初悩んでたなこの姉ちゃん。これは敵対フラグじゃなくて仲間フラグって奴か、キーファだなキーファ、カインかもしれないな」

ボソボソと呟いた彼女は無手で、弓を構えた少女へと近づき。
再び花の咲くような笑顔を浮かべた、

「お前!あたしの仲間になれ!」

不気味なほど人の話を聞かず、口元の三日月が割れんばかりに裂けていく
103出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/03(水)21:27:05 ID:zqB
>>59

着、地……っ!
【ボロボロになりながらなんとか怪物を退け、
フラフラになりながらもなんとか無事で地表に辿り着く】

皆、さん……落ち着いて……
写真を、撮る暇が……あるなら、通報を……
【校舎の破壊に血だらけの風紀委員、怪物と化していた社会科教師】
【生徒達の興味を引くには十分すぎる題材だ、故に制止をかけるが
当の本人が言ったところでより注目を集めるだけだ】

(謎の鏡、変質する人間、そして奴の口から出た"部長殿"……
く、調べるべき事は山ほどあるというのに……)
【衝撃と出血、朦朧とする意識の中今回の件について考える】
【しかしそれも長くは続かず、ついには倒れ臥す】

(早く……真実を、掴まなければ……)
【まだ問い詰めなければならない事は山ほどある、だというのにそのまま意識を手放してしまう】

【またも病院に担ぎ込まれる、今回は一日では済まされないという事でお叱りを受ける事になる】
【最初に奪い取った鏡も、突進による衝撃で破損してしまい、その機能を失っていたらしく
真実へ至る手がかりとしてはやや弱いものであった、という報告を病院で受け、表情は変わらないものの項垂れるのであった】

//これ以上続けようとすると凍結沙汰になってしまうため、キリも良さげという事でこちらからは〆になります!
ロールありがとうございました!
104八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)21:28:33 ID:Vsu
>>98
「関西人はお金に関わる事は遠慮せーへんで」

また良い笑顔を見せて、関西人全員が勘違いされてしまいそうな事を吹く。
そして嬉しそうにモンスターを受け取ると、いただきますとその缶を開け、飲む。

「めっちゃ美味しい~、やっぱモンスター最高や」

その時、歳下かと思ったの一言にガクッとなり、頼りないの一言が心にグサリと刺さる。

「う……うちそんなに頼りなく見えるんや……」

頬を少し膨らませ、ブー垂れた様子を見せつつ架鐘を見上げ

「あとなー、うちのこの苗字、ほづみって読むねんで!どや!凄いやろ!」

名前の回答に対しては何故か勝ち誇った表情になり、何が凄いのか良く分からないが誇らしげに答える。
105瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/03(水)21:33:59 ID:udr
>>102

(何なのでしょう、この子は……)

異能力者の中でも際立って異常に見える。だが、武器を捨てた相手に武力行使はできない。

「キーファ……カイン……一体誰のことですか?」

瀬崎はゲームなど全くしない人。ゆえに少女の発言が理解できず、その支離滅裂な振る舞いに流石に戸惑いが隠せない。

「ちょっと……さっきから訳が分かりませんよ貴方。異常にも程があります」

弓を力強く握りしめて、瀬崎は無意識のうちに後ずさって少女から緩やかに離れていた。
106漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)21:34:36 ID:MIT
>>104

オーケー、これから関西人にはぜってぇ奢るとか言わねぇ

(これ以上金をむしりとられてはたまらないと漆葉はそう心に刻むのだった)
(まぁ奢ると言ったのはこちらなのだが)

お前つい今さっきの自分の姿思い出してみろよ…

(あれで頼り甲斐があるというのは無理がある。だがまぁ絡みやすいタイプではあるし明るい性格ではあるのだろう)

はぁ!?ほづみぃ!?
嘘つけよ!文字数合ってねぇぞ!?

(思わず大声を上げてそんな文句をつけてしまう。四文字の漢字に対して読みが三文字なんて絶対におかしいと)
107黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/03(水)21:36:34 ID:Jil
思い返すのはこれまでの日々。前科持ちでは無いにせよ良くない噂と共に転入し、白い眼を向けられたクラス、その目に準じる様に気ままにやって様々な人と出会った毎日。
屋上で話したどこか抜けた雰囲気のある少女、ミスコンで喧嘩を売ってきた陰気だがそれなりに熱い想いを秘めた男、なんか死んでいた彼、etc,etc,───。
どれもこれも個性の塊といった趣だった。彼らの前でだけ、自分は根暗で人を遠ざける一匹狼を気取らなくてもよかった。
今思えば楽しかった。たとえ自分には過ぎたものだとしても───。

纏まりかけた思考は、罵声と共に顔面に突き刺さる拳で再び四散する。


「イキってんじゃねえぞダボが!」「オラこんなもんかよ!?悪なんだろ雑魚が!」
体育館裏、本来なら近道かゴミ捨てか、カツアゲに使われていたであろうそこは、今や数人がかりでの騒がしい喧嘩の舞台となっていた。
否、喧嘩ではない。それは最早一方的なリンチ。殴り倒され意識を失った三人ばかりの仲間には眼もくれず、ただ一人の青年を囲んで殴る暴の風吹き荒れる狂熱の空間。

(思ったよりしつけえなこいつら……!)
拳が頬を打ち据え、よろめいたところを他の不良に押さえ込まれまた殴られる。今や黒塚の身体は抵抗らしい抵抗はフラフラ揺れるだけで、サンドバッグも同然だ。
適当に殴られて満足させてやるつもりでいたが、あまりにもイラっときて先手を取って何人かのしたのがマズかったか。
無抵抗だと言うのに益々ヒートアップしている気がする。却って興奮させてしまったらしい。
視界の端で寝ているかの様に横たわるか、呻いて立ち上がれない不良達をチラリと見ていると、背後から振り下ろされたオーラ纏う角材が後頭部に叩き込まれ、木片と血が飛び散った。

「フゥーッ、フゥーッ…!おい押さえてろ!いい事思いついたからよ…!」
両腕と制服の襟を掴まれて立たされると、磔刑じみて固定される。ボサボサになった髪の向こうから血だらけの顔で覗くと、真正面に立った不良のピンと伸ばした手の指に冷気が収束しているところだった。
以前、まだ来たばかりの時に殴り倒したヤツだ。乱戦で気付かなかったが混ざっていたのか。

「前から思ってたけどムカつく目だな?テメェ二度とガンつけれなくしてやるよ…!」
「馬鹿か手前……。んな事したら……、停学じゃ済まねえぞ……」
瞳の数cm先に突き付けられる氷の槍。取り囲んでいた不良達まで一瞬ギョッとするが、当の本人は青筋を浮かべたまま口角を吊り上げる。
完全にキレてる。それだけでも厄介だと言うのに、生徒一人一人が銃を持っているに等しいこの学校では輪をかけて危険だ。
ゼイゼイと荒く息を吐きながら、黒塚は一応諭そうとするが聞く耳持たない。

本能が疼く。それを恐れて最後の力でもがく身体から、線香じみた微かな煙が立ち昇る。喉が雷の様な音で唸る。
「───テメーは死ねこのダボが!!」
そして、矢の様に引き絞った氷の槍は放たれる──────。
108薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)21:39:32 ID:xFW()
>>93
……
【姉が“いた”と告げた千尋に、白はなにを思うか】

【ただ一つ、はっきりとした感情として──】
【同情なんてしない、と】


【ぺっと口を濯いだ後、上からブラと、そして黒インナーを履き、白の傷痕は隠れてしまった】
【そして、ちら、とラビットの方を見て、一言】

……苺牛乳なら、あるけど。その代わり、ちゃんと歯磨きなさいよ
【そう告げて、またつん、とそっぽを向いた。仄かに頬が赤い、しかも肩もわずかに震えていた】
【“姉”というのは、こんな感じだろうか?見様見真似だが、上手く行っただろうか?】

【そんなことを考えながら、白はいかにも臭い演技をした自分を呪いつつ、千尋の方をちらと確認した】
109黒髪おさげの中学生◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)21:42:49 ID:9JT
>>105

彼女は変わらず、その笑顔を向け続けている
花が咲くような笑顔から、口元が裂けた魔女のような雰囲気に変わり
ぱっちりした大きすぎる黒目は渦を巻いて少女を見つめて離さない
一歩、また一歩と少女へと近づく

「異常?そんなことないよ、あたしは正常で、世界はあたしに合わせるべきだからね」
「言うなればあたしが主役なんだよ、姉ちゃんこそあれにしては反応が……」
「ああ!もしかして好感度稼がないとダメなのかな?はじめましてお姉さん!あたし卯月青葉って言います!」
「およ、『選択肢』が出ないじゃないか、何だこのクソゲー」

異常たる彼女へ怖気を覚えたのなら、少女は逃げることも出来る。
そうでないのなら、やはり唇が裂けんばかりに微笑んで、少女をより追い詰める
泣こうが喚こうが、変わらぬ笑顔のまま
110八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)21:44:59 ID:Vsu
>>106
「ええ!?可愛い冗談やって冗談!間に受けんといてや!」

奢らねぇと言われたら焦る。何故ならやっぱり奢って貰いたいから!
まるで媚び諂うように神様仏様漆葉様~!とか言いそうな雰囲気を出している。

「ま、まぁさっきの姿は…だってここ異能者ばっかの街やろ?普通に異能者のヤンキーって怖いやん!まぁうちも異能者なんやけどさ」

さっきの姿を突っ込まれると必死に言い訳し、最終的には自身も異能者だという事を明かして溜め息をする。

「それがホンマなんやで!旧暦の八月朔日は稲の穂の刈り取りが始まる日でな、穂を積むって事から穂積、ほづみって読むようなったんや!
つーか、文字と読み合ってない人なら同級生にもおるやん!祢宜ケ沢上君なんてそうやろ?」

苗字に対して信じられない様子を見せる架鐘に説明する様に由来を教授するのである。表情はドヤ顔に戻って。
更に演劇部の同級生、先日友達となった祢宜ケ沢上の例も挙げる。
架鐘が彼の事を知っているのかは分からないのだが。
111斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/03(水)21:47:42 ID:Plq
>>107

(右手首を捻る、スリングショットに装填される弾丸)
(腕を真っ直ぐ正面へ)

(袖の内側から放たれた成人男性をも昏倒させる強化ゴム弾は、氷槍を横から殴りつけ破砕する)

……。

(集団から少しばかり離れた地点に立つ少年が一人)
(口元を覆うマフラー、目元を覆うゴーグル、陰気な雰囲気)
(しかし、その腕に巻き付いた風紀委員の腕章)

……だっせー奴ら。

(くぐもった声で、ぼそりと)
112『カタゾウムシの怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/03(水)21:52:10 ID:94Q
>>103
「クソぉ!! やめろ、僕を見るなぁ!!!」

【響くフラッシュ、怪物としての姿を失ったのならば、そこにいるのはただの社会科教師だ】
【幸いにも、と言うべきか――――目の前の風紀委員は、意識を失った。ならば、取る手段は唯一つのみ】
【割れた銀色の鏡を拾い上げると、フラフラと生徒達の囲いを突破してそこから逃げ出していく――――】


【――――そして、校舎裏】

「クソ、風紀委員……!! 必ず、復讐を――――なんだ、これは」

【息も絶え絶えに壁に凭れ掛かると、鏡を握り締めながら復讐を誓い……そしてその手がふと、光を放っているのが分かる】
【それがなにか。一瞬理解が及ばなかったが……すぐに分かった。これは、“処罰”――――】


「ま、待ってください、私は、私はまだ……あ、ァァァァ!!!!!!」


【それは放っているのではない。光へと、身体が分解されている……そしてそれは、急速に全身へと広がっていき】
【断末魔のみを残して、その男は跡形もなくそこから消え失せた。からん、と。銀色の割れた鏡が、そこに落ちた】


/了解しました!ではこちらもこれで〆で、ありがとうございました!!
113霧亡柘榴 :2018/10/03(水)21:54:48 ID:pai
>>82
少しお間抜けな場面を目の当たりにしていたわけではないのだが。
空いているベンチを見つけて僥倖と、それこそ足元も見ないで近寄ったものだから。

「…………えっ」

山鳩色のパーカーを羽織った少女が、思いっきりぶみっと。
当然自重を軽くしているわけでもなく、容赦のない踏みつけである。
あまりの出来事に理解が及ばなかったか、気の抜けた声を漏らしておそるおそる下を見やる。
そーっと足を避けて目を逸らし、まずは一言。

「……ごめん、大丈夫?」
114阿良暮 小鉄◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)21:54:59 ID:XQi
>>87

【────その日、阿良暮 小鉄という不良少女は街に出かけていた】
【密かな趣味の為に赴いたショッピング、それは彼女にとっての細やかな幸福の時間でもあったのだが】
【然し至福の時間は唐突に終焉を迎えた────何者かに財布をスラれてしまったことによって】

【そして彼女の休日はスリの犯人探しに潰れることになった。頼りになるのはスラれた瞬間、辛うじて見えた相手の顔の記憶のみ】
【疲労とストレスと怒りを加速度的に貯めながら、少女は陽が落ちるまで街を捜索し続けて、そして等々諦めようとしたその瞬間】


────────見つけたぞこの財布泥棒がああああああッッッッ!!!

【上機嫌に鼻歌を歌う男の姿が目の前に現れる。間違いない、財布を奪っていた犯人の顔の記憶と合致する】
【そう判断した瞬間には少女は全速力で駆け出していて、前も向けていない様子のその男に対して一切の容赦なく】

【────渾身のストレートパンチを、その顔面に目がけてぶっぱなすだろう。武闘派不良の筋力と怒りの乗った一撃、多分当たれば死ぬほど痛い】
115瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/03(水)21:58:50 ID:udr
>>109

「貴方がどのように考えようと貴方は主役ではなく、世界が貴方の意思に沿って動くなんてことはありません」
「また貴方以外の人間は決してNPCではありませんし、好感度を稼ぐなどという不愉快な物言いをする相手に気を許す人はいないと知りなさい」
「人生は、ゲームとは違うのです。いい加減にしてください。分かりましたか青葉さん」

瀬崎は少女の肩に手を置いて真剣な表情で語るだろう。恐怖を隠し、彼女をどうにかして説き伏せる為に。こんなことで臆して逃げるようでは風紀委員は務まらない。

//すみませんが今日はここで落ちます……
116A-07◆SE4thlOCkJCn :2018/10/03(水)21:59:04 ID:WRb
>>8
すぐにNoahを辞め、その足でここまで来たと言うのか。なんとも忙しないご老体だ。
然し、計画とやらに協力すれば衣食住を提供すると言うのではないか。これはまたとない好機。まずは計画の内容を探る必要がある。

「あそこがどうしようも無いところだってことは同意する」
「けど、お前が同じ離反者で、俺に生活を提供してくれると言ってもおいそれとついて行く訳にはいかない」
「その計画……お前は一体何をやろうとしてるんだ?」

老人を睨みつけ、警戒を強めながらストレートな疑問を投げかける。利用されるだけはまっぴらごめんだ。
だって、天使と呼ばれ兵器として扱われる日々を見限って雲の果てまで羽ばたいたのだから。この翼が行く先を決めるのは、天地がひっくり返ろうと自分だ。
117伏木霞 :2018/10/03(水)22:01:44 ID:acr
>>113
ぐぇ、と踏みつけられた男子生徒が出せる当たり前の声が聞こえることだろう。

「わ、……って言えるか……おう、気にすんな」

踏まれた変態達の決め台詞なんて言える相手でないと確認すると謝罪を聞いて手を挙げる。
そして無事と言うようにそのまま踏まれた箇所を押さえつつ起き上がると。

「念のため聞くけどわざとじゃねえよな?」

いつもの顔で酷いことを聞くものである。
118黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/03(水)22:02:38 ID:I76
>>111
眼窩を貫き脳髄まで犯しかねなかった氷が爆ぜる。横合いから撃ち込まれたゴム弾が砕いたのを、赤に染まりつつあった黒塚の眼は捉えていた。


「おッ…!?ッダテメガキィ!」
「お…おい!」「よせよゴンゾ、風紀委員だ…」
困惑の表情から一転、怒りに顔を赤くする不良。様子から見てくぐもった声も聞こえていたらしい。
露わになった指もそのままに飛び掛かろうとして、手の空いた仲間に取り押さえられる。比較的冷静な他の不良は、喧嘩を売るのは得策ではないと判断したのだ。
そして、その隙を見逃す男ではなかった。今の黒塚は。

バギ、ベキ、ボリ。湿った音が響き渡る。拘束された状態のまま両の肩を外し、先程まで自分を狙っていた指、その四本を根元から黒塚が噛み千切った音だ。
離れたところにいた斑鳩にその光景は見えただろうか。人のモノとは思えない形相で身体を伸ばし、断頭台の如き顎門で躊躇い無く攻撃を加えたボロボロの青年の姿が。

「───えっ」
理解が追いつかない、呆けた顔で血の噴き出す傷口を見つめる不良。やがてわちゃわちゃと彼の元に他の仲間が集まり、倒れた者を担いで逃げ出した。
「…お、お前風紀委員だろ!威張る暇あったら何とかしろよテメェ───!」
斑鳩の側を走りながら、折れた角材をまだ持った半裸の不良が叫ぶ。間近で見てしまったのだ。日常が理不尽に覆されるところを。

後に残されたのは、えづいて口内の指と血を吐き出すガラの悪そうな男と、風紀委員のみ。
「……余計な事、しやがって……」
119漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)22:03:57 ID:MIT
>>110

良い性格してんなほんと…

(とは言いつつも、そう言われればまた今度機会があればやはり奢ってしまうことになるのだろう)
(こういう相手にはなぜか弱いのだ)

まぁ確かに…私もつい最近殺されかけたしな……

(まぁ今こうして生きているのだから結果オーライだろう。だが次会ったときにはもう一度一発入れてみせる)
(そも異能者のヤンキーというもの自体が危険であるし、だから風紀委員会などというものがあるのだろうが)

へぇ…ためになるな……
あぁ居たなそんなやつ…未だにあいつの名字読めてなかったけど

(ためになると言っても明日にはきっとコロッと忘れていることだろう)
(それにクラスメイトの名前は覚えていても彼女はクラスではやはり浮いていて自分から関わる様な人は少ない)
(そういう意味でいえばこの少女は数少ないクラスメイトの知り合いということになるのだろうか)

それにしても最近来たばっかなら路地裏とか危険な場所行くんじゃねぇぞ?私みたいに殺されかけてもしらねぇからな
120鈎取 吉音 :2018/10/03(水)22:04:29 ID:4YU
>>114
へ?───ぶっ!

【晴天の霹靂であった───上機嫌で歩いていたと思ったら、いきなり怒号と共に顔面をブン殴られる】
【例えるならまるでそれはギャグ漫画、盛大に吹き飛んだ鈎取は頭から通りの草むらに突き刺さった】

……いてーな!!何すんだこのクソガキこるぁ!!?

【しかしそこは頑丈な体、草むらから頭を抜くと、今しがた殴りつけて来た少女に怒りの声をあげた】
【因みに、彼は一々スリをした相手の事など覚えていない】
121黒髪おさげの中学生◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)22:09:36 ID:9JT
>>115

「ぐぅ……うむむ?」

彼女は頭をひねらせて唸る
それは話を聞いている、というよりは。何故お説教をされているのだろうと、その不満げな表情が物語っていた
話を聞いているようで、聞いているようにも見えて、聞いてないようにも見えるだろう
"わがままな子供が自分の思い通りにならない事に苛立ちを覚える"というのが正しいか
肩に置かれた手にはなんの感情も見せず

「しゃあない、こういう場合は『とんずら』するに限る」

そして彼女は、善意からこちらへと語りかける少女の腹に蹴りを入れようとするだろう
それが失敗しても成功しても、少女の腕を振り払うように逃げようとする

//了解です、一応〆られるようにしておきました
122霧亡柘榴 :2018/10/03(水)22:09:49 ID:pai
>>117
「違う。だいたい、そんなところで寝てる、霞も悪い」

心外、とばかりにちょっぴり頬を膨らませてベンチの半分を陣取る。
そも地面で寝ている人間などいちいち考慮できない、なんてひどい言い分。
実際なかなかに常識外なことではあるのだか、情状酌量の余地なしとはこれいかに。
眠たげに片目を擦りながら、子供じみた責任転換。

「……さすがに、下で寝るのは、どうかと、思う」

なんとなく憐れみの眼差し。床で寝るのも厭わない人間だと勘違いされている模様。
123辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)22:11:11 ID:DTW
家具の殆どは売った。邪魔になるから。おかげで増えたスペースは有効に活用してる。
残っているのは椅子兼ベッドとPCだけ。十分。これで幾らでも”正義”が成せる。
俺―――辻利 準は真っ直ぐな男だと、胸を張って言える。故にこそ、今の自信こそ正しい在り方だと思える。
窓ガラスに映る、髪の伸び切った男こそは堕落しきったクズであり。この手鏡に映る”蜘蛛男”こそが正しい自分だ。
PCを開く。開設した掲示板を眺める。そこに書き込まれているのは、どれもこれも掛け替えの無い怨嗟。憎しみ。
学校とは即ち憎悪と格差の工場だ。学校を楽しいと思う人間の数だけ、あの場所を憎む人間が存在する。
だからこの掲示板には書き込みが絶えない。

「……今度は、あいつか。有名な不良だな。」

カツアゲの報告。その4文字で済めばいいが、実態は遥かに酷い物だろう。
奪うのは金銭と、尊厳。それを奪われた生徒は、死んだように生きていくことになる。

「こいつも、消した方が良いな。あの女も……」

古臭い衣服を脱ぎ棄てて制服に着替える。家を出る。首には鏡をぶら下げて。
今日も”蜘蛛の怪物”は、校門をくぐった。
124阿良暮 小鉄◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)22:15:29 ID:XQi
>>120

────僕のッッ!!

【阿良暮 小鉄という少女は喧嘩や闘争大好きっ娘であるが、それとこれとは訳が違う】
【激おこだった。普段の彼女は人を殴る際も笑っているようなバトルフリークだが、今日に限ってはピクリとも笑わない程おこである】


────財布をッッ!!!

【腰を落として拳を握り締める。メチャクチャ痛いパンチが飛んでくる構えである】
【人のものを盗んだら泥棒、そして小鉄は不良ではあるが姑息で卑怯な行為は忌み嫌う直情型】
【つまりどうなるかと言うと、彼が草むらから立ち上がった瞬間には────もうその顔面に二発目のストレートパンチが迫っている】


──────返せって言ってるんだよこのコソ泥があああッッッッ!!!!!

【因みに、彼女の財布はとあるロボットアニメのイラストが描かれたファングッズだったりする】
【そして財布の中身は5000円と小銭が少々、学生らしくカードの類はなかったりする】
【これでも、学生にとっては大金なのだ────なのでストレートパンチを二発目にも関わらず手加減は一切ない】
125伏木霞 :2018/10/03(水)22:16:25 ID:acr
>>122
(クソ、状況が状況だけに!)

言い返せなかったが悔しさだけは表情に出ておりなんとか言えないものかと暫し考える。たまに出てくる別件は靄にして。

「……いや好きで地面に寝てた訳じゃねえよ、落ちたんだよ」

それでも憐れみの視線には流石に言い返していた。勘違いだけは払拭しておこうということだ。
まあ霞本人は起きたときの身体を考慮しなければ床で寝ることも大丈夫なタイプだが。

「ていうかお前のパーカー何色あるんだよ……」

体に付いた汚れを払って残った半分に腰掛け直す霞はなぜ出たのかもわからない感想を口にしていた。
126斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/03(水)22:16:26 ID:Plq
>>118

『ダッセェッテイッタンダ!』
『ヨッテタカッテ、ヒトリヲイタメツケルシカノウノナイ、クソッタレドモ!』

(騎士人形の挑発と共に、再度手首を捻り次弾を装填)
(した、所で)

(反撃と呼ぶには、些か乱暴が過ぎるそれが起こる)

ッ!?

(断頭台、いや、処刑人の様に奏多の瞳には映る)
(ゴーグルの奥の瞳は一瞬驚愕の感情と共に見開かれ)

(横を走り抜ける不良達を避け、躱し、その行先を睨んだ)
(それから、そのガラの悪そうな男へと視線を向ける)

……成程、噂の。

(ぼそりと独りごち、そちらへと歩み寄る)

『フウキイインガ、フウキイインノシゴトヲシテナニガワルイ!』

……反撃だとしても、やり過ぎだ。
127花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/03(水)22:17:59 ID:zyF
>>108

【千尋はその一瞬、意外そうな顔をして白を見つめた】
【だが……何となく心に過った阿りも、愛くるしい"姉"に対して零れる笑みに代わり】

「…………ふふっ」

【嘘偽りが絆そうとも、構わない。何故なら彼女は】

【相手がハリネズミだろうがヤマアラシだろうがライオンだろうが、駆け寄って身を寄せる――――――】
【正しく、ラビットなのだから】



「いちごぎゅうにゅう!?!?するする、なんでもするよ~っ―――――――――」

【その言葉を聞いて千尋はぴょんぴょんと何度も飛び跳ねるまでして喜ぶ。実はフルーツ牛乳よりもお気に入りのそれ…】
【冷蔵庫に眠るキンキンのいちご牛乳を求めて、パジャマを引っ掴んだ忙しないタオル姿のまま、勢いよく更衣室から飛び出していったのだった】


【少ししてから彼女はいちご牛乳を手に再び現れたのだが、その眼は、もはや眠たげに落とされた瞼が半分を覆っていた】
【そして歯ブラシを口に突っ込むと、千尋は覚束ない足取りでリビングに戻っていく。】

【まるで家族にでもなったかのようなそんな馴染みきった後ろ姿を気にかけて、訪れたリビングのソファに目を下ろせば】

【そこにはやすらかな寝顔で横たわる千尋の姿が彼女を待っていた。】


//そろそろ〆ということで!長引いてしまいましたが、こちらは楽しかったです。では、運営活動も含めて、お疲れ様です…!
128八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)22:19:07 ID:Vsu
>>119
「うちは元気と愛嬌だけが取り柄みたいなもんやしな!」

良い性格と言われそれを否定する事も無く答えてまた笑顔を見せる。
だが次の一言でその笑顔は暗転する事となる。

「こ……殺され!?」

殺す、殺される、治安の悪い街だと聞いてはいたがまさかそんなに軽くこのワードが飛び出すとは思わなかったのだ。

「路地裏……分かった、近づかんよーにするわ」
「あと祢宜ケ沢上君もめっちゃ良い人やで!つか、友達作ってかな学生生活損やし今度話しかけてみたら?」
「あ、後うちと架鐘はもう友達やん?なんかあったら守ってや!……うちも能力使って頑張るけど…」

そして始まるマシンガントーク。
言いたい事をひたすらに話し続け、いつのまにか友達認定までしている始末。
最初は架鐘の容貌に怯えていたのに調子の良い奴と言った印象を受けるだろうか。
更に守ってとまで宣う。申し訳程度に最後の一言付け加え
129黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/03(水)22:23:26 ID:I76
>>126
「しかも風紀委員かよ…、クソ」
言われて初めて気が付いたらしい。腕章を見れば忌々し気に視線を逸らした。
土下座するかの様な姿勢で胃の中の物まで吐き出しかねない勢いで何度もえづき、荒々しく息を吐く。

「……正当防衛だ。って事にはならねえんだろうな」
ようやっと落ち着いたか、全力で走った後の様に未だ息は荒いが斑鳩の顔を見るぐらいは出来る。
見上げて睨みつけようとするその目の奥には、しかし僅かに自己への嫌悪感が含まれていた。


「それでどうするんだよ…。オトモダチの指を食っちゃいましたって反省文でも書けばいいか?」
外した肩を強引に治しながら嫌味を飛ばす。元々風紀委員とか生徒会とかそういうのに苦手意識を持つ男だ。手を出しこそしないが普段より刺々しい。
「こっちも困ってるんだ。カッとなって……。分からなさそうだしいい。そっちの人形の方がまだ話しやすそうだ」
130鈎取 吉音 :2018/10/03(水)22:25:42 ID:4YU
>>124
へぶぇっ!!

【文句を言ったり誤魔化したりする前に拳が飛んで来る、再び地面を転がり奇声をあげた】
【やばい、このままでは何度立ち上がろうと同じ事を繰り返される、何の拷問だこれは】

(なんだこのイカれたガキは……!?なんでこんなのが普通に闊歩してんだよおかしいだろ学園都市ふざけんなよ!)
(くそぅ……一体俺が何したってんだ……)

【スリは自分のライフワーク、今までこれで生きて来たと言っても過言ではない、そしてその腕前も相当な物だと自負している】
【そんな彼が、まさか自分のスリがバレていて、しかもその相手が追って来ただなんて、彼女の口から語られる瞬間まで思うはずもなく】
【少女が叫んだ事で、ようやくハッと気が付いた】

……あ、えーと……さ、財布?
何の事だかお兄さん知らないなあ……人違いじゃないの?

【誰だかは知らないが恐らく自分が財布をスった相手だ、覚えてはいないがそうとしかあり得ない】
【が、ここで素直に返せば商売上がったりだと、取り敢えず誤魔化してみる事にした】
131薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)22:29:22 ID:xFW()
>>127
……な、なによ
【突然、笑いだす千尋に対し、白は不貞腐れたように口を尖らせた】
【そして脱衣所を飛び出す彼女に対して、やはり、呆れたように天を仰ぐのだ】

【暫くして。白が髪の毛を乾かしていると、いちご牛乳を持った千尋が現れた】
【そして歯ブラシを口に咥えて、そのまままたリビングへとふらふらと去る彼女を、白はまた、呆れたように腰に手を置いて】


風邪引くって、言ったでしょ。……ほら
【起こさないように、ゆっくりと、歯ブラシを取ってから、口元をウエットティッシュで優しく拭き取り】
【タオルケットを掛けてやり、自身はまた、髪の毛を乾かすために洗面台へと向かった】

【きっと、彼女はとても愛されて育ったのだろう。自分は──】

【白は自身の胸部をひたすら強く殴りつけ、この“這い寄るナニカ”が、口から、目から、零れないように、ただ堪えた】


//こちらも〆で!私も楽しかったですよー!ロールありがとうございました
132霧亡柘榴 :2018/10/03(水)22:29:35 ID:pai
>>125
悔しげな顔にふふん、となんだか勝ち誇ったかのような。
普段の行いが行いだけに、なかなかこうやって偉そうな態度を取れることが少ないが故。

「ここで、寝るのが、悪い。保健室の方が、寝心地、いいよ」

欠伸を一つ、眦に浅い涙が浮かぶ。
過去に自分も似たようなことをやらかしたことがある癖に、まるで記憶から消し去ってしまったかのような他人事さ。
実際硬くて狭い、秋風も冷たい外のベンチよりも、温かくて清潔なベッドのある保健室の方が睡眠には適している。
問題は傷病者でもないのに、惰眠を貪るという理由だけで利用できるかという良心だけである。

「んー?覚えてない、けど、いっぱい。部屋、狭くなって、困る」
「霞も、手袋、いつもしてるよね」

普通は部屋が狭くなるほどパーカーを取り揃えていないのだがそれはさておき。
毎日色は違うが形は全て同一だ、同ブランドのものをまとめ買いでもしたのだろうか。
ちらり、霞の手元を一瞥。まだ本格的な寒さではない、指先の冷えを防ぐにしても些か早いのではないかと。
133漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)22:31:23 ID:MIT
>>128

……だろうなぁ、なんかそれだけで生きてるって感じするし

(どうやら皮肉が通じないらしい。まぁこんなにも笑顔で答えられたら文句も何も出ない)

あぁ、思った以上に物騒だぜここは

(警戒するに越したことはない。彼女はどこか危うげな感じがする、こうして言っておかなければ絶対に何か危険な目に巻き込まれそうなそんな感じだ)

……あぁ、そうだな。友達だ、じゃあ私も楓って呼ばせてもらうぜ
まぁ守るのは保証できねぇけど、精々囮くらいにはなれるようにやってやるよ

(他人を守るための戦いなど今までにしたことがない。だがまぁ、そんなことにならないようにしなければ大丈夫だろう)
(危険なところに行かなければそれで良いのだから)

それじゃ、私はそろそろ行くとするよ
ほんと気を付けろよ、なんかあったらすぐ風紀委員か警備部隊に頼ればいい
自分でどうにかとか考えんなよ?

(人のことは言えないというのにそう忠告する。普段の自分を知れば彼女は自分に何と言うだろうか)
(そうして振り返らないながらも片手をあげて軽く手を振ってその場を去って行くことだろう)

//この辺りで〆ということで……ロールありがとうございました!
134斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/03(水)22:33:24 ID:Plq
>>129

……なんだ、風紀委員は嫌か。

(蹲る彼の傍にしゃがみ、ゴーグルを額の上まで引っ張り上げる)

『イーヤ、セイトウボウエイダナ!』
『ソノケガノグアイミリャ、ソノクライイイワケハデキル!』

(奏多の肩に乗り、全身甲冑を身に着け、ややくぐもった甲高い声で喋る騎士人形)
(その声は奏多の腹話術によるものなのだが)
(マフラーの奥に隠れている、分かり難さは中々)

『ドウスル、マズハホケンシツカ、ソレトモビョウインニデモチョッコウスルカ?』

……肩くらいは貸すけど。

(陰気、不愛想)
(ただ、そのくらいの気遣いは出来る)
135砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)22:33:36 ID:EOD
>>123

……一度関わったなら、やり切るのが筋だよね

【そう呟いたのは何度目のことか】

­­­­

や、辻利くん。元気?

【黒縁のウェリントン眼鏡を掛け、もっさりしたおかっぱの黒髪の女生徒】
【明るい語調で、校門をくぐったばかりの男へ声を掛ける】
【おそらくお互い面識はないが。1度辺りを窺うようにきょろきょろして】

ね、ちょっといいかな

【内緒話をするように声を潜め、相手に囁く。口に手を当て、こしょりと】

//凍結をお願いするかもしれませんが、宜しければ……
136斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/03(水)22:34:13 ID:Plq
>>129
//申し訳ありません、次の返信少々遅れます。
137水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)22:35:27 ID:9JT
(くよくよしているのはらしくない、さっさと零君に謝ろう)
(そういえばあの暴れ馬帰ってきたんだっけ、私アイツ苦手なんだよなぁ)

廊下を些か早足で、怒られないギリギリの速度で歩いているのは風紀委員の水無月時雨、いつもの全身黒インナーの上から制服だ
時刻は放課後、これから見回りに行こうと言うところ
ココ最近色々あって寮に直帰だったりもしたし。また、そもそも風紀委員室に近寄っていない為に、情勢に疎いのも痛い
そろそろ真面目に仕事をこなさないと委員長がおかんむりである。
廊下の窓から眺める校舎は、部活の掛け声やら、下校せずたむろっている生徒達の声で賑やか、青春を感じさせるものだった
白が目立つ少女は今頃何をしているのだろうと、脳裏に過ぎる

彼女がまず向かうは風紀委員室であるが、今居るのはその途中の廊下
誰に出会ってもおかしくはない

//絡み待ちです……!
138伏木霞 :2018/10/03(水)22:36:22 ID:acr
>>132
「保健室はともかく木の枝で寝てた奴に言われたくはないんだが」

一見すると伏木霞の体には少なくとも外傷の類いはないし、病気を患った様子もない。結論保健室は利用しにくい。
その点を突っ込むこともできたが優先された返しの言葉は彼女が祭りで寝ていた場所の指摘であった。結局一緒に回ったのは今では良い思い出でもあるが。

「……パーカーで部屋狭くなるって他の服持ってんだろうな? …………冷え性でな? お前のパーカーほど目立ちはしねえよ」

パーカーで狭くなるのも大概(失礼)とはいえ、そうなると他の服や日用品を置いても大丈夫なのだろうか、という疑惑が出てくる。
そして手袋に関しては男子が言うには少し似合わない理由をつけた。その甲の部分だけは少し硬い張りがある。
もっとも柘榴の場合、以前炎の幻を見せている以上不自然に思うかもしれないが。
139辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)22:37:35 ID:DTW
>>135
彼女は自身の顔を知らない。自分は彼女の顔を知っている。
自身は彼女の名前を知らない。彼女は自身の名前を知っている。それが意味することは。

「……場所を変える。」

返答は即座に。誘導する先は人気のない旧校舎。

「罪人の言葉に耳を傾けるつもりは無いが
 お前、ヒーロー気取りだったか。一言だけ聞いてやる。」

そこで彼は、罅割れた鏡に手をかける

//大丈夫です!
140八月朔日楓◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/03(水)22:38:35 ID:Vsu
>>133
「思った以上に物騒……なんかヤバイ所連れて来られた気するわ…」

また萎縮し、ぞっとする。これはこれからの生活、下手をすると死んでしまいかねないと考えて。

「楓……うん、いい感じや!それに架鐘は頼りになりそうやな!ヤンキーなだけあるし、心強い、良かったー、架鐘と友達なれて!」

だが彼女が友達を受け入れてくれて、いざと言う時、出来る限り守ってくれる。
その言葉を聞くと心から嬉しそうに笑う。

「おおきに!警備部隊とか風紀委員……も頼りに、やな!覚えとく!」
「んじゃまたなー!明日また学校で会おー!」

そして去りゆく架鐘にその言葉を投げかけて、元気よく手を振って見送る。
この街で、また一ついい出会いがあった、そんな想いを胸に馳せて。

//こちらこそロールありがとうございました!
141阿良暮 小鉄◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)22:42:02 ID:XQi
>>130

【今日、小鉄がショッピングに赴いたのには理由が存在する】
【それは彼女が密かに愛読している少年漫画の作者による、サイン本の販売イベントが行われていたのだ】
【その為に小遣いを用意して街に訪れたのにも関わらず、財布をスられた所為でサイン本を手に入れることは叶わなかった】

【……そんな理由があって彼女は絶賛激おこ中なのだ】
【ここまでくると誤魔化すような発言も、彼女の怒りという火に油を注ぐだけであり】

……覚えてない?ふーん……そっかぁ……
じゃあその頭をぶん殴れば思い出してくれるのかなぁ?
とりあえず10回位、パパッと連続で殴ってみようかー?

【少女は男が抵抗しなければ、そのまま馬乗りの姿勢になるだろう】
【そして拳を握り締めたなら、狙いを男の顔面に定めるだろう】

【────財布のスリを認めるまで、何度でもブン殴る姿勢である】
【周囲の人間は悲鳴を上げたり通報しようとしたりしているが、そんなことで止まる彼女ではない】
142天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)22:43:43 ID:ZcI
>>137

「よぉ! そこのアンタ! 風紀委員だろ! 」

【彼女の背に声を掛ける男がいた】
【少し長い黒髪で目元の隠れた、男子制服の男】
【彼は口元に気さくな笑みを浮かべながら、窓の外を眺める時雨に歩み寄って】

「なぁなぁ、俺、ミスコンみたよ。すごいよかったぜ。なぁ、あれが風紀委員の主催って本当か!?」
143火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)22:45:23 ID:MIT
(放課後の図書室。もうす組下校時刻は過ぎるというのにそこに火々里は居た)
(居たというか、寝ていた)

んぅ……

(もうすぐ完全下校のチャイムが鳴ってしまう。そんな彼女を起こしてくれる誰かは果たして現れるだろうか)
144黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/03(水)22:45:44 ID:I76
>>134>>136
「風紀が好きな悪タレなんていねえだろ」
目の前の風紀委員、というよりは騎士人形に興味が惹かれたらしい。
アニムスだか何だかは知らないが、クラスメイトが話しているのを見た事がある。その類だと思ったようだ
「ご主人様と違ってお前は随分と弁が立つんだな。精神面の表れだか何だか知らんが、宛てにはならなさそうだ」

「いや…肩も保健室もいい。ほっときゃ治る」
息も落ち着いた。どっこいせと呻きながら地面に胡坐をかくと、ひどく疲れた様に下を向く。
その言葉は強がりなどではない。頭から流れていた血はすでに固まり爪で剥がされているし、外れていた肩も動きに支障は無いようだ。
一部始終を知らずにはたから見れば、ただ怪我人風のメイクをしただけに見えるだろう。

「刺されたとか切れたならまだしも、この程度なら少し寝てれば治る」
「……さっきは悪かったな。一応、助けてくれた事は礼を言っておく。えーっと……」
いくらか気まずそうに眼を逸らし、礼を言おうとして相手の名前も知らない事に今気づく。
苦手な役職であろうが、一応の礼は尽くすつもりだ。だからこそ、先程まで律儀に悩みながら殴られていたわけだが。


//了解ですー
145砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)22:46:38 ID:EOD
>>139

なんだ、バレてたんだ。せっかく変装してみたのに、無駄になっちゃった

【連れてこられた先で女はがっかりと肩を落とす】
【カツラを外せば、紫の髪が露わになり。眼鏡の代わりにベネチアンマスクで顔を覆う】

もう、やめない?
君のやってる事に、正義はないよ
すぐやめるなら、コレ、返してあげなくもないし

【人気のない校舎に、意図して低めた声が響く】
【制服のポケットから、ハンカチに包んだ鏡片をつまみ出してみせ、首を傾げる。返答は殆ど分かったようなものだが】
146霧亡柘榴 :2018/10/03(水)22:47:30 ID:pai
>>138
「静かだし、あんまり邪魔、されないよ」

言い返されてもあまり堪えている様子はない。
保健室を昼寝の場所に選ばないあたり、やはり彼女もそういった良心の類は持ち合わせているようだ。
木の枝は存外お気に入りらしい、ただし落ちる時はベンチより落ちやすいし痛い。

「ない。制服と、これと、あとは寝巻きだけ」

あっけらかんとした口調は、まるでごくごく普通の日常を語るそれ。
年頃の女子高生らしくないオシャレへの無頓着さ、ある意味では衝撃の事実に相違ない。

「でも、霞、いつでも、温かいの、出せるよね?わざわざ、これ、いる?」

いつでもどこでも冷暖が自由自在、とまで彼の能力を把握しているわけではない。
しかし以前霞の異能によって暖をとった記憶は確かなものだ、故にその言い分には疑問を覚える。
変なの、と言わんばかりに手袋を指でつつこうとし、甲の部分に触れることが許されたなら不思議そうに首を傾げるだろう。
147バンダナ青年◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)22:52:16 ID:gYm


――――軽快な音と共に、学ランの生徒は後頭部を撃ち抜かれて地に倒れた。


「残念だけど、これはきっと仕方のないことなんだな。リバティは許されず、生活すら危うくなるほどの反発ばかりが君を襲っていただろうし。いい機会だったんじゃ無いのかな?」

 撃ち抜かれた後頭部からたぱたぱと血が溢れる。広がっていくいのちの雫は、物質的に見てしまえば結局はヘモグロビンとかそういうものの混合物でしかないわけだけど。
 それに詩的な表現をつけられるのは人間ならではな気分で、まあ、もの悲しいものだよねって呟いておいた。

――――学生構成員なんて都市伝説が、一時流行った時期がある。学園都市は学生を基本とした巨大な育成施設であるだけでなく、様々な機関の利権が絡まった黒い噂の絶えない場所でもあったから。
 学生のなかに、例えばどこかの機関と個人的な契約を結び、それの利益になる行動を行い、法外な金額を得ているものが居る。そんな空想がちょっと妄想の働く陰謀論者の間で横溢するのも仕方ないことだったけど。
 気がついたらそれは語られなくなってたりしていた。実はその噂は情報漏洩を画策した裏切り者の仕業で広まっていったのだけど、そいつが所有していた情報伝達系の異能の効果が切れたからだ。そいつの死によって。

「ただの学生なら、なんの役にも立ちやしない。けれども異能を持った学生ならどうだろう?――ちょっと金をちらつかせれば言うことを聴いてくれる殺し屋の出来上がりだ。そう言うものがこの町には集まってる。秘密裏に……」

 死体の上に腰を下ろし、スマートフォンをタップしながら。その少年は呟いた。音声入力を必要とするページが表示され、花弁が開くように光の効果が目を突き刺す。

「…………」

 日常は楽しく、またそれが広がれば広がるほど、裏もまた密度を増す。
 打ち捨てられた廃工場の中にあった光景は正しく、学園都市の暗部の一つだった。
148水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)22:52:30 ID:9JT
>>142

「んん?」
「ああ、そうだよ。凄かったろう?右を見ても美少女左を見ても美少女の歴史に残るミスコンだったと私は自負しているね」

窓の外に向けていた視線を声の主の元へ
パッと見の第一印象は清潔感のある気さくそうな男子生徒
妙な髪型だけは気になったが、態度も合わせて何処と無くモテそうだと、ここまでイメージを抱いた
ちなみに彼女の身長は170なので少年よりも高い

「ふふん、あ、そうだ。キミは誰に投票したのかな?ちなみに私はセラフィーナに投票したよ。あのちっちゃくて……猫っぽい子、覚えているかい?」

やたら得意げに胸をそらせて、やる気のなさげな黒い瞳と犬耳房が揺れる
149椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)22:52:53 ID:xFW()
>>143

──

【ゆっくりと、彼女の背後から忍び寄る不審な人影】
【起こさないように、慎重に、獲物を捉えんとする蛇の如く】

【そして、すぐ彼女の耳元まで迫り、悪戯っぽい笑みを浮かべたままそっと、口を開き】

……火々里ちゃんっ
【まるで声で擽るかのように、彼女を起こそうとするだろう】
150鈎取 吉音 :2018/10/03(水)22:53:11 ID:4YU
>>141
【起き上がる前に少女にのしかかられ馬乗りに、こうも綺麗に決まってしまえば例え女子供が相手でも返すのは難しい───殊更、この男では】
【このままでは顔面の形が変わるまで殴られると確信した鈎取は、命の危機を感じて脳内のニューロンが一時的に活性化、記憶の端っこの隅に溜まった埃のような欠片を拾い出す】

あー!あー!わかったわかった!思い出したー!!

ほ、ほら!これだろ!?これ!

【ヒット、なんかちんちくりんのガキからスった覚えのある財布を取り出し、右手に掴んで少女に見せる】
【確かにそれは、彼女の持っていた財布と寸分違わず同じものだった】

返してほしいんだろ!?返すからそこからどいてくれよ!!
151伏木霞 :2018/10/03(水)22:54:38 ID:acr
>>146
「俺が落ちないように見えるか?」

苦笑いしていた。ベンチからも落ちたような男がベンチより細い、弱い枝の上に寝られるのだろうか。

「えっ……本当前の巫女ってレアだったんだな、見といて良かったわ。今度誰かと服買ってみたらどうだ?」

オシャレに関することはあまりわからないが、それでも制服寝巻きパーカーのみの驚きくらいあるというもの。
それ故に友人とそれらしいことをしてみたら? と言うのである。巫女装束に関しては案外ミスコンが撮影禁止でもない限り撮ってる可能性もある。

「……………………」

長考に入る。やべぇ、言い訳間違えた、そんな心境である。手袋自体の質は良さそうであり、甲の部分に触れても特に振り払いはしない。
ただし、つつきの勢い次第では指を痛めてしまいそうな硬度はあるのでそこだけが心配だ。

「……冬の間ずっと俺が燃えてたら、どう思う?」

苦し紛れの言い訳である、というか柘榴の興味が既に移っててもおかしくないほどに時間をかけていた。
152火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)22:56:00 ID:MIT
>>149

んぁ…?

(まだどうやら寝惚けているらしい。そんな呑気な声を出してゆっくりと身体を起こせばそこにはもう見慣れた人がいた)

…杏子…おはよ……

(寝惚け眼を擦ってその顔を確認すれば普段は見せないような気の抜けた笑みを浮かべるだろう)

えぇと…今、何時だっけ…?
153辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)22:58:31 ID:DTW
>>145

「あの幻覚使いが居ればよかったがな。
 執行者は孤独且つ孤高。俺の名前を知る人間などほとんどいない。
 ……あの女から聞いたか?」

言ってしまえばそれは友人のいない言い訳に近かったのだが。
洒落っ気のないただただ伸びただけの髪、丸まった背、確かにどうにも友人は居なさそうだ。

その問いに答えるまで、数秒の間があった。

「……この世には屑が蔓延っている。
 善人が殺され、人殺しはのうのうと生きる。
 なあ、知ってるか?随分前だ、女子高生を凌辱の末殺して海に流した男は、法に守られ今では結婚までしたらしい。」

それまで、彼には気取った風が遭った。余裕があった。
徐々に加速していく台詞には、間違いなく感情が載っていた。気取った感じは消えている。

「これを見逃すことが正義か?これを許してヒーロー面か?
 それだけじゃない。この学園にも裁かれぬ悪人はのうのうと存在している。
 もう一言だけ許してやる、ヒーロー気取り。
 悪を滅さぬが正義か?法とやらが守るなら、死人の無念すら正義は果たせないのか?
 俺たちには力がある。異を唱える力があるんだ。わかるだろう?」

交渉の言葉は、最早彼には届いていない。ただありったけの感情を、正義をぶつけてくる。
仮面をかぶるのなら、きっといつかはぶつかるであろうこと。それを彼は叩きつける。
154椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)23:00:21 ID:xFW()
>>152
あ、あれぇ……?
【びくっと起きるかと思えば、ゆっくりと目を覚ました火々里に杏子は面喰いつつ】
【でも、悪戯が不発になったとはいえ、本来の目的は……そうだ】

んっ、もうすぐ完全下校の時間やでー!
はよ帰らんと、先生に怒られてまうでー!
【といいつつ、彼女の手を引いて、図書館から出ようとするだろう】

こんな時間までなんしよったん?まさか勉強とか?
155辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)23:00:52 ID:DTW
//キャラシ投下です


【名前】古賀 陽幸/こが はるゆき
【性別】男性
【学年・職業】16/高等部2年生
【容姿】染髪による金のアシンメトリースタイル。頭頂部は微妙に色が抜けている。
    三白眼で吊り眼な若干の強面。白の革ジャンに髑髏のTシャツをよく好む。
【能力】
『フルバーン・ナックル』
能力の起動と共に、全身の血が沸騰するように熱を持ち、身体能力が大幅に強化される。
熱は即ちエネルギーであり、運動する程にエネルギーが高まり、更に身体能力が強化される。
しかし異常な熱は当然体に負担をかける。欠点としては致命的に燃費が悪くタイムリミット付き。
主な戦法は攻撃をすべて受けて、完璧に叩き込める瞬間に渾身の一撃を入れるスタイル。
【概要】
自称“喧嘩代行”。適当な金額で代わりに戦うという何とも雑な事をしている。
当然正式な業務ではない。勝手に名乗っているだけである。
良くも悪くも素直な性格。隠し事はできないし、気に入らない事があれば我慢もできない。
敵を作りやすいタイプ。
156阿良暮 小鉄◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)23:02:10 ID:XQi
>>150

【記憶を思い出させる為の十連ストレートパンチを実行する寸前、彼の必死の言葉にピタリと拳を停止させる】
【そして馬乗りの姿勢のまま、相手が見せた財布を確認すれば────それは確かに小鉄のもので相違ない】

……最初からそうすれば良かったんだよ、このドロボーめ

【彼が財布をスッたことを、そして盗品を返却することを認めたならば】
【少女は渋々と言った表情で馬乗りを止めれば、拳を開いて立ち上がった────】


────最後にコイツは財布を盗ったことを誤魔化そうとした分だオラァァッッッ!!!!!

【────立ち上がった瞬間、ケジメ代わりの一発を彼の顔面に向けて放つだろう】
【拳ではない、足だ。永久歯を数本は叩き折ってやるという気概に溢れた回し蹴りだ】
157天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)23:03:43 ID:ZcI
>>148

「…………あー……せラフィーナ…………アイツか。バッチリ覚えてるさ。っていうかなんだよ~、その親しげな呼び方。さては友情票か~~? 天下の風紀委員がぁ? 」

【両手をポケットに入れたまま黒髪の男は笑った】
【自分より少し背の高い時雨に「イカサマはだめだろ~」なんて肩をぶつけたりしてみながら】

「友情票っていえばさ、やっぱ俺のイチオシは〝風紀委員コンビ〟になるんだよな」
「当日の警備も大変だったはずなのに、委員長と副委員長ともう一人がまとめてでるなんてさ! 贅沢だもんなぁ~」

「運営も優勝も総取りってんだもん。憧れちゃうよなぁ」

【くつくつと足元を見ながら笑った】
【呆れたような雰囲気で友人の愚痴でもこぼすような軽いノリで】

「風紀委員ってだけで引き止めて悪いんだけどさ、噂のついで」
「俺さ、あのミスコンで風紀委員になりたいなって、思ったんだけどさ」

「────風紀委員になったら、他人を死の寸前まで追い詰めていいって話は、本当か? 」

【彼女を見上げる目、やる気のなさそうな彼女の瞳に天地繋の言動とはまるで合致しない陰気な目はどう映るのか】
158霧亡柘榴 :2018/10/03(水)23:07:56 ID:pai
>>151
「……確かに」

ものすごく納得がいったようで、うんうんと相槌。
些か失礼かもしれないが、その現場をばっちり見てしまっているのだから妥当な感想といえるだろう。

「んー……でも、そういうの、詳しくない。これが、一番、落ち着くし」

これが他の同年代の女子達であれば、放課後や休日に友達と連れ立ってショッピング、なんてのも日常茶飯事なのだろうが。
自分を着飾ることにはとんと無関心のようで、悩ましげに首を捻る。
尚ミスコン後も学校内を彷徨く巫女服少女の目撃情報が多々あったため、ひょっとしたら探せば写真に記録している者もいるかもしれない。
さてしばらくの沈黙に、手袋をつつきながら辛抱強く待つ。
金属板の入った部分に触れた時だけ少し動きを止めたが、そこはつつくのではなく撫でることにしたらしい。
やがて絞り出した苦しい言い逃れ、少しの間を空けて考え込んだが。

「…………なるほど、びっくりする……!」

単純。とはいえどうにか言い訳は通じたようだ。
159火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)23:07:57 ID:MIT
>>154

……どうせまた悪戯しようとしてたんでしょ

(ジト目で杏子を見るもすぐにクスリと笑えばその額に軽くデコピンをお見舞いする)

あれ…もうそんな時間かぁ…だいぶ寝ちゃってたかも……
じゃあ一緒に帰ろっか

(荷物をまとめれば椅子から立ち上がり軽く背伸び。それに眠気覚ましも兼ねて頬をパンパンと叩く)
(そうして手を引かれるままにそのまま図書館から出ていき、そのまま歩いて通学路へと)

んー、まぁちょっと調べ物をね
敦子に頼まれてっていうか……
160水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)23:11:50 ID:9JT
>>157
「……ぐっ、そ、それを言われると弱い」

結局の所、もう一人の参加者、霧亡柘榴とセラフィーナは、自分の中で完全に互角だった。詰まるところ友情票と言われても仕方が無いだろう
パーソナルスペースの狭い彼女は肩をぶつけられても嫌な顔はせず、ちょっぴり申し訳なさそうにまつ毛を伏せる

「ああ、ふふ。あのサプライズはどうだった?私と顧問の更科先生で考えたりしてさ、大盛りあがりだったろう」

距離が近くとも、不快な気持ちにはならない
のは、少年が人懐こいからだろうか。雰囲気がガラリと変わるまでは。そう考えていた

「あ!本当かい?実はあのミスコンは風紀委員を増やすためにいいんちょが……」
「………………………………いいわけ、無いだろう」

はっ、と息を呑む頭から冷水をかけられたようだった、少なくとも彼女は。他人を死ぬ寸前まで痛めつけた事は無い。
だが風紀委員全体としてみたらどうか、少なくとも彼女が知っている中で一人は。それをやりかねない者がいる
強く否定できないのはそのためだ、黒い瞳はどこか落ち着かない。
161砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)23:13:39 ID:EOD
>>153

【意味はない、とは意図して言わなかった】
【意味はあるだろう、少なくとも彼と、掲示板上の被害者たちには】
【ゆえに正義。この女、キリカの単純極まる行動原理】

分かる……ような気もする

【言ってから、口元に手をあてる】
【自分でも意外だったように、目を見開いて、一瞬黙り込んだ】

確かに法で裁けない悪は居る。
それを日陰で裁くダークヒーローも居る……或いは君がそれなのかもしれない。
だけど、悪党を殺して捨てて、殺して捨てて。死体の山の上に築かれるのが平和だとは、どうしてもボクは思えない。

だからヒーロー気取りと言われても同じことを言うよ。
もうやめないかい。他にもやり方はある筈だ

【破片を包んだハンカチを仕舞い、うわ言のように繰り返す】
【キリカにも最近思うところはあった。都市を支配する公の正義に対する不信。自身への疑惑と合わさればそれは容易く闇への誘い水と化す】
【それでも踏みとどまるのは、目の前の彼の行為を思って】
【あの時彼は、怯えて無抵抗の少女を襲わんとしていた。その姿にーー正義を感じられなかった。ただそれだけで両者の意見は対立する】
【独善的で画一的で一次元的なものの見方かもしれないが、それが今のキリカの行動原理だ】
162鈎取 吉音 :2018/10/03(水)23:14:50 ID:4YU
>>156
【よかった、正解だ、これで何とかこのイケメンは保たれると安堵の溜息】
【───それも束の間、立ち上がった少女が振り上げた足が顔面に影を落とす】

───あっぶね!!マジで頭おかしいんかお前ぇ!!?

【流石にこれはすんでの所で転がって躱す、本気で殺す気かと冷や汗が止まらない】
【もうこれ以上このイカレポンチに理不尽な(自業自得)暴力を振るわれる前にさっさとこの場を収めよう……そう思ったら鈎取は、財布を少女に差し出した】

……ったく、ほらよ、返せばいいんだろ、返せば

【盗人猛々しいとは正にこの事、まるで迷惑被ったような態度だが、悪いのはこの男の方である】




【───が、問題はその後だ】
【もし少女が財布を受け取って、中身を確認すると……】

【その中に入っていたはずの金は綺麗さっぱり、小銭まで全部無くなっていた】

【そして鈎取は、それを確認される前にダッシュで逃げ出した】
163椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)23:15:28 ID:xFW()
>>159
ぁうぅ……っ!
【デコピンを食らい、あわあわとまごつきつつ】

え、ええやんかー!うちと火々里ちゃんの仲やろー!
【と言ってうりうりと頬擦りを始めた。もちろん、そこには“悪戯”以上の意味が込められていたが】

調べもの?……ほーん、敦子ちゃんから……んー
【通学路を歩きつつ、火々里の言葉に相槌を打つ。彼女とは同じクラス故、何度か話したこともあったが】

もしかして、都市伝説とか?ほら、最近、学校でもよう噂になっとるし……
【それは『顔剥ぎ事件』や、『鏡の怪人事件』など、よくある与太話の類だが】
【実際に警備部隊の事件録にも、似たような手口による事件が記録されていたりと、あながち法螺話でもないらしい】
164アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/03(水)23:17:39 ID:Iay
>>前スレ952

 はじめて給仕は沈黙した。その表情は後方鏡に映らなかった。熱さも寒さも覚えさせぬ車内の気温だけが、微笑みを象ったまま茫洋と漂っていた。
 なぞるべき溝を見失った針先が、ノイズを下地とした数秒の沈黙を奏でた。すればついに何の音も奏でなくなった。エンジンさえ黙り込むようだった。
 ただ仄甘い香りばかりが散らした処女膜の残渣に似て、取り返しの付かぬ迂遠な暗喩を示す。ーーだのに、湿った唇は、どこかでリップノイズを漏らした。
 
「ーーーーそうであるのかも、知れませんね」

 図星を突かれたような苦笑であった。しかして見るからに華を持たせる為の作り笑いであった。声音には震えも躊躇いもなかった。
 一般道に降りた車体は熱の冷めるように減速していた。信号機がトマレと命じた。ミラーに映る給仕の表情は消えそうに白く、射し込む警告灯が与えた紅い陰影が、雪膚の横顔を刹那に粧す。


「なれば、わたくしはきっと二度と、仕えるべき主人など見出せないのでしょう」
「この心身に、語らうべきものなど何一つ御座いません。どなた様の御耳に入れるにも憚られるものです」

「それに、安い同情を俸禄になさってしまうのはーーおよそ家名の辱め。そういうもの、でしょう?」


 語られた言葉の意味は彼女だけが知っていた。ならば給仕なりの矜持と反駁に違いなかった。ーーーー御止め下さいまし。
 何より給仕は少年を慮っていた。一夜一時の主として誰よりも真摯に。それ以上を続けて誰も幸せになどならぬのだという忠言と聞くのも悪くはなかった。
 いずれにせよ、セダンは元通りのロータリーに戻ってきているのだろう。ーーーー暖かい車内灯には現実味がなかった。それでも空寒い明りに照らされた公共時計は、確かに短針を進めていたのだから。


「またの御利用を、お待ちしておりますね」


 後部座席のドアが開く。なれば給仕は見送るのだろう。ドライバーシートから降り立って、排気ガスに舐られたコンクリートに脚を置き、深く頭を垂れて。
 白黒のエプロンドレスと白銀のポニーテールが、彼女だけの香りを少年への餞別とした。ーーーーそれでも今一度、あの紫のガリビエールと、深紫を宿した微笑みを惜しんで、振り返るとしても。
 そこにはもう誰も何もいない。幽けき乙女の芳香だけが、寂しげに残っていた。何よりそれを彼女は、安いものだと呼ばわっていたのだから。

/遅くなって申し訳ありません!駆け足気味ですがこんな感じの〆でいかがでしょうか
165伏木霞 :2018/10/03(水)23:18:14 ID:acr
>>158
納得するんかい、と相槌まで打ってくれた相手に伏木は弱いデコピンを放った、酷いやつ。

「もったいねえなぁ、まあ無理強いもしねえけど。……相手にパーカー選んでやったりすることもねえのか?」

自分を着飾らなくとも、案外この少女は他人に似合うパーカーという限定的ながら喜ばれそうなこともできるのではないだろうか? と。
パーカーそのものをどこで買うにしろ、新しいものを手に入れる際には同性の友人を誘って楽しんでも良さそうなものだと。

「…………そうだろ? お前に話して良かったわ」

よしよし、と後輩なのに先輩の頭をまるで子供のように撫でようとするのはその疑いを知らない性格にほだされたからか。

「まあ、俺の手袋についてはそういうことだ。そういうお前はパーカーは好きだから着てるのか?」

聞くことが愚問とも言えることを聞いている。
166辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)23:26:05 ID:DTW
>>161

「よくわかった。お前は――――――」

批判だけなら誰にだってできる。それこそ風紀委員との会話のように。
暴力を嫌い、それでも人を止めるのに必要なのはそれじゃない。

「――――――ヒーロー気取りですらない。虫だ。
 蜘蛛の餌の、害虫だ。」

手にした鏡が開く。ひび割れた鏡に、無数の蜘蛛の像が映って、それが彼を包み込む。
辻利準は蜘蛛男へ。交わす言葉はもうないと、言わんばかりに。

「お前は”正義”と敵対する”罪人”で良いな。
 お前があの、人殺しを守るならッ―――!!!」

蜘蛛の糸を、少女へ向けて吐き出した。それが命中するならば、そのまま引き寄せ手刀を振るい
それを回避するならば、糸は背後の壁へ。そしてワイヤーアクションの如くそれを伝い、前蹴りを腹部へ叩き込むだろう。
被害者は六、書き込みは五。その答えは単純で、一人はもうこの世に居ないから。
167天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/03(水)23:26:21 ID:ZcI
>>160

「目を逸らすなよ……水無月時雨」
「まだまだ、聞きたいことはある」

【落ち着かない彼女の視線を陰気な瞳はじっとりと捉える】
【少しばかりの身長さで彼が見上げるような体勢でいるのは、意図的に腰を低くし、下から覗き込むように凝視しているから】

「お友達のせラフィーナが、路地裏で毒虫を放ってる。これは知ってたか。アナフィラキシーショックっていうのか。俺は詳しくないが、スズメバチに2回刺されれば死ぬって話は、都市伝説なのか? 」
「俺も毒虫に刺されたよ、アイツは笑ってたさ。俺が悪事を働いたとおもったか? スズメバチを放った犯人を探してる途中で、根暗でイカれた野郎だってバカにしただけだ」

「俺はあいつに土下座して、解毒して貰ったが、はじめから殺すつもりがなかったと、いいきれるか……? 教えてくれよ、水無月時雨。さっにみたいに、楽しそうに」

【ずい、と天地は体を近付けた】
【彼には悪意も敵意もあるが殺意はない。能力を発動するようすもないし、近寄って服が擦れても武器を携帯しているような違和感だってないはずだ】

「あんたたち風紀委員が楽しそうにミスコンをやってるよこで、カツアゲにあった女がいた。そいつは弱いのは自分のせいだから、風紀委員は悪くないっていったんだ」

「なあ、教えてくれよ、水無月時雨。風紀委員に過剰な暴力は許されない。このまえ病院に担ぎ込まれた男は顔面をぐしゃぐしゃにされてたらしいが。そこに風紀委員の影があるらしいが。教えてくれよ……なあ」

「風紀委員をふやしてどうするんだい。毒虫でも放つのか、楽しいミスコンを毎日やるか? 」
「俺が風紀委員になって、楽しく楽しく学園都市の病院を、老人まみれのド田舎にあるそれみたいに、待合室をパンパンにしてやればいいのか? 」

「なあ、おねがいだよ、水無月時雨。教えてくれよ、俺に全部。もっともっと、楽しそうにさ…………」
「サプライズでも考えてたときみたいな顔で、俺の疑問、一緒に考えてくれよ……水無月時雨…………」

【パーソナルスペースの狭さ……なんて通じないほどに天地は近づいた】
【耳元で早口で捲し立てるように。たとえ止められても遮られても、彼はこの文言を一字余すところなく伝えるだろう】
【たとえ彼女が逃げたって放送室に駆け込んででも耳に届かせそうな、異常な執念が、そこにはある】
168火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)23:26:32 ID:MIT
>>163

もう、杏子は相変わらずなんだから…

(そんな風に言う火々里だったがそこに嫌そうな素振りは一切見せず、むしろ嬉しそうにも見える)
(火々里にとってこうして彼女と触れ合える時間は何物にも代え難いもので、こんなじゃれ付き合いであってもどこか安心する自分がいる)

その通り、なんか敦子…それに轟生って男子居るでしょ?あいつと都市伝説について色々調べてるみたい
まぁどうせ暇だし頼まれたから調べてたの

(火々里が調べていたのは顔剥ぎ事件についてだ)
(ただその詳細までは彼女には話さないでおく。あまり楽しい話でもないし、何よりもしかすればその犯人がこの学園に潜んでいるかもしれない……なんて言えるわけがないだろう。余計な不安を与えたくない)

あぁそれと…敦子のことなんだけど……
私が女の子と付き合ってるってこと、知られちゃった……

(鎌かけに引っかかり、火々里が女の子と付き合っているということを簡単に見抜かれてしまった)
(あくまでこれは二人だけの秘密だった、ただまだそな相手が杏子というのがバレてないだけ良かっただろうか)

まぁ敦子なら言いふらしたりはしないと思うけど……
169阿良暮 小鉄◆1l7w67iV.c :2018/10/03(水)23:28:23 ID:XQi
>>162

────チッ!!!外したか!!!!

【蹴りが外れた時、心の底から忌々しそうに舌打ちする】
【追撃の姿勢に入るが、それよりも先に財布が差し出されたので渋々受け取る】

【忌々しいことこの上ないが、相手が謝罪して盗品返却したのであれば矛を収める】
【そこら辺の分別はこの少女にもあるらしく、一日を台無しにされたとは言え財布が帰ってきたことに安堵の表情さえ浮かべるのだった】
【そうして財布をカバンに仕舞おうとして────あれ、何か軽くない?と不吉な違和感を覚える】



────────【自主規制】ッッッッ!!!!!


【文章で表現することさえ憚れる程の罵詈雑言の後、追跡を開始する小鉄であったが】
【相手がその道のプロであるならば、一度逃げられてしまえば追いつくことは難しい筈で】

【かくして、財布の中身は彼の懐へと消え────次にその顔を見かけた時には問答無用で百回くらい連続でブン殴ることを硬く心に誓うのだった】

//キリのいいので、こんな感じで締めでしょうか…ありがとうございました…!
170霧亡柘榴 :2018/10/03(水)23:32:07 ID:pai
>>165
デコピンは甘んじて受け入れ、「ふみぃっ」と情けない声をあげて鈍い痛みを訴える額をさすった。

「あー……ううん……喜んでくれる、かな。霞だったら、どう?」

ううむと首を捻る。どうやら人に勧めるという発想はこれまで彼女の思考には存在していなかったらしい。
そういうものなのだろうか、なんて少しばかり懐疑的な。

「ん……でも、これ、ちょっと硬いね。変なの」
「そう。楽だし、落ち着く。だから、あんまり、脱ぎたくない」

前回と違って表立って揶揄っている風でもないせいか、頭を撫でられてへにゃりと顔を綻ばせる。
手袋の甲の部分が気になったか、ぐりぐりと指を押しつけて硬い感触を楽しみながら。
171椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)23:36:00 ID:xFW()
>>168
あー、轟生くんなー
【高校生離れした体格と、そして何より顔が怖い。あれは文芸部の顔じゃないと内心思ってたりもするが】
【それはさておき、この二人がなにやら都市伝説について調べているらしいことが伝えられ】

な、なんやてぇっ!?ぅう……敦子ちゃん、なかなか鋭いでぇ……
【敦子に関係が知られたという、衝撃の事実に、杏子のツインテールがぴょん、と派手に動いた。さながら生き物】
【当然、女の子同士での恋愛はマイノリティに属し、公然の事実として知られればそれは肩身が狭いことになる】

なんて世知辛いんやぁ……っ!うちはもっと、こう……大胆に触れ合いたいだけなんに~!
【といって、また火々里にすり寄った。こういうことをするからすぐ噂となって広まることを、杏子はまだ知らない】
172斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/03(水)23:36:14 ID:Plq
>>144

『コイツハシャベルノガニガテダカラ!ワガハイ、イミルサマガカワリニシャベッテヤッテルンダ!』

(偉そうに腕を組む騎士人形は、確かに意志を持っている)

……治癒系の能力か?

(――いや、でも指噛みちぎってたし)
(うぅんと、僅かに首を傾げて考えるが)
(まぁ、こんな街だ、そういう能力者もいるのだろう)

……俺は斑鳩奏多。
お前は……クロ……ツカ?

(うろ覚え、聞いた名前)
(下の名前までは知らないが、捻り出す)

//大変遅れました、申し訳ありません。
173伏木霞 :2018/10/03(水)23:38:37 ID:acr
>>170
「踏まれたお返しだ」と男らしくもないことを言いつつ伏木霞は擦る姿を見てわるぅく笑った。

「余程のもんでもなけりゃそりゃ嬉しいわな、…………女らしいデザインは女友達に頼むぜ?」

基本は嬉しい気持ちのがあるだろうことは素直に。好き嫌いがあるのは当然なのだが、その時は選ぶ機会があれば提案すれば良いだけと楽観視。
そもそも柘榴に男らしい、女らしいの区別がついてるかも疑わしく思えるが。

「……硬い、ねぇ。どんな風に硬い? 言ってみてくれや」
「ハハ、そこまでか。ってことは前に脱いだのは……なんでだ?」  

彼女ならば巫女衣装の上にもパーカーを着そうな気がしたが、理由は聞くことにした。その方が本音も出るだろうと。
手袋の方は、わずかに歪んでいる。撫でていれば違和感を覚える程度の、ほんのわずかだが。
174鈎取 吉音 :2018/10/03(水)23:43:09 ID:4YU
>>169
//お疲れ様でしたー
175砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/03(水)23:43:53 ID:EOD
>>166

【虫と罵られ、はっと立ち竦んだ。構えていた両手がだらりと垂れ下がる。宛ら女郎蜘蛛に絡め取られた蝿のように】
【正義の対立項が罪人なのか。本当にーー?】

っぐ、ーーぁ!

【霧化すらせず、生身でそれを受けた】
【引き寄せる力と突き出す手刀。カウンターの要領で威力を増して頚椎を襲う】
【辛うじて首を振り、喉仏を潰される事態だけは避けた】
【床に叩きつけられ、激しく咳き込む】
【一撃に込められた感情は言葉より遥かに雄弁かつ素早く、事の真相をキリカに伝えた】
【明音女子の矮小な自尊心を満たすためだけに、5人の人権と1人の生命が犠牲になったのだと】
【その事実が打撃よりも重く心を打ち据える】

まだまだ……っ

【口の端の赤色を拭い、今度こそ構える。四肢か糸か、次も避けない。飛んできた瞬間を捉えこちらが引き寄せようと意識を集中させる】
176火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/03(水)23:44:18 ID:MIT
>>171

そそ、私もあんま話したことないんだけどね

(一度スマホを忘れかけたところを声を掛けてもらったことがある)
(そのときはなんというか、空虚という印象があった。だがここ最近はどこか変わってきていて、それもいい成長と言えるのだろうか)

そういうことは人目のない二人きりの時だけって言ってるでしょ?
杏子はオンオフの切り替えが下手なのよ

(まぁこういうスキンシップも悪い気はしない、むしろ嬉しい)
(だがやはり人目を気にするというのは大事なことだ。やはり世の中、そうやって上手く渡っていかなければ)

良い?そういうスキンシップはちゃんと周りの目がないことを確認した上ですること
分かった?

(杏子のツインテールが生き物のように動けば、火々里の尻尾もクネクネと動いて)
177轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/03(水)23:46:02 ID:gYm
>>164

「…………………………………………」


 振り向かない方が精神衛生にはいいとは解っていたが、やはり振り向いてしまうのが人のサガで。

 新は彼女が消えたあとの暗闇を、ずっと見つめ続けた。そんなものか、と言う思いもあったが、残念だなという気持ちは輪をかけて大きい。
 人としてではなく、あくまでメイドとして生きることを選択した彼女に、新がかける言葉はあくまでもあのときの車内で語った言葉以上は見つからなかったし。なにかをしてやれることもない。ただ哀しいなと、小市民らしく凡庸な感想を浮かべるだけだ。今尚も。そこは変わらず。

(いい経験だ)

 と、それを忘れるために、あえてまるで違う方向に頭を飛ばした。

(真の意味で人が交わることはない。――――そんな教訓を得た気がする)

 歩き出す足取りは本来ならば力ない物であるべきだったのかもしれないが。やんわりとした嘲りのような、それでいてどこか優しく諭されたような彼女の返しを受けて、新は逆にひとつの真理に達していた気がした。
 そしてそれは、メモ帳に記すまでもなく彼の活動に寝そべる大きな軸となる。人間関係の無情さとか、そういう虚しいものを書きたいなと、ふと思ったし。テーマを得て文章に出力する段にようやく取りかかれた今、全くその足取りは強く。

(強烈で、いい経験だった。悲しくも、どこか真理を得たような語らいだった。――――大事にしよう)

 感情に比較的乏しかった彼を激烈に揺さぶったアリシアーナという一人の存在。
 本来ならば話すこともおこがましい小市民である彼は、もしかしたらもう二度と会うこともないのかもしれないと考えていたけれど。それもアリだと思った。


――――そして彼は、人生で初の本格的な執筆に至った。
 『その出会いは、走り抜ける快感のようでいて、また逆に不幸のようなそら恐ろしい冷たさを背に這わせた』から始まる一連の短編は、『質疑応答』と言うシンプルな題でもって閉じられ、図書室の片隅に置かれることとなる。

 もっともそれは、誰が見るでなく、ときたま個性に欠けるダウナーげな青年がぱらぱらと開いているばかりの、凡庸な作品ではあったが……。

//ありがとうございましたー。久々に濃いめのロールができて楽しかったです。
178黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/03(水)23:47:24 ID:I76
>>172
「うまく話してやれ。口下手なヤツはモテないし、下手すりゃ引っ叩かれるぞ」
正直になったからってモテるとは限らないが、と若干嫌味めいて笑う。
やたらと傲岸不遜なその態度に悪い気はしなかったらしい。剣呑な雰囲気は薄れ溶けて消えた。

「…体質だ。これはな」
やや苦しい言い訳なのは彼も分かっている。しかし初対面の相手に隠し通してる自分の事を話すのは憚られたのだ。
追求すればボロが出るか、その前に又険悪な態度に戻りかねない。相手がこれで退く事を祈るのみ。


「斑鳩…。覚えた。まさかこの俺が、風紀委員なんかの名前を覚える事になるとはな。
 察しの通り黒塚だ。知らないんだったら下の名前はいいだろ、また今度で」
捻り出された名前をあっさり認める。相手もそれなりには知っているだろうと踏んでの事だ。
「もし用が無いんだったら…。もう行ってもいいか。歩けるから」


//大丈夫ですよー おかえりなさいませ
179霧亡柘榴 :2018/10/03(水)23:50:19 ID:pai
>>173
ぐぬぬ、と悔しそうに唸る。やはり軽口の叩き合いで彼女が勝てるようになるのはまだまだ先のようだ。

「そっか、なるほど……じゃあ、霞にも、何か選ぼうか?」

なぜそうなるのか、という話かもしれないがここで一つ考えてみてほしい。
そもそも互いに誰か、とかそんな曖昧な単語しか使っていない。つまりは性別の有無を問うていないわけで。
ついでに彼女にとって、こうして何気ない会話を交わす相手は皆等しく友人であり、霞もその例外ではない。
つまりはそういうことである。そういうことになってしまうのである。

「どう?どうって……なんか……板、みたいなの、入ってる……?」
「だって、巫女装束に、パーカーは、おかしい。当たり前」

聞かれて困り果てた顔で改めて手袋を撫でる。答えもなんだか自信のなさそうな声色で。
金属板の境目の小さな起伏が指に触れれば、その溝に沿ってゆっくりとなぞった。
180椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/03(水)23:50:27 ID:xFW()
>>176
ぅうっ、ご、ごめん……
【火々里に釘を刺され、思わず縮こまるが】
【とにかく、その都市伝説とやらの情報を集めるのが先決なのだろう】

それにしても、最近なにかと物騒やなー
こういうのって、漫画の世界だけやと思ってたんやけど……
【と言って、とてとてと路地裏の方を覗いてみた】
【なるほど、たしかにこれは“なにかありそう”だと言わしめる雰囲気を放っていた】

……ん?
【杏子は奥の方で何かを見つけたらしい。が、火々里には何も報告せず】
【また彼女のところへ合流し、「今日の夕飯どうする?」と、いつもの、何気ない世間話へと戻った】
181水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/03(水)23:50:35 ID:9JT
>>167

――場の空気が、変わる
まるでこれから大蛇の口に飲まれるカエルのような。薄ら寒い恐怖感が背筋を這い上った
意図した少年の眼光は、必要以上に過剰な程、彼女へとそれを刻み込む

「……セラフィーナは私の妹みたいな存在だ、知らなかった……では通らない事は、理解しているよ」
「……申し訳、なかったと。言うしかない」

彼女自身もスズメバチを差し向けられたことはある、少年の言葉は真実なのだろう。事実、過去のセラフィーナの性格が悪かったのは彼女自身も知るところ、矯正しようとミスコンに出したのも事実、だが。それはただの言い訳にしかならない
心臓は既に早鐘を打ち、カラカラにかわいた喉は水分を求めている
少年の近い距離が、今はとても恐ろしい

「それ……も、それは。ミスコンにかまけていた私達が……悪いのだろうね。」
「い、言い訳を。するようだが、私達は決して!楽しんで暴力を……粛清をっ。する訳じゃ」
「っ……ごめん。それでも、これも言い訳だ。過剰な粛清をおこなった風紀委員が……居たんだろう」

言いたい事は、ある。風紀委員と言えど全ての生徒を守れる訳では無いと、風紀委員も学生なのだと
全てを守るだなんてそんな綺麗事が通らない事は彼女自身がよく知っている。だがそれを、風紀委員の立場から言う訳にはいかない

「っ、ち……違う、風紀委員は。そんな暴力的な組織じゃない!キミの言うように、死ぬ寸前まで痛めつけるのが許されるわけじゃ……ない」
「……っ」

耳を塞ぎたくても、それは許されない。
事実として彼女が起こしていなくとも、風紀委員に属している以上それは彼女の責任でもある
そして生来彼女は、責められることに弱い。かけられる言葉で思考もままならなくなり
血が出そうな程に唇をかんで、身体を震わせ。俯いた
血の気の引いた顔面は蒼白で、少年の気迫に一歩。下がる
それを少年は、逃げととるだろうか
182辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/03(水)23:53:47 ID:DTW
>>175

「……考え事ならその仮面を被る前に終わらせるべきだな。
 それとも曖昧な覚悟のまま正義を為せるとでも思ったか?」

迷わない覚悟。折れない芯。それこそが正義に必要なのだと、言葉に乗せて。

「正義は迷ってはいけない。ヒーローは揺れてはならない。
 最短直線で悪を滅する事こそ―――正義だ」

もう一度蜘蛛の糸が飛ぶ。それは彼女の頬を掠めて、背後の壁へ。
初弾はフェイク、本命は意図を伝って飛ぶ蹴り。強化された身体能力に更に速度が載る。

--------------------------------------------------

ポケットにしまい込んだ鏡の破片は、きっと少女の成りたい姿を映すだろう。
迷いの底、胸中に沈めた本当の自分を、そこに映す。
183斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/03(水)23:56:38 ID:Plq
>>178

……良いんだよ、モテなくて。

(むすっと、くぐもった声は不機嫌そうな色を)

『ヒネクレテンダ!コイツ!』

(騎士人形はその頭を玩具の剣で小突くのだ)

……体質ね、分かった。

『イノウモタイシツミタイナモンダカラナ!』

憶えたくないなら忘れても良いんだぞ。
たかが一風紀委員の名前なんて。
……あぁ、そうだ、クロツカ。

(立ち去ろうとする黒塚に、少し待て、と手を振るジェスチャー)

『スナギリ、ッテオンナノコシッテルカ?コウ、セガヒククテカッパツナカンジノヤツ!タシカイチネンセイ!』

そいつが、お前を探してるって。

(と、数日前に出会った少女からの伝言を)
184伏木霞 :2018/10/03(水)23:57:04 ID:acr
>>179
「…………………………」

伏木霞、元ぼっち。そんな言葉は家族からすら聞いたことがない。
あまりにも予想外すぎた言葉に彼の頭には「?」マークが三つ浮かんでいる。比喩表現ではなく現実に。
しかし、それはわりとすぐに消えると霞はゆっくり口を開いて。

「…………落ち着いた感じのを、頼む。他にも選んでやる相手が浮かんだりしねえか?」

彼の性格的には意外かもしれないが、そんな要望だった。

「正解。うすーい板があるんだよ、よくわかったなー」

敢えて入れてる理由は口に出さない。というか言えるわけがない。必要な時に殴るためだと。

「まさか常識面のことを一日に二回も言われるとは思わなかったよ先輩」

だから、からかうようにこれを言うのである。柘榴が不機嫌になることも厭わないかのように。
185火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)00:00:59 ID:H5l
>>180

うん、分かればよろしい

(縮こまってしまった杏子の頭をポンポンと撫でる。杏子はこういう仕草も可愛らしく思わずこうして許してしまう)

危ないよ杏子ー、路地裏みたいな人目のないところには近づかないようにって勧告あったばっかりなんだし

(路地裏の方を覗く杏子にそう声を掛ける。この前だって路地裏で何やらまた人が殺されたらしい)
(近頃は何かと物騒になっているし学校側もできるだけ集団での登下校を推奨している。だがそのおかげで杏子とこうやって二人で帰っても違和感がないのだから感謝している)

夕飯かぁ…たまにはお肉とか食べたいかな

(杏子が何かを見つけたことに気付くことはなく、夕飯は何にするという返しに暢気に答える)

杏子は何か食べたいものとかある?
186天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)00:04:32 ID:gkX
>>181

「アンタのいいたいことは、わかるよ。水無月時雨」
「風紀委員が生徒全員を守るなんて、無理な話さ。そこまでをアンタ達に求めるのは残酷だ」

【興奮が溜まり爆発すれば一度は落ち着くのが彼の性格だ】
【余談だが彼の能力だってそんな性格を如実に現している】
【限界を超えれば爆破し、能力は収束する。だが、だからといって戦いは終わらない】

「そうさ。風紀委員も俺達も、ただの学生だ。神様じゃない」
「そんなやつらが、よくきけ、いじめられた女の子一人救えない、普通の無力なやつらが、だ」

「特権階級のように他人を痛めつけていいと、正義を名乗っていいと、本当に思ってるのか───」

【彼は俯いた彼女の耳元にもう一度顔を近付けて、落ち着いた優しい声で語りかけて】

「─────ころすぞ」

【そう言葉を締めくくった】
【震える彼女の俯く彼女の立ち向かう姿、なんと痛ましいことか】
【是非ともいじめられた女の子にみせて勇気づけてやりたいな、と彼は励ますようにいって】


「ま、俺ばっかいいたいこといって悪かったな」
「俺はやっぱ風紀委員に入ることにするよ」
「そんで、委員長になって気に食わない不良は全員ぶっ殺していいルールを作ることにするさ。いまやってることを、セラフィーナがやったことを合法だって認めてやるだけだ」
「アイツらは罪に問われなくなる。嬉しいだろ? 」

「だからほら、仲直りの握手だ」
「〝こんな手〟で悪いけどな」

【そういって天地が差し出したのは、どす黒く染まった両腕】
【おそらくは骨折か。診断なんてしてないからわからないけど】

「すっげえ痛いんだ。逆に痛くないってやつだ。俺達は能力者でとくべつだからな」
「だから、アンタたちの誰かにみせるまで我慢してたんだよ。殴られるってこういうことだって……なぁ、笑えよ時雨。俺達は友達だ。震えるな。一緒に次のサプライズを考えよう」
187神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/04(木)00:06:30 ID:AQP
【────資料を整理し終えて、溜息を吐く】

【体育祭に向けた準備が大分整った。もうすぐ学園内外に向けた詳細な発表も可能となるだろう】
【本当はこういった作業が自分には向いてないという自覚はあったが、全ては成り行きなのだから仕方ない】
【眼鏡を外して、窓の外に視線を遣る────秋の空はすっかり夕焼色に染まっていた】


【生徒会室の鍵を締めて、下校時刻の迫る校舎内を歩いていく】
【教室の前を通り過ぎると、歓談に興じている生徒達の会話が聞こえてくる。ちらりと視線が合えば挨拶を返してくれるのは、生徒会副会長という役職のお陰だろう】
【思えば友人の少ない学生生活を送ってきた。元より難儀な性格をしているという自覚はあったし、現在の友人関係が自分には丁度良いうことも理解しているが】
【そんな────らしくないことを考えてしまうのも、秋の哀愁に依るものか、なんて思う。それこそ“らしくない”だろうと、小さく笑みを浮かべて】


【兎にも角にも、やるべきことは山ほど残っている】
【確かめるように懐から出したのは、ハンカチに包まれた“割れた鏡”。此れに関しても出来るだけ早急に調べないといけないのだろうが】
【そもそも────生徒会は本来の業務に精一杯。厄介ごとは風紀委員会等の別団体に丸投げしている現実が立ち塞がる】


……生徒会役員勧誘のビラでも配ろっかなあ
とりあえず、僕の仕事を少しでも減らしたい。そして楽したい

【そんな身も蓋もない本音を零しながら、夕焼色に染まる廊下を副会長は軽やかに歩いていく】
【人もまばらな時間帯、もしもすれ違う者がいるとすれば────果たして何者だろうか】


//置き気味ですが絡み待ち…
188霧亡柘榴 :2018/10/04(木)00:07:33 ID:qrs
>>184
「ん、分かった。任せて」
「他に……?ん、と……いっぱい、かな」

内心の動揺など露知らず、あくまでも平静に要望を承る。
普段は自分の制服にしかパーカーを合わせていない彼女、どんなセンスが爆発するかは今後のお楽しみである。
思い当たる顔はそれなりに多いらしい。いち、にと指を折って途中で諦めた。

「へえ、変なの………………」

板の入っている理由はさして興味がないようで、軽く触れるに留めて何度か甲の部分を小突く。
しかし明らかに揶揄っている言葉に、ぴたりとその動きを止めた。
無言。表情の変化もない。
ただ黙って指の方へと手を滑らすと、おもむろに掴んでぐいっと手の甲の方に引っ張ろうと。
その力は大分容赦ない、決まれば痛いこと間違いなしである。
189椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/04(木)00:08:06 ID:Ixj()
>>185
んっ……
【頭を撫でられ、嬉しそうに頬を綻ばせる。果たして反省しているのか】

せやなぁ~、そろそろ寒なってきたし、鍋とかええなぁ~!
【そして、偶然にも、目の前には精肉店が!どうやらタイムセール中のようである】
【杏子は火々里の手を引きながら、目をきらきらと輝かせてあれこれ料理のレパートリーを提案してみる】

【結局、簡単でかつ手軽に食べられるしゃぶしゃぶということで杏子は提案したが、火々里は果たしてどう返すか】
【食欲の秋、二人鍋を囲んで食べるというのも、なかなか乙なものではないだろうか】

//そろそろ〆でしょうか!
190火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)00:09:51 ID:H5l
>>189
//それではキリがいいのでこちらもこれで…!ロールありがとうございました!
191外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)00:10:32 ID:H5l
>>181>>186
//すいません、乱入よろしいでしょうか…!
192砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)00:12:08 ID:32j
>>182

【正義とはシステムであれ。無慈悲に、無感動であれ】
【彼の意図した意味かは分からないが、少なくともキリカにはそう聞こえた】

そんなの、テレビゲーム感覚でミサイルを落とす兵士と変わらないじゃないかーー!

【糸と言葉に気を取られ手を伸ばす、否、動かしてしまう】
【悲痛な叫びを遮って、空いた脇腹に深々と蹴り足が突き刺さった】
【乱雑に立てかけられた机や椅子を幾つも薙ぎ倒し、黒板に背を強打する】
【意識が能力の発動について行かない。痛みで集中を強制的に切らされる】
【人間性を捨てることがヒーローの必要資格だというなら、ヒーロー自身は誰が救ってくれるというのか】
【少なくとも自分はそんな奴に救われたくはない】

くそっ、建物が狭すぎる、けほっ

【鏡片に映っていた姿が少しずつ溶けていく。輝かしいヒーロー像が黒い靄に覆われ、霧の向こうへ消えていく。代わりに映るのは今より少し小さいキリカーーいや仮面のない朧】
【格闘で埃の舞い上がる旧校舎。折れた三本脚の机の陰に隠れ、両足を霧化。無音の隠密性を活かし彼の背後に回り込もうと。成功したならその首にがっしとしがみつくだろう】
193黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)00:13:05 ID:vcd
>>183
「捻くれ者はつらいぞ。忠告だ」
いくらか気が緩んだ。微かに笑うと立ち上がり、肩の人形を見下ろす。
願わくば、彼らはこのままであらん事を。内に秘めた静かな祈り。
このところ、学園中でキナ臭い話が多すぎる。風紀を守る彼らも必然的に巻き込まれていくだろう。それを思うと、少し残念になる。

「世話になった人間の名前ぐらい覚えとくさ。どっちの意味で世話になったとしてもな」
先程の言葉は本当だ。馬に引き摺られたかの様にボロボロの服装にそぐわず、足取りはいたって正常。
言わずにすんだ事に内心ホッとしながら立ち去ろうとして、その背に声がかかる。


「……何だって?」
思わず聞き返す。この男、話題の人物に二度も会っておきながら名前を聞いていないため全く身に覚えがない。
そもそも学年すら知らない節がある。『活発な』と言われても、見かける生徒は大概が元気いいのばかりだ。

「──────あ、あぁ……。俺を探してるんだな、分かった……」
歯切れの悪い返事。スゥーッと息を吸い込むが、やはり思い出せない。
「………見つかるといいな、って、もし見かけたらそいつに伝えておいてくれ」
そんなヤツ知り合いにいたかな?と釈然としないながらも、何とか平静を保って立ち去ろうとするのであった。


//この辺りで〆で大丈夫でしょうか?
194伏木霞 :2018/10/04(木)00:14:03 ID:PER
>>188
「ハハハ、時雨も入ってたら喜ぶだろうよ、あいつも」

というか、その相手しか共通の友人を知らないせいでもあるのだが。
色々話を聞くとその人物はかなりの苦労が多い、ならこの友人からプレゼントの一つでもあれば少しは気が楽になると思って。
自分のこと? 現実逃避してるのでしょうね。爆発したセンスを見れる日はある意味、楽しみだ。

「変なのとは失礼――――いでででで! 何すんだ柘榴!」

ん? と傾げていた頭は掴まれて決められた瞬間苦悶に歪んだ表情を見せる。
情けない声をあげつつも、その手を掴んで引き剥がそうとするだろう。それはもう強引に。
195科学者風の老人◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)00:15:20 ID:8Y3
>>116
「フン、簡単な事よ。ワシの頭脳を認めず、あろうことか追放したこの学園都市に復讐してやるのだ。このワシの創り上げた作品である『ナンバーズ』でな!」

簡単である。老人の目的は、ただこの学園都市に復習する事。その眼からは、憎しみが溢れんばかりに出ている事が分かるだろう。それ程の怨念を、この老人はこの都市そのものに抱いているのだ。
もちろん、老人のしようとしている事が正義ではないとこれで分かるだろう。復讐の為に、学生達を陥れようとしているのだから。

「そして、もう一つ。の失敗作であり、このワシの唯一の汚点である『ゼロ』の抹殺だ。奴がこの都市に逃げ込んだのは分かっておる。ワシが貴様に頼みたいのは、その『ゼロ』を消す事だ。
『ゼロ』は貴様ら天使のデータを元に、このワシが創った『ナンバーズ』のいわば試作品。だが、奴はあろう事か暴走し、このワシの手から離れ、脱走しおった!あぁ、全く度し難い事よ!
しかしワシはその失敗を糧に、『ナンバーズ』を完成させた!!後は不要になった失敗作を消し、ワシの頭脳が、理論が正しかったと、その身を以て証明するのだ!!」

そして、もう一つ。老人は、この学園都市に逃げ込んだ失敗作を処分したかった。『ゼロ』と呼ばれるそれは、A-07らの、『天使』と呼称される能力者を元に、老人が自ら創り上げた人工の能力者である。
しかし、それは最終的に暴走し、学園都市へと逃げた。老人はそれを何としてでも処分したかった。失敗作を放置しておく事など、彼のプライドが許さない。そして、それを目の前にいるA-07にやらせようとしていた。

「『ゼロ』は貴様と同じく、天使のような光の翼の能力を持っておる。そして、何よりも出逢えば即座に分かるはずだ。貴様なら、波長とも呼べる同種の脳波を感じ取れる事だろう」

//大変遅れて申し訳ございません……不都合でしたらロールを破棄して頂いても構わないので…
196斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/04(木)00:17:24 ID:0n0
>>193

……なんだ、知らないのか?

『オイオイ、モシカシテヒトチガイトカジャネエダロウナ』

(うぅん、と、顎を押さえて考える)

……まぁ、スナギリって名乗ってたから、探してみたらどうだ。
それじゃ。

(小さく片手を振り、さて、と)
(振り返り校舎の方へと戻る)

//はい、お疲れ様でした、ありがとうございました。
197lTlfuInPquXm :2018/10/04(木)00:18:08 ID:Ixj()
 二人の女子高生が、仲良く談笑をしながら去っていく裏で。


────

「鏡の在処はどこか。次、答えなかたら左親指から順に爪剥ぐ」

 小柄な男は、軽薄な笑みを浮かべて被害者の男の右掌から、最後の“一枚”を剥ぎ終えた。
既に、男は声帯が綺麗に剥ぎ取られており、泣き喚くことさえままならない。

「おや、喋れなかたね。ワタシうっかりしてたよ」

 そして、ずぶり、と喉笛を掻っ切り、哀れな被害者は絶命した。
小柄な男は眉を顰め、専用の通話機を取り出した。

「団長、やぱり鏡の在処は見い出せなかたよ。次は学園の関係者を殺すよろし」

 通話を終え、ポケットに通話機を仕舞うと、小柄な男はまるで溶けるように姿を消した。
あとには、夕日に反射する血溜まりのみが、きらきらと光っていた。
198lTlfuInPquXm :2018/10/04(木)00:18:31 ID:Ixj()
>>190
//こちらも〆で!ロールありがとうございました
199辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)00:20:23 ID:Uy5
>>192

「それでいい。正義に感情は必要ない。」

そう言い切った。ブレない事こそがと彼が言うのだから、その程度の言葉に揺れない。
最初からそのつもりだとすら言える。システムで構わない、ただ悪を殺すことが正義。

吹き飛ばした少女にゆっくりと、威圧するように近づいていく。もう終わりかと、足音が語る様。
変化する脚に気づくことはなかった。霞の能力とは正面から相対しているが、彼女の能力は見て居ない。

「……終わりだな。」

彼女がいるであろう場所に手刀を振り下ろす。が、そこにはすでに何もなく

「―――――なっ!?」

それは実にあっさりと、背後に回り込み拘束にまで至るだろう。
しかし膂力が違うのであれば、拘束も長くはもたない筈だ。
この微かな時間が、戦況を打開するに足るか。
200黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)00:20:38 ID:eEo
>>196
//ありがとうございました!
201霧亡柘榴 :2018/10/04(木)00:23:27 ID:qrs
>>194
「もちろん、時雨にも、だよ」

風紀委員とは何かと気苦労の多い役職だ、柘榴とてそれは重々承知している。
彼らの共通の友人だってそれは例外ではないのだろう、互いに彼女が何かしらで思い悩んでいることを知っているのだから。

「……霞が、ひどいこと、言うから」
「わたしが、常識、ないみたいな、言い方。失礼」

さすがに自分より体躯の大きい相手には力で敵わない、痛めつけていた手はあっさりと引き剥がされる。
先輩呼びさえどこかへ行ってしまったその反応に、頬を膨らませながらも琥珀はどこか楽しそうで。
尚彼女の言い草は真っ当なようであるが、行動が言葉に伴っていないのは事実なのであしからず。
202神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)00:26:50 ID:fOJ

>>186

――――――――――ざわりと、なにか吹き抜ける風のような視線が二人に注いだ。


 それはごく普通に階段を降りていた生徒の一人で。背の高い体を壁にもたせかけて二人の会話を微かに聞き取っていたようだ。
 そしてその「ころすぞ」が放たれた瞬間である。眉間に皺を寄せて、少年の背中を鋭く睨んだ。あと一秒そこを人が通らなかったなら、襲いかかっていたやもしれない。薄皮が微かに亀裂を入れたかのような光景だった。

「好き勝手抜かすな、気取りガキ。弱いところから突き崩してる卑怯ものが正義を語ってんじゃねえ」

 たった一言、窓ガラスを震わすような大声で言って。きびすを返して階下に消えた。

 善意ではないし、水無月を可哀想だと思ったわけでもない。ただひたすらに気に入らなかった。機会さえできたらボコり殺すと内心で思う修の拳は、鉄がきしむような音を立てて握り込まれていた。

//一レスだけお邪魔します。あとのロールの種になればと思っただけなので不都合なら反応は平気です
203水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)00:28:15 ID:9tQ
>>186

それは、地獄に垂らされた一本の蜘蛛の糸のような。甘い救い
同意してはいけないのに、つい。同意しかけて
気持ちを理解してくれているのだと、思いかけた、それは見事な飴と鞭
今にも涙がこぼれそうなのを堪えて顔を上げる
『風紀委員も俺達もただの学生、神様じゃない』
それは彼女が心の中で思っていた、救いのような言葉で
あとに続く言葉が、耳を通り抜けていく。ハッキリと近くできたのは優しく囁かれた『殺すぞ』というセリフだけ

「ひっ……」

もうそれだけで限界だった、ぱっちりと見開かれた黒い瞳からは大粒の涙がこぼれ出して
震える身体をかき抱くように小さく縮こまった
耳を塞いでしまいたい、目を閉じてしまいたい
脳を支配するのは逃げてしまいたいという感情

「っあ……っ、っぐ……っ、ふうっ……はあっ」

風紀委員になろうとする彼を、拒めない
勿論彼の考えに同意している訳では無い。
元々精神面の弱い彼女はもう限界に近いのだ
キリキリと胃が痛む、せり上がってくる吐き気を必死に両手で、口元を抑えて堪えた
零れ落ちる涙は留まるところを知らず、今にも膝から崩れ落ちそうな程に弱々しく震えて
どす黒く染まった両腕が視界に入ったのが、トドメとなった

「ご……ごめんなさい、ごめんなさい……」

遂には膝から崩れ落ちて、地面に向かって壊れた玩具のように謝るだけ
急激に血圧が下がり、四肢が冷えていくのが、何処か他人事のような気がした
204伏木霞 :2018/10/04(木)00:29:29 ID:PER
>>201
「そりゃ安心だ、言うまでもなかったな」

霞の表情は安心したように微笑んでいた。
こういうときは同性で、どんなときも素直でマイペースな彼女の方が優れているはず。
まあその前に会っていることなんて伏木霞は知るよしもないが。

「あー……悪い、まさかそこまで怒るとは思わなくてな、この通りだ……って月見の時もこんなんしたような」

どんな相手でも言ってはならないこともある。そんなことを再学習しながら痛めていた指を擦り、そのまま謝って、思い出していた。
そもそも常識あったら枝の上で寝るとかそういうことはしないだろうと思うが、ここは学園都市――一般常識でも通用しないことがあるのはよくある話だ。

「それで、今回は何したら許してくれる?」

わりと図太い伏木霞はそんなことを言うのであった。
205水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)00:32:26 ID:9tQ
>>191
//すみません入り込みすぎてて更新忘れていました……っ!
//お相手が大丈夫なら私は大丈夫です……!
206外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)00:32:52 ID:H5l
>>186>>203
//何度もすいません…もしかすれば気付いていないのかなと思いましてもう一度……乱入してもよろしいでしょうか?
207アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)00:36:03 ID:nLo

 午前0時。寒々しい路地裏。摩天楼の隙間から差し込むばかりの月光が生半可に夜を照らし、然らば濃紺の闇は嘲笑的な対比に泥む。
 鮮血の臭いがした。夜眼の利く者にとり、その狭い路地裏は凄惨な屠殺場だった。弾痕に抉られたビル壁に血糊を広げて、首のない死体が凭れていた。
 血溜まりに沈むものを数えるのは容易だった。冷たくなった真鍮の薬莢。未だ発射煙を吐く安物の拳銃。切り取られた腕。弾け飛んだ脚。物言わぬ死体。
 濡れたスーツの何れ劣らぬ上等さを見るに、彼らは学園の人間ではないようだった。悉くが事切れていた。慄く死顔を残していれば"まし"な方だった。


「ーーーーさて、と」


 硝煙に彩られた赤黒い情景に、ーーーーひとりの女が立っていた。
 給仕の姿をしていた。モノトーンのピナフォアを纏っていた。白銀のロングヘアをシュシュとリボンに結んで、ごく長いポニーテールに纏めていた。
 儚げな横顔であった。少女の横顔であった。冷たい月白の光は、赤み差して緩むその白皙を包み、新雪から織り出したような銀髪を煌めかせた。
 傷一つなかった。返り血一雫も浴びていなかった。なればこの惨劇を引き起こしたのが彼女であるに疑いはなかった。ーー手袋越しの右手に握った拳銃が、足元に向けられていた。
 素行の悪そうな金髪の少年が血の池にへたり込み、涙と鼻水と小便を漏らして、ただ恐懼の表情で女を見上げていた。額には銃口が突きつけられていた。
 汚らわしさを嫌う黒いハイヒールが、踵で少年の指先を踏み躙った。短く掠れた悲鳴が上がった。溜め息混じりに、銃爪の絞られるは、きっと次の刹那ーー。

/凍結前提になりそうですが
208砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)00:37:27 ID:32j
>>199

【身長差から殆どぶら下がるような姿勢。振りほどかれそうになるも、必死に彼の腰にかじりつく】
【体格差は明白、まして相手は怪人。長くはもたないがここが踏ん張りどころ】
【霧化した足が飛行機雲めいて垂直に伸びていく。キリカと彼女に抱えられる男も言わずもがな】

じゃあ、これも動じずに受けてみろ!

【天井付近まで上昇すれば、上下を入れ換えて急角度のバックドロップ。ただ拘束が空中で解ければ自分諸共か、最悪己だけダメージを引き受ける事になる】

【衝撃を与える箇所は主に背面。胸の鏡には務めて衝撃を「与えない」】
【効率的でない愚策。言葉で揺り動かせなければせめて戦いだけでも真っ直ぐに。意固地なスタイルが戦法を狭めていく】
209霧亡柘榴 :2018/10/04(木)00:37:44 ID:qrs
>>204
「霞が、意地悪言うのが、悪い。許すけど」

彼女的には真理なのだが、いかんせん言動が追いついていない。
むすっと口を尖らせて拗ねたまま、しかし謝られればすぐに許すのも彼女らしさ。

「……じゃあ、そろそろ、帰るから。校門まで、運んで」

なんて、一度味をしめた要求と共に手を伸ばして急かすのだろう。
断るはずがない、とばかりに我儘で、それでいてどこか甘えているような声で。

//それではこの辺りで〆でよろしいでしょうか…!
//ロールありがとうございました、お疲れ様でしたっ
210天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)00:39:26 ID:gkX
>>202 >>203

「聞いたかよ。アイツは殺すなんていわなかったが、俺もそろそろ気配でわかる。自分が物語のキャラクターになったつもりの本当のイカれ野郎がな」

「殺すつもりのやつが殺すぞなんて教えてくれるかよ」
「セラフィーナみたいに通り過ぎたあいつみたいにサクッところして、あとから綺麗なエンディング迎えてそれでおわりだ。」

「セラフィーナが殺したヤツらに、あいつに殺されたらこの俺に、風紀委員に関わって、普通の人生を送れなかったやつに、おまえらが救えなかったやつに」

「全員に謝りながら、詫び続けながら生きるんだな。風紀委員さ、ま」

【崩れ落ちた彼女はそうか風紀委員でも弱いほうなのか】
【天地からすれば自分でも知っている事実を告げただけ】
【彼女の反応は別に弱くなんかない、実に人間らしい反応だと思うけど】

「やっぱり、病気なんだろうなぁ。取り憑かれてるんだ。物語に。アイツも、子猫ちゃんのせラフィも、この俺も」
「じゃ、俺も、かっこよくもういくな。元気でな。殺人鬼(キャラクター)どもによろしくな」

【なんて、立ち去ろうとしたのだけど】
【彼とはまた異質な、違った趣の、それは天地にいわせればひとえに狂気なのだけれども】
【気配、雰囲気……特異性のようなものを感じて気紛れに足を止めた】

//外道院さんへ
//明日に続いていいなら、自分は問題ありません……!(入れ込んでた)
211外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)00:40:40 ID:H5l
//こちらは問題ありません
それでは書いてまいりますのでしばしお待ちを
212伏木霞 :2018/10/04(木)00:42:29 ID:PER
>>209
「寛大な心に感謝感謝……」

許されるとすぐに調子に乗る。なんだかんだでこんなやりとりが楽しいのだ。

「あいよ柘榴先輩。乗り心地は台車に劣るだろうけどな」

先にベンチから降りて、そのまま柘榴を抱き上げるだろう。子供、妹を抱くような優しさで。
それを許す声に嫌悪はなく面倒さもなく、冗談混じりに語って彼女を校門まで連れていくだろう。

こんな平和を続けたいものである。そう道中で思いながら。

//ロールありがとうございました! お疲れさまでしたっ
213辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)00:46:47 ID:Uy5
>>208

「ぐあっ……」

一切予想外の一撃は、実にあっさりと怪人を地面に叩きつけた。
位置エネルギーによる衝撃は如何に強化された体であれど軽減する術を持たない。が、

「一手、違えたな。
 この体の弱点など、わかり切っていただろうがッ……」

抱えられる程に接近する距離は、怪人にとって好機でもある。
虫の、黒甲殻纏う腕が少女の首に伸びる。抵抗がなければそのまま―――

「力の無い正義に意味などない。消え失せろ、”罪人”がッ!」

少女に加減された、なんて考えが及ぶはずもなく。
214神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)00:47:58 ID:fOJ


 『敵』


 と言うものを、ここまではっきりと認識したことはない。修にとって全てはサンドバッグ程度の認識でしかなかった。
 けれども今は違う。敵がいる。はっきりとした二人の敵が、居るのだから。燃えてしまえばいいと思う。

(殺す)

 風紀委員の腕章を破り捨て、ゴミ箱に放り投げた。
 水無月の顔が頭から離れない。

(殺してやる、あいつら。安全圏からぶつぶつとしたり顔で語りやがって)

 大義はない。単に気に入らないだけだ。どこまでもそれだけだが、人間はそれだけのために人を殺せる。
 神果修はこの日より風紀委員では無くなり、二人のヒーローを負うヴィランになった。
 荷が下りただろう。その場にいた風紀委員に脱会を告げた彼の頭からは、妙に、水無月の顔が離れない。

//ソロールです
215外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)00:49:05 ID:H5l
>>203>>210

――――お前が謝る必要も詫びる必要もどこにもない

(そんな声が時雨の後ろから聞こえてくる……そう思った瞬間、時雨の身体を何かが覆う)
(それは風紀委員会の証である純白の制服の上着だった)
(そうしてその上から頭を乱雑に撫でられるような感覚を感じるだろう。そして時雨が目を上げたのならそこにはきっと見慣れた人物が立っていて)

待たせたな一年生
文句があるのなら、私に直接言った方が手っ取り早い…そうは思わないか?

(その表情は凛としていて、どこか冷徹めいたものさえも感じるほど)
(別に睨んでいるつもりなどない、だかもしかすればそう感じるかもしれない。それほどまでに彼女――――風紀委員長"外道院雹道"が放つ圧は凄まじかった)

//それではよろしくお願いします
216海原ミナミ :2018/10/04(木)00:56:23 ID:ttv
>>89

「知らないね!自分で考えなっ!!」

【月光に照らされた大砲が、オーラの塊を次々に吐きだしていく】
【それが男を見事に戦闘不能へ追いやったならば】

「さぁ、お待ちかね!身ぐるみ剥いで、サメの……っ!?」

【ぶっ倒れた男へ、錨を振り回しながら駆け出そうとするが、それは叶わず、ふらりと貧血でも起こしたかのように倒れる】
【同時に「大海賊の恋人」もしゅわしゅわと、まさに夢のように月夜へ溶けていく】
【嵐が途切れたことでオーラ回復がなされなくなってしまった結果だ】

「あー……締まらないねぇ」

【消えゆく甲板の上で、大の字になって倒れこむミナミ】
【気に食わない相手をぶちのめせた清々しさと、奪いきれなかった悔しさが表情へ入り混じる】
【だが、その視線は新たな「宝」を見つめている】

「ねぇ、お二人さん。海賊部に……私の船に、乗らない?」
「あのサメ連中に一歩もひるまず、1分稼いでくれた……その勇気、海賊だよ」
「私は、あんたらが欲しくなっちゃったのさ」

【ミナミにとって「海賊」は夢、ロマン、勇気、自由、誇り、宝といったものの象徴。この場面の場合、最高の誉め言葉(ミナミ基準)と言っていい】
【そして、唐突なスカウト。欲しいものに手を伸ばすことも、海賊なのだ】
【オーラも体力も尽き果て、暫くミナミは動けない。誘いを受けるも断るも自由だ】
217霧亡柘榴 :2018/10/04(木)00:57:21 ID:qrs
>>187
地平線に今にも逃げこもうとしている太陽が最後の抵抗と輝いて、放課後の廊下を強烈な黄金に染める。
たったそれだけの、毎日代わり映えもなく繰り返される日月の営みの一端は、人気の少ない校舎に一抹の寂しさを醸す。
そんな風情さえ感じさせる日常の一幕、なのだろうけれど。

「あ、みつきぃぃぃぃ……」

がらがらがら、と空気を乱す車輪の回る音がだんだんと近づいてくる。
よく教員が使っているあのキャスター付きの事務椅子が、それなりの勢いで突っ込んできて副会長の前で止まった。

「今、帰り?」

その上に正座し、背もたれを掴んでドライビングを楽しんでいたのは同級生の霧亡柘榴。
灰桜色のパーカーが夕日に染まって、より強い赤を呈した。
218水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)01:08:03 ID:9tQ
>>210

セラフィーナが、人を殺すとは思えない。彼にやった行為は、悪戯でやったのだろう、と。それで事を済ますには異能力というものは大き過ぎる
彼の言う様に、一歩間違えていたら死んでいた可能性もある
それを考えれば、少女の"姉"として。言い訳を重ねる訳には行かない
それでも、セラフィーナがまるで人を殺したかのような物言いは、彼女にとって面白いものでは無い

「セラフィーナは……そんなことはしないよ……!」

口に出来たのは、それだけ
大粒の涙を黒い瞳から溢れさせても、血の気が引いた蒼白な表情でも。かちかちとうるさいくらいに鳴る顎の震えでも
"それだけは否定しろ"と。大っぴらに語っていた
それは何を言われても反抗しなかった彼女が、唯一少年に見せた僅かな抵抗
もっとも少年が、這い蹲る彼女へと視線を向けたのなら。彼女は息を呑むのだろうけど

>>215

「……いいんちょう?」

背中に感じるのは、暖かい感触
鼻が利く彼女が吸い込むのは尊敬する先輩の香りだ
どこか現実離れして、撫でられた事にも彼女の反応は薄い
まだ、理解が追いついていないのだ。
それでも先輩を見上げる目は潤んでいて
どこか呆然とした面持ちで、その先輩を見上げた

//諸事情で遅くなりがちですみません……!よろしくお願いします!
219砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)01:10:54 ID:32j
>>213

【ばうん、と2人して床に跳ねる。全身砕けそうな衝撃に呻くキリカに被さる男】

か、はっ。馬鹿で非力で悪かったね
……そうさ、キミが正義だって言うなら、ボクは正義じゃなくていい
偽物のヒーローでいい

【細い首が硬質な指の下で圧迫され軋む】
【霧化してやり過ごせばーー酸欠で霞掛かる視界に本能が警鐘を鳴らすが】【理性で歯を食いしばり押しとどめる】
【バックドロップを掛けるなら単にブリッジで反らせばいい。わざわざ高く飛び上がったのは着地点を悟られないため】

一途もいいけど、前ばっかり見てたら周りが見えなくなるぜ……っ?

【にやりと笑う。行き止まりのように積まれたそこは机のピラミッド】【霧化して伸びた手が、その脚のひとつを掴んでいて】
【最下の1つを外すだけで均衡は容易く崩される】
【机の山は2人を呑み込む勢いで雪崩込むだろうか】


//無茶かなとも思ったので、おかしいと感じられたら書き直しますのでご遠慮なく……っ
220天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)01:13:07 ID:gkX
「きてくれたのか、風紀委員長…………間違えた。〝新婦様〟だったか、いいや、〝新郎様〟なのか……? 」
「……どっちでもいいか。どっちにしろ、気持ち悪いな」

【この圧だ。自分のことを何者だと思い込めばこんなに他人を圧する空気を放つのだろうか】
【天地繋にとっての感知能力、あるいは直感。相手の格がわかるというほど大層なことではないけど】
【感じるのだ。嫌悪感、嗚咽、恐怖、狂気。この学園にいる人間に多かれ少なかれ。強いあるいは〝大きい〟人間には必ず付き纏うといっていい『気持ち悪さ』】

「ドーモ。……俺様はライジングナイトです」
「素顔で名乗るなんてはったりも、いいとこでいやなんだが」

【そうしてはじめて名乗られた彼の名はライジングナイト】
【先日、不良生徒として噂されるクロツカタクミを探して徘徊し、また彼の手によって鎮圧されたヴィランその人だ】
【外道院の言葉の通り、彼の言葉に意味なんてなく、謝る必要もないのだろう】

「俺様を捕まえるか? 反省したらセラフィーナみたいに野放しにしてくれるか? なぁ、時雨に答えられないなら、アンタが教えてくれよ、外道院」

【と、カッコつけて語っていたが。時雨の言葉に、呼吸が止まった】
【じっとりとした黒目は信じられないようなものをみるように】

「殺す気がなければ、殺していいのか。結局は、暴力を楽しまない。積極的にしないって、さっきの言葉は、そこにまとまるんだな」

「外道院さんよ、こいつの妹を殺人未遂で突き出すのをこの一度だけ見逃してやる」
「俺の頼みを聞いてくれないか、なぁ、放送室でさ、校内放送でもかけながら、お茶でも飲みながら、お話しようぜ」

//話を振っといてあれなんですが、落ちます……!
//うるせえ、で捕縛しても別に構いませんので……!
221水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)01:19:06 ID:9tQ
>>220
//一旦お疲れ様です……!とても楽しいロールでした……!
222辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)01:20:38 ID:Uy5
>>219
随分と旧式の、鉄と木の机と椅子。もとより誰も来ない事を想定しているのだから、安全なんて考慮はなく
見上げる程に積み上げられた、その一つ一つは軽くとも。束ねれば致命の重量になり―――

「な、に――――――」

振り返ったころにはもう遅い。雪崩は蜘蛛男を覆いつくす。
まるで部屋が一つのしかかるような重量、彼女は霧とかしてやり過ごしたのか。
もがく。あがく。しかし山は震えるのみで。少女にとって、正しく絶好の機会が完成していた。

//大丈夫ですっ
223天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)01:24:10 ID:gkX
>>(レスをポチポチ探すのがスマホでは辛いので以後これで連絡をさせていただきたい)外道院さん&時雨さん
//ひとまずありがとうございました……!
//昨日から面倒が続いてる手前、一応いっておきますが、当然キャラと自分の好き嫌いはイコールではないので……! 悪しからず……! おやすみなさい
224名無しさん@おーぷん :2018/10/04(木)01:25:51 ID:YIj
>>223
そうやって逃げるなら最初から乱入蹴っとけやガイジ
どんな不愉快なキャラでもエクスキューズがあれば許されるとか思ってンじゃねえぞ
225水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)01:28:10 ID:9tQ
>>223
//それはしっかりと理解していますし、私自身は物凄く楽しんでいるのでお気になさらず……!
//お気を使わせてしまった様なので補足しておきますが、私はこういうロールが物凄く好きなのでお気になさらないで欲しいです。
226神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/04(木)01:29:00 ID:AQP
>>217

【がらがらがら、と響く車輪の音。誰かが台車でも引いてるのだろうかと視線を向ければ】
【予想は大幅に外れて、眼前に姿を現したのはドライビングに興じる同級生】

うん、今から帰る所
ところでそっちは、自動車教習の居残り授業?

【彼女が乗車中の事務椅子を見つめて、戯けた口調でそう尋ねたら】
【夕陽が差し込む黄昏時、一色に塗り潰される廊下を歩き出す】

生徒会の雑務、最近は量がどんどん増えてきてさ
書類仕事が好きそうな子がいたら紹介してよ、紹介料代わりに学食奢るから

【深月の発言は何処までが冗談で、何処までが本気か、曖昧な場合が殆どであるが】
【今回の場合は、他愛のない雑談に過ぎなくて。彼女の飄々とした笑みを見れば、そんなことは一目瞭然】
【『生徒会』と記された腕章が、夕陽を反射して一瞬煌めいた】
227神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)01:36:13 ID:fOJ


 『解放された』――――なんて、思ってしまって。


 修は笑った。思わずだった。
いつも限界の部分で引き際を弁え、ぎりぎりのラインで社会との接点を持ち続けてきた彼だけども。もういいと思えた。理由ははっきりしてないけれど、多分、根っこまで自分を自分の思う通りに動かさないと気が済まない人間だから
 唯一保ってきた皮一枚の社会性すら許せなかったんだろう。皮一枚でも、自分の意思以外のなにかが己に介在しているのが許せなかったんだろう。

 だからまずは、糞みたいな喧嘩がしたくて、路地裏に足を運んだ。

――――いい気分だ。もう一発で終わらせる必要もない。ぎりぎりのラインを慮る必要もない。馬乗りで殴られる不良の顔がどんどんどす黒く歪んでいくのが心地よかった。
228外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)01:36:15 ID:H5l
>>218>>220

別にどう呼んでも構わんさ
人に抱く感想など人それぞれ、それを咎めようとは思わん

(確かに外道院という人間はある意味でいえば狂っているのだろう)
(彼女はまるで誰かを守る、という言葉が形を持って現れてきたかのような思考の持ち主であり、そしてそれは学園の全生徒に及ぶ)
(ただ…それを彼女一人で行えるわけがないのは自明の理だが)

捕まえる…そうだな、私刑など見過ごすことは断じてできん
だが君は一度罰せられた、反省文も書かされただろう?一度目ならばそれで終わりだ、また、繰り返さないのならな

(先日ライジングナイトと名乗る男を風紀委員が取り締まったとの報告があった。様々な証言を集めた結果、どうやら私刑を行おうとしていたようだ)
(きっと教師たちからはキツいお叱りを受け反省文も書かされたことだろう)

……ちなみに一年のセラフィーナは彼女…水無月時雨が観察、および教育の目的でいつもついている
もしかすれば君が出会ったときにはまだこちらが気付く前だったのかもしれない、その件についてはこちらも謝罪する他ない
ただし野放しにしているわけではないということだ。時雨は良くやってくれている……最近の彼女、セラフィーナの動向のことを調べたが良い傾向に変わってきている
やはり時雨は優秀だ、私にはきっとできなかっただろう

(彼女のことは様々な目撃情報から知っていた。風紀委員が注意をしたことも何度もあっただろう、しかしそれでも止むことはない)
(だが時雨が彼女と触れ合い、そして変えてくれた。今の彼女を知らないのであればそれはただの無知だろう)

それと、言いたいのは神果修のことだろう
――――奴には今しがた、除名届を届けようとしていたところだ
あいつが行ったことに対しても、私の指導が行き届いていなかった故の不徳だ。そこも謝罪しよう

(最近のあの男の行動は目に余る。今まではギリギリのラインだったがここまでやってしまえば仕方がないだろう)
(外道院が懐から取り出したのはまさにその除名届である………だがこれも結局は意味がなくなるのだが)

校内放送、良いだろう
私は一向に構わん、私が言えば教師の許可も降りるだろう
……………それで、他には何かあるか?

//ひとまずお疲れ様でしたー
229lTlfuInPquXm :2018/10/04(木)01:36:33 ID:Ixj()
!aku224

アク禁:>>224
230砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)01:45:23 ID:32j
>>222

【崩落が収まった危険地帯】
【その麓より小山1つ崩さず、煙の塊が蛇のようにするり這い出る。このために取っておいた全身霧化】
【一瞬で小高い山脈と変貌した机の最高峰に掛かるカスミとしてふわり浮き実体化】
【火の玉のごとき熱をはらんだ身体から、熱い呼気を何度も漏らす】
【罠より逃がさぬようギリギリまで能力を抑えたため、自分も少なからず崩落を食らった】

はっ、はっ、ちくしょ、肋痛ったい
わっ、暴れるなこのーーっ!

【足掻くなら、煙の腕を伸ばし首筋に手刀を】
【戦闘の初撃に食らったそれは、殺すでなく意識を奪う程度のものーー尤も虫の甲殻のせいでどこまで通じるか不明だが】

このまま風紀委員、いや警邏部隊に引き渡してあげる。その姿のままでね
正義が白日のもとに晒されるなら本望だろ?

【ぶちのめすだけではこの事件は何も解決しない。少しでもこの街に正義があるなら、皆がそれを知るべきだと、半分本気、半分皮肉げに】
【画面にヒビの入ったスマホを取り出す。目当てのアドレスは最近知り合った警備部隊の第三警邏隊隊長】 
【震える指で発信ボタンを押そうとして指が震える】

はれ、おかしいnーーーー



【霧化していないのに視界が霞む。そう思った時には限界を超えて体が意識を手放し】
【がらりと乗っていた山の一角が崩れ、山の向こうへふわり落ちていく】
【その後彼がどうなったかを見届けること無く。懐に唯一の戦いの証拠を抱え、キリカの五感は闇に沈んだ】

//この辺で〆でもよろしいでしょうか……
//遅くまでありがとうございました、楽しかったです!
231霧亡柘榴 :2018/10/04(木)01:46:03 ID:qrs
>>226
「うん。仮免に向けて、特訓中」

一方こちらは単調な声、所謂真顔の冗談だ。
当然ながら愛車の『イアールンヴィジュル(改)』にエンジンはついていない。
椅子から降りると背もたれを押しながら、深月と並んで廊下を歩く。
窓の前を通るたびに、二人の長い影が教室の壁に佇んだ。

「むむ……そう言われると、考えるしか、ない……」
「書類仕事が、好きそう……って、どんな人、だろ?」

考えこんだり不思議そうな表情になったり、対照的にころころと変わる顔。
けれどやはりどこかくだけた、ごくありふれた世間話の一端のそれで。
人気ももう少ない時間帯、二人だけの世界に車輪の音だけががらがらと響く。

「ところで、こんな時間まで、どんなお仕事?」
232水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)01:53:34 ID:9tQ
>>220>>228

二人が話している言葉が、どこか遠くの国の言葉の様に
疲れ切った耳には入って来なかった
ただ、外道院に褒められたのは嬉しかったと。それだけだろう
苦手だった暴力的な風紀委員が抜けるのも、それは寂しく感じた
彼女にとって、風紀委員の生徒は皆仲間だったから
言い訳をせずに、少年の罵倒を受け入れていたのがその証拠でもある。
先程現れた風紀委員の彼は、自分を庇ってくれたのだろうか。それとも

「……」

せり上がってきた胃液が気持ち悪い
本音を言えば。直ぐにでも水で口を濯ぎたい
恐らく、先輩がここに来ていなければ。致命的な粗相をしていただろう

//一旦お疲れ様でした……!
233辻利準◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)01:58:03 ID:Uy5
>>230
//お付き合いありがとうございます、お疲れ様でした!
234王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)02:02:30 ID:7YG
>>227
「久しぶりだな。その顔付きを見るに、どうやら吹っ切れたようだが」

彼の目の前に現れたのは、恐らくよく知っている男であろう。燃えるような赤い逆立った髪に、真紅の瞳。
一時期同期として風紀委員に共に属し、そして、彼よりも早く風紀委員を離脱した男。幾度かその拳を交えた事がある、その男の事を覚えているだろうか。今や彼は不良へと身を費やし、一団を纏める長となっていた。
烈火は、修の憑き物が落ちたような顔を見て薄く笑った。
やはり、彼もここに堕ちてきたか。いつかはこうなると思っていた。その社会性を完全に捨て去り、彼は自ら底辺のゴミ溜めへと飛び込んだ。そこにあるのは、血と、暴力と、犯罪と。


「因果なものだな。お前も同じ所に堕ちてきたか―――あぁ、歓迎しよう。ようこそ、外れ者の吹き溜まりへ」
235神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/04(木)02:05:13 ID:AQP
>>231

そうだね……例えば僕と真逆のタイプの人間とか?
ほら、僕って書類仕事なんか向いてない性格だから

【あっけらかんとこんな発言をする癖に、生徒会副会長としての役目は卒なく熟してる────それが神名深月という少女】
【本心から嫌っているのなら、こんな時間まで一人で生徒会室に残っている筈がないのだから】

部活の予算編成とか、学内行事の運営とか、委員会間の調整とか、楽しそうだろう?
もしも興味があるなら、生徒会室はいつでも君を歓迎しよう────最近、人手が足りないんだよねえ

【人手不足に関する不満は、少なくとも本音であるらしい。声色が露骨にげんなりしているから】
【それでも自分が辞めるという結論には至らない辺り、生徒会副会長という立場そのものを嫌っている訳でもない】
【足音二つと、車輪の音、そして二人の会話。長い廊下に、それだけが響き渡る】


────最近、どう?学校生活とか、友人関係とか
因みに僕は相変わらず。代わり映えのない生徒会ライフを送ってるよ

【元より、刺激的な学園生活とか、激動の人間関係を求めるような人間ではないのだけど】
【他人の話を聞いて、揶揄う分には深月も興味があったりする────その辺りの感性は年相応なのだ】
236天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)02:06:25 ID:gkX
外道院さん 時雨さん

「それで、その謝罪の連続で、世界のなにが変わるんだ? 」
「外道院……俺はアンタの謝罪になんて興味はない。あんたは自分をなんだと思ってるんだ? まさか主人公か? 」

【放送室への許可は降りた。天地は放送室で適当なスイッチを弄びながら語った】
【彼女の謝罪に意味はない。すでにことは起きている】
【もしも死んでいたら、これからなにかがおこったら。この世界でたらればを語ればキリはないが】
【だからといって、それを考えなくていいといいきれるわけがない。それだけ人の命は重い】
【真っ当に生きる、ヒーローにとっては】

「アンタの話は後出しばっかでつまらない」
「風紀委員を除名して? それで? あいつこそ野放しにしていいのか? 牢獄にでもぶち込めよ。除名のまえに。ついでに、殺人未遂なのか無意識に殺してるのか知らないが、俺とかセラフィーナもな」

【外道院が耳にしていない事件がこの学園に何件あるだろうか。それを潰さなければお話にならない。風紀委員は無能だと天地は主張する】
【こんな話し合い、それこそ学生の視点で解決できるものではない。無論、それは天地にだって】

「だから、俺は、どうせオカザリの委員長なら、俺がなってやろうと思ってな」
「俺達のなかの誰かが、なっても、変わらないと思ってな」

【そこで彼は校内放送のスイッチを切り替えた】

『ドーモ。モブのみなさん。俺様は新進気鋭のヴィラン。ライジングナイト、です』
『俺様はいま外道院風紀委員長と話しているが、ハッキリいって、こいつは無能だ。ミスコンで茶番を見せられたクズどもは頭にもきてると思うんだが、どうだ』

『まあいい。どうでもいい。俺はコンテストがしたいんだ。ミスコンみたいなお祭りごとの続きだよ』
『参加資格なんて設けないでさぁ、風紀委員長の座をかけて、コンテストがしたいんだ』
『ルールは外道院委員長に決めてもらいたいが、黒鉄とか紅組とかをはぶいちゃうようなルールって、暴動が起きちゃうかもだよなぁ』
『かといって、殺人を容認したら、俺達ははなから委員長になんてなれないし。ルールに縛られるのって、辛いわぁ』

『まま、やってくれないなら、それはそれで、ビビらせたみたいで、俺様のきぶんはいいんだが? 』
『これを聞いてる不良のみんなは満足してくれるのか……? なぁ、みんな』

【さて、マイクをどうぞ、と陰気な目は外道院を促した】
【スイッチをオンにしてからの彼は外道院を眺めながらもその反応に動きを見せることはない】
【殴られても、拘束されても、放送を切られても、その声が外道院と時雨にしか声が向けられなくても】
【結局、腕の俺た彼は無力で有害なヴィランでしかなくどうこうするも彼女たちの自由なのだ】
【彼女たちは風紀委員の名の元に何をしても許されるのだろうら】

//テンション上がったので1回だけ返信します……!
237伏木霞 :2018/10/04(木)02:15:25 ID:PER
>>207
「…………これ、は」

嗅いだことのある匂いに誘われて、辿り着いた先で見たのは血染めの光景。
不幸か、幸か。それを見たのはすべてを後ろに流した茶色の髪と碧色を中心に置く三白眼を備える顔は不良然としたもので。見ようによってはその血だまりの中から逃げ出した一人のように見えてもおかしくはない。

「…………何、してんだ? あんたは……」

見よう見まねの拳銃をその手に持って、伏木霞は問い掛ける。その拳銃は幻の存在で。
正直な話、色々聞きたいことはあるが一番聞きたいのは言葉通り。別に、自分は正義の味方でもない。
例えばの話、襲われそうになったからこうしたまで、と言われれば自分の安全を盾に黙っておく。それをするくらいには冷たい。顔見知りがその場に居ないのだから。

別に、死にたいわけでもないのだから。

「ちょーっと、そいつ? の仲間とかが何やったのかなーって……知りたくてな?」

下手をすれば自分の命なんてすぐに消える。そんな状況に邂逅して、踏み込んだ伏木霞は見ようによっては――異常者。

//もしまだいらっしゃれば&よろしければー……!
238神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)02:17:20 ID:fOJ
>>234

「誰だっけ、お前」


 記憶だけはある。けれども顔としての記憶じゃなくて、そいつと戦った時の痛みの記憶とか、そう言うのだ。
やたら熱かった気がする。けど、闘うのはそれでも楽しかったから。多分強かったんだろう。――――なんて。

「冗談だよ、久々じゃあないか、王緯」

 立ち上がると、おまけとばかりにその頭を蹴り転がす。

「で、何の用だ?」
239霧亡柘榴 :2018/10/04(木)02:19:16 ID:qrs
>>235
真逆、と聞いて首を傾け、真剣に記憶の糸を手繰り始める。
そも人の性格とは簡単に二極化し難い、どんな人物像が当てはまりそうか思考の海に沈みかけ。
今考えるべきではない、と寸でのところで浮上した。

「んー……大変そう、だけど、わたしには、難しそう、かな」
「もっと、向いてる人、いると思う」

やんわりとした拒否は、話を聞く限りの雑多な仕事内容を敬遠してのことではない。
どちらかといえば自分では力不足だと感じたが故であり、申し訳なさそうに目を伏せた横顔に嘘偽りはない。
少しずつグラウンドから人が減っていき、運動部の掛け声も小さくなっていく。代わって響くのは烏の鳴き声。

「深月は、相変わらず、だね」
「わたしも、そんなに、変わらないけど……ああ、ミスコン、出てから、前より、人から見られてる、気がする、かな」

代わり映えのない近況に、少しだけ苦笑。仕事人間、というわけではないのだろうが。
それを好きでやっていることは知っているから、こうやって笑って返せるのだ。
柘榴はといえばやはりあのミスコンが大きな転機となったようで。
彼女自信の自覚は薄いが、全校生徒の注目するステージに上がったのだ。顔と名前を一気に知られるのも当然といえば当然。
けれどゆるっとした感想しか出てこないあたり、その変化にはかなり鈍感らしく。
240王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)02:24:41 ID:7YG
>>238
「何って?決まっているだろう」

烈火はその身に炎を纏った。
修の考えている事はなんとなく分かる。嫌でも分かってしまう。だって、きっとその根本は間違いなく、同種の人間なのだから。狂犬のような彼の性格を見ていれば、一歩間違えれば自分もあのようになっていたのかもしれないと感じる。
烈火は、久々に修に会えて嬉しかった。その顔を見れば、風紀委員時代に共に過激派として恐れられ、風紀委員の面汚しとして指を差されていた頃を思い出す。やっぱり、 お互いにどこか似ているのだ。


だからこそ、彼が今したい事もなんとなく分かる。
久々だ。久々に、旧友と語り合おうじゃないか。互いの拳で、その血で。

「―――喧嘩だよ。来い」

喧嘩の時間だ。いや、再開を懐かしむコミュニケーション、とも言えるか。
241神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)02:33:29 ID:fOJ
>>240

「………………」


 くふ、と、修は笑った。ぶるぶると全身が震え始める。緊張を高めていく弓弦めいて全身の筋肉が。熱い吐気が口から吹いた。仲間意識なんてもんはなかったし、単に同類なだけと捉えていたけれども。
 なんだかんだと類は友を呼ぶと言う格言は的を射ているらしい。

「『かかってこいや糞野郎』の一言もねえのかよ」

――――解き放たれた筋肉の力は、矢弓の如く、その肉体を烈火の元へ肉薄させた。

「相変わらずチンピラらしくねえ野郎だな、てめえはよ」

 喜色満面。字面だけならそう言うことになるが。全くその顔と来たら実に醜悪といっていいほどいびつな笑顔で。くしゃりと顔全体に皺を寄せたその笑みは、まさしく修羅の『破顔』であった。
242アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)02:33:45 ID:80D
>>237


「殺しで御座います。」

 トリガーを絞る指先が止まった。ごく淡々と女は言い切った。発条巻きのように声の主へと頤が向いた。白銀の長髪が閃くのは幻想的であった。
 向き直り様にスカートへ右手が伸びた。赤いレーザーの照準が、茶髪の青年へと放たれる。艶めかしくも曲線的な短機関銃を握って、銃爪に指をかけていた。


「わたくしの口には余る故、深く語るべき事では御座いませんが」

 硝子のような声音が最低限の礼節をもって青年に言葉を返した。透き通るような白い頬が幽かに微笑んでいた。されど、吸い込まれるような深紫の双眸。
 幾らか懇願じみた視線を、へたり込む少年は闖入者に向けていた。それが叶わぬ縁であることを知っていながら。給仕は言葉を続ける。

「この学園に関する些か繊細な性質の情報を、彼は無許可かつ違法に売却しようとしました」
「わたくしの葬った彼らはそれの買い手で御座います。使途については与り知らぬ所ですが」

 そこで彼女は唇を結んだ。ーーそれ以上を語るつもりもなければ、右手に握られた拳銃の銃爪が、再び引かれるのも遠からぬことだった。
 真白い小さなグローブに収まった小さな掌が、小さな拳銃と小さな短銃を握っていた。ーーーーそこに躊躇いはなかった。レーザーサイトはせめてもの警告だった。


/よろしくお願いします!
243神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)02:34:05 ID:fOJ
>>241
//すいません書き漏らしました。烈火へ手刀を降り下ろしたと言うことで。
244アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)02:35:12 ID:80D
>>242
/文末から数えて二行目、右手じゃなく左手でした……ごめんなさい
245外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)02:36:49 ID:H5l
>>232>>236

……少し、理解できないな
なら何を望んでいるのか聞きたいものだ

………時雨、辛いのならお前は来なくてもいい
来るのなら、ただ私の言葉に耳を傾けるだけでいい

(ただ時雨にそう語り掛ける。辛いのならば来なくていい)
(ここから先はもはや戦地だ、弁論と言う名の戦い。だがそれでもここで引けるわけもないし引く気もない)
(風紀委員会の在り方を、今こそ説く時だろうと)

この街ではそも異能を扱える者を集めた街だ
あの男の除名をしたことで晴れてこちらから取り締まることができる、さきほども言ったが私刑などはただの自己満足であり一方的な思想を振りかざす"もどき"に過ぎない
そも風紀委員会は正義の名の下にあるとしても、それが私刑になってはいけない。正義の上には秩序が成り立たねばならない
ルールに囚われるというのも必要だということだ、あの男を取り締まるのならばこれから取り締まらなければならない
唐突に牢獄にぶちこめるわけもなかろう、それではただの独裁と同義だ
もう一度言う、世の中の正義というものは秩序によって成り立たねばならない

(なんとことを幾ら言ったところで意味がないのだろう)
(ならばもう、あとは生徒に語りかけるのみだ)

…………生徒諸君、私は風紀委員会委員長、外道院雹道だ
彼が語ったようにこの私も語らせてもらおう

彼の言い分はつまり、我々風紀委員会の存在意義のことだ
では応えよう。我々風紀委員会の存在意義、それは抑止力であり、そして同時に生徒たちの暮らしを守ることだ
警備部隊が凶悪な犯罪に立ち向かう方々とすれば我々は内の揉め事を解決するために存在する
だがそれも全てをカバーできるわけではない、確かに我々には至らぬ点はあるし守ることができなかった生徒もいる
それは非常に嘆かわしいことであり、私にとっても自分の無力を嘆くこともある。それでも、守れたものもある。
確かに風紀委員会だけでは学園全域をカバーすることは不可能だろう、そもそんなことはどのような人間であったとしても不可能だ
だからこそ、目の前にあるものだけは必ず守り抜く。救えるものは全て救う――――それがたとえ、どのような生徒であったとしても

(その瞬間、外道院の瞳は男を見据える。そこには確かに、敵対心では無い何かがあって)

ただ…それでもやはり、こんな私でも腹を立てることもある
…………ルールに縛られるのが辛い?――――馬鹿者がッ!!!
貴様は無秩序をこそ望むと言うか?貴様は一体何を目指している、正義か?自由か?それとも崩壊か?
貴様が言っていることは全てが支離滅裂であり、そして何より誰のことも考えていない
――――ただの自己満足など捨ててしまえ、ヒーローを気取りたいのならば偽善を見せろ
偽善であろうとそこには確かに善がある、屁理屈を盾にして誰かを傷つける善がどこにあるかッッッ!!!!!

(その声はもはやマイクのことなど気にしておらず、マイクにはキーンという高いハウリングが校内を震わせる)
(その叫びは果たして生徒たちにはどう映るだろうか――――)
246神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/04(木)02:39:42 ID:AQP
>>239

まあ、人に勧めるようなものでもないからなあ
けれども特典だってあるんだよ?これは余り人に言ってはいけないんだけど……内申点で優遇して貰えるとか、何とか

【こういう発言こそ何処まで冗談で何処まで本当なのか分かり辛いのだが】
【戯けた笑みを浮かべてみせれば、深月は勧誘が失敗したと残念そうに呟くのだ───余り、残念そうでもないのだけど】

【つるべ落とし。日が沈む時刻がついこの間までと比較して随分と早くなった】
【季節の移ろいを実感しながら、哀愁のようなものを肌で感じる、秋の夕暮れ】
【それでも生徒の在り方は変わらず、それでも少しずつ変化はしているのだろう、彼女のように】

ミスコンの結果か、いい傾向じゃないか
誰からも目を向けられないよりは、よっぽど健全に違いない

案外、ファンが沢山増えてたりするんじゃないかな?
もしも告白なんかされたりしたら、その時はちゃんと報告してくれよ

【ミスコンという舞台に立って、全学生に認められたのだから、その評判はきっと想像以上に広がっているのだろう】
【それがきっかけとなって色恋に発展するのなら、揶揄いながらも祝福するのだろうけど】
【変化があるとしても、それは緩やかなものなのだろう。きっと彼女には其れが似合っているのだから】

【深月はそういったイベントには縁がない────というよりも関わろうとしない】
【精々、生徒会として運営に携わるくらいで、それ以上は面倒だと距離を置いてしまう、言ってしまえば捻くれ者】
【それでも参加した他者への興味は尽きないのだから、つくづく気紛れな性分だった】
247伏木霞 :2018/10/04(木)02:52:43 ID:PER
>>242
その照準を感じるのは何故だろう。視点上自分に当たっている光など見えないはずなのに。不思議なものだと疎い伏木霞は変に感心していた。

「――――あー」

なるほどね。そんな風に続きそうな声。目的は聞いたし、自分の生命危機もよくわかる。きっと目の前の被害者(?)だって自分の知る者達ならなんとか助けようとするものの方が多いだろう。

「これは戯れ言にしてくれても構わないんだけどよ、その情報をそいつが消して、壊して、もう二度としないって誓ったらよ、一応見逃すってことはあんたとして、あり得るのか?」

血の匂いに鼻を摘まむこともなく、給仕に向かってあり得ないと一蹴されてもおかしくないことを言った。

(そりゃその情報聞きゃ捕まるべきなんだろうが……殺していいのかね)

「あ、あとそこの少年、悪いけど俺にこのメイドさん止めれる力なんて期待すんなよ、そんなのあったら今頃ドロップキックしてるし」

給仕がまだ青年を見ているなら、その脚は笑っているのもわかるだろう。近付くつもりはないとはよくわかるだろう。

「――――この都市気負った人多すぎねえ?」

その言葉は皮切り。少年に向けて幻の銃は口を向けて弾丸を放つ。――放たれた弾丸が当たっても少年には激痛が走るだけ。銃声など給仕には聞こえないし、薬莢等も見えないだろう。
少年には、それらが見えて、聞こえて、当たって。給仕に撃たれたような絶望感を得てもおかしくない。何せ、少年の視界にこの青年は能力を使ってる。
『目の前のメイドに撃たれる』という幻覚を。これで気絶したら楽なんだけど、とかなりおかしな考えで。
248王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)02:55:43 ID:7YG
>>241
「そういうお前は、誰よりもチンピラらしいよ」

多分、自分と彼は同類なのだと思う。しかし、同類であっても、その性質はまるで正反対だ。
修がその心の赴くままに闘争を楽しみ、感情を剥き出して敵を征服しようとするのなら、烈火はどこまでも冷静に、ただ、冷徹に敵を叩き潰す。
チンピラよりもチンピラらしい元風紀委員と、全くチンピラらしからぬ不良の長。本質は似ていても、その点に関しては鏡映しのように対極である。

「今日は、お前の歓迎会だ」

肉薄してきた修に合わせて、烈火はその拳を振るう。
筋肉が躍動し、燃える炎がその威力を増幅させる。
そこには一点の小細工もない。あるのは、『殴る』という行為、ただそれだけ。

//すみません、そろそろ限界なので凍結でお願いします…!
249水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)02:56:19 ID:9tQ
>>245

「……いくよ、いいんちょ」

特に、何か言いたいことがあったわけでも
聞きたい事があったわけでもない
ただ見届けたくて、それから。真っ黒な少年の腕を見てやりたいことがあったから
少年に罵倒されて、傷つけられて涙を流しこそすれ。恨んでいたわけでも、腹立たしかった訳でもない
言われて当然だと、自覚していたから。後半はもう。満足に言葉を聞くことすら出来なかったのだけど
せり上がったものを飲み込んで、向かう放送室
そこで語る先輩は、気高くてかっこよかった。言いたい事は、全て先輩が語ってくれた
一年歳が離れているだけなのに、適わないと思ってしまうのだ。

>>236

放送室、少年と少し離れた所に大人しく座った彼女は
放送を終えた彼の、その真っ黒い右腕に鎖を伸ばした
十指の先から伸びた鎖は、少年が振り払わないのなら、その黒い右腕を包み込もうとする
彼女が司る鎖の異能力は癒しと腐りを併せ持つ
使うのは癒しの力、特に外傷を治癒させるためのその異能力は
直ぐにでも治療を始め、一分程度、そのままでいるのなら。少年の腕は元の肌色を取り戻すだろう
もちろん少年が振り払おうとすれば簡単に引き剥がれるはずだ
やりたかった事は、これだけ。妹が迷惑をかけた事への罪滅ぼしのようなものだ
ことが済んだのなら、借りてきた猫のように大人しくしているだろう
250霧亡柘榴 :2018/10/04(木)02:59:21 ID:qrs
>>246
本当だろうか、なんて虚実の判断がつき難い言葉にどことなく胡乱げなものを見る目つき。
いつだってこの副会長はそうだから、責めるようでもなく、あくまで冗談めいた所作で。
空を日輪が支配する時間は少しずつ短くなりつつある。気がついたらもう太陽は西の果て、なんてことも頻繁。
月日の流れをそんなふとした瞬間に感じるのはいつも新鮮で、それでいてどこか物悲しい。

「ううん、そうかな?見られるのは、得意じゃ、ないんだけど……」
「こくはっ……!いや、まさか、そんな……それは、さすがに、ないって……!」

色恋沙汰の噂のとんと聞かない彼女であるが、その実態はこのしどろもどろな反応が如実に示していることだろう。
男女隔てず接し、スキンシップも性差厭わない彼女であるが、精神面の異性交遊では話が別。
人の恋愛話に顔を赤らめ、自分がその対象になり得ると知れば普段の平静さはあっという間にどこかへ行ってしまう。

「そ、そういえば、もうすぐ、体育祭だけどっ……!どういうこと、やるかは、決まったの?」

誤魔化すように咳払いを一つ、あからさまな話題転換。
まだ少し耳が赤く見えるのはきっと斜陽のせいだ、もうじきそれも地平線に消えてなくなってしまうのだろうけど。
251神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)03:09:36 ID:fOJ
>>248

 降り下ろされた手刀と拳が激突し。インパクトの衝撃が轟風となって一帯を震わせ――――。

――――後ろに弾かれ踏みとどまった修の手は焼け、煙を上げている。蝕種である彼は常人より骨密度も非にならないほど高いため折れることこそなかったが。それでも残る衝撃が手を震えさせていた。
 小細工を必要としないのはこういうやつらの美徳だと思う。烈火も冷静とは言ったって根っこには『そういう』感情が存在するのだから。馬鹿げてるほど純粋な、反逆者の――――。

「アぁそうかい。そいつは――――――――」

――――――――魂。

「どうもォオッ!!!!」

 震える手刀は硬直に固められ、そのままぎぱと空気を割って直下に落ちた。鉈を思わせる重さと、疾風のごとき速度は、容易く人体を切り開き骨を断つ質量刀の体を成している。
252アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)03:11:38 ID:80D
>>247
/始めたばかりなのにごめんなさい、すこし眠気が来ておりまして……
/凍結かどうかはお任せ致します
253伏木霞 :2018/10/04(木)03:14:23 ID:PER
//>>252そちらがご都合大丈夫そうならば凍結ということでどうでしょうかー?
254アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)03:15:26 ID:80D
>>253
/ありがとうございます!明日は早いうちからお返しできると思います
/ひとまずおつかれさまでした!
255伏木霞 :2018/10/04(木)03:18:07 ID:PER
//>>254こちらこそ遅い反応でしたのにありがとうございますーっ
//一旦お疲れさまでしたっ
256神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/04(木)03:22:30 ID:AQP
>>250

いやいや、ミスコンで君が獲得した票数を思い出すんだ
つまりはその数だけ、君を“いい女”だと評価した学生がこの学園にはいる訳だよ

────なーんて、ステキな反応をありがとう。普段の顔もいいけれど、そういう表情だって悪くない

【慌てふためき、顔を赤らめる彼女に対して、深月はというと飄々とした笑みを浮かべたまま】
【然しその笑みは見るからに楽しそうで、そして満足気でもあり。人の色恋沙汰を揶揄う分には、深月も少女らしさを垣間見せる】
【最も────当の本人はそう言った話を一切匂わせないのだが。単純に興味がないのか、それとも隠しているのかどうかは、不明であるが】

【あからさまな話題転換、しかし深月は笑顔で付き合う】
【そして体育祭の話になれば、少しだけ真面目な表情を浮かべて】

……数日間の日程で、例年通りの体育祭らしい催しに加えて、街全体を使った大きな競技も考えてる所
その具体的な案を練っているところなんだけど────そうだ、何かアイデアがあったら教えてほしいな
体育祭の目玉になるような大型競技。全学生を巻き込んで、お祭り騒ぎできるような奴

もしも採用できそうなアイデアだったら────そうだね、帰りに夕飯を奢ってあげよう

【そんな提案を持ちかける。体育祭の目玉となるイベント、全員参加型の大型競技、その内容に関して】
【まるで試すように、期待するように、深月は彼女をじっと見つめるだろう────果たして】
257霧亡柘榴 :2018/10/04(木)03:39:56 ID:qrs
>>256
「いやっ……それは、ほら、その……」
「……もうっ、意地悪……!」

ぐうの音も出ない正論。言い返す言の葉も持たず、わたわたと口ごもるばかり。
結局うまく受け流すこともできず、何度か深月の肩をべしべし軽く叩いてこの話はお終い。
つん、と顔を背けて見えた窓の外の、黄昏の残照に目を細めた。

「夜、ご飯……!?ちょっと、待って、今、考えるから……!」

食が関わるとどうにも弱い彼女、今もすぐに食らいつくや否や、うんうんと唸って期待に添えるような答えを捻り出そうと。
青春真っ盛りな少年少女がグラウンドだけを使って和気藹々と競う競技ならばともかく、街全体を使うとなるとまた趣きが変わってくる。
広大なスケールで、全員が参加できる催し。隣から注がれる眼差しも相俟って、今にも頭から煙が出てきそうな。
ふと、いつだかにテレビか何かで見た番組を思い出した。

「……鬼ごっこ」

車輪の音にもかき消されそうな、小さな呟き。

「街、全部使って、鬼ごっこ。できたら、楽しそうだなって、昔、考えたこと、ある」

それはもしかしたら、誰しもが抱く妄想かもしれない。
デパートだとか遊園地だとかをまるっと使って、子供の遊戯に全力で興じたい、と。
少し子供じみた発想だろうか、なんて心なしかはにかんだ腑抜けた微笑み。
258神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/04(木)03:55:45 ID:AQP
>>257

うん、実は僕って意地悪なんだよ────ってごめんごめん、叩かないで!

【そんなに痛くはなかったけど、わざとらしく大げさに叩かれるのを防いだら】
【廊下を歩みながら、思案に耽る彼女の回答を待つ。どんな答えが返ってくるか期待しながら】

【そして────彼女の回答を聞いたなら、今度は深月が黙り込む】
【それは聞き逃してしまいそうな小さな言葉で、けれども決して聞き逃しはしない彼女の答え】
【其れは所詮子供の遊戯に過ぎない。しかし子供の遊戯だからこそ、万人で楽しむことができたなら、きっと、其れは】


【考える必要はあったし、寝る必要もある。大掛かりな準備をしなくてはならない】
【だけど────上手くいったならば、それだけの労力を注ぎ込む価値があるものへと昇華できる】



────────ファミレスとラーメン、どっちがいい?

【そう、深月は尋ねるだろう────今日の夕飯は深月の奢りで決定だ】

【空も既に暗くなり始めた頃、二人の少女が下校していく】
【肌寒い季節が訪れ、冷たい夜風が吹き抜ける────けれども。これからへの期待は減ることなく】

//自分からはこれでラストで…ありがとうございました…!
259霧亡柘榴 :2018/10/04(木)04:09:25 ID:qrs
>>258
黙りこむ番を交代して深月の反応を窺う様は、それこそ返却される答案をどぎまぎしながら待つ子供。
椅子の背もたれを握る手にきゅっと力がこもる。しばらく緊張に息を潜めた。
いつの間にか廊下は、電灯がないと足元が覚束ないくらいに。それでも彼女達には慣れた場所だから、微かに残された夕焼けの名残だけで十分だった。

「っ……ファミレス……!」

今にも諸手を挙げて万歳しそうな勢い。ぱっと顔を輝かせて、廊下に束の間小さな太陽が生まれた。
振り返れば先程まで寂寥の横たわっていたまっすぐな通路には、代わってえも知れぬ底気味悪さが息づく。
その暗がりの向こうへと、事務椅子を思いきり突き飛ばす。
がらがらと音を立てて流れて行った事務椅子は不思議と止まることなく、闇の中に溶けて消えて行った。
校舎を出た頃にはもう頭上は瑠璃の空、遥か彼方の宝石達が瞬いて夜の訪れの歓びを歌う。
吹いた風はこれからどんどん冷たくなるけれど、少女達の歓談はどこまでも途切れることなく。

//こちらも〆になります!
//遅い時間までありがとうございました、お疲れ様でしたっ
260出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/04(木)05:02:54 ID:2zT
【ライジングナイトと名乗る男と外道院による突発的な放送演説】
【内容だけを聞けば風紀委員の活動に不満を抱いた人間による、半ばクーデターのようなものらしい】
【それに対し委員長は青臭いながらも正義を以って堂々と対応してみせた、と報告を受けた】

はぁ……私がその場にいなくて良かったです。
おそらくは速攻で黙らせてしまって奴の思う壺だったでしょうから……

【病院のベッド、病衣と包帯というコーデに身を包みながらボヤく】
【元々気の長いほうではないしあのような詭弁を並べ立てる人間も好きではない。
なによりあの青臭い正義を私以外が否定するなど言語道断である】

風紀委員長がお飾りだというのは同意しますがね、
いなくなっても人員が1人減るくらいで、その人員減少が無くてもそもそもカバーしきるなんて不可能ですから。

【だからこそ、飾りには皆を導く灯として輝いてもらわなければならないのだが。
という本音は1人であっても口に出さず、退院後巻き込まれるであろうゴタゴタに頭を抱えるのであった】

//反応ソロールになります!
261瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/04(木)06:04:44 ID:OR9
>>121

これは瀬崎の勝手な想像にすぎないが、異能力者は子供でも容易く大人を捩じ伏せる力を持っているのが殆ど。
少女がもし生まれつき異能を持っていたとしたら、彼女を力づくで止められる者が周りにいなかったのかもしれない。
子供の頃なんて誰もが自分勝手で駄々をこねるもの。それを叱って、正せる存在が周囲にいないというのは気の毒なことだろう。
彼女に何があったのかは知らないが、このままでいいはずがない。

「ぐっ、待ちなさい……!」

瀬崎の不意をついた一撃。弓を落として膝をついた瀬崎は手の中に氷の矢を作る。それを少女が走る少し先へ放つと、矢が刺さった地面は凍り付いた。
それは少女が滑って転倒することを狙ったもの。
だがこれを少女が凌いだなら、腹部へのダメージで動きが鈍っている瀬崎から逃走するのは容易だろう。
262天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)08:00:13 ID:gkX
>>249 >>245

「おいおい。矛盾が多すぎて頭がどうにかなりそうな話だな。聞いたかよ。私刑を振りかざすのは〝もどき〟に過ぎないってギャグか」
「秩序に縛られてるからアンタ達は対応が遅いんだ」

【独り言のように愚痴を零しながらも彼女の放送を聴きいれる】
【一介の学生が何を喚いたところで結局は無為だ。そんなことは知っている】
【結局は互いにやりたいことをやるのが手っ取り早いし、なんて水無月時雨に(天地目線では)拘束を受けながら】

『なあ、おまえら、新婦様のこんな主張がおまえらの心に響くか? いじめられてるやつ、いじめてるやつ、不良のクズども、不良にやられたクズども───響いたか? 』

『響かねえよなぁ……こんなのマトモなやつにしか響かねえ』
『正論なんてのは結局、なにかを成し遂げたやつがいうから意味があるんだろ? 違うのか? 』
『こいつが成し遂げたことはなんだ。ミスコン一位の偉業か? 花嫁修行の賜物か? ククク……面白いな』

『よくきけ、クズども。いまの学園の状態は新婦様の主張にそえば『崩壊』だ。おまえらも実感してるはずだ。できるやつらがいるはずだ』
『いいか、委員長、クズどももよくきけ、俺様の望みは『自由』だ。半端にかざされた秩序を排除しよう』
『不良生徒どもなんて全員牢獄にでもぶちこめばいい。正義漢が勝手にやってくれるだろ。不良生徒どもは派手に暴れられる。くだらない風紀委員の腕章なんかチームのオシャレアイテムにでもするといい』

『…………勝手な勘違いをされるのはな、プライドが許さないから何度でも主張しよう。支離滅裂な正論なんてベタベタに捨てた身勝手な持論を聞いてくれ』
『俺様の望みはルールの完全に撤廃された生活。『自由』 が吹き荒ぶ楽しい学園生活だ』

『よくきけよ、正義の執行を信じてたやつら、正義の執行に怯えてたやつら、各種クズどもエトセトラエトセトラ』

『負け惜しみで燻ってるだけの時間はおわりだ。何かを成し遂げるときがきたんだ』
『牙があるなら剥きだせ、声があるなら叫べ、心があるなら怒れ、何もないなら恨め……! 』
『おまえらの支離滅裂なぐしゃぐしゃの主張、ゴミクズみたいな暴力欲求、晒していこう───俺達はヴィランだ』

【時雨の拘束が問答のあいだに解けていた】
【右腕は気がつけば完治。なるほど風紀委員にはこういうのがいるのか】

『そんなにルールが好きならのっとってやる』
『そこでみせつけてやる。来る日の体育祭……俺様とおまえら、どっちが正しいのか証明してやる』
『おまえらはいつだって後出しじゃんけんだからな、拳は先に、だしてやる…………! 』

【ハウリング。マイクの転がる音。ライジングナイトの奇声】
【いいたいことはいいきった。言い逃げした】
【彼は完治したその右腕で外道院に殴りかかる。放送は途切れていない】
【全校生徒からすればヴィランを自称する痛めの学生が風紀委員に論破されて暴れて勝手に宣戦布告をしてるだけ】
【みんなはきっとこの場でイカれた男が鎮圧されることを望んでるはずだ───】
263黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)08:36:19 ID:eEo
学園の外れ、鬱蒼とした空間、やかんの中が沸いた事を報せる特徴的な高い音が静謐の中にけたたましく響いた。
ここは古びた小屋。以前とある人に紹介してもらったそこを、黒塚は早速利用していた。
自室から持ち込んだガスコンロでやかんに火をくべ、グラグラと煮える熱湯を見ながら彼は考える。自分のやっている事の意味を。

彼の性根はお人好しだ。例え面倒事でも何度か頼まれたら折れてしまう。他人が困っていたら声をかけてしまう。
しかし望みは違う。他人に期待されず、失望もされない。誰もあんな眼をする事の無い薬にも毒にもならない存在、言ってしまえばそれが彼の理想だ。───だが、何故?
人を助けてしまう事はその理想に準じているのか?自分自身、何をしたいのか彼は掴みきれずにいた。


奥底で人を信用していないのなら初めっから無視すればいい。自分も信じられないのにどうして他人を信頼など出来る。
───ならば、ならば何故助ける。何故誰かを巻き込む事を拒む。泣かせる事を嫌がる。理由も掴めずにいるのに何故。
疑問は尽きない。これが自分の使命、やるべき事という答えは最早通用しない。異能力を持ちながら好き勝手やってる者など腐る程いる。

「…………」
厳しい顔でやかんの中の熱湯を側の地面に注いで捨てる。軽くなったそれをひっくり返せば出てくるのは幾つかの卵。調理室からくすねてきたものだ。
音や気配に釣られたか、何かを探しているか。理由はどうあれ踏み込んだ者が見るのは、難しい顔をした不良がゴザの上で体育座りになり固ゆで卵を齧る光景。見ていて面白くもあるまい。


//夜まで置き気味になりそうですが……
264永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)09:11:43 ID:g7o
>>216
「立ちなよ、船長さん
勝者は立って、勝ち誇るものさ」
サメの嵐(シャークネード)は去った。
オーラを使い果たし、倒れるミナミに御茶漬は手を差し伸べる。

すると船長からは、御茶漬への賛辞と共に『海賊部』への勧誘が。
日中も他の者から勧誘を受けていたが、活動内容があまりにも不透明で敬遠していた。
が、1日に2回ともなると、これは何かの縁を感じる物もある。

なにより御茶漬は、ミスコンに出てたイロモノ程度に思っていたこの少女が、
この戦いを通じて少し気に入っていたのだ。

『ねぇねぇ、御茶漬ちゃん。あのコカッコよくない?
アタシ惚れちゃいそう……きゃっ、もう恥ずかしいワ!!』
「お前はそればっかだなハンドル・ママ。
まぁでも、乗ってもいいかな、その話。
仮入部、って形からでもいいかい?
群れるのには慣れてない性分なんでね。」
『精一杯カッコつけてるけど、御茶漬ちゃんコミュ障ボッチなの。許してあげて!』


「そもそも活動内容がよく分かんないけど、何かやる時は呼んでおくれよ。
暇があれば手を貸すさ!!」
そう言い残して御茶漬は去っていく。
かくして、御茶漬は海賊部へと仮入部を果たしたのであった。
それは、彼女の日常にどの様な刺激をもたらすのか……。
それはまたこの先の話なのである。

//ひとまずこんな形で締めておきます!
数日に渡ってお付き合いいただきありがとうございました、楽しかったです!!
265砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)09:54:39 ID:iDA
>>263

【それは校内放送の少し前の事か。何れにせよ音声がこの小屋まで届くかは定かにあらず】
【ばたん! と扉が乱雑に開けられる。手で押したのでなく、誰かが身体ごと雪崩込む騒音】

だっはぁ! もーだめ、動けない!

【床へ大の字に、ヤケ気味に怒鳴るのはベネチアンマスクを付けた女だ。不審なのはそれだけでなく】
【学校指定の制服ながら、上着もスカートもあちこち破れほつれボタンは失せて、手足や口の見える肌にも傷が】
【仮面で分かりにくいが、上下す薄い胸と目の奥には疲労と憔悴が見てとれる。ノックしてドアノブを回す余裕すらなかったようで】
【葉っぱと埃の着いた紫髪を指でひと払い、ため息と共にベネチアンマスクを外す】

これでやっと一息つける……?

【汚れた天井に呟いて。そこでふと、上に漂う白い湯気に眉を顰める】
【億劫げに首を持ち上げ、その出処を視線で辿ればーー】


あーーーーっ!! 居たァ~~~~~~~~ッッ!!?


【馬鹿みたいな大声。固ゆで卵男を指差したあと、首を押さえて】
【驚き過ぎて噎せていたーーにしては少し痛そうに。喉を傷めたらしい】

//此方も夜まで置き気味になりますが、宜しければ……
266黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)10:47:25 ID:eEo
>>265
「フギャーーーーッ!?」
勢いよく開けられるドアと大声に踏まれた猫の様な声を上げて跳び上がり、天井と壁の交わる地点にホームセキュリティの如く張り付く。
ここを教えてくれた者が来る事は想定していたが、物思いに耽ってる中いきなり怪しい人物が来るなど想定外。

「……ってお前は………」
軽やかに着地。今更気取ったところでしょうもないが、ポリポリと後頭部を掻いて大の字に寝るその顔を見下ろす。
「噎せたにしては大事に見えるな。またゴミ掃除ロボにイジメられたか」


「──────それで、何の用だよ。“スナギリ”さんよ」
食べていた最中の卵はへばりついた時に潰してしまった。新しいものをまた茹でながら、いつもの様に睨む様な眼を向ける。
問い詰めているというより、そのボロボロの様相が気になったようだ。以前見かけた時と同じ事をまたやっているのか。

「風紀委員から聞いたぞ。お前が俺を探してたってな。
 脅迫でもしに来たか?お前の正体ザ・フライって」


//よろしくお願いします…!
267出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/04(木)10:59:13 ID:2zT
正義バカに斜に構えたバカ、全くこの世はバカばっか……
【病院のロビー、点滴の器具をキャスターで引き摺りながら黄昏る影が一つ】
【風紀委員会副委員長だ】
【渦中に在りながら先日の戦闘によりこのザマで表立って動く事が出来ず燻っている】

風紀委員長を決めるコンテスト?
あのバカ以外にこのような学園における風紀のトップなど務まるわけがないというのによくもバカを言ったものです、本当にバカバカしい。
【表情自体はあまり変わらないものの、一息でバカという単語が濫用されるなどして明らかに苛立ちを感じさせる態度は周囲から人を遠ざける】
【それ自体は自覚しているものの、かえって都合がいいとして改善しようとはしていない】

はぁ……例の「災いの鏡」(フェイタルミラー)の件もどうにかしなければならない、一分一秒が惜しい状況だというのに……
【各種根回しや確認、暴力以外の凡ゆる力を駆使して立ち回らなければならないというのに動けない】
【この、外傷で担ぎ込まれた身としては不自然に感じる、輸血ではない点滴も表には出せない成分云々で治癒を飛躍的に早めるらしい。
だが今この瞬間を浪費させられている時点で既に遅すぎるのだ】
【苛立ちからか、飲み終わったバナナ牛乳の紙パックを無意識のうちに手の中でひしゃげさせていた】

【ちなみに鏡については完全なる仮名である】

//勝手に名前付けちゃいましたけども、
今は八子がそう呼んでるってだけなので不都合であれば無視していただいて構いません!
268霧亡柘榴 :2018/10/04(木)11:18:03 ID:qrs
天気予報の確認を怠った日に限って、ひどいにわか雨に見舞われる。
登校中の道半ばで急に降られ、雨宿りするしかなくなった彼女にとって、まさに今日はそんな日だった。

「――闇を照らす星よ、遠く歌う海よ」

竜胆色のパーカーと鈍色の髪は少しばかり湿り気を帯び、ところどころに水滴が煌いた。
利用者の少ないバス停のベンチで雨宿りしながら、することもなくて歌を口ずさむ。

「――出会った二人の未来を、永遠に誓って」

雨音に潜ませた歌声だが、道行く人には十分聞こえる程度。
けれどなかなか誰も通りがからないから、どうせ聞く者なんていないだろうと。
269砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)11:24:14 ID:iDA
>>266

【それこそ昆虫じみた挙動で壁を這い登った男を、此方も驚愕の目で見つめ合う】
【夜中にGを発見したような騒ぎ振りだが、異なるのはそこに嫌悪の感情がない点か】
【警戒を解いて目尻を下げるが、名を呼ばれ問い詰められれば、びくんと体を固くして。バネ仕掛けの人形みたく半身を起こす】

その、それは

【指を絡めさせて視線を逸らす、しかし逡巡は一時で】
【深呼吸し瞼を一度開閉すれば、萎れかけた両目に蘇る炎】
【きっ、と射るような眼差しで立ち上がる。脇腹を押さえ、ふらつく足取りながら彼の三歩手前まで近づくだろう】
【そして彼の行動如何に依らず、両膝を固く揃えて座り込む】

クロツカさ……ーー黒塚先輩!
このたびはうちのバカが、本当にすみませんでしたっ!

【ごつん! と額が床にぶつけられる】
【手は床に着いた頭の横に、嗄れ枯れかけた声と思いを絞り出す】
【薄汚れて無様な後頭部と背中を彼の足下に晒すこととなるか】

ーー『ライジングナイト』はボクの相棒です。
彼に代わって、お詫びをする為探していました

【恐らく当惑の渦中であろう相手へ、申し開きを始める。頭は下げたまま】
【多くの生徒や風紀委員同様、女もまた先日の騒動を耳にしていた】
【そして彼の正体を知る数少ない者の一人として気付き、また彼と同じ立場の者として。詫びると。そうのたまうのだ】
270傲慢の愉悦 :2018/10/04(木)11:27:42 ID:mHP
ああ───堪らないな。

福音のような、啓示のような、心が踊る言葉がスピーカーを通して学園に響き渡る。
なんとも心地良い、録音して睡眠導入に使えばいい夢が見れそうだというのに、何分急だったら物で用意をしていなかった、残念。

「いいよね、こういうの」

誰ともなく鬼首は呟いた、まるで混沌が少しずつ這い寄り秩序を陵辱するような、詩的に言えばそんな展開。
何とも愉快、何とも痛快、笑顔が自然にまろび出て来る。

───ミームとは、情報や風潮と言った形なき概念。概念でありながらそれはあたかも植物のように成長する。

例えば『禁煙でもなく、しかし決まった喫煙所の無い施設』があったとしよう、その中でもある程度だが喫煙に使う場所というのは暗黙の了解で決まっていたりする。
誰が始めたのかは誰もわからないが、誰かがそこを喫煙に使い、他の人間もつられてそこに集まり、いつの間にか誰も明確な文書で決めていないのにその場所が喫煙スペースとして認識されている。

そう言った、人から人に伝わり、いつしか常識となる風潮、それがミームだ。

「つまりは、これが僕のした事さ」
「単純に、そう言った風潮の種を蒔いただけ───『これから学園が荒れる』という雰囲気の触りだけを気取ってみた」
「シンクロニシティみたいな物かな、そうしたらいつの間にか、名前も顔も知らない誰かが無意識か意識的か知らないけど、その風潮を受け取った」
「……まあ、本人達は『お前の功績じゃない』と思うだろう、それは正しいさ、実際そういうものだもの」

「ミームは無意識的に存在するのさ、誰が始めたとかじゃない」
「でもほら、こうして傲慢に『僕がやった』って雰囲気出せば僕が自己満足出来るし、何より僕という存在らしい」

「秩序の正義と自由な悪、うん、面白いよ、とても面白い」
「そうそう、鏡の怪物だっけ、あれもとても面白いと思う」
「わかりやすい悪役ってのはやっぱりいた方がいいよね、華がある、シンプルでとても素晴らしい」

【何処までも傲慢に、まるで自分が全てを掌に乗せた支配者であるかのように、『ただの男子生徒』は一人語る】
【全てを知ったような口振り、しかしそこに中身はなく、気取っているだけだと自嘲の笑いもそこに含めて】

【掌を上にして伸ばした手、遠近法で小さくなった校舎を掌の上に乗せて】

「男子はみんな中二病で、正義の味方よりシニカルな悪役に憧れるものさ」

//放送に対しての反応ソロールです
271A-07◆SE4thlOCkJCn :2018/10/04(木)11:35:30 ID:HhQ
>>195
憎悪、怨嗟に塗れた言葉がこれでもかとばかりに撒き散らされる。悪意を音に変換し、歪んだ欲望がむせ返る。
老人のやりたいことはよくわかった。然し、彼は瞼を落とし腕を組んだまま微動だにしない。二分程経った時、ようやく彼は口を開いた。

「お前がろくでもない事をやろうとしているのはよくわかった」
「お断りだ!」

決心した表情で叫ぶ。学園都市への復讐?失敗作の抹殺?そんなもの結局何一つ自分に利が無いじゃないか。
学園都市が無くなればまた羽根を休める場を探さなければならない。それどころか、空を羽ばたく権利すら掴んで、毟って、打ち捨てられる。
抹殺にしても飼い主がNoahからこの老人に変わっただけでやっていることは同じだ。それだけは認めてやるものか。

「俺は俺の為に飛んだ。誰かの言いなりのまま、道具にされないように」
「だから、お前には味方しない。自分の後始末くらい、自分で片付けてみせろ!」

ちっぽけな彼なりの、せめてものプライドだ。決して誰の道具にもならない。自らの意思で進んでみせる。
A-07、コードネーム「ルシフェル」の裏切者らしい反抗は、既に始まっている。
272黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)11:44:11 ID:eEo
>>269
座ったまま微かに身体を強張らせる。握られた拳は、いざという時に足を払う為のもの。
立ち上がってる彼女の方が先手を取れるだろう。ならせめて相打ちに──────。

「───は?」
素っ頓狂な声が出た。急降下で下げられる頭に若干たじろぎ、しげしげとその様を眺める。
相棒という言葉に、脳内の点と点が繋がっていく。ツナグ、天地繋、ライジングナイト、相棒───。
「……そうか、そういう事か」
鼻を鳴らしてやかんに視線を戻す。邂逅の際、彼女が言っていた相手がアレだったか。


「別に俺に謝る必要は無い。…だが行動はしっかり見とけ。それと頭上げろ、大名行列か俺は」
熱湯を再び地面に捨て、カラカラと転がる卵を取り出しながら声を投げかける。
彼が自分を探していたのは確かに気にしていない。いきなり殴りかかってきたのも、まあ理解は出来た。
それよりも懸念すべきは、彼がその行動に走った事だ。おかしな事にならなければいいが。
「あの野郎、初めて見た時はあんな事するようには見えなかったんだがな……。
 相棒なんだろ?俺以外の人間をヤツが付け狙う前にしっかり話しとけ」

結局、またお節介を焼いてしまった。漏れる苦笑は自嘲のものか。
まだ熱い卵の殻を剥きながら、顔は向けずに尋ねる。
「……それで、これからどうするんだ。詫びは済んだろ。
 なんとなく嫌な予感がする。これを食ったら俺はもう行くが」
騒がしいのも来た事だしな、といつも通りの嫌味を一つ。
273蔵槻真人◆wglGXjqBPM :2018/10/04(木)12:30:46 ID:0n0

(警備部隊、第三警邏隊隊長蔵槻真人は、その日偶然校内に居た)
(一部隊を預かる隊長として、教師と少し話をしにきたのだ)
(そんな中で、突発的に始まった校内放送を、廊下の壁に寄り掛かり聞いていた)

……。

(――自由と無法を履き違えている)
(いや、年頃の少年なら、このくらいの思想を抱いても不思議じゃないか)

(学園都市は広大だ、人口の七割を学生が占めている。自然、校舎一棟だけでもドーム球場を超える広さを持ち)
(学生達の為の娯楽施設や、外部から出張してくる飲食チェーン店、更にはこの街の成立理由でもある異能力の研究機関等)
(それらを警備、守護する、そもそも警備部隊だけでは圧倒的に手が足りないのが現状である)
(特に、小規模な事件や犯罪者らを一つ一つ一人一人相手取っていては、更なる凶悪犯を見失う)
(だがかといって、そんな小規模の犯罪者を野放しにしても、学生達の生活を守れはしない)

(そこで、必要になって来るのだ風紀委員会の存在だ)

(警備部隊が出張る程じゃない事件の捜査、解決)
(警備部隊が簡単には立ち入れない、校内の見回り)
(それらを請け負ってくれる、学生と一部の教師による組織)

まぁ、本当はもっと警備部隊を増員出来れば、それが良いんだけど。

(とはいえ、そもそも自分達の生活に、警備部隊の様な大人が介入するのを良しとしない学生が一部いるのも事実だ)
(増員すればそれで解決、等と簡単にはいかないだろう)

……困るなぁしかし、あの真面目な会長さんにも、風紀委員会にも、消えてもらう訳にはいかないんだけど……。

(学生の街は、学生「だけ」の街では無い)
(我々大人にも大人の考えがある)
(子供達を預けられた者達としての、責任がある)

話が大きくなるようなら……。

(警備部隊も、動かないといけなくなる、だろうか)

//ソロールです。
274砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)12:38:52 ID:iDA
>>272

はい。勿論、二度とこのような事が起こらないよう、責任持って見張る所存です。
まだ彼に聞き取りは出来ていませんが、直ぐにでも致しますし
先輩が望むなら改めて彼本人にも謝罪させますので

【現状あの襲撃事件は伝聞のみの情報でしかない。それでも朧には男を悪と断じないだけの心証があった。】
【あの時病院での、彼の身を呈した行動、ひいては自分自身の涙をも否定する事だと】
【或いはそれは相棒への信頼を裏切る考えなのかもしれないが】

ありがとうございます……っ

【許しを得て、硬直が緩む。鼻の奥がつんと熱くなる】
【しかし同時に気づいてしまった。他ならぬ己が打算に】【なんとなく、彼なら許してくれるのではないかと。心のどこかに期待があった】
【赦しを見越しての謝罪など如何程の誠意が残ろうか。】
【身勝手に気持ちを吐き出したというのに、胸の内は少しも晴れない。頭を下げたまま頭上から男の声が掛かる】

あ……いえ、それならボクが出ていきます。勝手に入って騒がしくしてごめんなさい

【1度目も2度目の邂逅も、彼は朧とそりの合わない旨を明確に伝えていた。今だって言葉に表情にそれは顕で】
【それ自体は悪いことではない。寧ろこの場の闖入者たる朧の方にこそ徹頭徹尾非はあるので】【以前の不躾な態度はなりを潜め、恐縮して上げかけた頭をまた下げる】

【漸く顔をあげれば額には新たに着いた傷。既に痛みは鈍化しているため気にはならない】
【最初の倍くらいの時間を掛け、漸く膝を伸ばし立ち上がる。再度一礼して、失礼しますと。戸へ歩き始めてすぐ壁によろける。肩で支え一息ついて】
【わからず屋の体が中々言うことを聞いてくれない。それでもまだ一日は長い。病院外来が終わるまでに相棒を見つけられるだろうか】

【少し停滞したが、幸い歩けない程では無い。放っておかれれば朧は何処へと去るだろう】
【3度目の邂逅は極短く。或いはもう会ってもらえないかもしれない】
【最後に何か言っておいた良いのだろうか。黒い天井を見ても今の反省一色の頭では気の利いた言葉は浮かばなかった】
275黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)12:54:54 ID:eEo
>>274
「畏るなって…気持ち悪い。今まで散々デカい口きいてきただろ」
バツが悪そうに頬を指先で掻く。敬意を忘れる輩は嫌いだが、だからといってこうも丁寧にされるのもむず痒いものがある。
「謝罪も、土下座も、丁寧語も別にいい。話を聞いて出来る事をしてこい」


立ち上がる朧の顔を、傷をそこで初めて黒塚の目は捉えた。
よろめきながら立ち上がるその後ろ姿を眺め、手に持った卵を蛇の様に一口で口に押し込む。
「───肩ぐらい貸してやるよ。どの道俺も出るつもりだった」
咀嚼を終えると溜息をついて立ち上がり、拒まれなければ彼女の支えになるだろう。

「……そうだ、じゃあ一つだけ聞かせろ。申し訳ないと思ってんだろ?詫び代わりだ。
 この話はそれで終いにしてやる」
ぶっきらぼうな口調。しかしその奥に敵意も悪意も無い。純然たる質問。

「───お前は何でそんな事をしているんだ。何か色々としているんだろ、たまにその話を聞く」
まだ出回り始めたばかりの噂を彼は聞いていた。鏡の怪物、暴れん坊風紀委員、そして、お面を被って街を飛び回る謎の人物。
「傷だらけになって、走り回って───。分からないんだよ、俺には。お前に何の得がある」
彼にも人並みの正義感はあるが、自分の力を振るうべき時が分からない。そもそも自分にそんな資格があると思ってもいない。
何故目の前の女は、自分も出来ないヒーローまがいの事をしているのか。八つ当たりじみた質問なのは分かっているが、聞かずにはいられなかった。
276砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)13:37:41 ID:iDA
>>275

【肩を支えられれば、あの時と同じ。爪先が半分本気浮き上がる。殆ど引き摺られる形で、すみませんと俯いて】

最初は、憧れと思いつきーーでした

【ポケットから鏡の破片を取り出す】
【不思議な模様のそれに映るのは今より大分幼い朧。兄のものと思しきヒーローベルトの玩具でごっこ遊びに興じる無邪気な姿ーー】
【幻覚にも等しい過去に思いを馳せ、ふわりと目を細める】

【朧は己の無力さを常々恥じる事こそすれ。己の能力(ちから)を疎ましく感じた事は無い】
【かつての周りーー、一般に家族と呼ばれる人たちは、皆霧の化物に寛容だった】【正義のヒーローみたいだと、笑って褒めてくれたから】

でも家族の中で、ボク1人だけ。この力を持って生まれたのには理由があるんじゃないかって
それがヒーローを目指し始めた切っ掛けです

【話が飛躍した、と感じるだろうか】【今日だけで何度も頭を打っておかしくなった女の戯言だと】
【だが、少なくとも朧の中では今日まで真っ直ぐ繋がった一本線】
【幼い頃リボン頭の女の子がアイドルに焦がれるように、不良少年がギタリストに憧れるように】【たまたま兄と並んで観ていたテレビが、ヒーロー映画だった。そんな些細な切っ掛けが今の朧を形成した芯】
【長年燻り続けた思いはお世辞にも治安の良いとは言い難い学園都市に来てからはより顕著だったろう】

【正義感なんて上等なシロモノじゃない。損得勘定ですらない。ただ何故自分がこの化物(カタチ)に生まれたのかーーそれが知りたいがための自己表現に過ぎないと】
【故にヒーロー。正義はもう騙れない。眉を八の字に寄せてしめくくる】

……恥ずかしいので、もう良いですか

【赤くなった耳でそっぽを向く。幼稚な夢を目を輝かせて語る情けなさを、彼を通して客観視】
【唇を噛んで己が厚顔無恥さに震える。剰え自分を嫌う相手に何をへらへら話しているのかと】
277王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)13:43:31 ID:7YG
>>251
すぱり、と烈火の右肩から血が吹き出した。何てことはない、修の手刀が振り下ろされたからだ。
その手刀は、もはや凶器の域にまで達していた。本来切れるはずのないものを切れるようにする。それは、この神果修という男の規格外さを表していた。

「相変わらず、やっている事が奇想天外だな」

烈火は笑った。やはり、何も変わっていない。旧友との久々の喧嘩は、烈火の心を滾らせる。

「だから、面白い―――!!」

あからさまに右腕に力が蓄えられ、炎が溢れる。次に叩き込むのは強烈な右ストレート―――


ではなく、左膝蹴り。右腕は、寸前で引っ込められる。
もし、修が烈火の纏った炎に気を取られ、それに反応したならば、その隙を突いて鳩尾に目掛けて強烈な膝蹴りが飛んでくるだろう。
分かりやすいといえば分かりやすいフェイントだ。冷静に判断すれば、対処もできるであろう。
278科学者風の老人◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)14:03:41 ID:7YG
>>271
「ククク、そうか」

老人は、彼の判断に怒りはしない。狼狽えたりもしない。ただ、嘲った。

「貴様がワシに協力しないのは勝手だ。だが、貴様は何も分かっちゃいない。『ゼロ』は破壊の化身。存在するだけで周囲に破壊と恐怖を撒き散らす病原菌だ。放置しておけば、またここで暴れ出すだろう。
もしかすれば、ワシが手を下す前にそいつがこの学園都市を破壊してしまうかもなぁ…?」

クツクツと喉を鳴らす。そして、語られるのは『ゼロ』の危険性。それは、存在そのものが悪である、と。
放置しておけば、学園都市を破壊し尽くしてしまうかもしれない。もしそうなってしまえばお前も困るだろう、と老人は彼に対して暗に脅しをかけている。

「まあ、指をくわえて見ているならそれでも良い。ワシの邪魔をしなければ、ワシとしても手出しはせん」

そして、協力しなくても良いが、邪魔はするなという警告。もし、彼が老人の邪魔をするというのなら、その時は……
279外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)14:26:54 ID:H5l
>>249>>262

………聞くに耐えんな

(小さくポツリと、放送にも入らないような声で呟く)
(もしも彼が正しさを謳うのならばそれなりのことを提示してくるのだろうと。だが結果はこれだ)
(この男が語っているのは正しさでもなんでも無い、ただ正しさを履き違えた無法者と同義だ。自らをヴィランと名乗るような男のどこに正しさを見出せばいいのだろう)
(これはもう演説などでは無い、ただの独り善がりないちゃもんだ)

――――証明する日など来ないさ
体育祭をそのような身勝手な理由で取り仕切るなど言語道断、そんなことは風紀委員会……いや、この学園の"全委員会"が許さん
勘違いをするなよ?ここは学園だ、学校だ。生徒たちが学園生活を送る場であり、断じて私的なことで支配していい場所では無い
体育祭にそのようなものを持ち込む気ならば、私は体育祭前に貴様を拘束しなければならない

…………これで放送は終わりだ
生徒諸君には唐突であっただろう、驚かせてしまい申し訳なかった
この放送のことは間に受けなくていい、私の言葉が全てでは決してない。生徒それぞれが自分の考えを持ってほしい

(殴りかかってきた男の拳を難なく掴む。そして涼しい顔で放送のスイッチを切れば再び男へと視線を向けて)

どうやら、少々熱くなっているようだな
一度冷静になってから出直せ、そうすれば多少は思考もまとまるだろう…今回のこれは見なかったことにしておく

(冷めた視線で男を見据える。その表情はやはり冷静というほかなく、言葉での動揺などは望めないだろう)
280黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)14:31:01 ID:eEo
>>276
「───憧れ、理由か」
それが噂の、とポケットから出された鏡を覗き込みながら繰り返す。鏡に映る黒塚は、その外見だけは何も変わらない。

「ラッキーだったんだな、お前は」
家族、その言葉に黒塚の肩が微かに揺れる。それ自体に悪い思い出があるわけでは無いが、胸の奥が酷く痛むのだ。
友人だと思っていた年下の半グレの眼、誕生日の日の叔父の眼、炎に囲まれた両親の眼───。そこまで思い出したところで、気分が悪そうに首を振る。


「俺は理由なんて無いと思ってた。強いて言うなら、呪いか何かだと。
 正直言って、この能力自体に意味なんて無いと今でも思ってる」
眼球だけを動かして隣の耳を見れば、赤くなっているのが見えた。視線を前に戻し、今度は彼が滔々と話す番だ。
「たまたま奇形になった魚が頭を二つ持って産まれる様に、きっと俺たちがこうなったのに訳なんて無いってな」

「前に言われた通りだ。ヒーローだの主人公だのなんて柄じゃ無かったよ俺は。
 心配してくれた人を自己満足で突き放すし、殴り倒せるだけの力を持ちながらお前みたいに闘う理由を見つけられていない。
 向かってくるヤツを殴って、虚しさを繰り返すだけ。たまに向けられる目にビビってな」
「───お前はそうなるなよ。自己満足でも、そこに確かな正義が無くても、自分が信じた事をやれ。虚無に呑まれるな。
 それが悪い事だったら、きっと信じた誰かが止めてくれる。俺はもう遅いがな」
語られる内容を嗤う事は終ぞ無かった。むしろ、微かに上がった口角は自分に向けられたもの。
この少女は今も戦っているのだろう。蔓延る何者かとだけではない、内面に燻る何かと。既に負けつつある自分にどうしてそれを馬鹿にできよう。

「悪かったよ、変な事聞いて。 ……それでどこまで行くんだ」
現実に戻る時は来た。この男、致命的な弱点を上げるとしたら口の悪さと方向感覚の無さだ。
ズンズンと進んではいるが、その実目的地どころか校舎に戻る道すら分かってない。
「気のせいだと思いたいんだが、どんどん未開の地に踏み込んで行ってないか俺ら」
281神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)14:42:05 ID:fOJ
>>277

 端的に言えば引っ掛かった。と言うよりも、引っ掛かるまいと思う気持ちがそもそも無い。腹に深く膝がめり込み後方に軽く吹き飛ばされ、口から胃液が吹いた。しかしその一瞬である。


「くれんのか?」

 掠めとるように曲がった五指が空気を掻き乱して膝を狙った。

「ありがとよ」

 スプーンでプリンでも掬うように膝の皿を抉り、立てなくさせてやるつもりらしい。吹き飛ばされる微かな間隙を利用して距離を話すのと攻撃の同一化を狙ったのだ。
282卯月 青葉◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)14:54:49 ID:9tQ
>>261
きっと、風紀委員の少女は冷たい雰囲気に反して、とても優しいのだろう。
恐怖を押し隠しこちらの目を見つめて、語るその姿はまさに風紀委員そのもの
ただ、それは常識的な相手にしか通じない
彼女はそれに当てはまらない例外だった
説得など通じようはずもない、正しく彼女の脳のあり方は常人のそれではないからだ

「へへーん、サラバダー!」
「じゃーねー『仲間候補』」

そして彼女は、脳のあり方がおかしいという特性上、"リミッターが外れている"
恐るべき反応速度で凍りついた地面を迂回し
仕返しとばかりに、振り返って虚空から生み出した短剣を投擲、狙いは弓を持つ腕だが、防ごうと思えば防げるだろう
そのまま彼女は振り向いたままバック走で逃走をはかった

//こちらからはこれで〆で……!ありがとうございました!
283砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)15:17:48 ID:iDA
>>280

先輩の事、そんなふうに思ったことは……ごめんなさい。最初の時のアレは言い過ぎました。酔ってたんです、自分に。
でも、先輩の言う通りかも知れませんね。
ボクらの能力に理由なんてない。単に人間の系統進化の1つで。
それに今時ヒーローなんてお呼びじゃないんでしょう。
頼まれてもないのにわざわざ首を突っ込んで、痛い目にあうだけですから。
それで誰も助けられてないんだったら、呆れて笑えないです

【実の所彼と自分で何が違う? あえて挙げるならやはり家族、なのだろう】
【もし出自が入れ替わっていたなら、彼がそれこそヒーローの象徴としてこの街に君臨していたかもしれない】
【ふたりを分かつ、方向性の違い】【自己を守る事に特化し過ぎている朧の能力とは比較にならない程、彼の能力は人の為に尽くせるのに】
【自嘲からくる否定を皮肉な薄笑いとともにひとつ】

【だが、これで良かったのだろう】
【なまじお人好しが過ぎる彼にヒーローなんてお節介業を与えた日には、身を粉にしてすり減らし、あっという間に摩耗し尽しかねない】
【適度に自分の為と割り切る朧だからこそーーーーなんて思うのは傲慢だろうか】
【身勝手だが、朧の目には彼のおぞましい怪物の姿でさえ眩しく、羨ましく映る】
【それは美醜の問題だけではない。知っての通り朧という女、センスからしてオカシイのだから】

でも、それでも。自分が何者か考え続けなきゃ、いつか本当に、本物の化物になってしまう気がして
怖いーーーーなんていうのが、本音です

【なんだかんだ疎ましくはないと言ったが、イコール怖くないには繋がらず】
【比喩ではなく本当の意味で、ある日突然人間の形に戻れなくなったら】
【そんな下らない妄想を理由に、あれこれ躊躇っているうちが華なんだと】
【来るかもしれない『その時』の為に、少しでも善い人間であろうなんて、ちっぽけな足掻き】
【唇を引き結んで、真面目に話し過ぎたと気付くには少々遅く】

……え? ここ学園ですよね?
なんでボクたち、熱帯のジャングルみたいな所にいるんでしょう?

【いつの間にか文明の道標すら失い、朧の顔もさあと青ざめる】
【今まさに学園で新たな騒動が起きているかもしれないというのに】
【遅れてくるのがヒーローの特権なら、そのなり損ないはどこまでの遅刻が許されるのか】
【ともかく2人の帰還はもう少し先になりそうだ】

//この辺で〆させて頂きます、お疲れ様でした!
//返信遅くてすみません、ありがとうございました!
284水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)15:34:45 ID:9tQ
>>262>>279

放送は終わった。
固唾を飲んで見守っていた彼女にもそれは明らかで
凛と立つ先輩の姿はやはり眩しかった、皆の体育祭が争いの場にならなくてよかった
治癒の鎖を解いた彼女は胸を撫で下ろす、精神が摩耗するほど濃くて、激しい一日だった
仲のいい友人達の顔が脳裏に浮かぶ、どうしても恋しくなって。

「はあっ」

――視界に入るのは、その先輩に殴り掛かる少年の腕。
そんなことをさせるために治したんじゃないのにと、思って。

「い、いいんちょ……!」

外道院とは対照的に大きく動揺した
すぐに鎖を伸ばそうと構えて……それが必要無いことを察する


//遅れてすみません……!
285黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)15:43:09 ID:eEo
>>283
「いつだって助けを求めてるヤツはいる。ヒーローがお役御免になる日はまだ遠いだろ」
───悲しみを繰り返し 僕らはどこへ行くのだろう
いつだったか聞いた歌のフレーズが蘇る。やるべき事も見つけられない自分と、見つけたものに翳りの生じる彼女。
ままならないにも程がある。答えも行き場も無い、この問いが解決する日は来るのか。

「お節介ついでにもう一つだ。もしこれからもやる気なら、結果だけを求めるのはやめた方がいい。
 過程が大事なんてパーな大人みてえな事は言わねえが、行動に至ったその気持ちだけでも大切にしとけ。それを忘れちまったら、その時こそ引退の時だ」
先駆者からのアドバイスだ。と最後に笑う。嫌味ったらしい笑いでも、人を馬鹿にしたものでもない。励ましと寂しさの混ざった微笑。


「──────何者か、か」
自分はその何者かになれるのだろうか。答えは、彼一人では出ない。
また誰かが助けを求めている気がする。それに自分が首を突っ込む事を望まれていないだろうと思い込んでいる。
思いはどうあれ戦う朧と、その一歩を踏み出せなくなった自分。味方されるべきは、彼女の筈だ───。

「うおっ、あんなデッケェ鳥初めて見た……」
ゲーッゲーッと鳴きながら飛んでいく鳥に本気で驚いた顔。やたらと厚い葉、なんか蒸し蒸しする空間、どこだここは?
「………わからん。GPSか何か持ってないか? ああけど遭難救助って金取られるんだよな……」
本当にどこに行くのだろう。


//ありがとうございました!こちらこそ返信遅れて申し訳ありません
286王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)16:31:04 ID:og5
>>281
「ぬうっ……!」

左膝に痛烈な衝撃。皿にヒビが入り、足に力が入らなくなるこの感覚。完全には割られない。それでも、烈火の動きを鈍らせるには充分。思わず膝をつきそうになるが、それを気力だけで耐える。
何故なら、敵よりも先に膝をつくのは敗北を認めるも同然だから。認めない。まだ自分は戦えると、自らを奮い立たせる。

「―――じゃあ、そろそろ終わらせようじゃないか」

全身から、燃え盛る炎が沸き立つ。空気をも焦がし、触れたものを焼き尽くす炎がそこにはある。
その炎は、烈火の右腕へと集約されていく。まるで生きているかのように、炎は脈動し、揺れる。

おぼつかない足取り。左膝はやられていてロクに動きやしない。
だが、それでも強く一歩踏み込む。右足が動くならば、何も問題はない。
じりじりとその距離を詰めたのなら、腕を引き、右足を強く踏み込み、全身に力を込め、その全体重を乗せて。

「―――神果修ウウウゥ!!!」

放たれるのは、全力の右ストレート。喧嘩の終わりに相応しい、最後の一撃。ただ真っ直ぐに、愚直なまでに実直に、顔面へその破壊力を叩きつけようと。

//遅れました……ここから安定します
287神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)16:51:28 ID:fOJ
>>286

燃え盛る王偉烈火とは対照的に、修の周囲からは熱が抜けていくかのようだった。ぱきぱきと氷り、ひび割れるような殺気が濃度を高めていく。
 手刀。ぴしりと揃えられ、心もまた――――――研ぎ上げられ。まさしく一刀、その身を以てありとあらゆる名刀を下に伏させんとする『悪刀(あくとう)』が、そこに居る。

「気安く呼んでんじゃあねーぜ――――――」

――――拳から逃げるでなく顔から当たりに行った。肌が焼ける、首が嫌な音を立てる、それでも赤銅色の眼はずるりと烈火の顔を見て、そして鋭く研ぎ上げられた――――――

「王偉烈火ァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッッ!!!」


 貫手、一閃。
288永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)16:54:56 ID:g7o
永谷園 御茶漬は放課後の校内を宛てもなく彷徨く。
サメ野郎の襲撃、そして海賊船長との出会いから数日、
特にトラブルにも遭うことも無く過ごせていた。

平穏の日々に感謝。
しかし、刺激ある日々を求める御茶漬は、そろそろ退屈も感じ始めていた。

人とは欲深い生き物である。あれが手に入ればそれが欲しくなり、
かといってそれが手に入ったならまたあれを……。

ひとまず、校内を一周ふらついて、
この空虚感を満たす何かを見つけに行こうか。
289王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)17:22:58 ID:og5
>>287
拳が修の顔面に入ったのと同時、その貫手が、烈火の腹部を貫いた。
肌が切り裂かれ、そこには大きな穴が空いた。

「がはっ………」

烈火はその場に仰向けになって倒れる。カヒュー、カヒュー、と虫の息。どくどくと、空いた穴からは血が大量に流れていく。血が抜けていく感覚を感じる。

だが、そこには、確かな充足感があった。お互い全力で殴り合えた事に、死力を尽くして戦えた事に。拳を交えて語り合えた事に。

「クハ、クハハハハ……」

烈火は笑った。満足できる、良い喧嘩だったと。
久々に、学生らしい楽しい事が出来た。不良達を取り纏める為に、威厳を持って振る舞う事はやはりストレスが溜まる。こうして、素を出して、全力で殴り合える人間がいる事は、きっと、貴重な事なのだ。
290神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)17:33:14 ID:fOJ
>>289

「……」

 ぶすぶすと煙を立てる顔を抑え、修はしばし烈火を見下ろしていた。こんなときまで考えるのは次の戦いの事だけだ。
そうだ、殺さなきゃいけないやつらが居る。こんな肌の焼け痕より濃い魂への痛みを刻んだあいつらが。

  『憎い』

 それは道理であるとかを超越した逆怨みと呼ぶのもおこがましい何かで、その感情が修の膝を地に落とすことを許さない。

「――――立てるか」
291サイドテール金髪女子◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/04(木)18:06:02 ID:4Iy
一連の放送のを聞いていた女子生徒はその場でペンを走らせていた。
放送の内容には無関心、ただひたすらに自分の業務を推し進める。
電車を動かす。各部活、委員会に配分する金の計算。体育祭を開催するに当たり予算はどれくらい必要なのか。
そのような、お金に関する業務に携わる彼女の右腕には会計の文字が刻まれている腕章。

「あほくさ」

放送の内容全てを聞き終わったならば、その場で一言だけ呟いた。
若干呆れる様子も見せて、はぁっと溜め息を一つ。

「いるんだねー、馬鹿な奴って。と言うかあんなのにわざわざ対応してやる必要も無いじゃん。ま、あたしには関係無いか」

生徒会会計である女子生徒の言葉が独り言のように生徒会室に響いたのだった。
292サイドテール金髪女子◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/04(木)18:07:59 ID:4Iy
//3行目の電車は電卓の間違いです!
293轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)18:16:21 ID:fOJ

 とある一件を経て、轟生新は人生観を改める事になった。

(全く……あのとき、赤霧さんが言った通りだった……今までの人生が間違っていたなんて事は言わないが……少なくとも今に至るための前提でしかなかった事は否めない……)

 道行く生徒達が自分を見ているのに気づいた。別段それは変化を遂げた彼が群を抜いて優男だったからとかではなく、元々無個性だったから、逆に今はっきりとした個性がついた彼を「あんなやついたっけ」と言う目が襲っているのだ。
 眼鏡が外れコンタクトになり、今や長かった前髪も銀のカチューシャで押し上げた彼は、見た目だけに限れば完全に別人といってよかった。

(人の質を決定するのは『強烈な体験』だッ。そしてそれを得るためには『無個性』じゃあいけないッ。はっきりとした己を以て事に望まねば、俺は得たいものを得る事もなく一生を終える事になる)

 ただ……その足取りと、顔つきは。今までにないほど力強かった。
294霧亡柘榴 :2018/10/04(木)18:30:52 ID:qrs
//まだ>>268で募集してますのでよろしければー
295王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)18:38:42 ID:og5
>>290
「………あぁ」

よろめきながらもなんとか立ち上がる。各部位にダメージが入っている事もあり、そもそも立ち上がる動作にかなりの時間を要してしまったが。

「………強くなったな。お前も」

素直に修を賞賛する。あの時よりも、彼はずっと強くなっていた。
もちろん、自分も強くなったつもり。誰にも負けないよう、そうなったつもりであった。

「それで、これからどうするつもりだ。まあ、お前の事だからその心の赴くままに動くんだろうが」

修がその心のままに動く事は知っている。誰よりも自由で、そして誰よりも孤高な男。
だが、そんな彼だからこそ。

「そうだな、お前が良ければ―――なぁ、私の『革命』に付き合うつもりはないか?」

だからこそ、烈火は彼を仲間に加え入れたいと思った。
この薄汚れた、腐った場所を変える為の『革命』を行う為に。
296黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)18:40:21 ID:eEo
>>268
「参った、参った……」
スクールバッグを傘代わりにして水を散らしながら走る青年。
曇り気味だが大丈夫だろうと思っていたらこれだ。帰りがけに傘を買わなければ。

「げ……」
バス停の下に潜り込んでようやく一息着いた時、そこで漸く歌声に気付く。
以前あんな事があっただけに気まずい。バツが悪そうに顔を逸らすと、雨に濡れた制服の上着を脱ぐ。


「……よう」
やがて沈黙に耐えかねるか、霧亡の方から声をかけられれば簡素すぎる挨拶を向ける。
「一応言っておくが、早速使わせてもらったぞあそこ」
297神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)18:45:31 ID:fOJ
>>295

「俺の性格を知っていてそれを言ってるなら、お前は相当の阿呆だな」


 実に馬鹿げているといわんばかりに、修は鼻をならした。烈火の考えの通り、彼は本来ならば心の赴くままにのみ生きる、
しかし、次に放たれた言葉は意外なものであった。

「良いだろう。付き合ってやるよ――――」

 拳が音を立てて固まっていく。

「ちょいとやらなきゃならんことができたんでな。コミュニティは不可欠だ。情報の入りが格段に違う――そのついでにここがぶっ壊れるなら、それはそれで面白い」
298霧亡柘榴 :2018/10/04(木)18:57:05 ID:qrs
>>296
「――地平線の彼方が……」

屋根の下の闖入者には目もくれず。
雨音を紛らわす歌声は、声をかけられてようやく途切れる。


「そっか。役に立ったなら、よかった。」

黒塚を一瞥して、また雫だけが通る路上をなんともなしに眺めやる。
以前の別れ際などなかったかのように、どこまでも平然とした態度。

「傘持って……たら、濡れてない、よね」
「……まいった、な」

困り果てて眉尻を下げる、どうやらまだまだここで雨宿りしなければいけないらしい。
これでは遅刻も覚悟しなければならないか、なんて小さく嘆息した。
299西杢比野 銘◆fAiBro2NmQ :2018/10/04(木)18:58:43 ID:EbQ
>>291

【ことん、と。ソーサーに載ったカップが、彼女の傍らできしりっと音を立てる。】


「致し方のない事ですよ……人類の歴史にはこの数千年で、完璧な統治が訪れたことはありませんから」

【そうしてやけに無関心な調子で言いつつ、散らばるの処理済みの書類の整理を手伝うのは、同じく左腕に書記、と刻まれた腕章を身に着けた華奢な少女】
【生徒会書記の、西杢比野 銘であった】

「ああ、何時ものが切れていましたので、オレンジティーでも良かったでしょうか…」

【彼女は食器を片付けに歩み出したところで、気品に満ちた動作で振り返る。片手に持った自分の分のカップには、波紋一つ起こっていなかった】
300鈎取 吉音 :2018/10/04(木)19:01:30 ID:GUt
>>288
【そんな永谷園はあるものを発見するだろう、調度部室棟に差し掛かったくらいである】
【外練習で誰もいない筈の自転車部の部室の外に何者かがいる、制服を着ていないのを見るとどうやら学生ではない様子】

あっれー……おっかしーな……昔はもっと簡単な鍵だったんだけどなー……

【何処かで見たことのある服装、何処かで見たことのある背丈───そんな人物が、鍵のかかった扉の前で屈み込み悪戦苦闘している】
【どう見てもピッキング中のコソ泥です本当にありがとうございました】
301黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)19:04:57 ID:eEo
>>298
「…今度からは目印を置く事にするが構わないな」
平然と返されると、些か拍子抜けしたように首を振る。尚答えは別に聞いていない。

「俺は別に遅刻でもずぶ濡れでも構わないがな。素行良くないし。
 …というかそういうの気にするタイプだったんだな」
のんびりとした風だが、遅刻などは嫌なのか。怪訝そうに眉をひそめた。


「───お前、何とも思わないのか」
思わず問いかける。喧嘩別れじみた前回だったが、話しかけられる態度はいつものそれとまるで同じ。
普通もっと不機嫌そうにするか、気まずくなるものだろう。
302アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)19:09:06 ID:nLo
>>247


「大変申し上げにくい事で御座いますが、御提案には沿いかねるものかと思われます」
「わたくしめの仰せつかった職務は、その確実な遂行を第一義としております故ーー申し訳御座いません」

 白い眉根を幽かに寄せて、やや瞼を伏せつつも給仕は詫びた。ややもすれば涙さえ湛えて睫毛が揺れるなら、彼女は微笑んでいた。
 糖蜜に濡れたように光輝を満たす唇が、透き通る声を諭すように紡いだ。白い喉筋であった。青年に向く銃口はまだ熱を帯びていた。

「然して、ーー教育機関としての特質を勘案した場合、学府の自治という原則に倣ったとしても」
「これは少々強硬に過ぎる処置であるというのも、また一ツの事実であるかと思われます」
「例え賜った訓令であっても、彼のような些事に拘ずらって本学の高名を貶めるような行いは、厳に慎まれるべきで御座いましょう」

 ーー彼が何かを試みる兆しを見せるなら、その目尻が仄かに眇められた。然してそれが危害あるものでないと判れば、何をするでもなかった。
 幻影の銃撃が放たれるに、掠れた情けない悲鳴を上げてーー給仕の足元で、金髪の少年は失神した。泡を吹いていた。股座から生温かいものを漏らしていた。

「いかがでしょうか。わたくしとしては、本学の生徒様でいらっしゃる貴方様の御言葉を仰ぐのも、有り得る選択で御座います故」

 儚げな佇まいであった。背ろから差す月光に輪郭を暈されたモノトーンの容貌は、たとえ瞬きの一刹那にも消えてしまいうる立姿だった。
 突き刺さるような長い白銀の煌めきと、両の手に握られた人殺しの道具と、幼気さを残して切なく微笑む表情と、ーーならば、蜃気楼の落し子であろう。
 それでいて挙措の一ツ毎に振り撒かれる上等な洗髪料とシトラスの芳香ばかりは現実性を帯びていた。ならば確かに、そこに立つ彼女は生きていた。
303霧亡柘榴 :2018/10/04(木)19:18:50 ID:qrs
>>301
声には出さず、一度だけ頷いた。
別段あの場所は誰のものというわけでもない、元来彼女にどうこう言う権利も義務もないのだ。

「遅刻も、サボりも、しないよ。そういうのは、よくない」

心外、と言いたげに僅か眉をひそめる。
性格と素行は必ずしもイコールでは結びつかない例、とも言えるのかもしれない。

「……別に……ああ、でも、今更だけど、ごめん」
「あれ、すごい音、したし。痛かった、よね」

初めてしっかりと琥珀の視線が黒塚の目を捉えた。
言葉通り、露骨に顔を逸らしたり声色に棘があったり、なんて居心地の悪さは見受けられない。
ただ少しだけ申し訳なさを、睫毛を伏せることで表した。
304黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)19:31:18 ID:eEo
>>303
「え?あ、あぁ…」
ひそめられる眉にバツが悪そうに顔を逸らす。偏見じみた目だが、何となくそういうのに忌避感は無さそうと思っていたので意外だったのだ。
「遅刻もサボりも嫌いではないんだけどな俺……」


「ごめん、ってそっちかよ…」
叩かれた事はもう気にしていない。自分にも問題があるように振る舞ったからだ。
「…というか、何でお前が謝る。普通俺の方だろ」

「分からなかったか?俺は、お前を、信用してないって言ったようなもんなんだぞ。
 キレるヤツは普通キレて絶好だの何だの言うタイミングだぞあそこ」
濡れた前髪を一度搔き上げると、一歩踏み込んで荒々しく言葉を投げつけた。
語気は徐々に熱くなる。思い通りにならない事態に見舞われた子供が苛立つ様に、想像通りにいかない彼女になぜか腹が立ってきている。

「何で怒らない?無視されるか、唾でもかけられるかのつもりでわざわざ話しかけたんだぞ、俺は。
 ───何でいつも通りに接する?俺の事をろくに知らないくせに」
疑問と苛立ちの合わさった声。彼のイメージでは、クラスの連中の様に腫れ物じみて扱われるかそもそも見向きもされないと思っていたのだ。
だのに何故彼女はいつもの様に返してくる。何故本当に気にしていなそうなのだ。


//すみません次返信遅れそうです……
305永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)19:35:13 ID:e3Y
>>300
「………ん、あれは。」
何処となく見た事のある人物。
しかし、明らかに学園内の人間ではない。

そんな奴が、鍵の前でなにやら……となると、
これはもう200%泥棒の類だ、間違いない。

やれやれ、また面倒事か……
などとつぶやく御茶漬だがその実満更でも無い。

彼女は善悪にはそれほど頓着が無いが、悪人退治は嫌いではないのだ。
悪い奴をぶちのめせばスカッとするし、あとで褒められれば悪い気もしない。

「……そこの貴様!!何してる!!!」
声を張り上げ、男の行動を咎める御茶漬。
少しでも怪しい動きをすれば、
彼女のANMSはすぐにでも呼び出されその拳が叩き込まれることだろう。

//よろしくです~!
306セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/04(木)19:37:06 ID:Tic
【世間はとても賑やかだが、セラフィーナという少女にとってはどうでも良いものだった】
【学校に響き渡った放送も、実にどうでも良さげだった――――というより、聞いている最中に退屈で眠ってしまっていた】

【……まるで他人事のように】

「ふわぁ……あれ、授業終わってるにゃー?」

【という訳で、お気に入りの“授業中の屋上”という場所で眠り、目を覚ましたのは“放課後の屋上”であった】
307『龍の怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/04(木)19:37:43 ID:Tic

「いやぁ、笑わせるねぇ! 俺も久々に腹が捩れたよ。もっとも。悪い意味でだが」

【――――落語研究会、その拠点として借り受けている教室】
【作られた高座に胡座をかく『化物』が一人――――和服を纏い、片手に扇子を持った、『龍の頭』を持った怪物だ】
【目の前にずらりと並べられた椅子には……“案山子”が、幾つも幾つも並んでいる】

「噺家としては見てらんないねぇ。あれじゃあ動くもんも動かない。言葉ってのはねぇ、上手に使えば何だって出来る」
「誰だって動かせる。その逆も然り。言葉の使い方を知れば世界を制す……ねぇ、アンタ達もそう思うでしょ?」

【どこか飄々とした……言うならば、落語調のふざけたような口調は、並べられる案山子達に向けられる】
【学園生徒達の制服を着用した彼らは、一言も発することはなく】


「ありゃま、聞こえてないか。こいつぁ失礼!」


【くつくつと、一人そこで嗤っていた】
308鈎取 吉音 :2018/10/04(木)19:42:23 ID:GUt
>>305
【永谷園が制止の声を掛けると、ビクリと肩を震わせる男】
【何処かで聞いた事のある声だと、恐る恐る振り返るとそこにはいつしかの女子高生が】

ゲェッ!?鯛茶漬け!!

【永谷園はその声に聞き覚えがあるだろう、顔の方はあの時の乱闘のいざこざで良く見ていないかもしれないが、覚えていたならその人物がいつかの妖精だと気がつく筈だ】

……って何だよお前か、なんだ?お前も小遣い稼ぎか?
しゃーねーな……内緒にしてくれんなら分け前くらいやるよ

【……しかしこの男、どうやらあの時に会った永谷園との会話によって、彼女もまた同類(銭ゲバ)だと思っている様子】
【同じ穴のムジナなら警戒する理由も無し、また共犯になろうかとしょうがなさそうに提案した、バカだこいつ】
309王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)19:43:06 ID:CVi
>>297
「………!」

烈火は、驚いたような様子で目を見開き、修を見つめた。
それは意外な返答であった。てっきり、あっさりと突き返されるのかと思いきや、まさか協力してくれるとは。

「クッ、クックククク…」

烈火は笑った。あぁ、まさか再び共に戦う日が来ようとは。彼は歓喜していた。

「………なら、お前も『紅組』の仲間入りだ。私と一緒に、この学園都市をひっくり返してやろうじゃないか」

神果修は、こうして紅組の仲間入りを果たす事になった。烈火にしてみれば、これは大きな事だ。戦力増強も甚だしい。
烈火の目的は、革命を起こす事。腐った大人も、権威も、全てをぶち壊し、ひっくり返す事。
その為に紅組を結成したのだ。自らの正義に基づき、不良という零れた者達を拾い、共に革命を志す同志として。
主義も主張も聞いてもらえず、ただ抑圧されるなら、こうやって声を上げるしかない。そんなはみ出し者達の居場所を、烈火は作ろうとしていた。


「あぁ、だが最低限のルールは守ってもらうぞ」

最後に、修が暴走しないようにぴしゃりと釘を刺して。

//こちらからはこれで〆で、ありがとうございました!
310轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)19:43:51 ID:fOJ
>>307

「…………」


 落ち研には、定期的に外部の観覧者が来る。その一人がこのカチューシャの少年であった。今は扉を開いた先に見える妙な光景に目を細め、こめかみをとんとんと叩いていた。
 はたしてこいつはどう判断するべきなのか。あきらかに異常なのは察せられるのだが、どう言った趣の異常なのかは一見では図りかねる。少年はそれを図るために龍頭の怪人と案山子を仔細に観察しようと、すたすたと内部に入っていった。

「どう判断するべきなのかな、これ」

 そして語りかける、龍人を指差して、大分強い警戒をその眼に滲ませながら。
311伏木霞 :2018/10/04(木)19:46:19 ID:PER
>>302
とりあえず余計な手間は省けた、と失神した相手に思う。逃げたり変に動かれて騒がれると色々面倒になるのは確実である。

いやに脳に響く声に呑まれぬように聞き遂げて、職務だとか色々な要素に唾を飲む。
手を安易に出してはいけない相手、血だまりの時からそれはわかっていたはず。――それでもどうやら譲歩はしてくれるようだ。拳銃を手から喪失させると安心したように膝を押さえて。

「…………正直に言うと今更言うなって話になるのは間違いないんだが、殺すよりも牢に繋いだ方が良かった気がしたんだよ。役に立ちそうだし」
「……つか、よく俺が学校通いだって――まさかカマかけか?」

本当に今更だ。レーザーサイトを向けられている彼が言うことではないし……言い訳については経験豊富であると踏んでの丸投げか。
なぜ自分を生徒と読んだのかがわからず聞き返すが、それもまたテクか何かかといい淀んで。

「あー、もう。とりあえず証拠さえどうにでもなるならここに放置しておかねえか? 血の匂いが染み着くのはお互い勘弁したい……よな?」

佇まいに気圧される。本当に同じ人間かと思うほどには色々とおかしい。手招きをしながら悩むような口ぶりで言うのはこの手合いに会うのは初めてだからだろう。
さて、彼のところはまだ血だまりの外。給仕が下す判断は如何様なものか。

//すみません、遅れました!
312神果修◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)19:48:15 ID:fOJ

>>309

「ふん、ま、お前の傘下につくってのはちょっと納得いかないが。俺は俺の目的さえ達成できれば他の何者の目的であろうと阻害しない。精々擦り合わせる点を探して、上手くやっていこうじゃあないか」

 風紀委員をやめた今、目的はひとつを除きほぼ無いようなもんだ。烈火の言うことは大概聴き受けるだろう。
なんだかんだと飼われ気質なのである。

「とりあえず腹が減った。学食行くわ」

//はい、ありがとうございましたー!
313永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)19:48:27 ID:e3Y
>>308
あの時は狐の面をかぶっていた。
最後は面も外れていたかもしれないが、いざこざの中で良くは見えていなかった。

が、しかし。その声は、はっきりと聞き覚えがある。
なにより、自分を見るなり鯛茶漬呼ばわり……間違いない!

「お前は……金儲けの妖精かッッッ!!!」
会いたかったぜ、妖精!
以前の騒動の儲け、山分けのはずが全てこいつに持っていかれた事を、御茶漬は当然根に持っていた。

間髪入れず呼び出すANMS!
その剛腕を唸らせ、顔面をブチ砕け……!!!

「……今度は、一体何だね?
 と、いうか前の儲けを寄こしなさいな。」
……と、そこでまた金儲け、もしくは悪だくみの誘い。
話くらいは聞いてやってもいいか。
一旦、ANMSの拳を止める。
314『龍の怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/04(木)19:52:56 ID:Tic
>>310

「おやぁ、お客さんかい!! 生憎今日は――――こんな感じだがねぇ」

【教室に入ってきた男――――それに向けて、扇子を閉じれば“案山子達”を指してそう言った】
【その胸には、巨大な鏡が存在し。そしてその中に、龍の頭が描かれる……正しく、その姿を端的に表しているかのよう】

「さぁて、どう見えるかねぇ?」
「ここは落研、おれは噺家、ここにいるのはお客様。ふざけているように見えるかい? そりゃあ結構、おれは巫山戯るのがお仕事だからねぇ!」

【竜頭は明確な表情を見せないが、それでもその口調からそれは理解できるだろう】
【この状況を楽しんでいる。正しく、男の言う通り……ふざけている、と】
315霧亡柘榴 :2018/10/04(木)19:55:34 ID:qrs
>>304
「うん、そうだね。分かってる」

その肯定は、あまりにもあっさりとしていた。
信用されていないとはっきり言われたことくらいは理解している。その真偽が如何なものであれ。
問い詰められても怯えや恐れを見せず、平然としたままで。
否、微かに迷いが覗いていた。どう伝えたものか、適切な言葉を探して指が鈍色の髪を弄ぶ。

「……誰を、信じるかは、巽の、自由だから。わたしが、強制することじゃ、ない」
「だから、巽が、わたしを、信じられなくても、本当に、それでいいなら、構わない」

自分への心証を押しつけず、それがどのような感情でも相手に委ねると。
嫌われても不信感を持たれても、それが本心からのものならば彼女は甘んじてそれを受け入れるのだろう。

「少しだけ、寂しい、けどね」

けれどその心情はまた別だ、微笑みは僅かな切なさを孕む。

//了解しました、ゆっくりで大丈夫ですよ!
316アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)20:02:41 ID:nLo
>>311

 給仕もまた銃口を下ろした。レーザーサイトの入力装置は落とされていた。軽く嘆息するように給仕は息を吐いた。
 蠢く白い喉筋は月明かりに晒されるならば蠱惑の輝きさえ宿していた。然して給仕はやはり、何を誘うこともなく微笑んでいた。

「そうでないと仰るようでしたら、貴方様を次に葬らせて頂く心積りで御座いました」
「けれど昔から、人目は利く方と褒めて頂けますの。ーー今宵も狂いは御座いませんでしたわ。ふふ」

 ひたり、ひたり、ーー水面に足を触れさすように、黒いハイヒールが血溜まりを歩く。スカートの端を摘み上げて、跳ねる雫さえ許さずに。
 やがて青年の前にまで至れば、甘い香りがした。シャンプーとヘアオイルの香り。礼節として付けられた、大人びる柑橘の香水。

「わたくしとしても彼に関わる理由は御座いません。ーー自治団体の皆様にお任せ致そうかと存じます」
「貴方様は、ーーわたくしに、何か御用は御座いますか? 申し遅れましたが、見ての通り」
「わたくし、この学園にて給仕を務めております、ーーアリシアーナと申します。以後、お見知り置きを」

 深々と一礼を捧ぐならば、否応無く薫り立ち鼻腔を擽る愛しさであった。顔を上げれば、少しだけ小首を傾げて、アリシアーナは笑いかけた。
 この惨劇を背景にしなければ成る程それは疑いなく給仕の所作であった。ーー夜は宵に向かおうとしていたが、それでも夜明けまでには長かった。
317鈎取 吉音 :2018/10/04(木)20:02:53 ID:GUt
>>313
あー、前の儲けか、そりゃアレだ、馬に言ってくれ、馬に

【つまり全部馬でスりましたと、スリだけに、いや全然上手くない、馬だけに】
【兎に角どう足掻いてもこの前の稼ぎが永谷園に渡る事は無い、という事は確定事項、それを悪びれず本人に言えるのも神経が太すぎるのだが】

いいか……でもな、金を稼ぐ方法ならある

……競技用の自転車のパーツって、高く売れるんだぜ?

【つまり窃盗である、いや『つまり』も何も無い、ハッキリ言って窃盗だ】
【前の不正票販売も限りなくアウトに近いグレーゾーンだったが、今回に至ってはまるっきり犯罪である】

//申し訳ありません、少しの間飯落ちします。
318轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)20:05:35 ID:fOJ
>>314

(………………)


 ぴくり、と、少年の片眉が反応を見せた。――その情を言葉にするのなら、実に微かな不快感である。

「……ふざけている。まあ、確かにその通りだ……案山子を相手に落語をするなんてのは、ふざけたやつでもなきゃやるわけが無いからね……」

 観覧席の間を縫って歩き、その中程で止まった。少年から見れば四方を椅子に座った案山子に囲まれた光景が見えているに違いない。おもむろに青年はその案山子の顔を触る。
 様々なケースが考えられるこの状況、相手に明確な敵意がないのを逆手にとって、状況をより深く推察することに意識を傾けた。なにか、状況の把握を助ける反応は案山子や、あるいはそれ以外のなにかにあるのだろうか?

「……ええと……まあ、貴方のスタンスはそれでいいんだけど。すこし異様すぎってもんなんじゃあないのか……? いつも人がたくさん来てるし、僕もその一人だった、わけなんだけど……落差に戸惑いを隠せないぜ?」
319天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)20:16:07 ID:gkX
>>279 >>284

「優しいんだな、新婦様」

【拳は軽く止められた。呆気ないほどに容易く】
【天地が力を抜いたわけじゃない。そんな設定を後付けする余裕もない】

「人間らしい、真っ当な正論に死ぬほど腹が立つぜ…イカれ野郎どもが………」

【彼は力の抜けた腕を下ろして、なにもいわずに部屋をでようとするはずだ】
【彼女達の捕獲行為があればいとも容易く捕えられるだろうが、それがなければ最後に不貞腐れた子供のようにドアを後ろ足で蹴り飛ばして】
【最後のアクションはそれくらい呆気なく陰湿で身勝手なものだった】
320『龍の怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/04(木)20:17:20 ID:Tic
>>318

「『落』語だけに、『落』差がってか? あ、こりゃ失礼」

【戸惑う彼へと向けて、然し徹底的にその怪物は“フザケている”】
【それこそ、寒いギャグを飛ばす余裕があるほどに――――高座から立ち上がることすら、せずに】
【案山子の顔に、彼が触れたのならば――――僅かに。“体温”のような熱が、感じられるのが分かるだろうか】

「いやねぇ、俺も噺家一筋でやってきたわけなんだが……ちょっくら“強い”ってのがどうなのか興味があってねぇ」
「そんな時にこの鏡を見つけたのさ。いやあ、楽しいねぇ、面白いねぇ。でもまあ、殺しちゃうのもどうかと思うし、折角だからねぇ」

「ちょぉっと、細工してみたのさ」

【とん、とん、と。その鱗に覆われた手に、何度も扇子が叩きつけられる】
【落語ではなく。そんな、“暴力性”すらも感じられる音が】


「真っ白な猫――――どうだい、『おもしろい』だろう?」
321伏木霞 :2018/10/04(木)20:17:55 ID:PER
>>316
「学生で良かったと心から思うぜ…………凄い観察眼だよ」
(あっぶねーーーー……!!)

耳が良い人物なら彼の心音はよく伝わることだろう。照れやそういうものではない、命拾いをしたときの心拍数のものだ。
鸚鵡が返すように誉め言葉を贈るのは命を見逃したことへの粗末な礼である。

「用事が済んだならそれが良い、必要以上にやって汚れ付けることもねえよ――アリシアーナ……え、学校に居るの?」
「……あ、いや悪い意味じゃなくてな? 俺は隠しても無駄そうだし……伏木霞だ、覚える隙間があるなら頼む」

礼を返すのは圧されたからか、誘われたかは伏木自身にもわからない。それでも飾ることはなく本音が飛び出して、弁解。
この給仕が学園に居ることを今の今まで知らなかった風に。単に会わなかっただけかもしれないが。

「あんたみたいな人なら有名になりそうなもんだが……って用件か…………」

まあ、彼はつい最近まで孤立孤独の常習者。噂の外に居ても何ら不思議ではない。
そして悩むのは用件。嗅いだことのある匂いがしたから来てみただけ、という都合上この給仕に何かしてほしかったかというと微妙なところ。
とりあえず、と手を出して、給仕が取るならば。妙に違和感のない背景から給仕を連れ出そうと動くだろう。

「ご用件ってのはなんでも大丈夫なのか?」

血の匂いからいくらか遠ざかったところで。
322瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/04(木)20:18:32 ID:OR9
>>282

「……ままならないものですね」

腕にナイフが突き刺さって血が流れ落ちる。少女が逃げてその姿が見えなくなったあと、その傷を氷が覆って流れる血を止めた。

「……」

血が流れないでことが済むならそれが最善。しかし最早それはありえない。
余程差し迫った状況でなければ瀬崎はどんな相手にも一度は手を差し伸べる。だが。その手を拒絶した相手に武力を行使することに躊躇いはない。

「卯月 青葉。次は容赦しません」

目を伏せて、小さく息を吸い込む。肺に冷たい感触を染み込ませると、その覚悟が鋭く冷たく研ぎ澄まされる。そうして目を上げた時、瀬崎の瞳には苛烈な冷たさだけが宿っていた。

//ありがとうございましたー
323有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/04(木)20:23:58 ID:QTr
【本来、警備部隊は学園都市全体の警備を担っている機関であり、肝心の学園の運営に深く関わっていない】
【事実、学園組織には風紀委員会という学園内の風紀と治安を保全する組織が組まれている。効果があるかはさておき】
【ともかく、警備部隊は学園には深く関わる事は無く、それぞれがそれぞれの理念を持って職務に励んでいるのが現状となる】

【しかし、その枠組みとは別に、学園内においても警備隊の権限を持ち、活動を行う事の出来る者も少なからず存在する】
【その共通点の一つとして挙げられるモノ。それは、学園に所属している、という非常にシンプルな理由】

はーい止まるッスよー。動くと撃つッスよー。
自分が何やってるのか胸に手を当てて聞いてみるッスよ。
その後すぐに両手挙げるッス。そうすりゃちったあマシになるかもしれないッスからねー。

【学園の裏、学園の治安を守らんとする人々が快く思わない人物たちが、少なからず屯する僻地】
【そこからいくつかの怒声といくつかの発射音が鳴り響く。決して少なくはない量】

【この場は大きく分けて二つの勢力に分断されていた】
【片方は悪く言えば不良生徒たち。とは言っても比較的少人数だが】
【そしてもう片側に立つのは一人の少女。しかも、その人物は横に構えた拳銃を持っていた】
【腕に輝くのは自らの所属を現す警備隊のマーク。しかし、周囲に少女以外に同じマークを付けた人物の姿は見えず】

ま、別に動いても動かなくてもボクは撃っちゃうッスけど。
分かって欲しいッスよ。ボクだって好きでやりたい訳じゃないんスから。撃つのは趣味ッスけど。

【理解出来る者が見れば分かる。少女の構えているソレは、本物ではなく所詮遊戯銃であると】
【しかし、それは明らかに一般的な遊戯銃ではない、本気で目標を斃す事を目的に手を加えられた代物であると】
【先ほどから継続的に鳴る遊戯の範疇を越えた音が、射出される白色の飛翔体の速度が、それを物語る】

楽しいシューティングゲームの始まりッスよ。

【酷く狭い学園の片隅で、再び破裂音もどきが鳴り始める】
324外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)20:24:00 ID:H5l
>>284>>319

…………まったく、解せんな…あぁいう輩は

(思わずイカレているのはどちらなのかと問いただしたくなる。だがもうこれ以上あの男に何を言ったところで無駄だろう)
(一度頭を冷やし、まともに考え直してくれるとこちらとしてもありがたいのだが)
(去っていく背中を見ながら、そんな風に思うのだった)

時雨、今日の仕事は私が片付けておく
色々と気持ちの整理もあるだろう……それに…まだ、伝えていないのだろう?

(外道院自身も彼女が同じ風紀委員である雫川となにやら揉めたらしいことは小耳に挟んでいた)

早く仲直りをしてこい、お前たちがくよくよと悩んでいる様子は見てられんからな
325永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)20:24:23 ID:e3Y
>>317
「馬……。
 あー、馬かぁ……じゃぁ仕方ないな……。」

「……いや、仕方なくはないなやっぱり!!
  キッチリ返せ、妖精!!!」
稼ぎは消え失せてしまった……
が、それとこれとは関係ない。
約束は果たして貰う、と御茶漬は妖精に詰め寄る。

「……パーツを?
 つまり、それは……」
盗もうというのだ、この男は。
駐輪場から、高価な自転車を狙って。

「……作るのかい?新しいパーツを??」
……しかし、永谷園 御茶漬は思いのほかピュアだった!

//こちらも夕飯で遅くなりました~
326柊真 柚鈴流◆6lwy2fkM6c :2018/10/04(木)20:30:24 ID:OR9
すっかり暗くなった街中を柊真は不安そうに歩いていた。その側ではいつものようにカーミラが飛び回っている。

「うー、最近はすっかり暗くなるのが早くなっちゃったなあ……」

今日は店長に人手が足りないからと言われて少し残業を頼まれた様子。
進んで引き受けたから不満はないが、外はもうかなり暗くなっていた。
暗闇というだけで人は本能的に恐怖を覚えるもの。不審者などに会わないようにと願いながら、少し歩く速度を上げるのだった。

//絡み待ちです
327紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/04(木)20:34:40 ID:4Iy
>>299
「ありがと、ホントはレモンティーが一番良いんだけど、オレンジティーも好きだし安心して」

差し出されたオレンジティーのカップを確認すると直ぐに西杢比野にお礼の言葉を投げかけ会釈する。
高等部二年、生徒会会計、紅 雫(くれない しずく)の何時ものはレモンティーであるのだが、それが無い時にはオレンジティーを好んで嗜む。
同じ生徒会だけあり、西杢比野は彼女の好みを良く知っていたという事だろう。

「それもそうか、あ、完璧な統治の事よ?あぁ、新しい政府、国が立ち上がって安定するのは最初だけ」
「最終的には統治者に不満が募って、次の国に倒される。歴史見てってもそんなのばかりだもんね」

カップを口に運び、仕事で疲れた喉を潤すと視線を西杢比野に向け

「一応聞いてみるけど西杢比野ちゃんはどう思う?今回の件については」

//すみません反応遅れてしまいました
328轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)20:35:54 ID:fOJ
>>320

――――その『体温』を感じた瞬間、新の顔つきは目に見えて変わった。

 目が鋭く細められ、眉間に皺が寄る。微かであった不快感が大きく膨れ上がったのを感じ、思わず舌打ち。

「……つまらねーよ」

 案山子の顔から手を離し、温い残滓を握り潰すように拳を固める。どうにも感情に形容のできないもやつきが発生し、新の歯を強く食い縛らせた。

「つまらねーよ、てめー」

 踵を返し、強い足取りでもってその壇前に向かう。肉体から溢れだす青のオーラはやがて、赤く光る長方形のゴーグルを描き、それにつれて肉体が構成されていく。バイクの如く艶のある装甲を纏った、大猿のヴィジョン。
 鳴り響くエンジン音、背中のマフラーから吹き上がる蒸気は彼の微かな激情を代弁するように強く、強く。沈黙の室内を振るわせ始める。

「『堕』ちた『落』語家なんてのは、笑い話にもならねーぜ。
 テメーは上座に座る資格なんかねえッ! 即刻降りやがれェーーーーーーッ!」


――――疾風と共に空中に刻まれる鉄色の軌跡。ANMS:『4Minute』の艶のある拳甲に覆われた拳が唸る。
329水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)20:38:52 ID:9tQ
>>319>>324

(イカレ野郎……か)

思わず呆然と、彼の去って行った方を見詰めた
部屋に充ちていたプレッシャーが霧散し、ほっと胸を撫で下ろす
彼の言い分は全てが間違っていた訳ではない、そう思うと。諸手を挙げて喜べないのも事実
"風紀"というものは中々に難解だと、改めて自覚するのである

「……ああ、ありがとういいんちょ。その、来てくれて嬉しかったよ」
「あはは、今日はいいんちょ公認のサボりかな。そっちも頑張ってみるよ……ちゃんとね」

まだどこか心ここに在らず、憔悴し切っているとは言えないが、通常通りとは行かない様子で
いつものような気の利いた軽口を吐くこともせずに。
何も無ければ、そのまま放送室を出ていこうとするだろう

>>319
//お疲れ様でした!楽しかったです!ロールありがとうございましたー!
330鈎取 吉音 :2018/10/04(木)20:39:50 ID:GUt
>>325
まー待て待て慌てんなって、これが上手く行ったら色付けて返してやっからよ

【この男全く悪びれない、学生時代から培ってきた借金返済先延ばしの技術は今日も妙な所で役に立つ】
【兎に角理由もないのに自信ありげに、さも返す当てがあるかのようにいうのがコツだ、いやアテも返す気もまったく無いんだけど】

【……と、ピュアな返答をする永谷園にずっこけ】

アホかテメェは!?んなもんなんの足しにもなんねーよ!

……なーに、ちょっと古くなったタイヤとかフレームを拝借するだけだよ、埃かぶるくらいなら有効活用してやんのさ

【と言って鍵開けを再開する鈎取、どう聞いても空き巣の言い訳にしか聞こえない】
【しかし、中々鍵開けに苦戦しているようである】
331天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)20:43:12 ID:gkX
>>324 >>329
//お疲れ様でした……! 楽しかったです!
332アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)20:43:48 ID:nLo
>>321

 彼の緊張など凡そ気付いていないかのように給仕は笑っていた。ポーカーフェイスに似ていた。ならば内心を見抜くような様相さえあった。
 それでも湿った口先からは何を言う事もなかった。それが給仕として守るべき節度であると、彼女は知っていた。

「はい。ーー僭越ながら給仕として、この都市の清掃と修繕と、その他の雑事を務めております」
「学徒としても、高等部の二年次に籍を置いている次第で御座います。学舎とは、とても楽しい物です」

 語るに彼女は学徒でさえあるようだった。ーー然してその横顔をつぶさに見るならば、確かに朗らかに円く開かれた紫の双眼は、少女の色合いを宿していた。
 黒いハイヒールの底に残った血が、暗がりに赤黒い足跡を残していった。それさえも歩き行くうち、何れは消えてしまう。

「では、伏木様。ーーそう呼ばせて頂けるのであれば、この身にとって幸いなのですが」
「わたくしはこの学園に仕えております。然らば学徒の皆様に仕えているのとも同義で御座います」
「どうぞ、なんなりとお申し付けくださいませ。このわたくしで、叶えられる御命令であれば」

 ーー憂うように端整な顔立ちを、給仕はそっと少年に向けた。結わかれた白銀の長髪が揺らいで、夜闇に儚い煌めきと甘い香りを残した。

/ごめんなさい私も書きかけが消えちゃって少し遅れました…。
333外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)20:46:28 ID:H5l
>>329>>331
//こちらもこれで〆ということで…!ロールありがとうございましたー!
334永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)20:47:42 ID:e3Y
>>330
「……ぬ、盗みを働くというのか……!?」
御茶漬は善悪にはそれほど頓着は無い、無いが。
だが、あからさまな悪行に手を貸すのは良しとはしない。

しかし、妖精が拝借しようというのは、もう既に主を失った様な古い自転車だと言う……


「んーー……。
 ……どうしたものかなぁ……。」
『御茶漬ちゃん、アタシこういうの良くないと思うワ?
 後で怖い人に怒られたって、アタシ知らない……!』
しかし、手を貸せば……金が……色を付けて……。

「……こ、今回だけだぞ……。」
『もうっ、御茶漬ちゃんたら……!』
躊躇いはあるものの、御茶漬はANMSを動かす。
鍵のかかった扉に手をかけ、その怪力で鍵ごと扉を無理やりこじ開ける!
335『龍の怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/04(木)20:48:38 ID:Tic
>>328

「――――しょうがないねぇ」

【出現した異能体――――振るわれる拳、爆発する怒りを。龍の怪物は、その右手で受け止めた】
【……怪力。その異形は、その姿に違わず、その“パワー”をこそ――――取り柄としており】

「なら、あんたが面白くしてみな、高座から噺家を引きずり下ろすってのはそういうことさぁ!」

【更に、その口腔内に炎がチラリ、チラリと覗き……次の瞬間には、火炎放射の如く噴き出される】
【目的は、彼ではなく。この教室にある……『案山子』だ】


「はいはい、さっさと動かないと全部灰になっちまうよ!!」


【彼が、その所業に激怒したのであれば。案山子に対する攻撃を、決して見逃すことは出来ないだろう】
【それに気を取られることこそが狙いだ。それを、観客へと向けたのであれば、即座に龍の異形は高座から跳躍し】
【その頭頂から引き裂いてやらんと、接近して爪を振り下ろそうと試みるだろう】
336伏木霞 :2018/10/04(木)20:58:41 ID:PER
>>332
「これで一個上かい!」

相槌打つように頷いていた生徒だったが言い切られた辺りで考えていたことが飛び出た。雰囲気とは恐ろしいものだと。
給仕からするとその内心を透くこともまた容易なのだろうか、その結果は給仕の腕前に任せられた。

「伏木様でも霞様でもご主人でも何でも好きに呼べばいいんじゃねえか……? 俺はアリシアーナで良いのか?」

直視するには些か抵抗あるのは何として見るべきかが曖昧だから。呼び名に関してはそれこそなんでも良いらしい。……豚野郎とかだと流石にアレだが。

「それは学園が主で別に俺達が金払ってる訳でもないと思うんだが、うん」

それはともかく、と碧色の瞳を瞼で隠して、連れ出したままに頷いて少しすると。

「…………………………帰るまで一人にしないでくれね?」

この夜、あんなものを見た青年としては護衛の一人でも欲しい……というのが予想できる範囲になるだろうか。
その裏、何を考えているか推測するもしないも自由。その命令というのは給仕には叶えられるものか。
337伏木霞 :2018/10/04(木)20:59:22 ID:PER
//>>332どうぞあまりお気になさらずー、よくあることですので……!
338西杢比野 銘◆fAiBro2NmQ :2018/10/04(木)21:01:30 ID:EbQ
>>327

「良かったです、レモンティーは帰りに買い足しておきますので。今日はどうぞ趣換え程にお嗜み下さい」

【書記の立て札がある机の端にポットを置き、今日も山積みの書類へとため息混じりの一瞥を捨ててから、雫へと微笑みかけた】
【銘は特に誇示したりはしないが、人の好みや言動を割と普段から凝らして見ている方だった】

【その呼び方やめて下さい、とティーカップを唇に当てながらじとーっとした視線を返して】
【銘はやたら長ったらしければ初対面で正しく読めた人もいない自分の名字を、それなりに疎んじているのである】

「さて、わたしの意見……でしょうか?」

【先程のことに追って意見を求められれば、古めかしい青金石製の万年筆を小指と中指で何度か回して少し考える間を置き】

「…不貞を働く生徒の取り締まりは、もっぱら"彼女たち"の仕事です。……まあ、今、わたしの目の前で事が起きればそれは話が別ですが」

「『生徒会』というのは、風紀委員の人材だけではどうにもならない特殊な場合の、言わば"切札"………招かれるまではひたすら雑務に勤めるまでです」

「そういう、決まりですので」

【そう滔々と語り始める彼女は、ペン先をさっそく書類に滑らしていた】
【銘は一緒に過ごしている人を心配させるほどに、勤勉を絵に書いたような人間であるのだ】
339轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)21:03:51 ID:fOJ
>>335

「!?」

(このパワーッ……!――――しかも不味いッ、この軌道はッ……!!)

「『ベクトル』を引け、4Minuteッ! 今すぐにだッ!」

 ヴィジョンの尾がしなり、新の足元から空中にピンク色の『ベクトル』を引いた。放物線を描く軌道でその上を滑り、炎が届く一瞬前にその着弾点にいた数体を4Minuteが素早く回収する。
 それらを床に寝かせ、一息着く間も無く。新の上空に影がかかった。龍爪の一撃がぞぶりと額に刺しこまれ、ぶちぶちと肉が音を立て裂かれていく――――かと思われたその刹那!

『GOぁッ!!!』

 咆哮と共にその手首を4Minuteが掴もうとするだろう。その瞬間、相手からの攻撃に対して『堪え忍ぶ』という結果が発生したその刹那。新の精神的な『ふんばり』がヴィジョンのパワーに左右し攻撃は止められる。
 龍人に負けたとはいえ4Minuteも本来ならばパワー型。持たれてしまったなら。

――――手首から肘まで、雑巾のごとく捻り折る!
340天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)21:06:43 ID:gkX
>>326

「うぉえげ…………」

【路地裏に響く、嘔吐き声】
【柊真は自らの不安が的中してしまったことを確信し、踵を返すだろうか】
【もしも、あるいは彼女がそれでも裏路地に進んだのなら】
【そこにはいつか出会った男子生徒、天地繋の姿がある】

【かたわらに陰気な目のハリネズミを浮かせながら、壁に手をかけ、蹲る男】
【柊真はその不気味な光景にやはり踵を返すだろうか】
【もしも彼女より先に彼が柊真に気付いたのなら、彼は彼女を認めると一言】

「…………焼肉が、食べたい」
341水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)21:09:46 ID:9tQ
噴水を囲むようにベンチがある異能学園の中庭
密かに恋人達の逢い引きスポットとして有名なここは、放課後という事もあって人は少なく
その代わりに大量の鳩が、一つのベンチの傍に群がっていた
そのベンチに体育座りをしているのは風紀委員の水無月時雨である
ちぎったパンをぽいぽい投げ捨てて鳩召喚の儀式を敢行中のその彼女
犬耳房はやる気無さげに垂れて、縁側でぼーっとする老人のようにぼけーっと雲を眺めていた

「あ、あの雲はソフトクリームみたい。あーあっちの雲はコッペパンみたいだし、あー……あれは見ようによってはステーキみたいだなぁ……」

ちなみに中庭は餌やり禁止である

//絡み待ちです……!
342鈎取 吉音 :2018/10/04(木)21:12:50 ID:GUt
>>334
うっわ!?何そいつキモっ!?お前の能力キモっ!?

【突如現れた永谷園のアニムス、『ハンドル・ママ』を見ての言葉がこれである】
【以前の乱闘騒ぎでも使っていたが、その時はまじまじと見る機会がなかった為にこれがほぼ初見、自分のアニムスとは全く違うその雰囲気に気圧されていた】

【……が、ハンドル・ママがその怪力で扉を無理矢理開けると態度は豹変、部室の中を見て表情が悪どい笑顔に染まる】

ククク……良くやったぜわさび茶漬け……!見ろ!宝の山だ!!

【部室の中は競技用自転車のパーツでいっぱい、トレーニング器具なんかも物によってはいい金になりそうだ】

いいか……帰って来た奴等がギリギリ気付かないような物を狙えよ……?
例えばあそこにわかりやすくかけられているタイヤ!アレとかは持ってったら即バレるからNGだ!
バレやすさと金額の釣り合いを上手く見計らって獲物を選べ!

【そして始まる空き巣講義、なんとも盗人猛々しい】
343アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)21:16:17 ID:quN
>>336


 困ったように給仕は笑った。「おとついも他の方に同じお言葉を頂きましたの」幾らか冗談のような声音であった。
 それでも畢竟は笑っていたのだから、内心が如何許りであるかは明確でない。彼女自身がそうあれかしと願っているだろう事だけ、確かだった。


「なにぶん長い名でも御座いますから、ーーアリサ、でも構いません。呼びやすい名でお呼びくださいまし」

「御言葉、確かに仰せつかりました。ーー寮にお住まいでしょうか」
「もし車の手配が必要でしたら、何時でも申し出てくださいませ」


 であれば己れの呼び名もまた、彼女は任せた。ーーたとえ嘲意ある名を与えられたとしても、白い微笑は変わらぬのだろう。
 またも彼女は頭を下げて、幾らか甘やかな芳香が辺りを満たした。上等なシャンプーとリンスとヘアオイル。銀色を彼女は誇っていた。
 それが驕らぬように落とされたシトラスの香水には気品があった。ーー所作の全てが悠然としていた。死地においても変わらない仕種だった。
 なれば給仕は多くを問わずに、淑とした歩調で青年に付き従うだろう。数歩後を違わず辿りながら、従者として違いなく、然し何時でも懐の銃爪に指を伸ばせるように。
344黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/10/04(木)21:16:17 ID:C20
>>323
「その辺しときな!」
破裂音みたいな音を聞き付け、学園裏に駆けつけて見れば銃を構えた女のコが見える。
女のコが向いてる先は、学園の生徒達か。
あの生徒達は真面目な生徒には見えない。
だけど…

「その“オモチャ”をしまいな!」
あのコが向けているのは見た目はモデルガンだけど、この学園都市で普通のモデルガン持って暴れる人が居るなんて考えられない。
それを裏付ける様な普通じゃない弾の速さ…それに音…
あのモデルガンは改造か能力か…
そんなのはどっちでも良い…

「“アンタ達”は生徒相手にそんな事してんの?」
あのコが着けてるのは…警備隊のマーク!!
しかも此処は吹き溜まりとは言え学園の中だ。
こんな所にも居るのか!!
しかも生徒相手に…何の権限があって…
都市の治安を守る機関が聞いて呆れる。
だけど、警備隊相手だと風紀委員は簡単に動かないかも知れない。
だったら私が…

「さっさと帰んな!!」
此処に居る私が追い出す!
警備隊のマーク付けて生徒に銃を持って脅すって言うのが気に入らない!!
私は手に持った金属バットを構え、警備隊の女のコに走り寄る!!
345柊真 柚鈴流◆6lwy2fkM6c :2018/10/04(木)21:19:22 ID:OR9
>>340

「あっ、カーミラ……」

またカーミラが裏路地に勝手に飛んでいく。さっき聞こえた声からして嫌な予感しかしないが、行くしかない。柊真はカーミラを放っては置けないのだ。

「天地君、大丈夫?こんな時に焼肉って……いいからまずはここから出ましょう……」

カーミラはハリネズミが気になったようであり、その前で羽ばたいている。柊真はこんな状況でも焼肉にご執心な彼に呆れながらも、見捨てられないと手を差し出した。
346『龍の怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/04(木)21:19:40 ID:Tic
>>339

【竜頭の異形、とはいえその中身はただの学園生徒――戦闘経験に関しては】
【幾度か経験を積んでいるとは言え、未だプロフェッショナルには至らない。故に、その腕は……圧し折られる】


「あ、いだだだだだだ!!!! あー痛いねぇ、これじゃ全く手が出ない!!」


【然しそれでも反応が軽いのは、『鏡の異形』のという特性故。必要以上の痛みをシャットダウンしている】
【故に、二、三歩後退はしたものの、感覚としてはそこまで大きなダメージにはならず。行動自体は、未だ可能であった】
【右の腕は使い物にならないが……】


「てことで、それじゃあ尻尾で失敬させてもらうぜ!!!」


【唐突にくるりと背中を向けたのであれば、背部から伸びる“尾”……それが彼とそのアニムスへと叩きつけられようとする】
【その腕力と変わらない強力と、まとめて薙ぎ払えるほどの範囲……その道中の机や椅子、案山子達を弾き飛ばしながら、それが振るわれる】
347黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)21:22:25 ID:eEo
>>315
「だったら──────!」
キッと睨みつける様に琥珀の瞳を見据える。怒り、恐れ、後悔───様々な色の混じった彼の目は、赤に染まりつつあった。
違う。自分が望んでいるのはこんな事ではない。こんな、他人の思いを自分自身で踏みにじる様な別れでは───。

「その眼をやめろ!俺にそんな眼を向けるな!」
思わず怒鳴る黒塚の身体から、線香の様に微かな煙が立ち昇る。ヒビが入る様に頬から目尻にかけて黒い血管網が浮かび上がる。
「何で───!、何で俺を気遣う!お前自身に俺を信じるなと言っているんだ!!」
──────そして、変化は瞬く間に始まった。


感情的な叫びは水蒸気と肉が潰れる湿っぽい音に飲み込まれる。肉体の急速な変化により発する熱で周囲の水滴が蒸発したのだ。
自分たち以外に来る人のいない今だからまだ良かった。いつもならこう思っていたのだろうか? 激昂した彼にそれ程の事を考える余裕は無かった、

「───何で手前らは俺に普通に接する!結局は離れていくのに!俺のせいで不快になるだけなのに!」
霧が晴れた後のそこにいたのは、虫と人を混ぜ合わせたような姿の一匹の怪人。顎門は左右に開かれ、剥き出しの歯列と無数の牙が威圧的に覗く。
あの時もそうだった。前にいた学校で一歳二歳ばかり歳が上なだけの屑を絞めあげようとした時も、叔父に秘密を打ち明けようとした時も、皆自分を見て離れていった。
何度も警告したのに寄って来ては、いざその時が来たら離れていく。奇異の眼を向けて。何度も忠告したのに。
───心からの失望、怒り、未知なるモノへの恐怖。良くない感情を孕んだ眼を向けられるのを何よりも恐れているというのに。

「まだ俺をいい人と言う気か?俺の気持ちを優先するつもりか?今ここでお前を食い殺そうとする俺を!?」
硬い細腕が伸ばされる。強張った手が狙うのは彼女の首筋。抵抗が無ければそのまま掴み上げるだろう。
胸の中をブチ撒ける低く淀んだ叫び。表情も変わらない虫の顔で良かったと、この時ばかりは思う。人の姿ならきっと情けない貌をしていただろうから。


//お待たせしましたすみません
348漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)21:22:31 ID:H5l
ふあぁ~……

(校舎の屋上にて、大の字で横になりながら大きなあくびを一つ)
(未だその鼻柱にはガーゼのようなものがあるがもうだいぶ痛みも引いてきた。ここのところ色々あったからたまにはこうしてのんびりするのもいいだろう)

…………

(ぼーっと空を眺めるその様子はいささか間抜けのようにも見えるだろう)
349砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)21:27:43 ID:HmX
【一連の騒ぎは幻のように過ぎ去って】
【紫髪の女は、校庭のど真ん中で張り裂けんばかりの大声を上げた】

ーーーー……一体っ、何がどーなってるんだぁァァァァッ!!?

【大声を出したせいで脇腹も喉も、頭もがんがん痛い】

とにかく電話ーーーーって壊れてるしっ!

【蜘蛛の怪物との戦闘で壊れたスマホを取り出しまた仕舞う。を含め少し前の事を忘れる程に焦っていた】

とにかく風紀委員に会って……

【言葉に詰まる】
【風紀委員に会って……会ってどうする?】
【今回は個人の知り合いではない。大勢の所属する組織である。誰が何を言ったかも分からないのに、謝って済む話なのか】

ーーはは、詰んでる

【いつの間にか、風紀委員の部屋のある建物の前まで来ていた】
【あとは戸を開けて中に入るだけなのに、足が動かない】
【疲労や恐怖ではない。打つべき行動が分からない困惑】
【倒れそうな足で俯いて立ち尽くす】
350永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)21:29:32 ID:e3Y
>>342
『キィィッッ!!!なにヨ、アンタ!?
 失礼しちゃうワ、ほんと!!!』
「だよなぁ、私もそう思うよ、ほんと。」
『御茶漬ちゃんまで!!アタシ、悲しい……!!』
キモいANMSの手により、扉は破壊された。
その中には、妖精の言う『宝の山』が選り取り見取り……!

「なぁ、これほんとに古くて使ってないヤツなの?
 ギリギリ気づかない、って……これ普通にまだ使ってるヤツなんじゃないの……??」
泥棒のノウハウを教わる御茶漬……
だが、流石に御茶漬もこれは怪しいと、訝しがりはじめる。
351紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/04(木)21:29:47 ID:4Iy
>>338
「気が効くねぇ、銘ちゃんは。それはそうとして西杢比野って良い苗字だと思うけどなぁ、分かった、もう呼ばない」

苗字で呼ばれるのを嫌い、じーっと見つめる銘の視線。
それに対してふふっと微笑み可愛い等と思いながら、こう返す。
だがこんな事はもう何度も言ってる事なので、この一言は信用ならない言葉だと感じるかもしれないか。

「確かにその通りよね。今回の騒動の原因となった奴も多分、色々敵作ってるだろうし
あたし達が出るまでもなくきっと〝誰か〟がなんとかしてくれると思うんだけどぉ」

その〝誰か〟はどんな人物なのかは想像つかない。
今後同じような事をしでかしたとして、風紀委員達によって取り締まられるのか。
はたまた今回の件で注目を集めた事により、それ以外の、例えば不良や他の正義感の強い一般生徒なのか。
はたまた部外の人間なのかも知れないが。

「あたしはなーんか裏があるとも思うのよね、心配し過ぎかな?……なんか、裏を名乗る変な団体いるらしいし、裏だけにね」

然し、不穏の種は撒かれてるような気がしてならない。
何やら〝裏生徒会〟を名乗る連中も存在していると聞く。
それに対して暫し不安気に眉を寄せ、口に手を当てううむと唸る。
ただ、そんな仕草もまた淡々と作業を始める銘の様子に気付くとすぐに思考をやめて

「銘ちゃん、休憩とかしなくて大丈夫?もう随分と長い時間働き詰めな気がするけど」

案の定、心配になり尋ねる。
352伏木霞 :2018/10/04(木)21:31:20 ID:PER
>>343
その方の内心というのがよくわかった気がした。顔を合わせたことも、ないのだろうが。

「そのアリサってのが愛称なのか?」と聞くのは単なる興味。アリシアーナという名前からそれを出した理由を知ろうとも知れずとも。

「寮だよ寮。生活が楽で助かるんだ。…………運転まで出来るとかどんなハイスペック?」

鼻腔を通る芳香は愉しい。それと共にこの給仕が血だまりから出てきたことが未だ夢の中ではと思うほどで。
しれっと運転まですると言ってきた相手だが、此処からだと歩くのは相手の脚にも悪そうで、それとどこから車を引っ張ってくるのかも気になった。

「それじゃ、路地から出たら車を頼んでもいいか? それと――――飯って仕事のうちにある?」

腹を抑えてそう言う青年。頼みを重ねて申し訳なさそうではあるが、路地から手を引いて出ようとする様は少しでも自分が怯えてはないことを示したいからか。
353天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)21:34:47 ID:gkX
>>345

「こんなとき、だから、俺は焼肉が食べたいんだ」
「俺が食べるのは上ミノとかな、食べ放題のソフトクリームとかだ……うぇ……」

【柊真に手を引かれて、天地は立ち上がって】
【隣ではハリネズミが威圧的に『ヂュヂュ……』と鳴きながら(鼻先で)カーミラを小突く】

「……柊真。バイト帰りか。こんな時間まで」

【彼女の言葉の通り、湿気った路地裏から抜けでれば陰気な素顔が薄暗い街灯に照らされてうめく】

「ご苦労さまだな。どうせ───やっぱいいや……」

【言葉の続きは彼女なら察せるだろうか。それは都合よく手を取った男の意味もない憎まれ口】
354轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)21:38:30 ID:fOJ
>>346

「ちょっと待ちな」

――――――4Minuteにも尻尾はある。

 ヴィジョンの脚に地を蹴らせ、尻尾へ肉薄した新は。その尾が客席へ達する前に肉体でもって受け止めた。ヴィジョンのガードを以てなお胸骨が軋み呼吸が掠れる。それでも止まらない。なんのためのふんばりかと己を奮い立たせ、4Minuteもまた尻尾を振るう。
 体にぶち当たった尾の先端を起点に、尾が振るわれた軌道をそっくりそのままなぞり返した。『ベクトル』が物を運ぶ力は絶大だ。もし素早く引かな限り、振るわれた軌道をまるで逆に尾のみが高速で龍の後頭部へ振り戻っていく事になる。

 重い鞭のようなものだ。食らった新の口からも、一筋血が垂れて。息も荒くなっていた。

「――――理解ができねえな。てめえ、咄家だろうが。なんで観客様を気にしねーで暴れてんだよ、オイ」

 尾はどうなったか。それはさておき、新は拳を握りしめ、猛るヴィジョンを背に向かって歩きだす。

「まともな人間だった頃は喜んで聴いてた人たちじゃあねーかッ! そいつを容易く紙屑のように散らすなんててめえ、非の打ち所ねえ『屑野郎』だッ!! ――――『ほんの真ん中』ぐらい頭にきてんだぜ、俺ァよォーーーッ!」
355出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/04(木)21:41:43 ID:2zT
>>349

【ガラリと扉が開かれる】
【中から病衣と点滴、風紀委員室には似つかわしくないコーデに身を包んだ副長とコンニチハ】

おや……貴方は……?
【点滴をキャスター付きの棚に繋いでいる都合上、車椅子での登場。
故に見上げる形となる】
【先日の戦闘で見ての通りの入院中なのだが、口先八丁と脅しでなんもか抜け出してきたのが伺えるだろう】
356《武》一文字を背負う男 :2018/10/04(木)21:43:05 ID:2VK
 昼食時の食堂の一角は、日常的に異様な光景が発生する。
 武の一文字が大きく書かれた羽織を身に付けた男が、隅で食事をしているのだ。
 彼に近付こうとする生徒はそうおらず、テーブルの一つは毎回この男だけになる。

(何故こうも避けられるのか……解せんな)
 昼休みの食堂、それはこの男にとって癒しだ。
 静かに食事をとることが出来るのは喜ばしい事ではある。が、こうも人が寄り付かないのは物悲しいものがある。
 己の立場、服装――そしてその容貌が原因であることに薄々気付いては居るものの、目を瞑っている。
 今日もいつもの様にたぬきそばを啜っているのだが、今日こそは声をかける者はいるだろうか。
357鈎取 吉音 :2018/10/04(木)21:47:38 ID:GUt
>>350
あーん?

【部室内のパーツを物色しながら、怪しむ永谷園の発言に聞き返す】
【彼女の考えは正しい、だってどう見たって古いパーツじゃないのばかり選んでるし、そもそもそんな物は売れない】

……細けえこたぁ気にすんな!ほらほら早くしねーと部員が帰ってくんぞ!

【しかも無理矢理ごまかした、ここまで来るとどんなに気の利かない人間でも気がつくだろう】
【こいつは……嘘をついているッ!】
358アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)21:47:39 ID:quN
>>352

 静かに給仕は首肯した。「侍女として行えるべき事は総て、一通り身に付けております」透き通った声には、確かな抑揚があった。
 純白のハイソックスに包まれた脚元を護るのは数インチ程度の低いハイヒールであったが、歩くのに難儀している様子はなかった。
 ーー手を繋ぐならば、絹地のグローブがすべらかに青年の指先を包む。隠されるのは華奢な少女の手指だった。華奢であった。
 引き方を間違えれば直ぐに折れてしまいそうな程なよやかで、ーーそれでいて、柔らかな熱を帯びていた。その手で彼女は人を殺めていた。
 
「かしこまりました。ーーわたくしの乗ってきた車で宜しければ、お乗りくださいませ」
「勿論で御座います。お口に合えるお料理を、丹精込めて作らせて頂きますね」


 通りに出れば、ーー丁度そこには一台のセダンが停めてあった。深紫の塗装が施された、丸い流線型のクラシックカー。
 恭しく後部のドアを開けて、給仕は促すのだろう。すれば温もりある穏やかな車内灯の中に、彼女もまたドライバーとして乗り込む。
 「寮はどちらにお住まいですか?」ーー運転席より振り向いて、給仕は尋ねる。フロントウインドウから射し込む夜の灯りが、微笑む横顔に儚い影を浮かべた。
 命ずるままに車は夜の街へと滑り出していくだろう。走行の振動さえ感じさせない、ごく丁寧な運転であった。白い手袋がハンドルを回す。
359糸目の少女◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)21:48:22 ID:Uy5
>>348
糸目にショートヘア。身長は小柄。少し丸まった背は、いかにもインドア派。
手には大判の本を開いて。それと漆葉を交互に眺めて、口を開く。

「人が空を見上げる時、人が地面に釘付けになっている時。
 要するに、前を向いていない時。その大抵は、脳髄が絡まって上手く動かない時なのです。
 友情、恋情、思春期少女が解くには少々厄介な紐が絡まって、有体に言えば悩んでいると。」

「……あってます?」

にゅっ、とその顔を覗き込みながら声をかけた。
高等部3年生、演劇部所属“相書 千晴/あいがき ちはる”
と言っても裏方担当で、顔が知られているわけではないが
360『龍の怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/04(木)21:49:59 ID:Tic
>>354

「あっ、そりゃあねえや――――いっだぁ!!!」

【ばきん、と。まるで金属音でも当たったかのような音、頭部へと衝突する自らの尻尾】
【それによって身体が吹き飛んで、壁へと叩きつけられる……それでも尚、立ち上がるが、足下は覚束ない】
【フラフラと、立ち上がる……机に片手を置いて、体重を支えて】

「へっへっへ……いやいやぁ、俺も噺家としてお客さんは大事にしてるぜ?」
「でもよぉ――――この“戦い”っていうのは、“強くなる”ってのは、“力”っていうのは、どうにもやめられねえ」

「今更止めれないねぇ!! アンタ達――――こんなに楽しいことを、毎日してたなんてなぁ!!」

【その右手には、“鏡”が握られていた。古めかしい彫刻に囲まれた、『鏡』――――】
【竜頭の怪物は、壁へと思いきり拳を叩き付けると。それによって、大穴を空け】


「と、言うことでだ――――『落ちる』のが『オチ』ってことで、お後がよろしいようで!!!」


【そして自ら開けた穴から、逃走しようとする――――然し、それは確かに背を向けて】
【後頭部へのダメージによって、身体もなかなか覚束ない……或いは、それを妨害することも可能だろう】
361有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/04(木)21:50:53 ID:QTr
>>344
【屯する彼らに目掛けて次々に放たれていく飛翔体】
【動こうが動きまいが、抵抗しようがしまいが、全ては平等に彼らの身体を捉え、撃ち抜いていく】
【十分は戦力を持ち合わせていない彼らは抵抗も空しく、その地面に倒れ伏す事になっていくだろう】

――――ふぅー。これでしばらく分のノルマ達成ッス。
後はコレをそれとなーく報告すれば、しばらくは安泰ってワケっす。
これで実銃だったら、言う事無いんスけど。贅沢は言えないッスねー。

【一通り撃ち終わった後に残るのは、倒れる彼らの身体と無数に散らばる小さな白い弾頭たち】
【その正体は見ればわかる。ごく一般的なBB弾だ。綺麗な球体でなく、歪に変形している事を除けば、の話だが】

【一仕事終えた後の場に、新たな怒声が響き渡る】
【気づいた時には、もう彼女との距離はそう遠くなかった。振り上げられる金属バット。間違いなく敵に違いない。現段階では】
【呻き声と共に前転。頭上のすぐ上を掠めていく金属棒。当たれば痛いで済めばいいが】

なんスか。コレは立派な治安維持活動ッスよ。
ボクの趣味も混ざってるッスけど、その辺りは気にしないでほしいッス。どうせ関係ないッスから。

アンタもあの人らのお仲間ッスか。なら倒して評価アップってワケッスね。

【銀のバレルが煌めく銃口が、次なる得物へと狙いを定める。次は彼女】
【引かれるトリガー。下がるスライド。放たれる弾頭】
【所詮プラスチック球。しかし、法定基準を越えた速度で放たれる弾丸の秘める威力は未知数】
【受けようが死にはしない。だがそれに準ずるやもしれぬ鋭い痛みに襲われる事になるだろうか】
362砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)21:53:59 ID:HmX
>>355

ぅえ!?

【下から声を掛けられびくりと後ずさる】
【自分よりもっとボロボロのけが人に、毒気を抜かれて】

あ、その、ちょっと風紀委員に用があって

【空虚な言い訳が咄嗟に漏れる】
【こんな重体の相手は何者かと考えるも、答えは1つしかない】
【怪我をした女ーー朧は風紀委員副委員長の顔までは知らなかった】

あの、さっきの放送の人って……

【聞くのが恐ろしい。ゴクリと唾を飲む】
【そんなはずはないのに、最悪な想像をしてしまって顔から血の気が失せていくのがわかった】
363柊真 柚鈴流◆6lwy2fkM6c :2018/10/04(木)21:55:06 ID:OR9
>>353

「でも、明日学校だから今からお店は無理です……」

もう家に帰ってお風呂に入ったら寝ようと思っていた。
こんな時間から外食など明日に支障が出るし見つかれば間違いなく補導される。

「あっ、上ミノはないけどお肉とアイスクリームなら私の家にありますよ……?」
「ごめん、やっぱりなんでもないです。今のは忘れて……」

柊真はアパートに一人暮らしである。一人暮らしの女が夜に部屋に男を連れ込んだなどよからぬ噂が流れても仕方ない。それはちょっと……いや、物凄く困る。

「平気……。あれから絡まれないように気をつけてるから。私の能力なら確実に逃げることができるので……」

カーミラは突かれるとくるくると回り、それで興味を無くしたのか近づかなくなった。

「えっと、この子は天地くんの能力……?私のカーミラと似てますね」

ハリネズミは顎の斜め下を優しくマッサージすると気持ちいいと聞いたことがある。
カーミラでこういった生き物(?)の扱いには慣れているのか、柊真はハリネズミを怖がらせないようにゆっくりと空いた手を伸ばしてマッサージしようとしている。
364柊真 柚鈴流◆6lwy2fkM6c :2018/10/04(木)21:56:07 ID:OR9
>>353
//早いですが持ち越しをお願いしてもいいですか……?
365砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/04(木)21:56:39 ID:HmX
>>355
//始めたばかりですみません、次少し遅れます……
366漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)21:58:51 ID:H5l
>>359

のわぁっ!?

(唐突に聞こえた声と覗き込んでくるその顔に驚き慌てて起き上がろうとして――――)

ったぁ…!?

(彼女が覗き込んでいるまま起き上がろうとすれば当然頭をぶつけることは免れない)
(額を思い切りぶつけて痛みに悶えて転げ回り、少したてば収まったのか額を摩りながら少女を見る)

な、なんだよあんた…私に何か用かよ…?

(さきほど彼女が言っていたことはまるでこちらの心の内を呼んでいるようで)
(少し警戒しながらそう尋ねるだろう)
367轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)21:59:23 ID:fOJ
>>360

「逃げるのがオチ?」


 痛む肉体から力を振り絞り、4Minuteを操作。その拳が空いた椅子を砕き、鋭く尖った脚を掌が握る。
――――4Minuteの本領。それは動物型でありながら並みの機械すら超越する精密動作性にある。新は指と指を立て、そこに「きつねのまど」を作った。まるでヴィジョンのゴーグルのように設えられたその長方形が、シンクロ率を加速させ。

「そいつは――――違ェーーーーなァァーーーーッ!!!!」

 可変倍率、距離の特定。ヴィジョンが豪快に肉体を躍動させ、大きく後ろに振り込められた手からタイミングを違えて二本の木杭が放たれる。
 その速度、精度。どちらも超一級。最初の一発がアキレス腱を狙い、さらにもう一発は脇の下を通って鏡を握っている手首の健を貫こうとする。その一瞬、ヴィジョンとその本体は一対の狙撃銃と相成った!
368霧亡柘榴 :2018/10/04(木)21:59:57 ID:qrs
>>347
一方的な感情をぶつけられても微動だにせず、変異していく肉体を目の当たりにしても僅かに片眉を上げるだけ。
その冷静さは強風を受けても漣一つ起きない湖面に等しく、ずっと眺めていれば不気味にすら思えるもの。

「やっと、聞けたね」

その叫びは、きっと心から吐き出したものだ。
人の姿から変化する間際に見せた兆しは、どこかで流した涙だったのだろうか。
とにかくそれをようやく晒してくれたのがなんだか嬉しくて、知らず口元が緩んだ。
突き離すばかりで頑なに教えてくれなかったその理由が、予想通りだったのかまでは窺えないけれど。
伸ばされた手がどこに向かうか分かっていても、避けも抵抗もしないままで。

「いっ…………!」

身長差のせいでやや持ち上げられる形になり、苦痛に小さく声を漏らす。

「っ……言う、よ……だって、いい人じゃっ……なかった、ら……」

自分の首を掴んだ細腕に片手を伸ばす。
引き剥がそうとするでもなく、ただ優しく触れるだけのもの。

「じぶんの、せい、なんて……言えない、でしょっ……!」

もう片方の手は、最早ヒトの形を成していない、けれども確かに人の心を持つ彼の頬に添えようと。

「だからっ……だい、じょうぶ……!」

間をとった語り口は普段の癖ではなく、呼吸が阻害されているため。
苦しげに顔を歪めながらも、まだ安心させるように笑おうと。

//大丈夫ですよー、こちらこそお待たせしてすみません…!
369永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)22:01:41 ID:e3Y
>>357
「……妖精、今一度聞く!!
 これは、あれだな、純然たる泥棒行為なんだな……?」
そう言いつつ、取り出すは彼女のスマートフォン。

「返答次第では……
 ……守衛を、呼ぶ!!」
そう、不審人物を見つけたら、まずは通報だ!!
370伏木霞 :2018/10/04(木)22:01:49 ID:PER
>>358
今更その手を払うような真似も行わない。少女らしい手と思い、引き金の固さを疑う程度。それに彼も手袋がある。甲に金属を仕込んだそれが。
仮にも現場を目にしていたにも関わらず、その事実は当然とばかりに――――。

「えー…………あ、おう、まさか本当にしてもらえるとは思わなかった」

何このメイドエスパー? なんて思ってしまうほどの偶然であろう。知らないうちに誘導されていた可能性も否定できない。
それを言及する気を無くすほど今の空気に呑まれかけ、その車の中にぶつからぬように乗り込んで寮の場所を給仕に伝える。聞き覚えは当然ある場所であろう。
中央に座り、背もたれを使わない青年の顔には少しばかりの戸惑いの色を見せていた。

「そういうアリシアーナはどこに住んでるんだ? 学園の宿直って訳でもないだろうに」
「――――ああいうのはよくやるのか?」

運転が始まり、電灯をいくつも見送りながら世間話とばかりに始め出す。
もっとも、寮の住所はそれほど遠くなく、答えに時間をかけていればすぐに辿り着いて誤魔化すことも可能だ。
371天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/04(木)22:10:40 ID:gkX
>>363

「そうか。確実な逃げか。そういうのも、あるんだな」

【柊真の言葉に溜息のような返答】
【家に肉とアイスがあるという言葉に合わせて視線が引かれて】

「そうか。家にか。それなら今夜、泊めてくれよ。俺はアイスも肉も食べる」

【朴訥に淡々と日常会話のようなトーンでありながら、どこかズレがある】
【天地繋はいつもそんなふうだし、前回の出会いでもこうだった。けれども今日の彼はことさらにおかしい】


『───チューーー……』

【そんな彼が連れているハリネズミもおかしな生き物だ】
【怒ったような顔、陰気な瞳、首元に巻いたストールなどハリネズミはまるで人間の真似事をしているように無愛想で感情的】
【いまだって不機嫌そうに鳴きながら、それでもどこか嬉しそうに彼女の手のひらで遊ばれて】

「似てるか。なら、聞きたい。柊真のそれもアニムスってやつなのか」
「なぁ、柊真の能力はいきなり使えなくなったり、カーミラが突然変身したりなんて、あるのか。なあ」

【もう一度、大きな溜息のあとに、帰りながら話そうと提案】
【本当についてくるきなのか】

//承知之助…………!
372黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/10/04(木)22:11:13 ID:C20
>>361
「アイツ等は関係無いよ。」
確かに私はあの生徒達とは無関係だ。
だけどコイツは私を潰して警備隊に都合の良い様に報告するだろう。
それにコイツのさっきのセリフ…この生徒達を撃ったのをどう報告するのか。
それに、コイツの趣味…
まさか、コイツのやってる事は通り魔と変わらないのか…!

「うっ…!!」
至近距離で撃たれた…近づき過ぎて避けられなかった!
やっぱり普通のモデルガンじゃ無かった。
撃たれた脇腹の痛みが尋常じゃ無い!
身体を強化する能力で痛みを誤魔化してるけど、それでも痛い…!!

「その趣味って言うのが…気に入らないね!」
私は弾が当たった脇腹を右手で押さえ、左手で持った金属バットを警備隊に向かって降る。
金属バットには私の能力で電流を流している。
狙いはアイツが銃を持っている腕…!!
あの銃…叩き落としてやる!!

//ごめんなさい。朝早いので、凍結願います。
373糸目の少女◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)22:12:42 ID:Uy5
>>366

「あり、ちょっと急過ぎました?」

若干の困惑と共に転がる少女を眺めていた。

「えー……はい。
 ”その少女の声はまるで友人に話すような気軽さで。何か含みを感じさせることはない”
 と、思うんですけど。あってます?」

手にした本に目を落とし、まるで脚本を読むように。
随分と遠回しな表現だが、とにかく敵意は無いと。実際その声に何か含みがある様には”感じ難い”。

「”その少女は、なんてことの無いお節介焼き。
 目の前につまらなそうな学生が居れば、どうにか詰まる様にしてやろうと企むのである”
 ……です。あってますよこれ。」

要約、何かあるなら相談に乗る。である。
374アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)22:14:05 ID:quN
>>370

 いっそ不気味でさえあった。ーー給仕は笑っていた。新雪のような頬に、仄かに血を通わせる薄紅色は、それさえ贋造の手習いに捉え得た。
 純潔を示す白いグローブで丁寧にハンドルは握られていた。時折バックミラーに映る口許は、穏やかに緩んだままだった。
 

「学園の皆様に望んで頂いた場所が、わたくしの母屋でございます」
「ーーーー学舎のお掃除と同じ程度には、どのような事も、致しますよ」


 潤う口先は、答えにならぬ答えを返す。
 はぐらかすような言い回しであった。喉筋の音色は穏やかながらも、それでいて多くを問わせぬような諒解を強いていた。
 ーーエプロンドレスの裾に仕舞われた小さな拳銃が、十字路を曲がる度に銃口を垣間見せた。乙女の薫香に隠される、硝煙の臭い。
 やがて幾らか複雑な道程を経て、ーーそっと給仕はブレーキを踏んだ。スキール音など立つ筈もなかった。慣性は居場所を失っていた。


「こちらで宜しいでしょうか、ーー伏木様?」

 ちょうど寮の前に彼女は車を停めていた。「差し支えなければ、お部屋の番号をお教えくださいませ」ーーそうとだけ告げ添える。
 そして後部座席のドアが開くのだろう。その辺りのタクシーと同等の機能は仕込んであるようだった。ならば矢張り彼女は有り体な給仕でなかった。
375西杢比野 銘◆fAiBro2NmQ :2018/10/04(木)22:15:24 ID:EbQ
>>351

「言いにくいですし、無理にそう呼ぶ意味、ないですよ……?それに銘、と言うほうが」

【可愛、とまで言い掛けてしまい、少し頬が熱くなったのを誤魔化すために、んんっと咳払いして表情を引き締め】
【最近の学園の周辺事情に話題が移るように雰囲気を取り繕う】

「裏………、センパイがそう感じるなら、わたしたちも気を配っておいた方がいいかもしれません」
「わたしの方でも、睡眠時間を少し削って調べてみます」

【そんな自らの身体を労ることを知らない後輩を気遣って向けられた雫の言葉に彼女はふと、筆の進みを滞らせて】
【万年筆をかたりと倒すと、背もたれに身体をくっつけて、残業のサラリーマンがやるように顔の表面の感触を両掌で確かめ始めた】

「……わたしは大丈夫な気で居るんですけれど。やっぱり、疲れているように見えますか?」

【普段固まったような無表情の銘が、今日はちょっとだけ心配そうな顔をして雫の方を見る】
【恐らく付き合いの長い深月からも似たことを言われたばかりなのだろう、彼女とて、他人からの評価が気にならないわけではないのだ】

「…食事は休憩……とは違いますよね。…すみません、これで生きてきたもので」

【身体に無理をさせるのは良くない、と何となく思いつつも、それは忙しない日々のなか、考えるだけで終わってきた事だった】
【確かに彼女の道は一筋だが、意固地になるほど意見を突き放したりもしない性格だと零も知っているはず。何か良いアイデアがあれば、提示してみると良いかも知れない】
376鈎取 吉音 :2018/10/04(木)22:15:32 ID:GUt
>>369
───チッ

【バレたか、と舌打ち、振り向いた時にはすっかりとめぼしいパーツを選び終えており、ヤンキーの如く肩に担いでいた】

……そうだよ、確かにこいつはコソ泥だ、お前の言うとおりさ
使われてないパーツなんざ売れねぇし当然綺麗なパーツをバラして売っぱらうつもりだよ

……でもなあ、よく考えてみろよ、ラーメン茶漬け
『ドアを壊したのはお前』だし、『俺と一緒に無人の部室に侵入したのもお前』なんだぜェーッ!!?
こいつはもう、『共犯』と言っても間違いないよなァーッ!!てゆーかよしんば俺が捕まったら共犯だっつって巻き込んでやるもんねー!!

【……この男、最初から考えていたのかいないのか、あろう事か永谷園を巻き添えにするという言論武装を持って、彼女の通報を止めようとしている】
【もし捕まれば、(唆されていたのだが)彼女のやった行為を自分の共犯だと言わんばかりに告発するつもりらしい、なんともずる賢い】

……なあ、いいかダシ茶漬け……よく考えろ……『バレなきゃ犯罪じゃない』んだぜ……?
ここで俺とこっそり泥棒してバレずに金を儲けるか、事を荒だてて俺の巻き添えをくらうか……賢いお前ならどっちが得かわかるよなぁ……?
377『龍の怪物』◆ysp4J1dwSE :2018/10/04(木)22:16:33 ID:Tic
>>367

「な、なんてェ……事だぃ……」


【放たれた杭が、まずはアキレス腱を狙って機動力を奪い。そして右手首の腱が刺し貫かれ、握る鏡が手放される】
【かつり、かつり、と音を立てながら床を飛び跳ねた鏡は――――その内側に描かれた、“龍”の絵を消滅させ】
【その竜頭の巨体が、ふらり、ふらり、と後退り、懐の扇子が零れ落ち】


「降るけれども……下らねぇ結果だ――――今度こそ、お後が――――」


【そして、落下する。ずぅん、という音とともに教室の外へと落ちる……衝撃によって、完全に動きを止めたところで】
【その姿が、全て虚像へと分解され――――顕になるのは。落語研究会会長『御堂春吉』の姿へと戻っている】
【薄れゆく意識の中。穴の空いた壁を、見上げながら】


「――――よろしくねぇ。まだ、こんな面白いこと、終わらせて……たまる……か……」


【ぎぃっ、と。その右手が、握り締められる……未だに、“それは諦めてはいなかった”】
【その思考を最後に、御堂春吉の意識は手放され――――鏡は、ただそこで“次を待つ”】


/こちらからはこれで〆で……ありがとうございました…!!
378漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)22:18:03 ID:H5l
>>373

…………

(怪し過ぎる。敵意はないのだろう、しかしいきなり話しかけてきてよく分からないことを言うような相手を信用するというのはなかなかに難しい)

あのなぁ…いきなり現れてそんなこと言われても話すと思うか?
もっと段階をだな…いやそれ以前になんで私に話しかけてきたんだよ

(あの本を朗読しているのだろうか。あの本の内容が気になるがまずはこの少女の正体だろうと)
379黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)22:21:16 ID:vcd
>>368
喉から漏れる声は最早人のそれではない。手負いの獣が発する様な、雷の様に低い息の混じった唸り。
霧亡を持ち上げる格好となるとその上体を捩じる。弓の様に引き絞った指先が狙うのは、彼女の心臓───。

───そこから先が、どうしても出来なかった。まるで身体が無くなったかの様に、まるっきり動かせない。さっきまでは頬だった部分に触れる手に、隙間風じみた荒い呼吸を漏らすのみ。
微かに上下する肩は次第にその動きを緩やかなものに変え、やがて震える手は彼女を降ろすだろう。獣性はすんでのところで押しとどめられ、後に残るのは海の様に暗く深い後悔。
パシャリと水たまりの中に膝を付く。赤い大きな複眼は擦りガラスめいてぼんやりと霧亡の足元を映す。微かに開いた歯列から漏れるのは獣を殴ったかのような低く長い唸り。これがこの怪人の慟哭か。


「──────何が大丈夫なものかよ……ッ!」
その身体が灰色に淀み、次の瞬間には吸い込まれる冷気と共に人の影へと戻っていく。
まるで土下座する直前だ。地面に手と膝を付いた黒塚は、涙こそ流さないが歪んだ顔で地面を睨む。

「昔からそうだ……。“大丈夫”、“信じてる”、“仲間だ”って……。言ってるヤツほど俺から離れていく………。
 俺だって何度も言ったんだよ、やめてくれって、期待しないでくれって。けどそうしている内にだんだんと居心地が良くなって……、」
「最後にはこうだ。カッとなると止められなくなる。それでどいつもこいつも、俺から離れていく……。あれほど言ったのに」
胃の中のものが全て吐き出されそうだ。降りしきる雨に嗚咽は掻き消される。いっそこのまま自分も消えてしまいたい。
「今だってそうだ。お前を、お前をキレて殺しそうになった。だから離れてほしかった……!」
380永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)22:24:48 ID:e3Y
>>376
「ば、バレなきゃ……そりゃ確かに……」
妖精の言葉に、心揺らぐ御茶漬!
ピュアなうえにチョロい……!!

「(あいつの言う通りさ、とっとと仕事を終えて一儲けしようぜ……!)」
「(ダメだ御茶漬、こんなしょうもない悪事に手を染めるんじゃない!!)」
御茶漬の中の天使と悪魔が脳内で囁き合う……

「……ならば……そうだな……」
そして、御茶漬が出した結論は……

そう、こいつは約束を守る様な奴じゃない!
最悪なのは、金も持ち逃げされてその上自分もあらぬ疑いをもたれる事である。
あらぬ疑い、とは言うが、まぁカギ壊したりがっつり共犯には間違いないのだが。

「お前を叩きのめして、口封じした後に守衛に突き出す!!」
『うふふ、それも随分都合いいわネ、御茶漬ちゃん!!』
そして呼び出すANMS……

「それと、私はダシ茶漬でもラーメン茶漬でもわさび茶漬でもない……
 永谷園 御茶漬だっっっ!!!!」
ANMSが駆け、妖精を拘束しようとその腕を伸ばす!
381糸目の少女◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)22:25:28 ID:Uy5
>>378

「”理由を問うならそれは全く単純で。自分の前で、つまらなさそうな人間が居るのが気に入らない、と”
 ……です。そう言う事です。」

周りの態度が自身の気分にも影響するとはよく言うが、それを動機だとするのは中々ない。

「”悩みというのは案外近しい人にこそ明かしづらい物で。なぜならそれは、明確な弱みに他ならない。”
 ”だからこそ、近くに居たいと願える相手にこそ、胸中をさらけ出すことは難しい。”
 でしょ?多分あってます。」

「次何時会うかわからないような相手にこそ、話せたり、とか。
 あってたりすると思います。」

その手にした本。ハードカバーに金の装飾。箔押しの文字で描かれるタイトルは”Your Tale/貴方の物語。”

「ちなみに
 ”小柄で毒気を見せない、か弱い少女こそ芯が太い。”
 結構しつこいです。」
382伏木霞 :2018/10/04(木)22:25:48 ID:PER
>>374
ならば今は、給仕が示した答えに「そうか」と敬語の欠片もない納得したような返事をした。
先程から上に向ける言葉ではないものがほとんどだが、給仕は気にしているのだろうか、それがまた不明瞭で苦く笑う。
その銃口については、開き直ったか給仕のアクセントと見るようにしていた。

「正確正解俺の寮。良い仕事をするよアリシアーナは」

躾のならない子息というには色んなものが欠ける態度で軽い拍手を鳴らし、部屋の番号は教えつつも「何故そんなことを?」と聞き返す。
開いたドアの先の気配、景色を見ればああまさしく己の寮。帰ってこれて良かったと一息ついて余裕ができたか。

「メイドは降りて出迎えたりしないもんなのか? ――――運転ありがとうな」

そう言いながら勝手なイメージを語って降りようとするのだろう。
そしてそのまま、寮へと進む。時おり窓から覗かれることあれど。何故だか皆はすぐに窓から顔を離していたりもした。
383轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)22:27:51 ID:fOJ
>>377





「――――この話のオチはな。テメーっつーゲス野郎が地面を舐めましたって。その程度で十分だ」


 中指を立て、吐き捨てた新の背後からヴィジョンが消えた。そして案山子たちはたちどころに人間へと戻っていく。
無言で御堂春吉へ歩みより、その近くに落ちていた鏡を拾い上げた新は。憤激と共にそれを空中に投げ放ち、4Minuteの拳がそれをはさみ潰す。

(こいつはなんだ……とか、色々気にする点はあるんだろうけど。なによりも怒りが先に立つというものだぜ……力をばらまく鏡……こいつでもって今回の件を引き起こした落研部長……面倒だが……『気に入らねえ』)

 なによりもそれが先にたった。割れくだけ半ば原型を失ったそれを懐に滑り込ませ、新は無言で風紀委員への連絡を入れる。
 今更ながら、正当防衛でも何でもないから流石にきつく叱られそうだな、と思った。

//はい、ありがとうございましたー!楽しかったですー
384漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)22:34:29 ID:H5l
>>381

…………

(確かに、一理あるかもしれない)
(誰かに話せば楽になったり、それに近しい人に話そうとは思わない)
(それを思えば一番相談相手にはふさわしいのかもしれないが……)

分かったよ…どうせ話さないと一歩も引かないんだろ?言っとくけど本当どうしようもねぇ自分勝手な悩みだからな

……友達だった奴を自分勝手に突き放したんだよ、それで……
せめて…一言謝りたい、ただ…どうしても話しかけられないっていうか……
385有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/04(木)22:39:27 ID:QTr
>>372
なんだ、ただの通りすがりッスか?だったら尚更ジャマしないでもらいたいッスね。
ボクは学園に蔓延る悪いヒトたちを倒してるだけッスよ。それが警備隊のお仕事ってモンッス。

ま、別に撃ったのが一人二人増えようが問題ないッスよね。数が増えるのはいいコトッス。
ただでさえ印象悪いんスから、少しでもお仕事アピールしないとつまみ出されちゃうッスよ。

【射撃の反動を噛みしめる。やはりガスはいい。撃った感覚が直に身体に揺さぶりをかけてくれる】
【腕を通じて、肩が、胸が、心臓が、足が。全てがその衝撃に打ち震える。この感触が堪らない】

【少女は異能持ちである。しかし、その異能は常人離れの怪力を授けるモノでも、鋭く冴えわたる感覚を授けるものでも無い】
【所詮は人間の枠組みから離れる事は出来ない。常人よりは動ける程度の少女でしかない】

ッ!?アゥッッ!!

【腕を覆う鈍い痛み。そして直後に走る激しい衝撃。まるで電気ショックにも似た突発性】
【得物が手より離れ、地面に転がる。腫れ上がる手首。戦意を縮ませるには十分すぎる一撃】

よく分かってるじゃないッスか。ソレ振り回すのもお手のモノって感じッスね。
分かったッスよ。そこまで撃たれたいなら喜んで撃ってあげるッスよ。ボクもまだ撃ち足りなかったッスから。

【だがその程度では止まらない。止まるはずが無い】
【いつの間にか、少女の左手には新たな得物が握られている。まだ片手ある。理由としては十分】
【痛みに震える右手で支え、標的の彼女目掛けて一発、もう一発。まだ一発】

こういう時のために、二丁持ちの練習してて良かった、って思う訳ッスよ。

//凍結了解しました。ただ、自分が今週末来れる保証がありません。
//あまりに間が空くようでしたら切っていただいても構いませんので。本当に。
386アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)22:41:59 ID:quN
>>382


 「失礼ながら然るべき場所に車を停めなければ成りませんゆえ、ーーお許しくださいな」返答としては、そのようなもの。
 幾度目かの礼を青年に向ければ、また給仕は車へと戻る。ごく甘い芳香を残していた。彼女の匂いであった。


「恐悦至極に御座います。暫しお隣を離れる無礼、先に謹んでお詫び申し上げます」

 
 ひとたび青年を残して、セダンは何処かに走り去っていく。テールライトの紅く輝くのが夜闇に軌跡を残していった。
 ーーだというのに、青年が己れの部屋に戻れば、給仕は扉の前で彼を迎えるのだろう。両の腕をエプロンの前で重ねながら、微笑を添えて。


「お待ちしておりました。お帰りなさいませ、伏木様」
「ーー御所望のお料理は御座いますか? ご用命下さいまし」


 私室に戻れば気付くだろうか。ーー微かに窓際の様相が違った。少しばかり埃が潰れた、窓枠の動かされた痕跡があった。
 たとえ二階三階に彼の部屋があったとして彼女には同じ事だった。アリシアーナという給仕は斯くあるようだった。
 ともあれキッチンに彼女が立つならば、血腥さも硝煙も無縁のものだった。彼の命ずるままに、彼の欲する料理を手がける。
387霧亡柘榴 :2018/10/04(木)22:43:51 ID:qrs
>>379
人の死なんて呆気ないものだ。どうやったって、死ぬ時は簡単に死ぬ。
特に諸々の臓器のどれか一つでも潰されれば、容易に人は彼岸に辿り着く。
そのうちの代表的な例である心臓を穿たれそうになっても、現実から逃げようとはせず目を背けない。
ただ苦痛を堪えながら、それでも『信じる』ことを具現化した行為を止めはせず。
ようやく降ろされたのは、腕の力がいよいよ抜けそうになった頃合いだった。

「つっ……けほっ、けほっ……」

喉を抑えて何度か咳き込み、大きく息を吸って新鮮な空気を取り入れる。
そうやってしばらく死の危険に瀕しかけた身体を落ち着けながら、涙のない慟哭を黙って聞き届ける。
やがておもむろに、しゃがみこんで目線を近づけた。

「でも、わたしは、生きてるし、まだ、ここにいる」
「だから、やっぱり、大丈夫だよ。そうでしょ?」

そっと、それでいて躊躇いなく手を伸ばす。優しく彼の頭を撫でようと。
その笑みはもう、いつものへにゃりと腑抜けたものだった。
388紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/04(木)22:48:46 ID:4Iy
>>375
「そう言う反応見たいからこそ………と言おうと思ったけどね、もうやめとく」

熱くなっている銘の姿を見てまた可愛いと思って。だがこれ以上揶揄うと怒られそうな気もするので、そこで辞める。
更に真剣な雰囲気を出す銘に吊られるように雫も真面目な顔付きになり

「生徒会の裏とかわけわかんないの、普通なら放っとく話なんだけども、活動してるのは〝この学園の生徒〟だからね、注意しとくに越した事は無いと思うなって」

ただの学生サークルならいざ知らず、この学園の生徒、即ち能力者の団体
どんな瑣末事でも、能力者が何やら活動していると言うだけで充分脅威に成り得るのだから

「でも睡眠時間削るのは無し…かな。食事も休憩の一つだけど、睡眠削るのは危ないよ?
ほら、集中力も無くなるし幻覚とか見えるようになって最終的に記憶障害とか起こすらしいし…」

睡眠時間を削り調べると言った銘に対し、やれやれとジェスチャーし
睡眠ギネスの人間がどんな症状が出たのかを話して行く

「疲れてるように見えると言うか、いつ休んでるのかなーとか思っちゃってさ
……体育祭終わったら振り替え休日とかあるし、よし、体育祭終わったら気晴らしに遊びに行く?遊園地でもお月見でも
まぁ、生徒会(うちら)って体育祭成功の為に今は忙しいんだけどねぇ」

学園の行事の運営や企画を行うのが生徒会の主な仕事の一つだろう。
今は体育祭が控えている、だからどうしても忙しくなるのだけどそれさえ終われば次の大きなイベントまでは暫し間が空く
だから、そんな風に遊びに行ける時間もあるだろうと思って提案

「それに、不届き者の取り締まりは風紀委員会の仕事、うちらは切札、だしね」

先程銘が言った言葉を繰り返す。故にそう言う事で動く事も相当な事態にならないと無いだろうと言いたげに。
389鈎取 吉音 :2018/10/04(木)22:48:56 ID:GUt
>>380
ククク……さあどうするよ……選びな!

(なーんちゃって、どっちにしろこいつは俺の代わりに生贄になってもらうけどなあ!!)

【共犯などと、そんな言い方すら生温い、例えこのままこの場はバレずに事を終えたとして、その後でしっかりの永谷園を突き出す腹積もりだった】
【……そういう男なのだ、こいつは】

【だが、悲しいかな交渉は決裂、金に目が眩んだ亡者同士の愚かな戦いの幕が上がる】

この野郎っ!俺よりクズな事考えやがって!!

【五十歩百歩】

まあいい……だったら俺もここで同じ事をするとするか……『モーターマン』ッ!!

【永谷園の操る筋骨隆々なアニムスに対して、鈎取が呼び出すのは複数のダンゴムシ型のアニムス、見た目ではどうにも頼りない】
【……が、呼び出してすぐにそれらのアニムスを方々に散らせたかと思えば、アニムスが周囲のタイヤやパーツなどに取り付いた】

結局お茶漬けじゃねーか!だったら何でもいいだろ!ふざけた名前しやがって!!

【こちらに伸ばされる腕を横から叩きつけるように複数のパーツがハンドル・ママの腕に飛来する、よく見るとそれらのパーツには丸まったモーターマンがくっ付き、タイヤの役割を果たしていた】
【そう、ここにはモーターマンが操る対象となるような物が沢山ある───何処から攻撃が飛んで来るか予測出来ない、鈎取の得意空間だ】
390轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/04(木)22:52:33 ID:fOJ
【名前】轟生 新(とどろき あらた)
【性別】男
【学年・職業】高校一年生/文芸部幽霊部員
【容姿】
ボサボサの長い髪の毛の前髪を銀のカチューシャで押し上げる/指定の学生服をしっかりと身につける。
胸ポケットにはメモ帳と万年筆。/普段はやる気無さげだが目力がたまに強い
身長174㎝
【性格】
普段は特に目立つこともなく生活している一学生だが、内心、バッと他人の目を引きたいと思ったりすることもしばしば。生活していくなか様々なことに触れ、いろんな感情を表に出していく青年に成長しつつある。
こうと決めたときの底力は凄まじく(こうと決めることが滅多にないのだけど)、アニムスの機械的で無機質なフォルムは彼のそんな性格を如実に表していると言える。一人称は「僕」と「俺」を行ったり来たり。

とある経験を経て『強烈な体験』を常に切望するようになり、たまに他人が目を丸くするようなことをし始めるようになってしまったのが困り者か。
【能力】 
【ANMS】(アニムス)
異能発現の一つの形。『オーラ』に端を発するが、オーラが術者の肉体と結び付きダイレクトに力を発揮するのにたいし、アニムスは能力が形を持ち、術者の操作によってその像が攻撃や行動を起こすのが特性である。
 広義の特徴では術者のもっとも思い入れの強い動物・アイテムの形をとることが多いと言われる。
術者が顕現したアイテムを用いて戦う、像を操作して戦うなど、戦闘法も人の数だけ存在する。しかし忘れてはならないのは、必ず「一長一短」であることだ。
 兵器ではなく人の精神の形の為、攻撃に特化すれば防御がおろそかになり、また戦闘においては銃をもった無能力者に負ける程度でも戦闘以外で強力な効果を発揮するなど、必ず秀でた部分とへこむ部分が存在する。
『個性』の力、それがアニムスである。

フォーミニッツver.2

ゴーグルめいたバイザーをはめた猿のヴィジョン。成長時に相手をしていた人間の影響か牙をむき出しにした厳めしい顔になっている。全身をバイクのタンクを思わせる艶のある鉄色の装甲に覆われており、背中から二本のマフラーが斜めに飛び出している。
 パワー上昇、サイズ上昇を経たver.1.5から背丈や基礎ステータスは変わり無いが、能力と一部のステータスに大きな変化が出た。

『ステータス』
動きそのものは素早く、パワーも常人よりは強い。だが一番優れているのは精密動作性であり機械のように素早くボルトを穴にはめてしまうほどのものを持つ。
 また、パワーは1.5からほぼ変わり無いが、『踏ん張り』が効くようになった。(耐える力が増えたと解釈してもいい)。その分射程距離は二メートルに減少した。
 尻尾が『スタンプ』から『ローラー』に変化し、これで壁や地面にベクトルを描くと物体をその方向に移動させることが可能。
 移動に一切ダメージは発生しないが速度は早く、重力などを無視して壁を走らせることも可能なため幅広い応用が考えられるが、一度ベクトルを敷くと消してさらに暫くのクールタイムをおかないとさらに敷くことは不可能。
【概要】
異能学園高等部一年生、文芸部幽霊部員。勤勉とはいかないまでも勉強はそこそこにこなし、運動も決して苦手ではない。欠けていた情熱を手に入れつつあり、精力的にいろんな活動に手を出している。

//キャラシ更新です
391伏木霞 :2018/10/04(木)22:53:17 ID:PER
>>386
返答は納得できるものだし、無礼とはとんでもないと思うほどの丁寧ぶり。少しばかり嗅ぎ慣れては来た匂いに笑みつつ、彼は自室の前にたどり着き。

「おっかしーなー、俺途中で寝た覚えねーんだけどなー……?」
「ん、じゃあ…………折角だし得意料理、あらゆるものが得意って言うならオムレツで」

兎と亀、というにはあまりにも相手が淑女であるがそう言いたくなるほどの衝撃だった。真っ直ぐ帰ってきたはずなのに。
現実逃避から一応意識を戻して、自室に入り、少しばかり散らかっていたはずの部屋を踏み入りつつ、キッチンの手前でそんなことを。
ちなみに彼は三階に居る、高校からの編入のせいか下の部屋が埋まっていたらしく。そして彼女がキッチンに向かった頃には普段食事をするためのテーブルを背に窓枠に気付くのだろう。

「……これなんたら損壊とかなんたら侵入にはならねえのか……?」

思わず窓を開け閉めして確認しようとして、もし開きはするのならばその下を見ようとしていた。まさか跳躍? なんて想像が走っただけに。
392糸目の少女◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)22:54:38 ID:Uy5
>>384

「”悩みは癌だ。切除しない限り、増殖し肥大化し死に至る”
 のです。どんと来ればいいです。」

平らな胸をポンと叩いて承諾。ちょっとどや顔。

少女の悩みを黙って聞いていた。一度本を閉じ、そして真っ直ぐに見つめていた。
と言っても糸目で、瞼が開いているのか分かりづらくはあるけど。

聞き終えるとまた本を開いて、ページを眺めながら少し考えこんだ後

「”やりたいことは決まってる。けれどそこに向かえないのはどうしてか。”
 ”道があまりに険しいのか。自身があまりにか弱いか。それとも、行き先を勘違いしているからか。”
 どれでしょ。まずはそこから探すと良い、です。」

そう言った。続いて取り出すのは、とある”鏡”。手鏡というよりは、懐中時計のようなアクセサリに近い形状。

「例えば、謝れば気が済むのか、とか。謝って仲直りしたいのか、それともその先まで行っちゃいたいとか。
 ちょっとした占いだと思って、まずは自分を見つめてみるといいです。」

スイッチを押せばシャッターが開き、その鏡に映る少女は”本当にありたい”姿である筈だ。
一人で孤独にいるのか、それともその友達と二人なのか。それとも、友達の向こう側に居たりするのか。

//お風呂入ってて遅くなりました……
393永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)22:56:57 ID:e3Y
>>389
「悪かったなフザけた名前で!!
 うちの親に文句を言ってくれ、ほんと!!」
『あらヤダ!なにこれ~!?
 御茶漬ちゃん、妖精ちゃんの攻撃ってばとってもトリッキーよ!!?』
予想外の方向から飛来する攻撃に、
ハンドル・ママが一瞬怯む。

「ちなみに!
 お前の名も教えてもらおうか、いつまでも『金儲けの妖精』ってのも締まりが悪ぃや。」
394黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)22:59:22 ID:vcd
>>387
「──────ッ!」
頭上から聞こえる咳込み。やがてそれが収まり視線を上げれば、同じ高さにいつもの笑顔。
激情に任せて拒絶しようと掴みかかろうとして───やめた。振り上げた手は力なく濡れた地面に戻る。
生乾きの頭を優しく撫でられ、今度は人の声で黒塚巽は咆えた。涙無き慟哭を。


「──────敗けたよ。もう消えろなんて言わねえ、勝手にしな」
やがて落ち着けばベンチに深く腰掛けて口を開く。変身の際の熱波で一瞬にして生乾きとなったシャツは、またびしょ濡れになった。
へにゃりとした笑顔に力無く微笑む。ひどく疲れたような笑いだが、今までのどこか陰気なそれとは違い僅かばかりの爽やかさを覗かせる。
「悪かったなマジで。……色々と」

「迷惑ついでだ、一つ教えてくれないか」
腕の時計をチラリと見る。長針が差す位置はまだ時間に余裕がある事を示す。
「なんでお前は平気だったんだ? あんなにダセェ怒鳴り聞かされて、首絞められて……。オマケに目の前で人がキモいのに変わったんだぞ。
 自分で言うのも何だし下品な例えだとは思うが、ベンジョコオロギとレザーフェイスの合いの子みたいなヤツに」
それは冷めていく感情の中で抱いた微かな疑問。身動き一つせずに受け入れるなど冷静に考えれば不気味でしかないのだが、今の彼にはそんな事どうでもよかった。
仮に超常的な何かが彼女の中で渦巻いているとしても、何か後ろ暗い過去があるとしても、彼は気にしないだろう。色々と吹っ切れた彼は。
395雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)23:04:51 ID:ppZ
>>341
放課後。今日こそ和解しようと零は意気込んでいた。
今まで、自分は逃げていたのだ。だから、こうして遠回りしていた。その気になれば、彼女の姿を見つけられたはずなのにそれをしなかったのが確たる証拠だ。
だが、もう逃げてはいられない。色々と不穏な事が起こっているのに、これ以上不和を心の中に残してはおけない。
探せばすぐに見つかる。今までそうならなかったのは、自分が探そうとしなかったから。

だから、すぐに見つけた。ベンチに体育座りをしている水無月を。


「あ………」

ごくり、と零は息を飲んだ。やはり、本人を目の前にすると緊張するものである。
彼女の姿を見て、どこか所在なさげな、元気がないような印象を受けた。

「………餌やりは禁止ですよ」

零は、意を決して水無月に近づき、静かに声をかける。なるべく、平静を保って。
その心臓は、バクバクと鼓動を脈打っている。
396アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)23:06:49 ID:quN
>>391

 給仕は答えなかった。不要なことを黙する為の手段を幾らでも彼女は知っているようだった。ーー窓枠には、糸を押し付けたような細い跡が、幾つか残っていた。
 路地裏の死体には首のないものも多かった。然してそれらは銃撃に吹き飛ばされた類のものではなかった。さながら、鋭利な白刃に一撫でされたようなーー。
 ーー然して給仕はまたも深々と一礼して、黙々と調理を進めた。開いたガス栓に熱せられたフライパンにて、バターと卵の弾ける音。恐らくは異邦人であるというのに卒なく菜箸を扱っていた。
 数分もしないうちに、ーー白皿へ盛り付けられたオムレツが、青年の眼前へと差し出されるだろう。ナイフとフォークまで添えられているのは当然の道理だった。


「お待たせ致しました。ーーどうぞ、お召し上がり下さいまし」


 澄み渡る声は許すように食事を勧めた。見目からして鮮やかな卵黄の代物であったなら、そのまま写真に収めても何の遜色もなかった。
 一口を含めば、ーーその有り様を遥かに上回る味わいだった。とかく脂に焦がした黄身の味わいが芳醇であった。それ以上を語ることのない純粋な旨味である。
 称賛の言葉をかければ、「ーーありがとうございます」またも給仕は深く御礼を述べて、嬉しそうに白い歯を見せ、愛しげにはにかむのだろう。彼女に与えられた職務は、そこまでだった。
397漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)23:09:50 ID:H5l
>>392

いちいち分かりにくい表現するな…つまりは抱え込むのは良くないって言いたいのか?

(そういえば前にも似たようなことを言われた気がする)
(確かに一人では解決、しそうには無いかもしれない。だがこういうのは相談すれば解決するものなのだろうか)

さぁなぁ……

(嘘だ、本当は分かっている。自分はどうしようもなく弱いのだ、こうしてこんな場所で彼女に悩みを相談するくらいには)
(だから様々なもので繕って偽っている)

…………

(鏡に写っていたのは、"彼女"と談笑をしている自分だった)
(周りには…少しお節介な男子生徒や少しだけ生意気な後輩、それに関西弁で暢気に話す同級生。そしてその中には先日戦ったあの男も)

……これは何だよ?一生叶わない幻想でも見せてくれる代物なのか?

(その鏡に映った光景を見れば目を伏せる。そこにあるのはあまりに眩しすぎて、それを直視するのは……少し躊躇われた)
398A-07◆SE4thlOCkJCn :2018/10/04(木)23:11:16 ID:HhQ
>>278
「だからどうした?」
「お前に協力しないからと言って、そのゼロとやらを放っておくとも言っていない。ただ、お前の指図を受ける気が無いだけだ」

仮にゼロと言う存在が耄碌した老人の虚言で無かったとして、それは現れた時に対応すれば良いだけの話だ。
幸い、この学園都市は優秀な能力者が揃っている。街中に戦力となる存在が腐る程いるのなら、協力を仰ぐことも可能な筈だ。
学園都市の危機に風紀委員会や警備部隊が黙っている筈も無いだろう。自分が何もしなくても、彼らが動けば事態は収拾する。

「さぁ?お前が学園都市(ここ)をどうこうすると言うなら、こっちだって考えはある」
「全てが自分の思い通りにいくと思うなよ。死に損ない」

そう吐き捨てると、背から一対の光翼を生やし、老人の前から遥か彼方へと飛び去っていった。

/長々と続けても拘束することになるのでここで〆とさせていただきます。ありがとうございました
/また安定して返信の時間を確保できず申し訳ありません
399鈎取 吉音 :2018/10/04(木)23:13:31 ID:GUt
>>393
【ハンドル・ママが怯んだ隙に距離を開き、パーツに取り付けていたモーターマンを近くに回収、群体型とはいえ数に限りがある為そう易々とばら撒けない】
【そして鈎取はチラリと周囲を見回す、使えるものが何処にどれだけあるのか、そして逃げ場となりそうなのは何処か】
【入口に向かおうとすれば永谷園が立ちはだかる、とすれば逃げる方向は窓しかない、何とか隙を見つけてぶち破らなければ】

俺の名前か……良いだろう!欲しけりゃくれてやる!
俺の名前は鈎取 吉音(かぎとり きつね)様だ!お前のお茶漬けの素みたいな名前よりよっぽどかっこいい名前だろ!

【そして再びモーターマンをばら撒き、今度はロッカー二つに取り付ける】
【重たいロッカーがラジコン化し、ガタガタと揺れながらハンドル・ママへと突進、まともに激突すればかなりの重さだ】
400西杢比野 銘◆fAiBro2NmQ :2018/10/04(木)23:15:15 ID:EbQ

>>388

「…『生徒会』を名乗るとは、聞き捨てならない輩ですね。そうなればゆくゆくは、わたしたちの行動規定に関わる事態になりかねませんし」

【ルールに触れるという事実以上に、自分のたった一つの"居場所"を貶められている事へ、意識はせずとも決して快くない思いを抱いて、銘はそっと眉を潜めたのだった】

【そして天井を見上げ、顎先に人差し指の横腹を当てて】

「???……睡眠はじゅうぶん摂っていますよ、一日に大体……三時間です、それで十分です」

【一般的に言えば全然不十分なのだが、彼女は生まれつきそれでも生きていける身体である】
【一般人の常識が通用しないとなれば、遊びに連れ出して心労を解すくらいの働きかけが選択としては相応しいのかもしれない】

「うぅん…休日は鍛錬につぎ込むのが日課なんですが………、まぁ……センパイが、…そう言うなら」

【銘は生まれてこのかた、自己の修練とそれを発揮する事意外の趣味を見つけられないでいた。】
【したがって、浮足立ったような時間の過ごし方に触れた機会は少ない。そんな彼女は雫の提案を、一応渋々といった形で引き受けるが、果たして今後どう出るのか】

【窓の外で雲行きが動く。差し込んだ夕陽と烏の一鳴きに、彼女ははっと気を取り直した】

「さて、お喋りはここまでにして、仕上げに取り掛かりましょう。」

【冷たい声で言い放った彼女はもう、何時もの機械じみた姿勢の整った姿で筆を動かしていたが】



「―――――――週末の予定も、出来たことですし」

【最後の一言は、呟くように不慣れで、何だか辿々しかったように思えた】

//すみません、そろそろ寝なきゃなので早めの〆をお願いします…!
401伏木霞 :2018/10/04(木)23:19:21 ID:PER
>>396
「……沈黙は金、不問にすれば命ありかね」

細い跡を発見することに時間は要したが、凄惨な現場の後、考えられるものなどそう多くない。
だからといって最早咎める気も起きないのは少なくとも給仕は仕事をしているからと割り切っているからか。伏木霞は、少しズレている。

(日本で学んだのか、それとも元からなのか………………聞くには浅いよなぁ)

夜風を入れる窓は閉め、オムレツの匂いをひとつ嗅いでから、いただきます、と手を合わせて正しく。
口にすれば、今まで食べてきたオムレツ……大半は冷凍のそれなど当たり前のように上回るそれに目を見開き感嘆の声を漏らして、美味いと告げれば食べ進める。
その食べ進め方は高貴な者には見えないだろうが、その顔も動作も実に美味しそうに食べる少年そのものの様子であることは伝わるだろう。食べ終わった頃には少し眉を下げて。

「美味かった、ごちそうさんアリシアーナ」
「…………それじゃ、今日のところはこれで、だな。色々ありがとな」

その白皿はどちらが片付けるかで明日見れる色も変わるだろう。それもさておいて伏木霞は手を合わせてから言うと立ち上がる。
窓から出るにしろ、扉から出るにしろそこまで見送るつもりだろう。
402霧亡柘榴 :2018/10/04(木)23:20:12 ID:qrs
>>394
落ち着くまで無言のまま、男性にしては少し長めの髪を撫でて宥めて慰めて待つ。
例えそこに涙が落ちなくても、今はざあざあと降る雨が代わりに地面をしとどに濡らす。
そうして平静を取り戻したのなら、隣に並んでベンチに浅く腰掛けるのだろう。

「本当だよ、だから、もう、勝手にするね」

わざとらしく頬を膨らませて拗ねた素振り。どことなく目が笑っているから、冗談っぽく見える仕草で。
まだ少し違和感が残っているのか、何気なく喉元をさすった。
しかしこちらが聞かれる番になれば、少しばかり困ったように眉を寄せる。

「なんで、って……巽なら、大丈夫だって、思ってた、から……」

嘘ではない。けれどそれは外見を許容できた理由にはなりはしない。
それでは説明しきれていないと彼女も分かっているのだろう、所在なさげに髪を指でいじった。

「……昔から、人が変わるの、見てた、から。もっと、人っぽく、なくなるの」

それだけ、と苦い笑み。それ以上は、きっと聞いても答えてはくれないだろう。
少し、雨音が小さくなった。
403永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)23:23:11 ID:e3Y
>>399
「きつね……フォックス!!
 悔しいが、確かにカッコイイな……。」
自分と馬鹿げた名前と比較し、そのカッコよさ(?)に歯噛みする御茶漬。

「それはそうと、お前を捕まえてしょっぴいてやらんと、だ。
 ……覚悟しな、きつねのあんちゃん……!」
『御茶漬ちゃん、きつねちゃんは油断ならないわよ……!
 ……慎重に行かないと、きっとすぐ逃げちゃう……!』

じりじりと、鉤取へとにじりよる御茶漬とハンドル・ママ。

そこへ、突如突進してくるロッカー!
咄嗟に回し蹴りをかまし、弾き飛ばすが……
404糸目の少女◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)23:25:44 ID:Uy5
>>397

「ですです。抱えられる程つよくなさそうなので。」

ざっくりと切り捨てた。糸目と口調から感情が読みづらいが、中々いい性格をしているらしい。

「”反転した世界に映る虚像、それこそが最も真実に寄り添う時もある”
 らしいです。何が見えましたか?いいもの見れたと思うのですが。」

これは何だ、その問いは無視して話を続けていく。
一度鏡を閉じて、再び本に目を落とす。声の調子も表情にも変化は見えないが。

「まあ、何が見えたにしろ原因はわかりました、です。
 ”夢を見る資格は一つだけ。どれだけ遠くとも立ち向かう覚悟さえあればいい”
 です。そもそも其処からダメですね。見た目の割にザコですか。」

変わらない、が随分と口調は荒くなり始めた。
言葉のせいで無表情にはどこか呆れが見え始める。

「……だからこそ、相談され甲斐があるというものですが。
 一生叶わないなんて二度と思わない程度には強なる方法を教えてやるです。
 一つだけ、約束をしてくれたら、ですが。」

夢のような光景は、まだ少女の瞼に残っているだろうか。
それは望まなければ決してかなわない。手を伸ばさねば届かない。
それが出来る程度の根性はくれてやる、と。彼女は提案するが。
405アリシアーナ◆jq6MHfd566 :2018/10/04(木)23:29:30 ID:quN
>>401

 彼女は律儀な給仕であった。融通の利く方ではあったが、どこかセンシティブに厳密でもあった。ーー片付けまでは命じられていなかった。
 然らば彼女は一礼の後、白いソックスに床を撫ぜて、玄関口より立ち去るのだろう。およそ幻想じみた給仕であった。


「何よりで御座います、伏木様。ーーーーお口に合ったようで、幸いです」
「御免遊ばせ、さようなら。またいつか、血の降らぬ夜に」


 見返る給仕は別れる挨拶を遺した。涼やかに透き通る声だった。誰かに甘える振りをすることを知る声だった。
 モノトーンのピナフォアと白銀のポニーテールが、振り向きざまに閃いた。はにかむ横顔は、次の刹那に瞬きをすれば、儚く消えると信じさせた。
 ーーーーそうして彼女は、現実として去っていくのだろう。ただ甘いシトラスと、彼女の愛する香りばかりが、余韻のように当て所なく漂う。

/この辺りで!お疲れ様でした!
406水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/04(木)23:29:52 ID:9tQ
>>395

「あー……」

揺らめいた黒曜が、彼を映した
足音に反応して灰色の羽根を散らしながら鳩達は飛び立つ
伏せた犬耳房が天を突き、やる気無さげに細められた瞳はそのまま
立てた膝に唇を隠すように埋めて
今回の事は完全に自分が悪い、謝ろう、謝ろうと頭では理解しつつも。
いざ本人を目の前にすると唇の自由がきかなかった

「う、うん。ごめんよ」

その謝罪は、餌やりを咎められた事について
緊張からか口内はカラカラに乾いて、彼と同じ様に心臓の鼓動は早い。
――そして、伸ばしかけた黒インナーに包まれた手の甲におちる鳥の糞
秋風がひゅるりと駆け抜けた
407鈎取 吉音 :2018/10/04(木)23:32:50 ID:GUt
>>403
【パワーの高い回し蹴りによって纏めて吹き飛ばされるロッカー!しかし鈎取はニヤリと笑い、読んでいたかのようにするりと吹き飛ばされるロッカーを躱す!】

そいつを……待っていたぁ!!

【ハンドル・ママによって蹴り飛ばされ、鈎取にかわされたロッカーはその向こうにあった窓ガラスに衝突し、突き破る】
【これにより逃げ道の確保と、周囲の人間の注意を引いた鈎取、後は隙をみてここから逃げるだけだ】

ククク……残念だったなお茶漬け!いいか!俺は戦いに来たんじゃねぇ!お前に罪をなすりつける為にここに来たんだ!
今の窓ガラスの割れる音を聞いてすぐに教師や生徒が駆け付けてくるぜ……?早く逃げなきゃ目撃されちまうかもなぁ!!

【興奮して関西訛りが出つつも、作戦が上手く行って調子に乗っているのか永谷園を煽る煽る】
【無論この状況では鈎取も目撃されてしまう可能性も高いのだが、何故か根拠の無い自信で自分は平気だと思っているようだ】
408漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/04(木)23:35:25 ID:H5l
>>404

っ…ズケズケ言うなほんと……

(だが反論の余地なんてない。少女の言う通り一人で抱えられるほど強いわけでは無い)
(なに、少女のことは乗りかかった船と思えばいい)

うるせぇな…誰にでもんな覚悟があると思うんじゃねぇ
見た目が強そうってことはそれだけ取り繕ってるってことなんだよ

(ヤケクソ気味に吐き捨てる。立ち向かう覚悟なんて、そう簡単に言えるものじゃ無い)
(暴力などになら幾らでも向かえる。だが…それ以外となれば話は別だ。彼女はいつもそれから逃げてきた人間なのだから)

……良いぜ?そんな方法があるのなら、一つでも二つでも約束してやるよ

(半信半疑、だがもしかすればその胸の奥ではあの光景を望んでいるのだろう)
(ならばあとは手を伸ばすだけ、か)
409黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)23:37:01 ID:vcd
>>402
「ああ、勝手にしろ」
最後に一度だけ告げる。この言葉を彼女に言うのはこれが最後になるだろう。
ひどく心が落ち着いた気がした。思えば、自分の本心をブチ撒けたのはいつ以来だろうか。これが初めてな気がしてきた。

「……お前も難儀してたんだな。何でもいいけどよ」
フン、と鼻を鳴らす。それ以上は問い詰めない。それは礼儀に反すると思っての事。
「これだけは言っておくが、さっきの誰かに言うんじゃねえぞ。特に変身したところ」
彼にまつわる噂の中に「バケモノになった」というものがある。否定こそしないが、学園中に知らしめるのは流石にまだ早い。


「──────俺も、もう少し正直になるとするか」
気恥ずかしそうに僅かに笑い、隣の少女に背を向ける。止みつつある雨音に紛れるほどの小さな声。しかしそれは確かな決意の表れ。
ただ一人に慰められて奮発した訳ではない。それでも、その一人に甘えていつまでもウジウジしているのは違うという気持ちが芽生えつつあったのだ。
「やりたい事は見つからないし自分の事はまだ嫌いだが、少なくとも許せるかもな」

「雨も止んできたな。バスは来なかったが、今ならそんなには濡れなさそう………」
言いながら立ち上がるとスマートフォンを起動し───その動きが止まる。自分の腕時計と数度見比べ、ゆっくりと霧亡の方を振り向いた。
「……お前、一限の成績ヤバかったりするか?大丈夫だよな?」
ズレていた。それはもう盛大に。気取られないようにゆっくりと時計を撒いた手首をポケットに突っ込む。

「今日は休め」
雨の中走る覚悟は出来ている。厳かに、重々しく告げると、脱兎の如く逃げ出すだろう。


//この辺で〆でよろしいでしょうか?
410伏木霞 :2018/10/04(木)23:38:20 ID:PER
>>405
都市伝説、妖精。そんな噂であればこの給仕のことも納得しやすかろう。現実であることに変わりなく、それは青少年には中々心音が増える程には良き体験である。

「そうだな、今度は余計な匂いがしない時に頼むよ。アリシアーナ。――――消えるみたいに去りやがったな」

自身の異能より余程幻然としているその相手にそんなことが漏れる。横顔も、その容姿も詳細に覚えても、あの態度と動きは真似をするのが困難と思うほどに。
嗅ぎ慣れない匂いに鼻を鳴らして、らしくもない顔をして――残った白皿を洗って、その日は彼も眠りについたのだった。

起きればまた、いつもの日々だろうと。

//長くお付き合いありがとうございましたっ、お疲れさまでしたっ
411《武》一文字を背負う男 :2018/10/04(木)23:49:03 ID:2VK
//>>356で絡み待ちです
412永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/04(木)23:49:41 ID:e3Y
>>407
『あらヤダ!アタシの力を利用したの?
 きつねちゃん、とっても賢い!!』
「くっ……!!
 ……それは困る……停学は……避けねば……!」
鉤取の言葉に、御茶漬に戸惑いが生じる。
かの男をとっちめ、そして金を回収せねばならない……が!
しかし、自分の身を守らねば、いくら稼いだところでどうしようもない……!

「く、くそう……!
 ……勝負は……お預けだ、キツネ!!
 私は逃げさせて貰う……。
 お前も、とっととそこから逃げ出すがいいさ!」
そして御茶漬は撤退を選んだ。
なんと歯切れの悪い結末か……
御茶漬は悔しさに歯噛みするが、
しかし逃げると決めたからには、己の身を守る事に専念せねば……!
413雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/04(木)23:53:32 ID:ppZ
>>406
彼女の反応を見て、やっぱり、自分はとんでもない事をしてしまったと実感した。自分が彼女をこうしてしまったのだと、身に染みて感じた。
激しい罪悪感と後悔が襲いかかる。こんなに元気がないなんて、水無月先輩じゃない。そして、彼女をそうさせたのは間違いなく自分なのだ。



だから、今日、ここで、精算しよう。


「―――ごめんなさい!!!」
「あんなに酷い事を言って、水無月先輩を傷つけてしまって。そんなつもりじゃなかったんです。カッとなって、ただその場の勢いで酷い言葉を投げつけて、僕は、逃げたんです……それで、水無月先輩はこんなに元気がなくなって……」

零は深く頭を下げ、彼女に大きな声で謝罪した。精一杯の誠意を込めた、全力の謝罪。なんなら、ここで土下座してもいい。

「嫌いなんかじゃありません。僕は、水無月先輩の事を嫌いになんかなれません。本当です。だから、だから……っ」

感情は今にも溢れんばかり。零の声は震え、その瞳には、精一杯止めている感情の水が溜まっている。
ここで泣いてどうする。男だろう。泣いたら情けない。ここは男らしく、最後までやり遂げないと。
414霧亡柘榴 :2018/10/04(木)23:53:44 ID:qrs
>>409
深く聞かれなかったことに安堵したか、無意識に愁眉を開く。
過去を語るのは得意としなかった。外界との常識の剥離を実感してしまうから。

「ん、分かった。内緒、だね」

両手を口元に当てて何度かこくこくと頷く。ある意味指切りより分かりやすい約束の動作。
彼女からこの話が外部に漏れることは決してないだろう、そういった約束は律儀に守る性分だ。
背を向けた黒塚を目で追うことはせず、未だ通り過ぎない曇天を見上げる。
心なしか先程までよりも空が明るい。日光が徐々に分厚い雲を通り抜け始めていた。
立ち上がった黒塚に倣おうとして、その不審な動きに怪訝そうな眼差しを向ける。

「んー……?一回、出ないくらいじゃ、大丈夫だけど。どうしっ……!?」

いきなり走り去る黒塚に唖然、我に返ったのはあっという間にその背中が見えなくなってから。
おそるおそる時計を見てから、その真意をようやっと悟り。

「~~~~~~っっっ!!!」

声にならない怒号が、あがりつつある雨空の下に響いた。

//そうですねー、こちらからは〆になりますっ
//ロールありがとうございました、お疲れ様でした!
415糸目の少女◆uj6Bxdmutc :2018/10/04(木)23:54:57 ID:Uy5
>>408

「まあ、それ程大したことでもないですが。
 今日ここで有った事を誰にも話さない事、と……
 二つで良いなら、今度甘いものでもおごってもらいますです。」

少し怪しい条件のような気もするが

「私は貴方の弱みを誰にも話さないです。
 その代わり貴方も誰にも話さないで欲しいです。
 スクールカウンセラーのつもりはないので、噂になりたくないのです。」

そう言う事らしい。それに彼女が承諾したなら。

「……確かに”承諾”されたのです。」

自身が持っていた本を彼女に向ける。そこには、今まで彼女が読んでいたであろう言葉と
”漆葉 架鐘”の名前。その下に、”・10月4日の出来事を誰にも話せない”と記述されている。

「色々言いたいことはあるでしょうが、約束を破れなくしただけですので。
 文句はないですよね?約束したんですから。」

例えば今、周囲の生徒たちに今の出来事を叫ぼうとしても体が動かなくなるはずだ。
契約した内容を絶対に近しくする。そういう能力。
尚、少女の名前の下には彼女の名前も同様に、記述の内容も同じく記されている。
約束を破れなくなったのはお互い様、という訳で。

「まあ、簡単な話です。さっき逃げた光景から絶対に目を背けなきゃいいです。」

懐にしまった鏡を取り出して、少女に差し出した。

「もう一度、目を逸らさずに、逃げずに、向き合うです。
 そうすればちゃんと覚悟が決まるです。たとえ”どんな障害が、どこの誰が立ち塞がろうが”そこに向かえる筈です。」

余りにも眩しいその光景から目を逸らさなければ、確かな覚悟がわいてくるはずだ。
如何なる物が障害になろうと、自身の望みを手に入れる。それだけの覚悟が―――

//確定気味な部分があるかとも思いますので、問題があれば書き直しますっ
416黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/04(木)23:57:27 ID:vcd
>>414
//ありがとうございました!
417鈎取 吉音 :2018/10/05(金)00:03:40 ID:CYx
>>412
ククク……そうだろうそうだろう……最早失う物の無い俺はいくら警備部隊のお世話になろうと問題はない……だがお前は違う!
お前はまだ未来ある学生!俺はお先真っ暗の無職!それが大きな違いだ!!

【まるでバトルに於いての重要なファクターかのように語っているが、自分で言っていて虚しくならないのか甚だ疑問になる】
【とはいえ失う物が無いというのはある意味では大きな強み、この場で逮捕チキンレースを行えばまず間違いなく通報されて警備部隊が来るまででもここに居直る事が出来る、それがこの男なのだ】

フッ……俺の域まで来たけりゃまずは未来に絶望してからにするんだな……あばよ!!




───ってあれ、あれ?

【この上なくかっこ悪い台詞を、この上なくカッコつけて捨て台詞として吐くと、パーツを担いだまま割れた窓から逃走を計る】
【……が、中々上手くいかない、どうやら割れた窓の大きさに対して自分とパーツが大き過ぎる様子、何度も窓枠に引っかかっている】

【やがて騒ついた声が遠くから近づいて来て、逃げる事を最優先にしなければならなくなって来た】
【しょうがないので持っていたパーツをいくつかその場に残し、持ち出せるギリギリまで数を削って漸く抜け出す】
【結局の所、今回彼が持ち出せたのは予備のハンドルだけだった】
418水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)00:07:26 ID:vfQ
>>413

今度はこちらが面食らう番だった
だって、どう考えても彼が謝るような場面では無かったから
非は完全にこちらに有り、言うなれば10:0でこちらの非の方が大きい
だからこそ、頭を下げさせてしまったことに酷く後悔した。
感じるのは彼と同じ罪悪感と後悔、焦り

「っ……違うよ零くんっ……!」

だからすぐに立ち上がって、目いっぱいに涙を溜めている彼の元へ近づいた
震える声で、潤んだ瞳で。その謝罪を先にさせてしまったこと。
今までの彼女であったのなら、その小さな体を抱きしめていただろう。
もしかしたらこの場では、それが悪手かもしれないが、距離感をはかることを覚えた彼女は、彼からほんの少し距離を取ったその場所で

「違う違う違う……!あの時は、べたべたと引っ付いた私が悪かったんだよ!」
「キミが謝る事なんて何一つないッ!先に謝らせてしまったのも私の不手際だ!先に謝るべきは私だったから……ごめんなさい零君!」

彼は悪くないにも関わらず先に誠意を示してくれた、こちらが返す誠意はそれ以上でなくてはならない
人の目など気にせずに、彼女はその場で土下座を。
額を地に擦り付けた
419出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/05(金)00:09:37 ID:Umj
>>362

ほう、風紀委員に用ですか……
このクソ忙しい風紀委員に用事とはいい度胸をしている。
【車椅子に座った膝に大量の資料を抱えている様からこの言葉が真実である事は伺えるであろうが、
それにしても酷い言い草である事も事実】

いいでしょう、用件をどうぞ。
この病院帰りの副長が聞いて差し上げましょうとも。
さあ、さあ……さあ。
【車椅子に座ったまま、身を乗り出すようにして詰問する】
【先ほどの物言いと合わせ"つまらない用件なら容赦はせんぞ"とでも言うオーラが滲み出ていることだろう】

//遅れて申し訳ありません、ロールのほうを見逃しておりました……!
420永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/05(金)00:13:32 ID:bvT
>>417
「待て、キツネ!!
 お先真っ暗だなんて言うな!!」
お互いの去り際、最後に言葉を残す御茶漬。

「お互い、人生はまだまだこれからさ。
 ………そうだろう?」
そして、少女もドアから脱兎のごとく駆け出し逃げて言った。

今日は失敗したが、いずれ奴から金は取り戻す……
そう、胸に堅く誓って……!!

//今日はこの辺りで締めますね、ありがとうございました!
421科学者風の老人◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)00:22:11 ID:jLp
>>398
「フン、なら勝手にせい。その代わり、邪魔をするのなら容赦なく消してやる。この出来損ないめが!」

A-07が飛び去る様子を見送る。後に残されたのは、老人のみ。

「全く……これだから天使は信用ならん!誰が今まで面倒を見てやったと思っているのだ、どうせ奴に行き場などない。あんな異形が人々に受け入れられるはずがないのだ!恩知らずのバケモノめ!」

ブツブツと小言を言いながら、老人も去っていく。さて、アジトに戻って研究を続けなければ。

「『ナンバーズ』は既に動き出している。奴らは学生に紛れ、ゆっくりと人々に恐怖を撒き散らす。クククク、今頃『No.5』が派手にやっているであろうよ……
全てはワシの頭脳を否定し、追い出した奴らへ復讐する為!もう止められんぞぉ……ククク、クヒャーハハハハッ!!」

ワール博士。
かつて、異能研究の第一人者として名を馳せていた男。
しかし、禁忌の研究に触れた彼は、その危険性を疑われ、最後には学会から追放された。
しかし、彼は戻ってきたのだ。 『ナンバーズ』と呼ばれる人工の異能者を創り上げ、学園へと送り込んだ。全ては、自分を否定したこの都市を破壊してやる為に。


彼の密かな復讐劇は、今ここから始まる。

//こちらこそ度々返信できず申し訳ありませんでした、ありがとうございました!
422雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)00:22:30 ID:jLp
>>418
//すみません、次遅れます…
423水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)00:25:26 ID:vfQ
>>422
//わかりましたー!
424鈎取 吉音 :2018/10/05(金)00:30:57 ID:CYx
>>420
//お疲れ様でしたー
425砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/05(金)00:34:48 ID:0ri
>>419

えぇ!? そのぉ……

【あらわれたのはまさかの副長】
【想像とは異なる性格をしているようで】
【弱っている筈の相手に気圧され、思い切るのに時間を要して】

ですから! さっき風紀委員長と放送で話してた人! 一体どうなったんですか!?

【しかし、心配が不安を上回る。ほとんど叫ぶような声で】
【勢いに任せ、詰め寄る相手の両肩を掴もうとするだろう】


//いえいえ! ただすみません、今日はこれで落ちますので、凍結か破棄をお願いしたいです
426出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/05(金)00:47:29 ID:Umj
>>425

……そこは私も知りたい所です、見つけ次第取っ捕まえてこの特注電動車椅子「アキレス」の車輪で轢き倒して差し上げたいところなのですが。
【車輪が帯電し、唸りを上げる】
【ともすれば肩を掴む目の前の人間から轢いていきそうな勢いではあるが、常識的な速度での後退で済まされる】

……確かライジングナイト、でしたか。
私も彼と委員長との放送を聞いて寝てる暇はないと慌てて戻ってきたクチなのですが……
彼は貴方にとっての何なのですか?
【返答によっては痛い目を見せるぞ、といった様子で問い詰める】
【目の前の相手はともかく、ライジングナイトと名乗る生徒の事を良く思っていないのは誰が見ても明らかだ】
【普段と変わらず片目を前髪に隠した無表情ではあるが、車輪が纏うスパークの度合いが激しくなっている様から苛立ちが半端でない事も見て取れるだろうか】

//申し訳ありませんでした、凍結でお願いします……!
明日もなるべく早く返信できるようにします!
427轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)00:54:49 ID:PZs

――――新感覚ってやつは、よくよく周囲を見回してみればあちこちに転がってるもんだ。

 波打つ水面から顔を出し、髪の毛をかきあげながら新はプールサイドに上がった。

 学園敷地内の室内プールは全生徒に春~秋までの期間解放されており、今は閉店間際というのもあって多くの生徒が集まっている。水泳なんてずいぶん久々だったが悪くない。こうして一通り泳ぎ終えて見ると酷く疲れているのだけど、水中に居るときは妙に心地よいのだ。
 タオルを首にかけカチューシャをはめると、泳ぎ始める前にプールサイドに置いておいた直飲み式の水筒を開け、中の麦茶を飲みながらその場に腰かける。プールのなかを寄せては返す生徒たちはともすれば池に浮いたごみのようにも見えて、ちょっと性格の悪そうな笑みが浮いた。

(……世界という溜め池の中では人など浮いたごみに過ぎない……なんて)


「ッフフフフフフ…………」
428雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)01:11:27 ID:jLp
>>418
「……あの時は凄く怖かったです。そして、水無月先輩は、僕の事をを後輩じゃなくて、ただの愛玩動物としか見てないんじゃないかって。
会う度にからかってきたりするのも、僕の反応をただ楽しみたいだけなんじゃないかって、そう思ってしまったんです。そう思うと、嫌になって……あんな事を言ってしまったんです」

あの時、零は水無月が自分の事を人間として見てくれていないのでは、と思ったのだ。ただ反応を見て、玩具のように、楽しみたいのではないか、と。
そう思うと、全てが嫌になった。そんなのは嫌だ。自分は男で、れっきとした一人の人間なのだ。

「正直に言います。僕は、今までの扱いが嫌でした。子供みたいにいつもからかわれて、守られて……
僕は、もう子供じゃないんです。僕だって、皆を守る事は出来るし、男としてのプライドもあるんです」

零は、真剣な眼差しで水無月を見つめた。
ただ謝るだけでは何も意味がない。その上で、自分の今までの本音をぶちまけ、そして、和解しなければならないのだ。そうでなければ、何も進まない。いずれ、同じ事が繰り返されるだけだ。

「この件はお互いが悪いんです。そして、互いに謝ったのだし、もうチャラにしましょう?
だから―――」

お互い様で、どちらも悪い。
でも、もう互いに謝ったのだから、これで終わりにしよう。

「今度は僕を、一人の人間として、後輩として扱ってください」

ふっと表情が変わる。
それは、笑顔だった。ちょっと涙の混じった屈託のない笑顔で手を差し出して、零は、水無月の事を許したのだった。

//お待たせしました…!
429霧亡柘榴 :2018/10/05(金)01:14:33 ID:F0a
>>427
ぺったぺったとプールサイドに足跡を残しながら、ふらふら歩いていた誰かが、ちょっと気味の悪い笑みに足を止めた。
特徴的な琥珀の瞳はものすごく、それはもう失礼なくらいに胡散臭いものを見るそれで。

「うわ、こわ…………あれ、新?」

雰囲気の変わった彼が一見誰だか分からなかったか目を擦ろうとして、手が濡れていることを思い出し踏みとどまった。
ぐっしょり濡れた鈍色の髪からは止め処なく雫が垂れ、いつもよりぺたりと少なく見える。
新橋色のラッシュパーカーは彼女の身体には些か大きいサイズで、その下に纏っているだろう水着をすっぽり隠していた。

「……ちょっと、怪しいから、それ、やめた方が、いい」
430轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)01:22:11 ID:PZs
>>429

「開口一番失礼な奴だな、霧亡先輩」

 マジ顔である。

「ここ最近いろいろ濃密だったんだ。ちょっと疲れてんのかもしれないな――と言うか怪しいってなんだよ、むしろ前より印象は軽くなっただろ? カチューシャつけたからさ」

 ちょいちょい、と、頭の銀を指差してそういった。たぶんそこじゃないんだけど、やっぱり疲れてるのかもしれない。
漫才でたまにあるボケと突っ込みが逆転した感じの空気が二人の間を漂っていた。
431霧亡柘榴 :2018/10/05(金)01:28:28 ID:F0a
>>430
「そこじゃない。笑い方」

ツッコミも真顔。
慣れない役割だからなんだかおかしいのも仕方ない。仕方ないったら仕方ないのだ。

「軽いってより……意外、かなどうしたの、急に。おしゃれにでも、目覚めた?」
「眼鏡も、ないし。プールに、落としたなら、探してくるよ」

彼女のボケは天然だから結局どこまでいってもこうなるのである。
正面に立って見下ろす形、自分でもなかなかしないカチューシャに興味を持ったかがしっと掴みかかろうと。
掴めたなら頭ごと上下にぐわんぐわんと揺らし出すだろう。存外容赦なく。
432轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)01:34:22 ID:PZs
>>431

「ちょ、なに――――ああもうなんであんたっていつも動きが唐突なの!?」

 すぽっと外れてしまうカチューシャ。ちなみに結構高くついたやつであるからして、とられた瞬間の新の顔は実に情けないものだったという。

「眼鏡は……ちょっとした事故でぶっ壊れてさ。これを期にとコンタクトに変えたんだ。今はつけてないけど――カチューシャに関してはそう……個性派に対するちょっとした抵抗、かな」

 つまるところ。自分の性質を見直す事件に立て続けにぶち当たり、それに沿っていたら今の状態に落ち着いたそうな。
もっともカチューシャが外れたいま前髪がべろりと垂れて、柘榴が見慣れていた新の陰気っぽい印象が戻っているが。
433水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)01:35:31 ID:vfQ
>>428

彼女は彼を後輩として、見ていなかった訳では無い。後輩として見てはいたが。男扱いはしていなかった
女の子を思わせる可愛らしい見た目と、小さなくて華奢な体躯。もしかしたら自分に無い女の子らしさを持っているのが羨ましかったのかも知れないが
それは正しく男という自意識を持つ彼にとっては失礼な事。

「……ごめんよ、私はキミを、後輩として見てはいたけど。男の子としては見てあげられていなかった。」
「体が小さいからって子供扱いしていた、私が守ってあげなきゃなんて勝手に思ったりもしていた。それがキミを侮辱していたのを、知らなかったなんて言うのは言い訳だ」

彼の真剣な瞳を。視線を、揺れる黒曜が受け止めて
犬耳房が垂れる、いつものようなへにゃりとした笑顔をうかべる。
差し出された彼の手を取ろうと黒インナーに包まれた手を伸ばし、握って立ち上がる。
長身な彼女の視線が、彼の頭上から降るだろう

「……うん、わかった。」


「………………………………はぁぁぁぁ!仲直り出来て良かったよぉぉぉ!」

そうして思いっきり安堵の声を漏らして、ぺたりと床に座り込んだ
その顔に浮かぶのは、心底安堵したかのような表情。思いっきり気が抜けたらしい
434霧亡柘榴 :2018/10/05(金)01:43:15 ID:F0a
>>432
悲しいかな、新の抗議も横暴な先輩には届かずカチューシャは柘榴の手の中。
ぺたぺたじろじろと触ったり眺め回したり。

「個性?別に、これ、なくたって……」

首を傾げたまま唐突な沈黙。
じろじろと不躾に新の全身を観察して、やがて一言。

「…………うん、いいと、思う」

どうやら外見上の個性は思い当たらなかったらしい。
さて借りた(奪った)カチューシャをおとなしく返すのかと思いきや、無論そんなはずはなく。

「似合う?」

装着。あるのかないのかよく分からない胸を張ってちょっぴり得意げな顔。
人がしているのを見ると自分もしたくなるのがサガというもので。
435轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)01:48:19 ID:PZs
>>434

「だよね、だと思ったよ。どうせ僕は無個性の小市民ですよ。ハッハ」

 柘榴の対応が自覚していたとはいえ結構なダメージとなったようで、表情を陰らせて斜め下に目をそらしてそう言った。
さて柘榴が装着したるカチューシャについての感想はといえば。

「素直に認めるのは腹が立つけどめっちゃ似合ってる。でもそれは僕から不当にもぎ取ったものだから納得がいかない、即刻返してほしい。というか返してください霧亡先輩お願いします」
436霧亡柘榴 :2018/10/05(金)01:55:58 ID:F0a
>>435
「大丈夫。個性がないのも、個性」

わざとなのか疑わしいほどに雑なフォロー。
真顔で言っているのだから余計タチが悪い。

「おお、ほんと?」
「じゃあ、返す」

新の返答は正解だったらしい、ご機嫌そうにステップを踏んでくるくる回る。
どうやら彼女もプールという開放的な空間のおかげで、いつもより少しだけハイになっているようだ。
さて返却方法だがこれもちょっとおかしい。
しゃがみこんで頭を向け、取れと言外に示している。
つまりは目線が下にいっているわけで、ぶっちゃけて言えば隙だらけである。
437轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)02:04:57 ID:PZs
>>436

「なぜ普通に自分でとって返すという解に至らない?」

 当然突っ込む。

「……はぁ……」

 とは言え相手はふわふわ系暴君である。言ったってやってくれないのは解りきっていたので、そっと側頭部に手を当てるとするりとカチューシャを抜いた。至近距離だから色々と漂ってくるし見えてるし、轟生新は精神上枯れてる部分も多いため普通よりは耐えていたが。
 ぶっちゃけ近すぎていろいろと、あれだった。青少年らしく多少は青春由来の不整脈に苛まれていたのである。

「……!!」

 隙を見てとって意趣返し。濡れた髪の毛をぐしゃぐしゃして変な髪型にしてやろうと、小市民な後輩は細やかな牙を剥く。
438海原ミナミ :2018/10/05(金)02:11:24 ID:MtE
>>264

「おっ、とっ、と……私もまだまだ、だね……果ては遠い、か」

【手を借りて何とかといった感じでふらふらと立ちあがる】
【全身の力を絞り切り、疲れ果てた状態。だが御茶漬の答えに、にっと笑って】

「おっと、惚れるのは自由だけど、褒めても何にも出ないよ?」
「勿論!何も難しいことなんかないよ。海へ出る、宝を獲る、果てを目指す。後は自由、それが海賊部さ」
「群れるのが苦手でもボッチでも、船に乗るなら歓迎さ!よろしくね!」

【そう言ってがっしりと握手、そして連絡先の交換】
【発つ新たな海賊部の仲間、御茶漬をご機嫌な笑顔で見送って】

「ふふっ……さてさて、いい感じに船員も集まってきたし、ここらでいっちょ、船乗りの集いでも開こっかな……」

【噂によれば、校内に「不思議な鏡」がばら撒かれているというではないか。海賊部の狙う宝としては中々期待できる】
【ポスターのデザインも、大まかには思いついている。校内に大々的に張り出せば、更なる船員獲得もありうるだろう】
【足取りは未だ覚束ない。だがそれに不釣り合いに胸は高鳴り、その顔は楽しみと希望に満ちていた】

【なお、数多の海賊船の目撃情報によって気に入らないといった理由で男子生徒をぶっ飛ばしたことがばれ、翌日風紀委員に捕まり反省文をたっぷり書かされた模様】

//ありがとうございました、楽しかったです
439雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)02:12:41 ID:jLp
>>433
「………やっぱり、笑顔の方が良いですよ。水無月先輩は」

これで、仲直り。
ズレた歯車は元に戻り、また先輩後輩として、そして、今度こそ真っ当な関係として。
これで、多分、前に進む事ができた。人間として、男として、何か一皮剥けたような気もする。
心のささくれは取れて、背負っていた重荷は降ろされた。気掛かりだった事が無事に片付けられた。

「は、はぁ……き、緊張したぁ……良かった、本当に良かった……」

気が抜けたのは零とて同じ。これで仲直りが出来なかったらどうしようと、ずっと不安であった。思えばかなり恥ずかしい事を言ったような気がするが、そこまで思い切らなければ和解など出来なかったであろう。

「………えへへ、やっぱり水無月先輩は、そっちの方が一番です。今まで先輩に守られてきた分、今度は僕が皆をちゃんと守ってみせますから」

元気じゃない水無月は似合わない。元気で明るい彼女じゃないと、調子が狂ってしまう。
今度は自分が皆を守る番である。同僚も、先輩も、生徒も、皆だ。それが零に出来る、唯一の恩返しなのだから。
440霧亡柘榴 :2018/10/05(金)02:15:37 ID:F0a
>>437
「めんどくさい」

一刀両断。
とはいえここまで我儘を言えるくらいには信を置いてる、と考えられなくもないのではないだろうか。多分。
新の心境などいざ知らず、精神面はともかくこういった日常のさりげないところでは、男女間の距離に非常に鈍感な柘榴。
パーソナルスペースの狭さも相俟って、無知無自覚の罪深さがありありと見てとれる。

「わ……ちょ、なに、するの……!」

小さな復讐はばっちり遂げられる、濡れた鈍色の髪は新の手によってみるみるうちに乱れていく。
些細な抵抗も体勢のせいでなかなか実らず、気の済むまで蹂躙できることだろう。
無残な髪型と相成り、いっぱいに頬を膨らませた柘榴の対処が最後に残っているのだが。
441轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)02:24:17 ID:PZs
>>440

「なんだその顔は。自分が悪いんだろ自分が。仕返しされる覚悟ぐらい決めとけ」


 むくれ面の柘榴に対し、新はどこかすっきりした余裕げな顔である。ふっふーんと鼻唄混じりに水筒から麦茶を飲む余裕まで見せている。完全に目の前の小さな先輩をなめきっていた。
 しかし彼を更なる不幸が襲うとは誰も知らなかった……のか?

「いい様じゃないですか霧亡先輩。それでプールサイド一周してきてくださいよォ~」

 そんなことを実にムカつくインテリ特有のおすまし顔で抜かす彼はお灸を据えられた方がいい気もする。
442水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)02:27:50 ID:vfQ
>>439

「えへへ、そうかい?そう言われるとなんだか照れくさくてこそばゆいな」

正しく肩の重荷が一つ外れた、どうやって謝ろうとか、許してくれるのかとか
蓋を開けてみれば簡単な事。これからは彼を後輩の男の子として見ていくのだろう
その証拠に、褒められた事がやや照れくさくて。彼女にしては珍しく眉を緩めて頬をかいた
しっかりと男の子として扱うと、決意した結果でもあった

「違うよ零くん、私達に守られてきた分キミが頑張るって言うのは。違うよ」
「キミも私も、風紀委員全体で頑張るんだ。私は今日からキミを本当の同僚として、助けて欲しい時はキミを頼る仲間として。皆で頑張るんだ」

彼の浮かべた笑顔はどことなく女の子を思わせるもの、しかしその中にはしっかりと男の子としての意志の強さが垣間見えた
一緒に頑張って行こうと、心から思えて

「ふふ、じゃあ零君。まずは見回りから行こうか。あ、私は後で行くからちょっと先に行っててくれると嬉しい」

頼るとは言ったが、頼れない事もある。
"先輩"としての意識を強く持った彼女は、この。局面で
――許された安心感から腰を抜かしていた
たった今この場でかっこつけた手前、「腰が抜けちゃった」とは羞恥が上回って言えないのである
443霧亡柘榴 :2018/10/05(金)02:32:36 ID:F0a
>>441
「む、う……」

実際自業自得だから言い返すにも言葉が出てこず、ふくれっ面で唸るばかり。
が、プールサイドと聞いてなにを思いついたか、不意に柘榴の顔から表情の一切が消え失せた。

「じゃあ、一人だと、寂しいから、新も、ついてきて」

諦めの境地か悪巧みか、とにかく逃さないようがっしり新の手首を掴もうと。
それが叶えば半ば引っ張り回す形で、本当にプールサイドを回ろうとするだろう。
ついでに空いた片手で少しでも髪を整えようと苦戦しながら。
頑なに拒否されたら結局その場で悔しそうに唸りながら髪型を直すだけなのだけれど。
444轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)02:39:08 ID:PZs
>>443

「は!?」

 一見なんでもないような仕返しだが、実はこれ、年頃の青少年には効果抜群なのである。めちゃくちゃ人目を気にする時期ゆえに。手首を捕まれ抵抗できる腕力差でありながら振りほどけない。何故か?
 怒った小動物に手を噛まれて本気で殴り返せる人間がこの世にいるのだろうか。そういうことである。
 結局ずるずる引きずり回され、本当にプールサイドを一周し終え。終わったときには新の顔は真っ赤になっていた。

「……離してもらっていいすか……あの、視線がですね……」

 そりゃそうだ。ぐしゃ髪の女と男がお手て繋いで歩き回ってたらだれだってこっちを見る。凝視されりゃどんなやつだってちょっとは恥ずかしくなるものである。
445霧亡柘榴 :2018/10/05(金)02:47:56 ID:F0a
>>444
ついでに言ってしまうと、髪がひどいことになっているとはいえ片方は仮にもミスコン二位。
集まる視線はそこはかとなく好奇と不可解のこもったものだったことだろう。
尚柘榴が羞恥に堪えている様子はない、自分がしている行為がどれだけ人の目を引くか理解していないが故。
ついでに言ってしまえばこの連れ回しも、これが主目的ではない。

「新、あれ、やったことある?」

指差したのは飛び込み台。あのくるくる回転しながら着水するアレである。
足の向く先はそこ、このままではやらされること間違いなし。
とはいえ十分に参っている新の様子にかなり満足しているようで、プールサイド一周ほどの強制力はないだろうが。
446轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)02:55:24 ID:PZs
>>445

「冗談じゃない! 羞恥プレイの次は飛び込みだと!? たかが髪の毛をぐしゃぐしゃにされた程度のことをどれだけ根に持ってるんだあんたはーーーッ!」

 わーぎゃーと騒ぐのだが前述の小動物の理論が効いているため残念ながら抵抗はできない! 男と言うのは斯様にも損な生き物なのである。

「ええいくそ――――」

 が、窮鼠猫を噛む。の格言通り。窮後輩はこのタイミングで先輩を噛んだ! 飛び込み台の上まで連れ込まれそこに立ったその瞬間である。がっしりと今度は新が柘榴の手首を掴み、あろうことかそのまま落ちようとする!

「死なばもろともじゃーーーーーーッ!!!」

 引き剥がせれば無様に腹から着水するだけだが、できなければそれが二人に増えるのだ。
447轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)02:55:24 ID:PZs
>>445

「冗談じゃない! 羞恥プレイの次は飛び込みだと!? たかが髪の毛をぐしゃぐしゃにされた程度のことをどれだけ根に持ってるんだあんたはーーーッ!」

 わーぎゃーと騒ぐのだが前述の小動物の理論が効いているため残念ながら抵抗はできない! 男と言うのは斯様にも損な生き物なのである。

「ええいくそ――――」

 が、窮鼠猫を噛む。の格言通り。窮後輩はこのタイミングで先輩を噛んだ! 飛び込み台の上まで連れ込まれそこに立ったその瞬間である。がっしりと今度は新が柘榴の手首を掴み、あろうことかそのまま落ちようとする!

「死なばもろともじゃーーーーーーッ!!!」

 引き剥がせれば無様に腹から着水するだけだが、できなければそれが二人に増えるのだ。
448霧亡柘榴 :2018/10/05(金)03:10:23 ID:F0a
>>446
そも彼女的には羞恥プレイは意図していなかった副産物なのである。
つまり仕返しは飛び込みだけのつもり。無自覚とは以下略。

「大丈夫、大丈夫。慣れれば、楽しい」

その慣れるまでが飛び込みの場合、恐怖を伴うため大変なのだが。
根拠のない激励でもって見送ろうとするが、さて奴隷は二度刺すとはよく言ったもので。

「え、ちょ、やめ――!」

完全に油断していたところで手首を取られ、体重の差も新に味方して諸共宙へと飛び出すことになる。
シンクロナイズドダイビングだって手と手を取って飛び込みはしないのに、とんだ無茶である。
ちなみに余談であるが、ご存知の通り柘榴は自身の異能を活用して高所から飛び降りることが多い。
もう一つ、彼女が今日室内プールに訪れていた理由は水泳ではなく、他でもないこの飛び込み台である。

「あわ、わわわ……!」

手を繋いで綺麗に着水は無理、となれば痛みを減らすにはこちらが軽くなるしかない。
触れ合っているのが幸いだったろう、咄嗟に柘榴が二人の体重を極度に小さくしたのだから。
そのまま水面に叩きつけられてもそう強い衝撃はないはず、柔らかく包まれて少し水に沈み込むだけだ。
449轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)03:17:01 ID:PZs
>>448

「……っふ、フフフフ……」

 ちゃぱんと水面に顔を出した新は、なぜか凄い充足感に襲われていた。だって先輩の慌てる顔が見れたので。おまけに結果的にこちらのダメージも少なく済んだので。
 案外身を捨てるのもありだなと、そういう感覚を覚えたのである。となりの柘榴の頭を叩こうとし、ぺちんと小気味良い音が鳴り響けば。

「勝った」

 と、言うだろう。
450霧亡柘榴 :2018/10/05(金)03:24:25 ID:F0a
>>449
一方ぶくぶくぶく、と水面にうつ伏せになって浮いてきた柘榴。

「なにがっ……!」

頭を叩かれるのを合図にがばっと顔を上げ、謎の勝利宣言に水面をばしばし叩いて憤慨。
一度水に浸かった髪はまたぺたっと頭に張り付いて、まあまあ見れる状態に。

「だいたい、二人で飛んだら、あぶなっくしゅんっ」

手繋ぎ状態で飛び込み、というのもお怒りポイントだったらしい。そういう危機管理は意外としっかりしているようで。
急に顔を逸らし、くしゃみで言葉を途切らせたせいで台無しになっているが。
451轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)03:35:26 ID:PZs
//すいません、そろそろ眠気がきついので、寝ます
452霧亡柘榴 :2018/10/05(金)03:37:10 ID:F0a
>>451
//了解しました、〆るか続けるかはそちらにお任せするのでお時間のある時にお返しいただければ!
//ひとまず遅い時間までありがとうございました、おやすみなさいっ
453雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)03:52:02 ID:jLp
>>442
「…はい、困ったら、遠慮なく頼りますね」

零の意気込みはもちろんそのつもりなのだが、あまり突っ走りすぎると今度は先輩達に怒られそうだ。
もちろん、頼る所は頼る。協力してこその風紀委員だ。

「………あの、大丈夫ですか?そんな状態で放置なんてできませんよ。それに、先輩よくサボるじゃないですか!ダメです!信用できません!ついでに僕が監視しますから!
だ、だから、ほ、ほら、これで立ってください……」

先に行けと言われたが、さすがにへたりこんだままの水無月を置いてはいけないだろう。また、彼女のサボり癖も承知しているので、正直、一人にさせるのはとても不安である。はっきり言ってとても信用ならない。
というわけで零は彼女の監視がてら、見回りを共にする事を提案する。それが出来なくとも、せめてちゃんと立たせたい。
零は手を差し出した。その手を支柱にして立てという事であろう。少し気恥ずかしげな様子。一応、零なりの気遣いというか、水無月の様子を知らないでそうしている限り、逆に気が利かないというか。

//すみません、寝てしまっていました……
454紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)06:23:07 ID:Xzg
>>400
「……確かに、其処がまた気に食わない所よね」

裏生徒会、それが気に入らない理由は雫も同じ。何より生徒会を名乗っている点が大きい。

「普通睡眠6時間は取らないと、足りないから。3時間で十分とか…それに休日は鍛錬って…」

三時間で十分等と聞くと呆れた表情を見せる。
更に休日は鍛錬に注ぎ込む、ならばいつ休んでるのだろうと考える。
だが次の銘の言葉を聞くと驚いた様子を見せて

「そうね、んじゃさっさと残り終わらせてしまいましょ。あ何処遊びに行きたいか、考えといてね!」

既に動き出し、仕事の仕上げに取り掛かる彼女に微笑みかける。
まさか、遊びに出掛ける事に乗ってくれると思わなかったのか、その表情は少し嬉しそうであった。

「銘ちゃんの、休む時間も確保しなきゃだし、ね」

最後の一言はウィンクと共に投げかけられる。その後、彼女もまた最後、残りの仕事に手をつけていくのたった。

//本当に申し訳無いです、寝落ちしてしまいました………すみません!それとこれで〆にします!ロールありがとうございました!
455柊真 柚鈴流◆6lwy2fkM6c :2018/10/05(金)07:08:01 ID:79A
>>371

「あ、あはは……」

攻撃性能も決して低くはないが、柊真の能力は逃げる事や身を守る時に最もその真価を発揮する。
しかし不良を相手に逃げることしかできない自分に柊真は苦笑するのだった。

「えっ、天地君が私の家に……それも泊まるって!?それはちょっと……」

天地がそんなことをする相手だと思った訳ではないが、柊真は戸惑っている。その瞳は心底困ったように揺れていて。

「うわあ……か、かわいい……っ。ストールなんてして……おしゃれだね」

その仕草に目を輝かせる柊真。目を輝かせて、両手でハリネズミをそっと包み込むのだった。

「わ、私のカーミラは……その、アニムスとは違うと思います」
「使えなくなったことはないですね。勝手に私から離れることはありますが……」
「変身……」

全く柊真が知らない場所で活動していたりそれで数日帰ってこなかったことはある。
だがそれでも必ず帰ってくるし、誰かに迷惑をかけた様子もないので特に心配はしていなかった。
変身という言葉が何か引っかかったようで真剣に考え込んでいるがそれは出てこない。諦めて、ついてくる彼には悪いがカーミラに頼って逃げようとかと。

「……カーミラ」

柊真の頭にちょこんと乗ったカーミラが光を帯びて変化を遂げた。
カーミラだった漆黒のマントに包まれた柊真の姿は天地の前から消えるだろう。
そして、音も気配も匂いも消えてどんな手段でも今の柊真は他人から認識されない。
逸らす能力で、他人の認識を自分から逸らしているのだ。柊真が手に持ったままのハリネズミも当然一緒である。
456轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)07:19:31 ID:PZs
>>450

「うん、ごめん」


 存外に素直に、新は謝った。彼にしては珍しく。

「でも楽しくッてさ。こういうことしたらどういう顔するんだろうとか、考えると。もうしません」

 濡れてぺたついた髪の毛を今度は崩さぬよう、叩くように撫でて。その顔にはどこか優しさすら感じる笑みが浮いてたのである。あの二人もろともの飛び込みは、要ははっちゃけみたいなところもあったのだ。

「にしたって慌てすぎでしょ。落ちる直前の顔ほんと面白かった」

 そのあとに訪れる大爆笑でほぼ台無しなのだが。

//昨夜はすいません
457漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)07:24:32 ID:uoR
>>415

今日のことを話さない…な、あぁ分かったよ

(そして漆葉はあまりに無警戒にその契約に承諾してしまうだろう)
(それはきっと彼女の弱さから。藁にもすがる思いでの最後の覚悟…いや、もしかすればヤケクソなのかもしれない)

まぁ文句はねぇが…しかしその本はなんだよ、異能か何かか?

(この"約束"が絶対であることを漆葉は気付いていない。せいぜいが口約束だとは思っていた)
(だがそれでも話す気はなく、約束は守る気なのだが)

目を背けない、か……

(差し出される鏡を見つめる。まるで、吸い込まれてしまいそうな鏡だ)
(……そういえば、ここ最近妙な鏡の噂が流れているらしい。だが、もうそれに魅入られてしまえば逃げられない、いや身体が逃げることをしない)
(鏡を手に取り、覗き込む。その光景を深く刻み込むために――――)

――――ありがとよ、ちゃんとやってみせる
あぁそうだ…たとえ"殺した"としても

(その目は虚ろでまるで幽鬼のように立ち上がる)

そうだな…まずは会わなくちゃだよな
……あぁ、良いことを思いついた

(相手が風紀委員なるば簡単ではないか)

じゃあな、やっとやりたいことを見つけたよ

(不気味に笑うその様は、見た目は変わっておらずとも確実に"怪物"と言っていいものだった)
(そして、それから同一人物による生徒が襲われる事件が後を絶たなくなるだろう。その人物はまるでわざと事件が広がるように被害者を半殺しのまま放置し、時には自分から通報もしたりするという)
(鏡に魅入られた者の末路は、果たして――――)

//寝落ちしていました…申し訳ありません……
こちらはこれで〆させてもらいます、ロールありがとうございました…!
458霧亡柘榴 :2018/10/05(金)08:36:20 ID:F0a
>>456
「ん……わかれば、いい」

まだまだ言いたいことはありそうだったが、率直な謝罪に全部飲み込んだ。
ずぶ濡れの頭でも撫でられて心地よいらしく、目を細めて頬を緩ませる。
これにて和解、全て解決と呼んでも差し支えなさそうな空気であったのだが。

「うるさいっ……!本当に、びっくり、したんだから……!」

最後の一言が完全に余計だった。
うがー、と下から水を掬い上げて、一度だけ大きな水飛沫を新にかけてやろうと。
それが命中しようとしなかろうと反撃はおしまい。さっさとプールサイドに戻るべく、なぜかまた手首を掴もうとするのだろう。

//いえいえ大丈夫ですよー、お気になさらずっ
459轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)09:13:13 ID:PZs
>>458

「うばあっ!!」


 水をかけられただけならまだよかったが気道に入ってはそうもいかない。咳き込み息を整える間もなくふわふわ暴君の弱さゆえの剛腕が手首を再び掴み、半泣きの新をプールサイドまで連れ去った。

「えっほぁッ! ま、まっで。ストーップ!!!」

 ぜーはーと四つ這いになって息を整える新。もう満身創痍であった。

「……最近ちょっときつめの喧嘩をする機会があったけど、今日はそれより疲れた気がする……!」
460霧亡柘榴 :2018/10/05(金)09:34:12 ID:F0a
>>459
ささやかな反撃が決まって心なしかご満悦、半ば引き摺り出すようにしてプールサイドへ。

「……ごめん、やりすぎた、かも」

今更なような、どっちもどっちのような。
ぐっしょりの髪を絞りながら、四つん這いの新を見下ろす眼差しはどことなく申し訳なさそうで。

「疲れた、なら、もう、上がる?」

しゃがみこんで手を差し出す。無理矢理掴むのではなく、今度は一緒に取り合おうと。

「また、喧嘩ばっかり。怪我、しなかった?」
461轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)09:55:54 ID:PZs
>>460

「ちょっと待って。その一言を聴くにまるで僕が常に爆発しそうな何かを抱えてるチンピラみたいじゃないか。僕が喧嘩したいからしてるんじゃないよ」

 と本人の弁。やや不満げな顔で手を借りて立ち上がり、またひとつ咳き込む。

「ちょっと胸骨にヒビが入って、デコに深い傷ができたけど。まあ全部優秀な医者のお陰で治ったよね、ほんと異能ってすばらしいわ」

 健康には食生活を除きしっかり気を配るタイプらしい。食生活だけはほとんどコンビニだったりでマイナスの意味でバランスとれてしまってるけども。プラマイゼロとはまさしくこの事である。
 まあ言う通り異常はないらしい。ピンピンしてあちこちほっつき歩って、プールでヤケな飛び込みまで噛ます余裕があるのだから。

「不良の喧嘩が耐えないのって絶対異能の便利さもあるよね。どんな怪我してもさらっと治っちゃうんじゃそりゃ多少無理してでも勝ちに行くわ、うん」
462霧亡柘榴 :2018/10/05(金)10:15:49 ID:F0a
>>461
「そうなの?わたしは、治るとしても、痛いの、嫌だけどな」

お察しかもしれないが、見るからに喧嘩とは縁がなさそうな彼女のことだ。
その心理なんて考えたこともないし、そも不良とは根底から性根が違うだろうから、どうにも腑に落ちないようで。

「でも、治せるからって、無理、しちゃ駄目。心配、するから」

また不満そうに口を尖らせるが、今度は怒りから表れたものではない。
言葉通り慮るが故だ、見上げる琥珀も憂慮を孕む。
手を取ったまま、しれっと更衣室の方へと向かう。自分がもうプールに満足したからといって、新も巻き込む傍若無人ぶり。
463轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)10:59:50 ID:PZs
>>462

「……ん、はい」

 そう言うしかないだろう。なにせ相手はふわふわ暴君。言い返したら何を言われるかわかったものではない。
けっして慮られたことが嬉しかったからではない。――――と、彼の自意識を申し訳程度に守ってやるためにに嘘っぱちを並べ立てておくことにしよう。

(……待て、この方向は間違いなく更衣室……!! や、やばい)

 新がそう思ったのは自然であった。

(霧亡先輩の『なんかズレてる』力は五十三万だ……! おまけに男女の距離感に酷く無頓着と来てる。このままで更衣室に連れ込まれあまつさえ俺の目の前で服を脱ぎ始め着替えるなんてパターンもあるのではーーーーーーーッ!?)

 無論んなわきゃ無いのだが。青少年の思考とは往々にしておめでたいものである。
一応の補足をしておくと喜びではなく全力の忌避感を首を振りながら新は表していた。
464霧亡柘榴 :2018/10/05(金)11:17:29 ID:F0a
>>463
素直な返事に満足げに頷いて、ずんずんと更衣室の方向へ。
さて悶々としたまま手を引かれる青少年に、ここで残念もとい嬉しいお知らせである。

当たり前だが更衣室は男女別だ。

お忘れかもしれないがここは学園敷地内のプール。
仮にも少年少女の健全な関係を育むのを目的の一つとした施設であって、男女同室で着替えられるはずがないのである。
というかどこのプールでも普通は男女別だし、周りの目もあるのだからそううまく妄想通りにいくはずがない。

「……なに、変な顔、してるの?」

新の苦悩など知るはずもなく、きょとんとして様子を窺う柘榴。
更衣室近くまで来たらあっさりと手を離す、新の幻想は儚い泡沫の夢となって消えたのだった。
465水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)12:01:12 ID:aLm
>>453

「ふふ、そうして貰えると助かるよ」

こういう場合、張り切りすぎて怪我に繋がるということは往々に有り得る
自分も経験があるからこその、先輩としての助言だ

「い、いや。流石に後輩に偉そうに語っておいて今日サボるなんてことはしないって……か、監視!?そこまで信用ないのかい私は!?」
「あー……その、ね。かっこつかないんだけどさ……腰。抜けちゃった♪」

伸ばされた手を取ってたとうとすれば、体格差から彼をこちらに転ばせてしまうだろう
たとえ男の子として見るとは言っても、体格差は如何ともし難い。こればかりは仕方の無いことで。休めるところまで運んでというのも酷だ
生まれたての子鹿のように足をプルプルさせて立とうとするのだが……
やや気まずそうに頬をかきながら、彼へと視線を向けた。

「と、いうわけで後から追っかけるよ零君。」

よろよろと背後のベンチに背を預けて、片手をひらひらとさせた


//大丈夫ですよー!夕方まで凄い不安定なので〆てもらっても構いません……!
466轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)12:36:53 ID:PZs
>>464

「ですよねー」

 そりゃそうだ。

「いや気にしないで。杞憂を百割増しにした何かを抱いてただけだから。寧ろ察しろゆるふわ大魔人」

 謎の罵倒を吐きながらすたすたと男性更衣室に引っ込んでいく新。女子と違って着替えに妙な時間をかける解消などあるわけもなく。せいぜい据え置きの扇風機で髪の毛を乾かす程度のもので終わった。
 そして出てきた新は首にかけたタオルで生乾きの髪の毛を拭きつつ、出てきた柘榴にこういうのだ。

「飯行こう。とりあえず霧亡先輩には色々と言いたいことが山ほどある。主に距離感の問題だ。土台あんたって人は基本的に人間関係的にインファイター過ぎないか? アメリカならともかく日本人はアウトボクサーが基本なんだから――!」

 無論、そんな言い方が通じるわけもない。解ってても言わなくてはならないときがある。
飯に連れ立つにしろ別れるにしろ、新はずっとそんな調子で柘榴の近い距離感にもの申すのだろう。ぶつくさと、理屈っぽく。それでもどこか、楽しそうに。

//そろそろ〆でよろしいでしょうか。
467雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)13:11:28 ID:jLp
>>465
「うわっ、とっと……」

色々とかっこつけた事を言ったは良いが、体格差というものには抗えない。引っ張られるような形でバランスを崩し、危うく水無月の方へダイブしてしまいそうになるが、それをなんとか、ギリギリで踏み止まった。
その代わり、距離が縮まって二人は超至近距離になってしまう。零にはそれはそれで危ういものがあり、彼女が立ち上がったのなら、顔を赤らめながらバッとすぐに離れるのだが。

「こ、腰が抜けたって……ほんとに、しょうがない人なんですから」

ため息をついて、若干呆れたように笑う。まあ、今日はちゃんと仕事をしてくれるだろう。ちょっとぐらいは信じても良いじゃないか。

「じゃあ、僕先に行ってますから。ちゃんと後から来てくださいね?」

零はそう言って、中庭を後にする。
晴れ晴れとした気分だった。澱んでいた曇りがようやく晴れたような、爽快な気持ちである。
これからは、また、いつも通りに仕事が出来る。いつも通りに話せる。
全ては、元通りに。

//ではこれで〆とさせて頂きます、ありがとうございました!
468紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)13:13:49 ID:7Dw
【名前】紅 雫(くれない しずく)
【性別】女
【学年・職業】高等部二年 生徒会会計
【容姿】
金髪サイドテール。星形の飾りついたリボンで髪を纏めてる。青い瞳。右腕には会計の腕章。制服のスカートを短くしてる。
私服は赤のミニスカに青のインナー、トップスには赤のポンチョコート愛用。靴は動きやすいようにスニーカー
【性格】
人をいじったり揶揄ったりする事が好きで若干性格悪い。基本的には他人と同調するタイプで協調性はある。そして熱しやすく冷めやすく、興味ない事や人にはとことん辛辣で冷たい。
【能力】
・青と赤(ブルー・クリムゾン)
左半身は冷気を、右半身は熱を操る能力。炎や冷気を利用し様々な物を創造、形成して戦闘に利用可能
お互い打ち消し合う事も無いよう、冷気は熱気の、熱気は冷気の干渉を受けない性質を持つので彼女自身の熱と冷気は共存できる
即ち熱も冷気も彼女自身のコントロール以外での温度変化は起こさないという事
ただ、あまりめちゃくちゃな温度操作をすると彼女自身にも反動のダメージを追う

・紅と蒼
彼女の持つ二本の小太刀。基本的に右手に紅、左手に蒼を持って利用し、刀身に熱や冷気を付加して使う事が多い。
これらの刀身も彼女の能力に耐え得るよう形成されている。
二刀流での接近戦が一番得意で彼女自身身体能力も高い

【概要】
生徒会会計の高校二年生。古くから剣を継承してきた家系なのだがこの事はナイショ。そう言う伝統とか古き良きと言った考え方が大嫌いな今時っ子である
会計と言う役職についてるだけあり計算は得意でIQも高い。勉強に関しても非常に成績優秀ではあるのだが先を見据えてのリアル計算は苦手。勉強のできる馬鹿
469霧亡柘榴 :2018/10/05(金)13:27:07 ID:F0a
>>466
最早罵倒なのかも分からない捨て台詞にしばしぽかんとしていたが、やがて我に返って女性更衣室に。
当然ながら出てくるのも女性更衣室から。念のため。
いつも通りの制服姿に今度は普通の新橋色のパーカー、肩にタオルをかけているのが唯一の相違点か。
人に比べても長く手の入っていない鈍色の髪はちゃんと乾かしたのかも怪しいくらいに水気を含んだままで。

「ん、行く。動いたら、お腹、空いた」

食事の誘いは二つ返事だ、ただしその後に続く小言は聞いているのかいないのか。
さらっと受け流しながら、挙げ句の果てにはこう言い放つことだろう。

「……努力は、する」

つまり意識外の行動はそう簡単に変わらないだろう。そして悲しいかな、彼女のスキンシップはほとんどがその類である。
要は言ってもそんなに変わらない。
矢継ぎ早の小言を首を傾げて聞きながら、へにゃりと気の抜けた笑み。
どこか間の抜けた説教を繰り広げながら、二人連れ立って食事に赴くのだった。

//そうですね、こちらからは〆になりますっ
//お付き合い頂きありがとうございました、お疲れ様でした!
470轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)14:43:04 ID:PZs
>>356

「暫くぶり」


 淡白な言葉と共に男の前に座った青年がいた。カチューシャで前髪を押し上げていること以外はどことなく印象にかける、シンプルな印象の人間だ。
 どうやら男のことを知っているらしい。

「覚えてる? あのときとは大分見た目も変わったけど、一回あんたと喧嘩してる」

 そういい終えたあと、冷やしうどんをつるつると啜った。

//まだいらっしゃれば!
471轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)14:43:34 ID:PZs
>>469
//ありがとうごさいました!
472糸目の少女◆uj6Bxdmutc :2018/10/05(金)14:48:56 ID:9Ya
>>457

「"悲劇なんて低俗だ"と、心底思うのです。
願わくば幸せな結末を。お互い笑って卒業できると良いね、です。」

これで少女は真っ直ぐに夢に迎えるようになった。
どんな試練が立ち塞がろうが、どんな運命に踊らされようが、きっと全て乗り越える。

「多少は顔が変わったですね。良い傾向です。
奢りの代わりにそれは持っていくと良いです。
"自分の分"は、ちゃんとあるので。」

それは少女と出会って初めて笑った。心底からの笑みは、彼女であっても分かりやすいほどに。

「"夢を追うものは太陽のように眩しい。だがその太陽は真紅であるか、漆黒であるかは―――"
―――どうだって良いのです。我慢するよりは、きっと楽しくなるのです。
貴方のより良い学校生活、心の底から応援しています……です。」

立ち去る彼女の背中に、そんな言葉を。
本音じゃない言葉など一つもない。それは本当に少女の幸福を願っているのだから。

見送りを果たせば、彼女もまたその場を後にする。
歩き出すその懐には少女がみたものと同じ―――あの鏡が煌めいていて。

//お疲れさまでしたー!
473砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/05(金)15:37:11 ID:iEg
>>426

わ、電気!?

【迸る紫電にぱっと手を離す。改造車にしてもやり過ぎなのでは……と汗を一筋】
【実体を伴わない性質の能力とは相性が良くない】
【なんてことを考えてしまうのは、数時間前の戦闘の余韻が抜けていないからか】
【頭を振っておかしな思考を追いやる】

ボク、友人、なんですけど……

【不穏な気配に尻すぼみに声が小さくなる】
【誤魔化す事も出来たかもしれないが、朧は細やかな嘘が下手であった】
【それにこの場合バレた時あとが怖い】

砂霧 朧(すなぎり おぼろ)といいます。
副長さんは、ライジングナイトに罰則とか、されるおつもりですか……?

【落ち着いて、と両手を前に押し留めながら尋ねる】
【見た目に似合わずかなり苛烈な性格の人のよう。体罰とか考えているのだろうか】

//ありがとうございます、お返ししておきます
474出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/05(金)16:28:08 ID:Umj
>>473

友人、ですか。
【一旦は落ち着いたのか、顎に手を当て思案する】
【そもそも罰則を与えるつもりはあまりない、強いて言うなら放送ジャックの分での罰則くらいのものだ】

……そうですね、では貴方に事情聴取させていただきましょうか。
【車椅子に座ったまま足を組むと、肘を肘掛につきながら手を組む】

件のライジングナイトと名乗る生徒は、普段はこのような事を言う人間でしたか?
【どのような信頼を得ている人間か、それを周りの人間を通して問う腹づもりだ】
【これでもし周りからもダメ扱いならば容赦はしない、
信頼されているならば本人を見て、信頼通りの人間なら"見なかった"事にもできる。
信頼されているにも関わらずクズならば、その時はもう死ぬ目を見てもらうつもりだが、果たして】
475Enemy◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)17:35:40 ID:PZs


 取調室の椅子に座っているその男は、まるで氷点下の中を数キロ歩き通してきたかのように震えていた。
無論今は秋だ。多少肌寒くなってきたとは言え、そこまで震える理由が外気温にあるはずもない。つまるところかちかちと歯を打ち鳴らす男は、なにかしら精神的な要因でその状態に陥ったことには間違いなかった。
 警備部隊隊員は煙草を灰皿で消し潰し、膠着していた沈黙を打ち破るように机を叩く。机上灯に照らされ影をおぼろにまとった男の姿がびくりと跳ねた。

「もう話しただろ……語った通りだよ……」
「お前らは道端の女子高生を捕まえ裏路地で暴行しようとした。そこまでは理解できる。現場発見時の状態とも一致するからな。だがそこから先の証言はどうしたって信用できん」
「……いった通りだよ……殺されたんだよ。どこからともなく出てきたわけのわからねえマスク野郎に……!」
「『お前らがレイプしようとしていた女子高生までも?』」

 普通、その状況なら下手人は既にミンチとなった――比喩でなく、大口径の拳銃らしきものの薬莢が散らばったその場所に広がっていたのは人肉のペーストであった――男の仲間であるはずだが。
 中途からの珍入者が、被害者と加害者を纏めて殺してしまったと言うのだ。

「……そんなことがあるかッ!!」

 再び机を叩く隊員に対し、男は鬼気迫る顔で身を乗り出して咆哮した。

「あるんだよォォオオッ!!! あいつは、あいつはな、正義の味方なんかじゃねぇ。アメコミヒーローみたいな見た目してたんだ、本当だよ。多分デッドプールが好きなんだよ。腰に小さいラジオくっつけてさ。
 ちょうしっぱずれのポップソング鳴らしながらバカデカイ銃ぶらさげてやって来たんだ!
 あいつはマジの理解不能だ。何を考えてどうしてああなったなんて案外簡単に解るだろ!? あんたは人生がつつがなく済んだからこそクズを取り締まり! 俺は人生がくそったれだったからこそここにいる!
 でもあいつはわかんねえんだ。マスクのしたの顔がまるで想像つかねえんだよ! ブラックホールみてえな穴が顔に空いてるんじゃねえかと思ったよ!」

 そこまでいって、どさりと椅子に座り込むと。頭を抱えて机に突っ伏す。

「俺だけを生かした理由はわからない。でもな、そんなもん知りたくもねえ。あいつが最後にいった台詞教えてやろうか? さいっこーにクレイジーで、二度と聞きたくねえ文句だよ」



「安心しろよ、学生諸君」

 炸裂音が鳴り響き、大口径に抉られた人が今日もまた裏路地でミンチになった。




「俺はいつだって、近くにいる。いつだってお前の『敵』さ」

 男の名は解らない。学園の生徒とも、教師とも噂されたことはある。けれども素性をつかんだものは一人としていない。
誰の味方にもつかずありとあらゆる者に反逆し、独自の理論でもって殺しの仕事を請け負う殺人機械。人々は彼を。

『Enemy(敵)』と呼んだ。



「ちょっとエミネムに似てるよね、語感が」

//ソロールです
476砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/05(金)17:51:03 ID:iEg
>>474

【事情聴取との言葉にぴんと背筋が伸びる】
【まるで自分が犯人になったような錯覚からか】
【旧校舎で派手に喧嘩していたのがバレれば本当に裁かれかねないので他人事では無いというのもある】
【質問の答えは考えるまでもなかった】

いえ、そんな奴じゃないです。
確かに口は悪いし斜に構えて素直じゃないし、友だち少なそうな顔してますけど

でも本当は人の気持ちを慮って尊重する、優しい人です

【殆ど息継ぎなく言ってから大きく深呼吸】
【言い終えてみると大半悪口のような気もするが、少なくとも朧としては渾身のフォローのつもり】【紛れもなく本心であり】

聞きたいんですけど、具体的にどんな罰則を……?

【落ち着きを取り戻したらしい相手に、当たり障りのなさそうな質問を】
【脳内では車椅子で市中引き回しの刑に処される姿が浮かんでいる】
【帯電していたそれをちらちら見ては青ざめる顔を見れば、何となく察せられるかもしれない】

//20時まで不安定かも知れません、すみません……
477itOWld5gb6 :2018/10/05(金)17:59:56 ID:uoR
//カスタムキャストというアプリで自身のキャラを作ってみました!みなさんも是非とも作ってみてください…!!
火々里



外道院



漆葉



478漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)18:00:31 ID:uoR
『てめぇっ…ほんとにあの漆葉か…!?』

あぁ…?何言ってんだよ…私は私だぞ

『が、ァァァッ…!?』

(路地裏に悲鳴が木霊する)
(這い蹲っている男の手をメリメリと踏みつけ、今にも骨が折れそうなほどに痛みが走り、悲痛な声が聞こえる)

安心しろよ…殺さねぇから……風紀委員が来るまで…これは餌だからな……

(漆葉の首には一枚の鏡が下げられていて、路地裏に差す一筋の光をそれは妖しく反射する)
(その目は酷く濁っていてまるで生気を感じられるものではない。まるで人形を思わせるかのようなその目には何も写っていない)

//絡み待ちです
479伏木霞 :2018/10/05(金)18:24:28 ID:fJ6
>>478
…………あー、そうそう。女子生徒の様子がおかしくて――はい、頼むわ

【唐突に乱入してくる声は、多少は聞き覚えのあるものになっているだろうか】
【声のする方、正面を向けばそこには伏木が連絡端末を耳に当てて立っていた。鏡の光から逃れる位置で】
【見過ごしているなら、端末はしまわれて、ため息を吐くと訝しげに見るだろう】

……お前、何やってんだ?
お望み通りに通報はしたけどよ…………なぁ?

【路地裏、最近はどうしてこうも通るだけで何かに遭遇するのかと思いながら伏木は漆葉に問い掛けていた】
【彼の通話記録には、風紀委員が新しく残っていた】

//風紀委員の方を希望なら引きますが、よろしければお願いします
480出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/05(金)18:25:29 ID:Umj
>>476

……なるほど。
【朧の話を聴き、表情を変えずに思案する】
【綺麗事を並べるでもなく正直に、かつ嘘をついている様子も見受けられない】
【無論そういった駆け引きのプロではないし心理的な能力という可能性もあるが、それでも】

その点においては信じましょう。
ですが、あのような放送をした事は見過ごせません。
友人である貴方から見て、何故あのような事をしたか……
憶測で構いません、お聞かせいただけますか?
【足を組み直し、いくらかリラックスをした体制となり話の続きを催促する】
【表面上は冷静であるし業務上必要な事であるのだが、
それはそれとして詰問していく様に最近やったゲームを思い起こしていた】

そうですね……
まぁ下はトイレ掃除、上は……貴方の証言次第でしょうか。
【あくまでも現在ある罪状は放送ジャック程度のもの、何か更に違反を重ねればという前提のものではあるのだが
それをおくびにも出さず脅しにかかる】
【ライジングナイトをもはや風紀委員としてではなく個人的にどうこうしてやりたいという感情から来るもので、八つ当たりの自覚はしている】

//了解しました、こちらもそのくらいまで遅れそうです……!
481『No.5』◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)18:26:35 ID:jLp
>>478
ゆらり、ゆらりと路地裏の闇が揺れる。そこには、黒いローブを纏った女子がいた。フードから僅かに見える真っ白な肌と白銀の髪は、まるでこの闇には不釣り合い。然して、そこには常に妖しい雰囲気が身に纏われており

「ウフフフ……どうもぉー、初めましてぇ」

彼女は甘ったるい声で、漆葉にそう話しかけた。上ずった甘い声だ。

「うんうん、イイ具合みたいだね♪お姉さん。鏡の気分はどう?」

クスクスと笑いながら、漆葉の全身を舐め回すように見つめる。すっかり鏡に魅入られてしまっているらしい彼女の姿に、満足げに頷いた。
もちろん、彼女と漆葉は初対面である。そして、その様子から『鏡』の関係者である事は明白であろう。
482『No.5』◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)18:27:36 ID:jLp
//あ、被ってしまったので引きます…
483伏木霞 :2018/10/05(金)18:30:18 ID:fJ6
//あっ、内容的に漆葉さん次第では私が引きますが……?
484漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)18:30:29 ID:uoR
>>479

……?……あぁ、なんだ伏木か

(そこにあったのは見慣れた顔だった。以前に自分を立ち直らせてくれた恩人)
(――――彼なら、きっと分かってくれる)

この鏡を渡されたら…なんだか、今までのことが馬鹿馬鹿しく思えてきたんだ…
そうだよな、直接言えばいいんだ、だからこうして風紀委員をおびき寄せてたんだが……まぁ良いよ、うん
あんたにも言いたいことはあったんだ、うん

(顔を抑えながら、つらつらと話すその様はまるであのときとは別人に感じるだろう)
(何かに取り憑かれてしまったかのようなそんな違和感を)

なぁ伏木、私たち…友達だよな?
そうだそうだ…あぁ、だから、……ま、いいや
邪魔するんだったら…殺すぞ?

(酷く落ち着いた声で、それが逆に恐ろしい)
(だが最後の殺すぞの一言にはどす黒い感情が込められていて、それが嘘ではないことを物語っているだろう)

//全然構いません!それと鏡も容赦なく壊してもらって結構ですので!
485漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)18:31:03 ID:uoR
//すいません…!複数はちょっとキツイので今日は伏木さんと絡ませていただきたく…
486『No.5』◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)18:35:39 ID:jLp
//いえいえ大丈夫です!こちらこそ失礼致しました
487伏木霞 :2018/10/05(金)18:42:54 ID:fJ6
>>484
【そうだよ、と返す声は以前の声とは少し色が変わっていた】

………………ああ、俺も確かにそんな風に言ったよ
安心しろって、呼んではやったからよ

【自分の記憶に疑いを持つ。それほどまでに予想してなかった光景と台詞】
【そして目の前の漆葉は本当に漆葉だろうか、と疑いを持ってしまうほどに動揺はあった】

友達だよ、一人で悩んで悩み抜いて、それでも他人には当たらなくて、一人で夜の路地裏で泣くような奴とは友達だよ

【温かい色を含めた声でそれを語る伏木はどこか懐かしげで、両手の手袋をはめ直して、靴を整えていて】

でも悪い

【そのまま接近して】

今のお前、友達の漆葉には見えねえわ。誰だお前

【ハッキリと言い捨てた。その視線は鏡に向いていて、それでも己の理想像は光の反射で見えはしない】
【鏡そのものを狙っている拳の一発、相手は喧嘩慣れしただろう漆葉。金属つきの単純な右のストレートはどこまで通用するか】

//ありがとうございます! そしてNo.5さんすみません……ありがとうございます!
488《武》一文字を背負う男 :2018/10/05(金)18:43:45 ID:HUo
>>470
//済まない!このキャラ以前の血濡れ侍の関係者だけど思っきり別人!
//それでもよろしければ!
489轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)18:47:13 ID:PZs
>>488
//あちゃーマジですか誠に失礼しました。
//では今回は引かせていただきますね、ちょっとこっちの入りも的はずれな感じになっちゃいましたし。すいませんー
490漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)18:52:04 ID:uoR
>>487

……なんだ、違うのか
それなら…あぁ、そうだな

(肩が震え始める、今彼女が抱いているのは悲しみか、それとも怒りだろうか)

人ってほらさ…変わるもんだろ?それと同じだよ
この鏡が教えてくれた、本当…感謝してもしきれねぇ

(ユラユラと幽鬼のように身体を揺らしながら伏木を見る。虚ろな瞳、その瞳はまるで伏木を見ているようで見ておらず)
(明らかに一目で正気ではないと分かるだろう。伏木の脳内にはもしかすれば鏡の怪物、そんな都市伝説が過るかもしれない)

おいおい…この鏡は貰いもんなんだよ、壊したら悪いだろ…?
……なぁ、友達じゃないのか?私たちは

(伏木の拳を硬化させた手で受け止める。硬化させればたとえ金属であろうとそのダメージはほとんどなく)
(伏木は気付くだろうか。漆葉が友達と言う瞬間、その身体が僅かに反応して、その瞳に光を灯し、まるで何かに抗っているかのようなそんな彼女を)
491伏木霞 :2018/10/05(金)19:04:54 ID:fJ6
>>490
変わるにしたってこれはねえよ、お前人呼ぶのに人痛めつけるのが好きな奴になりたかったのか? だとしたら、鏡は余計だろうが

【鏡を狙ったのは既に遭遇しているから。蜘蛛の怪異と同じと断定するには早計かもしれない】
【しかしそれを早計とさせないほど、彼女の変貌が信じられなかったのだ】
【ハッキリわかる。今の彼女は鏡の怪物に憑かれた状態、なれば、友人として解放するが使命だろう】

(…………確か、理想の――だったか? なら漆葉は……友達の強調、…………)

友達なら、その鏡外して貸してくれって行ったら受け入れるのか?

【受け止められることは想定内、へし折られてないだけマシだろう。……それも漆葉の抵抗なのかもしれないが、容赦なくその手に幻の炎を走らせる】
【熱の熱の痛みだけを与えて、それ以外の痕跡を残さないそれはあの夜と同じ炎】

お前の言う友達ってのは、人痛めつけても気にも留めてねえ奴を笑って見逃すような奴なのか? 仲直りしたかった奴もよ?

【その問答の間に、伏木は空いた拳で腹部に一発叩き込もうとする。鏡狙いという意思から逸らすために】
492黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/10/05(金)19:11:07 ID:QWA
>>385
「……っ!!」
コイツ…もう一つ持ってたのか!!
油断した…私はこれに反応出来ず、銃弾を受けるが…

「嘗めんな!!」
アイツは3発撃って来たけど、全て受けるつもりは無い。
2発ほど受けたけど、3発目は私のバットに当たった。
いや、正確には私がバットを構えて弾き返した。
手と指の動き、銃口の向きから軌道を読み、命中を防いだ。

「黒鉄 冥(クロガネ メイ)。忘れられない名前になるよ。」
この状態で警備隊相手に名前を名乗るのはリスクがある。
それにコイツ、私の事をどう報告するか解らないからね。
もしかすると学園側にも目を付けてくる奴等も出て来るかも知れない。
元は中学の時に問題起こして転校させられて此処に来てるからね。
だけど…警備隊…いや、学園都市にこんなのが居るとしたら、学園の人や警備隊が敵になっても構わない!!
私は敵意と殺意を全開にして金属バットを構える。
493漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)19:15:47 ID:uoR
>>491

……何、言ってんだよ?
あぁ、…いや、私は…違う、あれ……いや…

(鏡と言われて、首から下げたそれを見る。そして頭を抑えれば何か引っかかることでもあるのか露骨に動揺をし始めて)

当たり前、だろ?友達なら……いや、そんなことは、だめに……

(そんなことを言っているうちに手には伏木の幻の炎が熱を与える)
(あのときと同じだ、しかしその熱量は全く違う。それでもその手は離さずただブツブツと呟いて、まるで周りが見えていないように見える)

そんなわけがねぇだろ…?あいつも…お前だって、そんなこと、許すわけ……
――――じゃあ…私は……?ッッ……!?

(伏木の狙いは見事に当たり、腹部にその拳が入ったのならまるで人が変わったかのようにその場に腹を抑えて蹲る)
(……今なら、その鏡を奪い取ることも壊すこともできるかもしれない)
494天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/05(金)19:26:17 ID:xMd
>>455

【困惑に揺らめく目を陰気な目が捉える】
【目を合わせているというよりは眺めてるような雰囲気】

「……安心してほしい。俺は意外と困らないんだ」
「柊真は怒るか、困るか……ククク…………意地悪だな」

「たぶん……俺はいま友達がいないからな、寂しいんだ。送らせてくれよ」

【口元に薄い笑み。不気味ととるか不器用ととるかは柊真次第だが慣れたものではない固い表情】
【そのあとに続く言葉でいつものような陰気な表情が戻り溜め息】

「勝手に離れたり、するのか。やっぱり」
「そいつが俺の能力だとして、俺が動かせないってどうなんだ」

「なぁ、柊真。おまえはどうやってそいつをマントにしてどうやって消えた」
「俺もストールが欲しいんだが……おしゃれなそいつにいってくれ」

【深呼吸をひとつしてこれは独り言か、とか、彼女はそもそもここにいたのか、なんて考えながら天地は地べたに座り込む】
495伏木霞 :2018/10/05(金)19:29:14 ID:fJ6
>>493
【叩き込んだ拳は引っ込めて、炎も消し去る。最早不要と判断したからだろう】

今のに反応できてねえ時点でどっかおかしくなってんだよお前は

【どちらも単純な喧嘩の一手、以前羽交い締めから三人を叩き伏せた漆葉からすれば赤子の手が繰り出すものに等しかったろうに】
【そこまで思い詰めていたのか、と思わなくもないが……この場合は前向きな気持ちさえ閉じ込める鏡の恐ろしさを嘆くべきか】

俺は許さねえよ、お前がそう言うならその相手も許すことはねえんだ
…………教えてくれよ、漆葉

【鏡を外すようにそのまま奪い取ろうとするだろう】
【それさえ叶うならば、鏡を一瞥しようとしてから地面に叩き付けて破壊しようとして、こう続けるだろう。叶うならば】

お前にこんな余計なもん渡したの、誰だ?
496水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)19:32:13 ID:vfQ
>>467

「……おっと、ごめんよ」
(男の子として見るとは言ったけど……やっぱり顔は女の子みたいに可愛いんだよねぇ……)

聞かれたら怒られるだろうが内心はこう
女子から"微妙"に囃され、男子から"結構"疎まれる中性的な顔の持ち主としては
女の子より女の子らしい彼の容姿はやはり羨ましいもので。
へにゃりとほほえむと、その小さな頭を撫で擦る
あわよくば以前の様に抱きしめてしまいたいが、それはさておき
これで胸を張って、白が似合う少女に報告できると息巻くのだった

「行く行く、ちゃんと行くよー零君」
(柘榴と行く約束のお店も下見しておかないといけないしね)

邪念を持っているあたり、彼女のサボり癖は中々治りそうもないのだが
そうして離れていく彼の背を見送った

「おふっ……こ、腰が……」

そうして、立てるようになるまでベンチに横たわる彼女はどう見ても怠けているようにしか見えなかったという

//お付き合いありがとうございましたー!感謝です!
497轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)19:34:15 ID:PZs


「ええいくそ、暴れるなってのに! これだから犬猫は……!」


 きっかけは単純である。学校帰りにやけにカラスが群がっている一画を見つけたのでいぶかしげに思いながら散らしてみると、そこにいたのは一匹の子猫だった。結構衰弱していたので拾い上げ、とりあえずの急場凌ぎとしてポケットのなかにあったオヤツカルパスをあげたのだが。
 さてどこか安全なところはと抱き上げた瞬間、暴れるわ、噛むわ、引っ掻くわ。進む数分の間に新の手は噛み傷、爪傷だらけである。

「この野郎いますぐ捨ててやろうかもとの場所に――――あだーーーーーっ!!!!」

 新の悪態を受けて憤激したかのように、その頬をぶっつりと爪がえぐった。道のど真ん中でそんなことをしていればそりゃ目立つ、のだろうが。
498漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)19:40:42 ID:uoR
>>495

違う…私は……友達って…じゃあ、なに……

(もはや伏木の声も聞こえていないのか、蹲ったままガクガクと震え始めて、そのまま声も震えていく)
(自己矛盾というものだろう、鏡に支配された状態でのそれはただでさえ壊れた思考を更におかしくさせていく)

……あっ…………

(鏡はあまりに簡単に奪い取れるだろう。漏れ出た声は弱々しく以前の彼女を彷彿とさせる)

あ、ぁっ……う、あ゛ぁ……!?

(そして鏡が取り外されたのならば頭を抑えて呻き声をあげる)
(まるで、身体から何かが抜け出ていくかのようなそんな感覚。気持ち悪いその感覚は先ほどまで気迫だった彼女の意識を明確に掘り起こしていき)

っ……あ、…私、は……伏、木…?

(伏木を見上げるその瞳には確かに光が戻っている。その声にも空虚さが抜け、まだ少し弱々しいもののしっかりとしたものだ)
499柊真 柚鈴流◆6lwy2fkM6c :2018/10/05(金)19:43:07 ID:79A
>>494

「友達がいないのなんて……私も同じです」

柊真にも友達と呼べるほど親しい間柄の相手はいない。
似た境遇の彼を見てここは救いの手を差し伸べるべきではないかと、少し揉めはしたが不良に盗られた三万円の恩を忘れはしない。

「し、真剣に向き合って言うんです。
カーミラも最初は反抗してばかりでしたが私が真剣にお願いしたら力を貸してくれました……」
「この子をただの能力だと思わないでください。意思がある相手にそれ程失礼なことはありません。天地君が信頼したならきっと応えてくれるはずですからね」
「まずはほら、名前をつけて呼んでみるところから始めてみましょうよ」

今でも振り回されることはあるが柊真はそれ以上にカーミラと仲がいい。
そうなる為にしてきた努力を思い出してマントから蝙蝠の姿にカーミラを戻し、ゆっくりと天地に近づくと手の中にいるハリネズミをその前に持っていくだろう。
500伏木霞 :2018/10/05(金)19:49:33 ID:fJ6
>>498
【――自嘲。己の理想像はとても滑稽だとばかりに――】

【鏡は地面に叩き付け、そのまま足で踏み抜く。普通の鏡ならこれで砕け散る】
【そのまま蹲る相手を気遣うようにしゃがみこむ。その目は同時に漆葉が伏せていた相手も見ていた】
【どうかそのまま、待っててくれと。睨むのではなく願うように】

……伏木だよ、大丈夫か漆葉

まーだ悩んでたのか? ……って言うのは違うか

【それは安心させるような声でもなり、しかしながらどこか確認するような含みもあった】
【鏡を奪えば本当に元に戻るのか? そんな疑いは持っても仕方ない】  

何やったか、覚えてるか? 焦ることはねえ、ゆっくり思い出せ

【その肩に手を置いて、確かに自分は目の前に居ると】
501天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/05(金)19:57:01 ID:xMd
>>499

「柊真にならできるさ。すぐにとはいわないが、根気よくだ。接客業だって、できるんだしな……」
「だが、俺は違う。俺は口を開けて待ってただけだ。たかだか16年だが人生でずっと……」

【カーミラと柊真のやりとり バイトの話】
【生き物との向き合いかたとか自分との向き合いかたとか】
【彼女はきっと色々なことに真摯なのだろうなと自分との対比のように褒めて相も変わらず皮肉に笑う】


「こいつの名前……? こんな陰気な、電気ネズミのパチモンみたいなやつ……陰気ネズミのネガチュウとか───」

【バチン……ハリネズミの小さなてのひらが天地の頬を叩いて二人は陰気に睨み合う】


「わかった。柊真。交換しよう。カーミラ、俺のところにこないか……」

【言動こそはあれだが、天地はカーミラに視線をむけて語りかけた】
【初対面から能力だとは思っていたが、よくみると少し可愛いじゃないかと】
【柊真の扱いにならって撫でるように手を伸ばす。カーミラに】
502漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)19:57:42 ID:uoR
>>500

…………私は……

(伏木の言葉を聞いて、ゆっくりと記憶を引き出していく)
(……屋上でのこと、あの少女からこの"鏡"をもらったこと――――)

っ……そうだ…私は…!
――――っ……?――――っ…!!……なっ…?

(あの出来事を話そうとして言葉が詰まる。いや、詰まるのではない。話せないのだ)
(まるで喉の奥で突っかかっているかのようにその言葉が喉を通らず口に出すことができない)
(その様子は伏木から見れば不審なように見えるだろう)

…………その、信じて欲しいんだが……
話せねぇんだ…話そうとしても、口から言葉が出てこねぇ…この鏡をどうしたのか……
503砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/05(金)20:04:01 ID:fiu
>>480

【まずは信じてもらえたことに一安心】
【しかし動機を尋ねられれば眉を八の字に垂らす】

元々正義感は強い人なんです。
目立つ人や曲がった事は好まないし、風紀委員に対して、良い印象を持って居なかったのは知っていたんですけど……
でも矢面に立ってまでどうこうするタイプじゃなかったのに
どうしてって、そんなのボクが聞きたいくらい。
でも今携帯は使えないし……

【人より彼を知っていると自惚れていただけに、幾ら頭を捻っても全く彼のイメージにそぐわない。もしや自分も騙されていたのか、なんて】
【腕を組んでも考えれば考える程どつぼにはまるようで】
【急に胸が重苦しくなってきた。自分は彼を助ける為に来た筈なのに、彼の不利になるような発言しか出来ていない】
【かと言って全てさらけ出す勇気もなく】

あの、どんなものでも、罰則ならボクも受けます!
友達として彼を止められなかった責任があるので……っ

【罪滅ぼしという名の自己満足。胸を押さえ、後ろめたさから逃れるための自罰的な衝動を口にする】
504伏木霞 :2018/10/05(金)20:04:46 ID:fJ6
>>502
【様子は不審そのもの、演技と見ることもできるが可能性は低い】
【素直に話そうとした漆葉の様子を見れば、相手の方から何か細工した、と考えるのが妥当だろう】
【少し甘いところはあるが、鏡の怪異としてはあり得るものだ】

…………そうか

【それは少し残念そうではあった、情報が得られそうだと思ったが手に入らなかった。そのときの落胆を隠すには経験不足】

いや、信じてやる。元々存在がオカルトみたいなブツだ、口封じがあってもおかしくねえよ

……この馬鹿が

【唐突な平手打ち。もっとも避けるには単調な軌道、勘さえ良ければ阻止も叶うだろう】
505漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)20:10:28 ID:uoR
>>504

――っ…

(頬に痛みが走り、ほんのりと赤く染まる。避けることは…しなかった)
(この痛みはきっと今の自分にとって大切なものな気がしたから)

…………すまん…何度も、心配かけて…

(あんなものに頼るなんて本当にどうかしていた。中々自分から彼女へと話しかけることができない弱さに焦っていたのだろうか)
(彼女は逃げるなんてことはないのに、あるとすればそれは自分だ)
(いざもう一度切り出して、そうして何か言われたらという恐怖。伏木へとあんなことを言っておきながらまだそんな恐怖があるのだから情けない)

なんだろうなぁ…ほんと、私って……
あいつと…時雨と話すのが怖いって感じちまうんだ…それでそれから逃げて……その結果がこの様ならいい笑い話だよ…
506和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)20:12:38 ID:Ie3
【路地裏】

「いやぁ、高等部長殿は腹は黒いが太っ腹だったねぇ!」

【そこにはずらりと、案山子が並べられていた】
【それらが纏うのは改造制服。そしてそれらの前に立つのは、和服を纏った男だった】
【片手に開いた扇子をひらひらと仰ぐ、その男の名は落語研究会会長、『御堂春吉』――――】

【――――先の事件、“鏡の怪物”事件の重要参考人である】


「こんな楽しいこと、一回や二回負けたくらいじゃ止めねぇよ?」
「――――楽しいことは徹底的に。芸人としての基本だからねぇ!」


【その右手に握るのは、古めかしい彫刻が施された“鏡”】
【映し出される絵は、“龍”――――それこそが、フェイタル・ミラーの所有者の証である】
507セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)20:26:49 ID:Ie3

【セラフィーナという少女は近頃特に上機嫌であった】
【例えば、そう――――近寄り難いと遠巻きに見ている同級生たちから見ても、それが分かるくらいだった】
【校舎内、学校制服に、頭の上には大きなリボン。それをゆらゆらと揺らしながら、歩いている】


「ふんふんふ~んっ」


【とはいっても、その生活が変わったわけではない】
【相変わらず近寄り難いと友達はいないし、本人もガラリと人柄が変わるわけでもない】
【ただ、それでも何処か雰囲気が明るく――――階段の手摺にお尻を載せて、滑り降りていく】
508伏木霞 :2018/10/05(金)20:27:38 ID:fJ6
>>505
これ以上同じことでかけるようならそれこそ見捨てるつもりだよ、仏の顔でも三度はねえ

【冗談とするか、本気と捉えるかは漆葉次第。言葉の意図を切り取るなら他の事は構わないということだが】

お前は色々怖がりすぎなんだろ、偉そうに言えるほど生きてもねえけどよ

【そう言いながら、先程まで漆葉が伏せていた相手を見るように促すだろう】

…………時雨が怖くて、風紀委員呼んでたのは話したかったからか、相手に来てほしかったからか
こんな事になってる場所で、あいつがじゃあ仲直りしようって言える奴だと思ってるのか?

悪いが俺はそう思わねえ。お前が友達だとしても、その意見なら俺は一生わからねえ

【厳しい、というよりは伏木の自分勝手な推測ばかりある。そこまで踏み込んでもないのに、と思ってもその言葉は止まらなかった】
【そして何より、突き放された相手を知れたのが少し悪かった】

…………少なくとも、お前が怖いって思ってる内は仲直りなんざできやしねえ、お前が鏡に呑まれたのも納得だ
それでまた、逃げんのか? 鏡はなくなった、解放された。それでもまだ時雨と話すのは怖いってお前は悩むのか?

俺は時雨じゃねえからわかんねえが、少なくともお前から逃げてる内はどうにもならねえよ。お前は結局――

【また、わかったような口での説教じみた……いや説教をする。顔つきも髪型も目も、それを隠すためのもの】
【わかったような口で聞いて、いずれは人が離れる。前の学校で、そうだった。思い出して詰まりはした】
【――鏡に結局、彼女が何を望んだのか。それが頭に出て】

――――お前は何を願ったんだよ

それと、風紀委員が目当てだったなら呼んじまってるが……逃げるか?

【そう言うと立ち上がる】
509漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)20:29:50 ID:uoR
//次返信少し遅れます…!
510伏木霞 :2018/10/05(金)20:30:20 ID:fJ6
//承知!
511紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)20:30:22 ID:Q27
>>506
仕事を終えた帰り道、路地裏から何やら音が聞こえて来た
だから足を踏み入れるとそこに居たのは一年先輩の学生
彼には特に興味は無い。だから普段なら無視する所であるのだが
最近噂になっている鏡を持つとなると話は別となる

「御堂せんぱい?なーにやってるのかな?ちょっとあたしに聞かせてくんない?」

右腕には生徒会会計の腕章
高等部二年、紅雫がそう声をかける。
赤塗りと青塗りの鞘、そんな小太刀二本チラつかせ
512楠木シンラ :2018/10/05(金)20:35:29 ID:MtE

「なーシンラちゃんよー、まだやんのか?」

【放課後の理科室、あるいは保健室】
【その周辺をうろうろと歩き回っている、肩に透明な蛙を乗せた小柄な少女が一人】

「五月蠅い。当てがないんだし、しょうがないでしょ」

【目的は、『以前の世界』にて存在した。異能を強化する薬物「ソーマ」の作成】
【きな臭い噂がちらほらと、「きゃっかんし」を用いずとも聞こえてきている。どう動くにしろ、単純強化にも交渉材料にも使えるソーマを作っておいて損はない】
【製法と材料さえ理解していれば個人的に用いる量の作成はそこまで難しくないが、流石に薬局で手に入るものを使って台所で、というわけにはいかない】
【大仰でなくてもある程度きちんとした設備と、入手にある程度資格がいるような薬品が必要だった】
【学園内で手段としてぱっと思い当たったのは、化学部か保健委員会へ加入すること】
【だが、現状動いている『駒(キャラ)』に、その二つの団体に加入している人物は見当たらず】
【「ごつごうしゅぎ」でそういう『NPC』を呼び出してもいいのだが、後で物言いがつくのは避けたい】
【結果として、うろうろとその二つの場所付近を彷徨っているのであった】
513和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)20:38:10 ID:Ie3
>>511

「何? そりゃあもう、芸人がやることなんて一つしかないだろ?」

【呵々大笑。現れた彼女へと笑い声を挙げながら、振り返る】
【闖入者による目撃も、大したことはないと笑い飛ばして。ひらひらと扇子を煽り】


「たのしーいことだよ!! はーははは!!!」


【パチン、と扇子を閉じたのならば、周りに転がる扇子を順々に指していき――――】
【――――そして最後に、彼女へとそれが向けられる】
514出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/05(金)20:38:14 ID:Umj
>>583

正義感が強く曲がった事が大嫌い……
そこだけを聞けば委員長と似通っているように思えますが……
【未だに目の前の友人から齎される情報と放送文から推察される人物像があまりにも剥離している】
【こうなってくると、もはや浮かぶのは例の「災いの鏡(フェイタルミラー)くらいか】

わかりました。
それと連絡がつかない現状、貴方も不安だというのに脅すような発言をして申し訳ありません。
【ともかく、良い友人に恵まれているらしい事もわかったし
その友人を困らせている事もわかった】
【ならばなんとかしてやりたいのが人情というものではあるが、そう簡単に動いたり権利を行使する事もできない、そもそも忙しい】
【そんな今出来る事は情報収集、そして後は頭を下げる事くらいであった】

実のところ、私の独断でどうこう出来るものでもありません。
かといってどうしたものかと測りかねているところはあります、
ですがご心配なく、貴方の言う通りの人間であるならば秩序を乱すような事は私達のほうからもさせませんので。
【例の鏡による精神暴走、言葉にはしないがそういったものからは守ってみせると断言する】
【鏡により心を煽り暴走させられたと見て情報収集の方針を切り替えていくつもりだ】
【それを伝えると再び風紀委員室へと踵を返していく】
【八子の戦いはまだ始まったばかりであった】

//こちらからはこれで〆になります、ロールありがとうございました!
あと最初から遅れっぱなしで申し訳ありませんでした!
515出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/05(金)20:38:58 ID:Umj
//>>514>>503宛です!
最期まで申し訳ありません!!
516紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)20:46:28 ID:Q27
>>513
「なーにが楽しい事なんだか」

御堂の大笑いを面倒そうに目を細めて見つめ、呆れた拍子に呟く一言。
だが、御堂の周囲に散らばった扇子、それらがこちらに向かって来るとなると、面倒臭そうにしている場合でもない。
雫は左手から氷の薄壁を出現させ、左側から迫る扇子を防ぐ
右側から迫る扇子に対しては、右手から炎を出現させ、それを薙ぐように動かし、扇子を燃やす

「ほんとはこう言うのって、風紀委員の仕事なんだけど仕方ないか」

その後、二本の小太刀を抜くと両手に構え、御堂を見据える
この場で少し大人しくさせて、鏡について詳しく聞く、そして風紀委員に突き出してやろうと考える

「――――来なよ、相手になるよ」
517和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)21:05:36 ID:Ie3
>>516

「しょうがないねぇ」

【その手に握り締める鏡が掲げられる、見せつけるように】
【かちり、と側端のスイッチを押せば、幾つもの虚像が出現して御堂の下へと折り重なっていき】
【それはやがて、その姿を完全に変質させる――――竜頭の怪物。全身を包み込む鱗。鋭い両手の爪】
【その口調とは裏腹に――――】


「それじゃあお立ち会いといこうじゃないの。対生徒会、なかなかソソるねぇ」


【それは、実に楽しげだった】
【鋭い爪を構えながら……ゆっくりと、距離を縮めていく】


/申し訳ない、遅れました…
518漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)21:05:37 ID:uoR
>>508

あぁ……誓う、絶対もうこんなことはしねぇ

(たとえそれが冗談でも本気でも漆葉は真剣な眼差しで宣言する)
(それが彼女なりのけじめであり謝罪であり償いなのだろう)

じゃあ、お前は怖くねぇのかよ…?

(昔から臆病だった。その臆病さを覆い隠して目を逸らしてきた)
(だからこそいざこうしてそれと向き合ってしまえばどうしようもなく恐怖が前に出てきてしまう)

私も全く同意見だよ…私の知ってるあいつは少なくとも、こんなことを認めるようなやつじゃない

…………怖いのは、変わらねぇ…
でも…もう逃げたくないとは思った、逃げててもどうにもならねぇって…よく分かった

(怖いけど、それでも前に進まなければなにも変わらない)
(当たり前のことなのにそれから目を逸らして、そんなことではどうにもならないのは当たり前だ。だからこそ今度こそは、と)

――――私は……

(あのとき鏡に浮かんだ光景、それをまた思い出して)

……みんなが同じ場所で笑い合って……そんな、ありふれたことだよ

いや…逃げない方がいいだろ…事情説明とか、必要だろうし……
当事者がいたほうがいいだろうしな

//ただいま返しました…!
519紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)21:15:13 ID:Q27
>>517
鏡によりまるで竜のような異形へと変貌した御堂を見ると、表情は険しくなる。
人をこんな姿へと変える鏡、一体なんなのか一瞬考えるが、今はそれよりもこの目の前の脅威に対応するのが先かと思い、ゆっくり近づく竜人に向かい一目散と駆けた。

「こっちからしたら、めんどくさいだけなんだけど!」

両手の小太刀、左の刀身は冷気を纏い、右の刀身は炎を纏う
そのまま接近したならば、両手の小太刀で、それぞれ袈裟に、クロスを描くよう斬りつけようとする。

//問題無いですよ!
520砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/05(金)21:18:34 ID:fiu
>>514

いえいえそんな! 携帯壊れたのはボクが悪いので……
あっ、そうなんですか
え、でもさっきトイレ掃除って

【ふざけるな、か馬鹿馬鹿しいか。或いはどんな罰則に処されるか、腹を括ろうとしていた矢先】
【肩透かしをくらってコケそうになる】

はい、話聞いてくれてありがとうございます
……って行っちゃった

【曖昧な納得のまま頭を下げれば、車椅子の相手はまたも部屋に戻っていて】
【鏡の怪物との邂逅があったにもかかわらず】
【風紀委員でない朧。情報の連携にはほど遠いようだった】

//こちらこそ遅くてすみません……ありがとうございました!
521伏木霞 :2018/10/05(金)21:18:49 ID:fJ6
>>518
怖いっつーか学園来るまでそこまで親しくなった奴が居ないな…………どうせ早いうちに離れてたし
まあ、怖くはなるだろ

【自然に悲しいことを暴露した。今ぼっちを脱却してても過去は変えられない】

ずいぶん長い回り道したもんだが、まあそういう気持ちになってくれてるなら幸いだ

【今までは道を間違えたか、迂回をしていただけだろう。もっとも、それで終わるとは思わない。今までの被害者を考えれば簡単には終わるまい】
【怪物だったから許せ、そんな理由を盾にするか言い訳にも使わないかは漆葉の決意によるだろう】

【理想を聞いたときは、随分優しい光景だと思って薄く笑った】

……そうかい、なら鏡に頼らず叶えられるように頑張れよ

まあそうなるわな、つか思いっきり腹ぶん殴ったが……大丈夫だよな?

【金属つきの腹への一撃が響く可能性は高く、その心配はしておきながら後ろの伏せていた相手に近づいていく】

ていうわけだ、ここまでされておいて許してやってくれ、なんて言うつもりもねえけど、あんたは一応無罪だよな?

【一応被害者ではあるのだが、念のためではある。足を除けた鏡はきっと土や汚れにまみれて何も反射させないはずだ】
522轟生 新 :2018/10/05(金)21:23:02 ID:PZs
//>>497に絡み待ちあります!宜しければ…
523和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)21:23:40 ID:Ie3
>>519

「――――甘い甘い」

【振るわれた小太刀を、両方の爪を以て受け止める――――完全に見切り、防いでいた。そう見えただろう】
【ただの落研の会長には見合わぬほどの戦闘能力は……こうして、戦闘を繰り返したことによる急成長】

「楽しいねぇ――――ああ全く、これはやっぱり、止められねぇや!」

【そして素早く両手を外すと、そのまま小太刀を叩く――――それによって、左右に先端が揺れたのならば】
【その一瞬の隙を突いて、一気に踏み込み。彼女の胸に、掌底を放ち。彼女自身を、弾き飛ばそうとするだろう】


「噺家馬鹿にしちゃいけねぇぜ、精進のための努力は大好物さ!」


【そして更に接近し、その爪を頭部を狙って振り下ろす】
524紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)21:33:17 ID:Q27
>>523
「――――うっそ」

いくら異形の姿へと変わったとしても、文化系である落語の部長、対した戦闘能力は持っていない。そう油断していた。軽く見ていた。だから、斬撃を受け止められた時、驚きの表情を表に出してしまう。
その後、小太刀の先端を弾かれれば掌底を胸に受け、後方へと飛ばされる。両方の足で着地するが、打撃を受けた胸はズキズキと痛む。

「……なめんなトカゲ男」

面倒くさそうにしてた顔付きも真剣な物に変わる。
頭部に振り下ろされる爪が見える、それを右の小太刀で受ける。
そして、そのまま右に抜けようとしながら、左の冷気纏う小太刀でその腹を斬りつけようとするだろう。
525漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)21:35:30 ID:uoR
>>521

……なんだよ、私とほとんど一緒じゃねぇか

(……あの時から漆葉にも親しいと呼べる人物は現れなかった、いや作れなかった)
(そしてこの学園都市にきて、たしかに何かが変わった)

(こんな回り道をしたのは自分の弱さのせい)
(もう今度こそ間違わない。一度違えた道をもう一度――――)

あぁ…言っとくけど、その中にはお前も入ってんだからな?

大丈夫だよ、あんくれぇの屁でもねぇ

(まだ若干痛みは残るがこれくらいならば慣れている。伊達に喧嘩に明け暮れていたわけじゃない)

無罪なわけねぇだろ、今回のを引き起こしたのは私だ
風紀委員にしょっ引かれることくらい覚悟はできてる

(そうして風紀委員が到着したなら漆葉は事情を説明し必要があるのならそのまま連行もされていくだろう)
(それに反発することもなく素直に従って)
526楠木シンラ :2018/10/05(金)21:40:28 ID:MtE
//>>512に絡み待ちありますのでお暇な方がいらっしゃれば
527和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)21:44:50 ID:Ie3
>>524

「おっとっと、熱いのは得意だが冷っと来るのは嫌だね! 怪談噺はあんまり得意じゃないんだ」

【切り抜かれる右脇腹――――であるが然し、その異形は大きなダメージを見せている様子はなかった】
【正確には。僅かにその身を捩って一撃を回避している……我流であるが、緻密な戦闘技術を駆使している】
【それは、逆にその言葉通り、“冷気”を避けているようにも見えるかもしれない】


「はっはは――――普通に刀ぶんぶんしたって当たんねえよ」
「それでおれに勝負なんてのは、路傍の石ころ、『かちはない』――――!!」


【すぅ、と竜頭が大口を開けて息を吸い――――そして次の瞬間に、その炎の塊を彼女へと吐き出した】
【高熱の炎を凝縮したようなそれは、着弾地点で爆発し熱を撒き散らす……勿論、見切ることが出来れば回避は容易だ】
528伏木霞 :2018/10/05(金)21:44:52 ID:fJ6
>>525
かもしれねえなぁ、今のはツッコむところだぞ

【覇気無く笑って。漆葉との違いはその親友すら居なかったことか。最初から居ない分軽くはあるが】

……そいつぁ嬉しいねぇ。友人が出来てて何よりだ

【怪我についてはしてないと言えばそれを信じる。もっとも後日腹を下されても何も責任はとらないのだが】

その覚悟はちょうどいい。まあでも、なんだ
俺も関係者だし、連行されてっておくよ、ついでだしな

【漆葉の様子から見るに心配することはないはずだが、喋れないことを聞かれた際にそれを証明することも必要だろうと】
【風紀委員は辿り着いて、伏木と漆葉。そしてまあ、必要なら痛めつけられてた相手を連行していくことになる】

【土にまみれた鏡は、伏木がハンカチに包んで回収していたのであった】
529祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/05(金)21:45:57 ID:Ea8
>>497

「ずいぶん賑やかだね、野良猫かな?」

ひとりと一匹に声をかけてきたのは轟生の一学年上の演劇部員だった。
男にしては珍しいくらいの長さの金髪を右手でかきあげながら近づいてくる彼は演劇部の花形のひとりにして次期部長候補。
ひょっとしたらイベントの舞台とかで顔を見たことがあるかもしれないし、或いはそうではない可能性も。

「親猫からはぐれてしまったのか、それとも心ない飼い主に捨てられてしまったのか。
 いずれにしても可哀想なことだね。君、この子をどうするつもりだい?」

そんなことを言いながら、少年の手の中の子猫にゆっくり指先を伸ばす。
敵対心を薄れさせるような柔和な笑みとセットで―――だが、果たして獣に通用するものか。
530漆葉◆itOWld5gb6 :2018/10/05(金)21:47:14 ID:uoR
>>528
//このあたりできりが良いですし〆ということで!ロールありがとうございました!
531伏木霞 :2018/10/05(金)21:48:28 ID:fJ6
//>>530ロールありがとうございました!楽しかったです!
532轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)21:59:05 ID:PZs
>>529

(おぉう……こりゃまた大物が話しかけてきたもんだ……)

 銀のカチューシャをつけていること以外は至極没個性な青年、轟生新は目の前の明らかに小市民の枠には収まらない先輩をなんとも言えぬ顔で見上げた。

(祢宜ケ沢上ヒツギ……演劇部のホープにして、次期部長との噂も名高い超有名人じゃあないか……。こいつは『新』しいな、なにか面白いことを知れるチャンスかもしれない……)

「はあ……どうするの、と言われてもとりあえずどこぞの安全な場所へ置き直そうかと。寮はペット飼できませんし……」

 至極全うな、悪く言えば面白味にかける返答を返す新もそこそこに、猫へ手を伸ばすヒツギ。その瞬間、二人の鼓膜を内側から震わすように少年めいた高い怒鳴り声が響き渡った。

(気安く触ってんじゃあねーぞ、人間ンンンーーーーーーーーッッ!! 身体中「穴ぼこだらけ」にされてぇのかあーーーーッッ!?)
533紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)22:00:28 ID:Q27
>>527
先程の一撃も斬りつけたは良いが、浅い。我流でここまで戦闘技術を身につけるとは、どれだけ路地裏で暴れていたのか想像するのも容易く、思わず舌打ちする

「でも、トカゲのセオリー通り冷たいのは苦手みたいね」

迫る火弾、それを見ると、男に向かいながら、跳ぶ。先程まで居た場所に炎が着弾すると爆発を起こす。
その爆発のエネルギーも利用して、より高く跳躍するが、その余波を浴びた。特に足先は爆発の炎に巻き込まれ、少し焼けるが、氷の幕を張りガードしたのでそこまで重傷では無い、そして空中で氷の塊を形成すると

「冷たいのに潰されなさい!」

そのまま、自由落下を利用して、男に向かってそれを落とす。
雫の作り出す冷気の塊と炎は特殊な物であり、彼女のコントロール以外の、外部からの温度変化は受け付けない性質が有る、即ちこれを炎で溶かすと言った〝常識〟は通用しない
だが、彼女はまだ空中に対空している
534完成体 :2018/10/05(金)22:00:54 ID:YpB
【雷鳴が徐々に遠ざかるにつれて、激しい雨になっていた】
【ブリキのゴミ場の中で叩きつける滴がリズミカルな音を立てている】
【薄暗い闇の中で、それは今し方斬り捨てた存在を前に恍惚に瞳を細める】

…あぁ、今宵もまた…紙一重の、勝利と…言えましょう…

【ブレードから垂れ落ちる水滴は朱とクリアが混ざり合った不純、体から立ち昇る異能エネルギーが金色に煌めく粒子となり螺旋を描いていた】
535和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)22:14:58 ID:Ie3
>>533

「はっは、だからって氷ってのは単純すぎるんじゃねえかい?」
「芸はもっと捻りがないとなぁ!!」

【口腔内から、再度火炎を噴き出して落下する氷を迎え撃つ】
【氷が苦手とは言え、それを放置してきたわけではない。それは巨大な氷程度、一瞬で溶かせるほどの熱量を持つが】

「――――おっと、嘘だろう? 溶けねえ氷なんて冗談じゃねえよ!!」

【吐き出した炎は氷を溶かすことはなく、そのままその下敷きになってしまう】
【力自慢の龍の異形、通常ならばこの程度軽々と退かしてしまえるのだが】


「だから冷たいのは嫌なんだよねぇ……こおりごり、ってか?」


【噴出される冷気に、力が入らず、ぐったりと横たわり】
536祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/05(金)22:22:08 ID:Ea8
>>532

「そうか、君も寮住まいだったか。それじゃあ飼うのは難しいね。
 演劇部の部室に住まわせてあげたいところだけど、今はちょっと忙しい時期だし面倒を見切れない。……どうしたものかな。一緒に里親でも探すかい?」

そんなことを呑気とも取れる口調で言っていると、耳元に怒鳴り声。
思わず子猫へ伸ばす手が止まり、顔を上げ、轟生と目を合わせて、

「……今の声、君かい?違うだろうね。それじゃあ君のANMS?それも違うよね」

まずはそんなことを、ひとつひとつ可能性を潰していくように、

「それとも、まさかこの子が喋ったとでも?」

声の内容的にはそれが一番合っていたような気がするが、流石に信じがたいと言いたげな表情。
537紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)22:29:15 ID:Q27
>>535
「案外呆気ないのね」

押し潰された御堂を空中で見つめながら
左足の先からまた氷の塊を形成し、それを蹴る事で、加速する。

「これでチェックメイトよ」

冷静にそう言い放つ。
だが、この状況での彼の余裕が気になるのであるが、気にしても仕方ない
着地と同時に両方の刃でその身体を斬りつけ、このまま一気に戦闘不能へと追い込もうと狙う
538轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)22:36:38 ID:PZs
>>536

(うるせえっ!! ゴタゴタ抜かしてねえでその臭い手をオレの前から即刻退けなッ!)

 猫は一見、くふあぁっと耳を逆立てて唸り立てているだけであるが。間違いなく頭のなかに鳴り響く声は彼あるいは彼女の精神とシンクロしている。つまるところ。

「……テレパシー、ですかね……動物にも異能を使えるものが居るのか……」

(テメーら人間の悪い癖だぜ、特別なものは全部自分達が持っていると思ってやがるのは! そもそも異能の源流をたどれば『超感覚』! すなわちオレ達動物が有している自然のこそが根元だって説もあるくらいなのによォーッ! 浅学を憎みなッ!)

「おまけに……すごく、頭がいいみたいだ。……ちょっと性格はひねくれてるけども」

 そう言った新の顔つきが次の瞬間がらりと変わった。猫をつかんでいた彼の手の皮に瘤のような隆起が生まれたかと思うと、疑問に思うまもなく肉を抉り食って幾つもの奇妙な生き物が飛び出してきたのだ。
 蛭のような。蚯蚓のような……。兎に角それは奇妙だった。細長い体の先端についた口吻の内側では、ミキサーのような歯がきゅるきゅると音をたてて回転している。

「うお!? あっ!!?? うおああああああなんじゃこりゃああああァーーーーーッ!!」

(警告はしたぜ。『穴ぼこだらけ』になるってよォッ!)

 新の手からしたりと飛び降りたトラネコは、勝ち誇るようにまたひとつ唸った。

(つぎはテメーだッ! スカした面、読んで字の如くすかすかにしてやるぜッ! 糞人間がーーーーーーーッ!)
539和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)22:39:23 ID:Ie3
>>537
「んん、こりゃ参ったなぁ、手も足も出ねぇ――――」


【そういった瞬間。竜頭の異形の身体が、まるで赤熱するかのように紅く染まっていく】
【温度の上昇――――外気が駄目ならば、内側から温めてしまえばいいと。口腔の炎を使い、体温を上昇させ】
【更にその熱を開放。爆発するかのように、押し潰していた氷塊を吹き飛ばし、その熱量が彼女を襲う】


「――――なんてなぁ、幕が下りるにはまだ早ぇってんだよぉ!!」


【紅く染まった片手を握り締めながら、それは咆哮した】
【そして、ゆっくりと彼女へと歩み寄っていく。その間にも熱が放出される――――彼自身が想定していた現象ではない】
【まだ、加速度的に上昇していく自身のパワーを制御しきれていない。歩む速度も、緩やかなものだったが】
540紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)22:49:27 ID:Q27
>>539
氷塊を吹き飛ばす程のエネルギーの奔流、今まさに最後、斬りつけようとしていたのであったので、それをカウンターのように受け、雫自身も吹き飛ばされる事となる。
後方の壁に打ち付けられ、それに巻き込まれた事により、全身に浅く無い傷を負う

「あっつぅ……これだからバケモンってのは嫌なのよ……」

ゆっくりと歩み寄る御堂の姿を見つめながら、ギリっと歯軋りをする。まだ熱は上昇すると見える、放っておけばどんどんと力を増して行きそうだ、長く戦う事も悪手だろうと考え

「……まいったわねぇ、手が思いつかないわ」

呟く言葉、そして、熱と冷気を纏った小太刀を二本、地面に突き立てた。だがその雫の異能により纏ったそれらのエネルギーは地面へと浸透して行く
541祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/05(金)22:58:43 ID:Ea8
>>538
                       ダブルホルダー
「それもテレパシーだけじゃない……"二重能力者"の猫とは、驚きだね!」

テレパシー能力を有する猫。それが攻撃に転じる様に流石に息を呑む。
轟生の手からグロテスクな蟲が湧いて出てくるのを見れば目を背けたくもなるがそうもいかない。

「君、大丈夫かい?どうやらこの猫やる気らしい」

彼に声をかけながら先ほどまでとは打って変わって、警戒対象となった猫を見下ろして。

「相手は子猫ちゃんだ、本気で相手するのも気が引けるけれど……
 知性があるというならお客さんとして迎えるのも吝かではないよ」

両手を広々と掲げれば、それに呼応するように祢宜ケ沢上の背後に木製大扉が出現。
ぎぃぃ、と金具が軋む音とともにそれが開けば、中には整頓された衣装、衣装、衣装―――

この往来で戦うというのもやりづらいものがあるけれど、路地裏に逃げ込まれればそれこそ獣のホームグラウンド。
ゆえに、逃さぬよう警戒心を強めて。じりじりと摺足で距離を縮めていく。
542更科呉葉 :2018/10/05(金)23:00:49 ID:F0a
>>534
どうどうと路面を叩く激しい雨音に、軽く弾けるものが混じった。
次いで、捌けていく水を誰かが静かに踏んだ。そこに朱が混じっていたのか、闇の中では窺い知れず。
時代錯誤な紺の唐傘は暗がりに浮かび上がることなく、シンプルな木の柄だけをもって存在を主張する。

「あら、あら……こんな雨の日に、なんて物騒なんでしょう」

その持ち主は空いた手を頬に当て、既に息のない肉塊をちらりとだけ一瞥すると。

「では私とも、遊んでくださるかしら?」

完成されたそれに漆黒の瞳を向け、どこまでも悠然に微笑んだ。
腰の紅鞘に収まった相棒の柄を撫でる様は、余裕さえも感ぜられる態度。
しかしその実細めた目の奥に喜悦と期待が渦巻き、ほうと場違いな息を漏らした。
543和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)23:04:00 ID:Ie3
>>540
「これだから大好きなのさ――――おれはもっともっと強くなる」

【放出した熱量が、段々と体内に集中していく】
【それでも少しずつ、その身体との付き合い方を覚えていっているようで――――比例するように】
【その身体の熱量が上昇。そして】


「噺でも、強さでも、おれは頂点に至るのさ、座布団積み上げてねぇ!!」


【そして、突っ込んでいく。熱量の制御ができていない以上、ただの体当たりになってしまっているが】
【然しその怪力とパワーは、それだけでも十二分なほどだ。だが――――動きは、先に比べれば遥かに直線的】
544柊真 柚鈴流◆6lwy2fkM6c :2018/10/05(金)23:06:02 ID:79A
>>501

「そう思ってるなら、やってみればいいのに……何かを始めるのに遅すぎることはないというじゃないですか……」

話した感じ彼に悪い印象はない。当たりが少し厳しいと思ったことはあるが、それはきっとこちらを思ってことのはずで。

「こ、こらっ!そんな名前で喜ぶわけないでしょ!天地君がそんなだから心を開いてくれないんだよ!?」

柊真から見て今のはハリネズミに叩かれて当然の行動だった。温和な柊真だがその時初めて天地に怒りを覚えたようで、呆れが込められた目で彼を見ている。

「も、もう知らないっ……!天地君みたいな人にはカーミラもこの子も任せられません!」
「反省するまで私がこの子の面倒を見ます!」

柊真が天地のその手を払いのけた。そうして背を向けるとハリネズミとカーミラと共に去って行ってしまうだろう。

//すみません今まで気づきませんでした……
545完成体 :2018/10/05(金)23:07:43 ID:YpB
>>542

えぇ、えぇ…無論、無論ですとも…

【悦んで、と言い放つ頃に既にその身は翻り、貪婪なる猛禽の羽撃にも似た音と共に飛翔】
【朧げな残像と小規模なクレーターを置き去りに、本能と理性の極めて高度な調和の行動でブレードを横薙ぎにせんと振るう】
【立て続けに超硬度の鞘をもう一方の腕で振るう、黒き颶風の二連撃!】
546轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)23:14:04 ID:PZs
>>541

(なぁーにが『気が引けるけど』だッ! テメーらはいっつもオレ等の皮を剥いで好き勝手に加工しやがるくせに! 都合よくいい人気取ってんじゃあねーぞッ!!)

(ま、不味い。こいつ、動物だからか!? 人間にすごい恨みがあるみたいだ……! はっ!?)

 開帳されるヒツギの能力。荘厳なる天界の扉を思わせる門。

「な、なんだありゃ。一体何がッ!? 見、見てるだけで心が震えてくるようだッ!! なにかとてつもないものが置きようとしている!」

(相手がなんであろうと関係ねえッ!)

 新の手からぼとぼとと堕ちた異形がずるずると地を這い、さらに猫の足元からも人間の親指ほどのそれが大量に出現する。
奇妙かつ嫌悪を催す光景であった。まず地表を小浪の様に這いずり第一波がヒツギを襲う。しかしそれらは軍勢の三分の一程で、のこりの二は地中に潜航した。
 ヒツギが地上のものを掃討する隙が出来れば地面から飛び出した異形達がそのミキサーのような歯でもって脚から食らいつき肉の内側に入り込んでくる!


(『スメルズティーン・ライクスピリット』! 野郎を道端の屑肉にしてやれ!)
547海原ミナミ :2018/10/05(金)23:16:29 ID:MtE

「ふぃー……こういう作業ってのも、数が多いと大変だ……」

【夕暮れ時の学園の校舎】
【どこからかっぱらったのか、脚立に乗っかって何やらポスターを張り付けて回る、コートを羽織った赤毛の少女……海賊部船長、海原ミナミ】
【既に辿ってきたルートには、ミナミが凛々しくポーズを決め「海賊部船員募集!船乗りの集い近日開催!」と直筆で書きなぐられたポスターが所狭しと少し雑に貼られている】
【協力:写真部(一条輝)という文字も忘れずに刻まれている】
【校内の景観を盛大に破壊するこのポスター、当然無許可】
【ご機嫌であちこちに張り付けて回るミナミの元に現れるのは、風紀委員か、「暇なら手伝ってくれ!」とLINEに書いておいたのを見た海賊部船員か、はたまたそれ以外か】
548紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)23:17:20 ID:Q27
>>543
直線的に突っ込んで来る御堂、深く傷を負った今、それを回避する程機敏には動けない、絶対絶命――――

「――――なんてね」

地面に浸透した熱気と冷気、それは刃の前方へと移動していた。但し、これも賭けに近い方法なのだが、御堂が突進してくる雫との軌道上、その一点の地面から氷柱と火柱を発生させる。
その一撃で、御堂を呑み込んでしまおうと、倒してしまおうと狙う、それと同時に彼女もまた二本の刃を手にとって、構える。姿勢を低くして、その行方を見つめて

「いい加減に!」

そして冷気の幕を全身に纏い、駆ける。だが傷を負った今は、最初程速くは動いていない、遅いのであるが、そのまますれ違い様に二回、斬りつけようとするだろう。ただ、その時も彼の放つ熱気に顔を歪ませていた

「くたばれトカゲっ…!」

/もし目に見える場所に鏡があるなら斬撃は鏡狙いという事で…!
549星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/10/05(金)23:20:30 ID:8sG

「最近物騒すぎやしないか!?暴漢が……多い!」

周囲には蹲った不良が何人か…おそらく戦闘の後だろう。
しかし能力を使った形跡などはあまり見られず、おそらくそれを使用せず交戦したということが読み取れるはずだ。

「困ったもんだよね…暴力は好みじゃないんだが…死ぬのはゴメンだし」

そういうと携帯を覗く。時間は夜、場所は路地裏。自ら路地裏に入ったわけではないし、そこまで騒ぎを大きくしたつもりもない。しかし…来客の予感を朧げに感じていた。
550更科呉葉 :2018/10/05(金)23:20:35 ID:F0a
>>545
地を蹴る音は水が弾けてどこか軽く、されど疾駆はそれすらも置き去りにする。
飛沫が地に落ちる刹那より速く、唐傘を頭上後方へと高く放って腰を沈める。

「まあ、なんてせっかちなお方――」

すらりと抜いた白銀の刃はブレードに比べても細く頼りなく、儚さを内包した美さえ思わせる。
しかし幾星霜の時を経て磨かれた刀身は、大地の如く鍛え上げられたもの。
振り上げた片腕によってブレードを受け止めつつ、上方に弾き上げんとする強度を誇る。
同時、引き抜いた朱塗りの鞘は迫る鞘を下からかち上げ、その軌道を高く逸らす。
そうして胴が空いたのならば、無駄なく振り上げた蹴撃が鳩尾を狙う。
551『No.5』◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)23:23:45 ID:jLp
(ウフフフ…働き蜂達はうまく『鏡』をばら撒いてくれているみたいね。
どうせ、大元である私には絶対に辿り着けない。働き蜂が減ったらその分補充してあげるだけ。そして、またネズミ講式で『鏡』はばら撒かれる。私がいる限り、止まらない)


“鏡の魔女“の都市伝説を知っているだろうか。
強い欲望や願いを持った人間の前だけに現れ、『鏡』を授けるという。そして、その鏡を手に入れた者は、その欲望や願いを叶える事が出来る、とされている。また、その代償として醜い化け物の姿にされてしまう、とも。


それは、都市伝説ではなく、確かに実在している。それも、この学園内に。
更に言えば、それは決して悪霊だとかの怪異の類ではなく、れっきとした、明確な悪意のある人間によって行なわれているのだ。
『No.5』―――ワール博士が創りし『ナンバーズ』が一人。彼女こそが、この一連の、『フェイタルミラー』に関する事件の犯人だ。
彼女は能力によって生成した『鏡』をばら撒く事で人々の欲望を刺激させ、そして怪物に変える事によって学園都市を恐怖に陥れようとしている。
更に、狡猾な事に、彼女は魅入られた人間の一部に大量に鏡を渡して、その者達に鏡を拡散させようとしていた。
そうすればネズミ講式に被害が増えていく。
その上、鏡を渡された相手は、それが誰なのかを忘れてしまう。故に、どこまで調査しても、真の出処が自分であると誰も辿り着けない。だから、この事件が終わる事はない。
まさに完璧、誰にもバレない最高の作戦であると、彼女は自負している。

(でも、そろそろ働き蜂を増やしたいなぁ……それも、とびっきりにスゴい奴を♪)

大きな鏡張りの部屋。一見すれば誰もいないが、確かに、そこに彼女はいる。強い欲望と願いに支配された人間を、静かに、待ち続けている。それが強ければ強い程、生み出される怪物もまた、同じだけ強くなるのだから。


//ソロールですが、絡みもいけます
552轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/05(金)23:24:29 ID:PZs
//すいませんヒツギさん、次の返信かなり遅れます!明日は昼間から返信できますので不都合でなければ凍結も可能ですが……?
553完成体 :2018/10/05(金)23:29:13 ID:YpB
>>550
遅速が、意味を有するとは…ふふっ、思えません、故に…
…!!

【キィン!】
【甲高い鈴鳴にも似たノイズ、弾かれ吹き飛ぶブレード】
【二の太刀の鞘も防がれた、読める…出来る!】
【胸を曝す格好となった、うまくない体勢と言える】
【ぐ、とくぐもった声と共にその体は後方に跳んだ】
【蹴撃の勢いだけではない、インパクトの刹那に後方に跳ねてダメージを抑えたのだ。ワザマエ!】

…あぁ…いい、いい…

【口端から垂れる血、全衝撃を無効化するには至っていない】
【片腕を高々と掲げ、回転し落ちて来るブレードをノールックでキャッチ】
【そのまま息も付かせぬ怒涛を持って駆け寄り、】

…冴えて来た…!!!

【存在格同調!】
【その異能力、武、戦気…全てを色濃く増した斬撃一閃…否瞬時煌閃四連斬!鞘での鋭い打突で締める剛撃である!】
554卯月青葉◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)23:31:59 ID:vfQ
>>549

「雑魚を蹴散らしている……!ボスの予感!」
「そこのお兄さん、よいよいそこなお兄さん。この惨状は貴方が?」
「大抵こういう場合はカッコイイ人間が強かったり立場持ちだったりするワケよ、お兄さんなかなか顔もイケてるしきっと強そうだと思いました」

路地裏にそぐわない陽気な声と手にしたラジカセ
彼がその声の元を辿るのなら、そこには黒髪の中学生程度の女子が映る
平凡な体型に平凡な顔、真っ赤に裂けた三日月唇だけが特徴的なその少女は
手にしたラジカセを自らの横に置いた

「ばとるしようぜ!お兄さんがボスな!」
555和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)23:34:26 ID:Ie3
>>548

【パキン、という音と共に鏡が割れる――――まだ、戦い続けるには早すぎたのだ】
【そしてその罅は全身に及んでいく……】


「――――こんなの、面白くねぇ」


【その肉体が虚像へとかき消えていく】
【かつん、かつん、と音を立てて割れた鏡が転がっていき】


「――――高等部長殿、もう一度、俺にチャンスを……!!!」


【片膝を突いて、最後まで彼女を睨みつけ。その意識を、手放した】


/こちらからはこれで〆で!ありがとうございました!!
556祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/05(金)23:38:05 ID:Ea8
>>546

「フッ、君たちから人間はそう見えているのか。
 人間からは古来から良き隣人として扱われていたようだけれど、片思いというのは哀しいね」

子猫の放つ恨み節を笑みとともに聞き流す。
哀しいという言葉とは裏腹に、思わぬ邂逅、予想だにしなかった猫と会話するという機会を楽しんでいるような節が見て取れるだろうか。

「虫の大群とは趣味の悪いことだ……!」

広げた腕の先、手首をくいっと捻れば、扉の向こうから衣装が一着引き寄せられるように飛び出てくる。
祢宜ケ沢上がは装着したそれは西洋の銃士の衣装。背には赤紫の翼。装備は古びたマスケット銃だ。

 アクト  
「演目――――『鳥銃士』」

そう宣言し、たん、と軽やかに地面を蹴れば――――そのまま背の翼で空を舞い、虫の進撃から逃れる。
空を自由に舞い、敵を穿つ猛禽の銃士。祢宜ケ沢上ヒツギはかつて舞台上で演じた役柄の持つ力をこの場で再現する。

「『将を射んと欲すれば先ず馬を射よ』なんていうけれど、さすがにこの数は相手していられないな」

着地するのは街灯の上。狙いを定め、子猫に向けて弾丸を発射する。
557祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/05(金)23:41:55 ID:Ea8
>>552
//凍結大丈夫です!時間があった時にお返し頂ければ!
558更科呉葉 :2018/10/05(金)23:42:17 ID:F0a
>>553
「間を愉しむのも風情ですわ、人斬りさん?」

刃を振るって雨水を断ち、鞘を腰に収めて一旦の納刀。
しかしてそれは終戦の合図ではない、更なる剣戟がための動作。
ようやく唐傘が彼方でふわりと落ちる、それを合図とした接近かはいざ知らず。

「ええ、ええ……このような死合は、本当に、久しぶり――!!」

抜刀、時を置き去りにして腕が閃く。
深い海と白銀の星を打ち合わせて一撃、二撃、三撃。
四撃を受け切って、しかし鞘による突きは胸に吸い込まれるように。

「ぐっ……ふ、うふっ、ふふふっ――――!!」

肺の空気が全て吐き出される。胸が軋んで、どこかにヒビの入った感触。
しかし踏み止まり尚も恍惚の笑みを浮かべる様は、まさしく痛みを受け、与える悦びに満ちた鬼そのもの。
振り下ろし一閃、肩から腰へと斜めに割り開く斬撃。
559スーツ姿の壮年の男◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)23:42:32 ID:Ie3
>>551

【――――異能の一種をシステム化し、ばら撒いた“鏡”は。順調に、“必要な人材”を剪定していた】
【例えば、“御堂春吉”に関しては、急速な進化を遂げている。もう一歩、踏み込むことが出来るならば……“到達”出来るだろう】

【カツン、カツン、という音が部屋に響き渡る。現れたのは、スーツを纏った壮年の男だった】
【その手の中には金色の鏡が握られており――――その表情は、小さく柔和な笑顔を浮かべていた】
【『高等部長』――――“麟童最果”という男が。】


「いるかね、『No.5』君?」


【――――その問いかけは、形ばかりだ】

【確りと、その男は“知覚”している。馴染みきった“力”は、最早変質ではなく“更に上”に至っている】
【そして今回は。そのために必要な“剪定”の一種である――――】
560楠木シンラ :2018/10/05(金)23:43:07 ID:MtE
>>551

「よくもまあ、よりにもよって学園内に作るなんて。灯台下暗し、かしら?」

【その部屋に現れたのは、小柄のジト目の少女……楠木シンラ】
【オカルト同好会という部活に聞き覚えがあるなら、彼女にも見覚え、聞き覚えがあるかもしれない】
【どうやってこの場所を把握したのかは極めて単純、「きゃっかんし」】
【保健室や理科室をうろついていても『絡めない』と判断し、折角なので流れているきな臭い噂を一つ探ってみようと出向いたのだ】

「……いるんでしょ?出てきてくれると嬉しいんだけど」
561楠木シンラ :2018/10/05(金)23:44:16 ID:MtE
//おっと被っちゃいましたね……あれでしたら引きます
562紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/05(金)23:45:13 ID:Q27
>>555
「はぁ……はぁ……はぁ…」

痛む身体を無理に動かし駆けた事、鏡を破り異形を打ち消した事による安心感と集中力が切れた事もプラスされ、一気に疲労感を感じる、肩で息をする
意識を失った御堂へと歩み寄る。スマホを取り出し、風紀委員へと連絡を送って

「高等部長殿って、何者よ」

独り言を呟いて、小太刀は仕舞う、そのまま、連絡を入れた風紀委員が連行に来るのを待つのだった。


暫く時間が経ち、風紀委員が来たならば、彼を連行して行く事になるだろう。警備部隊も考えたのであったが、相手は学生なので敢えて風紀委員の方へと連絡した。学園側で鏡の情報を入手したいから
その様子を見送ると、雫も家へと向かう事となる。暫くは包帯ぐるぐる巻きだなとか思いながら。彼の身柄は後は風紀委員に任せようと思いながら。

//これで〆にします!ロールありがとうですよっ!拘束が不都合ならこの後目覚めて逃げた事にして頂いて大丈夫です!
563名無しさん@おーぷん :2018/10/05(金)23:45:13 ID:Dw4
【名前】ミラ
【性別】女性
【学年・職業】高校1年生
【容姿】
肩にかからない程度に短い黒髪、水色の左眼と黄金の右眼のオッドアイ。やや童顔かつ中性的な容貌で、身長も150cm程とかなり小柄。
制服の上から体格の割に大きめな深紅のトレンチコートを纏い、同じ色の略帽を目深に被るその姿は大戦時代の軍人を思わせる。

【性格】
無表情かつ寡黙で口数は多くないが、親しい相手に対してはよく懐く。その発言や行動は総じてどこか掴みどころがない。
機械音痴で複雑なものを理解することが出来ない、というよりは理解しようとしない。最近はスマホ相手に悪戦苦闘中のようだ。
基本的に平穏を好むが、スイッチが入れば無慈悲な戦闘マシーンと化し全力で対象を「沈黙」させる。自らの平穏を守るために。

【能力】
『赤(クラースナヤ)』
血液を操る能力。彼女は特に血液を錬成、変異させることで自身の血液から弾丸を生み出し、射撃を行うことを得意とする。
自身の血液を素材とする仕様上、弾倉に直接血を流し込めば装填速度という面で優位に立つことが可能。血液が尽きない限り弾切れもしない。
彼女の血液は"異端殺し"の属性を持ち、それは人ならざるものや能力者――特に人間離れした強力な対象に有効打となりうる。
具体的には彼女の血液は能力者にとっての毒であると同時に、弾丸が能力によって形作られた防御に対する貫通力が上昇するなどの効果を持つ。
また、能力者の体液を摂取することでその能力を多少模倣し、自らの血液を起点に扱うことが可能。
その精度は摂取量に比例し、場合にもよるがコップ1杯程度でギリギリ実用できるかできないかレベルとなる。
戦闘においては小銃による射撃攻撃を得意とし、遠距離から血液の弾丸で正確に敵を撃ち抜く。反面白兵戦は苦手。

『円環に咲く徒花(ローザ・スナリャート)』
大量の血液を極限まで圧縮して錬成した必滅の魔弾。命中した瞬間、まるで赤い花が咲くかのように先端が変形して目標を確実に貫く。
さらに残存した弾丸は時間差で花弁を散らすように炸裂し、暴れ狂うそれが目標を内部から徹底的に破壊し尽くす極めて凶悪なシロモノ。
その威力は戦車の分厚い装甲を容易く破るともされ、彼女の血液に宿る能力も相まって対能力者戦において絶大な効果を持つ切り札。
ただし、先述の通り錬成には大量の血液と時間を要するため実戦――特に単独戦闘における運用は非常に困難。

【装備】
『Mosin-Nagant M1891』
帝政ロシア時代から採用されていた由緒正しきボルトアクションライフル。先端には着剣機能があり、白兵戦も気休め程度には可能。
既に採用から一世紀以上経つ生きた化石じみた一挺だが、機構の単純さや射撃精度の高さから彼女はこれをいたく気に入っているらしい。

『Nagant M1895』
サブアームとして運用する拳銃。こちらも極めて旧式のリボルバーだが、構造上サプレッサーを装備することが可能という利点を持つ。
その性質から不意打ちや咄嗟の応戦に使用することが多い。なお、構造上装填速度に難があるが、彼女の能力がその欠点を解決している。

【概要】
とある背景を背負って学園に一人やってきた不思議な少女。彼女の興味は異能力そのものに向いているらしい。
行動理念は謎に包まれているが、学生寮近くの公園などに一人ふらりと現れることが割とよくある模様。
その能力の性質から、ときどき他の能力者に対して血液を求めようとするが当然大抵は断られる。断られるとしょんぼりする。

//新規参加希望です
564星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/10/05(金)23:48:16 ID:8sG
>>554

「ボス…どこ!?まだいんの!?しんどいよ!」

心底嫌そうな顔でその声に答える。無論自分がボスにされているとは気づかない。

「まぁ…僕だよ?えげつない人達だよほんと。いじめにも程がある!一歩間違えれば袋叩きさ」
「ってぇ!女の子じゃん!しかも小さい!」

陽気な声にようやく振り向いたと思うと困惑の表情を浮かべる。
やけに開かれた口…それ以外は普通だ。しかし普通そうに見える人間こそ、内に秘める何かは恐ろしい。そう直感したが故に、そこそこな警戒と、そこそこの余裕を持って話そうとする。

「何故!?ていうか君誰!?中等部?色々答えてくれなければ挑戦に応じるのは厳しいな!」

急にはこちらも少ししんどい。事情を聞いて諌めるのもありかと考えた。

//よろしくお願いします!
565卯月青葉◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)23:48:25 ID:vfQ
>>561
//あ、うちのこ因縁無いのでもしよければこちらが引きますよ!
566楠木シンラ :2018/10/05(金)23:52:50 ID:MtE
>>565
//いえいえ、今から絡み待ちを書き直してお待たせするのもあれなのでお気遣いなく……
567スーツ姿の壮年の男◆ysp4J1dwSE :2018/10/05(金)23:54:41 ID:Ie3
/あら、シンラさんと被ったのは私のような……
/それと申し訳ない、私は今日は複数厳しいです…
568完成体 :2018/10/05(金)23:54:54 ID:YpB
>>558
成る程…、成る程…
…ただ、ただ…極上を前に、お預けを待てる程…躾がなって、いませんので…!

【唐傘の落下、弾けるノイズ】
【空間に咲き乱れては散り行く火の花弁数多】

…いい、御顔を…なさいますね…

【恍惚に溢れる鼻血、親指の腹で拭って捨てる】
【鬼風に当てられたそれは卵型の整った顔を歪め、それが嗤みだとするのならば余りにも悪辣そのものの面を創り出す】
【半歩、身を引いて逸らす斬撃、目の前の風景が剣圧剣気に奇妙に歪曲!】
【躱し…切れていない!肩口に血の一線、その迸る最初の一滴が地面に落ちるよりも疾風く!】

…せ、エェェッッ!!

【咆哮!踏鳴!振り上げ一閃!本能と理性の調和の斬鉄閃!】
【大振り、それは即ち突き刺すべき間隙の産声でもある!】
569楠木シンラ :2018/10/05(金)23:57:25 ID:MtE
>>567
//ですよね……横から見てて青葉さんにお気遣いしていただいたのかと思いまして
//了解です、またの機会にお願いします……
570卯月青葉◆ClSVHWuVMw :2018/10/05(金)23:57:40 ID:vfQ
>>566
>>567
すみません普通に見間違えてました……!申し訳ないです……!
571『No.5』◆2E1eDx.7oE :2018/10/05(金)23:59:26 ID:jLp
>>559
「………ウフフフ、あらあら?何の御用かしら?高等部長さん?」

そこに現れたのは、よく見知った顔の男。その場に、彼女の甘ったるい声だけが響き渡る。彼は、その鏡を拡散させる役割を担った者。だから、他の者よりも一際大きな力を与えた。

ぼぅっ、と。鏡の中に、少女の姿が現れる。それは、黒いローブを纏った少女だった。透き通る白い肌に、白銀の長い髪。妖しい、どこか妖艶な雰囲気を纏った彼女は、酷く甘ったるい表情をしていて。


「それと、ここでは私の事は伍姫(イツキ)、と読んでくださいね?」


『No.5』―――鏡 伍姫(カガミイツキ)は、鏡の中から彼の前に現れる。妖しげな、不敵な笑みを浮かべながら、その揺れるような瞳は、彼の事をしっかりと見つめていて。

//>>560申し訳ないです、シチュエーション的に複数だと厳しいのでまたの機会に…すみません…!
572楠木シンラ :2018/10/06(土)00:01:13 ID:BS2
//>>512>>547に絡み待ちありますのでお暇な方がいらっしゃれば……!
573卯月青葉◆ClSVHWuVMw :2018/10/06(土)00:05:31 ID:ugW
>>564

彼の声を完全にシャットアウトし、ラジカセをいじいじ
ポケットから取り出すはカセットテープだ、それを天高く掲げたのなら、開いた差込口にそれをセット
再生ボタンはまだ押さない

「あたしは卯月青葉、14歳で学校にはいってません、『レベル上げ』するにはあんな所じゃだめだめなので」
「やっぱ『経験値』くれそうなのはかっこよくて強そうな『敵』だと思うんですよおにいさん」
「お兄さんめちゃつよそうなんで戦ってください、色々答えたけどこれでも戦ってくれないのかな?」

彼女の前方に開く大きな穴、両手を突っ込み。そこから取り出すのは大きな大きな金槌、女の子が持てそうにもない重量感のあるそれを
彼女は体の前方で見せつけるように振り回した


//すみませんよろしくお願いします……!
574スーツ姿の壮年の男◆ysp4J1dwSE :2018/10/06(土)00:07:25 ID:I7o
>>571

「ああ……“必要のないことは覚えない”主義でね、申し訳ない」

【――――そう言いながら、男は全く彼女のことを、“まともに認識しようとはしていなかった”】
【名前を覚える気すらない――――革靴を鳴らしながら、ゆっくりと彼女へと背を向けて、鏡の向こうの自分を見つめ】
【その顎を、軽くなであげると】

「――――これは先程決定したことなのだが」

【全く……“当然とばかりに、話を切り出す”】
【緊張も何もなく。まるでそう、生徒にでも語りかけるように】


「計画のために、君達は泳がせていたが――――『理事長殿』が仰るには“君”も“博士”も、もう必要ないとのことだ」
「即刻この件から手を退いて頂きたい。出来れば、学園都市からも出ていってもらいたいところだが――――」


【そして、見つめる先の鏡に、“触れずとも罅が入った”】


「――――必要事項は伝えた。質問はあるかな?」


>>569
>>570
/申し訳ありません、またの機会に……!!
575更科呉葉 :2018/10/06(土)00:09:02 ID:d6M
>>568
浅い。そう悟るのは視覚ではなく、剣を振り積み上げた年月が成せる経験故。
肉は斬れど骨は断てぬ、身体が動くのは理解した脳が出した命令によるものではない。
勘、本能、動物の直感、あるいは鬼の習性なのかもしれなかった。

「お褒めに預かり……光栄ですわ」

海の猛りが疾らせた一閃は、雨の闇にも沈むことなく宙にさざめく。
大仰な回避には走らない、半歩引いて皮と肉のみブレードに喰わせた。

「――――ふっ!!」

振り下ろした刃の瞬いた光が網膜に届くと違わぬ速度でもって引き戻し、刺し違えるが如くの刺突。
狙うはブレードを持つ肩、骨すら突き穿つ一筋の槍はやはり喜悦に満面の笑みを浮かべた。
576眼鏡の男◆.tjoqdQWis :2018/10/06(土)00:12:04 ID:AN8
>>512

【ごそごそ、上の方から音がする】
【と、天井裏の一角が開き、銀縁眼鏡の少年が顔を覗かせた】
【ツナギの上に白衣を羽織る姿はどこか大人ぶって】

誰? さっきからばたばたしてんの

【大人ぶったようなぶっきらぼう。逆さまに頭だけ出して、下の誰かに問う】


//割とすぐ凍結お願いすると思うので、アレでしたらお断り下さいませ……
577星導暁斗◆AxfNVwfziAku :2018/10/06(土)00:12:59 ID:KVZ
>>573

「卯月さん…ね。とりあえず何でもいいから学校には行きなよ!?学歴って結構必要だからさ!」
「経験値って…ゲームかよ!ゲームならいいよ!僕好きだし!
かかって来なさいやー」

なんだか特徴的な子だなぁ…としみじみ。
若気の至りというやつだろうと、大して年も変わらないくせに、勝手に決めつける。遊びなら…と許可を出す。

「あー…そんなもん振り回すの……困るなぁ…でも!死なないならいいよ!死なない程度に遣り合おうか!『いのちをだいじに』ってーやつさ!よろしく!」

そちらからどうぞと先手を譲る。やる気ではあるが殺る気はない。
578卯月青葉◆ClSVHWuVMw :2018/10/06(土)00:18:53 ID:ugW
>>577
「学歴なんて『ステータス』の前には不要!お兄さんもそう思わない?『かしこさ』よりも『ちから』と『みのまもり』が重要だとおもうワケよあたしは」

軽々と振り回す金槌の先端が地面を削る、ビル壁を破壊する。それは紛うことなき破壊をもたらす武器
――当然、まともに脳に食らえば即死は免れない

「お兄さんが『いのちだいじに』ならあたしは『ガンガンいこうぜ!』守ってばっかじゃ勝てないってことを教えてやんよォ!」

威勢よく宣い、ポリバケツを蹴り飛ばす。それは生ゴミを散らかしながら彼へと降り注ぎ
頭上に迫る影、金槌を構えて飛んだ彼女はまぎれもない殺す気で
彼の脳髄を潰しにかかる

「殺したらちゃんと『起き上がって』仲間になってねェ!」
579完成体 :2018/10/06(土)00:19:03 ID:D8w
>>575
…!!

【無数に聳え立つ針の、その穴の重なりの更に奥…一筋の光を捉えるが如き刺突!正に絶技!不可避!】
【ずぷ、肉を抉り骨を穿つその感覚は怖気めいて…だと言うのに味わうそれは正に戦恍惚!】
【数多支脈の中でそれが唯一選び取った所作は踏み込み!】
【剣先程か細い挙動で力を発揮出来る部位は皆無、故に己から剣半ば否剣唾まで突き刺す事を決断的に選択した!】

ぁ、が、ああアァァァッッッ!!!

【戦吼(ファークライ)!振り定めるは鞘剛撃!】
【彼我の距離は鼻先すら触れそうな程に殺され、嬉々恍々とした嗤顔の邂逅!】
【最も、その一撃の効果の是非を問わず大きく後方に飛び肩から血のラインを描く事になるのではあるが!】
580楠木シンラ :2018/10/06(土)00:20:37 ID:BS2
>>576

「これは、今日は無理かし……きゃあっ!?」
「海賊部の次はニンジャ部かよ、この学園ぶっ飛んでんな!」