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ここだけ現代異能学園都市 -再生- No.10

1名無しさん@おーぷん:2018/10/30(火)21:07:44 ID:nXA()






──通知書 ■■■様
この度、貴方は審査の結果に基づいて、当学園の学生候補者名簿に記載されましたので、お知らせします。






●概要
 舞台は、都内に設けられた「異能学園都市」で、人口の七割を学生が占める異能力の研究・教育機関となります。
貴方はこの異能学園で生徒、または教師、あるいはそれ以外の誰かとして生活を送っています。

●校則(ルール)
 従来のなりきりの原則に基づき、確定ロールまたは著しく対処が困難なロールは禁止です。
また、これらの問題に付随し、ロール相手がアクションを拒否した場合、そのロールは破棄してください。
 本スレの進行は短文、中文が好ましいですが、強制ではありません。
なお、最後のレスから丸一日間、反応がない場合は、ロールを破棄して頂いて構いません。
 R18またはR-18Gは、良識の範囲でお願いします。

●キャラシート
 本スレにおいてキャラクターを作成される方は、以下のキャラシートをご活用ください。
ただし、必ずしも「記入しなければならない」といったものではありません。
なお、極端に対処が難しいと思われるキャラクターはイベントの扱いと同様(下記に記載します)に周囲からの裁定を受けて頂く場合がございます。
 キャラクター作成に際し、版権・非版権を問わず既存のキャラクターを流用するのはおやめください。

【名前】(難読漢字を使用する場合、フリガナも記載)
【性別】(特殊な属性を持つ場合はこちらに記載)
【学年・職業】(年齢もこちらに記載)
【容姿】(キャラクターの容姿など)
【性格】(概要に記載する場合は省略可)
【能力】(確定又は対処困難となる能力は不可)
【概要】(生い立ちや学園都市での立ち位置などがあれば記載)

●その他
 なにか困ったことや中の人の相談などは@wikiの議論フォームをご活用ください。
https://www65.atwiki.jp/inougakuentoshi/

●前スレ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1540561368/
952水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)02:52:22 ID:pzs
>>951

「それより……よくここが分かったね。風紀委員とか生徒会くらいしか知らないと思ったけど……」
「ここは、重要参考人を尋問する部屋。私もそれをやってて……逃げられたおまぬけさんさ」

いつも離さないその手袋に、視線が行く。
そういえば。聞こう聞こうと思っていつも聞けなかったな。なんて
それは、いつも自分ばかり悩みを打ち明けているから。ということにも繋がるのだろうか

「いや……まさか。来てくれると思ってなかったから。そこは素直に嬉しくて。あとちょっと恥ずかしくて誤魔化しているだけさ」

何だかいつも、彼には苦労をかけるなぁと。どこか浮ついた思考。
自分も大概面倒くさい女だが。彼はめんどくさくならないのだろうかなんて考えて
腹の痛みがどこか遠いところにあるようだった

「ああ……大丈夫。これくらいならまだ平気。慣れたもんだよ。霞も風紀委員になるのなら耐性付けないとね」
「……いや、来てくれて嬉しいよ」
「……その、いつも苦労かけてごめんね」

口をつくのは、そんな言葉
953伏木霞 :2018/11/09(金)03:06:46 ID:hYA
>>952
「……口外厳禁、警備部隊の奴に教えてもらっただけだ。……逃げられた、っていうがそいつに外傷の類は」

目立つもの一つでもあれば、流血の痕が出るというもの。少なくとも霞は記憶の中にそれを覚えてはいない。

「ああそうだな、俺もこのタイミングで来れるなんて思わなかったよ。いや、このタイミングでまだ良かったか。……今更か」

何故だろう、安心する。思考が恐怖や憤怒に駆られてる訳ではない。それから逃亡してるのかもしれないとしても今の彼女は安心する。
だから自嘲する。間に合って良かった、と自分は安堵していいのかと。

彼女の耐性については、困るタイミングで知ったものだ。もっとも自分も幻覚で強引に騙して耐えてる以上は人のことを言えないかもしれない。

「お前が謝ることじゃねえ。苦労をかけてるってお前が思ってるならむしろ良いことだ」
「少しはお前の苦労を受け取れてるってことだろ? ……だから遠慮するなよ、最初に言ったのはお前だろ」

返してしまうのはそんな言葉。きっと誰でも愛しい相手が大怪我をしていれば、憤怒の相か悲愴の相になるのは間違いない。
彼の場合、それは後者だ。

「声は出せるか、話せるか、人は呼ぶべきか、それとも」
「ここで何があったか、話してくれるか」

医療の知識はなく、鎖に任せっきりの治療。可能なことは彼女の痛がったところに冷気を与えて麻痺を与える行為。
そんな中で、手袋から血を拭って時雨の頬を撫でて訊ねた。
954水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)03:18:35 ID:pzs
>>953

「なるほどね。外傷については……ない、かな。顔を少し殴っただけだ」
「……最近警備部隊とよく連携しているよね霞、口外厳禁ってことはつまり、一個人に内緒で教えて貰ったってこと。」
「キミの仲がいい警備部隊といえばこの前家に連れ込んだ女の子だと私は予想をつけるが?」

こんな時に。こんな状況で女の勘は発揮される
腹部に置いた鎖が外傷を癒すのを確認しつつ。

「私が言ったのは。荷物を半分こするってことだ。でも最近は。私の荷物ばっかりを押し付けて居る気がしてね。キミにかかる負担が大きいと思って」

最近、こんな事ばかりだ。この前は喫茶店で彼を罵倒して。今回はこんな処置までさせて
一般生徒の彼は関わらせないと言ったのに、そんな言葉も守れないでいるのが悔しい

「……まず、今私が寝ているベッドに寝ていたのは。鏡に飲まれて性格が変わってしまった過去の、あこがれの先輩だ」
「私は尋問に来た訳じゃないけれど。ここで言い争ってしまって。色々あってね、拘束が外れてしまった」
「それから……また言い合ったり。殴られたりして……ここまではいいかな?」

一つ一つ丁寧に説明していく。
頬を撫でられれば。愛しい彼の体温に安心したように顔が綻び。
お腹に感じる冷気に、彼の優しさを感じとって
――それは冷えそうだった心に温かみをもたらした
955伏木霞 :2018/11/09(金)03:32:04 ID:hYA
>>954
「顔に浅い殴打痕……か、それだと流血で探すのは無理か」
「よく理解していらっしゃる時雨さん、正解も大正解だよ、ちなみにアレな本盗られた」

こんなときだからこそか、少しばかりふざけたことを言っておきたくなる空気が感染する。流れた血が経路のように。

「持った覚えはあっても押し付けられた覚えはねえよ。俺は持てそうな荷物選んで勝手に持ってるだけの話だ、お前だって持ってくれてるだろ」

頼まれた覚えはなくても、霞はできる範囲のことはしようとする。……高等部長の件や、風紀委員の件にそれが出ないのはどこかしらの負い目と、ある種の境界線。
少なくとも血溜まりそのものを拭う気はない、現場検証に使われるとはいえ、あまりいい気分にはならないし。

「――――ああ、大丈夫だ。後でメモにでも残しておけるくらいには大丈夫だ」
「質問は後にした方が良いよな?」

いちいち話の腰を折るのは負担のはずで、だから彼は全力で頭に叩き込み続ける。どうせ勉学以外には動く頭だ、そのくらいは可能。
同時に聞いた言葉に彼女の優しさ、甘さとも言うべき部分を覚える。――言い合った、の次に、殴られた。殴り合った、等ではなく。
尚、その冷気に腹痛などを起こす力はないと言っておこう。脳が勘違いした場合はさておく。
956水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)03:43:54 ID:pzs
>>955

「キミは案外……モテるんだよね。」
「全部が終わったら、その"アレな本"の詳細も含めて私に教えてくれ」

毎日毎日心をすり減らしていると。こうした緩い空気が、心地よくて。浸りそうになる
だが今は、そんな時ではないから。これからする話の為にも打ち切るのだろう

「今は……私が沢山押し付けて、しまっているからね。平和が戻ってきたら。二人の時間を作ってよ」
「キミから少し。荷物を多くもらいたいから。だから……その、キミの根幹に関わる部分は……それを話すのは、私であって欲しいって、わがまま。聞いてくれる?」

それは聞く機会のなかった、お互いの出自についてやら。その手袋についてやら。色々な事
最初に彼の悩みを、心をさらけ出してもらうのは。彼女である自分がいいなと。そんな小さな願い。口に出さずともその視線が血にまみれた手袋に向かっているのは。彼も気づくだろう

「そうだね。質問はあとがいい」
「それで……その言い合いの中で、黒幕の情報は掴めたんだ。証拠もとってある」
「そのあとは……その先輩を、引き止めて……戻ってきてもらおうとして。感情と感情をぶつけ合って……私は倒れた。そこからはもう話す必要は無いかな」

彼の気遣いは素直にありがたい。
全てを語り終えた後。ポケットにしのばせたボイスレコーダーを取り出して。彼に見せる
彼女が言う通りならば。そこにはこの事件の黒幕の正体を口にする。一刎友那の声が証拠として残っている

「あとはこれを……更科先生か。外道院委員長、それから生徒会の誰かに渡せれば。良いんだけどね……」
957伏木霞 :2018/11/09(金)03:57:05 ID:hYA
>>956
冗談抜かせ、とばかりに首を振って。教えることに関しては一瞬硬直しつつも了承した。

「…………色んな奴に見られるが、そんなにこれ気になるか?」
「お前がそれを拒絶しないなら、俺はそのわがままをちゃんと受け入れてやるよ。それまでは……まあ聞かれても今まで通り誤魔化すさ」

知らないことだらけだ。思えば最後にお互いを聞いたのは、ずいぶんと前だった気もする。
手袋への視線は今までにも経験と実体験があったせいか、一度血を落としながら。その口振りからわりと気にされてることも気付くだろう。

「………………そうか」
 
黒幕、と言いつつ詳細を言わないのはきっと自分がまだ、その立場に居ないからだろう。自覚しているだけになにも言えない。
ボイスレコーダーを手に取ろうとして、彼は渡されない限りは無理に取ろうとはしない。
そして少なくとも、相手はほぼ防戦とは言えどもここまでやれる実力はあると認識した。

「顧問の教師か、委員長か……生徒会。……俺は雫しかまだ会ってねえなぁ……そろそろ――風紀委員のとこに行くか?」

その台詞は、彼女にとってはどう聞こえるか。普通に聞けば彼が代わりに渡そうか、とも提案してるようで。
その裏で彼は言い訳を産み出した。ひどくわがままな言い訳を。

「その先輩はどんな人で、今はどんな風になってた。…………頑張ったな」

質問はその一つだけというわけでもないだろう、それでもまずはそう口にして。ベッドの上に膝を乗せながら近付いて、彼女の頭を胸に抱いた。
殴られても、血を流しても、彼女は取り戻そうとした。その事実は覆らない。結果がどうであっても、まだ、二人は残ってる。
958霧亡柘榴 :2018/11/09(金)04:03:12 ID:zzo
>>932-933
キッチンに立ち入られても強く諌めようとはしない。これから生活を共にするのであれば、何がどこにあるのかくらいは覚えてもらわなければ困る。
視線は温められるのを待つ料理達に向けたまま、後ろを行き来する千刃にさして意識は向けず。

「皿、そっちの棚の、適当に、使って」

食器の擦れる音を背景に着々と支度を進める彼女に、背中にも気を配れと言うのは些か酷というもの。
炊事場というのは本来争い事とは無縁の場所であるし、そうでなくとも彼女は荒事とは縁遠い、日常に生きる存在。
故に背後に立つ気配を察していても、ただそれだけだ。千刃が何をしようと、何を胸に抱こうと、己に害のあることではないだろうと高を括っている。
それは偏に、出会ってからまだ数刻も経っていない間育んだ信頼の表れでしかないのだけれど。

「ん……お味噌汁には、絹。使い分けは、大事」

だから肩に手を置かれても、スキンシップの一環としか思い至れない。こめられた弱い力に、擽ったさそうに声を漏らした。
首の動きだけで千刃の方を見やり、僅かに目を細めたのは肩を解す刺激だけによるものか。何にせよ、不自然な口元に言及することはなく。

結局、慎ましやかな食卓の始まりはつつがなく。千刃の反応にほっと胸を撫でおろして、自身も筑前煮を口に運ぶ。
自分の投げた問いが部屋の空気に如何な風を呼び込もうと、決して波立たない凪のような平静さ。
見かけの幼さによらない落ち着きのまま茶碗にへばりついた米粒を箸でつまみ取りながら、黙って全ての言葉が出しきられるのを待つ。

「……知らない。鏡、配ってる人が、いるって、話だけ」

対して柘榴の返答は早い。ゆうるりと首を横に振って、見つめ返す琥珀の瞳に際立った気色は映さない。
ただ痛ましさを孕んだ桜色を捉えて、困ったように眉尻を微かに下げた。

「千刃は、その……鏡の、怪物に、なっちゃったの?」

怪物とは往々にして、人よりももっと悍ましい造形をしているのが一般的な認識。しかし目の前の彼女がそうとはとても思えない。
柘榴も例に漏れないのか、文字通りの怪物と相対したような恐怖、嫌悪、焦燥といった感情は見られない。
そも普通であれば人が鏡によって怪物に姿を変えるなんて、お伽話もいいところ。揶揄われていると考えられてもおかしくはない。
しかし冗談として受け止めているにしては、声の調子に揶揄も疑心も含まれていない。本気にしているのか窺うのは難しいだろう。
食器の音は束の間消え失せ、テレビから聞こえるガヤの笑い声が、今だけ虚しく部屋に響いた。

//遅くなり申し訳ありません、寝落ちしておりました…!
959水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)04:13:44 ID:pzs
>>957

その本に書いてある事。実践するからねとは。彼女の視線から読み取れることだろう

「それだけじゃないよ。私は自分の出自もまだ。キミに話していない。私はキミから家族構成を聞いたことも無い。小さい頃どうやって過ごしたのか。とか。気になる事は沢山あるからね」

手袋への視線はとっかかり。彼女が知りたいのは、傲慢にも彼の全てだ。
彼の人生そのものも、そこにあったであろう嫌な事も。荷物として半分ずつ分け合いたくて
自分の事も知ってもらいたい。言うなれば。人生を半分こしたいと。
ボイスレコーダーを渡す気が無いわけでは……ない。ただそれを渡せば。もしかしたら彼は内容を聞いて。そして黒幕にも迫ろうとするだろう。自分が追いかけたその先輩ですら。説得しようと動くだろう。
だからこそ、渡せない。絶対に殺されてしまうから。渡せない

「ダメだよ、これは私が自分で渡す」
「キミ、どさくさに紛れて今風紀委員になろうとしているだろう」

「その……先輩は、昔は優しくて。今は……暴力に飲まれて人が変わってしまったかのようだった」
「それでも……ちゃんと昔のあの人は残っていたんだ。頑張ってなんかいないよ。取り戻せなかったんだから」
「………………………でもさ、大好きだった先輩に、殺意をぶつけられるのは堪えるものだね」

瞳をとじて、それでも涙は流さずに。静かに呟いた。
一度胸に抱かれて、その匂いを堪能してから
腹を抑えてベッドから起き上がる。鎖が音を立ててベッドの上から滑り落ち。完全とは言わなくても。動けるほどには回復したのが見て取れるだろう
960伏木霞 :2018/11/09(金)04:40:31 ID:hYA
>>959
それは色んな意味で不味くないか、という色は――視線に一瞬だけ浮かんだがすぐに消えていた。

「ならちゃんと、お前のことも全部話してくれよ。お前の全部を知ってるのが俺だけになるくらいによ」

彼だって別に相手のことに興味がない訳じゃない。それだけは間違いない。知りたいが、相手が話すと限らないから、という逃げ道を作ってるだけの弱虫だ。
そして大方見透かされている。黒幕も先輩についてもそう動こうとして、良くて半死で治まればまだマシだろう。相手に対話する意思があるのを祈るしかないほどに。
そして黒幕はまだしも、先輩については最早彼がどうこうできるものとも思えない。長く付き合いのあった彼女ですら、こうなのだから。

「――――チッ、流石は俺の彼女。よく考えを見透かしてやがる。でもそれには、早急に、なるべく安静に動かねえと不味いだろ?」

舌打ちに悪意はない。いたずらが露呈した子供のような軽いもので、からかいの色を滲ませる。

「鏡の影響、ってやつなのかね。長時間浸食されると反転するように性質が変化――鏡って言えるのかね」
「――結果はそうでも、お前は実証した。そこまで呑まれてもまだ自我が残ってる。だから、その殺意が起きた可能性も捨てきれない」
「わからなくもねえ、だからそういう時にも俺を頼るもんじゃねえか? 動けるようにはなってるみたいだけどよ」

撫でて、撫でて。自己の検証を伝えつつも、己のわがままを混じらせる。
匂いを堪能されるのは初めてでないにしろ気恥ずかしいところはある。それでやり返すように頭の匂いを探るのは少々行儀が悪い。
起き上がってる相手を見ても複雑そうな表情で鎖を回収して懐にしまった。

ふと、思い出して。
彼はそのまま時雨を抱き上げるだろう。もし、彼の意図が読めたなら、回避も――好きなように抱かれることもできなくはない。

「確か、抱っこして外に出して、だったろ」

歩かせるのは忍びない、と言えば聞こえはいい単純な話。少しでも、彼女の負担は減らしたい。
自分にとっては彼女の負担を借りれることは、誇れることだから。
961水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)05:04:10 ID:pzs
>>960

「分かっているよ……ふふ、自分の事を他人に話すのは、あまり経験がないものだから。重いかもしれないけど」
「ちゃんと話すから、キミもね。他の女の子に話すより先に私だよ。モテ霞」

穏やかな時間はあったはずなのに。その時は二人ともまだ友人で。お互いに深く踏みいろうとはしていなくて。
恋人になって。距離をはかりかねていたら。それどころではなくなって。穏やかだったあの時間が。今では恋しくて。それを取り戻したい
そこには彼がいないとダメだから。

「私は、まだキミと話したいこともしたい事もある。だからキミには死んで欲しくない。特に今回の事件はキミと相性が悪い」
「――もし、変な気を起こしてキミが死んだら。しっかり後を追うからね」

それはもはや、脅しに近い。彼の中に、それこそ呪いのような呪縛を植え付けるかもしれない
大切な先輩を失った今このときだからこそ、彼女の重さは遺憾無く発揮されていて

「……多分、そうだと思う。詳しくは、わからないけれど。先輩は金の鏡を持っていたから」
「わからない、分からないけど……反応してくれるってことは、そういう事だよね。」
「……これは、委員長と要相談かな。……せめて烈火くんと……星導くんがいれば……」
「ってもう、霞……くすぐったいってば。したくなったのかい?」

抱えられたまま、口にするのは彼の知らない風紀委員の彼女。
そのまま匂いを嗅がれれば恥ずかしそうにはにかみ、彼の鼻腔をくすぐるのは血の残り香
それは未だに日常へと戻れていないことを暗示していて

「……ふふ、ありがとう」

優しい彼の気遣いを、無下にすることなく
その首に手をまわして大人しく抱かれていた
収容施設を抜け、外に出たのなら。既に外には夜の帳が落ちて。冷たい冬の風が2人の肌を撫でるだろう
962伏木霞 :2018/11/09(金)05:31:58 ID:hYA
>>961
「俺に至ってはここ来てから初めてだけどな。……それはわかったが、モテは余計だからな」

思い返せば本当に突然のことばかり。でも、あの日それを告げておいて良かったとは思っている。これで、切れない約束がまた作れたから。
呪いのようなものでも、絡み付くような鎖でもそれが彼女ならば霞は受け入れる。

「そう簡単に死にはしねえよ、むしろこれ見たらどっちがそれ言うかって話だろ? ……それにしても、死、か……」

約束事の裏で巡る思考はいつか、友人であり、衣装も借りて、恋人が消えた先輩の話。――まだ、伝わってないのだろうか。

「そこまで友好的な人だったなら、反転した結果なんて自覚するほど罪が強くなる、だから強引に引き戻すか、相手がそれを克服するしかない」

「それにしても…………金の鏡、ってことはそれが名前的には……等級が上……なのか?」

巡る。その仮説と、等級が噛み合うならば。彼女の口にした名前の一人はまだ。

「……星導、って言うのは――その先輩が倒した、って言ってたのか? ……先輩から鏡以外に押収したのは?」

仮初めの希望かもしれない、いっそ言わない方が幸せなのかもしれない。仮説が偽物だった時、その時の絶望は容易く塗り替えてくるのだから。
それでも、もしかしたら。今ここで言っておけば彼女も、委員長や烈火という人物達も何か察してくれるかもしれないから。

「さすがにこんなとこじゃ見つかった時、俺が捕まる。…………解決して、終わったらその時だ」

血の香り。それに顔をしかめることはなく彼女の冗談か本気かもわからない言葉に状況を見つつ、房と耳の間で呟いておく。

首の筋肉はそこそこに、自分より背の高い彼女だが不思議と重くは思わない。上着を羽織り直そうかと思ったが、冬の風を感じて時雨の身体に器用にかけ直して。

「……………………すっかり日が落ちてるな」

「…………寮に戻るか? つかお前、今までどこで寝泊まりしてたんだよ」

霞の後ろには炎めいた赤い帯が舞う。そこから伝わる暖気は彼が冷えを感じなくするためのものではあるが、警戒されても致し方なく。
963水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)05:59:13 ID:pzs
>>962

「だってキミ、私が見てないとすぐ女の子とベタベタしてるじゃないか。ぶーぶー」

なんだかんだと、付き合う前から彼の存在には救われていて。それを告げられた時は嬉しかった。
――もっとも今思い返してみれば、彼が最初に興味を持ったのは犬耳房かもしれないなと
出会う度に弄り回されていた記憶があった

「絶対だよ、約束。勝手に死んだら私も死ぬよ……って、どうしたの?急に」

死について、特別なにか思うことでもあるのだろうかと。小首を傾げ

「なるほど、でも1人で克服出来るようなものでもない……と思う。鏡の魔力は強力で、私はそれを知っている」
「……そうだね、私が持っているのは銅の鏡。色的にいえば金色の方が強そうだし」
「………………うん」
「押収物に関しては……委員長か更科先生が管理していると思う。そもそも先輩を捕縛したのは委員長だから……」

"倒したのは"という言葉に対しては敏感に、一瞬だけ低く沈んだ声色でもって返した
事実として、殺したという言葉だけを真に受け。指輪になったという事実にまだ。誰一人として気づいていない。

「ふふ……その時、っ……ね」

呟かれた際の吐息は房を撫で、一瞬だけ擽ったさに身をよじらせた
かけられる上着はをきゅっと抱きしめ、体全体で彼の温もりと匂いを感じて。

「そうだね、流石に冬は日の入りが早い」
「休学中とはいえ学生だよ私は。ちゃんと寮で……あ、いや。男の家を渡り歩いてたって言ったら嫉妬してくれる?」
「……あとそれ、背中燃えてるの?」

勿論冗談、彼の反応を見たいがために
ほのかな温かさを感じて彼の後ろに視界を向ければ。そんな一言

//すみません……!先程から眠気で思考がおぼつかないので凍結をお願いしてもよろしいでしょうか……!
964伏木霞 :2018/11/09(金)06:05:17 ID:hYA
//>>963先に返事しておきますが凍結大丈夫です! 実をいうとこちらも眠気ががが……私から提案したのにすみません……っ
//後程お返ししておきますので、今のところはおやすみなさってください! お疲れさまでした!
965水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)06:12:47 ID:pzs
>>964
//すみません、一旦おつかれさまてした!
966伏木霞 :2018/11/09(金)06:30:16 ID:hYA
>>963
「………………気を付ける」

わりとそうとしか言えないのが現実問題。特に柘榴のように無自覚だったり、相手が弄る気満々で来られるとそうしていなければ避けられない。
ある意味ではそれも、日常は消えてないということを示す指針のようなものかもしれなくて。

「お前が死んでも俺は生きながらに死ぬからな、それは覚えとけよ。……いや――」

死について、彼は少しだけズレてるとも言えなくもない。見ず知らずのチンピラは半分見捨てたり、凄惨な現場でも足は崩れきらなかったり。
ある話を、思い出す。ヒツギが話した、紅雫からの情報。鏡を割れば案山子が人に戻ったなんて言うおおよそ夢物語のような結末。

「当たり前だ、一人で克服できるやつなんてそれこそとんでもねえ精神の持ち主だろ、そしてそう言う奴はそもそも鏡に入らねえ」
「はは、白金とか無い限りはそれで間違いなさそうだな。――――なら、伝えに行った時でいい。鏡以外にその先輩が持ち合わせていたものは絶対壊されるなって」

その理由はすぐに語られる。

「ヒツギから、雫からの情報を聞いてる。――御堂ってやつの鏡を割ったら。案山子が人になったんだと」
「……詳細はわからねえが、時雨。まだ星導達は――――」

その先は、彼がいう必要もないだろう。仮初めの希望か、平和を戻すための希望になるか、それは真実を知るまでわからない。
ただし彼は彼女が単独で特攻することは良しとしなくなってるだろう。

「爛れてるよな」

――――それが出るまでの会話の締め括り。冗談めいたそれは言葉に対して悪くは感じてなさそうで。

反応としては……まあ分かりやすく不穏が宿ったというか。

「俺が言える立場でもねえが仮にそうだとしたら何故俺のところに来ないと説教はするな、嫉妬と一緒に怒るわ。つーか嫉妬煽るのに使うな」

本当に彼が言えることではない。泊まり歩くのと招くのは結構違うとしても。

「前に見せたろ? 俺の能力で出した炎だ。燃えやしねえし、実際に温度が上がるわけでもねえけどな」

一度温度計を突っ込んでみたこともあるが、一切変わらなかったという小話一つ。
究極的な誤魔化しの能力である。気持ちだけでも暖かい方が多少なりとも人体は持つ。病は気から。

「とりあえず、行き先は寮……かね。……ちゃんと治る怪我は治しとけよ」

抱く力は強めておいて、そう言いながら歩き出して。

//こちら返信です、一旦お疲れさまでした!
967紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/09(金)08:50:27 ID:1Ch
高等部長を鬼首が殺した、だがその高等部長は復活、更科先生が接触した後にその座を降りたと聞いた。
ボイスレコーダーによる本人からの証言、それによって彼の座は追われたのだった。

「………詳しく何があったかは聞けてない、また先生に接触してみる必要があるよね………あとは、鬼首の奴にも」

呟く言葉は独り言。だが、絶対に先生は何か情報を掴んでいる筈、それを聞かなければならないと思っていた
更に、一人高等部長を殺し、拘束されたあの男にも会ってみたいと思った。
何を語るかは決めていないが、とりあえず、高等部長殺害容疑で拘束された彼には馬鹿と罵ってやろう、なんて思っていて

「………それと、白ちゃんの父親が何者かも、ね」

理事長は恐らく黒、そのまま彼女の父親が理事長なのか、はたまた別の権力者なのか
─────どちらにせよ、絶対にぶちのめしてやろう、そう思っていた

//ソロールです。本格的にロールする事はまだ無理です
968水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)14:24:00 ID:pzs
>>966

「まあ、別にいいけどね。」
「そこもキミの魅力だから。そんなキミに救われた人も沢山いただろう。私もその一人だから。それは否定しない。そのままのキミでいてくれて構わないよ」
「ふふ、そっちも気をつける。死なないようにね」

くすりと微笑んで、その頬へと掌を添える
彼も大概触れてくる事が多いが。自分もそうだな。なんて改めて自覚した
欲を言えばもっと触れて欲しい。だなんて

「まあ、そうだよね……少しでも気にかけてしまえば飲まれてしまうから」
「この辺もまだよく分からないけど。金等級以上になると重要な情報を持つ。ということは黒幕にも目を掛けられているということ。」
「鏡以外に?壊されるなって……?」

きょとんとした黒曜が、そのまま彼を見上げ

「鏡を割ったら人に……?つまり先輩の金の鏡を割れば――」
「――押収物に、鏡があれば」

それ以上は、口に出さず。口にしてしまえばその希望が裏切られた時の衝撃は強くなるから
瞳だけを彼へと向けて、二、三度瞬かれる

「ふふっ、嘘だよ。キミ以外の男には手ぐらいしか貸さないさ。」

実のところ、嫉妬される事は嬉しくもある。煽るために本当に泊まり歩いたりなどはしなくとも

「……いやはや、幻覚って便利だね……私の虚像生み出したりできるの?」
「……送ってくれるのかい?とまって行くかい?キミの寮に連れてってくれてもいいよ」

冗談交じりのからかい節、彼女自身はそれを望む心はあるものの。彼が女子寮に入ることを良しとするか
そもそもが風紀委員の立場を考えたら、彼女が彼を連れ込むこと自体が危ういのだが

//すみませんおくれました……!
969雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/09(金)17:50:33 ID:ZWU
「これで…!」

路地裏にて、戦いが繰り広げられていた。
鏡によって暴走した生徒がいるという通報を受けてすぐさま駆けつけた零は、怪物と交戦。
戦いは決着を迎えようとしていた。重厚な装甲に守られたダンゴムシのような姿の怪物の、その僅かな一点の隙を突いて、零はその鏡に向けて光の翼による一撃を放つ。

「はぁ、はぁ……」

そうして鏡は砕け、怪物は気を失った元の男子生徒の姿に戻る。零は、消耗した様子で荒く息を吐いていた。

「これじゃ、埒が明かない……」

鏡の元を絶たねば、いつまでも堂々巡りだ。外道院は学園を休学し、一人奔走している。更に言えば、情報だって錯綜していて何が本当なのかも分からない。ここは一度、各勢力でお互いに情報を整理しておくべきだと思った。

砕けた鏡の破片を見据える。
みんな、みんなこれのせいでおかしくなっているんだ。そう思うと、怒りが湧き出してきた。

「こんなものさえなければっ…!くそっ!」

足で力強く破片を踏みつける。力を入れすぎて自分の足が痛い事にも気づかず、その鏡が完全に粉々になるまで、何度も、何度も。怒りを込めながら。
970伏木霞 :2018/11/09(金)18:43:44 ID:hYA
>>968
「……だからって、我慢はしなくて良いからな。……命の鎖も繋いでそうだな俺ら」

その掌に頬を擦り付ける。また、離れてしまうなら今のうちに。という漏れ出る本音。最後にお返しするように撫でて。

どういう条件か、調べるためにはいずれにせよその先輩、または金の鏡保持者の協力は必須。保管場所が今の懸念か。
サイズに合ったケースでは強引に持ち去られる場合だってあり得るが……。

「――――」

その瞳の瞬きに彼はただ視線のみで。頷きはしない、あくまで捨てられない希望。霞が知らない情報だって、大量にある。
少し外れるが、もしヒツギと相書の関係も知るならば、ここで彼がその名前を知る機会があった、と推測するくらいはできたかもしれなかった。



「なんだ嘘かよ。まあ……手くらいならな」

助けるための手貸しまで認めないほどではなかった。そこまで来ると彼だって言えなくなるのだから。それでも僅かに抱く手が強まったのは滲み出る心か。

「出来るし、例さえありゃ会話から動きまで。俺が触れたことありゃ感触から何まで再現可能よ、流石に一瞬見たのを詳細に、とかは難しいけどな」
「…………それはまあ、寮母の計らい次第だな。こんな調子だ、理由くらいつけられるはずだ」

現実的な問題を持ち出してるところから興味はあるのだと裏が見えるだろうか。
一応、今の二人を見れば上着や衣服に残ってしまってる血等からこうしててもおかしくない状態、というのは説明がつく。管理人が後は自分に、と言われればそこで別れるようなことになるだろうけど。

「俺の部屋に連れていったら帰る時が大変だろ、三階の窓から飛び降りる気か? あと我慢が効かなくなる」

時おり立ち止まって、抱え直すのは自然と下がる腕や脱力をリセットするため。その時にそう言って、寒い体を炎と挟み込むようにくっつける。
意思もない、無意識に出る欲として。

寒空のためか、炎の帯を連れた男が歩いていてもざわつくような姿も少なく、彼も意図的に多くなる場所は避けながら目的地には向かっていくだろう。

//すみません只今戻りまして遅れてしまいました……!
971水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)19:37:54 ID:pzs
>>970

「我慢なんかしてないさ。もしよそに尻尾振っても直ぐに取り返しに行くし。他にデレデレした分の二倍は私にデレデレしてもらうから」
「少なくとも私はさっき言った通り、すぐ後を追ってあげるから。言い得て妙だね」

犬みたいで、寂しんぼだな。と思った。触れれば触れただけ触り返してくる。彼はとても可愛らしい。本当はもっともっと触れていたいけれど

「そう……か、それでも望みはあるかもしれない……ってことだね。ありがとう霞」

相書とヒツギの関係について、彼女は知らない。好きな人がいた。という答えだけを残して友人は消えてしまったから。
彼女が黒幕としておっている理事長が手を下したのか、はたまた高等部長が手を下したのか。いまだ知るところではない

「手から……腕、それから肩……首。顔や胸やお腹。それから足もか。キミはどこまで許せる?」

それはまるで試すような雰囲気。いつもの彼女。小悪魔っぽく微笑みかけて。胸の谷間を人差し指が通って臍で止まる
ヒントとして。彼女は独占するのもされるのも。大好きだと言うこと。

「ふーん……"触れた事"か……それじゃあ私なんかは正確に再現できるのかな?」
「どうだろうね、流石に寮母さんも許してくれないだろう。潜入するしか……ぷふ、弱ってボロボロの私にも興奮するのかい?全く霞は狼だなぁ」

素直に欲望を吐いてくれるのは、彼女にとっては嬉しい。口に出して言われないと満足できないことだってある。
ただ……流石の彼女もこの状態でするには些か厳しいものがあり。彼の唇を指で塞いで。
真っ赤な唇が「がまんだよ」と
そうこうしているうちに、女子寮の前へとたどり着くだろう。闇夜に紛れて潜入でもしないのなら。彼が来れるのはここまでだ

//ご飯食べてて遅れましたすみません!これから安定します!
972外道院◆itOWld5gb6 :2018/11/09(金)20:04:28 ID:dvX
(――――外道院に届いていたのは、一刎友那の逃亡。そして水無月時雨の負傷だった)
(未だに外道院は何の情報も得られていない。鏡所持者を追ったとしても、そこから得られる情報は"何者か"に鏡を貰ったということだけ。しかもその何者かはどうやら複数らしく、情報は分散してしまう)
(結果その向こうに繋がる手掛かりは何一つ手に入れられていない。そんな中で届いたその情報は外道院の心を揺さぶるのには十分過ぎた)
(自分が友那を保護…いや、捕縛した。だというのに、そのせいで時雨は負傷をしてしまった)

…………ッ…!

(本当に情けない。王偉烈火は重症状態、星導暁斗は消息不明。更に後輩である出雲八子は病室で未だに目を覚まさない。それに続いて、水無月時雨の負傷)
(何一つ守れていない、やはり自分は――――昔と、何も変われていない)

(せめて自らの手で、結末をつけなければならない)
(一刎友那との因縁をここで絶たねばならない。だな、そんなことが出来るのだろうか)
(誰も守ることなどできやしないこの弱々しい身で……)

(暗雲めいた思考の中、浮かび上がるのはそんなことばかりだった)

//ソロールです
973伏木霞 :2018/11/09(金)20:30:38 ID:hYA
>>971
「人を犬みたいに言うんじゃねえよ、どっちが犬かわかんねえくせに。……化けて取り憑く暇もなさそうだなこりゃ」

彼女の前で格好よくありたい、と思いつつも上手くはいかないものだ。手玉に取られてるような、自分から求めてるようなおかしな気分。

「礼ならヒツギや雫にも言ってやってくれ、俺は伝達しただけだしな」

結果的にはそうである。この点に関してはその二人と友好的であったから自分でも聞き出せたのかもしれない、とも思ったが。
恐らく、すぐ後日にでも情報交換されれば真相はより一層把握できるだろう。



「本音を言えば全部許したくはねえよ、頭のてっぺんから手足の指先まで。でもお前を過剰に縛り付けてお前じゃなくする気はない」
「恋人のことを独占したいってのは、お前に限った話じゃねえんだぜ、時雨」

試すような彼女に真剣な眼差しと困ったような笑顔を向けて漏らす実際の本音は酷く重いもの。
それでもお互いにお互いの良さを殺したくないからこそ我慢もする、そしてその後に爆発でもしてるのだろう。
誰もが抱いて当然のはずの恋人に対する独占欲、それが過剰と言われれば否定もしない。むしろ誇るだろう。

「できるさ、触る方の加減次第では普通にバレるんだけどな」
「まあ、やっぱりそうだよなぁ……俺ら前科あるし。……風邪引いた俺を襲ったお前が言えることかそれ?」

否定はしない、ということはそういうことで彼女の前であるからこそ出せる態度は明確な信頼もって。
塞がれた口を感じればわかってる、と鼻を鳴らすように息を吐く。そもそも、するならばすべてが解決してから、と以前に取り付けたばかりなのだから。

「…………さて時雨さんよ、俺は再現できるって言ったよな? そしてお前にこの前見せた通り、俺は視覚情報や触覚だって再現できる」

まだ時雨の思考が働くならば、そして帰る途中の会話を思い出せばわかるかもしれない。霞は触れられでもしない限り、時雨に化けられる。闇夜に紛れることだって能力で周囲に隠せば造作もない。
強いて言うなら彼女の部屋の場所がどこかの問題。

「…………お前が望むなら、このまま部屋まで送ってやるよ。流石に朝まで居るわけにはいかねえけどな」

――――男子が入ったら警報が鳴るなんていう漫画などにありがちな鬼の防犯システムでも無ければ夜闇に紛れてでも部屋には送ろうとするだろう。
長く一緒に居ておきたい、という瞳の奥に欲望を宿して。

//こちら風呂とご飯で遅れましたのでお気になさらず……!
974有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/09(金)21:00:13 ID:dvX
(――――その日、二人の友人に一つのメッセージが届いた)

『ゲーム作りの話し合いをしたいので、放課後に文芸部室に来てください』

(それだけのごくごく単調なものではあったものの、待ち合わせの連絡など今までにしたことがなくて文字を打つ指が震えてスマホになかなか上手く打ち込めなかった)
(さて、今彼女が居るのはその文芸部室。来てくれるかどうかの不安に苛まれながらも彼女たちを信じて待つ)
(ただ些か早く来過ぎたのか暇な時間はやはり出来てしまって)

…………二人が来るまで、聴いておこうかな…

(そういって、自らの異能を行使する。生やすのは兎のものでその頭部には兎の耳、そしてお尻の部分にも尻尾が生える)
(有栖はときどき、こうして異能を使って普段は聴くことも嗅ぐこともできないような微細な感覚を感じて小説の表現のヒントにしていた)
(異能を通して聴く音は今までに気付かないような発見があったりして中々に為になる。だが今のこの文芸部は全くの無音、ただそれさえもどこかいつもと違うように聴き取れて、どこか心地良い)
(そうして音を聴いていれば、いつの間にか寝息を立て始めてしまって……)

//睦月摩耶さんと前嶋閑無さんの指定待ちです…!お暇がある時で良いので反応してもらえれば……
975水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)21:00:16 ID:pzs
>>973

「キミが化けて取り憑く頃には私もお化けだよ霞」
「わんこ霞、今度私の犬耳房も再現して付けてみてよ」

「ん……了解、雫ちゃんには近々会う予定があるしね」

雫に関してはボイスレコーダーの件で、ヒツギに関しては……実は一度もあったことがなかったりするのだが
結局のところ。せめて一度風紀委員回だけでも情報を共有する必要があるな。と思考して

「ふふふ、知ってた。知ってたけど女の子は口に出して言われないと納得しないんだ」
「そこはちゃーんと理解してくれると嬉しい。言わなくてもわかってるだろう……は駄目なんだよ?」

望む答えだったことに酷く喜びを覚えて。
彼は割と、初期の頃から独占欲のようなものはあった。日々のやり取りの中で。彼女は彼の中に眠る独占欲をちょくちょく刺激して、育てていた事に気づくだろうか。
嫉妬を煽るような言動に覚えがあるだろうか
正しく彼は、密かに調教されていることに……

「本当に便利な能力だよね……」
「それじゃ、お願いするよ。二階の一番奥の……角の部屋が私のお城だ」

ほう、と嬉しさを秘めたため息をはいて。
もう一度彼の首に手を回せば。その胸に鼻をすり付ける
そして彼女の部屋にたどり着いて、その扉を開けたのなら。彼の部屋とそう変わらない間取り。
部屋の中にあるのはテレビにテーブル。ベッドくらい。あまり生活感のない部屋が視界に入ってくるだろう
976睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)21:22:20 ID:pzs
>>974

「っべーよ……まじべーよっべーよ……」

放課後、メッセージアプリに通知が来たのに真っ先に気づいて。
そのまま返事も出来ずに文芸部室前に直行……したのはいいが。
なんて声をかけようか。そもそも入っていいのか。ノックの回数は何回だっけ。ああなんだかお腹が痛くなってきた……
そういえばお昼のお弁当は美味しかったな……

――と、目まぐるしく思考の渦にぐるぐると取り込まれながら。その扉を開けないでいる彼女が居た。
何せ部外者でもあり。友達に誘われたことすら満足にない彼女。もうここに立っているだけで汗はダラダラ。足は生まれたての小鹿のようにブルブルと震えて
――それでも、なけなしの勇気を振り絞ってこっそりと扉を開いた

(え……なにこれ……扉を開いたら兎耳の美少女が居るんだけどこれなんてエロゲ……?)

そーっと、そーっと寝息を立てる天使の元へ。足音を忍ばせつつ近寄って……
兎耳に、その手を伸ばした

//平行なのでもしかしたらお返事少し遅れるかもしれませんが……!
977伏木霞 :2018/11/09(金)21:28:13 ID:hYA
>>975
また今度な、と許容して。とはいえ狙ったとしてもそこの感覚を共有するのはかなり難儀なものであることは別の話。

「そういやミナチンって呼ばれるくらいには親しいんだったな、この前鯛焼きもらったぞ」

ふと思い出した日常の香り。それ以上の接触は無いとしているが。

「知ってたのかよ。……まあそれはよく実感してる。つーか少しは恥じらえよ」

生憎彼に彼女を縛れる異能力はない。育てられた独占欲は他のところでも時折顔を出して、ヒツギとの会話でもお互いにそれを話したほどに。
刺激された自身の心というのは中々に気付きにくく、だからこそ自覚すると強く出てしまう。というべきか。
もっともその調教で狼と言われてるだけの犬が犬のままでいるかは保証できないが。彼にわざわざそんなことをしてる彼女は元来のもので片付くのかどうか。
なお、寮前では流石に炎の帯は消さざるを得なかった、目立ちすぎるため。

「まあバレた時が大変だから普段は使わねえけどな……あいよ」

その胸の匂いは色々混じった匂い。彼自身のものに加えて少し流れた汗、微量の鉄錆と彼女の匂いが混ざった滅多に無いだろう匂いだ。

切り抜け方の詳細はさておいて、扉を開けて部屋の内景を見て少し不思議そうにしている。思ったより物無いな、と。
勝手に上がって、扉を閉めて。玄関に座り込んでまずは時雨の靴を脱がせてから自分の靴を。そして彼女がそのままで居続けようとするならベッドまで彼は運ぶだろう。
少しその部屋をキョロキョロと見回しながら、ふと。

「…………そういや、俺女子の部屋に来るのは初めてだな」

思い出すようにそう呟いた。
978有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/09(金)21:30:15 ID:dvX
>>976
//次は閑無さんの反応待ちになりますのでお気になさらずに……
閑無さんも見ていましたら、急な提案ですので反応は焦らなくても大丈夫ですので……
979itOWld5gb6 :2018/11/09(金)21:36:48 ID:dvX
//遅れながら新キャラのキャラシです…!


【名前】安曇 仙馬(アズミ センバ)
【性別】男
【学年・職業】69歳/警備部隊執行隊隊長
【容姿】くすんだ白色の長髪を後ろに流し、歳に相応しく白い髭に皺が刻まれた顔立ち、左眼を覆う眼帯が印象的。
警備部隊の制服の上から羽織りを羽織っていて、腰には鞘に収められた刀が一本下げられている。

【性格】快活でよく話し、69歳とは思えないほどに元気。
年齢による衰えなど一切見せず、女好きで酒好きと渋い見た目にそぐわず結構だらしない。
ただ犯罪者、特に異能犯罪者に対しては冷酷にその刃を振るう。

【武装】
《義足・義手「人工筋繊維」》
四肢全てが義足・義手であり、常人の何倍もの筋力と運動量を誇る。これによって高齢ながらも常人を超える動きを可能にしている。

《信国》
見た目は普通の日本刀ではあるものの、その実"居合"に特化された特別仕様の刀。
単純な斬り合いにももちろん用いることはでき、彼専用に用意された専用武装。

【概要】
安曇仙馬は無能力者である。元々はごく普通のサラリーマンであり、最愛の妻と穏やかではあるものの幸せな生活を送っていた。
だがちょうど30歳、結婚記念日。二人で外出をしたその日にとある異能テロに巻き込まれてしまう。
身体は瓦礫に潰されて満足に動かせず、薄れゆく意識の中で目にしたのは横たわったまま、瓦礫の下敷きになった妻の姿。
その事件によって四肢の全てを損失、生きていることが奇跡のような状態だった安曇へと声を掛けてきたのは政府の人間だった。
彼ら曰く、この四肢に未だ実用には不安が残るという義手・義足を付けてみないかということだった。安曇はすぐに承諾、そして異能犯罪者全てに対する"復讐"を決意した。
義手と義足が馴染んでくれば安曇は警備部隊へと入り、それから下積みをしつつ30年の間ひたすらに剣の修行に励んだ。
そして鍛え抜かれたその剣技は遂に極地へと達し、警備部隊の中ではその剣の腕は一、二を争うほどに。
警備部隊での二つ名は"鬼蛇(オニヘビ)"。学園都市以外の場所を今までは飛び回っていたが、学園都市の警備強化、及び調査の為に派遣された。
980水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)21:39:01 ID:pzs
>>977

「まあ友人だし。あの子可愛いし綺麗だよね。弄ると可愛い反応返してくれて楽しいんだよ?」
「たい焼きの中身はクリームが至高!」

「あ、でも見蕩れたらダメだよ……?」とはいつもの一言。
親しい友人ともなると独占欲が鎌首をもたげ始めるらしく、小さくその腕をつねったりしてみる

「恥じらった方がキミの好みかい?」
「それじゃあもう少し私を求めることだね。」

説明するのなら、彼女が恥ずかしがるくらいたまには求めろという抗議、いまですら過剰と言わんばかりの触れ合いをもう少し濃くしろと
最もそれは。やはり全てが解決した時になるのだろうけど
こうしたやり取りも、手のひらの上でまだ彼を弄んでいることで。独占欲を育てる肥料になり得る
いつか完全に彼女が掌握された時こそが、彼女望む独占を彼が示すようになったという証
――もっとも、こんなことをしている彼女の胸中は。言わずもがな。独占に傾いているわけで
寝かされたベッド。特にものもない自分の部屋を見られるのは幾ばくかの恥ずかしさも伴う

「じゃあ霞の初めてを私が貰ってしまったわけだ。」
「ね、ね。まだ帰らないよね?」

すすっとお尻を動かし、狭いベッドの中。彼が座れる。もしくは寝られるだけのスペースを開けるように詰めた
ぽんぽんと隣を叩くのは。近くによれというわがまま

「くるしゅうない。ちこうよれー」
981水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)21:39:38 ID:pzs
>>978
//了解致しました……!
982伏木霞 :2018/11/09(金)22:03:16 ID:hYA
>>980
「それを俺が見るのはどうなんだよ。……あんこは嫌いなのか? いてっ」

見蕩れるな、という忠告には以前の脅しのこともあってか慣れたように頷いている。可愛い、綺麗、美しいとは思っても最上位は変わらない気もして。
安心しろ、とばかりにつねられた腕で強めに抱き直した。今は不用意に腕を使えないからこう示すしかない。

「生活指導室で耳撫でまくった時くらいか、わかった覚悟しとけ」
「…………なんで俺ら恋人になる前の方が積極的だったんだろうな?」

そう言われて思い返して、それでも彼の記憶の中にある彼女の照れた様子などは鮮明であり。邪とはいえど解決の気の持ちようになればと詳細は示さず宣言。
そして思い出してる時に気付いたのか、不思議そうに首を傾げた。意識しすぎて外れていたのだろうか、と急に表情を真面目にして考えるようにブツブツと。
それは恐らく、さすがの時雨から見ても若干不安を覚えるだろう変化。分かりやすく言うとなんでもしてやると言われて訂正をされるほどやる気出してるあの雰囲気に近い。

「言い方はともかくとしてそうなっちまうな、こっちが貰ったことはあったっけか」
「……少なくとも怪しまれてねえしな、玄関からは帰れねえが」

不自然さを消すためだ、彼が帰宅する時は窓からになるだろう。彼女のわがままには気の抜けたように笑ってまずは座った。

「わがままな姫様は次は何をご所望なんで? ……飯は無理だからな?」

ぎい、と軋ませて時雨の頭に手を置いてゆっくり撫でながら、腹は大丈夫かと優しく手を翳す。必要ならまた鎖を置くのだろうが。

「…………もう、あんまり心配かけさせないでくれよ」
983伏木霞 :2018/11/09(金)22:03:49 ID:hYA
//度々遅レスですみません……っ
984鈎取 吉音 :2018/11/09(金)22:04:45 ID:Qnc
『未経験者歓迎!三人一組でコンテナを清掃する簡単なお仕事です!』
『階段を降りるだけで日給2万円!資格・履歴書必要ナシ、当日からでもOK!』

う~ん……楽に稼げる仕事とか無いもんかねぇ……

【公園のベンチに座り、無料配布のバイト情報誌を読みふける一人の男、禁煙の看板が真横に立っているにも関わらずに咥え煙草である】

【男は現在金欠であった───いや、いつもこの男は金欠気味なのだが、今回ばかりは流石に働く事を意識せざるを得ないくらいに金欠だった】
【何せ家賃である、あと2週間以内に今月分だけでも払わなければ強制退去させられてしまう、電気とかガスとか水道とかはまだしも、住所が無くなるのは流石にやばい】

【……という事で、すぐに稼げる仕事でも、と探しているのだが】

『ノルマは1日1ホール!ケーキを食べるお仕事!』

【目に入るバイトはどれもこれも給料は良いが胡散臭い宣伝内容ばかり、脳が『それだけはやめておけ』と危険信号を発する】
【結局、そうなると自ずと真面目に働かなければならないという事で……】

……やっぱり大物狙ってスリでもするかぁ……

【溜息と共に紫煙を吐き出した男は、丸めたバイト情報誌をポイと明後日の方向に投げ捨てた】
985水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)22:20:20 ID:pzs
>>982

「あんこよりカスタードクリームかなぁ……」
「積極的……だったというか。色々考えることがなかったから……かな?今は色々ありすぎて。どうしても心に余裕がなくてね。多分それは。キミもそうだろう?」

記憶に残るのは、ミスコンの投票時。耳を撫でられて蕩けた顔を隠してくれた事。が一つ
当時から、友人時代から独占欲が強かったように思える彼。あの時初めて少し。心臓の鼓動が早まったのは、彼のしる所では無いかもしれない

「……いや、キミはなによりもさ。比喩でもなんでもない私の初めてを貰ったじゃないか……言わせないでよ恥ずかしい」
「……本当は添い寝してほしい、んだけれど……そうだな」
「じゃあ……ちょっとだけ撫でていて欲しい」

撫でられる手に、また表情が綻んで、伸ばされた手をお腹に押し当てた。
小さくも、呼吸しているために上下するお腹は生きていて。大丈夫だよ。と如実に語りかける
安心したようにため息を零せば。瞳をとじてその手のひらの感触に神経を傾けて

//おきになさらず……!
986花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/09(金)22:28:34 ID:36C
>>958

「そっか…良かった。何もなくって」

長い長い、沈黙。
千刃は顔の半分を隠したままで、柘榴と見つめ合って焼き付くほどに瞳の色をかわした。


《―――――――そんで、本命って書いてある箱開けて中見たら、入ってたん大っ量のチロルチョコだったんすよ!》


ここが笑処だ、とばかりに囃し立てる顔の見えない観衆たちの賑やかな声も、二人の静寂を前には空洞に吹き抜ける風のように虚ろだった。
彼女らが余りに長いこと黙っていたので、テレビではもうコマーシャルが始まっている。

無意識に区切りを迫られた気まずさからだろうか。彼女は少しせわしなさげに目をそらして一度、長い瞬きをした。
そうして次に見せたのは、ぎこちない笑顔。千刃は自分から、食事を続けようと言う代わりに、つんと箸の先を茶碗に響かせる。

「ふふっ。まさかぁ、こんなに可愛い女子高校生が、怪物な訳ないでしょ?」

冷えた場を慰める為に持ち前の明るさを奮うものの、その声は僅かに震えていた。
彼女が語り出した"鏡"について―――、今の状況に何か関係があるのは確かだった。
だが、自分を拾ってくれた彼女を危険な事情に巻き込みたくないのか、それとも本当に苦し紛れの冗談なのか。彼女はそれ以上は口にできる雰囲気は作らなかった。

その後は何事もなかったかのように過ぎる、家族のような暖かい時間。
千刃は食欲任せで柘榴より早くに夕食を食べ終えると、その場から逃げるように立ち上がる。

「お風呂、借りてもいいかな…?」
「ちょっと………さっき体冷えちゃって」

ドアに手を掛けたまま振り向く。柘榴に向けられる笑顔は、やはりぎこちない。
987伏木霞 :2018/11/09(金)22:34:59 ID:hYA
>>985
「お前結構甘さ強いの好きだよな、前の喫茶店のやつといい」
「……あー、そうなるか。そうだなぁ、今は少し考えることが多くも思える……悪いことじゃねえんだろうけどな」
「……二人っきりも良いが、皆で仲良く過ごすのも良いよなー……」

当時の彼は、見せない方が良いだろうという思いの方がまだ強かった。当時はまだ、だが。独占欲というものは常に何かと同伴している。
耳の件で明確にそれが上回ったのは、初めての喫茶店でした時、になるだろう。人前でしてなかったせいでもあるが。

「……それはお互い様だから言わなかったんだろうが…………あ、インナーどうするか……」

まだ、残ってるとのこと。もういい加減変態の称号が相応しいかもしれない。思えば何で持ってたんだろう、とか考えたりもするのは年頃か。

「……俺の前でくらい遠慮はするなよ、お望み通りに撫でてやるけどよ」

ゆっくりと、頭に置いた手もお腹の上下を知らされる手も器用に撫でて、時々場所をずらして。
彼女が瞳を閉じてるその間に、音も無く彼はゆっくりとその空いていたスペースに身体を横たわらせた。
視線が平行に重なるように調整して、少し痛いかもしれないがお腹を撫でていた手を脇腹に移して引き寄せた。
988砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/09(金)22:36:12 ID:jzZ
>>984

終わった~

【間延びした声が彼の後ろから届いてくる】

テストが終わった~
――――そして、終わった……っ

【地獄の底から響くような声】
【紫髪の女が学生鞄片手に、虚ろな目でふらふらと】
【疲労と悔恨に塗れた顔で項垂れて足元を見る。そこには丸まった雑誌】

に、日給2万ッ!? ホントに!!?

【がばっと地面に這い蹲る勢い。あたりをキョロキョロ、目が血走っている】
【金欠の二人が今ここに邂逅してしまうのか】
989鈎取 吉音 :2018/11/09(金)22:47:31 ID:Qnc
>>988
……ん?
おいおい、そいつはどう見ても胡散臭ぇだろ、やめとけやめとけ、変な団体の実験台とかにされんぞ

【後ろで聞こえた声と、雑誌を拾う気配に気が付き、ベンチの背もたれに肘を掛けて振り向く】
【流石にこんなあからさまな募集に飛び付く訳もなし、そんな奴がいたって自分に得も無し、呆れた様子で制止する】

……あれ、なんかお前の顔どっかで見た事あんな……?

【と、ここで砂霧の顔を見て怪訝な表情をする鈎取、何か心当たりがある顔付きらしい】
【……そう、一度彼は砂霧と会ったことがある、具体的にはミスコンで詐欺行為を働いていた時に痛い目に遭わされた事がある】
【その時の砂霧は変装をしていた為、まだそれが彼女であったとは気付いていないようだが】
990水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)22:50:14 ID:pzs
>>987

「女の子の体はお砂糖でできてるんだよ?とは言わないけど……好きかな。」
「私はみんなと過ごすのも好きだけど。キミと過ごすのも好きだよ霞。だからはやく……色々片付けて……またゆったり過ごしたいな」

結局ここに帰結する。切り捨てた日常も恋しくなってくる頃合い。否、というよりは。彼と一緒に居られないのが。先輩との別れも。それらが辛くて。日常に逃げたくなる
それでも逃げないで行動していても。こうして彼と話していると日常が恋しくなってきてしまう

「インナー欲しかったらあげるよ?」
「実はさ、たい焼きで。思い出したんだ。例の……先輩。よく見回りに行って。たい焼き奢ってくれたなー……って」
「……だからなんだか。今日は一人で寝るのが寂しかったんだ。あんなことがあった後……だからかな。だからこそキミが来てくれて嬉しくて」

いつものように艶めかしく……ではない。
赤子のように、横たわった彼の胸元に顔を寄せ、きゅっと背中に腕を回す。
――そうして、喉を震わせる。小さく体を震わせて。堪えていたものを吐き出した。
女の子らしくはないだろう。声を殺してしゃくりあげ。彼の前であまり見せない涙を
瞳から溢れたそれが。彼の胸元に染みを作る

「っ……霞、ありがとう……いつも、本当に……」
991前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/09(金)22:58:53 ID:FUJ
>>974
>>976

【睦月摩耶より、遅れて文芸部室へとやってきた前嶋閑無であるが】
【既にその扉はすっかり開いていたし、そこから覗いてみたのならば、そこには友人二人――その御蔭で、入るのにそこまで躊躇はなかったが】
【中で行われていた光景は、兎耳を生やした有栖と、それに恐る恐る触れようとする摩耶の姿……だった】

(可愛いの二乗かな)

【――――取り敢えず。文芸部室の扉を閉める。この光景は独り占めである】
【唯でさえ可愛いお友達二人が、片方は兎耳を生やして、そして片方はそれに夢中になって手を伸ばしている】
【思わず能力を発動――――唯でさえ薄い存在感が、極限まで薄まったのであれば】
【片手に握ったスマホを録画状態にして、いい感じに机の上に設置しておく】


(……でも、私一人仲間外れも嫌ね)


【この光景を眺めていたいが。自分が仲間外れに、何より自分以外に意識を奪われている姿を見たのならば】
【例え友人同士だろうと湧き上がる嫉妬心。ということで、ゆっくりと摩耶の背後へと至ったのであれば】
【彼女が耳に触れた瞬間に。閑無の冷たい人差し指が、摩耶の首筋をなぞるだろう】


/申し訳ありません、ちょっと寝てて確認遅れました……!よろしくおねがいします!!
992砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/09(金)22:59:42 ID:jzZ
>>989

え、ナンパ?
……いや、ボクも貴方の事、何処かで――?

【少し警戒するも、同じように訝しげな顔を返す】
【相手はその時お面を被っていたが、たしか素顔も見ていたはずで。しかしその後色々あって記憶もあやふやに】
【あと足元の雑誌に気をひかれているというのもある】
【鏡合わせのように首を傾げて】

うっ、確かに
でもお金に困ってて、この際投薬治験でもなんでも……

【ボロアパートの家賃くらいはあっても、今月の食費プラス飼い犬のご飯が乏しい】
【至急現金が必要なのは朧も同様で、ぶつぶつ呟き、雑誌を拾ってベンチに吸い寄せられる】
【他人とは思えない男に助言でも仰ごうというのか】

ほら、階段を降りるだけってところ、気になりません?

【ページの1つを指してしつこく食い下がる】
993有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/09(金)23:12:23 ID:dvX
>>976>>991

んぅ……

(やはりこの文芸部室だとつい気を抜いてしまう。普段は一人だから、こうやって眠っていても何もないのだが今は別なのだ)
(そんなことに思い当たらずこうして熟睡をしている有栖の落ち度だろう)

ん、むぅ……ふなぁっ!!?

(そうして耳に触れられれば素っ頓狂な声を上げて慌てて立ち上がる。ある意味そこらへんの寝起きドッキリよりも効果があったようで)
(頭のウサギ耳を両手で抑えて振り返ればそこには待ち合わせをしていた一人がもう既にいた。そして正確にはもう全員揃っているのだが能力を発動している彼女を見つけられるはずもなく)
(そしてその首筋に手を差し入れられるのを止めることも出来ないのだった)

(――――とにかくこれで全員揃ったのだ。これからこの先のことについて話し合わなければならない)
(前に調べたがゲーム作りに必要なのはチームワークらしい。この三人で完成させるには、それはきっと必要不可欠のことだろう)

//ありがとうございます…!それではよろしくお願いします!
994伏木霞 :2018/11/09(金)23:16:31 ID:hYA
>>990
「仮に出来てたら甘過ぎるだろ、まあ好みがわかって良かった」
「だー……まっすぐ言うな恥ずかしい。こっちだって言ったら我慢利かなさそうなんだよ……。ああ過ごしたい」
「早く片付けば、その分お前と過ごせる時間も増える。――――わかってるんだよ」

事情を知っている自分で、これなのだ。口には出せないが他の友人達も会えないことを寂しがってるか不思議がってるはずで――。

「誤解されるわ、所在がバレたらどうする、いい加減お前の匂いも消えるわ」

ある意味それは彼の匂いが染み着いていると取れるだろうが。

「………………」

人とはふとしたことで懐かしい記憶を掘り起こす。何気ない単語から、彼女の記憶を刺激して。
自分の知らない彼女も知って、漏らされた本音を聞いて不謹慎にも嬉しく思ってしまう。脇腹に回していた手はゆっくりと背中に。
震える彼女の背中を擦って、頭の後ろをあやすように優しく叩く。

「俺はお前の支えになれてるならそれで良いんだ。誰も見てねえ、俺以外知るやつだってありえない」
「……この場でくらい、全部吐き出して俺の胸でちゃんと泣いとけ。そんでまた、笑顔を見せてくれりゃそれが一番だ」

染みが出来ても気にしない、抱く力を強めて彼女の元に寄り添いたかった本音ごと。

「……俺は弱いだろうが、そのくらいは。愛してる女の安らぎくらいにはなりたいんだよ」

彼女の上で、その表情は笑みを形作る。
995鈎取 吉音 :2018/11/09(金)23:18:32 ID:Qnc
>>992
アホか!誰がテメーみたいなガキ相手にナンパするんだっつーの!
……まあいいや、金が欲しいなら俺に相談しても無駄だぜ、稼げる方法知ってりゃまず実行してらぁ

【金が欲しけりゃ働くしかない、しかしなるべく働きたくはない、似ているようで微妙に違う考え方、どちらかと言えばこの男の方が下衆い】
【そんな男に金の悩みを吐露した所でどうにもならないのだ、悲しきかな】

気になるは気になるだけど、『降りたらどうなるのか』の方が気になるな
そもそも何処の何の階段かも書いてねぇじゃねーか、絶対やばい所の階段だって、階段じゃなくて怪談になるわ

……大体よ、お前見た所女子高生だろ?金がない欲しけりゃパンツでも売れよパンツでも、買ってくれそうな奴紹介してやろうか?

【最低だ、重ねて言うが最低だこいつ】
【多分悪気はは無い、『女子高生って簡単に稼げるからいいよなあ』くらいにしか思ってない、だからいい歳してちゃらんぽらんだと言うのに】
996睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)23:20:29 ID:pzs
>>991
>>993

(ほへぁ……柔らか……何このうさぎ耳やばい……)
(あ、でもうさぎの耳って神経が集中してて握ったら死んじゃうんだよね……確か。擽るだけにしておこう)
「"あ"あ"あ"あ"あ"あ"……そこはかとなくエロい……至高……のしゅんか……んっ!?」

その柔らかな兎耳に触れた瞬間。もふもふを堪能したその刹那。起き上がった有栖と黒髪越しに目が合い
唐突に首筋に触れる冷たい感覚も同時に味わって……その場で濁った声。
友人の有栖が可愛い声を上げたとするならば。彼女の方はオットセイに近い色気も何も無い声色ですらあった

「な、なな……なにごと……!?うぇあ!?か、閑無ちゃん……?」

首筋を抑えて振り返る。どこか……
そこはかとなく黒いオーラを漂わせている閑無を目の当たりにして。黒髪の奥は右往左往
そこはかとない居心地の悪さすら感じて

//よろしくお願いしますー
997砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/09(金)23:33:01 ID:jzZ
>>995

【男の言うことはゲスいが一々尤もである】
【人生経験の差からくる裏打ちある言葉に押されて仰け反り気味になる朧】

パ、パン……っ!?
馬鹿、売りませんよっ、まだそこまで困ってません!

【経験はないが言葉の意味を理解する程度には早熟な朧】
【さっと頬に朱を差して、丸めた雑誌で男をぽこんと叩こうと】
【まだ、というが、このまま動かなければその未来すら有り得るのだから世知辛い】
【こほんと咳払い、気を取り直して再びページを捲る】

じゃあこれはどうです? 掃除ならそんなに難しくなさそうだし、三人組ならそんなに大変じゃないかも

【少なくとも一読しただけでは引っかかる点は見当たらない】
【ベンチの後ろから彼にも見えるようにその文を見せるだろう】
【真剣な眼差しはまるでテストの答え合わせのよう。さながら社会科の授業か】
998水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)23:33:50 ID:pzs
>>994
「例えば私が怪我して病院に行ったら……お見舞いはドーナツがいいな。ココナツのやつね。」
「ふふふ、キミは本当に狼だなあ。求められるのは嬉しいけれど。そんなの私だって我慢しているんだからね?」

「……それはむしろ誤解された方がいいんじゃないのかい?キミの家に来る女の子への牽制になるし……?」

どこまで行っても独占欲である。
もしかしたら忘れたのも故意ではないのか?と思うほどに

「……ふふ、私はあんまり人前で泣かないんだけれど……」
「ああ、何だかどうしても……心に来てしまうんだ。先輩を救えなかったこと。逃がしてしまったこと。暴力を振るわれたこと」
「友人を救えなかったことだってそうさ。結局私は無力で……それで……」
「……っ、く……胸、かりる」

声をあげず。しゃくり上げるように泣くのが。彼女の泣き方のようで
それ以降は言葉にならず。やはり赤子のように胸元にしがみつき。声にならない慟哭をその胸のうちで
それでも安心するのは、彼の匂いが鼻先にあるから。
優しく背中を撫でるその手が、あやされるように回されたその腕が。安心して。更に涙を溢れさせる。
その彼の背に手を回したのなら。体の前面同士がくっついて。離さないとばかりに抱きしめた
大きくもなく、小さくもない程よい丘が、接着面で形を変えて
―――数分もしないうち。彼は耳元を撫でる寝息を聞くことになる。
もしかしたらそれは、生殺しに近いのかもしれない。
そのまま腕から抜けるのも、共に朝を迎えるのも。彼次第


//こちらはこれで〆……とさせてください……!
//長々とお付き合いありがとうございました……ロールとても楽しかったです……!
999前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/09(金)23:36:02 ID:FUJ
>>993
>>996

「……可愛いわ」

【うさ耳を触られた有栖の、創作と見紛うほどの可愛らしい反応】
【そして首筋に触れた際の摩耶の、色気とは掛け離れたその声もまた閑無にとっては愛らしく】
【スマートフォンを再度拾い上げたのならば、録画を終了。今この場に於いて――――前嶋閑無の、一人勝ちで終わろうとする】

「ええ、摩耶ちゃん――――私よ」

【黒いオーラを蠢かせながら、摩耶へと向けて微笑んでいる】
【狼狽えるその姿を見逃すことはなく。居心地の悪さを感じていようとも、そんなことは関係無しに彼女の手を取ったのならば】
【彼女を有栖の隣へと座らせたのならば、更にその隣に自分が座る――ちょうど有栖と閑無で、彼女を挟む形となるだろうか】


「――――で。ゲームの話よね」


【そして、冷静であるように見えて、期待を隠しきれていないようでもあった】
【何だかんだで――ずっと、ゲーム作りが進行するその時を楽しみにしていたのだった】
1000霧亡柘榴 :2018/11/09(金)23:41:56 ID:zzo
>>986
得も言えぬ重い静寂の中で、押し潰されることもなくじいっと急かさず答えを待つ。
千刃を取り巻いて深く沈める黒い霧の一切に頓着している様子を見せず、あくまで一人の女子高生に対する態度。
昨日のドラマについて語るのと同等の自然さ、気軽ささえ内包した、ある種年の頃に似つかわしくない泰然さ。

「……そっか。それも、そうだよね」

作ったと察するのはあまりに易いほどに無理矢理な笑顔に相対しても、明確な反応は決して見せない柘榴。
気遣いとも詭謀とも取れる微かな声の震えを伴った、ハリボテのような明るい声色にこれ以上の問答は無意味と悟ったらしく。
部屋の温度が数度下がってからの引き際は鮮やかだ、なんでもないように既に温くなっていた味噌汁を啜る。
どれに箸をつけようかと並んだ料理に落とした琥珀の瞳にだけ、煩慮と憂愁が浮かんで揺れた。


「ん、どうぞ。着替えとかは、置いとくね。お湯、好きに、張って、いいから」

千刃の食器が空っぽになった頃、柘榴の方もあと数口といったところ。少し待ってもらってもよさそうな量だが。
凝り固まった笑顔がほぐれるまで、きっと少しの間一人の時間が必要なのだろうと。
脱衣所や浴室には女子の身嗜みとして必要な最低限の道具は取り揃えてあるから、そう困ることはないだろう。
浴槽を使うかは千刃次第。どちらにせよ入浴中、磨りガラスの向こうに少しの間だけ人の気配がするはず。
用意されたのは真新しいタオル、寝間着代わりの浴衣と半纏。なるほど確かに、これなら多少の体格の差は問題ないはず。
柘榴はそのままリビングでサブローと戯れながら千刃を待つのだろうが、もし彼女が湯船に浸かっているようならば遠慮がちな声がかかるだろう。

「……ねえ、お風呂、一緒に、入って、いいかな?」
1001名無しさん@おーぷん :2018/11/10(土)02:55:24 ID:h1q()
//次スレです
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1541684134/
1000 : Over Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
※スレ主は1005まで投稿できるよ。次スレ誘導とかに使ってね


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