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【短文】ここだけネポック魔法学校・十九限目【推奨】

1L1x45m6BVM:2019/01/29(火)23:38:05 ID:J1l
ここは人里離れた森の奥
そこには、国一番の魔法学校『ネポック魔法学校』が存在する
そこでは、魔導の道を極めんとする若き才能たちが、日々勉学に励んでいるのでした
これはそんな魔法学校の案内状です
入学手続きは簡単
名前を書き、門をくぐるだけ
ネポックの扉は、等しく開かれているのです

こちらは、短文推奨スレとなります
セリフ一行、地の文は多くても三行を意識して書いていきましょう
特にセリフが増えれば、それに返信しての繰り返しでどんどん大きくなるため、一行推奨です
また、凍結、置きレスもグダグダになる原因になるため、可能な限り非推奨です

前スレ
【短文】ここだけネポック魔法学校・十八限目【推奨】
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1539442958/

スレwiki
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スマホ用:https://www65.atwiki.jp/magic_xx01/sp/pages/1.html

次スレを建てるのは>>980の人にお願いします
 
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2エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/29(火)23:40:26 ID:KWq
>>1
スレ立ておつかれさまっ
3シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)18:01:58 ID:fiP
>>999-1000
「あ、どーも。初めまして。」
初めまして、と二人から声をかけられ、丁寧に頭を下げて挨拶を返した。

「はい、シェムハザです!」
天使か、とのリエードの問いに朗らかな笑顔で答える。
その答えは、問いに対して的外れなものだったが。

そして、差し出された果実を輝く青色の瞳で見つめる。
この手の奴は、食い物とあれば有無を言わさず食いつくタイプ。

「それは、食べても良いモノですか?」
と思いきや、一旦引き止まって確認をするのであった。
4シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)18:02:14 ID:fiP
【スレ立てありがとうございます】
5ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)18:06:44 ID:blv
//>>1建て乙です!

前1000
>>3
「あはは、ど、どーも……」
「……ん、お腹が空いてるんですかー……」

と、リエードにフツーに怒られている所を見るとミズハのケガは日常茶飯事らしい
シェムハザの様子に目を丸くしつつ、

「それ食べたら、後で食堂もご案内しましょうかー?」

リエードくんも、と巻き込み体勢
もし同意が得られれば一同、食堂へ移動となるだろうか
6リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)18:13:26 ID:UcE
>>3>>5
「シェムハザさんですか、紹介が遅れました、自分リエード・リオーナと言います。呼び方はお好きなように」  

朗らかな笑顔で言われれば穏和そうな笑みで返す他ない。様子からわかることもあるのである。
そして意外な反応には、おや、と珍しげな様子を見せて――木の実を力業で綺麗な真っ二つに。そして片方をシェムハザに渡すと残った方を更に二つにして片方をミズハに。

「それでは証明しましょうか。――いけますよコレ」
「良いですねぇミズハ先生。シェムハザさん、どうです?」

白い薄い皮にリンゴのような果肉が包まれていたそれをシャクっと噛むと爽やかな風味と甘味が口に広がり歯応えも良かった。と。
なおリエードはその誘いに同意した。シェムハザからも同意を得たならば行くところは食堂である。……その場合気になるのはお金だが。
7シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)18:18:14 ID:fiP
>>5
「いいえ、行きません!」
にっこり笑顔で、素直……では無い!

「ケガをしているじゃないですか。
 治療が先です!
 どこでケガをしたんですか?」
包帯だらけのミズハの体を、心配そうな表情でじっと見つめてくる。

>>6
「リエード・リオーナ!
 よろしくお願いします!」
果実を受取りがてら、その手をつかんでぶんぶんと強引に握手する。

「食べられるものですね!
 いただきます!」
リエードが果実を口に入れたのをみると、
もともと朗らかな表情がさらに明るく輝き、自分もそれを食べ始める。

「美味しいですね!
 でもまだおなかはすいてます……。」
あっというまにそれを平らげる。
が、彼女の空腹を満たすには量が足りなかった。
8ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)18:21:10 ID:blv
>>6-7
「あ、申し遅れましたー……」
「すみません、私はミズハ・メルクリオ」
「教師をやっています、宜しくねー」

最後に微笑みながら肩を竦めて見せる程度には陽気な感じだ

「ん、いいんですか?」
「じゃあー、他のみんなにはヒミツですよー?……んふふ、おいしー……」

敷地内に成っている果実などは、一応その道の方々の研究材料にもなり得る。故にこっそり捥いで頂く事はナイショ!ヒミツの共有、またの名を連帯責任!

「うへっ!?……あ、こ、これ(ケガ)ですかー?これはちょっと、昨日魔物退治で……」
「ありがとうございます、でももう治療も終えて後は治るのを待つだけですので……」

心配させてごめんなさい、と苦笑。事実その動きは痛みによる多少の鈍さはあるもののそこまで大事無いように思えた
9リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)18:26:33 ID:UcE
>>7>>8

「こちらこそ、何かあれば聞きなさい」

先輩のためか、ぶんぶん振られる腕を振り返しながら応える。その手の肌はやや硬かった。

「まあそうでしょうね。半分でしたし」

空腹がこれで満ちるのは小動物くらいなものだろう。むしろリエードも半端に入れたせいで空腹感が出てくる始末。

(……怪我をしてるとこういうことになりますのでご注意を)

ミズハに対する小声での助言(?)。シェムハザの一面は知れたのである意味では良かったのだが。

「今はリハビリやそういうところでしょう。治癒魔法が使用可能なら使用しますか? それに、怪我を治すには英気も必要です。ならば食堂で一度皆元気を得るのも一つかと」

ある程度の察しはしており、フォローするように言い――空腹感をなくすために再度提案。しかしながらシェムハザに治癒魔法の素質はあるのかと聞いてるためちゃっかりものだ。
10シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)18:31:34 ID:fiP
>>8-9
「大丈夫、ならだいじょうぶです!」
ミズハの言葉に安心したのか、その顔に再び笑顔が。
それと同時に、腹の虫もまたなり始めた。

「治癒魔法は得意です!
 けど、大丈夫みたいなので……。」
「食堂、行きましょう!
 いっぱい食べないと傷は治りません!」
と、二人に先立って、食堂に向かって歩き出す。

「あ、ごめんなさい。食堂って、どっちですか?」
しかし、まだ学園に来て日が浅い彼女、食堂の位置を覚えていないのであった。
11ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)18:37:54 ID:blv
>>9-10
「うぐっ……す、すみませんー……」
「……ありがとうございます、取り敢えずは大丈夫です」

リエードの忠告に項垂れるミズハ、実際何方が教師か分からない光景である
一先ず元気印である事を示す為のガッツポ!

「えぇ、じゃあ早速向かいましょうー」
「……っとと、こ、こっちですよ、こっちー……」

元気よく出発するシェムハザ、付いて行くも即座にズッコケ!苦笑ながらリエードと共に案内開始である!
12リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)18:44:35 ID:UcE
>>10>>11
「色々スッキリしてますね貴女」
「これでも心配はしてるので。貴女の周りと同じく」

素直通り越して切り替えも早い。まあ決断が早いのは良いことである。ミズハのガッツポにはサムズアップ!

「――。こっちです。迷わずはぐれないようにミズハ先生の手でも繋いでなさい」

遅れないように早足になろうとしたところでミズハと同じようにずっこけ。他に興味を示さないとも限らないのでそう二人に進言。

さて……シェムハザが道中で寄り道をしようとしない限りは食堂だろうか。それとも彼女の好奇心が勝つのか、それはシェムハザに委ねられた!
13シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)18:51:22 ID:fiP
>>11
>>12
「褒められました!
 ありがとうございます。」
スッキリ、というのが誉め言葉かどうかは疑問だが、
彼女にはそう聞こえたようだ。
深々と頭を下げて礼を言う。

「はい!では失礼します、ミズハ先生。」
リエードに言われるまま、ミズハ先生の手をとり、ひしと握りしめる。

そして!遂に3人は!
食堂へと到着したのであった。

道中、特に何かに心奪われる事も無かった様子。
14ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)19:00:22 ID:blv
>>12-13
「へ?ん、んふふ、いいんですかー?」

とはお手を繋ぐ事に関してである。フツーに嬉しいのだ、生徒に認められた様な気がして

「……はい、到着ですね」
「えーっと、じゃあ席はここでいいとしてー……」

何食べましょう?なんてスタンダードな質問
尚ファンタジー基準な洋食から牛丼、激辛麻婆豆腐まで取り揃える何でもありスタイルなのだ!スゴイ!

「私は、うーん……サンドイッチとコーヒーかな?」

尚ここの代金はミズハに集るべきであろう、何せこの中で唯一(?)の成人である
15リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)19:08:37 ID:UcE
>>13
どういたしまして、と返した。彼にとっては誉め言葉の意味もある。
言われるまま従う姿にはどこか不安を覚えなくもないが、まあ多分変なのに引っ掛からぬ限りは大丈夫だろうと。

相も変わらずなんでもありな食堂である。周囲を見渡しても色々な物がジャンルに偏りなく食されていた。

「着きましたねえ。――さてそれでは何か食べたいものは? 味で決めるのも良いかと思いますが」
「さて自分は……小腹程度ですし時期も考えるとグラタンにシチュー、両方多めにいきますか。それにテキ……水にしますか」

小腹とはなんだろう、的な注文と聞き逃しにくいワードが飛んだが一度は笑顔で誤魔化すことである。

さて三人が注文を済ませた後か、ふと聞きたくなった。少しだけ目の色が興味のそれに。

「シェムハザさんのその輪って身体の一部なんですか?」
16シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)19:13:29 ID:fiP
>>14
>>15
「……わー……。」
席に着き、メニューに目を通す。
古今東西、あらゆる料理がそこに。
まるでそれを初めて見る子供の様に、目を輝かせ……。

「……さんどいっち……ぐらたん……しちゅー……」
実のところ、本当に初めて見るのであった。
どれがどういった食べ物なのか、彼女には全く判断がつかない!

「これにします……。」
自信なさげに、メニューの一角を指さす。
あろうことか、それは激辛麻婆豆腐 インフェルノスペシャル改。

「輪っか……これですか?
 はい、そうですよ!
 皆さんにはついてないんですね!」
特に隠すことなく答える。
それは人工物のような質感で、とても生体の一部には見えないが……。
17ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)19:22:31 ID:blv
>>15-16
「小腹」

とはリエードの注文を聞いての目をまんまるくしての鸚鵡返し

「インフェルノ」

んでもってシェムハザに対してもそんな感じの反応なのは自然な事だ

「か、辛いですよ、大丈夫ですかー……?」
「……へー、輪っか……ステキですね、触ってみても?」

実際辛い、燃える様に辛いその注文に対して問い掛けるが、無論無理に止めたりはしない!ネポックは生徒の自主性を重んじる校風なのだ!
18リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)19:27:19 ID:UcE
>>16>>17
「何か?」と返された笑みは非常に穏和。ツッコミがミズハ以外に存在しな――やめておこう。

「おや、それにしますか? ではそうしましょう」

止めることなく。そう、リエードは悪食、激辛だろうが美味しい扱いなので止める理由なし!

「そうですねぇ、翼も結構珍しいと思いますよ? よろしければ自分も触ってみても?」

ミズハ先生ナイス、と心の中で念じる。彼女の発言がリエードの発言にも自然さを……与えるかどうかは知らない。
19シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)19:30:54 ID:fiP
>>17
>>18
「辛いのですか?
 辛いものは初めてなので楽しみです!」
初めて、というのも不自然だが、
それ以上に初めて食べる辛味が
よりによってインフェルノスペシャル改などというよくわからんランクのものでいいのだろうか。


翼と輪っか、触ってもいいかと聞かれれば……。

「ダメです!」
にっこり笑って、きっぱり拒絶。
この娘、わりと主張がはっきりしている。

……もしかすると、触ると危なかったりするのかもしれない。
意外と熱かったりとか、感電したりとか……。
20ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)19:37:43 ID:blv
>>18-19
「な、なんでもないです……お金足りるかな……?」

その唯一のツッコミもぶっちゃけ頼りないからね、仕方ないね

「え、は、はじめてですか?」
「珍しい……ですよね、割とー……」

運ばれて来たサンドを早速頂きながら。そして即決の否定に対しては

「あうっ、ご、ごめんなさいー……」

不躾であったかと項垂れ謝罪を入れるのでありました
21リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)19:42:29 ID:UcE
>>19>>20
「ならこれ使います?」

とかなり前の話だがとある事件の報酬で彼は多少割引される勲章を持っている。……頼るかどうかミズハ次第で、そもそもリエードには自分で払わせることも許される。

「おお、初めてでインフェルノスペシャル、それも改を! 貴女には素質があります……!」

何の素質だ。というツッコミが来てもおかしくない。
何、インフェルノがスペシャルでそれを改にしたものだ。きっと想像もつかないくらいにやべーやつに違いない。もしかしたら違うのかもしれないけど。

そして拒絶されると露骨に雰囲気が落ち込む。がすぐに立ち直る。こういうことは珍しくない。

「何が具材です?」
「…………残念ですねぇ、ちなみにそれは何故?」

懲りない青年、ミズハとは違ってグイグイと行き、遅れて運ばれてきたシチューを匙で掬い上げて一口、間髪いれずに二口目。グラタンはまだ焼きに時間がかかるとか。
――さて注目はシェムハザのインフェルノスペシャル改。その様相は果たしていかなる。
22シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)19:53:23 ID:fiP
>>20
>>21
「わー……。」
そして運ばれてきた大皿。
火の海を連想させる紅に浮かぶ、美しい白い立方体。
まるでそれは、真の救済は地獄の中にこそある、という古い格言を顕現したかの様である。

たどたどしく蓮華を手に取り、それをすくって口に運ぶ。

「………!!」
意外と、辛さはそれほどではないのか?
無言で、2口、3口と蓮華が進む。
少なくとも味は確かなようだ。
そして、皿はあっという間に空に……

「ちょーからい……!!!」
ようやく口を開くと同時に号泣。
死にそうな声で訴える。


「輪っかと翼は、壊すといけませんので。
 私も一緒に壊れてしまいます。」
涙目で水をがぶ飲みしながら、リエードの問いに答える。
壊れる、との表現、まるで造り物の様である。
ホムンクルスか何かの一種なのだろうか。

「それはそうと、ミズハ先生それで足りますか?
 いっぱい食べないと傷は治りませんよ?」
リエードの大量の料理と、ミズハのサンドイッチを見比べながら、心配そうな表情。
23ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)20:01:24 ID:blv
>>21-22
「!!」
「……だ、大丈夫デスヨー?」

しまった心の声がでっかく発露していたかと自覚、カタコトでリエードの申し出には手のひらを見せる優雅な所作
ここは格好良く年上らしく先生らしく、腹を切るしか立つ瀬がない。どうかその覚悟とケツイを尊重して下さい

「うわ……ち、超辛そうー……」
「だ、大丈夫ですか……?もっと甘い飲み物とか飲みます……?」

そりゃあ辛い、見た目がヤバイのにしかも一気にさらさらっと行けばそりゃあヤバイ。心配しつつも壊れてしまうとの説明には成る程と納得
ネポックには様々な人種が存在しているのだ

「え?あ、え、えぇ、私は充分足りますよー」

ありがとう、とダイエット中のミズハは苦笑で返す
24リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)20:05:52 ID:UcE
>>22>>23
その覚悟を尊重、勲章くんはしまわれた。分かりやすい二人だとどこか共通点を見出だせたような。

まさにスペシャルなインフェルノ。嗅覚に優れていれば鼻からでもその刺激を味わえそうな見た目だ! 周囲の生徒達も固唾を飲んで見守る。
そしてその食指が進む様子にあがる感嘆の声! そして――号泣で溢れる苦笑い。むしろよく食べきったものだと口をつけてない自分の水も渡す。

「無茶をしてはいけませんよ、すいません砂糖を入れたミルク追加で」
「……なるほど、それは失礼しました。ではうっかり壁などにぶつけないように」

確か辛味を抑えるにはこれがよかったはず、と。そして事情を聞けば流石に謝罪した。

「人によって胃袋の大きさも違いますからね、ミズハ先生にとってはそれで十分なのでしょう。あまり食べ過ぎても逆効果ですからね、ねえ?」

とミズハに同意を求める話の最中、いつの間にかシチュー完食、グラタンも既に半分を切った。リエードのペースは非常に早かった。
25ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)20:07:45 ID:9EI
真冬の寒空の下校門の前で1人佇み何かを待っているのは金の長髪をポニーテールにしている身長140cmにも満たない左腕に副会長とかかれた腕章を巻く少年だった
髪型と身長が相まって一見少女のようにも見えるが着ているのは男子の制服でありつまりはそういうことである

「寒い…そろそろ来る頃だと思うんだけどなぁ」

手を吐く息で暖めながら待つその姿はまるで恋人を待つような光景だがそうではなく…
転校生を迎え入れるべくまだかまだかと待ち構えているのだった
26シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)20:12:12 ID:fiP
>>23
>>24
「大丈夫です!おなかは一杯になりました!!」
号泣してたのから一転、満足げな表情に。
不自然なほど立ち直りも早い……!


ミズハにもっと食べるよう促すが、リエードに諭され…

「それもそうですね。
 食べ過ぎも体に害ですよね!」
なんだか感心したように頷く。
と、不意に真顔になり、リエードの皿に視線が。

「リエード!
 あなたは食べ過ぎなのではないですか?
 体格に比して、明らかに摂食量が過剰です!!」
今度はリエードに矛先が……!

【ごめんなさい、自分はそろそろ一旦落ちなければ。
 次当たり締めてもよいでしょうか?】
27ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)20:14:44 ID:hPA
>>25

そんな校門に駆けてくる一人の女生徒、振り返って送迎の馬車に手を振り終えると息を切らしてファルシュの元へと辿り着く。

「この寒い中お待たせ致しました……!
貴方が案内を担当してくださる副会長様ですか?」

新品の制服をぴっちりと着こなし白手袋を嵌める姿は初々しく、
低い身長や息を切らす様も相まって幼く映るだろう。

「ヴィオレット・キスキル、ただいま到着致しましたの!」

息を整えると非常に元気よく、かつ整ったお辞儀を以って挨拶と為す。
そういった所作から育ちの良さが伺えるだろう。
28ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)20:20:05 ID:blv
>>24
>>26
「え、えぇ、でも心配してくれてありがとうございます」

嬉しいですよ、と食後のコーヒーを頂きながら
尚実際全然足りなかったりする、ダイエットの道はかくも険しい

「あはは、手厳しいですねー……」

次はリエードの食事事情にメスが入る、実際食べる量は確かに相当で納得
ともあれそんなこんなのランチタイムは過ぎて行く、会話は途絶えず食堂に楽しげに響く響く

//分かりました、私もこの辺りで一度落ちますっ
//ありがとうございました、お疲れ様でしたですよ!
29リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)20:22:58 ID:UcE
>>26>>28
「その切り替えの早さは長所ですね」

立ち直りが早すぎる。悪いことではないが言及したくなるというもの。

「これは手厳しい。自分は胃袋が大きめなんですよ、これでも普段より少ないですよ? 普段なら」
『ああ、カツ丼三杯にカレー三杯は固いもんねアッハッハ!』

話を聞いていたらしい耳の良い調理師の発言が耳を通り過ぎて、二人に衝撃も与えただろうか。ミズハのお財布は幸運だったのかもしれない。
はてさて続く会話の内容はいかなるものになったか。それは食堂に居た一部の者だけが知ることになるでしょう。

//お二人ともお疲れさまです! それでは自分はこれで〆で!
//ロールありがとうございました! またよろしくお願いします!
30ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)20:27:18 ID:9EI
>>27
首を長くして待っていたところでこちらに駆け寄ってくる女生徒どうやら待ち人が来たらしい

「やーやー!元気な子だね、はじめまして!ぼくは生徒会副会長のファルシュだよよろしくね」

幼く見えるヴィオレットよりもさらに幼いが一応高等部の先輩なのでちょっと先輩らしく振る舞ってみるファルシュ
元気ににこやかに挨拶すると握手を求め手を差し出した

「いやー、本当ならこういうのやるのは教員なんだけどどこも人手不足みたいでさぁ…慣れないけど許してね?さて、じゃあ行こうか。どこか見ておきたいところはある?」

握手を終えるとさっそく校内を案内しようと歩きはじめる
一通りの案内はするつもりだがとりあえずヴィオレットの行きたい所をといった感じのようだ
31ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)20:34:33 ID:hPA
>>30

「副会長のファルシュ様……今後ともよろしくお願い致します。
私の事はヴィオ、と呼んで頂ければ嬉しいですわ」

改めて一礼すると握手に答え手を握る。
それどころかもう片方の手でも握り跪くのだった。

「はい、お手数をお掛けします……
それでは早速教室を見に行かせて頂いてもよろしいでしょうか?
実を言うと私、皆さまが勉学に励む学び舎がどのようなものなのか気になって夜も眠れませんでしたの」

ファルシュが歩き出すと3歩後ろをついていく。
その道中昨夜の事を告白し恥ずかしそうに頬を染める。
32シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/30(水)20:35:57 ID:fiP
>>28
>>29
「そうなのですね、これが普通なのですか。
 じゃあ、大丈夫ですね!!」
言葉通りに、何も疑うことなく信じ込む。
なんとなく危うい所もある娘なのだ。

「ご馳走様でした、ちょーからかったです!
 またいっしょに食べましょう、ミズハ先生、リエード!」
しばらく談笑し、ランチタイムも終了する。
ぱん、と合掌しご馳走様。
ふわりと宙に浮いて、どこかへと去っていった。

//ロールありがとうございました、またよろしくお願いします!
33ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)20:50:41 ID:9EI
>>31
「ヴィオちゃんね!…そ、そんなに畏まらなくてもいいんだよ?というかぼくのことも君付けとかでいいし!なんなら呼び捨てでも構わないから…」

こんな風にかしこまった対応をされた経験のない少年は動揺を隠せずどうしたものかと少し困ったように微笑むしかない様子
そして先輩ぶってみたもののどこか敗北感をおぼえるのだった

「教室ねおっけー!まあみんな最初はそんなものだよ」

そう言って歩みを進め教室にむかうのだったーーー

所変わって案内すべく教室にやってきた2人、放課後なので他の生徒の姿はなさそうだ
そして教室自体も何の変哲もない机と椅子が並び黒板があるどこにでもあるようなもので

「これが一応教室なんだけど…まあ普通だよね…」
34ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)20:59:49 ID:hPA
>>33

「あ、いえ、先輩に対しそのような事は……!
……でしたら「ファルシュさん」では如何ですか?」

今まで誰かを君付けで呼んだ事がないような育ちだったせいか、
提案に戸惑いながらも真剣に考え折衷案を挙げる。

「まあ……!
これが黒板でその前にあるのが教卓ですのね、ここに教師が立ち生徒は机に座り皆で授業を受ける……
素晴らしいですわ、私も明日からはここの一員になりますのね……!」

何の変哲もない教室に入るや否やこのはしゃぎようである。
誰もいない放課後なのは幸いと言うべきだっただろう。
35ナシャク◆omkq4GcVYE:2019/01/30(水)21:01:06 ID:4bR
ネポックの図書館で見た魔導入門書によると魔力の使い方は基本的には二種類ある。蓄積と放出。
蓄積は身体能力を強化する手段で、放出は魔力を使用して様々な現象を起こすもの。

「ふむふむ」

魔力総量が優れた者ならただ放出するだけでも上級魔術に匹敵する威力が出るが、それは適切ではない。術式を用い、詠唱を使うことで魔力の消耗を少なく、より高い威力を引き出せる。
熟練者は術式や詠唱を頭の中でイメージすることで、スムーズに魔術を使うことができる。

「ほおほお」

魔力総量とは生まれ持った才能であり、厳密には上げる方法は想像しない。
しかしそれは先述した魔力の消耗を抑える方法や、扱いは難しいが自然界に存在する魔力を取り込む事で補う事が可能。
誤って自分のキャパシティを超えた魔力を取り込むと命を落としかねないので、後者を筆者は推奨しない。

「うーん……」

最後に属性系統について。人間は誰でも属性を宿して生まれてくる。それが適正属性になり、本人に扱える限界ともなりえる、
自分とは全く異なる正反対の性質の魔法は使えず、仮に使えたとしても100%の性能は引き出せない。それが属性限界。
しかし、属性限界を超えてあらゆる属性を適正の術式を100%の性能で発揮出来る人間が存在するらしい。そのような力を持つものは限界突破者と呼ばれる。

「アンリミテッド……なんだかかっこいい響き……!ま、それは私には無理だろうからまずは身体強化からやってみよう!おー!」

やる気満々な表情でガッツポーズする少女。その後、図書委員に図書館では静かにと注意されたのはいうまでもない。
36ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)21:06:19 ID:9EI
>>34
「さんもちょっと慣れないなぁ…先輩とか!どう?」

それでもまだ堅く思えたようで、さん付けで呼ばれたこともない少年はこちらからも提案をしてみる

「…お気に召したようでなによりだよ、それよりお腹空かない?」

教室をざっと見たところで次は食堂かななんて考えのようだ
彼がお腹がすいたからではない!決してない!
37ナシャク◆omkq4GcVYE:2019/01/30(水)21:09:05 ID:4bR
「へ……うへえっ!」

そして、グラウンドへと向かった少女は早速身体能力強化の特訓を始めた。
暫くしてその感覚を掴み、走り出そうとした瞬間に急上昇した身体能力について行けなかったのか、右足を左足に引っかけて派手に転倒、否空中を吹っ飛び頭から木に激突し轟音を響かせた。

「いったあああっ!」

身体強化のおかげか血が出るような大怪我ではなかったが、痛いことに変わりはない。
木の根本で少女は痛む頭に手を当てながら空を見上げて呟いた。

「まったく……凡人だなぁ。私は……」
38ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)21:16:19 ID:hPA
>>36

「せん……ぱい……?
先輩!聞いた事があります、学舎における先達の事を指すのでしたわね!
それではファルシュ先輩と呼ばせていただきますわね!」

先輩という言葉の響きだけでも大はしゃぎ、
危ういほどの純真さが伺えることだろう。

「お腹、ですの……?
いえ……あっ、空きましたわね!
軽食などいただきたい気分ですわね、エスコートをお願いできますか、先輩?」

最初はその提案に戸惑ったものの、すぐに顔色を変えて食堂への案内をお願いする。
どうやらあまりお腹を空かせてはいないようだったが、それを感じさせまいと振舞うのだった。
39ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)21:24:54 ID:9EI
>>38
「うんうん、それならいいかな」

どうやら納得したようではじめて先輩と呼ばれ嬉しそう様子
それにしてもこの子箱入り娘というやつなのではないかと今さら感じるのだった

「やっぱり空いたよねー!じゃあ次は食堂だー」

ヴィオの戸惑いなと聞いておらずもう頭食べ物のことしかない!
そしてヴィオの手をとり引くと食堂に向かうのだった
40ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)21:32:02 ID:hPA
>>39

「はい、改めてよろしくお願いしますね先輩!」

どうやら自分も学園に馴染んできたのではないか、と言わんばかりに何故かドヤ顔を見せつつ手を引かれていく。
覚えたばかりの言葉を使いたがる子供のようだ……と、いってもまだ13の小娘なのだが。

「食堂も楽しみでしたの、ガクショク?などと呼ばれ親しまれているとか……
地獄の名を冠するメニューなどもあるとか!」

どうやら入学前から楽しみで色々調べたらしく、その成果を挙げていきながら素直に手を引かれていくのだった。
41ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)21:39:44 ID:blv
「さてっ……と……」

リエードとシェムハザとランチを済ませ、保健室へ向かうミズハ
包帯の交換やら薬の処方を受けるなど、諸々の事柄を受ける必要があるのだ
言うて包帯ぐるぐるなミイラめいたもさジャージ、側から見ると結構なアレ具合である
42ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)21:42:33 ID:9EI
>>40
「こちらこそよろしくねヴィオちゃん!」

子供らしい1面もあるのだなぁと少し可愛らしく思えてくる
そうこうしているうちに食堂に到着

「今日は好きなの食べていいよー!経費で落ちるから!あ、おばちゃんぼくいつものね!」

経費で落ちるからというなんとも判定的に微妙な理由でヴィオに食事を勧める
そして食堂のおばちゃんにいつもたべている激辛山盛りカレーを注文するのだった
43ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)21:49:06 ID:hPA
>>42

「まあ、経費で落ちますの!?
生徒会とはこの学園における王家のようなものですのね!」

何やら非常に間違った、かつ尖った認識をしながらもキラキラとした目でファルシュを見つめる。
同じ王家(のようなもの)でもキスキルのような小国とネポックのような大きな学校では違うという考えに行き着いたらしく相当尊敬しているようだ。

「私は……では、サンドイッチとミルクを……」

特に遠慮をしたわけでもなく、ただ単にあまりお腹が減っていないが故の選択であった。
44バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/30(水)21:51:19 ID:OYS
>>41
「……前から酷いナリだとは思っていたが、まさかここまでとはな教師」

保健室までの道のりで偶然通りがかったらしきバーラント。
手元に死霊術の本や小瓶等を抱えていることから、作業帰りという事は把握しやすいか。

「しかし前から変わらんなお前は。今日は何をしてそのザマになったんだ」
「どうせお前の事だ、派手にやりやったんだろうがな」

心なしか、バーラントはミズハの通り道をふさいでいるようにも見えて。
45ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)21:55:48 ID:9EI
>>43
「ふふっ、そんなんじゃないよ。これも仕事のうちだからさ」

ヴィオのどこかズレたコメントに思わず笑ってしまうファルシュ
転校生に食堂に案内しご飯を食べるのが恒例のようなものなのだ

「…ダイエット中?」

少年の前には山のようなカレーが運ばれてきた。いただきますという手をつけ始める
そしてそれに比べサンドイッチとミルクだけというのは少なく写り…ダイエット中?などという感想がでるのだった
46ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)22:00:14 ID:blv
>>44
「だーれもいないといいなー、なーんて……」

一人苦笑を浮かべつつ、要するに保険の先生の御小言がコワイのだ

「……うへっ!?あ、え、バーラ、あ、アントンくん、こんにちはー……」
「たはは、ちょーっと、魔物退治で……」

周囲を確認しつつ肩を竦めてその名を呼ぶ
続けて肩を落としながら、しかも自身はヤラレっぱなしな情けない出番になったのだと言う
47エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/01/30(水)22:00:48 ID:y7z
>>37
どしゃあんと木に激突したナシャク。衝撃で枝葉ががさがさと揺れる。
そして数枚の葉っぱが落ちる中で、なんだか不思議なものが混ざっていたのに気づいただろうか。
若草色のグミのような軟体質の身体をした、猫のような物体である。それはまるで生きた猫かのようにすたっと地面に着地して。

「―――おー……?」

少しして猫の近くの地面から「浮かんできた」、やや薄汚れたペストマスクがナシャクの方を見るだろう。
不思議な猫と同じ色と質感をしたラグビーボール状のなにかが2つ、ペストマスクが傾げた首の動きで揺れた。
48ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)22:06:08 ID:hPA
>>45

「これも公務の一つですのね、勉強になりますわ……」

勝手に納得し、ふむふむと頷き知識を吸収していく。
どうやら思い込んだらわりと止まらないタイプのようだ。

「あー……ええと、元々食が細いんですの。
殿方にはわからないかもしれませんわ……」

好意を無碍にしないように、かつ相手に恥をかかせないように必死に取り繕う。
わりと口は達者らしい。
49バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/30(水)22:10:31 ID:OYS
>>46
「どうやら今の保健室は空室のようだ。保健委員の一人すら出払っているとはな。また何かしたか?」

何時のタイミングで訪れても保険医か保健委員のいずれかは常駐しているはずの当校保健室。
その中でも誰も居ないとは、余程の大事に召集されているのか。はたまた。

「まったく……。少しは教師としての自覚を持ったらどうなんだ教師」
「お前に死なれて困るのはボクだけじゃないんだからな」

外から現れた泥人形に荷物を預けて保健室の扉を開ける。
勿論中に人の気配は無く、消灯された薄暗い診察室と数代のベッドが並ぶのみ。

「で、きちんと始末したんだろうな。そのザマで負けたのなら笑えないぞ教師」
50ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)22:11:28 ID:9EI
>>48
「ま、まあ間違ってはいないけどさ…ところでヴィオちゃんは得意魔法なんなの?」

山のようにあったカレーはいつのまにか空になっていて…
話しながらおばちゃんおかわりー!と追加注文

「ふーん…食べないと力出ないよ!」

それにしてもこの少年は食べ過ぎのような気がするが
女子とはそんなものなのかーと簡単に納得する少年なのでした
51ナシャク◆omkq4GcVYE:2019/01/30(水)22:12:25 ID:PRA
>>47
猫のような物体にゆっくりと少女は目を向け、その異質さに数秒してから気づいて勢いよく飛び起きる。

「な、なに……!?」

その物体に怯えているのかぷるぷると震える少女。更に現れたペストマスクに目を丸くして、それが喋ったとなれば恐怖心が最高潮に達してしまって。

「ば……けぇぇぇっ!出たあああああっ!」

そう叫んで猛然と駆け出した。しかし足が思うように動かず、すぐに派手に転倒して顔から地面に突っ込んだ。鼻血が出たがそれよりも今は逃げることしか頭にない。
よろよろと、逃げようとする少女は誰でも簡単に追い付けてしまうだろう。
52ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)22:16:54 ID:blv
>>49
「ほっ……よかったっ」
「うぐっ……す、すみませんー……」

安堵の吐息からまたも彼のお説教、最早恒例とすら言えようか
ともあれ照明を点けて室内へ、無人だったそこはひんやりと冷たい

「寒っ……あ、コーヒーとか、お茶とか飲みます?」
「……えぇっ、皆んながやっつけてくれましたからねー」

勿論と頷き、しかし結果的にミズハ当人は撃破の役に立っていないらしい。残念
53エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/01/30(水)22:20:16 ID:y7z
>>51
「……んー?」

エリシアがペストマスクを脱ぐ頃には、ナシャクは背を向けてしまっている。
冷静さが少しくらい残っていれば、ペストマスクから聞こえた声がなんだか幼げなことに気づいたかもしれない。
猫の方はと言えば、マイペースに首元を後ろ脚で掻いたりしている。……軟体質の身体が痒くなるのかは分からないが。

「わわわっ、なになにー!?」

何事か叫んだかと思えば、頭から地面に突っ込んだナシャク。ペストマスクを脱いだエリシアが驚くのも無理は無いだろう。
その場からふわりと浮き上がり、土の中から出てくると。そのままふよふよと転んだナシャクの前に先回りして。

「……だいじょーぶ?」

こてんと首を傾げた姿は、葉っぱの服を着た幼女といったところか。長い髪のような部分が、あの猫と似た質感になっている。
困惑と心配を半々くらいに表情に浮かべたエリシアは、結局どうすればいいのかとわたわたしている有様だ。
54ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)22:21:14 ID:hPA
>>50

「私の魔法ですの?
そうですわね……水術は家庭教師に習っていましたの。
得意といっても皆さまのように幼少の時分から高め合っていたわけではありませんけれど……」

外の世界をあまり知らない故か、どの程度の力量なのかも分かっておらず謙遜とも本気とも取れない言動を取る。
そう言う間にもサンドイッチを食べ終わり、口元を拭ったハンカチを丁寧に畳んでいく。

「大丈夫ですの、お気遣いに感謝しますわ」

本当はもっと健食なのだが、それを表に出すことはしない。
相当によく出来た子のようだ。
55ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)22:32:19 ID:9EI
>>54
「水の魔法かぁ…まあ幼少の頃からっていうのはぼくもきみも変わらないよ、去年転校してきたばかりだからさ」

水の魔法使いとはあまりやりあったことがないので興味はあるがいきなり年下の女の子に模擬戦しようとは言えず少し残念そうである
そして彼も食べ終わっていつもならさらにおかわりを…と行きたいところだがさすがに自重し食後のコーヒーを注文

「ヴィオちゃんってすごいお嬢様だったり…?」

一息ついたところで今さらながら気になっていたことをぶつけてみた
言動、見た目からいい家柄なのは聞くまでもなさそうだが一応確認したいらしい
56バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/30(水)22:34:36 ID:OYS
>>52
「戦線に出ずにこのザマか。ネポック教師の名が泣くぞ」

相変わらずのあしらい様。
ミズハが電気をつける前にソファーに座りリラックスムード。隣にはもちろん人形が。

「そんなモノを飲む趣味は無いが……出すのなら頂くとするか」
「この身体でも味覚は分かる。ちゃんと美味い物を出せ」

人形は棚に向かい何かを物色している模様。
その中には医療器具も複数含まれている事だろうか。
57ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)22:38:59 ID:blv
>>56
「ホントに……ふふ、でもみんな……うん、とっても頼れるからー……」
「……コーヒーでよかったです?お砂糖とミルクは使いますか?」

言われながらも何処となく嬉しそうなのは生徒達の成長を目の当たりにした故であろう
ややあってポットのお湯をマグに注ぎ、真空凍結の魔法で作り出したお手製インスタントコーヒーの完成。漂う香りは成る程馥郁
因みにミズハはブラック派である、人形の行動を目線で追いながらの質問
58ナシャク◆omkq4GcVYE:2019/01/30(水)22:39:53 ID:PRA
>>53
「おっ、お化けがぁ。ってあれ……?そのペストマスクは」

お化けに殺されるかもしれないと泣く少女。だがペストマスクを脱いだエリシアに何もかも自分の勘違いだと分かって。
幼い声には気付いていたが子供のお化けだとさっきまでは本気で思っていた。

「うう��。怖かったよぉ。そのペストマスクは心臓に悪いから、人前でつけるべきじゃないと思うなぁ……」

今度は安堵からめそめそと泣いて、エリシアに抱き着きそうになったがまず鼻血をどうにかするべきだと思い留まりハンカチを鼻に当てるのだった。

「ふひぃ…君は小等部の子であってるのかな?あ、それでちょっと失礼するね」

と前置きして少女はエリシアを抱き締めるだろう。
この歳にして何かあった時は部屋にある大きなぬいぐるみを抱くのが一番落ち着く少女。
今はそのぬいぐるみが側にないので、エリシアというわけであった。突き飛ばされても仕方ない行為だが。
59ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)22:46:21 ID:hPA
>>55

「そうなんですの?
副会長様と仰るので、てっきり直系の血を引くものとばかり……
でしたら私も追いつくために頑張りませんと」

なにやら勘違いが加速しているらしく、その根は相当に深い。
だが言いたい内容は伝わったようで、明日からの学校生活にやる気を奮わせる。

「あ、ええ……
一応キスキルという小国の王族ですわ、といっても継承権は兄上達にあるので私などお飾りですけれど……」

ネポックのほうが大国(国ではないが)だと思っているようで、謙遜が混じる。
だが、それでも国を自慢に思う気持ちはあるようだ。
60エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/01/30(水)22:50:34 ID:y7z
>>58
「……おー?」

ペストマスクに対する苦言には納得が行ってなさそうなエリシア。
エリシアにとってはこれは単に「地中でも呼吸ができる便利なアイテム」に過ぎないのだから。

「ん、そーだよ!こんにちはーっ!……ぷえっ」

その小柄さの通り初等部生のエリシア。片手をあげて挨拶するのはお決まりである。
が、出会って早々に抱きしめられるとは思っていなかったのか、少し意表を突かれたような声が零れる。

エリシアを抱きしめた感触は、一番近いもので言えば弾力強めのスライムと言ったところか。
体温は低くひんやり、水分も多くしっとり、表皮の質感はのっぺり…… ともあれ、「なんだか思ってたのと違う」ことになりそうなのは間違いない。
61バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/30(水)22:53:15 ID:OYS
>>57
「その連中が面倒ごとをこちらまで引き寄せなければ文句はないのだがな」

ソファー前のテーブルの上に足を乗せてリラックス読書タイム。
非常に態度がよろしくないが、自室や授業中もだいたいこんな感じ。
恐らく授業が被ることのないミズハは、あまり目にすることのない光景だろうが。

「どっちでも構わん。お前の好きにしろ、教師」

対する人形は保健室の棚から大量に包帯やらギプス替わりの差し木を持って帰って来る。
今のバーラントの身体には一般的な人間に用いる薬党は必要ないはずだが。
62ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)22:58:13 ID:9EI
>>59
「直系…?と、ともかくやる気があるのはいいことだね!」

魔王の直系であることを悟られかと一瞬焦るがそんなことはなさそうで一安心する少年
なにはともあれやる気になっているのは彼にとっても喜ばしいことでありニコッと微笑むのだった

「え!ということはお姫様じゃ…」

と言いかけたところで突然ぶっ倒れる少年
昨日の傷が癒えてなく本来なら絶対安静なところを大丈夫大丈夫と無視して来ていたらしく無理がたたったようだ
63ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)23:00:53 ID:blv
>>61
「ふふ、その時は手伝って下さいねー?」
「こーらー、姿勢、悪いですよ?」

マグを置いてから腕を伸ばし、足をぐいーっとテーブルから下ろそうとしている
尚お砂糖ミルクはソーサーにちょこんと添えられるカタチとなったのでお好みでどうぞと言うやつらしい

「……うん、うん、美味しい美味しい」

満足気であり、事実インスタントコーヒーとは言えお手製故に(現実基準の)通常のドリップのモノとそこまで大差ない味や香り
さてはて実験に必要なのかなーなんて、人形の集めたアイテム達を眺めていた
64ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)23:07:40 ID:hPA
>>62

「ええ、やる気だけは先輩にも負けるつもりはありませんわ!」

やる気をアピールするかのように、微笑みに対しぐっと細腕でポーズを取ってみせる。
当然ながら蝶よ花よと愛でられた身なので力こぶなどがあろうはずもない。

「ええ、まあ、一応……
あ、そうは言っても同じ生徒として扱ってほし……
って、大丈夫ですの!?」

自分の扱いに対しなんとか普通にしてもらおうと交渉しようとした矢先に倒れるファルシュ。
思わず驚きでこちらまで倒れそうになるのを堪え駆け寄る。

「まあ……酷い傷……!
でも治りかけているということはこの学園の保険医さんがかけた術のおかげでしょうか、
流石の腕前ですわね……でも本来ならば安静だったのではありませんの?」

癒しの術にも長けるのか、傷を見るやその状態を看過する。
一応魔術をかけようとはするものの、癒しの術が既にかかっているのであれば2度かけても効果は薄いだろう。
65バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/30(水)23:11:59 ID:OYS
>>63
「なら、その際の報酬は魂にしてもらおう。もちろん、ボクはお前のでも構わないのだがな?」

以外にも抵抗することなく、バーラントの両足はミズハによって強制退去の目に遭う。
その際にチラリとミズハの顔を見るが、すぐに開かれた本によって視線は遮られる事に。

「…………まあ、悪くない。前に飲んだモノとそう変わらないな」
「まあ、ボクが淹れたコーヒーの方が一味上だが」

置かれたコーヒーは砂糖やミルクと言ったトッピングを乗せることなくバーラントの手元に。
匂いを楽しむような真似もなく、そのままカップを傾ける。

「あぁ、揃ったようだな。これで予備パーツの補修が間に合いそうだ」

荷物を抱えて帰ってきた人形を確認し、荷物を品定めする。
66エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/30(水)23:14:08 ID:RgR
お昼休みの中庭の片隅で、『星』に乗った妖精の少年が、同じく『星』に乗せた紙袋を引き連れて
何かを探すように辺りを見回している。

「うーん、雪が積もってるから木の上は使えないし… 座れそうな場所は他の人がいるし…」

どうやら落ち着いて座れる場所を探しているようだ。
67ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)23:16:30 ID:blv
>>65
「あはは……誰の魂も、ダメかなぁ……」

相変わらずジョークに聞こえ辛い口調に苦笑、ともあれ刹那交差する視線に満月の笑みを浮かべた

「お、言いますねぇ」
「……じゃあ、今度はご馳走して貰おうかなー?」
「ん、予備パーツ……です?」

ミズハはコーヒーが好きだ、故に美味しいと自負するそれに非常に興味をそそられているらしい
さてはて聞き慣れない単語に小首を傾げた、無論疑問符は頭の上に浮かんでは消えて行く
68ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)23:18:43 ID:9EI
>>64
どうにか意識はすぐに取り戻し体を起こすことができた

「いやー、情けないとこ見せちゃったね…」

はぁ…とため息をつき痛む部位を手で抑えながら恥ずかしそうに話す少年
情けない姿を見せたのを恥じているのだった

「肋骨折4本と内臓も損傷してて…ほぼ治ってきてるんだけどまだきつかったかぁ…え?治癒は受けてないよ」

症状を語る少年だったがきょとんとした顔で治癒?なにそれ?みたいな感じでヴィオを見つめる
治りかけてはいるがそれは彼の回復力によるもののみで基本治療の類を受けたことはないのだった
69アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/01/30(水)23:25:16 ID:KT9
>>66
「ぽつ、ぽつ、ぽつ、どうやら雪が積もって座れないなあ………」
怪しげな雰囲気の男が傘をさしながらぶつぶつ独り言を呟いて歩いていた
「おや、少年。き、君も昼食時なのに、場所が無いのかい………?」
困った顔で座れる場所を探している少年を見ると、ゆらゆらと不審者のように近づき見下ろしながら話しかける。
「こ、こ、ここは湿っていて座れないねえ、いいところを教えてあげようかあ……?」
黒い男が吃りながら少年に話しかける姿は傍から見ると事案問題である。
70ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)23:28:14 ID:hPA
>>68

「まあ……!
情けないだなんて仰らないで、でも今すぐ休んで下さいまし!」

その傷の治りが自己治癒によるものとは信じられず、
またそれとは別にそのような傷を負ってなお自分を案内しようとしてくれていた事に負い目を隠せない。

「酷い怪我ですわね……!?
この学校はそのような傷を負っていても仕事を休めないのですの……!?
まさか、これが伝承に聞く「黒き物ども」……!?」

どうやらブラックな勤務体系のせいでこうなったのでは言いたいらしく、しきりに安心させるような声をかけながら呪文を紡いでいく。

『水よ、何より優しき水よ、慈しみのさざ波を以って彼のものの痛みをさらいたまえ……』

簡素ではあるとはいえ詠唱つきの癒しの術を唱え、ファルシュへとかける。
呪文を受け痛みなどは引くだろうがそれでも完全に回復したわけではない、心配した顔で覗き込むのだった。
71バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/30(水)23:29:18 ID:OYS
>>67
「そうだな、その代価にはお前の魂を頂こうか、教師」

視線を向けた際にこちらに来る満面の笑みに、バツの悪そうに顔を背ける。
それでもコーヒーにはたびたび口を付けて。

「ん、知らんのか」
「この身体も所詮は消耗品だからな。長く使用すればその分各部位も擦り減ったり折れやすくなったりする」
「その為にも替えは常に必要だ。常日頃から有事に備えてこそ真の魔術師と言う物だ」

しかし肝心の替えの部品は学内から勝手に拝借している代物ばかり。今回はパーツの都合上保健室へ。
包帯を腕の関節部分に巻き付けて軽い補強を始める。
元は人形がしっかり押さえているので、非力なバーラントでも安心。
72リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/30(水)23:31:35 ID:UcE
>>66>>69
中庭を眺める金髪の青年リエード。友人の姿を見つけて話し掛けようか考えていると……うん、ちょっと。
風紀委員の腕章をはめて、二人に近付くと穏和な微笑みを浮かべて……ややエストレラ寄りの距離で「こんにちは」と話し掛ける。

「…………もし、エストレラ君。……お知り合いですか?」

「さていいところとは安全な場所と見て大丈夫ですか?」

リエードも人のことは言えないが、怪しいと感じるとそういうのは都合よく忘れるのだ。はてさて二人のそれぞれの返答やいかに。
73ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)23:35:04 ID:blv
>>71
「私のー?」
「うぅーん……レンタルならいいですけどー……」

腕を組みしばし悩んでの結論、返してくれるなら大丈夫らしい

「あー、そう言う……」
「ふぅん……あ、お手伝いしますよ」

マグをテーブルに置いて立ち上がり、包帯や添え木を手に取って
この手の処置は慣れたモノだ、なんせ自分でよくやっているのだから
拒否が無ければしっかりバッチリ、補強を行う事であろう
74ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/01/30(水)23:41:10 ID:9EI
>>70
「実は流石に保健医に入院するよう言われてたんだけどぼくなら平気かなぁと思ったのにこのザマだよ…迷惑かけてごめんね」

彼女の負い目を察したのか申し訳なさそうに謝罪する
癒しの術の効果かよろよろと立ち上がると…

「申し訳ないんだけど今日のところは保健室を最後に明日でもいいかな?明日なら多分全快してるし埋め合わせは必ずするから…」

到底一日で回復するようには見えない怪我だったがそれを治癒してしまうのがこの少年なのだ、この時点で人間ではないことはバレてしまうかもしれないが…
そういうとふらつきながら案内がてら保健室へと連れ立って向かうのであった
75エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/30(水)23:41:32 ID:RgR
>>69
「まあ、そんなところかな」

アルノラの問いにそう返す、妖精の少年。

「早く探さないとお昼を食べる時間が無くなるからね。
いい場所を知っているのならぜひとも案内して欲しいかな」

警戒心がないのか、それとも他の理由があるのか。
ともかく、アルノラを疑っているのではないようだ。

>>72
「あ、リエード君じゃないか。こんにちは。
お知り合いというか、今、出会ったところかな」

と、リエードの質問に答える。

「んー、見た感じ、攻撃された気配がないということは、
少なくとも学外の不審者ではないのは確かだね」

割と失礼な事を言っているような気もする。
76アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/01/30(水)23:49:18 ID:KT9
>>72
「ふ、ふふ、ふふふ、やあ、こんにちは、風紀委員さん、かな?
なに、この少年が困っているということでね、ちょっとした僕の秘密のスポットを教えてあげようと思ってね。余計なお世話だったかな?」
ニヤニヤと不気味な笑みをしながらリエードの顔を覗き込む。
傘の薄暗い影がより一層男を不審に見させているが
あえて‘安全 ’とは言わず、ただ笑って誤魔化している。

>>75
「そうだね、ゆ、雪が積もっちゃ、外では食べれないよね?ふふ、」
エストレラの催促に嬉しそうに笑い、
「ああ、そうだ、あそこがある、あそこがいい……」
と1人で納得するようにボソボソと独り言を吐き始めると、
「あ、案内するよ、あそこならきっと‘ 誰もいない’からね……」
と校舎裏の方へ向いた
77バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/30(水)23:51:16 ID:OYS
>>73
「お前の魂をどうするかはボクが決める。その身体まで保管するのは面倒だから止しておきたいのだがな」
「どうせなら人間の身体を捨ててこの身体にするのはどうだ?脆弱な人間よりよほど有意義だぞ」

そう簡単に人体型の入れ物一式を作る事は難しいが、何気に気になるミズハの要望なら応えてしまいそうなのがバーラント。
本気と受け取るか、冗談と受け取るかは彼女次第。

「お、オイ、ボクは手を貸せだなんて一言も言ってない……」

そうは言いつつも補強は非常に大事。このまま壊れて動けなくなってしまっては元も子もないので。
ちゃっかり人形も、ミズハに必要な道具を差し出して受け入れる体制に。

「…………もういい。勝手にしろ」
78ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/30(水)23:51:31 ID:hPA
>>74
「いえ、いえ!
どうか謝らないで、気付けなかった私も同罪なのです!
あと大事をとって入院なさって!」

どうやら本気で心配しているのと負い目を感じているらしく、これまでに無い強い調子でグイグイと休養を勧めてくる。
元々の気質や癒術に長けるせいか、そういった部分を軽視するのは許せないようだ。

「はい、構いません……というより少し待ってくださいまし」
『風よ、優しき風よ、その気まぐれを一時我らに預けたまえ……』

そういって風術を唱えると、揚力に似た風により身体が物理的に少し軽くなったように感じるはずだ。
そうして軽くなったファルシュの肩を担ごうとするだろう。

「明日の案内は必要ありませんわ、私の事など良いですからどうかゆっくりと休んでくださいな……
貴方がどのように治癒能力を持っていて傷を治したとて、痛みが消えたとてそのような傷を負ったという事の辛さは長く残るものですの……
兄上の受け売りですけれど、ね……」

兄の言葉を引用し案内どころか出席すら封じかねない勢い。
こうなると頑固になるのがヴィオレットという女、おてんば姫の本性であった。
79ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/30(水)23:57:43 ID:blv
>>77
「えー、じゃあダメですー」
「キッチリ、貸し借りしないとですもんねー……それに、脆弱なこれも割と気に入ってますので」

とは事実バーラントの体をそれにしてしまうキッカケの張本人のセリフにしては色々とアレだが、自覚もあるのか苦笑ながら

「私がお手伝いするって、言いましたよー?」
「ん、よしよし……はい、出来た!どうです?動けます?」

現世で言うスポーツ整体バンテージめいた、からだの作りに基づく動きやすくムダのない包帯捌き……と思いきや結び目が可愛い蝶々結びだったりなんだったり
ともあれバッチリ完了といえよう、人形に向けても助力に一礼してから施術した箇所を念入りに覗き込んでチェックするのである
80リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)00:00:27 ID:YNt
>>75
「なるほど、まだ判断する前と」
「それでしたら一つの不安は消えましたね、手間を取らせてすみません」
 
当事者の目の前で二人して失礼に聞こえる発言。アルノラくん、君はキレても許される。エストレラはまだしもリエードは疑ってきてるのだから。

>>76
「えーと、まずその秘密のスポットについてエストレラ君は危ない目に遭わないか、が気になるんですよ」

誤魔化すことは逆効果、しかし……エストレラの昼の時間もあまり奪いたくはなかった。

「というか貴方、笑うならもう少し明るく笑いなさい。…………エストレラ君? 自分も同行しても?」

ここで、アルノラではなくエストレラに訊ねる理由はアルノラが断る理由を潰すためだ。エストレラが許しを出せば断りにくくなるだろうと。
そのため、場合によっては三人仲良くその秘密スポットに向かうことになるかもしれない。
81エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/31(木)00:07:25 ID:NyB
>>76
「ふむふむ、誰もいない場所か。
それはまた期待が膨らむというものだね」

そう言いつつ『星』を操り、アルノラの後について行く。

>>80
「まあ、そんなところだね。
最も危なくなったら逃げればいいだけだし」

と、なにも気にしていないかのように笑うが、リエードなら気付くであろう。
彼が自分の翅ではなくわざわざ『星』に乗っているということの意味を。
つまり、現時点で彼は自分の翅で飛べないのだと。

「うん、僕は何の問題もないよ」

と、リエードの同行をあっさりと受け入れる。
82バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/31(木)00:12:30 ID:qMZ
>>79
「……まあいい」
「だがボクがお前の魂を手にした際はその身体の事は忘れてもらう。未練があるなら早めに済ませておけ」

流石に魂の貸し借りは難しいだろうか。主に肉体へと戻す作業において。
やんわりと断られてしまえば、いつの間にか飲み干していたコーヒーのカップをソーサーに戻して一呼吸。

「……お前にしては悪くない出来だ。流石に年中傷の絶えない奴の腕は間違ってはいないようだな」
「しかし…………余計なアクセントを入れる必要はない。早急に戻せ。今すぐにだ」

身体を動かすことに苦は無いが、やはり確認して気になるのはワンポイントの蝶々結び辺り。
自力で戻そうにも手の届かない位置にあるそれに触れるのは不可能で。
何とも不満そうな表情でミズハを睨みつけるのみ。

一方の人形は表情こそ変わらずも、ミズハの一礼に会釈で答えたり、蝶々結びにサムズアップしたりとノリノリの様子。
83アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)00:16:49 ID:I1t
>>80
「んふっ、君も来たらいいさ、食事というのは大勢で食べた方が楽しいだろうからね…………案内するよ」
リエードの警戒した態度にも気にしたような様子はなくむしろ歓迎したそうに笑っている
「そうだねえ……この笑いは僕の嬉しさを精一杯表現した笑みだからねえ………これでもちゃんと笑っているんだよ?」
と言いつつ全力の笑顔を見せるが、目はフードで隠れ、口は引き攣り笑顔といってもなんともぎこちないものだった
「そういう君はさぞかし素敵な笑顔を持っているんだろうねえ……」

>>81
「うんうん、こ、こっちだよ、おいでおいで………」
誘拐するような口ぶりでゆらゆらと手招きをした後、やや猫背気味の体制で歩き始める
「ぼ、僕の秘密のスポットってのはね、校舎裏の階段があるんだけどね、老朽化で使われていないところがあるんだよ………」
「時、実は立ち入り禁止だけどね、先生も生徒もあまり通らなくて僕は使っているんだ………ま、1人でずっと佇んでたら幽霊が出るっていう噂が立っちゃっただけなんだけどね……ひ、ひひ、」
笑いながらも少し困ったような顔を一瞬見せ、のしのしと校舎裏の階段へゆっくり向かっていく
84ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)00:19:39 ID:Nxv
>>82
「そっかぁ……じゃあしばらくは難しいなぁ……」

逆説、レンタル程度ならいつでもオッケーなアレである。事実ちょっと興味があるのだ、体験として味わってみるのも悪くない

「ふふ、でしょうー?」
「えー、せっかく可愛く出来たのになぁ……」

痛い所をスルーして胸を張りドヤ顔、都合のいい耳である
そして渋々結び目を直そうとするも、鳴り渡る鐘の音

「……あっ、いっけない、次私授業あるんだった!」
「ごめん、また後で直すからー!」

まるで嵐が去るようにドタバタと、慌ただしく消えて行くもさジャージなのでありましたとさ

//この辺で締めにさせて下さい、ありがとうございました!
85リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)00:23:51 ID:YNt
>>81
「……貴方のその胆力は感心です。……ですがあまり無茶はなさらず」

やれやれ、と星に乗る姿を見れば流石に察しもついている。
必要とあらば自らを盾にするつもりではあるがさてアルノラの善に期待するしかなかろう。

>>83
「…………さあ、自分の笑顔など彼には負けるかと」

エストレラに視線を流し、彼の意趣返しとも言うべきものを受け流す。


「…………よく風紀委員連れてそんなところ行けますね貴方。危険がないなら自分はある程度は容認しますが」

警戒しすぎか? とエストレラの様子も見て少し気を緩める。……というかアルノラの話を聞いてると、ちょっと不憫。

「さて、この階段で……何が?」
86エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/31(木)00:31:59 ID:NyB
>>83
「ふむふむ、校舎裏の幽霊の噂って君が出どころだったのか。
こういうのって、気を付けないと大事になるからなぁ…」

と、まるで他人事のように言う。
そんなことを言うエストレラも『夜中に響く謎の歌声』の噂の出どころになっているのだが。

>>85
「うん、あまり無茶はしないようにするよ。
…まだ体のあちこちが痛むしね」

と、リエードにだけ聞こえるように。
よく見ると、裾から包帯が見えてたり、翅に傷跡があったりする。
87バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/01/31(木)00:35:52 ID:qMZ
>>84
「だが、ボクは決めている。お前の魂を手に入れるのは、お前をボク自らの手で仕留めてからだ」
「それまでは誰からも倒されるんじゃない。ボク以外の奴に負けるのは許さないからな」

あの日において誓ったバーラント自身への信念。それはミズハの強さを認めたからこそ。
何時の日か必ず訪れるその瞬間を、バーラントは心待ちにしている。

「ボクにこんなものは必要ないと言ってるんだ!」
「いいから早く元に戻せ! こんな姿で居るぐらいなら壊れた方がマシだ!」

割と切実な訴えだが、どうもミズハの耳には届いていない様子。
しかも渋々直そうと動いた矢先に、頼みの綱が帰ってしまう始末。

「…………あの教師はぁぁぁぁッ!」

文句を言おうと追いかけようとするが、彼の身体能力では到底追いつけるはずもなく。
人形に引きずられる形で、主人は自室へと戻る事になったのであった。

しばらくの間、バーラントの身体には少々似合わない蝶々結びの包帯が巻き付く事になったそうで。
88アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)00:41:09 ID:I1t
>>85
「ふ、ふふ、そうだね、純粋な心の持ち主ほど笑顔は綺麗なものだよ」
「彼の笑顔はその星のように輝いているんだろうね…」
自分のことを卑下しつつもエストレラを褒め称える
「おやおや、もし階段が崩れたところで君もそこまで貧弱じゃないだろう?」
そういう問題ではないと思うのだが、風紀委員の注意には耳を貸さず「立ち入り禁止」と書かれたテープを一切気にせずに跨いで階段を上る
「ここなら屋根もあるし、なにより静かだ。お、お昼ご飯にはうってつけのスポットだろう?」

>>86
「さ、さ、着いたよ、昼休憩が終わる前に食べないとね。」
と言いつつ購買で買ってきた「わさびいちごパン」を袋から取り出す
「ど、どうせなら3人で食べないかい?君たちも昼食がまだなんだろう?」
とパンを口に頬張りながら昼食を誘ってみる。
89リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)00:51:02 ID:YNt
>>86
「噂はどこから出るかわかりませんしねぇ……」

「…………貴方に限りませんが。知らぬところで失うのは寂しいものですよ」

アルノラには少々悪い気はしたが、彼の見てない隙に頭に手を置き。
包帯も傷痕も、友人達のものではあまり見たくないものである。自分のならば多少は見れるというのに。

>>88

まあ、危険な気配はないのでリエードも堂々とテープを跨いでいく。エストレラには大丈夫だ、と伝えて。
そして着いたら――疑ったのが本当に悪いと思うお誘いであった。なんで疑ってしまったのだ自分はと自責。

「…………ええ、貴方を疑ってた自分でもよろしければご一緒します……ああ、自分リエード・リオーナですよ……ほう、それは中々」

わさびいちごパンに目が向いていた。
90エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/31(木)01:03:39 ID:NyB
>>88
「おーっ、これはこれで秘密の場所っぽい雰囲気がいいね。
それじゃあ、お昼時間が終わる前に食べてしまおうか」

そう言うと、紙袋の中から適当な菓子パンを取り出し、一口齧る。

「あっ、そうだ。
飲み物なんかはどうかな?」

そう言うと、水筒を取り出し、ホットミルクをカップに注いでいく。

>>89
「うんうん、元はと言えば噂の元を探していたはずなんだけど、
よく聞いてみたら僕が出どころだったらしくて…」

ちょっと前のシャディとプラーナとの夜の事件。
そして、その後で友人に色々と話を聞いてみたら自分が最初だと気付かされてしまったという。

「…それは、確かに寂しいね」

思い起こすのは、過去に出会った人々。時の流れに消えていった友人たち―――
91アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)01:11:57 ID:I1t
>>89
「そ、そういや僕も名乗っていなかったね、失礼す、するよ、僕の名前はアルノラっていうんだね、よろしくね」
ニヤリと微笑むと手に持っているパンに視線が向いていることに気付く
「おや、おや、このパンが気になるのかい?毎日購買で寂しそうに売れ残っててね、あまりに哀愁が漂うから一つ買ってみたら意外と美味しかったんだよ………んん〜中々美味だね」
全くそんなことは無く、ゲテモノ味なのだがそれでも美味しそうにパンを頬張っている
>>90
「ふふふ、ありがとう、やっぱりパンにはミルクがよく合うよね。」
ホットミルクを頂くと、パンとは言い難い味のパンを口に含み、味わってからミルクで流し込む
「は〜、五臓六腑に染み渡るよ。ああ、染み渡る。」
幸せそうな顔をして一息つくと、エストレラの星を興味深そうに見つめ始めた
「しかしキラキラ光っていてきれいな星だね、こ、金平糖のようで美味しそうだ。ふふ、ふ」
「これはま、魔法かな?この学校で天文学でも学んでるのかい?」
92リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)01:16:33 ID:YNt
>>90
「…………それはまたミステリーでしたね」
「辛気臭い話をしてすみませんねぇ、さあ明るく参りましょう」

エストレラの噂の件については彼にも聞き及んでたらしく正体に少々驚き。そして失言だったかと首を振った。

「階段の不安さえ無ければ……と言いたいですがだからこそなんですかねぇ」

「いただいても?」とホットミルクについて。

>>90
「…………それはまたミステリーでしたね」
「辛気臭い話をしてすみませんねぇ、さあ明るく参りましょう」

エストレラの噂の件については彼にも聞き及んでたらしく正体に少々驚き。そして失言だったかと首を振った。

「階段の不安さえ無ければ……と言いたいですがだからこそなんですかねぇ」
「そういえば初等部で何を習っているんです?」

いただいても? とホットミルクについても聞きつつ。

>>91
「アルノラさんですね、どうぞこれから……自分の疑いを気にしないと言ってくださるならば仲良くしていただけると幸いです。勿論エストレラ君ともね」
「ほう……最近は食堂にかかりっきりでしたし今度見てみましょう。ありがとうございます」

一方のリエードはどこから取り出したかはまったくわからないがやけに平べったいパンを取り出してかじりついていた。

「貴方も何を学んでいるのか、何が得意なのかは気になりますねぇ」
93エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/31(木)01:26:32 ID:NyB
>>91
「うん、こういう寒い時には暖かいのがいいよね」

カップに注いだホットミルクを一口飲んで。

「まあ、僕が使える中で一番得意な『星魔法』かな。
あ、見かけは美味しそうかもしれないけど、飴を核にでも使わない限りは食べても味はしないよ?」

と、釘を刺す。
…どうやら口に入れたことがあるらしい。
そして、飴を核にできるらしい。

>>92
「噂が流れ始めたタイミングとかをもっとよく調べておけば良かったのかな」

とはいうものの、あまり悪びれた様子はないので隙があればまた夜中に歌ったりするようだ。

「んー、とりあえずは魔法の基礎とか、読み書きとか計算とかかな?
魔法の基礎はともかく、読み書きとか計算は僕はほとんどやる意味がないんだけどね」

昔に旅をしてた時にそう言うものは勉強したのであろう。
94リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)01:32:56 ID:YNt
>>92
//色々レスが混沌としててすみません、以後気を付けます……
95アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)01:35:47 ID:I1t
>>92
「ぼかぁ入学当初から疑い慣れてるからね、気にしてないよ、ふふふ、数少ない友人が増えてとてもうれしいよ」
嬉しそうに笑うとリエードからの質問に少し笑顔が引き攣った
「ふ、ふふ、なに、僕は地元を離れて誰も知らない学校で魔法を学んでみたかっただけだよ。こ、この顔の火傷を治したくてね」
顔に指を差し説明する。しかし本来なら回復魔法を覚えるのだがアルノラは攻撃魔法の分野の授業を選択していた。
>>93
「ふむ、ふむ、立派な魔法を修得しているんだね。羨ましいかぎりだよ」
自分の魔法より遥かに凌駕する魔法に非常に面白そうに観察する
「やはり魔法というのは9割が才能に影響するとお、思うね。なにかコツでもあ、あるのかい?」
96リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)01:43:48 ID:YNt
>>93
「不都合があると思えばそうするべきでしょう」
「……自分達に見つからないようにお願いしますよ?」

楽しみを邪魔するつもりはないが、立場があるので見つけてしまうと連れ戻すしかない。というのである。逆に言うと見つからなければセーフ。

「なるほど、基本的なことは変わらないようですね。……油断してるとうっかりミスしますよ?」

なぜかその言葉に実感がこもっていた。

>>95
「……いえ本当にすみません。これからよろしくお願いします」

深々と頭を下げて切り換える。

「……なるほど。それは悪いことを聞いたかもしれません」
「ですがこの学校ならば希望は持てるかと。当然、回復魔法の分野――――でなかったりするんです?」

リエード自身は回復魔法は使えない。だが他の生徒達ならば回復魔法や薬を使用できる。そこに光明はあるだろうと。
97エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/31(木)01:50:43 ID:NyB
>>95
「どうだろう? どちらかと言うと種族特性みたいなものだからなぁ。
普通の魔法はまだ初級のものを使えるようになったぐらいだし」

と、自分の魔法の熟達度を話した後に、大事な事を言い忘れたのに気付く。

「あっ、ごめん。
君が自己紹介をしてくれたのに僕がするのを忘れちゃいけないよね」

と、頭を下げ、

「僕の名前はエストレラ。見ての通りの大妖精で初等部所属かな」

自己紹介を済ませる。

>>96
「まあ、そこは上手くやることにするよ。
趣味だけでなく鍵の修復も必要だしね」

そう言って、『星杖の銀鍵』を二人に見せる。
よく見ると、細かなヒビが入っているのが見えるだろう。

「うん、歴史とか言葉遣いとかが変わっているのもあるから気を付けないとね」

そう言って頬を掻くのは、失敗したからなのか。
98アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)02:00:45 ID:I1t
>>96
「ああ、この学校の技術には度々驚かされているよ。じ、実は回復魔法の授業は取っていなくてね………僕には才能がないんじゃないかと思ってね」
さり気なく目を逸らしながら右頬を撫でる
「こ、この火傷も半ば呪いに近くてね………僕はこれだけ最先端な魔法が揃ってるなら、この火傷の性質から‘ 何か’が分かるんじゃあないかと思ったんだがね………」
残念そうな顔で落ち込む
>>97
「ふむ、ふむ、エストレラくん。良い名だね。ぼかあアルノラって名前なんだよ。よろしく頼むね。」
「種族によって使える魔法も変わるのか…………なるほど、なるほど、なるほど、とても良いことを聞いたよ。ありがとう。感謝するよ」
というとまたもや不気味そうな笑顔を浮かべぶつぶつ独り言を呟き始める。

暫くするとそろそろ予鈴が鳴りそうなことに気付きおもむろに立ち上がる
「おや、おや。もうこんな時間かい。それじゃあ僕はそろそろ行くよ。今日は寂しくない昼休みを過ごせたよ。あ、ありがとね、」
と言い残すと忙しそうに教室へ戻って行った。
//勝手ながらありがとうございましたー!拙い文章ですみませんが楽しかったです!
99リエード◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)02:06:24 ID:YNt
>>97>>98
「……まあ、貴方が何を選ぶかは自由です。ですが才能がなくても低級のものなら使える方も居ます、諦めぬように」

ここは学校の先輩らしく。

「……時にはその分野に長ける人も居ます。手広く捜してみるといいでしょう。何、貴方でしたら仲良くなれますよ、皆さんとね」

とはいえ、火傷本来については言及せず。治るかどうかはわからないのが本音。だが、それでも彼が友人を増やせればいいと。

「……おやおや。これ以上酷く壊れないようにしてくださいね」

見たところ良き品だろう。それをこれ以上……という事態にならないためにも自分が動けないといけないのだが。

「基礎というのはいつも大事なことですねぇ」

同じような失敗をした仲とも思えばまた近付いた気がするリエードなのだった。

「いえいえ、こちらも誘っていただきありがとうございました。それではまた、アルノラさん」

教室まで戻っていくアルノラを見送ってすぐ、距離のこともあってかエストレラに目を向けて。

「では自分達も行きましょうか。お互い、平穏無事に楽しく元気に過ごしましょう」

そう言ってリエードもまた降りるだろう。途中まではエストレラと共に向かったかもしれなくて。

//ありがとうございました! 拙いなんてとんでもないですよ! 楽しかったです! またよろしくお願いしますっ
100エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/31(木)02:20:11 ID:NyB
>>98
「こちらこそよろしく。アルノラ君」

と返し、

「特に妖精は個体で使える魔法とかの差異が大きいからね。
それが逆に普通の魔法の習得で苦労するんだけど…」

自分が知っている妖精に関しての話をする。

>>99
「実は、先日にとりあえずの修繕を終えたんだけど、
とある事情で酷使してしまってね」

どうやら、彼の傷もその『とある事情』で受けたものらしい。

「うんうん、前にあった生徒… 確かヴェズン君だっけ?
その彼にも『意識しなくても使えるぐらい基礎を鍛えればいい』って言われたからね」

>>ALL
「おっと、もうそんな時間なんだ。
それじゃあ、各自遅刻しないように解散ということで。
またねーっ」

そう言うと、『星』を展開し、それに乗って教室の方へと飛んで行った。

//こんな遅くまでお付き合いありがとうございました
また機会があればよろしくお願いします
101ナシャク◆omkq4GcVYE:2019/01/31(木)07:18:10 ID:ENT
>>60
「まぁ……いっか」

子供がやることだし人を怖がらせようと思っての行動でないのは分かる。子供には甘い少女なのであった。

「ん……?まあこれはこれで、悪くないかも。君お名前は?私の事はナシャクお姉ちゃんって呼んでくれたら嬉しいかな」

早々情けないところを見せてしまったが上級生として下級生には頼りにされたい。
魔術の腕がエリシアの方が自分より優れてそうなことからは目を逸らしておく。
自分はここに来るまでは魔術の事を殆ど知らなかった。大事なのはこれからの頑張りである。

「さっき地面から出てきたのは魔術……でいいんだよね?あとその猫も!小さいのにすごいんだねえ……」

エリシアから少し離れて頭を優しく撫でながら。自分とは違い魔術を使いこなしているエリシアに悲しくなって来たのか、まためそめそと泣いて地面にのの字を書き始めた。この少女さっきから泣きっぱなしである。

「わたしなんて初級魔術ですら満足につかえなくて……進級すら危ういんだよぅ。先生に個人授業とかして貰えたらいいんだけど、今日は職員会議らしくて……」
102ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)18:21:37 ID:nG3
授業を終え、生徒たちの憩いの場となる中庭。
各々が楽しそうに過ごす中、ベンチに腰掛けるヴィオレットの顔には若干の焦りが張り付いていた。

「こほっ、こほっ……
困りましたわね、まさかこの辺りに薬が流通していないだなんて……」

忘れられがちだが、ヴィオは持病持ちである。
その発作に苦しむ間は動けないほどではないもののずっと立ち眩んでいるような症状と飢餓感に襲われる。

「保健室にもない、取り寄せ待ちだなんて……
……でも、あんな事を人前では……こほっ」

どこからどう見ても病人といった風体だが、
必死に本を読むふりをして他人には隠しているつもりのようだ。
103シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)18:32:34 ID:nOk
>>102
突如、ヴィオの頭上から神々しい光が差し込む。
その光を纏って天から降り立つ、何か……

「どうしたのですか?
 具合がよろしくない?」
間抜け、とも取れる緩い笑みを浮かべた少女であった。
首をくいっと傾げ、症状に苦しむヴィオに声をかける。

本で体調不良を知られまいとしていたようだが、
空中に浮いていた彼女には優れぬ表情がよく見えていた様だ。
104ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)18:38:47 ID:nG3
>>103

活字を睨みつけるようにして体調不良をごまかそうとしていたヴィオであったが、
流石に天から光が差し込めば驚愕と共に空を見上げる。

「わ、わっ……天使様ですの?」

またも思い込みをしているようで、勝手に敬い始めなにやら唱えたり懺悔し始める。

「主よ、私は罪を犯しております……
浅ましくも自らが辛苦から逃れんが為に学友の血を欲しているのです……
ああ、そのような汚らわしき私を罰しにいらしたのですね、天使様……」

とってもノリノリで、しかも至って真面目に自らの罪(だと思っている事)を告白する。
キスキルの一族を辿れば魔族に至る。
ヴィオは特に先祖返りしており、そして人間としての身体とバランスが上手く取れておらず時たま血などの濃厚な魔力を経口摂取しないと体調を悪くしてしまうという体質を持つ。
それ故の飲血衝動……なのだがこの場においてはあまりにも説明が足りていないのだった。
105シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)18:47:45 ID:nOk
>>104
「はい、シェムハザです!」
天使か、との問いに返ってきたのは、些か的外れなものであった。

「おやおやダメですよ?私は神ではないので懺悔されてもどうにもできないのです。
 もちろん、あなたを罰する権限もありません!」
なぜだか自分に何らかの罪?を告白し始めた少女に手を差し伸べ、頭を上げる様促す。


「具合が悪いのでしたら、行きましょう!
 ほ……えーっとなんだっけ、保健室?へ!」
体調不良時にはそこへ行くべし、と学園に編入する際説明を受けた事を思い出す。
この少女も、きっとそこで何とかしてもらえるはず。
血がなんとか、とか言っていたが、おそらく貧血なのだろう。
ほうれん草を食べてよく寝ればきっと大丈夫!
などと、のんきな考えを巡らせるシェムハザなのであった。
106ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)18:55:30 ID:nG3
>>105

「ああ、シェムハザ様……私は……
え、あ、はい……」

神ならぬ身であり懺悔を聞届ける事は出来ないと宣告され、手を取られようやく顔を上へ向ける。

「あ……あのう……
保健室にはもう行ったのです、しかし薬はまだ置いていないとのことで……
迂闊でした、私たちの国ではあまり珍しいものではない故何処にでもあると思ってしまっていて……
明日には届くそうなのですが……うう……」

保健室に関しては既に無駄足で、先日副会長が気を抜いたら倒れそうだというのに校内案内をしてくれたという事で自分も頑張らなければと間違った奮起をした挙句自力で帰ろうとし、
そして動けなくなっていたのだった。
107シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)19:03:38 ID:nOk
>>106
「シェムハザでよいのです、様はいらないですよ。
 あなたは何様?」
名前を聞いたのだが、聞き方が悪い。
別に悪意はないのだが。

「おやおや。
 それでは、ただの貧血ではないのですね??」
そういいながら、ヴィオを見つめる青い瞳が、淡く光りだす。
その光がヴィオの全身をくまなく調べるかの様に照らし……

「まずはその、弱った身体を良くしないといけません。
 ちょっとじっとしててくださいね?」
今度は、頭上の輪っかと背中の翼の様な物体が、まばゆい輝きを帯び始めた。
同時に、シェムハザの口から紡がれる、祈りの様な言葉。
それは今は失われた古代言語による呪文。

手のひらをヴィオに充てると、そこからあの光が流し込まれていく。
じわりと暖かく心地よいそれは、病の根源を断つことこそできぬとも、
動けなくなるほど弱ったヴィオの体力を徐々に癒していくだろう。
108ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)19:11:01 ID:nG3
>>107

「では、シェムハザ先輩と……
私は……私は今はただのヴィオレットですの」

あくまでも王族としてではなくいち生徒として接してほしい、という思いの表れなのだが
そのせいか言葉遣いがややおかしくなる。

「ああ……癒されていくのを感じます……
これは……聖なる力ですのね……?」

まるで湯汲みでもしているかのようにリラックスした表情でその治癒を受け入れる。
身体はだいぶ軽くなったものの、それでも飢餓感が抜ける事はなかった。

「あ、あのう……シェムハザ様……もしよろしければ……
いえ、いけませんわ、しかし……でも……ああ!」

何やら一人で勝手に葛藤し始めるヴィオ。
その白いシルクの手袋に覆われた右手には黒い紋章が光っているのだった。
109シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)19:18:52 ID:nOk
>>108
「せんぱい……せんぱい?」
高等部であるシェムハザは、確かに立場としては先輩なのだが、
まだ学園に、もとい人間社会に不慣れな彼女は、その呼ばれ方になんだか違和感があるのだった。

「ただのヴィオレット!ただの?」
ただの、という前置きに、やはり不自然なものを感じ首を傾げる。

「ちょっと楽になりました?
 でも、お薬が届くまで無理はダメです!」
治癒の魔法をかけ終える。
すこし表情が明るくはなったか。
ただ、やはりまだ具合は悪そう……。

「ん、なんですか?
 シェムハザにできることなら、なんでも!」
110ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)19:26:36 ID:nG3
>>109

「はい、先輩です!
……と、いってもお恥ずかしながら身内や部下以外を呼ぶ際に様付けしてしまうのはもはや癖のようなものでして……
いえ、キスキル王家の娘ではなくただのいち生徒として扱っていただくためにも頑張りますわ、先輩!」

どうやら相当に育ちのいい箱入り娘らしく、そういった呼び名に関しても染み付いているようだ。
それをなんとか直そうと奮起する。

「あう……嫌なら断ってくださいまし?
その……血を、少し分けていただけないかと……」

罪悪感に襲われながらも、どうしても堪え切れないといった顔でチラチラと様子を伺いながら言う。
その告白は今にも消え入りそうな声で、しかし顔はたしかに紅潮しているのだった。
111シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)19:32:29 ID:nOk
>>110
「せ、せんぱい……
 ……が、がんばりますっ……!」
やはり『先輩』という立場には慣れない様子。
ちょっと緊張した表情で、言葉を返す。


「ダメです!」
即答!!!

「なるほど、ヴィオレットは吸血鬼なんですか?」
血がなんとか、と言っていたのはこういう理由か、とようやく納得する。

「でもごめんなさい。
 シェムハザの血は生物には有害なのです。
 うーん、でも困りましたね。
 血を飲まないとヴィオレットが倒れてしまいます……。」
112ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)19:46:04 ID:nG3
>>111

「し、失礼致しましたわ!」

ただでさえ紅潮していた顔が恥ずかしさでみるみるうちに赤くなっていく。
その赤さはもはや火属性の触媒もかくやといったほどだ。

「き、吸血鬼ほどではないのです。
ただ、魔族を先祖に持っていまして……私は兄妹の中でも少しその気質が強いようですの。
ですけど身体は人間としてのそれで、少しバランスが悪くって……
魔力を直接ではなく、体内から徐々に取り入れる必要がありますの」

現代風に訳せばソフトウェアの性能にハードウェアが追いついていないようなものである。
そして、それを活かすために追加の内部電源が必要という事だ。
つまり魔力が多く含まれているならば血である必要はなく、そういった錠剤で補っていたのだが
その錠剤がない今、血が最も摂取効率の良い魔力なのだった。
113シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)19:55:11 ID:nOk
>>112
「わっ。
 ヴィオレット、体が赤いですよ?
 熱もありそうですね。」
紅潮するヴィオの額に手を当て、体温を測る。
その肌は、やはりすこし熱を帯びている様だ。

「ふむふむ。
 確かに、ヴィオレットの体からはそれほど強い邪気を感じませんでした。
 少なくとも、シェムハザの浄化対象では無い様です。
 純粋な魔なる者は、浄化せねばなりませんので。」
人間としての性質が強いヴィオは、シェムハザにとって敵ではない、と言っている様だ。
たんたんと紡がれるその言葉は、どことなく物騒にも聞こえなくはない。

「それはそれとして、血が必要なんですよね。
 そのあたりの人間に頼んでみます??
 血ぃ分けてって。」
と、若干デリカシーに欠ける提案を。
114ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)20:08:36 ID:nG3
>>113

「ねっ、熱は別の要因と言いますかなんというか……」

先程かけてもらった治癒のお陰で飢餓感以外は本当に大丈夫なのだが、
それにしたって恥ずかしがりすぎて熱を感じるほどに頬を染め挙げているのだった。

「そ、そんなはしたない事できませんわ!?
同性らしきシェムハザ先輩に、しかも秘密にしてもらうつもりでようやく言えたんですの……」

どうやら相当に恥ずかしい、ともすればキスにひってきするような行為として感じているようだ。
しかし代替の手段もなかなかあるものではない、魔力をよく含んだ食物などでも可能ではあるもののそれもそう簡単に見つからないだろう。
115シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)20:19:53 ID:nOk
>>114
「なななんと!
 そんな重大な秘密とつゆ知らず、ごめんなさい!」
驚きの表情を浮かべて、申し訳なさそうにぺこりと頭を下げる。

「うーん……でも、どうしましょう?
 シェムハザの血は、普通の生き物の血とは違うので……
 ……お腹を壊してしまうだけならまだいいですが、
 魔力の組成が特殊ですし、さらに体を壊してしまうかもしれません。」

「でも……ちょっとだけ、試してみます?」
それははたして本当に大丈夫なのだろうか。
116ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)20:22:10 ID:Nxv
古傷痕は勲章であり、誇りであり、己が手で屠った兵(ツワモノ)達が確かに存在したと言う証である
かつてのミズハはそう信じて疑わなかったし、隠し通す事を選択するつもりなど毛頭皆無であった。しかし、だと言うのに

「……ん、よし……」

保健室のカーテンの中、インナーから覗く肌に刻まれた無数の証。それを上書きするかの様なヤケドに包帯をぐーるぐーる
手慣れたモノだ、処置が完了すればいつものもさいジャージを羽織って「教師」ミズハ・メルクリオの完成である
カーテンを開くその顔は先程までの憂愁とは無縁、いつものミズハであった
117ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)20:24:22 ID:nG3
>>115

「いえ、私の不備の致すところですからお気になさらないで!」

お互いに申し訳なさそうにぺこりと頭を下げる。
その速さ、武術者が見れば思わず唸るほどのものであった。

「で、では少しだけ……
……ごめんなさい、私吸血種ではありませんので直接吸うことはできなくって……
少しよろしくて……?」

そう消え入りそうな声で告げると、右手の紋章が真っ黒い影そのものと化し小さなナイフの形を取る。
抵抗しなければそのナイフで軽くシェムハザの指に切れ目を入れ、そこからちゅうちゅうと吸い出すつもりだ。
相当に恥ずかしがっていた理由はこの方法にあったのだ。
118シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)20:28:04 ID:nOk
>>117
「わー……♪
 面白いですね、それはどんな術なのです??」
吸血の前に、ヴィオの紋章から現れたナイフにすっかり心を奪われる。
好奇心の塊の様な表情で、嬉々としてそれを見つめるのであった。

「あいたっ。」
軽く声を出すものの、特に抵抗はせず。
白磁の様な指の先から、滴る血液……
否、これは血液なのだろうか?
流れ出したのは、白い液体なのであった。
119ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)20:36:31 ID:nG3
>>118

「ほ、ほれはリひぇル・ウみゅふラルム……
……ちゅうちゅう……」

咥えたまま喋ろうとして、そのあまりのはしたなさにもはや発火するのではないかといった具合に顔を赤くする。
そうして出てきた白い血液のようなものは味に違和感こそあれど魔力供給としては問題ないらしく、
1分近くで吸い終えると口内から指を解放するのだった。

「申し訳ありません、ありがとうございました……おかげでかなり楽になりましたの……」

そう言いながらもポケットから取り出したハンカチで丁寧に自分の唾液を拭き取っていく。
やはり恥ずかしかったらしく、かなり気が動転しているようだ。

「これは"影の書"(リベル・ウムブラルム)といってですね……
今は私の魔導書なのです、このように自在に姿を変える事が出来て便利ですの」

それは魔導書なのか、というツッコミを挟む暇もなく影のナイフはうにゅりと蠢き次の瞬間には天へと延びる。
その延びた先から文字通り傘を広げ、日傘の形を取るのだった。
120シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)20:41:57 ID:nOk
>>119
「ほうほう。リひぇル・ウみゅふラルム、ですか……。」
うんうん、と頷くシェムハザ。
ヴィオのあいまいな発音を、やたら正確に復唱する。

「楽になりましたか!
 それは良かった……ですが、後で体調悪くなるかも。
 その時はすぐに、あの、あれですね、保健室へ!」
白い血液の様な液体は、血液と同様魔力の補充には差し支えが無さそうだ。
ただ、その性質は聖属性に偏重しており、濃度も濃い。
不自然なその性質が、ともすると生体に何らかの悪影響を与えかねないかもしれない。


「ほうほう……。
 リひぇル・ウみゅふラルムではなく、リベル・ウムブラルムですか。
 魔導書?本の形をしていないんですね、面白い……!!」
121シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)20:43:09 ID:YNt
>>116
「ばー」

そのカーテンを開けば笑顔を浮かべたシャディの顔がが視線の高さにあるのがまず見えるだろう。
彼の身体にもまだ焼けた痕は残っている、治療こそ受けてはいるが治りはやや遅くそれを包帯とマントで隠している少年は元気そうに顔を見せた。

「ミズハ先生ー、まだ痛むー? ……まだ残っちゃってる……?」

とはいえ心配なことは心配だと。ちなみに彼の顔がそこにあるのは初等部なら憧れる動くタイプの椅子の上に立ってるからである。
122ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)20:48:55 ID:Nxv
>>121
「うひゃあっ!?」
「……も、もー、びっくりさせないでよー……」

悪戯っ子からすれば正にしてやったりな反応、そして苦笑ながらに肩を竦める

「ん、わたしはもう平気かな」
「すぐ治療受けられたからね、ありがとう」

シャディとファルシュに、直ぐに保健室に運び込まれた事が幸いしキズは完治するだろう

「シャディくんは、大丈夫?」

危ないよ、と彼の体を持って下ろそうとしながらその体を覗き込むのでした
123ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)20:49:02 ID:nG3
>>120

「はい、お陰様で助かりましたの……
もしいらしたのが男の先輩だったら私、今頃恥ずかしさで倒れていたかもしれませんわ……」

などと言いつつ、やはり女の子(に見える)同士でも恥ずかしいものは恥ずかしいようで目を伏せ日傘でちょっと顔を隠す。
どうやら血らしき液体に含まれる聖なる属性に関しても今のところは悪さをしないようだ。

「ええ、出会った時は本の形だったのですけれど、
持ち運びに便利なように私の右手に宿ったんですの。
色々な事を知ってる凄い魔導書ですのよ!」

自慢の友人を紹介するかのように影で出来た日傘を掲げる。
というより、本当に意思を持っているらしく一礼するようにその影を曲げるのだった。
124シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)20:53:10 ID:nOk
>>123
「男性だったら?んー、なんでだろ?」
シェムハザには乙女の微妙な機微を理解するには
まだ少々人間への理解が足りていないのであった。

そもそも、シェムハザは女性の形こそすれ、無性であるが。


「ほー……。
 物知り魔導書は、ナイフにも傘にもなるんですね!
 便利!!」
一礼する影の傘につられて、シェムハザもぺこりと頭を下げる。
125エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/01/31(木)20:55:08 ID:31a
>>101
「ん、エリシアだよ!」
「おー、じゃあ…… ナシャクねえ!」

エリシアにお姉ちゃんと呼ばせる人物はこれで3人目である。
お姉ちゃんというものはこう呼べばいいと、エリシアは解釈していたのだった。

「そうだよー!みんなおしえてもらった!」

地面を液状化するのは錬金術、軟体の猫は死霊術。浮遊していたのは重力魔法。
人懐っこく好奇心旺盛なエリシアは、なにかと人から魔法を教わる機会に恵まれていたのだ。

「んー……?みんなおしえてくれるよ?」

と言うわけで、別に教わるのに教師に限定する理由もないのではとはてなを浮かべたエリシアである。
しかしまあ、エリシア自身はかなり感覚派なのでものを教えるには向かないのだが……
126シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)20:58:24 ID:YNt
>>122
「やったー」と喜ぶように変わる笑顔はまさに希望通りの反応。ごめんねー、と謝ってはいるがこれもまたいつものことなのだろうか。

「どーいたしましてー。ファルシュ君や皆と一緒だったからね!」

お礼を言われて少し照れるように答えると一緒に居た者達のことを。なお二人で運んだのはファルシュがふらついてたからである。シャディが運ぼうとして体格差でそうなったのかもしれないが。

「んー……たまに痛むけど気付いたときよりは大丈夫? 冷たいものあった気がするし」

マントの下から覗く包帯を巻かれた腕や鎖骨の辺り。下ろされる時も抵抗はなく、ミズハの手には服越しでも包帯がわかるだろう。思いの外範囲は広かったらしく。
氷衣の件もあって、そして様々な援護もあって彼の体は本来負う火傷よりも抑えられていたようだ。

「でも皆無事そうで良かったー」

地に足つけるとそう笑って今更なのか帰還したことを祝うようにハイタッチ要求である。自由。
127ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)21:02:14 ID:nG3
>>124
「う、うう……やはりシェムハザ先輩からは天使様のような残酷さを感じます……
私にはとても説明できません~~!」

目をぐるぐる回しながらわたわたと焦り出す。
説明しようとして思いっきり想像、通り越して妄想してしまったので完全な自爆であった。


「はい、そのほかにも弓になったりとか高いところのものを取るのにちょっとした翼になったりとかするのです!
……出来ればそれでここから消えてしまいたいくらいですわ……」

自分がした事を冷静に振り返ると本当にやってしまったという恥ずかしさや、
自覚していなかった高揚感、それを感じるのはいけないとわかっていても震える背徳感など様々な感情が綯い交ぜになった事でキャパシティを超えたのか、
体調はすっかりいいはずなのに目の焦点がいまいち合っていない。
128シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)21:08:03 ID:nOk
>>127
「シェムハザは残酷でしたか!?
 いけません、シェムハザは慈愛を第一としなければならないのに……!」
ヴィオの言葉に、ガーン、とショックを受けた様子。

「なるほど。魔導書なるものの概念を変えないといけませんね、これは。
 ……おや、ヴィオレット……?」
泳ぐ目線、紅潮したままの肌。
どことなくヴィオレットのふるまいに違和感を覚えたシェムハザ。

「やはり!
 シェムハザの血が障ったのですね!!?
 あぁ、どうしよう。保健室、いきますよ!!」
そしてなにやら、一人で早合点して慌て始めるのであった。
129ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)21:11:07 ID:Nxv
>>126
「そっか……ふふ、じゃあ皆んなにもお礼言わないとだね、ありがと」
「よかった、心配したんだよ、炎が凄かったから……」

とは彼の弱点たる属性を操る獅子の悪魔を想起しながらである
回復魔法を、と思ったが少なくともミズハの詠むそれは常用するとクセになりやすく緊急には向くが治療段階には不向きだ

「うん、そうね……みんな無事なら……」

こほんと咳払い、そして

「いえいっ」

重なる手と手、小気味良い音が響く室内
130ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/01/31(木)21:12:51 ID:nG3
>>128

「ざ、残酷というかなんといいますか……
うう……私からのコメントは控えさせていただきますわ……」

自爆が原因なのであまり強くは言わないものの、かなり参った様子。
つまりヴィオはかなりのムッツリであったのだ。

「ち、違いますの……!
その、申し訳ありませんわ!
お礼は後日ッ、致しますの~~~~~~~~!!!」

保健室に連れていかれるという事で手を引かれそうになり、思わず先程の指先の感覚やその後の事にまで妄想が及んでします。
ついには蒸気まで噴き出した顔を体ごと反転させると、逃げ出すように走り去る。
先程まで病に臥せっていたとは思えないほどの健脚であった。
131シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/01/31(木)21:15:10 ID:nOk
>>130
「えええ。なんだか気になります!
 今度落ち着いたら、詳しく教えてください!」
そんなヴィオの気も知らず、さらに深入りする気満々だ…!

「ああ!!
 ヴィオレット、意外と元気ですね!?」
走り去るその後ろ姿を、茫然と見送る人工天使なのであった。

【ちょうどいいですし、こんなところで締めでしょうか…!】
132シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)21:20:04 ID:YNt
>>129
「うっ…………」

炎と言われると少し硬直。思えば炎に突っ込んだのはアラスミシアの件以来、バルドイードの時だって周りにあっただけなのに。
その時こそ他の感情が打ち勝ってくれるのだが終わってから思い出すと彼にとっては怖いものらしく。

「いえいっ。……今度のは痕残らないようにしないとねー」

ミズハが気にしてるのは知っているために、不躾かもしれないがそうなるように願っている。重なった手をそのまま取ろうとし、擦ろうと。

「そういえばどこか行く? …………あの悪魔ってどこに居たんだろうねー」

リハビリがあるかもしれないが、と思って聞き、それとは別に少し聞きたくもなっていたことだった。
133ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)21:27:34 ID:Nxv
>>132
「あ、ご、ごめんね、大丈夫?」

トラウマを抉ってしまったと慌てての謝罪、実際精神への打撃は体へのそれより長引く事も多々あるのだ

「……うん、しっかり治さないと……お互いね?」
「あー、もう歩けるんだよね?じゃあ、ちょっと歩こっか」

繋がる体温の温かさを、ミズハは好んでいる。手に伝わるゆるやかな感触もだ
特に目的地もなく、ただ最初はいつもの感じで自然と修練場へ向かう足取り。流石に今日は元気な生徒達の見学だけだが

「うーん、わたしの故郷の方の伝承に出て来る悪魔だし……」
「やっぱり、魔界じゃないかな……?」
134シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)21:35:36 ID:YNt
>>133
「だ、大丈夫! 思ったよりは酷くない……! 外套あったし……!」

謝罪されると申し訳なさが出てきて強く出る。実際周囲のフォローのお陰で軽い方だ。それに真紅の外套もあって大丈夫だと。

「ん、お互い治す! はーい、お出かけー」

男子にしては柔らかい手が繋がれば嬉しげに。
調子に乗るといつかのように肩に乗ろうとしてた可能性もあるが、今回は怪我人なので流石にせず目的地を聞いても「らしい」と思っていた。

「魔界かー。どんなところだったんだろうね。……最後こっちの景色のこと言ってたし。暗いとこだったのかなー」

伝承のことも聞きたい、なんて言ってた。道中、または修練場で交わす内容はちょっぴり真面目に。いつ柔らかくなるかわかったものではないが。
135ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)21:51:52 ID:Nxv
>>134
「よかった……ん、ホントに……」

再度またも安堵の吐息、続き満月の笑み。そして修練所での一コマ

「……ん。えぇ、そう、ですね……魔界、かぁ……」
「ふふ、イメージ出来ないですね、生まれた時から空は青かったですからー……」

流石に彼の手の体温は既に名残惜しくも空風に奪われている頃だ、冬の高い紺碧を仰ぐ

「獅子面の悪魔、闘争の化身とも伝わっていましたね」
「……と、言っても、伝承も抽象的で私にも今ひとつ……」

そして(前スレ>>963上四行)を歌うように。腰掛けるベンチから見えるのは魔法の訓練の光
136ナシャク◆omkq4GcVYE:2019/01/31(木)21:53:11 ID:ENT
>>125

「素直でかわいいねえエリシアちゃんは。一人っ子だったから本当に妹が出来た気分だよ…!」

ずっと妹が欲しかった少女が自分の事を姉と呼んでくれる相手に喜ばないはずがない。嬉しそうな、満ち足りた表情である。

「いいなあ……えっ、生徒にも人に指導できるぐらい上手な人がいるの……?」

生徒にも教えてもらったというエリシアの発言には驚き、この学園のレベルの高さを改めて思い知らされた。

「エリシアちゃんみたく飲み込みは良くないけど、人一倍頑張ろーって気持ちがあればやっていけるかな……?」
137シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)22:12:21 ID:YNt
>>135
満月の笑みには陽光めいた笑顔、影らしからぬそれはいつものように元気の証。


「だよねー……赤い空だったとか? ……寂しいところだったのかな」

寒さに強いシャディだが人の温かみが消えるのはやはり寂しいもの。紡ぐ思考もまた、戦った相手のことを考えるにはやや悲観めいた。

「闘争ってことはずーっと戦ってたのかな。疲れないのかなー。……ミズハ先生の居たところの伝承、かー」
「……繋がりの属性持ってたのに、繋がれなかった獅子……なーんてことじゃないよね多分。図書館に文献あったりするかな?」

その歌を記録するかのようにスケッチブックの真っ白なページに書き写す。いつでも見返せるようにと。それに伝承ならば残しても良いだろうと。

「おー、あの魔法なんだろ? ……むむ」

魔法の光を眺めて興味深そうに。
そんな彼の身体には霧めいた冷気が纏われるように漂っており、それはすぐに消えてしまって。
138エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/01/31(木)22:13:25 ID:sjg
>>136
「おー?えへへーっ……」

なんだか文脈はよく分からないが、とりあえず褒められているようだ。
相手が嬉しそうだと、つられて嬉しくなる。ぽやぽやとした笑顔をナシャクに向けて。

「……えーと、りょーくんはバーラントでー、うくのはネルシュでー、ひとかはレオナでー……」

問われると、なにかを教わった生徒とその内容を指折り数え始めたエリシア。
挙げられた名前をナシャクが知っているかはさておき、生徒からもかなりのものを教わっている様子なエリシアである。

ちなみに、「りょーくん」とはあの猫の名前。死霊だからりょーくんである。

「がんばるー?うん!えりーもがんばるよー!」

そしてナシャクの努力への意欲を元気よく肯定したエリシア。一緒に頑張ろうとばかりに、両手をバンザイするように上げたのだった。
139ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)22:24:46 ID:Nxv
>>137
「少なくとも、ここより……私達から見ると、寂しい所だったと思いますね」
「ん……多分、ただ、ほら、私達が起きて、食べて、学んで寝る事が自然なように」
「それが自然な事になっていれば、そうなるんじゃないでしょうかー……?」

少なくとも、獅子面の悪魔は悪魔と言えど生物である。即ちサイクルがありそれが自然の摂理なのだ

「あぁ、あるかもしれませんね、今度探してみましょっか」
「ふふ、光の魔法はキレイですねー」

実際様々な文献を貯蔵しているネポックの図書館である、探せばきっとあるかもしれない
消えかける冷気の霧に指先で触れ、補助的な魔力を施し彼の行いたい魔法をサポートしつつ
140シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)22:34:01 ID:YNt
>>139
「…………そっか! でももしこっちに生まれてたら仲良くなってたかもねー。……あ、でも傷つけられたら流石にやだけど」

もしくは自分達が向こうに在れば。そんな幻想に等しい考えをしたのは彼の中にも悪魔の素があって。
それがあの悪魔との友好的な世界線なんていうことを考えさせる。もっともそれでも変わらないならばその時は違うが。

「今度探してみよっか。そうそう流れ星みたい!」

それが禁書だとかそういうものでもなければ閲覧できるはず。許しが必要な本でも横に教師が居れば大丈夫のはずと。

「……! ――できた! ……ハッ!?」

補助されて行われる魔法。初めて、または慣れずに行う魔法であり――サポートあってか彼のマントの下の身体を包むは氷の衣、……鎧とも言うか。
それを成功させると思わずミズハの方に見せるように向いて近付いて、そしてこっそりやってたつもりなのか直後に驚くように見ていた。
141ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)22:49:01 ID:Nxv
>>140
「……優しいね、うん……ホントに……」

ベンチの上、片膝を抱えそこに頬を乗せ彼を見詰める何処か憧憬にも似た眼差し
失くしたモノを持つ彼が羨ましいのかもしれない、眩しいのかもしれない、焦がれているのかもしれない、その感情の呼び名をミズハはまだまだ未知であった

「うん、上手です」
「……ごめんね、ちょっとだけ……でも、その感覚を忘れないでやればすぐに独りでも出来るようになりますよー」

肩を竦めてフォローの事を詫びる、しかし実際にしてみる事で掴める感覚もあるとは彼女の経験則から来る教授スタイルだ
142シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)23:03:55 ID:YNt
>>141
「んー……僕の周り皆優しいし……あれ、大丈夫?」

自分が優しいのかはわからず、けれども周りは優しいのだからなるべくならばそうしたいと。痛めたのか、なんて考えを過らせて。
そのわりに悪戯が止まないのはそういう気質のためである。

「……んーん、違うよ、ビックリしただけ! ありがと! ……これで滑れるようになったら楽しそう……」

フォローについて、シャディは嫌がっておらず嬉しそうに前に立って手を再び取ろうとするだろう。……鎧が手の先まで覆うものならツメタイ。
シャディの場合ほとんど感覚だ、一度イメージを固めることができれば大きな進歩になるのだから。
そして身を守るためだろう鎧を初めて纏ってみて浮かんだ感想がまず遊びから。あの事があったのに平和な思考に働くのは良いことか。
143ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)23:11:20 ID:Nxv
>>142
「……、だ、大丈夫、大丈夫!ごめんなさい、ちょっと……あはは、ボーッとしちゃって……」

様々な事柄、想起、想像、湖のそこより水面に浮かぶあぶくの様に
しかし夢想の時は今ではない、夜寝る前のベッドの上まで待つべきであろう。ふと引き戻る現実には目の前に彼がいるのだから

「よかったですー」
「ふふ、滑れるかな?イメージとしてはこう……氷の刃を足の裏に付ける感じで……」

ひんやりな手の感覚、それでも新たな成長は喜ばしい事だ
氷鎧の魔法の脚甲部分だけを作り出して見せると、スケートブーツめいたブレードが装着されている
144レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/01/31(木)23:14:04 ID:Mnh
学園の中庭にて一昨日の一戦の傷が癒え切れてない長い髪の少女、レオナが芝生に座り込んで空を見上げていました
箒が彼女の周囲をふわふわと漂っており、欠伸をして少し眠たげな表情をしていたのでした

「むー、早く傷癒えないかなぁ、せっかくの超美少女なのが台無し」

そんな事をぼやくように言いながら、左手人差し指から炎がメラメラと燃える
その炎の形を竜に変えたり鳥に変えたり獅子に変えたりとして少し遊んでいるのでした

「あと生徒会選挙、支持者集めないと……」

なんて一言も呟いていた
145No.47(通称シーナ)◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)23:23:41 ID:227
>>143
「……わっ。すごい」
シーナが歩いていると一人の少女が操っている炎がまるで生きているかのように様々な動物に変形し、思わず声を漏らす。

「ねえねえ、その魔法どーやって操っているのー?」
子供のような純粋な興味から後ろからレオナの背後に立ち、炎をじっと見つめ、気にしている。
146シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)23:25:37 ID:YNt
>>143
「あはは、そっかー。……後で戻ろうね」

その言葉の意味は心配から。普段なら大丈夫、と流れただろうけど。好ましい相手だからこそ、何かあると怖いもの。

「滑れると楽しそう!」
「おー、氷の刃……! 爪作る時みたいにやれば作れるかな……?」

実際のところ移動手段ならばシャディには影がある。それでも覚えたがるのは楽しそうだからといういまだに残る幼い考えから。
そしてしゃがみこんで横からミズハの脚を無理ない程度に持ち上げるようにして眺めながらイメージの仕方はそれでいいのかと聞くだろう。
教えられれば隣に座って、自分の脚甲にじわじわと……。
147No.47(通称シーナ)◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)23:26:17 ID:227
//すみません返信先間違えて入力してました!>>144ですー!
148レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/01/31(木)23:30:38 ID:Mnh
>>145
声に気付いて、シーナの方を見てきょとんと
凄いと言われて若干誇らしげにニヤけるのだった。この子は結構単純でちょろいから

「ふふん、まぁレオナちゃんが凄いのは決まり切ってる事なんだけど、そんなに気になるなら教えてあげようじゃない」

早速調子に乗るのでした。立ち上がって上機嫌
ただ、目の前の人物は初対面だなとまず思って

「ねね、君はなんて言うの?あたしはレオナ・フォースフィールド。そのうち世界一の大魔法使いになる超美少女よ、よろしくね」

軽くウインクして、堂々と自分の事をここまで言う。かなりの自意識過剰ちゃんでした。
ちなみにフォースフィールド家は魔法の名家で彼女自身も高一で成績学年トップレベル
ただ切れたら所構わず爆発魔法発動させる事でも有名になってたりするのだった
149ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)23:34:01 ID:Nxv
>>146
「ん、……うん」

まぶたを閉じて口元に笑みを湛えて頷きひとつ、答えを探すには性急過ぎる

「そうそう、イメージとしてはそれでいいです」
「……ん、上手上手ー、そうそう、最初は厚くてもいいから……ゆっくり、ゆっくり研磨して……」

なんなら手(というか魔力)を貸してサポート、完成すればバッチリスケート靴であろう
これは氷鎧時のミズハの機動性の要であり、極めれば実戦にも充分流用出来るスキルなのだ
150No.47(通称シーナ)◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)23:39:02 ID:227
>>148
「おしえてくれるの?やったあ!うれしい!」
誇らしげなレオナに、嬉しそうにぴょんぴょん跳ねるシーナ

「レオナちゃんっていうんだ、私はシーナっていうんだよ、よろしくね!」
と笑顔で自己紹介を返した後、レオナと同じウィンクを物真似する。

「大魔法使いなんだあ……私は魔法のことさっぱり分からないから、レオナちゃんはすごい人なんだね!」
自慢げなレオナをさらに持ち上げるように褒め称える。しかし言葉に裏はなく心の底から尊敬しているようだ
151ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/01/31(木)23:39:21 ID:5sS

「(あぁ……嫌になる)」

中庭に置かれたベンチに座り、ぼんやりと眼を閉じる。
眼を閉じていても、周囲から時折浴びせられる奇異の視線は感じる事が出来た。
少しは慣れたものとは言え、こう幾度となく浴びせられ続ければ嫌気の一つや二つはさすというもの。
ぎしり、と、注目される理由の一つである義手が僅かに軋む。

「……お前は自由だな」

膝の上で丸くなる耳長兎は、この中庭で放し飼いにされている。
義手は木製だ、動物でも触れる事に抵抗は無いのだろう。
数少ない友人との触れ合いである。

現在時刻は昼休み、ハイド・ディヴァンは、今日もぼっちであった。
152シャディ◆L1x45m6BVM:2019/01/31(木)23:43:46 ID:YNt
>>149
すぐに果たされるだろつ約束を一つ交わし、話は自然氷の鎧に関するものへと。

「んー……! あ、ありがと……! ……研磨研磨……――……! できた! またできたよミズハ先生!」

サポートもあって最初は厚めの刃から。そして研磨も経てバッチリ完成! 出来た時の反応はこれまた嬉しげ。何せ本日だけで二つも覚えたようなものだから。
そしてこの魔法、実戦に使えるまでになればシャディにとって有用だろう。特に、集団戦において。

そしてそれで早速立ち上がろうとするが慣れない靴で歩こうとするようなもの、ずるっと転けそうになっていたのは言うまでもなし。スケート靴あるあるだ。
153エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/31(木)23:44:26 ID:NyB
>>151
「こんにちは。
ちょっと、横いいかな?」

耳長兎と座っているハイドに声をかけてくるものが。
その声をする方向を見てみれば、『星』に乗った妖精の少年がいるのが見えるだろう。
154レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/01/31(木)23:47:07 ID:Mnh
>>150
「シーナちゃん!めっちゃいい子!!」

そして更に持ち上げられると、思わず抱きつこうとします
ちなみに身長は147センチ、めちゃくちゃチビだったりするのだった。

「で、この魔法だけどー、魔力使って火を出しただけの特別な事は何も無いただの魔法だよー
んであたし自身の魔力が元で発生してるわけだからこうやってうまいこと魔力操って形色々変えたりできるわけ」

そしてまた左手人差し指を立てて、そこから炎を発生させる
その炎の形を猫の顔に変えた後、今度は箒の形に変えて更にリエードの形にしました

「こんな風にね。まぁここまで自由自在にするのは時間かかるかもだけど火を発生させたら簡単な形ならすぐできるようになるよ」

まぁ、これは魔力コントロールトレーニングの一種でもあるのだけど
だから発生させる魔法は別に火でなくても、風や水なんかでも問題ないのであった
155ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/01/31(木)23:50:37 ID:5sS
>>153

人だ。
いや、性格には人では無いかもしれない。
ベンチの真ん中を占領するのは確かに悪い、僅かに横にずれて少年が座れるだけのスペースを確保しつつ。

横目で彼をじっと見つめ、それから。

「……誰だ、何の用だ」

やっと絞り出した最初の言葉がこれ。
ぼっちの理由がここにある。
156No.47(通称シーナ)◆q6g0tAL2S.:2019/01/31(木)23:55:18 ID:227
>>154
されるがままに抱きつかれさらにニッコリ笑顔になるシーナ
「じゃあ、今から私とレオナちゃんは友達だね!」
とレオナに抱きつき返した。

レオナの解説と共に炎をじっくりと見てみるのだが、イマイチコツが掴めず、頭上にたくさんの?が浮いていた
「うん、うん(?)よくわかんないけど、レオナちゃんだから出来ることなのかなあ。私が人差し指を立てても火なんかでないよー?」
訝しげに人差し指から現れる炎を見つめたあと、自分の目の前に人差し指を立て力を込める
「うーん、うーん、……出来ないよー!」
157エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/01/31(木)23:55:48 ID:NyB
>>155
「いや、お昼を食べようと思ったんだけど、ちょっと座る場所がなくてさ」

そう言いながら『星』から降りてベンチに座り、もう一つの『星』に乗っている紙袋の中から
適当な菓子パンを取り出して食べ始める。

「あ、僕はエストレラ。君は?」

どうやら自己紹介ついでに名前を聞いているようだ。
158ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/01/31(木)23:58:38 ID:Nxv
>>152
「ふふ、その感じ!」
「あ、気をつけて、歩く時と違って……わわっ!?」

ぐ、と親指を立ててサムズアップ
そして早速のズッコケ、その直前に割り込むミズハ!

「……セーフっ……大丈夫?」

お姫様抱っこにしては立場が逆だ、色々残念ではある。シャディくんの体重次第ではあるが相変わらず軽々と抱えている事だし
159レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/01(金)00:02:12 ID:874
>>156
「友達……うん!友達ね!」

友達と言われるとニッコリと満面の笑顔になるのだった
何故なら彼女は友達が少ない。全くの皆無という事ではないのだけど少ない物は少ない
キレたら所構わずエクスプロージョンしてたせいでこんな事になっているのです
ただまぁ、今はその爆発癖は鳴りを潜めているのだけれども

「よし、友達だし今度の生徒会選挙、あたしに一票よろしく!」

そして、ハグを終えるとちゃっかりと選挙宣伝するのだった。
彼女、現在次期生徒会長に立候補しているのだった

「で、シーナちゃん、魔法だけど別に火じゃなくてもいいよー?得意な属性とか何かあるー?」

そう言うと今度は火を消して光を発生させて同じ事を始めるのであった。
160ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)00:02:46 ID:YN8
>>157

「……座る場所ならここにも無かっただろ。
 俺が退かなかったらどうする気だったんだ」

ひくひくと鼻を動かし、義手の匂いを嗅ぐ耳長兎の顎を撫で。
視線は僅かに伏せがちのまま呟く。

「……ハイドだ。
 なんだ、その星は、魔法か」

ちらと一瞬エストレラの周囲を舞う星を睨んだ。
161シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)00:06:26 ID:4vW
>>158
「わぅッ!? ……?」

親指を立て返して早々に失敗。初めての魔法はきちんと注意を聞いてから使いましょう。
さてお姫様抱っこされてることに気付くのに少々時間を要する。シャディの場合影に沈むと思ってたからで目を開けるとミズハの顔があってひと安心。

「大丈夫ー! でもミズハ先生大丈夫? 重くない?」

シャディの方でそういう憧れがあるかないかといえば前者。けれども力の無さは自覚してる、影の手も使えばできなくもないが。
ただ抱えられてることは存外嫌でもないらしく、楽しむように肩に手を置いて少し上体の重さを軽くしようとするだろう。
勿論降ろしてもちょっと寂しそうにするだけで問題はない。いつものシャディなのだから。
162エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)00:09:52 ID:vOF
>>160
「まあ、その時は仕方がないから別の場所を探してたかな」

と、特にそれが普通の事のように。

「ハイド君でいいかな? よろしくっ」

人懐っこいのか、そんな風に声をかけてくる。

「そんなところだね。どうも適性がないと使えないみたいだけど」

自分が乗ってきていた『星』の方は光の粒子に変えて消したが、
紙袋が乗った方はそのままテーブル代わりに使っているようである。
…地味に中身を取るときだけ手元に持ってくるあたり、扱いには慣れているようだ。
163No.47(通称シーナ)◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)00:12:56 ID:yO8
>>159
「生徒会選挙………?属…性……?」
聞きなれない単語ばかりで思わず首を傾げるシーナ。
彼女は人の形をとっているとはいえ元はミノタウロスであり、生まれて6歳であるため、人間としての常識や学校の方式については疎いのだった。

「と、とにかく、イッピョーするんだね!また今度イッピョーの仕方を教えてもらうよ!」
冷や汗を流しながらなんとか話を合わせようとする。
「魔法は……私授業中はすぐに寝ちゃうし、実技授業も成功したことないんだ………」
悲しそうに俯き、人差し指同士でイジイジしている。
164ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)00:19:27 ID:7F4
>>161
「ふふ、大丈夫ですよー?」

なんて微笑みながら、なんならそのまま少し滑走して見せるであろう
技術的にはいつかの洞窟で見せた舞の示す通りのレベルにあるのだ、問題はない

「……と、こんな感じです」
「少し練習したら、戻りましょうか」

と、結構な時間が経過しているなと気がついたらしい
シャディくんを下ろして少しの練習、あとは保健室に戻るであろう
いつの間にか生徒達の影はまばら、影法師も先程より背が高く、校舎の塔の屋根は気の早いいちばん星を示していた……黄昏が近い

「……ありがとうね、いい気分転換になったよ」

//この辺りで締めで大丈夫でしょうか、ありがとうございました!
165ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)00:20:08 ID:YN8
>>162

「……強者め」

コミュニケーション強者め、という意味だが、伝わるかどうかは別。

「馴れ馴れしいな、誰にでもそうなのか、お前。
 よく初対面の相手に、そう気軽に話しかけられるな」

耳長兎はぴんとその耳を立たせると、視線を浮かぶ星の方へと向けた。
今にもその上に飛び乗ろうと構えている。

「……なるほど、特別な魔法、か」
166レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/01(金)00:20:30 ID:874
>>163
「うん!一票!!多分体育館とかに集まって、投票用紙って紙貰えると思うけどそれにあたしの名前書いてくれればいいよ!」

そう言って、自分に一票入れてくれるように言うのだった

「で、実技授業成功した事ない……えっと、魔力は扱える?最悪属性無しのただの魔力でって事もできるけど……」

話を聞くと目の前の少女は魔法をかなり苦手としている様子
まずは魔力の操り方から教わった方が良さそうかなぁと思いながら

「えっとね、魔力は誰にでもあるはずだから、まずは全身の魔力を指先に集中させるイメージをもって、こんな風に放出させたり…できる?」

そう尋ねてみて、指先から純魔力を放出させる。属性付与も何も無い、ただの無色の魔力球を出現させた
 
+0
-0
167エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)00:27:32 ID:vOF
>>165
「僕よりも強い人はいっぱいいるよ?」

どうやら伝わらなかった模様である。

「初対面であからさまに害する意思があるとかでなければそんな感じかな。
だって、妖精だからね」

一般的に妖精は好奇心旺盛で悪戯好きとは聞くが、その性質を彼も持っているのであろう。

「うんうん、この学校にはそんな特別な魔法を使う人が結構いるね。
影を操ったり、口にしたものの材質を再現したり、音を使ったりと」

耳長兎の視線に気づいたのか、乗りやすいようにもう一つ『星』を出して
それを耳長兎の目の前に持ってきてみる。
168No.47(通称シーナ)◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)00:29:08 ID:yO8
>>166
「全身の魔力を指先に集中………」
レオナの教えの通りに意識をしながら指先を集中させる
するとじわじわと身体の中から指先に何かが流れるような感覚が続き、指先がほんのり熱を持ち始めた
「っ……ぅう…………」
集中が切れ始め、指先が震え始める。
しかしレオナより小さいが魔力球が指先から現れ始めた。

「………ぶはーっ!!集中しすぎて息を吸うのを忘れちゃったよ!でも、確かに魔力みたいなもの感じた!」
集中力が続かず、魔力球が消えてしまったが、それでもはにかむシーナ。どうやら初めての魔法(?)だったらしい
169シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)00:30:16 ID:4vW
>>164
そう微笑まれて滑走されれば楽しげに笑っているだろう。事実、楽しいのだ。

「よーし頑張る! ――――そろそろかなー」

少しの練習で立つこともできて、短距離の移動までならば問題なく行えるようにはなっただろう。滑る感覚を知れてると覚えも早い。
そして共に戻る頃の景色にはこんな時間かー、なんて呟いて星を見つけてはわざわざ伝えて。


「……どーいたしまして。僕で良かったらいつでもいいからねー」

遊ぶも訓練も、または模擬戦やちょっとした冒険でも。少しでもミズハの気分が上に向くならシャディがそれを拒否する理由はないのだから。
近い黄昏の中、そう答えて、近いうちに体を治す時間が始まっていた。

//ありがとうございました! またよろしくです!
170レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/01(金)00:35:29 ID:874
>>168
「あ!それそれ!その調子!」

シーナの指先から魔力球が現れたのを確認すると拍手しながらニッコリと

「でも今はまだあんまり集中続かないかー。とりあえずまずはそうやって、魔力を出現、維持できるように訓練していく事からかなー」

ただ直ぐに消えてしまったそれをみて思うのだった

「とりあえず、魔力を扱う事さえできるようになれば後は魔法はちょっとずつ使えるようになるよー!
まぁ、自分の適性とかも知る必要あるんだけど。ちなみにあたしは火と光と風が適性高くて得意なの。水や氷はちょっと苦手なんだよね」

説明するついでに、自分の得意属性なんかも話していくのであった
171ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)00:37:06 ID:YN8
>>167

「そうかもしれないな」

伝わらなかった事を察した。

「……妖精というのが強者の称号だという事は理解した。
 そうか、だからなんだか、全体的に小さめなんだなお前」

聞き様によってはとてつもなく失礼な言葉選び。

「わざわざ星を使わなくても、その羽を使って飛べば良いんじゃないのか?
 その方が妖精らしいと思うが」

耳長兎、眼の前に運ばれてきた星目掛けて跳躍。
その真ん中に座り込み、得意げにふんすと鼻を鳴らす。

「……ふ、特別でもなんでもない身からすると、なんだか嫉妬するよ」
172No.47(通称シーナ)◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)00:41:37 ID:yO8
>>170
「うん!長く続けられるように頑張ってみるね!」
アドバイスを参考に頑張るぞー!奮起した様子のシーナ
意気込んでいるとレオナの説明を聞き、シーナが驚愕する。
「ええ!?レオナちゃんって火の魔法以外にもつかえるの?すごいすごい!私には一生かかってもできなそうだよー!」
尊敬の眼差しでレオナを見つめ、瞳をキラキラ輝かせる
173レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/01(金)00:46:40 ID:874
>>172
「ふふふ、そりゃまああたし、天才だし」

ニっと勝ち誇ったような、ドヤってるような、そんな表情を浮かべながらも言い放つ一言

「最初言ったっしょ?そのうち世界一の大魔法使いになるってー」

なんてまたこんな事を言ってます
内心もっと尊敬してーっなんて思っていたりするのだけど

「んじゃシーナちゃん、あたしそろそろ教室戻るけど、さっきやった事を何回か練習すればそのうち魔力操るのに慣れて、得意な属性付与からできるようになると思うよー!
ファイト!だね!」

そうして、左手で拳を作ってそれを突き出して、ウインクして言うのだった。
その後、周囲に漂う箒に乗って、またねっと挨拶した後三回の教室まで飛んで行きましたとさ
174エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)00:49:59 ID:vOF
>>171
「まあ、僕は妖精の中ではかなり大きい方だね。
一般的な妖精はもっと小さいから」

一般的に見かけられる妖精のサイズが十数センチであることから考えると、
身長が1m前後の彼は大きいということになるのだろう。
…初等部の制服を着ていることもあって、ピカピカの新入生といった具合にしか見えないが。

「いつもはそうしてるんだけどね、ちょっと翅を傷つけちゃって…
まあ、この前の時に比べればまだマシなんだけどね」

その透き通った翅をよく見てみれば、いくつもの傷があるのがわかるだろう。

「そうは言っても、特別なのはいい事ばかりじゃないからね。
普通の魔法が苦手だったり、『特別』ゆえに求められることがあったりと…」

得意げにしてる耳長兎に果物の切れ端を差し出して見ながら。
175No.47(通称シーナ)◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)00:53:57 ID:yO8
>>173
「うん!レオナちゃんも世界一の大魔法使い、がんばってね!」
シーナがニコリと笑うと、レオナと同じく拳を突きだし、拳と拳を合わせた
「レオナちゃんありがとー!また今度いっしょにあそぼーねー!」
飛び去って行くレオナに手を振り、大声で別れの挨拶を告げる
「わ、もうこんな時間!授業はじまっちゃう!」
時計を見ると既に予鈴が鳴りそうなことに気付き、急いで教室に戻るのだった
//ありがとうございましたー!
176ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)01:01:04 ID:YN8
>>174

「なんだ、怪我してるのか、何があったんだ。
 ……無くならなくて何よりだったな」

言ってから数瞬後、視線を伏せ自己嫌悪。
言葉にしてから気付く、今のは明らかに嫌味の様だ。
動揺が伝わり義手が一瞬きしりと音をたてた。

「それでもだ、嫉妬するよエストレラ。
 物語に出て来る賢者や勇者、皆特別だから」

眉を顰める、続く自己嫌悪。

「……お前、妖精って言ってたけど、何歳?」

誤魔化す様に、ふと気になった事を口を聞いてみる。
177エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)01:17:40 ID:vOF
>>176
「まあ、ちょっと色々とあってね…
そうそう、完全に千切れると色々と困るからね」

ハイドにとってはうっかり嫌味を言ってしまったとも取れる言葉も
エストレラはそうは取らなかったようである。

「うーん、勇者や賢者とかが特別とか言うけど、最初はそうでもなかったりするよ?
むしろ、その人たちから見れば、普通の村人とかがうらやましく見えるんじゃないかな。
だって、わざわざ命の危険を冒してまで戦う必要もないんだし」

まるで、それらの者を見てきたかのように話す妖精である。

「うーん、何歳だろう?
100回ぐらいは季節の巡るのを数えてたんだけど、面倒くさくなってやめちゃった」

彼の話が本当ならば、少なくとも100歳は超えている計算になるが…
178ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)01:35:05 ID:YN8
>>177

どうやら相手は中々に能天気な様だ。
動揺は徐々に収まり、義手の軋みも止まる。
息を吐き、視線を上げる。

「……普通が羨ましいか、お前は普通になりたいのか?」

呑気に果物を咀嚼する耳長兎へと一度視線を向け、口の端をほんの少し歪ませて笑みを形作る。

「そりゃまた、年上も年上か。
 敬語、使った方が良いか?」
179エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)01:45:22 ID:vOF
>>178
「どうだろう?
まあ、妖精の森から出てきてる時点で、僕が普通ではないというのは確かだね。
…まあ、勇者の中には『自分が死んだことにして』まで、普通の村人としての
生活を送りたかった人がいるというのだけは知っておいて欲しいかな」

と、どこか遠いところを見ているような表情で。

「そのままでいいと思うよ。逆に敬語を使われるとなんかむずかゆいし」

ちょっと照れたように。
180ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)02:00:32 ID:YN8
>>179

「……そうだな、お前は特別だ、普通じゃない。
 (そうだ、普通への憧れを口にするのは、いつだって特別な奴だけだ)」

ゆらりと立ち上がる。
膝の上に跳び降りようとしていた耳長兎は、空振り、ベンチに着地し二人を交互に見つめ。

「そうか、じゃあ敬語は使わない。
 じゃあなエストレラ、またいつか」

中庭を後にするハイド。
後には不服そうにベンチに蹲る兎と、エストレラだけが残される。
181エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)02:05:35 ID:vOF
>>180
「うん、それじゃあまたね」

そう言って、ハイドを見送り、その後はお昼休みが終わるまでの間長耳兎と一緒にいたのであった。


//遅くまでお付き合いありがとうございました
182ナシャク◆omkq4GcVYE:2019/02/01(金)07:18:38 ID:O1c
>>138
「ふぅ……なんか元気出てきたよ。励ましてくれてありがとうね」

エリシアが言った人物の名を頭の中のメモに記して、いつかお世話になることがあるかもしれないと思いながら。

「それじゃ、私はもう少し身体強化の練習するから!よーし、やっるぞー!」

上達にはその状態を維持するのが最もいい手段である。体に魔力を蓄積させて元気に駆け出し、またすぐに転んで地面を派手に転がったが怪我は身体強化のおかげで少ない。
その後日が暮れるまでグラウンドを何周もし、身体強化はある程度使いこなせるようになったそうな。

//寝落ちすみません。これで〆でもいいでしょうか。
183ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)21:25:18 ID:7F4
「重い、重い……」

ふーらふーらよーろよーろ、大量の書類を持って廊下を歩くもっさいジャージ姿の女教師
高積みされた本だの紙だので半分隠れている顔付きは紺短髪に同じ色の眼差し、とは言え今は結構必死の形相である

「あっ……!?」

足元がお留守なのは無論だ、故に何故か落ちているバナナの皮を踏み抜き転びそうになるのも明白であった。アブナイ!
184アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)21:33:44 ID:yO8
>>183
「おっとっと!大丈夫ですか………?」
転けそうなミズハの体を支え、倒れないようにバランスを支えるアルノラ

しかし不覚にも書類には目を配っておらず廊下中に散らばる紙の山。
「おや、おや、すみません、ど、どうやら前が見えていなかったようですね。だ、大丈夫ですか?」
しゃがみこむと散らばった紙を何枚か拾い、ミズハに手渡ししようとする。
185ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)21:40:35 ID:7F4
>>184
「わたたっ!?」
「あ、ありがとうございます……すみませんー……」

危うく寸での所を支える腕、ミズハがその顔を覗くには見上げる必要すらある身長差だ

「えぇ、おかげさまで……」
「助かりました。あぁ、ありがとうー……」
「えーっと……」

自身も屈んで書物を拾って、彼の差し出すそれを受け取る
そして此処でようやく直視の機会に恵まれた彼の顔を見遣り、頭の中の引き出しの中から名前を引き出そうと。仮に初対面となれば自己紹介タイムだ
尚ミズハの立場としては氷属性を補佐する新米教師で、よく修練場などで体を動かしているアクティブ派である
186ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/02/01(金)21:47:47 ID:fCV
冷え込む夜の中庭他に人影もなく月明かりが1人の少年を照らしだしていた

「ごひゃくきゅうじゅうななー…ごひゃくきゅうじゅうはーち…」

ひとり黙々と戦斧を振るのは怪我もすっかり回復したファルシュ
100kgを越える戦斧はただ振るっているだけでもそれなりの修行になるようで

「ごひゃくきゅうじゅうきゅー!ろっぴゃく!!!つかれた!!」

今日のノルマを達成したのか戦斧を放ってその場に仰向けで倒れ込み一休み
夜に1人ぽつんと中庭に座り込むその光景はかなり妙な感じである…
187アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)21:49:02 ID:yO8
>>185
「ふ、ふふ、よろしければ、一緒に運ぶの、て、手伝いましょうか?」
若干吃り気味に話し、ゆらりと立ち上がる
「女性一人にこの量はつら、辛いですよね」
と言いつつ自己紹介を始める
「ぼ、僕はアルノラって言うんです…こんな見た目ですけど、ち、ちゃんと生徒ですよ」
ニヤリと不気味な笑みをみせ、ガシガシと頭を搔くアルノラ。どう見ても生徒には見えない風貌である
188シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/01(金)21:52:34 ID:MVE
「ふーむふむ。」
このクソ寒い中、わざわざ中庭のベンチに腰かけて本を読みふける少女が一人。
その頭上には輪っかが浮かんでおり、背中には翼の様なオブジェが。
この寒空の下、特に平気そうなのは、それらが放つ淡い光が、暖房の役割を果たしているかららしい。

「なるほど!この世界で暮らすのはなかなかに複雑!」
読んでいる本のタイトルには、一般常識やらマナーやらといった単語が並んでいる。
それらを神妙な顔つきで熱心に読みふけっており、
いつの間にかちらつき始めた雪にも気づいていない様だ。
189ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)21:55:04 ID:7F4
>>187
「え、いいですよそんな、悪いですー……」
「……すみません、ありがとうございます……」
「あ、わ、私はミズハ、一応教師です、一応……」

一度断るがしかし結局甘える事に。どうにも元気印な性格故、女性扱いされるのは不慣れな感覚でありやや緊張
此方は逆に教師と呼ぶには今ひとつ頼りなさげな、しかも結構ちっこい体格だ

「えーっと、これを図書館の横の資料室に運ぶ所でしてー……」

尚その書類達はムダにめっちゃ重い、資料室まではフツーに歩けば10分かからない程か
190シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)21:56:19 ID:4vW
>>186
夜間外出の気分は良いもの、リハビリの一環(自称)としてウロウロしていると一人の影を見つけ出す。
その光景は凄い、と思っていたがすぐに心配になる。大きい武器を操る相手の怪我はもう大丈夫なのかと。

「ファルシュ君お疲れー、大丈夫?」

ファルシュの顔を覗き込むように顔を見せるのは影に溶け込むような黒髪と黒いマントの少年。マントの下ではまだ完治はしてない傷跡もあるけど。

「怪我大丈夫? あんなおっきな斧振ってたけど……」

外見はやや幼い方の二人が夜の月光に照らされているのは中々どうして違和感である。
191アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)22:02:18 ID:yO8
>>189
「し、資料室の横ですか。それじゃあ直ぐに運んじゃいましょう」と言いつつ書類を受け取ると思ったよりも数倍の重さに思わず「う"っ………」という声を漏らす。
アルノラは男性とはいえ全く筋肉の無い骨体型だったため下手したら健康的な女性よりも筋肉が無いのだった
しかしここでやはり断るのは申し訳なく思い苦笑いで書類を持ち上げる
「だ、大丈夫です……!じゃあい、行きましょうかっ……」
192ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)22:07:39 ID:YN8
>>188

特等席を占拠されていた。
致命的な交友関係を誤魔化す為、いつも避難している中庭の、いつも腰かけているベンチ。
花壇で寝転んでいた耳長兎を抱え上げ、さて今日も時間を潰そうと中庭にやってきた時、そこが頭上に光輪を浮かべた少女に占拠されているのを目撃した。

「……」

いや、占拠とは聞こえが悪いが、元々あのベンチは皆が共通して使えるものだ。
それは分かっている、分かっているのだ。

「……ちょっと、横、空けて」

だから出来る事と言えば、とんと光輪の彼女の隣、ベンチの木材を指で叩き。
控えめな声量でそれを言う事のみ。

耳長兎が、じっと見つめている。
193ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)22:08:11 ID:7F4
>>191
「だ、大丈夫です……?」

少し持ちましょうか?なんてミズハは軽々とである
彼の男気を無下に扱う訳にもいかない、それでもしかしやや心配そうなのも事実

「……い、行きましょうー、お願いしますね」
「ありがとうございます、1人じゃちょっと厳しい量だったので……」

えっちらおっちら、彼の歩調に合わせるように進むしなんなら時折休憩を挟みつつ向かうであろう
194ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/02/01(金)22:08:55 ID:fCV
>>190
「おっ!シャディくん!ぼくの方はこの通りすっかり完治だよ!」

シャディが突然表れるのはいつものことであり特に驚くことなく返事をする
そしてこの通りー!寝た状態からと片手で逆立ちをすると宙返りをして着地!どうやらすっかり元気な様子

「それよりシャディくんの方はまだ治ってないんじゃないの?大丈夫?」

ファルシュの方が怪我自体はひどかったがまあいつものことと言えばいつものことで、加えて回復力のことを考えると心配なのはシャディの方で
元々は人間だったファルシュには一般的な傷の治り具合というのも理解してるつもりでありマントで隠しているとはいえ傷が治っていないことは見なくてもわかるようだった
195シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/01(金)22:17:31 ID:MVE
>>192
「………ほー……。」
本に読みふける少女がハイドに気づくには、
少し呼びかけた声の音量が足りない様子。


「………。
 ……わっ!?わ、なんですか??
 あ、お隣ですか?ごめんなさい!!」
ワンテンポ遅れて、ハイドに気が付いた少女は、
慌てた様子で本をまとめ、ベンチに人一人分のスペースを空けた。

「あ、ウサギさん!!可愛いですね、こんにちわ!」
ハイドに抱かれたウサギの視線に気が付くと、
顔に満面の笑みを浮かべて手を振り挨拶。
196アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)22:18:01 ID:yO8
>>193
(すごい……この書類の量を軽々と……!)
ミズハの意外な腕力に驚愕し、同時に自分の非力さが胸に突き刺さる悲しみがあった。

「こっここですかねっ………」
ぜぃぜぃ息を切らしながらなんとか資料室に辿り着く。途中生徒達から怪訝な視線を感じていたが書類の重さであまり気にはならなかった
「それよりこの書類達ってな、なんなんですか?っ………すごい数の紙の束ですけど………」
あまりの書類の量に疑問に思い問いかける。
197シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)22:20:53 ID:4vW
>>194
その反応には少し残念そう。怪我人かもしれない相手にも驚かせたくなるのはやや悪いところ。
そして元気な様子を見ると「おー」と手を鳴らし、良かったと安心である。

「んー、僕も治療は受けたしねー。もう動けるくらいにはなったよー。激しく動いたらダメって言われてるけど……うん」 

そもそもシャディ、有事の際ならまだしも日常でまともに歩いたりすることは少ない。いつも影移動である。
そのため保険医からの忠告もあまり実感はなく。ただあの火傷の類はシャディにとっては非常に嫌なもの。皆が眠ってる時に夢で魘されるほどには。

「それにいつまでも心配かけられないしねー、皆のが酷かったし」

と言うと少し興味を示したのか影の手を斧に伸ばしていた。見逃すと……まあ重くて持ち上げられない場面が見えるだけである。
198ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)22:26:07 ID:YN8
>>195

「ぐ……」

無視された。
というか気付かれていないのか。
しばらく視線を左右に振り、仕方ない別の場所にでも、と踵を返しかけた時。

「ぅおっ、あ、そう、隣を空けて……ありがとう」

いきなりの慌てた台詞にびくりと肩を揺らしてから、彼女が空けたスペースに兎を抱えたまま腰かける。
視線に気付いた兎はハイドの腕から身を乗り出すと、彼女が振る手に鼻を近づけ匂いを嗅ごうとしている。

「……なぁ、寒くないのか、本なら中で読めば良いだろ。
 紙、雪で湿気るぞ」
199ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)22:27:24 ID:7F4
>>196
「……一応、あの、私少し……えーっと、どちらかと言うと魔法より肉体派なんですー」

苦笑ながら。どうやら彼の心境を看破し、それに対するフォローのつもりらしい
事実ミズハは魔法より体を動かす事を得意としていた

「……えぇ、ホント助かりましたー」
「よいしょ、ここに置いてと……」

ちょっぴり埃っぽい資料室、窓から射し込む陽光に空気の中の粒子がキラキラと光る

「うーんと、周辺の魔物の分布とか、あとこれなんかは、訓練用のダンジョンの中の資料ですねー」
「……色々です、まだまだ雑用なんですよ私ー」

自嘲めいて苦笑、肩を竦めて見せる。特に秘匿性の高いモノはない為、なんなら見ても問題なしだ
200シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/01(金)22:30:49 ID:MVE
>>198
「わぁ、可愛いウサギさんですね!
 この子、お名前はなんと……と、失敬!」
兎の名前を聞こうとして、急にしまった!といった様な表情を浮かべ…

「人の名を聞く前には、自分が名乗らないと失礼ですね!
 シェムハザは、シェムハザと申します!よろしくね!」
さっきまで読んでた本の、一番最初に記してあった項目を思い出し、
元気よく自己紹介をしだした。


「大丈夫です!
 案外寒くないでしょう、どうですか?」
シェムハザの言う通り、ベンチの周りはほんのりとあったかい。
それは、頭の輪っかと背中の翼の様な構造からもたらされている様子。

「あ。でも確かに……雪が降ってきたんですね?
 気づかなかった、ありがとう!」
そういうと、慌てて本を鞄の中へとしまい込んでいく。
201ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/02/01(金)22:32:00 ID:fCV
>>197
「ぼくも今回は手痛いのもらったからなぁ…ヴィオちゃ、転校生の案内してる時にも倒れちゃったし」

激しく動くどころか絶対安静のときに抜け出して倒れたバカもいる、シャディにしては大人しく従っているんだなぁと少し感心していた
言いかけて言い方を変えたのはたぶんシャディは転校生のことを知らないと思ってのことらしい

「そう考えると1番ダメージあったのはししょーだよなぁ、大丈夫かな」

話しながら持ち上げられない場面を見ると重いでしょ?とクスッと笑いながら戦斧手に取り軽く振ってみせるのだった
202アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)22:36:53 ID:yO8
>>199
「っしょ………ふー。」
書類を机の上に置き、一息つくアルノラ。
「訓練用のダンジョンですか、ふむ、ふむ、なんと、僕にとっては気が遠くなる場所ですねえ………」
紙を1枚手に取り少し読んでみる。内容は体育会系に向けたなんとも難易度の高そうなダンジョンの内装について記述されていた

「せ、先生はまだ学校に就任したばかりなのですか?僕も最近入学したばかりでね……こ、こんなナリしてますから上級生にも目を付けられて大変なんですよ」
ミズハの境遇に近しい物を感じ、思わず愚痴をこぼしてしまう。その後に資料室に舞ったホコリが喉に入り咳払いをする
203シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)22:39:58 ID:4vW
>>201
「? ヴィオちゃん? 誰誰ー? 新しい子? …………あとそれはちょっとダメじゃない?」

しかし耳は聞き逃さなかったらしく新しい学友かとややテンション高めに。仲良くなれたら思考は平常運転。
そして倒れたと聞くとさすがに目を細めて「無理しちゃダメ」と言いたげに指でつつこうと。

「今のところは大丈夫そうだったねー、……ていうか皆無理しすぎ」
「一緒に歩けるくらいにはなってたから近いうちに治ると思うけどねー」

そして軽々と振る姿を見るとまた拍手である。重いことには重いのだが、それでも挑戦したい精神が彼にはあったので少しばかり悔しげだが。

「あんまり怪我してほしくもないんだけどね」
204ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)22:43:12 ID:7F4
>>202
「魔法の練習用のダンジョンもありますよ、ほらこことか……」

ぺらり、はらり、数枚の紙には割とライトな……しかし魔力重視の罠のダンジョンが示されていた

「えぇ、そうなんです……あら、そうなんですね、アルノラくんもー……」
「え、上級生に!?……いけませんね、何かあったら先生に言って下さい?」

実際まだ新米のミズハ、故にこの様な雑務もやらされると言うもの
しかし彼が不穏の気配を口にすれば、その対応は教師として自然なものである
205ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)22:43:18 ID:YN8
>>200

「……それ、兎の名前を聞く時にも適用されるのか?
 あと兎の名前はウサギだ、俺は飼い主じゃない、ここで放し飼いにされてる奴だ」

耳長兎のウサギ、ハイドの腕から飛び降り、のそのそとシェムハザの膝の上に攀じ登ろうとしている。

「……俺はハイドだ。
 お前のそれはなんだ、光輪と翼……に、見えるが、妖精とか天使とかその類か?
 まぁ、これだけ暖かければ雪にも気づかないか」

ぼそぼそと呟きながら、視線はシェムハザの頭部から足元までを行ったり来たりしている。
不審だ。

「で、それは、何を読んでたんだ?」
206シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/01(金)22:48:20 ID:MVE
>>205
「ウサギさんですね!よろしくです、ウサギさん!」
……それでいいのか?

「そしてあなたはハイド。
 あなたもよろしく、ハイド!」
満面の笑みで手を差し出す、握手のつもりらしい。

「シェムハザは天使の様で天使じゃないですよ!
 でも皆さんそれ聞いてきますね、なんででしょう?」
それはハイドも言っているが、頭の輪っかと翼のせいである。
しかし、よく見るとそれらは、なんというか造り物の様な質感に見える。

「『学ぼう!一般常識』です!
 とってもためになる本ですよ!!」
そういって、さっきまで読んでた本を取り出してタイトルを見せる。
……なるほど、一般常識に乏しそうなこの娘にはうってつけの本だ。
207アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)22:48:43 ID:yO8
>>204
「いや、いや。特別怪我を負ったわけじゃないんですがね、僕も不審な態度が悪かったのかもしれないですねえ………
すみません心配かけて、せ、先生こそ出来ない時は出来ないって言ってくださいね?ひ、人には向き不向きがありますから」
ミズハの心配に感謝しつつ、アルノラらしくない言葉も掛ける
見るからに気の弱そうなミズハを気にかけ、不安げな表情を見せる
208ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/02/01(金)22:50:58 ID:fCV
「そう、ヴィオちゃん。中等部だって言ってから知ってるかもね?…やっぱりダメ?」

と話を誤魔化そうとしたが指でつつかれ失敗だったかと苦笑い

「まあ無理はともかく怪我はしかたないよ、誰だって戦わなきゃいけないことってあるし」

たんたんと語る少年はすこし考えが悪魔によってきているような気がするが…
怪我などしても仕方ないというのは元々の彼の持論である
209エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)22:55:40 ID:vOF
とある日の深夜。
もし、この時間に聞こえる歌声に誘われて校庭にやってきたのならば―――

「~♪」

最近噂になっている『夜中に響く謎の歌声』の元凶である妖精の少年が
淡く光る星々の中心でその澄んだ声を風に乗せているのが見えるだろう。
210シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)22:56:11 ID:4vW
>>208
「おー、今度捜してみよーっと」と思考。仲良しな相手は多いに越したことはないのだ。

「うん。心配かけるし、無理してそうなるくらいならちゃんと休んで元気になってから顔見せてくれる方が僕は嬉しいかな?」

わりとその辺りはハッキリしている。が、この少年は少年で目を怪我しようが歩き回り、現時点でもリハビリ名目で歩き回ってるのでちょっとアレ。

「そりゃ戦ったらそうかもだけどねー。無理して怪我して、ふらつかれても任せられないよ?」

ちょっと意地悪げに。少年も悪魔だがこちらは少々こずるい悪魔らしく。
ミズハを共に運んだ記憶から持ち出してる、さらにはエストレラやレオナも手伝ってくれた可能性もあるが。
211ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/01(金)23:00:05 ID:g3U
>>209

転校してきて早数日、馴染みつつある中でクラスメイトとの会話も増えた。
会話の内容は様々、魔法のこと、流行りの衣服やお菓子、そして学園に数多存在する謎・噂の類。
そしてそのような噂があれば見に行かずにはいられないおてんば姫が1人、灯に誘われる蛾のように歌声に釣られてくるのだった。

「まあ……!」

その幻想的な光景に感嘆の声を上げる事しか出来ない。
書物の中でしか見た事のないような世界が目の前にひろがっているのを見て目を輝かせるのだった。
212ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)23:00:54 ID:7F4
>>207
「むぅ、それでもダメなものはダメですよー」
「……ふふ、ありがとうございます、肝に銘じますね」

ケガの有無より更に重篤なモノもある、学生という身分ではそれはきっと尚更であろう
しかし続き逆に心配をかけてしまえば苦笑、ぺこりと軽く頭を下げるのであった

「あ、何かお礼……」
「喉渇いてません?何か温かい物でも飲みませんか?」

提案、肯定が得れれば近くの食堂に向かいティータイムやらコーヒーブレイクと洒落込むつもりだ
213ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)23:01:18 ID:YN8
>>206

ぴょこんと耳を立てるウサギ、恐らく挨拶。

「……よろしく」

握手に応えようと右手を差し出しかけて、ぴたりと止まり。
代わりに生身の左手を差し出す。

「こっちで、よろしく。
 なんだ、天使じゃないのか、じゃあ人間か?」

まじまじと翼を見つめる。
成程、どうやら造り物、人工物の様だ。
本物の天使だとすればこんなものを態々つける必要があるとは思えない。
……或いは、自分と同じように、失ったものをそれで補っているのか。

「……一般常識、ね。
 そんな物、わざわざ読んで楽しいのか?」

頬杖を突き、シェムハザと、彼女の膝の上で蹲ろうとしているウサギを見つめる。
214ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/02/01(金)23:04:16 ID:fCV
>>210
「でもなー、退屈なんだもん」

詰まるとこそこなのだ、安静ならまだしも入院など…
どんな敵にも勝ってきたファルシュだが退屈にはあっさり負けるのである

「ふらついてたのは認めるけど任せてとも助けてとも言ってなくない?それに今回は誰かが無理しなきゃ全員死んでもおかしくなかったし」

不満そうにぐちぐちと文句を言い始める少年
こうなるとめんどくさいのがこの少年である
215シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/01(金)23:06:26 ID:MVE
>>213
「むむむ?」
わざわざ入れ替えた手を疑問に思いながらも、
こちらも手を替えて握手。
……よく見れば、その引っ込められた手は、作り物?

「その手、どうしたのですか?」
場合によっては言いにくい事情もあるだろうが、
この少女はあまり気にせずずかずかと踏み込んでくる。
そこに悪意は無い様だが…。


「いいえ、人間じゃないですよ!
 シェムハザは……うーん、シェムハザですね!」
人でも天使でもない何か、とのあいまいな答えが返ってくるのみ。

「はい、楽しいです!
 この世界で、はやく自然に暮らせるようになれば、きっともっと楽しくなると思うのです。」
ウサギに手を伸ばし、背中をさわさわと撫で始めた。
216アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)23:08:28 ID:yO8
>>212
「ふ、ふふ、ふ、いいですね、そ、それじゃあ休憩がてらしょ、食堂にでも向かいますか」
ミズハの優しさに思わず笑みがこぼれ嬉しそうに承諾するアルノラ

「せ、先生はどうして先生になろうと思ったのですか?なにか理由でも?」
雑談がてらミズハに問いかける。
入学してすぐに見た目から知り合いが出来ることがあまりなかったので人と会話すること自体久しぶりで嬉しげに質問をした
217エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)23:09:39 ID:vOF
>>211
やがて歌が終わると、それを見ていたであろうヴィオに気付き、

「こんばんは。
君も、この星空を見に来たのかな?
それとも、噂の歌姫を探しに来たとかかな?」

と、一礼しながら声をかける。
218ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/01(金)23:14:06 ID:g3U
>>217

「こんばんは、私は"女生徒は見た!夜のネポックに響き渡る狂気の歌声!!!"という噂を確かめに来たのですが……
ふふっ、その綺麗な歌声を狂気など呼ぶだなんて失礼ですわよね」

丁寧に返礼を行う、姫として染み付いた動作のひとつだ。
どうやら友人の1人から噂を聞いて来たらしいが、その友人が相当話に尾ひれを付けるタイプだったようだ。
それを素直に告白しつつ素直に謝るのだった。
219シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)23:14:33 ID:4vW
>>214
「勉強したら?」

同じフラスコの教師の下で学ぶためかズバッと。シャディの方はどうだと聞けば絵を描いたり同室の者に話し掛けたりしてたと返ってくることだ。

「んー…………言ってないからって助けないのも違うと思うけどなー……」
「まああの時はそうだって認めるけどさー。でもファルシュ君その後も無理してるんだからそこが心配だよ僕」

この辺りは考えの差だろうか。ファルシュの言うことも一理あるだろうが価値観の差はそう簡単に合うものでもなく。
というかシャディの台詞のうちふらつかれ以降は戦いが終わってからのことなのでその辺で齟齬が発生している。この子気付いてないけど。
220ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)23:16:06 ID:7F4
>>216
「良かった、断られたらどうしようって思ってましたよー」

ミズハの方もようやく会話にジョークを交える余裕が生まれて来たらしい
さてはてそして食堂なう、コーヒーを頂くミズハ。アルノラくんも好きな物を頼めば奢って貰えるぞ!尚ネポックの食堂は基本的に何でも取り揃えている

「私?えーっと、まぁ、その……」
「昔、色々教えてくれた人がいましてー、その人みたいに……ふふ、教える事が出来たらいいなーって」

肩を竦めてはにかみながら。そして自然な流れで会話を続ける

「アルノラくんは、最近入学したって仰ってましたよね?」
「……やっぱり、何か夢があったり?」
221ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)23:19:00 ID:YN8
>>215

「昔ちょっと、な。
 気にする様な事じゃない」

奇異の視線は浴び慣れている。
冷めた目でそれだけを呟き、足を組んでシェムハザを横目で見る。

「生身程じゃないが、そこそこ動くし不自由はしない。
 ……成程、人間じゃあ無い事だけは確かか、面倒だから『シェムハザ』っていう種族だと認識しておく」

初対面であまり多くを探りはしない。
探った所で、自分がどうこう言える、出来るとも限らない。
コミュニケーション弱者なりに、退くべきところは考えている。

「……本で読むだけが全部じゃないからな。
 人と話して初めて身に付く事もある。
 まぁ、頑張れ」

背を撫でられたウサギは心地よさそうに耳を揺らす。

「……その光輪と翼の熱は、お前が意識して発してるのか、それとも自動的なのか?」
222エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)23:21:02 ID:vOF
>>218
「ふむふむ、噂はそんな方向になってきてるんだね。
…となると、もうちょっと考えないと駄目かな?」

そんなことをつぶやきながら少しの間考えていたが、

「あっ、僕は気にしてないから大丈夫だよ。
そして、お褒めの言葉をありがとう」

と、ヴィオの称賛にお礼の言葉を返す。
223ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/02/01(金)23:24:10 ID:fCV
>>219
「勉強ばっかりしてたら体鈍っちゃうもん!」


修行ができないこともまた入院しない大きな要因なようで
つまりは退屈で修行もできないところにいたら入院しないより悪い!という考えなのだ

「まあそんなに言うなら気をつけるよ、最近少し騒ぎ起こしすぎたし…リエードくんとの模擬戦とかレオナちゃんとの件とか…」

修練場をめちゃくちゃにしたりクレーター作ったりここ最近悪目立ちしすぎている自覚はあるようで…
少なくともほとぼりが冷めるまでは気をつけるということらしい
224アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)23:25:52 ID:yO8
>>220
「んふぅ~む……そ、それじゃあ僕はカフェオレにしようかな。す、すみませんねわざわざ奢って頂いて……」
じっくりメニューを見比べた後、カフェオレを選ぶ。

カフェオレを受け取ると奥に一つ席が空いていた為、そこに座りカフェオレを1口頂く
「その人は先生のあ、憧れの人なんですねえ……ぼかぁそんな人いやしないから少しう、羨ましいなあ…」
にっこりはにかむミズハを少し羨ましそうに見つめるアルノラ。
「僕が入学した理由ですか?ぼ、僕はただ魔法についての研究がしたかっただけですよ……こ、この頬の傷を治しておきたくて…」
自分の右頬を指差し火傷跡を見せる
火傷跡は酷い状態であり普通の火傷ではなさそうだった
225ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/01(金)23:26:42 ID:g3U
>>222
「ああ、いえ!
あの子……メルが特別話を盛る子なだけですからお気になさらないでくださいまし」

あまり本気で信じている人もいない事を付け加えフォローする。
そんな噂に配慮して歌を辞めてしまうほうが嫌だという事が伝わる慌てっぷりだ。

「いえ、良き芸術に称賛を送るのは当然の事ですの。
よい気持ちを貰ったのですから、その分少しでもお返しをしなくては」

どうやら相当に良い子らしく、当然のようにそう答える。
226シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)23:29:01 ID:4vW
>>223
「えー……それで倒れてたら結局同じ……」

魔法はともかく肉体面での修行についての焦りが薄いシャディには結構衝撃的な考えだったらしい。話が堂々巡りしそうな気配もあるので恐らくここでシャディは強引に納得するだろうが。

「…………僕が言うのもアレだけどあんまりやり過ぎると反省房に送られちゃうよ? レオナちゃんと何があったのかはわかんないけど」

リエードとの模擬戦は覗き見、しかしレオナの件は知らなかったようで。答えるも答えないもファルシュの自由だ。

「僕しか心配しないわけじゃないんだから、体大事にしてね。あ、これ飲む?」

差し出したのは月を映す炭酸弾ける黄金色の液体――彼の愛飲するシャンメリー――。
227シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/01(金)23:30:57 ID:MVE
>>221
「そうなのですか?
 うーん、気になりますが、聞かないでおきます!
 さっきの本にも、そうした方がいいと書いてありましたし。」 


「ほぇ、動くのですか、よくできてますね……!!」
ほほー、と、好奇と感嘆の表情。

「はい、シェムハザはシェムハザですので、それでよいです!
 えーと、これは自分の力で温めてるんですよ!
 便利でしょ、えへへ!」
そういうと、輪っかと翼がさらに光を強め、
あたりはいっそう暖かさを増す。
228ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)23:34:17 ID:7F4
>>224
「いえいえ、手伝って貰ったんですからー」
「ん……え、えぇ、まぁ、そうですね……先生の、先生です」

両の肩を軽く上げて見せる

「……ヤケド……そう、なんですね……」
「フツーの回復魔法じゃダメそう……」

痛ましく思い、しかし安い同情や憐憫などは皆無
故にふむむと唸りながら、失礼のないように軽く観察した結果を告げるのみとなる
229エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)23:35:05 ID:vOF
>>225
「なるほどー、どちらかと言うと噂そのものが不快というよりも、
この噂に釣られて『怖いもの見たさに来る人が増える』方が重要かな?」

彼の中では噂よりも、それに釣られてくる人が増える方が問題のようである。

「うん、その好意は素直に受け取っておくとするよ。
それはそうと、寒くはないかな?」

そう言う彼の服装をよく見てみれば、顔と背中の翅以外は
暖かそうにしていたりするのである。
230ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/02/01(金)23:36:15 ID:fCV
>>226
「じ、実はこないだ反省房ぎりだったんだ…レオナちゃんが挑んできて室内で風の上級魔法なんか使うから…」

とくに隠すようなことでもないのであっさり話すのであった
しかしそれはあくまで自分のせいではないという主張も含まれていた

「死なない程度には大事にしてるよ!…飲む」

困ったように少し笑うとシャンメリーを要求!
この寒空の下でシャンメリーというのもなんだか変な話だが
231ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/01(金)23:39:21 ID:g3U
>>229

「あ……そうですわよね……失礼致しましたわ」

他人に聞かせるためではなく自分のために歌うのならば、ギャラリーが増えるほうが問題になるだろう。
そういった事を考えず突っ込んだ自分の短慮を恥じる。

「私、夜の寒さには強いんですの。
ご心配には及びませんわ」

身体に流れる魔族の血か、あるいは水属性の適正故か。
とにかく寒さには強いらしい、逆に暑さには参ってしまうとかなんとか。
232アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)23:41:11 ID:yO8
>>228
「ふっふ……そんな気を使わなくても大丈夫ですよ。こ、この傷とはもう何年もの付き合いですから」
相手に気遣ってもらったことに気付き、あどけなく笑ってみせる。
「火傷跡を治す方法もしりたいんですが……ぼ、僕はこの火傷がどんな魔法を使われたのかしりたいんです……も、もしかしたら僕が探している人物の足掛かりになるかもしれないから。」
それでも忘れることが出来ず今でも火傷の元となった魔法の正体を追っていた
233ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/01(金)23:46:16 ID:YN8
>>227

「退いた方が良い話もある。
 そうだな、それも常識やマナーの一つだ」

随分偉そうな口ぶりだ、と、自嘲気味に笑い。

「ん、じゃあそれは魔法で動く類なの、か……ぅあっつ……季節錯誤も良い所な……。
 あぁ、悪い、もうちょっと温度落としてくれるか……」

突然熱を強めた翼に眉を顰め。
膝の上にいたウサギは仰天し飛び降り、辺りを走り回る。

「まぁ、これなら確かに冬でも関係無く外に居られるな。
 便利なもんだ」

ぱたぱたと走り回るウサギを視線で追い。
その先の地面に、僅かに降り積もった雪に気付く。
……そういえば、と。

「降ってたな、雪。
 微妙に暖かくて意識外だったけど」
234シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/01(金)23:47:23 ID:4vW
>>230
「んー、詳しい状況はあんまりだけど……模擬戦ならそういう魔法使うのはしょうがないと思うよ? ダメなら最初に言わなきゃ」

シャディも模擬戦は行うが、決めるルールがある。
結局そうなってしまうと、挑んだ方もだが挑まれて応じてしまった方にもある程度の責任はあるという理論。
まあこの少年の魔法のほとんどは破壊力に長けないので実感しにくいだけだが。

「出来れば倒れない程度にもね! はい!」

その辺りの気遣いを彼に求めるのは間違いだ。だってシャディは火や熱に弱い。……つまり自力で温められないのだからそんな発想にならない。
シャディは自分の分を取り出すとなんともなさそうに飲んでいるのであった。
235エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/01(金)23:49:15 ID:vOF
>>231
「うーん、そう言うことじゃなくて、『僕の歌が原因で昼間に勉強ができなくなった』ら
問題じゃないかな? と思うんだよ」

特に邪魔をされるとかでなければあまり気にしない性格なのだろう。
…他人の事を心配するあたり、一般的な妖精の常識からはちょっとずれてたりもするが。

「それはちょっとうらやましいかな。
普通の人並みには寒さに弱いから」

そんなことを言いつつも、用意してあった魔法陣の上にある大きな鍵に
何やら光る粉を撒いていく。
236ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/01(金)23:49:18 ID:7F4
>>232
「……そう、ですか……ん、ありがとう」

結局また寧ろ気を遣わせてしまったなと苦笑、どうにもこの手の配慮は成長出来ない

「魔法の……そう、ですか……」
「……分かるといいですね、うん……」

複雑だった。というのも、魔法の詠み手を見つけ出し果たして何をすると言うのか?
それを思考し行き着く先が、平穏や安寧と正反対の場所にあるよう思えてしまうが故に

「……あ、お、お砂糖、お砂糖いります?」

飲んでいるのはコーヒーである、しかしお茶を濁す様に話題転換、誤魔化しがヘタだ
237シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/01(金)23:51:44 ID:MVE
>>233
「あ、ごめんなさいウサギさん。
 驚かせてしまいましたね。」
膝の上から飛び降りてしまったウサギを、
しょんぼりとした表情を浮かべて見送る。

「はい、わかりました!
 ……人肌程度にしておきますね!」
少し光量が落ち、それに伴い温度も低下していく。

「そういえばそうですね!
 雪、初めて見ます。ふふふ、冷たいな。」
手のひらに舞い落ちる雪の結晶が、すぐに溶けて消えゆく。
それを見て、子供の様にはしゃぐシェムハザ。

「ハイドさんは、こんな寒いベンチに何をしに?」
自分こそこんな寒い中、わざわざこんなところに居たくせに。
238ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/01(金)23:53:46 ID:g3U
>>235

「そういう事でしたの?
でしたら問題ないかと、こんな綺麗な歌声ですもの。
むしろこのような音楽を聴きながらの勉強はさぞ捗りそうですわ」

どうやら良いとこのお嬢様らしく芸術関連に関しては甘いらしい。
騒音云々という問題は考えていないようだ。

「あら……その粉は一体どのようなものですの?」

未知のマテリアルに興味津々らしく、目を光らせながら魔法陣と粉末を眺める。
239ファルシュ ◆c8eDXvwFLQ:2019/02/01(金)23:56:14 ID:fCV
>>234
「そうはいっても普通考えて発動させないそういうの!?」

意外とTPOをわきまえている少年は通常なら室内で模擬戦をしないししたとしても周りへの影響は最小限に配慮するだろう
破壊力のある魔法のみを使う彼としてはそういう配慮は当たり前なので考えが及ばなかったらしい

「わかったわかった…ありがとう」

シャンメリーを受け取ると修行終わりで汗をかいた後なので喉が渇いていたのか一気に飲み干した

「おっと、そろそろ見回りの時間だ…またねシャディくん、ししょーにももし会ったらよろしくね」

時計に目をやると見回りに行く時間
戦斧を担ぐと歩きながら後ろ手で手を振って去っていくのだった
240アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/01(金)23:56:41 ID:yO8
>>236
「…ふふ、そ、そうですね、いただきます」
空気を凍らしてしまい、やはり濁すべきだったかと反省するアルノラ

「しかしこの学校は色んな人がいるので毎日が発見でいっぱいですねえ……僕がし、知らないことも沢山知ることができました」
話題を変えるように学校について話す
実際アルノラは孤児院と魔法学校以外の社会をあまり知らなく、魔法も魔法学校に入学してから初めて使えるようになっていたのだった
241エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)00:01:07 ID:pYD
>>238
「ふむふむー、それならみんなの前で歌うのはお昼にした方が良さそうだね。
こんな月もない真夜中に歌っているのは、必要があるからだし」

ヴィオの提案にあっさり乗るあたり、割と常識が抜けてるのかもしれない。

「これかい?
これはこの杖を直すのに必要なものだね」

そう言ってから、再度歌い始めると、
魔法陣の上に置いてある鍵が淡い光を放ちだす。
242シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)00:05:38 ID:RtG
>>239
「それする暇ないくらい本気だったってことじゃ?」

壊れたらごめんなさいするのが当然だと思っており――そして模擬戦ならばきっと申請してるはずだから大丈夫だろう理論で。
そもそもお互いに破壊力があるなら事前にルールくらい決めるはず、なんていう先入観は恐ろしく。

「ん、どーいたしましてー。あ、見回り行ってらっしゃーい」
「わかったー、よろしくするよー、じゃーねー」

見回りに向かうとなれば止める理由もなくその後ろ姿を見送りながら返事をするのであった。
そして、彼もまた自分の目的に取り掛かる。――中庭から見る月のスケッチを、錬金魔法で行い始めたのだった。
243ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/02(土)00:13:03 ID:P8t
>>237

「そうしてくれると助かる。
 寒いのは苦手だが……極端に熱いのも好きじゃない」

取り出した布切れで額を拭い。

「……別に、ここを気に入ってるってだけだ。
 お前こそ、本を読むのになんで態々ここにいたんだ?」

中庭の端には小さな穴があった。
ウサギの巣穴だ、そこに潜り込み、顔だけを出してシェムハザを見つめている。

「……お前からすると雪も珍しいのか。
 ただの氷の一種だ、冷たいだけだぞ、まぁ平気なんだろうけどな」
244ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/02(土)00:13:07 ID:oAg
>>240
もしその推測が正しければ、教師としては止めるべきであろう
しかし簡単にそう出来る程、彼のケツイや心境を知ってはいない。故にもっと知ってからの決断こそ、きっと正解であろうとミズハは考える
悪く言えば放任主義、しかしひとりの人間として自主性を最大限にリスペクトしたいとの方針を彼女は揺るがす事はない

「……えぇ、もちろん」
「沢山のひと、事……未知で溢れていますからねー」
「……知って、学んで……うん、それで……」
「それから、また……色々、考えるのもいいと思いますよ」

改めてようこそ、とコーヒーカップを持ち上げ軽く傾け乾杯の合図
夜の月の様な笑みを浮かべ、ブラックコーヒーを啜った

//すみませんがこの辺りで締めでお願いします、ロールありがとうございました!
245アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)00:18:26 ID:ALx
>>244
「はい、先生も頑張ってくださいね…!」
彼女の笑みに勇気を貰い、この学校の一生徒としての気持ちを再確認したアルノラであった………
//了解です~!ありがとうございましたー!!
246シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)00:31:28 ID:VQi
>>243
「シェムハザは、ここが居心地がよかったからですよ!
 他の場所は、他の皆さんが使っておりましたので!」
……つまるところ……シェムハザも、まだ友人が少なく…ぼっちなのだ!

「はい、シェムハザは、見るものすべてがまだ珍しい。
 お部屋の外に出してもらえたのは、つい最近なものですから。」

「ウサギさん、あそこがおうちなんですね!
 また会いに行こう……。」
247ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/02(土)00:40:49 ID:P8t
>>246

「じゃあ、俺と同じ理由って事だな」

立ち上がり、一度ぎしりと木製の義手の動作を確認。
丁度チャイムが鳴った、そろそろ屋内へと入った方が良いだろう。

「何事もゆっくり覚えた方が良い。
 ……馴染めると良いな」

手を振る、雪に足跡を残し、屋内へ。

//〆でお願いします。
248シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)00:46:12 ID:VQi
>>247
「はい、ありがとうございますハイド!
 またお会いしましょう、さようなら!!」
去っていくハイドを、手を振りながら見送る。

「シェムハザも、お部屋へ帰るとしましょうか。
 ふふふ、今日も楽しかったな……!」

//はい、ありがとうございましたー!
249ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)09:13:08 ID:SpQ
>>241

「お昼ならみんなで合唱したりも出来そうですわね、素敵ですわ!」

その様子を想像したらしく、笑顔で語りかける。
歌や踊りは相当好きなようだ。

「杖を治す……
ああ、儀式でしたのね!
という事は歌も触媒……?」

魔術に関しては書物で得た知識があるのか、門外漢とはいえ推理してみせる。
そのうえで必要があれば手伝う姿勢を見せるのだった

//遅くなって申し訳ありませんでした!
250レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)13:11:40 ID:ACi
今日は休日。寮から出てきたレオナは一つ伸びをして

「さーって、今日は何をしようかな~……」

と、呟き、周囲にふわふわと飛んできた箒を左手に取る
先日の化け物との戦いでできた傷も、保健室で治療を受けて癒えてきた
とりあえず、魔法の修行に向かうかとか思ったのだけど

「……ここは生徒会長選挙に向けて、人脈広げた方がいいのかな」

と、あざとい事も考えているのでした
251シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)13:15:49 ID:VQi
>>250
「さーて、今日は何をしましょうか~……」
そんなレオナの頭上から、レオナの言葉とほぼ同じタイミングでほぼ同じ様な言葉が聞こえてくる。

見上げれば、一人の少女がふわふわと浮かんでいるのが見えるだろう。
その頭上には光の輪っか、背中には翼の様なオブジェ。

「ここは楽しい学園生活に向けて、お友達をもっと増やしたいですね……。」
さらに似たような言葉を呟きながら、
ゆっくりと空中から下降してくるのであった。
252レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)13:22:53 ID:ACi
>>251
「……ん?」

上から聞こえる声に反応して、見上げると
そこから降下してくる少女に視線を奪われ、そのまま目で追って

「な……な……!!」

何やらプルプルと身体を震わせるレオナであった
そして

「何その輪っか!翼!!君何!?天使!?凄い始めて見たー!!もっと見せて!もっと見せて!!」

めっちゃ目をキラキラさせて、近づいて来る。そしてその両肩を掴もうと、掴んだなら揺さぶるように動かそうとするだろう
253シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)13:26:27 ID:VQi
>>252
「はい、シェムハザです!」
天使か、との問いに、見当はずれな答えを元気よく返す。
この流れ、この学園に来てからもう何度となく。

「どうぞ!ゆっくりご覧になってくださいね。
 でも触るのはダメですよ!」
満面の、まさに天使の笑みを浮かべて応える。
肩をつかまれ、ガクガクと激しく揺さぶられてもその表情は崩れることがない。
254レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)13:33:27 ID:ACi
>>253
手を離すと、にっこり笑顔になり

「あたしはレオナよ!世界一可愛い超天才美少女魔法使い!宜しく!!」

お決まりナルシス全開自己紹介をして

「へ?触ったらダメなの?痛いとか?ちょっとだけでもダメ?」

とか言って、触りたそうにうずうずとしているのであった
しかし、ダメと言われた事、勝手に触るのは気が引けて
255シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)13:43:55 ID:VQi
>>254
「超天才美少女魔法使いのレオナ!
 わかりました、よろしくお願いします!」
レオナの手から解放され、少しふらつきながら、深々と頭を下げる。

「ダメです!
 別に痛くなったりとかはしませんけど。
 繊細なモノなので、壊れると困ります、シェムハザが!」
と、頑なにお触りは禁止。

「超天才美少女魔法使いレオナ……あなたもケガしてませんか?
 この学園、けが人多いですね!」
改めてレオナの姿をじーっとみるシェムハザ、
ケガを負っていることに気が付く。
思えば、ここ数日何人か出会った人物は怪我人やら病人やら片腕を失っていたり……
256レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)13:56:23 ID:ACi
>>255
「そっかー、残念……と言うか、壊れるとかなんとかって……機械みたいな事言うのね」

と、ふと思った事を口にしてから怪我の事を言われるときょとんとして

「あー、怪我はねー、ちょっと前にすんごい化け物襲って来たからそれと戦って負ったの
でももう大丈夫、医務室で治療も受けたし、今は動くのに支障もないし後はそのうち治るっしょ」

にこっとしながら楽観的に答えるのだった
257シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)13:59:20 ID:VQi
>>256
「はい!生き物と機械の中間?みたいなモノみたいです!
 シェムハザには詳しいことはわかりませんが。」


「流石超天才美少女魔法使いレオナ。
 そんな化け物もやっつけてしまったのかー……。」
ほほー、と感心したような呆けた表情でレオナを見つめるのであった。
258レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)14:10:21 ID:ACi
>>257
「ほーほー、機械と生物の中間……何だろう……後天的に改造して色々付けたとかそんな感じなのかな……」

などと、ふと考えていると、化け物を倒したと感心する彼女に気付いて

「あ、まぁ倒したと言ってもこっち五人居たからね、あたし一人でやっつけた訳じゃないから」

あははと笑いながらそう答えるのだった

「と言っても世界一の大魔法使いなるには一人であんなのも倒せないといけないし、まだまだ修行が必要かなーって
あ、あたしは火と光と風の属性魔法が超得意なの!もうここら辺なら上級魔法も扱えるよ!」

聞かれてもいないのにどんな魔法が得意なのか、アピールを始める
誇らしげな表情をしながら
259シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)14:17:18 ID:VQi
>>258
「こーてんてき?かいぞう?
 シェムハザには難しい話ですね!!
 シェムハザは目覚めて日が浅いので、まだ自分の事もよくわからないのですよ。
 シェムハザの研究をしている方々も、まだシェムハザの事はよくわからないと言ってました!」


「ほほー、火と光と風……。
 シェムハザも、光……聖なる魔法がちょーとくいです!」
シェムハザもまた、聞かれてもいないのに得意な魔法を自慢して、えっへんと誇らしげに豊満な胸を張る。

「他の魔法については、学校でこれから学んでいきます。
 いっぱい、色々使えるようになるといいなぁ。」
260レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)14:23:37 ID:ACi
>>259
「目覚めて間も無い……そっかー、んじゃまだ知らない事だらけって感じね」

少々考え込むと、手をポンっとして何か思いついたようだ

「ならまだここら辺の事あんま分からないっしょ、あたしが案内しよっか?」

左手の人差し指を立てて、そんな事を提案するのだった

「それと、魔法に関しては授業で色々教えてくれると思うよー!あたしも水とか氷魔法は苦手だけど、そこそこには使えるようになってきたし!」

などと言いながら胸を張る。だがこちらははっきり言って貧乳であるのだった
ちなみに身長は147センチのチビ
261シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)14:27:02 ID:VQi
>>260
「はい!見るものすべて珍しくてたまらないお年頃です!」


「本当ですか、うれしい!
 よろしくお願いしますね、超天才美少女魔法使いレオナ!」
ポン、と手を叩いて、さらにまぶしい笑顔を浮かべる。
……そろそろ、その呼び方が煩わしいが。

「へぇー……楽しみですね!
 シェムハザ、一杯勉強するのですよ!!」
262レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)14:38:11 ID:ACi
>>261
「よーし!それじゃあ学園の敷地外とか、どう?あんまり遊びに出た事無いっしょ?」

人差し指を立てながら、どうせなら外に行こうと提案するのだった

「あ、あとレオナちゃんとかそんな呼び名でいいよー!それと!今度生徒会長選挙出ようと思ってるからレオナちゃんに一票お願いね!」

呼び名の事を言うついでに、ちゃっかりと一票よろしくと宣伝は欠かせないのだった
263シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)14:41:00 ID:VQi
>>262
「お、お外ですか!!?
 いいのかな、あんまり遠くに行かないように先生たちからは言われていますが……。」
レオナの誘いに、戸惑い迷うシェムハザであったが……

「でも、あんまり遠くじゃなければ大丈夫、ですよね!
 よろしくお願いします!!」
好奇心には勝てず、その誘いに乗るのだった。

「はい、レオナちゃん!
 せいとかいちょーせんきょ?とかいうのに一票?入れればよいのですね!」
なんのことだかいまいちわかっていない様子だが、
かくして貴重な一票は確保できた様だった。
264レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)14:52:55 ID:ACi
>>263
「ほら、もうすぐ三年生は高等部から卒業じゃん!大体生徒会とかって任期あって、時期生徒会長を決める選挙があるんだけど」

と、生徒会長選挙を知らなさそうな彼女に説明を始めて、てくてくと歩いていて、そしてピタリと止まる

「その高等部の生徒の代表たる生徒会長にあたし立候補してんの!」

自分の事を指差しながら、ドーンと宣言するのだった

「そもそも成績超優秀かつ世界一可愛いレオナちゃんこそ生徒会長って相応しいよね!」

などと自惚れ全開のセリフを付け加えて

「あ、お外に関してもこの辺のショッピングモールとかをちょいちょいと周るだけだから問題ないよー!さ、いこー!」

と、校門へと向けて歩き出します
265シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)14:56:58 ID:VQi
>>264
「ほほー……
 つまり、レオナちゃんが、この学園の神として君臨するのですね!!」
少しオーバーな概念で理解されてしまったようだ。

「わかりました!
 レオナちゃんが神となった暁には、このシェムハザが全力でお仕えしましょう!」

「しょ、ショッピングモール!?
 そ、そ、そんな!シェムハザ、一度行ってみたくてたまらなかったのですよ!!」
まるで楽園にでも案内されるかの様な、夢見心地な表情を浮かべてレオナに着いていく。
266レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)15:07:37 ID:ACi
>>265
「神……ちょっと大袈裟だけど……」

ははっと笑いながら呟くのだが
神……悪い気はしないかな……なんて内心では思ってたり

「そ、ショッピングモール!レオナちゃん行きつけの可愛い洋服店教えてあげるよ!
最近はねー、ハートクロイツってブランドが流行っててねー、デザインも可愛くて若い子に売れてるんだよ!」

そう説明しながら校門をでると、近くのショッピングモールに向かって進む
もう建物は目視できるようで、あれがそうだよと指差して
267シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)15:12:11 ID:VQi
>>266
「お任せください!
 シェムハザ、神となったレオナちゃんの教えを、頑張って皆に布教しますので!」


「ハートクロイツ?可愛い服、ですか?」

「……ほぁー……ど、どうしましょう。
 シェムハザ、服はこれと制服しか持っていないので……
 何を選んでいいのかわからないかもしれません……。」
今着ているのは、この寒い中、白い薄手のひらひらとした、質素なワンピース。
268レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)15:19:26 ID:ACi
>>267
「や……そ、そこまではしなくても大丈夫!大丈夫だから!」

そして流石に苦笑いとなり、それは止めるのであった。
そして、建物に到着すると、そのブランド店へと足を運んで

「……とりあえず冬物の服を買おっか…ほら、あのコートなんか可愛いじゃん
あったかいって言ったらダウンの方が良いと思うけどね」

と、指差したコートはベージュ色で、少し長めのもので、ダウンは良くあるダウンジャケット

「とりあえず、季節に合わせて必要なのは揃えて行った方がいいよー」
269シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)15:28:08 ID:VQi
>>268
「むむ?そうですか?
 場合によってはレオナちゃんの聖典を作成するのも辞さない構えですが……。」


「ほ、ほぇぇ……服が……服がいっぱいある……おお、神よ……。」
初めて立ち入る洋服店、そこに広がる信じられない光景がシェムハザの目を打ち、
驚愕のあまり倒れそうな勢い。

「こ、こんな可愛いやつ……シェムハザにはもったいない……。」
恐る恐る進められたジャケットを手に取り、畏れのあまり震えだす。
270レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)15:33:10 ID:ACi
>>269
「せ、聖典って……うん、それは作らなくていいからね」

そしてにっこりとしながら、シェムハザにそう言い聞かせるのであった

「大丈夫大丈夫!ほら!せっかく女の子なんだし可愛いのでオシャレしないと!」

そう言うこいつ、世界一可愛いなんて自称するだけあって一応外見にはめっちゃ気を使ってたりします
箒にもリボンとか着けて可愛いアピールしていたり。箒のリボンは魔導具的な役割もあったりするのであるが

「ちなみにお金は大丈夫ー?一応ブランド店だし多少は値を張るかも知れないけど…」

と、ここで爆弾かもしれない一言を
271シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)15:37:00 ID:VQi
>>270
「わかりました!じゃあ作りません!!」
素直に、そしてあっけなく言うことを聞く。


「いいえ、レオナちゃんほど可愛くはありません!
 で、でも……確かに着てみたいですね……興味はありますね……。」
改めてレオナを姿を見ると、なるほど、とても可愛らしい。
これがお洒落、というものか……と、シェムハザはまた一つ学習した。

「お金。
 ………ごめんなさい、お金はもってません!!」
やっぱり、無一文なのだった!
272レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)15:44:33 ID:ACi
>>271
「ほ、良かった~」

納得してくれたシェムハザを確認すると呟いて

(信仰宗教始めたとか噂になったらたまらないし………)

とか心の中で思っているのであった。胸に手を当てながらホッとした様子を見せながら

「お金はやっぱり無い……か、よし、お近づきの印に今日はレオナちゃんが奢るよ!」

ビシッと指差して、ウインクして言うのだった。
こう見えて魔法の名家フォースフィールド家のお嬢様だったりするのです
お嬢様の割には作法無くて自意識過剰で落ち着きの無いお嬢様には見えないような性格しているのだが
甘やかされて育った結果こんな自己中馬鹿が完成した様子なのです

「一応あたし、お金ならたくさん持ってるからね!遠慮とか要らないよー」

なんて言ってまたウインク。首傾げる動作も付け加え
273シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)15:53:42 ID:VQi
>>272
「そ、そ、そんな!!
 もったいないのです、シェムハザにこんな高価なモノを恵むなんて……!」
この御方は、やはり神か!?とでも言いたげな眼差し。
しかし、値札に並んだ0の数を数えると、奢ってもらうのはやはり気が引ける。

「はぇ~、レオナちゃんはお金持ちなのですね。
 シェムハザはとてもお返しできそうにないのですよ?
 シェムハザは研究室のモノなので、最低限のお小遣いしかもらってないのです……。」
274レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)15:58:55 ID:ACi
>>273
「奢るって言ったじゃん、お返しはいらないよー」

と、一言言ってオッケーサインを左手で行ってます

「ま、一応魔法の名家の貴族のお家だからね。うちの実家、、」

お金持ちと聞かれると少し小さな声で呟いて

「ふふふ、ならお返しはいらないからその代わり、今後もこうやって一緒に遊んだりしようよ、お友達って事でさ!」

そして人差し指を立てながら伝える一言
275シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)16:07:52 ID:VQi
>>274
「あわわわ………
 なんとも恐れ多い……。
 ……ほ、ほんとにいいのですね……?
 ……じゃ、じゃぁ……お、お願いします……!!」
恐縮して震えながら、ぺこぺこと何度も頭を下げる。

「そ、そのうえお友達になっていただけるとは!
 ……やはりレオナちゃんは神様ですね!?
 是非ともです!」

その後、レオナに選んでもらった服を手に、
夢見心地で帰路についた様だ。
……もったいなさのあまり、しばらく自分の部屋で服を着もしないでただただ眺めていたとか……。

【ごめんなさい、こちらそろそろ落ちなければ……
 ……このあたりで締めでおねがいします!
 お付き合いいただきありがとうございました~!】
276レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)16:14:05 ID:ACi
>>275
「ふふ、これからもよろしくね!シェムハザちゃん!」

そして、友達が少ない彼女にとってはお友達が増える事はとても喜ばしい事
なのでとっても嬉しそうにそう言うのだった

「それじゃあそろそろ帰ろっかー、ここからの場所なら自由に出入りしても何も言われないから安心していいよ」

なんて事を伝えると、そのまま一緒に帰路につくだろう


//了解ですよー!ロールありがとうですー!
277エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)20:06:18 ID:pYD
>>249
「うん、みんなで歌った方が絶対に楽しいよね」

ヴィオの提案に笑顔で答える。

「まあ、そんなところだね。
星を讃える歌を捧げる事でこの鍵、『星杖の銀鍵』って言うんだけど、これを修復するのさ」

そう言った後で、今度はエストレラの周りを周回する『星』と一緒に踊りを始める。
どうやら、この踊りも杖を直すためのもののようだ。
278シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)20:30:56 ID:RtG
寒さも何のそのと校庭に積もった雪に大の字に寝転がる黒い影。
何のことはない、真っ黒な服と黒マントを羽織った黒髪の少年が銀世界に自分の形を残してるだけである。

「~♪ ……まだダメかな?」

その少年に気付かないにしても、その時はその時で黒い手が雪原より出現しているのが見えるだろう。なんにせよ、目立つ。
279ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)20:37:46 ID:ACi
>>278
寒い冬空の校庭、少し外出でもしようかと歩いていると不思議な黒い影に気付く
それを見た彼女はさてはあれはシャディか、なんて思ってこっそりと近づいて

「………ドーン!」

手を空に翳して小さな落雷を一つ近くにいきなり落とす!
小さな落雷で威力もあまり無い物だが落雷は落雷、雷鳴はちゃーんと轟きます
要するに驚かそうとしての行動であった

「……ヤッホ、シャディ」

そして、驚いてる事を期待してニヤニヤとシャディに話しかける
280アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)20:45:45 ID:ALx
>>279
>>277
「「キャアアアァアアア!!」」
シャディを驚かそうとした雷が校庭を通過しようとしたアルノラの真横に落雷し、見た目とは裏腹に女の様な悲鳴をあげる

「か、か、か、雷!?」
思わずその場で尻もちを着き、アワワワと慌てふためく。
何事かとルナの方へ目を向けるとどうやら別の人を驚かそうとしていたことに気付き顔を真っ赤に染め上げる
281シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)20:50:05 ID:RtG
>>279>>280
話し掛けられたシャディは耳を塞いでその場に震えて蹲っていた。意外と耳に来たらしい。

「や、やや、やっほー…………」

影の手が若干威嚇するように構えられてるのは気のせいではない。普段驚かす癖にいざ自分がされるとテンパるのが彼である。
しかもそれに加えて知らぬ悲鳴、より耳に来ても仕方ないだろう。むくりとゆっくりと起きて白い雪をぽろぽろ落とすと。

「……ねえ、あの人巻き込まれてない? 大丈夫?」

アルノラの方を見てルナを見るのであった。様子を見に行くと言うならばルナの影にくっついて引きずられるように着いていくだろう。
282ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)20:56:25 ID:ACi
>>280>>281
シャディは目論見通り驚いてる様子で満足気ににやにやとしていると
別の方法から悲鳴が聞こえてくるのにビクッと反応
更に、シャディの指摘もあって、アルノラの方を向く

「……ご、ごめん!大丈夫?ちょっとイタズラが過ぎちゃったかな」

そう呟いて、アルノラの方へと歩み寄るのであった。
影に引き摺られるようについてくるシャディを確認すると

(やっぱ便利な能力してるなー、こいつ)

と、そんな事を思っていたのだった
283アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)21:05:45 ID:ALx
>>281
驚いた表情で硬直していると、思わずシャディと目が合う
情けない叫び声を上げた上に尻餅まで着いた自分が恥ずかしくおもい、直ぐに立ち上がる
「い、いやはや驚いたなあ、申し訳ない。叫んでしまった上に醜態を晒してしまい………」
頭をガシガシ掻き平然と話し出すが顔は紅潮しており、まだ足は震えていた。

>>282
「い、いえいえ、怪我もないし大丈夫ですよ」
と宥めるが、まだ足がプルプル震えており顔が引きつっていた
「い、いまのは見なかったことにっ
それではっ」
その場に立っているのがとても恥ずかしくなり頭をぺこりと下げるとそそくさと去ろうとした
284シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)21:10:19 ID:RtG
>>282
「もー、ルナちゃんやり過ぎー」

引きずられてる間に気持ち戻ったのかからかうようにルナの後ろから指でつつく。
まあ直撃してたら弱くても危ないので指摘としては妥当……なのだろうか?

>>283
「気にしない気にしなーい、僕だって怖かったんだからさー、ってあっ――あっ!」

顔の引きつりように何かトラウマでも刺激したか? と思っていた。
しかし、彼が去ろうとしてる方向を見て思わずシャディは声をあげる。そう、彼が向かうルート上にある木の枝には雷で落ちそうな雪の塊――

「そっちさっき僕が凍らせた地面あるから危ないよー!」

じゃない方の危険性を提示していた。ルナやアルノラからすれば何やってるんだとなること請け合いである。
285ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)21:16:09 ID:ACi
>>283>>284
「ふふ、まぁやり過ぎくらいの方が驚くっしょ?当てる気は無かったし」

などと言うのだけど、若干申し訳無さそうに苦笑い、一応少し反省はしてる様子であったが

「……シャディも何やってんの?」

凍らせた地面があるの一言に呆れた様子で返すのだった

「みたいだし、とりあえず危ないから落ち着くまでゆっくりしてた方がいいんじゃない?」

しれっとアルノラには冷静にこんな事を言ってから

「……まぁ、……驚かせてごめんね」

とても小さな声で謝罪の言葉を伝えるのだった
286ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)21:18:33 ID:SpQ
>>277

「星を讃える歌と踊り……なんだかロマンチックですわ!
その「星杖の銀鍵」の修復、少し手伝わせていただいてもよろしくって?」

そう勝手に宣言すると、見よう見まねで歌いながら踊り始める。
魔法陣の外でやっている事ではあるのだがみんなで歌って踊れば楽しくて素敵だ、という判断のもとだ。
しかし元々素養はあるのだろうが練習不足、なかなかいい感じの舞踊にはならないのだった。
287アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)21:26:54 ID:ALx
>>285 >>284
「えっ?ぅわっ!」
と振り向くと同時に、足が凍った地面に滑らせ、不意にバランスを取ろうと木に掴まる
その瞬間!木の上の大量の雪がアルノラの上からどさっと降りてきた
「うわあああぁぁぁぁぁ………!」
雪がアルノラに覆いかぶさると同時に声が雪の中に埋まる。

「た、たすけてぇ」
情けなく救助を求め、なんとか腕のみを雪から出すと、雪の重みで動けないらしくただ手を振っていた
288エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)21:29:46 ID:pYD
>>286
「うーん、申し出は有り難いんだけど、最低でも星魔法の素養がないと何もできないよ?
だから僕も一人でやっているんだし」

と、すまなそうに断った後、

「まあ、急いでもどうにもなるものでもないし、修復はここまでにして踊ろっか。
折角こんなに奇麗な星空なんだし」

そう言った後で、ヴィオの隣で一緒に踊りだす。
『星を讃える踊り』の動きを良く見えるように。
289シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)21:32:12 ID:RtG
>>285>>287
「ちょっと色々やりたくて」

雪の中だから平気かな? と思っていたらしく。
そして――アルノラに襲い掛かる不運。流石にそれには一瞬硬直してたが慌てて追い掛けて。

「だ、大丈夫!? る、ルナちゃん手伝ってー!」

ざくざくと影の手と一緒に雪を掘り出すが生憎彼は力に疎く少々の時間を要しそうだ。
普通なら頼む方頼まれる方が楽だろうに。そしてなんやかんやで助け出せればアルノラの前でぺたりと頭を下げてるだろう。

「ごめんなさい」と言いながら。
290ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)21:40:02 ID:ACi
>>287>>289
「……ほら、言わんこっちゃない」

その様子を冷静に見つめながら呟いて、アルノラの方へとまた歩み寄ります
シャディに手伝ってと言われたならば、こくりと頷いて

「とりあえず、私のせいでもあるし」

またこれは小さな声で言う
シャディが雪を掘り出して、多少彼に積もる雪は軽くなって行くだろうしと思い
アルノラの手を取ると、お得意、雷の身体強化魔法で瞬発力を引き上げて
そのまま引っ張り出そうとするだろう
無事助け出せたならばそのまま彼の前でしゃがんで大丈夫?と問いかけるだろう
291ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)21:40:44 ID:SpQ
>>288

「あうっ、それは失礼致しました……」

星術については書物で見た事がある程度。
仮に素養があったとしてもまだ試した事もない魔術を、ましてや他人のものを直すだなんて失敗できない場で試す度胸もないのだった。

「よろしいんですの?
それではご一緒させていただきますわ」

隣のエレストラの動きを真似ながら、どちらかというとオリジナルよりもゆったりとした動きで踊りを続ける。
社交ダンスの経験からくるものだろう。
292モカーロ◆LKb8SwtQMk:2019/02/02(土)21:40:56 ID:cpd
「うん!今日もみんな元気元気!私も安心安心!」

保健室の窓から身体を乗り出して、外の様子を指さし確認を交えながら眺めている女子生徒。
彼女の名はモカーロ・パルマ。この学園の保健委員として怪我人の対処などを行う生徒の一人。
だが、このモカーロ、少々困った所があって。

「……どこかで誰かが呼んでる気がする………!」
「怪我してるっぽい子!今お姉ちゃんが行くからね!」

モカーロは保険医見習いなのに、勝手に保健室を飛び出して勝手に治療活動を行うクセがあったのだ。
今日もどこから感じているかも分からない怪我人っぽい気配を嗅ぎ分けて、窓枠を飛び越えて保健室を後にする。

さて、彼女の向かう先に本当に怪我人はいるのだろうか。
それよりも前に、無関係な人物とバッタリ会ってしまったりして。
293エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)21:45:37 ID:pYD
>>291
「んー、それはあらかじめ説明しておかなかった僕が悪いかな」

と、頭を掻きつつ。

「うん、せっかくだから楽しまないとね。
修復ならいつでもできるし、1回2回で直しきれるものでもないしね」

そう言ってヴィオの動きに合わせるようにエストレラもゆっくりとした動きで。
294アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)21:47:54 ID:ALx
>>289
「は、ははは、全然大丈夫ですよ、今日は厄日かな」
冬なのに冷や汗をダラダラ流す。どうやらもう余計なことをしない方が賢明だと思い逃げる様子は無いが、雪が付着した時の水かどうか分からないくらい汗を流し、顔は先程よりも真っ赤に火照っていた

「っぇぶしっ!!!」
しかし先程被った雪が冷たかったらしく、何回もくしゃみをした後に少し震えていた。

>>290
「あ、ありがとう……またもやお恥ずかしい……立つ瀬がないなあ………」
2人の協力を得てなんとか脱したアルノラ。
2回も醜態を晒し、更に女性に助けてもらうという大失態を犯してしまい、なんとも恥ずかしそうに照れるのだった
しかし服が雪でビシャビシャに濡れ、寒さで唇が真っ青に変色していた
295シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)21:49:10 ID:VQi
>>292
「ふへへぇ……ふっふー……」
もかーろが飛び出した先、そこにいたのは……
怪我人ではなく、まさに無関係な人!!
締まりのない笑みを浮かべて、どちらかというと頭の病気を疑った方がいい様な感じだ!

買ったばかりだろうか、真新しい洋服に身を包み、とてもご機嫌な様子。
その背中には翼の様なオブジェ、頭上には光の輪っか。
296ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/02(土)21:53:54 ID:oAg
>>292
>>295
「……痛たた、ムリし過ぎたかな……?」

さてはて、もさジャージの女教師ミズハはこう見えて数日前に全身大ヤケドな重症であった
その場に居合わせた生徒達の応急処置、それとすぐに保健室に運んで貰えた事が幸いしバッチリ元気なのではあるが

「……あ、やばっ、キズ開いてるー……」

2人の行く道で顔を顰めて血の滲む包帯を気にする教師、さぁ早速場が混沌としているぞ!頑張れモカーロお姉ちゃん!(丸投げ)
297シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)21:54:07 ID:RtG
>>290
アルノラが畑の野菜めいて引っこ抜かれる姿を見れば少し何かを思い起こすように首傾げ。
そういえばレオナと会った時に何かを伝えようとして忘れてた気がするなー、と。
とりあえず雪は影の手で払い落とすことだろう。そして震えてくしゃみする様子を見ると――。

「いやー……元はといえば僕が悪いし……ところで大丈夫? ルナちゃんなんとかなりそう?」

――アルノラ、いや下手するとルナも知らないだろうがシャディは寒さに極端に強い。そのため彼に雪に埋まって風邪を引く発想がない。
ルナが暖めようとしたならばその時はちょっと離れていくだろう。そういう少年である。マントの下は服一枚なあたり薄着とかそういう次元でもないが。
298ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)22:01:45 ID:ACi
>>294
「……恥ずかしいって感じになってる?」

彼の心情を何となく察したようでそう問いかけて
ただ、このままだと風邪引きそうだなぁとか思って

「とりあえずこのままだと風邪引きそうだし、校舎内にでも行く?ストーブとかあるだろうし」

なんて事を提案。彼に伝えるのだった。

>>297
「シャディ、私ね、火属性は一切使えないから無理。枝でも集めて雷で発火って手もあるけどそれより校舎にでも行った方が楽だし」

などと言って、どうにもならないと伝える
彼女、ベルドリア研究の影響で雷適性はかなり高いが火と光と風の適性は皆無
その属性に関しては簡単な魔法すら扱えないのだった

「シャディはとりあえずなんか着替えとかその能力使って持ってこれない?」

と、シャディにはそう問いかけて
299ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)22:04:26 ID:SpQ
>>293

「いえいえ、私もお力になれず申し訳ありませんわ。
星魔法、これを機に少し学んでみますの!」

などと熱意たっぷりに答える。
といっても適性があるとは限らないのが魔法界の残酷なところなのだが。

「そういえば何故壊れてしまったのです?
やはりこの学園、人やモノが壊れるまで酷使するのがデフォルトとか……?」

なにやら酷い誤解があるようで、恐る恐る問う。
その恐れは動きの強張りにも現れるのだった。
300モカーロ◆LKb8SwtQMk:2019/02/02(土)22:05:10 ID:cpd
>>295>>296
「あっ、ミズハせんせー!この前のケガの具合はダイジョーブですか?」

今日もモカーロのケガ人センサーはよく働いていたらしい。
数日前の大規模な戦闘の際、保健室にて戦闘参加者への救護処置を行ったメンバーの一人でもあるモカーロ。
参加者の一人でもあるミズハを見つけ出し、早速容態を確認。

「ちょっとキズ開いちゃってるみたいですねー……包帯変えなきゃいけないですね」

ケガの容態には人一倍敏感なモカーロ。ミズハの容態をいち早くキャッチし、手持ちのバック内の包帯を取り出して。
しかし困った。ミズハのケガはかなりの広範囲。モカーロ一人の手では時間をかけすぎてしまう。長引かせてしまってもケガの状態が不安。

「んー、誰か居れば……」
「あっ!そこのキミ!ちょっとお姉ちゃんのお手伝いをしてもらえないかな?」

周囲を見渡して目を付けたのは何だか上の空なシェムハザの姿。
彼女から見れば、眼鏡を付けた白衣の女子生徒が、包帯を持って手招きをしているように見えるか。
301アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)22:08:13 ID:ALx
>>297
シャディに雪を払われながら「ありがとうございます…」と感謝する
そしてシャディの薄着の姿に(なんでこの人寒くないのだろう………)と思いながら小刻みに震えるアルノラ

>>298
「そ、そうですね………すみませんご迷惑をかけて………」
と笑うが寒さで口が引き攣り、更に真っ青になっているため不気味な笑顔がさらに不気味になっていた

「そ、それじゃあ校舎に入りましょうか、二人共何か用事があったのでは?大丈夫なのですか?」
302シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)22:09:20 ID:VQi
>>296
>>300
「はい、なんでしょう?シェムハザでよければお力になりましょう!」
モカーロに呼び止められ、正気を取り戻したシェムハザ。
何か助けを求めているようだが……

「うわっ!?ミズハ先生、前大丈夫って言ってたじゃないですか!!
 こりゃいけません!ちゃんと治さないとですよ!!」
そこにはミズハの姿も……
しかも、傷口がぱっくり開いて流血しているではないか!
303シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)22:13:41 ID:RtG
>>298
「そっかー」と改めて理解したように。解釈次第では氷が炎となることもあると本で知ったらしくちょっと怖かったようである。

「着替え? アルノラ君の部屋が分かれば持ってこれるけど……これ購買で適当に買った方が良いかな?」

アルノラにチラッと目を向ける。部屋に入っても良いか、という問い掛けだろう。この時点では。

>>301

「僕はちょっと……魔法の練習してただけだし大丈夫ー」

リハビリと言う前に訂正した。ちなみに薄着の理由は聞けばあっさりと答えてくれるので心配ご無用。

「あ、一回全部脱いで毛布にでもくるまる? 僕暑いからやらないけどこの前読んだ本の中にあったんだー!」

女子の居る前で言うことではない。アルノラは素直に着替えを持ってきてもらうように言うべきだろう。さすればシャディとは校舎に入ると一時的に別れることになるだろう。
304エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)22:13:57 ID:pYD
>>299
「となると、その時の先生は僕になるのかな?
少なくともこの学校には『星魔法』を教えられる教師はいないみたいだし」

と、ヴィオに。
もし素質があれば、教える気満々である。

「どちらかと言うと、壊れたのを少しずつ直して、やっと使えるまでになったというところかな?
今は直したのがまた壊れないように補強の作業をしているというところだね」

ヴィオの質問にそう答える。
…実は、壊れた理由は語っていないのだが、それにヴィオが気付くかどうか―――
305ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/02(土)22:14:24 ID:oAg
>>300
>>302
「あはは、ど、どーもー……」

ふたりに頭を下げて苦笑、ぶっちゃけ色々動き過ぎである。自業自得と言えよう

「へ?あ、だ、大丈夫ですよそんなぁ……」
「……うぅ、す、すみません……」

強がって見せるがしかし血は止まらない
ふたりを前に勢い負けもあり、治療を受ける事になるのだ
尚出血は腕が中心、キズが開いている
306ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)22:22:25 ID:ACi
>>301>>303
「私は別に、そんな大した用事無かったし……まぁまだ時期的に早いし」

などと言って
ルナも大した用事は無かったらしく、大丈夫と答える
それにこの騒動、発端は自身の起こした雷にもあるのだから少し悪い気がしていたのでした

「それとシャディ、服を脱ぐとか何考えてんの馬鹿。普通恥ずかしいっしょ」

別に叫ぶ事はしないけど、冷たい感じにこう言い放つのだった

「……まぁ、私は別に男子が脱ごうが気にしないけど、彼は嫌だと思うよ」

しれっとこんな事も付け加えて
307ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)22:24:45 ID:SpQ
>>304

「えっ、いないんですの?
ええと、ということは……やだ、私ってばなんてはしたない事を……!」

どこまで考えが飛躍したのか、あられもない妄想に頬を染め上げる。

「ああ、無茶をしたとかそういう事ではございませんのね……
安心しましたわ、私そういう学校なのだとしたら改革に乗り出さねばと思っていた所ですの」

意外と思い込んだら強硬派。
学園にこういったブラックな風潮が蔓延していたらどうしようかと本気で心配していたらしく、
そうでない事に胸を撫で下ろしておりその杖が壊れたきっかけにまでは頭は回らない。
308モカーロ◆LKb8SwtQMk:2019/02/02(土)22:29:51 ID:cpd
>>302>>305
「ミ、ミズハせんせー!今私がちゃんと治しますから!」

素人目でも一目瞭然の重体。包帯越しでも滲み出る出血が何よりの証拠。
確認してしまった以上、慌ててショルダーバックから包帯やら止血薬やらを取り出す。

「いいかな、まずこの包帯にこのお薬を付けて、せんせーの傷口に巻き付けてね」
「後は綺麗な包帯をその上から巻いてあげてね。古いのは置いておいていいから」

シェムハザに押し付け気味に包帯の束と瓶薬を渡して、手本と言わんばかりに包帯をミズハの腕に巻き付けていく。
処置の手際に関しては、保険医見習いとして数をこなしているだけの事はあり、なかなかのモノ。
後は彼女もいい具合に手伝ってもらえれば文句なしだが、果たして。

「無くなったらすぐに言ってね。困ったらお姉ちゃんに全部任せてくれればダイジョーブだから!」
309アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)22:32:37 ID:ALx
>>303
「部屋ですか?それじゃあ鍵を渡すのでお願いしようかな…」
とシャディに寮の鍵を渡す
「えっ!?ここで!??い、いやあ寒いし遠慮しとこうかな………!」
と驚き断っておく、アルノラは特に鍛えてる訳では無い上に体が細く白いため自信のある体つきではなかったのだった

>>306
(きっぱりした女性だなあ……)とシャディに言い捨てるルナを見て思うのだった
「じゃ、じゃあ服は彼に任せて僕達はとりあえず中に入りましょうか、図書館にでも行けばストーブあるかな……」
とにかくこの状態で外に出ていると風邪を引きそうなので校舎内に入ろうとする

「す、すみませんここまでしてもらって、元々は僕のドジだったんですがね………」
310エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)22:32:53 ID:pYD
>>307
「流石に『星魔法』の先生はいなかったね。
割と似てる系統の『星術』ならばいるみたいなんだけど…」

星の力を借りる『星術』と、『星』を創り出す『星魔法』。
名前こそ似てるが魔法としては別物だったりするのである。

「直してたのは、ここに入学する前からだからあまり関係ないかな?
もっとも、そんな事件が良く起こるようならもっと実践的な人を集めてるだろうし」

と、それっぽい事を言って安心させる。
実際にはエストレラ自身がそう言う事件に割と巻き込まれているのだが…
311シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)22:36:35 ID:RtG
>>306>>309
「…………ハッ! ごめん……」

どうも寒空、雪景色、そして相手の体調不良に考えが色々すっ飛んでたようである。気が抜けてるとこうなる様子。
まあそれにそんな行為はシャディもまずしない。悪酔いとかでもしなければ。
なので謝るときは二人にすんなりと。今日はやけに謝罪が多い。

「じゃあ図書館に持ってくねー」

そして鍵を受け取ると暫くは歩いていたが急に姿を消すのでした。――図書館で着替えるのはセーフかって? 大丈夫、ほらこの子影魔法で隠せるから(強引)

さてお部屋はどんな内情だろうか(無茶ぶり)。
312ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)22:38:21 ID:SpQ
>>310

「な、なるほど……私が知っているのは星術の方でしたわね。
星の力を借り、極めれば星辰を通じて戦場の刻すらも手中に収めるとか」

そういった魔法が活躍する伝記を読んだ影響らしく、目を輝かせながら語ってみる。

「そ、そうですわよね……
……ではあの方が負傷していたのはいったい……?」

そう遠くない過去にそのように負傷するような出来事があったのかと不安になる。
自分はそういった時に力になれるほどの強さを持っていない。
だが、だからこそ見て見ぬ振りをしたくはなかった。
313シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)22:41:35 ID:VQi
>>305
>>308
「は、はい!
 シェムハザ、こういう治療は初めてなのできんちょーです!」
モカーロの指示に従い、ちょっと緊張した面持ちで、
ぎこちなく薬を塗ったり、包帯を巻いたり。

「……回復魔法も使っちゃったほうがいいかも……
 ミズハ先生、ちょっと失礼!」
包帯の上から手のひらを傷口にあてて、
かなり古い言語の魔法を詠唱し始める。

頭上の輪っかと翼が明るく輝き始め、
その光が手のひらを通じてミズハの傷口に流し込まれ……
……そして、ゆっくりとだが止血が得られていく。
314ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)22:42:19 ID:ACi
>>309>>311
「んじゃとりあえず、図書室行こっか。うん、確かにあそこならストーブあるし暖房も効いてるし」

思い出すように言って
ルナちゃんは間違った用途で図書室には結構入り浸っているので鮮明に思い出せるのだった

「んじゃシャディ、とりあえず着替えは任せたよ」

そう言ってシャディを見送ると、アルノラと一緒に図書室へと行くだろう

「そう言えばまだ自己紹介してなかったよね、お互い。私はルナ、高等部1年よ、よろしく」

そしてアルノラに対して自己紹介しつつ、ストーブ近い席を確保するのだった
315エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)22:48:12 ID:pYD
>>312
「そっちもそっちで気にはなるんだよね。
なかなか難しいのと、初等科では教えてくれないから僕はまだ使えないけど」

よく見てみれば、エストレラの襟元に光るバッジは初等科1年のものだったりする。

「まあ、たまに魔法の失敗とかもあるし、それで怪我をする人は結構いるみたいだよ?
安全対策はしっかりやってるので、身の丈に合わない大魔法を無理やり使おうとしなければ大丈夫かと。
…でも、そう言う大魔法って格好いいからついつい使いたくなっちゃうよね!」

と、この頃のお年頃の一定数が発病するという奇病、『厨二病』に絡めて話す。
316アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)22:52:07 ID:ALx
>>311
部屋の中は特に汚れている訳では無いが、机の上にはやたら火を扱った魔術書が散乱していた。
壁に飾ってあるコルクボードには、アルノラらしき子供が周囲には同じ年代らしき子供と写っている写真が飾ってあった

更にベッドには携帯電話、漫画、脱ぎ捨てられた服などが散らばっていた(汚い)

おや?ベッドの下にダンボール箱が置いてある……
/ダンボールの中は自由に描写して頂いて構わないです!めんどくさかったらスルーして構わないです笑

>>314
「ああ、そういや自己紹介がまだでしたね、ぼ、ぼかあアルノラって言うんです。」
と自己紹介をした後、暖かそうにストーブに手を向け温まる
「お、同じ1年生です。それでも、ルナさんの魔法凄かったですねー」
思い出すと再び顔が引き攣る、アルノラにとって苦い思い出となったのだった

「ぼ、僕は魔法が苦手だから攻撃魔法が少なくて……もっとバリエーションを増やすことが出来たらいいんですけどね」
と言うとはあ、と悩んだ感じにため息をひとつついた
317ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/02(土)22:52:46 ID:oAg
>>308
>>313
「す、すみませんひぃっ!?」
「……こほん、失礼しました……」

萎縮しながら治療を受ければしみる!痛い!しかし直後取り繕うように咳払い
尚ちょっと所在無くソワソワと落ち着かない様子なのは、開いたキズとは別に腕に多く走る傷痕の存在を気にしているのだ。ミズハの過去の傭兵時代に刻まれた数多の追憶の痕跡
尚それとは別にくすぐったがりで、少し触れると鋭敏に反応するであろう。面白い

「……お、おおっ……?」
「スゴイです、回復魔法……にしても、効力が……!」

シェムハザの詠む治療の秘術に目を見張り、確かに出血はみるみる止まっていくでは無いか
318ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)22:58:34 ID:SpQ
>>315

「しょ……とうか……?
あ、貴方様は初等科だったんですの!?
しっかりしていらっしゃるから、てっきり年上の方とばかり……
と、ところでお名前をお伺いしておりませんでしたわ。
私はヴィオレット、ヴィオレット・キスキルと申しますの」

一応中等科所属なため自分が先輩にあたるという事実にやや震える。
責任感が急に沸いたにしては重いらしく、しっかりしなくてはという顔をし始める。

「ああ……だとしたら身の丈に合わない魔法を失敗して怪我を……
くす、殿方というのは背伸びしたがる性質ですものね」

兄が三人いた関係か、そういったやりとりは何度も見てきただけあって
大魔法などを使いたがる気持ちはすんなりと理解できたのだった。
319シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)22:59:18 ID:RtG
>>314>>316
「はーい」とルナの任せる発言に任せろとばかりにお元気な返事が返ったという。


――――。

「………………」

火を記された魔導書にシャディは少しばかり眉をひそめた。最近火を浴びたばかり、教師には平気と言ったがやはり不意だと怖いもの。開かれてるページは閉じて少しでも目を逸らす。

「おー、これ子供の頃かな? ……?」

その写真、火傷の存在は――。


「ていうかすごいねこの部屋、いろんな意味で」

影に入れるためそのまま服を捜索する有り様。決して床やベッドのものには手を出さない! そして彼は視点が――。

「……これなんだろ」

興味も湧くというもの。少しばかり覗こうとして――何か見えた拍子にそのまま閉じた。うん、多分。こういうのは見ちゃいけないやつと。
320モカーロ◆LKb8SwtQMk:2019/02/02(土)23:00:57 ID:cpd
>>313>>317
「回復……?わかった!お願いしちゃうね!」

シェムハザの回復魔法がミズハの身体を癒やしている最中でも、モカーロは応急処置の手を止めない。
魔法の影響か出血も順調に収まり、順調に傷口も塞がりつつあるらしい。これで目前の危機は防ぐことが出来たか。

「凄いねその魔法!本当に天使みたい!」
「でも無理はしないようにね。頑張るのは良いけど、それで身体悪くしたらお姉ちゃん怒っちゃうから!」

誰かが頑張る姿を見るのは良いが、それで傷つくところは見たくない。これがモカーロの信念。
これが彼女の習得した、少々特殊な治療魔法へと息づいているとの話。詳細はまた後程。

「……よしっ!ひとまず包帯の交換は終わりましたよせんせー!」
「後は回復魔法で活発になった身体をちょっとだけ落ち着かせてから、最後の仕上げに入っちゃいます」
「あともう少しの辛抱ですからね、ミズハせんせー」

包帯交換の最中、指が直に触れる度に反応するミズハの身体も何のその。ひとまず包帯の交換は終了。
先ほどに比べ、少々大げさなぐらいに語尾を強めるようになったのは、ミズハの身体に刻まれた記憶の痕を見てしまったからか。
強がりとも取れるそれは、二人に向ける笑顔にも、少しの陰りとして現れて。
321ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)23:06:24 ID:ACi
>>316>>319
「なんだ、同い年じゃない。なら別にタメ口でもいいよ。私先輩にもタメ口だったりするし」

アルノラの学年を聞いたならばそう答えて

「ま、これも何かの縁だしよろしくね、アルノラ」

そう言って、微笑みのだった。そして

「魔法?私も雷属性くらいしか使えないよ、一部の属性は一切使えないし。完全に適性が無いから
……どっちかと言うとさっきの身体強化魔法使って剣で戦う方が得意かな」

そう伝える。彼女も攻撃魔法は雷属性の物しかバリエーションは無いのでした
火と風と光属性に関しては小さな物しか発生させられない
遺伝子組み換え研究の失敗例としてそんな適性になってしまっているのでした

「それにしてもシャディ、遅いな……アルノラの部屋の中物色してたりして」

などと、変な予測立てて
322シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)23:09:43 ID:VQi
>>317
>>320
「ふふふ、うまくいきました!
 でも気を付けて、応急処置にはすぎないので安静にしてないとまた傷が開くかもです。」
血が止まったのを見て、満足げに胸を張るシェムハザ。
しかし魔法による治癒とは、言ってしまえばただの誤魔化しに過ぎない所もある。
結局は、本人の治癒を待たなければ、完治とは言えないのだ。

「おお、貴女の手際もすごいですね。
 なんというか、熟練の手つき……!」
モカーロの手早い手当を、感心したように見つめる。

二人の手厚い処置のおかげか、
ひとまず傷口は問題なく治療が済んだだろう。
323エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)23:11:08 ID:pYD
>>318
「年上というのも間違ってはないよ。
もっとも、僕はあまり気にしないけどね」

と、優しい笑みを浮かべながら。

「僕はエストレラ。エストレラ=ヴィアラークテアだよ。
種族としては魔法種大妖精、『エル・フェアリー』ということになるかな」

ヴィオレットの自己紹介に、エストレラも応える。

「そりゃあ、『男の子』だからね。
そうやって失敗をしつつ立派になっていくのさ」

そう言う彼の表情は、どこか大人びていて―――
324アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)23:15:22 ID:ALx
>>321 >>319
「そ、そっか、よろしくね、ふ、ふふ」
新しい知り合いが増え嬉しげに笑うアルノラ
威圧的な顔のせいでこの学校に来てから同じクラスには友人が出来なかったため、少しでも友人が増えることが嬉しいのだった
「そうなんだね、僕も使えるのは水属性の魔法かなあ、そ、それもあまり戦闘では使えないなー」
としみじみ話す。と、部屋を漁られているのではないかという質問に
「えっ!?
あ、あぁ……まあ……うん……多分大丈夫……」
と、答えると
「いややっぱり大丈夫じゃないか………?しかしベッドの下にちゃんと直してあるし………服はクローゼットに直してあるし………」
とぶつぶつと不安げに独り言を話し始めた
325ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/02(土)23:17:27 ID:oAg
>>320
>>322
「~~~!!」

こそばゆいのをガマンして足をジタバタ手で床べちべち、傷痕とかは敏感だから仕方ないのだ
ともあれ天使な回復魔法もあって一安心、キレイな処置だからこのままならばこれ以上傷痕を増やす事もないであろう

「は、はいー……気を付けますー……」
「最後のですか?ゴクリ、分かりました……」

必要以上に地肌を見せる事を……傷痕を曝す事はしない。包帯と袖でそれとなく隠しつつしかしそれとは別に緊張の面持ち
326シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)23:23:03 ID:RtG
>>321
>>324

へくちっ、と普段は起こらないくしゃみに疑問符を浮かべつつクローゼットを漁る漁る。服を漁るためとはいえ遠慮ない。
シャディ的にはよくわからないがとりあえず厚手の服などを中心に選んでくれるのでそこは安心である。

そしてすっぽりと服を影にしまうとやっぱり気になるダンボール。シャディは最初こそ忘れて出ようとしたが……やっぱり気になってご開帳。中身を見ると――の表情はさておき。ダンボールは下に戻して部屋から出るのであった。

なので二人が雑談に興じていれば戻ってくるだろう。――ただし入口からあまり入ってこようとしないが。
327ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)23:23:04 ID:SpQ
>>323

「年上……なのに初等科……
…………わかりましたわ、ショタジジイというやつですわね!?
本で読みましたからわかりますの、詳しくってよ!」

矛盾する語句に理解が追いつかなかったか、知っている中で最も不適当であろう言い方をしてしまう。
そしてヴィオは思い込んだら激しいタイプ、苦労を感じ取るならば今この瞬間だろう。

「エレストラ様……いえエレストラ先輩……それともエレストラくん……?
エル・フェアリー……まあ、やはりとは思っていましたが妖精さんですのね!」

エレストラの種族を聞かされ、ようやく納得する。
だが呼び名に関しては未だ迷走中であった。
328モカーロ◆LKb8SwtQMk:2019/02/02(土)23:29:27 ID:cpd
>>332>>325
「もっちろん!お姉ちゃんは保健室のせんせーなんだから、いっぱい頑張って練習してきたんです!」

処置をひとまず終え、ミズハの容態を確認しながら胸を張って答えるモカーロ。
保健室と言っておきながら、本人はほとんど出歩いているので、保健室に居るとは言いづらいのだが。
おかげで一部からの呼び名は"歩く保健室"。ちなみに本人談。

「そうです。ミズハせんせーもちゃんとゆっくりお休みしてるべきなんです!」
「いっぱい食べて、いっぱいお休みしないと身体はいつになっても元気にならないんですから!」
「この……えっと……この子が言ってるみたいに!」

捲し立てるようにミズハへと問い詰める。
同調しようにもシェムハザの名前を知らないので、どこかしどろもどろになってしまったが。
とにかく、本気でミズハの容態を心配している、という事は伝わっていてほしい。

「……うん、落ち着いたみたいですね」
「じゃあ、私からの最後の仕上げに入ります!せーのっ、ギュー!」

何かを確認した後、突如としてミズハへと抱き着くモカーロ。
するとどうなる。抱き着いた二人の身体から心地よい光が漏れ出してくるではないか。
しかも接触面から陽だまりの元にいるような温かさが身体全身へと急速に伝わって来るだろう。

これこそがモカーロの治療魔法。対象の代謝を一時的に活性化させ、自然治癒の速度を上げる、一風変わった回復魔法である。
あくまでも対象者の体力に依存した、外部からの力を用いない、身体に優しい自己治癒。
本当は手のひらで触れるだけで十分なのだが、身体全身を使うのは、多分モカーロの趣味と欲望が混ざっている。
329ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)23:32:01 ID:ACi
>>324>>326
「嬉しそう、もしかして友達少ない感じ?」

ニヤっと微笑みそう言って、からかってる様子を見せるのだが
……友達が少ない事に関してはこの娘も人の事言えないのである

「……ま、私もだけど」

ただ、ため息を一つすると同時に速攻でその事を暴露するのだった

「まぁ、ちょっと前は敢えて周囲とあまり関わらないようにってしてたんだけどね……」

そして言い訳がましくそう言うのだった。

「あー、あと同い年にもう一人、友達少ない子が居るし、その子も友達になってくれるんじゃ無い?まぁ、煩い奴なんだけど。そのうち会う事もあるでしょ」

とか言って友達になってくれそうな子も居ると情報を渡す
でも紹介しようとは考えないのだった。面倒だから

「ベッドの下ってまたベタな……シャディは好奇心旺盛だからねー、色々と探してそう。物探しとかあいつ得意なところだし」

そんな事を言ってまたニヤニヤとするのでした。
もしシャディ君がどっかの影から入って来たなら少しびくっとして、どっから入ってくんのとじっと睨むでしょう
驚いた事が恥ずかしくて少し赤面しながら
330ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/02(土)23:32:04 ID:P8t

屋上には、前日に降った雪が薄く積もっている。
義手の五指を曲げて調子を確認しながら、その端の方へと進んだ。
校外に広がる森を見渡しながら、昼食として購入したサンドイッチの最後の一かけらを口に放り込む。

空模様は今日も快晴とは言い難い。
時刻は昼だ、真上に上った太陽の姿だけは、雲越しにどうにか確認する事が出来る。
しかし、今日もまた雪が降りそうだ。

「……さて」

腕を捲り、義手を露出させる。
刻み込まれた無数、多種多様の魔法陣。
魔力を込め、その内の一つに淡い光を灯す。

「『威せ土塊』」

呟き、義手の掌を床につけ、離す。
そこに現れるのは、人の様な姿の土人形。

「今日も励もう」

日課としている、個人の魔法鍛錬である。
331エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/02(土)23:33:06 ID:pYD
>>327
「言われてみれば、確かにそうだね。
あっ、僕以外の長命な種族の人にうっかりそういうことを言っちゃ駄目だよ?
特に女性のエルフとかには」

エストレラ自身はそう言うことは気にしないが、世の中には気にする人もいるのである。
なので、一応釘を刺しておくことに。

「そこは君でもさんでもエスエスでも好きなように呼ぶといいんじゃないかな。
あっ、一つだけ言っておくけど、『エストレラ』であって『エレストラ』ではないので間違えないように。
ヴィオレッタ君も間違った名前で憶えられても困るだろう?」

と、名前の間違いを指摘する。
怒りを込めた口調ではなく、諭すように。
332シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)23:34:23 ID:VQi
>>325
>>328
「お、おおっっ!!
 素晴らしいですね、これぞまさに愛!!」
ミズハと抱擁し、同時に発動する治癒魔法。
その一風変わった魔法に、シェムハザも感銘を受け……

「じゃぁシェムハザも!
 えーいっ!!!」
抱擁する二人の上から、さらに重なるように抱き着くシェムハザ。
そしてシェムハザも、もう一度回復魔法を発動させる。

三人抱き合う、手厚い回復魔法。
……正直、暑苦しいかもしれない。
333ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/02(土)23:39:14 ID:oAg
>>328
>>332
「あ、あはは、はい、すみませんー……」

事実ケガした翌日からフル稼働なミズハ、耳が痛いなんてレベルじゃあない

「ん……?んひぇっ!?!?」
「ななな何事ですかちょっと、あ、あれ……温か~い……」

と、そこで唐突のハグ!そりゃあ驚くさ!しかし陽光の野原を行く様な錯覚……蕩けそうにほぅと吐息

「あはは……シェムハザさんも……?」
「、……ふふ、ありがとうございます」

ここで、じゃあ私も!なんてテンションになれたらどれだけの至福であろうか
ミズハの自己評価ではそんな事をしたところで、ただ彼女らの優しさにつけ込む卑劣な行いでしかないのだ
多重抱擁治癒魔法という幸福の温かさをじんわりと受け入れる、それだけで今は充分に幸福なのだと言い聞かせながら
 
+0
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334アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)23:40:38 ID:ALx
>>329>>326
「うん……僕は特に無碍にしたわけではないんだけどね、ま、まあいいんだけどさ」
なんでなんだろーと言いながら考える。どうやら自分が気味の悪い態度をとっていることは自覚していないようだ

「う"っ………い、いや?別に見られて困るものは無いよ?」
目を横に逸らし声を上ずらせながら話す
しかしベッドの下について言及すれば狼狽えた様子で言い訳し出すだろう

シャディが突然現れれば度々声を上げた後、ここが図書室だということに気づき急いで口を手で塞ぐだろう
335ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/02(土)23:44:18 ID:BaP
>>330
「はぁー、寒い寒い……」

屋上の手摺に肘を乗せて、手の平で包むように缶を持ち。
少し吹き冷ましながらくぴりとコーヒーを飲んだのは、簡易型の教員用ローブを羽織った姿。
短めの黒髪に眼鏡を掛けた、中性的な見てくれの。ロイコは教育実習生である。……便利使いのされようは、教員のそれであるが。

「一応、魔法の練習は修練場が開いてるんだけどねぇ……。
 もしかして、僕はお邪魔だったりするかい」

わざわざ来る人の少なそうな、雪の屋上というロケーション。
そもそも生徒の練習向けに開いている施設を使わないのは、できるだけ隠れていたいのかと邪推して。
それでもロイコは、そう背中から声を掛けた。教員団の端くれである以上、学内での監督責任でも果たそうかな、と。
336シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/02(土)23:47:40 ID:RtG
>>329>>334
「うー、ここ暑いー……持ってきたよー」

にゅ、と飛び出てくるのは二人の間から。それも少し不満げである。
というのも冬空からいきなりストーブの効いた図書館に来たらこうなるのも必然だろう。

「どうするー? 着替えるなら僕の影入るー?」

既に汗も垂れてるがそんな提案。移動するのもアリだろうが暖房に包まれたいなら少しは熱の来る影の中も手だろう。
アルノラがそれを承諾すればルナに待っててと言いつつ二人で影に潜るだろう。――アルノラの手を繋いで、真っ暗な中に。
337ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/02(土)23:50:28 ID:SpQ
>>331
「も、申し訳ありません……!
この前読んだ本にそう書かれていたもので……」

先程から謝ってばかりであるが、実際のところ失礼をやらかしているのだから仕方がない。
異種族でも年齢相応の成長をしているものしか見たことがない故の偏りであった。


「ああっ、名前の間違いまで……
エストレラ様、エスエス君と覚えますの……!」

致命的な間違いを認め、恥じるようにしながらもちゃっかりあだ名を付ける。
転んでもただでは起きないのは姫なりの世渡り術か。
338モカーロ◆LKb8SwtQMk:2019/02/02(土)23:52:27 ID:cpd
>>332>>333
「ッ!シェムハザちゃんね。じゃあシェムハザちゃんも一緒に!」

三人でおしくらまんじゅうのごとく固まって抱擁。
恐らく発せられるモカーロの魔法はシェムハザにも伝わって、心地よい温かさをさらに引き立てる。

「ねっ、どうですかミズハせんせーにシェムハザちゃん。とってもポカポカして気持ちいいでしょ?」
「これでみんなのキズの治りも早くなるはずです。いっぱい温かくなって、気持ちよくなってくださいね」

この温かさは身体全身の血のめぐりが良くなったことを示す物。
この魔法を最大限効果的に生かす為にも、傷の下処理を行う必要がある。手間がかかるのもこのため。
だがその分、本人の体力のみを使用する事で、身体の負担を最小限に抑えているのだ。身体に優しい治療法。

「でももう無茶はダメですからね。ちゃんと休んでないとこの魔法の効果も無くなっちゃいますから」
「ただでさえミズハせんせーはいっつも無茶ばっかりしてるんですから」

身体が離れれば光は消えるが、あの温かさはじんわりと残っているはず。
それと副作用が一つあって。本人の体力を使う事もあり、使用後は少々疲れて眠くなりやすいのである。勿論個人差はあるが。
339ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/02(土)23:53:28 ID:ACi
>>334>>336
「何何?その様子なら色々隠し持ってそう」

ベッド下に対する反応、明らかに狼狽えてる様子にはまたニヤニヤと突っ込もうとするのだが
間から現れたシャディに驚いてビクッと反応

「……どっから出てきてんのよあんたは」

などと赤面しながらじっとシャディを見つめるのだった。

「ま、さっさと着替えた方が良いね。そのままだと風邪引いちゃうだろうし
潜伏期間考えたらせっかくのバレンタイン、ベッドで寝込む事になるかもね」

そう言って、シャディの影魔法に頼ったら?とアルノラに催促するだろう
340ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/02(土)23:54:01 ID:P8t
>>335

「……いたんですか、先生」

教育実習生であろうと、生徒からすれば先生である。
二つ目の陣に魔力を流し込んだところで、その存在に気が付く。

「……修練場は注目を浴びると思って。
 俺が魔法を行使する方法は、少し特殊ですから」

慣れはした、慣れはしたが、周囲から浴びせられる妙な物を見る様な視線が苦手である事に変わりは無い。
授業ならともかく個人的な修練で、好き好んでその視線を浴びたいとは思わない。

不規則に蠢く土人形目掛けて、掌から放たれるのは小さな風刃。

「邪魔とは言いませんけど。
 いても面白くは無いでしょう、きっと」

風刃はひょうと空気を切り裂くと、土人形を胴体から真っ二つに切り裂き。
切り裂いた地点、床に繋がった胴体の断面から新たな人形が生成される。
341シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/02(土)23:57:19 ID:VQi
>>333
>>338
「ふふふー、あったかできもちよい!!
 傷も治って、一石三鳥ですね!!」


「さてー、治療も済んだところで、シェムハザはこれにて失礼!
 ……みなさん、ケガには気を付けるんですよー!?」
二人から離れると、機嫌よさそうにふわふわとどこかへ飛び去っていった。

【す、すみません……ちょっと睡魔に襲われかけて……一足先に今日はこれで落ちておきます!】
【お二人とも、ありがとうございました!】
342アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/02(土)23:59:43 ID:ALx
>>336
>>339
「なっなんでもないよ!」
ニヤニヤ笑うルナに少し食い気味に否定するアルノラ
「えっ?影の中に?」
そして影の中に入るというイメージがつかず、若干不安になるが、図書室を出て着替えるのも寒く、好奇心もあったため、シャディに甘えさせて影の中で着替えさせてもらうことにした

「じゃ、じゃあお言葉に甘えようかな…えっと、手を繋げばいいのかな?」
と、シャディと手を繋ぎ、影の中に入る。しかし、特に気温に変化があるわけでもなく、ただ視界が暗い以外は違いがなかったため不思議な感覚を持った。

「く、暗くて見えない……ここで着替えても大丈夫なの?」
と、不安げに問いかける。シャディと手を繋いでいるとはいえ、影の中は少し心もとなかった。
343エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/03(日)00:00:02 ID:ZYj
>>337
「んー、本を読むのもいいけど、色んな人と話すのも大事だよ?
『計算しても経験しなきゃ全部わからない』って言うし」

そんなヴィオに怒ることなく、優しく諭すように。
やはり、長生きしている分だけ余裕があるのか。

「それじゃあ、君は…
いや、どこかで使われてそうな気もするから『ヴィオ君』でいいかな?」

とある友人の名付け方法に従って『ヴィヴィ』と呼ぼうとも思ったが、
すでにその友人が別の人にそんな呼び名をしてそうだと思いあたり、無難な呼び名にすることにした。
344ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/03(日)00:03:37 ID:5Vo
>>338
>>341
「……うん……ありがとうね……気を付けます」

弱っていたこの体から零れ落ちた幾つもの要素を、まるで補うようなふたつのぬくもり
過ぎたものだと思う、この身に取っては……卓越たる至福

「あ、はいっ……」
「ありがとうシェムハザさんー」

手を振りふわふわ少女を見送るのでしたとさ

「パルマさんも……心配掛けてごめんなさいー……」
「でもお陰で、すっかり良くなりました」

保健室の住民となり掛けている身からすれば、苦笑ながらのそれしか言えない
345シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)00:07:00 ID:jb4
>>339>>342
どこからという問いには「ここから!」とテンプレめいた台詞。暑がりながらも笑んでいるのは恐らくこれが冒頭の仕返しであるため。
そして沈む間際にバレンタインに向けてお菓子用意しようという発想に至りつつ。

暗がりに不安を覚えるのは当然だろう。一応上には出口らしき部分と地上の光景が見えるが……それを忘れさせるかのように突然明るくなる。
光の出所を見ればシャディの額から発せられている光であるとわかるだろう。――その部分には目があった。

「これで着替えられるかなー? あ、僕は隠してるから大丈夫だよー」

持ってきた衣類を差し出しながら。ちなみに一度入れば手は離しても大丈夫。もう一度触れると強制的に追い出されるので注意だが。
そう言うと要求すれば両目はマントで隠すだろう。額の目では見られてる気がしなくもないが。
さてお着替えができるならその途中。

「あのダンボールってなに?」

ルナにもこの声だけは聞こえるだろう。本当にこいつ、漁ってた。
346ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/03(日)00:08:12 ID:tmL
>>340
声が掛かれば軽く手を振って、ハイドの元に歩み寄るロイコ。
ハイドのほど近いところにあるベンチに腰かけて、鍛錬の様子を眺めることにしたようだ。

「まあ、それはそうかな。君のそれは……魔道具と言ってしまっていいのかい?」

ただでさえ目を引く木製の義手だ。それを振りかざすなら注目もやむ無しだろう。
もっとも、あれが魔道具と言えるカテゴリなら…… ハイドの言う鍛錬とは、どのような技量を指すのだろうか。

「面白いかはさておき、生徒の力になるのが僕ら教員の勤めだからねぇ。
 何か協力できることは無いかい?魔法の教導から案山子の用意まで、一通りは力になれるよ」
347ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/03(日)00:12:24 ID:H8s
>>342>>345
「それじゃ私は適当に本でも読んで暇潰しとく」

などと言うと、持っていた手提げ鞄の中から一冊の本を取り出して、それを捲り始めるのだった
その本はチョコ作りの本だったりするのだった。バレンタイン近いから
そうしてる中、シャディのマントから聞こえる声、ダンボールの事

「……やっぱりシャディは物色してたのか」

そんな事をボソっと呟いて。ダンボールの中身……まぁ男子が隠し持つなんてあの類の本だろうなぁと勝手に想像していた
348モカーロ◆LKb8SwtQMk:2019/02/03(日)00:13:01 ID:UP4
>>341>>344
「そうだよ!だから何かあったらすぐお姉ちゃんを頼ってね!」

モカーロにとって、誰かに頼られることは思考の喜び。そして彼女の占める欲望の大半を占めるもの。
それ故に呼びかけてしまうのは仕方のない事でして。

「行っちゃうの?じゃあまたねシェムハザちゃん!今日はありがとねー!」

飛んでいく彼女の背中を大手を振って見送って。
本当に天使みたい、だなんて感想を心の中で浮かべながら。

「もう、私が保健室に戻る度にミズハせんせーが居るんだから。もっと身体を大事にしてくださいね」
「あんまり何度もケガしてると、私が付きっきりになっちゃいますから」

ミズハの腕を取って、包帯に覆われた先ほどの傷跡を目視で確認しながら。
何かと勝手に忙しいモカーロは、毎度毎度誰かの元へと走りっぱなし。誰か一人に付きっきりなのは難しいのである。
それに、本人の方針も相まって。
349ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/03(日)00:21:31 ID:5Vo
>>348
「あはは、どうも……面目無いですー……」

事実保健室にマイマグカップを置いている位だ、馴染み深い

「でもほら、そのー……れ、練習になるじゃないですか!治療の!」
「……はい、すみませんー……」

人差し指を立てて苦しい言い訳!すぐに謝るセルフノリツッコミ
へっぽこ教師へのお説教は、まだまだ続く……かもしれない

//この辺りで締めで大丈夫でしょうか?ありがとうでしたっ!
350アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/03(日)00:22:13 ID:ILQ
>>345
「うわあ、おデコが光っている……」
シャディの不思議な光景に驚嘆しじっと見つめる。心做しか額の目と合った気がしてビクッととまどう

そして服を受け取り、「ありがとう」と感謝を述べた後、着替えようと上の服を脱いだ時、
シャディの鋭い一言にブーッ!と吹き出し、ゴホゴホとむせ出す
「みっ見たの!?!??」
動転した様子でシャディに詰め寄る

その時、ルナの言葉が胸に刺さり、更に慌てふためく
「ちっ違っ、ていうか外に聞こえてるんじゃん!」
「えーっとあれは………ああ、そう、魔術書!実は他にも覚えたい魔法があって……えーそれで……」

言葉に詰まるアルノラ。ちなみにダンボール箱に入っていた本のタイトルは【ドキドキ!家庭教師のオネエサンとの一・週・間】という名前である
351ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/03(日)00:24:39 ID:Ohm
>>346

「……」

ベンチに移動したロイコに一度ちらりと視線を向けて、しかし、土人形がこちらへ駆けて来るのを見れば即座に視線を向けなおす。

「……どうなんでしょう、基本的には、ただの義手に魔法陣を刻んでいるだけの物です。
 魔法陣の内の一つで義手自体の耐久性等は上げていますが……強引に分類してしまうなら、魔道具になるのでしょうか」

狙いをつけ、風刃を再び放つ。
僅かに逸れた刃は人形の脇腹を裂くに留まり、強引に突破し飛び掛かるそれに三つ目の陣を起動する。
指先に現れる、鞭の様にしなる水の刃。

「あらかじめ掘っておいた魔法しか使えない、故に試されるのは状況判断、必要な魔法陣に即座に魔力を流し込む事。
 あまり強力な魔法は使えない、だから、頭の回転で戦っていかなければ……!」

五指を振るい人形を断つ。
身体は脆いが、ある程度の自己再生と分裂能力を有し、自立して動く土塊人形。
予測できない不規則な動きは、状況判断力を鍛えるにはある程度的確だ。
だが……。

「……確かに、少し限界は感じます。
 案山子、そうですね、出来るだけ賢く不規則に動く案山子があるなら……」
352ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/03(日)00:24:48 ID:NbL
>>343

「はい、仰る通りですね……
何事も経験、歌も踊りもそうですわね……」

いつの間にやら正座して目を瞑り反省の姿勢。
怒られているわけでもなく諭されているだけだというのにこの自罰のしよう、責任感やらなんやらは大きいようだ。

「はい!
ただのヴィオレットですからヴィオ君でもなんでも、お好きにお呼びくださいな!」

"ここにいる限りは王族などではなくいち生徒としてのヴィオレット"という意味なのだがそれをただのヴィオレットと言うにはあまりにも略しすぎである。
それを自覚している様子はない。


「ああ、いけない……!
夜も更けてきましたわ、私これからがお楽しみ……いえ、眠らなければなりませんの。
城に居た頃はこんな事出来ませんでしたから楽しかったですわ!
またお話しさせてくださいませ、エスエスさん!」

そう言うが早く、正座から立ち直るとそのままスカートの裾を揺らしながら下品でなく、かつ結構なスピードで走り去っていくのだった。

//ここらで〆にさせていただければと……!
ありがとうございました、それとこのスレ含め途中遅くなってしまって申し訳ありませんでした!
353シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)00:26:34 ID:jb4
>>347>>350
「おでこじゃなくて目だけどねー」

しれっと暴露。ちなみに今までは黒い帯で隠していたので見えなかっただけである。

「んー、なんだろ。タイトルしか見えてないけどなんか見ようか見まいか迷って結局見なかったけど。なんか今の僕が見ると不味そうだし」

まさかシャディだって物色しようとした中身が怪しいものとは思っていない。タイトルが紛らわしすぎて彼も見れなかった。
例えば単に紛らわしいだけで感動するストーリーの本かもしれない……が、まあアレな本だと齢14のシャディには色々問題があるだろう。秘密である。

「――え、魔導書? ……どんな魔法があるの?」

着替えさせてあげようシャディ君(ナレーション風)。
354モカーロ◆LKb8SwtQMk:2019/02/03(日)00:30:11 ID:UP4
>>349
「それはそうですけどぉ!誰かがケガしてる所を見たいってワケじゃないんですよ!」
「その、あんまり上手く言えないんですけど……とにかく身体を大事にしてくれればそれでいーんです!」

身体の事に関してはズイズイ身体を乗り出して主張を強く。
モカーロなりに身体の心配をしているのである。限界があるという事を知ってるから。

「じゃあ私は他の子を見に行ってきますから、せんせーは安静にしててくださいね」

説教をするのはモカーロよりも担当の保険医の先生の方が良く効くだろう。
モカーロがするのは現地に赴いて、直接顔を合わせて傷を癒す事。苦手な事は得意な人に任せて。
次なる悩める人々の為に、再びモカーロは歩み出すのであった。

//ではこちらもこの辺りで!ありがとうございました!
355ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/03(日)00:35:24 ID:H8s
>>350>>353
「魔道書……まぁこの学園の生徒なら特別珍しい事じゃないね」

そう呟いて、欠伸を一つする

「というかシャディ、好奇心旺盛なのはいいけどあんまり秘密探るのは可哀想だしやめたげたら?」

とかなんとか、あまりやる気感じないような声で、形だけの制止をしておくのだった

「アルノラも声からして動揺してる感じだし、まぁ、使わなくなった魔道書をしまってたーって事にでもしてあげましょう」

ただ、この一言は、本当に魔道書とは思っていないと言う事にもなるだろう!
356エストレラ◆C8tqkppUPe3U:2019/02/03(日)00:35:40 ID:ZYj
>>352
「勉強も経験も同じぐらい大切だからね。
勉強だけでは上手く踊れないし、勉強をしないと踊り方もわからない、と」

と、経験だけではなく勉強も同じぐらい大事だと言う。

「それではこれからも宜しく、ヴィオ君」

ヴィオレットが王族だとは知らないエストレラにはそこら辺の機微は解らないのである。
…もっとも、知っていたとしても態度は変わらないような気もするが。

「うん、僕で良ければ話し相手ぐらいならいつでも。
それではおやすみなさい、ヴィオレット君」

そして、ヴィオを見送った後で儀式の後片付けをして、寮にある自分の部屋へと帰っていくのであった。
…なお、今回は上手く見つからずに忍び込めた模様。

//了解です
長い間お付き合いありがとうございましたーっ
357ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/03(日)00:38:00 ID:tmL
>>351
「生憎と僕も魔道具の分野には明るくなくてねぇ。
 ただ自分の意思で発現する機能を変えられないのなら、触媒というには融通が利かないかな?」

であれば、ロイコの理解においてそれは魔道具と言えよう。
陣という魔力回路を複数搭載した、魔力を流せば機能が現れる、そんなツール。
気になるなら得意そうな先生に訊いてみるかい?と水を向けながらも、ハイドの要望に微笑みを湛えて頷いて。

「うん、任せてくれ。……ある程度加減はいいよな?」

そう言って座ったままで腕を上げれば、即座に周囲に浮かび上がるいくつもの水の塊。
それぞれが中央に大穴を開けた魚の形をとって、ハイドの周囲を泳ぎ始めた。
速度は様々、方向もばらばら。ただ感じ取れるのは、油断していそうに見えても隙あらばハイドへと突進しようとする動き。

「この寒空だ。精々水を弾いて、凍えないようにね」

空に揺蕩う半透明の大穴魚。軽く20はいるだろうそれらが、様子を窺うように周囲を回る。
358アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/03(日)00:39:49 ID:ILQ
>>353
「えっ!?それは……うーん……」
「は、ハニートラップ………」
ボソッと呟くと急いで用意された服に着替え、何事も無かったように
「あー着替えおわったー!ありがとう!!そういや君の名前聞いてなかったね!!ぼ、僕はアルノラ!!!!よろしくね!」
と半ば強制的に自己紹介を始めた

>>355
「ほっほんとに魔術書だから!!!!」
ルナの宥める様子に(ありがとう……)と感謝しながら着替えるアルノラ。してあげましょうという言葉が若干引っかかるが今日は厄日だから仕方がないと始末をつけ、新しい服に着替え終わる
359シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)00:47:33 ID:jb4
>>355>>358
それ魔法だっけ? と思ったシャディ、アルノラの自己紹介に続きルナの嗜めも聞くと声に気が届いてなかったことにやっと気付いたようで。

「はーい、気を付けるー……」
「僕はシャディだよー、よろしくねーアルノラ君ー」

そして服を着替え終わればシャディの方から触れてこようとするだろう。それを受け入れれば彼は影から飛び出すように追い出される。……危ない。
そしてこれでわかることは下手に彼を部屋に入れてはならないこと、入れるにしても注意しておくことだ。

「…………ごめんなさい」

出てきてもう一度アルノラに謝るのだった。多分氷の地面の分と勝手に漁ったことである。

「……あ、そうだ。ルナちゃんさー、レオナちゃんに頼まれてたもの採取できたって言っておいてくれる?」

今、思い出したようである。なお暑いところはダメなのか彼は今小さな氷を作ってそれに擦り付いてる。なんのために来てるのか。
360ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/03(日)00:58:21 ID:Ohm
>>357

「時折不便に思う事はありますが……こんな物でも使わなければ、まともに魔法も行使出来ませんから」

魔力も無限にある訳では無い、何でもかんでも発動させていてはすぐに底をつく。
必要な陣のみを必要な時に起動させなくてはならない、不便。
ざわざわと身体の断面を波立たせ始める土人形に、再度構えようとして……。

「……これは」

不意に、周囲に水分で形作られた魚群が現れ。
数瞬の沈黙を挟んで、小さな笑みと共に思考を巡らせる。

「(水で構成された魚、斬った刺したで効果があるとは思えない。
  不定形魔法……あの類に効果を発揮するのは、丸ごと叩き潰すとか、同等以上の規模の魔力の塊をぶつけるとか……。
  前者だ、それが可能なのは)」

二つの陣を起動。
一つは土の属性、もう一つは風の属性。

「気遣いと、案山子をありがとうございます先生、良い鍛錬になります」

初めは土、義手の掌から生成される土の柱。
柱で突進してくる魚を上から押し潰し、次は風の属性。
土人形もまだ生き残っている、風刃を放つ。
361ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/03(日)01:07:07 ID:H8s
>>358>>359
「なんだ、ほんとにただの魔術書なんだ、つまんないの。ハニートラップ、まぁ魅了魔法ってやつよね」

そんな事を言って、二人が出てきたなら本をパタンと閉じてカバンに仕舞うのだった
何となく、ハニートラップの言葉で、かけられる方なんじゃ無いのとか思いながらも口にはせずに

「ん?頼まれた物ってあいつシャディに何頼んでたの?レオナの事だから……マンドラゴラとかそう言った類の奴かな」

などと考えて

「ま、分かった。あいつに伝えとく」

そしてシャディの頼み事はそのまま承諾すると、氷に擦りついてる姿を見てついクスっと笑って

「あんたはこれくらいの温度でも辛いんだね」

そう呟いてから

「氷の精霊とか探したら?ほら、レオナなんかは寒い時炎の精霊に温めて貰ってるしそれと同じ事してもらえると楽になるんじゃないの?生きるの」

とかその姿の少年を弄るように言います
362アルノラ◆q6g0tAL2S.:2019/02/03(日)01:13:23 ID:ILQ
>>359
>>361
「いやいや、それより二人共、魔術書のことは内緒に、ね!」
と不安そうにシャディとルナを見つめる。どうやら広められたくないらしい

「そうか、シャ、シャディくんは暑い場所が苦手なのか、無理に引き止めて悪かったね」
と、謝ると
「二人共今日はありがとう。そ、外のことは忘れて欲しいけど……
この御恩はまたの機会に返させてね」
と言い頭を下げた
「そ、それじゃあ僕はそろそろ行くよ。会う機会があれば、また話そうね」
と挨拶を述べた後、アルノラは荷物をまとめて自分の部屋に戻って行った

//シャディさんルナさんありがとうございましたー!こちら側の都合で勝手に閉めてしまい申し訳ない!また機会があればロールしましょー!
363ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/03(日)01:15:00 ID:tmL
>>360
「そうなのかい?……まあ、状況判断の重要さは僕も肯定しておこうか」

決まった手しか打てないという魔道具の悩ましさは、種が割れてしまえばいかようにも対処されうる危うさ。
そんな欠点を半分吐露するような独白は、しかしてこれだけの手札があれば十分だという自負なのだろうか。
それとも、教師にも秘めておきたい隠し玉の存在故か。ともあれ力を求める方向性に迷いが無ければ、ロイコはそれでいいのだったが。

「相手を見てから術式の選択、悪くないねぇ。
 ……これならもう少し、ペースを上げられるかな」

下敷きになった魚はぱしゃりと弾け―― 4の小魚となって泳ぎ始めた。
捉えどころのない液体を面で制圧する発想までは賞賛すべきだろう。
そして土という素材の選択により、いくらか水を吸ったことで小魚の増殖は抑えられている。

しかし、水が弾けてしまう以上少しばかりは分裂も致し方ないという事か。大魚に対処するごとに、目まぐるしく泳ぐ小魚が増えていく。
水故に半透明で視認性も悪い、そんな穴の開いた小魚が。大魚の時よりも機敏さを増して、別角度から一度にハイドに迫ろうとしている。
364シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)01:27:15 ID:jb4
>>361>>362
「ん、内緒! 約束……!」
「魅了魔法かー…………僕には向かないかな?」

これでもシャディの口はかなり固い。正当に秘密にしろと言われればそれは決して漏らさない。
そしてわりとその魔法にも興味はありそうだが、そもそも覚える魔導書も何もないので保留になった。

シャディは暑いのが苦手というのが伝われば問題ない。故に謝られる必要もないとアルノラに大丈夫と声をかけ。

「んー……ストーブ怖い……元々僕が悪いしいいよー……」
「ん、じゃあねー、アルノラくーん。またお話ししよー……」

ゆるりとした雰囲気で見送ってルナのお話には。

「氷の魔石をウィル君からもらって今ミズハ先生と作った祭壇に祈ってるんだけどさー。…………冬でもこうだと考えようかな……」
「……うぅ、ごめんルナちゃん僕も戻るー……」

氷の精霊。似たようなのを召喚しようとして以前失敗したが。低級でも構わないので彼の属性的にも考えてもいいかもしれないと思いつつ。
そういうと彼は影に沈むだろう。そろそろ治りそうではあるのだがあまりストーブの効いた空間に居るとシャディの気持ち的に辛くなるらしく、保健室に戻ろうとしていたのでした。

//お二人ともありがとうございました! 楽しかったですよ! またよろしくお願いします!
365ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/03(日)01:30:21 ID:Ohm
>>363

「(誰より早く、判断と決断、それを鍛える事でのみ俺は他者より優れる事が出来る。
  強くなる必要がある、一刻も早く、誰よりも強く……!)」

幾度もの切断と自己再生を経て、土人形はかなり力を消耗した。
鈍間に再生を始めるそれを一先ず放っておき、風の属性、風刃ではない別の性質の陣を選択、起動。

「お褒め下さり感謝を……!
 (分裂し体積が減った、個々の質量重量も減少している筈。
  ただその分素早い、実体で直接狙いに行っても当たらないだろうし間に合わない。
  ……ならある程度アバウトに、風で!)」

左足を軸にして、義手を小型魚群に向けて一回転。
ハイドの周囲に一瞬吹く強風、魚群を吹き飛ばす算段。
僅かに間に合わなかった、小魚の内の一匹に足に噛み付かれ、舌打ちをしながら。
366ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/03(日)01:40:56 ID:H8s
>>362>>364
「外の事は忘れる……まぁ、努力はしてみるかな」

その一言にはクスっと微笑むそして

「それじゃアルノラまたね、また機会あったらね」

そして、彼に軽く会釈をして見送ってからシャディに視線を移す
シャディも本気で辛そうになって来てるのを見ると

「ふぅ、辛いんでしょ?無理しなくても大丈夫だし、冷たい部屋でゆっくりとしなさいな」

と、去ろうとするシャディを引き止めることもしないのであった

「とりあえず、冬にストーブ暖房は付き物だし、本気で対策考えた方がいいと思うよ」

と、見送りながらそんな事も言って
そして、二人は去って、一人になってからふと窓の外を見つめる

「………チョコ作り、面倒そう……どっか有名店で買うかな」

などと呟いていたのだった

//お二人共ロールありがとうなのですよー!
367ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/03(日)01:45:17 ID:tmL
>>365
素早い動きができるということは、小さな注力で身体を動かせるという事。
それが普遍的な事実かはさておき、この小魚たちにおいてはそう言う事だった。
であれば、小魚たちを退ける力もまた少しでいい。正確に捉えられずとも、吹き付けた風がそれを証明した。

「単純だが効果的だ、こう言う手合いが一番ごまかしが効かないからねぇ。
 ……さて、これで最後にしようか。耐えきってくれるかい?」

いまだ機を伺いきれなかった大魚が、再生中の泥人形に飛び込んで。
ロイコが上から重ねた土魔法を受けて、1体の等身大な泥人形となる。
もっとも、素材のちぐはぐさからどこかには綻びが…… 水か土のどちらかが強かったりする点が、きっとあることだろう。
その点を、有効な術を。即座に見極めて打ち込めば。多少無理をした泥の案山子は、きっと崩れ去る。


――と、とっさに考えてしまうかもしれないが。

実態は泥人形は虚仮威しもいいところ。本命は魚が崩れて床に散らばった「水」そのものだ。
目線を等身大の泥人形に、「人の目線の高さ」に誘導して。魚の形を取る事すらやめた水で直接ハイドに忍び寄る。
今まで「敵」が無理にでも魚の形を取っていた、その先入観を払拭しない限り。やがて足に食らいついた水がハイドを包むようにせりあがるだろう。
368ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/03(日)02:03:24 ID:Ohm
>>367

「……こちらの案山子も利用する……成程、そう来るなら……!」

素早い状況判断を、素早い決断を、そうしなければ他の魔法使い達と張り合えない。
誰よりも強くならなければいけない、『自分を認めなかったアイツらに、自分を認めさせてやらないといけない』。
根底に渦巻くその意識が、ハイドの決断を焦らせた。

選択したのは土の属性、泥人形の脆い部分を叩き貫こうとする細く長い土の槍。
腕を薙ぎ、射出。

「……ッ!?」

散らばった水への警戒を怠った。
故に、気が付いた時には既に、足に水が纏わりついている。

「しまっ……!!
 (……どうする、ここまで張り付かれたら義手で風を起こした所で!
  物理的な手段は無理だ、他の対抗策、水……水分は熱で蒸発させれば……!?
  熱……!いや……駄目だ、無理だ、『俺は火は使えない』!対処が出来ない……!!)」

やがて、水はその目的通り、ハイドを包み込みはじめて。
369ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/03(日)02:15:53 ID:tmL
>>368
始めは足先、踝から脛にかけて。
渦潮のように逆巻きながら、徐々にハイドの体を覆い始める水!
そして一気に水は水球へと膨れ上がり、シャボンの中にハイドを閉じ込めるようにして――!

「はい、お疲れ様」

ぱんと手を打ったロイコの声に合わせて、水は再びぱしゃんと弾け跳ぶ。
膝下のズボンがぐっしょりと、そして弾けた水を頭からかぶって。これが今回の案山子相手のスパーリングの結果だ。
何処からか取り出したタオルを同じくらいの背丈のハイドの頭にかけて、その上からぽんぽんと労うように頭を叩く。

「どうだった?一人でやるよりも実になっただろう?
 次がやりたかったら、基本は魔法植物棟にいるから。気軽に声を掛けてくれ」

ハイドに負けず劣らず中性的な顔を笑顔に崩して、タオル越しに頭を撫でて。
どうやら屋上ではそこそこの時間が経っていたらしく、ロイコとしては次の予定が差し迫っているらしい。

「ああ、タオルは貰ってくれていいからね。水浸しにしちゃったお詫びってことで。
 ……じゃあ、少し慌ただしくてすまないが、僕はこれで失礼するよ」

またね、と声を掛け手を振って、ロイコは校舎に続く階段を降りていく。
――最後にハイドが見せた、ただ追い詰められただけの焦りにしては必死さのあった表情を。心の片隅で思い返しながら。
370ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/03(日)02:23:32 ID:Ohm
>>369

「ぐ、ぅ……!」

頭から水を被り、前髪が肌にべったりと張り付いて。
視線はその影に隠れる。

被せられたタオルと、二度、三度訪れる柔らかい衝撃に我に返り、小さく頭を下げる。

「……大変、良い授業になりました。
 ありがとうございました」

立ち去るロイコに頭を下げ続け、見えなくなればタオルをぐいと顔面に当てる。

「(駄目だ、これじゃあ駄目だ、まだまだだ。
  もっと強くならなければ、もっと修練を積まなければ……)」

身体に張り付く衣服を睨みつけ。
『着替えないと』と、小さく呟いた。
371シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)21:03:33 ID:jb4
学校付近の森の中にある泉。……だった場所。
黒髪の少年はいつも通りに黒マントを羽織り、額に黒い帯を巻いた姿でそこに居た。
怪我ももうすぐ治ると言われて少し調子に乗って、教師にも内緒で行ったのは水面に氷の魔力を流して凍らせる行為。

「おー! 結構凍った!」

あくまで凍らせたのは水面、水中までには干渉してないがその光景はなかなか冬によく合うものだろう。尻尾をマントの下で揺らして喜びながらペタペタと確認。

彼は、泉の確認を怠っていた。
372シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/03(日)21:07:44 ID:1Ri
>>371
シャディの魔法により、泉は見事に凍り付いた。
大人一人乗っても割れないほど立派な銀板が出来上がり、
冬のレジャーとしてスケート場を開いても良さそうな程。

シャディが足を踏み入れた氷の直下。
水中に、何か淡い光を放つ発光体が沈んでいる様な?
373シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)21:17:35 ID:jb4
>>372
しかしながら懲りない少年、先日凍らせた地面でひどい目に遭わせてしまった相手が居るのに。
泉なら見えやすいからセーフとでも考えたのだろう。ツルツルする感覚を楽しむ最中――。

「…………アレ? なんか光ってる……?」

白がかりながらも透き通ってる氷のため、気付くのは容易で覗き込むように。よく見えなさそうなら作りたての銀板に氷をぶつけて覗き穴を作ろうとするだろうが……?
374シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/03(日)21:22:03 ID:1Ri
>>373
穴を空けて水底を覗き込むと……。
沈んでいる発光体らしき物体は、どこか人間の形をしている様にも見える。

もしや、水死体!?
375シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)21:26:58 ID:jb4
>>374
――それを確認したシャディの顔は青ざめる。そりゃあ自分が凍らせた泉の下に人が居たら怖いだろう。

「ど、どうしよえーとえーと先生達に? いやその前に――」

テンパった。頭に浮かぶ頼りになる先生達や友人達を呼ぼうとして時間が足りないことを悟ると意を決して――影の手を突っ込ませる!
しかしそれでも足りなさそうならばシャディは更に決意を強くし、自分も水中に赴こうとするだろう!

勿論その前に反応があればそれに応じた対応になるだろうけど。
376シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/03(日)21:30:44 ID:1Ri
>>375
伸ばした影の手は、その人間らしきものを掴み……そして引き上げる。
氷を割って現れたそれは、薄手の白い衣を纏った一人の少女であった。
頭の上に光の輪、背中には翼の様な物体。

少女は氷の様に冷え切り、意識は無い。
だがまだ息はある様だ。
と、言うか、その呼吸は安らかな寝息の様な……。
377いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/03(日)21:32:13 ID:raW
『ギィ!』

赤い太陽は落ち沈み、辺りを夜の帳が包み込んだ静かな夜。まんまるお月さまが全部の音を吸い取ってしまったかのような、そんな夜。

「"ドーラコ"静かにしなきゃ・・・駄目だよ・・・」

小さく響く、一人と一匹の声。ギィ、と小さなワイバーンは空に弧を描きながら楽しげに、それを追い掛ける金髪の少年は、小さい声で少し呆れ気味に。
今この一瞬を額縁に収めたら、一体どんな素晴らしい作品が出来上がるだろうか、そんな事を考えてしまいそうになる。

いつかの夜、アーサーはその身に宿る呪縛から開放された。彼がドラコと呼んだワイバーンへと伸ばしたその手には、少年のみすぼらしい格好とはまるで対照的な美しい指輪が輝いていた。

「・・・」

不意に訪れた沈黙。あれから"ご主人様"の居る屋敷へとは帰っていない。それなのにご主人様からはなんの接触もなかった。本当なら喜ばしい事なのだろう、だけど何故か心はざわめいて。

『ギ?』

ピタリ、脚を止めて少し不安げに指輪がはめられた右手を見る。ワイバーンがそばにより、心配そうに声を上げた。
夕暮れを過ぎた夜の時、各々が寮や自宅へと帰っていく中、一人と一匹は静かに学園の庭に佇んでいた。
378レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/03(日)21:39:49 ID:vKo
>>377
学園の庭、天より箒が降りてくる
それに乗った少女は長い髪にリボン、低い身長
少年も良く知る少女であった

「よっと」

手には買い物袋。中には色々洋服が入っているそれを持って
箒から飛び降りるとアーサーの事に気付く
箒はそのままレオナの周囲を自動で漂っていて

「あ!アーサー!久しぶりー!元気??」

ニコっと微笑んで歩み寄る
そして、近くのワイバーンにも気づいて

「あ、その子は?めちゃくちゃ可愛い!!」

などと言ってドラコの顎下をこちょこちょとしようとするだろう
379シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)21:41:00 ID:jb4
>>376
力が足りない分は数を増やして対応し、引き揚げることに成功。
しかしここで意識がないと不味い不味い。それも少女と来たら尚更罪悪感が湧くというもの。頭の輪っかが光の出どころか、と変に冷静なところもあるが。
焦っていたシャディだが……そのうち聞こえてくる寝息に首を傾げる。そして近付くと――うん、寝息。

「…………アレ、寝てる?」

自身の手でとりあえず水が溜まってないかと思ってお腹を押そうとするのは悪戯というべきか否か。
380シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/03(日)21:44:22 ID:1Ri
>>379
腹を押すと、口から噴水の様にぴゅーっと水を吹く。
すると、わっかの光が、だんだんと強さを増していき……

「はぅあっ!?おはようございます!!」
がばっ、と目を覚まして起き上がる。
ひとまず、死んではいなかった。
……あの極寒の冬の泉の中に沈んでいながら……。
381シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)21:58:45 ID:jb4
>>380
「おー……!」

本でも最近珍しい現象が起きてるのを見るとついつい押したくなる。先程までの危機感。

「ひゃいおはよっ――あーれー」

とはいえ流石に起き上がってこられると慌てて飛び退き――ツルッ、スーと滑っていくわけだが。

「…………だ、大丈夫なの?」

黒い細い尻尾を晒しながら滑った先で呼び掛けていた。
382シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/03(日)22:04:44 ID:1Ri
>>381
「えーと、大丈夫です。
 というか、ここはどこで、シェムハザは今まで何を?」
全身びしょ濡れのまま、辺りをきょろきょろと見渡す。
今まで水没していたのを覚えていない様子。
薄着でびしょ濡れで寒空の下だが、本人はあまり寒そうな様子は無く…

「と、いうか、あなたが大丈夫ですか!?」
氷上を転んで滑って行ったシャディを、
ふわりと宙に浮かんで追いかけていく。
383シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)22:09:35 ID:jb4
>>382
「えーと……この下で沈んで寝てた? のかな?」

寒くない? という発想は出てこない。何故ならシャディは寒さに異常に強い。この冬空で滝に打たれても寒さより水圧でやられるだけなのだ!
まあそれを差し引いても相手は女子なのでそこが怪しいかもしれないが。

「あ、あははー、大丈夫大丈夫。ほらここあんまり危険なところないしさー」

ちょうどシェムハザが辿り着いたところで起き上がるだろう。氷の爪を作ってそれで安定させてる様子。片手はマントの下でごそごそである。

「あ、僕はシャディって言うんだー、君は……シェムハザちゃんでいいの?」
384シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/03(日)22:14:05 ID:1Ri
>>383
「はい、シェムハザはシェムハザと申します!
 シャディですね!無事そうで良かったです!」
無事そう、とは言うが、ついさっきまで水没していた奴の台詞ではない。

「うーん、この下で寝ていたのですか?
 どおりで冷たいと思いました、まったく、正気の沙汰ではありませんね!」

「でもおかしいですね?
 ……確かシェムハザは、この辺りを飛んでいて……それから、記憶がありませんね……?」
何らかの理由で、飛行中に気を失って泉に落っこちてしまった様だ。
そのまま水底で意識を失っていたようで……
……よく息が続いたものである。
385シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)22:26:40 ID:jb4
>>384
お互いね! と水没している事実から目を逸らしてる気がしなくもない。

「それ自分で言っちゃう!? そのままでシェムハザちゃん大丈夫なのー?」
「…………何か鳥にでもぶつかったとか? よく息できてたねー。……翼とか輪っかもあるし」

ありえる話だ、他にも雪の塊がぶつかったとかこの季節には色々あると。
そして色々と言いたいことはあるが言い切れそうにもなく――そうして油断してる頃。シェムハザの耳が優れてるならば亀裂が走るような音が聞こえてくるだろう。
386シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/03(日)22:33:00 ID:1Ri
>>385
「そうですね、このままでは冷え切ってしまいそうで……
 少々失礼します。」
すると、わっかと翼が光を強め、周囲に温風が巻き起こり、
少しずつ、濡れた髪や身体が乾かされて行く。

「うーん、状況から察するに……
 ……飛行中に魔力切れになって、機能停止してしまったみたいですね!!」
なるほど!といった晴れやかな表情を浮かべて、ひとり納得するのであった。

「それはそうと、この音は何でしょうね?
 足元から、ビシビシと奇怪な音が聞こえて来てますよ??」
387シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)22:42:53 ID:jb4
>>386
その風、温度にもよるが少なくとも周囲にも届くならシャディは「ひっ」と怯えるだろう。熱いの苦手とのこと。

「そ、そうなの? ……魔力足りないって大丈――えっ?」

機能停止とか魔力切れとかこれまた色々気になってしまう。興味津々だがシェムハザの問いかけに反応を示すと同時、二人の足元には亀裂が走ってきて。

バリンッ

――という音を立てて銀盤が瓦解するだろう。むしろ人一人通れる穴を空けて今まで耐えてたのが不思議と言えるだろう。
なおシャディは普通に落ちるだろう。飛行能力はないので仕方ない。
388名無しさん@おーぷん:2019/02/03(日)23:10:01 ID:PWc
>>387
「おぉっ、割れた!」
突如ひび割れた氷。
そのまま、水中へ真っ逆さま……

と、なる前に。
宙に浮いたシェムハザが、意外と素早くシャディの身体を掴んで抱えた。

「んんー……お、重い……。」
人一人抱えて飛行する余力は無いらしく、顔を真っ赤にして飛び続ける。
そして、なんとか岸へとたどり着いてシャディを降ろす。

【ごめんなさい、なんだか専ブラが新着レス反映してなくて返信遅くなっちゃいました】
389シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)23:21:18 ID:jb4
>>388
「わー――あー?」

落ちるなぁ、と半ば諦めていると浮遊感。そして見てみれば抱えられている。最近よく抱えられるなぁ、と呑気な考えが頭を過り。

「わ、わ、大丈夫? 無理しないでねー?」

岸に辿り着くまでなるべく暴れず動かず、余計な負担は増やさないように。そして岸に下ろされれば大丈夫? と見上げるだろう。

「……よく考えたら僕が影に入ってたら良かったね、ごめんね? これ食べる?」

疲れた身体に、と蜂蜜を練り込んだクッキーを差し出した。湿気ってもないし、サクサク感が残ってるそれを。
なお彼の体重は中等部二年の平均より軽い。女子からちょっと嫉妬される体質である。

【仕方ないですよー、お気になさらず……!】
390シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/03(日)23:39:37 ID:1Ri
>>389
「ふぅ……御怪我はありませんでしたか、シャディ?
 濡れたりしませんでしたか??」
岸辺にシャディをおろし、無事を確認する。

「シェムハザは大丈夫です。
 わぁ、クッキーですか、頂きま……――――。」
シャディの差し出すクッキーを、嬉々として受け取ろうと。
すると、急に……それはまるで糸の切れた操り人形の如く、突然少女は地面に倒れた。
頭のわっかの光も、弱々し気に。
そこから感じられる魔力も微弱なものに。

さっき魔力切れがどうのこうの言っていたのは、このことか。
391ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/03(日)23:41:42 ID:5Vo
「こーらー、ダメですよー、まだタバコが出来る年齢じゃないでしょうー?」

風土風習、様々な違いがある人種のるつぼたるネポック
とは言え特に喫煙に関しては大体、生徒の年齢で可能な慣わしはそう多くはない

「……あ、こらっ……もー、逃げ足は早いんですからー……」
「……ぅ、どうしようこれ……」

修練場の隅っこでこっそり紫煙を燻らせる生徒達に声をかけ、散り散りに逃げられてしまった
溜息、置いていかれた紙巻きタバコの小箱を拾い上げしばし逡巡。忘れがちだがミズハは稀にそれを嗜む
392シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/03(日)23:50:31 ID:jb4
>>390
「僕は平気! ありがと!」

シャディはすぐに助け出されたのが幸いして濡れてはいない。精々以前から巻かれてる包帯が少し見えたかもしれない程度だ。

「はいどー――――ぞ?」

目の前で倒れるシェムハザ、弱くなる光、弱くなる魔力――それを見せられたシャディ、一瞬硬直。

「しぇ、シェムハザちゃーーーーん!?」

どういう思考回路なのか、額の帯を外して第三の目を開眼! その目から発する光をとりあえず頭の輪に当てる。
そしてどうしようどうしようと冷や汗垂らしながら考えると、そうだ! 魔力がって! という考えに到り、自家製魔力水(効果は市販品以下)を取り出し栓を開ける。

「と、とりあえずこれで……!」

……飲めるだろうか?
393エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/03(日)23:51:39 ID:tmL
>>391
「あっ、ミズハせんせー!こんにちはーっ」

そんな姿を遠目に見つけて声を掛けたのは、ふよふよと浮かぶ若草色の姿。
植物を燻して吸う習慣など発生しようも無い、海の生まれのエリシアである。
両手で抱えられた猫と鷹は、なんだか力なくだらーんとぶら下がっている様子だ。

「……おー、なにそれー?」

さてさて、見慣れないものがあるとわかれば興味を惹かれないエリシアではない。
背中越しに手元を覗き込むようにする、その過程で緩んだ腕から二匹の使役霊が抜け出していったのだった。
394ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/03(日)23:57:56 ID:5Vo
>>393
「……いやいや、これは証拠品として……あー、でも街まで行かないと買えないしー……いやだからこそ……!」
「うむむむうひゃあこんにちはっ!?」

葛藤、天使と悪魔が頭の上でポカポカ殴り合っている最中に掛けられる声
ビックリに肩を跳ねさせて振り向きアイサツ、ほぅと安堵の吐息

「クローディアさん、どうもですー……」
「ん?あぁ、これは紙巻のタバコ、色んな効果のあるハーブとかを紙に巻いて火を着けて……」
「……隠れて吸ってる人が居たんです、ホントは、成人するまで吸っちゃダメなんですけどー」

他の先生達でなくて良かったと内心、カンタンな説明から入るのであった
395シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/04(月)00:04:13 ID:98W
>>392
軽く開いた口元から、魔力水を流し込む。
飲みきれない分、すこし口の端からこぼれたが……

「ん、うーん………。」
微動だにしなかった少女が、うめき声をあげてゆっくり目を開ける。
しかし、頭のわっかの光は依然弱々しく……。
自家製の魔力水では、立ち上がれる程には魔力を回復できなかった様子。
396エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/04(月)00:09:33 ID:t25
>>394
「……?」
「んー、はーぶ……?」

ミズハの葛藤など知る由もない。もとよりそれが嗜好品である事すら知らないのだから。
過剰な反応に一度首を傾げてから、たばこについての説明にまたも考える様子のエリシア。
保護者でもあるロイコは魔法植物学を専攻した教育実習生だ。ハーブという言葉程度なら、聞いたことくらいはあったのかもしれない。

「はっぱ?みせてみせてーっ」

そしてエリシアたちは食性が植物食なのだ。興味を惹かれるのも無理はない。
なんだか不思議な摂取の方法を取っているようだが、そこは今は気にしてはいない様子。
なにより「様々な効果」のあたりで、分かりやすく好奇心が刺激されている。ミズハの背中にしがみ付いて、楽しげに頭を揺らすのだった。
397シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)00:11:56 ID:BX1
>>395
こぼれた分はあわわ、と持っていたハンカチで拭き取りひとまず側におき。

「お、起きれ……そうにないかな……? 大丈夫? 魔力切れ……ならどうやったら魔力補給できるとかある?」

心配そうに顔を覗き込む。なお額の眼球は輪っかに向いてるため眩しくはないだろう。意味もなく光を当てるのみ。
倒れたのは自分が原因であるためできることはやって、せめて元に戻してあげたいという意思であった。

「ほ、ほら、どこで魔力蓄えてるとかこれしたら魔力が取れるとかさ!」
398ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)00:15:49 ID:SSP

深夜、ローブを纏い学生寮を抜け出した。
向かう先は校庭である。
あまり良い事では無い、それは自分でも重々理解していた。

校庭の隅、軽いストレッチを済ませて奥の方を見つめる。
誰にも見られない様に行う秘密の鍛錬。

『魔法使いだから』と身体を鍛える事を怠ってはいけない。
ただでさえ大きな弱点を抱えている自分が、他者と対等に渡り合う為には、文字通り全てを使って戦わなければいけない。
まずはランニングだ、小さく息を吐き、地面を蹴り走り出そうとして……。
399ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)00:16:55 ID:Wj2
>>396
「えぇっ?……じゃあ、これをー……」

刹那逡巡、しかし知識欲に対して蓋をする事は慎まれるべきであろう
慣れた手つきで箱から一本取り出して開き、中の乾燥ハーブを手に取り見せる

「こっち側の先端に火を付けて、煙を吸い込むって感じですねー」

儀礼用のものとしての側面もあるが、どうやらこれは嗜好品のそれらしい。とは言えタールだとか何だとかの成分はきっと極めて低いであろうが
【→ファンタジーワールド特有のハーブ、薬草等々の薬効による。多分食べてもそんなにアレじゃなさそう】
400シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/04(月)00:17:58 ID:98W
>>397
「ふぃぃ……あぁシャディ、おはようございます……。」
声を出すが、やはり弱々しい。

「身体が動きませんね、またシェムハザは魔力切れを起こしたのですか……。
 ……そうですね、程よい食事と睡眠で、回復できますが……
 ……輪っかに直接魔力を流し込んでも回復できますよ……。」
401シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)00:23:51 ID:BX1
>>400
「う、うんおはよう……このままだとすぐ寝そうだけど」

様子からすると実際はこのままおやすみさせてあげるのが一番ではあるのかもしれない。
 
「ぼ、僕のせいだよね……ん、んー……輪っかに魔力ってどうしたら流せる? こう、手順とか……」
「ご、ご飯と睡眠の方が良かったら保健室に連れてってあげるからさ!」

教えられるだけの力があれば、だ。そうでなければそのまま眠ってシャディに運ばれることになるだろうか。彼には影の手があるので一応人一人はギリギリ運べなくもない。
402ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)00:25:19 ID:N45
>>398
夜の校庭、門限を破らなければ入る事も出来ない禁断の園。
そう言い換えるだけでも惹かれてしまうのがヴィオレットというおてんばプリンセスなのだった。

「あら……先客ですの?」

右手の『影の書』による迷彩などを駆使しようやく校庭に辿り着けばそこには既に鍛錬を始めようとしている生徒が一人。
寮を抜け出してまでやっているあたり相当に熱心なのだろう、興味を抑えきれず近寄っていくのだった。
403エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/04(月)00:26:14 ID:t25
>>399
「おぉー……!え、ひつけるの?」

純粋に初めて見るものへの好奇の視線だ。煙草を見てこうもキラキラした目を見せられるのは稀有な体験だろう。
つんつん触ったりしている中で、今一度その不思議な摂取方法を口にされて目をぱちくり。

「……なんで?」

植物はたべもの。ならば普通に食べてしまえばいいのではないか。
その方法に至った経緯も、もたらされる効果も。エリシアには想像もつかないのだ。
エリシア自身は高温は苦手な種族。そうして吸うことは無いだろうが……
とにかく気にはなる様子で、ミズハの手からタバコを拾い上げて眺めまわすのだった。
404ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)00:29:05 ID:SSP
>>402

「……」

走り出そうとして、ぴたりと止まる。

「誰だ」

あまりに不愛想な一言。
目を細めて、怪訝な表情。
405シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/04(月)00:30:46 ID:98W
>>401
「シャディのせいではありませんよ。
 シェムハザは、目を覚ましてからまだ日が浅いので、魔力回路が不安定なのですね、多分」

「わっかに手を触れて、魔力を流し込めば大丈夫です……
 ……わっかは繊細なので、そっとして頂けると助かります……。」
手順はそんなに複雑では無さそうだ。

「あ、もちろん、保健室でも助かります。
 ……お手数をお掛けして申し訳ありません……。」
申し訳なさそうに呟くと、
弱々しく目を閉じて横たわる。
406ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)00:31:44 ID:N45
>>404

その無愛想な一言に一瞬動きが強張る。
だがこの学園に悪い人などいないと信じたい、その一心でまた足を踏み出すのだった。

「私、ヴィオレット・キスキルと申します。
貴方は?」

スカートの裾をつまみ、丁寧に一礼。
流れるような所作は育ちの良さを感じさせるだろう、ともすればこのような状況において場違いであるという事にもなる。
407ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)00:34:11 ID:Wj2
>>403
「え?」
「……えーっと、葉っぱを食べる……のではなくですねー、乾燥させた葉っぱの燃える煙に効能がありましてー……」

その説明は決して朗々とはしていない
事実ミズハ自身、その理由に絶対の解説が出来ないのだ

「……ですから、食べるより……吸った方が、いい……のかな……?」
「……多分、食べても問題はないとは思いますけどー……」

近い所にある顔と顔、小首を傾げて苦笑
408ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)00:36:49 ID:SSP
>>406

「……世話役の執事かメイドはいないのか。
 こんな時間まで起きてる奴の態度じゃないな、何処かのお嬢様か?」

右手、義手で頭を掻き、口の端を歪める。
それはきっと笑みだ。

「ハイド・ディヴァンだ、お前はここで何をしてる?
 ……いや、違うな、何をしに来た」

背格好も振る舞いも、衣装から見ても、とても深夜の校庭に用がある立場の人間だとは思えない。
そう思うが故の問いかけだ。
409シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)00:38:24 ID:BX1
>>405
「……ありがと」

優しさにしても本当だとしても自分のせいではないと励ましてもらえるのは嬉しいこと。

「わ、わかった! 気を付けてやる…………良いよ、大丈夫」
「これは僕がしたくてしてることだからねー」

横たわるシェムハザに聞こえたかどうかはわからないが、シャディはまず彼女を抱えるように両手と影の手で支えると保健室へと向かっていく。
途中から両手が疲れてしまったのか、まさかの影の中に寝かせての運びを行い、そして辿り着くと保健室のベッドに寝かせれば――その輪に優しく手を伸ばす。

「…………皆、怒っても良いのにねー」

ぼそりと呟きながらその輪に魔力を流し始める。……一応、純粋な魔力だがやや氷や闇の要素が強いのは気質の問題。
410エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/04(月)00:42:44 ID:t25
>>407
「おーっ、へんなのー……。じゃあやこー!」

変わった処置をすることで現れる効果もあるのかと、ひとまず納得した様子。
頭に浮かんでいたのは、何度かカメリアと行った料理の体験だったりするのだろうか。
食べてもいいとはいえ、煙の方がいいのならばとそんな提案。エリシアはここで使ってしまう気のようだ。
人間社会での倫理観など、はなから異種族であるエリシアには念頭にない。

言いながら浮かんだ体が地面について、屈みこんで指で地面に軽く円を描く。
その中心にタバコを置いたなら、多分何らかの手段で発火させるのだろう。止めるか止めないかの判断は、まだ間に合うだろう。
411ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)00:44:00 ID:N45
>>408

「はい、私身一つでこの学園に来たものですから。
キスキル王家の一員ではありますが、今はただのヴィオレットでございます」

問いかけに対し毅然とした、それでいて柔らかな態度で要するにプリンセスであると告げる。
その上で単なるいち生徒として扱って欲しいというのだ。
無茶というか都合のいい話ではある。

「私、恥ずかしながら夜は少々昂ぶってしまうものでして……
それで、その、つい夜間外出の誘惑に抗えず来てしまいましたの……」

そう照れながら言う彼女が隠れ潜んだりするのが得意そうには見えないだろう。
夜に昂ぶるという話と併せ、疑念を抱いたとしても仕方のないものである。
412シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/04(月)00:46:17 ID:98W
>>409
運ばれている最中、すやすやと安らかな寝息を立てているのであった。

そしてたどり着いた保健室。
ベッドに横たえられたシェムハザのわっかに、シャディの手が触れる。

一瞬、びりっと電気が走るような感覚。
輪っかを通して聖なる魔力が感じられる。
そこへ魔力を流し込んでいくと……

「ふぉっ!?
 ……おぉー……元気でてきましたよ……!!!」
その効果はてきめん、ぱちっと目を覚まして元気そうな声を上げる。
413ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)00:48:52 ID:Wj2
>>410
「えぇっ!?」
「う、うぅん……、もし気分が悪くなったら、すぐに教えて下さいねー……?」

知的好奇心に対して蓋をする事は以下略、生徒の自主性を重んじ尚且つ進むべき道を示す事こそ教師教道

「火の魔法は使えますか?」

なんなら着火はミズハが行うか、もしエリシアが大丈夫なら無論任せるが
すぐに煙が立ち昇り、悪たがりな生徒が背伸びで吸っている軽めのタバコ効果が周囲に広がるだろう
414シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)00:53:32 ID:BX1
>>412
すやすや寝息には思わず安堵、魘されてなくてひと安心。

「っ…………光? 聖……? ……まあいいや」

「――あ、起きた! 良かったー…………ちょっと光とか聖属性とは違うけど大丈夫?」

流し込み続けて、そしてシェムハザが起きるのを確認するとそれでも後からまた事故らないように更に流そうとするだろう。
渡しそびれた蜂蜜クッキーも渡してそんなことを言うが……シェムハザ次第では断るべきかもしれない。

ちなみに第三の目はもう黒い帯を巻いて隠していた。
415ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)00:56:22 ID:SSP
>>411

「……ふぅん、王家、ね。
 それはまた大層な家柄だ」

ぴくりと眉が動くのをヴィオレットは視認できただろうか。
出来ていようといまいと、それがほんの僅かな苛立ちを孕んだものであることに違いは無い。
その苛立ちの原因が何なのか、それが相手に向けられているのか、自分に向けられているのか、ハイド自身でも判別は出来なかったが。

「夜間外出が魅力的なのは認める。
 けど褒められた事じゃないな、肌にも悪い、お嬢様ならそういうところも気をつけた方が良いんじゃないのか」

少し身体が冷えた、再度ストレッチを。

「……ところでその本はなんだ、こんな明りも少ない夜じゃ碌に読めないだろうに。
 まあ何をするも勝手にすれば良いけど、俺の鍛錬の邪魔はするなよ」
416エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/04(月)00:58:11 ID:t25
>>413
「……?うん、わかったーっ!《ふぁいあぼーる》!」

吸うと体調が悪くなるなら、なぜこんなものがあるのか。
なんだか矛盾したような注意をそれでも受け止めて、円から少し離れるエリシア。
そして小さな火球を指先に出して、えーいと煙草にぶつけた。ここまで壮絶な着火をされた煙草が、他にあるだろうか。

「……こんなの?」

煙を吸うと言っていたから、もっともくもくと立ち上るものだと思っていたが。
案外弱弱しい細い煙に、こてんと首を傾げたエリシア。
そのまま煙に手を翳したりするも、いまいちよく分かっていなさそうな様子である。

「これ、どうなるの……?」
417シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/04(月)01:01:31 ID:98W
>>414
「ん?んー……
 なんだか不純な魔力を少し感じますが……
 ……問題はありませんね!!
 あとは、少し休んでいれば普通に動けるようになると思います。」
起動するのに最低限の魔力が補充されただけに過ぎず、
まだそれほど万全に動けるわけではない様だ。
闇の魔力については、それほど悪影響があった訳では無さそうで…。

「ああ、クッキー!
 ……助かります、お腹もペコペコで……。
 随分世話をかけました、シャディ。何もお礼が出来なくて申し訳ないですが……。」
クッキーを受け取ると、早速嬉々として齧りつく。
418ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)01:04:58 ID:Wj2
>>416
「おおっ……!」

見事な火属性の魔法の発動に目を見張るミズハ、それがニガテそうだとの認識を改めなければならない

「……ん、ま、まぁ……なんと言いますかー……」
「陶酔感ですとか、こう……ふわふわーっとして、気持ちよくなったり……しません……?」

自信なさげなのはミズハ自身その効果が認識出来ないからだ、既にこの程度の軽いものでは単なる煙と同義である
ただ初体験だとすれば、体質次第でもあるけれどちょっとしたトリップ感くらいはあってもフシギはないか
419ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)01:05:55 ID:N45
>>415

「……はい。
その、気に障ったのでしたら申し訳ありません……」

それをわざわざ自分から言ってしまうのも、
その言い方も褒められたものではない。
それでも相手の苛立ちのようなものを感じ取ったのか詫びずにはいられないのだった。

「ああ、それでしたら魔族の血のせいか夜の闇や月の光が心地よく感じますの。
ご心配には及びませんわ」

微妙に言い訳になっていない言い訳で誤魔化そうとする。
夜間外出は褒められたものではない、わかっているというかむしろ褒められたものではないからこそやっている節があるからだ。

「……その鍛錬、私もご一緒させてもらってよろしいでしょうか?」

まさかの展開、本人としては病弱な自分を改善したいとか少しでも強くなりたいとかそういった思惑があってのものなのだが
それを他の人間が察することは難しいだろう、果たしてこの申し出はどう映るだろうか。
420シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)01:07:42 ID:BX1
>>417
「不純!? え、僕の魔力ダメだった!? ……そ、そっか!」

一応お年頃の少年のためか、不純と言われると慌て出す。闇の魔力が原因だと思ってないらしく。

「良かったら飲み物にシャンメリーもあるよー」
「……気にしなくていいよ? だってシェムハザちゃん魔力少ないのに僕助けてくれたじゃない? そのお礼だから」

だから気にしなくていいと。炭酸が弾ける黄金色の液体をグラスに注いでそれを渡そうとも、または近くに置こうとしてるだろう。
あまり気に負われてもシャディの方が申し訳ないとしているが……。
421ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)01:15:03 ID:SSP
>>419

「……あぁ、いや、何でもないし、謝らなくて良い」

軽く、自己嫌悪。

「いや、まぁそれなら肌の問題は無いだろうが、学校の規則とかそういうものは……」

そもそも、自分もその褒められない事をやっている身だ。
言えば言うほど自分の首も絞まるのだが。
はぁと溜息を吐き、『好きにしろ』と駆け出そうとして。

「……はぁ?ご一緒?
 ……お前、身体を鍛えたいとかそういう事を考える様な奴なのか?」

いかにも好奇心旺盛なお嬢様と言った風ではあるが、しかし。
態々鍛錬に付き合う等と言い出すとは流石に予想外。
目を丸くして、じっとヴィオレットを見つめる。

「本気か、怪我するかもしれないぞ?」
422エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/04(月)01:22:52 ID:0NY
>>418
認識自体は間違っていないのだ。しかし、エリシアの場合は「使う分には抵抗がない」。
レオナのリボンによって、自分の火魔法による熱は伝わらないようになっているのだ。
だから、延焼した後の煙草にも手をかざせるというわけである。

「んんー…… わかんない……」

そして困ったように首をひねるエリシアに、今の所影響らしきものはないらしい。
それは、もとより植物を節操なしに食べる種族としての特性ゆえなのか。
もしくは人間と同じような反応が得られない、構造上の問題か。
はたまた効果が遅れているだけなのかは今は知るすべはないだろう。

ただ一つ言えるのは、このまま放置すると教育上あまりよろしくない臭いをエリシアが初等部の教室に持ち帰るだろうことだ。
423シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/04(月)01:23:48 ID:98W
>>420
「ちょっと邪気を孕んでいる気がしましたが……
 ……気のせいでしょうか??」

「シャンメリーですか!!
 ……シャンメリーとは何でしょう??」
発泡する飲み物を勧められ、不思議そうにそれを手に取りしばらく眺め、こくこくと少しずつ飲み……

「不思議な感じですね、しゅわしゅわします!!
 ……あぁ、すみませんシャディ……ちょっと、シェムハザ眠ります……
 ……今日のお礼は、またいずれ……。」
まだ魔力回復も充分でなく、瞼が重くなってきた様だ。
ふわっ、と小さな欠伸を一つすると、そのままベッドに横になり、すやすやと寝息を立て始めてしまった。

【すみません、中身も眠気に負けそうに……
 これで〆にしますね、お付き合いありがとうございましたー!】
424ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)01:24:45 ID:N45
>>421

「そうなのですか?
だとしたらそれはそれで差しでがましい事を……」

また詫びようとして、これでは無限ループに陥りかねないと堪える。
そういった分別は一応ついているらしい。

「はい、お邪魔になるかもしれませんが……
いえ、魔法であれば私には心強い味方がいます。
……私は色々あって王位を継ぐ事が出来ない身です、だからこそ少しでも成長して国の為人の為になりたいのです!」

そう言うと手にしていた黒い本はその形を不定のものにすると右手に紋章として宿ったかと思えば
次の瞬間には小さな弓となって手中に収まる。
強くなる、という意味を履き違えているのかそうでないのか分かりづらい言い分だが、
その目には本気の光が宿るのだった。
425シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)01:29:42 ID:BX1
>>423
「僕の種族のせいかなー……?」

素質の可能性もあるが、彼は種族の可能性を取った。だがこれがシェムハザに届いたかどうかは。

「美味しいでしょ! このしゅわしゅわが……あっ、ごめん」

シャンメリーはシャディのお気に入り、常にマントの下に数本常備してるほどに好きなもの。
眠ると聞けば聞き入れる。先程魔力補給には睡眠がいいと聞いたので無理に起こしている理由もないのだ。

「ゆっくり休んでね、シェムハザちゃん」
「……だからお礼とか大丈夫だからさー……」

眠った後に言ってしまうのはちょっと期待してしまっているということなのだろうか。本人もよくわかってなかった。
寝息を立てるシェムハザにシーツをかけるとカーテンを閉めて、シャディも伸びをして保健室から出るのでした。

//ありがとうございましたー! おやすみなさいませ!
426ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)01:30:39 ID:Wj2
>>422
「……元々この手の効果に耐性があるのかな……?」

そのイマイチな反応を前に、種族間の差異に行き着くのは自然な事だ。今度ロイコに聞いてみよう

「さて、……私も匂い着いちゃったかな……」
「お風呂……の時間はありませんし、取り敢えずこれで……エリシアさん、においが着いちゃったから失礼しますねー?」

えい、と氷網の魔法で表面に付着した煙成分を取り去るべく振るうだろう。尚当たっても瞬間だけな為そこまで酷く冷たくはない
ともあれ簡易な消臭を施し、火を消してこの場を隠滅するのである

「……ロコに怒られちゃうかなー……」

バレたら、と苦笑。ヒミツね、と屈み込みエリシアと目線を合わせてぱちくりウインク
そんなこんなの紫煙の一幕

//すみませんがこれで!ありがとうなのでした、また宜しくですよー
427ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)01:33:12 ID:SSP
>>424

王位を継ぐ事が出来ない。
――後を継ぐ事が出来ない。
ざわりと背に一瞬寒気が走った。

首を振る、寒気を振り払う。

「……成長して、強くなって……その先にある物を得る。
 そうか、なら手伝ってもらおう」

義手を前方に構え、起動。
魔法陣に淡く光が灯る。

「俺の為に!」

属性は土、土で構築される五角の柱。
義手の掌から生成され、ヴィオレットへ向けて射出された。
428ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)01:43:15 ID:N45
>>427

自分としては何気のない一言。
しかしそれが相手のなにがしかのスイッチを押したらしい事は感じ取れた。
気を引き締める、引き受けてもらったからには全力を尽くさねばならない。

「はい!
私もその先にある"何か"を得たいと、その為に努力致します!」

こちら目掛け射ち出される土柱。
得意の水術で壁を作ったところで属性として相性が悪いだけでなく勢いのある土柱は受け止めづらい、ならば──

「視線にて穿ちなさい!」

射った。
黒き影の弓にて風の魔力矢を数発、それだけで消滅するものではないものの、柱の一部は砕け礫と化し、一部はその強度を犠牲にした。
その状態でならば水による壁で防ぎきれる、目論見通り生成された水の壁に着弾すると柱はみるみるうちに自壊していく。

だが、相手の一手に対しこちらは二手使っての防御だ。
この間にも相手は次の攻撃を仕掛けてくるはずだ、弓は矢を番えたまま土煙の向こう側へ射抜くほどの視線を向け続ける。
429いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/04(月)01:50:03 ID:rx2
>>378
見なくとも分かる、あの人の声。何時もの調子で、旧知の友人へと語り掛けるかのように軽々しく、だけど何故かそれが心地良くて。
彼女は恐らく今自分が一番会うことを望んでいた人。
では一体何なのだろう、この胸を打つように、痛いくらいに高鳴ったこの心臓の鼓動は。
いざ彼女を目の前にして、ずっと言いたかったあの言葉が今になって思い出せないのは何故だろう。

「あ・・・レオナ、様・・・」

空っぽになった頭から、なんとか絞り出すようにして言葉を紡ぎ出す。その一言は、自分が聞いても可笑しいくらい動揺に満ちていた。

「はい、僕は・・・。その、あれからずっと呪いはなんとか抑えられて居るよう、です・・・
レオナ様、もその後お変わりは、無いでしょうか・・・?」

軽く咳払いを一つ、そして胸に手を当ててペコリとお辞儀をして見せれば、ようやく何時もの平坦で、抑揚のない言葉でレオナへと返答するだろう。
持ち上げた右手にはいつの日か授かった指輪が煌めいて、痛々しいあの刻印は嘘のように消え去っていた
途切れ途切れになりながら、ゆっくりと答えていくさまはまるで言葉を忘れてしまったかのようだ。

「ドラコ、と申します・・・
その、勝手に僕が付けた名前なのですが・・・」

ギィ!とアーサーの言葉に応えるように声を上げるドラコ、さながら自己紹介をしているかのよう。
レオナがワイバーンのザラついた皮膚を撫でれば、ドラコは一層喜んで貴女の周りをくるくると旋回したり、頭を擦り付けて貴女に対して好意を示すだろう。
その内ちっちゃなドラゴンは貴女の肩に止まってみようとしたりなんかして。
430ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)01:53:24 ID:SSP
>>428

「刺せ、土塊!!」

柱が砕かれ、自壊し始める。
丁度その瞬間、地面に五指を開いた状態で義手を叩きつけ、発動させる土の属性の別種の魔法陣。
バコンという音と共に、細長い土の棘が五本、ヴィオレットの目の前の地面から彼女へと向けて伸びる。
一本一本は細く、威力は小さい。

「半端な努力じゃ意味は無い、全力だ!!」
431ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)02:04:07 ID:N45
>>430

正面からの攻撃を予測していたところに地面からの奇襲、
咄嗟に回避行動として跳躍を選択するも棘は左の脚に小さくない傷を負わせる。
初めてではない、しかし経験する機会の少なかった強い"痛み"の感覚に顔を歪めるものの悲鳴を上げる事はしなかった。

「仰る通りです、努力など実らなければ美談にしかなりません。
美しかろうと醜かろうと、善だろうと偽善だろうと、私は人の為に全力を尽くします!」

痛む左足を庇うように後ろへ、自然と半身になった姿勢から番えた弓矢へ魔力を送る。
先程より大きくなる影の弓、番えた矢もその色を影と同じ真黒に変え、その数を添えた指の数ほどに増やす

「痛かったらごめんなさい、治しますからその時はその時で……
発射ぁ──っ!」

放たれた影矢は五本、一旦扇状に広がるとハイド目掛け追尾し襲いかかる。
一本一本の威力こそ大きくないものの、躱し切るには技術が必要となるだろう。
432ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)02:23:40 ID:SSP
>>431

体勢を戻し、向こうを睨みつける。
飛来する五本の影矢。

「(属性は闇?実体があるのかどうか分からない以上、止めたり叩き落せると断定できない、防御よりもまずは回避を試みる!)」

飛び退く、ただの矢であれば地面に刺さるなりで無力化出来る。
が、その矢はどうやら追尾能力を持つ様だ、途中で軌道を変え飛び退いたハイドの方を追いかける。

「(追尾弾だ!追尾弾への対処法は……引き付ける!)」

矢を寸前まで引き付けて、突き刺さる寸前、地面にぶつかりそうな程に体勢を落とした。
頬と髪を僅かに掠める、が、傷を気にしている暇は無い。
後方へと飛んでいく矢が再び軌道を変えこちらに向かってくる前に。

「(術者を叩く!)」

ヴィオレットに向かって疾走、起動させる光の属性の魔法陣。
義手で形作った手刀の先に、30センチ程の長さの光刃が生成された。

「やぁぁっ!!!」

接近、一閃。
433エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/04(月)02:25:47 ID:t25
>>426
ミズハの氷魔法で泥汚れもとってもらったことがあるエリシア、抵抗することなどはない。
幾分かすっきりした身体でひとつ伸びをして、これでいい?とばかりに首を傾げて。

「ん、おもしろかったー!
 ミズハせんせーばいばーいっ、またあそぼーっ」

ともあれ、なんだかんだとエリシアはご満悦な様子。
ウィンクをしたミズハの真似をしようとして、ぎゅーっと両目を瞑ったりしてから。

そうして手を振って別れた先、向かうのは初等部の教室。
どうやらエリシアは二人の秘密を守りきることができそうである。
434ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)03:52:33 ID:N45
>>432

引きつけて躱す、追尾魔術に対しては戦闘指南書に載せてもいいレベルでお手本のような躱し方だ。
影矢もそう誘導能力が高いわけでも融通が利くわけでもない、頬や髪を掠めた何本かはその時点で命中したと判断して追尾能力を失い校庭に土煙を上げるに終わる。

こちらへ向かってくるハイド。
義手による直接攻撃ならば影を盾へと変え、凌ぐことで影矢の残りを──

「ひ、光の刃ですか!?
受け止め、────ですよね!」

計画は頓挫する、その間にも迫ってくるハイド。
もし私が勇猛な剣士であれば──
「──私では打ち合えません」
もし私が堅牢を誇る騎士であれば──
「──私では守りきれません」
もし私が瞬唱を可能とする魔術師ならば──
「──私では撃ち落とせません」

「ですが、私に出来る事は惜しみません!」

そもそも得意の遠距離でないからなんだ、戦場において自分の都合よく戦況が進む事はまずない。
苦手な距離やベストでないコンディションとの付き合い方、
そしてそれらを如何にベストへと近づけるかが大事なのだ。
そう思い直し右手の影の書を盾の形で展開、光の刃に対しては効果は薄まるかもしれないがそれでも頼りになる盾だ。
そして左手には水の魔力。
引きつける、引きつける、引きつけて溜め続ける。

「今、ですっ!」

振るわれる手刀、襲いかかる光の刃。
それが自分に当たるよりも先に水の魔砲を、

「ぐ………うう……っ!」

自分に向けて放った。
盾で受け止めたとしても強烈な衝撃、思わず吹っ飛ばされてしまうし至近であれば余波も無視できないレベルのものだろう。

そして思わず吹っ飛ばされたのではない、思い通りに吹っ飛んだのだ。
背に水のクッションを作り、なんとか軟着陸。
しかし体制は崩れて尻餅をついた状態、加えて脚の負傷。
衝撃に痛む全身も合わさり動く事は難しい、その場で身を起こし弓へと変えた影を構えハイドの様子を伺う。
435レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/04(月)12:44:49 ID:10y
>>429
「あれからなんともなってないのー?良かった」

そして、そう言ってからにっこりと微笑む
そしてそのまま擦り付けてくるドラコの頭をを撫でながら

「ドラコって言うのね。あたしドラゴンめっちゃ大好きなのー!超可愛いよね」

などと言う。彼女は爬虫類好きだったりするからドラゴンも可愛いのです

「……….ご主人様とやらの所に戻ったり、そーゆー事はしてない?」

ふと尋ねる言葉。
彼女は親から金貨を500枚受け取った
まだ、彼がご主人様から解放されていないと言うのなら、彼を物扱いしてる奴からは物として買い取って
そして、親に頼んでうちの養子にして貰おう、そんな事を考えていたのだった
436フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)12:56:51 ID:Wj2
「……あぁ、それで……うんうん」
「陽兎の郷か、風車の遺跡の……」

さてはて、久々な登場の気がする浅黒い肌の少女フェルゼフィード。銀糸の長髪はキチンと着る制服と共に気の早い春風に揺られている
そんな彼女、外れの公園の東屋付近で兎の耳を持つ女生徒と何やら話している模様

「……ありがとう、とても参考になったよ」

一通りの会話を終えて解散、ノートに様々を書き記している
437レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)13:07:08 ID:BX1
>>436
「……やっほ、フェルゼ」

ぴょこ、と東屋の陰から顔を出すレイヴン。どうやら聞き知った声を聞いてやってきていた模様。
風で髪がぶわっ、となったりしていたのでそれが見えていたかもしれないけど。

「……さっきの子、友達? ……あの子の故郷、聞いてた?」

ちょっと崩れた長髪を手櫛で直しつつ、わりとずけずけと。止めないならばノートを覗き見するだろう。
438ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)13:12:30 ID:SSP
>>434

「(闇の盾、属性が闇なら、こちらの光刃が有利!このまま押し込む!)」

退いてしまえば残った影矢に襲われる。
その前に、属性の有利と、体格差腕力差の優位を活かし押し切ろうとする。
……それ故に。

「……何っ!?」

至近距離故に、ヴィオレットが己へ向けて放った爆発、その余波をまともに受けた。

「ぅあっ……ぐっ!!」

爆風で吹き飛ばされると同時、追尾してきた影矢が背中に突き刺さり。
転倒、地面を転がる。

「ぐぅぅぅぅううううううう!!」

左手を地面に突き、身を起こして苦悶の表情と共に義手をヴィオレットへ向ける。
起動させるのは風の陣。
放たれる、二枚の掌大の風刃。
439フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)13:19:48 ID:Wj2
>>437
「……ん、やぁ、久し振りだな」

いつ以来だったかと苦笑、尚中身は覚えていない!

「あー、友達と言うか、ちょっとした調べ物を手伝って貰っててな」
「野馳(のばせり)の聖域の、固有の動物について教えて貰っていたんだ」
「彼等の聖域には、私達(人間)は立ち入れないからな」

野馳、とは要するに先程話していた兎人の獣人だろう。人間と盟約を結んでおり結構仲良しな種族で存知であってもフシギはない
風が強いな、と苦笑を向けて若干気恥ずかしそうに見せるノート。巨大鷲や大狼、牙虎……太古のままの雄大な獣達のスケッチはミズハと違って写術的で上手い
440レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)13:30:27 ID:BX1
>>439
「ん、……グリー、あんまり渋皮食べてくれなかった……」

ちょっと見てきたら秋頃でした、渋皮はその時のお話。体にいいと聞いたので入れてみたが今のグリフォンにはちょっと合わなかったらしく。

「へー、野馳……聖域って、なんで? ……おー、すごい、上手い。図鑑見てるみたい」

反応が薄く見えてもそれがわりと良い方のリアクションであることは理解されるだろうか。翼耳がぴこぴこしてるのがその証。
褒め言葉なのかわかりにくいだろうが、レイヴンは褒めてるつもり。それで見るくらい凄いのだと。
フェルゼの髪が乱れてるようなら手櫛で整えながら巨大鷲を指差して「これは?」と訊ねるだろう。
441ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)13:35:06 ID:N45
>>438

「こうも遠ければ、私の距離です……!」

こちらへ向けて放たれる風の刃、こちらは尻餅をついている以上回避は望めない。
だが、距離がある。
こちらに届くまで数秒、間に合う。

『風よ、何より激しき風よ、其の行く先にこそ道は拓けり──!』

詠唱付きの風術矢、起こした身が反動でまた倒れる程度の規模を持つそれは引き連れた風圧により迫る風刃を逸らす事に成功する。
だが。

「……っつあ……っ!」

完全に逸らしたわけではない、片方は急所を外しただけで腕の一部を斬り裂き校庭に血の華を咲かせる。
だがあくまでもこれは防御を兼ねた"攻撃"、風の槍や杭と許容すべきそれは相手にどう届くか。
442フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)13:43:03 ID:Wj2
>>440
「はは、それは残念だな」

そう言えばそうだった様な気がする、ともあれフェルゼは苦笑!

「陽兎の郷の野馳の先祖が作った風車の遺跡があるんだ、その一帯は昔からの彼等の聖域……人の立ち入りは遥かより禁じられている」
「だから彼等の伝言だけで、私達は想像するしか出来ない……ふふ、神秘的じゃないか」

その手のロマンをフェルゼは好む、故に自由研究の課題として前人未到の地の事柄を選んだのだ

「ガルーダ、という大鷲だな」
「翼を広げると8mにもなるとか」

ありがとう、と銀糸になめらかな指通りの感覚を味わいつつ
443レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)13:54:48 ID:BX1
>>442
心なしか翼耳もへにゃり。余った分は粉砕されて他に飼育されてる生物達の餌にされてるのでそこは安心。

「……私達は絶対見れない入れない……。…………ちょっと気になる。……雨天になるアイテムとか、あるかな」

ロマンというか気になるというか。しかしながら興味の一部が雨に向かってしまうのはどうしようもない本能というべきか。
気分としてはお伽噺や冒険譚を読んだ時のものに近い。……いやむしろ、そこにありながら手を出せないというのがより惹かれるところか。

「8……!? ……簡単に連れ去られそう」

その大きさには目を見開いて。若干自然のアレ的なことを浮かべてしまうのは仕方ない。グリフォンはそこまで大きくなるだろうか、と想像したり。
その銀糸の髪の手触りにはちょっと夢中になりつつ。
「…………これは?」と指すのは狼。このままだと描いてあるのを説明させられることになりそうだ。
444いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/04(月)14:00:59 ID:xaT
>>435
「・・・はい、レオナ様に頂いた、この指輪のおかげで・・・
僕は自由になれた気がすると・・・僕は肯定します」

手を掲げ、銀色のリングを彩る青いバラを象った美しい宝石をまんまるのお月さまに重ねれば、淡く照る月光はより青い輝きは増してアーサーの顔に降り注ぐ。
その顔はいつも通りの無表情だけれど、指輪を眺めるアーサーの光の宿ったブルーの瞳には慈しみさえも感じられて。それは彼の紡いだ言葉にも宿っていた。

「僕の、大切な友達です」

やがて視線を貴女へと落としたアーサーは、ドラコと、それと戯れる貴女へと交互に目をやれば小さくはにかんで見せた。笑顔、というには程遠いかもしれないが。

「いいえ・・・その・・・あれからずっと帰っては居ません・・・
帰りたくはない・・・のですが・・・」

しかしそれも束の間、"ご主人様"の話が出た途端、アーサーはローブの袖をギュッと握り締め、表情を固くして俯いてしまった。
その態度を見れば彼が主人に対して一体どんな思いを抱いているかなど聞かずともよく分かることだろう。

だが、歯切れの悪い言葉を放つ彼は何処か未練有り気だった。身体に呪いを植え込まれ、凡そ人に対する扱い等何一つされてもらった事なんてないくせに。
貴女が思い浮かべた彼への救済を口にすれば、きっとアーサーはそれを拒む事はしないだろう。しかしもしもアーサーの抱く未練に一抹の不安を感じたのならば、それを問い質すのも一つの手だ。

『ギィ・・・』

レオナとアーサー、二人の間に漂う空気を察したのか、ドラコも何処か心配そうに小さく啼いた。
445フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)14:05:47 ID:Wj2
>>443
「ふふ、独自の雨乞の儀なんかもあるかもしれないな」

実際雨季乾季の入れ替わりの激しいサバナ気候の地にしてみれば、雨乞とは生活の一部に浸透しているのかもしれない

「事実彼等の言葉では、空の剪定者、の意でも呼ばれているらしい」
「……まぁ、そういう事だろう」

苦笑、食物連鎖の野馳の位置は決して頂点ではないらしい

「こっちはダイアウルフ、こっちはサーベルタイガー……」
「獣が大きいから、捕食者もそれに合わせて大きな体や牙、爪を持っているのだと教えて貰った」

尚ノートの隅っこにでっかいナマケモノみたいな情けないのが描かれている。エサが大きいから大きく育つのだ、肉食も草食も
446レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)14:15:41 ID:BX1
>>445
「…………今度、会わせて。もしくは、聞いて」

翼耳がピーン。雨が恋しい、というか雨が降ると今のテンションから大きく変わる少女にその言葉は非常に惹かれるものだった――。

「…………怖いね。興味あるけど……立ち入り禁止もわかる……」

実際の意図は違うかもしれないが勝手に入った報いが食物連鎖に巻き込まれる、というのは不味いだろう。

「おー……もしかしてグリフォンとかベアーも、ここに居たら大きくなってた?」
「……このナマケモノ、逆に貫禄ある……」

そこまで大きくなるほど襲われなかった幸運というか、謎の威ともいうか。

「動物以外にも、なにか聞けた?」
447ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)14:16:21 ID:SSP
>>441

立ち上がり、動く度、背中を刺す鋭い痛みに眉を顰める。
後方へ吹き飛びながら受けた影矢の傷は決して浅くない、舌打ちを一つ、地面を義手で叩いた。
地面を割り現れる三本の五角柱が、ヴィオレットが放った一撃を食い止める。

「ハァッ、ハァッ……これ以上は、殺し合いになりそうだな……」

バラ、バラ、と。
衝突の衝撃で崩れる五角柱の隙間からヴィオレットを見つめた。

「……ここまでだヴィオレット、鍛錬でこれ以上傷を負ったら、先生達に怒鳴られる」
448フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)14:26:21 ID:Wj2
>>446
「ははは、今度紹介するよ」
「……野馳との生死感の違いだな、獣に捕食される事は恐ろしい事ではないのだと」
「大地に還り、そしてまた別の命として芽吹く……輪廻というやつか」

その地の野馳は文明的というよりはもっと異なる信仰を抱いているのだと、フェルゼフィードは語った。無論郷によって異なるではあろうが

「ふふふ、なったかもしれないぞ?」
「そう、なぁ、魔法に関しては随分異なるらしい」
「こちらで分かりやすく言えば呪術、精霊術……シャーマンの振るうそれに近い……のかな?」

魔法と文化は密接に関係している、つまりは彼等の多くは精霊の信奉者であるという事と同義
449レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)14:38:43 ID:BX1
>>448
約束、と小指を立てて要求。その姿に何を思わせるやら。

「…………そういう、もの、なのかな。……あまり、わからない」

どちらかといえば自分に対する危機感は薄い方だが落ち着いてる時は考えることもできるらしく、野馳との差に首を傾げた。
輪廻の考えはわかるが、捕食を恐れないところがわからない。まあ、内容や諸々は異なっても雨信仰のようにわかる者とわからない者に分かれて当たり前のはずだが。

「……ハッ、でもそこに居たら会えない……」
「……呪術って、呪うぞー、ってやるアレ? ……ウンディーネとか喚ぶのかな」

ここには先程の話が繋がったと言える。獣の捕食も恐れず独自の価値観と文化があるならば固有のものがあっても不思議じゃないと。
……それを口外するのは良いのかな? と思ってもいるが。
450フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)14:52:18 ID:Wj2
>>449
「ん?……あぁ、ほら……」

ちょっぴり気恥ずかしそうにしながらも絡み合う小指、逆の手の人差し指で頬を掻きつつ

「死は怖れるものではない、しかし生を何より尊しとすべし……、って奴みたいだよ」

逆説、死が隣人として身近過ぎる故に辿り着いた思考や教えとも取れなくはないが

「そう、なぁ……ふふ、引っ越す事も我々には出来ないし」
「あー、まぁ……それも呪術。ただ彼等のそれだと……超自然的なものへの助力を乞う魔導……に近いのかな」
「なんなら雨乞だって、雨雲や雨という現象、もしくはそれらを精霊(ウンディーネの事だろう)や神と捉えての呪術とも言えるんじゃないか?」

頻繁に交流があるのだ、ネポックに生徒を在籍させる程度に魔法的な繋がりもある。故に守秘義務は無い
451レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)15:07:49 ID:BX1
>>450
対するレイヴンは真剣みを帯びた表情――に続けてだらしのない表情。ゆるーい空気。

「……怖がってはないけど、だからって生きることをやめるほど諦めてもない……?」

その辺りは、それこそ現地の者にしかわからない考えだろう。そして信仰や教えというのは否定するものではない。
彼女はその説を聞くとちょっぴり安心したように。

「……呪は呪でも、おまじない?」
「…………!! そっか……! ……ウンディーネ、とか水の精霊……何が居るかな……!」

暫く日を置くと雨乞いのために精霊捕まえてきそうな雰囲気を漂わせていた。冬場は探してもほとんど氷の精霊に交代していそうだが。
452フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)15:20:56 ID:Wj2
>>451
「これも、呪術の一環かな?」

おまじない、書いて字の如くお呪い、である。意外と身近なものなのだ、呪術と言うのは

「そう、な……うん、その通りだと思う」

それと付き合って行く必要がある中で、辿り着いたひとつの答えというものだろう

「……水の精霊?うーん……」
「カッパ……?」

なんか違うアレがポンっと浮かび、腕を組み小首を傾げるのであった
453レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)15:32:37 ID:BX1
>>452
「……さっきのも、おまじないの呪術?」

解釈によっては指切りも呪術となるのだろうかと。魔力とかは通ってないので術はつかないかもしれない。

「……野馳の人。……強いね」

そもそも死を待つ考えならば、既に口伝もできなくなってるかと。……フェルゼにとっては少し辛いかもしれないが。

「…………どんな精霊? ……いるかな? ……邪魔、してない?」

魔物というかある意味で精霊というか。カッパさんを知らないレイヴンはちょっとワクワクした様子。
しかし、よくよく思い返せば彼女は野馳から得た知識をまとめていたかと心配になったようで。
454フェルゼフィード◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/04(月)15:44:22 ID:Wj2
>>453
「縁、エニシ、そう言った物事に対してのまじない……とも言えるんじゃないかな」
「ん、あぁ……そうな、そうありたいモノだよ、私も」

微笑みを湛えて頷く所作に陰りは皆無、心からのリスペクトがあればこそ

「んや、全然大丈夫だ。カッパはな、こんななりで……頭にサラを乗せてキューリを食べるんだ、知ってるか?キューリ」

フェルゼフィードに取ってみれば他愛もない雑談が出来る友人は少ない
故に楽しげに饒舌に、ディフォルメされたカッパのお絵描きを交えつつ談笑は続く。春一番が吹き踊る午後

//すみませんが次かなり遅れちゃいそうですのでこの辺りで締めでっ!ありがとうございました!
455レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/04(月)15:57:05 ID:BX1
>>454
「そっか」と増えた知識にへにゃり顔。

「……フェルゼも、強いよ」

その言葉も正しく本心。弱味はあまり見てないが、それでもきっと彼女は強い。――たまには弱くても構わないけどなんて。

「良かった」とご安心。奇妙な出会いから始まった二人だがレイヴンはすっかり友人として見ていて。

「おー……! キューリ……今度ないか探してみる……!」

デフォルメされたカッパを見てこれまた反応も少し大きく。時に春一番に流される髪を手櫛でとかしながら、友人との穏やかな雑談を楽しんでいたのだった。

//了解です! ありがとうございました! またよろしくです!
456レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/04(月)18:07:49 ID:10y
>>444
「ふふ、良かった。あれから悪い影響はないんだ」

指輪の効力で呪いの影響から解放された様子、それを確認するとレオナも嬉しそうな表情になり、アーサーへと近寄って

「そっか、お友達……それじゃあ大切にしないといけないね」

そして、そのままドラコに、アーサーの所に戻るように催促をする
しかし、次のアーサーの言葉に何か引っかかったのかきょとんとするのであった

「………ですが……って事は何か気になる事があるって事?」

そう尋ねる
もし何もないと言うのなら、こんな事は言わない筈だから
ですが、と口にしたのは何か気になっている事があると言う事だろう

「とりあえず座ろっか」

そう言ってからその場に、芝生に座って
457ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)18:37:56 ID:N45
>>447

「はぁ……はぁ……はい、わかりました……」

ハイドの忠告に素直に従い戦闘終了、そのまま後ろへと倒れこむ。
意識が云々ではなく、単に疲れただけの話だ。

しばらくしてよろよろと立ち上がれば、ハイドの下へと駆け寄る。

「それでは癒しますわ、動かないでくださいまし……」

そう言って詠唱を始めると宣言通りの癒しの水がハイドへと向けられる。
そのまま抵抗しなければ傷は全快とは言わずとも癒えていくことだろう。
458ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)19:29:12 ID:SSP
>>457

「……自分でも治せるよ」

簡単なものだが、治癒魔法の陣も義手には刻まれている。
ヴィオレットからの治癒を受けながら、前髪をかき上げて苦笑い。
傷は癒えるが、頬から始まる火傷痕まで消えはしない。

「出来るだけ借りは作りたくない、お前の傷は俺が治そう」

言うと、義手の掌をヴィオレットに当てようとする。
受け入れれば陣の一つが起動し、基本的な治癒の力が注がれる筈。
459いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/04(月)19:33:03 ID:fOC
>>456
「ええ そうですね」

貴女から促されれば、ドラコは素直にアーサーの元にひらひら舞ってその胸へと飛び込んでいくだろう。
決して肌触りがいいとは言えない彼の纏う外套、しかしそれでも嬉しそうにドラコは体を擦りつけて友好の意をその小さな体でありありと示していた。

「・・・はい」

ドラコを両腕で優しく抱きしめて、アーサーは貴女の提案を受け入れる。
貴女から少し離れた所で彼は膝を折り畳み、体育座りの体勢になる、すぐ隣に座らないのは若干の遠慮があったからだ、貴女の横に並ぶ自信と勇気がどうしても彼には出せなかった。

「僕には"弟妹"が居ます
・・・きっと、家族だと思っているのは僕だけなんでしょうけれど」

静かに息を整えて若干の静寂の後、淡々と、しかし何処か悲しげな顔を浮かべながら、唯一心に残った未練を貴女へと告げてゆく。

「僕が"1号"と呼ばれる理由を知っておいでですか?最初は"1号"という呼び名もありませんでした。
しかし、僕が"作られてから"暫くして、区別を付けなければ行けなくなったのです」

最初は『おい』や『お前』等と、彼には呼び名すらなかった、しかし彼と同じ新たなホムンクルスの誕生により、彼らを区別する呼び名の存在が必要になったのだ

「1号とはつまりファーストナンバー、逆に言ってしまえば、2号や3号がいるということなのです」

弟妹とは言っても所詮は作られた順番によって定められた曖昧なもの。彼と他の弟や妹達との共通点など同じ試験管から作られた程度でしかないのだ。
だがそれらを弟妹と呼び、その者たちが未だ屋敷にいるという事が唯一の気掛かりなのであった。
最高の作品であり、感情を持ってしまった唯一の欠陥品である彼とは違って殆ど感情は失われているが、それでも彼はその子達を家族と呼び大切にしていたのだ。

「・・・これが、僕のあの屋敷に残してきた心残りです」

草臥れた外套の袖を握るその手は、小さく小刻みに震えていた。
460ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)19:58:16 ID:N45
>>458

「いえ……あ、はい。
ではよろしくお願い致します……」

お互いに傷を癒し合い、出血の類は完全に治った。
傷ひとつなかった、戦闘にも慣れていない自分。
それに対し義手や火傷痕が痛々しく、そして戦闘においても経験値を持つハイド。
その対比に改めて自分が箱入りであった事を思い知らされる。

「……戦う事って、こんなに疲れるし痛いものなのですね……」

言葉こそネガティブなものだが、そこには訓練ならではの充足感というものも多分に含まれる。
書の中でしか見た事のないような事を自分がした、という実感が大きいようだ。
461レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/04(月)20:08:08 ID:10y
>>459
ドラコはレオナの元からアーサーの元へと飛び移る
その様子を確認しながら、彼の心残りとなっている原因を聞くと、むっとするのであった

「なるほど、今はもう解放された君だけど、まだそのご主人様とやらの元で痛めつけられてる子達が居るって事ね」

彼の言う事が理解できた。その子たちが心残りとなっていると
今この瞬間も酷い扱いを受けていると言うことだろうか

「………ご主人様って言うそいつ、命を何だと思ってるんだろうね」

そして、怒りの感情を露わにし、少し声のトーンは下がる
本気でその者を許せない、そう思っていて

「ねぇ、教えてくれない?そのご主人様ってどんな奴なのか、何処に住んでいるのかも」

そうアーサーに尋ねるのであった

「ちょうどあたしも考えてることあってさ」

と、そんな一言も付け加えて彼に伝えて
462ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)20:10:18 ID:SSP
>>460

「疲れるし、痛いさ、でもそれが避けられない時もあるからな」

一通りの傷が癒えれば、ゆっくりと義手を離し。
ローブの内側に隠す。

「で、好奇心やら冒険心やらは収まったのか、夜間外出中のお嬢様。
 汗をかいたから水を浴びたい、俺はそろそろ寮に戻るが、お前はどうする」
463ヴィオ ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/04(月)20:20:54 ID:N45
>>462

「はい、戦いを避けるためにどうするか。
そして戦いが必要になった時どうするか。
それを考え直さねばならないと実感致しました……」

グラウンドに倒れ込み、星を見上げながらそう呟く。
そして目を瞑り今までの書物や経験に思いを馳せ──

「そ、そうでした!
私も流石に帰らなくてはなりませんわ!」

──ている場合ではなかった。
弾かれるように立ち上がるとそのまま服についた砂を払い除ける。

「それでは私、これで失礼致しますの!
ハイド様、また今度お会いした時は成長した私を見せられるよう努力致しますわーっ!!!」

全力疾走、癒したとはいえ脚に傷を負ったもののそれとは思えない健脚であった。

//こちらからはこれで〆になります、ロールありがとうございました!
464ハイド◆NoUqztO4Oo:2019/02/04(月)20:31:31 ID:SSP
>>463

「ふん」

疾走しその場から去る彼女を笑いながら見送り、さてと歩き出す。
今なら浴場にも誰もいない筈だ、さっさと帰ってさっさと水を浴びよう。

きっと、明日も早い。

//〆です。
465いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/04(月)20:40:56 ID:pjn
>>461
「ご主人様はとても恐ろしいお方です・・・叶うのなら皆を救ってあげたいです。ですが・・・
体が・・・動かなくなってしまうのです。ご主人様の事を考える度にまるで・・・・・・心が締め付けられてしまうかのような・・・」

最早トラウマと言っても過言では無いだろう、一言一句紡ぐたび、彼の体は熱を帯びていって、あまりの心細さに震える手はまるて道を見失った迷子の子供のように。
呪いはもう既に取り払われているだろう、刻印の消えた右手がそれを表していて。しかし何時になっても消えてくれないのだあの屋敷で過ごしたあの記憶が、あの恐怖が、心臓をきつく、きつく締め上げて。
未だ少年は、呪縛から逃れられずにいた。

「・・・・・・ッ!」

ふと、アーサーは立ち上がる。震える膝を押さえつけ、悲しげな表情を浮かべながら。
ゆっくりとした足取りでレオナの前へと立てば、もし貴女がそれを止めることがなければ静かにボタンを外していくだろう。
そうしてあらわになった彼の上半身の、白く絹の様な柔肌に幾筋もの痛々しい傷跡が残されているのが分かるだろう。刺し傷、切り傷、鞭打たれた傷、その種類は多岐に渡る。

「ご主人様は・・・この森の外れ、そこにある大きなお屋敷にご主人様と僕の弟妹達だけで暮らしています・・・」

怒り、憎悪、明らかな激情を表す貴女へと、そう言葉を返すだろう。そして彼の身体に残された傷跡を見れば、彼の弟や妹達が一体どんな目にあっているのかが、『どんなやつなのか』という問に答えずともよく分かるだろう。

「身勝手な願いなのは分かっています・・・ッ!僕はもう貴女様に何度も救われていますッ!
でも・・・でも!どうかお願いです、僕を・・・僕の家族を、救ってください・・・ッ!」

もしかしたら彼女を危険に晒してしまうかもしれないことは分かってる、だけどそれでも、屋敷に残っている家族達を放って置くほどアーサーは非情にはなれなかった。
466レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/04(月)20:57:52 ID:10y
>>465
ご主人様の事を語るアーサー、その話を聞きながら
その表情を見つめながら、そして、その衣服を脱ぎ、身体の傷を見て
彼の語る言葉に耳を傾けて。
アーサーの想いの丈を、その顔を真っ直ぐ見つめながら全て聞く
すると立ち上がって、アーサーを、抱き込もうとするだろう

「……辛かったね、あたしね、今そいつからあんたを貰って、パパに頼んで養子にして貰おうかなとか思ってるの」

まずは考えていた事を話すのであった

「でも、どうやら孤児院みたいな所探したり、ちょっと信頼できる先生も頼らないといけないっぽいかもね、孤児がまだまだ出る可能性があるってなると」

そう語ってから、アーサーから手を離すと、その顔を覗き込むように前屈みになって、にこっと微笑む

「勿論、あたしがそんなの放っておくわけないじゃん?アーサーの想いも受け取った、絶対に許せないし」

そして、左手に魔力を込めて、何もないグラウンドの真ん中に狙いを定めて
突如クリムゾンフレアの魔法を其処で発動させた
激しい光と炎属性の魔力球がその狙った場所に現れて、それは一気に凝縮されると、物凄い規模の大爆発を、爆音を轟かせながら巻き起こす
その狙った場所にはクレーターが軽く作られており、それを見ながら

「その碌でもない、ご主人様とやらをこんな具合にギッタギタにしてあげるわ
あんたの弟、妹をみんな助けた上で、そいつにはたっぷりと、お仕置きしてあげないと………ね」

激しい怒りの感情と共にそんな言葉を言った後、またアーサーの方を向いてニッと笑うのであった
467いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/04(月)21:31:20 ID:pjn
>>466
初めてアーサーが貴女へと見せた強い感情、想いは届いたようで。

「レオナ様・・・ッ。ありがとうございます・・・・」

そっと優しく触れた貴女の温もりに、アーサーは初めて優しさというものを知れた気がした。
ああ、人の心とはこんなにも暖かかったのか、誰かに抱きしめて貰うというのは、こんなにも安心する事だったのか。アーサーも貴女の背中に手を回す、尤もその動きはぎこちなく、直ぐ様手放してしまうのであったが。
叶う事ならずっとこうしていたい、アーサーは束の間の安息にそんな幻想を見た。

「本当に、本当に僕なんかで良いのですか・・・?
ありがとうございます、レオナ様」

養子にすると言う思ってもみなかった提案にアーサーは大きく目を見開いてそう言葉を返す、良家の出であろう貴女の家族に、自分のような者が加わってしまっても良いのだろうか、そんな思いがあるようで。

「お願いします、レオナ様。僕もお手伝いできる事があれば、何でもさせてください」

離れてゆく貴女の暖かさに少しの名残惜しさを感じながら、笑顔を見せた貴女へと真剣な眼差しでそう投げかけるだろう。呪いを無くした今、ここに居るのはただのなんの力も持たない非力な少年、しかしじっとしているなんて出来なくて。

静寂、そして爆発。跡形も無く砂を消し去って、その広大なグラウンドに穴を穿った彼女の魔法を見て、感嘆のため息を漏らした。
貴女様に逢えた僕は幸せ者です、残滓を残し響く爆発音の中、貴女に聞こえるか聞こえないか、小さな声でそっと呟いた。
468レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/04(月)21:43:11 ID:10y
>>467
「よーし、それじゃあまずは協力者、集めよ!とりあえず救い出した子達の行き場も確保しなきゃだし、誰か先生にも相談ね」

そうと決まれば、これからまずは何をするべきなのかを語り出す

「アーサーも、ちょっと事情を相談してみるといいかも!とりあえずミズハ先生とかロイコ先生は信頼できるし」

と、相談に乗ってくれそうな先生の名前を挙げていって
そして、自分自身も少し考える

「あ、ご主人様がどんな魔法使う奴なのか、実力はどんなレベルなのかも聞いておきたいかも
ぶちのめすだけならあたし一人でもいいんだけど、より確実に他の子を助けるにはやっぱり協力者と情報は必要不可欠だからね!」

そう、他にも目的ができた。救出と言う目的が。その為には失敗は絶対に許されないのだから

「大丈夫、怖がる事は何もないよ。これからはあたしがあんた守ってあげるから、それにきっと学園の皆も協力してくれるから」

そして、アーサーの頭に手をぽふっと乗せて、そのまま撫でる事になるでしょう
それから少しして

「そんでもって……あんまりにもムカついたからやらかしちゃった」

其処で苦笑いを一つするのだった

「とりあえず………この場から………急いで去るよ!」

そして、アーサーの手を掴んで、その場から走り出そうとします
クレーターを作ってしまった事で、今更焦り出したのでした
469いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/04(月)22:03:44 ID:pjn
>>468
「ええ・・・!微力ながら僕もお手伝いさせて頂きます・・・!」

貴女と出会えて本当に良かった、アーサーの心はきっと今までで一番晴れ渡っていた、この人なら大丈夫、この人となら大丈夫。何故か確信にも似た想いが胸にはあって。

「そうですね、僕の知る限り何でもお伝えします
ご主人さ・・・いえ、あの方とは恐らく衝突してしまう事になるでしょうから」

あの男に対する恐怖心がなくなったと言えば嘘になる、まだ怖い、まだ恐ろしい、思い出したくない過去がフラッシュバックして脳裏に過る。
しかしだから何だというのか、もう自分は一人なんかじゃない、自分には心強い仲間と言える人が出来たんだ、だからもう"奴隷"である事は終わりにしよう。
"ご主人様"そう言い掛けた言葉を飲み込んだ、なぜなら僕はもう、あんなやつの下僕ではないのだから。

「・・・もし謝るときは僕もご一緒します」

穿たれたクレーターを一瞥して苦笑を浮かべる貴女にそう言った。方法はともあれ、アーサーを元気づける為にしたことなのだ、ならばその時は自分も一緒に。

「えっあっ、わわわっ、わっ!?」

強く引かれる自分の手、突然の事に驚きつながら変な声を上げてしまった。
これは慌ただしくなりそうだなぁ、そんな事を考えてみたりして困惑しながらも、手を引っ張り駆け出す貴女の横顔を見るアーサーは喜びやいろんな感情が混ざった笑顔を浮かべていた。


『ギギーーーーーーーーーーッ!!!』

そしてそのはるか後方、いつの間にか爆風で思いっきりふっ飛ばされていたドラコはその二人を追い掛けていましたとさ。
470リエード◆L1x45m6BVM:2019/02/05(火)22:30:56 ID:zyo
「ふー…………これが慣れ……というやつでしょうか」

突然出来たクレーターを補修して、という依頼。犯人についてはもう何も言うまいと。
最近は無闇に爆破しているとも聞かないしきっと多分、何か事情があるのだろうと解釈しひとまず自分の魔法で生み出した土で埋め立てる。
そして彼の魔法の融通の利かなさもあって別の場所から土を運んでくる必要があるので一度その場から離れた。

「――っくしょん!! ……流石にまだ寒いですねぇ」

通り道で元気に薄着で雪だるま作ってる少年はさておき、リエードは気付いてなかった。埋め立てた土の一部が先程のくしゃみで油断し霧散して陥没してしまったことに。
――まさか、誰かそこに足を引っ掻けたりしてなければいいのだが(フラグ)。
471ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/05(火)22:37:13 ID:YgK
>>470
さてはて、そんなリエードの元にとてとてと近く影ひとつ

「リオーナくん、補修終わりましたかお疲れ様ですぅひゃぁっ!?」
「……あっつぅぅぅっぃっ!!」

差し入れの温かなドリンクやらを持ってやって来たもさジャージミズハ
あとはもう言わなくても分かるよね、その通りです(鮮やかなフラグ回収)
472リエード◆L1x45m6BVM:2019/02/05(火)22:44:12 ID:zyo
>>471
「ああいえ、まだ前段……か……い――」

思わずリエードは現実から目を背けて思った、随分綺麗に行ったなと。
やはりこの補修はやめるべきかもしれない、誤解した者達がアンチスペルとかやって落ちたら――じゃなくて。

「大丈夫ですかミズハ先生!? 雪ならありますよ周囲に!」

生憎氷属性や水属性が苦手なリエード君、周囲の雪の下から魔法で土の滑り台を作りそのまま側に雪を投下! バラエティもびっくりな氷の準備だ!

「というか終わったとしてもその上歩かないでくださいますか!」という立場逆転のお説教(理不尽)を加えてとりあえず引っ張り起こせばそのまま氷雪に連行するだろう。
473ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/05(火)22:57:15 ID:YgK
>>472
「ごごごごめんなさいっ、あちちあちちっ!!」
「……あうー、きもちー……」

引っ張り起こして貰ってレッツ雪!ダイブ!ずしゃー!
ぷしゅ~っと煙が上がり熱を奪う漫画的表現……いやこれどれだけ熱々の飲物を差し入れようとしていたんでしょう?

「う、ご、ごめんなさい……不注意でしたー……」

泥んこ塗れで雪の上の正座なミズハ、すわこれは昨今話題の学園内暴力か!?スクールDVを疑うような光景だ!
474リエード◆L1x45m6BVM:2019/02/05(火)23:05:38 ID:zyo
>>473
(ああ良かった、多分これシャディ君やエリシアさんだと二次被害でしたね)

というかそれを飲まされそうになっていた事実があるが、猫舌だったら真面目に苦情が入りそうである。気候的には理解可だが。

「あのですね、そもそも差し入れはありがたいですが貴女は病み上がりの立場ですよね? 何か常に病み上がりな気もしますが」
「だからこそまだ気を付けて頂かなければ困るのです、火傷になったりはしてませんね?」

スクールDVの噂が立ってもおかしくないのがこのリエード! 主に不良が被害者だが一時期校内引き回しすらしていた外道だから!

「……まあ今回は自分の不注意が原因なので強くは言えませんが」

そしてここまで言っておいてこれでも強くないらしい。恐らく某少年の寒冷耐性や某少女の雨への好意レベルに彼の言葉の強さの基準は参考にしてはいけない。
475いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/05(火)23:15:20 ID:zEt
・・・・・・・どっかーーーーーん!

平和な学園に突如響き渡る爆発音!
場所は教室、そこは色んな薬品や魔法グッズが建ち並ぶ所謂理科研究室的な所、薬の調合とか大体そんな目的でよく使われている教室です。

突然の爆音に近くの教師生徒達は驚きを隠せずにいるようだ!
もしもあなたがその謎の音の中心地に向かえば、フラスコやらなんやらが無残にも散らかった教室の真ん中で、ショートの金髪に所々煤をくっつけた少年(少女?)がいる事でしょう。

「・・・・けほっ」

どうやらいるのはこの子一人、状況を見るにこの爆発音の原因はこの子にあるようで・・・・?
476ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/05(火)23:24:32 ID:7dW
>>475
「む…… 穏やかじゃないな」

薬学にゆかりがある場所となれば、その材料も集まるような場所。
ちょうど一部の魔法植物を搬入する、簡易版の教員用ローブが揺れる。

「……っと、失礼します。ほら君、怪我は?」

教室の隣の準備室からひょっこり顔を出したロイコは、短く前置きしてから音の原因を素早く見つけ。
その真ん中に立つ小さな姿に向けて、ひとまず声をかけたのだった。

「ガラスが散乱してるから、切らないようにね。……ほら、少しこっちにおいで」
477ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/05(火)23:24:42 ID:YgK
>>474
「うぅ、す、すみませんー……」

平に謝る以外に選択肢が果たしてあろうか?いや無い
ただしかしそれでも、叱るという事にどれだけの労力、そして愛情や苦心を必要としているかくらいは知っているつもりだ

「大丈夫です、おかげで……うん、ほら」
「……ま、まぁ、ここはお互い様とー……」

ペロッと袖を巡って見せる細手首、ここは傷痕もなく健康的な肌を覗かせている。んでもって強く言えない部分に遠慮なく付け入るのだ!巧妙!

「……あ、ポットに入れて多分は無事ですよ、コーヒー飲みます?」

差し出すのは熱々コーヒーの入ったポット、こちらは無事だったらしい
478リエード◆L1x45m6BVM:2019/02/05(火)23:30:34 ID:zyo
>>477
実のところ、リエードは興味なければあっさりとした対応かネチネチした脅しで終わるのでこれもきっとそういうこと。
まあ自分で原因作ってもいるのでそれも少し含まれているが。

「それならばよろしい、色々な方が心配しますからね……、隠してたら彼のように額弾きますが」
「………………ええ、お互い様ということで」


「……準備のよろしいことで。折角ですので頂きましょう。土を運んで多少は疲れましたので」

肝心のコップについては、まあうん、きっと大丈夫だろう。リエードなら雪の中でも気にすることはないしこういうときにあるあるな無事のパターンもある。
ミズハがクレーターの範囲から出ているならばリエードはそこを埋めていた土を消すだろう。こっちのが危険がないと判断した様子。
479いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/05(火)23:36:30 ID:zEt
>>476
「あの・・・・」

声を掛けられればくるりと声がした方へ振り返る、爆発音こそ派手でで、このご自身所々汚れてはいるものの怪我は無さそうだ。貴方へと向けた顔は無表情であったが、「どうしてこうなったんだろう?」そんな事を言いたげなのは伝わるだろうか。

「・・・すみません」

見た目齢12歳程の子供にしては妙に落ち着き払っている、静かに貴方に頭を下げて反省の意を示せば、言われた通りに貴方の元へ。
480ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/05(火)23:40:38 ID:YgK
>>478
「……、……。気を付けますー……」

心配してくれる人が居る。その言葉に心底驚愕したように目を丸くしてからややあって、目線をナナメ下に落とした気恥ずかしそうな表で頷いた

「えぇ、はい、どーぞ」
「えーっと……ブラックだったっけ……?」

カップはどうやら割れずに済んだらしい、軽く魔法で洗ってコーヒーを注ぐ。アツアツ!
因みに近くのベンチに誘導して、隣り合って座る事だろう
481リエード◆L1x45m6BVM:2019/02/05(火)23:47:47 ID:zyo
>>480
「…………今まで自覚、無かったので?」

自分のみならず、状況を聞けば彼女が友人とする教師や教えを行う生徒達に限らずほとんどの者がそうするだろうと。

「自分はどの味でもいけますよ。流石に失敗して苦くなりすぎると飲めませんが、貴女のはそうではないでしょう」

彼の人脈は狭いようで広く、ミズハの腕前を聞くことだって珍しくない。 
座ればカップを置くほどの距離を空けて口につけると――ズズッと一口。

「やはり熱いですね、これを被ってやけどにならなくアッツ」

話をしていると外の冷気が口に入り込み、それが熱さを引き立たせてくれたようだ。自然の悪戯。
482ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/05(火)23:50:33 ID:7dW
>>479
「まあ、気に病むな。怪我は……なさそうだね。何よりだ」

それなりに身長のあるロイコは、彼と視線を合わせるためにしゃがみ込んで。
ざっと体を見渡して大事なさそうだと判断すると、彼の煤のついた頰を親指で拭ってやる。
しっとりとした、人肌とは思えぬ冷たさが、その指からは伝わったことだろう。

「とりあえずこれを片付けようか。掃除道具を取ってきてくれるかい?」
「あとは後処理がてら、何があったか聞かせてくれると嬉しいな」

そう指示を出してからぽんぽんと頭を労うように軽く叩いて。
自身は残骸を入れる用の木箱を取ってきて、2人で後片付けということになるだろうか。
483ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/05(火)23:54:44 ID:YgK
>>481
「いや、いえ……あーっと、そのぉ……」

俯き、両手で持ったポットの中に残った琥珀色の水面を見詰める微かに紅と水気を帯びた瞳

「……わたしなんかが、そんな……って。だけど、わたしのせいで心配かけたくないし……って、あぁ……矛盾ー……」
「あっ、だ、大丈夫!?」

思考を上手にアウトプット出来ていない、自身の中での混沌とした感覚を掴み切れていない
しかし清らかな風味と香りのコーヒーが彼にキバを向けば即座に反応、治療魔法の準備である!
484いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/06(水)00:04:59 ID:Rbo
>>482
「重ねてお詫びします、・・・申し訳ありませんでした」

同じ目線に降りた貴方の目を見てもう一度この惨状を引き起こした事を詫びれば、触れた親指の異様な冷たさに一瞬身体を跳ねさせる。
人差し指でほんの少し冷えたその部分をなぞって不思議そうに首を傾げたのだった。

「分かりました、今すぐに」

感情の乏しい平坦な声色で答えれば、彼は小さく頷いて教室の隅っこにある用具入れから箒とちりとりを引っ張り出してくる。
被害は散乱した小物や落っこちて割れたガラスくらいで、そこまで酷いというわけでは無さそうだ。言い訳をする訳でも彼は終始無言で掃除に励むだろう、そうすればすぐに片付けは終わるはずだ。

その後は一体彼が何をやらかしたのか事情聴取といったところだろうか
485リエード◆L1x45m6BVM:2019/02/06(水)00:11:53 ID:zcs
>>483
「あー、大丈夫です。わりと食堂でもやるので――あ、一応お願いします」

治癒魔法はちゃっかり要求。美味しく味わうことこそ差し入れへの礼儀、下級生にでも機会があれば教える持論。

「とりあえず落ち着いてゆっくり考えていれば良いと思いますよ。仮に貴女自身の自己評価が低くても周りがそうとは限りません」
「謙虚なのが悪いとは言いませんが、あまり卑屈になるのも貴女を頼りにし、心配もする人達への失礼に当たりますのでご注意を」

「まああくまで自分の考えなので、他の方に聞いてみるのも手でしょう。頼りにできる相手は居るでしょう? ローブを着たあの人とか」

治療後にふぅ、と再び白い息を吐くとゆっくりと語る。まあ、彼女がここで体験してきた中で思い出せば良いのだと。
 
+0
-0
486ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)00:14:20 ID:7Zu
>>484
「ああ、次からは気を付けてね」

負い目を感じている様子の彼を止めるには、ひとまず謝罪を受け入れてやるのが良さそうだろう。
びくっと跳ねた肩に驚かせたかなと苦笑して、二人はもくもくと片付けに入るのだった。

「それで、何が起こったか話して貰えるかい?
 容易に起こりうる事故なのであれば、こちらからも対策が必要だしね」

責めるために聞くわけではないと前置きしてから、黙ったままの彼にそう水を向けて。
もとからの性格なのか今回の事故がショックなのか、大人しそうにした彼の口から聞けるのはどんな言葉か。
487ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)00:21:37 ID:c5Q
>>485
「、ごめ、ちょっと……」

顔を逸らして袖で瞳を拭う。溢れる感情の整理に呼吸ふたつ分の時が必要とした

「ぁー、もう……」
「……泣かせようとしたでしょー?」

やがて向き直り、肩を竦めて笑うそのオモテは赤潤んだ瞳以外は常と変わりないモノである
イジワルだなー、なんて冗談混じりにのたまいながら

「……ん、でも……うん、ありがとー……」

新雪が風に舞い上がる刹那、陽光を受けてキラキラと華厳に輝く。奔放な冬の妖精の艶化粧

//この辺りで締めでいいでしょうか?ありがとうございました!
488リエード◆L1x45m6BVM:2019/02/06(水)00:29:09 ID:zcs
>>487
それを好き好んで見るほど下世話でもない。彼はそれを拭き取りにはいかない方。

「貴女を泣かせると色々な方から恨みを買いそうなのでやりませんよ?」

いつもの雑談のように穏やかに、されど秘めた一面とでもいうか。そこを見れたのは良しとしようと。
まあ彼の発言、的外れなものでもないのだが。

「どういたしまして。それでは――自分は補修を進めてきますね、コーヒー御馳走様でした」
 
そんな艶化粧を意図的にか無意識か、崩さぬように進み、クレーターを埋めていく。
新しく盛られた自然の土は新たな雪化粧を生み出していたが、それを見れるのは翌日以降のことであった。

//ありがとうございました! またよろしくお願いします!
489いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/06(水)00:31:07 ID:Rbo
>>486
ごそこそ、煤けたローブから取り出したのは植物学や調合学が記された1冊の本。その本にはいくつかの付箋が付けられ、その中から選んで開き、貴方へと見せたのはある眠り薬についての記述だった、しかもほんの数ミリグラムで巨大生物も昏倒させられる超強力な。

「これを・・・・記述の通り配合しようとしたのですが、僕が分量を間違えたのか、化学反応を起こして爆発が起きたのかと・・・」

見せた本に記されていたのは『粉末にしたネムリタケとドクドクソウをドラゴンの涙に3.3.4の割合で調合し火にかける』といった感じ。もしこういった分野に疎い者でもヤバイ代物が出来上がりそうなのは明白である。
取り敢えずはきれいに片付いた教室を見渡して、やはり無感情な物言いで、淡々と貴方に告げるだろう。これでもしっかり言葉の通り反省はしているのだ。
こんな子供がどうしてそんな"ヤバイ代物"を作ろうとしていたのか、まあ、当然の事ながら自分からそれを口にする事はしなかったのだが。
490ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)00:47:02 ID:7Zu
>>489
「あー……」

少年が本を持って何かをやらかそうとしている、そんな光景をロイコは一度見たことがある。
彼の時は確か、自身に掛けられた呪いを解く方法を探していたのだったか。
となれば、彼もまた何か事情を抱えているのだろうか。ともあれ、再び隠れて挑戦されてまた事故が起きてもたまらない。

「今度から授業で作るものでないレシピを使う時は、監督の先生に許可を得るようにしてくれよ。
 ……で、そんなに大層な睡眠薬が必要な、何か事情があるのかい?」

普通に注意をした後で、声を潜めてそんな風に直截に。
もし一目が多いところで話すことに抵抗がありそうなら、場所を変えることもやぶさかではない。
まあ、仮に話したくないのならばそれでもいいと考えてはいた。同じようなミスが起きないのであれば、だが。
491いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/06(水)01:07:38 ID:Rbo
>>490
「・・・はい」

貴方の忠告に頷けばぐっとその本を胸に抱え込み視線を下に落としてしまう。
その視線は彼の指に光る美しいバラの形をした宝石に飾られた指輪に向けられていた、それは明らかに子供がつけるには分不相応な物。
それが何かしらの関係があるのだと、そう推測するのも難しいことでは無いだろう。そして、その薬の使い道を言えないと言う事も。

「それは・・・」

こんな代物を、人に使うものだとどうして言う事ができるだろう。だからこそ一人で秘密裏にこうして睡眠薬の調合を試みていた。

使い道を聞かれれば、返答に困ったかのように口籠る、はぐらかそうか?それとも嘘をつこうか?どうにも頭の中がはっきりとしなくて。

「生き物を捕まえようと、それで・・・」

嘘"は"付いていない、生き物に使うのは本当だし、捕らえるために使うのも本当だ、最初から無表情であった彼が見せた初めての動揺、これを怪しいと見るか看過するか、それは貴方次第。
492ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)01:23:59 ID:7Zu
>>491
「生き物、ねぇ……」

やや迷って絞り出したようなその言葉に、違和感を持たないロイコではない。
危険のないただの動物であれば、動物というかその種族を言えばいいだけなのだ。
となれば、対象は聞かれたら止められるであろう…… 魔物か、あるいは人間と言ったところになるだろう。
寄生魔術を生まれ持つロイコ。人の心に間借りする魔物。そうした感情の機微には、聡い方なのだ。

「言いたくないなら、今は詳しく聞かないでおくよ。
 ――でもね、僕は君に危ない橋を渡るような真似はしてほしくない。それは分かってくれるかい?」

迷うように視線を逸らした彼の手をそっと握って、目線を合わせて言い聞かせるように。
包み込んだ小さな手を飾っていた薔薇の指輪にそっと触れながら、動揺した彼を落ち着けようとそう声を掛けた。
493いちごう(アーサー)◆UeaUYwi1Nw:2019/02/06(水)01:47:29 ID:Rbo
>>492
「・・・・・・」

きっと良くないことをしようとしていることに勘付いて居るに違いない。なのにああ、どうしても取り繕うための次の言葉が浮かばない。
じっと口を結んで暫しの沈黙、同年代の子供と比べればずっと賢い彼も、やはり中身は幼い少年に変わりはなかった。

「そう・・・ですね、先生のお気持ちはとても嬉しく思います、ありがとう、ございます
・・・出来ればそうしたいと、僕も思っています、先生。」

「お騒がせして申し訳ありませんでした。以後、同じ事を繰り返さないよう気を付けます」

落ち着きを取り戻したのか、彼は抑揚の薄い言葉で貴方にそう告げれば、一歩身を引いて深く頭を下げてから綺麗になった教室から足早で離れていくだろう。

あの時レオナが言っていた、ロイコ先生は信頼できる先生と言う言葉は本当だったと、両手に残るひんやりとした貴方の温度と、そして優しさに触れてとても痛感した。
お互い言葉を交わすのは初めてだが、この学校に在籍している教師の名前はおよそ把握している。

いつか本当の事を相談できればいいな。

そう、去り際にアーサーは心の中で呟いた。
494ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)02:06:36 ID:7Zu
>>493
「……うん、今はそれで良いさ」

危ないことはしてくれるなとの言葉に、決して彼は直接肯定はしなかった。
結局はなにがしかの目標を達成すべく、何かをすることは変わらないのだろう。
ただ今は、同じことは繰り返さないと。そう言ってくれただけで納得することにした。
表情をふっと緩めたロイコは、冷たい手で彼の頭を撫でてやる。

「精々信頼は裏切らない様にしようか。――お互いにね」

そうして彼の後ろ姿を眺めながら、先程注がれた視線を思い返して。
原因までは窺い知れずともひとまずの信用は得られたかと、立ち上がって木箱を抱える。
そして教室に残った他のせいと教員に一度頭を下げてから、廃棄物を出しに廊下を歩くロイコだった。
495シーナ◆q6g0tAL2S.:2019/02/06(水)21:44:59 ID:XAh
夕方17時頃、辺りが暗くなっていき学校が夕日に照らされる放課後、一人少女が黄昏ていた
「すごい……!綺麗……こんなの飼育所で見たこと無かったなあ………」

校庭一面銀世界が広がり、思わず校庭に出来た雪原に寝転がり、天を仰ぐ
ばふっ!という埋まる音と共にシーナ楽しそうな声が響いた
「うわあ!つめたいっ!あはは、楽しい!!」

ノースリーブのワンピース1枚で雪の上を転がっているが寒そうな様子は一切無かった
496レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/06(水)21:45:33 ID:yQM
学園の屋上にて、何やらぶつぶつと呟いていた
当面は生徒会長選挙の事ばかり考えていた。時期生徒会長へと就任しようと考えていたのだが
その前にやる事ができてしまった。一刻も早くあの少年を───アーサーを自由にしなければならないと、そう思って

「まずは孤児院か……そう言えばこの学園も孤児って言うか、学園に拾われた生徒とか居るよね」

そう呟いていたのだった。他にも考える事はある

「そんでもって確実にご主人様とやらをぶっ飛ばしつつアーサーの弟妹を助ける作戦……みんなそう言えば同じ呪い受けてるのかな……」

屋上の外柵に寄りかかりながらぶつぶつぶつぶつと
その周辺には箒がふわふわと浮遊していて
497レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/06(水)21:50:28 ID:zcs
>>495
校庭一面の銀世界、そこに転がり込む新しい生物は――幼いグリフォン。飼育棟に最近まで居たならばその姿を見たこともあるかもしれない。

『グルッ、クァッ!』

雪の中に潜ったかと思えば雪煙をあげて顔を出すグリフォンはシーナのちょうど頭上に。
そしてまた新しく現れるのは月桂冠を頭に被ったレイヴンであった。

「………………寒くない?」

サラシ、腰簑、草履のスタイルの彼女にだけは絶対言われたくないだろう。
498ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)21:52:08 ID:c5Q
>>496
『……ん?あぁ、よぉ』
『……じゃ』

ばたーん!と扉を派手に開き屋上に突如やって来たのは多分孤児のひとりであろうアラスミシア
先客であるレオナに軽く挨拶すればそのままひょいっと飛び降り何処かへ走り去ってしまった

「もー、待ちなさーい!!」
「……あぁ、もー、逃げられたぁ……」

ややあって息を切らして続くのはミズハ、顔にラクガキ化粧が施されておりその下手人を追い掛けて来て振り切られたと言ったところか

「ふー、ふぅー、つ、疲れたぁもー……」
「……あ、あれっ、レオナさん……?ど、どーもー……ど、どうかしたんですか?」

ラクガキ顔を手で隠しながら気恥ずかしそうに笑みな挨拶
499エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)21:57:28 ID:pKV
>>495
>>497
「……さむそう?」

そんなレイヴンの背中から出てくるようにして、若草色の頭がひょこっと顔を出す。
触覚の下にはホワイトブリム、来ているのはどこぞのメイド服だ。気候に適切な格好をしている人物は、ここには居そうにない。

雪に飛び込む一人と一匹を見て、自らの腕の中に目を落とす。軟体の猫に半液状の鷹がくっついた、不思議なグリフォン型の生物だ。
ぽすっとそれを雪の中に下ろしてやれば、冷たさを嫌がってエリシアの頭に飛び上がり、そこで丸くなるのだった。
500レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/06(水)21:58:34 ID:yQM
>>498
「ん……?ひゃっ!?」

パターンと大きな音を鳴らして開く扉、そして挨拶しつつも横を通り過ぎ、屋上から飛び降りてしまったアラスにびっくり!

「な……なんだったんだろう………」

そんな事を呟いていたならば、聞き慣れた声が聞こえる
振り返ってみるとミズハの姿を確認して、そしてついぷっと吹き出す
原因はその顔のせいだろうか

「あははミズハ先生、またイタズラされたのー?ほんと普段はトロいんだからー」

そんな事を言いながら、手で落書きを隠すその姿を見つめながら面白そうに言って

「………でも、ミズハ先生が来たなら丁度いいや、ちょっと先生にさ、相談したい事あんのよね」

すぐに真剣な表情になりそう伝えるのだった
501バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/02/06(水)22:00:22 ID:CUK
「今日の調子はどうだ?…………あまり上々とは言えないようだな」
「大分意思が希薄しているようだ。コイツもダメと言う事か……」

ここはネポックの学舎でも、比較的空室の目立つ、あまり日常的には使われる事の少ない区域。
その廊下の突き当りにおいて、一人の少年が何も居ないはずの壁に向かって話しかけている姿が見えるか

「……やはり魂単体での長時間の存在は難しいのか?時間的なリスクを考えると現実的ではない……?」

見える者には見えるのかもしれない。ブツブツと独り言をつぶやく少年の先に、浮遊するヒト型の何かが存在する事に。
しかしそれはやけに仄かで、今にも消えそうで。たとえるならそれは、幽霊と言うのが合っているか。
502シーナ◆q6g0tAL2S.:2019/02/06(水)22:04:28 ID:XAh
>>497
「わっ!」
鳴き声と共に突然視界に入るグリフォンに驚き、思わず顔を上げるシーナ

と、共に現れるレイヴンを見て、なんだか見覚えのある顔だと思った
「び、びっくりしたー…この子、君のお友達?えっと………どこかで会ったっけ?」
と尋ね、疑問に思い首をかしげる

>>499
「わー!また出てきた!」
更にレイヴンの後ろから頭を出すエリシアを見て驚いた。

「えー、ここにいる人みんな寒そうだよー!」
と微笑んだ後、若干湿り気のあるエリシアの髪を見て言うのだった

「その子もお友達?」
エリシアの頭の上で冷たそうに丸まった生き物を見て尋ねる
503ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)22:05:55 ID:c5Q
>>500
「うぅ、す、すみませんー……お恥ずかしい……」

まぶたの上にもでっかい目が書かれ、口はスマイリーな如くにニッコニコなラクガキ顔
氷網の魔法でそれらを落とし、はぁと溜息

「……ん?え、えぇ、なんでしょう?」

しかし相談とあれば気を取り直し、今度こそちゃんとした笑顔で応じる
504メル ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/06(水)22:06:39 ID:otm
>>501

「わっ、なになに?
何やってるの?壁染みとお友達?」

そんな怪しい光景、何をしているのか一見わからない状態。
この女、メルティア・ルキフグスにとっては格好の餌であった。
小さな身体を活かしいつの間に忍び寄ったか、バッと現れては赤目でぱちくり辺りを見回しつつまくし立てるように質問していく。

「んー……霊魂?
魂的な?でも触媒も無しに定着するもんなの?
うーん……分かった、除霊中だね!」

先程の質問の答えを聞くよりはやくさらに疑問を並べ立てていくと、
急に斜め上の解答へと辿り着く。
天才肌と呼ばれるメルであっても魂などの分野は専門外であった。
505レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/06(水)22:09:06 ID:zcs
>>499>>502
慣れたように一人と二匹(が組んだ一体)を背中に乗せても平然と。元々小柄な相手でもあるためレイヴンは結構慣れているらしく。

「……飼育棟、かも? この子と会ってるかも?」

そんな状態で自分のグリフォンを抱えて。雪まみれの毛皮を身震いで飛ばすグリフォンは秋の辺りから飼育棟で個人的に飼われてるのだ。

「私は、エリーが居るから大丈夫。……貴女は雪のなかで冷たそうだから」

『……ク?』

前足を伸ばしてシーナにちょっかいをかけようとしているグリフォンとマイペースなレイヴン。シーナからして見覚えがあるかもしれないその姿は特徴的にも程があるに違いなかった。
506レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/06(水)22:09:54 ID:yQM
>>503
「ミズハ先生だから話すんだけどさ、ま、短刀直入に聞いてみるかなー」

そんな事を言いながら、つかつかつかとミズハの方へと歩み寄ってくるのだった
そして、目の前まで来るとその顔を見上げながら

「もしさ、これから複数人の孤児を学園に連れてきたとして、その子達全員を学園で引き取れたりする?」

などと、どストレートに尋ねる
何故そんな事を聞くのかまだ話してないのだけど
507ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)22:14:02 ID:c5Q
>>506
「へ?」
「え、複数……何人?え、えーっとぉ……」

目の前にあるレオナの顔、ミズハは背が低いが多分彼女は更に低いだろうか?
ともあれしばし悩む、この間様々な思考や計算が目まぐるしく回転しているのは言うまでもない

「……大丈夫、だと思いますよー?」
「流石にその、一気に50人!とかだと大変かもしれませんけどー……」
508バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/02/06(水)22:18:37 ID:CUK
>>504
「オイ、いきなりなんだキミは」
「キミには見えないのか?まあ、魂の識別度合いには個人差があるからな。無理もない」

突如として問い詰めて来るメルティアに、思わずバーラントも後ずさり。
しかしそれでも自身のペースは崩さない。問われたのならば答えるのみ。

「待て待て待て!ボクの実験材料を勝手に除霊なんてするんじゃない!」
「コイツはボクが一から組み立てたんだ。いきなりポッと湧いて出たようなキミが手を出していいようなモノじゃないんだ」

除霊という、死霊術師からすれば死刑勧告にも似る言葉に、幽霊とメルティアの間に割って入る。
しかしこのバーラントという少年、近づいてみれば質感といい生身の人間のソレとは大きく異なる事がわかるだろうか。
固い無機質な皮膚、まるで聞こえない鼓動。それこそ人形のようで。
509レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/06(水)22:18:52 ID:yQM
>>507
「へぇ、じゃあ大丈夫……か、救い出した後の保証は、ネポックがある限りちゃんとあるっと」

身長147センチ、中等部と間違われる事すら多い程のチビだったりします。シャディ君よりも小さい
ミズハの返答を聞くとニコッと笑って呟いて

「まぁ、まだ何人ってのまではわかんないんだけどねー……と言ってもアーサーが一号……
いちごうがあんなに小さいんだしそこまで人数は居ないと思うけど……」

そんな事を言って、またぶつぶつと呟くのだった

「あ、先生は………生徒の『いちごう』君知ってる?」

そして、せっかくだし目の前の先生は彼の事を知ってるのかどうか尋ねるのだった
510エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)22:19:51 ID:pKV
>>502
>>505
「あっ、こんにちはーっ!」

顔を出して初めてシーナに気づいた様子のエリシア。
ひょこっと手を出してあいさつから入る、マイペースでいつも通りな反応である。

「……さむいのー?」

エリシアのメイド服は、防寒機能を備えたマジックアイテムである。そして着飾る習慣のないエリシアはむしろこれを防寒目的でしか着ていないのだ。
自分は「寒そうな格好」だと全く思っていないエリシアは、シーナの言葉に不思議そうに首を傾げて。

「ん、りょーくんとたかだよーっ」

質感は特殊ながら1匹のグリフォンに見えるそれは、実は2匹が物理的にくっついた姿。
とくにそれ以上の説明がエリシアの口からはされないため、浮かぶ疑問は尽きないことだろう。
511メル ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/06(水)22:24:59 ID:otm
>>508

「ふーむ、人生なんていきなりの連続じゃん?
気にしない気にしない、んでもって見えない見えないー」

にゃははは、と笑いながらよくわからない持論を展開する。
真面目に応対すると疲れるタイプである事は一目瞭然だ。

「実験材料!
組み立てたの、霊的な存在を?
って事はキミは死霊術師、あるいは死霊そのものやそれに連なる者だったりしてー?
ふむふむ……つっても私、死霊術はよく知らないんだよねー、なにせ資料が少ないから」

なんちてなんちてー、などと言っているあたり根は不真面目であるがその目は確かな事が伺えるだろう。
そう言う間にも希薄にしか見えていない霊的な存在を指で枠を作って観察していたりする、好奇心全開であった。
512シーナ◆q6g0tAL2S.:2019/02/06(水)22:29:55 ID:XAh
>>505
「そーかもしれない?わーっ!いたいいたい!」
グリフォンの前足の爪が頭にひっかかり、戯れる一人と一匹。
たにかにグリフォンの羽毛は暖かそうで、思わず抱きしめたくなるようなふさふさ感があった

「可愛いお友達だねー!確かに冷たいけど私は大丈夫なのです!」
と起き上がった後、平然と雪を払い落とすシーナ。しかし足元は雪で若干赤らんでいた。

「この子も飼育所にいたんだねー!」
と、グリフォンの目の前に指を差し出し、おどけるように笑う
「君は飼育所に居なかったのー?」
と、レイヴンを方を見て、問いかける

>>510
「んーん、全然寒くないよ!むしろ君の方が寒そうだなー………」
不思議そうな表情でシーナを見つめるエリシアに伺う。

「そーなんだ!〝リョークントタカ〟っていうんだね!なんだか不思議な名前だねー」
と、少し勘違いした様に納得し、よろしくねと頭を下げるシーナ。
しかし通常のグリフォンとか違う容姿に、少し不思議そうに寄る。
513ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)22:31:29 ID:c5Q
>>509
「いちごう……くん?」

反応から未知である事が看破出来るであろう、因みにミズハは160に届かない程度なので10cm程の差があるか

「……ふむ、ふむ……?ともかく、成る程……?」
「キケンな事になるようでしたら、声を掛けて下さいねー?」

色々察したのか、ともあれ危地への道を行く生徒を静止するのではなく共に歩む事
それこそが信頼であり、教師たるべきモノのあるべき姿であるとミズハは疑っていない
514レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/06(水)22:40:06 ID:yQM
>>513
「ふふ、話が早いや。やっぱ先生は普段ポワポワしてるけど頼りになるよね」

ニコッとしながらまずはミズハに言って

「ついでにいちごう君の事を話しとく。この学園の初等部なんだけどね、作られた存在……って言っていいのかな
その作った存在である『ご主人様』とやらに刃向かえないよう呪いかけられて、色々酷いことされてたみたいなの
身体なんかも傷だらけ……それを、見てさ、許さないと思った」

ざっくりと、事情をまず説明していくのだった

「奴隷として、物として扱われてるみたいだから、あたし金貨500枚でそいつから買い取って、自由にしようかなぁとか思ったんだけどね、どうやら弟や妹と呼べる存在がまだ邸にいるみたい
あ、いちごう君の呪いに関しては前さ、あたしとかルナちゃん関係のいざこざで貰った指輪でなんとかなったけど」

そして、そこまで説明した後に、にっこりと笑顔でまたミズハを見上げる

「ただご主人様とやらをぶっ飛ばすだけならあたし一人でも問題無いけど、複数人救出しないといけないとなると、協力者も欲しいじゃん?
だから先生に話してみた。ミズハ先生は頼りになるし、信頼できるしね」
515レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/06(水)22:40:20 ID:zcs
>>510>>512
「!! めっ!」

『グアッ!』

シーナを引っかいてしまったと思ったのかグリフォンを叱るレイヴンと抵抗するグリフォン。

「……エリーは可愛い、うん、貴女と仲良くなれる、きっと」
「……私は寮に居たよ?」

基本自分よりエリシアに好意的なレイヴン、シーナの評価に非常に満足げ。グリフォンはといえばその指を見て後ろ足でガシッ、と掴もうと。
そして飼育される立場でないことを強調。

「…………不思議な身体の二匹が合体してる」
「あと、りょーくん、と、たか、は別々に区切る」

さてはて、レイヴンの説明の補足は伝わるだろうか。説明がもうざっくりだが。
勘違いも訂正しておくスタンスである、ややこしいだろうと。

「エリー、二匹に、分けられる?」

と視線を背中のエリシアに向けて聞いてみる。勿論強制はしないが。
 
+0
-0
516バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/02/06(水)22:42:05 ID:CUK
>>511
「常に推測を立てて行動するべきだろう。気まぐれと無計画は別物だ」

しかし正面から受け応えてしまうのがバーラントという人間。
消耗すると分かっていても反論を言いたくなるのは、それはもう本人の性格としか言いようがない訳で。

「そうだ。全てではないが、学園周辺を飛び回っている魂を選別して強化したのがコイツだからな」
「学園の最寄に集団墓地でもあれば、作業はもっと効率化するんだが」

ちょうどメルティアが枠を作った中には幽霊の顔が入り込んでおり。
幽霊側も興味を持ったのか、彼女の枠へと顔を近づけて覗き込む。
まあ、認識出来ているのか、という前提はついてしまう訳だが。

「ボクは死霊術を学び、この世界にその素晴らしさを広めるためにこの学園に来た」
「資料室に保管されている数を見ても、圧倒的に数が少ない事は悔やまれるな。これほどまでに素晴らしい魔術形式はないはずだが」
517ロイコ ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)22:48:54 ID:7Zu
>>512
>>515
「……あそぶ?」
「んー、えりーはさむくないよーっ」

グリフォンにシーナの目線が要っていることに気付き、頭上の死霊たちに問うエリシア。
二匹もエリシアの冷たい頭よりはそっちの方が良かったのだろうか、シーナの頭に向けて飛び立った。
そして同じように彼女の頭の中で丸くなる。そっと撫でたりしても構わないだろう。

「わけるー?ん!」

そしてレイヴンの言葉を受ければ、シーナの頭の上――もしかしたら降ろされていたりするかもしれないが――で二匹は動くだろう。
緑の軟体質に覆いかぶさっていた黒い背中と翼、そして顔の一部が。浮き上がるように分離して鳥の形を作ったのだ。
残った猫の形は、弾力がありしっとりした軟体質。体色はエリシアよりも少し暗いだけの緑色である。
518ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)22:51:14 ID:c5Q
>>514
「……そう、そんな……事が……」

俯きそう呟く所作は、全霊で全てを堪えているモノだ
気を抜けば溢れてしまう、理不尽に対する怒気を初めとした様々な感情の波動が

「、あ、あはは……ありがとうございますー……」
「……助けないと、ですね……うん……!」

しかしレオナに対しては即座にいつもの笑みを向け、ケツイを示すように頷くのであった
519メル ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/06(水)22:52:43 ID:otm
>>516

「んー……憶測は立ててるんだなーコレが。
でもそれ通りに行っても行かなくても面白いじゃん?
だからテキトー!」

と言っても灰色の脳細胞でフル回転させた頭脳によって即座にそこそこの強度の憶測や推論を立てられるメルならではの思考、
普通の人間とは少しチャンネルの違う世界が見えているのだった。

「へー、この辺りの魂……って事はマジモンのお化けじゃん!
ひゃー怖……大丈夫?供養とかその辺で文句言われない?
あ、でもソレ言ったら死霊術師できないかー」

怖がった次の瞬間にはつっついてみたり、見えてもいないのに撫でてみたりと感情も表情と同じくコロコロと切り替わっていく。
常人と比べても相当な忙しさであろう。

「ふむふむ……なんでそんな好きなの?
あ、もしかして恋人とかとの離別で魂に触れて覚醒(めざ)めちゃった系?
わかる、わかるよっ……ビビッと来たら止められないもんね……!」

そこそこの強度の推論を立てられるのはあくまでも現象相手。
人間にその能力はあまり発揮されないというよりわざと外して遊ぶ節もある、
好奇心と悪戯心に溢れた困ったちゃんなのだった。
520シーナ◆q6g0tAL2S.:2019/02/06(水)22:59:24 ID:XAh
>>515
「わーっ!」
懲りずにグリフォンにちょっかいをかけ、後ろ足で指をつままれるシーナ
だが全く気にした様子はなくむしろ興味深そうにキラキラとした瞳でグリフォンを見つめる

「そっかー、私はこの子と一緒で飼育所にいたんだー!最近外出許可が下りて、学校の中だけなら散歩してもいいんだー!」
とニッコリ微笑んだ後、

「えーっ!この子合体してるのー?そういや確かに猫っぽい部分もあるけれど……大丈夫!?痛くない?」
と驚き、心配そうに問いかける


>>517
「あれ?なんか頭の上に浮いてるよ?」
頭上の死霊に気が付き、指を指す。
ふわふわと浮かび上がる死霊を見て、
「今日は見たことないものがいっぱい知れたなー!」
と上機嫌で見つめる

「えっ!えっ?わーっ!すごい!」
2匹が分裂姿を見て、生き生きとした表情で楽しそうに反応するシーナ

「猫と鳥になったー!すごいすごい!」
と笑顔で軟体状の猫に近づき、撫でようと手を伸ばす。
521レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/06(水)23:02:12 ID:yQM
>>518
「あったり前じゃん!それにレオナちゃんはこれから学園の生徒会長になって、んでもっていずれは世界一の大魔法使いになる存在だからね!」

いきなり宣言するのはこんな事。今彼女は生徒会長に立候補してるのです
将来の夢は相変わらずの世界一の大魔法使い

「だからみんなのヒーローのようになってかないと!うん!」

などと言って

「ちなみに邸の場所は聞いてるからさ、後は人数集めて作戦考えて殴り込むだけよ!」

決意を固めるミズハにそう言って、また微笑む
522バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/02/06(水)23:07:12 ID:CUK
>>519
「…………好きにしろ。ボクは知らんからな」

流石に折れた。彼女の様なタイプを相手に言い合っても勝ち目は薄いと判断したのだろうか。
以前に比べればバーラントも多少は状況を理解できるようになったのかもしれない。多分きっと。

「今更何を恐れる必要がある?キミは魔法を使用する際に、自身の魔力や術を組み上げた先人に、いちいち礼を述べてから行うのか?」
「だったらコレも当ぜ……って何をしているんだキミ」

大層な高説を垂れている最中に、ふとあの霊と戯れているメルティアの姿が目に入り、我に返る羽目に。
一方の被害者(?)はというと、久々の使役者以外となる人間との邂逅に、いささか喜びの表情を浮かべているようで。
彼女からのスキンシップに応えるように手を振ったり、手を合わせたり。
実際にその指が近づけば、妙にひんやりとした感触が伝わるだろうか。

「なっ……!ボクがそんな軟弱な理由で研究するはずがないだろ!」
「ボクは死霊術という形式に興味を持って惹かれたからであって!そんな理由は一切ない!」

やけにムキになって反論しだす始末。信じるかどうかはメルティア次第。
523レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/06(水)23:07:24 ID:zcs
>>517>>520
頭上の死霊、というか軟体質の猫と黒い鷹。降りるとほぼ重量ゼロのエリシアしか居ないのでちょっと楽に。

「……お友達だった? ……この子、エリーがくれた卵から、孵ったんだ」

『グー』

育ての親はレイヴンであるらしい。現在彼女からはグリーと名付けられてるグリフォンは自由気ままに連れ出されては元気にやってるらしく。レイヴンはシーナとグリフォンが友人だったのかと。

「……猫の方がりょーくん、鳥の方がたか、……そして私がレイヴン」

本来の意味でのグリフォンを解放しつつ、レイヴン今更自己紹介。グリフォンと来たら解放された途端に羽ばたいてよじ登り、エリシアの頭に鎮座しようとしていた。
524ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)23:12:45 ID:c5Q
>>521
「んふふ、応援してますねー」

とはいえ立場上、お務めの上で贔屓をする事は無論出来ない
故に健闘を祈る事が精一杯なのだ、生徒会関連の件にしては

「うん、うん」
「……でもいいですか?相手の邸宅に攻め込むという事は」
「敵方は此方の三分の一の戦力で拮抗させる事が出来ます。三対一の法則と言って、攻めは守りの三倍の戦力を必要と……」

何やらちょっと脱線気味の話が始まるが、まぁ油断は絶対ダメですよと言った意味合いで捉えて貰えれば幸いである
525メル ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/06(水)23:15:00 ID:otm
>>522
「うん、好きにしてるー。
むしろ生まれた時から好きに生きてる、もし生きるのが好きじゃなくなったらそん時はお世話になるかもねー」

からからと笑いながら言うにはやや重い話、スタンスの違いである。

「んー?
いやさ、私そのあたり専門じゃないんだけど……
一応シューキョーとかで天国がどうとか魂の輪廻がどうとかそういうお話あるじゃん?
抜け殻扱いされる死体の使役ですら酷いバッシング受けそうなもんだけど、じゃあ本体と言える魂だとそこんとこ酷い言われようしてそうだなーって。
死霊術の資料少ないのもそういう感じでわりと最近まで禁忌術のお仲間だったって事で焚書されまくってたからじゃないの?」

ぺらぺら語ってみせるあたり、知識が全くない訳ではないようだ。
ただ、あくまで一般的な論としてはこうなのではないかと語っているだけで彼女にそのあたりの倫理観は備わっていない。
必要とあらば楽しく残酷に弄り回す事だろう。
また、口でそう言ってる間にも身体は見えない触れている感触まない霊を相手に手を握るように合わせたり振ったり、脇腹を奇襲したりと忙しく遊んでいる。

「えー、つまんないのー。
ま、私も似たようなもんだからヒトの事言えないけど」
526エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)23:16:22 ID:7Zu
>>520
>>523
生き物として変わった質感をしているのは、そう言う種族であるからという訳ではない。
単純に猫と鷹の魂を死霊術で使役して、変わった義体に憑依させているのである。

軟体の猫を撫でれば、しっとりのっぺりとしてひんやり冷たい触感が返ってくるだろう。
鷹の方に手を伸ばすなら、捉え処の無いようなそれでいて纏わりつくような、よく分からない感触。
猫は死霊だから「りょーくん」。鷹の霊は預かりものだからか特に名前はない。

「……!えりーだよーっ」

レイヴンの自己紹介に合わせて、何となく自分も名乗るエリシア。とはいえこれは略称、なのだが。
登ってきたグリフォンを抱えて頭に乗せてやり―― さてさて、触角が食べられるのは時間の問題か。
527シーナ◆q6g0tAL2S.:2019/02/06(水)23:23:44 ID:XAh
>>523
「へー、なんだか不思議な生き物だねー!
生まれた時もくっついた状態だったの??なんだか生まれる姿が想像出来ないや~」
と朗らかに微笑んだ後、質問をすると、

「私はシーナって言うんだー!本当はナンバーで呼ばれるんだけど、あだ名でシーナって言うらしいよ!
よろしくね、りょーくん、たか、レイヴンちゃん!エリーちゃん!」
と自己紹介をし、耳に付いているナンバーが描かれたピアスを指さす。

>>526
りょーくんに触れると、ピタッと肌に密着するようなゼリー状の感触のあと、ひんやりとした冷たい感覚が辿ってくる。
「わぁ、面白い感触をしてるねー!猫ってこんな感じなんだ!」
どうやら初めて猫というものを触ったらしく、面白そうに指でさすったあと、しつこくぷにぷにと指の腹を押し当て、りょーくんの頭を触ると、

「この子達はエリーちゃんが産んだのー?」
と、爆弾発言をぶちかます。
528レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/06(水)23:23:57 ID:yQM
>>524
「ミズハ先生ありがとー!あたし超頑張るよ!」

生徒会長選挙に関してはやる気十分と言った所
絶対になってやると、そう思っているのだった。

「攻めは守りの三倍の戦力が必要……?確かに攻め込む方がまあ不利ってのはなんとなく分かるけど……」

うーむと考え込んで、さてどーしようかなとか思っているのだった。
やはりそれなりの戦力と作戦は必要だろうとも

「あ!……あんまこー言う手は使いたくないんだけどねー、ほら、あたし貴族じゃん、身分的には
だから貴族が交渉に来たって程であたしと付き人役二人くらいでまず侵入、時間稼いで他の数名で奴隷とされてる子達を別口から侵入して救出……
その後にご主人様をふるぼっこ……とかどう!?今即興で考えた作戦」

考えてると、何か思いついた様子で、少しドヤ顔してから語っていく。ただ

「でもやっぱお家の名前使うのはカッコ悪いんだよねぇ……」

そんな事を呟いて溜め息
529レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/06(水)23:28:36 ID:zcs
>>526>>527
『……』

じっとエリシアの頭の上に狙いを定めるグリフォン。しかし、ロイコとのやりとりから警戒している。
それでもやはり美味しいという記憶に抗えないのか少し啄もうとするだろう。レイヴンは生憎頭上の光景に気付けてない。

「よろしく……シーナ。ちなみにこの子はグリー……だけど好きに呼んで、いい。……エリーの名前は、エリシア」

頭二文字を繰り返しアダ名にしているレイヴンだが、シーナが既にアダ名というならそれを使うスタンス。ピアスを見ると……不思議という感想だけ。疎い。

「……………………当たらずとも、遠からず……かな、エリー?」

……よく考えたらりょーくんとたかはエリシアの体を触媒にして召喚されたのだから、完全に否定はできない真実。
530ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)23:31:55 ID:c5Q
>>528
「ふふっ、頑張って……あ、でも当選がゴールじゃないですからねー?」
「あくまでも夢の通過点のひとつ!……でしょう?」

それは生徒会長というポストを軽んじての発言では決してない。彼女の抱く偉大なる夢の後押しなのだ、満足する事なく前進を続ける為の

「ふむふむ、成る程……うん、有用そうです」

人質……というか、捕まっている子供達の安全が第一だ
ならば救出を最優先するそれは実際有効に思える

「うーん、では……もしよければネポックの監査というカタチでも出来なくはなさそうですけどー……」
531バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/02/06(水)23:36:42 ID:CUK
>>525
「そうだな、その時はボクがキミの魂を譲り受けてやろう。不本意だがな」

その時は何らかの形でコキ使ってやろう、なんて事を思いながら。

「……そうだな。この死霊術は間違いなく、この一般的な環境においては禁忌として扱われる魔術だろう」
「だが、あらゆる生命に魂が宿っている。そしてそれが持つ力は、魔力と比べても大きいと言っても過言ではない」
「これらを使役し、自らの力として扱うことが出来れば、間違いなくこの世界において、どんな魔術よりも強大な力を秘めた魔術となるだろう」

当たり前の話。ほかの生命を歪め、異なった形で使役する魔法が、一般的に普及するはずがない。
だが、それ故にこの魔術は研究されていない。研究できる程の余地が未だに多く残る未開の土地なのだ。
その為に喜んで自ら一線を超えるバーラントに、基本的な論理感は期待しないほうがいいかもしれない。

「それに、輪廻とやらは信じていない。今ボクが目にしているモノが全てだと思っている」
「…………せめて他人の話ぐらいは落ち着いて聞けないのか?」

それっぽい事を言っているつもりでも、肝心の聞き手が霊と遊んでいるモノだから妙に締まらない。
一方の霊は本当に楽しそうにメルティアに接するだろう。わき腹を突けばくすぐったそうに反応し、手を差し出せば嬉しそうに手を握り返す。
その姿は、一般的に言われる幽霊とは大きくかけ離れているようにも思えて。

「……ほう。ならキミはどうなんだ?キミの用いる魔術に何を見た?」
532エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/06(水)23:37:49 ID:7Zu
>>527
>>529
「んー?たかはもらったー!
 シーナ!わかった!」

どうやらその二匹は最初から一緒にいたという訳ではないらしい。
実際は、猫の方はエリシアの召喚によって。鷹の方はバーラントから預かったものである。

そして管理用タグなのだろうか、ピアスを見て…… エリシアは何とも思わなかったのだった。
そもそも人間だって異種族なのだから、多少草食にバラつきがあるくらい気に留められないのだ。

「……そうなの?そうかも!」

そして二匹の死霊の体は、エリシアとレイヴンによる召喚儀式で出してきたものだ。
どちらにも供物としてエリシアの触角を使っているため、「子供」という表現は微妙なところである。
まあ、その辺りをエリシアは深く考えていない。レイヴンが言うならそうかも、という程度だ。

グリフォンが触角をつつくと、ぴっと小さく声を上げて触角がとれてしまう。
トカゲの尻尾のように、危害が加えられたら切り離せてしまえる。頭に付いた葉巻型の触角には、そういう機能があるのだった。
533シーナ◆q6g0tAL2S.:2019/02/06(水)23:43:29 ID:XAh
>>529 >>532
「グリーくんね、よろしく!」
と、挨拶を交わした後、
「エリシアちゃんっていうんだー、うーん、でもレイヴンちゃんがエリーちゃんって呼ぶなら、私もエリーちゃんって呼ぼうかなー」
と少し悩んだ後、呼び名を決める

そして、レイヴンの回答を聞いた後、
「えっ!そうだったんだ!エリーちゃんはなんでも産めるんだねー!」
とあどけない表情でエリシアに微笑んだ。

すると、エリシアの頭の触手が取れ、驚愕の表情で凝視した
「え、えーっ!?頭のつんつん取れちゃったよー!!だ、大丈夫??」
とハラハラした様子で危惧したのだった
534レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/06(水)23:46:12 ID:yQM
>>530
「勿論!あたしの野望はおっきいからね!」

ミズハの問いにはこう答えて満面の笑顔をつくるのだった。

「ネポックの捜査……成る程!確かにそれもいけるね!うん、考えて行けば色々と作戦出て来るもんかも知れない……」

なんて呟いてから

「とりあえず、動く時とか協力者見つけたりしたらまたミズハ先生に知らせるねー!あ、先生の方でも協力してくれそうな人探してくれたら嬉しいな」

そこで一つウインクして、そして箒を手に取って

「それじゃそろそろつぎの授業始まる頃合いだし、あたし教室帰るねー!それじゃ先生、話聞いてくれてありがと!」

ぺこりとお辞儀をする。そして、てくてくと階段の方に向かって歩いて行くのでした
535メル ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/06(水)23:46:58 ID:otm
>>531

「うんうん、やっぱあるもんは使わないともったいないもんねー。
あ、でも私の魂はどうせなら私のサイコーケッサクの燃料とかコアにしたいかも!」

真面目な話もスパッと勝手に要約しズバッと自分の欲求を乗せてお返しする。
ノリの緩急はメルティア慣れした者でもついていくのは難しいものなのだった。
そして幽霊に握り返されても反応されても、薄ぼんやりとしか見えていないのでよくわかっていないのだが
「だいたいこう応じるだろう」という憶測による半ばひとり遊びである。

「落ち着いて話聞くとか退屈じゃーん、だいじょぶだいじょぶちゃんと聞いてるから!
んでもって私の魔術は可能性、ワクワクかな!
だってホラ、色々出来るほうが面白いのは死霊でも魔導具でも同じじゃん?
これでゴーレムとか作ったりしてさー、いつかは今想像出来ないくらいすんごいやんばいの作ったりしてみたいよねー」

なんて腕をバーっと広げて夢を語る様は
ワクワクという単語が全身から滲み出ているようであった。
536レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/06(水)23:57:53 ID:zcs
>>532>>533

「ん、シーナが呼びたい呼び方で良いと思う」
「……エリーの触角とか、使ったから……?」

と呼び方には肯定的。そして自分から判断しておいてこの疑問符。実のところ成功してるから良いのだがレイヴン本人もいまだにびっくりしていること。

「……違う、エリー、産んでない。召喚」

さすがに訂正した。なんというかこの誤解はそのままにしておくととてつもないカオスを産み出しそうな気がしたからだ、産むだけに。

「…………エリー……? グリー……?」

シーナの叫びを聞くとすっ、と抵抗許さずまずエリシアをゆっくり器用に背中から胸の前に回すだろう。抱っこ感覚。
そしてその頭頂部と、目を逸らして嘴をもごもごさせてるグリフォンを見ると――エリシアを一旦シーナに渡そうと。

二人が受け入れた場合グリフォンを抱えて無言の圧を与えてる珍しいレイヴンが二人に見られることだろう。
537ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/06(水)23:58:20 ID:c5Q
>>534
「えぇ、もちろん」
「話してくれてありがとうございます、こちらでも調べておきますねー……」

レオナの去り行く背中を笑顔で見送り、吹き付ける冬の冷風に目を細めた

「……」
「……どうして、みんながもっと幸せに笑える世界にならないんだろう……」

彼女から伝え聞いた現状、目の届かない場所で怯えるいのち
許せるモノではない、知ってしまった以上……魔剣を握り、静かに吐息を漏らす
それは白く凍て付き、ミズハの周囲にただただ冷酷な氷結晶の樹林を生み出した

//この辺りで締めで大丈夫でしょうか?ありがとうございました!
538エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/07(木)00:06:16 ID:mQm
>>533
>>536
「ん!えりーだよー!
 なんでも……?そうなの?」

本人的には呼称はどちらでもよかったが、そう決めた様子に答えるように声を上げ。
次いでよく分からない誉め言葉(のようなもの)に首を傾げると、レイヴンから訂正が入るのだった。

「?だいじょーぶだよ?」

頭の触角を片方とられたエリシアだが、別に痛みもショックも全くないらしい。
……が、グリーの主であるレイヴンとしてはそうはいかないらしく、すぐさま隔離の措置が取られてしまうようだ。

エリシアを受け取る場合は、ほぼ重さを感じないことに驚かされることだろう。
逆にエリシアを抱えることに抵抗があり放置するなら、重力魔法でその場にふよふよと浮かぶだけである。

以前に教えてもらったこの重量軽減の魔法があるから、レイヴンはエリシアをずっと背負っていられるのだ。
539バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/02/07(木)00:07:25 ID:OL6
>>535
「燃料……燃料、か……」
「魂の持つエネルギー効率は高い。ならば燃料として使用すればこれ以上にない原料や中枢素材に成り得る……」
「アリだな。今後の参考にさせてもらう」

メルティアの挙げた案に何かしらの共感を感じたらしい。いかにもひらめいた、と言わんばかりの表情。
直後に不敵な笑みが浮かぶ。しばらく寝ずに研究に没頭する日々が続きそうだ。

「オイ、ボクはキミと遊ばせるためにコイツを作った訳じゃないんだ。そろそろいい加減にしないか」
「まったく、こんな調子に構築したつもりは無かったんだがな……どこで間違えたんだ?」

一通り構ってもらって満足そうな表情でメルティアに微笑みかける霊体。
しかしこの交流もバーラントが間に割って入ったことで強制終了しそうに。
構いたければ押しのける事も十分に可能。体格は大きくないので力に自信があれば余裕か。

「そうだな、様々な応用が出来る事が特徴だ。その辺りの魔法の比じゃない」
「ゴーレム程度なら今でも出来る。見るがいい」

腰の小瓶のふたを開け、仄かに光る中身を取り出して地面に投げれば、周辺の土や石が寄り集まり大まかなヒト型に形成する。
ゴーレムと呼ぶには少々小型で大雑把だが、泥人形となら呼べそうなソレは、バーラントの背丈ほどの大きさを保つ。
薄く光る魂が中へと入りこめば、少しの沈黙の後、首を左右に振って動き出す。
540シーナ◆q6g0tAL2S.:2019/02/07(木)00:11:56 ID:w9A
>>536 >>538
「あ、ああーなるほど、ショウカン?かー!」
とよくわかっていない様子でうんうんと頷くシーナ

ビクビクとした顔でレイヴンからエリシアを慎重に受け取り、抱きかかえると
「大丈夫ー?」
と心配そうに頭の触手付近を撫でようと手を差し伸べる
しかし、何ともなさそうに平気な顔をするエリシアを見て、ほっとする

「よ、良かったー………」
と一息ついた後、
「それより、エリーちゃんすごく軽いねー!たかいたかいも簡単に出来ちゃうよー!」と、エリシアを高く持ち上げ、くるくるとエリシアをあやす様に周囲を回り出す
541メル ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/07(木)00:15:14 ID:2Xv
>>539

「でっしょー?
あ、トッキョシヨウリョーとか取らないから自由に使っていいよ!
というかむしろそん時は手伝って!」

屈託のない笑みでサムズアップ。
とても自分の死後の魂の運用の話をしているとは思えない。

「えー、だって初めて見るんだもん……面白いものは気がすむまで弄り回したくない?
……そーいやキミも面白そうじゃん、大丈夫大丈夫痛いのは最初だけだからウヘヘヘヘへ」

案外大人しく押しのけられると、次のターゲッティングは済ませたと言わんばかりに指を触手もかくやといった具合にうねらせる。
勿論冗談なのだが、制止の一つもなければ本当にしてきそうな雰囲気を漂わせる上に
制止したらそれはそれで面白がって本気でやってきそうなオーラを纏ってすらいるのだった。

「うーん……フツー!
術式による命令を霊魂の操作に置き換えた感じって事は自律思考も霊魂の自由意志に任せりゃいいからカンタンなんだろーけど……
なんというか、こう、フツーのとそんな変わんなくない?」

酷評である。
あくまでも好きではないと言っているだけで利便性や実用性は評価した上だがかなりローテンションなのだった。
 
+0
-0
542レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)00:20:50 ID:J6r
>>538>>540

「…………二人とも、わかってる?」

なんとなく聞いてみたくなったが、まあ疑問符を浮かべたとしても許されるだろう。特にエリシアには激甘なので。

「エリーが今は大丈夫でも、いっぱい食べられると困る、から」


『クゥ……』

エリシアの構造は理解しているし、グリフォンが食べてしまうのも今に始まったことではない。だがそう何度もスナック感覚で食べられるのはアウトだ。
無言の圧は暫し続き、シーナ達が数回回り終えた頃にようやく向き直って。

『……クー』

謝るように悄気てるグリフォンを頭に乗せてるレイヴンが見え――たら良いが見る余裕はあるか。

「………………仲良し」

その光景を見て和んでいるが。
543エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/07(木)00:27:08 ID:mQm
>>540
>>542
「しょーかんだよーっ」

流石にエリシアはやった本人でもあるので、召喚に関して知らないはずもなく。
ただそれが「エリシアが生んだ」という表現とどういう差があって何が重要なのかは、もちろん理解していないのだった。

触角の切断面は多少の段差はあるものの滑らか。猫と同じひんやりのっぺりな触感である。
1日程度で触角ならば代わりのものが生えてくるため、毎日のおやつ程度だったら問題ない。自分から千切って使うこともあるのだ。

「おーっ、えりーとべるよーっ!」

されるがままに振り回されながら、きゃっきゃとはしゃぐエリシア。
重力に逆らい実際に飛べるエリシアではあるが、こうして持ち上げられるのはまた違う感覚なのだろうか。
ともあれ二人して楽しそうな様子は、レイヴンの方を窺う余裕は無さそうであった。
544バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/02/07(木)00:34:33 ID:OL6
>>541
「……そのトッキョシヨウリョーとやらが何だがは知らんが、後世の為に残す資料にキミの名は記しておこう」

自身の用いる死霊術以外の知識にはかなり疎い。おかげで歯切れの悪い返事に。

「気持ちは分からない訳じゃないが、キミに触っていい許可は出してないからな」

「……オイ!まさかボクまで弄ぼうだなんて思ってないだろうな!そんな趣味はないからな!」
「来い!キミにはコイツがお似合いだ!」

ターゲッティングが自身の身体に向かった事を理解するや否や、尋常ではない拒否反応を示しだす。
そんな情けない主人に呼ばれて出て来るのは、先ほど呼び出したばかりの人形。
無駄に体格は大きい事もあり、壁としては十分な役割を持つか。よけて進めない訳でもないが。

「キミに評価は頼んでいない。コイツはまだ発展段階だからな。本質はこれから先だ」
「まずは人形。それを基にして別の素材の人形を作り、より強固な外殻を持ち、それに耐えうる魂を見つける」
「これが出来れば、ボクの人形は次の段階に辿り着けるはずだ」

この泥人形はいわゆるプロトタイプ。ここから改良を重ねる事で強固なゴーレムへと変化を遂げる。
発想や手段こそは異なるが、技術屋に少しばかり通ずる者はあるかもしれない。
まあ、メルティアの評価には少々へそを曲げているようだが。
 
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545シーナ◆q6g0tAL2S.:2019/02/07(木)00:36:35 ID:w9A
>>542 >>543
「ショウカンってあれでしょ!なんかわーっとやったらすごいぴかーってなってヴァーって出るやつでしょ!」
どうやら凄い漠然としているが、一応は理解しているらしくフィーリングで伝えようとする

「うーん、グリーにとってエリーちゃんは美味しいのかなー?」
と苦笑いを浮かべると、

「ふふふっ、レイヴンちゃんはエリーちゃんのことが本当にだいすきなんだね~」
とニヤニヤと含み笑いをしながらレイヴンに目を向けた。

そして、数回周りを回転した後、目が回り始めたのか
「うぁ~~~っ」
と虚ろな声を出した後、危なっかしくよたよたと足取り悪くふらついていた

その後、エリシアを下に降ろすと、夕陽がそろそろ沈みかけ、辺りが暗くなっていることに気付く

「わっもうこんな時間、私そろそろ飼育所に戻らなきゃ飼育員さんに怒られちゃう!」
と校舎の時計を見て驚き、急いで飼育所に戻ろうとした後、ハッとした様子で振り向き、

「ふたりとも今日は遊んでくれてありがとーっ!またあそぼーね!」
と手を振り、再び飼育所へとかけ走っていった

//勝手ながら〆させていただきましたー!エリシアさんレイヴンさんありがとうございましたー!
546メル ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/07(木)00:42:07 ID:2Xv
>>544
「やったっ、超偉大なる美少女メルちゃんとかそんなノリでヨロシク!」

本気で書き残してもらうつもりはないらしく、そんな感じにふざけてみせる。
あるいは本気なのかもしれないが、少なくともそう見える言動ではない。

「えー、フツーのゴーレムいじってもなー。
味気ないよー、もっと面白いのがいいなー」

ぶーぶー言いながらもとりあえずゴーレムの関節部にカバンから出した要らない紙を詰めてみたりしている。
しばらくは気を引けるだろう。

「あー、なるほど原型ってこと。
じゃつまんないのも仕方ないかー。
もっとこうめっちゃいい感じのバリトンで校歌歌いだすとか、ヒヨコのオスメスを超高速で仕分けるとか、語尾がロボとかそんな感じのメイドさんゴーレムになるのはこれからなんだねー」

話を聞いているのかいないのか、ありもしない未来に想いを馳せる。
同じく技術屋としてバーラントの語った内容は息をするくらいに当然の話であるためわざわざ反応するほどの事でもない。
蔑ろにしているわけではないのだが反応が薄いのもまた事実であった。
547レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)00:49:21 ID:J6r
>>543>>545
「ん、二人とも正解」とフィーリング理解もお手のもの。とりあえずそう、召喚と生まれるは違うとわかっていればいい。
エリシアには後で教えておこうと。

レイヴンとしてはそのおやつ程度が結構難儀である。例えばエリシアが必要なときに足りない、なんてことにはあまりしたくないのだ。
……とはいえグリフォンが大事じゃないとも言えないのでこの辺りは折衷案、故にエリシアからのお許しがあってから食べさせるようにしたいのだ。
なおグリフォンにとってエリシアの触角が美味しいのは正解である。

「……大丈夫……?」とよろけるシーナにも心配そうに。

「……あっ、本当だ。……バイバイシーナ。また遊ぼう」
『グルル、クルー』

飼育所に向かっていくシーナに手を振って見送りつつ、エリシアが再び乗るというならレイヴンはもう一度背負うだろう。お馴染みのスタイル。

「……グリー、帰らせるから一緒に帰っても、良かったかも?」

話の間に雪まみれになっていたグリフォンを抱えて雪を払いながらそんな問いをエリシアに。
それにどんな答えが来てもレイヴンはまずグリフォンを飼育棟に帰すだろう。もしその時シーナに会えたらまた挨拶をして。

そして二人で寮に帰るのだった。本来の目的? 多分遊ぼうとしてたから問題はない、きっと。

//ありがとうございました! こちらもこれで〆です、お二人ともまたよろしくお願いします!
548エリシア ◆13VxAhN3EKTU:2019/02/07(木)01:03:31 ID:mQm
>>545
>>547
「おー、そんなのそんなのー!」

実際はそんなに召喚は大仰なものでもなかったが、気楽に肯定してみせたエリシアだった。
物によってはシーナが言うような規模のものも存在するだろう。

味については、まずエリシアが本来棲息していた海では、どちらかと言えば被捕食者側の存在。
見た目が若草色で植物っぽいエリシアは、その印象に違わず草食性の生き物なのだ。
草食動物を肉食動物が食べるというサイクルは、海の中でも同じらしい。であれば捕食者にとっては好ましい味なのかもしれない。

「ばいばーいっ、またねーっ!」

そして去り行くシーナに手を振って辺りを見回せば、死霊たちは一足先にどこかへ行ってしまったようだ。
気ままな動物ではなく放っておけば帰ってくるので、こういう場合は度々放置である。
レイヴンと共に、シーナの帰路と同じ道を歩き出す。雪道に新しく刻まれる足跡は一対だけだった。
549バーラント◆LKb8SwtQMk:2019/02/07(木)01:08:41 ID:OL6
>>546
「そんなふざけた名前を学術書に載せる訳がないだろう。書物を何だと思ってるんだキミは……」

しかしバーラント、至って真面目。死霊術への取り組み方からして、本気で書物を残す気かもしれない。
一方の人形は特に抵抗する事もなく隙間という隙間に、余計なモノを詰め込まれる事になる。
だがそこは土と泥で出来た人形。造りには割と余裕があるらしく、窮屈になっても問題なく動けている模様。

「その機能は本当に必要なのか?もっと有意義な機構を組み込むべきだと思うがな、ボクは」
「その辺りはボクに任せておけばいい。より強固で強大な人形を作って見せよう」

メルティアが本気かどうかはさておき、どうやら挙げられた内容とバーラントの思い起こす内容には差異があるらしく。
彼が思い浮かべているのはさらに戦術的な価値を高めるモノなのだろうが、実際に見せることが出来る日はいつになるか。

「まあいい。今日はコイツのテストに来ただけだ。ボクは研究の続きに戻る。これ以上の邪魔はしないでもらいたいな」

これ以上この場に居ると、バーラント本体の身体もメルティアによって何をされるか分からない。
逃げるように人形の肩に乗り上げ、土台の人形と共に、校舎の奥深くの方向へと身体を向ける。

「バーラント・アントン。後に死霊術の権威として名を残す者だ。覚えておくがいい」

そう言い残し、泥人形の方に乗ったまま空き教室の方向へと去っていく。
人形は一礼、霊はメルティアに手を振ったが、術師本人は振り向く事無くその姿を後にした。

その後、謎の混入物によって人形の活動が停止させられることになるのは、少々先の話。
550メル ◆x7/rHBWsk8xh:2019/02/07(木)01:20:41 ID:2Xv
>>549

「んー、必要か必要じゃないかで言えば必要ないけどそれを言うならそもそもゴーレムなんて必要?
既存の機能で完結してるし戦闘能力とか基本性能向上させるだけかもしんないけど……
まーそれが面白い人もいるんだっけね、私絶対ヤダ」

さっきも言った通り、魔術に求める価値=ワクワクという変人らしい回答。
地頭が良いとしても良い意味で魔術界に名を残すタイプの人間ではない事は明らかだ。

「はいはい、バーちゃんの邪魔しませんよーっと。
そのかわりもっと面白くてカッコよくてついでに強いゴーレムでお相手してあげるから!
メルちゃん、メルティア・ルキフグスの名を忘れんなよオラー!」

言葉では挑戦的だが、至って笑顔で腕を振り去っていく背中を見送る。
勝手にあだ名をつけたりと忙しいものの、その頭はバーラントに対する興味で一杯なのであった。
……その興味も2分後には別のものへと向けられるのはまた別の話である。
551シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)20:02:21 ID:J6r
ネポックのすぐ近辺にある森の中、魔法の行使には不都合な程度に開けた場所にも雪は積もっていた。

「……流石にうん、埋まってないよね、よし」

積もっていた雪の表面を円の形に少しだけ削り、そして慎重にその削った箇所を補填するように銀盤を作り出す。時間をかければ氷の床の完成である。
なお上の台詞は泉を凍らせたら天使が出土したからである。何気にあれはビビる。

「えーと後は――――――アレ?」

教わった氷の鎧、脚に集中しすぎたのか脚にだけしっかりした氷鎧が出来上がっていた。
まあ戦闘目的ではないからいっか、と氷の床を端から踏んでいたのだった。
寒い日だからこそ、彼はとっても活動的であった。遊び方面で。
552ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)20:10:58 ID:Eif
>>551
「寒い、寒い寒い……」
「……うーん、確認よし、異常なし!っとー……ん?」

さてはて、相変わらずなもさジャージは何処にでもやって来る。今回は以前発生した魔物(ズベラ)の再発生の有無の調査であるが故に大きめなリュックを背負っていた

「あ……んふふっ」

シャディの姿を遠巻きに確認、にへらと破顔し声を掛けようとして停止
イタズラな笑みを浮かべてそーっと近寄り、わ!と大きな声で驚かせようとするではないか!
553シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)20:22:11 ID:J6r
>>552
ある意味その調査に適するのは活動範囲の広い生徒だろうか、ちなみにシャディ曰く近辺に怪しい魔物は居なかったとの談。


氷特有の衝突音に一人笑って遊んでいていざ、としたところで――。

「うひゃうぁ!? ――だ、誰ッ!!?」

さて普段仕掛ける立場ゆえか、彼自体は状況にも左右されるがそれに弱い。
そのため尻尾がピーンと立ってマントや髪すら一瞬逆立ったと見間違えるほどに驚いていた。なおビックリした拍子に氷の床にインしてきれいな姿勢で滑っていったのは言うまでもない。

「あ、み、ミズハ先生……?」

その姿を見ると目をぱちくりさせていましたとさ。意外そうな顔である。
554ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)20:29:41 ID:Eif
>>553
「おっ、とっ、とっ……、ふふ、ごめんなさい」
「……たまにはわたしが、ビックリさせたくなっちゃってー」

ぴょいっと氷に飛び乗りながらもその合間に氷の具足(スケート靴)を纏い滑走、シャディの体を支える
にししと笑う表情はいつもよりやや幼げな実に自然体
氷のリンクの中心付近、くるくるりと回って停止するふたり
555シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)20:36:39 ID:J6r
>>554
「――いいよー! なんか新鮮!」

支えられたからか、それとも秘めた一面を見れたからか上機嫌。停止すれば視線を下に。
その具足を見て本来の目的を思い出し、やや時間は要するが以前習ったように氷のブレードを作って装着である。

「これでもっと滑れるよ! ……もう怪我大丈夫そう?」

聞きながらも「おっとっと」とバランスを取っているのは勝手の違いだろう、普段足場が悪くても影頼りの影響とも言う。
556ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)20:42:59 ID:Eif
>>555
「ん、よかったー……お、上手上手!」

ケガに関してはおかげでね、と微笑む見ての通りだ
スケートシューズの完成を前にすれば驚嘆、パチパチと軽い拍手
そしてふらつく彼の右手を取ろうと腕を伸ばし、受け入れられればリードを行おうとするであろう。先ずはゆっくり、歩くような早さで
557シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)20:55:03 ID:J6r
>>556
褒められれば嬉しいもので見せるのは純粋な笑顔。ミズハのおかげというのも忘れずに。怪我についてもよかったと。
その腕は信頼もあってかあっさり受け入れられてゆっくり練習。ブレードで歩くのは思いの外難しく、少しの間はよたよたしていることだろうか。
それでもリンクを二、三周するほどまで歩いていれば慣れてきたのかもたつきもなくなっていた。

「ふ、ふふー、歩けるようには……なってるのかな」

なお、ここでいきなり手を離した場合は彼は転ける、何せミズハにバランス任せっきりなのだから。とはいえ宣言があれば転けないので杞憂かもしれない。
558ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)20:59:37 ID:Eif
>>557
「そう、そう……重心をいつもより低く取ってー……」

実際スケートほぼ初体験の人間がそう上手く滑れる事などそうそうない
故にレッスンはしっかりと、ケガのないように丹念に、である

「じゃあ、手を離してみよっかー……」

ゆっくり、ゆっくり、指先を離して見ることに
559シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)21:08:30 ID:J6r
>>558
言われたアドバイスには真面目に聞き入れて、重心を低くと言われて少し腰を落とすのは彼の知識。

「う、うん。……わ、わー……わぁー……?」

徐々に離れていく手に少し寂しさを覚えて手に出しながらもゆっくり離れると――先程の頼りなさはそこそこ消えた雰囲気で立っていた。

「……ど、どう?」

本人は立ててる? と聞きたげである様子なのはやはり未知の体験のせいでもある。
560ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)21:20:00 ID:Eif
>>559
「ふふふ、バッチリ!」

ぐ、とサムズアップを右手に満面の笑み
なんなら尻尾を使ってのバランス調整もいいだろう

「……慣れるとほら、こんな風にー……」

ぐ、と身を沈めてからのジャンプ!横に高速スピン!
三回転半を決め華麗に着地、ちょっとドヤ顔!
561シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)21:27:54 ID:J6r
>>560
ミズハ御墨付きを頂けばやった! と上体だけで器用に喜ぶ。尻尾のバランスは後々、本日中にも習得されるだろう。

「わぁー! 凄いねミズハ先生! ――じゃあ僕もっ!」

トリプルアクセルを魅せられれば当然彼が称賛しない理由がなく、器用に影の手と共に拍手! そして先程立てたばかりだというのに挑戦しようとして。

「ぎゃふん」

ジャンプする前に前に転けて今時聞かないような悲鳴をあげるだろう。
562ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)21:33:41 ID:Eif
>>561
「ふふっ、見直しましたー?」

嬉しげに小さく飛び跳ねて喜びの体現

「……あぁっ!?だ、大丈夫!?」

しかし彼がすってーんと転べば慌てて滑り寄り、その体を起こすべく腕を伸ばす
叫び声からしてアレだろうけど、ミズハからすればフツーに心配なのだ!
563シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)21:42:54 ID:J6r
>>562
「見直し……見惚れ……あれ?」

主観的に見直す、というのは何だかおかしいと思ったのか言葉に迷ってたが悪い意味はないことだけはわかるだろう。

「う、うん……ジャンプは早かった……! ありがとー」

腹から行ったのが幸い、顔には怪我もなく少し赤くなっているだけ。助け起こされれば転けても心配させると思ったのかしがみつき。

「あ、そういえば滑るのは出来るようになったんだー、まだまっすぐにしかいけないけど!」

……だから選んだのが外と見るべきか。雪原広がるこの時期なら外にはみ出て転けても軽傷である。
564ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)21:50:55 ID:Eif
>>563
「ありがとっ」

言葉の面は大した問題ではない、真意が伝わる。それだけで充分なのだから

「……走れるようになってから、ジャンプだねー」
「お、ホント?どれどーれ?……じゃあ、ここまで来れるかなー?」

シャディの体からゆっくりと距離を取り、つつーっと少し離れた場所に停止
その場で手を振って誘ってみる事に。因みにほぼ真っ直ぐなコースである
565シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)22:01:15 ID:J6r
>>564
一度チャレンジ精神は控えようとこの場限りで決める。立って歩くことは可能なのでそこからじっくりと。

「ほんとだよー、……ん、そこだね!」

マントの下、尻尾をぴくぴく動かしてバランス取った気になりつつ立つとミズハの位置を確認。
するとやけに真面目な目になり、右足に少し力を加えて。

「いっくよー……!」

スイー、とまっすぐに飛び出してきた。わりと勢い付きで。シャディはどうも不足していたバランスを勢いで補ったらしく、それを見れるならばまっすぐにしかいけない理由もわかるだろう。
これを危ないと見るかどうかはミズハ次第。進路自体は微妙にずれていなくもないが。
566ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)22:09:39 ID:Eif
>>565
「どうぞー、ふふふっ」
「……え、わ、わ、わわっ……っと!?」

スローなペースでのそれをイメージしていたらしく、意外とロケットな初速に意表を突かれた!
慌ててキャッチ!もふんと体全体で受け止める様なカタチになってはいるが無事迎え入れ成功!

「あ、きゃぁっ!?」
「……いたた、ご、ごめん!大丈夫!?」

……と、しかし勢いを支え切れずにそのまま後方にすってーん!背中から倒れて慌てて腕の中のシャディの様子を確認である
567シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)22:18:25 ID:J6r
>>566
迎え入れられるとどこか安心――する暇もなく倒れるミズハ。衝撃はわずかながら伝わる。
勢いのみで行った結果だとはわかったのか、そのまま近くで覗き込むように顔を見せる。無事以外に見えない。

「ぼ、僕は大丈夫だけどミズハ先生は……!?」

そうなると問題はミズハである。怪我が治って早々に新しい怪我は流石にいたたまれないので背中を擦ろうと腕を回そうとしていた。
568ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)22:27:23 ID:Eif
>>567
「よかったぁ……」
「ん、わたしは大丈夫!……ん、ふふっ……」

頑丈だからねー、と至近距離で交わる視線。ちょっと気恥ずかしそうに笑みを湛える

「……あ、あはは、ほら、全然平気だよー……?」

背に手が回れば目をしぱしぱとまばたかせ、余裕無さげな様子
ともあれややあって、否結構あって立ち上がろうと体を起こすであろう

「……そ、そうだ、お腹空いてない?」
「お弁当があるんだ、ホントはアラスちゃんも来る予定だったんだけど逃げられちゃって……でも丁度ふたつ!」
569シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)22:36:00 ID:J6r
>>568
頑丈でも無理しては、的なことを途中まで言おうとしたが原因が自分なことを思い出して口をつぐんだ。

「……良かったー、……へへー」

とはいえ変なものが付かないことも確認すれば安心した様子で見つめて、不思議な気分になっていた。
体を起こすとなれば立場逆転、少し離れて助け起こすように。倒したのはシャディだが。

「お腹…………。アラスちゃん本当に自由だねー、でももったいないことしてるね」

ぐぅ、という小さな音。結構ここに来るまでにも色々(氷の粒など)やってたらしく、空いてる意思表示を示し。
そしてわりと食べ盛りの子だという認識があるのかお弁当を聞けば結構楽しみな様子を見せつつ、なぜか自慢げである。
570ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)22:45:33 ID:Eif
>>569
「ふふ、ホントにね。……なーんて……」
「でも、美味しく出来たと思うんだー」

増長的な物言いをしてから冗談めかして舌を覗かせる
リンクの岸に置いておいたリュックの中から取り出したランチボックス、開けば顔を覗かせるホットサンド!(冷めてるけど)

「……沢山食べてね?」

量もなかなかだ、何せアラスはよく食べる。手頃なふたりがけなベンチっぽい石に腰掛け隣を示すだろう
因みに中身はハムチーズだったりトマトだったりあんこだったり牛皿だったり色々である
571シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)22:59:31 ID:J6r
>>570
「今度会えたら……話せたらかな? 自慢しよーっと」

アラスミシアは会うだけなら容易、という主観。
その覗く舌に乗るように悪戯っけのある笑みを携え、ランチボックスの中身には目が輝いた。
なお彼の場合冷めてても問題はない。程度はあるだろうが熱い場合出来立て汁物に匹敵するくらい冷ましにかかるため。

「いっただきまーす! ――美味しい!」

隣に座れば早速とまずハムチーズを一口、そして既に影の手があんこ確保。小倉的なあれは美味しい。
牛皿を見ると「やっぱり?」とアラス用だったのだろうという予測がつきやすく。
感想は正直に。そちらを向いて笑みと共に食べたばかりのそれを向けているのだから嘘でないことはよくわかるだろう。
572ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)23:10:25 ID:Eif
>>571
「……、」
「ほ……よかったー……」

シャディが口を開き、頬張る様子を硬くなって盗み見ていたミズハ
しかし好評を見ればへにゃんと肩を下ろして安堵の吐息、なんだかんだ心配してたのだ

「それ(牛皿)もよかったら……」
「……あ、お茶もあるよ、飲む?」

ぶっちゃけ牛皿サンドは不味くはないけどそこまで絶賛する程のものでもないでしょうきっと
キノコ茶のポッドを差し出して勧める。適度な温度
573シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)23:22:38 ID:J6r
>>572
「そういえばミズハ先生ってあんまりご飯作ってるの見たことないかも」

もくもくと食べながらの発言。というかそもそも彼自身は火を扱う台所に来ないので見てなくてもおかしくはないのだが。
……発言的には意外と言ってるのだろう。普段食堂とか多いし。

「これはお米のパンとかならもっと美味しいかもと思うよミズハ先生」
「飲む飲むー、あ、……おー」

ミズハは食べないのだろうか、と思いつつ牛皿サンドも手に取りすぐに一口。そしてわりと正直な感想である。お米のパンがあるかは知らない。
そしてお茶はあっさり貰いたがるがこの時期よく熱いのが出るので伝えようとしたところ、それが杞憂だと分かると嬉しげだった。

「…………てい」

そして何を考えたのか、それとも冒頭の仕返しか。影の指がミズハの脇腹をつついた。
574ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)23:36:41 ID:Eif
>>573
「う……」
「……つ、作れなくはないんだよー……?」

言葉に詰まる。実際作れなくはないが、手間を考えて学食で済ませてしますズボラさがあるのだ
最も、アラスミシアと同棲するようになって以来は彼女の健康面も考えちょこちょこと作ってはいるようだが

「お米のパン?あー、米粉パン……」
「確かに、今度やってみようかひゃいんっ!?」

サンドをひとつ手に取りぱくり、直後にわき腹に電流走る!くすぐったがりなのは言うまでもない!

「……~~っ、」

小っ恥ずかしい声が出てそれに対してもあるし、しかし最初にビックリさせたのはミズハの方で叱るに叱れない!
結果涙目でジーッと責める!ひたすら!
575シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/07(木)23:43:38 ID:J6r
>>574
「僕もお菓子なら作れる! 最近ならチョコとか人気!」

なお湯煎は完全に例の雨乞い娘任せである。作れなくはない、を何か特定のものなら作れると解釈したご様子。

「あははは、かわいい反……の……うっ……」

勿論以前のやりとりで知ってたからこその悪戯である。狙い通りの反応に無邪気に笑いながらサンド一口、そして目線の責めに圧されたように。

「……ご、ごめんなさい……」

痛かったのかも、と思ってか申し訳なさそうにさすりさすり。ある意味優しさある意味追い打ち。
576ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/07(木)23:50:40 ID:Eif
>>575
「お菓子かぁ、うーん……」
「作れなくはないけどー……上手くはないかな」

よかったら今度教えて、なんて教師と生徒の逆転の提案

「むー……知らないっ」
「……ふふっ、ごめん、ごめんね、ウソだよー?」

ぷい、とそっぽを向いて沈黙
しかし摩る手の感覚とあとはさまざまな感情から速攻でギブアップだ
満月の笑みを浮かべながら肩を竦め戯けて見せる
それは相変わらず幼げで、されど教員であるべきと無意識に身に付ける仮面の下の本来の様子
どうにもこうにもご機嫌な午後。空は高く天使に程近い雲は自由に踊る、明日も晴れるだろう

//この辺りで締めで大丈夫でしょうか?ありがとうございました!
577シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/08(金)00:02:18 ID:PEe
>>576
良いよ! という色好い返事、実際にはアシスタント一名加わる可能性等もございます。

「あうー…………」
「……なーんだ、良かったー。んふふ――やっぱり美味しいっ」

沈黙に慌てて、ウソと聞けばこれまた安堵。戯けた様子にひどーいなんて心にもないことを言ったりして。
今日は色々見れたと心の日記に書き込んで、その様子にもどこか嬉しげに少し気恥ずかしく。
そんな日をこれからも過ごせればいいと平穏な考えを頭に浮かべて晴れやかな明日を今日も迎える。

//ありがとうございました!
578ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)20:59:24 ID:eO0
学園にほど近い森の中。
ここは害のある魔物も出ない安全なエリア。
深入りしなければ、木の実や薬草の採取なんかにも最適。

そんな森の平和を切り裂く様に轟く轟音。
禍々し魔力に満ちたい雷が、森の真ん中あたりに唐突に堕ちたのであった。
579ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)21:04:01 ID:etn
>>578
その森に足を踏み入れていたのは金髪の少女だった。
甘そうな木の実を探してやって来た様子であったのだが、突如とした雷に反応する

「………何?誰かいるの?」

そう呟いて、腰の剣に手を添えるのであった。
魔物や悪人の類が出て来たならば、すぐに対応できるように
周囲を警戒していたのだった
580ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)21:13:05 ID:eO0
>>579
雷が堕ちたあたりには……

「ひぃぃ……ごめんなさいごめんなさい、
 お許しください強欲様ぁ~~~!!」
髪が焦げてちりちりになった、少女が全力土下座で何かに謝っている。
やたらと小さい彼女は小人族なのだろう。
その周りには、同様に雷に焼かれて丸焦げのモンスターが数匹転がっている。
1匹は小さな竜、もう1匹は大きな目玉に羽と尻尾が生えた異形、もう1匹は尻尾が4本ある狐だ。

「へい!来月は、ちゃんとご希望のモノをご用意いたします~……!」
少女の土下座する先、何か禍々しい存在が、空間を割って消え去る所だった。
581ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)21:17:34 ID:etn
>>580
「………どんな光景なのよ」

その光景を確認し、呆れたように呟くのであった
周囲で倒れているモンスター達は置いといて、土下座する少女と消えようとしている者は主従関係なのかな?とか想像して

「ねぇ、そこのちんまい子、何してんの?」

そう言いながら、土下座している少女へと近寄って来るのであった
禍々しい存在の方へもちらりと視線を送って
582ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)21:21:05 ID:eO0
>>581
「はぁ……今月も無事にお帰りになられた……。」
何か、が消え去った後、
緊張が解けたようにため息をつく。
そんな所を、ルナから声をかけられ……

「……はっ!!見たなっっっ!?」
驚いて、びくっ!とはねのく小人。

「き、き、君は誰ですか!?
 君こそ、こんな所でなにしてるんですか!!」
ささっ、と素早い身のこなしで、
焦げて転がっている竜の身体に身を隠し、
半分だけ身を乗り出しながら聞き返してきた。
583ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)21:26:04 ID:etn
>>582
「私?私はルナ、ネポックの高等部1年」

誰かと聞かれると素っ気なく、冷静に答える

「んでもって、何してるって言うとたまたま木の実とか採取に来ただけ」

と、そう答えるのだった。
何故木の実採取に来たのかは答えないのだけれども

「そー言うあんたは誰で、さっきのとはどう言う関係?ここに転がってるのはあんたがやったの?」

などと言って周囲に転がるモンスター達にも視線を送って
そこの竜とかレオナが見たら抱きつきそうだなーとか思いながら
584ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)21:33:37 ID:eO0
>>583
「あ、そうなんだ。
 じゃあツクネと同学年だね、よろしく……!」
そう言えば、最近小人の国から転入生が一人来ていた。

「そうだよね、そうだと思った。
 さっきのあれはツクネの召喚獣だよ。
 えーと……ちょ、ちょっとね、躾けをしてやってたところだ……!」
さっきの光景はどう見ても、躾けられていたのはこの小人の様だった。

「おーおー、怖かったねぇ……よしよし……。」
周りに転がっている魔物に、猫なで声をかけながらよしよしと撫でたり、
火傷に軟膏を塗ったり……
585ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)21:38:46 ID:etn
>>584
「召喚獣を……躾けてた?」

先程の光景から見るに、躾けてたと言うのは疑問が残ったのだった

「私てっきり、あんたがさっきのの奴隷か何かかと思った」

冷静に、そしてどストレートに思った事を口にしつつ、周囲のモンスターにこえをかける様子に

「てことはこの転がってるのもあんたの召喚獣って訳か」

そう言って、狐の頭を撫でてみたりするのであった
586ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)21:46:05 ID:eO0
>>585
「ま、まっさか~!!
 召喚術師が、召喚獣に舐められるなんてそんな訳ないっしょ~!
 あははは………。」
乾いた笑いが、森の中をこだまする……図星の様だ!

「そう、こいつらも、ツクネの可愛い召喚獣。
 その子は、火狐のたまもだよ!
 ……へへへ、可愛いでしょ~……?」
頭を撫でられた狐の様なモンスターは、きゅう、と小さく鳴いて、
人懐っこくルナに擦り寄ってくる。
その身体は暖炉の火の様にほのかに暖かく心地よい。
587ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/08(金)21:47:49 ID:oeJ
「……と、言うわけでしてー」
「御同行を、と事なんですよ」

さてはて、ネポック敷地内に点在するダンジョンへの道すがらに説明のもさジャージ教師のミズハ
だらだら話してはいたが、要約すれば生徒達の訓練用ダンジョンのひとつから微量かつ異常な魔力が観測されたのだと言う
正直捨て置く事も問題無しな程度の流出量であった為危険度は低いと判断され、折角ならば生徒達の志願者を同行させ実地訓練をと言った流れである

「とと、言ってる間に着きましたねー」

ここがそのダンジョン、と本来は中等部向けのそれの入り口に辿り着いた
成る程確かに、鋭敏な感覚を持ってすれば奇妙な魔力の風を感じる事が出来るかもしれない
588レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/08(金)21:56:10 ID:PEe
>>587
危険度が低いというのならせっかくだからと志願する者も多い。影の少年とか戦闘面で金髪の風紀委員とか
競争率とかあったかもしれないが志願して今目に見えてるのは月桂冠をつけた少女。

「……わかる?」『グァ』

翼耳をパタパタさせるレイヴンの腕に抱えられてたグリフォンは尻尾を揺らしながら降り立って。
……それ以外にも居るかもしれないが、今は彼女と一匹を描写するとしよう。

「感じるって、……でも一応気を付けていこう」
『クァ』

一人のんびりと掲げる拳。この場でもいつもの衣装なのはもう拘りである。
589ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)21:59:06 ID:etn
>>586
「でも、自分の力量以上の召喚獣に振り回される……とかそんな話はありがちよね」

焦るツクネの様子に図星だなこれ、と思ってニヤニヤしながら追求し出すのだった
擦り寄ってきたたまもに対しては、暖かいと思いながら

「ま、可愛いってのは否定しないかな。そっちの竜は私の友達が気に入りそう。レオナって奴なんだけど今度見せてあげてよ」

なんて言って、その友達の事も教えるのであった
590ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/08(金)22:04:04 ID:oeJ
>>588
「えぇ、訓練とは言え実地訓練ですからねー」
「実際の調査と同じです、気を付けてね?」

さてさて、告げれば先陣を切って慎重に闇に挑むミズハ。光の魔石の松明を掲げるのは、ダンジョン内に備えられている照明が頼りない故である
湿度とカビの匂い、しかしひんやりと冷たい空気、時折響く水滴音……岩肌が露呈したダンジョンらしいダンジョン

「……変わった事は、一先ずないみたいですねー……」

ひとつめの小部屋を進み、更にもうひとつ。異常無し
もうひとつに至ってもまだ何もない。何もなさ過ぎる。異常を示す魔力の風がほのかに吹き付けるのみ
【はて、これは元来訓練用のダンジョンではないのか?こんなモノで果たして訓練になっていたのか?】
591ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)22:05:36 ID:eO0
>>589
「くぅ………。
 ……へい、そうなんです……
 正直に言うと、まさに身の丈以上の高位の召喚獣と契約してしまって……
 ……振り回されている、というわけです……。」
がっくりと項垂れ、わりとあっけなく真実を打ち明ける。

「そうでしょ~、可愛いでしょ~!
 あ、この子はどらすけって言うんだよ!!」
と、竜の子を撫でながら紹介する。
子供の竜、と言っても牛並みの大きさはある。

「ちなみに、そいつはアイちゃん。
 ……その子も、可愛いヤツなんだよな~……!」
そう言うと、ルナの後ろを指さす。
すると、眼玉の異形が、いつの間にかルナの背後のすぐ近くに。
その不気味かつ巨大な目玉で、ルナをじーっと見つめているのであった。
592ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)22:22:07 ID:8l1
>>591
「やっぱりね、どっからどー見てもそんな感じだったもの。ま、身を滅ぼさない程度にしときなさいよ」

などと言うも、他人事みたいな。
あんまり首突っ込んだら面倒事になりそうなどとおもっているのであった

「へー、みんなに名前ついてんのね、よろしく、たまもにどらすけ」

などと言って、モンスター達に挨拶し、そしてアイちゃんにも反応して後ろを向くと
その目玉の様子に思わず

「ひゃ!?」

などと声をあげて驚くのであった

「………びっくりした」

コホンと一度咳き込んでから、静かに呟いて
593レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/08(金)22:23:56 ID:PEe
>>590
そして比較的世話焼きなところや、ちょっとだけお姉さんぶれるところがあるためかその後ろに続くレイヴン。
最後尾も気がかりだが、彼女はまだその辺りの知識には疎い。

「……ちょっと良い、かもしれない」

カビさえ除けば居心地良さそうに感じる空間にそんな言葉を漏らす。それに対する同行者たちの反応も様々か。

「…………ミィ……ズハ先生。罠は? 魔物は?」
『クルァ』

段々と余裕の出てきた生徒も居るだろうか、それを締める意図……は多分ないその問い掛け。気になったから聞いているような。

「……スライム居たら、食べさせようかと思った――あっ、待って」

やる気があるのか真面目じゃないのかよくわからない声の直後、痺れを切らしたかグリフォンがミズハより前に出て進もうとするだろう。
594ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)22:28:27 ID:eO0
>>592
「うーん、このままだと滅びそう……。
 でも契約は5年縛りが……くぅぅ……。」
正に、面倒事なそのものである様だ。

よろしく、と声をかけられれば、
がうっ、と竜が鳴き、たまもも尻尾を揺らして応える。

「あー、こらアイちゃん!
 驚かしちゃダメでしょーがー!
 ……ごめんねー、こいつ悪戯好きでさ。」
目玉お化けは、びっくりするルナを見てギーギーと異音を発しながら飛び回る。
……どうやら驚かすのに成功して喜んでいる様だ。
595ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/08(金)22:34:12 ID:oeJ
>>593
「変、ですねー……」
「えーっと、訓練用の下級の魔物がいるはず……なんですけどー……って、あ、待っ……」

スライムもいるし、ここのメインはどちらかといえば魔獣達に近い。ツノの生えたウサギだとか洞窟に対応した大きめなオオカミだとか吸血コウモリだとか
そう言った魔物が何匹か待ち構えているはずなのだ、しかしそれらの影も気配も皆無
グリフォンがミズハの横を通り過ぎる刹那、暗闇から何かが空を切り裂き飛来!
十字のフォルムの手のひらサイズのスローイング・ダガー!各々に向けて各ひとつずつ!
596ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)22:37:12 ID:8l1
>>594
「5年縛り?んじゃあと5年間奴隷みたいに扱われる訳?うわぁ、大変そう」

とか言いながら、思うのだった。良かった、召喚術とか使わなくて……と
ただ、少し可哀想だなぁとも思い始めて。何故なら自分自身も奴隷のような扱いを長らく受けて来たのだから

「あ、ははは、いいよいいよ、驚かすだけならまぁ、可愛いものだし」

などと言っているが、ひゃ!?っと声をあげて驚いたのが恥ずかしかったのか少し赤面していて

「ま、幸い周囲には誰も見てないし、許してあげようじゃない」

そんな事を言って、落ち着いたようだ。
ちなみに彼女、目的の木の実なんかはある程度回収していたようで手に持ったカゴに沢山入っていて

「とりあえず、お近づきの印にどうぞ」

と、ツクネ、たまも、どらすけ、アイちゃんの分を取り出して分け与える

「アイちゃんが食べれるかどうかはわからないけど」
597シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)22:52:37 ID:eO0
>>596
「う、うん……
 ……つまりは、そういうことですわー……。
 ツクネが召喚術師としてもっとレベルが上がれば、奴も抑えこめると思うけどさぁ……。」

「ほんとごめんねー、初対面の人にはいっつもあれやって驚かすんだよ。
 ダメだよー、アイちゃん!」

「おっ、いいもんもらったねぇお前たち。
 ……ちゃんとお礼言うんだよー♪」
差し出された木の実を、喜んで食べるどらすけとたまも。

アイちゃんには口が無い……
と、木の実が一つ空中に浮き、アイちゃんの目の前へ。
それは青白い炎に包まれ、一瞬で白い灰と化した。

「あー、アイちゃんはそうやって食事?するんだよ。
 今ので、木の実の魔力を抽出して吸収してるんだってさー。」
食事らしき儀式を終えたアイちゃん、
先ほどよりさらに元気よく周囲を飛び回るのであった。
598レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/08(金)22:56:33 ID:PEe
>>595
なにかが変、そう問う間もなく襲い掛かるダガー。
グリフォンは未だ衰えない野生の本能でそれを紙一重で避けて掠った毛を暗闇に舞わせる!
そしてレイヴンはといえば――。

「……あ、あぶな…………!」

こっちも紙一重で避けていた。突然すぎて髪をわずかに持ってかれたご様子――だが後方の者達は一部が受けてしまったようだ。それでも掠った程度が幸い。

「……これ、投げたの誰? ――あっ、グリーは!?」


『グルルル……!』

当のグリフォンは前進中、夜目も効くその眼差しは下手人を捉えることはできるか!
599ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)22:59:49 ID:8l1
>>597
「ならあれだね、修行?するしかないね。ま、頑張って……先は長そうだけど」

とかからかうように言って、そして元気に飛び回るようになったアイちゃんを見て微笑み
これ、こんな風に食事摂るんだっとかも思いながら

「ちょっとチョコに混ぜてみようかなとか思ってたけど、取りすぎたからね。こんなに要らないしちょうど良かった」

と、そこまで言ってからあっと口を塞ぐ
ま、今は風習として義理チョコとか友チョコもあるし、平静を装っておけばいいか……と頭の中でぐるぐると
600シェムハザ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)23:05:42 ID:eO0
>>599
「チョコ……チョコ!!
 あぁ、そうだった………。」
チョコ、という単語を聞き、急に顔を青ざめさせるツクネ。
バレンタインデーに渡す相手でもいるのだろうか?

「強欲様……いえ、例の召喚獣なんですけどね?
 今月14日までに、『黄金カカオ』で作った完璧なチョコレートを寄越せと仰っておりまして……
 ……持ってこないと、またお仕置きが……。」
バレンタインにチョコを欲しがる高位の召喚獣……。

ちなみに黄金カカオは、市場に滅多に出回らず、
入手方法も困難を極めるというレアアイテムだったりするのだ。
601ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/08(金)23:08:06 ID:oeJ
>>598
「っ!?」

魔剣を素早く居合めいて引き抜き幾つかのダガーを処理、しかしミズハ自身が2発を浴びる結果となる!特に足に受けたひとつは太腿の血管を引き裂き、動きを著しく制限させた!

『……!!』

闇の奥底より踊り出す影、黒布を纏いしネズミの獣人!
片刃の細身の剣(カタナ)と十字のスローイング・ダガー(シュリケン)で武装したウェアラットだ!
グリフォンの夜目の視界はそれが襲い掛かって来る様子が具に見て取れるであろう、迫り袈裟斬りにせんと剣を振るう!
602ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)23:12:48 ID:8l1
>>600
「黄金のカカオ?何それ」

などと言って、一瞬だけキョトンとするのだった

「しかし……ぷっそんな物を欲しがるって、その召喚獣案外可愛げあんのね」

バレンタインでチョコを欲しがる高位召喚獣に思わず笑いだして

「でも黄金のカカオ……か、それ、何処にあんの?良かったら取りに行くの、手伝ってあげよっか?」

なんて提案するのだった。
何故ならそれについてはルナ自身も興味湧いたからなのだが
603レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/08(金)23:16:15 ID:PEe
>>601
「……! ……これ、で……!」

ミズハが受けた分を見て庇った結果だろうと近付き、足に向けての回復魔法。しかしまだ初級だ、どこまで治るかは期待できるものでもない。

『ガルァ!』

その鳴き声は洞窟に響く、威嚇の意図もあるのだろう。
しかし分としては相手のが上だ、まだグリフォンは狩りを本格的にしたことは数えるほどであるのだから。
その剣の腹に向かって固い嘴をぶつけんとするが、反れなければグリフォンの顔には真新しい傷がつく結果に終わるだろう。

……会話可能なのだろうか。
604ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)23:17:36 ID:eO0
>>602
「か、かわいいだなんて恐れ多い!!!
 そんなこと聞かれたらどんなお仕置きされるか……」
と言って、震えあがるツクネ。

「……はたして、どこにあるんでしょう……?
 ツクネも、これから図書館で調べようと思いまして……。
 え、手伝ってくれるの!?
 ……やった、それじゃ一緒に究極のチョコ作りと洒落込みましょうや!」
思いがけず協力者を得て、ちっちゃな体でぴょんぴょん跳ねて喜びをあらわに。

「ところでルナ……
 君もチョコを作ろうとしているようだけど、
 そりゃやっぱあれかい?
 ……本命のアレかね……!?」
くくく、とからかうような笑みを浮かべてルナの脇腹をちょいちょいとつついて来る。
605ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)23:29:08 ID:8l1
>>604
「ツクネも良く分からないっと、とりあえず図書館で情報収集から……か
ま、そのカカオには興味湧いたしね、とりあえず一緒に探そっか」

などとニコッと笑って言うのだが、次のツクネの一言にまた赤面する
そして、そっぽ向きながら

「ぎ、義理チョコだから、本命とかじゃないから。まぁほら、チョコ一つも貰えないような男は可哀想じゃない、だから作ってあげようって思ってるだけだし」

そんな事を心なしか早口で言って、めちゃくちゃ言い訳臭いですね
606ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/08(金)23:29:16 ID:oeJ
>>603
「……ありがとうっ!!」

礼は極めて短い、踏み込み一足飛びまでのか細い時の狭間でのみ置き去られた言葉なのだ

『……agggg!!』

がギン!!剣と嘴の衝突、殺戮の軌道より微かにそれる剣筋!理解不能の言語!
両者の合間にミズハが割り込み魔剣を振るう、しかし斬撃を見舞うより速く顔面に迫るダガー!読まれていた!

「……!!」

顔を思い切り逸らし直撃を避け、しかしミズハの魔剣もウェアラットを捉えられず!
彼我の必殺の間合に相違無し!そしてこの場面における機先はウェアラットが有する!
【およそ数瞬の後、その剣がミズハの体を斬り裂くであろう!何者かの介入がない限りは!!】
607レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/08(金)23:34:48 ID:PEe
>>606
「……皆は、帰った方がいいかも……!」

もしくは留まっていることが最善だろう。少なくとも下手にパニックになるよりはマシなはずだ。
その言葉を最後に、レイヴンはその先へと――向かう前に各自に回復魔法で時を要した。


『グルルァッ!』

話が通じない相手、それも怪我させようとしてくる相手に優しくするほどグリフォンは甘くない、ミズハの介入に少し驚きはしたが。
しかしそれは助かるもの、ほぼ同時にミズハを襲う軌跡があるとわかればグリフォンはそのウェアラットに向かってまるで砲撃のように突撃!
そのまま洞窟の壁まで押し込もうとするだろう! 例え幼体だとしても魔物の一撃、受ければそれなりにダメージとなるか!


その頃にようやく応急処置を終えて、レイヴンも奥へと走り出していた。
608ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)23:38:55 ID:eO0
>>605
「ほほぉ~……?
 そっかー、そうだねぇ……ふっふっふ。」
顔を赤らめるルナに、何かを勝手に察してふむふむと頷き……

「……噂によると、黄金カカオ100%チョコは惚れ薬的な効果も高いとかなんとか……」
と、どこできいたのか怪しい噂を呟き……

「とりあえず!
 いっしょに伝説のカカオ探索、頑張ろうじゃないか!
 よろしくな、ルナ!!」
ルナの手をとり、ぶんぶんと握手するのであった。
609ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/08(金)23:47:19 ID:8l1
>>608
「……惚れ薬効果は要らない……あいつもう告白してきたようなもん……って、関係無い」

そこまで言ってから、コホンっとまた一つ咳き込んで
そのまま手を取られ、ブンブンと手を振られて

「……ま、まぁあんたもあいつに殺されかねないしね、一緒に探してはあげるよ。よろしくね、ツクネ」

なんて小さな声で、平静を保とうとしながら言うのだった
若干彼女から視線を外しながら
610ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/08(金)23:52:16 ID:eO0
>>609
「なな、なんと!
 もうすでにお熱い仲じゃないんですか!!
 ……そりゃもう、究極のチョコを渡してやらにゃぁいかんですわ!」
興奮する小人、なんだか口調もおかしくなってくる。

「OK!!
 このツクネ、ルナのため、ルナの想い人のため、一肌脱ぎましょう!
 なぁ、野郎ども!!」
ツクネの掛け声に応じ、がぅ、きゅん、ギギイイ!!と、3匹の召喚獣たちが鳴き声を上げる。
……なんだか目的が変わってきてしまっている。

「ふへへへ……
 ……そんじゃま、まずは情報を仕入れてくるからさ、
 ブツの在り処がわかったら、出発だぜルナ!
 ……へっへっへ、あばよ!!」
おかしなテンションのまま、どらすけにまたがるツクネ。
そのまま学校の方へ走り去っていくのであった。

//では、今日はこんなところで締めで……ありがとうございました!
 
+0
-0
611ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/08(金)23:52:59 ID:oeJ
>>607
『ggッッ!?!?』

「、ありがとっ……!!」

グリフォンの弾丸めいたチャージ!どうやら体躯として屈強ではないウェアラットは容易に弾かれる!

『gegegeッ……!!』

壁に叩きつけられ、しかし身を引き摺る様にして離脱!
血走った眼でグリフォンを睥睨、剣を振るわんと振り被り……
レイヴンは間に合うか!?果たしてそれが叶えば、事実絶好のチャンス!妙なる刹那!
612レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)00:01:55 ID:rsA
>>611
礼はまだ早いとばかりに眼差しはウェアラットを捉え続ける。ちょっと悪癖かもしれない。

『ガル……ァ!』

離脱の隙、それに対して翼を小さくはためかせて魔力を練るグリフォン。しかし素早いウェアラットには分が悪いか。

「…………あなた、だねっ……!」

普段踊っていることもあり健脚にして健康な彼女は到着して早々水の玉を撃ち出す! 貫くような威力はないが当たれば弾き飛ばされるようなそれを味わうことになるだろう!

『カッ……ガァッ!』

それが叶ったならば――グリフォンが唱えるは小さな風の刃を発生させる魔法! 流石に両断なんてことにはならないがそれでも決め手にはなるか!?
613ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)00:13:43 ID:fuR
>>612
『gggィィ……!!』

命中す水球弾と風波斬!さしものウェアラットも激しく傷付き深紅の血を撒いた!
一同へ向けて歯軋り、踵を返して奥底へと溶ける様にして消えて行く……!

「、みんな、大丈夫!?」
「……深追いはしない方がいいです!引きましょう……!」

最早これでは実地訓練どころの騒ぎではない!ウェアラットは恐るべき武器と技能を有する危険個体そのものなのだから!

「アインスコールさん、グリーも……ありがとう、助かりました……!」

撤退のしんがりを務めながらふたり(?)に告げるミズハ
後に報告次第、このダンジョンは厳重に封鎖され後日正規の調査団が編成され調査される事であろう
今はともあれこれにて全員無事生還、狂暴な戦士を前にして立派な成果と言える

//この辺りで締めで!ありがとうございましたっ
614ルナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/09(土)00:15:02 ID:O2k
>>610

「まぁ、まだ……もういいか」

なんて呟いて、はぁっとため息を一つするのであった

「……言っとくけど、黄金のカカオ手に入れないと、大変なのはツクネちゃんの方だからね」

と、若干恥ずかしそうにしながらもそう突っ込んで
でもまあ、目的の為に協力するのは悪いことじゃ無いか、とか思いながら

「ま、ありか分かったならすぐに知らせて。一緒に取りに行こうじゃない」

なんてツクネに言ってから、そして去りゆく彼女を見送るのだった
615レイヴン◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)00:18:43 ID:rsA
>>613
「私……とグリーは大丈夫、みたい――また怪我した」

ミズハがまた保健室案件になったことにムッ、としながらも指示には従い、威嚇するように鳴くグリフォンを抱えて疾走。

「……ミィ先生居なかったら、危なかった。だからこっちもありがとう」

『グルルル……グァゥ』

撤退中、威嚇しっぱなしのグリフォンを抑えつつ三人は皆に遅れて脱出したことだろう。

その後のお話はとても順当なもの。とはいえレイヴンとグリフォンがその調査団に向かうには色々と実力的に不足していたことは明白で。
無事で居てね、と声をかけることしかできなかったという。
616ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)21:45:40 ID:Pst
「むむむ……。
 黄金のカカオは、テーブルマウンテンの奥地……黄金卿の、さらにその先にあるのか……。」
空き教室の隅っこ、小人の少女が図書館で借りてきた本に読みふける。
本のタイトルは、「伝説の食材」。
少女の後ろには、イビルアイと呼ばれる巨大な目玉に羽が生えた様な魔物がぴったりとくっつき、
少女の肩越しに本を覗き込んでいるのであった。
617ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)21:55:05 ID:fuR
>>616
「ふんふふーん♪」
「……ん?あれ、誰かいらっしゃるんですかー?」

とんとーんとノックが響き、直後開かれる扉
もさいジャージに身を包んだ女教師ミズハがエントリー

「わわっ、ま、魔物……!?」
「アブナイですよ、離れて!!」

腰に帯びた魔剣を引き抜き勘違いムーブ!なのであった
618シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)21:58:01 ID:rsA
本日の天候も良好なり(少年基準で)。
どうやら人を探してるご様子であり、すれ違う人々にその少女の情報を聞いてはいるが。

「あれ、レオナちゃんどこー?」

なんで屋上にたどり着いてるのか、恐らく屋上に積もった雪に誘われたに違いなく、仕方ないので屋上から中庭や校庭、修練場の方角を眺めているのであった。

「そろそろ渡そうと思ってたんだけどなー」
619ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)21:58:01 ID:Pst
>>617
『!!』
魔物、危ない、とのワードにいち早く反応したのは、
ほかならぬその魔物自身であった!
恐ろしく素早い動きで、教室の隅のゴミ箱の中へと隠れてしまった。

「うわっ、ビビりだなぁアイちゃんは……。
 あ、先生こんにちわ。
 大丈夫ですよ、アイちゃんはツクネの召喚獣なので……!
 悪戯はしますが、そんなに害は無いですよ。」
620ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)22:04:30 ID:fuR
>>619
「あ、あれっ……?」
「あー、ど、どーもー……」

しまったと苦笑
もし顔見知りであればこのポンコツ教師(ミズハ)の勘違いはいつもの事であろうし、そうでなくてもその反応で使役獣であると理解出来る

「すみませんー……ごめんね、出ておいでー……?」

何を読んでいたんですか、なんて尋ねながらもゴミ箱の影をヒョイっと覗き込む
621ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)22:09:32 ID:Pst
>>620
ギシャー!!
などと奇声を発しながら、ゴミ箱から飛び出してくるイビルアイ。
そしてミズハの周りを浮遊しながら、その巨大な目でじとーっと視線を送ってくる。

「こらこら、先生にメンチ切らないの!
 ごめんなさい先生、このコまだまだやんちゃ盛りで……。」

「あ、これは……いやですね、この黄金カカオってヤツが入り用でして……。
 なんとか手に入らないかなぁ、って。」
そう言って指さすのは、金色に輝くカカオのページ。
それはそこそこ入手難易度の高い、伝説の食材なのであった。
622レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/09(土)22:11:14 ID:O2k
>>618
屋上にて、降りてくる影が一つ
箒に乗ったレオナであった。

「よっと」

などと言って、箒から飛び降りる。それもシャディの近くで
そして着地してからその存在に気づいて

「あー、シャディじゃん!やっほー!」

などと騒がしく挨拶するのであった。満面の笑顔で

「元気してたー?あ、ルナちゃんからきいたよー、マンドラゴラ採取できたんだってー?」

と、煩いのである
623シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)22:16:21 ID:rsA
>>622
わっ、と驚いたように間の抜けた声を出して対峙。

「やっほーレオナちゃん! そっちも元気ー? 僕の方は治ったけどー」

とまあゆるーい雰囲気の中での挨拶もとてもゆるーい。
火傷もばっちり治って元気は戻ってきている。

「できたよー、ほら!」

……なんか串のようなものが貫通した痕跡のあるマンドラゴラを差し出してきた。
624ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)22:16:57 ID:fuR
>>621
「ふふっ、よかった、許してくれるの?」

ありがとうー、なんてイビルアイの軌跡を追いながらの身勝手解釈!マイペース!

「……ふむむ、黄金……カカオ、ですか……?」
「成る程、成る程……これはかなり、大変そうな……」
「いったいまた、どうして……?」

ふむふむと唸り、実際入手困難なその挿絵を見つめる
ネポックはフシギアイテムの入手も可能ではあるが、このランクであると難しいと思えた
625レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/09(土)22:18:57 ID:O2k
>>623
差し出されたマンドラゴラを見て目を輝かせる
おおおおっと声をあげてまじまじと見つめて

「ありがとーシャディ!これで魔法薬の実験とか魔力回復薬の調合とかできそう!!」

なんて言って、シャディにぎゅっと抱きつこうとするのだった。
ただ、一つ、串の刺さった跡は気になった様子なのだが
626ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)22:21:37 ID:Pst
>>624
ギシャーーー!!!
と、恐ろしげな鳴き声を発して、主の元へと戻る。
許してはいるのだろう、多分。

「えっと、それはですねー……えっとー……。」
それは、今月の上納品である。
自分がうっかり契約してしまった、恐ろしい悪魔への。
と、打ち明けるのもなんとなくバツが悪く……

「ゆ、友人が!
 作るんですよ、とっておきのチョコをね?
 ほら、バレンタインですから!」
そう答えるが、特に嘘と言うわけではない。
627シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)22:27:01 ID:rsA
>>625
抱きつかれても嫌がりはしない。むしろ影の手が返しつつ。

「どーいたしましてー、まだ必要?」

わさっ、と二株、三株と採取済みのを抱えて。どれにもやはり貫通痕。
長ーく育てていたためか数は増えてたらしく、……うん、マンドラゴラってなんだっけ? な状態である。ただし無料でくれるのはこれだけ。

「えっとねー……教えても良いけど……慣れないで試しても危ないし……」

流石に言われるだろうとは思ったらしいが教えて即チャレンジからの大事故が怖いのかちょっぴり悩ましげである。
628ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)22:27:57 ID:fuR
>>626
「ふふふ、かわいいなぁ……撫でてもいいですか?」

許可が下りればイビルアイへ向けて腕を伸ばしゆっくりと撫で始めるであろう

「……ふむ?」
「……成る程、それはとてもご友人想いのいい事ですね」
「でもだからと言ってこれは……うーん……」

さて、ミズハはアホではあるがバカではない。ツクネの態度や声調の変質から何がしかを察しつつもその真相には無論踏み込めておらず
ヒミツを無遠慮に暴く事など勿論しない、腕を組み頭を悩ませる

「テーブルマウンテンの奥の奥ってー……」
「……取りに行くより、冒険者の方とかから譲って貰う方が現実的……かな……?」
629レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/09(土)22:32:22 ID:0Or
>>627
そして、そのままシャディから離れて

「うん、とりあえず当面はこんくらいでいいかなー。ほら、魔力回復薬とかさー、魔法使いのダンジョン探索には必須じゃん?」

などと言いながら、マンドラゴラを受け取って
貰った分はポンっと音と煙と共にあらわれた袋へとぽいぽいっと入れていく

「うん、この串の跡はきになったんだけどー、何ー?」

と、そんな事を訪ねるのであった

「あ、あと今後もよろしくねー!」

なんて言ってにっこりと
630ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)22:36:19 ID:Pst
>>628
「分かってくれますか!
 アイちゃんの魅力を!!
 はい、どーぞ。思う存分撫でてやって下さいな!」
逃げ出そうとするイビルアイをむんずと捕まえ、ミズハへと差し出す。
シャギャアアア!!!!と世にも恐ろしい叫び声を上げながら、
そいつはぺたぺたとして少しひんやりした頭(?)を撫でまわされる。

「そっかー……そーですよねー……
 ……でもあんまり流通してないらしいんですよねー……。」
テーブルマウンテンの奥には、伝説の黄金郷とよばれる古代遺跡がある。
しかしそこはもう既に探索されつくされており、
山の様にあった黄金もいまや欠片も残っていない。
かつて、古代のガーディアンが黄金を守っていたというが、
今や彼等も全て動かなくなって久しいという。

そんな遺跡の奥に、この食材は存在すると言う。
もう探索の旬を過ぎた遺跡なので、そこで獲れるカカオもあまり流通していないのだ。
631シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)22:38:23 ID:rsA
>>629
「そうだねー、……僕にも作れそうに見える?」

一応ステラ教師からの手解きは受けている。
シャディの作るものは品質としてはやや低めのものが多いが材料等の問題もあったり。

「それはねー、収穫する時に魔力与えて過活性? したところを潰した痕!」

……なんか物騒な言い方だが品質に問題はないらしい。ロイコから教わったというので信頼はあるはずだ。

「? うん、よろしくー? どしたの?」

ぎゅっ、ぎゅっ、と手で雪玉握りながらの質問。
632ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)22:43:52 ID:fuR
>>630
「なんかこう……ちょっとトゲっぽい性格そうな所とかー……」

んふふとご満悦そうにしつつ撫でこ撫でこ

「……あー……」
「そうしたら、矢張り取りに行くしか……?」

しかし実際キケンが伴う
例え探索され尽くした場所とは言え、無論安全な場所などないのだ

「……もし行くのなら、ちゃんと許可を得て……予定が合えば、先生もご一緒させて下さいね?」
633レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/09(土)22:43:53 ID:0Or
>>631
「まぁ簡単な物ならシャディでも作れるんじゃないかなー?一緒にやってみる?」

ふと考えながら、だがまぁ無理ではないだろうと思って、そうシャディに言ってみるのだった

「ふーん、採取する時の跡……か、まぁ品質には問題なさそうだからいっか」

と、そう言った後、シャディの質問にはきょとんとして

「どしたの?って、マンドラゴラよマンドラゴラ。消耗品なんだし」

即答。
634シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)22:49:53 ID:rsA
>>633
「おー、やるやる! まだあるし!」

どれだけ溜め込んでるのかは不明だが多分色んなところに卸されてる、もしくはロイコに渡されてる可能性高し。

「………………」

にぎにぎした雪玉をコロコロと屋上に積もる雪の上に転がして、大きくなったら影の手でこづいて更に大きくしてから。

「無料で?」

現実的な話を持ち込まれた。とはいえさすがにマンドラゴラの仕入れも色々あるはずなので……。
635ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)22:49:59 ID:Pst
>>632
「へへへー、いい趣味してますねー先生。
 イキがってるんですけどわりと臆病なところとか可愛いんですよー。」
しばらく声を張り上げていたアイちゃんだったが、
ついにあきらめたのか疲れたのか、ギギギギ…と低く唸るだけで大人しくなった。

「そうですねー。
 ま、今はそんなに危ないモンスターも出ないみたいですし、
 昔の探索ルートも残ってるみたいですし、なんとかなるんじゃないですかね……!」
わりと楽観的なツクネなのであった。

「それに先生が着いてきてくれるなら、さらに安心ですよ。」
636レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/09(土)22:55:14 ID:0Or
>>634
「んじゃんーっと、とりあえず調合室にでも行こっか!レオナちゃん特製のエリクシルの作り方教えてあげようじゃん!」

などと言って、にっこりと微笑むのだった
エリクシル、魔法薬の中でも上位に位置する薬であり、その調合難易度は高い代物!
なんとそれを作ると言うのだ!
そして、シャディの反応に対してへ?っと声を上げて

「……無料じゃないのー?むー………まぁ、お金ならあるから良いんだけど~」

と、こんな反応を示す。ちょっと不満気です。ただまぁお金には困ってないから了承はするだろうけどね
637ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)22:56:57 ID:fuR
>>635
「そうそう!……あぁ、いいなー……」

私も召喚術が使えたらなー、なんて苦笑しつつも相変わらず撫でる撫でる撫でる

「それは、そうですけどー……」
「でも絶対、油断したりしたらダメですからね?」

ネポックの教師陣の中でもミズハは武闘派として(悪い意味でも)有名である
過去に何やら暴力関係の仕事をしていたとかのウワサも絶えず、しかしそれを踏まえれば用心棒としては無しではないであろうか

「……それにしても、そんな素材を使って作るなんて……そのご友人さん、どんな方なんですか?」
638ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)23:01:04 ID:Pst
>>637
「ふふー、良かったねアイちゃん!
 いっぱい撫でて貰って……!」
なんだか瞳孔が開いてきたイビルアイ。
まぁ、飼い主が特に心配していないので大丈夫なのだろう、多分。

「だーいじょうぶですよ!
 ま、山道はちょっと険しそうだけど……。」

「えーと……いや、それは言えませんて。
 秘めたる乙女心を、おいそれと明かす訳にはいかないですからね!」
口を閉ざすツクネ。
……一緒に採取に行くとなれば、早々にバレてはしまうだろうが。
639シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)23:02:37 ID:rsA
>>636
「あっ、僕失敗しそう……でもやる!」

弱気である。……失敗したとしても爆発でも起きない以上心配には至らないはず。何より彼が持つマンドラゴラは結構多め。蓄積された関係で。
まあレオナはまだしもシャディが一発成功とはいかないか。

「んー、元々マンドラゴラの株ってウィル君から貰ったやつだし。レオナちゃんが株くれるならその分はレオナちゃんに回すよ?」

育ちきった物よりは安いだろうマンドラゴラの苗。果たしてお金を払うか、それとも苗を渡してサイクルを選ぶかはレオナ次第だろう。
要はシャディが自力で得た分ではないので大量に渡せないというのが真実なのだから。

「よいしょっと……よし!」

そしてその間に雪だるまを作っていたらしく、屋上の扉の横に置いて調合室に向かうことになるか。
640ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)23:08:42 ID:fuR
>>638
「……アイちゃん、アイちゃんですかー……」
「ふふ、改めてよろしくね、私はミズハですよー?」

なんてアイちゃんに微笑みかける。良くいる他人の飼い犬をいつまでも撫でる迷惑人そのもの!

「うーん、まぁ……そうですけどー……」

成る程そう言われてはこれ以上の言及は不粋と言える
納得した風に頷いて見せる

「……テーブルマウンテン……うーん、どんな所なんでしょう?」

何か知ってますか?と問い掛ける。無論まだ未知ならばそれで問題はないが
641レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/09(土)23:10:34 ID:0Or
>>639
「ふふーん、これ見なさいシャディ」

ポンっと音を立てて現れるのは、調合の本であった。大学部で渡されるテキストのコピー
兄貴、レオハルトから借りて全てコピーした奴だったのです

「兄貴の本に作り方よーく書いてあるからこれ通りやれば出来るはずだよ」

ニコッと微笑んで、その頁を開いて見せて

「うーん………ならわかった、今度マンドラゴラの苗を取ってくるからそれ渡すー!
農業はどうしてもまとまった土地が必要だし、それを育てるのはシャディ、んで収穫は山分け、これでどう?」

ビシッとシャディ指差して、提案するのだった

「あと、あたしが生徒会長に就任できたなら農業部の部費に色つけるよ!」

さりげなーく宣伝
しつつも調合室へと向かってシャディと共に歩き出すのです
642ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)23:14:38 ID:Pst
>>640
ギイイイイ……と、開ききった瞳孔のまま、力無く答えるアイちゃんなのであった。

「あはは、アイちゃんもすっかり先生に慣れたみたいですねー!」
……本当にそうであろうか……と、見る人が見れば疑問に思うだろう。


「……こんな感じらしいですよ!」
本に描かれた、テーブルマウンテンの情景。
樹海から突如として、垂直に聳え立つ岩山の数々。
……かなり険しい秘境である。

「いやあ、なんつうか浪漫ある風景ですねぇ。
 きっと絶景ですよ、これは!」
なんてのんきな考えしか浮かんでこない様だ。
643シャディ◆L1x45m6BVM:2019/02/09(土)23:23:58 ID:rsA
>>641
「………………」

がんばる、と目だけで伝えたがってた。多分、なんとかなる。

「買ってきたやつとかでも良いけどよろしくねー、仕入れ大事!」
「レオナちゃんがくれた分は全部あげるよー?」

収穫が山分けとなるとレオナに損が出ないか、と考えてるようだが大丈夫となればそこに乗っかるだろう。

「あははー、皆に聞いてみるー」と答えははぐらかし。というかそれは会計じゃ? と。

そして調合室に辿り着けば――最初の温度次第で元気か不調かはともかく「着いたー!」と入るでしょう。
644ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)23:24:21 ID:fuR
>>642
「また遊ぼうねアイちゃん、ありがとうございますねー?」

すっかり堪能、ご満足な様子でようやく解放!ありがとうアイちゃん、ごめんねアイちゃん

「 」
「あ、あの、それ登るんですかー……?しかもその先の遺跡の奥……!?」

そしてその図を見て絶句、というか本当に登れるのだろうか?
しかも登った先もまだあるとなると、数日かかりのアタックとなる可能性が濃厚と見える
ハードな旅路になりそうだ
645ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)23:32:59 ID:Pst
>>644
「遊んでもらえてよかったねー、アイちゃん!」
解放されたアイちゃん、へろへろと力無く羽ばたいたかと思うと、
地面に落下して動かなくなった。

「あはは、遊び疲れておねむかなー?
 ……おやすみ、アイちゃん。」
光に包まれていくアイちゃん。
ギシャアアア!!!と断末魔を上げながら、送還されて姿を消すのであった。

「だ、大丈夫ですよ!
 たしか、昔の探索路が残ってて、
 山を登るのもそこまで大変じゃないみたいな話ですよコレ?」
646レオナ◆rwDSHkQLqQ:2019/02/09(土)23:37:17 ID:0Or
>>643
「ふふふ、ならオッケー!とりあえずマンドラゴラの苗を探してくるよ!」

と、シャディにそう約束した所で調合室へと到着!
まずは必要な材料をと、またぽんぽんぽんっと音を立てて袋が現れる
中にあるのはユニコーンの角の粉!ヒドラの血!月見草!火山イグアナの卵!そしてマンドラゴラ!!

「火山イグアナの卵はあたしのアレンジ素材よー、これ混ぜたら一時的に火属性の魔法の威力が上昇する効果ふよされるの!
あの時火山で見つけた時はただの可愛いイグアナとしか思わなかったけど結構役に立つ奴だったよこいつ」

定期的に火山イグアナの卵取りに火山行ってたみたいです
そして、準備できたならまずマンドラゴラをおろし器でおろし始める
ヒドラの血は鍋に入れてグツグツと沸騰させ始めるのだった
そして月見草には光を当てて発光させる

「とりあえず準備はこんなもんでいいかなー、あー、おろしたマンドラゴラはまずユニコーンの角の粉と8:1.95の比率で混ぜ合わせてから、光ってる状態の月見草をすり潰してそれが光ってる間に混ぜて、最後に沸騰したヒドラの血に卵と一緒にぶち込んで
そこで魔力送りながら混ぜ混ぜすると色が無色透明になってくるからそーなったら成功よ!月見草は光から放すと5分で発光終わるからそこはスピード勝負ね!
ちなみに光に当てながらやろうとするとめちゃくちゃ暑くて火傷しちゃうから光から離さないと触る事も出来ないよ!」

なんて、準備してる合間に調合の手順を説明していくのだった
647ミズハ・メルクリオ◆AzVIDnz.P1nq:2019/02/09(土)23:39:42 ID:fuR
>>645
「ふふ、ホントにかわいいなー……」

ちょっとナマイキそうな所が受けたらしい、あと根本として美的センスの琴線に触れたか

「そ、そうなんですかー……」
「なら少しは安心……なの、かな?」

何にせよと一区切り

「……バレンタインのチョコレートの材料に使うのでしたら、早めに取りにいかないとですねー……」
648ツクネ◆AbAhBVWnPc:2019/02/09(土)23:42:45 ID:Pst
>>647
「気に入って貰ってよかった。
 また遊んであげて下さいね!!」
送還された先の異世界で、人知れず寒気を感じたアイちゃんなのであった。

「そうなんですよ!
 タイムリミットが僅か!
 善は急げと言