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ここだけ現代異能学園都市 -再生- No.11

1名無しさん@おーぷん:2018/11/08(木)22:35:34 ID:lt3()






──通知書 ■■■様
この度、貴方は審査の結果に基づいて、当学園の学生候補者名簿に記載されましたので、お知らせします。






●概要
 舞台は、都内に設けられた「異能学園都市」で、人口の七割を学生が占める異能力の研究・教育機関となります。
貴方はこの異能学園で生徒、または教師、あるいはそれ以外の誰かとして生活を送っています。

●校則(ルール)
 従来のなりきりの原則に基づき、確定ロールまたは著しく対処が困難なロールは禁止です。
また、これらの問題に付随し、ロール相手がアクションを拒否した場合、そのロールは破棄してください。
 本スレの進行は短文、中文が好ましいですが、強制ではありません。
なお、最後のレスから丸一日間、反応がない場合は、ロールを破棄して頂いて構いません。
 R18またはR-18Gは、良識の範囲でお願いします。

●キャラシート
 本スレにおいてキャラクターを作成される方は、以下のキャラシートをご活用ください。
ただし、必ずしも「記入しなければならない」といったものではありません。
なお、極端に対処が難しいと思われるキャラクターはイベントの扱いと同様(下記に記載します)に周囲からの裁定を受けて頂く場合がございます。
 キャラクター作成に際し、版権・非版権を問わず既存のキャラクターを流用するのはおやめください。

【名前】(難読漢字を使用する場合、フリガナも記載)
【性別】(特殊な属性を持つ場合はこちらに記載)
【学年・職業】(年齢もこちらに記載)
【容姿】(キャラクターの容姿など)
【性格】(概要に記載する場合は省略可)
【能力】(確定又は対処困難となる能力は不可)
【概要】(生い立ちや学園都市での立ち位置などがあれば記載)

●その他
 なにか困ったことや中の人の相談などは@wikiの議論フォームをご活用ください。
https://www65.atwiki.jp/inougakuentoshi/

●前スレ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1540901264/
2名無しさん@おーぷん :2018/11/08(木)22:35:50 ID:lt3()
●イベントシート
 本スレにおいてイベントを作成される方は、以下のイベントシートをご活用ください。
なお、イベントロールに際してのルールは、上記のルールに抵触しないように気を付けてください。
また、大規模なものを予定される場合は、必ず周囲の承諾を得てください。
 @WIKIにありますイベントフォームからの投稿も可能ですが、本人確認のため、こちらのスレで告知をお願いします。

【イベント名】(可能な限り分かりやすい見出しを記載)
【主催者】(イベントを計画された方の名前を記載)
【参加想定人数】(想定している人数を記載)
【概要】(イベントの概要や注意点など)
【ルール】(あればその旨を記載)
3名無しさん@おーぷん :2018/11/08(木)22:36:26 ID:lt3()
●ロゴタイプ

4名無しさん@おーぷん :2018/11/08(木)22:40:13 ID:lt3()








──巷を騒がせる"鏡"の魔手は、学園都市の関係者に容赦なく襲い掛かる。


 学生?警備部隊?教師?──それとも、陰謀を張り巡らせた張本人? 

 風紀委員、生徒会と学園上層部に蔓延するどす黒い陰謀とがぶつかり合って、その規模は、正に一点へと収束せんとするが。──
5名無しさん@おーぷん :2018/11/08(木)22:40:51 ID:lt3()
//11スレ目です
//中の人同士の会話は、このようにスラッシュをお付けください
6鈎取 吉音 :2018/11/09(金)23:43:31 ID:Qnc
//>>1

>>997
るせーな、布切れ一枚でガタガタ言うんじゃねーよ
いいよなー女はよ、目の前でパンツ脱いで売るだけで万札稼げるんだぜ?俺のパンツなんか逆に金払わねーと貰ってももらえねぇよ

【雑誌で叩かれた頭を手で摩りながら、はぁと紫煙と共に溜息、歯に衣着せぬ言い方である】
【そして、砂霧の指したバイトの内容をチラリと見ると、無言でその一部分に指をさす】
【そこには小さな文字で、『※当財団はこの仕事による如何なる事象において一切の責任を持ちません』……と、記してあった】

……三人一組の掃除でこんな文章載せるか普通?しかもこんな隠すみたいに
ぜってぇやべぇ場所の掃除だろこれ、人が死んだ場所の掃除とかそんなんじゃねぇの?
7有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/09(金)23:46:17 ID:dvX
//>>1スレ立て乙です

前スレ>>996>>999

ふぇっ!?閑無さんもっ…!!?

(突如声を上げる摩耶を見て、そこまででやっと閑無の存在に気が付く。まるで唐突に現れたそれはミスディレクションでも使われたかのような感覚で、まぁ実際それに近いことなのだが)

さ、撮影してたんですかっ…!?け、消してくださいぃっ……!

(自分の痴態が映像として友人のスマホに残るなど想像したくもない)
(そんな虚しい抗議をするものの、受け入れられるのかどうか)

え、えぇと…ひとまず、二人とも、こんにちはですっ…!

(二人のそんな居心地の悪さには当然気付かない、自分のことには敏感でも他の人のそう言った感情には無頓着)
(そして閑無に促されるかのように座らされれば、こうして三人で並んで座っているという状況に少しだけ歓喜して)

は、はいっ!私はゲームのことはほとんど知らないので、お二人の意見を沢山聞いて参考にできればと思ってますっ!
それでまずはゲームのジャンル、とか…話し合った方が良いのかなって……
8伏木霞 :2018/11/09(金)23:55:31 ID:hYA
//スレ建て乙ですっ

前スレ>>998
「出来ればそんな事態にはなってほしくないがわかった」
「誰が最初に狼扱いしたんだっけか……? ……男友達になんと説明しろと?」

女子への牽制はむしろ、彼女へのメッセージ報告で為されているようだ。そのためこう聞いたが、まあ強引な手法か誤魔化しに落ち着くのだろう。
一相手にスライディング紛いの奪取をした記憶が懐かしいものである。


「…………ああ、いっつも強かったよお前は」

自分の前ではほとんど泣いてはくれなかった。友人と喧嘩したときも、鏡の時も、ましてや喫茶店の時すらも。
泣いてほしい訳じゃないが、まだそこまで頼りには見られてなかったことが心のどこかで棘になって、今それが抜け落ちた。

心臓の音を互いの胸越しに聞いて、少しばかり気恥ずかしく思いながらも吐露された思いに答えようとして――寝息を耳にする。

「……お前は無力なんかじゃねえよ、時雨」
「お前はその先輩の本音まで聞き出してるんだ。――今度はきっと、皆と救えるはずだ」

「だから安心して、寝てろ。…………あー、まったく」
「我ながら情けないな……あったかい。――おやすみ」

誰にも聞こえてはいないだろう返事と本音。夜深く、それを告げて彼も目を綴じる。度々、目が覚めるのは仕方ないことであり。


「――……それじゃ時雨。頑張れよ、でも無理そうなら甘えに来い。またな」

朝方、彼女が目覚める前か、もしくはお互いに目覚めて別れる頃か。
いずれにせよ、彼の姿は朝には窓から脱け出した跡を最後に彼女の部屋から姿を消したことだろう。

//遅れてしまいましたが、こちらも〆ですっ
//こちらこそ深夜からお付き合いくださりありがとうございました、ロールとても楽しませていただきました……!
9睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/09(金)23:57:52 ID:pzs
>>999 >>7

(久しぶり……だけどあんなオーラを放っていたか閑無ちゃんは……)
(と、とにかく怒らせちゃったなら謝って……あ、いや……機嫌直った……っぽい?ゲーム作り様様かな……?)

「その……あとでその動画送って欲しい……」

有栖とは対照的な反応を返した。自分が写っていても興味はなく。有栖の兎耳を保存するという意味合いでのお願い。
可愛いものが好きなのは、彼女も同じなのだ

「え、えと……二人ともこ、こんにちは。久しぶり……そ、その……」
(何故私を挟む……!?挟まれるなら背の高い閑無ちゃんの方がむいているんジャマイカ……!?)

奇しくも、左右を美少女に挟まれている配置になる。それはもう。友人のいなかった彼女にとっては夢のようで。それと同時に……
――何故か、恥ずかしがっている。もじもじと膝の間で指同士をつつき合わせて。左右どちらも見れずに俯いた

「じ、ジャンル……か。えっと……私は多賀宮さんの作りたいのでいい……と思うけど、そもそもジャンルに明るくない……のかな?」
「……えと、発案者の多賀宮さん。が、文芸部って……事で……ノベルゲーとかいいんじゃないか……って思った」
「文章を読み進めていく系のゲーム……って言うとわかりやすいかな……そういうツールもいくつか調べては見たんだけど……」
10前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)00:15:42 ID:Qoq
>>7

「ええ、有栖ちゃん。いるわ」

【ミスディレクションだったり、ステルスモモだったり、石ころ帽子だったり、能力の原理としては近いので有栖の感覚は間違っていない】
【そして、片手をひらひらと泳がせながら、地味に存在をアピールしてみる】
【彼女達ならば心配ないかもしれないが、こうでもしないと――というかアピールしても存在を忘れられてしまうので】

「ええ、いいわよ摩耶ちゃん……後で個人に送っておくわね」

【そして有栖の懇願はスルーされ、摩耶の要望に対する答えが、そのまま抗議に対する答えになるのだった】
【そうして二人並んで座ったのならば――閑無自身は特に居心地が悪く感じているわけではない】
【ただ、摩耶のその姿を楽しみながら。制服の上着のボタンを、一つ、また一つ、と外していく】

「ええ、二人とも、こんにちは――――あらたまって挨拶されると、なんだか恥ずかしいわ。ね?」

【そうして上着を脱ぎ去ったのならば、椅子の背もたれにそれをかけて】
【間に摩耶を挟みながら有栖の挨拶へと返答を。そして俯いている彼女へと向けて、意地悪く同意を求めながら】

「……私も賛成ね。ノベルゲームなら……型○作品もフリーのツールで作られてたりするし」
「立ち絵を用意するだけで、絵を動かす必要もない……そう……聞きたいんだけれど。担当はどうするの?」

【ノベルゲーム。その提案には賛同しながらも。ここで一つ、ずっと気になっていたことを聞いてみる】
【まさか全員が同じ作業をするわけでもないのだから――それに。現状彼女達の能力が、余りにも未知数だ】

「シナリオライターは有栖ちゃんでいいだろうけれど。立ち絵、音楽、演出、システム……それでも必要なものは多いわ」
「……何か、この中で出来ることがある人、いるかしら」
11前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)00:17:29 ID:Qoq
/安価抜け……>>7>>9宛です……!
12詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)00:34:45 ID:sUk

高等部長の死亡、交代。実質的に計画の最前線に居た人間が落ちる。抑えつけられていた真面側の行動がここに来て功を成していた。
対して、計画を進める側としても、終点となる候補は出揃って来ている。いかなる形であるとしても、結末はそう遠くないのだろう。

好きな願い事が一つだけ叶うのなら。もしもそんな、御伽噺があるのなら。
普通の学校で、普通に勉強して、気の合う仲間とくだらない遊びをして、優しい両親におやすみを言って眠りたい。
それは御伽噺でしかなかった。けれどその断片が、もしかしたら掴めるかもしれなくて。

手元の端末から”芽”となる生徒の情報を送る。

(主導者が誰かは恐らく伝わった。
 けれど、今すぐに止まる事はない。権力が違いすぎる。)

正面から排除するには、生徒達には相手が悪すぎる。
未だそれだけの情報は集まって居ない筈。計画の核となる鏡の生産上、そこを抑えられない限りは心配は不要になる。

放課後の廊下。誰も居ない教室。中はほんのりと茜色に染まって。
なんとなくその中に。最後尾の席に座って、チョークの残った黒板を眺める。
誰も居ないんだから、おかしな者は誰も居ないんだから。この時だけは、夢想が現実のように感じられる。
後、少し。それが本当に現実になるかもしれない。
13花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/10(土)00:55:51 ID:G0r
前スレ>>1000

「じゃあ、お言葉に甘えて…ゆっくり浸からせてもらおっかな!」

家主である柘榴の了承を得るや否や、楽しげな言葉とは裏腹に余裕がない動作でドアを開く。
去り際、彼女のずっと保っていた作り笑いは思い詰めた無表情へと変わった。


湯を張り終わり、浴室に入ってから体感で10分程が過ぎた。
千刃はピンク色の入浴剤に染まった絶妙な湯加減の中で、瞬きもせずに水面の自分を見ていた。

「千尋……………」

音を立てず、膝を抱える。彼女は何かがその姿を移すたび、この世に一人残した妹の事を深く思わずには居られなかった。
千尋と千刃は、年の差しか違いがない程にとても似ついて生まれた。彼女は千尋を心から愛し、身に代えてでも、自分の命を差し出してでも守りたいような、愛しい存在だった。

そして、実際――――――――――

「っ…」

彼女はこうして暖かい湯船に身を預けていてすら、"あの時の事"について考えるだけで心が張り裂けそうになる。

そしてこの気持は多分…自分だけの意志ではないのだろう。
あの時、柘榴の姿に見た、暖かく火照った肌に透き通って秘められていた胸が捩れるほどの「温もり」。
千刃は彼女の温もりを、生命の灯火を奪ってでも手に入れたいと刹那に、考えてしまっていた。
そんな事は狂っている、そういう覚えはあっても、止められない。
腹を竦ませ、胸を突き破るかのごときあの衝動を、二度も止められる気がしなかった。

やっぱり私は………。


「ぁ……」

柘榴の気配を感じたのは彼女が諦観に心をやつし、整った鼻先が水面に触れたのと同時だった。
千刃はその徐の求めに心臓をぴくんと跳ねさせた。

自分は、どうするべきなのだろう。

「………」

どのみち、これは私であって私じゃない。
やっぱり私は、彼女を傷つけたくはないから――――。

彼女は心に決めて、呟く。

「………………………いいよ」

熱気にくぐもった部屋に隔たって、聞こえるか怪しい程の小さな承諾。
どうせなら、聞こえないで居て欲しい。そんな思いに胸を詰めながら、彼女は柘榴を待つ。
14海原ミナミ :2018/11/10(土)01:06:27 ID:1nS
>>12

【静寂を破るようにがらり、と黒板側の扉が開く】
【そこに視線を向けたなら、寒さに対するものとしてはまだ少し早い赤茶色のコートを羽織り、ぼさっとした長めの赤毛を携えた少女が視界に入るだろう】
【海賊部船長、海原ミナミ。少年の目には、「おかしな者」として映るかもしれない……】

「おっと、先客かい……」

【彼女がこの教室へ訪れた理由は、ただの偶然】
【ここ最近海賊として「鏡」を追うも、空振り続きの逆風まみれ】
【つかの間の休息を求め、船の錨を下ろせる凪を探してやってきたのだ】
【行儀悪く最前列の机に腰を下ろし、足を組んでふうと一息】

「……アンタも、疲れたのかい?」

【少年が「鏡」の計画において重要人物であるともつゆ知らず、同じ港に居合わせた人間としての世間話のノリで、少年へと語り掛けるだろう】
15麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)01:12:55 ID:Qoq

【I hold the world but as a world, Gratiano,】

【A stage where every man must play a part.】

【And mine a sad one.】

【この学園都市に幾つか有する、麟童最果が有するマンションの一室にて。金の鏡を掌の中で弄びながら、その指令を反芻する】
【素養のある生徒一人を、金等級へと昇格させろ。そして恐らくは、麟童最果の役目はそれで終わり。最後に齎されるのは、恐らくは】
【因果は巡る。麟童が今までそうしてきたように、麟童もまたそうなろうとしている。いつかそうなるだろう、という覚悟はできていた】

「この世は舞台であり、人は皆、役者だ」

【麟童最果は決して脚本家ではない、天使というのは、言うなれば物語を展開させる為の神の都合のいい人形だ】
【そしてその役割を終えたのであれば、最後に齎されるのは、どんな形であれ“退場”だ】
【それが運命であり、描かれた脚本であるのならば。麟童は、危機としてその役目を果たし、そしてその退場までも演じ切ってこそ】


【The night is long that never finds the day.】


「永くとも、明かない夜はない。それがどんな朝であれ――――」


【側端のスイッチを押し込めば、鏡が開いてそこには虚像が映し出される】
【瞬間、そこに立つのは異形の天使。それこそが、麟童の纏う最後の衣装であった。そして遂行さえしたのならば】
【その先には、“続く者”がいる。演劇を続ける者がいる。ならば】


「――――演じ切ろうじゃないか」


【ゆらりと、その身を起こす】
【すぐにここにも捜査の手が入る。最早安寧は存在しないだろう――速く、疾く、舞台に立てと、背中を押されているように】


/ソロールですっ
16詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)01:14:00 ID:sUk
>>14
明らかに校則を意識すらしていない服装、容姿。あまり得意じゃないタイプ。
そう言えば海賊部だったか。意味不明の部活を開いていた女かと思い出せば、やっぱり尚更得意じゃない。
ああもう、その気品のカケラもない脚の組み方はどうにかならないのか。

「疲れているように見えますか。そのつもりは無かったのですが。
 何分仕事が多くて。やりがいはあれど見た目には出てしまうのでしょうか。」

そんな思考が視線に現れぬように、学帽の鍔を目深に下ろして。視線を隠した。

「貴方も疲れているのですが。
 海賊と言う言葉は、疲れとは無縁に聞こえますがそうでもありませんか。」

口にしてから、少し嫌味にも聞こえるかと自覚した。
全く確かに疲れているらしい。
17有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)01:17:30 ID:5bS
>>9>>10

(閑無に有栖と名前を呼ばれたところで、摩耶には自分のことを名前で呼んで欲しい…ということを伝えていなかったことを思い出す)
(自分を変えようと決意して閑無に名前で呼んでと言ったのだが、摩耶はそれを確か知らない。摩耶にもどうにかして、伝えなければならないのだが……)

な、なんでですかぁっ!?

(なぜか送りつけられるという回答に涙目で反論。あんな動画を残してしまうなんて、恥ずかし過ぎる)
(そしてボタンを外していく閑無を尻目で見れば今日はそこまで暑くないのに、とその意図にはやはり気付けず)

ノベルゲーム…は、はいちゃんと調べてますっ!テキストを読ませるというゲームですよねっ!

(ちゃんの予習バッチリだ。ノベルゲームというゲームのジャンルについてもばっちり)
(それに確か作りやすいということもネットで見聞きしたことがある、ゲーム作り初心者の自分たちにとってはやはり当然の帰結なのかもしれなかった)
(そして、ついに出てくる誰がどんなことをするのか、という話)

えっと…それでは、僭越ながらシナリオは私が考えます
それで……絵は、流石に厳しいです。音楽も、同じく……
でもっ!プログラムとか、勉強すれば分かることなら…!!

//すいません…遅れました…!
18海原ミナミ :2018/11/10(土)01:29:00 ID:1nS
>>16

「へ~ぇ。仕事ってことは、委員会か何か?そりゃあご苦労さん……けどね、疲れてようが話するときは、ちゃんと目を見て話すもんだよ」

【机からすたっと滑るように降りて、最後列までつかつかと歩き】
【少年の目の前まで行けば、下ろした学帽の鍔をつまんでそこらの机の上へ放り投げようとするだろう】
【少年が生徒会長代理であることには気が付いていない。放送の時、疲れが出て寝ていたのだ……】

「一流の海賊ならそうだけど、私はまだまだだからね。今追ってる、噂のこいつが難物でね……おまけに船員も最近見ないと来た」

【嫌味に聞こえている様子もなく深いため息と同時に、懐から掌大の「鏡」を取り出す】
【量産品ではないオリジナル……鏡伍姫から奪ったものだ】
19睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)01:33:11 ID:0ei
>>10
>>17

「……ふひ」
「じ、じゃなかった……ありがとう……」

言うなれば。友人が気を抜いている姿を欲しいと言っているようなもの。
不気味な笑いと合わせて。有栖はもしかしたら嫌悪感すら抱くかもしれないが……これが彼女である。オタクは欲望に素直。その対象が美少女ともなれば確保に走るのは当然

「……あ、あついの?閑無ちゃ……っ!?」

――またこの感覚。コスプレをさせて。二人きりの更衣室で艶めかしく脱衣をしていた友人のその姿。あの時開いてしまった性癖
開いていく胸元。その白い肌へと吸い込まれるように突き刺さる獣のような、鋭すぎる視線、鼻の奥がつんと熱くなる感覚。口癖のようなエロい。という言葉が出てこずに、鼻の頭を指で抑えた
ふわふわとしたそれに飲まれそうになった彼女は……
――刹那、首の筋を痛めかねない勢いで有栖の方を振り向いた。しかし誤魔化そうとしても。開かれた胸元に見入っていたことは。ほんのり桃色に色づく耳が物語っている

「そ、そうそう!多賀宮さん……!わかりやすいと思って……!あ、あと……っ、小説書いてる多賀宮さんならシナリオやるかな……って、おもってたっ……!」

そのままの勢いで。引くに引けなくなって手すら握ろうとしていた。それはもう、体ごとそちらに寄る勢いで

「……え、えと。絵ならちょっとは書ける……よ?音楽は……耳コピならしたことあるけど……」
「えと、お、音楽は……一つその作品のメインテーマみたいなのをつくれば……アレンジしたりテンポを変えたりすれば……ある程度使いまわせる……よね?」

//おきになさらずー
20霧亡柘榴 :2018/11/10(土)01:34:24 ID:OTI
>>13
その了承の意が果たして千刃にとって吉と出るのか、それは生憎と今の時点では明確ではないのだが。

「うん、ちょっと、待ってね」

柘榴にとっては喜ばしい言葉でしかなかったことを、心なしか弾んだ声の調子から読み取るのは易いことだろう。
輪郭の曖昧なガラスの向こう側の小さな声でも、返事を心待ちにしていれば聞き取れるのは当然のことで。
しばらくその場を離れたかと思えば、戻ってきて自身も湯浴みの支度。衣擦れの音が波の合間に響く。

ややあって、浴室の扉が静かに開かれる。色白の部類に入る小さな身体が湯けむりをかき分けた。
蛇口を捻ってまずシャワーで身体を流す。瞬く間にお湯を含んで鈍色がより濃い灰を呈し、肌には仄かな朱がさす。
それからゆっくりと足からピンクのお湯に挿し入れて、千刃の隣に腰を落ち着けようやく大きく一息つくだろう。

「誰かと、お風呂、久しぶり、だったから」

不意に語るのはそんな些細な、浴室への乱入の言い訳じみたこと。
本当は人と風呂に入りたがる年でもないのだけれど、一人だけの浴室ばかりの毎日はどうしたって飽き飽きしてしまう。
湿度の高い空間の中の息遣いが二つもあるのが新鮮で、ふにゃりとどこかはにかんだ笑みを向けた。
頬の紅潮は身体全身が温まったせいか気恥ずかしさか、おそらくはその両方で。
お湯の微睡みだけでは足りないとばかりに、肌を千刃の方へと寄せた。

「身体、洗って、あげようか?」

結局それは千刃の葛藤など知る由もない、どこまでも残酷なまでの無邪気さに従っただけの言葉でしかなく。
21詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)01:37:59 ID:sUk
>>18
その手にはたいして力は籠って居ない。簡単に剥がれて、机に。
露になる視線は驚愕半分嫌悪が半分。但しそれは一瞬で取り繕われる。
人のよさそうな、穿ってみるなら胡散臭い、そんな視線に。

「生徒会、ですから
 ……成程、ちょうど私もそれを追って居るのですよ。」

腕には腕章。会長代理の文字。
半分の驚愕、その意味は目の前に差し出されたそれが明らかに量産品ではなかったから。
オリジナルを持つ人間など限られる、把握していない流通があるとすれば出所は推測できる。

「危険物ですから。ただの手鏡でないとわかっているのでしたら、危険性も理解していただいているかと。
 出来れば、手渡していただきたいのですが。」

体制側に居る人間としては当然の反応、そして少しだけ探りを入れた。
どの程度この鏡について理解しているのか。対して知らないのであれば適当に回収して終わりだが
22前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)01:50:46 ID:Qoq
>>19
>>17

「無防備なのが、いけないの」

【彼女に落ち度があるとするならば、オタク二人の前で隙を晒してしまった点にあるだろう】
【美少女はもっと警戒しなければならない――これがまだ友人の前なのだから】
【摩耶へと乗っかるような形で、によによと口元に手を当てて笑いながら。彼女が叫ぶ姿も堪能するのであったとさ】

「――――ええ、ちょっと。気にしないで、いいわ……っ」

【そう、これだ。これを求めていた。獣のような視線、体の奥底から湧き上がる、ゾクゾクとした寒気のような快感】
【そしてその反応もあってこそ――――ごまかそうとする彼女の動きは、然しその縋った先の有栖の無邪気さによって、寧ろ浮き彫りになるほどで】
【向こう側へと顔を向けてしまったことだけは、残念だったが。それならば、同じように、有栖の方を向くだけだ】
【……ほんのりと桃色に染まった耳元の写真を、撮影したのであれば。有栖へと向けて、口元に人差し指を当てて、“黙っていてね”と無言のお願い】

「私は……絵はアナログで少ししか描けないから。摩耶ちゃんにお願いしてもいいかしら」
「……やっぱり重要なのは、絵と、シナリオだから」

【ノベルゲームで最も重要要素は、やはりその二つだ。いくら音楽や演出が良かろうと、その二つが駄目ならばどうしようもないのだから】
【故に、作品の主軸を作る要素を二人が担当するならば、他のことをやらせて、そのクォリティが落ちることは避けたい……】
【無論、音楽作りを片手間で出来るとも思っていないが。摩耶の言う通りにある程度の使い回しをする、と言う手段や、フリーのものを使うという最終手段も無いわけではない】


「……演出、音楽。プラグラムの関係は、私が担当するわ。二人には、シナリオと、絵に、集中してもらいたいわ」
「ノベルゲームならば、分岐もあるだろうし。その分シナリオも、CGも用意しないといけないし……一番大変なところだから」
23海原ミナミ :2018/11/10(土)01:58:39 ID:1nS
>>21

「生徒会……ふぅん。会長代理ってことは、アンタ偉いのかい?」

【一瞬見えた地に、ふっと笑って】
【腕章を見て飛び出たのは、小学生並みの質問】
【最も偉かろうが偉くなかろうが、ミナミの太平洋のごとき大きな態度は変わらないのだが。これでも高校一年生】

「またそのセリフかい?こないだも小生意気な、海賊のことを全然わかっちゃない奴に同じこと言われたよ」
「こいつは私が獲った宝だ。獲ろうってんだったら、覚悟してもらわなきゃいけないよ」

【「小生意気な海賊のことを全然わかっちゃないやつ」は、偶然出会った生徒会副会長のうちの一人……神名深月であるのだが、知る由もなく】
【手を出していないからか、まだ戦利品を自慢するテンションのまま、不敵な笑みのまま】

「ま、最終的に全部分捕るつもりじゃああるんだけど、風向きが悪くてね……この鏡無限に作れるとか言ってたあのみょうちきりんな女はどこを探せばいいのか分からないし、工場とか言うのも見つかんないし、黒幕って話の高等部長へ突っ込もうと思ったら先を越されたっぽいし……」
「生徒会長代理ってんだったら、何か知らないかい、アンタ?」

【愚痴りたかったのか、相手が黒幕の一味であることにも気付かず、べらべらと直近の空ぶりっぷりを語る】
【因みに、情報もすべて「みょうちきりんな女」こと鏡伍姫からのものだ……】
24有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)01:58:45 ID:5bS
>>19>>22

むっちゃんまでぇ…!?
む、無防備って、だってつい眠くなっちゃって……

(お礼を言う摩耶を見れば更に涙が)
(しかし嫌悪感なんて抱くはずもない、そもそも初めて会った時から色々と特殊だったし、今更こんなことで彼女への評価は変わりやしない)
(それは一種の信頼のようなもので、まだ出会って日が浅いのに変なことだろうけど、やっぱりどこか同類と感じさせてしまうところがそうさせているのだろうか)

はひっ!?は、はいっ…わ、私もっ……出来るのなら、したいなって…思ってたので、嬉しいですっ……

…………?

(手を取られて握られれば僅かにその頬は朱に染まり、しどろもどろになりながら言葉を紡ぐ)
(唐突の視線変更、その意図には――――やはり気付けない。見れば摩耶の奥では何やら閑無が摩耶の写真を隠し撮りして、こちらに人差し指を口に当ててジェスチャーをしている)
(なぜだかは分からないが、とりあえずここは黙っておいた方が良いのだろう)
(………ただここまで来て、ずっと慣れないことをしていれば身体も暑くなってくるというもの。若干汗ばんだその手から摩耶も感じることができるだろうか)
(摩耶が手を離したなら、少しだけ有栖もボタンを開ける。慣れないことをするとすぐ熱が上がってしまうのがやはり悪い癖だ)

い、いえっ!!絵とシナリオだけが、重要じゃないと思いますっ…!!
絵とシナリオだけじゃ物足りない…それを彩ってこそ、初めて作品になるんじゃないかってっ…………
す、すいませんっ…!ゲームのことはまだ全然詳しくないのに、なんか語ってしまってっ……!

と、とにかくシナリオは了解しましたっ…!えぇと、それで……攻略…?できるヒロインは何人にしますか?
25詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)02:08:07 ID:sUk

>>23

「偉いという意味ではありませんよ。
 ただ、貴女達生徒を守る責務を負う者、そう言う意味を持っています。」

学帽を回収し、切り揃えた髪の上に乗せて。
視線は隠さない。これで文句はないだろうとでも言いたげ。
言葉と態度が一致しないのは彼の癖。

工場、その言葉を聞いて一瞬だけ視線が揺れた。あの女、どこまで喋りやがった。
ただやみくもに探して見つかるような場所じゃないとしても、致命打になりかねない。

「その鏡、一度でも見てみましたか?
 見て居れば危険性はわかるでしょう。それは貴方だけでない、船員にも危険を及ぼすでしょう。」

「……聞いてます?
 その高等部長は先日交代しましたよ。なんでも、生徒との事故で亡くなったと。」
26睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)02:10:53 ID:0ei
>>22>>24

(うごご……更衣室の一件以来どうしても他の子の肌に目が吸われる……うごご。なぜだ……)

それは誰もが持ち合わせるもの。性癖と言っても過言ではない。
思春期の多感な時期は、色々なものに影響を受けやすく。それが鮮烈であればあるほど。若い感性はそれを全力で受け止めてしまう。
元々腐女子であった彼女は男子生徒を目で追うことが多く。一般的な人間より人の肌に敏感であったがために。更衣室での一件は輪をかけて彼女の心に衝撃をもたらしていた

――その分、無邪気な有栖の様子は確かに癒し足り得るもので。
あらゆる意味で目に毒な光景から外れた視界は。ふにゃりと崩れた、可愛い反応を返す有栖へと向けられる。前髪で隠れた視界は。どこを見ているのかわからないが

(これが萌えか……)
「っ……と、っ、と……ご、ごめん。」
「多賀宮さんがし、シナリオかいて……さ、それをゲームとして配れたり。は、販売出来たら……た、多賀宮さんの書いたシナリオが読まれる……んだよね。」

謝ったなら、慌てて、その手を離した。汗ばんだ自分の手は気持ち悪いかな。なんて思って。
――そうして彼女の視界は。開かれていくボタンの内側。白い肌に向けられて。その瞳が再び獣性を帯び始め――
有栖はもしかしたら、刺すようなその視線に気づくかもしれないし。そうでないかもしれない

(な、なぜ脱ぐ……!?冬だぞ……!暑くないよね!?い、いや……暑いのかもしれない……私が寒がりなだけかもしれない……っ!)

刹那、再びぐりん。と。今度は自分の膝に視線を映した。
ややいっぱいいっぱいになりかけている彼女は。桃色に染った耳を赤く染めていき

「……攻略対象は……二人、か三人位が妥当……だとおもう……洒落じゃない」
27花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/10(土)02:23:30 ID:G0r
>>20

「ううん。もう洗ったから…大丈夫…」

その柔らかい肩が、太腿が触れると同時に、彼女は声を震わせ、鼓動をひどく逸らせる。

ただ温かいだけのお湯では決して感じられない、直の肌の感触。
隣の彼女の体には、透き通った肌がある。幾重にも分かれた、美しい管が流れている。
その先には、暖かい血が流れている。その中には――――。

千刃は鮮やかな艶を纏った桃色の髪を水面に垂らし、目を閉じて顔を沈ませた。
…気が狂いそうだった。そんな事はしてはいけない、理性に先行して、そんなちっぽけな物は影にするほどの大きい"欲望"。
それが何よりも、彼女の一番深いところの"温もり"を欲していたから。
28花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/10(土)02:23:32 ID:G0r


「柘榴ちゃん」

耐えきれないものが一息に爆ぜるように、飛沫を散らして千刃は柘榴の眼の前に立ち上がった。
日頃は十分に運動をしているだろう、そう伺わせる張りのある腰や胸の、彼女の女性らしい体つきが、暖色の照明にすぅと晒される。
彼女の目を引くのは、決してそしてそれだけではなかった。

それは、千刃の胸部の間から僅かに顔を出す"異物の縁"だった。

「…………………見て」

濡れた桃髪の奥から物憂げに視線を落とす。
彼女は自らの乳房を両手にすると、胸に挟まったそれを柘榴へと見せつけるようにしてゆっくりと広げた。

それは胸に隠れるように嵌まった、綺羅びやかな銀渕に囲まれる、清く風景の射す鏡だった。
柔肌に浮き上がる"印"は、持ち主の生命をすべて否定するような―――そんな、明らかな異質感を示していた。

「…これが、私。」
「私は、…鏡の怪物なの。鏡を拾った妹に、望まれて生まれてきた、彼女の欲望の表れ」

千刃は底のないほど悲哀に満ちた瞳を水面に向けて、自らの出自を赤裸々に語り出し始める。

「私は5年前、攫われたあの子を助けに行って…ひどい傷を負った…。隠れたのは真冬の倉庫でね、とっても寒かった」
「彼女が生きればいい。そう思って、私は千尋にぜんぶの『温もり』をあげた。でも、だからなのかな……」

鏡の縁に片手を添え、震えたてつきで強く握りしめる。
涙に溢れた大きな目で、彼女は柘榴を見上げた。

「私は……今、あなたの『温もり』が欲しくて、欲しくて、欲しくて……たまらない、たまらないの…!」
「…きっとこんなおかしな気持ちは、鏡のせいだよ。ついさっき……私の"欲望"は、たとえあなたを殺してでも、それを欲しがった」

覚束ない呼吸に、荒く胸を上下させる彼女。
鏡の欲望は、自分でも制御できない……そんな葛藤が見る者には手に取るように分かった筈だ。

「……醜い、怪物…なの」

暗い心を包み込む、全てへの諦め。千刃は最後に、両の手を力なく下ろした。
私の存在は、最愛の妹である千尋の望む事。私の存在は、それを満たす事でしか完成されない。
だけど、それは…きっと、誰かを傷付ける事だと知っていた。
29前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)02:27:29 ID:Qoq
>>26
>>24

【向こう側へと移った視線――――その理由は、彼女が制服のボタンを開けたことによるものだろう】
【そして彼女に突き刺さる視線は、一つだけではない。摩耶のものと重なって二つ、突き刺さるほどに強烈なものではないが】
【無邪気、それを維持したまま、いやだからこそ晒される白い肌――可愛らしい顔立ちに、それが合わさったのであれば、閑無からしてみれば】

(……勝ち目が無いわ)

【自分では――――可愛らしさの欠片もない自分では、全く勝てないじゃないかと】
【少しだけ、しゅんと肩を落とした。摩耶の視線はまた移り、自身の膝の上へ――今更ながら確信するが】
【あの“視線”に関しては、彼女の物で間違いないと。そして何より、彼女は……いや、今まで散々そう言われてきたが】
【確かに、確信する。彼女は、“好き”なのだと――――】


「待って」


【攻略対象ヒロインの話に入った途端に。閑無は挙手をしながら、彼女達のそれに割り込んだ】
【人数に対して、文句があるわけではない。彼女達が、それで描けて、書けるならば】

「普通のギャルゲーにするの? 乙女にするの? 百合にするの?」
「厨二系バトル物にするの? それとも恋愛主軸の泣きゲー?」

【ノベルゲームとなれば。攻略対象のヒロインの話についてはまあ、当然だろうが――問題は、その“ジャンル”になってくる】
【演出、BGMに関しても、どうするかで雰囲気が変わってくる……ちょっと早とちりしたかもしれないが。どうしても聞きたかった】
30海原ミナミ :2018/11/10(土)02:30:14 ID:1nS
>>25

「成程、そりゃまた随分重い積み荷だ」

【目を出すように帽子を被りなおした少年を見て、それで良しと言いたげに胸を張る】
【ミナミは感情常にダダ洩れ、少年とは対極と言っていいだろう】

「あー……見て見たけど、言うほどじゃなかったね。確かに宝に囲まれた海賊らしい私は鏡に映ったけど、それだけ」
「海賊が宝を求めるのは当然の話で、海賊になりたいのも私自身重々承知の話だし、今更見せられてもねぇ。もうちょい凄いもの見せてくれるかと思ったんだけどさ」
「進化するって話だからそうなれば、何かしら使い道が見つかるのかもしれないって思って、肌身放さず持ち歩いてみてはいるんだけどね……中々」

【残念そうに鏡を掌の上で弄ぶ様子には、演技らしいものも何もなく】
【強烈なエゴの賜物か、はたまた欲望に飲まれるようでは海賊は務まらないというのか】
【少なくとも現時点では、「フェイタルミラー」による影響はない様子】

「そっちこそ聞いてるかい?あのみょうちきりんな女の話を鵜呑みにしたかないけど、高等部長が黒幕とかなんとか言ってたからね。きっと外道院の姉御辺りか、別の海賊に先越されたんだよ!あー、悔しい!」
「ホントになんか知ってることないのかい、生徒会長代理さん?」

【先を越されたことに対する地団太を踏みながら、諦めずに何かしら知っていることを聞き出そうと問う】
31詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)02:39:58 ID:sUk
>>30

この女も、鏡を見て何の変質も起こさないタイプ。
あの女の場合は、おそらくは何の悩みもない故。対して彼女は、欲望を認識したうえで変質を起こさない。
忌避するであろう欲望を受け入れているのか。鏡を克服する前例はあった、その同じ類か。

「……先ほども言いましたが、私は貴方を守る責務を負う者です。
 仮に何かを知っていたとしても、貴女に情報を与える事は出来ません。」

当然。それが生徒会としての反応である。が

「その鏡は恐らく本物です。それでいて、何の変化もない人間は初めてです。
 協力者、と言う形であれば情報を提供できるでしょうか。
 共に鏡の真実を追う、貴女の流儀にのっとるならば同盟船、でしょうか。」
32砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/10(土)02:56:48 ID:9f2
>>6
//申し訳ありません、寝落ちしてしまっていました……!
//お返ししておきますが、今から続けるのは厳しいので、凍結か、破棄をお願いしたいです……
//私の方から絡んでおいて本当にすみません……


パンツぱんつ連呼しないで下さいよ……っていうか目の前!? 絶対無理むり――!

【声が大きい、と息をひそめて再びぽかり叩こうと】
【更なる追加情報に己が右肘を抱き締めて身を引く】
【見知らぬ人の前で、だなんて考えただけで恐ろしい】
【需要の深淵を覗いて、底知れない闇の断崖に立たされた気分。ぞぞ、と鳥肌が立つ】
【同時に、早いところちゃんとしたバイトを探さなければと奮い立つが】

も、もしかして線路に飛び降りた人とかの? いやいや、まさかでしょ。――ないよね?

【まさか掃除と書いて処理と読む方のお仕事だとでもいうのか】
【マグロ運びだとかなんとか、隠語にかけて聞いた事がある様な】
【彼の指先を見れば、確かに隠すようなこじんまりとした一文が段々怪しく見えて。慌ててページを捲る】

……――じゃあ、これは? ケーキ屋さんか、デパートとかっぽいし……

【ケーキ関連のお仕事。パティシエかな? なんて遠い目で現実逃避しているが、1日1ホールの文字で流石に何かを察したようで】
【心なしか声のトーンも低い。それでも一縷の希望をかけて縋るように横目で彼を見る】
33海原ミナミ :2018/11/10(土)02:57:30 ID:1nS
>>31

【仮にミナミが変質しない原因が、常人なら忌避すべき欲望を受け入れているからだとすれば、ひとえに「海賊」としての在り方によるものだろう】
【海賊の初歩は「宝」を求めること、即ち、欲望を抱くことにこそある】
【何を欲しているのかを自分自身でしっかりと把握し、目的地への正しい方向に欲望を向けられなければ、それはただの無法者であり、海賊ではないのだから】

「またあの小生意気な奴とおんなじことを……私は海賊だよ?守ってもらう必要なんて……」

【頑固者めと顔を顰めるが、次の申し出で一変、ニヤリと笑って】

「…………へぇ?委員会とか生徒会っていうのは、言っちゃ悪いけど頭の固い連中ばかりだと思ってたけど、アンタはそうじゃないのかい?同盟船、いいじゃない……面白いよ!で、条件は?」

【このような局面で旨そうな話に即座に飛びつく様な海賊は三流だ】
【宝を巡る同盟なのだ、そこをはっきりとさせておかねばならない】
34霧亡柘榴 :2018/11/10(土)03:11:13 ID:OTI
>>27-28
千刃の感情の揺らぎを映したかのように、水面が激しく波打って波紋を覆い隠す。
急なお湯の流れに任せて身体を離し、首だけが緩慢とした動きで立ち上がった千刃を追う。
最初はきょとんと、次いで視線を少し下に移して僅かに目を見開いて、ただそれだけ。
話に聞き入っている間も、表に晒す感情は凪いだまま。驚愕も恐怖もせず、さりとて好奇に目を輝かせるわけでもなく。
胸元の鏡、それから全身を眺めて女性的な身体に嵌めこまれたそれの異物感を再確認。
浴室の中でも曇らない静謐さを湛えながらも、人の身と一体化しているだけで言いようのない忌避感を催すような。

「……そう、だったんだ」

千刃の独白が終わってようやく、ほんの短い言葉を絞り出す。
項垂れる千刃につられるようにして視線を落とす。お湯はまだゆらゆら揺れて、中途半端に照明を反射して煌く。
彼女の言う『温もり』の意味を、かつて何が起こったのかを、それをどうすれば得られるのかを理解できないほどに柘榴は幼くはない。
理性と欲望の狭間で苦しむ彼女から、見ていられずに逸らした瞳は痛ましさに霞む。
自分にその矛先が向いていたと白状されて怒ることこそないけれど、同情や憐憫に近い情は確かに胸に芽吹いていて。
どうすれば解放させられるのだろう、なんて考えても簡単に答えが見つからない問題なのは明白。それでも模索せずにはいられない。
あるいはもっと簡単な解決法があるのだろうけど、致命的に情報の欠如している彼女がそこに思い至ることはなく。
不意に立ち上がって並び立つ。片手を取り、しっかりと桃色の瞳を金で捉えて見上げる形。

「二人とも、ずっと、寒かったんだね」

その『温もり』が身体から失われる感覚を彼女はまだ知らない。けれどどれだけ頑張っても想像すらつかないから、それだけ恐ろしいことなのだと思う。
与えたら自分の分が足りなくなって、補うには人からもらうしかなくて、その感覚が忘れられなくなって。
あまりに悲しい連鎖だと、胸を痛めるのは傲慢なのだろうか。

「わたしは、五年前と同じ、『温もり』は、あげられない、けど――」

身体を寄せて、もう片方の手を腰に回す。素肌と素肌が密着してお互いの体温を伝える。
それは体内を巡る真っ赤な生命の鼓動とは、また違う熱かもしれないけれども。

「これじゃ、駄目、かな」

心音、触覚、濡れた髪が皮膚に張り付く感覚。
そして何より異なるのはお互いがお互いの『温もり』を感じられることだろうか。
腕に入った力はきっと、自分に出来る手段でどうにかして『二人まとめて』温めてあげたいという想いの表れ。
35詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)03:12:52 ID:sUk
>>33

「その鏡によって起きた変化、そしてあなたが手に入れた鏡についての情報を提供してください。」

問題はこの女をどこまで利用できるか。成長するなら最高のリターンだが、そこまで期待できるほど現状余裕はない。
あの女と接触があるならその動向、そしてこの女自身の動きを把握することが主か。

「代わりに、私も知っている情報を提供します。」

当然すべてを話すわけじゃない。
ある程度、情報を小出しにするだけでも相手にとっては十分な戦果に映る筈。
交渉としては上々の筈。

「前払いとして一つだけ。
 高等部長の死は実際に事故の線が強い。風紀委員も生徒会も動いていません。
 そもそも彼らが動いていたなら死はあり得ません。」
36海原ミナミ :2018/11/10(土)03:41:32 ID:1nS
>>35

「変化……さっき言った通り今のところ何ともないけど、まさか私を標本にでもする気じゃないだろうね?」
「ちゃーんと、私にとって価値のある情報は持ってるんだろうね?言っとくけど、私が欲しいのは宝に繋がる情報だ、誰が被害にあったとかそういう話じゃないからね?」
「そりゃそうだ……生徒会はともかく、あの私掠船(ふうきいいん)連中がそこでしくじりゃしないだろうしね」

【幾度となく風紀委員を相手にしてきた実体験に基づく、殺しはしないだろうという確信】
【事故かどうかはともかく、高等部長に関しては生徒会も風紀委員もタッチしなかったとみるのが妥当だろう】
【そして事故かどうかというのは、ミナミにとってそこまで価値のある問題ではない。宝を獲れるか否かが判断基準なのだから】
【目の前の少年が一筋縄では行かない相手であろうということは、直感で分かる】
【だが、一筋縄でいかぬなら、極太の鎖と錨でどうにかするのが海賊流。何より、この風を捕まえられたなら、船は再び進みだす】

「……いいよ。その同盟、乗った!」

【そう言うと、右手を差し出す。握手の申し出だ】
37花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/10(土)03:55:57 ID:G0r
>>34

抑えきれない歪んだ欲望を曝け出した。このままでは、生命を狙うかもしれないと言った。
そんな千刃を、彼女はむしろ『温もり』を持って迎えるほどだった。
体に伝わっていく彼女の温度、染み込んでいくような只管に優しいその暖かさに、千刃は今、柘榴に出会えたことを心の底から神に万謝していた。

「………ありがと」

身を寄せ添える柘榴の体を、彼女もゆっくりと抱きしめる。
包み込むようにその小さな背中に両腕を回して、隙間もないほどに癒着していく身体。
しっかりと拍を刻む、二人の心の鼓動、直に伝わるその愛おしいリズムを千刃はとても懐かしく思って、一縷、熱い物を流した。

「……あったかい………」

鈍色に濡れた髪をかき分け、湯船に照れた頬の熱を、指先になじませるようにゆっくりと撫で続ける。
そして彼女も自らの温もりを伝えるために、頬をそっと、柘榴に逢わせた。


「…もうちょっと、浸かろっか?」

数秒、数十年にも思われる長い抱擁を終えると、千刃は自分達のしていた事へ我を返したようにぼーっと頬を染めていて、それでも自分の欲望には少し正直になって、柘榴の琥珀の瞳を間近にしっかりと見た。

お湯はもう、微温かったけれど、彼女は芯にまで伝わる『温もり』をはっきりと感じていた。
柘榴の思いやりはきっと、千刃が欲望へと抗うことを確かに助けていた筈だから。

――――――――――――――――――――――――――

「ふぁ~~ぁ…、もう12時だよ……」

薄暗い寝室、あくびに大きく開いた口に、フルーツ牛乳を流し込む。
千刃はちょっとボタンの張り詰めたパジャマに身を包んで、ベッドのわきで寛いでいた。

「そろそろ、寝なきゃね。私はまだ学校には行けないけど……家事くらいは、任せてよ」

そうして眠たげな、今までより優しい瞳を彼女に向けて、莞爾と笑った。
38詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)04:00:24 ID:sUk
>>36

差し出された手を彼が握るまでに妙な間が空いた。
数秒そのまま、何も言わずにその手を眺めて。その後ゆっくりと手を握り。

「それでは、よろしくお願いします。」

もう一度、学帽の鍔を下ろした。

「此方から提供できる情報としてはまず、高等部長は黒幕ではありません。更に上が居るのは確実かと。
 そして鏡そのものの目的は、能力者の進化。その鏡、持ち主次第で色を変える様です。
 ですのであなたに、もしくはその鏡に変化があった場合は連絡を。
 ……真面目な方が苦手でしたら私に。連絡先は教えておきますから。」

変わらず視線を合わせないまま、手渡す紙には彼の端末への連絡先。
何も無ければ、そのまま彼はこの場を後にするだろう。逃げる様な足の運び方で。
39海原ミナミ :2018/11/10(土)04:30:42 ID:1nS
>>38

「……?何ボヤっとしてるのさ、ほら、握手だよ」

【早くと急かさんばかりに、手をぐいぐいと差し出して】
【暫くの間をおいて握り返されたならば、ニヤリとまた口元を歪めて】

「あぁ、よろしく!ふーん……言ってるそばから、宝にゃ直結しない話……渋ってるね?ま、今日のところははそれでいいけどさ」
「じゃ、こっちからも。鏡は高等部長の筋だけ追って解決する話じゃないみたいだよ、さっきも言ったけど、鏡を無限に造れるとか言う訳知り顔のみょうちきりんな女がいたからね」
「あと、前に外道院の姉御に喧嘩吹っ掛けたあの情けない……えっと……ラッドウィンプスナイト、確かそんなのがそいつと組んでる」

【紙片を受け取り、述べるのは少年にとっては既知であろう情報】
【この破天荒な海賊を利用できるか、それとも逆に飲まれてしまうかは、少年の舵取り次第だろう】

「……待ちなよ、アンタ!」

【逃げるように立ち去ろうとする少年を呼び止めて】

「せめて私と会うときには、その帽子、被るのやめな。同じことは二度も言わないよ?あと、代理とはいえ生徒会って言う船の船長なわけだ、もっと堂々と歩きな!」

【口にしたのは、海賊的に気に入らないポイントの指摘】
【相手を先輩とも生徒会長とも思わぬ傲岸不遜な態度、無視するも聞き入れるも自由】
40霧亡柘榴 :2018/11/10(土)04:35:37 ID:OTI
>>37
その抱擁は間違いなく千刃の過去、今のカタチすらも許容し、受け入れるという言葉のない返事。
飽くなき欲望ごとかき抱いた腕は、千刃とは比べるべくもない短さであったけれど。
抱えたその中は蒼海よりも深く、何もかもを包まんとするだけの度量が確かにあった。
頬を撫でる指に目を細め、お返しのように掌で滴る桃色を掬いながら熱に浮かされてお揃いの薄紅に触れる。
濡れた顔を伝う、千刃の内から溢れた雫を指でそっと拭い取ると、少しだけ安心したかのように微笑んだ。

「ん。せっかくだし、ね」

いつの間にか波の失せた湯船に浸かり直して、ふにゃりと顔を綻ばせる。千刃の方を見やる柘榴は熱に紅を呈してこそいるが、恥じらいのようなものは見られない。
そういった観念に些か疎いのは、ある意味では見た目相応と言えるかもしれない。
その後も洗ってもらったり、浴室を出てからもお互いの髪をドライヤーで乾かしたり。
家の中のいろいろを教えながら寝支度を進めて、就寝間際までの時間はあっという間。

「じゃあ、学校の間は……家のこと、お願いしようかな……」

ベッドの上にぺたりと座りこんで、あくびにつられる余裕もなく目を擦る。
生活雑貨のほとんどは寝室に取り揃えているようで、リビングに比べて物は多く狭く感じられる。特にあちこちに積まれているダンボールによる圧迫感。
中を覗き見れば詰められているのは色とりどりのパーカー。彼女の装いの唯一と言ってもいい強い拘りの一端だ。
趣味の物といえば壁際のスタンドに立てられているエレキギターとアンプくらいか。元々家事はするようで、掃除はそれなりに行き届いている。

「んー……ねむ……一緒に、ねよ……?」

柘榴の体躯が小さいのもあって、ベッドは二人で横になってもそう狭苦しさは感じさせない。
返事も聞かずに布団の半分に潜りこむと、もう半分の掛け布団を持ち上げてべしべしとシーツを軽く叩く。
毛布にも湯船とは違う温かさがある。特にその熱の源泉は人肌であるから、二人で入れば温もりも倍以上。
身体を近づけて千刃を間近に見る柘榴の表情は安心しきったかのように安らかなもの、眠気に目は次第にとろんとし始めて。
微かな照明に微睡みを誘われて、意識を沈めるのも時間の問題。

「おやすみ、千刃」
41詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)04:38:08 ID:sUk
>>39

「渋るも何も、本質に直結する情報があれば我々で完結していますから。
 実のところ、大した情報は掴めていないのですよ。」

それとも、その奥を見透かされているのか。
取り繕う事には慣れて居るはずだけど、今はどうかわからない。

「…………」

「失礼を感じていたなら申し訳ない。次は善処しますよ。」

社交辞令の様な、くだらない言葉だけを置いて。
足取りは変わらず、彼はその場を去っていくだろう。

//此方からはこれで〆で。お疲れ様でした。
42海原ミナミ :2018/11/10(土)05:08:52 ID:1nS
>>41

「どうだか……ま、今日はそういう事にしとくよ」

【不敵に腕を組み、少年を見据えるミナミ】
【取引、特に交渉において、関係性の維持が重要な場合カードを初手から全部晒すのは愚策。ずぶの素人ならまだしも、生徒会長代理ともなる人物ならば弁えているだろう】
【そして何より。理由が何であれ人と話すときに目を合わせようとしない輩は完全な信用には値しない】
【何かしら裏があるとは見ているが、今はそれを咎めはしない】
【社交辞令を聞き流し少年を見送ると、おもむろにスマートフォンを取り出し電話番号の登録を済ませた後、、海賊部のLINEを開き情報共有を行っておく】

『高等部長が変わったけど、それで終わりじゃないらしい。もっと上がいる』
『連中の目的は、能力者の進化とかいうやつらしい。鏡は持ち主次第で色が変化する』
『あと、生徒会長代理と同盟を組んだ』

「……ふぅ」

【海賊部のLINEも、ミナミ以外の利用が途絶えて久しい。既読無視の切なさに、ため息をまた漏らすミナミなのであった】

//ありがとうございました
43有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)09:31:49 ID:5bS
>>26>>29

(有栖はやはりそういうものに関しては鈍感であり、今現在二つの視線が突き刺さっているのにまるでそれを気に止めることもない)
(さきほどまでは緊張やらなんやらで身体が熱くなっていたが、やっと少しずつ落ち着くことができた)
(他人の視線に鈍感なのはきっと今までずっと本ばかり書いていたのが原因だろう。周りのことなんて一切気にもとめず、ただ本を書くことだけを楽しみにしていた)
(こうして他の人、それも友人とこんなに親しげに何かを話す機会が訪れるなんて夢にも思っていなかった)

う、うんっ……でも、私っ…変わりたい、からっ…
今までの自分じゃ、だめだと思うから……だからっ…!!
その、閑無さんにはもう言ってるんだけど、っ…私のこと、も……名前で呼んでくれると、嬉しい…ですっ……!

(ちゃんと口に出して言えた、とほっと胸を撫で下ろす)
(自分を変えたい。ただ口に出して言うのは簡単だ、それはやり遂げなければ意味がない)
(だからその一環として、親しいこの二人にだけはせめて名前で呼ばれたいと。今まで嫌っていた自分の名前と向き合おうと。そう思わせてくれたこの二人には、本当に感謝しているし大切で、そして大好きだ)

………???

(自らの肌へと向けられる獣のような視線、それには…………流石に気付いた)
(何を見ているのだろうか、としばらく思考したのちある結論に達する。そして……その頬を赤く染めて慌ててボタンをまた掛けるのだった)

っ……(そ、そうだった忘れてたっ…むっちゃんは初対面のときに言ってたよねっ…"同性同士の恋愛に興味がある"って……)
…………むっちゃんの変態…

(ボソリ、とジト目で訴えかけるように呟く。ただ自然とそこに嫌な感情はなく、彼女に…いやたとえ閑無に対してもそれは同様)
(親しい間柄ではこれは当たり前のことなのかもしれないし、今まで親密な友人関係を築いたことがない有栖にとっては、ひとまずその感情は保留しておくのだった)

ま、待ってくださいっ、そんなに一度に言われたら頭の整理がぁ…!

(彼女が言いたいことはつまり、ゲームのジャンルではなくシナリオのジャンル)
(ただ有栖目線で色々な単語が複雑に混ざり合っている彼女の言葉は一種の呪文のようにさえ聞こえてしまう)

え、えぇと……二人は、そういうのでいけばどういうシナリオで作りたい…ですか?

//寝落ち申し訳ありませんでした……
44睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)10:48:30 ID:0ei
>>29 >>43

(名前呼び……だとっ!?)

「え……えと……い、いいの……?多賀宮……じ、じゃなくて……あ、有栖……ちゃん?」

実をいえば。気になっていなかったわけじゃない。もう一人の友人が名前で呼んでいるのに対し。自分は名字。
なんとなく距離を感じていて。それが取り払われた事に安堵と……そこはかとない気恥しさ

「っ……!?ご……ごめん……」
(美少女に罵倒されるとかご褒美なん……だろうけど)
(……落ち着け私。多分胸や脚をみると動悸が起こる体質なのかもしれない……落ち着け)

"同性との恋愛"に興味がある。それはそのままの意味で。そのまま誤解されている言葉。
ジト目でほんのり攻める色を混ぜたその声色は可愛らしいものであっても。
罵られた事に関してはやはり、肩を竦めて多少は申し訳なさそうに縮こまって

「あ、いや……普通に。話してたけど……有栖ちゃん……が提唱するノベルゲーム……で。攻略対象にヒロインがいる……って考えたら。普通のギャルゲだと思って話を進めてたけど……」
「初っ端からバトル系は……演出の面で閑無ちゃんに負担がかかるし」

ジャンルについて。そこまで深く考えていなかった。と言うよりも
有栖がヒロイン。と口に出した時点で特殊な選択肢はなかったとも言える。
閑無や自分と違い。彼女はまだディープなオタクではない。知っているのはプレーンなタイプのギャルゲーでは無いかと考えていて

「極論趣味で作るから……まずわたし達が楽しめるもの……と、考えたら」
(さて……難しいぞ、わたしは基本なんでもいけるクチ……乙女なら乙女の。百合なら百合の楽しみ方は心得てる……)
(あとは二人が……閑無ちゃんが好むジャンルと有栖ちゃんが抵抗なく受け入れられるのが好ましい。となるとディープなものは論外。プレーンタイプか……乙女は少し刺激が強いか?泣きゲーは難易度が……有栖ちゃんの手腕に寄って大きく変わってくる)
(出来れば候補を一つ、上げて欲しかったところだけど……)

そこでふと、少し肩を落とす閑無を視界に捉えて

「……有栖ちゃんをモデルにした主人公の……百合ゲー?」
(ヒロインは閑無ちゃん……をモデルにしたら……楽しく書けそうな気がする……美人だし)

ふと脳裏に過った言葉が。口をついて
その視線は、今度は観察するように。閑無の顔へと向けられる

//お気になさらずー!少し不安定ですが……!
45前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)11:49:41 ID:Qoq
>>43
>>44

(……そう、摩耶ちゃんも下の名前で呼ぶのね……)

【先程まで自分だけが、この空間で有栖のことを名前で呼んでいたのは、何となく特別な感覚があった良かったのだが】
【彼女が求めるならば、それを咎めることもない――――無いが。あだ名と名前で呼び合う間柄には、一人だけちょっとだけ疎外感というか】
【恐らくは、摩耶が今まで感じていたものと、似たようなものも、閑無は感じていることだろう】

「駄目よ、有栖ちゃん。そんなこと言ったら……謝らないと。ほら、早く」

【そう言って、摩耶の腕を取って抱き締める――――慰める意図、というのが大半であるのだが】
【彼女の反応は、口ではそう言いながらも、ちょっと虐めたくなる感覚をゾクゾクと刺激してくる】
【上着を脱いで胸元を開けながら、そうしたのならば。有栖へと向けて、視線でこう言うだろう――――「貴女も同じことをしてみなさい」と】
【無論、その口調には本気のものはなく、ただじゃれ合いの一環と言った口調であろう。悪戯気な感情を、静かな笑みの下に隠して】


「……百合、有栖ちゃんを、モデルにした……」


【――――彼女の提案を聞いたのであれば。そこで、考え込む】
【百合ゲーと言っても。一癖も二癖もある作品が幾つもあるが、まあプレーン……と言っても、そのプレーンというものを定義するのが難しいが】
【少なくともそれが白恋ではないことは分かる。カタ○ネとか、そっちの方向性だろうか】
【然し。有栖を主人公とした作品――――彼女を題材にしたのならば、それは素晴らしい主人公兼ヒロインになってくるだろうが】

「キャラクター性としては、十二分だと思うけれど……問題は。有栖ちゃんが、どう思うかということかしら」
「それでシナリオを書けるか、というところよ……自己投影、って出来る書き手と、出来ない書き手の差が激しいから……」

【閑無としては、特にそれに文句があるわけではない。やはりそれは、書き手の……クリエイターたる二人の問題になってくるだろう】
【そうして、ふと摩耶へと視線を戻してみたのならば、観察するような、その視線……貪るようなそれとは違う、恐らくは純粋なものなのだろうが】


「……ど、どうかしら、有栖ちゃん……?」


【何だか逆に、その視線が新鮮に感じてしまい。頬を軽く朱に染めながら、有栖の方へとふいと顔を向けるのであった】
【因果応報、とでも言ったところだろうか】

/おきになさらずー、ただ私も不安定になりそうです……
46有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)12:12:26 ID:5bS
>>44>>45

う、うんっ……

(なんだかこうして改まって名前で呼ばれると気恥ずかしさがある。だが、これからはこれにも慣れていかなければならないのだ)
(肝心なのは慣れること、それにはまだ時間は掛かるかもしれないが)

え、は、はい…

(閑無に謝るように言われたはいいものの、なぜか腕を取って抱きしめている。あれは、慰めているということなのだろうか。そして閑無がこちらに向ける視線は同じことをするようにとこちらに暗に言っているようで)
(これは自分も摩耶を慰めろ、ということでいいのだろうか。しかしあんな風に過剰なスキンシップは気が引ける……そこまで思ったところで、そういえばクラスの女子グループが似たようなスキンシップをしていたことを思い出して)
(無論、それは気さくなその女子グループだから出来たことであって、しかしそれが普通なのかとやはり勘違いをしてしまうのはまともな友人が今までいなかった彼女のサガだろう)

…………ごめんなさいっ…!

(その謝罪は先ほどの変態発言とこれから同じように抱きつくということに対しての二重の意味を含んでいる)
(そして、思い切って閑無に抱きしめられている摩耶へと更に抱きつくようにして。ここまで密着すると肌の温度まで感じ取れるのかと少し発見)

私をモデルに…ですか?

(百合…というのは確か、女の子同士の恋愛もの…だっただろうか。そういうジャンルは知っていてもちゃんとした名前は知らなかったもので少し整理)
(しかし自分をモデルに、というのは有栖にとっては未知の世界だった)
(今までは何かしら、やはり架空の主人公での小説ばかりを書いていた。そうではなく、自分を主人公に置いての物語となればそれはかなり変わってくるものだろう)

――――やります、書いてみせますっ…!

(閑無の心配はもっともだ。それでもその期待に応えたい、挑戦してみたい)
(それは物書きであるのならば、きっと誰にでもある気持ち。未知に挑戦したいという冒険心)
47鈎取 吉音 :2018/11/10(土)12:56:31 ID:Wpj
>>32
いたいいたい、いてぇよ叩くなって!そーゆーのを宝の持ち腐れっつーんだよ!
いいか、お前だって本当に生活に困ったら自ずと売るようになるんだぞ!パンツを!

【砂霧の優しいドツきを片手でガードしつつ、ムキになって言い返す】
【人間追い込まれるとどうなるかを良く知っている口振りだ、類は友を呼ぶとは言ったもので、『そういう』人間をよく見ているのかもしれない】

あー……ケーキな、それはアレだ、単純に体に悪そう
ていうかその『ケーキ』ってのもなんかの隠語かもしれねぇし、普通のケーキ食って金貰える仕事なんてそんな美味い話あるわけねーだろ

【ケーキだけに美味い話、尤もそんなのは絶対に裏があって然るべきだと、ある意味思い込みに近い疑心を抱いている】

学生なら親にでも頼れよ、どんな親だって結局何だかんだ言って自分の子供が困ってりゃ助けてくれんだから
……俺は学生時代にそれやり過ぎてもう頼れねぇけど

//お気になさらず、返信しておきますね。
48睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)13:19:58 ID:GBk
>>45
>>46

「あ……い、いや……だ、大丈夫だから……か、閑無ちゃん……」
(ち、近い近い……ふぉぉ……やめい……何だこのいい匂い……これで本当に私と同じ人間だというのかっ……!)
(いやちょっ……な、なぜ脱ぐ……っ!?)

小さく縮こまり。慰められる構図……なのだが
抱きしめられた腕に当たる胸の感覚に陰キャらしく戸惑い。漂う甘い香りにすんすんと鼻が反応して
――そう、じゃれあいだと。彼女は思っている。だがそれだけに。再び胸に視線が行くことを申し訳なく思い。更に小さく縮こまる。
――――じっと、じっと眺めて、鼻の頭が熱くなったと思ったら
たらりと、鼻から垂れる一筋の赤。それは閑無に確信めいたものを与える一手

「っ……!?」
(なんだこのハーレム……男子なら鼻血吹いて死んでるでしょ……)

同時に有栖に抱きつかれ、ぴくりと体をふるわせた。体温の違う二人のからだと。漂う二種の甘い香りが脳みそすらトリップしかねないほどに刺激的で
――慌てて、ハンカチで鼻を抑えた

「うごご……と、とりあえず有栖ちゃんが……主役って事でいい……かな」
「あの……わ、わたしの考えを言うと……ヒロインの一人は閑無ちゃんをモデル……にしようかと思ってる」
(……あ、可愛い、萌え……芽生え……)

いつもと違う反応を返す閑無へと。視線を向けたまま。唇だけが薄く微笑み

(……そういえば、友達同士ってあだなでよんだほうが……らしい。のかな……)

「……あっ、あ……あの……さ。」
「あだな……とか……い、いいよね」

言葉足らず
49葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)15:25:13 ID:e8p
(爆発オチでアフロになるアレの爆弾が完成したぞい!早速試さねばならんのぅ?)
 街の公道をパンジャンドラムで爆走する一人の白衣の女がいた。
 彼女の名はサエ・ハカセ、自称狂気のマッドサイエンティストである。
 作り上げる代物が科学もあったもんじゃねえ謎の原理で動くものばかりで科学部から出禁になったのが悩みがある位の、極々普通の女の子だ。不健康な。

「ホイテ ヴォーレン ヴィーア アイン リートライン ズィンゲン♪トリンケン ヴォーレン ヴィーア デン キューレン ヴァイン♪」
 彼女はマシンの上に座り、ピザを食べながら何やら陽気に口ずさむ。
 信号が黄色になると減速して信号待ち、カーブをドリフトでこなすその姿は正しく科学の敗北であった。
50津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)16:08:22 ID:Leq
>>49

「パカラッ……パカラッ……パカラッ……キキーーー」

公道を優雅に駈ける変態兵器の背後に追走を試みる影がある。
茶色の毛並みに穏やかな目を讃えたお馬さんに跨るその男。
ルール無用の狂人気取りでありながら、なぜか生徒会に所属し、サエ・ハカセのように追放もされていない男。

「あれあれあれ、きみもしかして学園の女の子? ぼくとドライブデートしない? ぼくの鮭兎馬(さけとば)ってすっごくはやいんだよ??? 」

自称狂気の男子高校生、津川静寂である。
馬の名前はマナブ・スゴクハヤイ。乗馬部の所有物だ。
51雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/10(土)16:11:36 ID:LRU
「これで…!」

路地裏にて、戦いが繰り広げられていた。
鏡によって暴走した生徒がいるという通報を受けてすぐさま駆けつけた零は、怪物と交戦。
戦いは決着を迎えようとしていた。重厚な装甲に守られたダンゴムシのような姿の怪物の、その僅かな一点の隙を突いて、零はその鏡に向けて光の翼による一撃を放つ。

「はぁ、はぁ……」

そうして鏡は砕け、怪物は気を失った元の男子生徒の姿に戻る。零は、消耗した様子で荒く息を吐いていた。

「これじゃ、埒が明かない……」

鏡の元を絶たねば、いつまでも堂々巡りだ。外道院は学園を休学し、一人奔走している。更に言えば、情報だって錯綜していて何が本当なのかも分からない。ここは一度、各勢力でお互いに情報を整理しておくべきだと思った。

砕けた鏡の破片を見据える。
みんな、みんなこれのせいでおかしくなっているんだ。そう思うと、怒りが湧き出してきた。

「こんなものさえなければっ…!くそっ!」

足で力強く破片を踏みつける。力を入れすぎて自分の足が痛い事にも気づかず、その鏡が完全に粉々になるまで、何度も、何度も。怒りを込めながら。

//置き気味になりますが…
52葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)16:36:54 ID:e8p
>>50
「コー○ーのゴキブリの馬かよ見損ないましたぁ、戦○BASAR○買うの辞めますぅ」
 無○ゲーなら戦国派の彼女は赤兎馬をモジったようなネーミングセンスが気に入らなかったようだ。
 クマが深いいつものジト目が津川を襲う。

「デートか……陽キャとかは苦手なんだがぁ、そうだなぁ?」
 ハカセはパンジャンドラムから高く跳躍。
 滞空中に膝から下がスポンと外れ、SF的な義肢が変型しパンジャンドラムと合体し。
 そんな少女は好戦的な表情で、津川へ「後は分かるな?」と言わんばかりの顔をしていた。
53津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)16:54:57 ID:Leq
>>52
「……ごめんぼくってば三国志とか全然知らないから。歴女(笑)」

馬に跨りながら意味のない「はいやー! 」の奇声を混ぜながら津川静寂は言葉を返した。
彼には歴史の知識も無双ゲーの知識もありはしない。
いっぱい裏切ったすごいつよいやつ。
くらいの認識で安易にその名をもじり、あげくに彼女の趣味を愚弄する。

「うわぁ、合体ロボだ。やっぱグ〇ッドマンって流行ってるの? このまえは怪獣コスプレの女の子にあったよ? ちなみにぼくは敵側のヒロインが好きです」

無双ゲーに興味はないが、勇者の登場する類のゲームは大好物だ。
互いに乗り物に乗っているなら───まずここは公道だし───やりかたというものがあるだろう。

「ハイヤー! はしれはしれい! 風のように! ぼくがかったらイワシ頭のパイとかいっしょにたべよーね! 」

馬を加速させ挑発的な笑みを浮かべて、津川静寂は先行。
背後のパンジャンドラムめがけていくつかの石を投擲。まるでミニゲームのような攻防。
54葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)17:27:35 ID:e8p
>>53
「だぁれが歴女だぁ、私だってゲームでしか知らんぞぉ」
 歴史好きの人達に失礼だ、とハカセは咎める。
 彼女は○ーエーのゴキブリみたいな呂布しか知らぬ。故に呂布=ゴキブリの認識だ。

「グ○ッドマンだぁ?バ○ダイの子会社にしても今の私のビジュアルじゃ別のところだろうがぁ!」
 具体的にはガンタン○。

「私が勝ったらおめぇの頭をアフロにした上でぇ、ハギスを無理矢理口に突っ込んでやるよぉ!」
 このパンジャンドラムは改良に改良を重ねたこの少女の傑作だ。
 意図しないタイミングでの爆発はせず、石を当然のように弾きながら加速していく。
55詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)17:40:13 ID:sUk
>>51

「お疲れ様です。」

少年の背後よりかかる声。詰襟と学帽、腕には腕章。
生徒会長代理。それは新たな味方ではなく、疑惑の存在として見られている。

「お気持ちはわかりますがどうか無理はなさらぬように。」

激しく怒りを鏡にぶつける彼を窘めて、浮かべる笑みは張り付いているような。

「何か情報は手に入りましたか?
 良ければ共有を願いたいですが―――」

提案は彼が望む通り、しかし。応じるかどうかは彼次第。
56津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)17:53:35 ID:Leq
>>54

「マニアックな話しがおおいよォ……キモヲタさんかよォ……」

相手は路上でも当たり前のように運用され交通マナーさえ守っていたパンジャンドラム。
普通に考えれば石ころごときで誤爆するはずがない。考えればわかる話。

「……って、ぼくの攻撃に当たり判定がないだとう!? だいぶ紅茶キメてんなこいつずるっこだよ」

……が、この男はパンジャンドラムくらいなら数粒の石ころで撃墜できるは(笑)なんて本気で考えていた。
だから用意に挑発にも乗ったのに。ジリジリと距離を詰められるこの現状……。
このままじゃ追いつかれてアフロ頭にされる未来しかない。ハギスなんてみるからに気持ち悪いもの食べたくもないし。デートもしたい。


「んもう、ぼくのポケットだって限界があるんだからね、シューティングゲーのボムを喰らえッ ハイヤー!! 」

意地でも負けられない戦いがあるから、津川静寂はポケットから〝止マレ〟と書かれた赤い三角形を〝3つ〟取り出して投擲!
別に特殊能力も何も無いけれど、あたればきっとすごく痛い。当たらなければ、追いつかれて反撃を食らうだろう。馬、そんな早くないし
57葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)18:12:24 ID:V9D
>>56
「ヒロイン目当てで昔の特撮リメイクアニメ観てる人にだけは言われたくない台詞だぞぉ、それぇ!」
 抱き枕よりもグリッド○ンのフィギュア出せやおらぁ!元特撮だろう?バンダイの子会社だろう?そう言わんばかりの態度である。

「Panjan Vor!(パンジャンドラム前進!)」
 パンジャンドラムはどんどん前へ、導火線が燃えるかのような音を立てながら加速して。
 距離を段々縮めていったタイミングで迫る標識の衝撃を避けるためにパンジャンドラムから離脱、アパートの屋上くらいの高さまでハカセは吹っ飛んだ。

「食らえぇ!爆破ぁ!」
 パラシュートで緩やかに落下しながら、ハカセはあからさまに『押すな、危険』とでも書かれていそうなスイッチを取り出して。
 パンジャンドラムに仕込んだ『服が焦げたりアフロになっても怪我しないし殺さない爆弾』を起爆するだろう。
 津川は馬でその爆風から逃れることが出来るだろうか?
58前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)18:30:28 ID:Qoq
>>46
>>48

【摩耶の動きを、閑無は目敏く抑えていた】
【彼女が意識して自分の匂いを嗅いだことも。その視線が自分の胸に行っていることも】
【恐らくは、有栖と同様――いや、それ以上の勘違い。それとも、嘘から出た真とでも言うものだろうか】
【じゃれ合いだと思ったのは、決して間違いではないだろう。傍目から見れば、珍しくもないものであろうし、事実としてそうだ】
【……ただし。そこに含まれる意味が、閑無にとっては少し多いと言うだけで】

「……有栖ちゃん、よく出来ました」

【――――そうして。色々な意味を籠めた言葉を有栖へと送る】
【あんまりそうしていると、二人まとめてノックアウトしてしまいそう……なので。最後に、混ざりあった摩耶と有栖の香り】
【それを密かに楽しんでから、ゆるりとその腕を解いた】

「――――よく言ったわ。有栖ちゃん。ただ無理はしないように」

【その心意気や良し。彼女がやると言ったのであれば、その意思を尊重して有栖へと任せることにする】
【同人に必要なものは、巧みな文章力でも展開力でもない。熱意だ、熱意を起点としたならば。きっとどこかへ届くはず】
【彼女ならばきっと、やり遂げられると思っている。可愛らしい小さな身体に秘めた情熱を、必ずや伝えてくれるだろう】


「……わわ、わたっ、私!?」


【然し、摩耶の続く言葉に関しては当然ながら困惑するのであった】
【たった今まで、ゲームの外だった人間が、いきなり内側に入り込む……だが。恥ずかしいが、悪い気がする、ということはない】
【……然しやはり恥ずかしいので。一つ条件を】

「……摩耶ちゃんも一緒に、っていうなら、いいわ。絵を描きにくいなら、細かい注文は、私がしてあげるから……!!」
「私、摩耶ちゃん、そしてハーレムで三ルート。分岐は二つずつで六ルート。これでどうかしら」

【こうなれば、ここにいる三人全員をモチーフに。旅は道連れ、というやつ】

「……!?」

【――――それは私にも、あだ名で呼べ、ということだろうか】
【いやそれとも、「有栖ちゃんの呼び方、凄い良いよね。全てが可愛い。それに比べてこの根暗空気デカ女は……」ということなのだろうか】
【言葉足らず、そして故の思考の空回り。コミュニケーション能力が足らないとは、やはり難儀なものである】


「……ええ、そうね。……ま、摩耶……」


【……何か、気の利いたあだ名をつけて呼ぼうかとしたのだが。何も思い浮かべることが出来ずに】
【副作用ながら、名前で呼び捨てるという事態になってしまうのであった】

/申し訳ありません、遅くなりました……ここからは安定して返せるかと……!!
59津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)18:37:22 ID:Leq
>>57

「ぼくはカタキ役に惹かれるたちだけど仲間の脚も好きだから……」
だからキモヲタじゃありませんと言いたげな目! 圧倒的矛盾!

さらにさらに上空へ回避したサエ・ハカセの下着が見えやしないものかと戦闘中に天を仰ぐ愚行へ。
これをキモいといわずしてなんというべきか。
乗馬部自慢のお馬さんも騎手がこれだから賢いパンジャンに追いつかれ

「キ、キラーーーク〇ーーーーーーーーン」

津川静寂は 爆発に巻き込まれた!
ついでに疾走する馬から落馬して頭痛がペイン。
巻き込まれでアフロとなったマナブ・スゴクハヤイは帰巣本能によりひとりで帰宅。
彼女が地上に降りてきても残されるのは黒焦げアフロの津川静寂のみで

「……こんなん科学じゃないよ…なんなのさこの謎パワー……なんなのさこのアフロ……そんなすごいならメタ〇マンでもつくってろよって……」

とうの彼も露骨に不貞腐れているばかり
彼女の機械に理不尽な不評を投げつける
60津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)18:37:52 ID:Leq
//葉加瀬さん遅れてすみません……!
61葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)18:52:45 ID:e8p
>>59
「結局女キャラ目当てじゃねぇかぁ!」
 津川へハカセが不健康そうなクマが深いジト目を再度向ける。
 因みに彼女は分厚いスパッツを常に装備しているのでパンツラインすら見えないだろう。

「私はすげぇよこれ、最早ファンタジーだろこれ研究会が会長さまだぞぉ?能力で科学を凌駕して見せるさぁ」
「お望みなら外せねぇ呪いの装備作ってやるぞぉ?武装はサメしか斬れねぇチェーンソーで良いよなぁ?」
 クソ映画にはクソ映画を。メタル○ンにはシャー○ネードをぶつけておけば混沌によって何とかなる。
 ピザをかじり、コーラで胃に流しながら道路に着地した彼女は呑気にそう提案した。
62葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)18:53:38 ID:e8p
>>60
//いえ大丈夫ですよ!自分も遅くなったりしますのでそこはごめんなさい!
63有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)18:57:43 ID:5bS
>>48>>58

む、むっちゃんっ!?血!鼻血出てるっ!

(そう言う有栖も、やはりこんな状況になれば少しは思うこともあって)
(鼻腔を擽ぐるのは甘くて蕩けそうなそんな香りに今までにないような刺激に襲われる。今後の小説を書く良い参考に……なんて思っている場合じゃない。この状況はまずい)
(考えないように頭の中で素数を数える。それでも頭の中のそれは消えやしない)

(ひとまず閑無と一緒に腕を離すが未だにあの時の感覚が脳裏から離れない。これでは小説の参考になる、とかそんなことを言っている場合じゃないだろう)

わ、私が主役のイメージで良いのかな…なんて、思うけど……が、頑張るっ…
…………へっ…!?ふ、二人がヒロインっ…!!?

(自分を主役に、目の前の二人を攻略するシナリオを作るなんて想像するだけで赤面ものだ)
(頭の中で少しシナリオを考えてみるもなんだかイケナイ妄想をしているみたいで罪悪感、それにほんの少しの満たされるような感覚……)

……っ…!(ってなに考えてるの私っ…!!)

(これはあくまでシナリオの話。現実とゴッチャにしてはいけない)
(とりあえずは現実とシナリオを区別するところから始めなければならないかもしれない)

え、えぇと…それじゃあ、閑無さんは、なんと呼びましょうか…?

(あだ名、と言ってもやはり先輩。失礼な呼び方をしてはいけない)
(そこは熟考せねばならないと摩耶に意見を仰いで)
64津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)19:13:24 ID:Leq
>>61

津川静寂は年相応の少年だ。コミックやオカルト的な異常存在に憧れ、かわいい女の子のお色気を好み、不貞腐れたり嫌なことからは適当に逃げたりもする普通の男。
スパッツの防御力には涙を流しながらも、脚だけでもと怨恨の念と下心の混ざった健全な視線で彼女の着地を出迎えて

「くぅぅ……! 他人がマジに使ってきた能力をバカにしてさぁ! アフロになってやるのがぼくの十八番なのにさぁ! 能力でこんなん作られちゃったらたまんないよ……! キャラ被りだよ! 」

ただでさえ裏生徒会長とか怪しい会長代理とかいてカツカツなのにさぁ、とも愚痴をこぼすがそれは彼女には無関係。
そもそも最初から喧嘩を売ったりナンパをしたりした津川の自業自得。一人相撲のようなものなのに、ガチ泣きで地べたを殴りつけながら

「……それってきみの映像がずっとみれたりふるのファンタジスタ会長? 」

クソアイテムに興味を示した。
彼は努力を嫌う短絡的で破滅的な男だ。個性的でいいなと思えばデメリットしかなくても本当にそれをやる
65睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)19:20:29 ID:uWJ
>>58
>>63

(なんだこれなんだこれなんだこれ……)
(こんな思いをダンゴムシの化身たるわたしがしていいのか……てか、正直言って人の温もりって気持ちいい……)

「だ……だ、大丈夫有栖ちゃん……こんなんじゃしにゃしないから……」

徐々に、作り替えられている気さえしてきた。匂いを嗅いだのは無意識。そもそもが人の肌を意識するようになったのも。無駄に新しい性癖に目覚めたのも目の前の閑無が原因と言ってもよく
――同様に、閑無の新しい扉を開いたのも彼女だ。結果的に因果応報なのだろうか
そして大丈夫とか、そういう問題ではない。白いハンカチが赤く染っていくも。死ぬことは無いと的はずれな反論をして

「あ、有栖ちゃんが発案者だし……か、閑無ちゃんも乗り気ではあるし……」
「なによりヒロインが閑無ちゃんなら……き、気合い入れて書けそうなの……ほ、ほら。いつも見てるから……ふひ、ふひひ……」
「わ、わたしもか……や。でもそれで閑無ちゃんが納得してくれるなら……いいよ。有栖ちゃん……か、書けそう?有栖ちゃん……?」
(わたしに関しては需要なさそうだけど……てかハーレムて……刺されんぞ)

前髪が隠れて、その奥は優しげなのに。唇だけは不気味に微笑んでいた。つくづく誤解を与えそうな容貌で
少し頬が赤らんだ有栖へ向けて。不気味な表情のまま気遣いの言葉を
閑無には"いつも見ているから"というのは言葉通り。言葉通りすぎて邪推する余地はなく
思ったより素直にその提案を受け入れた。

「……え、えと。友達同士……で、あだなつけあうの……あ、あこがれてたから」
「わ、わたしはその。僭越ながらむっちゃんとのあだなをいただいてい、いまして……そ、そうなると二人にもあだ名つけたいな……ってお、おもうから……」

「……その、か、閑無ちゃんもむっちゃん……で、いい……嫌なら強制はしないから……っ!」
「…………………………」

恐れ多い提案をしてしまったと。両手をブンブン振って。ただそれでも、彼女があだ名で呼ばれたがっている。というのは伝わるだろう
――さて、あだ名をつけるといっても。そう直ぐには浮かんでこない
一先ず閑無の方を、その次に有栖の方を向き

「…………かーちゃんと、あーちゃん……?」

然しセンスは絶望的である
66葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)19:31:01 ID:e8p
>>64
 なんなら今のハカセの膝から先は脚の形をしたSF装置だ。
 機能美や造形美はあれど女の子らしい美しさはない。

「不殺でリア充爆破する為のボムだから仕方ないだろぉ?」
「それに他人をアフロにするのと自分がアフロになるんじゃあ大分違うだろうがぁ!」
 他人を殺さない程度にギャグのようなダメージを与える『すげえよこれ、最早ファンタジーだろ装置』と、どんな攻撃を受けてもギャグみたいなノリで死なずに済む能力では天と地の差があるはずだ。
 少なくとも不死身で且つ無駄に強い戦闘能力でも持とうものならば、銀河の果てにでも飛ばされてしまうべき。

「B級からZ級までの映画観賞用のモニターになるぞぉ」
 自分の姿の人工知能を積んでも楽しくない、ただそれだけの理由で無駄な機能にしてしまうのがハカセだ。
67名無しさん@おーぷん :2018/11/10(土)19:31:41 ID:bed
書き込めない
68雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/10(土)19:41:37 ID:5NT
>>55
「あなたは…」

背後に現れたのは、あの生徒会長代理であった。
例の放送後、何かと有名になっている人物であるが、零もまたそのご多分に漏れず。零の彼への印象は、何か不気味なものを感じるもので。

「……高等部長の件、あなたも知っていますよね」

高等部長が、一人の男子生徒に殺された。彼は、鏡を配っていた主犯であったのだと。
だが、奇妙な事に高等部長は姿を変えて生きていた。その直後に、辞職という形で失踪。
それが、風紀委員が、零が知っている情報だ。

「鏡の被害は未だ絶えない。高等部長は失踪。上には理事長がいるという噂もありますが、その確証はない」

結局のところ、振り出しに戻ったと言っても良いだろう。理事長に繋がる何かを探さなければならないが…

「……僕は、あなたの方が何かを知っているように思えますが」

生徒会長代理。彼の方が、何か知っているように思えてならない。彼を不気味に思ったせいか、零は警戒しているようで。
69前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)19:45:16 ID:Qoq
>>63
>>65

「そうよ有栖ちゃん。死にはしないから大丈夫。可愛いわね」

(あっまた声に出た)

【彼女の狼狽に対して、その正体については分かっているつもりの閑無は、彼女へと摩耶の言葉を肯定する】
【そしてまたぽろっと溢れるその言葉は、彼女と初めて会ったときにも発動した。恐らく原因としては普段独り言が多いからだろう】
【開けなくても良い、妙な扉を開いた彼女のこと。このくらいで死んでもらっても困るし。このくらいで鼻血を出してもらっては困る】
【もう少しくらい、慣れて貰わなければ】

「……そう……そうなの。いつも見ているものね……」

【そう言われれば、不快どころか、どこか上機嫌にそう言った。その視線については、しっかりと気付いているつもりだったが】
【改まってそう言われると、悪い予感はしない。というか、嘘でも見ていないなどと言われたのならば】
【自分の新しい扉を開いたのは何だったのか。そう叫びたくなるので】

「私は摩耶ちゃんも出て……三人一緒なら、なんでもいいわ」
「有栖ちゃん。貴女はどうかしら。……結構酷なことを言っている気がしてきたわ。自分と友達の夢小説書くようなものだし」

【彼女の前髪の奥では、きっと優しい瞳をしているのだろうが。前髪を上げればいいのに、と思いつつ】
【それはそれで、悪い虫が寄ってきそうなのでナシとする】
【有栖にしても、眼鏡を外して少し御洒落をすれば、とても可愛らしくなりそう……と思うが、メガネキャラの眼鏡を外すのは邪道なのと】
【やはり悪い虫が以下略ということで。自分の胸の中に秘めておくこととする】

「……!! いい、すごく、いいと思うわ……!! そういうの、すごく……」
「ねぇ……む、むっちゃん……!!」

【そうして、彼女の提案に耳聡く反応したのであれば。こくこくと頷いて、早速彼女のことをあだ名で呼ぶのであった】
【さて、そうなれば残り二人――――有栖に関しては、アリスという名前の響きが余りにも可愛いので、閑無にとっては難航していたのだが】
【そう悩んでいるうちに。提案されるのは、摩耶から】


「――――い、いと思うわ。あーちゃんはどう思う?」

(かーちゃん……ママね)


【……かなり、かなーり単純ではあったが。自分に関しては他に連想されるものがあったが】
【摩耶の提案だし、と頷くのであった。そしてやはり早速使用しながら、有栖へと問うのであった】
70津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)19:45:43 ID:Leq
>>66

「一理あるからグウの音もでないけどいちゃもんつけてでも反論したいなぁ…」(きみの能力をばかにできないじてんできみは強すぎるんだ! 銀河の果てにぶっ飛ぶべき違反的能力だよ! )

津川静寂の能力の本質は本人ですら理解していない。
意図して発動するときは他人をバカにしてやろうコケにしてやろうカマしてやろという悪意に呼応させるくらい。
だからこうして心の声と実際の声が反転するなんてクソみたいな展開も、両方の声が彼女に届くはずで、その理由もわかっちゃいない

「……まあそれはおいといて、リア充は爆殺でいいんじゃない? 」
「最近なんかさ、イベントごと続いたしさ、クリスマスもまださきなのにさ、学園中がストロベリってる感じで腹立つんだよね? 」

「カップル達のイチャラブトーク画面をクソ映画の配信場にしようよ。三谷〇喜作品とか上映しようよ」

ぶらりと涙目から立ち直りそんな提案。
もう1発制裁があってもいいほどに彼はハカセをバカにしている。ただのかまってちゃんで。

ちなみに映画に関しての批評はあくまで彼個人の感想である。クソ映画であるという感性の押し付けはいけないことなのだ。
71◇deathgod :2018/11/10(土)19:51:26 ID:bed
「・・・・俺なんかに勝てないなんて」

【背が高く鋭い瞳の銀髪の学生の男が不良が倒れているのを見下ろした】
【学生の男は強力な能力者で不良に絡まれたのだがあっという間に倒してしまった】
【そんななのに学生の男は自分を強いと思った事はなかったが、実はとても強いのだ】
【その隠された真の力はあの校長ですら恐れているのだ】

「・・・・でもどうしてちょっと触れただけでみんな倒れてしまうんだ」

【学生の男は強過ぎて不幸だった】
72葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)20:00:46 ID:e8p
>>70
「…………コンクリ」(銀河へ打ち上げるのは現実的じゃあねえからなぁ)
 これはぼそりと。
 コンクリで固めるにしろ東京湾に沈めるにしろ、それで目の前の男を再起不能に出来たりしないかとハカセは考え始めている。

「ああ、学生の頃に盛ってるリア充は爆殺するべきだよなぁ」
「クソさならアサ○ラムの作品流しとけば問題ないだろぉ?」
 津川が構って貰うために己をバカにしていることには気付かず、カップルに強制的に鑑賞させるべき映画として○サイラムの作る作品を提案した。
 当然ながらハカセがクソ認定している物はハカセの意見であり、中の人は寧ろシ○ークネードのチェーンソー信仰が大好きなくらいには気に入っていることをここに記す。
73有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)20:08:48 ID:5bS
>>65>>69

し、死にはしないと言ってもですねっ……!?
っ……も、もう閑無さんはからかわないでくださいっ!

(こんな状況で可愛いなどと言われてしまい、頬を真っ赤にしてプンスカプンスカ)
(目の前の二人がそれぞれで新しい扉を開いていることに対して、有栖は幸運なのかまだ何もその類いの扉は開いていない)
(ただこの二人と一緒にいればそれも時間の問題なのかもしれないが)

……はいっ…大丈夫、ですっ…!
自分を題材、に……やったことないですが…やり遂げてみせますっ…!

(確かに閑無が言うように自分をストーリーの主人公に置くなんてかなり恥ずかしい……でも、だからこそ見えてくるものがあるはずだ)
(それにこうしてこの三人で何かするということが嬉しくて、今ならばなんでも出来てしまいそうな気がする)

あだ名……!

(生まれてこの方、あだ名なんて付けられたこともなく……いや、小学生の頃に根暗などと確か言われていた気がする。あれをあだ名に含んでいいものか)
(とにかくこうして、あだ名をつけてもらえるというのは有栖にとっては今すぐにでも飛び上がってしまいそうになるほどには嬉しいことで)
(そして提案されたのはあーちゃん、そして閑無はかーちゃんというもの)
(単純なあだ名、だがそれ故にあだ名という気がする。むしろこう言ったほうが親しみやすいに違いない)

じ、じゃあ……えぇと、むっちゃんに…かーちゃんっ……
………えへへ…♪

(改めて口に出して見れば思わず頬に手を当ててにやけてしまう。人前でこんなにも腑抜けた姿を見せるなんて赤面ものだが、本人はどうやら無意識であるらしく)

そ、それではそのっ………みなさんの知っての通り、私はあまり…ゲームとかに詳しくなくて……
その、お二人にゲームのこと…い、いえゲームだけじゃなくてアニメのことも教えて欲しいんですっ…!!
74津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)20:20:30 ID:Leq
>>72

「不死身のやつはとりあえずコンクリに詰めとこうって考え、現実的で好きじゃないかなぁ……」

彼女の思惑に冷や汗がたらり。
コンクリートに詰められて沈められるとかバラバラにされて埋められるとか終わりがないのが終わりなんて超理論を押し付けられると彼は弱い。

「どうせならきみの超科学力でやべー収監室とかに閉じ込められたいかも。レ〇ター博士みたいになりたい」

そのくせに妙な展開を好みがち。彼にレク〇ー博士ののうなカリスマ性はない。収監されたことを忘れられるのがオチだろうが。

「ほんとほんと。学生の癖に盛ったりね、学生の癖に大仰な武器持ったりね、よくないとおもうな。学生らしくいこうよ」
「ぼくも社会人になったらお給料ではしゃのつるぎとか買う予定だもん。いまはいしなげてんだもん」

「……ついでに風紀委員とか生徒会の武器とかもさ、サメしか切れないチェーンソーといれかえない?? 」

「いまって鏡だなんだってさぁ、荒れてるからさぁ、あいつらびっくらこくぞぉ……。」

「ていうかもう、鏡にアサイ〇ム作品と三〇幸喜作品とか映るようにしない?
きっと願いとか黒幕とかどうでも良くなるよ。サメしか切れないもん。クソ映画しか映らないもん。ラブアンドピースだ」

彼女が件の鏡事件を知っていて当然かのような態度で。
ちなみに有〇天ホテルだってラ〇オの時間だってちゃん面白い。津川静寂がギャグ漫画を好みながらギャグ映画を好まないだけなのだ
75名無しさん@おーぷん :2018/11/10(土)20:25:13 ID:h0R
>>71
夜がはじまろうとしている。

路地に倒れこんでいる。絡んだは絡んだ。でも理由もあった。取り敢えず拳を振り上げてみた。瞬撃にして、俺は地に叩きつけられていた。だけど、
(  確かに、強い。けど俺だって、もっと痛みさえあれば)

瞳は銀髪見つめている。髪──ムカデの巣で幼く蠢いている子供たちのように捻れた、黒い不整合な長い髪。
髪の間から瞳を覗かせて、─目の前のひとりぼっちの銀髪の、

(どうしてこんなにも、孤独なのだろう)

──孤独の性質を、見極めていた。



「なあ、現代社会ってさ、糞だよな」
倒れて、見極めて、分かんなかったから、取り敢えずなんか言ってみた。
76睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)20:26:38 ID:uWJ
>>69
>>73

「あ……有栖ちゃんが可愛いのはわたしにもわかる……小動物みたいだよね。構いたくなる感じ」
「…………………………うさぎさん」
「閑無ちゃんは……可愛いっていうより……綺麗って感じ。ちょっと憧れる……背も高いし……」

ボソリと、呟くは先程の兎耳。いずれまた見せてもらいたいな。なんて思いつつ。
軽く頭を振って。思考を正常に戻しかける。なんだか血が足りなくて。思考がおぼつかない気もするけれど
すっかり鼻血の止まった鼻を軽く抑えてハンカチをしまい。やや鼻声で同意とする
語り方がおぼつかなくても、彼女の中では二人とも、美少女判定がなされているようで
――少なくとも、まだ彼女は。閑無や有栖に視線が吸われる理由は美少女だから、目の保養だから。で片付けている。まさか新しい性癖に翻弄されているだなんて。夢にも思っていないようで
閑無のいつも見ている。という言葉に対しては、こくこくと頷いて

(いざそうなると……有栖ちゃんも攻略できた方が良かったんジャマイカ……?ここは無個性なわたしが主人公……ああいやいや……だめだ……あまりにも空気な主人公として名を馳せてしまう……!)
「が……頑張ろう有栖と閑無ちゃん……!」

ぐっとガッツポーズ。とりあえずの方向性は定まった。のだろうか。なによりも発案者の有栖がやる気を出してくれた。自分のモチベーションも高いし閑無もやる気だ。まずこれが第一

「…………ふひっ、ふひひひひ……」
「かーちゃんとあーちゃん……で、大丈夫……?」
(今更だけどママっぽい……でもこの中で一番母性がありそうなのは閑無ちゃんだよね……)

理由としてはやはり……撫でるように胸部を流し見る彼女の視線が。物語っていた
――そうして二人に呼ばれる。自分のあだ名。有栖は言わずもがな。閑無に初めて呼ばれたそれは新鮮味があって。小さく閑無に向けてピース
笑い方は可愛らしいアリスと比べると天地の差があった

「アニメのことも……っ!?」

――刹那、閑無と目配せ。オタク特有の意思疎通!まず何をすすめるか。他人に布教したことの無い彼女は閑無へと助けを求める……!
77葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)20:37:58 ID:e8p
>>74
「監禁の趣味はねえなぁ、うん」
 最悪銀と○の麻雀みたいな事にでもなるのではなかろうか。
 割りと忘れっぽいところがあるので、監視もなくあの末路になりかねない。

「学生が嬉々として殺しあいし始めたら末期だよなぁ、どこの世紀末だって話だよぉ本当よぉ」
 クラスのギャルに陰キャ煽りされただけでビッチだけを殺す装置を作ろうとした女の発言である。

「しかし流石にそれで迷惑を掛けられんなぁ」
 普段から風紀委員に指導されるくらいには迷惑をかけている女の発言である。

「鏡をモニターにするのかぁ……願いぃ?黒幕ぅ?」
 こっちは良く解らない。理解不能。そんな顔をしている。
78砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/10(土)20:42:56 ID:eWR
>>47

売らない! 売りませんってばっ! ――嗚呼、ですよねー……。ボクも流石にケーキばかり食べるのは、糖尿病になりそう。

【仮に100%甘(うま)い話だとしても、毎回1ホール食べていたら肥満街道まっしぐら】
【魅力的な仕事だが、花の女子高生としては、お腹と太ももは常に気を配らなければならない】
【二兎を追う者は~とはよく言ったものである。腕を組んでむむ、と唸る】

今月の仕送りはもう殆ど使っちゃってて、これ以上はちょっと……

【朧とてなにも一人でやりくりしている訳もない】
【先月から今月頭にかけて出費がかさんだ――スマホ買い直しや防犯グッズ、コスプレ衣装の修繕等々、一度に纏まった金が出ていった結果のこと】
【無謀で無計画な自業自得なので、親には言い出しにくいと、目を泳がせ人差し指を突き合わせる】
【他にはないものかとページを辿るも、結果は彼と同じく捨てる羽目に】
【がっかりして地面にすとんと落ちる。ベンチを挟み、彼と背中合わせのような姿勢】

本当にパンツ売るしかないのかな……

【生気の失せた声で弱々しく嘆く】
【散々売らないとか言っていたくせに】

//ありがとうございます……遅くなって申し訳ありません
79詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)20:44:34 ID:sUk
>>68

「ええ。生徒との事故で命を失った後、何らかの手段で蘇生し辞職。
 何らかの異能力にしろ、辞職は不自然としか言いようがない。」

変わらない、張り付いたような表情のまま。当たり障りのない言葉。

「理事長が、ですか。生徒会からもその報告は受けています。
 鏡事件の闇は根深いようです。味方の筈の教師陣すら敵の可能性がある。」

胡散臭いと感じるのは、警戒心を抱かせるのは何か。
帽子の鍔で曖昧になった視線、どこか感情の抜けた声、表情、そのどれか。

「……言葉の意味がよく分かりませんね。
 生徒会、風紀委員と共に持っている情報はそう大差ない筈です。」

//すいません気づくの遅れました……
80前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)20:48:46 ID:Qoq
>>73
>>76

「ええ、そうよね。小動物……ぴったりだわ。小さくて、思わず手を伸ばして撫でたくなる感じの」
「あのウサギ耳は……とても。あざとかわいかったわ。萌え殺しのつもりかと」

【こくこくと、摩耶の言葉に同調する。有栖のからかわないで、という嘆願も意味なく】
【勿論、閑無から見て、有栖も、摩耶も、美少女だ。そしてそれ故に、あまり衆目に晒したくないという独占的な欲望も持っていたりする】
【彼女達の魅力を知るのは自分だけでいい、という……彼女達をモデルにしたキャラをゲームにして配布したら、皆に見られてしまうのでは? とは思ったが】
【それに関してはもう、自分のわがままで途絶えさせるわけには行かないので。ぐっと堪えることにする】

「……あ、ありがとう。……摩耶ちゃんも、可愛いわ。とっても」

【然し、そんな風に率直に褒められたのならば、顔を紅くしながら……小さく、そう呟くしかなかった】
【ただでさえ小さな声は、最後には蚊が鳴くかのような声になってしまっていたが】

「……ええ、がんばりましょう。二人共」

(……私システムよね? 私が勝手にシナリオ書いて、摩耶ちゃん主人公の裏ルート搭載したら怒られるかしら)

【有栖を攻略できない、という点に関しては、閑無も同じ思いであった】
【――全ルート解放後の裏ルートとして。オマケ要素として搭載ならば、CGが無くても怒られないだろう】
【そんな悪巧みである。実行するかどうかはまあ別だが】

「……いいわ。すごく良い。とっても……!!」

【そして自身もあだ名で呼ばれたのならば。実に満足げに頷いたのであった】
【かーちゃん。あーちゃん。むっちゃん。あだ名で呼びあうことの、なんて甘美なことか。まるで日常系4コマ漫画の世界に来たみたい】
【……視線を感じて摩耶の方を見たならば。小さく向けられたピースを見て】

(……あー、待って、無理推しが可愛い……天使……なにそれ……はぁぁ~~~~)

【最早限界である。ともすれば閑無も鼻血を垂れ流しそうなくらいだったのだが、そこは必死に理性を保つことで我慢する】
【出来る限り表情には出さないが、口元は隠しきれずにやけていた】

「……いいかしら、むっちゃん。あーちゃんには、“勉強”をして貰う必要があるわ」
「ノベルゲームは文学作品じゃない……“俗”な部分を取り入れなきゃいけないわ。だからね――――」

「――――遠慮することはないわ」

【その目配せに対して。こくりと頷いた後に……そう言い切った】
【いわばここはボーナスタイム。自分好みのオタクを作る機会。自身の鞄をすっと持ち上げた。いつもよりもそれは、膨らんでいるように見える】
【……この日、この時。有栖が全くの素人であると知った閑無は……おすすめのゲームやアニメBDやらを詰め込んで持ってきていた……!!】
81津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)20:50:36 ID:Leq
>>77

「コンクリ詰めで沈めるほうがエグいとおもうんだけどそれ趣味なの?」

自分のことを棚に上げて、こいつやっぱ相当やべえな、なんて態度でわざとらしく数歩引いて

「ほんとほんとだよね! なんかなんかみんなして殺気だってるの。ぼくなんてもうおいてけぼりでもう……」
「だから学生諸君が物騒なもんもつもんじゃないんだよぷんぷん」

なんていう彼も生徒会から支給されたどこの扉でも開けるマジックアイテムを何の罪もないスリ師に押し付けて迷惑沙汰を起こしている。
強いアイテムを渡されたのが癪だからなんて理由でスリ師を八つ当たりで撲殺しかけたりもしていて。

「んん? さてはご存知ない? あの鏡騒動を!?」

「実はいまぁ、願いを叶える鏡なんてのがァ、学園に出回っててぇ、それを使うと凶暴な怪物になっちゃうんだって!」

「生徒会も風紀委員もそんなものをマジになっちゃっておっちゃってるわけ。もーたいへんなんだから。それにいまはこのネタを知らないと時代において枯れちゃうんだよ?? 」

ちなみに津川静寂は生徒会庶務でありながらその素行ゆえ一部情報規制を受けている。
だから生徒会にいながらも知らない情報は多い。
全てを知っていますというふうに得意げな顔をしているけれど

「この事件で活躍とかしちゃったら、マジでファンタジスタな発明会の名前もうなぎのぼりになったりしちゃうかも!?」
82祢宜ケ沢上ヒツギ◆RGkEXwt7pU :2018/11/10(土)21:03:17 ID:RVh
人影疎らな教室に差し込む夕日が眩しくて、祢宜ケ沢上ヒツギは少し目を細めながら教室を出た。

金の長髪を揺らしながら廊下を歩く彼の表情は険しいもの。
テスト期間から解放され浮足立つ周囲のなか、それは割と目立つものだろうけれど。

(決定的証拠を掴んだ誰かが動いたのか、それとも上層部からの粛清……そのどちらかだと思うけれど)

考え事は勿論鏡に関すること。調べていく中、高等部長が死んだらしい、ということは耳に入ってきて、しかし誰がそれをもたらしたのかは分からない。
高等部長が鏡を使っていたのならあるいは先輩も戻ってくるのかも、と淡い期待も抱いていたが。そんな甘い話はないらしい。
だから結局やることは自分の足で捜査することに尽きる。

暫し立ち止まり、考え事をすれば自然と皺が寄る眉間を親指と人差し指でぐにぐにとマッサージ。
同時に今日はどこを廻ろうか、と思案する。
本当はその男が生き延びているということを知らない彼では真相までは決してたどり着けないのだけれど。
83葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)21:04:10 ID:e8p
>>81
「何となく思うんだがぁ、お前なら沈めても世間には喜ばれそうな気がしてなぁ」
 その鍵がどうのこうので、生徒会とか普通クビだろうとハカセは思っていた。
 しかし続投中で、なんで津川が生徒会の一員であることが許されているのか。それを研究するべきなのかと若干少女は悩んでいる。

「仮によぉ?その鏡がマジだったとしてよぉ、配る奴は近付いたらダメなやつだろうよぉ……」
「活躍も何もぉ、警備隊に任せて避難でもするべきじゃねえのかぁ?」
 ハカセは津川を疑っている。
 放送は寝ていて聞き逃したから、鏡に関する知識はほぼ皆無だ。
84有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)21:06:18 ID:5bS
>>76>>80

っ…!!さ、さっきのことはもう忘れてくださいぃっ……

(あれは本当に失敗だった、油断した自分が全て悪い。あの異能を使っているときはできるだけ人に見られたくはないのだけれど。でもこの二人になら良いかな、なんてそんなことも思ったり)
(自分の異能はウサギ耳以外にも色々生やせる……だが、これは言わないようにしておこうと胸の内にしまうのだった)
(こんなにも毎日が充実するなんて本当に思わなくて、どこかこの二人には親友以上の思いさえも抱いてしまいそうだ)

うんっ…!頑張ろうねっ…!!

(二人のそんな思惑なんてつゆ知らず、無邪気に頑張ろうと声を掛けて)
(まさか自分を攻略対象にするために閑無が思索してるなんて想像もできるはずがない。もしも実装されたのなら自分でプレイして顔をリンゴのように赤くする有栖を見ることができるだろう)

あーちゃん…むっちゃん…かーちゃん……♪
全然大丈夫っ…!

(響きがとても可愛らしくて、またしても口ずさんでしまう。こんな日が来るなんて夢にも思わなかった)
(とにかく嬉しい、この学園に来た意味はもしかすれば彼女たちに出会うためにあったのかもしれないなんて、そんな大袈裟なことまで考えてしまうのは書き手のサガか)

ど、どんな作品でも見ますしやりますっ…!

(その決意は固いものだ、目は本気で今有栖の命運は二人が握っていると言っても間違いないだろう)
85祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/10(土)21:06:19 ID:RVh
//酉ミス失礼しました……
86麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)21:09:20 ID:Qoq
>>82

【――――廊下は。不自然なまでに静まり返っていた】

【その向こう側から、一人の少女が彼の下へと歩む。かつり、こつり、と革靴を鳴らし】
【生徒ではなかった。制服ではなく、黒いスーツを身に纏っていた】
【齢のほどは、生徒たちとそう大差ないが、然しその立ち居振る舞いは。何処か老齢に差し掛かっているかのようなものがあった】


「『運命とは――――最もふさわしい場所へと。貴方の魂を運ぶ』」

「そうは思わんかね。祢宜ケ沢上ヒツギ」

【立ち止まる。その手の中には、“金色の鏡”が握り締められ、差し込む夕日を反射する】
【白い長髪を揺らし、その向こう側の紅色の瞳が彼を見据えて。細く、見据えられるだろう】


「これは。既に持っているのだったかな」


/平行になりますが、よろしければ……!
87睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)21:15:54 ID:0ei
>>80
>>84

「分かる……か、閑無ちゃんは触れてないだろうけど」
「わたし……あの至高の感覚を。右手に刻んだから……」
(できることなら撫で回して弄り回したいけど怒られそうだし気持ち悪がられそうだからやめておこう……)

早々に有栖は弄られキャラという地位を確立しつつあるように思えた。いつの世も可愛いものは愛でられる宿命であり
そして尊い。ともすれば拝みかねないほどに

「……………い、いやいやいやナイナイ……」
(今日だけで二人に何度萌えさせられた事か……これ私の友達なんすよ……って紹介したい……!誰とは言わず……!)
(……褒められると素直に照れちゃう所が……やばい。尊みがある……拝んでいいのかな)

「う、うん……頑張る……!」
(……も、もしかしてシチュエーション体験するために三人で遊園地とか行ったりするのかな……い、行きたいな……!行くのかな……!)

――もしかしたら、いずれ、有栖を攻略するためだけに。
有栖に隠れて共謀する摩耶と閑無がいるかも……しれない?

「………………くくく、なるほどね。"勉強"……か。ふふふ。」

時として、オタク同士は絶妙なコンビネーションを発揮することがある。今この場において二人の意識は全くの同一!
先に手本を示してくれた閑無に続くように彼女は学生鞄を持ち上げ……!
――そして下ろした。理由は単純

(……今日○ラゴンボールしか持ってきてない)

なればこそ、本日は閑無に譲り――
友人の好みを詳しく知るのもいいかもしれない。布教される身も楽しそうであるから

「閑無ちゃん……!今日はわたしも……!閑無ちゃんの講義を受けるよ……!」
88津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)21:20:41 ID:Leq
>>83

「ぼくが死んで世間に喜ばれるって魔王みたいでかっこいいねぇ!でも死ぬときはかっこよくしにたいな。マ〇ターソードとかぶっ刺されて封印されたい」

彼が死ぬかあるいはいなくなるだけでも、生徒会の負担は減るだろう。仕事をするメンバーが補填されて、おかしなクレームが減って、有志たちで情報を共有できる。
なんで彼なんかが生徒会に居続けられるのか。あるいは休止中の真生徒会長の庇護なのか。全くの謎である。


「……きみも意外と普通のことをいうんだね」

津川静寂は彼女の至極真っ当な意見に表情を顰めた。
先の会話にでた怪獣コスプレ少女も振る舞いのわりに肝心なところは正常だった。
それが少し寂しく不貞腐れて頬を膨らませて

「学園は学生のものなんだから、けーびたいとかせーとかいとかふーふーいーんとかだけがはしゃいでるって寂しいじゃない」

「ぼくは一般生徒の横槍がみたいの! カッコイイ武器とか権力とかもたないこたちの等身大ながんばりがみたいの!! 」


「……それに黒幕っぽいやつらがみんな死んだら消去法でぼくがベスト悪者になるから。まじまんじでぼくはそれまっち」

さっきは学生が殺し合うとかありえないだとか、キレていたが
平然と手のひらを返してみせた。
別にどれが本音ということもない。かといって嘘もついてない。彼は真っ当な学生らしくライブ感だけで喋っていて

「あーあーあー、ファンタジースターオンライン研究会の会費の会計改ざんしちゃお。紅ちゃん最近忙しそうだからぼくが雑用やったげよ! じゃーね!!!」

これまたバカな学生らしく彼は一方的にキレて踵を返そうとする。
不穏な言葉を残してはいるがきっと彼の動きなんて誰も相手にしてくれないはず
89鈎取 吉音 :2018/11/10(土)21:26:48 ID:TkY
>>78
【吸い殻を足元に捨てながら煙草をポケットから取り出し、口に咥えて火を点ける、やり切れない思いをチェーンスモークの紫煙に乗せて吐き出した】

いいか、体売るよりはまだ白寄りのグレーゾーンだ

【もう完全にパンツを売るしか方法が無いかのような言い方、諦めて売るしか無いのか】

……俺のパンツも売れねぇかな……

【大体自分だって人に偉そうに言える程金がある訳じゃない、自分が今女子高生だったら迷わずパンツを売る、それくらい金が欲しいのだ】

はぁ……世の中は弱者に厳しいぜ、これじゃ飲み屋にも行けねえ
90祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/10(土)21:30:40 ID:RVh
>>86

「ん……」

眉間を抑える掌越しに、少女の姿を認める。
外見はほぼ同い年くらい、だが。身に纏う衣服だけではなく纏う雰囲気までもが彼女の精神性を高く押し上げているようで。

「そうですね、俺もそうあって欲しいと思いますよ。
 自分に相応しい場所が何処か、などということは。考えるまでもないことですけれど」

知らない相手に名を知られている、なんていうのは今更驚くことではないけれど。
少女が、外見に反して老成したような態度で接してくれば。少し眉を上げつつも、こちらはいつも通りの柔和な雰囲気を浮かべて。

「――――。
 はい。以前、ちょっとした事件で猫から回収しまして。」

勤めて普段通り、雑談のように口を回しながらも、脳内は別のことを駆け巡る。
すなわち、その鏡の色。変化/進化する鏡の、最上位に位置するといわれる"黄金"。
それも、"既に"持っている、だなんて。随分と鏡と身近な関係にあるような言い回しじゃあないか。

「ええ……と。すみません、貴女は?何処かでお会いしましたっけ?
 それにその鏡、そちらは『ただ拾いました』、というだけではないですよね」

進化の条件は知らないけれど、持っているだけで色が変わるなんて訳はないだろう。
であるならば、彼女の方は鏡を日常的に使っているのではないか。そういう思考から、やや厳しい口調で尋ねる。

//よろしくお願いします…!
91葉加瀬 早恵◆LggYyDwADHv/ :2018/11/10(土)21:35:14 ID:e8p
>>88
「凄く不思議なメカを自由に作りたくはあるがぁ、死にたくはねぇ…… ただそれだけだぁ」
「いやぁ、私も中途半端であることは自覚してるんだがぁどうしようもねえのよぉ……一度死にかけてからはなぁ」
 自称狂気のマッドサイエンティストが、現在自称と付いてしまうのはこういったところからである。
 四肢を失う痛みを知って、これでも落ち着いた(丸くなった)方なのだった。

「言っておくがぁ、私の会に部費なんて出てねえぞぉ?」
 同好会だから精々場所を借りているくらいで、材料等は自費である。
 津川をその場で見送りながら、Dパンジャンドラムの残骸をどう運んだものか。
 その場で暫く悩むハカセであった。
//ロールありがとうございました!
92津川静寂◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)21:42:09 ID:Leq
>>91

「……狂気のマッドサイエンティストなら命くらい賭けろやい! 」

会費の行は都合が悪いので聞こえないふりをして
半端さを自覚してるところは少し悲しいので聞こえないふりをして
都合のいい部分だけに都合よく捨てセリフを吐いた。

「あーあーあー、死ねないってつれえなあーーーー、マジになれないもんなーーーー! まんじーーーー! 」

彼女にこれみよがしに垂らす不満にもやはりきっと意味はなく
彼には不死身ゆえの苦悩なんかもなくてただ安全地帯から好き勝手をいってみせるだけ
だからきっと彼は誰にも相手をされやしないのだった

//はい! ありがとうございました! 楽しかったです!
93前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)21:49:58 ID:Qoq
>>84
>>87

「は……? なんかマウント取られたわ……次は絶対私も触るから、覚悟しておきなさい」

【確かに、有栖は完全にいじられキャラと言うか。勿論そこには愛がある、ということは間違いないが】
【摩耶も、閑無も、可愛いからこそ彼女のことを弄り倒している……というのは。彼女には伝わっているだろうか、どうだろう】

「……ふふふ。色々と、夢が広がるわね」

【これから間違いなく分かることと言えば、有栖に対して様々なアクションを、摩耶から、閑無から、両方から起こされるということ】
【二人で一緒に、彼女を攻略するために、謀――なんていうのは。やはり、あり得ない話ではないのだ】

「そう、そういうことよ。あーちゃん、言質取ったわ。……じゃあ、手加減なしね。ふふふふふ」
「わかったわ、じゃあむっちゃんも大人しく私に布教されなさい……私説明苦手だから、手短になるけど」

【ここで摩耶と二人、目線を交わしながら笑い声を挙げる。因みに摩耶も一度“言質”を取られていることを忘れてはいけない】
【それはそれとして、こうなれば最早。オタク二人は無敵である……ガサガサと、その中を漁りながら、どれから行こうかと吟味する】
【そして、最初に取り出したるは。まずはアニメのブルーレイ・ボックスであった。それを二人の前に、並べていく】

「結○友○は勇者○ある――――所謂魔法少女物ね。まど○ギのフォロワーって言ってもいいわ」
「でも私はこっちの方が好き。勇者に選ばれた少女達が、謎の怪物バーテックスと戦い、そして残酷な勇者システムの構造と、それから……」
「……駄目、これなに言ってもネタバレになるわ。取り敢えず最後までは見て欲しい。途中本当に辛くなるかもだから、なんなら一緒に見ましょう」

【まずは一般アニメ。もともと脚本家はゲームのシナリオライターである以上、何か繋がるところもあるかなー、というのは建前で】
【この前嶋閑無という女、“ガチ”で布教しに来ている。ただ単純に、好きな作品の沼へと……叩き落とそうとしている……!!】

「DY○AMIC CH○RD。バンドマンとの恋愛ゲームよ。所謂乙女ゲーね。ちょっとネットで話題になったから聞いたことあるかも」
「取り敢えずプレイして。合うか合わないかはそれから決めましょう。私から言うべきはそのくらい」

【次は乙女ゲー、なのだが。でん、と机の上に置かれる、PCゲーム四作品――アニメで“色んな意味で”有名になった作品である。主に作画とか、作画とか】
【だがその原作であるこのゲームは、全年齢向け手はあるが非常に重いし、とんでもなく過激である。アニメを見て騙されてはいけない】
【因みに、一応だが閑無は嘘はついていない。だからこそタチが悪いと言えるだろう。確かに、乙女ゲーではあるのだが】

「これはそ○花びらに○ちづけを……百合ゲーの金字塔ね。学園を舞台にした、伝統の百合、っていうか……」
「ちなみに、えっちなやつだから。先生と、お母さんには見つからないように」

【これもまた、百合ゲームとしては有名なものである……こちらはシリーズが膨大であるため、取り敢えず最初の一作品目のみを差し出す】
【これに関しては、真面目に勉強のつもりで渡しても居る。勿論、布教ではあるのだが】
【学園を舞台とした、少女同士の恋愛を描いた……参考にはしやすいのではないだろうか。同じく学園モノを描くとしたら】

「……そして桜○rick。一話見れば大体分かるわ。取り敢えず今日持ってきたのはこれだけね」

【そうして、閑無の弾丸は取り敢えず打ち止めとなる――――そこにあるのは、達成感であった】
【さて、そうして並べられた作品の数々。摩耶は兎も角、有栖の瞳には、どう映るだろうか……というか。全体的に、過激なものが多い】

/申し訳ありません、遅くなりました……
94砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/10(土)21:56:34 ID:eWR
>>89

呑み屋で堂々と呑めただけいいじゃないですか。ボクなんか知り合いの家でこっそりタダ呑みするのがやっとですよ。

【偶然酒の魔力にはまった朧もまた、男と似たような愚痴を吐く】
【わびしい……と下から恨めしく睨み上げる】
【鼻先に漂う紫煙に、けほっと咳込んで】

……って、なんで二人してパンツ売ろうみたいな流れになってるんですかね!
やめやめ、庶民は庶民らしく真っ当に稼ぎましょ。この際投薬治験でも刺身にタンポポでも、なんでもやりますって

【白よりのグレーだろうが、レースの水色だろうが、パンツを売った金で食べる明日のご飯が美味しいとも思えない】
【勢いよく立ち上がって、彼の肩を左手で叩こうと】
【空元気のような振舞いは、自分に言い聞かせるためのような】
95黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/10(土)22:02:09 ID:Wlu
彼は『鏡』の事件を追う一匹の怪物である前に、頭の悪い高校生だ。学生の本分は当然勉強。
人間の状態でもかなりいい耳をフル活用して隣の席がどんな文字を書いたのかを聴き取り、それを勘とフィーリングで紙に抽出する。
三回転ぐらいして明後日の方向に向いた努力でテストを全て切り抜けた彼は、心なしか少し老け込んだようだ。外見には変化はないが。

ともあれ、暫くは煩わしい課題から解放された。それ以外の問題は山積みだが。
休学中の生徒ってテストどうなるんだろう?なんてバカな事を考えるのもこれが最後となるだろう。また『鏡』を割る日々に逆戻りだ。

心を殺し、可能性から目を背け、自分も信じず一番楽で確かな方法を選ぶ。精神の磨耗は他者との対話でますます酷くなるばかり。
もしこれが戯曲なら、舞台なら、とんだ下手糞に書かせたものだ。望んだ役にも就かせず、それどころか正反対の事をやらせようとするなど。


「───やな宿題はぜーんぶゴーミ箱に捨てちゃえー」

やる気無さげに静かに口ずさみながら、校舎裏の燃え盛る焼却炉に鞄から引っ張り出したプリントをポイポイ放り込んでも、心の迷いはちっとも晴れない。
“やりたいならやってみせろ”。“縁が無かった”。グルグルと頭の中で回転するいくつもの言葉に精神的安らぎなど微塵も無い。
全てを否定するには彼はまだ甘く若すぎたし、自分は正しいと狂うのも出来ない。地獄の責め苦めいた精神的苦痛が続くばかり。

考え事をしてる上に目を閉じた険しい顔で中身を捨ててるのだから、当然ヒューマンエラーも起きるわけで。
筆箱や教科書まで放り込んでるのに気付かないまま、青年は日陰の中、心の中で縋るように呻いた。
96麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)22:05:30 ID:Qoq
>>90

「相応しい場所――君にとっては舞台の中心か。或いは演劇部という環境か。それとも」

「――想い人の隣か。さて、どれだろうか。私には、皆目検討もつかないのだが」

【何か、全てを見透かしているような口調――――事実として。そこにいる“麟童”という人物は、彼のことを熟知していた】
【そして故にこそ、彼のことを見出していた。相書という少女を、真っ先に葬ったのは、彼にその素質があるが故のことであった】
【……弄ぶつもりはなかったが。幾つか探る必要はあった、とは言え簡単なことではあったが】

「ほう、猫から。それはまた、面白いことをする配布役がいたものだ」
「……生きる欲望、というのはそれだけで“金”へ至る道になるのか? いやはや、興味深いが……」

【そう、まるで彼がそうしているように。雑談でもするように、あまりにも落ち着いた様子で】
【彼の疑惑を肯定するかのように。“鏡が進化する存在”であることを当然の如く前提として、“配布役”の存在すらも言及し】
【鏡を持っていることを知ったのならば。少しずつ、少しずつ。彼の感情を、荒立てていくように】

「ああ……“この姿では、分からんかね”」

【そういったのならば。鏡の側面についたスイッチをかちりと押し込んだのならば、開くシャッター。そこには“翼”が描かれる】
【虚像が重なり、そして現れるのは。エネルギーの放出が光の翼を描き、異形の頭部には紅の単眼が存在する……その姿には、見覚えがあろう】
【その手に持ったステッキをくるりと回せば、長大な杖へと変形し】


「こうして私から会話をするのは、初めてだったか。異能学園、高等部長、麟童最果……まあ、“元”、だがね」


【単眼が、赤い光を伴って。夕陽の廊下に、その白い躯体が照らされる】

/遅れてしまって申し訳ありません、よろしくおねがいします……!!
97伏木霞 :2018/11/10(土)22:12:13 ID:sOp
>>95
悶々とした気持ちをどうにか鎮めて、テストが終わって浮き足立つクラスメイトに少し馴染めなく感じてきた霞。
高等部長が死亡した、という噂のあるなしはさておき最近姿を見掛けないなんて噂はされるもの。

その辺りの噂は聞き付けているが今は雲隠れしてるか、それとも打ち倒されてるのかと考える程度。随分とのんびりとした思考になる。
結局のところ、彼は皆と違って切り捨てる行為が苦手なのだ。だからこそ理想は高く、諦めは悪く。

出てきた自宅で行う課題には辟易としつつ、掃除で出てきたゴミを捨てるために焼却炉に来てみれば血迷った様にしか見えない人物一人。

「うおおおおい!!! 筆箱! 教科書!! お前買い直してまた金使う気か!?」

今にも放り込まれそうだった教科書は鎖で叩き落として地面に向かわせ、既に投入されたものについてはゴミ集めに使われるトング的なもので取り出して火を消すために踏みつける。
端から見たらわりとアレな行為ではあるがその辺りの考えはあまり働かず、最終的には焼却炉の蓋を強引に閉めて被害が広がるのを避けた。
既に燃え盛ってるものに関しては気付いてないので仕方ない、伏木霞は千里眼など持ってないのだから。

「巽!? お前大丈夫か!? 金無さすぎておかしくなったか!?」

彼を金欠病としている理由はやはり、風呂での会話のせいというべきか。

//よろしければっ
98鈎取 吉音 :2018/11/10(土)22:18:12 ID:TkY
>>94
俺は体のリスクも無く時間も使わずに金が欲しーの、だから何とか楽に稼ぐ方法を考えてんじゃねーか
……つってもそれが出来りゃ誰も苦労しねーか……しょうがねぇ、少しは真面目に働いてみるとしようかね

【砂霧に肩を叩かれ、諦めたように溜息を紫煙と共に吐き出せば、観念したのか働く気をほんの少しだけ見せた】
【……が、何分このご時世、働こうとするにも色々と入り用で、かつそれを一から揃えるには金もかかる】

……まずは呉葉に金でも借りるか

【なのでまずは知人に金の工面をしてもらうことにした───それどう考えても変な気を起こして結局失敗する奴だ】
99黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/10(土)22:20:42 ID:Wlu
>>97
「………あ?あぁ、お前か。何言って──────」

ハッとした顔で声の方向を向き、努めていつも通り無愛想な態度を返す。気付いていない。
それでもその慌てぶりを見て不思議そうに焼却炉を見れば、自分が何したかは流石に分かり───

「ゲェーッ!?」

悲鳴にも似た叫びを上げ、伏木に続いてワタワタとトング的な物を手に取るのであった。


「あ、あぶねー……。教科書燃やすのは小学生からの目標だったけど」

とりあえず教科書だけは少し焦げた程度で無事だった。他の物は見たくない。
インクやプラスチックが溶ける嫌な臭いから避けるように数歩離れて後者の壁に寄りかかり、ひどく疲れた様にへたり込んだ。実際精神的にかなり疲れたのだが。

「ここに来た時から金無えから関係ねえよ……。考え事してただけだ」

わざわざ痛いところを突きやがって、と言いたげにジロリと睨みながら。金欠なのは否定出来ないのでしなかった。


//よろしくお願いしますっ
100有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)22:29:48 ID:5bS
>>87>>93

な、なんでそんなに触りたがるんですかぁっ…!?そんな至高とかそれほどじゃないですからぁっ!?

(二人のそんな様子に相変わらず翻弄されてしまう。しかしこれからはきっとこれが今後続いていくのだろう)
(こんな風にいじられることは初めてで戸惑いもあるが、それでも楽しいと思ってしまう自分がいる)

ですねっ!夢、広がりますっ…!

(今こうして話している夢という言葉に互いで語弊があるのだろうがそんなことには気付かない)
(何かアクションをされるたびに新鮮な反応をする有栖はシナリオを書く上でかなり重宝できることだろう)
(シチュエーションを考えるために、みんなでお出かけなんかもきっとするはずだ。それが遊びだけ、ということにはならないようにしたいけれど少しくらいは羽目を外してもいいだろうと)

は、はいかーちゃん先生っ…!

(閑無を先生と仰ぐその視線はまさに真剣と憧れが混じったようなそんな視線)
(そうして並べられたBDBOXを見ればまさに圧巻の一言だった)

(まずひとつ目の作品。説明を聞く限りは異世界ファンタジーものなのかと想像してしまうがちょっと違う。そして途中でてきたまど○ギという作品も少し気になったので、自分でもチェックしてみようと)
(――――3話で唖然となってしまったのは言うまでもないだろう)

(そしてふたつ目は何やら恋愛ものらしい。いわゆる乙女ゲーというジャンルだとか)
(4作品もあるということはきっとそれなりに人気な作品だったのだろう。それならばアニメ化もされている……ゲームをプレイし終わった後にはそちらもチェックしてみようと決意)
(――――これも結果はお察しである)

(そしてみっつ目、金字塔と言われれば「おぉー」と歓声が上がる)
(百合ゲー、つまり自分たちが作るのと全く同じジャンル。しかも学園モノとなれば参考になるはず……しかしその後の"えっちなやつ"という言葉を聞けば耳まで赤くさせる。当然有栖にエロゲーの経験など皆無)
(しかしここまで自分たちと同じものであればやらなければならない、そんな一種の使命感のようなものに駆られるのだった)

(そしてよっつ目、1話を見ればわかると言われ頭に?マーク)
(だが家に帰り、見て見れば納得。そのキスシーンの多さにはドギマギしてしまうことだろう)

(並べられた作品群。それらはやはり女の子が写っているものが多い。そしてもちろん百合系も)
(もちろんまだ表紙だけだがそれらの表紙を見て有栖が思うことは――――)

かーちゃんっ…すごい、ですっ…!!

(感嘆の言葉、それしか出なかった)
(自分の知らないことをこんなにも知っている、それだけでもう尊敬してしまう。自分にないものを持っている人はやはりかっこいい)
(それは純粋な有栖の本音だった)

//すいません…次から少し返信が不安定になるかもしれません…!
101伏木霞 :2018/11/10(土)22:30:14 ID:sOp
>>99
「どんだけ危ない目標持ってんだお前……そんな目標は焼却炉に捨てとけ……」

肩で息をしながら手遅れの物には触れず、無事だったものの汚れをぱっぱと落とす。
嫌な臭いに関しては聞かれたらどうしよう、と考えながら巽にハンカチ一枚を差し出した。これで鼻を塞いでおけ、ということだろう。

「考え事は物捨てながらすることじゃねえよ……靴下片っぽ捨てかけて焦った俺が言うんだから間違いねえ」

学校の掃除、ゴミ箱から出てくるようなものが詰まったゴミ袋は焼却炉の隣に置いておき、そう主張。

「で、金がないことに関してはバイトは付き合ってやるからそれでなんとかするとしてだな……考え事ってどうした」

汚れを落とした教科書は巽の鞄の横に積んでいき、トングは備え付けのところに返す。
そんな折に言質になることを発しながら横に座り込むのだった。
102祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/10(土)22:32:03 ID:RVh
>>96

「全部、ですかね。最近知ったんですけれど俺は自分で思う以上に我儘みたいで。たとえ一時でも掴んだものは離したくないと思ってしまう。
 ……誰から聞いたんですか、それ」

舞台のことも、演劇のことも。知られていて当然だ。
ただ、最後の一つだけはまだ知人数人にしか言っていないことだから、少し怪訝な表情で咎めるように。


「貴女、は――――」

眼前の少女の口ぶりは、自分のそれと似ているようで全く異なる。
自分の口調は飽くまで演技。しかし彼女の方は、それが当然であるかのような落ち着いた語り口で。
総毛立つ感覚に襲われる。それでも、この少女が"そう"であるならば。自分は問わねばならぬことが幾らでもある。

少女の姿が鏡を取り出したのと、彼が左腕を広げたのがほぼ同時。
彼の背後、廊下を塞ぐように木製の大扉が出現し。金属の蝶番が軋む音とともにゆっくりと扉が開いていく。

天使と形容するに相応しいその姿は、友人の見せる幻に視たものであり、演劇部にもたらされた映像から記憶に焼き付けたもの。
驚愕はある。畏怖もある。ただ、それを表に現出させるには至らない。何故ならもっと強い感情が心を占めるから。

「貴女が本当に高等部長であるというのなら。
 先輩を……相書先輩をどこへやったッ!!」

鏡を使って何をするつもりだ、だとか。生徒を守る立場の人間が生徒を脅かすのか、だとか。
そんなことは二の次、三の次だった。

//お気になさらず!おふたりとのロールの方を優先していただいて全然かまいませんので!
103豚面の男◆.3GEbkRqOQ :2018/11/10(土)22:32:40 ID:Leq
「おっおっおっ……おっおっおっ……おおお……お゛っ゛お゛っ゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぉ゛」

「麟堂の親分……! お゛っお゛っお゛っ……親゛分゛……!! 」

【慟哭。食欲。動揺。飢饉。絶望。食欲。食欲。食欲】
【脳内に響く声が雇い主の最後を告げた】
【あの羽を炙って食べてみたかった】
【頼れる上司として進学後の進路相談もしてみたかった】
【あの一つ目をポン酢でいただいてみたかった】
【もっとたくさん鏡を配ってお金だっていっぱい欲しかったのに】

【彼が果てれば全てがおわってしまうじゃないか】
【仕事を失えばおなかがすくし、警備部隊に捕まればおなかがすくし】
【鏡の力がなければ戦争だとか大災厄があればおなかが空いてしまうじゃないか】
【考えただけで涙が止まらない──食欲が収まらない】
【この食欲がいつも自分を狂わせる。憎らしくは思わない。ただただ食べていたかった】

────

【彼の言葉には行動を続けろ、同志を助けろとの指令があった】
【すぐにでもそれを実行に移せないことを裏切りだとは思わない】
【物事には機会がある。ふさわしいタイミングが。いまはそのときでない。だってこんなにお腹が空いている】
【数日間、ずっとこの姿で食べ続けているというのに】



『ぶじゅじゅじゅじゅ……』


【その男は往来の真ん中で立ち尽くしていた】
【豚面のお面をかぶって、黒コートに大きな全身を埋めて】
【ただただ立ち尽くしているように見えた】

『ぶじゅじゅじゅじゅ……』

【男の胸には金色の鏡が添えられていた】
【だが誰もそれに違和感を覚えるものは少なかった】
【件の事件はあまりにも有名だがそれゆえにそれらを模した醜悪なアクセサリーが出回っていたり】
【怪物の姿になるという噂が一人歩きしていたりするから】

「ぶじゅじゅじゅじゅ……」

【一人、また一人と彼のそばを歩くものが消えていくことに】
【悲しいかないまだ誰も気付くことはない】
【あるいはすでに誰かが気付き、この怪物を止めに来ているのだろうか】
104黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/10(土)22:40:26 ID:Wlu
>>101
「気に食わない事から逃れたいってのは人類共通だろ?」

濡らしてくれないのか?なんて図々しく尋ねながらも軽い感謝の言葉と共にハンカチを受け取る。
妙に準備いいなとは感じたが、そういう性格なのだろうと気にしなかった。

「次から気を付ける。次があればの話だが」


「───ま、遅かれ早かれいつかはバレるんだ」

言質を取られたか。相変わらずの仏頂面だが、少なくとも不快に感じてる気配は無い。
横に座られれば少しズレ、広いスペースを取れるように。

「俺なりの信用の証で話す事だが、面白い話じゃ無いしな。聞きたくなくなったら耳塞いであっちで埃食ってろ」

「───ガキの頃、事故で死に損なってな。とうさ……親父もお袋も俺も、擦り下ろされて潰されて焼けた。その筈だったんだ」

語り出すのは突飛な内容。死んだ筈の自分がこうして生きているという、頭がおかしいような話。
考え事の根は深く、この辺りから話さなければ纏められないような気がして、静かに言葉を続けようと。

「俺だけが生き残った───いや、蘇った。この間見せたアレになって、な」
105砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/10(土)22:46:55 ID:eWR
>>98

そうそう、真面目にこつこつ――――

【ちょっと動機が怪しいが、彼も重い腰を上げる気配。自分も誰かに頼ることなく、アルバイトくらい探せるようにならないと】
【なんて決意も新たに、身も心も一歩踏み出そうとして、聞こえてきた呟きにずっこける】

なんでそーなるっっ!
ダメダメ、そうやっていきなりお金が、労せず懐に入っちゃうと、人ってパーっと使っちゃうんですから!

【ずびしぃっ! と今日一番のツッコミ】
【男の前に回り込んで、肩を強くゆさぶろうと。呉葉が誰のことかはわからないが。きっといい事ではない】
【気を抜くと自分も泥沼に陥りそうなので、そろそろ目を覚まして欲しいと】

とにかく借金は駄目、ゼッタイです

【人差し指を目の前に突き付けるだろう】
106睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)22:47:25 ID:0ei
>>93

「……でも触り心地が良くて」
「……また触らせて欲しいん……だけど……」

あの感触は、病みつきになりそうなものだった
また触れられないのは辛い、摩耶の方はやや懇願するように。有栖へと

――さて、摩耶も所謂オタクであり、雑食である事は自覚している
そのため大抵のものには耐性が着いており。だからこそ友人が何を出してきても受け入れる度量はあるつもりだ。
こういうやり取りも初めて、居住まいを正しつつ。ばくばくと早鐘を打つ心臓を抑える。
これもまた、友人を知る為とゲームの為……

「あー……これ実は、一話だけ見たんだよねプライムで……」
「そんなにオススメなら、ちょっと見てみようかな……」

○城○奈は勇○である、特に作画が気に食わなかったとか、キャラが気に食わなかった訳では無い。リアルタイムでは見なかったがAmaz○nプライムで一話だけ視聴済みである
勿論ブルーレイボックスに触れることはせずに、眺めるだけ。指紋を付けるのを恐れた

「二つ目……これは知らないかな」
「かー……ちゃんの口ぶりだと。人を選ぶタイプっぽい?」

「みっ!?みっ……つ、めはその……や、やろうとしたことは……あ、あったりする。ちょっと興味あって」
「わたしが知ってるのは、見た事あるのは……ま○かちゃんとほ○らちゃんみたいな子がパッケージに写ってる奴……!」

手を出そうとしたが。結局手を出せていないのが三つ目。そもそも彼女自体が未成年という事もあり、やや抵抗があったためでもあるが
興味自体は持ち合わせていて……黒髪の隙間から通る視線が。パッケージを舐めるように滑っていく

「四つめ……これは知ってる……!尊い……一話見れば分かることが分かる……!」
「私ならここに……ゆ○式を足したいところっ……!!!」

徐々に、テンションが上がっていき。ともすれば一人で興奮している節もある
並べられた作品達は多少は知っていたし。友人の勧めとあれば見直すのもプレイするのも吝かではない
キラキラした目で並べられたお宝を眺めつつ
「やりきったね!」と言わんばかりにチラチラと閑無の瞳に視線をよこして止まなかった。
布教というのは……される側も楽しいものである
107睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)22:48:12 ID:0ei
>>100
//安価抜けです……!
108麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)22:50:16 ID:Qoq
>>102

「掴んだものを手放したくない、手に入れたものを手放したくない……素晴らしいじゃないか」
「貪欲は美徳だと私は思うよ。それだけ……“強い思いは、それだけで力になるのだから”」

【――――どこまでも、全く平然と。麟童という人間は謳い上げるということもなく、彼のことを嗤うでもなく】
【ただ、そこには教師として、生徒と対話する姿だけがあった。そこには、生徒という存在に対する愛情すらも存在しているほどであった】
【悩みを聞き届けるかのように。それは。異形の天使の姿へと、その身を変じさせたとしても、全く変わったものではなく】

「ああ―――相書君かね。君と恋仲だったかな。残念だったよ、彼女は配布役として良い仕事をしてくれたのだが」
「どこへやった……ああ、少し待ち給え。これだったか、それとも、これだったか」

【右の掌に杖を握り締め、そして開いた左の手の中に浮かび上がるのは、“天使の輪”】
【どれも一定の大きさ、形状をしていながら、放つ輝きは幾つも幾つも変わる。青色、赤色、大きな光、小さな光。それから最後に】
【小さな小さな白い光を放つ、天使の輪が彼の前へと提示されることだろう】

「――――彼女を、返して欲しいかね」

【その杖の先端が掲げられると。そこから、レーザーじみた光が放たれる】
【それ自体に殺傷能力はないが。それは“重力の方向を操作する能力”を持つ。もしも、それに触れてしまったのならば】
【彼の身体は、天井へと“落ちていく”。求め、抗い、手を伸ばす、その掌を全て叩き潰すために在るのが】


「鏡を遣い給え。君ならば、金等級へと至ることも出来る筈だ」


【神。絶対なる上位存在の従い、命令を遂行することこそが。この天使と言う存在の、役目だ】

/お気遣いありがとうございます……!!
109伏木霞 :2018/11/10(土)22:51:34 ID:sOp
>>104
「わからなくもねえが燃やしても金使うだけだろ」

近くに水道あるなら濡らしてきてやる、と返事があった。そういう性格というかあれば困らない程度には使うのである。

「大体そういうとフラグになるんだがまあ置いておこう」

信用で話されることは通常、耳を塞げと言われてもそんなことするか、というものだろう。ただ霞の場合それは言えない。

「そうなって耳塞ぐまではまだしも埃を食う趣味はねえよ」

言って耳を塞ごうとする仕草でもあれば、それが不快の種になるのに変わらないから。

「………………」

突然、というか。そこまで遡って語られるとは思ってなかった様子で彼は一瞬表情を驚きのそれに変えた。
呼び名の訂正に笑う暇などなく、そしてその内容が本当だとすれば巽が不安になるのもわかる、なんて柄にもなく思って。

「…………ああ、あの姿か。それで、そこからどうなった」

自分だけが生き残り、自分が怪人となる。
それが子供の頃の巽にとってはどれだけの恐怖だったかなんて想像もできないし、することすら憚られる。

それでも話してくれてるのは、それだけの理由があると信じて話の続きを促した。炎の燃える音が焼却炉の中から微かに聞こえる、その場所で。
110鈎取 吉音 :2018/11/10(土)23:05:56 ID:TkY
>>105
いやだってほら、面接用のスーツとかも俺持ってないし、ちゃんとした格好しなきゃ受かるもんも受からないだろ?
別に『借りた金を元手に大穴当てれば暫く遊んで暮らせる』とか思ってないし、ちゃんと真面目に働く為の投資的な?

【駄目だこいつ早く何とかしないと】
【砂霧に揺さぶられながら口をついて出るわ出るわ白々しい言い逃れ、そりゃいい歳して金欠になる筈だ】

……いいか、社会を良く知らないお前に一つだけ良いことを教えてやる

金ってのはな、天下の回りものなんだよ、巡り巡って結局は自分の所にも戻って来るんだ
俺はそのサイクルを少しだけ早めに前借りしてるだけなんだよ、借金じゃねぇ、放っときゃいつか俺の手に渡る金だ
111前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)23:08:19 ID:Qoq
>>100

【随分と人気なうさ耳である――なんとも分かりやすく、それでいて可愛い萌え要素】
【それにオタクはモフモフしたものも好きだ。そんなものを見られてしまったことが、彼女にとっての不運であり、二人にとっての幸運である】

【さて。対する閑無であったのだが、有栖に関して布教することについては、特に不安はなかった】
【彼女は純真無垢な状態だ。どんな作品も、取り敢えず偏見なく受け入れるだろう……その点は大丈夫だったのだが】
【問題は、摩耶への布教である。オタクも永くやっていれば、地雷というものが出来てくる。その地雷を踏んづけないだろうか心配だった】
【彼女が雑食であることは、知っているが――――】

「ゆ○ゆは私としてはとてもオススメよ……! 黒髪ロングの魔法少女は愛が重いのは何故なのかしらね。あ、是非わ○ゆも見てほしい」

「ええ、ダイ○ーはかなり人を選ぶわ。重いし、過激だし。私は好きだけれど……合わなければ無理せず切ったほうが良いわ」

「それは……あの二人に似てるのは……ミ○エルの乙女かしら? 本当にシリーズ多いから、まず見た目が好きなキャラを選んで、そこから追いかけていくのも良いかも」

「流石むっちゃんね……! ○ゆ式……いいわね。そっちの4コマ方面に行くと、キ○ミーとかも……」

【――――そうして。紹介を重ねるごとに、テンションを上げていく摩耶と有栖に合わせて、閑無もどんどんとテンションを上げていく】
【布教というものは楽しいが、時に一方的になりがちである。最後の最後まで、紹介を終えたのであれば、ふぅ、と一息ついて】
【……押しつけになってしまわなかっただろうか。だいぶ早口なオタク語りになってしまった自覚はあるので、不安ではあったのだが】

「――――す、すごいかしら!?」

【有栖の感嘆の言葉。まさか、布教をして凄い、と言われることがあるとは思わなかった】
【キラキラとした瞳でそう言われたのであれば、摩耶へと再度視線を寄越してみる……彼女もまた、目を輝かせながら、こちらを見ている】
【どうやら、布教は成功……のようだった】


「……まぁ、ということよ。因みにこれは布教用だから、持って帰ってもらって構わないから……」


【こほん、と咳を一つして。取り敢えずの締め括りとするのであった】
【今度は自分ではなく、二人から。布教を受けてみたいものだ、そう思いながら】
112前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)23:08:33 ID:Qoq
>>106
/安価抜けです……!!
113祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/10(土)23:15:49 ID:RVh
>>108

「あなたが先輩を……ッ!」

鏡を使った者に倒されれば、死の代わりに身体が何らかの物体に変換される。
生徒会所属の友人に聞いていたことだ。それが本当ならば、今異形の天使が掌に見せたものこそが。

「当然です、返してもらう――――ッッッ!?」

光を放つ天輪。それを奪い返そうと接近し、手を伸ばし。
その結果、至近距離で放たれる光線を避ける術なく。足が地面を離れ、天井に吸い寄せられて。

 アァァクト
「《演目》ォォォ―――――!!」

それでも、叩きつけられる前に能力起動。
背後の扉の先にずらりと並ぶ、舞台演劇の衣装のなかからひとつが飛び出し、空中の彼に装着。
西洋の銃士の衣装。装備は古びたマスケット銃。背の赤紫色の翼で空気を叩き、なんとか身を反転させて天井を足で蹴る。

「使うわけがないでしょう、そんなもの!」

先輩の言葉を思い出す。鏡なんて要らなかったのだ、と記された白い本。
それだけで自分が使わない理由は十分。
マスケット銃を構え、二発、三発と立て続けに発砲。狙いは杖。まずはその厄介な能力を奪う意図で。
114黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/10(土)23:19:07 ID:Wlu
>>109
「まぁ……楽しくはなかったな、少なくとも。力に溺れる余裕はねえ」

気の利いた冗談も言えない。ハンカチの奥で無理矢理口元を微かに吊り上げても、心はちっとも晴れない。
閉じられた焼却炉の奥の焔まで見ようとするかのように、細められた黒い瞳はジッとその方向を向き続ける。

「最初の一年ぐらいは、ぶっちゃけて言うとよく分かってなかった。ガキだったしな。
 耳垢が湿ってるからって自分がおかしいと思うヤツはいねえだろ?そんな感じで、こういうもんなんだってそこまで気にしてなかった」
「───中坊になってからか。段々と、変な事ばかり考えるようになってきた。
 ムカつくヤツがいたとして、どうやってそいつの目玉を抉り取ってやろうとか、脳味噌を食ってやろうとか、そんな事ばかり自然に考えてるのに気付いちまった」

チラリと動いた目は、まるで笑えと言うかのように一瞬だけ伏木の顔を見つめ、また閉じられた焼却炉を向く。
肥大化する暴力性、血に飢えてる自分に気付いた時は辛かったし、恐ろしかった。多感な時期だから尚更。


「何よりも辛かったのが──────目の前で焼けた、あの眼が忘れられねェんだよ」

苦笑混じりに漏らす言葉。恥じる様な、諦めた様な声音は、妙にハッキリ聞こえた気がする。
ハンカチを剥がして片手で目元を覆い、今度はくつくつと喉を鳴らすような笑いを漏らす。涙の代わりのように。

「他のヤツが泣いたり、悲しんだり、苦しんだり。そういうのを見る度に、あの眼がそこら中から俺を見つめ返してきやがる。想像出来るか?気分悪くなるからしない方がいい。
 それが見たくないから、他の連中を助けようとしたつもりだった。俺の為にな。決して褒められたものじゃないってのは分かってた」

「───けど、それももう終わりだ」

言葉が纏まらない。抱えていたものを小出しに出そうとして、勢い余って全部吐き出してしまった。
どうにか軌道を戻そうと、ハンカチを押しつけるように返しながら空を見上げる。

「助けようとしても空回り。笑わせようとしても無駄。唯一出来るのは、元凶を殴り倒して解決した気になる事だけ。俺はどうあれ、その場は収まる。
 考え事ってのはそれだ、押し付けられた役をやりきるしかねえんだろうなって事だ。───面白くねえだろ?」

彼は自分の性根に気付いていない。分かっているのは、他人を殴るのは楽しくはないという事のみ。
お人好しで暴力を好まず、出来れば沢山の人の助けになりたい。そんな思いをコーティングしたのは、暴力装置としての怪物の身体と力。
求める物と違う物を与えられてしまった事は薄々勘付いていた。それに従うしかないとしか思えないのが、抱えたものであり、悩みだ。

「………話が纏まらなくなってきた。最初の内は変身ポーズ考えてた事は話したっけ」
115有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/10(土)23:22:18 ID:5bS
>>106>>111

っ……わ、分かりましたよぉ……
えぇと…でも今じゃなくてもいいですよね…?………優しく、してくださいね…?

(悲しいかな、こうして頼まれてしまえばもう断れない。元引っ込み思案の彼女の悲しい癖で)
(最後に付け加えた言葉はかなり意味深に聞こえる…本人にはそんな意図はないのはその顔を見れば分かるが)

ほえぇ……

(好きなものについて語り合っている二人を見ていると、やっぱり凄いと思う。好きなことをこれだけ楽しそうに語れるのはその人が本当にそれを好きだという証)

はいっ…!すごいですっ…尊敬しますっ…!

(自分はこの作品群をどれ一つも知らない。凄いし羨ましいと思う。いつか自分もこんな風に話し合えるような日が来るのだろうか、なんて少しだけ思ったりして)
(ただそこまで行くにはまだまだいろんな試練……もとい作品を見て、自分もアニメやゲームのことをもっと知って、そしてなによりも楽しまなければならない)
(ここから先は本当に未知の世界だ。未知は怖い、そらでも彼女たち二人がいるのならそれもきっと怖くなくなる)

い、いいんですかっ!!?
…………それじゃあ、お言葉に、甘えて……

(布教用などというものがあるということに驚きだが、ここで断るというのはあまりに失礼。寮の自室に帰ってからは一苦労だろう。でもそれも楽しみのひとつ)

……ありがとうございます、今までこんな風に話したり、こんな気持ちになったり…きっと私一人じゃ、絶対あり得ませんでした
――――本当に……私、二人に出会えて…良かったですっ…!!

(そして、最高の笑みを二人に浮かべて、そんな感傷的なことをつい言ってしまうのだった)
116砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/10(土)23:25:31 ID:eWR
>>110

だから、な・ん・で 面倒くさがりの癖に形から入ろうとしてるんですかぁー!
未来への先行投資は、過去を着実に積み重ねて来た人間だけに許される権利なんですって!
あぁ――、このクズ加減、確かに覚えがあるのに思い出したくない……っ

【何を言っても暖簾に腕押し、頭を抱えてふらつく朧】
【頭痛の奥に忌まわしい記憶の残滓を嗅いで。それでも辛抱強く説得を試みるのは、どうもお人好しなのか、こんな大人になりたくないという意地なのか】

その理屈だとまた直ぐ貧乏サイクルに陥って振り出しなんですけど!?
――……はあ、自分のものになるならたまには自分から渡しても良いですよね?
ならまず貴方の方から、日頃お世話になってる人に返しましょ。

【きっとこの人あちこちで借金を作っていると見当をつけての言い返し】
【地頭の良くない朧だが、こういう脊髄反射的な論議は案外嫌いではない】
【言い負かされても誰も(肉体的には)傷つかないからだ。ゆがんだ平和主義者】
【社会を語る、いや騙る男に負けじと、顔を近づけて正面からジト目】

うかうかしてるとあっという間にクリスマスですよ?
117雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/10(土)23:30:49 ID:Ysa
>>79
「学園の上層部が敵…もし本当にそうなら、僕達は……」

教師を始めとする、上の人間が今回の事件の糸を引いているのだとしたら。
もしも本当にそうならば、自分たち生徒はどうすれば良いのだろう。大人に、良いように弄ばれているのだとしたら。

「……いえ、ただ、胡散臭いって思っただけです」

彼が怪しいと、胡散臭いと思うのはただの憶測でしかない。生徒会長が身動きを取れない中、まるで狙ったかのように就任をアナウンスするタイミングの不自然さ。その言動。材料は多くあるが、どれも決定的ではない。

「どちらにせよ、調べる必要はあると思います。どうにかして、直接確かめないと」

いずれにせよ、理事長周りを調べる必要はあると思う。手がかりはそこしかない。
彼は、本当に信ずるに値する人物なのか。その疑念は深く。もしそうならば、信じられるぐらいに、ちゃんと協力してもらわなければ。

//いえ、こちらこそ遅れて申し訳ないです…
118麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/10(土)23:35:32 ID:Qoq
>>113

【ただ重力の方向を転換するだけ。そう言えば簡単だが、唐突、且つ、無防備に“壁や床へと叩き付けられる”としたら】
【相当な暴力、相当なダメージになることは予測できるだろう。そして彼は、そうなる前に空中で能力を起動して身を翻した】
【その咄嗟の判断能力は評価に値するが――――然し、今、この現状に限って言えば。麟童の頭を悩ませるものであった】

「困ったものだ――――使って貰わなければ困るのだよ、ダルタニャン」

【放たれた弾丸。総勢三発。銃口を向けられ、引き金が引かれた瞬間を予測して】
【一度、二度、三度、と杖を振るったのであれば。それらの弾丸は、異形の天使を傷つけること無く、天井や床へとめり込んだ】
【杖術。この杖はただ能力の媒介に使われるものではなく、攻撃手段でもあるということは。これで、彼も理解できただろう】

【重力操作の作用時間はほんの一瞬。既に彼は、その影響から解放されているだろう】

「我々の目的はこの学園都市を護ることだ。鏡はその為に必要だ」

【そして、更にその杖を翻し――――彼へと向けて、一歩踏み込んだのであれば、その杖の先端を彼へと突きこもうと振るう】
【この一撃に、異能の要素は存在しない。重力操作ではなく、単純な物理攻撃だった】

「光栄に思い給え、祢宜ケ沢上ヒツギ君。君は選ばれたのだよ」

【そして、杖の石突が床に叩きつけられ、衝突音が響いた】
【あくまで、その天使は彼に鏡を使わせることを目的としている。それ故に、“彼をまずはその状況まで追い込む必要があった”】


「もう一度言おう。それを起動したまえ……それとも。“そうまでして、彼女と並びたいかね”?」


【そして、掌に浮かび上がるのは。また、無数の天使の輪であった】
【彼が、鏡を使用したのならば強力な力が手に入る。恐らくは、この異形の天使にも劣らないほどの強力な力が】
【然しそれでも尚、彼はその力を以て。この天使を打倒せんと戦うか――――選択肢は、彼にある】
119花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/10(土)23:36:29 ID:G0r
>>40

彼女は寝室に入るや否や、ダンボールの中身を確認。
中に入っていた色とりどりのパーカーに瞳を素早く瞬かせながらも、柘榴の趣味に好色を示した。
その中でも桃色のうさ耳が付いたものにはたまらない懐かしさを覚えたらしく、部屋着として貸してもらうことを提案。

そうしてベッドで寛いでいる内に、ふと壁に置かれたエレキギターに気付く。
それはダンボールだらけの部屋の中で一際目立っているのだが、今まで気付かなかった程に風景に馴染んでもいた。
その分、使い込まれているのだろうと察して立ち上がる。

「あっ、柘榴ちゃん…ギター弾くんだ?」

そして手にとって割と様になる構え方をしたかと思えば……全然音は出ない。まるでまったく、ド素人の手付きである。

「ふふっ、なんちゃって。キーボードは割と自信あるんだけどね」

千刃は冗談っぽくかぶりを振った。
ギターを大事にスタンドに立てかけ直してから隣へ戻ると、ちょっとだけ音楽について話し合う事に。

 千尋が幼いながらもミスコンで驚くべきDJテクニックを披露した時の事は、柘榴も少し知っているだろう。
本人が言うには、あれは千刃が趣味でやっていたポップスのリミックスに興味を示した千尋が自分で練習したらしい。
なのでギターの事を次いで問いかけた時、柘榴の二人バンドの話には少し興味を示した。


そうして話が一息ついて、丁度眠くなってきた頃合い。そろそろ寝ようと自分を呼ぶ声に微笑んで、こくりと頷く。
千刃はぼんやりと照る銅色の照明を消すと、目の中に少しだけ残った、柘榴の影へと夢見心地に優しく寄り添う。

「…うん。おやすみ、柘榴」

まだ少し冷たい布団の中では、それぞれから相手の身体の熱はぞっとする程感覚に浮き上がった。
微睡む柘榴を間近に、母とも姉とも、或いは他の何かとも思わしい不思議な愛情を千刃は暖かい呼吸に滲ませて、彼女のその身体を胸の中に包み込んだ。


(巻き込んで……ごめんね)

柘榴が深く眠った後も、彼女はしばらく眠れないで起きているだろう。羽の楽園の中でしっとりと赤らんだ眼の前のその頬を、狂おしい愛しさを込めて指先になぞる。
こうしてこの世に再び生きて、ささやかな幸せを噛みしめることができる事実に、千刃は何度も涙を流した。
死んでしまった事が、今や悔しかったほどに。

やっぱり自分は―――生きたかったんだ、と呟く。

一体あの時、鏡が映したのは誰の欲望だったのだろうか。

//昨晩は寝落ち申し訳ありません、とても良かったです。ありがとうございました…!
120伏木霞 :2018/11/10(土)23:42:15 ID:sOp
>>114
力に溺れないのは彼には悪いが良かったことだ。余裕がなくて力に傾倒するより何倍もマシな話、例えそれが彼を痛めているとしても。
耳垢の時には、確かに、と頷いたり、自然で暴虐なことを考えてると聞けば、マジか、と苦く笑う。

そして最後まで聞き届けた彼は押し付けられたハンカチをひらひらとさせながら、頭の中で整理する。
結局のところ、その考えが変わるわけでもない。想像というのは霞にとって容易い行為。自らを囲う焼けるような目とは、言葉で表すには困難な畏怖だろう。
それを示すように肩を震わせた。

自分の能力は恵まれてる方だと自認する。少なくとも殴ることを強制される能力ではないし、自分の思考を浸食するものでもない。巽のそれがどうして目覚めたのか、それが気になるところだ。

「いやそれに関しては初耳だよ。なんだ、変身した時の名前でも決めてたのか。正義のヒーローみたいに」
「巽よぉ、前にってかハロウィンの時から結構長く思ってたんだけどよ」

急に話題が子供らしくなり、そのギャップに気が抜けて噴き出しかけながら霞は笑う。
それでも彼が言う、役割というのはあまり良くは聞こえなくて。

「お前、自分が何の役かなんて決めつけてて楽しいか? そりゃ、お前のやり方は褒められたもんじゃなかったのは事実だよ」
「で、お前はそれを『役割』『配役』って言葉にして言い訳したいのか? それとも変えたいのか? どっちなんだよ。少なくともお前が人を殴りたい奴じゃねえってのは前聞いてわかった」

「押し付けられた役なんざやなこったではね除けりゃ良いことだろ、怪物が言ってくるならその怪物の方を殴り飛ばせばいいだけだ」
「っていうのが俺の意見なわけだが、さてどうだ。ちなみに俺はお前が前みたいに『役』だなんだ言って逃げる気ならこの鎖で縛ってやろう」

何様だ、何がわかる、どの口で、その他多数。
別に何を言われてもそれが当然なことは理解していて、だからこそ彼の本音を再度聞きたかった。
距離的にはそれこそ、殴られたっておかしくない。その距離で彼は鎖をちらつかせて碧眼で彼の目を刺す。
121睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/10(土)23:46:13 ID:0ei
>>111
>>115

「……………………エロい」
(言い方がエロい)

こうしてたまに、爆弾発言が飛び出すのも彼女の悪い癖。未だ対人経験値が少なかったり。モニターに向かって話しかけている経験が。彼女の口を、常人より緩く引き締めているため
さて、閑無の懸念は晴れたと言ってもいいだろう。彼女は度量の広いオタクだ。友人の勧めとあれば見る気は起きるし。それについて語るのも楽しみで

「了解……!アニメなら見やすいしとっつきやすいしね!オススメなら見ておく……今日お家に帰ったらでもすぐに……!」
「あと黒髪ロングについて、それは今度議論すべきくらいに私もそう思ってた。どうしてもヤンデレとかそっち方面に行くよね……!」

「……ふむふむ、わたし、重くて過激なのは得意な方。そういう意味ではちょっと興味は……ある。今度布教用にちょっとそっち系の持ってくる……」

「そうそう……!確かそんな名前……!ほかにもいろんな女の子が映ってたけど、目立ってたのはまどほむ似の二人!」

「そしてキル○ーも好き……!ゆるーいあの雰囲気が……声優さんの演技……!すき……!」
「……………………2期は、まだなの?」

そう、オタクの悪い癖が出始めている。
二人で盛り上がってしまっては本末転倒。有栖をオタクに染めあげる本来の目的を達成するのにも。何より友達としても。
――思いの外、食い付きのいい有栖を見て。そんな懸念も吹っ飛んだのだが
布教は成功。今回は閑無の手柄と言っていいだろう。流れるような完璧な布教に……
思わず、サムズアップ

「えと……じゃあ。ゆゆ○をお借りします……!一週間以内に全部見ることを誓うよ……!」

まず彼女が興味をしめしたのは。それ。本当は三つ目をやって見たかったのだが……
それはそれ。いつかのお楽しみとして取っておくことにする。
次回は自分が布教用にいくつかオタクグッズを持ってこようと胸に誓い

「か……………………っ」

思わず、呻いた。純真な有栖の。はにかむような天使のような天使の笑顔。
悪い人に騙されそうなくらいに天真爛漫なその笑顔は、陰キャダンゴムシの目には眩しかった
122詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/10(土)23:52:50 ID:sUk
>>117

「失礼な。ですがあまりに間が悪い。仕方のない事ではあると思いますが。
 我々には皆の青春を守る義務がありますから。信用はなくとも、どうかそこだけは共通していると思ってください。」

――その言葉が最も胡散臭く聞こえるだろうか。本当はそんな事、ちっとも思ってなんかいない。
表情は変わらず、触りの良い上っ面を張り付けて。

「……相手が誰であれど、諦めることは許されません。
 幸い、学園のすべてが敵の線は無い。更科先生の様な方も居るのですから。」

教員全てが敵ではない。理事長とは言え、それが学園のすべてではない。
やり用はある筈だ。そのためには、切れる手札が少なすぎるが。

「彼らの目的は能力者によって進化した鏡の収集。
 最悪の手ではありますが、我々がその鏡を完成させることで中核に至る事は確実です。
 本当に、最悪の手ではありますが。」
123黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/10(土)23:56:49 ID:YJ0
>>120
「名前は考えてなかった……何だよ、言ってなかったか。じゃあ忘れろ」


「──────言い訳、か。そこに関しては否定出来ねえな」

微かな笑い。膝の上に乗せた手はいつの間にやら固く握られ、赤い血が一滴地面に染みを作る。
怒り、反骨、後悔、様々な感情全てをそこに無理して押し留めているのだ。小刻みに震える拳と、寂しげな笑顔は黒塚の中の相反する二面性を象徴するかの様。

「少なくとも、そう考えてれば多少は楽になるかもな。その内、楽になるかもな」

皮肉めいた物言いは、本心からそう思ってない事を表しているのに他ならない。それでもそれを認めてしまったら、後から立ち上がれるか分からなくなりそうで。
投げだした先が彼には見えないのだ。自分を捨てて生きてきた彼には、やるべき事である暴力を否定したら何が出来るのか思いつかないのだ。

「──────話は終わりだ。終わりでいいだろ?何だその鎖、どこから盗んできた」

ヤジロベーめいて揺れ動く心はまだ逃げる事を望もうとしている。初めて会った時に言った通り、自分一人が嫌な思いをするだけならそれでいいと切り捨てようとしている。
無理矢理話題を逸らそうと鎖を指差しながら、いつもの軽い調子で尋ねる。
124祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)00:00:00 ID:ybF
>>118

弾丸を打ち落とすほどの杖術。攻防一体の武術だ。
それを見れば厄介なのは能力だけではないということも伺い知れる。
己の能力で勝てる相手か、と冷静な自分が脳内で警鐘を鳴らす。

「ふ――――!」

着地。そこへ叩き込まれる杖のひと突き。
身を翻し、間一髪で回避する。衣服に掠め、背中の翼が?がれる。
だが、それでいい。どちらにせよこの距離、これほどのやり手を相手に銃は使えないし、それに。
彼女を救うのならば、それに相応しい恰好をしたい。

 アクト
「演目――――『Hallowe'en Party!!!』」

次なる演目は、先日のハロウィンの舞台の再演だ。
赤いフォーマルベストに夜色のマントコートを羽織り。金の髪はオールバックに撫で付けて、瞳は血のような赤。
片手には先端に燃え盛るような色の宝玉を取り付けたステッキを軽く握る。天使を前にして不敵な笑みを浮かべれば、鋭利な牙が姿を覗かせて。
魔界の住人――――ヴァンパイアがそこにいる。

「貴様の選定なぞ必要ない。彼女と並び立つ為に必要なのは、鏡を使うことでも"そこ"に加わることでもない」

気持ちが乗れば口調も変わる。纏う空気すらも変貌して。
ステッキを構え、お返しと言わんばかりに突き穿つ一撃を放つ。

結果的に見れば、似た得物を用いた中距離戦を挑む形となって。
125水無月時雨◆ClSVHWuVMw :2018/11/11(日)00:10:26 ID:eih
――目覚めた時には、既に彼の姿は無くて
ベッドに残るのは。彼の残り香……だけだった。
すっきりした、彼のおかげで。先輩の事も。色々な悩みも話せて。久しぶりに人前で泣いて。先輩をすくえるかもしれないと。彼に言われて――――

否、そんなものはただのきっかけ。もし本当に。憧れの先輩を取り戻したいのなら。
先輩の受けた痛みも何もかもを知って。それを先輩のように一生抱え込むことになったとしても。同じ存在にならなければ。真に先輩を理解したとは言えない。響かない。
あそこまで堕ちてしまった先輩と、真に心を通わせようとしたのなら。
自分もその深い沼まで堕ちて、そして。"共に引き上げる"
彼女は正しく重い女。一度掴んだものは零さずに。零れたなら。またつかみ直す。
それが出来なくなるまで、狂犬のように食らいつく

「……友那先輩。私は。諦めが悪いんだ。それは先輩が。一番よく知っていたはずだよね」
「例え地獄の果てまでも追いかけて。貴女をこちらへと引き摺り戻してやる」

お守りのように下げられた鎖のペンダント。その内側の銅鏡はいつの間にか。鎖と同じ銀色。所々に金メッキのようなものが張り付いて混ざりあった銀色に。"銅は、克服した"
じゃらじゃらと首元で鳴り響く金属音を。包み込むような両手が途切れさせた
時刻は早朝。開いた窓から差し込む朝日が銀色に反射し。キラキラと陽光を振りまいている

「今更、こんな物に飲まれる私じゃない」
「先輩を救うために力を貸せ。理想を叶える災悪の鏡」

――嘗て、改心した相書は言った。この鏡は。そんなに悪いものでは無いと。

そして、友那先輩が証言した内容を。
顧問も含めた風紀委員と、生徒会の友人。紅雫へと共有するために。取り出したる携帯のメッセージアプリに打ち込む。他の生徒会の連絡先は知らないため。雫へと伝えれば全体に行き渡るだろうと考え

『尋問の結果。元風紀委員の友那先輩が証言した。鏡事件の黒幕は理事長だと。証拠もしっかり。抑えてある』
『私はもう、一刻も早くこの事件を終わらせたい』

まずは、ボイスレコーダーの提出が急務か
もし決定的な証拠にならなかったとしても。反撃の一手くらいにはなるだろうか

//ソロールです……!不都合があれば取り消します……!
126前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)00:10:56 ID:SB5
>>115
>>121

「……ええ、エロいわね」

【爆弾発言をぶん投げた摩耶へのフォロー半分、それから本音半分。実際その言い方は……とても、とても危険だ】
【取り敢えず、ここが三人しかいない文芸部室であってよかったと心から思う】

【――さて、布教はどうやら大成功であるらしい】
【思わず摩耶と二人でオタク同士盛り上がってしまうところだったが。有栖に関してもちゃんと満足してくれたらしいので良かった】
【特に二つ目辺りはかなり趣味に走っている自覚があったため、勿論全部見てもらえるとは思っていない……一つでも興味を持ってもらえたら、と思っていたのだが】

「……そう……! 見て……くれるのね……!! 分からないことがあったら、私が全部解説するから……!」
「あ、鷲○須美の章は二期を見る前に見るのよ……! 絶対!!」

【ゆ○ゆのブルーレイボックスを手にとった摩耶を見たのならば、ぱぁ、と目を輝かせながら】
【彼女が手に取った作品は、前嶋閑無がかなりのめり込んでいる作品である……彼女に刺さってくれるかどうかは、正直なところ分からない】
【そこはやはり合う、合わない、があるが。それでも、作品に触れてくれることが、兎に角嬉しくて仕方ない】

「ええ、でも無理はしないようにね、あーちゃん。過激なものも、あるから……合わなくても、怒ったりしないから」
「面白いと思ったものだけ、続ければいいの」

【有栖は、こういうものに関しては初心者で。合わないものを見続けて、それで潰れてしまっては元も子もない】
【これを面白く思わないなんてセンスがない、とは言わない。少なくとも自分は……好きなものを、好きなように愉しめばいい】
【それがゲームで、漫画で、アニメで、小説であるだろうから】


「――――っ」


【その笑顔は、余りにも眩しすぎる。空気厄介オタクには、余りにも純粋過ぎる。眩しすぎる笑顔に対して、言葉をすら掻き消される】
【暫し、その輝きに焼かれていたのならば――――捻り出すように。這いずり回るように。言葉を放つ】


「……私も……とても、とても……良かったわ……」


【何だか死にかけのようだが。確かに、それは前嶋閑無も、思うところであった】
127伏木霞 :2018/11/11(日)00:12:51 ID:qlK
>>123
忘れるまで覚えておこう、と忘れない宣言。

じくり、と血の滲む地面を見て霞は自嘲するように目を流す。わからないことだらけだ。
それでもようやくながら巽の感情をある程度、完璧とは決して言えないが少しは理解してきている。そんな勘違いとも言えてしまう、考えが頭に巡る。

「お前がこの先変わることを放棄して終わらせたいならそれでも良いんだろうよ、ちなみにこれは時雨からの貰い物だ」
「巻くか付けとけば治癒が始まって血が止まる、便利だろう? 俺の幻と違って」

握ってるか、既に開いてるか血を流してた手にそれの端を巻こうとしつつ。もし巻ければかなり固く。

「お前に限る話じゃねえが、少しは素直に話してみろって。一にも言われたんじゃねえのか?」
「多少楽ってことは本当に楽にはなってねえだろ、のしかかってる『役』なんかに潰されたいか?」

黒塚巽のすべては理解できない、端的に出てきている部分を掬い上げて、そこから相手を読むのが霞にできること。だから読み違いなんてよくある話で。
出てこなければ話にもならない。

「これは言っておくが、お前に殴ること以外のことが本当にできないなら、俺はお前と友人になんかなってねえよ」
「そういやお前は俺が『いい役』をもらった、なんてこの前言ったよな? 覚えてるか?」

話題逸らしは今の彼には通用しなさそうで、強引に逸らすならそれこそやることは一つしかない。
逸らさずにいるなら、その必要はないだろうが。
128麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)00:25:51 ID:SB5
>>124

【杖による一撃は、決定打になること無く。その背の翼をただ、奪い取るのみに終わる】
【だが、それでも良い。一歩、また一歩と追い詰めていく。物事を焦る必要はない、ただ、ただ、“一つずつ手段を潰して追い詰めていくこと”】
【一息に終わらせることだけが、戦闘での勝利手段ではないのだから。その手を緩めなければ、それで良い】

「――――最早懐かしい光景だ」

【リ・ライブ。それは彼と、彼女と、仲間たちが作り上げた舞台】
【先人達が、再考に再考を重ねて積み上げた演目よりは。遥かに未熟で、荒削りではあっただろう。だが、そこには確かに今に息づく想いがあった】
【それは、麟童最果も認めるのみであった。だが、それでも……麟童は。その手を止めることはない、その思いを踏み躙ることにも慣れ切った】

「ほう、それでは――――」

【現れたるは、魔界より。吸血の怪人、ヴァンパイア】
【奇しくも得物は同じように。夜色の外套をはためかせたのであれば、天空の使者たる異形の天使が相対する】
【銃を捨てたとなれば。この異形が得意とする距離感での戦闘を求める、ということだろう。それならば、“負けるつもりは毛頭無い”】

【鏡を使わない、というその意志を。ただ、砕き切るまで】


「――――何が、必要だと?」


【突き放たれたステッキに対して首を捻って紙一重で回避――否。“それは確かに異形の天使の頭部を削っていった”】
【硬質な装甲のような形状の頭部、その側面を削り、そこからどろりと紅いものが垂れ流されている】
【だがそれでも。異形は、膝を折ること無く】


「力無き願いを!! 叶える手段が、一体幾つあると言うか!!」


【彼がステッキを突き出したと、ほぼ同時……僅かに、誤差の範囲で天使が遅れていただろうか】
【同じように、天使もまた杖を突き出していた。彼の頭部へと狙いを定め……然しながら、恐らくは“回避される”だろうという予測から】
【一撃で終わらせず、繋げ。そのまま下方へと、叩きつけるようにそれを振るった】
129有栖◆itOWld5gb6 :2018/11/11(日)00:26:11 ID:Q8E
>>121>>126

二人してっ…!!?

(なぜかこうしてエロいという評価を頂いてしまう。本人が無自覚なのが一番厄介だろう)
(こうしてもしも異性がいる前で同じような発言をしなくてよかったと思うしかない)

(――――今日はとっても充実した一日になった。閑無と布教のおかげもあり、二人のこうした意外な一面も見ることができた)
(みんな好きなことになると一番に話したがるのはやはり一緒なんだな、なんて思って)
(こうして自分の好きなものについて語り合っている時が一番幸せなとき。それはみんな同じなのだろう)

大丈夫ですよかーちゃん、ちゃんと自分の目で確かめて……それでも合わなかっときは、申し訳ありませんが……
でもそれでかーちゃんが起こるような人じゃないってことは分かってますのでっ…!

(閑無もこちらに気を使ってくれたのだろう。その気遣いを嬉しく思って、思わず笑みが溢れてしまう)
(あぁ、本当に自分は幸せ者だ。こんなにも素敵な友人を二人も持てた、これ以上に幸せなことが他にあるだろうか)

みんなで、頑張って頑張って……ゲーム、絶対完成させましょうねっ!

(これから、一体どんなことが待っているのかと考えるとワクワクしてしまう)
(辛いこともあるだろう、悲しいこともあるだろう。それでも、きっとそれは必要なこと。それも大事なことなのだ)
(自分たちが築き上げるこれから、一体どんなものが出来上がるのだろうと想いを馳せて――――)

//こちらからはこれで〆になります…!長期間のロールに付き合って頂きありがとうございました…!!
130黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/11(日)00:31:48 ID:DtO
>>127
便利だな、とどこか適当な言い方の相槌。本心からそう思っているのだが口下手なのだ。
ただ巻かれそうになるのは遮るように血の垂れる手のひらを向けて断る。その傷口は、徐々に塞がっていくのが見えるだろう。治癒因子だ。

「潰されても、何も出来ないよりはマシだろ? 前に言ったはずだ、俺が嫌な気持ちになるだけだってな。
 まぁ確かにそんな感じの事は言われたな。でなきゃお前にも話してねェよ。こんな楽しくもない話」

投げやりな返事。諦めから来る自己嫌悪は消えない嵐の様に心を暗く覆っている。
風紀委員や一部の生徒が日常を取り戻すために日常を捨てて戦っているのと違い、黒塚の場合はそれしか出来ないから日常を捨てているのに他ならない。
───以前ならそれこそ機械の様に躊躇い無くそれが出来ただろう。どうせ帰る場所も、友人もいなかったのだから。
今は違う。友人が出来てしまった。自分のやりたかった事を認識してしまった。口では否定しながら、深い芯ではそれを捨てられず、強がって自罰的とも取れる行動をしてしまう。軋んだ精神が悲鳴を上げてしまう。

「──────俺だって、本当はもっと別の事がしたかったさ。だが出来るわけがねェ」

絞り出すように呟いた言葉は本心の一片。蓋をして見ないふりをしようとしていた、友人と笑い遊び励まし合い助ける憧憬への憧れ。


「…あ?あぁ、そんな事も言ったっけな。そうだ、質問を質問で返すみたいで悪いが、その後色々とどうだ?砂霧とは会えたか」

数秒考え込んだ後に思い出す。今にして思えばあれも羨望とか諦めだったのかもしれない。自分の持っていないものを持つ者に、身勝手な理想を押し付けただけだったかもしれない。
うまくいってなくても、解決の糸口ぐらいは見つかっているといいのだが。それが唯一の気がかりと言うように尋ねる。
131睦月摩耶◆ClSVHWuVMw :2018/11/11(日)00:35:14 ID:eih
>>126
>>129

「もちのろん……だよ……!」
「解説……お願いするかも!り、了解……!色々観るものが多いけど見てみる……興味はあるし」

オタク同士。引くことは無く。閑無のうかべる笑顔も。その内心の嬉しさも同類だから手に取るように分かる。
そして彼女は、批評はしっかりするタイプだ。合わなかったら無理をしてまで見ることはしない。そこにはやはり。オタクたる誇りが存在しているのだから

「……………なんだか。いいな。こういうのって」
「ゲーム作りも、がんばろう……皆で……!」

まさか、ぼっちのまま日陰で生きるダンゴムシの自分に。2人も心が通じ合う友人ができるなんて。思ってもみなかったから
閑無に借りたBDを胸に抱きしめながら。嬉しそうに体が揺れ。揺れる前髪の下。唇だけが不気味に微笑んだ。
――前髪を上げてみようかな。なんて思ったのは。二人の大切な友人の顔をもっとよく。見てみたいから。それでもまだ勇気は出ないのだろうけど
女三人の姦しいやり取りは。もう暫く続くのだろう。それはもう。とっぷりと日が暮れるまで

//ではこちらも〆になります……!とても楽しいロールでした。お付き合いありがとうございました……!
132霧亡柘榴 :2018/11/11(日)00:35:30 ID:1bB
>>119
布団とはまた違う、規則正しい心音と息遣いを伴う熱に包まれて微睡みに揺蕩うのは、果たしていつ以来だったか。
久しく忘れていた温かさは、いつもよりも早く意識を眠りの内に引きこんでしまう。
例えそれが既に喪われたはずの、虚構に過ぎない生命の温もりだとしても、ここに在るのは確かな事実でしかなく。
彼女が辿り着いた一夜だけの夢幻は悪夢などとは縁遠い、悲しみも苦しみもない世界。
柔らかな寝顔は濡れた枕にも気がつかない、罪なまでに無垢なもので。
いつしか無意識に握っていた指だけが、まるで感情の綯交ぜになった涙を慰めるかのように。

柘榴の朝は存外に早い。千刃が目を覚ました頃には、布団の半分からは既に彼女の熱が冷めつつあるだろう。
リビングに出れば昨夜のうちに洗濯しておいていた千刃のセーラー服が、畳んで置かれてあるのがまず目に入るはずだ。
更にちゃぶ台の上には家の合鍵、衣服類を揃えるには十分なだけのお金、それから柘榴の連絡先と朝食について記されたメモ。
それは物だけにすぎないが、確かに千刃がどんな存在だろうと一時の同居を受け入れるという、意志の証左に違いなかった。

これは思いがけない共同生活の、少し奇妙で歪な始まりの物語。

//いえいえ、遅い時間でしたしお気になさらず!
//数日に渡るロールありがとうございましたー、お疲れ様でしたっ
133祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)00:47:02 ID:ybF
>>128

「多くはない。だが確かに存在する」

舞台の上、力なき存在であるはずの人間がキョンシーとヴァンパイアの戦いの中に立ちふさがったように。
あるいは、舞台上の罪をすべて背負う魔女をも救い上げようとしたヴァンパイアのように。

「願いをかなえるために必要なものは、決して物理的な力などではない!
 他者の心を動かし、認めさせる程の、圧倒的なまでの――――ッッ!」

交差する杖、彼もまた状態を捻りそれを回避して。
しかし、続く一撃に対応しきれず、振り降ろしの一撃をまともに肩、あるいは背に近い部分に叩きつけられて。
それでも倒れ伏すには至らない。両足に力を籠め、なんとか衝撃を受けきると、

「―――ぐあァァッ!!」

その衝撃力すらバネにして、天使の懐へ潜り込まんと半ば跳躍するような形。
そしてそれが叶ったならば、己のステッキで敵の杖による攻撃を抑制しつつ、逆の手でその喉元へ手刀を放つだろう。
134前嶋 閑無◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)00:47:47 ID:SB5
>>129
>>131

「……そう。それなら、いいわ」

【有栖の言葉に、安心する。ああ、本当に良い子だな、と】
【どうやら心配はなさそうだった。自分に合うもの、合わないもの、彼女ならば立派に、ちゃんと、取り捨て選択出来ることだろう】
【彼女の勉強の一助に。そう思いながら】

「自分のペースで、見てくれるだけで嬉しいわ……!! 質問でもなんでも、色々聞いて……!」

【摩耶への布教もまた、心配はないだろう……オタク同士、ある種の信頼感というものが芽生えている】
【作品を理解するための解説ならば、閑無は幾らでも何でもする。どんな深夜にメッセージを飛ばしたとしても、反応するだろう】


「……ええ。ゲーム作りだけじゃないわ、それ以外だって……一緒に。何だってやりましょう」


【これから三人。ゲームを作り終えたって、なんなら卒業したって、死ぬまで一緒にこうしていたいくらいだった】
【ここから暫く。もう暫くの間だけ、この楽しい時間は続いていくだろう――そして、その中で】



「……ところでむっちゃん。この前の約束、まだ果たしてもらってないわ」

「――――来週末。空いてるかしら?」

【摩耶へと、そう提案するだろう。しっかり言質を取っている、あの「慰めて」に対する返答】
【そしてこれは、有栖にとっても他人事ではない――彼女のいない間に。“絵師である摩耶を抱き込んで、有栖ルートを作ってしまう算段”】
【色々な悪い陰謀は……何処と無く黒い笑みとなって、閑無の表情に空いているのであった】


/では、私も〆で!こちらこそ楽しかったです、本当にありがとうございました……!
135伏木霞 :2018/11/11(日)00:54:17 ID:qlK
>>130
そうだろうそうだろう、と彼女の能力故かやけに嬉しげに。そして断られると露骨に落ち込んだ。治癒因子があってもあまり関係無いようだ。

投げやりな返事に、吐露される自己嫌悪。
その中で言えば霞は日常に傾倒している方だ。力がないことは知っている、他ほど深く踏み込めてないことも知っている。だから自分は日常を過ごす。
少なくともそれで、自分の友人達に心配することはないと言えてるはずだと彼とて自己満足の念を渦巻かせている。すべて押し付けて浸る日常だ。
その辺りは余計な考えかと切り捨てておき、本心の一片まで聞けば質問に返す前に。黒塚が反応できなければ。
巽の頭には間違いなく手でひっぱたかれたと認識できる衝撃が襲ってくるだろう。外れようが当たろうが関係無い、当たれば多少手を振りつつ。

「お前が嫌な気持ちになればそれが伝染する、どうしようもなく不器用過ぎるお前だからこそその思いが外に出る」
「お前が嫌に思ってる時点でそれは誰もが望める幸せな解決じゃねえよ」

「したいこともできるわけがないって決め付けるのか俺より一年しか長生きしてねえ青二才が。したいからそうするためにもがくんだろうが」
「わからねえなら相談しろよ、身が持っても心が持たねえなら抱えてるんじゃねえよ。お前がぶっ壊れた時に俺らが何を思うかお前は考えたことがあるのか?」

ただ彼は自分勝手に思考を押し付ける。理想をいつも押し付ける。解決するなら巽にもそれがあってほしいのだと。

「会えたさ、会えて、お前の言ったことが間違いだと証明できてるさ」
「いい役? 冗談抜かせ、友人の心境一つ察することもできない俺がそれならこの世の配役決めはアホの極みだ」
「ああでも完全に縁を切るような事態にゃなってねえよ、どいつもこいつも抱えっぱなしで心配ばっかりかけやがる。前より友好度は怪しいけどな」

「……聞き直すが巽ぃ」

「このままで居たいんだな?」

ぶちまけて、一部は秘匿する。秘密は守ってそれ以外は適度に。だから彼はどうにも中途半端。
聞き方は居たいのか、ではなく。否定する意思があるなら否定しろと。霞はそこまで優しくないのだと言外に示す。
136麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)01:00:37 ID:SB5
>>133

【カウンターとして叩き込んだ連撃。そのうちの初段は外れたが、その本命たる二撃目は確かに彼の肩部を捉えた】
【これだけで、肩を砕き、地に伏せさせたとしても可笑しくはない――だがそれでも彼は、そこに立ち、未だ抗おうとしている】


「――――ぐ、ォォォオオオ!!!!!」


【直後、その喉元へと手刀が放たれる。杖による対応を選んだのが間違い、それが杖によって抑えられていることに気がついたときには】
【喉元へと突き刺さるその手刀、杖を取り落としながら、二、三、後退する……が。咆哮を以て、そこに膝を突くことはなく】
【胸元の金のフェイタルミラーが輝く。麟童とて、伊達や酔狂でここに立っているわけではなく。確たる意思を持って、ここに立つ】

「圧倒的なまでの、なにかね。意思か、願いか、威光か、才能か――――現実は舞台ほどに都合良くは流れない」
「脚本家はそうは書かない。であるならば、役者たる我々が、直接動く以外にあるまい」

【その右手に、エネルギーが集中する】
【純粋な、異形の天使の内側に溢れる力を熱量と化したものである――それは、やがて明確に光の砲弾と化したのであれば】
【突き出され、それと同時に彼へと向けて飛来するだろう。そして、更にそれを追い掛けるように】


「私は!! 目的のために、ただ。ただ!! 一歩でも望む結果へと至れるように、全霊を尽くすのみだ!!」


【駆け出し、そしてその拳を彼へと叩きつけんと振るうだろう】
137名無しさん@おーぷん :2018/11/11(日)01:06:02 ID:qhI
種から芽が出て、やがて育って花が咲く。
花は種を結び、その種からまた芽が出る。
萌芽、生長、開花、結実、枯死。そして再び種は萌芽する。

世界はひとつのモノではない。
生まれて、死んで、生まれて、死んで、また生まれる。

世界は回り続けている。世界はそうやってできている。
世界はそれを繰り返し、進化し続けている。

いつしか生まれた新たなる世界の理。
その進化の輪廻を止めるもの。世界の理を断つもの。

それは所謂、実を結ばぬ"徒花"。
果たしてそれに、生まれ落ちた意味はあるか。

意味があるとすれば、何故"それ"は生み出されたか――。

//ソロールです
138黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/11(日)01:16:03 ID:DtO
>>135
「…それ、何度でも使えるのか?大体そういうのって何回か使ったらエネルギー切れとか起こさねえか?」

ゲームでしか知らねえケド、と付け足しながら分かりやすい落ち込みように思わず尋ねるのであった。
何のつもりで持っているのかは知らないが、バカみたいに使いすぎて肝心な時にガス欠なんてならなければいいのだが。


パシリと叩かれるのを感じると同時、開いた手は一瞬で石の様に固く握られ、カチ上げるように伏木の顎先を狙い───直前で止まる。
彼が動かなければ、そのままの姿勢で自分勝手な思考を、理想を聞き続けるだろう。狼めいた鋭い眼は、睨むようにその顔を見つめる。
諦めて蓋をしていた事。自分を切り捨てて考えていた事、今になって自分の他に他人もそれに苦しんでいる事を付きつけられれば、ぐうの音も出ない。

「結構演技派なつもりだったんだがな。……本当に、台無しだ」


油の切れた機械の様にゆっくりと、ぎこちなく拳を降ろす。彼もまた何かを間違ったであろう事を察すれば、目を閉じて余裕ぶって鼻で笑い、

「───また次があるだろ。お前なら出来るだろうさ」

投げかける言葉はどこか厭味ったらしい雰囲気こそあれど、目の前の彼を案ずるもの。
他人を心配するからこそ遠ざけ、助けになろうともがいて傷つき、自分を捨て、一人で背負いこもうとしていた。やりたかった事、本当の夢や欲望から目を逸らしていた。
それが少なくとも目の前の男には却って意味が無いと悟れば、最早取り繕う必要もあるまい。

「──────居てェ様に見えるかよ」

見開いた眼は、明確な敵意を以て睨むような鋭さで伏木の顔を捉える。
吐き捨てる様な言葉はようやっと否定をハッキリと示し、電光石火で胸倉を掴むはずだった腕は曲がったまま中途で止まる。
───今出来るのはここまでだ。運命と割り切ろうとしていた過去はまだ重い枷となって最後の一歩を踏み出させない。
139祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)01:25:21 ID:ybF
>>136

「―――全部だッ!」

最初に言った。自分は我儘だ、と。
そして少女の姿の高等部長はこう言った。“強い思いは、それだけで力になるのだから”。
そう。強い思いは力になる。鏡の力なぞなくたって。現実の世界でだって。

「都合の悪い現実を!塗り替えるのが意志の力だッ!」

ステッキの先端、紅蓮の宝石がちかり、と明滅する。
闇の住人の得物であるならば、当然属性もそれに属するもの。
光の砲弾に向けて振るえば、光と闇がぶつかりあって混沌の渦を生ずる、
相反するエネルギーが相殺し、それでも殺せぬ衝撃で、ステッキを後方へ弾き飛ばされ。
さらに、その持っていた腕までも焼け爛れたように。激痛に全身を強張らせ、顔も歪む。

「か、は――――っ!」

しかし、そんな風だから次なる天使の一撃には対応できず。
無事な方の腕でガードはするものの、防御ごと大きく吹き飛ばされ、壁面に身体を打ち付ける結果となり。
そのまま地面に倒れ伏す。天使を見上げる瞳こそ未だ不屈であるけれど。
140ミラ :2018/11/11(日)01:26:06 ID:qhI
学園都市にやってきて、長いようで短い1ヶ月を迎えた。
そこには来た頃に危惧したほど争いもない。一緒に喜怒哀楽を共にする友達もできた。今、自分はとても満ち足りている。

故に不安は募っている。ペルソナの下の、本当の自分の存在に。先日も、友達相手にどうしても隠しきれなかったことがある。
この日がいつまでも続いてほしい。残された時間が短くとも、それは平穏であってほしい。少女は心の底で、改めてそう渇望した。
しかし、内なる自分がそこにある限り、不安の種は枯れることがない。いっそ、殺すか。殺すにしても、どうするか。

――――少女は、そう悩んでいた。


「んん…………」

さて、陽の傾いた帰路の大通り。生徒の帰宅ラッシュの時間帯もやや過ぎて、人通りもまばらになり始めた頃。
陽炎のようにふらふらと揺らめく紅コートの少女。足だけが少女の身体を目的地へと導き、その心を置いてけぼりにしていた。
その足取りは覚束なくて、今にも誰かに、あるいは何かにぶつかりそう。
141麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)01:36:24 ID:SB5
>>139

【拳にかかる衝撃、壁面に打ち付けられる彼の身体――――大きなダメージを、与えたのを理解した】
【地面に倒れ伏した。それでも尚、彼は不屈であると。まだ、諦めていないとその瞳が語っているが。然しそれでも、だ】

「……では。今回の結果は」

【ここに今立っているのは、異形の天使ただ一人】
【かつり、かつり、という音がする。ゆっくりと彼の下へと、その両手を後ろに組んで、歩み寄っていったのならば】
【その目前に、立ち】


「私の意思が、君を焼き尽くした。そう、解釈しても良いかね」


【そして、もう一度。開かれた掌。その右手に、再度エネルギーが集中していく】
【その威力は、彼がたった今、その身を以て証明しただろう――まともに受けたのならば、きっと次はないと思わせる】


「最後だ。これで、鏡を使わなければ。君は――――ここで、果てるが良い」


【そして、それをゆっくりと。彼へと差し向けようとするだろう】
【あくまで、鏡を使わせることが目的、それでも使用しないのであれば。彼には、ここで燃え尽きてもらおうと】
【然し、それでも尚。抗うのであれば。彼の心が、未だ不屈であるとするならば――――】

【――――彼が、大団円を願うのであれば。強い思いは、それだけで力になるのだから】
142伏木霞 :2018/11/11(日)01:37:32 ID:qlK
>>138
「その辺聞いてなかったわ」ときょとんとした顔だった。ガス欠があったら大変であるが、今聞くのも間が悪い。


そこに殺意があるのか、敵意があるのかはわからないが避けはしない。風で煽られる髪はどこか懐かしい。
元が悪い目つきは大して変わることもなく。相手は友人で、同じ事ならば目の色を変える必要がない。

「演技派? 大根役者のがまだマシに見えたぞ。……次がある、って俺は思わねえよ」
「俺は次がないと思ってやるだけだ。前提にそれがあっちゃ、最低だろうが」

案じられてることはわかる。それでもある主張は崩さない。次があるというなら朧に限らず色々な相手に会っておきたいものである

「見えねえよ。見えてたら初めから聞かねえし、お前に構うこともねえ」

敵意を直接叩きつけられてもその目は歪まない。逸らすことはなく見据える。
相手の心を読む能力なんて持ってはないが、相手を見続けることはできるのだと主張する、だから相手の行動をいきなり否定はしたくない。
例外がないわけでないが。

「ハッキリ言ってみろ、お前がこのままでいたくないっていう、『このまま』はなんだ? そしてそれをせずに済むにはどうするべきだと思う」 
「お前一人でわからねえなら、俺が、いや俺に限らずお前の友だって協力してくれるのが居るだろうさ」

その曲がった腕の先、手が開いてるか握ってるかに関わらず霞はその手を重ねるように握ろうとするだろう。

「考え方はそれぞれだが、俺が考える友人はそういうことだ」

仮にその手が握り潰されるとしても、その手は離すまい。
143霧亡柘榴 :2018/11/11(日)01:52:54 ID:1bB
>>140
見ているだけで危なっかしい歩みを押し留めたのは、前方不注意による衝突などではなく。
腕を掴んで後ろへと軽く引いた、あくまでも注意を向けさせる程度の弱い力。
振り返ったなら、どことなく不思議そうな面持ちでミラの顔を覗きこむ琥珀が目に入ることだろう。

「まっすぐ、歩かないと、危ないよ」

羽織った紅樺色のパーカーが斜陽を受けて、朱に近い色を呈する。
長く伸びた二つの影法師が、一点で接してその場で動きを止めた。

「具合、悪いの?」

僅かに懸念を瞳に宿し、眉尻を下げて首を傾げる。夕日に赤く染まった肌からは分からない熱を、ミラの額に手を当てて確かめようと。
ふらふらと右に左に揺れていた身体を精神的な疲労ではなく、ここ最近の冷えこみなどから来る体調不良か何かだと思ったらしく。
144黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/11(日)01:56:26 ID:DtO
>>142
「色々とあってな。昔は上手くいってたんだぜ」

睨むような眼はそのままに、軽口を叩くだけの余裕は戻ってきたか。
本当に色々とあった。自分の醜い姿を受け入れられ、友人ができて、過去を思い出して───
伏木の考えは否定しない。そこはもう個々人の考え方の違いだ。一度きりで挑むのではなく、何度繰り返してでも乗り越えるのが黒塚の考え方。

数度瞬けば敵意じみた熱は消え、またいつも通りの目に。以前彼が言っていた殴る相手、それがようやく見つかった。
重なる手を一瞬見つめれば深く息を吐いて目を閉じて、しばしの逡巡。それでも黒塚にとっては一秒が一時間にも感じられる。


「──────このクソみてェな人生を、運命を変えるんなら。答えはそうそう無いだろ」

握る手を離そうと空いた手を伸ばす。そっと退かそうとするそれは以前までの拒絶ではなく。
もし離されたならば首を鳴らして立ち上がり、幾許か軽くなった鞄を拾って立ち去ろうとするだろう。放されればの話だが。

「あくまで俺の問題だ。ガキの独り立ちじゃねェんだ、一人で頭冷やしながら考えてみる。
 だがもしも俺一人で無理だったら──────その時は、それこそお前らにも話してみるかもな」

胸に沸いた小さな種火。今はただそれを消さないようにするのが精一杯で。
固く握った拳は、まだ大きく揺れ動いている事を示しているが、少なくともこの会話は悪い結果ではないだろう。


//この辺りで〆で大丈夫でしょうか…?
145祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)02:01:54 ID:ybF
>>141

駄目だ。もう立てない。
ここで終わりか。先輩を……恋人をひとり救えないまま。

「ハ……それで、いいですよ」

そんなのは嫌だ。折角ここまで来ておいて、負けて、倒されて死ぬなんて。絶対に嫌だ。
何をしてでも生きて、先輩も救って。そうでないと、この命の価値がない。

"何をしてでも"。

「ああ……簡単なことじゃないか」

麟童最果のことばに唆されたわけじゃない。
そもそもここに至るまでこれを持っていた意味とは、結局こうなることを予期していた自分がいたわけで。
"何をしてでも"勝たなきゃいけないのなら、これもひとつの選択肢。

倒れたままにポケットを弄り、探り当てるのはロケットペンダント。
開けば、中にはふつうの"それ"より小型の。しかし、中に映るのは間違いなく、ひとくみの男女。
以前、先輩の前で見たものとは違う結果に「やはり」なんて思いを得ながらも。

虚像を結ぶ。身体を光に委ね、しかし心は委ねずに。
《都合の悪い現実を塗り替えるのが意志の力》であり、《強い思いはそれだけで力になる》のならば。鏡の魔力に抗う力もまたそれだろう、と。

結果として目論見通りに事を運んだのは、高等部長のほうだった。
――――ここまでは。
146伏木霞 :2018/11/11(日)02:06:22 ID:qlK
>>144
昔は、というなら今もできるようになれば良いのだろう。
過去の柵で悩むことは誰にだってあることで、過去を話されるのは信用の証だとわかっている。だからこそ自分が少し異端にも思えるが。

繰り返した先に見える光明を彼が掴めればいいと願って。

「そうそうあったらここまで悩んでもねえだろうしな」

振り払うのでなく、手を添えるやり方ならば彼はそれに従って。
首を鳴らしてるところを見ると凝ってたのか、と空気に外れたことを思う。

「こんなところじゃ考えるにも向かねえだろうしな、つかくせえ」
「――おう、いつでも来いよ。その時は一緒に悩んでやるさ」

ビッ、と親指を立てて、立ち去る彼を見送りながら鎖をしまう。霞の役目がここで終わりかどうかは巽のその後次第だろう。
彼のものが燃えてる事実からは一緒になって目を逸らしておき、巽が立ち去った後には持ってきたゴミ袋を焼却炉に放り込む。
燃え盛る炎を眺める霞は手袋を撫でて息を吐いてから蓋を閉めてそこから立ち去ったのであった。

//それではこちらもこれで〆ですっ、ロールありがとうございました! 楽しかったです!
147黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/11(日)02:08:07 ID:DtO
>>146
//途中何度か遅れて申し訳ありません…
//こちらこそありがとうございましたっ!
148楠木シンラ :2018/11/11(日)02:08:26 ID:ge4

「……ここね」

【「きゃっかんし」により入手した、「ともだち」がいると『描写』された安アパート。その前に一人の少女、楠木シンラはいた。相棒……ベルっちは軽口を叩けるテンションでないことを察し、シンラの体の中】
【制服のポケットや鞄には折り畳みナイフや改造スタンガンといった、学生の立場で調達可能かつ懐に入るレベルの武器各種、そして「ソーマ」と「鏡」】
【誘拐でもされたのか、あるいは隠れているに過ぎないのか】
【自分の目で確かめろという事か、「きゃっかんし」の利きは悪い。どういう状況になっているかは、実際に対面しないと分からない】
【だが、どんな状況に陥っていたとしても絶対に「ともだち」を取り返す】

「…………………………」

【どくん、どくんとやけにうるさい胸の鼓動を感じながら目を瞑り、一度深く息を吸って、吐く】
【そして、彼女のいる一室、「霧亡」の名の横の扉の呼び鈴を、ゆっくりと確かめるように、押した────】

//霧亡さんか花表さん、あるいはその両方に向けての絡み待ちになります
//他の方優先で大丈夫ですので、お手すきの時にでも絡んでいただきたいです……
149ミラ :2018/11/11(日)02:08:52 ID:qhI
>>143
「ぅなっ」

ぐいと引かれる腕。それは間抜けな声とともに少女の心を足元に引き戻した。夢から醒めたように、彼女は目をぱちくりとさせる。

「……やあ。ザクロ」
「突然だけど……もし、仮にだよ。仮に、私が"バケモノ"になったら……ザクロは、どうする?」

脳裏に描かれる見慣れた少女の顔。生まれてはじめての友達の姿。
それを見ると、急に今まで夢見てた不安が加速して。考えるよりも先に、口から言葉が飛び出した。
150雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/11(日)02:09:45 ID:uWP
>>122
「……そうですか。なら、それが行動で示される事を祈ります」

言葉だけなら、どうとでも言える。彼が信頼に足る行動をした時、初めて信じる事ができるだろう。
言っていることは立派だが、なんだか、違和感というか、張り付いたようなものを感じるのだ。

「……それは、敢えて鏡の力を手にしろという事ですか。でも、そんな事をしたら、まず呑まれるでしょう」

敢えて自ら鏡の力を取り込み、完成させる。そうすれば、自ずと向こうから接触しに来てくれる。そういう事だろうか。
だが、あまりにも危険だ。生半可な精神力では、まず呑まれて怪物になって暴走してしまうだろう。それをするには、鏡に呑まれず、かつ、進化へ至れる程の、並外れた精神が必要となる。

「一歩間違えたら命を失う危険があるかもしれない。そんな賭けみたいな事を……」

零は、迷いの表情を見せる。
自分に、それが出来るか。出来ないとしても、他の誰かにそれをさせられるか。どちらも、自信がない。
だが、四の五の言っていられない状況でもあろう。それは、分かっていた。

//すみません、そろそろ凍結をお願いしたく……
151麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)02:10:55 ID:SB5
>>145

【そうして彼は。フェイタルミラーへと手を伸ばした】
【それで良い。それこそが麟童最果の望んだ結果だ。それが天上より降ろされた最後の指令であり、それを遂行したのであれば】
【役目を終えて、恐らくは今までそうしてきたように、それが麟童へと返ってくることになるだろう――そこに一切の後悔はない】

「そうだ、簡単なことだとも」

【虚像を結べ、光を割いて】
【全て、全て、思惑通りに。彼はそうするだけでよかった。そうなれば、理想を叶えるための力が手に入る】


「立ち給え。私が教育してあげよう」


【後は。彼を金色へと導くのみ】
【そう告げた先。光の果て――――そこには一体、“何が在るか”】
152霧亡柘榴 :2018/11/11(日)02:23:03 ID:1bB
>>149
「……?本当に、突然、だね」

掌に伝わる体温は平熱、あるいは不安に少し低いくらいだろうか。
体調が悪いわけでもなさそうな様子にほっと撫で下ろしたが、それも束の間。
唐突な問いに首を傾げて、それから苦笑。答えに窮した、というよりは急すぎる例え話に刹那頭が回らなかっただけの。

「どうも、しないよ。バケモノに、なっても、ミラは、ミラだもん」

返答を考える間はほぼ存在しない。悩む素振りをちいとも見せず、微笑みの中の苦さだけが消えて朗らかなものに。
腕を掴んでいた手を滑らせて、ミラの手を握る。もう片方の手も添えて包みこむように。

「だって、どんな姿でも、友達なのは、変わらない。そうでしょ?」
153祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)02:26:57 ID:ybF
>>151

光が収まり、少年だったモノは立ち上がる。

ベースとなるのははやはりヴァンパイア。
夜色だったマントコートは錆びたような鈍い赤茶色に染まり、蝙蝠か、悪魔を思わせるような巨大な翼を形作る。
マントコートのフードを被り、その下から覗かせる髪は金の色素が抜け落ちて凍てつくような銀色。瞳だけは変わらず煌々と輝くワインレッド。
ステッキの代わりに長大な大鎌を携えて。ゆったりと緩慢な動きで振るえば三日月のような残光を瞳に焼き付ける。

在ったのは、血に渇き熱を求め愛に飢える、『焦がれの怪物』。

「結構――――終わりです」

静かなる宣言とともに、大鎌の切先を天使の中心――――胸元のフェイタル・ミラーへ吸い込ませる。
154麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)02:40:45 ID:SB5
>>153

【そうして、完成した怪物へ。異形の天使は、再度立ちはだかる】
【そこに立つのは、やはりヴァンパイア。愛に焦がれる、吸血鬼――――その完成を、その異形は心より、祝福するだろう】

「おめでとう。その力さえ在れば。君の理想は、君の思うままだ……最後の、仕上げだ」

【後は彼を、金へと持ち上げるのみ】
【ああ、だが、これだけの力を持ったのであれば、きっと簡単なことだろう。数度、打ち合えば、それで十分な刺激になるはずだ】
【揺れる大鎌、呼応するようにその右手を差し出せば吸い寄せられるように杖がその手の中に……納められたのであれば、それを構える】

「君の、誕生を。心より、祝福しよう――――」

【駆け走り。そしてその杖を振るった。すれ違いざま、それを彼へと叩き付けるように】
【一瞬の交錯であった。それは瞬きの程もない。ほんの一瞬の――――交戦。まるで光が過ぎていくが如く、それは一息に終りを迎える】
【放った一撃は。『焦がれの怪物』には、届くことはなく。そのフェイタルミラーの中心部へと、亀裂が入った】


「――――成る程、これで、終わりか」


【その指先から――――光が放たれる。それはまるで、“今まで麟童という男が。そうしてきた人々のように”】
【――――そこから、無数の“輪”が解き放たれた。幾つも、幾つも、幾つも……“解き放たれる。命の輝きは、あるべき形を取り戻す”】
【虚像が解けて、そこに現れた少女の姿をしたそれは。膝をついたのであれば。それを追うように、かつり、かつりと、割れた鏡が転がった】


「大団円の魔人。今の気分は――――どうかね」


【振り向くことはせず。背後の彼へと、そう問いかける】
【それが最後になるだろう。割れた金色の鏡を、拾い上げたのであれば。ゆっくりと、そこから立ち上がる】
155霧亡柘榴 :2018/11/11(日)02:41:34 ID:1bB
>>148
呼び鈴が鳴ってから少しして、玄関のドアの向こうに人の気配。
それから間もなく、訪問者がどんな人物かも確認せず不用心な家主が姿を現した。

「はい……あれ、シンラ?」

制服姿に錫色のパーカー、のんびりした調子さえも学園で見られるいつもの通り。
思いもよらぬ客人に目をぱちくり、はて家を教えていただろうかと首を捻る。
そもそも急に訪問されるような用事があったかどうかすらも、彼女にはとんと見当がつかないのだ。
訝しげにまじまじとシンラを見つめるのも、ある意味では至極当然と言える反応。

「えっと……どうか、した?」

どこか緊張している様子のシンラにただならぬ何かを察したか、用件を問う眼差しはどことなく真剣なものに。
そこに多少の気まずさこそあれど、後ろめたさやぎこちなさは見られない。
ただ目的が全く分からないだけに言いようのない不安が胸を去来しているのも確かで、所在なさげに鈍色の毛先を指で弄んだ。

//お待たせしました、スローペースになるかもしれませんがよろしくお願いします…!
156詰襟学帽の少年◆uj6Bxdmutc :2018/11/11(日)02:42:53 ID:CtQ
>>150

「私を信用できないのでありましたら、ただ利があるかで考えてください。
 我々は既に、命を失う可能性のある領域に踏み込んでいます。
 ならば相応の見返りがあるのなら、賭けには乗るべきでしょう。」

一歩、踏み出して。囁くように、しかし強く主張する。

「風紀委員の水無月時雨、彼女は鏡を手にしながら呑まれていない。
 決して、欲望に呑まれるだけが可能性ではありません。
 寧ろ自身の欲望と向き合えるのならば、それは有用な武器になるかもしれません。」

―――彼が、一手を違えたとするならば。おそらくはこの地点。
理屈はまるで全うだ、がしかし。その水無月時雨についての情報はまだ生徒会に、特に新顔である彼には知り得ぬ情報である。
表情は変わらず、あくまで上っ面だけは生徒を思う姿。だが今だ警戒が切れて居ないなら、あるいは。

//了解です。明日は夕方以降の返信になります。
157ミラ :2018/11/11(日)02:46:13 ID:qhI
>>152
「……んっ」

その手はいつものように、気持ちいつも以上に冷たい。死人ではないので握りしめれば命の鼓動は感じられるが、それにしても冷たい。
二人の体温の差に、少女は小さくぴくりと身を震わせて。その双眸を少し、重ねられた手の方に逸らせば、すぐにそれを戻した。

「え……」
「…………ほんとに?」

はっ、と少女は目を見開いた。ただひたすらの純粋が、帰るべき原点がそこにはあったように見えた。
誰かを傷つけてしまうかもしれないのに。その凶刃は自身に降りかかるかもしれないのに。少女は、はじめて友達を心から疑ったかもしれない。
もっとも、疑惑より心配の方が強い――もし仮に、その屈託のない笑顔を傷つけてしまったらどうしようか、という方が大きいのだが。

「……本当に、そうかな……。でも、そう思ってくれるなら嬉しいかな」
「だけど、悪いことをしたりとか、本当にそれがダメと思ったら止めてほしいな。……友達って、そういうものだよね?」

ミラはミラだもん、という柘榴の声が脳内で何度も反復する。それに、自分の"姿"を重ね合わせる。
すると、自然にそんな言葉が出た。それは少女の切実な願い。
158祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)02:55:57 ID:ybF
>>154

数えるまでもないほどの打ち合い。それだけで、自分の中でナニカがキッチリと嵌るのを感じる。
馴染んでいく。それがいいことなのか、悪いことなのか。分からない。

「誕生?"私"は"私"のまま、ですよ。何も変わってなんかいません。」

少なくとも、目的を果たし理想を遂げるまでは止まらない。
意志の力が衰えない限りは、力に飲まれるなどということはないのだから。

ただ、演じるという感覚はどうにも薄れている。
精神がヴァンパイアに引きずられているのだろうか。知らず一人称が変わったのもそのうちの一部か。

「だから気分はどうか、と問われれば……そうですね。
 早く先輩に会いたい……それだけです」

天使の輪は解放された。ならば、きっと先輩も元に戻っている。そのはずだ。
飢えて餓える魔物は、それを満たしてくれる存在のみを重視する。
159霧亡柘榴 :2018/11/11(日)03:02:36 ID:1bB
>>157
冷たい手は秋の風よりもきっと身体に堪える。だから掌で包みこんで、体温を分け与えるように。
言葉に含まれた僅かな疑念の色を敏感に嗅ぎとって、むうと少しだけ不満そうに頬を膨らませた。
尤もそれは拗ねて見せただけの、冗談っぽい仕草に他ならない。

「ほんと。ミラが、どうなったって、わたし、気にしないよ」

それは無関心の意ではなく、どんな変化や本性であろうと受け入れるという宣言にも等しい言葉。
ミラの懸念の本当の理由に気がついているのか否か、それを窺わせるようなことはしないが。
おそらくはその想像もしたくない想定が現実になったとしても、彼女はその言葉を覆そうとはしないだろう。
それだけの意思の強さと頑固さを、ミラはこれまでに幾度となく目にしてきているはず。

「うん、もちろん。ミラが、そうして、ほしいなら、ちゃんと、止める。約束」

痛切な懇願を柔らかく受け止めるのは即答と微笑み。名残惜しそうに、ひどくゆっくりと握っていた手が離れる。
右の小指を差し出して、細やかな契りの儀さえ厭わないと。
160楠木シンラ :2018/11/11(日)03:07:43 ID:joP
>>155

「霧亡さん、貴女に用はないわ」

【説明もとりつく島ももなくそう言い放つ】
【目の前の柘榴がハロウィンの時に出会った少女である事は分かっていた】
【だが、そんなことは今のシンラにとってはどうでもいい。どんな事情であれ「ともだち」を連れ込んでいるのだ、愛想など繕えはしない】
【視線は不安げな柘榴へ向けられることはなく、彼女の向こうへ、「ともだち」がいないかと忙しなく探している】

「千尋……花表千尋って娘、この中にいるでしょう。その娘に会いに来たの。入るわよ」

【「ともだち」の姿が見つからないと見ると、そう言って、彼女を押し退け部屋の中に上がり込もうとする。が、シンラの体格は小学生と比較されるレベル、ある程度の力があれば阻むことは容易い】

//大丈夫です、こちらも置き気味になりそうなので……!
161麟童 最果◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)03:17:27 ID:SB5
>>158

「――――いいや。君は間違いなく、変わっているとも」

【だが、それでいい。自覚があろうがなかろうが、そうなったのであれば】
【その力に飲み込まれるか、或いは使いこなすかはこれ次第だろう。だが……後者の実例は、こうして今、目の前で証明されている】
【それで十分だろう。可能性の提示は既に完了しているのだから、後は選び取るのはやはり、彼次第なのだから】

【――――傷が痛む、彼以前に交戦した更科呉葉との傷もまだ癒えていない】

【引き摺るように、歩いていく。既にその指先から、光が漏れ出しているが。最後の最後まで、遂行しなければならない】
【それが、ここまでやってきた麟童という男の責務だ。義務だ。どれだけ身体を引き摺ろうとも】

「そうか、それは……それは確かに、君が勝ち取り、手に入れたものだ」
「鏡に映る虚像ではなく。少しばかり、遠回りはあったかもしれないが……確かにそこに在る」

「皮肉ではない。おめでとう――――君の未来は。きっと、明るいものなのだろう」

【恋情や愛情、そういうものと縁遠くなって久しいが。たしかにそれは、身を焼くような――――ものであったという記憶は、あるような】
【その欠片程でも、自身に心があったのであれば、或いは今ここには居なかったのかもしれないが。何れにせよ】

【――――昏れる日差しが、差し込んだ。まるでその中に、溶け込むようにその姿が掻き消えたのであれば】


「……理事長。お役に立てず申し訳ない。ですが、ですが……どうか御武運を」
「この学園都市の未来が、どうか明るいものであるように。私の忠誠は……いつまでも、この学園とともにある」


【高等部長室。そこに麟童最果という男は、割れた金のフェイタルミラーを置いたのであれば】
【その身体は、一切合切光となって消え失せるだろう――――それを皮切りにして】


【廊下は、いつの間にか浮足立つ少年少女達によって賑わっていた】
【その中に、少女の姿を探すか。それとも……“在るべき場所へと、魂は確かに帰ってきているはずだろう”】


/こちらからはこれで〆で……!! 遅くまで絡みありがとうございました……!!
162ミラ :2018/11/11(日)03:26:48 ID:qhI
>>159
「……ダー。じゃあザクロのこと、信じるよ」

こくり、と少女は深く頷いた。同時に感じ取った、絶対に侵してはいけない"領域"を。同時に知った、彼女の純粋故の"強さ"を。
万に一つ、その身を怪物に堕としても、少女は柘榴を傷つけることはできない。それほどのものが、見えないがきっとそこにはあった。

「ザクロは私のこと、信じてくれるかな?」

ふと、顔を近づけて。何があってもふたりは友達であり続けるという意志を、その碧と金の瞳の奥底に見いだせるか。次いで少女は問いかけた。

「……手段は選ばないでね。悩まなくても、ザクロが選んだそれが、一番の正解だと信じてるから」

柘榴が頷けば、物憂いげにそう一言付け加えて。差し出された小指と自分の小指とを交わす。


「……急に変なこと、聞いてごめんね。お詫びに何か、おいしいものでも食べに行く?」

閑話休題。出会ったからには少しでも長くいたいという思いから、そんな提案を投げかけた。
163霧亡柘榴 :2018/11/11(日)03:32:07 ID:1bB
>>160
いくら戸惑っていても、シンラの視線が自分ではなくその向こうを探っていることくらいは分かる。
とは言っても彼女には住まいを提供している人はいても、疚しいものを所持している覚えはない。
その相手だって五年前の人物であるし、今はまだ学校にも通っていないからシンラとの接点があるとは考え難く。

「ちょ、待って……!今、散らかってる、から……!」

困惑が身体を縛ってシンラの侵入を許す。柘榴の慌てた声を背中にリビングに踏みこんだなら、そこに人影はない。
カーペットの上のちゃぶ台とテレビ、最低限の収納といった質素な部屋は存外に掃除が行き届いている。
食べかけのビスケットの袋や先程まで爪弾いていたらしきエレキギターとアンプから、一人で趣味の時間を過ごしていたらしい。

「千尋……って、千刃の、妹さん、だよね?うちには、いないよ」

嘘ではない。『花表千刃』が花表千尋の欲望から生まれた存在だとしても、彼女が居候として認めているのはあくまで千刃という一つの個だ。
だからそこに嘘つき特有の気色は皆無。シンラの切羽詰まった様子から、言葉だけでは納得しないだろうと踏んだようで。
寝室、洗面所、浴室まで好きなように確認させるだろう。棚の中といったプライバシーに関わる場所までは制止の声がかかるだろうが。
そこには確かに二人分の生活の香りがある。しかしそれは服のサイズなどから、大凡女子高生とした人物だと推測できるはず。
164祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)03:38:07 ID:ybF
>>161

「そうでしょうか」

怪物になり果てるか否か。己をコントロールできるか否か。
そんな、瀬戸際のところに立っているとも知らずに首を傾げる。


そして、祝福の言葉を聞き入れて。
ロケットペンダントに蓋をすれば、虚像はぼやけて。少しの気だるさとともに、元の姿へ。
よく見れば、そのロケットペンダントの輝きは黄金の光沢を得ていた。


今はただ先輩を取り返したのだ、という実感はまだわかないから、それを手にするために。
同時に戻ってくる片手の激痛に、やはり顔を顰めて。それでもそれより優先することがあると、帰ってきたであろう少女を探し彷徨う。

よくよく考えたら、今後のために高等部長に聞くべきことは色々あったかもしれないけれど。
そんなことはどうでもいいと思ってしまうほどに、今の頭はただひとりを求めていた。


//こちらこそありがとうございました!楽しかったです!
165霧亡柘榴 :2018/11/11(日)03:50:13 ID:1bB
>>162
「大丈夫、信じて。わたしも、ミラのこと、ずっと、信じてる、から」

お互いに近づいた顔の間を風が吹き抜けて、鈍色と黒を物憂げに揺らす。
二つの色をアンバーの瞳でまっすぐに受け止める。樹脂が琥珀となるまでの長い時を誓うかのように。
生来の意地っ張りは、最初から時間の制限なんて考えてなどいないのだ。

「あんまり、乱暴なことは、できない、けど……うん、分かった。やれるだけ、頑張るよ」

本当は、そんな日が訪れないのが一番いいのだろうけれど。
柘榴は断じて腕が立つわけではない、暴力的な方法で引き戻すなんてことは到底できそうにもなく。
自嘲気味な笑み、けれど彼女の『やれるだけ』は文字通り、自分が取れる全ての手段を用いることを指している。
ある種の生真面目さは、小指が離れた時のどこか安心したかのような吐息に隠れてしまうのだけれど。

「別に、気にしてない。でも、せっかくだし、どこかで、食べていこうか。いいお店、ある?」

偶然の遭遇とはいえ出来るだけ一緒にいたいのは柘榴とて同じ、提案には一つ返事で了承。
とはいえ自炊がほとんどの彼女にはぱっと思いつくような飲食店もなく、ミラにお任せという形になるだろうか。
166ミラ :2018/11/11(日)04:19:56 ID:qhI
>>165
「……そんなことに、ならないのが一番だけどね。」

聞くだけ聞いたけど、やっぱりそんなことはないのが一番。柘榴の顔を見て、改めてそう感じる。
何でこんなこと聞いたんだろうなという一抹の後悔を感じながらも、ふふっ、と小さく微笑んで。
ぐい、と肩を引き寄せれば、そのまま柘榴の身体を優しく抱きしめるだろう。

「……うーん……」

などと勢いで言ってみたが、少女も少女でどこに行くかなんて深いことは考えずじまいだった。
――が、ここで以前に知り合いから言われた言葉が脳の奥底から蘇る。誰かにおすすめしようと思ってた場所だ。

「こっち、だったかな?」

自炊もするが、趣味で外食をすることも多い少女。もっとも通というよりは手当たり次第に探っているだけだが、それでもお気に入りの場所はあって。
柘榴の手を引けば、そのまま夕暮れの通りを歩き出すだろう。レストランが多いだけにあちこちから漂う美味しそうな香りが、空いた胃袋を擽る。

「……あった。ここだよ」

しばらくの間街並みを彷徨えば、目の前に一軒の店が見えてくるだろう。よっぽどの世間知らずでもない限り、一目でラーメン屋であると分かるはず。
167ミラ :2018/11/11(日)04:20:54 ID:qhI
//時間も時間なのでそろそろ凍結ということで大丈夫でしょうか……!
//明日は昼頃から返信できるかと思われます!
168霧亡柘榴 :2018/11/11(日)04:41:33 ID:1bB
>>166
「ん……きっと、大丈夫、だよ」

肩に加わった力に抵抗はなく、されるがままにミラへと預けられる身体。
急なそれに声を漏らして、沈みゆく太陽の残照を運ぶ夜風から逃げるように肩に顔を埋めた。
秋の日の夕暮れは短い、抱擁の間に空は黄昏から宵へと変わりつつあって。

「お腹、空いてきたね。ミラの、おすすめ、楽しみ」

ぽつぽつと点き始めた街灯の下を手を引かれて歩けば、食欲を刺激する匂いがそこかしこから襲いかかってくる。
友達のお気に入りの店への期待も相俟って、ついに耐えきれずにぐうと鳴ったお腹の音をはにかんだ笑みで誤魔化した。
そうして辿り着いた店の看板を見上げる瞳は、好奇と期待に満ちたもの。

「おお、ラーメン。いいね、あったまる。ミラが、好きなら、おいしいお店、なのかな」

しかしこの反応、おそらくその実態は知らないとみえる。
その胃袋の大きさは今のところ明らかになっていないが気合いだけは十分、今度は柘榴がミラの手を引き率先して店内へと乗りこもうと。

//凍結了解です、返信は置いておきますのでお時間のある時にお返しいただければ!
169セラフィーナ◆j3f5sp1Rcs :2018/11/11(日)06:22:27 ID:2qj
>>166
>>168
/横から失礼します、乱入を希望します……!
/ご負担になりそうでしたら勿論引きますので……!
170紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/11(日)09:14:32 ID:vSj
水無月時雨からのメッセージを確認する。
それを見つめながら、一息するのだった。理事長が黒幕……あの生徒会長代理の就任から、高等部長より更に上も疑ってはいたが、やはりかと、考える。
鞄の中には薄氷白の一件で回収した銀の鏡。彼女にも本格的に聞かなければならないなと
それと、生徒会長代理、偽聖院、奴は誰の差し金かも……恐らくは鏡の一件の関係者、高等部長や理事長と繋がっているだろうとも思って

『了解。それと、〝銀の髪の女〟も鏡を配る人間みたいだから、風紀委員でもそれを探して』
『生徒会長代理、偽聖院はキナ臭いから、こっちの事も調べとく』

そう返信を返し、水無月時雨からの情報、一刎の証言については深月、上泉、銘、春日に共有する為連絡も入れたのだった。

「白ちゃんの事も……いや、これはあまり広められるのは嫌だろうし、やめとこう」

薄氷白の父親の事、それと彼女の今の事もと思ったが、あまり広め過ぎて、彼女の家出先を父親に知られる事や、彼女本人の事も考えて、これについては躊躇するのだった。

「彼女はあたしが守るって約束したんだし……こっちこ事はあたしで捜査しておこうかな」

なんて一言呟き、スマホを仕舞う。そして、屋上にて学園を見下ろしつつ
今のこの事件を早急に解決し、そしてまた平和な学園生活を送れるように願うのだった

//反応ソロールです
171霧亡柘榴 :2018/11/11(日)09:23:24 ID:1bB
>>169
//確認遅れてすみません、こちらは大丈夫ですっ
172鈎取 吉音 :2018/11/11(日)11:25:25 ID:mYs
>>116
うるせぇな、つーか顔が近いんだよ顔が

【顔を近づける砂霧に至近距離で紫煙を吹き掛けてから、グイと押し退けて顔をどかす】

綺麗事ばっかじゃ腹も膨れねーよ、大体無い袖は振れないの
人間先立つものが無きゃ人に感謝もできねーんだよ

【尤もらしいことばかり言っているが、全部都合のいい言い訳である、まず本人に感謝の気持ちが毛ほども無いからしょうがない】
【兎にも角にも金、金、金、金が無ければ感謝も返せないと思う事こそが心の貧しい人間の発想なのだが】

クリスマスかぁ……売れ残りのチキンで正月まで食い繋げんな……
俺にサンタさんが来なくなったのはいつからかな……

【煙草を口に咥えたまま、一切他人に奉仕しようという気兼ねを感じさせない一言、そして立ち上がりつつ尻に引いてたもう一冊の冊子で砂霧の頭を叩いた】
【目が『やる』と言っている(そもそもこれも無料配布の冊子なのだが)、それを読めば、メイド喫茶やらファーストフード店やら、さっきの冊子よりはまともに学生らしいバイトが載っているだろう───給料もそれなりだが】

パンツ売りたく無きゃもう時給に糸目付けずに働くしかねぇぞ、俺はもう少し足掻くけどな

【なんだかかっこいい事を言ってるようだが、結局の所『まだ働きたくない』という意志を言葉にしているだけである】
【そうして、男は口から紫煙を寒空に燻らせながら歩いて行った───哀愁漂う駄目人間の背中を見せて】

//申し訳ありません、諸事情で昨夜は返信が出来ませんでした。
//こちらはこれで〆にします、お疲れ様でした。
173白髪の少年◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)12:14:53 ID:Ot8

ほらほら。

(早朝6時頃)
(大通りから路地に入る、その入り口に)
(しゃがみ込んで野良猫を抱える白髪の少年が一人)

可愛いなー猫はー。

(それはどうやら野良猫の様で)
(少年は微笑みながら、猫の頭を撫でている)

(にゃあにゃあ、と)
(何かを求める様に鳴いているのだが)
(頭を撫でるのに夢中な少年は気付いていない)
174ミラ :2018/11/11(日)13:29:16 ID:qhI
>>169
>>171
//遅れてごめんなさい!こちらも大丈夫ですよ!
175ミラ :2018/11/11(日)13:47:51 ID:qhI
//あ、タイミング的に次でセラフィさんが入ってくる感じで大丈夫でしょうか!
176霧亡柘榴 :2018/11/11(日)13:53:06 ID:1bB
//それで問題ないかと!
177セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)14:00:27 ID:SB5
/御二方ありがとうございます……!
/すぐに書いてきますので少々お待ちくだされば!
178更科呉葉 :2018/11/11(日)14:03:35 ID:1bB
その日、担当している授業を全て終わらせてから彼女が作業をしていたのは、職員室ではなく風紀委員室だった。
雑務を全て同僚に押し付けてまで、一人閉鎖空間に閉じこもっていたのには無論相応の理由がある。

「……さて、こんなところかしら」

風紀委員、生徒会及び警備部隊間における情報共有のための資料の作成。
鏡の使用における異形化とその進化。把握している鏡ユーザーの一覧とその顛末。鏡を配布する者の存在。更には生徒会長代理への疑惑まで。
確定不確定を問わず、これまで挙がった報告とそこに基づいた推測を全て羅列してある。
もちろんそれは、姿を消した高等部長に関しても例外ではない。
一度目の殺害、尋問、逃走及び辞職。その後彼の部屋から割れた金の鏡が発見され、行方不明だった生徒達が次々姿を現したことまで事細かに。
締めくくりは二つの音声ファイルをテキストに書き起こして要点を整理し、そこから浮かび上がった名前。
自身と麟童最果の会話の記録と、水無月時雨から提出されたものに多少の相違こそあれど、着目すべき共通点の前には些細なこと。
事態の収束に動く組織の全てにデータを送信し、ようやく背凭れに身体を預けた。

「…………理事長、ね」

誰もいない部屋に疑念を響かせる。当たってほしくない予想が的中して堪えないと言えば嘘になる。
おそらくは摘発するにせよ問い詰めるにせよ、これだけではまだ足りない。出来ることならもっと決定的になり得る何かが。
とはいえ、後はなるようにしかなるまい。数秒の間、目を瞑って精神を集中させる。立てかけていた愛刀に指を這わせ、愛おしげに鞘を撫でた。

//ソロールです
179セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)14:18:01 ID:SB5
>>166
>>168

【時刻は日が沈み、すっかりご飯時。セラフィーナ・イルマタル・コスティアイネンの夕食は、今日は外で、ということだった】
【ということで、目についたお店に入ってみた次第……そこがラーメン屋であることは分かっているが、そこが大盛り系の店であることなど知らず】
【よく分かっていないまま、財布から千円札を取り出して、機械に投入したのであるが】

「ふっ、ふにゃ……ぁぁぁ……!!」

【食券販売機の一番上のボタンを押そうとしている、のだが】
【微妙に身長が足りていない様子で、背伸びをしてもなかなか届いていない。伸ばした指先が、僅かに触れるか触れないかと言ったところ】
【時刻は夕飯時。そうなればお客もたくさん入ってくるというもので、後ろにはどんどん人が並んでいく】
【そうなれば無論焦りも出てくるし、後ろの視線も気になる、というもの。何か踏み台になるものはないか、キョロキョロと視線を泳がせて】


「……あ、ミラ! ザクロー!!」


【そこで見つけた知り合い二人の姿を見たならば、助かったとばかりに片手をパタパタと振った】

/それではよろしくおねがいします……!!
180ミラ :2018/11/11(日)14:49:04 ID:qhI
>>168
>>179
「ん、待ってよザクロ……!」

こってりとした匂いが鼻を擽る。それに釣られた柘榴の方へと、いつしか主導権が渡っていて。
その手を引かれるがままに、少女も店の中へと吸い込まれていった。なおこの店、いわゆる二〇系である。

「あ、セラフィ」

噂をすればなんとやら。いつか他の友達にも教えてあげたいな、なんてことを考えていれば、当の本人が目の前にいた。
ふにゃりと口角を緩めて、軽く手を振ればそちらの方へと近付いて。

「……どれがいいかな?」
「よいしょ……ん、ぐ……っ!!」

10cmの差は小さいようで大きい。特にこんな販売機となればその差が命取りになったりならなかったりするものだ。
そんなわけで背伸びして、代わりにボタンを押す……わけではなく。セラフィの腋の下に手を回して、その身体をひょいと持ち上げようとするだろう。
とはいえお世辞にも筋力があるわけでもない。それが叶えば少女の細い腕は、今にも折れそうなほどにぷるぷると震えているのであった。

//よろしくお願いします!
181霧亡柘榴 :2018/11/11(日)15:05:40 ID:1bB
>>179>>180
意気揚々と入店してまず五感を刺激したのは、高い湿度と濃厚なスープの香り。
ラーメン店独特の空気感に期待はますます高まるばかり、他の客が男性ばかりなのが気にかかったがそういう需要が高いのだろうと。
その理由が盛りの良さにあることに、この時の彼女はまだ気がついていなかった。

「あれ、セラフィも、ラーメン?」

見た目はちんまいセラフィーナが一人ラーメンというのはなかなかに目立つし、ここが大盛り系の店であるのもまた衆目を集める。
あと少し手が届かない格好に、後ろに並ぶ人達も温かい目で見守っていたが、二人にそんな空気は通用しない。
手を繋いだままぱたぱたとそちらの方へ、頬が緩んでいるのはきっと夕食への楽しみだけではなく。

「んー、どうしよ。悩む、ね」
「……ミラ、無理、しないで」

券売機に並ぶ商品名を横から覗きこみ、決めかねて視線を移した先の震える腕に苦笑い。
さすがに見ていられないと、セラフィーナの腕にそっと触れようと。それが叶えば途端、彼女の体重が嘘のように軽くなるだろう。
柘榴の異能による質量操作の一環だ、こういった力仕事の時にはなかなかに有用。

「セラフィ、どれにする?わたし、同じのが、いいな。並、で、いいや」

券売機の枚数指定を勝手に『二枚』にして差額を放りこむ。
大盛り系の店におけるトチ狂ったサイズ感を知らない哀れな少女は、他所における大以上の量をそうとも知らず要求。
つまるところこのままでは必然的に、セラフィーナのサイズも並(特盛)となってしまう。ひょんなところで迫る胃袋の危機であった。

//お二人ともよろしくお願いしますー!
182雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/11(日)15:08:13 ID:uWP
>>156
「水無月先輩が……」

水無月時雨が鏡を手にして尚、正気を保っている。
それは、確かに事実である。 事実だからこそ、零はここで尻尾を掴んだ。たった今、彼はボロを出した。矛盾を浮き彫りにさせた。ならば、そこを突くのみ。

「―――どうしてその事を知っているんですか?それは、風紀委員のみが知っている事のはずです。生徒会に、ましてやあなたに伝わっているはずがないのですが」

彼は、何故知っているのか。
この場において、その事実を知っている事自体がおかしな話だ。
水無月が鏡を手にした事は、生徒会には伝わっていないはずだ。個人でその誰かと連絡を取り合ったのならともかく、組織として、ましてや彼個人にその事が伝えた覚えなど、風紀委員には全くない。

矛盾だ。知らないはずの事を、知っている。

「水無月先輩から連絡でももらいましたか?それとも生徒会の誰かから報告を受けましたか?
いや、そんなはずはない……あなたは、内部でも警戒されている存在のはずだ」

警戒の色を隠すことなく、むしろ濃くなり、零は次々に追求していく。その眼は、このまま逃がすつもりはないというもの。
彼の返答次第では、疑念は確証へと変わるだろう。

「……答えてくださいよ。偽聖院克明さん」
183雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/11(日)15:09:42 ID:uWP
//書き忘れておりました、自分は17時から21時までバイトになります。なので夕方以降となると恐らくそれ以降になると思われるのでよろしくお願いします
184セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)15:21:46 ID:SB5
>>180
>>181

「そうだよ、セラフィも偶にはラーメンだよ!」

【油でよく滑る床にかなり不安をいだいていたところにお友達二人に会えたものだから、今まで不安だったものも消し飛んですっかり上機嫌である】
【後は彼女達二人に券売機のボタンを押してもらえばいいだろう……彼女達のほうが、背は高いわけだし。そう思っていたのだが】
【さて、そう頼もうか……と思っていたところで。ミラのその手が伸びたのならば、脇の下に手を入れられて、ひょいと持ち上げられるその身体】

「にゃあ!? 無理しちゃ駄目だにゃミラ!」

【いきなり抱き上げられたことにもびっくりだが、何より彼女の腕がプルプル震えているのが物凄く不安】
【券売機の文字と彼女のことを視線が行ったり来たり……。思っていたところで、ザクロの手がセラフィーナの手に触れたのならば】
【その身体が一気に軽くなることが、自分でもよく分かった。まるで空を飛んでいるみたい……ともあれ、ミラもこれで楽になっただろう】
【多分、これで一安心だろう。安心して食券を見て】

「はぁ、良かった……んー、じゃあセラフィ初めてだから、普通のやつにするね。並ー」

【ポチッと食券を押したのであれば、通常の、そしてこの店の看板メニューであるラーメンの並を選択する】
【……大抵、こういう二郎系ラーメンの店は。並盛が特盛、小盛が大盛、レディースサイズでようやく並盛と言ったところだろうか】
【勿論。セラフィーナもそんなセオリーなぞ分からないものだから、ザクロの言われるがまま。出てくる二つの並盛食券。胃袋の危機はここに確定】


「ありがとー、ミラ、ザクロ! セラフィ、どうしようかと思ったにゃー」
「……ところで、二人で何してたの?」


【そうして、無事に食券を買ったのならば、二人へと向けてまずはお礼を言ったのならば】
【彼女達へと、ちょっとだけ。なんで私は仲間外れなの、という気持ちも込めながら、二人へと問いかけるのであった】
185ミラ :2018/11/11(日)15:44:53 ID:qhI
>>181
>>184
「ぐぅ、っ……あれ?」

ぎちぎちと強張っていた肩が、急に軽くなる。
そういえば、前に引きずられた時にも似たような体験をしたような。これが柘榴のチカラなのだろう。

「……あ。この店、ちょっと多いから気をつけてね」

などと忠告はするは時すでに遅し。がしゃこんと券売機からは白い紙が2枚ばかり吐き出される。
もっとも彼女の感覚での「ちょっと」が狂っているので、忠告にすらなっていないかもしれないが。

「ん、別に……たまたま会って、一緒に晩ごはん食べることになっただけだよ」

深い意味はないと少女は言った。ただでさえ胃もたれしそうな空気なのに、これ以上重たくするわけにはいかなくて。
柘榴が頷いてくれるなら、きっとセラフィもそうだろう。さっきの話を盛り返すのは止しておいた。

「そんなことより行こっか。ラーメン、食べるんだよね?」

店員は幼い容姿をした女子高生三人組をちょっと意外そうな目で見ながらも、カウンター席の方へと案内する。
少女は2人の手を引いて、彼について行こうとするだろう。なお少女は「並」を選んでいる。お腹がすいているので。
186霧亡柘榴 :2018/11/11(日)15:58:41 ID:1bB
>>184>>185
「うん、そう。さっき、そこで、偶然、会った」

相槌をうってミラに同調。実際その通りでしかないのだし、嘘のつきようもない。
秋の夕暮れにつられてしまった薄暗さこそ少しばかり伴っていた会話でこそあったものの、そう引きずるような話ではないと柘榴もまた認識していて。
ともあれ食券を店員に手渡して、案内されるままカウンター席へと。
矢継ぎ早に聞かれるトッピングの有無も、どんなものかよく分からないから適当に答える。答えてしまう。
ジロ○アンっぽい男達の居並ぶ中で、三人の頭の位置だけが低く目立つ。まるでこれから行なわれる胃袋との決戦を見守るかのように。

「ふぁー……おいしそう、だね」

隣の人の食べかけをちらりと覗き見て、気持ち声を潜めて二人へと。
なんだか随分と食べ進めるのが遅いな、なんてぼんやり考えているが、実はそれがようやく半分まで減らしたところだとは夢にも思わず。
待ち時間のちょっとした間に、こっそりとスマホを取り出して居候に晩飯はいらない旨だけ連絡。
そんなこんなでやがて三人の前にやってくる、並(特盛)のラーメン達。
柘榴のものはマシてしまったヤサイにアブラとカラメ、乙女的な矜持のためニンニクだけ抜いてある。
聳え立つモヤシの山を前にして、まずそのボリュームにきょとんとしていたがそれもちょっとの間だけ。

「すごい……!いっぱいだ……!」

全くもって気圧されていないどころか、目を輝かせて感嘆の呟きを漏らす。
この感動を二人にも伝えようと視線をやるが、経験者のミラはともかくセラフィーナの反応が気になる、もとい心配になるというもの。
187セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)16:16:49 ID:SB5
>>185
>>186

「ふーん。セラフィも一緒が良かったにゃー」

【偶然会ったならば、それ以上を追求することもない。実際、彼女達がどんな会話をしていたかも知る由もない訳で】
【まあ何もないなら、なにもないのだろう……と。実に単純な思考回路で、でもやっぱりどうせならば一緒が良かったかなーと】
【彼女達が話し出さないのならば、そのままミラに手を引かれて、ザクロと共にカウンター席の方へ】

「そうだにゃー、お腹空いたねっ」

【ザクロがそういったのであれば、つられて他の人達の食事をこっそりと覗き見て】
【何だか山盛りになっている人達が多い気がするのは……男の人達だから、きっと大盛りを食べているんだろう、と納得することにした】
【そうして何だかんだと会話を交わしながら、案外とスピーディーに提供されたラーメン、であるのだが】

「……え……」

【こんもり、と盛られたもやし、キャベツ、チャーシュー、背脂。スープの底は見えないどころか、麺の姿すら見当たらない】
【並盛。確かに自分は並盛を頼んだはず。キョロキョロと二人の文を見ても、多少の差はあるが似たようなもの】
【因みに「ニンニク入れます?」の問いかけに対しては「……? いらないにゃー」と答えたためトッピングは普通なのだが】


「……え……?」


【――――こんな量、食べたことがない】
【不安気に二人のことを見てみても、ザクロは目を輝かせるばかりだし、ミラに至っては経験者なのだから】
【……まず、これはどうやって食べればいいんだろう。その段階で、プルプルと震えるばかりであった】
188ミラ :2018/11/11(日)16:35:00 ID:qhI
>>186
>>187
大の男が並ぶ中で頭身が低い3人は逆に異質な雰囲気を放っていたが、少女はそれもあまり気にしたりすることはなく。
好みを聞かれるわけだが、お腹も空いていたしとりあえず盛る。2回目だけどいまいちよくわかってない顔で。
結果として、少女の目の前には山のようなキャベツともやしがドン、と置かれることになったのだ。

「ね。いっぱいって言ったでしょ?」

きらきらとした柘榴の目を見て、(これからどうなるかはともかく)ひとまずは気に入ってくれた様子に一安心。

「セラフィ……?」

――が、もうひとりの方はあんまりそうでもなかったらしい。丼ぶりと視線の間に割り込むように、震えながら硬直するセラフィの顔を覗き込む。
何かおかしいことでもあったのかな、と。もっとも、この少女自体は何もおかしいなんて思ってないのだが。

「……先に食べとくよ。いただきまーす」

早くしないと麺も伸びてしまうよ、とひとこと付け加えて。ラーメンの山に箸を突っ込めば、まずは野菜の塊を口に放り込んで咀嚼。
次いで脂たっぷりのスープを絡めた麺を啜る。こうして、少女の前にそびえる大山は結構なペースで切り崩されていく。
189霧亡柘榴 :2018/11/11(日)16:46:00 ID:1bB
>>187>>188
「おいしそうだね、ミラ、セラフィ」

とことんおめでた頭な柘榴は、セラフィーナのただならない様子をどうやら感極まっていると勘違いしたらしく。
並という名の特盛に道連れにした形になってしまったが、ふにゃっと向けた笑顔に悪意は皆無。罪深い。
食前の挨拶を早口に唱えて割り箸を割れば、開戦の狼煙代わりにぱきりと軽い音が響いた。

「食べるの、難しそう……」

一見すれば油分過多の野菜スープにしか見えないそれに、はてどう食べ進めたものかとミラや周囲を伺いながら。
そっと箸を差し入れて麺をほじくり出し、伸びてしまわないように野菜や豚の上に乗せる。所謂天地返しだ。
濃厚なスープに野菜や豚を浸している間、空気に触れて大量の湯気を撒き散らす麺を啜る。至福の時に頬を緩めた。

「ん、おいしい」

そこから先は語るに及ばず。麺、麺、野菜、麺、たまに豚と無言で食べ進めて極太の麺とモリモリの野菜を堪能。
胃袋の容量に苦戦しているようにも見えず、黙々と表情を変えずに体内に収める様はまさに掃除機。
常人よりも早いペースで具材を全て食べきると、どんぶりを両手で持ち上げて喉を鳴らす。
そうして全て空っぽにしてようやく大きく一息つくと、至極ご満悦そうな晴れやな笑顔を二人に向けるのであった。
190砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/11(日)16:55:13 ID:rwp
>>172

【その一言で朧も、ぐぅ、と言葉に詰まる。確かに懐の温かさなくして人にやさしくする事は難しい】
【かくいう朧も1人と1匹で食いつなぐのが精一杯で、先日は知り合いの引越しにかこつけてヒモまがいの所業に及んでいた】
【思い返せば赤面ものである。煙で曇る視界にけほけほ噎せて】

あたっ、

【頭を押さえた目前に新しい冊子が差し出される】
【紫煙に涙の滲む目で見れば、その表情を少し晴らして】
【だが男の宣言には微妙な顔】

ありがとうございます……
貴方ももっと理想を下げて、お互い地道に稼ぎましょうね

【きっと響かぬ言葉をその背に掛けて数秒、彼の代わりにベンチへ腰掛ける】
【ぱらりぱらりと、先ほどより落ちる時給に肩をも落としながらも真面目な目つき】
【最後にちらりと顔を上げた時、男の背は既に秋風の向こうにいた】


//いえいえ、お気になさらず
//遅くなってすみません、2日間ありがとうございました!
191セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)17:10:50 ID:SB5
>>189
>>188

「に、にゃあ……」

【もしかして、自分がおかしいのか? 眼の前に置かれたラーメンと言うよりは野菜の山に狼狽えているのは】
【果たして自分のみ。二人共、特に躊躇することもなく箸を入れていっているのだ――――ザクロに至っては、何だか玄人チックなやり方で】
【麺が伸びてしまう、とミラが言ったということは、この下には間違いなく麺があって、それは間違いなくラーメンであるということなのだろう】
【……だったら、早く食べないと本当に伸びてどうしようもなくなる】

「……い、いただきます」

【何処となく涙目になりながらも、割り箸を割った。因みに割り箸はちょっとだけ割るのに失敗している】
【野生の勘、とでも言うべきだろうか。まず箸でとったのは、チャーシューである。最後の最後まで残したら、一番口に入れるのがキツい】
【最初にそれを全滅させる……よく煮込まれた煮豚は、口の中に放り込めばほろほろと解けていく。美味しい、すごく美味しいのだが】
【もう、これだけで満足な気がするが。次に待っているのは、野菜の山……スープに難なく沈められるようにまるで、削り取っていくことを決めて】
【そうして必死に辿り着いたラーメンを啜ったのであれば、背脂と豚骨醤油のスープが良く絡んだ、濃厚な味が口の中に広がっていく】

【美味しい。とても、美味しいのだが】


「……ご、ごちそうさ、ま――――」


【そうして彼女達に遅れて、セラフィーナも食べ終わるのであった】
【流石にスープまでは飲み切れなかったらしく、戦場跡として残されているものの。ちゃんと中身は、食べ切った】
【そしてカウンターの上に突っ伏した。サルミアッキで散々困らせた食でのカウンターが、ここに来て帰ってきたというところだろうか】
192ミラ :2018/11/11(日)17:30:35 ID:qhI
>>189
>>191
「……」
「…………」

黙々、黙々と無言で食べ進める少女。麺と肉と野菜のローテーションが、ブラックホールじみた胃袋へと消えていく。

「……ザクロ、食べるの早いなぁ」

自分があともう少しで食べ切るというところで、隣で丼ぶりを高々と掲げる柘榴。
別に早食い競争をしているわけでもないが、なんとなくちょっと負けたような気がして。むむ、と小さく頬を膨らませた。

「ごちそうさま。おいしかった?」

さて、そんなこんなで自分も完食。こちらもこちらで表情は満足一色、あれだけのラーメンを苦にもしていない様子。
柘榴の方に微笑みを向けて、感想を聞きかける。あとは悪戦苦闘している様子のセラフィを待つばかりだが……?

「セラフィ?……セラフィー?」

彼女は完食と同時にノックダウンした。その小さな肩を手に取れば、ゆさゆさと揺らして安否を確認するだろう。
193霧亡柘榴 :2018/11/11(日)17:40:29 ID:1bB
>>191>>192
「うん、おいしかった。コスパも、いいね。また、来ようかな」

ふいー、と人心地のついたお腹をさすりながら、朗らかに悪戦苦闘しているセラフィーナを見守る。でも手は貸さない無情ぶり。
一所懸命な奮闘に、心なしか他の客やカウンターの向こうのお兄さんの視線も温かい。
セラフィーナがスープ以外を食べきって突っ伏したと同時、店内に細やかな拍手が沸き起こったとかなんとか。
安否を確かめているミラを尻目に、なぜだかものすごく感心したかのように大きく頷いてかける言葉といえば。

「セラフィ……そんなに、おいしかったんだ」

違う、そうじゃない。
どうやら柘榴的にはこの量は、ノックダウンが到底思い浮かばない程度らしい。
あまりのおいしさに感動を身体で表しているとでも思ったか、頓珍漢な深い同意を示すのであった。
そんなこんなでセラフィーナの復活を待ってから、店の外に出れば辺りはもうすっかり夜に包まれている。
口の中にはまだラーメンの脂の名残があるような気がして、そうなればさっぱりさせたいと思うのも致し方ないこと。

「甘いもの、食べたいね」

何の気なしに言った提案であるが、ミラはともかくセラフィーナにとっては今最も聞きたくない言葉だろう。
ふにゃふにゃと腑抜けた微笑みを二人に向けながら、何がいいだろうかと指を折ってアイスクリームやらクレープやらを挙げていく始末。
194セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)17:56:49 ID:SB5
>>192
>>193

【何か、こう、この状況は、全体的に間違っている気がする】
【確かに美味しかった。が、自分は大食いチャレンジをしに来たわけでもないので、湧き上がる拍手にも何だか素直に喜べない】
【そして隣の友達は、なぜだかよく分からない深い同意を示している……でも反論する元気もないので、致し方なしである】


「待って……待ってミラ……揺らしちゃダメにゃ……」


【ラーメン屋は食べ終わったらさっさと席を空けるべきなのだが、こんかいばかりは許されたようで】
【ゆさゆさと揺さぶるミラへと向けて、絞り出すようにそういったのであれば。店員とお客さんの皆の好意に甘えて】
【落ち着くまで待ったのであれば、フラフラと二人とともに、店外に出るのであった……すっかり夜の帳が下りきって】

【暦の上では、とっくに冬になっているこの季節。……これでお別れは、寂しいなぁと思うのだが】

「……甘い物!?」

【甘いものは好きだ。だが、あれだけ食べてまだ行けるとは、お菓子は別腹とは言え限度というものがあろう】
【多少胃袋は落ち着いたとは言え……ガッツリと行くのはちょっとむずかしい。なので、ミラの方へと視線をやって】


「ミラは……どう?」


【食べたいかどうか、聞いてみる。もしも二人が食べるつもりがあるならば……】
【摂取した栄養を一気に消費する最終手段を使うつもりであった。彼女達二人は、ちょっと驚くかもしれないが、仕方ない】
195ミラ :2018/11/11(日)17:59:30 ID:qhI
//ごめんなさい、返信遅れるかと……!
196霧亡柘榴 :2018/11/11(日)18:02:07 ID:1bB
//了解ですー、ゆっくりで大丈夫ですよ!
197セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)18:04:55 ID:SB5
/こちらも了解しましたー!
198uj6Bxdmutc :2018/11/11(日)18:53:07 ID:Z44
>>182

「―――ああ、失礼。
 鏡に関して有用な報告は既に預かっていましたから。
 無断である事には申し訳なく思いますが、必要なことでしたので。」

本当に?そもそも水無月時雨は誰かにそれを報告したのか。
嘘を嘘を塗り固めれば、おかしな味の飴玉が出来上がる。真実の混ざらない偽だけのマーブル模様。
詰め寄り突き刺す視線。それに壁を作るように、学帽のつばを下ろした。

「警戒され疑われる自覚はあります。
 でしたら、ただ私の芯だけを信じてください。」

指先で帽子を押し上げて、一歩踏み出す。視線をぶつける。
写す芯は、その瞳孔は確かに信念を感じさせる。が、それが彼と同一で有る保証は無く。
空いた左手、それが詰襟のポケットに伸びて―――

//了解です、お待ちしています
199紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/11(日)19:53:34 ID:vSj
手に持つのは銀縁鏡、それを手にしたまま生徒会室にて考え事をしていたのだった。
理事長が黒幕として、銀の髪の女は一体何者なのか、白の父親は学園上層部の誰なのか
この一件を解決するにしても、ここら辺の存在もなんとかしなければならないと
そう言えば、一刎は逃走したとも聞いている……高等部長は死んだけれど、まだ事件そのものの解決には至っていない

「………風紀委員や警備部隊と協力するにしても、役割分担して、効率的に解決していかないと」

そう呟きながら見つめるは会長の席、生徒会長代理、この男の裏も取らなければならない、一体誰の差し金なのか
………まぁ、理事長の差し金の線が一番高いか、なんて思っていて

「ちょっと外の空気でも、吸って来るかな……」

なんて呟き、生徒会室の扉を開けて、部屋から出ようとする
其処に誰か居たかも知れない

//絡み待ちです
200ミラ :2018/11/11(日)20:05:15 ID:qhI
>>193
>>194
「ならよかった。来ようね、またいつか」
「……ん、ごめんね? セラフィもまた来る?」

満足げな柘榴に表情は綻ぶ。さすがに毎日はキツいが、たまに食べるには良いものだ。――無論、セラフィのことも誘う気満々である。
そんなわけでセラフィの調子が戻るまでしばらくの間時間を潰すのであったが。

「よし、行こう。何食べに行く? 私はクレープがいいな」

甘いものと聞いて、ガタッと我先に立ち上がる。何とも気が変わるのが早い。見ての通り、ラーメンがもう一杯入るのではというレベルでまだまだ元気だ。

//お待たせ致しました……!
201霧亡柘榴 :2018/11/11(日)20:20:28 ID:1bB
>>194>>200
「そうだね。また、三人で、来たいな」

セラフィーナの今後の食がいろいろな意味で危ぶまれるが、今回は半ば事故のようなもの。
次回からは反省を生かして小を選べば多少は楽になるはずである。多分。

「おお、クレープ、いいね。確か、あっちに、お店、あったはず」

クレープ、それはJK達にとっての甘美な響き。
柔らかな薄皮に包まれた数多の果物が生クリームやアイスに彩られて、乙女達を至福に誘う素晴らしいスイーツ。
ついでに言ってしまえば、結構腹にたまる。今のセラフィーナにとっては楽園ではなく奈落に堕とそうとするチョイスに等しいかもしれない。
しかし柘榴はかなり乗り気。こちらも満腹どころか、まだ腹八分目にも達していないのではないかと思わせるほどに軽快な調子。
二人の手を取って、今度は柘榴が先導する番。目指すのはちょっとした広場に常駐しているクレープの移動屋台。
買ってすぐその場で食べ歩きができるため、放課後の女子高生の間ではそれなりに知名度のある店だ。
彼女が現在の胃袋をどうにかするのであれば、辿り着くまでの間になるだろうか。
202白髪の少年◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)20:31:15 ID:Ot8
//失礼します、>>173に絡み待ちの方出させていただいております。
203相書 千春◆uj6Bxdmutc :2018/11/11(日)20:32:40 ID:CtQ
学園前の寂れた歩道で。生きてる誰かの気配はなく、風の音だけが聞こえる。月だけが浮かんだ無色の夜空、時間が止まっているみたい。
ここが死後の世界であるならば。ここに居ることが私への罰なら、これ以上は無くって。
消えない思い出の檻の中で、求める誰かは何処にも居ない。きっと永遠に孤独を感じながら這い続ける。

そうだとしても。二度と会えないとしても、会いたいと願わずにはいられない。
塀をよじ登って学園の敷地に侵入したなら、一か所へ走っていく。居るとしたら、きっとそこ。
開いている窓から校舎へ入って、階段を上って、古びた木の扉の前。鍵は閉まってなかった。運が良かったのか、それとも。
並ぶ衣装棚から、黒衣ととんがり帽子を取り出した。一生、それが終わっても忘れられないあの時の衣装を着て。
化粧が苦手で、酷く時間がかかっちゃう。あの時、主演の子に教わっておいてよかった。
こうしてもう一つ、扉を開いたなら。演劇部室の小さな舞台に、彼が居る気がして―――

散らばったパイプ椅子は無人。観客はどこにも居ない。舞台の上はまっさらで、静寂が演奏されていた。
わかってた筈の事。思い出だけが残るこの世界で、私は一人。それが罰なんだから。
手足にうまく力が入らない。視界がふやけてよく見えない。わかっていても、それでも。
都合がよくて甘ったるい私の頭は、彼が居なきゃ駄目みたい。

その場にへたり込んで暫く。ちょっと落ち着いた。
衣装室に戻って、マネキンと衣装を持ち出して舞台に置く。もちろんあの時の、吸血鬼の衣装。
少しは寂しさも紛れるかな、なんて。それと目の前で思いっきり泣いたら、また連れ出してくれないかなんて。
思って。泣いて。何も起きなくって。余計寂しくなって。

「………ひつぎぃ」

呼ばないように抱えて居た名前が、舞台の上に零れた。


//平行になってしまいますが祢宜ケ沢上様宛においておきます。
204セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)20:36:40 ID:SB5
>>200
>>201

「……うん! また来るにゃ!」

【「また来る?」「三人で来たい」――そう言われてしまったら断れないだろう】
【三人で居るのは大好きだし……ラーメン自体は美味しかった。味は濃かったけれども、今度からは小さいものを頼めばまあ】
【何とかなるだろう……そう思いたい】

「……行くんだ……クレープ……」

【そうして助けを求めるような意味を籠めてミラへと聞いたのだが。物凄く乗り気に、行こうと立ち上がった】
【そうなれば、最早覚悟を決めるしかあるまい――今度はザクロの方へと手を引かれたのならば、大人しくそちらへとついていく】
【クレープ。お腹がこんなにいっぱいでなければ、甘美な響きであったが……今は、後ろから突き落とされた気分である】
【彼女等の胃袋の底を知りたい。そう思いながら、パタパタと着いていくのだが】

「――――じゃあ、奥の手を使うにゃ」

【……殆ど使われていないのだが。セラフィーナの能力の中は、自身の身長や体型を自在に変化させる能力が在る】
【ただ、それには多大なコストがかかる……具体的にはカロリーだ。お腹もとても減る。身体能力も変わらないので、あまり使いたがらないやり方なのだが】
【もうこうなれば、背に腹は代えられない。一度二人から手を離したのであれば。ぐっと、そこに縮こまった後】


「頑張れセラフィ、私なら出来るにゃ……んにゃああああああ!!!!!」


【ぼんっ、と一瞬セラフィーナの身体を煙が覆ったのであれば――――】
【その人影が、彼女達よりも一回りほど大きくなっているのが分かるだろうか】
【背丈は百六十を超えるほどに。幼児体型だった身体は、すっかりと女性として整った身体――特にその胸元に大きな落差があるだろうか】
【顔立ちも何処か落ち着いた大人びたものになり、ゴスロリドレスも連動して身体にサイズを合わせ。頭の上では、やはり大きくなったリボンがぴくぴくと動き】


「……はぁ、はぁ……めっちゃ……疲れた……にゃ……」


【既に、息切れをしているのだったとさ。何だかさっきから疲れてばかりだなぁ、と思った】
205伏木霞 :2018/11/11(日)20:36:41 ID:qlK
>>173
早朝に出歩くことは今に始まったことではない。少なくとも彼にとっては。
朝飯代わりの肉まんといくらかの食料をコンビニの袋に詰めていた帰り道、路地の入り口で人を見つける。

「おー、猫か。かわいいもんだ」

しゃがむ少年の上から覗き込むように言う男子生徒は人相はあまりよろしくなく。

「ところでこんな時間だとその猫腹減ったりしてねえか? なんか鳴いてね?」

そりゃ猫だから鳴くのだろうが、威嚇しているわけでも無さそうな様子を見て彼はそう言いつつ、路地の側に回り込んでいた。

//よろしければ!
206白髪の少年◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)20:49:42 ID:Ot8
>>205

おわはぁ!!

(人相が悪い青年に、上から覗きこまれた小、中学生程の少年はビクリと肩を跳ねさせる)

はい!おはようございます!!

(動転した様子で振り向き、何度も瞬きをしながら朝の挨拶)
(路地の壁に背中をつけて今度は控えめな声量で)

……あ、はい、野良猫の様で、ここで寝てたんです。

(猫を腕に抱え)
(「よしよし」と頭を撫でる)

あ……そういえば、確かにさっきから何だか……。

(抱えられた猫は、何かをねだる様にゃあにゃあと声をあげて)

こ、こういう場合はどうしたら良いんですかね……?

//ありがとうございます、宜しくお願いします。
207伏木霞 :2018/11/11(日)20:58:32 ID:qlK
>>206
「おうはぁ!? おはよう!?」

人慣れしてきて驚かれることが減ってきていたためかこちらもビックリした様子。朝の挨拶返しは忘れない。

「……そ、そうか、怖がらせてねえか?」

野良というのは警戒心が強いイメージがあるため、耳のよい猫ならば聞こえるかもしれない金属音を鳴らさないようにしつつ。

「んー、まあそういう時は聞いてみたら良いんじゃねえか? ツナ缶って猫大丈夫だっけか?」

部屋で猫を飼ってるわけでもないので猫用のエサなんて持ってはない。なので代用品を出して示している。
早い話腹減ってると決めつけているのである、猫がどう思ってるかはわからない。
208ミラ :2018/11/11(日)20:59:30 ID:qhI
>>201
>>204
「ダー。私も、あそこに行くつもりだったよ」
「閉まる前に、早く行こう」

気が合うね、とでも言いたげにはにかんで。
クレープとは要するにアイスもフルーツもなんでも、全部一緒に食べることができるというJKの欲張りセットである。
食の喜びを知った少女は、学園都市に来てからはいろんなものを食べている。クレープもまた、その例外ではなくて。


「……奥の手?」

手を離して、体を縮こませるその様子を見て一歩引く。ぼわんと煙に包まれる様は、まさに「変身」とでも言うべきもので。

「え、セラフィ……セラフィ!?」

やがて煙が晴れれば、その信じられない光景に少女は今までないほどに碧と金の瞳を見開く。
いつもの幼く可愛らしい少女が、大人びた端麗な女性と化しているのだから、彼女は明らかにショックを受けていた。
同時に、胸の奥がどきっとする感覚を覚えた。自分が成長するべき、理想の女性像とでも言うべきだろうか。自分にもよく分からないけど。


「……あ、セラフィだ。」
「大丈夫?クレープ、食べれる?」

が、その声を聞けば、その性格までは変わってないと確信して。ほっと胸をなでおろした。セラフィはセラフィだった。
209霧亡柘榴 :2018/11/11(日)21:07:37 ID:1bB
>>204>>208
「あそこ、おいしいよね……?セラフィ?どうし――」

不意に手が一つ離れたから、数歩進んでから足を止めて訝しげに振り返る。もしやこれから用事でもあったのだろうか、なんて見当違いな心配。
言いかけた言葉は突然の白煙に飲み込まれて、あとは呆然とするばかり。
彼女の異能が発動したと思い至るのは難しくない、その理由には生憎と辿り着けないが。
霞むセラフィーナの影がかろうじて見えるようになれば、首を捻って目をごしごしと擦る。
おかしい。彼女の背は自分の目線より高かっただろうか。少しずつ視界が晴れて現れた姿は、なんだか女性的な身体つきになっているし。
そう、まるでこの数秒で数年分の成長を遂げたかのような。

「えっ」

間抜けな声と、それに相応しい阿呆面。何度か瞬きをして、今度はほっぺたを抓る。痛い。夢じゃない。
その状態のまま、目の前の事態を理解するまでぴしりと硬直。
なんでこれが奥の手なんだろう、今これをする必要があるのだろうか、などなど頭を埋める疑問は尽きることを知らない。

「……疲れたの?お店、行けそう?」

そして結局柘榴は、考えるのをやめた。
目の前の大きくなったセラフィーナが疲れ果てていることだけに意識を傾け、一先ずミラと一緒に気遣いの言葉。
問題なさそうであれば、再び手を取って改めてお目当ての店に向かうことだろう。
210白髪の少年◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)21:12:22 ID:Ot8
>>207

だ、大丈夫ですよ。
むしろこの子の方から飛び込んで来たくらいで……おーよしよし……。

(前足をぐいぐいと)
(やはり何かをねだる様に少年へと押し付けて)

どうなんでしょう……魚は食べる印象ありますけど……もし体に悪かったらいけませんし……。
そうだ、あの、近くにペットショップとかってありましたっけ?

(そうして、大通りの方へ顔を出すときょろきょろとあたりを見渡す)
211伏木霞 :2018/11/11(日)21:22:19 ID:qlK
>>210
「あー、お前の方じゃなくて俺がよ」

霞の方が怖がらせてないか、という心配だったようで肉まん頬張りながら口元は隠して。

「元々は魚食わねえとか言われてるもんな……これ脂っこいし」

じゃあなんでツナ缶選んだと言われれば良さそうなのがこれしかなかった訳である。
そしてペットショップの在処を聞かれれば同じように路地から顔を出して反対方向を見ると「おっ」と声をあげる。

「ペットショップじゃねえがスーパーなら見えるぞ、――あ、でもその向こう側にもペットショップあったな、どっち行く?」

今だけの餌やりならスーパーで安めの猫缶でも落ち着いてしまうだろう。距離の近くて安い方か、ちょっとお高めになる方に行くかは少年に委ねられた。
212セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)21:28:37 ID:SB5
>>208
>>209


「そうだよ! セラフィだにゃー!」

【――――さて、いくら外見を弄ろうともセラフィーナという少女の内面は一切変わらない】
【立ち姿こそ、最初は優美さすら感じられるものであったかもしれないが。その口を開いたのだであれば、そんなものは露と消える】
【視界が高くなって、身体も重くなって、正直あまりメリットはないのでやらないのだが。こんなところで役に立つとは、思ってもいなかった】
【衝撃を受けている二人に向けて、そう自己紹介をしたのであれば】

「勿論、行けるにゃー! これでセラフィも別腹だもの!! じゃあ、行こっか!」

【勿論、彼女の問いかけには自信満々に頷いて。ザクロが手を取ったのであれば、今度は自身がミラのその手を取って】
【彼女達の手を取って、先人を切って進んでいく。すっかり日の沈んだ、暗い広場の雰囲気も合わさって】
【ふんふんと鼻歌を鳴らしながら、お姉さん気分で進んでいく。そうして、屋台に辿り着いたのであれば……】


「……セラフィ、この、チョコバナナの奴が……あっ」


【メニュー表を覗き込んだ辺りで、気が抜けたのであろう】
【またぼふん、という音とともに煙に呑まれたのならば。先程までの、幼いセラフィーナの姿へと、結局元に戻ってしまうのであった】
【エネルギーはしっかり消費したため、クレープを入れる分くらいの胃袋の空きは出来ているのだが】
【何とも儚い話である。シンデレラでも、もう少し保つだろうが】


「……このいちごバナナチョコにするにゃー」


【何でもなかったかのように、メニュー表の中から、クレープを探すのを再開するのだった】
【然しすぐに戻ってしまった気恥ずかしさから、頬には少しの朱色を浮かばせながらも】
【……友達二人のことは、見下ろすよりも、いつもどおり見上げているほうが、落ち着くなぁ、と。一人思っていたという】
213白髪の少年◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)21:33:41 ID:Ot8
>>211

あ゛っ……か、勘違いしてました、すいません……。
大丈夫だと思いますよ?
……触ります?

(抱えた野良猫を指差し)
(少しばかり伏木の方へと寄せてみる)

万が一があってはいけませんからね、えぇと……。

(向こうに見えるスーパー)
(猫缶くらいなら、確かにスーパーでも売っているだろうが)

……うん、でも折角ですし、ペットショップの方に行きましょうか。
同じご飯なら、より美味しい物の方が良いと思いますし。
214霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/11(日)21:34:15 ID:Z1W
>>199

「おぶっ……!?」

扉が開け放たれたちょうどその時
不運にも彼女はその場にいた。
肩で風を切り、ローファーの音をコツコツと廊下に響かせて颯爽と歩いていた銀髪の女
ちょうど通りがかった生徒会室の開いた扉の持ち手の部分が腹に突き刺さり。強かに胸元を強くうちつけて。
突発的な痛みに対応しきれず。その容姿からは考えられない呻きを上げた

「ちょっと!痛いじゃないの何してくれんのよバーカ!扉の外に人が居るかもしれないって考えられなかったのボケェ!もうあんた死ね!血反吐はいて死ね!氏ねじゃなくて死ね!」
「マヒャドくらって凍れ!」

雫が目にするのは、怒り心頭と言った様子で、我儘な子供のように罵倒を喚き散らしている銀髪の女と
その掌から滑り降ちる銅色の鏡
そしてその言葉通り、痛烈な冷気が雫に向かって迸る
215伏木霞 :2018/11/11(日)21:40:30 ID:qlK
>>213
「…………」

物凄く慎重に撫でようとしていた。動物が嫌いなわけではないらしく、叶えば猫を優しく撫でようとするだろう。
なお威嚇された時点で彼は腕を引っ込める。

そして少年の判断にはよし、と肯定的な返事。どっちに向かうにしても彼は構わなかったらしくじゃあ行くか、と歩き出した。

「お、そうするか。猫思いなやつだな、名前は? 俺は伏木霞だ、こう見えて高一な」

少年が着いてきているなら道中の会話として名を効くだろう。こう見えて、というのは背丈を鑑みてか。

ペットショップに辿り着けば、中に遠慮なく入るだろう。
216志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)21:53:45 ID:Ot8
>>215

(猫はころん、と、少年の腕の中で体勢を変え、大人しく撫でられる)
(途中やはりにゃあと鳴いた)

伏木先輩、ですね。
僕は志波悠貴(しばゆうき)と言います、中等部二年生です、よろしくお願いします。

(ぺこりと小さく頭を下げて、伏木と共にペットショップへ)
(店内に入ると、「こんな朝から珍しいな」とでも言いたげな店員の視線が向けられる中、猫の餌が置いてある棚の方へ進む)

高いのが美味しい……のかな……?

(缶や袋等、手に取り商品を物色中)
(両手が塞がった悠貴の腕から飛び降りた猫は、そのまま伏木の足元に歩み寄り寝転がった)
(心なしか、「さっきと同じように撫でたまえ」だとかそんな事を言ってそうな仕草で)
217伏木霞 :2018/11/11(日)22:01:49 ID:qlK
>>216
撫でてる間霞の表情が緩んでるのが少年にも伝わったかもしれない。

「中二の悠貴か、よろしくな。礼儀正しいのは癖か?」


そんな会話の末に入ったショップの店員から送られる視線には彼なりの笑みと上げた手で挨拶をしつつ、同じ棚に。

「まー、そりゃ高い方が栄養と味は両立してるだろうな。……この『更に美味しくなりました!』ってキャッチコピーは誰が判定してるんだろうな。……ん?」

ペットフードによく見られる謳い文句にツッコミしつつ、上段のを眺めていると足元に遅れて気付き猫を眺め直して。
そしてしゃがみこむとゆっくり腹辺りを撫で始めた。興味が若干ズレ始めてる気がしなくもない。

「野良のくせにやけに警戒心緩いなこいつ……お前はどれが良い? って答えねえか」
218祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)22:06:59 ID:ybF
>>203

涙混じりにこぼした声に返す者はいない。
そのはずだった。

「…………先輩」

けれど、なぜだかこの男はそこにいて。ステージ脇、彼女の背後から声を返す。
制服姿、右手だけはぐるぐると包帯を巻いた格好。
振り返れば、いつも通りの穏やかな表情を作る彼の姿。
その瞳だけは、なぜだかいつものくすんだ赤より深いワインレッドの輝きを放ち。

「…………。」

少年はゆっくりと、確かな足取りで、しかし無言で少女に近づいていって。
彼女が抵抗しないのであれば、そのままゼロ距離まで詰め寄って力強く彼女を抱き寄せるはずだ。
少女の存在を確かめるように――――或いは、少女が持つ熱を求めるように。


//反応遅くなりましたがお返ししておきます、平行ということなのでもう一方のロールを優先して頂ければ!こちらはゆっくりでも構いませんので…!
219志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)22:12:39 ID:Ot8
>>217

先輩に対しては敬語を使うものです!

(等と返して)



うぅん……もしかして、猫と話せる能力者さんとかいるのかもしれませんよ?それで試食会を開いて、感想を聞いているとか……。

(伏木の疑問に、至極真面目な顔で答え)
(脇に置いた買い物かごにはどんどん猫の餌が入れられていく)

(前足をほんの少しぱたぱたと動かしながら、大人しく猫は伏木に撫でられ続ける)
(警戒心が緩いどころか、皆無)
(伏木の問いを理解したのかどうなのか、棚の最上段に置かれた最も値段が高い袋詰めのキャットフードをじっと見つめたりする図々しさも持ち合わせていた)
220雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/11(日)22:13:15 ID:uWP
>>198
「………」

本当に?彼の言う事を証明するものは?
水無月に確認すれば、すぐに分かるだろう。嘘に嘘を塗り固めれば、綻びがどんどん大きくなっていく。
こちらをじっと見据える、彼の新年の宿った眼光は。

「………良いでしょう。今だけは、その言葉を信じます。どうせ、すぐに分かることです」

零は、退いた。
この場で彼をこのまま追求しても無駄だと思った。何をしたところで、今のままではのらりくらりと躱されてしまうだろう。
彼がシロかクロか、いずれすぐに分かること。彼の芯が一体どこにあるのか、それはその時が来れば、明かされる。
警戒の色は隠さずとも、零の敵意は、うっすらと和らいだ。

//ようやく帰宅しました、ここから安定します!
221伏木霞 :2018/11/11(日)22:19:23 ID:qlK
>>219
【そうかい、とくつくつ笑っていたという】


……確かにありえねえ話じゃねえな、ある程度の意思疏通はできるだろうし
じゃあアレか、改良前のと後のを食わせてどっちが美味いか選ばせてるのかね

【至極真面目に返されれば真面目に返してもいいと思えるもの】
【この都市は異能力者が珍しくないのだから、猫と会話できる能力者がバイトで手伝ってても不思議じゃない】

…………さて悠貴よ、この猫様はどうやら

【その警戒心の無さを利用して脇の下に手を入れて抱き上げる】
【そしてそのまま志波に振り向けば上を見て】

あの一番高いのも欲しいらしいが、大丈夫そうか?

【財布の心配だろうそれを言われて彼はどう感じるだろうか】
222志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)22:27:51 ID:Ot8
>>221

何より夢がありますよね!
猫と話せたりしたら、きっと楽しいですよ!

(はにかんだように笑い)

さてこんな所ですかね、そろそろお会計を……。

(と、立ち上がった瞬間、伏木に抱き上げられたやたらとふてぶてしい様子の猫様に気付く)
(伏木が上を向くのに合わせてそちらを見やり、数度瞬きを)

……ちょっと待っててくださいね?

(懐を漁り、財布を取り出して中身を確認)
(かごの中身と財布、棚の上段を視線は行ったり来たり)
(既にかごに入れていた餌を数個棚に戻して……)

だ、大丈夫です!これで買えます!

(そうして、背伸びをして上段の餌へと手を伸ばし)
(しかし悲しい事に、150cm程の彼の低身長では、ギリギリ届いていなかった)

……取って頂けますか、伏木先輩。
223ミラ :2018/11/11(日)22:33:15 ID:qhI
>>209
>>212
「……ダー。セラフィはセラフィ、だからね?」

さっきの柘榴の言葉が再び蘇る。怪物……ではないが、姿は変わっても友達に変わりはなくて。
しばらく謎の気恥ずかしさのようなものに囚われてたが、やがてはそれにも慣れてきて。

「よかった、じゃあ早く行こう」

疲れたと言った割に、彼女は元気そうであった。背丈が変わっても構わず腕を引いて歩き出すだろう。
セラフィの姿よりも、今は一刻も早くクレープを食することの方が少女の中では重要だった。

――――というわけで、場面変わってクレープの屋台。

「あっ、おかえり。セラフィ」
「じゃあ私も、同じので」

メニューを眺める最中、ぼわんと元の姿に戻ってしまったセラフィを横目に、ふふっと笑みを零しながら。
バリエーションの豊富さがウリのこの店、中々目当てのものを見つけることは出来なくて。
とりあえず、セラフィと同じいちごバナナチョコを頼むことにした。

//遅れて申し訳ないです……!
224伏木霞 :2018/11/11(日)22:37:04 ID:qlK
>>222
確かになぁ……まあオンオフは必要だけどな

【常に猫の本音が聞けるというのもお互いによろしくないだろう】

…………あのな、別にそういう時は割り勘で出しゃ良いだけの話だろ?
せめて隠して戻そうぜ色んな意味で 

【そもそもの話、餌を欲しがる猫の気分はさておき種類は多くなくても良さそうな気はするが、気を遣ってる気がしたのかそう言う】
【とはいえ、それを聞いた志波が再び商品を手に取るかはわからない。背伸びする彼を見ながら一旦猫の上体を肩に乗せるように抱いて】

お猫様も主張するもんだねぇ

【高級な餌を手に取るとそれも抱えて会計に向かうだろう。さて弾き出された金額はどれほどか】
225霧亡柘榴 :2018/11/11(日)22:44:54 ID:1bB
>>212>>223
普段見下ろしている相手の顔を見るために、首を上に向けるのはなんとも言えない違和感しかなく。
手を引かれている間も、敗北感のような納得のいっていないような、複雑な面持ちのままだったとか。
しかし屋台が見えれば話は別。三人身を寄せ合ってメニューを眺めれば、真ん中だけ突き出ている形。
うんうんと真剣に唸りながら一つ一つを吟味、琥珀の瞳が野性味めいて鋭く光った。

「わたし、ツナサ――」

言い終える前に、ちょうど遮るようにセラフィーナの姿が元に戻る。
並んだ三人は山から谷に、いつもの背丈の彼女に安堵を覚えたのは柘榴も同じで。
身長を確かめたくなって本当になんとなく、ごく自然な動きでセラフィーナの頭を撫でてみたり。

「……なんか、違う。やっぱり、わたしも、同じの、かな」

どさくさに紛れて注文を変える。甘いものが食べたいと言っておきながら、サラダ系に走ろうとしていたのはどうなのか。
自分でも口にしてから何かがおかしいと気がついたらしく、訂正はまさに間一髪。
結局三人一緒となった注文を受け、やたらと筋骨隆々なおっちゃんが腕まくりをして作り始める。
完成した側から次々と手渡されていき、三人に回るのもあっという間。

「わー……ラーメンも、いいけど、こっちも、おいしそう」

ほんのりと熱の残っている生地から覗く赤と黄色は宝石箱のようで、ふわりと包むクリームとかけられたチョコソースが彩りを添える。
鼻腔を擽るおいしそうな匂いもさながら、可愛らしい見た目も食べてしまうのがもったいないような。
へにゃっと気の抜けた微笑みで、まずは鼻を近づけて甘い香りを身体の中に取り入れた。
226uj6Bxdmutc :2018/11/11(日)22:46:44 ID:CtQ
>>220

彼女が鏡に触れた事、それを誰にも伝えて居ない可能性は低い。ならば。
だが例えそうだとしても、いずれ綻びは必ず生まれる。

(……ここで消しておくか?)

退いた彼を野放しにしておいたならば、必ず尻尾を掴まれる。
ここで消すのが最適解、鏡の怪物に消されたと伝えればいい。
自分は第一発見者として彼の無念を語れば、それでおしまい。
詰襟のポケットには金色の鏡、これを持ち出せば消すのは容易な筈、だが。

「無理は言いません。行動で示すほかないのですから。」

現状ただでさえ敵に情報がいきわたっている状態、ならば最悪は自分から情報が洩れる事。
工場の位置、目的、致命打を握りすぎて居るのだから。自分を切る方が最悪の手前で居られる。

「現場の検証は済みましたか?まだ何か情報が見えるかもしれません。
 ―――ああ、ちなみに。貴方はなぜ、風紀委員に?
 命を削る仕事でしょう。」

//反応遅くなりました
//祢宜ケ沢上の方にもすぐお返しさせていただきますので……
227uj6Bxdmutc :2018/11/11(日)22:56:53 ID:CtQ
>>218

それが幻だとしても。願望が生んだ偽物だとしても。
証明の無い舞台の中で、赤色の瞳がよく映える。焦がれ続けた彼の瞳。
言葉も出せずに、固まったままただ彼を待つ。広げた腕から、伝う温もりは。
たった一度だけ手に入れた、紛れもない彼の物で。

「―――――なん、で」

震えて濡れた、しゃがれた声。その先は何も言えなくて。甘えてしまう。与えられる温もりに
慟哭が漏れる。彼の胸で思い切り、顔を埋めて泣いて叫んだ。

---------------------------------

その様子が落ち着いたのなら。胸に触れて、頬に両手を伸ばして。彼の存在を確認する。
冷めた体に、彼の体温が伝っていく。溶けて蕩ける感触がする。

「本当にオマエ、なのですか。
 生きて居るのですか。それとも、私のせいで―――」

空でいつまでも待っていると言ったから。それが良いと願ってしまったから。
また泣き出しそうな表情で、彼を見上げて。
228志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)22:57:41 ID:Ot8
>>224

たくさん買っておいた方が、また同じ様な場面になった時に便利ですから。
わ、割り勘なんて悪いですよ、偶々会っただけなんですし。
僕がちゃんと払います、ご心配なさらず。

(ぶんぶんと手を振って)

あ、ありがとうございます!

(高級餌を手に取った伏木に頭を下げて、買い物かごを手に会計へ)
(何処か怪訝な表情を浮かべた店員がレジを打ち)
(モニターに表示されたのは約12000円という、中学生が支払うにはかなり高めの金額)

んー……。

(財布を取り出して、開き)
229セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)23:04:16 ID:SB5
>>223
>>225

「ただいま、ミラー」

【ザクロがセラフィーナの頭を撫でたのならば、確かにいつもの位置にある、リボンを結いだ頭】
【そしてその心地良さに、そしてその安堵に、にゃぁと鳴き声を挙げたのであれば】
【いつもと違う視点、見下ろす姿勢も悪くはないものだったけれども。やっぱり、いつもの目線、いつもの姿が一番なのだと思いながら】


「じゃあ、皆一緒だにゃー。……ねぇなんで今ツナサラダ――――」


【皆思い思いに悩んだけれども、ラーメンの時と同じように、同じものを頼むのは、仲良しの証明であるようで上機嫌になるのであった】
【いちごと、バナナと、チョコレート。女の子が大好きなものをこれでもかと詰め込んだクレープは、きっとハズレはないだろう】
【ただ、何故甘いものを食べたいと、最初にいい出したザクロがツナサラダを提案したのか。ちょっと気になってしょうがなかったために聞いたが】
【問いかけは、気のいいおっちゃんの「あいよぉ!!」という返事に、掻き消されるのであった】


「――――わぁー、本当に美味しそう……!」


【その手の中に納まるのは。色鮮やかなフルーツと、ふわふわのクリームにチョコレートソース。そしてその仄かに温かい生地が】
【冷たい夜風をすら食欲へと変える調味料にすらなる。そして何より、セラフィーナにとっては、大盛りでないという見慣れた安心感】
【間違いなく美味しいと確信し。我慢できずにがぶりと齧り付いたのであれば】


「――――はぁ~……」


【暫くの咀嚼の後。幸せそうな溜息として、その感想とすることだろう】
【鼻の頭にクリームを付けていることも気にならないほどに】
230伏木霞 :2018/11/11(日)23:06:11 ID:qlK
>>228
流れが来ればそれに乗るのも良いことだぞ、他人の厚意はある程度は受けとくもんだ

【まあそこまで言うならと一度は出しかけた財布をしまいつつ、重くなってる気がする篭を眺めて】


まあこうなるわな、一番高いし
…………

【その中身を覗くわけでもなく、猫を器用に肩に乗らせると財布を取り出してYUKICHIを出して】

釣りあったら俺で

【かっこいいと見せかけてかなり最低なことを店員に言う伏木先輩がそこに居た】
231志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)23:14:32 ID:Ot8
>>230

せ、先輩……!

(何処か感動した様な、それでいてなんだか申し訳なさそうな声)
(頭を素早く二度下げて、残りの額を支払い、お釣りは言われた通り伏木へと手渡される)
(そんなやり取りをしている間も、伏木の肩に乗った猫はふてぶてしい顔でにゃあにゃあと小刻みに鳴き続けていた)


ありがとうございます、ありがとうございます、なんとお礼を言えば良いか……!!

(店を出てすぐ、少し大きめのレジ袋を両手で抱え何度も頭を下げる)

この借りは、いつか必ず返しますので!!
232雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/11(日)23:16:25 ID:uWP
>>226
「検証はこれから行いますよ。何か出てくると良いですが」

この現場の検証は、後で行うつもりである。しかし、所詮は下っ端。出てくる情報は薄いであろうと既に予測している。

「この学園が大好きだから。それじゃ、足りませんか?」

風紀委員になった理由。そんなのは簡単だ。
この学園都市の事が大好きだから、愛しているから。ただ、それだけだ。他に理由なんてない。
大好きな場所を守りたい。それ以外に、他のどんな理由が必要であろうか。

「僕はただ、大好きなこの場所を守りたい。それだけです。汚されたくないんです、大切だから」

学園を外敵から守るには、その為の機関に携わるのが一番だ。そして零には、その為に命を賭す覚悟がある。
風紀委員としては模範的、むしろ真面目すぎる方かもしれない。だが、その言葉に嘘偽りはなく。
零の命をも賭けるその姿勢に、彼はどう感じるのだろうか。
233ミラ :2018/11/11(日)23:16:46 ID:qhI
>>225
>>229
「おー、いいね。おいしそう」

ラーメン然り、クレープ然り、さまざまな具材で彩られた料理は好きだ。いろいろなものが試せるし、何より見てて楽しくて。

「んー、ハラショー……」

がぶりとかじり付けば、口いっぱいに広がるふんわりとしたクリーム。次いで果物とチョコレートの風味
お口直しとしては最上級の逸品であろう。少女は満足げに、あっという間にぺろりと平らげてしまった。

「ふふ、セラフィ。鼻にクリームついてるよ?」

白く張り付いたそれは、少女の瞳に面白おかしく映って。鼻先に人差し指を伸ばせば、ぴっとクリームを拭って指先についたそれをぺろりと舐め取る。
かく言う少女も、急いで食べただけあって口元がクリームだらけなのであった。
234志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)23:16:57 ID:Ot8
>>230
//申し訳ありません、次のお返事が少し遅れます。
235祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/11(日)23:21:39 ID:ybF
>>227

熱を奪い合うように、求め合うように抱き合えば。
その一時は言葉は要らない。彼女の涙も嗚咽も、全部、全身で受け止めて。
彼もまた、待ち焦がれていた感触に酔いしれて。


----

「生きていますよ、私も、先輩も。
 いつまでも空で待たせるのも忍びないですから、お迎えにあがりました」

いつのまにか変わった一人称。『空で待つ』という、彼に伝えた覚えのないであろう文言。
色々と突っ込み所を残しつつ、彼女の背に回した手で、宥めるように、あやすように彼女の背中を撫でたり優しく掌で叩いたり。
泣き出しそうな彼女の額に己の額をくっつけて。深く呼吸をすれば息がかかりそうなほど。

「先輩。ひとりで勝手に終わるだなんて、許しませんからね」
236伏木霞 :2018/11/11(日)23:22:44 ID:qlK
>>231
お、おう……?

【てっきり釣りの時にツッコまれるかと思ってた伏木先輩、困ったように狼狽える】
【猫の鳴き声が抜けた雰囲気を醸し出す】
【釣りを財布にしまうとレシートはどちらに譲るか店員は迷ってるが志波が受け取らないならこちらが取る】

いや別に礼を言われることはしてねえよ、元々お前が拾った縁だろ、……で、この猫はどうする気だ? 俺は寮住みだから飼えねえぞ

【野良として解放してやるのも手だろうが、飼う気があるなら猫と袋を交換するだろう】
【何分重いものだ、先輩として尊敬されてるうちは途中まで持ってやろうと】
237伏木霞 :2018/11/11(日)23:23:02 ID:qlK
>>234
//了解しました!
238霧亡柘榴 :2018/11/11(日)23:26:34 ID:1bB
>>229>>233
「……言ってないよ?」

セラフィーナの言葉を耳聡く聞きつければ、最後まで言われずとも問いの意図は察せられる。
しかし別段疚しいことがあるわけでもないだろうに、途中で遮られたのをいいことにすすっと目を逸らして誤魔化した。
逃げるように一口かぶりついて、瞬く間にその頬はだらしなく緩むこととなる。

「ほわぁー……あまいねぇ……」

気の抜けた感想。ラーメンの時とはうって変わって、ゆっくりと食べ進めていく。
急いで食べないといけないわけでもないし、なにより中のアイスが余熱で溶け始める頃を狙うのが柘榴なりの楽しみ方なのだ。
クリームとチョコの濃厚な甘さを掻い潜って、時折いちごとバナナが口をさっぱりさせる。まるでいつまでも食べていられそうなループ。
セラフィーナの鼻の頭についたクリームを、ミラが掬い取って口に運ぶ和やかな光景を目を細めて見守りながら、気がつけば手元は空っぽで。

「ミラも、口、ついてる」

苦笑い、手を伸ばして指でクリームを拐って最後の一口とばかりに。
ついでに人のふり見てなんとやら、手の甲で口元を拭うがなんの意味も為さない。なにせクリームはもっと上の頬についているのだから。
239楠木シンラ :2018/11/11(日)23:29:03 ID:ge4
>>163
【柘榴の言葉を意に介することなくリビングへ踏み込むと、他人の家特有の香りに混ざった「ともだち」の匂い、いつもの温もりを想い出させる優しい匂いの微かな残滓が香る】
【ぱっと見たところ、今は柘榴以外に人間がいる気配はない】
【だが、微妙に違うサイズの服や台所の食器の量に、いた痕跡を見出す】
 
「……どういう事?」

【『柘榴が嘘をついていない』事に対し、困惑の表情を隠せない】
【「きゃっかんし」で観測できる『少なくとも以前には「花表千尋」だった存在がこの部屋に訪れた』という客観的事実と、『「花表千刃」という存在を居候させている』という柘榴にとっての主観的事実の差がこの状況を生み出しているのだが、そこまで考えは至らない】
【同時に、少女が口にした『千刃』と名乗る存在に関して、検索をするように「きゃっかんし」を重ねる】
【が、『千尋の姉』や『5年前に死亡』といった、これまでに『描写』された情報こそ見えたが、まだ核心には至れない。更なるキーワードか実際の対面が必要となるだろう】

「……なら、その千刃って娘はどこ?」

【柘榴への視線には、苛立ちが混ざる】
【冷静に『誰か』の存在を踏まえれば、背後の『誰か』が「ともだち」とは別であろう彼女が知っているかどうかは怪しい】
【が、現状唯一の手がかりが途切れることを許したり、また次の『描写』まで悠長に待つことが出来るほどの心理的余裕は今のシンラにはない】
【返答を間違えれば、苛立ちは敵意へと容易に変質するだろう】

//遅くなりました……!
240uj6Bxdmutc :2018/11/11(日)23:38:52 ID:CtQ
>>232

「……成程。素晴らしい志であると思います。」

学園に対する愛情。日常に賭ける思い。そこに理屈は無く。
羨ましい、と感じる程に。

「私も同じです。誰もが貴方の様に学園を愛し
 誰もが危機など意識せずにいられる学園を作りたい。」

それは間違いなく本音。その言葉通りにしたいと言う芯がある。
が。今はそうではないと言っているという事でもある。誰もが学園を愛せる訳じゃないと。

「ですので。私の事は信用しなくて構いません。」

拾い上げる、鏡の破片。ひときわ大きな、ちょうど彼の顔が映るサイズ。

「貴方の欲望が、信念がこの学園の守護であるならば。
 貴方こそが切り札になるかもしれない。」

彼にその鏡の破片を向ける。彼の欲望が言葉の通りであるならば、そこに映るのは怪物ではなく学園の守護者であるはずだと。
しかし、その本音は。彼の言葉を信じちゃいない。そんな聖人はいやしない。だから、その正体を見せろと。
割れた鏡だ。欲望に呑まれるような事は無い。ただ、そこに真実を映し出す。
241セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/11(日)23:41:44 ID:SB5
>>233
>>238

「……にゃあ」

【そんなに隠すようなことなのだろうか。その、ツナサラダは……ふいと目を逸らした彼女に対して、怪訝な顔をしながらも】
【取り敢えずは、誤魔化されたので、誤魔化しておくことにする。今はこの手の中の逸品を平らげることが、一番だ】
【食後のデザート、先のラーメンの濃さも相まってその甘さが引き立っていく……実に幸せそうに食べていたのだが】

「……!! み、ミラぁ……!!」

【鼻の頭についていたクリーム……セラフィーナ自身は全く気づいていなかったそれを】
【ミラが指先で拭って、舐め取ったのであれば、頬を染めながらも抗議の言葉……何だか、悪戯をされたようで悔しい気分である】
【それに彼女の口元も同じようにクリーム塗れだ――と思っていたら、自分がやられたように、ザクロがそれを拭ってぺろりと】
【そうこうしている内にクレープを食べ切ってしまったのならば。ザクロの頬にもついている、そのクリームを見逃すこともなく】


「ザクロもだよ! しょーがないにゃー」


【彼女達に習って、人差し指でそれを掬い上げたのならば】
【同じようにそれを舐め取って……これでクリームで出来た三角形が完了するのであった】
【さて、クレープを食べ終えたのならば一段落、と言ったところだろうか――――だが、セラフィーナからすれば、夜はまだまだこれからという気分】
【元より夜に外を歩き回っていることも多い少女――ということで。疲労からもすっかり回復して、やや興奮気味に】


「ねぇねぇ――――二人共、もう帰っちゃう? セラフィ、お泊まり会したいにゃ!」


【目を輝かせながらの、そんな唐突な提案である。彼女達の明日の事情などお構いなし、と言った様子である】
242uj6Bxdmutc :2018/11/11(日)23:52:39 ID:CtQ
>>235

「死んだと、思ってたです。だから、私……」

二度と会えないと思っていた。額を重ねて、顔と顔が近い。でも頬を染める余裕もなくて。
自分の体に何が起きたのかがわからない。ただただ、体を包む幸福感に負けてしまいそう。
何も、何も、考えられなく――――

「………?」

消える間際に思ったこと。彼のセリフはそれに続くように。
好きすぎて思いが通じた、なんて。それは流石に頭が甘いを通り越している。
可能性があるとするなら

「読んだ、ですか……?」

恐る恐る、聞いてみて。いやいやそんなはずはない。

「……嘘です。絶対ないです。やっぱり夢なんです。
 だって私死んだら消えるはずです。幻何です。私の幻だから、オマエは知ってるんです。」

見る見るうちに顔が赤くなって、顔を遠ざけて。あり得ないと思い切り首を振って否定する。
だってその言葉を知っているならば、きっとあの本の中身全部を知っていて。
あの中に書いてあることを要約してしまえば、初めて見た時から憧れていて好きでしたと、そう言う事で。
243志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/11(日)23:57:40 ID:Ot8
>>236

(有難いやら申し訳ないやらでいっぱいいっぱいの志波悠貴)
(ツッコむ余裕などそこには無い)
(レシートは伏木に手渡される事になっただろう)

いえ、僕がお礼を言いたかったので言ったまでです!

(お礼は撤回しない、という硬い意志を示しながら)

うぅん……そうですね、僕の住んでるマンションは確か動物も大丈夫だった筈なので、飼ってあげた方が良いですかね?

……すいません、重ね重ね。
あぁ、幾つ借りを積み上げれば良いやら……。

(どうやら相当思い込む質の様で)
(袋と猫を交換すれば、猫を大事に抱え込んだ)
(まぁ、その猫は早くご飯を食べたいという感情から袋へ向けて前足をぶんぶんと振っているのだが)
244霧亡柘榴 :2018/11/11(日)23:59:52 ID:1bB
>>239
観点の違いは容易く齟齬を生み、言葉にしようのない視野の相違は大きな歪みへと成長する。
もちろんシンラが掴んでいる情報も、その源泉も知るはずのない柘榴に、的確な訂正ができるはずがなく。
ただ『花表千尋がこの家を訪れた』と、シンラが何かしらの方法で確信したということだけは、これまでの言動から察するのは然程難しくはない。
シンラによる家探しの間に落ち着きを取り戻し、黙ったまま見張るように目を離さない柘榴。
ひと段落がつき、害意へと成長しかねない焦燥の孕む視線を正面から受けても背筋を伸ばして毅然とした態度のまま。

「知らない。帰ってきた時から、いなかった。買い物か、散歩じゃ、ないかな」

その返答はどこまでも、留守にしている同居人の行方を尋ねられた時のそれ。
シンラが反応を返すより早く、反論と黙秘を許さないとばかりに言葉を重ねる。

「ねえ。なんで、その子が、うちにいるって、思ったの?」
「無理矢理、中まで、入ってくるし。シンラ、ちょっと、おかしいよ」

言ってしまえば、柘榴にとってシンラの世界を越えた事情などどうだっていい。
寮でもないのに家を探り当てられ、漏らしていないはずの居候の存在を知られ、強引に踏み入られたかと思えば預かり知らぬところで混乱されて。
あまつさえ謂れのない苛立ちを向けられながら高圧的に接せられれば、温厚な部類の彼女とて思うところはある。
じっと見据える琥珀の瞳に、今でこそ大きな感情の起伏は見られない。
しかし納得できる答えが得られるまで引き下がらないだろう、確固たる意志の強さがそこにはあった。
245伏木霞 :2018/11/12(月)00:05:24 ID:P18
>>243

【この少年は良いやつだ、と霞の感想はとてもシンプルなものだった】
【それゆえになにかに騙されたりしないか? とも思ったりするが実情を見てない以上は気にするだけ野暮だろう】

野良猫っつーのは一度餌もらうと癖になることもあるからな、だから基本野良猫に餌はやらないのが良いって言う

【じゃあなぜ餌に気付かせた、と言われればそれまでではあるがその後も言葉は続いて】

お前に飼う気があるなら家の中で飼ってやりゃいい、トイレとかを後で買わないといけなくなるけどな
野良のまま居させたいなら飯だけやってベランダにでも出しといてやれ、気の向くままに過ごさせるのが一番だ

【とまあ、そんな二つの選択肢を提示しつつ】

借りとかいちいち気にしなくて良いんだよ、それならお前が店出るまでは袋持ってたんだからそれもある意味貸しだろ
ならそれを返してるとでも思っとけ。家知られたくないなら途中までにしてやるよ…………お猫様も早く食わせろって言ってるみたいだしな

【と、一旦は彼の家に向かうことになるのだろうか……】
246ミラ :2018/11/12(月)00:12:05 ID:cSr
>>238
>>241
「ふふっ、何か悪いことしたかな?」
「んぇっ……むむ、ザクロぉ……」

ちょっと悪戯げに顔を緩めるが、そのとき口元を拭う柘榴の指。思わず変な声が出て、びくりと体が震える。
自分もまた人のことを言えなかったことに、少女はその眼をじとっとしつつも苦笑いを零して。

「ダー。そのつもりだけど……え?」
「うーん……いいよ。」

そんなこんなでクレープも食べ終わり、帰ろうかなと考えてたところでセラフィの口から飛び出す突然の提案。少し悩んだが、やがて二つ返事で提案に快諾した。
ちょうど、家の内装――殺風景なそれをどうしようかと考え込んでいた。そういう意味でも誰かの家に上がるという経験はしてみたいところだ。
247祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/12(月)00:12:55 ID:TTo
>>242

「ごめんなさい。拝見しました。」

先輩が悪いんですよ?先輩が突然いなくなって、私に心配をかけるから。
……なんていうのはあまりに都合が良すぎる。

「先輩のいない間に勝手に部屋に上がり込んで勝手にプライベートを覗き見るなんて、我ながら最悪ですよね」

責められるだろうか。嫌われるだろうか。
とても怖いけれど。先輩を救い出すためとはいえ、やったことを隠すのはもっと卑怯だからしたくない。

「でも、幻なんかじゃないんです。
 祢宜ケ沢上ヒツギっていう男は。好きな人にもう一度会うためなら、どんな最悪な事だってやれてしまう、そういう男なんです」

赤裸々に彼女の思いが綴られたあの本の内容は、決して忘れない。
だけど、本に綴られただけでは足りない。本人の口から聴きたい。
ワインレッドの瞳を細めて。

「先輩は、そういう男は嫌いですか?」

逃げていく顔を追いかけて、少女の耳元で囁くような問いかけ。
248霧亡柘榴 :2018/11/12(月)00:23:38 ID:xJG
>>241>>246
「ん、おいしい」
「え、あれ……?」

ミラの些細な抗議もなんのその、指についたクリームを舐めとる仕草は満足そうで。
しかしセラフィーナによって拭われた白いふわふわには目で追いかけて、自分で拭ったのにおかしいな、と首を傾げる。
赤面こそしないが目をぱちくりさせ、クリームのついていたところをもう一度指でなぞった。
都会のスモッグに覆われた星空はいよいよもって紺碧を呈し、一層夜も深まる頃合い。
お腹もいっぱい、そろそろお別れだろうけれど名残惜しさに足はなかなか動かない。
だからセラフィーナの提案は、きっと渡りに船に違いなかったのだろう。

「お泊まり?……んー……ちょっと、待ってね」
「……うん、大丈夫、だけど……うちは、ちょっと、厳しい、かな」

取り出したスマホと少しの間にらめっこして、やがて算段がついたらしく頷く。
しかし問題となるのは集まる家だ、三人となれば客人用のあれこれやらの問題も多い。
少なくとも柘榴の家は今現在誰かを泊められる状況ではないようで、押しかけるとなれば二人のうちのどちらかの家になるか。
249志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/12(月)00:25:15 ID:rIP
>>245

成程……じゃあすぐに、またあのペットショップに行く必要がありそうですね……。

(どうやら、すっかり飼う気持ちを固めた様で)

先輩は良い人ですね……ありがとうございます。
マンションはすぐそこですよ、駅の近くで……。

(大通りを駅の方向へとしばらく進むと、高層マンションが三棟並ぶ通りに辿り着く)

ここの8階の、5号室で一人暮らししてます。
もうここまでで大丈夫ですよ、エレベーターがありますから、そのくらいは一人で運べます。

(そう言って、猫を左腕で抱えて)
(右手で伏木の手からレジ袋を受け取ろうと)

//申し訳ありません、時間も遅くなってきましたので、この辺りで〆でお願いします。
250雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/12(月)00:28:49 ID:Ew3
>>240
「……!」

向けられた鏡の破片。映し出されるのは、真実の姿か。

そこに映っていたのは、変わらない自分の姿だった。顔も、形も、何もかもが変わっていない。
しかし、零はその瞬間、寒気を感じた。肌を撫でるような、ぞくりとした悪寒が襲う。
そこに映っているのは自分のはずなのに、酷く禍々しいものを感じた。自分の目付きはこんなにも機械的だったか?翼の色だって、こんなものじゃなかった。どうして、こんなにも禍々しい紅色をしている?
これが、自分の欲望を映し出したものだというのか?しかし、それにしては、酷く、機械的だ。ただ目の前の相手を破壊する事しか考えていないような、そんな眼だ。怪物とはまた違った、何かのような。

「……こんなものに、僕は呑まれない」

一体これがなんなのか、自分でも分からない。だが、ただ1つ言えるのは、決して自分は鏡などには呑み込まれないという事。

「僕は、ただ、守る為に戦う」

その信念は、強固。
一瞬見えた、雰囲気の禍々しい自分の顔は消えた。固く決意された心の中に、あんな自分はどこにもいない。仮に、もし自分が心にそれを飼っているのならば、それを殺す。
学園都市を、皆を守る。ただその決意の元、他のあらゆるものを跳ね除けたのだ。それはある意味、正常ではないのかもしれない。

鏡には、元の自分がありのままに映っていた。
251伏木霞 :2018/11/12(月)00:32:41 ID:P18
>>249
はは、あまり高いもので固めると後が辛いからそこはよーく考えとけよ

【霞もそう何度も同じ買い物に付き合ったりお金を出す訳ではない、そのため変な期待は持たぬようにと】

そう言われるとこそばゆいからやめろ

…………お前なんでこういうマンションに居て金に困るんだ?

【見上げて妙な歓声を漏らしながらも率直に】
【彼の中では高いマンション=金持ち、という固いイメージがあるようだ】 

【こういう時の男の大丈夫を無下にする気はないようで袋を手間取らぬように渡しつつ、入っていく志波を見送ることになるだろう】

それじゃ悠貴、またなー
きちんと世話して可愛がってやれよー

【そう言って志波がマンションに消えたなら彼も少し機嫌よく去っていくだろう】

//それではこちらはこれで〆に! ロールありがとうございました!
252uj6Bxdmutc :2018/11/12(月)00:34:24 ID:zX4
>>247

逃げることを許されない。目を逸らそうとしても視線を逸らせない。
恥ずかしい台詞を真っ直ぐに言い切って、その答えを待っていて。

「…………」

指先を合わせてくるくる弄んで。視線は逸らせないままもじもじと体が揺れる。
本の中身は頭の中身。感じて思うこと全てが、砂糖菓子の様な思いがそこに。

「…………好き、です。」

だったら、もう、言ってしまっても良いのかな。

「初めて見た時から、かっこいい役者だと思ってて。私の本、やってほしいなって思って。
 本当はずっと前から話しかけたくて、でも怖くて、だから、ずっと、話せなくて。
 ……何も言えなくて、気持ちだけ募ってて。初めて話したとき、本当は死んじゃいそうだったです。」

言葉の意味は彼が読んだ通りのことかもしれない。けれどきっと、改めて口にすることに意味があって。

「私は、初めて見た時から、祢宜ケ沢上ヒツギが好きでしたっ!
 言ったです。書いてある事より恥ずかしいこと言ってやったです!もういいです!」

そう言い切ってしまえば、今度こそ居ても立ってもいられなくなって。
抱き締める腕からどうにか逃げ出したくって、視線を逸らしてもがいた。
253志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/12(月)00:36:54 ID:rIP
>>251

そうですね、ちゃんと後々のことまで考えないと……。
あはは、お金には困ってはいるんですけど、このマンションは……。

(少し考えて、それから)

……何と言うか、最初から、住んでたんですよね。

(ほんの少し、困った様な声色で)
(袋を受け取り、ぺこぺこと何度かお辞儀しながらマンション内へ)

良い先輩に会えたなぁ……。

(そして、エレベーターのボタンを押した)

//お疲れ様でした、ありがとうございました。
254セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/12(月)00:38:05 ID:D35
>>246
>>248

「――やったー!!」

【ザクロの懸念に対しても、勿論無問題】
【二人の反応、お返事を待つまでにらめっこ。二人共、少しだけ悩んでいる様子であったけれども】
【返ってくる了承の言葉を聞いたのであれば、身体をいっぱいに使って跳ね上がって、その喜びを表現するのであった】

「大丈夫! セラフィのお部屋に来てもいーよ!! セラフィのお部屋、広いんだから!」

【ザクロの懸念に対しても、食い気味にそう言って無問題アピール】
【自分からお泊りを提案したのだから、その辺りは抜かり無い――元より一人で居るのがあまり好きではないのがセラフィーナだ】
【極稀にだが、母親が様子を見に来ることもあるためにこういうときのための準備は常に欠かさない】


「そうと決まれば、早速行こう!! あ、お菓子とかも買っていくにゃー!!」


【二人がその提案に乗ったのならば。今度はセラフィーナが、その手を取って、家までの道筋を案内していくことになるだろう】
【途中コンビニでも寄って、お菓子やジュースを買い込んだのであれば……その足取りは、高級居住区の方向へと向かっていき】
【エスポワール、と名付けられた、高層マンションへと。二人は乗り込むことになるだろう】
255志波悠貴◆wglGXjqBPM :2018/11/12(月)00:38:17 ID:rIP

【名前】
志波 悠貴(しば ゆうき)
【性別】
男性、14歳
【学年・職業】
中等部二年生
【容姿】
白い肌、前髪をやや伸ばし気味の白髪、水晶の様な青い瞳。
152cmと小柄で華奢な体格、中性的で端麗な容姿。
【性格】
真面目で温厚、心優しく少し天然。
争いを好まない、いたって普通の平和的な思考回路を有している。
記憶を失っている事も影響してか、精神がやや幼い節がある。
【能力】
『ホワイトキューブ』
爪程の大きさから掌サイズにまで拡大縮小出来る、27個の白い立方体を遠隔操作する。
立方体一つ一つが鉄の様な硬度を誇っており、何らかの要因で破損、消失したとしても時間と共に修復され、12時間が経過すると元の姿へと戻る。
能力者本人でも任意で消す事は出来ない為、普段はルービックキューブの様な形状に纏まりポケットなどに収納されている。
【概要】
異能学園中等部二年生。
一人称は「僕」、成績は中の上と一般的。
12歳の冬、マンションの一室で目を覚まし、中等部への転入の旨が書かれた書類を見たのが最初の記憶。
それ以前の記憶を全て失っている。
書類に従い中等部へと進学して以降は、特筆する様な事も無いごく普通の学生として日々を過ごしている。



256楠木シンラ :2018/11/12(月)00:51:04 ID:PoP
>>244

【買い物か散歩ということは、この部屋に戻ってくるという事は少なくとも柘榴にとっては確からしい】
【ならば、この場所に張り込めば、いずれは「ともだち」の動向をつかめるか】
【そう考えていた矢先に向けられた、静かな、しかし確かな意思】

「知らない方がいいわ。どうせ、言っても分かんないから」

【一つ目の問いかけには、冷たい瞳を携えて、言いなれたお決まりの台詞を返す】
【「ともだち」にすら話していないシンラにとっての事実をきちんと理解できる『駒(キャラ)』など、数えるほどしかいない。大抵が、小ばかにした笑いか気味悪そうな表情を浮かべて終わりだ】
【そしてそんな『駒(キャラ)】は、大抵どこか真っ当ではない】
【どこまでも普通の少女にしか見えない柘榴に、理解できるとは到底思えなくて】

「…………ええ、そうよ。おかしいのよ。アタシは」

【2つ目の咎めるような『台詞』に、悲しみ、怒り、諦め、憧れ、様々な感情がまぜこぜになった結果の歪みと表現するのが相応しい、シニカルな笑みが浮かんでくる】
【ここ最近、目の前の少女も含む優しい人々にばかり接してきたせいで、シンラ自身忘れかけていた感覚が鮮明に蘇る】
【幾ら『駒(キャラ)』と絡んで、『この世界』で懸命に生きようとしたところで『楠木シンラ』は結局のところ『この世界』の異物に過ぎない】
【だからこそ、やっと手に入った「ともだち」が尊くて、眩しくて────】
【────納得のいく答えは返らない。返せない】
257uj6Bxdmutc :2018/11/12(月)00:52:12 ID:zX4
>>250

「妙な物でも見えましたか?
 貴方の芯は、この学園への愛情である筈です。そこが揺れなければ何も変わりません。」

励ましている様に聞こえるセリフが、寧ろ嫌味に聞こえるだろうか。
声色も、形作る笑顔も、暖かな雰囲気を纏っているが纏うだけ。形だけ。
その真意が見える様な。聖人面した男の見せる、まぎれもない汚れ。

「ああ、用件がもう一つ。
 これは生徒会の方で回収した鏡です。」

手渡すケースの中には数枚の鏡。欲望を、真実を映す鏡面。

「そちらの方で保管をお願いしたいと思っていたのですが
 ……戒める必要があるのなら、貴女が持っていてもいいかもしれませんね。」

囁く。誘う。その信念が強固であるならば、鏡は武器にしかならない筈だから。
258祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/12(月)00:52:26 ID:TTo
>>252

知っていた。知っていたけれど、直接伝えられれば、やはり得られる思いも違って。
口角を緩ませ、ありがとう、と小さく伝える。彼女の言ってくれた言葉全部が嬉しかったから。

「先輩」

もがく動きに対して、背中に回していた手を緩める。
ようやく解放されて、自由の身。逃げたいならこの隙に逃げればいい。少年は逃しはしないだろうけれど。
少年の真っ直ぐな目線に対し、ひたすら逃げる彼女の瞳。どうにかこちらを向いて欲しくて。

「キス、したいです」

口を衝いて出るのは、そんな欲望丸出しのひとことだった。
259ミラ :2018/11/12(月)01:02:17 ID:cSr
>>248
>>254
「うーん。……じゃあセラフィの家、行ってもいいかな?」

さて、少女の部屋はキッチン以外は至って殺風景であるし、1人故にお世辞にも広いとも言えない。
少しは物は増えたものの、露出する白い壁はやはりなんとも物寂しくて。二人を泊めるにはちょっと窮屈すぎる。
それはそれで楽しいかもしれないと、心の隅っこでは思うのだが。

「……そんなに広いんだ?楽しみだね」

住めば都と言えど、広くて立派な部屋というものにはある意味憧れるは道理。期待に胸を膨らませて、セラフィの案内のままについて行く。

「うん、お菓子も買いに行こっか。……スーパー、まだ空いているよね?」

一度乗った船からなかなか降りようとしないのがミラという少女だ。特になんの日でもないが、とりあえず今夜はパーティーの日。
長い夜になることだろう、なんてことを考えながらのその足取りは、心なしかいつもより軽々としていた。
260花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/12(月)01:02:50 ID:0tT
>>244 >>256

人々の温度に包まれる悶々とした時間。買い物に出かけるという些細な用事にさえ、千刃は胸を狭めてしまう。
身を寄せ合うカップル、ショーウィンドウを指差す少女と母親。この瞳そんな風景を映すたびに、焦がすような羨望に煌めくのだ。

彼女は自らの胸にある"鏡"が、誰かの『温もり』を求めているという事だけではなく、自分自身の生への執着が強まっているのを自覚していた。
それは許されない思いだ。責め立てる理性を誤魔化すように、右手に握った菓子屋のビニール袋に柘榴への思いを馳せながら、夕暮の帰路をたどる。


「柘榴ちゃん、苺大福買ってきたよ~っ――――――って…あれ…?」

開けっ放しのドアに首を傾げながら後ろ手にそれを閉め、リビングにて相対する二人の人影を確認する。
一人は彼女もよく見知った、同居人である柘榴だ。しかし、もう一人は――――、一体誰だろう?

少し困ったように肩を竦ませながらそっと彼女らの近くに歩み寄ると、袋とサブローをカーペットに置く。
それはただ二人の険悪な空気感を肌で感じているだけではなく――その眼鏡の少女の姿が、どこか見覚えのある光景だからだった。

「…あの…お客さん……かな?どうしたの、二人とも雰囲気がヘンだよ…」

緊張して視線をそろそろ泳がせながら、柘榴とシンラの方を、交互に見た。

押しかけてきた彼女にとって千刃の容姿はまるで、千尋が高校生にまで成長したかのような、瓜二つの姿。
ふんわりとした桃色の髪や眩しげな輝きを含んだ桜瞳は、妹を知るものならひと目で肉親だと判断できるほどに記憶に共存している。

//乱入お願いします。今夜はあまり遅くまでできませんが…!
261霧亡柘榴 :2018/11/12(月)01:07:09 ID:xJG
>>254
「あ、そうなの?セラフィの部屋、楽しみ」
「お菓子に、ジュースに……今日は、パジャマパーティー、だね」

家で待っているだろう居候に心苦しいながらも帰りは明日になる旨を連絡し、以降はセラフィーナに手を取られるまま。
クレープを食べた後でもやっぱり夜のお菓子は捨てがたい、店内で物色する姿は楽しげで。
今日だけは健康も美容も傍に置いて、彼女が選ぶのはスナック菓子やらチョコレートやらと寝る前には些か贅沢すぎるもの。
買いこんだ品々をぶら下げながら、夜を往く三人の足取りは影さえ逃げる軽快さ。
だんだんと変わっていく景観にも物怖じせず、むしろ興味深そうに視線はあちこち忙しない。

「うわ……セラフィ、おっきいところに、住んでるんだね」

辿り着いたマンションの豪奢な佇まいにはさすがに目を剥いたが、それも少しの間。
次の瞬間には興奮に上書きされ、時々感嘆の声を漏らしながらセラフィの部屋まで案内されるだろう。
262uj6Bxdmutc :2018/11/12(月)01:07:34 ID:zX4
>>258

解放。どこに行くにも自由になって、それでも。視線だけは逃がしてくれない。
一歩遠のいた。俯いて、上目遣いで見上げる。

「オマエ、馬鹿ですか。」

そこに突き刺さる、あまりに直球な欲求。言葉の強さと反比例して態度は弱く。
より深く俯いて、もう顔入りも見えなくて。指先に跳ねた髪を巻き付けて解いて、どうにか気を紛らわせようとして。紛れなくて。

「……化粧とか、あんまりうまく出来てないですよ。
 ほとんど初めて、ですから。上手くないです。」

並べる言い訳。初めては、自分から求めた癖に今は酷く照れていて。
考えがまとまらなくて、思考がぐるぐる渦巻いて、ああもう兎に角余裕が無くて。

「それでもいいなら、好きにすればいいです。」

逃げ出して、遠のいた一歩。それを自分から詰めて。何時でも触れられる距離。
263霧亡柘榴 :2018/11/12(月)01:08:03 ID:xJG
>>261
//>>259にも宛てています、安価抜け失礼しました…!
264祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/12(月)01:16:08 ID:TTo
>>262

「自分でも馬鹿なんじゃないかって思いますよ」

でも、欲しくなってしまうのだから仕方がない。
鏡に手を出した影響なのかもしれない、なんて頭の隅で思うけれど。考えても浮かんでくる欲望は同じなのだから、無視して。

「では」

並べるいいわけも同様に無視。
少女の肩をなるべく優しいタッチで触れて、屈むように背を丸めて、顔を傾け、瞳を閉じて。
ハロウィンの日、最後に彼女とあった時と同じように。空白の時間を埋めるように、唇を重ねる。
265祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/12(月)01:25:40 ID:TTo
//すみません、眠気が襲ってきたので凍結という形でよろしいでしょうか
//ご迷惑でしたら締めて頂いても構いませんので…!
266霧亡柘榴 :2018/11/12(月)01:27:27 ID:xJG
>>256>>260
まさに取りつく島のない、つっけんどんとしか言いようのない返答に、僅かに眉根を寄せる。
その仕草からは疑念、倦厭、焦燥、後悔、その他の如何なる感情も窺わせないものであったがしかし。
少なくとも、シンラの返した言葉の何れにも納得がいっていないというのだけは隠そうともしなかった。
半ば睨み合いにも近しい時間。柘榴は微動だにせず、まっすぐ双眸を見つめるだけで。

「…………ぁ…………」

静寂を破ったのはシンラでも柘榴でもなく、帰宅でもって均衡を崩した千刃だった。
元気のいい、聞き馴染んだ声にびくりと肩を震わせてそちらを見やる。ふと、瞳に安堵の光が灯った。

「……うん、同級生。千刃に、お話が、あるって」

一歩下がって、二人の対話を促すかのように。身体は緊張にどこか強張ったまま。
その場に留まって油断なく両者に視線を滑らせたのは、家主としての責任感に依るところが大きい。
一悶着起こされるのも実際困るのだが、それ以上にシンラのはっきりとした目的が分かっていない今、二人だけにするのは憚られた。
居候させると決めた以上、せめて家の中では危険から守ってやりたいと思うのは、我儘かもしれないのだけれど。

//大丈夫ですー、よろしくお願いしますっ
267uj6Bxdmutc :2018/11/12(月)01:29:31 ID:zX4
>>264
迷わない動き。優しく触れる手に、身を委ねて。
重なる唇。柔らかな感触。それは初めての時と同じだろうか。
その先に、潜り込むならばそのままに。きっと少女は拒まない。

「今日は、積極的、です。」

求められているのがわかる。恋人、であるのなら当たり前ではあるのだけど。
そうなったならこうも強く求められるのか、と。求める欲求が強くあるほど、心地よくはあったりするけど。

「……私、ここに帰ってきてもいいですか。
 迷惑かけたです。悪い事もしたです。けど、やっぱりまだ、ここに居たいです。」

//了解です。では一度凍結と言う形で……
268雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/12(月)01:32:28 ID:Ew3
>>257
本当のところは、怖かった。
自分の心の中に、あんなおぞましいものが潜んでいるなんて思いたくなかった。いつか、あれに意識を乗っ取られてしまったら、取り返しのつかない事になる。そんな気がした。

「……これは」

差し出されたのは、本物の鏡。欲望を叶える、フェイタルミラーそのもの。
誘いのつもりか。これで自分が怪物と化せば、彼は満足でもしてくれるのだろうか。

「…………良いでしょう。僕が、預からせてもらいます」

しばしの沈黙の後、零は、鏡を持つ事を決めた。
これが自分に対する挑戦なら、受けて立つまで。絶対に、怪物なんかにはならない。これは、大事なものを守る為の武器にするのだ。
その眼に、迷いはない。学園を守りたい気持ちをエゴと、欲望と呼ぶのならば、それすらも利用して守ってみせる。
269セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/12(月)01:37:13 ID:D35
>>259
>>261


【お菓子やジュースを買い込んで――ここにお姉様がいたら多分、ちょっと怒られていただろうけれど】
【今日ばかりは無礼講。誰も止める人間はいないもの。三人いるならば、楽しいはドンドン加速していくばかりである】
【ちょっと重たいビニール袋をぶら下げながら。マンションの前に辿り着いたのならば】

「んふふー、そうだよ! ……広すぎてちょっとさみしいくらいなんだから! さぁ、いらっしゃいにゃ!」

【エレベーターに乗って、最上階へと至り、それから角部屋の鍵を開けたのならば、扉を開いて二人を招き入れることだろう】
【広い玄関には、二足ほどセラフィーナのものと思われるブーツが並べられている。その奥へと進んでいったのならば】
【広々としたリビング、最新の料理器具が揃ったダイニング、学園都市を一望できるバルコニー――――そんな間取りの中には】
【本棚には少女漫画が並び、学校用の鞄が無造作に置かれていたり、食べかけのお菓子が置いてあったり、ゴスロリドレスが飾ってあったり】
【汚れているわけではないが。生活感をしっかりと感じさせつつ……この広さを持て余しているのだろうなぁ、と思わせるような。そんな部屋であった】


「――――よーし、じゃあまずは……先にお風呂入ろー!!」


【少女三人。夜はまだ始まったばかり――――かしましく、騒がしく……心の底から、楽しく過ごせることだろう】


/長くなってしまったので、ここらで一旦〆た方がよいでしょうか……?
/勿論、私の方は続けても大丈夫ですので、御二方に決めていただきたく……!
270uj6Bxdmutc :2018/11/12(月)01:45:50 ID:zX4
>>268

「私は貴方の事を信頼しています。
 どうか、有効にご活用なさってください。」

それは挑戦状に違いない。どうせ能力者など怪物なのだから、早く落ちて見せろ、と。

「この世界に正義の味方はいません。神様も居ません。
 彼らが本当に存在するなら、この世に傷つく人は居ない筈ですから。
 人だけが居るのです。故にこそ、私達が守らなければなりません。」

重ねる皮肉。風紀委員も生徒会も、決して正義の味方ではない。
犠牲は出る。止められない。どうしようもないと、言外に。

「それでは、また。また何かありましたら連絡いたします。
 もしも、もしもその鏡に呑まれそうになった時はご連絡を。」

張り付いた笑みをもう一度。それをどう感じるかは彼次第。

//此方で〆でしょうか、ありがとうございました!
271ミラ :2018/11/12(月)01:51:31 ID:cSr
>>261
>>269
秋も暮れてもう真っ暗だが、まだまだ寝るには早い時間。いっそ、今日くらい夜更かししたっていい。
たくさんのお菓子と遊び道具と、ついでに好物のサワークリームにクラッカーを買い占めて。
高級居住区は今まで近づいたことないだけに、内なる冒険心を擽られ。見上げたり見回したりと、その視線はせわしなく。
高層マンションのジャングルを通り抜けて、急上昇するエレベーターから学園都市の夜景を一望して。いざ目指すは最上階の一室。

「お、わぁ……確かに広いなぁ」

広い。それに綺麗。こんな光景は少女にとって初めてで。リビングに出た瞬間、少女は感嘆のあまり、しばらくぼーっと立ち尽くしていた。
こんなところに自分は居ても良いのだろうか。一瞬そんな不安もよぎるが、友達二人の声に、やがてそれも掻き消されて。
しばらくどうしようかときょろきょろすれば、とりあえずふかふかしてそうなソファーを見つけて腰かける。なんやかんやが入った袋も隣に置いて。

「ダー、そうしよう。」

これだけ広い部屋なのだから、お風呂もきっとそうなはず。想像しただけでもわくわくするって、こういうことなのだろう。
紅コートを脱ぎつつしれっと買ってきた水鉄砲を懐に忍ばせて。風呂場に向かう準備を着々とこなすのだった。

//私の方はもう少し続けて頂いても構いませんよ!
272ミラ :2018/11/12(月)01:53:34 ID:cSr
//あ、都合が悪ければキリが良いところで〆でも構いませんので、お二人にもお任せ致します!
273楠木シンラ :2018/11/12(月)01:56:20 ID:PoP
>>260 >>266

【眉をわずかに顰める柘榴に、張り付きっぱなしのシニカルな笑顔と、冷めた瞳のまま】
【分かったでしょうと言いたげな、自虐的な沈黙が空間を占めていく】
【このまま永遠に続くかと錯覚するような重たい静寂を、扉の音と一人の少女の声が途切れさせる】

「っ…………!?」

【強張りきっていた表情が瞬時に溶け、柘榴へと向けていた視線を声の方向へ巡らせる】
【あの優しい匂いが香って、追い求めていた「ともだち」が視界に入って────】

「…………千尋…………なの……?」

【「きゃっかんし」は、彼女がかつてシンラの「ともだち」だった存在だと明確に示している】
【しかし、一人の『駒(キャラ)』としての感性は、よく似た別人だと告げている。匂いも、顔立ちも、雰囲気も、喋り方も瓜二つだ。けれど、何かが決定的に違う】
【相反する二つの感覚がシンラの理性を押しつぶし、漏れ出たのはそんな反射に近い問いかけだった】

//ありがとうございます、よろしくお願いします!
274霧亡柘榴 :2018/11/12(月)02:08:03 ID:xJG
>>269>>271
さてどれほどの面積を誇るのだろうかと、胸を躍らせながらセラフィーナ宅へといざお邪魔。
玄関の先は広い。とても広い。思っていた以上に広い。

「……!すごい……!」

動きを止めたミラとは対照的に、無邪気なまでに部屋のあちこちを見て回って、最後に釘付けになったのはバルコニー。
ぺたっと掌を当てて窓の向こうの夜景を飽きもせずに眺めていたが、やがて二人の流れに遅まきながら気がついた。

「あ、お風呂?そうだね、先に、さっぱり、しとこっか」

浴室への期待は柘榴も同じ、簡単な支度を済ませながら脱衣所に向かうのだろう。
尚パーカーは服を脱ぐギリギリまで着たまま。彼女にとってのパーカーは上着ではないのだ。多分。
長い長い夜の始まり、それはまずたっぷりとお湯の張った入浴から。
いつの間にやら秋の夜に、すっかり冷えていた身体を温めなければ何も始まりやしないのだ。

//こちらもどちらでも構いませんのでお任せしますっ
275久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/12(月)02:20:13 ID:7jo
>>42

「これで………最後……」

学園都市の路地裏。そこは妙に荒れていた。
戦闘の跡というべきか、割れた鏡、倒れる生徒。
その中心に、佇む少女が1人。
酷く疲れ果てて、目には隈が。顔色も悪い。

「やっぱり……私1人じゃ到底……」

怪物相手に、圧倒出来るほど強い存在ではないただの少女。
しかし勝利を得られるその理由は壊れた精神性、その一点。
人間が押し留まるラインを無視し、どこまでも無機質に残虐になれる精神性。しかし体は限界、その場に座り込む。
特徴的な通知音、バッグから携帯を取り出す。
久しく見ていなかった携帯、目に入るのは目新しい鏡に関する情報。

『お久しぶりですミナミさん。近頃学園上層部に詰め寄ってみます。私の学内の態度では不審がられないと思うので』
『それと、引き続き鏡の回収と破壊を行います。会長代理にも会ってみます。ミナミさんは鏡に飲まれないように注意してください』

そう返信すると、ホッと一息。日夜、戦闘と学業を立て続けに行い、余裕はない。一度鏡の回収を中止して学内に目を向ける方針に切り替える。早くこの騒動を終結させる。そんな機械的な義務感を持ち、壊れた機械はまた、街を彷徨う。

//反応ロールです!
276花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/12(月)02:23:24 ID:0tT
>>266 >>273

「よかったぁ、知り合いで…。それなら別に睨み合うくらい友情だよね」

から元気なのか天然なのか――、恐らく後者の雰囲気に近いへにゃっとした笑顔で場を取り持とうとする千刃。
シンラにとってすれば、そんな何気ない健気さすら妹の千尋を想わせるだろう。

「ちひろ…………?」

ここで聞くとは少しも思ってもいなかったその言葉が、彼女の深い意識を刺激する。
曖昧に融合していた千尋の記憶から『楠木シンラ』の存在を引き上げて、ああ、と小さく呟いた。

「多分…私の妹のお友達さん…、だよね。千尋から話はよく、聞いてます」
「私は花表千刃。千尋の姉で―――、今は柘榴ちゃんの家にお世話になってるの」

すらすらと語られる言葉に嘘はない。生前から彼女の事はうっすらと意識に在ったし、一瞬見覚えがなかったのも、恐らくそれは成長して姿が変わったからだろう。
だが――、自分が柘榴の家に同棲している経緯については余り触れなかった。何故ならそれはまだ、心を許した彼女にしか打ち明けられない秘密だったからだ。
それは親密だった千尋の態度と比べれば、ひどく、或いは刺さるほど素っ気なかったかも知れない。

「えっと…それで、……私にお話って、何かな…?」

眼の前で呆然とするシンラのおかしな様子を伺いとったのか、千刃と名乗った彼女は胸に手を当てて心配そうに首を傾けた。

//申し訳ありません、明日が早いので一旦凍結をお願いします。明日は夕方から行けます…!
277セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/12(月)02:31:38 ID:D35
>>271
>>274

「ふっふーん! お母様が選んでくれたマンションにゃー、凄いでしょ!」

【彼女達の感嘆の声を聞いたのならば自慢げに――と言っても。セラフィーナは、実際のところ部屋の広さを重視しているわけではないが】
【それでも部屋にやってきた友達二人に添う言われたのならば、悪い気はしない】
【ポチポチと、リビングに取り付けられたパネルを操作したのであれば、自動でお湯張りが開始される】
【彼女達が部屋の中を探索している間に、溜まり切っていることだろう】

「じゃあ、お風呂に行くにゃー」

【バタバタと脱衣所へと向かっていったのならば、スポーン、と身に纏っている衣服を全て脱ぎ捨てて】
【そしてザクロのパーカーと同じように、ギリギリまで頭のリボンは取り外さないでいたという。これに関してはセラフィーナもよく分かっていない】
【さて、ガラリと浴室の扉を開いたのであれば、まず目に入るのはジェットバス付きの大きな浴槽。夜景を一望できるガラス張り】
【浴室自体も広く、三人入っても手狭ではない……シャワーは一つしか備えられていないが】


「さぁ! セラフィのこと洗ってもいいよっ!!」


【そうして、幼児体型を二人の前に惜しげもなく曝け出して、家主なのだから当然だとばかりに、そう宣言するのであった】
【洗って、洗われて、というのが単純に好き、というのが一番の理由だが……水鉄砲の良い的でもあるかもしれない】

/了解しました、それではお言葉に甘えて続けさせていただきます……!
/ただ、今日は三時頃には落ちなければなりませんので、不都合がありましたらその間に〆て頂いても構いません……!!
278霧亡柘榴 :2018/11/12(月)02:41:52 ID:xJG
>>273>>276
一先ずの邂逅を経て、表面上は何事もなかったのを見届けると数秒だけ瞼を閉じる。
大きく息を吐いてまた目を開けるその所作は、表情こそ変わらないものの安堵を示すものに相違なく。
それは顔を合わせていきなり険悪な雰囲気にならなかったことに対してなのだろうが、それ以上に。
例え虚構の存在に過ぎなくとも、彼女がシンラの問いを否定したことがいくらか気を楽にさせていた。
『花表千尋』を知らない柘榴にとっては、本質はどうであろうと彼女はどうしたって『花表千刃』でしかないのだから。

「うん、そう。いろいろ、あって、しばらく、うちに、いることに、なった。」

千刃の説明に否定も補足もなく、ただ相槌だけうって肯定。
嘘がなければ訂正する必要性は皆無だし、本人が仔細を語りたがらないことを勝手に口にするほど不義理でもない。
今まで面にほとんど出していなかった感情の漣が少しは凪いだか、ようやく膝をついてサブローの背中に手を伸ばす。
あるいはそれは、まだ落ち着かない胸の内を誤魔化すための動作かもしれないが。

//凍結了解ですっ、一先ずお疲れ様でした!
279雫川零◆2E1eDx.7oE :2018/11/12(月)02:50:13 ID:Ew3
>>270
「……やってやる、僕はやってやるぞ」

いつか、この鏡を使わなければならない時が来るのだろう。
やってやる。呑まれなければ、この鏡は純粋な力となってくれるはずなのだ。こんな明確な挑戦状、受けて立たない訳がない。

「守るんだ。この学園都市を、皆を。僕が、僕がやるんだ……誰も、犠牲になんてさせない」

去りゆく彼の背中を見送る。
次に会う時は、敵か味方か。零は前者であると思っている。どちらにせよ、その時は、状況が大きく変わっている時であろう。

皆を守る。ただ、それだけの為に全てを捧げる。
そのあまりにも固い決意は、同時に若さ故の脆さともなろうか。何もかもを一人で背負い込みかねないぐらいに、気負って、抱え込む。
そこにあるのは、純粋な気持ちだけ。それはある意味で、危ういのかもしれない。彼の中で眠る怪物は、そんな彼の想いさえも、何もかもを“ゼロ“へと変えてしまうのだろうか。それはまだ、誰も知らない。

//スローペースで申し訳ありませんでした、ありがとうございました!
280ミラ :2018/11/12(月)02:56:25 ID:cSr
>>274
>>277
「びっくりしたよ。セラフィがこんなところに、住んでるなんて……」

きっといい親に恵まれたのだろう、そう確信して。少女は湯が張られるまでのしばらくの間、バルコニーにて夜風に吹かれていた。
眼下に広がる学園都市も、まだまだ眠らない。今日もまた地上の星空のような輝きを湛えていて。

「……あ、それ、取れるんだね」

さて、そんなわけでいつの間にかお風呂も湧いた。裸体を見せるのは憚られるが、今日くらいはそんなことを忘れよう。
少しのためらいはあったものの、脱衣所にて全てを脱ぎ捨てて。ありのままの自分になるのだった。
最後までつけっぱなしだったリボンを外した時に、意外そうな声色でそんなことを言いながら。

「ダー、わかったよ」

セラフィの一声に棒読みに近い平たい声で返事すれば、待ってましたと言わんばかりに銃口を覗かせて。いつもより軽い引き金を引く。
ぷしゅうと吐き出される冷水は、やや弓なりの軌道を描いてセラフィの露わとなった柔肌に向けて飛翔する。
撃ち出すものが弾丸か水かの違いなんて少女にとっては些細なこと。狙撃手の射撃は正確無比である。
281ミラ :2018/11/12(月)02:56:44 ID:cSr
//了解しました!では一旦凍結になりますでしょうか?
282セラフィーナ◆j3f5sp1Rcs :2018/11/12(月)03:02:36 ID:OdM
/はい、そういうことになります……申し訳ありません!
/こちらは一旦失礼します…!ありがとうございました!!
283霧亡柘榴 :2018/11/12(月)03:15:59 ID:xJG
>>277>>280
露出の高い服には激しい抵抗を見せるくせに、風呂となるとそんな羞恥もどこかに飛んでいってしまうようで。
すぽんっと生まれたままの姿になるのは無駄に早い。意気揚々に浴室に踏み入って、その豪勢な有様にまたわはーと間抜けな声。

「お風呂、いっちばん乗り……!」

まず最初に湯船に浸かるタイプらしく、軽く身体を流してさっさとお湯に身を預けてしまう。
シャワーが一つしかないから致し方ないのだろうが、変なところで発揮されるマイペースぶりなのであった。
浴槽の縁に腕を組んで、セラフィーナの要求には動く気を見せずミラの返事を見世物のように眺めている柘榴。

「あー……じゃあ、わたしも」

しかしさすがに水は堪えるだろうと、自分も手を使った水鉄砲でお風呂のお湯をセラフィーナに発射。
その狙いはやたらと正確。白い肌に向かうアーチは的確にセラフィーナへと。

//凍結了解ですー、とりあえずこちらの返信は置いておきますね!
284楠木シンラ :2018/11/12(月)03:43:33 ID:PoP
>>276 >>278

【所作も、匂いも、何もかもが「ともだち」を思い起こさせるのに、違う】
【どこか他人行儀な千刃の返事も、柘榴の肯定も、全てがシンラをすり抜けていく】

「…………違うでしょ……?どうして……なんで……なんで……!!」

【目の前の少女は「ともだち」のはずなのに、「ともだち」ではなくて】
【優しいのに、優しくなくて。嘘なのに、嘘じゃなくて】
【理解されない。理解できない。理解したくない】
【何もかもがまとまらない。どろりとした何かを吐き出さないと。とにかく吐き出さないと、潰れてしまう】
【ぶつぶつぶつぶつと、溢れるままに、暫く口走って】


「…………返してよ」


【ふらり一歩。柘榴のそばをすり抜けて、千刃へ】


「アタシの「ともだち」、返してよ」


【至近距離。何も見ていないような、何もかもを見透かすような、黒い眼差しで少し背丈が上の千刃の顔を見上げる】
【────────それは脅迫であり、懇願】

//すみません悩んで遅くなりました、凍結了解です……!
285紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)06:15:13 ID:H52
>>214
「あ、ごめん………」

そう霜月に言った所で流れるような罵倒を受けてイラッとするのだった。
ただ、滑り落ちた鏡を見ると、真剣な表情になって、冷気を確認すると、右手から熱気を放ち、迫り来る冷気を相殺させる

「ちょっと、霜月ちゃん、その鏡はどうしたの?」

そう尋ねながら、銀髪の女と言うワードを思い出す

(そう言えばこの子も銀髪………いや、無いか)

前回話した時、この子は鏡が欲しいと言っていた。即ち配る側では無いという事
ならば、この鏡は誰かに接触して貰ったと言うことか

「─────誰に貰ったのかな?」

//非常に申し訳ないです………気が付いたら落ちてしまってました……思った以上に疲れてたみたいです……すみません
286霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)10:35:28 ID:Ixr
>>285
「ちっ……」
「もっと罵ってやろうと思ったけど。謝られたらそうもいかないじゃないの」

未だぷりぷりと怒りつつ。滑り落ちた鏡を拾って手のひらの上で弄ぶ
放たれた冷気は相殺されて霧散し、不機嫌そうに眉を顰めつつも、それについては言及せず

「え?あんたんとこの会長がくれたけど?鏡で人を惑わせろーみたいな感じで」
「実は生徒会全体で鏡広めようとしてるのかしら。なんて頭のいい私は予想してたんだけど違うの?」

彼女は、根は小悪党だが存外素直な部分も持ち合わせており。突発的な質問には素直に答えてしまう部分も併せ持つ。
全て語ったあとに、「あ、これ言っちゃまずいのかしら」とでも言わんばかりに口元を抑え

//大丈夫ですよーお疲れ様ですー!お返しは不安定ですが……!
287舞潮慈葉 :2018/11/12(月)10:44:17 ID:xWs
(…みんなやってるって言ってたしな、別にこれくらいフツー…だよな…?)

【制服姿の舞潮慈葉は緊張していた】
【昼下がりの公園の、人目を避けつつしかし完全にシャットアウトされている訳ではない東屋の中】
【知り合った不良から貰った(というか強引に押し付けられた)煙草を口に咥え、百円ライターを着火】
【その先端に灯火を近付け、しかし極度の緊張で震える手は上手く燻す事が出来ずにいる】

ん…あれ、クソ、上手く着かねぇな…?

【側から見れば煙草を吸おうとする不良女子、しかしその実ドッキドキでスモーカーデビューしようとしているのであった】
288鈎取 吉音 :2018/11/12(月)12:49:39 ID:CyE
>>287
おーうこら、ガキがいっちょ前に何やってんだよ

【煙草の着火に悪戦苦闘している舞潮に背後から声がかけられる、振り向けばそこには東屋の塀に両腕をかけて上半身を預けた体制で、一人の男が彼女を見ていた】

やめとけやめとけ煙草なんて、お酒と煙草は20歳になってからって法律で決まってんだぜ
悪い事は言わねぇからあと数年くらい我慢しときな、悪ぶりたいだけならそれこそやめておいた方が賢明だぜ

【如何にも怪しい見た目だが、言っている事は未成年喫煙を咎めるような言葉、胡散臭い雰囲気に反して真面目な人間らしい】

……だからほら、その煙草俺によこしな、誰にも言わないで捨てといてやるから
いや別に俺が喫う訳じゃねーからな?ついに煙草を買う金すら無くなったからタカってる訳じゃねーからな?

【前言撤回、この男は尤もらしい理由をつけて舞潮から煙草を奪い取ろうとしていた】

//夕方まで安定しませんがよろしければ。
289舞潮慈葉 :2018/11/12(月)13:06:20 ID:xWs
>>288
おっかしーな、アレ…これ火ぃ点かなくね…?
…わぁっ!?

【遂には唇から煙草を離して先端を炙ってみたり色々試している】
【結局上手く行かずに、敗北感と共に煙草の点け方で検索しようとした矢先に掛けられる声】
【敢えて若干の人目のある場所を選びその行為に及ぼうとしていたのだが、このタイミングは予想外であった様子で声を上げて驚愕】

…るせーよ、折角貰ったンだからムダにすんのも勿体ねーだろーが、捨てるくらいその辺のゴミ箱に…
……あぁ…なんだ、オッサン、語るに落ちるタイプなのな…働けやいいオトナがよ

【煙草の箱から一本だけ取り出し、ピン、と指で弾き投げ渡す】
【ムスッとした風ではあるが、止めるキッカケとなるこの男の介入はぶっちゃけ有難かったりしているのだ】
【左腕を固定しているギプスと包帯は真新しく、場違いな病院の消毒臭を漂わせている】
290舞潮慈葉 :2018/11/12(月)13:06:47 ID:xWs
>>288
//大丈夫です、宜しくお願いします
291花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/12(月)15:04:14 ID:0tT
>>278 >>284

千刃は千尋とシンラの関係を全くと言い切っていいほど、知っていない。
無垢な瞳に彼女のあふれ出す黒い思いは、どうしても異様に映ってしまう。
それでも『心配だ』という気持ち、それは妹の生来のものと同じく決して揺らがないまま、困り果てた息を吐いた。

「…………………」

そんな二人の険悪を察していたのかサブローは、不安げに鼻をぴくぴく動かしながら柘榴の指先に柔らかい顔を寄せた。
彼は最初の内こそ千刃にしか関わらなかったが、彼女の温度には暫くの生活を通してすっかり慣れきっている。
優しく両腕に抱きかかええられて、弱々しく両耳を倒すと一言嘆くように鳴いた。

「……ぇ…」

逗まった形にもならない言葉を次々に零すシンラをじっと見つめていた千刃は、彼女が突然こちらへ歩み寄った気迫にたじろぐ。
自分より背は低い、それこそ千尋や柘榴ほどの差はあるはずなのに、その瞳はどこまでも危うい暗がりの光。

千刃は思わず口を噤んで顔を背ける。
彼女が、自分は"鏡の怪物"である事を知っていて、そして親友であった千尋を取り返しに―――私を恨んでいるのだと、そのときまたたく間に悟ったからだった。
あって当然とも言える鋭い想い、そんな愛憎の籠もった強かな眼差しに、千刃は目を向けることが出来なかった。

彼女はまだ"鏡の虚像"として生まれて間もなく、自らの存在がどうであるかという答えにすらたどり着けていない。
その段階で前触れも無しに訪れる過去への追求は、本人にとってどれほど胸を苦しめるものであるものであろうか。

何故なら彼女自身、己の存在が他でもない―――――千尋の心の奥底にある願いが生み出したものである事を一番よく理解していたのだ。


「――――――――――ごめんね」

物憂げに髪を垂らして、震えた喉でごくりと唾を飲む。
そうしてやっと出た一言の意味は、短い拒絶だった。
いまだ臆病に心の内を語ろうとしない千刃の意志を覗き込む際―――、
それはシンラにとって、『客観的には理解できても』…感情的に理解することはきっと、ほとんど難しいのだろう。
292紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)17:14:34 ID:bVp
>>286

「………」

まず、あまりにもあっさりと、偽聖院の事をゲロってくれた霜月に対し、腕を組んでじーっと見つめ

「ねぇ、その話、詳しく聞かせてくれないかなぁ?」

ニコっと笑顔になりながら、そう尋ねるのだった。
そして、その話が真実としたならば、間違い無く奴は黒、理事長か高等部長か誰かの差し金という事だ。

「言っとくけど、あの生徒会長代理に関しては、あたし達現役員にも、教員にすらそう言った事前報告が無かった
本当に降って湧いたようにいきなり代理として就任。普通に考えれば有り得ない話よね
だからそもそも、信用していないのよ」

生徒会が鏡を広めようとしている、その話に関しては内心で、んなわけあるかと思いながら説明するのだった
293霧亡柘榴 :2018/11/12(月)17:53:16 ID:xJG
>>284>>291
最初のうちは、一歩下がった場所でおとなしく二人の様子を伺っていた。
これは二人の、否、三人の問題であって、自分がおいそれと口を出せるような簡単な話ではないと、敏感に察していたが故。
だからもしシンラの訴えを千刃が聞き届けると決断したのなら、それを止めることはなかったのだろう。
そう在ることが本来正しい世界の様相なのだと、頭のどこかで理解はしているのだ。死は決して反転しないし、虚構は現実を侵しはしないと。
けれど本当はそれでいいはずがなくて、表情は変えずとも予期した悲痛に怯えるように、抱えたサブローの腹を擽った。

「…………嫌、がってる。無理矢理は、やめて」

千刃の答えを聞くや、サブローを抱えたまま庇うように二人の間に割って入る。
顔を背ける千刃に代わってまっすぐに、澄んだ琥珀が光を飲みこむ漆黒を捉えた。
様々な感情の入り混じった色濃い深淵にも気圧された様子はなく、凛とさえした意志の強さを携えて。

「千刃は、千刃だよ。今、ここには、千刃しか、いない。お願いだから、分かって」

結局のところ、彼女にとって花表千刃は『鏡の怪物』であると同時に実像でしかないのだ。
もしも柘榴が真の実像と知った関係であったのなら、こうはならなかったのだろう。しかし現実はそうではない。
表を知らない者にとって裏こそが真実となり得るように柘榴もまた、花表千刃という虚像しか知らない。
だから本意ならともかく、千刃がそれを望まないのであればその意思を尊重し、守ろうとするのはある意味では当然の帰結で。
誰だって、好んで親しい者との永訣を選ぶ訳がないのだから。
294霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)18:20:44 ID:nHQ
>>292

「うえっ!?生徒会が秘密裏に暗躍してたとかそういうことじゃないの……?」

だとすれば不味い。誘導尋問ですらなかったが、簡単にゲロってしまったのはさすがに不味いと言うことくらいは彼女にも分かる。
同じ組織なんだから、その組織の偉いのがやってる事なんだから。と生徒会全体を色眼鏡で見ていたのが運の尽き
弄んでいた銅鏡を学生鞄にそっとしまい。物憂げな瞳が窓の外を映す
――さてこの場合。彼女が最も傷口を広げないようにいられる方法は――

「………………………わ、私しーらない♪生徒会の偉い人?名前すら知らないわーやだー」

全力でとぼけること
視線はあらぬ方向を向きながら、両足はじりじりと距離を取ろうとしていて
295鈎取 吉音 :2018/11/12(月)18:29:45 ID:hQo
>>289
うっせーな、いいのかそんな態度取っちゃって?俺アレよ?お前ん所の風紀委員顧問と知り合いよ?ていうかマブよ?
煙草で黙っててやるんだから破格だと思うけどなー

【舞潮の態度にムッとしながら、投げ捨てられた煙草をキャッチ、こういう時ばっかり都合良く交友関係を利用する辺りが小悪党たる所以だと言うのに】
【煙草を口に咥え、持っていた百円ライターを擦る、しかし何度擦っても小さな火花が弾けるばかりで火がつかない】

……ねえ、ライターも貸して?

ていうかお前、病院でも抜け出して来たんか?良くねーぞそういうの、親の言う事は聞かなくてもいいけど医者の言う事は聞いといた方がいいぞ、マジで

//遅れて申し訳ありません……
296舞潮慈葉 :2018/11/12(月)18:47:45 ID:xWs
>>295
まだ未遂だろーが、持ってただけで処分されるなんて堪ったもンじゃねーよ

【言いながらもライターをアンダースローで放り投げる】
【実際単純所持だけでも充分に良くないなのだが、まぁその辺はアレだ】

…ふぅん…風紀の顧問なぁ…オッサンみたいなのと知り合いって、どう言う関係?
あぁ、ケガはなんか…前に殺人狂みたいなのに襲われて…でっけー黒い熊に噛まれたんだよ、もう治りかけ

//大丈夫です、お気になさらず
297セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/12(月)18:54:06 ID:D35
>>280
>>283

「うん……取れる」

【ミラのその、意外そうな声色での、思わずと言った言葉には、セラフィーナも何処か重たげな面持ちである】
【本人もよく分かっていない、この摩訶不思議な現象。因みに他のリボンでも同様の現象が起こるので、リボンの問題ではないらしい】
【その秘密明かされる日は……来るのだろうか、分からないが。まあ、それはそれとして】

「ぎゃー冷たいっ!!! あったかい!?」

【そして正確に――――ミラのそれが正確なのはまだ分かるが、ザクロのそれもまた運命の悪戯かと紛う程に的確に】
【顔面にべちゃあ、べちゃあ、と二連発。一発目はやたらと冷たく、二発目は湧きたてのお湯の暖かさが際立つ……】
【ぽつん、、ぽつん、と水滴が髪を伝って落ちる――――シャワーを手に取ったのであれば】


「ミラー!! ザクロぉー!!」


【まず浴槽内にいるザクロについては、シャワーを全開にして爆撃。一瞬だけ冷たい水が降りかかり、温水へと変わっていくはずだ】
【それからまだ外にいるミラに関しては、取り敢えず取っ捕まえてやろうかと襲いかかるのであった。お風呂場で走るのは危ないのでやめよう】

/凍結ありがとうございました……お返しさせていただきます!
298鈎取 吉音 :2018/11/12(月)18:59:41 ID:hQo
>>296
え?そりゃアレよ、くさ───

【『腐れ縁』と言いかけて、言葉を止める、ただの腐れ縁程度の関係では脅しには弱いと思ったのか】

(いや、待てよ……ここで糞真面目に『腐れ縁だ』とか言ったら舐められるか嘘付いてるみたいに思われそうだな)
(じゃあいっそ逆にもっとフカして『彼氏だ』とか言っておくか?いやダメだそれアイツにバレたら殺される)

……永遠のライバルみたいなもんよ
片や正義を守る者、片や悪のカリスマ、例えるならルパンと銭形、ホームズとモリアーティ教授的な?

【最終的におかしな方向にフカして関係性を語ってみせた、寧ろ普通に答えるよりもツッコミどころが多過ぎて指摘する気も失せそうなくらい】

いや、熊ってなんだよ、こんな都会に熊なんている訳ねーだろ北海道じゃあるまいし
どうせダッセェ理由で怪我したから恥ずかしくて隠してんだろ?どんな理由付けても怪我に良い悪いもねーぜ?

【自分は嘘をついておきながら相手の話は最初っから嘘だと思い込んでいる、不良学生相手だからやたらと下手に見ているらしい】
299紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)19:01:42 ID:bVp
>>294

「ふふふ、甘いよ霜月ちゃん、簡単に逃すと思う?」

ジリジリと後退りを始めた霜月を見ると、そのままの表情で、左足から地面を通して能力を発動する。
すると、後退りの先に、氷壁を発生させ、その退路を塞ごうとするだろう

「ねぇ、あいつの名前知らないとか無いでしょ?だって、全校放送で思いっきり偽聖院は名乗ったもんね」

そして両手をポケットに入れながら、彼女に近づいて行くと、 また問い掛ける

「どう言う事言われて、それ、貰ったの?」
300舞潮慈葉 :2018/11/12(月)19:12:29 ID:xWs
>>298
…え、悪りぃ、何と何…?
つーかアレじゃねぇの、ライバルに言いつけるってオッサン、色々無理あンだろその設定…

【喩えが分からないらしく小首を傾げる高校一年、仕方ないね】
【しかし基本はツッコミ体質、呆れ気味にも看破は用意であった模様】

はぁ!?いや、いやいやマジで熊だって、黒い影みたいな…こんくらいでよ、人もすげー死んでて…
ちっこいガキが操ってたみてーで…

【説明すればする程現実的に考えて嘘くさい】
【それを自覚しているのか徐々に徐々に解説小声になりにけり】
301霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)19:18:03 ID:nHQ
>>299

「ぬぐっ……」
「てかずるいじゃない!氷は私の専売特許なのに!どうしてあんたも使えんのよ!」

距離を撮っていけば、すぐにでも後ろに生み出された氷壁に行く手を阻まれ。冷たい壁に背中をつける。
前門の雫。後門の氷壁。再びその唇から不平不満の呟きをダダ漏れにしつつ
――学生鞄にしまわれた鏡に手が伸びる

「……ふふふ、これで逃げ場を無くしたとお思いかしら?」

刹那、銅鏡を廊下の窓に向けて投擲。硬い銅鏡とぶつかりあった窓は亀裂を広げていき、弾かれた銅鏡は廊下を滑っていく
そして、亀裂の入った窓へと……全身を薄く氷でコーティングしつつ。飛び蹴り
割れたガラスの雨の中、宙空へと躍り出る
その勢いのまま、校舎から氷の柱を足場のように生やし、器用にぴょんぴょんと跳ねて校庭へと着地
雫のいる方へ振り返ると同時。氷の足場は消え失せて。あっかんべーをしている彼女の姿が映るはず
302鈎取 吉音 :2018/11/12(月)19:28:46 ID:hQo
>>300
あーはいはい怖い怖い、そんなら俺だってあるぜ、ほら見ろよ見ろよ

【まっっっっっっっったく信じていないのが態度からお分りだろう、口に煙草を咥えたまましょうがなさそうに頷いて】
【それからガバリと自分のシャツを巡って脇腹を見せると、傷痕───というか、どう見ても手術跡が刻まれている】

これは地獄から蘇った侍と戦った時に付けられた傷なんだ、いやーあの時は流石の俺も死ぬかと思ったぜ

【どう見ても盲腸の手術跡である、実際は盲腸の手術跡だ、つまり舞潮をからかっている】
【寒空の下いつまでも腹を出していると冷えるのですぐにシャツを下ろして、ふぅと紫煙を吐いた】

……ま、俺も昔はワルなのがかっこいいと思ってたけどよ、実際はまじめに勉強してまじめに評価もらってた奴が今は勝ち組なんだよな

【何というか突然冷静になったらしい、あの頃の自分は愚かだった、今もだけど】
【……ちなみに舞潮が貸したライターは帰ってこない、しれっと会話中に自分のポケットに突っ込んでネコババしやがった】
303紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)19:36:31 ID:bVp
>>301
「ごめんね、あたしは炎と氷の二刀流なのよ」

そんな事を言っていると、逃走行動に出た彼女
滑り込む銅鏡をそのまま走って拾い、窓の方へと行くと、あっかんべーする霜月の姿を見てイラッとなり

「………甘く見られたものね、氷ならあたしも使えるのよ」

そして左手から冷気を発生させると氷柱が地上の地面からせり上がる。
そして、それに乗ると、柱を小さくして行く。そのまま地面に到着すると着地

「それと、霜月ちゃんの弱点はよーく知ってるから」

そう言うと、右手から火の玉を発生させて、それを飛ばすだろう
そのまま逃げようとする霜月を追いかけながら
304霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)19:49:37 ID:nHQ
>>303

「せっこ!そんなのチートよチート!卑怯能力じゃない!どっちかに絞りなさいよ!」
「げげっ……!」

方法は違えど校庭へと降り立ってきた雫
すぐさま体を反転させて、その健脚ぶりを発揮
雫の言葉を聞くまでもなく。迫る火球に銀色の横髪を焦がされながら

「ちょっと何すんのよ!焦げたじゃない!髪は女の命っていうのよバーカぶぁーか!あんた今私殺したようなもんなんだからね!」

グラウンドを駆け抜けて校門を飛び出し。商店街方面へと逃亡。
勿論追いかけている雫は彼女の背に攻撃を仕掛けることも出来るが。もし人の多い商店街まで逃げ込まれたのなら。容易に能力は発動できないかも……しれない
それでなくとも、銀髪と金髪の追いかけっこは道行く人の視線を集めることだろう
305舞潮慈葉 :2018/11/12(月)19:50:36 ID:xWs
>>302
クソ、クソ…説明してて自分でウソクセーって思っちまった…
ケホケホ、おい止めろ、煙いってンだよ

【自覚はキッチリな慈葉、カクンと項垂れ地獄侍との武勇伝()を右から左へ】
【平手を泳がせ煙をはたきながら煙を嫌う様子、吸おうとしていたのに】

…待て、待て待て、別にアタシはそンな…いや、確かに煙草やろーとしてたけど…
別にそんな不良って訳じゃねぇぞ、成績も前ンとこじゃ悪くなかったし

【見てくれは不良街道であり、現に今も喫煙に興味を持ってはいたのが事実である】
【しかし基本的にはそこまで悪道に逸れている訳ではなく、成績もそれなりに優秀なのだ】

…待てコラ、返せよテメー

【ライターに関してはしっかり】
306鈎取 吉音 :2018/11/12(月)20:03:36 ID:hQo
>>305
いや、ギプス付けて未成年喫煙しようとする奴が不良じゃねぇとかそれこそねぇよ
悪ぶるのか良い子ちゃんするのかどっちかにしろよ、どっち付かずじゃ悪い所どりの人生しか待ってねぇぞ

(ていうか不良っぽい癖に頭いい奴が個人的に嫌い)

【なんか上から目線でアドバイスを送っている……ようにみえて結局は自分が気に入らないだけ、上から目線より酷ぇ】

……え?何を?

【しかもノータイムでスッとぼけかましやがる】

//申し訳ありません、次のレス少し遅れます。
307ミラ :2018/11/12(月)20:05:41 ID:cSr
>>283
>>297
「っわ……!?」

ドッキリ大成功、だなんて思ってたのも束の間。仕返しとばかりに飛びかかってくるセラフィ。
そのままどすん、と壁と背中がごっつんこ。勢いのままにセラフィも少女の身体にぶつかることになるだろう。
少女の意外と女性的な柔らかさのある身体が、良い感じのクッションになるかもしれないが。

「……ごめん、ごめんね。早く洗おう」

季節も季節だけに脱衣所も寒い。せっかく目の前に極楽が見えているというのに、ずっとこのままだと風邪でも引きそうだ。
温かいシャワーか湯船が恋しくて、少女はそのまま風呂場へとインするだろう。場合によってはセラフィを小脇に抱きかかえて。

//お待たせしました……!
//本日日付が変わる頃まで返信が不安定になるかと思われますが、どうかよろしくお願いします!
308紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)20:11:28 ID:bVp
>>304

「これ以上燃やされたく無かったら大人しく偽聖院の事とこの鏡の事を白状しなさい!」

そして、また右手から炎をメラメラメラメラと燃やしているのだが、彼女が逃げた先は人の多い商店街
簡単に炎を飛ばす等出来ないような場所にやって来たならば、ちっと舌打ちするのであった
この場所だと、背後から攻撃すると、街の人を巻き込み兼ねない、さて、どうするか考える

「………くっそ、こんな人通りの多い所に逃げ込んでからに」

ただ、今はその人混みを掻き分けながら追いかけている事になるのだろう
309祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/12(月)20:15:14 ID:TTo
>>267

拒まれないのなら、少年の舌は彼女の口腔へ入り込むだろう。
貪るような侵略。あるいは蹂躙といっても過言ではないのかも。
あの日の口吻とはまるで違う、激しく荒ぶ炎のよう。
努めて紳士的に振る舞おうとする少年がここまで欲を露わにするのも珍しいもの。


ずいぶん長くそうしていたように思う。
ようやく顔を離せば、二人の間を細く糸が伝って。
恥ずかしがるわけではないけれど、なんだか顔が熱い。

「当たり前です。先輩にここにいてほしいからこそ私も頑張れたんですから。
 やってしまったことについては、ちゃんと謝りに行きましょう。罰を受けるかもしれないですけれど……だいじょうぶです。
 俺は絶対に先輩のそばを離れません。ずっと先輩の味方でいますから」

罪は消えないのだから、償っていくしかない。それはひとつの事実だろうと思っていて。
愛おしい彼女が罰を受けるのなら、それを一緒に背負って行きたい、とすら思う。けれど、それでは彼女の償いにならないというなら。
せめて、傍で支えるくらいのことはさせてほしい。

//遅くなりました……返信です!
310名無しさん@おーぷん :2018/11/12(月)20:18:52 ID:emS
//神名深月氏は重役をとりながら、ロール中に失踪してもう数週間姿を見せません。何か対応するべきかと
311伏木霞 :2018/11/12(月)20:21:42 ID:P18
(まあ、表じゃそうそう情報なんてありゃしねえよなぁ……まああんまり広まっててもそりゃ困るが)

表で探れる噂などそうありもしない、それは学園にとっては幸運なことなのだろう。人気のない道で考える頭の中は自然とそうなる。
それでもまだ鏡の噂話や一部の人物の姿が見えない、様子が少し違う、なんて噂を聞くとため息を吐きたくなるもの。
とはいっても純粋な戦闘力も持ってない自分が探れることはたかがしれてるというか。

「……止められちゃいるが路地裏も探ってみるかねえ?」

誘われるように路地裏に入った霞は、どうせ何も見つからなければ鎖の練習でもしよう。そんな気分で奥に入っていた。
まあ特に何もなければ次の来訪者に鎖を振り回してる姿を見せるだけになるのだが。色んな意味で危険だった。
312霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)20:23:20 ID:nHQ
>>308

(くくく……48の花嫁修業の一つ……お母様から仕込まれた孤塁抜き……!)
(人の視界に入らない位置……死角へと常に入り込みながら移動することによりなんか目立たなくなる秘技……!)

彼女は人混みをかき分けるのではなく。死角に入りつつ隙間を縫うように人の波を超えていく。長身の銀髪という目立つ容姿の彼女は今この場において。石ころ帽子でも被ったかのように存在感が希薄。人の視線を全く向けられることなく。人混みに紛れ……
商店街のメインストリート沿いにあるマ○クへと吸い寄せられていく。
そうして店の外側にいつも立っているマッ○のイメージキャラクター、ドナル○の等身大人形の後ろへとその姿を隠した。気分は隠れんぼである
――ド○ルドの腰の辺りでゆらゆら揺れている銀髪は。彼女が隠れきれていない証拠。頭隠して髪隠さずと言ったところか
313霧亡柘榴 :2018/11/12(月)20:28:01 ID:xJG
>>297>>307
「お風呂場の、ジェシー・ジェイムズとは、わたしのこと、だよ」

それっぽいことを言ってふふんとドヤ顔、浴室の法を平然と踏み破る危ないヤツなのである。触れても別にヤケドはしない。
どんなもんだ、とばかりに何度かぴゅうぴゅう小さくお湯の弾を飛ばしていたが、迫るシャワーにはあまりにも無力。

「ふぶぁあっ……!?」

ナパームめいた冷水の爆撃に、たかだか水鉄砲で叶うはずもなく顔面に見事着弾。
それが冷たいのはたかが一瞬、されど一瞬。悲鳴に近い声を上げながらお湯の防空壕に慌てて退避。
しばらくの間ぶくぶく泡を立ててシャワーから逃れていたが、息が続かなくなればざぱあっと顔を出して二人の様子を伺った。

「……で、なんだっけ。洗ってあげれば、いいの?」

ちょっとしたドタバタこそあったが、先のセラフィーナの要求は忘れていなかったらしい。
大儀そうに一旦湯船から出れば、すっかり温水になったシャワーをセラフィーナに向けてまずは頭から洗ってやろうと。
長い鈍色の髪がぬっぺりと顔を覆い隠してホラーチックになっているが、本人は全くもって気にしていない。
314舞潮慈葉 :2018/11/12(月)20:30:57 ID:xWs
>>306
ギプスくらいさせろよ、いや煙草は確かによくねぇけど…

【後半は唇を尖らせつつ。事実悪びれての行動であったのだから仕方ない】
【ただ腕に関しては事故みたいなモノである、治療くらいさせてくれな感じだ】

…いやいや、ライター!学生からガメてンじゃねぇよ!

//むしろこちらが遅れました、すみません
315紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)20:31:24 ID:bVp
>>312
「……あの小生意気なクソガキ……何処に行ったのよ」

死角に入りつつ、隠れながら進む彼女を次第に見失い、イライラとしながら、探す。

『ねーねー、おねーちゃん何してんのー?俺らと遊んでかねー?』
『ウェーイ』

なんて、その途中、チャラ男に声をかけられ更にイラッとすると、「黙れどっか行けゴミムシ」と冷たく言い放ってチャラ男を追い払う

そしてまた霜月を探し始めて、マックの方へと近づいて行くと、ドナルドの陰に揺れる銀髪を確認する。それを見ると、ニヤッとするのだった

「さてと、どうやって捕まえてやろっかな……」

などと小さな声で呟くと、ゆっくりとドナルドの方へと近づいて行く。
もし接近が叶ったならば、そのままドナルドの裏から右手で霜月に掴みかかろうとするだろう
周囲の気温を、能力を発動して上げながら
316霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)20:43:27 ID:nHQ
>>315

(くくく、お間抜けな雫は私を見つけられないでしょうねぇ……?)
(というか走り回ったらお腹すいちゃったわ。あいつ撒いたらなんか食べよ……)

隠れている以上。小さくでも頭を出したら見つかりそうなため。そのまま○ナルドと一体化中。
雑踏に紛れたチャラ男達のナンパの声、それに冷たく切り返す雫の声も耳ざとく捉え
「あいつナンパされてるし」と小さく呟いて

「……なんか、暑くない?急に気温が……」
「げえっ!?しずくぅ!?」

唐突に現れた雫のその腕に反応出来ず。腕を掴まれると同時に流れ出る冷や汗
熱気に体力を奪われたのか。腕を振り払おうとしても力が入り切らずに……項垂れる

「あっついわよバーカ!!!温度下げて早く!もうにげないっつーの!!」

罵倒は健在のまま
317鈎取 吉音 :2018/11/12(月)20:50:16 ID:hQo
>>314
……ちっ、うっせーな……ライター一つでガタガタ言うんじゃねぇよ
大体な、学生の癖して煙草吸おうっつーのがまずおかしいんだよ、煙草をよこさねーならライター没収だ没収

【人からネコババしておいて、未成年喫煙を咎める為と開き直る、盗人猛々しいとはこの事である】
【そもそも学生が喫煙していようとまったく気にもかけないくせして、例えライター一つでも盗れるものは盗るつもりらしい】
318セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/12(月)20:51:10 ID:D35
>>307
>>313

「にゃっはっは!! だったらセラフィは……なんか、もっと強い! マンネルヘイム!」

【今度は仕返し大成功。ザクロへのシャワー爆撃は正しく効果絶大、歩兵一人に対して爆撃機で焼き払うような多勢に無勢】
【さて、ミラへと飛びかかったのであれば、仕返し大成功――――と、言いたいところであるのだが】
【そのまま勢い余って、壁へと向かってごっつんこ、するはずが、セラフィーナに返ってくるのは……】

「……や、柔らか……!!」

【少女の柔らかい感触。そうなれば最早、プルプルと敗北感に震えるばかりであった】
【抱えられそうになったならば、するりと素早く彼女の腕の中から抜け出して。ミラと入れ替わりに湯船から出たザクロの下へ】


「そうだよ! 洗ってよ! ザクロは良い子だにゃー。それに比べてミラは……んにゃ!?」


【お風呂の椅子の上に座って、ようやく洗ってもらえるのだが。ザクロの長髪がぺったりと顔を覆って何処かのホラー映画の如く】
【思わずびくぅ、っと身体を跳ねさせるのだが。頭からシャワーを掛けられたのであれば、それも束の間】
【冷え切った身体に温水シャワーが染み渡るのであった】
319紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)20:56:12 ID:bVp
>>316
「ふふふ、つかまーえたっと♪霜月ちゃんは暑いの苦手な雪女みたいな子だもんねっと」

ニヤニヤとしながら彼女を見つめる。しかも、彼女を掴んでいる手は〝右手〟。異能により、熱を操る方の手であるのだった

「ほんとにもう逃げないのかな?ま、そんな様子だと、逃げられないのかも知れないけどね
……とりあえず、これを受け取った時、奴からどんな事を話されたのか、洗いざらい教えて欲しいかな」

左手に持つのは銅の鏡。霜月が投げ捨てた物である
巷で噂の厄災の鏡。そう言えば、現物を手にしたのはこれが初めてだと思いながら
先日白から回収した銀鏡は既に、割れてる故に
320名無しさん@おーぷん :2018/11/12(月)21:01:07 ID:c1L()
>>310
//ご意見やご感想は議論フォームでお願いします。
321霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)21:09:25 ID:nHQ
>>319

「ぎゃあああああ熱い熱い熱い!」
「いやほんと!逃げないからほんとに!雫先輩ぃぃぃ!!!」

傍目にも分かるほどに冷たい汗をだらだらと流しつつ。暑さから逃れるためにブンブン振られた腕がドナル○の後頭部へ直撃。仰向けに倒れたそれは壊れこそせずとも沈黙を保っていた
腕から流れる汗も当然冷たいため。そのまま触れていればひんやりした感触が雫の手を潤すだろう

「わかったわかった……話すわよ……離してくれたら……」

力ない声でそうボヤけば。ポケットから取り出したハンカチで額を拭い。降参宣言
汗で額に張り付く前髪を人差し指で剥がしながら、気だるげにため息を一つ。雫の異能は相当しんどいらしい
322舞潮慈葉 :2018/11/12(月)21:10:14 ID:xWs
>>317
えぇ…そんな学生相手に逆ギレってお前…
クソ、ツいてねーなぁ…

【事実この場に理はお互いにか細い】
【慈葉は慈葉で喫煙未遂だし、男は男で色々とアレだ】

…やるよ、これも…アタシ吸わねーし…

【結局煙草の箱とライターを仲良くセットで差し出す事にしたらしい】
【まぁ非喫煙者がムダに持ち歩くより、使う人が持った方がいいでしょうとの考えだ】
323薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)21:12:35 ID:c1L()
>>311
【さわさわと、白い髪が路地裏で翻る】
【無論、父との"仕事"の一件はこちらが一方的に破棄するカタチで関係を白紙化させ】

【"交渉"の場としても用いられるこの領域は、彼女にとっては虎児の居ない虎穴に入るようなものであった】
【それでも、この領域に足を踏み入れたのは──】

なにしてんの、あんた
【見知った者が、そこへ入るのを見てしまったから。白は背後から冷たい声を掛けて、じろりと睨んだ】

……"時雨に止められたんじゃないの?"
それでもあんたが首を突っ込むのは、やっぱりその偽善的な精神が根差してるから?
324紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)21:22:31 ID:bVp
>>321

「ん、ならよろしい、んじゃちょうどマック前に居る事だし、ここで話を聞こうかなっとか思ってるんだけど」

そうして、霜月から右手を離すと、マックを指差して言うのだった。
汗も冷たいなぁ、この子は本当に雪女?なんて思いながら

「つーか、霜月ちゃんがこれで、なにを企んでるのかも気になるし」

などと言って、鏡を開かずにじっと見つめるのだった

「………欲望を映し出す鏡……とか言うけど、何か映ったりした?」

なんて、欲望を映し出す、一体どんな物が映るのかも気になっていて
325伏木霞 :2018/11/12(月)21:23:18 ID:P18
>>323
うおっほぅ!

【露骨に驚く伏木霞、わりとマジな驚きなのは後ろから来られる可能性を考慮していなかったため】
【心臓を抑えるように胸に手を当てながら振り向くと知った顔には安堵の表情、冷たい声には少し冷や汗】

まあ、そう言われると弱いんだが……

【鎖の練習半分、何か見つかればいいなと半分、危険に遭えば大概は逃げる姿勢に変わりなく】

…………なんか前に比べるとトゲトゲしてね? てかそれどっから聞いた? 
あと偽善的精神ってのはどういう意味だよ

【止められたことは事実だが、大っぴらに話した記憶もなく不思議そうにしていた】
【偽善的精神については、彼自身にあまり自覚、もしくは心当たりがあまり無いようで】

//よろしくお願いしますっ
326鈎取 吉音 :2018/11/12(月)21:27:48 ID:hQo
>>322
逆ギレじゃねーよ!真っ当な正論だ正論!タバコの箱にもちゃんと『20歳になってから』って書いてんだろーが!

【完全なる逆ギレ、図星である】
【まるで一切まったくもって他人に対するフォロー意識という物が無い、色んな意味で凄い男だ】

お、なんだよ結局くれんのかよ
やっぱりガキが煙草なんて吸うもんじゃねーぜ、健康には気をつけなさいってこった

【ついぞ煙草を箱ごと手に入れた男は、ホックホクの笑顔を浮かべて満足気に頷いた】
【箱を覗けばまだまだ半分以上残っているのを見て嬉しそう】
【……しかし、どの口が言うか、本当に白々しい】
327霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)21:31:10 ID:nHQ
>>324

「ちっ、このチート女」
「………………ふんだ、まあいいわよ。」

言うが早いか。一通り汗を拭けば長い銀髪を翻して颯爽とマッ○の店内へ、当然雫も着いてくるだろうと後ろを振り返らず
意外にもしっかり客の後ろに並んで待ち。「チーズバーガーとポテトのsと……あとコーラ」手馴れた様子で商品を注文。脇に逸れて商品を待ちつつ雫へと目を向け

「別になんも企んでないわよ。まだあんまり人に配ってないし」
「あああとそれね、私が見てもなーんにも映んなかったわ。ただ綺麗な私の顔が映ってるだけだったわよ。雫先輩は見た事あんの?その鏡」
328薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)21:31:47 ID:FQP
>>325
……なによ、そんな幽霊でも見たような反応は
【少し傷ついたように目を伏せたが、それも一瞬のことで】

──別に。知ったのは偶々だし、その経緯を説明する義理もありませんから
【それは単純な話。霞と時雨が付き合い始めて間もない頃に】
【二人が路地裏で押し問答をし、それから喫茶店に入るところを偶然にも"目撃"していただけに過ぎない】

【我ながら、陰湿なストーカー牴牾(もどき)だと自嘲しつつ、やはり彼女の刺々しさはいつにも増しており】

どうせ自分のスペック以上のことやろうとしてたんでしょ
千尋を助けた時の話もそうだけど、見境ないのよ、あんたは

//よろしくおねがいします…!
329舞潮慈葉 :2018/11/12(月)21:34:22 ID:xWs
>>326
へいへい、左様で…オッサンこそ煙草気をつけろよ、若かねーんだから

【手をひらひらさせながらその多くをスルー、ただ喫煙に関してはその通りなのでツッコミを自重せざるを得ないというのもある】

ま、元々貰いもんだしな…
…つかオッサンさー、何の人?仕事何してンの?

【さて、このロールの冒頭投下文に一応昼下がりと記した】
【故に慈葉は考える、昼下がりの公園で女子高生に煙草をたかれるこの男は何者なのか?】
【まぁ最も、曜日に関しては記載してはいなかった為日曜日(休みの日)としても問題はないだろうが】
330紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)21:37:42 ID:bVp
>>327
「あら、チート女って妬んでるのかな?」

などとニヤニヤとしながらその顔を見つめ
チキンフィレオのセットで、サイドメニューはポテトではなくプチパンケーキを注文したりするのだった。
飲み物は当然レモンティーで

「何も企んでない……確かに、霜月ちゃんって結構考え無しっぽいもんね」

率直に思った事をはっきりと伝えるのであった。

「なーんも映らなかったか……まぁ、あたしはまだこれを見てないんだけど
ここで、鏡に呑まれて堕ちる……なんて事になったら洒落にならないから」

そして、同じく脇に逸れた所で商品が届くと、一つのテーブル席へと催促するだろう
331伏木霞 :2018/11/12(月)21:38:11 ID:P18
>>328
お、おう悪い……後ろから来るの忘れててな……

【台詞が感想の箇条書き、幽霊とは思わなかったと謝ってはいるが】

いやあるだろ、どこから漏れたとかよ

【なぜに言い方が丁寧? と思っているのも、まあ伝わるかもしれない。その目撃を知らない霞からすれば喫茶店のマスターか?】
【だとか路地裏に誰か居たか? とか時雨が教えたか、なんていう楽観的な考えが】

まあ、それは否定する気ねえよ。毎度ながらそういうことは多くてな
千尋のことに関しては見境なんて話じゃねえだろ、お前だって同じ現場見たら助けようとするだろ?

【手段の話ではなく、行動の話であることは言葉からも、または彼の思考でも読めることだろう】
【蜘蛛の時も漆葉の時も、我ながらよく無茶してるもんだと思いつつ――どうにも自分は怪我をしないと朧を思い出して少し翳る】

それでそういう白はどうした? 噂集めでもしてたか? それとも気ままに出歩いてたか
332鈎取 吉音 :2018/11/12(月)21:45:31 ID:hQo
>>329
うっせぇな!まだ二十代だっつーの!

【二十代とは言えもう後半の27歳、あまり若さに甘えてはいられない歳である】
【特にこの歳の運動不足は後々大きく響く、自覚はしているが中々やる気にはなれないそんな年頃】

……あー、仕事……仕事ね
いやほら、俺の仕事って不定休なんだよ、不定休

【すっごく眼が泳いでる、働きたくない意思は強い癖して無職を他人に悟られるのは嫌らしい、なんだその無駄なプライド】
333薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)21:48:48 ID:FQP
>>331
【どこか楽観的な伏木に、白は益々イラつく様子を隠そうともせず】
【鋭く睨みつけたまま、彼の話を聞いて、ゆっくり、躙(にじ)り寄った】

当然です。私にはそれを実行するだけのスキルがあるから
結果的に、二人とも助かったから良かったけど、本来は消防や警察に連絡する案件ですから
【あのときは「勇気ある行動」と褒めていたが、今は真逆】
【彼の行動を「蛮勇」と詰って、語気を強めた】

──っ

……ええ、そうよ。悪い?学寮からも引っ越したし、ゴシップネタをザッピングするのも、ここらで潮時だけど
【"気ままに出歩く"という意味では、白の行動はそれを指すのだろう】

あんたは、相変わらずのようね。ここに来た理由も、どうせ、そんなに大したものじゃないに違いない
鏡でも探しに来た?残念ね、まだ僅かに流通はしてるみたいだけど、"在庫は"大幅に減ったわ
334霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)21:48:51 ID:nHQ
>>330

「べ、別に妬んでるわけじゃないし……一人で多属性使うのずるいって当然の抗議だし……」
「はぁ!?誰が考えなしよバーカ!」

届いた商品を持ち、雫と並び立っての移動中。狂犬のように歯を剥いて威嚇しながら罵倒しつつ。同じテーブル席へと。
……そろそろ我儘な子供と、それを窘める母親見たいな、構図になっているのは間違いではない。やや乱暴にプレートを置いたなら。脚を組みながらコーラのストローを啜り

「どーせあんたなんか単純だからなんにも映んないわよ雫先輩」
「あ、もしかしたら歌手とか女優やってるビジョンが映るかもしれないわねぇー。そういうミーハーなの好きでしょ?ん?」

それは彼女自身も単純であった、と自白しているようななものなのだが。
当の本人はそれに気づかず。ポテトをつまんで口元へ運んでいた
335舞潮慈葉 :2018/11/12(月)21:57:20 ID:xWs
>>332
言うてそう言うやつってほとんど後半だろ?四捨五入したら30だろ?

【若さから来る部遠慮さはズケズケと土足でナイーブな部分を踏み荒す】
【まぁ性格もあるのだろうし、ちょっとした反撃のつもりもあるだろう】

…いや、休み聞いてンじゃねぇよ、何の仕事してるのかなーって…
……え?あ、いや、あー…き、聞いたらダメなやつ…?

【ただこっちに関しては流石に地雷と判断したのか、若干距離を開きつつ】
336伏木霞 :2018/11/12(月)21:59:00 ID:P18
>>333
通報して五秒経たずに来れる状況なら俺もそっちを選ぶだろうな。つかまあ通報してから助けにいくのが正しかったんだろうさ
それに関しては俺の見通しの甘さってところかね、まあサブローも助かったから間違ってはなかったと――――思うよ

【断言は、できなかった。理由としては引っ掛かりがあるからだろう。それは白にとって親しい人物の顔でもあって】

あ、お前学寮に居たのか? ゴシップってお前新聞部にでも居たのかよ

【汚れた発想はまるで持たず、相手が話してるなら大丈夫だろうという発想からの安易な踏み込み】

まあ大したもんじゃねえよ、何かやなもん見つかったら報告して、見つからなきゃ私用だ
…………マジで? ちょっとその話詳しく。生徒会とか風紀委員には伝わってるか?

【躙り寄り返すように迫ると表情は平静に、しかし精神は安堵と疑問符が混じっている霞は肩に手を置こうとしていた】
337uj6Bxdmutc :2018/11/12(月)22:05:57 ID:zX4
>>309
欲に塗れた彼の舌が、少女の粘膜を蹂躙する。漏れる吐息は甘く、少女はそれを受け入れる。
余り上手じゃないけれど自身もまた絡めて、求めて、二人分の唾液が混ざり合う。水飴の様に蕩けて甘露。
二人の間を結ぶ糸を、もう一度口の中に収めてしまいたいと思うほどそれは心地よくて。

「私、頑張ってみる、です。
 でも、どうしても辛くなったら支えて欲しいです。
 ……今日みたいに。」

どうしようもなく辛い時も、そこに一つ足してくれるだけで良い。それで幸せになるから。
承諾はもう貰ってるんだから、ちょっとずるいかもと思うけれど。彼なら、きっと。

「明日から頑張るです。だから、今日だけちょっと甘えたい、です。」

少女はもう逃げださない。その身を預けたまま、甘えたいと口にして。
今だけは。せめて一度、眠るまではこの感触を抱いていたい。もう一度来てくれた、この感触を。

//すいません返信遅くなりました……
//霧が良いのでここで〆でしょうか?
338薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)22:08:02 ID:FQP
>>336
……損な性格。せいぜい思いつめないことね、私が言えた口じゃないけど。
ゴシップ集めてたのは、別に、私の趣味。碌でもないものと分かっていながら、どうしても小耳に挟まないと気が済まない。
【そう話す白の顔は、どこか浮かないが──】

【その思考を中断されるように、伏木に手を置かれてびくっと大きく体が跳ねる】
【無遠慮な彼の態度に、再び白は機嫌が悪そうな表情に戻って、睨みつけつつ】

……と、とりあえず、場所変えるわよ
それとも、変な噂を流されて二人──いや、三人共破滅したいんですか?
【裏若い男女、そして路地裏とくれば、この彼の行動さえも、色眼鏡にかけられる案件】
【くるりと背を向けてすたすたと路地裏から先に姿を現せば】
【とあるファストフード店の中に入って座席を確保、伏木に席を進めるだろう】
339鈎取 吉音 :2018/11/12(月)22:10:49 ID:hQo
>>335
人の年齢を勝手に四捨五入すんじゃねーよ、お前だってあと数年したら年齢の話はタブーになるんだぞ!

……なんだよ、そんな目で俺を見んじゃねーよ!べ、別に働いてない訳じゃねーぞ!自営業(みたいなもん)だからな!自営業(みたいなもん)!!

畜生!俺だってなぁ!好きで定職に就かないわけじゃねーんだよ!色々あんのに!
くそっ、気分悪いから帰るぜ!パチンコにも行けやしねぇ!

【なんだか、色々とタブーな質問に舞潮は触れてしまったようだ、次々と言い訳と誤魔化しの捨て台詞を吐いた男は、その場に吸い殻を落として踏みつけ踵を返す】
【こう言う時は酒かギャンブルですっきり忘れるのが一番なのだが、金が無い今それすらも出来ない、帰って不貞寝でもしてやると、逃げるようにその場を後にする】
340伏木霞 :2018/11/12(月)22:14:33 ID:P18
>>338
俺だけが損を被った覚えは生憎とねえよ
(……趣味って浮かねえ顔でするもんだったかねぇ)


【流石の霞も睨み付けられるとヤバイと思うのか手を離して上にあげる。悪かった、の意思表示】

俺はそんなに変な噂に縁があるのかね、俺が大通り歩いてただけで噂出来るんじゃねえかこれ
まあさすがに、人巻き込んで破滅するつもりはねえよ

【冗談、と済ませるには色々互いにありすぎたということだろう。ジョーク混じりの気配はほとんどなく】
【白に促されればその席に腰を落ち着ける。冷静に考えればこれはこれでどうかと思われるが、彼にそのへんの思考は皆無】

さーて注文はどうしようか、金なら気にすんな、無いなら払うぞ

【話逸れまくってる気がするのは気のせいではない】
341舞潮慈葉 :2018/11/12(月)22:17:49 ID:xWs
>>339
そりゃ、お前数年したらそうかもだけど今の話してンだろーが…

【そう、それは明日ではなくナウなのである】

あ、いや、なんだ…
…今度会ったらコンビニの酒くらい奢るわ…うん、なんか、悪りぃ…

【去り行く背中にそう告げて、捨てられた吸殻を拾い、珍しく併設されている公園のゴミ箱にポイ】
【学園都市とは言え成る程、様々な人種の坩堝なのだなぁと高い場所にある太陽を眺めて悟った】
【願わくば、彼に定職のあらん事を】

//この辺で締めでしょうか、ありがとうございました。お疲れ様でした
342鈎取 吉音 :2018/11/12(月)22:21:09 ID:hQo
>>341
//お疲れ様でした、ありがとうございました。
343薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)22:24:27 ID:c1L()
>>340
まず、これだけはハッキリさせておく。私はあんたと馴れ合うつもりはない。
ビジネスライク──呼ぶには、あまりに能動的過ぎるけど、あんたは。
【言いつつ、テーブルの端に人差し指を置いて、ぴっと境界線を作るようになぞって】
【霞と白との距離感とスタンスを、ここで明確化させておくことで、周囲からの認知から誤解を避ける】

だから、私相手に気を遣う必要はないし、奢るなんて下心を見せなくても結構です。
それより、鏡の話を誰にしたか、という話だけど……先輩の生徒会の『紅 雫』には話してある
【特に何かを注文する訳でもなく。仏頂面のまま伏木と相対する白は、背もたれに寄っかかるようにしてそう告げる】
344紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)22:26:29 ID:bVp
>>334

「やーれやれ、あー言うとこう言うなぁ、考え無しなのは当たってるっしょ?簡単に偽聖院の事はゲロするしね」

普通に席に座ると、乱暴にプレートを置く姿に溜め息を一つするのだった。

「そいや、あいつとはどう言う繋がりなわけ?」

などと、小首を傾げながら、レモンティーを一口口にして、そう尋ねて

「む、あたしは別に単純ってわけでは無いんだけど、つーかミーハーなのは霜月ちゃんじゃないの」

そう言ってから、銅鏡をテーブルの上に出すのだった。
そしてそれを左手で弄りながら

「それじゃあ、今からこれ、覗いてみようかな」

不敵にそう呟くのだった
345伏木霞 :2018/11/12(月)22:32:52 ID:P18
>>343
俺はいきなりビジネスライク認定されてどう返したら良いんだよ、そんで奢るに何の下心があるんだ

【それをそもそも周囲が見てないとしたらどうだろうか、という考えは隅っこに追いやりつつ唐突な下心発言に困惑した様子】
【気遣ってるつもりすら微塵もないのは精神的にどうにも適当さが際立ってるというか】
【そう聞かされるととりあえずメニューからコーラだけ頼んでおいた。頼まないと白い目が飛んできそうなので】

おっ、雫に話してくれてたか、なら俺が他に伝えることもなさそうだな
さて、まあそれはそうなら良いんだが――その在庫が減ったって情報はお前はどっから得たんだ?
自分が危険に突っ込んだ、なんてことはねえだろうな? 裏でお前に何かあったら時雨や朧、千尋達が泣くぞ?

【腕を組んで、背もたれに身体を預ける】
【どこまでも欺瞞はなく、思考がそのまま口に出されてるそれは彼のスタンス】
346霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)22:34:44 ID:nHQ
>>344

「ぬぐっ……」

それを言われると強く出れない。ポテトを強くかみ締めてぐっと堪え、乾いた喉をコーラで潤す。炭酸のシュワシュワ感に包まれながらバーガーの放送を開け

「別に、ちょっと話したってだけよ。煽られるとすぐ顔真っ赤にしちゃうむっつりって印象だったわね。散々私の体貶しやがってクソが死ね」

「あんたほんとにレモンティー好きね」とでも言いたげな視線を雫へと寄越したなら。
真っ赤な唇が小さく開かれてバーガーにかぶりつく。と思いきやバンズをひっぺがしてピクルスだけを抜き

「いいんじゃないの?魅入られそうになっても止めてあげないけどね」

どこ吹く風、といった様子だが。もし雫に異変が起きるようであれば普通に心配はするだろう
彼女、犯行的に見えてその実雫の事は気に入っている。物凄くわかりにくいのだが
347ミラ :2018/11/12(月)22:40:12 ID:cSr
>>313
>>318
「やわらか?」

むにゅり、と。セラフィは勢い余って胸元に飛び込む形になるだろうか。
柔らかいなどと言われて、少女は首を傾げる。あんまり自覚というものがないようだ。ますますもって罪深い。

「……むむ。私だって忘れてないよ?」

自分だって忘れてなんかいない。ちょっといたずらしただけである。
それでもなんとなく比べられたような気がして、どこか不服そうに頬を膨らませて。

「じゃあ、私は体洗うね」

セラフィの後ろに立てば、泡立つシャンプーを手に取って。まずは背中をごしごしと。
自分の体を洗うように、痛くはないが割と容赦なく洗いに行くだろう。

//すみません、遅れました……!
348薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)22:41:55 ID:c1L()
>>345
【鈍感なのは薄々勘付いていたので、霞の突っかかりを敢えて無視しつつ】
【全く楽しくなさそうな表情のまま、彼の質問の裡、自分が答えるべき内容だけ、簡素に述べる】

得るも何も、私が鏡をばら撒く張本人だから。正確には、ばら撒く予定だったものを私が処分しただけの話なんだけど。
……それから、虫のいい話なのは自分でも分かってるけど……その三人には、黙っててほしい。

──ま、それに従うかどうか、決めるのはあんただけど
【無表情のまま、一見すれば感情のない奴と思われても仕方ないであろう発言だが】
【伏せられた視線と、僅かに滲み出る汗とで、白もまた、特殊な環境に身を置いているのは明白だった】
349紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)22:49:22 ID:bVp
>>346

「ちょっと話しただけ……成る程、てことは手の良い配布役として利用しようとしたってだけなのね……」

なんて事も良いながら一つ考える
鞄をゴソゴソとして、取り出すのはボイスレコーダーだった

「ならさ、霜月ちゃんはあいつにとって、味方と思われてるんじゃない?
今度話す時さ、これ使ってみてよ」

そんな事を言って、それをテーブルに置くのだった。
そして、鏡に関してはふと考えて

「まぁ、こんな物に魅入られる程ヤワな精神はしてないと思うけど」

物は試しと、それを開く、鏡を見つめてみるのだった
何が起こるのか、一体何が映るのか、そう思って見てみるのだが、其処に映るのはただの雫であった。
何も変わらない、変化の無い、それだけの

「………欲望を映し出す……ね、やっぱり、予想通り」

そのまま鏡は閉じる。
雫は色々と、環境的に恵まれて居るのであった。
裕福な家庭で生まれ、知能指数も高く勉強で苦労した事は無いし、身体能力的にも才能はある
何不自由無く暮らせて居ると言える。故に、欲望は希薄である。
こんな物に頼ってまで、叶えたい願いと言うものは存在しない、だから雫にとって、これはただの鏡でしかなかった

「………あたしも霜月ちゃんと同じみたい」

ニコっと笑顔でそう言ったのだった。多分、霜月のそれとは理由は違うのだろうけども
350伏木霞 :2018/11/12(月)22:53:17 ID:P18
>>348
【無視かい、とツッコミを入れるもこれも大方不発になるか】
【表情の変わらなさには少しばかり困った様子、仏頂面だけならまだしも、楽しくないと思われると結構辛いものがある】

うん俺は一体どこから質問したら良いんだってものをぶつけられてるわけだなOKちょっと待て考えまとめる

【霞はいきなり突きつけられた白の立場に本当に混乱しているようで手袋が覆う掌を向けるともう片手で頭を抱えていた】
【張本人ということは配布者なだけなのか、予定だったということはまだなにもしてないのか、処分については安心したり、そしてまず最初に】

…………まあまずは、そう言うなら話しはしねえよ、雫の方に口止めはしてるよな? してねえなら今すぐしとけよ
その代わりだ、なんでそんなことになってるのか、くらいは…………まあ教えるかどうかはお前が決めてくれ

【教えてもらいたい、という気持ちはあるが無理強いはしない、できない】
【秘匿して起きる未来はその相手自身が決めること、話せるようになれば手伝うことも厭わない様子だが】
351霧亡柘榴 :2018/11/12(月)23:00:59 ID:xJG
>>318>>347
べたあっと張り付いた髪は海坊主さながらであるが、残念ながら自分で直す気は皆無。視界は普通に良好らしい。
おそらく今の自分がどんな状態なのか理解していない。だってお風呂場で見てくれなんてそんなに気にしないもの。
シャワーで濡らした銀色に泡立てたシャンプーを馴染ませながら、徐々に髪をかき分ける。
頭皮に到達したら指腹でマッサージをするように、気分はまるで美容院。

「お痒いところ、ありませんかー」

定番の台詞。ミラの方も粗方終えたならば、またシャワーで肌の色とそう変わらない泡を洗い流し。
続いて豊かな銀髪のケア、掌を使ってトリートメントを浸透させていく。それも済めばまたお湯で流してひと段落。

「じゃあ、次、わたしね」

人がやってもらっているのを見ていたら、自分もやってほしくなるもので。
セラフィーナのように仁王立ち、ではなく風呂椅子に座って二人が洗いやすいように。身長差とはかくも残酷なものである。
352霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)23:01:02 ID:nHQ
>>349

「えーそうかしら、ま。でも……刺激的だから良いわよ。」
「結果的にどっちにつくかは私が決めるけど。人に指図されるの嫌いなのよね」

テーブルに置かれたボイスレコーダーを学生鞄にそのまましまい。指に着いたポテトの塩を、林檎のように真っ赤な舌が舐め取りつつ視線を寄越す

「で……雫先輩も変化なし?ちょっと意外ね。身の丈に合わなそうな欲望とか抱いてそうに見えたんだけど」
「結構つまんないわねこの鏡」

フェイタルミラーは理想を映し出す鏡。そこに何も移らないというのは雫のように現状に満足しているものか。彼女のように常にその場の自分自信が理想足り得るか。
両者に違いがあるとはいえ、共通している事は現状に満足しているものという事。
――然し、そんな人間は稀有であり。大抵の人間は理想を抱くもの。それこそが人間だというのなら。
もしかしたら二人のあり方は歪である……のかもしれない

「んで、もういいわけ?尋問終わり?」

気づけば彼女のプレートに置かれた物は全て感触されていて
ストローがすするコーラは氷が擦れる音を響かせるのみ
353紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)23:08:55 ID:bVp
>>352
「これは指図してるんじゃ無くて、お願いしてるの。ダメかな?」

指図されるのが嫌いと言うのは予想通り。こう言った自尊心の高いタイプの人間はこう反応するだろうと考えていた。
そこから、次なる手、敢えて下手に出る事にしたのだった。このタイプの人間を動かすには、その自尊心を満足させるのが効果的だと考えていた

「あたしはそんな欲望抱いて無いよっと。それに、本当に欲しい物なんかは〝こんな物〟に頼らずとも、自分の力で手に入れるし」

そして淡々とそう言いながら、ハンバーガーを口にしていると、彼女は既に完食している事に気付いて

「………食べるの早いわね、早食いはメタボの元だから気をつけた方が良いよ」

なんて一言小言を言う。

「あー、そうそう、偽聖院は鏡(これ)とどう言う繋がりがあるのかとか、話してた?」

もう尋問終わりかと聞かれると、そう聞くのだった。
354祢宜ケ沢上ヒツギ◆Ca/21GlF.Y :2018/11/12(月)23:10:30 ID:TTo
>>337

頑張ってみるという少女のことがやっぱり愛おしくて。
もういちど、魔女の衣装に身を包んだ彼女を抱きしめる。
もう二度と離さないと。この温もりはじぶんの物だと、深く刻みこむ。

「もちろんです。
 でもそれだけじゃなくて、先輩と一緒にやりたいこと、今日まで色々考えてたんですからね。
 全部、叶えていきましょう」

彼女がいない間、彼女を取り戻したら叶えたいことが色々頭に浮かんできていて。
それらのことを、今ならふたりで叶えられる。そのことが嬉しい。
急ぐ必要はないけれど。一歩一歩、ふたりで進んでいきたいのだ。

「フフッ、いいですよ。私も、まだまだ物足りないですから。」

顔を綻ばせ。ゼロ距離のまま。

「先輩―――――おかえりなさい。愛しています」

何度でも口付けを交わし。何度でも愛の言葉を囁くのだろう。

//そうですね、ではこれで〆という形でっ!
//ありがとうございました、楽しかったですー!
355薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)23:11:42 ID:c1L()
>>350
【ここで彼と楽しくお喋り──できる立場でないのは、仮に霞が無自覚であっても白は十分に自覚しており】
【だからこそ、こちらから敢えて披露する。明確に線引きされた霞と白の立場を、周囲に】

【なにより、霞も、時雨も。お互いが大変な時期なのだ。その繊細な事情を悟れぬ程、白も馬鹿ではない】

……できると思う?生徒会という立場である雫に、そんな我儘は言えないわよ。
【口止めをするよう進言する霞の言葉をにべもなく退けると】

なにより、そんなことをすれば捜査を狭める事にも繋がるのは容易に想像つくし、それで防げた事件を見逃す愚を犯されるのはもっと始末が悪い。
分かってないようだから言うけれど、"ユウジョウ"と"立場"を履き違えないで。
【再び、ぎろり、と睨んだ。その碧眼は、彼の視線を捉えることはないが、確かな意志を持っていて】

もちろん、私だって自分の身を護るために流す情報をセーブすることはあるけれど、雫が事件解決のため、知り得た私の情報を第三者に漏らしても。
私は、彼女を恨んだりなんかしない。むしろ、そうするべきとさえ思ってる
356薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)23:11:56 ID:c1L()
//すみません、遅れました……
357久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/12(月)23:14:57 ID:7jo
コツリコツリと学内を歩く1人の少女がいた。
目的地は理事長室。ゆっくりと、学生鞄を手に持ち。
淡々と、何やら決意めいた意志を持って、いつも以上に真面目な表情をして歩を進めていた。
先日部長に宣言した通り、学園の上層部に掛け合ってみる。
早速実行に移そうとする。

「もし、ミナミさんの言う通り、黒幕が学園に潜んでいるとしたら…早急に排除しないと……」

そんな物騒な独り言を言いながら目的地へ向かう。しかしそこまでの道のりは長い。生徒に声をかけられることもあるだろうし、顔馴染みに偶然会うことも、まだ見ぬ出会いも…学校とはそう言う場所なのだから。

//絡み待ちです。
358霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)23:16:31 ID:nHQ
>>353

「…………は?」

流石に面食らった、彼女にしては珍しくポカーンと口を開けて雫を見つめる
彼女からしてみれば、雫も割とプライドが高いタイプ。それ故にこちらの煽りに過剰に反応する節が見受けられたのだが
その、いつも言い合いの耐えない雫からのお願い。つまり"プライドの高い雫が下手に出た"というのが彼女の自尊心を刺激して

「し、仕方ないわねぇ!」
「雫先輩にそこまで下手に出られちゃあ……ふくく。協力して"あげても"いいわよ?」

反応はどこか嬉しそうである。によによと中身の入っていないコーラのストローを啜りつつ。珍しく頬が綻んで
またも高圧的に語りかける。そろそろ雫は、割と単純な彼女の扱いに慣れてきたところだろうか

「私は食べたものみんな胸に栄養いくからいいのよ。羨ましい?」
「んで……えーっと。生徒会長がつながり云々って話は……してたかもしれないけど……」
「……うーん……てか忘れたわ。吸いかけのタバコをあいつの顔に投げたくらいしか覚えてない」
359久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/12(月)23:18:20 ID:7jo
>>357

//すみません。一文抜けていました。

もし誰とも出会わないのであれば、完璧な所作で、理事長室の戸を叩くだろう
360セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/12(月)23:22:58 ID:D35
>>347
>>351

【その柔らかさに関して、ミラは自身では無自覚にすら近いように見えた……少なくとも、セラフィーナにとっては】
【求めてやまない、大人な身体……いっそ、もっと悪戯してやろうかとすら思ったが。今は止めておくことにする】

「ほんとー? ミラはセラフィのこと、どうでもよくない? ……あー、背中がかゆいにゃー」

【そのまま、ザクロへと自分の髪を委ねる】
【誰かの指が優しく自身の髪へと通る感覚が、セラフィーナは好きだった。お決まりの文句には、ちょっとした冗談で返しながら】
【彼女の巧みなマッサージも合わさって、どこかウトウトとすらしかねないほど。そうして体の方はミラへと託したのであれば……】

「あっ……待って待って、ミラ! 激し過ぎるにゃー! あははははっ!!!」

【割と容赦のない、激しいその手付きにノックアウト寸前であったという】
【とは言え、それもそれで心地良い。誰かの指が泡立てたボディソープと共に、自身の肌を滑る感覚も、とても良いもので】
【そしてシャワーがその泡を流し終えたのならば、次は洗う側へと周る番。】


「じゃあ、セラフィが髪を洗ったげるね! ミラはまた身体をお願い!」


【そう言って、べたぁ、っと張り付いた髪を、シャワーを流しながら纏めていったのであれば】
【それは意外なほどに丁寧に、彼女の鈍色の長髪を一本一本労るように手櫛を通していくだろう】
【自身の髪も、同じように豊かであるものだから、慣れたものということなのかもしれない――――落ち着いた手付きで、シャンプー、トリートメント、シャワーの手順を熟した】
361伏木霞 :2018/11/12(月)23:23:31 ID:P18
>>355
完全に、はできなくても名指しを避けることは出来るんじゃねえのか? ……って余計なお世話か

【とはいえ、その後を聞けば白でないと成立しない事情もあるのだろうか、と思い、相手から突きつけられた言葉にはばつの悪そうに頬を掻く】
【白が大丈夫、というなら彼はそれ以上は何も言えない。わからない話でもない】
【強いて言うなら白が持ちうる鏡をすべて破壊した関係上、彼女が誰かに渡してない限りは彼女経由の事件は起きてないことを気にするだけ】

まあ、お前が大丈夫だって言うんならそれで良いんだろうよ
ただそうなると時雨にも普通に伝わるんじゃねえのか? あいつだって情報受け取る資格はあるだろ
それでお前のここが持つ、って言うんなら忘れてくれ、俺は友情と立場は同居できると思ってるからこういうところは難しくてな

【いずれ、届いてたであろうコーラのストローに口をつけて一拍置いて】

さてそうなるとなんでお前が俺に話したのかってのが気になるわけだが

【気になってくるのは、個人的なところである】
362伏木霞 :2018/11/12(月)23:24:07 ID:P18
>>356
//大丈夫ですよーっ
363紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)23:24:42 ID:bVp
>>358
「ふふ、ありがと、霜月ちゃん」

協力してあげても良いと聞くと、ニコッと笑顔になり、そう答えるのだった。
まぁ、これだけで奴の裏を取れる確証は無いのだが、偽聖院からすればこの少女は、鏡の配布側と認識しているだろう
─────何か、ヒントを掴めるかも知れないと思っていたのだった。

「………成る程、重要そうな事なんかは何も言って無いわけね、了解
あ、お願い聞いてくれたお礼に、この代金、あたしが払っといてあげるよ」

なんて、駄目押しと言わんばかりに先程、霜月が支払ったマック代、その金額を財布から取り出して、彼女に渡す事になるだろうか

「あ、最後に、他に鏡関係者と接触したりした?」
364霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/12(月)23:32:32 ID:nHQ
>>363

「…………なんか、普通にお礼言われると調子狂うわね」

笑顔の雫とは対照的にこちらはやや不満顔
おだてられて気を良くしたのもあるが。言い合いのないこうした穏やかな時間が、やや落ち着かないようでそわそわとし始める

「ふん、施しは受けないわ。私と雫先輩は対等で有るべきなんだから。もしくは私より下であるべきよ」
「というかお金なら私も余るほどあるんだから結構よ」

施しは受けない、それは彼女の信条でもある。
彼女は最後まで高圧的に、それでも初対面の時よりはやや態度を崩したようである
それでも雫の出したお金はテコでも受け取らないだろうが――

「うーん……………………あ、しゃれこうべ(鬼首)先輩に鏡見せた。くらい。あの後なんか色々あったみたいね。会いに行きたいんだけどどこにいんの?」

横髪を指にからませながら何の気なしに問い
365薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)23:33:07 ID:c1L()
>>361
──どういう経路で情報が流れているのか、私にそれを知る術はない
【"異能力を使わなければ"と、心の中で自虐気味に呟きつつ】

だから、彼女がどこまで事件の全容を把握しているのか、私には分からないけど。
"風紀委員"として、問われれば、私は私が傷つかない範囲で話す。それで納得しないなら、私を殴ってでも吐かせるべきでしょう。
【白とて、単純な精神構造をしているわけではない。全てを語って、それでおしまい、ということにはならないのだ】

言ったでしょ、見咎めてんの、あんたのことを。それになんですか、あの素振りは。
【やや小ばかにしたような物言いで詰り、やる気の無さそうに、肩に掛けたコートに手を突っ込んだ】
366伏木霞 :2018/11/12(月)23:41:08 ID:P18
>>365
基本はそうだろ、精神でも読めなきゃ

【炭酸を飲んだ際の生理現象は幻音と口元隠しで隠蔽。エチケット】

そういう理由なら今なら期待できるかもな、風紀委員として、日常に戻りたいから切り捨ててる今のあいつなら
まあなるべくなら平穏無事に後腐れなく仲良くしてて欲しいもんだが

【純粋すぎる願いはいつになっても汚れることなく霞の中に。時雨が誰かと仲良くしてるのは、見て聞いて楽しい】
【流石に自分が蔑ろにされると不安ではあるが、そうならない自負でもあるのか】

見咎めた結果が情報提供か? てっきり俺は友人じゃないって一蹴されるかと思ったが

【冗談めいていて、これらは本心。それを恐れた彼は安心したように心を晴らす】

つーかあの素振りってどの素振りだ、路地裏でビビったことまだ気にしてるのか飯食え飯

【コートへの動きに帰っちまうのか、と内心思っているものの口調は軽く、どうせなら頼めよと手をひらひら】
【飲んだコーラで引き起こす現象にはやはり幻で対処して】
367紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/12(月)23:44:44 ID:bVp
>>364
「あっそ、ならいいわ、了解」

お金を受け取らないと分かると、それは戻してから、しゃれこうべと言われると暫く考える
あー、もしかして、あの裏生徒会長かと思い

「鬼首ならいま独房の中、高等部長殺害の罪で入れられてるよ、まぁ、そろそろ釈放されるかもだけど」

なんて、まずはそう話すのだった。

「あたしもあいつに用事あんのよね、つってもまぁ軽く罵ってやろっかなって思ってるくらいだけど」


368理事長◆uj6Bxdmutc :2018/11/12(月)23:46:45 ID:zX4
>>357

「こんにちは。」

叩いた扉を自分から開いて見せる。気の抜けた所作だった。
大柄な体に威圧感は無く、それは大木の様。少女の手元にナイフがあるならば、突き立てるのは簡単に思える程。

「久宝寺さんですね。優しい人だと、他の教員から聞いています。
 何か手続きのお話でしたら、直接私に聞くよりは事務の方に任せた方が早い。
 私などは判を押すぐらいしかしてませんので……」

口から空気を漏らすように笑う。仕草は気弱な、温厚な男に違いなく、しかし。
星導暁斗の消失も、一刎友那の狂演も、生徒会の混沌も、海賊達が描いた地図も、時雨と霞が交わらぬも
元凶はこの男。鏡による悲劇の一切の始点はここにある。

//まだいらっしゃれば……
369薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/12(月)23:51:15 ID:c1L()
>>366
現実なんて、あんたが思ってるよりもずっと残酷で冷たいものよ。
【どこまでも、白は冷たくそう話しかける。どこまでが本気で、どこまでが"演技"なのか】

違う、これは警告。当事者である私から言わせてみれば、あんたはこの事件に首を突っ込めるほど強くない。
【そう言いながら、ポケットから手を出して、こつこつ、とテーブルの端を指で叩いて】

あの鎖をじゃらじゃらしてたやつ。ねぇ、あれをここで振り回したらどうなると思う?
私が仮に鏡の所有者で、あんたを倒すためにこのテーブルを盾にしながら突っ込んだら

あんた、死ぬかもよ?
【そう言って立ち上がり、上から見下ろすように話しかけた】

私だって、無駄に殺伐としたいわけじゃない。……けど、事件に首を突っ込んだら、どうしても深刻にならざるを得ない。
あんたの持ち味は、誰とでも分け隔てなく接する、その甘い精神。でも、それだけでは事件は解決には至らない。
370ミラ :2018/11/12(月)23:52:53 ID:cSr
>>351
>>360
「……ニェット。私がそんなこと、思うわけないよね?」

友達だし、セラフィが一番よくわかってるのじゃないかなとそんなことを言った。
わしゃわしゃわしゃと泡立てて、セラフィの身体を芳香する白い雲のようなそれで包み込む。
痒いと言われた背中は、ついでに爪を立てて掻いておいた。あんまり痛くはないはず。

そんなこんなで全身が泡で真っ白になれば、シャワーを手にしてそれを洗い流す。
綺麗好きなこともあって耳の後ろや脇の下なども、くまなく洗われているだろう。
もっともそれ故にくすぐったかったことは否めないが。

「ダー。くすぐったかったら言ってね、ザクロ?」

続いて柘榴の身体も任されれば、同じような、ある意味慣れた手つきで洗っていくだろう。
ごしごしと、やや激しくもそれであって丁寧に。その背中を真っ白に染めていく。

「……終わったよ。最後、私かな?」
371霜月狭霧◆ClSVHWuVMw :2018/11/13(火)00:00:28 ID:ikX
>>367

「ふーん……あ、そうなんだ。捕まってんだ……へぇ。気が向いたらゲラゲラ笑いに行ってやろうかしら」

――さて。語るべくことは語ったとばかりにプレートを持ち。席を立ち上がる。
爛々と輝く紅い双眸が、雫の上から視線を降らせて。唇が吊り上がった

「その鏡、雫先輩にあげるわ。効かない人間にとってはちょっとオシャレな手鏡になるわよ」
「それじゃあね、お願いについてはちゃんと動いてあげる。現生徒会長に会えたらだけど」

そのまま雫へと向けて顎をしゃくったのなら、艶やかな銀髪を靡かせながら肩で風を切った自信に溢れた足取りで雫の横を通りすぎ。
……最後。雫へと振り向いて

「……別に今日楽しかったわけじゃないけど。また今度どこかへ何か食べに……」
「……行ってあげてもいいわよ!じゃあね!」

最もそれは、雫の受け取り方によって次回があるかどうかも決まるわけだが
勝手に約束を押し付けて、彼女は去っていく

//こちらはこれで〆で……!ロールありがとうございました……!
372久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/13(火)00:05:17 ID:kus
>>368

「こ、こんにちは……」

間の抜けた声を上げてしまう。まさか相手から戸を開けるとは知らず…少し驚いたような表情で理事長を見上げる。
理事長を近くで見たのはあまりない経験で、思ったより大きな身長にも驚かされる。

「いえ…私なんてまだまだ…でもご存知だったとは…恐縮です」
「その…今日は手続きで伺った訳じゃないんです…」
「最近、生徒の失踪であったり…負傷事件であったり…不安なことが多いので。理事長さんなら何かご存知かな…と」

驚いたのも一瞬、平静を保つ。とても優しい笑みを浮かべて、謙遜を。そして不安そうな表情で近況についての報告を。

「あと…鏡について……何か知っていることはありませんか?
私が一度遭遇したことがある、姿が変わってしまう鏡のことです…」

突然、核心に迫る。
373久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/13(火)00:05:33 ID:kus
>>368

//よろしくお願いします!
374伏木霞 :2018/11/13(火)00:08:27 ID:sLu
>>369
知ってる、つーかよく言われる

【残酷、のくだりに敢えて答えぬ様子で、そして続いた忠告には困ったように笑いかける】

まあ、俺やお前に限らず誰だって常日頃殺伐としたい訳じゃねえだろうよ、例外はさておき。深刻になるのが嫌ならパーっと友人と遊びゃ良い話だ
そこに立場も何も関係ない、したいからしてて何が悪い。だから善は悪に掬われる――なんていうのは極論か

まあ確かに目の前の奴から情報も抜けねえ、探ろうとしたら止められる、そんな俺に解決なんて難しいだろうな

【精神でも事実としつつ、精神の一部は否定する。だからってやれることがないと言えば、違うだろうと】

さてさっきの返答だ

現実なんてと言ってるけどよ、お前だってそんな現実は嫌なんだろ? なんでそう思ってるかは、知らねえが

【声に冷たさは乗せず。いつも通りの会話をするような声室で】

ここで振り回す気がねえから路地に行ったんだよ
それにお前が所有者なら、と言うがよ

ありえねえ仮定の話はやめとけ? 本当にその気ならとっくに俺はテーブルの下で喚いてる、まあ自衛のためにこれ貰ったわけだが
優しいのはありがたいけどな

【見上げるように笑いかける、出来やしないと見るわけではなく】
【するはずがないという疑惑の欠片すらないお人好し】
【それでも見せるように鎖に手をかけているのは、ノっているということか】
375霧亡柘榴 :2018/11/13(火)00:10:31 ID:Cju
>>360>>370
「ふぁー……ぁあー……」

頭と身体を同時に洗われる感覚、というのは滅多に味わえない。
どちらも心地よさしかないのだから、身を委ねてすっかり気の抜けた声が漏れる。

「んぅー……ちょうどいいよ、ミラ」

少し強いくらいの摩擦も程よい力加減に置き換わって、夢見心地に目を細める。
全身が泡まみれになってから、シャワーで流されるままになっている間も無意味に声を出し続けていた。
ノリとしては真夏の扇風機を前にしたらあー、とやりたくなるアレに近い。

「ん。じゃあ、わたし、身体、洗うね。セラフィ、髪、お願い」

さて回り回ってミラの番、がしがしと背中を擦る柘榴の力はミラと同等かそれ以上に強い。身体を清潔に保つのは大事なのである。
セラフィーナも洗髪を終えてシャワーで流す段階になったならば、さてふと覗いた悪戯心。
よく考えてみればミラはセラフィーナの反撃を食らってこそいるが、冷水の洗礼は一度も受けていないのだ。
それはズルい。とてもズルい。何事も平等が一番である。
というわけで、水温の調節レバーに手をかけてセラフィーナに目配せ。制止が入らなければ無情にも刑は執行されるだろう。
ミラの身体を洗い流しているシャワーから、ほんの一瞬だけ水が出るという地味に辛い刑罰が。
もちろん柘榴は何食わぬ顔。こういう時だけ調子がいい。
376紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/13(火)00:14:14 ID:8p6
>>371

「何?あいつの事気になんの?なんなら情報教えてあげても……」

そんな事を言っていると、霜月は立ち上がり、去ろうとする、その姿を見つめて

「ふーん、ありがと、まぁ、鏡事件に関して、何か役に立つかもしれないし、ありがたく貰っとくわ」

そう言うと、その鏡を手に取って、ウインクしながら霜月の顔を見つめ返して

「じゃ、よろしくね。ふふ、その時たのしみにしてるよ。白ちゃんも誘って、三人でカラオケとか」

なんて、冗談混じりに言葉を返すと、そのまま彼女を見送る事になるだろう。
ただ、偽聖院は鏡を配る側の人間、その情報を得られた事は大きいと感じた。

「……ま、霜月ちゃんがうまくやってくれるといいけど、他の手も考えておかないと……だよね」

一人になると、そんな事を呟いていたのだった

//お疲れ様でしたー!ロールありがとうございます!
377楠木シンラ :2018/11/13(火)00:21:52 ID:rWH
>>291 >>293

「…………………………」
(……おいよおシンラちゃん、一旦諦めろ。すぐにはどうにもならねえって)

【最後のブレーキなのか、脳内で、今はシンラの意思で体内へ閉じ込めているアニムスの相棒……ベルっちが何やら言っているが、そんなことは今はどうでもいい】
【直接対面の条件がクリアされ、現在の千刃に関する事実は「きゃっかんし」により観測した】
【その胸にある鏡を割ってしまえば、「ともだち」を取り戻せる】
【ナイフか、鏡か、ソーマか。何でもいい】
【拒絶されたとほぼ同時にポケットへ手を突っ込んだその瞬間、柘榴が二人の間に割り込む】
【一人邪魔が増えたとなると確実にこの場で、とは厳しいか。そんなことを考えていると、凛とした瞳が、言葉となった意思が、シンラへと向けられる────】

「────ふ。ふふふっ。あははっ。あははははっ……!」

【『台詞』を黙って聞き終えると、腹の底から笑いがこみ上げてくる】
【おかしくなった今のシンラには、それがあまりに可笑しくて】

「貴女、軽いわ」
「分かって、って。貴女こそ「ともだち」のこと、何にも分かってないくせに」

【シンラにとっては、「ともだち」を閉じ込める虚像でしかない千刃を守ろうとする柘榴に向けられるそれは嘲笑であり、侮蔑であり、隔絶】

「もうちょっと待ってて、千尋」

【打って変わって、優しい笑顔で千刃の方を向く】
【だが、その真っ黒な瞳は千刃ではなく、その中の「ともだち」へ向けられて】


「アタシと、千尋は、何があっても「ともだち」だから……絶対、すぐに“それ”から出してあげるから」


【そう言うと、玄関の方へふらふらと歩いていく】
【諦めたわけではない。確実に助け出すための支度をするために】
378理事長◆uj6Bxdmutc :2018/11/13(火)00:26:25 ID:RRf
>>372

「―――ええ、知っていますよ。」

突きつけられた核心をあっさりと受け入れる。
とぼけて済むならそれでいい。生徒と他愛のない言葉を交わして、それで終わるなら。
だがそうでないのなら。隠す意味はない、これから通る道に過ちは無いのだから。

「どなたか、友人が居なくなってしまいましたか?
 それとも姿を変えてしまいましたか?
 大丈夫です。今は居ない生徒も、”直ぐに帰ってきますから”。」

丸眼鏡の向こう、柔和な瞳が少女に微笑む。

「ですので。どうか、貴女は何も心配なさらないで。
 もうすぐ、すべて戻ってきますから。貴方は貴方の日常を。」
379薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/13(火)00:28:11 ID:kcU()
>>374

ホントに──
【変なヤツ、と心の中で付け加えて、再びポケットに手を突っ込んだ】
【まるで、こちらの心配など素知らぬ顔で、周りに対してこっちが神経擦り減らしても、それすら意に介することもなく】

【だが、それでもどこか憎めない。度を越したバカで、お人好しで、そういうところに、人は惹かれるのだろう】
【白は小さく「はぁ」と溜息を吐くと、ゆっくりと霞から離れて、口を開いた】

私は、いつだってこの"現実"と隣り合わせに生きてきた。必死に考えて、身を寠して、順応してきた。
それで漸く、釣り合ってきたの。現実を変える?相手は強大で、逆らったら本当に居場所がなくなってしまう。

……だから、私は雫の陰に隠れて、隠遁する。現実から目を背けた卑怯者と、罵りたければ罵りなさい。
この事件で、"部外者"であるあんたに言えるのはここまで。それをどうするかは、さっきも言ったけれど、あんたが考えなさい。

私は、我が身可愛さで時雨や朧、千尋に情報を開示してほしくないと伝えた。それが結果的に事件の全容を審らかにするきっかけを、遅らせるかもしれないけど。
だから、それを選択する余地を、あんたに与えた。だけど、あんたは部外者。協力するしないの強制力は、生徒会や風紀委員ほど強くはないはずだから。

以上よ。なにか言いたいことがあるのなら、雫か、ホストの土間徒ってやつを通しなさい。
【そう言って、彼女はこの場から去ろうとするだろう】
380セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/13(火)00:29:33 ID:6q4
>>370
>>375


「……んにゃぁ、ミラはズルいよ。むぅ……」

【そんな風に、聞き返される形でそう言われたのならば】
【自分がそうであるように、彼女がそんな筈がない。ザクロにしたって同様だろうし……だから、まともに反論できないのを】
【ちょっとだけ膨れ面だけれども、それ以上に嬉しそうでもあった……そんな表情も、背中を掻かれたら表情を蕩けさせるわけだが】
【隅々まで手を入れられた身体は。なんだか新しくなったような気分】

「セラフィは? セラフィのも気持ちいいー?」

【すっかり心地良さそうな声を出しているザクロ。最後までしっかり手を抜かず、シャワーで流し切ったのならば】

「任せるにゃー!! ミラの髪も、セラフィが気持ちよくしてあげようっ」

【すっかり自信満々に、今度の彼女の髪は短い黒髪であるけれどもそれを雑にする理由にもせず】
【手櫛を通して、しっかりとその髪を解してから、シャンプーを馴染ませて、それからトリートメントをして。最後はそれを流すだけ】
【……その段階になったところで、ザクロの思惑に気付いた。成る程、確かに……彼女だけは今の所一人勝ち状態である】


「……ふっふっふーん」


【違和感が出ない程度に、ニヤニヤしてしまいそうな口元を鼻歌で誤魔化しながら】
【一瞬だけ、冷水が出る瞬間、ミラから離れるのであった――元より、こういう悪戯は大好きなものだから。によによと笑いながら】
381久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/13(火)00:39:59 ID:kus
>>378

「そう……ですか」

表情は変わらず、少し残念そうなトーンで言葉を口にする。
しかし…この時点ではまだ分からない『消す』判断は下せない。
鏡の騒動の規模は大きく、理事長の元にもどういったものか詳細は流れてきているだろうから。

「友達…だけじゃありません。『みんな』です。私は『みんな』が幸せな世界を作りたい。その為には、あの鏡は不要です」
「あの鏡のせいで、何人も…何人も何人も何人も、不幸せになっているんです」

依然表情は笑顔のまま、しかし静かな怒りが見て取れる。

「理事長さん……何故そう分かるんですか?すぐに帰ってくると…保証はどこにあるんですか?何故…そう言えるんですか?」

表情と裏腹な無機質な声が、室内に響き渡る。
382伏木霞 :2018/11/13(火)00:41:14 ID:sLu
>>379
【ため息と離れる白を見ると、彼は少し内を翳らせる。慣れるものとは言うが、こういう精神には慣れにくいのが事実】
【良くも悪くも彼は自己中心的な精神】


そうか、逆らえば居場所がか。…………今、逆らってるだけお前はよくやってるよ

あ? 罵る気はねえよ、お前が考えて相談した末で、雫もそれを選んでるなら俺がそれを罵る権利なんてどこにもねえだろ、それこそ俺はその話の部外者だ
まあ好きにさせてもらうぜ、言うも隠すも促すも、だろ?

…………我が身可愛さ、ねぇ
まあその点は今の立場が好都合かね、ややこしくならずに済みそうだ、この辺りは時雨たちにも感謝かね

…………なんかアイドルの事務所みたいなことになってんなお前の状況
……あー、一応聞きたいんだが……鏡はもうお前のとこには『ない』んだよな?

【去り際の彼女、最後に聞くのはそれであり】

あんまり無理すんなよ、どいつにも話せねえことができて溜まりそうなら俺を壁だとでも思って晴らしに来い
危なくなったらちゃんと無事にやれよ? 白

【最後に言うのは内心と一切の齟齬がない台詞】
383ミラ :2018/11/13(火)00:46:55 ID:o2Z
>>375
>>380
「ふぁぁー…………ぁぁ……っ」

誰かに洗ってもらうとはこんなにも心地がよいものなのか。だらんと垂れた両手は、2人に身を委ねている証左。
温かいシャワーははまさに天の光、現代文明の恩恵である。しっとりと濡れる黒髪の下、いつもの無表情を人知れずふにゃりと崩して。

「ぴいっ!?!?」

――瞬間、"制裁"は下った。温水は途絶え、降りかかる冷水の雨。天国から一気に叩き落とされたかのようなそれに。
びくぅっ、と椅子から10cmは跳ね上がる少女。裏返った素っ頓狂な声は、風呂場という閉鎖空間でとてもよく響く。

「ざ、ザクロぉ……」

寒さにぶるり、と震える身体と声。ちょっと恨めしそうな目で、ちらりと頭を洗っている柘榴の方を一瞥した。これでおあいこ様である。
そんなわけで騒がしさは尽きないまま、体を洗いあうという一大イベント(?)は終わりを迎えた。いよいよ湯船に突入だ。
384薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/13(火)00:51:35 ID:kcU()
>>382
……ないわよ。言ったでしょ、在庫は大幅に減らしたって。
鏡だって、いわば異能力の一種で、無辺際に生み出すことのできるものじゃない。燃費がいいのか悪いのかは知らないけれどね。
【ふん、と鼻を鳴らし、振り返ることなく告げると】

気をつけなきゃいけないのは、あんたの方よ。余計なお節介かもしれないけど、時雨(かのじょ)の負担をこれ以上、増やさないで。
風紀委員だって、生徒会だって、もちろん特権的な階級やポストは与えられるかもしれないけど。

彼女たちだって、一人の学生なんだから。周りを不用意に搔き乱すだけなら、やっぱりあんたはこの事件から退いた方がいい。
でも、それが嘘じゃないって言うんだったら。……雫にでも、指導を頼んでみれば。
【そう言い残して、白は店内から出るのだった】

//こちらは〆で!ロールありがとうございました
385霧亡柘榴 :2018/11/13(火)01:01:13 ID:Cju
>>380>>382
「セラフィも、気持ちいいよー……」

へにゃへにゃっとした言動、お風呂場独特の空気にぽややんさはいつもの五割増し。
しかし人には非道にならなければならない時がある。柘榴にとっては今この瞬間がそうであった。

「……どうしたの、ミラ?」
「もしかして、水道の、調子、悪いのかな。ね、セラフィ?」

冷水の制裁が落ちたのをミラの分かりやすい反応で確認して、しれっとすっとぼける柘榴。ミラの無言の抗議も素知らぬふり。
ここまで来たら共犯とばかりに、家主であるセラフィーナまで巻きこんで偶発的な事故だと主張するのであったとさ。
一悶着はあったものの、なにはともあれ後はゆったり湯船に浸かるだけ。
足からそっと差し入れて、肩までお湯に飲まれるのは一瞬の出来事。

「あー……ったかーい……」

柘榴は二度目だが、それでも良いものは良い。ほわーっと長くゆっくり息を吐く。
上気した顔を浴槽の縁の上に組んだ腕に乗せて、包みこむ温もりにすっかり身体の力を抜いた。
縛ってもいない豊かな髪が水面に広がりゆらゆら揺れる。本来はマナー違反なので余所ではちゃんと髪をまとめましょう。
386伏木霞 :2018/11/13(火)01:02:46 ID:sLu
>>384
そうか、お疲れさん。大量に撒けるなら良さそうな気もするけどな

【誰の苦労も知らずに彼は労って】

……なぜそこで雫なのかわからねえが、まあ、気に留めとく

【その後の忠告には少し目を見開いて、頭を掻いていた。ばつの悪そうに】
【自分の想定と違う方向に向かった時が、人は脆いとも言うが】

…………耳が痛い話だ

【白が店から去った後にそう呟く。負担をかけようとしたつもりもなければ、掻き乱すつもりだって勿論なかった】
【少なくとも、彼の思考回路にそんな考えは周囲が巻き込まれた時から消えていた。掻き回す理由がなくなっていたはずで】


…………まあだから、理想は理想か。難しいもんだ
……とりあえず、話は聞かれねえ限りは隠しとくかね

【コーラを飲み干して、会計を済ませると霞は少し間を置いて店内から出た】
【ある種、自分が直接それを手にしてないのは幸福とも不運とも思いながら、通る道は学園へと】

//ロールありがとうございました!
387理事長◆uj6Bxdmutc :2018/11/13(火)01:15:30 ID:RRf
>>381

「ええ。私もその通りだと思います。
 ”みんな”が幸せにならなければならない。子供たちが不幸な目に遭っていい理由は無いのですから。」

拒まないのならば、男は少女の手を握るだろう。
変わらない微笑み、その言葉は一切の偽りなく真実。

「この学園の生徒の名前は、すべて覚えています。そして
 望月唯。花表千刃。更科柚子葉。大由里優菜。大暮信也――――守れなかった生徒の名も、忘れた事はありません。
 ―――”みんな”、幸せにしなければ。それが大人の義務でしょう。
 子供に降りかかる理不尽に、黙って居られる人間をそうは呼びませんから。」

「私達は、生徒を守る事こそが責任であり義務であり、この命の意味です。
 学園の教員全てが、この志を共にしている筈です。例外は一つ、ありましたが。」

学園の教師が生徒に手をかける事だってあって。だからこそ。
その責任を取らなければならない。奪った幸せを返さなければならない。

「助けたいと願って、それでも叶わなかった事。きっと、あなたにもある筈です。
 そして今でも未だ、その思いは残っているでしょう。
 保証は私がここに居る事、では駄目でしょうか。」
388久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/13(火)01:30:31 ID:kus
>>387

「じゃあ何故行動に移さないんですか?貴方なら取り返すことが出来るんですよね?なら何故やらないんですか?」

握られるては拒まない。触られた方が消しやすい。近づいてくれるならそれだけで好都合だ。あくまでも懐疑的に、問い詰める。

「貴方は何がしたいんですか?貴方はどういう行動をとりました?『みんな』の幸せを取り返す為に貴方は何を…」

ジッと見つめる。この人間の正体を少しでも見破りたい。

「確かに、私1人じゃ手に余る事案はたくさんありました…でも、死なせたことはありません。貴方のように見殺しになんてしたことない……」
「貴方は…何者なんですか…?貴方が鏡に関与しているのは先ほどの発言で分かりました…私は貴方を信用することができない」

キリッとした目つきで、睨みつける。
389ミラ :2018/11/13(火)01:32:53 ID:o2Z
//申し訳ないです、眠気が限界なのでそろそろ凍結して頂いてよろしいでしょうか……!
390セラフィーナ◆j3f5sp1Rcs :2018/11/13(火)01:34:25 ID:jDr
/私は大丈夫ですよー!
391霧亡柘榴 :2018/11/13(火)01:35:38 ID:Cju
//こちらも問題ないですよー、凍結了解です!
392セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/13(火)01:40:46 ID:6q4
/あっ、申し訳ありません……柘榴さんのレスを見逃しておりました、申し訳ないです……
/すぐにお返事しておきます……!!
393理事長◆uj6Bxdmutc :2018/11/13(火)01:52:14 ID:RRf
>>388

「失敗は幾度となく繰り返しました。けれどどうか、見殺しにしたことだけはありません。
 貴方と同じだと、思って下されれば幸いですが……」

どれだけ手を尽くしても救えなかった生徒。手の届かない場所で零れた命。
失敗は無数。失った命の数だけ。それでも、その時にできる手は尽くしていて。
どうしようもなかった、それしか言えることは無く、今までは。

「失敗は、本当にありませんでしたか?
 貴方の目の前でなくとも、貴女では救えなかった誰かは、本当に思い当たりませんか。」

「もしもあるならば、貴方と私は”協力”出来るはずです。皆を幸せにするために。
 鏡の事件について関与していることは事実です。その先はまず、答えを聞かせてください。」

//すいません一度凍結させていただいても宜しいですか?
394セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/13(火)01:53:49 ID:6q4
>>383
>>385

【降りしきる冷水の雨。いつもクールで格好良いミラからは想像もできない、甲高く可愛らしい絶叫】
【実に大満足である。悪戯大成功、とでも叫びだしそうであったが……ザクロはそれどころか、すっとぼけるつもりらしかった】
【ならば、乗らない手はないだろう。正しく悪戯娘の顔が久々に思い切り持ち上げてきて、口元を片手で隠しながら】

「そうだねー、ザクロ。たまにこういうことがあるんだにゃー、不思議だねー?」

【家主がそう言い切ってしまったのならば、最早否定する材料はありはしまい……たとえ、どんなに怪しくっても】
【こうして、ミラへの色々な仕返しを終えたのであれば。セラフィーナにとってはようやくと言った具合の、浴槽の中である】
【チャプン、と足先で温度を確かめたならば。その後ゆっくりとその身体を沈めて】


「はぁぁぁ……いきかえる、にゃぁ……」


【雪国の出身であるとは言え、何だかんだと低い気温は少女の身体を冷やしていった。温かいお湯はその身体を急速に解していく】
【お風呂場でのマナー違反など今更気にしない。水面に揺れるザクロの髪と、指先で戯れながら】
【ミラへと向けて。彼女も早く中においでと、ジェスチャーをするのであった】

/遅くなって申し訳ありません……
395久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/13(火)01:57:12 ID:kus
>>393

//凍結了解しました!本日は夜遅くまでありがとうございました!
396花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/13(火)02:50:24 ID:XP0
>>293 >>377

眼前につき付けられる、『死』への現実。喪った欠落を想う心は、千刃とて痛いほど理解できた、共感できた、だからこそ――――
その胸中は焼け焦がすほど苦しかった。狂いそうになるのを堪えて、唇をきつく噛みしめるしかなかった。

「ざくろ…………」

この世界で孤独に投げ出された千刃の前で、今たった一人の親友、柘榴の助けはいとも明るく映るものか。
そうだ、今…ここに居るのは私だ。"これ"は千尋が望んだ変わりない私の筈だと、彼女の言葉に少しだけ信じる事が出来た。
千刃は瞳にまだ頼りない光を取り戻して、シンラに、自分に向き合おうとするが……。


「……っ!」

そのにこやかな言動と実存は、恐ろしいまでに乖離していたのだ。彼女は"私を人として"見ていない。

千刃にとって、こちらに向けられたその笑顔は、彼女の懐で眠るナイフの刃先よりも、鋭く胸に突き刺さる。
引き上がってくる、喉の奥底からの短い悲鳴。千刃はその時瞳孔を幽かに狭めて、再び顔を逸らすしかなかった。
夢路じみて歩み去るシンラの残した言葉は、彼女の心の中、首を締めるように絡みついて、どこまでも生々しく胎動した。

「私は…………」

千刃は来訪者が往ったその後も、ずっと同じ場に立ち尽くしていた。
両手を見詰めて、指先がわなわなと震えている事に気付く。"温もり"が欲しい――――――。
千尋を喪った先ほどの少女とて、それは変わらず同じはずなのに……。

彼女はしなと床の上で膝の力を失い、凍える身体を抱いて項垂れた。

柘榴に抱かれていたサブローの哀しくハの字に垂れ落ちた耳すらが、彼女の苦痛の余韻を映し出しているようだった。
397霧亡柘榴 :2018/11/13(火)03:40:26 ID:Cju
>>377>>396
彼女達にとって『花表千尋/千刃』という存在は閉ざされた猫箱に等しい。
人は箱の中の猫を、生と死が重なり合った状態として認識できない。あるのは常に生きているのか、死んでいるのかのどちらかだけ。
その観測した結果が、今回はたまたま互いに異なっていただけの話。
そして厄介なことに、この猫は箱の中で任意に殺すことが可能ときた。

「……うん、そうだよ。きみの、『ともだち』のことは、知らないし、会ったことも、ない」
「シンラに、とっては、大切な人、かもしれない……けど、わたしは、千刃に、千刃のままで、いてほしい。だから、ごめん」

齟齬という種子は一度芽吹けば容易く軋轢へと成長し、麗しくも棘のある決裂の花を咲かせる。
突き刺さる軽蔑を、冷笑を受けても決して引き下がることはなく、謝罪を口にしても対立の姿勢は崩さない。
詫の意がないと言えば嘘になる。『花表千尋』という存在を蔑ろにしている形になっているのも理解している。
けれどそれでも、彼女はその全てを背負ってでも『花表千刃』でいてほしいと思うのだ。

玄関に向かうシンラの背中をその場から動かないまま見送って、再び家の中が二人だけの生活の空間になったのなら。
優しくサブローをカーペットに下ろし、立ち上がれば今だけは柘榴の方が頭の位置が高くて。
震える身体を見てとって、その寒さに思いを馳せる。きっとどんなに北の雪国でも敵わないのだろうと。
人肌程度でどうにかなるとは到底思えないけれど、彼女にとっての最たる『温もり』に近いのがそれだと分かっていたから。

「大丈夫、千刃。大丈夫、だよ」

正面から、膝を折った千刃の身体を抱きしめる。凍えてしまわないように、寒さで震えることのないように。
ふわりと浮かべた腑抜けた笑みで、彼女が安心してくれるかどうかまでは柘榴には窺い知れぬこと。そうであればいいと願うしかできず。
398花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/13(火)04:26:22 ID:XP0
>>397

肌を冷やし、指先の感覚を無くしていく。この感触はまさに、彼女が死んだあの時と同じ苦しみだった。
千刃にとって、人ではない、という冷たい言葉は激しい土砂降りのように矮小な心に降り注ぐ。
それでも、今の彼女には傘を差して雨を避けてくれる存在がいる。

「…………ありがとう」
「…本当に」

死者の虚像、その自分という不確かな存在を、再び一人の人間として認めてくれる彼女の底知れぬ思いやりに胸を打つばかりだった。
彼女がこうして『温もり』を与えてくれることで、どうしようもないこんな現実にも、少しだけ前向きになれるのだから。

まだ自分は彼女に何も返すことは出来ないけれど、虚像でさえ暖かいこの体の温度は少なくとも知ってもらいたくて、抱きしめる。
だから柘榴の小さな胸に、少しの雨が降ったのは、多分一瞬の事だった。

「食べよ。苺大福」

夕立は去る。濡れた頬を窓から射し込む橙色の太陽で僅かに照らして、千刃はいつもの通り微笑んだ。
お菓子でも何でも食べるサブローが二人の周りを飛び跳ねて喜ぶので、慰められるように彼女らも笑ったのだろう。

//お二人共、お疲れ様でした…!
399花表 千刃◆fAiBro2NmQ :2018/11/13(火)04:28:00 ID:XP0
【名前】花表 千尋(とりい ちひろ)
【性別】幼女
【学年・職業】11才 初等部 小学5年生

【容姿】146cm。うさぎが大好きで、ぬいぐるみを自分で改造したリュックを背負い、中に子兎「サブロー」を飼っている。
    桜色の髪と瞳に可憐な出で立ち、通学時は桃色のカーディガンに制服という落ち着いた格好だが、プライベートの際は独創的なファッションセンスを爆発させる。

【性格】元気溌剌な11才。自然体で人懐っこく振る舞い、とにかくスキンシップが多い。コミュ力オバケ。
    幼少期に起こったある事件から、一人になることに大きなトラウマを覚えている。
    
【能力】能力名:「ビヨンビヨンド」
    自身、又は触れた物体に対して強力な弾性を付与する能力。命名はビヨンビヨンのバネ擬音 + 英単語のBeyond (遥か彼方)。        
    弾性をもった対象は能力者本人がそれを解くか、あるいは一定の距離を離れることでしか解除されない。
    また閉所では目まぐるしい高機動で相手を翻弄することも可能である。主な武器は耐久性のあるヨーヨー。

※ ※

【《災厄の鏡》-《花表 千刃(とりい ゆきは)》】

【出自】
千尋が拾った子供用のピンクコンパクトに偶然嵌め込まれていた『災厄の鏡』を使って変貌した。
鏡は千尋が心の底から渇望する存在である亡き姉の姿を映したので、外見は彼女をそのまま成長させたようなものになる。
生前の千刃は過去に異能犯罪で誘拐された千尋を助けるが致命傷を負い、豪雪降り積もる倉庫の中怯える彼女に体温を分け与えながら息を引き取ったという。
今の彼女らは姉妹ごとに曖昧に人格が分かれており、記憶自体はある程度共通している。
千刃の人格は彼女を最もよく知る千尋の認識に基づいているが、もはや"魂の継承"にも近い再現度で、生前の本人と遜色が無い。

身体の年齢は高等部2年生の、およそ16才半ばに相当する。陸上部で鍛えた健康的な身体は実り、生まれつき桃一色の身だしなみは底なしの優しさを滲ませ、どこか幼気に笑う。
服装は夏向きの半袖セーラー服で白と鴇色という珍しい配色。秋や冬は寒いので柘榴から貰い受けたパーカーを上から羽織る。168cm。

【能力】能力名:「アマアマアーマー」
  異能力を用いた強靭な特化装甲を身体に纏う力。使っている間ビヨンビヨンドは併用できない。
  同時に武装としてサーモンピンク色の眩しい機械の鎌を出現させる事ができ、鋭い刃は異能の力をも断ち切るほど。
  鏡の状態はシルバーであり平均よりも強い力を発揮するが、独りで居る時間が長いほど、狂ったように人の『温もり』を求めるようになっていく。

※ ※

【概要】
生まれつき異能力をもって生まれ、優しい両親に愛されて育った少女。
厳ついあんちゃんにも元気よく挨拶していくほどだが、素直すぎて騙されやすいのが玉に瑕。

【イメージ画像(千刃)】




//更新です
400久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/13(火)08:43:14 ID:kus
>>393

「………そう…ですか」

彼の目は嘘はついていなかった。彼女の異質で、恐ろしさすら感じる雰囲気の前、嘘は通用しないと踏んでいる。
その状況下でさえ、全く嘘の雰囲気がなく、真実と認めざるを得ない状況を作り出された。

「私は失敗なんてしていない…ただ、私は自分1人でみんなを幸せに出来るなんて思っていない。私に出来ないことは、私以上にそれが出来る人に託しています。そこに間違いが…あるはず無い」

気丈な目で理事長を見つめる。しかし、人間である以上、ミスは失敗は必ず起こしている。記憶を見返しても確実に、失敗でないと胸を張って言えないものがある。失敗していない、あるはず無いという言葉は確信というよりかは懇願。それに気付くことも理事長からすれば造作もないことか。
幸せな世界を作る。皆が幸せになることを望む、それは人一人の身の丈を遥かに超えた大欲。鏡の主がそれに気づかないはずもない。

「協力…?どうやって……?貴方はどうやってみんなを幸せにするつもりなんですか?それが分からない限りは、私は貴方を信じない。協力は出来ません」

まだ正体がわからない以上頭ごなしに否定するのは、彼女の言う不平等に相当する。だから、理事長のプランには耳を通す。
しかし…只ならぬ雰囲気を雰囲気を醸し出す理事長に、彼女の脳は警告音を鳴らしていた。
4012E1eDx.7oE :2018/11/13(火)15:06:00 ID:Duq
「高等部長は消え、理事長がついに動き出した。さぁて、私はどうしようかしらね」

状況は大きく動き始めている。
あの高等部長が敗れ、学園からいなくなった。そして、ついにその裏で糸を引いていた理事長が動き始めた。
鏡伍姫は、ここからどう動くか悩んでいた。

「気に入らないのよねぇ、進化だの生徒を守るだの。そんなものの為に、私はアレを与えたわけじゃない。悪どい事をしてる癖に大層な御託だけ並べて、ほんと笑っちゃう」

鏡伍姫の目的は、あくまでも学園の破壊。鏡を利用して進化を促し、最終的に学園都市を守ろうとしている理事長の一派とは明確にその目的を違えている。
言ってしまえば、気に入らない。そもそも、協力していたのだって高等部長に主であるワール博士が脅されていたからだ。そのにっくき相手が消えた今、もはや協力する理由もない。

「……そろそろ潰しちゃおうかしら。情報を全部バラしてやるのも面白そう」

というわけで伍姫は、どんな嫌がらせをしてやろうかと頭を使って考えていた。潰れてくれた方が、自分としては好都合だ。
あまりにも大規模になりすぎた。都市伝説が表舞台に出てきて良いはずがない。ここで一度潰し、再びひっそりと闇に蔓延る都市伝説として、鏡の魔女に戻る必要がある。

鏡の間。一面が鏡張りとなった部屋に、彼女の声だけが響く。そこに訪れる者は―――

*

王偉烈火は目覚めた。
あの不可思議な夢が終わった後に意識が戻り、傷も癒えて程なく退院した。

「……あれから一体どうなった?」

紅組の本拠地に戻り、一人どうすればいいかを考える。
本丸を潰さなければ、この事件は終わらない。歪みきってしまった彼女もまた、怪物のままだ。

「……やはり、一度直接赴くしかないか」

やはり、自ら行って、本人から直接話を聞くしかないのだろうか。鏡が一体どこで量産されているのか、それすらも知らない。それらを突き止めなければ、終わらせられない。

ここで死ぬつもりはない。誰かの助けを借りるつもりもない。自分は自分の動き方で、一人で終わらせる。
彼女を救うなんて、甘い考えもない。感傷はいらない。次に会った時は、歪んで捻れ切った彼女の精神を、一度殺してやる。

烈火はまた、そうして新たな動きを見せようとしていた。

//絡み待ちです
402ミラ :2018/11/13(火)15:44:23 ID:o2Z
>>385
>>394
「つ、つめたい……むむむ……」

シャワーが止まれば、少女は頬をぷくりと膨らませた顔を上げる。ぼろぼろと髪から滴り落ちる雫は、心なしか涙のようにも見えて。
言い返そうにも確固たる証拠なんてものはない。結局、事件は迷宮入りしたまま泣き寝入りすることになるのだった。

「ふぅぅ……ぶくぶくぶく……」

ちゃぷんと足を水面につければ、あっという間に肩まで湯船の中に吸い込まれる。その温かさが五臓六腑に染み渡る。
自然にふにゃあと気は抜けて。少女の瞳は細められ、口は少し間が抜けたようにぽかんと開く。
そのまま溶鉱炉に沈んでいくター〇ネーターの如く沈んでいき、しっとり濡れた黒い半球だけがそこには浮かんでいた。

//お待たせしました……!
403理事長◆uj6Bxdmutc :2018/11/13(火)16:28:54 ID:RRf
>>400

「ええ。それは正解でしょう。至極真っ当な手段だと思います。
 ですがそれでは真っ当な結果しか得られない。幾つかの犠牲の上に幾つかの幸福を積む。
 みんなの幸せには届かない。貴女ならきっと、わかっている事かと思います。」

少女の言葉から自信が失われていく。理想を語る様な脆さ。
それは確かに失敗などではなく、寧ろ正解と言えたとしても。それでは現実的な結果しか得られない。
皆の幸福、それは決して現実的な願望ではないのだから、そこに届くことは無いと。

「鏡は異能力者の進化を促す道具。私達は、能力者の王に至る力を探しています。
 能力者が心無き兵器に見える輩から、この学園を、生徒達を守るための力として。」

「そして。異能力と言う奇跡が何千と集うこの学園都市ですら、死者の帰還と言う奇跡は無い。
 だが進化の終点、王となる力が成し遂げられる。非現実的な結果すら得られる。
 零した命を拾い上げる奇跡を作り出す。それが私の目的です。」

少女の脳に警報が響き渡れど、あくまで男は優しく語り掛ける。
握る手の温度は温かく、送る視線は娘に向ける様な。

「……朱音さん。私にとっては、貴女も零してしまった一人なのです。
 恨んでください。憎んでください。貴女の痛みの責任は、すべて私にあります。」

少女の過去を、男は知っている。壊れる程に幸福に焦がれ、自分の命の価値を見失うまでを。
それに手を出せなかったのは自分だと。救えなかったのは自分だと。

「どうか、どうか今こそは貴女の力に成りたいのです。
 貴女は芽だ。それだけの理想を叶えられる可能性を持っている。
 貴方が望むならば、私はそれを叶えられます。」

差し出す鏡はきっと、彼女が知る物より幾らか古びた代物。
オリジナル。量産品でない原初の鏡の一つ。それを、彼女に。
404霧亡柘榴 :2018/11/13(火)17:02:55 ID:Cju
>>394>>402
「ばばんばばんばんばーん……」

湯船に浸かってすっかり気も抜け、とうとう昔懐かしの歌まで口ずさみ始める脱力具合。
水面に揺れる髪をセラフィーナに遊ばせるまま、この夢見心地のまま夜景も堪能しようとふと振り返り。

「皮蛋……!?あ、違う、ミラ……!?」

真っ黒な浮石にびっくり仰天、ぶくぶくと弾ける泡沫に世の無情を感じ入るどころじゃない。
どう見ても水没現場でしかないミラの呼吸をまず確保するべく、とりあえず脇を抱え上げてやろうと。
浮力が働いているから、柘榴による異能がなくてもさして苦労はしないはず。
なんならそのまま後ろから抱えた状態で、湯船に浸かり続けているのかもしれない。
そんな感じで多少のてんやわんやこそあったものの、長閑に引き伸ばされた時間はまったりと過ぎていくことだろう。
もちろん風呂から上がった後もお楽しみはまだまだ続く、それこそきっと夜が明けるまで。

//いえいえ、こちらも今見返したら安価ミスしていましたしお気になさらずっ
//ただ今日は安定して返すのが難しいので、長く拘束してしまうのも申し訳ないですし、できればそろそろ〆にしていただきたく…!
405uj6Bxdmutc :2018/11/13(火)17:49:29 ID:mQo
>>403
//すいません今からバイトが始まるので返信は21時以降になると思います
406砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/13(火)20:26:32 ID:9aj
【すう、と深呼吸。背筋を伸ばし、右腕をゆっくりと挙上する】
【焦れったい速度で、肩より高く、授業で自信をもって答えるみたく指先までぴんと】
【頭の上でぐーぱーぐーぱー。拳、肘、肩の順にぐるぐる回してみる】

ん、治った!

【ギプスが外れて数日、痺れは残るが、強く力を込めても痛みはなく】
【廊下にて小さくガッツポーズで喜びを表す、紫髪の女】

イミルたちにお礼言いに行かなきゃね。
それに、高等部長(アレ)の結果も気になるし

【白くなった頬の切り傷をかいて、苦笑い。強行退院を敢行してからこっち会っていないのでちょっと後ろめたい】
【あの時助けてくれた風紀委員の彼らや、黒幕に立ち向かう生徒会の奮闘も知らず呑気なもの。軽いスキップで校舎の廊下を進むが】
【その足取りも、ある教室に近づくにつれ、徐々に重くなる】

でもまぁその前に、この壁を乗り越えないと――……!

【聳え立つ引き戸がいつもより厚く高く感じ、思わず見上げる。入口窓には“補習中”の張り紙】
【テスト期間中、結局最終日まで図書館でのマンツーマン指導を受けたにも関わらず、結果は惨憺たるもの】
【だがこの補習の最後にある再テストの結果如何で、明日以降の補習を免除されるとかされないとか。】
【バツだらけの答案と付箋びっしりの勉強ノート片手に、意気込んで戸に手をかける。いざ――】

……ボクだけだったらどうしよ

【ぱっと手を離す】
【臆病風に吹かれて、そうっと隣の窓から中を覗き込んでみたり。挙動不審】
407ミラ :2018/11/13(火)20:52:13 ID:o2Z
>>404
//こちらは〆でも問題ありませんよ!
408有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/11/13(火)21:16:08 ID:4uL
>>406
……理不尽ッスよねぇ。

【彼女が覗き込んだ窓の向こう側。その部屋の中にて、机の上に置かれた赤文字だらけの答案用紙と睨み合う少女が一人】
【ぼさぼさの頭を警備隊の腕章を掲げた腕で掻き、ウンウンと一人きりの部屋で静かに唸る】

学園に貢献してるボクッスよ。普通こういうのって免除になると思うんスけど。

【その言葉通り、少女は学園都市全体を警備する警備隊の一員である。そして同時に、この学園の生徒でもある】
【生徒であるならば、いずれ来る勉学は避けられない。しかし少女は避け続けた。ある日は見回りを言い訳に。またある日は授業自体をバックレるように】
【しかしテストばかりは避けようがなかった。学園からの再三の要請と、警備隊上層部からの圧力に挟まれ、行き場を無くした少女の終着点】

【この赤文字だらけの答案の示す通り、結果は酷いモノであった。文句なしの補修教室行きである】
【そして酷い悪あがきと抵抗の結果、ほぼ強制的に連行されたのが、この教室という訳】

こんなの出来るヒトに任せりゃいいんスよー。ボクには無関係ッスからー。

【一人寂しい忌み口が炸裂する教室を目の当たりにした人物の感想はいかに】
409セラフィーナ◆ysp4J1dwSE :2018/11/13(火)21:18:57 ID:6q4
>>402
>>404

「ふーんふんふんふんふーん」

【ザクロの鼻歌に呼応してか。祖国の民謡をセラフィーナも口遊み始めたのであれば】
【誰かと一緒に入るお風呂は、いつもよりも暖かに感じる。湯船に浸かるよりもサウナのほうが好きなのだが】
【今日に限っては、一人で入るそれよりも遥かに楽しくて。浮かぶ鈍色の糸を、実に楽しげに弄んだならば】

「あ! あざらし!」

【ぶくぶくと沈んでいったミラの姿には、水面から顔を覗かせるアザラシの姿を連想するのであった】
【息を出来ているのか心配だったのはザクロも同じようで、助けに行ったのならば……溺れる要素もあるまい。大事にはならないだろう】
【それよりも。彼女がザクロへと抱きかかえられのならば、その姿をじっと見つめた後】


「……セラフィも!! セラフィもー!!」


【ばしゃあ、と飛び込むように、無理矢理に彼女達に混ざろうと飛んでいくのであった】

【そうして、ゆったりと体を温めたのであれば。お風呂から上がって、パジャマに着替えたならば、夜はまだまだ終わらない】
【皆でテレビを見たり、ゲームをやったり、お菓子を食べたり。枕を寄せ合って女子トークだとか、最後には寄り添い合って眠るまで】
【楽しい時間は、終わらない】

/遅くなってしまって申し訳ありません……!私の方も今日はこれ以上返せるかわからないので、こちらからはこれで〆で……!!
/乱入から長い間お相手頂いて本当に感謝です……楽しかったです、御二方本当にありがとうございました!!
410黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/11/13(火)21:19:54 ID:vxZ
>>401
「失礼します。」
紅組のメンバーのフリをし、黒マスクで素顔を隠した私は紅組の本拠地へと足を踏み入れる。
王偉烈火がどんな男か、興味があったからだ。
不良である私もあの人の噂は聞いている。
なるほど、あの男が…

「考え事でも?烈火さん」
私は王偉烈火に声をかける。
その辺に居る不良達とは格が違う。
カリスマ性を感じる。
何か考え込んでる感じだけど、王偉烈火のオーラは噂以上だ。
だけど私はそれにビビらず、王偉烈火の眼を見て、決して視線を逸らさずに近くへと歩いて行く。
此処まで来てナメられたく無いからね。
411砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/13(火)21:33:08 ID:9aj
>>408

――――つらい。

【本音が漏れた】
【知らない人と二人きりである】
【駅とかバス停とかなら全く気にしない】
【苦手な勉強という空間において、その境遇を、彼女と分かち合えるだろうか】
【不安に唾を飲んで、再び戸に手をかける。がらりと】

どうも、お邪魔しま~す……
となり、いいですか?

【すーっと教室に入ってきて、後ろから声をかける。ちょっと控えめに】
【広い教室、離れて座るのは心細い】
【断られればしょぼんと前の方の席に座るだろうが】
412ミラ :2018/11/13(火)21:38:19 ID:o2Z
>>409
//それではこれで〆ということでお願い致します!
//長時間ありがとうございました!またよろしくお願いします!
413有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/11/13(火)21:50:00 ID:4uL
>>411
ハァー……学校にミサイルでも降って、テストが全部燃え尽きてくれないッスかねぇー。

【などと夢見がちな言葉を浮かべている最中に聞こえる、扉が開く音】
【シャーペンの後ろを口に加えたまま向けば、そこには同じような境遇に置かれてしまったのであろう人物】

ん、別にいいッスよー。
わざわざ教室は空いてるってのにボクのトコまで来るなんて、よっぽどヒマなんスねぇ。

【からかう様に笑いながらも、隣の机を自らの机にくっつけて待機】
【勉強道具らしき代物がまともに見当たらない鞄を外側に置いて、受け入れ態勢は万全】

……ずいぶん散々な結果ッスね。ボクの方がここらへんとか出来てるンじゃないッスかね。

【勝手に他人の答案用紙を覗き込んで、赤字の箇所を指さして】
【ずいぶんと失礼な言い方だが、少女の答案を見ても、ほとんど赤字の数は変わらない。どちらかといえばこちらのほうが多いのではないかという程】
【正直、目くそ鼻くそ、団栗の背比べもいいところ】
414itOWld5gb6 :2018/11/13(火)22:04:48 ID:2Kp
//ここ数日連絡も無く顔を出せず申し訳ありません……
リアルが少しばかり忙しく、明日か明後日頃からはまたスレに参加できます……
415王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/11/13(火)22:09:38 ID:Gsk
>>410
「………誰だ」

現れた彼女に、烈火は見覚えがなかった。
即座に紅組の人間ではないと見抜いた。烈火は紅組に所属するほとんど全てのメンバーの顔を記憶しているが、その中に彼女は含まれていない。
大体、それ以前に、纏う雰囲気からして違う。ここに居着いた人間でなければ分からない、もっと根本的な何かが、彼女にはない。

「紅組の人間ではないな。わざわざ潜り込んできてまで、一体私に何の用がある?」

烈火は、疑心を持って彼女を睨みつける。わざわざ部外者が、変装をしてまでここに潜り込んできた。目的は闇討ちか、それとも余程の用事があるのか。
空気は熱を帯びてきている。返答次第では、火傷では済まない事になるだろう。

//すみません、気付くのが遅れました。よろしくお願いします!
416砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/13(火)22:16:13 ID:9aj
>>413

【この教室に居るということは、きっと同学年】
【気さくな態度には朧も似たようなもので、同じく机をくっつけて、鞄を横に引っ掛ける】

砂霧 朧(すなぎり おぼろ)です。って、見ればわかるよね。よろしく。
そうなの、随筆とか試験範囲って知らなくてさー……
あ、ここ、同じとこ間違えてる

【名前欄の横の点数は二人とも五十歩百歩】
【実際その通りなので怒る気も起こらない】
【お互い答案を指さし合って、答えのちぐはぐさを笑い飛ばしてみたり】
【無理にテンション上げてみたが、何度見ても点数は同じ。机にくったりと伏す】

あーぁ、一夜漬けでなんとかなるって思ったんだけどなー
ボク補習初めてなんだけど、キミは?
417久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/13(火)22:17:57 ID:kus
>>403

「違う……違う!正解なら必ず達成出来ます。届きます。
そんなのありえない…誰かが不幸せになる世界なんて…そんなのありえないんです!」

今の自分にも充分で可能である。そう、十全を尽くしているのだから。達成出来ないなんてそんなこと絶対にあり得ない。
彼女にとって万人の幸福は、現実的で、実現可能な目標であるからだ。確かめるように何度も言い直す。自分は間違ってはいないと。

「進化の道具……能力者の王……?その為なら多少の犠牲はやむを得ないと…?」
「それは確かなんですか…?確証はあるんですか?本当に取り戻すことが出来るんですか?」

明らかに常軌を逸している発想。彼女は戸惑った。
これは狂気なのか、正気なのか。嘘をついているようには思えない。しかし同時に、本当に起こりうることだとは到底思えない。
口調と裏腹の目的に理解が及んでいない。ここに来て初めて、焦りという感情が湧いてきた。暖かな手によってではない寒い汗が、手から額から流れ出す。

「え………?な、なんで…なんで貴方が知ってるの……?
誰も知らないはずなのに……完璧に遂行したはず……」

冷静な感情は意外な一言で破られる。己の過去を、所業を知られている事実。完璧に遂行し、明るみに出るはずもなく、隠し通せた完全犯罪、淫行、暴行被害、その事実を何故知っている。全くもってありえない。完全に理解の範疇を超えていた。
それと同時に、彼の掌の上で踊らされているような感覚を肌で感じ取れた。その場にへたりと座り込む。まるで崩れ落ちるように

「私は誰も恨みません……恨むのは、不幸せを産むこの世界だけ…人は誰も悪くない…」
「嘘をつかないで下さい……私の願いを、私の目標を、叶えられるのは私だけ。貴方じゃ……ないっ!!!」

しかし…壊れた機械であるのもまた事実。原初の鏡、それを見ずに、手を取ろうとせず、自身の計画の遂行が正しく最善の結果であると認識した。
そして選ぶは…鏡の破壊………ではなく、理事長への液体金属による攻撃。弾丸のような、鈍器のようなそれを殴りつけるように数本の柱を建てて体中にぶつけようとするだろう。
真っ先に破壊するべき鏡を破壊しようとしない、そこに迷いが読み取れるだろう。

//遅くなりました…返信です!
418有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/11/13(火)22:30:27 ID:4uL
>>416
ん、ありゃ。ホントッスね。この辺りもお揃いじゃないッスか。
こんなの出来るほうがおかしいんスよ。そう思わないッスかね。

【自身の黒字よりも訂正の赤字の割合が明らかに多い答案用紙を眺めていると、当然のようにやる気は削られていく訳で】
【シャーペンの後ろを口に加えたまま、机に乗せた肘から伸びた腕が、少女の顎をやる気なく支えている】

ボクッスか。ボクは有宮 紗良(アリミヤ サラ)ッス。ほらココらへん。

【指さす場所は答案用紙上部の名前欄】
【隣の点数は彼女と非常にいい勝負。もちろん基準点は大幅に下回っている状態。そうでなければココにはいない訳で】

一夜漬けで何とかなるなら、とっくにココから卒業してるッスよ。
ま、前日に部屋の片づけしてたボクが言う事じゃないと思うんスけど。

【答案と共に開かれているノートには、警備隊のシフトが無駄に細かく描かれている。マーカーが引いてあるのは少女の場所か】
【それ以外には、どこかで仕入れたのだろう装備のメモ書き。銃火器に関する知識がそれなりになければ、理解するのは少々難しいか】

今までうまい具合に逃げてきたんスけど、年貢の納め時ってヤツなんスかね。
上のヒトから押さえつけられて、この教室に投げ込まれちゃった、ってワケッスよ。運がなかったッスね。
419砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/13(火)22:48:40 ID:9aj
>>418
>>418

キミも“ボク”って言うんだ。意外~
あー、先生に見つかっちゃったんだ。お気の毒。
ボクんとこの担任も怒ると怖いからね

【一人称の共通点も見つけ、にっこり笑う】
【二人とも見た目にボーイッシュさはあまり無い。彼女の髪は朧より長いし、朧だってスカートは校則より短めだ】
【なのに喋り方ときたら。声音を除いて、外から聞けば男子二人の会話のようだろう】

まあ普段やってない勉強(こと)、いきなりやれって言う方が無理あるよね。
――それ、バイトのシフト表? ボクも今バイト探しててさー。
何か良いのない? 多少しんどくてもいいから、短期でがばっと稼げるやつ

【先生の到着が遅れているのを幸いと、ここぞと駄弁る】
【頬杖ついて、彼女のノートに興味を示す朧】
【まさか警備部隊の仕事だとは夢にも思わない】
【銃の英語表記は商品の名前かなにか――珈琲ショップかな? なんて無邪気に首を傾げる】
420黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/11/13(火)22:50:14 ID:vxZ
>>415
「流石ね、王偉烈火。」
私はマスクを外し、素顔を見せて返事を返す。
部外者だと直ぐにバレたか…
規模の大きいグループのトップでありながら、一人一人のメンバーの顔を覚えているのか…
力で支配しているだけだと思っていたけど…

「高校一年、黒鉄 冥。アンタに興味があった。
一人のヤンキーとしてね。」
私は地元の中学に居た時、他所の学校相手に襲撃して、警察にパクられた事がある。
それで“学園”に転校させられたけど、学園都市でも喧嘩ばかりしている。
そんな不良として、紅組のトップである王偉烈火に会ってみたかった。
そしてもう一つ…

「………」
辺りが熱い…王偉烈火のカリスマ性が放つオーラとは違う。異能か何かが関係しているのか…?
だけど、此処で帰る私じゃ無い。
私は拳を構え、身構える。

「フェイタルミラー…それと戦う権利が私にあるかどうか…」
人を化け物に変えると言う鏡…
化け物に変わってしまうのはそれはソイツの意思が弱いからだと考えていた。
私のツレが化け物になったけど、その考えは変わらなかった。
だけど、それを配っている奴が居るって考えるとどうしても許せない。
だけど、配ってる奴の噂はヤバそうなのばかりだ。
知ってるって奴もヤバかったし…

「この先、配ってるって奴と戦う資格があるか…試しに来た!」
王偉烈火に勝とうとは思わない…
だけど、王偉烈火に認められないようでは、私に次に進む資格は無い!
私は拳に炎を纏わせ、正面から走って行く。
烈火の眼を観て…ひたすら真っ直ぐ…!
その炎の拳を…王偉烈火へぶつけてみせる!
421伏木霞 :2018/11/13(火)23:00:38 ID:sLu
「…………負担、かー……」

先日のことながらいまだに胸中を陰らせるその言葉。少しでも探ろうとすれば、それは負担へ。
彼女本人ではないからこそ刺さるもの。確認すら取りにくいし、そもそも止められていたのは事実。
鎖の練習はどこでするか、なんておかしな考えが浮かんだりして。灯台下が見えない彼は中庭の芝生で寝転んでいた。

日常に浸って、どこに踏み込むわけでもなく、誰を引き揚げるわけでもなく、ましてや入り込めるわけでもなく。実に中途半端な立ち位置だと自嘲した。

「指導とは言ってたがそもそも立ち回りからして違くねえかコレ……」

身体の上で鎖を持ってピン、と張らせながら思考は堂々巡り。放課後ゆえに今はまだ、誰も居なかったそこで同じ思考を巡らせていた。
422理事長◆uj6Bxdmutc :2018/11/13(火)23:10:13 ID:RRf
>>417

「届くかもしれません。けれどそれは、人が滅ぶまでにはあり得ない。
 時期に届くというのなら、何故苦しむ子供が居るのか。何故貴方は傷ついたのか。
 何故、――――は」

最後、口にした名は少女が知っている筈の名前。救えなかった者か、消し去った者か、どれか。きっと後悔の一欠けら。
言葉は突き立てられる弾丸に、強引にさえぎられる。柱に張り付けられるように、背後の壁に叩きつけられ。

「……っ
 いやはや、流石に”みんな”の中に私は居ませんか。
 元より私も救われるつもりはありませんが……生徒に嫌われるのはやはり慣れない。
 覚悟していたつもりだったのですが。」

肩に突き刺さる柱を引き抜いて放る。傷口から溢れる血液はまるで水銀のように。
ここで初めて、彼の表情が曇りだす。痛みよりも酷く、人間臭く落ち込んでいる。そんな顔。

「貴女は鏡を見た事がありますか。真に自分を見つめた事はありますか。心臓の奥深くまで、潜り込んだことはありますか。
 教鞭を振るえる立場ではありませんが、試させてもらいましょうか。」

少女の視界、男の姿がぼやけていく。数度の瞬きの末に、それは一つの姿に固定される。
男は鏡と同じように、自身に少女の理想を映し出す。

//すいませんご飯食べてて遅くなりました……
423有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/11/13(火)23:10:37 ID:4uL
>>419
あー、ソコッスね。あのヒトはまあ、難しそうッス。ボクのトコまで飛び火してこないことを祈るだけッスよ。
ボクの場合は……まあ、ちょっと先生どころの話じゃないッスからね……。

【同じ学年通しだからこそ分かり合える話題。たったそれだけでも、憂鬱で退屈な居残り補修も気楽になるモノ】
【どうでもいい話に花が咲く。あのクラスの担任がどうだとか、あのクラスの誰が目立ってるだとか】
【こういう話が出来るのも、同級生の特権なのだろうか】

ほうほう、そりゃちょうどいい話があるッスよ。
ちょっとばかり時間を使って身体を張るだけで、それなりに纏まったお金が手に入るお手頃なお仕事ッス。

【突然立ち上がり、鞄から取り出したとある腕章を見せつける】
【彼女は見覚えがあるだろうか。その腕章に描かれたマークに】
【街中を巡回中の人物や、大きなイベントにて周辺地域を警戒する人物が付けている、警備部隊を表すそのマークに】

なーに、そんなに難しい話じゃないッス。
決まった時間に街中ブラついて変なヒト見かけたらとっちめるだけの簡単なお仕事ッス。
時には銃火器だってぶっ放せる。こんないい職場、探したってそうそう見つからないッス。

【そう、目の前にいる少女こそ、学生の身で警備隊に所属している奇怪な人材】
【主に学園周辺を担当区域としている、警備隊内でも一二を争う問題児なのである】

それに、今なら割とデカいヤマで人手も欲しいところッスからね。
424黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/13(火)23:15:44 ID:2qI
>>421
「夢よおっどっれ……ヤッベ」

終わらぬ思考の檻。微かな、あまりにも弱弱しい種火は暗雲めいた終わらぬ悩みに呑まれそうで。
さっさと帰ろうと通りかかった中庭。離れた角から見えたのは寝転がる友人。思わず半歩引いて身を隠す。

チラリと顔を半分出して伺ってみれば、その様子は明るいものには見えなかった。
殴り合いの直前、難波に言われた事が正しければ、彼もまた何かを抱えているのだろう。自分の事以外にも。

潰されそうになるのを見ているだけか?日常から遠ざけるつもりか?頭の中で声が鳴り響く。
───それが傲慢でも、思い込みでも、独り善がりでも。目の前で悩み苦しむ者がいて、手を伸ばさないのなら───


「───どうした大将。悩み事か?」

ピュイッと投げかける口笛。音の方向を向けば、いつもの仏頂面で鎖と顔を見下ろそうとする黒塚が見えるだろう。
その纏った気配は、以前までのものではない。僅かに口元を緩ませれば、隣に胡坐をかいて座ろうと。

「……話くらいなら聞くぜ。話すようなものがあればだが」
425伏木霞 :2018/11/13(火)23:25:34 ID:sLu
>>424
口笛の音に誘われる動物のように一度顔だけそちらに向ける。
やや陰りのある顔は正しく、晴れる。こういう時は友人と馬鹿やるのが一番だと聞いてて。

悩み事、と言われれば笑みも収まる。なるほど、これがそういう気分かと。

「お前にとっちゃ、何言ってんだって気分になるかもしれねえけどな」

寝転んだまま、前置きを言うと鎖を自らの胸に置いた。

「随分と俺は弱いと思っただけだ。深く入ろうとしていつもその前で引き返す自分がな」

「だからまあ、たまに思うんだよ。お前達が羨ましいってな」

ごろり、とそちらに身体を向ける彼の顔はいやに嘲るように笑っていた。
それでいて申し訳なさそうなのは、巽の過去を一度聞いた上でのこの発言からだろう。つまるところ、彼は巽達のような能力を羨ましがってる、ということ。
よりにもよって、能力に悩んでた彼の前で。
426砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/13(火)23:28:58 ID:9aj
>>423

【きらきら目を光らせる彼女に対し、顎を手に乗せゆらゆらとマイペースな朧。その表情はあまり冴えない】

えぇ……それただの散歩か深夜徘徊じゃん。お年寄りみたいでやだなぁ
銃は、うーん……。屋台の射的も全然当たんないし

【パトロールに悪人退治、陰ながら街の治安を見守る】
【それは元々朧が常々やっている事である。――――ごっこ遊びだが】
【遊びが金銭の絡む義務になるかと思うと、ちょっと気が引けて】

ごめん、パスで。ボクの理想が高過ぎたかな~……
サラちん、警備部隊の人だったんだね。赤点とっちゃって大丈夫なの?

【またの機会に、と片目を瞑り手刀を切って詫びる。自分で訊いた癖に勝手なもの】
【まあ、夜な夜な巡回する自分と似たような生活なら勉強が疎かになるのも分かる】
【彼女の答案の点数を指で突っつく顔にはからかいの笑み】
427王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/11/13(火)23:36:03 ID:Gsk
>>420
「……なるほど」

そうか。彼女もまた、鏡と戦おうとしているのか。
そして、自分の力を確かめるために、こうして烈火へ挑もうとしている。

それならば、全力で応えるのみ。

「良いだろう、ならば全力で向かってくるが良い!」

彼女の炎の拳を躱そうともせず、わざとその顔面に受ける。重く、熱い一撃だ。拳がめり込み、骨が軋む。

「……良い拳だ。だが、それではただの火だな。本当の炎とは、こうするものだ!!」

烈火からすれば、火力が足りない。
彼女の纏っているものは炎ではなく、ただの火であると。
それを証左するかのように、烈火の右腕から勢いよく炎が噴出し、そして、うねりを上げて纏われる。まるで、生きているかのような炎。触れるだけで焼けてしまいそうな熱。

「では、今度はこちらの番だ!」

お返しとばかりに、彼女目掛けて右ストレートを放つ。猛烈な勢いで放たれたそれは、すぐに離れなければまともに喰らってしまうだろう。
その炎は、彼女の操る炎をも飲み込まんとしていた。
428霧亡柘榴 :2018/11/13(火)23:37:17 ID:Cju
>>409>>412
//我儘すみません、ロールありがとうございました!
//楽しかったですー、またよろしくお願いしますっ
429黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/13(火)23:41:43 ID:2qI
>>425
「それはそれは」

ゴソゴソと鞄から取り出すのは一本のうまい棒。
真ん中でへし折ろうとして失敗したそれを何とも言えない顔で見つめ、また戻す。
自嘲気味の笑いも、傍から見ればこんなものか。成る程見ていられないはずだ。
顔は合わせぬまま申し訳なさそうな言葉を聞き、しばし考えた後視線を向けた。

「お前の言う弱さってのは、精神的な問題か?それとも能力の方か?」


「どちらにせよ、俺にはお前の考えすぎとしか思えねえな。正直な感想言えば。
 弱い?お前が本当にクソ雑魚なナメクジ野郎だったら、ここまでやってこれなかっただろ」

咎める様な言い草だろうが、その口調や表情に刺々しさは無い。隣の芝生が青く見えるのなど十分知っているからだ。
確か彼の恋人は風紀委員だったか。噂では、何人かの風紀委員が自主休学中だとか。点と点をつなげるようにそんな考えはすぐに思いつく。

「引き返しちまうんなら、そこから出来る事を探せばいい。その地点から引き上げるか、また挑むか。
 いいか、弱さは罪じゃない。最悪なのは、必要だと感じているのにそこから何もしようとしない事だ。お前はそういうヤツなのか?」

弱さを受け入れる。そうそう簡単に出来る事ではないのは分かっている。それでもこれしか言えない。
自分のこの言葉が効果があるのかは分からない。だが目の前の男はこれを何度も繰り返してきたはずだ。それは恥ずべき事なのか?

「能力の方だったら…… そんなにいいもんじゃねえとは言っておこう。マジで」
430有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/11/13(火)23:49:12 ID:4uL
>>426
やりたいことやるのに何を躊躇する必要があるんスか。
ボクだって、撃ちたいがために警備隊に入ったんスよ。めんどい巡回とか警備とか我慢してやって。

……まあ、あんまり撃てるワケじゃないんスけど。勝手にドンパチかましたらめっちゃ怒られるし。

【この少女は自分がやりたい事のため、本能の赴くままにこの場を選んだ。そして完全とは言えないが、望む形で消化している】
【だからこそ、彼女に向けて輝くような瞳で語ることが出来る。それが全て正しい方向であるとは限らないが】

大丈夫じゃないからココに居るんスけどねー。
めっちゃ怒られたから渋々補修受けに来たって訳ッス。出来る事なら今すぐココから逃げたいッス。
でも、勝手に逃げたことがバレたら間違いなく反省房行きッス。今度は何日ぶち込まれるのか……。

【授業中の落書きの間隔で非常に適当に埋めていく答案用紙。もちろん中身は非常に適当なモノ】
【時々彼女の答案から辛うじて正答している箇所を拝借して埋めていたり】
【そんなこんなで順調とは言えないが、ようやく見た目だけはマトモに見える回答用紙が完成していく】

……もう。ボクの見るより自分のを心配しとくべきッスよ。
ところで、朧は何してたんスか。バイトとかクビになった感じッスかね。
だったら赤点も取り放題ッスね。補修で遅刻する事もないッスもん。

【お返しと言わんばかりに彼女の答案の端に適当な落書きを描き出す】
【お世辞にも上手いとは言えない文字と動物らしき何かの絵が、丸っこい文字と共に彼女の答案を彩っていく】
431伏木霞 :2018/11/14(水)00:00:15 ID:NX7
>>429
ヘタクソ、とうまい棒両断の術に失敗した彼を容赦なく一蹴。今日の彼は多分優しくない。

「後者」と答えておいて、ひとまず巽の手厳しい言葉を一つ一つ耳に入れる。クソ雑魚なナメクジとは今日日聞かないとは思ったりするが。

「確かに、お前の言ってくれることは正論。ああ何もしないのが一番悪いことだ、俺だってそれはしたくねえさ」
「引き上げるのが一番良いんだとはわかってる。俺は弱いって結構言われるからな。あいつらに任せるのが一番なのは理解してる」
「――その反面でできるんじゃないか、って思い立って、その結果どうも振るわないってのを認めようとしない俺が居るんだよ」

よいしょ、と軽い調子で起き上がる。鍛えてはいた身体でも普段の争いは回避してきた彼は幾人かに指摘されるほど戦いには向かない。
そして、その弱さを受け入れるだけの器は持ち合わせている。――かと言って、見逃すという考えがしにくいのが厄介なようで。

「少なくとも戦えるだけ今の俺には羨ましいぜ? っと、愚痴みたいになってるな今の俺は、悪い悪い」

吐き出すことが最善、とするように彼の一見はスッキリしたように落ちた鎖を拾って腕に絡める。
巽もいくらかわかるだろう、彼はかなり、面倒臭い奴であると。理想を語れて、その現実では力の実力が伴わないから、面倒。
432黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/11/14(水)00:08:37 ID:xDn
>>427
「嘘…」
私の拳はマトモに顔に入った。だけど、まるで効いてない…
いや、この男…ワザと受けたんだ…
私では相手にならないと言いたいのか…!

「チッ…!」
拳で返して来た…!
避けるべきだけど、さっきの私の攻撃をワザと受けたんだ。避けたら格好悪いよね…
私は敢えて、避けずにその拳を受ける。
勿論、タダでは済まない。
私の身体は後方に吹き飛び、背中を地面へと打ち付ける。

「田舎のヤンキー、ナメんなよ…」
私は火傷等の全身の痛み身体強化で誤魔化し、立ち上がって見せる。
それでも痛みが残る。後は持ち前の根性…
私は武器として持ち歩いている警棒を取り出すが…

「チッ…」
私はその警棒を床へと投げ捨てる。
烈火はその拳と異能で相手をしている。
私の意思を試す為に…
そんな人を相手に武器を使う事は出来ない…!

「まだまだ…!」
ならば私は拳を使うだけだ…
正面から、さっき効かなかった炎を拳に纏わせ…
それだけじゃ無い…

「私の能力は火じゃ無い…“魔力と暴力”…私の能力は魔術だ!喰らえ、王偉烈火ァ!」
私の能力は身体能力の強化…
その能力を魔術と呼んでいる。
私は身体能力を強化させつつ、次こそ、烈火の下へと走って行く。
今度こそ、この拳を…!

//ごめんなさい。明日早いので、続きは後日とさせて頂きます。
433砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)00:13:37 ID:aq4
>>430

聞く限りあんまし願いかなってないじゃん。世知辛いけど街の平穏の為に、サラちんにはそのままの環境でいて欲しい……
ん、いやお仕置きされてでも警備部隊に居続けるってサラちんの執念どんだけなの?
むしろそれお仕置き目当てになってない?

【そこまでして銃を撃ちたいのか、と】
【ついでに彼女の嗜好を疑う無礼な言葉まで】
【ぴしっと手で軽くツッコむ。欲望に忠実で純粋な眼差しに、呆れながらも少し羨ましげ】

ナチュラルにひどい! ボクだって外ではもっといい子にするよ。
テストの少し前に階段から落ちちゃってさ、怪我して入院してたんだ

【右頬の縦についた白い切り傷を指で示す】
【治療の賜物か、自分でもよく見なければ判別出来ない程度になっているが】
【左手でノートをぱらぱら捲ってそれらしい答えを拾い集めていく】
【確信の持てる内容には、彼女にもほら、と広げて見せて】
【よく書き込まれた中身には、朧の特徴的な右上がりの文字以外に、もう一人分の書き込みが見て取れるだろう】

あ、サラちん。ここ、回答1個ずつズレてる

【記号形式の回答群をペンで示し、つんつんと注意を引く】
【彼女が直すなら、その隙に今度はこちらも彼女の紙の端っこに落書き】
【デフォルメされた犬とか猫とか、ハリネズミとかコウモリとか】
【どの子もやたらムキムキで、描線の濃いアメコミ調。テストより筆が乗っているかもしれない】

//毎度遅くてすみません、次辺りで〆ようかと思っています……
434黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)00:22:02 ID:1Am
>>431
「──────そうか。言っちまえば、分不相応なんだな。お前も」

自分も、風紀委員も、何人かの友人も、皆荒事に向いた能力と言える。
そんな中で自分だけが戦えないというのは、彼の様な人間にはかなりの責め苦となるのだろう。戦える側の気持ちはどうあれ。

「俺からすれば、お前の方が羨ましいがな。まぁこれは言っても仕方がねえか」


立ち上がるその背を見つめ、深く息を吐いて黒塚もまた立ち上がる。
目を閉じ暫しの逡巡。再び口笛を吹いて呼びかけると、腕に巻いた鎖を指差して鞄を放る。

「生憎と俺は顔はともかく頭は悪くてな。力をポンと渡す事も、何か気の利いた事をしてやれる事も出来ない」
「だから今お前がスッキリ出来そうな事をする。他にもっといいのが思いついたら、そっちをするけどな」


「本当に力が欲しいなら、手伝いくらいはしてやるよ。それで気が晴れるんならな」

性根は平和主義者ではあるが、黒塚も何度も戦いを繰り広げてきた。
戦いに臨むのなら、練習相手として見るなら不足はないだろう。勿論、伏木が納得するのならだが。

「その鎖、得物でもあるんだろ?使い慣れてない武器なんざクソの役にも立たない。今の内に慣れておけ。
 俺としては、それこそ弱いままでいるのをお勧めするがね。納得しねえだろ?」

理想に力が届かないなら、少しでもそれを届かせてやりたい。人を守るための理想なら。
───褒められたものではないのかもしれない。それでも手を貸すのは、目の前の男を信じているから。
435伏木霞 :2018/11/14(水)00:36:11 ID:NX7
>>434
分不相応、的を射ている言葉だ。幻とて使い道あれど、攻撃に回せないというのは戦闘においてやりにくい。相手がそれを突き破ると一転不利。
そして、今大きくなっている事件の相手は。大概は幻ごときで止まるような者では無いだろう。
幻を羨ましいと思われるのも妙な気分だが。


「お前のそういう変なとこに自信があるの好きだぞ、変な意味じゃなく」
「…………そうか」

冗談かどうかわからない最初の一文にわざわざ突っ込み、そして練習相手として巽は不足はないだろう。むしろ不足なのは己だと思うほどだと。

じゃら、という金属音は静かになる。路地裏、部屋、人気のないところ。そんな場所で練習していくらか掴めてきた鎖。

「確かに。対人で使ったことは無かったな」
「ああ、生憎ながら俺は欲深でな。後ろで守られるのは悪くねえが肝心な時くらい隣か、前に立っていたいものなんだよ」

一人で振り回して使った気になっている。雫に指導してもらえとも言われたがその前に誰か居ても良いだろう。
流石にこんなところで始める気はないが、いい場所はあるのかと問い掛けて。

「あー、でもよ。これ砕けない程度に頼むぜ? 練習で壊れると流石にドヤされるわ」

耐久こそ掴めてない、人の指ほど細い鎖なだけに彼女には悪いが鎖の守りが不安はある。
その反面、自身のことは後回し。というより鎖の治癒力を信用しまくってる。
436有宮 紗良◆IVUYQJGTiY :2018/11/14(水)00:36:51 ID:dlV
>>433
まさかー。ボクがドMだったら今頃、この身体は傷だらけの穴だらけッスね。
言っとくけど、そういう趣味はないッスから。一応。誤解しないでもらいたいッス。

【訂正するように彼女の前に手のひらを差し出して】
【ここまで自分の欲に忠実に生きられるのは、それはそれで幸せなことなのかもしれない】

ほーん……あ、ホントだ。しかし器用なモンッスね。階段から落ちて頬を切るなんて、そうそうないと思うんスけど。
その器用さを別のところで使えればよかったんスけどねぇ。
例えばこのノートとか……ってめっちゃ書き込んでるじゃないッスか。なんでそれで点取れないんスか。

【彼女の頬を眺めれば、辛うじて確認できる程度のわずかな傷に唸るように感嘆の声を上げる】
【同時にわずかな疑問も浮かんだが、どうせこの少女にそこまでの記憶力も深堀する意思もない。すぐに忘れてしまうだろう】

【落書きのついでにノートの文字を眺めれば、この少女とは対照的に真面目に書かれたノートに納得気味】
【回答を探すことに集中していたためか、一部の筆跡の違いにはそこまで気にならなかったようで】
【少女が探偵であれば、この証拠にも気づけたかもしれないのだが】

えっ、ウソ。
……マジッスね。ホントに気づかなかったッス。感謝ッス。

【彼女の助けもあり、何とか見れるレベルには改善された答案用紙】
【ついでに色々と書き足されたノートは、そのまま少女の懐に入ったきり、最初からなかったかのように姿を消す】

こんだけやれば文句言われないッスね。お付き合いどうもッス。
んじゃ、ボクは怒られる前に見回り行ってくることにするッスかね。

【筆箱やら先ほどの答案用紙を適当にバックへと放り込めば、一瞬の間に鞄は少女の手によって何処かへと消え去ってしまう】
【自分の机をもとの位置に戻し、軽い足取りで教室の扉へと向かう】

ボクはお先に失礼させてもらうッス。
あ、さっきの警備隊の件はマジッスから。興味があれば待ってるッスよ。
今度は同じ隊で会おうッス。くれぐれも被疑者としてボクの前に来ないように。じゃね。

【自らの額付近に手を置き、軽い敬礼の形を取ったまま、少女は教室から去っていった】
【扉の閉まった向こう側から、慌てて走るような物音が聞こえるのは、そのすぐ後の話になる】

//ではこちらからはこれで締めということで。こちらも何かと遅くなって申し訳ないです。お付き合い感謝です。
437黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)00:48:52 ID:1Am
>>435
「本当は、誰も殴らずに済むならそれが一番なんだがな」

苦笑と共に呟くのは本心からの言葉。尤も、それで止まるような男ではないだろう。
いくら殴ってもその感触に慣れる事の出来ない自分ともタイプは違うだろう。だからこそ力強く、危なっかしいが、こればっかりは信じるしかない。

「これだけは言っておく。その隣か前に立っていたい気持ち、元となったそれだけは忘れるんじゃねェぞ。
 ただ戦いたいだけだったら、その時は覚悟しておけ」


「模擬戦場がある、そこでいいだろ。俺も最近存在知ったけど」

着いてこい、と顎でしゃくって先導し、途中何度か道に迷いながら向かうのは殴り合いにも使った場所。
どういうつもりかは知らないが生徒にも開放されているのだ。これくらい許されるだろう。

「言われてみると不安になるサイズだな……もっと大きいの貰えなかったのか?」

着いてマジマジと眺めてから、漸くそのサイズに少しばかり唸る。
下手に振り回して硬いものに当たったら壊れそうだ。とは言え代わりの物も見当たらない。

「………壊れたらお前から謝っとけ。人を殴るんだ、お咎め無しで済むと思うなよ。
 ───いつでもいいぜ。来な」

せせこましい事を一方的に告げると、両手を広げて準備完了。
何はともあれ、まずは打ってこいというつもりらしい。
438伏木霞 :2018/11/14(水)01:03:11 ID:NX7
>>437
「殴ってはダメな相手も居りゃ殴らんと聞かねえ奴も居るもんだよ、そういう世の中だ」

裏を返せば彼は前者に上手く邂逅できていた、というべきなのだろう。後者は少数ながら存在はする。
存在したからこそ、そう思ってしまうのだと。凄惨な現場を見ても彼は滅多に吐きもしない。

「そこまで戦闘狂になったらその時は流石にな」

意思が消えることは、彼が平常である限りは無いはずだ。平常である、今の限りは。

「俺は初めて知ったけどな、存在知らなかったわ」


道中、なあここ逆じゃね? とか、なんでトイレなんだよ、とか、ここ敷地内? とかツッコミが何度か来たかもしれない。

「女の指に太さ求めるなよ、いや聞くけどよ。少なくとも多少地面に打ち付けた程度じゃ大丈夫ではあったんだけどな」

一応の保証はあるらしい。まあ仮にも風紀委員である相手が捕縛等にも用いるだろう鎖だ、誰か打ち付けて壊れる代物なら渡す時に言ってくるか、と巡った信頼。

「まあ、それについては始末書反省文どっちでも書くさ、お互い良い治癒があって何よりだ――んじゃ、遠慮なく」

ヒュンヒュン……ジャララララ。振り回す鎖から鳴り響く涼しげな音。巽には霞が右手に持った鎖を振り回してる姿が見えるだろう。

そしてそれは、すぐに外側から振られてくる。霞の右手側、つまり巽から見れば左側――――の筈だが避けない限り、金属の衝撃は巽の右側から襲い来る。
彼の耳の良さが、違和感を聞き分けるほどならばその前に気付けるかもしれない。最初から幻全開である。
直後に後ろに下がるのは、癖。
439砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)01:04:35 ID:aq4
>>436

なんだ、よくテレビで聴く『かわいがり』って、てっきりそういうやつなのかと思っちゃった。……いやまあ、冗談だけど。叱られるのも程々にね。
週末フルに反省房で過ごすのはサラちんもヤでしょ

【文句を言いつつも楽しげな彼女の職場。厳しくも楽しい、バイトするならそんな環境もひとつの理想と】
【どこまで本気か分からない言葉には、朧も気安くジョークで返す】

ぐ、それは言わないお約束……。
――正直ヤバいと思って、途中から知り合いに勉強見てもらったんだ。……既に手遅れだったけど

【その結果は彼女も知っての通り】
【一夜漬けに飲酒付きで望んだ度胸を加味すれば、最早無計画を通り越して無といえる】
【苦い顔で先の折れたシャー芯を、かちかちと押し出す】

っし、あとは文章題。……あ、終わったんだ、早っ。
んー、まあもうちょっと考えてみる。その時はよろしくね。
じゃ、おつ。仕事がんば~

【最後の空欄を前に肩の凝りをほぐしていると立ち上がる気配】
【ここまで来ればあとは消化試合。出来れば同時に終わらせたかったが、きっと仕事なのだろうから仕方ない。問題文と睨めっこしながら生返事】
【眉を寄せてもう一度ページの先頭に戻ろうとして】

あれ、ノートどこいった。――サ~ラ~ち~ん?

【ゆっくりと首を回せば敬礼して退室していった姿】
【すばしこい足音に持ち上げた腰をぽすんと椅子に戻す】

はぁ、またウスライさんに怒られちゃうじゃん

【結局自力で根性にて書き上げ、担当教師に提出したのは夕暮れ後のこと】
【2人の追試の結果は神様か、明日の校内掲示板のみぞ知る――――】


//私からはこれで〆で! 絡みありがとうございました!
440霧亡柘榴 :2018/11/14(水)01:13:20 ID:fVN
>>377>>398
//遅くなりましたがこちらからはあれで〆で…!ロールありがとうございましたっ
441黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)01:15:13 ID:1Am
>>438
「悲しい話だな」

肩を竦めて軽い調子で。これも本心に他ならないのだが。

あんなデカイ鳥見るの二回目だ……なんてボヤきながらどうにか辿り着いた模擬戦場。実際にやり合う前から酷く疲れた気がする。


「分かってるだろうが、『鏡』を使ったヤツは大体見た目も力もダンチになる。
 多少ゴリラに襲われた程度では壊れないくらいなら、十分に安心出来たんだけどな」

振り回される鎖を見ながらの言葉。何度か使用者と戦ってきたからこそ言える言葉。
ただの異能非行少年が相手ではないのだ。気をつける必要があるだろう。

放たれる鎖。スクワットめいて素早く地面に伏せて見上げるように睨めば、見ていたのとは逆方向から迫っていたらしい。
能力を使用しているというのは一瞬で理解出来た。分かっていた事だが、加減は無しか。

「……お前、それで弱いって言う気だったのか?」

やりようによっては十分脅威じゃねえか。口にこそしないが、呆れたような口調はそう言いたげで。
ともあれ彼の戦い方は大体分かった。拳を握って踏み込み、滑るかの様に一気に近付く。
顔を狙って放たれるのは硬い拳。寸前で止めるつもりではあるが、その速度は決して生半可なものではない。
442久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/14(水)01:30:24 ID:WUW
>>429

//すみません寝落ちしてしまいました…すぐさま返信を書かせていただきたく思います…申し訳ありません
443伏木霞 :2018/11/14(水)01:31:11 ID:NX7
>>441
二回目!? というギャグ漫画で見るような驚き顔は巽の背後で密かに。


「あーそりゃ実体験済みだ、……動物園のゴリラにも頼もうしに行くべきかね?」

多分それはゴリラに速攻で殴り飛ばされて送り返される案件であるが。
思い返せば目立った傷を負わない彼はゲームでいえば回避系キャラかもしれない。


「オーイ避け――――っぶな……!」

鎖を強引に引き戻しながら避けられるとは思ってなかった様子、というかそれで彼は本気で打ち込んでる辺りえげつない。巽の耐久に信頼をしていると言えば聞こえは良いが。
そして今までなら避けずに居た弾丸のごとき拳。頭を、上体を仰け反らせるのは避けるためだろう。本来ならばそれは隙のはずだが。

「たまに言うだろ? ナイフ持った子供ほど弱いって」

巽の眼前に突然現れるのは体勢上、そして能力上まずありえない鎖の襲来。操作も持たず、技術もまだ甘い彼からは絶対にありえない体勢での上方からの落ちてくるような襲来。
持たざる片手には炎らしき熱を与え。
それは幻覚ながら、もしスルーすれば打ち据えた瞬間に叩き付けられた痛みは痛覚を通って襲い掛かり、その足元。
内から外に向けて振り抜いた現実の鎖は足元を崩そうと。

「俺は接待されたくて、お前に頼んだわけじゃねえぞ」

トラウマ刺激すら辞さない彼を、巽はどう見るだろうか。
444久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/14(水)01:32:01 ID:WUW
>>422

//すみません安価ミスです…
445名無しさん@おーぷん :2018/11/14(水)01:43:20 ID:cEv
>>444
//こちらこそ遅くなって申し訳ない
//今晩中に返信は出来ないと思うので、返信は後にでも大丈夫です。
//明日は昼頃から不定期に、夕方から安定して返信できると思います
446黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)01:44:00 ID:1Am
>>443
「長物は懐に入られるとどうしようもない。いざとなったら捨てる覚悟を持て。……前に言った、不審者に言われた話だ」

頭上から襲いかかる鎖。反射的に引き戻した腕で受けようとして痛みが走る。感覚にも影響を及ぼすのだったか。
同時にジリジリと感じる熱に舌打ち。随分と嫌らしい手を使うものだと感服したいが、やられる側としては堪ったものではない。


「お前のそれはポン刀レベルだろうが───よッ!」

言いながら激痛に耐え、その場で垂直に跳び上がる黒塚。人の身でも高い身体能力は、伏木の頭上をギリギリ越えるまでの高さまでその身体を押し上げるだろう。
足元を狙う鎖に気付いていたかは定かではない。内なる戦闘本能の導きか、単なる偶然か。

地面に落ちる一瞬、放つのは両足を揃えた重いドロップキック。今度は止める気は無い。吹き飛ばし、距離を取るのが狙い。
とはいえ、失敗すれば隙を晒すのはこちらの方だ。果たして。
447王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/11/14(水)01:54:32 ID:Z5Y
>>432
吹き飛んだ彼女をすかさず追撃しようと駆ける。しかし、どうやらあの一撃でダウンしなかったようだ。彼女はすぐに立ち上がる。

肌で感じる。次の一撃の威力の重みが、更に増している事を。

「面白い……!」

面白い。ならば、敢えて受ける。強化された拳が、烈火の身体へ振るわれた。

「む……!」

烈火は、抵抗もせずにそれを一身に受けた。先程よりも重く、そして、火力も上がっていた。烈火はその威力によって体が後ろへと持っていかれ、その顔が若干歪む。

「………なるほど、やるじゃないか!」

この力ならば、十分に奴らと戦える資格はあると思った。痛みで歪んだ顔は、うっすらと笑みへと変わって。
ただ、今は彼女に力を以て答えるのみ。
次に炎が纏われるのは足。体を大きく捻り、勢いよく戻しながら蹴り浴びせかける。
回し蹴り。それは、まるで炎が渦を描くかのように彼女へと迫る。

//了解しました、のんびりで大丈夫ですので…!
448伏木霞 :2018/11/14(水)01:55:13 ID:NX7
>>446
その熱も痛みも、外傷を残すことは決してない。だから彼は戦闘に向かないと言い切る。それで突っ込む。周囲が止めるのもよくわかる話。
根本的な行動と台詞が矛盾を発生させている上でそれをガン無視なのだから笑えない。

「ポンッ――――!」

頭上を超える巽を見上げる。鎖を払った以上すぐには戻せない。引き戻すために動作すれば、そのうちにキックは既に起こっている。

そこからが問題。半身を向けつつ、前に飛んで、そのままドロップキックを食らって吹き飛ばされる霞。壁があるか定かではないがそれはもう過剰なまでにぶっ飛ぶ。
手応えだって十分なはずで、だが本能が強まった彼なら一瞬錯覚するかもしれない。今の手応えすら幻でないかと。

答えを言い表すなら、現実で。伏木霞は吹き飛んだ先で腰に鎖を巻きながら四つん這いに見えなくもないほどに前傾姿勢になっていた。

「…………刀持っても、使い手がこれじゃ救えねえだろ?」

その姿は、本来の霞よりも三歩前に投影されている。言ってしまえば肉壁だが、突破自体は容易だろう。例えそれに手応えがあっても幻で、突き抜けることは可能だから。
449久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/14(水)02:02:36 ID:WUW
>>422

「私が叶えるんです…諦めずに行動を続けて、そうすると必ず目標は達成される!!」
「それは私の努力が足りていないだけ………っ!?」

名指し。かつて彼女が殺した、誰も知らない事件の被害者。
幸せの為の犠牲者。誰かの幸せを奪い続けた幸せの仇敵だ。
やはり……転がされている。踊らされている。

「私の願う幸せな世界に、鏡なんて必要ない。ましてやそれを流布させようとしている貴方は…不幸の根源っ……!」

気丈に睨み続ける。やはり目的意識は異常で狂っている。
しかし彼女の内にある人間性が、それを拒み、理想を叶える鏡を僅かながらに欲していた。

「貴方…何を言って……っ!?!?!!」

吸い込まれるように、鏡を割る際に数瞬、映った虚像。
己の理想。醜くそして尊い虚像。叶え難い夢を叶えることができたそんなif。
彼女の理想、それは万人が幸福で笑顔の絶えない世界のこと。
誰もが一度は思う理想郷。そして誰もが無理だと投げ出す理想郷。そんな世界を、歪にひた向きに思い続けていたのが、彼女だ。
しかしその理想郷には程遠い現実。彼女では無し得ない偉業。ならばそれを叶える…いや、叶えることができた鏡に映る姿はなんなのか…それは彼女ではなかった。否……『人』では無かった。
人?悪魔?天使?彼女の理想に必要な存在は更に上に存在した。
願いを叶える権化。人を超越した守護者…『神』であった。
幸せな世界の中心に佇む、『神』。彼女の脳裏に強く映ったのは
人を超え、変質してしまった、自分と良く似た、いや、全く異なる、偉容を誇る神の姿であった。彼女は神々しさ、あまりの偉大さに無意識の内、屈服し、膝をつき、気が付けば…問いを投げていた。

「貴女が……私の理想?どうやって叶えたの…?教えて?」

取り繕うことは出来ない。そして先程までの無機質な機械じみた表情、声色も失い……彼女が押し殺し続けていた、一人の少女としての側面が顔を覗かせる。

//本当にすみませんでした。返信です
450久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/14(水)02:06:06 ID:WUW
>>445

//かしこまりました。本日はありがとうございました…また明日、よろしくお願いします。
//明日は夜9〜10時ごろから安定して返信できると思いますがそれ以前は不安定になってしまいそうです。
451黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)02:20:53 ID:1Am
>>448
手応えはあった。不愉快な感触は確かに足裏から全身に走り、自分の中の自分は歓喜に悶える。
それが現実か幻かはどうでもいい。殆ど落ちるようにして地面に着地し、体勢を整え再び身構える。

「───使い方の問題だ。一面だけを見て判断するのはやめろ」

姿勢を低くして深く息を吸い込み、吐く。見えない何かを踏みにじる様に足裏を数度地面に擦り付ける。
それは予備動作だ。隙だらけなのは分かってるし、本当の戦いなら無駄な動きなのは分かっている。それでもこうすると少しは気分がマシになる気がして。


「お前の能力、最初にやったあの使い方は悪くなかった。不意を突くのも立派な戦法だからな。
 いいか、無理に競うな。持ち味を活かせ。お前のそれは他人をだまくらかすのが強みだ。良くも悪くもな」
「煙に巻いて、真実に虚構を織り交ぜて、隙を突く。正々堂々とかが好きってわけじゃないんなら、俺はそれを勧めるな」

離れたところまで吹き飛んだ伏木へ走る。一歩踏み出すごとに力が高まるような感覚に襲われる。
幻影から畳二枚分ほどの距離、地を蹴り黒塚は再び高く跳んだ。相対した彼を打ち倒すために。

空中で一度回転し、勢いのみに身を任せて放たれるのは荒々しい浴びせ蹴り。
狙うは幻影の胸部。感覚の鋭い黒塚には、目の前のそれが幻覚か本物かを判断するには困難だった。
とはいえ触れれば消えるようなものなら、蹴り足はそれを突き破り背後へと向かうだろう。加減してるとはいえ、人よりかは幾らか高い身体能力から放たれた飛び蹴りは威力も決して軽くないのだから。


//すみませんそろそろ眠気の限界がが……
//〆か凍結をお願いしたく…すみませぬ…
452アレン・ベル・シャルマーニ◆fAiBro2NmQ :2018/11/14(水)02:31:03 ID:ttQ
高等部の下校時刻をとっくに過ぎた体育施設連の一角、ガラス張りの天井から、無人のプールサイドは幽かな光を滲ませていた。
そんな誰も居ない温水プールの室内の隅で、自分の貸し切りだとばかりにベッドで体を伸ばす長身の男、テーブルに軽く腰を預ける涼しげなメイド服の女がある。


「どうだいアヤサ、こうして薄暗い静かなプールサイド、照明を下に引いた水面の揺らめきを嗜むのは」

その男―――アレン・ベル・シャルマーニ―――は傍らにある古びたラジオのスイッチを跳ね上げると、ささやかなファンファーレの音色へ穏やかに目を瞑った。
問われた一方の女は、答える様子も無く黙って頭上に透けた満月に向けているだけだ。彼女はうっとりとする程艶のある黒髪を持っていて、美しい顔立ちに浮かぶ鋭い朱の眼差しを微動だにしない。

男は暫く耳を澄ましてアルプスの山岳を額に馳せていたが、忙しなく、あるいは不機嫌にも見える素早さでラジオを止めて、身を起こした。

「いや……しかし、当てにしていた高等部長が失墜とはな。…ああ、欲しい。金色の縁を持つあの鏡が……」

彼が顎にシルクに包まれた指を添え、少年のように碧い瞳を煌めかせる。
それを、傍らに浮かんだ紅い瞳は静かに追った。まさに造られた水面よりも、余程見ものげなように。

『まったくお前は…、飽きっぽいんだか好きっぽいんだか』
『…………紅茶は?』

始まった、とばかり、溜め息一つに歩み出す彼女。黒いミドルヒールの靴先が向かうのは、背後のヴィンテージの、ティーセット・チェストだ。
アレンという男の頭は紅茶で回る。ハビトゥスとも言う染み入った"クセ"だ。少なくともメイドの黒鳶綺咲は彼との長い契約の中で、そう理解していた。

「ああ、なるべくアルファベットが多いやつでお願いしよう」

アレンは落ち着かない様子で足を組んだ後、テーブルに出されたカップを手に立ち上がる。
香り立つ湯気に変わらぬ無表情で近づき、肉体の芯を孤高に澄んだダージリンの気高さで温めた。

手に入る物が手に入らない、悶える童心、こういう時は――――別の盗みをするのもいい。
彼は長い間考えてから、漸く一杯目を仰いだ。なお考えるべきだ。月夜はいつも、自分を惑わせていけないのだから。

//ソロールです、一応絡みも行けますが返信は不定期です
453伏木霞 :2018/11/14(水)02:37:06 ID:NX7
>>451
「………………」

助言はしっかり。実際に体験してもらった相手から聞くのが一番早い。巽の場合、嘘も吐けないだろうから。

騙くらかし、煙に巻く、虚像を利用して、他人の嫌がることを突く。幻影の使い方はそれで正しかったはずなのに、急に使うのが怖くなった。
その理由は単純すぎたからこそ、自覚が難しかった。正々堂々とか、騎士道精神だとかではない。

「ああ、お前の言うとおりだよ」

腰の痛みは感じず、治療も大方済んでいる。逃げるのはとても得意だ、良くも悪くも。
思えば、幻をそう使うことが頭から外れたのはその逃げから生じているもの。いっそ吹っ切ってやるのが一番だろうか。

「だからそれは受けてやらねえ」

治療の時間稼ぎに幻影は役立った、目測で測られた距離に、加減してるがゆえにやや遠く。そうなれば霞は真横に転がる。
飛び蹴りの軌道そのものから外れるために。だからもし、これで相手がそのまま通過してくれたならば霞が行うのは。

「全員、真っ直ぐだよな」

背後からの鎖による打撃。それは最後の一撃と彼はする。巽がその鎖にどう対処しても、霞の方を向けばあっさりと彼は手元に炎の代わりに白旗を持っているのが見えるだろう。いやに澄んだ笑みで。
つまり、食らったら食らい損である。いやらしい。

//それでは流れ的に少し凍結で……! 勿論次のレスで〆ていただいても構いませんので!
//本日はありがとうございました! おやすみなさいませ!
454楠木シンラ :2018/11/14(水)03:11:18 ID:Qvp
>>397

「その身体でそんな表情、しないで」

【怯える千刃を、困ったような表情で見つめて】
【シンラにとって今の千刃は、『「ともだち」を取り返すまでの障害』。『駒(キャラ)』とすらみなしていない】
【それでも、「ともだち」を嫌でも思い起こさせるその顔で怯えた表情をされると、反射的にどうしようもなく悲しくなってしまう】

「あっ、霧亡さん。「千尋の身体」をよろしくね?」

【靴を履いて立ち去ろうとした直前に、振り向いて】
【うっかり「ともだち」を取り返す前に何かがあってはいけない】
【そう釘を刺した後、ドアは開き、閉じた】
455楠木シンラ :2018/11/14(水)03:11:57 ID:Qvp

────────────

「何でオイラを出さなかったんだよ?」

【ベッドが一つ。オカルト関連が並んだ本、『この世界』での想いでとして『設定』された、今よりも少し幼い仏頂面のシンラと、にこやかな「ともだち」のツーショットが入った、机の上の写真立て】
【薄暗い自室、自然環境が再現された水槽の中で、透明な身体を持つベルツノガエル……ベルっちがシンラへ問いかける】
【しかしシンラは、机の前に座り、ぼんやりと写真を眺めるのみ】

「分かってんのか分かってねーのか知らねーけどよ、相当厄介なことになったんだぞ、どうするつもりだよ?」
「…………どうする、って?そんなの、もう、決まってるわ」

【懐から取り出したのは、狭霧から受け取った鏡】
【金属質な鈍い煌めきに混ざり、今のシンラの心を示すように、黒い何かが装飾のようにへばりついている】
【それを見つめて、自嘲するように微笑んで、立ち上がって】

「待てよ、なんでそうなる。そいつがどんな代物か分かってるだろ、あくまで、最後の手段って……!」
「……心配なんか、要らないから。心がおかしくなったり、怪物になったりすることなら────」

【────だって、もう、なってるもの】
【「ともだち」は、遠くに遠ざかってしまった】
【だったら、一歩でも、近づかなければ】

「っ……!!」
456楠木シンラ :2018/11/14(水)03:12:04 ID:Qvp

【瞬間、噴出する闇にシンラの全身が包み込まれる】
【ひび割れた心に、粘ついた黒と水銀のような欲望が、染みわたっていく】
【ゆっくりと闇が薄くなっていくと、元々小さかったのが更に一回り小さくなったシルエットが浮かび上がる】
【その肉体は、肌も、髪も、瞳も何もかも、白と黒のモノクロ―ム……『無色』】
【そしてそれを包むものは、最も欲するものを声高に叫ぶかのような、ピンク色のウサ耳パーカー。違うのは、蛙っぽい目の装飾がついているところだろう】
【部屋にあった姿見で変化を確かめると、ふふふっ、と声を漏らす】
【その声と所作は、以前よりも明らかに幼い】

「……そんな恰好で何をするつもりなんだよ、シンラちゃんよ?」
「んー……まずは「おそろい」にならなくちゃ」

【シンラの持つ鏡の色は、黒と銀交じりの銅。『障害』の持つ完全な銀にはまだ及ばない】
【最低でも銀、万全を期すなら金、もし存在するならばその先まで持っていくべきだろう】
【ベルっちの口調が険しくなっていることも意に介さず、胸の鏡を不満げに撫でる】

「あと……あの娘、アタシの「ともだち」のことだけじゃなくて、「ともだち」って言うのがどういうものなのかも、分かってないじゃない?」
「「ともだち」がどんなに大切なものなのかも、「ともだち」を失うとどんな気持ちになるのかも」

【伏木霞。ミラ。セラフィーナ・イルマタル・コスティアイネン。黒塚巽。斑鳩奏多。水無月時雨。難波一……】
【その他にも『霧亡柘榴に関連のある人物』の名前が、「きゃっかんし」によって次々と脳裏に浮かんでくる】
【そして、本当に楽しいことを思いついたといった調子で、白黒の表情を緩めて】


「────────丁度いいし、教えてあげようと思うの」


//遅くなりました、お付き合いいただき本当にありがとうございました……!
//厳しい箇所等ありましたら、言ってくだされば修正いたしますので……
457楠木シンラ :2018/11/14(水)03:13:15 ID:Qvp
//>>396安価漏れ……!
458黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)08:45:00 ID:1Am
>>453
「分かってもらえて何よりだ」

片膝を付く姿勢で着地。顔も向けずに告げる言葉は、黒塚自身まだ悩んでいるのを示す。
手応えは無かった。幻覚だ。 振り向いた時には既に遅く───

こめかみを捉える鎖。視界は衝撃で横を向く。パタタッと血が数滴地面を濡らし、再び伏木の方を向けば白旗。
血を垂らしたまま黒塚も少しばかり笑うと、服の汚れを払って立ち上がる。

「───ついでに、他人を殴るってのはこういう事だ。大丈夫だとは思うが忘れるなよ。
 お前が相手するのは機械でも心無い猛獣でもない。多少変わってるとはいえ人間だ」


どうせ降参するなら食らっただけバカらしいとは思うが、それはそれだ。
血に反応するかのように拳を振り上げ───許されるならぬっと伸ばした手でデコピンを放つだろう。暴力衝動への抵抗の証。

「お前ほどじゃない」

ハンカチ無いか?と図々しく尋ねながら鎖を手に取ろうとする。別に無くても自分で治せるが、せっかくなら使ってみようというつもりだ。

「考え事がマシになったなら俺としても幸いだ。ダメなら、また今度別の方法を試してやるがな」


//凍結ありがとうございます…!一応お返ししておきます
//夜まで不安定になりそうなのでいつでも〆ていただいて大丈夫ですので!
459理事長◆uj6Bxdmutc :2018/11/14(水)17:17:26 ID:l4A
>>449
彼女の理想を自信に投影したに過ぎない。今、自分がどう写っているかはわからないが、しかし。
少女の理想、それを目撃しての反応から推測は出来る。成る程、やはり芽に相応しい理想を持っている。

「私は所詮偶像に過ぎません。
今、貴方の眼に写る姿こそが可能性。貴女の至る未来です。」

それは少女の理想。鏡が写し出す、あまりにも大きな欲望。しかし真っ当でない結果を望むならそれこそが資格。
みんなの幸福を望む少女は鏡に神の姿を写す、それこそ願望が真っ当でない証明だろう。現世に神は居ないのだから。

神の手が、少女の頭を撫でる。それは鏡の虚像、感触までもは変わらないが。少女はどう感じるだろうか。

「今、貴方に話したことを誰に伝えても構いません。
彼らが "祭壇"の位置を掴むのも時間の問題でしょう。直に正面からぶつかり合う時が来ます。
その時どうするかは、貴女の思うがままに。」

鏡計画の核、この男を糾弾する為の銀弾。鏡を生産し、そして金の鏡を捧げるための祭壇。
ただの言葉なら幾らでも揉み消せる。証拠を抑えようとするならば、祭壇でぶつかり合う事になるだろう。
タイトロープを渡るに等しい状況だが、既に芽に鏡は行き渡った。後は指導するのみ。

割れた鏡の破片をかき集め、そして少女の目の前に。それは破片でなく、再び鏡の機能を取り戻していた。
460伏木霞 :2018/11/14(水)18:27:47 ID:NX7
>>458
自分の意思で流させた血、その出元が友人となると心境としてはやや微妙。
鎖を手元に引いて、付いた血を払いながら巽の忠告には「ああ」と短く返事。

例え白旗を上げていても殴ることは許容しただろう。本物の戦闘ではそれが通用しない可能性の方が高い。だから拳も受け入れようとして。

「いだっ」

その場で蹲るように額を抑えて呻いた。ハンカチと鎖については使用を許すだろう。むしろ彼がそれを行おうとするくらいだ。

「まあ、マシにはなったな。シンプルイズベストとはよく言うわ」
「今のうちにその別の方法ってのを聞いておこうか、言っておくが俺はサバイバルやあのデカイ鳥との鬼ごっこは嫌だからな」

先程まで蹴られたり打ち据えたりしたというのに、そんな空気無かったかのように切り替わる霞の調子のいい言葉。
鎖が巻かれた箇所はじわじわと治されていくだろう。思えばこの鎖、結構他人の治療に使うことが多いと思いながら腰を抑えていた。

//すみませんこちらが遅れました……っ
461王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/11/14(水)18:48:17 ID:Z5Y
//充電が切れそうなので…自分が返信できるのは20時以降になるかと思われます
462砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)19:46:31 ID:95M


りんご1個10円!!? やっす!!


【スーパーにてそんな叫びが響いた20分後】
【学校帰りと思しき紫髪の女が、通りをよたよたと歩いている】
【両手にはりんごをたらふく詰め込んだ買物袋】

ち、調子に乗って買い過ぎた……食べきれるかな。配ろうかな。
りんご使った料理ってなんだろ。無難にカレー?

【爪に火をともす生活が迫る中、安さにつられて買い込んだのを少し後悔】
【痺れ始めた手、袋を右に左に持ち替えて。ひいひい言いながら駅の近くまでくると】
【ストリートミュージシャンの音楽が耳に届いてくる】

街角のああいうのって、お金貰えたりするのかな

【音楽にはあまり馴染みのない朧だが、最近は何かと世俗的な事に結びつけて考えてしまう】
【重い荷物を置いてふと立ち止まり、耳を傾ける。袋からはみ出たりんごが1つ、ミュージシャン周りの人だかりへ転がっていった】
463霧亡柘榴 :2018/11/14(水)20:13:40 ID:fVN
>>462
聴き入っていたわけでもなく、ただ帰りがけにそこを通りがかっただけであったが。
爪先に何かがこつんと当たれば思わず足を止め、真っ赤なそれを拾い上げて持ち主を探す。
そこらの人の顔を見て分かるわけがないのだが、地面に置かれたりんごのぎっちり詰まった買い物袋を見れば同定は容易。

「朧、落としたよ」

通りに響く音楽を妨げないように、すすっと接近すると気持ち潜めた声をかけてりんごを差し出す。
久方ぶりの少女はいつも通りの制服姿に暗紅色のパーカーを羽織り、背中にはギターケースを背負う。
一人暮らしが普通の食生活ではなかなか使わないだろう量のりんごが、どうやらかなり不思議に思えたらしく首を傾げた。

「……あ、実家からの、仕送り?」

野菜やら果物やらがやたらと大量に送られてくる、実家が田舎あるある的なものだと思ったようで。
納得、とばかりに小さく両手を打ったが、そうだとして今ここで持ち歩いている理由がない。
464砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)20:33:36 ID:95M
>>463

【リズムに合わせてふんふんと、首を左右に揺らしていると】

あ、キリナ先輩。ありがとうございます

【同じく声をひそめて頭を下げる】
【朧の方は前にあった時より少し髪が伸びただろうか】
【喋り方がちょっと固いのに戻っているのはご愛嬌】
【おお、と落し物に気づいて彼女の手から受け取る】

いやぁ、そこのスーパーで買い過ぎちゃいました。
実家(ウチ)は基本お米ばっかりくれるので。餓死しないのは有難いですけどね。
はいどうぞ、お裾分け

【入院前に田舎の新米が届いていたので、少なくとも年内は餓死する心配はない、とはにかむ】
【熟れたものを1つ選び、ハンカチで表面を拭って、受け取ったものの代わりに差し出した】
【そこで漸く彼女の背中の荷物の正体に気づく】

あれ、先輩も街角演奏するんです?
465霧亡柘榴 :2018/11/14(水)20:53:50 ID:fVN
>>464
「買い過ぎ……?料理にでも、使うの?」
「お米、いいね。わたしのところ、葉物ばっかり。ん、ありがと」

それにしても多いのでは、とでも言いたげにますます大きくなっていく首の角度。
一日一個なんてペースでは傷むのに間に合わなさそうだし、加工して一気に消費するつもりと考えるのが妥当と見たか。
仕送りに加工食品ではなく自分達で収穫したものを送りつけてくる田舎魂、共感できる相手はあまり見かけないから妙な親近感。
受け取ったりんごに早速噛りつくあたり、野性味めいた無頓着さを感じさせる。

「わたしは、しないよ。学校で、練習してた、帰り」
「バンドだし、一人で、するわけにも、いかないから」

人集りの向こうのストリートミュージシャンに目を向けて、その手もあったかと目を細めて。
ハロウィン以来、人前で演奏する舞台が見つからない状態であったが、ならば自分で勝手にどこでもステージにすればいいなんて危険な発想を手に入れた瞬間。
とはいえ演奏だけでなくバンドという括りを重要視している以上、ソロプレイをする気にもなれず。

「……バンドって、いっても、まだ、二人だけどね」
466鬼首 孔雀 :2018/11/14(水)20:56:29 ID:Jea
すごいね、人体

【あの事件から、1週間が経った】
【『高等部長殺害』の罪を被った少年は、病室のベッドで横になって静かな日々を過ごしていた】
【身体中に負った怪我の療養の為───と言えば聞こえはいい、しかしその実、身柄を拘束する為の物】

すっかり怪我もよくなった、学園都市の技術様々だよね
……それにしても、結局一人もお見舞いとか面会とか来なかったなあ、あと刺客も

【学園都市の有する医療技術によって体の怪我はほぼ全快に近い、とは言え未だ退院を許される気配が無いのが何よりの証拠】
【最初は様々な人間が聞き込みや調査に来たものの最近はすっかりそれも来ない、当然ながら同年代の人間なんて一人も見ていない】

ま、少しは学園都市が平和になったのかな、僕のおかげでさ

【そんな、心にも思っていない事を挑発紛いに呟けば、誰かが聞いていて目くじらでも立てないかなと、そんな風に思うくらいには暇だった】
467紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/14(水)21:06:01 ID:Yc3
>>466
ガチャリと病室のドアが開く
そして、入ってくるのは雫だった。

「よ、鬼首。喜べ、お見舞い来てやったぞ」

なんて、これまた心にも無い事を言いながら、一応笑顔を見せて
手には様々なフルーツが入ったバスケット
それを持って、鬼首が眠っているベッドまで歩いて近づいて行く
468鬼首 孔雀 :2018/11/14(水)21:15:28 ID:Jea
>>467
…………

あ、部屋間違えてますよ

【入ってきた紅の顔を見るなり笑顔で入室拒否、凄く嫌そう】

……で、君が来たって事は僕に話があるって事だね
一体何かな?僕の処分でも決まったかい?

【……と、まあ冗談はそこそこに、さっさと本題に入れと言わんばかりに、薄く開いた眼が紅を見詰めた】
469砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)21:22:34 ID:95M
>>465

野菜系は日持ちしないから送らないそうです。
ボク家にいないこと多いから、大概再配達になっちゃうし。偶になら、いいですよね

【拍手に目を向ければ、演奏がひと段落した模様】
【朧としては次の演奏の関心は薄い。彼女がまだ聴くなら付き合うし、興味が似たようなものなら、歩きませんか、と提案し踵を返すだろう】
【朧はアパート住まいだが、寮と方角は途中まで同じである】

さあ……? 明日からどうするんでしょう

【買いすぎて最早他人事のように首を傾げる】
【これだけ買ってツーコインなのだから、今年のりんご農家さんはさぞかしほくほくなのか】
【クリスマスに備えてりんごスイーツの練習でもしてみるか。なんて】
【本格的な冬到来を前に、財布より先に体重が心配になりそうだ】

軽音部……じゃなさそうですね。バントかぁ。
二人で――シンガーソングライター的な?

【この短い会話で朧の音楽的知識のレベルが察せられるだろう】
【アーティストとは今も昔もラジオの向こうの遠い存在だ】
【なんかすごい、みたいな顔で横を見る。同じような背丈の彼女が少し大きく見えて】

ドリカム? あ、コブクロとか

【二人組で思い付くものを適当に上げてみる】
【彼女の『まだ』という単語は耳からすっぽり抜け落ちたらしい】
470紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/14(水)21:23:07 ID:ug0
>>468

「んー、特に深い話も無いんだけどさ」

見つめられると近くの椅子に座り、鬼首の瞳を見つめ返す
そして、少し呆れたような表情になりながら、半眼でじっと
そして、口を開く

「………あんた、馬鹿でしょ」

そして口に出した言葉はこれ

「あんな派手に、〝高等部長〟殺したら、捕まる事くらい普通分かるでしょ
だから情報持ってても直接挑みに行かなかったわけだし」

そんな事を言いながら、りんごをバスケットから取り出して、ナイフで切り分ける。手慣れた様子であった。
そのままりんごを切り分けると、皮を剥いて、切って、うさぎさんりんごなんて作ってみて
ベッドにすっと、お皿に置いて差し出すでしょう

「まぁ、更科先生が、あの後復活した高等部長本人から、音声証拠聞き出してくれたし、奴の黒は確定
………あんたは被害者、正当防衛としてもうすぐ解放されるんじゃ無いの
……どーせ、あんたの事だから、正義の為にやったとか、正当防衛とか、そー言う気はさらさらないんでしょうけどね」
471砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)21:23:08 ID:95M
//すみません、遅れました……
472uj6Bxdmutc :2018/11/14(水)21:31:16 ID:VH7
>>467>>466
病室にて彼の携帯端末が震える。もしくは、彼の元へ手紙が届くだろう。
(彼が連絡先を教えたつもりがなかったとしても一方的に学生名簿から連絡先を抜き出したか病室の番号を聞き出している。)

『お見舞い行けなくてごめんなさい。怒ってますか?
 連絡先を探すのに手間取って、連絡も遅くなってしまいました。どうか、どうか許してください。
 まだまだ僕のやることは多く、暫くお見舞いには行けないかと思います。ごめんなさい。
 
 高等部長と戦闘したようですね。警告はちゃんと聞いてて欲しいです。
 大丈夫でしたか?会いに行けた時はお話を聞かせてください。
 学園の治療は万全かと思われますが、どうか無事を祈っています。
 
 偽聖院克明。』

と。

//一レスだけお邪魔させていただきます。
//都合悪ければ破棄して無視してくださって大丈夫です。」
473鬼首 孔雀 :2018/11/14(水)21:34:23 ID:Jea
>>470
…………えっ

高等部長、生きてたの?

【まず、反応したのはそこだった、紅にとっては然程重要でも無い事実だったかもしれない、しかし鬼首にとってはその事実が驚愕である】
【何せ全く知らされていなかったのだから、自分が殺したとばかり思っていた相手が実は生きていたなんて、しかも自分は殺人の容疑だってかけられていたのに】
【周りはそれを知っていて伝えていなかったのだとしたら、余りにも人が悪過ぎる、なんて事だ】

なんだ、あんな風に潔く死んだみたいに言ってて、案外しつこい人
じゃあ僕は晴れて無罪放免なわけだ、良かった良かった

所で、という事はつまり、全く一切鏡の件は解決していないわけだ?
いや、多分そうだろうね、君達の牛歩戦術じゃタイミングを逃して効果処理すら出来ないって感じだ、高等部長の上に理事長がいたって事すらまだ疑念レベルかい?
『もしかしたら』『信用出来るのか』『どう攻めればいい』なんて、犬すら食わない危険性にビビって進んでないんだろう、どうせ

───そんなんだから、僕みたいなお邪魔キャラに悪役のトドメを横取りされるんだよ

【矢継ぎ早に、誰かが来たら言ってやろうとずっと思っていた内容をぶちまけるように言葉にすれば、紅が剥いたリンゴを一欠片齧ってまた枕に頭を乗せる】
474黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)21:41:06 ID:1Am
>>460
「これで喜ぶようだったら意識刈り取ってた」

どこか冗談めかした物言いは信頼の表れか。彼ならありえないだろうという無邪気でさえある信頼。
大袈裟なヤツだな、と言いながら鎖を頭に巻く。孫悟空になったような気持ちになった。


「お前のその時の状況によるな。お悩み相談室か、応援団か、殴り合いか。最後は出来れば避けてえけどな」

元々治癒因子のお陰でこの程度なら治りは早い。少しばかり腹は減るが。
言い終えるとほとんど同じタイミングで突き返す鎖。治すという点で見ればなるほど便利だ。

「───お前らの言う通りだった。簡単な事だったな、やりたい事をやるってのは」

調子のいい言葉に少しばかり口元を緩め、呟くようにして静かに発する慚愧。
少なくともそれは今までの後悔に塗れたものではない。微かな喜びさえ湛えた言葉は、自分に言い聞かせるかのよう。


//すみませんこちらもバイトで遅れました……
475紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/14(水)21:45:40 ID:ug0
>>472>>473

「携帯、鳴ってるみたいだけど、メールかな?」

彼の携帯が鳴っている事に関してはまず一言。
そして、矢継ぎ早に言われる言葉には若干ムッとするのである

「あたしはもう確信してるよ。偽聖院の奴が生徒会長代理になった時点で、高等部長より〝上〟がいるのは疑ってたしね
情報もあったし、今後その情報元の風紀委員に会って話そうかなって所」

ただ、それが誰かとは鬼首には言わないのだった。同学年の風紀委員、水無月時雨。彼女が取った情報を確認していて

「ただ、高等部長の件はやっぱムカつくしちょっとだけ殴っていいかな?」

そこからニコッと笑顔になり、返答を聞くより早く手が出るだろう。
鬼首の頭に、ビシッとかるーくチョップしようとする。
476霧亡柘榴 :2018/11/14(水)21:47:18 ID:fVN
>>469
「一人だと、頻繁に、送られても、困るんだけどね」

お米も野菜も、収穫期にしか大量に送られてこないのが一人暮らしにとってはある意味救いか。
熱心に聴き入っていたわけではないが周りにつられて軽い気のない拍手。朧の提案に拒否する理由もなく、隣について歩き出す。
柘榴も寮ではなくアパート暮らしだが、なにも方向が正反対というわけでもない。

「えー……アップルパイとか、サラダとか?ジャムにしたら、日持ちするし」

存外無計画だった朧の大人買いに、ちょっとばかり肩を落としてがっくりと。
指を折って思い当たる料理法を挙げているが、そもそも朧が自炊するタイプでなければ意味のないアドバイス。

「曲、作ったりは、してないよ。まだ、ギターと、ベースだけ、だし」
「人前でも、まだ、ハロウィンの、ライブくらいしか、してないかな」

言ってしまえば柘榴とてそれほど音楽には明るくはない。最近勉強を始めて、自分の担当楽器について学ぶので精一杯。
そんな感じだから自分達で一曲仕上げるなんて夢のまた夢、苦い笑みで朧の高すぎるイメージを否定。
ハロウィンイベントにおける彼女達のライブは、猫娘とミイラ男といういろいろな意味で強烈な組み合わせが一時話題になったとかならなかったとか。

「その人達と、比べられるのは、なんか、申し訳ない……」
「朧は、楽器とか、やらないの?」

//お気になさらず…!
477黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/11/14(水)21:54:58 ID:Lyf
>>447
「うっ…!」
烈火が仕掛けて来たのは炎を纏った蹴り…!
私は避けない…烈火が正面から私の攻撃を受けているように…!
烈火の放った蹴りを正面から受けた私は、後ろへと大きく吹き飛ぶ。

「私の…負け…だね。」
根性で立ち上がっては見せたが、直ぐに膝をつく。
身体強化で誤魔化しは居るけど、ダメージが思ったよりもキツい。
動けない…次の反撃は無理だ…

「これが、紅組の王偉烈火…」
タイマンで…能力を正面からぶつけ合っての勝負に私は負けた。
大きな不良グループのリーダー。
解っては居たけど、これ程とは…
実力だけじゃ無い…
一人で現れた部外者を相手に、正面から全てを受け止めていた。
器の大きい人だ…
その辺の不良グループを仕切ってる奴とはワケが違う。
私は膝をつきながらも、王偉烈火の眼を観る。
惹き込まれるようだ。カリスマ…男気…
戦ったからか…この男の魅力を改めて知らされる。
これが、紅組の王偉烈火…
478黒鉄 冥◆ss.sjbSyS6 :2018/11/14(水)21:55:34 ID:Lyf
//ごめんなさい、お待たせしました。
479伏木霞 :2018/11/14(水)21:58:17 ID:NX7
>>474
「少なくとも喜べてたら今頃悩めてねえよ」

おお怖い怖い、と肩を竦める。彼の能力的には血を流した姿を見て喜んでたら切り裂き○ャックもびっくりなことになってるだろう。

孫○空の場合、頭の締まりが足りません。力加減では鎖の連結部分が食い込んだりしかねないが。

「最初と最後は予想できるが二つ目なんだよ、団体でお越しになる伝でもあるのか」

返された鎖は再び腰に巻き直す。余程効いたらしいが今立ててるところを見れば少なくとも骨が粉砕なんてことにはなってないとわかるだろう。

「お前はそれやる力はあっただろ、ただその……衝動? をデカく捉えすぎてただけだ。言うだけなら簡単で無責任だけどな」
「あと俺の幻は基本的に怪我や痕は残さねえから安心しろ、トラウマは話が別だが」

背の高い彼の肩に手を置きながら何か吹っ切れた様子を見せる巽には嬉しそうに。
最後の言葉は場合によっては思い出したくもない霞のお部屋での出来事が再起されるかもしれないし、流せるかもしれない。

//おかえりなさいませ!
480鬼首 孔雀 :2018/11/14(水)22:01:39 ID:Jea
>>472>>475
花京院?……ああ、偽聖院君か、彼とは数少ない友達だから余り悪く言ってやらないでほしいな
ま、確信してるなら裏取りとかそんなのを考えてないでさっさと行動しちゃうべきだ
どうせ相手の権力を考えれば僕達学生がどんなに頭を捻ったって掌の上なんだから、踊ってると見せかけてその掌にナイフを突き立てる方が早いと思わないかい?
たった一人、殺人犯になるだけで学園都市の平和と生徒達は守られる、素晴らしい!尊い犠牲でみんなが救われるんだ!

【お見舞いに来る友達はいなかったけど、ちゃんと友達と言える仲の人間はいる、どういう経緯でそうなったのかは言わないけど】
【言わないからって別にバレるのが都合悪い訳じゃない、どうでもいい事だから言わないだけ】

───ああ、君がそうしたいならいいけど、僕は『やめといた方がいい』と言っておくよ

【そう言って、携帯の画面に映し出されるメッセージを読む鬼首、そこに紅の手刀が落とされ───】
【ピタリ、とそれは止まるだろう……否、鬼首の体から突き出した何者かの手が、紅の手刀を掴んで止めている】

どうやら〝コレ〟、僕に対する敵意や悪意、あと攻撃に反応するみたいでさ
練習してある程度抑える事は出来るようになったとは言え、完全に僕の制御下にある訳じゃないんだ

【鬼首の体の輪郭がブレるようにして、現れる人型のアニムス、捩くれた頭部と四肢をした鉛色の存在】
【それはまるで防御機構のように、彼自身の意思とは関係無く危害から守る】
481久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/14(水)22:08:49 ID:WUW
>>459

「そんな筈ない……私はこうなれるはずがない…」

あまりの異様な風景が自分であると理解が及ばない。
自分は神では無く人。そんな風にあることができない。
真っ当な願いのはずだけどその実、そうでは無くて、
行き着く先がこうなる願いを持っていることが何よりの異常。

「みんなが幸せになるために、幸せな世界を作るためには…こうならないとダメなの…?そんなの…私じゃ…ない…私なんて必要ない…嘘……嘘だ…そんな筈ない…」

頬を伝うのは涙。まるで存在を否定されたようで…自分では出来ないと面と向かって言われてるようで、脆く崩れる。まるで子供のように泣きじゃくり、頭を撫でられるのを受け入れる。拒んでいたはずの鏡、理事長であることを忘却して…

「さい…だん?そこに行けばいいんですか…?彼らって誰ですか?それは私の敵なんですか…世界の幸福を妨げるような…」

聞き慣れない単語に首をかしげる。状況は未だ掴めない。ただ、不幸せを産む存在ならば許さない。それだけのこと。ただ、情報の共有は行うのだろう。それもこれから起こることによるのだろうが…
もう一度渡された原初の鏡。拒む余裕はなく、覗き込んでしまう。もう一度、神を見る。笑顔の様な、涙の様な、まるで訳も分からない表情をして鏡を手に取った。傀儡としては、実験台としては、充分だろう。

//遅くなりました…返信です!
482紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/14(水)22:11:56 ID:ug0
>>480

「ふーん、あんたは生徒会長代理と友達なんだ、あ、後霜月ちゃんとはどう言う関係?
多分彼女もあんたの事、罵りにやってくると思うよっと」

そう言いながら、何かに止められる雫の手刀
止められた事により、またムッとするのであった

「………ムカつく」

そう言って、手を振り切ると、現れたアニムスを見つめる
新しく発言した能力なのかな?と思案しながら

「………随分と良い能力に目覚めたじゃないの、これで麟堂の奴をやったの?
───もっと早くこの能力に目覚めてたらさ、〝会長〟に酷い目、合わされてなかったかもしれないね」

そんな事を言いながら、タオルで先程掴まれた右手を拭く

「それと、あたしは殺人犯になるのなんてさらさらごめんだし。
こんな所であんなオッさん殺して人生棒に振るとかアホのする事でしょ。
つまり、あんたは馬鹿。……まぁ、殺人犯にはならずに済んで良かったね」

最後の一言は、皮肉じみて言うのだった。
483砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)22:12:27 ID:95M
>>476

前もって言ってくれれば、買い物もタイミング考えるんですけどね。いっつも送ったあとに電話来てたし。
あ、ジャムいただきです。アップルパイよりはイメージ出来そう

【貧乏暮らしゆえ自炊は必須、手の込んだものは無理だが、保存食品なら自分でも何とかなりそうだ】
【ぱちんと指を鳴らして頬をゆるめる】

へー……、
ハロウィン? ――あっ!

【ギターとベースの違いも知らないが、最後の言葉が朧の記憶中枢を刺激する】
【遠目だったのと、激烈な印象のコスプレのせいで彼女とは気づかなかった】

見た見た、見ました。見せてもらいましたよ!
顔の濃い男の人に、「相棒と演奏するから見ないか」って言われたやつ。
あれ、キリナ先輩の事だったんですねっ!

【早口でまくし立て興奮気味。なんか凄かった、なんて子供みたいな感想を最後に、ふーっと熱い吐息】
【コスプレもだが、あんなに大勢の前で堂々と演奏出来るなんてすごい。朧の中で彼女の株がまた上がって】

ボク? いやいや、できるように見えます?
あ、中学までは、村の祭りの時に毎年太鼓叩いてました。あれは楽器、かな?

【どこどん、とバチを構えるポーズ。袋の重みを忘れていてよろけ】
【そりゃ違うか、と自分でツッコんだ】
484黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)22:17:44 ID:1Am
>>479
「難波とか霧亡とか呼んで励ますか。確かチアやってたしいけるだろ」

前者は言うに及ばずとでも言いたげな態度。バカにするわけではないが、そういうのが似合いそうだと前々から思っていた。

「和太鼓とか音頭とか上手そうな顔してるしな。むしろあれで下手だったら詐欺だ」

自分で蹴っといて腰の鎖を神妙そうな顔で見る黒塚。いくら他人の為と言えど、人を殴るのはやはり好きになれない。
目を閉じて少しだけ首を横に振り、再び開く時にはいつもの仏頂面に戻っているのだが。

「その鎖、どこまで治せるんだ?血止めの結束バンドなんかは腹刺されるとどうしようもないから手足で止めろって習ったけど」


「実際デカかったんだからしょうがねえだろ。今だって、お前のそのツラを削ぎ落としてミキサーにかけてネギトロに混入してやりたいと思ってるかも」

朗らかな態度だが、最後の言葉に嫌な思い出が刹那に蘇る。苦虫を噛み潰したような表情を浮かべると、気分が悪くなったのか丁重に引き離した。
相当なダメージだったらしい。誰にも言っていないが不能になりそうだった程。

「───俺は運命と戦う。他人を殴るだけが俺の役割だってんなら、それ以外の方法ででも救ってみせる。何が出来るかは分からないが、この手の届く範囲の連中をな」

静かな宣言。戦い以外の生き方を見つけるという、側から見れば馬鹿らしく映るだろうが当人から見れば確固たる決意の言葉。
この都市は悩みを抱えた者が多すぎる。人を苦しめる物が多すぎる。未だに救えてない友人の事を考え、彼らの助けとなる事を自分自身に強く誓う。
無論拳を振るう事を止めるわけではない。それもまた、他者を守るため自分の出来る事の一つなのだから。
言っておいて少々気恥ずかしくなってきた。照れ臭そうに苦笑すると、顎でしゃくって出るように促す。

「だから、まぁ、何だ。お前も何か悩みでもあったら言ってみろ。少なくとも一緒に悩むぐらいは出来る。
 まだ続けるか?やらないんだったら飯食いに行こうぜ。この間良さげな店見つけたんだ、ラーメン屋」
485鬼首 孔雀 :2018/11/14(水)22:30:13 ID:Jea
>>482
霜月ちゃん?あの子はただの後輩だよ
……あ、ごめん嘘、本当は恋人同士なんだー(棒)

【何故か知らないけど変な所で見栄を張りやがったこの男】

【紅から手を離すとアニムスは暫くその場で紅を睨みつけていたが、それ以上の攻撃がない事を感じ取るとまた消える】
【その間、鬼首は悠々とリンゴを食べていた】

逆だよ逆、君は何もわかっていない
会長の正しい行動があったからこそ僕は『こうなれた』んだ、あの人の正義感溢れる行動が無ければ今の僕はもっと分かりやすかった
感謝はしてるよ?片脚が不自由になるくらいの価値はあるね、うん

【皮肉屋めいて、鬼首は語る───正式な会長との因縁……と言って良いのか、関係は、どちらが悪で善なのか、言動ではっきりと分かれている】
【彼自身が自覚しているように、明らかに鬼首が悪だった、正義の鉄槌をくらった末が今の彼である】
【そして、彼の足の不自由が事故であったことも、彼は自覚している】

……例えばの話だ、僕が高等部長を殺して、それで鏡の事件が解決してみんなハッピーエンドになってたらさ
まあ、君はそれでも僕の事をバカだと言うんだろうね、だから君の意見は聞かない
逆に聞こう、『僕は何故高等部長を殺そうとしたと思う?』
486伏木霞 :2018/11/14(水)22:33:34 ID:NX7
>>484
「あー、一に柘榴。……学ランハチマキとチアガールの共演って名物になりそうだな」
「お前も応援団には似合いそうじゃねえか、和太鼓イメージは否定しねえしそれなら法被でもいいか」

腰の鎖はファッションのようにベルト式に巻かれていたが、巽が目を開く頃には既に解かれていた。回復力は早いということか。

「腕ちぎれても残ってるならひっつけて巻いとけば三日で元に戻るって聞いたぞ」

今思い返しても凄い回復力だと思う。それだけに腰の治りも早いのだろう。独自解釈で、治癒までに元の状態に近付けておくといいのか、なんて呟いて。 


「俺のツラ混ぜたネギトロの味は保証しねえがあんまりえぐいこと言うなよ、柘榴とかに言ったら恨まれるぞ絶対」

食に忠実なイメージのある彼女相手に美味しいものが食べられなくなるようなことを言うのは悪手と思ってるようで。
その裏で時雨が知ったらどんな反応するのか状況が状況だけに想像つかないことに悪寒を覚えたり。
なおトラウマ原因になったものは元の場所に聖書のように放置されてるとかなんとか。


「それがいいと思うぜ、手の届く範囲の連中すら助けられねえやつがその外に居る奴等を助けられるわけもねえ」

決意に水差すことはない。むしろ誇れと背中を叩く。金属のない手のひらの方で。弱きを助けるために敵を打つ拳なら赦されるだろう。

「今日は助かったよ、おかげで楽にはなった」

ぐ、と背伸びをして腰の治りを主張しつつ、促されれば素直に退室。また迷わねえだろうな? と目配せ。

「いや流石にこれ以上やってたら腰で済まねえわ。…………そのラーメン屋ってモヤシの量がえげつないやつじゃねえよな?」

近い記憶、どうしても出てくる脂の奔流。美味しかったけれども。
487uj6Bxdmutc :2018/11/14(水)22:34:24 ID:VH7
>>481

「出来ないと、諦めが付くならば良いでしょう。
 その程度で抱く理想ならば捨ててしまえばいい。」

撫でる手は離れて。男の姿も元に戻る。水銀の血を流す、ただの男へ。
捨てられる理想ではないと、そう思っているからこそ厳しい言葉を叩きつける。

「ですが、一つだけ。
 鏡は鏡でしかなく、貴女以外を映すことは無い。」

鏡に映る姿は自分の姿でしかない。その姿に何を感じたとしても、それは自分であり。
故に、そうなれない理由など無いのから。

「貴女は貴女の理想になれる。鏡を作った私が保証します。」

最後に、男は自分自身の手で。少女の頭を撫でるだろう。

「金色の鏡を捧げ、王に至る者を生む祭壇。みんなを幸せにするための物だと考えてください。
 これを聞いてどうするかは貴女に一任します。

 では……そろそろ血を止めないと、ちょっとふらついてきたので。」

少女の手を引いて理事長室から連れ出したなら、その扉は固く閉ざされて。
生徒と教員の会話は終了。いつの間にか、少女の視界から男は消えて居るだろう。

//こちらからはこれで〆で!
//長時間のお付き合いありがとうございましたー!
488霧亡柘榴 :2018/11/14(水)22:36:20 ID:fVN
>>483
「作るの、楽だし、こういう時じゃ、ないと、作れない、からね」

朧のりんご大量消費に役立てるなら何よりと、柘榴も心なしか喜ばしそうに。
しゃくりとりんごを嚙る軽快な音が二人分の足音に混じる。

「ん……あ、見てて、くれたんだ。多分、それ、一の、ことかな?」
「……そこまで、言ってくれると、なんか、恥ずかしい、けど……うん、ありがと」

顔の濃さはともかくとして、相棒と呼べる相手は互いに互いしかいないが故。
自分の演奏を聴いてもらえた嬉しさ、朧のまっすぐな高揚へのこそばゆさ、そしてそれ以上にあのデンジャラスな仮装の思い出が蘇り。
未だに脳裏に浮かぶだけで気恥ずかしさが去来し、朧の興奮につられたかのように頬を仄かに染めた。

「太鼓……つまり、ドラムも、できる?」

実際は全然違う楽器だが、叩くものは全部一緒とでも思っているのか。
ノリツッコミも前提となるボケが伝わらなければ意味はない、なぜだかちょっと真剣な声色。
朧の体勢を崩して存在を主張したりんごの袋に手を伸ばして、半分を負担しようと。
とはいえそれが叶ったなら柘榴の自重操作の異能によって、先程の重さが嘘のように軽くなるだろうが。
489黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)22:46:21 ID:1Am
>>486
「お前もしかして目が見えないのを今まで隠し通してきてたのか?どこをどう見たら俺があんな雄臭い集まりに似合って見えるんだよ」

ブラックジャックにそんなのいたな、なんてボヤきながら鎖の回復力に目を見張る。
自分も大体そんな感じだが、ハッキリと言われると少し引き気味で。

「そんな粘土じゃねえんだから……。いやに具体的な数値だが、試した事あるのか?不気味」

それは何の事もない好奇心。あまり想像したくはないが。
どうも黒塚の中での伏木の恋人のイメージは、かなり怪しい人物で固まってきてるらしい。


「まずは知り合いから当たるか。もしも困ってるようならの話だけどよ」

背中を叩かれれば少しよろめくが、決して悪い気持ちではない。
たまにすぐ側の彼が年下である事を忘れそうになる。年上に対する態度もだが、その見方も合わさって。

「あ?あぁ、そうだけど。コスパいいんだあそこ。色々と都合がいい。
 あ、けど自分の分は自分で払えよ。俺より金持ってんだろ」

知っているなら話は早いとばかりにすんなり肯定。味付けはともかく、あの量は黒塚的にはかなり気に入ったらしい。
元々三食生麺生活でも平気な胃袋の持ち主だ。嫌いな味付けでなければいくらでも食べる。能力の都合も合わさりリピーターになりつつある。
伏木が拒まなければ、ほとんど無理矢理かの死地へと連れて行くだろう。善意100%なのがタチ悪い。


//この辺りで〆で大丈夫でしょうか?
490紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/14(水)22:51:34 ID:Yc3
>>485

「へー、恋人同士ねぇ……ふーん……仮にそうだとしたら、あの子プライド高いからあんた、尻に敷かれてそうよね」

バスケットから新たなりんごを取り出して、それの皮剥きをしながら揶揄うように言うのだった

「んで、会長にこっぴどくやられたってのにまた裏生徒会なんて初めて、生徒会に喧嘩売るんだから懲りない奴よねあんたも
……またアホみたいな事考えてんじゃないの?そのうち本当に死んじゃうんじゃない?気をつけなさいよ」

そして彼と会長の因縁や、その話を聞くとまず溜め息を一つしてからこう言うのだった。
まぁ、つまりは馬鹿と言いたいのだろうけども。

「で、高等部長を殺した理由?……どーせ、あんたの事だし天邪鬼な理由なんでしょ?
………〝みんなが高等部長を捕まえようとしてるから、それを邪魔する為に殺した〟」

淡々と、りんごの皮剥き作業をしながら、そう答えるのだった。
そして、皮剥きを終えたりんごをまるごと皿に置いて、ニッと口元を緩ませて、自信満々の表情になり

「どう?違うかな?」

なんて、そう言う
491伏木霞 :2018/11/14(水)22:57:38 ID:NX7
>>489
「顔とイメージと背」

あと法被は一の話、と付け加えてあくまで巽には学ランハチマキだと。言ってることが感想の箇条書きなあたり間違いなく本音である。

「……さあ? あと不気味とか言うな、次言ったらお前の部屋で毎晩般○心経流すぞ」

その辺りも、終われば聞いてみよう、なんて集まってくる疑問や好奇心に笑っていたが不気味と言われた瞬間据わった目で不気味なことを。
美醜の概念は人それぞれとは言えども、自分が語ってイメージが固定されるのは避けたいらしい。

「まあ、俺だって顔も知らん相手にまで回す気はねえしそれが正しいだろ」

初対面で悩みを打ち明けられても状況はわからない、というのが彼の基礎。とはいえ、その悩みが知人友人に関係していれば別だが。

「そりゃ量と値段と味見たらな、量がえげつないがよ。……なんなら一杯分は奢るぞ?」

ミラに連れられて、腹がやられかけたそこ。とはいえ嫌いというわけでもなく、という複雑な心境だった。
だからこそか、ミラはもうセラフィーナや柘榴と食べたかな、なんて思いながら巽に着いていくだろう。
なおその死地で量が少ないのを選ぶのは当然の話であった。まだ彼の胃袋は拡張されてはなかったので。

//はい! 二日間のロールありがとうございました! 楽しかったですよーっ
492黒塚巽 ◆xfkLmh6ejM :2018/11/14(水)22:58:24 ID:nQa
>>491
//こちらこそありがとうございました!お疲れ様ですー
493砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)23:05:55 ID:95M
>>488

人前であんなカッコよく演奏出来るなんて知りませんでした。
ミスコンといい、先輩度胸ありますよね

【何より会場も大盛り上がりだったのだから、人徳、腕前、容姿に衣装その他諸々が噛み合った結果なのだろう】
【あの時は色々あって落ち込んでいた朧も、会場に居るだけで高ぶり慰められた覚えがある】
【彼女もまた、ラジオ以上に遠い向こう側に立てる人なのだ】

そりゃあ、大太鼓小太鼓に鐘しかない、小さなちいさな神社の祭りですけどねぇ。みんなが引っ張るだんじりの上で叩いてると自分が上手くなった気になれるんです。

【朧も似たような経験としては狭い村でのお遊びめいたお囃子のこと。彼女のそれとは比べるべくもない稚事を恥ずかしそうに語っていると】
【ペラい布のエコバッグ、ぱんぱんに膨れたそれがふっと軽くなる】
【自分と似たような細腕に見合わない膂力――? 能力かな、と見当をつけて】
【ありがとうございます、と微笑む。手提げ部分を片方ずつ2人で持てば、彼女の真剣な眼差しと視線が絡む】

――自惚れじゃなければ。もしかして、ボク誘われてます?

【そうでなければ穴を掘ってブラジルまで入りたい恥ずかしさ】
【己の顎を指さして半分口を開ける。間抜けな顔】
494鬼首 孔雀 :2018/11/14(水)23:12:23 ID:Jea
>>490
───違うよ

僕が高等部長を殺そうとしたのは、正義の為だ

【枕に肘をついて頭を支え、ニヤニヤとした笑みを浮かべながら、紅の答えを否定する】
【明らかに嘘、しかしそれを否定する材料はどこにも無い、『それは君の勝手な思い込みだ』と言えば真実は何処にも無くなってしまう】

僕だってただの捻くれ者じゃあないんだぜ、偶には正義の味方するのさ
きっと僕がやってなくても誰かがやってた、誰もやらなくてもあの高等部長なら『学園都市万歳!』とか叫びながら自爆ぐらいしてたよきっと
ちょっとだけ君達のやるべき事を先回りしてやったのさ、僕からのちょっとしたお手伝い

【やはり、どこまでもバカにするような言葉ばかりが彼の口からは出て来る、先の調査員に語ったような反省の念は一切見られない】
【今更それを指摘した所で『いや、だって僕高等部長殺してなかったしノーカンじゃん?』と本気の目で返されるのだが】

ま、いいさ、何だって、結局の所人は人の考えなんてわからないんだから
『僕はこう語った』、それに対して君は好きに思い込めばいい、『他人の邪魔をしたかった天邪鬼』でも、『正義を執行しようとしたらダークヒーロー』でも、どうぞお好きな方に
僕がどう考えていて、どういう行動でどうなりたいのかなんてのは、僕自身が一人分かっていればそれだけで十分さ、君は好きなように邪推して勝手な評価を下してくれたまえ

【……まるで自分が勘違いされているような口ぶりだが、本当の事は紅の言っている事の方、鬼首はただまぜっ返してめちゃくちゃにして、真実と嘘を掻き回しているだけだ】
【ごろりと枕に頭を乗せて横になり、仰向けになって天井を見上げた】
495薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/14(水)23:16:10 ID:YOK()
先、上がります。お疲れさまです。
【制服を脱いでハンガーに掛けると、控室でシフトを組む店長に挨拶】
【"じっと纏わりつくような眼差し"を振り切って、少女はさっさと退店する】

【流石に十一月の夜は寒い。コートを深く手繰って寒空を突っ切るように歩く】
【むろん、人気は疎らだ。少女は白い髪の毛を靡かせながら──】

【目敏く、路地裏を見る。その顔には不安と緊張を滲ませており】
【つつ、と僅かに汗が額に浮かんで、息も荒い。故に、前方不注意で、もしかすれば誰かに衝突するかもしれないが……?】
496王偉烈火◆2E1eDx.7oE :2018/11/14(水)23:17:47 ID:xYa
>>477
「これで満足したか」

勝者は、烈火だった。そこには表情はなく、感動もなく、ただ、厳然とした姿があるのみ。

「だが、その意気は認めよう。奴らと渡り合えるだけの実力もあるようだ」

だが、次の瞬間に、烈火はその顔を綻ばせた。“認めた“のだ。拳を交えて、通じ合った。言葉ではなく、拳で語り合う。それが、烈火のやり方だ。

「立て」

烈火は、彼女へ手を差し伸べる。
共に肩を並べて戦える人物だと、そう彼女の事を認めたのだ。
これからは、フェイタルミラーと戦う同志として。

//すみません、気付くのが遅れました…
497霧亡柘榴 :2018/11/14(水)23:28:32 ID:fVN
>>493
「……たまたま、だよ。たまたま」

顔の前に掌を向けて目を逸らし、分かりやすく褒められ慣れていない所作。
もちろん当時の盛り上がりを忘れたいわけでも、なかったことにしたいわけでもない。
けれどもあまりに日常とかけ離れたステージの上というのは、どことなく全てが白昼夢だったのではないかと思わせる非現実を孕む。
あの時壇上にいたのは自分なのだろうけれど、まるで全くの別人が事を成したかのような夢見心地。
だから純粋な称賛を受け止めるだけでも、言いようのない擽ったさが胸を撫でた。

「それでも、すごいよ。お祭りの、太鼓、難しそうだもん」

太鼓と言えばリズム感が命、というイメージがやはり先行しているようで。
彼女の祭りにおける管楽が如何なものかは窺い知れないが、どうやら身近な存在ではあったようで。
出来るだけですごい、と感嘆を隠そうともせず目を輝かせた。

「……迷惑、かな?」

暗に肯定の意。なんともなしに首を傾げて、朧の心境などどこ吹く風。
498天地繋◆.3GEbkRqOQ :2018/11/14(水)23:33:06 ID:XWr
>>495


【彼女の向かいから歩いてきた男は、薄氷と同じく路地裏を眺めていて、どすりとぶつかりあった】
【ボロの学生服を着て、防寒具らしいものは薄汚れた暗雲のようなマフラーのみという浮浪者のようないでだちの男だ】

「ああ、すみません───」

(───漂白でもされてんのか、こいつ。こわ)

【見た目に違わず覇気のない声で、形だけの謝罪をしてみせる。誠意のない空虚な言葉】
【スクエアな瓶底メガネの下、鏡色の瞳を陰気に歪めて彼女の視線と合わせながら一礼してみせ】
【衝突のさいに硬質な感触を与えただろう左胸を不自然に抑えながらふらりと立ち去ろうとする男】
【そのさまはドラマなどでよくみる胸元に獲物を忍ばせた犯罪者のそれのように】
499舞潮慈葉 :2018/11/14(水)23:33:26 ID:TwU
>>495
なーんだってンだかなぁ…痛てぇ!?
…あいたた…、クソ、何処見て歩いてやが…あぁっ!?割れてるし!!

【さてはて、前方からやって来る左腕をギプスで固定した三白眼の女生徒】
【何やらコンパクトめいた何かを手に持ち気にした素振りである】
【即ち此方も前方不注意、衝突は必然だ】
【反応としては派手に尻餅、そのコンパクトの『鏡』は見事にパリンと割れているではないか】
500舞潮慈葉 :2018/11/14(水)23:33:51 ID:TwU
//>>499引きます、失礼しました
501天地繋◆.3GEbkRqOQ :2018/11/14(水)23:35:51 ID:XWr
//自分、並行なのでこちらが引かせていただきます…失敬
502紅 雫◆4d1mt2fIiQ2H :2018/11/14(水)23:39:34 ID:Yc3
>>494

「こんにゃろう……馬鹿にするような事ばっか言って……やっぱムカつく……」

先程の答えは何となく、確信していたものがあったが否定される。
それによりまた不機嫌な表情になるのだった。だが、よくよく考えればこの天邪鬼な男が素直に正解という訳が無い

「……ま、いいや。とにかくもう暫く安静にしてたらここからすぐ出れるんじゃ無いの。無罪放免になって
……とりあえず、今日はもうあたし帰るけど、退院してからまたすぐ病院送り、なんて事にならないようにね」

そう言ってから席を立ち上がる。そのままカバンを持って、フルーツ入りのバスケットは置いたまま
中にはりんごの他にメロンとかオレンジが入ってるだろうか。一応果物ナイフもいっしょに置いていて

「あ、そこにある果物は一応見舞いの品だから、全部あんたにあげるわ。それじゃあね」

そして最後にこの一言だけ言うと、今回の所はここで引くことにするのだった。
そのまま、彼女は部屋から出て行くだろう。

「……鬼首の相手してると本当疲れる」

そんな一言を部屋を出た後、呟いていたのだった。

//こちらからはこれで〆にします!ロールありがとうございました!
503薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/14(水)23:46:28 ID:YOK()
>>499
っ──
【どん、と不意にぶつかり、思わず跳ねるように跳び退いて向かい合って】
【ばくばくと早鐘を打つ胸を押えて、じろり、と相手を睨みつけた】

……前方不注意は、お互い様でしょ。こっちだけ謝るのはなんか癪なんだけど
【仏頂面でそう答える少女は、どこか八つ当たりのようにそう告げつつ】
【そして、しきりに割れた鏡を気にする少女に対して、じっと、碧眼を向けた】

ふうん、見れば分かるけど、一応 質問。それはなに?

>>498
//折角絡んでいただいたのに申し訳ございません……!では、次回の機会に、宜しくお願いします……!
504砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/14(水)23:52:32 ID:95M
>>497

……まあ、子供なら練習すれば誰でも叩かせて貰えるんですけどね

【今度は朧が居心地悪げに身をよじる番】
【あまり見栄を張っても仕方が無いので、あっさり白状する。お祭りなのだから多少下手だったり失敗したとて怒る狭量な大人もいない、とは身も蓋もないネタばらし】

いえいえとんでもないっ。
逆に、ボクが迷惑かけちゃうんですよねぇ……

【太鼓とドラムを一緒くたにするのは、自転車に乗れるからバイクに乗れると豪語するようなものだ】
【首をぶんぶん横に振って語尾を濁す。眉も八の字に垂らして、頬の裏を舌で引っ掻く困り顔】
【リズム感とか技術にセンスとか、断る理由は枚挙に遑がないが】
【単純にお金が無い――のが大きい】
【楽器とは兎に角お金が掛かるもの、という先入観がある故に】
【貧乏でなければ1つ10円のりんごにつられたりはしないのだ……多分】

やめときましょ。ボクには無理ですって

【言い訳を並べ立てるのは悔しいので、単純に技術不足ということにしておく】
【本当は、度胸がないのだ。目立ちたいなんて嘯いていても、本当の舞台に立つなんて想像しただけで足が竦む】
【所詮田舎娘――なんて括りにすれば、彼女にも失礼なのだけれど】
【情けない笑みで、空いた片手で手刀を切って謝罪】
505鬼首 孔雀 :2018/11/14(水)23:53:17 ID:Jea
>>502
───……やっぱり、つまんないよね、君ってさ

でも、そういう所は嫌いじゃないぜ

【これだけ馬鹿にしてもやっぱり怒りに任せて殴り掛かったりして来ない、もしかしたら自分が思っているより世界中の人間は怒りにくいのかもしれない】
【バイオレンスなアクションはやはり起きないが、病院でそうなるよりはよかったのかも】

じゃあ僕はまた暇を貪る事にするよ、その内退院したらまた学園で会おう
それまでに学園が平和になってるといいね、無理だと思うけど(笑)

【結局最後まで挑発と嘲笑を投げ掛けたまま、嫌われ者になりたい少年は部屋を去る見舞客を見送る】
【彼女の足音が遠くなるのを聞いてから、ドアに背中を向けるようにして横になり、まだ日が明るい内から眠れる優越感に浸りながら目を閉じた】

//お疲れ様でしたー。
506伏木霞 :2018/11/14(水)23:59:34 ID:NX7
秋風の冷たい校舎の屋上で霞は髪を靡かせながら景色を眺めていた。
上から見れば良い景色だ、路地裏で起こる光景や陰で起こる出来事は特に見えない、見えなくて良いのだろう。

「……まーだ昨日のが残ってるのかコレ……いやそれはねえか……」

鎖を腹に忍ばせて特に意味も無さそうな腹下しの根本を治めながら呟く。
とは言っても本日は不発だったことがある。生徒会を覗いたら目当ての相手が居なかったのでそのまま去っていったり。なぜ言伝を頼む考えがなかったのかはわからない。

「アレそもそも俺指導頼んだらそこからバレねえ?」

独り言とはスラスラ出てくるものである。
507久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/15(木)00:01:13 ID:OQh
>>487

「諦めません……必ず私が実現します。誰もが幸せに過ごせる世界を……」

より一層、決意を固める。以前よりも増す覚悟。さらに手段を選ばなくなる。彼女の目は以前より、生気を増していた。

「あれが…私、私の果て……」

もう一度、より深く長く鏡を見つめる。彼女の理想。狂気染みた自己犠牲、それの果て。その最終到達地点は神であった。普通ではない、異常の中でも更に異常。
今の黒を基調とした彼女と正反対の神。慈愛に溢れ、色彩に溢れ、虹の様に神々しい光を放ち、柔らかな笑みを浮かべる。
それが狂気の果ての救済であるとは知らず…

「本当に……ありがとうございます……理事長『様』」

無垢な状態に陥った彼女がとった行動は、泣き崩れてだらしなく座っていた姿勢を正し、完璧な所作で行う、屈服、平伏、尊敬、感謝の念を込めた土下座であった。そこにはもはや美しさが現れていた。
理事長を神にも近い信仰対象として崇拝し、都合のいい駒となる決意の表れだった。もし理事長が何か要望を、指示を出す様ならそれを寸分の狂いなく実行し、期待以上の成果をあげるだろう。

「分かりました…世界の幸せの為に実行します。鏡を回収し、献上します。貴方様の望む以上の成果を必ず果たします」

胸に手をあて、そう宣言する。忠実なる僕、もはや奴隷。全幅の信頼を寄せ、疑問は抱かない。警戒していた先程の彼女とは別人の様な変わり様。しかし、その根元は一切変わらない。

「本当に……申し訳ありません。私のせいで……」

ひどく申し訳なさそうな表情をして、陳謝する。
その手を引かれて理事長室を後にする。しばらく、部屋の前で深く頭を下げ、またしばらくしたらその場を後にするだろう。
嫌っていたはずの鏡を、肌身離さず、持ち歩いて。

//投稿が吸われてしまいました…遅くなって本当に申し訳ありません
//数日間本当にありがとうございました!とても楽しかったです!もしよろしければ、原初の鏡についてもう少し詳しく教えていただいてもよろしいでしょうか…?
508舞潮慈葉 :2018/11/15(木)00:06:07 ID:57a
>>503
あぁ!?ケガ人だぞこっちはケガ人!ほら、ほら!

【ずいずいっとギプスな左腕を突き付ける様にしている実に元気なケガ人】
【ともあれ実際寧ろ、勢い良く歩いていたのは慈葉の方でありフツーならば心配をしなければならない立場なのである】

…んあ?何、分かんの?いや、なんかさっきそこでいきなり変なのに襲われてさ
たまたま警備の人に助けられて…で、帰りに落ちてたンだよ、襲って来た奴が持ってたんだ

【つまる所襲って来たミラーユーザーの落し物、と言った所であろうか】
【今こうして話しているが、仮にこれが無ければ少しの後に鏡を覗き込んでいたであろう事は明白だ、重畳と言えるだろう】

//>>500以降スレッド確認しておらずレス遅れました、申し訳ありません
//よろしくお願いします、>>501さんすみません
509理事長◆uj6Bxdmutc :2018/11/15(木)00:11:43 ID:kXQ
>>507
//より欲望を刺激する代わりに進化に至りやすい鏡、と言う感じです
//詳しい設定があるわけではないので何か付け足してくださっても大丈夫です
510久宝寺 朱音◆AxfNVwfziAku :2018/11/15(木)00:14:15 ID:OQh
>>509

//ありがとうございます!乖離しない程度に考えたいと思います…
511霧亡柘榴 :2018/11/15(木)00:14:55 ID:NMV
>>504
「迷惑、なんてことは、ないよ。わたしだって、ゼロから、始めたし」
「確かに、ドラムって、少し、高いけど……わたしも、ちょっとは、出すし」

ハロウィンの時だって結成してギターに触れてから一ヶ月も経っていないのだと語る、それが気休めになるかどうかは不明だが。
曰くノリと根性と青春があるのなら、練習すればだいたいどうにかなる、らしい。
次いで始めるにあたってつまづきやすい金銭面も誘った手前、ということもあるのだろう、どうやら彼女による補助があるようだ。

「無理、とかじゃなくて、一緒にやったら、楽しいと、思うんだけど……駄目、かな」
「……どうしても、無理なら、仕方ない、けど」

彼女にとっての主目的は人前に立つことでも、目立って衆目を引くことでもない。
人気がなくてもいい評価が得られなくても、当人達がよければそれで万事オッケー。楽しければそれでいいのだ。
もう一人の彼がここにいたら、それを青春だと叫ぶのだろうけれど。
一度は食い下がるが、それでも朧が断るのであれば少しだけ困ったように眉を寄せると渋々といった体で引き下がるだろう。
とはいっても深く気にした様子はなく、仕方ないとあっさり割り切るだけの切り替えのよさはあるようだが。
512薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/15(木)00:18:22 ID:UbM()
>>508
は、はぁ?し、知らないわよそんなコト……
【まるで怪我人であることをアピールするかのようにギプスを突き付けられ】
【やや悪い気がするような、しかしここで謝ったら負けになる気がするので、頑として謝らなかった。正に意地の張り合いだ】

【とはいえ、無意識の裡に持つこの代物こそが、人の欲望とかいうものに忠実で】
【心に飼い太らせた獣に変化させる、恐るべきものであることを、白はよく識っていたが】

──別に。今では学内で専ら噂になってますから。……ということは、この鏡の元の持ち主は──
【元の姿に戻っている可能性が高い。鏡が破壊されればその欲望から解き放たれて元の姿に戻るのは既知の事実】
【もっとも、鏡の恐ろしい点は所有者が移り変われば連鎖的に反応する、ということなのだが】

とにかく、飲み込まれる前に対処できてよかったわね。最悪、あんたごとぶっ壊さないといけないハメになってたかもだし

//宜しくおねがいします!
513舞潮慈葉 :2018/11/15(木)00:26:24 ID:57a
>>512
あー痛いなーもしかして悪化しちまったかもなー?

【その刹那の揺らぎを見逃す事をしない、アピール重点】
【とはいえ先にもあったが実に元気そのものな態度であり、その辺は実際ツッコミ所満載なのではあるが】

いやいや何それめっちゃ物騒じゃねーか
…ウワサ?えーっと、あー、…有名なの…?

【さてはて慈葉、転校して来たばかりで余りその辺に明るくはない】
【先程までの勢いは失せて、ちょっとオズオズと言った風に尋ねるのであった】
【尚持ち主は警備部隊に保護されているらしい、よかったね】
514薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/15(木)00:35:27 ID:UbM()
>>513
……わ、悪かったわよ。見たところ新顔みたいだし、災難に遭ったことも同情するけどね。ムカつくけど。
【言いつつ、近くにあった自販機で珈琲の一本でも購入すれば、ギプスをつけていない方に、直接手渡し】

そう、物騒。特に路地裏なんかは気を付けた方がいいわよ、あそこ、犯罪の温床になってるから。
【警備もただ手を拱いてみているわけではないが、やはり世界最大規模の都市というだけあって】
【雑多な事件は日常茶飯事、それに加えて異能力者を多く擁する土地柄も相俟って──】

ここに来た以上、覚悟しなければならなかったんだけどね。まぁ私はそうするよりほかに選択肢がなかったんだけど。
【やはり、各々が抱えている事情というものは複雑なようで。白の顔にも、やや陰りが見えるだろう】
515砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/15(木)00:40:13 ID:wSi
>>511

……はい、ごめんなさい。白状します。
実はですね。これからバイトを始めようとしてる所でして。
ぶっちゃけ今月は台所事情が厳しい状態なんです

【自分でも色々求人誌で探しているが、そも話の流れで、知り合いの伝手で紹介してもらう頼みもしてしまった朧。それを確かめるまでは勝手は出来ない】
【加えて金銭の貸し借りは単純に好かない天邪鬼。彼女の友人である伏木霞とも、高々数百円で揉めたこともあるくらい】
【真摯な眼差しに耐えきれるはずもなく、俯いてあっさり吐露する】
【片手で両目を押さえる。恥ずかしさで死にそう】
【努力して向き直り、足を止め正面から向き直る】

――頑張ってドラム買えるくらいお金貯めてくるので。
もしその時、まだドラムの人が居なければ。ボクの方からお願いさせてくれませんか

【やりたいに決まっている。バンドなんて青春の代名詞、憧れないはずが無い】
【何時になるか分からない口約束を言ってしまうのはその抑えきれない欲望の漏洩で】

ボクも、青春したいので

【ハジメと呼ばれた男の言葉を反芻して呟く】【断られれば受け入れる覚悟も決めて】
【時間を下さい、と言い、目をつぶって返事を待つ】
516砂霧 朧◆.tjoqdQWis :2018/11/15(木)00:41:23 ID:wSi
>>511
//遅レスで申し訳ないです、次で〆るつもりなので、あと少しお付き合い頂ければ……!
517楠木シンラ :2018/11/15(木)00:43:42 ID:rZl
>>506

「初めまして」

【その背後に、まるで『忽然と出現した』かのように、唐突にかけられる声】
【振り向けば、高等部の制服にはそぐわないほど小柄な、ボブカットの少女】
【黒い瞳からのじっとりとした目線は、少年へ向けられていながらも、少年ではない『何か』を見つめているような】

「伏木霞くん、であってるよね?」
「「霧亡柘榴」って娘、知ってるよね?」
「貴方にとって、どんな娘?」

【「きゃっかんし」では、心の中までは見通せない】
【これは、最初で最後の品定め】
【柘榴へ、「ともだち」を教えられるに足る『駒(キャラ)』かどうか】
【少年からすれば気味が悪いであろう問いを、矢継ぎ早に投げかける】

//よろしければお願いします……
518舞潮慈葉 :2018/11/15(木)00:43:56 ID:57a
>>514
んへへ、分かりゃいいんだよ分かりゃ
…え?何、くれンの?サンキュー、わりーな

【に、と満足そうかつイタズラっぽく笑う】
【したたかさとズル賢さの共存は、コーヒー一本でコロリと容易に上機嫌へと変わった】

あぁ、やっぱそう言う…
いやさ、これも前にやられてよー

【片手で苦労するのはコーヒーを開くという単純な所作もだ】
【ギプスに視線を落としつつ溜息、このケガも今回とは別の異能犯罪に巻き込まれた際のものである】

…ん?なンだ、訳あり?家庭の事情?大変だなー

【言葉面よりずっとお気楽な感じに告げるそこから深刻さは皆無、事実目の前の白が安い同情を欲している風には少なくとも慈葉には見えなかった】
519楠木シンラ :2018/11/15(木)00:44:52 ID:rZl
//今後の展開についてご相談がありますので、特に霧亡さんや花表さんと絡んだことのあるキャラの中の方は議論をご一読いただければ幸いです
520薄氷 白◆lTlfuInPquXm :2018/11/15(木)00:50:13 ID:UbM()
>>518
……ちょっと、貸して
【開けにくそうにプルタブを触る少女に対して、白はややつっけんどんに缶を引っ手繰ろうとすれば】
【さっさと開けて、再び渡そうとする。優しいのやら、優しくないのやら分かり辛い】

それで?ちょっかい掛けて痛い目見たってワケ。……いや、もしかしたらちょっかい掛けられた方?
ま、どーーーでもいいんだけど。そんなことより、あんたはこんな時間になにしてるの
【太陽が地平線に沈んでからかなり経つ。というより、深夜だ】
【白のやや草臥れたような表情から察すれば、バイト帰りなのは分かるだろうが……?】
521伏木霞 :2018/11/15(木)00:52:19 ID:C9v
>>517
だぁおう! ……お、おう、はじめまして
……急になんだ?

【最近は背後から話し掛けるのがブームなのか? なんてことを考えてしまうほどに後ろが取られる。まあすべて彼の立ち位置が悪いのだが】
【挨拶は手短、視線の異様さを小さく感じながらも問い掛けに彼は巡る】
【どんな娘といざ聞かれると悩み出す。嫌いじゃないし好ましい相手、妹のようだとか小動物とか感じることはある】
【仲は良いだろうと自分では思うのだし、度々ご飯などだって共にするのだから、それはつまり】

……まあ妹っぽいとはいえ普通に友人だと思ってはいるが、それがどうしたよ
柘榴の友人か? 流石に初対面で名乗らなくてそれは俺でもあんまりしねえぞ

【振り向いて、柵に背中を預けながらその目を見つめる。真面目な答えと告げたはいいが、彼はまだ彼女の目的を知ることはない】

//大丈夫ですよー! あと議論も見ましたが私の方は問題ありませんよーっ、何かあれば言いますので!
522霧亡柘榴 :2018/11/15(木)00:55:05 ID:NMV
>>515
「そっか、それじゃ、忙し……っと」

吐露された言い訳に浅ましいとも、せせこましいとも思わない。
正直に話してくれたこともそうだが、生活のために自分から努力しようとしている姿勢が微笑ましくも健気に見えて。
やむを得ない事情に無理に食い下がるほど偏狭ではない、残念そうに微笑みながら諦めようとしたが。
朧が立ち止まり、繋がっているりんごに引かれるように数歩進んだところで柘榴もまた足を止める。
振り返って相対して互いの間に漂うのは、嫌味のない緊張感。

「……うん、分かった。待ってる」
「お金、貯まったら、一緒に、青春し