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ここだけ現代異能学園都市 -再生- No.5

401サングラス男◆.tjoqdQWis :2018/10/09(火)01:17:33 ID:pyr
>>393

えー、それマジ?

【一瞬語尾を伸ばすのも忘れる男】
【耳がおかしくなったかと、或いは冗談かと返そうとして、その前に本当だと断ぜられる】

あー、おもしれー名前っすねぇ。おちゃちゃん、ってぇのはちと言いにくいっすねぇ~。ながちゃん、で良いっすか?
ながちゃん相撲好きっす? 名前からしてメインスポンサー張ってそーっすけど。
あ、やっぱこーゆーイジりNGっすかねぇ~~?

【色々思いつくままに口にして、話を逸らして笑いを堪えようとするも結局最初の点に帰結し失敗】
【口は引き結ぶもちょっと肩が震えている。最低だ】
【楚々とした撫子風の美しい彼女だけに、名前とのギャップ、インパクトは一度聞けば忘れられない】

兎も角あざぁーす、おれっちは南倉 豊勢(なぐら ほせ)っていいますぅ~。
ミナミのクラで「なぐら」、ユタカなイキオイで「ほせ」なんでぇー。よろっす。
名前のほう、お相撲さんで似たようなん2人くらい居ますけど、いちおー別人っすからね。

【改めてお礼を告げ名乗り。相変わらず軽いが】
【最後の意味不明な注釈は、彼女のコンプレックスを刺激した可能性に思い至り】
【何も変ではないと言いたげな、男なりの下手くそなフォローだったかもしれない】

なーにが恥ずいんすかねぇ~?
おれっちはこんな綺麗なながちゃんと飯食えるってんで、テンション爆揚げだってのにィ~。
まあ、お礼なんで好きなもん食ってくださいや。
で、よければその後外でオケでもーー

【復活した方の手で彼女の肩を強引に引き寄せんと。多少の羞恥など無視して強引に】
【文字通り彼女が繋いでくれた手なのだから、きっと切るのも彼女から】
【しれっと外デートにも誘うあたり本気度がやばい。だから仕事はどうしたと】
【その後学食にて、競うようにしてランチを貪る男女一組が目撃されたという】
【グラサンの大男曰く「しっかり食べる娘って可愛いっすよね」とのこと】


//これにて〆です! ありがとうございました!
//遅くまでお付き合い下さり感謝ですっ
402水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)01:23:13 ID:dIi
>>397

「そんなの私が一番分かっているよ」

少女の嫌悪感など、可愛いものだ。素の感情をさらけ出している少女の悪感情など、可愛いものだ。
出会ったばかりの妹はもっとワガママだったから

「嫌われてしまったなら、仕方ないなぁ。それじゃあ今度は。好かれる努力をしないといけないね」

そして元来、彼女はポジティブ思考だ。嫌われているのなら、好かれればいい。そんな単純な事。
拒絶されただけで泣き喚いていた彼女は、今はもう居ない。
距離感を大事にする事を教えられたから

「それは……あはは、昔よりは気をつけているつもりでいる。友人になりたい女の子に注意されて学んだから」
「話してやることはない……か、私はあるよ。少なくともすごくたくさん」
「でもそうだな……一言だけ言うなら。」
「私、お昼はいつも屋上で食べているんだ。」

ずっと張り詰めていた犬耳房はへにゃりと垂れ下がって。浮かぶ表情もへにゃりとしたもの
張り詰めている少女とは真逆の、緩みの極地
403仮面の剣士◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)01:24:30 ID:9gC
>>390
ひゅう、ひゅう、と音がする。
それは、風を切る音だ。空気を斬る音だ。
刹那。音が消えた。そして、凄まじい速さを持って、鋭い斬撃波が彼女の元へと飛ぶ。実体化した斬撃は、遠距離の彼女へ目掛けて飛んでいく。

「………」

その方向には、学生服を着た仮面の剣士がいた。
狐の面を付けた剣士。無言で、ただ完成した彼女へ殺意のみを向ける。
彼は、どことなく彼女に見覚えがあった。それはあくまでも“前の世界“での話。彼女がそれと同一人物とは限らない。自分もまた、正確に言えば、あの時と同一人物ではないのだから。
404『劇場の怪物』◆uj6Bxdmutc :2018/10/09(火)01:34:54 ID:ELo
>>402

「お前本っっっ当に質が悪いです。もう少しひねくれろ、です。
 私の脚本には絶対お前みたいなのは出さないです。」

感情に任せて捲し立てる。その中に零れた言葉は、一つ彼女が何者かを示す材料に。
想像できるのは演劇部だとか文芸部とか。本人は気づいてないみたいだけど。

「その馬鹿は死ななきゃ治らないんです。どうせ。
 ……気が向いたら殺して直してやるです。」

ああ、本当に死んでしまえばいいと心の底から思う。
気に入らない。鬱陶しい。死んでほしい。ありったけの嫌悪が、視線に乗る。
珍しく開かれた瞳には、その言葉が籠ってるはずだ。多分。おそらく。きっと。

「今日は終わりで良いです。
 ……ああ、そう。鏡以外にも、賊が入ってるらしいので。
 せいぜい気を付けて、馬鹿を直したかったらさっさと死ぬといいです。」

そうして彼女は去っていくだろう。
残されたのは彼女と鏡。欲望と付き合えるのは、そこに残るのは純粋な進化の促進。
もしかすればそれは、理想に向かうための強力な道具にすらなるかもしれない。

//これで〆でしょうか、ありがとうございました!
405完成体 :2018/10/09(火)01:35:01 ID:QyB
>>403
…!!

【決断的に鞘を振り抜き、飛翔斬撃を打ち払う】
【可視性をも帯びた衝撃波が弧状に拡がり路地裏に満ちた。水面に走る波紋めいて】

…あぁ、あぁ…ふふっ、ふふふっ…この風…黒い妖風!!

【妖嗤みを浮かべるその表情、徐々に歩調はアレグロへと変化を遂げて右手に携えた漆黒のブレードはギラついた!】
【剣戟の距離までを素早く疾風の破竹で迫れば肩の輪郭がブレる、グリズリーの爪撃が如くに鋭く素早い重ね三段斬を激烈に繰り出すであろう!】
406仮面の剣士◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)01:41:48 ID:9gC
>>405
仮面の剣士は、向かってくる彼女に応戦する体勢を取る。
彼女の三連撃を見切り、素早く剣で受け止め、まるで滑らせるように、正確にその威力を受け流していく。金属の塊がぶつかり、擦れ合う音が響いた。

「…………やはり、良い腕だ」

全てを受け切れば、続けざまにカウンター。軽く踏み込み、無駄な動きのない、最小限の刺突。その威力は控えめながら、その速度は常人では見切れない程に速い。
407完成体 :2018/10/09(火)01:54:22 ID:QyB
>>406
…!!
(疾風い…強い…!!)

【存在格同調、まばたきよりも速くその異能力を始めとする剣気、闘気が膨れ上がる】
【乾音、鞘で刺突の先端を否した。されど掠める鋒、肩の肉を穿つ!】

…、この剣気(鬼)…どこか、どこかで…?

【踏鳴、震脚めいて地を噛み締める】
【そのままブレードを翻しての逆手持ち斬り上げ一閃!】
【鞘でのナナメ上からの打ち下ろしまでがセットになった二連剛撃である!】
408水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)01:56:17 ID:dIi
>>404

「これでも結構ひねくれている自覚はあるんだけどなぁ」

先程までの怪人と違い、ありったけの感情を吐き出す少女には人間味があった。
この程度の悪態など可愛いもの、罵倒されようが死ねと言われようが。殺して直すと言われようが。楽しそうな微笑みしか漏れ出てこない
演劇部なの?とは聞かなかった。ただ今度覗いて見ようかなと。思っただけ

「気が向いたら殺しに来てくれるんだね?それじゃあお弁当用意して待ってるよ」

少女が向ける感情は全て反転して返してやった。
無関心を向けられるよりはずっと良かったから。嫌いだと言われる方が。友人になれる望みはあるからだ

「そう、ご忠告ありがとう。気をつけるよ」
「"またね"」

彼女は大振りなくらいに手を振って少女を見送る
再会出来るといいなぁと、そんな感情を言葉に込めて
首元に下げられた鏡は、もう怖くなかった

//ロールありがとうございました……!とても楽しかったです!お疲れ様でしたー!
409仮面の剣士◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)02:06:35 ID:9gC
>>407
それは、まさしく剣と剣のぶつかり合いであった。
他に混じりっけのない、純粋なる勝負。

「………!」

刺突、入らない。続け様に相手の斬り上げ。剣を手元へ戻し、それを防ごうと受け止めるが、打点が悪かった。仮面の剣士はバランスを崩しよろめく。
そしておまけに来る振り下ろし。なんとか体勢を立て直してこれもまた剣で受け止め、いなそうとするが、先程バランスを崩して動きを取られていたのが運の尽き。左肩の肉を裂く。

「………まだ………!」

一瞬の油断が死を呼ぶ剣の死合。
だが腕が動くならば無問題と、怯まずに彼は縦、続けて横と、十字に剣を払った。

以前の世界では果たされなかった勝負、それが今、ここに。
410完成体 :2018/10/09(火)02:16:15 ID:QyB
>>409
…、

【閃光が如き剣筋、いつかみた夢の光景】
【思いもよらぬ僥倖に、それの描くすべての野に季節華が咲き乱れた】
【その真紅の花弁が舞い散る様に、胸に走る十文字!】
【致命には至らない、咄嗟に半歩身を引く所作が間に合った】

…そりゃあ…そりゃあ、まだ!…まだでしょうっ!?

【いかめしくも厳かな戦の儀式、天使すら押し黙って飛ぶに違いない】
【嬉々爛々と輝く瞳を持って、それは体を滑り込ませる様にタックル!からの強横薙ぎを繰り出すだろう!】
411仮面の剣士◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)02:24:46 ID:9gC
>>410
十字切りからすかさずに入ってきた彼女のタックルによって仮面の剣士は一瞬身じろいだ。それは隙を作るのに充分なものであり、そして、振るわれた横薙ぎが、彼の仮面を破壊した。

「………!」

音を立てて割れる仮面。彼女がもし以前の世界の彼女と同一人物ならば、覚えているだろうか。そこにあるのは、犬神羅刹その人の顔だった。額には、今しがた斬られたばかりであろう、ぱっくりと割れた傷が。

「………まだ、終わらん……!」

彼女に詰め寄り、剣を構えて一気に突っ込む。それは、ちょうど鍔迫り合いの形になるであろう。もし、拮抗に勝利出来たのなら、犬神は彼女の剣を弾き飛ばそうと、剣を振るうであろう。
412完成体 :2018/10/09(火)02:33:34 ID:QyB
>>411
あ、あぁ…!!

【それは『完全にその体験を記憶していた』】
【即ち、歓喜に澱むこれは『元来この世界の存在ではない』】

蒼空の、あの極みは…

【ブレードは弾かれ、微笑みの月に向けて羽撃いた。咄嗟小さく跳び身を引く】
【鞘を凛然と構えそれでも尚恍惚、苦い深淵の戦乙女は心の裸体を曝し挑発的に嗤みを浮かべる】

…見つかりましたか…?

【雷撃閃と等しき速度にて踏み込み、鞘打突!】
413轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)02:55:41 ID:SaZ

 結局、顔剥ぎ魔は取り逃がしたらしかった。

「……ばっかじゃねーの……」


 自分に思わず、そう言った。腹を貫かれる瞬間、かすかに軌道を反らし、辛うじて背骨を砕かれることだけは避けたらしい。
 敦子が必死こいて自分を助けるために尽力してくれたのも聞いているが、それもむなしく。自分の腸は酷く欠損し、これから一生消化に悪いものや酒は避けた方が良いと医者に言われた。
 刺さった腕を引き抜く瞬間、夕暮の――今となっては夕暮?だが――アニムスは新の腸を掴んで千切りとって行ったに違いなかった。

「僕が得たもの、消えない傷だけかよ……」

 腹筋の損傷も激しく、回復するまで新の声はどこかくぐもったかすれ声になってしまうことを告げられていた。夕食のロールキャベツは、一口も口をつけられず。
 呆然として新は入院二日目をやり過ごし、夜の散歩に出た。松葉杖を突き、星空を見上げ。消えない貫通痕が刻まれたそこを撫でてみる。しっかりと肉はあるのに、大きな穴に手をいれたような虚無感ある感触が掌を塗りつぶした。
414仮面の剣士◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)02:58:35 ID:9gC
>>412
「…………さあな。少なくとも、俺はまだ戦いの中にいる」

彼女も覚えているようだ。何故、このような殺人鬼などに身を窶しているのか、それは毛頭分からないが、この世界における彼女の役回りがそうなのかもしれない。自分がそうであるように、彼女もまた。
鞘の一撃を胸に受ける。肋骨が砕ける音がした。

「………お前は、何故そうしている」

しかし、彼女がどんな形であろうと、その剣の筋は本物。そして、犬神はその勝負を、楽しんでいた。
犬神はその腹部を狙って、静かに剣の峰を打ち込んだ。
415海原ミナミ :2018/10/09(火)03:06:03 ID:24S
//wikiのイベントに少し提案させていただきました
//よろしければ是非お目通しいただければ幸いです
416轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)03:11:13 ID:SaZ
//もしお返ししてくれた人がいましたらすいません
//ちょっと眠気がきついのて返信は明日になります
417完成体 :2018/10/09(火)03:12:30 ID:QyB
>>414
そう、そうでしたか…ふふ、ふふふ…とても、とても…素晴らしい事だと、そう思います

【何故ならこうして再会することが叶ったのだから】
【あるはずのない、果たされる事のない約束を…】

私?
私、私は…ふふ、

【こうして今、確かに剣と剣で交える事が出来るのだから!】
【掲げた右手、ノールックで回転落下のブレードをキャッチ!】
【そのまま大振りの縦一閃!…否!腹部への打撃で瀉血!大きく軌道と勢いを削がれる格好となる!】
【二歩背後にたたらを踏んで、よろおりと揺らめきながら睥睨!ダメージは多大!】

…私は、ただ…私である為に…
……ふふっ、あるがままに……!!

【役割?神の意志?】
【否、断じて否!これはこれの明確な志を持ってしてここにいるのだ!】
【例えばそれが何者かの介入によって歪められる事があるようならば、】
【これはその異能暴力を持ってしてその者すら斬り伏せるであろう!それが叶う!】

…ん…明けぬ夜、うらめしきは曙…

【ふ、と気が付けば彼方より多数の気配】
【警備部隊の到着は近い、ブレードで宙を薙いだ】
【発生した空間断裂の亀裂の中に身を潜らせ、最後に一度だけ振り返る】

…また、またの逢瀬を…心待ちに、しております…

【亀裂は徐々に小さく、世界がカタチを思い出したかの様にあるべき姿へと修復されて行き】
【それの姿をこの世界から消した、妖風の残滓のみを微かに匂わせて】

//ちょっと強引ですがすみません、時間的に落ちます。ありがとうございました
418犬神羅刹◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)03:31:22 ID:9gC
>>417
「………お前は………」

彼女は、明らかに以前会った時とは様子が違っていた。一体何があってああなったのかは分からない。しかし、分かっている事はただ一つ。放置すれば、人々を脅かすであろう事。

「………次に会った時は、斬る 」

犬神のこの世界においての役割は、この世界に蔓延る巨悪を斬る事であった。
以前とは立場が違うが、敵を斬るのは同じ事。次に会った時は、彼女を斬らねばならないだろう。

さて、警備部隊がそろそろやって来る。犬神もまた、彼らが到着する前に退散し、その場には死体以外何も残らないのであった。

//ありがとうございました!
4196lwy2fkM6c :2018/10/09(火)06:16:46 ID:F32
>>338

「……カナミ。これで満足?伏木霞、二度とここに来るな!次は本気で殺すから……!」


鏡に心を囚われている少女は鏡を渡すことを良しとしない。だから、その代わりに名前を名乗った。
それが最初に行方不明になった風紀委員所属の高等部一年の名だと、伏木が気付くかは分からないが。
そうして少女は伏木を忌々しげに睨み付けて、早く消えろと何度も繰り返している。
420更科呉葉 :2018/10/09(火)07:11:59 ID:pOo
少しだけ国語教師らしく、物語文を引き合いに出して話をしようと思う。

かの文豪の作品に『高瀬舟』というものがある。
安楽死の是非や知足をテーマとしているとされるが、今考えてほしいのはそんな大局ではない。
ただ『弟は果たして幸福だったのか』、この一点に尽きる。
不治を悟った絶望と詫言から解放される安堵と雀躍に、やはり胸を撫で下ろす思いだったのだろうか。
それとも息絶える直前まで病の苦痛と、唯一肉親である兄に手を汚させた悲嘆に暮れていたのだろうか。
然してその真実は判然としない。
これを語ったのは手を下した兄であるからして、その時の弟の心境を語るのはただの死に顔でしかない。
目の半分あいたままだけである彼が最期に何を思ったのか、どう足掻こうと想像の域を出ることはない。
つまるところ読者には登場人物の心情全てを推し量るなど到底不可能であるし、一つに断定するなど愚の骨頂なのだ。
そしてそれは薄紙の向こうの世界に限らない。
今隣にいる誰かの心の内だって、表面の所作と伝え聞いた境遇だけで知った気になるなど、傲慢にも程があるというもの。
繰り返すが、安楽死の是非などはさして重要ではない。
何故なら今回の事件はそもそも、両者の合意の上でないが故に。

確かにあの日事切れた状態で発見された彼女は、その境遇だけ知れば不幸の極地であったかもしれない。
それでも日々の営みの中に意義を見出そうともがく彼女を、誰よりも近くで見ていたからこそ。
幸不幸を他者に定義されてしまったことに、言いようのない怒りを覚えるのだ。
人と人工知能の区別を、たった一つの検査法で勝手に定められる理不尽に感じるそれに近い。
あの日の真相を知って、さして驚きの色を呈した訳ではないのだが。
フォークト=カンプフ感情移入度検査法にでもかけてしまえばよかったのだろうか、なんてらしくない冗談が思い浮かんで知らず自嘲した。
421更科呉葉 :2018/10/09(火)07:14:54 ID:pOo
十年前、学園都市を震撼させた『顔剥ぎ事件』は一応の収束を見せた。
アトリエに安置されていたマネキン達は身元を照合され、出来る限りが遺族へと返還された。
遺族が既にいない者、拒否された者、身元が不明だった者は未だ、アトリエの地下で覚めない夢を見ている。
それは暮れぬ永劫の白夜か、堕ちた刹那の日蝕か。やはり鑑賞するだけの生者に窺い知れるはずもなく。

ごうごうと燃え盛る炎を一人眺めていた。
微動だにしない彼女の足元で、ちらちら揺れる影だけが大地に踊る。
現場検証の終えたそこをどうすべきか、職権の濫用に近しい強引さでもって決定した彼女の横顔は、どこまでも凪いでいた。
アトリエの地下に先陣切って踏みこんだ彼女が、展示品を一望した時の表情を知る者はいない。
ただその背は震えることもなく、知った顔に頓着すらせずあくまで平静に指示だけ出して場を後にしたとか。
一つ確かであるのは、彼女が身内の遺体の一部の受け取りを拒否したことだけだ。
蒼から瑠璃に染まり行く天穹も、斜陽に歓ぶ雲も、黄昏に哭く大地も、全て全てが憎らしい程に赤い。
夕暮に立ち昇る煙を見上げる。顔の皮しかない彼らがこれで弔えるのかは分からない。
それは果たして解放と呼べるのか、自己満足の一種でしかないのは重々承知していた。
それでも向こうがどんな世界か知る由はないが、せめて電気仕掛けの夢ではないようにと願う。
鎮魂の恵雨が来たるまで、炎は燻って消えることはないのかもしれないけれど。

全て灰と還って夜の静寂だけが後に残るまで、ひと時も目を逸らさず佇んでいた彼女であったが。
その心情はやはり、語るに及ばず。
422更科呉葉 :2018/10/09(火)07:15:13 ID:pOo
//ソロールです
423椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/09(火)07:42:44 ID:mFD()
>>349
【こんこん、と病室に慎ましやかなノックの音が鳴り響く】
【白い扉がゆっくりと開き、中から姿を現したのは】

【両手いっぱいに抱えたお見舞いの果物と、眉を顰めて怒ったような表情を浮かべる杏子の顔であった】

……聞いたで、火々里ちゃん
なんで、うちに相談もせえへんかったんや
【ゆっくりと、病床へと近付き、彼女の手を柔らかく握った】
【高まっていた不安と、それを解消する安堵と、頼ってくれなかった彼女への微かな怒り、そして──】

【──なにより、頼られなかった自分への不甲斐無さに、杏子は涙を浮かべた】

……でも、無事でほんまに良かった……ほんまに……
424A-07◆SE4thlOCkJCn :2018/10/09(火)09:23:46 ID:0CO
秋空は高く澄み渡り、やや冷たい空気が心地良く肌を撫でる。清々しい朝だ。今現在の気分を除けば。
まばらに人の入ったダイナーで朝食を取りながら、彼は求人広告と睨めっこする。どれも自分がやるのに適した仕事ではない。
いっそのこと学生に変装するのもアリか?と考えたこともあった。だが、変装したところで名簿に存在しないことで一発KO。

(ステイサムかヒュー・ジャックマンがいれば完璧な雰囲気の店だな……)

八方塞がりの現状から目を背けるようにどうでも良いことを考える。ハリウッド映画のプロローグに出て来そうな店であることは否定しない。
学園都市で生きていくにはやはり手に職を持つことが重要だ。然し、彼は特殊技能はこれと言って持ち合わせていない。
異能も基本的に戦闘寄りの代物。いつでもどこでもどんな仕事でも、とはいかない。

「最初に逃げたのが……悪かったか……」

若干の後悔を胸に秘めながら、クラブハウスサンドをがぶりと一口頬張った。
425紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)10:20:25 ID:d13
彼女は今、一つの部屋に向かっていた。風紀委員室へと。高等部長が怪しいと言う事と、盗跖の存在、これらの事は早く風紀委員の耳に入れておいた方が、共有していた方が良いだろうと思って。

「ただ早まって、高等部長に警戒されるのが怖いよねぇ」

そんな事を呟いていると、いつのまにか風紀委員室のすぐ前まで彼女は到着して、そのドアの前に立つ。そして、コンコンっと二回ノック

「生徒会の紅でーす」

ドアの向こうにそう語りかけると、返事を待つ事なくガチャリと扉を開ける、中へと踏み入るだろう。今現在、其処に居たのは
426YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)10:31:23 ID:SaZ

 この世は「ならない」に溢れている。と気づいたのはずいぶん昔の話だ。

 それがその存在は疑問で仕方なかった。生きるためには倫理をおもんじなければならない、悪いことをしたら罰を受けなければならない。なぜだろう。ちょっと考えればおかしいじゃないか?
 無視した方が利益が出ることを重んじる必要はどこにある? その気になればいくらでも回避できる不利益を回避して一体全体何が悪いと言うんだ? なぜそこまで、自己の意思以外のなにかに縛られようとする?

 否定もしないし嘲りもしなかったけれど。
 少なくとも自分にはできないよ、と、子供心に思ったものだった。

――――結局のところ、幸せか否かなんて自分で決めることだ。すべては自己意思に帰結する。自己がなにを選んだかと言う事実のみに帰結する。だからそれは自分の意思で他人の幸不幸を決め、剪定することにしたのだ。
 そしてこれからもきっと、何食わぬ顔でコーヒーでも啜りながら、街角のカフェで。獲物を狙う。口には銘柄を変えた煙草をくわえて、性別すら取り替えているかもしれない。そもそも学園都市から出ていることすら真っ赤な嘘かもしれない。

 『知れない』――――結局誰一人、顔の皮の下にあるその存在を知れることはなかった。そうされないように立ち回り、卑怯ものそのものの決断でもってそれは逃げたのだから。
 でも、その存在が。自己意思によってのみ生きていると言う前提で考えれば。それは至極自然なのだ。

 どこかのカフェ。誰かのつけたイヤホンから、Radwimpsの曲が流れている。そして生活音が流れる世界のなかで誰かがポツリと呟いた。

「幸か不幸かどうかは僕に決めさせてよ、他は好きかって、決めさせてやってるんだからさ……」



http://youtu.be/6ngiJtsToH4

//ソロールです
427火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)11:04:51 ID:Kej
>>423

あー……杏子…

(ノックをしてきたその人は、火々里のよく知っている人物で)
(怒っているだろうなとは思っていたけど、いざ目の前にすると申し訳なさが胸の中に溢れてくる)

……杏子に話したら、杏子はついてくるって言ったでしょ?
杏子には、危ないことはして欲しくなかった

(そんなことが言い訳にしかならないことは分かっていた)
(もしも杏子が同じことをすれば火々里も同じ気持ちになるに違いない)

……ごめん、杏子…心配かけて
428YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)11:18:02 ID:SaZ
>>425

「……あい?」

 ちゃっ、と、その白い学生服を身に付けた青年は丸眼鏡を押し上げた。

「どしたんすか、紅さん。めずらしいじゃないすかこっちくるの」

 パタンと書類の綴じ込みを閉めると、机に放り投げて。きいっと椅子を回して紅を見る。風紀委員として就任する際に髪の毛を黒くしたのだが、前髪にかすかに赤の残滓が残っていた。
 風紀委員アレックス・パッションビートは、目立たない程度に光る耳の小さなピアスを撫でながら、紅雫をその青い目でじっと見る。丸眼鏡を懐にしまい――――

「なんかあったんすか?」
429紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)11:28:11 ID:d13
>>428

「あら、今はアレックス君だけか、まあ風紀委員色々忙しいだろうし仕方ないか」

扉を開け、中に入ると居たのは同級生のアレックス・パッションビートのみ。鏡やら顔剥ぎやらで風紀委員は特にバタバタ動いてるんだなと実感する。まぁ、今回は風紀委員に情報を渡せればそれで良い、誰かと会えればそれで良かったから問題無し。

「鏡事件あるでしょ?あれで、黒幕かそれに近い奴の情報掴んだかも知れないからさ、それを風紀委員にもリークしに来たわけ」

アレックスに対して小首を傾げウインクして、要件を話す。出迎えた風紀委員が同級生の彼なら話もしやすいし、むしろ都合が良かったかも知れない。
430YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)11:41:24 ID:SaZ
>>429

「なるほど? そいつは確かに興味深い話……なんだが、おいおい。俺がちょっと入院してる間学園変わりすぎでしょ。なんでここっていつも問題だらけなの? もてあました暇人集まってんの?」

 まずはそんなぼやきが出たらしい。机においてあった風紀委員制式の学帽を被り、姿見で位置を確認。

「見回りつつで話しよーや。……質問しようにも何処から手をつけたものやらだから、順不同で良いから適当にバーっと吐いちゃってくれ。しちめんどうな話だし正直辟易するが、風紀委員、生徒会ってのはなによりも聴くのが仕事だからな……」

 とりあえず聞くだけならなんでもしますよ、と言うスタンスの彼は。一般生徒からからかい半分、尊敬半分でこう呼ばれている。
 人間目安箱、と。

――――やがてその長身は紅の横を通りすぎ、ちょいちょいと指を動かしながら扉を開けて外へ出ようとする。
431紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)11:52:57 ID:d13
>>430

「確かに、ここで話してても退屈なだけだしね、賛成」

アレックスがちょいちょいと誘い、指を動かしたならそれに同意して付いて行く事になるだろう。風紀委員室を出たならば、まず一言言う。

「所でもう怪我は大丈夫?まぁ問題だらけなのは………ほら、異能者の街だし、力振り翳したいの沢山集まってんじゃないの?」

退院したばかりの彼を労う言葉をまずかけて、その後の愚痴については苦笑いしながら、同調しつつも何となくこうじゃないかなって思ってる事を言う。

「あ、高等部長室の方は近づかないでおきたいかな、と言うのも、今あいつが鏡の張本人かも?って思ってるからさ、なるべく聞かれる可能性は排除したい」

そして、高等部長を疑ってる事を明かすと、その高等部長には聞かれないようそっちには近づかない事を提案。
432YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)11:58:35 ID:SaZ
>>431

「学園内部かよしかも……」


 紅の言葉で大体の状況を察したらしい。学園内部から鏡が発生している――通常、一般生徒からの出所ならすぐさま風紀委員の捜査網にかかり、事件は収束しているはず。
 それがまだ行われていないとなれば、つまるところは。風紀委員や生徒会の動きを知っていてなおかつ隙間を縫える立ち位置、上層部が犯人の可能性は色濃い。

 苦い顔のアレックスは足の方向をいつもの見回りルートからはずした。

「持ち物検査とか生徒会からは動いたのか? 俺でも小耳には挟んだぐらいだ。相当広がってるぜその鏡。とにかく片っ端から改修しないと話にならねえだろ、マジによー」
433紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)12:08:12 ID:d13
>>432

「まだそう言った動きはしてない……あぁ、鏡なら多分風紀委員の方で何枚か回収してるんじゃないの?」


持ち物検査と言った行動はまだしてなかった。迂闊だったなと。信頼できる教師に話して置くべきだったと、そうやって学生の鏡は回収して置くべきだったと後悔する。

「三年の御堂春吉、あたしが鏡に取り憑かれたあいつとっちめた時、確かに『高等部長殿』って言ってた。だからまず鏡に関わってる可能性は相当高い」

御堂春吉については風紀委員にも情報は行ってる筈。彼は生徒会役員に拘束されて、風紀委員に引き渡された後逃走したと伝わってる筈だから。

「……鏡割るだけじゃなくてもっとギタギタのメッタメタにしてやれば良かった」

そんな一言も呟く。
434伏木霞 :2018/10/09(火)12:28:50 ID:6Gd
>>419
「ああ、満足だ、ありがとよカナミ。…………次は本気、ね……」

鏡を探ろうにも所在がわからない以上下手に単独で探るのは命がない。名前を聞けば少し震えながらも立ち上がって、幻の炎を纏わせた身体を退ける。

「せっかくの同志がどんなやつか気になって来たが、これは氷に相応しいやつだ。次は平和に会いたいもんだな」

フラつきかけた身体を隠しつつも、勝ち誇ったような様子でその屋上から去ることだろう。

(……次はってことは今回は殺す気なかったってことだろうが)

カナミが見送るならば、屋上から去って廃ビルの下に居ることだろう。もし覗いていたなら軽薄そうに手を振って、その時には霜や氷結が見える身体が確認できたかもしれない。

何にせよ、伏木霞は少女の願い通りにその場から消える。その名の通り霞のように。

(……あー…………ヤバイ、寒い……)

――そして一度、学校の側で倒れ伏すのであった。

//返信遅れてすみません……! 一応私の方からはこれで〆とするつもりですっ
435YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)12:37:47 ID:SaZ
>>433

「そりゃよかったと言いたいですがねえ――――」


 うーむ、と、唸るアレックス。

「俺のアニムスで片っ端から『ぶん殴れば』、鏡持ってるかどうかは解るんだけどな。そんな乱暴な方法をゲドちゃんが認めるはずねェーしよォーッ。やれやれ、結局出方まちかい」

 そして、御堂の件が地味に心に響いたようだ。

「あいつの落語、好きだったのになぁ。なぁーんでそう言うことしちゃうかね、ほんと」
436セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)12:45:15 ID:9Eg
>>335

【毒気を抜かれるような笑いである。何度見ても、どうしようもないほどにからかっても仕方ない感じの】
【結局引きずられる形ではあるが、相性としては悪くないのかもしれない】
【何だかんだと思い悩むセラフィーナにしたら。本人からしたらたまったものではなのだが】

「……セラフィはセラフィーナ・イルマタル・コスティアイネン、セラフィでいいにゃ……柘榴」

【先に皆が呼ぶ略称も教えておきながら。実際、そのせいで変な名前を付けられたこともあるので】
【そして下の名前で呼んでみる。ちょっとだけ勇気を出して】

「にゃあ……でも大体は運動部が取ってるだろうし……」

【さて、参加するとは決めたわけでも、ならば何に、というのは解決していないわけだ】
【大抵の運動は活躍の場は運動部のもの、参加するとしたら裏方か……】


「……チア、とか?」


【応援団、という方向性になるだろうか】

/おまたせしました、凍結ありがとうございました……!
/返信しておきますので、好きな時にお返しいただければ!
437紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)12:48:36 ID:snn
>>435

「あの風紀委員長はそう言うの許さないだろうねぇ」


片っ端からブン殴ればと言うアレックスに対し、少し笑いながら同調する。ただ、高等部長が犯人かどうか尻尾は掴む必要がある。

「ま、だからあたし的に、風紀委員の方でも高等部長はマークしといて欲しいなって……あと、今姉貴に自白剤作って貰ってんのよ。ホントは姉貴の力とか借りたくないけど背に腹はかえられないし」

姉貴は紅土間徒の事。彼女の事も恐らく風紀委員なら良ーく知ってるだろう。なんといっても良く異臭騒ぎを起こす科学部部長の問題児なのだから。肩を竦め、溜め息をし、複雑な表情で姉にして貰っている事を話す。

「アレックス君落語とか聞くんだ、意外」

御堂の落語が好きだったと聞くと驚きの表情を浮かべる。もっとロックとかパンクとかそう言うのが好きだと思ってたと付け加えて

「……鏡騒動収まったら元に戻ったりとか、しないかなぁ」

そんな希望的観測の言葉をぽつりと。鏡で正気を失っているとなると、鏡さえなんとかすれば……と、思わなくもない。ただの希望でしかないのだけど。
438YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)12:59:09 ID:SaZ
>>437

「土間徒さんに協力をあおぐのは構わねーが、それで問題引き起こさせたらまた別にとっちめにいかなきゃならねーからよおォ。ゆめゆめ自重させとけよォーッ? こっちだって仕事増やされたくはねーんだからよォー」

 紅土間徒はアレックスの数少ない苦手な部類の人間だ。一位は外道院、二位は紅土間徒、三位は生徒会副会長。苦手であって別段嫌っているわけではないのだけど。

「落語聴くよ。笑点いまでもたまに見るし……」

 落研の公園は風紀委員の業務のなかでのささやかな楽しみだったのだ。それが一時的に失われるとなるとため息を禁じ得ない。

「どうかね、経過観察としか言えねーなあ。なんにしたって謹慎は免れねーだろうな、問題物品の所持に加えて校内での争乱行動。ま、あいつはプライドたけーし平気じゃね? さっさと片付けてとっとと上座に戻ってもらわなくっちゃあな」
439霧亡柘榴 :2018/10/09(火)13:12:14 ID:pOo
>>436
「えっと……うん、セラフィ、だね」
「仲良く、してくれると、嬉しいな、セラフィ」

長い名前を一度で覚えきれなかったか、束の間の硬直。
愛称を教えてもらえてほっとしたか、もしくは下の名前で呼ばれた喜びか、とにかくふわっとした笑顔はなんだか嬉しそうで。
握手を求めて差し出した手は友好の証。とある風紀委員に頼まれていたことでもあるが、それは要因の一つにすぎない。
例えそれがなかったとしても、彼女はこうして交友わ深めようと持ち前のふわふわさでもって踏みこむのだから。

「チア……って、あの、ポンポン持って、応援するやつ、だよね?」

随分と曖昧なイメージだが間違ってはいないはず。
チアリーディング部なんかはここぞとばかりに激しいパフォーマンスを披露するのだろうが、二人はそうではないのだし。
少し衣装をそれらしくして、簡単な振り付けがあれば十分な形にはなるだろう。

「うん、いいと、思う。セラフィ、可愛いから、きっと似合う」
「……楽しそうだし、わたしも、ちょっと、興味あるし」

いつの間にか彼女も一緒にやる気満々だが、さて。
440紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)13:15:23 ID:snn
>>438

「自重させたいんだけどあたしの言う事なんて聞きゃしないから無理無理」


結局色々言っても言う事聞いてくれない、逆に姉なのを理由にいつもマウントを取られてしまうので、はぁっと溜め息。土間徒は実の姉であるが頭痛の種であったりもするのだった。


「ま、そうなるよね。早いとこ鏡騒動何とかして、表舞台に立てるよう頑張らないとね。アレックスの為にも。うちらも風紀委員に協力するしさ。深月とかも多分動いてくれると思うし」


アレックスが深月を苦手としているとはつゆ知らず、生徒会メンバーで話題に出すのはまさかの副会長。鏡所持してから御堂が起こした事件は数多いが、騒動の全貌が明らかになったならどう転ぶのか、それはまだわからない。


「それともう一個厄介ごとかも知れない情報あるんだけど、聞く?」
441YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)13:21:54 ID:SaZ
>>440

「深月さんね……ハハ……」


 なんか全体的につかみどころ無いしから必ずと言って良いほどからかわれるから苦手なのだ。口のはしがひくひくひきつる。協力してくれるのはありがたいことこの上ないが。

「あァーーッ!? まだあんのかよ勘弁してくれよもォ~! ほんと問題だらけだなここはーーッ!」

 彼も風紀委員に入るまでは喫煙飲酒しまくりの不良生徒ではあったのだが。

「いいよもうどんとこいよ!」

 涙目でなぜかキレる。
442相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/09(火)13:29:59 ID:ELo

「”体育祭の意義とは分別だ。”
 ”暴力に秀でる者とそうでない物を、ルールという皮をかぶせて分別する”
 です。最悪の行事なのです。」

図書室の机に項垂れて、そこに立てた本を読み上げながら。
小声で漏れる体育祭への恨み節。見た目通りのインドア系で、嫌いな強化は体育だ。

「筋肉馬鹿が勝手にやってればいいです。何で出席とられるですか……」

だがそんな配慮は当然なく、授業をするわけでもないのに出席を取られる。
しかも一人一種目は参加するのが基本と来た。徹底的に運動苦手への配慮がない。

「……気に入らないです。何か、無いですか。いやがらせ。」

鏡を使っていやがらせ、というのは流石に大規模になりすぎるし上司に消されかねないし。
出来ればもっとささやかな、体育の時間にドヤ顔でシュートを決めるサッカー部の靴紐を切っておくぐらいのささやかな嫌がらせを。
出来れば被害者は多い感じで、出来れば運動大好き生徒が苦渋をのむ感じで。

「購買のスポーツドリンク、全部賞味期限切れに変えてやるです。
 ……どうするかは知らないです。」

しかしまあ友達は居ないし人望もないので。悪だくみは悪だくみのまま終わりそうなのだった。
443紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)13:36:52 ID:snn
>>441

「あれ?もしかして深月の事苦手?タメなんだからそんな畏まらなくても」


アレックスの様子を見ると、不思議そうにまた首傾げて、じっと見つめる。雫は逆に彼女の事は友人として好きだったりするのだ。同級生で同じ生徒会所属なのもあるけど。


「んじゃ心して聞いてね、鏡の『大元』狙って、盗跖って連中がこの都市に入り込んでる……この前、促音発音しない変な喋り方のチビに会ってさ、そいつ確かにそう名乗ってたから」


盗跖と名乗る人物と会った事、そいつはフェイタルミラーの『本物』を狙ってると言ってた事。またそいつの放つ異能の残滓から、明確に『死』を予感させられた事、羊のマークに番号を見た事など、あの日会った人物の事を話して行く。


「実在すると思わなかったわ」


雫はもう完全に本物の盗跖と思っているのだが、アレックスはその存在について話されると、どう思うのか
444セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)13:47:04 ID:9Eg
>>439

「……じゃ、じゃあ、お友達、だね……だにゃ……!」

【差し出されたその手を見ると、一瞬だけ間を開けた後。それを両手で、握り返すのであった】
【自分からその手を握ることも、お友達を自称することもこれが初めて。手にはちょっと汗をかいていて、じっとりするかもしれない】
【兎も角、またその『とある風紀委員』との約束も果たせるし、それとは別に純粋に、お友達が増えるのは嬉しい】

「そうにゃ、こう……シャカシャカってするやつ!」

【セラフィーナのイメージも似たようなものである】
【運動部の応援遠征なら兎も角、体育祭ならばチア部とは別枠で一般参加枠を受け付けているだろう】
【軽く指導くらいは受けられると思っている……それに、ミスコン二位の二人ならば知名度は十分だろうと】

「……にゃ、ざ、柘榴も、可愛いから、似合うと思う!」
「から、じゃあ、一緒にやるにゃ!! お姉様達を応援するの!!」

【既にぽんぽんを持ったイメージで、両手をシャカシャカと振るジェスチャーをして】
【頭頂部のリボンがピクピクと動かして、今からやる気に溢れているようであった】
【あれだけ言っておいて、話が動いたのならば、とても乗り気になっている様子】
445黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)13:52:21 ID:RCy
>>442
さて、不良とは大概体育大好きか大嫌いかの二極だ。この男は勿論後者である。
そもそも彼の能力はオンオフの切り替えもロクに出来ない身体強化で通してる。運動神経を競う体育祭では相手もいい気はしないだろう。

「はぁ〜〜〜ぁ〜ぁあ──────」
間延びしたため息と欠伸を同時に吐きながら、相書の向かいに倒れこむように座る。
所々砂で汚れた学校指定のジャージに身を包んだその姿は、体育祭の練習からこっそり抜け出してきた事を雄弁に語る。


「………お前、良からぬ事でも考えてんのか」
机に突っ伏したまま目も向けずに口を開く。彼の聴力は彼女の嘆きを捉えていた。
尤もどうこう言う気は無い。人を殺すとかならまだしも、自分の関係ない所でお腹壊させる程度だったら別にどうでもいいと思っているのだ。

「なんかやるんだったら俺の分だけ外しといてくれ。どうせサボるからな。───それだけだ。
 精々期待してんぜ。 ああけど流血沙汰だけはやめろよ、胸糞悪い」
雨でも降らねえかなー、なんて思いながらそれだけを告げる。
とりあえず咎めるとかチクるとかそういう気配は無さそうだ。寧ろ奨励してる節まである。
446YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)13:54:52 ID:SaZ
>>443

「そりゃ無茶な話だぜーッ。俺は風紀委員だがヒラ、あの人は生徒会の役職持ち、なんだからなァー」

 距離を離したいから敬語を使っているなんて言えない。

「……そうかぁ。盗跖、ねぇ。……ったく、学園都市だぜーッ! 学舎なのによォー。どこかのバカが変なもん持ち込んだから変なもん連れてきちゃってさァーーーッ! 胃が痛むぜ常人としちゃー」

 入院あけにはいささかヘビーな話題の数々に痛む鳩尾を抑え、重々しい声でそう言うのだった。

「裏社会じゃ『カタり』は重罪。だれかを装うなんてことをしたらすぐに本物の耳に届いてブッ殺されるのがオチだ。だから本物で良いんじゃあねーかな……盗跖なんてやべーやつらのカタりする命知らずはいねーだろ……。
 とは言え対応に迷うどころの話じゃねーな。問題が問題を呼んでるぜ。ここからさき宇宙から隕石が降ってきても俺は驚かねえよ、マジに」
447霧亡柘榴 :2018/10/09(火)14:04:30 ID:pOo
>>444
「うん、お友達、だよ」

まるで事もなげに言ってのけて、握った手に軽く力をこめる。
その掌はさらさらとしている、緊張感の一切が見られないあたり、やはりどうにも対照的な二人のようで。

「おお、一度、やってみたかった……!」

年甲斐もなく目をキラキラさせながら、セラフィーナに倣って手を上下。
なんだか指導がなくても道具だけ与えておけば、勝手に一人で楽しんでいそうな奔放ささえ感じられる。

「や、わたしは、そんなでも、ないから……」
「でも、うん、チアも、楽しいよね。頑張って、一緒に、応援しよ」

容姿を褒められるのには慣れていないらしく、目を逸らして拗ねたように少し頬を膨らませる。
けれどそんなものは、一緒に一つのことに取り組む仲間を見つけた喜びに、あっという間に上書きされる。
チアも競技も参加すると遠回しに言っているあたり、存外学校行事には本気で取り組む性質らしい。

「……ところで、セラフィ、お姉さんが、学校にいるの?」
448相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/09(火)14:08:02 ID:ELo

>>445

「実行不可能という点を除けば完璧な計画です。
 完璧なのでつまらないのでやらないです。」

投げやりな返答。初対面で何の面識もない二人だが、体育嫌いというところでシンパシー。

「不良なら不良らしく、舎弟連れて体育祭を荒らせばいいです。流血しない程度に
 そしたらいいもんやるですから。」
449紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)14:09:30 ID:snn
>>446

「あたしも一応会計って言う役職と言う生徒会って全員役職持ちな気が…まぁいっか」


なんか違和感あるけども、まぁ細かい事気にしても仕方がない。だからこれ以上突っ込まない事にした。


「ホント、同感。厄介事が厄介事を呼ぶなんて連鎖反応よね。核分裂の連鎖反応みたいで頭痛くなるっての」


とは言え、鏡の問題は本当に大きくなったし、それによって更にヤバイ連中まで呼び寄せてる、真剣に笑えない。本当にいつか彼の言う通り宇宙から隕石が落ちてきても驚かないくらい問題発生してる。


「流石に隕石は無いと思う」


とは言えそこは揶揄うように否定しておくのだが。


「それと、一年の風紀委員の子、最近見かけないし探しといた方が良いかも知れないよ」
450黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)14:17:29 ID:RCy
>>448
「完璧なら別にいいだろ……。いや出来なきゃ意味無いか」
変な拘りか?とは思うが問い詰める真似はしない。初対面だし。

「舎弟がいるように見えるかよ。第一ここでそんな事してみろ、ロクな目に合わない──────」


「──────いいもの?」
耳に入ったその言葉に身体を起こす。乱れた髪が目にかかるが、気にするつもりは無い。

「……俺は小学生か?いらねえよそんなの」
……が、また机に頭を落とした。噂の鏡を配る人物というのを連想したが、流石に過敏すぎたかと反省したのだ。
「どうせお菓子とかだろ?自分でやれよ、応援はしてやるから…」
最後にチラリと訝しむような目を向けると、彼女の立ててた本に手を伸ばす。枕に最適と考えたのだが図々しい。
451セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)14:20:55 ID:9Eg
>>447

「……!! やったにゃ……!」

【お友達だよ、と事もなげに。それに対して小声で呟くのであった】
【その余裕の無さこそ経験則の差であろうか――いや、それとも霧亡柘榴という少女が特別緊張感がないからか】
【ともあれ、お友達が一人増えたと、嬉しそうに】

「にゃあ、応援するよ!! 今度こそ、学園を私に……私達に、釘付けにしちゃおう」

【学園祭では叶わなかった独占であるが、二人で手を組んだのならば】
【きっと学園祭そっちのけに出来るくらいに、注目を集められるはず……と、勿論本気で思っているわけではないが】
【意気込みとしては、そのくらい。“二人で”……と思えるのは、ミスコン以降の経験によるものである】

「にゃ……うん。お姉様は、血は繋がってないけど……」

「……でも、時雨お姉様は、私のお姉様なんだからっ」

【彼女も知る、件の風紀委員こそが少女の言うお姉様の正体である】
【セラフィーナに対する風紀委員会からのお目付け役、教育役、という一面もあるが……それより何よりも】
【少女はいつの間にか、心より敬愛する「お姉様」であると捉えているのだった】
452YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)14:21:02 ID:SaZ
>>449

「瀬崎」


 その名前を呟いたアレックスの顔は実に苦々しい。

「時期が時期だからな。まして真面目一徹のあいつが風紀委員に出てこないってのはもう……だな」

 十中八九なにかしらに巻き込まれていると推測される。何を隠そう、入院開けのアレックスが読んでいたとじ込みの中には鏡だけにとどまらす最近顔を見せない瀬崎についての報告もあったのだ。

「ま、お互い頑張ろうや。俺はそろそろいくからよ――あと土間徒さんに無茶させんなよ。仕事増やすなタコって俺がいってたと伝えておけ!!」

 そう言うとアレックスは足を早め、手を振りながら去っていく。
 不穏が静かに広がっていく学園は、人ごみがそこかしこに固まっているのに、いやに静かだった。
453相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/09(火)14:21:53 ID:ELo
>>450

「碌な目に合わないのは知ってるです。だからお前がやるです。」

そこまで把握した上での提案らしい。
項垂れたままの姿勢、変わらぬ表情に悪びれる様子はない。

「不良の癖に舎弟も居ないですか。使えねー、です。」

そのセリフもまた、当たり前のことを呟くように。

「別にグラウンドを水浸しにしたり、大きめの石をばら撒くとかでもいいです。
 自分が楽しいならみんな楽しいと思ってるクソッたれが、ずっこける所が見れればいいです。」

完全な私怨と嫉妬である。

「お菓子よりはいいものです。興味がないならタダ働きでもいいですが。」
454セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)14:21:55 ID:9Eg
/申し訳ない、遅めのお昼を食べるのでちょっと遅れそうです……
455紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)14:28:17 ID:snn
>>452


「気にかけといた方が、と言うか、危ない臭いがプンプンするよね」


アレックスも気付いて居たかと安心する。風紀委員内の問題はなるべく風紀委員で解決した方が良いだろうとも思って居たのだから。そして土間徒の話をきくと、また罰が悪そうな表情になり

「一応伝えとくよ、どーせ言っても効かないだろうけどさ」


あははと苦笑いしながら、半分諦めモードで答える。


「んじゃ、風紀委員でも情報共有しといてね、こっちも出来る限りの事はしとくから、あと無理し過ぎて病院逆戻りすんなよー!」


そして、去って行くアレックスにはそう伝えてから見送る。残った彼女はふうっと一息ついて、生徒会室へと戻って行った。


//これで〆にします!ロールありがとうございました!
456黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)14:34:15 ID:RCy
>>453
「お前普通そういう事口に出すか?」
至極真っ当なツッコミ。悪いと思ってなさそうな表情を見て「こいつ苦手なタイプだな」と何となく察し始めたが時すでに遅し。

「今時流行りじゃねえんだよそんなの……!」
ぐぬぬと歯軋り。やっぱり好きになれそうにない。


「……じゃスプリンクラーでも動かすか」
怨念すら抱いてそうなその言い草に少し引き気味だが、思いついたのはありふれたアイデア。
「風が強いと校庭の砂が飛ぶからな、水で濡らして飛ばなくするためのスプリンクラーがあるはずだ。
 火災報知器とかと違って何か燃やす必要もないはずだから…、やってる最中に操作する所に忍び込めさえすれば文字通り冷や水ぶっかけられるだろ」
「水をかけるのが好きなワケじゃあ無いが、パニックにはなるだろうな」

「……って何で俺がやる事前提で話進めんだよ!」
タダ働きというのも嫌だが、何よりも自分がやる事になってるのが勘弁ならない。
「やめさせたいのはお前だろ?自分でやれ自分で。俺はどうせサボるから別にいいんだよ成功しようが失敗しようが。
 それに、俺は他人の命令で動くのは好きじゃねえんだ」
457霧亡柘榴 :2018/10/09(火)14:41:36 ID:pOo
>>451
セラフィーナにつられてなんだか嬉しそうに、ほわほわと顔を綻ばせる。
友が増えるというのはいいことだ、その寛容さが時に危なっかしさにも繋がるのだけれど。

「本当は、選手の人達を、見てもらった方が、いいんだろうけど……」
「でも、うん。二人でなら、今度こそ、優勝だね」

自己顕示欲のそう強くない柘榴、応援する側が目を引くのはどうなのだろうかと小さな苦笑。
けれどやるなら何事も全力で楽しむ、ミスコンだって人に誘われたからとはいえその精神でやりきったのだ。
あの時は二人揃って二位だったが、一緒であれば一番だって夢じゃない。
チアの優勝とはなんぞや、ではあるが心意気としてはそれくらいの勢いだ。
昨日の敵ともそうやって手を取り合えるのも、きっと彼女の特質なのだろう。

「わあ、時雨と……そうなんだ、仲、いいんだね。わたしもね、時雨と、お友達なんだよ」
「じゃあ、セラフィのお姉さんと、それから、他の友達にも、頑張ってもらえように、わたし達も、張り切らないと、だね」

自分の友達同士が仲睦まじい、というのは一見すれば微笑ましい。だが往々にして嫉妬心の生まれやすい状況であるのも事実。
しかし彼女にはそういった感情はほとんどないらしく、むしろ自分のことのように喜ばしそうで。
ふんす、とまだ見ぬチアへの期待と楽しみに意気込んだ。

//了解しましたっ、ゆっくりで大丈夫ですので!
458相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/09(火)14:45:33 ID:ELo

>>456

「友情根性義理人情、この辺りが無い不良など社会のゴミでしかないです。
 マ〇ジンでもそんなキャラ居ないです。貴女はそうなのですか?」

漫画的な不良以外はゴミだと言い切った。

「別に命令のつもりは無いです。言い方を変えて欲しいならそうするです。
 共謀、雇用、どれがいいですか。」

「折角の行事をサボるだけじゃ後悔するです。卒業式に思い出せるのがサボりとかありえないです。
 私たちは私たちなりに体育祭を楽しんでやるです。」

と、妙な情熱をもっての発現だったらしい。
459黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)14:53:18 ID:RCy
>>458
「あるわそんくらい!舎弟に出来るようなヤツがいねえだけだよ!」
あんまりな言い草に思わず怒鳴り、バツが悪そうに辺りを見渡す。図書室なのを忘れていた。
「……友達とかそういうのがいねえのは否定しないけどよ……」

「どっちでもいい。とにかく俺は自分で何かする気はねえぞ。
 それにお前の方が何かコッソリやるのに向いてるだろ多分。俺にはそういうの無理なんだよそもそも」
言い方の次は能力の問題だ。彼の能力は忍び込むとか静かにやるとかそういうのには向いていない。
相手の能力は知らないが、自分よりもマシだろうとの考えだ。単純に自分の手を汚したくないのもある。


「思い出すのが迷惑行為なのはいいのかよ……」
ボソリと呟く。天性の根暗というか何というか。
「実際に自分の手で何かした方が楽しめると思うがね。裏でセコセコ指示出すより」
460YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)14:56:24 ID:SaZ

【名前】アレックス・パッションビート
【性別】男
【学年・職業】17歳/高等部二年/風紀委員
【容姿】
かすかに赤の残る黒髪/顔つきはそこそこに凛々しく、身長188㎝と恵体。碧眼/表情豊か
白い学ランを校則ギリギリのラインまで長くして、スラックスはタイトなものを着用。髪の毛を隠す意味と多少キリッとして見えるからという理由で、制式の学帽を被っている。
校則に触れない範囲+目立たない程度に制服のタイピンを変えてたりピアスを開けてたり。
【性格】
一般生徒でも教師でもとりあえず聴くことだけは聴きますよ、行動するかどうかはそこからですねと言うタイプの塩梅の良いお人好し。歩く目安箱と呼ばれる程度には問題に対して受け身。
正義感に溢れると言うわけではないが、少なくともクズと普通の区別くらいはつけてもらわなくッちゃ困るということで相手によっては手酷く叩きのめす事も厭わないというか、キレる。
【能力】

【ANMS】(アニムス)
・異能発現の一つの形。『オーラ』に端を発するが、オーラが術者の肉体と結び付きダイレクトに力を発揮するのにたいし、アニムスは能力が形を持ち、術者の操作によってその像が攻撃や行動を起こすのが特性である。
 広義の特徴では術者のもっとも思い入れの強い動物・アイテムの形をとることが多いと言われる。
術者が顕現したアイテムを用いて戦う、像を操作して戦うなど、戦闘法も人の数だけ存在する。
しかし忘れてはならないのは、必ず「一長一短」であることだ。兵器ではなく人の精神の形の為、攻撃に特化すれば防御がおろそかになり、また戦闘においては銃をもった無能力者に負ける程度でも戦闘以外で強力な効果を発揮するなど、必ず秀でた部分とへこむ部分が存在する。
『個性』の力、それがアニムスである。

『ブライトン・ロック』

・人型。真っ白な全身に炎めいた赤の紋様が走る。ヘッドフォン状の突起が頭部に存在し、目に当たる部分に巨大なCDがひとつ嵌め込まれ回転している。
 身長の高いアレックスをさらに頭ひとつ抜かすほどの大きさで、その威圧感は充分。
 腕を交差させる、腕を組むなどといったシンメトリー性の強いポーズがお気に入り。所有者の意思に反して「ラァッ!」と吠えることがある。「ララパルーザ」という単語がお気に入りらしい。

・射程距離二メートル。パワースピード共に通常時は辛うじて人間を押さえ込む程度のものしかないが、所有者の怒りと密に直結しており怒るとどちらも飛躍的に上昇する。
 最大の特色は『音に形を与える能力』であり、地面を殴った音や指をならした音、果てはその場に染み付いた『音の記憶』(24時間以内にその場所にて離された会話を盗聴できる)
 にすら形を与えてしまう。形を与えられた音は物理的な質量、速度を持ち、その量は音の大きさに比例する。また視力が存在しない代わりに聴力がずば抜けている。
 その分、許容量を越える大音量をヴィジョンが受けるとそのダメージは甚大。大きな音を出したら最低一レスのクールタイムを挟み耳を落ち着かせなければならない。
【概要】
元・不良。現在は風紀委員。色々と濃いメンバーに呆れつつもなんだかんだと業務には真面目に取り組んでいる模様。
 普段は多少軽いぐらいで冷静なのだが、本当に踏み越えてはいけないラインを越えてしまったクズには無条件で制裁を加える等苛烈な面も存在する。
捜査や聞き込みに使える能力の為、そう言う役割を任されがち。
 
461相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/09(火)15:01:08 ID:ELo
>>459

「根暗の自覚はあるです。だからこそです。
 根暗だからと言って楽しむ権利がない訳ではないです。やるなら全力でやるです。」

ある意味ふり切れている。厄介な質。
何時しか少女は起き上がって、糸目には確かな情熱を。ああもう全く質が悪い。

「じゃあこうするです。私は工作、お前は陽動です。
 適当なところで適当に暴れてればいいです」
462無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)15:02:10 ID:9gC
昼休み。学食は非常に混雑していた。
有里はうどんの入った器をトレイに乗せて、空席を見つけて座る。

「やっぱり学食はうどんに限るね、貧乏性にはぴったりだ」

金欠。それは、学生の頭を悩ます永遠の課題である。その中で、うどんは最高だ。何せ、安いのだから。栄養価を気にしたら負けである。金欠に選ぶ権利はない。

世の中は体育祭シーズンらしい。女子にいい所を見せようと男子が躍起になる時期。

「まあ、クソザコナメクジの僕には憂鬱でしかないわけだけど」

有里には体育祭が憂鬱でしかなかった。だって、運動ができないのだから。運動ができない男に体育祭は地獄だ。サボりたい。サボろう。
鏡が云々とかは今はどうでもいい。今は、如何にして体育祭をサボるか、という事だけを考える。

学食は更に混雑の度合いを増している。もし誰か座りたいのなら、彼と相席しなければならないだろう。
463黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)15:07:58 ID:RCy
>>461
「情熱を向ける方向を一度考え直した方がいいな」
起き上がる少女に向けられるのは相も変わらないシラーッとした目。
今後の事が心配になるが、何となく言っても聞かないであろう事は察せられた。


「………チッ」
嫌だと言っても聞かなさそうだ。ここまでくると、却って近くで見てた方が周りにとって安全かもしれない。
「………俺は俺で好きにやるが、お前の手伝いはしねえからな。何かあったらお互い無関係だし赤の他人、出会ってもいない」

「それと、そのいいものとやらちゃんと寄越せよ」
ちゃっかりモノを要求するのも忘れない。彼女の条件を呑むのだからこれくらい当然だと言わん態度。
「そうだ、名前ぐらい教えろ。お前が俺の事をチクらないとも限らないからな」
彼自身無名というわけでもない生徒だ。何かあった時自分だけが狙われるのは避けたい。
464相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/09(火)15:15:44 ID:ELo

>>463

「よろしい、です。中々使えると認めてやるです。」

放っておくほうが面倒という読みはその通りで。
実際何をしでかすかわからないし

「”エンゲキブ”とだけ教えといてやるです。
 大丈夫、本番の日には合う筈ですから。お咎めが怖いなら私に洗脳されたとでもすればいいですよ。
 幸いこの学園ならそれぐらいはあるでしょうし」

しかし手渡されるのはコードネーム染みた偽名。

「それじゃ本番、期待させてもらうですよ。」

と、このまま放っておくならば言いたいことだけ一方的に話して
その少女は去っていくだろう。何とも性格の悪い。
465セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)15:17:33 ID:9Eg
>>457

「優勝……? でも、やるなら全員虜にしてあげちゃおう?」

【優勝というのはよく分からなかったが。兎も角、視線を釘付けにしてしまうくらいに】
【それこそ、彼女の危惧するくらいの、種目選手そっちのけで視線を独占してしまうくらいの、そんな心意気で】
【まさか、ミスコンのライバルと手を取り合うことになるとは夢にも思っていなかったが、決して悪い気分ではなかった】

「そうなんだよ。お姉様は、私の大事な大事なお姉様……柘榴も、お姉様とお友達?」
「……でも、お姉様の妹は私だけにゃ!」

【素敵なお姉様の周りには、素敵な人が集まる、というのはセラフィーナ自身が以前言ったことでもあるのだが】
【彼女も知り合いというのならば、納得の話である――ウンウン、と頷きつつも】
【最後にはちょっとだけ自己主張するのであった】


「そうと決まれば、早速申し込みに行くにゃ! 」
「早く早く、気が変わらない内に!」


【そして彼女の手を取ったのであれば、パタパタと走り出そうとするだろう】
【申し込みに行くのならば、今の内に……一人だと、ちょっと勇気が出ない可能性もある】
【彼女と二人連れ立って、チアリーディング部へと向かおうと、廊下を走り出そうとする】

/お待たせしました……!!
/〆られる形にはしておきましたので、どうするかはおまかせしますね……!!
466名無しさん@おーぷん :2018/10/09(火)15:17:40 ID:Zco
「むむ……」
学内の廊下、そのど真ん中に立つ少女がいる。彼女の文字通りの目と鼻の先には体育祭開催、そして募集要項のチラシ。


少女ミラは今、悩んでいた。本当に平穏な日常を送るにはどうすればよいのだろうと。どうすれば過去を捨てられるのだろうと。
昨日の夜だって、あの男の子を不意に怖がらせてしまったかもしれない。今になって後悔の念が、人知れず少女の心を渦巻く。

何故自分は、一人この学園に来たのか。不穏から逃れるためとはいえ、"怪物"になることか?――いや、違う。それでは変わらない。
自分が内に██を飼っているのは分かってる。今まで十数年間の積み上げを全て捨て去ることが無理難題なのも分かってる。

「(私は…………)」
それでも、少しずつこの日常に溶け込んでいきたい、と。





――――――――"普通の少女"になりたい、と。





「(でもこれで友達とか、できるのかな)」
「(……いや、"友達"って何だろう)」
――さて。狭い通路に貼られたチラシを前に考え込んでいる少女は、声でもかけない限りてこでも動こうとしないだろう。
同じくチラシを読むか、それともここを通ろうとする者がいたら、小柄とはいえ彼女の存在が邪魔になることは間違いない。
467ミラ :2018/10/09(火)15:18:24 ID:Zco
//名前抜けてました!
//前半ソロールな感じですが絡んで頂いてOKな感じです!
468アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)15:19:57 ID:SaZ
>>462

「よぉおおお無灯ォーーッ」

 どん、とその前に座る一人の男。コンビニの袋をどしゃりと机に置き、椅子に深く背を預けると足を組む。

「どうした、んな世界が終わったような顔しちゃってさ……そういやそろそろ体育祭だが、授業がまとめて吹き飛ぶってのは嬉しい限りだよな、そう思わない? 俺は思うね、熱烈に」

 彼は運動が好きな方だった。サッカーやバスケの球技が特に好ましい。

「だがこの時期になるとお前みたいな面をしたやつが教室の隅に増える。悲しいことだよ、これは」

 帽子の鍔を指先で押し上げつつ、そういうのだった。
469黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)15:25:56 ID:RCy
>>464
「そりゃどうも……」
何とも複雑そうな顔をしてそっぽを向く。この学校の女子はこんなのばっかりだ。危険人物と言うか、我が強いと言うか。
「……女難の相でもあるのかな……」


「エンゲキブ?…演劇?」
まるで未知の言葉に触れた古代民族の様に繰り返し、その意味に気付く。
「おい、俺は名前を言えって言ったんだぞ。部活動の名前じゃねえ、それとも部の出し物で邪魔する気か?」

「消えるのは勝手だがな、余計な事しでかしたら承知しねえぞ」
変な事になってしまったものだ。最後に警告を投げかけて頭を抱えていると、どうやら去ってしまったらしい。
茫然とした顔でしばしその方向を眺めるとやがて苛立ちや何とも言えないものの混ざった表情で荒々しく立ち上がる。

「陽動、ね……。どうしたもんやら」
かくして性格に難のある(直球)少女との邂逅は終わり、後に残るのは不安と後悔のみ。
「サボりたいだけだったのになぁ…」


//この辺で〆って感じでしょうか?
470霧亡柘榴 :2018/10/09(火)15:30:21 ID:pOo
>>465
「虜、とか、そういうのは、ちょっと……恥ずかしい、かな?」

たいていのことは受け流してしまいそうなふわふわ具合だったが、どうやらその手の話には存外弱いらしい。
言ってしまえば表現の仕方の問題だ、わたわたと首を振ってほんのり頬を染め、はにかんだ笑みを浮かべた。
実際二人がチアの衣装を纏うとなれば、それはそれは見目麗しいものになるのだろうけれど。

「そっか。じゃあ、セラフィは、きっと、いい妹なんだね」
「わたしは、お友達だから。もちろん、セラフィとも、ね?」

妹という立場を譲りたがらないセラフィに向けるのは、微笑ましいものを見守る眼差し。
側にいられるならその関係性の名称に拘泥する性質ではないのだ、彼女という人間は。

「ん、一緒に、行こうか」
「って……うわ、わ……走ると、危ないよ……!」

元々二人揃って申し込みに行くつもりだった柘榴、手を取られれば優しく握り返して歩き出そうと。
……するのだが、走り出すセラフィにぐいぐいと引っ張られて、振り回される形で後を追うような状態に。
けれどその表情はやはり満更でもなさそうなそれ、廊下を跳ねる二人の足取りはどこまでも軽く。
並んでチアリーディング部の門戸を叩いたのは、それからすぐのお話。

//それではこの辺りで〆でお願いします…!
//ロールありがとうございました、お疲れ様でした!
471相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/09(火)15:33:50 ID:ELo
>>469
//そうですね、お疲れ様でした!!!
472セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)15:34:14 ID:9Eg
>>470
/こちらこそロールありがとうございました!楽しかったですー!
473黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)15:34:43 ID:RCy
>>471
//ありがとうございました!
474無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)15:43:00 ID:9gC
>>468
「ん…?なんだ、アレックスか」

彼は風紀委員であり、クラスメイトのアレックスだ。彼もまた昼食を食べに来たのだろう。そこにあるのはコンビニの袋だが。
アレックスは運動が出来る。どちらかといえば勉強よりも体育ができるタイプ。やはり、嫌味ったらしい言葉を投げつけられた。

「しょうがないじゃないか。僕は運動ができないんだから。体育の体力テストとか、僕がぶっちぎりのビリだって分かってるだろ?」

足は遅い。体力はない。水泳をやらせれば溺れ、球技に至っては投げたボールが真上に飛んでいったりずっこけたり。
自他ともに認める運動音痴であり、体育の時間の笑いものである有里には、体育祭など地獄の時間でしかなかった。

「でも、中止になったら体育祭を望んでいる人達が悲しむ。だから僕は誰にも迷惑をかけないように体良くサボる事を考えているわけだよ」
475アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)15:50:14 ID:SaZ
>>474

「おめぇさあーッ。どうしてそう後ろ向きなわけェ!?」

 コンビニの袋から菓子パンを取り出すと、放送を破って一口かじりとる。

「嫌みじゃなく悲しいぜ。運動できないやつだって解るだろォ、体育祭ってのは単に得点を競うんじゃなく空気感が良いんだよ。皆でぎっちり手繋いで競技してる感じが……チアも見れるしな。
 うちの委員長もやってくれねーかなチア。そうしたら少し好きになれる気がする」

 そう考えて風紀委員長外道院がポンポンをもっているところを想像しようとしたのだが、真っ先に思い浮かんだのは学ランを着てサラシを巻いて太鼓を叩く姿だった。

「今の忘れて。多分存在レベルから削り直さないと無理だわ」
476無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)16:14:41 ID:9gC
>>475
「勘弁してくれよ。君の言うことは理解できる。でも、僕はその皆の足を引っ張るのが嫌なんだよ。真剣にやってる皆に水を差すわけにはいかないだろ。
そもそも競技なんてものが僕に合わないんだよ、身体能力の優劣なんてつけなくていいじゃないか。みんな違ってみんな良い。 どうしてそれが出来ないかね」

有里が体育祭に出たくないというのは、確かに運動が出来ないからというものがあるが、それ以上に自分のチームに迷惑をかける事が分かりきってるから。
授業ではお笑いで済むが体育祭ともなればそうはいかない。おんぶにだっこの状態で介護されながら勝ったって何も嬉しくないし、申し訳なさだけが残る。
そしてついにはいよいよ競技性そのものを否定し始めた。体育祭だけではなく、あらゆるスポーツを否定する発言である。それ程までに、体育祭という存在は肌に合わないのである。



「………あ、でもチアはちょっと見てみたいかも」

そして意思は弱かった。
477アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)16:20:17 ID:SaZ
>>477

(典型的な腰抜けの言葉だな)

 まぁ彼からすれば無灯の必死の答弁もハナクソほじりながら聞き流しつつそう思う程度のものである。

「お前なんのために男に生まれてきたんだよ。できないことよりも言い訳してることの方がみっともないぞ」

 と、とりあえずの応答だけは返しておく。そしてチアに反応する無灯ににやりと笑った。

「なんでーおめーも男よのう。そりゃそうだろう。でもお前サボるんだろ? 残念ながら当日の観賞は不可能になりそうだなあ。それとも不審者さながらマスクとグラサンで校内に忍び込むか? ん? しょっぴくけどなんなことしたら」
478ミラ :2018/10/09(火)16:21:40 ID:Zco
//>>466募集中です
479無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)16:34:06 ID:9gC
>>477
「それは差別だよ。今時男の癖に~なんて理論振りかざしたら人権団体に滅多打ちにされるぜ?」

腰抜けなのは百も承知。こうやってああ言えばこう言う詭弁だけが自分の武器である。
しかし、チアというのは中々に魅力的。多分学生の間でしか見られる機会はない。見たいか見たくないかといえば、見たい。悲しいかな、男の習性。

「う……し、しかしクラスの勝利の可能性を下げる事を考えると…」

クラスの勝利と、チア。この二つが天秤にかけられる。
しかしまあ、俯瞰するとなんともくだらないことで悩んでいるとも思う。
むむむむむ……と、声を上げて悩み抜く。それほど深刻な悩みになるとは思わなかった。
480霧亡柘榴 :2018/10/09(火)16:38:18 ID:pOo
>>466
別段体育祭のチラシに注目しようと思ったつもりではないのだが。
通りがかろうとして、たまたま知った顔を見かけたら声をかけてしまうのが彼女の性分であって。

「何か、出るの?」

背を通り抜けようとするでもなく、ミラの隣にいつの間にか立っていた少女。
身体の向きはチラシではなく完全にミラの方、逆巻く胸中など知る由もなくこてっと首を傾げた。
481アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)16:41:19 ID:SaZ
>>479

「人権団体なんてそれこそ騒ぐだけ騒いでなにもしない腰抜けの集まりだろーが。俺は信用してないしまともに聞き入れる必要も感じないね……やっぱ何事もはっきりしてねェーとさァー。
 ……別にできるようになれとは言わねーが、逃げない姿勢だけでも示しとかないとやっぱ、なんか情けねーぜ」

 男は男、女は女。しっかり分けられてないとなんだか収まりが悪い。野性的な価値観と言えばそうだが昨今はやれ女装子だのやれカワイイ系だの股間にぶら下がってるものの価値を問いたくなるものが溢れ帰っている。
 悲しいことだ。――――根っこまで男のアレックスは深い嘆息と共に思うのである。

「できないやつ一人二人いたってかわんねえよ。よく考えてみろ、学年全体に音痴が何人いると思ってやがる。氷山の一角つか、蟻の大群の中の一匹つか……過剰に自分を気にしすぎだって」
482ミラ :2018/10/09(火)16:51:25 ID:Zco
>>480
「……………………」

「…………ん。きみか」
深く暗い底に沈みつつあった彼女の意識を、現実に引き戻したのはこの前見知った声。
ゆるく閉じていた二色の瞳をぱちくりさせて、そちらの方を向く。

「……ふたつ、相談に乗ってくれる?」
「まずひとつは、これなんだけど……今、迷ってるんだ。行ってみたい、けどどうしようかって」
柘榴がここを通りかかったのはある意味都合がよかったのか、体育祭のチラシを指さして。
返事を待たず、そちらが乗る前提で話を続けていく。ある意味身勝手だ。
――本人は意識していなかったが、相談出来るような相手が欲しかったのかもしれない。
483無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)16:52:29 ID:9gC
>>481
「君は運動が出来ない側の気持ちを分かってないんだよ。それに僕はそこらの自称運動できない人間とは違うぞ。あらゆる種目でブッチギリの最下位を取れる。
その証拠に、僕女子よりも足遅いしボールを遠くに投げられないんだぜ?体力測定は僕が他の全生徒を引き離して堂々の一位だってさ」

有里は嘆く。とにかく嘆く。終いには自分のワースト記録を誇る始末。
彼は根本から諦めている情けない人間であり、そして道化である。
有里からすれば、自分の運動能力はそこらの氷山の一角の比ではなく低い見積もりなのだ。むしろ、自分が山で蜂の主そのもの。

「はぁーあ。競技中に能力使えればまだマシなのになぁ。僕のアニムスでこう、グイッとさぁ」

競技中に能力を使えれば―――多分、反則である。しかし、使えるならまだ出る気にもなるものだ。

まあ、そもそもヘラヘラしているので本当に現状をあまり深刻そうに捉えていなさそうなのであるが。
484アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)16:57:04 ID:SaZ
>>483

「コメントに困るぐらい後ろ向きだな、おめー」

 実際困っている。無灯という存在は実に楽しそうに嘆く。嘆くというのはすなわち悲しいから発されるかんじょうであろうに
485アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)16:57:28 ID:SaZ
//すいません、途中送信……!
486霧亡柘榴 :2018/10/09(火)16:59:10 ID:pOo
>>482
反応が返ってくるまで琥珀の瞳をくりっとさせて、律儀に待っている紫鳶のパーカー少女。
返事の暇もないお悩み相談にこくこく頷いて、手前勝手をものともしないふわっとした緩さで了承を示した。

「……?行ってみたいなら、参加、してみたら、いいんじゃない?」
「なにか、都合、悪いの?」

むしろなぜ参加しないのか、とでも言いたげな口ぶり。
きょとんとしてはてどういう意味かと思案、のっぴきならない事情でもあるのだろうかと眼差しに僅か憂慮が混じった。
487アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)17:02:02 ID:SaZ
>>483

「コメントに困るぐらい後ろ向きだな、おめー」

 実際困っている。無灯という存在は実に楽しそうに嘆く。嘆くというのはすなわち悲しいから発される感情であろうにこいつはそこになにかの嬉しみが常に混ざっている。妙なやつという形容は彼のためにあるのかもしれない。

「能力使えたら多分オリンピック記録出るぜ俺。ブライトン・ロックのパワーはスゲーからな」

 思えば二人とも人形のアニムスを保有している。使えたらの話だが、玉入れとか大玉転がしとか、役に立ちそうな競技は沢山あるし。案外体育祭との親和性は強いのかも知れなかった。
 話し込んでいて一口以上かじれていなかった菓子パンをさらにかじり、今度は袋から牛乳をとりだす。彼は牛乳がすきだ。身長が高い理由も案外それかもしれない。

「こっそり使えないかな。一瞬並ばれなさそうじゃね?」
488アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)17:02:32 ID:SaZ
//一瞬並→一瞬なら
489ミラ :2018/10/09(火)17:08:30 ID:Zco
>>486
「ハラショー、乗ってくれるんだね」
こくこくと頷く柘榴にそう確信して、ふにゃりとわずかに表情を緩めた。

「参加したいけど……そこで何をすればいいか、わからない」
「友達、いないから」
この前転入してきたばかりの彼女は、その日常に溶け込めていなかった。浮いているのに目立たない、そんな存在である。
みんな楽しそうに参加しようぜと集まりになっている。友達もいない自分がいていい場所なのか、それがわからないのだ。
490霧亡柘榴 :2018/10/09(火)17:17:46 ID:pOo
>>489
「んー、そっか……競技って、いろいろ、あるからね。でも、大勢で、やるやつなら、友達も、できるんじゃないかな」
「ミラは、運動だったら、どういうのが、得意?」

頤に指を当て、首を捻って言葉を探す。
体育祭と一口に言ってもその実、競技の多様性は非常に富んでいる。
得意な分野やプレイスタイルなど、各々の特色に合った競技を探すとなれば、確かに思い悩むのも仕方がないというもの。
これがよさそうだと勧めるのは易い、しかしそれが本当に適性があるかどうかはまた別の話。
故にまずは絞りこみだ、存外に真剣に相談に乗ってくれるらしい。

「それと、ミラは、友達、いなくなんかない。わたしは、ミラのこと、友達だと、思ってるよ」

一度顔を合わせて会話しただけの間柄であるが、この認定の早さもある意味彼女らしさ。
少しばかり危なっかしさもあるが、今のところそう危険な目には合っていないのが幸いか。
4916lwy2fkM6c :2018/10/09(火)17:28:27 ID:F32
>>434
//絡みありがとうございましたー
492無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)17:30:23 ID:9gC
>>487
「僕こそヴォイドを使えば絶対に勝てるよ。だって、周りの運動エネルギーゼロにできるし」

アニムスを使えば、自分は絶対に勝てる自信がある。周囲の運動エネルギーをゼロにして一切動けなくする事だって可能だ。そうすれば、どれだけ自分が運動音痴でも勝てる。

「………でもアニムスってバレない?像が出てくるんだし」

しかし、そんな事が許されたらルール無用のなんでもありになってしまう。もちろん、許されるはずがない。
アニムスをこっそり使うなど出来るのだろうか。像が出てくるわけだし、間違いなくバレそうである。
493ミラ :2018/10/09(火)17:33:19 ID:Zco
>>490
「ヘッドショットなら、得意だよ?」
何が得意かと聞かれれば真っ先に飛び出す物騒な回答。
体育祭にそんな競技があるかは分からない。多分ない。

「友達……本当に? ハラショー、じゃあ友達だね」
今までできなかった友達がこんなに簡単に出来てもいいのだろうか。
心の中にはそんな迷いもあったが、素直にどこか嬉しそうな声で返した。こちらもこちらである意味単純だ。

「……ところでザクロは、何をするの?」
「きみが私のはじめての友達なら……できるなら、一緒にしたい。友達って、そういうものだよね?」
494アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)17:38:57 ID:SaZ
>>492

「あるぜ。コツはスピードだな」

 ッたぁん! と甲高い音を立てて無灯の前に牛乳が置かれた。一滴もこぼれず、ピタリとたっている。

「部位だけ出してすぐしまう。これよこれェーッ!」

 うけけけーッと必勝法を見つけたつもりで大笑いするアレックスだが、やがてその笑いはピタリと止まり。椅子から立ち上がった。牛乳を取って一気のみすると、きびすを返して歩き出す。

「ま、いいや。頼ってばっかじゃ根が腐るからな――普通にやるぜ、俺ァよーッ。」

 ひらひらと手を振ってその場を離れていくのであった。はてさて、無灯は体育祭に出るのか。少し気になったが最終的には己の意思だし、特に突っ込まないで置くことにする。

//では、こちらはこれで〆になりますねー。ありがとうございましたー
495霧亡柘榴 :2018/10/09(火)17:50:40 ID:pOo
>>493
「射撃……は、さすがに、なかった、気がするな……」
「玉入れ、とか……コントロール、大事だし、それっぽい、ような……?」

そりゃそうである。
もしかしたら異能の使用を前提としたそれっぽい競技があるかもしれないし、やっぱりないかもしれない。
提案も妥当かどうかは分からない。目標に目掛けて投げるのも撃つのも、似たような気がしなくはないと思うのだがどうだろう。

「うん、友達。ミラの、初めてって、なんか、嬉しいな」
「わたし?どうしようかな、競技は、まだ考えてる。友達と、チアは、やるけど」
「二人で、だと……二人三脚、とか?ミラ、走るのは、得意?」

ミラからも認めてもらえて、ふにゃりと気の抜けた笑み。
友達だから一緒に出る、なんて思春期の女子にありがちなそれを、嫌がる素振りも見せずあっさりと受け入れる。
パッと思いついたのはありきたりな競技の一つ、無論ミラから他に案があるならそっちに乗るのも吝かではないだろう。
496復讐者 :2018/10/09(火)17:51:37 ID:HA6
「情報を整理しよう、現在学園都市で広まりつつあるこの『鏡』、これ自体はまあアンタにとってはどうでもいい事だ」
「だが……仕入れた情報によると、どうやらその鏡の出処は異能学園らしい」
「そして、例の『盗賊団』はその鏡の力を狙っている───と、ここまではいいな?」

「アンタが追ってる奴ら、まだツラも何も割れちゃいないが、この街に来ているのは確かだ、恐らくは例の鏡を狙って」
「となると、だ……俺の持ってる情報はアイツらも持ってると思っていい、つまり奴さんらも『異能学園に鏡の出処がある』と知っている筈だ」
「ここからは俺個人の考えなんだが……もしかしたら、生徒や教師に成りすまして既に潜入してるかもな」

情報屋の男は、金を受け取るとそう語って、何事も無かったかのようにその場を去って行った。
情報を受け取った方の男もまた、別の方向へと歩き出す、その表情は見えないが、いつもより少しだけ歩き方に狂気を添えて。

「───ようやくや」

「ようやく貴様等の足跡を見つけた……」

路地裏、ビルの隙間から見える学園は、変わらず街の中心としてそこに在り。
夜のそれは伏魔殿が如き仰々しさを持って、そこに鎮座している。

『こんな仕事』をしていれば、いつか必ず辿り着けると思っていた、それだけが自分を生かす糧だった。
長い、長い我慢の時間、少しずつ少しずつ距離を詰めて、今ようやく奴等の足跡が見えて来たのだ。

「……必ず全員殺したるわ……盗跖……!」

───これは、復讐者による血塗れの道の、ほんの一幕に過ぎない。

//ソロールです。
497伏木霞 :2018/10/09(火)18:00:23 ID:6Gd
//>>491反応遅れてすみません! 絡みありがとうございましたーっ
498椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/09(火)18:09:41 ID:mFD()
>>427
……
【杏子は何も言わず、ただ、むすっとしたまま話を聞いた】
【確かに、火々里が事を明かしてしまえば、杏子は四の五の言わず着いて行っただろう】

【何より、彼女は杏子の為を思って黙っていたのだ】
【このことが、杏子にとって余計に気持ちを複雑にさせる要因となった】

と、とにかく……もう、こんな無茶はしたらあかんでっ!
今回はなんとか上手く遣り果せたかも知れへんけど、次はどうなるか分からんからな

結局、どこまで行ってもうちらは学生で、学生の本分は学業と遊びや
モラトリアムの時期を、もっと“ゆーいぎ”につかわなっ!
【そう言って無理やり〆ると、果物を冷蔵庫に仕舞い、そのうちリンゴを取り出してその場でしゃりしゃりと皮を剥き】
【あっという間にリンゴを一口大にカットすれば、それをお皿に盛って爪楊枝を一刺し】

はい、あーん
【いつの間にやら、そこにはいつもの調子の杏子が座っており、彼女の口元へとそれを運んだ】
499ミラ :2018/10/09(火)18:09:54 ID:Zco
>>495
「……そうか。でも玉入れ、考えておこうかな」
しゅん、と小さな肩を竦ませる。
数少ない自覚している得意分野ゆえ、それを活かせないのは些かショックだったようだ。

「走るのはあんまり……ザクロに迷惑、かけそうだから」
「……チア? ザクロ、私以外にも友達いたんだ」
当たり前である。別に病んでいるとかそういう意味ではなく、純粋にそう思っただけらしい。失礼である。
それはともかく、先に入っている予定が彼女にはあるらしい。何のことかは詳しくわかってないが、それに乗れないかと聞いてみる。

//少々遅れて申し訳ないです!
500霧亡柘榴 :2018/10/09(火)18:23:06 ID:pOo
>>499
「あとは、んと……ハンマー投げとか、砲丸投げとか、そんな感じのやつ?サクランボの、種飛ばしなんかも、あるらしいよ」

どうやら投げたり飛ばしたりとヘッドショットがイコールになっているらしい。
挙げている競技もだんだんおかしなものに、一番最後に至っては最早スポーツかどうかも怪しい。

「そっか、わたしは、気にしないけど……あとは、球技とか、どうだろう。わたしだけじゃなくて、いろんな人と、チーム、組める」
「ん、いるよ。チアって、こう、ポンポン持って、みんなを、応援するやつ」

手を上下に振って、それっぽいイメージの身振り手振り。
もちろん彼女はチアリーディング部というわけではないから、あそこまで激しい動きはしない。
せいぜいが簡単な振り付けと衣装程度のものだろう。チアの衣装はたいていが高い露出度を誇るのだがそれはそれ。
501アンジェロ◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)18:37:23 ID:SaZ


「うはー、スッゴいなあ。公認の喧嘩ができる場所! マジであるよ!」


 思わず大声を出してしまった彼を突き刺したのは集団の冷たい視線だった。不登校生徒アンジェロ・アグリエルディの生徒情報を殺害にともなって簒奪し、アリババは学園へ、今日が初登校。
 トレーニングルームと銘打たれただだ広いそこでは、歳を問わず、様々な人種が、年齢のものが異能の闘いを競いあっている。今はパイロキネシストと肉体強化の異能者がしのぎを削っていた。

(ううう)

 ワイシャツにジーンズ、手首には緑のミサンガのワンポイトという出で立ちのアリババ――アンジェロはうずうずとその光景を見て体の高ぶりを抑えている。目立たないように、目立たないようにと思っているのだが。
 しかし、それはついに爆発した。肉体強化能力者がパイロキネシストの炎を貫いて肉薄し、勝負が決まるかと思われたその瞬間、観客席から跳躍した肉体は二人の間に立つと――にこりと笑って、跳び様の左右二段蹴りで二人まとめて吹き飛ばしてしまう。

「誰かやろうよ! やろうやろう! 一緒に汗かこうぜーーーーッ!!!」

 目を回して壁にはりついた二人には目も向けず、闘技場の中心、爽やかな男はそう騒ぐ。涼風を纏わせたような出で立ちで、されども、燃える闘魂を隠しもせず。
502ミラ :2018/10/09(火)18:39:11 ID:Zco
>>500
「あんまり重いものは、得意じゃないな……」
「ん、球技?一緒に出来るなら、してみたいね」
さっきまでよりはずいぶんと積極的にうなずいて。
"タマ"を扱うという意味ではあながち外れていないとでも考えたみたいだが、果たしてそれはどうだろう。

「…………こんな感じ……かな……?」
なんとなく感覚を掴むため、柘榴につられて両手を動かしてみたりする。その動きはちょっとぎこちない。

「じゃあそれ、一緒にいくのはダメ? 迷惑に、ならないかな?」
だが、これくらいならできるのじゃないかという――無論経験なんてないが――謎の自信が、少女を後押しして。
とりあえず話に乗ることを持ちかけてみた。……服の露出度の件については、まあ、後々の話である。
503火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)18:48:48 ID:Kej
>>498

自分勝手だとは分かってるけど…それでも杏子には、危険な目にはあって欲しくなかった

(我ながら自分はずるいと思う。こんなことを言ってしまえば杏子は何も言えないだろう)
(それでもこれは本心で、この気持ちだけは杏子には知っていて欲しかった)

うん、分かってる。私も我ながら馬鹿なことしたと思ってるよ
でも…私がもしも行ってなかったら、敦子と新は二人で行ってたかもしれない…だから、後悔はしてない

学生の本分が学業と遊び、かぁ
そうね、ならこれからはのんびり…過ごすことにする

(やや控えめにはにかんでそんなことを言うば、皮が剥かれていくリンゴを見つめてその手際の良さに感心する)
(ただそれでもやはり手を切ってしまわないか心配のようで、少しハラハラとした気持ちで向き終わるまで待っていて)

じ、自分で食べられるって……
………………あ、あーん…

(少し気恥ずかしいが、ここはどうせ個室の病室なのだ)
(そして杏子が口元へと運んでくれたそのリンゴを口に含めばシャリシャリとした食感が口の中に広がっていく)

そういえば杏子は体育祭、何の競技に出るかもう決めたの?
504霧亡柘榴 :2018/10/09(火)18:51:07 ID:pOo
>>502
「おお、じゃあ、やってみる?わたしも、球技は、あんまり、得意じゃないけど……」
「みんなで、だと……バスケ、フットボール、ドッジボール……」

指を一本ずつ折りながら、思いつくままの球技を挙げていく。
ミラが普段扱っている『タマ』とは用途も大きさもかなり異なるが、名前が同じならきっとどうにかなるんじゃないか。多分。
不得意を自称しても然程嫌そうどころか、やはり乗り気なあたり、とりあえずなんでも楽しむハングリー精神の持ち主のようで。

「そうそう、そんな感じ」
「うん、じゃあ、一緒にやろっか。セラフィとも、やるんだけど……ミラも、仲良く、なれると思うな」

そも柘榴によるチアのイメージも大分ふわっとしたものであるから、二人のやり取りは本場の方々からしたら一周回って微笑ましく見えたことだろう。
未経験は柘榴も同じだ、断る理由もなくへにゃりと笑って受け入れる。
ただもう一人チアをやると約束した友達がいるのだが、きっと大丈夫だろうとこちらも根拠のない自信を振りかざし。
505椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/09(火)19:01:06 ID:mFD()
>>503
そう遠慮せんでええって!うちと火々里ちゃんの仲やろ~!
……あっ、せや!そのことで話があったんや!
【といいつつ、火々里が学校をしばらく休んでいた間のプリントを、鞄から取り出した】
【そこにはアンケートやら企画書やら、体育祭関連の書式が十把一絡げに纏めてあって】

できれば、うちは火々里ちゃんと同じ競技に参加したいから、こういう脚を使ったのは外して……
【綱引きや騎馬戦などは彼女に怪我の具合から除外、射撃やらサクランボの種飛ばしなどもあるが、やはり……】

やっぱ、玉入れと……あとはチアとか!ほら、この服とか、めっちゃ可愛いない!?
【そこにあったのは、露出度の高い服装、よく風紀委員や生徒指導から許可が出たなと首を傾げたくなるが】
【要するに、無礼講というものである。特に、学生が全体の七割を占める学園都市ならではの、生徒主体の発想というものか】
506ミラ :2018/10/09(火)19:04:34 ID:Zco
>>504
「ハラショー。何をやってるか、一緒に探してみよ」
乗り気な柘榴に、一緒に挑戦できる"友達"ができたと嬉しそうに頷いて。
もちろん投げたりするには肩の力なども関わってくるが――まあ、なんとかなるだろう。おそらく。

「せらふぃ?……ザクロの友達?」
「まぁ……うん、仲良く出来たら、いいな」
知らない子の名前を聞いて、また首を傾げる。そして柘榴とは対照的に、ちょっと自信なさげにそう言った。
つい昨夜のこと、出会った少年を怖がらせてしまったという経験をしたばかりなので。
507霧亡柘榴 :2018/10/09(火)19:13:12 ID:pOo
>>506
「ん、そうだね。多分、いろいろ、あるから……後で、ちゃんと、探してみよっか」

友達同士でなにかに参加するというのは、学生にとってはとてもきらきらした特別なものだ。
まだ見ぬ当日への期待は宝石を眺めるそれに似ている、琥珀の瞳もどこか凛然と輝いて瞬く。
例え結果が伴わなくても、友達と参加したというだけで、それはかけがえのない青春の一ページとなり得るのだ。

「そう、セラフィ、友達。なれるよ、わたしが言うから、間違いない」

本当に謎の自信であるが、ここまで言うならきっとそれなりの根拠もあるのだろう。
それを聞いたとしても、本人にも言語化できない曖昧なものであるから、はっきりとした答えは得られないのだろうけれど。

「そういえば、もう一つの、相談って、なに?」
508火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)19:17:50 ID:Kej
>>505

杏子の遠慮が無さすぎるの、まぁ…そういうとこが良いんだけど……

(ボソリ、と杏子に聞こえないように呟いて)

うわっ…こんなにプリント配られてたんだ……

(広げられたのは全て体育祭関連のプリント。色々なことが書かれているがつまりは競技の概要などらしい)
(体育祭で王道の競技やら少し毛色が変わった競技などその数は千差万別)

チ、チアっ!?こ、こんな服着るなんて……

(そのチアの衣装は明らかに露出度が高く、確かに可愛いは可愛いのだがこれを着れば下手をすればパンツが見えてしまいそうだ。いや、チアをしている様子を見ていれば脚を大きく上げた時にどうせ見えるのだからあれは見せるためのものなのだろうか)
(しかし、どちらにしても恥ずかしいことに変わりはない。だが杏子から提案してきたことだし、こんなに笑顔で提案してくれば引き受けてあげたい。それに杏子のこのチア衣装の姿が見られるのならば……)
(頭の中でまさに天使と悪魔が相談し合う。そして出した結果は――――)

……まぁ、うん…良いんじゃない…?
509ミラ :2018/10/09(火)19:27:57 ID:Zco
>>507
「そうだ。それだけど……"普通"って、何なのかな」
「どうやったら"普通"になれて、どうやったらザクロみたいに友達、作れるのだろう……って」
今の話とは打って変わって、やけに哲学的にも聞こえる質問。ぐいと顔を近づけて、そう大真面目に柘榴に投げかけた。
普通=友達ができるという妙な等式ができているが、変な思い込みは彼女にはままあること。

「急にこんな質問して、ごめんね」
「ザクロは、どう思う? ……私、やっぱりおかしいのかな」
その声は、今までの彼女にないような憂慮が押し出されたようなものだった。
510椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/09(火)19:33:37 ID:mFD()
>>508

【火々里のつぶやきに、杏子はきょとんと首を傾げつつ】

せやろせやろー!……ま、まー、少しハズい気もするケド……
とにかくっ!やってみな、何も始まらへん!うちらで最強のチアチームを結成するんや!
【そう言って火々里の方を優しく抱き寄せようとするだろう。いつもよりスキンシップがやや多め】

【これが果たして杏子の素のテンションなのか、はたまた火々里を元気づけるための空元気なのか】
【だが、久しぶりのイベントとあって、浮足立つ気分が押さえきれないのだろう】

【何より、火々里と絡んでいるときの杏子は、いつもより尚きらきらと嬉しそうに頬を綻ばせ、無邪気に八重歯を見せるのだ】

それから、実行委員の話がクラスでも出ててなー
一応、生徒会やら、風紀委員、文化委員やら体育委員なんかが主体で行うらしーけど
うちにも、なにかできることないか模索しててな、それに参加することにしたんや!
【そして、ふふんと鼻を鳴らして実行委員の募集用紙を見せつける。本当に、体育祭を心待ちにしていたのだろう】
511火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)19:41:19 ID:Kej
>>510

まぁ杏子が一緒にやってくれるならまだ安心かな
最強のチアチームって、チアは応援するものでしょ?最強も何もないんじゃない?

(世の中にはチア部なるものが存在し、チアの大会もあるらしいが今回のものは体育祭のただのイベントのようなものだ)
(そういえば部活動になんて今まで一回も入ってなかったな、とふと思いを馳せ)
(優しく抱き寄せてくれる杏子にそのまま身を委ねてその温もりを感じる。やはり、これが一番落ち着く)

実行委員かぁ……私も、やってみようかな

(杏子がやっているから、というのもあるが単純に火々里も少し興味が出てきたからだ)
(この学園に来てからの初めての体育祭。それを成功させるために汗水垂らすのも良いかもしれないな、と)
512霧亡柘榴 :2018/10/09(火)19:43:49 ID:pOo
>>509
一つ目の悩みとは打って変わって真剣、思惟的な内容に言葉こそ詰まらせないが押し黙る。
すぐに答えを出せるような問題ではない、金の視線が言葉を探してあちらこちらと彷徨った。
答えづらいだとか誤魔化そうだとかというより、真摯に相談に乗ろうとしているがための沈黙だった。

「…………わたしは、あんまり、考えたこと、ないから……変なこと、言っちゃうかも、しれないけど」

しばらくの間をあけて、ようやくの前置き。
導き出した解答が、彼女を納得させるに至らないのを恐れたが故の。

「普通って、多分、人それぞれ、なんじゃないかな。わたしの普通が、他の人には、普通じゃないってことも、よくある」
「だから、自分が、したいこととか、やらないといけないことに、素直になるのが、普通ってこと、だと思うよ」

ミラの求めている言葉かどうかは分からないけれど、それは彼女の精一杯の答え。
大衆に迎合するのが『普通』ではなく、己の意思を『普通』とするのだと。

「だから、ミラが、友達を作りたいっていうのを、普通にしたら、きっとできるよ」
「……あ、でも、人に、迷惑かけるようなことは、よくない。駄目」

最後に倫理観だけ説いて、説教臭くなりそうな雰囲気をふにゃりと笑って誤魔化した。
少しだけ、参考になっただろうかなんて不安に琥珀が揺れていたのだけれど。
513椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/09(火)19:51:08 ID:mFD()
>>511
そら、うちらの魅力で男子共を堕と──あっ
いやいや、男子堕としてどないすんねん!?やっぱ今のナシ!
【と、一人漫才を始める始末。やはりいつもの杏子だった】

せやで!まー、うちらに回される仕事と言えばチケット配りとか、来客者の整理とかの雑用やろーけど
なにもせんよりは、なにかできること、なにか役に立つことをしていきたいなーっちゅうことや!
【雑用であると分かった上で、尚、お人好しの杏子はその役回りを買って出ようとする】

はい、あーん
【そして、再び皿のリンゴを火々里の口元へと運び、自身も、ひょいとリンゴをつまみ食い】

とにかくっ!火々里ちゃんは療養、療養やで!無理せん程度で大丈夫やからな!
それから……個人競技でうちが一年を勝利に導いたるから!大船に乗った気でいるんやで!
【杏子もまた、部活に所属こそしていないものの、それなりに運動神経はいいようで】
【ぴょんぴょんと火々里の周りを飛び跳ねながら、元気ですよアピール。本当に、落ち着きがない】
514神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/09(火)19:54:37 ID:V0h
【神名深月という少女は成り行きによって生徒会副会長を務めているが、本来その性格は人の上に立つ役目に向いているとは言い難い】
【そんなことは彼女自身が一番理解していることだったが、では何故彼女が未だに副会長としての役職をそれなりに真面目に務め続けているのかというと】

……そういや、何でだろうね?

【体育祭に向けた打ち合わせからの帰り道、彼女は立ち寄った公園で細やかな休息を満喫していた】
【夕焼け色に染まった空を眺めながら、今時珍しい焼き芋の屋台で購入したホクホクのさつま芋を片手にベンチに座る
【紅葉の兆しを見せる街路樹と、肌寒い風が秋の訪れを実感させる────何てらしくもないことを考えながら焼き芋を一口齧って】



────────熱ッ!?

【思いの外、焼き芋は高温だった】
【反射的に投げ出してしまい、しまったと思った時には焼き芋は放物線を描きながら宙を泳ぐ】
【すぐさまサイコキネシスを発動して、地面に落ちる前にキャッチしようとするが────もしも軌道線上に誰かが通り過ぎたなら】
【その顔面に熱々の焼き芋が直撃することになるだろうが、果たして】

//日付が過ぎるまでは置きになりますが、絡み待ちです…!
515紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/09(火)20:01:11 ID:snn
>>514
飛んでくる焼き芋を、小太刀を抜いてシュパっと両断、直撃は避ける。そのまま深月の焼き芋はダメにしてしまったのだが


「やっほー、深月ー、一緒に帰ろ~」


手を振って彼女と一緒に帰ろうとして声をかける。そのまま焼き芋をダメにしてしまったのだがその事への反省は無い様子でニコッと。まぁ、いつもの事なのだが


「つーかぼけっとして何考えてたのかなー?」

ん?っとそんな言葉も投げかける。生徒会会計の二年であった。
516ミラ :2018/10/09(火)20:02:43 ID:Zco
>>512
「…………」
「素直に、なることか……。素直にしてたら、私も普通になれる……のかな?」
柘榴の言う"普通"を呟くように反復して咀嚼する。
思えば、素直になったこと――自分の意思で動いたことなんて、ここに来るまでなかった。少なくとも、記憶にはない。

「つまり私が思うとおりに、すればいいのかな……?」
「……あ。それは、わかってるよ。迷惑、かけるかもしれないけど……そのときは、ちゃんと謝る」
つまり、その束縛から解き放たれた今は"素直"に――"普通"になれるチャンスなのかもしれない。
そう考えた少女の声色は、信頼半分不安半分が混ざったようなものだった。でも、そこには確かな期待があって。

「……あと、ザクロ。もうひとつ、お願いしてもいい?」
「この前は頼らなくていい、って言ったけどさ。……いざとなったら、きみのこと、頼ってもいい?」
"素直"になって、目の前の少女にそう聞いてみた。
517火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)20:10:29 ID:Kej
>>513

男子を堕とさないのなら、じゃあ女子を堕とすの?

(そんな杏子を見て、からかってその一人漫才に乗ってみたり)

それくらいでも役に立てるのならやらないとね
やっぱり私もする、それくらいなら今の私でもきっと出来るだろうし

(杏子のそんな、どんなことでも引き受けてくれるそんなところは火々里が憧れるところだった)
(どんな雑用でも笑顔で引き受ける、そんなことは誰にでもできることじゃない。だからせめてその隣に立っていようと)

あー…ん…美味しい

(リンゴ自体の美味しさもあるだろうけど、杏子にこうして食べさせてもらっているからでもあるのだろう)
(誰でも好きな人にこんなことをしてもらえば嬉しいし、何倍も美味しくなるに決まってる)

分かってる、でもそんなに怪我は酷くないし明日にでも退院できるって聞いたし
まぁ、今日は一日ずっと入院だけど……
ふふ、じゃあ期待してるからね?

(ピョンピョンと跳び跳ねるその様子はうさぎのようで、そういえば杏子がよく描く落書きにウサギのキャラが居たことを思い出す)

杏子は…やっぱりウサギってイメージよね

(そんなことをポツリと言って)
518ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)20:15:30 ID:9Eg
【屋上】

【リアリーディング部へと突撃し、参加申込みを済ませて、衣装と道具を預かったセラフィーナは】
【軽い説明を受けた後に、少しだけ練習を済ませてその日は終了とした】
【大方の予想通り、素人である柘榴とセラフィの振り付けは軽いものであったのだが】

「……本番まで時間がないもの、自主練しなきゃ駄目にゃ!」

【と。肩とお腹がざっくりと開いたチア服を身に纏いって、やる気満々でそこに立っているのであった】
【両手にポンポンを持ってシャカシャカとそれを上下に振る……のだが】

「……これしか教えられてない!」

【無論、初日であるために当然大したことも教えられておらず、初歩的なものであるために】
【どう練習すれば良いかも分からずに、取り敢えずそこでしゃかしゃかとポンポンを振っていた】


【路地裏、を少し進んだ先にある……不良の溜まり場となっている小さな廃ビル】
【その一室には改造制服を纏った案山子達がずらりと並び、錆びついたパイプ椅子の上に一人の男子生徒が座す】

「体育祭か……何時も通りなら“大喜利障害物リレー競争”を主催するとこなんだけど……」

【学園制服の上に和服を纏い、片手に開いた扇子を仰ぐ落語研究会会長】
【御堂は、拾ってきた体育祭の告知チラシを眺めながら、独りごちる】

「全く、あいつらだけでやれるのかねぇ……あれにはセンスがいるんだよ」
「こう、上手い具合に慣れてない生徒達に頭を回させなきゃいけないっていう……」

【思うのは落語研究会に残された部員達。同級生や後輩達を思うと】
【何処か不安である。彼らにプログラムの運営ができるのか……それとも中止にでもするのか】

「……ミスったねぇ、タイミングを」

【割と本気で、自身の自業自得を少しだけ嘆いていた】


/凍結はさみますが……!!
519霧亡柘榴 :2018/10/09(火)20:17:34 ID:pOo
>>516
「ん、そう。やりたいって、思うことをしてれば、きっとそれが、普通になるよ」

自分の答えが全くの的外れではなかったことに、ひとまずの安堵が吐息となって零れ出る。
彼女が行動に起こせるかはミラ次第でしかないのだけれど、その背中をちゃんとまっすぐに押せたのが今はただ嬉しくて。
知らず、相談の花弁がちゃんと開いた喜びが笑みとなって溢れた。

「うん、もちろん。わたしに、できることなら、なんだって、頼ってくれていいよ。友達だし、先輩だもん」

最後の強調は必要だったのか、それはともかく。
早速なった小さな実には即答だ、そもそも以前頼るように言ったのは柘榴の方なのだから。
だけどミラの方から言い出してくれたのがどうにもこそばゆかったから、誤魔化すようにミラの手を取ろうと。
掌の温もりを感じることが叶ったのなら、ゆるゆると左右に揺らしてふにゃりと微笑むのだろう。
5206lwy2fkM6c :2018/10/09(火)20:21:06 ID:F32
建物の壁の至る所が凍り、地面には顔を残して氷漬けにされた柄の悪い男が転がっている。それに座っている少女は妖しく微笑んで、足をゆらゆらと揺らしている。

「……はぁ。私が愛してあげるって言ってるのに、なんで受け入れないのさ」

前に出会ったツナグと伏木と名乗った男、そしてこの今凍らせた男も気に入らない。喚く柄の悪い男の頭を何度も繰り返し踏みつける。

「罰だよ罰。私の愛を受け入れない奴は、みんな死んじゃえばいいんだ」

自らの足を氷で覆って、顔面を容赦なく蹴りつけた。顔から血を流して助けを乞う相手に少女は無慈悲。このままだと柄の悪い男は、少女の手で遠からず死に至るだろう。

//絡み待ちです。
521椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/09(火)20:22:49 ID:mFD()
>>517
い、いや!?うちは火々里ちゃん以外は目に入っとらんから……!
あー、いや、目に入っとらんっちゅうのも、別に悪い意味とかじゃなくて、その……うぅ
【あっちへ行ったりこっちへ行ったり、おろおろしつつ】
【こういう微妙な言葉のニュアンスで一喜一憂する辺り、きっと根は優しいのだろう】

えへへ……!やっぱうちの包丁捌きが冴えわたっとるお陰やな!
こう、繊維を潰さずに、シュパパパッと!……あとは、あ、愛とか……
【リンゴを褒められ、頬を赤らめながら自身気に胸を反らしつつ】
【──最後はごにょごにょと、聞こえるか聞こえないかくらいの声量で本心を語る】

うさぎ、うさぎかー!可愛くてええやんな、それ!
火々里ちゃんは、どっちかっていうと猫っぽい?……いや、小悪魔的な感じやからポメラニアンとか……
【と、訳の分からないことを述べつつ、「まー火々里ちゃんは火々里ちゃん」というごく当たり前の結論に辿り着いた】

──ほな、そろそろ行くな!本当は一日中ずっと付きっ切りで居りたいんやけど……
これも出さないかんし……あっ、ちょくちょくラインは送るで!
【そう告げると、名残惜しそうに少し目を伏せ、そして、もう一度、ゆっくり火々里を抱きしめようとする】

//そろそろ〆でしょうか……!
522伏木霞 :2018/10/09(火)20:26:08 ID:6Gd
>>518

「寒……」

普段幻の異能で脳を騙すことの多い伏木霞は時折こういう弊害がある。もうないはずの寒さを味わうなどだが。
冷気を受けた身でよく身体が原型を残したと思うしかないが、いまだに耳や首筋は赤みを残しているし髪を整えることも今日はやめてすべて下ろしていた。
まだ早いだろう上着を着つつ、せめて日に近いところがいいと屋上に上がってみれば。

「……セラフィ、か?」

泣きべそとミスコンでの様子から丸っきり見てない気のする小さな姿を見て伏木は暫く凍りついたかのように固まっていた。
気分的には秘密の特訓を見てしまった気分。普通ならここで逃げる方が後々誤魔化しも利きそうなのだが。

「そりゃ、チアか?」

ぶるる、と体を震わせながらセラフィに聞いていた。

//よろしければ……!
523アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)20:28:26 ID:SaZ

>>520

「瀬崎ィー」

 深いため息だった。

「おめーよー、何やってんだ? 『音』辿って追い付いたはいいが…」

 長ラン仕様の白学生服を靡かせ、その男はずんと彼女の前に立ち塞がる。学帽につけられた天秤型のバッジを鋭く煌めかせ、静かに腕を組むその男。瀬崎と同じく風紀委員に所属しているアレックス・パッションビートその人であった。
 もっとも、限界ギリギリまで指定の制服を改造し、あまつさえ前を開いているから……ちょっと清潔感のある不良、という感覚はぬぐえないのだが。

「お前、俺のこと嫌いだったよな…チャラついてるとか、色々言われたの、よォーく覚えてるよ。でも嫌いじゃあなかったんだぜ……芯の太いいい後輩だと思ったよ……それが今は」

 鋭い青の眼光が、射抜く。

「なんだそのザマは。ああ?」

――――すぐにでも男から離れないと、すさまじい衝撃と共に彼女は吹き飛ぶことになるだろう。

「……ちょっぴり怒ってんだぜ、俺はよォー……」
524黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)20:28:33 ID:RCy
>>520
──────遠くから、風に乗って血の臭いがした気がした。
顔を背けてマフラーを巻き直すと、風の吹いていく方向を向く。その臭いから逃れるように。
それでも彼の人並み以上の嗅覚は、とりわけ血の臭いに敏感で中々に離れられない。苛立たしげに路地裏へ飛び込んだ。

やめておけと頭の中で警鐘が鳴り止まない。それでも脚は勝手に音の方向へと向かい、舌打ちが漏れる。
何をする気だ?誰もこんな事望んでいないはずなのに───。被害妄想にも似た思いは、目の前で血を流す男を見て吹っ飛んだ。


「───おい、何してんだ」
声が遂に口から漏れる。その目が見るのは、血を流して助けを求める男の方。
まるで喘息の様に呼吸がままならない。震える身体を無理矢理動かして駆け寄るのは、踏み躙られる男の下。

「止めろよ……。そんな目をするな」
まるで嘆願するように膝を付いて男に声をかける。思考が纏まらない。頭の中が攪拌された様に痛む。
今まさに男を傷付けている少女には目もくれず、男に近づく青年を彼女はどう思うだろうか。
525黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)20:29:02 ID:RCy
>>524
//やっべ被っちゃった すみません引きます…
526一条 輝 :2018/10/09(火)20:30:44 ID:8Dz
「ふふふの道にふふふふ込めて一人のふふふがふふふのふ」
 巨大なセ○サターンの映像を背負った、何やら口ずさんでいる男が昼休みのグラウンドに居た。
 彼の名は一条輝、しがない○ガ派の少年だ。
 輝は、体育祭の場でも闘える強靭な肉体と精神力を鍛えるため、裸足で砂利に立っていた。
 しかし、輝の肉体を以てしても擦り傷の危機から逃れることは出来なかった。

(足を摩擦よりも素早く駆動させれば血が出ることはないだろう!)
 輝は鍛えられた尋常でない逃げ足で、砂利の上を駆け始めた。
 そして、彼は次第に速度を増し、その速度は高校記録(能力なし(ここ重要))に迫ったのだ。

//体育祭イベントへ向けて絡み待ちです!
527ミラ :2018/10/09(火)20:31:05 ID:Zco
>>519
「……特別じゃないから、"普通"なんだよね」
ふにゃりと口元が緩む。今まで普通を求めるということに固執しすぎていて盲目になっていたのだろう。
その霧が晴れた、そんな清々しい気分だった。故に、それを手伝ってくれた柘榴には感謝の意しかなく。

「スパシーバ。……友達、だからね!」
右手同士で改めて握手を交わせば左手を柘榴の方に回し、その身体をぎゅうっと抱き締めようとする。
いきなりの行動に戸惑うかもしれないが、少女にとってはこれが"普通"ということなのだろう。
抱擁することが叶えば、それは彼女の温もりを心ゆくまで感じるまで続くことだ。
528火々里◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)20:34:57 ID:Kej
>>521

……ははっ、やっぱり杏子って面白い

(こんな風にして杏子をからかって反応を見るのも、少し性格が悪いかもしれないけど少し楽しい)
(彼女のこういう反応の隅々には優しさが溢れていて)

これは私も負けてられないかな、もっと料理上手くならないと
ん~?今何か言った~?

(その聞こえるか聞こえないかの声は確かに火々里に聞こえていたようで)
(嬉しくて、ニヤニヤしながら意地悪に聞き返してみる)

ポ、ポメラニアン?

(小悪魔的とポメラニアンが結びつかないのか頭に?を浮かべるもその後の杏子の結論を聞けば、やっぱり杏子ね、と笑って)

それは仕方ないからね、明日にはまた会えるんだから
ん…じゃあスマホは常にチェックしておこうかな?

(抱きしめようとしてくる杏子へと、今度は火々里の方から抱きしめようと)
(そしてまた明日と名残惜しげに別れることだろう)

//それではこちらはこれで〆ということで!ロールありがとうございました!
529セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)20:38:09 ID:9Eg
>>522

【シャカシャカというスズランテープ同士が擦れ合う音が鳴り響く中】
【取り敢えず教えられた上下にポンポンを振る動きを繰り返すセラフィーナであった】
【やるからには全力で、観客の目線全て奪うまでやる……というのが心意気である】
【あるが、流石に動きが単調すぎてちょっと飽きてきた。そう思い始めたところで、ようやく誰かに見られていることに気付いた】

「……にゃっ!?」

【そして、ばばっと振り向いた】
【リボンをピンと張り詰めて、警戒心たっぷりにビクリと振り返った先にいるのは】
【迷子になった時に、いじめられたけどジュースを買ってくれた男子生徒であり、お姉様のお友達……】


「うん、チアの練習だよ……寒いにゃ?」


【いつもならば怒っていたところかもしれないが、身体を震わせている姿は】
【冬場の野良猫にも通じるものがある……のと。少しだけ、精神的な成長が見て取れるだろうか】
【……あいにく、防寒着になるものは無いのだが】

/よろしくおねがいします!!
530無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/09(火)20:41:56 ID:9gC
>>494
「………なるほど、こんな必勝法が」

部位だけを一瞬出して能力を発動させ、すぐにしまってしまえば良い。
なるほど、それならバレないかもしれない。いや、やっぱりバレるかもしれない。でも、一瞬だけ硬直させるくらいならバレないだろう。多分。一瞬動きを止めたぐらいで勝てるとは思えないが。

アレックスは去って行ってしまった。


「体育祭………とりあえず、出てみる、かぁ」

気は全く進まないが、チアは見てみたいので適当な競技で出てみることにした。まったく意志が弱い男である。

とりあえず、うどん食べて体力つけよう。ずるずるとぼっちでうどんを啜る音が響いた。

//大変遅れてすみません、ありがとうございました!
531椚瀬 杏子◆lTlfuInPquXm :2018/10/09(火)20:43:29 ID:mFD()
>>528
や、やっぱ火々里ちゃんは小悪魔やーっ!?
【ばっちりと彼女に自身の囁きが聞かれていたことを知り、杏子は猛烈に恥ずかしくなり】
【顔を真っ赤に火照らせつつ、わあわあと「ポメラニアンやー」と叫んでいたという】

ほな、また明日な!火々里ちゃんの分も出しておくでー!
【抱き返す火々里に、杏子もまた、彼女の優しさ、温かさを感じ入り、満たされるような幸福感に浸った】
【出来れば、力になりたい、もっと一緒に居たい……だから】

【だからこそ、自身が先回りして解決しなければならない。この学園の、歪な事件を】
【杏子はそう胸に決意を抱き、病室を後にした】

//こちらも〆で!楽しかったです!ロールありがとうございました
532霧亡柘榴 :2018/10/09(火)20:43:41 ID:pOo
>>527
「すぱしーば?ん、友達……わっ」

ロシア語の響きはどうやら耳慣れないものらしく、拙い発音で繰り返す。
握った手の温かさを肌で覚えようと一生懸命だったから、迫るもう一方の手に思わず声を漏らした。
けれどそれが突然でなくても、彼女はその抱擁をきっと甘んじて受け入れたのだろう。
背まで伸びた鈍色の髪が歓喜に揺れる。身体をミラに預けるようにして顔を肩に埋めた。
ミラが満足して身体を離すまで抵抗は一切なく、そうして互いに温め合うに違いない。

「……じゃ、とりあえず、チア、申し込み、行こっか」

それでも手は離さない、優しく引いてチアリーディング部の部室へと向かおうと歩を進める。
その表情は、やはりどこまでもぽややんと嬉しそうで。

//この辺りで〆でしょうか…?
533有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/09(火)20:45:22 ID:N0K
【今日も少しばかり風の強い学園の屋上】
【人気があるのか無いのかよく分からないこの場所も、この日ばかりは空いているようであった】

パシュッ、コツン。パシュッ、コツン。

【空っ風の吹き晒す音に混じり、何かがガスに押し出されて飛び出すような。そんな音が混じって聞こえる】
【不気味な程に等間隔で鳴る射出音。固い何かに当たり、軽い金属音が弾ける音】
【自然で起こるような症状ではない。明確な意志を持った何かが、そこには居た】

一つ積んでは父のためー。二つ積んでは母のためー。三つ積んではー……ボクのためって感じッスかね。

【そこに居るのは一人の少女であった】
【学園の制服に身を包み、向かい側に並べられた空き缶の群れに向けて拳銃を構えた、ちょっとやんちゃな少女】
【拳銃の引き金が引かれるたび、そのスライドが大きく下がり、露出したバレルの中を通って白色の飛翔体が宙を舞う】
【その飛翔体は吹き荒れる風に煽られながら、フラリフラリと自らの軌道を修正し、空き缶に体当たり】
【缶をへこませる程度の軽い音を巻き上げて、ヤツを道連れに地面に転げ落ちていく】

まあ、積むのも倒すのもボクなんスけど。セルフ賽の河原ッスね。

【手にしたドリンクを飲み干し新たな的を生み出すと、再設置のため、向かいの空き缶群に向けて歩き出す】
【風に煽られた的の一つがコロコロと転がり、校舎内へと続く階段に向かっていく】
534伏木霞 :2018/10/09(火)20:47:01 ID:6Gd
>>529
【安息の地に踏み込まれた猫のように警戒露にする姿に思わず笑ってしまう】
【怒るかと思いきや、意外にも心配までしてくれたことに驚くものであり】
【同時にやっちまったなぁ、という思いが浮かぶ】

「おー、ってことは……お前は応援やるのか?」
「……まあな、ちょっとドジやらかしただけだ。あ、遅れたな」

【まあ今のセラフィを見てそれ以外を浮かべろと言うのが無理な話であるとはいうか】
【そして心配する小さな相手に対しては自分が原因のように語っておいて】

「ミスコンでのお前も良かったぞ、そんなお前が応援するならされる奴らもテンション上がるだろうな


【そう言うと頭に軽く手を置こうとしながら、屋上のベンチに座ろうとするだろう。まるで見ているぞ、とばかりに】
【なお、当然ながらセラフィ以外にもチアに参加する友人が居るとは知らない】
535水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)20:47:09 ID:dIi
>>526

「き……キミは……!せが○三四郎!せ○た三四郎じゃないか!」

グラウンドに野暮ったいジャージ姿で現れたのは、同じく体育祭に向けての準備を進めている水無月時雨だ
鏡を内蔵した鎖のペンダントを首から下げ、ひらひらと手を振りながら、走り抜ける彼へと声をかけた
ちなみに彼女はプレス○派だ、ドリーム○ャストも○ガサターンにも興味は無かった

「あんまり飛ばしすぎると怪我するよー」

ちなみに彼女、背負ったセガサター○は本物だと思っている
536ミラ :2018/10/09(火)20:53:59 ID:Zco
>>532
「んっ…………」
温もりと温もりとが触れあう。なんとなく気持ちよくて、安心する。誰かがすぐ側にいることを、肌で感じられるからだろうか。
分厚いコートを越してもこれだから、薄着ですればもっと凄いものなのだろう。――ともかくハグとは不思議な感覚である。

「ダー……そう、だね。こっち?」
気が済むまで抱き合えば、背中に回していた左手を解いて。柘榴に案内されるままにチア部の部室へと向かうのであった。
この一歩一歩は、普通の少女に近づけるためのそれなのだろう。心の奥底で、そう確信しながら。

//では〆ですかね!
//絡みありがとうございました!楽しかったです!
537霧亡柘榴 :2018/10/09(火)20:54:41 ID:pOo
>>536
//こちらこそありがとうございましたー、またよろしくお願いしますっ
5386lwy2fkM6c :2018/10/09(火)20:55:58 ID:F32

硝子細工のようを思わせるような肩先までかかった白い髪。淡い雪のような白い肌に、普段は映す者全てを受け入れる寛容さを持つ赤い瞳は今は激情に染め抜かれていた。
その右目は、鳥の羽のような造形の氷で覆われいる。

「アレックス……。わたしも今怒ってるよ。君もこいつと同じで私を受け入れないんだね」

迫る衝撃波を前に少女はその背から氷の翼を生やした。衝撃波を冷気を伴った翼を力強く動かして突風で迎え撃つ。
だが突風が押し負けることを悟った少女は空へと逃れ、その先で両手を前へ突き出して空間を凍結させる。
そうして生じた氷の結晶が一つの巨大な刃となってアレックスを飲み込もうと牙を剥き、重力に従って落下を開始した。

「なら……あなたは敵だ!敵は殺さなくっちゃなぁ!
私は!私を、傷付ける連中は全部!全部全部、ぜんっぶ!ぶっ殺さなきゃ気が済まないんだよ!!」
539一条 輝 :2018/10/09(火)20:55:59 ID:8Dz
>>535
「君は!しーぐーれーさーん!」
 輝はセ○シーコ○ンドーを応用した技を磨くべく、校舎の裏で修行をしていた時に出会った風紀委員の姿を確認した。
 尚、サクラ○戦のCMの時の仮面ライ○ーの中の人の様な発音である。
 今の彼は真っ赤にたぎる遊びの血が燃えている状態だ、無理もない。

「怪我をしないように、より素早く足を動かす!具体的には砂利で擦れるよりも早く踏み込めば!平気さ!」
 彼が尊敬するせが○三四郎は、スケートリンクを裸足で駆けてみせた。
 あれほどの場を用意できなかった彼は、砂利を代用に特訓中であった。
5406lwy2fkM6c :2018/10/09(火)20:56:39 ID:F32
>>525
//申し訳ありません……
541アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)21:03:27 ID:SaZ
>>538

 ずん、と、氷の刃が掲げた腕をもぎ取り、一瞬撒き散らされた血が瞬時に凍結される。

――――ぼとりと断面を凍らせた腕が地面に落ちる。一瞬痛みに顔をしかめたアレックスは次に、くわと目を見開き。その背後に巨大なヴィジョンが形成された。白い肉体に深紅のフレアラインを刻む、ディスクの一つ目を機械的に蠢かせる偶像。
 これこそ彼のアニムス、ブライトン・ロック。所有者と連動し片腕を失ったそれは、凍りついた腕を拾い上げた。

「……結局、てめーが語ってた正義ってなそんなもんかい、瀬崎ィ……」

 氷であることが逆に功を奏した。断面の感覚が麻痺し、痛みが感じられない。

「答えろよ。まともだったときのおめーも結局はそれが本心かい。あの芯の通った姿は嘘っぱちか? あ?」
542水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)21:03:49 ID:dIi
>>539

「久しぶりだね三四郎。セクシーコマンドー捨てたのかい」

彼女の中の彼のイメージはそれ一択、故に花○島マサルから藤○弘へと変貌を遂げたのには驚きを隠せなかった
今の彼の勢いは飛ぶ鳥をも落とす勢い。バッティングセンターでバットを使わずに蹴りで玉を飛ばすが如く裂帛の気合いに満ちていた

「なんだかよく分からないがとにかく凄いね」
「リレー系の競技に出るつもりかい?それなら私のライバルになる訳だ」

野暮ったいジャージのまま、猛烈な特訓をする彼の邪魔にならない程度に離れて体育座り
しかしせがた三○郎が背負っていたセガサター○にはコントローラーも着いていたと無駄に思いを馳せるのである
543サングラスの男◆.tjoqdQWis :2018/10/09(火)21:03:50 ID:WDx

最初っからこうすりゃ良かったなぁ~。もっと早く気付くべきだったぜェ~~

【校舎のとある廊下にて、ガニ股で肩をいからせ校内をのし歩く色黒の偉丈夫】
【剃り込み入り金髪ボーズからのグラサンピアスには、首から下の警備部隊制服が驚く程似合わない】
【丸太ん棒の如き腕を組み、誰に対してか得意げに】

何もバカ正直に風紀委員室を目指すこたぁねー。学び舎にゃ『職員室』っつう立派な大人の集い場があんだからよォ~。
ガキ共に怖がられるんなら大人を頼りゃあいい、ってなぁ。
体育祭の打ち合わせもせにゃいかんしィ? なんなら昨日の報告書もセンセがたに託しちまえば一石二鳥ぉ。やっべ、おれっちマジ冴えてるぅ~~

【ドヤ顔でうんうんと、これで解決したも同然】
【しかし校内の経路には疎いらしく、さて目的地までの道を尋ねようと】
【通りすがりの生徒何人かに声を掛けるも、いずれもスルー】【3人目の女生徒に至っては出会い頭にキャーお化けェ、とのお言葉を賜った】

……やべぇッ! 結局誰かに聞けなきゃ職員室さえも辿り着けねーじゃーん!?

【たったひとつの冴えたやり方、そこへの糸口はまだ遠い】
【金髪ゴリラみたいな不審人物と会話出来る奇特な人は学園広しといえど中々いないのだ】
544セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)21:06:43 ID:9Eg
>>534

【勿論、あまり秘密特訓を見られたくない気持ちはあった、のだが】
【彼が寒そうにしている方が、心配であった、ということ自体、セラフィーナにとっても不思議なものであり】
【自身でも気付いていていない成長によるものであるのだが、それは兎も角として】

「ふーん……じゃあ、セラフィがぁ、温めてあげようかにゃー?」

【そしてチア服の、いつもの制服やゴスロリより短いスカートをひらひらと揺らして、彼へと悪戯気に笑うのであった】
【彼と会ったときにはさんざん泣き腫らしている最中(自業自得であるが)であったために、そういう姿を見せなかったが】
【他者への対応は、基本的にはこちらの方がデフォルトである。スカートの下にはしっかりとスパッツを履いている】

「んみゃ"ぁ……セラフィ、良かった? でも……二位だったにゃあ」

【撫でられれば、何故か低い鳴き声を発した】
【ミスコンの感想については、お友達一人と、姉に聞いてはいるのだが、異性から聞くのははじめてのこと】
【結果的には、得票数は二位だったのだが――――】


「だから私、今度のチアは、皆を虜にしちゃうんだよ」
「お友だちと一緒にね、体育祭が台無しになるくらいに、頑張るにゃあー」


【そして、チアへの“そのくらいの意気込み”を見せながら、今正しく“お友達”の存在をさらりと口にして】
545一条 輝 :2018/10/09(火)21:11:44 ID:8Dz
>>542
「○クシーコマン○ーは……鍛練には無力だ……」
 彼は、無力感が籠る本音を放つ。
 セクシ○コマ○ドーは相手の隙を作るための技術だ、体育祭へのトレーニング中にそれを使っても意味を成さない。
 げろしゃぶから三四郎に変わっている所は置いといて、彼はランニングを続ける。

「俺は走力を競う種目で、能力なしの物がメインだ!恐らくリレーもその部門で出ることになる!」
「もし時雨先輩が出るのであれば、健闘を祈ろう!」
 安心してほしい。彼が今バトンの様に握っているのはセガ○ターンのコントローラーの映像である。
 因みに彼は白組だ。
546伏木霞 :2018/10/09(火)21:18:09 ID:6Gd
>>544
「いやあのな……だよな、下あるよな、幻想だよな……!」

【いくら相手が小さく見えるからと言ってスカートを翻す姿は咎めるべきもの。下にあるものを見て余計なことまで吐き出すが】
【こちらが本性なのか、それとも泣いていたときを誤魔化すためかはまだ聞かないことにした。というか、片方は演技というには迫真過ぎたから】

「おいそこまで嫌か。良かったよ、そうでなけりゃ言わねえし。二位でも、お前にゃ色々手に入れたもんがあるだろ?」

【低い鳴き声を嫌がってるととったらしく、扱いが猫に近いものを感じるかもしれない】
【そして伏木はその辺り正直らしく、少なくとも相手に対して嘘を吐くことは滅多にない。褒めると同時にどこか諭すように】

「ほーう、友達とチアと来たか、そりゃ楽しみだ」

【男に楽しみにされてていいのかはさておく】

「つっても応援団なら他にも居る可能性高いから負けねえようにしろよー?」
「………………友達、出来たのか。良かったじゃねえか、どんな子だ?」

【少し間が空いたのはセラフィ自身に思うこともあるからだが、もう一人の少女というか、幼女のことも気になったからだ】
【あのDJになった幼女は友達出来たのかね、と今更ながら懐かしいように】
547水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)21:23:14 ID:dIi
>>545

「それは……確かにその通りだね」

そもそもリレー競技中にまじまじと他人など見ない。見るのは前方の走者くらいである
スタートしてもたもたしていたらびりっけつであるが故に
立ち上がった彼女は。大きく伸びをして柔軟体操を開始した
密かに体が柔らかいのが自慢であった

「私の能力も走るの向きじゃないからね、能力なし……なんだけど。」
「流石にキミを見ていると勝てる気がしなくなってきたよ」

指から鎖を伸ばしてセガサターンの幻影に触れようとしてみた
一緒に練習するには彼は少し熱すぎたのである
548有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/09(火)21:25:29 ID:N0K
>>543
ふいー、風がめんどかったけど今日も撃った撃ったぁー。

【思う存分セルフ賽の河原を堪能した少女は、学園の廊下を歩いていた】
【これでも警備隊員。希少な学生兼任組として、学園内の警備もそれなりにやらねばならないのが辛い所】

【自らの使命に悪態をつきつつ職場へと向かう先、聞こえてくるのは何やら女生徒の悲鳴】
【生命の危機的なソレ、というニュアンスではなさそうだが、割とガチ目の悲鳴】
【さあ警備隊の出番だ。どちらかと言えば風紀委員の出番な気もするが、この際居合わせてしまったのだから仕方ない】

……なんスかあのヒト。明らかにDでQでNな感じのヒトッスね。
ってあの服ボクのトコのじゃないッスか。噂には聞いてたッスけど大概ッスねアレ……。

【逃げ惑う女生徒の間をかき分け、たどり着いた先にはいかにも分かりやすい風体の男。そしてなじみ深い職場の制服】
【話には聞いていた。警備隊にもガラの悪い者は多い。こういう者だからこそ入りやすいとの噂もあったり無かったりするらしいとか】
【まあ、この少女がクビにならずに居られる以上、ある程度は許容されているのかもしれないが】

……あー、センパイ?になるんスかね?
わざわざココに来るなんてなんかあったんスか?ボクにも聞かせてもらえると嬉しいッスね。

【彼の元へ、ぼさぼさな頭と遊戯銃の拳銃を持った少女が歩み寄る】
【その少女の着る制服の肩口には、馴染み深いであろう警備隊のマークが輝いていた】
549一条 輝 :2018/10/09(火)21:30:26 ID:8Dz
>>547
「すまない!邪魔であったか?」
 セガサ○ーンに鎖が迫り、ぶつかる感触は無いだろう。
 輝は、能力をしっかりと操作し見せ掛けだけでもセ○ガガのシューティング面に出てくるセガサター○撃破時の映像を作ってみせた。
 時雨が鎖を伸ばしたのはセガサタ○ンの映像が邪魔だったのだろう、そう解釈した彼はその後ただのジャージ姿の男子生徒となった。

「俺の能力は戦闘に向かないから、どうも逃げ足が鍛えられてしまってな……」
 輝は今、哀しみを背負っている。
5506lwy2fkM6c :2018/10/09(火)21:31:19 ID:F32
>>541

「私は気付いたんだよ。今のままじゃ、死や苦痛は決して消えないってさ」

少女が見た鏡に見た理想。それは自分が絶対的な存在となって人類を纏め上げる姿。少女の人間に対する愛の形。

「だれも泣かない、苦しまないで済む世界……。もう誰もが理不尽を強いられることなく、命が命の権利を持った世界を……私が全人類に愛を与えて創り上げるの」
「そんな、世界を統治する器の私を傷付けるなんて……死んで当然だよね?」

少女が鏡で得た能力は他者に対する愛を植え付ける能力でもあった。
少女が能力で支配した人間は他者と決して争わないし、殺しあうことがない。
それが正義だと信じて疑わない少女は、高らかに両手を広げて語る。

「アレックスにも私の能力は効かないみたい。それは君が異端者だって証……私の理想郷の為に、土に還ってよ」

自分の能力が通用しない相手は異端者。さっきまでの激情は少女から消えて、今はどこか冷めた目でアレックスを射抜いている。
551土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)21:35:22 ID:Kej
(放課後の理科室。そこは化学部の活動拠点であり、そして同時に裏取引の場所でもあった)
(部長である彼女が作る"あやしい薬"を求めて生徒たちに彼女がぼったくり価格で売りつける。もちろん売る相手はしっかりと選ぶし、危険なことに使われないようにもしている)

さて…今日はどんな客だろうな?

(理科室の椅子に腰掛けて、紅土間徒は今日の商売相手を待つのだった)

//置き気味になりますが……
552水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)21:37:57 ID:dIi
>>549

「ん、あ。いや本物かなって思って。キミたしか……幻影系の能力だっけ?持ってたよね」

前回の邂逅で彼の能力を聞いていなかった彼女は。風紀委員パワーで名簿を見ていたのだった。
然し正確には覚えていなかったための疑問符!なんか光ってた位の印象だった!
決して邪魔だったわけではない、重そうだとは思っていたが

「なに、逃げ足といえど足の速さは武器になるよ。いざと言う時妹を抱えて逃げられるじゃないか」

彼がシスコンなのは前回確認済みである
悲しみを背負う彼の背中をばちぃぃぃんと叩いて気合い注入!
553アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)21:40:14 ID:SaZ
>>550

(……なるほど、さっきから妙に頭がくらくらすんのは、こいつが何かやってるからかい……)


 愛を植え付ける、その形容は一見あやふやだが、食らってみるとよくわかる。返しの攻撃をしなかったのも、問答のようでいてその実何かに柔らかく縛られるように体が動かなかったからに他ならない。

「……そうだな。効いてねーよ……俺が『異端』だからじゃなくて、てめーが間違ってるからなァー……」

 だが、そこでアレックスは思考を逆に運ぶことにした。愛が溢れる、心が蝕まれていく。それを全て凶暴性に変換する。
 愛しているからこそ壊す。そんな一種猟期とも言える思考が、能力の拘束を解いた。

――――普通の人間は狂気に蝕まれそうに鳴ったとき、理性でそれを抑えようとばかり考える。だがアレックスはそれを逆に転化し、愛しているからこそ壊すという更に深い狂気でもって相殺する。顔色一つ変えず、眼光一つ向けず。

「最後通告だ。――――もうやめとけ、瀬崎。じゃねーとちょいときつめに食らわすことになるぞ」
554セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)21:40:14 ID:9Eg
>>546

「えー、カスミ君はー、何か期待してたのかにゃー? 私みたいな小さい子にー?」

【どちらも本性と言えば本性なのである――――悪戯好きなのも同じだが】
【以前会った時のようにボロボロに泣いていたときの姿もまた事実なのである……然しそちらに関しては、あまり突っ込まれると】
【恥ずかしさで……今はどうだかわからないが、昔ならば泣き出していたことだろう】

「嫌じゃないけど……もうちょっと上手に撫でるにゃー。お姉様は上手だったにゃ」
「……そっか。良かったんだー。……ならいいにゃー」

【確かに、二位でも得るものがあった。二位だったからこそ、友達になれた相手もいるのだ】
【それは最早、悲観することではないのだろう、と。姉も喜んでくれたのだから、それはそれで価値があったのだ、と】
【ぴこぴことリボンを揺らして】

「……次は絶対負けないもん……」

【それはそれとして、やっぱり少女は負けず嫌いなのであった】
【そもそも応援団同士で競い合うこと自体あるのかどうか知らないのだが、まあそれは置いておくとして】
【セラフィーナ自身は、競う気満々だ】


「柘榴ちゃんっていう娘だよ、ミスコンにも出てたよ……同率二位だったけど、二人でやれば、きっと一番だにゃー」


【と、つい先程、お友達になった少女のことを自信満々に紹介する】
【無論、彼とも知り合いであることもセラフィーナは知らないわけだが】
555一条 輝 :2018/10/09(火)21:46:26 ID:8Dz
>>552
「ああ、そういうことか!気合いを入れるための映像さ……自作のセガサ○ーン型の重りは持ち物検査で没収されたからな!あっはっは!」
「俺の能力は振動操作系、光操作だな!やろうと思えば胸からビームも撃てるぞ!」
 せがた○四郎が背負っていたあれは、鞄に隠せるような物ではない。
 輝は、そのレプリカを作って持ち込もうとしたが当然不許可となったのである。

「…………妹が能力を使った方がな?速いんだ」
 輝の妹の能力は念導力、それも物体にしたり身体強化代わりに使える代物だ。
 彼が妹を抱えて逃げるような場面になるくらいなら、兄妹揃って逃げていることだろう。
 背中を叩かれてもイマイチ気合が入らないのは仕方がないことであった。
556楠木シンラ :2018/10/09(火)21:50:35 ID:24S
>>551

「話が違うじゃない……!」

【廊下を歩きながら、先日化学部へ入った小柄なジト目の少女……楠木シンラは苦い顔をしていた】
【まともに活動してる部員はほぼおらず、先輩が不凍液やさび落としを時々取りに来るだけというのが、先日出会った少年の説明だった】
【が、入部届を出した後に化学部部長という『設定』の『駒(キャラ)』が『造られた』】
【部員にすらバレずにやっているとすれば辻褄は合うし、そもそも彼も掛け持ちであり化学部に入れ込んでいたわけではない】
【だが、その辺がどうであれ、このままではソーマ作りが進まないのは事実】
【溜息をつき、理科室へ入ると、そこには少女の姿】

「……初めまして、部長」

【少女の存在をあまり快く思っていないのが少し見えた挨拶】
【顔を合わせるのはこれが初めて、だが彼から新入部員が入ったことは耳にしているだろうか】
557伏木霞 :2018/10/09(火)21:53:51 ID:6Gd
>>554
「またこの前みたいにほっぺつまんでやろうかこの野郎」

【悪戯好きな相手に対してこの態度、なお期待二割心配八割が彼の心根である】
【この時、時雨が誘拐を心配していた理由もなんだかわかる気がするなぁ、と寒いながらに思うのであった】

「あんまり子供とか撫でたことねえんだよ、許せ。時雨より上手くても複雑だろうが」
「おう、その意気だ。勝った相手にセラフィ達の応援で勝てたって言わせるくらいのを期待してるぜ」

【きっと時雨だってセラフィには頑張れ、と言うはずだ。言葉こそ違うだろうし、結局のところはその時しかわからない】

「世界って狭いな…………柘榴はここでも友達か」

【あのパーカーの少女はマイペースながら非常に交遊が多いことがよくわかる。それと同時にセラフィと柘榴が友達だと知ると安心も出来る】
【少なくともセラフィを泣かせることも柘榴を泣かせることもあり得ないだろうから】

「他にもミスコンで出てた女子は多いしな、共通の話題もあるし見掛けたら声かけていくのもいいぞ」
「っと、そういやチアの練習はいいのか? 他の競技には出たりしないのか?」

【と、さりげなくというか露骨に自分が誘った相手への橋を架けようとしつつ、練習の最後しか見てなかった伏木はそう聞く。もっともセラフィも疲れてる可能性もあるので、ベンチのスペースは空けておくが】
558霧亡柘榴 :2018/10/09(火)21:55:15 ID:pOo
体育祭が近づくにつれ、浮き足立つ生徒達もそろそろ組み分けやら競技やらを意識し始める頃合い。
やる気に満ち満ちている人なんかは、既に出場するものを決めて修練に勤しんでいたりも。
そんなわけで放課後のグラウンドは普段よりも賑わいの様相を見せる。
その中でも特にいろんな意味で目を引くのが、絶賛走りこみ中の少女だった。

「おーるはーんどぅー、がーんぱれーっど」

彼女にしては珍しいジャージの上に藍鉄のパーカーを羽織り、歌を口遊みながらランニングしている様だけ見ればごく普通の光景なのだが。
チアリーディングによく使われる青いポンポンをさかさかと上下に振りながら走っているのだから、いかんせんなにがしたいのかよく分からない。
559水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)21:56:13 ID:dIi
>>555
「まさかあれを持ち込もうとしたのかい!?」
「そもそも学校に来る前に職質されるだろう!?校門にたどり着く前にゲームオーバーだよ!?」
「ふむふむ……正確に覚えていなくてごめんよ。それは確かに走るのに使える能力ではないね」

あれはそもそも大きすぎるが故、校門にたどり着くまでも至難の業だろう
風紀委員室にいけば没収されたそれが見れるのかと一瞬思いをめぐらせ

「…………げ、元気だしなよ」
「兄妹仲はいい方なのかい?妹さんはどの競技に出るーとか言ってなかった?というか妹さん紅組?白組?」

底抜けに明るい彼に元気を無くされるとやりづらいのである。気合い注入が失敗したので、今度は。背中撫で撫でに移行した
ついでに妹の話題を広げれば彼が食いつくだろうという打算の元
5606lwy2fkM6c :2018/10/09(火)21:58:16 ID:F32
>>553

「私が間違ってる?意味がわからない……。間違ってるのはアレックスでしょ!」
「私の理想を理解できない奴に存在価値はない!」

鏡は使用する度に利己的になって凶暴性を増していく。少女は仲間だったアレックスを排除することに、決して躊躇しない。

「片腕失くした癖に何を言ってるの?アレックスにもう勝ち目なんてない!」
「ふふふ……氷、岩、風、槍槍槍!」

更に空中に出現する三つの氷。少女がまた翼を振るうと風であっという間に円錐状に削られ、矢のような速度で放たれた。
561サングラスの男◆.tjoqdQWis :2018/10/09(火)21:58:32 ID:ZKV
>>548

んお? おれっちんとこの制服じゃーん。おつかれーっす

【声に気づくより先に目に飛び込む馴染みの隊章】
【ほぼ反射的にびしぃっ、と敬礼。言葉は薄っぺらでも最低限の礼儀を残して】
【サングラスに反射するぼさぼさの髪。上から下までじーっと見、にへっと砕けた笑みを浮かべる】

第二警邏部隊副隊長、南倉 豊勢(なぐら ほせ)っす~。
そーなんすよー、昨日ここから通報ありましてぇ、受けたのが自分だったんす。今日は風紀委員さんへ報告書の提出っすねぇ~

【男は年齢で差別しない。警備部隊は実力者も多く、年下で自分より立場がうえの人もいくらでも居る。言葉遣いも気持ち一つまみぶんだけ丁寧に】
【男が区別するのはただ一つ。男か、女か】
【にっと自称爽やかスマイルでずいと握手を求める。常人のそれを3つ重ねた厚さ、大きさはグローブ並み】


//気づくの遅れましたすみません……よろしくお願いします!
562土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)21:59:22 ID:Kej
>>556

――――あーっと…お前は……

(シンラの顔を確認すれば暫し頭を抱え込む。まるで何かを思い出そうとしているように)
(そしてやっと思い出したのか、しかしその表情は相変わらず無表情で)

くぬぎシンラだったか?

(シンラのことは当然知っている。しかし新入部員に対して一番最初に名前を間違えるというやる気のなさ)
(そもそも彼女は自分のしたいことだけをしているため、化学部の部長と言っても形だけのもの。特に何かを取り仕切っているというわけでもない)

さて…化学部に入った感想はどうだ?
というかよくもこんな物好きな部活に入ろうと思ったな、どうかしているのか?
563一条 輝 :2018/10/09(火)22:04:25 ID:8Dz
>>559
「道行く人には何だ、ただの三四郎か!とスルーされたから大丈夫だ!遅刻をチェックする風紀委員に没収されたから、暇な時に反省文を持ち込み回収せねばならんな!」
 当然、風紀委員が仕事をした証と言わんばかりに没収物の所に鎮座していることだろう。
 輝自作のセ○サターンの重りは15kgあるぞ。

「妹は能力を活かせる競技に参加するらしい!妹も俺と同じく白組だ!」
 妹を語らせると確かに輝は元気になるだろう。
 輝はプラトニックなシスコンだ、彼は、妹には純粋に体育祭を楽しんで欲しいと考えている。
564アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)22:07:13 ID:SaZ
>>568


「――――――――――――――――――――――――――」


 もう。

――――――限界だ。

「瀬ェ崎ィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!」

 ブライトン・ロックの拳が地面をしたたかに叩いた。その瞬間漫画の擬音のごとく「ドガン」という文字が地面からつきだし、氷槍から身を守る壁となる!
 それでも完全に守ることは不可能、一発が脇腹を撃ち抜き、氷がびきびきと内部を殺していく。しかし、完全に怒りのスイッチをいれたアレックス、ひいてはブライトン・ロックはその程度で止まりはしない。

「よぉおおおおく解ったぜッ! てめーは一回全身の骨ぶち砕かれなきゃわからねーよおだなァー!!」

 凍りついた腕を――投げる! 風車の如く『ギュルギュル』と回転し、空気を掻き回すその質量化された音は腕の回転が引き起こす風圧におされいくつも空中に出現する!
 回避すればよし、しかし回避しなければ縦回転する小規模な、それでいて多量の鉄粒を巻き込んだ竜巻に巻き込まれるような形で、瀬崎の体には幾つもの穴が開くかもしれない!
565一条 輝 :2018/10/09(火)22:09:33 ID:8Dz
>>559
//>>563の後半の台詞の前に「こうな俺にも優しく接してくれる良くできた妹さ、仲は良い方だな!」が抜けてましたすみません!
566楠木シンラ :2018/10/09(火)22:12:16 ID:24S
>>562

「…………楠木、です」

【向けられるジト目がより一層じっとりとして】
【そういう性格なのだろうと分かっていても、いい気分はしない】

「いいところだと思ってますよ。静かで、設備も整ってて」
「別に……言ってもわからないでしょうし。部長こそ、研究も特にしている様子もなく、引退も近いのに、一体何をしに?」

【「きゃっかんし」で、目的は割れている。これは、シンラなりの意地悪な質問だ】
567水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)22:15:20 ID:dIi
>>563
「道行く人のスルースキルなんなの!?学生が多いこの町でそれに理解示すのも凄くないかい!?」
「ああ、やっぱり風紀委員の目はごまかせなかったか。それは流石に私でも没収する。その風紀委員金髪だった?黒髪だった?」

その重りは没収所で異彩を放つ事だろう
恐らく大きくて邪魔なのでさっさと取りに来ないかなと大多数が思うはずである
彼はさっさと反省文を書くべきだ

「ほうほう、あ。良かったじゃないか。こういう場合は妹と別の組になったりしてたら面白いなと思った」
「赤白帽を笑うものは赤白帽に泣くからね」
「妹さんって部活入ってたりするのかい?」

底抜けに明るい彼の妹も底抜けに明るいのだろうかと、一度会ってみたいと思うのも必然
少しだけ冷える秋風に、両手を擦り合わせて
568黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)22:16:19 ID:DfY
>>558
「……何やってんだ?」
制服のポケットに手を突っ込んだまま思わず声をかける黒塚。睨みつける様な目には呆れの色が混ざっていた。
体育祭に備えて練習している生徒の中に見知った顔があると思ったら、奇妙な動きをしていたのだ。怪訝に思わない方がおかしいだろう。

「牛でも追い立てるのか?」
からかっているわけではない。この質問も割と本気でそう思っているが故。
何はともあれ、彼女の目的が分からないらしい。もし出来るのなら頭を抱えていただろう。


「──────分かった、部活動対抗リレーだろ!俺も中坊の時やった」
表情は変わらないが、懐かしいなーと過去を振り返る。その目はどこか純粋ですらあった。
569セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)22:17:44 ID:9Eg
>>557

「そしたらお姉様に言いつけちゃうもーん」

【或いは、彼の今までの言動をそのまま言ってしまっても良いかもしれない】
【言葉とは伝え方次第でどうとでも捉えられる、と落研部長が言っているのを聞いていたことがあるので】
【言い方次第で色々出来るそう、と悪戯心がムクムクと湧いてくるのであった】

「にゃー、確かに。上手だったら気持ち悪いね」
「じゃあ、ちゃんとカスミ君もセラフィのこと見ててね?」

【正直に、実に失礼なことを包み隠さず口走り。そして絶対だからね、と彼に釘を刺すのであった】
【彼のことを信頼していない、というわけでもないのだが。この辺りに、心中の不安が漏れ出しているのが見えるだろうか】

「……柘榴ちゃんとお友達? じゃあちゃんと、柘榴ちゃんも見なきゃ駄目だよ」
「あ、でもでもセラフィもちゃんと見て! でも柘榴ちゃんも~!」

【なんだか先を越されていた気分である……それで機嫌を損ねるようなことでもないのだが】
【取り敢えず、どっちのこともちゃんと見てくれ、という要請である。なんだか頭の中が混線しているようであるが】

「にゃあ……それは……頑張るにゃ……」
「チアはまだちょっとしか教えてくれなかったから、飽きちゃったよー」

【……からかう、なら簡単だが、声をかける、仲良くなるための声掛けというのは未だによく分かっていない】
【そのために返事は自信のないものである……そして、ベンチのスペースが空いているのを見ると、そのままパタパタと駆け寄って】
【空いている隣に腰を下ろす。チアの練習は、初日であるために初歩の初歩。やることが単純過ぎて、飽きてしまったらしく】

「競技は……セラフィ、小さいし……」

【その身体能力は小学生相当。唯でさえ活躍できる気がしていないため、競技には出場しないつもりだった】
【地面に届いていない足をバタバタと、落ち着き無く動かしていた】

/申し訳ない、ここで凍結お願いします……
570有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/09(火)22:20:05 ID:N0K
>>561
あーどもども。こりゃご丁寧にどうもッス。
第二……って事はボクとはちょっと所属違うみたいッスね。

【学園都市は広い。その広大な範囲をカバーするためにも、警備隊はいくつかのグループに分けられている】
【まあ、分けているとは言っても、割と名目上の組み分けであり、一部の人員が一定の場所を集中的に保持している事もあるとか】
【この少女もその中の一人。主な行動範囲は学園周辺である。もちろん要請によって外部へと赴く事もあるのだが】

ボクは有宮 紗良(アリミヤ サラ)ッス。大体この辺に居ると思うんで、そん時はよろしくッスねー。
ってまー、こりゃ随分とでっかい手で……。

【彼の敬礼に応じるように、これまた手の角度も背筋の反りといい、気迫も何も感じられないやる気のない敬礼を一つ】
【差し出された手も、渋々ではあるが大人しくこちらも手を出し、がっしりと握手に応じる事であろう】
【その手はいかにも年頃の少女らしい繊細て細く、白い指。とはいえ同年代に比べると、若干の油汚れや厚みが目立つだろうか】
【まさにその光景はテーマパークでの客と着ぐるみの交わすソレのようで】

風紀委員にわざわざッスか。お疲れさまッスねー。
てっきりそんなデカい身体で来るから、また何かあったかと思ったッスよ。

で、ちょっと聞きたいんスけど、最近アレなネタ来てるッスか?
ほら、ちょっと街中でぶっ放しても怒られないぐらいの仕事的な奴ッスよ。

【先ほど名乗った名、手元で回される拳銃、そしてこの言葉】
【もし彼が資料を日ごろから真面目に目を通すタイプであるならば、この名に見覚えがあるかもしれない】
【割とよく始末書に挙がり、立場や実力というより厄介者として書かれる事の多い、この有宮というヒラ隊員の名に】
571土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)22:20:54 ID:Kej
>566

あぁ楠木か、すまんな忘れっぽいんだ私は
ちなみに楠木の花言葉は「芳香」というのだが知っていたか?まぁ別にこの質問に深い意味はないんだがな

(彼女は基本、興味のあることしか覚えない。新入部員とはいえ未だなんの接点も無いシンラのことはまだ興味が無いのだ)
(故に適当なことを言ったりするし、当然まともに取り合わないつもりでもいた)

ほう、良いところ、か?
言っても分からない…それを勝手にお前の都合で決められるのは気分が悪いな
私か?なに、簡単なことだよ。私はただ、自分のしたいことをするためにここにいる。面白半分に薬を作り、それを売り捌いたり…な?

(そんな意地悪な質問に彼女は平気に答えた)
(そして、その瞳には僅かに奇異の色が浮かび、まるでシンラを品定めするかのようにつま先から頭頂部までを舐めるように見て)

…………まぁ良いだろう、何か必要なものがあればいうといい
私の気分次第で取り寄せてやろう
572伏木霞 :2018/10/09(火)22:21:15 ID:6Gd
//>>569凍結了解しました! 返しておきますのでまたご都合のよろしい時に返してくだされば! お疲れさまですーっ
573セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/09(火)22:22:04 ID:9Eg
>>572
/ありがとうございます!それでは一旦お疲れ様でした……!!
574霧亡柘榴 :2018/10/09(火)22:26:10 ID:pOo
>>568
「走りこみ。体育祭、近いから」

見たまんま。ポンポンの謎は明かされていない。
本気で答えになっているとでも思っているのか、目つきの悪さにも負けず、なにか問題があるのかとでも言いたげな横柄な態度。
足を止めて袖で額の汗を拭う。それなりの時間走っていたらしい、頬は仄かに上気して赤らんでいた。

「リレー、出ないよ。わたし、部活、入ってないし」

部活動対抗リレーなぞ、帰宅部もとい無所属に出る資格は当然ない。
わしゃわしゃと、走るのは止めてもポンポンを上下させる手は止まらない。音が出るものを弄りたがる子供じみた動作。
575一条 輝 :2018/10/09(火)22:26:52 ID:8Dz
>>567
「せがた三四○フォーエバー!ミサイルで散ってしまった後も、P○Zだったかに参戦しているから学生でも知っているさ!きっと!」
「誰だったかな……真面目そうだった事くらいしか覚えてない!」
 体育祭が終わった頃に彼は風紀委員の元へ向かう事だろう。
 今は風紀委員も体育祭に向けて忙しいのだろうなと判断した輝は、それまでは我慢することにしているのだった。

「勘弁してくれ、妹相手ならば本気で挑まざるを得なくなる!」
「妹は演劇部、後は許可を得て様々な武道系の部活に顔を出しているな!武の一文字を掲げた所に兼部だかで色々手を出しているらしい!」
 妹相手でなくとも輝は本気で挑むのだが、冗談めかして叫びます。
 輝の妹は武芸百般を心掛けるアクションスタアを目指す少女だ。
 スターではないぞ、神○すみれ様の様にスタアと発音したまえ!
 演劇部の活動がない日には、やれ能力を使う剣術部やら能力を使う弓道部に教えを乞う。それが一条光の放課後だ。
5766lwy2fkM6c :2018/10/09(火)22:28:28 ID:F32
>>564

「なっ!?自分の腕を武器に……!」

槍をもろに受けても怯まないアレックスに少女は恐怖を覚えた。更に自分の腕を武器として使うという発想。それは、少女には寒気を感じる程の常軌を逸した行動だった。
突風が僅かにその勢いを削ぎ、凍り付いた空間を盾にするがそれを容易く貫いた。
少女は全身を氷で覆うことでダメージを少しでも抑えようとしたが、腕の威力はそれを遥かに上回っている。

「くそっ……!よくも、よくも……!私がこんたところでやられるはずが……!」

氷の翼が砕かれて少女は地面に落ちた。
身体に開いた幾つもの風穴から湧き出す鮮血がその足場を赤く染め上げる。
体中を真っ赤な血に染めて、少女はそれを滴らせながら震える足で立ち上がった。
地面にゆっくりと広がる冷気。アレックスの足を凍らせて、その動きを止めてしまおうと。
アレックスが鏡に魅入られた者が胸に鏡を宿していることを知っているなら、そこを狙えば少女を無力化できるだろう。
勿論アレックスにそのつもりがないか知らないなら、少女を殺すことを選んでいい。
577水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)22:36:00 ID:dIi
>>575

「ちなみに私はセガサター○やったことないんだよね。時代はプレス○だよ」
「風紀委員は大概真面目そうなのが多いと思うけどね、勿論私も含めてだよ!」

やる気なさげな黒い瞳のまま宣言、実際見た目だけを見たならば彼女は真面目そうには見えない。それによくサボるのだ
ついでにゲーム機戦争を仕掛けた。

「ああ、そこは本気で戦うんだ。わざと負けるのかと思ったよ……で、演劇部か。最近色々と縁があるな……」
「なるほど、情報ありがとう。それじゃあ今度演劇部に行って妹さんをナンパするとしよう」

つい最近あった少女も演劇部だと言う。
ナンパをする、というのは勿論彼をからかうための一言だ。彼はいちいちリアクションが大きいので楽しいのである
犬耳房が楽しそうに揺れ動いて。ジャージ姿のままゆらゆらと揺れた
寒い
578黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)22:36:41 ID:DfY
>>574
「ああ、走り込みね…。 出るんだな、体育祭。真面目なんだな」
対照的に彼にマジメに出るつもりはない。先程までどう妨害してやろうか考えていたほどだ。
そんな事はおくびにも出さず、走っていた理由には納得の素振りを見せる。というか今の時期それ以外でこんな時間に走っている者などいないだろう。

「…まぁ団体行動ってツラじゃねぇしな」
言っておいて自分でもそれは無いなと薄々感じていた。否定されてもすんなり受け入れる態度にそれは現れる。


「……じゃあ何なんだ、その…ポンポン?は。 蟹の真似か?そうやって餌を食う蟹を昔テレビで観た」
お手上げだ。話しながらも上下に揺れるのをやめないポンポンを目で追っていたが酔いそうになってきた。
怪訝そうな態度は口調にも表れる。昔かrあ気になる事は問い詰めてしまうタイプなのだ
579伏木霞 :2018/10/09(火)22:39:04 ID:6Gd
>>569
「それはちょっと待ってくれ頼む」

【不良染みた男子生徒と可愛らしい少女の言葉のどちらを聞くかと言われれば大半は後者を信じるだろう】
【つまり、伏木霞はこの場合セラフィーナに対して勝てる要素がほぼ無いのである。時雨が自分に全幅の信頼を置いていることが確信できたなら強気にもなれただろうが】

「…………お前、俺の精神を的確に抉るな……あー見てやるよ、だからどこに居ても見えるくらい目立っててくれよ?」
「じゃあ二人とも隣同士にしてもらったらどうだ? それなら両方見れるだろ?」

【最初には暗い雰囲気を暗雲のエフェクトで露骨に見せていたが、釘を刺した意味はあったのだろう。少なくとも、これで伏木が体育祭をサボるなどという理由は消えている】

「最初は挨拶で良いんだよ、気に負うこともねえさ」 
「……やることが少ない、か。飽きるのは良いが慌てるようなことになるなよー?」

【どちらも無理強いはしないつもりである。そもそもチアリーディングの皆は無理させないために教えることを少なめにした可能性だってある】
【そして隣に座ったセラフィを見て、無理はするな、と一応の目配せ。体力をつけるのも必要なのだが】

「……よし、初等部の競技ならどうだ」

【多分一回噛まれても殴られても仕方ない一言だろう。相手が小学生のような相手とはいえ、正直すぎる】
【無駄にいい顔なのがセラフィの神経を逆撫でする可能性すらあるが、さてセラフィはどう出るか。ちなみに悪気はないと注記しておく】

//>>573お疲れさまでした!
580アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)22:42:04 ID:SaZ
>>576

(耳が……いてえ……)

 つ、と、アレックスの両耳から血が流れる。視界がぐらつく。

(しかたねーな……ブライトン・ロックの耳は鋭敏……「ドガン」のでかさには、耐えられなかった……だが微かでいい、あと一発……あと、一発……!)

 残った片腕を、デコピンの形にして前へ突き出す。空気を叩くバチンと言う音が物質化された瞬間、アレックスは放物線を描いて飛ぶそれに指をかけた。
 しかし飛行するその一瞬前、片足が凍りつく。ぱきぱきと音を立てて――体は地面に縛り付けられる……。


(……)

「お」

『ラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!』


――――だから、蜥蜴の尻尾のように切り捨てることにした。よって(ばちん)の飛行力は一瞬の停滞を経ただけで、失われることなくアレックスを瀬崎の斜め上空まで運び、消えた。

「いいか、瀬崎」

 時間が止まったような一瞬。アレックスの声はやけにゆっくりと響くだろう。

「『テメー』を守るのが正義なんじゃねえ。『テメー以外』を守るのが正義だ。俺はお前が嫌いじゃないし、殺す気なんか欠片もねえよ。お前は戻れる。かならず、また風紀委員として俺に小うるさく説教するんだよ」

 始まる落下。足の断面から血を流し、失った右腕は凍りつき。それでも左拳をしっかと握って。

「だから、今は我慢しろ。しっかりこの痛みを刻み付けて――――お前はまた一つ、成長する」

――――撃ち下ろされる鉄槌は、心臓。殺さず、されど生かさず。鏡に負けた弱い心を打ち砕くように。

 落下し様の一撃、片足を犠牲にした決死は、瀬崎を襲う。これが決まらなければ、言わずもがな……。
581楠木シンラ :2018/10/09(火)22:43:18 ID:24S
>>571

「部長のように覚えやすい名前じゃないですし、アタシ」
「花言葉は「完成美」、「感謝」……でしたっけ?」
「『ググってなきゃ』、カッコよかったんだがな、シンラちゃん?」
「ちょ……五月蠅い!」
「どーも初めまして部長さん、オイラベルツノガエルのベルっち」
「聞きなさいよ!」

【意地の悪いセリフをぶつけていたら、裏事情をシンラから突如現れた蛙のアニムス……ベルっちが暴露する】

「ん、ん゛んっ……話そうと思ったら凄く長くなりますし、話して分かってくれた人はいなかったので」
「随分とやってる事の割に、気軽に話しますね……アタシが先生に言うとか、思わなかったんですか?」
「口の軽さはシンラちゃんも大概だけどな……いで」

【ベルっちの茶々入れにデコピンを入れる】

「そうですか……それは助かります。でしたら薬品庫の鍵、あと出来ればでいいのですが……」

【その後に続くのは、ソーマの純度を高めるために必要な、化学の素養がなければまるで呪文のように聞こえる薬品や器具の名前がいくつか】
【シンラが少なくとも一般的な学生をはるかに上回るだけの科学知識を既に持ち合わせていること、更に化学知識があればシンラが作ろうとしているものは一般に出回っているような薬ではないであろうことが分かるだろう】
582風紀委員「元」副委員長 :2018/10/09(火)22:47:28 ID:UxV
はいはいわかってますよ。俺は今はただの風紀委員で、外道院や副委員長にはちゃんと従いますって
好き勝手やるんじゃないかって?そりゃ~……ケースバイケース?あはは、冗談です
それじゃ俺は失礼しますね。新入生に会ったことないんすよ、俺

【その男は秋風と共にやって来た】
【半年前。学園都市と交流のある異能者擁護系教育機関へ交換留学生として海を渡った学生がいた。その名は聚楽院黒徒】
【通称コクト。一年次、二年次共にある意味で猛威を振るった能力者だ。当時、コクトはこう呼ばれていた】

どんだけ面白くなってるかなぁ……楽しみだなぁ……
半年も経ってりゃ新入生もそれなりの経験積んでるんだろうなぁ……ふふ……ふひひ……
楽しく決闘(ヤ)れる奴はどんだけいるかな。ふふふ……

【聳え立つ暴力。ジャガーノートと】

/新規参加希望です。今日は時間が無いので登場ソロールを置かせていただきます
583一条 輝 :2018/10/09(火)22:47:43 ID:8Dz
>>577
「俺は今の時代、○ガのゲームが出来るならばどのハードだって買うさ……」
「そりゃ確かに!真面目な生徒でもなければ任せられない役目か!」
 セガなんてだっせーよな!と言われてしまう専務すらもう古く、ハード戦争における敗北者故の哀愁が漂う。
 時雨は不真面目では?と言おう物なら以前のことでしょっぴかれそうと判断した輝はお茶を濁すのであった。
 
「光の好みを例えるのであれば、ジャンプ漫画の主人公ならコブ○や冴羽○、前田慶○だ!」
「時雨先輩とは方向性が違うから、ナンパはおすすめしない!」
 勝手に妹の好みの異性のタイプを暴露する畜生がここにいた。
 彼はインターバルと言わんばかりに歩き始めるのだった。
584霧亡柘榴 :2018/10/09(火)22:49:22 ID:pOo
>>578
「ん、友達と、球技。あと、多分、綱引き」
「巽、出ないの?楽しいのに」

走りこみの需要が絶妙になさそうな競技チョイス。
綱引きに至ってはゴリゴリの体育会系である。平均より背丈の低い彼女には、一見似つかわしくないなんてものじゃない。
まるで自分は蚊帳の外とでも言いたげな口振りには懐疑的な眼差し、サボりなんて最初から頭にないのだろう。
いつぞやの件からもお察しの通り、彼女は遅刻やサボりを存外良しとしないのだ。

「む、そんなこと、ないよ。ちょっと、窮屈だから、入らないだけ」

心外とばかりにやや口を尖らせる。言っていることは団体行動が苦手とほぼ同義なのだが。
実際柘榴が部活に所属していたら、その奔放さにむしろ周りが振り回されるだろうから、ある意味このままでいいのかもしれない。

「チア、するから。友達と、一緒に」

つまりはそういうことである。
ランニングとは全く結びつかないかもしれないが、そうったらそうなのである。
衝撃っぽい事実の告白に合わせて、しゃかしゃかとポンポンを振る。大分この玩具がお気に入りのようで。
5856lwy2fkM6c :2018/10/09(火)22:57:05 ID:F32
>>580

迫り来るアレックス。少女はこの状況に死を覚悟していたが、それが訪れることはなく。
耳に響くアレックスの言葉に胸に暖かさが灯るのを感じて、少女は閉じた目から涙が溢れた。

「アレックス……さん」

そうして鏡は砕かれる。少女が能力で支配して行方不明になっていた者達は目を覚ましてそれぞれの居場所に帰るだろう。
倒れた少女は元の姿に戻り、、ただ静かに横たわっていた。

//すみませんが今日はこれで失礼します……
586.tjoqdQWis :2018/10/09(火)22:57:46 ID:YGf
>>570
//すみません! 回線の調子が悪く書き込みづらいので、今日の所は凍結させて頂けないでしょうか……
//ご都合悪ければ破棄でも構いません……申し訳ないです
587アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/09(火)23:01:46 ID:SaZ
>>585

「……やれやれ、まーた入院だ、こりゃ」


 腕足を失い、倒れたアレックスは。ふ、と息をついた。携帯を取りだし、さしあたりは救急車を。

「……どうしてこう……不器用なのかねぇ……体育祭出れねーじゃん……ばっかやろ……」

 でもまあ……と、笑って。一足早く運動したと思えば、悪くない。コール二つ後繋がった先に、アレックスは。

「あ……二日前に退院させてもらったアレックスなんすけど……また救急車まわしてもらっていいすか……?」

 と言った。電話口からはあきれたようなため息が返ってくる。

//はい、ありがとうございましたー
588永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/09(火)23:02:08 ID:H3M
永谷園 御茶漬は懲りない女である。
ミスコンの時に痛い目を見ておきながら、まだ金儲けを画策しようと言うのだ。

「今度は体育祭だ……
 ……さぁて、どうやって儲けたものか……」
無難なモノでいえば、やはり賭けごとか。
もしくは、今回は地道に屋台で軽食でも作って売るか……。

「ククク……それとも、かわゆいおなごのあられもない体育着姿を写真に収めて……
 ……高額で売り付けてやろうかのぅ……。」
倫理観の欠如!!
金の亡者と化しかけた御茶漬は、悪魔の所業に手を染めようとしているのであった。
589水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)23:02:31 ID:dIi
>>583

「残念だったね」
「セガはサードパーティになった!ゲーム機作ることは……もうない!音速ハリネズミ君が有名だからいいじゃないか」
「ちなみに風紀委員はいつでも部員募集中だ。気が向いたら見学に来るといい。金髪の美人のお姉さんと黒髪の美人委員長がお茶を入れてくれるよ」

それでも社名が生き残っている事は誇るべきである。現にハリネズミ君は海外で人気だと言うから
会話に出た風紀委員はミスコンに出たこともあり。彼ももしかしたら知っているかもしれない


「……妹の好みまで把握しているのか、流石シスコンというかなんというか……」
「……その理論で行くとキミは。」

皆まで言うまい。ただ好みのタイプとは真逆だなぁと思うだけである。その瞳に浮かぶのは哀れみか
そうして冷えた体を温めようと。歩き始めた彼の隣をてこてこと歩く
590土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)23:02:55 ID:Kej
>>581

……それは褒め言葉として受け取っておく
まったく、私に不釣り合いな言葉だろう?

ほぉ…アニムスか、蛙とはまた面妖だな、確かアニムスが形取るのは思い入れがあるもの…だったか?
飼っていた蛙が死んだとかそんなところかな?

(無表情であった彼女はニヤニヤと意地の悪い笑みを浮かべて一人と一匹を観察する)
(この蛙はベルっちと言うらしい。主人とはそりが合わない……いや、あれは逆に合っているというのだろう。お互いの無いところを補い合っている、そんな形に見える)

くだらんな、一度でダメならばそこで諦める…それでは何かを成し遂げるなど到底不可能だぞ?
お前が教師に言いつける可能性か?まぁ無いわけでもないだろうが……良いことを教えてやろう、数分ほどの記憶を消す薬なんて作るのは案外簡単なんだ
…………本気にするなよ?冗談だ、私はた新入部員を信じてこの秘密を打ち明けたまでだよ
それに、もしバレたとしてもそれならそれで良い。そういう運命だったというだけだ

(その言葉がどこまでが嘘でどこまでが真実であるかは分からない)
(その言葉のどれもに信憑性を感じたし、しかし同時に胡散臭さも感じ取れる。掴み所がない、というのが正しいだろうか)

薬品庫の鍵……それと――――
……ほう、中々に"面白い"じゃないか。お前が何を作ろうとしているのか、それはあえて追求しないでおこう
"興味"が湧いた、お前には是非ともそれを完成させてもらいたいものだな?
591黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)23:05:13 ID:DfY
>>584
「球技か……。球技って走り込み必要か? しかも綱引き?お前引き摺られないか?」
嫌味ったらしい物言いだが、バカにするつもりは無い。むしろ大丈夫なのか?と心配しているくらいだ。
「俺か?俺は……前に見せたろ。あれは調節できねえんだ、今でもな。
 せっかくの楽しい大会にドーピングしたみてえなヤツが来てみろ。楽しくねえだろみんな」

「確かに、お前が入れるんならよっぽどの広さじゃねえとな。空みたいに端が見えない程の」
想像するのは何らかの部活で活動する彼女の姿。無いな、と微かに口元が緩んだ。
数度の会話で分かり切ったわけではないが、結構奔放な性格の彼女を御しきるのは難しいだろう。部活そのものが振り回されかねない。


「ふーん、チアね…。チア?」
素っ頓狂な声を上げて思わず繰り返す。チアと言えば元気に跳ね回り応援する存在。そんなイメージが彼女と結びつかないのだ。
「……椅子になるとかじゃなくて?」

「友達……」
その言葉に胸を刺される様な思いになりながらも、動機と理由は分かった。少しばかり呻きを漏らすが、鋭い眼は変わらない。
「……チアと走り込みって関係あるか? 普通応援の振り付けとか練習しねえか、ああいうのって」
それはふと胸に浮かんだ思い。体力を付けるという点ではいいのだろうが、彼女にそこまでの考えがあるようには思えない。
「いや知らねえけど」
592有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/09(火)23:06:46 ID:N0K
>>586
//了解しました。では持ち越しという事でよろしくです。
//都合のよいタイミングで返信して頂いて構いませんので。
593一条 輝 :2018/10/09(火)23:14:26 ID:8Dz
>>589
「今のところ、風紀委員になる予定はないが……そうだな、是非風紀委員の美人達に伝えて欲しい!キスは風紀を乱しているのでは?と!」
 そのミスコンを写真部として撮影していたのが輝だ。
 彼は、あれは流石にダメじゃあ無いのか?と苦言を呈していた。
 能力を使うべき場面で隙有らば脱ごうとするやつにだけは言われたく無いだろうが。

「ジャンプで格好良い主人公を3人挙げてと聞かれてな?○ブラ・冴羽○・前○慶次と答えたらな?」
「私はこういう男が好みなのだなと言い出したんだ!我が妹は!おっと!分かっているさ!」
 輝自信、その三人の生き様には正直憧れている。しかし憧れは届かないから憧れで、それがなんとも物悲しい。
 輝は50mほど歩くと、次は1500m走のペースで走り出す。
594楠木シンラ :2018/10/09(火)23:25:13 ID:24S
>>590

「中々鋭いなぁ、部長さん。シンラちゃんとオイラは前前前世かr」
「別に何も。何で蛙になったのか、アタシ自身不思議です」
「おいおいそりゃねえよ。蛙だって傷つくこともあるんだぜ?」
「アタシが覚えてる限りじゃ無かったと思うんだけど」

【漫才まがいのやり取りを続ける一人と一匹が凸凹コンビか否かは、見ている人間の判断に任せるところだ】

「……しましたよ。何度も、何人も」
「信用してもらえるなら、有難いです。記憶が消えなかったら劇薬飲ませてきそうですし」
「運命……ロマンチスト、なんですね」

【最初の台詞に、表情が暗くなる】
【「きゃっかんし」と「ごつごうしゅぎ」の二つの能力を得た当初は周囲に散々説明したが、その結果得たのは周囲からの奇異の目線とオカルト同好会の会長の椅子だけだった】
【「ともだち」にさえ、本当のところは未だ告げていない】
【いつか、シンラを真に理解することのできる「運命的な」存在が現れるのかどうか、今はまだ、わからない】

「……助かります。あまり話したくはないので」
「そういうとこだぞシンラちゃん、口が軽いってのは」

//すみません遅れました……
595霧亡柘榴 :2018/10/09(火)23:26:23 ID:pOo
>>591
「綱引き界の、天岩戸といえば、わたしのことだよ」
「……そっか、それじゃ、仕方ない、のかな」

どうやら中学生が三秒くらいで考えたような通り名をお持ちらしい。
実際彼女の異能をもってすれば、常勝までとは言わなくともかなり有利になれるのは間違いではない。
なにせ際限なく重くなれるのだ、その気になった彼女を引きずるのには相当の手間がいる。
彼に参加の意思がないのを見て取って、刹那目を伏せたがそれだけだ。人に無理強いするのは、少女の良しとするところではない。

「そう。わたしは、もっとびっくな、人間だから」

本気なんだか冗談なんだか、えへんっと胸を張る。
勝手にいい意味に捉えているが、そこは言わないでやった方が幸せなのかもしれない。

「うん、チア。みんなのこと、応援するよ」

おそらく黒塚のイメージは間違っていない。あれをこの少女がやるというのだ。
実を言うとミスコンの時も、彼女のアピールは存外あっちこっちに飛んだり跳ねたりと忙しないものだった。
似合うかどうかは別として、子供ながらの無邪気さを内包する彼女にとってチアのアレはわりかし自然なことらしい。
とはいえ全くの初心者であるから、せいぜいが簡単な振り付け程度なのだろうけど。

「…………体育祭といえば、走りこみ、かなって」

案の定というか、走りこみの理由はなにも考えていない。
強いて言えばなんとなく。さすがに曖昧すぎるという自覚はあるようで、誤魔化すようにへにゃりと笑った。
596水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)23:29:34 ID:dIi
>>593

「………………」
「えと、まあ。顧問の先生に言っておく」

実際、あの指示出しは自分と顧問の先生で共謀したものである。
面と向かって注意されれば、まあ否定するわけにも行かない
やりすぎと感じた生徒が居た以上そう言われても仕方が無いからだ
でも局部を光らせる彼には言われたくないのか多少不満気味のぐぬぬ顔

「ちなみに私も○ブラは好きだよ。アイスミルク、ダブルでね」
「人の好みはまあ、数あれど。キミの明るい性格は付き合っていて心地いい。フォローのつもりではないけど……」

憧れというものは誰にでもある。ただそれはそれこれはこれ。彼の明るい性格は美徳であり。
無理にそれを変えなくても今のままでいいと彼女は思う。フォローではなく本音のようなもの

「……よし、それじゃ付き合うよ。風紀委員で鍛えているからね。これくらい軽く流せる」

走り出す彼の背に追いつき、隣に並び立って走る。
それから徐々に自分のペースに入って行くだろう

//そろそろ〆でしょうか
597土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/09(火)23:41:38 ID:Kej
>>594

まぁ、アニムスは未だに未知な部分も多い。そういうこともあるのだろう
……そうだな、コーヒーでも淹れてやろう。そっちの蛙…ベルっちはコーヒーは飲めるか?

(そう言っておもむろにビーカーを取り出してコーヒーを作り始める)
(ベルっちが飲めるといえば一人と一匹分のコーヒーが運ばれてくることだろう。ちなみにベルっちの分はシャーレに注いである)

それなら、今更語っても同じだろう?もしも私がそれを信じなかったら記憶が消える薬でも自分で飲んでやろう。言っただろう?私はお前に"興味"がある
何、私はそんな殺すような薬は作れるが作らん。そんなことをしてもつまらんからな
ロマンチスト…そういう捉え方をするんだなお前は、私はただの行き当たりばったり好きに生きている酔狂な一般人だよ

(その表情が暗くなったのを彼女は目敏く感じ取った)
(少女の過去に何があったのかなどはまったく知らない、だがあの表情は知っている)
(彼女はきっと、一人で生きてきたのだろう。あのベルっちというアニムスがいたとしても、それでも孤独感を感じるに違いない)
(……土間徒は孤独に埋もれた、克服する道を選ばなかった。ただ一人、理解者を求めようとはせずに一人で道を歩み始めた)
(では、少女にそれができるのだろうか)

私は、退屈が嫌いだ。だが混沌も好きじゃない
何に使うのかなどは知らないが…何かを起こす時、始める時には代償が必要になる。それをしっかりと刻んでおけ
でなければ、きっと後悔をすることになるぞ

//お気になさらずにー
598黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/09(火)23:42:39 ID:DfY
>>595
「テコでも動かないってか? ……確かに踊ったら退きそうな雰囲気あるしな」
考えたら彼女の異能を黒塚は知らない。言われない限り自分から尋ねる真似はしないだろうが、自信があるのならそれはそれでいいのだろうなとの考えだ。
「悪いな。俺も困ってるんだ、いっそこんなの無ければってな。 いや無いとここにいれねえか」

「………」
胸を張る霧亡を見る目は──────生温かいものだった。別段普段と目つきが変わっているわけではないがそういうものだった。
幸せならそれでいいのだろう───。思考停止と言われればそれまでだが、口を酸っぱくしてがなり立てる趣味は彼には無い。



「チアか~~~ッッ………」
何とも言えない感情を孕んだ息と共に吐き出される言葉。ミスコンのステージを見てない彼には、どうにも活発に動き回る姿が想像つかないのだ。
ともあれ、教えられた理由はやはり彼女らしいもの。頭を打ったわけではなさそうだ。

「───一度振り付けの確認ぐらいしとけ。どんな動きするか覚えればやりやすくなるだろ。
 走るのはそれからの方がいいと思うぞ」
誤魔化すな、と言いたげな目つきだが糾弾するつもりは無い。呆れたように溜息を吐くと、素人の想像だがアドバイス。
「色々と不安になるな…。お前は」
599一条 輝 :2018/10/09(火)23:46:42 ID:8Dz
>>596
「ありがとう時雨先輩、まあ俺は何時だって理想に生きている!憧れはあくまで憧れさ!」
 格好良いなあと思う生き方で、憧れるのが挙げた三人の主人公。
 しかし彼の理想はまた別で、文句なしに彼は愛と平和をモットーに生きてきた。
 輝は妹の好みになり、恋愛対象になりたいなんて微塵に思わない。故にフォローも元より必要ないだろう。

 暫くして。
「体育祭、頑張ろう!そして……○ガサターン、シロ!」
 午後の予令がなる頃に彼は走るのを止め、そう〆て教室へ向かうのだった。

//ロールありがとうございました!
600水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/09(火)23:52:35 ID:dIi
>>599

「ふふ、余計な気を回す必要はなかったかな」
「とりあえず体育祭。頑張ろう」

彼の理想、性格を鑑みて風紀委員適性が高そうだと勝手に思うのである。少なくとも自分よりは働きそうだと
まあ彼は。型にはまらない方が見ていて楽しそうでもある。

暫く後。タオルで汗を拭き取った彼女は。
彼と同じように教室に向かうのだった

//こちらこそありがとうございましたー!
601霧亡柘榴 :2018/10/09(火)23:57:16 ID:pOo
>>598
「テコなんて、こう、だよ」
「んー……でも、ないと、ここに来れなかったし、わたし達も、知り合わなかった」

びしっとチョップ、のつもりなのだがポンポンを持ったままだから、スズランテープがもしゃっと音を立てるだけの結果に終わった。
気の抜けた音のせいでものすごく弱そう。なにをムキになったか、何度も同じ動作を繰り返して必死の強いアピールを見せるのであった。

「む……なにか、悪い?まだ、ちょっとしか、教えてもらってないけど、頑張ってる」

形容しがたい複雑なため息が気に障ったか、頬を膨らませて不機嫌そうな面持ちに。
動機がなんであれ全力で取り組むのが彼女だ、似合おうが似つかわしくなかろうが関係ない。
それだけに、思い入れもどうしたって大きなものになるのだ。誰かと一緒に、となれば余計に。

「……なるほど。大丈夫、なにも、心配しなくて、いいよ」

しかしアドバイスは納得いくものだったようで、素直な相槌。
黒塚の不安もどこ吹く風、謎の根拠のない自信に溢れているのだある意味懸念かもしれない。
602黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)00:10:29 ID:Arc
>>601
「わかったわかった強いから。テープが顔に擦れて痒い」
もしゃもしゃ音を立てて繰り出されるチョップの連打に手の平を向けて遮る。
微笑ましいと言えばそうなのだろうが、もしゃもしゃもしゃもしゃうるさいし何より気が散る。
「───かもな」
そして知り合わなかったという答えには短くそう返すのみ。微かに上がる口角にはどこか寂しさが混ざる。

「いや…、頑張るのはいいんだけどよ、イメージに合わないっつーか……」
彼のイメージでは霧亡は老いて寝そべる猫のようなものだ。のんびりとしているところしか見ていないから当然なのだろうが、飛び回ったり動き回る様が逆さになっても想像出来ない。
「想像力が無いのもあるんだろうが、正直に言うとお前がチアとして動き回ってるところイメージ出来ない」


「どこから湧いてくる自信なんだろう……」
えぇー…と自分のキャラも忘れて自信たっぷりなその様子に困惑を隠せない。
しかし、却ってこれでいいのかもしれない。ズブの素人でもここまで自分を信じているのだ。少なくとも本人にとっては悪い結果にはならないだろう。

「まぁ…なんだ。自信があるのは良い事だろうよ。精々頑張んだな。 友達によろしくな」
これ以上は言うだけ無駄、というより不要だろう。ならば自分に出来る事は応援し見守る事のみ。
チアの応援か、と鼻を鳴らすとポケットに両手を戻して立ち去るだろう。
「……友達か……」
ひょっとして自分って所謂ぼっちじゃないか?という新たな疑念に震えながら。


//この辺りで〆で大丈夫でしょうか?
603楠木シンラ :2018/10/10(水)00:17:54 ID:uTI
>>597

「マジか、ビーカーでコーヒー淹れるとか、マジでやるんだ。オイラはブラック、シンラちゃんにはコーヒー牛乳で」
「余計なお世話よ」

【シンラはブラックコーヒーが飲めない。甘党で、しかも紅茶派だ】
【牛乳がなければ、砂糖をたっぷりと入れ、それでも微妙な顔をしながら飲む姿が見られるだろう】
【一方ベルっちは「む、なかなか上手いな」等と言いながら長い舌で舐めるだろう。違いが分かる蛙、それがベルっち】

「……コーヒーを飲み終わるまでで、いいなら」

【コーヒーが運ばれてくれば、シンラは語りだすだろう】

「『この世界』が一つの『物語』だったら、って考えたこと、ありませんか」
「……アタシにとっては、実際そうなんです。『この世界』が『誰か』の手によって書かれた物語で、アタシも部長の行動も、『誰か』がやらせてるに過ぎない」
「そういう風に、アタシには見える。そういう『設定』をつけられたから。薬を飲まされても何をされても『破棄』してしまえる『ごつごうしゅぎ』そのものの能力のおまけつきで」
「何もかもが、アタシにとっては『茶番』だった」

【懐かしむような、嘲笑うような、諦めたような表情で】

「けれど、ある時に転機があったんです」
「悪趣味な人でした。けど、「「楠木シンラ」にしかたどり着けない未知へ辿り着け」と言ってくれた」
「……初めて本気になれるって、思えた」

「造ろうとしてる物も、それの一環の最初の一歩みたいなものです」
「『前』からすると多分、代償は大きいとは思ってます。ここで『前』の出来事を話したら、止めてくると思うぐらいには」
「……けど、見てみたいんです。「未知」を。どんな犠牲を払ってでも」

【あまりにも突飛な話、だが、その願いを語るシンラの目は真剣だった】
【そんな目をしてこんな話ができるのは、精神病患者か、真実を語る者だけだろう】
【気づけば、コーヒーもわずかになっていて】

「……こんなところです。信じてもらえるとは、思ってませんけど」
604高橋敦子◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)00:23:10 ID:iVm
そういえば、気付いたら体育祭シーズンだ。
顔剥ぎ事件を追う事に必死になるあまり、すっかりと忘れていた。
正直なところ、あまり出たくはない。が、周りからは「アッコも出るんでしょ~?」みたいに、既に私が出る事が既定路線となってるみたいで。もしもここで出なかったら今のクラスでの立場を失いそうなので、仕方なく出る事にした。
今のカーストの、大体真ん中ぐらいのあまり目立たないところ。適当に合わせていれば維持が出来るところ。そこに私はいたかった。変に目立ちたくもないが、浮きたくもないのだ。これは処世術である。

「……私、何の競技が合うんだろ?」

放課後の帰り道。ふと、私はそんな事を思った。まあ、競技なんて決まったものをやるだけなので、正直なんでも良いけど。
空も暗くなってきた。ポケットに手を突っ込んで、私は足早に通学路を歩く。知り合いとかに会えれば良いんだけど。あ、でも私そこまで交友関係広くなかった。
605霧亡柘榴 :2018/10/10(水)00:24:48 ID:4Tf
>>602
素手よりスズランテープの方が強いことが証明され、満足げにチョップの手を止めた。
そも綱引きの話がなぜポンポンの強弱と結びつくのか。その理由はムキになった彼女にも分からないのかもしれない。
微かに見て取った物悲しさに僅か目を細めたのは何を見咎めたがためか、言及することはないのだが。

「友達も、一緒だから。大丈夫」

などと言いつつこうしてソロプレイをしているのだから、今この場においては全くもってそぐわない根拠。
安心させるように胸を張っているが、果たしてどれだけの効果があるものやら。
実際自由な彼女に必要なのはストッパーの存在だろうから、あながち間違いでもないのだろうけれど。

「ん、ありがと……って、わたしが、応援されて、どうするの」

激励は素直に受け取っていいものやら、うむむと首を捻った。
そんなこんなで去る黒塚の背を、ポンポンを大きく振って見送る。
そうしてまた、意味のあるか怪しい走りこみを再開するのであった。

「みらいーのたーめにー、まーちーをうったおーう」

//そうですねー、こちらからは〆になります!
//ありがとうございました、お疲れ様でしたっ
606黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)00:27:17 ID:eyQ
>>605
//ありがとうございました!
607ミラ :2018/10/10(水)00:34:55 ID:dOe
「うーん……」
学園某所。トイレの前に備え付けられた鏡――無論、例の事件のそれとは全く関係ない――の前に立っている赤服の少女。
いつも被ってる赤い略帽は脱いでおり、だらんと垂れた右手がそれを持っている。

「…………」
「……ちょっと今のは、自然じゃないかも」
彼女は別に化粧をしているわけでも身嗜みを整えているわけでもなく、鏡の前でぼそぼそと呟きながら表情を変えているだけ。
どうやら笑顔の練習をしているらしいが、傍から見れば鏡の前で変顔をしているか自分の顔に見とれているようにしか見えないだろう。
608霧亡柘榴 :2018/10/10(水)00:44:43 ID:4Tf
>>604
「あっ……」

すぽんっとどこかからすっ飛んでくる、チアなんかでよく使われる青いポンポン。
故意か偶然か、その行先は一人帰路を歩く少女の顔面。
持ち主にして犯人である今様色のパーカーを羽織った少女の表情は、さも慌てたものであったとか。
609久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)00:45:13 ID:4ZC
>>607

「こんにちは…」

トイレの手洗い場、そこにいる1人の少女がいた。
用を足した後だろうか、手洗い場に向かい手を洗う。少女の隣に立つ。
ポケットからハンカチを取り出し手を拭くとすこし不思議そうな目つきをして挨拶する。

「笑顔の…練習?」

素朴な疑問を素直に聞く。
610土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)00:50:13 ID:K2O
>>603

私の周りにあるものを使っているだけだ、だから自然にこれに注ぐことになる
ブラックはわかった、ただ牛乳は無いから我慢しろ

(苦い顔をしながらコーヒーを飲む様はやはりまだ子供といったところだろうか?)
(それに引き換えベルっちは実に美味しそうにコーヒーを飲んでいる)

……思考実験、哲学の世界でそういうものを聞いたことがある
確か……"シミュレーテッド・リアリティ"だったか。この世界は全てシミュレーションされた仕組まれた世界だというものだ。思春期の学生ならよく妄想することだが……
どうやらお前のそれは違うらしい、ひとまずここまでの話を整理しよう
つまりはお前も、そして私も全ては誰かの掌の上で操られている…いや、この表現は語弊があるな。つまりは"我々はそうあれと創造された"ということか

(少女が言うには自分たちは全て"誰か"によって創られた存在であり、ただその"誰か"がそう動けと動かしているに過ぎないと)
(そして彼女はその唯一の観測者だと)

……なるほど、つまりお前は…ずっとその"道"を探していたということか
お前が求めているその未知がある道を……まるで駄洒落のようだな

(皮肉げにふっと笑う。だがそれは決してふざけているわけじゃ無い)
(彼女なりの気遣い……なのだろう。場を和ませようとして言ったのかどうかは分からないが)

――――――面白い
楠木シンラ、お前が観測者であるのならその未知へと辿り着いてみせろ
そして未知を見ることができたのならばそれを私にも見せてみろ、お前の未知を私は見たい
…………お前が造ろうとしているものは完成させ、そうしてどうしたいのか決めろ
そこに提供はすれど協力はしない。お前が観測者ならば私はあくまで傍観者だ
例えどんな結果になったとしても……そこにはお前の存在価値が記される。楠木シンラという少女は、確かに未知を開いたという価値が

――――見届ける者が居なくては寂しいだろう?
611高橋敦子◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)00:54:44 ID:iVm
>>608
「わぶっ……」

なんか顔に飛んできた。視界が青一面に染まる。なんだかモサモサして、くすぐったい。
これは……チアの人が両手に持つあれ?顔から離すと、その犯人がいた。

「………これ、あなたの?」

これ、この人のやつだろうか。勢い余ってすっ飛ばしたとか、そういう感じだろうか。
まあ、特に私に害はないし持ち主に返した方が良いなと思って、私はそれを彼女に差し出した。
612ミラ :2018/10/10(水)00:56:03 ID:dOe
>>609
「へっ」
一度何かに集中してしまうと周りが見えなくなるのが少女の長所であり短所である。
いきなり隣から飛んできた図星をついた一言に、びくりと小さな体が震えるとともに変な声が出る。
そういえばこんなおもちゃがあるような、ないような。

「ん……。笑顔ってどんなのか、分かる?」
いつもの少女なら「別に……気にしないでいいよ」などとぶっきらぼうに返すのだが、今回はちょっと違った。
さっき、ある少女に教えてもらった"普通"の秘訣を守るべく、素直に小さく頷いてから話しかけてきた朱音に返す。
チアをするに当たって表情とは大事なものだ。踊りが完璧でもそれが真顔だったら魅力も半減。シュールである。
613霧亡柘榴 :2018/10/10(水)01:02:35 ID:4Tf
>>611
「うん、そう。ごめん、ちょっと、ぼうっと、してて」

申し訳なさそうに眉尻を下げてポンポンを受け取る。
もう片方の手でもずっとポンポンをしゃかしゃかと振っているから、どうやら相当に楽しいらしい。
そうやって夢中になって、結果先程の小さな事故に繋がったという考えに至るのはごく自然であろう。

「きみも、なにか、考え事?」

普通ならここでお別れ、またいつかとなるのだろうが彼女はそんな常識には囚われない。どこかふわふわした所作でこてん、と首を傾げた。
不慮とはいえ飛んできたものを思いっきり顔面で受け止めていたのだ、何かに意識を奪われていたのだろうかと。
614神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/10(水)01:03:19 ID:nGO
>>515

【焼き芋は両断されてしまった。何という悲劇だろうか、食べ物を粗末にするのは己が最も忌むべき行為の一つなのに】
【土に落ちた焼き芋を見ると、公園に住み着いている鳩が群がっている。都会の野鳥の逞しさに呆れながら、思わず溜息を零すのだった】

何を考えてたって、そりゃ誰かさんが切り落とした僕のおやつに関してかなあ
アレ、700円もしたのに。それなりに奮発したんだよ?

【少しばかり棘を籠めて答えるが、ネチネチ責め続けるような性分でもない。元はと言えば熱さに耐え切れず手放してしまった自分の所為なのだから】
【髪を少しだけ掻き上げれば、ベンチを立ち上がる。側に置いてあった鞄を念力にて浮かべたなら手元にキャッチ】
【便利な異能であった。後輩からは異能に頼り過ぎという指摘を受けたりもしたが、現代社会においてはショートカットを使い熟すことが器用に生きるコツだと思う】


────まあ、いいけどさ。それじゃ、帰ろっか
大分、肌寒くなってきた頃だし

【さつま芋の塊を鳩が奪い合っているのを見れば、念力を飛ばして芋の塊を鳩達が食べ易いサイズに砕いてやる】
【そんなことをしたって別に鳩から感謝される訳でもないが、別に鳥からの感謝なんて必要ないし、基本的には自分の気まぐれに過ぎない】
【気まぐれ、自分勝手、それが神名深月という少女の本質を語るにおいて、大半を占める要素なのだろう。そう考えると実にロクでもない人間だ】
【その自覚はとっくの昔に得たものだったし、自分自身に関しては誰よりも理解しているつもりだった。だからこそ神名深月は、今日も今日とて飄々とした笑みを浮かべる】

そっちはこんな時間にどうしたんだい?
まあ大方、同じように体育祭の準備だろうけど

【何時も通りに微笑みを浮かべながら、のんびりとした調子で歩き出す。もうすぐ日も暮れる頃合いだが、だからといって焦ることもない】
【夜道を怖がるような部類ではないし、実際に脅威と対面したとしても、一人で解決できるだけの実力はあると自負しているから】
【まあ、それはこの学園において多くの生徒が抱いてる幻想でもあるのだろうけど───皆が皆、異能という武器を所持しているのだから】
【そんな、くだらないことを考えながら、くだらない思考だと自覚しつつ、生徒会会計の彼女が着いてくるという前提の上で、公園の外に出るのだった】

//お待たせしました、よろしくお願いします…!
615轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)01:04:58 ID:pYt


「……」


 体育祭が近いらしい。

「……」

 だからなんだと言うのか、と新は思う。

――――腹を抉られた経験がまるで心すら空っぽにしてしまったかのように、退院した新の表情は抜け落ちていた。感情が希薄だった入学時とは違う。どこか切除されてしまったかのように空白だ。
 別に食事は美味しい(まあ、焼き肉なんて食べられなくなってしまったけど)し、風は気持ちがいいし、なんら不満はないのだ。

(……内臓は持っていかれたんだ)

 けれど。

(あの殺人鬼は、僕の心になにかを埋め込んでいった気がする……)

 本をめくる。
 内容は入ってこない。
 それでも機械のように、本をめくる。
616久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)01:07:00 ID:4ZC
>>612

「ご、ごめん…急に声かけて」

自分自身声をかけてこういう反応をされるとは思わず
ついつい謝ってしまう。そして自然に、背中をさすってしまう。

「笑顔か…うーん…こう…かな?」

そういうと自然に微笑む。まるでお手本のような所作。手を前で組んで
上品な、そんな笑顔を向ける。手慣れているのもあって、上手く映るはずだ。

「笑顔は…自然に出るものだと思う。楽しいことをして、幸せだって思うと
顔が緩くなるんだ。そういう時、顔を見ると笑顔になってると思うよ」
「どうしてアナタは練習してるの…?笑顔が苦手?」
617高橋敦子◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)01:14:20 ID:iVm
>>613
………あぁ、なんかポンポンをすっ飛ばすのも納得できる気がする。動作がどこかフワフワしてるし、ボーッとしているというか、なんというか。
………えっ?この人がチアやるの?大丈夫?色々と。

「え?あ、あぁ、まあ。体育祭でなんの競技に出ようかなって」

しかし、私が考え事をしていたのは事実。体育祭に向けて、どんな競技に出れば一番結果を残せるか、という考え事。

「そういうあなたは……チアを?」

まさか。しかし、禁断の質問をいきなりぶつけてみる。
ただお遊びでポンポンを触っていただけなのだろう、きっとそうだ。
618出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)01:14:35 ID:927
【いつぞやの戦いで受けた傷もすっかり癒え、学園に戻ってはきた】
【だが学園に戻らぬ者は増えていく一方、その中には風紀委員も含まれており】

奏海……
全く、青臭い正義を愚かしいまでに掲げると言っていたでしょうに……

【口ぶりでは責めているようだし、本当に責めている部分もあるのだが
それ以上に心配や後悔が込められていた】

例の鏡、理想を謳い人を変生させる災いの釜……

【我ながら詩的さが無駄であると自嘲しながらも、負傷した戦闘で回収した鏡を覗いてみる】
【割れてしまっているのもあるが、それでも何も映さないそれに落胆しながらも再び懐にしまい込む】

理想の"姿"など持ち合わせていないのですから当然という事ですか、
理想の"世界"ならあるのですが。

【これでは何の手がかりも引き出せない、自分の脚で稼ぐしかないと風紀委員室の扉を開く】
【勢いのいい退出は不意の事故を呼ぶ、かもしれない】
619ミラ :2018/10/10(水)01:19:55 ID:dOe
>>616
「大丈夫。ちょっと、見えてなかっただけだから」
「スパシーバ。……こう?」
わざわざ笑顔を見せてくれた朱音に礼をすれば、それを真似をしようとする……が、口角は上がっているが目が笑ってない。
にや、と貼り付けたようなその表情は、童顔な少女のものにも関わらずちょっとした怖さを覚えるかもしれない。

「そうだよ。私、笑ったこととかなくて。顔が緩むことは、あるかもしれないけど……」
「だからこうやって、練習してるんだ。普通に笑えるように」
単に笑顔を作るのが苦手と言うよりは、もっと闇の深いナニカを仄めかす。
620名無しさん@おーぷん :2018/10/10(水)01:21:35 ID:Sf8
>>614
「う、ごめんごめん、いきなりなんか飛んで来たからつい反射的にさ、、て、あれ700円もすんの!?」

ちょっと棘のある言葉を投げかけられたならば、軽く謝った後、値段には少し驚く事となる。せいぜい300円くらいかと思っていた。
サイコキネシスを使ってショートカット、深月の異能はいつ見ても便利でかつ汎用性の高い物だと思う。心底羨ましいなとも。いちいち動かずにも大抵の事は出来てしまう、シンプルだがだからこそ応用も効くだろうと思って。

「あいっかわらず便利な能力してるよね、それはまぁ置いといて
あたしもちょっと生徒会顧問と一緒に体育祭関係の買い出ししてたトコ。ほら、飾りとか玉入れの玉も新調してきたよ」

ズバリ何をしていたか、尋ねて来たと同時に答えを言う。ま、確かに目の前の深月は変わってて、アレックスが苦手意識を持つのもおかしくないかもなと考えていた。
余談であるが、雫のスカートは短めに改造されてる。肌寒くなって来たが、そんなの関係無く短め。それでいて平然としている。

「深月の能力の方が便利とは思うけど、寒いとか暑いとかに苦労させられる事が無いって点はあたしの勝ちだよね」

右手から発生させられる熱、それを全身に薄く纏って暖を取ってるから寒くなって来た所で問題無いのであった。夏場は逆、左手から発生させられる冷気で同じ事をする。即ち異能に頼ってるのは深月と同じなのだ。
勝ちとか言ってるけどこんなの別に勝負でもなんでも無いと思うけども。
621紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/10(水)01:21:59 ID:Sf8
//名前抜けてました!
622霧亡柘榴 :2018/10/10(水)01:25:38 ID:4Tf
>>617
「ん、そうだよ。あと、競技、いくつか」

残念、お遊びではなく本気の方だった。
独特の間をとった語り口や低身長などからは、なるほど確かにある種の危なっかしさを醸し出していることだろう。
あっさりと肯定しているあたり、自分が人に与える印象とどれだけ剥離しているのか自覚していないらしい。

「競技、いろいろ、あるからね。きみは、どういうの、得意なの?」

悩んでいるということはなかなか答えが見つからないと同義だ、なぜか当たり前のように一緒に考えようと。
適当に提案するでもなくまず得意不得意から入るあたり、それなりに真剣に取り組もうとはしているようだが。
623久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)01:30:44 ID:4ZC
>>619

「集中すると周りが見えなくなることってあるよね…
それだけ真剣に、笑顔になろうとしてたんだと思う…」
「……ッ!」

一瞬、その表情が険しいものとなる。それは嫌悪感ではなく…
少女に不幸の種を感じ取ったからだ。彼女は不幸を嫌う。不幸せになんてなって欲しくない。

「ちょっと…違うかな?惜しいんだ。多分、今は楽しみが足りないんだと思う」

おそらく、幸せになる経験があまりなかったのかもしれない。暗い影が見え隠れする。
それと同時に、使命感が湧いてくる。目の前の少女を、幸せにしなければならないという使命感が、

「笑ったことが…ない。それって、不幸せってこと?」
「ううん…練習はしなくていいよ。それより、遊んだり、喋ったり出かけたり
友達とそういうことをして、楽しい思い出をいっぱい作ったほうがいいと思う。
美味しいものを食べたり、そういうことでもいいと思う」

笑ったことがない。その言葉を聞いて確信する。絶対に闇があると、
底の知れない。少女を縛り付ける鎖があると。

「アナタは…今、幸せ?それとも、普通?不幸せ?」
624高橋敦子◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)01:34:08 ID:iVm
>>622
………そっかぁ。
本当に大丈夫なのかなぁこの人。失礼だけどめちゃくちゃトロそう。チアなんて出来るのかな。まあ、いいや。

「うーん……得意なの、かぁ。正直どれも平均点って感じで飛び抜けて得意なのはあんまり……」

はっきり言って私は何をやらせても平均点しか取れない。運動だってそう。なんでもそつなくこなすと言えば聞こえは良いが、その実非常に器用貧乏だ。
というか、相談に乗ってくれるのか。いい人なのかも。

「足も特別速いわけじゃないし、力もそんなにあるわけじゃないし、うーん……」

あれ?もしかして私、何をやらせても同じ結果になるのでは?
625楠木シンラ :2018/10/10(水)01:40:31 ID:uTI
>>610

「……信じるん、ですね」

【気味悪がって近寄ってくれなくなってしまえばいいと、半分そう思って話していた】
【からかっているのか、それとも相当に奇天烈なのか】
【立場が逆であるかのように、怪訝な目を向ける】

「……どうでしょう。正直、自信はないんです。あの人の道しるべも、『この世界』じゃ通じませんし」
「仮に未知に辿りついたとして、どうするのかも、どうすればいいのかも、まだ全然考えてないですから」
「……『誰か』が『この世界』に飽きて何にもなくなった場所が「未知」、なんて『結末』もあり得ますしね」

【言い訳じみた台詞しか返せないことに、笑いをそのまま返すかのようにシンラも口元を歪める】
【そういうと、最後に残ったコーヒーの一口を、一人と一匹共々飲み干して】

「……けど、ありがとう……ございます」

【それは科学者の性とか、興味本位で片付くレベルの台詞なのかもしれない】
【だが、彼女は僅かなりともシンラを「理解」した】
【味わってきた孤独が、二人を繋いだのだろうか】
【シンラが席を立つと、ベルっちはその肩に乗っかって】

「────精々、期待しておいてくれると、嬉しい……です」
「素直じゃねーの。もっと嬉しそうに「楠木シンラの冒険リターンズかみんぐすーん」って言っても……いでででででで」

【そういうと、実験器具の手入れを行うべく、準備室のほうへ入っていく】
【きっと、二人は別々の道を往くのだろう。観測者とその傍観者という、別々の道を】
【────けれど、傍観者がいることが、見届けるべき観測者がいることが、僅かでも寂しさを和らげるのかもしれない】

//大変遅くなりました……此方からはこれで〆でどうでしょう
626霧亡柘榴 :2018/10/10(水)01:41:46 ID:4Tf
>>624
そも彼女は素人もいいとこ、指導する側もそれほど難しいことはさせないはずだから問題はないだろう。多分。

「んー……なんか、何やっても、変わらない……?」

つられてうんうん唸りながら聞いていたが、ついに同様の結論に辿り着いてしまったようで、初対面の相手にちょっと失礼。
それはそれで選択肢の多さに繋がるのだが、あまりにもその幅は多様すぎた。

「……じゃあ、どういうの、やりたいかで、考えてみる?」
「個人とか、団体とか、楽かどうかとか。結構、絞れると、思う」

なにも判断材料は得手不得手ではない、他の切り口はまだまだいくらでもある。
結果が一つに帰結するなら、その過程に目を向けてはどうだろうかと。
627ミラ :2018/10/10(水)01:43:12 ID:dOe
>>623
「違う、よね。やっぱり。私も違和感、感じるから……」
しゅん、とただでさえ小柄な体躯が一層縮んだ。一応、自覚はある。周りのような自然な笑顔とは何かが違うのだ。
だがそれが具体的に何かまではわからず、今こうやって試行錯誤をしているというわけである。

「幸せ……考えたことないけど……今は幸せ、なのかな。友達も、できたし」
「うん。おいしいアイスを食べる時とか、幸せかも」
と少々自信なさげに言う。何をもって幸せなのか、そもそも幸せとは何なのかという基準が少女の中では不明瞭だったのだ。
でも、朱音の言う幸せの条件には何となく当てはまっていると思う。これが幸せ、ということなのだろう。たぶん。
628高橋敦子◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)01:51:44 ID:iVm
>>626
結局どれも平均点で、ビリにはならなくとも3番手とか同じような結果になってしまうならどの競技に出ても変わらないのでは?

「選択肢は多いんだけど、どれも同じような結果になるのがねぇ……」

そう思うと真剣に悩んでいるのが馬鹿みたいになってきた。

「……うーん、でも私はそんな乗り気ってわけでもないし。出来るなら楽に済ませたいような……」

どうせ同じなら、こちらの体力の消耗が少ないのが良い。
長距離走は疲れるので論外。走り幅跳び……は体が汚れるので却下。走り高跳びも失敗したら痛そうなので却下。
一番体力を消耗しなくて、かつ、楽に終わりそうなやつ。

「……短距離走?」

一番無難そうな結論が出た。
629久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)01:53:42 ID:4ZC
>>627

「ごめんなさい…傷ついたよね」

やってしまったと口を押さえる。そう言ったつもりはなかったが
結果的に少女を傷つけることにつながってしまうことに反省していた。

「友達といると楽しい?胸の中が暖かくなったり…そういう時はある?」
「好きなものがあるのはいいことだよ!アイスを食べた時ほへーって緩んだりしない?こんな風に!」

そう言うと、美味しいものを食べて頰がとろけるような演技を完璧にこなす。
もしかすると目の前の少女は幸せということ自体曖昧にしか感じ取ることができていないとわかった。
それは今までの不幸を示す証拠でもある。

「もしかして…昔何か嫌なことでもあったの…?」

触れられたくないかもしれない。でも、それを知ることで、
彼女が笑顔になる方法を見つけることが出来るなら…勇気を持って聞いてみる。
630神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/10(水)01:54:16 ID:nGO
>>620

いや別に?サイコキネシスで大気に真空を作れば防寒なんて僕にとっては簡単だよ
それに摩擦運動を起こせば簡単に温まることだってできるから、一概に君の勝ちとは言えないんじゃないかな?

【口からでまかせを平然とした口調で告げれば、然し異能の応用方法としてはアリかもしれないと、己の発言に己で納得することになる】
【実際そんな使い方を試したことなんてなかったし、そもそも試そうとも思わなかった訳で、けれども防寒防暑対策にそこまで工夫を凝らすというのもそれはそれで面倒臭い】
【かくして神名深月の有する異能の新たな使い方が導き出されることもなく、そんなことより温かいものでも飲みたいなあと彼女の思考は既に別のテーマに移り変わっていた】

【ポケットから小銭を出せば数メートル離れた場所に立っている自販機に向けて投擲、投入口に全額入れたらボタンを押して、ホットココアの缶を購入】
【そしてそれを手元にキャッチするまで、全ての動作をサイコキネシスで完結させた。よって彼女は一歩も自販機に近寄ることなく、ココアを入手したのだった】

ああ、買い出しお疲れ様
僕は当日の運営には余り関わらないだろうけど、それでも楽しみであることには違いない
何せ、折角ここまで準備を重ねてきたんだから、楽しい祭りになるといいけど

【深月は祭や催しといったものを好む人種じゃない。少なくとも彼女なりの楽しみ方とは、一般的な学生が有する感性とは少なからず乖離している節がある】
【それでも決してネガティブな思考ではないからこそ、今日に至るまで体育祭の準備活動を真面目に進めていたに違いないのだが】
【当日はどう過ごそうか────という問題に関して明確な答えは出せないでいた。不定期的に運営会を手伝ったりはするだろうが、主には自由気ままに過ごす予定だった】
631霧亡柘榴 :2018/10/10(水)01:59:09 ID:4Tf
>>628
「ああ……すぐ終わって、楽そう、だけど、目立つよね。陸上部とかの、すごい人も、出場しそう」

苦言というよりは純粋な感想。もちろん聞き入れるかどうかは彼女の自由。

「なんか、パン食い二人三脚とか、サクランボの種飛ばしとか、よく分からない競技も、あるらしいね。わたしは、出ないけど」

さすがは異能学園とでも呼ぶべきか、やはり競技の多様性も他に劣らない。
最早出場者がいるのかも怪しいそれらを挙げる少女も、さすがに瞳の困惑を隠せていない。

「……そういえば、きみ、誰だっけ?わたし、2年、霧亡柘榴」

ものすごく今更な自己紹介。タイミングの独特さもある意味彼女らしさと言うべきか。
632ミラ :2018/10/10(水)02:09:49 ID:dOe
>>629
「……大丈夫、大丈夫だよ。私も、わかってることだから」
傷ついているわけじゃないよ、と申し訳なさそうにしている朱音に対して。
本当に気にしていないか、無理をしているか。どこか空虚な無表情から読み取ることは困難だろう。

「ダー。楽しい……と、思うかな。さっき、あの子といた時も」
相変わらずの曖昧な返事である。ただ、それが本当は楽しくないのに嘘をついているようには感じられない。
さっきと同じように、楽しいという概念をあんまり理解していないような、そんな言い方だ。

「……!!」
――ギロリ。過去について詮索されそうになると、一瞬顔色が変わった。
はっきり言って彼女のあどけなさが残る顔つきには全く似合わぬ擬音だが、今回ばかりはこれがぴったりこの上ない。

「気にしないで、いいよ。昔のことを言ったら、私は"普通"ではいられなくなるから」
が、すぐに元の表情を取り戻してそう答える。痛々しい中学生じみた言い回しだが、この少女の場合は本気なのだろう。
633紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/10(水)02:09:59 ID:Sf8
>>630
「む、そんな事したら息も出来なくなる気がするけど」

半目になり、じっと深月を見つめ、負けず嫌いめ、なんて思ったりもした。ちなみに雫も成績は非常に優秀なのであるが、深月にはいつも一歩負けている。今も帰り道歩きながらココア買ってるし本当に楽して生きてんなこいつとかも思わなくも無い。

「まぁいいじゃんいいじゃん、一個くらいあたしが勝っててもさ」

若干ぶーたれた様子を見せて、そんな事を言うのであった。ただやはり深月には敵わないなぁなんて思いながら。

「て、深月あんまり運営関わらないの!?えええ、副会長なのに?……運が良いと言うか要領良いと言うか」

更に立場はあると言うのにあまり運営に関わらないと言う言葉には驚くばかり。まぁ大半の運営業務は教師が携わる事になるから学生に振られる仕事なんてそう多くもないのだけど。学生は競技参加する側なのだから。

「ま、そだよね。ここ最近やれ変な鏡やら放送室ジャックやら不穏なニュースばっかだったし、当日くらいは思いっきり平和に楽しみたいもんよね~」

ただ、当日は楽しみたいと言う事には同意する。ここ最近は事件関係に奔走するばかりだったから。鏡の怪物と闘ったり、盗跖の人間と接触したりと。

「ちなみに何の競技出る予定?」
634高橋敦子◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)02:12:23 ID:iVm
>>631
「あ、そうか、陸上系は陸上部が出るのか……じゃあ、ナシ」

いくらなんでも陸上部に勝てるわけがない。やっぱり却下。
平均点の私でもなんとか3位あたりに食い込めるものに出ないと。
二人三脚……駄目だ。人と合わせられる気がしない。個人の競技でなんとかなりそうなものがいい。そもそもサクランボの種飛ばしってなんだ、そんなのに出る人間がいるのか。

「……あ、私は1年の高橋敦子です」

というか先輩だったのか、この人。


いよいよ持って私の競技選びは混迷を極める。選択肢が多いのか少ないのか、とにかく、私は楽なのがいい。
635アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)02:21:13 ID:pYt
>>618

「あぶねえな」


 ずぱん、と、虚空から出現した第三の腕が、惨事を免れさせた。こういうとき本当に便利なのがアニムスだ。

「しかも八子ちゃんかい。ま、ゲドちゃんじゃねえだけ気が楽か……瀬崎奏海」

 松葉杖でこんこんと地面を叩く。縫合し今は治癒を待つのみの腕脚は、厚いギプスに覆われていた。

「あれ、捕まえたから。今は病院。あとの処遇はゲドちゃんと八子ちゃんに任す。以上」
636久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)02:21:20 ID:4ZC
>>632

「ホント…?よ、良かったぁ…」

ホッと胸をなで下ろす。少女の心境を把握しきることはできない。
故に彼女は少女の反応を最も信用し、安堵する。

「そうなの…?じゃあもっと遊んでみようよ!友達の子もそっちの方が嬉しいと思うし」

提案する。少女のやりたいようにやればいい。右も左も分からないのなら、後ろから見守りつつ
彼女の行く末を見守る。道を踏み外しそうになるのであれば、それを正せばいいはずだ。

「ご、ごめんなさい。隠したいことはあるよね…失礼だった」

必死に頭を下げる。思い出させたくない過去を思い出させてしまったのか
はたまた別の要因か、何かがあるがそれを今知ることは出来ない。

「アナタは普通になりたいの…?それとも他にやりたいこととかそういうのがあったりするの?」

感情というものに対して、曖昧な理解であることは分かった。
それならば、彼女に欲望があるのか、それが気になった。何をしたいのか。それを問う。
637霧亡柘榴 :2018/10/10(水)02:23:19 ID:4Tf
>>634
「あ、後輩だったんだ……もしかして、年下だと、思ってた?」

外見からしてよく実年齢を勘違いされがちな故、口調の変化には存外聡い。
どこか咎めるような目つき、なんとなく頬も膨らんでいるあたり子供っぽい仕草なのだが。

「楽そう……んんー……玉入れ、借り物競走、大縄跳び、大喜利障害物リレー、ボール運び、スプーン曲げ、空中騎馬戦――」

一本ずつ指を折ろうとして、ポンポンで手が塞がっていたから一つ挙げるたびにしゃかしゃかと音を鳴らす。
しかし適当に挙げているのではないかと疑わしくなるラインナップだ、後半に至っては実在する競技なのかすら怪しい。
とにかくここに明記されている以外にも彼女は述べていくだろう、その中にお気に召すものがあればいいが。
638出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)02:32:27 ID:927
>>635

……失礼、考え事を……
【していました、という言葉は驚愕に呑み込まれる】

アレックス、随分と酷い怪我をしていますね。
貴方こそ病院に叩き込まれるべきでしょうに……

【一瞬は心配するような素振りを見せるものの、直ぐ何時もの調子で軽口を叩き始める】
【一見すれば非道かもしれないが、これもまた信頼の形であった】

……はあ?
捕まえた?
待ってください、まるで奏海が風紀委員に捕まえられる側になったかのような……
……いえ、何にしてもお疲れ様でした。

【驚愕に目を見開くが、この情勢では何が起きてもおかしくはない。
ましてやアレックスは冗談を言ってもタチの悪い嘘をつくタイプではない】
【と、いう事で八子に出来る事は現状を憂いたり頭を抑えながらも労いの言葉を投げかけるのみであった】
639ミラ :2018/10/10(水)02:33:57 ID:dOe
>>636
「(……ザクロも、言ってたな。自分がやりたいことを、すればいいって)」
その提案を聞き入れて、脳裏に反響するはさっきの少女の言葉。

「うん。だから、今はそれを目指している。友達に誘われて、体育祭にもチアで参加するし」
彼女の言う限り、数少ない友達を頼りに現在進行形でそれを進めているとのこと。
今までが随分と空虚であった故、それを充実させようという努力は欠かしていない。

「……ダー。私は、"普通"の女の子になりたい。"普通"になって、平穏に生きたい」
「それ以上は、ないよ。今のところは」
やけにはっきりと言った。曖昧な物言いが多かったが、しっかりとした意志はきちんと持っているようだ。
そしてほかの欲望が出てくるのは、きっとこれが満たされた後になるのだろうとのこと。
640アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)02:37:50 ID:pYt
>>638

「その通りだよ。フェイタルミラーに侵されて、他人を洗脳して、好き勝手暴力振るってた」

 こつこつと室内に入ると、どっかりと椅子に腰かけて、足を組む。学帽を目深に被り目を覆うと半ば眠ったような体勢で落ち着いた。
 一見すれば普通のようだが、相当の疲労があるのには違いない。なにせ手術後医師の制止を振り切って報告を済ませるために飛び出してきたのだから。

「……コーヒー入れてくんねえかな」
641高橋敦子◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)02:38:39 ID:iVm
>>637
「………えぇ、まあ、残念ながら」

同学年か、年下だと思っていた。仕草の子供っぽさもそうなのだが、どんくさいところが更に年上感を無くしている。あと、そうやって頬を膨らませてる所。
ぶりっ子ぶってるのかと突っ込みたくなるが、まあ可愛いくて目の保養になるからいいや。

「………それなら玉入れか、借り物競争、かな」

その中なら、個人プレーでもなんとかなりそうなその二つが候補に入る。というか、後半に至ってはこの人が自分で考えたんじゃないかと思う競技名が並んでいた。
借り物競争、お題がまともなものならなんとかなるはずだ。

「………え、あ、というか、なんかありがとうございます。私の競技選びに付き合って貰っちゃって」

多分この人は善良な人だ、と思った。見知らぬ私の競技選びをこうして手伝ってくれたのだから。その点は、感謝しなくちゃいけないと思う。
642久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)02:44:20 ID:4ZC
>>639

「チアやるの!?すごい…私楽しみだよ!
なんか…アナタみたいに前向きに努力している人を見ると幸せになれるんだ…」

そういうと幸せそうに微笑む。少女にもやりたいことがある。
なりたいものがある。それだけでも、それを聞けただけでも幸せな気持ちになれる。

「よし…じゃあ私も手伝うよ!普通の女の子になりたいなら…学校を楽しもうよ!
みんなと話したり、ご飯を食べたり、一緒に勉強したり…学生が、学生らしいことをすれば普通に近づけるよ!」

自分なりにアドバイスを送る。普通になるにはまず、ある程度周りに合わせる必要がある。
平穏に生きたいのならそれが必要になってくる。もちろん合わせるだけではない。自分の意見を持って
自分で考えて、目標に進むこともまた大切だ。

あ、そうだ!アナタの名前は何?私は高等部2年の久宝寺朱音!よろしくね!」

そういうと笑顔で手を差し出すだろう。
643神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/10(水)02:45:24 ID:nGO
>>633

【負けず嫌いな奴め、と思われているのだろう。その推察は間違いではなくて、勝敗に固執する程ではないにしろ、勝てるものは勝った方が心地良い】
【けれどもそれが全てという訳でもなくて、動機の大部分を占めるものは捻くれた発言によって相手を揶揄うのが楽しいという悪戯心】

ああ、僕は観客席の席取り競技に出場する予定だよ
これに勝てば体育祭を良いポジションで眺めていられるんだから、全力を尽くして頑張らないとね

【────要するに競技に出る予定はないということだった。そもそも喧騒を眺めているのは好きだけれど、自分が運動する羽目になるのはどうにも気が進まない】
【なので生徒会副会長の特権を最大限に有効活用して、大会当日を観戦だけして過ごす為の大義名分は獲得済み。権力とは有効活用してこそである】
【自分の仕事は関係各所への根回しや設営まで、運営会自体には呼ばれたならフォローには回るだろうけれども基本的にはノータッチ、当日はどう過ごそうが誰にも文句は言われない】

まあ、差し入れくらいは持っていくさ────そっちは、運営会にも携わるんだっけ
程度に肩の力を抜いて、楽しみなよ。体育祭は学生の祭りなんだから、生徒会だからって硬くなり過ぎるのも良くないって

【逆に自分は自分勝手が過ぎるのだろうけど。それでもやるべきことはしっかりとやっているだけ、自分にしては上出来なのだろう】
【お気楽で不真面目な人間らしく、飄々と笑う。けれどもここまで気の抜けた振る舞いができるのは、体育祭の準備が確実に整っていると確信しているからこそ】
【準備期間、ここにいる二人だけに限らず多くの学生が体育祭の為に努力してきた。開催する側も、参加する側も、だからこそ当日は各々楽しむことができたらいいな────とは本心から思うのだった】

【そして自分は自分で自由気ままに過ごさせて貰うつもりなのだから、呆れられても仕方ないだろうけれども】
【そもそもが神名深月はこういう人間なのだと、諦めて貰うしかないだろう。それを本人が認めてしまうのは、ある意味悪質極まりないが】

何か、競技には出るのかい?
気が向けば応援に行くよ、何なら名前の書かれた横断幕も用意して

【冗談めかした口調でそう言った。ただしどこまでが冗談なのか、本気なのか、非常に判別し辛い口調でもある】
【もしも本気であるのならば、羞恥責めとして機能するレベルに大きなサイズの横断幕を掲げるのだろうが。勿論、サイコキネシスによって】
644霧亡柘榴 :2018/10/10(水)02:47:40 ID:4Tf
>>641
ぐ、と言葉を詰まらせる。揶揄や侮りの色が見えなかったとしても、やはり下級生に見られるのは堪えるようで。
それでもムキになったり拗ねたりしないあたり、普段に比べて十分抑えられてはいるのだが。

「ん、楽そうだね。いいと、思うよ」

果たして異能学園の借り物競走でまともなお題が出るかは目下不明だが、きっと大丈夫だろう。実行委員の良心を信じるしかない。
かなり選択肢が狭まってきたことにようやく安堵を覚えたか、ふにゃりと腑抜けた笑みを浮かべた。

「ん、別に、気にしなくていい。わたしも、これ、ぶつけちゃったし」

とは言っているが、詫びのつもりでなくても声をかけるきっかけさえあれば、彼女は同じように相談に乗っていたのだろう。
まっすぐな感謝に僅かばかりの気恥ずかしさが表れたか、所在なさげに鈍色の髪を弄ろうとして。
やっぱり手のポンポンが邪魔して、なんだかよく分からない怪しい動きになったのであった。
645出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)02:48:03 ID:927
>>640

【アレックスの簡素というよりもはや要点のみの報告を受け、ひくひくと震えるこめかみを抑える】
【もしこれでアレックスが奏海を引きずってきていれば、肩を引っ掴んで電流目覚ましの後の説教コースは免れなかっただろう】

あの、馬鹿は……!
いくらフェイタルミラーがそういう代物とはいえ……チョロいのは穴だけにしておけと……!

【八子を知る者であれば、普段の冷徹極まりない様子と今の激怒している様に激しいギャップを禁じ得ないだろう】
【口汚い罵倒も入り混じるのは一方的に嫌っていたからではなく、むしろ馬鹿正直なところを疎んじながらもある程度目を掛けていたからで】
【それをいとも簡単に裏切られれば、身勝手とはいえ怒りも湧いてくるというものだ】

……いえ、貴方に言っても仕方のないことですし奏海にも色々あったのでしょうね……
今淹れますからお待ちを……それと時雨や零ほどの味を期待しないでください。

【怒るよりは折り合いをつけてしまったほうがいい、と思えるほどに冷静さを取り戻せたのはひとえに目の前の怪我人の痛ましいビジュアルのおかげか】
【そんなアレックスを労うようにして暖かいコーヒーをマグカップへと注いでいく】
【風紀委員室の備品の1つではあるが、八子はよく飲む側ではあっても積極的に味を追求しない。
単にカフェインを補充できればいいといった飲み方である故、人に淹れるにはやや自信がなかった】
646アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)02:58:27 ID:pYt
>>645

「ま、ありがちな話だ。奴が通そうとしていた正義は自分の芯を守るための正義。けど風紀委員の目指す正義はそこじゃない。その辺はきっちり口で伝えた上でとっちめた。響いてくれたと思いたいね。わざわざテメーで足ぶったぎってまでぶん殴ってやったんだから」

 目の前に置かれたコーヒーと共に投げ掛けられる味は期待するなとの旨に疑問げな顔を浮かべつつ一口。

「うわマジかよこれ。八子ちゃんらしい味だわ。糞苦い――――インスタントコーヒーだぜおい。どうすりゃここまで人に文句をつけさせるできに仕上げられるんだよ」

 カフェイン補充のツールなどととらえている八子のコーヒーはアレックスからすれば酷く苦々しい物だったようだ。それを本人の性格と重ねる辺り心底バカにしているわけではないだろうが。
 アニムスの像が伸びて八子の横を通り過ぎる。ディスク状の一つ目がきゅるきゅると回りながら一瞬八子の方を見て、セットの納められた篭からスティックシュガーを五本ほどくすねていった。

「……俺さ、入院明けなのよ。そこから二日でこれだからね。この学校いい加減問題が多すぎね?」
647紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/10(水)03:00:36 ID:Sf8
>>643

「観客席の席取りって、よーするに、何もしないって事ね、呆れた
なーんで深月が副会長なんて任されてるんだか、と言っても
生徒会は戦闘向きの異能持ちが集められてるって所もあるし仕方ないか」


肩を竦める。やれやれとジェスチャーし、溜め息もする。まぁ、深月がこんな人間だとはよーく知ってたけども。軽口も叩くが、こんな事は日常茶飯事、軽いスキンシップのようなもの。

「何個かの競技の順位記録したり得点計算したりしますよーっと、てかホントなんもしないんだねミツキチは。来年会長なればいいのに」

ただ揶揄われてばかりは悔しいから軽く呼び名を変えてみて遊んでみる。更に会長になったら責任も重くなるし仕事も増えるだろう。そんな事を脅し文句的に言ってみる。まぁ、あまり効果は無いだろうと思いながら。

「あたしは一応短距離走とかリレーとかに出る予定……って、それだけはマジ勘弁して、恥ずかしいにも程があるって!やるならほら、津川辺りで」

出る競技を教えるが、横断幕作って応援なんてされると恥ずかしいにも程がある、それは必死に拒否しつつ、同じ生徒会の庶務である津川君を生贄に捧げようとするのだった。
648高橋敦子◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)03:01:16 ID:iVm
>>644
「でも、柘榴先輩のお陰で本当に助かったので」

先輩。その響きが彼女にどう通じるかは分からないが、先輩は先輩だ。私は、彼女を先輩として認めた。優しい人だし、仲良くしておいて何も損はないだろう。
これは決して打算的な人間関係の構築ではない。ただ、付き合っていく上で損がないのは大事な事だ。当然の事だ。つまらない人間とつるんだって何も生みやしない。私は、楽しくありたいから。
もちろん、それだけではどうにもならないのが現実なので、表面上取り繕う技術は必要である。

「チア、頑張ってくださいね。私、ちょっと見てみたくなりました」

この人のチア姿を逆に見たくなってきた。一周回って可愛い事になるか、それとも見違えるような成長を遂げるのか。見る価値は充分にある。

「良かったら、途中まで帰りませんか?」

さて、大体決まった事だし帰るとしよう。折角だから、途中まであの人と一緒に。借り物競争か玉入れ。選択肢は二択。あとは、枠が空いているかとか、そういった事情も考慮して決めよう。

柘榴先輩が付き合ってくれたなら、私達は他愛もない談笑をしながら、ゆっくりと帰路につくのだ。

//ではこちらからはこれで〆で、ありがとうございました!
649ミラ :2018/10/10(水)03:01:19 ID:dOe
>>639
「ダー。そのために、私はここに来たから」
逆に言えば、普通になれなかったらこの学園に来なかった意味がない。そのことが尚更、少女を突き進めているのだ。
――もっとも、突き進む方向を間違え過ぎて奇行に走ったりするようなこともままあるのだが。

「私は、高等部の1年。ミラ、と呼んで」
あまりに簡潔に自分の素性を言えば、差し出された朱音の手を両手で挟むようにぎゅっと握りしめる。

「あと……もう少し、私の練習、手伝ってくれる?」
「(私はもう、1人じゃない……頼ってもいい人が、いるんだ)」
彼女ならやってくれるだろう、そう思って聞いてみる。
朱音がそれに頷けば少女は「ハラショー」と答え、二人の特訓はもうしばらく続くことになるだろう。

//そろそろ〆という感じでよろしいでしょうか!
650ミラ :2018/10/10(水)03:01:59 ID:dOe
//>>642宛てです!
651神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/10(水)03:06:44 ID:nGO
>>647
//すみません、眠気が限界なので一旦凍結をお願いします…
652紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/10(水)03:07:26 ID:Sf8
>>651
//了解です!それでは今日はお疲れ様でした!
653出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)03:10:35 ID:927
>>646

それでも、だとしても成長してくれればあるいは……と考えています。
ポスト雹道(せいぎバカ)となれるだけの理想を語ってみせたのですから、それを陰ながら支えてやりつつ今回の件に関しては本気(マジ)説教入れてやるのが先達の役目かと。

【自分にも淹れたコーヒーを飲みながら、無表情に戻りつつもどこか優しげな顔で語る。
とても同じモノを飲んでいるようには見えないだろう】

いや、それにしても貴方も本当にやりますね……
恐らくはトカゲの尻尾切りのようにしてさらなる難を逃れるためだったのでしょうが……

【奏海と戦ったこともそうだが、その手口に改めて感嘆の声を上げる】
【飄々と逃げてしまえばこうはならなかっただろうにとわかっていながら楽な選択肢を、自分と同じく選ばないタイプの人間だとわかってはいたがいざ目にするとやはり凄まじい】

……全くです、私も車椅子で点滴をキャスターごと引っ張りながらここに来たりしましたから……
警備も風紀も出来ることに限界があり、相手はそれを悠々と超えていくのですから文字通り手に負えない。

【まだ熱を持ったコーヒーを一気にあおる】
【もし2人ともあと数年歳を重ねていればこれがアルコールであった事を感じさせるような、まごう事なきヤケ飲みだった】

//申し訳ありません、一回凍結してもよろしいでしょうか……?
次の返信は朝になりそうです……!
654霧亡柘榴 :2018/10/10(水)03:11:47 ID:4Tf
>>648
「……ん、なら、よかった」

先輩という言葉の魅力か感謝の意の魔法か、とにかくその言葉は彼女の何かに触れたらしい。
ほんの少しだけ耳を赤く染めて、ふいとそっぽを向いてしまうのだった。

「ありがと。敦子も、応援するから、見ててね」

ふわっとした微笑み、またわしゃわしゃとポンポンを揺らす。
なんだか敵も味方も応援してしまいそうなぽややんさだが、それはそれで彼女らしさとも言えるのかもしれない。

「いいの?じゃ、一緒に、帰ろっか。最近、物騒らしいし」

不審者対策なんて言い訳だ、本当はただ帰路を誰かと過ごしたいだけ。
二択のどっちを取るべきか、どの競技がどうだとか、期待だけを乗せた雑談ばかりだとしても、彼女達には大切な時間に違いない。
夕陽に伸びた二つの影だけが、ほんの些細で大きな邂逅を見守っていた。

//こちらも〆になりますっ
//遅い時間までありがとうございました、お疲れ様でした!
655アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)03:23:37 ID:pYt
>>653

「お、成長の見込みを語るってことはあいつは風紀委員として続投って事でいいのかね?」

 内外から批判は出るだろうが、それは瀬崎が受け止め成長の糧としていくべきことだ。むしろ批判程度ですむのならまだましと言える。
 これで人でも殺していたら、本当に後がなかった。

「ゲドちゃん二人とかなにそれ俺をストレスで自殺させる作戦かなにか??」

 ポスト雹道などと八子は冗談混じりに語ったのだろうがアレックスからすれば笑えない。彼処まで正義を貫いていると常人からすればもはや理解不能の領域だ。
 それが瀬崎にまで伝染したところを想像したらもう目が回るなんてもんじゃない。

「ま、正直結構迷ったよ。でもまあやるとなったらしゃーないなって感じだった……裏を返せばそれだけフェイタルミラーに侵された瀬崎は強かったし、俺は死んでもおかしくなかったんだ。足の一本ぐらい代償としちゃ安い安い」

 風紀委員に入る前までは常習的に飲んでいた酒がちょうどアレックスも恋しくなった。ついでにタバコもあると好ましい。

「なんにせよ先ずは俺達ャ瀬崎の尻拭いしねーとな。被害者の方々に菓子織もって謝罪回りだ……ゲドちゃん一人に頼めば全部やってくれそうだよね。押し付ける?」

 ゲスいことを半眼でさらっと抜かす。

//了解です。お疲れさまでした
656久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)03:34:53 ID:4ZC
>>655

//すみません…意識が飛んでしまって返信が遅れました…
//〆の方了解しました!返信の方は後日返させていただきます…夜遅くまでありがとうございました!
657瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/10(水)07:41:05 ID:WYx
彼女がいる病室は個室だった。窓が僅かに開いていて、白いレースのカーテンが揺れている。
冷たい風に目を細め、流れる雲を追うその瞳は寂しげで、戻れない過去を追い掛けているようだった。

「……変われたと、思ったのにな……」

たった一つ犯しただけの過ちが、周囲の大切なものを何もかも壊してしまうことがある。
あんな鏡に精神を揺さぶられて、凶行に走ってしまうなど強くなったと思った自分は何も成長していないと突き付けられているようで、瀬崎はその悔しさに歯噛みした。

「っ……はぁ……っ」

被害者やその親族は当然自分を恨んでいるだろう。自分は加害者として、その全てを受け入れて謝罪しなければならない。
そう頭では理解していたがその容赦のない激情を受けることに、自分はもう耐えられないかもしれない。だが、それでも。

「責任は……取らないといけませんね」

逃げることはしない。ただ全てを受け入れる覚悟を決めて、瀬崎は誰かが開けるかもしれない病室の扉に目を向けた。

//返信は夜になりますが絡み待ちです。
658出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)08:42:25 ID:927
>>655

当たり前です、ただでさえ人手が足りないのですから。
多少困ったちゃんなくらいなら風紀委員として大事に酷使しなければ。

【素直でないブラック委員会宣言を打ち立てつつも副委員長として、1人の先達として奏海を受け入れる姿勢を見せる】
【無論、人手が足りないというのも事実ではあるのだが】

何も今すぐにダブル外道院というわけではありません。
雹道さんが卒業した後、どう風紀委員会を支えていくかという計画の一つでしかありませんから。
……で、ついでに言えば私は見ての通りトップとして飾られるには不向きなタチですから時雨かアレックスに来年の委員長をやってもらおうかな……と勝手に考えています。

【あくまでも未来の、それもいくつかある計画のうち一つだと示す事で安心させようとする】
【しかしそれと釣り合いを取るかのように、わざと不安になるような計画を語ってみせるあたりがナチュラル外道であった】

何を。
押し付けるべきは人の四肢を傷つけておいて呑気に寝ている奏海です。
自分でした事は出来るなら自分で尻を拭うべきですし、あちこち出向いてボロクソ言われるのは心身ともにいいリハビリになる。
……耐えられないとは言わせませんよ。

【もはやリハビリというよりブートキャンプといった厳しさではあるが、冗談めかした様子はほぼ見えない】
【松葉杖でも車椅子でもいいから本気でやらせるつもりだ】

//ありがとうございます、遅くなりました……!
659カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)10:27:00 ID:hnq

「ありり?ここじゃなかったっけ?」

現学園と旧校舎を繋ぐ道にて、少女が携帯端末を手にしてぐるぐる回る。
カチューシャで留めた前髪のショートヘア、ぱちりと開いた丸っこい眼。元気な印象を与える筈のそれは、今は眉をへの字にしていて。
中学生ほどに見える小さな体に、纏う制服は高等部のもの。それなりに動き回った後か、衣服は少々乱れており
胸に実る、不釣り合いな程の乳房にシャツが突き上げられて。その裾がカーテンが揺れるようにひらひら舞っていた。

「どしよどしよ……初日から遅刻とかやだぁ……
第一印象決まっちゃってアダ名とかつけられちゃう!」

甲高い声で、独り言と言うには大袈裟な音量。
分かりやすく困っている少女に、救いのてはさしのべられるだろうか。
660名無しさん@おーぷん :2018/10/10(水)10:28:08 ID:q38
「なぁイイでしょ?頼むよォ」

いや、マジでそーゆーの困るんで………

【学園都市の一角では治安の悪い地区も多く、商店街のゲーセン前は不良の縄張りだという噂も】
【そしてそれを裏付けるかの如く、白昼堂々と男子生徒が不良の集団に絡まれていた】

はぁ……マジでそろそろやめましょ
僕も学校行かないとヤバいんすよ

「じゃ一枚でいいから!一人分!頼むって!」

(………お巡りさんとか来ねーかなぁ)

【不良たちはニコニコと笑顔で何かを頼み込んでいるが、生徒はそれを突っぱねている】
【しつこく食い下がる不良たちに困り果てたのか、助けを求めるように周囲を見渡した】

//参加希望ですー
661雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)10:39:09 ID:iVm
>>660
「そこまでです!」

声が響く。その方向を見ると、小柄な、少女のような見た目をした少年が歩いて来るのが分かるだろう。その腕には風紀委員の腕章が巻かれており、一目で彼の所属が分かる。

「風紀委員です!これ以上その人を困らせるなら、捕まえますよ!」

警告。
少年から離れてどこかしこへ立ち去らなければ、不良達を捕まえると、零は警告した。
彼から離れれば不良達は見逃され、もし立ち向かってくるようなら、お縄だ。
662名無しさん@おーぷん :2018/10/10(水)10:59:27 ID:q38
>>661
「うえ、風紀委員だ」
「チッ……行こうぜ」

ラッキー、風紀委員に助けて貰っちゃった
(俺よりちっちゃいけど………)

【その場に駆けつけた少年の腕章を目にするや否や、不良生徒達は機嫌を悪くしてそそくさとその場を離れてしまう】
【無駄に突っかかって補導を受けるのは御免だと、それは彼らも理解しているらしい】
【何事もなく穏便に解決された現場には、風紀委員の少年と目の前の男子生徒だけが残された】

ありがとうございます、マジで二限遅刻するとこでした
あいつらインスタに俺の写真載せようとしてて……

ところで………異能学園の方向ってこっちで合ってます?

【軽くお辞儀とともにお礼をすると、彼は青いメッシュの入った黒髪の生え揃った頭をポリポリと掻きながら学園への道を尋ねる】
【どうやら転入生らしく、それだけにこの街の地理にも不慣れな様子】
【指をさした方角は学園とは真反対で、さらに治安の悪い地域に突っ込まんとしていた】
663雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)11:20:26 ID:iVm
>>662
「………ふぅ、穏便に済んで良かったぁ」

何事もなく、大人しく引き下がってくれた事に安堵。こういう不良だけなら、風紀も治安も簡単に保てるというのに。

さて、どうやら目の前のこの人は道が分からない様子。ここに来たばかりなのだろうか。

「あ、学園は反対方向ですね……転入生の方ですか?よろしければ、案内しますけど…」

こういう時に道案内をするのも風紀委員の仕事。それに、あのまま反対方向の更に治安の悪い場所へ突っ込まれては危険だ。
零は、彼に道案内を提案した。
664名無しさん@おーぷん :2018/10/10(水)11:34:33 ID:q38
>>663
マジすか!ありがとうございます!

【不良に絡まれても終始落ち着いていた彼だが、珍しく声を大きくして拳を握る】
【その拳にはバンテージが巻かれており、焼けた肌にもうっすらと汗が滲む】
【どうやら彼は格闘技の心得があるようで、つい先ほどまで練習に明け暮れていたようだ】
【二限から登校するあたりも、通常の生徒とは異なる。どこかの選手団に属しているのかもしれない】

あ、俺は在家 慈譚(アリヤ ジタン)っす
風紀委員さんは?

【思い出したように名乗ると、人当たりのいい笑顔を浮かべて白い歯を見せる】
【明るく社交的な性格は真夏の太陽のようで、見ている者に明るさを振りまくような溌剌さだ】

【零との自己紹介が済めば、ジタンは道すがら雑談を交えながら彼についていくだろう】
665黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)11:46:29 ID:Arc
>>659
「騒がしいな……朝から」
横合から投げつけられる不機嫌そうな声。その方向を向けば、欠伸を堪えながら睨みつける青年が見えるだろう。
着崩した制服は彼女と同じ高等部のもの。尤も、茶色い髪や雰囲気から見て真面目な生徒には到底見えないだろうが。

「ここはお前みたいなのが来るところじゃねえぞ。どっか余所行け、眠れない」


「──────いや、転入生ってヤツか?」
相も変わらず飢えた狼の様に鋭い眼で、カチューシャの乗った頭から爪先までスキャンするようにジッと眺める。
全校生徒を知ってるわけではないが、初めて見る顔だ。大方道に迷ったのだろう。

「騒がれても面倒だからな。学園までの道ぐらいは教えやるよ、お上り。
 嫌ならいいんだぜ。放課後までに辿り着けるか試してみても。俺は困らねえしな」
サボりに来た所で騒がれて注意を引かれても困る。ならば、多少面倒でもとっとと離すのが得策だろう。
踵を返してスクールバッグ背負った背中を向けるとズンズンと歩き出す。
666雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)11:58:15 ID:iVm
>>664
「在家さんですね!あ、僕は中等部2年雫川零です。じゃあ、案内しますね!」

にぱっと笑顔になり、零は彼を先導して歩き出す。彼の後について行けば、自然と学園に着くだろう。それまで、他愛もない雑談等をして歩くとしよう。

「何か格闘技をやっていらっしゃるんですか?」

どうやら彼は社交的な性格のようだ。爽やかで、絵に書いたような好青年。拳にはバンテージが巻いてあり、何か格闘技をやっているのだろうか、という想像が働く。
とりあえず気になったので、何か格闘技をやっているのか、聞いてみた。

//すみません、しばらく安定しません…!
667カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)12:08:39 ID:FDA
>>665

「おおー!!人が……人が!……」

瞳を潤ませて駆け寄る、まさしく救いの手がやって来た。

「いやいやいやー、ワルっぽいのにちょーぅ良い人ですなー?」

異様に近い距離感で、相手の手をぎゅっと握りしめて。溢れかけた涙をぬぐえば、満面の笑みを浮かべて見せて。
初対面の、まだ開幕1分未満。既に全幅の信頼を寄せていた。

「転入生と言うか、ちょっと学校離れてて
久しぶりに帰ってきたら場所わかんないない!!ってなっちゃって」

握った手をぶんぶん振りながらなんともはいテンション。
旧校舎と言えばそれなりに不気味且つ人気もない、心細さはかなりのもので。

「なんでなんで、教えてくれたらほんと嬉しいんで!」
668アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)12:19:34 ID:pYt
>>658

「それを聞いて安心したぜ。あの性格じゃ、風紀委員をおん出されでもしたら本当にやることなくして何に走るかわからねえからな」


 大事に酷使とか言う矛盾しすぎた一言にそこはかとない無情さを感じるが。案外追い出されたらそれはそれで別方向から幸せだったのかもしれないと思ってしまう程度には。

「委員長とか冗談じゃねえよ。時雨でいいんじゃあねーか……悪いけど俺、常時足を引っ張るやからに狙われるようなポストには就きたくねえよ。ちょっと前の校内放送とかさ……。ストレスフリーに生きたいの。
 ゲドちゃんが消えたあとのしっかとした正義枠が瀬崎って点は、まあいーんじゃねーかと思うが」

 そして、瀬崎に押し付けるつもり満々の八子にぴしりと額を叩いて、ほら出た、と思う。女らしい柔らかさの微塵もないコンクリート系副委員長には瀬崎の精神のセラピー面を考えてもらうことはできなかったようだ。
 瀬崎も当然行くとして、外道院という薬を飲むための甘い奴が引率すれば厳しい謝罪回りを途中でくじけないいい材料になると思ったのだが。

「……じゃ俺がいくよ。……瀬崎といい八子ちゃんといいゲドちゃんといいどうして風紀委員の女はこう苛烈なのかねえ。一緒にいてああ、これが女だよなあって思えるの時雨ぐらいだぜ……ストレスが……」
669黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)12:21:05 ID:eyQ
>>667
「良い人とか言うなっての…!あんまり変な事言うと置いてくぞ」
ギョッとした顔を浮かべて握られる手を払いのける。初心というわけではない、人に触れられるのに慣れてないだけだ。


「離れてた?停学でも食らってたか?」
真顔で失礼な事を口走る黒塚。何のかんの言っても彼は不良、出てくる発想はやっぱりアレなもの。
「……まぁ何でもいいけどよ」

「久しぶりでこんなところ寄るか?普通」
チラリと旧校舎に視線を向けて呟く。賑わいを見せる現在のものとは違い鬱蒼として寂れたここは、肝試しスポットかホームレスの巣のよう。
来る前に気付かないか?と一瞬怪訝そうな表情を浮かべるが、それもすぐに消える。
(ノーテンキそうだしな)
失礼な考えだが、勝手に納得したようだ。

「それで、どこまで行くんだ?一年のクラスなんてよく知らねえから細かいとこまで期待するなよ」
歩きながら尋ねる。流石に変わらない来た道を引き返すだけなら彼も迷わない。
彼としては学園の入り口まで連れてって自分は帰るつもりだったが、もしもっと違うところまで要求するなら何だかんだ言いながら案内するだろう。
670カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)12:37:10 ID:FDA
>>669
「もしかしてカタハな目指してるっすか?
 それじゃ確かに良い人じゃ良くない良くない……
人情溢れる漢!とか、雨の日に捨てネコを見捨てられない漢!の方が良いかな?かな?」

一方的に押し付けられるハイテンション。変な事言うと、から先は聞こえていなさそう。
尚カタハとは硬派である。アホ。

「私停学喰らうほど悪い事してないですって!
 そりゃあ学食のお釣りが間違ってても黙っちゃったり自販機の忘れてるお釣り取っちゃったりしますけどぉ……」

くるくる指先を弄びながら、告白する過去の悪行。視線が少しそれて、本人的には本気らしい。
伝わるのは停学を食らう類いのアホでは無さそうな事と、小銭が好きそうぐらい。

「あ、私3年なんで!その辺りを教えてくれると嬉しいなって!」

そうして懐から取り出すのは学生証。
高等部3年生、天矢 霙/あまや みぞれ。容姿は一部を覗けばどうみても中等部相当なのだが。
671在家 慈譚 :2018/10/10(水)12:40:21 ID:q38
>>666
「じゃあ零さんっすね、よろしくお願いします!」

【その体格差から想像はできていたが、彼は慈譚よりも年下のようだ】
【しかし今更敬語を崩すこともなく、先ほどと同じような口調で慈譚は零に接している】

「一応っすね、昔はキックだったんですけど、今は総合やってて」
「全然有名じゃないけど、ああ言う人種はよく見てますしねー……」

【拳を覆うバンテージに視線を落としながら呟く。丁度道具を仕舞う袋を忘れてジムから飛び出してきた所だと】
【一応プロデビューは果たしたものの、まだ駆け出し。中継される程の大物ではないらしい】
【しかしそういった類のことに目ざとい連中は、先ほどの不良のように慈譚に絡んでくるようだ】

//了解です!
672黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)12:48:32 ID:eyQ
>>670
「カタハ?……ああ、硬派か。
 違うっての、俺は犬も猫も嫌いだ。………苦手なんだよ、そういうのが」
人生の大半を孤独に生きてきて、今更になって単純に友達少ないだけなんじゃないかという気持ちに芽生えた彼にやたらとフレンドリーな接し方は刺激が強かった。
やたらとテンション高いのはいいが、多分慣れる事は無いんだろうなと内心思う。

「お前が結構セコいって事は分かった。なんかあったのもな」
確かに悪事を働くようには見えない。ならば留学だとか家庭の事情とかだろう。
話したくないなら無理に話させる気は無いし、自分から問いただすような事もしない。


「ああ三年ね…三年!?それで三年かよ…!」
くわっと目を開いて呟く。学生証を見るが中等部でも偽物とかでもではなさそうだ。彼に真贋見極める目は無いが。
あのへにゃっとした笑いのヤツもたしかに小さかったが、アレはあくまで同学年。自分より年上のはずなのにこのサイズは想定外だ。
「栄養足りてないのか?いやそうでもなさそうだ」

「……俺ぁ二年だ。三年の事は三年に聞け」
明るい口調とは対照的に無愛想に返す。先輩を敬う気持ちとかは感じられない。
673カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)13:00:57 ID:J7i
>>672

「……あぁ、えと、私近すぎた?」

それを聞いてでも突っ込むほどではないようで。
一瞬表情が固まった後は、気まずそうな笑み。本気の笑顔が分かりやすいものだから、作った顔も分かりやすい。

「ごめんね、私鬱陶しいって言われる事もあるんだけど
独りが長くてはしゃいじゃって……反省反省。」

軽く俯くように頭を下げれば、表情が一度見えなくなって。

「ん?私?
 別に何にもないない!
そだね、ちょっと病欠とかそんな感じ!」

もう一度顔を上げたときにはもう戻ってる。

「あれれ?校舎の場所も知らない?
 ……しょうがないしょうがない。3年生の人探してみるね!」

ように見えても、何処か陰りが消えなくて。
相変わらず大袈裟に手を振って歩きだす仕草も、どこか無理しているように見えて。
そして歩きだす方向は校舎とは逆の方向。方向音痴は多分素。
674出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)13:12:05 ID:927
>>668

風紀委員の名を傘に着て暴力行為に走るような人間でないのなら、バリバリ働いてもらわねばなりませんからね。
【少なくとも今は、と付け足す事であくまでも人手が足りないからアピールを欠かさない】
【素直に認めるのは些か抵抗が大きかった】

何を仰いますか。
望む望まないはともかくとして、ああ見えてメンタル面に不安を抱える時雨よりは貴方のほうが適任だと思っています。
大丈夫、普段通りのらりくらりと立ち回っていれば後は私や奏多、奏海がなんとかしますよ。

【手首で掴んだ何かを捻るようなモーション、容赦のない八子であれば示唆した内容を冗談でなく本気でやりかねないという凄みがあるだろう】
【だが特に強制するものではないしなんなら自分がやる事も考えてはいるため、これは単なる茶会での談笑の一貫である】

む、百獣の王はですね……
……いえ、確かに今のは私が悪かったです。
同じ被害者である貴方なら多少は相手も心を許す、という面からもお願いします。
【額を叩かれ、何が問題なのかと反論しそうになるが良く良く考えて見れば奏海に憎さと可愛さ混じってわりと酷な事をさせようとしていた、と気付かされる】
【謝るついでに、誠意ある申し出に対して可愛げのない打算込み込みで"お願い"をするのであった】
675黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)13:12:16 ID:eyQ
>>673
「───ああ、近すぎだ。反省したんなら次から気をつけろ」
どこまでも分かりやすい相手だ。若干申し訳ない気持ちが芽生えるが、フンと鼻を鳴らして誤魔化す。

「病気するようなタマには見えないけどな。…まあいいけど」
とりあえず元には戻ったようだと判断する。少し言いすぎたかなとも思い、それ以上は言わない。


「校舎は分かるけどよ、クラスだとかそこからどうするとかそういうのは知らねえから他の人に聞け……
 ……おいどこ行く、そっち逆だぞ逆。人の目の前で同じミスするな」
彼自身道に迷いやすいから分かる。こいつ素で間違えてると。

それでも、拒絶してからどうにも彼女に陰りが見える。溜息を漏らすと、バツが悪そうに頭を掻いて口を開いた。
「悪かったよ…。いきなり突き放して。俺が慣れてねえのが悪いだけだ。
 学校行くんだろ?そっち全然違うぞ。ついてこい」
676カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)13:21:22 ID:J7i
>>675

「あれ?マップだとこっちで……
あれれ?逆に進んでる……」

現代は本当に便利になったもので、携帯端末でマップを見れば現在地、そして今向いている方向すらわかる。
だがそれはそれとして方向音痴には関係ない。gpsに生じる僅かなずれが、彼女にとっては致命的で。

「……いいのいいの!?」

しかしその言葉をかけられれば、曇り空が晴れていくように、にぱっと笑顔がやってくる。
離れた距離を駆け寄り詰めて、その足取りは軽やかに。弾む胸がシャツを揺らして、腹部の肉を微かに覗かせる。

「やっぱりいい……言わない方がいいんだっけ。反省反省。」

しかし反省すると行ったからには距離は詰めすぎない。と言っても勝手にてを握らないぐらいの差だが。
とにもかくにもそんな調子で彼の案内に、それこそ雛のようについていくだろう。
677雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)13:25:20 ID:iVm
>>671
「へぇ、凄いなぁ……」

零は格闘技のプロでもなければ、その道に明るいわけでもない。 一応風紀委員であるので、多少の荒事に対処できるくらいにはしてある。
しかし、その戦闘能力は自身の異能ありきなもので、純粋な生身での能力は高いとは決して言えない。感心したかのように嘆息し、目をキラキラと輝かせて話を聞く。

「やっぱり技とかあるんですか?こう、ドンって…」

どうやら格闘技の話に興味が湧いたようで、拳を突き出す身振りをしながら、在家に聞く。というのも、格闘技の話を聞けば、今後の参考にもなるし、風紀委員として有事の際に活かせると思ったからだ。
678土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)13:28:14 ID:K2O
>>625

信じるも何も、お前が私に嘘をつく理由は無いだろう
それとも何だ、元から私を騙そうとしていた腹積もりなのか?

(そもそも土間徒は気味悪がられる側の人間だ。その生き方はある意味ではストイックとも取れて、そしてそんな彼女を理解する人間など中々居ない)
(故に分かってしまう。今のシンラのその心情を)
(こんな顔をして語るというのに、それがもし本当に嘘だと言うのなら化学部などよりも演劇部の方が似合っている)

そんなことまでは私は話せない
その未知というものが何を指すのかも分からないし、私はこの世界しか知らない、前の世界というのを知覚することは私にはできない
それを見つけ出すのはお前にしかできない、だが一人で何もかもを解決できるほどこの世界は甘く無い

(この出会いもその"誰か"によって仕組まれたことなのかもしれない)
(だがそれでも、それは彼女にとってみればそんなものは関係ない。この繋がりが嘘にはならない)

あぁ、そこそこに期待させてもらおう
お前も何か私に作って欲しい薬があれば言えばいい、特別に特価で売ってやろう

(準備室へと入って行く彼女を見送れば、窓の外を眺める)

――――私をこんな風に創った奴が居るのだとすれば…聞いてみたいものだな

(そのぼやきは誰にも聞こえることなく掻き消えていったという)

//こちらもこれで〆ということで…返信遅れて申し訳ありません!
ロールありがとうございました!
679アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)13:31:15 ID:pYt
>>674

「え、時雨ってメンタル面に不安があるの? 初耳だなァーそれ」

 スティックシュガーを五本入れてもまだ苦いコーヒーを舐めるように一口。深く話したことも余りないから預かり知らぬところだ。時雨のことは性格が明るい、人懐こい…と言った上澄みしか知らない。
 さておき八子みたいなタイプから誉められるとお人好しは嬉しさより先に身構えが来る。大概の場合自分の利益が最優先なタイプなので。もっとも他人に迷惑さえかけなければ、それで良いのだろうが。

「ま、そこまで言われちゃ『前向きに考えとくよ』ぐらいは言わなくちゃな。時雨のメンタル面がなんとかなったら、また話は変わってくるんだろーがよォー。……因みにお前、あんま酷いことすっとこっちの評判下がるからな?
 校内放送のやつを探してブチのめしにいくとか考えるなよ? 俺は一ミリくらい考えたけどな」

 考えてるんかい。
 と言う感じだが。
 相当のことがなければキレないブレない乱れないのことなかれ主義人間にすら一ミリくらいは怒りを抱かせる事件だったと言う見方もできる。そしてそれ以上に、風紀委員の在り方を考えさせられる事例でも……。

「はいよ、お任せあれ。――――なあ、そう言えば性と個人個人への防衛の呼び掛けって今どれぐらいしてんの? 具体的に言えば、俺達がいない処でも身を守れるようにしようね! って心構えをどれだけ持たせられてるのか、て話」
680黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)13:31:41 ID:eyQ
>>676
「GPSなんてちょっとズレてるぞ。これからは道に何か目印つけとけ目印」
俺はそうしてる。と小さく付け足すと再び歩き出す。幸いその場から動かなかったためか、校舎までの道はまだ分かる。


「慣れてないんだよ。そういう…フレンドリーなの」
笑顔が確認出来れば後はもう振り向かない。ポツリポツリと呟く言葉は届いているだろうか。
「お前のそれが問題なわけじゃない。それは確かだ。…俺が、問題あるだけだ」
「別に友達いないからとかそういうわけじゃねえぞ。本当に」

「反省出来るんならまだマシだ。行くぞ、遅刻したくねえんだろ?」
自分が原因で暗くなられても夢見が悪い。先程までの調子がとりあえず戻ってきた事に内心安堵しながら先導するだろう。
時折チラチラと後ろを振り向いて着いてきているのを確認すれば、その都度「カルガモみてえ」とボヤくが。
「着いたらマップ更新しとけよ。せめて校門までの正確なルートぐらいは入れとけ」
681アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)13:31:56 ID:pYt
//性と→生徒
682カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)13:43:21 ID:xco
>>680
//すいません次レス遅れます
683黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)13:44:06 ID:eyQ
>>682
//了解ですー
684出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)13:56:01 ID:927
>>679

ええ、私もあまり見たことはありませんが。
こう、よく泣かされているという話を小耳に挟んだことが。

【若干ぼかしたり誇張しつつ人の弱みを語ってみせる】
【無論、小耳にに挟んだというより噂レベルの情報を調べてもらったりした結果なのだがそういった過程を口にしたところで意味はないので言わない】

是非お願いします、もし罷り間違って私が委員長になってしまったら
あの校内放送のような事があった日には犯人が学園敷地外でボロクソの素ッ裸で見つかったりとかしてしまいそうなので。

【駄目という自覚はあるので、あくまでも風紀委員の仕業にはしない】
【それでもなお駄目なのはわかっているのだが、我慢弱いのが性分であった】

……常々心がけるようにと声はかけていますし、当人達も意識はあるのでしょうが……
まあ、そういった意識があってなおこのザマなのでしょう。
責める事も出来ませんし私たちが責められる謂れもありません。

【そういった場面において、八子は自分に甘いというかドライというか。
とにかくこっちは出来る限りやってるから自分の事は自分でなんとかしろというスタンスを崩さなかった】
685カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)14:03:32 ID:xco
>>680
「目印?……」

その場では流したものの、目印とは。道にナイフで傷でもつけるのだろうか。
やっぱり不良?等と考えていた

「……初めてだから、全然、なに言えばいいかわかんないけど
私はけっこー好きだよっ!キミ!」

会ったばかりで、助けられただけで、だから。こんな時にちゃんと届く言葉は思い付かないけど。
ならせめて、素直な気持ちを素直な態度で。
彼が振り返るなら、そこには。彼が曇ろうと変わらない晴れの笑顔が。
少なくとも今は、恩人でいい人、そういう認識に違いなく。

「お、おぉぉ!!これだぁ……私の学園……
久しぶりだよぉほんと……私また学校行けるんだねぇ……」

そしてついに校門まで。ついにたどり着いた目的地、唇を噛み締めて、潤んだ眼を拭う。
一つ山を登頂したような達成感を感じているらしく。
686在家 慈譚 :2018/10/10(水)14:04:05 ID:q38
>>677
いや……派手な技はないかも

【何か技らしい技があるのかという零の質問には、あまり明るい表情を見せない】
【どちらかといえば苦笑に近い顔つきで、残念そうにそう告げるのであった】

大事なのはこう………打ってみて?
基本を積み重ねて、モノにすること

【もう一度先程のように拳を突き出すようにお願いする】
【もし零が打てば、慈譚はそれを裏拳で押しのけ、がら空きの顎に拳を向かわせた】
【緩慢な優しい動作ながら、その動きは意識の隙を縫う。気付けば零の顎先に慈譚の拳がふわりと触れていることだろう】

あー………でも
俺には異能あるから、それが必殺技になるのかな………

【そこでふと思い出したように、慈譚は自らが異能を持っていることを零に明かす】
【この街にいるということはそういうことだ】
687アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)14:10:35 ID:pYt
>>684

「…………お、おう」


 わりと駄目な子なのね、と。脳内の時雨のイメージを修正する。

「そりゃ危ないな。なるほどお前や時雨に任せてたら成果は兎も角デメリットも格段に増えることは良く解った」

 嗚呼、御人好しのサガ。たらい回しにされてきた余り物を押し付けられていると言うのに文句の一つも言えやしない。まぁ存外そういう毒にも薬にもならない程度の性格の方が任され委員長としては適任なのかもしれない。

 さて、話題は風紀委員による自治から、生徒個人個人の防衛意識に至るのだが。

 アレックスは実働が基本であるためかるく頭に引っ掻けたりはしても深く考えたことは無かった。大体八子と同じく、やれることだけはやってますよと言うスタンスなのである。それ以上はどうにもならない、のだが。

「そりゃそうだが、絶対にこっちに矛先が向くだろ? 校内で問題なんか起こった日にゃ学園の風紀委員ツイ垢荒れまくりだったぜ。なんでこっちが被害を負う前にこないんだーとか、てめえで逃げろよってハナシだケド」

 企業でもイメージアップや情報伝達のためにSNSを利用することは珍しくなくなった。風紀委員もほぼアレックスの独断でアカウントをひとつ持っている。

「なにかねえかなと思うんだよね。逃走の時間を稼げる小物とか、配布したいなって――資金どうすんの? てなるけど」
688黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)14:25:56 ID:eyQ
>>685
「縄括ったり適当なもんに跡残したり…見つけるのも手だな。この位置から何々が見えるーとか何があるーとかそういうの」
地図アプリが使えない時の奥の手だが、これには何度か助けられてきたので純粋な善意で勧めている。彼もまた、感性がどこかズレていた。
「三回に一回はミスるがそれなりには使える」

「そりゃどうも……」
純粋に好意を向けられるのは慣れていない、というよりどこか気恥ずかしい。一度だけ振り向いて笑顔を認めるとそっぽを向いた。
耳が赤くなるといった分かりやすい変化こそないが、どこか挙動不審にキョロキョロ見渡すのは落ち着いてない証左だ。決して悪い感情ではない。
「……変な事言いやがって」


「これで今度からは迷わないな」
対して興味無さげに時計を確認する黒塚。時間はまだ大丈夫だろう。急げば。
「大袈裟なヤツだな…。良かったな、マジで。 …バカにしてるわけじゃないぞ」

「じゃ、俺はこれで。しっかり覚えとけよ道」
ヒラヒラと手を振って来た道を引き返そうとする黒塚。元々今日はサボるつもりだった。
引き止めなければこのまままた旧校舎の方へ向かうだろう。人がいなくて設備も止まっているからか、冷んやりして彼にとっては居心地いいのだ。
689アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)14:37:39 ID:pYt
//すいません、ちょっと食事を買いに出掛けますので次の返信は遅れるかと
690カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)14:56:35 ID:o98
>>688

「ありがとありがとー!
 ほんっとうに助かったよ……あのままずっと迷って白骨化してもおかしくなかったっ!」

大袈裟なのは生粋らしい。どこか噛み合わない二人はしかし、少なくとも少女の方は結構好感を抱いているようである。
一人は怖い。独りはもっと怖い。そこから救い出してくれたなら、それはもう命の恩人でいい。

「それじゃまたねー!
 ……あ、折角だからアドレスちょーだいちょーだい。あと名前!」

微妙に古い言い回しで連絡先の交換を提案する。断られるとまあ漫画染みた表情を見せるだろう。
彼の見せた影に何か突き刺すことはなかった。
代わりにまたねと、いつか会う約束をこっそり取り付けて。
それはその時に、もっとお互いが解れたら話そうと思った。

//ここらへんで〆で!
//途中から不定期になり申し訳ないです
691黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)15:05:40 ID:eyQ
>>690
「バカ言ってんじゃ…ありえなくもないか」
あの様子を見れば一笑に付すには難しかった。神妙な顔で同意する。
彼女の内面には気付ききれなかったが、まあ笑えるならいい事だろうと。

「アドレス?SNSとかやってないのか?」
なんのかんの言いながらもスマホを出すと慣れない仕草で交換するだろう。異常に少ない連絡先にまた一つ名前が増えた。
「俺の名前なんてどうでもいいだろ…。───黒塚だ。
 久々に来たんだったら知らねえだろうしついでに教えといてやるよ。最近妙な鏡が出回ってるらしいから、まぁ気をつけるんだな」


賑やかなヤツだった。あのノリは真似出来ないが、それでも気分が悪いわけではない。
投げやりな返事を返して彼は来た道を引き返すだろう。相手がそういうのに理解あるようで良かった。
思いっきりルートを間違えながら僅かに口元を緩ませる。またね、か。


//ありがとうございました!
//全然平気ですのでお気になさらず〜
692出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)15:13:31 ID:927
>>687

そう言ってあげないでください、ある種年相応なのは向こうなのですから。

【慰めというか自分達に対する諦めというか、ともかく時雨を庇うような発言】
【ああいった"普通"を守るのが普通でいられない自分の役目だと自負するが故、なのだが】

ああ、あのアカウントを作ったのは貴方でしたか……
いえ、見事にのらりくらりと立ち回っているなと……
【対して、個人垢で特に噛み付いたりもせずに傍観していた側の人間なのでやや負い目がある】
【もし自分がアカウント担当であれば、特定やらなんやらしていたかもしれないと思うと広報・情報収集の重要性の認識も含め彼が重役となるのはやはり適任であると再認識する】

……資金面もありますが、確実に悪用されるでしょうね。
ただでさえ危険が多い中、危険を防ぐ為に配ったものがその火種となりうる。
情けないですが事実です。

【やれやれと肩をすくめてみせる。
生徒達に絶望もしちゃいないが希望も抱いていない、ありのままを見た感想がこれであった】

ともかく、私はもっと脚を使っての情報収集に努めます。
例の鏡の件だって"部長殿"というキーワードを引き出したにも関わらずそこから尻尾すら掴めていないのですから。

【そう言って立ち上がり、テキパキとマグカップなどを片付ける】

……脚を使うとは、如何わしい意味ではありませんよ。

【そうして扉を開き振り向けば最後に忠告を残していくのだった】

//返信遅くなって申し訳ありません!
不安定になってしまうのでここで〆させていただいてもよろしいでしょうか……?
693jq6MHfd566 :2018/10/10(水)15:26:13 ID:cCM
//新キャラのキャラシです

【名前】
京堂 透子(きょうどう とうこ)
【性別】

【学年・職業】
高等部2年/剣道部
【容姿】
線の細い顔付きは微かに面長であり、目尻の吊り上がった丸い隻眼に似つかわしい凛乎を示す。
こぞりて鋭い目鼻立ちにおいては、薄く一文字に結ばれた唇さえも淡い桃色に過ぎない。それでいて触れ得ぬほどに瑞々しく白い肌先は、どこか抜き身の太刀に重なる。
普段は左眼だけを露わにしており、虹彩は尠からぬ紅みを帯びつつも、澄み渡るように深い眼光を宿す。薄い睫毛。
左眼を覆い隠すのは、黒革仕立てとなるP字形の眼帯。然して半盲者ではなく、飽くまでも異能を隠す為の代物。目付きが悪いのが、割合にコンプレックス。
截然と眉上で切り揃えられて、艶な潤いを示す濡羽色の真っ直ぐなロングヘア。皺一つない白いセーラー服の、首筋に巻くのは真紅のスカーフ。
濃紺のスカートは膝丈上まで切り詰められて、申し分程度にレースで修飾されたニーハイソックスに繋がる。両脚を保護する為か、レースアップの黒いロングブーツ。
すらりとした躯体は細く長く、然して確かに大和撫子に相応しく、演武を踊り慣れた強かなしなやかさを秘めている。毅然でありながらも節々に嫋やかな所作を宿した、解語の花。
【性格】
およそ真っ直ぐな正義感を胸に宿した16歳の少女。曲がった事は大嫌い。優等生気質で、良くも悪くも純粋かつ真面目。〝正義〟の基準は、彼女の感覚的な面に依る所が大きい。
ただし生まれが生まれである為か、どこか価値観のズレたところがある。口より先に手が出るタイプ――ゴタゴタ屁理屈を捏ねられると、鉛弾を食わせかねない。
【能力】
≪ブシドー・ムーンウォーク/Bushido MoonWalk≫
右眼で認識した存在の「斬り方が解る」能力。例えそれが物理的に斬れないものでも、彼女が「斬れる」と思えば斬れてしまう。逆説すれば彼女が「斬れない」と思えば、どんなものでも斬れなくなる。
また右眼自体も、人間離れした動体視力と望遠視力を有している――が、能力を発動させ続けている間は、精神力の消費が激しい。
そのため普段は眼帯で右眼を隠しており、必要な時だけ解放する。発動時には右の瞳が「蒼く燃え上がり」、その瞳孔に仮初めの炎を宿す。それなりに痛いらしい。
694jq6MHfd566 :2018/10/10(水)15:26:30 ID:cCM
【装備】
◆千景村正/Chikage Muramasa
室町時代の名高き刀工一派・村正の手によって鍛えられた日本刀。三代のものであり銘は「村正」。二尺五分。鋒に至るまで玲瓏な湾れ紋は、清水の流るような幽けき蒼みを帯びている。
ごく実戦的な天正拵。鍔も鞘も柄も悉く黒く、然して縁ばかりが金色に彩られている。彼女の祖父が蒐集していた、二振り一組みの打刀。そして今は、彼女の愛刀。
彼女はこれを二刀流に振るう。その斬れ味には眼を見張るものがあり、単純な圧延装甲数十センチ程度であれば異能なくとも一太刀に斬り伏せてしまう。
異様なまでの堅牢さを見ても、幾らかオーパーツじみた代物。

◆SIG GSR フルモデル/SIG Granite Series Rail Fullmodel
スイスの銃器メーカー・シグサウエル社の製造しているハンドガン。.45ACP弾装填。装弾数8+1発。
コルト社の名高き自動拳銃・M1911ガバメントのクローン品だが、P220に見るような角張ったスライド周りなど、外観上の相違も多い。そして彼女の有するこれは、相当にヘビーなカスタムガン。
人間工学を意識したビーバーテイルのグリップセフティ。パックマイヤー製のアメリカン・レジェンドがグリップパネルに選択され、ウッド/ラバー複合型の深いフィンガーグルーブが華奢な指先を十分に支える。
トリガーはストレート&スケルトンタイプに換装され、当然ながら撃鉄はスナッグプルーフのリングハンマー。
ファストショットを重視してトリガープルも軽減されている他、リコイルスプリングガイドにはLAM(レーザー照準装置)が内蔵済み。
極め付けにはバレル下のレールにファイアフィールド製のライフル用6インチ・コンバットナイフを着剣しており、零距離射撃を織り交ぜた至近域での銃剣格闘が想定されている。
彼女の父が護身用にと手渡した逸品であり、およそ手の込んだ代物。ステンレス製のシルバーフレームが眼にも美しい、いっそ芸術的な銃。
彼女はこれを二挺携行し、二挺撃ちにて扱う。基本的には非殺傷性のラバー弾頭をスライドの動く限界ギリギリの弱装弾で発射するが、〝人でなし〟相手にはホットロードのホローポイントを容赦なくブッ放す事も。

【概要】
京堂組・第十七代組長代行。同組織は、戦後より東日本を中心として台頭してきた比較的新興の暴力団。
シノギとして一般的な薬物には全く手を出さず、代わりに凡ゆる暴力行為の執行を提供する、ある種PMCのような運営方針を旨としている。
その系譜は悉くが武闘派であり、例外なく数々の暴力的な逸話を持ち合わせている。そんな荒くれ者たちの頭取を、女だてらに務めんとする若頭の背には、消し得ぬ緋牡丹の刺青が呪いのように躍っている――――などという事はない。
斯様な反社会組織の一人娘でありながら、拍子抜けする程に後ろ暗い過去を持たない。曽祖父から両親に至るまで極度の親バカであり、さらに言うなら義兄弟の契りを交わした舎弟たちも皆な親バカ。
そも彼女の父自身が「こんな稼業を娘に務めさせるか」と躍起になっている節がある。異能学園都市に入学したのも、堅気のレールに乗っていくため。
遅くとも大卒までには血縁外から後継者を見つけ、組長代行の看板を下ろさせるつもりとか。

現在は高等部の二年次。成績は概ね良好であり、スポーツも得意。剣道部と射撃部を掛け持ちし、どちらの部活でも次期主将として目されているとか、いないとか。
この歳で剣道と銃剣道の有段者であり、ピストル射撃に至っては全国大会の出場経験もある。当然のように荒事慣れもしている、が――それでも人を殺めた経験はないし、出来れば一生そうありたいと願っている。
695雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)15:32:26 ID:iVm
>>686
「あ、え、えっと、こうですか?」

さっきのように拳を突き出して打ってみる。すると。

「うわっ……!?」

まるで隙間を縫うように、正確に、いつの間にか自分の顎に在家の拳が触れていた。あまりに一瞬な事で、全く身動きを取れなかった。

「す、すごい、ですね………」

零は感嘆した。美しさすら感じられる無駄のない動作。多分、これは特別な技でもなんでもないのだろう。これは、動作の基礎を、基本を突き詰め、極めた結果。まさに、達人。今の自分では到底辿り着けなさそうな次元だ。

「えっと、在家さんはどんな能力を?」

そして、ただ格闘技のプロだという理由だけではこの街には来ない。この街にいるという事は、何かしらの異能を持ってるはずなのだ。必殺技、ともなれば零の関心は更に高まって、その目をキラキラと輝かせていた。
696アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)15:55:40 ID:pYt
>>692

「やれやれ、あちらを立てれば此方が立たず。トムとジェリーの追っかけ合いだな――――」


 放置すればさして現状は変わらない。けれども行動しようとすればさらなるデメリットの可能性が顔を出す――。悪と麻薬は良く似ている。どうにかすればどうにかなるって物でもなし。場当たり的に顔を出してきたところを押さえるしかない。
 肩をすくめたいが腕が飛んでる今じゃそれすらできないのがまた歯がゆい話だ。

 さて八子とは言えば、当初の目的の通り部屋を出て情報収集に当たろうと言うつもりのようだ。『部長』というキーワードははっきりとアレックスも脳内に刻み込んでおいたし、そういえば生徒会の紅が高等部長をいぶかしがっていたなという記憶にもそれは結び付く。
 もっともまだ状況は動きそうにない。出かた待ちなのはいつだって正義執行組織の有する慢性的な病気なのだ。クソッタレ。

「いや、誰もそんなこと想像してないからね?」

 こいつの頭のなか、下手すりゃ男子高校生よかピンク色なんじゃないだろうか。そう思いながらアレックスはその背中を見送ると、帽子を目深に被り目を隠し、眠りについた。

//こちらこそ間を開けてもうしわけない。ありがとうございましたー!
697セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/10(水)15:59:03 ID:yu6
>>579

「はぁい」

【決まり。次にお姉様に在ったならば、あることないこと言っちゃおう】
【とても面白いことになりそう、と。ちゃんと言うことを聞いた、というにはあまりにも悪戯な笑みで返事をするだろう】

「勿論、二人でやらせてもらうにゃー。そのために二人で申し込みに行ったんだもん」
「ちゃんと目立つように頑張るから、あとで感想も聞くからね?」

【彼のことは兎に角逃さないつもりであった】
【目立つのは当然だが、奇抜なことをするつもりはない――――ので、少しだけ見つけてもらえるか、不安もあるのだが】
【そこは頑張って目立たなければ……と】

「にゃあ……うん……」
「でも、早くもっと教えてもらいたいにゃー。でも……ちょっとだけ疲れたかも……」

【挨拶、それが取っ掛かりになることは分かっている。不安気ではあるが、ふにゃりと頷いて】
【自分では慌てているつもりはないが、それでも逸る気持ちはセラフィーナが思っていた以上にあったらしい】
【リボンがぺしゃりと倒れ込んで、小さくふわぁ、とあくびをして】


「にゃ!! セラフィ小学生じゃないもん!!」


【そして腰のはいっていないグーパンチ改め猫パンチが彼を襲うことだろう】
【他人の殴り方など知らない故のその一撃は、痛みはあんまりないだろうが……怒りの表現としては十二分だろう】
【確かに、初等部レベルに幼い容姿と相応の身体であるし、それを利用していることも多々あるわけではあるが】
【あからさまにそう言われるのは、ちょっとだけ嫌なようだった】

「……カスミ君は体育祭、出ないのにゃー?」

【そして、ちょっとした疑問である】
【先程何となくサボりたがっているような雰囲気を見せていたがために】


/遅くなりました、凍結ありがとうございました!返信を置かせていただきます……!!
698神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/10(水)16:02:29 ID:nGO
>>647

それは困るな、ものぐさな僕が次期生徒会長だなんて
そうならない為にも、今のうちに次の生徒会長を推薦する準備を進めておかないと
あ、なんなら君を推薦しておこうか?その呼び名のお礼代わりにさ

【学生の範疇では優秀な部類の人間であるという自覚はあるし、それが決してただの自惚れや思い込みでないことも理解している】
【しかし根本的な、人格的な問題として神名深月という少女は人の上に立つことはできても、組織の頂点に立つには致命的に向いていない】
【適材適所という言葉の通り、自分には副会長という役職が合っている。だからこそ来年度における会長の席は自分以外の誰かを推薦する予定だった】
【まあ、誰を推薦するかに関してはまだ考えていないのだけど。その時になって相応しい子を選べばいいだろうから】


だって揶揄うならあの子よりも君の方が良い反応を返してくれそうだから

【けらけらと笑いながら。これを自分なりの愛情表現と言うには、相手にとっては迷惑千万なんだろうけど、流石に冗談で終わらせておく】
【他人を揶揄うのは楽しい趣味であるけれど、良い趣味であるとは言い難い。一度匙加減を間違えてしまっては、二度と楽しめなくなってしまう】
【そういう意味では、踏み込んだ会話ができる相手は自分にとって貴重な、そしてかけがえのない者であって。つまりは“友人”と呼べる存在なのだろう】
【そんなロクでもない人間に友人認定されてしまうことこそ、何よりの迷惑かも知れないが、それに関しては運がなかったと諦めて貰う他ない】

兎も角、競技での活躍を期待してるよ
不甲斐ない副会長の分も頑張って、生徒会の威光を存分に示してくれ────なーんて

本当に何かあった時には僕も真面目に動くから、まあ、気楽に行こう

【そんな風に戯けながら、街灯の光が照らす歩道を歩いていく】
【無責任一歩手前な態度に発言、けれどもそれは信用の裏返しでもある。生徒会の面子は皆が皆頑張っているのだから】
【願わくば、平和に終わることを祈るばかり────最近は鏡の件を始めとして、不安要素が街中に散見しているから】

//お待たせしました…!
699土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)16:10:55 ID:K2O
………………

(放課後。無言で理科室に立ち尽くしていた)
(彼女の前の机は焦げ付いていて、彼女の髪もやや焦げ付き顔には煤が付いている)

……まぁ、こういうこともあるだろう

(しかし彼女は動じない。そんな状況に鉢合うのは彼女の薬の客か、それとももっと別の来客か)

//返信のタイミングはマチマチになるかもしれませんが……
700アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)16:14:01 ID:pYt


「あ、そうすか。どうせ途中で抜け出すのが解ってるから帰ってこなくて良い。はあ」

 多少の仮眠から抜け出したアレックスの視界を襲ったのは、携帯の履歴にこれでもかと溜まった病院からの着信である。その数なんと56件。相当の心配があったのだと思われる。
 当然すぐさま折り返し、戻りますといったら。もう回復促進治療も縫合も完璧なので、本来なら寝ててもらうところ君はベッド代金が無駄なので帰ってこなくて良いとの事。そんな無茶な話があるかとも思うが実際言われてしまったのだから仕方ない。

「……扱いがえげつねえな、この都市の病院は……」

 もっとも、ここでの入院という言葉の意味合いは異能による回復促進治療のあとの経過観察という側面も大きく(無論、怪我や病気の程度にもよるけれど)、重要度が低いのは事実。
 指に意識を集中するとギプスの中のそれがもごりと神経を伝えてうごめくのを感じた。実に便利な町だと思う。

(……さて、調査報告、やることは数あれど……たまには全くそんなもんのない日常を過ごしたいね……)

 風紀委員室を出ると、帽子の角度を良い塩梅に調整しながら松葉づえでこつこつと歩く。誰か知った顔に会うか、はたまた、今にも曲がろうとしている道で知らぬ顔に当たるのか……。
701在家 慈譚 :2018/10/10(水)16:50:23 ID:3qn
>>695
護身とか必要なら、やっぱ基本は大事だと思いますよ
うーん、異能かぁ……俺の異能は………そんないいもんじゃないッス

【ニコニコと、笑顔を浮かべ続ける慈譚。その優しい拳が零の顎から離れ、軽く押し付けたような跡を残す】
【異能に対しては期待値を上げてしまったなーと困りながらも話をぼかす。それほど愛着のあるものでもないらしい】

………あ、着いた
ってチャイム鳴ってるし……急がないとやっべぇ!

じゃお先っす!送ってくれてありがとうございました!

【やがて学校に着く頃には、既に二限の始まりを告げるチャイムも鳴り響いて】
【慈譚は駆け足になると、彼に礼を述べながら足早に教室へと駆けて行った】

あ!女の子ならローブローがいいかもー!

【遠くの方で思い出したように、ぱっと手を上げて護身のアドバイス】
【ちゃっかりしっかりと慈譚もまた、その端麗な容姿に騙されていたのであった】

//おまたせいたしました。そろそろ〆でもよろしいでしょうか?
702霧亡柘榴 :2018/10/10(水)17:35:21 ID:4Tf
>>700
来たる体育祭に日々大きくなっていく喧騒は、日常の中の小さな非日常に心を躍らせる生徒達の期待の表れ。
彼らの少しばかりハメを外した浮かれ具合は、取り締まるべきそれよりも一種の微笑ましささえ思わせる。
しかしそれは行事への高揚に流された、曲がり角で運命めいた衝突、なんてロマンチックな出会いではなく。
ちょうど目の前で起こった、ある生徒に襲いかかったちょっとした惨事。

「……へぶぁっ」

前の見えないほどに大きなダンボールを抱えていたせいで、角を曲がりきれずに壁に激突した少女。
深緋のパーカーを羽織ったそれは情けない声をあげて、大袈裟なまでの勢いでふらついて後方に倒れこんだ。
703紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/10(水)17:59:53 ID:lT6
>>698
「あとはみっちゃん、ナマケモノ、性悪どれが良い?
それと、あたしが次期生徒会長?無理無理、器じゃ無いって
それにあたしより深月の方が成績良いんだし、より優秀な人が立つべきじゃないの」

その呼び名のお礼と言われるとまた変な呼び名を複数提案してニヤッとする。後半ただの悪口の気がするが。性悪とかはブーメラン刺さってる気がしなくもない。
まあ、気軽にこんな事を言える仲なのだろう。次期生徒会長推薦しようかと言われた事に関しては成績を盾に逆に深月に押し付けようと。ただ、次の一言を聞くとまたむすっとする。

「全く、あたしは深月のおもちゃじゃないっつーの」

津川より自分を揶揄う方が楽しそうと言われるとはぁっと溜め息をしながら呟く。雫もどちらかと言うと揶揄う方がからかわれるより好きなタチだから。ただ態度とは裏腹にそこまで嫌がってる訳ではない。むしろ許して居るのである。

「まぁニ学年の勝利に貢献できるくらいには頑張るよ。一切戦力にならない誰かの代わりにね」

などとまた深月を皮肉るような事を言う。なんと言っても深月は今さっき何の競技にも出ないと宣言したのだ。文字通り戦力外だろうと。

「あぁ、本当になんかあったら、ね。ちなみに鏡に関しては風紀委員に情報渡すと同時に、アレックスにあんたも動くって言っといたから」

まだ深月に了承を得てない、と言うか勝手にこんな事を言っていた。なかなか動こうとしないものぐさな深月を無理矢理動かすならこれくらいしていいかな、なんて思って。

/こちらこそ遅れました…!これからは安定します!
704アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)18:11:28 ID:pYt
>>702

「……やれやれ」


 帽子の鍔を抑えていた体勢のアレックスは、そう嘆息した。瞬間走る思考のインパルスは彼の脳内に作用し、異能の発現は世界への影響力をもって一体のアニムスとして帰結する。
 純白の中フレアラインを刻んだ巨躯。ヘッドフォンめいた意匠の突起をもつ頭部の中心には、ディスクが『きゅるこゅる』と音をたてて回り目を象るまやかしとして完結するそのヴィジョン――『ブライトン・ロック』は。残像すら空に刻み付け素早く左腕を動作させる。

「そう言うのは良いっていってるんだぜ。いったいどこに危機管理ってのを落としてきた?」

――――ため息と共にそう言った頃には、ぐらつき空中に倒れようとした段ボールはぴしりと耳を揃えて床に置かれた。

「おめー、霧亡、だよなァー。あぶねーぜ実際、女の身空でこの量はよォー」

 話したことはないが、あちこち飛んで落ちている阿呆がいる程度の知識はある。また彼女にとっても、長ラン仕様の白学生服を靡かせる学帽の男は、多少風変わりな風紀委員としての知識はあるだろうか。もっとも今は片足、右腕をギプスに覆われているけども。

「俺がアニムス使いだったから良かったものの、このザマだからな。もうちょい気ィつけろ」

――――おそらくブライトン・ロックは段ボールを素早く整列させたあと、尻餅をつくかしそうになった彼女のフードをつかんでぶらりと手の中にぶら下げているだろう。
705伏木霞 :2018/10/10(水)18:23:01 ID:p7W
>>697
【本当に大丈夫か……? と思わせる笑みを見た気がするがここで対抗手段は尽きている】
【喋ったところでそこまで酷いことにはならないだろうと思い込んで逃げることにした伏木霞であった】

「おっとそりゃ悪い悪い。…………俺の感想を聞くなら俺の語彙の貧弱さを覚悟しておけセラフィ」
「ま、それなら柘榴と何か考えたりするのも良いかもな。せっかく二人で申し込んだならって感じだが」 

【気の早い感想についての忠告だが、それはつまり必ず見つけて、見届けるの意思表示。実績を備えた彼女達は決して他に埋もれることはないだろう】
【逸る気持ちも悪いものではない。飽きて疲れないことをすればいいと。オリジナルで何か思い付いたならそれを提案してみるのも良いだろうと助言した】
 
「イッテ、猫かお前は! 悪かった悪かった、後でココアやるから許せ!」

【痛くはないが痛がりはする。怒った相手を更に煽るなら痛がらないのが模範解答だがここで疲れさせる意味もない】
【接触時、少しだけ体温が高く感じるかもしれないことを見落として、伏木霞はモノで釣ろうとした】

「…………出ないっつーか出る競技が浮かばねえっつーか」
「いやほら、徒競走でアレとかち合って俺勝てると思うか? ……って感じでどれに出ようかってな……」

【と、指を指した校庭には命燃やさんばかりの気迫とオーラで競い合ってる走者の姿が居たことだろう】

「……何かに俺が出てたとしてお前は応援してくれるか? セラフィ」

【見下ろすようにして聞くことはさっきまでとは真逆。自分は見ていると言った癖にそうなるのは、元孤立者故の残る不安からだ】

//こちらも遅くなりました……! 返信置かせていただきました!
706薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/10(水)18:24:19 ID:CWs()
【ぐったりと、屋上で仰向けに寝そべる女子生徒】
【脱色された白い髪、短いスカートにゆるゆるのセーターと、恰好だけ見れば不良少女のようで】

【実際、授業にも碌に出席せず、その態度と風貌から風紀委員にマークされていたのだが】

──すぅ、すぅ、んっ

【それが、どういうわけか屋上で小さく寝息を立てて、無防備を晒していた】
【寒くなったのか、彼女は軽く羽織っていたコートをもぞもぞと抱き寄せ、小さく丸まった】

【木枯らしは一層強さを増して、彼女が握り緊めていた体育祭のパンフレットを、屋上入り口付近へと吹き飛ばした】
707霧亡柘榴 :2018/10/10(水)18:29:33 ID:4Tf
>>704
「…………あれ?」

抱えていたダンボールも忘れて両手をぱたぱた、来たる衝撃を予期してぎゅっと目を瞑る。
が、しばらく経ってもなにも起こらないものだから、おそるおそる琥珀の瞳を開いて惚けた声を漏らした。

「できるよ、危機管理くらい。荷物だって、別に、重くない」

言い返すのは最早条件反射だ、むうと頬を膨らませてアレックスを見やる。欺瞞と取るかは彼次第。
ぷらーんとフードを掴まれている状態だから、どうにも迫力に欠けるのだが。
その体重は大凡人間のそれとは思えない軽さだ、少しぶつかっただけで大きく跳ね飛ばされるのも道理だろうほどの。

「……ん、でも、そうだね。ごめん、ありがと。アレックス、だっけ」

しかし助けられたことを無下にするほどスレてもいない、目を伏せてどことなく申し訳なさそうな。
同学年だ、互いに名前を知っていてもおかしくはない。あくまでその程度の間柄だけれど。
降ろせと言いたげに手をばたつかせるが、この些か無様な彼女をもうしばらく楽しむのもまた一興かもしれない。
708アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)18:37:00 ID:pYt
>>707

「かっこがつくザマじゃあねえな。写真撮って見せてやろうか?――――ああ、俺はアレックス。アレックス・パッションビート」


 ため息と共にそう言って、ゆっくりと下ろしてやる。

「ところでお前、異様に軽いじゃあねーか。そいつが毎度自殺未遂をしてもなぜか平気な面で登校してこれる理由かい」

 接触というのは実は様々な情報を含んでいる。異様な軽さを見逃さずしっかりと切り込んでいく。本旨はもちろん――――。

「一応いっとくが、その手品の手元が微かにでも狂ってお前か下にいたやつが大怪我でもしたら、そいつは立派に取り締まる範囲にはいるからな。威圧じゃあねえ、心配して言ってるんだぜ、俺は……気を付けなって事だよ……」

 余計なお世話かもしれないが、業務上話す機会があったら言っておくべき事だとは思っていた。もっとも長身で見下ろしながらだから威圧的に見えてしまうだろうが。
709花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/10(水)18:44:22 ID:Ppa
>>706

【小学生の頃は自由だったなぁ、と回想する人多しこの世の中】
【午後の授業が終わったばかりの千尋は、今年一番の秋風を楽しもうと屋上へやってきた次第だ】

「あーいどんわな、おーでぃなりちゅーん~♪」

【最近お気に入りの曲を口ずさみながら扉を開けた彼女を、またもや何かのパンフレットがふさぐ】
【…流石に二度目なのでぷりぷり怒ってそれをクシャクシャに丸めてしまったが、やがて屋上に見慣れぬものが配置されている事に気付き】

「……あ、白お姉ちゃん……」

【ポイ捨てはいけない。ちゃんとカーディガンのポケットにパンフレットは詰め込んで、にやにやとしながら彼女の寝顔の前へ】
【蹲る千尋の眼の前で寝息を立てる白。それはそれはあまりにも愛らしいので、千尋は暫くくすくすと笑っていたが】

「かわいいなあ……………あっ!!」

【白が今寝ている場所は、いつもはサブローの定位置であるところであった】
【彼は見た目によらず、結構重い。元気よくリュックから飛び出す彼に、このままでは肺が押しつぶされかねないが、果たして】
710霧亡柘榴 :2018/10/10(水)18:47:59 ID:4Tf
>>708
「……意地悪。わたし、2年、霧亡柘榴」

ぶら下がっている様がなかなかにアレなのはさすがに自覚しているようで、頬の膨らみで不満を表す。
同学年と分かっていても学年まで名乗ってしまうのは、外見からして幼く見られてしまうのが多い故の癖に近い。

「…………ん、そうだね、気をつける」

長身と相対しても怯んでいるようには見受けられない、しかし説教じみたそれが全くもって正論であるのも否定できないわけで。
少しばかり考えこんでから首を縦に振るがさて、言うが易し行うはなんとやら。
持ち前のふわふわ感も相俟って、どことなく信用できるようなできないような。彼女なりに真剣に応えたつもりなのだが。

「でも、アレックスだって、怪我、ひどい。人のこと、言えない」
711セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/10(水)18:49:57 ID:yu6
>>705

「にゃあー、約束ね? セラフィ、あったかいのがいいー」

【痛がっている姿を見れば、気も晴れたようである】
【ココアを買ってもらえるというのならば、満足気に頷くと、取り敢えずその手を引っ込めるのであった】

「もちろん。お姉様のつ・い・で・に、応援してあげるからー」

【指を指した先にいる、凄まじい気迫の走者達を見下ろしながら】
【応援してくれるか、と問われたのであれば、そんな勿体振った物言いで……言葉では、姉のついでと言っているが】
【何だかんだと、応援する意思はしっかりとあるようで】

「だから、セラフィのためにも、一位になってきてね?」

【そして無茶振り。この異能学園には能力を抜きにしても身体能力に自信のあるものが多いが】
【私達が応援してあげるんだから出来るでしょ、という圧のようなものである】
【何処まで本気であるかどうか、どう感じるかは――――まあ、彼次第と言ったところであるが】

「ふわぁ……セラフィ眠くなってきちゃった」

【ぷかりと欠伸を一つした。疲れたから眠くなる、必定であるがなんとも単純な構造で】
【ころんとその身体をベンチに横たわらせる。勿論小学生並みの体躯とは言え、そこまで大きなベンチでもないものだから】
【彼の膝の上に、有無を言わさずその頭を載せる。小さな子供特有の、体温の高さを感じられるだろうか】


「暗くなる前に起こしてね……遅いとお姉様に……怒られちゃう……」


【そしてすぐにそこで、寝息を立て始めるだろう】
【秋風に吹かれながら見せる寝顔は――――少なくとも今は、そこに不安は無いように見えるだろうか】
712アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)18:59:03 ID:pYt
>>710

「学年は知ってるよ、同じなんだから」

 尤も、初見は中等部が迷い混んできたのかとは思ったが。ずいぶん昔の話だし時効だろう。

(こいつ……本当にわかってんのか?)

――――一瞬、アレックスの瞼はきゅっと訝しげに細められた。たとえばゲーム途中の子供が母親に諌められたのを流すときの上の空な返事に近いものを感じたのである。がしかしすぐに見開かれ、ダウナーな唸りにも似たため息が思考を切り替える。

「俺は風紀委員だ。業務の際には怪我をすることも織り込み済みでやってんだよォーん」
713薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/10(水)19:00:18 ID:CWs()
>>709

すぅ、す──ひゃぁあっ!?

【微睡の奥、深い睡眠の底から、強い衝撃が胸部を襲い、強引に覚醒させられ】
【びくん、と大きく身体を跳ねらせて半身を起こせば、目をぱちぱちと瞬かせて横に蹲る少女、千尋を見た】

……な、なにあんた、また来たの
【まだイマイチ状況が掴めていないのか、それだけを辛うじて告げ】
【またゆっくりと、仰向けになって寝そべるだろう】

今日は疲れてるから、遊びはまた今度
……いや、まぁ……別にあんたとじゃれる気なんてこれっっっっっぽっちもありませんが
【どうやら、サブローのことは視界に入っていないらしく、千尋の悪戯であると判断し】
【彼女はまた、無防備に目を閉じた】
714雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)19:03:49 ID:iVm
>>701
「あっ………じゃあ、また今度!」

雑談して歩いている間に、気付いたら学園に着いたらしい。既にチャイムが鳴っていた。
零は話を切り上げ、再開を告げて在家と別れた。走り去っていく彼を見送る。


「………あれ?もしかして、何か勘違いしてる?」


一人になった後、もしかして彼はとんでもない勘違いをしているかもしれない事に気付いた。
次に会った時は、恐らくそれを訂正する所から始まるだろう。
それはまた、別の話。

//こちらはこれで〆で、不安定で申し訳ありませんでした、ありがとうございました!
715皀 竜也 :2018/10/10(水)19:05:37 ID:R7H
>>699
【……さて、何やかんやあって、色々とやって学園に潜入したのはいい】
【今の自分は新任の体育教師、丁度中等部の体育教師が怪我で暫く休んでいるらしい事は僥倖だった】
【……まあ、それはいいとしてだ、いくら目的があるとは言えそれにばかりかまけていてはいけない、あくまでも今の自分は教師である、それらしく振る舞わなくては学園の人間に怪しまれ、そこに混ざりこんでいるかもしれない盗跖の奴等にも警戒されてしまう】

…………

【しかし、そうとはわかっていても、やはりなんというか、予測がつかない場所だ、この学園は】
【地理を知っておく為に歩き回っていたら爆発音、いつもの癖でついつい身構えながら、理科室と書かれた扉を開けた】

……おぉう……ベッタベタやん……

【トマトはまず、そんな感じの引き気味の声を聞くだろう】
【扉から恐る恐る顔を覗かせ苦笑いを浮かべているのは、最近赴任して来た新任の教師、皀 竜也である】
716霧亡柘榴 :2018/10/10(水)19:09:58 ID:4Tf
>>712
胸中で何を思おうと、言語化して相手に伝わらなければ問題は表層には表れない。
だから今以上の不機嫌の様相を彼女が呈さないと考えれば、その勘違いの沈黙はきっとある意味正解だったのだろう。
懐疑的な眼差しには目敏い、しかし不思議そうに首を傾げるだけだ。本人は真面目に答えたつもりだったがために。

「……それは、そうかもしれない、けど」
「でも、そんなに、怪我ばっかりだと、心配する」

僅かに、琥珀が感情を映して揺れる。納得いかないと駄々をこねようとして、どうにか抑え込んでいるような。
けれど懸念は隠しきれない、不安を誤魔化すように口を尖らせて不満に塗り替えた。
717薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/10(水)19:12:12 ID:CWs()
//申し訳ございません千尋さん、次の返信、少し遅れそうです……
718花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/10(水)19:13:34 ID:Ppa
>>713

【そこがサブローのお気に入りポジションであることに気が及んでおらず、彼が飛び出してからの反応が数瞬遅れ】
【慌てて両手を出すもむなしく間に合わず、白の柔らかい身体はクッションがごとく、岩のような重さの兎を沈ませた】

「ちょちょちょっ、ち、ちがうんだよ~!さ、サブローがぁ……」

【跳ねるように飛び起きる白にサブローの方もびっくりして、慌てて千尋の影へ駆けていった】

【彼女はこれが不慮の事故だという事を、両手を振って精一杯伝えようと試みた。】
【そうして、足元に縮こまるよいしょっと拾い上げて彼女へ、こいつが悪いと見せる。どうやらこの兎は千尋の飼いうさぎらしい】

「ごめんなさい、起こすつもりはなかったの。ちょっとすずみに…………あっ!!!」

【千尋が謝罪に徹していると、その手に収まっていたサブローは彼女を振り切り―――再び寝っ転がった白の身体へと飛び出した】
【この兎、味をしめている】

//了解です…!
719伏木霞 :2018/10/10(水)19:15:13 ID:p7W
>>711
「俺だって今冷たいのは飲めねえーよ……?」

【そう言ってから感じていたはずの寒さが鳴りを潜めていることに気付いた。何だかんだで人を求めていたのだろう】

「…………ククッ、ハッハッハ! そりゃありがたいありがてえ!」
「情けないところだけは見せねえようにするよ、一位も取ってやるさ」

【冷静に考えれば時雨と同じ競技に参加する可能性とてあるのだが、そのへんは気にすることはないのだろう】
【今は無茶ぶりだとしても圧を寄越しているとしても応援すると言った少女に応える意思を見せることだけ考えれば良かったのだから】

「え、あ、おい――眠いなら保健室行けって……」

【まさかそのまま膝蹴りを後頭部にかますわけにもいかない。寝転び始めた時点で予想もついたが既に眠りに落ちた彼女を退けることも厭われる】

「…………本当に仲良いな、お前と時雨。…………まー、毒気抜くような顔しやがって」

【寝息を立てるか立てないかの違いしかなく、その寝顔をたまに眺めながら伏木は校庭や空を眺めていた】
【夕暮れの前、伏木は彼女を起こしてココアを渡しただろう。すっかり震えをなくした彼の姿をセラフィが見ることになったか】
【それ以外の可能性がないわけでもないが、未来のことより今はその温もりを受け取って思いに更けるのであった】

//ここで〆……でしょうか?
720花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/10(水)19:16:45 ID:Ppa
>>718
//名詞抜けです…
//→【そうして、足元に縮こまる"彼を"よいしょっと拾い上げて彼女へ】
721アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/10(水)19:19:37 ID:pYt
>>716

「なるほど、そいつは有り難く受け取っておくことにする、が。――――覚悟はどんなやつにだって必要だぜ。いざとなりゃ死ぬ覚悟でも――――」

(ん)

 ずきん、と、頭が痛む。

(……………………なんだ……?)

「…………いや、なんでもねえ……」


 なぜか、この先を言ってはいけない気がした。それは、初対面の筈の彼女に対する深い罪のような気がして――――。

「悪い、もういくわ。……心配してくれてありがとうな。けど、俺はお前らがこうなるのを肩代わりして好きで腕脚飛ばしてんだ。変に気にかけるこたあ、ねーんだぜ」

 そうしてさっさと歩きだした。良くわからない頭痛は、すぐに収まったけれど。不思議と『死んだって良い』の一言を言えなかったことに、妙な安堵を覚えていた。死にたいわけがない、死で満足するのは、死んだ方か、殺した方だけだ。
 それ以外のものは、ずっと深い毒に苦しめられる。そんな当たり前の事を、不自由な足を引きずりながら思ったのだ。

//そろそろ〆で宜しいでしょうか
722土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)19:20:24 ID:K2O
>>715

…………これはこれは、新任の皀先生
こんなところに何か用がありましたか?

(その姿は至って平然。だがその顔はボロボロである)
(彼も話しくらいは聞いたことがあるだろう。化学部の部長は放課後、理科室で怪しいことを色々としているという)

どうしたのかな?化学部は今日は私しか居ませんが
もしや私に…"何か"ご用が?

(そして彼女にはもう一つ噂がある)
(怪しい薬品を生徒と売買しているというそんな噂が)
723セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/10(水)19:24:11 ID:yu6
>>719
/ですね……!!凍結含めての絡み、ありがとうございました……!!楽しかったです!
724伏木霞 :2018/10/10(水)19:25:16 ID:p7W
>>723
//こちらこそ楽しかったです……! ありがとうございました! 途中遅れてしまいすみませんでした、またよろしくお願いしますっ
725皀 竜也 :2018/10/10(水)19:30:48 ID:R7H
>>722
いやいや『何か用』てキミ、凄い爆発音やったんやけど
先生てっきり例の鏡の怪物とやらが出たんかと思ったわ

【所々焦げ付きながらも平然としているトマトに苦笑いを浮かべながら歩み寄る】
【ジャージのポケットに突っ込んでいたタオルを引き抜いて差し出す、「取り敢えず顔を拭け」と】

あー、聞いとるでキミ、なんか色々作って売り捌いてるとかいうやないの
……アレかい?もしかして『惚れ薬』とかあったりするん?

【新任(潜入)早々に聞いた噂───というかこの学園にはそう言った噂となる人物が非常に多いのだが───の1つ、成る程彼女がそれかと納得がいった】
【それから、ヒソヒソと周囲を気にするように小さな声で問い掛ける】
726霧亡柘榴 :2018/10/10(水)19:36:20 ID:4Tf
>>721
「っ……そういうこと、言わないでよ」

なぜか、その続きを聞いてはいけない気がした。
胸の奥がいやにざわついて、思わず服の裾を強く握る。
黎明の齎す光が空に広がるが如く、どうしてか自然と続いた言葉が鼓膜を震わせたように思えて。
その時の彼女はきっと、標をなくした迷子よりも不安と恐怖を露わにしていたのだろう。

「……ん、あんまり、無茶、しちゃ駄目、だからね。死ぬなんて、もっと、駄目」

だから、去ろうとする背中を呼び止める言葉を持ち合わせてなどいなくって。
どうしてか少しだけ、言葉尻が震えた。
また荷物運びを再開しようとようやく思えたのは、やけに時間が経ってからだった。

//そうですねー、こちらは〆になりますっ
//ありがとうございました、お疲れ様でした!
727土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)19:41:54 ID:K2O
>>725

あぁそのことか
気にしなくて良い、よくあることですよ。鏡の怪物なんて物騒なものはここには居ないのでご安心を
それよりもせっかくいらっしゃったのです、コーヒーでもお出ししましょう

(そう言って彼女は皀へとコーヒーを振る舞おうと準備をする)
(しかしコーヒーを注ぐのはビーカー、コーヒーを沸かすのはアルコールランプと不安が残るが彼女は気にせず自分の分までコーヒーを注ぎ一口、口に含む)

あぁそのこと、知っていましたか
――――えぇ、ありますよ。もしや先生は…"お客"ですかな?
728ysp4J1dwSE :2018/10/10(水)19:43:16 ID:yu6

【公園】

【今日もスズランテープで作ったぽんぽんを持ち、チア服に着替えての練習中である】
【チアリーディング部からは、初日より少しだけ大きめの動きを教えてもらった様子であり】
【腰に手を当てて小走りにかけて、ポンポンを揺らしながら両手を大きく開いて閉じて、とそんな動きを繰り返している】

(……今なら……)

【そんな風に、比較的真面目に練習をしている最中の話】
【取り敢えず出来る気がしてきた。形になってきたような気がする、というタイミングで一つ邪念が浮かんできた】
【それはチア部がやっているような、大きく足を上げるダンス――――あの、格好良いやつを】

(今なら、出来る気がする……!!)

「――――えいっ、わっ!?」

【という気持ちである】
【ということで。唐突にその片足を、思い切り上げてみる――――ので、あるが】
【大して身体は上がらずに、その上慣れていない動きをいきなりやったものだから、そのままバランスを崩して】

「……痛い……にゃ……」

【どしん、とその場に尻餅をついて、涙目になりながらお尻を擦るのであった】



【路地裏、を少し進んだ先にある……不良の溜まり場となっている小さな廃ビル】
【その一室には改造制服を纏った案山子達がずらりと並び、錆びついたパイプ椅子の上に一人の男子生徒が座す】

「体育祭か……何時も通りなら“大喜利障害物リレー競争”を主催するとこなんだけど……」

【学園制服の上に和服を纏い、片手に開いた扇子を仰ぐ落語研究会会長】
【御堂は、拾ってきた体育祭の告知チラシを眺めながら、独りごちる】

「全く、あいつらだけでやれるのかねぇ……あれにはセンスがいるんだよ」
「こう、上手い具合に慣れてない生徒達に頭を回させなきゃいけないっていう……」

【思うのは落語研究会に残された部員達。同級生や後輩達を思うと】
【何処か不安である。彼らにプログラムの運営ができるのか……それとも中止にでもするのか】

「……ミスったねぇ、タイミングを」

【割と本気で、自身の自業自得を少しだけ嘆いていた】


/凍結挟みますが……!!
729皀 竜也 :2018/10/10(水)19:52:52 ID:R7H
>>727
ほーん、あるもんなんやねぇ、そういうの

【アルコールランプで沸かしビーカーに注いだコーヒー、なんともノスタルジックな感じの雰囲気、生徒が出してくれた物に手を付けない訳にはいかない】
【惚れ薬なんてもの、本当にあったのかと感嘆の声を漏らして、コーヒーを啜った……ていうかこれ学校の備品だよね】

そんじゃあ、その薬───

あるだけ、全部出してもらおか

【そして、コーヒーを飲んだ口から出る発言は、唐突な割に規模が大きく】

……一応言っておくけど、注文やないで、買いもせん
『そんなもん売るな』っちゅー事や、ろくな事にならんからな

【当然ながら自分が独占したいから、という理由ではない、至極真っ当に、生徒一人が扱うには度が過ぎている故に没収するというだけ】
【彼女───トマトが噂の薬売りである事は先程の発言で確信もしたし、ならば教師として咎めるのが大人として当然の仕事だろう】

//申し訳ありません、次のレス少し遅れます。
730瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/10(水)19:55:18 ID:WYx
//>>657で再募集してみます
731土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)20:00:36 ID:K2O
>>729

――――ふふ、なるほど
つまりは取り締まるというわけですか

(まぁ、こういうこともあるのだろうと。彼女は特に驚きもせず怯みもせず)
(その表情にはまるで動揺が感じられない、それどころか少しだけその口元には笑みさえも浮かんでいて)

まぁ釈明も何もありませんが……私は一応、売る相手は選んでいますよ
例えばそんなものを売ったところで長続きしない、元からそんなものは必要ないのに求めてくる…こんなところですか
いやいや、まぁこんなことで許されるとは思ってはいませんよ

あぁ…確か薬を渡せ、ということでしたか
言っておきますが私は薬品を売るときには事前に予約するか、ここに来て注文があって後日に売るのですよ
それに……今手元にあるものを渡したところで、どうせまた作り直すだけ
私の薬は"異能"を用いて製作をしているのですから

//了解しましたー
732出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)20:09:59 ID:927
>>657

【バタン、と乱暴に扉が開かれる】
【横開き戸は今まで経験したことのない速度にレールを困惑させながらも、自らを怒りのままに開いた感情の主に道を譲る】

……無様な姿ですね、奏海。

【開口一番に罵声を投げかける。
普段の無表情からは想像も出来ないほどに眉根を寄せた顔は鬼か仁王か】
【唖然とする暇も与えず、矢継ぎ早に畳み掛ける】

今回は慰めに来たのでも罵りに来たのでもありません。
単刀直入に言いましょう、鏡を利用して配り回る大元を探りたい。
使用者である貴女から見て可能か不可能か、答えろ。

【出来ない、とは言わせない迫力】
【相手の精神状態など知った事ではないという気迫を以って奏海に迫る】
733伏木霞 :2018/10/10(水)20:10:24 ID:p7W
体育祭の季節、既に参加する競技を決めただろう生徒は半分を超えてもおかしくない盛り上がり。
そのため決まった生徒達は競技の練習に集中することが可能になる。以前の学校では最後に対抗リレー等もあったがこの学園にはあるのだろうか。
そんな思いを抱きつつ、邪魔にならない校庭の隅で一人シャトルランめいた走り込みを行うのは伏木霞。なぜ制服のままやっているのかは置いておこう。

「……大半の競技にゃ通用するとは思うが、肝心のを決めてねえのが、ねぇ……」

少なくとも常識的な競技になる方が少ないだろうこの学園、走りながらもいまだに悩んでいた。
どれに参加するのが一番良いのか、と。
734黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/10/10(水)20:12:22 ID:WDu
>>657
「奏海、大丈夫?」
奏海が病院に居ると聞いた私は、急いで病室へと駆け付ける。
私は風紀委員である奏海にパクられた事がある。タバコを見られたからね。
だけど恨んじゃ居ない。
喧嘩になったワケじゃ無いし、注意で済ましてくれたからね。
それに、学校でタバコを吸ってた私に非がある。

「暇でしょ?雑誌持って来たよ」
私は見舞い代わりに買って来たファッション誌(オラオラ系)をコンビニ袋から取り出す。
私の好みだけどね。

「お礼参りでもされた?やり返して来ようか?」
奏海がなんで病院に居るのかは解らない。
聞かなかったからね。
だけど奏海は風紀委員として、不良達にキツいって聞いてる。
恨みを買ってる事もね。
もしかすると、そう言った奴に仕返しでもされたのかも知れない。
だとしたら許さない…奏海は風紀委員としての職務を全うしてるだけなのに。
冗談っぽい質問をしてるみたいだけど、私は真剣な目付きで奏海と話す。
735サングラスの男◆.tjoqdQWis :2018/10/10(水)20:20:58 ID:LQl
>>570

アリミヤさんっすか~。いやぁ、お若いのにガクギョーと仕事両立してるっつーのはソンケーしますねぇ~
おれっちの若い頃なんかはま~……って、こーゆーの嫌われますよねぇ、サーセン
あ、サラさんって呼んでいーっすか?

【女性相手とあって顔に締まりはないが、一応同僚という意識はあるのか学生相手とは辛うじて一線を画す態度】
【だが外面はただのチャラ男と変わらない。実際軽薄だし】
【十は歳の離れていそうな相手を馴れ馴れしく呼ぼうとしたり、握手もにぎにぎと無駄に長い。少なくとも自分からは離さない位には】

んン? ありみや……あー、なる。なる、なるほどぉ~

【銃とホルスターに視線が向く。武装自体は警備部隊なら何も珍しくない】
【だが学生の身で常時携帯し、あまつさえ逸って引き金を引きたがる姿勢】
【そんな内容を始末書整理の際読んだ気がーーとそこで思い当たり、左手で顎を撫でた】

まー最近は血なまぐせー事件(ヤマ)ばっかっすねぇ~。
フェイタルミラーっつう鏡に関する報告書、上がってねーすか?
おれっちもその関係で今日来たんすけどー。風紀委員に出す前に良かったら読まれますゥ?

【気付いても一先ずは素知らぬ振りで、胸ポケットのメモリチップを指し示す。その中身が昨日の事件の報告書も兼ねているのだろう。学園生徒の彼女なら既知かもしれないが、共有しておいて損は無い】
【が、廊下で見せるものでは無いと。了承されれば手頃な空き教室を提案とするだろう。ーー場所は分からないので彼女任せだが】

//お待たせして申し訳ありません……お返ししておきます
736皀 竜也 :2018/10/10(水)20:23:31 ID:R7H
>>731
アホぅ

【手刀である、トマトが話している途中であったにも関わらず、問答無用で額に向かってチョップ、勿論手加減しているので全然痛くはないが】

映画か漫画の悪役気取りかい、ンなもん関係無いから今持ってる分出せ言うとんのや、『それでここは手打ちにしてやる』ってな
カッコつけてんのを諌める気は無いけどな、そんな事続けてりゃいつか痛い目見るで、せやから今の内に気付いて辞めときって事や

……まあ、キミくらいの年頃にゃ言っても無駄なんも知っとるけどな、せやから一応の体制や、一応のな

【別に、この場でトマトのやる事を辞めさせる気もなければ、糾弾するつもりもない、取り敢えずの教師としての立場で、この場で形だけ諌めるというだけの事だ】
【自分で言ったように、それでもトマトが今まで通り続けると言うなら、その都度同じ事を繰り返すだけ───強制はしないが、矯正は試みる、それが彼の教師としてのスタンスである】
737黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/10/10(水)20:24:14 ID:WDu
//失礼。被ってたので>>734は取り消します。
738土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)20:32:05 ID:K2O
>>736

あたっ…!

(チョップは見事に入りさきほどまでののらりくらりとした雰囲気からは一点、情けない声を出してジト目で皀の方を見る)

……まったく、先生は風情というものがありませんね。それに私は悪役ではありませんよ、私の立場は中立ですので
痛い目に遭う…まぁ、そんなこともあるでしょう。そのときはそのとき…そういう星の回りだったというだけの話、私は好きでやっているんですよ

(どうやら辞めるつもりは無いらしい。だがその言葉には従うのが、目の前の机をトン、と叩けば隠し棚のように机の横が飛び出し中には瓶に詰められた薬品が入っていた)
(彼女はその中のものを無造作に全て取り出せば皀に渡すことだろう)

しかし、本当にいりませんか?
これがあればどのような女性もイチコロ…ハーレムだって夢ではありませんが?

(からかうようにして悪戯な笑みを浮かべる)
(当然この薬には時間制限があり、そんなものを実現できるのは本当に魅力がある人のみだ)
(ただの下心で使ったとしてもそんなものは長続きもしないだろう)
739瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/10(水)20:32:22 ID:WYx
>>732

「八子……さん」

その通りだろう。今の自分は無様だ。瀬崎は寂しい自嘲のような笑いを口元に一瞬浮かべた。その瞳はいつになく弱々しく、八子の顔を見る事を避けていた。

「……すみませんが、分かりかねます。
鏡に魅入られていた時のことは全て覚えていますが、私が接触した相手にそのような人物はいなかったので」
「何処までも役に立てない後輩で……申し訳ありません」

真実を語るしかない。それから風紀委員の面々には謝罪しなければと思っていた。毛布を縋るように握り締めて震えを堪え、瀬崎は八子の目を見て頭を下げた。

「それから、この辞表を受け取って頂けますか?私はもう風紀委員には居られません……恥晒しは私の方でした」

病室で書いていたらしい。封筒に入ったそれを瀬崎は八子に差し出すだろう。
740瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/10(水)20:34:30 ID:WYx
>>737
//申し訳ありません……
741出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)20:50:14 ID:927
>>739

わかりました、状況がそうでなかぅたのなら仕方がない。
別の手を使うまでです。

【残念ではあるが想定内だ、故に責めも擁護もしない】
【その別の手を明かす前に手渡される辞表】
【受け取れば、何も言わずそのまま懐に入れる】

理由によっては受理しましょう。
それで、ただでさえ人手が足りていない現状で辞める理由は、
あれだけ大見得切ってみせた正義を捨てるに足る理由とはなんですか?
答えてみせてください。
【怒りを内へと秘めるように努めて無表情を作り出す】
【そのうえで詰め寄る様は先ほどとはまた別の恐ろしさを醸し出すだろう】
742皀 竜也 :2018/10/10(水)20:50:35 ID:R7H
>>738
キミがそう思うんは勝手やけどな、こっちとしちゃそうはいかんねん
親御さんからキミたちを預かっとるんや、何かあってから『娘さんはそういう星の回りやったんです』なんて言えると思うか?
……まずそういう目に合わせない義務があんねん、オレ達教師にはな

【「せやから別に心配しとる訳じゃないんだからねっ」と、最後の一言は冗談めかして続けられ】
【卓から迫りだす隠し棚を見ると、いよいよもってこの学園のパワーバランスがわからなくなって来た、生徒がフリーダムすぎる】

効き目は確からしいな、その口ぶりやと
でもまあ、こんなもん使うたら怒る奴がおるんでな、せいぜい植物の栄養剤にでも役立てるわ

【と、言うが早いが躊躇いなく中の薬品を近くの観葉植物の鉢に流す、本当に一切の迷いなく全てを植物にやってしまった】
【……大丈夫なのだろうか、植物の方が】

……ちなみに、他にもやばい薬つくっとったりせんよな?
遊びで済まんような物あるなら今の内出しとき、今回は怒らんでおいたるから
743土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)21:03:47 ID:K2O
>>742

あぁ、そういう心配をしていたのか
それなら安心してほしい。私は実家とは縁を切っている、天涯孤独の身なのだからね
だがそちらの言い分も十分分かる。たとえ縁を切ったとしても生徒に何かあっては責任問題だ

(彼女は実家を出て、今では学費も全て一人で払っている)
(彼女がどこか大人びているのはそういうところからもきているのだろう、まぁ子供っぽいところもあるにはあるのだが)

……薬品を容易に植物に与えるのは感心しないですね

(掛けられた植物には特に影響は無いようだ)

今あるのはそれで全部ですよ
まぁ、他にも依頼次第で作りますが今持っているのは本当にそれだけです
他にまだ、なにかありますか?私でよければ答えられることには答えますよ?
744瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/10(水)21:04:39 ID:WYx
>>741

「……八子さんは、いつも通りですね」

いつもと変わらない八子の態度は辛いものがあったが、それに救われている自分もいた。
本心では呆れ果てているのではないかと、不安は拭いきれなかったが。

「理由……?決まっているでしょう、風紀委員は正しくなければならない組織。そんな組織に鏡に魅入られたからとはいえ、凶行に手を染めた人間がいていいはずがない……」
「被害者やその親族には私が一人で謝罪に行きます。貴方と私はもう他人……ですからお引き取り願えますか?」

言いたいことは全て行った。窓の方へと目を向けて、瀬崎はそれきり八子のことを見ようとはしないだろう。
745土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)21:09:56 ID:K2O
//すいません…!次の返信遅れます…!
746出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)21:17:08 ID:927
>>744

そうですか、理由はわかりました。
では、歯を食いしばれ。
【言うや否や、歯を食いしばる暇もなく電流によって強化された右ストレートが顔面目掛け飛ぶ】
【ビンタではなく拳なあたり、情け容赦のないセメント・シュートスタイルはいつも通り健在だ】

貴女は凶行を犯した、ええそうでしょう。
だからこそ、その罪を濯がねばならない。
悪を為したのならそれ以上の正義を為す事で償え。

【再び熱く怒りを露わにしながら、しかし口調だけは努めて冷たく再起を促す】
【というより強引に手を引っ張って立たせているようなものだ】

わかったら今から謝罪に行って回りますから、立て。
貴女のせいで脚を切るはめになったアレックスなど縫合を済ませ風紀委員室へ来たのです。
貴女にも同じくらいの事をしてもらわねば困ります。

【強引にもほどがある論調で連れ出さんと手を握る】
【仮に身体が弱っていたとしても、握った手から電流が流れ込む事で不思議と"動く"だろう】
747カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)21:18:21 ID:0s5
屋上。傾く太陽が茜色に都市を照らして、見下ろす景色は一枚の絵画を見ている様な。
何時もの景色も離れてみれば別物で、望遠鏡で覗いている様な感覚で居られる。
吸い込まれるように見入って、そのまま一日だって潰せてしまいそうな

「……駄目駄目!!
 ちゃんと探さなきゃね。私が知ってる頃とは全然道とか違うなぁ。
 あ、あの駄菓子屋さんまだある!久しぶりに五円チョコでも買ってみようかな。」

柵におなかをのせて、後ろ足をパタパタしながら一人ではしゃぐ女子生徒。
秋の風が頬を撫でて、髪が靡いたり、はショートヘアだからしない。
カチューシャで留めた前髪、元気っ娘の証の額はこんな素敵な景色でもあまり変わらない印象で。

「あそこあそこ!昔一杯遊んだ遊園地!
 ほとんど遊具無くなってるー……こう言うのはちとかなしいさみしい……
 ……わっ!?」

地に足付けずに柵に乗り出して、しかも足を揺らせば当然こうなる。
回転する視界、体。堕ちる。とてもまずい。死が見える。
柵に手を伸ばす。どうにか届きそうではあるが―――
748久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)21:20:19 ID:4ZC
>>649

「それなら頑張らないとね…」

普通になる。それは簡単に見えるようで難しい目標。
人それぞれ普通の形は違う。それを形にするのは難しい。

「ミラちゃん……よろしくね!」

握られた両手に幸せを感じて…少し言葉に詰まってしまう。
自然に笑顔が出てしまう。あまり砕けた表情はしないので彼女がこうするのは珍しい。

「任せてよ!何でも手伝うから何でも言っていいよ!」

ミラの提案を快く受け入れる。おそらく、ミラが納得するまで、彼女は全力で協力するだろう


//ロールありがとうございました!楽しかったです!
749皀 竜也 :2018/10/10(水)21:26:00 ID:R7H
>>743
あー……いや、それはそれでまた別の話やろ
言うて縁切っとる言うても、それでも無関係という訳でもあらへん、屁理屈にもならんて

【衝撃の事実、余りの情報量の多さに一瞬頭を抱えそうになったがグッと堪える】
【長々と説教臭くなってはそろそろ嫌われてしまうか、悪い癖だ】

……ほーん、そんじゃ『聞き分けのない生徒が素直に話を聞く薬』でも作ってもらおうかい
んで、即キミに飲ませるとするわ、説教するより随分と楽やし、ええ使い方やろ?

【───本当に彼女がどんな薬品でも調合出来るのなら、その価値は非常に高い】
【しかし今は教師と生徒の関係、そもそも自分の為でしかない行動に、彼女のような子供を巻き込むなどあってはならないのだ】
750地味な生徒 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/10(水)21:30:13 ID:eyQ
「──────だからやめてくださいってば……、もうお金払ってるんですって」
「ふざけんなゴラァ!」「そりゃゴンゾにだろがダボが!俺達への金はどうしたんだダボ!」
「誰が誰だよ……」
体育館裏。ありふれた日常、ありふれたカツアゲの光景。
威嚇する動物めいて大声を張り上げる二人の不良に囲まれるのは、気弱そうな男子生徒。

「テメェカバンよこせゴラァ!」「教科書しか入ってねぇじゃねえか!ナメてんのかダボが!」
「だって学生だし……」
中身を捨てられた鞄を拾いながらボヤくと顔を蹴られた。激昂した不良の前でしゃがむなど、飢えたライオンに腹を見せるに等しい。
後はもう、ありふれたイジメにシフトするだけだろう。蹴られながら蹲り震える男子生徒を見れば誰もがそう思うはずだ。


「──────ドッカーン!」
ところが、実際はそうでもなかった。男子生徒の髪の一部が消しゴムで消したかのように白くなった次の瞬間、勢いよく立ち上がり蹴りを放つ不良の股間に頭突きを叩き込んだのだ。

「テメー今この俺様の顔蹴りやがったな!厳密にはこのバカのバカヅラだが俺がいるって事は実質俺の顔だ!産まれた事を後悔させてやるぞッ!」
「ワケ分かんねぇコト言ってんじゃ…ホゲェーッ!」「ぶっ殺すダボが!」
ありふれた喧嘩の光景───というには異質だろうが、とにかく彼らは火が付いた。
股間を抑えて崩れ落ちる不良にクズリの如く飛びかかって噛みつき、背後に蹴りを放つ地味だった男子生徒、手に異能のオーラを漲らせて殴りかかるもう一人の不良。中々いい勝負だ。
薄暗い体育館裏は瞬く間に怒声とモノと拳飛び交うケオスの坩堝と化す。この騒ぎに気付く者はいるだろうか。
751イベント:船乗りの集い :2018/10/10(水)21:34:12 ID:uTI

「…………ふぃー……」

【放課後のいつもの屋上】
【秋空の下はためくのは、髑髏の海賊旗】
【その下で、海賊部船長────海原ミナミは寝ころびながら、ちらちらと腕時計を気にしていた】
【第一回船乗りの集い……海賊部の総会開始時刻まで、あと少し】
【ポスターは剥がされた端から貼りなおした。海賊部のLINEにも連絡した】
【だが、海賊は自由。つまり、総会に来るも来ないも自由……】

「苦しいこともあるだろさ、悲しいこともあるだろさ……」

【海賊に相応しくない考えを振り払うように口ずさみながら、船員を待つ……】

//イベント絡み待ちです、参加する方はこのレスに安価向けて下さい
//途中参加・途中離脱自由なので飛び入りもお気軽にどうぞ
752祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/10(水)21:34:19 ID:0nY
>>733

「やあ。走りこみをするならちゃんと体操服かジャージでやればいいのに。
 涼しくなってきたとはいえ動けば汗もかくだろう?」

そんな伏木に対し、折り返し地点にて語りかけてきたのは演劇部員の二年生、祢宜ケ沢上(ねがそれ)ヒツギだった。
185cmオーバーの長身を今はジャージに押し込んで。
初対面だろうと気さくに話しかけるのが彼の性分。それに対して伏木の方はどう応じるか……もっともこの男、演劇部の主力ということで校内で割と顔は知られているようだが。

「参加種目なんて勢いで決めてしまえばいいのさ。
 一人で出るなら障害物競争、借り物競走、パン食い競争。友人と出るならリレーに綱引き、大縄跳びに騎馬戦。候補ならいくらでもあるだろう?」

どうやら伏木の独り言も聞こえていたらしく、そんなことをつらつらと。

/まだいらっしゃれば…!
753神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/10(水)21:36:58 ID:nGO
>>703

スポーツマンシップに則って、正々堂々と戦ってくれることを期待してるよ?

【体育祭の宣誓で使われそうな文言で答えながらふと思う。そういや今年の体育祭で宣誓を担当する生徒は誰なんだろうか】
【成績優秀者か教職員と繋がりの濃い生徒が選ばれるのだろうけど、それこそ自分には縁のない話であるが、選出されるかについては興味がある】
【もしも知り合いであれば後々弄るネタにできるから────という身も蓋もない理由ではあるけれど】

鏡、鏡かあ。正直、風紀委員会が能動的に動いているから、僕等が動くのはいざという時だけでいい気もするけど
どうやら組織だって“こんなもの”を配っているようだし。まあ────いざという時には手伝うよ

【そう言いながらポケットの中からハンカチに包まれた鏡のカケラを出して、掌の上に浮かべて眺める】
【鏡の怪物、以前に対峙した際に回収したものだけど、正直どうしたものかと持て余している。さっさと風紀委員に渡してしまった方が良いかも知れない】
【けれども、宣言した通り、自分はいざという時には行動するスタンスだ。基本的には受動的で、そうでない場合は大概は気まぐれで行動を起こす】
【────まあ、闇雲に動くよりも、情報が出揃うまで待った方が良いだろうという考えありきではあるのだけど。こと情報調査に関しては、自分達よりも風紀委員会や警備部隊の方がよっぽど得意だろうから】


────大分、寒くなってきた
晩御飯、食べて帰らない?ラーメンでも食べたい気分なんだけどさ

【鏡の破片を片付けたら、相変わらずの飄々とした口調でそう尋ねる】
【体育祭に向けて活気立つ学園都市、不穏の影は数あれど、そんなものに若者達の熱気が全て掻き消されるはずもなく】
【小さく息を零したなら、変わらぬ歩みで街道を歩いていくのだった────】

//安定せず申し訳ありません…自分からはこれで〆で、ありがとうございました…!
754イベント:船乗りの集い :2018/10/10(水)21:38:12 ID:uTI
>>678
//遅くなりましたが、絡みありがとうございました
755伏木霞 :2018/10/10(水)21:44:06 ID:p7W
>>752
ズザー、と声をかけられると同時に激しくスライディング。転けたように見えるだろうが伏木は無駄に決まった顔で見ているためきっとこれも予定の内だったのだろう(希望的観測)。

「それがなー、実は昨夜練習してたら思いの外勢いよく噴水に落ちてな? 有名人だったはずだがよく俺に話し掛けたなあんた」

スライディングキック姿勢の静止画のような姿のまま見上げて。

「あー…………その中だと俺が出ても比較的マシになりそうなのが借り物とかだが……障害物とか何を障害にされるかわかんねえし」
「そりたつ壁とかあったら俺絶対途中で力尽きるぜ? そういうあんたは決めたのか?」

学園の体育祭が普通なわけがないと決めつけている伏木は冗談でも言うかのように怖じ気付くことなく言っておいた。

まあ彼の場合友人というか親友風紀委員相手に「お前何に出る?」とLINEで聞いてからまだ来ないのでこうしてたわけだが。

「あとよ、団体と個人って片方にしか出れないんだっけか? 俺今年来たばっかでわからないんだよ」

//よろしくお願いしますっ
756有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/10(水)21:48:26 ID:SO5
>>735
別に学業なんて大したことはしてないッスよー。
いい具合のタイミングで授業から抜け出してー、テキトーに散歩してー、気が向いたら撃ってるだけッス。
これでも仕事になるし、文句も言われないんだから、気楽なモンッスよ。

【この少女とて、相手がどれだけ歳の離れた相手であろうともこの調子を崩す事は無い】
【その人当たりの良さ、と言うよりはマイペース、自己中心的とも呼べる態度はどのような印象になるだろうか】
【まあ、相手が彼であるならば大きな問題にはならないのかもしれないが】

別にどう呼んでもいいッスけど……。
なんかそう呼ばれるのって新鮮ッスね。大抵有宮呼びされる事多いんスけど。

って、もうよくないッスか?ボクの手潰して来いって、上から言われて来たりでもしたんスか?

【別に激しく押し付けられるように手を握られている訳ではない】
【だが、自らのソレより二回りも大きな手で握られている、という実態は少なからず不信感を煽り出して来る】
【少女の表情も少しばかり嫌悪を示し、その手を離そうと握られた手を振り払おうとする】
【とはいえ力は年相応の少女のそれ。力で押さえつける事など、彼ならば容易だろうが】

フェイタル……なんスかそれ。腰痛に効く系統のヤツッスか?
しかし鏡一つでそんな騒ぎになってるんスか。ぜーんぜん知らなかったッスねー。

【ここで新たな情報】
【普段から始末書を書くのは日常的だが、報告書を読む事は非日常的な少女の頭には、ほど遠い物であった】
【とはいえ仮にも自らの管轄で起こった事件。手を出さない訳にはいかない。少女の目の色が瞬時に変わる】

堅苦しい文章読むのニガテなんで、口で説明してもらえるほうが嬉しいんスけどねぇ。
そういうの嫌いなんで。ボク。

【親指の指し示す方向は、お手頃な空き教室。人払いは図らずとも彼の存在で達成済み】
【閉じた鍵は針金を鍵穴に突き刺してお手軽開錠。悠々とと扉をスライドさせ、中へと突入する】
757瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/10(水)21:48:47 ID:WYx
>>746

「え……っ」

瀬崎はその拳を受けてベッドから転がり落ち、壁に背を強く打ち付けた。口の端から血を流し、呆然と八子を見上げる。

「……それを被害者が納得してくれるならいいのですが。私にはもう、正義を為す資格がないと思っている方は大勢いることでしょう」

瀬崎は歩ける状態ではなかった。だが八子の能力でその身体は動いて、無理やり立ち上がらされる。気分は最悪だったが、八子の手を振りほどくような力は今の瀬崎にはない。

「……離してください八子さん。一人で行くと言ったじゃないですか」

だから言葉で訴えるしかない。歩けるような状態じゃなくても、自分が迷惑を掛けた八子が望むならやらなくてはならない。手に精一杯の力を込めて、瀬崎は八子を拒む。

「絶対に逃げはしません。この身体でも、一人でやり遂げてみせますから」
758紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/10(水)21:54:18 ID:lT6
>>753

「当たり前、あたしが卑怯な事するように見えんの?選手宣誓ねぇ、外道院先輩とかにしてもらったらいいんじゃないの」


体育祭、正直そこらの運動部よりも身体能力は高い自信もある。それにスポーツマンシップに乗っ取らずにやった所でこんなイベントは盛り上がらないから。ウインク一つ、そして笑みを浮かべ白い歯を見せる。選手宣誓はあの人が適任かなぁとか思って。


「あー、鏡の情報についてはちょっとだけ掴んでるよ、あたしも深月と同じ考えだったけど、ほんとたまたまゲットした感じなんだけどね」


彼女が浮かべる破片を見ると、此方も御堂を拘束した時に拾った破片をカバンから取り出して見せる。そのついでに、御堂が『高等部長殿』と、彼に鏡を貰った事を仄めかす言葉を呟いていた事も教えるだろう。


「ま、風紀委員にも情報は渡しといたし解決に近づくとは思うけど」


そんな言葉を付け加えていたら、深月からのラーメンの誘い、帰り道で友達と一緒に寄り道、学生生活の醍醐味の一つと言えるだろう。勿論その提案にはニカッと笑ってすぐに乗る。鏡の破片はまたカバンへとしまって。

「サンセー、美味しいラーメン屋新しくできたの知ってる?そこ行こうよ」


最近開店したラーメン屋がどうやら好評らしい。その噂を聞きつけて居たので、ラーメンと聞くとその店に深月を誘う事になるだろう。まぁ、色々抜け目ない彼女の事だから知ってそうなんだけだも。何はともあれ一緒にラーメン屋へと向かう事になったとさ。
鏡だとか、盗跖だとか、核分裂連鎖反応みたいに問題が起こる学園都市だけど、体育祭の日も近い、今週くらいは穏便に、そんな事も思っていたのだった。


/此方こそロールありがとうございます!楽しかったです!
759土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)21:55:16 ID:K2O
>>749

まったく先生は真面目だ、こんなにも真正面から説き伏せられては流石の私も折れそうだ
だが…やはり辞めることはできないな。私は私のしたいことをする、中立の立場でこの学園を見守ると決めている
確かに色々とそういうこともするかもしれないが、危害を加えたりは決してしないと約束しよう

(家を出たのは自分のしたいことを探すため。まだそれは見つけられていない)
(だから今は思ったことをやっている、好きにしている。そのツケはいつか払うことになるだろう。だが自分のしたいことを見つけられるのなら安いものだ)

残念ながらもう店じまいだ、欲しいのならまた後日にどうぞ

(ニヤリとそう言い返す)
(もしもそんなものが作れるとしても絶対に自分に対しては使わないだろうが)

さて…先生もずっとここに居ては他の仕事が疎かになるでしょう?
……これは私のただの勝手な思い込み、気分を損ねてしまったなら謝罪します
あなたは……何のために教師に?まるであなたは教師を演じているように見える。いや演じている、ではないな…教師をすることが目的ではないように見えてしまう……どうでしょうか?
760出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/10(水)22:00:18 ID:927
>>757

まぁ、間違いなく只では納得しませんね。
貴女はそんな被害者すらも納得させるだけの正義を示さねばならない。
だから私のように狡い立ち回り方を覚えたほうがいいと言ったのに……

【腕を振りほどかれれば、あーあと態とらしく肩を竦めてみせる】
【煽ってはいるが、しかして方針が定まり固まってしまった奏海を支えないとは言っていない】

……今は、その言葉だけで十分。
実のところ、今行った所でまだ気持ちの整理がついていない以上余計に諍いが増えるだけでしょう。

【それでもなお這い蹲って行くのならば止めはしない、というスタンス】
【ついでに言われない限りはベッドの上に戻してもやらない、その代わりに口内から流れる血を拭うティッシュくらいは用意してやる】

休んで英気を養ってください、貴女にはまだ風紀委員として山程やってもらう事があるのですから。
……私にも山程あるのです、手を煩わせた分は身体で払ってもらいます。
…………では。

【さまざまな感情が綯い交ぜになった沈黙の後、別れの言葉を告げると病室のドアを開く】
【先ほどよりも遥かに優しいドアの開き方は、何も語らぬまま八子の感情を表していた】


……鏡に魅入られたとしても、私を抑える程度なら奏海に委員長、時雨に奏多がいれば十分でしょう。
これで何かが掴めればいいのですが……
【懐から取り出したる壊れた鏡に、自分の顔は未だ映らない──】

//これで〆させていただきます、ロールありがとうございました!
761祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/10(水)22:00:46 ID:0nY
>>755

「おっと、大丈夫――――そうだね、うん。
 ちょっと顔を知られているからといって誰に話しかけちゃいけないわけでもないさ。折角だし一緒に流すかい?」

てっきり転んだかと思ったがどうやら故意だったらしく……そういうことにして。
いつまでも起き上がらないものだから、手を差し伸べることにする。そして彼が立ち上がったなら、会話がてらのランニングを提案するだろう。

「去年の障害物競争は凄かったよ?火の輪くぐりをさせられたり、網が本当の捕縛用だったり。
 その点、借り物競走はいい。ネタに走ったようなお題もあるけれど、うまく回避すればいいんだからね。」

どうやらこの男も借り物競争に出ることにしているらしく伏木にもそれを薦めてくる。
回避できるようなものでもなさそうだが……運に自身があるのかそれともネタすらも楽しめるタイプなのか。多分後者だろう。

「いいや、申請しておけば好きなだけ出たい種目に出られるはずだよ。
 お祭り好きが『全種目制覇!』とか掲げていたけれど、それは流石に無理があるけどね、色々と」
762皀 竜也 :2018/10/10(水)22:07:33 ID:R7H
>>759
ん……あ、そうやな、あんまり長くここにいたらサボってる思われるわ
新任の癖して生意気や言われたら叶わんし、そろそろ行くとするかね

【トマトの発言で気が付いて時計を見る、結構な時間をここで過ごしていた事に気がつくと、コーヒーを一気飲み】
【空になったビーカーを机に置いて】

……あー、バレたか?やっぱり?……慣れない事はするもんやないわ

【『教師を演じている』『他に目的があるのではないか』というトマトの問い掛け、それを聞いた皀は、ポリポリと頭を掻いて】
【困ったような、諦めたような笑みで少し考えた後で、小さな声でこう答えた】

……実はな、オレ───

───女子高生を間近で眺めたいから教師なってんねん

【真面目な顔で、真面目な声で、しかし話した内容は最の低、ていうか女子高生相手にそんな事を冗談でも言った時点でもう犯罪者である】
【こんな話どう聞いたって冗談にしか思えないし、実際ただの揶揄う為の冗談なのだが】
763伏木霞 :2018/10/10(水)22:11:55 ID:p7W
>>761
「そういう性格だから有名でも悪い噂は聞きにくいんだろうかねぇ……ペース早いのはやめてくれよ?」

ありがとな、と立ち上がらせてもらってから、ランニングの提案には乗っかった。とはいえ先程まで走ってたこともあることを考慮してくれと。
ひとまずは伏木が彼に並ぶような形でランニングも始まることだろう。土汚れはほとんど付いてないように見える姿で。

「うんそれサーカス団かスタントマン志望が出るようなやつだよな? 見るまではよくても参加は無理だわ、誰だ考えたの」
「なるほどな……んじゃとりあえず借り物競争第一候補にしとくか、ありがとよ。まあ俺にネタが当たる可能性なんてねえって」

薦められればそれに乗るのが人情……というのもあるが障害物が予想以上に過酷だったためにそれよりも命がありそうなものにしたのである。
ネタを回避する前に自分に来るわけがないとフラグのようなものをたてる。……まあ、すべてのお題がネタにされる可能性もあるが……?

「へー、そういうもんなのか。助かるぜ先輩、その口だとそっちは複数出場か?」
「……その無理って意味が体力的な意味なのか競技が被るって意味でなのかが今の俺には気になるぜ……」

障害物で火の輪とか出てくる学園、競技が数種類被ってたところで大きく驚きもしないだろうけど。
764瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/10(水)22:14:48 ID:WYx
>>760
//ありがとうございましたー
765薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/10(水)22:16:04 ID:CWs()
>>718
……さぶろぉ?なにを言って──かふっ!!
【再び、微睡に落ちかけた白を迫り上げるが如く、再び覚醒】
【びくん、と再び大きく上半身が跳ね上がり、その謎の重しを払い退けようとするだろう】

【ようやく、むくり、と立ち上がれば、ゆらゆらと千尋とその兎(サブロー)に近づき】

──いいわ、そんなに私に喧嘩を売りたいなら買ってあげましょう
【瞬間、彼女のオーラが全身を纏い、恐ろしく速い機敏さでサブローの脇に手を差し込もうと】
【もしそれが叶ったなら、サブローを持ち上げ、乱暴にぶんぶんと振り回すだろう】
【とは言え、それも加減してやっており、そのまま彼を地に下ろせば、目を回すだけで済むだろう】

【それだけでは終わらない、今度は千尋を抱き上げるようとすれば】
【再び、ぶんぶんと振り回し、目が回ったころ合いで、ゆっくり地面に下ろすだろう】

//申し訳ございません、だいぶ遅くなりました……
766永谷園 御茶漬◆bD.4iHs49s :2018/10/10(水)22:19:12 ID:AOE
>>751
屋上入り口の扉がバタン!とけたたましい音を立てて開く。
そこに現れたのは、永谷園 御茶漬!
海賊部員(仮入部)だ。

「来たぜ、お頭!!」
なにする部なのか良く分からんとか言ってたわりに、
ミナミをお頭呼ばわりし、けっこうノリノリなテンションで登場するのであった。

「………で、だ。
 ……結局なにするのさ、今日のコレ?」

//ちょっと遅レス気味ですが……!
767土間徒◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)22:24:56 ID:K2O
>>762

教師というのは大変なものですね、私も陰ながら先生を応援しておきましょう

(そんな心にもないことを言って彼女もコーヒーを丁度飲み終わる)
(そして皀のその語る言葉を待って――――)

……なるほど、つまり先生は変態というわけですね
先ほどの応援の言葉は取り消しておきましょう

(途端に彼女の皀を見る目がまるでゴミを見るかのような目に変わる)

…………いえいえ、本気で捉えてはいませんよ、えぇ

(そういう割には一歩下がり、なぜだか二人の距離は先ほどよりも遠ざかっている気がする)

それではまた
……生徒を襲ったりはしないでくださいね

(最後にそんな言葉を言って、その目は最後までゴミを見る目なのは変わらなかったという)

//こちらはこれで〆ということで…!ロールありがとうございました!
768水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/10(水)22:28:33 ID:xXe
風紀委員の同僚、瀬崎奏海
例の鏡、フェイタルミラーに飲まれて暴走。帰ってきた風紀委員、アレックスによって確保されたと通達された
ココ最近、自身も鏡に飲まれかけていたこともあり。情報に疎くなって居たことは確かで
少ししか会話したことは無かったとはいえ。奏海は可愛い後輩でもある
真面目一徹な少女も飲まれてしまうこの鏡は。やはり危険だ
理想に飲まれない人間には害をなさないとはいえ。そんな人間は中々居ない。自身も飲まれかけていたからこそ分かるもので
ただこの鏡、理想を克服した今の自分にとっては害をなさないもの。ではあるのだが

「体育祭近いってのに……問題が多いな」

首元の鎖を弄りながら。そう独りごちる
網目状に張り巡らされた鎖は、内蔵された鏡を覆い隠していた
学生としては体育祭を楽しみたい。風紀委員としては早急に犯人を割り出すべき
相反する感情がなんとももどかしかった。

「……八子チアガールとかやらないかな。絶対やらないな」
「零くん似合いそうだけどなぁチアコス。」
「架鐘と柘榴はお願いしたら照れながらもやってくれそう、セラフィはどうだろうか。白なんか一番似合いそうまであるな。名前だけはツンデレの女の子っぽい霞……には似合わないか。」

考えることに疲れたら、アホなことを考えて気持ちを落ち着かせるのが彼女の思考整理術である
脳内にある友人枠に次々とチアコスをさせていた
薄ら笑いをうかべる怪しい風紀委員in中庭のベンチ

>>755
ピコンというLINEの通知音の後
【さくらんぼの種飛ばしに出るよ】
本気かどうかは彼の判断しだいである

//ソロールです
769祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/10(水)22:31:28 ID:0nY
>>763

「大丈夫さ、流石に俺も会話しながら飛ばすのは避けたいよ。
 それに、実のところ怪我明けみたいな所もあるしね」

そう笑って言いながら、引き上げた左腿を軽くげんこつで叩く。
トラックを走り始めたフォームは整ったものだしジャージの上からではわからないものの、どうやら万全の調子ではないらしい。

「後から聞いた話ではどうも運営側の暴走の産物らしい……今年どうなるかはわからないけれど、まあ避けた方が賢明だよね
 フフ、それじゃあ君は俺のライバル、ということになるね。名前を聞いても?
 俺は祢宜ケ沢上 ヒツギ。知っているようだけれど、演劇部の二年生だよ」

借り物競争が純粋な力を競う場になるとは到底思えないが、そうとは感じさせない不敵で居て爽やかな笑み。

「ああ、部活のほうのメンバーと騎馬戦に出ることになってね。
 本当はハロウィンに向けた準備もあるから最低限にするつもりだったんだけど……まあ、こっちはこっちで楽しみだね」

体育祭が終わればすぐにそちらの方にも取り掛からないといけない。
秋はイベント事が多くて大変だ、と、言葉とは裏腹に楽しげな、充実した表情で。
770サングラスの男◆.tjoqdQWis :2018/10/10(水)22:32:21 ID:7ap
>>756

言うは易し行うは難しっつってねえ。テキトーなんてのは存外普通人にや出来ねー事っす。

なぁーに言ってんすか、ンなわけねーすよォ~。
サラさんの手ぇちっちゃくて、ずっと握ってたくなるような触り心地してるもんでねぇ~~

【振りほどかれればニヤケながら掌をひらひら】
【害意はないが下心満載の性根を隠そうともしないため、余計に気色悪い】

そりゃフェイ○スっすねぇ~。最近ウチの隊長もお世話になってるっす。
第二部隊も人員増やして捜索してんですけど、中々足取り掴めねぇっつーか

【ツッコミを交えつつ現状の進展を軽く】
【周りを一瞥して人気のないことを確認】
【彼女に続き戸を後ろ手に閉める】

わぁお、サラさん意外に大胆っすねぇ~。ピッキングまでしておれっちをこんなとこに連れ込むなんざぁ
なんか胸が高鳴っちまいますねぇ~~
771水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/10(水)22:33:47 ID:xXe
>>747

「ちょぉぉぉぉぉっとおおおおおお!!!」

重力に従って自由落下する少女は
その身に巻つこうとする10本の鎖を目にするだろう
夕日を浴びながら、全力で少女が落ちた柵へと駆け寄るのは風紀委員の腕章をつけて。両手指から鎖を伸ばしている女である
特に身動きを取らないのであれば。少女の体は鎖に巻き付かれて落下を止め。
元いた場所へ戻れるだろう。

戻れた少女が目にするのは全身汗だくで膝に手を付き。荒い息を吐いて
全身黒インナーの上から制服を纏い。両側頭部から犬耳のような房がぴょこんととび出ている高身長の女子生徒の姿だ。
772イベント:船乗りの集い :2018/10/10(水)22:37:22 ID:uTI
>>766

「……むぅー……」

【後5分、後4分、後3分】
【時計の針は一刻一刻進んでいくが、誰も来ない】
【苛立ちを示すかのように、とんとんとブーツの踵を床に叩きつけ】
【あと一分、こうなれば写真部からポスターの写真を撮った少年……一条輝を引きずり出してこようかと思い、立ち上がったその瞬間、扉が開く】
【その顔は、嵐の中でサメのアニムスを操る能力者相手に共闘し、その結果仮入部した少女のもの】
【深いしわを刻んでいた眉間が、忽ち緩んで】

「おぉ……!よく来てくれたね!御茶漬ちゃん!」

【飛びつくように御茶漬へ迫り、その手を握ろうとする】
【今のところ人影は他におらず、相当待ちわびていたのだろうということは容易に察せるだろう】

「あー……、それなんだけどさ……それなりに私の船に乗ってくれるって言ってくれた奴らも数が出てきたし、顧問も当てが出来たからその辺の報告だったり、海賊部としての航路の相談だったり、船員同士の顔合わせだったり、いろいろ考えてたんだけどさ……」

【現状、参加者一人】
【その状況に、流石のミナミも落胆を隠せていない】

//大丈夫です、よろしくお願いします……!
773皀 竜也 :2018/10/10(水)22:38:56 ID:R7H
>>767
───え

いやいやいやいや!冗談やで冗談!いやそこは突っ込めや!『動機が不純か』て突っ込む所やで!?

【当然である、例え冗談だとしても本職の女子高生相手にそんな事を言えばそうなるのは必然】
【今更訂正しようとしてももう遅い、女子高生とは恐ろしいのだ】

襲わんわ!……言っておくけどホンマに違うからな!そういうんやないからな!

【きっと最後までその言葉が聞き入れられる事はなく、皀は理科室を後にした】

//お疲れ様でしたー
774伏木霞 :2018/10/10(水)22:41:29 ID:p7W
//>>768反応感謝です……っ
>>769
「…………詳細はまあ話せるならで良いぜ。身内事とかだと話しにくいだろ?」

調子の良さそうな者ほど無理をする、という考えはあながち間違いでも無さそうなのが困ったものだと思いつつ。
なおある意味では伏木も怪我明けだが、彼に比べればマシもマシなものである。

「暴走した結果で怪我人が出てなけりゃまあ盛り上がっていいんだろうけどな……」
「……へっ、ライバルか。たまに噂は聞くからなぁ、もっともどこまで本当かは知らねえけどよ。俺の名前は伏木霞、高等部一年だから後輩だよ、ヒツギ先輩?」

可能性としては借りようとしたものが被るなんてこともあるし、借りるために全力で能力を行使する者も居るだろう。……どんな競技も油断大敵。
と、ピコンとなる通知音を聞いて端末を取り出しながら話を聞いて。

「騎馬戦かー、そりゃ普段が試されそうだが演劇部だと案外そんな心配もないもんか? ハロウィン……か」
「…………話の腰折る前に聞きたいんだけどよ、サクランボの種飛ばしって競技あんの?」

演劇部の絆を勝手に想像したり、ハロウィンイベントで見れるかもしれない友人達の仮装を思い浮かべていたが、それらが少し霞むような返信を見た。
そしてなぜか隣を走る彼にそれを聞くのである。本気にしている節もあるのか、もし覗き込むならば返信に「頑張れよ」って打とうとしてるのが見えるだろう――。
775無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/10(水)22:47:03 ID:iVm
>>751
>>766
ガチャリ、と屋上の扉が開く。そこに現れたのは特に特徴のない少年、無灯有里。

「やあやあ、何か面白そうな事があると聞いて来てみたよ」

ポスターを見て、なんとなく興味を惹かれたので来てみた。しかし、現状野次馬根性が10割。ほんのちょっと様子を見に来ただけ。

「………あれ?御茶漬ちゃんじゃないか」

そこには、見知った顔もいた。
776久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)22:47:37 ID:4ZC
>>772

コンコンと丁寧なノックの音が響く。
恐らく会合があって数分経った後、1人の少女が屋上の前に立つ。

「み、ミナミさん…こんにちは」

ガチャリとドアを開けると、少しバツが悪そうに、
下を向いて挨拶をする。眼鏡の反射のせいで彼女の真紅の瞳は一時的に姿を消す。

>>766

「その…そこのアナタは、部員の…方ですか?」

元気な良さそうな永谷園の姿を見て、少し困惑して、質問する。
777外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/10(水)22:49:51 ID:K2O
奏海…風紀委員の中から被害者が出てしまうとはな…

(外道院は今、風紀委員室で膨大な書類の山に追われていた)
(始末書だ。今回の件で風紀委員会のメンバーにも危険は迫っているということがより明確になった。やはり、もっと綿密に風紀委員内で話し合わなければならないかもしれない)

……鏡、か…
どうしたものか……
778花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/10(水)22:53:11 ID:Ppa
>>765

「た、たのしんでる……!?」

【その場から動かない白の体をクッションだとでも思っているのか、愉快な声できゅっきゅと鳴いてその上で飛び跳ねるサブロー。】
【…だがそんな極楽も一瞬のこと。次の瞬間にお調子者の体躯は、怒りの膂力がさらい取るのであった。】

『キ゛ュヲ゛!?!?!!』
「サブロー!?」

【その瞬間、白い球体はまさに単なる風のエフェクトと化す】

【それは早すぎて、千尋の目には一瞬で何が起こったのか分からないほどだった】
【唖然とするままに眺めていると、気を取り直したときにはもう、彼女のスニーカーの靴先へは変わり果てた彼の姿が転がってきており】


「あわわ………!はなしあいでかいけつしようよ!!!!!」

【しかし、怒涛のごときオーラを纏って切迫する白に反抗する術などもはや千尋にはない。腰を抜かして手を振り回しながら、フェンスに背を押し付けて鳴き喚くものの】

「あーめん!!!!!!!!!!!」

【抵抗は虚しく散るものである】
【逆さまになる視界の中で、千尋は思わず手を合わせると、瞼の裏に後光射すひげもじゃの彼を想い浮かべた】

―――――――――――――――――――――――



「あ………ら、れぇ………あ、ははふぁ…………ぁ」

【二者、✗の字。】
【どこで付けたのか煤煙だらけのカーディガン。そのポケットからはみ出す、くしゃくしゃのポスターが最後の余韻となるべく乾いた音をたてた】

//お構いなく、でも数レス内に凍結をお願いするかもしれません…
779カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)22:57:18 ID:0s5
>>771
空に向けて伸ばした手、指先だけが柵を掠めて。

「あ――――」

最後の言葉は何時だって呆気ない。
格好いいセリフとかロマンチックな言葉とか、そんなもの何も言えずにぐちゃっと消える。
致命の瞬間、主観時間は膨れ上がる。その中で、そんな思考に耽っていれば。

「――――生きてる。生きてる?
 いや浮いてる!死んでる!?」

空中に浮かんだまま手足をぶらぶら振ってみる。ちゃんと動く。
ほっぺを触る。やわっこい。体を触る。固い。なんで?って何これ?鎖?
と、こんな風に。命綱の存在に気づいたのはそこからで。

------------------------

「いやー参った参った。
 まーた死んじゃうところだた……」

引き上げられた後は腰が抜けているのか、柵にもたれて座り込む。
口にする台詞はまるで死んだことがあるような。多分この手の出来事は初めてじゃないのだろう。
息を切らしながらも笑っている。中々肝が据わっているらしく。
額を出したショートヘアに丸っこい目、小柄な体に高めのテンション。救い出されたのは分かり易い元気娘。

「フーキーンの人だね。ほんとほんと命の恩人だよ……」

けれど力無く放り出された両足は不思議と女性的な線を描き、不釣り合いな大きさの胸がシャツを乱していて。
何ともアンバランスな体つきである。

「ちょっとここから探してる場所があったんだけど、落っこちちった!
 最近まで休学してたから街が全然もう全然わかんなくって!」
780有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/10(水)22:57:53 ID:SO5
>>770
アハハ、そんな事言ってもボクからはなーんにも出てこないッスよー。
ま、ほどほどしといた方がいいッスよ。セクハラで職を失うヒトも最近は少なくないッスからねぇ。

【笑いながらセクハラまがいの行為に対して答えてはいるが、手元の得物の銃口は確実に彼の頭を捉えている】
【所詮ガスガン。しかし実銃までとは言わずとも威力はお墨付き】
【この少女は相手が誰であろうとも躊躇なく引き金を引ける人間。詰まる所はトリガーハッピーである】

まー、そんな厄介な代物が平然と学園内を闊歩してるってワケッスか。おっかない話ッスねー。
学園都市全体を見るよりも、先に学園の中をどうにかした方がいいんじゃないッスか。

【空き教室には少女と彼の二人きり】
【これが同年代の学生同士なら少しは心ときめく展開になるやもしれないが、いかんせんこの二人の風貌と態度が足を引っ張る】
【かたや警備隊の制服に身を包む厳つい大男、かたやおもちゃとはいえ拳銃を握る学園指定制服の少女】
【さらに、再びセクハラ発言が飛び出したその時】

パァン!

おっと、申し訳ないッス。ちょっと先走っちゃったみたいッスね。
でも安心してほしいッス。しょせん峰撃ちッスよ。

【少女の手元の拳銃から高圧ガスが押し出され、白い飛翔体が勢いよく飛び出していく】
【弾頭は彼のすぐそばを掠め、閉められたばかりの引き戸のガラスを打ち破り、小さな破片を廊下に散らしていく】

ほら、早くその報告書的な見せてほしいッス。
ここまで来たのなら見せてくれるんスよね。断るなら押し倒してでも貰うッスよ。
781祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/10(水)23:01:22 ID:0nY
>>774

「身内事、というわけでもないさ。単なるトラブルに巻き込まれただけでね。
 ……知っているかな、例の『鏡』の件。知らないなら知らないで、それに越したことはないんだけれど」

多少のトラブルくらいは、数日経てば笑って流せるようになる。それがこの街の日常だ。
しかし『鏡』に関して言うならばそのラインを少々超えているように思えて。自然、やや抑えがちで神妙な声になる。

「怪我人が出ても変に発達した医療技術ですぐ回復させられるから質がいいやら悪いやら、ってね。
 うん、よろしく伏木くん」

後輩だというのに思いっきりタメ口なのは、なんかもうこの学園都市では割と当たり前のようにそうしてくる人間が多いので慣れた。
せめて部内だけでも上下関係を徹底させようとしていた時期もあったが……徒労に終わったのは言うまでもない。

「興味があるなら是非参加して欲しいね。仮装したりお菓子を持ち寄ったり、きっと盛り上がる。
 あー……あったような、なかったような……相当マイナー競技だねそれ。友達が出場するのかい?」

個人個人で勝手に参加種目を選べる都合、どうしても競技間でメジャーとマイナーが生まれるのは必定。
そして彼のいうサクランボの種飛ばしは、どう考えても後者寄りだった。
782薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/10(水)23:01:32 ID:CWs()
>>778
どう、参ったかしら……!
【と、やや嗜虐っぽい笑みを浮かべ、倒れ伏す二者を上から眺め】
【ゆっくりとしゃがみ、ぺちぺちと伸びる千尋の頬を叩こうとするだろう】

全く、私の安眠を妨害するからこうなるのよ……ん?
【そして、千尋のポケットからはみ出す体育祭のパンフレット】
【ああ、そういえばこんなものもあったな、と軽く思いを巡らし】

千尋は、体育祭に出るんでしょう?なんの競技に出るの
【ゆっくりと彼女の傍に腰を下ろしそう訊ねた】

//了解ですー
783イベント:船乗りの集い :2018/10/10(水)23:04:24 ID:uTI
>>775

「……お?もしかして、新入り……?」

【しょぼくれていた表情が、俄かに生気を取り戻していく】

「あぁ、海賊はいいよ……御茶漬ちゃん、知り合いかい?」

【そう御茶漬のほうへ問いかける】

>>776

「おっ……!遅いよ、副船長!何やってたのさ?」

【続いて現れたのは、ミスコンの時に協力してもらい、その上無理やり副船長につけた少女】
【口では怒っているが、表情に喜びが隠しきれていない】
【下げて上げるのは、偶然にしろ喜ばせるテクニックの一つ】

>>ALL

「さぁて……全員、じゃないけど頭数はそれなりに揃ったとこで、仕切り直しといこうじゃない」

【さっきまでの凹みっぷりはどこへやら、シャキンと胸を張って全員の前に立つ】

「ま、いろいろ話したいことはあるけど……まずは自己紹介と行こうか。考えてみれば、部活として、同じ船の仲間として、顔も名前も知らないってのは、流石に船に乗った甲斐がないからね」
「まずは私から。高等部一年、海原ミナミ!好きなものは宝と自由と海賊!海賊部の船長さ!よろしく!」
784水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/10(水)23:07:53 ID:xXe
>>779

「ぜぇーっ!はあーっ!ぜぇーっ!はぁーっ!」
「ぐふ……げふんげふん!あーもう心臓が止まるかと思ったよこっちは!」
「いいかい!何があったか知らないけど自殺だけはダメだ!死んだら何も残らないんだよ!」
「……ってうっかりかい……ドジっ子かキミは」

焦って全力疾走した故に、黒インナーに染みるほどに浮き出る汗。
鎖を引き上げ。少女を救出した彼女の姿は満身創痍と言ってもいいほどに疲れ切っていて
汗で張り付く前髪を指で払い、パタパタと手で頬を扇ぐ
彼女は少女を自殺願望を持って飛び降りたと判断していた故のお説教、あとに続く言葉でそうでないことを知り。言葉尻を窄めた

「……はぁ、何処に行きたいの?お嬢さん」

不躾ながらも視線は少女へと。見た目は中学生程の可愛らしい女の子……だが
女性らしい体つきは大人顔負けと言ったところ。おそらく街を歩けば殆どの男性が振り返るだろう妖しい魅力を放っている。というのが彼女の見立てだ
膝に両手をついて息を切らしたまま、見下ろすようなジト目を少女へと向ける
785一条 輝 :2018/10/10(水)23:10:50 ID:C0d
>>751
>>783
「すまん!遅れた!」
 屋上へ繋がるドアが今更力強く開かれる。
 腕に写真部の腕章がついたままの男子生徒、一条輝が現れた。
 写真部としての活動を急いで終えて、片付けも中途半端にこちらへ来たのである。
786伏木霞 :2018/10/10(水)23:12:29 ID:p7W
>>781
「……お疲れさん。強いよなぁ、アレに呑まれちまったやつって」 

一人はまだ言葉で引き戻せたのが良かったものの、それ以外はそうはいかなかった。そのうち一人は戻ったと風の噂で聞いたが。
低くなった労いの声とその実感めいた声から彼もまた関係者と伝わるだろうか。

「質(しつ)は良くても質(たち)が悪いわ、嫌だぞ俺怪我したらケツにデカイ注射器打たれるとか」

漫画めいた例えを持ち出して、上下関係なにそれおいしいのかと言わんばかりの態度で並走しながらの握手を求める。
伏木の場合環境には従うところがあるので、厳しい現場などでは崩れがちな敬語にはなる。

「そうだな、知り合いも誘ってみることにするよ。だからまあ、開催には期待するぜ?」
「あるのかよ、じゃあ送っとくか。ん? ああ、今返信来てそれに出るってな。まあ何の競技でも応援しないのは悪いだろ」

そう言うと器用に走りながら「頑張れよ」のメッセージを送信。相手が冗談だとしたらある意味とんでもない退路断ちをした気がするが。
そして器用に端末はしまって。

「まあそうなると今後は楽しみだらけだな。――だからこそ、不安は無くしときてえもんだな、おた――」

――――ヒツギは気付くだろうか。
彼の後頭部に思いっきり直撃しそうになっている野球ボールを。いわくそれは、ホームランコンテスト参加者の流れ弾だとかなんとか。
直撃した場合でも深刻な怪我にはならないのでご安心を。
787花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/10(水)23:17:08 ID:Ppa
>>782

「うう…………」

【ぺちぺちとおでこを叩かれるごとに眉を動かし、徐々に意識がはっきりとしていく千尋】
【傍らに腰を下ろした白へごめんなさい、と小さく呟いて、未だ縦長に延びたままのサブローを胸に抱きしめる】

「ちひろ?……ちひろは、リレーかなぁ。たいいくで50mそう、4びょうだったから。それで、先生に出てほしいって言われちゃったの」

【まだ少しくらくらしている頭に口をもにゅもにゅと波立たせながら、ようやっと上体を起こす】
【さり気なく言っているので思わず聞き流しそうになるが、50mで4秒というのは大人のアスリートでも出すのはほぼ不可能な数字である】
【だがそれほど驚く話でもない。恐らくは異能の恩恵であろう】

【そんな話題で彼女の方も思い出したのだろう、ポケットから皺だらけのポスターを広げて眺め始めた】
【白が出る競技は何だろうか、と聞くより前に、ある競技の名前が千尋の目に止まった】


「白お姉ちゃんは―――――――あ、パン食い競走出ようよ!」

【やがてそんな突拍子もない提案が飛ぶ。その訳は、単純にその組み合わせがかわいいから、である】
788カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)23:18:17 ID:0s5
>>784

「自殺なんてする訳ないない!
 死んだら何も残らないなんて、そりゃあもーうしっっくりわかってるし!!」

自殺者だと言われれば頬を膨らませて抗議。なんとも分かり易い感情表現。

「えと、れーえん?だっけ?
 お墓がいっぱいあるところ。あの、あれ、皆眠ってるところ!
 ほらほら、家がどことか、お母さん居ないとか、そう言う子の所!」

学園はその性質上、身寄り不明の子供も数多く。
彼らが死亡した場合何処で眠るのかと言えば、学園内に設置された共同墓地に埋葬される。
学園内共同墓地。それが彼女の探している場所らしい。

「昔はあそこにあった筈なんだけど見当たんないし、あれあれ?って。
 多分どこかに移動したと思うんだけど……」

柵を掴んでぴょんと飛び上がり、あそこと指差すのは今は後者となっている場所。
移動先は風紀委員の水無月なら知っているだろう。
しかし移動したのは随分昔の話、それを知らなかったとすれば、妙に長く休学していた事になる。
789薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/10(水)23:25:57 ID:CWs()
>>787
は?……4……秒?
【唖然としてその言葉を流しつつ、そういうたぐいの異能力なのかと、無理やり自身を納得させて】

は?嫌ですよ、私 出る気ないから
っていうか、よりによってパン食い競争って……
【まるで小馬鹿にしたような言い方で年下相手に煽りつつ】
【やはり、とも言うべきか、彼女は体育祭そのものに出るるつもりはないらしかった】
790祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/10(水)23:32:43 ID:0nY
>>786

「ああ、知っていたか。いやあ、強かったというかアレは本当に想定外だった。
 ……まさか猫にまで鏡の効力が及ぶとは」

そう、彼が戦った鏡の所持者は子猫だったのだ。
もっとも鏡の方は回収し、猫の方はそのまま演劇部に引き取られる形となったのだが。

「ああ、気絶して起きたらほぼ完治していた、なんてこともあったけれど……正直過程は見たくないね」

苦い顔を浮かべて。まあ治るならそれでいい、とも思うけれど。何されているかと思うとちょっと怖いのも確かだった。
握手に応じる。身長からくるイメージに違わぬ大きな手。

「うん、頼むよ。……そういえば知り合いの中でミスコンに出た子はいるかい?
 あのときの舞台衣装を見てハッとしてね。彼女たちにも是非参加してほしいと思っているんだ。
 特に風紀委員、普段は真面目だからこそ、きっと衣装映えすることだろう、とね。」

イベントを盛り上げたいという気持ちと、彼女らの華麗な姿を見たいという気持ちが半々といった感じのよう。どうやら割と俗物っぽい。
スマホの覗き見するでもなく、彼の「応援しないと悪い」という発言に律儀だなあ、と笑って伏木の顔を見れば。
その顔越し、丁度こっちに飛んでくる野球ボールが目に入って、

「っと、危ないよ」

ここから捕球する動きは間に合いそうにないので、伏木の肩に腕を回してぐい、と強引に引き寄せることにする。
791イベント:船乗りの集い :2018/10/10(水)23:33:08 ID:uTI
//御茶漬さん落ちちゃった感じでしょうか……?
792水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/10(水)23:33:21 ID:xXe
>>788

「いや……まあ、今回は私の早とちりだったわけだけどさ。キミ一歩間違えば死んでたってことを念頭に置いて欲しい」

死ぬことはないかもしれないとはいえ、重症は免れなかったはずだ
死後のことをしっかり捉えられるのなら、危なっかしい行動は控えてもらいたいのが本当のところである

「ああ、共同墓地なら数年前くらいに移動したよ。あそこにあったのはそれくらい前で……」
「みんな使うところだし、移動も結構大々的にやっはずなんだけど……知らない?」
(……最近まで休学してた。というには随分長くいなかった事になるけれど……)

胸に渦巻くのは奇妙な感覚、心のどこかでおかしいのでは。と脳が警告を鳴らした。
彼女が指さすのは少女が指さす方向とは反対側、商店街方面になる。

「案内しようか?」

少女がそれに同意するのなら、しばらく歩いた後。まずは商店街に出るだろう。
活気に溢れたそこは学生が多く。賑やかと言うよりはうるさいというのが正確だ
793久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)23:34:15 ID:4ZC
>>783

「す、すみません!クラスのみんなの課題を手伝ってたら遅れちゃって…後書類の処理もあって…」

申し訳なさそうに深々と頭を下げる。

「あと!副船長じゃありません!何度も言ってるのに…」

そしていつものように訂正する。副船長と認めたわけではないが、なんやかんやこの場に足を運んでいるのは、ミナミと過ごす時間が楽しいからであり、幸せだと感じるからである。


>>ALL

「えぇと…皆さん初めまして。高等部2年の久宝寺朱音と申します。一応…この部の設立の申請等をしています。部室等の申請はまだ通っていませんが…そのうち話を通す予定です。よろしくお願いします」

とても丁寧な口調で、お手本のように頭を下げる。手を前に置き45度。完璧な所作でそれを終える。彼女は学園内でも一部それなりに有名である。都合のいい女であったり、何でもしてくれる人であったり、親身に相談に乗ってくれるであったり、評価は色々なのではあるが…
794イベント:船乗りの集い :2018/10/10(水)23:35:13 ID:uTI
//順番とか気にせずに、ガンガン返してくださって大丈夫ですので……
795久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/10(水)23:35:35 ID:4ZC
//すみません。勝手に返信してしまいました…
796花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/10(水)23:38:13 ID:Ppa
>>789

「え~、出ようよ~、ただであんぱんもらえるよ?」

【一度提案を否定されると食い下がりたくなるお年頃といもので】
【おもちゃ売り場に立ち往生する子供よろしく、白の手を取ってゆらゆらと弱い力で引っぱる】

「…それに、お姉ちゃんはウサギさんみたいでかわいいから、きっとうまくいくよ」

【そう言って愛おしそうに腕をぎゅっと抱き寄せて身体をくっ付けると、小鈴を転がしたように喉を鳴らすのである】

「ね、出よ?ちひろも出るから、ね?いいでしょ?」

【猫撫で声に繰り出されるおねだりの上目遣いは、元々自分にそういう妹が居たのかと錯覚させる程にその心へと寄り添う】
797伏木霞 :2018/10/10(水)23:46:15 ID:p7W
>>790
「…………猫の理想ってなんか和めそうなんだけどなぁ」

想定外過ぎて遠い目をしている。可愛いげのある理想じゃないかと最早悟ってるんじゃないかとばかりに。
名前は? と猫の境遇を聞けるだけまだ余裕はある。

「絶対見たくねえな、知らぬが仏とはよく言ったもんだよ本当に」

もしかしたら仏ですら見たくない施術が行われている可能性もあるが、学園なのだからきっと大丈夫なはずとよくわからない安心感をつけることにした。
対する伏木霞の手は手袋。マナー違反と知りつつも外しはせず、甲まで指が届くならそこには金属の質感を感じるだろう。

「? まあ半分くらいが知り合いと言えば知り合いだな。…………まあその気持ちがわからない訳じゃねえんだが、あんまり俺に期待すんなよ?」

同性が煽るならまだしも、という心境である。嘘はつかないし、今度会えたら伝えとくという態度。場合によってはミスコンに出てない相手も候補に入るか。

「そういや男っ――――あ、ありがとな」

何かを言いかけ、引き寄せられたことに驚いていると、伏木が居た場所を貫通し、地面をバウンドして転がっていく野球ボール。
言われずとも事情を理解したらしく、見開いた三白眼のまま礼を言う。

「なーんか今の俺ら二人三脚してるみてえだなこれ」

色々違うところはあるが、たまには良いか、とランニングをそのまま再開しようとする。出会って一時間も経たないのに。
798カチューシャの女子生徒 :2018/10/10(水)23:48:09 ID:0s5
>>792

「ぐ、ぐぬぬ……気を付け……ます。」

然し全くの正論である。流石に何も言えなくなる。
膨らんだ頬からぷすーっと空気が抜けていき、あとは警告を受け入れるしかない。

「ややっ、案内まで!?
 やっぱりこのガッコ良い人ばっかりだネ。」

やっほう!とでも言わんばかりに拳を突き上げる。
浮かべるのは顔文字にでもできそうな満面の笑みである。
当然同意しかない。

「しかししてもらうだけじゃあ余りにも情けなし……
 こっちは命まで助けてもらっているというのに!という訳で!」

水無月が浮かべる違和感を察することもなく、ただその場の言葉に返答していく。
二人歩いて商店街へ。騒がしいという言葉がぴったりだが、この少女にもそうなのだから気にならない様だ。

「なんでもなんでも、好きな物奢っちゃうのだ!
 ほんとに好きな物でもいいですよぅ!」

と、提案。墓場は逃げる訳でもなければ待ち合わせをしているわけでもない。
時間には余裕がある、とのことで。
799サングラスの男◆.tjoqdQWis :2018/10/10(水)23:50:45 ID:7ap
>>780

かわい子ちゃんに乗っかられるのは大歓迎っ……っとぉ、冗談ジョーダン
この歳でリストラは洒落になんねーんでマジ勘弁っすよ
キュートな顔しておっかねぇなぁ、拳銃に峰は無いはずなんですけどねぇ~~

【傍を過る弾丸にうひっと首を竦める。口は災いの元と言うが引き金が軽すぎる】
【両手を上げ降参の姿勢。表情はあまり反省していないが】
【机に腰掛けるとパイプの足が苦しげに軋む。そうして此度の事件の説明を始めた】

【人々を無作為に襲い害する異形が現れた事】
【姿は薔薇、蜘蛛、バスケットボールなど容姿は様々だが、皆一様に胸に鏡を帯びている事】
【異形は一般生徒が変身した姿であり鏡を破壊すれば変身が解ける事】
【学内にて無作為に鏡を散布している何者かが背後に見え隠れする事】

ま、ざっとこんなところっすかねぇ~。
今度、体育祭あるっすよね。生徒の大半が一堂に会するってんで、この度の騒ぎに備えておれっちらの部隊も当日会場内に配備されると思うんすよぉ~~
なんで風紀委員とセンセ方に話通さねーとねぇとな、って。サラさんお願いできますぅ?

【ざっと伝えてメモリチップを彼女へ渡そうと】
【学校関係者へも少なくとも自分よりは恙無く伝達して貰えるだろうと期待して】
【ぶっちゃけ面倒なのである】
800イベント:船乗りの集い :2018/10/10(水)23:53:30 ID:uTI
>>785

「遅れるなら一言くらい入れといてくれてくんなよ、今度からでいいから。体育祭の打ち合わせからはしごでもしてきたのかい?さ、輝も自己紹介」

【そう促して】

>>793

「照れなさんな、副船長!申請の件も、ありがとさん。顧問の方は、呉葉センセに振っといた……けど、ちょっとそっちは風向きが怪しそうでね」
「出来れば、副船長の方でも探しといてもらえると助かる。やってくれるかい?」

【訂正もなんのその、副船長呼びは変わらず、気軽にからかうように笑って見せる】
【顧問の話は、総会の日までに結論を出しておいてくれると有難いとあの日ミナミは言ったが、その返事が返ってきたわけでもない】
【彼女は仮にも風紀委員の顧問、変なところはあるが生徒には真摯だ。何の理由もなくすっぽかすとは思えない】
【最近騒ぎも多いとなると、どうしてもいやな予感を感じざるを得ない。軽い体調不良かそこらであってくれりゃいいんだけどね、とつぶやく】
801薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/10(水)23:53:40 ID:CWs()
>>796
ただでって……別に、私はコンビニでバイトしてるからあんぱんくらい廃棄で出るわよ
【コンビニバイトの特権、それは廃棄をただで食べることができる、ということ】
【ふん、と鼻を鳴らし、さも「いいでしょう」と言わんばかりの態度。腹立つ】

か、かわ……っ、別に、そんなわけ……っ!
【反転、千尋の猫撫で声とべた褒め攻撃で、白の精神が揺らいだ】
【普段からボッチもとい人との交流を避けていた白にとってこういうのに免疫はなく、僅かに頬を赤くし、あわあわとまごつく】

──ぅう、し、仕方ないわね……そこまで言うなら、考えないでもないわ
【結局、千尋の泣き落としならぬ褒め殺しによって陥落した白は、いやいやという態度を隠さず、そう言い張るのがせいぜいだった】
802薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/10(水)23:55:47 ID:CWs()
//すみません、諸事情により凍結して頂いてもよろしいでしょうか……
//返信が安定せず、千尋さんにはご迷惑をお掛けして申し訳ないです……
803水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/10(水)23:57:30 ID:xXe
>>798
「……くすっ」
「まあ、迷える子羊を救うのは風紀委員の仕事だからね。私にドーンと任せるといいさ」

存外に素直、というか子供っぽい少女に自然と笑みが零れた。
胸に感じた違和感は、少女自身の子供っぽい振る舞いによって払拭。気の所為だと、彼女は判断したようである。
ちなみに思いっきり年下に見ているのは、先程のお嬢さんという発言に現れているのは言うまでもない。
正面のアーチをくぐり、騒がしい商店街へ。お肉屋魚や八百屋の呼び込みの声と混ざる学生達の喧騒。差し込む夕日も相まってどこかノスタルジックな雰囲気すら漂わせていた

「お……いいのかい?それじゃあ甘えてしまおうかな」
「ちょうど向こうから漂うたこ焼きの匂いが私のお腹をいじめるんだよ……」

彼女が指さすのは商店街の一角に店を構えたたこ焼き屋だ
赤いのぼりに白い文字で、でかでかとたこ焼き八個入り400円!と書かれている
804一条 輝 :2018/10/11(木)00:00:20 ID:XSD
>>800
「そうだ!誰がどの時間どの競技を担当するのか決めたりしてきた所さ!申し訳ない!」
 彼は基本、これからも写真部を優先するだろう。
 海賊部には名前を貸す、実質幽霊部員に近い存在になる予定である。

>>All
「俺の名は一条輝!い・ち・じょ・う・て・るだ!」
「学年は1年!モットーはLOVEァーンドPEACE!好みのタイプは俺の妹!あまり顔は出せないかもしれないがよろしく!」
805一条 輝 :2018/10/11(木)00:00:20 ID:XSD
>>800
「そうだ!誰がどの時間どの競技を担当するのか決めたりしてきた所さ!申し訳ない!」
 彼は基本、これからも写真部を優先するだろう。
 海賊部には名前を貸す、実質幽霊部員に近い存在になる予定である。

>>All
「俺の名は一条輝!い・ち・じょ・う・て・るだ!」
「学年は1年!モットーはLOVEァーンドPEACE!好みのタイプは俺の妹!あまり顔は出せないかもしれないがよろしく!」
806一条 輝 :2018/10/11(木)00:00:41 ID:XSD
//ごめんなさい連投してしまいました
807無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)00:02:12 ID:YL1
>>776
「副船長?じゃあ、君がここで二番目に偉いって事だね」

彼女が副船長らしい。
しかしまあ、人数が少ない。随分と小規模な集まりの部活のようだ。

>>785
「あ、どうも。君も海賊部?」

と、また更に一人増えた。見た目から察するにどうやら写真部のようだが。
彼は写真部と兼部して海賊部をやっているのだろうか。

>>783
「あ、残念ながらほとんど冷やかしなんだけど……僕は無灯有里。2年だよ」

現時点で入部する可能性はゼロに等しい。ただ、なんとなく気になったから来ただけなのだから。

「そもそも、海賊部って何するの?ありったけの夢をかき集めて捜し物を探しに行くの?」

そもそも、この部の活動の実態をまだ把握していない。まさか海にでも出てひとつなぎの財宝を探しに行くのだろうか。
どんな活動をするのか、部長、もとい船長のミナミにまずはそこを聞いてみる。
808祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/11(木)00:06:10 ID:beW
>>797

「どうも人間に対する敵意とか恨みが鏡によって増幅させられていたらしくてね。色々恨み言を言われたよ。
 名前はフィガロ。とある映画に出てくる猫の名前だ。」

あっちと違ってトラネコだけど、なんて笑う。元ネタが元ネタなので深くは言及しない。

「うん?これ、装飾?」

指先に金属が触れれば、不思議に思ってすこし撫ぜるようにしながら尋ねる。

「知り合い以下の俺から頼むよりは可能性高そうじゃないか、お願いするよ」

まあ、同学年なら普通に話しかけて普通に誘えばいい、というのもあるが。
思い浮かべるのはミスコンの舞台に立っていた風紀委員、特に副会長。

「まったく、こんな方まで飛ばさなくてもね。で、なにか言いかけなかったかい?
 フフ、せっかくなら足も紐で括るかい?まあ紐なんて持ってないけれど」

ボールを飛ばした者が帽子を取って詫びている様を遠目に見て、大丈夫だ、と示すように手を掲げる。
そして案外ノリノリに応じるのだ。男同士、親しくなるのも早いもの。
809カチューシャの女子生徒 :2018/10/11(木)00:10:35 ID:7zG
>>803

商店街とはある種の暴力街と言っていい。
アーケードの下、閉じ込められた空気の中には胃袋を殴るようなソースの香り
乙女心を抱きしめる甘露の香り。容赦なく少女たちの食欲をぶんなぐる。
これは戦いだ。財布に込めたHPが無くなる前に、自身の胃袋を満たせるか。

「ぐっふっふっ……」

下手糞な悪役笑いを浮かべつつ、制服のポケットから財布を取り出した。
ピンク色の、小銭入れサイズの可愛らしいモノ。しかしそこから取り出したのは

YUKICHI!!!!!!!!

高校生からすれば十分強力な味方であるHIDEYO、その五倍の能力を持つHIGUCHI、その二倍の能力を持つYUKICHIであった。

「もっと贅沢したっていいよいいよ~?
 恩人だしネ、ぶるじょわな私に好きに甘えちゃえーい!」

胸を張り、ド級のドヤ顔から繰り出されるたこ焼きは、ありったけのトッピングを載せた豪華仕様である。

「ほらほら、もう子供扱いできなくしちゃうよ~」

爪楊枝の先端にたこ焼きを一つ。極上の生地はぷるぷると震えながら、水無月の口へ。
子供扱いされていたのはしっかり自覚していたらしい。これでも高等部3年生である。
810一条 輝 :2018/10/11(木)00:11:42 ID:XSD
>>807
「海賊部の幽霊部員って所さ!」
「先輩でしたか、まあよろしく!」
 輝は写真部として仕事をする、そのネタの為に名前を貸す事にした。
 それを伝え、有里が先輩と認識し頭を下げる。
811久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/11(木)00:17:53 ID:ToL
>>800

「照れてませんよ…でも、その…ありがとうございます」
「設立のきっかけはミナミさんのミスコンがあったからですよ。
本当に、お疲れ様でした。私がもっと頑張っていれば…優勝も…」

照れながらも感謝する。その後、ミスコンについての言及。
かなり悔しそうに…俯く。彼女はできる限りの努力をしたつもりではあるが…一歩届かなかった。

「呉葉先生ですか!?あの人は今風紀委員の顧問のはずじゃ…」
「分かりました…一応掛け合ってみますね」
「それで…ミナミさん。次のお宝は何ですか?」

お宝…もとい次の目標を聞いてみる。

>>807

「無、無灯くん!?一応手伝いはしてるけど…正式な部員じゃないつもり…でもそうだな…一応副部長に当たるのかな…今の私」

同級生の無灯を見て、大いに驚く。学園の、特に同い年の生徒は誰であれ顔と名前は一致するくらいには覚えている。彼が彼女のことを覚えているかは知らないが…同級生に今の立場を見られるのは…少し恥ずかしい。

「無灯くんは何か部活に入ったりしないの?海賊部は…目的も未だ不明瞭だし、いつ犯罪に首を突っ込むかもわからないし…オススメは…出来ないけど。ミナミさんはすごい魅力的な人だと思う」

念のためのアピール。彼が部活に入るかはわからないが…恐らく入らないであろうが、頑張ろうとしていることだけは伝えたいつもりだ。

>>810

「海賊船の幽霊部員なんだね…でも、一条くんもよろしく!
ミナミさんの魅力的な写真を撮ってくれると嬉しいな…」

彼にも挨拶をする。できれば好印象の部活であって欲しいのが希望なのだが…イロモノ扱いなのかはたまたそうでないのか、真相はわからない。
812水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/11(木)00:21:36 ID:4Kf
>>809

時刻は夕方ということもあり。端的にいえば夕飯時なのだ。お腹が空くのも当たり前。胃袋にダイレクトに響くソースの香りは抗いがたい誘惑であり
同時に貧乏人ばっかりの学生達にとって400円は中々の痛手であるからして
――圧倒的戦闘力を持つYUKICHIは、学生にとって神にも等しい、否。神だ。その神を持ってさえいればなんにでも勝てる気がする。それが学生

「は……ははぁぁぁぁっ!!!」

故に平身低頭。この場の力関係は少女に傾いた。高身長の彼女は少女に対し。最大の経緯をもって腰を折り曲げる。
心做しか周りの学生達すらも少女を崇めているようだ。付言するならば、男子生徒の視線は少女の主張の激しい胸元へ一極集中している

「う……うわぁ……トッピングの天かすと紅しょうがにたっぷりのマヨネーズとソースの甘い香りが私をダメにする……」

黒い瞳は暴力的なソースの前にとろけ、だらしなく開いた唇は旨みの詰まった球体を受け入れて……頬張った

「あっつい!!!」

熱い
813伏木霞 :2018/10/11(木)00:25:05 ID:NfH
>>808
「……そいつぁまた難儀なものを。まあそのフィガロが好意と謝意を持って愛想よく鳴いてくれるといいな。……映画ねえ?」

その猫の名前が某夢の国にしろなんにしろ、鏡による精神の狂化が鎮まるのを祈るばかり。

「……自衛用、風紀委員には内緒でな?」

伏木霞の顔をよく見ればその顔は不良然としており、自衛というワードや先の鏡の件からもわりとそういうことには縁があることがわかるだろうか。
普通ならその手袋で殴られただけでも結構な痛手になることは言うまでもなく。

「むしろ……いやまあそういうことなら言うだけ言うさ」

さてここで二人の齟齬としてその副会長も会長も伏木霞は実際には遭遇してないという問題があるのであった。……まあ、あとは流れ。

「ま、まあ、ここまで飛ばせるなら優勝? は間違いねえだろ。……え、あー。男子の方は仮装すんのか? って思ってな」
「紐じゃなくて包帯ならあるがどうする?」

何で持っているんだ、というツッコミはしても問題ないだろう。ノリノリなのはお互い様であり、男子同士でこういう交遊は少なかったので少し楽しいのである。

//すみません遅れました……!
814花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/11(木)00:25:13 ID:A1z
>>801

「焼き立てあんぱんだよ?うんでーのさだよ?」

【褒め殺しを続けつつ、コンビニバイト、と言われたことで千尋はふと、白と初めて出会ったあの夜の事を思い出していた】
【"あの時と同じ夢"を見たら、いつでも会えるのかな、と、そんな考えを何となく頭に過ぎらせ】

「ちひろ、みたいな~、白お姉ちゃんのかわいいとこ、みたいな~」

【そしてついに、全力の説得の甲斐あって白のプライドは脆くも(?)撃沈した】
【だが渋々の了承も千尋の目には十分な答えだった。彼女は嬉しさで、ぱーっと瞳を明るく見開いて輝かせるのであった】


「ほんと!?やったー!よかったね、サブロー!」

【思わず、膝でくたばっていた事の発端を抱えて呼び掛ける千尋】
【今しがた目を覚ましたばかりのサブローは、一体何の事だか分からず、力なくなげやりな鳴き声を返しただけだった】

「…そういえば、このポスター、どこからとんで来たんだろ………?」

【横に座る白へと身体を傾けて、何の悪意もなしに呟く】
【屋上にはポスターを貼れる場所など空いて居ないし、第一貼り付けられても、風ですぐ飛んでいってしまうだろうからだ】
【やはり、何者かが持ち込んだのは確かであった】

//大丈夫です、お気になさらず…!返信はお昼か夕方になります
815一条 輝 :2018/10/11(木)00:26:26 ID:XSD
>>811
「ミナミ先輩だけでなく、久宝寺先輩や永谷園先輩……海賊部の海賊部らしい活動を撮らせて貰うさ!」
 ミスコンでの投票理由はネタ枠の気配を感じたからである。つまりその時は色物扱いだった。
 今は要観察、活動を見て判断しようとしているところだ。
 特定個人を集中してとるつもりはないのか、部員なら大体撮影すると輝は宣言した。
816有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/11(木)00:31:20 ID:Cm3
>>799
殺す気で撃たなきゃ、それは全部峰撃ちッス。ちょっと休暇をあげちゃうだけッスよ。
ボクにはそれが出来るだけの権限があるッス。その時だけッスけどね。

【わかればよろしい、と得物をホルスターに押し込んで腕組み】
【続く彼の話は、体重をかける度にギシギシと軋む机の上に腰を下ろして拝聴の構え】
【途中で組む足を何度も架け替えたりと、何とも落ち着かない様子】

なーんか分かったような分かんないような感じッスね。
第一そんな話を信じろって言うんスか?ココの生徒がヘンな鏡でヘンテコな姿に変えられてるって話を?
まー、撃てれば問題ないッスけど。ボールとか蜘蛛とかバラエティ系のガンシューティングの的っぽいッスし。

【現実的に考えれば妙な話である。人間が別の生物から非生物に変えられて暴れるなんぞ、気の狂った人間の作り話としか思えない】
【しかし、それが成立するのがこの都市であり、この学園なのである】
【異能の力は素晴らしい。空想を現実にし、無を有に変える。だからこそ、恐ろしい】

【そして異能が異質であるのと同じように、この街の人間も異質。全ては等しく受け入れられる】

ああ、体育祭ッスか。ボクも警備側として出るか、学生側で出るか悩んでたんスよ。
せっかくッスから、センパイからも上のヒトたちに聞いといてほしいッス。

は?ボクがッスか?
えー……なんでボクがやらなきゃならないんスか。どうせセンパイもヒマでここまで来たんじゃないんスか。

【彼の要求を聞くなり、非常に分かりやすい程に少女の表情が歪む事になる】
【無理もない。警備隊内で問題児として話題の少女も、学園内においても同じく問題児として教師陣では一部に有名なのである】
【そんな少女が、その教師陣と話し合いと称して面会する事になったならば。起こる惨事は想像に容易い】

……まあ、どっかで取り合っておくッスよ。
その代わり、ボクが始末書行きとか、何かと困った時は協力してもらうッスよ。
またあの懲役房に叩き込まれるのは勘弁ッス。
その程度、副隊長の力を持ってすれば余裕ッスよねぇ?センパイ?

【手渡されたメモリーチップを、支給されている端末に押し込み、報告書を端末内に展開】
【どうせロクに読むような事もせず、適当に流し読みしながら話を進めていく】
【しかし、この顔非常に悪い。というよりゲスい】
817イベント:船乗りの集い :2018/10/11(木)00:34:31 ID:HLz
>>804

「あいよ了解。いい写真、期待してるよ?」

【肩をポンと叩いて】
【それは、ただの励ましでなく、海賊部のためになってもらうという、含みを持った台詞】

>>807

「海へ出る、宝を獲る、果てを目指す、後は自由!それが海賊部!」
「いいよ。終わる頃にゃ、船に乗る気になってるろうしね!」

【根拠のない自信に基づく台詞を年上へ堂々とぶつけてのける】
【その底抜けの何かがなければ、海賊部の旗も挙げてないし、ミスコンに出場したりもしてないだろう】

>>811

「なぁーに、宝が永遠に手に入らなくなったわけじゃない。来年もミスコンはある、また取りに行きゃいいのさ」
「風紀委員の顧問だから、だよ。私と一番付き合いが深いだろ?」
「そいつは今から話そうと思ってたところさ、ちょっと待ちなよ」

>>ALL

「さて、互いの面識も出来たところで、本題に入るとしよっか」

【全員分の自己紹介が終わったら、ぽんと手を叩いて】

「まずは、目指す宝から話していって、そこから航路を考えてこう」

【そういって取り出したのは、教室からかっぱらってきたのか、色とりどりのチョーク】
【静止が掛からなければ、ナチュラルに屋上と校舎を繋げる部分の壁へ書き込み始めるだろう……】

「今んとこ、私の耳に入ってる宝の話は、大きなものが3つ」
「一つは、体育祭の「部活対抗リレー」……毎年恒例、異能トラップ乱戦何でもあり、保健委員が悲鳴を上げる、って話らしい。こいつで一番を取って、海賊部の旗を掲揚させてやろうじゃないか」
「二つは、ハロウィンの仮装大会。どんな格好をするかは正直まだ思いついちゃいないけど、海賊らしく度肝を抜く奴をかましてやって、優勝してやろうじゃない」

【心底楽しげに、宝の内容を語っていく】

「そいで最後は、ちょっと曲者だ……「願いを叶える鏡」って噂、聞いたことあるかい?あれを獲りたい」

【先の二つとはかけ離れた、危険極まりない「宝」の話も、不敵な笑みを浮かべたまま語る】

//御茶漬さんも自己紹介をした体で進行しております……
818祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/10/11(木)00:36:14 ID:beW
>>813

「はは、まあ鏡の影響さえなくなってしまえば気のいいやつだと思う」

「なるほどね。こういう街だ、自衛手段くらい風紀委員も認めてくれるんじゃないかな?」

心得たように頷いて。
異能持ちならそれは自前で持っているものだし。そういった場に縁があるのなら尚更。

「当然、男子だって色々やるよ。
 寧ろ露出面でいうなら女子より縛りが緩い分自由度が高いとも言える」

需要の話でいうなら、女子からの需要があるとか、ないとか。

「フフ、準備がいいね。それじゃあ共に行こうじゃないか―――!」

包帯があると聞けばやる気満々、そのままいずれどちらかからバランスを崩し倒れて冷静になるまで、二人三脚でトラックを周回していくのだった。
体育祭前になにしてんだ、というツッコミは野暮ってものだろう。

//こんな感じで〆でよろしいでしょうか!楽しかったです、ありがとうございましたー!
819カチューシャの女子生徒 :2018/10/11(木)00:38:41 ID:7zG
>>812

「ちょちょちょーい!やりすぎやりすぎ!」

しかし恩人と救われた人間という関係はまだ変わっておらず
彼女もまた慌てて水無月に視線を合わせしゃがみこむ。
彼女は余り制服をきっちり着る柄じゃないらしく、スカートから出した裾をひらひら揺らしていた。
鎖骨から胸へ、そして直下するシャツの線は太っているようにも見えて。気づかなければ、それは色気の無い恰好ではあるのだが。
しゃがみこんで、胴体と膝に挟まれて。むにゅっと形を変える乳房が零れ落ちそうな程。
周囲の視線を気にする様子はない。天然である。

「あ、そりゃそっか。えへへ……大丈夫?」

YAKITATEのその時こそたこ焼きの暴力は最も威力を高める。
それは爆弾に等しく、口の中に居れれば熱が爆発するが。それを乗り越えた者にこそ、極上の感触が舌を襲う。

そんなやり取りを数度繰り返す。自分では口にせず、もっぱら水無月に食べさせることを楽しんでいた。

「見て見て……実質増えてるよ……
 私のお金増えてる……まだまだなんだっていけるよこれ……」

HIGUCHI1枚とHIDEYO5枚、そして小銭を入れた小銭入れはパンパンに。感触としては増えているとすら。
さあまだまだ、商店街は楽しめる。

「……服とか、買えそう。」

商店街に並ぶ洋服店。ショッピングモールに対抗して生き残るそれらは、徹底して安い。
しかも安いだけじゃない、品質も良い。糸のほつれや、小さな傷等の訳アリ品を安く買い、修復して売る。
そのサイクルにより外部ではYUKICHIすら手の届かない服ですら、HIDEYOチームで討伐できる値段で並んでいるのだ。
820一条 輝 :2018/10/11(木)00:43:37 ID:XSD
>>817
「すまん!部活動対抗リレーは写真部として出ることになっている!」
 輝は身体強化等の能力なしで100m10秒くらいの逃げ足を持っていて。
 写真部の中では速い方の扱いとして強制参加を言い渡されていた。

「仮装大会は是非協力したい!何なら能力で背景や必要な映像を用意してみせよう!」
 妹のサポートと被らなければ、写真部としての撮影ついでにある程度手伝うことも出来るだろう。
 輝はそう考え、可能であれば参加する意思を示す。

「鏡に関しては……噂が噂だ!ある程度モノが分かってから判断しても良いか?」
 化け物が出ただのそういった都市伝説を思い出し、輝はこれに関しては渋るようだ。

//ごめんなさいもうそろそろ寝落ちします。以降沈黙しているものと扱ってくださいませ
821伏木霞 :2018/10/11(木)00:44:49 ID:NfH
>>818

「鏡って本当怖いよなー……そういうもんかね? 今度誰かに聞いてみるか……」

ヒツギの後押しには少し自信でもついたのだろう。以前ある少女には誤魔化したのは荒事には関係なさそうな雰囲気だったから。

「それはまあ見たくねえような見てもいいような。まあ盛り上がりそうで何よりだな」

イケメンやマッチョ系の男子ならばそれはもう露出にしろなんにしろ大騒ぎものだろうと。
女子に対する男子の需要のようなものだろう。こちらは下手すると全員お説教ものだが。

「ああ――――どっちが力尽きるか勝負だ――!」

――――とりあえず、今は二人とも熱いし良いんじゃないかな。
一部始終を見ていた先程の少年がふと漏らしたそんな言葉で代弁してもらおう。

体育祭前だからこそ、こんなこともできたのだから。

//こちらも楽しかったです! ありがとうございましたー!!
822水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/11(木)00:53:23 ID:4Kf
>>819
「私はね……お財布の中にHIDEYOを5枚しか仕込まないタイプなんだ……!だから唐突に神が現れて動揺してしまったんだ……!」

彼女も、そして恐らくは少女も。周りの視線には鈍感な方なのだろう。
少女のスカートから出た制服の裾から覗くお腹は男子生徒の視線をより強く集め。
なによりも少女の武器はその胸だ。無頓着に屈むものだから形を変える乳房は男子生徒達にクリティカルヒット
幾人かは鼻血を垂らし。幾人かはうつ伏せに倒れ込んで痙攣している
ちなみに彼女へと向けられる視線は皆無に近い

「大丈夫じゃないかも、口の上の方の皮がべろっと剥けた。そういう経験無い?」

ぱくりぱくりと次々口に運んでいく。気分は餌付けをさせられている猿だ
半分ずつ分け合うつもりだったたこ焼きは全部食べさせられてしまった。口の中とお腹の中は歓喜に打ち震えている

「……女子の本分は買い物だからね、普段は泣きのウィンドウショッピング……なれど」
「お金を持っている時の女子高生は……強欲の化け物だ」

見た目は中学生位の少女。とはいえ愛らしい顔立ちと大人顔負けのスタイルはさぞかし着せ替えが映えるだろう
見た目の自己評価が低めの彼女は可愛い少女を着飾る事を密かな趣味として……

「ってちょっと共同墓地行くんじゃないのかな!?」

少女の自己主張の強いそこへ、容赦のないツッコミのチョップが突き刺さる……かもしれない
823無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)00:59:37 ID:YL1
>>811
「うん?………あぁ、朱音さんか!」

一瞬誰だか分からなかったが、よーく目を凝らして彼女を見ると、ようやく顔と名前が一致した。
確か、とても真面目な人であるという印象。海賊部の手伝いをしているとは思いもしなかった。

「うーん、部活ってめんどくさそうだしなぁ……まあ、彼女が面白い人だってのは認めるけど」

彼女が何かに躍起になっているのは見てわかる。何か分からないが、そこまで情熱を捧げられるのはとても素晴らしい事だと思った。

>>810
「それにしても写真部かぁ、いつも見させてもらってるけど、良い写真ばっかり撮るよね」

お世辞ではなく本心。学園の新聞に掲載されている写真に目を通しているが、どれも目を見張るものばかり。少なくとも、有里の感想だが。

「海賊部に入るのも、写真のためだったり?」

>>817
漠然とし過ぎていて彼女が何に情熱を燃やしているのかは分からないが、とにかく羨ましいと思う。自分には、そこまで真剣になれるものは何もないのだから。自分の持っていないものを持っていて、本当に。

「なるほど………鏡、か」

部活対抗リレー、仮装大会はとりあえず海賊部の名を上げる為のものだとて、鏡の件は有里自身も気になっていた事であった。願いを叶える鏡とは、なんとも聞こえが良いものだが。

「でも、下手に首突っ込んだら危険だよ?なんだか風紀委員も動いてるって言うし…」

無闇に関わったら間違いなく危険な類だ。聞けば風紀委員も鏡絡みの事件を解決する為に動いているらしい。それを承知で、首を突っ込もうというのだろうか。
824サングラスの男◆.tjoqdQWis :2018/10/11(木)01:04:37 ID:782
>>816

【一応男にも留まるべき一線がある】
【流石に嫌がる相手へ無理強いはしない……まして銃まで持ち出されたら尚更】
【ニヤケ顔では説得力もあったものではなく】
【机をひとつ犠牲にしても納得はしてもらえなかった模様】

いやいや実際、おれっちが戦ったデケェ鎧武者も、中身はキリッとクールなケンドーガールだったんすよ。ありゃギャップ萌えなんちゅうレベルの破壊力じゃ無かったっすねぇ~。
ま、弱点が分かってりゃ対処出来ねー相手じゃねっす。
サラさんみてーに腕のいい射手なら無力化もラクショーっしょ

【胡座をかいてぎっこんぎっこん船を漕ぐ】
【素行はともかく彼女の腕前は身をもって信頼済み】
【いい加減机がヤバそうなので立ち上がって親指を立てて】

暇っちゃヒマなんすけどねぇ~。サラさんとも全然話足りねーけど、いい加減戻らんかったら隊長にどやされちまうもんで。

お易いゴヨーっす。そんくらい任しといてくださいや。
サラさんがデートしてくれるならいくらでも口利きしちゃいますもんねぇ~~

【あくどい提案には当然の如く条件付きで一も二もなく快諾】
【女好きに手足の生えたような男と1日付き合うか、懲罰房で孤独に1日反省するか。どっちが苦痛か試してもらうのも悪くないか。いや最悪である】

じゃ、次は体育祭で、っすかね。
お互いぼちぼちやりましょーや~

【最初よりおどけた敬礼。ついで去り際に背中をペしんとタッチしようと。腕が長いので背中以外の部位に当たってしまうのはご愛嬌ーーご愛嬌である】
【これ以上弾が飛んでくる前に扉を開けすたこらさっさ。鴨居に頭をぶつけつつ、割れたガラス片をシャベルのような手で掬っていったのはせめてもの罪滅ぼしのつもりだろうか】
【それならまず謝れーーとは言わない約束である】

//この辺で〆で……返信遅くて失礼しました
//ありがとうございました!
825カチューシャの女子生徒 :2018/10/11(木)01:09:08 ID:7zG
>>822
HIDEYO一枚で銃を持っている気分になれる。ならYUKICHIの万能感は想像に難くない。

「まま、私だけだとあんまり使わないんだけど。
 小食だからあんまし食べないし、服とかもたまにだし。」

別に、これ可愛いし!なんて言いながらくるり。その場で回って見せた。
はためくスカートとシャツの裾が、かすかに肌色を覗かせる。
引き締まったモデル体型ではないけれど、寧ろそれが危うい。
なおその口ぶりからは、少女は少女で水無月を着せ替えるつもりだったらしい。

「たまになるなる!でも美味しいから食べる。痛いけど食べる……
 服いいでしょこれだけあればなんだって……あひぃ!」

二人してショッピングの話題に花が咲きかけたところに、鋭い突っ込みが突き刺さった。

「お、覚えてるてる……うん。
 久しぶりに来れたから、友達にあわなきゃーって。
 でもでも、遊びすぎると嫉妬されちゃうかな?」

なんて言って。冗談っぽく笑うけど。本気で笑えば眩しいぐらいのそれは、少しだけ陰りを見せる。
伏せた目と、本の微かにしおらしくなった声と。
友達に、墓地に会いに行く。それが示すのは当然そう言う事で。
826水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/11(木)01:24:16 ID:4Kf
>>825

「私は結構食べるほうなんだよね、ほら。風紀委員って体が資本なところがあるからさ」
「キミは……(食べたら栄養が胸に行くんだろうな)甘いものとか好きそうだね」

少女はどこか危うい、視線に鈍感と言うか。治安のあまり宜しくない学園都市で、この警戒心の無さは心配にならざるを得ない
見た目がいいなら尚更だ。その明るい笑顔を汚そうと迫ってくるものも少なくはない。
と、流石に少女が肌を晒すことに危機感を覚えた彼女は、観衆の視線から守るように少女へと近づいて
どうどうとその肩に触れて落ち着かせようとするだろう

「覚えてるてる坊主、遊ぶのはいいけどまずはやる事をやってからだよ!」
「……あ、えっと。友達……か」

冷静に考えれば。この年頃の少女が霊園に用がある事自体が珍しい。余程のことが無ければまだ両親も健在であろうし。人の死に触れる事も少ないからだ

「……じゃあ、私もその。キミの友人に会ってもいいかな」
「……えと、友人の友人は、また友人……だからさ」

許されるのなら、彼女は少女の小さなその頭を撫でようとするだろう。それは優しく。というよりは少し乱暴に
髪の毛がくしゃっとなるほどに
少女を友人と断定しての、下手くそな慰めだ
827イベント:船乗りの集い :2018/10/11(木)01:29:52 ID:HLz
//朱音さん大丈夫でしょうか……?
//あれなようでしたらここで凍結して明日という形でも大丈夫ですがいかがでしょうか
828無灯有里◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)01:34:25 ID:YL1
//自分は凍結でも大丈夫です!
829イベント:船乗りの集い :2018/10/11(木)01:36:49 ID:HLz
//それではいったんここで凍結ということで……明日も夜には出られますので……
//参加者の皆様、ありがとうございます&ガバガバ進行申し訳ないです
830神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/11(木)01:37:20 ID:rvT
【────異能学園都市、第二アリーナ】

【数日後に開催される体育祭では競技場の一つとして使用されるこの場所も、現時刻においては通常通りの用途で解放されていた】
【通常通りの用途とは即ち、模擬戦用のバトルフィード。この施設は大出力の異能にも耐え得る構造によって、日々異能力者同士の戦闘訓練に用いられている】
【そして彼女がこの場所を訪れた理由は、自主練の為────というよりもストレス発散と気分転換を兼ねて、だった】


────よっとッ!!!

【相手が作り出した火炎弾を躱すと同時に、念力の塊を叩きつける。その直撃によって吹っ飛ばされた相手を確認すれば、既に意識を失った後】
【待機していた救護室のスタッフに手招きすれば、小さく溜息を零して頰を伝う汗を拭う。久方ぶりの模擬戦は、実際良い運動になっていた】

【生徒会副会長を務める高等部二年生、神名深月。決して好戦的な部類ではないものの、偶にはこんな気まぐれも起こす】
【最近は体育祭の準備で大忙しな最中、打合せの為に訪れたアリーナで息抜きついでに模擬戦をしていこうと思い至ったのが数十分ほど前の話】
【そうしてここまでに数人の対戦相手────血気盛んな学生達を連続で医務室送りにするという暴れっぷりを見せていて】


うん、偶にはこういうのも悪くない
何より模擬戦だから、恨み辛みなしで思い切り能力を使えるのが素晴らしい

【そんな調子で満喫していた。ウォータークーラーでの水分補給を終えると、口元を拭いながら彼女は微笑みを浮かべてアリーナに戻っていく】
【タンクトップタイプのスポーツウェアに身を包んだ彼女は、然し未だに無傷同然。時間にはまだまだ余裕はあったから、もう一戦位は楽しみたい所】
【模擬戦に付き合ってくれそうな相手はまだ残っているかと確認しながら、前髪を軽く搔き上げるのだった───】


//置きになりますが絡み待ちです…!
831カチューシャの女子生徒 :2018/10/11(木)01:45:17 ID:7zG

>>826

「ちょちょい!ちょちょい!
 別に凹んでないない!!」

あくまで自分は笑っているし、整理もついてるはずだから。
伸びる手がカチューシャをくしゃっとずらして。乱暴なぐらいの慰めを、自身の手で振り払おうとして。

「ずっと昔の事だし、どうしようもない事だし。
 だから、もう……」

終わったことだと思っていても。たとえそれがどうしようもなかったとしても。
友達がいなくなって空いた胸の穴は、決して埋まることがない。その穴を受け入れることはできても、決して消えない。
大丈夫だと言おうとして、それをまた実感したみたいで。笑ったままなのに、目が潤み始めて。

「ごめん……もっかいちょーだい。」

泣き出しそうな顔をバレないように伏せて、体を水無月に預ける。
自分で振り払った手が、今更ほしくなって。
ちょっと我儘かな。

-------------------------------------

「来たよ来たよー!忘れてないよー!」

古びた鉄格子の門を開けて、霊園に入る。ここが墓所であることを忘れそうな明るさで。
けれどそれが空元気なことぐらいは、きっともう伝わってしまうだろう。

「優菜ちゃんにはこれで、夏鈴ちゃんにはこれね!みもちゃんはこれで、いっきーはこれ!
 へっへん。ちゃんと好きなお花だって覚えてるから!」

霊園の中心、慰霊碑の前に4つ、花を添えた。桜、アサガオ、コスモスとラベンダー。どれもきっと、彼女の友達が好きだった花。
そこに眠る子供は余りに多くて、その名前がどの個人を指しているのかわからないけれど。
その花々は、確かに友達に届くはずだ。

「皆に、心配ばっかりかけてたし……でもでも今日からは大丈夫!
 なななんと!私にもまた友達が出来ました!!」

無音の霊園に少女の拍手が鳴る。そしてその手で、背後の水無月を指示した。

「だから……えと、ね。これから、多分、大丈夫だから……」

空元気もいつか尽きる。
しゃっくりのように言葉が途切れて、声が湿りだす。そして

「……我慢してるんだけどね。泣いちゃうと、心配、かけちゃうし。
 出ないようにしたいんだけど、でちゃうんだ……ごめん。」

それは溢れ出す。
832王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)02:06:44 ID:YL1
>>777
ガチャリ、とノックも無しに不躾にドアが開けられる。
そこに現れたのは、外道院がよく知っている顔だ。
一時期は彼女と志を共にした元同僚であり、そして、今は、『紅組』として、不良を率いている人物。道を違え、正反対の方向へ進んだ男。

「無様だな、外道院。風紀委員ともあろうものがこのザマか。『フェイタルミラー』の件、私も聞いているぞ。紅組も被害にあったからな」

彼女を見下すような、冷えきった眼光。何食わぬ顔で、ズカズカ進み、外道院と相対する。

「聞けば、風紀委員もやられたそうじゃないか。なぁ?」

『紅組』の存在は既に広く学園都市内に知られている。当然、烈火も要注意人物として目を付けられているはずだ。
この男は、そんな天敵とも言える存在の本拠地に堂々と乗り込み、その長と話そうとしているのだ。勿論、タダでこんなところに来るはずがない。ここに来たのは、それなりの理由があるわけだが。

//まだいらっしゃれば…!
833水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/11(木)02:10:26 ID:4Kf
>>831

明るかった彼女が見せたほんの少しのしおらしさと、伏せた目が無意識にその手を伸ばして
少し乱暴なのは、遠慮を見せないため
振り払われたのはやはり嫌だったのかと、考えをめぐらせてその手をさすった
どうしようもない。というのはその通りだ。だがそれでも心の整理がついていないのは。反応でわかる。

「……ん、いいよ。」

少女の語る言葉に耳を傾けて。余計な言葉は発しない。
隠そうとした少女の涙は、見ないようにした。
鍛えられた、少し硬い体で受け止めた少女の背をただ撫でるだけ
今度は乱暴に、じゃなくて壊れ物を扱うように優しく髪に触れた

――――――――――――――――

たどり着くのは霊園、先導する少女の背を見つめて
明るく振舞おうとする健気なその少女に、感じ入るものがあった。明るかった声は無理をしているようにしか聞こえなくなったから
ぱっちり開かれた黒い瞳は。花を添えるその少女へと向けられていた
彼女は友人達へと言葉を紡ぐ少女の後ろで、手を組んで祈る。土の下で眠る少女達へと語れる言葉はないけれど
友人になったという一言だけを、胸中で報告した

「……私もね、最近学んだんだけど。無理したり、我慢しすぎるのは良くないんだ」
「キミの魅力は元気な所。明るい所。でもそれを、無理して作るのは誰も得しないから」
「……胸くらいは、貸すよ?」

しゃくり上げる少女の背に、その頭に掌を載せた
834アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)02:17:36 ID:9Ur
>>830

――――その一部始終を見終えた彼の顔はすごい遠い目に伴う笑顔だったという。

(良し、かーえろ)


 アレックスはそう思いながらさっときびすを返した。
 大抵の人間は行った場所に苦手なやつが居ればそんな反応をするものである。

――――だが彼は図体がでかい。
 すたすたと闘技場から距離を離していく彼の背中は、多分ミツキには簡単に見つけられてしまうだろう。

 まあ、からかわれるのが苦手なだけで、心底から嫌っているわけではないのだが。アレックス・パッションビートは神名深月を多少忌避の対象としている。
835カチューシャの女子生徒 :2018/10/11(木)02:24:34 ID:7zG
>>833

「皆の前でぐらい、元気で居たいじゃん。
 みんなも、元気だから好きって、言ってくれたし。」

辛気臭い話はしたくない。何時だって明るい方が良い。
それが自分の長所だと思っているし、周りもそれを求めると思うから。
それでも、耐えきれないとき、というのはやっぱりあって。だから。
乗せられた手のひらに退かれるように、水無月の体に倒れこんで。

「……ちょっと、借りるね。」

ほんの一瞬だけ、ぎゅっと抱きしめて。頭を思い切り、彼女の胸にうずめた。
残るのは少女の体温と、胸に湿った感触が。涙を胸で拭うのは、せめてもの強がりか。

--------------------------

「……名前も聞いてないのに、甘えちゃった。
 良くないなー……えへへ。」

少し落ち着いて我に返ってみれば、初対面の恩人に甘えるという何とも情けない図。
頬を染めてちょっと照れ臭い。

「私、天谷 霙/あまや みぞれって言うんだ。
 こ、今度は私が甘えさせるから!!」

なんて調子を取り戻そうとふざけてみるが照れ臭さが抜けない。
こうして二人、名前を交わし合ったなら。
少女はもう少しだけここに残るという。きっと今日はそこまでで。

//この辺りで〆でしょうか!長時間のお付き合いありがとうございます!
836水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/11(木)02:36:54 ID:4Kf
>>835

「その気持ちは分かる、私もそういうタイプ……だったから」
「でも、誰の前でもそう在る必要は無い。たとえば"友人"の前では。気持ちの赴くままに振舞ってみたら。いいんじゃないかな」

何時だって明るいのがいいのは当たり前。そうすれば人は集まるし付き合いも上手くいく。
それでも無理をすればいつかはそれも砕け散る、それは明るい自分をも壊してしまうものだ
もしかしたらこの少女は、もう大分無理をしていたのかもしれない。それが休学に。繋がっているのかもしれなかった。
小さく「よしよし」と呟いて。少女の背中を優しく擦る
彼女の体は何時だって女子生徒らしくない、ほんの少しの硬さを持って。

―――――――――――――

「あはは、なんだかんだで色々あったし。友人だと押しかけたのは私だし。おあいこだよ」

結局の所、明るい彼女とスキンシップ過剰気味な彼女は相性がよかった。
少し踏み込みすぎた気もするが、少女が受けいれてくれるのなら。問題は無いだろう。

「私は水無月時雨、異能学園二年で風紀委員。うん、霙だね、覚えたよ。」
「ふふ、甘えさせて。みるといい。勿論たこ焼きでの餌付けは禁止だ」

少女の友人の見ている前で、彼女も友人として少女と語らうのだろう。
実は霙が三年生の先輩だと知った時にはもう一悶着あったとかなかったとか

//こちらも〆で……楽しかったです!ロールありがとうございましたー!
837神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/11(木)02:57:28 ID:rvT
>>834

【ムズムズとしたものを後ろ首に感じる。この感触は大抵の場合、有象無象から負の感情を向けられている際に得られるものだ】
【どうやら自分を嫌っている者がこのアリーナにいるらしいが、果たして誰だろうか────心当たりが多過ぎて、少し考えただけでは思い浮かぶ筈もない】
【こんな性格をしているのだから、作った敵も数知れず。まあ、そんなことはどうでもいいのだけど、周囲を少し見渡せば気配の原因はすぐに判明した】


────やっほー!アレックス・パッションハートくーん!
奇遇だねー、こんな場所で巡り会うなんてさー!

【立ち去ろうとする背中に向けて、遠慮なく大声を浴びせる。気付かれる前に逃げようだなんて、そうは問屋が卸さない】
【まあ、呼び止めた理由なんて特にないのだけど────強いて言うなら、その方が面白そうだからだろうか?】
【彼が自分を忌避していることは知っているが、だからといって揶揄うことを止める理由にはならない。そんな態度だから嫌われるのだろうけど】

【大声で呼びかけたことで、他の学生利用者の視線が彼に集まるだろう】
【事情を知らない者からは奇異の目が、副会長の人柄を知る者からは同情と憐憫の目が】
838アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)03:03:34 ID:9Ur
>>837

「……………………」

 どこから突っ込もうか。
 怒ったものか、ため息したものか。

――――けっきょく、彼はひきつった笑みを浮かべて。くるりと向き直ることにした。

「パッションビートッスよ、深月さん」

 視線がだるい。こっちみんな殺されてえのかボケが、とかつてとった杵柄で周囲にガンをブッ飛ばしてやりたいところだがいまの自分はフウキイインである。そうもいかず。学帽の鍔を摘まんで目深に被り直し、できる限り周囲からの視線をシャットアウトした。

「どうしたんすか、そんな大声だして。こういうの目立つからよくないスよ」
839『No.5』鏡伍姫◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)03:08:35 ID:YL1
>>728
「ウフフフ……こんばんはぁ~」

廃ビル。一人座す御堂の前に現れたのは、『フェイタルミラー』を生み出した張本人の『No.5』、もとい、鏡伍姫である。
その銀色の髪を他靡かせ、ニコニコとした営業スマイルのようなものを振り撒きながら、彼女は御堂の前にずいと体を近づける。

「その後の加減は如何かしら?失態ばかり重ねてるけど、そろそろ高等部長に怒られるんじゃない?」

嘲るような口調。艶のある唇は、三日月に微笑んでいる。
しかし、実際の所、彼女は高等部長の犬である彼をとても苦手としていた。今や高等部長は独自の行動を取っている。共に鏡を配る所までは同じだが、その目的も根本から違っているのだ。

「……はぁーあ。それにしても、体育祭は鏡配っちゃダメなんでしょ?つまんないの~、手っ取り早く配れるのに」

と思ったら今度は唇を尖らせて不満を垂らす。と、いうのも、体育祭の間は鏡を配ってはならない、という話になった事に不満を持っているようで。
となると、伍姫はとても暇になるのである。

「それにしても、学園に戻れないタイミングでどうするのぉ~?それ。それやる為に戻ったら風紀委員に今度こそお縄だよ?」

とりあえず、おちょくってやろうと思った。本人も自覚しているであろう事を、意地悪そうな口調で、伍姫は御堂に言うのであった。傷口に塩を塗りつける行為である。

//返すのは昼ぐらいになるのと並行になりますが…!
840神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/11(木)03:25:39 ID:rvT
>>838

ああ、ごめんごめん、パッションビースト君……あれ?

【また少し間違えてしまった気もするが、きっと瑣末な問題だろう。横文字はどうにも苦手なのだ、覚え辛くて】
【周囲の目線は意にも介さず、引き攣った笑みを浮かべる彼とは対照的に、自分はというと自然体にて飄々とした笑みを浮かべて見せる】

第二アリーナ、僕は所用のついでに折角だからこうして模擬戦を楽しんでいたんだけど
君も此処に来るってのは知らなかったな。確かに風紀委員会の人が自主練に利用するとは聞いていたけど

【ここは本格的な模擬戦が行える数少ない施設の一つ、路地裏の喧嘩ではなく万全の体制が整ったこの場所は、好戦的な学生のみならず戦闘職の者からも重宝されている】
【本来ならば自分のような人間こそ、この場に相応しくないのだろうけど、其処は神名深月という少女特有の気まぐれに依るものだから仕方ない】
【これでも実力者揃いである生徒会のNo.2。有象無象が相手であれば、無傷で返り討ちにするだけの実力はあると自負している訳で】

【まあ、そんなことは置いておくとして、相手の表情を見ればこの状況を心底嫌がっていることが言葉を聞かずとも伝わってくる】
【────知ったことではないけど。神名深月という少女が、他者への配慮よりも自己の関心を優先する人間であることは言うまでもない】


────まあ、話しかけただけなんだから、そう露骨に嫌がらないでよ
それにお互い目立つ身分なんだし、人目を気にするのは今更じゃないかな?

【方や風紀委員、方や生徒会役員、どちらも学園生活においては一定の注目を恒常的に浴び続ける立場である】
【深月の場合は生徒会役員らしかぬ性格が、より注目を浴びる要因でもあるのだけど────そんな性格だからこそ、平然と彼に語りかけるのだった】
841アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)03:37:02 ID:9Ur
>>840

――――びくびきとこめかみがひきつってくるのを感じた。

(からかってるのか天然なのか知らないが、こっちの怒りのツボを絶妙に刺激して来るんだよなあ、コイツ)

 アレックスは怒りという感情をなるべく抑えてきたしよほどのことがない限り爆発はしない。どちらかというと理性的なあり方にこそ価値があると思っているから、怒りという感情これひとつに限れば嫌悪している。
 だが、彼女と相対すると全体的な言動や、仕草から感じられる内心が絶妙に怒りを刺激してくるのだからたまらない。嫌悪している感情を催させる相手と長らく話しているのはストレスでしかない。

 感情豊かで、時にはナイーブな面すら覗かせる彼だからこそ、ストレスを与える人種とそうでない人種はわりと厳格に分けて居る。

「そうすね。その話しかけるのがなんか妙な空気作って無きゃ茶でもしばきあいながら適当な談話に興じても良かったんすけど、深月さんにはちょいと発言にくっついてくる影響ってのを見つめ直す必要があるかもしれませんね」

 まあ、元々自分も回復明けのトレーニング目的で足を運んだのだ。相手が居るだけもうけものと思おう。

「……じゃ、こんなところに居る以上、ぱっぱとやりましょうか」

 すたりと闘技場に降り立ったアレックスは、白の長ランを靡かせて深月に向き直った。

「しがないヒラの風紀委員ですからどれだけお相手になるか知ったこっちゃないですけどね」
842神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/11(木)03:59:52 ID:rvT
>>841

うん、相変わらずの辛辣な発言に安心さえ覚えるよ
その調子だと身体の調子も心配する必要はなさそうだ

────リハビリ相手ということになるんだろうけど、ペースは合わせよっか?
それとも────手加減なんて余計はお世話だったかな

【彼が回復明けであることも何処かで聞いていたらしい。その上での質問は普段と変わらぬ飄々とした口調で】
【彼の身体を労る思いが全てという訳でもないだろうが、それでも病み上がりの相手に対する最低限の配慮ではあるのだろう】
【最も、その台詞はどちらかと言うと挑発的な態度も含まれており────其処に関しては、この相手が手加減なんて無粋な真似を望む筈がないという確信があってこそ】

それじゃあ、こちらこそ────お手柔らかに、ね

【地面を軽く蹴って後方に下がれば、瞼を軽く閉じて異能を籠める。不可視の微弱な念力が発生し、深月を中心として渦を巻く】
【既に温まっている身体、準備運動は必要ないが────もしも彼がウォーミングアップを望むなら、其れくらいは待つだろう】
843アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)04:15:20 ID:9Ur
>>842


「必要ないスよ、リハビリだからって手加減されちゃ戻すのに時間がかかって仕方ねーですから」


 ぽきぽきと指をならしながらこおおと深く息を吐いたアレックスの体から、じわりと白のオーラがにじみ出た。彼の巨躯よりさらに頭ひとつ抜けて巨大な、回転するディスクアイを持つヴィジョンが形成される。
 ぎちぎちと握りこまれる拳が抑え込まれる所有者のイラつきを示しているようだった。

(よしブチ込もう。嫌なやつと言われようが知ったことか、この女の飄々面一回崩さなきゃ気が済まねえ)

 それを伴ったまますたすたと歩き出すアレックス。だんだんとその足音は強くなり、眉間の隆起が深くなり、眼には濃密な怒の感情が鋭くギラついていく。

(一発だけなら誤射一発だけなら誤射一発だけなら誤射一発だけなら誤射一発だけなら誤射一発だけなら誤射)

 たった一発。本心からブチ砕くつもりで打ち込むつもりのようだ。景気つけとしちゃ多分ちょうど良いだろう。幸いミツキと自分のタイプは似ている。己の周囲に動作空間を持ち、バトル的パーソナルスペースを如何に使うかが鍵になる。
 だから、まずは近づかなくっちゃ話にならない。アニムス、ブライトン・ロックの限界射程距離二メートルまで到達した瞬間、その所有者の怒りと連結し真の強力無比なるパワーを発揮する特性はトリガーを絞られた。





(――――くたばれ性悪女ッッッッッッッ!!!!!!)


『ラァッ!!!!!!!!!!!』


 開戦の号砲として、たった一発理性のタガをはずした一撃をヴィジョンの鋭いフックで以て放つ。
 軌道は寸分ためらいなくその小さな頭蓋のこめかみ部分。一発だけと己のなかで線引きしているから、その分スピードとパワーはいつにもまして冴え渡っていた。
844神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/11(木)04:41:46 ID:rvT
>>843

【相手から発せられる殺意めいた────というか殺意そのものとしか形容のしようがない濃密な感情に、揶揄いが過ぎたかも知れないと反省する】
【然し反省は偶にしても後悔は一切しない主義である深月は、謝罪の言葉を述べるまでもなく悠然と微笑みを浮かべたまま】
【目を細めながら、冷静に相手の一挙一動を観察する。手加減の有無なんて必要のない提案だったなと心の中で再確認しながら】

【アニムス────異能の在り方が一つ、その全てを知り尽くしている訳ではないけれども】
【この手の能力は間合いに踏み込まれてしまったなら、自分のような異能が相手であれば強引にでも競り勝ってくるという経験則】
【だから、対策の第一としては自分の間合いを保つこと。そして第二としては────】



────────あ、ぶなッッ!!!?


【回避運動を最優先。元より出力に難のある自分の異能では高威力の攻撃を、至近距離からタメもなく受け止めるなんて難しいのだから】
【サイコキネシスによって自らの身体を後方にスライドさせると同時に、こめかみがあった場所に出鱈目な威力を宿した拳が炸裂する】
【拳圧によって生じた風を肌で感じながら、心の中で冷や汗をかく────やっぱり、少し怒らせ過ぎたかも知れない】


仮にも女子相手に顔面狙いのストレートって、最初の攻撃から容赦ないなあ!?

【顔と髪は女子にとって命だと言うのに。そんなことを言ったら彼には鼻で笑われるか、でもなければ怒りの火に油を注ぐだけだろうから言わないが】
【後方へと跳びながら、渦巻く念力を加速させる。深月の有するサイコキネシスは基本出力こそ決して高くないが、加速のプロセスを経ることで天井知らずの力を発揮する力だ】
【そういう在り方の異能────というよりも深月自身の調整と改良によって、現在の在り方へと辿り着いた経緯はあるが、今は関係のない話】
【そして加速したサイコキネシスをそのままに、物理的なエネルギー弾として解き放った。一直線に放たれるソレは強烈な衝撃波となって、アレックスへと迫り行く】
845アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)05:11:47 ID:9Ur
>>844


「すいません手元が盛大にブチ狂いました。普段はこんなことないんだけどなァーはっはっは」


 いけしゃあしゃあとそんなことを抜かすアレックスはつとめて感情を表に出さず学帽で目元を隠す癖と共に深月の不満を聞き流す。
 けれども内心ざまあみさらせてなもんである。ヒヤッとさせただけ胸がすく思いだ。

(間合いを離してくるか。――――厄介だね、こう言うごく普通の攻略法を重ねてくるやつってのは)

 ごく普通かつ単純でいて、効果は絶大。射程距離限界がいやがおうにも存在するアニムスのヴィジョンは間合いに入らねば本当になんのことはないのだから。
 もっとも、その辺を埋めてアレックスが今まで風紀委員として活動してきたという事実は確かにある。

(となれば、だ。俺が行うべきことも当然できてくる――――『潰される間合いを如何に埋めるか』――そいつを考えなくっちゃあな……)

 衝撃波がアレックスの体を叩いた。『ドパン』と音を立てて――――その音を、形にする。そこそこに大きな文字が空中に浮かび上がり、耳の奥が針に刺されたように傷んだ。
 多少無理すればさらに音を形にできなくもないが、至近距離では控えて多少のクールタイムを挟まねばブライトン・ロックが音を認識できなくなる。
 空中に吹き飛ばされ様、抜け目なく掴んでいた『ドパン』をヴィジョンの健脚が蹴り飛ばす。ドンピシャりにミツキの真正面を砲弾のように飛んでいくそれは、しかし、速度はミツキの壁を貫けるほどではない。そこに訝しさを覚えるかどうかが、この一合での有利不利を分ける。

(『侮って』景気よく弾き返したりしてくれたら最高だぜ。――サイコキネの壁にぶつかるか、それに対し防御行動を起こした瞬間『それ自体が』音を産み、内部へ貫けてくれるだろうからな)

 音が生まれた瞬間の速度はかなりのものだ、おそらくフィールドをぎりぎりで貫ける。
 放たれた瞬間から減衰が始まり時間がたったら消えてしまうものの、至近距離でその衝突が音を産みミツキのフィールドの内部へ響き渡った瞬間。『バシィッ』と中規模の弾丸となって襲うだろう。
 着地したアレックスは口から垂れる血を拭い、息を整えるのを兼ねた観察として膝をついてその推移を見守る。
846神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/11(木)05:19:01 ID:rvT
>>845
//すみません、ここで一旦凍結お願いします…!
847アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)05:19:15 ID:9Ur
//お疲れさまです
848久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/11(木)07:21:03 ID:ToL
>>827

//すみません。完全に眠ってしまっていました。申し訳ありません…
849薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/11(木)10:10:35 ID:Ihr()
>>814
雲泥の差って……てか、焼き立てなら食べるときに火傷するでしょ
【と、的確なツッコミを入れつつ、でもそれもいいなと思ってみたり】

うっ……!い、いいから!これ以上 私のこと褒めたりしたら、な、殴るわよ……っ!
【而して、どこまでも純粋な千尋に、白は威嚇するように威勢を張り】
【続いて、諦めたようにがっくりと肩を落とすのだった】

──!!
【千尋が持っているそれは、自身が今しがた読み耽っていた体育祭のパンフレット】
【普段は学校にすら寄らない白、そんな彼女が、今、こうして屋上にいる理由、そして】

さ、さぁ、知れないわね。誰かが置いていったんじゃないですかぁ?
全く……よくもまぁ、こんな低俗なイベントに参加する気が起きるわね!ちょっと浮かれすぎじゃないかしらぁ!?
【口では、さも興味なさげといったように言い張っているが】
【そのパンフレットをよく見れば、見どころと思われる競技に丸がついていた】

【そう、これらは時雨やセラフィーナ、新といった、彼女に縁のあるメンバーが参加している競技なのであった】
850斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/11(木)11:00:28 ID:KCv

(早朝、5時半)
(今日の空は曇り気味である)
(ワイシャツの上、右腕にスリングショットを取り付けて、上から制服とコートを羽織る)
(風紀委員会の腕章を身に着け、首にくっきりと残る痣をマフラーで覆い隠し、頭にゴーグルを)

(風紀委員の朝は……他の生徒より少しだけ、早い)
(皆より早く学園に辿り着き、校舎に異常が無いかどうか等を確認して回らなければいけないからだ)
(自転車で学園へ向かう道中、すれ違ったパトロール中の警備部隊の隊員と二、三言葉を交わし)
(コンビニでお茶と弁当を購入。これは、委員会室で、朝御飯として食べる)

(校舎に辿り着いた時刻は、6時10分)
(駐輪場に自転車を停め、マフラーの奥で微かに欠伸をしながら校門をくぐる)
(職員室には既に教師が数人)
(おはようございます、と、いつも通りに挨拶)

(少し猫背気味の背中)
(風紀委員会室へ向かう廊下、その道中)
(もしかしたら先に来ている生徒がいるかもしれない)
(そうでなければ、そのまま委員会室へと直行するのみだ)
851紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)11:40:38 ID:qZZ
>>850

「ヤッホー、かなたんおはよー」


廊下を歩いてる途中、すれ違うのは同級生の生徒会会計、紅であった。勝手に名付けたあだ名を呼びながら、時間も時間。大欠伸をしながら、目を擦りながら、これでもかと眠たそうな仕草をしていて。


「これからまた校内パトロール?」


両手を短いスカートのポケットに手を入れて、大変そうだなぁと思いながら。彼女が何故こんな時間に登校して来たのかと言うと、ちょっとだけ体育祭絡みの書類が残っていて、それに早朝から手をつけて終わらせておこうと思ったから。尤もこんな状態じゃ碌に捗らなさそうだけど。
852斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/11(木)11:46:10 ID:KCv
>>851

……その呼び方やめて。

(弁当が入ったレジ袋を片手に)
(肩からは鞄をぶら下げる)
(視線はやる気なさげに紅を見つめている)

そう。
一旦委員会室に行って、それから見回り。

『ソレニシテモ、キョウハヤケニハヤイナ!ナニカアッタノカ?』

(マフラーの内側からひょこりと顔を出したのは、騎士人形、イミルである)
853紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)11:52:02 ID:qZZ
>>852

「可愛くていいじゃん、あたし気に入ってんだよね」


同じ生徒会の深月程では無いが、彼女も結構揶揄ったりするのが好きで性格は良いとは言えないのであった。だからやめてと言われても悪びれも無く、微笑みながらそう返す。


「なーるほど~、風紀委員大変ね~、アレックスとかあそこら辺もそれやってんの?」


八子や奏多や時雨ならまぁ真面目にやりそうだがアレックスがこんな朝早くに来て見回りとか想像できないからか、そんな一言を呟く。

「あー、体育祭の書類ちょっと残っててそれ朝のうちに終わらせよーかなーって…」


一応早く来て仕事しようと思って来たのだが、その表情はとても眠たそうで、そのまま生徒会室で眠ってしまいそうに見えるだろう。
854斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/11(木)12:06:51 ID:KCv
>>853

……女子って、何でも可愛いって言うよな、そういう習性?

(口が悪い)

『ゼンインガゼンイン、ソウッテワケジャネエケドナ!』
『コイツハ、アサ、メガサメルノガハヤイカラナ!』

あぁ、体育祭か。

(喘息持ちの奏多にとって、激しい運動は決して推奨されるものでは無い)
(去年も、保健委員の手伝いや司会進行、競技に使われる道具の準備等が大半だった)

……俺は今年も裏方中心だよ。
あぁ……小道具の調達とか、生徒会の仕事だっけ。

(財布を預かる会計なら、余計に大変なのだろうか)

(ごそりと鞄を漁り)
(その後紅の顔目掛けて何かが放り投げられる)
(ひんやり冷たい、冷感シートだ)

首にでも張り付けろ。

『スコシハ、メガサメルダロ!!』
855紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)12:18:43 ID:qZZ
>>854

「全員が全員そうじゃ無いと思うけど~……」


何でも可愛いと言う習性がある、そんな事を言われると若干苦笑い。でも可愛い物好きなのは仕方ない。一部例外は居たりするが。姉貴とか、あまりそう言う事言わなさそうだなとか思って。


「あー、そっか、ならかなたんの分も頑張るかなぁ」


また裏方中心と聞くと、そんな一言を。そう言えば昨日も深月にこれ言ったなと思う。彼女と奏多の競技に出ない理由は違い過ぎる訳だけど。そんな事言いながらまた欠伸。眠そう


「そそ、聞いてよこの学園、異能者集まってるからか、道具チェックしてたら玉入れの玉とか所々破れてるし綱引きの綱は切れそうだったしリレーの棒まで何故か握り潰されてたり散々だったからほぼほぼ新調したのよ……」


更に若干不機嫌そうに語る体育祭小道具大道具の有り様。その会計報告の作成やらの仕事が残っているのだった。そこで奏多からシートを受け取り、言葉を聞くと。


「……あ、ありがと~、かなたん優しいね」

そう言って若干首傾げながら微笑みかける。
856斑鳩奏多◆wglGXjqBPM :2018/10/11(木)12:34:39 ID:KCv
>>855

……まぁ、男と女じゃあ、価値観から違うよな。

(彼女の欠伸に釣られ、マフラーを鼻上まで引き上げて欠伸を一つ)
(うつるもの、というのは、結構本当の事だ)

いるんだよな……毎年、調子に乗って道具壊す奴が。
そういうのを止めるのも風紀委員の仕事だから……まぁ、適材適所で。

『オタガイガンバロウナ、ナ!』

(剣を振り上げる騎士人形は、やがてマフラーの内側に姿を隠す)

頑張れ……。

(ひらりと手を振り、猫背のまま、委員会室へと)
(軽く見回りと、他の学生が本格的に登校してくる前に弁当を食べておかなければいけない)

//では、この辺で〆でお願いします。
857外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/11(木)12:39:22 ID:gGN
>>832

…………烈火

(現れたその顔を見れば仕事の手を止めそちらの方を見る。王偉烈火。『紅組』を率いるその首領であり、そして元風紀委員)
(彼のことは恐らく外道院が一番よく知っているだろう。道を違え、それでも互いに正義を志そうとした人物同士なのだから)

何のようだ、王偉烈火。貴様にはこの風紀委員室に二度と足を踏み入れるなと言ったはずだ

(見下してくるその冷え切った眼光に向けるのは、冷徹で、しかし真摯な眼差し)

あぁ、奏海が…な……私の落ち度だ
それはそうと『紅組』の首領がここに何のようだ、まさか仲良く思い出話に浸ろうというわけでもあるまい
858伏木霞 :2018/10/11(木)12:41:13 ID:NfH
「あー、本当にあるのな……競技のジャンル広すぎね?」

体育祭に向けての練習を一度中断して、中庭で休息中の伏木霞。ジャージ姿の手元にはスポーツドリンク。
改めて確認したパンフレットの中に記されている競技を見て感想を漏らす。マイナーからメジャーまで網羅してるのはいいが、どんだけよと。
色々学内学外であるものの、こういう時くらいは祭を楽しんでおきたいのは学生としての性分と言えるのだろうか。

「まあ、情けないとこだけは見せねえようにしねーとなー」

//絡み待ちです
859紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)12:44:50 ID:qZZ
>>856

欠伸が移ってる様子を見ると少し笑う。クスッとする程度だったが。

「頼むよ~、今年はなるべく、そー言う事無いように、ね」


毎年調子に乗る奴が居る。まあ直ぐ調子に乗るのも学生なんだし仕方ないかなと思わなくも無いが。


「ありがと、そっちも見回り頑張って」


そう言うと、

また欠伸すると手をひらひらとさせ、委員室へと向かう奏多を見送った。それから雫も生徒会室へと向かって行った。

//お疲れ様でしたー!ロールありがとうございます
860黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)13:02:32 ID:Odj
>>858
「隣いいか、兄ちゃん」
投げつけられる無愛想な声。茶色い頭を僅かに乱し、楽な姿勢で睨むような目で霞をジッと見つめるその様は、脅しているかのよう。
ただし本人にとってはこれが自然体。見た目とは裏腹に敵意も悪意も無いし、断られれば不満気にどこかに行くだろう。

「どこもかしこも使われてんだ、とりあえず座りたい」
青年───学園指定のジャージに身を包んだ黒塚は、首筋に結露したペットボトルを押し当ててまた口を開く。
服装や雰囲気を見れば、彼も体育祭の練習をしていたと判断出来るだろう。汗一つもかいていないその顔は、しかし疲労によって眉間にシワが寄っている。


「お前も体育祭に出るのか?…真面目なんだな」
861伏木霞 :2018/10/11(木)13:12:02 ID:NfH
>>860
「………………おう、いいぜ?」

一瞬ヤのつく人に誤認しかけたことを飲み込んでどうぞとスペースを開ける。不良然とした顔はお互い様であり、彼は三白眼に茶髪オールバックだった。

「まあこの時期だし仕方ねえだろ、特に普通なら同級生とかと一緒に休む分空きも無くなるし」

一方の伏木霞には汗は見えない。大方ほとんど拭い去った後なのだろう、黒塚とは異なりかなり前から休んでいたことがわかる。

「まあそれはお前にも言えるんじゃねえか? 俺も半分サボりそうだったけど、応援するってやつが居てくれたもんでな」
「汗はもう拭いたか? 残しとくと冷えるから気を付けろよ?」

創作ではむしろ不良の方が真面目にやろうとしている、等はさておいてそんな事を聞きつつスポーツドリンクを一口。
862相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/11(木)13:19:11 ID:Qqe

「スプリンクラー位置把握よし、です。
でもこれだけじゃインパクト薄いです。」

図書館の机にプログラムと地図を並べて。
糸目猫背の根暗少女が行うは。

「他の種目は……種飛ばし。大喜利リレー。
録な競技がないです……。」

プログラム表に並ぶのはバラエティ番組染みたラインナップ。
実際本気の体育祭にしてしまえば、能力差による面白み0の祭りになるのでその辺りの影響か。

「大喜利リレーに変なモノでも仕込むですか。
……チアですか。衣装でもすり替えるですか。」

繰り広げられる堂々たる悪巧みであった。
863黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)13:24:13 ID:Odj
>>861
「五回目でやっと座れた」
内心ホッとするとドッカと腰掛ける。顔のせいで何度も断られてきたらしい。不良顔の宿命か。

「みたいだな。思ってた以上にみんな張り切ってやがる。俺のいたところはそんな事なかった」
以前の学校では運動部はともかく、普通の生徒まで張り切ってるという事は無かった。新鮮ではあるのだが、どうにも慣れない。
おまけにその内容もパン食い競走だとかよく分からないものばかり。おかしいのは生徒だけではないのでは?と少し猜疑の感情が湧いていた。


「そんなんじゃねえよ…。決まりで一つは出なくちゃいけないからやってんだ、忌々しい。
 どうせ応援もされねえしな、こんなんだったらもっと楽なの選んどきゃよかったぜ…。何か知らないか?走りも激しい動きもいらないやつ」
応援してくれる、という単語に少しばかり呻きを漏らす。仮に応援されたとしても真面目にやるとは限らないが、いるといないのでは大違いだ。精神的に。

「知ってるよ、もう拭いた。…というか出ないから水だけど」
親に注意される子供のような態度だが、素直にハンカチで首を拭く。
冷えてくれないと困るんだがな、と心の中で呟いて顔を向ける。

「そういえば、お前は何に出るんだ?俺は大喜利リレー。
 見たところそれなりに動けそうだからな、負けるのは構わないけどあんまり引き離されるのも嫌だからもし被ってたら別のに変える」
864伏木霞 :2018/10/11(木)13:36:55 ID:NfH
>>863
「よくメンタルが持ったな……」

そこまで断られればもう誰も居ないところを選んでもおかしくないだろうに、と思ってしまった失礼な男。

「まあ盛り上がらねえよりは良いんじゃねえか? 新鮮な気分になれるだろ。競技はともかくとして」

慣れない気分はわかるが、大概そういう気分はその場に流れてしまえば意外と慣れてしまうもの。いっそ変な猜疑心は捨ててしまうのも手らしく。

「応援ねぇ……男の俺で良けりゃタイミング合えば応援してやるぞ? お前の相手に友人居なけりゃだが」
「……………………サクランボの種飛ばしかホームラン?」

二択が極端すぎる。どっちも嫌だと言えばパンフレットを読み込んで「おっ」と声をあげたりもするだろう。

「なんだ、そういう体質か? 溜まりそうなら早めに冷やせよ、無理してるもんじゃねえよ」
「今のとこは借り物競争だけの予定だな、他の競技は能力総動員して100m一桁とか居るから無理だわ……いや待てスルーしかけたが大喜利リレー?」

それなりに動けるのは否定しないが、能力持ちには弱いことに変わりない。ある噂では初等部が50m4秒台とか叩き出した、なんて聞いたしそうなると純粋なスピード勝負にならないものがいい。
……という考えが半分消えるくらい大喜利リレーの内容がわからなかった。障害物よりはマシそうなのだが。
865黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)13:52:43 ID:Odj
>>864
「段々ムカついてきてこうなりゃ意地でも座ってやるって……無いのか?そういうの?無いか」
以前なら悪態をついてどっかに行ってただろうが、最近はそうでもないらしい。
というかこの学校に人がいないところなどロクにない。あってもアクセスが悪いのばかりだ。
「休むためだけに離れた所まで歩き回りたくねえしな」

「いいよ別に…、美人で優しい女に応援されるんだったらともかく名前も知らない野郎に応援されたって反応に困る。男好きじゃねえしな」
ぶっきらぼうな態度でバカ正直に胸の内を明かす。演技とかではなく性格の悪さは割と素のものなのだ。
「そもそも、お前の友人が誰か知らねえ。混ざってても教えられねえ」


「大喜利リレー」
神妙な顔で鸚鵡返しに肯定。ふざけてるわけでもなく、本当にこれに決まっていたのだ。
「昼寝してたらいつの間にか俺が出る事にされてた。 何やるのかは分からないけど、どうせただのリレーだろ?」

「100m数秒?!ズルじゃねえのかそんなの。 …何だよ、あんま気にする事なかったかもな。
 しかしサクランボの種飛ばしか……………アリかもな」
ウンウン唸って考え込む。常時発動型と言ってもいい異能を見せつけるような真似が嫌だったのでサボろうとしていたのだが、考えすぎだったのかもしれない。
ただそれはそれとしてそんな連中がいる中走るなどバカらしいにも程がある。彼の思考はいかにしてサクランボの種飛ばしに取り替えてもらうかにシフトしていた。
「……今からでも出場競技変えてもらう事って出来ねえのかな」
866王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)13:57:39 ID:YL1
>>857
「簡単な話だよ。今日は忠告をしに来たんだ」

本題。
烈火は、外道院を更に強く睨みつける。威圧感すら感じられるそれは、常人ならばたちまち畏怖してしまうであろう。

「外道院。この件から一切の手を引け。『フェイタルミラー』をばら撒いている連中は、我々『紅組』が全力で叩き潰す。
はっきり言おう。お前達のやり方は生温い。邪魔なんだよ」

烈火の口から語られたのは、風紀委員は『フェイタルミラー』の件から手を引けという忠告。
同胞が鏡の被害に遭った以上、もはやこの事態を看過する事はできない。よって、紅組は、報復として全力を以て鏡をばら撒いている集団を叩き潰す事に決めた。
しかし、それには風紀委員は邪魔になる。生温く、信頼に値しないような集団にうろちょろとされては、紅組にとって逆に障害となるのだ。

「風紀委員など、鏡に侵された生徒を助けるだけでいい」

//すみません、夜ぐらいまで安定しません…!
867轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)14:03:59 ID:9Ur
>>862

「随分、君――――」


 ぬ、と。その青年は気配もなく相書の横に顔を出した。

「面白そうなこと、やってるじゃあないか……え? 犯罪にならない範囲での体育祭テロってか……」

 カチューシャをつけていること以外はさしたる特徴もない。無個性の生徒。

「大方運動が苦手なので、やってるやつらを凹ましたいって所か?」

――――じいっと相書を観察するその目は,不思議とカメラのレンズめいた冷たさをもっていた。
868伏木霞 :2018/10/11(木)14:05:31 ID:NfH
>>865
「…………わからなくもねえな? UFOキャッチャーで意地になるみたいな」

多少違うだろうが傾向としては似てるはずだと。この世に神が居るならばその運命に抗ってやれと内容に似合わぬ壮大さ。

「美人で優しい女ってどんなんだよ。……あー、この学校ってそういうのもあるのな、すまん」
「まあそれもそうか」

相手の言葉にそういえばそういう嗜好も珍しくないか、と誤解を招くような言い方で悪かったと。
今回の体育祭はかわいらしいチアリーディングも目玉になるので、そこに知り合い居たら良いな、と思うのであった。

「普通のただのリレーにわざわざ大喜利つける意味がどこにある?」

パンフレットを開きここ見ろここ、とわざわざ書かれている『リレー』の種目を見せつける。……大喜利なんてついてない。

「お前だって能力使えば好成績出せると思われたんじゃねえか? 単にスピード出すだけだと立ち止まる時に大変そうだし、何かあったら追突しかねんし」

結局のところただのリレー、徒競走だとそのへんが有利なだけでハードル一つあるだけでその前提が崩れるもの。
実際超過速の能力があったとしても障害物に出されればそれの処理に手間取られるだろうし、……そう考えると大喜利は何かある、と思わせられるか。

「あとは綱引きとかも動かないっちゃ…………あ、乗り気なのな。変えてもらえないならいっそ両方に出ちまえばいいんじゃね?」

サクランボの種飛ばしが思いの外好印象だったことに驚きながらも、そんな助言。動きたくないから聞かれたはずなのにそのへんは都合良く抜け落ちたようだ。
869黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)14:19:08 ID:Odj
>>868
「美人で優しい女は美人で優しい女だよ。……まぁ、ここにいて見た事ないけどな」
つっけんどんな態度だが、最後の言葉はどこか悲哀を孕む。この男、有り体に言えばぼっちだ。出会いもない。

「リレーあんの!?あるか…」
パンフを示されれば食いつかんばかりに覗き込む。常識で考えれば確かにあるだろうが、何となく無いものと思い込んでいた。
「……イロモノ枠だろ多分。俺も中学の頃部活動対抗リレーとかいうのやってたぞ。
 部活の格好で走り回るんだ。科学部は白衣だったし剣道部員はあの道着で走って竹刀渡してた」


「単純に余り物で人気無かったから回されただけだろ。俺だって選べって言われたらこんなの選ばねえし」
伏木の言葉はバッサリ切り捨てる。身体強化で通してはいるが、クラスメイトがそういうのを期待しているようには思えないのだ。
尤も本人もそれでいいと思っているので、文句言わず練習していたわけだが。

「綱引きはダメだ、知り合いが出る。確か…………綱引き界のアマテラスとかそんな事言ってた」
それが無ければ出ていたんだがな、とどこか悔しそうに。妙に自信満々だったのが気になって出る気は失せた。
「霧亡ってヤツ。片手で振り回されそうなくせしてな」

「種飛ばすだけだろ?見栄えは悪いだろうけど大喜利リレーよりかはラクそうだしな。
 両方は……。出たくねえな。走った後に種飛ばすのはなんか嫌っつーか、聞いてみるか」
彼の想像では種を吹き矢めいて飛ばすもの。これ以上ないくらいすぐ終わって楽そうだ。
870伏木霞 :2018/10/11(木)14:30:35 ID:NfH
>>869
悲哀を孕んだ声になぜか伏木は肩に手を優しく置いた。彼の目は過去の同族を見るような目だったことだろう。

「あー、あの野球部あたりが有利なやつか。園芸部が土持ってた時は流石に笑ったわ、なんでそれバトンにしたんだって聞いて返ってた答えが『土は命!』で気圧されたが」

危ないとは言え他にも色々あるだろうに、なぜ重いそれにしたのか。その答えはある意味熱の篭ったものだったという。
なお結果は六位だったらしい、園芸はすごい。

「そういうわりには抗議もしてねえんだから優しいねぇお前は」
「なんだその引きこもりそうな二つ名って柘榴かい、世間狭すぎだろオイ」

ああそういえば、彼女は確か重さを変えられるとか言っていた気がするので納得ではある。黒塚にとっては伏木が霧亡と友人であることに驚くかもしれないか。

「お前、別にやるなとは言わねえけど…………まあいいか」

想像と実際が違うのはよくある話。黒塚がそれを気にしないのであれば別に大丈夫か、と教えようとしてやめていた。ひどいやつだ。
実際には他の競技に負けず劣らずの体力を使わされる気がしなくもない。たかが種飛ばしなんて言えるものではないのだ。

「そういやまだ聞いてなかったな、お前名前は? 俺は伏木霞、高一だけどよ」

なお、彼の背丈は160と少しである。
871相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/11(木)14:37:40 ID:qQs
>>867

「だったらどうするんです。」

向けられたレンズに目線を返す事はなく、ノートに書き込みを続けていく。

「混ぜてほしければ混ぜてやるですが、そう言う訳でも無さそうです。
用件は。」

彼の顔を一度見て、また作業に戻る。
口振りは冷たい。何となく相容れない気がした

//すいません確認遅くなりました
872黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)14:47:28 ID:Odj
>>870
「……何だその目、何だその目は。別に紹介してくれる友達どころか話してくれる人がいないわけじゃ……
 その目を俺に向けるな!俺に同情するな!」
いつぞやの焼き直しのようだが、気迫は大して変わらなかったそうな。哀愁は雨の中の慟哭より勝るが。

「園芸部で土か……。花とかじゃねえんだな」
割と共通の話題だった事は若干意外だったが、話が通じやすくて助かった。
尤も種飛ばしに比べたら大喜利リレーも部活リレーもそう大したものではないのかもしれない。ネタ枠という意味では。


「言ってもしょうがねえしな。嫌なのは俺だけだし」
「って何だ、お前も知り合いか?世界狭いな本当」
のんびりしてる割には交友関係はかなり広いらしい。驚きの表情を浮かべるが、あの性格なら確かに納得も出来る。

「ああ、種飛ばすだけでその日一日のやる事を終わらせられるなら大儲けってやつだ」
俄然やる気が出てきた。まだ残っていたボトルの中身を一気に飲み干すと立ち上がる。平均より少しばかり高い彼の目の位置は、伏木の頭頂部を見下ろした。
何だかんだ言って彼は新顔だ。この学校の事をロクに知らない。余裕ぶっこいた顔がどうなるかはまさに神のみぞ知る。
「今から行ってくる。教えてくれたのは礼を言っとくぜ。えーっと……」

「伏木か、覚えた。 俺は別にどうでも───黒塚だ」
不承不承といった風だが名乗られた以上返すのは礼儀だろう。簡潔に名字だけを返す。
傷害事件を起こしたとか良くない噂と共に転入してきた青年。内容はどうあれ知ってる人は名前ぐらいは知ってるだろう。
「ちなみに言っておくが二年だからな俺は。別にタメでもいいけどよ」


//この辺りで〆って感じでよろしいでしょうか?
873轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)14:55:33 ID:9Ur
>>871

「随分にべもないな」


 すと立ち上がった青年はかつかつと相書の正面へ回り、ストンとその前に腰を下ろした。

「いや、僕は別に運動は苦手じゃないからね。むしろものによっては好きなくらいだ。
 短距離走とか……まあ本分は読書とかの方なんだけど、やるとやらないとでは読み方も大きく変わるからね……よって、君みたいな不満からのくだ……いや長期的な目線で見たらさしたる影響もないものに時間を費やす必要はない」

 ポケットから取り出したメモ帳に万年筆で何事かを書き込み始める。

「わりとそつなくやれるタイプなんだ。――――絵だけは逆立ちしても書けないけどね」
874伏木霞 :2018/10/11(木)15:03:14 ID:NfH
>>872
「大丈夫だ、今は俺が話してる、安心しろ。俺に同情はないが友情はあるつもりだ」

元ぼっちは哀愁を感じて気迫は上書きされていた。そして良い顔である。目に優しいオーラまである。

「花は走ってるときに傷むと可哀想だからボツになったらしいぞ、剣道部が担架で運ばれてる横で聞き耳立ててたら聞こえた」

ネタ枠で言うなら今回の体育祭はそれはもう選り取り見取り。……なので多分どんな競技があっても「あるの!?」になることだろう。自由だ。

「そういう奴は貴重だよ、でもあんま溜め込むなよ。爆発した時が一番後悔するからな」
「あののんびり娘のことだから驚かねえが、まあお前と友達ってことはお前も良いやつってことだしな」

ひらひらと手を振りながら語る態度はどこか慣れてるように、そして交友関係についてはしれっと言い放つ。

「…………黒塚か、よろしくな。お互い頑張ろうや、怪我しない程度にな」
「……まあお前が許してくれるならこのまんまでやらせてもらう、俺は敬語苦手でな」

噂は聞くが、彼との会話を聞く限り悪い相手には到底見えない。そしてこういうときは大体結果だけが噂になって過程は語られてないもの。
握手を求めはするが、黒塚がしそうにないならその手はひらりひらりと見送る手になるだけだ。

そして彼を見送った後にスポドリを一口飲んで。

「…………大損にならなきゃいいけどなぁ」

なぜこれを呟いたかと言えば――『え、それなら両方出ても大丈夫じゃね?』みたいな押しに彼が負けないか心配だからであった――。

//ではこちらはこれで〆ですっ、ロールありがとうございましたっ!
875黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)15:03:57 ID:Odj
>>874
//ありがとうございましたっ!
876相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/11(木)15:07:04 ID:qQs
>>873
並べられる言葉を、特に相槌も撃たずに聞いていて

「……もしかして特に用は無いです?」

と。きょとんとした。

「まあ我ながらくだらないとは思うですが。
走れないなりに体育祭を楽しむだけです。運動家だけの祭りにするのも気に入らないですので。」

下らないし迷惑とは自覚した上で極個人的な理由で動く。質の悪いタイプ。

「男女漏れ無く濡らしてやるので、適当に好きな女でも見て楽しんどくと良いです。
……で、絵を書くのでないなら試験勉強ですか。邪魔なら退くです。」

そうして彼の手元を覗き込んだ。
877轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)15:13:10 ID:9Ur
>>876

「さあ」

 どこか上の空。

「――――試験勉強じゃないよ。趣味――――僕は人間観察が趣味なんだ、包み隠さず言ってしまえばね」

 ノートを覗き混むと、相書の人相、性格についての記述が箇条書きに出されているのが見えるだろう。

「だから君は続けててくれればいい……尤も、事前に計画を知った今、俺は当日さっさと危険外に逃げることは確実だけどね」
878相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/11(木)15:25:42 ID:GDe
>>877
「そうですか。なら……」

広げた地図を閉じて、ノートを鞄にしまい。

「場所を変えるです。集中できないですので。」

別に不都合があるわけでもないが、目の前でずっと見られているのは純粋に気持ち悪い。
しまったノートの代わりに大判の本を取り出して

「ちなみに
"他人の観察に楽を覚えるのは、観測者に中身がないから"
と聞いたことがあるです。又聞きですが。」

「人間観察も良いですが、せっかくの学校生活です。
もっと積極的に動くと良いです。」

何て、妙に上から目線のアドバイスを残して
879轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)15:34:43 ID:9Ur
>>878

「似たようなことを前に誰かに言われた気がするなあ」

 中身がない、事実そうなのだろう。轟生新と言う人間は――『必要に応じて』『無理矢理に発生させる感情』はあっても、何かに心底打ち震わされたことは一度もない。
 けれど、中身がないというのならわざわざそれに何かを見いだそうと言うのも阿呆な話だ。

「君だってそのネジッくれた性格直そうとは思わないだろ? 僕だってからっぽの自分のなかに無理矢理なにかを入れようとは思わないよ。いや、入れようとはしてたけど断念した」

 倦怠も厭世も諦念もそこにはありはしない。ただバックスペースキーで文章を消すようにそれは『普通の学園生活』を捨てた。

「そんなもんはしたいやつに任せておけば良い」
880外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/11(木)15:34:50 ID:gGN
>>866

ほう、忠告とはお優しい

(しかし外道院は怯みはしない。外道院は今でも王偉烈火という男を自分と同格だと思っている)
(見下してなどいないし、かといって恐れてもいない。この男は自分となんら変わりないと思っているからこそこうして面と向かって話ができる)

それは無理だ、『フェイタルミラー』が学園の風紀を乱している以上風紀委員会にはそれを解決する義務がある
貴様らの都合ではいそうですかと引き上げることなどできん

(そもそも、不良グループにそんなことを任せられるほど外道院はひ弱ではない)
(そして、不良と言えでも彼らが学園の生徒であることに変わりはない)

学園で起こった問題は風紀委員会が対処する、それで手に負えないのであれば警備部隊が
この学園はそうやって成り立っている。私たち風紀委員会は生徒を守るのが使命だ、甘い甘くないなどそんなことを言われる筋合いはない
目の前にあるもの全てを救う、それが私の追い求めるものだ
881間宮灯子 :2018/10/11(木)15:42:30 ID:Kqt
鏡とは意識を向けてみれば、存外あちらこちらに存在しているものである。
その種類も手鏡、姿見、果ては水鏡と実に多様性に富む。
学園内だけで見ても、鏡の数は膨大と言って差し支えないだろう。
だから一つ一つを調べるとなれば、それはそれは手間のかかるわけで。

「……っていうか、この学園広すぎねえです?」
「やっぱ足で探すより人に聞いた方が早いですかね……ったく」

踊り場の一つにある壁掛け鏡を覗きこみながら、仏頂面で独りごちる黒いリュックを背負った少女の姿。
ぺたりと鏡面に触れる。なんの変哲もない、そこらにありふれているごく普通のそれ。

「……鏡よ鏡、世界で一番……なんて、ばっかじゃねえですか」

どこかの童話の一節を小さく呟いて、自分の馬鹿らしさに軽く鏡を拳で小突いた。
882相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/11(木)15:50:56 ID:7F0
>>879

「残念ながら私は自分が嫌いですので。
直せるなら直したいです。今はそれより、やりたいことがあるだけです。」

諦めたわけでもなければ受け入れたわけでもない。
こんなひねくれた性格、誰がす気になるんだと思ってるぐらい。
けど今は自分を変えるより、注力したいことがあるだけで。

「"自分じゃ自分は変えられない。けれど、他人なら"
です。他人の言葉なら、案外人は変わるです。
救い様のないひねくれ者を直すよりは、他人を変えてやる方が楽しいです。」

お互い顔をみるのも初めてなのだから、言葉は深くまで入らない。
少女は彼に起きたことをしらないし、彼は少女に起きたことを知らない。

「わざわざ断念した理由とか、事情を聴いてやる義理も無いので。
まあ、これは個人的な興味で占ってやるです。
お前が空っぽかどうか、あそこの窓に映してやるです。」

鞄の中、鏡のシャッターを開く。夕方、にしても急速に日が沈んで。
少女が指差した窓に漆黒が張り付く。それは災いの鏡と同じ、見る者の瞳に欲望と理想を反射する。
883轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)16:12:33 ID:9Ur
>>882

――――くるり、と、新が窓ガラスを見た瞬間。

 甲高い音が鳴り響いた。ひび割れたガラスはまるで爆裂のように弾け散り、破片が音を立てて地面に散る。

「……他人を変える? それこそ真の意味で無理な話だよ……」

 なぜなら人には自我がある。決して己以外には干渉を許さない聖域が存在する。他者の言葉などを大真面目に受け止める人間は相当頭が弱いか――すなわち自立できていないか――己に価値を感じなくなったものだけだ。
 災いの鏡の特質を受け継いだガラスがなぜ砕けたのかは解らない。もしかしたらどれだけまさぐってもなにも見つからないからっぽさにしびれを切らしたのかもしれないし、もしかしたら――――。

――――その欲望の大きさに、耐えられなかったのかもしれない。

「触れちゃあダメだよ……欲なんてのは自我の領域なんだからさ……他者が手を差しのべて解放させてやるなんてのは多分、ものすごく余計なお世話なんだよ思うよ……。
 にしても、フェイタルミラー。そいつを持っていてなおかつたにん」
884轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)16:13:18 ID:9Ur
//すいません、途中です
885轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)16:16:44 ID:9Ur
>>882

――――くるり、と、新が窓ガラスを見た瞬間。

 甲高い音が鳴り響いた。ひび割れたガラスはまるで爆裂のように弾け散り、破片が音を立てて地面に散る。

「……他人を変える? それこそ真の意味で無理な話だよ……」

 なぜなら人には自我がある。決して己以外には干渉を許さない聖域が存在する。他者の言葉などを大真面目に受け止める人間は相当頭が弱いか――すなわち自立できていないか――己に価値を感じなくなったものだけだ。
 災いの鏡の特質を受け継いだガラスがなぜ砕けたのかは解らない。もしかしたらどれだけまさぐってもなにも見つからないからっぽさにしびれを切らしたのかもしれないし、もしかしたら――――。

――――その欲望の大きさに、耐えられなかったのかもしれない。

「触れちゃあダメだよ……欲なんてのは自我の領域なんだからさ……他者が手を差しのべて解放させてやるなんてのは多分、ものすごく余計なお世話なんだよ思うよ……。
 にしても、フェイタルミラー。そいつを持っていてなおかつ他人に見せようとするってことは、多分。君がばら蒔いてるうちの一人ってことなんだろうね。僕は常々不幸だと感じていたけど、たまにこういう幸運が転がり込んでくるからたまらない」

 立ち上がり、相書の目前に立つ。眼は変わらず、カメラのレンズのように彼女を見下ろすだろう。

「欲望を写す鏡。それは僕の趣味とぴったりマッチしてるとは思わないか?――――噛ませてくれよ」
886相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/11(木)16:39:26 ID:qQs
>>885

「鏡を見ればその言葉が出る程度には広がってるですか。
……ちょっと迂闊でした。」

「ですが、価値観が正面からかち合う人間に渡す意味はないです。
末端ですが末端なりに、したいことがあるですから。」

初対面の印象、何となく相容れないと思ったのは間違いなかった。
正面からぶつかり合う価値観、それは絶対に混じり合わない。
仲良くなることもなければ、もう二度と話さないかもしれない。それぐらい。

「……ですが、自称空っぽ人間が鏡に何を写すのかには興味があるです。
あんな反応も始めてですので。」

レンズに写す少女の顔。微かに上がった口角。
開かれた糸目は確かに、好奇心に溢れているのも確かで。

「ですので、これならくれてやらんこともないです。」

机に置かれたのはひしゃげた鏡。スイッチを押せばシャッターはまだ開くが、露になる鏡面には皹が刻まれている。

「残滓程度しかもう残っていないですが、あの反応に意味があるなら。
持ち主との適合が何よりな代物ですので。」

所持者の欲望に、理想に向かうための進化を促す。適合次第でそれは更に力を高めていく。

「まずはこれから、多少は力を引き出してみせろ、です。
出来れば私なんかよりもっと上から、直接スカウトが来るかもしれないですし。
お前の価値を示せ、です。」
887轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)17:04:44 ID:9Ur
>>886

「君はそういう思考なんだね。僕は違う価値観を強いて否定したり遠ざけようとは思わないけど」


 元々、誰とでもその気になれば日常会話ができる人間だ。

「ただひとつ言わせてもらえば僕は君ほど君が嫌いじゃあない。シンパシーを感じる。不思議とね」

 他者を観察し情報を蓄積していくことに価値を感じるか、他者の欲望を開帳させることに価値を感じるか。両者の間にはたったそれだけの違いしかありはしないのだ。
 意見の相違で嫌い合うものたちが俯瞰で見れば大して質が変わらないなんてのは本当によくある話だ。

「もし君以外の人間が鏡を配っていたらこんなことは言ってなかったよ。だからそう――――遠ざけないでくれよ」

 その苦笑を本心からととるか、あるのかは知らないが相書の心に対するやんわりとした縛り付けと取るか。なんにせよ、新はその鏡を手に取り、パチリと開いた。ひび割れた鏡面を見る新は、しばし首を傾げた状態で己を固定する。
 それは思考というよりこじつけにも近い心中の捜索で、なにか好きなものはないか。なにか己の中にある欲望と呼べるものはないかと必死に探してみるのだが。――――あ、と。暗闇のなかで指先にあたる目的物めいてひとつ。

「『書くこと』――――は、確かに、欲望と言えるのかもしれない……」

――――瞬間、鏡の置かれていた机に赤いインクがぺちゃりと落ちた。それはどこから発生したのか解らないが。見えないなにかが素早くそのインクを走らせて机に赤い字を書き綴っていく。あいうえお、かきくけこ、さしすせそ……五十音。
 覚えている。何かが少しずつ発展した能力に必要な語彙を蓄えている。

「さがせばあるもんだな……意外と……ごく小さな、呼吸のようなものだったけど…」
888相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/11(木)17:23:35 ID:qQs
>>887
はぁ、と一つため息。

「……そう言う話じゃないです。お前のやる事と私のやることがぶつかるかもしれねって事です。」

価値観が違えば生まれる行動もまた違う。
もし目的まで180度違うものなら、必ずそれはぶつかり合う。
呼び方はお前になった。丁寧な言葉を使うのも面倒になったらしい。

「そうですか。それはそれはもう全く最悪です。
私は私が嫌いですので、シンパシーなんか感じるお前が嫌いです。」

正反対と言うのは存外に近いもの、嫌悪の正体はそれかもしれない。
遠く正反対にある限りなく近いものに、同族嫌悪等々を混ぜた、ありったけの嫌悪感。
けれど表情は、それほどいやがっちゃ居ないけど

「私はお前に興味がありますが、それしかないです。
仲良くはできないです。」

興味がある、それは確かだ。
自称空のこの男が、自分が想像もできないような何かを抱えているかもしれないのだから。
それをもし自分が解き放ってやれたら。その心地すら想像できない。
故にこそ興味がある。

「……とっかかりは見えた、ですね。
言っておくですが特に手助けはしないです。私からそれ以上を渡すつもりもないです。
"それは進化を前提とする鏡。今は罅割れていたとしても、適合者次第で"
です。どうにでもするです。」

それは適合者次第で出力を変え、鏡自身の形すら変える。
ならば今は罅割れている鏡も、持ち主次第です。

「目的がかち合うとしても、お前を縛るつもりはないです。
好きにやれ、です。縛られるようなお前なら興味すら湧かなので。」

「私の用はこれで終わりです。
あとは……そうです。面白そうな時だけ見に来てやるですよ。」
889王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)17:42:42 ID:YL1
>>880
「目の前にあるもの全てを救う、か。ハッ。変わらないな、お前は。口だけならなんとでも言える」

彼女の語る理想。それを、烈火は鼻で笑った。何も変わっていない。あの時決別した日と、彼女は何一つとして変わっちゃいない。だからこそ、こうして風紀委員の委員長の座に上り詰めたのだろう。
だが、烈火はそれを否定する。

「それで?現状はどうだ。鏡の被害は拡大し、あろう事か生徒を守る立場である風紀委員までもがそれに呑まれた。警備部隊も大して役に立っていない。そして、未だに誰が、どんな意図で鏡をばら撒いているかという事すら掴めていない。
全てを救うなど、笑わせてくれる。お前達は何も出来ていない。誰も救えていない。それが現実だ」

彼女の語る理想は立派だ。一時期はそれに賛同し、共に風紀委員として駆け抜けた。良き友として、理解者として。
しかし、理想だけではどうにもならないと知った。行動が伴わなければ、何もしていないと同じと。
烈火は、現実を叩きつける。口だけ立派で何も出来ていない、それが今の現状であろうと断ずる。

「私はお前のような甘ちゃんとは違う。風紀委員などという立場に囚われているから、結局は外面を気にした行動しか取れないのだ。最後は後手後手になり、相手の思う壺になる。
だから、私は行動する事にしたのだ。誘拐、脅迫、破壊、拷問……あらゆる手段使って私は奴らを潰す。そして―――必ずや、この手で殺す」

烈火は、ある意味で自由だった。立場を気にせず、外面を考えて行動が制限されるという事がない。
そして、殺す、という言葉の重み。癌は、徹底的に潰さなければ、その命を奪わなければ、治りはしないと。その過激な思想こそが、彼と彼女が対立し、決別した理由でもあった。

烈火もまた、以前から何一つ変わっていない。いや、むしろ、その苛烈さは以前よりも増しているようにも見えて。
890轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)17:58:58 ID:9Ur
>>888

「はっきりとした拒絶は素直さの現れだ。好感が持てる」


 く、と。新はその時、初めて小さく笑った。

「では仰られた通りに、好きにやりますよ」

――――数日後、学園では妙な事件が立て続けに起こるようになる。

「私の名前は花房薫、十七才。家族構成は両親と兄が一人。クラスでは学級委員長を勤め品行方正と教師に評価されているが大学部と高等部3年の男に二股をかけておりそれ以外にも――――――」
「俺の名前は八ツ木四ツ木(やつぎよつぎ)、家族構成は父親のみの二人家族。クラスでは常に周囲から遠ざけられるカメラマニアであり、盗撮を日常的に行っている。示談金を積んで裁判は避けたが盗撮を発見された経験が――――」
「僕の名前は」
「私の名前は」
「俺の名前は」


――――数人の生徒が、トイレの個室で、教室の隅で、ぶつぶつと己を語るようになったのだ。赤裸々に。隠していた性癖や前科すらも包み隠さず。むろん本心ではなく、語るものは皆一様に顔に汗を浮かべていたり涙を流して必死に口を押さえていたり、それを止めようと躍起になるのだが。
 それでもとまらない。己を語り、心の闇を積極的に周囲にさらけ出すことを強制され。ついには、昼休みの屋上から一人の女子生徒が飛び降りた。死にこそしなかったが、危篤状態からいまだ目覚めていないという。


「隠すことなんて持たない方がいいよね。やっぱり、普通が一番だ」

 『鏡の埋め込まれたメモ帳』に何事かをさらさらと書き込みながら、無個性な青年は呟いた。

//こちらはこれで〆になります。ありがとうございました
891紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)18:04:32 ID:dVw
生徒会室、そこの席に座り、まったりとレモンティーを飲んで寛いでいた。なんと言っても当面の体育祭の準備もできた。買い出しの会計報告も作成終了。領収書も抜かりなし。その他の残務も全て終わり。


「……やーーーーっとゆっくりできる」


鏡のせいでゆっくりできるかどうかは知らないけど、まぁあくまでも生徒会はこういう厄介ごとに関しては本当にどうにもならない時に動く存在、やはりそう言うのに対応するのは風紀委員の仕事だしと自分に言い聞かせる。


「仕事が無いって……最高」


なんて言いながら生徒会室のTVのチャンネルをピッピッピッと変えるのであるがこんな時に限っていいTVはやってない、思わず溜め息してしまう。でも、いざひまな時間できたとして、何しようかなと思う所。


「いいTVやってないし、何しよう」


そんな事を呟いていた。ふと立ち上がって、生徒会室の窓から顔を出してみる。グラウンドでは来たる体育祭に向けて練習してる人が居たり、部活動に勤しんでる生徒いたりで、そんな様子を青春だなぁと思いながら眺めて
892相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/10/11(木)18:04:58 ID:qQs
>>890
//こちらもあのレスで〆で。お疲れさまでしたー
893外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/11(木)18:08:43 ID:gGN
>>889

そうだ、口だけならばなんとでも言える
私はそれを今までに何度も言われてきた

(以前の校内放送を烈火は聞いていただろうか)
(救えるものは全て救う、その理想は絶対に曲がることはない鋼の理想。彼女を彼女たらしめる存在意義)
(それが変わることはつまり、外道院雹道という人間の否定を意味する)

誰も救えていない…あぁそうだ、それが今の現状だ
だからこそ私は救うために行動する、救えてないからこそ救おうとするのだ
一度呑まれたならば、そこから挽回すれば良い。一度堕ちてしまったのならば、そこから這い上がれば良い
私たち風紀委員は私たちの道を往く

(救えていないからこそ救おうと努力する)
(理想を現実とするために、それを実現するために一切の努力は惜しまない。烈火を見据える瞳には一切の迷いはなく、あの日となんら変わっていない)
(現実を見ていないというわけではないのだろう、しかしその現実を変えられると彼女は本当に信じている)

もしもお前がそれをよしとするのなら、私はお前たち『紅組』を止める。その上で鏡の犯人も突き止める、お前たちにそんな真似は絶対にさせない
……そして、願うならその犯人をも救ってみせる。お前が殺すと言うのなら、私はそれを否定する
甘ちゃんとでもなんとでも言え、綺麗事で何が悪い。誰かを救いたい、誰もが幸せになってほしい。この願いは、理想は…決して間違いなどではない

(それができると、一切疑いはしない。必ずできると信じている)
(そしてその瞳は烈火にも向けられていて)

――――だから、お前の気持ちは嬉しくも思う、烈火
お前はお前で…この学園を守ろうとしてくれている……その気持ちには、本当に感謝している
894伏木霞 :2018/10/11(木)18:16:10 ID:NfH
>>881
「……言うほど馬鹿でもないと思うぜ? 鏡は嘘をついてくれねえからな」

踊り場から続く更に上への階段の先、茶髪をオールバックにした男子生徒は手袋をはめた手を翳してキザッたらしく。

「………………まあそれはそれとして、鏡拭いとけよ、指紋とか残るからな」

なんてことはない、言った台詞が思い直すと若干恥ずかしかっただけである。誤魔化すように上で座り込むとそう告げる。
正体を知るかのような言い分だが、実際には知らない。掛けられた鏡にはよくある話だから言ったまでだ。

「鏡を見て何してたんだ? 君は」

不良然とした顔つきの男子生徒はいやに馴れ馴れしくも感じるだろう。これでも、内心では心拍数がいつもより早かったりするのだが。

//まだいらっしゃればー
895出雲 八子 ◆CrIGC8UqFUp8 :2018/10/11(木)18:25:56 ID:N7Y
【二区街廃墟地区(トラッシュエリア)・路地裏。
何か隠れてコソコソやるなら絶好のロケーション】
【そこに一つの人影がある、風紀委員・鬼の副長こと出雲 八子だ】
【手にした鏡は巷で噂の災いの鏡(フェイタルミラー)、しかしてその鏡面にはヒビが走る】
【それを見つめる瞳は鬼気迫るものがある】

鏡よ鏡、この世で最も美しきものは何処の者ぞ────

【唱えながら覗き込めば、辺りに生温い風が疾る】
【怪き光が八子ごと辺り一面を飲み込んだ】

【そして光の奔流が収まれば、その爆心地にいた八子は────何も変わっていなかった】

……やはり壊れているものではダメですか、クソめ。

【無表情ながらにその口ぶりや地面へと叩きつける様は苛立ちを感じさせるだろう】
【彼女と鏡が路地裏を光に包むのもこれで数度目、全ては手がかりのためなのだが】

こうも不発するとは……
それともまさか、私が"理想の自分"など持っていない事が原因……?
【ぶつぶつと呟きながら、鏡を踏みつける】
【流石にこの程度では傷つかないのだが、重戦車と見まごう化け物の突進を受けてしまえば仕方がなかった】

何にしても新しい鏡など用意できない以上はこれで試してみるしかありません。
次は……コンパクト型の鏡ですから……
む……ムーンクリスタルパワー、メーイク・アーップ!

【その後も恥ずかしがりつつ色々と試したものの、ついぞ鏡は理想の姿とやらを写すことはなかった】

//ソロールになります……!
896間宮灯子 :2018/10/11(木)18:33:24 ID:Kqt
>>894
「……何ですかいきなり、気持ち悪っ」

鏡から視線を外して灰色の瞳で一瞥、これ以上ないほどに苦い顔でキザったらしい台詞を打ち返す。
言葉遣いこそ見るからに先輩の相手に一応の体裁を保っているが、その実心底からの軽蔑の口調である。

「別に、なんだっていいじゃねえですか。女の子が身嗜みを整えて何が悪いんです?」
「あんたこそ、急に声かけてきて何の用です。もしかしてそういう趣味でも?最っ低ですね」

ふん、と小さく鼻を鳴らして服の袖で乱雑に指紋の残った鏡を拭う。
よくもまあつらつらと毒を吐けるもので、生意気を通り越してすらいる性根の持ち主らしく。
その面持ちには一切の揺らぎはなく、ただ仏頂面で座り込んだ彼を見上げた。

//大丈夫ですよー、よろしくお願いしますっ
897神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/11(木)18:34:51 ID:rvT
>>845


うわあ露骨なまでに心にもない発言!!
でもそういう態度って身に覚えがあり過ぎて憎めないんだよなあ!!

【そうそう、本心とは真逆のことを言う時って大体あんな風な口調になるものだよね、と妙なポイントにて共感を抱いてしまうのだった】
【恨みを買って殴られそうになったことなんて一度や二度の話ではないから、反射的に躱す動作がすっかり身に染みていて助かった────でなければ今頃脳震盪を起こして地面に倒れていたことだろう】
【いやはや、本当にヒヤヒヤする。模擬戦やリハビリそのものが目的じゃなくて、自分をブン殴ることが第一目標に設定されている辺りがひしひしと伝わってくる辺り】

【間合いを保ちながらサイコキネシスを自分を中心とした球状空間にて展開、そして高速にて循環流動させていく】
【個性豊かなアニムスは異なり、深月の異能は超能力というカテゴリに於いて最もオーソドックスな異能であり、故に意表を突いた絡め技には向かない】
【だからこそ基本に忠実に、安全圏から確実に敵を撃破する。そして純粋な面制圧力のみで測るならば、この異能は非常に優秀な力を発揮するのだが】


───何というか、漫画じみた能力だなあ、色んな意味で

【目の前に現れるのは文字通り擬音の塊。昔読んだ漫画であんなのあったな────なんて思い出しながら、サイコキネシスを前面に展開】
【アレが見かけ通りの質量重量であるならば、現時点におけるサイコキネシスの出力でも充分に防衛可能であるだろうから】
【直撃を不可視の力場によって受け止める、その刹那────違和感を察知。そういや、アニムスなんて“見かけ通り”という言葉とは最もかけ離れた異能であることを思い出せば】

【即座に力場を再構成、不可視の力場の循環路の形を変え────受け止めるのではなく受け流す形へと変更】
【その直後に擬音の塊が炸裂させた大気の振動が迫り、然し辛うじて衝撃を分散されることによって直撃を耐え忍ぶ】
【最も全てを受け流せた訳でもなく、ものの見事に吹っ飛ばされた深月は数メートル先の床に転がる羽目になるのだった】


────~~ッ、いったぁ……!!!

【口の中で血の味を噛み締めながら、全身を叩かれた痛みに軽く呻く】
【見事にしてやられた。というよりも油断の隙を突かれたということになるのだろうか、何にせよ久方ぶりの土の味だった、厳密にはフローリングの床だけど】
【けれども笑みは未だに絶えず、だってこんなの楽しくて仕方がないのだから、忌々しい表情を浮かべるよりも笑いたくなるだろう】
【それに加えて、サイコキネシスの力場は未だに循環加速を停止しておらず────】


【────空気弾。サイコキネシスによって圧縮された大気を、指向性を与えて解き放つ衝撃砲】
【アリーナ上方にて一点に収束し続けていたソレはたった今臨界を迎え、アレックスへと降り注ぐ形で烈風の柱が降り注ぐ────!!!】

//お待たせしました
898伏木霞 :2018/10/11(木)18:42:20 ID:NfH
>>896
「…………」
(やだこの子すごいズバズバ言ってくる……!)

言葉の毒というのは通り越すとダメージより尊敬を覚える。罵声で難解な言い回しをされると逆に感心してしまうものに近い。
というのは余談としておきたい。

「そ、そうかい、身嗜みにしては化粧品の一つも見えねえから気になっただけだ」
「……いや声かけただけでそんな趣味にすんなよ、教師全員そういうことになるだろうが」

謝意を見せてから反論投げるとガサリ、と階段の手すりの陰に置いていたらしい袋を漁るとそこからコーラとオレンジジュース、そしてココアの缶を見せてどれがいい? とばかりに。
まあどれもいらないと言えば顔に似合わぬしょんぼり顔でそっか、と収めるが。

「最近は鏡について色々多いからな、少し過敏になってるだけだ」

さて少女はこの台詞にどう思うだろうか。学園において鏡というのは件のもの以外にも七不思議で使われてたりすることも珍しくない。
極論、彼を件の関係者と見るか単なるオカルト好きと見るか。それによっては先も変わるだろう。

//ありがとうございますっ
899間宮灯子 :2018/10/11(木)18:56:08 ID:Kqt
>>898
「あんたに女の子の何が分かるんですか、彼女いなさそうなツラしてるクセして」

抉るような右ストレート、揶揄っている調子でもないのがまた他人への厳しさを窺わせる。
見せられた飲み物につられたか、階段を登って背負っていたリュックを膝に抱えると隣に腰掛けた。
不遜にも無言でオレンジジュースを選び取ると缶を開けて一口、唇を湿らせた。

「そうそれ、自分そういうオカルト話にちょっと興味があるんですよ。ああいう鏡だって、よく怪談に出てくるじゃねえですか」
「最近は鏡がトレンドらしいですけど、お兄さんはなんか知ってます?」

あくまで好奇心旺盛な子供が、そういった話に興味があるといった風。
相手がどういった立場でも差し障りのなさそうな、ほんの世間話を装った問いかけ。
900花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/11(木)18:58:49 ID:A1z
>>849

「うふふ……ちひろしってるよ。白お姉ちゃんは、そんなことしないって」

【幾ら純粋な千尋と言えども、これまでの彼女の言動と行動には矛盾がある事に気付いており】
【さすれば脅されて程度で退く理由もない。その証拠に、こうして自分がさらに甘えた調子で身体をくっつけてみれば、もっと可愛い反応が期待できるはずである】


「みてみて、ここ、こんなにいっぱい印がついてるよ?」
「うう…かわいそう………きっとこのひと、とってもたのしみにしてたんだろうなぁ……」

【皺だらけで少し見づらいものの、彼女が広げた"誰か"のポスターには、見所を記したと思しきメモがしっかりと書き込まれているのだ】
【せっかく作ったのにもったいない、と千尋は見知らぬ可哀想な誰かへと思いを馳せ、瞳をうるませる】

「………あれ?この匂い…………」

【その時、自分も参考にしようと眺めていた千尋の小さな鼻がおもむろにひくひくっと跳ねた】
【白は覚えているだろうか。彼女が自分の部屋を訪れたあの夜、千尋がまっ先に飛びついたモノを―――――――――】
901伏木霞 :2018/10/11(木)19:08:33 ID:NfH
>>899
「お前もうちょっと加減してくれねえ!? ボディーブローの次に本気のストレート食らってたら身が持たねえわ!」

ボディーブローはじわじわ効くということを実感したような感じである。彼女居ない歴=人生とはいえ非常にキツい。
それに対する抗議はしつつオレンジジュースが渡ったのを見れば自分はコーラを置いてココアの栓を開けた。

「お前の変わり身はなんなの? いやもうこの際良いとして鏡ねぇ」
「定番どころじゃ、未来を見る手鏡とか踊り場の鏡に映る老婆とか、映したやつと入れ替わる魔鏡、そいつの本性を映す鏡……なんてのがよくあるが」

「お前はどんな鏡の話を知ってる? こんな学園だ、噂の鏡なんて色々あるだろ?」

まるで少女の目的を聞くような態度だが、実際にはこれの前にそれに近いものを提示している。本性を理想に捉えれば、それすなわち件の鏡。
コーラで喉を鳴らして、生理現象を出すこともなく伏木霞は少女を見る。多少の悪戯心として、先程まで少女が見ていた鏡に一瞬しわくちゃな手を映して。
902間宮灯子 :2018/10/11(木)19:24:06 ID:Kqt
>>901
「急に声かけてくる変態にかけてやる情けなんてあると思ってるんですか、随分とおめでたい頭のようで」

全くもって悪びれていないアッパーカット、見事に容赦のない追撃が迫る。
小馬鹿にしてる様子すらもなく淡々と、まるでこれが日常茶飯事かのような平静さすら感じさせる。

「どんなってそりゃいろいろですよ、馬鹿にしねえでください。死に顔が映るだとか、合わせ鏡映るると死ぬだとか。試したことはねえですけど」

挙げるのはごくありきたりな怪談話だ、その反応は探るような問いに窮するでも答えを探すでもない。
どこまでも『少しオカルト話に興味のある少女』としての在り方で、彼女は言葉を続ける。

「今気になってるのはその本性……もしくは、理想の自分ってのも聞きましたね。そういうのを映す鏡があるとか」
「あとなんでしたっけ、願いを叶える、とかとも言われてますよね。他所じゃ聞かない話なんで、興味あります」

鏡に映った幻に一瞬肩を跳ね上げたが、それだけ。仏頂面から驚きを隠しているのかは窺い知れない。
見下ろされている形になっているのだろうが一切頓着せず、正面を向いたまま缶に口をつけた。
903久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/11(木)19:30:48 ID:ToL
>>815

「あはは…私は海賊じゃないから面白くないと思うけど…いいか!精一杯頑張ります!」

変な方向に気合がシフト。おそらく、本気で、活動に取り組むだろう。

>>823

「まさかここに来るなんて思ってなかったな…あの…イジメとか大丈夫?この前不良に脅されたって聞いたからちょっと心配で…そういうことがあったらすぐに相談して?」

とても心配そうに声をかける。彼の笑顔を見ると心配になる。
あまり心から笑っているように見れなくて、いつか話しかけてみようと思っていたがなかなか時間も会わずにそれが出来ずにいた。

「申請は通ったけど部員は少ないし…入ってくれると嬉しいかなあって思うけど、来るも来ないも自由は効くと思うから…」

あははと苦笑いをしながら、無灯に部活を勧めてみる。

>>817

「って来年も出るんですか!?諦めないんですね…」
「多分それってダメなことだと思うんですけど…」

むむむ…と眼鏡を曇らせる。しかし、そういうところもまたミナミらしいと考えれば納得がいくというもの。

「リレーは私が頑張ります!ハイドラを使えばトラップは無効…あとはハイドラに乗ってこう、びゅーんって!」

そういうと大量の液体金属を作り出す。意外と何でもできる液体金属、応用の幅が広い。

「ちょっと待って下さい!3個目は賛同出来ません!」

大人しく、真面目な印象の彼女からは想像できないほど大きな声を出して待ったをかける。

「私…鏡を持ってる人と戦ったことがあります。あれは危険過ぎます…どこの誰から出回ってるかもわからないし、見た目は怪物に近づきます。生徒会や風紀委員から何を言われるかも分かりません…とりあえず危険なんです!」

身を以て体験した出来事。鏡を持った生徒との交戦経験を持つ彼女、その危険性に警鐘を鳴らす。本当に危ないのだ。あまり好戦的でない人物であったことから、丸く収められたのだが、あれは人を不幸せにするものだ。それを持つなど言語道断。

「あとミナミさん…そのチョークで書いた跡……消してもらいますからね?」

ジトーッとミナミの方を見つめる。かなりの威圧を放っているはずだ。
904久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/10/11(木)19:31:10 ID:ToL
//遅れてしまいました…本当に申し訳ありません。
905和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/11(木)19:35:13 ID:1qP
>>839

「ああ、なんだい、鏡の別嬪さんじゃないの」

【ギィ、と錆び付いたパイプ椅子が軋む】
【座する御堂の向かう側、そこにいるのは『鏡の女』。その心持ちを表すかの如く、手に握る扇子がピシャリと閉じられた】
【高等部長経由で引き抜かれ、諸々の事情を説明されている『選別役』である御堂は、勿論彼女の素性についても知っていた】

「いやぁ、痛いところを突いてくるなぁ!!」
「まぁ、まぁ、まぁまぁまぁ……おれが強くなりゃあ、その分は帳消しだ」

【たしかに、最近の御堂は失敗続きであった】
【だがその力は敗北を重ねながらも進化に近づいている……そうなれば、文句もあるまいと。銀色の鏡を、懐から取り出す】

「高等部長殿経由の、おれ経由の、理事長殿曰く!」
「学園を潰すことが目的じゃないんでねぇ。“生徒達は大事だ、アンタ達と違って”」
「それに足を掴ませない為にも、一気に配るのは得策じゃあない。そうだろ?」

【彼女と御堂とは、致命的な部分で袂を分かっている】
【無論、御堂は高等部長側。それに学園生徒が憎いわけではない、無論学園自体も】

「いやぁ……徹底的に突いてくるねぇ、痛い痛い!」
「それに関しては、どうしようかねぇ。他の部員で上手くやれるかどうか……」

【正しく、大小含めて痛いところを突いてくる彼女には困り顔……にしては、その芸人としての口調は崩さないが】
【特に、大喜利リレーに関しては難しいところである。ただ謎掛けや大喜利を用意するだけでなく、アドリブ芸も必要なのだから】

/反応遅くなってしまい大変申し訳ありません……
/ここからは安定して返信出来るかと思います、一報も入れずに本当に申し訳ない……
906伏木霞 :2018/10/11(木)19:37:59 ID:NfH
>>902
「お前にとっちゃおはようの挨拶すら変態の集団になるのか? ん?」

追撃をなんとか回避したつもりの伏木、しかし言葉では不動に等しいこういう手合いは苦手なのは間違いない。

「知ってるか? 合わせ鏡して一枚だけに映る悪魔見ると乗っ取られるらしいぜ?」

合わせ鏡についてそんな冗談。まあ似たような話では生肉供えて悪魔召喚、なんてものもあるが怖がらせるには十分だろうか。

「……そういう鏡が欲しいってんなら素直に言った方が勘繰られなくて済むぞ?」
「願いを叶えて理想を叶えるってのは聞こえは良いが言い換えれば鏡に全部投げ渡してるようなもんだ、弱音を全部抱え込んでるようなやつがよく渡されるみたいだけどな」

あくまで噂、と最後につけて真実と虚構の間をぶらつかせる。一度身体の横に隠した手を見せればそこにあるのは鏡の破片――幻。

そして幻のはずのしわくちゃな手は消えたはずなのに今度は指を差すような手の形で表れて、消えては現れることを繰り返す。
心なしか、少女にその指先を向けていっている気もする……。
907瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/11(木)19:53:11 ID:eDC
異能治療はやはり便利なもので通常なら長い治療が必要だった瀬崎の傷は癒え、数週間で無事に退院することになった。
それから彼女は毎日被害者の宅を訪れ、誠意を込めて謝罪を行なっている。
学園には休学届けを出して以降、一度も訪れていなかった。

「次の家は……」

被害者や親族には彼女は憎まれていて、殴られたり物をぶつけられたりすることもあった。
そうじゃない者もいたが、それでもどちらも瀬崎の心身に重くのし掛かったことは変わらない。だが、自分はその全てに耐えなければならない。嘆く資格などありはしない。
痛む身体を引きずって歩きながら、地図に目を通して歩く瀬崎。
誰かとぶつかるかもしれないし、彼女を知る4誰かその姿を見て声を掛けようと思うかもしれない。

//絡み待ちです。日常でも戦闘でもどうぞ。
908間宮灯子 :2018/10/11(木)19:55:57 ID:Kqt
>>906
「極論振り翳して楽しいんですか?もしかしてTPOもご存知ないんですかね、可哀想なお兄さん」

やむことのない理不尽な追撃が伏木を襲う。心なしか声色に憐れみさえ混じっている始末。

「将来の自分が映ったりもするらしいですね……やってみようとは思わねえですけど」

怪奇現象には興味がある、しかし実行するほどの熱も度胸もない程度の入れ込み具合。
捻くれた性格の指摘に、わざとらしく大きなため息をついた。

「別に欲しいわけじゃねえです、興味あるだけで。クラスでも何人か巻きこまれたって噂になってますし」
「……へえ、弱音、ですか。誰か配ってる人がいるってことです?」

僅かに灰の瞳が細められた。不機嫌そうな面構えに隠れてしまいそうなくらいに些細な変化。
鏡の破片を横目に見やって口を開こうとして、止めた。破片程度に食いつくほど必死こいて追い求めているようでもないらしく。
鏡に映る幻影に束の間向けた眼差しは実に煩わしそうなそれ、一度見てしまえば後はもう慣れてしまったということか。
909伏木霞 :2018/10/11(木)20:06:17 ID:NfH
>>908
「今の俺はまさにその理不尽な極論を食らいまくってる気分だよ、泣くぞ」

見たいか高一の泣きっぷり、と。ダメだ、こういう相手には言葉じゃ敵わんというのが彼の情けない持論。

「将来なんてその日石に躓くかどうかでも変わるもんだしな、まあ興味なさそうなら何よりだ」

「……ああ、そういう事情か。悪かった悪かった、巻き込まれた連中は帰ってきてるか?」
「都合良く弱音吐いたら鏡が落ちてくる、なんてもんでもないだろ。その可能性が高いと俺は――――探すのは勝手だけどよ、無茶すんなよ?」

怪談というならそれこそ心を病んだ、または限界を迎えそうな時に授けられる甘い蜜に等しいものとなるのだろう。
だが、少なくともそれに近い状況を味わっても貰わなかった者と、明確に何かされた痕跡の人物は知っている。
だからこその発言だったが、相手に特攻させる趣味はなく忠告するように破片を握り潰すようにして消し去った。

煩わしい気配を感じ取ったのかなんなのか、鏡に映る手はなぜか親指を立てるとそこから姿を消していた。
鏡を握り潰すタイミングとほぼ同時に。

「なんか見えてたか?」
910王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)20:17:40 ID:YL1
>>893
「……本当に、変わらないな。お前は」

やはり、彼女はあの時から何一つして変わっていない。
どこまでも真っ直ぐで、どこまでもお人好し。自らの理想を信じ、本当に全てを救おうとする。今は出来ていなくても、必ずやそれを行おうと努力する。その成功を、疑おうともしない。
絶対に曲がらない正義。それが、彼女だ。烈火は、少し安心したような気持ちにもなった。

だが、それでも、こちらにも譲れないものがある。
彼女が己の正義を貫こうとするのと同じように、烈火は烈火の正義を貫く。譲れない信念が、そこにはある。

「勘違いするなよ。これはお前達の為でも、学園の為でもない。私の正義を成す為に、そして、はみ出し者達の居場所を守るために、やっているのだ」

然りとて、烈火は引き下がる事はない。普通というものに馴染めず、外れてしまった者達の受け皿。それが『紅組』。その居場所を守ってやる為にも、自分が動かなければならないのだ。

「………少し良い事を教えてやる。犯人は、学園の内部にいる。しかも、その根はお前が思っているよりも深いだろう。まるで人を選別するかのように、あの鏡は配られている」

鏡を配っている集団は、間違いなく学園内に存在している。しかも、それは単に配っているのではなく、何かを選別するような、恣意的なものを感じる。烈火は、外道院に、この問題は思っている以上に根が深い事を示唆した。

そして、それを確かめる手段もまた、彼は有している。
911王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)20:17:55 ID:YL1
//お待たせしました、ここから安定します…!
912有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/11(木)20:18:35 ID:Cm3
>>824
そりゃまたヘンな話ッスねぇ。
この街にゃ、何故か刀に精通してるヒト多いッスからね。時代に逆行するのが趣味なんスかねぇ。
でも銃が剣に負けるワケないッス。文明の進化には大人しく乗っとくのがトクってモンッスよ。

【得物を取り出し、トリガーガードの隙間に指を入れてグルグル大道芸】
【とはいえ興味は湧いてきた。騒ぎとなれば天下の往来でドンパチかましてもお咎め無し】
【ついでに事件解決で順調に失っている信頼もガッポリゲット。これを見逃さない手はない訳で】

さっすが副長センパーイ。持つべきは理解のいいセンパイッスね。

センパイとデートでもしたらナニされるかわかんないッスねぇ。
ま、ちょっとぐらいは考えてもいいッスよ。ちょっとは。

【薄暗く、かつ監視の目が光る懲罰房に入れられるよりは、セクハラまがいの先輩に拘束されるほうが幾分マシだろうか】
【まあ、そればかりは自らの身をもって試すのが一番だろう。幸い、どちらかの世話になる日はそう遠くは無さそうで】

また体育祭の時はお願いするッスよー。
何か進展あったらボクまでヨロシクッスー。

【わざわざ少女が荒らしていったゴミまで回収して帰ってくれるのは、少しばかりは彼への考えを見直すきっかけになるだろうか】
【恐らくそんなことなど微塵も考えていない少女は、茶目っ気たっぷりの声で、手を振りながら彼の大きな背中を見送る】

【さて、残るはBB弾によって空いた穴の残るガラス扉と、実行犯である少女】
【空き教室であるからいいものの、これがバレれば再び始末書コースは待ったなし。幸いそれを知るのは先ほどの彼のみ】

……ま、何とかなるっショ。


【程なくして、学園の空き教室にてガラスの割られた扉が、学園の人間によって発見される】
【現場に残された証拠品はなく、周辺に屯する不良生徒たちによるいたずらの一部として処理される事になる】

//一日跨いでしまいましたがこれにて終了ということで。
//返信遅くなって申し訳ありませんでした。お付き合い感謝です。
913間宮灯子 :2018/10/11(木)20:26:45 ID:Kqt
>>909
「やめてください気持ち悪い。年下に言われて泣くなんて恥ずかしくないんですか?」

最早死体蹴りの域。このまま泣かれても構わないと言いたげな、遠慮のない口撃である。

「別に、気にしてねえです。帰ってきた人もいますけど、そのまま他所に転校した子も多いですね。どんな目に合ったかまでは知らねえですけど」

同級生を気遣っていると思えば、突き離すような言葉。
言い訳にしているのか感情表現が裏返しになりやすい性格か、どうあれ仏頂面のままなのは変わりなく。

「んなことするわけねえじゃねえですか。自分、風紀委員の人達みたいに腕が立つわけじゃないんで。ちょっと出所だけ見つけたらすぐ退散しますよ」
「だからお兄さんの知ってること、もうちょっと教えてくれると嬉しいですね」

本当に喜ぶのかも怪しい不機嫌面だが、嘘をついている様子は見受けられない。
掌に握られた破片の消え方にその存在の在り方をある程度悟ったか、やや眉を寄せたが声に出すことはせず。

「……別に、お兄さんと違って幻覚が見えるほど精神やられてないんで」

鏡の幻影の正体も感づいたのだろうか、ふいとそっぽを向いてオレンジジュースを飲むことで誤魔化した。
914轟生新◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)20:29:34 ID:9Ur
>>897

(……おまけにこれだ。シンプルな出力と射程距離で押し切られかねねー……)


 音の異能は使えない。となれば襲い来る衝撃砲に関してはダメージ覚悟で身一つで対応しなければならない。アニムスを元を辿ればオーラと呼ばれる異能エネルギーの総体。不可視の物体に触れることは決して不可能ではない。
 ヴィジョンの脚が地面を蹴り、その威力でもって後ろへ跳ね直撃だけは避けるが、衝撃砲がブチあげた木の破片やらが結構な速度で肉体を突き抜けていった。耳をカバーして聴力がさらにやられるのを防ぐのもわすれない。

(あっぶね。顔狙われたのちょっと怒ってんのかな)

 白い学ランを所々血に染めた状態ながら、走り出すアレックス。伴われていたブライトン・ロックが抜け目なく掴んでいた木の破片を投げる、投げる、投げる。合計三個。まだ聴力の回復はないからシンプルな物理投擲だ。
915アレックス◆YYMoonqoQTuT :2018/10/11(木)20:29:51 ID:9Ur
//名前間違えました
916伏木霞 :2018/10/11(木)20:36:29 ID:NfH
>>913
「恥ずかしかったら今頃お前に叩きのめされてねえよ」

ある意味この場合は最初に逃げるのが正解なので彼の言い分にも納得してもらいたい。

「そうかい、まあこういうのは話しにくいからな。無事に帰ってきてるならそれだけで安心だ」
「お前もそういう目に遭わねえようにしろよ」

膝を使って頬杖をついて、明らかに外を覗くには不便な高さにある窓を覗くように。

「……もし出所わかったらよ、こっちにも教えてくれねえかね? 無理にとは言わねえよ、気が向いたらでいい」
「俺が知ってるのは鏡の大まかな形と位置、大半は怪物になってるってことだな。人を保ってるのも居るがほとんどは――あぁ、そっか。あそこ狙えば良かったか……」

と、勝手に何か自己解決したものがあったらしく、情報を知りたいだろう少女にとっては少しイラっとするかもしれない態度。
とはいえその解決したものも小さなもの。教えるにはやぶさかでもないが、教えたとして満足するかまでは期待できない。
大半の物が鏡を持っている部分なんて。

「ははは、流石にわかるか。鏡なんて握り潰したら血が出るからな、ココアは嫌いか?」

なんて言いつつコーラで出そうになる生理現象を抑え込む。マナーは大事。
917柊真 柚鈴流◆6lwy2fkM6c :2018/10/11(木)20:41:11 ID:eDC
「……体育祭……」

グラウンドの横の原っぱにカーミラとふよふよ浮くハリネズミを連れた柊真が座っていた。
仲良しになった二匹を見て微笑み、グラウンドに目を落とすとこれまでにない暗い表情で。

「……大縄跳び……はぁ……」

昨年の体育祭。その時の大縄跳びは自分がつまずいてしまい、その時にクラスメイトから向けられた視線を思い出して体育祭が近づく憂鬱な気持ちになってしまう。
昨年は誰かが引っかかるまで終わらないという運動音痴で体力がない柊真には地獄の競技だった。
今年もそうかもしれないと考えると、重苦しい溜め息を吐いていた。

「……はぁぁぁ……」

//>>907とは別に絡み待ち置いてみます
918『No.5』鏡伍姫◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)20:41:33 ID:YL1
>>905
「………ほーんと、高等部長の犬よねぇ、あなた」
「ほんっっとにつまんないの!私も博士から言われてるから勝手に動けないしぃ」

呆れたような顔になって御堂を見る。
彼は決して学園都市の崩壊の為に動いているわけではない。あくまでも、高等部長サイドの手足となって動いている。その点は、やはり、根本的には相容れないようで。

「大体何よ大喜利リレーって。誰が参加するのよそんなの」

そもそも大喜利リレーってなんだ。聞いたこともない種目だ。この学園の体育祭、オリジナル種目が多すぎない?と伍姫は思った。

それにしてもまあ、鏡を配れないとなると本格的にやる事がない。暇でしょうがないので、いっそのこと生徒として擬態しているのだから、体育祭に参加するまである。

「ま、あなたが困っていようと私には関係ないんですけどぉ?ウフフフ!」

彼の困り顔を見て、悪意マシマシで笑った。
919リリ◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)20:45:13 ID:dVw
鏡の事、正直な所情報と言う情報は何も得られていない。仲間が二人ほど学園に潜入したそうだが、果たして見つかるかどうか。


「学園内部、それも結構な役職持ちが持ってると思うんだけどね、これは私の勘だけど」


路地裏にて、誰かと電話している。電話相手は恐らく仲間の誰かなのだろう。まぁ、間違いなく盗跖の誰か。


「ま、私は私で適当に情報集めるよ。ここにはあんまり長居しない方が良い、そんな気もするんだよね。え?これも勘。それじゃ」


そして女は電話を切る。どうやら勘が良く働くタイプの人間のようで、やたらと直感を信じてる様子も見せている。一人その場に残り、一息つくと、路地裏の段差に座り考える。

「……あんまり気にしても仕方ないね、しかし、何から手をつけようかね」

//これはソロールです。絡みも行けますが
920間宮灯子 :2018/10/11(木)20:52:41 ID:Kqt
>>916
勝ったと勝ち誇るでもなく、鼻を鳴らして直接的な軽侮。どうにも性根が捩じくれきっているようで。

「言われるまでもねえです、こっちだって下手な荒事はごめんなんで。逃げるが勝ちって言葉は自分みたいな人間のためにあるんですよ、知ってます?」

表情、声の調子から嘘や誤魔化しといった気色は感じられない。
ぎゅうと膝の上のリュックを抱えこむ姿は見た目相応の動作らしく。

「はぁ……まあ、気が向いたらでいいなら」
「ふーん、じゃあさっさと全部教えろください。勝手に自分で解決してるんじゃねえですよ、自分にもちゃんと分かるように説明しやがれです」

気の抜けた確約、この反応では本当に脳のどこかに引っ掛けておく程度にしか受け止めていないだろう。
知識を強請る様は途轍もなく傲慢だ、さも教えてもらうのが当然かのようにじいっと見据えた。

「あったり前です、小さいからって馬鹿にしねえでください。飲みますけど」

炭酸特有の生理現象を堪えているなど知る由もなく、物をちらつかされればあっさり陥落。
揶揄われたせいで不機嫌だったのか判然としない仏頂面のままだから、ココアでコロッと機嫌を直したかは不明であるが。
921花表 千尋◆fAiBro2NmQ :2018/10/11(木)20:56:10 ID:A1z
>>900
//ちょっと風邪気味なので、今日は返信出来ないかもしれません。すみません…
922外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/11(木)20:58:34 ID:gGN
>>910

それはお前も同じだろう?

(先ほどまでの冷徹な表情はそこには無く、どこか懐かしむようなそんな柔らかいものへと変わる)
(……そこに至るまでの道のりは違えど、この二人の本質は同じ。正義という理想のために歩んでいる。ただその道のりが違うだけ)
(だが、それがもっとも致命的)

それでも私は感謝する
『紅組』の不良たちも生徒であることに変わりはない。お前はそんな生徒たちを守ってくれている…ならば感謝を言う他ない
……私は目の前のものは全て救うつもりだ、だが…目の前に無いものまでは救えない、救おうとしても……
だからこそお前にはやはり感謝している、私ができないことをやってのけてくれているのだから

(烈火の『紅組』はそのルールで縛ることにより不良たちが道を外れるのを防いでくれている)
(それはつまり、やはりその不良たちのためにもなっているのだろう。彼を慕うものは多く、そのカリスマのおかげで助かっている者は確かにいるのだ)

…………学園内部にいることは、なんとなくは察していたが…なるほどな……
つまりはその選別の基準さえ知ることができれば……
923伏木霞 :2018/10/11(木)21:01:15 ID:NfH
>>920
「その言葉を言うやつほどやたら巻き込まれまくるってジンクス知ってるか?」

逃げることが多いからこそ出る言葉とも言えるのである。荒事にまったく遭遇しない人ほどそれらは言う機会がないのだから。
こんな調子でも下級生のような相手を心配はしているらしく、叩きのめされておいて無駄に強い。

「気が向かない時は風紀委員に言えよ、隠してて良いことなんてねえし」
「あー、悪い悪い。もし鏡の所有者か? って思っても見つからねえ時はこの辺り調べてみると良いかもな。少なくとも俺が対面した連中の大半はここに鏡があった」

と自分の胸を指差しながら、もし回収するならば、という先程まで聞いた荒事には関わらない宣言を忘れたかのようなことを発して。

「それと自信ねえなら覗くんじゃねえぞ、あの鏡はちらっと見ただけでも不味いみたいだからな」

傲慢な相手でも教えることは変わらない、正直なところ協力者が多く居ればいいという考えが先行している。

「ってなると手を出してみたが流石にわかっちまったか、こりゃ二回目狙っても無理そうだな」

――ハッキリと次やるのが二回目と。
そして彼は顔を背けると……気を逸らしたか彼女の耳に無音の幻聴を送ろうとしつつ生理現象を済ませようとした。隠してはいるが汚い。
924和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/11(木)21:04:53 ID:1qP
>>918

「つまんねぇたあ何事だい。芸人は芸で楽しませるのが真骨頂よ」
「そんなに暇してるってんなら、おれの落語でも聞いてくかい?」

【犬と呼ばれるのに不都合はないが、つまらないというのは心外らしい】
【パイプ椅子の上であぐらを掻きながら、扇子の先を彼女にビシッと指して、実に不服げに彼女へと抗議しつつも】
【実際、御堂自身暇をしているのが事実であった。乗ってくるのならば、おそらくノリノリで始めるくらいには】

「大喜利リレーと言ったら、そりゃもう大喜利とリレーよ」
「謎掛けだの何だのお題を出して、出場者はそれを解いたり何だりしながら競争するのさ。アンタも出るかい?」

【確かに、大喜利リレーなど色物競技であろうが。然しさくらんぼの種飛ばしよりはマシであろうとも御堂は思う】

「はぁー、全くそんなもんで笑えるかい。おれの落語聞いたら笑い転げて死んじまいそうだね」

「――――で、さぁ。アンタ、強いのかよ?」

【扇子の上に、絶妙なバランスを保って銀の鏡が踊っている】
【そしてその向こう側から。彼女へと問いかける】
925薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/11(木)21:05:45 ID:Ihr()
>>921
//いえいえ、是非とも、体調第一でお願いします
//お大事にどうぞ
926天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/11(木)21:08:00 ID:PL9
「おぼろと夏希に謝る。シンプルな目標だ。俺ならやれる」
「能力を取り戻す。それも簡単だ。俺にならやれる」

【天地繋は屋上に立ちながら一人言を繰り返す】
【普通の人からすればおかしな光景だろうが学園基準なら珍しい光景ではない】

「重要なのは目的の達成と行動に移すことだ。わかるか。手段は問われない」

「……暴走だなんだってそんなのは最初からまともなやつがするもんだ」
「俺なら大丈夫。わかるか。大丈夫だ」

【しかし、彼が覗き込み語りかけるようにしているのは】
【キーホルダーのようなデザインのフェイタル・ミラー】
【陰気な瞳には鏡の中の暗い暗雲が映される】

「問題ない。理想の世界は腐るほどあるが、理想の自分なんて、あいつらに好かれる以外、あるものか……」
927薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/10/11(木)21:14:14 ID:Ihr()
//次スレです、>>1001に再掲いたします
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1539259643/l50
928カチューシャの女子生徒/天谷 霙 :2018/10/11(木)21:17:07 ID:CUz

「うぐぅ……やっぱり遅かったぁ……」

学内掲示板の前でがっくりと項垂れる女子生徒。
カチューシャで留めた前髪に丸っこい瞳は、分かりやすい元気娘の証。
―――なのだが今日は。ため息をついて俯いていて。なんともまあ元気がない。

「そりゃ終わってるよね……
仕方ないけど……私も体育祭でなんかしたいしたい!!」

張り出されているのは体育祭のプログラム表と出場選手名簿。
つい先日休学から復帰した少女の名前は当然だがそこにはない。
エントリー期間も終わって居る、果たしてどうにか、何か、やることはないものか
929間宮灯子 :2018/10/11(木)21:17:19 ID:Kqt
>>923
「巻きこまれそうになるから逃げるんですよ。だーいじょうぶですって、いざとなったら仲間もいるんで」

安心させるために、というよりは事実だけをはっきりと断言しているような。
この年頃が仲間意識で何人か集まっても、鏡の根源のような巨悪に抵抗できるのかどうかは定かではないが。
腐っても異能学園、見かけで秘めたる力を判断するのは難しいと、彼も十分に理解していることだろう。

「ふうん、胸の辺り……そこに鏡があったら、気をつけた方がいいってことですか」
「マジですか、随分強力な……っていうか、お兄さんやけに詳しいじゃねえですか。もしかして一枚噛んでたりします?」

その回収を目的としている素振りなど一切見せず、あくまで判別の指標として受け取った反応。
それ以上にまるで実際に遭遇したことがあるかと思わせる情報の豊富さに、ようやく疑念を抱いたらしく。
問いかけは真剣な響きではなく、どちらかといえば冗談っぽい調子を孕んだもの
尚その必死な誤魔化しが通用したかどうか、彼女の揺らがない仏頂面からは窺えないだろう。ある意味幸せかもしれない。
930黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/10/11(木)21:19:48 ID:TIp
>>907
「奏海!学校に居ないって聞いたから心配したよ!」
グレーのスウェットとクロックスで道を歩いていると、見た顔の女のコを見つける。
奏海…私を風紀委員室に連れて行ったコだ。
タバコを見られたからね。
だからって恨んじゃ居ない…注意で済ましてくれたからね。
学園内でタバコを見られた私も悪いし、あれ以来タバコはやめたからね!
それにしても元気が無いな…

「お礼参りでもされた?私がやり返して来ようか?」
なんで元気が無いのか解らない。
入院もしてたって聞いてたけど理由は知らない。
奏海は風紀委員として、悪い噂も聞いてる。
不良に関して容赦無いとか、恨みを買ってる生徒も居るとか…
仕返しでもされたのか、だとしたら許さない。
奏海は風紀委員として行動してただけだ。
それに、やられた奴はソイツが弱かっただけだ。
質問は冗談っぽいけど、私の目付きは真剣だ。
931紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)21:24:35 ID:dVw
>>926

仕事が終わりとりあえず屋上へと息抜きに、すると何やら一人ぶつぶつ言ってる男を見て不審に思う。しかもその手に持ってるのは『鏡』。
ち、また鏡の影響受けた奴かよと、思わない事も無いのだが、放っておくわけにも行かないのでとりあえず接近する

「おーい、一人でぶつぶつ何やってんの?」


その声に反応して振り返ったならば、金髪サイドテールの、右腕には生徒会会計の腕章を付けたミニスカ女子が立っているだろう
932伏木霞 :2018/10/11(木)21:27:40 ID:NfH
>>929
「そいつは安心だな、仲間も居るってことはそうでもなさそうか」

かなりの毒吐き娘と思っていたが、仲間と口に出せるところから好かれるところはあるのだろうと。もっともそこは自分のようなポッと出には見せないところかもしれない。
それゆえに仲間が居るのは良いことだ、と微笑むばかり。

「隠してるパターンもあるから一概には言えねえが、まあそういう時もそこ狙ってみろ。ありゃ割れるときは割れるしな」
「…………三人には出会った、って言えば大体伝わるだろ?」

回収にしろ、判別にしろ伏木霞はそれ以上はまだ追求しない。回収については自分も行ったこと、それで何が起ころうが覚悟はあるだろうと。
そして疑念についてはそう切り出す。もっともその三人は知ってても知らなくても既に戻っている、鏡を破壊されてる可能性のある人物たち。
言い換えればそれだけ遭遇してるのはなんというか、活動的か。

「持ち主が健在なら破片のひとつにすら映してくる代物だ、仲間に見せてグループ崩壊なんてことにしたくねえなら甘い気持ちで手は出すなよ、えーと……」

冗談っぽい問いかけにしてはいやに真面目な返答であり、少し重く感じるだろうがそれだけ事は重くもあるということで。

そしてそれを誤魔化すように伏木霞はわざとらしく名前を探ろうと。
933天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/11(木)21:29:30 ID:PL9
>>931

【彼女の声に反応して天地は鏡を懐へ収める】
【収めてから振り返り、陰気な目で彼女を捉える】
【腕章を睨んで、生足を一瞥し、金髪のサイドテールを鼻で笑って】

「……この世から生徒会なんて概念が消えますようにってな。お星様にお願いごとだ」
「体育祭準備でお忙しいんじゃないのか。生徒会」

【この男、鏡の影響などなくとも骨の髄まで腐りきっていた】
934黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)21:32:46 ID:Odj
>>928
「シャバダバッダバ、シャバダバッダバ──────お前は」
鼻歌交じりに近くを通りかかるジャージ姿の黒塚。リレーから種飛ばしにギリギリでエントリーの変更を終え、後はもう帰るだけだ。
そんな中通りかかった道にいたのは見知った姿。落ち込んでそうなので通り過ぎるのも何だと思い声をかけた。
「天谷だっけか。道覚えれたんだな」

「けどここで騒ぐなよ、迷惑だろ……」
嫌味ったらしく耳を押さえる素振り。常人より過敏な聴力にこれは堪える。
プログラム表をチラリと見やり、大方の事情は察する。分かりやすく元気がいいのだ、根暗そうなヤツに言われるよりかは納得しやすい。

「体育祭出たいのか?変わってんだなお前。
 …病気で休んでたんだろ。いきなりの激しい運動は控えた方がいいんじゃねえか」
935王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)21:32:48 ID:YL1
>>922
「………私は、彼らの為に声を上げているだけだ。
不当な大人達に虐げられる彼らの為に声を上げ、彼らの居場所を作ってやるのが私の役目。だが、最低限の秩序はなくてはならない。それを作るのが、『紅組』だ」

不良のようなはみ出し者達の居場所を作る。それこそが烈火の、そして紅組の目的。不良達の秩序を作る為に、犯罪行為を行っている集団を潰して、吸収している。いよいよ不良達の統一も目前の頃に、この騒ぎだ。
秩序を作る為の障害は全て排除する。

そして、次に烈火は衝撃の一言を放った。

「その事なんだが………我々紅組は、近々、“学園を襲撃する“」

唐突に放たれる宣戦布告。学園の襲撃。それは、明確な学園との敵対行為である。

「腐った大人達に、我々が力を示して声を上げ、『革命』を起こす」

燃えるようなその眼差し。それは、決してこの言葉が冗談ではないという事の証左。
外道院は、話が急に変わったと思うかもしれない。烈火の真意は計り知れない。が、何か意図を孕んでいるのは事実である。
936紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)21:35:13 ID:dVw
>>933

「……は?いきなり何言ってんのあんた」


その発せられた言葉に若干イラッとした様子を見せる。まぁ大方鏡に魅せられているのか?と疑わない事も無いのだが。


「お生憎様もう準備は終わってあたしも一息つける時間ができたって所よ、『そんな物』見つけなかったらね」


そんな物とは彼の手にあるフェイタルミラー。その所有者を見つけてしまっては立場上放っておくわけにはいかないのだから。しかし、この顔は何処かで見覚えがと考えると、思い出したように手をぽんっと叩く


「あー、誰かと思ったら変な放送して外道院さんに喧嘩売ってた奴か」
937『No.5』鏡伍姫◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)21:41:12 ID:YL1
>>924
「あら、面白い話を聞かせてくれるの?それなら退屈はしなさそう。
でも、大喜利リレーには出ないわ。だって、私、謎を解くよりも解いてる人を見るのが好きだもの」

ピンクの唇を悪戯っぽく歪ませ、表情がコロコロと変わる。
面白いものは大好きだ。それが、彼の落語だろうと、鏡に落ちていく人間の過程であろうと。
しかし、自分で頭を使うのは好きではない。どちらかというと、頭を使っている人を見るのが好き。

「―――アラ?私、もちろん強いわよ?だって、博士の特製品なんですもん!」

挑戦的な彼の問いかけに、自信を持って答えた。
938カチューシャの女子生徒/天谷 霙 :2018/10/11(木)21:41:35 ID:CUz
>>934
「ごめんごめん。
でもやっぱりせっかくのお祭りにノれないって寂しいじゃん?」

根っからの騒ぎたがり、当然体育祭だって楽しみたい。

「出たい出たい!
 やややっ、せっかく元気になったんだから運動する方が良いのだっ。
……お医者さんもそう言ってた!気がするっ!」

ぴしっと指差して自身の正当性を主張する。
お医者さんがいってたなら間違いない。お医者さんが言ってたならば。
939外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/11(木)21:41:40 ID:gGN
>>935

――――今、何と言った

(聞き間違いでなければ烈火は"学園を襲撃する"と発言した。この男はそんなくだらない嘘をつく男では無い。つまりは本気だ)
(本気で学園を襲撃するつもりだ、この王偉烈火という男は)

……お前が…『紅組』が本当に学園襲撃するのであれば、それはもう何の庇い立てもなくなるぞ
生徒という盾さえもだ、そんなことをすれば当然警備部隊も出動する。捕まれば連合は免れない……そうまでする、その目的は何だ

(この男は無意味なことはしない。であるならば何か意図が示されているはず)
(烈火を見据えて、その心を見抜かんとそう問い詰める)
940瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/11(木)21:42:41 ID:eDC
>>930

「……黒鉄冥さん」

瀬崎は険しい表情で黒鉄を睨みつけてその脇を通り過ぎるだろう。

「貴女には関係ない話です。もう私には金輪際に関わらないでください。

その態度はいつにも増して無愛想で、他人と関わることを明確に避けている。
こうはっきりと言ってしまえば、
黒鉄も自分に関わるのを辞めるだろうという腹積もりだった。
941天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/11(木)21:45:14 ID:PL9
>>936

「アンタが聞いてきたんだろ。俺は答えた。サザンプールを知らないのか」

【星に願いを。だと曲調も歌詞もしらない楽曲の名前を適当に押し付けて】
【鏡の件をだされても動揺はない。受け答えは決まっている】

「風紀委員やバカな学生の武装が許されて、俺のこれが生徒会に目をつけられる理由がわからんな」
「俺が取り憑かれてるようにでもみえるのか。笑わせるな」

【あらかじめ考えてましたといわんばかりにつらつらと】
【その態度の悪さこそ鏡にやられていると邪推される部分なのだろうが棚に上げて】

「……だったらどうした。喧嘩なら買うぞ。俺はイカれてるんだ。『こんなもの』なくてもな」

【もう一度、威嚇するように睨みつける】
942間宮灯子 :2018/10/11(木)21:47:24 ID:Kqt
>>932
「そうですよ。こんな年下に声かけちゃうような、見るからに友達のいなさそうなお兄さんとは違うんです」

忘れた頃に微笑ましさを投げ捨てたとどめのボディブロー。

「結構遭遇するもんなんですね、人のことより自分の心配した方がいいんじゃねえんです?」
「割れる、けど……持ち主が無事なら……ふむ」

言葉だけなら気遣っているようなのだが、声の調子からそんな様子は見受けられない。むしろ下に見ているニュアンスさえ感じさせる。
与えられた情報を小さく復唱しながら、頤に指を当ててぶつぶつと考え込む。
忠告も届いているか疑わしいくらいに没頭していたが、不意の沈黙にようやく顔を上げた。

「……ああ、間宮です。間宮灯子。呼び方はどうでもいいですけど」

簡潔にそれだけ告げて立ち上がる。未開封のココアをリュックにしまって背負い直した。

「じゃ、自分はもう少し調べたいんでそろそろ行きます。一応お礼は言っておきますね、お兄さん」
「あ、それとエチケットを気にする人は嫌いじゃねえですよ」

最後まで小生意気な態度を崩さず小さく一礼、淡く紫がかった髪がはらりと揺れる。
そのまま階段を軽快に飛び降りるようにして、慌ただしく少女はその場を去ったのだった。

とあるコミュニティでこれらの情報が秘密裏に共有されたのは、また別のお話。

//少し遅れてすみません、この辺りで〆でお願いしますっ
//ありがとうございました、お疲れ様でした!
943黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)21:49:08 ID:Odj
>>938
「体育祭って祭りって言っていいのか…?」
釈然としないながらも、まあ止めても無駄だろうなと諦めたようだ。首を傾げながら呟く。
「違うような気がするんだが」

「バカお前、病み上がりに運動推奨する医者がいたら見てみてえわ」
人を指すな、と軽く払いのけながらのツッコミ。しかも『気がする』などとは。
「何の病気かは知らねえが変に動いてぶり返してみろ、目も当てられねえ。
 分かったら三食しっかり消化に良いもの食べて暖かい布団で八時間ほど寝てやがれお気楽バカめ」

「……いや、待てよ。動かなきゃいいわけだ」
ピンときた。とにかく関われればいいんじゃないか?という疑問が鎌首を持ち上げたので乗っかる事にしたのだ。
「運営スタッフの手伝いはどうだ。荷物運んだり、水とかお茶とか出すアレ。
 マンモス校だからな。印になる腕章とかどうにかして手に入れて、着けて大人しくしてりゃ案外バレねえんじゃねえか」
944紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)21:51:40 ID:dVw
>>941


「ま、いいか」
「それが今どんな騒ぎになってるか知ってるでしょ?放っておけるわけ無いよね普通」

面倒臭そうに頭をぽりぽりとかきながら、はぁっと溜め息を一つする。とりあえず、フェイタルミラーは放っておけないのは確か。これは人を闇に落とす物なのだから


「それに、その言い分だととりあえず、それは要らないんだよね、あたしに渡してくんない?」


そう言って、ニコッと微笑み右手を差し出して、さぁ渡せと言わんばかりの態度を取る。これに天地はどう出るのか
945イベント:船乗りの集い :2018/10/11(木)21:52:31 ID:HLz
>>820

「そっか。そいつは残念、宝の獲りあいで違う船に乗るとあっちゃ、私は加減できないからね?そっちも全力で掛かってきな!」
「仮装大会は頼りにしてるよ?何しろ私はそーいうので映えるカッコがからきし分かんないからさ!」

【部活対抗リレーで障壁となる一条へ、宣戦布告と同時にバンバンと背中を叩き、エールを送る】
【行く手が険しければ険しいほど、宝を手に入れた時の喜びは深くなる事を知っている】

>>823

「危ないからで逃げ回って、海賊が務まると思うかい?」

【彼の言う事は、否定しようのない事実だろう】
【それでも、不敵な笑みを浮かべたまま】

「有里、だったっけ。私の船に乗りなよ」

【ぐいと、異性としてはあまりにも無頓着な距離まで詰めて】

「────宝も果てもロマンも、見てるだけじゃ手に入らないよ?」

>>903
「当たり前!まだ宝は私の手に入ってない、なら狙わなきゃ」
「駄目でも何でも、使えるなら使う、それが海賊流よ」
「そりゃ頼もしいけど、そう一筋縄にいくかどうかは怪しいもんだ。聞いた話だと、昔にはある部活が幻覚で別のコースを作ってゴールできたのが結局その一組だけなんて話もあったらしいしね」

【難しい顔をする朱音へ笑っていたが、強い口調になると、その笑みは鳴りを潜めて】

「副船長、もう一度言うよ?危ないからで逃げ回って、海賊が務まると思うかい?」
「怪物だろうが生徒会だろうが風紀委員だろうがどこかの誰かだろうが、宝を前にしては些細なことよ」
「それに……副船長。ここでもし私が諦めるって言っても、一人で鏡を狙う気だろ?実際に会って詳細まで知ってるってのに、怯える様子もなく、こっちの身だけを案じてる」
「自分が逃げる算段をしてない、巻き込みたくない、ってのが透けて見えてる。そんなつまらないこと言われて、私が黙ると思ってんだったら甘いよ?」

【引く気はない、と朱音を見据える瞳で語る】
【船長として、海賊としての威厳が感じられるだろうか】

「あっ…………そいつについては分かった、消す、消すから……」

【が、チョークについて指摘されるとたじたじといった様子になるのであった】
【恐らく、会合終了後見はられながらバケツで何回も水をくむ羽目になるのだろう】
946イベント:船乗りの集い :2018/10/11(木)21:52:36 ID:HLz
>>ALL

「……とは言え、風紀委員の連中の動きや呉葉センセの態度からして、本当に厄ネタらしいからね」
「こいつばかしは、無理にとは言えないし言わないよ。勇気は海賊にとって宝だけど、無謀とそいつをはき違えたら船は沈む」
「噂話とか鏡を持ってる連中の話を聞いたら、連絡してくれりゃそんだけでもありがたい」

【もう一度、全員の前に立つ】
【強引で破天荒なミナミだが、本当に不味いラインはしっかりと理解している】
【この一件に関して降りるといっても、咎めるつもりはない】

「……よし、と。これで大体、私がやろうと思ってた話はおしまいだ。何かほかに、言いたい事や狙いたい宝がある奴はいるかい?」
947カチューシャの女子生徒/天谷 霙 :2018/10/11(木)21:57:23 ID:CUz
>>943

「い、いるしっ!
 入院中に体がダメになってるから動かせとか、言われた気がするしっ!」

入院中に落ちた筋力を取り戻せ、という意味なら通っている様にも聞こえるが。
本人がこの様子なので多分違う。

「って今お気楽バカって聞こえた!ヒドイヒドイ!
 これでも色々考えて生きてるしっ。……色々。」

勢いを失っていく語調は、完全に何も思いつかなかった事を示す。
仕方ないね!

「ほほーう……って非公式じゃん!!
 スタッフなら忙しいだろうしまだ入れてくれないかなぁ
たっつみんは何かツテとかないの?の?」
948黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/10/11(木)22:01:14 ID:TIp
>>940
「待ちなよ!」
奏海…関係無いなんて言ってるけど、何かあったのは間違いない。
明らかに私の事を避けてるけど、これで終わらそうなんて思わない。
私は奏海を呼び止め…

「奏海、私をパクった時に話を聞くって言ってくれてたよね。
だったら、次は私が話を聞く。関係無くなんか無いよ!
それに、私は奏海に感謝してる。
奏海が居なかったらタバコを止めれなかったからね!」
話を聞かない事には何があったか解らない。
だけど、奏海に何があったのか知りたい…
あの時、奏海が居なかったら…私をパクったのが風紀の奏海じゃ無かったら…!
私はその恩を返したい…奏海の力になってあげたい!
949伏木霞 :2018/10/11(木)22:03:24 ID:NfH
>>942
まだ後のことだがその日、別れた後の伏木霞はやけに生気が少なかったという――。

「俺は自分の心配なんかしねえよ、する必要もねえんだし」
「…………」

そのニュアンスを受けたか否か、いずれにせよその台詞は後回しとばかり。自分の命が大事というのは確かなのが不気味。
わかってるのかねぇ、と少し呆れたのは秘密裏に。教えた自分にも責任はあるので必要とあらば出向きはするが。
この辺りの自由さは今の身分の利点だろうか。不便も多いが。

「そうか、間宮また会ったらよろしくな」

名前を教えられるほどには信用されたか、と偽名である可能性などはなから考えることなく笑って。

「俺は伏木だよ、覚えれるなら覚えといてくれ。別にお兄さんでも悪い気はしねえけど」
「…………そうかい」

一礼などの様子から根っからのアレでは無さそうなのだが、と思ってしまうのは甘い見立てだからか。
エチケットについて言われると通じてなかったことに多少の違和感を覚えたが、追求はせずに見送った。

「次の鏡はどこにあるのかねぇ……」

被害者が増えるかもしれないのに教えた理由はそれに尽きる。

なお、弁明しておくとしわくちゃな手の幻は初回のみだったことを余談としてここに記す。

//大丈夫ですよっ、ありがとうございました! お疲れさまでした!
950天地 繋◆.3GEbkRqOQ :2018/10/11(木)22:03:59 ID:PL9
>>944

「ハン。騒ぎになってるなら解決してみろよ、生徒会」
「ああ、そうだ。騒ぎなら俺も知っていた。雪女みたいなバケモノに俺は襲われたんだ」

「不良が行方不明のうんぬんも、あいつが犯人だろうがな。解決したのか? なぁ? 生徒会」

【歩み寄ってくる彼女に合わせて、距離を取るように横にそれながら】
【それでも仰々しく語ってみせる。八つ当たりで他人を批判するのが彼の十八番なのだ】
【だから、当然のように渡すという選択肢は存在しなく】

「いやだね。天下の生徒会がカツアゲとは落ちたもんだな」
「そんなにこれが欲しいなら、大好きな風紀委員にでも泣きついて、回収してもらえばいい」

【屋上の際で挑発的につっぱねる】
951黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)22:06:20 ID:Odj
>>947
「そりゃリハビリだろうが!ババアが押してるアレみたいなの使って歩くのに慣れろとかそういう意味だろ」
不快でも嫌いでもない。だが、頭を抱えたくなるような話には流石に参った。
「……お前死んでもそのままなんだろうな……。一周回って元気出てくるぜ」

「とてもそうは見えねえがね。言わせてもらうが」
空気の抜けた風船の様に弱くなる語気にそーら見た事か、とでも言いたげに鼻を鳴らす。
この男、無愛想な態度に隠した素の人格からして割と褒められたものではなかったりする。いわば調子に乗りやすいタイプだ。


「混ざりてえんだろ?つべこべ言うなよ」
至極当然の指摘には開き直る。これでも彼なりに考えてはいるのだ。多分。
「た、え、何?あぁ、俺か……。
 ツテね……。俺の名義はもう使えねえし…邪魔したいってヤツはいたけど流石にな……」
数秒考え込むと肩を竦めて両手を肩の高さまで掲げる。お手上げだ。
「無いな。スタッフが一番現実的だと思う。 プロレスでもねえんだから下手に乱入したら捕まりそうだし」
952ミラ :2018/10/11(木)22:08:47 ID:IDy
時刻は夕方。授業もとっくに終わり、生徒も出払った校舎。
グラウンドからは部活生が体育祭に向けて練習する声が聞こえてくるが、校内は昼間の喧騒が嘘のようにしんと静まりかえっている。

「らーすつーびたーりやーぶらにーいぐるーしー」
――その物寂しさをぶち破るような歌声。声が大きい割に棒読みで、ところどころ音程が外れている。ぶっちゃけ音痴だ。

「ぱーぷるぃーりーとぅまーぬぃなっどりこーい」
その騒音じみた声を辿れば、やがては声の主――ぽんと胸に手を当てベンチに座る赤服の少女の元へと辿り着くだろう。
小柄な割にやや低めの声質であること以外は、なんというか歌を覚えたての小学校低学年くらいの子が歌っているかのようである。
953砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/10/11(木)22:10:25 ID:3fA
【夕日が地平線に近づきつつある時刻】
【紫髪の女はグラウンドにて、学校指定のジャージ姿でハードル走に勤しんでいた】

うーん、あんまりタイム伸びないなぁ

【今やっているのは障害物をいかに上手く越えるかの練習】
【この女帰宅部のくせして体育祭ガチ勢である】
【首のタオルで汗を拭い、不満をこぼす】
【今日はいまいち集中出来ていない。理由は色々思いつくが、今は頭から追い出して】

そういや結局、競技に能力って使用可能なんだっけ? それとも純粋に体ひとつで勝負?
実行委員の人らに確認しとかないとなぁ……

【なんて言っていたらハードルに引っかかり、ふぎゃ、と派手に躓いた】
【上の空で走っていた天罰である】
954王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/10/11(木)22:10:33 ID:YL1
>>939
「お前が知る必要はない。だが、これによって学園内に巣食う膿は浮き彫りとなるだろう」

その真意を、烈火は彼女に明かそうとしない。ただ、不敵に笑うのみだ。
『膿が浮き彫りになる』―――それが示す意味とは何か。

「自分で考えろ」―――まるで、そう言わんばかりに、烈火は笑う。

『フェイタルミラー』の件、そして、この学園襲撃の予告。学園に巣食う膿。
外道院は、それらをどう繋ぎ合わせ、その真意をどう汲み取るか。それは彼女の自由だ。

「言っておくが、私は本気だ。これは宣戦布告である。だが、無関係の生徒を傷つけない事は約束しよう。あくまで狙いは―――大人達だ」

但し、あくまでも生徒を傷つけるつもりはない、と前置きを置いていく。
烈火は用事を済ませたとばかりに、そのまま踵を返す。

「―――邪魔をするなら容赦はしない。全力で向かってこい」

ただそう言い放って、烈火は風紀委員室を出た。

これは、『革命』を起こすための準備に過ぎない。
学園に巣食う腐った大人を、癌を炙り出す為の戦いの為の、前準備に過ぎない。

//これで〆で、ありがとうございました!
955和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/11(木)22:10:44 ID:1qP
>>937

「へぇ、そうかい。謎掛けの一つでも投げてやろうと思ったが――――」
「まあ、客席いじりを一人にしたってつまらないからねぇ」

【何はともあれ、楽しむということは素晴らしい】
【楽しませることを仕事とする芸人としては、それを否定するべくもなく】
【大喜利リレーに出ないというのならば少し残念ではあるが、まあ、それはそれとして他に面白いドラマも生まれるだろうと】

「……そうかいそうかい。暴れるなって指示が残念だ」

【闘争本能こそがこの男の欲望、それによって進化を続けている】
【計画を台無しにするのは無論本意ではないが。本音を言うならば、自身の進化の為にも一つ暴れておきたいところであった】

「んじゃあ、ここで一席開くとしようかねぇ。一人のために芸をやるなんてのは初めてだが」

「――――えー、能力者の特別扱いってのはいい意味でも悪い意味でも続いておりますが、何時の世も変わった人っていうのは……」

【そして始まる、廃ビルとパイプ椅子の高座の上で繰り広げられる御堂春吉の一席は】
【たった一つの客席へと向けて、暫く続くことだろう】

/短いですが、こちらからは〆でお願いします……!!
/レス遅くて申し訳ないです、絡んで頂きありがとうございました!
956カチューシャの女子生徒/天谷 霙 :2018/10/11(木)22:14:34 ID:CUz
>>951

「良いじゃん良いじゃん!歩くのも走るのも変わんない……じゃん!」

変わらぬ調子。子犬が吠えるように八重歯を覗かせながら食い下がる。
それが本の一瞬だけ、死んでも、そう言った一瞬だけ歪んだ。
眼を丸くして、間抜けに空いた口が動かなくなって。

「……ぬーぅ。んじゃあ私も腕章作ってみるかな。
ちょっとぐらいはバレない!と言うか良いことなんだし許されるっしょ!」

それは本の一瞬だけだ。直ぐにいつもの調子に戻る。
何も考えてなさそうな口調と声色と顔。いつものアホの子がそこに
957水無月 時雨◆ClSVHWuVMw :2018/10/11(木)22:17:37 ID:4Kf
>>952

「ヴィーハーヂーラナ、ベーリュクカチューシャー♪」
「ロシアの民謡、結構有名だよね。日本人ってロシアの歌が好きになるように出来ているらしい。メロディの作りが日本人受けしやすいんだとか」

ベンチに座る少女の後方から歌声がする。
それは少女の少し音程の外れた歌と重なって、小さく校舎へ響くだろう。
小柄な体の少女が一生懸命音程を外しながら歌っているのは、中々心擽られるものがある。
続いて耳元に響くのは悪戯気味な女の声
日も落ちかけた校舎に二人の影がのびた

「隣いいかな?」

少女の顔をのぞき込むように、両側頭部から飛び出た犬耳房がピコりと揺れた
958和服の男子生徒◆ysp4J1dwSE :2018/10/11(木)22:18:26 ID:1qP
>>952

「――――み"ゃっ」


【今日もチアの練習を終えて、制服に着替えて帰ろうとしていた最中の出来事だった】
【凄まじい声量と、ところどころ音程は飛ぶものの、小さな子供のそれのような可愛らしさのある歌声を聞いた】
【これが普通の生徒であったのならば、首を傾げながらも去っていくだろうか――――だが、セラフィーナは違った】


「……venalaiset(ロシア人)……!!!」


【思わず母国語をぽろりと溢しながら】
【チア衣装を詰め込んだバッグを取り落とした、小さな少女が立っているだろう】
959紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/10/11(木)22:18:27 ID:dVw
>>950

「そ」


彼の批判を全て聞く。その上で反応した言葉はその一言であった。今騒ぎになってるからこそ解決する為に風紀委員やらが動いているのだろうと。
それに、この手の八つ当たりで批判するタイプと口論しても、無駄であると言うのは経験上確実。だからこそ


「――――カツアゲじゃないよ、これはね、『没収』」


左足から異能の力を地面へと浸透させる。少しすると、天地の背後に氷の壁が発生する事になるだろう。そして、それと同時に天地へと駆ける。
もし接近したならば、フェイタルミラーを持つ手を右足で蹴り上げようとするだろう。
960外道院◆itOWld5gb6 :2018/10/11(木)22:18:32 ID:gGN
>>954

――――……

(あくまで狙いは大人たち。つまりはこう言いたいのだろうか)
(鏡をばら撒くその主犯は学園の教師の誰かだと、だとすれば誰だ)
(思い浮かぶのはやはりどれも良い先生としての姿のみ。いや、もしかすれば知らないだけかもしれない。それこそもっと上の存在なのかもしれない)

……しかし、いかなる理由だろうとそれは許されない
私は、全力で止める

(風紀委員室を出ていく烈火のその背中を見ながらそう吐き捨てる)
(どうあってもやはり、相容れぬものなのだろう。だが外道院はもしかすれば、なんて思ったりもしてしまう)
(王偉烈火と肩を並べる、そんな日がまた来るのではないかと――――)

//こちらからもこれで〆ということで!ロールありがとうございました!
961伏木霞 :2018/10/11(木)22:19:54 ID:NfH
>>953
今言うのもなんか悪いけどよ、大半の競技は使用できるらしいぜ?
大丈夫か朧

【盛大に躓いた相手を見て、よしスルーするか。と思えるならばここまで首を突っ込んでいない】
【何より相手を知っているため、声をかけるのもまた必然で】

この前の怪我は治ったか? それともまだ痛むか?

…………で、出るのはこれか? 難しいもんに出るなお前

【手袋のはまった手を差し出して助け起こそうとしながら尋ねるのは伏木霞】
【彼もまた学校指定のジャージ、別に特別な素材でもない。空いてる手にはレジ袋があるが】
962セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/10/11(木)22:20:21 ID:1qP
/おっと、被ってしまったので引きます……!
963黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/10/11(木)22:21:52 ID:Odj
>>956
「結構違うわ!走った時のカロリー消費……」
まるで喧嘩のように声を張り上げかけて…やめる。通してるキャラを思い出した訳ではない。
人というものは連続してるものに変化が混ざるとどうしても気になってしまうものだ。口を噤んで不機嫌そうな表情のまま、しかし、考えるのは反省の念。
(───NGワードだったかな)


「……作るのはやめとけ。お前見たところそういう作業苦手そうだからな。
 ド近眼か盲目の人に運良く当たり続けない限り一瞬でバレそうだ」
微かな逡巡の後、先程と同じように彼も減らず口を返す。一瞬伏せられた目は申し訳無さそうに足元を見た。

「多分予備とかあるだろうし…こっそり一つくすねるのが一番だと思うぞ。
 お前の能力がどんなのかは知らないけどな、腕章とかそういうの一つ盗る程度なら出来なくもないだろ。先に言っておくが俺は無理だ」
964有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/11(木)22:25:13 ID:Cm3
>>952
ずいぶんへたっぴッスねぇ。それホントに日本語ッスか?外国のヤツにも聞こえるッスねー。

【ベンチから顔を上げれば、いつの間にやら学園の制服を着た少女が立っているのが見えるだろう】
【こちらとて小柄だが、彼女に比べれば少々縦も横も若干上ぐらいか】
【少々ボサついた髪が目立つ以外には、至って普通の少女である】

おうたの練習なら音楽室にでも言って来ればいいんじゃないッスかね。
今なら合唱団が練習してると思うッスよ。
その強烈な歌声で、あのヒトらに一泡吹かせてやるッスよ。

【だが、明らかに異なる点もある。それは制服の肩口に付いた警備隊の紋章】
【そして、何の違和感も感じさせない程に馴染む、右手に握られた拳銃らしき代物】

【からかうような笑い声と目線が、彼女に向けられる】
965有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/10/11(木)22:26:01 ID:Cm3
//思いっきり見落としてました。こちらはお気になさらず。
966神名 深月◆1l7w67iV.c :2018/10/11(木)22:26:54 ID:rvT
>>914

【怒っている訳ではないけど、決して怒っている訳ではないけど、一撃目から女子の顔を狙ってくるような相手に手加減する必要もないだろうとは思う】
【サイコキネシスによって身体を浮かべて立ち上がったなら、そのまま投擲された木の破片に向けて異能を飛ばす】
【キャッチ、キャッチ、またキャッチ────不可視の念力が絡めとった三つの木塊を周囲に浮かべれば、普段通りの笑みを浮かべる】

【流石にこの距離から投擲されたものであれば、受け止めるのは容易い所業。器用さに関しては同系統の異能の中でもトップクラスの自信がある】
【だからこそ恐ろしいのは相手の間合いから放たれる一撃であるのだけど、だからこそ専念すべきはこの距離を保ちながら制圧することなのだろう】


────さーて、どう攻めたものかな

【それにしても面白い異能だと思う。音を擬音として形にするだけでなく、そこから更なる特性を発現するあの力】
【初見であるが故に最大出力や応用の幅に関しては一切合切が分からないけれども、だからこそ好奇心が擽られる】

【再び、サイコキネシスの塊をエネルギー弾として射出する。それも今度は合計三発、上左右の三方向よりアレックスへと迫る】
【また、あの異能を使うか。それとも別の手を見せるか、何にせよ────緊張感のある戦いは楽しいものだ】
967瀬崎 奏海◆6lwy2fkM6c :2018/10/11(木)22:28:11 ID:eDC
>>948

「私がいつそんなことを頼みましたか?貴女がやろうとしていることは全てお節介でしかありませんよ。いい……迷惑です」

そう思ってくれるのは嬉しい。だが、それを打ち明けることはできない。人を散々苦しめておいて、人に縋